旅行に持って行くトランク、ついつい余分なものを入れすぎたり、逆に足りなくなってしまったり、なんて経験がある人もいるのでは?旅慣れている人たちに、愛用のトランクやその中身、旅に欠かせないものなどを聞いてきました。「働きながら旅ができる」を実現◎安藤美冬さん/フリーランサー「日本と海外を行ったり来たりしながら、書籍やコラムの執筆、海外取材、講演、商品企画やオンラインサロン主宰など様々な仕事をしています。私にとって旅は、自分の日常の中にとけこんでいるもの。日常でもあるのに非日常を感じられる、すごく身近なものです。私が二十代で働いてきた会社を辞めて、フリーランスで働こうという決断をした時に、何をやるのか、どんな仕事をやるのかという"What"の部分より、いちばん最初に決めたのが、どんな風に働いていくかという"How"の部分。その条件として欠かせなかったのが、『働きながら旅ができる』というライフスタイルでありワークスタイルでした。その時の思いが今、少しずつ現実になって、ちょうど1年ほど前から日本と海外を半分ずつ往き来しながら仕事ができるようになってきたんです。だから、今私にとっての旅は『旅をしながらキャリアをつくる、ワークライフブレンド』。旅するたびに人生の転機がおとずれます。例えば、新しいことを勉強したくなったり、英語へのモチベーションが開眼して人生のフィールドが広がったり……。また人との出会いを通じて、新しい仕事の分野を開拓することもたくさんあります。旅が人生の転機を呼んでいるし、また人生の転機を起こすために、旅に出ているのかもしれません」愛用のトランクは、リモワのサルサエアー「愛用しているのは、リモワのサルサエアー。発売当初は”世界最軽量のトランク”と謳われたものです。大きさは機内に持ち込みできるサイズで、これひとつで2週間は旅行できます。何よりいいのが丈夫なのにとても軽いところ。余計なものを削ぎ落とした結果、何も入れていない状態だと、2kgなくて小指一本でも持ち上げられる軽量さがすごい! 私もモノを持ちすぎないミニマムな暮らしを実践しているので、その理念や哲学に共感します」
2016年06月24日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖。彼が病と闘いながら全力で駆け抜けた、生涯を描く奇跡の実話を映画にした『聖の青春』に、この度、東出昌大が出演することが決定。またリリー・フランキーや染谷将太らも参加していることが明らかとなった。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖七段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、 15歳の頃から 10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖は幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、家族や仲間は反対する。しかし、幼いころから何をおいても将棋にかけてきた聖を見ている森師匠は、背中を押す。東京――。髪や爪は伸び放題、足の踏み場もなく散らかった家、酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、みな彼の将棋にかける思いを理解し、陰ながら支えた。その頃、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、一層将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。100年にひとりと言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、 29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖。本作は、そんな彼が病と闘いながら将棋に全人生を賭け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動のノンフィクションエンタテインメント。主人公演じる松山さんに次いで、この度、新たにキャストが発表。松山さん演じる聖の最大のライバルであり、松山さん自身が本作の“ヒロイン”であると語る羽生善治を演じるのは、妻で女優の杏との間に双子をもうけ、公私共に絶好調の東出さん。実在し、かついまもなお棋界の頂点で活躍する人物という難しい役どころを、精神・肉体面の両方からアプローチ。劇中の“羽生メガネ”は、羽生氏本人が史上初となった七大タイトル戦七冠独占達成時に実際にかけていたものを譲り受けたという代物。徹底した羽生研究を行い、羽生氏本人と瓜二つの姿で撮影現場を驚きの声に沸かせた。なんといっても劇中での松山さんと東出さんが、実際の棋譜を覚えての2時間半に及ぶ長回し撮影に挑んだ緊迫感&臨場感溢れる対局シーンは最大の見どころとなっている。今回の決定に東出さんは「とにかく素晴らしい原作と脚本で、現場に入る前からこの作品に携われることに大きな幸福感と闘志を抱いていました」と喜び。また「クランクイン初日、色々な想いの中、街中で立ち尽くすシーンで、監督が演出に来て『芝居をするな』と仰言ったのが強く記憶に残っています」と撮影をふり返った。さらに元々尊敬する大先輩だったと松山さんについて語る東出さんは「松山さんとのお芝居の中で過ごせた時間が自分の宝になりました」と述べた。そして羽生氏は本作について「村山さんの生き様を描いた聖の青春が映画化されると聞いて、彼の存在の大きさを感じました」と話し、「自分も出てくるので気恥ずかしいところもありますが東出さんに演じて頂いたのはとても名誉な事だと思っています。将棋を知らない人達にも楽しんで感じて観てほしいと思います」とメッセージを寄せた。また、今回東出さん以外にも、10代の聖を大阪に引取り共同生活をしながら彼を支えた師匠・森信雄役にリリーさん、母・村山トミ子役に竹下景子、弟弟子・江川役に染谷さん。そのほか、安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固める。『聖の青春』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月17日直木賞作家・石田衣良原作の「娼年」と続編「逝年」を、朝井リョウの小説「何者」の映画化に挑む三浦大輔が脚本・演出を手掛ける舞台「娼年」。この度、松坂桃李、高岡早紀ほか全出演キャストが決定し、メインビジュアルとイメージ動画が解禁された。森中領(松坂さん)は、ごく普通のフリーター。毎日を無気力に送っていた。ある日、友人の進也(米村亮太朗)が40代半ば綺麗な女性を連れてきた。御堂静香(高岡さん)である。「女性なんてつまらない」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは静香が経営するボーイズクラブ“クラブパッション”に入るための試験であった。最初こそ戸惑うが、領は娼夫の仕事にやりがいを見つけていく。それは、女性ひとりひとりのなかに隠されている原始的な欲望を見つけ、それを心の陰から実際の世界にひきだし実現していくこと。領と出会い、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していけるのだ。領と静香は次第に惹れあっていく。静香に褒められたくてずっとこの仕事を頑張ってきたという領。その思いを受け止めることを決めた静香であったが…。主演に長瀬智也、脚本に宮藤官九郎を迎え大ヒットを記録した人気ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の原作小説でデビューし、ドラマ化&漫画化もされた「4TEEN」で第129回直木賞受賞した作家・石田氏。本舞台は、彼が2001年に発表し、第126回直木賞候補作となった「娼年」と、その7年後に出した続編「逝年」をもとに舞台化。脚本・演出を務めるのは、演劇「ユニットポツドール」主宰の三浦さんだ。三浦さんといえば、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した舞台作品を自ら脚本・監督を手掛け、池松壮亮、門脇麦を迎え実写映画化した『愛の渦』で大きな話題に。さらに今秋には、佐藤健をはじめ有村架純、菅田将暉、岡田将生、山田孝之ら豪華俳優陣で朝井リョウ・原作小説を映画化する『何者』でも監督・脚本を務める。主人公の森中領(リョウ)を演じるのは、「侍戦隊シンケンジャー」主演で一躍人気を博し、『ツナグ』『日本のいちばん長い日』「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「ゆとりですがなにか」…と話題作に立て続けて出演する人気俳優・松坂さん。ボーイズクラブのオーナー・御堂静香には、数々の映画・ドラマで活躍する高岡さん。2人は2012年の映画『今日、恋をはじめます』にて母子役で共演しており、今舞台上では濡れ場シーンもあるという。そして今回、メインビジュアルが公開。渋谷の街を背景に、上半身裸の松坂さんと艶やかな表情の高岡さんが抱き合っている構図が、人生を浮遊しているかのような男女2人をイメージして作り上げられている。