女優の優香が、テレビ朝日系バラエティ番組『Qさま!!』(毎週月曜21:00~21:54)で、長年にわたって共演してきたお笑いコンビ・さまぁ~ずに結婚を報告する模様が、きょう20日の番組内で放送される。優香とさまぁ~ずは、同番組の前身『さまぁ~ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!』(2002年~)から14年にわたる共演で、ホリプロの先輩後輩の間柄でもあることから、本番前に互いの楽屋でトークするという仲。そこで、13日に俳優・青木崇高との結婚を発表した優香が、さまぁ~ずに直接報告することになった。結婚報告に照れまくる優香に対し、三村マサカズと大竹一樹は、突っ込みながら温かく祝福。また、最後には優香から視聴者への報告も行う。なお、本編のクイズでは「東京」をテーマに出題。初登場の前都知事・猪瀬直樹や、石原慎太郎元都知事の息子・石原良純のほか、高橋英樹、カズレーザー(メイプル超合金)、天明麻衣子、やくみつる、伊集院光、三遊亭好楽の息子・王楽らが参戦する。
2016年06月20日7月からスタートする沢村一樹主演の新ドラマ『希望ヶ丘の人びと』の撮影現場で、父親を演じる沢村に、長女・美嘉役の桜田ひよりと弟・亮太役の二宮慶多から“父の日”の似顔絵がプレゼントされ、スタジオの模様が公開になった。その他の画像本作は、良作を次々に発表しているWOWOWの“ドラマW”の新作で、愛する妻を失った主人公・田島(沢村)が、亡き妻の故郷に引越し、娘と息子と共に新しい生活を築いていく姿を描く。和久井映見が亡き妻を演じ、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。母を失い、父と共に成長していく子どもたちを演じた桜田と二宮は、“父”沢村の似顔絵を作成し、撮影現場でサプライズでプレゼントした。「嬉しかったですね! 絵を描いてくれてるなんて全然知らなかったので驚きました!」という沢村は「僕はちゃんと“お父さんが出来ている”と自分で思えるタイプじゃなくて、子供たちから見たら自分がどう映っているんだろうか、ちゃんと父親ができているんだろうかって、思うこともありました。でもそういう時に『お父さんありがとう』って言ってもらえると嬉しいんですよ。父の日に『ありがとう』って言われると自分は親父なんだなーって、きっと親父ということを自覚させる日なのかもしれないですね」とコメント。世の父親に「子供はどんなに可愛がっても、愛おしく想っていても、伝わらないことがあります。でも諦めずに死ぬまで親子であり続けるって当たり前のことだけど、大事なことなのかなって思いました」と語りかけた。「基本的に似顔絵が上手く書けないんですけど、でも現場にいる優しくて明るい沢村さんを思い出して一生懸命描きました」という桜田と、「面白い沢村さんを思い出して描きました」という二宮はふたりとも“お父さん”沢村を大好きなようで、二宮は「凄い面白くて、モテる男になる方法とか色々教えてくれました。女の人にサラッと『君かわいいね、凄く素敵だね』と言える人になりたいと思いました」と撮影を振り返った。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年06月16日お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹が5日、TBS系列で6月16日に放送されるバラエティ特番『さまノーベル賞』(24:10~25:25)の収録後に取材に応じた。同番組は、思わず「せまっ!」と言ってしまうようなマニアックな研究に人生をささげている研究者を、未来は偉人になるかもしれない人"みらいじん"と呼び、彼らの知られざる研究を応援するという企画。4人の"みらいじん"の研究を、それぞれを応援する芸人がプレゼンターとなって紹介し、MCのさまぁ~ず、選考委員の小島瑠璃子とりゅうちぇるの4人が最も応援すべきと認定した"みらいじん"に、"さまノーベル賞"の栄誉と研究費として金一封が贈られる。プレゼンターは、山里亮太(南海キャンディーズ)、カンニング竹山、サンドウィッチマン、千鳥の4組で、それぞれ紹介する研究者にちなんだコスプレに扮して登場。山里は、地獄絵の研究を行っている鷹巣純先生、竹山は、サツマイモを原料に発電する研究を行っている鈴木先生、サンドウィッチマンは、高校時代に文化祭実行員長を務めた時の失敗がトラウマとなって文化祭研究に人生を注ぐようになった清水広志先生、千鳥は、"頼子"と名付けたコブダイと24年にわたり交流を続けている荒川寛幸先生について、個性豊かな研究家本人の熱いトークを交えてプレゼンした。収録では4人の研究家たちの熱い思いが爆発し、時間が大幅に伸びるほど大盛り上がり。さまぁ~ずの2人も「先生たちが真剣なのがいい」「全員おもしろかった」と情熱に感動したようで、「もう1回やりたい」と早くも第2弾を期待。今後見たいテーマを聞かれると、三村は「予想できるものはさまノーベル賞に入らないと思うので、この質問には答えられない(笑)。想像を超えてほしい」と言い、大竹も「俺も同じ」と想像を超える研究家の出現を期待した。芸能界の中で個人的にさまノーベル賞をあげたい人を聞かれると、三村は「女優の川口春奈」と答え、「あの子はおもしろい。とぼけていて間がいいんです。突っ込まれている間、普通なら『違うんです!』って言うところを黙っている。すごい!」と魅力を熱弁。大竹は「出川哲朗にあげたい。チャレンジ精神やリアクションがすごいとかはどうでもよくて、何にもできないんです! それが最高に面白い。何もできないのにできると思っているのがさまノーベル賞に近い」と力説し、三村も「そこがさまノーベル賞」とうなずいた。また、自身の興味がある研究テーマは、三村は「イス」、大竹は「枕」だそう。三村は「俺に1番合っているイスの高さはどれくらいなのか…イス研究家になろうかな。足が短いせいか、家のイスが合ってないのかなって常に考えていて(笑)」と言い、大竹は「今まで30個くらい枕を変えたけど1回も合ったことがない。オーダーメイドもやってみたけど」と説明。三村は「そういう小さいところを掘り下げる第2回が見てみたい。この世の中いっぱいそういう人がいそう」と関心を示した。(C)TBS
2016年06月09日俳優の沢村一樹が『劇場版仮面ライダーゴースト 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間』にゲスト出演し、仮面ライダーゼロスペクターに変身する深海大悟を演じることが6月8日(水)、都内で行われた製作発表会見で明らかになった。主人公が第1話で死んでしまうという衝撃的な展開で、話題をさらった平成仮面ライダーシリーズ第17作目「仮面ライダーゴースト」の劇場版。会見には沢村さんをはじめ、西銘駿(天空寺タケル/仮面ライダーゴースト)、大沢ひかる(月村アカリ)、山本涼介(深海マコト/仮面ライダースペクター)、磯村勇斗(アラン/仮面ライダーネクロム)、柳喬之(大天空寺の住職代理・御成)、諸田敏監督、主人公に立ちはだかる宿敵アルゴス役の木村了が出席した。今回、劇場版ゲストとして、マコトの父親にして新たなライダー、仮面ライダーゼロスペクターに変身する沢村さんは、「僕は仮面ライダーとともに育った世代。すぐ家族に報告し、子どもたちはガッツポーズしてくれた。周りも思った以上の反響ですね」と念願の仮面ライダー役に感激しきり。「でも僕が出ることで、史上初のR15指定のライダーになっちゃうんじゃないかと…」「仮面ライダーといえば、近年は若手の登竜門。僕も福士蒼汰、佐藤健みたいにブレイクできるかも」とユーモアたっぷりの“沢村節”も飛び出し、会見を盛り上げていた。また、会見では沢村さんと息子役の山本さんが「似ている」と話題になり、「確かにうちの息子より似ている。事務所も同じだし、僕がバーターで出してもらえた」(沢村さん)、「僕自身、沢村さんに似ているとよく言われる」(山本さん)とすっかり意気投合していた。この日は同時上映される『劇場版動物戦隊ジュウオウジャードキドキサーカスパニック!』に出演する中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香、柴崎貴行監督、劇場版ゲストの「平成ノブシコブシ」吉村崇が駆けつけた。『劇場版仮面ライダーゴースト 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間』『劇場版動物戦隊ジュウオウジャードキドキサーカスパニック!』は8月6日(土)より全国で公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日沢村一樹を主演にヒューマンドラマ小説の名手・重松清の秀作を、NHK朝ドラ「おひさま」の岡田惠和脚本、『神さまのカルテ』深川栄洋監督という最強の取り合わせで連続ドラマ化する「希望ヶ丘の人びと」。