パックスは写っていないが同行していた(写真:ロイター/アフロ) アンジェリーナ・ジョリーが現地時間10日、子連れで第42回トロント国際映画祭に登場し、輝くような笑顔を見せた。 ジョリーに伴ってレッドカーペットを歩いたのは、パックス(13)、ザハラ(12)、シャイロ(11)、ノックス&ヴィヴィアン(9)の5人。長男のマドックス(16)以外が一堂に会したことになる。 ジョリーはカナダ・アイルランド・ルクセンブルグ合作のアニメーション映画『The Breadwinner』のプロデューサーの一人として同作のプレミアに出席。タリバーンの支配下にあるアフガニスタンで、父を不当に逮捕された少女パルヴァナが家族を支えるために男装して奮闘する物語だ。 子どもたちと歩くジョリーは、いつになく柔和な表情を見せ、観客のサインにも快く応えていた。
2017年09月11日子どもを含むホームパーティーは大勢の友だちと遊んだり、ごはんを食べたりと親子にとって楽しい思い出になるもの。けれど場所の確保や食事の準備、参加費用の検討など、面倒な作業も多いのが厄介なところですよね。今回はホームパーティーに関するアンケート調査結果をもとに、成功させるための秘訣をご紹介しましょう。■キッズパーティー、参加費用はどのくらいがちょうどいい?子どもを交えた大人数でのキッズパーティー。パーティーとまではいかなくても「子連れOKのレストランで、何組かの親子とランチくらいなら…」と経験のある人もいるでしょう。では、自宅やマンションの共有スペースなど、誰かの個人的なスペースで行う子連れパーティーに参加する場合、どのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。一般社団法人日本ホームパーティー協会の「キッズパーティーの参加費はどのくらいが良いですか?」というアンケート調査によれば、最多は「2000円」(26.2%)。次いで「1000円+持ち寄り」(19%)、「2000円+持ち寄り」、「持ち寄りのみ」(各14.3%)と続く結果となりました。また「キッズパーティーのプレゼント費用はどのくらい?」という問いへの最多回答は「1000円」(64.3%)、次いで「2000円」(14.3%)。その他は「3000円」(4.8%)、「500円」(4.8%)、「4000円」(2.4%)と続く結果となっています。パーティー費用はプレゼント含め、2000~3000円が適当と考える人が多いようですね。■経験者は語る! 年に1度のキッズパーティー参加費用の額、プレゼントの有無などは「どんなメンバーで、どこでやるか」によるところが大きいと思います。わたしは年に1度、学生時代の友人6名(子ども含め総勢14~16人)と友人のマンションの共有スペースでランチを兼ねたキッズパーティーを開催しています。「参加費はなし」「食べ物は各自持ち寄り(飲み物のみ幹事に任せる)」が恒例となっており、事前にSNSで連絡をとりあい「わたし、ご飯系をもっていくね」「じゃあ、わたしはお肉系で」「わたしはサラダ!」などメニューがかぶらないようにしめしあわせています。乳幼児の子どもが多いときは荷物の負担が大きいので宅配ピザにし、身軽なママに果物やスイーツなどの持ち寄りをお願いすることも。参加メンバーの子育て状況に応じて役割分担を変えることで、負担の偏りもなく、みんな気軽に参加できているのかもしれません。このように、食事内容と費用をどうするかは事前にハッキリ決めておいたほうが気楽です。各自持ち寄りのパーティーは、炊き込みごはんのおにぎりをにぎってきてくれる子もいれば、スーパーのお惣菜を複数買ってきてくれる子もいて、いろいろなメニューが楽しめるのでおすすめです。好きなものを選んで食べられるので、子どもたちもたくさん食べてくれますし、なにより費用負担が少ないのがメリット!パーティー前の事前の打ち合わせは「どうしたらいい?」というストレスを解消し、不安なく当日を楽しむために必要なことかもしれません。 ■本当に喜ばれる手土産って?メインの食事メニューは持ち寄りでも、それにプラスして、ちょっとしたスイーツの手土産を追加で持っていくこともありますね。ただ、片手で食べられる甘いものはほかのお菓子とかぶりやすく、量も多いので大量に余ってしまうことも…。そんななか、意外に喜ばれたのはいちごやさくらんぼなど、切り分ける必要のないフルーツでした。スイカやメロンなども、あらかじめカットされたものを選べば、幹事さんに切りわけをお願いしなくてもいいので手間なし! フルーツ好きな子どもがいる場合は余計に喜ばれるし、ダイエット中のママもつまんでくれます。また、自宅を解放してくれたり、マンションの共有スペースを借りて幹事をつとめてくれた子には「夕飯用」のおかずをお礼にもっていくと喜ばれました。横浜に住んでいるわたしは名物の「シュウマイ」をプレゼントすることが多かったです。真空パックタイプは日持ちがするので友人からも好評! 手土産にはこうした地元土産を候補のいれてみるのもいいかもしれませんね。「どこで、誰と、どんなふうにするのか」。これがわからないパーティーは「楽しそう!」という期待より、不安が勝ってしまうことも…。そんなときは「どんな感じ?」と事前の打ち合わせを持ちかけてみてはいかがでしょうか。キッズパーティーは、ママ同士の仲を深めるいい機会にもなってくれるはずです。<参考サイト> ▼一般社団法人日本ホームパーティー協会 ▼キッズパーティーの「開催場所」「参加人数」「予算」のアンケート結果(一般社団法人日本ホームパーティー協会)
2017年09月04日普段なかなかできない体験をしたい小学生の夏休み。6年生と3年生の娘2人と、初めてのオーケストラコンサートに行ってきました!生でクラシック音楽を聴くのは、学校の体験授業くらい…という音楽初心者の親子でも気軽に楽しめた、ファミリーコンサート。「やっぱり音楽は生だと全然違う」とフルオーケストラの音のすごさを実感し、親子ともに貴重な体験となりました。筆者が初めて体験した子連れクラシックコンサートをレポートします!■いざ、初めての子連れクラシックコンサートへ行ってきたのは今年で32年目を迎え、全国で300回以上開催されているという、ヤマトホールディングスが主催する 音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート」 。本格的なクラシックコンサートながらも、「赤ちゃんから大人まで、誰でも楽しめる」がキャッチフレーズで、観客も一緒に楽しめるプログラムで構成されています。クラシックコンサートとは無縁の我が家が、コンサートデビューするにはピッタリでした。当日まで何度も「どこに行くの?」「クラシック音楽って何?」と繰り返し質問する次女。コンサートといえば自分たちのピアノの発表会くらいの経験しかないので、どんなものか全く想像がつかないよう。親である筆者も、最後に行ったクラシックコンサートがいつか思い出せないくらいの状況なので、聞かれるたびに「行けばわかるから」と答えて当日を迎えました。クラシックといえばおしゃれをしなくては、というイメージがあるけれど、ファッションにこだわりのない長女はいつものショートパンツ、おしゃれ好きな次女はお気に入りのワンピースでちょっとおでかけモード。気軽なコンサートだからと、当日はおのおの好きな服装で向かいました。開場時刻の17時45分くらいに、東京の開催会場である「かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール」に到着。うたい文句通り、赤ちゃん連れからシニア世代まで老若男女が気軽な装いで集まり、リラックスした雰囲気のロビー。小さな子どもを連れた親子もたくさんいて賑わっている様子に、娘たちもひと安心。着ぐるみの “クロネコ・シロネコ” のお出迎えに、早速一緒に記念撮影。「ネコちゃんかわいいねー」と言いながらポンポンとネコちゃんをなでていました。■プロのオーケストラと、舞台で一緒に演奏できる!いよいよ開演。たくさんの弦楽器や管楽器がズラリと並ぶ舞台は大迫力。ハープなど滅多に見れない楽器が並んでいるのを娘たちはじっと見つめていました。次女は演奏前の音合わせを聞いて「これが曲?」と聞いてくる始末。やっぱり何事も経験をさせておくことって大切だな、と実感しました。チャイコフスキーの「眠れる森の美女」のふわっと心地よい曲からスタート。その後、会場のある葛飾区を拠点とする「シンフォニーヒルズ少年少女合唱団」との協演と続きました。自分たちと同じくらいの子どももいる合唱団が舞台に上がっていることに、娘たちも興味しんしん。この「クロネコファミリーコンサート」のために作られたオリジナル曲『あめつちのうた』(作詩:林望/作曲:上田真樹)のやさしい調べにも聴き入りました。「空、木、風、水」という自然をテーマにした雄大なこの曲。澄んだ歌声にのった美しい歌詩を聴いていると、自然の情景が目に浮かんできそう。次女は「風と水のうたがきれいで好き」と、何か感じるものがあったよう。続けて木琴のような楽器、マリンバ奏者のゲスト出演。珍しいアフリカの木琴バラフォンやわざわざメキシコから持参したマリンバを見せてくれた後で、目にもとまらない速さで正確に音を打つその姿に、耳はもちろん、目でも楽しめました。「すごいねー」と思わず、隣の長女と感心しきり。その後は、子どもたちが舞台でオーケストラとの合奏を楽しめる「ぼくもわたしもクロネコ音楽隊!」。カスタネット、ピアニカ、リコーダー、バイオリンなど思い思いの楽器を家から持参した子どもたちが舞台に上がり、プロのオーケストラと一緒に曲を奏でる、という貴重な機会。「楽器のない子は歌でもいいですよー」とのアナウンスに、楽器なしで舞台に上がる子どもたちもいました。楽器を持参しなかったわが家も「せっかくだから行ったら」と行かせようと試みたものの、ちょっと恥ずかしかったようで席から動きませんでした。「ドレミファソラシド」と音を合わせてオーケストラと楽しそうに演奏する子どもたちを眺めていると、やっぱり舞台に上がってみたくなったようで、「次はリコーダーを持っていく」「私はトライアングル」と話していました。プロのオーケストラと舞台で一緒に演奏する、という経験は一生ものの体験になりそうです。 ■観客も一緒に歌を歌う 会場には一体感が休憩をはさんだ後半は、朗読と生演奏のコラボレーション。コンサートの司会者でもあるアナウンサー朝岡聡さんが朗読した「おおきな木」(篠崎書林刊)は、身勝手な1人の人間を大きな愛と献身で包む1本のりんごの木の物語。娘たち2人ともよく知っている話だったけれど、音楽と一緒だとなんだか印象も変わるから不思議。そして最後は、あの有名なラヴェルのボレロ。ひとつの楽器から始まり、繰り返し繰り返し同じメロディーを奏でながらどんどん楽器が増えて盛り上がっていくこの曲は、オーケストラでこそ醍醐味が味わえる曲。「この曲が一番好きだった」という長女は「あの一番最初に1人で演奏する人は絶対ドキドキだよねー」と演奏者の気持ちになって聴いていたよう。アンコールは「故郷」と「ラデッキー行進曲」。「ずっと座っていたから疲れたでしょう」とうれしいアナウンスで観客みんな立ちあがり、観客も一緒に歌を歌ったり、手拍子をとったりして再び演奏に参加している気分。手拍子もなんだかピッタリとみんな合い、会場中で不思議な一体感が生まれていました。■赤ちゃんが泣いても、子どもが騒いじゃっても大丈夫歌、お話、珍しい楽器、参加型の演奏……と飽きのこないプログラムのお陰で「子どもたちは集中して聴けるかな」という心配は杞憂に終わりました。うれしかったのは、赤ちゃんが泣いても、子どもが騒いじゃっても大丈夫(もちろん、一度会場を出て落ち着いたら戻ってきてくださいね、と最初にアナウンスされていた)という温かい雰囲気に会場が包まれていたこと。ちょっとぐずりそうになったら、会場の端で抱っこしてあやしながら演奏を聴いているパパやママ、子どもの体を使って拍子をとりながら音楽を全身で楽しんでいる親子、子どもにいろいろ説明してあげているママなど、みなそれぞれの方法で楽しんでいました。娘たちもそれぞれ感じることがあったよう。帰り道は今日の曲を口ずさんでいました。やっぱり子どもの頃からどんどん本物にふれるのは大切、と改めて生で本物の音楽を聴くよさを実感。筆者も久しぶりに生演奏を聴けて日常を忘れてリフレッシュできました。本格的な音楽を気軽に楽しめる 音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート」 は、この後も日本全国6か所で開催予定。佐賀県での開催には応募がまだ間に合うようだから、お近くに住んでいる方は応募してみては? あなたの街にオーケストラがやってくる♪音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート」 主催:ヤマトホールディングス 本物のいい音楽を年齢や地域を越えてすべての人にお届けしたい。そんな願いを込めたファミリーコンサート。2017年度は全国9カ所で開催予定です。 佐賀県会場は現在も応募受付中!詳しくはこちら >> ※応募受付は終了しました[PR]ヤマトホールディングス 取材・文:まちとこ出版社撮影:まちとこ出版社 壬生マリコ(コンサート上演写真を除く)
2017年08月16日イオンモール幕張新都心にできた新たな屋内型アミューズメント施設「TONDEMI(トンデミ)」をご存じでしょうか? ここでは、世界中から集めたスポーツアクティビティで、体感型の遊びができるといいます。そんなトンデミに、運動オンチなわが家(母と子)が潜入! 「子どもは喜ぶ?」「怖くない?」「安全性って…」などなど、気になることを徹底調査してきました。■「トンデミ」ってどんなところ? トンデミのコンセプトは「新奇性のある遊びを集めた体汗エンターテインメントセンター」。約480坪ある施設のなかには、高さ約3メートルのところに設置された全長42メートルのコースをひと回りする「ロープウォークエリア」、その子のレベルに合わせて楽しめる「クライミングウォールエリア」、ダンクシュートやドッジボールも可能な国内最大規模の「トランポリンエリア」などがあります。身長110cm~190cm、体重20kg~120kgという入場制限がありますが、身長・体重の満たない子はアスレチックのミニ版「キッズエリア」を利用できるので、兄弟姉妹がいるファミリーもしっかり楽しめそうですね!■宙をとんでる!? トランポリンエリアで全身汗だく! 1人1人区切られたスペースでとびはねることができるトランポリンエリアに早速潜入。「宙をとんでいる」感覚が味わえるのはトランポリンの醍醐味(だいごみ)ですね。とんでみると、重い体が軽い軽い…! 集中しながら数分とんでいると、高くとびたいときは中央で力をこめてふみこむ、反対に高くとびたくないときは力をいれすぎないなど、コツがわかってきました。高くとんだときの滞空時間は思った以上に長く、一瞬の浮遊感がクセになります! 運動が苦手な息子もとべているよう。わざと体勢をくずしておしりから着地したりと笑顔をみせています。後半、とぶことに慣れてきたのか、エリア内に用意されたなわとびにも挑戦する意欲をみせました。なわとびは、なんとかとべる息子。「トランポリンでとぶ」のは、地上でとぶのとまた違った楽しさがありそうですね。しかし、失敗! でも、2~3度やりなおしたら…お見事! 1回とべたことで大満足の様子でした。初めての息子も、思い切り体を動かして遊べたトランポリンエリア。ほかに大人数でドッジボールができるエリアやダンクシュートができるバスケットゴールもあります。とび終えたあとの疲労感はなかなかですが、まだまだバテるわけにはいきません。■高所が苦手でも近道で安心。ロープウォークエリアに挑戦!お次は地上から3メートルのところに設置されたコースをひと回りするロープウォークエリアへ。高いところが苦手な息子、はたしてできるのか…。「一緒にいこう!」と気分をもりあげながら親子で列に並びます。大人が下からみあげるとたいした高さではありませんが、小さな子どもが上からみる景色はまた違うはず…。それでも、前に並んだ自分より小さな子たちがどんどん進んでいく姿に勇気をもらったのか、グズることなくスタート! 平気そうな表情で、どんどん進んでいきました。コース中盤、足場に迷って下をみてしまったのか急にロープにしがみつき、進みの遅くなる場面もみられました。でも、スタッフのお姉さんが着地点まできて声をかけ、安心させてくれます。後半は恐怖心を克服したのか、カメラに顔をむける余裕もみせました。終わったあと「どうだった?」と感想を聞いてみると「まあまあ」とのことでしたが、やりきった感はあったようです。1周すべてを回るむずかしいコース、途中でショートカットできる簡単なコースの2種類があるので、途中で怖くなってもコース変更できて安心。最初から恐怖心を感じるお子さんには、まずパパやママがやってみせてあげたり、そばで勇気づけながら挑戦してみるといいかもしれません。■クライミング初体験の超初心者も頂上突破!? 最後は13種類のコースが楽しめるクライミングウォールエリアへ! 最初に挑戦したのは階段形式の足場をのぼっていくスカイスクレーパーウォールです。近くでみると頂上部に高さがあり、かなりインパクトがあります。のぼりつめた先では思い切って地上にむかってジャンプ! 体につけた安全装置のロープにつりさがりながら、おりてくるという流れです。 いよいよ、挑戦。出だしは順調と思いきや、4段目になると「どうしたらいいかわからない!」と不安げ。「体勢を変えてごらん」「足から先に出してごらん」と近くで励ましてみるものの「おりたい!」と決心した様子なので断念…。 今回は頂上までいくことができませんでしたが、普段は高いところにのぼろうともしないので、ここまでのぼれたのはすごい! またきて挑戦してほしいです。 次は、スタッフのお姉さんに「これが簡単だよ」と紹介してもらった壁タイプのコースに挑戦します。エリア内にはスタッフがたくさんおり、子どもたちに「大丈夫だよ」「やってみない?」など明るく声をかけてくれます。 ゆっくりとですが、上にのぼっていきます。これまで、公園にいっても垂直にのぼるタイプの遊具には一切挑戦してこなかった息子。今回、自分からやってみようという姿勢がみえたことは、親としてうれしかったです。残念ながらいちばん上まではいけませんでしたが、やる前から「できない」と諦めずにチャレンジできたのは子ども心を刺激する工夫が随所に施されたトンデミならではなのかもしれません。そして「自分の体を腕で支えられるのか」という不安を抱きながら、私ものぼってみることにしました。いざのぼりはじめると、自分の体の軽さにびっくり! おしりを下からもちあげてもらっているような感覚で、すいすいとのぼれることに気づきました。これは体を支える安全装置のおかげだそう。コースのいちばん上まで30秒とたたずに到着し、おりるときは手をロープにそえ、足で壁をけるようにおります。クライミングは初めての体験でしたが、これならいろんなコースに挑んでみたい…! 私のように初心者&運動神経が悪くても、まったく問題ありませんでした。■結局、「トンデミ」はこんなところだった! トンデミではトランポリンやクライミングなど珍しいスポーツアクティビティが利用でき、記憶に残る体験ができます。運動や高いところが苦手でも、そのことを意識せず「遊び」と認識できる要素がたっぷり。だから、どんな子(親)でも思い切り体を動かして遊ぶことができると思います。子どもだけの入場(大人はそばで付き添い)もできますが、ここではぜひ家族みんなで遊んでみてほしいです。また屋内施設なので天候の心配なく出かけられるのもうれしいところ。雨や寒さに関係なく予定をたてられるのでストレスもありません。それから、アクセサリーや腕時計、チェーンなどの金属類ははずしてポケットは空にする(トランポリンエリア)、ハーネスと靴、ヘルメットをしっかり装着する(ロープウォーク、クライミングウォールエリア)など各エリア、安全を最優先に考えられています。専門スタッフがいつもそばにいて、何かあったときもすぐにかけつけられる体制をとっているので安心して遊ぶ(遊ばせる)ことができました。■遊びたい人は、事前の登録がおすすめ初めて遊びにいくときは、事前にウェブページからの会員登録がおすすめです。当日受付もできますが、事前に登録しておいたほうが何かとスムーズです。入場は時間指定制なので、希望時間のチケットをとりましょう。受付後に入場時間の記載されたリストバンドをもらい、あとは入場15分前までに集合場所に集まるだけです。ちなみに、土日利用は予想通り、とても混雑するそうです。利用時間90分のトンデミでは、この時間制限を意識しながら空いているエリアから効率的に利用していきましょう。新感覚のアクティビティをぜひ家族で体感してみてくださいね!<取材協力>SPACE ATHLETIC TONDEMI (スペースアスレチック トンデミ)千葉県千葉市美浜区豊砂1-5 イオンモール幕張新都心 ファミリーモール3F営業時間:10:00~21:00 ※不定休 ※記事は2017年7月現在の情報になります。