併せて公開されたイメージ動画でも、松坂さんと高岡さんが色か漂う本舞台の雰囲気を醸し出している。そのほかキャストには、主人公・リョウの“情熱の試験”の相手をし、彼の才能を一番初めに見出す御堂咲良(サクラ)役に佐津川愛美。またリョウの客となる女性役の村岡希美(ヒロミ)、安藤聖(ミサキ)、良田麻美(チサト)、須藤理彩(イツキ)、リョウの先輩・アズマ役の猪塚健太、そして三浦作品常連の米村亮太朗(シンヤ)、古澤裕介(泉川氏)が出演。さらに追加で、リョウのお客様の1人、老女役に江波杏子。リョウの友だちのメグミ役に樋井明日香、またリョウのお客様の1人泉川紀子役に遠藤留奈の2人がオーディションにより決定した。石田氏の「娼年」「逝年」を、豪華キャスト陣で情熱的で官能的に舞台化した本作に期待だ。舞台「娼年」は、8月26日(金)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演。ほか、9月7日(木)より梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、9月14日(水)&15日(木)には久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて上演。なお、本作はR-15指定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日元フィギュアスケート選手の安藤美姫が、29日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(毎週金曜19:00~19:57)に出演する。この番組は、スタジオに集結した"イケてる"独身男たちに、大久保佳代子、いとうあさこ、小島瑠璃子といった、幸せをつかめていない女たちが、さまざまな疑問をぶつけていくというもの。レギュラー2回目となるこの日の放送に安藤は参戦し、持論を展開してイケてる男たちとトークバトルを繰り広げるが、安藤の天然キャラによってスタジオは爆笑に包まれる。イケてる男には、俳優、モデル、医者、アパレル、バーテンダー、弁護士、現役東大生などが集結。イケてる男の職業を紹介する「イケてるギョーカイファイル」のコーナーでは、イケメンのフィットネストレーナーが「まだ間に合う! この夏、モテボディを作る簡単エクササイズ!」などのトレーニングを、スタジオで実践する。
2016年04月26日プロフィギュアスケーターの安藤美姫(28)が、19日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』(20:54~)に出演し、交際中のハビエル・フェルナンデス(25)の演技に感動したことを打ち明けた。2013年にシングルマザーとして出産を経験し、その年のシーズンで第一線から退くことを表明した安藤。「現役辞めたかった」と当時を振り返り、20歳過ぎた頃から「スケーターとして生きるのではなく、その後の人生のために『何が必要で何が幸せなのか』」を考えるようになったという。かねてより子どもを欲しいと思っていた安藤にとって、妊娠は「すごくうれしかったし、それが幸せ」だったことから、出産に迷いはなかった。フェルナンデスが羽生結弦を逆転で破って連覇を果たした世界選手権では仕事で現地入りし、両者を応援しながらも、フェルナンデスの演技を通して「初めて感動した」という。現役時代、自身が「感動を与えていた」という実感はなかったが、フェルナンデスがケガを乗り越えていく姿を間近で見ていた安藤にとって特別な演技だったようで、「こんなに感動するスポーツなんだ」「スケートやっていてよかった」と興奮気味に語った。安藤が出演したのは、古閑美保やいとうあさこらとの「家飲み」企画。手際よく料理を作りながら、フェルナンデスに筑前煮などの日本料理を振る舞っていることや、「Good mornig my love」「My Princess」と愛情表現されていることなどを、幸せそうに明かしていた。
2016年04月20日女優の安藤サクラが、主演映画<a href="">『百円の恋』</a>の上映会&トークイベントで急遽“ハイタッチ会”を開催し、真っ赤に腫れ上がった手のひらの写真を公開した。映画『百円の恋』は、実家にひきこもって自堕落な日々を送る32歳の斎藤一子が、妹とのケンカをきっかけにやけくそで家を出て一人暮らしを始め、深夜に働きだした百円ショップで中年ボクサーと出会い、どうしてもうまくいかない日々の中で衝動的に自らボクシングを始めるというストーリー。安藤さんは同作で、第39回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。その受賞を記念した凱旋上映として2日に東京・テアトル新宿にて上映会&トークイベントが実施された。安藤さんは4日(月)、そのイベントの模様をTwitterでふり返り、集まったファンとともに撮影した写真や動画を公開して「とってもうれしかった」「こころより感謝申し上げます。 ありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。また、「なんだかたまらなくて、名残惜しくて、お見送りしたくなって、ロビー出て咄嗟にはじめてしまった」と、イベント終了後に急遽ハイタッチ会を行ったことを明かし、多くのファンとのハイタッチで腫れ上がった手のひらの写真を公開。「急な事にもかかわらずあたたかく見守って下さったテアトル新宿の皆様、有難うございました。 この真っ赤な右手は宝物です」と喜んだ。(花)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年04月04日東映アニメーションは『聖闘士星矢』の誕生30週年を記念して車田プロダクションと共催し、「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」を6月18日~29日の12日間、東京・秋葉原にて開催する。本企画展は、『聖闘士星矢』史上初となる、原画・アニメーション・フィギュアなど作品に関連するあらゆるアイテムを集め、展示している。初披露を含む等身大「黄金聖闘士」全12体の展示をはじめ、『聖闘士星矢』の世界に入り込んで体感できる立体的な原画展示エリアや。設定資料集などのアニメーション展示エリアなど、ファンが一緒に楽しめる内容を予定しているとのこと。前売り券の一般販売日は3月5日より開始。また、数量限定のフィギュア付き先着限定チケットも販売され、史上初の仕様となる、アニメオリジナルの初期青銅聖衣(ブロンズクロス)を装着した主人公・ペガサス星矢が、原作の青銅聖衣カラーで再現された「ペガサス星矢(初期青銅聖衣) -ORIGINAL COLOR EDITION-」が入手できるプレミアムチケットとなっている。もちろん、オブジェ形態への換装も可能となっている。○「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」 開催概要開催期間:2016年6月18日~29日営業時間:平日12:00~21:00/土日10:00~19:00会場:秋葉原 UDX 2F AKIBA_SQUARE内容:原画、アニメ、フィギュアの展示及び体験コーナーなどの実施主催:聖闘士星矢 30周年展実行委員会協力:車田プロダクション、集英社、秋田書店、バンダイ企画監修:車田プロダクション企画制作:東映アニメーション●チケット当日券:大人・大学生1,500円/中・高校生1,000円/小学生以下無料前売り券:大人・大学生1,300円/中・高校生800円/小学生以下無料販売日時:3月5日前売り券一般販売開始(C)車田正美 (C)車田正美・東映アニメーション (C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2016年03月05日俳優の松山ケンイチが、29歳で夭折した実在の天才棋士・村山聖の生涯を描く映画『聖(さとし)の青春』(今秋公開)で主演を務めることが3日、発表された。原作は大崎善生氏による同名の処女小説。羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描いたことで、読者から「人生の一冊」「涙なしに読むことができない」などと高い評価を受けてきた作品だ。幼少期より腎臓の難病・腎ネフローゼを患い、入退院を繰り返した聖。入院中のある日、聖は父が何気なく勧めた将棋に心を奪われ、その日から将棋の最高峰・名人位を獲る夢を抱き、将棋の道に突き進む。本作では、自らの命を削りながら将棋を指し、死の床まで将棋のことを口にしていた聖が駆け抜けた壮絶な一生を描く。メガホンを取るのは、森義隆監督。人生を将棋に捧げた天才棋士役を演じるプレッシャーに対し、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない役作りで精神面、肉体面の両方から聖にアプローチした松山。「全身全霊をかけても足りない役だと思いました。そういう仕事は大好きです」と感慨深げで、原作を読んだ上で、聖を「命を燃やしている方」と感じたという。