前編 では、子どもの脳をもっとも発達させるのは親子のコミュニケーションであるということをお話ししました。後編では、子どもとコミュニケーションをとるときに気をつけたいことを紹介します。こんなコミュニケーションは間違っている! 子どもとのコミュニケーションは真剣勝負で子どもも3歳を過ぎると、幼稚園などに入り、その後は小学校に入学します。これらは子どもにとっては、ひとつの社会です。子どもがそうした社会に入ったら、コミュニケーションのとり方で気をつけてほしいことがあります。それは、子どもが話しかけてきたら、親の心をしっかりと子どもに向けて聞くということ。つまり、真剣に子どもの話を聞くということです。もちろん3歳以前でもこれは同じことですが、社会の中に入ると子どもたちは、親が知らないところでたくさんのことを体験してきます。だから、家に帰ったらそのことを早く親に伝えたくてたまらない状態なのです。聞いてもらえなければ、この気持ちを満足させることはできません。それに、一度体験したことを後から親に話せば、その出来事を振り返ることになり、「あのとき、もっとこうしたらよかったな」などと自分の行動を省みることもできますし、「あぁ、そうか、あの人はだからこうしたのか」などと改めて気づくこともできるのです。これは、物事を客観的に捉えたり、多面的に考えたりすることであり、かなり高度な脳の使い方をしている(訓練している)ことになります。子どもの話を聞いているとき、うわの空ではありませんか?さぁ、今度はあなたのいつもの行動を思い出してみてください。子どもに話しかけられたとき、こんな言動に心当たりはありませんか?・うわの空で、あまり反応しなかった・忙しいからあとでね、と断った・先に宿題でしょ、と子どもの話を遮った残念がならこれらは皆、子どもと真正面から向き合っていない言動になります。子どものことを真面目に考えているのかどうか、それは子どもには何となくわかるものです。子どもに対してはいつも真剣勝負! いつも100%の意識を向けて! そうしていれば、たとえきつく叱ることがあったとしても、子どもは親の考えを理解し、親を信じてくれるでしょう。会社勤めの経験のあるお父さん、お母さんなら、おわかりになるかと思いますが、子どもに対してだけではなく大人同士であっても、コミュニケーションを真剣に取ることは信頼関係につながり、仕事を効率的・効果的に回したり、人間関係を円滑にしたりすることの基本とされています。コミュニケーションによる効果を最大限に引き出すには、「真剣勝負!」これが一番の方法なのです。(子育ての達人)
2016年02月28日友達、同僚、仕事関係の人、ご近所さん……コミュニケーションをしっかりとっているつもりが「浅い関係」になっていることも多いのでは?パリジャン・パリジェンヌ達は、何気ない会話やアクションで相手との関係性を深めています。今回は、パリジェンヌから学ぶ対人関係を円滑にするコミュニケーション術をご紹介しましょう。今日から始められるちょっとしたアイデアばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね!コミュニケーション術1:挨拶はテンション高く笑顔で!コミュニケーションの入り口、挨拶。フランス人の挨拶は、「こんにちは」のあとに必ず「元気?」「うん元気よ。そっちは?」と互いの”元気確認”をします。初対面の人でも人数が何人いても、一人一人に対してします。一日に何回会ってもこのコミュニケーションは怠りません。ここでポイントとなるのが、笑顔でちょっと声のトーンを上げてテンション高く話しかけること。そうすることで、場に良い雰囲気をつくり上げることができます。以前私が元気なく返事をすると「どうしたの?お腹でもすいているの?」と、ユーモアを交えながら聞き返されたことがあります。その一言だけで自然と笑顔になり「私に気を使ってくれているんだな」と嬉しく思ってしまいました。日本ではあらゆる人に元気確認をするのは不自然ですが、「おはよう」の挨拶あとに「たっぷり寝た?」「朝ご飯食べた?」など体調をうかがう質問を投げかけてみるのはいかがでしょうか。交際術2:くの字の姿勢で前のめりになって話すパリのカフェで会話をしている人たちは、相手の話を熱心に聞いているように見えます。その秘密は、くの字の姿勢で前のめりになって相手との距離を縮めていること。背もたれに背を当てている人は皆無でした。これは相手に対して「話をしっかり聞いています」という積極的な態度を示すことになります。恋人と話しているときは、相手の瞳に自分が映っているのが見えるくらい近くで話すパリジェンヌも!逆に仕事の商談では、相手の身体の動きが分かる程度に距離を取ります。仕事関係の人→友達→恋人と、関係の近さに従って徐々に距離感を近づけていくのがポイントです。気になっている男性との食事のときや大事な商談など、相手の話を真剣に聞いているときはぜひ意識してみてください。交際術3:職場では魔法の言葉「助けて」を使う「助けて」という言葉は、普通は何かに襲われそうになったような緊急事態にしか発しないのではないでしょうか。ですがフランスでは日常で耳にします。職場においてもこのやり取りで上下関係なくコミュニケーションを図っています。パリの銀行で目にした場面です。片言のフランス語でシステム的な面倒な質問を投げかけたわたしに困惑した行員さんが、先輩に「助けて」と。それに対して「すぐ助けにいく」。そんなやり取りがありました。「助けて」は「どうすればいいでしょうか」とは違って、相手に委ねず一緒に取り組んでほしいという意味が含まれています。しかも放っておけなさを感じさせる魔法の言葉なので、頼られた側はその期待を受けてがんばります。聞いているこちらも、その先輩が助けに向かうヒーローに感じました。「助けて」と言うのは弱さを見せるようでプライドが邪魔することもありますが、自分にとってのひとつのステップ。その困難を共にすることで一体感も生まれ、「ありがとう」で締めるコミュニケーションは大きな信頼関係にもつながります。今回ご紹介したパリジェンヌ達の交際術を、今日からぜひ試してみてくださいね!
2016年02月21日富士通は12月3日、コミュニケーションサービスと業務アプリケーションの連携によりビジネスイノベーションを支援する、Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスを提供開始した。同サービスでは、米国セールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型業務アプリケーションとメールやスケジュール管理、アクション管理などの機能を持つ企業内のコミュニケーションサービスとを連携させ、全社でより効率的な情報活用を実現するために必要なアセスメントから設計、アプリケーション構築、運用などのサービスが提供される。必要な業務アプリケーションは、セールスフォース・ドットコムのアプリケーション開発プラットフォーム「Force.com」を活用して構築される。同社では、同サービスにより、コミュニケーションサービスと各業務アプリケーションとをつなぎ、業務や顧客、アクション情報などを業務起点、顧客起点で適宜連携させ、全社的に共有することで、ビジネスの効率化を支援するとしている。価格は、アセスメントサービスが200万円~(税別)、設計・構築サービス、運用サービスが個別見積もりとなっている。
2015年12月04日周囲と良好な関係を築く上で欠かせないのが、コミュニケーションスキル。スキルというと、大げさなものを想像しがちですが、実際にはちょっとした違いであることが多いものです。そこで今回は、大人にも応用できる、コミュニケーションスキルを高めるための、ちょっとしたポイントを紹介します。世界の人々が共感を求めているこれまで「コミュニケーションスキルのアップ」というと、自己啓発やビジネス書などを中心に、自分の考えを主張したり、相手を説得したりと、自分中心の発信が主流でした。しかし今や、「相互理解」や「傾聴」など、共感を重視する類いの言葉であふれています。すなわち、相手の想いを汲み取り、理解することの大切さにスポットライトが当たり始めたということ。これは日本だけではなく、世界的な傾向にもなりつつあるようです。人はリラックスして、ハッピーな時に最も生産性が高まる欧米の企業で管理職に就く人々の登竜門としてあるのが、コミュニケーションスキルのトレーニング。昨今注目されるのが、自分の主張を押さえて、部下をはじめとする周囲への傾聴を促し、彼らのやる気が高まる話し方、相手に配慮する言葉の選び方について。このような傾向が生まれつつあるのは、個人やチームの生産性が最も高まるのは、人々がリラックスして、気持ちよく、ハッピーな精神状態にある時だということが、さまざまな研究を通じて明らかにされ始めているからです。まずは自分が変わるよう努力するそこで大切になるのが、「相手を変える」のではなく、まずは「自分が変わる」こと。やみくもに相手に迎合するのとは違い、目的を達成するために、相手の目線で物事を見て理解し、その立場に立って共感することがねらいです。人は理解され、共感されていると思うと心を開き、耳を傾けるようになるもの。自分とは異なる相手の考え方や視点を理解し、尊重し、そこから自分がどのような対応すれば、お互いにとって気持ちの良いコミュニケーションを築くことができるのかを考えてみるのです。自分と異なる考え方があることを教える例としてわかりやすいのは、対立が起きた場合。お友だちとケンカした場合など、善悪の判断とは別に、自分とは異なる他者の考え方、視点などについて子どもにわかるように繰り返し説明し、理解を促してみましょう。異なる世代や年齢の人々と積極的に交流する機会を設けたり、旅行に出かけた際には、その土地の歴史や伝統について、自分の育ってきた環境と比較して話をしたりするのもよいでしょう。そのような中で、自分はどのように振る舞えば、楽しい関係が構築できるのか、親子で対話を重ねていってみてください。(タベ真美)
