扶養控除の縮小や減らない待機児童など、日本の子育て環境に幻滅する人は少なくありません。海外の手厚い保障と比較し、愕然とすることもあるでしょう。しかし日本の中でも積極的な子育て施策を実施し、「子育ての街」をして名をあげる自治体があるのも事実です。日本の子育て環境に落胆するのはまだ早い! 今回は兵庫県明石市の政策を例にあげ、日本の子育てに未来はあるのかを改めて考えてみましょう。兵庫県明石市は「こどもを核としたまちづくり」をおこなったことで有名です。元市長の泉房穂氏は、2011年から12年間もの間、中心に立って明石市の子育て環境の改善に努め、2023年4月の最後の登庁日には、たくさんの子育て世代が駆けつけ退任を惜しんだことでも知られています。 明石市の子育て政策について、泉氏は自身のSNSで「明石市にできて他の市にできないわけがない」と強く説いています。もしそれが事実であれば、あなたの住んでいる自治体の未来も明るいかもしれません。 明石市で実施した5つの無料明石市では、以下の5つが無料で提供されています。 ・高校3年生までの医療費・第2子以降の保育料・中学校の給食費・遊戯施設や文化施設など公共施設の入場料・生後3カ月から満1歳の誕生日まで、見守り訪問を兼ねて子育て用品をお届け 泉氏曰く、必要なのは「集中月間」のような一時的な“キャンペーン”ではなく、年間通じた支援策。いずれも国が一律で無償化できると言います。 ではその財源は?子育て世帯にとって、経済的な支援が手厚くなるのはとても嬉しいことですが、それに伴い税金などの負担が増えて、プラマイゼロのような状況になっては意味がありません。 明石市のケースでは、財源に関しても「これ以上、国民に負担を課すべきではない」としていたようです。 では、明石市がどのように財源を確保したのかというと、土木費や人件費の見直しだと泉氏はSNSに投稿しています。市民のために必要か否かを徹底的に見直し、過剰な予算を適正化したことで、増税せずとも充実した子育て施策を実現したそうです。 また、泉氏によると国主体でおこなうのであれば、国債の発行が可能である分、さらに現実的であるとのことでした。 こんな子育て支援もある!明石市が実際におこなった子育て政策は、前述の無料化だけではありません。「こどもの養育費立替支援事業」を日本で初めておこなったのも明石市でした。 これは、本来受け取るべき養育費が不払いになっているひとり親世帯に対し、1カ月分の養育費を立て替えて支払い、相手側に対し返還を請求・回収するというもの。 これまで泣き寝入りしていたひとり親が苦しむことのないよう、行政がセーフティーネットを張った施策と言えるでしょう。 日本の子育て政策は伸びシロあり?!SNSを見ていると、泉氏の政策に影響を受けて「明石市を超える子育て政策実現したい」と後を追う自治体が増えている様子が見受けられます。一つひとつの動きは小さいかもしれませんが、泉氏が投じた一石が大きなムーブメントになる日が来るのかもしれないと思うと、日本の未来にも期待できるかもしれませんね。
2023年07月21日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! ぴなぱと申します。私ごとですが、4月に第三子となる女の子を出産してまいりました!少し時を戻して出産前。わが家は長女が小3、次女が年長さんなので2人とももうそんなに手はかからないけど、それでも産後は私の動きも制限されるのでどうしようかなーと思っていたところ。昨年10月にスタートした“産後パパ育休”を旦那が取ることに。【産後パパ育休とは】男性従業員が、子の出生〜生後8週までの間に最長4週間の育休を取得できる制度。男女ともに取ることのできる通常の育休とはまた別のものです。わが家の場合途中でGWを挟めたので、出産前日〜産後5週目まで休んでもらうことにしました。旦那は基本的に協力的ではありますが、普段は仕事で土日しか家事育児に参加できません。普段やっていないんだから育休中だからといって多くは望まず、最低限の家事と上の子たちの各種送迎だけやってもらえれば十分、と思っていたのですが…。いざ三女が産まれて、育休生活がスタートすると私の退院翌日から、できないはずの料理に挑戦(私の入院中は義母が手伝いに来て料理もしてくれていました)しかも過去必要に迫られて料理をしたときに私の反応が微妙だったのを鑑みて、私の指示通り作ると宣言し、実際に文句も言わず私に言われるがままに料理をしてくれました。意見が分かれるところかもしれませんが、私は勝手に作られるくらいなら自分でやりたい派なので、こうやって私のやり方に合わせてくれてとても嬉しかったです。さらに産まれたばかりの三女の世話も積極的に代わってくれました。夜間の授乳だけは私がやったほうが何かと都合が良かったので断りましたが、上2人の時はそんなこと言われたことがなかったので(恨み言じゃないですよ)、その気持ちがありがたかったです。そんなわけで、育休中の旦那が担ってくれた家事育児はこんな感じ。育休に入る前は、多くは望まないつもりでいるとはいえ「育休取ったならもっと育児してよ」とか「なんのために休んでるんだよ」とかイライラしてしまうかもと少し心配だったのですが、実際には旦那が想定以上に頑張ってくれたのでまったくそんなことは思わず、“産後パパ育休”取ってくれてよかった!と心から思えました。よかったと思う理由は他にもあるのですが、その話はまた 次回 !
2023年07月20日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し、怒りが収まらずついに爆発してしまったもっつんさん。 帰宅後、義母に悩みを打ち明けると、「ママは全然怒らないからねぇ」「おしとやかだから、怒鳴ったりしないでしょう?」と言われてしまい、まるで自分のしつけが甘いから、タクくんが問題を起こすと言われているような気持ちになってしまうのでした。 ストレスで胃が痛くなってしまうような日々が続いたある日……。 ストレスと不安に押しつぶされそうで 我慢の限界に達したもっつんさんは、夜遅くに飲み物を買いに行くと言い、出かけることに。 事情を知らない夫から引き留められるものの、「ひとりになりたいの!!」と言い残し飛び出したもっつんさん。驚く夫を家に残し、公園の駐車場で時間をつぶします。 「プチ家出というか、ただの夜の外出なのですが、思い切って外出してみてよかった。少し夜の空気を吸って、気持ちが落ち着きました」ともっつんさんは振り返ります。 ストレスは自分でも気づかないうちに少しずつたまってしまうもの。今回、もっつんさんが「ひとりになりたい」と夫に伝えたように、思い切って自分の希望を周囲に伝えて行動に移すことで、気持ちが落ち着くこともあるかもしれません。 皆さんは、日々どのようにストレスを解消していますか? また、ひとりになりたいとき、どうやってひとり時間を捻出していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月17日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学式当日、なぜか補助の先生に付き添われながら入場してきたタクくん。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を質問することができませんでした。そして入学からしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの行動が目立つようになってきます。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。夫が積極的にしつけに協力してくれるようになり、タクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったもののトラブルは依然としてなくなりません。 さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくん。反省せずにしゃべり続けるタクくんに対し怒りが収まらず、ついにもっつんさんの怒りが爆発してしまいました。 親としての自信を失ってしまい、グッタリした状態で帰宅したもっつんさん。家ではいつも通りテキパキと働く義母に気をつかい、余計に疲れてしまいます。さらに、夫からは「立ち読みに熱中しちゃったから、これから帰る」という連絡が入り、絶望的な気分に……。 夕食時、義母に夫の愚痴をこぼすと……。 義母の“教育自慢”に我慢の限界! 義母から「ママは全然怒らないからねぇ」「おしとやかだから、怒鳴ったりしないでしょう?」と言われ、ショックを受けたもっつんさん。 まるで自分のしつけが甘いから、タクくんが問題を起こすと言われているような気持ちになってしまい、義母の言葉が胸に深く刺さります。 自信満々な義母の教育自慢を聞かされ、自由にテレビすら見られない今の環境に疲れたもっつんさんは、胃を痛めてしまうほどストレスを感じていたのでした。 義母の世代とは子育ての環境も常識もまったく異なります。当時の常識は、今の非常識に当たることも。年下の人や後輩に自分の成功体験を語ることは、気持ちが良いものなのかもしれません。しかし、困っている人や悩んでいる人に自分の成功体験を伝えるよりも、相手の気持ちにそっと寄り添えるような人でありたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年07月16日受付開始日にあわせ贈呈式を開催~徳島の子ども支援団体と協力し、夢・希望を叶えられる環境をご提供~写真:(前列 左より)パリミキ恒吉裕司社長一般社団法人つなぐMima World Community原田尚子代表理事特定非営利活動法人Creer原田昭仁代表理事一般財団法人チャイルドライフサポートとくしま大塚芳紘理事長、(後列左より)パリミキ香川徳島宮平大介ジェネラルマネージャーパリミキ吉川賢二取締役特定非営利活動法人Creer喜多條雅子理事一般財団法人チャイルドライフサポートとくしま大塚芳紘理事長より特定非営利活動法人Creer原田昭仁代表理事へ目録の贈呈。パリミキ恒吉裕司社長より一般社団法人つなぐMima World Community原田尚子代表理事へ目録の贈呈。株式会社パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:恒吉 裕司、以下「パリミキ」)は一般財団法人チャイルドライフサポートとくしま(理事長 大塚 芳紘、以下「CLS」)と、特定非営利活動法人Creer(クレエール)(理事長原田 昭仁、以下「Creer」)と、一般社団法人つなぐMima World Community(代表理事原田 尚子、以下「つなぐMima」)は協力し、子どもの健全な育成を目的として、経済的な事情などでメガネを購入することができない世帯の子どもたちを対象に、教育環境の改善や保護者の負担軽減のため商品券贈呈式を行いました。持続可能な開発目標・SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」【サポート概要】各NPO法人が「見えにくい」を感じている子ども達へ声掛けをし、商品券の交付、利用しやすい環境を構築。財団とNPO法人とメガネ店が連携したサポートを行います。【助成の対象】以下の全ての項目に該当すること。1.経済的な事情などで支援が必要な子育て世帯のうち、メガネを新規購入または買い替えを必要とする幼児から高校生まで。2.「Creer」、「つなぐMima」を定期的に利用している幼児から高校生なお、本助成を受けるためには医療機関(眼科)による視力検査を行い、眼鏡等作成指示書(処方せん)の受領が必要。3.徳島県在住であること。【助成の対象外】助成対象者の項目を満たしていても、以下に該当する場合は助成対象外とする。1.生活保護制度の「医療扶助」でメガネを作製している場合2.転売など営利を目的とする場合3.反社会的勢力または密接な関係のある場合4.第三者に資金を交付することを目的とした場合5.医師から、9歳未満の児童が使用する治療用メガネ(小児弱視等)による矯正が必要と診断され、加入している健康保管等の療養費が適用される場合【受付期間】2023年7月11日(火)~2024年3月31日(日)【申込方法】応募期間中、申請者は「Creer」または「つなぐMima」の担当者に応募の旨を伝え、担当者より申込書を受け取り必要事項を記入のうえ提出する。ただし、特別な事情で保護者からの申し込みが困難な場合には、こども食堂担当者等が申込書を記入することを可能とする。他、詳細に関してお問い合わせください。【特定非営利活動法人Creer(クレエール)について】Creer(クレエール)は、2008年に設立、障がいのある人に、就労の場を提供し、レストランでの調理販売接客などの職業能力を育成し、経済的自立と、地域社会との活発な交流の中で、生き生きと充実感を持って幸せに暮らせるようにすることを目的に活動。さらに2018年からは、平日毎日と第4土曜日に子ども食堂を開設、障がいのある人とない人とのパートナーシップによる地域の課題の解決に取り組んでいる。