日本人の生産性の低さが取りざたされている昨今だが、2016年に向けて「仕事がデキる」と言われるためには、単に与えられた仕事をやるだけでなく、プラスアルファを与えられる存在になりたいものだ。そんな目的があるあなたは、The Next Webの記事「生産性を重視する人のための発見(原題:The productive person’s guide to serendipity)」を参考にしてはいかがだろうか? キーワードは「ルーティン」と「行動力」だ。生産性を重視する人は、のんびり構えて「驚き」や「発見」を待つ余裕はない。一方で、新たなビジネスアイデアに「驚き」や「発見」は必要不可欠といっても過言ではない。記事では、"働く人"向けの生産性アップを目指すWebサイト「Remotive」のキュレーターを務めるRodolphe Dutel氏が自身の経験をまとめている。○ルーティンで生産力をアップ生産性アップのためにDutel氏が薦めているのは、ルーティンの見直しだ。いつもやるような仕事は、しっかりした"骨組み"を持とう。曜日単位でも良いし、午前・午後といった時間の区切りでも良いだろう。仕事内容にもよるが、ルーティンで基本的な作業が完了すれば、それ以外の仕事がスムーズに進むようになるはずだ。朝のメールは30分間しか見ず、それを過ぎたらメールチェックは午後に先送りして、別の作業をこなすという風に決めれば、おのずと集中力が生まれてくることになる。効率アップと共に、短時間で仕事をこなしたいというあなたにとって、ルーティンを作ることは強い味方になるはずだ。○驚きを得られる方程式? 学習+行動+刺激=驚きただ、ルーティン作業だけでは「驚き」や「発見」は得られないだろう。では、そうした要素はどこからやって来るのか。Dutel氏はリモートワークの環境があるのなら、コワーキングスペースで作業したり、勉強会や会議などのイベントに顔を出したりするようにと助言している。普段の生活では会えない人との対話を通して、「なるほど、そんなやり方があったのか」という発見、あるいは「このニーズはほかにもありそう」といったビジネスアイデアに直結するひらめきにつながることがある。とはいえ、「驚き」や「発見」を、「これだ!」と認識できないことは日常茶飯事だろう。Dutel氏は論理的に驚きを感じるために必要な条件として「学習」「行動」「刺激」の3つを挙げる。学習は、洞察力を鍛えるために体験・関係し、ネットワーキングを行う。行動は興味関心を持ち、コミット・拡散を行う。刺激はイベントや衝突などから内省も含めての経験が必要と説いている。
2015年12月26日東芝は12月10日、テレビの自社生産から完全撤退すると新聞各紙などが報道したことに対して、「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。不適切会計問題に端を発するライフスタイル事業の構造改革に関しても、公表可能になり次第、速やかに発表するとしている。12月10日の朝刊で新聞各紙は、東芝がテレビの自社生産から完全撤退する、と一斉に報道。一部には、国内での販売撤退も視野に入れているとの論調もみられた。また、パソコンや白物家電事業における人員削減についても触れていた。これらの報道に対して東芝は、「当社が発表したものではない」とのコメントを発表。ただし、その内容を明確には否定せず、テレビ事業を含むライフスタイル事業について、他社との事業再編も含め制約を設けることなく検討しているが、「現時点で決定したものはない」と述べている。東芝のライフスタイル事業再編をめぐっては、12月5日から7日にかけて、シャープとの白物家電統合についての報道が過熱。7日に東芝から今回と同様に「当社が発表したものではない」との声明が発信された。
2015年12月10日日産自動車は3日、インフィニティブランド初となるアクティブコンパクト「Q30」の生産を、英国サンダーランドに新設された同ブランド専用の組立工場にて開始したと発表した。同ブランドの欧州生産車は、Q30が初となる。サンダーランド工場でのQ30の生産は、同工場の従業員が長年に亘り築き上げてきた高い品質基準に鑑みて2012年に決定。以降、同工場はインフィニティ車生産に向けて、従業員4,000名を対象にした前例のないトレーニングプログラムを実施し、新世代のプレミアムカー組立専門のスタッフを育成してきた。プログラムを受けた従業員の中には、新たに任命された選りすぐりの熟練した職人グループも含まれる。彼らは、生産工程の各段階において、Q30一台一台が確実にインフィニティのプレミアム生産基準を満たすように管理するとのこと。サンダーランド工場内にある総敷地面積2万5千平方メートルの新生産工場は、完全自動ラインの車体工場を有し、そこでは精密なレーザー溶接を行う134体の新型ロボットが剛性の高い車体骨格を組み立てている。これによりQ30のキャビンは非常に高いレベルの静粛性を実現しているという。Q30の開発は、英国パディントンのデザインセンターおよびクランフィールドのテクニカルセンターがそれぞれ指揮してきた。サンダーランドでの生産開始は、英国内のインフィニティ販売店のネットワーク拡大と共に、同ブランドの英国市場に対する確固たる決意を証明するものだとしている。
2015年12月04日大量生産・大量消費の時代が終わり、地球環境への配慮が叫ばれている現在。環境にやさしい素材の使用やペーパーレス化、ごみの分別、リサイクル、リユースなどに多くの人が関心を持っています。これは文房具に関しても同じ。最近では、環境に配慮した文房具がたくさん登場しています。使用する側の私たちとしても、仕事で必ず使うものだからこそ、できれば環境にやさしい文房具を使いたいですよね。今回は使うだけで環境保全を意識できるエコな文房具を3つご紹介します。○針がいらないステープラー金属の針で紙をとじるのが普通のステープラーですが、「ハリナックスプレス」は紙と紙をプレスすることで圧着し、とじる仕組み。針を使わないので、書類を捨てる際も紙と金属を分別する必要はありません。替えの針をその都度購入する必要もないので、お財布にも優しいですね。このように、とじた部分も小さく目立たないのがポイント。針がない分かさばらないので、とじた書類をたくさん重ねてもスッキリとして場所をとりません。この「ハリナックスプレス」でとじることができるのはコピー用紙約5枚まで。枚数の多い書類をとじることには向きません。なので、「ハリナックスプレス」を使っていれば自然と書類の枚数を少なめにまとめるようになって、ペーパーレス効果も期待できるかも!?○紙でできたエコなクリップ書類を仮留めするクリップも、多くは金属製のもの。ですが、こちらのペーパークリップ「P-51クリップス」は原材料の51%が紙。それ以外の部分は「マプカ」という、製造工程でもCO2の排出量が少なく、かつ焼却時にもダイオキシンなどの有害物質が発生しないエコな素材が使われています。