宇宙の神秘を目で感じることができる、天体ショー。神秘的な光景は、驚きや癒しを与えてくれます。2021年最後の大きな天体ショーは、しぶんぎ座流星群やペルセウス座流星群と並んで『年間三大流星群』の1つとされる、ふたご座流星群です。2021年の『ふたご座流星群』を観測しよう!国立天文台によると、2021年のふたご座流星群を観測できるのは12月14日。極大を迎えるのは16時頃ですが、ふたご座流星群の活動時間は長いため、見頃は月が沈んだ14日の未明です。夜明け前は月明りの影響がなく条件がいいため、暗い場所で観測すれば1時間に50個ほどの流れ星を見ることができるのだとか!月明かりの影響がある時間帯でも、1時間で20~30個ほどの流れ星が観測可能とのこと。※画像はイメージ放射点は、ふたご座の2等星であるカストル。ですが流れ星はいろいろな方角に流れるため、空全体を見渡せる場所がオススメです。冬の天体観測は、風邪をひかないようにしっかりと防寒対策をして、身体を温めてくださいね。2021年の思い出として、14日の夜は空を見上げてみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2021年12月05日例え、星座に詳しくなくとも、多くの人が一度は耳にしたことがあるであろう『北斗七星』。春がもっともよく見える季節ではあるものの、北斗七星自体は一年中観測できます。冬であれば空気も澄み渡り、より一層、その輝きが増して見えることでしょう。写真家のKAGAYA(@kagaya_11949)さんが撮影した1枚は、北斗七星の輝きと美しさを見事に切り取ったものでした。七つ星が、ちょうどおさまる池のほとり。風のない夜、鏡のような水面に北斗七星が映っていました。(先日撮影)今日もお疲れさまでした。明日もおだやかな一日になりますように。 pic.twitter.com/JRc5sqH6N7 — KAGAYA (@KAGAYA_11949) November 25, 2021 水面がそのまま夜空を映し出し、どちらが空なのか分からなくなる不思議な感覚におちいります。風のない夜だからこそ撮影できた1枚に、「神秘的」「感動的」と絶賛の声が寄せられました。・北の空に輝く宝石みたい。・絵にかいたような素晴らしい星空。・なんて素敵。スマホの待ち受け画面にしたい。さまざまな伝説が残る北斗七星。昔の人たちが、北斗七星を見てなぜそこまで想像力をかきたてられ、そして逸話が生まれたのか、この美しさを見れば納得ですね。KAGAYAさんの『星空の楽しみかた』が発売KAGAYAさんが手がけた本『星空の楽しみかた』が、2021年11月末に発売されます。これまで数々の星空を撮影してきたKAGAYAさんによる、星空の入門書を手に、あなたも夜空を眺めてみてはいかがですか。KAGAYAの星空入門書がついに発売!『星空の楽しみかた』今夜お家で探せるものから、一生に一度の奇跡の光景まで、「天空の贈り物」を探すためのガイドブック。11月末日発売予定、河出書房新社刊。全国書店・ネット書店で予約できます。アマゾン — KAGAYAスタジオ (@KAGAYAStudio) October 29, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年11月27日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、「ビクセンオリジナル天体カレンダー2022版」を2021年12月2日(木)より発売します。さまざまな天体写真が毎月のページを飾る、天文情報満載のカレンダーです。<ビクセンオリジナル天体カレンダー2022表紙デザイン>表紙と各月のページには、ビクセンオリジナル天体カレンダー写真コンテストの入賞作品が掲載されています。日付部分には、日の出・日の入り時刻や月の満ち欠けの様子、さらには流星群の極大日といった天文情報が書かれていますから、天体観測や撮影、観望会イベントの計画の際にたいへん役立つカレンダーです。ビクセンオリジナル天体カレンダーはビクセン製品取扱の各店(下記参照)やビクセンオンラインストアにて販売いたします。商品名:ビクセンオリジナル天体カレンダー<発売日>2021年12月2日(木)<メーカー希望小売価格>¥1,870(税別¥1,700)<商品コード>511532<JANコード>4955295511532ビクセン製品販売店一覧 ビクセンオンラインストア <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月25日月の約98%が隠れる、『ほぼ皆既月食』が夜空を飾った、2021年11月19日。ほぼ月全体が隠れる部分月食が見られるのは140年ぶりで、世紀の天体ショーに、この日、誰もが夜空を見上げました。別所隆弘(@TakahiroBessho)さんは、珍しい『ほぼ皆既月食』を背景にした岐阜県岐阜市にある岐阜城を撮影。その神秘的な1枚に、多くの人が心を奪われました。岐阜城と月食のコラボが凄すぎた!あ、合成じゃないよ!ワンショット! #皆既月食 #部分月食 #月蝕 pic.twitter.com/687FA2VvbT — 別所隆弘 (@TakahiroBessho) November 19, 2021 より一層、荘厳な雰囲気が増した岐阜城。圧倒される迫力に、ただただ時間を忘れて見入ってしまいます。撮影者の別所さんによると、岐阜城から離れた場所で、超望遠レンズで撮影することで、このような迫力ある1枚が撮影できるとのこと。140年ぶりとなる天体ショーにふさわしい、見事な1枚に、絶賛の声が寄せられています。・すごい!感動的!・自分が住んでいる地域からは、真っ暗な状態の月しか見ることができなかったので、嬉しい。・当日は月が雲で見えなかったから、ありがたい!なお、2022年11月には皆既月食が、2023年10月には部分月食が見られるといいます。再び、奇跡のような光景を見ることができるのか…今からワクワクしてしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年11月20日2021年11月17日深夜から18日の明け方にかけて、『しし座流星群』がピークを迎えます!毎年、11月になるとみられる『しし座流星群』。2021年は、17日の23時頃から流星が出現し始めるといいます。※写真はイメージしし座流星群が見頃を迎える17~18日の夜は、月明かりの影響が大きく、時間がたつにつれ広範囲で曇りが広がります。そのため、23時頃から人工的な灯りが少ないところやできるだけ空が広く見渡せるところで観測するのがおすすめ!極大は18日の深夜2時頃となり、運がよければ流星を見ることができるかもしれません。夜の冷え込みが厳しくなる11月中旬ですので、防寒対策をしっかりとしたうえで、しし座流星群の観測にのぞみましょう![文・構成/grape編集部]