2017年07月30日子どもと一緒に参加したい…だけど心配なことばかり子どもができると、友人や親戚から「お子さんも是非!」と子連れで結婚式やパーティーに招待してもらうことがあります。せっかくだったら一緒に行きたい、でも大切なパーティーだから子どもが騒いだりしたらどうしよう…と気になるママも多いのでは。大切な友人の結婚式、子どもが気になってちゃんとお祝いできなかったらどうしよう〜なんて思いますよね。そして、ママだって綺麗におめかしして、大切な日を楽しみたい!できるだけ準備は万端に、どれだけ心配ごとを減らせるかが大切!今回は、わたしが1歳の娘を連れて参加した結婚式やパーティーでの経験から、子連れ結婚式のあれこれをお伝えします。①じっとすわっていてほしい!机で使えるおもちゃを持参1歳児に約2時間あるパーティーでおとなしくしてほしいとお願いすることは不可能…。な気がしますが、そうはいってられないので、いかに時間をつぶせるかというかとが重要!わたしは、絵本、お絵描きセットなど机の上で遊べるもをたくさん用意しました。音の出るものに興味をしめすお年頃ではありますが、音楽の鳴るものや、机にぶつけて音の出るようなおもちゃは避け、ぬいぐるみなど柔らかいものが安心です。お気に入りのいつものおもちゃや、飽きたときに気をひくための目新しいおもちゃ、少し多めに準備していきましょう♡②気になるベビーの食事!食べ慣れたものを用意&食事アイテムは必須我が子は1歳2ヶ月で結婚パーティーに参加したのですが、食事を用意するよと言ってもらいました。まだ離乳食が終わった訳ではなかったのですが。ちょうど子供用の食事も少しずつ食べれるようになっていたことと、お友達が食べているものに興味を持つようになっていたこともありお願いすることに…。しかし、食べむらがあったり何が出るのかわからないし、子ども用のお菓子も用意してくれていたのですが、それだけでは間が持たなかったので、小さなおにぎりやパンなどを持って行っておけば良かったな〜と思いました。普段から食べ慣れているものを、多めに持って行っておくことがおすすめです。またカトラリーやヌードルカッター、マグも必須。飲み物は会場にありますが、普段飲んでいるものを持って行っておけば安心です。そして、スタイ!せっかく着たドレスもよごしてしまっては残念です。MARLMARLのようなスカートまで包む可愛らしいエプロンがあると気分もあがります。まだ食べこぼしが多い時期はメイクマイデイのタキシードや、パールのシリコンビブもおすすめ。スタイはおめかしできるアイテムでもあるので、一石二鳥。こちらも数枚用意していくと良いですね♪③プレゼントを用意して、心使いのお礼とお祝いを子どもの料理を用意してもらう場合は、子ども分のご祝儀はプラスαで入れておくか、プレゼントを用意しておくのが◎。参加費の場合は、子どもはいくらか、あらかじめ連絡しておくのもいいと思います。参加費はいらないよという場合でも、食事を用意してもらったり子どもへの心遣いのお礼を。心ばかりのプレゼントを用意すれば、おめでとうの気持ちが伝わると思います♡④事前に挨拶を。そして大事な時はロビーに行く判断も席についてまず、「子どもがいてうるさくしちゃうかも…」と周囲に一言声をかけておくこと。また、ご両親が挨拶にきてくださったら、子連れで招待してもらったことのお礼を伝えておくとよいでしょう。そして、どうしてもおとなしく出来そうにない、そんなときは早めに諦めてロビーに行くくらいの気持ちでいることも大切です。子どもの機嫌がよくても、気分転換のためにロビーに行くのがいいかも。ずっとすわっているとストレスがたまるので、動き回っても大丈夫そうな雰囲気のときはできるだけ歩かせました。みんなに「かわいいね〜」と行ってもらえて娘も満足そう。プロフィールムービー中や、大事な挨拶などとときは泣き出さないように抱っこして。プロフィールムービーはゆっくり見られなかったのですが、後日、友達が見せてくれました。⑤どうしても心配な場合は、協力者をつれていく子どもがまだ小さい、余興など役割がある、おとなしくしてくれるか心配…。そんな時は思い切って旦那さんや両親にお願いして一緒にきてもらいましょう。レストランやロビーで待っててもらうのも有りです。パーティーなどで遅い時間帯の場合は、もしかすると寝てしまうことも。また久しぶりのおめかしにママも疲れてしまうかもしれません。家族にちょっと早めにお迎えにきてもらってバトンタッチしてもらうなど、せっかくの結婚式なので一人でどうにかしようとせず相談してみては。私は一緒に行った友達が子どもとも面識があったので、トイレに行く時など見ていてくれたり、色々とサポートしてくれました。一緒に行く友達にあらかじめ相談しておくのもよいですね。⑥逆算して生活リズムを調節ご飯やお昼寝、ねんねの時間が微妙にズレてしまうことになるかもしれません。そんな時は、逆算して早めのご飯、多めのおやつなどで調整をしておくのが好ましいです。お昼寝もしっかりしてぐずらないようにします。出来れば数日前からならしておくとさらに安心。また、どんな月齢の子であっても「結婚式に一緒に行くんだよ」と言い聞かせて、子どもに心の準備をしてもらうことも大事なのかも。子どももワクワクする日になること間違い無し♡実際に参加してみて、うるさくしたり周りを汚したり…と申し訳なく思うこともありましたが、友人も子連れできたことをとっても喜んでくれました。自分の結婚式をふりかえっても、確かに子連れでの参加してくれたのはうれしかった!子どもにとってもオシャレをしてのおでかけ、お姫様みたいな新婦さんや綺麗な会場にワクワクすること間違い無し。事前準備をしっかりして、子どもと一緒にお祝いをしたいですね♡
2017年05月15日キャンプにバーベキュー、ピクニック、潮干狩りなど、子どもと一緒に自然の中でのアクティビティを楽しむのにぴったりの季節がやってきました。そんな屋外でのレジャーにあると便利で、しかもコンパクトだから持ち運びがラクラクな、子育てファミリーにうれしいアイテムを集めました。週末のプチアウトドアにはもちろん、夏のおでかけにも活躍すること間違いなしです!■虫よけ効果が期待できる? マスキングテープの新提案文具としてはもちろん、デコレーションからクラフトまで幅広い用途で愛されているマスキングテープが、さらに進化。香りつきのマスキングテープがお目見えしました。マークスからこの春登場した「アロマが香るマスキングテープ」には、虫をよせつけにくいとされるハーブ、シトロネラの香りが練りこまれています。6柄がラインナップ。日によって使い分けても楽しそう!『アロマが香るマスキングテープ』500円(税込)/マークスどんなところにも貼れてかんたんにはがせるマスキングテープならではの特性を生かして、服や帽子、ベビーカーにバッグ、日傘など、さまざまなアイテムに使えます。香りは、40cmで約6時間(マークス調べ・使用状況により持続時間は異なります)と長持ちするのもうれしいポイントです。外出時の荷物をコンパクトにしたい方や、デリケートな赤ちゃんや子どものお肌に直接虫よけスプレーをつけるのがちょっぴり心配なママにも。■車内、震災の備えにも。ブックサイズの簡易トイレ子連れアウトドアで気がかりなのが、トイレのこと。トイレまで距離があったり、混雑していたり、和式しかなくて子どもがいやがったり…で、慌ててしまった経験はありませんか? そんなピンチへの備えとして、携帯トイレがあると安心かもしれません。一見すると携帯トイレとは思えない、おしゃれなルックスも◎『座れる携帯トイレ トロン』648円(税込)/ティーレックス「座れる携帯トイレ トロン」は、ポーランド生まれのアイテム。文庫本よりひとまわり小さいくらいのコンパクトサイズだから、バッグの中でも場所をとりません。使用時には広げるだけで座れるトイレに。吸水・消臭効果にすぐれたポリマーが内蔵されており、使用後は紙おむつと同じルールで処分できます。屋外レジャーはもちろん、車内や災害時の備品のひとつに加えてみてはいかがでしょう。■アウトドアのおともに「風呂敷」はいかが?いま、あらためて使い勝手の良さが見直されている風呂敷。小さくたたんでバッグに入れておけば、荷物が増えたときにはバッグに、屋外でちょっと座りたいときには敷物に…と、1枚で何役にもなる万能アイテムです。近年でははっ水加工がほどこされた風呂敷も登場し、活用シーンはいっそう広がりました。独自の技術で超はっ水加工をほどこした風呂敷「ながれ」は、50回洗濯してもはっ水機能が劣化しないほどのタフなつくりになっています。丈夫なアムンゼン生地なら、アウトドアでも心置きなく使えます。『超はっ水加工風呂敷 「ながれ」アムンゼン(128×128mm)』5,184円(税込)/朝倉染布株式会社水遊びをしたあとのぬれた衣類を包んだり、急な雨が降ってきたときにはレインポンチョ替わりにしたり。汚れたら洗濯機で洗って繰り返し使えるのも◎です。アウトドアの新定番として取り入れてみてはいかがでしょう。■お昼寝タイムも快適。マットは長めのサイズが使いやすい!屋外レジャーはもちろん、運動会やスポーツ観戦など、長時間座ることが多いシーンで活躍するのが、携帯マットです。小さい子がいるなら、マットは大きめのサイズが重宝します。「インフレーティング ごろ寝マット」は大人ふたりがゆったりと座れる、長さ約120cmのウレタンマット。ちびっこがお昼寝したり、赤ちゃんのおむつ替えするときにもちょうどよいサイズです。厚さ約2.5cmのウレタンフォームが入っているから、おしりも背中も痛くなりにくい。『インフレーティング ごろ寝マット』4,104円(税込)/キャプテンスタッグバルブを開くと自然とふくらみ、使用後は空気を抜きながらくるくる丸めればコンパクトに。約650gと軽量なので、持ち運びもラクラクです。マットの生地には水や汚れに強いPVC加工がほどこされているので、屋外でも気兼ねなく使えます。これからの行楽シーズン、荷物も、フットワークも軽く屋外レジャーに繰り出して、楽しい思い出をたくさんつくってくださいね。<取材協力>・マークス ・ティーレックス ・朝倉染布株式会社 ・キャプテンスタッグ
2017年05月14日ママになると、ショッピングへ行くにもひと苦労。とくに、ベビーカーを押しながらでは、ショップに入りにくいこともあります。授乳室の有無なども気になるし、おしゃれスポットから足が遠のいてしまいがちに…。そんなママたちも快適にショッピングができるよう、銀座の街が生まれ変わりつつあります。最新スポットにも、ママ向けのうれしいサービスが! ゴールデンウィークを利用して出かけてみませんか?■マロニエゲート銀座銀座のファッションスポット「プランタン銀座」が、今年の3月に「マロニエゲート銀座」として生まれ変わりました。ターゲットは、20~40代の働く女性とおしゃれママです。バナナ・リパブリック(マロニエゲート銀座3:B1・1・2F)などのブランドはもちろん、ユニクロ(マロニエゲート銀座2:7F)やニトリ(同5・6F)も入っていて、洋服から雑貨までそろっているのがうれしいところ。店内は通路だけでなく、ショップ内もベビーカーを操作しやすいようにゆとりのある設計に。ベビーベッドや授乳室のあるベビールームや、買いもの中に休憩できるレストルームなども充実しているので、子連れでも安心して買いものを楽しめます。ほかにも、かわいい背景で写真が撮れる「SNSスポット」も注目です。子どもと一緒に記念撮影して、SNSで友だちと共有するなど、さまざまな楽しみ方を提供してくれます。 マロニエゲート銀座 JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅 中央口より徒歩4分東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 4番出口より徒歩2分東京メトロ丸の内線・銀座線・日比谷線「銀座」駅 C8出口より徒歩3分■銀座三越銀座三越といえば、限定スイーツや最先端のハイファッション、コスメなどをチェックできる老舗の百貨店。銀座駅に直結しているので、雨の日でも気軽に行きやすいのがうれしいところです。たまには一人でゆっくりショッピングがしたい…。そんなときには、キッズスクウェア(託児所)を利用するのもアリ。事前予約制ですが、生後6ヶ月から就学前の子どもを専任のスタッフが預かってくれます。買いものが終わったら、キッズスクウェアと同じフロア(9F)の屋上へ。芝生が広がるテラスや農園があり、都会にいながら自然にふれられるという体験ができます。テーブルやイスもあるので、子どもを遊ばせながらママはカフェタイム、なんて過ごし方も可能。芝生エリアは4月下旬まで立ち入れないようなので、事前にチェックしておきましょう。屋内にも、プレイルームや飲食スペースを設けた親子休憩室があり、ここには調乳用の温水器も用意されています。授乳室は女性しか入れませんが、ここならパパがミルクを調乳することも可能です。オムツ交換室は、男性の入室もOK。こうした施設があると、パパも積極的に育児に参加しやすくなりそうですね。 銀座三越 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」(9番出口)より徒歩5分都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」銀座駅方面地下通路経由徒歩2分JR「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩9分■松屋銀座松屋銀座には、ママだけでなく、妊娠中のプレママにもうれしいサービスがあります。それは、「松屋キッズクラブ」。松屋カード、松屋ポイントカード、松屋友の会の会員で、妊娠中または12歳までの子どもを持つ親が入会できます。内祝いギフトの優待や、入会時や小学校入学時に100ポイントがもらえるなど、会員だけのお得な特典も。1000ポイントたまると、1000円分の買い物券と交換できます。松屋キッズクラブはパパ&ママだけでなく、0~12歳までの孫がいる祖父母も入会可能。私たちの親世代は意外と松屋カードなどを持っている印象があるので、両親に確認してみては。私の母はこれを知ってからすぐに入会し、かわいい孫のために子ども服を買っていました。 松屋銀座 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩3分都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A8番出口より徒歩3分JR「有楽町駅」より徒歩8分外国人観光客も多い銀座は、休日となるとたくさんの人が訪れる街。ママにやさしいとはいえ、人混みの中を歩くのは大変だと思うかもしれません。しかし、週末は銀座通り(中央通り)が歩行者天国になるので、じつはベビーカーでも歩きやすいのです。しかも、ゴールデンウィークは郊外へ出かける人が多く、都心は意外と穴場に。5月5日の子どもの日には、西銀座通りも歩行者天国になり、パレードなども開催されます。ショッピングやグルメ、そしてイベントまで、銀座をたっぷり満喫できそうですね。※2017年4月17日時点の情報です。最新情報は各施設のウェブサイトでご確認ください
2017年04月29日2才の息子と一緒に沖縄へ行ってきました先日、2才7ヶ月の息子を連れて沖縄へ家族旅行に行ってきました。息子を連れての旅行は何度か経験していますが、やっぱり沖縄となると気合いが入ります(笑)。今回は、旅の準備・持って行ってよかったもの・いらなかったもの、沖縄での食事や親子で楽しめるオススメ穴場スポットなどをご紹介します!荷物はなるべく少なく、しかし抜かりなく!子連れ旅行って…驚くほど大荷物になりますよね。まずはオムツ問題!旅行日程分のオムツを持って行くのはまず無理だし、現地に到着したらドラッグストアで1パック買おうと思っていたところ……なんとホテルの売店で5枚入りや10枚入りのバラ売りオムツが用意されていました。リゾートホテルや大型ホテル・旅館にはこんなサービスがあるんですね!必要な数だけ買えるのは、旅行中とても便利でした。宿泊先ホテル売店で取り扱いがあるか事前に問い合わせておくと安心です。つぎに抱っこひも。息子は2才7ヶ月なので抱っこひもはずいぶん前に卒業していましたが、もしかしたら必要になるかも…と持っていくことに。結果、大正解でした◎沖縄の観光名所、とくにパワースポットといわれているところは足場の悪いところが多く、息子を抱っこやおんぶで歩くことがしばしば。アップダウンの激しい道も1人でしっかり歩けるようになるまでは、抱っこひもを持っていくことをオススメします。日焼け対策は万全に!!沖縄の日射しは本当に強いです。過度の日焼けは炎症を起こしたり、痛みも伴うので小さなこどもの肌をしっかり守ってあげたいですね。帽子に日除け用の長袖羽織りもの、サングラスもあると安心です。ベビーやキッズ用の可愛いサングラスはレジャー気分をさらに盛り上げてくれます♪また、いつもの外遊びにも、日焼け止めを塗ってあげているママは多いのでは?最近は虫除け効果も兼ねているものが売られています。虫刺されが気になる季節にはそちらを選びたいところ。ミストタイプならシュッシュッと塗り直しも簡単でした◎こどもも一緒に楽しみたい♪沖縄料理いろいろ旅の楽しみのひとつといえば、ご当地グルメ♪離乳食が完了していれば、親子でいろんな沖縄料理を楽しみたいですね!沖縄そばはあっさりしたスープで食べやすく、息子も大変気に入っていました。チャンプルー系では、麩チャンプルーやパパイヤチャンプルーがこども向き、グルクンなど白身魚の唐揚げも淡白な味わいでもぐもぐ食べていました。ほかにもジューシーでアメリカンなステーキやタコライスなど、大人と一緒にいろいろな沖縄グルメを楽しんだ息子。ミミガーを「豚の耳おいしいー!」とコリコリと夢中で食べたのには驚きました(笑)旅行中、食事面で困ることは全くなく、普段の生活ではなかなか食べられない食材にもたくさん挑戦。沖縄料理は比較的子ども向けのものが多いので、その点でも子連れ旅行で沖縄はおすすめです!親子で楽しめるオススメ穴場スポット!今回の沖縄旅行で私たちが訪れたのは、美ら海水族館・伊計島ビーチ・ぬちまーす塩工場見学・古宇利島・斎場御嶽・ガンガラーの谷。沖縄の焼きもの窯元が集まっているやちむんの里にも行ってきました。子連れで陶器を見て回るのはなかなハードルが高そうですが、やちむんの里は美しい自然のなかに点々と窯元さんの工房があり、散策するだけでも楽しかったです。パパとこどもたちに外で遊んでもらっている間にママはやちむんをお買い物♪素敵なやちむんがお手頃価格で購入できますよ。また、牧志公設市場などの市場で珍しい食材を見てまわるのも面白い!「これが食べられるんだ!どんな味だろう!?」と色鮮やかな魚や大きな海老をすぐ近くで見られて息子は大興奮でした。そして、もうひとつ穴場スポットが米軍キャンプ内で開催されるフリーマーケット!普段一般人は入れない基地に、この時は免許証などを提示するだけで入れます。フリーマーケットでは外国の生活用品や雑貨・洋服のほか、こどものオモチャや子供服も多く売られていて掘り出し物がみつかることも。大人は広大な敷地のアメリカンな空気に触れられて、息子は米軍車両が並んでいる光景に大喜び、みんなが楽しめるスポットでした。週末には数あるキャンプのどこかでフリーマーケットが開催されているので、スケジュールが合えばぜひ訪れてみてくださいね♪小さな子も一緒に楽しめる♪やっぱり沖縄はいいな!沖縄旅行といえば、現地の移動はレンタカーを借りる方が大半だと思います。これが小さな子連れには自由がきいて、とてもありがたいですよね!リゾートホテルだとプールがあったり、プライベートビーチで様々なアクティビティーが体験できたり…。子連れでの沖縄は初めてでしたが、いろいろな施設で子供への配慮が感じられて、とても快適に過ごせました。ゴールデンウィークや夏休みに沖縄旅行を計画している皆さん、家族みんなで楽しめる素敵な旅行になりますように!!