2020年からは、チャイルドライフサポートとくしまの助成を受け、子ども宅食(食堂まで来られない子どもの家へお弁当や食材を配達し子どもを見守る)や、放課後の子どもの居場所の運営、学習支援、他の地域に子ども食堂を拡げる活動(徳島市以外の県内5拠点を立ち上げ伴走支援)を行っている。【一般社団法人つなぐMima World Communityについて】高校生までの子どもに遊びを通じて、学び、SDGsなどについて考え行動する体験型のイベント、学習会を行っている。つなぐこども食堂、つなぐ教室、つなぐイベントを開催しながら人と未来をつなぐコミュニティづくりを中心に活動。【パリミキのサステナビリティ】地域社会、人や私たちを取り巻く環境との調和と、持続可能な社会を目指し、信頼され愛される企業であるために、サステナビリティを重視し本質を見極めた事業活動を通し、サステナブル社会の実現に繋いでまいりたいと考えています。サステナビリティ | トップメッセージ | パリミキホールディングス : ◆会社概要会 社 名:株式会社パリミキホールディングス(証券コード:7455)設 立:1950年1月27日代 表 者:代表取締役社長 澤田将広資 本 金:59億107万5千円URL : 会社名:株式会社パリミキ設立:2009年1月15日代表者:代表取締役社長恒吉 裕司資本金:1億円事業内容:眼鏡およびその関連商品を主に取り扱う眼鏡専門店チェーンURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月13日不登校の子どものサポートを行う株式会社スダチ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小川 涼太郎、以下:スダチ)は、完全オンラインの支援で子どもたちの再登校を促す「不登校支援サポート スダチ」を展開しています。2023年6月、サービス開始からおよそ3年で、累計再登校人数が500人を突破しました。<不登校支援サポート スダチ>完全オンラインで3週間で不登校を解決するサービスになります。 完全オンライン支援で500人が再登校■サービス概要と実績スダチのサービスは、完全オンライン対応です。オンライン面談とメールで、各家庭に再登校*を後押しする親子の関わり方を提案します。支援はすべて親御さんとの対話を通して行われるため、支援者が子どもに接触することはありません。それぞれの家庭、子どもと向き合える支援の形であることから、不登校の原因の如何に関わらず、支援を行っています。*スダチでは「朝から放課後まで元のクラスに登校した日が二日続くこと」を再登校と定義しています。五月雨登校、保健室登校、午後からの登校は再登校に含めていません。サービス開始から2年11ヶ月となる2023年6月に、累計再登校人数は500人を突破しました。これまでに支援を受けた子どもの90.7%が再登校を達成し、支援開始から再登校までの平均日数は16.7日になりました。【過去の実績:過去期間ごとの再登校人数と再登校までの平均日数】2020年7月~12月再登校人数 :11人再登校までの平均日数:22.8日2021年1月~12月再登校人数 :109人再登校までの平均日数:19.4日2022年1月~3月再登校人数 :33人再登校までの平均日数:16.1日2022年4月~3月再登校人数 :279人再登校までの平均日数:16.7日2023年4月~6月29日再登校人数 :75人再登校までの平均日数:12.3日これまでの再登校事例や各事例の詳細、支援を受けられた親御さんのアンケートはこちらのサービスページ( )からご覧ください。また、取材可能なご家庭のご案内も可能です。■企業理念と今後の展望スダチは「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションに掲げ、教育を通して“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたけるように”という想いを胸に事業を行っています。小中学生の不登校児童生徒数は年々増加を続け、2021年度には24万人(文部科学省調査より)を超えて過去最多となりました。不登校支援分野において、見守り・傾聴型の支援が主流である現在の日本では、不登校から再登校を目指す選択肢がほとんどないのが現状です。“学校に行きたい”と願う子ども達、親御さんの悩みに応えるため、スダチは「不登校は解決できる」という考えを世に広め、不登校で悩む人を1人でもなくすことを目標に、今後も事業を拡大していきます。■創業者 小川 涼太郎 プロフィール創業者 小川 涼太郎1994年生まれ(現29歳)、徳島県出身。2016年4月 新卒でアビームコンサルティングへ入社。日常の業務の中から『教育が変われば人も変わり社会も変わる』ことに気づき、『教育へ人生を捧げたい』と強く思い、2019年5月退職し、株式会社スダチを設立。不登校の子供達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子供達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という“目的意識がない不登校”で悩んでいる子ども達や親御さんが多くいることを知り、その現状に危機感を感じて、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」との想いから、2020年4月不登校支援事業を開始。■会社概要会社名 : 株式会社スダチ代表者 : 代表取締役 小川 涼太郎所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-28-9設立 : 2019年5月7日事業内容: 不登校支援事業(不登校を3週間で解決するサポート)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日~徳島の子ども支援団体と協力し、夢・希望を叶えられる環境をご提供~株式会社パリミキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:恒吉 裕司、以下「パリミキ」)は一般財団法人チャイルドライフサポートとくしま(理事長 大塚 芳紘、以下「CLS」)と、特定非営利活動法人Creer(クレエール)(理事長原田 昭仁、以下「Creer」)と、一般社団法人つなぐMima World Community(代表理事原田 尚子、以下「つなぐMima」)は協力し、子どもの健全な育成を目的として、経済的な事情などでメガネを購入することができない世帯の子どもたちを対象に、教育環境の改善や保護者の負担軽減につなげてまいります。持続可能な開発目標・SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」【サポート概要】各NPO法人が「見えにくい」を感じている子ども達へ声掛けをし、商品券の交付、利用しやすい環境を構築。財団とNPO法人と連携したサポートを行います。【助成の対象】以下の全ての項目に該当すること。1.経済的な事情などで支援が必要な子育て世帯のうち、メガネを新規購入または買い替えを必要とする幼児から高校生まで。2.「Creer」、「つなぐMima」を定期的に利用している幼児から高校生なお、本助成を受けるためには医療機関(眼科)による視力検査を行い、眼鏡等作成指示書(処方せん)の受領が必要。3.徳島県在住であること。【助成の対象外】助成対象者の項目を満たしていても、以下に該当する場合は助成対象外とする。1.生活保護制度の「医療扶助」でメガネを作製している場合2.転売など営利を目的とする場合3.反社会的勢力または密接な関係のある場合4.第三者に資金を交付することを目的とした場合5.医師から、9歳未満の児童が使用する治療用メガネ(小児弱視等)による矯正が必要と診断され、加入している健康保管等の療養費が適用される場合【受付期間】2023年7月11日(火)~2024年3月31日(日)【申込方法】応募期間中、申請者は「Creer」または「つなぐMima」の担当者に応募の旨を伝え、担当者より申込書を受け取り必要事項を記入のうえ提出する。ただし、特別な事情で保護者からの申し込みが困難な場合には、こども食堂担当者等が申込書を記入することを可能とする。他、詳細に関してお問い合わせください。【特定非営利活動法人Creer(クレエール)について】Creer(クレエール)は、2008年に設立、障がいのある人に、就労の場を提供し、レストランでの調理販売接客などの職業能力を育成し、経済的自立と、地域社会との活発な交流の中で、生き生きと充実感を持って幸せに暮らせるようにすることを目的に活動。さらに2018年からは、平日毎日と第4土曜日に子ども食堂を開設、障がいのある人とない人とのパートナーシップによる地域の課題の解決に取り組んでいる。2020年からは、チャイルドライフサポートとくしまの助成を受け、子ども宅食(食堂まで来られない子どもの家へお弁当や食材を配達し子どもを見守る)や、放課後の子どもの居場所の運営、学習支援、他の地域に子ども食堂を拡げる活動(徳島市以外の県内5拠点を立ち上げ伴走支援)を行っている。【一般社団法人つなぐMima World Communityについて】高校生までの子どもに遊びを通じて、学び、SDGsなどについて考え行動する体験型のイベント、学習会を行っている。つなぐこども食堂、つなぐ教室、つなぐイベントを開催しながら人と未来をつなぐコミュニティづくりを中心に活動。【商品券贈呈式を開催】2023年7月11日(火)15:00~場所:〒770-0941徳島県徳島市万代町5丁目71番地4住所リンク 地図 : ※参加ご希望の報道関係者様は、7月9日(日)までに「 hisako.utsukawa@paris-miki.jp 」までメールにてご連絡ください。【パリミキのサステナビリティ】地域社会、人や私たちを取り巻く環境との調和と、持続可能な社会を目指し、信頼され愛される企業であるために、サステナビリティを重視し本質を見極めた事業活動を通し、サステナブル社会の実現に繋いでまいりたいと考えています。サステナビリティ | トップメッセージ | パリミキホールディングス : ◆会社概要会 社 名:株式会社パリミキホールディングス(証券コード:7455)設 立:1950年1月27日代 表 者:代表取締役社長 澤田将広資 本 金:59億107万5千円URL : 会社名:株式会社パリミキ設立:2009年1月15日代表者:代表取締役社長恒吉 裕司資本金:1億円事業内容:眼鏡およびその関連商品を主に取り扱う眼鏡専門店チェーンURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月27日コンテスト概要マイナビ子育てInstagramの公式アカウントでは、好評連載「ゆーぱぱの育児フルスロットル」にちなみ「パパと子どもコンテスト」を開催します!受賞者にはAmazonギフトカードをプレゼント。また、受賞を逃した方、応募はハードルが高いという方にも抽選のチャンスがあります。ぜひご参加ください。■応募期間6月21日(水)~7月20日(木)■投稿テーマ「パパと子ども」パパと子どものエピソードにまつわる投稿であればOK。パパ目線でもママ目線でも構いません。■投稿スタイル投稿スタイルは問いません。イラスト、漫画、写真、動画、リール、文章など、いずれの形式でもご応募いただけます。※ストーリーズのみは不可■応募要件①マイナビ子育てをフォロー②投稿に指定ハッシュタグをつける#マイナビ子育て部#ゆーぱぱコンテスト■応募数1人何点でもご応募可能。※受賞はお1人につき1作品のみとさせていただきます。■発表受賞の発表は8月にマイナビ子育てのInstagram公式アカウントで行います。受賞について受賞者には、Amazonでのお買い物に使えるAmazonギフトカードをそれぞれプレゼントします。シリアルナンバーの入力で使用可能な、コードタイプでお届けします。グランプリ…1名様/Amazonギフトカード10,000円分ゆーぱぱ賞…1名様/Amazonギフトカード5,000円分マイナビ子育て賞…1名様/Amazonギフトカード5,000円分副賞(抽選)さらに、抽選でAmazonギフトカード500円分が当たるチャンスも!<対象>◆投稿してくださったフォロワーの中から5名様◆「ゆーぱぱの育児フルスロットル」の投稿にコメントやいいねをしたフォロワーの中から5名様*本キャンペーンは(株)マイナビによる提供です。本キャンペーンについてのお問い合わせはAmazonではお受けしておりません。マイナビ子育てキャンペーン事務局(w-kosodate@mynavi.jp)までお願いいたします。*Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。応募要項株式会社マイナビが主催する本キャンペーンに応募される方は、必ず以下をお読みいただき、ご同意の上でご応募ください。ご応募された方は、下記の規約に同意したものとみなします。応募条件①Instagramアカウントにログインのうえ、マイナビ子育て()をフォロー。