2021年11月17日宇宙はロマンの宝庫。人類にはまだ解き明かすことができない謎が、数えきれないほど詰まっています。また、定期的に披露される壮大な『天体ショー』は、地球上からでも楽しむことができます。2021年11月19日は『ほぼ皆既』の部分月食!地球が太陽と月の間に重なり、地球の影によって月が欠けたように見える現象を『月食』と呼びます。2021年11月19日は、ほぼ皆既月食といえる部分月食を見ることができるのだとか!皆既月食とは、完全に地球の影で月が見えなくなる現象。国立天文台によると今回の部分月食は、月の直径の97.8%まで影に入り込むそうです。国立天文台では東京都三鷹市にある三鷹キャンパスから、解説を交えて月食のライブ配信が行われます。同日16時27分頃から月食が始まり、最大は18時2分頃。それから19時47分にかけて、観測することができると予想されています。今回の月食は、天気がよければ全国で観測可能。東の空が開けた場所での観察がオススメとのことです。宇宙の広さを感じる、皆既月食。あなたも、この日は空を見上げてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年11月16日2021年5月26日に見られる、皆既月食。満月がもっとも地球に近い状態で、皆既月食を見ることができます。皆既月食が見られるのは約3年ぶり。次は12年後となります。同年11月19日にも、月食が起こるものの、月のほとんどの部分が地球の影の中に入り込む部分月食のため、今回の皆既月食を見逃さないようにしてくださいね!皆既食の始まりは20時9分頃。食の最大は20時18分頃です。キティが皆既月食を生配信!皆既月食を楽しみにしているのは、あの人気キャラクターも同じ。同日19時30分から、ハローキティがYouTubeチャンネル『HELLO KITTY CHANNEL』にて初めてのライブ配信を行うそうです。(c)‘21 SANRIO 著作(株)サンリオなんと、「3年ぶりの皆既月食をみんなで見たい!」とキティが事務所に懇願して実現したのだとか。キティは、「月食はなぜ起こるのか」「皆既月食になると月が赤く見えるのはなぜなのか」などについても説明してくれる予定だといいます。また、コメントを送るとその場で返してくれることもあるかもしれません。「1人で皆既月食を見るのはさびしいな」という人は、キティと一緒に皆既月食を見てはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2021年05月26日月が欠けたように見える現象、『月食』。太陽と地球、そして月が一直線に並ぶと、月が暗くなったり、欠けたりして見えるのです。2021年は、月食が2回もある年。そのうちの1回は、5月に日本全国で見ることができますよ!スーパームーンの皆既月食皆既月食が起こるのは同年5月26日の夜。国立天文台によると、18時45分から欠け始めて、20時9分に月が地球の影に入る皆既食となり、赤黒い色に見えるといいます。20時28分には皆既食が終わり、部分食となっていくのだとか。一部の地域では、月が欠けた状態で昇ってきますが、月食の見え方は各地で変わりません。また、この日はスーパームーン!2021年で、もっとも地球に近い満月です。もっとも遠い満月に比べて、約30%明るく見えるのだとか。皆既月食も見やすいかもしれません!梅雨に入っている地域もありますが、この日は空が晴れることを祈りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月19日毎年春に極大を迎えること座流星群の見頃が、2021年もやって来ました。こと座は、楽器の琴の形をした星座。夏の大三角形に含まれている、1等星のベガ(通称:織姫)が特徴です。国立天文台によると、極大は2021年4月22日の22時頃。見頃は22日の深夜から23日の未明にかけての時間帯で、月が沈んだ後は条件がいいとのことです。基本的に天体観測は、月の光で夜空の明るい時間帯を避けるのがベスト。先述したように、1等星のベガを目印にこと座を探すと分かりやすいでしょう。春になって気温が暖かくなってきましたが、夜は冷える場合があります。観測する際は、上着や温かい飲み物を用意してくださいね。新型コロナウイルス感染症の影響で、不安定な日々が続く世の中。こんな時は夜空を見上げて、心身の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年04月22日2020年12月21日、木星と土星が最接近します。日が暮れたわずかな時間だけ見られる光景なので、チャンスを逃さないようにしてください!さらに、この接近はなんと約400年ぶりなんだとか。国立天文台によると、同月17日には木星と土星の近くに細い月が見え、美しい眺めになるといいます。高度が低いため、見晴らしのよい場所で観察するのがいいでしょう。人によって、肉眼では1つの星に見えるかもしれません。望遠鏡を使って観察すれば木星の周りに、ガリレオが発見した4つの衛星『ガリレオ衛星』も観察できるそうです。※写真はイメージまた、木星と土星が近づき『グレート・コンジャクション』が起こる日といわれています。『グレート・コンジャクション』は、「200年に一度の転換期」や「新たな時代の幕開け」などといい伝えられているのだとか。貴重な、木星と土星の最接近を観察し、2021年の幕開けへ気持ちの準備をするのもいいかもしれません![文・構成/grape編集部]
2020年12月17日毎年11月は『しし座流星群』が見られる時期です。33年ごとに活発になるしし座流星群。2001年には日本で1時間に千個を超える流星が観測されました。2020年も、2001年ほどまではいきませんが、しし座流星群を見ることができます。最低でも15分は観察しよう!2020年は11月17~18日の未明が、観測のチャンス!国立天文台によると、1時間に3個ほどの流星を見ることができるといいます。見る方向は気にする必要はないものの、月のある方向を正面にするのは避けるべきだそうです。観測するなら、人工的な灯りが少ないところやできるだけ空が広く見渡せるところがベストポジション。また、最低でも15分は空を見上げていたほうがよいでしょう。日中は温かくても、夜は冷えるところもあります。防寒対策をしながら空眺めてみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2020年11月17日広大な宇宙が繰り広げる、天体ショー。美しい星々や月を眺めていると、自然と心が落ち着くものですよね。毎年決まった時期に見ることができる流星群は、条件がよければたくさんの流れ星を見ることができます。2020年の『しし座流星群』がいよいよ!11月に極大を迎える『しし座流星群』の時期が、2020年もやって来ました。国立天文台によると、極大は11月17日。18日の未明が見頃とのことですが、極大時刻の条件がたいへん悪いため、天候や観測場所によるかもしれません。※写真はイメージおよそ33年ごとに活発になり、中でも1799年、1833年、1866年、1966年、2001年は大量の流れ星が観測された、しし座流星群。2001年には日本で1時間に千個を超える流星が観測されたといいます。早くも2034年頃が楽しみですね!地域によっては夜は冷え込むため、観測する際はしっかりと防寒することをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2020年11月07日夜空を明るく照らす、月。半月や三日月などさまざまな形がありますが、その中でも丸く美しい形で光を放つ満月は、見るだけで幸せな気持ちになりますよね。2020年9月2日には、『コーンムーン』と呼ばれる満月を観測することができます。9月2日は『コーンムーン』を見上げよう1か月ごとの満月の名称は、アメリカの先住民が季節を把握するために付けたものだとされています。コーンムーンの由来となる『コーン』は、とうもろこしのこと。とうもろこしは秋に収穫時期を迎えるため、農家の人は収穫のピーク時に、この月の光で夜遅くまで働くことができるといわれているそうです。※写真はイメージまた、9月の満月は、収穫を意味する『ハーベスト』が付いた『ハーベストムーン』と呼ばれるのが一般的です。しかし、同年は秋分に近い日数で観測できる10月2日の満月のほうを『ハーベストムーン』と呼ぶことから、今回の満月を『コーンムーン』と呼ぶのだそう。ネット上では「今夜が楽しみ」「絶対に見る」などの声が上がっています。夜の気温が徐々に下がってきた同日。少し早い秋の訪れを知らせる満月の光を浴びて、心身ともにリラックスしてみてはいかがでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月02日1か月に一度、夜空に姿を現す満月。美しい光を放つ神秘的な姿を見ていると、自然と心が安らぎますよね。毎年6月の満月は、少し赤みがかって見えることから『ストロベリームーン』と呼ばれています。また、アメリカでは6月がイチゴの収穫時期であることからも、そのような名称が定着したようです。2020年の『ストロベリームーン』はいつ?「見た人は恋愛運が上がる」「好きな人と結ばれる」といういい伝えがあるストロベリームーン。