シンガーソングライターのピコ太郎と小池百合子東京都知事が、世界的ヒット曲「PPAP」の替え歌でコラボレーションする動画が26日、公開された。東京都では7月10日から、「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」のキャンペーンを実施。今回の動画は、PPAPの替え歌で「I have a 電球、I have a 電球、Uh! LED電球」と、キャンペーンをPRする内容だ。2人の共演は、東京都からのオファーで実現。ピコ太郎のインパクトや幅広い人気に加え、PPAPの歌詞が、2つのもの(=白熱電球)が1つのもの(=LED電球)に換わるというキャンペーン内容にぴったりだったことで、白羽の矢が立った。撮影当日、小池知事は、ピコ太郎とおそろいのヒョウ柄のストールを着用。「大阪のおばちゃんみたいやね」とノリノリでスタジオ入りし、最初はダンスに戸惑っていたものの、ピコ太郎がコツを伝授すると、次第にPPAPらしい動きになった。テイクを重ねるごとに、2人の息も合ってきて、最後にはスタジオ内から拍手が沸き起こるほど盛り上がる撮影となった。小池知事は、26日に行われた定例会見で「(この動画を)ジャスティン・ビーバーにも送ろうと思います」と、世界的拡散へ冗談を交えながら意気込み。ピコ太郎も「ゆり太郎さんこと、小池都知事のレアなPPAPがとても素晴らしいですピコ! みんなも『ヴぅーーん!』してLED化しましょピコ!」とアピールしている。
2017年05月26日短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」の代表を務める別所哲也が5月23日(火)、小池百合子東京都知事の元を表敬訪問。今年の映画祭で上映される、東京を舞台にしたショートフィルムの完成を報告した。同映画祭は1999年に別所さんらが発起人として「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」の名で始まり、2001年より「ショートショート フィルムフェスティバル」、2004年より現在の名称で開催されており、米アカデミー賞公認の映画祭としても知られ、昨年の同映画祭グランプリ受賞の『Sing/合唱』(ハンガリー)は見事、今年の第89回アカデミー賞短編実写部門を獲得した。今年、多彩な東京の魅力を発信するショートフィルムを対象に「Cinematic Tokyo部門」が創設され、244本の応募作の中から9本がノミネート。さらに特別上映作品として、東京都と映画祭がタッグを組んだ「Tokyo Cine-magic」というプロジェクトで、『HOME AWAY FROM TOKYO』が製作され、国内外の俳優、スタッフが参加した。今回の表敬訪問はこの『HOME AWAY FROM TOKYO』の完成の報告と全世界に発信する同作の予告編を小池都知事に見てもらうためのもの。小池都知事と別所さんは、報道陣が見守る中、ガッチリと固い握手を交わした。別所さんは、同映画祭を「世界中の映画人が東京に集う、国際会議のようなもの」と説明し、『HOME AWAY FROM TOKYO』について「海外から日本に来た人々が、東京でHOME――自分の心の家、人として大切なことを見つける話です」と語る。小池都知事は「東京はこれだけ様々な国の食事を楽しんでもらえる街であり、包容力がすごいですから、多くの方に“HOME”と感じていただけるんじゃないかと思います」と応じた。同映画では渋谷のスクランブル交差点が登場するが、小池都知事は東京都が新たに採用したロゴデザインに渋谷のスクランブル交差点をイメージした落款があることを指摘し「ニューヨークでいうタイムズスクエア、ロンドンのピカデリーのような省庁のような場所ですし、海外の人にとってインパクトがある」と嬉しそうにうなずいていた。別所さんは6月に開催となる同映画祭に小池都知事自ら出席することを要請。小池都知事は「スケジュールを確認したうえで」と断ったうえで「ぜひ伺わせていただきたいと思います」と語った。表敬訪問後、会見に応じた別所さんは、改めて本作について「摩訶不思議な映像の中にある、東京の“奥深さ”を体感していただける」とそのその魅力を強調。小池都知事にショートフィルムをおススメするなら?との問いには「9千本を超える作品が集まって、(おススメは)全部です」と語り「都議選前でお忙しいでしょうが、ショートフィルムでちょっとホッとしていただいたり、ベッドタイムストーリーとして寝る前に見ていただければ」とショートフィルムの楽しみ方を語った。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017は6月1日(木)より開催。(text:cinemacafe.net)
2017年05月23日「小池さんが求められているのは、普通の女性らしさを持った女性議員が、もっともっと増えることだと思います」 こう語るのはシンガー・ソングライターのleccaこと、斎藤れいなさん(38)。早稲田大学政経学部在学中から音楽活動を始め、’06年にメジャーデビュー。、’12年には日本武道館での単独公演も。デビュー10周年という節目を迎えた昨年には、自身初となるベストアルバムもリリースするなど、順風満帆な音楽活動を続けてきた。 ところが、昨年秋、彼女は小池百合子東京都知事(64)が設立した政治家養成の塾「希望の塾」に加入。そして先月には、7月の東京都議選に、都民ファーストの会からの出馬を表明した。斎藤さんは、その心の内をこう語った。 「小池さんのような、信じることをひとりででも進めていく方が都知事になって、政治のあり方が変わる、人々の意義が変わるいいきっかけになると思ったんです。そして、それまでは誰か信頼できる方にお任せしよう、と思っていた私自身も変わりました。もし自分にできることがあるなら、お手伝いしたい、そう思うようになったんです」(斎藤さん・以下同) 6歳の男の子と1歳の女の子の2児の母でもある斎藤さんは、子育てをしながら、レコーディングやライブといった音楽活動を続けるなかで感じた正直な思いを、以前からインタビューで語っていた。 「同じミュージシャンでも男性は子どもができても変わらずに歌っていて、女性だけなぜ妊娠すると引きこもらなきゃならないの?」 近年、安倍政権では女性の社会進出が主要な政策になっている。それでも、斎藤さんはこう語る。 「女性ばかりにしわ寄せがくるという、当時抱いた思いは、変わっていないというか、いまも強く感じています」 それは、音楽業界に限った話ではない。斎藤さんの友人に、金融関係で働く女性がいる。結婚後も仕事を続け、いまや重要なポジションに就く、周りがうらやむようなキャリア女性だったが……。 「夫より年収が高く、家計の大黒柱は彼女でした。だからこそ彼女は『子どもをつくるということはリスクでしかない』と言ってました。以前、夫婦で子づくりについて話し合ったものの、『あなた、育休取れる?』