②6月21日(水)~7月20日(木)に開催する「パパと子どもコンテスト」に応募。コンテストの受賞者、および、Amazonギフトカードの当選者には、【公式】マイナビ子育てアカウントよりDMにてご連絡をいたします。当選条件■抽選時、指定のInstagramアカウントのフォローを確認できる方(非公開アカウント不可)■日本国内にお住まいの方注意事項■当選後、発送先をお預かりする際に海外住所をご入力された場合、当選は無効となります。■当選のご連絡はInstagramDMで行います。DM設定にご注意ください。■賞品の転売・転用は固くお断りいたします。当選発表・賞品送付について応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取り扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼントキャンペーン選定の対象となりません。また、賞品は発送先をお預かりした後、順次発送させていただきます。<個人情報の取扱いについて>株式会社マイナビ(以下「弊社」といいます) は、ご応募いただいたお客さまの個人情報の管理に細心の注意を払い、これを適正に取り扱います。A.個人情報の利用目的当選の際にいただくお客さまの名前、ご住所などの個人情報(その他ご記入いただいた内容のうち個人情報に該当するものを含む)は、弊社からの商品の発送手続き及びその事務連絡にのみ活用させていただきます。B.個人情報保護管理者(代理人)株式会社 マイナビコンテンツ編集統括本部 子育て編集部長(w-kosodate@mynavi.jp)C.個人情報の第三者への開示法令等に基づく正当な理由がある場合を除き、お客さまの同意なく目的外での利用及び第三者への提供は行いません。D.個人情報取り扱いの外部委託当社は個人情報の取り扱いの全部または一部を外部に委託する場合があります。委託を行う場合には、充分な個人情報保護水準の委託先を選定し、個人情報保護に関する契約を結んだ上で行います。また、当該委託先について必要かつ適切な監督を行います。E.個人情報ご提供の任意性について当選賞品が配送を必要とする品物の場合、個人情報(姓名、現住所、電話番号など) のご提供が必須となります。提供いただけない場合、賞品の発送手続きができませんので予めご了承ください。F.個人情報の開示等について本件でご提供いただいた個人情報に関する問い合わせにつきましては下記へご連絡ください。コンテンツ編集統括本部 子育て編集部メール:w-kosodate@mynavi.jpG.インフォマティブデータの取扱いについて本キャンペーンでは、弊社の定める「インフォマティブデータの取扱方針(」に従い、利用者のインフォマティブデータを取得し利用します。本キャンペーンにおけるインフォマティブデータの利用目的、第三者への提供本キャンペーンの申し込みフォームでは、フォームサービス提供のためインフォマティブデータ(IPアドレス)を取得します。インフォマティブデータ取得・利用のために、次の事業者の提供する第三者サービスを利用しております。なお、取得したインフォマティブデータはこれらの事業者が定める目的の範囲内で利用される場合があります。(事業者名:株式会社プラスアルファ・コンサルティング)オプトアウト利用者は、次のいずれかの方法により、本キャンペーンが取得したインフォマティブデータをリセット(オプトアウト)することができます。・CookieのリセットブラウザのCookieを削除または拒否することにより、それまで当社が取得したインフォマティブデータとの関連付けが削除され、インフォマティブデータがリセットされます。Cookieを削除した後、本サービスを利用する場合、再びインフォマティブデータの取得が開始されることになります。なお、Cookieを削除または拒否を行った場合、全部または一部のサービスを受けられなくなるなど、本キャンペーンを利用するにあたり、制約を受ける場合があります。・スマートフォン上の広告識別子のリセットスマートフォン上の広告識別子を、次のOS提供会社のウェブサイトの指示に従いリセットすることにより、それまで端末上で取得したインフォマティブデータとの関連付けが削除され、インフォマティブデータがリセットされます。なお、広告識別子を削除した後、本キャンペーンを利用する場合、再びインフォマティブデータの取得が開始されることになります。(OS提供会社:Apple Inc. 、グーグル合同会社)・ iOS、iPadOS版アプリのIDFA(iOS、iPadOSの広告識別子)のオプトアウトについてiOS、iPadOS版アプリでIDFAのトラッキングについて、オプトアウトを希望する場合、以下を確認してウェブサイトの指示に従い、オプトアウトを行ってください。・ウェブサイトでのオプトアウトについて利用者は、第三者サービスによるインフォマティブデータの利用についてオプトアウトを希望する場合、各事業者が提供する第三者サービスのウェブサイトの指示に従い、オプトアウトを行ってください。(事業者名:株式会社プラスアルファ・コンサルティング 「Cookieのリセット」または「スマートフォン上の広告識別子のリセット」をご利用ください)問い合わせ先株式会社マイナビ コンテンツ編集統括本部 子育て編集部メール:w-kosodate@mynavi.jp
2023年06月22日23歳娘はグループホームに入居中Upload By 荒木まち子発達障害がある娘は高等特別支援学校を卒業後、特例子会社に就職、勤めて4年目にグループホームに入居しました。発達障害がある娘の特性娘は計算が大の苦手です。でもいろいろな経験を重ねつつ日常の買い物やATMの使い方などを身につけてきました。なので私は娘がグループホームに入居するとき、それまで彼女が働いて貯めていた貯蓄(含む障害年金)を通帳ごと娘に渡し、グループホームの使用料の振り込みや生活費(食費、保険代、携帯料金、余暇のお金など)の支払いをすべて本人に任せることにしました。収入激減なのに…原因はさまざまですが、メンタル面が崩れると娘は不眠や吐き気を催し会社を休むことがよくあります。グループホームに入居してしばらくして娘はネットトラブルなどいろいろな要因が重なり、再び会社を休みがちになりました。収入は格段に減り、娘は貯蓄を切り崩して生活するようになりました。障害年金だけではグループホームの使用料(家賃)は足りません。それでも娘に節約をする様子はなく、フルタイムで勤務していたときと同じような生活をしていました。むしろ会社を休んでいる間の時間を持て余し、習い事を始めたり、ゲーミングチェアを購入したり、外食が増えたりと、以前にも増してお金を使っているように見受けられました。グループホームの世話人さんから「娘さんがネットで注文した商品がグループホームに毎日のように届く」と言われ、私は娘に貯蓄の残高は大丈夫なのかと何度も確認しました。娘はそのたびに「まだあるから大丈夫」と言っていました。決定的な出来事グループホームに入居後も娘のケース会議は定期的に開かれていて、今後のことを見据えた選択肢や方向性についての話し合いが行われていました。本人を交えた支援者会議で大まかな見通しが立ってしばらくしたころ、私のところにグループホームの世話人さんから「娘さんが“お金がない”と言っている」と連絡がありました。支援者会議ではあと数ヶ月の生活費は残っているという前提で話を進めていたので私は急いでグループホームに向かいました。Upload By 荒木まち子何にお金を使ったか調べてみると、携帯電話会社の決済サービス(課金やネットでの買い物)などが主な原因でした。娘は学生時代、フィルタリングサービスを利用していたのでゲームなどで課金をしたことはほとんどありませんでした。でも娘は今や成人の社会人。携帯電話の契約も本人名義に変更していて、機種や料金プラン、決済サービスも自分で選べるようになっていました。またATMで頻繁に現金を引き出していて、何に使った覚えていない“使途不明な支出”も多くありました。本人に聞くと「あのときの自分はどうかしていた」と言っていました。確かにそのころは娘のメンタルがとても不安定な時期でした。それでもまさか娘が1ヶ月で数十万円も使うとは…。成年後見人制度私はそれまでも「成年後見人」という言葉を耳にはしていましたが「親も健在だし、娘にはまだ必要ないかな」と思っていました。でもこの一件で娘には保佐人、または補助人が必要なのだとあらためて思いました。現行の成年後見人制度は、費用がかかる、一度選定されると一生涯変更ができないなど不便な点があります。また、周りから見たら「それって無駄使いじゃない?」も思えることでも、本人にとっては「すごく重要で、生きていくうえでとても大切なこと。唯一の楽しみ」という場合もあるので、なんでもかんでも管理・制限するのはどうなんだろう?という気持ちもあります。現在、成年後見人制度はいろいろな観点から見直しが論じられているので、これからも注視していこうと思っています。経験して身につく貯蓄が底をついてはじめて自分の置かれている立場を理解したようで、娘は生活の見直しをしました。・習い事を減らし、ポケットWi-Fiは解約・外食は控える・通帳は“貴重品”としてグループホームの世話人さんに預け、お金は本当に必要なときだけ引き出し、何に使ったか記録する・携帯には再度フィルターをかける娘は何事も経験しないと分からないタイプです。働かなければ収入が減り、それまでと同じ生活を送るのは難しくなるということは、当然娘も『知識』として分かっていたと思います。でも実際経験して初めて『実感』したのでしょう。また、計算が苦手な自分が、お金の管理を自分一人でする難しさにも改めて気づいたようです。休職中も娘は「働きたくない」と思っていたわけではありません。娘はコミュニケーションは得意ではありませんが、一人でいるよりも誰かといる方が好きなので「吐き気やだるさがなければ働きたい」と、ずっと言っていました。今回の出来事は、娘が次の新たなステップに進む一つのきっかけにもなったと私は思っています。彼女はさらなる自己理解を経て、オトナへの階段をまた一段登りました。随分と高い授業料となってしまいましたが(笑)(執筆/荒木まち子)(監修:渡部先生より)確かに授業料は高くついてしまいましたが、娘さんが生活の見直しをできたという成果も大きかったですね。成年後見制度は一度始めたら原則やめられないものですが、相続や契約など必要なときのみ利用して、その手続きが終了したらほかの制度に移行して後見人は辞任する、といった見直しが現在検討されています。また、成年後見制度以外にも、日常生活自立支援事業など、障害のある方を支える制度もありますので、今後の制度の動きを見ながら、娘さんがより安心して生活できる仕組みを選んでください。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月19日17歳~19歳の価値観やライフデザインなどを調査日本財団では、成人年齢が18歳に引き下げられたことをきっかけに、18歳の若者がどんなことを考え、物事を捉えているのかを知るために「18歳意識調査」を定期的に実施しています。第52回では、「価値観・ライフデザイン」をテーマにしており、今回はその結果から、特に子育てにかかわる部分をご紹介します。※なお、この調査は全国の17歳~19歳の男女1,000人を対象にインターネットを通じて実施しているため回答者がインターネット利用者に限られるなど、回答者に何らかの偏りが生じる可能性があり、必ずしも日本全体の17~19歳男女に妥当するものではありません。「子どもを持ちたい」16~18歳は男女とも6割16~18歳というと、少子社会で生まれ育ってきた世代ですが、子どもを持つことに対してはどう思っているのでしょうか。「あなたは将来、子どもを持ちたいと思いますか」という設問に対して、「持ちたいと思う」「どちらかと言えば持ちたいと思う」と回答した人の合計の割合は、男性で6割強、女性が6割弱となっています。親になりたいと考える人の方が多いようです。しかしその一方、「あなたは、実際には、自分は将来、子どもを持つと思いますか?」という問いに対しては、「必ず持つと思う」「多分持つと思う」と回答した人の合計の割合は、男性で約46%、女性が約45%とそれぞれ4割台にとどまっています。また、女性に注目して見てみると、子どもを持ちたくないと思う人は24.8%と、4人に1人の割合になり、男性(17.8%)よりも多い結果となりました。日本財団「18歳意識調査 第52回 –価値観・ライフデザイン–報告書」より経済的な理由が最も大きな障壁に先の設問では、子どもを持ちたいという希望と、実際に持つかどうかの現実性の認識に違いが見られました。そこで、「将来子どもを持つうえでの障壁」についての考えも見てみます。将来、子どもを持つにあたって特に障壁となる可能性が高いものとして、男女ともに「金銭的な負担」がトップとなりました。次いで「仕事との両立」「時間的な負担」が続いています。子育てにかかるお金への不安を感じている若者が多いようです。また、女性の回答だけに目を向けてみると、「時間的な負担」以外はすべての項目で男性を上回っており、男性よりもさまざまな障壁を想定していることがわかります。