なので、書類をこのクリップでとめておけば、処分の際も分別せずそのまま燃えるゴミとして捨てることが可能です。処分するときの便利さはもちろんですが、カラフルでキュートな見た目は「捨てるのがもったいない!」という気持ちを抱かせてくれるもの。普通のクリップよりも大切に扱って何度も使いたくなるので、リユースの習慣が自然と身につきそうです。○ペーパーレスに一歩近づくボードゴミの削減、そしてコストの削減に直結するのが、使う紙を極力減らしていく「ペーパーレス化」。ですが、どうしてもPC上での作業ばかりとはいかないもの。手書きでアイディア出しをすることで生まれるひらめきもたくさんあるはずですし、ちょっとしたメモや記録も手書きの方がサッと書けますよね。そこでおすすめなのが、こちらの「nu board (ヌーボード)」。一見普通のリングノートのように見えますが、実はこれ、リングノート形式の持ち運べるホワイトボード。ホワイトボード用マーカーで書いて、必要なくなったら消すことができるので、言うなれば何度でも繰り返し使えるノートなんです。もちろん、ずっと残しておきたい記録や紙書類もありますが、一時的なメモなどは「nu board (ヌーボード)」に書くことで、使用する紙をぐっと減らすことができるのではないでしょうか。地球環境のことを考えたいと漠然とは思っていても、なかなか行動に移すのは難しいもの。紹介した文房具を使って、小さなところから環境について考えてみるのはいかがでしょう。そうすることで、地球にはもちろん、自分や会社のメリットにもつながっていくはずです。【今回紹介した文房具】コクヨ「ハリナックスプレス」ミドリ「P-51クリップス」欧文印刷「nu board (ヌーボード)」まき(福島槙子)文房具の魅力を発信するウェブマガジン
2015年11月26日TVアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』のステージで"島村卯月"たちが着用していたステージ衣装「マイファーストスター!!」ピンクver.が【完全受注生産限定】のコスパティオリミテッドから登場する。衣装には、スポットライトのような光を浴びたときに程良い光沢が出る生地を厳選して使用。特徴的なシルエットを再現するため細部までこだわり仕上げられたワンピースやスカート、クラウンや胸のブローチといった1点ずつ職人手作りの立体造形パーツなどアイドルの衣装にピッタリなステージ映えする仕上がりとなっている。特にスカートは、ドレスに良く使用されるオーガンジー生地でチュールを包み、軽さとボリュームを両立。チュールの重ね方に一工夫加えたパニエとクリノリンで支えることで綺麗なシルエットをキープできる造りになっているという。さらに、「コスチュームセット」「ニーソックス/ブーツカバーセット」はセット内の各パーツごとにサイズが選択可能となっている点も注目だ。現在、渋谷凛たち着用の『ブルーver.』、本田未央たち着用『イエローver.』も鋭意開発中とのこと。続報はコスパティオ公式サイトなどで告知される。なお、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の3rdライブ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」の会場ほかにて開発サンプルの展示も決定。受注生産だからこそ可能となるハイクオリティな衣装をぜひ間近でチェックしてみたい。■展示スケジュール▼「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」2015年11月27日(金)15:00~2015年11月28日(土)9:00~【開演後】30分程度2015年11月29日(日)9:00~17:00【場所】幕張メッセ国際展示場※野外エリアの為、天候により展示が中止になる場合がある。▼2015年12月13日(日)~2015年12月26日(土)【場所】コスパティオ ジーストア大阪店▼2015年12月29日(火)~2016年1月11日(月・祝)【場所】コスパティオ秋葉原本店(ジーストア・アキバ3F)「マイファーストスター!!」の価格は、チョーカー、ワンピース、スカート、クリノリン、ショートパンツ、手袋がセットになった「コスチュームセット ピンクver.」が136,300円(税別)、「ブローチ/リボンセット ピンクver.」が27,000円(税別)、「クラウン(共通)」が22,000円(税別)、「ニーソックス/ブーツカバーセット(共通)」が37,800円(税別)となる。第1回申込受付期間は、2015年11月20日(金)~2016年1月8日(金)で、発送は2016年4月上旬予定。そのほか詳細はコスパティオ公式サイトにて。(C)BNEI/PROJECT CINDERELLA
2015年11月20日キヤノンは、レンズ交換式カメラEOSシリーズの累計生産台数が11月10日に8,000万台に達したと発表した。1987年3月「EOS 650」の生産開始以来28年、フィルムカメラとデジタルカメラを合わせて達成した数字となる。EOSとは、「Electro Optical System」の頭文字をとった名称で、ギリシャ神話には同名の「曙の女神」が登場する。この度、8,000万台目として生産された機種は「EOS 5Ds R」であったという。また、キヤノンは2015年7月にEFレンズの累計1億1,000万本生産も達成している。
2015年11月18日NECは11月4日、無線通信機器や放送機器を生産するNECネットワークプロダクツの本社工場(所在地:福島県福島市)において、IoT(Internet of Things)を活用した実証実験を10月から開始したと発表した。NECプラットフォームズでホームルータや組込み機器などを生産する掛川事業所においても、IoTを活用した実証実験を今年度中に開始する。今回の実証実験では、経営者・工場管理者・現場の各階層でのタイムリーかつ適切な意思決定を支援するため、複数工場の生産ラインにおける品質や稼働状況など人・設備・モノに関する情報のリアルタイムかつ一元的な可視化に取り組む。また、収集データの分析・活用として、同社の「物体指紋認証技術」を活用し、プリント基板の個体管理を実施。個々のプリント基板の側面をカメラで撮影し、物体指紋を取得・認証することで、バーコードやRFIDタグを貼付することなく容易にトレーサビリティを実現する。そのほか、人工知能ソフトウェア「NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習」を活用し、装置組み立てラインのカメラ映像から作業員の異常作業をリアルタイムに自動検出。不良発生リスクをその場で検出・手直しするとともに、作業改善・作業者教育を行うことで、品質向上を実現する。今回の実証実験の結果を踏まえ、2016年度以降にIoT活用標準システムの構築および各生産拠点への展開を推進することで、生産効率の従来比30%向上を実現し、グローバルでのQCD競争力強化を図るとしている。