と聞いた彼女に夫は『取れるわけない』と即答したそうです。つまり、男女とも取れる育休制度はあっても、実際にはうまく使われていない実情もあります。友人女性は社会の第一線で頑張ってきた結果、子どもを産まない選択にたどり着いたようです」 冒頭で、小池都知事の考えを挙げて、議員にも普通の女性らしさが必要だと語った斎藤さんは、現代の男女平等のあり方にも疑問を呈する。 「20代で男性に負けないようにガムシャラに長時間労働して30代になって結婚しても、若いころに体を酷使したことが影響して女性特有の病気になることもあります。私自身も26歳で子宮内膜症、33歳で異常妊娠の胞状奇胎を患っています。不規則な生活とストレスによって男性ホルモン過多になっていると医師に言われ、ピルを処方されました」 彼女が所属している「都民ファーストの会」でこんな発言があった。女性活躍推進本部の会合で、野田聖子代議士の政策秘書だった日本政策学校の島桜子理事が「(女性を社会で本当に活躍させたいのなら)女性ホルモンの理解を高め、政策に反映させていくことが大事」だと語ったのだ。 「驚きました。うれしい驚きでした。これまで私は、強い女性が求められるいまの社会では女性の体調を左右する『女性ホルモン』なんて言葉は口にしてはいけないものだと思っていましたから。まして政治家を志すような女性は男性と同等かそれ以上に働けることを証明しないといけないのではと。女性ホルモンに対する理解が広がると、働き方も含めて、本当の意味で女性の個性を生かす社会に近づけるのでは」
2017年05月19日(撮影/松蔭浩之) 「数日前、小池百合子東京都知事(64)と東京都議選の広報用の撮影でお会いしたときのこと、都知事はこうおっしゃいました。『力を合わせて頑張りましょうね!やるからには全力で。選挙は大変だけど、最後に“グリコポーズ”のようなガッツポーズをしている自分の姿を描きながら、頑張ってね!!』。このお言葉で、『ああ、ついに勝負が始まったんだな』と、思いました」 大きな瞳と、とびきりのスマイルでこう話すのは、元・テレビ朝日アナウンサーで1児の母・龍円愛梨さん(40)。4月末、小池都知事の会派「都民ファーストの会」(野田数代表)が東京都議会議員選挙(7月2日投開票)の公認候補予定者として、龍円さんを渋谷区選挙区で抜擢することを発表したのだ。 ’77年3月、スウェーデン生まれの龍円さんは’12年に局を退職後、米国に渡り、現地で活動する実業家と結婚。’13年5月5日に待望の第1子・ニコくん(4)を出産したが、生後1カ月でダウン症があることがわかる。龍円さんはもちろん、四六時中離れずにニコくんの育児に専念。幸いニコくんは大きな手術をすることなく順調に育ってきた。そして’15年、互いのライフスタイルの変化から離婚を選び、シングルマザーになった龍円さんは、帰国して、高齢の両親のいる都内の実家で、ニコくんと暮らしてきた。 そんな彼女に再びスポットが当たったのは、今年1月、小池都知事の政治塾「希望の塾」が東京都議選の候補者を絞り込むための試験を開催し、龍円さんも受験していたことによる。その龍円さんが、わずか2カ月足らずのあいだに、都議選に出馬することを決めた。つまり一般の市民から“政治家”になる決意をしたのだ。本誌はさっそく、東京都内の同会派の事務所に龍円さんをたずね、その“翻意”の経緯を確かめた--。 「2月の初めのことになります。『都民ファーストの会』の野田代表から『お話があります』と呼ばれたんです。都議選の行方などが報道され始めた時期でしたので、『もしや出馬の打診?』と思ったのですが、『希望の塾』に入ったときの私の気持ち=政策面で意見をお伝えすることで都知事をお手伝いしたい、ということを申し上げるチャンスだと思い、お会いしたんです」(龍円さん・以下同) 龍円さんがそこで話したことは、スペシャルニーズ、つまり特別な支援を必要とする子の、保育や学習に関する行政のサポート体制の向上についてだった。それを話すと、野田代表に「やりたいことがあるのなら、自分でやってはどうですか」と言われる。龍円さんはできない理由を「子どもがいるので、帰らなければいけない。公務を全うできそうもないんです」と伝えた。すると代表は「やりたいことが明確にあることが素晴らしい。できる範囲でやってみたらいいのではないでしょうか――」と話してくれたという。とりあえずその日は、態度を保留して持ち帰ることに。 そして、3月のある日、野田代表と飲食店の個室で打ち合わせしているときのことだ。店員の「到着されました」という声に振り向くと、あのスマイルをたたえた女性――いまや東京都だけでなく、日本中の女性の関心をあつめる――小池都知事が、さっそうとあらわれたのである。 「もう、私は直立不動ですよね(笑)、都知事は『こんにちは』とおっしゃったあと、お座りになって、私の目をじっと見ていただいて……。『龍円さん、やりたいことがあるんだったら、自分の手でやるのがいちばん早いわよ。都政はスピード感があるから、具体的に、実際に、早く変えていけるわよ。私は都知事になってよかったと思っています。東京が変われば、日本が変わるよ!』と」 それまでは、ダウン症をはじめ、さまざまな障害のある人に対する施策について、行政機関などに「やってください」と訴える立場だった龍円さんに、「やるのは自分なのだ」というモチベーションが生まれた瞬間だった--。 「当選できたら、まずは待機児童問題に着手したい。制度としてはあるけれど、あまり活用されていないシステムに『保育ママ』というものがあります。保育士などの資格のある方が、自宅などでお子さんを預かるサービスです。ただ、これを活用できるのが、現状では『3歳未満』なので、せめて『未就学児』までに引き上げたい。これがもっと普及すれば、お金をかけて新たな施設を建設する必要も少なくなると思うんです」 その瞳は、都政を変える熱い思いで満ちていた。
2017年05月19日最近やたらと元売れっ子芸能人の再ブレークが増えていやしませんか。女優の斉藤由貴さん(50)やタレントのヒロミさん(52)。また今やテレビでは見ない日はない坂上忍さん(49)も、そういえば再ブレーク芸能人です。 テレビのメーン視聴者層が高齢になっていくと新人を新たに起用するより、元売れっ子の立ち位置を少し変えて出演させるほうが番組も作りやすいのでしょう。また『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)や『有吉反省会』(日本テレビ系)など、カムバックしやすい舞台が整えられていることも気になります。 芸能人再ブレークブームが起きつつある今、次にビッグウェーブを引き寄せそうな人。それが、エド・はるみさんかもしれません。 親指を立てて「グ~ググ~ググ~グ~」とレオタード姿で連呼する四十路の女性。強烈なスタイルは典型的“インパクト系一発芸”でしたが、08年に大ブレークした後はパタリとテレビから姿を消しました。そして何がきっかけなのか、またしてもチラチラとテレビに戻ってきているから不思議です。 