このほど、本作から2本の特報映像とポスタービジュアルが到着した。突然、妻であり母を失った家族が、亡き妻の故郷で四苦八苦しながら新しい生活を築いていく姿を描く本作。主演は、連続ドラマW初出演となる沢村一樹。その妻・圭子役には、こちらも連続ドラマW初出演の和久井映見。沢村さんは、妻亡き後、空回りしながらも子どもたちのために奮闘する “ちょっと駄目”な父親・田島徹を魅力たっぷりに演じる。そんな主人公とは対照的に、妻の初恋の人である“伝説の不良”役には寺脇康文、主人公の娘・役は期待の若手女優・桜田ひより、愛らしい息子役は『そして父になる』の二宮慶多。そのほか、一家が引越してくる希望ヶ丘のユニークな住民たちに、六角精児、伊藤かずえ、宮川一朗太、やついいちろう、平泉成といった個性豊かな俳優陣が顔をそろえる。解禁となったポスタービジュアルは、田島家の父と2人の子どもが寄り添う姿が映し出されている。それぞれの頬には涙が映し出されているとはいえ、母を亡くした 家族が見上げる視線からは悲しみというよりも、これからの未来に向けた強い決意と絆を感じさせるものとなっている。本ポスターは、“希望ヶ丘”に相応しく、神奈川にある丘の上の公園で撮影。娘、息子役の2人との撮影について、沢村さんは「子どもをおんぶしたり、肩車したり…スキンシップを取ることが、家族にとってどんなに大切なことなのか、実感しながら子どもたちとぎゅっと近づいてポスターの撮影に臨みました」と語る。さらに、タイトルの“希望ヶ丘の人びと”は亮太役の二宮さんが自ら筆を取って書き上げたもの。ドラマ本編でも、亡き母が通った書道教室に健気に通う姿を描いており、幼いながらもその力強い仕上がりには、田島家を支えようとする意志が伝わってくるかのような頼もしさを感じさせている。また、特報映像は、「家族編」と「希望ヶ丘の住人編」の2パターンが解禁。「家族編」では「“いざ”という時、あなたはどうしますか?」という問いかけから始まり、急逝してしまう母の悲しみを背負う一家の姿が映し出される。そして、「お母さんの思い出、ぼくが一番少ないんだ」と吐露する、幼い息子の想いが明らかに。そんな想いから逃げることなく、全てを受けとめるかのように“希望ヶ丘”へ引越す一家。“希望は世界のどこかに転がっている”というナレーションからは悲しみの先に光を見出す家族の姿を想起させ、「ここが頑張り時だろ!」と叫び、必死に走る沢村さん演じる父の姿に、きっと家族の行く末を最後まで見守りたくなるはず。一方、「希望ヶ丘の住民編」では、年老いたその先も一緒にいることを約束した徹と圭子の仲睦まじい思い出から始まり、「お母さんは死んだんでしょ、私だって亮太だってわかってるよ」と、娘の美嘉が長女だからこそ事態を把握する中、子どもながらの複雑な気持ちを映し出す。後半からは、希望ヶ丘に個性豊かな住む人たちが次々に登場、「過去は変わらない。でも、みんながいる」というナレーションから、一家を見守る仲間たちが住む街に温かな“希望”を感じさせる映像となっている。連続ドラマW 「希望ヶ丘の人びと」は7月16日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日7月からスタートする沢村一樹主演の新ドラマ『希望ヶ丘の人びと』のポスター画像と特報映像が公開になった。人気作、大作を発表し続けるWOWOWの“ドラマW”の新作で、重松清の同名小説を、連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が脚本化し、『神様のカルテ』の深川栄洋が監督を務めて描く作品だ。特報映像本作は、愛する妻を失った主人公・田島(沢村)が、亡き妻の故郷に引越し、娘と息子と共に新しい生活を築いていく姿を描いた感動作。和久井映見が亡き妻を、桜田ひよりと『そして父になる』の二宮慶多がふたりの子どもを演じるほか、平泉成、寺脇康文、伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太らが出演する。沢村が「子供をおんぶしたり、肩車したり…スキンシップを取ることが、家族にとってどんなに大切なことなのか、実感しながら子供たちとぎゅっと近づいてポスターの撮影に臨みました」と語るポスターは、父・娘・息子の家族が寄り添う姿をとらえたもの。3人の頬には涙が見えるが、どこか前向きに見える表情を浮かべている。特報映像は2パターンが公開され、“希望編”では愛する妻/母を失った家族が、妻/母の思い出がつまった希望ヶ丘に引っ越して、新しい生活を始めながら希望を見つけようとする姿が描かれる。また、“希望ヶ丘の住人編”では、彼らの新しい住居の周囲で暮らす人々が続々と登場。田島家を囲む人々のドラマも楽しみになる内容になっている。連続ドラマW『希望ヶ丘の人びと』7月16日(土)スタート(全5話)※第1話無料放送毎週土曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2016年06月07日市村正親と大竹しのぶ。日本の舞台俳優として最強のコンビで上演されたブロードウェイ・ミュージカル『スウィーニー・トッド』が、4度目の上演を果たす。作品は、18世紀末のロンドンに実在したという恐怖の理髪師をモデルに描く、痛快だが哀しい復讐の物語。音楽は、現代ミュージカルの巨星スティ-ヴン・ソンドハイム。この作品は演出の宮本亜門が「一番好きなソンドハイム・ミュージカル」であり、大竹しのぶも「独特の音楽の世界がクセになる感じで、ずうっとやりたいぐらい楽しい!」と、今回の再演を喜ぶ。大竹を直撃、作品の魅力と意気込みを聞いた。ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」チケット情報物語は衝撃的だ。無実の罪で流刑となり、脱獄してロンドンに戻った理髪師がスウィーニー・トッド(市村)と名乗り、元の店の階下でパイ屋を営む昔なじみのミセス・ラヴェット(大竹)と手を組んで、復讐を始める。正体を知る人間を次々とカミソリで首を切って殺し、死体は人間ミンチにしてパイ屋へ。ロンドン一まずいと評判のパイ屋は肉不足を解消、かくして行列のできる店に!独特のソンドハイムの音楽のなか、舞台セットを立体遊戯具のように巧みに使う演出。大竹はこの作品の魅力を「音楽が素晴らしいです。最初は、この音、間違ってるんじゃないの?と思うような音楽ですけど、音が全部計算されていて、深い。表面ではすごくきれいなバラードを歌いながら、その下では不気味な音が鳴っていたり。とても難しい音を出さなくちゃいけなくて大変でしたけど、だんだんおもしろくなってくるんです」。物語と役柄については「すっごく恐ろしい話を笑いながら楽しくやるところが魅力的。『殺しちゃいましょっ』って、恐ろしいことを笑顔で歌って(笑)。怖い話ですけど、楽しいんです。ミセス・ラヴェットは最初からスウィーニーを『好き好き』と思っていて、好きよ、楽しいわ、お金いっぱい、ハッピー!みたいな感じ(笑)。ドキドキして、最後はそんなぁ!!って(笑)」。2007年の初演では、ミュージカルはほとんど初めてながらこの作品に挑戦した。4度目となる今回は「もっと歌がうまくなりたい。芝居でしゃべるように歌うには、すごい技術がいるので、私、ほんとに頑張らなくちゃ。これまで観ていただいた方には、ソンドハイムの音楽を、さらにパワーアップしてお届けしたい。初めてご覧になる方には、これがミュージカルだったと思ってもらえるようなワクワク感を渡したいと思っています」。初回から大阪公演の会場はシアターBRAVA!。「劇場の思い出は、やはりここで何度も公演した『スウィーニー・トッド』が一番多いです」と語る大竹の想いを乗せ、これを最後の演劇公演としてシアターBRAVA!は5月末に閉館する。公演は、5月13日(金)から15日まで大阪・シアターBRAVA!、5月20日(金)から22日(日)まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年05月13日現代美術家の大竹伸朗が、15年から連続刊行しているカタログシリーズ『SO X TN』から新たに2タイトルを発売。あわせてこれまでのカタログを集積する『SO X TN: #1』も限定250部で発売し、5月15日から6月26日まで東京・渋谷のNADiff a /p/a/r/tでこれを記念した展覧会「SO X TN: #1」を開催する。『SO X TN』は、大竹伸朗の展覧会やフェアなどのプロジェクトが行われる度に、東京・東麻布のギャラリー・Take Ninagawaが販売してきたカタログシリーズ。08年に開催された一番最初の展覧会である3部シリーズ『貼、貼貼、貼貼貼』を除くすべての個展プロジェクトが収録されている。5月には、これまでの4種に、新たに『時憶』と『網膜』の2タイトルが加わり、計6タイトルのカタログがラインアップ。