これらは女性が妊娠・出産するということを考えると当然な回答とも言えますが、とくに「精神的な負担」「身体的な負担」で男女差が見られる結果となりました。あなたが将来、子どもを持つにあたって、特に障害となる可能性が高いというものを、いくつでも選んでください。(複数回答)日本財団「18歳意識調査 第52回 –価値観・ライフデザイン–報告書」より子どもを持たない理由は?男女での違いも今見たように、考えられる子育ての障壁のトップは金銭的負担となりましたが、この金銭的負担が子ども持たない理由としても上位に挙がりました。女性で1位、男性で2位となっています。男性の理由のトップは「パートナーがいないと思うから」(38.3%)、僅差で「金銭的な負担が大きいと思うから」(35.7%)と続き、次いで「精神的な負担が大きいと思うから」(30.4%)となっています。女性は「金銭的な負担が大きいと思うから」(53.6%)に続いて、「精神的な負担が大きいと思うから」(51.8%)、「体力的な負担が大きいと思うから」(37.5%)が上位を占めました。あなたが将来、子どもを持たないと思う理由について、特に障害となる可能性が高いというものを、いくつでも選んでください。(複数回答)日本財団「18歳意識調査 第52回 –価値観・ライフデザイン–報告書」よりまとめ少子高齢化は日本社会の大きな課題と言われ続けていますが、残念ながら改善の兆しが見えてこないと言わざるを得ない現状です。今回ご紹介した十代の考えにもそれが反映されており、子育てに立ちはだかる障壁に不安を抱いている人が多いことが分かります。子どもを持ちたいと考えていても、経済的な負担などの問題を考えると二の足を踏んでしまう、というのはとても残念で悲しいことです。子どもを望む人たちが少しでも安心して出産できる環境をつくることは、待ったなしの重要な課題であることを改めて認識する結果でした。(マイナビ子育て編集部)※画像はイメージです調査概要■18歳意識調査「第52回 –価値観・ライフデザイン–」報告書/日本財団調査地域:全国調査対象:17歳~19歳までの男女調査時期:2022年12月2日~5日有効回答数:1,000サンプル<関連記事>✅配偶者の呼び方を相手によって変えている人が多数派!目上の人には 「妻・主人」、近しい人には「嫁・旦那」✅夫が「ごみ袋の交換」以外にやっている家事とは?夫婦の家事分担の実態調査✅高校生が「親になりたくない」と思う理由、4割超を占めた回答が意外!?「子どもが嫌い」を上回ったものとは
2023年06月16日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。ドキドキワクワクの入学式。もっつんさんが待ち構えていると、補助の先生に付き添われて入場してくるタクくんの姿が。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は教科書や書類の配布などで慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を聞くことができませんでした。入学からしばらく経ったころ、担任の先生から電話があり、学校でのタクくんの様子について、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」など衝撃の事実を知らされたのです。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、夫にもなかなか本音を言い出せず、もっつんさんの疲労とストレスはたまる一方でした。 そんな中、学童の先生に「ちょっとお話いいかな?」と呼び出されました。どうやら学童でも友だちともめたり、勝手に部屋から出たりしているとのこと。 タクくんの発達について不安を抱えていたもっつんさんは、正直にそのことを先生に伝えました。 「保育園のときは加配などはなく、幼児健診も引っかかったことはありません」「ですが、手のかかるこことが多く、発達が気になっています」 すると先生は……。 きっと、先生は気づいていた… 学童のベテラン先生は穏やかな人柄で、もっつんさんの戸惑いや子育てに疲れた気持ちに寄り添って話を聞いてくれました。 話をじっくりと聞いてもらったことで、「タクともっと向き合おうと、強く思えるようになった」と振り返るもっつんさん。 信頼できる人に悩みを聞いてもらえると、すっきりして前向きになれることがありますよね。もっつんさんは学童の先生にすべて打ち明け、「何かあっても相談できる人がいる」と思えたことで、不安な気持ちが少しラクになったのかもしれません。 学童の先生と話をした時間は10分ほどだったそうですが、もっつんさん・タクくん親子にとって大きな一歩になったことでしょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年06月08日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。元気いっぱいのタクくんが小学校に入学し、これから始まる新しい生活に胸を高鳴らせるもっつんさん。しかし、タクくんは学校で次々とハプニングを起こし……。ドキドキワクワクの入学式。もっつんさんが待ち構えていると、補助の先生に付き添われて入場してくるタクくんの姿が。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は教科書や書類の配布などで慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を質問することができませんでした。入学からしばらく経ったころ、担任の先生から電話があり、学校でのタクくんの様子について、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」など衝撃の事実を知らされたのです。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、夫にもなかなか本音を言い出せず、もっつんさんの疲労とストレスはたまる一方でした。 そんな中、仕事終わりに学童へタクくんを迎えに行くと、学童の先生に「ちょっとお話いいかな?」と呼び出されたもっつんさん。 先生いわく、タクくんがお友だちともめたり、勝手に部屋から出たりしているようで、学校と同じ状況であることが判明し……。 息子の問題行動は、私の育て方の問題…? ※訂正:(誤)検診→(正)健診 ※訂正:(誤)検診→(正)健診 タクくんの発達について、常に不安な気持ちでいたもっつんさん。「悩む気持ちを奮い立たせてがむしゃらに走ってきたけれど、やはり第三者から見てもタクは違和感あるんだと知り、もっと向き合って知らなきゃいけないと思った」とのこと。 子育てにおいては特に、不安なことがあるとつい情報収集に没頭し、情報過多で混乱してしまったり、モヤモヤしてしまったりすることがありますよね。ずっとひとりで抱え込んできたもっつんさんですが、学童の先生の言葉をきっかけに、自分を責めるのではなく、わが子と向き合う決心をしたようです。自分の悩みや不安を吐き出すのは勇気がいることです。タクくんのことを考えて一歩踏み出したもっつんさん。これから明るい道が開けるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年06月07日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。元気いっぱいのタクくんが小学校に入学し、これから始まる新しい生活に胸を高鳴らせるもっつんさん。しかし、タクくんは学校で次々とハプニングを起こし……。ドキドキワクワクの入学式当日を迎え、もっつんさんはタクくんが入場する瞬間を待ち構えていたのですが、なかなか来る気配がありません。「名前の順だと過ぎているはず……」と、もっつんさんがハラハラしていると、補助の先生に付き添われて入場してくるタクくんの姿が。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は教科書や書類の配布などで慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を質問することができませんでした。その後、タクくんは順調に小学校生活を送っていると思っていたのですが、担任の先生から電話があり、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」など衝撃の事実を知らされます。その都度タクくんに厳しく注意するものの、同じことが繰り返され、本人は何が悪いのかよくわかっていない様子で、もっつんさんは頭を悩ませていました。 実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、もっつんさんの疲労とストレスはたまる一方です。 もっつんさんは、話を聞いてくれる夫の帰りを、毎日待ちわびていて……。 私の気持ち、考えてる? 帰宅後、1階でゆっくりテレビを見てから2階に上がってきた夫に対して、「帰ってきたなら、いろいろと手伝ってよ。今日も大変だったんだよ」という言葉をグッと飲み込むもっつんさん。 仕事で疲れて帰ってくるパパに弱音や愚痴は吐きたくない。タクくんは自分の連れ子だから、私が責任持ってしつけなきゃ。私がしっかり頑張らないと……。と、当時はひとりで抱え込んで我慢しすぎてしまっていたとのこと。 バツイチで子連れだからといって、負い目を感じる必要は何もありません。これまでの人生があったからこそ、今の幸せがあるとも言えます。たとえ血のつながりはなくても、タクくんの父親は、もつパパさんです。もっつんさんひとりで抱え込まずに、夫婦で協力しあい、タクくんの成長を見守っていけるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年06月05日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。元気いっぱいのタクくんが小学校に入学し、これから始まる新しい生活に胸を高鳴らせるもっつんさん。しかし、タクくんは学校で次々とハプニングを起こし……。ドキドキワクワクの入学式当日を迎え、もっつんさんはタクくんが入場する瞬間を待ち構えていたのですが、なかなか来る気配がありません。「名前の順だと過ぎているはず……」と、もっつんさんがハラハラしていると、補助の先生に付き添われて入場してくるタクくんの姿が。何も聞かされていなかったもっつんさんは動揺したものの、入学式後は教科書や書類の配布などで慌ただしく、補助の先生がついてくれていた理由を質問することができませんでした。その後、タクくんは順調に小学校生活を送っていると思っていたのですが、担任の先生から電話があり、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」など衝撃の事実を知らされます。もっつんさんは、その都度タクくんに厳しく注意するものの、同じことが繰り返され、本人は何が悪いのかよくわかっていない様子……。 実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。そのため、もっつんさんの疲労とストレスはたまる一方でした。そんな中、タクくんを叱っていると、同居中の義母から声をかけられて……。 この環境…、きっつい!! 子連れ再婚で、義家族(義父・義母・義祖父)との同居をしていたもっつんさん親子。まるで下宿をしているような気分で、同居ストレスと子育てストレスが同時に襲ってきていたそうです。義実家との同居生活は、世代間のギャップや価値観の違いなど、さまざまな問題点が見えてきてしまうもの。もっつんさんは、話を聞いてくれる夫の帰りを、毎日待ちわびていました。 SNSのコメント欄には、 「細かいことの積み重ねで、すり減っちゃう」 「よく頑張っていましたね……。見ていて心がキュッとなりました」 「なんてキツい環境……。本当にお疲れさまです」 など、同居によるストレスに共感する声が多く寄せられています。 息が詰まってきてしまったときには、自分自身の気持ちを優先して心の余裕を持つことも忘れずに。家族に相談するだけでなく、信頼できる周囲の人や、カウンセリングを受けることができる専門機関に相談し、ゆっくり話を聞いてもらうことで気持ちがラクになるかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年06月04日「(第3号被保険者制度の廃止を盛り込んだ)『働き方に中立的な社会保険制度等のあり方に関する連合としての検討の方向性(素案)』についても提起しました」5月18日に行われた日本最大の労働組合の全国中央組織「連合」の定例記者会見で芳野友子会長(57)がこう口火を切った。公的年金制度には、厚生年金に加入する夫の配偶者、いわゆる“サラリーマンの妻”は、一定収入以下なら自分で保険料を支払わなくても基礎年金を受給できる「第3号被保険者制度」がある。この制度については、「優遇されている」「不公平だ」という批判も多い。仮に廃止されるとなると、専業主婦も国民年金保険料を払うことになる。