彼女がブレークしたのはコント番組『エンタの神様』(日本テレビ系)がきっかけでした。当時の芸人ブームを作った番組ですが、振り返れば番組発で売れた“インパクト系芸人”のほとんどを現在テレビで見かけません。 彼らのその後の活動には3パターンあるようです。芸人をやめるか一発屋芸人としてときどきテレビに出るか、そしてエドさんのように新たなジャンルの知識をつけて再ブレークを狙うかです。 テレビから姿を消してからのエドさんが何をしていたのか。実は大学院でコミュニケーションを研究したり、マナー講師業の経験を生かして所属事務所の新人研修に励んでいたりなど、基本的に芸人ではない技術をゴシゴシ研磨していたのです。 また最近では小池百合子東京都知事(64)の主催する政治塾「希望の塾」に入塾したかと思えば、プライベートジム『RIZAP』のCMで18キロ減量した水着姿を披露。時折みせる挨拶代わりの上品な「グ~!」以外、1ミリも芸人らしくありません。 「次の舞台は芸能界から政界に変更か」と噂もあるようですが、どちらにしても再ブレークを狙うには力足らずな気もします。それは「グ~!」1本の力で得られる支持が限定的なことにあります。 政界を目指すなら「グ~!」に親しみのない中高年以上からも支持が必要ですし、テレビ復帰にはブランクからくる「元一発屋芸人」というイメージを払拭しなくてはいけません。時代は一発芸人ではなく、ひな壇トークのうまい芸人が売れる時代。エドさんのキャラを考えると、今や“グ~グ~と言う謎のおばさん”くらいにしか認識されない可能性もあるのです。 紆余曲折を乗り切ってきた彼女ですから、次のプランは画策済みと思います。もし政界進出を狙いにしているのなら、現状の知名度ではやや危険。やせた勢いで情報番組のコメンテーターなど文化人キャラというステップを挟むのも、1つ“グ~ッドアイデア”かもしれません。
2017年05月16日「第10回ベストマザー賞」発表・授賞式が11日、都内で行われ、受賞した木村佳乃、後藤真希、荒川静香、近藤麻理恵、佐田真由美が出席したほか、民進党の蓮舫代表、小池百合子東京都知事がスペシャルゲストとして登場した。NPO法人日本マザーズ協会が2008年より開催し、今年で10回目となる「ベストマザー賞」。毎年、母の日の時期に行われ、1年間を通して全国で開催されるイベントのアンケートやネット・モバイルなどママたちの投票によって、著名人のベストマザーを決定する。音楽部門を受賞したのは、元モーニング娘。の後藤真希。今年3月24日に第2子となる長男を出産したばかりで、第2子出産後初めての公の場とあって「久々のお仕事で緊張したステージで、心がドキドキし過ぎてます」と緊張気味も「1人目が女の子、2人目が男の子で年子になり、子育てや旦那さんとの毎日の生活など幸せな日々を送りつつも反省したり勉強になっています」と育児に奮闘中だという。出産したばかりの男の子は「男の子って本当にしつこいですね(笑)。泣いてミルク飲んで吐いての繰り返しで、最近は寝れない日々も続いてます」と手を焼いている様子だが、「バタバタしている新米ママですが、このような素敵な賞に負けないように子育てできたらと思っています」と前向きに語った。芸能部門で受賞したのは、夫・東山紀之との間に3歳と5歳の娘がいる木村佳乃。「こんなに素敵な賞をいただけるなんて、身が引き締まる思いです。本当にありがとうございます」と感謝しつつ、前夜は長女から初めて手紙をもらったそうで「昨日は何冊か本を読んだ後に長女がパッと出してきた小さなメモ用紙に『ママ大好き』と書いてあって本当に嬉しかったです。初めてだったのでジーンと来ちゃいましたね」と笑顔。続けて「共働きなので、協力しあっています」と夫・東山も育児には協力的なようで、子どもたちの将来の話題になると「とにかく健康で思いやりがあって愛嬌のある子になって欲しいです。私も19歳でこのお仕事をさせていただいていますが、職業はなんでもいいから、自分のやりたいことを見つけてくれたらうれしいですね」と話していた。なお、後藤と木村以外には、文化部門にモデルの佐田真由美、スポーツ部門に元トリノ五輪フィギュアスケート女子シングル金メダリストの荒川静香、経済部門に片づけコンサルタントの近藤麻理恵がそれぞれ選ばれた。
2017年05月11日俳優の小池徹平が28日、東京・如水会館で行われた第四十二回菊田一夫演劇賞授賞式に出席し、神田沙也加の結婚を祝福した。授賞式には他、麻実れい、中川晃教、新橋耐子、藤田俊太郎、勝柴次朗が出席した。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。小池は、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』『キンキーブーツ』2作での演技が評価され、菊田一夫演劇賞を受賞した。受賞作となった『1789』で恋人役を演じた神田沙也加が26日、俳優・村田充との結婚を発表したが、小池はテレビで知ったという。「びっくりしました。僕、何も知らなかったので。聞いてもなかったので」と驚いた様子を見せた。公私共に交流がある神田に「連絡はさせてもらいました、『おめでとう』と。返事はシンプルに『ありがとう』だけ」と明かし、「『それどころじゃねーんだな』という感じ」と笑顔を見せた。同作は2018年春に再演を控えているが、小池は「恋愛での絡みもあるので、ちょっとやりづらいかな」と苦笑しながら、「そういうのも含めて楽しみにしてますので、本当にお幸せに」と改めて神田に祝福のメッセージを贈った。
2017年04月28日「色、形、素材、仕様など、風水的に完璧な金運を呼び込む財布。黄色やもっと光沢のあるゴールドだと、お金が回りすぎて出ていく分も大きくなるんですが、小池都知事の財布は、光沢がほどよい落ち着いたゴールドなので、安定した富を手に入れられ、蓄財もできます」(風水ライター) モノを大切にする心とお金を大切にする心を学ぶイベント「MOTTAINAIキッズタウンTOKYO」を視察した小池百合子東京都知事(64)。小学生たちだけで行ったフリーマーケットでは、おもちゃを3個購入したが、そのときに広げた自身のお財布は、風水ライターも感心するものだった。風水で見る小池都知事の財布“5つのポイント”を解説。 【1】色はゴールドご存じ、金運をあげたいならゴールドや黄色を。 【2】二つ折りではなく長財布お札は折るとパワーダウン。折らないように長財布を。 【3】キラキラしたエナメル加工光っているのがよいので、革の表面を磨くのも◎。 【4】チャームがついているチャームは金運アップをもたらす。鈴や天然石をつけるとよりよい。 【5】開け口はファスナーしっかり閉じるファスナーは、浪費を抑える。 「財布の内側はベージュで手堅い色なので、仕事運や人気運も盤石に。知事にふさわしいお財布ですね」(前出の風水ライター) 春は、財布が“張る”からと、買い替えにいい時期といわれている。小池都知事の風水テクを見習って、お財布を選んでみては?
