現在2歳の娘は、卵と乳のアレルギーがあります。病院での負荷試験などを経て、今は少しずつ卵も乳製品も食べられるようになってきましたが、1歳のころはまだどちらも一度も口にしたことがありませんでした。そんな中、義実家に出かけたときに義母が娘に乳製品を与えてしまうという事件が発生しました。アレルギーへの理解が低い義母娘は生後6カ月までには病院で血液検査を受け、卵と乳のアレルギーがあることがわかっていたので、早くから義実家には何度もアレルギーのことを伝えていました。しかし、義母が娘にくれるお菓子がアレルゲンを含む物ばかりだったり、一緒に食卓を囲んだときには娘のすぐ近くにアレルゲンを含む食べ物を置いたりして、義母はアレルギーへの意識が低いと感じてしまうこともしばしば。 それでも、その都度「これはダメです」と私が注意してきたので、娘が食べてしまうことはありませんでした。 目を離した隙にイチゴオレを飲ませた義母娘が1歳のとき、義実家に夫と娘と遊びに行った際、私と夫が少し席をはずしているときに事件が起きました。私が家の中に入ると、義母といた娘が「イチゴオレ」を手にして飲んでいるのです! それを見た瞬間サーッと血の気が引きました。慌てて駆け寄り、何を言うよりも先にイチゴオレを娘の手から奪いました。当然娘は大泣きですが、義母は何が起こったのかわからない顔。その義母に向かって「これ牛乳じゃないですか!」と思わず怒鳴りました。 娘は嘔吐し、すぐに病院へその後、娘には緊急用で病院からもらっていたステロイド薬を飲ませましたが、数十分後にはおう吐。この日は休日でかかりつけの病院が休みだったので、市の救急外来へ夫と急いで行きました。救急外来では抗ヒスタミン薬を注射され、そのまま安静に。数時間後に容体は無事安定。 イチゴオレを取り上げたときはまだ飲み始めで大量には飲んでいなかったこともあり、アナフィラキシーショックを起こすまでいかなかったのは幸いでした。けれどもこの数時間は本当に不安で、娘のそばにいながら私はずっと泣いていました。 これをきっかけに固くルールを決める目の前で孫が嘔吐したショックもあって、これをきっかけに義母は食品の原材料の見方について私に質問してくるなど、娘のアレルギーについて真剣に考えてくれるようになりました。 また、食べ物に関しては「私がOKを出したもの以外は食べさせない」と固くルールを設定。しばらくは義実家に娘を連れて行くのも怖かったですが、今はきちんとルールを守ってくれる義母がいるので安心して任せられます。 最初は義母にアレルギーの理解がなくても、私が目を光らせていればいいやくらいに考えていました。しかしそれには限界があるもの。もう二度としたくない経験ですが、これをきっかけに義母と意識をきちんと共有できてよかったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2022年11月18日どんな手段も厭わないワガママな人、あなたの周りにもいませんか?今回はそんなワガママでがめつい義母との間に起きたトラブルを描いた漫画「鬼姑が嫁を前科者にしようとした話」を紹介します!『鬼姑が嫁を前科者にしようとした話』ご近所に住む、息子を持つ2人の女性。2人とも、息子のお嫁さんに不満があるようで…。日々、集まっては嫁の愚痴大会を開催していました…。ある日2人がよからぬ話を…出典:lamireなんとこの2人、愚痴だけにとどまらず嫁を罠にはめて警察に送り込もうと計画していたのです…。嫁嫌いの2人が共謀して、悪事を働く姿に唖然…。その後、しっかりと息子たちに作戦がバレて、しごかれるのでした…。恐ろしい義母たちに唖然…自分の都合のいいように行動するワガママな義母にはびっくりしてしまいます。自己中心的な考え方をする人とはなるべく距離を保って過ごしたいものですね…。(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月16日現在1歳11カ月の娘をアメリカで育てています。娘を出産したとき、トルコ人の義母がはるばるトルコからアメリカまで産後の手伝いにきてくれたのですが、義母の娘へのある信じられない行動により激怒した私。文化の違いによる育児トラブル体験談をお話しします。びっくり! 義母が娘の頭に○○を…娘の出産時、手伝いにきてくれたトルコ人の義母。娘が生後2週間ごろのある日、義母がリビングで寝ている娘の頭が寒くてかわいそうと言って、スカーフを娘の頭にかけているところを目撃しました。娘のことをかわいく思っての行動ということはわかるのですが、スカーフが顔にかかったり首に巻き付いたりといった事故が起こらないとも限りません。危険なのでそれはやめてくださいとお願いし、義母もにこにこして聞いていたので理解してもらえたと私は思っていました。 嫁姑バトル勃発!?しかし、その後も娘の頭にスカーフをかけ続ける義母。義母のかけたスカーフをそっと私がとるという静かな攻防を繰り返していたある日、事件が起こりました。リビングで寝ていた娘の泣き声が聞こえ、起きたかと思って様子を見に行くと、スカーフが娘の顔にかかり娘がもごもご言っています。私は悲鳴をあげながらダッシュで駆けつけて、娘の顔の上のスカーフを取り払いました。激怒した私は何が起こったかを義母に説明し、どうしてお願いしたのにスカーフをかけるのをやめてくれなかったのか、危険だと思わないのかと、すごい剣幕で義母に問いただしました。 話し合うことの大切さじっくりと話を聞いてみると、義母はやはり娘の頭が寒くてかわいそうだと思ったということと、トルコには外出時に赤ちゃんの顔にスカーフをかけるような風習があるため、特に危険だと思ってはいなかったということがわかりました。日本ではありえない行動でも、別の文化では当たり前ということがあるんだなと身をもって体験することに。ただし、私はやはり危険だと思うのでどうかやめてくださいと改めてきちんとお願いすると、今度は義母も理解してくれたようで、以後娘の頭にスカーフをかけることはなくなりました。 寒そうという理由で、新生児の娘の頭にスカーフをかけていたトルコ人の義母。初めて見たときはあり得ないと驚きましたが、文化の違いから出た行動でした。私は危険だと思うのでやめてほしいときちんとお願いすると理解してくれたので、文化が違っても結局大事なのはしっかりと話し合いお互いを理解しようとする気持ちだと思いました。 著者:玉木理恵1歳の女の子の母。アメリカ在住。翻訳家・ライターとして活動中。
2022年11月14日妊娠がわかり、義母や義父に報告をしたときのお話です。私には3人の子どもがいますが、妊娠したときの反応は毎回なぜか出産することを反対するような言い方なのです。同じ母親として疑問を抱くほどの発言をされ、不信感が募ってしまった体験談をお話しします。妊娠判明! 実父母は喜んでくれました最初の妊娠はまだ夫と結婚をしておらず、「できちゃった婚」になりました。実父母に赤ちゃんができたことを話すと、自分のことのように喜んでくれたので一安心。冬に妊娠したこともあり、「これから寒くなるからしっかり温めないと!」とか、「無理しちゃダメよ」と気遣ってくれました。両親から受ける愛情の深さに、初めての妊娠でもあまり不安を感じずに過ごせそうな気がしました。 義母に報告したときの衝撃のひと言私の両親が喜んでくれていたので、同じように喜んでくれると思って義母にも報告をしました。しかし妊娠したことを伝えたときの義母のひと言は、「堕ろしなさい」だったのです。その言葉のあとに続いたのが「私も昔、堕ろしたことがあるけれど、早いうちなら体に害がないから大丈夫よ」という言葉。信じられない言葉にショックを受け、何も言えなくなった私に、義母は淡々と堕ろす手順を話し始めたのでした。 夫とはまだ結婚をしていませんでしたが、これから入籍し、産んで育てていきたいと思って2人で報告に行ったのに、まさか「堕ろせ」と言われるとは思いませんでした。私が妊娠したとき、夫はまだ社会人になったばかりで、試用期間中でした。義母は夫の仕事が続くかもわからないので、そんな状態で赤ちゃんを育てていけるのかと心配だったこともあると思います。しかしいきなりの想定外の言葉に、夫も私も戸惑いを隠せませんでした。 義母を説得してくれた夫私も夫も赤ちゃんを産んで育てていきたいと強く思っていました。義母に本当に育てていけるのか? と問われ、「何があっても俺が守る!」と最終的に夫が義母を説得してくれたのです。私は初めての妊娠で不安だらけでしたが、そのとき「この人となら赤ちゃんを育てていける」と確信しました。しかし、義母は赤ちゃんが生まれるまでは人間として見てくれないのではないだろうか……と不安になったときのことが今でも忘れられません。 現在、そのときの子どもは4歳になり、その下に2人子どもが生まれて毎日とても幸せです。4歳でもしっかりお姉ちゃんをしている娘を見て、あのとき義母に従わず堕胎しなくてよかったと心から思っています。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2022年11月14日私には妻と6歳、2歳の息子がいて私の両親と同居しています。6歳の長男は卵アレルギーなので食べ物に関しては警戒心を持っています。とくに初めて見る食べ物に慎重で、食べ慣れたものを好むのですが、そんな長男に対して、私の両親、つまり長男の祖父母が厳しすぎるのです。そこで私と妻はあることを決めました。長男は卵アレルギー長男は離乳食完了期にアレルギー検査をするまでは野菜、果物などなんでも食べる子どもでした。しかし、1歳2カ月ごろに卵を使ったホットケーキを食べるとすぐに具合が悪くなり、激しく嘔吐。私と妻はとても驚きました。 1歳になったばかりのころにもタマゴボーロを食べて嘔吐したことがあったので、もしやと思い病院に連絡。原因を調べるために小児科でアレルギー検査をおこなったところ、長男は卵アレルギーであるとわかったのです。 食べることに恐怖心を覚えて…卵アレルギーとわかってから、長男は食べることに恐怖心を持ってしまい、これまで食べられたお菓子や大好きだったバナナ、ブロッコリー、にんじんなど毎日の食卓に並ぶような食べ物さえも食べられなくなってしまいました。 おかゆとパンだけが食べられる状態になり、初めて食べる物や食べ慣れない料理に対しての警戒心が強く、食事の際に泣き出すことも……。最初は心配していた祖父母でしたが、食べさせたい気持ちが強すぎて、次第に長男にきつくあたるようになりました。 怒鳴る祖父母、泣き出す長男3歳、4歳と長男が成長するにつれて、食事のときに祖父母は長男に「これを食べなさい」「次はこれを食べなさい」「これも食べないとダメ」「どうして食べないの」など注意することが増え、長男が泣き出すこともありました。私と妻は、長男のことがいたたまれず、また、長男の泣き声と祖父母の怒鳴り声が飛び交う食卓での食事が苦痛になっていったのです。 長男も祖父母と顔を合わせて食事したくないと思っているはずだと思い、私と妻と子どもたちは、食事の時間を祖父母とずらすことにしました。 食事が楽しいと思えるように食事の時間をずらす旨を私から祖父母に伝え、長男には食べられる物を選択していいよと伝えました。また、「食べなさい」など威圧的なことは言わず、「これもおいしいよ」など、長男が自分から食べてみようかなと思えるような接し方をしました。 もちろん本当は全部食べてほしい気持ちはあるのですが、長男はアレルギー反応のトラウマがあるので、とりあえず今は楽しく食事をし、食べようとする気持ちを育てることが大切ではないか、と私と妻は考えました。 長男は現在6歳になり、祖父母と一緒に食事をしていますが、私と妻で、長男が食べられる物を選ばせるようにして、祖父母が注意を言い出す前に対処しています。祖父母の食べさせたい気持ちは長男を想ってのこと。栄養面を心配してくれていることなど、気持ちは痛いほどわかるのですが、もう少し長男の気持ちを理解してほしかったとも思います。私と妻も長男に対して甘くなっているのも自覚していますが、長男が食べ物を怖がらず、食事が楽しいと思えるよう、これからも試行錯誤して頑張ろうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:佐藤 稜6歳と2歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