2015年11月05日東京海洋大学は11月2日、長期間冷凍庫内で凍結していたニジマスから機能的な卵と精子を生産し、これらから受精した正常な次世代個体を生産することに成功したと発表した。同成果は同大学海洋生物資源学部門の吉崎悟朗 教授の研究グループによるもので、11月2日に英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。今回の研究では、ニジマスをまるごとジッパー付袋に入れ、-80℃の冷凍庫内で冷凍。それらを解凍し解析したところ、1週間から3年間のいずれの凍結期間においても、再現性よく1300程度の精原細胞を得られることがわかった。さらに、これらの細胞を孵化直後のヤマメの稚魚へ移植することで、ヤマメが雄の場合は冷凍魚に由来する機能的な精子を、雌の場合は冷凍魚由来の機能的な卵を生産することができた。また、これらの卵と精子を受精させることで、冷凍魚の次世代を生きたかたちで生産することに成功した。卵と精子の冷結保存は、絶滅危惧種の遺伝子を保存する方法として知られているが、魚類の卵はサイズが大きく、脂肪分に富むため卵や胚の冷結保存は進んでいなかった。同研究グループは、今回の手法を用いることで、絶滅危惧種を冷凍しておけば、当該種が絶滅した場合でも、現存する近縁種に冷凍魚由来の精原細胞を移植することで生きた魚類個体を再生することが可能となるとしている。
2015年11月02日半導体調査会社の米IC Insightsは、「世界規模のウェハ生産規模2015-2019年:集積回路産業のウェハファブ生産規模に関する詳細な分析と予測(Global Wafer Capacity 2015-2019 - Detailed Analysis and Forecast of the IC Industry’s Wafer Fab Capacity)」と題するレポートを発行し、その中で「今年の300mmファブの生産規模は、全体の62.2%を占め、2019年までに64.7%へむけて微増していく」と述べている。一方、今年28.1%を占める200mmファブの生産規模は、毎年微減し、2019年には26%台となる。150mmおよびそれ未満の口径のウェハファブの生産規模は9.6%(2015年)から8.5% (2019年)へ微減する{図1}。450mmに関しては、現在技術開発がすすめられており、幾分かの進歩がみられるが(既報その1、既報その2 )、2014年の進歩は顕著ではなかった。ほとんどの企業は2020年以前の450mm量産を計画していないように見受けられる。しかし、450mm,試作ならば、2018-2019年ごろに行う企業が現れる可能性はある。IC Insightsは、450mm生産規模を、2018年まではゼロ、2019年に全体の0.2%と見ている。著者注:スマートフォンに代表されるモバイルの躍進でPC需要が減退し、これに伴いPC用のMPU生産が減産を余儀なくされている。このため450mm大口径化検討を推進してきた米Intelの業績が悪化し、既存300mmファブを埋めるのが先決で、450mmどころではない状態が生じている。頼みのデータセンタ-向けでも聖域をAlteraのFPGAに侵食されたため、同社買収に踏み切らざるをえなくなった。これにより、Intelが今後どのような企業業績回復に向けた戦略を打ち出すか注目される。450mm化はIntelの業績回復しだいの状況だ。300mmファブでは、現在、DRAM, フラッシュメモリ、イメージセンサ、電源管理デバイス、大面積を要する複雑なロジックやマイクロプロセッサなどのコモディティ製品の量産に活用されているが、今後も引き続き、これらのタイプの製品が量産されるだろう。ファウンドリにおいては、多くの顧客からの注文品を混載して300mmラインを埋めている。2014年末現在、世界には87の300mm(製造用)ファブが存在している。このほかに研究開発用の300mmファブや、イメージセンサやディスクリートなどIC以外の製品(Non-IC products)を製造する300mmファブも散見されるが、図2に示す統計では除外している、著者注:IC Insightsは、光学デバイス・センサ・ディスクリ―ト(O・S・D)を集積回路(IC)と区別して統計を取っているこの図からは、300mmファブの数は2013年を除き増加していることがわかる。2013年に何が起きたかと言うと、台湾DRAMメーカーProMOSとPowerchip Semiconductorが所有していた3つの大きな300mmファブが閉鎖され、世界中のいくつかの新しい300mmファブの運用開始が2014 年に延期されたためである。300mmファブは2014年末に比べて、2019年には23増加すると予測されるが、その後は116-120でピークを打つと予測される、450mmファブでの量産がはじまるからだ。300mmファブを稼働させている主要企業は、メモリを生産する韓国Samsung Electronics、米Micron Technology、韓国SK hynix、東芝/SanDisk、業界トップメーカでほぼ独占的にMPUを供給する米Intel、そしてファウンドリ専業の台湾TSMCおよびGLOBALFOUNDRIES(GF)などである。これらの企業は、大口径ウェハを使用することにより、チップ当たり単価を減らすことで利益を挙げられるような製品を製造している。200mmに関しては、かつて210ものファブが稼働していたが、2014年末現在は154に留まっている。今後毎年微減の傾向にある。200mmファブは、特殊なメモリ、デイスプレイ用IC、マイクロコントローラ、アナログデバイス、MEMSデバイスなど多様なタイプのデバイスを製造している。いまは300mmファブで製造されているデバイスが、かつては製造されていた減価償却済みの200mmファブで製造することで低価格の製品を生産している。なお、200mmウェハ生産規模が最も大きなファブを所有するのは、台湾TSMC、 米国Texas Instruments(TI)、台湾UMCの3社である。
2015年09月25日三菱自動車はこのほど、現在岡崎工場で生産している新型「アウトランダー」の一部を、11月より、同社子会社であるパジェロ製造で補完生産することが決定したと発表した。今回の補完生産は、岡崎工場で生産している新型「アウトランダー」及び「アウトランダーPHEV」が、今後の仕向け地拡大に伴い台数増加することに加え、11月末で生産を終了する米国工場から、「アウトランダー・スポーツ(日本名 RVR)」も移管されることから、岡崎工場の生産能力をオーバーする見込みとなったことに対応するもの。パジェロ製造は現在、「パジェロ」「デリカD:5」の生産を行っている三菱自動車工業の子会社で、本社所在地は岐阜県加茂郡坂祝町、従業員数は約930名。新型「アウトランダー」は、フロントデザインを一新したほか、パワートレイン、ボディ、シャシーなどを大幅改良することで、静粛性、加速性、操縦安定性、乗り心地、燃費などの向上を図って、6月に販売が開始されたSUVだ。