2017年04月03日国内最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」が3月25日(土)、国立代々木競技場第一体育館にて開催。現職の東京都知事・小池百合子や、産後“初”ランウェイとなる山田優、そして土屋アンナも緊急出演するなど、見どころ満載で本イベントの幕があがった。2005年8月から年2回開催している史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」(以下、TGC)。人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、旬のアーティストによるライブ、話題のゲストが登場するスペシャルステージなど、TGCならではの豪華ステージとともに、東京のガールズカルチャーを世界へ発信する。今回のテーマは輝く女性の象徴である“Female Hero”。キービジュアルは、「ファイナルファンタジー」シリーズなどを手がける世界的アーティスト・天野喜孝が描き下ろした。今回、最初のステージでは『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が絶賛公開中の中条あやみがランウェイを闊歩しイベントの開幕を華々しく飾ると、続けて人気リアリティーショー「テラスハウス」の新シーズン「TERRACE HOUSE ALOHA STATE」に出演するモデルのローレン・サイ(LAUREN TSAI)や、 人気ファッション誌「ViVi」で専属モデルを務め9代目「A-Studio」アシスタントに就任したemma、藤田ニコルら人気モデルが登場、会場は大盛り上がり!そしてスペシャルゲストとして東京都知事の小池百合子が登壇。会場から大きな歓声で迎えられた小池都知事は「東京ガールズパワー!私もしっかり皆さんのパワーを受け止めております。開催おめでとうございます!」と挨拶し、「このパワーをもっと世界に発信していこうじゃありませんか!」と本イベントを応援するコメントでTGCのオープニングを彩った。また、毎回注目を集めるTGCのファッションステージトップを務めるファーストフェイスには、モデルでタレントのマギーが抜擢。「MURUA」のステージにて、鮮やかなオレンジのパンツで初夏らしい出で立ちを披露した。そのほか、桐谷美玲や飯豊まりえ、三吉彩花ら女優としても活躍する人気モデルたちが続々と登場。さらに山田優や、今月6月に出産したばかりで三児の母となった土屋アンナが、産後“初”のイベントとして登場し、ランウェイを楽しんだようだ。(text:cinemacafe.net)
2017年03月25日小池百合子東京都知事(64)が「(7月の都議選で)単独過半数の獲得を目指す」という会派「都民ファーストの会」が、初の新人公認候補予定者として発表した2人の女性、女性の生きやすいライフスタイルを提案するキャリアアドバイザーの茜ヶ久保嘉代子さん(41)と、フジテレビ社員として子ども向け番組や親子イベントなどを企画・プロデュースしてきた入江伸子さん(54)は、ともに“働くママ”。 「お見かけしたことはあるけれど、お話しするのは初めて」という2人が、子育てしながら仕事をしていく苦労、そして実現させたい政策について語り合った−−。 茜ヶ久保「私は、いま小学生になった長女の、保育園時代には苦労しました。0歳で保育園に預けて職場復帰したんですが、保育園は熱が37度5分以上あると預かってくれません。すると仕事に行けなくなってしまう」 入江「私も上の子が小学生のときには仕事に復帰していましたので、『心が痛いなあ』と思う経験をしました。あるとき小学校の運動会に行ったら、息子から『今日は来てくれてありがとう』と言われちゃったんです。『あっ』と反省したんですけどね。子どもに迷惑をかけちゃいけないのになあ、と。だから私は、夫婦で、その時々で、可能なほうが子どもと向き合うのがいいと思うんです。『パパは仕事が大変だけど、ママもキャリアを積みたいし……』と言うと、子どもから見れば、『なんで親のことで割を食うの?』となる。子どもは親を選べないですよね。私の子にしてみれば、小さいときにお父さんが死んじゃって、母親は仕事に出ていてっていう……。子どもは子どもなりに、悩みもあるなかで頑張って、一生懸命生きているのにね」 茜ヶ久保「そうなんですよね。ただ、別の視点で考えれば、私は母親−−女性が意識を変えることも重要だと思います。というのは、子育てしながら仕事をするには、どうしても経済的な矛盾が生じます。保育園や施設に預けるには、けっこうなお金がかかる。その出費のうえで、時給800円の収入となると、赤字になってしまうこともある。それであきらめてしまって、『仕事は収入の多い夫に任せよう』と、みんながみんな、なってしまってはダメなんです。私は、子育てしながら仕事をしていくなかで、『どうしよう、お金がなくなっちゃう』と困り果てたときに、母親に『それでもいいから仕事をしなさい』と言ってもらったのが大きかった。母もずっと仕事をしてきた人でしたから。でも、お金の問題は誰にも相談しにくいものですので、解決策は行政システムとして確立していかなければいけないですよね」 入江「その働くママのための行政システム確立のために、“欠かせない存在”になってくるのが、私と同じか、上の世代の女性だと思います。私が学生のころは、女性は“クリスマスケーキ”にたとえていわれた。『24歳までにお嫁にいくのがいい』という意味です。じつは、そうして専業主婦として過ごしてきて、子育てを終えてしまった世代に、『社会貢献したい』という人が、いま多いんです。そういう方には、子育て支援などで活躍の場があります。親の代行で子どもを送り迎えしてくれる人がいれば助かります。そういった社会貢献できる手段を、ボランティアだけで終わらせず、なんらかのペイをできないか−−。行政システムとして、子育てに協力したらポイントがつく、ポイントカードを作ったらいいと思うんだけど……」 2人の話に共通するのは、女性が権利だけ求めてはダメで、努力もしなければならないのだということ。それは既成政党のオッサン議員のように、選挙になると急に、「いいことずくめ」のあめをばらまくのとは違う主張だ。女性として、母として、いろんな人の手を借り、助言を得たうえで、苦労して過ごしてきたことからこそ得られた結論ではないだろうか−−。 茜ヶ久保「コンサルティングのビジネスをしていくなかで思ったのは、男性社会のなかで、女性が男性に合わせていくスタイルは、もう限界だということ。だったら政治の世界で女性の力を集結させて進めていくほうが、影響力はあるし希望が持てると思った。そうして『希望の塾』に参加しているうちに、どんどんボルテージが上がっていきました。都民ファーストの会を起爆剤にして、女性も男性も内側から、はつらつとしたエネルギーが出せるシステムを作りたい」 入江「都知事から『大変なことがたくさんあるけれど、頑張りましょうね』という言葉をいただきました。心を強く持って突き進まないと折れてしまうけれど、女性のみなさんが立ち上がるのは、いましかないと思うんです」 そんな“女性目線”を大事にする小池新党の女性候補者たち。今後もその言動に注目していっても、損はないのかもしれない。