2022年11月13日義実家から車で1時間程度のところで暮らしている美香子。3ヶ月に1度ほど日帰りで訪問していましたが、お姑さんに気を遣ってしまい気楽に話せないのが悩みです。それというのも…決して悪い人じゃないと思う…だけど苦手な義母。義母は手伝うと言ってもいつも断るのです。それでも手伝うべきか、素直に甘えるべきか、どうしたらよいかわからず、帰省の時は少し気が重い美香子でした。母の日にプレゼントを贈ったときには…贈ったエプロンを使っていない様子の義母。やはり気に入らなかったのでしょうか。そしてしばらくすると…。なんと、義母から帰省拒否されてしまったのです!夫と子どもが帰省する日、美香子は1人の時間を満喫しつつも、なぜ来るなと言われてしまったのかわからず悩んでいました。そこで、勇気を出して直接義母になぜ帰省を拒否したのか尋ねることにしたのです。果たして、義母は何と答えるのか…。こちらは投稿者のエピソードを元に6月30日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。「帰省するな」って…え、羨ましいんですけど!?義母から帰省してこなくてよいと言われ、仲間外れにされたような気持になってしまった美香子。しかし読者の意見は正反対! 帰省しなくていいなら、1人時間を満喫します!!・私なら喜んで羽をのばす。羨ましい限り。・かえって良かったと思いますよ。お子さんもパパと一緒ならそんなに心配な年齢ではないし。私ならご褒美だと思ってリフレッシュします。・私も実際に1人になると、仲間はずれにされている感じにもなりました(笑)。今は、たまのおひとり様が楽ちんですね。・私も拒否されたい!また、姑側の意見も集まりました。姑だって、気を遣うんです!・私は姑の立場です。私の場合は最近、年のせいか疲れやすく、息子夫婦をもてなすのがつらくなりました。(中略)今回も帰ってくるそうで、孫をみせてやろうという優しい気持ちなのでしょうが、掃除や食事の用意のことを思うと、苦痛で胃がキリキリと痛みます。・お姑さんも大変ですよね。図々しいのも嫌われるし、気を使って遠慮しても誤解を生む。嫁にとっても姑側にとっても、お互い気を使う難しい関係。読者のコメントからも双方の苦労が垣間見えます。ちなみに、こじれた嫁姑関係の修復には、息子であり夫である男性側の介入がほしいという意見も多数届いていました。・本当はご主人がもっと両者の言い分を聞くべきだと思いますね。・旦那がお母さんとお嫁さんの仲を上手く取り持てたらいいんだけど、この手の問題に疎い男は多いよね。全国の旦那さま! お母さまと奥さまの連絡を取り持つときは、ぜひ誤解が生じないよう、よろしくお願いします!▼漫画「義母から帰省拒否」
2022年11月11日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「同居での共用トラブル」を漫画にしてご紹介します!同居での共用トラブル出典:lamire主人の飲み物をまとめ買いするけど…出典:lamireたびたび注意されてしまう出典:lamire一方、姑は…出典:lamire姑のもののほうがたくさんあるのに…モヤモヤ出典:lamire読者の感想2世帯じゃない同居って大変…私も高校生くらいまでおばあちゃんと同居だった。子どもの頃は特に何も思ってなかったけど、当時は母もこのエピソードと同じような悩みを持ってたのかな?(24歳/主婦)実際に一緒に暮らしている人にしか分からないモヤモヤやイライラで、とても勉強になりました。私ならこんなストレスが毎日のように重なっていったら爆発してしまいそうです。(42歳/会社員)以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2022年11月11日保育士の中田馨さんが、おじいちゃんおばあちゃんの孫へのちょっと困ってしまう対応について教えてくれました。「大好きな孫のために……」の行動が実は家族を困らせているかも……!?こんにちは! 保育士の中田馨です。おじいちゃん、おばあちゃんに育児をお手伝いしてもらうこともありますよね。家事や仕事に忙しいので、両親や義両親の手助けが頼りになっている・助かっているという方も多いことでしょう。その一方で「実はその行動はやめてほしい……」ということもありませんか? 今回のテーマはおじいちゃん、おばあちゃんの孫へのちょっと困った行動についてお伝えします。 母乳・布おむつ推奨派「母乳で育てないの?」「紙オムツで楽してちゃダメよ」なんて言われたことがあるママもいるようです。結論から言うと、最近の育児用ミルクは母乳に限りなく近い栄養成分であること。そして、布おむつはおしっこが出たと赤ちゃんが感じやすい。紙オムツは、漏れにくく長めの時間使うことができる。などそれぞれの利点があります。授乳もオムツも「こちらの方が、絶対的に良い」というものはないことを知っていてください。 私の場合は、子どもが生後1か月から仕事に復帰したのに「母乳と布オムツでできる限り育てたい」と思ってしまい苦しんだ一人。だんだん出なくなる母乳を時間をかけて飲ませたり、せっせと布オムツの洗濯をしたりして、最終的にそれがイライラにつながってしまいました。授乳しているときの子どものぬくもりや、白い布オムツがベランダで風に揺れている景色は、幸せでもあったんですけどね。 そんな私が「便利なものに頼ってもいい」と気づいたのは半年後。自分の意志でも、しんどくなってしまうのに、外から言われると、ママは大きくダメージを受けてしまうだろうな……と想像できます。授乳もオムツ替えも毎日のことで、ほぼママがしなくてはいけないこと。周りの意見は参考までに聞いておき、ママが頑張れる範囲で使い分けるとよいのではないでしょうか。 昔の子育てを推奨する子育ては、時代によって変化していきます。それは、子どものことを研究していくうちに「こちらの方が適切」と発見されるからです。子育ての常識で変わったことのうち、今回は代表的な3つを例に挙げます。 ①「抱き癖がつくから抱っこしすぎてはダメ」「抱き癖がつくから抱っこしすぎてはダメ」というおじいちゃんやおばあちゃんもいますが、赤ちゃんが泣いたらできる限り抱っこしてあげましょう。抱っこは、赤ちゃんの心を安定させてくれます。 ②「うつぶせ寝を推奨」うつぶせ寝は、窒息や乳幼児突然死症候群につながります。現在では、厚労省でも1歳になるまでは仰向けで寝かせることが定められています。医師の指示で必要なとき以外は、あお向けで寝かせるようにしましょう。 ③「1歳までに卒乳」1歳をすぎてもおっぱいを飲んでいる孫を見て「1歳までに卒乳しなきゃ」というおじいちゃんやおばあちゃんもいますが、ママと赤ちゃんの気持ちに寄り添って自然に卒乳するのがよいでしょう。授乳の時間は親子のスキンシップでもあります。 そのほかにも、「一度、口で咀嚼したものを出して与えた」という、子どもの虫歯にも影響しそうなエピソードを聞いたこともありますよ。 どの子育て法も、昔はそれが常識だったのです。そのため、祖父母を否定するのではなく「今はこんな風に変わったんですって!」と伝えてみましょう。そのときに「保育士さんに聞いたんだけど」など専門家に聞いたと伝えてもいいかもしれませんね。お菓子を与えすぎるよくママたちから聞くのは「お菓子を与えすぎて困る」という意見。分かります。私も経験者です。 私の場合は、同居している私の父です。父はミルク飴が大好き。しかし、小さな子どもに飴を食べさせるのは喉に詰まってしまう危険性もあるのでやめてほしいですよね。父には「一人でコッソリ食べてね」と口酸っぱく言っていたのですが、娘が近くにいるのに、コッソリ食べようとするのです。(全然、コッソリではない!)案の定、飴の袋を開ける音に敏感に反応する娘。そして、飴をGET! です。きっと、私がそばにいないときは、もっと色々ともらっていたことだと思います。 祖父母の心理としては「かわいい孫に、美味しいものを食べてもらいたい」という気軽な気持ちです。悪気はないんです。そのため、こちら側のルールを決めることと「ここまでならOK」なルールを伝えてみましょう。 例えば遠方の祖父母の場合は、会うこと自体がたまになので、いつもより少し量や種類が多くても、良しとしていいのではないでしょうか。その上で、「最近、このお菓子が好きなんです。」「ケーキはまだ与えていないので、こっちのおやつがいいです」など今のお子さんの様子を伝えてみましょう。 私のように同居していたり、近所でよく会う場合は、上記と同じようにお子さんの様子を伝えることはもちろんのこと、おやつを食べる時間帯や量の目安を伝えてみてもいいでしょう。「おばあちゃんのおにぎりが美味しいって言ってました!」なんておやつになりそうな、祖父母の手づくりのものをリクエストしてもいいかもしれませんね。 今すぐ使わないもの(必要のないもの・高価なもの)を相談なしに買う「誕生日に、大型のプレイジムをプレゼント。家が狭くて置き場がないのに……」「普段着できそうにない、高価な洋服。この服を着て出かける用事がない」「将来のためにと辞書。使うのはきっと、10年後?」「もうすぐ一人で寝るでしょ。と2歳の子に大人布団」などなど……パパやママの意見を聞かずに、買ってしまったパターンもよくありますよね。気持ちはとてもありがたいのですけどね。まず大切なのは、パパとママに「何が欲しい?」と聞くこと。そのときに、パパとママも「何でもいいですよ」と答えるのはNGです。欲しいものをきちんと伝えましょう。 また、買ったわけではありませんが「息子が昔、読んでいたの」と古い破けた絵本をプレゼントされた方も。長い間、保管していたのだから大切だろうに。でも、子どもが触ったらもっとボロボロになりそうなので、どう扱えばよいか困ったとのことです。これを聞いて「わ! 私、絵本だったらしてしまいそう!」と数年後の未来を想像しちゃいました。気をつけなければですね。 おじいちゃん、ばあちゃんがしていることは全て「孫のために、良いと思ってしている」ことです。「困るなぁ……」と思うこともあるかと思いますが、もしかするとそれはそれぞれのコミュニケーションが足りていないことが原因なのかもしれません。お子さんのことを大切に思っている者同士です。これからも、子育ての協力者として感謝の気持ちを忘れずにいけたらいいのかな? と思います。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2022年11月10日わが家には4人の子どもがいますが、たまたま子どもたちの生まれた年に身内に不幸があり、葬儀や法事が重なりました。そのことをまさか私のせいにされるだなんて……。何気ない義母の言葉に私たち夫婦がショックを受け、義母との関わり方を考え直した体験をお話しします。なぜか生まれた年に重なる葬儀長男が生まれてから半年後に義母側の祖母が亡くなり、長女が生まれる1週間前に義父側の祖母が亡くなりました。