これらのカタログを集積する『SO X TN: #1』も限定250部で発売される。なお、見返し部分には大竹伸朗手書きの限定ナンバー入り。今回開催される展示会では、この『SO X TN: #1』の豊富なバリエーションの中から約100点を展示販売。絵画でもあり、彫刻でもある、重厚、膜厚な大竹伸朗ならではのユニークなピースの数々が展開される。5月15日の18時30分から20時までは、トークイベント「大竹伸朗を囲む初夏の夕べ」も開催。5月14日から6月30日までは、Take Ninagawaにて展覧会『時憶』も同時開催される。また、『SO X TN: #1』の購入者には、慶応義塾大学アート・センター企画のShow-Case Project No.3として大竹伸朗が個展を開催した際に制作された、他で手に入らない未販売のカタログ『時憶 / フィードバック』をプレゼント。デザインは同カタログシリーズと同様、Edit.35の小関学が手掛けた。【展覧会情報】「SO X TN: #1」会場:NADiff a /p/a/r/t住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4期間:5月15日~6月26日定休日:月曜日【書籍情報】『SO X TN: #1』著者:大竹伸朗310×240×40発刊:2016年価格:3万5,000円
2016年05月01日現代ミュージカルの巨星、スティーヴン・ソンドハイムの傑作を宮本亜門が演出。市村正親、大竹しのぶという名優の主演で、2007年、2011年、2013年に上演されたブロードウェイ・ミュージカル『スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師~』が、4度めの幕を開ける!ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」チケット情報18世紀末のロンドン、高名な判事に妻子を奪われ、無実の罪を着せられた理髪師が、脱獄をし、名をスウィーニー・トッドと変え、復讐の機会を狙う。その協力者となるのが、ロンドン一まずいと悪評のパイ屋のおかみ、ミセス・ラヴェットだ。トッドの企みを隠しながら、パイ屋も繁盛をする。そのためにふたりが考えだした、とんでもない作戦とは…!?ロンドンに実在したと言われる理髪師に扮するのは、市村正親。「またこの複雑でおもしろい作品で、ソンドハイムの音楽に身を委ねることができる。役者冥利に尽きますね」と、うれしそうに語る。大ベテランの市村も、初演時には、独特の変化の多い曲に苦労したのだとか。「非常に難しいのに、やっているうちに心地よくなる。多彩な変化が、ドラマチックな物語を表していて、まさにソンドハイムのミラクルが体感できる作品なんです」。トッドの残酷な運命を予感させるように、不安げなメロディで幕が開き、物語はスリリングに展開する。血なまぐさいトッドの企みを、ブラックジョークへと変え、コミカルな笑いで盛り上げるのがラヴェット役の大竹しのぶだ。「しのぶちゃんあっての『スウィーニー・トッド』」と市村が言うように、大竹のおかみぶりは、豪快でお茶目。憎しみの炎をたぎらせる市村のトッドと絶品のコンビで、観客をぐいぐいと引っ張っていく。ふたりがカミソリと鉈を手に歌い上げるシーンは、恐ろしくもおかしく、盛り上がりどころのひとつだ。恐怖と笑いが交錯する物語は、ハラハラドキドキの連続で目が離せないと市村。「特に2幕の後半はスピーディで見事です。あり得ない話だけどリアリティもあって、このハラハラドキドキ感は観る甲斐ありですよ」。宮本演出のもと、市村、大竹の巧みなタッグに見事なアンサンブルを添えるのが武田真治、芳本美代子、田代万里生、斉藤暁、安崎求ら個性派の共演者たち。いずれも本作品の出演経験者で、「芝居も歌も確実に深まっています。みんな音符に追われるのではなく、物語の中で生きている感じ」。2007年から10年が経ち、市村はふたりの子どもを持つ父親に。「僕自身も父になって、トッドの妻子を思う気持ちがリアルに体感できるようになりました。トッドは頭では妻と娘を思いながら、手ではすごく残忍なことをやっている。その二面性でお客様がジレンマに陥って、よりハラハラドキドキするような舞台にしたい。今回がファイナルだと思って、悔いのないよう、そしてお客様が喜んで下さるよう、精一杯つとめます」。東京公演は4月14日(木)から5月8日(日)まで東京・東京芸術劇場にて上演。その後、大阪、名古屋を巡演。取材・文:大西美貴
2016年04月07日市村正親と大竹しのぶがW主演、宮本亜門が演出を手掛けるブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』の公開稽古が行われた。2007年、2011年、2013年と3度にわたり、市村と大竹がW主演を務めてきた本作だが、今回の2016年度版がこのコンビでは最後となることが市村の口から発表された。ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』チケット情報本作は18世紀のロンドンに実在したという恐怖の理髪師をモデルにした、痛快で悲しい復讐のストーリー。妻と娘と共に幸せに暮らしていた理髪師ベンジャミン・バーカー(市村)は、ある日、妻を横恋慕する判事ターピン(安崎求)に無実の罪を着せられ、流刑に処せられる。15年後、街に戻った彼は、かつての自分の店の1階で今もパイ屋を営むラヴェット夫人(大竹)から、妻が狂死し、娘はターピンの養女になっていることを知らされる。怒りに燃える彼は「スウィーニー・トッド」と名乗り、再び理髪店を開店。ターピンへの復讐の機会を狙いながら、彼の正体を知る人間を次々と殺し、その肉を使ってラヴェット夫人はパイを焼く――。公開稽古で披露されたのは、オープニング曲の『スウィーニー・トッドのバラード』。亡霊たちが「スウィーニー・トッド」とは何者かを歌うナンバーで、その圧倒的なステージに稽古場は一気に不穏な空気に包まれた。公開稽古後の囲み取材には、市村、大竹、宮本が出席。市村が「僕としのぶさんの『スウィーニー・トッド』はファイナルです。うぅ」と泣きまねすると、すかさず宮本が「前回もファイナルって言ってた気がしたけど」とツッコミ。市村は「今回は本当のファイナルです」と断言した。宮本は「ふたりの人生のすごみが役に入り込んできて、だから毎回唸るような作品の濃さになっていく。このふたりが最後っていうのは演出家としても悔しいですよね」と悔やんだ。市村「ドラマはちょっと強烈だけども痛快な爽快感がある話です。亜門ちゃんの演出で、僕としのぶさんとカンパニーで、最高のものをお見せしたい」大竹「音楽も素晴らしいし、怖いだけじゃなくてワクワクして笑えるところもある楽しい作品。劇場という空間の中で、違う世界に連れてってもらえると思います」宮本「大人しかできない、本物が観たい人に観てほしいミュージカルです。特にこのふたりのコンビはこれが最後なので、演劇ファン、ミュージカルファン、映画ファン、劇場に行ったことない人にも必ず観てほしい。すごい瞬間をお届けできると思います」ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』は4月14日(木)から5月8日(日)まで東京・東京芸術劇場にて。その後、大阪、名古屋を巡演。取材・文:中川實穗
2016年04月06日お笑い芸人の狩野英孝がこのほど、4月2日にスタートするテレビ東京系バラエティ番組『超ポンコツ&さまぁ~ず』(毎週土曜18:00~18:30)の初回収録後、早速番組に要望を出した。この番組は、「ポンコツだってやればできる!」を合言葉に、ポンコツ芸能人の狩野とアンジャッシュ・児嶋一哉が企画にチャレンジしてきた『ポンコツ&さまぁ~ず』がパワーアップ。4月からは狩野、児嶋、そしてゲストのポンコツガールが車に乗って北海道へ向かう。出会った人たちに歌を歌ってもらい、車に搭載されたカラオケマシンで評価された点数に応じて燃料をゲットできるという仕組みで、芸人らの予想と実際の点数が近いほど、多くの燃料を補充することができる。狩野は「ポンコツもやればできるってところを、世の中のポンコツに見せていければと思います」と意気込みを語る。実家が宮城県の神社のため「今回は北海道を目指す旅で、途中で僕の地元の東北も通ると思うので、紹介したいものもいっぱいあるし楽しみです」と期待を示したが、「ただ、もしも実家に来たとしても、うちの母親に歌わせるのはやめてね!(笑)」とけん制。しかし児嶋は「今回の旅ではマジで英孝ちゃんの神社に行ってみたいです! そこはもうマストで!」とたたみかけた。この旅を見守るさまぁ~ずの大竹一樹は「その土地その土地の歌も聴いてみたいですね」と期待を寄せつつ、「我々の知ってる歌だといいなと思います。知らない歌を連続されると……ちょっと知ってるのお願いしますってなります(笑)」と要望。三村マサカズは「狩野・児嶋は普通にしていれば結構面白いシーンが出てくるので、普通にしていてほしいです」と芸能界の先輩として助言。「コツを掴み始めてきたらルールを厳しくするしかないかなと(笑)。途中でルールを変更するのは、この番組の良さですから」と今後の展開を示唆した。