2015年09月14日本田技研工業(ホンダ)は11日、50ccの新型原付スクーター「ジョルノ」の日本生産を開始し、生産工場である熊本製作所でラインオフ式典を行ったと発表した。フルモデルチェンジした新型ジョルノは、燃費性能に優れた水冷4ストロークエンジンを搭載し、日本で10月2日に発表、10月16日に発売を予定している。ジョルノは、これまで中国で生産していたが、同日より生産を日本の熊本製作所に移管する。同社は、近年の経済状況の変化により、グローバルで適切な生産アロケーションの見直しについて検討。国内で販売している50ccの原付一種モデルは、その9割以上を海外で生産してきたが、この度日本への生産移管を決定した。また、新型ジョルノの日本への生産移管に続き、現在ベトナムで生産し、日本で販売している50cc原付スクーター「Dunk(ダンク)」と「タクト」も、順次熊本製作所に生産を移管する予定。
2015年09月11日R指定作品なのにも関わらず、前作の地上波放送も決定した『テッド』。その続編となる『テッド2』から、中年テディベア・テッドの様々な表情が楽しめるモフモフ度MAXな場面写真がひと足先にシネマカフェに到着した。見た目は愛くるしいテディベア、でも中身は下品な中年オヤジ…。斬新なストーリーで全世界を爆笑させ、歴史的なメガヒットを記録してしまった奇跡の映画。日本でも40億円を超える大ヒットで一大ブームを巻き起こすに違いない第2作目は、テッドのサンダー・バディ(雷兄弟)役として続投するマーク・ウォールバーグをはじめ、アマンダ・セイフライドやモーガン・フリーマンといったハリウッドを代表する名優たちが新キャストが続々登場する。解禁された場面写真の数々は、珍しく真剣な表情を見せつつもどこか笑えるシーンや、まさかの挙式シーン。テッド自身ぬいぐるみに紛れふざけていたりなど、テッドらしい行動は最新作でも健在している。前作のテーマは「もしテディベアが生きていたらどんなに素晴らしいか」。しかし本作について「時間が経てば人々はそれをある種の基準として受け入れてしまう」と、監督のセス・マクファーレンは語る。「人間は物事に順応するのが早いから、前作でテッドに命が宿ったとき、観客はすぐに『テディベアが生きているのは分かった。はい、次』という反応を示したんじゃないかな」。テッドに強い愛着があるマクファーレンは、第2作目を製作するのにあたり、個性の強いテッドとジョンなら前作と全く違うストーリーでもうまくいくと確信。2人の友情といった前作でファンを魅了した部分は継続しつつ、テッドとジョンの破天荒さをパワーアップさせている。動いて喋るだけでは終わらない!世界一ダメなテディベアは、今度は一体何をやらかすのか…前作よりパワーアップしたテッド節に期待したい。『テッド2』は8月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日トヨタ自動車(トヨタ)は8月4日、中国第一汽集団公司との生産合弁会社である天津一汽トヨタ自動車(TFTM)に新ラインを建設し、2018年年央から、新型車の生産を開始すると発表した。新ラインは、天津市経済技術開発区に建設し、生産能力は10万台/年、投資額は約590億円を予定している。一方、既存の老朽ラインでの生産を2017年末までに打ち切る予定であるため、TFTM全体の生産能力台数は現状並みとなる。トヨタは、TFTMにおいて、既存ラインの一部工程の見直しや自動化を推進し、新ラインでは、車種や量の変更に柔軟に対応できる伸縮自在ラインを導入することにより、工場としての競争力を高めていく、としている。
2015年08月04日マツダは14日、タイの車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」(AAT)において、ピックアップトラックの新型「BT-50」の生産を13日から開始したと発表した。新型BT-50は、2015年後半からタイ及びオーストラリア市場より順次導入する予定。BT-50の現行モデルは、従来のピックアップトラックのイメージを覆す、モダンで洗練されたフォルムを実現した"アクティブ ライフスタイル ビークル"として2011年に登場。高い走行性能とともにビジネス、プライベートを問わず使用できる機能的なインテリアやカーゴスペースにより、ファミリーユースやレジャーユースなど、幅広くピックアップトラックを活用するユーザーの期待に応えるクルマとして支持されている。新型BT-50では、現行モデルの高い実用性や、走る歓びを実現したダイナミック性能を継承しながら、新デザインのフロントフェイス、リアコンビネーションランプやアルミホイールなど、従来に増してスポーティで力強い存在感を放つスタイリングへ進化した。インテリアは、より質感高く洗練させたほか、安全装備としてリアビューモニターを新たに採用。パワートレイン及びボディータイプは、現行モデルのラインナップを継承する。
2015年07月14日キヤノンは、「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」が、2014年6月22日で累計生産1億1,000万本に達したと発表した。1億1,000万本目に生産したレンズは「EF11-24mm F4L USM」だったという。EFレンズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用の交換レンズとして、1987年にキヤノンの宇都宮工場で生産が開始されて以来、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産が行われてきた。1995年に累計生産1,000万本、2009年に5,000万本、2014年4月に1億本を達成した。
2015年07月08日マツダは25日、クロスオーバーSUV「CX-5」の世界累計生産台数が2015年4月末までに100万台に達したと発表した。これは、2011年11月の生産開始以来、約3年5カ月での達成で、「アクセラ(海外名 Mazda3)」に続いてマツダ車として2番目に早い記録となる。CX-5は、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第1弾として、広島県広島市の宇品工場で生産を開始。現在は中国の「長安マツダ汽車有限公司」でも生産を行っているほか、ロシアの「マツダソラーズマヌファクトゥリングルース」、マレーシアの「マツダマレーシア Sdn. Bhd.」、ベトナムの「ヴィナマツダCo., Ltd.」でも現地組み立てを行っている。世界中で成長を続けるクロスオーバーSUV市場に、マツダの新たな基幹車種として2012年2月に投入したCX-5は、「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」など60を超える賞を世界中で受賞したほか、2012年、2013年と2年連続でSUV国内販売台数第1位を獲得するなど、グローバルにマツダのカーラインアップをけん引する主力モデルに成長した。
