小学校入学と同時に始まった行き渋り現在小学6年生のわが家の長女『姉子』は、赤ちゃんの頃から繊細なところはあったものの、幼稚園の時は楽しく園生活を送っていました。しかし、小学校へ入学するとすぐに、登校前に泣き出したり、腹痛や頭痛を訴えたりして、行き渋りをするように。また、ある日突然チックの症状が出るようになりました。そして、1年生の時の個人懇談で担任の先生から発達検査を受けることをすすめられ、すぐに発達支援センターへ相談に行き、2年生になってすぐWISCを受けました。結果はかなり凸凹があり、これまで相当しんどい思いをしてきたことが分かりました。行き渋りやチックは姉子が出していたSOSだったのです。私は姉子に申し訳ない気持ちでいっぱいで、今まで気づかなかった自分をすごく責めました。でも、発達検査を受けたことで姉子の特性や困り事を知ることができたので、「上手にサポートできれば学校生活も楽しめるかもしれない」と、私は前向きにとらえるようにしました。しかし、転勤族のわが家は突然引っ越しが始まります。発達検査を受けた年と同じ2年生の夏、姉子は都心部の小学校に転校することになりました。突然の転校でさらに行き渋るように環境の変化でストレスを受けやすい姉子はますます学校を行き渋るようになりました。さらにコロナ禍で、何とか登校できても、誰とも会話できず、転校したばかりなのに友達をつくることもできません。Upload By スパ山この頃の姉子は本当につらそうで、外出すらできなくなり……。私も「こんな状態になってまで学校に行かなくてもいいのではないか」と思うようになっていました。と同時に、ここで「休んでいいよ」と言ってしまったら、「この先も何かあったらすぐあきらめるようになるのではないか」という底知れぬ不安や、「ほかの子は学校に行っているのに……うちも頑張って行けるようにならなくては」、という気持ちのはざまで揺れて本当に悩みました。Upload By スパ山母子分離不安と自閉スペクトラム症だと診断を受ける行き渋りについて、担任の先生とスクールカウンセラーさん、そして私たち母子で何度か相談していく中で、ある日姉子がポツリと「学校に行っている間、お母さんと離れるのがさみしい」とこぼしました。発達の凸凹があるから登校に不安があるのだと思っていた(もちろんそれもあるのでしょうが)私は驚きました。もう小学生だし、まさか母親と離れるとさみしいなんてことあるはずがないと思い込んでいました。そして、通院していた児童精神科で「母子分離不安」の診断を受けたのです(自閉スペクトラム症もこの時に診断されました)。Upload By スパ山スモールステップを繰り返し、約1年かけて母子登校できるようになんでだろう?どうしたらいいんだろう?と、深い霧の中にいた状態だった私たちにとって、少しだけ進む道が見えてきた瞬間でした。姉子は医師の指導のもと投薬治療を始めました。そして、私と一緒に家で授業の時間割を合わせて用意をする、一緒に学校までまで行って校門にタッチして帰る、登校して先生にプリントをわたす、といったスモールステップを地道に続け、約1年かけてやっと別室に母子登校できるようになりました。(「母子登校」とは、保護者が付き添い、子どもと一緒に登校することです。学校に行くことに不安を感じたり、不登校になってしまった場合に、通常登校へ戻るための支援策として姉子が通っていた学校では取り入れてありました)。Upload By スパ山2年間の母子登校で娘に笑顔が私は、毎朝姉子と一緒に登校し、教室の隣の部屋で課題のプリントなどをしながら一緒に過ごし、給食を食べているのを見守り(コロナ禍だったので、関係者以外の飲食は禁止でした)一緒に下校していました。最初は数十年ぶりに小学生になったような気持ちでいた私でしたが、学校なので家にいるように横になったりスマートフォンを見たり、のんびり休憩できる時間もなく……。ずっと姉子のそばにいなければならないので、常に緊張状態で、しんどくなった時もありました。それに、お昼ごはんは帰宅するまで食べられなかったので、朝ごはんを食べ忘れるともう大変!お腹の音が鳴りっぱなしで……食いしん坊の私にとって、これはかなりつらい経験でした(だからといって痩せたりはしませんでした。不思議だなあ?(笑))。Upload By スパ山そんな中で、クラスメイトや先生方にもとても温かく接していただきました。そして、姉子にもだんだん笑顔が見えるようになってきた時には「母子登校をやってきてよかったな」と、涙が出そうでした。こんな日々が結局約2年続きましたが、またその話は別の機会に書きたいと思います。執筆/スパ山(監修:新美先生より)分離不安症(母子分離不安症)は、愛着の対象(=安全基地、主には母親)から離れることを年齢に不相応に極端に怖がるような状態です。もともと繊細で不安を抱きやすい性質のお子さんに起きやすく、大きな環境の変化や、その環境(園・学校など)が合わずお子さんが不安を抱きやすい状況が続くと分離不安の症状が出やすくなります。学校に行くと分離不安となり、保護者から離れられない場合、対処法としては大きく分けて3つあります。(1)お母さんなどが一緒に登校する(母子登校、付き添い登校と言われることもあります)。(2)学校が大きい不安の対象になっているなら、学校の環境を本人が不安に感じないように工夫する(3)学校以外に本人が大きな不安を抱かなくても行ける場所を探す(例えばフリースクール、ホームスクーリングなど)といったことが考えられます。正直、母子登校は記事にもあったように保護者の方の負担もとても大きいと感じています。それでもスパ山さん親子は、かなり長い期間をかけて、また別室登校と言った形式で(2)の学校自体がお子さんに負担のないやり方の工夫などもしながら、だんだんと姉子さんに学校でも笑顔が見られるようになってきたという、母子登校をやってよかったと思えるところまで行きついたということですね。簡単には語れない2年間だったのではないかと思いますが、本当にお疲れ様でした。スパ山さんも姉子さんも本当によく頑張られましたね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年02月05日ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくんは、4月に入学してからすぐに登校しぶりが始まりました。以前から常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けたものの、診断名はつかず、「年齢とともに緩和してくることもあるので、様子を見ましょう」とのこと。結局あまり登校できないまま1学期が終了。2学期が始まると、まっちくんの登校しぶりはますますひどくなってしまいます。そんな中、大学病院の心理発達科を受診して医師に悩みを相談しましたが、親の気持ちを理解してもらえず、つらい気持ちに。ねこじまさんは、もう病院を訪れるのはやめようと決めたのでした。そして10月ごろのある日、下の子の1歳児教室のため、保健センターへ行くことに。どうしても参加したかったのに、またもや登校しぶりで予定通りに事が運びません。 ものすごく急いでいるのに、とぼとぼ歩くまっちくんを見て、ねこじまさんの怒りは歩道で爆発してしまいました。なんとか学校へ送り届けたものの、自己嫌悪に陥り涙するねこじまさん。 その日の夕方、学校から電話があり……。 私が成長を妨げているかも… 小学校の先生に泣きながら、今朝のことや、これまでの自分の思いなどをすべて打ち明けました。すると先生は、「お母さんがつぶれてしまったらいけないので!」と、ねこじまさんだけでもスクールカウンセラーの先生に相談に行くことをすすめてくれました。 その後、帰ってきたまっちくんに今朝のことを謝ると「やかましいなぁと思った」と言われてしまいます。人の気持ちがわかりすぎてしまうくらい繊細だった長女に比べ、相手の気持ちや状況をあまり理解していないと感じるときがあるまっちくん。 当時、ねこじまさんは「男の子ってこんなものなのかな」とあまり深く考えていませんでした。今回も、まっちくんはなぜねこじまさんが怒っていたのかを理解できていなかったようで、そんな様子に違和感を覚えつつ、「不思議な空気の子だなぁ」と感じていたのでした。 親が必死に説明したり注意したりしても、子どもにはきちんと伝わっていないことってありますよね。危険なことや重要なことに関しては、親も子も冷静に話ができるときに、子どもが理解できるまで何度も伝え続けることが必要なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年02月04日ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくんは、4月に入学してからすぐに登校しぶりが始まりました。以前から常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けたものの、診断名はつかず、「年齢とともに緩和してくることもあるので、様子を見ましょう」とのこと。結局あまり登校できないまま1学期が終了。2学期が始まると、まっちくんの登校しぶりはますますひどくなってしまいます。そんな中、大学病院の心理発達科を受診して医師に悩みを相談しましたが、親の気持ちを理解してもらえず、つらい気持ちに。ねこじまさんは、もう病院を訪れるのはやめようと決めたのでした。そして10月ごろのある日、下の子の1歳児教室のため、保健センターへ行くことに。保健士さんに個別相談ができる日だったので、どうしても参加したかったねこじまさんは、前日からまっちくんに説明していました。 しかし翌朝、またもや登校しぶりで予定通りに事が運ばず、ねこじまさんは焦ってしまい……。 道端で感情が爆発して ものすごく急いでいるのに、とぼとぼ歩いてほとんど進まないまっちくん。そんな姿を見て、ねこじまさんの怒りは歩道で爆発してしまいました。 このときのことを振り返り、ねこじまさんは「こんなときも行き渋る長男、思うようにいかずに焦っている自分、イライラしている自分、いろいろなことにいら立ちがあったと思います。次男の用事を変更して思うようにいかないことが続き、日頃、抑え込んでた気持ちがあふれちゃったのかも……」と自己嫌悪に陥ってしまったそうです。 学校に入っていくまっちくんの背中に「ほんとごめん……」と涙ながらに謝るのでした。 これまで我慢していた気持ちが爆発して、子どもにぶつけてしまった経験がある人も少なくないのではないでしょうか。後から冷静になり、反省して落ち込むことも多いですよね。 子どものことを大切に思っているからこそ、我慢が募り自分自身を追い詰めてしまうことも。自分がつらくなってしまわないように、意識してリラックスできる時間を確保することが大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2024年02月03日■これまでのあらすじ金遣いが荒い夫と離婚しシングルマザーになったポケット。息子を連れて地元で新しい生活をスタートさせることに。穏やかに暮らしていたが、次第に夫からの養育費が途絶え、自身の収入だけでは生活するだけで精一杯の状態に。将来に不安を感じていたある日、友人からアプリでの婚活を勧められて思い切って登録! 数人とマッチングするも、自分が求めている人には出会えず…。4人目に出会った人は子犬系男子でバツイチ子持ち同士。気も合うし仕事上の共通点もあり、同僚から「運命的!」と言われるほどだったが、気になるのは養育費事情やお互いの子どもも含めて良い関係が築けるかどうか。デートのお誘いも毎回2人で会う前提で、子ども中心に考えて欲しいと考えるとモヤモヤしてしまうのでした。 ■息子の誕生日に動物園へ■息子の体調に異変が!?■歩けないほどの高熱で…!もっといろんなところに連れて行ってあげたいと思いながらも、この日は息子の誕生日に合わせて動物園で楽しい時間を過ごしていました。しかし突然「しんどい」と言い出した息子。状態を確認すると熱があり、急いで家に連れて帰ろうとしましたが歩くのも辛い様子で…。この日を境に、今まで以上に一緒に支えてくれるパートナーがいてくれたら…という気持ちが強くなりました。次回に続く「バツイチ子持ち、再婚活はいばらの道…!?」(全53話)は22時更新!