もともと祖母たちは持病があって入院していたので、葬儀や法事にはできるだけ出席し、滞りなく済んだと思っていました。 やがて、上の子たちが大きくなってきたので家を買うことになり、それと同時に義父母と同居することに。ところが同居して間もなく、義父にガンが見つかりました。その後3人目を妊娠。妊娠したことを義父母に報告すると、まさかの言葉が返ってきたのです。 耳を疑う義母からの言葉…妊娠の報告をしたあと、義母から「本当に産むの? 上の子たちが生まれた年に祖母たちが亡くなったのよ。次は誰が? ちゃんと考えて!」と言われたのです。 義母が義父にガンが見つかったことを心配しているのはわかっていましたが、まさかこれまでの不幸を私の出産のせいだと思っていたことに大ショック! これには夫も、「うちの子のせいにしているなんて!」と怒りを隠せませんでした。 その後次女が生まれ、義父は闘病で入退院を繰り返しましたが、なんとか日常生活を送れるようになっていました。 義両親と別居してから数年後義父母と同居して3年、生活リズムや考え方の違いがあり、これ以上は無理と夫が別居を申し出、義父母は実家に帰っていきました。それから数年後に私は4人目を妊娠、出産しましたが、義父母とは絶縁状態。ましてや夫も、以前ひどい発言をした義母に対し「あんな考え方をする人たちに報告しなくていい」と言って義妹にだけ報告し、義母たちには直接連絡しませんでした。 しかし、その2カ月後に義父が他界。また義母に何か言われかねないと思いながらも、葬儀に参列することにしました。絶縁状態だったこともあり気まずい雰囲気の中、義母と久しぶりの再会。夫も私もどう接していいかわかりませんでしたが、4人目の次男を抱っこした義母は、「来てくれたよ!」と眠っている義父に話しかけていました。事情を知っていた親戚も「赤ちゃんがいてくれてよかった」と言ってくれました。 本当にたまたま重なった不幸ではありますが、当時子どもが生まれたのはわが家だけではなく、義妹も同じ時期に出産していたのです。それなのにまさかの考え方をしていた義母に驚きを隠せませんでした。初孫をかわいがってくれた時期があった反面、義母の本当の気持ちがわかり、同居、別居を経て、それ以来距離をとって付き合うようにしています。 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月06日私には5歳の息子がいます。義母は遠方に住んでいて、年に2、3回ほど顔を合わせます。たまにしか会わないため、毎回孫の成長を感じ喜んでくれるのですが、そのときの義母の発言にモヤッとすることがあります。 2歳で字を読む孫に「パパ似ね」と義母息子の2歳の誕生日に、義母から絵本をいただきました。絵本を開けるなり息子は音読し始めました。その様子を見た義母はとても驚き、「もうひらがなが読めるの! パパも勉強熱心な子だったからパパに似たわね!」とうれしそう。義母は孫が自分の息子に似ていると言いたいのです。 私の息子は絵本が大好きで、私の趣味も読書。私は息子に本好きに育ってほしいとの思いから、毎日読み聞かせをしていました。ひらがなを読むことは、特別な練習をさせたわけではありません。当時、息子が文字に触れるのは絵本が主だったので、ひらがなを読めるのは、私が毎日絵本を読み聞かせていた影響が大きいのではないかと思っています。 私の小さな反論もし普段から「夫が勉強熱心な様子を息子がまねして勉強をしている」という話ならモヤッとすることはなく、夫に似て勉強するようになったと思えるでしょう。でも現実は、息子が夫に「読んで!」と絵本を持ってきても、夫は面倒くさがってまったく読んであげません。そのような日常があるので、義母の発言に余計にモヤッとした私。 ちょっとだけ反論しました。「私も息子も本好きなので、毎日絵本を読んでいたら文字が読めるようになったんですよ」と、夫を否定はしませんが、私と息子の日常が義母に伝わるように主張してみました。義母は「そうなのね」と軽く聞き流しているようでした。 なんでも「自分の家系の遺伝」と言う義母思い返せば、私の息子が生まれたときから義母はなにかと「孫はパパ似」もしくは「自分の家系の遺伝」と言っていました。例えば、息子の手。息子は0歳のときから手の指が長くスラっとしていました。それを義母は「パパ(自分の息子)は指が長くないけど……、パパのお姉ちゃんは指が長いから、遺伝したのね!」と言うのです。 私は「いやいや! 私が赤ちゃんのときも指が長かったらしく、息子の手は私に似たと思いますよ〜」と笑い飛ばしたことがありました。当時の私は義母が冗談を言っていると思っていたのです。けれど振り返ると、義母は本気で「孫の良いところはすべて自分の息子や自分の家の遺伝」と思っていたのかもしれません。 孫の長所はすべて自分の息子に似ていると思いたい義母の気持ちはよくわかります。でも、息子は夫と私の子どもであり、私に似ている部分もたくさんあります。その私を無視してすべて自分の息子や家の遺伝だとする義母へは、モヤモヤしてしまいます。これからも義母の気持ちを否定しないようにしながら、私の気持ちも伝えていこうと思っています。 著者:海原えめ5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2022年11月04日娘が誕生し100日を迎えたころ、私は初めての育児でくたくたになりながらも、ずっと楽しみにしていたお食い初めの準備を進めていました。唯一の不安は、以前から苦手意識のあった義実家でおこなうこと。今でも忘れられない、義実家で起きた衝撃の体験談をご紹介します。楽しみにしていたお食い初め娘が生後3カ月を迎えたころ、私はとても緊張していました。その日は前々から計画していた、娘の生後100日祝いのお食い初めを義実家でおこなう日だったのです。もともと伝統文化が好きだった私。娘が生まれる前から、SNSや先輩ママの話を見聞きするたびに、お食い初めを楽しみにしていました。 日取りを決め、義実家近くの料亭のお食い初め料理を予約し、当日の動きを何度も確認しました。連日の夜間授乳など、初めての子育てでくたくたになりながらも、娘の大切な記念になるからと楽しみながら準備を進めていました。 心配だった義母の存在しかし、当日を迎えるにあたり1つだけ不安要素がありました。それは、押しが少し強めな、初孫フィーバー中の義母の存在です。これまでも、私たち夫婦の意見はお構いなしの行動を度々されていたため、私はこの日も緊張していました。 そのため、念のため夫に「もしお義母さんが何か変なことをしたら止めてほしい。例えば、自分の手作りのごはんを娘に食べさせようとするとか……」と伝えました。娘はこのときまだ離乳食も始めておらず、固形のものを食べたことがありません。それは義母も知っています。しかし、義母は自分の作った料理や手芸など、手作りのものを贈りたがるところがあったので、それを娘にもしようとするかもしれないという懸念があったのです。 ところが夫は、「そんなことする訳ない」との返事。自分の親を疑っているのではという、イラつきさえ感じられました。これまでの義実家のとやりとりを知っているはずの夫にそんな反応をされ、モヤッとした気持ちになり、出かける前だというのに口論に……。最終的には私が義母を疑ってしまったことを謝り、その場は仲直りすることができました。私もこのときは、「さすがにそれはないだろう」と思っていたため、心配しすぎて余計なことを言ってしまったな、と反省しました。 お食い初めの手順を義母に説明すると……義実家に着くと、孫フィーバーの義父母による歓迎を受け、客間に通されました。すると、途中で玄関先にケーキの箱があるのを発見。お食い初め用の食事はこちらで用意するので何もいらないことを事前に連絡はしていたのですが、「お祝いのケーキを用意してくれたのかな?」とそのときはあまり気にしませんでした。 客間に入り、さっそくお食い初め膳を広げました。お食い初めをおこなうにあたり、私は事前に作法や成り立ちを調べていました。食べる順番やお祝い膳の食事の意味など、住んでいる地域によってさまざまな作法があるとは思いますが、自分なりに調べてまとめていました。調べた内容を夫にも伝え、それを義母へ伝えてもらい、しっかりとお食い初めをしようと計画して臨みました。 すると義母が、「こういうの、若い子は写真撮ったりして載せるんでしょ?」という、いわゆる「SNS映え」のためにやってるんでしょ? といったニュアンスの発言。チクリと胸が痛みましたが、気を取り直して夫がやり方を説明しました。 義母が信じられない行動に!夫の説明を聞いた義母は、「はーん」といった感じの生返事……。すると、説明の順番通りではあるものの、2倍速ぐらいの動きでお食い初めの手順を進め出したのです! さらには、箸で食材をちょんとつつき、本来なら口の前で止めるところを、倍速のスピードのまま娘の唇を箸でつついたのです! 私は思わず呆然としてしまいましたが、料理の中にはもしかしたらアレルギーのある食材があるかもしれない! と怖くなり、なんとか止めなくてはと夫の顔を見ました。しかし、夫も同じく呆然と暴走する義母を見つめるだけ……。 そして、ついに私のなかで今も記憶に残る出来事が起こります。今まで食材を箸でつつくだけだった義母が、お赤飯を数粒つまみ、娘に食べさせようとしたのです! これにはさすがに夫婦でハッと動き、夫が娘の口からご飯粒を拭い、義母にやめるよう声をかけました。しかし、義母は興奮した様子で「いいんだよ、大丈夫! 大丈夫!」と言い、また食材で唇をつつきはじめました。 いろいろなことが次々と目の前で起こり、私は内心パニック状態! 「手順は?」「お食い初めの意味は?」「もしアレルギーや誤嚥があったら?」と不安や疑問、怒りの感情が湧いてぐちゃぐちゃに……。ただ「早く終わってくれ、早く帰りたい」と願うばかりでした。 お食い初めよりケーキが食べたかった義父母そうして、ずっと楽しみに準備していたメインイベントのお食い初めは終わり、玄関先にあったあのケーキが登場しました。ニコニコ顔の義父母。実は先ほどから、「ケーキがあるから、お食い初めの料理は片付けてケーキを食べよう」と義父が何回か言っていたのです。 そのケーキは、近所の有名なお店で特別に注文したときだけ作ってもらえる良いケーキらしく、いつも義父と夫が食べていた好物なんだと義母が楽しそうに語っていました。義父もおいしいおいしいと満足そうにケーキを食べていました。 そんな2人を見て、義父はケーキが食べたかったのと、義母は家族の好物であるケーキを早く出してあげたかったのかな、と思ってしまいました。それから冷静になった私は「おいしいですね」と義母の用意したケーキを食べました。 その後、落ち込む私を見かねて、夫が夫婦と娘だけでのお食い初めのやり直しを提案してくれたので、後日改めてお食い初めをやり直しました。笑顔の娘と夫の様子を見て、「正しいやり方で行事をおこなわなければ」と、不安のある義父母に頼むのではなく、最初からこうしておけばよかったなと思ったのでした。 以前から苦手意識のあった義実家に対して、それまでなるべく波風立てないようにと接していましたが、このことばかりは水に流すことができず、今もわだかまりとして心に残っています。そして、この件については夫と何度も話し合いをし、夫婦関係や私たち家族と義実家との関係に大きな影響を与えた出来事として、今もなんとなく触れてはいけない話になっています。 著者:ちゃい2歳の娘の子育てをしています。娘・夫・猫との日常を描いた漫画をSNSに投稿しています。