2015年05月25日ココナッツ庁まであるココナッツオイル大国フィリピン!日本でも流行が続くココナッツオイル。実はフィリピンはココナッツオイル生産量が世界1位なんです!なんとフィリピンには「ココナッツ庁(Philippines Coconut Authority)」という官庁があります。 (さらに…)
2015年05月14日ニコンは5月7日、スイスLonzaと日本における細胞受託生産に関する戦略的業務提携契約を締結し、ニコン100%出資の新会社を設立し、再生医療用細胞などの受託生産事業に参入すると発表した。再生医療を取り巻く環境は、国内では薬事法改正法により早期実用化の期待が高まっているほか、欧米でも体性幹細胞を用いた再生医療への早期応用が見込まれる状況となっており、同社では、そうした環境を踏まえ、日本国内において高品質の再生医療向け細胞の受託生産ができる体制を構築することを決定したという。具体的には、再生医療向け細胞生産大手であるLonzaの有する体性幹細胞などの細胞生産ノウハウを習得し、将来のiPS細胞の再生医療の実用化に向けた取り組みを加速していく方針。同社では、2007年よりiPS細胞などのライブセル(生きた細胞)向け細胞培養観察装置「BioStation CT」の製造・販売を行ってきたが、将来のiPS細胞の再生医療の実用化には、製造工程における品質・安全評価の基準作りや運用方法の確立が必要となるほか、目的とする細胞への分化誘導の方法や大量細胞培養の必要性を考慮した、スケールアップのノウハウなどが求められていた。同社では、今回を機にコア技術である光学技術および画像解析技術を活用し、それらの課題に取り組むことで、再生医療用細胞などの受託生産事業の拡大を目指すとするほか、周辺領域への事業基盤の拡大も目指すとしている。なお、新設子会社の概要は以下のとおり。会社名:株式会社ニコン・セル・イノベーション所在地:検討中(京浜地区を予定)設立時期:2015年度 上期受託開始(一部稼働):2015年度 下期工場竣工:2017年度 上期出資:20億円(資本金 10億円、資本準備金10億円)
2015年05月08日●高効率技術の結集でセルからモジュールまでの一貫生産を可能にした生産拠点○BLACKSOLAR生産の戦略的拠点シャープが、大阪府堺市の堺太陽電池工場の様子を公開した。堺太陽電池工場は、奈良県葛城市の葛城事業所とともに、同社のソーラー事業の中核拠点のひとつであり、報道関係者に同工場が公開されるのは初めてのことだ。堺太陽電池工場は、畳5畳分におよぶ第10世代のマザーガラスにより、液晶パネルの生産を行う堺ディスプレイプロダクツなどと同じグリーンフロント堺のなかに位置する。2007年7月に建設を決定。2010年3月には薄膜太陽電池生産ラインが稼働。2010年12月には、単結晶太陽電池「BLACKSOLAR」の生産ライン導入を発表し、2011年3月から同生産ラインが稼働。2015年6月には、「BLACKSOLAR」の新製品を発売するのにあわせて、今年3月までに4億円、6月までに10億円の合計14億円を投資。生産能力を現在の200MWから、210MWにまで拡張する予定だ。シャープ 常務執行役員 エネルギーシステムソリューション事業本部長の向井和司氏は、「堺太陽電池工場は、高効率技術の結集により、セルからモジュールまでの一貫生産を可能にする生産拠点。BLACKSOLARも、高品質の量産を実現できる堺太陽電池工場だからこそ実現できるものだ」と語る。シャープは単結晶太陽電池「BLACKSOLAR」を、住宅向け製品の主力に据えている。BLACKSOLARは、バックコンタクト構造を採用することで、従来は表面にあったマイナス電極を、プラス電極とともに裏面に配置。これによって、表面の全体で受光できることができるのが特徴だ。「電極部によって発生する集光のロスを排除。セル全体で光を受けるため、従来製品では94%だった受光面積が100%になる」という。また、同社独自の微細加工技術により、裏面電極の銅配線は200本以上としたほか、120μmレベルというセルの厚みを実現。一般的な太陽電池セルに比べて約40%薄型化したという。「裏面電極に使用している微細加工技術は、一般的な太陽電池に比べて10分の1。高出力化するとともに、信頼性向上を実現している」と胸を張る。2015年モデルでは、220Wの出力が実現できるという。●日本のソーラーパネル設置家屋の半数はシャープ製○66万件の屋根パターンを蓄積シャープのソーラー事業の強みは、モジュールの強みだけではない。ソリューションという領域にまで広がっている点が見逃せない。1つめは、モジュールの設置ノウハウの蓄積だ。シャープでは、日本のソーラーパネル設置家屋の約半分にあたる約68万件の実績を持ち、それをもとにして66万件の屋根パターンをCADデータとして蓄積している。「日本の屋根を最も知っているのがシャープ。サイズが異なる太陽電池モジュールを組み合わせることで、最も効率性が高い太陽電池モジュールの配置とともに、屋根と一体化した美しい外観を実現できる」とする。また、モジュールで20年間、システム機器で15年間という長期無償保証もシャープならではのものだ。「これも、堺太陽電池工場でセルからモジュールまでを一貫生産するからこそ実現できるサービス」だと語る。2つめは、クラウド蓄電システムとの組み合わせだ。蓄電池に「クラウド」という名称が付くように、クラウド上のサーバと連携することで、時間ごとの電気料金の変化や、それぞれの地域の気象の変化を捉え、蓄電する電気量を可変するといった制御が可能になる。これから雨が降るという予報が出ていた場合には、蓄電量を多めにするといった具合だ。「クラウドにつながることで、賢く電気を使う暮らしを提案できる」と強調する。○新たな安全基準にも準拠さらに、安全性の観点からも優位性を示す。政府では、今年度から新たな安全基準として、震災対策基準を追加。電池本体に釘を指した試験や、筐体天面への加圧試験により、貫通や変形させたあとに、1時間内に発煙、発火、破裂しないことが求められるという厳しい内容になっている。「シャープの蓄電池は、新たな厳しい基準をクリアするものになっている」と、向井常務執行役員は安全性にも自信をみせた。クラウド蓄電池は、屋外タイプ、屋内タイプの2種類を用意。4.8kWと9.6kWの2種類の製品をラインアップして、ライフスタイルにあわせた提案を可能にしている。