2020年のストロベリームーンは、6月6日に見ることができるようです。6月21日は夏至。この時期になると1年のうちで太陽の高さがもっとも高くなります。そのため、もっとも低い位置になった月は大気の影響を受けやすく、朝日や夕日が赤く見えるのと同じように月が赤く見えるのです。毎年ストロベリームーンの時期になると多くの人が満月の写真を撮り、「赤くてかっこいい!」「ハムにも見える」など話題になっています。「美しい月を見たい」「好きな人と結ばれたい」という人は、空を見上げてみてはいかがでしょうか。天体観測をする際は、新型コロナウイルス感染症の対策として『三密(密閉、密集、密接)』は避けるようにしてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日梅田スカイビルの空中庭園・屋上展望台のスペシャルエリアで、まったりと星空鑑賞を楽しめる「星空に近い天体観測」。ただいまチケットぴあでは、この夏のラスト開催回となる8月30日(金)から9月1日(日)分のスペシャルエリア入場券を絶賛抽選販売中。応募受付は、8月28日(水)11:00まで。空中庭園展望台『星空に近い天体観測』スペシャルエリア入場券 チケット情報スペシャルエリアに設置されたドーム型のシースルーテントは、さえぎるものが何もないオープンエアな空間。瞬く星空はもちろん、高層ビルが建ちならぶ大阪の夜景も満喫できるのは、都心の天体観測ならでは。また、星空鑑賞のおともに、クラフトビール1杯のウェルカムドリンク付きなのも要チェック。キリンビール株式会社のクラフトビール専用ディスペンサー「タップ・マルシェ」で、ホワイトビールやフルーツビールなど多彩なラインナップからお好みの味をどうぞ。なおクラフトビールは、40Fの屋内展望フロアのカフェ「cafe sky 40」でも販売され、4種飲み比べセット1000円も人気(別途料金)。この夏最後の思い出に、心ときめくファンタジックな夜を過ごしませんか。■「星空に近い天体観測」スペシャルエリア入場券星空鑑賞に加え、空中庭園展望台の入場料込みのお得なチケット。空中庭園展望台では、9月1日(日)まで「夏と星と夜」が開催中。幻想的なアート作品や光と音楽で演出された40F屋内展望フロアは必見!ぜひ星空鑑賞と合わせてお楽しみを。★ウェルカムドリンクには、クラフトビール1杯をプレゼント(お子さんやアルコールが飲めない方向けにノンアルコールビール・ソフトドリンクもご用意)。【開催日時】2019年8月30日(金)、31日(土)、9月1日(日)(1)20:00~21:00/(2)21:15~22:15【場所】空中庭園・屋上展望台【価格】お1人様 1,500円(空中庭園展望台の入場料を含む)【人数】1組 2名~6名様(1組2名様以上でのお申込み)※4歳未満のお子さまは入場無料/人数は4歳未満のお子さまも含めて6名様まで。【応募受付期間】2019年8月28日(水)11:00まで【当選発表】2019年8月29日(木)18:00頃
2019年08月22日天体フォトセミナー開催2019年4月11日(木)、東京・永田町の紀尾井カンファレンスにて、天体写真撮影について学べる「星空の集い。天体フォトセミナー初級」が、総合光学機器メーカー株式会社ビクセン主催で開催されます。美しい星空を写真に収めよう同セミナーは、美しい星空を風景とともに撮影する”天体フォト”について初歩から学ぶことができる講座です。カメラやレンズなど基本的な機材選びから教えてもらえるので、初心者でも安心して受講することができます。講師を務めるのは星空写真家の成澤 広幸氏。他にもカメラ操作をサポートするスタッフが数名用意されています。天候が良ければ屋外で撮影体験してみることも。撮影地選びやポータブル赤道儀の操作など、実践的な内容も盛り込まれています。参加費は3,000円(税込)。事前申し込みが必要なため、気になる人はお早めに。この機会に壮大な星空をカメラに収める天体フォト撮影を、プロから学んでみてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ビクセンのプレスリリース※「星空の集い。天体フォトセミナー初級」
2019年04月01日天体観測好きさんでなければ、意識して夜空を見上げるなんてことはあまりないのかもしれません。でも、ニュースで流星群やスーパームーンの話題が出ると、つい気になってしまいますよね?そこで、2019年に起こる天体ショーの中から、望遠鏡なしでも観測できると言われているものをいくつかピックアップしてみました!■注目のお月様トピックス◎2019年はスーパームーンが2度も!(1月21日、2月20日)月が地球に接近することで知られるスーパームーン。ふとお月様を見上げたとき、確かに「でかっ!」と月の存在感を改めて感じる日でもありますね。2019年は1月21日と2月20日(19〜20日)にかけて、2ヶ月連続で見られます!特に2度目のスーパームーンは空気が澄んでいる時期でもあり、より月の大きさを実感しやすいとのことです。年初から月のパワーをたくさんいただいちゃいましょう!◎中秋の名月は9月13日、十三夜は10月11日月の美しさを愛でる行事と言えば、中秋の名月ですが、この日の月は地球から最も離れているので、年間でも一番小さく見えるのだとか。ちなみに、十五夜にお月見の飾りをしたら十三夜も同様にお月見をするのがならわし。どちらか一方だけだと「片月見」と言って、あまりよくないそうですよ。■三大流星群に注目!◎しぶんぎ座流星群(1月4日に極大)3大流星群の中でも一番早い時期に見られる「しぶんぎ座流星群」は、年始早々の華やかな天体イベント。極大時刻は1月4日の日中11時頃と予想されています。夜明け前ごろ、北東の空から全天に向けて、多くの流れ星を観測できそうです。◎ペルセウス座流星群(8月13日に極大)極大時刻は8月13日の午前10時ごろと予想されています。見やすいのは、13日の未明から明け方にかけて。時間的には少々厳しいけれど、例年たくさんの流れ星が見えるので、それ以外の時間帯でも十分楽しめるみたいですよ。夏休みを利用して、星がきれいな場所に遊びに行くのもいいですね!◎ふたご座流星群(12月15日に極大)空気が澄んだこの時期の流星群は一段とロマンティック。極大時刻は15日の午前2時ごろと予想されています。東の空を中心に、条件が良ければ1時間に数十個も見られるのだとか。■今年は日食も、全国で2度見られる!◎部分日食(1月6日)お正月休みの最終日を彩るかのような天体イベント、部分日食が全国で見られます。朝の8時台に始まり、お昼前には終了する予定。地域によっては半分以上も欠けて見えるそうなので、見ごたえがありそうですね。◎2度目の部分日食(12月26日)2度目の日食は、およそ1年後の12月26日。年末の忙しい時期ですが、ぜひとも空を見上げてみたいところ。午後に起こるので、地域によっては欠けたまま日没を迎える様子が見られるかも。ちなみにこの日、グアムやシンガポールでは金環日食となるんですって。この時期、海外に行くならぜひ!■キラリと輝く金星の動きに注目◎日の出前の空で土星と金星が接近(2月19日)2つの惑星は2月18日の深夜に最も近づき、19日の明け方、ほとんど並んで昇ってくるそうです。明るい金星と控えめに輝く土星……夜明け前の惑星たちの共演を楽しみましょう。◎細い月が土星、金星に近づく(3月3日)3月2日の明け方、新月前の月と土星が並びます。翌3日の明け方には、さらに細くなった月が金星と並ぶそう。ひな祭りを迎えるこの時期、月と惑星たちが寄り添う様子を眺めてみては。■夜空から宇宙のパワーをいただいて星の観測をする時に注意したいのは、月明りや照明の光が目に入らないように視点の向きを調整すること。さらに、暗がりで目を慣らしてから10~15分後に、よく見えるのだそうです。一人で星に願いをかけるもよし、大切な人と肩寄せ合って観測するもよし。夏場は虫よけ、冬場は防寒対策をしっかりとして、ゆったりした気分で星を眺めましょう。宇宙からのパワーをたっぷり受け取ることができそうですね!