また、「病を背負われているので内面が一番難しいです」と役作りにも苦労があっただけに、「ヒロインが羽生善治さんという硬派な作品です。将棋が好きな方はもちろん、人生をつまらなく感じている方も、何かに夢中になっている方でも、こんな人間がいたんだと魅かれる作品」「"村山聖"は必ず見る人の心に何かを残します」とアピールにも熱がこもる。一方の森監督も「村山聖の生き様は『人生とは、何なのか』という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます」とその重みを説明。2月中旬のクランクアップを前に、「30才の松山ケンイチが、映画の中で、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます」と松山の"仕上がり"を報告した。「角川映画になるというのは宿命的なものを感じる」というのは、原作の大崎氏。滝田和人プロデューサーからオファーを受けた森監督は、ドキュメンタリー作品の経験もあったことから誰よりも実写化の難しさを感じ、何度も打ち合わせを重ねた。脚本が決定稿に至るまでには20稿、5年の歳月。提案の段階から数えると約10年が経過していることに触れ、大崎氏は「粘り強く交渉を重ねて、現実まで持っていってくださった制作スタッフの執念には頭が下がる」と称賛しつつ、演じる松山にも脱帽せずにはいられない。役のために聖を真似て右手の爪を伸ばし、体重も増やした松山。大崎氏は、その姿を目の当たりにした時の心境を「村山聖さんに似ているのに驚いた」と伝え、「意志の強そうな瞳。内面からにじみ出てくるような自然なユーモラス。そして人へ対する好奇心、優しさ。17年ぶりに村山くんがいた」と内からにじみ出る類似点を興奮気味に列挙。「村山聖が17年ぶりにこの世に戻ってくる。松山ケンイチに姿を借りて。限定的なカーニバルのようなものだ」と呼びかけている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年02月03日病と闘いながら将棋に全人生を賭け、29歳にして亡くなった実在の天才棋士・村山聖のノンフィクション小説「聖の青春」の映画化が決定。この度、ふっくらとした顔つき、体つきで話題となっていた俳優・松山ケンイチが体を張って村山氏を演じていることが分かった。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖(さとし)六段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖の上京を広島の両親は強く反対する。その理由は、聖が幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っていたからである。彼は、常に死と隣り合わせで生きていたのだった。東京――。聖が七段に昇段したころ、同じ年齢の羽生善治が前人未到のタイトル五冠を達成し、「名人」のタイトルを獲得する。聖は強烈に羽生を意識、彼に対し、ライバルのような、憧れのような想いを抱いていた。羽生に刺激を受けた聖は更に将棋に没頭し、並居る上段の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、そして羽生氏らいまも将棋界で活躍する仲間たちとの友情を通して描く、号泣必至、感動のノンフィクションを基に描いた本作。人間の知の限界に挑戦し続けた天才将棋指しの人生を、師匠、ライバルほか周囲から愛された記憶と共に描くのは、『ひゃくはち』で監督デビューを果たし、2012年に手掛けた『宇宙兄弟』が大ヒット、第16回プチョン国際ファンタスティック映画祭でグランプリ、観客賞をダブル受賞した森義隆監督。主人公・村山聖を演じるのは、現在公開中の『の・ようなもの のようなもの』や『珍遊記』など多くの主演作を持つ俳優・松山ケンイチだ。今回の役柄について「全身全霊をかけても足りない役」と話す松山さんは、自ら東京将棋会館に通いつめ、これまでにない驚異的な役作りで精神面、肉体面の両方から村山聖を熱演している。ビジュアルでも分かるように増量し容姿も変えて演じた松山さんだが、一番難しかったところは内面だという。自らの命を削りながら将棋を指し、死の床まで将棋のことを口にしていたという村山氏を自分自身で理解し撮影に挑んだようだ。松山さんはファンに向けて「ヒロインが羽生善治さんという硬派な作品です。将棋が好きな方はもちろん、人生をつまらなく感じている方も、何かに夢中になっている方でも、こんな人間がいたんだと魅かれる作品です。“村山聖”は必ず見る人の心に何かを残します。宜しくお願い致します」とコメントを寄せた。<以下、スタッフコメント>■森義隆監督村山聖の生き様は「人生とは、何なのか」という普遍的な問いをわたしたちに突きつけてきます。30才の松山ケンイチが、映画のなかで、29年という村山聖の短い人生を全力で生き抜いた先に、その答えの一端があるのだと信じて、日々、撮影に挑んでいます。■原作者:大崎善生私のデビュー作である「聖の青春」が角川映画になるというのは宿命的なものを感じる。はじめて映画化の話を聞いてからもう10年近くになる。その間も粘り強く交渉を重ねて、現実まで持っていって下さった制作スタッフの執念には頭が下がる。最終的には最高の形となった。この作品を愛し、信じそして丁寧にまとめあげてくれた。はじめて松山ケンイチさんとお会いしたとき(※撮影が始まったころ)、村山聖さんに似ているのに驚いた。体重を増やして役に備えたという。右手の爪は村山を真似て長く伸びていた。森さんがいたら「村山君、こんなに長い間どこにいっとったんや」と手をさすったかもしれない。私も酔っぱらっていれば昔のように頬っぺたを軽くつまんでいただろう。意志の強そうな瞳。内面からにじみ出てくるような自然なユーモラス。そして人へ対する好奇心、優しさ。17年ぶりに村山くんがいた。本作は、天才羽生善治に挑む、西の怪童と恐れられた村山聖の真摯な闘いの物語である。森信雄という類まれな師匠との愛情の物語でもある。幼い日から病気と闘い、そのハンディをものともせず乗り越えていった努力の物語であり挫折の物語でもある。将棋を目指すものたちのストイックな青春がそこにはある。29歳で村山がこの世を去って17年。その歳月をものともせず村山はまだ多くの人に愛され慕われ続けている。その過酷な宿命の故か、彼の持つ特有の純粋さの故か。その村山聖が17年ぶりにこの世に戻ってくる。松山ケンイチに姿を借りて。限定的なカーニバルのようなものだ。もちろん私もはやく村山くんに会いたい。一人でも多くの人にこのお祭りに参加してもらいたい。■プロデューサー:滝田和人以前2本の映画でご一緒した際の印象と、『男たちの大和』の演技が非常に素晴らしく、その頃から松山ケンイチさんに注目していました。そして数年後、事業化が決まりかけた頃、松山さんご本人が原作を読み、村山聖役を熱望しているという情報を耳にしました。「逃してなるものか!」と、本人に監督と一緒にお会いし話してみて、松山さんならば重責を受け止め、必ずや私たちと同じ方向を見つめながら「村山聖」という人間に挑戦することができる、と強く感じました。役作りについて、松山さんとは、広島のご両親への訪問と聖さんのお墓参り、そして師匠森信雄さんの元も訪れ、大阪福島の前田アパート、関西将棋会館、更科食堂と聖縁の大阪の地を巡りながら、聖とのエピソードをじっくりうかがいました。元々、将棋はお好きでたしなまれていたようで、将棋指導の先生からの指導含め、将棋会館の一般道場にふらりと現れては手合いをつけてもらい普通に指されていたりなど、めきめき上達されました。また、聖が罹ってしまったネフローゼという難病を理解するため、実際の患者さんへも取材をして、撮影に臨まれました。実在の人物でも、もう亡くなられているので、当然会うすべはなく、聖を支えた方々の人柄に触れることと、聖が実際身を置いた空間に浸ることで、役作りのヒントしようとされていたのだと感じます。聖の強烈な個性は、内面のみならず、迫力と愛嬌が奇妙に入り混じる見た目も大きいですから、当時の写真、対局のビデオも参考に肉体改造も大変だったと思います。「でも、食べて飲むしかないんですよね」「おいしいものもおいしく感じなくなるんです」と言う松山さんは本当に苦しそうでした。これまでにないほどの役へののめり込み方や周囲が危惧したほどの増量計画。クランクイン前、村山聖を感じるために、松山ケンイチはあえて苦しみや悩みを求め、もがいているように見えました。もう会うことの叶わない生きた村山聖がスクリーンに出現することを、私は確信しています。どうぞご期待ください。『聖の青春』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日バンダイが展開するフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2016年4月発売「聖闘士聖衣神話EX カプリコーンシュラ」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は11,880円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズで、同作フィギュアの決定版として注目を集めている。今回立体化となる「カプリコーンシュラ」は、『聖闘士星矢』30周年を記念して制作された完全新作アニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場したキャラクターで、その身には神によってさらなる力を与えられた山羊座の神聖衣(ゴッドクロス)をまとう。「聖闘士聖衣神話EX カプリコーンシュラ」は、「神聖衣」ならではの大型翼パーツが背中にデザインされ、「聖闘士聖衣神話EX」らしい金色の輝きを放つモデルに。豊富な表情と手首パーツが付属しており、シュラの代名詞でもある必殺技「エクスカリバー」のポーズも再現可能。加えて、マスクの装着・非装着も再現しており、さまざまな表情を楽しむことができる。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用表情パーツ(4種)、マスク装着用前髪、交換用手首(左右各5種)、聖衣分解装着図、オブジェ・フレーム。商品価格は11,880円(税込)で、2016年4月発売となる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】