2022年11月03日子どもは3人!の予定でしたが、40歳過ぎてまさかの4人目妊娠! 悩んでいた私たち夫婦は義母に子どもの妊娠について報告しましたが、予想していたのとは違う言葉が……。そのときの私たちの気持ちの変化や決断、その後のお話です。まさかの4人目妊娠!34歳で1人目の子どもを出産し、3歳、5歳、7歳の子どもたちがいました。結婚した当初から子どもは3人!と決めていたのでまったく妊娠の予定はなかったのですが、41歳目前のときに体調不良に。この感覚はもしかして……と思い、妊娠検査薬をしてみると陽性。 予定になかったのでとても驚きました。すぐに夫に連絡し、どのような返事がくるのだろう……と思いながら伝えたところ、意外にも「よかった!!」とすぐに返事がきました。ただ、私は年齢的にも身体的にも先のことを考えると複雑でした。 夫婦での話し合い私たち夫婦は新しい命が宿ったことにとても幸せでしたが、問題はたくさんあり、夫が帰宅してから話し合いをしました。 「私の年齢が40歳を過ぎていること。3人目出産後、体調を崩したこともあり、今回無事に出産・育児ができるのかということ。子どもたちの教育費など金銭的なこと」など。 ある程度計画していましたが、4人となると大きな変更が必要になります。体や金銭面で不安があり、出産は簡単に決めることができませんでした。 義母に報告私たち夫婦だけでは決断できなく、夫から義母に4人目妊娠したことを報告してもらいました。報告したのは、「おめでとう! 楽しみにしているよ!」という言葉が返ってくることを少し期待していたからです。 悩んでいた私たちに、出産という決断の背中を押してもらえると思っていました。ですが、義母から言われたのは「生活していけるの? 今の3人の子どもたちを一生懸命に育てたらいい」という言葉でした。 夫婦の決断義母の本音を聞き、夫も予想外の義母の返事にショックを受けたようで、私に「俺たちの子どものことだから自分たちで後悔しないように決めよう」と言ってくれました。中絶するなら少しでも早く決めなければいけない、でも簡単に決めることもできず、たくさん話し合いました。 夫は一番私の体調のことが気になっていたようです。私は数年先のことを想像し、夫に「やっぱり産みたい。産まないことを選択したら一生後悔し続けるはず」と素直な気持ちを話しました。 出産を決めた私たちは義両親に報告。義母はしっくりいかないようでしたが、義父は「よかった! 産まないと決めたらどうしようかと思っていた」と。その後切迫早産になりましたが、結果的には出産予定日より10日早くなったものの、無事赤ちゃんを出産することができました。かわいい赤ちゃんの顔を見た義母は、今ではメロメロでとても溺愛しています。いっぱい悩んだけれど産む決断をして本当によかったです! ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。本記事の内容は、母体保護法 第14条 第1項 第1 号「妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」に該当します。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:中村 望8歳、6歳、3歳、0歳の4人育児中のママ。長年、事務員として勤務していたが出産を機に退職。1人目の育児が少し落ち着いたときに趣味として始めた習い事で、現在では指導者として教室を運営。ママ目線での執筆活動もおこなう。 ※2021年12月14日:内容の一部を修正
2022年11月01日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんがママたちに聞いてじぃじ・ばぁばのちょっと困った育児論について教えてくれました。時代も変化し、昔と今では育児方法が異なることも多々ありますよね。良かれと思ってやってくれているけれど……実は困っている祖父母の子育てエピソードあなたもありませんか……?育児をしている中で、祖父母のサポートはとても助かるものです。しかし、年々変化している育児でママ世代とお世話の方法が合わずに悩んでしまうこともあるかと思います。そこで今回は、祖父母がしてくれる赤ちゃんのお世話で困ってしまったことについてお話ししていきます。 アレルギーに関しての危機感が薄い!?今から50年前には日本では「アレルギー」は、ほとんどありませんでしたが、現在では3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。今のママたちは、昔に比べると食物アレルギーに対しての意識が高いといえます。食物アレルギーがあることを祖父母に伝えていても、「気にしすぎだ」、「少しなら大丈夫」などと自己判断して与えてしまったというお話を聞くことがあります。 また、知らないうちに初めて食べるものを祖父母があげていたということもあるようです。 初めて食べた食材でもアレルギー症状が出なかったなど大事には至らなかったケースもありますが、赤ちゃんが初めて食べるものはもちろん、アレルギーがある場合はその原因食物について細かく祖父母に伝えると共に、どういうアレルギー症状がでるか、お菓子や食事をあげる場合には必ず確認してほしいことなど伝えましょう。 例えば、卵であれば目には見えなくても、お菓子やパン、料理のつなぎとして入っている場合があります。成分表を確認するようにお話ししておきましょう。義両親の場合、自分で伝えづらい場合にはパパに伝えてもらったり、アレルギーについての本やサイトの紹介をしておくのも良いかもしれません。 冬の寒い日は厚着をさせないと風邪をひく!?冬の寒い時期になると、風邪をひかないようにと厚着をさせすぎてしまう祖父母が多いようです。 また、服装をみて「そんな薄着をさせて……」と注意を受けることも多いようです。 乳児は体温調整機能が未熟で、末梢循環がうまくできずに、身体が温かくても手足が冷たくなっていることがあります。室内でも手袋や靴下で末梢を温めすぎると、体温調整機能が発達しづらいといわれています。また、米国立小児保健・ヒト発育研究所(NICHD)の調査によると、「着せ過ぎ」は放熱を妨げ、小児を高体温化(うつ熱)にし、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが上がるといわれています。 実際に厚着をしている赤ちゃんが背中にびっしょり汗をかいていたり、ほっぺが真っ赤になって体温が上がりすぎている場合もあります。 また、洋服の素材が薄手であっても保温性の高いものも出てきており、見た目より温かい場合もあります。 室内でも、空調機能の向上やマンションなど機密性が高い建物では冬場でも室内では薄着で過ごすことも多くなっています。室内では、特に睡眠中の赤ちゃんに、帽子、靴下、足付きロンパース、毛布などの「着せ過ぎ」は良くないことを伝えていきましょう。 まとめ頻繁に会う祖父母でなければ、特に言いづらいということもあるかと思います。孫をかわいがってくれるおじいちゃん・おばあちゃんには感謝を伝えつつ、わが子のために必要なことはちゃんと伝えられる関係性をつくっていきたいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年10月20日私の義母は決して悪い人ではありませんし、私と義母の関係性は悪いわけでもありません。しかし、義実家に行くと義母がいつも発する言葉に、モヤモヤしてしまう時期がありました。「悪気があるわけではないはず」と信じ、そこから私が学んだことについて、お話ししたいと思います。ワンオペの私が義父母のサポート…長男が1歳だったころ。夫は仕事が忙しく、私はワンオペ状態。たまに夫が家にいるときは仕事の疲れからか寝ている時間が多く、起きていたとしても、ソファーで携帯を触っていることがほとんどでした。家にいるときくらいは、くつろぎたい気持ちはよくわかるものの、「私も頑張っているのにな」と、不満な気持ちは正直なところありました。 義実家は同じ県内にあります。義父が体調を崩していたこともあって、私たちは時間を作って義実家に行くようにしていました。「義母は義父のお世話が大変だろう」と思い、私はおかずなどを作って持っていくという形でサポート。まだまだ長男に手がかかる時期だったため、誰かのサポートを受けたいのは私も同じでしたが、仕方のないことだと諦めていました。 息子を溺愛する義母の言葉にモヤッ夫はというと、義父の状態を電話で聞くことと、義実家に訪問して顔を見せるくらいでした。それでも義両親にとってはうれしいことであり、孫の顔を見るよりも、息子である夫の顔を見られるほうが、うれしそうでした。そしていつも決まって義母が、「夫くんはよく頑張っているね」と言うのです。 さらに「なんか痩せたんじゃない? ちゃんと食べてる? いつも何食べてるの?」というセリフがセットでした。はじめこそは気にならなかったものの、訪問するたびに義母から言われてしまうと、「まただ。何食べてるって…… 私の手料理ですけれど。頑張っているのは夫だけではないのだけれど」と私はだんだんモヤモヤした気持ちになってしまったのです。 自分なりに納得するようにそうはいっても、義母が私に「頑張っていない」と言っているわけではないし、おかずを持って行ったときは「ありがとう」と言って喜んでくれていたと思います。ただ、夫には労いの言葉をいつも伝えるのに、私にはありません。 家での様子は、義母にはわからないし、きっと悪気はないのです。そして、私が義両親を想いおかずを作ろうとも、「息子が訪問してくれる喜びに勝るものはない。ただそれだけ」と納得するようにしました。 私も息子がかわいくて仕方がないように、義母にとっても夫はいつまでたってもかわいいのでしょう。それは十分理解ができるので、モヤモヤしないようにしました。しかし私もいつか、姑になるときがくるかもしれません。そのときは息子にばかり目を向けないで、パートナーの方に感謝の気持ちや労いの言葉をきちんと伝えるようにしようと思っています。 著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2022年10月18日日本でもプチ整形が流行っている昨今、整形大国の韓国では整形をしている人は珍しくありません。そんな文化で生活する韓国人義母が、まだ2歳の娘の外見に対してある発言をしました。それを聞いて、驚き、戸惑った私の体験をご紹介します。会うたびに外見をチェックする義母義父母は私たちの家から車で4時間以上かかる、離れた場所に住んでいるため、数カ月に1度しか会う機会がありません。久しぶりに会うと義母から必ず言われることが私たち家族一人ひとりの外見に関する内容。私が歯科矯正を始めたとき、会うたびに歯並びの大切さと娘にはしっかり歯科治療をするようにというアドバイスを受けました。 私自身、実母から私の外見について言われたことがなかったので、義母が私たち家族の外見に関してコメントすることに少し戸惑いながらも、そういうものかと思いながら聞いていました。 整形したらかわいい!?娘は一重で、お世辞にも目が大きいタイプではありませんが、私たち夫婦にとってはかわいくてしかたがない存在です。義母ももちろん、娘のことをかわいがってくれています。しかしある日、久しぶりにあった娘の顔をまじまじと見ながら「○○ちゃんは、目を切開して二重にしたら美人になるわ」と言ったのです。 それまでも、「目と眉毛はお父さんそっくり。頭が標準より大きいんじゃない?」など、娘の外見に関する発言はありました。しかし、まだ2歳の娘に対して、「整形したらかわいい」と言ったことに私は驚きを隠せませんでした。 韓国で整形は珍しいことではないけれど…実際、夫の妹も整形しており、夫の従妹にも元の顔立ちがわからないほどしっかりと整形している人がいます。