2015年11月22日MMD研究所はこのほど、「夫婦間のコミュニケーションに関する調査」を実施し結果を発表した。調査は11月13日~16日、スマートフォンを持つ20~59歳の既婚男女434名を対象にインターネットで行われた。○配偶者とのコミュニケーションは「電話」が最多調査対象者434名のうち、配偶者も携帯電話端末を所有する432名を対象に、配偶者とコミュニケーションを取る際に利用するツールを尋ねた結果、多い順に「電話(73.4%)」「LINE(57.6%)」「キャリアメール(25.5%)」の順となった。○配偶者とのコミュニケーションは一日平均2.4回次に、一日平均どれくらいの頻度でコミュニケーションを取るのか聞いたところ、全体では一日平均2.4回となった。これを男女別(男性212名、女性220名)に見てみると、男性は一日平均2.7回、女性は2.1回で、男性が上回る結果となった。○約3割が「配偶者とうれしいメッセージのやりとり」を経験これまでにスマートフォンやWebサービスを利用して配偶者からうれしいメッセージやプレゼントを受け取ったこと、または配偶者に送ったことがあるか尋ねたところ、約3割の人が「ある(31.5%)」と回答。具体的に聞くと、「LINEスタンプをプレゼントしあった」(20代男性)、「けんかをしてしまったときに、普段は言わない感謝の言葉を予想外のサプライズメッセージでもらった」(20代女性)、「悲しいことがあったとき、家族だから遠慮することないと言ってくれた」(40代女性)、「出張中に子どものお疲れさまMovieをもらった」(30代男性)など、うれしいエピソードが多数寄せられた。
2015年11月20日保険のビュッフェはこのほど、「夫婦のコミュニケーション調査」の結果を公表した。同調査は「11月22日(いい夫婦の日)」に伴い11月6日~9日、20~59歳の既婚男女を対象にインターネット調査にて実施。有効回答数は826だった。実施機関はアンとケイト。○「ルール(約束)のある夫婦」はパートナーへの満足が高い「ルール(約束)がある夫婦」は、52%がパートナーに"大変満足している"と答えた。逆に「ルール(約束)のない夫婦」では不満が84%という悲しい結果に。また、「ルール(約束)のある夫婦」は83%が"ルールを決めてよかった"と思っており、夫婦間の円滑なコミュニケーションに役立っていると言える結果となった○「ルール(約束)を決めた理由」は、"仲良くするため"「ルール(約束)を決めた理由」の1位は"仲良くするため"。2位は"ケンカを避けるため"、3位は"適度な距離を保つため"だった。わざわざ決めごとを作るのは、"仲良くしたい"という気持ちから始まっている様子がうかがわれる。夫婦円満の秘訣は、お互いの心がけが大切だと思わせる結果となった。○最も多いルールは、"家事の分担・手伝い"についてルールの内容は、"家事、掃除、洗濯は自分に余裕がある方が行う。お互いに押し付けないようにする"、"休日は家事を協力する"、"皿洗いとゴミ捨てはパパがやる"など、協力して家事を行う内容が半数を占めていた。家事の中でも、ゴミ出しについては夫がやる約束が最も多い結果となった。また、「ルール(約束)がない夫婦」でも、今後作るなら"家事の分担"について作りたいという意見が多く集まった。○半数以上が、"いってらっしゃい""おかえりなさい"のキスをする「ルール(約束)がある夫婦」は、 "いってらっしゃい"おかえりなさい"のキスをする人が58%で、「ルール(約束)のない夫婦」よりもスキンシップの割合が高い。○コミュニケーションがとれている夫婦は、情報共有もばっちり?寝室が一緒でかつ、"いってらっしゃい""おかえりなさい"のキスをする夫婦はパートナーの保険加入状況を86%の人が把握済み。把握していないのは13%という低い数字で、ほとんどの人が密な情報共有を行っていることがうかがえる。しかし、寝室が別でキスをしない夫婦は、パートナーの保険加入状況を知らない人が37%。寝室が一緒でキスをする夫婦に比べ、2.8倍も把握できていない。加入状況を知らない場合、何かあったときに対応ができず給付が受けられない場合もあり、そんな、いざという時に備えた対策が必要な人が多くいるという結果となった。"好き"という言葉を「ルール(約束)のある夫婦」はパートナーから月に12回も言われるということだが、「ルール(約束)の無い夫婦」は7.4回しか言われないという結果に。「ルール(約束)のある夫婦」は無い夫婦に比べ、1.6倍も気持ちを伝えている。普段よりコミュニケーションを取ることで高い満足度や、密な情報共有ができていると言える結果となった。
2015年11月16日ESSPRIDEは、20~50代の会社員を対象に実施した「社内コミュニケーションにおけるおやつの効果」をテーマとした調査の結果を公表した。調査は、全国の20~59歳で、職場でおやつを食べられる環境にある会社員(中間管理職の男女各150人および一般社員の男女各150人、計600人)を対象に、FULAがインターネットを通じて9月7日~9日に実施したもの。職場で就業時間中に、お菓子や軽食などのおやつを食べることができるかを尋ねたところ、「できる」が72.6%、「できない」が17.1%、「どちらともいえない」が10.3%であり、約7割の企業では仕事中におやつを食べることが認められているという(単数回答 n=2,899)。就業時間中におやつを食べることができない理由では、「就業規則で禁止されているから」が最多で約半数の47.7%だった。次いで「周囲におやつを食べる人がおらず食べにくいから」が34.9%であり、禁止されてはいないものの他の社員がおやつを食べないので自分だけでは食べにくいという回答者が多い。同様に、「上司や先輩の目が気になるから」(17.8%)、「部下の目が気になるから」(8.1%)という周囲の目を気にする回答もあった(複数回答 n=495)。就業時間中におやつを食べることができない回答者に仕事や会社に対する不満を尋ねると、「ストレスがたまる」が39.8%と最も多く、2位には「リフレッシュする時間が無い」「休憩が取りにくい」が23.2%で同率となった。仕事中におやつを食べられない職場では、息抜きをしにくいことが社員の不満となっているようだと同社は分析する。仕事中におやつを食べることがあるかを尋ねたところ、「食べる」と答えた回答者の割合は、男性で「毎日食べる」が13.3%、「時々食べる」が51.0%で合計64.3%に上り、女性では「毎日食べる」が31.3%、「時々食べる」が46.3%で合計77.6%を占めている。おやつを毎日または時々食べる回答者にその理由を尋ねると、「気分転換のため」が59.2%と最多であり、以下「おなかがすくため」(50.2%)、「疲れを取るため」(46.9%)の順だった。「気分転換のため」との回答者を男女別に見ると、男性が60.6%、女性が57.9%であり、男性が女性をわずかに上回った。仕事中におやつを食べる習慣のある人は、合間に食べるおやつを仕事の活力としている様子がうかがえると同社は見ている。上司または部下と仕事帰りに酒を飲みに行きたいかを尋ねたところ、中間管理職(上司)からの回答では「行きたいと思う」「行きたいと思わない」がほぼ同数だったが、一般社員(部下)からの回答では「行きたいと思わない」が75.0%に上った。上司または部下とのコミュニケーションとして、お菓子をあげたりもらったりすることに対してどのように感じるかを尋ねたところ、「良いと思う」が中間管理職(上司)は82.7%、一般社員(部下)では72.3%に上った。上司・部下ともにコミュニケーションツールとしてお菓子を使うことに、好意的な回答者が多いようだと同社は見ている。お菓子をコミュニケーションに活用することが良いと思う回答者からは、「気軽」「ちょっとした心遣いがうれしい」「会話のきっかけになる」といった理由が挙がったという。半面、良いと思わない回答者は、「物で釣るような気がする」「お菓子を食べない人もいる」といった理由を挙げている。会社や仕事でのおやつに関するエピソードでは、「おやつを通じて職場のメンバーが仲良くなった」「緊張した職場の空気が和んだ」「会議で意見が出やすくなった」「帰省や旅行のお土産のお菓子から会話が盛り上がった」といった回答が多くあったという。おやつはオフィスでの会話を弾ませ、場の空気を和らげる効果があったり、職場の人の意外な一面が見られるきっかけになったりと、コミュニケーションの架け橋の役割を果たしているようだと同社は分析した上で、「仕事でお世話になった人へお礼や感謝の気持ちを伝えたり、いつも頑張っている部下に『見ているよ』というメッセージを込めて、そっとお菓子を渡してみてはいかがでしょうか」と提言している。
2015年09月29日人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は、何を話せばいいのかが分からないというパターンが多いようです。うまく会話ができない人は、会話のネタを用意したり、どうにかして会話をつなげようと必死になったりしているのではないでしょうか? 今回は人とコミュニケーションを取るのが苦手な人も、簡単な方法でやり取りを楽しめるポイントについて紹介していきます。■丁寧な会話を心がけることまず着目してもらいたいのは、会話の受け答えの仕方を丁寧にすることです。コミュニケーションを取るのが苦手な人の共通点は、会話を広げられない、淡泊な話し方になるというもの。なるべく丁寧な会話を心がけることでコミュニケーション能力を少しずつ向上させていくことができるでしょう。■具体的な説明をするだけでOK! 「丁寧な会話って何?」という人のために、簡単な例をあげて紹介していきましょう。相手から「昨日何してたの?」と質問された場合、あなたならどう答えますか? 「昨日は1日中仕事だったよ」と言ってしまいがちですが、これでは会話を広げることは難しいですよね。細かく具体的なところまで説明を入れることで、同じ内容でも印象が変わったり、あなたの人柄を良くみせることができますよ。同じ質問でも「昨日はいつもよりも仕事が多くて、普段よりも2時間遅れての帰宅になったよ」などと答えてみてください。これでなぜ2時間も遅れたのか、どんな仕事をしていたのか、帰宅した後はどうだったかなど、いろいろな面から話を掘り下げていくことができるでしょう。■話題が広がりやすく、沈黙を回避できる丁寧な言葉を心がけることで、会話の幅が広がるだけでなく、沈黙を回避することも。1つの会話だけでも話をどんどん広げていくことができるので、沈黙状態とは無縁な空間をつくることができます。ネタをいくつも用意しておかなくても、深く掘り下げることでいろいろな会話を楽しむことができますよね。会話をするのが苦手な人は、「深く掘り下げる」という部分が苦手な傾向があるので、まずは日常的な会話の中で話を広げていくということを練習してみてください。いきなり実行に移すのは難しいのなら、まずは自分の頭の中でイメージしてみて、どうやって話を広げていくかを考えてみましょう。慣れてきたら自分のことだけでなく、相手の会話に対して質問していけるようになり、どんどんコミュニケーション能力が高まっていくはずです。