2015年12月08日東京都・秋葉原の秋葉原UDXは、「聖闘士星矢」のすべてが揃う企画展「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」を開催する。開催は2016年6月予定。同展は、原画・アニメーション・フィギュアなど、同作品に関連するあらゆるアイテムを集めた企画展。同作品の誕生30周年を記念して、東映アニメーションと車田プロダクションとの共催によって開催することが決定した。「聖闘士星矢」は、1985年12月に週刊少年ジャンプ誌上で車田正美による原作漫画の連載が開始された作品で、1986年よりスタートしたTVアニメーションシリーズを始め、キャラクターフィギュアなど次々に記録的ヒットを飛ばし、一大ブームを巻き起こした。同作品は、聖衣(クロス)と呼ばれる鎧をまとう少年たちの戦いと友情が描かれており、少年漫画に星座やギリシャ神話などの要素を詰め込んだ斬新な世界観が人気となった。現在でも、日本のみならず、アジア・ヨーロッパ等でも多くのファンに愛され続けているという。同展では、初公開となる展示や、ファンが一緒に楽しめる内容が予定されており、詳細は決定次第同展公式Webサイトにて随時告知されるということだ。
2015年12月07日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、「聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ ~ORIGINAL COLOR EDITION~」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送予定で、価格は8,000円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として注目を集めている。今回立体化となる「アリエスムウ」は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーションとして制作されたアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場したキャラクターで、白羊宮の守護者でもある。「聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ ~ORIGINAL COLOR EDITION~」は、通常版と髪や聖衣が異なったバージョンとして登場。聖衣やマントは落ち着いたカラーリングとなり、顔も通常版にはなかったオリジナルデザインに変更されている。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズならではの豊富な可動域によって必殺技のポージングも可能になっているほか、聖衣修復者であるムウならではの聖衣修復具一式も同梱される。また、シャカの数珠が付属し、別売りの「聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア~ORIGINAL COLOR EDITION~」「聖闘士聖衣神話EX スコーピオンミロ~ORIGINAL COLOR EDITION~」と組み合わせることで、劇中で3人が発動させた「アテナエクスクラメーション」も再現できる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用表情パーツ3種、交換用前髪、交換用後髪2種、マスク着用時後髪、聖衣一式、オブジェ用フレーム、マント、聖衣修復具一式、数珠2種。商品価格は8,000円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2016年5月を予定している。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年11月06日「竹中直人さんと芝居がしたい!」という生瀬勝久さんの熱意でスタートした竹生企画。旗揚げ公演となった、マンションに集う人々を描いた群像劇『ヴィラ・グランデ 青山』から4年。久々の第2弾『ブロッケンの妖怪』は、絵本作家と編集者がアイデアを得るために訪れた島が舞台のホラーコメディ。お二人にお話をうかがいました。* **生瀬:正直、この企画は1回だけで終わっちゃうんだと思っていたんです。そしたら今回、竹中さんのほうから、そろそろやりますかって声をかけていただいたんですよね。僕は、それがうれしくって。竹中:本当はもっと早くできたらと思っていましたが、なんだかんだで4年経ってしまって、ここでやらないと次がないだろうと思って。生瀬:4年って、何かあるのかもしれませんね。オリンピックも4年周期だし。前回のことを忘れるのと、新しいことを始める気持ちになるのと、ちょうどいいサイクルなのかも。竹中:そこはやっぱり、前回が楽しかったからだよね。芝居をしていた時間とか、その時に感じていた風とか、なんだかすごく心地よくて。生瀬:それはうれし~なぁ。竹中:その生瀬さんが、どんな芝居にするかは任せますって言うから、前回同様、脚本・演出を倉持裕さんにお願いしたんです。前回の山田優ちゃん、今回の佐々木希ちゃんと、初舞台の女優さんたちを引っ張り込んでいるのも僕だし。生瀬:僕は、竹中さんと芝居がしたいだけなんで、他のことはお任せしています。竹中:あの、倉持君が描く、世界観が好きでね。生瀬:倉持君の作品って、覗き見のような面白さがあるんですよね。例えば、喫茶店で隣のカップルが喧嘩しだした時の、彼らの素性を知らないからこそ面白がれる、あの感じ。ただ、舞台ではいきなりそれが始まるから、観てる人は、会話を通して得られる情報から必死に状況を理解しようとする。その時点で倉持君の罠に引きずり込まれているんだけど。竹中:演じてる僕自身も、分からないまま演じています(笑)。生瀬:僕もそう(笑)。意味を考えてバランスをとっていくのは、作家であり演出家や監督の仕事であって、俳優は、台本どおりにセリフを言えばいいんですよ。そのほうが現場も波風が立たずに進んでいくし。竹中:僕も、言われるがまま。何も考えずやっています。生瀬:僕、竹中さんの、周りに合わそうとしない芝居が好きなんですよ。時々、本当にすっとぼけた顔をする時があって、それが面白くって。竹中:照れるな(笑)。生瀬君とやってると、想像もできない何かが生まれるような気がします。大体、生瀬君って独特の顔してるでしょ。それが本当に凄くて。しかも今回、そこに希ちゃんが参加するのも面白いし。お人形のような美しさがあるんだ。生瀬:生なのにお人形さんみたいって、それだけで凄いですからね。竹中:希ちゃんってすごい独特で、今回声をかけさせていただきました。前回の山田優ちゃんもそうだけど、舞台馴れしてない女優さんを誘うのって、やっぱり覚悟がいるし、責任も感じるからね。でも、その緊張感っていうのもいいんだよね。生瀬:ぶっちゃけて言うと、竹中さんも僕も、この舞台をやらなくったって、生活はしていける。でも、だからこそ純粋に芝居がやりたくてやってるとも言える。大人の俳優さんがやるいい芝居を、多くの人に観ていただきたいんですよ。竹中:今回はホラーコメディなんで、きっと怖くて笑える舞台になっていると思いますよ(笑)。◇なませ・かつひさ’60年、兵庫県生まれ。11月よりスタートする関東ローカルの深夜ドラマ『危篤スルー』(NTV)に主演。スペシャルドラマ『必殺仕事人2015』の放送も控える。たけなか・なおと’56年、神奈川県生まれ。出演ドラマ『海に降る』(WOWOW)が現在放送中。11月には『びったれ!!!』、12月には『海難1890』と出演映画の公開も相次ぐ。◇とある孤島の洋館を訪れた絵本作家と編集者。彼らの目的は、霧の濃い日にだけ海の上に洋館の影が現れるブロッケン現象の取材。そこに島の住人たちの思惑が絡み合っていく。10月30日(金)~11月1日(日)/北千住・シアター101011月12日(木)~29日(日)/日比谷・シアタークリエ作・演出/倉持裕出演/竹中直人、生瀬勝久、佐々木希、大貫勇輔、安藤聖、田口浩正、高橋惠子全席指定9000円(税込み)東宝テレザーブTEL:03・3201・7777(9:30~17:30)広島、大阪、静岡、名古屋、福岡、鹿児島、鳥取、新潟、岩手、栃木公演あり。※『anan』2015年11月4日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・望月リサ