2016年03月30日“シャンソンの女王”エディット・ピアフの生誕100周年イヤーとなる今年、栗山民也演出、大竹しのぶ主演の音楽劇『ピアフ』が3年ぶりに帰ってきた。2011年の日本初演、2013年の再演とも、「ピアフが大竹しのぶに舞い降りた」と大絶賛された舞台だ。初日を翌日に控えた2月6日、東京・シアタークリエにてゲネプロが公開された。音楽劇『ピアフ』チケット情報貧民街での日々、最愛の恋人の死、2度の交通事故、モルヒネ中毒…。ピアフの47年の壮絶な人生は様々な形で舞台化されているが、パム・ジェムス作による本作は、短い場面の連続によってまるでドキュメンタリーのように見せていくのが特徴。経験を元に想像を膨らませて役を表現するというより、役の感情を実際にその場その場で感じるような演じ方をする大竹が、この戯曲に出会ったことは必然のように思える。ピアフが人生の様々な局面で感じた痛みと喜び、愛と喪失を目の前で追体験する大竹の姿を見つめているうちに、3時間の上演時間はあっという間に過ぎていった。大竹ピアフの歌う『水に流して』は何度聴いても心に迫り、心を揺さぶり、そして心に染み入る絶唱だ。大竹の神懸かった熱演にばかり注目が集まりがちだが、そして実際それが最大の見どころであることは疑いようがないが、キャスト全員の調和なしにこの上質な舞台は完成しない。下品であけすけだがピアフを丸ごと受け止める度量を持つ親友トワーヌ役の梅沢昌代、匂い立つばかりの色気を放つ女優マレーネ・ディートリッヒと気弱な秘書マドレーヌを見事に演じ分ける彩輝なおら、初演からの続投組はもはや本作に欠かせない存在。大竹と梅沢以外はひとりで複数の役を演じる演出のなかで、初参加となった伊礼彼方のコメディセンスや大田翔の美声も光り、作品にまた新たな陰影を与えていた。ゲネプロ前には記者会見が行われ、大竹がピアフの扮装で出席。「栗山さんがまた細かく演出してくださってさらに豊かになった。どこまでもどこまでも追求していける作品」と3演目の実感を語った。その上で、「今回はロングランなので体調に十分気を付けて、ピアフと共に、みんなと共に生き抜いていく覚悟です」と力強く宣言。昨今の芸能ニュースについて話を振られて戸惑うひと幕もあったが、「人生はみんなそれぞれ、自分で責任を持って生きていくもの。ピアフも自分の責任で人を愛し、別れ、幸せを掴もうとした。そんな素晴らしい人のお芝居をどうぞ皆さん観に来てください」とアピールに繋げて見せた。東京公演は3月13日(日)まで。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演。取材・文:町田麻子
2016年02月09日世界的シャンソン歌手、エディット・ピアフの若き日から晩年までを、大竹しのぶが全身全霊で演じる『ピアフ』。イギリスの劇作家パム・ジェムスの傑作として知られ、2011年、2013年に上演されて大絶賛を浴びた舞台が、ピアフ生誕100周年の今年、再び幕を開ける。大竹にとっては読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した、まさに当たり役への3度目の挑戦。とはいえ「稽古をしながら、新たに発見することがいっぱいあります」と語る。舞台『ピアフ』チケット情報この日、稽古が行われていたのは、ピアフが47歳で亡くなる直前のラストシーン。最愛にして最後の夫・テオ(碓井将大)に寄り添われて、車いすに座ったピアフのもとに、貧しい時代を共に生きた仲間トワーヌ(梅沢昌代)がやって来る。もう長い間会っていないのに、顔を見るなり毒舌を吐いて笑い合うふたり。その姿はこの舞台の冒頭で描かれる、20代の頃のままだ。懐かしい友の昔話を聞きながら、安堵したのか目を閉じるピアフ。テオとトワーヌがゆっくりと去った後、甦ったかのように立ち上がり「水に流して」を歌い始めた。「もういいの、もう後悔しない…」と静かに自らに問いかけるような歌い出しから、歌っていくほどに、大竹のピアフは大地から沸き上がる水のごとく力を蓄えていく。そして歌い切った瞬間、まるで雷に打たれたように。その姿は神々しいほどだ。「ピアフは生前、もし歌えなくなったら、ただ長く生きるより死んだほうがいいと語っていたそうです。そう言えるのがすごいし、壮絶な人生を送ってきたからこそ、すごく愛したいし、愛されたかった人。『愛の讃歌』もこのお芝居の中で歌うと、こんなにも深い愛を叫んでいたんだなって。だからこそピアフの歌は人に生きる力をくれるし、私も歌う時にはお客様にパワーを与えたいと強く思うんです」その後、冒頭のシーンの稽古に移ると一転、路上で命をつなぐために大声で歌う20代のピアフは、野良猫のようにたくましく愛らしい。約3時間、駆け抜けるような人生を演じ、14曲を歌う舞台はハードに違いないが、逆に「歌うほどに力をもらえる」という。「“あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと”“エディット・ピアフがステージに上がったら、何かが起きなくちゃ”といった台詞をいうたびに、ああそうだなって、同じ舞台に立つ人間として教えられます。ピアフのように私も1回1回全力を尽くします」そう語る大竹が再びピアフになる。そしてステージに立った時、愛と歌に生きた人生を私たちは体感するはずだ」公演は2月7日(日)から3月13日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演。取材・文:宇田夏苗
2016年01月29日シャンソンの女王、エディット・ピアフの鮮烈な人生を大竹しのぶが演じ、その熱演と熱唱に「ピアフが大竹しのぶに降りてきた」と賞賛された伝説の舞台『ピアフ』が、待望の3度目の上演を果たす。1月7日、大竹が共演する梅沢昌代、彩輝なお、伊礼彼方、川久保拓司とともに製作発表に出席した。【チケット情報はこちら】愛を求め、歌に生きた伝説の歌手のドラマチックな人生を、『愛の讃歌』『バラ色の人生』など14曲の彼女の名曲とともに綴っていく作品『ピアフ』。魂をぶつけるかのような大竹のピアフは大絶賛を呼び、初演時には読売演劇大賞最優秀女優賞をはじめ、その年の演劇賞を総なめにした。今回は3年ぶりの上演となるが「ピアフの歌に私自身も勇気付けられて生きてきたところもある。たくさんの方がこの芝居を観て、生きる勇気や喜びを味わってもらえたらすごく嬉しいです」と大竹。本人もこの役に特別な思いを抱いているようで、「“あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと”といったピアフのセリフを言う時は、私自身もそう思って、私の身体にもそういう血が流れる。この芝居をやるとピアフに会える気がします。私の人生で大きな出会いになった」と話した。そのピアフとの出会いは、大竹が20歳の頃、美輪明宏が主演するピアフの評伝劇『愛の讃歌』を観劇し、同時期に故・中村勘三郎にピアフの評伝本を勧められたことだった…と公言していたのだが、つい最近、仰天の事実が判明したそう。年末に『日本レコード大賞』に出演の折、泉ピン子と話す機会があり、この公演の話題から「わたし、ノリちゃん(勘三郎)に『ピアフ』の本を貸してあげたのよ」と明かされ、よくよく聞いてみたらその本が勘三郎が大竹に渡した本だったとのこと。「勘三郎さんから借りたと思ったのは実はピン子さんの本だったということが最近バレました(笑)。哲明さん(勘三郎)らしい、人から借りたものを「これ読みなさい」って…。ホントに図々しいヤツだ!(笑)」と、旧友の愛らしいエピソードを楽しそうに話していた。公演は2月7日(日)から3月13日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演される。