2015年09月20日三井情報(MKI)は9月15日、サイボウズのオフィスからカスタマーセンターまで統合し、各コミュニケーションツールを連携させたコミュニケーション基盤を構築したと発表した。サイボウズは、オフィス移転をきっかけに、社内で使用しているコミュニケーションツールおよびその環境を刷新することを決定したとしている。この新しいコミュニケーション基盤は、在宅勤務や子育て世代に対応したリモートオフィス環境の整備や、モバイルとビデオを活用したさらなる社内チームワーク強化による、顧客および従業員の満足度向上を目標に進められたという。MKIは、オフィスのネットワークインフラ構築のほかカスタマーセンター構築も含め、サイボウズのコミュニケーション基盤の設計・構築を行い、オフィスとカスタマーセンターをシスコシステムズのソリューションで統合した。シスコシステムズのソリューションによって、将来的な要件変更や拡張も容易となり、サーバはデータセンターに集約することで運用の柔軟性を確保、こうして各コミュニケーションツールが連携し、あらゆるデバイスやOSから電話・チャット・Web会議・ビデオ会議・ボイスメールを利用可能にしたという。なお、サイボウズは今後、東京オフィスだけでなく、11月に移転予定の大阪オフィスをはじめ、国内外の各拠点オフィスにおいても、同様の環境整備を進めていく予定としている。
2015年09月16日ユカイ工学は9月8日、同社のコミュニケーションロボット「BOCCO」の無料Androidアプリをリリースしたと発表した。「BOCCO」は、家に設置することで、外出先から伝言もしくはテキストの送信を可能とするロボット。例えば、家庭で子供が親より先に帰宅した場合、ドアにつけた積み木センサーが反応し「玄関センサーが反応しました」などのメッセージを親のスマートフォンに通知することができる。また、スマートフォンから音声メッセージをBOCCOへ送り再生できるほか、メール読み上げ機能を有するため、文字が読めない子供やスマートフォンの操作に慣れない高齢者ともコミュニケーションを図ることが可能だ。価格は3万1320円で、DMM.make ROBOTSおよびau Wallet Marketで購入することができる。また、ユカイ工学は同日よりリノべると提携し、住宅での音声による通知が"状況に応じた音声"での通知となるBOCCOのAPIを利用したアプリケーションの開発を開始したことも明かした。これにより給湯器などからあらかじめ決まった音声の再生だけだったものが、ニュースや天気予報、家族の帰宅時間などを相手に合わせた内容で伝えることができるようになるという。
2015年09月09日米Slack Technologiesは7月23日(現地時間)、公式ブログにて同社が提供するチームコミュニケーションツール「Slack」がGoogleカレンダーと連携したことを発表した。Slackは、開発者を中心に人気を博しているチーム向けのコミュニケーションツール。今回の連携により、Googleカレンダーに登録したイベントを、指定したチャンネル上に自動で通知することができるようになる。Googleカレンダーは複数連携できるので、たとえば個人用カレンダーを連携して1日のスケジュールを毎朝自分宛に通知するようにしたり、共有カレンダーとチームのチャンネルを連携して会議の15分前に参加者全員に開始時刻を通知するといったことが可能となる。
2015年07月27日円滑にできていたコミュニケーションが、ある日を境にできなくなってしまった。そんな方はいませんか? 実は、寝不足がコミュニケーション能力の低下に繋がるというデータがあるのです。心当たりのある方は、日々の生活リズムを見なおしてみてはいかがでしょうか。コミュニケーション能力が落ちるメカニズム寝不足が引き起こすトラブルは多岐にわたり、一般的には「ストレスがたまる」「太りやすい」「疲れやすい」といった問題が起こることで知られています。ほかにも、注意力や判断力、共感性などが薄くなることをご存じでしょうか?その結果、相手の話が頭に入ってこなかったり、怒りやすくなったりして、普段よりもコミュニケーション能力が低下してしまうと言われています。しかも、自身がコミュニケーション能力の低下に気づくより前に、会話の相手が気付くケースがほとんど。そうなると、ビジネスをはじめとしたさまざまな場面で、大きな支障が生じてしまいます。思い当たる節のある人は、大きなトラブルに発展する前に、早期の解決を目指しましょう。日本人は寝不足とコミュニケーションへの不満を感じている人が多い2013年、イケア・ジャパン株式会社が実施した「睡眠と生活に関する意識調査」によると、5都市(ロンドン、ストックホルム、ニューヨーク、パリ、東京)のなかで平均睡眠時間が最も短い都市は東京で、睡眠満足度も最下位だということがわかりました。また、同調査で「自分の生活のなかで不満を感じるところはどこか?」という質問に対し、東京の約3~4割の人々は、「家族や友人とのコミュニケーションに不満を感じる」と回答しています。これらの調査からわかるとおり、寝不足とコミュニケーション能力の低下には密接な関係があるようです。きちんとした睡眠時間を確保しよう勤労世代をはじめとし、日本人には寝不足に悩まされている人が多いと言われています。ほかの国との睡眠時間差も明らかになっており、社会問題のひとつとしてメディアに取り上げられるケースも少なくありません。寝不足が慢性化すると、疲労回復が難しくなり、コミュニケーション能力にも影響が出てしまいます。今はまだ問題を感じていない人でも、次第に家族や友人とのコミュニケーションに不満を感じはじめ、やがては日常生活を送る上で大きなストレスを抱えてしまう可能性があるのです。寝不足に悩む方のなかには、仕事や勤務形態の都合で、睡眠時間を確保しづらい方もいるでしょう。しかし、できるだけきちんとした睡眠が取れるように心がけ、人付き合いを円滑に行えるよう改善を目指してみてはいかがでしょうか。それが日々の不満の改善につながるかもしれません。photo by Pedro Ribeiro Simões
2015年06月17日みなさんは“コミュニケーションIQ”って知っていますか?コミュニケーション能力の高さを表す概念で、『時間泥棒ソリューション』の著者、エドワード・G・ブラウン氏が提唱しています。職場で、ほかの誰かと接しない日はありませんよね。例えば、意図を伝える、説得する、許可をもらうなどなど……。コミュニケーションIQは、仕事をうまく進める上でも欠かせない指標です。ちょうどアメリカの情報サイト『Entrepreneur』で、簡単に実践できて職場でのコミュニケーションIQを高める3つの方法が紹介されているのでご紹介したいと思います。この3つをおさえて周囲との関係がさらに良くなれば、あなたの仕事はますます楽しくなり、余計なストレスが大幅になくなりますよ!■1:話し方の“テンポ”に気を配ることでIQアップまず、話すテンポひとつで、あなたの印象は大きく変わります。テンポが速すぎると、相手に「本音を言っていないのでは」とか「自分に興味がないようだ」といった印象を与えてしまいます。しかし、ゆっくりすぎると「やる気がない人だな」「あまり頭がよくなさそうだ」といった印象を持たれてしまう恐れがあります。ブラウン氏によれば、話すテンポには“思慮深いことが分かる程度にゆっくりで、賢くて情熱もあるということが伝わる程度に速い”絶妙なポイントがあるのだそう。でも、そんな完璧なテンポを体得するのは難しそうですよね。そこで、すぐに実践できるテクニックをご紹介。“状況に合わせること”と“相手のテンポをよく聞くこと”の2点です。(1)話す内容がポイント。たとえば商品を売り込む時や相手を説得したい時、その製品の良さやセールスポイントといった、とくに伝えたい内容を話す時に意識してゆっくり話すのです。ゆっくり話すとその部分が強調されて相手に伝わりやすくなりますし、テンポの緩急が相手の興味を引きつけます。(2)話している相手の早さに合わせて話すこと。もっと簡単ですよね。心理学の分野では、自分と同じような仕草をする相手に好意を抱く“ミラーリング効果”が広く知られています。自分と同じテンポで話す相手に、人は好意を持ちやすいのです。この2点を押さえれば、あなたの印象はよくなり、説得力も増すこと間違いなしです!■2:礼儀正しくふるまうことでIQアップ当たり前のことですが、意外と見落とされがちなのがコレ。ざっくばらんにしゃべったりふるまったりすることは、家族や友人には歓迎されるものですが、お客様や同僚など職場での人間関係では、落とし穴になる可能性も。礼儀正しいふるまいに接すると、相手も同様に礼儀正しくなるもの。ささいなことにも「ありがとうございます」と感謝の気持ちを付け加えたり、何かをしてあげたときに「お役に立つとよいのですが」と一言付け加えたり。あとは電話番号などを聞いた時に複唱するなど、ちょっとした気配りが言葉の端々に現れると、あなたの印象がぐっとよくなり、コミュニケーションは円滑になります。気をつけたいのが、否定的な表現で会話を終わらせないこと。マイナスの響きを持つ言葉は、あなた自体の印象をマイナスにしてしまうからです。ミスを指摘された時も、会話の最後を「申し訳ありませんでした」で終わらせるのではなく「指摘していただいて、ありがとうございます」など前向きな言葉で締めくくれば、あなたの印象も前向きなものに変わります。■3:話す時は相手の目を見ることでIQアップ最後は目線です。身振りも立派な“言葉”であることを忘れてはいけません。しかも、体は正直です。もし、話している相手があくびしていたり、腕組みをしていたり、靴のかかとをコツコツ打ちつけていたら「この人は退屈しているな」「話を聞いていないようだな」「イライラしているんじゃないかな」と思いますよね。身振りは、言葉よりもストレートに感情を伝えてしまうんです。興味を持っていると伝える一番の方法は、相手の目を見ることです。目を見ないで話すと、相手は面食らい、結局心を閉ざしてしまうことに。しっかりと目を見て話せば、あなたの印象はそれだけでずっとよいものになり、コミュニケーションはスムーズになります。(1)会話のテンポ、(2)礼儀正しさ、(3)目を見て話す。この3つがコミュニケーションの三種の神器というわけ。ひとつひとつはごく当たり前のことですが、忘れずに実践することで、職場でのあなたのコミュニケーションIQは飛躍的にアップします。ぜひ試してみてください!(文/よりみちこ)【参考】※3 Subtle Ways to Boost Your Communication IQ―Entrepreneur