2017年04月28日子連れ旅行に人気の旅先、沖縄。赤ちゃんから大人まで、家族みんなが楽しめる手頃なリゾートです。そんな沖縄に魅了され、40回近くも沖縄を旅しているのが、 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 の著者でもある島村麻美さんです。5歳と1歳の男の子のママであり、子連れ沖縄旅行も約15回を数える島村さんに、子連れ旅のなかでも、とくにハードルが高く感じる0歳~よちよち歩きくらいまでの赤ちゃん連れ旅行におけるホテルやレストランの選び方を教えてもらいました。島村さんおすすめの沖縄の宿やレストランもあわせてご紹介します!■赤ちゃん連れ旅行のホテルの選び方快適な旅を左右するのがホテル選び。赤ちゃん連れ旅行で宿泊施設を選ぶとき、島村さんが必ずチェックするのは「部屋で靴を脱げるかどうか」と「大浴場や温泉、プールにおむつが取れてない赤ちゃんが入れるかどうか」の2点だそうです。「ハイハイ期やよちよちあんよの赤ちゃんは、土足のお部屋だと過ごしにくいですよね。ベッドの上だと、ずっと見ていなくてはならないので落ち着かないですし、土足の床をハイハイさせるのもなんだか気が引けます。和室はもちろん靴を脱ぎますが、最近は洋室でも玄関で靴を脱ぐタイプのお部屋があるので、予約のとき必ずチェックしています」島村さんが赤ちゃん連れにおすすめする沖縄の宿は、著書でも紹介している「沖縄のひとつ宿tinto*tinto」(今帰仁村)。琉球畳が心地よい空ルームは、赤ちゃん連れにぴったり。小さな宿なので、海まで歩いていけるのもうれしいポイントです。ほかに「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」(名護市)などもベビーベッドの貸し出しやおむつやミルクの取り扱いなど、赤ちゃん連れへのサービスが充実していて、快適に過ごせておすすめだそうです。■赤ちゃん連れ旅行のレストランの選び方赤ちゃん連れのレストラン選びで、島村さんがチェックするポイントは、「座敷があるか」または「子ども用の椅子があるか」だそうです。「せっかくの外食でも、テーブル席で赤ちゃんを抱っこしたままの食事では食べた気がしないので、ねんね期はごろんとさせられる座敷がベスト。2歳頃を過ぎてひとりで座って食べられるようになっても、子ども椅子があると安心です。沖縄は子連れを歓迎してくれる飲食店が多く、普段は諦めてしまうようなオシャレなカフェランチやレストランでのディナーも楽しめちゃいます。ちなみに離乳食期は持ち込みOKのお店が多いですが、私は最初に店にひとこと確認してから広げるようにしています」島村さんのおすすめ店は、「リストランテ&エステティックRE」(本部町)。ディナー・ランチ各1組の予約制のレストランなので、赤ちゃん連れでもゆっくりコース料理を楽しめます。手軽な食事なら、靴を脱いで遊べるキッズルームがある和風カフェ「琉京甘味SANS SOUCI(サンスーシィ)」(北中城村)もおすすめです。 ■赤ちゃん連れ旅行のアクティビティや観光はどうする?赤ちゃん連れ旅行では、アクティビティや観光をどうしようか悩むパパママもいるかもしれません。「0~1歳くらいの赤ちゃんは、パパとママと一緒なら子どもはどこだって楽しんでくれると思います。だからこそ、この時期はパパとママがしっかり楽しめて、リフレッシュできる場所を選んでよいと思います。もちろん、夏なら日陰がまったくないところに長時間いるのはかわいそうだし、あちこち連れ回すと赤ちゃんも疲れてしまうので、無理させないようには気をつけています。島村さんが沖縄でぜひチャレンジしてほしいのが、プロのカメラマンに家族写真を撮ってもらう「ロケーションフォト」だそう。沖縄の青い空と海をバックにした写真は家族の大切な思い出になりますね。マリンレジャーなら、濡れずに海をのぞける「海中展望塔」(名護市)も赤ちゃんから楽しめます。『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』には、このほかにも家族にやさしい沖縄の宿・食・観光スポット情報が満載。「子連れでも安心 おすすめビーチ5選」や「レストランの卵&乳アレルギー対応一覧表」など、既存ガイドにはない赤ちゃん連れにうれしい情報が充実。沖縄旅行にぜひ持っていきたい一冊です。 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 島村麻美 著/ダイヤモンド・ビッグ社 1,080円(税込)沖縄を愛してやまない著者による実体験で得た“旅のノウハウとおすすめ物件”が117のテーマで掲載されています。話題のLCC活用術から、家族にやさしい宿・食・観光、そしてママにうれしい買い物情報まで――既存ガイドにはない情報が満載の1冊。家族のクチコミも多数掲載!
2017年04月28日5歳と1歳のふたりの息子さんを連れて、年に数回は沖縄を旅している島村麻美さん。学生時代から沖縄に魅了され、40回近くも沖縄を旅してきました。子連れ沖縄旅行だけでも、すでに約15回を数えるそうです。今回は、沖縄子連れ旅行の達人であり、 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 の著者でもある島村さんに、沖縄はもちろん、その他のエリアでも役立つ子連れ旅行のコツを教えてもらいました。■子連れ旅行デビューは、早ければ早いほどいい!出産後、いつから旅行にいってよいかは悩むところですが、島村さんは「早ければ早いほどいい!」といいます。理由は、0歳児は寝ている時間が長く、抱っこしていれば移動も観光もスムーズだから。歩きはじめる1歳児や、イヤイヤ期真っ盛りの2歳児は、飛行機や車でもじっと座っていてはくれないので、逆に大変です。「長男のときは5か月くらいのときに温泉へ行ったのが初めて。次男は2か月で沖縄へ連れて行きました。次男は0歳のあいだに3回沖縄に行っています」子どもが0~1歳のときの旅行は、親が行きたい場所に行き、温泉やグルメなど毎日の子育てのリフレッシュができる旅行プランにしていたそう。ただ、2歳を過ぎたころからは、子どもも一緒に楽しめるような過ごし方に変えていったといいます。「いまは、5歳の長男が楽しめる場所があるかどうかで旅先を探します。子どもが退屈してグズッたり騒いだりすると、せっかくの旅行なのに親もイライラしてしまうので。幼児期になると、子どもが楽しいと思えないところ、たとえば世界遺産や神社などはゆっくり楽しめなくなるので、赤ちゃんのうちが行きどきです」■沖縄旅行のベストシーズンは6月下旬!島村さんが、沖縄が子連れ旅行に向いていると思うのは、「近くて手頃なリゾートであること」。そして、「子連れウェルカムなお店やホテルが多く、選択肢が多いこと」が大きな理由だそうです。「子連れハワイ旅行などにも憧れますが、そんなに長く仕事を休めなかったり、フライト時間が長くて不安だったりして、断念するママが多いのも事実。その点、沖縄は近いので気軽です。ハワイに負けないきれいな海もあるし、オシャレな飲食店や雑貨屋も増えていて、リゾート感をたっぷり味わえます」島村さんいわく、沖縄のベストシーズンはズバリ「6月最終週」。全国的にはまだ梅雨ですが、例年、沖縄は6月中旬に梅雨明けしていることがほとんど。さらに7~8月の夏休みシーズン前なので、観光客もそこまで多くなく、旅行代金もピーク時より安くすみます。逆にハイシーズンである夏は、店や道路が混雑するだけでなく、台風の接近や上陸が多いことにも注意が必要です。■飛行機の座席予約のコツ子連れ沖縄旅行の最大の心配が「飛行機の移動」だという人も多いと思います。島村さんは著書の中で飛行機を予約するときのポイントとして以下のような点を挙げています。●2歳児の座席を確保し、移動を快適にJALやANAの国内線は、3歳未満は座席なしなら搭乗無料。ただ、実際は1~2歳になると、じっとしていてくれず、長時間の抱っこはつらいので、2歳児はお金を払ってでも子ども分の席をとるのもひとつの選択肢です。その場合、コスト重視ならLCCを選ぶのも手です。●座席は通路側、後方がおすすめ子連れ旅行では事前の座席予約は必須。座席は、ぐずったりトイレにいったりするときにすぐ立てるので、窓側より通路側がベター。また、前方より後方ほうが比較的子連れが多く、お互いさまという雰囲気があっておすすめだそうです。 ■子連れ旅行のスケジュール・プラン作りのコツ「子連れ旅行では準備が本当に大事。育児や家事をしながら、旅のプランや移動手段のことを考えたり調べたりするのは大変ですが、移動手段や滞在先のこと、食事の店などの下調べをしておくと、思いがけない失敗をぐっと減らせます。スケジュールのコツは、予定をがっちり決めすぎないこと。子連れの移動は思わぬタイムロスがつきものなので、タイムスケジュールを作ってあれもこれもと詰め込むと慌ただしくなり、疲れてしまいます。かといって、ホテルだけを決めてあとはノープランだと、『近くに子どもが食べられるような飲食店がない』とか『よさそうなイベントやアクティビティがあったのに、事前予約制だった』とか『行きたい場所が意外にホテルから遠くて時間がたりない』なんていう失敗も出てきます。ある程度行きたいところや、距離感はしっかりつかんでおいたうえで、その日の天気や子どもの機嫌と相談しながら、行き先や過ごし方を決められるように下調べしておくとよいでしょう。初めての子連れ旅行や初めて行く旅先なら、なおさら準備は万全にしておくと安心です」このほかにも島村さんの著書『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』には、3泊4日の沖縄モデルプランや持ち物リスト、レンタカーを格安で借りる裏技など、沖縄をはじめ、あらゆる子連れ旅行に役立つ旅のテクニックがいっぱい。読むと子連れ旅行への不安も消えて、すぐにでも旅行を計画したくなりますよ! 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 島村麻美 著/ダイヤモンド・ビッグ社 1,080円(税込)沖縄を愛してやまない著者による実体験で得た“旅のノウハウとおすすめ物件”が117のテーマで掲載されています。話題のLCC活用術から、家族にやさしい宿・食・観光、そしてママにうれしい買い物情報まで――既存ガイドにはない情報が満載の1冊。家族のクチコミも多数掲載!
2017年04月27日6か月になる息子を連れてメキシコへ!子連れでも、観光や街歩きは楽しみたいですよね。今回は、メキシコの観光地、オアハカでの子連れ街歩き編をお送りします。小さなベビーとの、街歩きのポイントは?ただでさえ慣れない海外旅行。事前のちょっとしたリサーチや、暑さ対策&アイテム準備で、ママの心配ごとが少なく過ごせたらいいですね。オムツ替えができるスペースをリサーチこどもって、どこでオムツ替えしているの?まだまだ立っちができない6ヶ月、公衆トイレでのオムツ替えは難しいもの。しかし、子どもの多いメキシコ、オムツ替え台のあるレストランやカフェは意外とたくさんありました。休憩で入るカフェなどでオムツ台があった所は地図にチェックを入れて、頻繁に使いました。日よけ・暑さ対策は万全に!湿気は少ないものの、昼間は日差しが強く、暑いオアハカ。冷えピタを首の後ろに貼ったり、UVカット効果のあるケープなどを準備して日よけ対策を万全にしていきました。また、どんなに暑い地域でも、すこし羽織ったりかけたりするものもあるといいかも。貴重品はしっかりと管理海外旅行では基本ですが、特に子どもを抱っこしていたり、ベビーカーを押したりしていると荷物がおそろかになりがち。貴重品はしっかりと身に着けられるバッグで歩きましょう。カラフルでかわいい街・オアハカ♡オアハカは、メキシコ各地からも観光客が訪れる観光地。メキシコでも先住民の住む割合も多く、様々な民芸品やかわいい雑貨があり、まさにメキシコらしい地でもあります。また、おしゃれなカフェやレストランも年々増えていて、治安も悪くありません。子連れでのんびり観光するにはとてもいい場所!子連れにやさしいレストランやカフェがたくさんオアハカのレストランやカフェなどは、ほとんど子連れに優しいといっても過言ではありません。子どもが大好きなメキシコの人々。子供と一緒に入ると、ほとんどの店員さんや近くのお客さんなどが皆歓迎してくれ、抱っこの嵐(笑)泣いたりしても逆に周りの人があやしてくれます。息子も沢山の人に抱っこされてご機嫌♪今回は、その中から特に子連れで入りやすいお店をご紹介します。チョコラテが有名な「casa mayordomo」オアハカは「チョコラテ」というホットチョコレートがとても有名。そのオアハカのチョコラテメーカー「mayordomo」が運営するカフェレストランです。もちろん美味しいチョコラテを伝統的な入れ方で頂くことができます。こちらはオムツ替えスペース・キッズスペース・子供用椅子などなんでも揃っていて安心♡「 casa mayordomo」キッズスペースもある「restaurante azucena zapoteca」オアハカの木工芸品「アレブリヘス」の巨匠・ハコボ&マリア夫妻が経営するレストラン。店内にはアレブリヘスのギャラリーも併設されていて、お買い物も楽しめます。ここにもおむつ替え台や、オアハカらしいキッズスペースも。長時間いても楽しめそう!「 restaurante azucena zapoteca」街歩きに疲れたら「san pablo」へ!「San Pablo」という施設の中には子供用の図書室があり、床に寝転がって本を読んだり遊んだりできるキッズスペースがあります。もちろん無料。疲れたらここで休憩。中には沢山の親子連れがいますので現地の親子や観光客と触れ合うこともできますよ!カラフルなオアハカの街並みを是非楽しんでくださいね!