2015年10月28日個性派俳優、竹中直人と生瀬勝久のふたりによる“竹生企画”第二弾の舞台『ブロッケンの妖怪』の稽古が進行中。開幕まで3週間あまりとなった10月上旬、その稽古場が公開された。【チケット詳細はこちら】4年前の竹生企画第一弾と同じく、人気劇作家の倉持裕が作・演出を手がけるこの舞台。“ホラーコメディ”と銘打たれるだけに、笑いと怪奇が交錯する倉持ワールドと、竹中、生瀬らの無類の個性がいかに絡み合うのか、期待は自ずと高まっていく。静やかな緊張感が漂う稽古場。竹中、生瀬両氏がその通る声で場の空気を牽引しながら、同作が初舞台となる佐々木希を気遣い、さりげなく手引きする場面も見受けられた。舞台は孤島にぽつんと一軒建つ、大きな洋館。竹中演じる絵本作家の打越と、生瀬演じる編集者の黒柳、打越の恋人の桃(安藤聖)は、この島の“ブロッケン現象”──霧の濃い日に洋館の影が霧に映り、海の上にもうひとつの洋館が現れる現象を取材に来た。ここに暮らすのは、高橋惠子、佐々木希が演じる虹子と小真代という母娘。そこに使用人の稲井(大貫勇輔)と生活必需品を運ぶ船乗りの泊(田口浩正)が加わり、役者が揃う。洋館の一室にまず現れたのは竹中と佐々木。見慣れぬ光景に好奇心いっぱいの竹中と、何か秘密がありそうな佐々木。お互いの正体を探りながらの、可笑しなやりとりがひとしきり続く。「会話をするなかで、だんだんに」と、ふたりの接近を促したり、きっかけを定めたりと、倉持の緻密な指示で徐々に物語の焦点が明白に。いっぽうで、互いに一歩もひかない生瀬と安藤の激しい台詞の応酬に、ぐいぐいと引き込まれる。そして高橋が登場、ドラマは一気に動き出す。美しく上品ながら、何か隠しごとがありそうな彼女、良好とは言えない母娘関係、亡き夫のこと、小真代に対する稲井の使用人らしからぬ強気な態度、そして、霧の中に現れたもうひとつの洋館──と、ホラーへと突き進む要素が次々と示される。場面変わって外は嵐に。暴風雨の中、必死に進もうとする大貫の体当たりのダンスでコメディ感は高まるも、打越の行方不明が発覚。虹子は彼らの滞在が約束の期限を過ぎていると苛立ちを見せ、緊迫感は徐々に増していく。黒柳が彼女を問い詰めるも、謎は深まるばかり。打越はどこへ?霧の中に現れるもう一軒の洋館の秘密とは──。実力派強力タッグが紡ぎ出す、手に汗握る展開が期待される。10月30日(金)より11月1日(日)まで東京・シアター1010にて。その後全国各都市で上演予定。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2015年10月21日鬼才・石井隆監督による映画『GONIN サーガ』の完成披露試写会が17日(木)都内で行われ、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、柄本佑、土屋アンナ、安藤政信、福島リラ、そして石井監督が舞台挨拶に立った。佐藤浩市、本木雅弘らオールスターキャスト出演のハードボイルド映画『GONIN』、19年ぶりの続編。指定暴力団五誠会系大越組襲撃から19年後を舞台に、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出さん)、その幼馴染で大越組長の遺児・大輔(桐谷さん)、襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター(柄本さん)、そして五誠会に囲われる元アイドルの麻美(土屋さん)らが、尊厳と復讐のために血の雨を降らせる。劇中で東出さんから“ジュニア”と呼ばれていた桐谷さんは「現場では“勇人”“ジュニア”と呼び合っていたので、撮影後の番宣では(東出さんから)“クンかサンのどちらで呼べばいいですか?”と言われた」と東出さんの礼儀正しい性格を明かしながら「相変わらず優しくてチャーミング。身長が高いだけじゃないぞー」といじりつつ褒め称えていた。また前作から19年後が映画の舞台になっていることにちなみ、19年前の自分自身の様子を聞かれた桐谷さんは「16、17歳くらいで、役者になってやるという意識が強かった。目立とうと思って、スカートをはいていましたね。シースルーのスケスケシャツを素肌の上に着て、学校にも行っていた」と斬新すぎる当時のファッション・センスを回想。さらに「なんで自分が雑誌の表紙にならないんだ?と思って、自分で雑誌の表紙を作ったり、ラジオも友達と作っていました」と若気の至りを明かしていた。また石井監督映画の大ファンという安藤さんは「オファーが来たときはフリーで事務所に入らずにブラブラしている時で」と話し始めると、石井監督が「南極にいたんでしょ?」と不可解なツッコミをしてニヤリ。石井監督が安藤さんをウィキペディアで調べた際に、“南極にいる”と書かれていたそうだが、安藤さんは「監督はそれを鵜呑みにしたらしいけれど、俺は普通に自宅にいた」と苦笑い。すかさず柄本さんが「安藤さんは南極に行ったことはあるんですか?」と聞くと、「ない、ない(どうして書かれたのか)俺の方が聞きたいよ」とウィキペディア情報を否定していた。映画『GONIN サーガ』は、9月26日より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日内野聖陽が、亡くなった娘のために復讐を誓う心理学者・安藤役で主演を務める『罪の余白』。芦沢央のサスペンス小説を映像化したことで注目を集める本作から、吉本実憂演じる娘の同級生・咲に挑発された安藤が、激高し、思わず手をあげてしまう衝撃的な本編映像が解禁された。行動心理学者として教鞭を取る安藤(内野聖陽)は、高校生の娘・加奈の突然の死を受け止められずにいた。娘の死は事件か、事故か…。自らを責めながらも、その真相を追い始める安藤の前に、加奈のクラスメート・咲(吉本実憂)が現れる。初めは加奈の死を悼むそぶりを見せた咲だったが、彼女は、教師、生徒、警察の心を操る、狡猾で残忍な悪魔のような少女だった。復讐を誓い、娘を思うあまり暴走する安藤は、逆に咲に追い詰められてゆき…。野性時代フロンティア文学賞を受賞した芦沢央の話題作を映像化した本作。映像・舞台と幅広いフィールドで活躍する俳優・内野聖陽と、「アイムホーム」(テレビ朝日)「表参道高校合唱部!」(TBS)など話題作に次々と出演中の美少女・吉本実憂が繰り広げるギリギリの心理戦が注目を集めている。今回解禁された映像は、コンビニの前で娘の死の真相を問いただす安藤と、それを挑発する咲という手に汗握るシーンからスタート。「親子そろってつまんねー!」という、最愛の娘を侮辱する咲の言葉に耐えきれなくなった安藤が、ついには彼女に手をあげてしまう…という衝撃の映像となっている。吉本さんが演じる咲は、スクールカーストの頂点に君臨し、周囲の意のままに操る狡猾さを持つ、邪悪な少女。吉本さんといえば、日本の矯正歯科界の権威たちが“美しい横顔”を持つ女性を表彰する「Eーライン・ビューティフル大賞」を受賞するほどの美貌の持ち主だけに、よりいっそう冷酷な恐怖感が煽られる。そして、人間の心理には精通しているはずの安藤が、娘の同級生である少女に、衝動的に手を挙げてしまったその背景とは…!?愛する娘のために我を失っていく父親と、美しすぎる邪悪な女子高生。果たしてどちらが勝利するのか。緊迫感漂う究極の心理戦を、まずはこちらの映像から体感してみて。『罪の余白』は10月3日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月14日竹中直人と生瀬勝久がタッグを組む「竹生企画」が4年ぶりに第二弾を放つ。前回に続き倉持裕を作・演出に迎えて挑戦するのは、『ブロッケンの妖怪』なるホラーコメディ。これが初舞台の佐々木希をはじめ、大貫勇輔、安藤聖、田口浩正、高橋惠子らとともに、笑いと怪奇の不思議な世界を作り上げる。超個性派のふたり、今度はどんな激突を見せるのか。舞台『ブロッケンの妖怪』チケット情報そもそもは、「竹中さんの芝居が好きで、憧れの人とぶつかりたかった」という生瀬のラブコールから始まった「竹生企画」。受けて立った竹中にとっても、「お互いに馴れ合いにならず、心地いい緊張感を持って静かに戦えた」場となったそうだ。実際、「もう1回、もう1回と繰り返していくうちに感情が動く瞬間がある稽古が好き」という竹中に対し、生瀬は「繰り返すよりも早く舞台に上げる形を見つけたい」と、ふたりは考え方も異なる。しかし、「違うから良かった」と竹中が言えば、生瀬も「すごく仲良くなったわけでもないんですけど(笑)、竹中さんという存在は唯一無二。絶対またやりたかった」と、さらなるタッグを望むようになったと話す。そうして立ち上がった第二弾は、洋館が1軒だけ建つ孤島が舞台。そこで、ブロッケン現象で霧に映ったもうひとつの洋館が日に日に近づいてくるという物語が展開していく。第一弾に続いて作・演出を担うのは、「あの何とも言えない不思議な世界がたまらなく好き」と竹中が依頼した倉持裕。「今回も演劇でしか表現できない不思議なエンターテインメントになると思う」と生瀬も期待を膨らませる。さらに、「生瀬くんと僕でホラーコメディをやるなんて、『ヴあああ~!』っていう恐怖の顔合戦がすごいことになるんじゃないかと思う(笑)」と竹中が楽しそうに言うと、「僕、そういうテンションを上げることを良しとする先輩たちの考え方が、今すごく大事だと思うんです。ギリギリでやるっていうことがやっぱり美しいと思う」と生瀬が力強く応えた。今回の物語がホラーコメディになったのは、実は、ホラー映画マニアの竹中の声が発端。自分たちで立ち上げた企画だからこそ、何ものにもとらわれず、やってみたいことに、やってみたい人を呼んでトライできる。「とにかくすごい芝居になる予感がする」と竹中。そして、「2回目が勝負。面白いことやってるらしいよと噂になって、3回目を期待してくれる人が増えたら」と生瀬。純粋に、自由に、ふたりの俳優が舞台に取り組む。10月30日(金)より東京・THEATRE1010を皮切りに、全国で公演。取材・文:大内弓子