韓国では整形をすることは珍しいことではないとはわかっていながらも、モヤモヤが残る出来事でした。 これから、義母に会うたびに娘が外見に関する否定的な言葉をいろいろ言われていくのだろうかと考えると、外見にコンプレックスを多く持った子に育ってしまわないかと心配です。 外見を気にして悩んでばかりの子には育ってほしくないという思いから、夫には娘の見た目に関する発言はしないように義母に伝えてほしいと話をしました。そして、夫も同じ思いのようで、「今後そういう場面があったら義母に注意する」と言ってくれました。夫が話をした際には、私たちの考えを義母が理解してくれればいいなと思っています。 監修/助産師REIKO著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年10月16日私は7歳と3歳の男の子の父親です。私の両親と同居していて、私たち夫婦は共働きのため、帰ってくるまで子どもたちの面倒を両親に見てもらっています。母は面倒見がよくとても助かっているのですが、孫のことになると少々口を出しすぎるところがあり、なかなか意思表示ができない妻は好き勝手言われることもしばしば……。そんな家庭内で子どもの髪型をめぐって起こった出来事をご紹介します。母と妻の考え方の違いわが家の子どもたちは3カ月に一度まとめてガッツリと散髪します。耳と眉は完全に出て襟足を刈り上げる程の長さなのですが、散髪したばかりの子どもたちの髪型を母はいつも気に入らないようでした。母は丸いシルエットのかわいらしい髪型が好みで、散髪する直前が特にお気に入りでした。 反対に妻は、かわいらしい髪型だと女の子に間違われるということもあり、短い髪型にしたいのです。 母が突然……「短くしないで!」子どもたちの髪が伸びてきて、そろそろ床屋さんに行く時期になったときのこと。仕事が終わりの妻が家に帰ると、下の子どもの髪型が朝と微妙に変わっていたそうです。「え! どうしたの?」と妻が母に聞くと、母が前髪と耳にかかる部分をかわいくなるように切ったとのこと。 「そろそろ床屋さんに行く時期だったのに。切る前にひと言教えてほしかった……」と思ったという妻。すると母が突然「散髪代を出すから、もう短くしないで」と言い出したそうです。 今までよりもガッツリ!妻は、子どもの髪型のことにそこまで口を出されていいものなのかと、予約した床屋さんに移動中ずっと悩んでいたそうです。結局妻は、母には従わずに「今までよりもガッツリやっちゃってください」と床屋さんに伝えていたそう。 妻自身も自分の発言に驚いたそうですが、今回は子どもも「短くしたい」と言っていたのと、何より妻自身が譲れなかったので短くしてもらったと言います。そして、家に帰ってきた子どもたちの髪を見た母は目を丸くし、あぜんとした表情で言葉を失っていました。 妻は母の希望に添えず申し訳ないと思いつつも、子どもたちの希望もあったので後悔はないようです。はっきりと意思表示をしなければ母には伝わらないと思い、勇気を出して反抗したのだと思います。それ以降、妻のあまり踏み込んできてほしくないという気持ちを意識するようになったのか、それとも子どもたちの短い髪型も悪くないと思ったのか、母は口出ししなくなりました。 著者:佐藤 稜7歳と3歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
2022年10月11日嫁姑問題とは?嫁と姑とは、妻である自分と夫の母のことです。義理の母娘という関係であり、年長者の姑は「妻」、「母」、「嫁」という立場の先輩でもあります。力関係でいえばどうしても姑に軍配が上がり、嫁は姑をたてる場面が多くなるかもしれません。ここでふたりの考え方が一致していれば良いのですが、今は家族とはいえもともとは他人であったため意見の食い違いがあるのは致し方ありません。その一つひとつは我慢して受け流せる程度でも、違和感が積み重なると嫁の負担感が増し、嫁姑問題として表面化します。もちろん、無神経な言葉や嫌味な態度が問題に発展するのはいうまでもないでしょう。そして厄介なことに、姑の善意や正義も嫁姑問題の引き金になりうるのです。一般的にモラハラ気質であったり常識外れの行動をとったりする人でなくても、一方的な押し付けは関係がこじれるもととなります。ひどければ離婚や絶縁にも発展しかねない嫁姑問題です。結婚生活を穏やかにするためにも、姑と良い関係を保つためのヒントを探していきましょう。嫁姑問題が起こる原因は?姑が子離れができていない姑にとって、息子はいつまでたってもかわいい我が子です。成人しても、息子の健康のことや仕事のことが気になるのは当然といえるでしょう。しかし、息子かわいさのあまり、嫁を差し置いてあれこれ世話を焼きたがり、息子世帯でも我が物顔で振る舞うのは嫁姑問題の火種になります。子離れできない姑に対して息子である夫が自立した態度を示せれば良いのですが、姑の前では息子に戻る夫だと事態はさらに悪化します。姑あるある!しょっちゅう様子うかがいの連絡をしてくるなんて序の口です。「息子の家」に勝手に出入りしたり、「息子は仕事で疲れてるから休ませてあげて」と息子優先を求めたり、ときにはすべて自分の意のままにコントロールしたがることもあるから困りものです。子育てへの過干渉今の時代は親世代が現役で子育てや仕事をしていたときから、子育ての常識もジェンダーへの意識も変わっています。それにもかかわらず、先輩風を吹かせて昔の知識や常識で子育てに干渉してくると、嫁姑問題を大きくします。子育てへの干渉にとどまらず、後継ぎ問題から子どもの性別、子どもを産むタイミング、子どもの人数など、デリケートな問題に口を出してくることも。内孫や外孫、実の娘と嫁が生んだ孫と態度を変える「孫差別」も、嫁姑の軋轢(あつれき)を生む原因になっています。姑あるある!湯上りには白湯を飲ませる、すぐに抱くと抱き癖がつくなど、姑の古い育児論を押しつけられるのはよくあるケースです。「まだ歩かないの」「背が低いわね」と子どもの成長に口出しされてストレスをためるママも多いでしょう。早い時期から保育園に預けるのはかわいそうと、働くママを非難するのも姑あるあるです。生活習慣や価値観の違い家事のやり方や食事の内容といった生活習慣、盆暮れ正月など年中行事の過ごし方などの慣習は、家庭ごとの色がでやすいものです。結婚すれば夫婦ふたりの意見をすり合わせながら、新たに家庭の習慣を作っていくことになるでしょう。しかし家制度の名残がある親世代は「嫁が婚家に合わせるもの」「嫁は夫をたてるべき」という考え方が根強く残り、嫁の考えにはおかまいなしに姑の価値観を強制してくる場合があります。姑あるある!嫁がつくった料理に「口に合わない」と文句をいったり、手土産に注文をつけたりします。夫が家事や育児をすることに「今の嫁は夫がやってくれるから楽できるわね」なんて、露骨な嫌味をかぶせる姑も。姑の時代は今でいうワンオペが当たり前だったので、「私はぜんぶひとりでやった」とマウントをとりたくなるのかもしれません。金銭トラブル金銭にかかわることは、家族ごとの価値観があらわれやすいものです。そのためお小遣いの金額や物を買い与える頻度などでも、嫁姑の意見が対立がしやすくなります。まれに夫のきょうだいや親せきを含めて金銭トラブルが起こる場合もあり、お金の扱いや管理は慎重に対応する必要があります。姑あるある!孫に好かれたいあまりになんでも買い与えてすぐにお小遣いを渡すのは、子どもを甘やかしたくない親にとっては困りものです。これとは逆に、「育てた恩を返せ」といわんばかりに、夫の財布をあてにするケースもみられます。まさに「口は出すけれどお金は出さない」姑には要注意ですね。【体験談】嫁姑バトルエピソード同居している姑が競ってきて…舅が亡くなってから姑と同居を始めましたが、夫婦の会話にいつも割って入ってくる姑にうんざりです。夫が何か頼めば姑が横から手を伸ばし、何か聞かれると口を出す。すべてにおいて競うような態度なので夫婦のコミュニケーションが成り立たず、夫婦の関係も冷えてきました。抱っこ問題夫の実家に遊びに行ったときのこと。慣れない場所でぐずる息子を抱っこをしていると「抱き癖がつく」「赤ちゃんは泣くのが仕事」と、食事の準備をするようにいわれました。それなのに義母はすぐに息子を抱き上げます。そのまま離さず、外に連れ出して近所の人にみせて回るのが解せません。姑が授乳!?娘を抱っこしていた姑が、胸を出して授乳しようとしたことがありました。ママ友の子どもは口で噛んでやわらかくした食べ物を与えられそうになったそうです。どちらも寸前でとめましたが、その発想が鳥肌ものだとふたりで震えました。周囲に愚痴をこぼす姑義弟のお嫁さんが産後1年で職場復帰するとき、「3歳までは家で孫の面倒をみてほしい、孫がかわいそう」と姑が私に愚痴をこぼしてきました。義弟一家にも小言をいったところ「今の時代は保育園も当たり前、嫁には俺が頼んで働いてもらっている。俺の家のやり方に口を出すな」と怒られたと嘆いています。私は「義弟あっぱれ」と心の中で拍手喝采、スカッとしたのと同時に、どこかで私の愚痴もこぼしているんだろうな引いてしまったできごとでした。認知症の姑に鬼嫁扱い…姑は同じものを何度も買ってきたり、食事したことを忘れたりするなど軽度の認知症です。口調はしっかりしているので、たまにしか会わない近所の人は認知症だと気づかないレベルです。そんな状態でご飯をもらえない、せっかく買い物してきたのに怒られると私の悪口を言いふらし、近所ではすっかり鬼嫁扱いです。へらへらとした夫の対応にも腹が立ちます。円満な関係を築くためのポイントほどよい距離感を保つ気を遣う相手との距離が近くなると、知らぬ間にストレスがたまり苦手意識がどんどんふくらんでいきます。スープが冷めぬ距離とはいいますが、姑とは長い付き合いになるからこそ、お互いに心地良くいられる距離感があると良いですね。住まいを離したり訪問頻度を減らしたりして物理的な距離をとりながらも、連絡は定期的にとるようにすると、相手のペースに振り回されずに済むでしょう。同居の場合は、可能であれば仕事に出たり居住スペースを分けたりして、姑と離れる時間をつくりたいですね。相手を知る相手を知ることも、関係を良好にする鍵になります。嫌味な言動がコンプレックスによるものだとすれば姑の良いところをほめ、舅へのうっぷんを嫁にぶつけているのだとしたら、苦労をねぎらいましょう。自分に非があるのではなく姑自身に原因があるとわかれば、気持ちが楽になりますよ。一方で、理解できないものは理解できないと割り切ることも大切です。なんでもかんでも相手に合わせて受け入れようとするのはかえって負担になります。「そういう考え方があるのだ」と知ることで、それに対して自分がどうしたいのか冷静に判断できるようになるでしょう。誠実な気持ちをもつ人付き合いは、相手への配慮を欠かさず誠実な態度で接することが関係を良くするポイントですね。姑に対しても同じことがいえます。たとえ相手に難があったとしても自分は自分です。相手に振り回されることなく、人としての敬意を忘れず誠実に対応していきましょう。ここでいう誠実とは、嘘がないことをいいます。どうしてもゆずれないこと、受け入れられないことは正直に伝えて良いのです。このときに相手を責めたり感情的になるとこじれるので注意したいですね。夫に協力してもらう夫は姑の息子です。姑の性格も熟知していることでしょう。夫の経験値を利用して、姑に意見を伝えるのもひとつの方法です。ただし、夫に協力してもらう場合は夫の癖も同時に考える必要があります。弁の立つ姑だと、夫がいいくるめられてしまうこともあるでしょう。伝書鳩のごとく「嫁がこういうふうにいっていた」とストレートに伝えるのも考え物です。