2015年04月29日コピーライターとは、言葉で多くの人とコミュニケーションをとる仕事。であれば、コミュニケーションの第一人者ではないかという観点から、仕事で心がけていることを伺っていくのがこの連載。今回は、ルミネの広告で女心を表し多くの人の心をつかんだ、博報堂 尾形真理子さんにお話を伺った。○長所、短所ではなく「特徴」を捉える――実務的なところで。社内で仕事を割り振られることが多いんですか?若い頃はほとんどそうですね。今はクライアントからの指名や、自分がチームを作ることの方が増えてきました。どちらにせよ、自分で環境を選べる部分と選べない部分はあります。選べない部分に関しては、「やだなぁ」と短絡的に思うとつまらないので、自分のなかで勝手に目標をつくることはしています。趣向性の違う方と仕事するなら、「好みでない仕事の仕方とはどういうものなのか、見てみよう」とか(笑)。――逆転の発想ですね!いやだと思うことも、特徴と捉えたら色々知ることはできるんですよね。例えば一般的に足が速い人がいいといわれているけど、足が遅いからこそ見えている景色があったりとか……速いも遅いも高いも低いも、メリットという言葉に置き換えるとつまらなくなるけど、特徴として見たら、自分のなかで学びが生まれることがたくさんあります。何本コピーを書いて持っていっても決めてくれないクリエイティブ・ディレクターとか、いやなわけですよ(笑)。若い頃は、「なんで決めてくれないんだ」「優柔不断じゃないか」と思っていました。でもそれだと不満でしかないから、先に進まないんです。"決めない"とはどういうことなんだろう? と、知ることを目的にすると、見方が180度変わりました。――それは具体的な経験ですか?そうですね。自分の中でかなり印象深い出来事だったのですが、決めない人のことを知ったら、それは"待てる人"だったんです。決められないのではなかった。たくさん考えて、もっともっと可能性を探ることを許してくれて、こちらが提案するものや書くコピーの精度があがってくるのを待てる力がある。「なんてありがたいんだ!」と、驚いた経験でした。「待つ」というのは、相手を信じてないとできないし、もっと言えば自分の答えを持っていないと怖くてできません。もちろん、ただただ決めない人もいます(笑)。そして単純にわたしが書けてないから、どうやっても選ぶコピーがないということも。それとはレベルの違う「待てる」能力に気づいて学ぶことができたのは、自分のなかで転換してみたおかげだと思います。○相手の行動を、ポジティブにひっくり返す――自分の理想の反応とは違う相手の真意を知ることができたら、コミュニケーションとしても強いですねコピーは、基本的には相手がいる言葉ですが、受けとる相手の反応を100%予測できるものではありません。「あのへんにボールを蹴りたいな」では届かない、もしくは無視されてしまいます。「あの走っている選手の3歩先の左足にアシストしたいな」というくらいの精度を求めてはじめてキャッチしてもらえます。それでもわたしにできるのはアシストまで。そのあとに蹴るのは受け手なんですよね。「なんで拾ってくれないんだ!」って相手に不満をもっても意味がないんです。――なんで蹴ってくれないんだ! とか……そこに怒っていたら続けられないから、自分のできることは精一杯やる。根性ではなく、自分が受け取れる限りのポジティブな解釈をすることかもしれないです。それはクライアントやスタッフに対しても同じで、「あの人が決めてくれない」「あの人は遅い」「あの人はどうだ」という不満を、どこまであきらめずに、ポジティブにひっくり返していけるか。どうやっても変わらないところもあるんですけどね。――その思考は、どうやって身についていったんですか?……やっぱり、失敗だとか怒られたりとか外されたりとか、経験が大きいと思います。うまくいっているときの、プラスのコミュニケーションって簡単なんですよね。たぶん恋人の関係とかもそうで、関係が良好ならば何を言ってもコミュニケーションになる。「このほうれん草おいしいね」「いやそれ小松菜だよ」っていう会話ですら、すごく幸せ(笑)。だけど、それが険悪な状況だったらどうなるでしょうか? 自分から踏み出せる一歩を持っているか。マイナスな状況を改善できる能力が、コミュニケーション能力なんだと思います。――マイナスな状況は多いですか?クライアントと世の中の人に、そもそも関係があるものばかりではありません。企業がAという商品を出したい、売りたいと考えても、消費者から見ればBでもCでもいい。「これを買ってほしい」ときに、どう回路をつくれば関係が生まれるか、と考える仕事なんです。マイナスな状況で、いかにプラスを作れるか。それは広告の思考なのですが、結局自分のキャリアの思考にもなっていると感じます。"くせ"に近いですね。コピーライターには、シニカルに聞こえるようで、意味はポジティブ、という発言をする人が多いです。マイナスな状況をどこかで前向きにとらえていて……それはおそらく、口説く仕事だから。口説く側が先にくじけてしまったりいじけてしまったりすれば、相手との関係は終わってしまいます。――もともと相手はこっちを見てくれてないぞと、マイナスな現状を把握しつつプラスに変えようとしているのですね……今日ここに来るまでに覚えている広告はありますか?――ちょ、ちょっと……いやでも、そういうものなんです(笑)。無視されるのが前提です。自分に差し出せるものがなければ、仕事が来るわけないというのも、同じことです。※次回は4月27日更新予定『広告』1948年創刊。博報堂の社員が中心となって編集制作を担当している。397号~404号の編集長として尾形真理子さんが就任。「なぜか愛せる人々」をテーマに展開している。現在発売中の398号では特集テーマとして「3cmのいたずら心」を掲げている。インフォメーションサイトはこちら。
2015年04月24日前回の記事では、たばこを吸う人が少なくなっているにもかかわらず、いまだに「タバコミュニケーション」が存在することが明らかになりました。今回は"タバコミュニケーション"と仕事との関係を追跡調査! 前回と同じ読者500名にアンケートしました。○"タバコミュニケーション"は仕事に影響する!?アンケートで「"タバコミュニケーションが仕事に影響を与えたことがありますか」と聞いたところ、さまざまなエピソードが挙げられました。読者が実際に経験した"タバコミュニケーション"の実態を紹介します。●仲良くなれる・「喫煙者同士は仕事以外の話で仲良くなれる」(32歳男性/電機/技術職)・「他部署の人と仲良くなれる」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「プライベートも仲いい」(35歳女性/医療・福祉/経営・コンサルタント系)●情報交換・「喫煙者に喫煙所での話を聞くと、他部署での事例などを聞けていい情報交換の場になっていると感じた」(36歳女性/ソフトウェア/技術職)・「上司との話し合いで取引に役立つ情報が得られた」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「喫煙室での会話や情報共有がもとに仕事が進んでいる」(30歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)●人事にも影響!?・「喫煙室で会社の人事の話題や重要事項の話題が出てしまうので、喫煙者だけ会社の情報に妙に詳しいということがある」(32歳男性/小売店/事務系専門職)・「人事異動の大半が喫煙室で決まっている」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)●仕事が円滑に進む・「他の部署の方と顔を合わせる機会が多く、普段の仕事が円滑に遂行できる」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「異セクションの喫煙者とのコミュニケーションが円滑になった」(23歳女性/その他/事務系専門職)・「気難しい上司と仲良くなれて仕事が円滑に進んだ」(26歳男性/農林・水産/技術職)●喫煙所での話し合い・「タバコ休憩中に話し合いが結構進んでいたりする」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「休憩時間の喫煙スペースで打ち合わせが行われることがあり、非喫煙者の自分は情報を知るのが遅くなることがあった」(31歳男性/その他/事務系専門職)・「簡単な打ち合わせはタバコ部屋でやってますね」(31歳男性/情報・IT/技術職)どうやら喫煙所では雑談だけではなく、仕事にまつわる情報交換まで行われているようですね。これは喫煙者にとってうれしいメリットですが、非喫煙者からは「吸わないので、吸う人だけで社内人事情報が広がって腹が立ったことがある」(50歳以上男性/電機/技術職)という不満の声も……。○"タバコミュニケーション"が迷惑をかけているかも?"タバコミュニケーション"は仕事にも大いに役立っているようですが、非喫煙者にとっては「迷惑な存在」でもあるようです。タバコミュニケーションに困っている読者の嘆きを紹介します。●休憩しすぎでは?・「喫煙者だけ休憩が多い」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「タバコ休憩が勝手につくられる」(31歳女性/その他/事務系専門職)・「とにかく休憩が多い。30分に一度は休憩している人間がいるので仕事してるとは思えない」(44歳男性/情報・IT/技術職)●戻ってこない……・「喫煙する社員はタバコ休憩に行くとなかなか戻って来ず、確認したいことがある時などこちらとしては悪影響を受ける」(41歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント)・「席に戻ってこないため、その人の分の余計な仕事をすることになる」(50歳以上女性/建設・土木/技術職)・「いつも"タバコミュニケーション"をするのは課長と主査。長時間離席しているので承認作業が進まないことも多く困りますね」(30歳女性/通信/事務系専門職)喫煙所でも仕事の話をしているとはいえ、離席されると残された人たちが困ってしまうことも。「喫煙者だけ休憩できるのはずるい」という指摘も多数見受けられました。○"タバコミュニケーション"はなくなるのか"タバコミュニケーション"は一長一短のようですが、健康や非喫煙者のことも考えると別のコミュニケーション手段があったほうがいいかもしれませんね。そこで、「"タバコミュニケーション"を無くすことは可能だと思いますか」と尋ねたところ、結果は「はい」が50.2%、「いいえ」は49.8%と半々くらいの回答でした。