2015年09月09日プロフィギュアスケーターの安藤美姫と教育評論家の尾木直樹が8月19日(水)、都内で行われた「GapKids x ED キャンペーン」のPRトークイベントに出席した。現役選手時代は“ミキティ”の愛称で人気を博した安藤さんは「フィギュアスケートは18歳の頃になると、毎日のように“辞めたい”と思うようになった」と現役を退いた今だからこその衝撃告白。それでも続けて来られたのは「スケートに出会った9歳の頃からの夢は、コーチになる事。それは今も叶えていないので、その夢があったから」と説明しながら「フィギュアスケートを今まで一度も嫌いになった事はなかった。その思いが今に繋がっている」と複雑な思いと共に振り返った。一方、プライベートでも親交があるという“尾木ママ”から「(安藤さんの娘の)ひまわりちゃんは素敵で元気。一生懸命お母さんが面倒を見ているからね」と良き母親ぶりを披露されると、恐縮気味に照れ笑い。ここ2、3年で人生に対する心境の変化もあったようで「出会いや時間を大切にするようになった。スケートの練習も気持ちよく出来ているし、プライベートを持つことで両方が満たされた。悪い時もあればいい時もある。それがライフ」と晴れ晴れとした表情で熱弁していた。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、『聖闘士聖衣神話EX セイレーンソレント』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年11月発送予定で、価格は10,260円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博している。同シリーズは、昨年12月に12人の黄金聖闘士が出揃い、現在バンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場する、黄金聖闘士の神聖衣(ゴッドクロス)を立体化している。「セイレーンソレント」は、海皇ポセイドンを守護する海の闘士・海闘士(マリーナ)七将軍のひとりで、原作ではタウラスのアルデバラン、アニメ版のアスガルド編ではドゥベのジークフリートと対峙。そして、南大西洋の柱でアンドロメダ瞬と激闘を繰り広げる。海闘士としては、「シードラゴンカノン」に続く2人目の立体化となる。実際のフィギュアでは、横笛と専用持ち手、さらに手首や表情パーツも豊富に付属しEXならではの多彩なシーン再現が可能。もちろん鱗衣はオブジェ形態に組み換えもできる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各7種、交換用フェイス2種、鱗衣一式、マスク装着用前髪、マント、笛、たたんだ羽パーツ、オブジェ用フレーム一式。商品価格は10,260円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年11月を予定している。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年07月04日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年10月予定の『聖闘士聖衣神話EX バルゴシャカ(神聖衣)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は12,960円(税込)。「バルゴシャカ(神聖衣)」は、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場し、『聖闘士星矢』シリーズでも屈指の人気を誇る、乙女座バルゴのシャカの新たな姿。本作は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーションとして制作され、4月20日時点で再生回数が200万回を突破するなど大きな話題に。物語は北欧アスガルドを舞台に、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれる。今年3月の『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』プレミア試写会でお披露目された『聖闘士聖衣神話EX バルゴシャカ(神聖衣)』は、アイオリア、ムウに続く第3弾として立体化され、劇中でシャカが装着する「乙女座の神聖衣」を完全再現。最新技術によりアクションとフォルムを両立し、さまざまなアクションポーズをとることが可能となっている。翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がりで、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施されるなど、劇中同様の神々しい輝きを再現している。また、必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、「EX」シリーズならではの豊富な表情パーツ、手首パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」にも換装可能。マスク装着・非装着の両方の状態再現できる。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用フェイスパーツ4種、マスク装着用前髪・後髪、交換用手首 左右各6種、交換用組手首2種、オブジェ・フレーム、無可動肩パーツ、聖衣分解装着図。初回特典には、「黄道十二星座シンボルプレート5種(メッキ仕様)」が同梱される。『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の第5話「究極!神聖衣の力」は、6月6日0:00よりバンダイチャンネルほかにてにて配信開始。なお、5月30日~31日に東京・ベルサール秋葉原で開催された「魂の夏コレ 2015」では、第4弾『キャンサーデスマスク(神聖衣)』が、参考出品として展示されていた。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年06月05日安藤裕子が6月16日(火)に東京・LIQUIDROOMでライブツアー「安藤裕子 LIVE 2015 『あなたが寝てる間に』」の追加公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】3月から4月にかけて4公演行われたツアー「安藤裕子 LIVE 2015 『あなたが寝てる間に』」。同ツアーでは今年の1月にリリースされた最新アルバム『あなたが寝てる間に』の楽曲を中心に披露。今回の追加公演では、同アルバムの楽曲に加え、7月29日(水)リリースのシングルが披露される予定。同曲はスキマスイッチが書き下ろし曲を提供することで話題となっている。チケット一般発売は5月31日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。受付は5月15日(金)午後6時から24日(日)午後11時59分まで。■安藤裕子 LIVE 2015 「あなたが寝てる間に」追加公演6月16日(火)LIQUIDROOM(東京都)開場 18:45 / 開演 19:30料金: スタンディング 5800円 ※ドリンク代別途必要