2016年01月07日2011年の初演から3度目の上演となる『ピアフ』で、大竹しのぶが再びエディット・ピアフになる。演じるというより、まさしくピアフが降りてきたとしか言いようのなかったあの舞台に、再び立つ思いを聞いた。舞台『ピアフ』チケット情報舞台『ピアフ』は、シャンソンの女王、エディット・ピアフの人生を、短くも鮮烈なシーンを積み重ねながら表現した作品。そこに、『愛の讃歌』『バラ色の人生』『水に流して』などのピアフの珠玉のナンバーが加わっていく。再演にあたって大竹が改めて感じているのは、そのピアフの歌が持つ力だ。「音楽番組で歌う機会があったんですけど、演劇と離れて歌っても、やはりピアフの歌は別格でした。演出の栗山(民也)さんも『ピアフが歌うときは神々しい』とおっしゃっていましたが、地と天を結ぶような力があって、聴く人にその力を与えられないと歌う意味がない感じがするんです。『あたしが歌う時は、あたしを出すんだ。全部まるごと』という台詞があるように、私も全部を出して歌わないと歌えない」。それだけに、「ピアフをやると疲れる(笑)」のだと苦笑する。「でも、ピアフの台詞に私自身が力をもらえる。そして、“何があっても生きていかなくちゃいけないね”っていうような気持ちを、舞台にいる私たちとお客さんとで、共有し合えたような感覚になるんです」。歌のみならず、ピアフの人生自体も壮絶だ。最愛の人を亡くし、病に身体も心も蝕まれながらも、歌い続ける。「愛を求めた孤独な人だったんだろうなと思います。歌っているときだけは喜びがあって自分になれて。そんなふうに人生の苦しみやつらさを知っている人の歌だからこそ、あの人の歌声は多くの人を惹きつけたんじゃないかなと思うんです」。その人生を本当に生きたように演じた大竹は、初演の年に読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した。「評価していただいたことがプレッシャーにならないと言ったら嘘になります。でも、どう思われるかということは考えずに、今の自分と共演者のみんなでまた一から作っていって、1回1回やるだけだと思っているんです」。おそらく大竹は、また毎公演、エネルギーをあふれさせて、ただピアフを生きるのだろう。「私たちの身体を通してピアフの愛と力を感じてもらって、頑張って生きていこうと思ってもらえたらうれしい」。ピアフにとって歌うことが喜びであったように、大竹にとっても演じることが喜び。その純粋な思いに心動かされないはずがない。公演は2月7日(日)から29日(月)まで東京・シアタークリエにて。その後、大阪、愛知、広島でも公演。東京公演のチケット一般発売は11月28日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2015年11月27日『ゴジラVSキングギドラ』などで知られる大森一樹監督が23日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われた東京国際映画祭コンペティション部門審査員記者会見に出席した。会見では、『X-MEN』シリーズで知られる審査委員長のブライアン・シンガーをはじめ、トラン・アン・ユン、ベント・ハーメル、ナンサン・シー、スサンネ・ビアも出席し、審査員が全員集合。日本人監督の代表として審査員を務める大森監督は、「日本を代表する映画祭で、代表として審査員をすることに光栄に思っております。同時にものすごく緊張してプレッシャーが高まっています」と心境を語った。そして、「映画祭が始まって30年。映画にとって産業革命と言われるくらい映画の形が変わってきた。フィルムからデジタルに変わり、映画館がシネコンという形になってきた」と映画業界の変化を語り、「日本でさまがわりをずっと見て来ましたが、私としてもまだ混乱の中にいるような感じ」とコメント。「今回、世界中の映画を見て、世界がどのように産業革命に対応しているのか答えが出ればいいなと。その中で、これから30年とつながるヒントを与えてくれる映画があればベストな映画にしたい」と期待を寄せた。また、外国人審査員全員が影響を受けた日本の映画として黒澤明監督の名前を挙げると、「黒澤監督が世界のフィルムメーカーに影響を与えたことことにすごい感激しています」と感慨深げな表情を見せ、「私自身、高校時代に黒澤監督の『赤ひげ』を見て、医者の話だったので大学は医学部に行き、医学を勉強しながら黒澤映画を見ているうちに、『医者じゃなくて映画監督だ』と気づいて映画監督になった」と自身も多大な影響を受けたことを告白。「その選択が正しかったと、みなさんの発言を聞いてうれしく思います」と喜んだ。さらに、『インファナル・アフェア』のナンサン・シープロデューサーが、「私が影響を受けたのは、あの音楽…日本のゴジラ! そういう意味で、大森監督にも影響を受けている」と言うと、ブライアン・シンガー監督も「確かにそうです! アメリカの3,000万人以上の人たちがだれに影響を受けているかというと、ゴジラ! 日本のゴジラに非常に大きな影響を受けています」と賛同。それを聞き、大森監督は「とても光栄です」と思わず笑みがこぼれた。
2015年10月23日映画『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』の初日舞台あいさつが11日、都内で行われ、キャストでウッチャンナンチャンの内村光良、さまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹、藤原令子、久保田悠来、三谷翔太、渡辺奈緒子が出席した。全国公開中の本作は、今年でWEB配信10年目になるバラエティー番組『内村さまぁ~ず』の劇場版。劇団兼探偵事務所“エンジェル社”を舞台に、内村、三村、大竹を含む総勢56人のお笑い芸人がアドリブ演技を繰り広げる。また、主題歌には、PUFFYの「これが私の生きる道」が起用されている。主演の三村は、「見どころは『NGじゃないかな?』ってシーンも生かされてるところ。小島よしおを見つけられたらスゴイ」とあいさつし、内村は、「見終わった後に、何も残りません! そんな映画を目指しました」と自虐気味にアピール。アクションシーンが全て吹き替えだったという三村は、「撮影中に『同じ格好をしてる人が頑張ってるな~』と思って見てた」と苦笑いしていた。また、息子役を演じた三谷から、「こんな楽しい映画に出られてうれしい」と感謝の手紙を渡された三村は感激の面持ち。一方で、キスシーンもあった妻役の渡辺に対し、「『アウトレイジ』で脱いでるって聞いてたから、終わってから速攻見た。たっちった!」と悪ノリすると、内村は、「初日だぞ! ナメてんのか! バカ!」と一喝。しかし、三村は、「どうせ、報道陣は国分太一くんの結婚でいっぱいいっぱいだから」といけしゃあしゃあとしていた。イベント最後は、大竹の妻でフジテレビアナウンサーの中村仁美が、今月4日に次男を出産した話題に。話を振られた大竹は、「家がピリピリしてんだから」と渋い顔を浮かべつつ、観客からの祝福の拍手に、「ありがとうございます。長男が龍臣なので泰雅(たいが)にしました」と笑顔で報告。その後は、「内村さんは離婚しそうなんでしょ?」(三村)、「もう離婚してるんでしょ? ウッチャンナンチャンも解散してるんでしょ?」(大竹)と内村イジリが始まり、「お前ら怒られるぞ!」と大慌てする内村は、「(相方・南原と)今年まだ会ってないけど、年末会うから」と苦笑いで返していた。
2015年09月12日お笑いコンビ・さまぁ~ずや内村光良らが出演しているバラエティ番組『内村さまぁ~ず』(以下『内さま』)の映画版『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』(9月11日公開)のエンディング曲に、東京03・角田晃広が歌う楽曲「内村さまぁ~ずな男達」が採用された。『内さま』は、2006年11月よりインターネットで配信スタート。なりゆきに任せた行き当たりばったりのゆるい作風が人気となり、関連DVDは累計100万本の売り上げを記録している。本作は、従来の『内さま』メンバーのほか、俳優の久保田悠来、女優の藤原令子、タレントの笑福亭鶴瓶のほか、50名以上のお笑い芸人がゲストとして出演。さらに劇中では、テレビ朝日系で放送されていたバラエティ番組『内村プロデュース』から誕生した内村、さまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹、TIMのゴルゴ松本とレッド吉田、ふかわりょうによるグループ・NO PLANが再集結していることでも、話題を集めている。このたび発表されたエンディングは、角田が『内さま』にゲスト出演した際に、番組オープニングように自身で作詞作曲を手がけた楽曲。当時は正式に採用されず、『内さま』の前オープニング曲の使用期限の権利が切れてから、次の曲の使用が可能になるまで2回のみ使われた。本作のエンドロールは、本編にも登場しているPUFFYの大ヒット曲「これが私の生きる道」が用いられるが、全体に対しての尺が足りなかったところ、"エンドロールの帳尻合わせ曲"として抜てきされることとなった。同じトリオからの飯塚悟志や豊本明長と共に出演する角田は、今回の知らせを受けて、「まさか映画で採用されるとは意外にも程があります。嬉しいです。この尺で本当に良かったです。尺の賜物(たまもの)です。帳尻合わせにぴったりの曲なんてそうそうないはずですから」と感激しながらコメント。続けて、「映画を純粋に観ていただくのは勿論ですが、出演者を見つける楽しみもある映画だと思いますので何度も観て下さい。そして、エンドロールが終わる最後まで、席を立たないようよろしくお願い申し上げます」と見どころを語りつつ、アピールした。(C)2015「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」製作委員会