2017年04月26日結婚すると、自分の友人以外にもパパ側の親族の式にお呼ばれすることがあります。また子どもが産まれて、ママという立場になったいま、どのような点に気をつければいいのでしょうか。失敗談をもとに考えてみましょう。■アラサーが結婚式に参列するときのファッションとは「友だちの結婚式に招待されたとき、独身時代と同じドレスを着て参列したんです。出産後も体形はそれほど変わっていかなったし、こんな機会じゃないと華やかな服も着られないから。じつは、内心では結構はりきっていました。でも、そのとき私は30代半ば。露出度高めのピンクのドレスは浮いてしまって。新郎の親族が私を見ながら『新婦も派手好きなんじゃない?』なんてひそひそ話が聞こえて…。新婦に申し訳ないことをしたと思いました。そんな経験から、最近は黒のドレスを選ぶようにしたら、友だちも同じように考えていて…。みんな真っ黒な洋服で、私たちのいるテーブルだけお通夜みたいなときがありました」(42歳・小学6年生のママ)20代なら許されても、アラサー以上になると年相応のファッションが求められることが多くなります。かといって、地味すぎるのも華やかさに欠けます。黒いドレスを選ぶなら、ショールやコサージュなどの小物でアクセントをつけてはいかがでしょうか? ■「赤ちゃんもぜひ!」と言われたときは「義妹が結婚したとき、うちの子はまだ1歳。そのことは向こうも承知済みで、『赤ちゃんもぜひ!』といわれて参列したのですが…。子どもは、慣れない場所だからかギャン泣きしてしまって…。会場を入ったり来たりして迷惑をかけてしまいました。義妹は気にしないでといってくれたけど、厳かな神前式のムードは台無しになってしまったかも。相手方にも申し訳ないです」(37歳・小学1年生のママ)赤ちゃん連れで参列してもいいか、ママとしては悩みどころですよね。主役から赤ちゃん連れについては遠慮してほしいという要請があった場合には、そのお願いを叶えるようにしましょう。悩むのは、主役が赤ちゃん連れでも出席してほしいという依頼があった場合。主役がOKなら連れて行っても問題ないでしょうが、月齢によっては気を使わせてしまう場合もあります。赤ちゃんが、人見知りする、大勢の大人がいる場所は苦手、環境の変化に敏感などある場合には、事情を説明したうえで遠慮したほうがいいかもしれません。連れて行く場合には、挙式を避けて披露宴から出席するという方法も。いずれにしても、主役とは事前に打ち合わせておいた方がいいでしょう。式場によっては、託児ルームやキッズルームなどがある場合もあります。■子どもの分のご祝儀は必要?「友だちの結婚式に3歳の子を連れて行きました。披露宴の料理はボリュームがあるし、子どもの食事は自分の分をわければいいと思っていたのですが、子ども用の食事が用意されて…。一人分のご祝儀しか渡してなくて、これでは絶対赤字にさせてしまったと思ってしまいました。子どもを連れて行くならご祝儀も少し上乗せするべきだと思いました」(28歳・小学3年生のママ)子どもの食事も難しい問題ですね。事前に聞きにくいこともあるし、たとえ用意されないとしても多めに包んだほうがいいかもしれません。このママは後日、祝いの品を贈ったそうです。こうしたフォローはステキですね。ママと子どもの服装、ご祝儀、子ども荷物など、同じ結婚式に参列するにも、独身時代とは勝手が違ってきます。事前にマナーなどをチェックしておき、準備万端で祝福してあげたいですね。
2017年04月16日もうすぐお花見シーズン。気候も暖かくなってきて、外出が楽しい季節になってきました。満開の桜をながめに、親子でお花見に行きたいですよね。大人も子どもも楽しめるお花見のコツを知っておきましょう。■1. 遊具やアスレチックのある公園を美しい桜を見るだけで楽しめる大人とは違い、子どもにとっては1ヶ所でじっとしているのは退屈なもの。お花見に出かける際は、遊具やアスレチックなど子どもが楽しめる設備がある公園がおすすめです。遊具がなくても、広い芝生広場がある公園も◎。この時期桜のある公園は人出が多くなりますが、広さがあれば子どもも自由に遊ぶことができますね。■2. 混雑する“花見の名所”は避ける子どもと一緒に出かけるときは、“花見の名所”として知られている場所は避けた方がベター。人が多いと移動も難しく、屋台やトイレも長蛇の列……など、小さい子どもにとっては少々つらい状況に。とくに赤ちゃん連れの場合は、混雑の中で周りの人とぶつかったり、ベビーカーで他人の足をひいてしまったり、というリスクもあります。子どもが小さいうちは、近所の公園やお散歩コースでもじゅうぶんお花見は楽しめます。無理をしてお花見スポットに出かけようとせず、目的地の混雑がひどかった場合にも楽しめる別の候補地も考えておくとよいでしょう。■3. レジャーシートは広い場所にレジャーシートを敷いて桜を眺めながらお弁当を食べるのも、お花見の楽しみのひとつ。そのとき、隣のスペースとシートが近いと、子どもが動き回って迷惑をかけてしまうことが。お酒を飲む人も多いお花見では、些細なことがトラブルに発展してしまう可能性もあります。レジャーシートを敷くときは広い場所がおすすめ。大きい公園などなら、メインの場所から少し離れてシートを広げるのもよいでしょう。■4. 子連れ花見のNGマナーに注意!子どもはトイレを我慢することができません。公園などのお花見スポットではトイレが少なく、やっと見つけても混雑していることが多いもの。でも「間に合わないからその辺で用を足させちゃおう」はNG。会場はもちろん、駅やコンビニなど、トイレの場所は前もってきちんとリサーチしておきましょう。またお花見では飲食を楽しむ人も多いため、シートでのオムツ替えはマナー違反です。オムツ替えは多目的トイレや車の中で。お花見をするときも、それらの場所からあまり離れないようにするとよいでしょう。子どもの場合、看板の文字が読めずに立ち入り禁止エリアに入ってしまったり、「キレイだから」と桜の枝に触って傷つけてしまったりすることも。「ここには入ってはいけないよ」「木に触ったり登ったりしないでね」と、お花見の前にきちんと言い聞かせておきましょう。満開の桜や舞い散る花びらを眺めていると、心も癒やされますよね。桜の美しさを親子で楽しみ、素敵な思い出を作ってくださいね。
2017年03月12日子連れで旅をするとき、特にまだ子どもが小さいときは何かと気をつかうもの。公共の乗り物でベビーカーを使っても大丈夫?ホテルで子どもが騒いじゃったらどうしよう?そんな不安を一身に背負うのはママ、ということが多いのではないでしょうか。日本にいたって気をつかうのに、まして海外なんてとんでもない!そんなあなたにおすすめなのが、マレーシア。「え!?世の中に子ども嫌いな人なんているの?」と誰もが言っちゃうくらい、ファミリーフレンドリーな国民性で、どこへ行っても子どもは大歓迎です。ママだって旅先では楽しみたいもの。そんな希望を叶えてくれるのがクラブメッド何もかも“込み”の安心感「オールインクルーシブ」とはそんなマレーシア、中でもクラブメッド・チェラティンは子連れ旅に何度もリピートする人がいる人気の旅先です。クラブメッドといえば日本から現地までの交通費から食事、アルコールを含む飲み物やアクティビティまで、ほとんどのサービスが“すべて込み”の「オールインクルーシブ」システム。もともとカリブ海沿岸地域の国々で起こったシステムで、滞在中にかかる費用をすべて宿泊費に含めてしまおうというもの。そこにさらに日本から現地までの渡航費用まで含まれているのがクラブメッドです。帰国後に「意外とお金使っちゃってた!」なんて青くなる心配のない、独特な旅行スタイルが大きな魅力。世界約80か国にリゾート展開しており、マレーシアのこのチェラティンビーチはアジアで最も広い敷地を誇ります。敷地内には空中ブランコにアーチェリー、ハーネスをつけて驚くほど高く飛ぶことができるバンジーバウンス、大玉に乗ってバランスをとりながらころころ転がして前に進む大玉転がしなど、アスレチックなアクティビティがいっぱい。遊園地?と思われるほど大規模な遊具の数々ですが、これももちろんインクルーシブ。どれから遊ぼうか、と大人もついウキウキしてしまうことは請け合いです。某遊園地でパスポートとは別料金だったこのバウンスも当然インクルード2歳から入れる「プティ・クラブメッド」でお楽しみママはのんびり羽を伸ばして大玉転がしなどは小さな子でも大人が同伴することで一緒に遊ぶことができますが、ここはぜひともちびちゃんを2歳から入れるプティ・クラブメッドに預けてみて。せっかくの家族旅行なのに、と思うなかれ。アドベンチャーやアートなど、毎日テーマの違うアクティビティが満載なうえに、いろいろな国からやってきた同年代のお友だちと一緒に遊ぶことができ、お楽しみがいっぱいです。G.O(General Organizer)と呼ばれるスタッフたちの中でもお世話係をするのは保育に関する資格保有者だったり、豊富な経験のある人ばかりで安心。近所にあるウミガメ保護センターへ見学に行くこともあり、遊んでいるうちにあっという間に1日が過ぎてしまうはず。4か月の赤ちゃんから預かってくれるベビーシッティングや夕方のディナータイムに預かってくれるサービスなどもありますから、ところどころで上手に利用することで、家族全員がリゾートを存分に楽しむことができるでしょう。4歳以上のお子さんにもそれぞれの年齢層に合わせたクラブがあり、こちらは無料ですので、ティーンのお兄ちゃんやお姉ちゃんにもおすすめ。G.Oやほかのお友だちと英語で会話をするのも、プチ留学体験としていいかもしれません。みんなで敷地内を探検。キッズクラブに子どもを預ける人が多いので、こちらもちょっと気軽ウミガメセンターではシーズンが合えばウミガメの赤ちゃんを海に帰すアクティビティにも参加できるミルクも離乳食も心配ご無用!スタッフの助けも心強いパスタやハンバーグなどの洋食や点心、炒飯、また創作料理ふうの和食もありとにかくよりどりみどり3食の食事は基本的にビュッフェスタイルのメインダイニングでいただきます。ここではとにかく料理の種類が多く、和食のチョイスもあるので数日の連泊でも飽きることはありません。誰でも必ず好きなもの、食べたいものが見つかりますが、それは赤ちゃんだって同じこと。ダイニングのすぐ近くに簡易キッチンがあり、市販のベビーフードがあるほか、粉ミルクを溶くお湯、電子レンジなどがセットされているので、簡単なものではありますが、赤ちゃん用のごはんを自分で作ることができます。歯の生えそろったばかりの子向けの離乳食だって、カウンターに並んでいるお料理から選んでスタッフに「小さく刻んで」なんてお願いしたら快く引き受けてくれるのがうれしいところ。南国ゆえ、フレッシュフルーツをジューサーにかけてもらうこともできました。本当に子ども大歓迎のリゾートなのだなぁとジーンとしてしまう瞬間です。赤ちゃんから大人まで、どのゲストも平等に楽しめるのがクラブメッド。やみつきになる人がいるのも納得です。清潔な設備が整っていて、夜中でもアクセス可能なベビーフードキッチンクラブメッド・チェラティンビーチ29TH MILES, JALAN KUANTAN-KEMAKUANTAN PAHANG DARUL MAKMUR 26080Malaysian Archipelago マレーシアクアラルンプールからクアンタンまで空路45分、スタッフに出迎えられ、そこからリゾートまで車で約1時間。「遊びに来てね~!」敷地内には猿やリス、大きなトカゲ(おとなしいです)などの動物もいっぱい<文・写真:フリーランス記者岩佐史絵>
2017年02月21日カジノやきらびやかなホテルが立ち並び、ブランド品ショッピングやグルメ探訪など、“大人な遊び”が充実しているイメージのマカオ。しかし意外や、子連れでもぜひ行きたい!というアクティビティがいくつもあるのです。1582年から20年かけて建設された聖ポール天主堂跡。ファサードの彫刻がちょっとアジアっぽいのが特徴マカオ・パンダ館など子ども向けのお楽しみもいっぱいマカオがポルトガルから中国に返還されたのが1999年。150年にもおよぶポルトガル支配のおかげで、マカオはポルトガルと中華が絶妙に混ざり合った独特の文化が魅力です。世界遺産にも認定されている旧市街ではヨーロッパ風の建築物を眺めながらしっとりと歴史散歩。夕方になれば、ホテルの集中するコタイ地区でミシュラン星付きのレストランで食事をしたり、ショーを楽しんだり。もちろんカジノに繰り出すのもいいし、ショッピングモールも遅くまで営業しているのでお買い物も楽しめます。そんなマカオですが、実は子連れで来てもかなり楽しい旅先です。たとえば、マカオ・パンダ館のパンダ。上野動物園と比べ、すいているのでゆっくりパンダを見ることができ、小さなお子さまにも喜ばれることはうけあい。昨年パンダ夫妻に双子の赤ちゃんが生まれたため、1月28日(土)から2月12日(日)までの期間限定で赤ちゃんパンダも公開されています。また、グランプリ博物館やマカオ科学館など、体験型のアトラクションもあり、特に科学館は遊びながら学べるので1日中いても飽きないほど。観光客が少ないのか、こちらもそれほど混んでいないのもうれしいところです。パンダをじっくりゆっくり観察することができる。かわいらしいしぐさで、いつまでも見ていたくなる細部にまで気配りがされたシェラトン・マカオのファミリースイートさらに、シェラトン・マカオも数年前から子連れフレンドリーにリニューアル。チェックインの際の待ち時間には目の前でバルーンアートを作ってくれたり、ポップコーンをプレゼントしてくれたりと、子どもたちが飽きないようなおもてなしが盛りだくさんです。ファミリースイートもあり、コネクションルームの1室をキッズルームにして、広々、のんびりできるようになりました。キッズルームはカラフルな二段ベッド、座って工作やぬり絵が楽しめる小さなテーブルセットが設置されていてホテルというより自宅のようです。なにもかもが子ども仕様で、スリッパやバスローブもキッズサイズ、アメニティにはドリームワークスのキャラクターの絵が描かれています。コップもカラフルなプラスチック製で、うっかり落としても割れる心配がありません。洗面台には踏み台が置かれ、よく見るとトイレもちょっと小さいサイズ、バスタブは入りやすいよう少し浅めなのは感動ものです。XboxやDVDの貸出もあるので、幅広い年齢層に対応できそうです。ファミリースイートのキッズルーム。カラフルでかわいらしい。ドリームワークスの人気キャラクターがテーマアメニティのこだわりも。歯ブラシも小さいサイズ、シャンプーなども刺激の少ないベビー用踏み台があるのも気が利いている。小さい子も自分で歯磨きなどがしやすいハイライトは朝食!料理の数が多いので、お腹を空かせていざ出陣!お部屋もさることながら、このシェラトン・マカオに泊まりたい最大の理由は朝食。一般の朝食ビュッフェのほかに、「ポーズカンフーフィーストPo’s Kung Fu Feast」というプログラムがあり、こちらは室内にも描かれていたドリームワークスの映画キャラクターたちがステージから降りて来て各テーブルを巡り、彼らとふれあいながら食事ができるというもの。映画『マダガスカル』のあのペンギンたちやライオンのアレックス、『カンフーパンダ』はもちろん、『シュレック』も登場。ドリームワークスファンはもちろん、そうでなくともウキウキ楽しい気持ちになってしまいます。料理を取りに行って席をはずしている間にキャラクターが来ちゃった(泣)、なんていう場合も大丈夫!最後にはステージ上で家族ごとにキャラクターと撮影する時間も設けられています。洋食、中華、ヌードルステーション、デザートと、とにかく料理の数が多いのも印象的。しっかりお腹を空かせていきましょう。「ポーズカンフーフィーストPo’s Kung Fu Feast」の始まりはショー形式。英語がわからなくても楽しめるつくりその場でゆでて作ってくれるヌードルバー。さすが食の都マカオ。ビュッフェもあなどれないラインナップもはや敷地内から出なくてもいいかも!?ドリームワークス推しなシェラトン・マカオ。キッズプログラムもドリームワークスで、今は『カンフーパンダ』のポーと一緒に”気”を学び、悪いドラゴンを退治する、というストーリー。プールサイドなどで体を動かしたり、ホテル内をスタッフと一緒に探検したりしながら遊びます。また、複合施設コタイ・セントラルに隣接し、ショッピングモールへも敷地から出ることなく行くことができるので、ショッピングも楽々。このモールのロビーでは毎日午後4時から「ドリームワークスオールスターパレード」が開催されているので、ぜひ時間を合わせて行ってみて。音楽に合わせ、キャラクターやダンサーたちが陽気に踊りながらのパレードは20分間。ここでもキャラクターたちと出合えるチャンスです。シェラトン・マカオでは3歳からベビーシッターサービスを利用することもできますが、やはり子どもたちと一緒に楽しめるのが大きな魅力です。マカオは日本からわずか5時間半、直行便で行けるほか、治安がいい、食べ物がおいしい、時差もマイナス1時間。子連れにやさしい条件がそろっているので、これは行かない手はありません!ポーズカンフーフィースト●開催時間日曜日、月曜日:10:00am-11:30am火曜日~金曜日: 9:00am-10:30am●料金(サービス料別)大人: MOP238+子ども(4歳~12歳): MOP138+家族パッケージ: MOP688+ (大人3人 + 子ども1人)●予約TEL:+853 8113 7915+853 8113 7916dreamworks.reservation@sands.com.mo※シェラトン・マカオ宿泊者以外でも予約可<文・写真:フリーランス記者岩佐史絵>