2017年03月24日都民ファーストの会“小池新党”が、初の新人公認候補予定者として発表した2人の女性は、ともに「頑張るママ」。しかし、それぞれが置かれている状況や、歩んできた道のりはまったくの別ものだった−−。 「100カ所くらい保育園の情報を調べて、少しでも入れる可能性がある園を10カ所以上は見学しました。保育園に預けられないと職場復帰が難しい。必死で“保活”していました。結局入れたのは新設の私立保育園だったんです」 自身の苦しい“保活”体験を振り返るのは、女性の生きやすいライフスタイルを提案するキャリアアドバイザーの茜ヶ久保嘉代子さん(41)。キャリアウーマンとして活躍しながら出産を経て、現在も長女(7)の子育て真っ最中の彼女がスポットライトを浴びる日が、近づいている。 茜ヶ久保さんは小池百合子東京都知事(64)の政治塾「希望の塾」を受講し、7月の都議選の候補選抜試験を受験。そして3月8日、都知事の会派「都民ファーストの会」が公認候補予定者として、政治経験ゼロの彼女を杉並区選挙区で抜擢すると発表した。 ’75年福岡県生まれの茜ヶ久保さんは、東京大学に合格して上京。人材育成のベンチャー企業や日本IBMのコンサルティング部門に勤務後、’15年にキャリアアドバイザーとして独立した。プライベートではIBM時代に同僚の男性と結婚し、’09年7月、長女を出産。41歳、バリバリの“ワーキングマザー”が、都議に当選したら真っ先に進めたい政策とは−−。 「自分自身が経験してきたので、まず“保活”=待機児童問題などに取り組みたいです。出産後、『どうすれば働き続けられるのか』と道を探すのに苦労しました。ママって1人ではどこにも行けないし、身軽ではない。私のように10カ所以上、保育園を見学して回るのはキツいんです。だから、都内の全保育園の情報が一覧できるサイトなどの情報公開手段を確立して、“見える化”を実現したいです!」(茜ヶ久保さん) フジテレビ社員として、子ども向け番組や親子イベントなどを企画・プロデュースしてきた入江伸子さん(54)も「都民ファーストの会」が擁立する“初の新人候補”の1人だ(港区選挙区)。2人の息子はともに東京大学を卒業し、28歳の長男は研究者、23歳の次男はフジテレビ社員と、立派に育て上げた彼女だが、これまでの半生は、壮絶なものがあった。 ’62年、東京生まれの入江さんが、夫となるフジテレビ記者の入江敏彦さんと知り合ったのは“お天気お姉さん”としてデビューしたころ。その後、’87年に結婚。’88年に出産した長男が2歳のとき、夫のエジプト・カイロ支局赴任が決まる。それは家族でカイロ生活をし始めてから4年目の出来事だった−−。 「’94年12月6日、夫はケニアのナイロビで小型機に乗り込んで、ザイール(当時)のゴマに向かうはずでした。長男の誕生パーティの準備をしていた14時半、突然、日本大使館から《フジテレビのチャーターしたヘリコプターが墜落したというんですが、本当ですか》という電話があって……。すぐにフジテレビ外信部に電話すると、《未確認なんですが、入江君の乗ったチャーター機が墜落したという情報が……》と言うんです……」(入江さん) ナイロビに着くまでの1日半、入江さんは周囲に「大丈夫だよね!?」と何度も確認していたという。しかし−−。 「『行ってらっしゃい』と送り出した夫は亡くなっていて、黒焦げでした。でも私は判別できない彼の頭をなでて『よく頑張ったね、私がすべてを見届けるからね』と伝えていました。手が、すすで真っ黒になっちゃって……。でも、髪の毛の一部が残っていました。カイロの自宅で出発前の夫に言われ、私が短く刈った髪でした……」(入江さん) 32歳という若いジャーナリスト・入江敏彦さんが“殉職”したという悲しいニュースは、日本でも大きく報じられた。 「小池さんはカイロ時代、乗るはずだった飛行機が墜落したり、撃墜されたりという経験が2度あるそうです。それで『失うものはない』と腹をくくったのだと。私も、夫を突然亡くしたあの日に帰れば、怖いものは何もない。子どもを育て上げたいま、第二の人生にトライしなければ。都議になれたら、待機児童の解消、高校の無償化、保育士の給与アップなどを遂行、実行していきたいですね」(入江さん)
2017年03月24日『撮影/加藤順子』 「当日の石原さんは元気がなく、さえない感じでした。ある記者に『責任逃れの恥さらし!』と浴びせられても、威圧したり、言い返したりすることもなく、どこか自信のない表情をされていました。自身で『サムライ』と言っていた割には、終始責任逃れの印象しかなく、往年の威厳は消えていたと思います」 3月3日に東京都内で行われた石原慎太郎元都知事(84)の記者会見に臨んだジャーナリストの池上正樹さんが、石原氏の様子をこう振り返る。 築地市場の豊洲移転をめぐる一連の問題で「誰がいつ、どのように」土壌汚染が判明していた豊洲の土地購入を決めたのかへの追及が、急展開している。都議会百条委員会は、石原元知事の証人喚問を3月20日と決定(前日の3月19日は浜渦武生元副知事の喚問)。 世間の注目が集まるなか、小池百合子東京都知事(64)より“先に”動きをみせたのは石原氏。会見当日の午前、石原氏は自宅前で「果たし合いに出掛ける昔のサムライの気持ち」と記者団に語った。この石原氏のコメントに対し、その後の定例会見で、小池都知事はこう切り返した。 「あの世代の方たちは、よくご自身を『武士(もののふ)』とか『サムライ』などとたとえておっしゃいますが、都民のニーズとご本人のお気持ちにズレがあるのではないでしょうか。市場移転問題に関しては、科学的根拠に基づく『安全』だけでは消費者の理解と信頼を得られない。都民の『安心』が伴ってこその、都民ファーストだと思っています」 激化する小池都知事と石原元知事の対立。当日再び記者団の囲み取材に応じた小池都知事が述べた感想はまさに石原氏への“勝利宣言”そのもの。 「中身がよくわからなかったですね。せっかくの記者会見なのに残念です。《他人の責任》と言うのは簡単ですが、仲卸業者の方々も『いまの状況では豊洲に移れない』と明確におっしゃっているんです。こういう状況を作ったことについて、もうすこし客観的にご自分も見つめていただきたい。『責任ある姿でキチンと都政をやっていく』のが都知事の立場ですから(石原さんは)あまり人に任せるのはよくなかったのではないかと」 百条委員会は関係者の証言、記録の提出などを求めることができるほど強い権限を持つ。虚偽の証言や理由のない証言拒否は罰則の対象。3月20日の証人喚問では、石原氏に言い逃れは許されない。 「汚染の残る土地への生鮮市場移転の可否を判断できる立場にあった石原さんを、“戦犯”のひとりとして明白にしたいのでしょう」(池上さん) 揺れる問題のさなか、市場で働く人たちの思いはどこにあるのだろうか。本誌が1月に、結団式の様子を報じた築地仲卸業の女性たちのグループ「築地女将さん会」の署名活動は、およそ550ある業者のうち、すでに350以上の業者が「豊洲移転NO」と意思表示しているという。全体の60%を超える“移転反対”の署名が、すでに集まっていることになる。 「『築地の人たちは、豊洲に移転したいはずだ』という石原さんの言葉と現実は真逆で、豊洲には行けない、築地で営業をつづけたいという市場の現場の空気が、数字に反映されているのだと思います。石原さんが言うとおりに豊洲に移転してしまったら、大きすぎる風評被害などから取扱高や価格が下がり、赤字が明らかな市場で経営はできないという懸念も聞かれます。当初は移転を推進していた青果の業者さん、つまり水産業以外にも『豊洲には行けない』という空気が広がってきています」(池上さん) 20日の証人喚問を前に、ひとり追い詰められつつある石原氏。責任追及の姿勢をさらに強めるために、小池都知事の決意は「豊洲移転中止」に固まりつつある−−。