2024年02月01日年末年始に体調を崩す次女が4年生の年末のことです。急に、動けないほどの胃痛を発症してしまいました。それまでも「胃が痛い」と言うことはあったのですが、こんなに痛がることはなく、すぐに病院に連れて行くことに。結局原因は分からず、お薬をいただいて痛みは軽くなったのですが、年末年始はほとんど食べられない状態がずっと続いて、クリスマスやお正月のご馳走を楽しみにしていた次女は、とても落ち込んでいました。その後、年が明けて学校が始まったある日。夕方、私が仕事から家に帰ると、そこにいたのは顔の腫れた次女。何事かと思ったら、全身がかゆいとのことで、体中にかなりの湿疹が出ていました。何かのアレルギーかと思って、すぐに病院に連れて行きましたが、原因不明の蕁麻疹(じんましん)とのことでした。こちらもお薬で軽快しましたが、しばらくは全身がかゆい状態が続いていました。Upload By まりまりどちらも原因は不明で医師からは……この立て続けに起こった体調不良ですが、どちらも医師からは、原因は分からず、「ストレスからきているのかもしれません」と言われました。「思い当たることはありませんか」と聞かれて、思い当たることしかありませんでした……。Upload By まりまりストレスの原因は?次女的には無理をしているつもりはない思い当たることとして、ちょうどその頃から通級指導教室が始まったこと、ずっと次女のカウンセリングを担当してくれていた臨床心理士さんが辞めてしまい新しい方に変わったこと、とても好きだったクラスからの進級への不安などがありました。以前、小学校入学時にもストレスから身体に症状が出ていたので、また違うかたちで出てきたのかもと思いました。ただ、次女本人にストレスの原因になっていそうなことについて聞いても、「大丈夫」「つらいことはない」「何がストレスになっているか分からない」という感じで、傍から見ていると、環境が変わって負担に感じているのは分かるのに、次女自身は、自分の状態がよく分かっていない様子でした。Upload By まりまり以前、心理士さんから聞いた言葉を思い出した以前心理士さんに、「次女には場面緘黙があるけど、好奇心旺盛でいろいろやりたがって疲れすぎてしまうことが多いので、どう対応したらよいか」と相談したことがありました。今後次女は、そういうものを自分でコントロールしていかなくてはいけないけれど、親としてはどう対応していったら良いのか難しかったのです。そこでは、心理士さんから・もちろん自分でいろいろ経験して、自分で分かるのが一番良い・ただ、今は小学生だし、自分で分かるのが難しい部分もある・近くにいる保護者としては、その時の次女の気持ちを聞いて、フィードバックしていくことで、次女自身の理解を促すというようなアドバイスを受けました。そうすることで、次女が自分の気持ちを言語化して、自分の気持ちや身体の状態を自分で考えられるようになるきっかけになるとのことでした。なので、その後から、なるべくそれを意識して次女と話していくことにしました。Upload By まりまり次女と自分の状態について言語化していく次女はまだ、自分の状態に気づくことに手助けが必要だと分かったので、この間に起こった変化と、それにあたっての次女の気持ちを話し合いました。そこで、いろいろ変化がある時はつらい気持ちになってそれがストレスになること、そういう時は無理をしないで休むことも必要だと話しました。そういうことを積み重ねて、次女が自分自身の身体や心の調子を分かって、少しでもうまくコントロールしていけるようになったらと思っています。Upload By まりまり執筆/まりまり(監修:新美先生より)ストレスが影響して、身体に不調をきたしている、いわゆる心身症の状態だったと思います。頭痛や腹痛、アレルギー疾患(蕁麻疹も含みます)や、自律神経の不調など、ありとあらゆる病気が、ストレスに大きな影響を受けます。心身症の多くの場合、ご本人はストレスを自覚していなかったり、大したことがないと気にしていなかったり、否定していたり、もっと頑張りたいと思っていたりします。ご本人がストレスをストレスと意識していないからこそ、体が症状で悲鳴を上げている状態とも言えます。子どもに心身症症状が出ている場合は、大人のほうでストレスの原因となっていることを探して環境調整したり、ご本人がストレスを自覚してストレスを避けたり上手に付き合ったりできるようなサポートが必要です。記事ではまさに、お子さんご本人が自分の状態に気づいてコントロールできるようになるよう、話し合ってサポートしたことが書いてありました。すぐには自覚できなくても、そこに焦点を当てていくことで、徐々に実感して対処法を身につけていけるようになるとよいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年01月31日小学2年生になってから、放課後1人でお友達と公園やおうちに遊びに行くことが増えた長男。自転車で遊びに行くことが多いのですが、カゴをつけていないためリュックを背負わせて行っていました。ただリュックに入れるものがSwitchや水筒、ちょっとしたお菓子くらいなので、リュックだと大きすぎることが…。また公園で遊ぶときにリュックをベンチなどに置いて遊びに夢中になるので、盗難も心配のタネでした。そこで、リュックを子どもが持ちやすいkukka ja puu(クッカヤプー)のボディバッグにチェンジ。これが替えて大正解!ゲーム機や水筒など必要なあれこれがしっかり入って身につけながら遊べる、小学生にぴったりなバッグでした。小学生が使いやすく、Switchから800mlの水筒も入るコンパクトな設計ながら、メインスペース以外にメッシュポケット、外側ファスナーポケット、背面ポケットと収納箇所が沢山。長男が放課後持って行っている荷物が、ボディバッグにちょうどよく収まっています。メインスペースには800mlの水筒(500mlペットボトルまで収納可)、メッシュポケットにはゲーム機をIN。外側ポケットにはお菓子やティッシュを。背面ポケットは貴重品や鍵、キッズ携帯など大事なものを入れておくのにちょうどいいスペース。キーフック付きで、大事な鍵や財布を取り付けておけばなくす心配がなくなります。細かい物もポケットに分けて入れれば迷子になりませんよ。体に当たる部分はメッシュ素材のため蒸れにくいところも◎。メインスペースには本を3冊ほど収納できるので、休日のお出掛けのお供にもボディバッグが便利です。持ち方が選べるから小学生が使いやすいリュックだと物を取り出すときはいちいち肩から下ろす必要がありますが、ボディバッグなら正面にすれば中の物を取り出せて優秀なんです。ジッパーはぐるっと一周開くので、身につけたままでも荷物の出し入れがスムーズです。自転車に乗るときや公園で遊ぶときは、ボディバッグを背面にすれば身につけていても邪魔にならず◎。どこかに置き忘れることがなくなり、盗難防止にもなって安心。ポケットが沢山あることで仕切りになり、ボディバッグをつけたまま走り回っても中身がごちゃごちゃにならないのも、小学生に使わせやすいな〜と感じるポイント。両手が空いて、リュックと比べて身動きが取りやすいので長男のような活発なキッズにもぴったりです。子育てママにもちょうどいいキッズ用のボディバッグですが、子どもたちが成長して遊びに行く際にオムツや着替えなど荷物を大量に持ち運ぶ必要がなくなった子育てママにもちょうどよく使えます。お出掛けに持ち歩いているミニウォレットやハンドタオル、リップ、目薬etcもスッキリIN。わたしが持っても小さすぎず大きすぎずで、複数あるポケットのおかげで中身を取り出す際もモタつきません。身軽にお出掛けできるボディバッグは小学生だけでなくママにもオススメのアイテムです。いかがでしたか。小学生の必需品がまとめて入って、動き回る放課後も、ゲームをしてのんびり過ごす放課後にも使いやすいボディバッグ。ポケット多数で整理整頓も叶うボディバッグがあれば、放課後やお出掛けを思いっきり楽しめますよ。 【ご紹介したアイテム】ゲーム機もすっぽり収まる、子どもの使いやすいを大切にしたボディバッグ。放課後に友達と集まる時や休日のお出かけにもぴったり。小学生も使いやすいシンプルなデザインです。⇒ kukka ja puu ペットボトルとゲーム機がしっかり入る ボディバッグ/クッカヤプー 中村綾子30代、主婦。賃貸アパートに夫と男の子兄弟の4人暮らし。転勤族なので身軽に暮らしたいと思いつつ、暮らしに役立つ便利アイテム好き。