2017年01月29日連日の寒さで、子どもたちの外遊びに付き合うのがつらい…。子連れで集まりたいけど場所が…。というときに使えるのが、今人気の「子連れカラオケ」。ママ視点で子連れカラオケの魅力を解説します。■ランチよりオトク?!最近のカラオケはママにうれしいメニューがいっぱい。キッズルームやDVD持ち込み可能など、子連れにも優しいお店が増え、平日だとランチ付き3時間歌い放題&フリードリンクで2,000円を切るお店もたくさんあります。レストランでランチをして、カフェに移動してお茶をすることを思えば、リーズナブルに長時間楽しめます。わざわざ遠出しなくても近所で発散できるのもうれしいですね。■騒いでもOK!外のお店で気になるのは、子どもたちが騒がしいこと。でもカラオケなら大丈夫! 防音の個室なのでガミガミ叱らずに済みます。子どもたちも戦隊モノやプリンセスなどのアニメソングを歌って踊ればテンションMAX!特に女の子は、マイクを持って注目を浴びながら歌う=アイドルを疑似体験できるのがうれしいようです。■歌わなくても楽しめるカラオケだからといって、必ずしも歌わなくてもOK。キッズルームのあるお店なら、靴を脱いでくつろげるスペースがあるので、お気に入りのおもちゃや本を持ち込んで遊ばせておくこともできます。ママはランチとおしゃべりをメインに楽しめますよ。■パーティ会場としても気楽に使えるママ会はもちろん、誕生会やパーティなどでの利用もオススメです。誰かの家に集まるとなると、「人数や準備の問題でなかなか場所が決まらない」「呼ぶ方も呼ばれる方もなにかと気をつかう」…など、面倒ですよね。でもカラオケなら気軽に誘い合えて片付けもなく、何よりママがラク! 準備の苦労がない分、ゲームや余興などを準備して楽しく盛り上がることができます。■赤ちゃん連れにはしっかり配慮を上の子はカラオケを楽しめる歳でも、下の子はまだ赤ちゃん…そんなママに気を付けてほしいポイントが。窓のない暗めの部屋で、大きな音や歌い声を浴びせ続けるのは赤ちゃんにとって大きなストレス。あまり長時間いすぎないよう、早めに切り上げたり、時々外の空気を吸いに休憩を入れてあげましょう。また、スピーカーから離れた席にしたり、食器の上げ下げなどで思わぬケガをしないよう気をつけてあげてください。興奮した上の子に踏まれないようにも…。いかがでしたか。「カラオケなんて長い間行ってないわ~」というママも、意外と楽しめますよ。子連れランチはカフェばかりというマンネリ気味な方は、ぜひ一度遊びに行ってみてくださいね。
2017年01月02日こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。子どもが産まれると誰もが一度は悩む、子連れで行っていいお店のボーダーライン。当然ですが、お子さんの性格やママ・パパの価値観によっても違いますし、お店によっても違うと思います。今回はさまざまな先輩ママへのインタビューを通して、子連れでいけるお店の見極め方をご紹介しますね。●そこ、安心して楽しめる?子連れでの入店の基本、静かに、お行儀よくできるか。それは子どもの性格ごとに異なりますが、素敵なお店になればなるほどわが子が静かにしていられるか神経をとがらせなければならず、ママやパパが本当にその“素敵”を楽しめているのかどうかには疑問が残ります。子連れでのお店選びの基本はわが子がお行儀良くしていられるかどうか と、自分が楽しめるかどうか を天秤にかけること。バランスを欠いてしまうようなら思い切ってやめてしまうのが吉。子どもが騒がずいられるか、それが本人にとってどの程度負担になるのかは性格によって違いがありますが、慣れの面もあるので徐々にならしていくのも手です。欧米では大人と子どもの空間がはっきりと分けられ、少しでもきちんとしていられない子どもは大人の空間にはいられませんが、日本はお国柄の影響か、その点は少し寛容といえるようです。『わけあって高級ホテルのラウンジに子連れで行ったことがありますが、かなり緊張しました。周りにも着飾ったお子さんがいましたが、うちは慣れていないし生きた心地がしないという感じでした。迷惑をかけるようなことはありませんでしたが、全く楽しめませんでした』(東京都/30代・3歳児のママ)●お店に電話して聞いてみる静かにお行儀よくが可能なら、子どもイスがあるお店 はだいたい子連れでの入店OKと考えてもいいでしょう。事前にお店に電話して確認してみるのもおすすめ。基準はお店によっても違い、大人しか入れないお店だってもちろんあります。予約を渋られるなどの場合は子どもNGと考え、スッパリあきらめましょう。『私がよく行くレストランは、店内はお行儀良く、テラスなら泣いちゃっても大丈夫と言われます。赤ちゃんのころはテラスで楽しませてもらっていましたが、最近では店内でも大丈夫になってきました』(兵庫県/20代・2歳児のママ)●いいところに行くなら個室またはビュッフェで楽しむいつもよりちょっといいものが食べたい、子どものことを気にせず楽しみたい、と思ったら思い切って個室を予約するか、ビュッフェに行ってみるのもオススメです。『首都圏で言えば、舞浜のあたりなんかは有名ホテルが建ち並んでいる割にはビュッフェはきちんと子ども向けにも考えられていて、大人も子どもも安心して楽しめますよ。場所柄子連れも多いですしね』(千葉県/40代・4歳児のママ)『いろいろあって帝国ホテルのレストランに行ったときは個室を頼みました。おとなしめのうちの子でもちょっとギリギリだったかも』(東京都/30代・3歳児のママ)----------いかがでしたか?子連れでいけるお店のボーダーライン、参考になれば幸いです。●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年11月16日【ママからのご相談】未婚者から「子連れは図々しい」と言われることに腹が立ちます。結婚して、子どもを産んでみないとわからない苦労がある、ということも想像できないのでしょうか。自分だって自身の母親にさまざまな苦労を経験させて大人になってきたくせに……。そんなに言うなら、自分でその苦労を味わってみろ!と憤りを感じます。母親は大変です。多少開き直らないと、子育てなんてやっていけません。そんな開き直りを「図々しい」と言われてしまうようでは、子育てすることなんてできないとは思いませんか?●A. 「図々しい」と言われるのがイヤなら、図々しくなくなればいいじゃない!ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。たしかに、子育てをしているママとしてはカチンとくる意見ですね。しかし、世の中にはさまざまな人が、それぞれ異なる価値観を持って存在しています。みんなが違う考え方を持っている以上、相談者様をはじめとするママたちの開き直りに対して寛容になれない方がいても不思議ではありません。思い出していただきたいのは、自分自身が独身だったころの感じ方です。「あのころは、何も分かっていなかったのよ!」なんて言い訳をすることも可能ですが、それを言ってしまってはオシマイですよ。上記の通り、さまざまな身分・価値観の人間が集まって暮らしているのが世間というもの。それぞれの考えを尊重する気持ちが大切です。極端な言い方ですが、図々しいと言われるのが嫌なら、図々しくなくなればいいのです。そこで今回は、現役ママたちに“独身時代に感じた子連れの図々しさを反面教師に、今気をつけていること”について伺ってきました。●現役ママに聞く! 図々しい子連れを反面教師に今気をつけていること4つ●(1)自己実現のために働き続ける図々しいママ『独身時代に勤めていた旅行代理店には、子ども関係のことで頻繁に遅刻したり休んだりするママが働いていました。誰も文句を言えなかったけれど、正直ものすごく迷惑していました。本人は仕事が好きで続けていた様子だけど、職場には上司や同僚、後輩など、いろんな人たちが働いています。そんな仲間に迷惑をかけてまで自己実現を目指す彼女の生き方を、常々図々しいと思っていました 。子育てと仕事の両立ってステキなことだけど、できないのなら無理をするべきではないと思う。そのママを反面教師に、私は妊娠発覚と同時に仕事を辞めました。少しもったいない気もしたけれど、子どもを授かった以上、今私が優先すべきはやはり子どものことだと思ったから。仕事復帰はもっと子育てに余裕ができてから……と考えています』(30代・小2のママ)“子育てと仕事の両立”が可能か否かは、それまでに本人が築いてきたキャリアやスキル、職業などによって異なるテーマであるはずです。仕事内容やママ自身の能力によっては、両立不可能なケースがあっても不思議ではありません。「それでも働きたい!」と無理を押し通せば、そのツケは職場の仲間に回ってしまいます 。人生のうちの数年間と割り切って、子育てに専念する潔さも必要なのかもしれませんね。●(2)電車で出会った図々しい子連れ『電車通学だった高校生のころ、赤ちゃんを抱っこしたお母さんに席を譲ったことがある。人見知りの私にしてみれば、結構勇気のいる行動だった。くわえて、こう言っちゃアレだけど「褒めて欲しいな」とか「感謝してくれるかな」みたいな期待もあった。私自身もまだ子どもだったんだと思う……。ところが、感謝どころかそのお母さんは私と目も合わさず、譲った席に座るやいなやカバンから携帯を取り出してポチポチ…… 。私の勇気を返せ!と思った。その十数年後、私もママに。妊娠中〜子どもが赤ちゃんのころは、見ず知らずの人の思いやりに触れるシーンが何度もあった。私は、優しくしてくれた人が「優しくして良かった」と思ってくれるように 、態度や言葉で感謝を伝えることを心がけている。勇気を出したのに感謝されないって、傷つくしムカつきますよ!』(30代・小4のママ)“子連れは図々しい”と言われるエピソードに挙げられがちなのは、やはりさまざまな立場の方が利用する公共交通機関での一コマ。プレママや子連れママが電車やバスなどを利用するときには、赤の他人の優しさに触れるシーンも珍しくはありませんね。そんなとき、きちんと感謝を伝えることができましたか?優しくしてくれた人が「優しくして良かった」と思えるように……というステキな言葉が印象的なエピソードでした。●(3)タダでゲーム機をもらおうとする図々しい幼馴染親子『私よりも早くママになった幼馴染。身近に生まれた初めての赤ちゃんがかわいくて、私は幼馴染親子と会うたびにベビー服やちょっとしたオモチャなどをプレゼントしていた。それが良くなかったのかも……。ある日私の家に遊びに来た幼馴染は、「子どもがwiiU欲しがってるんだよね〜」と言い出した。「へえ、買えば?」と返すと、「最近、アレ(ゲーム機)で遊んでるの?」と友人。(もしかして、私のゲーム機をくれってこと……?図々しい……!)と感じたのと同時に、あることにも腹が立った。その子、まだ1歳。マトモにしゃべれるほど大きくない。要は、子どもではなく幼馴染自身がタダでゲーム機をもらおうとしている ということだった…。この経験から、私は“物がもらえることは当たり前ではない”ということを忘れないようにしている。親になるとお祝いやプレゼントなどをもらう機会が多いけど、それって当たり前のことじゃない。感謝を忘れちゃいけないし、調子に乗ってそれ以上を求めるのも間違ってる。ちなみに幼馴染とは、ここ数年連絡も取っていない』(20代・3歳児のママ)まさに「図々しい!」と声にしたくなる子連れです。善意で贈ったプレゼントで、まさかこんな嫌な思いをするハメになるとは……。しかし、長らく“子連れママ”としてさまざまなお祝いやプレゼントを受け取っていると、次第に麻痺して「どうせくれるんなら、次は○○が良いかな〜 」などと卑しい発想が浮かんでしまう感覚も分からなくもありません。感謝を忘れちゃいけないし、調子に乗ってそれ以上を求めるのも間違ってる……という言葉は、そんなときに思い出したい教訓ですね。●(4)子連れで飲み会に参加する図々しい知人『独身時代、飲み会に子連れで参加する知人がいた。一応、「子ども連れてきちゃった、ごめん!」と一言謝ってくるんだけど、そもそも預ける人がいないなら飲み会に来るなよ……と心の中で突っ込んでいた。しかも、酔いが回ってくると子どもの相手や世話を周囲に丸投げしてくる 。仕方ないので毎回誰かが子どもの相手役になるんだけど、当然その役割についてしまったら飲み会を楽しむ権利は失ってしまう。……って言うか、親が責任持てよ!と思っていた。でも子ども関係のことって面と向かって怒りづらいから、子連れ知人に文句を言う人は誰もいなかった。あれから数年。今では私もママだけど、子連れで飲み会なんてまずあり得ない と思う。加えて、“子どもが関わることは、たとえ迷惑でも周囲は注意しにくいもの”なのだと肝に銘じてる』(30代・小3のママ)子どもが関わることは、たとえ迷惑でも周囲は注意しにくい……まさに、その通りだと思います。全ての“図々しい子連れママ”に共通して足りていない認識だと言っても過言ではないかもしれません。「私のまわりは、図々しいなんて誰も言ってこないけど?」と感じているママたち!言わないのではありません、周囲は言えないでいるのです!●図々しいと言われる事実を否定せず受け入れてみては?育児はたしかに大変です。しかし、子育て中という立場は“多少のことが許される”という免罪符ではありません。日常生活の中には子育てする身分ゆえの不便が数知れず潜んでいますが、その不便を周囲に撒き散らしてOK!なんて決まりはないのです。未婚・既婚問わず多くの方が図々しいと感じてしまうのであれば、その行動はマナー違反なのだと自覚するべきなのではないでしょうか。●ライター/木村華子(ママライター)
2016年10月26日子連れで海外旅行へ!せっかくイギリスに来たならパブやレストランをいろいろ試してみたい!でも、子連れだから…なんて、あきらめることはありません!多くのお店がファミリー大歓迎。休暇を家族で過ごすのが当たり前、ファミリーメンバー全員が楽しめるように、という配慮にちょっと感動です。大人と子どもの境界がはっきりしている欧米社会。はたして子連れはOKなの?初恋の相手はいつまでもキラキラと輝いて見えるもの。というわけなのか、筆者が初めて行った海外旅行先、ロンドンは今でも、何度訪れても楽しいところ。子どもが生まれてからも娘とともに毎年のように足を運んでいます。公園で白鳥とたわむれたり、ベリーピッキングやピクニックをしてのんびりするほか、もちろんショッピングや注目のレストランを訪れたりと、子連れでもロンドンでは楽しいことが満載!ですが、ちょっと心配だったことが…。欧米社会では、子どもと大人の居場所はしっかりと分かれているといいます。たとえば、子どもが大人の話に割って入ることがないよう厳しくしつけるように、子どもは子どもの世界、大人は大人の世界で過ごすことがよいとされている。もちろん家庭ごとに差はあるでしょうけれど、乳児のころから自室で一人寝をすることが推奨されるイギリスでは大人と子どもはたとえ親子であってもそれほどべったりしていてはいけないようなイメージがありました。実際、気軽にベビーシッターを雇うことができ、レストランに出かけるときは子どもを預けて、なんていう話もしょっちゅう聞いていたのです。なにしろ海外には日本とは違う法律がたくさんあります。いたずらっ子の頭部を「こら!」なんてペシッとはたいただけで逮捕!というところもあるので、郷に入れば郷に従え、その土地の風潮に合わせようと思いますよね。子どもの“居場所”であるプレイグラウンドがたくさんあるのは本当にありがたいレストランには、キッズメニューはもちろんこんなサービスが!さて今回、夏の旅先に選んだのはダブリン(アイルランド)。乗り継ぎはロンドンなので、もちろんロンドンにもストップオーバーいたします。いつもの、子どもとの二人旅ですが、今回はダブリンで友人に久しぶりに会うこともあって、ちょっといいレストランを利用しました。海外ではレストランに入るとき、いつもほかにも子連れがいるかどうかをついチェックしてしまいます。店の雰囲気や客層から、子連れでは場違いなこともあるからです。もちろん、子連れで入れないお店はドレスコードが設定してあったりしていかにも、という感じがしますし、そうでなくとも入店時に断られるので入れた時点で問題ないはずなのですが、肩身の狭い思いをしたこともないわけではないので、念のため。さて、ダブリンのそのレストランにはほかに子連れ客はいませんでしたが、快く席に案内され、メニューとともにすかさず出てきたのは、色鉛筆。そして、キッズメニューの裏には塗り絵が。アメリカのデニーズで塗り絵とともにクレヨンをプレゼントしてもらった経験がありますが、それはファミリーレストランだからだと思っていたのです。ダブリンのこのレストランは、最高級とはいきませんが、なにかの記念日などにちょっと襟を正していくようなところ。そんなお店でも子ども向けメニューがあるばかりか子どもが退屈しないような配慮がされていたのです。さっそくぬりぬり始める娘。おお♪と感激したことは言うまでもありません。キッズメニューは飲み物までついてなかなかお得な料金設定になっていることが多く、そのうえフレンチフライやハンバーガーだけでなく、野菜中心のものなどいろいろあるのもうれしいところ。旅先では特に野菜不足になりがちなので、親としては感謝の気持ちすら湧き上がってきたのでした。ダブリン在住歴もうすぐ20年の友人は言います。「今の世代はなにも感じていないかもしれないけれど、飢饉で人口が激減したアイルランドでは、伝統的に子どもをとても大切にするのよ」。そうなのね、とちょっとじんわりきました。ちょっと大きい子向け?なアクティビティ。内容はお店によってぬりえだったりクイズだったりいろいろアクティビティと一緒に色鉛筆も渡される。多くの友達が使ったらしく、長いのや短いのがあるロンドンのパブだって子連れ歓迎!アイルランドを満喫し、所変わって、ロンドンへ。アイルランドにもたくさんありましたが、ロンドンではなんといってもパブめぐりが楽しい!でも、パブってお酒を飲むところでしょう、子連れで行っていいの?なんて考えませんか?筆者も初めて娘を連れてロンドンに行ったときに思いました。当時娘は1歳。ばっちりベビーカー&おむつの世代です。ベビー連れで酒場に行くなんて、通報なんかされちゃったらどうしよう…とおそるおそるベビーカーでパブへ。パブは酒場のイメージが強いですが、実は午前中から開いていて、朝食、ランチ、ディナーまでいただける、使い勝手のいいお店です。もとは男性の社交場として発展したものですし、今でもリタイアしたおじいちゃんなど朝からお酒を飲んでいる人を見かけることも。なので、昼間といえどもやはりベビー連れは場違い?と思いきや、なんとそのパブにはおむつ替え用のベビーベッドが設置してあり、ベビー連れもOKなのでした。というわけで、その後もロンドンに行くたびに数軒のパブに寄ってみましたが、おむつ替え台があるところ、キッズチェアのあるところは珍しくなく、もちろん先述のようなキッズアクティビティ付きキッズメニューを提供する店もたくさんあります。さらに、都心部ではなかなか見かけませんが、今回は庭に滑り台などを設置したキッズスペース付きのパブも発見。これも大人と子どもの居場所をきっちり分ける、という英国らしいところなのかもしれませんが、屋内で「こら!走っちゃダメ!」なんて叱る必要もなくとても便利。レストランではなくわざわざパブを選んで行く人もいそうですね。ほかにも遊んでいる子がいれば、子どもたちにとっても楽しい“社交場”となることでしょう。このところパブといえどもエスニック料理を出すお店やあなどれないおいしいお店も増えていますし、パブめぐりってホントに楽しい!のです。キッズメニューの付け合わせは、たまにはフレンチフライをやめてスティックベジタブル!家族で楽しむのが当たり前!が根付く欧米社会一緒にパブへ行った英国人の友人に「いや~、意外だったね、パブでも子連れ歓迎だなんて!」という話をしたところ、「どんな場所でも家族で楽しむって当たり前じゃないの?」とのこと。確かに、英国でもアイルランドでも、家族で時間を過ごすことが大前提になっており、かつ店側も家族全員が楽しめることを重要視していることがわかります。楽しいことも多い反面、なにかと制約されがちな子連れ旅。ついつい気を遣ってしまいますが、アイルランドや英国ではその心配は不要のようです。キッズメニューのないお店では「お子さま用にハーフポーションにしましょう」と申し出が。料金は半額だったけれどこれはフルポーションでは?という量。やさしい~<文・写真:トラベルライター岩佐 史絵>