連合の芳野会長の発言について全国紙記者がこう解説する。「記者会見の質疑応答で『第3号の廃止を(連合が)明確に前に出したのは初めてではないか?』との質問も飛び、事務局も否定しませんでした。社会保険料の収入を増やしたい政府から廃止の声が出てくるのはわかります。しかし、制度の恩恵を受けている専業主婦の妻のいるサラリーマンの組合員も多い労働組合から出てくるのは異例のこと。芳野会長は2021年の就任以来、麻生太郎副総裁と会食したり、自民党大会に出席する意向が報じられたりするなど、自民党との距離を縮めています。岸田首相と“共闘”して制度の見直しを画策していると思われてもしかたありません」政府は昨年6月14日に閣議決定した「男女共同参画白書」の中でも、第3号被保険者制度の見直しを提言している。岸田政権と連合の会長がタッグを組んで狙い撃ちする第3号被保険者について「よこはまライフプランニング」代表で社会保険労務士の井内義典さんがこう解説する。「第3号被保険者制度は、専業主婦世帯が主流だった1986年4月に始まった制度です。それまで自営業者向けだった国民年金制度が、全国民共通の保障である基礎年金制度になり、会社員や公務員、その配偶者も国民年金の被保険者になりました。その際、いわゆる“サラリーマンの妻”である被扶養配偶者を第3号被保険者に区分することになったのです」それまでの年金制度では会社員や公務員の配偶者である専業主婦は国民年金への加入義務がなかったのだという。「年金は、サラリーマンの夫だけで、年金受給額も夫婦2人分としてまとめて計算されていました。そのため離婚したり障害を負ったりすると“サラリーマン妻”は無年金になり、たちまち生活に困窮してしまうことが少なくなかったのです」(井内さん)当時は女性の社会進出が難しい時代。男性は家庭を顧みずに働くのが美徳とされ、家事や育児のほとんどを押しつけられた女性は、働きに出ることが困難な時代でもあった。■未納10年で20万円年金が減る「第3号被保険者には収入の壁があり、基本的に年収が130万円未満ならば、自ら年金保険料を払わなくても“サラリーマンの妻”である期間は、保険料を納めたとみなされ、老齢基礎年金もその期間に合わせて支給されます。その保険料は夫の厚生年金制度が負担する枠組みです」(井内さん)現在、第3号被保険者は763万人いるといわれているが、制度が廃止された場合、専業主婦にはどんな負担が生じるのだろうか。「会社員の妻は、第3号被保険者から第1号被保険者になり、国民年金の保険料1カ月あたり1万6千520円を支払う必要が出てきます。年間約20万円の保険料は、家計への影響が大きいでしょう」(井内さん)妻に収入がない場合は夫が妻の国民年金の保険料を支払うことに。保険料は「社会保険料控除」の対象になり、夫の所得税や住民税の支払い額が減る。そこで夫の年収額を400万円、600万円、800万円でそれぞれの実質的な負担額を計算してみた。その結果、年収600万円の世帯では年間15万8240円の負担がかかることが明らかに。10年間だと約160万円もの負担だ。制度の廃止前と同様の年金額がもらえても、この負担ぶん、老後資金が目減りすることになる。また第3号被保険者から第1号被保険者になった場合には、自ら市区町村の国民年金の窓口に出向き手続きをする必要がある。手続きを忘れ、未納状態になった場合、受給できる年金額が減ることになる。「20~60歳まで国民年金は強制加入です。手続きを行わなかった場合、保険料の未納扱いになります。仮に専業主婦の方が10年間未納だった場合は、40年分の老齢基礎年金の満額79万5000円の4分の1にあたる19万8750円が減ってしまいます」(井内さん)■“主婦の年金”に手を付ける前にやるべきこと目の敵にされている専業主婦の年金。一方で、国は家事や育児、介護などが妻に押しつけられている状態を放置してきた。その結果、多くの女性は、専業主婦か、非正規やパートで働くことを余儀なくされてきたのだ。しかし、岸田政権はこうした状況を放置するばかりか、女性にさらなる負担を押し付けかねない政策を検討していると、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんは指摘する。「介護保険制度を見直す議論で『介護サービスの自己負担の引き上げ』も検討されています。自己負担が引き上げられれば、介護サービスの利用控えが起こるでしょう。そのぶんの介護は家庭で担うことになりますが、女性が負担を強いられる可能性が高いでしょう」(柏木さん)まず行うべきは「保育制度や介護制度を整えて、女性が働きやすい環境を作ることだ」と柏木さんは言う。「あわせて、男女の賃金格差や、非正規雇用と正規雇用の待遇差の解消などもセットで行う必要があります。それをせずに、主婦の年金を廃止したり、扶養制度を縮小したりするのは、ただ女性を肉体的にも、金銭的にも追い込んでいくだけなのです」岸田首相も、連合も“主婦いじめ”を行う前に、やるべきことがあるはずだ。
2023年06月01日世界の子どもたちの飢餓を救い、SDGsへの貢献としても大きな注目を集めている学校給食支援。TOHOシネマズでは、ポップコーンを通じてこの学校給食支援=SDGsに貢献できるレッドカップキャンペーンを実施中だ。現在、世界の特に途上国には、栄養のある食事を摂れず発育不全に陥ってしまったり、貧困で学校に通うことができない子どもたちがたくさんいる。貧しい家庭では、子どもたちは生計を支えるために学校に通わずに働かなければならず、また女の子はまともな教育も受けずに若くして結婚させられたりする地域もあるため、小学校に通えない子どもたちは6700万人、5歳未満の子どもの5人にひとりに当たる約1億4920万人が発育阻害に陥っているという(ユネスコ・国連WFP調べ)。そんな中、国連WFPが行っているのが、途上国の子どもたちの学校給食を支援するレッドカップキャンペーン。国連WFPとは、「飢餓をゼロにすること」を使命に活動する国連唯一の食料支援機関。彼らが給食を入れる容器として使っている赤いカップをシンボルに、賛同企業の対象商品の売上の一部が支援として寄付され、2011年以降、累計2000万人以上の子どもたちに給食支援が届けられているのだ。TOHOシネマズもこのレッドカップキャンペーンに2023年3月から参加しており、劇場で販売されているポップコーンの売上の一部が学校給食支援に寄付される。本キャンペーンは2024年2月29日(木)まで実施予定で、ポップコーンの味は、塩、キャラメル、塩&キャラメルの3種類、セットも対象となる。さらにぴあでは6月11日(日)まで、TOHOシネマズでポップコーンを購入した際のレッドカップの写真を指定のハッシュタグつきでツイートすると、1000円のTOHOシネマズギフトカードが30名に当たるプレゼントキャンペーンも実施中。すでに参加しているユーザーからは、「なんでポップコーンのカップが赤いのか?調べて分かった。子供と映画の時しかポップコーン食べないけど、期間中は1人映画でも頑張って食べる」「美味しく食べて、少しでも誰かのためになっているってなんか嬉しい」「世界の子供達も平等に美味しい給食が頂けますように」といった声も。子どもたちの夢や将来も助けることになるこの活動に、ぜひ注目いただきたい。【レッドカップキャンペーン】2024年2月29日(木)まで実施中■対象商品ポップコーン(塩/キャラメル/塩&キャラメル)※セットも対象。■レッドカップ配布劇場全国のTOHOシネマズ劇場※レッドカップの配布は一部劇場では5月以降順次となります。【ツイッタープレゼントキャンペーン】詳細は こちら()■キャンペーンハッシュタグ#TOHOシネマズでレッドカップキャンペーン■ツイッターキャンペーン展開期間2023年5月2日(火)~2023年6月11日(日)
2023年05月25日国や自治体が行っている助成制度。調べてみると意外とある!申請すればお金がもらえるor戻ってくる制度を賢く活用しよう。必要な代金の一部を負担してもらえる!自分のお金で全額なんとかしようと思っているモノやコトのなかには、国や自治体が助成してくれるケースが意外とある。「コロナ禍で始まった『全国旅行支援』はその一つです。ほかにも、資格や技術の取得にかかった費用を一部負担してもらえる『教育訓練給付制度』などもあります。ただ、国や自治体が行っている助成制度は、大々的に宣伝していないことも多いので、知らないまま過ごしている人もいるのでは?物価が上がる一方で、収入が増えにくい今の時代、こうした制度を知っておくことは、家計を助けるうえで有効です。支給を受けるには条件もさまざまあるので、自ら情報を取りに行き、上手に活用しましょう」(ファイナンシャルプランナー・丸山晴美さん)全国旅行支援1泊あたり最大7000円お得。国内旅行を考えているなら、政府が実施している「全国旅行支援」をチェック。宿泊を伴う交通手段付きの旅行代金が、1泊最大5000円割引。さらに、平日なら1泊2000円分の地域クーポンがもらえるので、最大7000円分お得に旅行ができることになる。どの宿や旅行会社が実施しているのかは、観光庁のホームページ「全国旅行支援 都道府県連絡先一覧」から、各都道府県の情報が確認可能。実施期間は、都道府県により異なるが、最長7月21日まで。利用条件だったワクチン接種証明または陰性証明の提示は、5月8日から不要になっている。未払賃金立替払制度会社が倒産しても賃金8割は確保。自分が働いている会社が、賃金を払ってくれずに倒産してしまったら…。そんな時でも諦めなくて大丈夫。会社の代わりに、国が未払い賃金の一部を立て替えてくれる制度がある。ボーナスは対象外など条件や上限はあるが、未払い賃金の8割がもらえるから一安心。教育訓練給付制度受講費用の一部が戻ってくる!働くうえで必要な資格や技術を取得するために、講座やスクールに通いたいと思う人も多いはず。その費用の一部を、国が負担してくれるのがこの制度。給付対象はレベルに応じて3種類あり、例えば「一般教育訓練」なら、受講費用の20%(上限10万円)が戻ってくる。指定講座は、厚生労働省のホームページから検索できる。結婚新生活支援事業費補助金新居の家賃などを最大60万円。結婚した時に新居の家賃や引っ越し費用などを、自治体が負担してくれる制度。条件は、夫婦ともに婚姻日の年齢が39歳以下で、夫婦の合計所得が400万円未満であることなど。支給金額の上限は30万~60万円。ただし、自治体によって実施しているところと、していないところがあるので、住みたい市区町村に問い合わせてみよう。生ごみ処理機購入助成金制度購入代金から2万~3万円バック。エコや生ごみ処理の手間を減らす観点から、家庭用電気式生ごみ処理機の購入を検討している人は注目。購入時の費用を自治体が、2分の1~3分の1以内、上限2万~3万円まで助成してくれる。自治体によって金額も実施の有無も変わるので、問い合わせてみると。丸山晴美さん節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー。食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを執筆、監修。近著に『お金を活かす ハッピーエンディングノート』(東京新聞)。※『anan』2023年5月24日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年05月21日おもしろくてほっこりする日常を描いた「カエル母さんのゆるゆる子育て」ですが、今回で最終話となります。子ども達とのあるあるに思わず笑ったり共感した方も多いのではないでしょうか。忙しい育児、大変なこともたくさん! そんな子ども達との日常のなかでの気付きとは……。こんにちは、ユウコトリトリです。 小学生から高校生まで、3人の子どもを子育て中です。 さて、第70話を迎えました「カエル母さんのゆるゆる子育て」ですが、今回が最終話となります。連載開始から約3年、子どもたちはそれぞれ成長し、読み返すと懐かしい思い出ばかりです。今回は、子どもたちの成長ぶりを感じさせる、近況を報告させていただきます。 大変だけどそれ以上の幸せを運んでくる 長女は高校生になり、環境が大きく変わりながらも新しい生活を楽しんでいるようです。「高校楽しい?」と聞くと「楽しい!」と即答してくれるのが、親としては何よりうれしいです。 長男は小学6年生になり、だいぶしっかりしてきました。低学年時の授業参観では席を立って、私のところに何度もやってきたのは懐かしい思い出……。しかし、油断すると盛大に忘れ物をするので、気が抜けません。 そして、まだまだ心配が尽きない次男。注意されるトップスリーに名を連ねている模様です。それでも先生の話を聞く限りですが、わずかに1年生のときより改善している……気がします。 性格も三者三様で、成長のペースもバラバラ。子どもと一緒に親も成長していくのが理想ですが、私に至らないことが多すぎて……親としても未熟さを感じることばかりです。 悩んだり大変なことも多い子育てですが、それ以上にふとしたことで、楽しみや幸せを感じさせてくれるのも子育てです。これからも、頑張りすぎず「ゆるゆる子育て」を楽しんでまいります! 読者の皆さま、約3年間お付き合いいただきましてありがとうございました。まだまだ続く子育て生活、お互いに楽しみましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター ユウコトリトリ