2024年01月31日2024年1月29日に報じられた、漫画家である芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんの急逝。芦原さんは同月28日から行方不明になり、翌29日、栃木県内で亡くなっているのを発見されたといいます。亡くなる数日前には、2023年にドラマ化された自著『セクシー田中さん』の制作上の事情について、X(Twitter)で明かしていた、芦原さん。行方をくらませた日の昼、Xに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と書き残し、これまでの投稿のほとんどを削除していました。警察は今後、死因や経緯について調査を進めるとのことです。芦原妃名子さん逝去受け、小学館がコメントを発表逝去が報じられた翌30日、株式会社小学館(以下、小学館)がウェブサイトを更新。芦原さんは1994年に同社の漫画雑誌『別冊少女コミック』でデビューして以来、『砂時計』や『Piece』『Bread & Butter』など、数多くの作品を小学館で刊行してきました。小学館は、芦原さんの訃報を受け、このように想いを明かしています。漫画家の芦原妃名子先生が、逝去されました。『砂時計』で第50回、『Piece』で第58回小学館漫画賞を受賞され、2017 年からは7年にわたり「姉系プチコミック」で『セクシー田中さん』をご執筆いただいておりました。先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております。小学館ーより引用長きにわたって、小学館の作家として活躍してきた芦原さん。あまりにも突然の逝去に、小学館側も深い悲しみに暮れているようです。同社は、多くの人の心を揺さぶった芦原さんの作品を称賛し、「今後も、多くの人に読まれるような作品であってほしい」と、漫画家に対する最大の敬意を示しました。作品は、多くの漫画家にとって我が子同然に大切なもの。作品がより多くの人に届くことは、芦原さんの望みでもあるはずです。訃報に対し、ネットからは「芦原さんの作品が大好きです」という声が相次ぎました。今後も芦原さんの作品は、たくさんの人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日未来のスターを発掘するオーディションイベント「スタースカウト総選挙2023 in Winter」のグランプリが、応募総数29,652名の中から大阪府の小学六年生12歳の小西 美結(みゆ)さんに決定いたしました。グランプリ 小西 美結さん美結さんは、同時にミクチャ賞も受賞。ライブ配信においても「人の心」を掴むことができる彼女が3か月以上にわたるオーディションを有終の美で結んだ!準グランプリ 千原 祐来さん準グランプリ 尾留川 陽(びるかわ はる)さん準グランプリ 上 千原 祐来(ゆら)9歳 小学生3年生 大阪府出身準グランプリ 下 尾留川 陽(びるかわ はる)16歳 高校1年生 愛知県出身努力してできないことをできるようにしてきたという尾留川さん、パフォーマンス審査では堂々とダンスを披露し、大手事務所の新人開発担当の目線をくぎ付けにしました。千原さんはこれまで、水泳や体操など体を動かすことが大好きで、今は洋服などを季節に合わせて考えるのが楽しくなってきたとのこと、今後は小学生向けファッション誌ニコプチの専属モデルを目指したいとのことで、2022年in Summerの同じく準グランプリの山本 初華(やまもと いちか)さんのように千原さんの姿を雑誌やテレビで見かける日も近い!花咲 暖さんと成瀬 瑠南さんトークショー「スタースカウト総選挙(略称:スタ選)」は、芸能界を目指す「未来のスター」を発掘するオーディションイベントとなり、30社以上の大手芸能事務所が参加しドラフト型で所属が決定します。今回で12回目の開催となり、これまでに数多くのスタ選ファイナリストが大手芸能事務所に所属しています。例年12月に行われる冬のスタ選が今回は1月に開催!そのため、2023inWinterと称し、今年2024年度も2度の開催が予定されています。今回、2020年度のグランプリ、花崎 暖(はなさき のん)さんと同年準グランプリの成瀬 瑠南(なるせ るな)さんが登壇され、スタ選での受賞後にどのように世界が変わったのかトークショーが行われました。花崎さんは2024年2月9日公開の映画「レディ加賀」において主演小芝風花さんの少女期を演じ、成瀬さんは2023年12月17日まで放送されていた朝日放送のABCドラマ「たとえあなたを忘れても」に出演、今回のスタ選の出場者にとって貴重なエピソードを語ってくれました。今回のスタ選出場者も、どの事務所に所属をするのか?今後の活躍が期待されます。次回の開催は夏となり、既にエントリー受付が開始、既に数多くの応募者がエントリーしています。3rdステージ 質疑応答の様子2024年1月28日(日)TakaraOsakaでファイナルステージが開催今回から初の試みとなる、プロダクションからの投票で2ndステージへの進出54名。2ndステージでは特技を披露していただきました。グランプリの小西 美結さんは特技のダンスを披露。その中から、さらに投票で11名に絞られ3rdステージへ進出。3rdステージでの審査は質疑応答となりました。芸能界において目指したいジャンルとその理由など、緊張しながらステージで答えているファイナリストの今後が楽しみです。授賞式の後は、プロダクションとの面談が行われました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日皆さんは、家族に手を焼いた経験はありますか? 今回は「反抗期の息子に戸惑う母親」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言反抗期の息子に…反抗期の息子に悩まされてながら働いている主人公。息子が暴力を振るうことも増え、学校からの呼び出しが後を絶たなくなっていました。そんな中、夫は逃げるように実家に入り浸ってしまいます。すべてを1人で抱えなくてはならず、限界がきていた主人公。ある日、息子との言い合いの最中に倒れてしまったのです。主人公が倒れた!?出典:モナ・リザの戯言「母さん!」という息子の呼びかけに応じることもできず、意識を失ってしまった主人公。救急搬送された主人公は目を覚ますと病院にいて仰天。お医者さんからは日ごろのストレスによるものと言われたのでした。読者の感想こんなにたくさんのストレスを抱え込んだら倒れてしまうのも頷けます。これを機に、息子には改心してほしいと思いました。(20代/女性)肝心な時に支えにならない夫にビックリしました。これを機に息子は迷惑をかけなくなるといいのですが…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年01月30日独自の世界観を持つ写真を撮影し、SNSで公開している写真家のHASEO(@haseo0409)さん。ある日、小学1年生になる息子さんが書いた文章を見て「ツッコミを禁じ得なかった」と語ります。X(旧Twitter)に投稿された画像をぜひご覧ください。「なぜわしが仏(ほとけ)の敵(てき)か」愛知県在住のHASEOさんが思い浮かべたのは、比叡山延暦寺の焼き討ちや、一向宗が中心となって起こした『加賀の一向一揆』を滅ぼすなどした、戦国武将の織田信長。「仏の敵」といっても過言ではない人選に「これは間違いなく信長」「尾張の魂が感じられる」「愛知出身者なら憧れるよね」「息子さん、焼き討ちした経験があるのかな?」などの声が寄せられました。小学1年生にして、織田信長らしさがあふれている息子さん。とはいえ、小学校1年生では、社会の授業で、まだ戦国時代のことは習っていないはずですが…。どんな大物に成長するのか、思わず期待してしまいますね!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月29日大好評!mamagirlWEB実話マンガシリーズ。由紀子(34)は、小学一年生の息子・ケンタと夫・浩平の3人家族。毎日穏やかに過ごしているものの、1つだけ悩んでいることがあった。それは、近所の義母がしょっちゅうやってくること。しかも毎回、夫の浩平が幼少期に着ていたボロボロの服を大量に持ってくるため、収納場所もなく困り果てていた。そんなある日、義母が上機嫌で紙袋を渡してくる。恐る恐る中を見ると、まさかの“使用済み”のアレが入っていた!?...紙袋に入っていたものとは!?この後、衝撃のプレゼントが明らかになる…。原作:mamagirl編集部作画:hazumi
2024年01月26日SNSでアラフォーママの大人カジュアルコーデを公開するmidopeiさん。中学1年生、小学3年生、2歳の3兄弟ママであり、現在第4子を妊娠中。ブログでは、子どもたちとの日常から、購入品やコーディネートなど幅広く発信している。■990円に値下げされていたアイテム19日に更新したブログでは、先日『ユニクロ』にベビー用品を買いに行った際に「またまた目ざとく見つけた」という値下げアイテムを紹介。「もちもちっとしたなめらかな肌触りで着心地の良い」というキッズ用の「スフレヤーンセーター」が「もともと1990円なんだけどお値下げでなんと990円」になっていたと明かした。■大人も着られるキッズサイズ同ブログでは続けて「大人の商品も今までによく買っていますがキッズも侮れないのよ!」とコメントし、子どもと「リンクコーデも出来るしね」「150cmや160cmなら大人でも着られるからお値段もお手頃だしおすすめ」とつづった。また「『ウォッシャブルニットリブパンツ』を合わせても絶対可愛いよね」とコーディネートを紹介し、ブログを締めくくった。
2024年01月26日ある朝、小学5年生の息子が急に「足が痛い!」と言い出し慌てて病院へ! 捻挫? 骨折? と不安な気持ちで診断結果を待っていると……?長男が5年生のときのお話です。ある日の朝、長男が突然「足が痛くて歩けない」と言い出しました。すごく痛がっていたので「捻挫!? それともまさか、骨折!?」と心配になり、学校を休ませて整形外科へ連れて行くことに。 レントゲンを撮って先生にみてもらったのですが、なんと先生から「何も異常はないですね、ただの筋肉痛です。普段から良く運動をしましょう」と言われたのです! 何か大きなケガだと思い込んでいた私はとても驚きましたが、大事がなくて安心しました。 「湿布を貼れば数日で治るでしょう」と先生に言われたのでそのとおりにすると、無事に良くなりました。それからは、息子に運動をさせようと思い、家族みんなでアスレチックがある大きな公園へ行くようにしています。 作画/森田家著者:齋藤 紬