2016年10月20日「子連れ様」という言葉を見聞きすると悲しくなりますね。子どもと一緒だからといって「特別扱いしろ!」という態度を取っている子連れ家族に使われる言葉ですが、日本の子育ての窮屈さを感じられる言葉です。「こんなことだから少子化が進むんだ!」「お前らだって昔は子どもだっただろ!」。そう憤る人も多いことでしょう。私もそのうちの一人です。しかし、権利だけを主張していても、世の中は変わりません。社会が子育てに寛容になるためには、まず私たち自身から変わらなければならないということです。そこで今回は、店員さんたちが実際に経験したという迷惑に感じた子連れ客の行為についてお話ししてきます。もし無自覚にやってしまっていたという方がいれば、これを機に自分の行動を改めてみてくださいね。目次(1)店を散らかし放題(2)商品のシールを勝手にめくって放置(3)大音量で子どもにアニメを見せてる(4)ランチ時に長居(5)外から持ち込んだゴミを放置(6)騒ぐ子どもを叱らない●(1)店を散らかし放題『基本的に最近のお母さんは礼儀正しいのですが、たまに子どもに好き放題させて散らかった物を放置して帰られる方がいます 。たしかに座席の清掃はわれわれの仕事ですが、なんだか複雑な気持ちになります』(27歳男性/ファミリーレストラン勤務)これは結構あるあるな行為のようです。小さい子どもを連れていくと、どうしても普段より散らかした状態になってしまいますよね。しかし、普通なら子どもが落とした食器やこぼしたジュースなど、多少は片付けるものです。でも中にはそんなことお構いなしに子どもに好き放題させて、一切後片付けをせずに帰ってしまう子連れの客がいるようです。どうしても片付けられないときは店員さんにひと声かけるなど、常識のある行動を心がけたいものですね。●(2)商品のシールを勝手にめくって放置『あるとき、商品の陳列をしていると、小さい子どもがペットボトルに付いているシールを手当たり次第はがしているのを見かけました。その後親がそれに気づき、子どもを注意したのですが、はがされたシールはそのまま放置 。何事もなかったかのようにレジへ……こんな非常識な親がいるものかと驚愕しました』(26歳女性/スーパー勤務)子どもは興味のある物にはすぐに手を伸ばしてしまいますから、時には商品に触れてしまうこともあります。親は常に子どもの様子を観察してそれを止めてあげなければならないのですが、商品探しやスマホに夢中になって気づいていないケースも多いです。子どもを一緒に連れて行く以上、そうしたトラブルが起こり得るということを自覚してショッピングをするようにしたいですね。また、この場合も子どもが何かやってしまったときは店員さんにきちんと声をかけましょう。●(3)大音量で子どもにアニメを見せてる『某ファストフード店で働いています。ある日子どもを連れたママ同士がやってきたのですが、席につくなり子どもたちにスマホを渡して大音量でアニメを見せ始めました。そして自分たちは大きな声でおしゃべり…… 他のお客さんもいるのに、とっても迷惑でした』(32歳女性/ファストフード店勤務)子どもを静かにさせるためにスマホで動画を見せたりゲームをさせたりする人はいますが、そのスマホから大音量が出ていたら意味ないですね。これは周りのお客さんも相当迷惑に感じていたでしょう。こういう一部の非常識な人たちがいるから、社会はどんどん子育てに不寛容になっていくんですよね。周りに気を遣いすぎる必要はありませんが、あくまでも常識の範囲内で過ごしたいものです。●(4)ランチ時に長居『小さなレストランを経営しているのですが、ランチ時間の最初から最後まで席を陣取っているママ集団に困っています。常連さんなのでありがたいのですが、このママたちのおかげで他のお客さんが数人しか入れません。子どもには離乳食であまり注文もしてくれないし、正直もう来ないでほしいです 』(41歳男性/自営業)ママ友同士のランチ会は何かと長引いてしまうものですが、それが座席数の少ない小さなレストランだと結構迷惑に感じられてしまうようです。この店長さんのコメントには「もっと注文さえしてくれたら……」というニュアンスがありますが、お店は儲けが出ないと潰れてしまいます。そのため、何時間も席を陣取っておしゃべりするのはナンセンスと言えるでしょう。ママたちにとってみれば居心地の良いお店かもしれませんが、自分たちのせいでお店が潰れてしまうのは不本意ですよね。●(5)外から持ち込んだゴミを放置『これだけは言わせて!外から持ち込んだゴミを店内に放置していかないでほしい!ベビーフードのゴミやお菓子のゴミ……ろくに注文もしないのにゴミだけ残していくのは迷惑 なので金輪際やめてもらいたいです』(31歳男性/飲食店勤務)外から持ち込んだゴミを店内に放置して帰る人たちもいるようです。離乳食やベビーフードはただでさえお店の儲けにつながらないのに、そのゴミを残して帰られると店員としては複雑な気持ちになりますよね。また、たとえ外から持ち込んだ飲食物であっても、店内で食中毒があればお店の責任となります。最悪営業停止になる恐れすらあります。そのため離乳食やベビーフードを与える際はかならず店員にひと声かけてからにしましょう。●(6)騒ぐ子どもを叱らない『奇声を発しながら店内を駆け回る子どもを注意しない親にイライラします。あれはなんなのでしょうか?他のお客さんもいるのに、迷惑になると思わないのでしょうか?この前なんて綺麗に陳列されていたチョコレートの山を全部倒すし……お客さんなんで強くは言えないですけど、ちゃんと親としての責任を果たしてもらいたい 』(25歳男性/スーパー勤務)騒ぐ子どもを放置して叱らない親は結構見かけますね。電車の中でも騒ぐわが子をよそにスマホに熱中しているお母さんを見かけます。子どもが騒ぐのは仕方のないことですが、だからといって100%放置という態度では周囲から反感を買ってしまいます。仕方ないとは思いながらも、子どもをなだめて周囲へ頭を下げるようにしたいものです。----------いかがでしたか?多くのママは常識のある素晴らしい母親ですが、一部では周囲に気を遣えない母親もいるようです。記事を読みながらドキッとした人は、今日から意識を変えて過ごしてみるといいかもしれません。私たちがマナーを守れば、社会はおのずと子育てに寛容になっていくことでしょう。●文/パピマミ編集部
2016年10月06日マカパ空港、ターミナルで父に駆け寄り抱きつく3人娘。[行きの飛行機編]はこちらから。「よく来たね!!がんばったね!」その言葉とハグだけですべてが報われる。子どもと夫の嬉しそうな表情を見てまた涙が…。(涙腺ゆるみっぱなしの私。笑)「よかった、ここまで子どもたちを無事に連れて来ることができた」、夫の顔を見て私もホッとした。赤道直下のアマゾン、マカパブラジル北部のアマゾン川河口域にあるマカパは、ブラジルの中でも一番貧しいと言われるアマパ州の州都。家や建物、町を走る車やバイク、道路や露店、上半身裸で家の前でくつろぎおしゃべりする人々。茶色い水のアマゾン川。日本とはまったく違う風景に、子どもたちにはちょっとしたカルチャーショック。(大河アマゾン川を眺める)(赤道モニュメント:赤道を飛び越えて南半球から北半球へ)(寝るときはハンモック)アマゾン川沿いにあるローカルレストランで、はじめての本場の“シュハスコ”を食べた。(吹き抜けの店内、川からの風がきもちいい。暑いが日陰ならなんとか大丈夫)ビュッフェ形式で副菜をお皿に取り、焼きたてのブラジル風バーベキューをスライスしてのせてもらう。お皿ごと計りに載せて計量し、重さで料金を支払う仕組み。でもこれって野菜少なめで肉が多くても同じ値段?そのへんの価値がよくわからない(笑)しかし異国の食事は新しい発見がありワクワクする。肉は岩塩だけの味付けでうまみが引き立ちいい感じ。そして暑い中のブラジルビールがまた最高なのだ!あれだけ注意した野良犬に…マカパの町には野良犬が多いと聞いていたが、本当だった。やせ細った犬たちが道の端に座っていたり、歩いていたり。びびって走ると追いかけられもする。もしかまれて狂犬病にかかったりしたら命とりだ。だから「野良犬がにらんでも吠えても走っちゃだめだよ!」と、口をすっぱくして言ってきた。なのに走ってしまった…、一番心配していた三女ではなく長女が!!吠えた犬に一瞬反応した長女→それを見て犬が吠えながらこっちへ向かってくる→その瞬間、長女が小走りになった!恐怖の“野良犬スパイラル!!”反射的に「こら!!!走るなーーーっ!!」と、ドスのきいた声で娘に怒鳴ってしまった。幸い同行していた男性が犬を追い払ってくれ事なきを得たのだが、本当に怖かったのだろう、しくしく泣いてしまった長女…。(もしかして私の声にびびった?)どちらにしても無事でよかった。時差ぼけと暑さと闘いながらアマゾンを体感マカパでの2回目の朝を迎える。太陽は朝からギラギラまぶしいのに、体はすっきりしない…。昼間に眠くなり夜中や早朝に目が覚めるという、これがまさに“時差ぼけ”。日本とブラジルの時差は12時間、慣れるのを待つしかない。(アマゾン川から昇る太陽)体中にべっとりとした空気が張り付いてくる熱帯雨林気候、これも想像以上にしんどい。「意識して水をたくさん飲むように」と夫。背中のリュックには常に5人分の水を抱えている。子どもたちが喜んだのは、アマゾン川での“釣り”だった。「アマゾン川で釣りができるなんて夢みたい!」。風を切りながら進むボート、最高に気持ちいい!!しかし、ひとたびボートが止まると、ライフベストを着ている私たちは汗だく、熱中症へまっしぐら。「ひ~~、もう耐えられない…」そんな時に絶妙のタイミングで、長女がピラニアをゲットした!親は1匹釣れて内心ホッ、子どもたちが「釣れるまで帰らない!」と言い出したらどうしようかと思っていたから(笑)釣った魚ではないがアマゾンの魚やエビを食べる機会もあった。想像していた臭みはなく、淡泊でなかなかおいしい。子ども連れはFIXなしで、臨機応変な旅をブラジルに行くなら絶対に訪れたかったのが“イグアスの滝”。雄大な景色に憧れ、誰もが一度は訪れたいと思う場所だ。イグアス初日はブラジル側を攻め、翌日はアルゼンチン側を予定していた。ブラジル側を楽しんだ日の夕食時、三女が食べる前に眠ってしまった。疲れだろうと思っていたら、夜中に腹痛と嘔吐…。飲み物の氷か、生野菜か?トイレに駆け込むこと約10回、何も胃に入っていなかったのが幸いし、ひどく汚すことはなかったが、とにかくつらそう。しかし翌朝にはケロッ、さすが三女!彼女のたくましさに感心する母であった。(吐き疲れて眠る…)ブラジル国内の旅行の日程は、夫が大まかな予定を立てていた。飛行機とホテル以外は子どもたちの体調次第でいつでも変更できるようにと、かなりアバウトな内容で。ツアーも現地ホテルでチェックして申し込むなど、臨機応変に動けたのでとても気が楽、ストレスも少ない。これが自由旅行のいいところ。結局アルゼンチン側は次の日に延期して、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、昼からパラグアイに足をのばしてみることにした。家族旅行でも楽しめた大冒険!陸路の国境越えイグアスはアルゼンチンとパラグアイの国境が近い。「島国に住んでいる子どもたちに陸路国境越えを経験させてみたい」と夫。彼のオリジナルツアーにのってみた。(ブラジル―パラグアイ往復、待ち時間も含めてタクシーの料金交渉成立)(パラグアイ:国境近くは外国人向けのショッピングモールと露店が連なる。ドキドキしながらの散策)どちらの国もタクシーで国境を越えたのだが、パラグアイは入国審査、スタンプらしきものは無し!アルゼンチンはしっかりと出入国をチェックされスタンプも押してくれた。この違いは何だったのだろう?謎だ…。(ブラジル―アルゼンチンの国境、壁の色がブラジルカラーからアルゼンチンカラーに)その後ブラジル旅行では、タクシーの運転手にはほとんど英語が通じず、ポルトガル語で交渉する夫に頼りっきりとなる。ポルトガル語が通じなかったら、どれだけぼったくられるんだろう…?そんなことも頭をよぎった。イグアスの滝では、次女が滝の水しぶきを浴びて大喜びしている。片や三女はここぞという見どころでいつも泣いていた。どうやら足元の網目から見える滝が怖いらしい。怖いので父に抱っこしてもらうが、こちらも滝に落ちそうで怖い。「もう帰りたいよ~~~」、水の勢いと音、体に感じる地響きのような感覚を恐れて泣く三女。そんな姿がかわいいやら、おかしいやら、かわいそうやら。(図太いと思っていたあなたにも、怖いものがあったのね。笑)滝の近くまで行けるボートは年齢制限があって乗れなかったが、支流の川でゆったりとした流れを楽しめる“エコボートツアー”に参加し、イグアスを満喫することができた。ブラジルに着いて6日目、時差ぼけも解消されみんな調子がでてきた感じ!次はリオ・デ・ジャネイロだ!早朝5時の便での移動となる。が、深夜2時に起きられる自信はまったくなーし(笑)(つづく…)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月06日【ママからのご相談】昔はハイキングが好きでしたが、子どもができてから行っておりません。子連れで行けるオススメなところはありますか?目次 高尾山は山頂も麓も楽しめるアウトドアテーマパーク!(1)ケーブルカーがある(2)キレイなトイレが多い(3)登らなくても楽しめる●A. 高尾山は山頂も麓も楽しめるアウトドアテーマパーク!こんにちは。高校時代から登山をやってきた婚活・恋愛コンサルの菊乃です。小さいお子様がいるとなかなか遠出が難しいですよね。そんなファミリーにオススメしたいのは高尾山です。新宿から約1時間。都内から日帰りで行けます 。ここ数年で高尾山は大きく様変わりしました。高尾山をオススメする理由は3つ。●(1)ケーブルカーがある1号路という高尾山口駅から最も近い舗装された登山道は、たまにベビーカーで登っている方 も見かけます(すごいですね)。普通に大人が歩いて登って1時間程度です。麓の清滝駅から高尾山駅を結ぶケーブルカーもありますので、楽に山頂へ行けます 。200mを一気に登る高尾山のケーブルカーは、大人でも耳が「キーン」となるほど。傾斜は日本一の急勾配です。乗車時間は6分で、8時~17時の間は15分間隔で便があります。●(2)キレイなトイレが多い2015年に高尾山口駅がリニューアルされました。改札内に“だれでもトイレ”があります。また、ケーブルカーのある清滝駅のトイレはオムツシートも。2012年には山頂から少し薬王院のほうにくだったところに大きなトイレができました。「山小屋?」と思うほどキレイで、ベビーシートや更衣室もあります。ただ、トイレは多いのですが、登山客も多く、GWや紅葉のシーズンはトイレに大行列 ということもありますので、ご注意ください。●(3)登らなくても楽しめる山の天候は変わりやすく、せっかく行っても雨ということもあるかもしれません。私は雨の日も登るのですが、お子様がいると大変ですよね。そんなときは予定を変更して、高尾山口駅周辺の散策 でも楽しめます。麓の商店街にはお土産屋さんがたくさんあります。2015年には入場料無料の『TAKAO599MUSEUM』という博物館が完成。高尾山の豊かな自然が学べます。お子様と一緒にぜひ。----------手軽な山なので、スニーカーで登っている方も多いです。公園にお散歩に行くぐらいの格好でも大丈夫なのですが、都内より気温が低いため暑い日でも上着は必須 です。水やお菓子などは持っていったほうがいいでしょう。駅のキオスクや山頂でも水、お菓子は買えます。眺めがよければ、山頂からは富士山も筑波山もスカイツリーも見えます。山頂も麓も楽しい高尾山、ぜひ行ってみてください。【参考リンク】・TAKAO 599 MUSEUM()・ケーブルカー・リフト | 高尾登山電鉄公式サイト()●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)