なにをどのように伝えて欲しいのか、どういう結果に導きたいのか、夫婦でよくシミュレーションすることが大事ですね。嫁姑問題を回避して家族の幸せを考えよう嫁姑問題には、離婚に発展するような大きな問題から、人から見れば「気にしすぎ」といわれるささいな問題までたくさんあります。しかし、程度の差はあれ、苦手を覚える人と良好な関係を維持していくのは、精神的につらいものがあるでしょう。良い関係を築きたいと思っていればなおさらこたえます。心がささくれ立ってしまったときは夫と子どもだけで対応したり、実の両親を交えて夫と解決策を練ったりするなど、逃げ道をつくっても良いのではないでしょうか。ママが笑顔でいられない関係は、家族にとってもマイナスです。姑を中心に考えるのではなく、夫と自分、そして子どもの、家族の幸せを第一に考えてくださいね。※この記事は2022年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年10月11日義母は、身長が私とほぼ同じです。そんな義母に、妊娠前から「ごはんちゃんと食べてるの?」、妊娠中には「もっと食べなきゃ!」「産後は、痩せてると育児できないよ」と、会うたびに体重のことを指摘され、嫌な気分になりました。「義母と、親しくしたいけれど、嫌なことは嫌だ」と正直に私の気持ちを夫に伝え、義母との良好な関係性を築けるように義母と私の間に入ってもらいました。私の体重を気にする義母……義母は、身長150cm、40kg前後の私に「体重何kgくらいあるの?」と会うたびに聞いてきます。ごはんはしっかり食べているし、保育士をしているのでよく体を動かすこともあり、さらに体質も関係しているのか私は太ることができません。 義母は妊娠前・妊娠判明直後、産後も私に体重を聞いてきましたが、それが大きなストレス。保育士をしていることもあり、子育てをしていくだけの体力はしっかりあると思っていました。産後、子どもを見にきたときの義母からのひと言目は「何kg増えたの?」でした。 体重で決めつけられるのが苦痛妊娠中のことです。安定期に入り、義実家にも妊娠したことを報告しました。すると、「私は、産後痩せちゃって子どもをお風呂に入れられなかったのよ。だから太ったほうがいいのよ!」と、痩せていると子どもを支えられないと、義母は決めつけてきました。 義母は、過去の自分の経験から心配しているのだと思いますが、考えを押し付けられているように感じました。「最低でも42kgはないと、子育てしていけないよ!」と具体的な数字まで出してきましたが、体重や体調は人それぞれ。妊娠中は、義母に会うのが嫌になってしまいました。 我慢できず、夫に打ち明けた結果せっかくのうれしい出来事の妊娠・出産なのに、体重のことばかり気にする義母に、私は会いたくなくなってしまいました。夫に「私は、義母に体重を指摘されることがすごく嫌だ。仕事では保育士をしているし、痩せているけれど子育てはちゃんとできるよ!」と義母に対する怒りをぶつけました。 夫は、そのことを義母にそれとなく伝えてくれたようで、息子が1歳になった今でも時々言われますが、子育てを楽しむ心の余裕ができたこともあり、以前ほど気にならなくなりました。 義母との関係を悪化させたくなく、体重の指摘、義母の経験を押し付けられることを我慢していました。体力や体重は人それぞれという考え方はない義母。我慢しすぎず、もっと早く夫に伝えればよかったなと思いました。息子が生まれ、義母と会う回数が増えました。良好な関係を築いていくために、私が我慢すればいいと考えていましたが、夫に頼ることもときには大切であると実感しました。 著者:白田 よう保育士として働いていたが、出産を機に退職。やんちゃな男の子を育てながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2022年10月05日現在7歳になった息子がまだ3歳だったころのお話です。義実家に息子と2人で遊びに行っていたとき、息子から少し目を離す時間がありました。すると、そのタイミングを見計らって、義父がまだ3歳の息子に無理やりお餅を食べさせたのです。息子をつれて義実家へ息子が3歳だったころ、自宅の隣にある義実家へ息子を連れて遊びに行くことに。義実家には義父、義母、義祖母が住んでおり、私たちが遊びに行ったときは義母と義祖母がよく息子と遊んでくれていました。 義父は基本的に物静かな人ですが、お酒を飲むと明るくなるので、酔っているときは息子にもよく話しかけてくれていました。 お餅を持ち出す義父義実家で義祖母が息子と遊んでくれている間、私は義母と一緒にキッチンでお昼ごはんを作ることに。すると義父が自室から出てきて、キッチンに置いてあったお餅を焼き、「和室で食べてくる」とキッチンを出て行こうとしました。私は幼児食インストラクターの資格を保有していることもあり、息子の食事に関しては人よりも敏感なところがあります。 そんな私の性格を知ってくれている義母は、「〇〇君(息子の名前)にはお餅を食べさせたらダメだよ」と義父に声をかけてくれました。すると義父は「はいはい、わかってる」と適当な返答。私は少し不安になりつつも、義母が義父に注意してくれたので、そのまま義母と料理を続けていました。 息子からの申告に衝撃!キッチンでお昼ごはんを作り終えた私たちは、和室にいる息子、義父、義祖母を呼んで、リビングで一緒に食事をしました。その後、特に何ごともなく息子とともに帰宅したときのこと。 急に息子が「じーじ(義父のこと)に、ママには内緒って言われたんだけどね」。と言い出したので話を聞くと、「僕はまだお餅食べちゃダメなんだよって言ってるのに、じーじが無理やり僕のお口を開けて、お餅を入れてきたの」と、衝撃の申告をしてきたのです。喉に詰まらなかったかと聞くと、息子は「よく噛んで食べたから大丈夫」と言っていたので、ホッとしたのと同時に、義母に注意されていたにもかかわらず、息子にお餅を食べさせた義父へ怒りが湧いてきました。 私が義母へお餅のことを伝えると、義父に注意してくれました。しかし、義父からは謝罪なし。もともと義父は私の食への考え方を「ただの神経質」としか思っていないようで、なぜお餅を食べさせただけで注意されなければいけないのか理解できないようでした。なので今後は義父と話し合いを設けて、しっかりとこちらの意図を伝える予定です。また、勝手に食べ物を食べさせるかもしれないので、義父から目を離さないようにしようと思います。 ※子どもにお餅を食べさせても良い年齢の目安は3歳以降です。小さく切って食べやすい大きさにし、ひと口の量は無理なく食べられる量にしましょう。また、お茶や汁物などで喉を潤してから食べ、ゆっくりとよく噛んでから飲み込むようにしましょう。子どもがお餅を食べるときには大人が注意を払い、見守るようにしてください。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2022年10月03日義父母への誕生日プレゼントは物よりも思い出のほうが良いだろうと夫と話し合い、いろいろな種類のケーキを買っていき一緒に食べることにしていました。一緒に食べることは苦痛でしたが、物を買っても好みではない場合もあると思い、毎年の恒例行事に。そんなことを繰り返し、幼児食を始めたばかりの子どもと一緒にその誕生日会に参加したある年。私は義母の言葉に自分の耳を疑いました……。マナーが合わない義実家での食事義父母宅では、毎晩お酒を呑みながら食事をします。お酒が入ると文句や愚痴が多くなる義父、それぞれの食事のペースを無視して「あれ食べろこれ食べろ」が始まるうるさい義母に、お皿に顔を近づけて食べる義兄。大皿や刺身などに取り箸はなく、みんな直箸です。さらに、ゲップやクチャクチャというそしゃく音……。 私自身も育ちが良いとは言えませんし、楽しくごはんを食べるのが一番と思っています。しかし、あまりにも私の育った環境とは違うマナーの中での食事は、とても苦痛な時間でした。そのため早く終わってと願いつつ、毎回なんとかやり過ごしていました。 ケーキをどうぞある年の会は義兄の誕生日会ということもあり、義母がケーキを用意するというのでお願いすることに。そして、いつものように義父母たちは呑みながらの誕生日会。食事を終えたところで義母が冷蔵庫からケーキを取り出しました。 子どもは幼児食を始めたばかりの段階で、まだ生クリームは本格的に与えたことがなかったので、ケーキの代わりに洋菓子を用意していました。それぞれ好きなケーキを選ばせてもらったのですが、子どものためにイチゴのケーキを選び、上に乗ったメインの大きなイチゴを子どもの口へ。そして残った部分を私も食べようと思ったそのとき、義母が耳を疑うことを言い出しました。 ほらここにもあるよ私のケーキの断面を指をさし「ここにもイチゴあるよ」と。普段なら夫が買ってきているので罪悪感なく食べられますが、今回は義母が買ってきた物。そして相手が面倒な酔っぱらいということもあり、私のケーキなのにと思いながらも中からイチゴをほじって取り出し、子どもの口へ。 すると「まだ中にあるよ」とケーキを覗き込みながら言い出したので、「嫁じゃなく孫にあげたケーキなのよ」が義母の本心かと察し、中のイチゴを全部ほじくり出して子どもの口へと運びました。残った無惨なケーキは義母の言葉の意味を理解していない夫に押し付け、私はお礼を言ってから子どもを連れてその場をあとにしました。 私もケーキの1つごときで心が狭いなとも思います。しかし、なんとなく悲しくなってしまったのです。その後、夫に私の気持ちを伝えましたが理解できない様子でした。この出来事から、義父母とは根本的な価値観が違うことを改めて認識しました。それからは、義父母は相手の立場や気持ちが理解できない人たちなんだと考え、自分が嫌な思いをしないで済む適度な距離感を保つようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:田中敦子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年09月29日■前回のあらすじ「妹の大学費用を出してほしい」と両親に頼まれた和子は、自分だけでどうにかしようと実家へ。しかし、自分の夫や義実家からも金銭搾取しようとしていることがわかり、覚悟を決めて息子のもとに戻った。 >>1話目を見る 篤史が同居や学費負担を断ったことで和子さんのお父さんが激怒。篤史の家だけではなく、会社まで何度も連絡してくるようになったそうです。篤史が会社に相談すると、すぐに上司が動いてくれたとのこと。和子さんのお父さんからの電話や訪問を取り次がないように通達してくれたおかげで、会社に怒鳴りこまれてもすぐに警備員さんに取り押さえていただくことができました。「孫育て」から始まった今回の出来事。まさかお嫁さんの抱えている問題が潜んでいるとは思ってもみませんでした。和子さんが私たちに嘘をついてまで推し進めようとした「孫育て」に関するトラブルについては、私たちが積極的に介入するのではなく、息子自身が気づいて動いたことで良い方向に向ってよかったと思っています。孫と会えるのは嬉しい。でも私は、「孫と会わせてくれるなんて親孝行な息子」だとは思っていません。息子夫婦が元気で楽しく過ごせているのであれば、それで十分です。「息子夫婦と一緒に住みたくない」「孫を預かりたくない」といった感情を姑側が持っている場合もあることをどうお嫁さんに伝えればいいのか…。結局はお互い無理した関係を維持することは難しいので、できるだけ素直に息子夫婦には理解してもらえればと思っています。そしてこれからも適度な距離感で、お互いに自立した家族として付き合っていけたらと思っています。