2019年01月01日今年は天体ショーが目白押し!夜空を見上げて癒しのひととき。コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン®2018年は年明けのスーパームーンにはじまり、15年ぶりの火星の大接近やペルセウス流星群など天体ショーが目白押し。観望会と併せて星空解説をしてくれるイベントなども各地で開催されています。星や宇宙をテーマにしたカフェやバーも増えてきて、プラネタリウムが観られるレストランや望遠鏡を設置しているカフェ、星空を見ながら施術を受けられるエステと、天体ファンの輪は広がるばかり。夜空の星を少し知っているだけでも、晴れた日の帰り道はぐんと楽しくなるもの。天体デビューするなら、やっぱりプラネタリウム。「幼い頃以来行ったことがない」という方も多いですが、最近のプラネタリウムはちょっとすごい。星座の解説だけでなく、テーマに沿ったストーリーと、トップミュージシャンが提供する音楽、人気声優陣がナレーターを務めるなど一つの作品をして完成されたプログラムが上映されるのです。作品のテーマに合わせた”オリジナルアロマ”でリラックスできるプログラムには、ヒーリング効果も。映像と音楽とアロマの融合。プラネタリウムは今や知識をつけながら癒される特別なスポットなのです。 コニカミノルタプラネタリウム”天空”では現在4作品を上映していますが、イチオシは新作「星の旅 -世界編-“天空” 特別ロングバージョン」。星景写真家としても人気の高い映像クリエイターKAGAYA氏が、3年の歳月をかけて撮影した世界各地の星空と絶景を巡る旅を、スクリーンいっぱいに楽しめます。南十字星や天の川、ウユニ塩湖の水鏡に映る満天の星たちの力強い美しさにきっと圧倒されることでしょう。プラネタリウムで星空を眺め癒しの時間を過ごす夏、おすすめです。 コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン®東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ7階03-5610-3043 (受付時間 10:00~19:00)夏の定番「お化け屋敷」だけじゃない!機械遺産もある遊園地水と緑の遊園地 としまえんとしまえん正門夏の納涼スポットの定番といえば「お化け屋敷」。もはやこの季節の風物詩として定着しつつあり、毎年アミューズメント施設ごとに新作が発表されるなど、お化け屋敷は人気アトラクションのひとつ。歩行型、ライド型、映像・音響型と分類されるお化け屋敷ですが、年々進化し続け、最近では寝たまま恐怖体験ができる「廃ベッド型」や謎解きスタイルの「ミッションクリア型」など様々なジャンルが登場しています。今回ご紹介の「水と緑の遊園地 としまえん」のお化け屋敷は歩行型。自力で歩いて恐怖の霊感スポットから脱出しなければなりません。実は調べていると「としまえんのお化け屋敷には本物が出る」という噂があるそう。大正時代から続くため不思議な謂れがあるのでしょうか。ミステリーとロマンを求めるサブカル女子がとしまえんを注目する背景には、都市伝説が生まれるほどの深い歴史があるからなのかもしれません。 お化け屋敷としまえんに行ったらぜひ見逃さないでほしいのが、回転木馬「カルーセルエルドラド」。機械仕掛けの芸術的乗り物であり100年以上の歴史を持つ世界的に貴重な文化遺産として、2010年8月7日に『機械遺産』に認定されました。アールヌーボー様式の豪華な装飾が特徴で、当時のドイツの栄華を感じながら、手彫り木製彫刻のぬくもりを堪能することができます。 カルーセルエルドラド 歴史ある施設やアトラクションは、カルチャー女子の好奇心を満たしてくれる、オトナも楽しめるアミューズメント施設。今年は背筋も凍る体験で、ドキドキしてみてはいかがでしょう。としまえん東京都練馬区向山3-25-103-3990-8800冷涼な屋内スポーツはいかが?夏こそスケートリンクへ!明治神宮外苑 アイススケート場スケートリンクは夏も開いていることをご存知ですか?期間限定で開設される屋外特設会場や冬季オリンピックのイメージで「スケートは冬だけのスポーツ」と思われがちですが、屋内リンクなら通年でスケートを楽しむことができます。リンク内の気温はなんと10℃以下。はじめは寒いくらいですが、滑っているうちに体が温まってくるので、リンクをあがる頃にはじんわりと汗ばむほど。防寒用の上着と転倒によるケガ防止のための手袋があればスケート靴はレンタルできるので、「暑いけど体を動かしたい」というスポーツ女子にはぴったりのスポット。(もし手袋を忘れても300円ほどで購入できます。)片足ずつに体重を乗せかえる重心移動が大事なので、滑りながら体幹が鍛えられます。スポーツなら、ヨガやボルダリングが好き!という方は上達が早いかも。体が冷えてきたらヒーティングルームで一息。コツを掴んで滑れるようになってくると、何周滑っても物足りないくらいです。「もっと上手になりたい!」という方には、大人のためのスケート教室も常設されています。スケート教室に通うオトナ女子は意外と多く、好きなスケート選手の話で盛り上がったり滑り方のコツを教え合ったりみんなでワイワイ。マイスケート靴で滑るようになれば、気分はすっかりアスリート。スポーツ観戦にも興味が出てきたりと、新しい世界が広がること間違いなし。明治神宮外苑 アイススケート場東京都新宿区霞ヶ丘町11-103-3403-3458自然のなかで飲むビールは格別!澄んだ空気に心も体もリフレッシュ高尾山ビアマウントビアマウント からの景色まだ少し夏の気配が残る10月の、秋へと変わる季節の変換期まで、高尾山中腹で期間限定のビアガーデンが開催されているのを知っていましたか?ビアマウント会場の標高は約500m。高尾山口から登山道を歩けば片道40分ほど、ケーブルカーで片道6分、リフトなら片道12分ほどでビアガーデン会場へ到着します。「山だなんて暑そう」と思う方もいるかもしれませんが、太陽が落ちてくると木と葉が木陰を作り、空気もどこか涼やかで吹く風に汗がすっと引いていくのがわかります。また、ミシュランが作る「ミシュラン・グリーンガイド」という旅行ガイドがあるのですが、このシリーズのなかで外国人旅行者向けに発信されている、日本の「わざわざ訪れるべき場所」に、”山”として三ツ星認定されたのは、なんと富士山と高尾山だけ。多くの動植物が生息し緑が豊かなのに、自然散策が気軽にできるミシュランとして、人足の絶えないネイチャースポットなのです。そんな高尾山で開催されているのが「高尾山ビアマウント」。森林浴を楽しみながら、天然の涼しさに癒される納涼スポットとして、毎年ここで納涼会をする会社があるくらい、言わずとしれた人気のビアガーデン。