2015年05月14日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年8月発売予定の『聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ(神聖衣)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は10,800円(税込)。「アリエスムウ(神聖衣)」は、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて配信中のアニメ『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』に登場する。本作は、車田正美原作の大ヒットアニメ『聖闘士星矢』30周年を記念した完全新作アニメーション。物語は北欧アスガルドを舞台に、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士による新たな戦いが描かれる。4月20日時点で再生回数が200万回を突破するなど、大きな話題となっている。今年3月の『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』プレミア試写会でお披露目された『聖闘士聖衣神話EX アリエスムウ(神聖衣)』は、『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』(2015年6月発売)に続く第2弾として立体化され、劇中でムウが装着する「牡羊座の神聖衣」を完全再現。必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、EXならではの豊富な表情パーツ、手首パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」にも換装可能となる。聖衣(クロス)のデザインも、黄金聖衣(ゴールドクロス)の原型は継承しつつ、翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がり。商品には、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施され、劇中同様の神々しい輝きを再現している。また、マスク装着・非装着の両方の状態が再現可能。セット内容は本体に加え、聖衣一式、交換用フェイスパーツ4種、マスク装着用前髪、交換用手首左右各4種、オブジェ・フレーム一式、マスク装着時用ほどき髪パーツ、マスク装着時用結び髪パーツ、マスク非装着時用結び髪パーツ、聖衣分解装着図。なお、初回生産特典(商品封入)として、黄道十二星座シンボルプレート4種(メッキ仕様)も付属する。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年05月02日バンダイチャンネルほかにて配信されていた人気アニメ「聖闘士星矢」シリーズ最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の再生回数が、4月20日時点で200万回を突破したことが明らかになった。本作は4月11日より計222の国と地域で配信を開始。さまざまな地域の人が視聴できるよう、13の言語の字幕を用意し、アニメコンソーシアムジャパンの運営する動画配信サイト「DAISUKI.net」をはじめ、北米向けで「Hulu」、中国向けで「iQiyi」、北中南米欧州(一部区に除く)で「Crunchyroll」など複数のプラットフォームでの配信を実施。その結果として、海外での試聴回数が国内を上回るなど好調なスタートを切っていた。配信だけではなく、すでにフランスなどではテレビ放送も開始し、さらに世界各国でフィギュアを中心におもちゃ等の商品展開も予定。配信元の東映アニメーションによれば「海外における従来のテレビ放映やパッケージ展開に加え、正規の映像配信による作品展開の拡大を図る」狙いがあるという。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年04月24日4月11日よりバンダイチャンネルほかにて配信される、人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』スペシャルイベントが20日、東京・お台場シネマメディアージュで行われた。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年を記念した完全新作アニメーション。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれる。主人公は獅子座の黄金聖闘士アイオリアとなり、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて、246の国と地域で配信がスタートする。この日のイベントには、シリーズディレクターの古田丈司氏、寺本知資プロデューサー、本作で主題歌を担当するROOT FICEより蛇足、みーちゃん、けったろ、そしてスペシャルゲストとして俳優の細川茂樹が登壇した。まず古田氏によれば、『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』の物語は、原作「冥王ハーデス編」のサイドストーリーという形で進行。星矢たちがエリシオンでハーデスらと戦っている最中に、新たに発覚した地球の危機を救うため、消滅したはずの黄金聖闘士がアスガルドの地で復活するという。さらに古田氏は「原作やアニメでは、ほとんど登場していない黄金聖闘士たちの私服姿、クロスボックスを背負っている姿、聖衣を装着するシーンなどがしっかりと描かれています」とこれまでの『聖闘士星矢』シリーズとは異なる見どころも解説。続く寺本プロデューサーは「第1話でアイオリアとアイオロスの兄弟の絆を描いていますが、12人いる黄金聖闘士の人物像を深堀りしていく作品にしたいと思っています。黄金聖闘士一人ひとりの魅力を最大限に伝えていきます」と話していた。スペシャルゲストの細川は、『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold』の放送に合わせてバンダイより発売されるフィギュアシリーズ『聖闘士聖衣神話EX』のCMに、『聖闘士星矢』ファンのジェミニ部長として出演。細川はCM収録に向け、DVDを見て「ペガサス流星拳」を完全に習得してきたにもかかわらず、一瞬しか使われなかったという。当初はマイクを片手に身振りのみで動きを見せた細川だったが、最終的には、動きのポイントを解説しつつ、完全実演するというサービスも。完成した映像については「新たな一面を引き出してくれました」と満足そうな表情を浮かべていた。主題歌を歌うROOT FIVEは、代表してけったろが「メンバーには、見ている人、見ていない人などさまざまですが、そういった世代を超えながら共通の話題になる作品に関わることができて光栄です。僕たちもコスモを燃やして歌っているので、よろしくお願いいたします」とあいさつ。最後に細川が「『聖闘士星矢』を最初に見たのは中学生くらいだったと思います。そんな作品が、いまや世界中でファンがいる日本を代表する作品になっていると思うと感慨深いです」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。
2015年03月21日人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』のプレミアム先行試写会が3月21日~22日に、東京・お台場シネマメディアージュで開催され、フィギュアシリーズ『聖闘士聖衣神話EX』の新商品が展示された。先日には、劇中で主人公・アイオリアが装着する「獅子座の神聖衣」を完全再現した『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』(2015年6月発売)が発表されたが、会場では同商品に続く『アリエスムウ(神聖衣)』『バルゴシャカ(神聖衣)』も参考出品。それぞれ「聖衣装着形態」「オブジェ形態」が展示され、各黄金聖衣(ゴールドクロス)の原型は継承しつつも、翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がり。商品には、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施され、劇中同様の神々しい輝きを再現している。第1弾として6月に発売される『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』は、必殺技のポージングが可能な広い可動域に加えて豊富な表情パーツも付属し、これまでの同シリーズのフィギュア同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」に換装可能。初回生産分には「3大"神"特典」として、必殺技が再現できるパーツ「ライトニングプラズマエフェクト」、そして今後発売する同シリーズに付属するイラスト「聖衣分解装着図(聖闘士聖衣神話版)」をファイルできるバインダー、劇中に登場する「黄金聖闘士(ゴールドセイント)にちなんだ「黄道十二星座」のシンボルプレート(豪華メッキ装飾版)が3枚付属する。この日の展示では、フィギュア、初回特典、あわせて発売される『聖闘士聖衣神話EX 神台座セット』や既存の『聖闘士星矢』関連商品、1/1スケールの「獅子座の神聖衣」や「獅子座の聖衣」などを展示されていた。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年を記念した完全新作アニメーション。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士による新たな戦いが描かれる。4月11日より隔週土曜日に、バンダイチャンネルほかにて配信。