2016年09月22日子どものいない夫婦の場合、幼児のいる友達が子連れで自宅に遊びに来たいと言って来たとき、戸惑うもの。おそらく多くの子なし家庭では、「断りたい! 」と思うのが正直なところでしょう。なぜなら、子連れでの訪問によって「部屋中を汚されはしないか」「物を壊されたり失くされたりしないか」「ケガされたらどうすればいいのか」「何でも口に入れられないか」「近所迷惑にならないか」など、不安や恐怖に思うことが少なくないからです。けれど、ハッキリ断るのは忍びない……友情にヒビが入るのではないか……などと考えると、どうしても断りにくいもの。そこで今回は、意外と多くの人が悩んでいる“子連れの訪問”問題について、上手な断り方をご紹介したいと思います。●角が立たない“子連れ訪問”の断り方●(1)部屋の構造上、安全に配慮できないと伝える『そもそもうちはずっと夫婦二人暮らしの想定なので、子どもがいる家庭とは部屋の作りとかも違う。子どものいる家に遊びに行ったとき、小さな子どもがキッチンに入らないようベビーゲートが取り付けてあったり、床がすべらないように、転んでも衝撃を吸収できるようにということでマットが敷いてあったりした。そういうことも踏まえて、「うちは子どもがいるという発想で安全に配慮した部屋づくりをしてない から、何かあったときに責任が取れない。もしものことを考えると怖いから、もう少し大きくなってから連れて来て」と断ります』(40代女性/会社員)親にとって子どもの安全は第一。確かにこう言われたら引き下がると思います。●(2)夫の大切なものがあると伝える『私なら、「夫が大事にしているものが部屋のあちこちにあって 、壊したらすごく怒られちゃうし、勝手に片付けることもできないんだ。子どもにとっても危ないと思うからゴメンね」と断りますね』(30代女性/会社員)夫を少し悪者扱いするようで気が引けるかもしれませんが、これならさすがに友達も納得するのではないでしょうか。●(3)話に集中できないから別の場所にしようと伝える『私には子どもがいますが、子どもがあちこち走り回ったり叫んだりするうちは、怖くて人様の家になんて連れていけませんでした。そんな時期の子どもを連れて遊びに来たいと言う人は、ちょっと常識がないんでしょうね。だから、「家の中には危険なものも多いし、ケガをする危険がある。子どもを常に見張ったり注意したりしてないといけないから、話にも集中できない 。ゆっくり話したいから、大人だけで会える日に遊ぶか、もっと広くて安全な場所か、あなたの家で遊ぼう」と丁寧に言います』(40代女性/専業主婦)家に来てもらうことができない理由を一つひとつ丁寧に正直に話すというのも大切なことですね。●(4)子どもの声がうるさいと苦情を言う人がいるからと伝える『人のせいにしちゃうのも角が立たないかも。「マンション内で、子どもの声がうるさいって苦情を言ってくる人がいる らしくて、子持ち家庭で問題になってるんだ。ちょっと怖いから、来ないほうがいいかも。何されるかわからないし。別の場所にしよう」と言っちゃう』(30代女性/パート)実際、子どもが騒いでいると「うるさい!」と怒鳴りにくる人もいるらしいですね……。脅すようで申し訳ないですが、効果はありそうです。----------いかがでしたか?小さな子どもがいると、ソファの上で跳ねたり、走り回ったり、ちょっとした段差から飛び降りたり、物を投げたり……部屋の中にいても危なっかしくてなかなか目が離せません。それを他人の家でやられたらと思うと、普通のママなら気が気じゃないでしょう。にも関わらず、じっとできない小さな子どもを連れて友達の家に遊びに行きたいと言うママの場合は、ご紹介した断り方をぜひ参考にしてみてください。我慢して自宅に招いても、何かあったときに「やっぱり呼ばなきゃよかった」と嫌な気持ちになってしまいます。そうなる前に、断る勇気も必要ですよ。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年09月20日子どもが産まれると、独身時代には想像もしていなかったような苦労がたくさんあります。でも、時間がたつにつれて慣れてしまい、周りからの配慮も「当たり前」と思いこみがちに。とくに環境の異なる独身の友人たちにとっては、そんな姿は「子連れさま」と不快に感じられてしまいます。子どもがいてもいなくても、良好な友人関係を続けるために、「子連れさま」と思われるような行動をとっていないか、あらためて考えてみたいですね。■大人の集まりには子連れで行かない子連れで会うことが多いママ友とちがって、独身時代からの友人と会うときは「大人だけ」が原則です。相手から「お子さんも一緒に」と言ってくれないかぎりは、子どもはパパに預けるなどして置いていきましょう。「うちの子はぐずらないし良い子にできるから」と思っても、子連れで行くとどうしても話題の中心が子どもになってしまい、おしゃべりも楽しめない、と相手をモヤモヤさせてしまうことに。子どもを預けることができない場合は、残念ですがまた次の機会に。どうしても、という場合を除いて、こちらから「子どもも一緒でもいい?」と聞くことはやめましょう。親しい間柄でも、そう聞かれてハッキリ「NO」と言える人はなかなかいません。■「子どもがいるから」と集まる場所や時間を勝手に決めない相手が「お子さんも連れてきて」「子どもに会いたい」と言ってくれた場合は、子どもも一緒に友人と会うこともあるでしょう。子連れでの外出は、時間帯や場所などいろいろ気を配ることが多いですよね。でもそれを、相手が配慮して当然だと思ってはダメです。まちがっても、「子どものお昼寝があるから○時集合ね」「子どもがいるからお店はファミレスで」などと、自分の都合で勝手に場所や時間を決めたりしてはいけません。こちらに都合があるように、相手にもいろいろな都合や希望があります。一方的に押しつけるのではなく、相談して妥協点を見つけるようにしましょう。■公共の場で授乳やオムツ替えをしない赤ちゃんを連れての外出で大変なのが、授乳やオムツ替え。でも、公共の場での授乳やオムツ替えは、マナー的にもNGです。母乳の場合は、いくら友人同士であっても目の前で授乳するのは避けたほうがいいでしょう。同じ女性であっても、目のやり場に困ってしまいます。授乳服や授乳ケープなどを用意しても、やはり抵抗を感じる人も多いため気をつけましょう。友人宅にお邪魔する際にも、授乳やオムツ替えには配慮が必要です。オムツ替えの際は下に敷くシートなどを持参し、どこで替えたらいいかをたずねてからにしましょう。使用済オムツもきちんと持ちかえってください。子育てをしていると「当たり前」と感じることも、周りから見れば不快に思われてしまうケースがあります。お互いが上手に配慮して、いい関係を続けていけるとよいですね。
2016年09月17日Women Willサポーター企業であるモーハウスが展開する子連れママのための授乳服。その魅力は歩きながらでも授乳ができること。ランチ、お買い物、公園など…お出かけしても、いつでもどこでも授乳ができます。まさに子連れママの悩みがダイレクトに解決されたアイテム。そんな授乳服を扱うモーハウスの社員は本社・ショップスタッフを含め全員が女性。赤ちゃん連れでも安心して働ける環境があるから女性が多いのです。今回は、モーハウスの土田さんにお話を伺いました。モーハウス青山店ショップスタッフさんの勤務風景「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」モーハウスの授乳服の魅力とは?モーハウスは授乳服をはじめ、ブラジャーやインナーなどのアイテムも取り扱っています。同社のアイテムを組み合わせて使用することで、赤ちゃんが1秒でおっぱいにたどり着けるというから驚きです。「私が今着ている服は授乳服なんです。普通のお洋服に見えますけど布が二重に重なっています」(土田さん)そう言って布をめくる土田さん…。一瞬戸惑いますが、全く肌が見えることはありません。これがモーハウスの授乳服の秘密で、布の重なりや形の設計により“胸を見せずに授乳ができる”ようになっているのです。「布をたっぷり使って国内生産にこだわっていますし、もちろん洗濯機で洗えます。授乳服の中にはケープが必要になるものもあるそうですが、弊社の授乳服はケープはいりません。ケープの中には二酸化炭素が溜まってしまい、赤ちゃんにとっては不快なんです。ケープ内の二酸化炭素濃度の計測など、様々な機関と一緒に研究し、ママにも赤ちゃんにも快適なアイテムを開発しています」(土田さん)授乳服は身につける授乳室、“ウェアラブル授乳室”という感じ。普段、デパートやショッピングセンターで授乳室を探していたママも、授乳服を着れば歩きながらでもその場ですぐ授乳できるようになります。肌が見えないので周りに気を遣う必要も、いっしょに外出したパパや友人を待たせることもありません。授乳がどこでも気軽にできる……小さなお子様を持つママがそれまで感じていた様々なストレスから解放される糸口になるはず。「モーハウスは授乳“服”の専門店ではあるのですが、自分たちではあんまりアパレルの会社だと思っていないんです。『授乳中は家に閉じこもっていよう』という女性の気持ちやライフスタイルを変えたい。ライフスタイルを提案する会社だと思っています」(土田さん)ママの、ママによる、ママのための会社そんなモーハウスは会社自体がママのアイデアから生まれています。代表の光畑さんが子どもを連れてお出かけしているときに体験したある出来事がきっかけだったそうです。「代表の光畑がつくばから中央線沿線のお友達の家へ電車で向かっているとき、当時1ヶ月だった次女が車内で泣きだしたそうです。仕方なく胸をはだけて授乳をしたのですが、とても恥ずかしかった……ただ、それは幼い子を持つママであれば誰にでもあること。『こういうのが気になってママたちが出かけられなくなってしまうのでは』と気づいたのが弊社のスタートです」(土田さん)女性専用車両や授乳室が登場するなど“社会が変わる”のを待つのではなく、自分ができることは何か?そう考え、当時日本では珍しかった授乳服の製作を始めました。当時の光畑さんは3歳と1ヶ月、2人の娘を育てながら、子どもを連れて代表として会社を引っ張っていたそうです。授乳をしながら仕事をして、周りのママ友にも声をかけて、みんなで協力して……創業から19年、当初から子連れ出勤は当たり前。普通の風景だそうです。本社オフィスにある子どもスペース。お昼寝したり、時々は遊んだり「モーハウスは最初からママたちが作った会社。だから自然にママが働きやすい環境が生まれて現在でも続いているんです。“子どもがハイハイなどで動き回れるように、オフィスは土足禁止”と、会社としての大きなルールはそれだけ。あとは子連れ出勤を続けるうちに社員から上がってきた小さな問題を解決するために少しずつルールを作り、日々改善を行っています」(土田さん)子連れママが勤務する会社とは?「小さな子どものいる女性が短時間で働く」、こう聞けばパートタイマーのイメージが浮かびますが、、モーハウスでは新しく“短時間正社員”などオリジナルの制度を設け、ママたちが働きやすい職場を作り上げています。「子連れだからといってなにも特別なことはありません。モーハウスにとって、子どもと働くことは“当たり前”なんです」(土田さん)授乳しながら働く……というと想像しにくいかもしれません。でも、家で育児をしながら家事をこなすのと同じで、育児をしながら仕事をする姿を思い描いてください。預けていた子どもが熱を出して急いで迎えに行かなければならない……働くママによくあるこうした悩みもモーハウスさんではきちんと対処します。ほかのスタッフに引き継ぐ、自宅での作業に切り替えるなど柔軟に対処することで、仕事をとめないようさまざまな工夫、細かな調整をしているそうです。「“子どもがいるから働けない、でも働きたい”といった思いを持つママは仕事に対する意識が高いかたが多いんです」(土田さん)時間にも立場にも制限があるからこそ、やりたいことを思いっきりやろうという想いを持てるのかもしれませんね。本社オフィスにある身長記録ボード。みんな少しずつ大きくなり、モーハウスを卒業していきました「仕事の引き継ぎ、人の入れ替わりの調整は正直言って大変です。子どもが成長していくとママの環境も変わっていくので、会社も対応していかないといけません。例えば、運動会の時期はみんな休みをとりたいので本当に大変です。でも、モーハウスが扱っている授乳服は『子育て中にしかできないことを思いっきり楽しんで欲しい』という想いを込めています。子どもがいるから仕事を諦めないと……社員にもそう思って欲しくないのでなんとか調整します」(土田さん)子育て中のママさんへモーハウスのモットーは“授乳服があれば 子育てはもっと楽しめる”。自分が自分らしくあるために……授乳服を着て自分らしくママを楽しんでもらいたい。「運動会だって、子どものために諦めることが多ければ面倒なイベントに思えてしまいますが、授乳服で『諦めること』をひとつでも減らせれば、『ママだからこそ楽しめるイベント』だと考えられると思うんです。授乳中だから家にこもってなきゃ、お母さんだからこういうことしなきゃ……そうではなく、子どもがいるからこそ、ママを楽しんじゃいましょう!」(土田さん)モーハウス青山店では子どもが素足で歩き回っていました。なんともいえない表情(笑)ライター所感:実はWomen Willレポート第2回のソウ・エクスペリエンスも、モーハウスを参考に子連れ出勤を実施したそうです。モーハウスでは子どもがいるのが自然で、特別なルールを設けずとも当たり前のように子どもと一緒に働く。ママだからこそ生まれた授乳服というアイテムですが、ママだからこそ「子どもがいる自然な仕事風景」を生み出すこともできたのかもしれませんね。有限会社モーハウス「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」ライター:山口聖子
2016年09月08日夏から秋にかけては、家族旅行や帰省などで、子連れで移動する機会が多くなります。近所のお出かけでも大変なのに、長距離の移動なんて考えただけで緊張してしまう…というママも多いかも。当日になって焦らないために、子連れの長距離移動を上手に乗り切るコツをおさえておきましょう。■車移動は時間に余裕をもって家族だけで移動ができる車は、公共交通機関とちがって周りの目を気にする必要がありません。たくさんの荷物も楽に運べるため、子連れでの移動にはおすすめの方法といえます。その一方で、車の場合は、渋滞や休憩で予定より到着が遅れることもよくあります。移動の際は、時間に余裕をもった計画を立てておきましょう。最近では、オムツ替えや授乳ができる、ベビールームが設けられたサービスエリアも増えています。出かける前には、途中にあるサービスエリアの設備もきちんとチェック。また、トイレトレーニングが完了していても、渋滞などでトイレに行けないことを考え、子どもが小さいうちはオムツをはかせておくのが安心です。子どもがオムツを嫌がる場合は、おまるや携帯用トイレなどを準備しておきましょう。 ■新幹線は子どもの分も指定席を確保連休などの行楽シーズンに、新幹線の自由席で席を確保するのは至難のワザ。子どもを膝の上に座らせていても、長時間じっとさせているのは難しいものです。新幹線を利用する際は、小さい子どもでも指定席を確保しておくのがベター。特急券に加えて小児運賃がかかりますが、その方がゆったりと移動できます。座席のおすすめは車両の一番前。足元にスペースがあるため、たたんだベビーカーなどを置くこともできますよ。また、新幹線には、座席とは別に多目的室というスペースがあります。体の不自由な人の利用が優先になりますが、空いている場合は授乳に使わせてもらえることもあるため、乗務員に相談してみましょう。■飛行機ではサービスを上手に利用飛行機での移動の場合、まず気を配りたいのが、離着陸時の“耳抜き”です。小さな子どもは耳管が短く、気圧の変化で耳が痛くなりがちです。子どもが「痛い!」と大泣きしないように、きちんと対策をしておきたいですね。効果的なのは、アメやガム、グミなどを食べさせること。ある程度年齢が上なら、耳栓をするのもおすすめです。まだアメなどが食べられない年齢の場合は、ミルクやお茶、ジュースなどの飲み物を飲ませましょう。また、各航空会社では、子どもや赤ちゃん向けにいろいろな便利なサービスが用意されています。赤ちゃん用の毛布の貸し出しや、優先搭乗サービスのほか、ベビーベッドを貸してもらえる場合も。利用する航空会社が決まったら、受けられるサービスをしっかりチェックしておきましょう。子どもにとって長時間の移動は、大人以上に疲れるもの。きちんと対策をして、帰省や旅行を気持ちよく楽しみたいですね。
2016年09月04日フィンランドの妊婦さんに無償で配られるベビーグッズがぎっしり詰まった「マタニティボックス」のことが日本でも話題となり、その子育て事情のすばらしさに感動した人も多いのでは。そんなフィンランドだからこそ、子連れ旅行も楽々!みんな大好きムーミン村や、子ども向けトリートメントも取りそろえたフィンランドいち大きなスパリゾートなど、子どもにも興味津々のアクティビティも数多く、家族みんなで楽しめることはうけあい。子どもがいるから海外旅行はあきらめる、のではなくて、子どもがいるからこそ出かけたい旅先です。完璧なバリアフリー!ベビーカーの人は交通費が無料!子どもと一緒の旅はとても楽しいもの。かけがえのない一生の思い出になることは間違いありません。おすすめの旅先は数あれど、近年イチオシの子連れ旅の行き先はなんといってもフィンランド!同国の、国を挙げての子育てサポートが日本でもよく話題になりますが、その恩恵を旅行者でも享受することができるのです。今回訪れたのは、フィンランドの首都ヘルシンキと、そこから電車で2時間ほどの街ナーンタリ。ヘルシンキまではフィンエアーが日本各地から直行便が飛んでいて、乗り継ぎの必要がないのは子連れにとってはストレスが少なくうれしいところ。ちなみに、フライト時間は10時間20分と、日本から直行便で行けるヨーロッパの主要都市としては“日本に最も近い”というのも注目です。街を歩いてみると、お店や駅の入り口に段差がなく、ほとんど完璧なバリアフリーであることに気づきます。ベビーカーを押している人も多く、出歩きやすいことは一目瞭然。でも、フィンランドの実力はそんなものではありません。なんと、ベビーカーを押している人はトラム(路面電車)やバスの乗車賃が無料に。それは「ベビーカーを押しながらいちいちお財布を取り出すのは大変」だからなのだそう。特別な無料パスなどを取得する必要もなく、ただベビーカーを押している、それだけが優遇される理由。男性も女性も関係ありません。また、ほかの都市へ向かうフィンランド鉄道VRの長距離線では、ファミリーコンパートメントや小さなプレイエリアつきの車両があるものがあり、乗車賃は一般と同じです。かわいらしい内装の“キッズ車両”には小さな滑り台などの遊具が設置されているほか、絵本もあり、自由にのびのびと遊ぶことが可能。列車内ではWiFiが利用できるのでちょっと大きな子は動画を見たりして過ごしていました。ほかの子連れファミリーもキッズ車両を利用することが多いので、お友だちができちゃったりもするかもしれません。ちなみに、キッズ車両は外側にイラストが描かれていますが、そのうちのひとつはアメリカの絵本作家リチャード・スカーリーのものでした。電車に乗る前からうれしくなってしまいますね。キッズ車両はカラフル。狭い座席に座らせるより、子どもたちがリラックスしている。これなら移動も楽々!イケメンすぎるスナフキン!? “生”ムーミンたちに会える!というわけで、国内の移動自体も楽しいフィンランド。向かった先のナーンタリには「ムーミンワールド」があり、日本人観光客にも大人気のスポットです。