2015年08月24日放送開始10年目を迎える人気バラエティ「内村さまぁ~ず」がまさかの映画化!『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』として完成し、8月3日(月)に完成披露試写会が開催され、三村マサカズ、内村光良、大竹一樹、サプライズゲストとして「PUFFY」も来場した。劇団を兼ねた探偵事務所“エンジェル社”を舞台に繰り広げられる本作。台本はあるもののアドリブ満載で50名を超える芸人がゲストとして出演している。主演という大役を務めた三村さんが「どうだったんですか?」と映画を見終えたばかりの観客に問いかけると、客席からは大きな拍手が!三村さんは「監督からは『セリフのないところはいい演技だった』と言ってもらいました(笑)。NGシーンまで本編に入ってた」と恥ずかしそうに語る。内村さんは「見終わった後に何も残らない映画です(笑)!」と満足そう。大竹さんは「11日くらいで撮りました」とかなりタイトなスケジュールの中での撮影だったと明かした。この日は、月曜日の昼間に完成披露試写会という異例のスケジュール。元々、早い時間の入りが嫌いという三村さん、内村さん、大竹さんだが、なぜこの時間になったかというと、来日中のトム・クルーズ(『ミッション・インポッシブル』)のプレミアイベントと重ならないようにするためだという。これを聞いて、三村さんは「ミムからトムへ」という談話を発表!「こっちもある意味で、映画の内容はミッション・インポッシブルですから!」と訴えたが、“ミッション・インポッシブル”がきちんと言えないありさま…。隣の内村さんは、三村さんの滑舌の悪さや台本の読み込みの悪さに触れ「この映画を機に、僕は三村さんは完全共演NGにさせてもらいました。(現場で三村さんが)大竹のセリフを話し始めたときに決めた(笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』は9月11日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日映画『インサイドヘッド』のヒットを記念して日本語吹替版の声優を務めた大竹しのぶが7月28日(火)に舞台挨拶に登壇。大竹さんが演じた“カナシミ”にそっくりだと自他共に認める「ハリセンボン」の近藤春菜が相方の箕輪はるかと一緒にキャラクターになりきって登場した。主人公の少女・ライリーの脳内を舞台にした本作。ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビリという5つの要素で構成されているライリーの感情だったが、ヨロコビとカナシミが脳内の司令部から放り出されてしまったことから思わぬパニックが起き…。近藤さんは青いカツラに黒ぶちの丸メガネというカナシミそっくりの格好で登場しつつも「カナシミじゃねーよ!」と怒声を張り上げ笑いを誘う。箕輪さんから「映画の中でカナシミが歩けなくなって引きずられるところは普段の春菜そっくり!」と指摘されると「歩くわっ!引きずれないでしょ、重くて!」と返し、会場は再び笑いに包まれた。箕輪さんは一見、分かりづらいが劇中のヨロコビをイメージした衣裳で「私の感情は喜びで占められています!」と主張。「先日、歯を白くしまして、丈夫になってお菓子の袋を歯で開けられるようになりました。憧れだったので喜んでます」と語った。「○○じゃねーよ!」という芸風に「カナシミ」を加えた近藤さんだが「『○○じゃねーよ!』と怒りに満ちて否定してますが、実は私って何にでもなれるという喜びに満ちてます。最近では人間じゃないものまであって、男女年代を問いません」と胸を張る。大竹さんは、少し前に放送されたドラマ「Dr.倫太郎」における、近藤さんの心を病んだ女性の演技を絶賛!「すごく上手でした。『女優だ!』って思いました」と語り、これには近藤さんも「大竹さんからそう言っていただけるとドラマのオファーが増えるかも!泣きそうです!」と喜びを爆発させていた。また、大竹さんは歌舞伎役者の中村勘九郎と前田愛の息子たちとの交流を明かす。深い親交があった故・中村勘三郎(第十八代)の孫でもあるが、映画の中のキャラクターたちのように感情を思い切り発散させる「ヨロコビごっこ、カナシミごっこ、イカリごっことかをして遊んでいます。楽しいです」と笑顔で語った。また報道陣から元夫の明石家さんまが、以前から「60歳の還暦で引退する」と語っていたことについて尋ねられると「多分ない。ずっと仕事していくと思います。(仕事していないと)生きていけないんじゃないかな?」と否定した。『インサイドヘッド』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月28日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』の七夕イベントが7月7日(火)、都内で行われ、日本語ボイスキャストを務める女優の竹内結子と大竹しのぶが浴衣姿で登場。掛け軸型の短冊で、七夕のお願いを披露した。11才の少女ライリーの幸せな成長を願う、“頭の中”の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミが冒険を繰り広げる脳内ファンタジー。竹内さんがヨロコビを、大竹さんがカナシミを演じており、「誰もがもつ感情を描いているので、自分の物語だと感じられるはず」(竹内さん)、「人生には悲しみも必要だとしみじみ感じる。この映画を見て、ぜひ優しい気持ちになってもらえれば」(大竹さん)とアピールしていた。さて、肝心の七夕のお願いは「カナシミに溢れても、すぐそばにヨロコビがいてくれる世界になりますように」(大竹さん)、「世界一周の船旅に行けますように」(竹内さん)。二人のお願いのギャップに、竹内さんは「引退後は船旅がしたいなと思っていて…。個人的で欲張りなお願いですみません」と恐縮した表情。一方、大竹さんは「ヨロコビとカナシミという言葉を入れてほしいと言われたので…」と裏事情を明かし、「私だって、本当はやせたいとか、シワを減らしたいとか書きたかった」と率直に語っていた。この日は書家の紫舟さんが駆けつけ、ライブパフォーマンスを披露。まるで絵画を描くようなスタイルで、「喜」「悲」「涙」という文字が浮かび上がると、竹内さん&大竹さんは感激しきり。紫舟さんは「喜びと悲しみがあって流れる涙をイメージした」と話していた。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月07日女優の竹内結子と大竹しのぶが25日、都内で行われたピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)の来日記者会見イベントに登場した。本作は、11歳の少女ライリーの頭の中にある"ヨロコビ""カナシミ""イカリ""ムカムカ""ビビリ"という5つの感情たちが、"頭の中"で大冒険を繰り広げる感動ファンタジー。来日記者会見には、『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』などで知られるピート・ドクター監督と、ロニー・デル・カルメン共同監督、そして日本語吹き替え版で、"ヨロコビ"の声を務める竹内結子、"カナシミ"役の大竹しのぶも駆けつけた。竹内と大竹は、巨大バルーンの中から登場。大竹は「本当にいい映画。すごくエネルギッシュで、結子ちゃんの"ヨロコビ"にも感動しました」と本作の感想を語り、竹内は「こんなすてきな作品に出演することができて、"うれしい!"って思いました」と喜び、「大竹さんがおっとりした口調で『私もうダメ~』っていうのが、しぐさも含めていとおしいと思いました」と語った。ピート監督も「本当にすばらしかった。美しい演技に感謝しています」と2人の演技を絶賛した。また、作品に登場する"思い出ボール"にちなみ、5色のボールから引き上げた色の感情にまつわる話を展開。紫の"ビビリ"を引いた大竹は、「私自身はビビるってことがあまりなくて、小さい時から何があっても自分だけは大丈夫って考えで生きてきました」と、爆笑しながら大竹らしいエピソードを明かした。最後に4人それぞれ本作をアピール。ピート監督は「みなさんに響く映画だと思っている。自分の感情を、以前よりも意識していただけると思う」と語り、ロニー共同監督は「感情があるのには理由があって、われわれがいかに感情たちに助けられているか感じてほしい」とメッセージ。大竹と竹内も「人として大切なことを教えてくれる映画」「本当にこれは私の物語だと思える作品」と熱く語った。本作は、6月19日に全米3,946館で公開し、公開3日間の興行収入が9,044万271ドルの大ヒットスタートを記録。『アバター』を超え、完全オリジナル映画の全米オープニング歴代1位に躍り出た。