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年03月21日2015年4月11日より配信がスタートする人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』より、商品化第1弾として『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』が、2015年6月にバンダイより発売されることが决定した。価格は10,800円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博しており、『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』第1弾として「レオアイオリア」が立体化される。『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』は、劇中で主人公・アイオリアが装着する「獅子座の神聖衣」を完全再現。必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、豊富な表情パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」に換装可能となる。さらに、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾を施すことで、「獅子座の神聖衣」の神々しい輝きを劇中同様に再現している。また、『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の配信を記念して、本商品の初回生産分には、必殺技が再現できるパーツ「ライトニングプラズマエフェクト」、そして今後発売するフィギュアシリーズに付属するイラスト「聖衣分解装着図(聖闘士聖衣神話版)」をファイルできるバインダー、劇中に登場する「黄金聖闘士(ゴールドセイント)にちなんだ「黄道十二星座」のシンボルプレート(豪華メッキ装飾版)が3枚付属する。そして本商品と同時に『聖闘士聖衣神話 EX レオアイオリア(神聖衣)』をディスプレイできるステージセット『聖闘士聖衣神話EX 神台座セット(セイントクロスマイスイーエックス ゴッドステージセット)』も発売。ステージ上面には高級感のある起毛素材を使用し、台座に装着可能な「黄道十二星座」と「アテナマーク」のレリーフプレートが同梱される。『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』は、『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年を記念した完全新作アニメーション。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士による新たな戦いが描かれる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年03月17日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年7月発売予定の『聖闘士聖衣神話EX シードラゴンカノン』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は9,720円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博している。同シリーズは、昨年12月に12人の黄金聖闘士が出揃い、今回はついに海王ポセイドンの海闘士(マリーナ)がラインナップ。第1弾は、海龍(シードラゴン)の海闘士にして、ジェミニサガの双子の弟カノンが立体化される。『聖闘士聖衣神話EX シードラゴンカノン』は、同シリーズならではのプロポーションと可動でカノンのさまざまなシーンを再現可能。通常顔のほか、正体不明時の「謎顔」、アクションポーズに最適な「叫び顔」、不適な表情が再現できる「笑み顔」など、豊富な表情パーツが付属している。もちろん鱗衣はオブジェ形態に組み換えが可能。セット内容は本体に加え、鱗衣一式、オブジェ用フレーム、交換用左手首3種、交換用右手首4種、交換用表情パーツ4種、マント。2011年8月に発売された『聖闘士聖衣神話EX ジェミニサガ』とともに、双子座の兄弟で揃えたいフィギュアに仕上がっている。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2015年03月07日昨年にティザー映像が公開され話題となっていた人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』が、2015年春に配信されることが明らかになった。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年記念プロジェクトとして始動。昨年バンダイのコレクターズ事業部が展開するハイターゲットトイブランド「魂ネイションズ」公式サイトにてティザー映像が公開され、新たな黄金聖衣(ゴールドクロス)を装着した獅子座アイオリアの姿が大きな話題となっていた。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれるという。今回、待望の公式サイトがオープンし、黄金聖闘士12人のキャストとスタッフが発表。獅子座アイオリアを田中秀幸、射手座アイオロスを屋良有作、牡羊座ムウを山崎たくみ、蠍座ミロを関俊彦、牡牛座アルデバランを玄田哲章、水瓶座カミュを神奈延年、乙女座シャカを三ツ矢雄二、山羊座シュラを草尾毅、蟹座デスマスクを田中亮一、魚座アフロディーテを難波圭一、天秤座童虎を堀内賢雄、双子座サガを置鮎龍太郎と、「冥王ハーデス編」のキャストが再集結している。また、監督には『聖闘士星矢Ω 新生聖衣編』で絵コンテを担当し、2014年放送のTVアニメ『ノブナガン』で副監督を務めていた古田丈司氏が担当。キャラクターデザインは、『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』や『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』で作画監督を担当した本橋秀之氏、シリーズ構成は脚本家の竹内利光氏が務める。今後も続々とキャストの発表が予定されている。また、『聖闘士星矢 -黄金魂 soul of gold-』配信開始を記念した試写イベントも予定。配信先や日程も含め、詳細が決まり次第公式サイトでアナウンスされる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年02月03日安藤証券はこのたび、国内上場株式などを他の金融機関から移管すると、移管元の金融機関に支払った移管にかかる手数料をキャッシュバックする「株券等 ウェルカム ウィンターキャンペーン」を実施すると発表した。○「株券等 ウェルカム ウィンターキャンペーン」の概要対象:安藤証券で取引の顧客実施期間:2月~3月末まで内容:期間中、国内上場株式、国債・国内事業債、国内投資信託を他の金融機関から移管すると、移管元の金融機関に支払った移管にかかる手数料を同社がキャッシュバックする用意するもの:移管にかかった費用を確認できる、移管元金融機関発行の書類(移管依頼書・領収書・計算書など)上記書類が用意できない場合、移管元金融機関の手数料表(移管に係る諸経費が表示されたもの)、移管手数料相当額が表示された顧客勘定元帳・銀行振込依頼書・月次報告書など、移管にかかった費用を証明できる書類を可能な限り提示する。提示する書類の内容で移管手数料相当額を把握することができない場合、キャンペーンの対象外となる場合がある。
2015年01月29日元フィギュアスケート選手・安藤美姫さんが1月6日、自身のInstagramを更新し、1日に愛娘(まなむすめ)のひまわりちゃんと交際中のフィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデス選手との3ショットを公開した理由を説明した。安藤さんは、ハビエル選手との交際の公表などを踏まえ、「私達がいろいろ少しずつ公表している理由として、1つはあまり隠し事をしたくないから」と告白。さらに「もう1つはファンの方への応援に感謝を込めてご挨拶やできるだけいろんな事をシェアしたいと思ったからです」と説明した。安藤さんは1日、「2015年もまた沢山の方と出会えますよう…そして皆様にとっても健康で素敵な1年になりますように」などのコメントと共にInstagramを更新。長女・ひまわりちゃんとハビエル選手に寄り添う3ショットを披露していた(コメントはすべて原文)。安藤さんは2013年にひまわりちゃんを出産。安全面の配慮などから、ひまわりちゃんの顔やその父親をこれまで公に知らしめていなかった。そのため、1日に初めてひまわりちゃんの顔を明らかにしたことにより、「すてきな写真をありがとうございます」「本当の父親の顔も投稿してほしい」などのコメントがインターネット上にあがり、賛否両論となっていた。
2015年01月06日