いわば“アンパンマンワールド”といった風情で、フィンランドでは未就学児くらいの小さな子どもに特に人気があるもよう。ベビーカーを押したファミリーが多いのもさることながら、手で引っ張るタイプのワゴンのレンタルがあり、子どもはその中に入って運ばれたり、荷物を入れたワゴンを自分で引っ張って楽しんだりすることができます。これには子ども心もくすぐられまくるようで、歩き始めたばかりとおぼしき赤ちゃんもよちよちとワゴンを押しながら楽しそうに歩く様子も見られました。世界で唯一、ムーミンのお家があるムーミンテーマパーク。室内にも当然入って見ることができる園内にはムーミンの家やボート小屋などがあり、物語の世界を忠実に再現。意外と広く、丘の上の方にのぼっていけばちょっとしたハイキングもできます。木々や花々を眺めつつ、そこここにニョロニョロの棲家があったり、魔女の家があったりして、冒険気分に。大人はのんびりと、子どもたちは生き生きと動き回ります。そして園内でのハイライトはなんといっても“生”ムーミンたちに会えること。ミニシアターでは頻繁にキャラクターたちが寸劇を披露しているほか、もちろんエンカウンタータイムも設けられています。残念ながらすべてフィンランド語(大きいほうのシアターでは英語の字幕がつきます)ですが、ミーやスナフキンとお話をすることもでき、なによりスナフキンのイケメンぶりに、子どものために一緒についてきただけのつもりのママも思わず鼻の穴が膨らみそう。アニメのスナフキンに比べるとやさしく甘い顔つきなところがほんのり気になりますが、子どもそっちのけで「一緒に写真を…」なんて言っちゃうかも。生身のフィンランド人男性ですから、背が高いためそこもまぁ違和感といえば違和感ですが、ここはかなりの興奮ポイントではないでしょうか。あまりにも元気でマシンガントークのミーも、アニメに比べかなりスリムなムーミンも、日本のアニメを見て抱いていたイメージとだいぶ異なります。それでも長蛇の列に並んで写真を1枚撮ってもらっておしまい、というのではないので、メインアクティビティとしてかなり楽しめるでしょう。イケメンすぎるスナフキンが…。エンカウンターの時間が長めなので、並んだりせずともすぐにお目当てのキャラクターに出会える生まれたばかりの赤ちゃんから大人までスパ、プール、サウナも楽しめる!ムーミンワールドで1日中遊んで疲れたら、すぐ近くにあるナーンタリホテル&スパへ。車で5分ほどの距離ですが、ムーミンワールドの目の前から小さな汽車ポッポがホテル前まで連れて行ってくれるので、子連れファミリーはぜひこちらへ。有料ですが、最後のひとはしゃぎとなることは間違いなし!そしてホテルに着いたらスパへGO!という理想的な動線を描くことができます。このホテル、特にファミリー向けリゾートとしてオープンしたわけではないそうですが、夏のバケーションシーズンには子連れのゲストでいっぱいになるほどファミリー人気が高く、生まれたばかりと思しき赤ちゃん連れからティーンのちょっと大きめの子ども連れまで、幅広く利用されています。大会議室が本格的な遊具がそろうキッズルームに変身し、常時スタッフが一緒に遊んでくれる“保育園”に。小さな子どもも親がトリートメントを受けている間もここに預かってもらえば安心です。子ども向けのマッサージもありますので、一緒にトリートメントを受ける、なんていう珍しい体験もできそう。付近の海の底の泥を使ったラップ、ホットストーンセラピー、アロマセラピーなどのトリートメントがそろっています。もちろん、トリートメントを受けずにひたすらプールとサウナを行ったり来たりするのもフィンランドらしいアクティビティ。家族でサウナ!というのはフィンランド人の多くが幼少時代の思い出として持っているもので、それは日本人の私たちにとってもほっこり素敵な思い出になることはうけあい。大人も子どもも同じように、そして気兼ねなく楽しめるホテルなのです。ナーンタリホテル&スパリゾートのプールは屋内のほうが広い。サウナも同じプールエリアにあり、中で男女分かれている北欧ファッションをお土産にムーミンワールドやホテル、町なかでもたくさんの子どもたちを見ることになりますが、フィンランドの子たちはみんな独特でカラフルな服装をしていることに気づきます。ビビッドな色合い、雲や雨、木々など自然のものをモチーフにした絵柄が特徴的で、とにかくかわいい!の一言しかありません。しかし、こうした北欧ファッションの子ども服はどのお店でも6~7歳くらいまでのサイズしかなく、実は小さいころにしかできないスタイル。買わずに帰ったら後悔必至なので、1日でもショッピングの日を設けるのがおすすめです。デザイン・ディストリクトにはおしゃれなお店が集中。子ども服やさんもたくさんあるので要チェックショッピングに向いているのはやっぱりヘルシンキ。要領よく北欧デザインハンティングをするには「デザイン・ディストリクト」がいいでしょう。25の通りに北欧デザインの雑貨や洋服、ジュエリーなどのクリエイティブなお店が集中して点在しています。マップがあるのでそれを頼りに歩けば行きたいお店もすぐに見つけられます。子ども服はフィンランドを代表するブランド、マリメッコでも取り扱っていますが、セレクトショップでもスウェーデンなど近隣諸国のブランドのものも見つけることができるので、何軒もはしごするのもよさそう。ディストリクト内にはおしゃれなレストランやカフェも多く、どこでもベビーカー、子連れ大歓迎のムードで気軽に入ることができます。今回入った「TheCock」もデザイン・ディストリクトにあり、ビーガンから肉食まで誰でも満足のカジュアルなフュージョン料理のお店。たくさんの赤ちゃん連れママが楽しくランチをしていました。さらにうれしいのは、ここには「Tokyo Bowl」なる丼もののメニューがあり、洋食に飽きてしまってちょっと食欲が落ちてきた子どもには(ひょっとしたら大人にも)最高のごちそうです。近年の世界的な和食ブームはわざわざ日本からインスタント味噌汁などの緊急食を持っていく必要をなくしてくれ、子連れ旅行の際には特にありがたく感じます。おしゃれエリアにもどんぶり飯が登場!焼き鮭とサラダのてんこ盛りだがなかなかヘルシーとかく子連れ、特に子どもが小さいうちの海外旅行は大変だから、と敬遠しがちですが、フィンランドは「もっと子どもが小さいときに来ればよかったな」とすら思ってしまうかも?福祉のよい国は誰にでも平等にやさしいのでした。取材協力:フィンランド政府観光局、フィンエアー<文:岩佐史絵、写真:松永光希>
2016年08月30日ただでさえ持ち物の準備に悩む海外旅行。子連れとなると更に持ち物が増えますよね?今回は、6か月の息子との子連れメキシコ旅で持っていった物の中からいくつかご紹介します。子連れ海外旅行へ行くママたちに、参考になればうれしいです。まずはオムツとおしりふき!これは子連れでは必須ですよね。もちろん現地調達もできますが、初めてなのである程度は日本から持っていきました。現地に住む日本人の方に聞いても、もちろん現地のものでも問題ないけど、やはり品質は日本製に勝るものはない!とのこと(笑)。海外どこへ行っても、日本製に勝るオムツはないのではないでしょうか。今回は約2週間の滞在で、途中なくなったら現地調達…と考えてパンパースMサイズをまるまる1パックそのままと、おしりふき数個を持っていきました。(オムツはバラさず、そのまま入れた方が圧縮されているので場所をとらずに済みます)ちなみに…メキシコのスーパーにもたくさんオムツが並んでいました!いろんなメーカーの物があり、小単位でも販売されているので(14個入りなど)、旅行中でも買いやすいです。お値段は、日本より物価の安いメキシコですが、オムツは高かった…というか、日本とあまり変わらないお値段。試しに、こちらを1パック購入。こちらは特に問題なく使えます。おしりふきも数種あるもののなかから1つ購入。が、こちらはハズレ…なのか、私達にはきつい匂いの香料が入っており、これはあまり使いたくない物。おしりふきは持参したものだけを使いました。オムツは海外でも問題なく現地調達はできそうですが、品質とお値段はやはり日本の物に勝るものはなさそうです。オムツなどは使えばなくなるので荷物に余裕があればある程度持っていってもいいですね。また、使い捨てのおむつ替えシートも便利でした!蚊対策は…赤ちゃん用の蚊よけグッズをひととおり持っていきました。(スプレーで洋服などに付けるタイプ、ベビーカーにぶら下げるもの、手足に巻くテープなど)寝るときも足に巻いたりしていたおかげで、私は沢山刺されましたが、息子は無事でした!デング熱やジカ熱も心配なので極力蚊にはさされたくないですね。暑さ対策などは…湿気が少ないので実は日本の夏よりはすごしやすいメキシコの暑さですが、それでも日中の日差しと暑さはこたえます。しかも、移動はほぼ抱っこひもなので暑さ倍増…そこで、⚫︎冷えピタ(抱っこひもで移動中、大人も子供も貼りました)⚫︎日差しを防ぐため、UVカット効果のあるケープ⚫︎水分補給にベビー用麦茶やイオン飲料のパックなどが役にたちました。その他、鼻吸い器(ママ鼻水とって)や、赤ちゃん用綿棒、手ぴかジェルなどの衛生用品なども使い慣れたものを持っていきました。お風呂グッズは…メキシコならずとも、海外のお風呂はバスタブがなかったり、シャワーが固定式だったり…と赤ちゃんを洗うには不便そう。今回は、ふくらませるタイプのベビーバスと(結構小さ目)、折り畳み式のバケツを持っていきました。結果、これが大活躍!バケツにお湯を組んで、ベビーバスに入れて洗いました。バケツはその他洗濯の漬け置きなどにも使えて便利。両方とも小さくなるので持ち運びにも場所をとらなかったです。オムツは減るので、お土産スペースに!その他もいろいろ細々したものを用意したり、現地友人へのお土産などで、スーツケースはパンパンに(笑)また、番外編では赤ちゃん用の甚平を。着せていると「KIMONO!」ということで現地の方に受けが良かったです。お土産やおむつなどの消耗品はごっそり減るので、そこに現地で買ったものを沢山入れて帰りました!また、余ったオムツは現地で購入した割れ物を包むのに便利です(笑)。クッション性があり、テープもついていて楽々梱包できますよ。おもちゃや洋服などは現地の物を購入するのも楽しみのひとつですが、衛生用品や便利グッズなどは日本の物を持っていくと使いやすいので、快適でした!次回は、長いフライトを赤ちゃんと旅する「飛行機編」をおおくりします。
2016年08月24日おしゃれなママの秘けつを探りたい!駅前の開発が進み、子育てがしやすい洗練されたエリアとしての地位を獲得している二子玉川に行ってきました。週末とあって、駅前の広場には、おしゃれな家族連れがいっぱい。中でも目をひいた、かわいらしいママともうすぐ3歳のカエデちゃん母子を突撃インタビュー!常に「リンクファッション」を意識してコーディネート白いトップスの袖のヒラヒラ感と、ストローハットがリンクしているママとカエデちゃん。「偶然ですか?それとも意識して?」と尋ねると、「週末はいつも、リンクを意識しています」とのこと。本当は、もっとリンク感を出したくて、ママの帽子も、カエデちゃんの帽子と同じようなリボンがついたものを探しているということなので、かなり本格的!カエデちゃんにメロメロだというパパについては、ママいわく、「自分の洋服には無頓着ですが、私たちのファッションに関しては、細かいところにも気づいてくれます。週末に3人で出かけるときは、洋服の色ぐらいは合わせてくれたりもします」家族でファッションを楽しんでいるんですね!ファッション大好き!賢く買い物もともと、おしゃれや買い物が大好きだというママ。メーカー勤務で、平日はハイヒールとスーツで出勤しているそうで、そちらもかっこいい姿が目に浮かびますね。買い物は、職場がある新宿周辺のお店や、ブラブラしながらのぞいたお店で、ブランドにこだわらず、気に入ったものがあれば購入するそうです。トレンドは、「Mamagirl」、「and GIRL」といった雑誌でキャッチ。ママの洋服は、GAPやH&Mといったファストファッションも取り入れ、カエデちゃんの洋服も、BRANSHES、petite mainなど比較的手ごろなブランドが多いそうです。ちなみに、カエデちゃんの洋服は小さくなったら人に譲り、ママの洋服も、ときどき整理してリサイクルショップに出したり、H&Mの古着持ち込み制度で500円の割引券と交換したりするそうです。最先端のファッションを楽しむための、賢い方法ですね。この3点を押さえて、ママでもおしゃれに!「子育て中でも、ここははずせない」というファッションのこだわりを聞いてみました。一つ目はバッグ。「服はプチプラでも、バッグはブランドものを持つことが多いかも。以前は、MIUMIUが好きでしたが、産後はちょっと手頃なものに移行し、kate spadeやMichael Korsなどのバッグを持つことが多いです」この日は、柔らかい素材が使いやすそうなシルバーのママバッグがファッションのポイントになっていましたよ。しかも、カエデちゃんのシルバーのサンダルとさりげなくリンク!「ママバッグもいくつか持っていて、日によって持ち替えています」とのことで、さすがです。二つ目のこだわりは、アクセサリーをつけること。この日も、ゴールドのネックレスが白いトップスに映えていました。「カエデが赤ちゃんの頃は、何度かネックレスを引っ張られて、ちぎれちゃいましたけれど」と笑うママ。それでもめげずに譲らないところが、おしゃれママの秘けつ!カエデちゃんも最近はファッションに興味を持ち始め、柄物が好きなんですって。カエデちゃんの女性としての成長を楽しんでいるママの優しいまなざしが印象的でした。最後に、生後ほとんど髪を切っていないというカエデちゃんの後姿を見てください!編み込みとリボンがかわいい!忙しさを理由に、子どもの身だしなみに手を抜いていた私は軽くショックを受けました。働くママでも、子どもの髪型にこんなふうに手をかけられるのですね。「やっぱりおしゃれなママは、意識が高い!」としみじみ感じました。<文・写真:フリーランス記者鯰美紀>
2016年07月21日周りへの配慮ができず、自分たちへの配慮ばかりを求める自己中心的な一部の子連れママのことを、「子連れ様」と揶揄する風潮がありますよね。批判されるべきは、一部のマナーが守れない人たちだけ 。けして、子連れのママたちすべてが悪いわけではありません。にも関わらず、ただ子どもを連れているだけでキツく当たられる、冷たい視線を送られるなど、子連れでイヤな思いをしたことがある人も少なくないようです。それというのも、一部の自己中心的な子連れ様のマナーがあまりにも悪く、強烈な負のイメージを世間に与えてしまっているため、実際にはほんの一部なのに、多くの子連れママが悪いように見られてしまっているからなのかもしれません。では、本来の子連れ様とはどんな人たちのことを言うのか、20代〜50代の男女に、実際に遭遇した迷惑な「子連れ様」エピソードについてインタビューしてきましたので、ご紹介したいと思います。●電車・駅構内編『満員電車の中で靴を履いたままの子どもを抱っこしていた若いお母さん。子どもが足をバタバタさせて、隣にいる私にぶつかっていたけど、その状況が見えているのに一切知らんぷり 。避けるスペースがなかったためじっとガマンして蹴られっぱなしでいましたが、服は汚れてしまいました。注意したかったけど、見ていて知らんぷりするような親なので、何か言ったらこちらが気分を害しそうなのでやめました』(40代女性/営業)『来た電車に乗ろうとしたら、ベビーカーを引いたママが割り込み乗車 !「早く早く!」と言って連れのベビーカーママ2人を呼び、続けてその2人がベビーカーで私を押しのけるようにして乗車。あっけにとられました』(30代女性/編集)『30代くらいのお母さんが、優先席に小学生の子ども2人を座らせていたんです。で、おじいさんが乗ってきたとき、子どもたちが「席譲る?」と言っていたら、そのお母さんが、「いいのよ、子どもは座ってて」 と言っていました。信じられませんでした』(50代女性/主婦)●飲食店・スーパー編『けっこう人気のあるお店で友達5人と順番待ちをしていたとき、後ろに子連れのママたちが並んでいたんです。子どもたちが「お腹すいたー!」とギャーギャー騒いで迷惑だったんですけど、親たちは注意せず。そしてなんと、私たちの順番になったとき、後ろのママが店員さんに、「子どもがお腹すかせてうるさいから、先に通してもらえない? 」と言ったんです!店員さんはもちろん「順番ですので」と丁寧に断っていましたが、その後もグチグチ文句を言っていました。私たちは不快なのとビックリしたのとで、料理の味を素直に楽しめなかったです』(20代女性/事務)『スーパーで走り回っている子どもをよく見かけます。親は一切注意していません。人にぶつかっても、商品にぶつかって商品を落としても、無視。私は子どもに足を踏まれました。2度目にぶつかられたとき、「危ないから、店内では走っちゃダメだよ」と子どもに注意したら、母親が謝るわけでもなく、「な〜に〜?」と私をにらみ 、子どもを連れていきました。いや、こっちが「何?」なんですけど……』(30代女性/パート)●人混み編『バンドのライブに子連れで来る親はどうにかしてほしい。以前、子どもを肩車してライブを観戦 している親がいて、全然ステージが見えず、超迷惑だった。あと、赤ちゃん連れも迷惑。バラードとかMCのときに赤ちゃんが泣き出して、ライブに集中できなかった。赤ちゃんが泣き出したら一旦外に出るとか、そういう配慮もできないなら連れて来ないでほしい』(30代男性/営業)『バーゲン会場にベビーカーで来る親 はなんなんでしょう?単独で行ったって「あばら折れるかも」とか思うほど危険なのに、そこへベビーカーでつっこんでくるって。子どもがどうなってもいいのか、周りが避ければいいと思ってるのか……理解できない』(30代女性/販売)----------いかがでしたか?みなさん、けっこう迷惑な子連れ様に遭遇したことがあるようです。でも、なかなか注意できないのも事実。そんなマナー違反を堂々としている人に注意したら、何を言われるか、何をされるかわかったものじゃありません。とはいえ、スーパーで走り回る子どものコメントをくれた方のように、場合によっては子どものためにも注意した方が良いときもありますよね。状況によっては、子どものためにも、親のためにも、注意する勇気も必要なのかもしれません。●文章/パピマミ編集部
2016年06月29日