2024年01月26日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。新しい年を迎えましたね。今年もよろしくお願いします。さて、2024年はどのような1年になるでしょうか。私はやっと息子の冬休みが終わり、ひとりの時間を過ごせることにホッとしています。冬休みと言えば、小学2年生の息子の冬休みの宿題ですね。今回の宿題の進め方は、いつもとはちょっと違ったので、ヒヤヒヤしました。■宿題を自分のペースでやってもらうことにした息子の冬休みの宿題、今回は私は口を出さないと決めて、自分のペースでやってもらうことにしたんです。基本的に宿題が終わったらゲームをして良いという約束なのですが、冬休みはゲームをするのも宿題をするのもタイミングをすべて息子に任せました。冬休みが終わるまでに、宿題が終わっていれば良しということで。でも、冬休みの最終日に宿題が終わっていなかったら、そのときは、私は口を出すし、宿題が終わるまでゲームはできない。そんな約束をしました。すると…。息子は日中、ほとんど宿題をしませんでした。同居している義母も宿題を心配する始末。こんな調子で大丈夫なんだろうか…と、こちらも心配になりました。 ■ついに夫が口を出した宿題をするのは、決まって寝る前でした。日中は好きなことをして過ごし、寝る前に少しだけ宿題をやる。そんな毎日が続き、ついに…。宿題の進み具合を心配して、夫が口を出していました。マイペースに宿題を進め、結果的に最終日の午前中にはすべての宿題をやり終えた息子。途中、大丈夫かな…と、ヒヤヒヤもしましたが、自分で考えて、よくがんばったと思います。今年の夏休みも息子のペースで宿題を進めてもらいたいところですが、まったく口を出さないというのは、難しいものですね。
2024年01月26日息子が小学5年生の頃の話です。塾の送り迎えの時に連絡が取れるようにと、息子にスマホを持たせていました。すると、とんでもないことが起こってしまったのです―。 知らぬ間に起きていたとんでもない事件…塾の送り迎え用にと息子に持たせたスマホ。 ある時、届いた請求書を見てあ然としてしまいました……。 なんとそこには、請求額として5万円との記載が!息子はスマホゲームにのめり込み、無断で課金を繰り返していたのです。その時の私は、驚きのあまり怒ることさえできませんでした。 翌日ー。 私は今回の件を息子としっかり話し合うことにしました。息子に請求額が5万円だったことを伝えると、本人はそんなに金額がいっているとは全く思っていなかったようで、かなり驚いた表情。お年玉で支払うという本人の申し出を受け、お年玉で5万円を支払ってもらいました。 5万円という大金を支払うことは息子にとって苦い経験だったようで、いい勉強になったと思います。本人もスマホの使い方をよく考えるようになり、この件以降スマホトラブルはありません。が、ほかにもさまざまなSNSトラブルを見聞きするので、今後のためにスマホの使い方について、改めて伝えたいと思います。 イラスト/きりぷち著者:aihara mio
2024年01月24日1歳半で言葉が出ていなかったわが家の長男けんとは3歳の時に自閉スペクトラム症と診断を受けました。けんとが周りの子たちに比べて発達がのんびりだと、私がハッキリ気が付いたのは1歳半健診の日でした。けんとが初めての子どもだった私はどれくらいの月齢の子が、どういう行動をするのか……という知識がありませんでした。母子手帳などに書いてある「生後〇ヶ月で〇〇をする」というのは「あくまで平均的な目安で、人それぞれ発達のスピードは違うだろうから、気にしなくてもいいのかな」と、のんびり考えていたのです。けんとは1歳半で言葉が全く出ていませんでしたが、私はそれほど気にしていませんでした。Upload By ゆきみ1歳半健診の通知が届き、指定された日程に保健センターへ。会場には、けんとと同じ1歳半とは思えないような子どもたちで溢れていました。けんとは言葉が全く出ていなかったことに加え、歩き方も、ほかの子に比べると不安定でヨチヨチ。落ち着きがなく、常に興味のあるものを見つけては歩きまわっていました。ほかの子が保護者とやりとりをしながら、椅子に座って順番を待っている姿に私は愕然。順番を待っている間だけで、けんとは「何かがみんなと違う」と私は感じました。そして、名前が呼ばれ、いざ1歳半健診がスタート……とはならなかったのです。やりとりが上手な周りの子たちに驚愕案内された大きな部屋では、数組の親子が椅子に座っていました。けんとは、自分の席につくまでの間に気になるものを発見したのか、そこへ行きたくて全然座ろうとしません。そして大声で泣き出してしまいました。落ち着かせている間、私はほかの子の様子をチラチラと見てみました。周り子が保護者と一緒に、大人しく椅子に座っているだけで「すごい!」と驚きました。さらに、保護者とコミュニケーションを取りながら、保健師さんとも指さしや言葉をつかったやりとりが上手にできている姿を見てさらに驚愕。Upload By ゆきみ当時のけんとは言葉も出ていないうえに、指差しも全くしていませんでした。大号泣するけんとをあやしながら見渡した、周りの子の1歳半健診の模様は、とにかく衝撃的で驚きの連続でした。ほぼ何もしないまま1歳半健診が終了けんとの様子が少し落ち着いたので1歳半健診がスタートしました。保健師さんがけんとに挨拶をしたり、話しかけたりしても反応は薄く、保健師さんの顔を見ることもしませんでした。保健師さんからの問いかけに、ほぼ何もしないまま1歳半健診が終了。周りの子たちとの違いに不安になりすぎて、私は放心してしまいました。その様子を見たからなのか、保健師さんが「希望者は臨床心理士さんによる発達相談が受けられますが、どうなさいますか?」と声をかけてくださいました。待ち時間はかなりあるようでしたが、発達相談を受けて帰ることに。Upload By ゆきみ発達相談から繋がっていった支援別室で臨床心理士さんによる発達相談を受けました。私と臨床心理士さんが、けんとが産まれてから今までの発達について話をしている間も、けんとは落ち着きがない様子。けんとは落ち着きがない様子。臨床心理士さんは、けんとの行動を観察したあと、けんとに話しかけ、いくつか質問を出しました。しかし、けんとは心理士さんの話を聞こうともしませんでした。当時、私は次男を妊娠中。あと数ヶ月で里帰り出産を予定していたので、次男の出産を終えたあと、またけんとの様子をみていただくということでその日は終わりました。Upload By ゆきみ次男を出産し1ヶ月月が過ぎた頃、けんとは2歳になりました。しかし、相変わらず言葉は出ておらず、指差しもしません。改めて発達相談をして、けんとの様子を見てもらいました。その発達相談にて、市で行っている親子教室を紹介してもらいました。そして年少の歳から、地域の幼稚園に通うのではなく、少人数で手厚く療育を受けられる市立の発達支援施設に通うことを親子教室の先生、臨床心理士さんなどに薦められ、通うことを決断。親子教室や発達支援施設では発達に関する勉強会があったので参加し、けんとの特性について理解を少しずつ深めていくことができました。今、思い返してみても、周りの子たちとの違いに驚愕しすぎた1歳半健診。あの日、発達に関する悩みがスタートした、私にとっては思い出深い1日となりました。執筆/ゆきみ(監修:室伏先生より)1歳半健診でのけんとくんのご様子、ゆきみさんのお気持ちを具体的に共有していただき、ありがとうございました。想定外の状況に、ゆきみさんのご不安や戸惑いもとても大きかったのではないかと思います。自閉スペクトラム症のお子さんの中には、普段と違う状況が苦手で、目新しいものに注意を惹かれやすかったり、不安感からそわそわしたりパニックになってしまうという子も多いものです。健診などの普段と違う環境では、なおのこと力を発揮するのが難しいかもしれません。早い段階で療育に繋がることができたこと、勉強会への参加などを通して家族の方がご理解を深めることができたこと、本当によかったですね。またけんとくんに関する記事を楽しみにしております。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月24日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。帰り道に母を見かけて…双子の妹と母と3人で暮らす小学4年生の主人公。父親はいませんでしたが、主人公と妹は優しい母とともに幸せに暮らしていました。そんなある日の学校の帰り道、主人公と妹は偶然母を見かけます。隣にいる男性出典:エトラちゃんは見た!声をかけようとしましたが、隣には見知らぬ男性がいて…。その男性を見た主人公は驚きました。ここでクイズ母の隣にいた人物とは?ヒント!主人公たちはその男性を見たことがあったようです。家族を捨てた父親出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「家族を裏切った父」でした。母に近づく男性の正体を確かめようと思った主人公と妹。するとその男性が、かつて家族を裏切った父であることがわかって…。驚きを隠せない主人公と妹なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月24日義母と子どもとともに従順な妻のアキを捨てた夫から、すべてを奪い返すまでの逆転劇。交際中からアキを都合よく扱い、アキが妊娠すると雲隠れしたナオヤ。しかしナオヤの母は、アキの子どもを産みたいという気持ちを優しく受け入れてくれます。義母の助けを借り、アキはナオヤと結婚することに。結婚したものの、ナオヤよりも義母と過ごす時間に幸せを感じるアキ。ナオヤとの間には溝があり、いつしかナオヤは勝手に仕事を辞めて遊び歩くようになります。ナオヤを見限る決心をしたアキですが、ナオヤは話し合いにも応じず家を出て行ってしまったのでした。そしてアキと義母は養子縁組をすることに。ナオヤがいなくなって、アキと母はかえって充実した日々を送り始めたのでした。■前回のあらすじ1ヶ月ぶりに会ったカオリも驚くほど、アキは明るく変化していました。仕事を始め、息子は保育園に通い、義母も友人たちと楽しむなど、ナオヤがいなくなって却って充実した日々を過ごしていたのです。ナオヤが見つかった!?兄の行動ナオ君の存在を忘れてたアキ。そして母もまた、実の息子よりアキを優先してくれました。義母も味方してくれるし、アキは本当にナオヤへの制裁に踏み切るのでしょうか?次回に続く 「裏切り夫から全て奪ってやった話」(全104話)は21時更新!