そして、ディズニー/ピクサーの全作品の中でも、『トイ・ストーリー3』に次ぐ2位にランクインした。(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年06月25日ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』。先日、本作に登場する“感情”役の声優を竹内結子と大竹しのぶが務めることで話題の本作から、2人の初共演をたっぷりと堪能できる本編映像がシネマカフェに到着した。少女・ライリーの誕生と共に生まれた様々な感情たち。楽しい気分にする“ヨロコビ”、 悲しい気分の時に現れる“カナシミ”、 怒りを爆発させるときの“イカリ、 嫌いなものを拒絶する“ムカムカ”、安全を守る“ビビリ”。それぞれの役割で、日々彼女を幸せにするために奮闘している。しかし、いつもライリーを悲しませることしかできない“カナシミ”の役割だけは、大きな謎に包まれていて…。いままでも、『モンスターズ・インク』で描かれたモンスター達の世界や、『ファインディング・ニモ』の海の中といった、圧倒的な映像技術で描かれた斬新な世界観で私達を心躍る想像の世界へと連れて行ってくれたピクサーだが、本作で描かれるのは、人間の“頭の中”だ。今回の映像は、彼女たちがいつもいるはずのライリーの頭の中の“司令部”から放り出されてやってきた、思い出が収められた棚と通路が延々と続く“思い出の保管場所”と呼ばれる場所で、ヨロコビとカナシミの個性がはっきりと浮き彫りになるシーンだ。ヨロコビは「前向きに考えて!」という自身の言葉通り、迷うことを少しも恐れずに歩き出すが、カナシミは真逆。励まされても「悲しくて歩けない…」という言葉とともに倒れこんでしまう。しかし、司令部に早く戻りたいヨロコビは、カナシミの足を持ち、彼女を引きずりながら歩き出す。その後の道案内でも、カナシミは“らしさ”いっぱい。そんな凸凹バディを好演するのが日本語版吹き替え声優を担当する竹内さんと大竹さん。初共演とは思えないほど見事に表現されたヨロコビとカナシミだが、2人のやりとりには思わず笑ってしまう。本作のフィルムメーカーは「頭の中の世界をデザインするのは、アート部門の大きな挑戦になりました。ピート・ドクター監督は、これまでにピクサーが手がけた作品の中でも最も大きな世界を描こうとしていたのですから」と語っており、本作で描かれるのはピクサー史上最大のスケールは必見。まずは、こちらの映像から、いままでの予告編ではなかなか聞くことのできなかった大竹さん演じる“カナシミ”の声に注目してみて。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年06月19日行き当たりばったり&ゆる~いテイストの脱力系なりゆきバラエティ「内村さまぁ~ず」初の映画化『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』の主題歌に「PUFFY」の「これが私の生きる道」が決定、本編への出演も果たすことが明らかとなった。これまでのDVD売上は累計100万本を突破し、バラエティDVDの連続リリースではギネスの記録を持つ「内村さまぁ~ず」(通称「内さま」)。今年放送8年目に突入する大人気の本バラエティ番組の初の映画化となる本作は、映画化が発表されるやいなや、「一体どんな映画になるのか楽しみすぎる!」と早くも話題沸騰中だ。物語の舞台となるのは、探偵事務所と劇団を兼ねた“エンジェル社”。三村マサカズ演じる三田村マサル、内村光良演じる内山次郎、大竹一樹演じる大島耕作はエンジェル社で働く仲間たちで、依頼者のお悩みを芝居を“演じること”で解決するちょっと風変わりな仕事を引き受けている。また、主演作『シネマの天使』の公開を控える注目の若手女優・藤原令子が女優志望のヒロイン・夕子に、「仮面ライダー鎧武/ガイムシリーズ」で人気を博し、ドラマ「警部補杉山真太郎」『新宿スワン』への出演でも話題のイケメン俳優・久保田悠来がエンジェル社の仲間として活躍する伊東役で出演。笑福亭鶴瓶も今回初となるコメディ映画に参戦している。今回、本映画化作品の主題歌に決定した「PUFFY」の「これが私の生きる道」。デビュー年の1996年に第2弾シングルとしてリリースしミリオンヒットとなった本楽曲は、作詞・作曲を奥田民生が務め、デビューシングル「アジアの純真」に続いて大ヒットを記録した、「PUFFY」の人気を決定づけた一曲だ。さらに主題歌だけでなく、「PUFFY」の2人は、本編への出演も決定!出演オファーに関して、工藤浩之監督は「『PUFFY』は『内村さまぁ~ず』 の前身とも言える『内村プロデュース』と同時期に同枠で『パパパパPUFFY』という番組をやっていて、とても3人と近い空気を感じていました。なかでも『これが私の生きる道』は映画の内容と微妙にシンクロしている気がしてお願いしました」とコメント。これを受けた「PUFFY」は、「主題歌に『これが私の生きる道』を起用していただいただけでなく、ちょこっとだけ出演もさせていただき、女優気分を味わうことができました。次回は主役のオファーをお待ちしております」と喜びを語った。「内さま」ならではのゆるさと、「PUFFY」の2人の自然体なゆるさはどのような化学反応を起こすのか。秋の公開を楽しみに待ちたい。『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』は、2015年秋より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日女優の竹内結子と大竹しのぶが、ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)で洋画アニメーションの吹き替えに初挑戦することがこのほど、明らかになった。竹内と大竹の共演も初となる。『モンスターズ・インク』のピート・ドクター監督6年ぶりの最新作となる本作は、11歳の少女ライリーの頭の中にある"ヨロコビ""カナシミ""イカリ""ムカムカ""ビビリ"という5つの感情たちを主人公に、"頭の中"の世界を描いた感動の冒険ファンタジー。このたび、"ヨロコビ"の日本語吹き替え版声優に竹内結子、"カナシミ"に大竹しのぶが決定した。ヨロコビ役の竹内は「まさかディズニーの声優を任されるとは思っていなかった。地面の下から震える感じがして、とてもうれしかったです」と決定した時の心境を告白。「いつもポジティブに物事に向き合っているキャラなので、私が悩んじゃいけない」と考え、「自分自身が楽しいとか喜んでいる気持ちの何割増しか、かなりハイテンションでやってます」と語る。カナシミ役の大竹も「頭の中の感情が主人公の映画があるというのは知ってたのですが、まさか自分がやることになるとは思っていなかったから、すごくうれしかったです」と感激。「悲しみに浸るというのは、悲しみがあるからそこを抜けたときに喜びがあるという映画のテーマのひとつでもある」と言い、「映画の中で悲しみを喜んでいる自分がいます」と話している。ディズニーの担当者は、キャスティングについて「人間の中にある感情そのものを演じる非常に難しい役。それぞれの感情を最大に引き出す高い演技力と、その感情にぴったりなイメージを兼ね備えた方にお願いしたいと考えました」と語り、「さまざまな感情の役を演じられている竹内さん、大竹さんは、ヨロコビ、カナシミという感情の機微や人生の深さをセリフで表現してもらえる唯一無二の女優」と起用理由を明かす。(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年04月27日ザディグ エ ヴォルテール(Zadig et Voltaire)が3月24日、青山店でアーティストの大竹司によるウインドーライブペインティングを開催した。大竹司は現代美術ギャラリー「山本現代」に所属するアーティスト。金沢美術工芸大学などで伝統的な日本画を学び、近年では妖怪や招き猫といった日本独特のモチーフを、カラフルな色彩と軽妙なタッチで描いている。ザディグ エ ヴォルテールでは、創始者ティエリー・ジリエ(Thierry Gillier)が大竹の作品に感銘を受けたことから、14SSコレクションでコラボレーションを展開。今シーズンにも、大竹の作品をテキスタイルに取り込んだコレクションを発表している。今回のライブペインティングは、そんな両者の関係によって実現したプロジェクト。ライブペインティングでウインドーに描かれた作品は4月19日まで展示される。