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2022年09月23日長男を出産し、育休中の話です。住んでいる場所が保育園激戦区だったので、育休を延長してようやく入園可能の通知がきたときは本当に安心しました。しかし、義母に保育園への入園が決まったことを報告したところ、思ってもいなかった義母の本音を知ることに……。そのときの私の心境をお伝えします。激戦区での保育園探し会社には「なるべく早く復帰を」と言われていたので、4月に保育園へ入れなければ退職も覚悟していました。10園以上を見学に回り、申請書にも通える園をすべて書き込んで提出。保活を頑張った結果、なんとか「入園通知書」が無事に届いたのです。すぐに会社の上司へ連絡し、復帰できることを伝えると、とても喜んでくれて一安心でした。会社と実家がとても近かったので両親にも伝えると、「何かあったときには力になるから」とありがたい言葉をもらえました。 そして義母にも保育園が決まったことを伝えたのですが、なんと予想もしていなかった言葉を言われたのです。 義母に退職をすすめられる当時の私は退職も覚悟していただけに、保育園に入れたことがうれしくて少し浮かれていたと思います。そのときは義母との関係も良好で、子育てや料理のことについても電話で話せる関係でした。そして、「保育園が決まったので、もしかしたら迷惑を掛けることがあるかも知れない」と伝えると、義母は最初は快く「力になるから」と言ってくれました。ところが、私が「子どもと離れるのは少し寂しいですけどね」と言った途端、「会社を退職して、保育園に通わせるのをやめてはどう?」と言われたのです。 実は保育園に反対だった義母びっくりして言葉に詰まると、「実は保育園に通わせるのは反対だった」「親が責任をもってするべき育児を保育園に押し付けるのか」「子どもは手元で愛情深く育てるべきだ」などと、矢継ぎ早に言われたのです。最後には「私(義母)が病気になったことにして退職すれば良い」とまで言われ……。思い返せば、義母はずっと専業主婦だったため、私とは考え方が違ったのかもしれません。しかし、まさか反対していたとは思いもよらず、保育園に預けることをあれほど非難されたことは、今でも思い出すと心が痛みます。 結局、退職はせず、そのまま長男を保育園に通わせることにしました。保育園に通わせたことに後悔はありません。私と義母でどちらが正くて、どちらが悪いということではなく、子育ての考え方の違いだと感じます。以降、夫とも話して、育児に関しての話を義母にするのは最低限のことだけにしようと決めました。あえて相談をしないことで、義母との関係はまた以前のように良好に戻ったので、これでよいと思っています。 イラスト/(c)chicchimama著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2022年09月19日実母がいる実家で産前産後を過ごすのが一番安心だと思った私は、初めての出産は地元の産院を選びました。里帰り出産については、義母から義実家で過ごしてほしいと話がありました。産後の私の世話をしたいと言う義母には感謝の言葉しかありませんでしたが、気兼ねなく過ごせる実家で過ごしたかったので、義母には丁寧にお断りをしたのです。しかし、義母は納得してくれず、夫や実母に何度も連絡をし、義実家で里帰り出産をするよう私を説得してほしいと話をしていました。それが私には重荷で、やはり実家での里帰りを決めたのです。退院後、毎日義母から電話が……義実家から産院まで車で3時間の距離でしたが、無事に娘の出産を終えたあと、義母はすぐに産院までお見舞いに来てくれました。初孫の誕生を大変喜んでくれ、出産後の私をねぎらってくれました。退院後、私は予定通り実家で過ごしていたのですが、毎日義母から電話がかかってくるようになったのです。 出産前、義母は穏やかでやさしく、私は良好な関係を築けていると思っていました。しかし、里帰り出産をどこでするかという話から、義母との関係が少しずつ崩れてきたのです。 母乳の出をチェックしてくる!義母からの電話は、私の母乳の出のチェックから始まります。何時間おきに母乳をあげているのか、乳房の張り具合、娘がしっかりと母乳を飲めているのか……。初めての母乳育児のため不安なことがあり、最初は義母に母乳の悩みの相談をしました。 しかし、昔、母乳育児をしていた義母ですが、母乳の出がよかったそうで悩みなんてなかったとのこと。「母乳がたくさん出て大変だったのよ」と、私からすると自慢のようにも感じられる発言ばかりで、私の母乳の悩みの相談には乗ってくれませんでした。 義母からの電話に出るのをやめたら……母乳の他に、沐浴、おむつ交換、赤ちゃんのあやし方などの育児について、どうやっているのか毎日のように義母に聞かれ、次第に私は義母からの電話がおっくうになり、静かに過ごしたいと思うようになっていきました。それでも、義母からの電話は毎日続き、私は電話に出ることをやめてしまったのです。 義母には産後のため疲れており、毎日電話には出られないことを伝えたのですが、それがしゃくに障ってしまったようで、夫に「とても失礼な嫁だ!」と話していたようです。夫は私をかばってくれたようですが、義母の怒りは、しばらくの間、静まりませんでした……。 出産前は義母とトラブルもなく過ごしていたのですが、出産をきっかけに関係が変化しました。義母からすると、私の育児が頼りなく心配だったのでしょう。現在は離乳食の進め方が心配なようで、3日に1度は連絡が来ます。義母も私との距離の取り方を模索しているような気がします。嫁姑の関係は長いからこそ、ゆっくりお互いの心地良い距離を見極めていこうと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2022年09月18日ごはんづくりはラクすると決めている私。夫が夕飯不要の日は、4歳の娘と生後11カ月の息子と私の3人だけなので、私と娘は簡単に作れる物で、息子は作りおきの離乳食か市販のベビーフードになることが多いです。夫が夕飯不要のある日に私が作ったのは「焼きそば」。これが義母宅で波乱を呼ぶことになってしまいました。「昨日焼きそば!」に義母の顔がくもる夫が夕飯を食べない日に作った、娘の好物である「焼きそば」。その翌日に義母宅へ遊びに行きました。娘が義母と話をしている流れのなかで、義母が何気なく「昨日の夜ごはんは何食べたの?」と聞き、娘が「うーんとね、焼きそば!」と答えました。その瞬間「え? 焼きそばが夜ごはん?」とくもる義母の顔。 そして義母は私のほうを向き「焼きそばってお昼に食べない? 夜に焼きそばってなんだか手抜きっていうか栄養が足りないっていうか……。いつもそうなの? そういうのを息子(私の夫)にも食べさせてるわけじゃないでしょ?」と言われました。 夜に焼きそばってそんなにダメ?「え、そんなにダメかな?」と思いつつ、「夫くんがいるときはしたことないですよ。確かに焼きそばはお昼っていう感じですよね。でも昨日は娘が食べたいものを作ったんです」と返しました。それでも納得していない義母の顔。 実際、娘は焼きそばが大好きです。焼きそばなら肉も野菜も入れられるし、野菜をたくさん入れてもペロリと食べてくれるので、私としてはむしろ娘に野菜をたくさん食べさせたいときの一品として考えていました。 愛情がないみたいに言わないで義実家から帰るとき、「食育って大事よ。食事から愛情って伝わるものだし」と義母はくぎを刺すように私に言いました。私としては「娘がたくさん野菜も食べられるし、喜んで食べてくれるし」と娘のことを思って焼きそばを作りました。サッと短時間で作った料理ですが、決してそこに愛情がないわけではありません。 ただ、義母は自分の考えをなかなか曲げないタイプの人。「ここで説明してもわかってもらえないだろうな」と思い、「そうですねー大事ですよねー」とサラッと受け流して義実家を後にしました。 確かに、「焼きそばはお昼ごはんに食べるもの」というイメージもわかります。けれど、娘が大好きで、肉もたくさんの野菜もペロリと食べてくれる焼きそば。「娘への愛情がないかのように言わなくても……」と義母の言葉にモヤモヤした出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年09月12日よく「嫁姑問題」と言うように、義母は一筋縄ではいかない存在なのではないでしょうか。そのため、義母のちょっとした発言に悪意を感じてしまう女性は多いようです。そこで、今回は「信じられない義母の嫌味なひと言」をご紹介します。息子と孫にね「久しぶりに義実家へ帰省したんです。帰り際に義母が『これ、息子と孫にね』と袋を手渡してきました。その言葉に違和感を抱きつつも、とりあえずお礼を言って帰宅。中身を見ると、夫のおつまみと娘のお菓子だけが入っていたのです。やっぱり私の分がない…『完全に嫌がらせじゃない! 』と怒ると、夫が『そんなことないよ』とのんきに言うので、余計腹が立って。これがきっかけで、間違いなく義母に嫌われていると感じました」(Kさん・30歳女性)妻が義母にカチンときても、夫は「母は悪くない」と言うことが多いのではないでしょうか。ですので、お土産を差し出されたら「俺がもらうよ」と夫が受け取ることで、義母も息子に渡すなら悪い気はしないだろうし、自分も嫌がらせを受けずにすむので一石二鳥です。義母のことは、なるべく夫に対応してもらいましょう。子どもは平気?「結婚して二年目に子どもを授かりました。お互いの両親もとても喜んでくれたのですが…。妊婦健診から帰る度に『子どもは平気? 』と義母が電話をかけてくるようになったんです。『つわりはどう? 』『大変なら何か手伝うよ』と、私を心配する様子は一切なし。義母からの連絡も毎回だとプレッシャーになるし、何より私への気遣いのなさが目立って。孫の誕生は心待ちにしているものの、義母は私のことが眼中にないようです」(Yさん・28歳女性)義母にされて「嫌だな」と思うことがあっても、なかなか言い返せませんね。それなら「健診が終わったら電話しますね」と義母に伝えることで自分のペースを守るか、それでも聞く耳を持たないなら夫に連絡させるか、夫婦でよく考えてみましょう。今後のお付き合いもあるので、義母に対して角が立たないようにしたいですね。あなたがしっかりしていないから「義母はかなり子育てにうるさい人です。会うと『歳の割に言葉数が少ない』『食べるのが遅い』 と子どもにダメ出しばかり。成長するスピードはその子によって違うのに…。その日は『あなたがしっかりしていないから、子どもの成長が遅い』と頭ごなしに叱られて。帰宅し、ふさぎ込んでいると『ママはいい子』と子どもが私を心配して頭をなでてくれたのです。このままでは良くないと思い、義実家に行く回数を減らすことにしました」(Mさん・35歳女性)義母は子育ての先輩として、いろいろ教えたい気持ちが強いようですね。しかし、時代によって子育ての方法は変わってくるので、正直口出しされたくないし、義母の言葉にいちいち振り回されたくないところです。その都度「そんなに心配しなくて大丈夫ですよ」と受け流すことで、義母の言葉をあまり気に留めないようにしましょう。以上、「信じられない義母の嫌味なひと言」でした。義母の言葉が原因で、嫌な思いをする女性は多くいるようですね。しかし、そのままでは何も解決しないので、夫と協力したり、それとなく気持ちを伝えたりして義母との関係改善を試みつつ、あまりストレスにならないように距離を保つのも一つの方法です。これから長い付き合いとなるので、少しずつお互い理解し合えるようになるといいですね。©Motortion/Getty Images©TatyanaGl/Getty Images文・菜花明芽