2024年01月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が19日に自身のアメブロを更新。医師に相談し“プチ手術”を受けたことを告白した。この日、井上は「無事にYouTubeのネタ収録ライブ終了」と報告し「毎回、YouTubeのネタ収録は、普段よりも短いネタを10本披露する事が多いのです」と説明。「今回のネタ収録ライブは、なんとか耳の違和感を取りたい」と述べ「数日前から耳が詰まった感じが続いて、中耳炎という診断を受けた」と明かした。続けて「今までの仕事は、舞台に立つ仕事ではなかったから、なんとかなった部分もある」というも「今回は舞台で10本も漫才をしないといけない」と説明。「違和感を持ったまま漫才続けるのは、辛くはない」と述べつつ「音が聞こえにくいと、ツッコミのタイミングなども含めて、不具合が生じる可能性がある」とつづった。また「朝早起きして、病院に行き事情を説明して『耳の詰まり感を、なんとかしたい』」と医師に伝えたそうで「自然治癒の方がいいので、オススメしないけど、耳の鼓膜にメスで針程の穴を切り、そこから耳用の掃除機で、耳の垢に詰まってるものを吸引すれば、違和感が取れるかも」と言われたことを説明。一方で「吸引した後に、またすぐに詰まる可能性もある」とも言われたことを明かすも「藁にもすがる思いで、耳の鼓膜プチ手術をする事に」と手術を受けたことを報告した。最後に、手術後について「全然、まだ違和感残ってます」と告白し「アカン方が出ちゃった!」「まだ耳の詰まり感が、全く取れず」と説明。「皆さん、ここ数日街で話しかける時は、左耳にお願いします」と呼びかけつつ「右耳も詰まってる感はあるけど、聞こえてはいるので、ご安心を!」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「とにかく早く治りますように」「痛かったでしょうね」「お大事にされてください」などのコメントが寄せられている。
2024年01月20日コロナ禍での休校がきっかけで見通し不安、昼夜逆転、家庭内暴力が始まった息子小学校1年生のときADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた息子は、小学校までは通常学級に所属していました。小学5年生の年度末にコロナ禍のため休校になったことをきっかけに、「いつから学校に行けるの?」と先の見通しが立たずパニックとなり、昼夜逆転生活がスタート。そして同時に他害が始まりました。できる限りのサポートをと向き合いましたが、暴力を抑えられず家族だけでは対応が難しい状況となり、きょうだいへの影響も大きかったことから、6年生になってすぐ半年ほど小児精神科への入院も経験しました。9月から小学校に復帰したのですが、マスク生活など今までの生活様式が一変してしまい、パニック症状が悪化しました。小学6年生の2学期に、小学校の先生、進学予定の中学校の先生と私たち保護者とで話し合う機会を持ちました。中学校の通常学級では教科ごとに先生が変わるので、息子へ細かなフォローアップができる特別支援学級が良いのではという意見がでました。息子に相談したところ、息子自身も特別支援学級がいいとなり、中学入学と同時に、特別支援学級(情緒学級)に転籍しました。これで息子も落ち着いた学校生活を送れるかと思ったのですが、環境の変化に弱いため特別支援学級の環境に馴染めず、孤独を感じたようです。授業内容もすでに習ったものであったそうで、勉強好きだった息子は学習意欲が低下。そして再び不登校となってしまいました。中学で再び不登校に。一日中ゲーム、子ども部屋はゴミ部屋に……。不登校後は昼夜逆転に戻り、一日中ゲームで遊んでいたり、近所のスーパーで買い物したものを食べたりしていたようです。片づけができないので、部屋はゴミ部屋状態でした。Upload By ユーザー体験談家庭内暴力もひどくなりました。夫はテレワーク中で、息子の暴力行為を目の当たりにしたためメンタルの調子を崩し、息子へ向き合うことができなくなりました。私一人で息子と話し合い、児童相談所との相談もしました。児童相談所より「自宅での療育が困難」と判断された息子。一時的に児童養護施設でお世話になることになったのですが、そこでも暴れてしまい受け入れ先がなくなってしまいました。そのため、以前から契約していたショートステイ施設でロングステイさせてもらい、しばらくは、そこから中学校へ週2、3日、半日登校するという生活になりました。そこで生活リズムを作ってもらえればと思ったのですが、ここでも昼夜逆転を直すことは難しく、相変わらず荒れた生活を送っているようだった息子。どうすればいいのか……私は悩みに悩みました。「息子の生活リズムが整えられるような施設はないでしょうか」児童相談所へ何度も相談し、全力で息子に合う施設はないか探しました。ですが、暴力行為のある息子は、県内の施設全てで受け入れを拒否され、行き場がありませんでした。しかし、ようやく県外の医療併設型児童養護施設が一枠あいていることが分かりました。ここへ入所することになると、施設内の学校へ通うことになります。息子のこれからの人生を考え、義務教育期間中に生活改善をしておきたいと思っていた私は、藁にも縋る思いで、施設入所への準備を始めました。「目標を立てて一緒に頑張ろう」最初息子は施設への入所を嫌がりました。ですが、日にちをかけて話し合い、「今のままでは、地元の中学に通い続けることが難しいよ。生活習慣を整えて中学3年生の4月からこちらに戻れるよう、目標を立てて一緒に頑張ろう」と、息子と一緒に目標を立てました。そして、息子とともに施設を見学し、本人も生活の乱れを自覚していて、なんとか立て直したいと思っていることから施設入所を承諾。中学1年生の1月から入所し、施設に併設されている中学へ通うようになりました。私は祈るような気持ちで見送りました。ここからが息子の踏ん張りどころなのです。Upload By ユーザー体験談一方、通っていた中学校の先生には都度報告、相談をしていたのですが、この施設入所については、先生方からはなかなか理解してもらえませんでした。「週に数日でも中学校に通えているのに、施設にいれるのですか?」「家庭で子どもの療育はできないのですか」「お子さんは見捨てられたと思わないでしょうか……」でも、どうすればいいのでしょうか。今のままでは息子の生活を立て直すことが難しいのです。私は先生に一生懸命説明しました。息子が納得したうえで入所することを。Upload By ユーザー体験談夫のメンタルが弱っている中、私自身の精神状態もかなり危うい状態でしたが、義務教育期間中に息子の生活リズムを整えなければ、彼は大人になってもずっとひきこもる可能性もあるかもしれない……。できるだけ早期に、息子の生活や精神面を整え、将来自立できるようにサポートしたい、それがかなう環境を息子に用意してやりたいという思いでいっぱいでした。その思いが、なんとか私を支えていたと思います。努力した息子は、生活習慣を整え目標通り退所。地元の中学へ入所中、息子は長期休暇などを利用して定期的に試験外泊し、寝る時間など自宅でのルールを取り決め実施しました。また、試験外泊の際は、地元の中学の先生と面談、また先生も息子の施設や施設内学校の訪問もしてくださり、施設と学校同士で情報共有してくださり、本当に感謝しています。そして息子は、目標通り中学2年生の終業式後に退所し自宅に戻ってきました。そして、中学3年生の4月から、地元の中学へ転入、特別支援学級へ再び通い始めました。先生方は、息子が戻ってくるまでに2年かけて、特別支援学級での指導の仕方について中学校と教育委員会と話し合い、改革をしてくださっていました。特別支援学級の生徒は30名程度いたのですが、息子は通常学級と同じ内容の授業を受けることができるクラスになりました。そのため、勉強好きな息子は不登校にはならず、通い続けることができ、なんと中学3年は皆勤賞。定期テストも通常学級と同じテストを受け、学外で行っている受験対策用の模試や9月以降は実力テストのみ交流学級で受験するようになりました。これは、息子の受験対策として、大勢の生徒に囲まれて試験をうけられるよう学校側が計画してくださいました。Upload By ユーザー体験談志望校受験に向けて頑張っている息子を支えていきたい家に戻ってきてからの息子は前向きで、障害受容もしっかりとできており、先日精神障害者福祉手帳3級を取得しました。息子は幼少期からの夢「設計士、建築士」への道を希望しています。学習能力は高いのですが、情緒が安定しないため公立高校への進学は断念し、丁寧に対応してくれる私立の専修学校・建築科を単願志望しています。一時期、家庭崩壊の一歩手前だったわが家ですが、息子は今、将来の夢に向けて前向きに勉強に取り組んでいます。悩んでいた数年前が嘘のように、落ち着いた生活を送れています。夫のメンタルも回復し、私自身の精神状態も成長した息子の姿が心の支えとなり回復してきました。息子はこれからどんどん成長していくと思います。自分のやりたいことに向かって、これからも頑張る息子を、私は支え続けたいと思います。イラスト/海乃けだま※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:鈴木先生より)自閉スペクトラム症のあるお子さんの対応には、ペアトレの基本である「傾聴と承認」が重要です。息子さんはまだ中学生なので児童相談所ではなく本来ならば小児科の神経外来を受診して相談すべきでしたが、該当するような小児科が近所にはなかったものと推測します。児童相談所は医療ではないので診断はできません。基本的にはかかりつけ医に相談して専門医へ紹介してもらうのが筋でしょう。中学校の先生がおっしゃるように、週に数日でも中学へ通えているならば一般的には施設に入れる必要はないと思われます。児童精神科医と小児神経科医との考えには多少ずれがありますが、医療へつなげることも忘れてはいけないことだと思います。そこには必ず答えがあるはずです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年01月19日SNSでアラフォーママの大人カジュアルコーデを公開するmidopeiさん。中学1年生、小学3年生、2歳の3兄弟ママであり、現在第4子を妊娠中。ブログでは、子どもたちとの日常から、購入品やコーディネートなど幅広く発信している。■『ユニクロ』ワゴン戦利品6日に更新したブログでは「皆さんユニクロのワゴンって見ます??」と問いかけ「私は目ざとく見るタイプ」とコメント。『ユニクロ』を訪れ「見つけた瞬間ラッキー!!ってなった」というワゴン戦利品「ウルトラストレッチマタニティレギンスパンツ」を紹介した。■990円で購入したマタニティレギンス同ブログでは「正直マタニティウェアは買いたく無い」と思っていたというが「もう臨月並みのお腹」になってきたため「あと1か月半くらいのマタニティライフだと思うのですが毎日のコーデも限界だし990円なら!と2本買いました」とつづった。「レギンスパンツだからちょっとピタピタだけどね」「ブーツインしやすくて私は気に入ってます」とコメントし、ブログを締めくくった。