また、これまでは蓄電池を導入しようとすると、太陽電池のパワコン(パワーコンディショナー)と、蓄電池のパワコンの2台が必要であったが、これを1台でまかなうハイブリッドパワコンを用意。導入コストの削減や、パワコン間での電力ロス問題を解決できるという。●シャープ再建の柱に位置づけられる「ソーラー事業」○ソリューション比率を5割に拡大3つめには、DC家電との一体システムの提案や、HEMSによる消費電力の削減提案を行える体制を整えていることだ。シャープは、グリーンフロント堺の敷地内に、DCエコハウスと呼ぶ試験棟を設置しており、ここでHEMSやV2H(ビーグル・トゥ・ホーム)の実証実験や、DC照明やDCエアコンといった製品とのDC連携を検証しており、ここでの成果をもとに、製品を市場投入しているという。また、千葉県の柏の葉スマートシティプロジェクトにも参画し、建材一体型の結晶太陽電池を3542台納入。720kWを発電する街全体でのソーラーソリューションの取り組みも行っている。太陽電池モジュールだけのビジネスではなく、ソリューションを含めた提案活動を行う体制を整えている点は、同社のソーラー事業の大きな強みとなっている。ソーラー事業を担当する組織を、「エネルギーシステムソリューション事業本部」という名称にしていることからも、シャープがソーラー事業の軸にソリューションを置いていることが裏付けられる。同社では、現在、15~17%に留まっているソリューション事業比率を、2017年度までに約5割に拡大する計画を明らかにしている。○シャープ再建の柱に位置づけるシャープのソーラー事業は、2014年度には、赤字が見込まれている。2月3日に発表した2014年度第3四半期業績発表において、30億円の黒字見通しであったものを、50億円の赤字へと下方修正。昨年の黒字から一転して赤字となる。ソーラー事業の業績悪化の理由として、シャープの高橋興三社長は、「為替変動への対応遅れに伴う国内事業の採算悪化」、「新設住宅着工件数の減少や、産業用需要の低迷」をあげ、組織のスリム化やバリューチェーンの見直しによるコストダウンの推進、エネルギーソリューション事業のグローバル展開、欧州構造改革効果の着実な取り込みを、今後の方針に掲げた。だが、その一方で、ソーラーパネルの原材料となるポリシリコンの安定調達のために、2020年まで結んだ長期購入契約が業績悪化を招いているのではないかとの指摘もある。現在、この長期安定契約では、時価水準を大幅に上回る価格で、ポリシリコンを調達しており、これがパネル生産の収益性に悪影響を与えていると見られるからだ。だが、これに対して、シャープのエネルギーシステムソリューション事業本部長の向井和司常務執行役員は、「ポリシリコンの調達量は所要数量内。しかも、モジュール全体に占めるコストはわずか数%に留まる。シリコンの厚みを薄くすることで、コスト面では吸収が可能。トータルプロセスのなかで解決できる」と反論した。もちろん、安く調達できることにこしたことはないが、その影響は軽微であることを示したわけだ。そして、「2015年度は、ソーラー事業の黒字化を見込んでいる。優位性を持てる技術は自ら開発し、差別化できるものは自ら生産する体制を取る」と、堺太陽電池工場における生産の強みを生かし、黒字化へとつなげることを強調する。「ソーラー事業は、1959年にスタートして以来、56年目を迎える事業。開発、生産、販売をしっかりと維持するとともに、事業成長に取り組む。やめる気も、売却する気もない。むしろ、シャープ再建のひとつの柱になる」と、向井常務執行役員は意気込む。シャープ再建の柱であることを示す材料はまだ不足しているが、ソーラー事業はシャープにとって重要な柱であることは間違いないようだ。
2015年04月10日ヤマハは、2014年10月31日付けで公表していた「半導体生産子会社の譲渡に関する基本合意締結について」に基づき、半導体生産子会社であるヤマハ鹿児島セミコンダクタの半導体製造事業をフェニテックセミコンダクターに譲渡することを決定したと発表した。ヤマハ鹿児島セミコンダクタは、1987年の設立以来、ヤマハの半導体事業の国内生産拠点としての役割を担ってきた。また、2012年からは主力商品の1つである地磁気センサの専用工場へと転換し、スマートフォンなどの拡大する需要に対応してきた。こうした中、ヤマハは半導体事業をファブレス化し、より機動性のある事業体として推進していくことを決定し、2014年10月には、ヤマハ鹿児島セミコンダクタの生産設備と人材を活用し生産ラインの拡張を目指すフェニテックセミコンダクターとの間で、譲渡に関する基本合意を締結していた。今回、その基本合意に基づき、ヤマハ鹿児島セミコンダクタの半導体製造事業の譲渡契約が締結されたこととなる。今回の譲渡により見込まれる18億円の構造改革費用は特別損失として、2015年2月4日に公表した2015年3月期通期連結業績予想に織り込み済み。なお、ヤマハ鹿児島セミコンダクタの従業員は、原則として全員がフェニテックセミコンダクターに再雇用される。譲渡日は2015年10月1日を予定。ヤマハ鹿児島セミコンダクタで生産していたセンサ商品については、台湾を中心にすでに取引のある生産委託先との関係を強化し、ウェハ工程から組立、検査までを効率的に行っているという。
2015年03月31日ロームは、需要が拡大するダイオードなどディスクリート製品の生産能力強化のため、マレーシアの製造子会社であるROHM‐WAKO ELECTRONICS(MALAYSIA)(以下、RWEM)に新棟を建設することを決定したと発表した。RWEM新棟は、地上3階建てで、延べ床面積38250m2。現在、詳細設計を進めており、2015年7月より着工し、2016年8月に竣工する予定。新棟は、LED照明や高効率の空調設備の導入などで省エネ化に努めるとともに、洪水対策など、万全のBCM(事業継続マネジメント)体制を整える。なお、新棟建設により、RWEMにおけるダイオードの生産能力は約2倍となる。
2015年03月16日NECは2月27日、ICTを活用して社会インフラを高度化する「社会ソリューション事業」を支えるものづくり力の強化に向け、国内のハードウェア開発・生産拠点を再編すると発表した。具体的には、携帯電話端末などを開発・生産する埼玉日本電気の機能を、2016年度末までにNECグループ内のハードウェア開発・生産拠点に移管する。埼玉日本電気の従業員数は約500名。また、車載機器などを開発・生産する長野日本電気の機能を、2016年度末までにNECプラットフォームズに移管する。長野日本電気の従業員数は約190名。同社は2014年7月に、キーテレフォン/IP-PBXやPOS端末などを開発・生産・販売するNECインフロンティアおよびNECインフロンティア東北、ブロードバンドルータや車載機器などを開発・生産するNECアクセステクニカ、サーバやストレージなどを開発・生産するNECコンピュータテクノの4社を統合し、新会社「NECプラットフォームズ」を発足するなど、ものづくり発の顧客価値創造に向けたグローバルSCM体制の拡充を進めている。今回の再編はこうした取り組みの一環であり、各拠点が強みを有する無線通信技術や高密度実装技術、高信頼性製品生産技術などのものづくり技術を融合すると共に集中投資を行うことで、グローバル競争力のある製品の創出を図る。