2022年09月12日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ! と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来の揉め事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか? という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年09月12日夫側の実家にとっては初孫となる長女が誕生したときの話です。出産直後、お見舞いにきてくれた義父が私の両親に言った第一声は、「やっぱり内孫はかわいいですか?」でした。長女は私の実家にとっては4人目の孫。私の両親が内孫と外孫などと言っていることを聞いたことがなく、非常に驚きました。同じ孫にかわいさの違いがあるの?と産後間もない私は、うまく理解できずモヤモヤした気持ちになりました。義父にとっての孫とは義父にとって待ちに待った孫の誕生だったようですが、本当は男の子を望んでいたようです。妊娠中に性別がわかりそのことを伝えると、「そっか女の子か、まぁ元気ならええなぁ」とあまりうれしそうではない返事をされてしまう始末。電話口での会話だったので、こちらも「そうですね」としか返事ができず、歯切れの悪い会話になりました。 60代半ばの義父は、思ったことを悪びれもなくすぐ口にするところがあり、このときもわかっていたとはいえ、ショックは隠しきれません。孫の誕生を心待ちにしてくれていると思っていたので、何とも言えない気持ちになってしまいました。 昔ながらの慣習が根強く残っている?土地柄なのかわかりませんが、義実家は昔の慣習をとても重んじているように思います。結婚直後、夫の仕事の都合で引っ越しまでの1カ月ほどお世話になったことがあったのですが、ことあるごとに私は義父から「もう嫁にきたんだからな」「里帰りはそう簡単にできるものではない」と言われていました。 いつの時代の話なんだろうと、義父から言われるたびに私はうんざり。義実家の地方では、嫁に対してはもらい物扱い、孫も内孫・外孫と区別をする風習があるそうで、義父もそのように言っているようでした。 うまく甘えてみる孫である長女が生まれてからは、義父は荷物を頻繁に送ってくるようになりました。「かわいい洋服見つけたから」「こんなん似合うと思うから」と、自分たちではあまり買わないようなハイブランドの数々。 また、「離乳食はこんなんがいいらしい」「こういうお菓子が赤ちゃんは好きやろ」と食品もいろいろと送ってくるようになりました。はじめは頻繁に送られてきて戸惑いましたが、義父が孫の誕生を心から喜んでいるからこその行動だと理解し、ありがたく受け取っています。 義父が初孫の誕生を心から喜んでくれていることは、よく伝わります。うれしくてうれしくて、心の声が溢れ出ているのだと私は解釈するようになりました。私や私の両親に悪気があるわけではないようなので、初孫、内孫としてかわいがっていいただく部分はうまく甘えて、子育てに対して口を出す面倒な部分はうまくかわして付き合っていくようにしています。 著者:中野あや11歳、9歳、2歳の母。転勤族で各地を転々とした後、九州に移住。ヨガインストラクターとしても活動中。
2022年09月10日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は、そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれるかもしれない「スカッとシーン」をご紹介します。『嫁を追い出すために犯罪を捏造した姑たちの末路』主人公は、年配の女性。ある日、近所に住む女性たちが自分達の息子の嫁を陥れるため共謀したことを知ってしまいます。恐ろしい2人の姑出典:lamireこの2人は嫁いできた嫁が嫌いで、暇を持て余しては主人公の家で”嫁の悪口大会”をしていました…。毎度のごとく嫁の悪口大会を繰り広げる2人に呆れていた主人公ですが…。2人が”とんでもない話”を…!?出典:lamire出典:lamire2人の話を聞き流していたソラでしたが、2人の”ある会話”が気になり…。詳しく聞いてみると、なんと最近近所で起きた空き巣被害、嫁を追い出したい2人が企んだ罠だと発覚!ドン引きした主人公は、急いで2人の息子の元へ…!しっかり会話は録音されていて…主人公の女性は、2人の共謀の話をたまたまビデオで捉えていました。出典:lamireビデオの音声と主人公の話を聞いた息子たちは激怒。このあと息子は鬼姑2人のところへ向かい、姑たちはこっぴどく締めあげられたのは言うまでもありません。”嫁が嫌い”。ただそれだけの理由で嫁を前科者にするという発想は恐ろしいですね…。嫁姑関係を良好に築いていきたいものです…。以上、「スカッとシーン」のご紹介でした。(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年09月05日義実家の方々はみなさんとても良い人たちばかりです。ただ、義母とは会うたびにモヤッとしてしまいます。なぜなら義母は……とにかく“中古”の品ばかりをプレゼントしてくれるのです。良かれと思ってしてくれていると思うと、断れずモヤモヤが溜まる私。しかしある日、とどめを刺す出来事がありました。捨てられない義母からのプレゼント義母はとにかく物を溜め込む「捨てられない」人です。対して私は断捨離派。そんな私が義実家へ遊びに行ったとき、義母から手土産を持たされました。そこに入っていたのは、お世辞にも今の時代に合っているとは言えない、義母が若いころ着ていた洋服シリーズ。 肩パッド入りは当たり前で、毛玉がついているものも……。そういった服が大量に入っていたのです。「捨てよう……」と、私はこっそりとその服たちをゴミ袋にまとめました。 このころはまだ、貰っても捨てれば良いだけなので特に気にしていませんでした。 お古ラッシュに溜まるストレス遠方に住む義母とはたまにしか会わない分、会えばいろいろと支援してくれようとします。とはいっても、いただくのはすべて中古の品々。正直、会うたびにストレスが蓄積されていきました。そしてある日、いただいたのは長男(7歳)への子ども服。どうやら夫の弟一家の子どもたちのお古が回ってきたようなのです。 何かをこぼした黄色いシミがついていたり、破れた個所を糸でまつってあったりする服が大量に。夫にやんわり断ってほしいと頼みましたが、「悪気はないから雑巾にでもしたら?」と。私は「捨てるにも手間がかかるのに……」と思ってしまいました。 ついに“新品”が届いた!! でも……程なく私たちに次男が生まれ、義実家のみなさんもかわいがってくれました。そして次男が生後2カ月のころ、義母から宅配便が届いたのです。箱の外には「子ども服」と記載。嫌な予感のなか開けてみると、なんと新品の赤ちゃん服がズラリ!! でも、その奥にもう1つ「長男ちゃんへ」とマジックで書かれた紙袋が。そこに入っていたのはまた例のごとく中古の服でした。隣にいた長男がそれを見て、静かに悲しそうな顔をしたのが忘れられません。 悪気はない、それはそうなんだけど……長男が悲しい顔をするのを見たことで、今までのモヤモヤも爆発してしまい、私はすぐさま夫の元へ。経緯を話すと「悪気はないから」とひと言。「いやいや、違うでしょ!!」と私。その後のことはよく覚えていませんが、とにかく夫にキレてまくし立てたようです。そして、夫へ3つの約束を取りつけました。 ①今すぐ義母へ連絡し、もうやめてほしいと伝えること。②今後も中古を渡されたらハッキリ断ること。③長男と次男には平等に物を買うこと。渋々でしたが、怒る私に夫は納得し、その日すぐに義母へ電話をしてくれました。 それからも、義実家へ遊びに行くたびに中古プレゼント攻撃は止まりません。ですが今は夫が間に入り「いらない」と断り続けてくれているので、私はストレスもなく義母と会うことができます。嫁姑問題とまではいきませんが、やはり元は赤の他人。トラブルや関係の悪化を防ぐためにも、私たちの場合は夫に潤滑油になってもらうべきだと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:岡田ちえこ離婚→再婚を経てステップファミリーとなったポジティブママ。「ゆるく・楽しく」をモットーに7歳、0歳の息子と共に過ごす日々のなかで感じたことをお伝えしていきます。
2022年09月02日私は21歳のとき4歳年上の彼と職場結婚し、2人の子どもを授かりましたが、およそ5年間の結婚生活を経て離婚することになりました。離婚理由は、いわゆる価値観の違いによるもの。慎重に話し合いを重ねたうえで円満離婚となるはずだったのですが、予想外のところで話がこじれることになってしまったのでした。「どうして?」電話口で問い詰める義母義母との関係はどちらかと言えば良好でしたが、遠方に住んでいたこともあり、離婚話について相談はしていませんでした。しかし、離婚の前準備として別居をし始めたころ、とうとう夫が義母に現状を話したようで、すぐさま義母から私に電話がきたのです。 ちなみに夫はマザコン。義母も子離れできていないのでは? と思うような出来事が、これまでにも度々ありました。電話口で突然「なんで? どうして何も話してくれなかったの?」ときつく問い詰めてくる義母はこれまでとはもはや別人で、動揺した私はただひたすらに謝ることしかできませんでした。 最後の話し合い。遠方からやってきた義母別居から約3カ月が経ち、話し合いも終盤に差しかかったところで、離婚届を書くため子どもたちを連れて夫の元へ。あれ以来、義母とは連絡を取っていなかった私。最後にもう一度電話をしないとダメかな⋯⋯そんな風に思っていた矢先でした。夫の家に着くと、なんと呼んでもいないはずの義両親の姿が! 夫からも親がくるという話は一切聞いておらず、「なんで!?」と思いました。義母は最初に「あなたから直接話が聞きたい」と言ってきましたが、実際は私に不満をぶちまけにきただけだったようです。 義母主導!? 私だけが悪者扱い「お前の我慢が足りないからこうなった」「息子は一生懸命働いて頑張っているのに」と、とにかく私を責め続ける義母。しまいには「養育費なんて払えない」「学資保険は解約して。解約金は息子のお金よね?」など、夫の金銭の心配をするばかり。そもそも離婚になったのは、元はと言えば夫の金銭感覚の緩さが原因なのに、それを知ってか知らずか、義母は終始「息子は悪くない」の一点張りでした。 おとなしい義父は義母の発言にうなずくのみで、夫は何も言えずにただうつむくだけ。言い返したい気持ちでいっぱいでしたが、子どもたちが見ている前であまり争いたくはなかったのでグッとこらえ、ただただ時間が過ぎるのを待つばかりでした。今となってはあのときどう対応するのが正解だったのかわかりません。 「義母との関係は良好」と思っていたのは私だけで、日ごろから敵意でも抱かれていたのかなと、少しゾッとした体験でした。その後、離婚した元夫には養育費を払ってもらい、子どもたちとも月に一度の面会をしていましたが長くは続かず、音信不通となってしまいました。どちらにせよ、豹変する義母を止められない夫とは別れて正解だったな、とも思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:夏川さほ10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。
2022年09月01日