2024年01月18日再判定の発達検査は受けなくて良いの!?Upload By カタバミまちゃが特別支援学級の小学2年生の秋、児童相談所から電話が来て「そろそろ療育手帳の更新の時期です。再判定のために来所して発達検査を受けますか?」と聞かれました。今の等級のまま、あまり変動のなさそうなお子さんには検査受診の希望を聞いているとのことでした。更新のためには必ず発達検査が必要だと思っていたので驚いたと私が伝えると「では検査は受けるんですね」と少し素っけなく言われました。(本音を言うと行かないほうが楽なんだけど……)と思いつつ、少し迷いながら再判定の検査を受けることにしました。そして検査が終わった直後、心理士さんからの話では「今回の判定で療育手帳の等級は重度になるかもしれない」と言われました。検査中のまちゃは、テーブルの上に置いてあった物を手で払って落として喜んでいたと伝えられました。正式な判定は会議の結果にて、私たちには数週間後に知らされるとのことでした。療育手帳2度目の更新、判定はUpload By カタバミ発達検査から数週間後、わが家に封書が届いて、等級が「重度」になったと知らされました。その時、私は少しショックを受けました。実はまちゃは1番初めの手帳判定の発達検査の時に、検査直後には「中度」と言われたのに数週間後に「会議の結果、軽度になりました」と電話が来たことがありました。今回も同じように、結果はくつがえって「中度のままになるのではないか」と期待していた自分に気がついたのです。そして、療育手帳の等級が重度になると受けられる支援が増えると聞いていたので、新しい手帳を受け取りに市役所に行った時に、新たに受けられる支援の手続きも一緒に全て行ってきました。聞いていた通り中度から重度になって受けられる支援は増えました。中でも、とても助かるのが雨の日の学校の送迎です。まちゃの通う小学校には車を停車できるスペースはあるのですが、そこは駐車は禁止エリアになっています。ですので、天気が悪い日に車で送っても、まちゃは車から降りて、その停車スペースから1人で昇降口まで行くことができません。今回、療育手帳の等級が重度になったことで、その停車スペースに駐車できるようになりました。これは、大変助かるなと思っています。<参考>駐車禁止等除外標章(身体障害者等用)の申請手続き及び使用方法について(警視庁サイトより)療育手帳が重度判定になり、周りの反応はUpload By カタバミ療育手帳の更新手続きを終えてすぐ、私の姉に電話をしました。「そっか。まちゃは重度になったんだね。でも、まちゃに毎日接している人から見ると、毎日ちゃんと成長してるんだからショックだよね」と姉。「でも客観的に見たらやっぱりできないことだらけなんだよね」と私。忙しいなかでも姉は可能な限りはよく私の電話に付き合ってくれます。「でもさ、望んでも支援に繋がれない人もいることを考えたら、母親のあんたとしては複雑だろうけど、そんなに悪いことだとは言い切れないかもしれないよ」と、姉。姉は、これまで私がまちゃの療育などを頑張ってきたことも知っています。それからしばらくして実家に行くと姉から報告を受けた父から「落ち込むなよ!」と何度も言われて、手づくりだというカチカチになった干柿をたくさん持たされました。母は5年前に他界していますが、私の実家はこれまで障害のある方とほぼ全く接しないで暮らしてきているので、分からないことだらけでみんな困っていると思います。目の前のまちゃだって自分が重度になったことなんて分かっていないと思われます。そして、父から「年末に高級なお節料理を注文したけれどお前にあげるから取りにきなさい」と言われました。甘える相手がいることは本当にありがたいと思っています。手厚い支援を得てUpload By カタバミショックを受けるなら電話だけで更新を済ませて、中度のままでいれば良かったのにと思います。私は重度になって手厚い支援もほしかったのですが、心の奥底では、きちんと再判定の検査を受けて、それで中度という結果で療育手帳を更新したかったんだなと思いました。われながら分かりにくくて面倒臭い気持ちだと思います。まちゃと暮らしていくことは確かに手がかかります。ですので、手厚い支援を受けながら、成長を促して、とても時間がかかったとしてもまちゃのできることを増やして、困ることは減らすようにやっていくしかないと思っています。執筆/カタバミ(監修:新美先生より)療育手帳の再判定に関してお話をお聞かせいただきありがとうございます。療育手帳は主に知的発達症(知的障害)の方に交付される障害者手帳です。自治体により交付基準や等級なども異なるのですが、知能指数(IQ)と日常生活の困難さの基準をもとに交付の有無や等級が判定されます。一度交付されても、年齢によって数年ごとに再判定が定められており、今回お伺いしたような再判定を数年ごとに受けることになります。判定の基準となる知能指数や日常生活の困難さは、年齢相応の平均水準が年齢ごとに上がっていくので、お子さん個人で見れば数年間の間にできることが増えて確実に成長を実感していても、相対的に判定が重いものになることはあるかもしれません。カタバミさんは、お子さんの療育手帳区分が中度から重度になり、受けられる支援サービスが増えるというメリットを知りながらも、心の奥ではショックで切ない気持ちを感じているということを聞かせて下さいました。そんな中で、実家のお姉さんやお父さんがさまざまに気づかいあたたかく見守ってくださっているのは頼もしい支えですね。療育手帳はあくまでも行政上のものですから、まちゃくんがマイペースに着実に日々の生活を重ねていくことの大切さに変わりはないと受け止めて、必要な福祉サービスを使っていけるといいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月14日劇団「ロロ」を主宰する三浦直之が、パルコ・プロデュースに初登場。ももいろクローバーZの高城れにを主演に迎え、新作『最高の家出』を上演する。高城が演じるのは、結婚生活に疑問を抱き、夫のもとから家出する女性・立花箒。そこで現在執筆中の三浦と、初の単独主演に挑む高城に、現在の胸の内を語り合ってもらった。最後にふさわしい、ハッピーな笑顔を見せてくれるはず――高城れにさんを主演に迎えた書き下ろしとなります。創作の経緯を教えてください。三浦もともとは高城さん演じる主人公の“箒”が、現実から虚構に家出する物語を書こう、と思ったのが始まりです。現実の生活に疲れた箒が、家出した先で物語という虚構に出会い、それによって変化し、また違うどこかへと帰って行く。あと今回初めてパルコ・プロデュースのオリジナル作品をやらせてもらうということで、これまで10年以上自分が作ってきた演劇に対する想い、みたいなものも一緒に乗せられたらなと思いながら書き進めているところです。作・演出を手掛ける劇団「ロロ」主宰の三浦直之――高城れにさんを主演に迎えた書き下ろしとなります。創作の経緯を教えてください。高城すごく面白かったです!私自身、箒ちゃんと真逆なところもありますし、一方で同じようなところもある。なんで私の幼少期に抱いていた気持ちを、三浦さんは知っているんだろう? と驚いたくらい(笑)。読み進めていくうちに、箒ちゃんのことがどんどん好きになっていきました。内容的にはファンタジーな部分もありつつ、一つひとつのワードはどれも生活に近しいものばかり。きっと観に来てくださる方にとっても、身近に感じられるような作品になるんじゃないかな、とすごくワクワクしています。――箒は高城さんへの当て書きになるのでしょうか?三浦書き始めた段階では、まだキャスティングは決まっていなかったんです。だから高城さんにやっていただけることが決まり、そこから「高城さんならどんなふうにこの台詞を言うんだろう?」と想像しながらリライトしていった感じです。――ちなみに“箒”という名前が非常にユニークですが、そこに込めた想いとは?高城あっ、聞きたい!三浦実は特に意味はないんですよ。「箒」って口にした時の響きが好きだったっていうのが一番の理由で。ただ『魔女の宅急便』のキキが、箒に乗って生まれ故郷を出て行きますよね?そのイメージはなんとなくあったのかもしれません。――その箒を高城さんに演じてもらうからこそ、期待していることとは?三浦自分のそれまでの生活に疑問を持って家出した主人公が、最終的にどんなふうに笑えるか、みたいなことを考えながら作っている作品です。高城さんって笑っていたり、楽しそうにしている姿が、周りを幸福感に包んでいくような人だなと思っていて。そんな高城さんなら、きっと最後にふさわしい、めちゃめちゃハッピーな笑顔を舞台上で見せてくれるんじゃないか。そこをすごく楽しみにしています。家出は子供がするもの、そのイメージをこの作品で変えたい――近年はショーアップされた舞台への出演が多かったですが、今回のような会話劇ならではの面白さをどんなところに感じていますか?高城やっぱり歌や踊りがない分、目の前の会話に集中して見る、一つひとつのワードに重みがあるっていうのが会話劇だと思うんです。それってつまり、演じる側にとってはプレッシャーでもあるんですが……(苦笑)。その会話が伝わらなければ、なにも伝わらなくなってしまいますから。だからこそ台詞の一つひとつにどんな意味を持たせ、発信出来るのか。今回それが、自分にとっての大きな課題だなと思っています。――執筆していく中で、その会話や登場人物のやり取りとして心がけているのはどんなことですか?三浦箒と、箒が家出先で出会う女性の“アハハ”。このふたりの関係が魅力的に見えるといいなってことは、ひとつ心がけていることです。箒が周りの人に振り回される、その姿が楽しく見えるってことが大事な作品なので、箒はもちろん、箒を振り回す側の人たちも魅力的に見せたいなと。そこは非常に意識して書いているところですね。――高城さんにとっては、本作が初の舞台単独主演となります。高城ももいろクローバーZとしてはもちろん、高城れにとしてお芝居に触れたい、とはずっと思っていました。だからすごく嬉しいですし、自信があるとは言い切れませんが、精一杯頑張りたいなって気持ちはとても強くて。昨年はグループが15周年、自分が30歳を迎える節目の年だったので、そこを経て挑戦するこの舞台で、またひと皮剥けたらいいなと。自分の人生においてこの作品が、宝物のような経験になるんじゃないかと思っています。――この作品を通して、お客様にどんなものをお届け出来たらいいなと思いますか?高城自分の居場所ってどこだろう? とか、本当の自分ってなんだろう? と思うことが、私自身今までたくさんありました。きっと多くの方も考えることだと思うので、そんな時にふとこの作品を思い出してもらえたらいいなと。そして観終わったあと、「遊園地みたいな作品だったね」って思ってもらえるような、そんな作品になったら嬉しいです。三浦僕も“遊園地”ってすごくいい言葉だなと思ったので、まずはそこを目指して作っていきたいと思いました。あと“家出”って言うと、子供がやること、みたいなイメージが強いと思うんですけど、僕はそのイメージが変わるといいなと思っていて。30歳になっても、40歳になっても、50歳になっても、何歳になったって家出していい。ここじゃない場所に逃げていいってことを、観に来てくれた人が思えるような作品になるといいなと思います。取材・文:野上瑠美子撮影(高城れに):荒川潤ヘアメイク:竹内美紀代(KIND)スタイリスト:寄森久美子(WONDER STYLE)<公演情報>パルコ・プロデュース2024『最高の家出』作・演出:三浦直之(ロロ)出演:高城れに(ももいろクローバーZ)祷キララ / 東島京板橋駿谷 / 亀島一徳 / 篠崎大悟 / 島田桃子 / 重岡漠尾上寛之【東京公演】2024年2月4日(日)~24日(土)会場:紀伊國屋ホール【高知公演】2024年3月6日(水)会場:高知県立県民文化ホール オレンジホール【大阪公演】2024年3月9日(土)会場:森ノ宮ピロティホール【香川公演】2024年3月14日(木)会場:レクザムホール(香川県県民ホール) 小ホール【宮城公演】2024年3月20日(水・祝)会場:電力ホール【北九州公演】2024年3月23日(土)会場:J:COM北九州芸術劇場 中劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年01月12日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!帰宅時に見た衝撃の光景主人公は両親と暮らす小学4年生です。主人公の両親は共働きで家をあけることが多く…。1人で留守番をすることも少なくありません。そしてある日、午前授業で早く帰宅した主人公。午前授業の日のこと…出典:エトラちゃんは見た!母に伝えそびれていたので、昼食の心配をしつつ帰宅します。すると帰宅してすぐ「玄関のドアがおかしい!?」と気づき…。問題さあ、ここで問題です。午前授業だったことを言い忘れていた主人公。帰宅すると玄関のドアに『違和感』があり、あることが頭をよぎります。それは何でしょうか?ヒント主人公は「あること」を想像してゾッとします。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「泥棒がいること」でした。なんと玄関のドアの鍵が開いていたのです。「もしや泥棒が入ったのか…」と疑いつつも恐る恐る中に入ります。すると中で父が見知らぬ女性と抱き合っているのを発見。主人公の存在に気づいた父と女性は慌てて離れ、言い訳をしますが…。父が浮気していることを瞬時に察知した主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月12日こんにちは!おにぎり2525です。皆さん、新年明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします~■2024年の目標は?■超シンプルな息子の目標!身長も体重も標準より上なので、もう少し緩やかでもママは大丈夫!!毎年服のサイズアウトで、買い替えが大変なんです!!(笑)とりあえず身長は伸びても、体重は増えないように管理を気をつけたいです。