2017年03月09日女性が初の主人公となるスーパーヒーロー超大作『ワンダーウーマン』。今年8月に日本公開される本作で主演を務めるガル・ガドットは、女性ヒーローが、この時代にこそ必要とされていると語る。ついにスクリーンに登場するDCコミックの女性ヒーロー、ワンダーウーマンを演じるのは、学生時代は弁護士を目指していた才女で、ミス・イスラエルに選ばれた美貌と兵役経験によるアクションセンスを有し、ハリウッドで大注目を集める女優ガル・ガドット。ハリウッドの最先端で活躍しながら、現在第2子を妊娠中で育児にも力を注いでいる、まさに仕事も、家庭も充実した現代の女性像を体現したかのような人物だ。彼女は「ワンダーウーマンの物語を語るのに、いまほど完璧なタイミングはないと思う。女性が活躍するこの時代にこそ、彼女のような“女性ヒーロー”の登場が待ち望まれていると思うわ」と語り、本作が“真に女性が活躍する時代”に公開されることに強い喜びを見せる。また同時に、いまの自身の活躍を「女性の活躍のために尽力してくれた先人たちがいなかったら、いま、私はここにいなかったでしょう」と語り、先人たちが地道に行ってきた女性の地位向上のための数々の運動にも感謝を述べている。本日3月8日は、女性の権利や社会的・政治的・文化的・経済的分野への参加を訴える「国際女性デー」。世界中でさまざまな記念行事や啓蒙活動が行われ、女性の生き方・働き方などを問う重要な意味を担う1日だ。シンボルである花に合わせて「ミモザの日」とも呼ばれ、各地で啓蒙イベントやデモ行進などが行われる。「国際女性デー」の歴史は100年以上に渡り、そのきっかけは1904年にアメリカで行われた女性参政権を訴えるデモ活動といわれる。1910年には、コペンハーゲンで開催された国際社会主義会議にて「女性の政治的自由と平等のために戦う日」として提唱され、それ以降、女性の社会進出を訴える運動がこの日に行われてきた。それによって、世界中で女性の社会進出を訴える気運が浸透すると、その流れに後押しされるかのように、1941年に“ワンダーウーマン”がDCコミックスに初めて登場する。それまでは男性ヒーローの活躍が描かれていた場所に彗星のように現れた彼女は、現代に至るまで“女性の活躍”をテーマとして掲げ続け、世界中から熱い支持を集めている。やがて1975年には、国連によって3月8日が「国際女性デー」として制定された。“ワンダーウーマン” と「国際女性デー」には、“女性のため”社会を変革してきた存在という共通点を見出すことができる。そして現在は、女性初の東京都知事・小池百合子や米大統領選で接戦を繰り広げたヒラリー・クリントンに代表されるように、女性の社会進出と活躍はますます目立つようになり、“女性の時代”と呼ばれるまでに社会は変わりつつある。こうした1つ1つの運動の集積や気運の高まりがあったからこそ、『ワンダーウーマン』は満を持して実写化を迎えることになったといえる。現代女性の代表格ガルが演じたワンダーウーマンは、人間社会から孤立した女性だけの一族のプリンセスにして、誰よりも優しく育った最強の女戦士でありながら、外の世界をまったく知らないという一面も描かれる。偶然の出会いから外の世界を知り、次第に成長していく彼女の姿には、多くの女性が共感するはずだろう。『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年03月08日6月2~27日(12・19日は休演)に東京・新橋演舞場で公演される舞台『熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第4弾「消えた目撃者と悩ましい遺産」』の制作発表が7日、都内で行われ、三宅裕司、渡辺正行、藤原紀香、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之が出席した。"抱腹絶倒の東京喜劇"をテーマに、前身の「伊東四朗一座」を立ち上げて以来、多くの観客を集めてきた人気興行の「熱海五郎一座」。新橋演舞場に進出して4年目を迎える今年は、ヒロインに藤原紀香を迎えて笑いあり涙ありアクションありのミステリー爆笑エンターテイメントをおくる。今は銀座の高級クラブで働く元夫婦デュオでボーカルを務めていた京香(藤原)の周りに、医者や僧侶、弁護士や検事といったきな臭い男たちがうごめく。そんな彼女の元に次から次へとミステリアスな出来事が降りかかる、というストーリーとなっている。座長を務める三宅は「去年は評判がすごくよくて、5万人動員できました。都知事だった方(舛添要一元東京都知事)が色んなことを言っていただいて面白くなりましたね。今年も何とか前都知事(石原慎太郎)と現都知事(小池百合子)のバトルがヒートアップして、何かいい一言が欲しいですね(笑)」と笑わせつつ、藤原を起用した理由について「美しさと笑いという落差の大きなものが作れるだろうと思いました。高校時代は落研にいらしたみたいでお笑いが大好きみたいですから、ズッコケの方で落差が生まれると思います。素晴らしい落差をたくさん利用していただき、最高のボケ女優になっていただきたいですね」と期待を寄せた。それを受けた藤原は「オファーを受けてすごく幸せでした。三宅さんからは新たな一面を引き出すと言われたので、少しでも違った一面が自分でも発見できればと思っています」と抱負を。同舞台で初めて経験する東京喜劇は「初めてなので皆さんのエキスをチューチュー吸いながら稽古や本番ともども頑張っていきたいです」と意欲を見せ、「やるからには身も心も染まり、最高のボケ女優を目指して頑張っていきたいと思います!」と力を込めた。藤原の元旦那役を演じる渡辺は「今からどういうキャラクターにしようか考えていますが、元旦那の方ということは、あの方(陣内孝則)をイメージしています(笑)」と藤原を凍らせるも「本番ではそういうことがないようにしっかりとした笑いを取っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。同舞台は、6月2~27日(12・19日は休演)の期間で東京・新橋演舞場で公演される。
2017年03月08日2014年に日本公開されたディズニー・アニメーションの大ヒット作『アナと雪の女王』が3月4日(土)今夜、フジテレビ系「土曜プレミアム」でノーカット、地上波初放送される。王家の姉妹、エルサとアナ。触れたものすべてを凍らせてしまう“禁断の力”を隠し続けてきた姉エルサは、その力を制御できずに王国を冬にしてしまう。雪や氷から大切な姉と王国を取り戻すために、妹アナは山男のクリストフとスヴェン、“心温かい雪だるま”のオラフと共に、エルサの後を追って雪山へ向かう。アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか?そして、すべての鍵を握る“真実の愛”とは…?本作は世界で13億ドル(約1,500億円)の興行成績を上げアニメ史上最高のヒットを記録、第86回アカデミー長編アニメーション映画賞、歌曲賞を受賞するなど世界じゅうを大きな感動の渦で巻き込んだ。日本でも興行収入が255億を記録(2014年社団法人日本映画製作者連盟発表)して同年の国内興収第一位となり“アナ雪”の略称で親しまれ、公開当時社会現象と呼べるほどのブームを巻き起こしたのは記憶に新しい。日本版ではアナの声を神田沙也加が、エルサの声を松たか子がそれぞれ担当。映画とともに世界中で大ヒットした主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を日本では松さんが歌唱し、その歌声は世界でも注目を集めた。今回は放送を見ながら一緒に歌えるよう、同楽曲の一部歌唱シーンに歌詞字幕を付けた“特別バージョン”で放送するとのこと。また本放送に先駆け18時30分からは「アナ雪が100倍楽しくなる!ディズニーの知られざる秘密スペシャル」と題した特別番組も放送される。MCを伊藤利尋・山崎夕貴アナウンサーが担当、神田さんもナビゲーターとして出演し、小池百合子東京都知事をはじめ様々なジャンルの著名人たちからの「ディズニー映画」にまつわるメッセージも届けられるという。世界的大ヒットを記録した本作がついに地上波で初放送。劇場で見た方も未見の方も、この機会に改めてこの感動を味わってみては?『アナと雪の女王』は3月4日(土)21時~フジテレビ系「土曜プレミアム」にて放送。(笠緒)