そして、ケーブルカー高尾山駅の隣にも注目。2018年春にオープンした「高尾山スミカ」。開業40年の歴史ある名店「香住(かすみ)」が、”天狗など幾千の生き物が棲む処(=すみか)”という由来の新しい名前と共にリニューアルオープンしたのです。高尾山名物・天狗焼をはじめ、お土産処、蕎麦処、カフェなども利用できるようになりました。このカフェでは、八王子を代表するスペシャリティコーヒーの専門店「カザーナコーヒー」が監修した、高尾山スミカだけで提供される”Mt. TAKAO Blend”が味わえます。ここでしか飲めないコーヒーと大自然の眺望で一服して、日頃の疲れは忘れてしまいましょう。高尾山スミカのほかにも、周辺には「さる園・野草園」やビアマウント会場から徒歩15分ほどのところに「髙尾山薬王院」もあり、見所充分。高尾山スミカ夏山からの景色は壮観で、カメラ女子にもおすすめしたい、都心から1時間ほどの納涼スポット。大自然に触れて、心も体もリフレッシュする瞬間を感じてみてください。今年のビアガーデンは、マイナスイオンを浴びに高尾山で決まり。高尾山ビアマウントアクセス:京王高尾山口駅(新宿から47分)より徒歩5分。清滝駅からケーブルカーに乗り6分。ケーブルカー高尾山駅から歩いてすぐの階段がビアマウント会場の入口です。電話予約:042-665ー9943サイト予約:公式HP:涼しくなれるスポットで、カルチャーを楽しむ夏にしましょう!
2018年08月08日石垣島の星空。条件が揃えば天の川や南十字星も肉眼で観測可能(画像提供国立天文台)今年、沖縄県の石垣市と竹富町にまたがる西表石垣国立公園が、星空保護区に指定されたのを知っていますか?日本最南端にある石垣島は、天体観測のための好条件が重なっていて、本州からは見ることが出来ない星座がたくさん観測できるのです。観測方法もさまざまあるので、子どもの天体観測デビューにはピッタリ。というわけで、4歳児と一緒に体験してきた石垣島の天体観測と、観測方法を紹介します。絶対に予約を押さえたい!石垣島天文台の天体観望会石垣島天文台では週末の夜に、九州・沖縄エリア最大の望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」を使った天体観望会を行っていて、しかも無料。なかなか見ることができない大きな望遠鏡を見ながら天体の説明を受けた後、望遠鏡を使って天体観測ができます。筆者は4歳の息子連れで少し不安だったのですが、30分と短く、肉眼でも無数の星が確認できる夜空に親子で圧倒されぱなしで、飽きる間もありませんでした。息子は、星が動いているのが分かって驚いていました。この観望会はとても人気があり、土日祝のみの1日2回制となっていますが、あっという間に満席になるそうです。興味がある方は石垣島の旅行が決まったら、すぐに予約をした方が良さそうですよ。石垣島天文台と星空。山奥にあるので懐中電灯があると便利(画像提供国立天文台)ほかにも天体観測ツアーが満載!石垣島にはその他にも天体観測のツアーがたくさん。ツアー会社が行うツアーをはじめ、大型ホテルではホテル主催のツアーを実施しているところが多く、子連れにはとっても便利です。筆者も宿泊したホテル「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の天体観測ツアーに参加したのですが、集合場所はホテルのロビーで、観測場所もホテルの前のマエサトビーチなので、徒歩で移動でき、子連れでも楽チン。赤ちゃんを連れて参加している方もいました。東京では見ることができない流れ星をいくつも見ることができて、息子は大興奮!その他にも、国内では沖縄からしか見ることができない南十字星をはじめとしたさまざまな星座を楽しむことができました。ビーチから観測する以外には、屋根なしのバスをはじめ、クルーズ船やカヌーに乗って観測するツアー、「星空保護区」の西表石垣国立公園で見るツアーなどがあります。それらのツアーは年齢制限があるので、子どもの年齢に合わせて選ぶのがいいかもしれませんね。ANAインターコンチネンタル石垣リゾートで行われている「南の島の星空ツアー」。デッキチェアと双眼鏡の無料貸出があり子連れでも楽チン島をあげて天体観測のイベントも開催石垣島では夏の一週間、毎晩30分間だけ一斉に街中でライトダウンして天体観測やライブを行う「南の島の星まつり」というイベントが行われています。2018年は8月11日(土・祝)~19日(日)に開催。街明かりが干渉しないことから、街中でもまさに文字通りの満点の星空を眺めることができます。そのほか、24時間星の観測を行っているVERA観測局の特別公開や、夜の気象台見学会など、子どもも楽しめるイベントが満載です。天体観測は時間が必然的に夜になってしまうほか、ツアーガイドの説明もあるので、幼稚園の年長から小学生くらいからなら充分楽しめるかなと感じました。内容がある程度理解できる年齢であれば、星と宇宙に興味を持つことは間違いなし。小学生なら自由研究のテーマにもなりそうですね。石垣島に行くときは、天体観測を予定に加えてみてはいかがでしょうか?2018年の「南の島の星まつり」は、8月11日(土・祝)から19日(日)まで開催石垣島天文台ANAインターコンチネンタル石垣リゾート南の島の星まつり2018<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年07月24日東京スカイツリーのある東京スカイツリータウンで、「東京スカイツリー皆既月食&ブルームーン 天体観測イベント Supported by Vixen」が2018年1月31日(水)に開催される。「皆既月食」とは、地球が太陽と月の間に入り地球の影が月にかかることによって、月全体が隠れて赤銅色に見える現状のこと。そして「ブルームーン」は、ひと月のうちに2回目の満月が現れる現象を差す。「皆既月食」と「ブルームーン」が重なるとても稀。そんな貴重な“天体ショー”が1月31日(水)に楽しめることが発表された。東京スカイツリーは当日、「皆既月食」と「ブルームーン」の観測イベントを企画。地上450メートルの東京スカイツリー天望回廊や東京スカイツリータウン4階 スカイアリーナにて「ビクセン」の天体望遠鏡を使いながら月を観測することができる。展望台では東京の夜景に浮かぶダイナミックな月を、スカイアリーナからは東京スカイツリーと月の共演を、それぞれ別の角度から楽しむことができる。イベント中は天望回廊の際入場が何度でも可能なので、地上からの月と比べて鑑賞するのもおすすめだ。【イベント詳細】「東京スカイツリー皆既月食&ブルームーン 天体観測イベント Supported by Vixen」開催日時:2018年1月31日(水)20:45~22:30(最終入場は22:00)会場:東京スカイツリー天望回廊住所:東京都墨田区押上1丁目1-2料金:無料※別途、天望デッキおよび天望回廊の入場料金が必要。※当日もしくは事前購入で1月31日(水)有効の天望回廊までのチケットを持参の方に限り、20:30~22:00までの間再入場が可能。※1月31日(水)に限り、当日券の販売は21:30まで。※気象条件や日時により、月を観測できない場合があり。※荒天時も実施。※展望台への天体望遠鏡等の持ち込みは不可。※混雑時は、手持ちのスマートフォンで撮影する人数を制限する場合あり。【問い合わせ先】東京スカイツリーコールセンターTEL:0570-55-0634東京ソラマチコールセンターTEL:0570-55-0102