2023年05月14日日本公認心理師ネットワークが運営する「ここちよい子育て」が2023年5月19日(金)21時〜22時30分に「自信と能力のある子どもを育てる」をテーマに、オーストラリアで開発された前向き子育てプログラムTriple Pのオンラインセミナーを行います。自信と能力のある子どもを育てる子育て自信と能力のある子どもを育てるために、親ができることは多くあります。このオンラインセミナーは、世界的に効果が認められており、WHOも推奨している子育てプログラム「前向き子育てプログラムTriple P」のセミナーシリーズの一部です。このオンラインセミナーでは、子どもたちが自信を持って自分の力を発揮できるように、親としてどのようにサポートすればよいかについて学びます。セミナーの内容は以下の通りです。・子どもが学校やそれ以外の場で自信を持ってうまくやっていけるようにサポートする方法・子どもが他者とコミュニケーションを取って、うまく付き合うのをサポートする方法・子どもの自己肯定感を高め、自立して問題解決できるようにサポートする方法など前向き子育てプログラムTriple PとはTriple Pは、前向き子育てプログラム(positive paernting program)の略称で、親が子どもを育てるための具体的なスキルや戦略を学ぶことができます。このプログラムでは、ポジティブな接し方を身につけることが重要なポイントとなります。親は、子どもに対して常にポジティブな姿勢で接し、子どもの問題行動に対しても冷静に対処することが求められます。また、Triple Pは、子どもとの良好な関係を促進し、子どもの行動上の問題を減少させ、親のストレスを軽減することにも役立つことが実証されています。開催概要【対象の方】・12歳までのお子さんを育てている方・そのほか、子育てや子育て支援に関心のある方【日時】5月19日21時00分〜22時30分(質疑応答含みます)【講師】香川葉月(公認心理師・臨床心理士・オーストラリアクイーンズランド大学認定トリプルPトレーナー)【参加費】セミナー1回:2980円(講演内容がまとめられた子育てのヒント集(チップシート)と郵送代を含みます)リチェルカ、アポロの保護者の方:1980円【方法】Zoomで開催します。せっかくの機会ですので、ビデオオンにできる方はぜひビデオオンにしていただき、講師にたくさんご質問ください。参加するには親は、自宅でセミナーを受講することができ、スマートフォンやタブレット、パソコンからアクセスすることができます。下記のURLからお申し込みください。【トリプルPセミナー】自信と能力のある子どもを育てる : SNSなどTwitter投稿 : instagram投稿 : LINE Add Friend : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月30日皆さんは、子育てで思わず嫌になってしまった経験はありませんか? 予想外の出来事の連続で、ついついストレスが溜まってしまいますよね。 そこで今回は、皆さんから集めた子育てのエピソードを紹介します。子育ては手伝ってくれるが…我が家のパパは子育てを手伝ってくれるのですが…。子どもと接するときに、うまくいかなかったり、子どもが泣き止まなかったりすると、すぐに「ママー!」と呼ばれます。私はあなたのママではないんですが…と思うのです。ただでさえ子育てで忙しいのに、パパに振り回されることで余計に大変になってしまいます。モヤモヤ…また、寝かしつけをお願いすると、絵本を選んだ子どもたちに向かって「よし!誰が1番最初に寝るか競争だ!」と言いますが…。結局、パパが1番に就寝するので、競争の意味がありません。そして子どもたちは「ママー!本読んでー!」と、結局私が寝かしつけをすることになるのです。「早く寝る競争なんて、パパが1番に決まってるじゃん!」と指摘しても、華麗にスルーされます。(匿名)子育ては大変…ただでさえ大変な子育てですが、問題が積み重なると嫌になってしまいますよね。夫婦で協力して子育てができる関係を築いていきたいものです…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月30日ファイナンシャルプランナーの大野先生が、2023年度から変わる・始まる子育てを支援する制度について教えてくれました。子育て世帯に関わる行政の制度は色々とありますが、具体的な内容を把握できていないという方もいることでしょう。家計にも助かる制度も多いので、この機会にぜひ確認しておきましょう! 2023年度が始まり1か月が過ぎようとしていますが、行政の制度も新設・変更となるタイミングの多い時期でもあります。今回は2023年4月から変わる・始まる制度について、主なものをお伝えします。今回の情報は2023年4月21日現在の内容となります。その後に変更になる場合もありますので、ご了承ください。 1.出産育児一時金が50万円になりました出産育児一時金は健康保険に加入している人(本人または扶養家族)が妊娠4か月(85日)以上で出産した場合、出産費用の一部が健康保険から支給される制度ですが、2023年4月1日以降に出産された場合、支給額がお子さん1人につき50万円(2023年3月31日以前の出産は42万円)に変更となりました。 2.低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金が支給されます最近の物価上昇の影響を大きく受ける低所得の子育て世帯に、生活の支援を行う観点から、政府主導で児童扶養手当受給者等の低所得のひとり親世帯やその他の住民税均等割が非課税の子育て世帯等に対し、児童1人あたり5万円の特別給付金が支給されます。支給対象者は以下の通りです。 ①児童扶養手当の受給者等(低所得のひとり親世帯)②上記①以外の住民税均等割が非課税の子育て世帯(その他低所得の子育て世帯) ※②の要件については、お住まいの市区町村のホームページまたは担当部署にご確認ください。 児童扶養手当の受給者や令和4年度「低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金(ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯分)」の受給者は申請不要ですが、家計が急変した場合などで対象となる場合には申請が必要になりますので、お住まいの市区町村でご確認ください。 3.児童手当の所得制限等の変更は今後具体化される予定です2023年4月21日現在では、児童手当の所得制限等の変更は決定されていませんが、3月31日にこども政策担当大臣発表の「こども・子育て政策の強化について(試案)」によりますと、①児童手当の所得制限の撤廃、②児童手当の支給期間を高校卒業まで延長(現行制度は中学校卒業まで)、③多子の場合の支給額増額について、2023年6月までにその他の子育て・経済政策とともに検討するとのことです。 4.自治体独自の助成・給付金も確認しましょう自治体も新年度を迎え、自治体独自の制度が始まったり、変更されたりする時期です。お住まいの都道府県や市区町村のホームページや広報誌を確認して、利用できる制度がないか確認をすると良いでしょう。東京都では児童手当とは別に、都内在住の0歳~18歳までの子どもに1人当たり月5000円の給付金を支給する「018サポート」を2024年1月から始める準備をしています。また、子育て向けの助成以外にも金銭的な補助が受けられる制度があります。2点例を挙げますと、2023年4月から努力義務化された自転車乗用時のヘルメットの購入に対して、名古屋市では、2023年6月1日から名古屋市在住の全年齢の人に対し、安全基準を満たす新品の自転車用ヘルメットの購入をする場合、購入費用の2分の1・上限2000円までの補助を予定しています。また、熊本市では5万円以上の省エネ家電製品(エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、LED照明器具)の購入に対し、1万円の補助が受けられます。自転車ヘルメットや省エネ家電製品の購入に対して、多くの自治体で購入補助制度を実施していますので、購入を検討している人はお住まいの都道府県または市区町村で補助制度がないか確認をすると良いでしょう。 少子化対策は国でも自治体でも優先順位の高い課題となっているため、金銭的な助成だけでなく子育て支援の施設やサポートを利用しやすくする施策も同時に行っています。国の制度と合わせて、お住まいの都道府県や市区町村でも独自の施策を行っている場合も少なくありません。特に4月は新しい制度や変更となる制度が多い時期ですので、情報を確認するには良いタイミングです。なお、給付金や助成等の制度は、予算の上限がある場合もありますので、手続きをする場合には早めにすると適用となる可能性が高くなることも合わせて覚えておいてください。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
2023年04月28日子育て支援事業(主に保育園運営)を展開する一般社団法人信州子育てみらいネットは、妊娠中の方から保育園・幼稚園入園前のお子さんを持つ家庭への新しい支援を目的とした、オンライン保育園を2023年5月10日スタートします。このサービスは、子育て中の親子を応援するオンライン上の月額制コミュニティであり、実際の保育園のようなプログラムを提供や子育て家庭の交流を通して家庭での子育てをサポートします。オンラインで様々な子育て支援プログラムを提供、 家庭間の交流を通して子育てをサポート近年、政府は妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施(出産・子育て応援交付金)を推進しており、子育て支援の充実が求められています。特に出産前から2歳児までの子育て支援が重要とされており、当法人もこの取り組みに賛同し、オンライン保育園サービスを提供することで、子育て家庭に寄り添ったサポートを行ってまいります。<サポートしたい出産前からの子育て課題>1.子育ての知識や経験不足:初めての妊娠や出産、子育てに対する不安や不慣れさから、適切な情報やサポートが必要。2.子育て支援のアクセス:地域によっては、保育園や子育て支援センターなどの施設が不足しており、利用できるサービスが限られている場合がある。3.地域や家族とのつながり不足:核家族化が進み、地域や家族とのつながりが希薄になっていることから、孤立感や不安感が高まることがある。上記の課題に対し、当法人は以下の4つのテーマに基づいてオンライン保育園を展開します。●知る:子育てに関する情報提供や保育園、幼稚園のことが分かる●育てる:規則正しい生活リズムや音楽遊びで子どもの発達を促進●つながる:気軽に話せる育児仲間ができる●相談する:専門家へ子育て相談がいつでもできる政府の取り組みに加え、当法人が提供するオンライン保育園によって、子育て家庭が抱える課題に対応することができます。オンライン保育園を通じて、子育て家庭が安心して子育てを行える環境を整えることを目指します。また今後も、市区町村で開催される子育て支援の情報提供など、さまざまな取り組みを展開してまいります。【オンライン保育園サービス詳細】対象: 妊娠中から保育園・幼稚園等、入園前のお子さんをお持ちの方料金: 月額2,500円(初月無料)園長: 唐木さやかオンライン保育園では、専門家による相談や教育プログラム、他の家庭とのコミュニケーションの場などを提供することで、子育て家庭が抱える課題を解決し、安心して子育てに取り組むことができる環境を整えます。当法人では、すべての家庭が「子育てっていいな、楽しいな」と感じられる社会の実現に向け活動を行っています。そしてオンライン保育園が目指す社会の実現に向け一役買ってくれることを信じています。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年04月24日子育て支援事業(主に保育園運営)を展開する一般社団法人信州子育てみらいネット(所在地:長野県長野市、代表理事:山岸 裕始)は、妊娠中の方から保育園・幼稚園入園前のお子さんを持つ家庭への新しい支援を目的とした、オンライン保育園を2023年5月10日スタートします。このサービスは、子育て中の親子を応援するオンライン上の月額制コミュニティであり、実際の保育園のようなプログラムを提供や子育て家庭の交流を通して家庭での子育てをサポートします。オンライン保育園オンライン保育園 概要説明ページ 近年、政府は妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施(出産・子育て応援交付金)を推進しており、子育て支援の充実が求められています。特に出産前から2歳児までの子育て支援が重要とされており、当法人もこの取り組みに賛同し、オンライン保育園サービスを提供することで、子育て家庭に寄り添ったサポートを行ってまいります。