2015年02月27日米エネルギー省の予想によると、同国の天然ガスの生産量は、2013、14年はほぼ横ばいながら、15年以降、伸びが高まり、堅調に増加するとみられています。15年以降の生産増加を支える主な要因は輸出で、まずはパイプライン経由でのメキシコ向けが伸びるほか、17年には日本など向けのLNG(液化天然ガス)が加わることから、19年までの5年間は毎年、前年比二桁の高い伸びが予想されています。メキシコは、天然ガスの産出国ながら、国内需要を満たせておらず、米国からの輸入に頼っています。また、メキシコのパイプライン網は天然ガスが産出されるメキシコ湾周辺の同国東部に偏って整備されています。このため、産業が集積している首都メキシコシティ周辺や、80年代以降、家電・自動車などの組立加工産業の集積が進んだ北部、そして、現在、自動車産業の集積が急速に進んでいる中部などでは、天然ガスの潜在需要が満たされていない状況です。ただし、現在、米テキサス州南部とメキシコ中部の同国最大規模の自動車産業集積地グアナフアト州とをパイプラインで結ぶという、超大型輸送インフラ・プロジェクト「ロス・ラモネス・プロジェクト」が進められています。3日にはその第1区間が完成し、米国からのシェール・ガスの輸入を45%拡大することが可能となりました。そして、1年後にはメキシコの天然ガス輸入量の3分の1を賄うことが可能になるとされています。これとは別に、15年から17年にかけて、米アリゾナ州とメキシコ西部・北部とを結ぶパイプラインも順次、操業を開始する計画となっており、米国からメキシコへの天然ガス輸出の拡大に大きく寄与する見通しです。米国での天然ガスの生産は、輸出の増加に支えられ、国内消費の伸びを上回るペースで増える見通しです。そして、同国は18年に天然ガスの純輸入国から純輸出国へ転身するとみられていますが、輸出先の拡大などに伴なって輸出の増加ペースが速まれば、18年より前倒しとなる可能性も考えられます。(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)(2014年12月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年12月05日エアバスはこのほど、A350 XWBの生産拡大、また、ベストセラー機のA320の増産などに対応するため、新たに5機のベルーガを生産することを決定した。○現ベルーガは2025年までに完全退役新しいベルーガはA330をベースに、既存のコンポーネントや機器を再利用して開発する。"シロイルカ"のようなカラー・シルエットをしているベルーガだが、新ベルーガではコクピットや貨物室構造、機体後部などを新たに開発するという。A330をベースにした5機の新ベルーガは、1機目を2019年前半に運航させる予定。現在あるA300をベースにしたベルーガ5機も同時に運航していくが、A300ベースのベルーガは2025年までに完全退役する見通しとなっている。
2014年11月18日ヤマハは10月31日、同社の半導体生産子会社であるヤマハ鹿児島セミコンダクタをフェニテックセミコンダクターに譲渡することで合意したと発表した。ヤマハ鹿児島セミコンダクタは1987年に設立され、2012年からは地磁気センサの生産を行っていたが、ヤマハが進める半導体事業のファブレス化に伴い、今回、生産ラインの拡張を目指すフェニテックと思惑が一致し、譲渡が決定したという。譲渡方法はまだ決まっていないが、契約そのものの締結は2015年3月、譲渡は同年10月に実施される予定だという。また、ヤマハ鹿児島セミコンダクタが生産していたセンサ商品については、台湾を中心に生産委託を進めており、生産管理拠点を台湾に設置する予定だとしている。
2014年11月04日スウェーデンのボルボ・カーは、主力工場であるイェーテボリのトースランダ工場に、2万4,000平方メートルの新しい生産施設をオープンしたと発表した。これにより、トースランダ工場の年産能力は約20万台から約30万台へと引き上げられた。この新しい車体工場は今年の後半に生産を開始し、欧州で来年第1四半期に発売予定の新型SUV「XC90」を生産する予定だ。「XC90」はボルボの新しいスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)を採用する最初のモデルとなる。この工場の新設は、ボルボが推し進める110億米ドル規模の投資をともなう大きな変革の一部と位置づけられている。投資額のおよそ半分は新しい車台構造と「Drive-E」(ドライブ・イー)エンジンシリーズの開発に費やされる。この工場では約300台のロボットを導入するが、オートメーションの比率はむしろ減らし、ロボットと有能な従業員が並行して働く形態を増やしていくという。新工場はボルボのトースランダ工場50周年記念の日にオープンした。工場のあるイェーテボリ市は、ボルボが87年間にわたって本社を置いてきた場所であり、この場所で大規模な工場の増設を行ったことは、ボルボ車が今後もスウェーデン国内での生産にこだわることを意味している。ボルボは年間販売台数80万台という長期目標を設定しており、新工場はその達成に向けての大きな1歩となる。
2014年05月01日機械で大量生産されたものではなく、ひとの手によって生み出されたものには、独特の風合いがあり、愛着もいっそうわくもの。そういったものは見るだけで、温かい気持ちになれますね。鹿児島睦さんは、福岡で陶器やファブリック、版画などを中心に制作している作家。動物のオブジェや愛らしいイラストの絵皿など、朗らかな魅力に溢れた作風で知られています。10月12日から10月27日まで青山で開かれる鹿児島さんの展覧会に出かけてみてはいかがでしょうか。今回の展覧会のテーマは、“図案”。鹿児島さんは、サラサラと魔法のように筆をすすめて、器に絵付けし、いつか彼が作り出すであろう道具の“図案”のような、楽しげな風景が思い浮かぶ模様やイラストを描くそう。それは、作品としてコレクションするのではなく、道具として愛着を持ち、日常を楽しんでもらうためのデザインとしての図案です。その“図案”をテーマにしたこの展覧会では、紙や木版などを用いた作品や、会場の壁一面に描かれる壁画などの空間演出で、素材や用途に限定されない、鹿児島睦さん自身の画力から生まれる世界観を味わえそうです。会場には、京都・西陣の唐紙工房「かみ添」とのコラボレーションで生まれた「唐紙摺り」や、色ごとにひと版ひと版、柄をのせてゆく木版プリントなどを展示。唐紙の作品や、 木版プリントで作られた新作のスカーフやハンカチは購入可能なので、そのハンドメイドならではの素朴な風合いを味わって。また、プリントに用いられた木版も展示されるので、工程を想像するのも楽しそう。10月26、27日の二日間は、心がほっとするような素朴で優しさが感じられる、ハンドメイドのうつわたちの展示即売もあります。ぜひ日々の暮らしを温かく彩ってくれるお気に入りのアイテムを見つけたいですね。青山へのお買い物やお散歩の途中に、足を運んでみてはいかがでしょうか。心がほっこりするような時間が過ごせそうです。【展覧会概要】タイトル:MAKOTO KAGOSHIMA EXHIBITION 2013 鹿児島睦の図案展会場:doinel会期:2013年10月12日(土)~2013年10月27日(日) 12:00~20:00 水曜定休・doinel 公式サイト