2017年03月04日「’16年7月7日の朝、携帯の着信音が鳴り響きました。声の主はなんと、東京都知事選挙に立候補を表明したばかりの小池百合子さん!『保育現場の視察をしたい。それから待機児童問題について、お話を聞きたいんです』と。私は東京都江戸川区の認可保育所に連絡を取り、翌日すぐに小池さんをご案内しました。“現場第一主義”のその姿勢に『この方を応援したい!』と強く思いました」 こう振り返るのは、東京都議会議員の上田令子さん(51)。小池百合子東京都知事(64)の会派「都民ファーストの会」東京都議団の一員であり、7月に行われる東京都議会議員選挙の会派公認候補第1号の1人だ。 上田さんは’65年、東京都生まれ。白百合女子大学を卒業後、外資系の生命保険会社などに勤務。結婚を機に、夫の実家のある江戸川区に転居した。長男を出産した’94年、勤務していたサービス業の会社でマタニティーハラスメントの被害に遭っている。 「企業って巧妙で、辞表を書かせる方向に持っていくんです。育休を取得した人など誰もいない会社でしたので、私がお願いすると、部長は『結婚しても妊娠しても、会社に置いてやった。そのうえで育休を取りたいなんて。やっと辞めてくれると思っていたのに!』と言ったんです。男女雇用機会均等法も、育児休暇も“絵に描いた餅”だと、そのとき気づきました。女性の社会進出のために行動したいと思った原体験です」 その後、子育てしながら働きたいと思った上田さんを、衝撃の事実が襲う。 「なんと、江戸川区には0歳児保育をしている公立保育園がゼロだったんです!幸い私は息子を私立保育園に入れることができたんですが、『待機児童のママはどうしているんだろう?』とずっと気にかかっていました」 ’99年、次男を妊娠中に、地域の働くママに情報を発信するグループ「江戸川ワークマム」を立ち上げる。 「0歳児保育の実現のために、赤ちゃんを抱っこしたママや、妊娠中の女性たちと陳情に行ったのですが、たばこをプカーッとふかしながら男性議員が、『昔の女は4人も5人も産んで育てたんだぞ!』と。そのとき、『私たちはこういうバカジジイどもに、白紙委任状を渡していたんだ。選挙や政治にあまりに無関心すぎた!』と。そのころですね、『立候補』が視野に入ったのは……」 内閣府主催の男女共同参画リーダー会議に、東京都代表として参加するなどの社会活動を経て、’07年、江戸川区議会議員に。そして’13年、東京都議選に立候補して当選した。都議になってわかったのが、都議会が“黒い頭のネズミたち”が牛耳る世界だったということ。 「ものすごい権力構造。発言権を奪われて改革できず、親分議員に飼い殺しにされているような子分議員を見ました。威圧感が支配する文化、つまり『忖度しろ!』というような恐怖支配の世界です。昨年、小池さんが都知事選立候補を発表され、私たちが真っ先に『小池百合子さんを応援する超党派有志の会』を開催したのは、オッサン政治の闇に光を当て、“見える化”してほしかったからでした」 「希望の塾」の設立が発表されると、上田さんも“一塾生”として参加。そして今度は会派の中で議会活動をリードする立場になった。7月の選挙をどう展望しているのだろう。上田さんは次のように語る。 「できれば単独過半数(64議席)を目指したい。『希望の塾』には女性が4割います。待機児童とか、子育て、介護など、半径1メートルのなかにある、生活に根差した問題から、政治の世界に入ってくることが多い女性にとって、利権とか、親分・子分なんてバカらしい。小池さんも国会議員時代からずっと、そういうガラスを溶かそうと行動なさってきたわけで、同じ感性を持つ女性が集まってくるんです」 “小池新党”の候補者選びはこれからが本番だ。
2017年03月03日「どんなときも前向きに、『この試練を乗り越えれば成長できる』と思うことができれば、人間、強いものです。私自身、これまでの人生のいろいろな局面で“崖から飛び降りる”覚悟で挑戦してきました。特に女性は、人生90年といわれる時代、どの世代のみなさんも『人生、これからだ!』という意気込みで次のキャリアにトライしてほしい」 2月のある夕刻、都内のホテルの一室に「こんばんは」とやわらかい声で颯爽と登場した東京都知事の小池百合子さん(64)は、ひと息つく間もなくこう話しだした−−。 2月5日の千代田区長選挙で応援に回った石川雅己氏が圧勝すると、7月の東京都議会議員選挙で、自身の会派「都民ファーストの会」の単独過半数の獲得を目指すと言う。 さらに、市場移転問題では、3月に石原慎太郎元都知事、浜渦武生副知事らの都議会での参考人招致がされる見通しで、発言内容に法的拘束力のある百条委員会も設置。“男性社会の悪しき体質”をぶち壊してしまおうという勢いは増しているようだ。 小池さんは昨年最後の定例会見で「女性初の東京都知事」に就任した’16年を振り返り、次のように話した。 「大体私のライフサイクルというのは、10年に1回ぐらいは大爆発することがございまして、今年は、爆発の年になりました!」 20代のエジプト留学中には第4次中東戦争が勃発したが、’76年にカイロ大学を卒業し、帰国。アラビア語の通訳・講師として活躍後、’79年にキャスターデビュー。 30代の“大爆発”は’88年、35歳で経済ニュース番組『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)の初代メインキャスターに抜擢されたことだ。’92年、40代に差し掛かる年には、キャスターから政界に転身。 50代では小泉元首相の「郵政選挙」(’05年)で“刺客”として注目され、兵庫から東京へと“国替え”当選。以後、「クール・ビズ」など多くの政策を実現させた。そして昨年7月、60代で都知事に−−。 小池さんの場合、40代までにすでに輝いているともいえるが、“時代を変える”存在になったのはまさに50代か。 「私は自分自身をリスクテーカー(=危険を覚悟で挑む人)と表現しているのですが、最初からダメだと思わないで、とにかく、心に火がついたら『エイヤ!』と飛び込む。そのときこそが最大のチャンスなんです。人生は一度きり。やらないで後悔するよりやったほうがいい。たとえ失敗してもそれは自らの糧になる。一歩踏み出すことでひっくり返るかもしれないし、大きく転べば痛みも感じるでしょう。それでも、何もしないよりは必ずプラスになると思っています。昨年の都知事選のときも、崖から飛び降りちゃった(笑)。決心したら、あとは最大限努力してリスクを軽減し、プラスに変えていくだけです」 ただ、大きな組織のリーダーとなれば“重大な決断”を迫られることも多いだろう。小池さんが息切れすることはないのだろうか?そこで、自身の「ストレス」について話を聞いた。 「基本的に、私はストレスを感じません。あえて鈍感になる。目の前のハードルをストレスだと思わずポジティブに捉える。できない理由を並べるよりできる方法を探す。つまり、『どうやって切り開いていくか』を考えることに喜びを感じています。それは私がある種の自営業だから言えることで、『会社員の自分にはできない』と思う方もいるかもしれませんが、これは考え方ひとつです。どんなに厳しい局面でも、神様が与えてくれた試練。ここを乗り越えれば『さらに自分を磨くことができる』と思ってみてはどうでしょうか。そう考えれば、たとえ職場に合わない人がいても、『この人は私を助けてくれているんだ』と思えてきます」