2024年01月12日息子がいないお正月、実家と義実家へ息子の不在を説明しなければならず……公立中学の自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する中学3年生の息子と公立高校に通う高校2年生の娘がいます。2人とも小学校1年生のときADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けました。息子は小学校までは通常学級に所属していましたが、小5の時、コロナ禍による休校をきっかけに『いつから学校に行けるのか?』とパニックとなり、昼夜逆転や家庭内暴力が始まりました。自宅で過ごすことが困難となり、小児精神科に入院などもしましたが、今までの生活様式が一変してしまいパニック症状は悪化するばかり。中学校では特別支援学級に入るも環境に馴染めず、学習意欲も低下して不登校、昼夜逆転、家庭内暴力がさらにひどくなってしまいました。息子と話し合い「生活習慣を整えて、中学3年生の4月から家に戻れるよう目標を立てて、一緒に頑張ろう!」と一緒に目標を立てたうえで、息子は中学1年生の冬から児童養護施設に入所しました。息子の生活と精神面を整えるための決断でした。そして、わが家は息子がいないお正月を迎えることになりました。いつもでしたら、年始の挨拶で義実家、実家を訪問していたのですが、息子を連れて出かけることはできません。そのため、義父、義兄夫婦、実母、弟に息子の施設入所について伝えなければなりませんでした。「帰ってきたら鰻を一緒に食べに行こう」優しい義父義実家は、80代の義父と義兄の二人暮らしです。義母はすでに亡くなっています。義父たちへは訪問前に夫から電話で説明してもらいました。夫からの電話を義父は「うん、うん……」と穏やかに聞いてくれたそうです。分かってくれたようだよという夫の言葉にホッとしつつも、いつもより緊張して義実家へ訪問しました。久しぶりにあった義父たちは我々を温かく迎えてくれました。義父は息子の障害については全く触れず、「帰ってきたら、孫の好きな鰻を一緒に食べに行こう」と言ってくれました。その優しさに、私は涙ぐんでしまいました。義兄も特に何も触れず微笑んでいました。義兄の優しさを感じました。また後日、義姉からは「気がつかなくて、ごめんなさい。大変な子育てをしてきたんだね。困ったときは相談してね」とメールをもらいました。このような義実家の優しさは、いっぱいいっぱいだった私の心を支えてくれました。感謝してもしきれません。Upload By ユーザー体験談「なんてかわいそうなことをしたんだ!」激怒する実母私の実家は父は亡くなっており、母と私の弟が暮らしています。子どもたちが小学校低学年だった頃、私は子どもたちの発達障害について母に伝えたことがありました。ですがそれ以降、母は自分で調べた薄い知識や偏見で、「あの子たちがかわいそう」「おまえ(私のこと)の育て方が悪かったんだ」「テレビで発達障害の番組を観たけど、将来はどうするの?お先真っ暗じゃない」「仕事をするのは無理かもね」など、ことあるごとに、私や夫、子どもたちの前で言ってくるのです。そんな経緯があったため、年始の挨拶前までに私から実母に息子の入所について伝える勇気はでませんでした。さらに非難されるのが嫌で嫌でたまらなかったのです……。そして来てしまった訪問当日、私はとうとう息子がいない理由を伝えるしかありませんでした。案の定母は「施設に子どもを入れるなんて!なんてかわいそうなことをしたんだ!」「障害を持っているから、こんな事になったんだ!」と激怒。しかも、これを娘の前で言ったのです。自身も発達障害がある娘がどれだけ傷ついたか……。もう私は覚悟を決めるしかありませんでした。Upload By ユーザー体験談母からの謝罪。でも私が選んだのは……「今の私の家族を傷つける言動をするのは困る。家族を守るため、実家には行きません」母は黙って聞いていました。そしてその数日後、母から電話がありました。「私は人の気持ちが分からないの。あんたを傷つけているとは思っていなかった。ごめんね」と。それでも、私は今までの経緯があったため、母を許すことができませんでした。「今後は実家には帰省しない」と絶縁宣言をしました。Upload By ユーザー体験談努力した息子。今は将来の夢に向かって頑張っています!あれから3年ほど経ちましたが、母とは連絡をとっていません。義実家へは年始の挨拶やお盆など、定期的に訪問しています。義父は、変わらず子どもたちを大事にしてくれ、「一緒に外食に行こう」「孫の好きなものを食べさせてやりたい」と声をかけてくれます。毎回子どもたちへお小遣いもいただき、それは子どもたちの通帳に貯金しています。そして、息子はとても努力して生活習慣を整え、目標通りに退所し、現在は一緒に暮らしています。今は受験生として、幼少期からの夢をかなえるため奮闘中です。息子はまだまだ成長期です。さらに自分を高めて、どうか自身の夢を叶えて欲しいと願っています。そして安定した気持ちで就労できるよう、これからも支援し続けていきたいです。Upload By ユーザー体験談イラスト/SAKURA※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:森先生より)「お子さんを守ること」「お子さんの生活習慣を整えること」を最優先に行動できたのは素晴らしいですね。発達障害の支援の中で、家族や親族の理解を得られないという問題はしばしば見られます。「適切な支援を受けることを拒絶する」といったことも時にはあります。専門家とも相談しながらお子さんの生活習慣を整えるために出した結論に、親族の方から理解をしてもらえないこともあるでしょう。障害や支援に対して理解してくれない理由としては、気が動転してしまったり、お子さんへの愛情が強すぎるがゆえの不安な気持ち溢れてしまっているといったことがあります。ただし、その不安な気持ちを保護者の方が受け止める必要はありません。不安な気持ちをぶつけられることによって、お子さんや保護者の方が傷ついたり疲弊してしまっては本末転倒です。そういった場合は、「この子の親として、最も良い方法を探しているところだから、信じて見守って欲しい」ということを説明して、状況によっては一旦距離を置くことも必要なのではないでしょうか。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年01月12日日能研関西は2024年4月より、小学1年生・2年生を対象とした新コース「Nexuss(ネクサス)」を「西宮北口駅第2教室」(所在地:兵庫県西宮市)と「岡本校」(所在地:兵庫県神戸市東灘区)で開講いたします。(初年度は1年生のみ。2年生は2025年4月開講。)個々人に寄り添った密度の高い指導最難関中学の受験状況は、昨今の中学受験ブームも相まって入試難度は高止まり、問題傾向もより深い思考力・確かな記述力・高度かつ正確な作業力を求められるものになっています。「Nexuss(ネクサス)」ではそれらの最難関中学の受験状況・入試問題傾向を踏まえ、学習の先取り=進度を追い求めるのではなく、深度=より深い正確な知識の理解と柔軟な応用力を身につけて骨太な学力を身につけられるように、まずは絶対的な学習環境として「少人数制」最大8名の定員を設定いたします。少人数での学習環境を作ったうえで、授業内での直接の働きかけによって「自己肯定感」の育成、自発的な学習習慣「自ら学ぶチカラ」を身につけていく「アウトプット重視」の授業進行、毎授業後に授業に対する一言感想文を書く時間「今日の振り返り」、教科学習で知的好奇心を醸成する探求学習「クエストタイム」の月1回実施、と既存の大手進学塾とは違う全く新しい、個々人に寄り添った密度の高い指導で低学年のお子様に特化したコースとなります。知的好奇心を醸成する探求学習「少人数制」最大8名の定員【無料体験キャンペーン 概要】2024年の4月開講までに、毎月1回の授業+入会テスト+説明会がセットになったイベント「まるごと!!ネクサス!!」の実施、入会手続き済みの方に限定した「プレ授業」の実施を予定しています。「まるごと!!ネクサス!!」のお申し込み、各種お問い合わせ・ご相談については、ホームページ内の申込フォームより簡単にお手続きいただけます。■日能研関西 低学年コース Nexuss(ネクサス) 【開講教室概要】教室名 : 西宮北口駅第2教室所在地 : 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町3番34号 パセオ・エスタシオン3F教室名 : 日能研岡本校所在地 : 〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本1-8-22 岡本スタービル2F■問い合わせ先日能研関西 西宮北口駅第2教室〒663-8204 兵庫県西宮市高松町3番34号 パセオ・エスタシオン3FTEL:0798-31-1135[受付時間]火~金 14:00~19:00/土 13:00~18:00(日月はお休みです)「自ら学ぶチカラ」を育てます■会社概要株式会社 日能研関西〒650-0033 神戸市中央区江戸町94-2 ファーストプレイスユニオンビル 7FTEL: 078-321-5050URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月11日ある日、小学1年生の息子が号泣しながら帰宅。上級生の男の子とトラブルになってしまったようです。はじめは、子ども同士のよくあるケンカだと思ったのですが、普段とは比べものにならないほど大泣きする息子の様子に異変を感じたので、詳しく話を聞いてみると……。 子どもが上級生とケンカ?号泣のワケ ある日、小学1年生の息子が泣いて帰宅しました。息子に話を聞くと、帰宅途中に突然、前にいた上級生Bくんが近づいてきて殴ろうとしてきたと言うのです。近くにいた先生がすぐに気づいて止めに入ってくれたそうですが、私はその話を聞いて、すぐ学校へ連絡をします。 子どもたちを集めて話を聞いてみると、どうやら息子が帰宅中、後ろから来た上級生Aくんとぶつかったことがきっかけでした。上級生Aくんは急に立ち止まった息子に注意したあとに、上級生Bくんと合流。この経緯を聞いた上級生Bくんが、代わりに息子へ殴りかかろうとしたそう。息子は注意されたことには気づいておらず、急に暴言を吐いた上級生Bくんから殴られそうになったと感じていたようです。 学校での話し合いの結果、双方が謝罪し和解しました。上級生Bくんの言動は決して良くありませんが、友だちを思うあまりの行動だったのでしょう。その後、上級生Bくんと息子は仲良くなって、学校で顔を合わせると話したり遊んだりしているそうです。 作画/Pappayappa著者:さとうきみ