2018年01月21日去年は夜空をどれくらい見上げましたか?2018年は1月に入って早々、この年最大のスーパームーンが出現!ほかにも、皆既月食が見られるチャンスが二度もあるなど、天体ショーが盛りだくさんです。夜が来るのが待ち遠しくなりますね!■注目のお月様トピックス◎1月2日:スーパームーン月が地球に近づくときに見られるスーパームーン。お正月早々、この年最大の月が空に現れます。2018年をよい年にするために、月に誓いを立てるのもいいかもしれませんね。月の光を浴びて1年分のエネルギーを蓄えましょう。◎1月31日:皆既月食日本全国で3年ぶりに皆既月食が見られます!東南東の空にある月が欠けはじめるのは20時48分から21時51分に南東の空で皆既食。そこから1時間、欠けはじめから終わりまで観察することができます。空に浮かぶ赤胴色(しゃくどいろ)の月はなんとも神秘的です。◎6月28日:ストロベリームーンピンク色の月が夜空に現れます。この名前は月の色からではなく、アメリカでのイチゴの収穫期の満月だからそう呼ばれるようになったそう。ストロベリームーンを見ると幸せになれる、恋愛運が上がる、というジンクスがあります。恋の願いを月に叶えてもらいませんか。◎7月28日:皆既月食深夜から明け方にかけて食が起こります。夜明け前に食が起こるので、地域によっては部分月食になってしまうことも。また、この日の満月は2018年の満月のなかでも一番小さい満月です。◎9月24日:中秋の名月2018年の中秋の名月は9月24日です。中秋の名月と満月の日付けがずれるのはよくあることですが、明るく美しい月は見ごたえ十分!ススキやお月見団子を用意して、お月見を楽しみませんか。■流星群&お星さまトピックス◎2月2日:レグルス食(星食)星食というのを知っていますか?これは、星が月に隠される現象のことを言います。この日の明け方、獅子座の1等星レグルスが月に隠されます。肉眼ではやや見えづらいので、望遠鏡や双眼鏡などで見るとおもしろいですよ。ただし、レグルス食が見られるのは、名古屋付近より東の地域に限られます。◎7月31日:火星が大接近2003年以来、15年ぶりに火星が地球に大接近します。この現象は「スーパーマーズ」とも呼ばれます。目をこらして南東に赤く明るく輝く火星を探してみては。◎8月13日:ペルセウス座流星群条件がよければ、1時間に40個程度の流れ星が見られます。ピークの時間帯は13日の未明。流れ星のシャワーを浴びながら、願いをかけましょう。◎12月14日:ふたご座流星群三大流星群のひとつで、ほかの2つの流星群よりも流れ星が多いのがこのふたご座流星群です。21時頃から始まりますが、ピークの時間帯は夜半過ぎ。1時間に40個程度見られます。■天体ショーをもっと楽しむには?【月食や惑星を楽しむために】皆既月食や惑星接近などの天体ショーを楽しむには、双眼鏡や望遠鏡を使うほうがよく見えます。また、空を広く見渡せる公園に出かけてみたり、天文台が開催しているイベントに行ってみたりするのもいいですね。ほとんどの場合、野外で楽しむことになるので、夏の暑い時は虫除け対策をしっかり、冬の寒い時は防寒対策をして楽しみましょう。【流星群を確実に見るコツ】流星群を見るには、双眼鏡や望遠鏡よりも肉眼がオススメ。空を広く見渡せる、暗い場所のほうがよりよく見えます。暗さに目が慣れたほうが見つけやすいので、15分以上は野外にいるようにしましょう。また、見る方向は限られていないので、どこを見てもOK!たくさん流れ星を探しましょう。【お役立ちアプリを活用しよう!】方位磁石、星座盤など、星や月を見るときに役立つ便利なアプリがたくさんあります。スマートフォンを空にかざすだけで星座を教えてくれるなんてものも。アプリを使って、より楽しく天体観測してもいいですね。■終わりに今年は星や月をたくさん眺めて、空の季節を感じてみませんか?きっと、星や月からパワーをもらえるはずです。ライタープロフィールさいとうりょうこライター/編集者いろいろな会社をわたり歩き、現在はなにかを書いたり編集したり。占いサイトのパトロールが日課。目下の目標は「モテるおばさん」。好きなものは、米、『美味しんぼ』、TBSラジオ。
2018年01月01日エレコムは5日、スマートフォンとアプリで楽しむVRヘッドセット「EDG-VRG001」と、組立式スマホ天体望遠鏡「EDG-TLS001」を発表した。ともに4月上旬に発売する。価格(税込)は「EDG-VRG001」が5,530円、「EDG-TLS001」が15,250円。○EDG-VRG001「EDG-VRG001」は、バンダイグループのメガハウスとのコラボレーションで制作された「ボッツニュー Lite」シリーズのVRヘッドセット。専用アプリをインストールしたスマートフォンをセットし、仮想空間を疑似体験できる。内部には2つの焦点を持つレンズを内蔵。投影されたVR映像を体験するほか、スマートフォンのジャイロ機能を利用したパノラマ映像も楽しめる。レンズには、歪みが少ない高品質の日本製を採用。装着するスマートフォンの画面サイズは4~6インチに対応する。専用アプリや映像コンテンツなどは「ボッツニュー公式サイト」からダウンロード。本体サイズは約W170×D170×H100mm、重量は約25g。○EDG-TLS001「EDG-TLS001」は、はさみと定規だけで作れるカートン組立式天体望遠鏡。スマートフォンを接眼部に装着することで、光学約35倍の天体望遠鏡として機能する。カメラアプリを使用して、画像の撮影や動画の録画が可能だ。本体レンズとスマートフォンのデジタルズーム機能を利用することで、最大140倍までの拡大に対応。レンズには日本製の光学ガラスアクロマートレンズを採用し、底面に三脚取付用のねじ穴を装備する。未使用時にほこりの付着を防止するカバーが付属。本体サイズは約W420×D145×H約180mm、重量は約220g。