「はい」と答えた人は、タバコミュニケーションについて「無駄だと思う」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)、「実害しかない」(28歳男性/医療・福祉/事務系専門職)と否定的な意見が多く、完全になくしてほしいのかと感じました。しかし、「意思疎通がしっかり取れた」(30歳男性/建設・土木/技術職)、「仕事のことを話しているうちに、団結した」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)といった肯定的な人も見られます。同じように、「いいえ」と答えた人のなかにも、「チームがまとまった」(30歳男性/建設・土木/営業職)、「仕事時間が削られる」(46歳女性/学校・教育関連/専門職)といった賛否両論の意見がありました。○"タバコミュニケーション"がなくならない理由は?"タバコミュニケーション"に対して否定的な意見があってもなかなかなくならないようですね。読者に「何故なくすことが出来ないと思うのでしょうか」と質問すると、回答は次のとおりでした。長年の習慣だから36.1%喫煙者が多いから35.7%不便を感じないから10.4%誰も何も言わないから8.0%他に替わる方法がないから6.4%その他3.2%いかに世の中の流れでたばこを吸う人が減ってきていても、職場ではたばこを吸う人の影響力は良くも悪くも大きいです。そして人の習慣というのはすぐには変わりません。つまり、"タバコミュニケーション"の存続はたばこを吸う人次第ということです。ホッと一息つくために行く喫煙所だからこそ、リラックスしていろいろな話ができる。このような機会は大切かもしれませんが、そのために困っている人がいるのも事実。"タバコミュニケーション"にメリットを感じている人も、そのしわ寄せがきている非喫煙者たちのことを忘れてはいけませんね。
2015年04月21日子どもとの時間、たくさん取れていますか? 家庭環境はさまざまなので、たっぷりと親子の時間が取れる方もいるでしょうし、仕事が忙しくてあまり時間が取れないという方もいることでしょう。子どもとの時間があまり取れない場合、重要なのはコミュニケーションの質です。子どもは大きくなるにつれ、自分の時間を持つようになるので、すれ違う時間はどんどん多くなってしまいます。そんな時、アロマテラピーがママを助けてくれるコミュニケーションツールになることを知っていましたか? ■子どもと会話をする時には、精油を香らせてバタバタしている時はお互いに会話が頭に入っていきません。帰ってすぐよりも、寝る前のような落ち着いた状態にその日の出来事を話してくれることはよくあります。そんな時には、精油での芳香浴をしながら親子で会話してみてはいかがでしょうか? 芳香浴といっても、面倒な準備は必要ありません。ティッシュに好きな精油を1滴垂らし、近くに置くだけでいいのです。子どもに精油を選んでもらうのも楽しいですね。香りで心身ともにリラックスすることにより、普段はしないような親子の会話が引き出されるかもしれません。■疲れていたり、イライラしたりする時は、アロマで親子のスキンシップ大人だけでなく子どもにも、多少なりともストレスはあるものです。「なんだか疲れているかも」「イライラしているかも」そんな雰囲気を察知したら、子どもにハンドトリートメントをしてみてはいかがでしょうか? 10mlのキャリアオイルに1滴の精油を垂らし、やさしくさすったり揉みほぐしたりしてあげます。3歳以下の乳幼児に行う場合は、精油を入れずにキャリアオイルだけで行いましょう。スポーツなどで疲労している部位があれば、その部分を中心にトリートメントをしてあげてもよいでしょう。たださすってあげるだけでも子どもは「特別なことをしてもらっている」と、満足感を得られるようです。ぜひ毎日の親子のコミュニケーションに、アロマテラピーをプラスしてみてはいかがでしょうか。子どもは常に成長をしています。小さな反抗期というものを繰り返し、やがて本当の反抗期がくると思いますが、その時に向けた土台を作るためにも、幼い頃から親子で日々コミュニケーションをはかっておくことが大切です。また、笑っている時や泣いている時、子どもが要求しなくてもママ自身がハグしたくなった時にはたくさん抱きしめてあげましょう。ハグをするとママも子どもも幸せホルモンが出ます。さらにNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化され、免疫力が高まるともいわれています。今回ご紹介した方法が、これから難しい時期を迎えた時にもすんなりと触れ合うきっかけになれば幸いです。
2015年02月12日デスクではPC、外出中はスマートフォンやタブレットを使っていつでもコミュニケーションが取りやすくなった。しかし実際にはスムーズなコミュニケーションができていないと感じる場合もあるのではないだろうか。手軽でありながらビジネス利用にふさわしいセキュリティ機能も備えているグループチャットツール「TopicRoom」ならその課題を解決してくれるはずだ。○ビジネスコミュニケーションにふさわしいのはグループチャット!社内や部署内、またはプロジェクト内でのコミュニケーションに課題を感じたことはないだろうか。メールの返事がなかなか戻ってこないせいで仕事が止まってしまう、いちいち電話で確認しなければならない、というような相手は数人集まると必ず混ざっているものだ。また、メールよりも電話で直接話した方が手早いという人もいるが、それでは会話の記録が残らない。言った、言わないというやりとりがあるのも困ってしまうし、重要な情報を後から確認するのも難しくなる。そうした時、レスポンスの速度や対応についてルールを定めてもあまりよい結果にはならない。必要なのは手軽に利用でき、軽快に動くことでユーザーにストレスを与えず、さらにきちんとしたログを残すことで情報の活用や管理にも役立つツールの導入だ。そうした、メールと電話の中間のようなツールがグループチャットなのだ。グループチャットは電話とは違ってテキストで会話の記録が残り、メールよりも迅速な応答が期待でき、短文で活発なやりとりを通して親交を深めることもできる。部署やプロジェクトのメンバーを登録したグループに向けて発言すれば、確実に全員に伝わる。電話のように伝言する必要もなければ、メールのようにCcを付け忘れて連絡漏れが発生することもない。現在、コミュニケーションに不足や不便さを感じているのならば、取り組んでみるべきはグループチャットの導入だ。○必要なのはログの管理ができるLINE風グループチャットグループチャットならば何でもよいというわけではない。たとえば、現在最も身近なグループチャットといえばLINEだろう。多くの人がスマートフォンで家族や友人との気軽なやりとりを楽しんでいるはずだ。仕事の仲間ともLINE感覚でやりとりをすることで、スムーズなコミュニケーションを実現するのはよいことだが、LINEそのものを使うわけにはいかない。それは、セキュリティと信頼性に問題があるからだ。ある企業では、若手社員の間でLINEを使ったコミュニケーションが自然発生的に始まっていた。しかしその様子を見た取引先から、それで大丈夫なのか、と不安を指摘されたという。遊びの情報も仕事の情報も同じツールで扱うことの危険性は不安感はもちろん、実際にどういうやりとりをしているのか会社側では把握できない状態が問題だと指摘されたわけだ。これはLINEに限らず、Facebookなどでも同じだ。仮に業務用端末を企業側で支給し、プロジェクトチーム内でしか通話しないと定めていてもログが管理できないことに変わりはないし、取引先の前で使えば信頼を損なう可能性もある。そこで必要になるのが、業務に特化したグループチャットだ。特に、LINEのような軽快な使い方ができるものが必要だろう。スマートフォンからも手軽に利用でき、ビジネスで使うにふさわしいセキュリティ機能を備えているべきだ。数あるグループチャットの中で、その要求に対応してくれるものとして「TopicRoom」がある。○軽快に動作するネイティブアプリを提供「TopicRoom」が特に優れている部分は2点ある。1つ目はエンドユーザーにとってのメリットで、利用が非常に快適であるということだ。複数端末が利用できるチャットツールはブラウザベースで稼働するものが多いが、「TopicRoom」はブラウザベースだけでなく、各OS向けにネイティブアプリを提供している。そのため、非常に軽快に動作してくれるのだ。スマートフォンからの利用画面はLINEやSkypeのチャット画面に似ている。スムーズに利用できるインタフェースで、レスポンスも速いから、返信が速めの掲示板という形ではなく、チャットとしてしっかり機能してくれる。発言に対する返信ができるのは当然だが、編集や削除もできるから使いやすい。個人端末に導入しても、アプリが個人利用のものとは切り離されているから業務に関係のないものは流れてこない。端末設定でログアウト中の通知をOFFにしログアウトすることで、業務時間外に通知を受けない設定が可能である。この機能によりどこでも連絡がとれるがゆえに労働時間が長引いてしまうという課題もないはずだ○セキュアなチャットで管理もしやすいもう1つのメリットは管理者にとってのもので、セキュリティが強固であるということだ。「TopicRoom」はIDとパスワードという2つのキーだけでなく、端末認証とアプリケーション認証を加えた4キー認証を実施する。複雑すぎるパスワードや頻繁なパスワード変更といったユーザーへの負担を強いることなく、しっかりとセキュリティを確保できるというのは大きなメリットだ。また、ログアウトしてしまえば端末内にログが残らない設計が行われている。さらにリモートで端末の認証情報を削除したり、パスワードリセットをかけられる。端末紛失時はもちろん、退職時にも業務情報だけをさっと削除できるわけだ。端末を丸ごとリモートワイプするとなるといろいろな問題が出てくるが、アプリ単位で操作できるから対応しやすい。ログの保管を行っており過去に遡った引用なども可能なのだが、この蓄積データはもちろん、通信も暗号化している。万が一盗聴されても情報が漏洩する心配はないのだ。そして、受信したメッセージに任意のキーワードがあった場合、通知マークを変える機能があるため、「至急」などの文字を登録しておくと、最優先でメッセージをチェックすることが可能なほか、すべての操作ログを記録しているため、端末を紛失した際は、アクセスログから紛失中にどのような情報が漏えいしたかを確認することができ、それを元に情報漏えいの判断をすることができる。○安心・安全なクラウド上で稼働するビジネスアプリを月単位で利用可能NTTコミュニケーションズの提供するビジネス向けソリューションのオンラインストアである「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から「TopicRoom」を導入すると、大きなメリットがある。「すぐに使えるビジネス向けアプリ」以外から契約を行うと、1年単位での契約となるが、それが月単位での契約が可能になるという点だ(最低利用期間有り)。また、「すぐに使えるビジネス向けアプリ」では、ほかのアプリの契約や支払いも併せて一元管理ができるというのも魅力だ。さらにNTTコミュニケーションズのクラウドで稼働する点もメリットだ。稼働するクラウド基盤自体が万全のセキュリティを備えており、豊富な運用実績を持っているというのは見逃せないポイントだろう。安心・安全な環境で稼働するチャットツール「TopicRoom」なら、活発なコミュニケーションを促しながらもしっかりと管理をしたいというコミュニケーションに関する要望を叶えてくれるはずだ。