2024年01月09日息子が小学校4年生のとき、10歳を祝うハーフ成人式が行われました。そこで息子からもらった手紙にショックを受けた私。7人兄弟の3番目の息子が、母である私に伝えてきた気持ちとは? 息子からの言葉で、私が息子との関わり方を考え直した話です。 「知らなかった…」息子の本音がつづられた手紙 息子が通う小学校では、4年生になったお祝いに「ハーフ成人式」が行われます。ハーフ成人式には親も招かれ、子どもたちから親への感謝の手紙が渡される予定です。息子の姉2人が書いたハーフ成人式の手紙は、感謝の言葉でいっぱいでした。しかし、息子の手紙には「もっと俺の話を聞いてほしい」という内容が書かれていたのです。 私は息子に「ずっとそう思っていたの?」と聞くと、「弟が生まれて、お母さんはいつも俺の話を聞いてくれなかった」と少し気まずそうに話してくれました。息子が小学校に入学した3日後に弟が誕生したのですが、私は育児に手いっぱいで、息子と向き合う時間を作れていなかったのだと思います。息子は小学校生活を送りながら、母親がそばにいない不安を経験していたのです。 私は息子に「ごめんね」と謝ると、息子は「今度からはちゃんと俺の話聞いてね!」と少し照れているような、怒っているような……複雑な表情をしながら答えました。 ハーフ成人式で息子からもらった手紙は、息子との関わりを見直すきっかけに。忙しくても子どもたちの話はきちんと聞く! と心に決め、今では同時にしゃべる子どもたちの話に、まるで聖徳太子にでもなったかのように耳を傾けている私がいます。さらに、息子と2人だけの時間も大切にしたいと思った出来事です。 作画/yacco著者:つじぐちまき
2024年01月08日小学校入学直後から始まった「行き渋り」現在小学6年生のわが家の長女『姉子』は、赤ちゃんの頃から繊細なところはあったものの、幼稚園の時は楽しく園生活を送っていました。そして、いざ小学校に入学!「さあ、きっとこのまま楽しく小学校に通うはずだし、私も幼稚園の送り迎えから解放されるぞー!」と思っていました。最初の頃は、保護者や先生に見守られて集団で登下校して楽しそうにしていた姉子。しかし、入学から1週間ほど経つと、朝泣き出すようになり、登校前に腹痛や頭痛を訴えるようになりました。Upload By スパ山けれども、一旦登校してしまえば、そのまま学校で過ごして帰ってくるので、朝の登校は私がつき添い、校門まで先生に迎えに来てもらうという形になりました。当時はほぼワンオペ育児だったので、下のきょうだいたちの送迎もあり、姉子を送ったらすぐに家に戻らなければならず、校門で泣いている姉子を先生に半ば強引にお願いして帰ることもありました。第一子だし、まだ1年生だから「最初はこんなもんだろう」と、私は楽観的に思っていました。それが2学期になり、3学期になり……、もう他の同級生は一人で登下校するのがへっちゃらになっているというのに、姉子の行き渋りはずっと変わりませんでした。親としては放っておくわけにもいかないので、なだめたりすかしたり、あの手この手で登校させようと必死でした。ある日突然始まった「チックの症状」Upload By スパ山ある日突然、姉子が目をキョロキョロ動かすようになりました。さらに、まるで何かに引っ張られるように首を振るようになりました。それを見た私は、学生の頃に児童発達関係の専攻をしていた経験から、「あ、チックだ」と思いました。チックは癖のようなもので、幼児期から青年期にかけて現れる子がわりと多い症状だそう。原因など解明されていないことも多くありますが、決して育て方が悪いとか、愛情不足などではないと言われています。姉子本人も、出したくて出しているわけでもないので、止めることもできません。指摘すると悪化することもあるらしいので、「やめなさい」「またやってるよ」など言わず、そっと『あたたかい無視』をすることでほとんどの場合、自然におさまっていくと習いました。でも、いくら知識があったとしても、わが子にチックが出たとなるとやはり不安だったので、念のため、かかりつけ医に診てもらおうと思い、姉子に気づかれないように気をつけつつ、チックの様子を動画に撮っておきました。そして予防接種のついでに動画を見てもらうと、「チックが出やすい年齢だし、そのうちおさまるので指摘せず見守っていい」と、お医者さんからもアドバイスをいただき、待つことにしました。学校の先生方にも姉子のチックの症状について伝え、配慮していただきました。低学年だったからなのか、クラスメイトから指摘されることもなく、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返したものの、姉子のチック症状は1年ほどで完全に出なくなりました。小学生になって初めての個人懇談で「発達検査」を薦められるUpload By スパ山姉子にチックの症状が出始めた頃とほぼ同じ時期に、小学生になって初めての個人懇談会がありました。その時に初めて担任の先生から姉子の学校での様子を聞いた私。それは、「本当に姉子のことなのか?」と、耳を疑いたくなるようなことばかりでした。例えば、「名前を呼ばれた人からプリントを取りに行く」のような全体指示が伝わりにくく、呼ばれていないのに取りに行ってしまい、別に叱られていないのに、嗚咽が止まらないほど大泣きしたり、ほとんどのテストが白紙だったり、授業中に教室から飛び出して校舎の外で泣いていたなど……。行き渋りはあったものの、登校さえしてしまえば、一日学校で過ごして下校できていたので、何も問題なく学校生活を送っているものだと私は思っていました。そして担任の先生から「発達検査(WISC)を受けてみてはどうでしょうか」と言われ、そこで初めて姉子にも発達障害があるのかもしれないと思いました(2歳下の弟のハジュがすでに発達障害の診断を受けていた)。まさに寝耳に水。いや、寝耳に氷水くらいの衝撃でした。正直なところ「あ、この子もか」と目の前が真っ暗になりました。発達検査で凸凹が分かった!Upload By スパ山すぐに発達支援センターへ相談に行き、2年生になってすぐWISCを受けました。発達支援センターはすでに弟が通っている所で、姉子も何度か付き添って行ったことがあるので、心理士さんも弟の担当をしてくれている顔見知りの方にお願いしました。姉子が私と離れることを激しく嫌がったので、発達検査に同席させてもらいました。姉子は緊張がとても強く、一つの質問に3分~4分ほど黙って考えこんでしまうので、だいたい90分程度だと言われていた検査に2時間半もかかってしまい、終わったときにはぐったりしていました(それに根気よく付き合ってくれた心理士さんには感謝しかありません……)。結果はかなり凸凹があり、知的能力についてはボーダーかどうかギリギリのところ。しかし、検査中の緊張の強さから正確に判断できないとのことで、しばらく様子を見ることになりました。検査の結果や検査中の姉子を見て、今まで本人は相当しんどい思いをしてきたことが分かりました。私は姉子に申し訳ない気持ちでいっぱいで、今まで気づかなかった自分をすごく責めました。行き渋りやチックは姉子から出ていたSOSだったことにやっと気づくことができたのです。そして、発達検査を受けたことで姉子の特性や困り事を知ることができたので、「上手にサポートできれば学校生活も楽しめるかもしれない」と、淡い期待を抱いていた頃、コロナ禍が始まってしまったのです……。コロナの影響でさらに大変な事態になってしまったわが家。そのお話は別の機会に書きたいと思います。執筆/スパ山(監修:初川先生より)姉子ちゃんの小学校入学した後のエピソードをありがとうございます。幼稚園保育園から小学校という場に変わり、朝校門や児童玄関で泣いてしまうお子さんは結構いらっしゃいます。保護者が玄関などまで送っても泣いてしまい保護者と別れがたいお子さんに対して、保護者が笑顔で去りながら先生方にお子さんを託すという方法はよく取られる方法です。それで朝の会や1時間目頃までに気持ちが切り替わり教室へ入れる、活動に参加できるのであればよいかなと思います。それ以降まで涙が止まらない場合などは別のやり方も検討してみるのもよいでしょう。そうして学校というものに慣れていくことが新入生の時期には通過するプロセスではあります。チックに関しては、どういう時にチックが出やすいか観察してみるのは有効です。家でも学校でも出るのか、緊張したときだけなのか、逆にリラックスしたときにでるのかなどです。いずれにせよ、何らかストレスが過度にかかっているのではないかなと気を配りながら、チック自体はスパ山さんがされたように本人には指摘せず、見守るのみにしていく。そうした対応が一般的です。頑張りすぎているサインかもしれないと思って生活を見直してみたり、先生に学校での様子を聞いてみたりするのもよいでしょう。個人懇談会にて、学校での姉子ちゃんの苦戦する様子を知ったとのこと。だいぶ驚かれたことと思います。学校、集団生活、一斉での指示理解、決められた活動に取り組むという設定……そうしたものの何かにつまずきが見られた、あるいはとても苦手としているということでしょう。帰宅するとほっとして、学校でのいろいろを良くも悪くも周囲に感じさせないという面もあったのでしょう。気になることがある場合(行き渋りもそうですし、そもそも幼少期の様子から学校や集団生活の中での苦戦が想定される場合など)は、連絡帳や電話などで、お子さんの学校での様子を(懇談会を待たずして)聞いてみてもいいですし、先生のほうで気になることがあったら教えてほしいと頼んでおくのも一つです。発達検査によって分かること・分からないことありますが、まずはざっくりとした知的レベルや得意不得意に関して客観的に掴むには有効です。検査受検にあたっても、姉子ちゃんの抵抗はなかなかのものだったのですね。新奇場面(新しく、珍しい場面)への苦手さ、見通しのつかなさなどが強いとなかなか検査者と二人きりで検査室に入れないことがあります。それでも検査の公平性を保つためにも基本的には保護者とは分離して実施できるよう、最大限工夫するのですが、なかなか難しかったからか保護者が同席した形での実施になったということですね。こうした場合は少数で、基本的にはお子さん一人で受検するものになります。そうした緊張の強さ、そしてなかなかに熟考・長考したというところで、分かっているのに答えられなかった可能性などが浮上するため、全体として参考値扱いになったのではと想像します。ただ、指示を聞いて、期待される回答や言動を取るということや初めての環境で良く知らない人と、というところの掛け合わせでかなり困難が生じやすいことがよく分かり、ということは学校生活もなかなかにしんどい思いをしながら過ごしている可能性が想定されたということですね。家庭での生活が姉子ちゃんにとって安心安全で、そこまでの不適応を家庭の中では出さずにやってこられたからこそ、学校のような集団の場では苦手さが重なっていたけれど家庭からは見えにくかったのでしょう。気づいてあげられなかったという後悔の思いも語られていますが、ただ、「家庭では楽しそうに過ごしていたんだよね」というところは姉子ちゃんにとって過ごしやすい環境を提供できていたからこそでもあります。行き渋りやチックがSOSであったのはそうかもしれませんが、気づくのに遅すぎることはありません。気づいてからの対応が大事です。検査の結果や検査時の様子もふまえて、学校での支援や家庭でのサポートが姉子ちゃんに合ったもので充実してゆくといいなと思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月08日