2013年10月11日「生産量日本一」と聞くと新潟県のお米や青森県のリンゴなどが有名。そういったメジャーなもの以外では、どんな変わった生産量日本一があるのでしょうか?いろいろな都道府県の方に、地元の生産量日本一はなにか聞いてみました。●ジーンズの生産量日本一(岡山県)岡山県はジーンズの生産量が日本一です。国内シェア30%を誇る時期もあったそうです。ちなみに、岡山県倉敷市は国産ジーンズの発祥地であったりもします。(28歳/女性/岡山県在住)倉敷市の児島という地域が発祥地だそうですね。●学生服の生産量日本一(岡山県)岡山県は学生服の生産量が日本一です。日本全体の生産量の7割が岡山県で作られていますよ。(31歳/男性/香川県在住)これも倉敷市の児島地域だそうです。ジーンズに学生服と、すごい地域ですね!●自動販売機の生産量日本一(三重県)地元・三重県は自動販売機の生産量が日本一の県です。主に四日市市で製造されていて、年間10万台以上が出荷されます。みなさんの町にある自販機も、もしかしたら三重県生まれかもしれませんよ。(33歳/男性/大阪府在住)関東圏に集中しているのかと思っていました!●寒天の生産量日本一(長野県)大学時代に住んでいた長野県は寒天の生産量日本一の県です。国内シェアは70%以上でダントツです。中でも茅野市が一番の生産量を誇ります。輸入品も多いそうですが、負けずにがんばってもらいたいです。(31歳/男性/東京都在住)寒天に使われるてんぐさは静岡県で主に取れるそうです。●メガネのフレーム生産量日本一(福井県)実家のある福井県には鯖江市というところがありまして、そこがメガネのフレームの生産量が日本一です。農家が冬場の収入源にと始めた産業なのですが、現在では国内シェア90%です。(28歳/女性/京都府在住)世界シェアでも約20%を誇るそうです。う~ん、すごい!●つまようじの国内生産量日本一(大阪府)大阪府は実はつまようじの生産量が日本一です。大阪府の南東にある河内長野市というところが一大生産地で、河内長野市だけで国内シェアの95%を誇ります。大阪府には色んな生産量日本一がありますが、シェアだけで考えると抜けているんじゃないでしょうか?(38歳/男性/大阪府在住)95%ってすごいですよね。筆者も大阪に住んでいたことがありましたが、知りませんでしたね。●回転ずし用のコンベア生産量日本一(石川県)回転ずし店で使われるベルトコンベアはほぼ100%が石川県で製造されているものです。お茶を淹れる機能がついたコンベアなども全部石川県の製作所によって開発されたものです。(39歳/男性/東京都在住)これは知りませんでした!すしネタの鮮度を管理するシステムなども石川県の製作所で開発されたものだそうです。●伊勢えびの漁獲高日本一(千葉県)生産量とはちょっと違いますが、千葉県は伊勢えびの漁獲高が日本一です。友人などに話すと「三重県じゃないの!?」と驚かれます。「伊勢えびアイス」なんて名物もあるくらいですよ。(31歳/男性/千葉県在住)「伊勢えび」って言うくらいだからてっきり三重県が1位なんだと思っていました。三重県は第2位なんだそうです。意外な「生産量日本一」を持っている日本の各都道府県たちを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?回転ずし用のコンベアや伊勢えびは個人的に意外と言いますか、勉強になりました。さて、みなさんの地元の生産量日本一はなんですか?(貫井康徳@dcp)
2013年01月06日トヨタ自動車は17日、レクサスの2シータースポーツ「LFA」の予定生産台数500台の生産を完了したと発表した。LFAは、2010年12月に第1号車を生産開始。生産拠点となった「LFA工房」では、1日に1台のペースでLFAを生産し、2012年1月からは標準仕様のLFAに加えて、よりサーキット走行に軸足を置いた仕様の「LFA ニュルブルクリンクパッケージ」の生産も開始した。LFA生産最後の500台目となる車両は、12月14日にLFA工房で生産したのち、品質検査、走行テストを経て、顧客のもとに届けられる。なお、LFAの開発・生産を通じて得られた技術、特に炭素繊維強化樹脂(CFRP)部品の生産ノウハウや、エモーショナルなクルマづくりの精神は、今後のレクサス車両に幅広く継承していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日香りわき立つ話題のあの製品女優でファッションモデル、またタレントとして幅広く活動する佐々木希が14日、自身のオフィシャルブログで、あるお気に入り製品を大量買いしたことを画像付きで報告し、話題となっている。彼女が“大量買い”したというのは、花王の人気柔軟剤「フレアフレグランス」だ。洗濯の際にはいつも愛用しているといい、2種の香りの詰め替え用をプラスチックケース2箱分購入し、並べている様子が公開されている。これで美人の香りわき立つ?!佐々木は、この製品の香りがとても気に入っているそうで、甘すぎず強すぎないところがいいという。あまりに気に入っているため、インターネットショッピングを利用し、思い切ってまとめ買いしたのだそうだ。こんなに買ったのはさすがに初めてとも語り、ブログ読者にもおすすめの製品として紹介している。花王「フレアフレグランス」は香りの柔軟剤として人気の製品で、水分や汗を感じるたびに新鮮な香りがさらにわき立つところが特長だ。石原さとみ出演のTVCMでも知られている。画像で見ると、佐々木のチョイスは、はじけるベリーにアクアノートを加えた華やかな香りが楽しめる「パッション&ベリー」と、やさしいホワイトフローラルにバニラを組み合わせた摘みたての清々しい香りが広がる「フローラルスウィート」となっている。すれ違う動きとともに素敵な香りが漂う女性はやっぱり魅力的なもの。「フレアフレグランス」で、佐々木や石原のような魅力をあなたもまとえるかも?!元の記事を読む
2012年11月15日