2016年04月05日TOCOLは18日、スマートフォンに取り付けられる天体望遠鏡「スマホ天体望遠鏡PANDA」を発売した。価格は税別5,000円。「スマホ天体望遠鏡PANDA」は、紙製の組み立て式天体望遠鏡。スマートフォンに取り付け、端末のカメラアプリを使うことで観察できる。口径40mm・光学倍率約35倍だが端末のデジタルズームを併用すれば最大140倍までの拡大が可能だという。パッケージには、「太陽投影板」が付属しているため、太陽の黒点や日食の観測も可能となっている。また、接眼レンズを単体でスマートフォンに取り付けることで、25倍顕微鏡としても使うことができる。サイズは高さ約236mm×幅約180mm×奥行き約32mm。対応するスマートフォンのサイズに制限はない。
2015年11月18日千葉工業大学は9月7日、金星の表層が極度に乾燥している理由について、天体衝突が初期金星の水分を取り除いたとする新説を発表した。同成果は同大学惑星探査研究センターの黒澤耕介 研究員によるもので、欧州科学雑誌「Earth and Planetary Science Letters」電子版に掲載された。金星は地球とほぼ同じ質量であり、太陽からの距離も近いため、形成期の金星表層には地球の海水と同程度の水が存在していたと考えられている。しかし、現在の金星表層には地球の海水量の10万分の1しか水分が存在していない。金星表層の水の行方は、地球と金星がいかにして作り分けられたか、表層に液体の水を持つハビタブルプラネットがどのように作られるのかといった問題に直結する課題の1つとされている。これまでの研究から、太陽に近い金星では海が蒸発し、水蒸気の大気が形成されていたとされる。この水蒸気は若い太陽からの強い紫外線で水素と酸素に分解され、軽い水素は宇宙空間に放出されたと考えられている。しかし、金星サイズの惑星から地球海洋相当量の水に含まれる酸素を宇宙空間に逃すことは難しいため、金星の表層水の行方は水蒸気の紫外線による分解と、水素の宇宙空間への散逸後に残された分厚い酸素大気をいかにして消費するかという問題に帰着するとされてきた。形成末期の金星は現在の1万倍の頻度で天体衝突が起きていたと考えられている。この時期は天体重爆撃期と呼ばれ、水蒸気大気の光化学分解が進行する時期と重なっている。同研究グループは、天体衝突が金星の地殻・マントルを粉砕・掘削して、岩石塵を高温の初期金星大気中に放出し、その結果岩石塵と高温の酸素大気が反応し、岩石が酸化されることで大気から酸素が取り除かれたとする説を提唱。初期金星への天体重爆撃の数値モデルを構築し、天体重爆撃によって粉砕・掘削される岩石の総量を計算した。その結果、大気に放出される岩石塵の総質量は現在の地球大気質量の1万倍におよび、原子金星においては主要な酸素消費源となり得ること、ならびに強い紫外線による宇宙空間への水素散逸効果と合わせると、金星表層から水分を消失させる可能性があることが示された。初期地球にも金星と同程度の天体重爆撃があったと推定されるが、地球は太陽からの距離が金星よりもわずかに遠いため、水蒸気大気が凝縮して海洋を作り、紫外線による光化学分解を免れたと考えられる。この場合は、天体衝突によって岩石塵が大気中に放出されても、酸化反応が効率良く進むことはない。このことから、表層水が液体だったか気体だったかという形態の違いによって、天体重爆撃に対する表層環境の応答に違いが生じ、地球と金星が作り分けられたと推定されるという。同研究グループは「今回の研究成果は形成末期の天体重爆撃が惑星の地殻・マントルと初期惑星大気を激しく混合させ得ることを示しています。莫大な量の岩石塵と惑星大気の間の化学反応は初期大気質量や組成を大きく変える可能性があります。金星の表層水の問題だけでなく、系外惑星の大気進化過程にも重要な役割を果たした可能性があることをも示唆する結果です。」とコメントしている。
2015年09月07日夏フェス、花火大会、海水浴……楽しいイベントが盛りだくさんの夏ですが、今週はこの夏一番の天体ショーがあります!それは「ペルセウス座流星群」です。ペルセウス座流星群は、毎年8月12日~13日頃に活動のピークを迎える流星群。1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と共に「三大流星群」と呼ばれ、たくさんの流星が出現することで知られています。夏休みやお盆休みと重なる時期なので、毎年帰省先や旅先でこの流星群を楽しんでいる人も少なくないかもしれませんね。今年の見ごろは2夜連続!さて、今年のペルセウス座流星群は、8月13日(木)15時30分頃に活動がもっとも活発になると予想されています。この時間帯は日中ですから、もちろん青空に流星を見ることはできません。でも、ガッカリしないでくださいね。その前後の夜が見頃になりますよ。つまり、流星に出合うチャンスは2夜連続ということ!具体的には次の通りです。1夜目:12日夜半から13日未明にかけて2夜目:13日夜半から14日未明にかけて「夜半まで待たなくても、日が暮れて夜になったら見られるのでは?」と思ったあなた。確かに、流星が見られる可能性はゼロではありません。ですが宵のうちだと、ペルセウス座がまだ地平線の下にいるのです。たくさんの流星を見るコツは?流星群は、空のある一点から流星が四方八方に飛び出してくるように見える現象のこと。流星が飛び出してくるように見える中心点のことを「放射点」といいます。ペルセウス座流星群という名称は、この放射点がペルセウス座の方向にあることを示していますから、ペルセウス座が空高く昇っているときのほうが放射点の高度も高くなっているので、流星の出現数が多くなるというわけです。ペルセウス座は夜半から未明にかけて北東の空高く昇ってきますが、流星を探すときに北東の空だけを見つめるのはNG。というのも、流星は夜空のあちこちに現れるからです。たくさんの流星と出合うコツは、空全体を見渡すように眺めること。夜空を見上げた途端に流星が現れるとは限りませんから、あせらずに15分くらいは空を眺めてみてくださいね。安全な場所に椅子を出して座ったり、レジャーシートを敷いて寝っ転がったりして、楽な姿勢で眺めるのがオススメです。真夜中でも冷え込みが少ない今の時期は、流星ウォッチングに最適。さらに14日が新月なので月明かりの影響がないのもラッキー。街灯などの人工の灯りが少ない場所だと、1時間に数十個の流星が見られるかも!これは夜更かしをするかいがありそうですね。昔から、流れ星に向かって願い事をとなえると叶うといわれています。流星群がやってくる夜は、願いを叶える絶好のチャンス!一説によると、流れ星とは天上界にすんでいる神様が地上の様子をのぞこうとして、天のフタをそっと開けたときにひと筋もれ出てしまった光なのだそう。だから空を見上げ、ひとつでも多くの流星を見つけることこそが、自分の願いを神様に直接届けることになるでしょう。いよいよやってくる星降る夜。あなたの頭上に広がる空が晴れ渡り、1つでも多くの流星が見られますように。景山えりか(かげやまえりか)暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。ウェブサイト::自然とつながる暮らしかた