2015年03月31日大竹しのぶ、三浦春馬が出演する舞台『地獄のオルフェウス』の製作発表会見が3月25日、都内で行われ、大竹、三浦をはじめ、水川あさみ、三田和代らキャスト陣と、演出のフィリップ・ブリーンが顔を揃えた。舞台『地獄のオルフェウス』チケット情報上演するのはアメリカを代表する劇作家テネシー・ウィリアムズが1957年に発表した作品。アメリカ南部にある保守的で排他的な町を舞台に、報われない日々を送っていた女レイディ(大竹しのぶ)と野生的な青年ヴァル(三浦春馬)の不倫の恋と破滅を描く。「テネシー・ウィリアムズ作品は『欲望という名の電車』以来久しぶり」と話す大竹。大竹は同作のヒロイン役で紀伊國屋演劇賞に輝いているが、「その時は、やってもやってもやりきれない……。『今日はよし!』という日が来るんだろうかと考える毎日でした」と当時を振り返りながら「それでも今回新たにウィリアムズ作品に挑戦することができてすごくうれしいです。フィリップさんがどういう演出をして、わたしたちをどこへ連れてってくれるのかわかりませんが、絶対に面白くなる予感がします」と舞台に期待を寄せた。三浦は今回がストレートプレイ初挑戦。「諸先輩方とすばらしい戯曲に向き合える機会をいただけてすごくうれしい。こんな機会は僕の一生の中で、あるかないかぐらいのことだと思う。稽古に入って、一瞬一瞬を大切に過ごしていけたら」「昨日初めてフィリップさんとお会いしたのですが、とてもユーモアがあるすばらしい方で、この作品に対する強い思いが感じられました。稽古場でも、いろいろアドバイスいただけることを期待せずにはいられない、そんな演出家だと思いました」とコメント。水川は「私は演劇の経験がまだ浅く、正直不安で怖いです。私の演じるキャロルは露出癖があって、自分を表現しようとすればするほど、世界から孤立してしまうような女性。心が飢えていないとできない役なので、今それを模索中です」、三田は「自分はこのラブストーリーを悲劇に追いやってしまう女という役どころ。自分にわからない感覚は若いフィリップさんに教えていただきながら、躍動的なラブストーリーが作れたら」とそれぞれ話した。公演は5月7日(水)から31日(日)まで東京・シアターコクーン、6月6日(土)から14日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケットの一般発売は東京公演が3月28日(土)午前10時より、大阪公演が4月12日(日)午前10時より。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行先着を実施中、3月27日(金)午後11時59分まで受付。
2015年03月26日さまぁ~ずの三村マサカズ、大竹一樹、ウッチャンナンチャンの内村光良らが出演しているインターネット配信によるバラエティ番組『内村さまぁ~ず』が映画化されることが16日、明らかになった。映画のタイトルは『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』で、公開は秋を予定。工藤浩之監督をはじめ、『内村さまぁ~ず』や、その前身の『内村プロデュース』でチームを組んできたキャスト、スタッフ陣が中心となり映画を制作した。工藤監督によると、「演者が本気で笑ってしまっているシーン。多分普通はカットされてしまうところ」が見どころとなっており、普通の映画とは異なる"内さま"らしいアドリブや行き当たりばったり感満載の作品になっているという。物語の舞台となるのは、探偵事務所と劇団を兼ねた"エンジェル社"。事務所の代表者兼役者の三田村マサル(三村)、役者兼脚本担当の内山次郎(内村)、マサルの同級生の大島耕作(大竹)らおなじみのオジサンたち3人が、依頼者の悩みを"芝居を演じること"で解決していく。映画について内村は「ストーリーも皆目見当がつかない」と困惑気味。大竹は、「見終わって何も残らなくてもいいので、『映画か…!』と構えないで楽しんでほしいです」とコメント。三村は「アドリブだったり笑っちゃってるシーンも生かしになっているという不思議な映画」と説明し、「内さまファンだけじゃちょっと数が少ないかもしれないから」と、幅広い層に映画を楽しんでほしいと訴えた。また、主演作『シネマの天使』の公開を控える女優・藤原令子が女優志望のヒロイン・夕子に、映画『新宿スワン』(5月30日公開)に出演している俳優の久保田悠来がエンジェル社の仲間・伊東役で出演。ほかにも豪華キャストの出演が予定されているという。(C)2015「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」製作委員会
2015年03月16日大竹しのぶと三浦春馬が5月、東京・Bunkamura シアターコクーンで舞台初共演する。上演するのは、アメリカを代表する劇作家テネシー・ウィリアムズが1957年に発表した『地獄のオルフェウス』。偏見と旧弊に囚われた小さなコミュニティに暮らす女レイディ・トーランス。愛のない結婚をして淡々と日常を生きる彼女の前に、ひとりの青年ヴァルが現れる。やがて、彼が放つ違和感は波紋のように広がって人々の欲望を触発していく…。主人公レイディを演じるのが大竹しのぶ。同じくT・ウィリアムズの『欲望という名の電車』ブランチ役の名演で紀伊國屋演劇賞を受賞している大竹が、今回も鬱屈と情熱を抱えるリアルな女性像にどのように命を吹き込むか、期待が高まる。一方、自由な魂の象徴である青年ヴァルには若手実力派ナンバー1の呼び声も高い三浦春馬が決定。地球ゴージャスや劇団☆新感線の舞台で魅せた身体能力と圧倒的な華。数多くの映像作品でファンの心を捉える陰のある繊細な演技。両輪の魅力を放つ三浦が今回ストレート・プレイに初挑戦する。演出は英国人演出家フィリップ・ブリーン。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでキャリアを積み重ね、昨年ロンドンで上演した『TRUE WEST』が話題になった新進気鋭の演出家だ。公演は5月7日(木)から31日(日)までを予定。チケットの一般発売は3月28日(土)より。
2015年02月24日アニメーション映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』のプレミア試写会が2月3日(火)に開催され、フランスから来日したグザヴィエ・ピカルド監督、日本語版のゲスト声優を務めている「さまぁ~ず」の三村マサカズと大竹一樹が舞台挨拶に登壇した。1945年の誕生以来、日本でも長年愛され続けてきたムーミンの母国フィンランド製作による初の長編アニメーション映画。ムーミン一家がムーミン谷を飛び出して南の海へと向かうが…。「さまぁ~ず」の2人に寄り添われ、この日はムーミンの着ぐるみも登場。ムーミンが大好きというファンで埋まった客席からは歓声がわき起こる。ピカルド監督は「さまぁ~ず」よりも頭ひとつ分以上飛び出ているほどの高身長!監督がフランス語で挨拶すると、早速これをネタに大竹さんが勝手な通訳で「ムダにデカいんだけど…」と話し始め、会場は笑いに包まれた。さらに、三村さんもさもフランス語が理解できるかのように監督の言葉にふむふむとうなずいていたが「最初のところが『下ネタばかりですみません』って言ってるように聞こえて(笑)、そんな映画だったっけ?と思った」と語るなど、わざわざ来日を果たした監督を前に2人ともやりたい放題。声優のオファーについて、三村さんは「ムーミンと聞いて『面白そうだ』とフッと思って妙に惹かれた」と説明。大竹さんは「我々でいいんですか?と思った」と明かすが、日本語吹き替え版の監督の下で「一から教わって結構、苦労しました」(三村さん)とふり返る。監督は2人の演技について「声も素敵だし演技も上手い。ユーモアもあって、2人とも映画の中で重要な存在だけど、素晴らしい」と絶賛。「1回で終わらせるのはもったいないから声優を続けてほしい」「フランス語版でも今度、声を入れてほしい」などと褒め殺しかと思うくらい称賛の言葉を並べ、しまいには「今日でコメディアンは廃業して声優に転向するからこれで(コメディアンは)最後でしょ(笑)?」とまで語った。そんな2人から監督への質問として、三村さんが「空や河の色を青や水色にしなかったのはなぜ?」と尋ねると、監督は「スタジオでブルーが切れちゃって黄色しか残ってなくて…」と茶目っ気たっぷりに語り「シークェンスごとにひとつの色を決めて、それをグラデーションで描くようにしていました。そこに登場する人物の心情を色で表しています」とその意図を説明する。さらに大竹さんは「ムーミンたちはいつも裸で歩いてるけど、フローレン(※ムーミンのガールフレンド)がビキニを着けるシーンでムーミンが『それじゃ裸みたいだよ!』と言う。その前はどうなの?」と禁断の質問。監督は楽しそうに笑いつつ「ユーモアです」と語った。こんな2人による見どころのアピールや作品の説明に監督はうなずきつつ、最後にこれから映画を鑑賞するファンに「いろんな見方ができると思うので楽しんで、好きに観てほしいです。ムーミンのこれまでとは違う顔を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie © Moomin Characters(TM)
2015年02月03日