<サポートしたい出産前からの子育て課題>1.子育ての知識や経験不足:初めての妊娠や出産、子育てに対する不安や不慣れさから、適切な情報やサポートが必要。2.子育て支援のアクセス:地域によっては、保育園や子育て支援センターなどの施設が不足しており、利用できるサービスが限られている場合がある。3.地域や家族とのつながり不足:核家族化が進み、地域や家族とのつながりが希薄になっていることから、孤立感や不安感が高まることがある。上記の課題に対し、当法人は以下の4つのテーマに基づいてオンライン保育園を展開します。●知る :子育てに関する情報提供や保育園、幼稚園のことが分かる●育てる :規則正しい生活リズムや音楽遊びで子どもの発達を促進●つながる:気軽に話せる育児仲間ができる●相談する:専門家へ子育て相談がいつでもできる政府の取り組みに加え、当法人が提供するオンライン保育園によって、子育て家庭が抱える課題に対応することができます。オンライン保育園を通じて、子育て家庭が安心して子育てを行える環境を整えることを目指します。また今後も、市区町村で開催される子育て支援の情報提供など、さまざまな取り組みを展開してまいります。・信州子育てみらいネット ・子育て情報メディア『子育てポケット』 ・YouTubeチャンネル『子育てポケット』 【オンライン保育園サービス詳細】対象: 妊娠中から保育園・幼稚園等、入園前のお子さんをお持ちの方料金: 月額2,500円(初月無料)園長: 唐木さやかURL : 記者会見の様子園長挨拶オンライン保育園では、専門家による相談や教育プログラム、他の家庭とのコミュニケーションの場などを提供することで、子育て家庭が抱える課題を解決し、安心して子育てに取り組むことができる環境を整えます。当法人では、すべての家庭が「子育てっていいな、楽しいな」と感じられる社会の実現に向け活動を行っています。そしてオンライン保育園が目指す社会の実現に向け一役買ってくれることを信じています。■団体概要法人名 : 一般社団法人信州子育てみらいネット代表者名: 山岸 裕始設立日 : 2015年4月10日所在地 : 長野市西三才2280-1業務内容: ・保育事業・子育て相談、情報提供および助言事業・地域における支援団体とのネットワーク事業・子育て家庭の雇用環境を含んだより望ましい子育て環境作りの事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月20日一般社団法人大学支援機構(理事長:田村 耕一、以下 大学支援機構)は2023年4月20日、クラウドファンディングサイト「Otsucle(おつくる)」において、研究者を継続的に支援する研究者支援プログラム「研究者紹介」で新しく、徳島大学の河口准教授のページを公開します。河口先生ページイメージ【ページ概要】タイトル :生態系サービスを活用したサステイナブルな地域づくりへの挑戦実施責任者:徳島大学大学院社会産業理工学研究部 社会基盤デザインコース准教授 河口 洋一 このプロジェクトは、徳島大学大学院社会産業理工学研究部 社会基盤デザインコース 河口 洋一准教授が、生態系サービスを活用したサステイナブルな地域づくりのために必要な根拠を学術的に証明する研究です。生態系サービスを活用したサステイナブルな地域づくりへの挑戦には、官学産といった多くの人々の協力や理解が必要です。生物多様性つまり自然は、その場所、場所で人の営みの中で継続して育てていくものです。現在、兵庫県の豊岡市周辺を除いてコウノトリが初めて繁殖した場所である鳴門市に定着したコウノトリのペアが利用する環境や餌生物、コウノトリの飛来によって動き出した新たな地域づくりについて研究を進めています。自然の環境下で簡単ではないですが学術的根拠を調べるためにデーターを取得し、耕作放棄や人口減少という課題にいち早く対応するためにも、豊かな生態系サービスの活用と地域づくりをすり合わせる手法の確立の研究を行っています。コウノトリビオトープレンコン畑【研究者紹介】「研究の力・科学の力の成長を見える化して応援しよう!!」科学の力は未来を変えてきました。科学技術の政治や経済、社会への影響力はとても大きくなっています。研究者には、世界を動かす可能性があります。その可能性をより分かりやすく、多くの人に知ってもらうことは大切なことです。大学には、多種多様な研究者が探求心をもち研究に取り組んでいます。研究には、発見や失敗という山や谷があります。その中で時々、「はじめて・面白い・びっくり」する場面の過程で大きな成果が得られることがあります。「研究者紹介」では、多くの皆さんに科学の力の成長を見ながら一緒に応援することを提案し、大学支援機構が継続的に支援する研究者を紹介しています。【Otsucle(おつくる)】Otsucle(おつくる)は、未来をつくる研究・教育・社会貢献などの分野で資金調達を応援していきます。挑戦者がアイディアや課題を実現するための資金をインターネットを通じて多数の支援者から集めることを目的としたものです。2016年の10月のサービス開始から累計で100件以上のクラウドファンディングをサポートしています。【一般社団法人大学支援機構】大学支援機構は、研究や教育の課題に集中できる環境の構築と地域社会に貢献する仕組みを提供する目的で2016年10月に設立されました。設立 : 平成28年10月3日所在地 : 徳島県徳島市新蔵町二丁目24番地代表理事 : 田村 耕一ホームページ: 事業内容 : 研究・教育・社会貢献などのためのクラウドファンディングサイトの運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月19日保育所の利用要件、緩和へ政府が重要な政策として位置付けている少子化対策の原案が2023年3月31日に発表されました。そこに盛り込まれたのが、保育所の利用要件を緩和する「こども誰でも通園制度」です。こども誰でも通園制度は、親が働いていなくても時間単位で保育所を利用できるようにする制度です。これまで要件を満たさず保育所に入れずにいた「無園児」や「未就園児」と呼ばれる子どもに支援を行き渡らせ、親子の孤立を防ぐことを狙いとしています。利用要件の緩和とあわせて、保育士の配置基準を見直すことも明記されました。保育の質の向上を目指し、現行の「1歳児6人に対して保育士ひとり」から「5人にひとり」に、4~5歳児は「30人にひとり」から「25人にひとり」へと改善される見込みです。現在の保育所の利用要件は?現在、保育所を利用するためには「保育の必要性」について認定を受けなければなりません。認定を受けるのに必要な要件には一定時間以上働いていることや、保護者の疾病・障害、同居親族の介護・看護などがあります。これらの理由から「保育に欠ける」、つまり家庭で保育することが難しいと判断された場合に保育所が利用できるのです。ただし、これらの要件を満たしても、必ず保育所が利用できるとは限らないのが現状です。就労状況や世帯の形態などにより細かなランク付けがされ、優先順位の高い順から入園となるため、結果的に子どもを預けられず「無園児」となるケースが出ています。2023年度からモデル事業がスタートこども誰でも通園制度は、2023年度からモデル事業をスタートする予定です。実施施設には定員に空きのある保育所や空き教室がある保育所を想定しており、20~30施設から開始して将来的に全国への展開を目指します。保育所を利用するための保育の必要性は問わず、就労していない保護者も対象です。週1~2日程度で定期的に子どもを預かり、保護者の支援にも取り掛かります。ゆくゆくは就労条件などの見直しも図りたい考えです。当初予算としては2億円が想定されており、実施施設には自治体から助成金が支払われます。住んでいる自治体が対象となるか、モデル事業に参加する保育所が近くにあるかなど、最新情報を確認していきましょう。保育所の利用緩和で負担軽減に期待子どもを保育所に預けずに子育てをしている家庭では、幼稚園に入園する3歳までは自宅で面倒をみるというのが一般的なのではないでしょうか。このあいだひとりで子どもに向き合い、孤立感を強めてしまうケースも少なくありません。これまでも自治体が一時預かりを実施してきましたが、保育所の利用要件が緩和されて定期利用が可能となれば、子育ての負担感はさらに軽減されることでしょう。子育てに余裕が生まれ、きょうだいの妊娠・出産に前向きになったり就労したりといった選択肢も広がります。政府は「2030年代に入るまでが少子化傾向を反転できるラストチャンス」と考え、今後3年間を少子化対策に集中的に取り組む期間として、対策の強化に乗り出します。財源の確保に課題が残りますが、子どもたちの未来が明るい社会となるよう政策の実現を期待したいですね。※この記事は2023年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年04月12日株式会社トムス・エンタテインメント(本社:東京都中野区 代表取締役社長:竹崎忠)は、2023年4月より新報酬制度を導入いたします。具体的には、前払割増賃金の廃止や賞与の一部組込みなどにより、年収における基本給の比率を高めることで、既存従業員の基本給を平均約30%程度アップさせる方針です。新報酬制度により新卒初任給は21万円から約24%アップの26万円となります。当社では、日本アニメ産業の持続的発展を目指し、アニメの制作環境やアニメビジネスの構造的問題などさまざまな課題の解決に取り組むとともに、これから入社する方も含め、社員が高い意欲で仕事に取り組める環境づくりを進めています。その一環として、新報酬制度を通じ、従業員の収入をより安定させるとともに、採用競争力の強化を目指します。【会社概要】会社名 : 株式会社トムス・エンタテインメント代表者 : 代表取締役社長 竹崎忠本社所在地: 〒164-0001 東京都中野区中野3丁目31番1号設立 : 1946年10月事業内容 : アニメーション作品の企画・制作・販売・配給および輸出入URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月03日共働きが増えてきている現代では、保育園に子どもを預ける家庭も多いかと思います。しかし、保育士さんも自分の子どもの子育ては初めて!ということももちろんあります。保育のプロではあるものの、自分の子どもの子育てにはどう対応しているのでしょうか?そこで今回は、累計再生数2,557万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「私だってママは初めてだよ」をご紹介します。保育士だけど、ママは初めて……友人の言葉に戸惑っていると……この漫画に読者からは……『保育士さんにはこれ言えば喜ぶと思ってた……』『色々知識あるからこそのいろんなことを考えて不安になる悪循環でした』『子どもなんてみんな個性違うから、おんなじように育てられるわけない!』『保育と育児は違う』などさまざまな意見がありました。なかには、同じ(似た)立場の方からの「わかる〜!!」という共感の声も。育児と保育はまた違うということを理解し、困っているときには助け合えるように声掛けをするのも大切なのかもしれませんね。保育士もみんなと変わらないママ保育士が保育のプロであっても、自分の子育てに戸惑いを感じたり、不安に感じたりする方もいるでしょう。仕事でやっていたとしても、自分のこととなると難しさも感じることもあるのではないでしょうか?そして子どもの個性もさまざま……。子育てにプロも正解もないのかもしれませんね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:なぁ