2015年02月02日ジェイズ・コミュニケーションはBarracuda Web Application Firewallを一次代理店として製品の取り扱いを開始すること発表した。ジェイズ・コミュニケーションでは、Webサイトへの不正アクセスの増加や、bashの脆弱性など大きな被害につながりかねない脆弱性が次々と発見されるなか、Webセキュリティソリューションへのニーズが高まると考え、商材を充実するべく一次代理店として取り扱い可能なWAFを模索していたという。Barracuda Web Application Firewallは、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、セッション改ざんといったWebアプリケーションを狙った攻撃からシステムを保護するソリューション。プロキシとして動作し、HTTP/HTTPSのトラフィックを精査してWebアプリケーションの脆弱性を突こうとする攻撃を検出する。製品提供形態は、物理アプライアンス、仮想アプライアンス、Microsoft AzureとAmazon Web Service(AWS)に対応したパブリッククラウドサービスで提供されている。
2014年12月08日きょう11月22日は“いい夫婦の日”。コミュニケーションのひとつとして今や欠かせないツールとなっているアプリ『LINE』でも、夫婦間の会話に使えるスタンプが数多く登場するなど、イマドキ夫婦の必須アイテムになっているんだとか。田辺誠一“画伯”のスタンプなど注目LINEスタンプを大特集もともと夫婦にまつわるスタンプはあったけれど、今年5月からは誰でもスタンプを製作して販売できる「クリエイターズスタンプ」がスタートして、数やバリエーションが増加。手軽に使えるスタンプだからこそ、「普段照れて伝えにくい感謝の気持ちを伝えることができたり、夫婦喧嘩のあとの微妙な空気をスタンプによって和ませたり。スタンプを送りあうことをきっかけに、コミュニケーションの量が増えるのではないでしょうか」(LINEスタンプ企画担当者)。微笑ましいものから思わずドキッとするものまで、いろいろな内容を取り揃えるLINEスタンプ。「仕事帰り、終電の中で“これから帰る”と味気なくテキストを送るよりも、ダッシュしているキャラクターのスタンプを送る。愚痴や本音を言い合える夫婦だからこそ、少しのスタンプの工夫で、夫婦関係をより良好にすることが出来ると思います」(同)。そんな多くの“夫婦スタンプ”の中でも、ほんわかしたタッチで描かれたスタンプが人気の様子。LINEが発表した「夫婦間で使えるスタンプランキング」ベスト20にも、かわいらしい絵のスタンプがズラリ。「ゴミ出しありがと」といった日常のささいなやりとりがスタンプになった「ママからパパへ日常スタンプ」(wacca works)や、「たのむ…こづかいあげてくれ」など夫側の気持ちをピックアップした「ママきいて!!」(KID-MAMA)などがランクイン。言いにくい言葉もかわいらしい絵でフォローできるのがポイントといえそう。夫婦なんだから言葉にしなくてもわかっているはず、というのは大間違い。普段恥ずかしくて言えない感謝の気持ちや、ちょっとした不満も相手に伝えてこそ夫婦というもの。言葉では伝えづらいことも代弁してくれるLINEスタンプを使って、夫婦の絆をより深めてみては?
2014年11月22日フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドはこのほど、「夫婦のコミュニケーション」についてのアンケート調査結果を発表した。同調査は、同社が運営するリサーチサイト「リサれぽ!」の既婚女性会員を対象として7日~13日に実施。1,020名の回答を得た。○平日の夫婦の会話、「1日30分未満」が5割超「平日と休日の夫婦の会話時間」を聞いたところ、平日では「10分未満」が26.7%、「10分~30分未満」が27.3%、「30分~1時間未満」が26.1%、「1時間~3時間未満」が16.4%、「3時間~5時間未満」が2.8%、「5時間以上」が0.8%となった。一方、休日の会話時間は、「10分未満」が12.7%、「10分~30分未満」が15.8%、「30分~1時間未満」が21.0%、「1時間~3時間未満」が30.8%、「3時間~5時間未満」が11.1%、「5時間以上」が8.6%だった。平日では「10分~30分未満」が最も多かったのに対し、休日では「1時間~3時間未満」の回答が最も多くなっており、休日は会話の時間が増える傾向が見られた。また、「結婚して3年未満の夫婦」では、平日でも「1時間~3時間未満」が41.3%、休日では「5時間以上」が34.8%となっており、それ以上の結婚期間の夫婦に比して、会話の時間が長いことがわかった。○夫婦で会話するのは「くつろいでいるとき」「夕食時」「夫婦で会話するシチュエーション」については、「くつろいでいるとき」が最も多く63.3%、次いで「夕食時」が60.7%、「就寝前」が35.6%、「朝食時」が25.9%、「買い物中」が25.3%、「趣味や遊びの時間」が24.8%と続いた。会話するシチュエーションについて、結婚してからの期間別で見ると、全体の傾向と大きく異なったのは「結婚3年未満」で、「くつろいでいるとき」が84.8%、「夕食時」が89.1%と8割を超える結果となったほか、「買い物中」が47.8%、「趣味や遊びの時間」が47.8%と全体の倍近い数字となった。また、「就寝前」の会話は結婚歴が長いほど減るのに対し、その他のシチュエーションでは結婚歴「10年~20年未満」までは減少傾向にあるがその後は転じて増える傾向にあることがわかった。○よく話す内容は「子ども」「食事や食べ物」「休日の予定」「会話の内容」について、よく話すことを3つ挙げる質問では、1位が「子供のこと」で77.8%、2位は「食事や食べ物のこと」で56.4%、3位は「休日の予定」で53.9%、4位は「仕事・会社のこと」で44.6%、5位は「お金に関すること」で33.4%だった。○夫婦のコミュニケーションツールは「電話」「携帯メール」「メッセージアプリ」「夫婦のコミュニケーションでよく使うツール」については、「電話」が46.3%、「携帯メール」が54.0%、「LINEなどのメッセージアプリ」が30.3%、「その他」が2.5%、「特にない」が12.6%だった。妻の世代別の特徴を見たところ、20代では「LINEなどのメッセージアプリ」が75.0%と他の世代に比して高い結果となった。また30代では「電話」が最も多く56.3%だったのに対し、40代以上では最も多いのは「携帯メール」だった。○夫婦の会話時間「今のままでいい」が約7割「夫との会話を増やしたいか」については、「もっと増やしたい」が11.9%、「増やしたい」が17.6%、「今のままでちょうどいい」が67.1%、「少し減らしたい」が1.5%、「もっと減らしたい」が2.0%だった。具体的なコメントを見ると、「一番下の子どもが、家を巣立って、夫婦で過ごす時間が増え、新婚時代のように会話が増えました。うれしいことです。」「テーブルに向かい合って座ると何もしゃべらないのに、なぜかドライブ中は話が弾みます。休日のドライブは一週間分の出来事を話す時間です。」「子供を寝かしつけた後、お酒を飲みながら録りためていた番組を一緒に見ています。ホラー系のものが一番盛り上がります。」といったように、夫婦各様にコミュニケーションを楽しんでいる様子が伺えた。
2014年11月21日大日本印刷(DNP)は11月12日、人とロボットのハイレベルなコミュニケーションを支援する「知能コミュニケーションプラットフォーム」の構築を開始し、第1弾として「音声AIナビゲーションシステム」と「対話型AIシステム」を開発したと発表した。同プラットフォームは、AI(人工知能)を使い、ロボットがイノベーションにつながる知的創造や、人の意図を察した対話の実現など、人とハイレベルなコミュニケーションがとれる知能を実現することを目指すというもの。音声認識や、発想などの知能処理機能をクラウド型で提供し、対話を重ねることで情報が蓄積され、知能レベルや感情を察する精度が向上していく。「音声AIナビゲーションシステム」は、展示会やイベント会場に設置したデジタルサイネージなどに来場者が話しかけることによって、来場者が希望するイベント関連情報などを的確に表示するというもの。会場案内、展示内容、出演者などの情報を動画や静止画、音声で提供する。「対話型AIシステム」は音声によるロボットとの対話を通じて、その言葉に関連する新たな言葉を大量のWebページのデータから自動学習するシステム。その学習結果を蓄積することによって、関連用語や関連情報、意外な発見や気付きにつながるアイデアを提供するという。同社は今後、人とロボットのコミュニケーションに必要な機能を開発するとともに、今回開発したシステムの利便性の向上をはかり、2015年までに「知能コミュニケーションプラットフォーム」の実用化を目指すとのこと。