2015年08月12日タムロンは3日、天体写真のコンテスト「星空風景フォトコンテスト」を開催することを発表した。募集期間は2015年8月3日から11月1日まで。募集テーマは、星雲や星団、月、惑星、太陽などの天体や天文現象を撮影した「天体写真」と、天体や天文現象とともに風景を写し込んだ写真を撮影した「星景写真」の2テーマ。応募資格は、タムロンレンズで撮影した未発表の写真。データ応募のみ受け付け、フィルム作品もスキャンデータで応募可能。専用サイト上から受付・アップロードを行うことで申し込める。応募点数は2テーマ合わせ一人合計10点まで。応募は無料。グランプリは両テーマ含む全作品の中から1点で、賞品としてタムロンレンズ「SP15-30mm」もしくは「SP150-600mm」のどちらか一本を贈呈。「テーマ賞」はテーマごとに各1点選出され、賞品はタムロンレンズ「SP15-30mm」もしくは「SP150-600mm」のどちらか一本が贈られる。入選は両テーマから各5点。賞品はタムロンレンズ「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD Macro [Model B016]」。入賞作品は、2015年11月下旬にタムロン公式ページにて発表される。8月下旬からは、コンテストWebサイトにて、応募作品を公開する(応募時に公開の有無が選択可能)。
2015年08月04日ニコンは、天体撮影に特化したデジタル一眼レフカメラ「D810A」を5月28日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税込420,000円前後だ。2015年2月10日の製品発表時、5月下旬とされていた発売日が今回正式に決定した。D810Aは、有効3,635万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載した「D810」をベースに開発された製品だ。CMOSセンサー前面にある光学フィルターのHα(エッチアルファ)線透過率を、D810の4倍に高めたことによって、赤く発光する星雲をより鮮やかに撮影できる。天体撮影向けの機能として、長時間露光マニュアルモード「M*」を新搭載。最長900秒のシャッター速度設定を可能としたほか、設定秒時を実制御秒時として比較明合成写真を撮影しやすくした。
2015年05月15日エフ・ティー・アセットは4月10日、スマートフォンのカメラに双眼鏡や天体望遠鏡などの光学機器を取り付けられるアタッチメント「SNAPZOOM」を発売した。希望小売価格は12,000円(税別)。SNAPZOOMは、これまでスマートフォンのカメラ機能では難しかった望遠撮影の可能性を広げるアタッチメント。双眼鏡や天体望遠鏡などにスマートフォンをドッキングさせて、野鳥や遠くの景色、月、星などの撮影に活用できる。幅93mm、厚さ23mmまでのスマートフォンを取り付け可能で、光学機器はレンズ直径が30mm~50mmまでのものを装着できる。双眼鏡は接眼部分の長さが24mm以下の場合、片方のみの接眼部に取り付ける。SNAPZOOM自体の重量は450g。SNAPZOOMはハワイ在住の二人のサーファーがクラウドファウンディングサービス「Kickstarter」で資金を集め開発された。
2015年04月10日iPhoneを装着できる天体望遠鏡、サンコーの「ライブビュー天体望遠鏡 for iPhone 5」が、このたびiPhone 6とiPhone 6 Plusに対応した。iPhone 5専用ケースに加えて、iPhone 6とiPhone 6 Plusの専用ケースが付属する。直販価格は19,800円で、対応機種はiPhone 5 / 5s / 6 / 6 Plusだ。同製品は、単独の天体望遠鏡として使えるほか、iPhoneを装着して天体観測を楽しめる。iPhoneの画面を通して天体を見るため(ライブビュー)、望遠鏡の接眼レンズを覗き込む必要がない。また、家族や仲間など複数人で同時に天体観測したり、iPhoneのカメラ機能で天体写真を撮ったりすることも可能だ。iPhone装着時の倍率は約100倍となる。主な付属品は、iPhone用ケースのほか、2種類の接眼レンズ(SR4mmとH20mm)、望遠鏡に映る像を正立像にする地上観察用の正立レンズ、天頂付近を楽な姿勢で観察する天頂プリズムなど。iPhoneに直接セットする12倍望遠レンズも付属している。望遠鏡の本体サイズは約直径95×長さ755mm、高さは800~1,260mm、重量は2,226g、有効径60mm、焦点距離は700mm。倍率は、SR4mm接眼レンズの通常時が175倍で正立レンズ使用時が262倍、H20mm接眼レンズの通常時が35倍で正立レンズ使用時が52倍となっている。
2015年02月18日ニコンは2月10日、天体撮影に特化したデジタル一眼レフカメラ「D810A」を発表した。5月下旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税込420,000円前後。D810Aは、有効3,635万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載した「D810」をベースに開発された製品だ。D810AはD810に比べ、CMOSセンサー前面にある光学フィルターのHα(エッチアルファ)線透過率を4倍に高めたことが特徴。Hα線の波長で赤く発光する星雲をより鮮やかに撮影できる。天体撮影向けの機能として、長時間露光マニュアルモード「M*」を新搭載。最長900秒のシャッター速度設定を可能としたほか、設定秒時を実制御秒時として比較明合成写真を撮影しやすくした。また、夜間の撮影環境を考慮して、ファインダー内に撮影設定情報を表示。水準器の表示設定時は常時赤く点灯させる。ライブビュー撮影では、30秒のシャッター速度を想定したプレビューを表示できる。リモートコードやマルチパワーバッテリーパックなど、天体撮影に便利なアクセサリー類もオプションとして用意する。
2015年02月10日