2023年04月03日給料や給付金、税金など、お金にまつわる制度は毎年変更が加えられています。自分に関係するものだけでも知っておきたいけれど、なかなか網羅するのは難しい…。そんな人に向けて、ファイナンシャルプランナーのこう(money_quest_fp)さんが「2023年に変わるお金の制度」を紹介しています。後から損をしないように、ぜひチェックしてみてください。出産・子育て世帯に渡るお金の増額2023年から出産・子育てクーポン(出産準備金)の配布が開始されました。妊娠の届け出をした際に「出産応援ギフト」、出生の届け出をした際に「子育て応援ギフト」がそれぞれ5万円配布されます。また、2023年4月から、出産育児一時金が増額されます。これまで42万円だった支給額が、50万円に増額となります。ただし、出産費用は全国平均で約47.3万円かかるとのこと。今後も継続的な少子化対策に期待したいところです。暮らしに関するお金の制度が変わる2023年4月から、時間外労働の賃金が引き上げになります。これまで中小企業では割増賃金率が25%でしたが、4月からは50%に増加します。年金に関しては、2023年4月から5年前みなし繰下げが開始されます。「5年前みなし繰下げ」とは、例えば70歳を過ぎて年金請求をしたとしても、5年前に請求をしたと見なし、年金額を増額する仕組みです。これにより年金の受け取り額が変わることもあるので、しっかり確認しておきましょう。絶対に理解すべき「インボイス制度」2023年10月から、インボイス制度が開始されます。フリーランス・個人事業主の方は、①請求書の様式、②消費税の申告、③フリーランスの仕事の仕方、の3つに変化が生じる可能性があります。また、会社員で副業されている方も関係しますので、しっかりチェックしましょう。インボイス制度は10月から始まりますが、開始直後から対応する場合は2023年3月末までに登録が必要です。抜け漏れのないよう、あらかじめ準備しておきましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月05日株式会社voice and peaceが運営するギフテッド・発達障害の支援者向け動画メディアincluvox《インクルボックス》は、子育て支援最大手JPホールディングスのグループ企業、株式会社日本保育総合研究所が運営する子育て支援プラットフォーム「コドメル」の会員向けに、2023年2月22日から割引キャンペーンを開始します。コドメル×インクルボックス【キャンペーン概要】キャンペーン期間:2023年2月22日(水)~2023年3月12日(日)キャンペーン対象:子育て支援プラットフォーム「コドメル」の会員(会員登録は無料)キャンペーン内容:上記期間中に子育て支援プラットフォーム「コドメル」からインクルボックスの利用を申し込むと月額利用料770円が10%OFF■コドメルとは?「家族みんなの笑顔のために」をコンセプトに、ベビー用品・衣料品などの子育て関連用品を主としたリユース品を、WEB上でユーザー同士が個々に出品・購入し合うマッチングサービスおよび子育て世代にとってお得なクーポンや子育てに関する情報・サービスを提供している子育て支援プラットフォームです。URL: ■コドメル運営会社 株式会社日本保育総合研究所代表取締役社長 田中 信一郎氏のコメント当社グループは、保育園や学童クラブ・児童館を運営する上で、インクルーシブな保育を目指しており、お子さまに障害があることや、文化の違いがあることなど、すべてにおいて「1人ひとりを理解し、発達を支援する」ということを大切にしています。日本保育総合研究所には、心理職や療育職・福祉職等の専門スタッフが所属し、当社グループが運営する子育て支援施設を巡回、お子さまが集団生活に適応できるための支援について保育士や放課後児童支援員からの相談対応や研修を行うなど、約15年にわたって保育現場を支援してきました。また、2022年4月より子育て世代の困りごとの解決を目指して、子育て支援プラットフォーム「コドメル」を展開しております。そうした中で、インクルボックスと出会いました。インクルボックスは「支援方法」「専門家の知見」「関連書籍の解説」など非常にわかりやすく、ワンストップで情報を収集できるメディアであると感じています。保護者や先生方に正しい知識を取得していただくため、このインクルボックスをご紹介させていただき、それぞれのご家庭・保育・育成現場の状況や保護者・先生方の気持ちに寄り添った支援を継続して行ってまいります。■インクルボックスとは?インクルボックスは、ギフテッドや発達障害の支援方法や支援情報などをワンストップで視聴できる動画メディアです。「専門家の最新知見」「発達障害のニュース番組」「発達障害の基本知識」「関連書籍の要約動画」「支援企業やイベント団体情報」「支援グッズ紹介」など10分程度の動画を配信しています。また支援に悩んだ時には「1分で分かる支援動画」を300本の動画から検索して視聴できます。インクルボックスはマルチデバイスで視聴可能工藤 勇一校長入山 章栄教授アニメーションでわかりやすく豊富な動画カテゴリー■インクルボックスが解決する課題は?インクルボックスは発達障害を巡る以下2点の課題を解決します。(1) 発達障害の対面型研修は効果が出ない2010年代、発達障害に関する学術論文で「教育者は発達障害の対応が不十分」「対面型研修の効果が出ていない」という内容が頻出します。文科省も「対面型研修の効果が低いことは喫緊の課題」と回答しています。また2022年にいわゆる「ギフテッド支援」有識者会議の中で、「教育者研修には動画コンテンツが適切」と明記されました。参考p24 (2) 日本は発達障害人材の未活用で損失2兆3,000億円ニューロダイバーシティの概念が進む海外で、発達障害は周辺社員の知見を高めることでイノベーション人材として活躍しています。日本では一般社員の発達障害の知見が向上しておらず発達障害人材の有効活用が出来ていません。企業内で知見を高めることで、イノベーションが促進され業績が向上します。参考: また改正差別解消法による2024年の「合理的配慮の義務化」にも対応可能です。インクルボックスはテレビクオリティの動画をスキマ時間で視聴し効率的に発達障害のリテラシーを向上させます。■インクルボックスの対象は?インクルボックスは動画を週に2本配信しています。(2023年1月段階で動画は430本以上配信済)保護者や教育者、人材活用や合理的配慮でお悩みのビジネスパーソンが、スキマ時間に「時短・ながら聴き・ながら見」でご利用いただいています。■インクルボックスの運営は?インクルボックスは現役アナウンサー(元テレビ東京)でギフテッドと発達障害の子供を持つ代表の赤平と、現役テレビスタッフ、発達障害支援有識者たちが運営しています。会員登録後は全ての動画を見放題。無料サンプル動画あり、登録後1カ月間は全動画視聴無料、いつでも解約可能。初期手数料や解約手数料は0円です。代表 赤平の略歴■代表:赤平 大(あかひら まさる)略歴元テレビ東京アナウンサー。現在はフリーアナとしてWOWOW「エキサイトマッチ」「ラグビーシックスネーションズ」ジェイ・スポーツ「フィギュアスケート」など実況、ナレーターとしてテレビ東京「モーニングサテライト」、NHK BS「晴れ、ときどきファーム!」「ザ少年倶楽部プレミアム」など担当。2015年から工藤 勇一校長(当時)のもと千代田区立麹町中学校でアドバイザー。2022年から工藤 勇一校長の横浜創英中学・高等学校でサイエンスコース講師を担当。2E(発達障害とギフテッドを併せ持つ)の子供の親。■《incluvox~インクルボックス~》サービス概要《価格》 : 月額770円(税込)※初期費用0円、いつでも解約可能、契約後1カ月無料※法人契約は割引料金でご利用いただけます《販売方法》: インクルボックスサイトで「新規登録」 ※法人契約の際はお問い合わせください 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月21日「個性的であれ」「子どもの個性を伸ばそう」など、子育てにおいて「個性」という言葉はさまざまな場面で使われます。ですが、そもそも何を指すのでしょう。性格のこと? 得意なこと? 人によって解釈はことなります。「個性って何?」「伸ばすにはどうしたらいい?」その答えを見つけるべく、さまざま子どもたちと向き合い続けている、小児科医の高橋先生にお話をお聞きしました。教えてくれた人高橋孝雄先生慶應義塾大学医学部 小児科主任教授医学博士。専門は小児科一般と小児神経。 日本小児科学会前会長。 米国マサチューセッツ総合病院小児神経科などでも勤務し、医師になってからの40年の間に、何万人もの子どもと親に出会ってきた。子育ての常識を変えた『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』(マガジンハウス)はベストセラーに。CONTENTS■そもそも「個性」ってなんだろう?■親の先回り育児によって個性が奪われる可能性も!■子ども自身が「やりたい!」と言える環境づくりが大切■子ども自身が個性を認識するのは同年代との触れ合い■そのときにしかできないことをたっぷりさせてあげよう■個性は揺るぎないもの。先回りせずに見守ってそもそも「個性」ってなんだろう?「個性」と言われたときに思い浮かべる内容は千差万別。男女の違いにはじまり、人格と重ねる人もいますし、努力で伸びる能力のことを指す人もいるでしょう。本当の意味での個性とは何なのでしょうか。個性とは、お父さんとお母さんのそれぞれから受け継ぎ、生まれながらにある程度決まっているものです。男女の違いはもちろん、生きざまや人柄まで、遺伝子が描くシナリオによって、生まれながらに大雑把なストーリーが用意されているのです。ですが、決められている=変えられない、ということではなく、人間が進化してきた過程を考えると、この遺伝子のシナリオにはさまざまなストーリーを書き加える余白、加筆修正の余地が存在するのです。そして、この余白がもっとも広いのが、子どもの頃です。親の先回りによって個性が奪われる可能性も!今頑張っておけば将来役に立つ、早くに始めた方が成果が上がると、幼い頃から習い事を詰め込んでさせているご家庭はけっこう多いものです。子どもが困らないように、幸せになるようにと、親が先回りして子どもの余白にどんどん書き込みをしているようなものです。僕は余白に何を書き込むかは子どもが決めることであって、親がやることではないと思うんです。子どもが「やってみたい」そう思ったときに、経済的に余裕があればさせてみるのは悪いことではありません。ですが、お膳立てをしたり先回りをしたりする育児は、子ども自身が書き込むべき余白を、親が勝手に使ってしまうわけですから、子どもが本来持っているはずの個性を奪うことにもなりかねません。子ども自身が「やりたい!」と言える環境づくりが大切個性を伸ばすために必要なのは、先回りして何かをさせることではなく、子ども自らが「やってみたい」と言える環境をつくることです。つまり、自分がやりたいことを素直に言えて、失敗したとしても「だめだったね」で済まされる環境。自分で選んだことで失敗したのであれば、それは学びになります。ですが、先回りしてやらされたことや好きでもないことで失敗して責められ、「やっぱりできない」「またできない」が度重なってしまったら……。子どもにとってつらい経験として心に残るばかりか、余白もどんどん失われていくかもしれません。子ども自身が個性を認識するのは同年代との触れ合い子ども自身が余白に気づくには、とくに未就学児であれば、同年代の子どもとたくさん触れ合うことが重要だと考えます。おままごとや戦いごっこなどのごっこ遊びでは、擬似体験を通じて失敗や成功、人との関係性を学んでいきます。上手い下手、強い弱い、得意不得意といった違いを意識することを通じて、自分は人とは違う、違っていい、つまり個性というものを子ども自身が感じるんです。いいことも悪いことも、身を持って学ぶんです。もちろん、その過程で子どもにとって辛い経験や失敗もたくさんあります。ですが、それはたいてい、いい結果に結びつくと考えていいでしょう。そのときにしかできないことをたっぷりさせてあげよう子どもは発達過程で、そのときにしかできないことがたくさんあるんです。先取りして何かをはじめることで、そのときにしかできない何かを犠牲にしてはいないでしょうか。子どもが自由に遊ぶ時間が減り、代わりに習い事の時間が増え、親の「どうしてできないの」というため息が増え……。他の子と比べられ、評価され、また別のことに挑戦させられる。ひと言で言えば、余計なお世話なんです。子どもの人生のストーリーの余白に書き込みをしていいのは子ども自身であって、親ではないんです。個性は揺るぎないもの先回りせずに見守って生まれたばかりの頃は、その成長を見て、親はただただ喜ぶじゃないですか。このような見守りを続けていれば本来持っている個性は伸びるはずなのに、いつしか周りと比べ、先回りをするようになる。そして「個性をのばす」と言いながら、「勉強ができるように」「一流の大学に入れるように」と、結局周りと同じことをさせる……。これは没個性では。辛い体験や失敗によって、子どもの個性がつぶれるのではないかと心配になり、先回りして学習させたり練習させたりするのかもしれませんが、個性はそう簡単につぶれるものではないのです。生まれもったもの、揺るぎないものなんです。先回りしすぎると、子どもの「言ってみよう」「やってみよう」という余白が奪われてしまう可能性があります。関心を持ってただ見守っているだけで十分なんです。たくさん褒めてあげるのもいいでしょう。本人がそう思っているであろうことをこちらからも語りかけて、成功体験を強化するのです。ただし、「褒めればのびる」「成功体験を強化するために褒める」という考えは逆効果。目論みがあっての褒め言葉はやめましょう。「やりたい」と言える→やってみたらできた→親もともに喜ぶ→次の機会にも素直に「やりたい」と言える。このサイクルによって、子ども自身が余白に気づき、そこに新たなストーリーを書き込んでいく。それによって個性はのびていくのではないでしょうか。こういった議論をするとき、大人は大抵よい個性の話をするもの。ですが、生まれながらに持っているものなので、よいものもあれば悪いものもあります。同年代との触れ合いを通して、子ども自身がそれに気づき、試行錯誤しながら余白に新たなストーリーを紡いでいく。親が子どもの余白を奪ってしまわないように、難しいかもしれないけれど、先回りせず、ただやさしく関心を持って、そっと見守るようにしたいものです。
2023年02月19日