2014年11月12日コミュニケーションは恋人関係を良好にするため必要不可欠ですよね。そのコミュニケーション、一歩間違えれば相手をダメ男にする可能性も潜ませています。相手をダメにしてしまうコミュニケーションとは一体なんでしょう?次の4つを紹介いたします。■1.不満を溜め込んでしまう「なにも言われなかったらなんでも許してもらえるような気になっちゃいます。不満は言ってもらわなきゃ、男もどんどん甘える一方ですからね」(20代/大学生)不満を溜め込んでしまうと、どんどんストレスになっていきますよね。しかも、彼も何も言われないのをいいことに、どんどん調子に乗ってしまいます。その結果、余計に彼に振り回される環境を自らつくりだすハメに・・・相手に対して不満があれば、少しずつでもいいので伝える努力を。■2.欠点を見て見ぬフリ「欠点を指摘するのは大事でしょ。他人が言えないようなことを言い合えるのが恋人なんじゃないですか?欠点を見つけて無視しちゃったら、甘やかしてるというか、おたがいを高め合おうという気持ちがないってことでしょうし」(30代/販売)相手の欠点って、関係の浅い相手だったら言いづらいですよね。下手に絡んだらおせっかいにもなりますし。けれど恋人であれば別。欠点があれば、それを改善するために力になれるのが恋人のはずです。見て見ぬフリをするのは、誰のためにもなりません。■3.ケンカで絶対に折れてしまう「ケンカしたときにいつも彼女側がが折れるパターンだと、男に付け入られるでしょ。だってケンカに持ち込みさえすれば男の独壇場になるわけだし。それってDVにもつながりそうだからヤバいと思うんですけどね」(20代/IT)ケンカの時、相手が絶対に折れると分かっていたらどうなるでしょう?極端な話、ひたすら押せば勝てると思っちゃいますよね。そうなると、男性はキレればどうにかなると思いかねません。すごく恐ろしい構図じゃありませんか・・・そのうち暴力で片づけようとしてきたら最悪です。おたがいに意見をぶつけ合うのは、関係を深めるためにも時には必要。折れればいいなんてことは、決してありません。■4.叱れない「ガミガミ言うってのとは違いますけど、ダメなことをダメって言えないのは健全な関係とはいえないと思います。叱られるようなことしても放置していれば、相手はどんどん堕落する一方でしょう。というより、堕落しても許される環境に甘えてしまうんじゃないでしょうか」(30代/公務員)とんでもないことを男性がやらかしても、叱れない場合。浮気だってなんだって野放しにするようなものです。相手が非難されて当然のことをした場合、指摘するのは必要です。感情的でもなく、顔色を伺うわけでもなく。愛をもって叱ることができれば、それは相手のためになります。■おわりに相手に何も言わない関係は恋人とは言えません!相手を甘やかすようなコミュニケーションは、相手のためにもならなければ自分のためにもならないのです。言いたいことをおたがいに言い合えてこそ、特別な関係を築けるのではないでしょうか。(大西薫/ハウコレ)
2014年10月31日夫婦によって睡眠環境は異なります。多くの夫婦は一緒に寝ているのでしょうか?それとも別々?多くの夫婦がどうやって寝ているのか、なかなか聞けないところですよね。今回は、夫婦の睡眠事情についてご紹介します。約9割の夫婦は一緒の睡眠環境で寝ている!女性向けサイトで、いまどきの夫婦の寝室事情を調査することを目的として、「旦那様と一緒に寝ているかどうか」を調査したそうです。その結果、『一緒に寝ている』と答えた人は87%。約9割の夫婦が、一緒の寝室で寝ているそうです。別々の寝室で寝ている夫婦は、13%で全体の1割程度という結果がでています。しかし、これは結婚年数によっても変化するようです。夫婦は結婚○年目から別々に寝始める?!次は、結婚年数ごとの結果をみてみたいと思います。結婚1年目だと96%の夫婦が一緒に寝ているとのこと。しかし、6~10年になると80%までその割合は下がります。さらに、11~20年になると65%にまで下がります。結婚5年目あたりから一気に一緒に寝る割合が下がっていき、10年を超えるとそこからさらに15%下がる傾向にあることがわかりました。結婚年数が経つにつれて、寝室やベッドを分ける夫婦が増える傾向にあります。睡眠環境を別々にしたい理由別々で寝ている夫婦にもさまざまな理由があるようです。まずはイビキ問題。相手のイビキがうるさくて眠れない、ということも多いようです。また、ひとりの時間を確保したいという人もいます。さらに大きく影響するのが子どもの問題です。夫婦で寝ていたが、子どもが生まれたことで別々で眠るようになった、という家庭もあるようです。また、生活リズムが違うと、一緒に眠ることも難しくなります。睡眠環境が違うからといって、家庭に問題があるわけではありません。夫婦にとって最適な睡眠環境を選ぶようにしましょう。【参考】朝日新聞『【引越し侍/エイチーム】夫婦が別々で寝始めるタイミングは、結婚○年目だった!?~誰と寝ている?ベッドのサイズは?いまどき夫婦の寝室を徹底調査!~』Photo by Vladimir Pustovit
2014年10月07日男性とのコミュニケーションの中で、ふと言われた何気ない一言に傷ついたり、嫌な思いをしたことはありませんか?その多くの場合、男性はあなたを不快にさせうようと思って発せられたものではないかもしれません。ふとしたこと、何気ないことがきっかけでケンカになったり、嫌な気持ちになるのはどうしてなのでしょう。それは男性と女性とのコミュニケーションのずれに原因があるようです。今日は、男性に「女性とのコミュニケーションの中でずれを感じた瞬間」についてインタビューしてきました。■1.男性の言葉を深読みしすぎてしまう「付き合い始めた時に『私のどこが好き?』と聞かれて『全部』と答えると『適当な返事・・・』と言われたことがあります。だからと言って、部位や性格で答えると、『じゃぁ、他のところは好きじゃないの?』と言われました。なんと答えるのが正解なのかわかりません。」(24歳/大学院)女性とのコミュニケーションの中で、男性としては「そんなつもりじゃないのに・・・」と思ってしまうことも多いそう。「男はそんなに深く考えていない」「男が嘘をついた時はバレやすいので、明らかに妖しい時以外は、言葉通りに受け取ってあまり勘ぐらず裏を読まないのが一番」というアドバイスが多かったです。■2.すぐに比べたがる「普通に、足が長い子やオシャレな子を見ると、例え彼女と一緒にいる時でも、『あの子、めっちゃオシャレじゃない?』と他の女の子に目が行ってしまうことがあります。別に彼女と比べてどうというわけではないのに、『オシャレじゃなくてごめんね!』と返されると、面倒くさいですね。」(25歳/アパレル)女性は、男性が他の女性を褒めていると、自分がその子より劣っていると勝手に捉えてしまう面があります。これは男性にはない女性ならではの考え方のようで、男性にとってはただ見たまま言っただけ、他意はないようです。例え他の女の子を褒めていても、あなたのことをその子よりも下に見ているわけではないので、「そうだね」と軽く同意する程度で流しておきましょう。■3.だって、どうせ、と自分を下げてしまう「すごいなと思ったことって、やっぱり他の人にも共有したいと思うじゃないですか?それで、この前自分がすごいなと思った出来事を彼女に話したら、『だってそれは・・・』とあら探しを始められて、驚きました。ただ単純にすごいなと思ったことを共有したかっただけなのに、『どうせ私にはできないから!』と勝手に自分を下げてくる女性は多いですね。」(27歳/広告)男性が何か話をふってきて、それが自分ができないことの場合、「どうせ私にはできないよ」と勝手に卑下になってしまう女性が多いそう。男性としては、ただ自分がすごいと思ったことを共有したいだけなので、そんな風に返された場合は、「めんどくさい!」と思い、会話をしたいと思わなくなるようです。■4.相手が自分の気持ちや感情をわかってくれているという思い込み「なぜかよく言われるのが『もっと私の気持ちを察してよ』というもの。しかもそれまで、何か聞いても『特にないよ』と言っていたにも関わらず急にこういう発言をしてくる子がいます。察してと言われても、超能力者じゃないんだからテレパシーとか無理です。」(22歳/学生)よく男性が言われて困る言葉が「私の気持ちだって考えてよ。ずっと我慢してきたのに」という類いのものです。男性からすると「考えたなりに行動したり発言したりしているんだけど。」と思うようで、それでもずれてしまうのが、女性と男性です。何も言わなくても自分のことを想ってくれている、理解してくれているとは思わず、気持ちや感情はきちんと、男性にも理解できる説明の仕方で言葉にすることをオススメします。■おわりに男性とのコミュニケーションで、やってしまっていたことはありませんでしたか?「自分はやってない!」と思った女性でも、実はやってしまっている可能性があります。男性とケンカしてしまった時や、仲が悪くなってしまいそうな時には、もう一度二人の言葉のやりとりを思い出して、振り返ってみてはどうでしょう?(栢原陽子/ハウコレ)
2014年09月29日仕事でも恋愛でもコミュニケーション力は必要不可欠です。コミュニケーション力があれば、異性へのアプローチも臆せずできるもの。となれば、ふたりの距離は縮まりやすく、相手のことも早く知ることができますよね。そこで今回は、デキる女子が持ち合わせているコミュニケーション力をピックアップ。元TBSアナウンサーで、現在フリーのアナウンサーとして活躍する小島慶子さんの著書『コスプレ上手は、仕事上手』を参考に、男性に好感を持たれる接し方について迫ってみたいと思います。■1.コミュニケーションは衣装選び「服装の傾向を変えたら、自分自身が根底から変わってしまう、なんて思っている人はまずいませんよね?服は服、自分は自分。」デート時の服を決める際、彼に「その服いいね」と褒められたくて服をチョイスする女子は多いはず。コミュニケーションもそれと同じように、相手に応じた着こなし方が大切です。あなたの服のバリエーションが増えたとき、気になる彼との関係も劇的に変わるはずですよ。■2.こうではなくてはいけないという思い込みを捨てる「人間は誰しも、『こうではなくてはならない』という思い込みから解放され、『そうではなくても構わない』と考えられるようになるまでには、時間がかかるものです。」世の中には沢山の人がいるのだから、自分の考えていることが必ずしも相手と同じ価値観とは限りません。たとえば「彼とは食べ物の趣味が合わないから相性が悪い」とあなたが思っていたとしても、彼はそう思っていないかも。世の中の恋愛セオリーがその都度、ふたりの恋に当てはまるとは限りません。恋愛の形にこだわりすぎている女子は注意してみて。■3.傷つくことを恐れない「人は基本的に臆病なものです。誰だって傷つきたくはないから、何枚もの扉の中に自分を仕舞い込んで、大切に守っています。でも本当はみんな、ちょっとした喜びや人との交流を求めて生きているはず。ネクタイを褒めたり、コーヒーを淹れてみたり、たったそれだけのことで相手は安心して、心の扉をパタパタと開いて出てきてくれることがあるのです。」気になる相手がなかなか打ち解けようとしてくれない。バイト先でも職場でも、似たような状況を経験したことはありませんか?声をかけても素っ気なくて、なにを考えているかわからない。その場は悲しくなるかもしれませんが、のちのち彼が自分の気持ちに応えてくれる瞬間はきっと来ます。傷つくことを恐れず、人と接する前向きさを大切にしましょう。■4.容易に嫌われたと思わない「幸せそうな恋人同士の話を聞くと素直にリアクションできなかったり、友達が結婚すると聞いても、心からおめでとうと言えなかったり・・・・・・。それは決して、その話をした相手が悪いわけではないですよね。ただ自分に空いてを祝福してあげられる、心の余裕がないだけ。」逆に自分が話をした時に、相手の地雷を踏んでしまったのか。相手のリアクションがあまり良くなかったなんてことは、コミュニケーションにおいてよくあることです。なので、相手の機嫌を損ねてしまった。嫌われたと思って声をかけるのをいちいち躊躇ってしまうのは、少しもったいないかも。たまたまタイミングが悪かったと割り切って、積極的なアプローチを忘れないようにしたいですね。■おわりにコミュニケーションは一回で終わるわけではありません。相手との関係が一度こじれたからといって、「もう彼とは付き合いたくない」と簡単に決めつけてしまっては、相手との関係は平行線のままです。それこそ気になる彼と距離を縮めたいとき、恋人と喧嘩してしまったとき、一度ちゃんと話し合ってみる。そんな心遣いがふたりの関係をより深いものにするのではないでしょうか。(柚木深つばさ/ハウコレ)【参考文献】「コスプレ上手は、仕事上手!」小島慶子著(集英社)
2014年07月10日男女がお互いに理解し合えないというのはよくあること。特に女性は「話を聞いてもらえない」という不満を持っている人も少なくないはず。そんな悩みを改善し、うまくコミュニケーションをとる方法とは? ■話をきいてもらうための注意点まず、自分が話したいとき、思いついたときにいきなり男性に話しかけても、きいてもらえないことがありませんか?男性は一度にたくさんのことができるわけではありません。新聞やニュースを見ていたり、スポーツ観戦をしていたり、何かの作業に集中しているときは話をきいてもらえません。話しかけても大丈夫そうなタイミングを見つけたら、まず了解を得ること。「きいてほしいことがあるんだけど、今、○分くらいいいかな」と伝えるようにしましょう。男性に対しては、話をきく心の準備をしてもらうことが重要です。最初にひと言伝えるだけで、きちんときいてもらえるようになります。そして、何を伝えたいのかまず簡単に説明するといいでしょう。気持をきいてほしいだけなのか、アドバイスを求めているのか、あらかじめ伝えてから話すことをオススメします。多くの男性は女性の話をききながら「けっきょく何が言いたいんだ?」と思ってしまいます。あらかじめ目的を伝えておくことで男性も話を整理しやすく、感情を汲み取ってくれやすくなります。■話すときの注意点次は話すときの注意点。特に相手の男性への不満を伝えるときに気をつけたい点です。例えば「あなたっていつも私のことを放っておいて、自分のことしか考えてないのね」と言ってしまったとしたら。相手も傷ついて喧嘩をしてしまいますよね。同じ不満を伝えるのでも、もっと違う言い方をするといいでしょう。ポイントは、自分の気持ち、自分の要望を具体的に伝えること。「あなたと会えなくて、私は寂しくて不安になるの、だから時々は電話をしたり会ったりしてほしい」と言ってみてください。自分の気持ちを素直に伝え、具体的な要望を提案することで、相手も受け入れやすくなります。自分の気持ちや要望を具体的に伝えることは、あなた自身の感情を整理することにもつながります。自分が冷静になり、よい人間関係を築くためにも重要なプロセスです。また、どんな話題でも話をきいてもらったあとは「ありがとう」の言葉を忘れずに。また話をきいてあげようと思ってくれるはずですよ。
2013年11月26日テレビや講演会などで頻繁に目にするようになった手話。最近では、コミュニケーションツールのひとつとして、手話を学ぶ人が増えています。でもせっかく勉強するなら、やはり目標やレベルを知りたいですよね。そんな人におすすめなのが、手話技能検定です。■手話技能検定とは?手話技能検定は、NPO法人手話技能検定協会が主宰する検定で、手話を学習している人がどのくらいのレベルにあるのかを知るためのものです。上位資格になると実技試験もありますが、あくまでも技能レベルを知るもので、手話通訳の検定ではありません。7級・6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の9レベルがあり、7級は在宅での受験、1級と2級は実技試験、その他は筆記試験になります。■試験概要・受験資格7級~準2級:特になし2級・準1級・1級:ひとつ下のレベルの検定に合格していること※試験には音声を使用しないので、聴覚障がいのある人も受験できる。※年齢制限はないが、4級以上は小学4年生以上程度の国語能力が必要。・試験方法と検定レベル7級:在宅での筆記試験。50音がゆっくり読み取れる。6級:筆記試験。簡単なあいさつと100程度の単語を理解し表現できる。5級:筆記試験。簡単な日常会話と300程度の単語を理解し表現できる。4級:筆記試験。接客上で必要な会話や、数字(金額・日付など)の表現、幅広い分野から500程度の単語を理解し表現できる。3級:筆記試験。接客上で必要な細かい会話や道案内、学校や会社での日常会話ができる。また幅広い分野から1,000程度の単語を理解し表現できる。準2級:筆記試験(記述式を含む)。ろう者的手話または難聴者的手話のどちらかを使用し、自由に会話ができる。専門分野を含め2,000程度の単語を理解し表現できる。2級:実技試験。準2級合格者が受験できる。課題文の表現と、面接による質疑応答。準1級:筆記試験(記述式)。2級合格者が受験できる。ろう者的手話・難聴者的手話のどちらも、理解し、自由に表現できる。単語数に制限なし。1級:実技試験。準1級合格者が受験できる。面接官の与えるテーマにそったグループ討議と、面接による課題文の表現を試験する。・NPO法人手話技能検定協会■資格の生かし方3級以上の資格を保有する人は、協会が主宰するインストラクタ講座を受講できます。これから手話の講師を目指すなら、手話技能検定の3級以上の取得を目標にしましょう。上位資格を持っているからといって、直接的に就職に有利になるということはありません。しかし、特に手話ができる人材を必要としている接客業・サービス業では、絶好のアピール材料になるでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月27日●人間関係を決定づけるコミュニケーションのスタイル誰でも、コミュニケーションしやすい人と、苦手な人がいるもの。では、苦手な相手とはどうコミュニケーションしていけばいいの?●相性は何で決まるか人間の言動から、人をいくつかのタイプに分類することは、いつの世でも人の関心事。例えば、行動科学のソーシャル・スタイル(社会的行動パターン)理論、NLP(神経言語学的プログラミング)、ハーマンモデルといった名前を聞いたことがある人もいるだろう。こうした現代の理論に共通しているのは、自分の言動と共通点の多い人とのコミュニケーションは比較的容易であり、自分とスタイルの違う人とのコミュニケーションには、困難を感ずる人が多いということ。ではどうすればよいか。●共感性を高めることで、うまくいくここではスタイルを規定する科学的研究などの詳細は割愛して、ずばり、自分と異なるタイプの人とどうやって付き合っていくかに焦点をあててみる。例えば自分は細かなことをくよくよ考えるタイプだが、相手は大胆に決断して、細かなことにこだわらないタイプ。こうした場合にも、相性が良いと感ずる場合と、どうもしっくりいかない場合がある。それはなぜか。答えは“共感性”の高さ、低さであった。共感性とは、異なる人の気持ちを理解しようと努める心の姿勢のこと。大胆な相手に対しては、細かいことは省略して話すなどの努力を指す。逆も同様。自分が大雑把であれば、相手の細かさに少し付き合ってみるといったようなこと。話すスピード、身ぶり手ぶりの大きさや頻度も相手に合わせることがここでいう共感性にあたる。趣味の例で考えてみよう。例えば、相手が野球ファンで自分がサッカーファン。相手の好きなスポーツにまったく興味がない。という場合、あなたならどうした話題を選ぶだろうか。共感性の低い人は、自分に興味のある話題だけ選ぶ。お互いに自分の好きなことだけ話して終わり。共感性の高い人であれば、相手の好きなスポーツについて質問したり、相手の話をしっかり聞くことだろう。自分か、相手の共感性が高いとうまくいくパターンが多い。これは比較的できているのではないだろうか。●コミュニケーションのスタイルコミュニケーションのスタイルでも同じことが言える。共感性を発揮するとうまくいくパターンが多い。自分が感覚的、相手が論理的なパターンで考えてみよう。いつもの自分は思いついたことを、すごい、とか、微妙だねといった感覚的な言葉で表現しているとしよう。論理的な相手に合わせるとすれば、例えばデータを使って、すごさを説明する。「この打者は去年2割5分の打率だったのに、今年は2割8分だよね。この3分を埋めるために、どういう努力をしたんだろうね。雑誌では、○○というコーチの指導で、去年のキャンプから毎日○○をし続けてきたということだね」といった具合。逆もまた真で、数字を多用して論理的な話が得意な人も、感覚的な相手に対しては、例えば、「今年はすごく打ってるよね。かっこいいね。」などと変えてみる。要するに相手に通じやすいように話の仕方を変えることが一番実行しやすい共感性の発揮ということになるだろう。どうもこの人と相性がよくないな、と感じた時、このように自分のコミュニケーションのスタイルをちょっとだけ変えてみてはどうだろうか。人間関係が少しはうまくいくかもしれない。(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)●著者プロフィール深山敏郎。コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。お問合せ先:info@miyamacg.com執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)
2013年03月05日