2017年03月03日「これまでの女性リーダーは大きく3パターンに分類できます。1つ目は組織の中で男性から引っぱり上げられるタイプ。2つ目は政党などに担がれて人気を集める形。サッチャー元英国首相はこのパターンで登場し、後に支持基盤を固めて本格的なリーダーになりました。3つ目は男性政治家の妻や娘がその座を継ぐ、王族に多いパターンです。では小池都知事がどのタイプかといえば、実はどれにも当てはまらない」 こう小池百合子都知事(64)を分析するのは、国際政治学者の三浦瑠鵜麗さん(36)。三浦さんは小池都知事のことを「組織ではなく小池百合子個人で活動し、そのスター性や決断力で大衆からの支持も集める。いわば王道のリーダー。日本の政治家では珍しい存在」と話す。都知事選での小池支持は男性が多かったというが、なぜいま全国の女性に受け入れられているのだろうか? 「リスクを取った人にはご褒美があるということです。女性からの人気の理由を考えてみると、やはり石原元都知事から『大年増の厚化粧』と言われても、ショボンとせずに立っていたことでしょう。また多少スキャンダラスな話が出てもダメージが小さいのは小池さんが“無理なキャラ設定”をしていないからだと思います。そういう意味ではウソがないように見える。声質もずっと聞いていたいと思わせるもので舛添要一さんのようにイライラさせることはない。こういう女性の主張の仕方があるのかと感じた女性は多いと思います。主婦の方から見れば土井たか子さんのような“異質な”雰囲気もない。記者の質問に『失礼なんじゃないですか?』と答えるかわいらしい面と、毅然とした芯の強い主張とのバランスが絶妙なんです」 政界以外の分野にも新しい女性リーダーの登場が期待されるが、その資質とは? 「政治家は自分がいちばんかわいいものですが、それでは人気は得られない。とくに小池さんの『利他性の高さ』を参考にすべきでしょう。このあたりは稲田朋美さんとは違うところ。“小池塾”のように、これまで社会で割をくってきた側の女性に気を使ってあげたいと思う部分は重要です。つまり今後の女性リーダーは、後輩の女性を引き上げようとする気持ちがなければダメ。男性にヒラメのように引き上げてもらうのを待っている人ではありません。生理や出産など、女性特有のつらい部分を“見えないところに押し込める”人とも違います」 また、「カリスマ的に女性の関心を引きつけるリーダーだけでなく、もともと女性に多い組織内での調整力があるタイプのリーダーも増えていくでしょう」と、三浦さんは語る。 「無電柱化を唱える政治家のような“未来志向”がムーブメントになるかもしれません。ゴミ出しとか近所の保育園とか“公共のこと”に関わる時間を持っていることも、リーダーの資質の1つになっていくと思われます。かつて女性の社会進出には目に見えないガラスの天井があるといわれましたが、小池さんに続く女性のリーダーシップには期待しています」
2017年03月03日2017年2月6日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』で、司会の宮根誠司さん(53)が小池百合子都知事(64)のことを「ババア」と呼ぶ一幕があり、これが物議を醸しています。番組では、5日に投開票された東京都千代田区長選挙を取り上げ、 小池都知事の女性人気についても言及。人気の高さについてコメンテーターの梅沢富美男さんは、昨年行われた都知事選の際に石原慎太郎さんが小池さんのことを「大年増の厚化粧」と発言したことを取り上げ指摘しました。これに対し宮根さんは『だってババアじゃん!』と発言。これには話題を提供した梅沢さんも驚いたようで、苦笑する様子を見せました。アナウンサーとしての発言とは思えない「ババア」発言に、批判が殺到しています。●宮根アナの「ババア」発言に疑問の声宮根さんが番組中に、小池都知事のことを「ババア」呼ばわりしたことについてネット上では、『これはアナウンサーとしての発言とは思えない』『バラエティ番組と勘違いしてない?面白ければいいとか思ってそう』『こんなの立派なセクハラだろ。常識ってものがないのかな?番組降板してほしい』『最近調子乗りすぎ。もうこいつ見たくないわー』『お前もジジイだろ!何様のつもりなんだよ!』『頭悪そうにしか思えないからこんなこと言わない方がいいと思いますけど…』『思いついたことすぐ言っちゃうとかガキかよ』『もう老害だな。みんなでクレーム入れて降板させよう』『これ番組内で言ったってこと?ありえなくない?普通に引くんだけど…』『強がってるけど小池さんの前ではぺこぺこしそう(笑)』など、番組内での発言として許されるものではないという声が多く聞かれました。歯に衣着せぬ発言で人気を集めてきた宮根さんですが、ときおり視聴者の批判を買うことも少なくありません。今回の発言も、公共の電波にのせるものとしては不適切だったと言えるでしょう。【画像出典元リンク】・宮根誠司オフィシャルブログ「ブログ屋」Powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年02月08日小池百合子都知事が“教育機会の平等化”を目的として都内の私立高校生の授業料を無償化する計画を発表して話題となっていますね。世帯年収が760万円未満の生徒で、東京都内に在住の私立高校生が対象となります(都内に住んでいれば東京以外の私立高校に通っていてもOK)。お金がなくて私立を諦めかけていた家庭にはかなりの朗報ですが、一方では「そもそもお金がないなら私立へ行くな」「もっと他のことにお金を使え」という批判も多く上がっています。たしかに、この無償化を実施するには75億円の予算を上乗せする必要があると言われており、税金を払っている立場からすればいろいろ意見したいことがあるのは事実でしょう。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「都内の私立高校生に対する授業料の無償化制度」についてどう思うかアンケートを取ってみました!●都の私立高校生に対する授業料の無償化制度をどう思いますか?・1位:東京都だけでなく全国で実施してほしい……34%(60人)・2位:お金がないなら公立に行けばいい……14%(25人)・3位:公立の生徒に不公平感がある……12%(22人)・同率4位:他に税金を使うべきところがある……9%(17人)・同率4位:高校生ではなく大学生の支援を優先させるべき……9%(17人)・6位:金銭的な負担が減るので賛成……6%(11人)・7位:優秀な生徒向けの奨学金を拡充するべき……6%(10人)・8位:年収の基準をもっと低くするべき……4%(8人)・9位:年収の基準をもっと高くするべき……3%(6人)・10位:年収以外の事情も加味してほしい……2%(3人)※有効回答者数:179人/集計期間:2017年1月19日〜2017年1月20日(パピマミ調べ)●「全国で実施してほしい」という意見が最多『はじめこのニュースを聞いたとき、「これで子どもを私立に行かせられる」と喜んだけど、よく見たら“都内在住の私立高校生”限定だった。どうせなら全国一律でやってほしいです』(38歳女性/中学2年生のママ/福岡県)『偏見かもしれないけど、地方のほうがお金ない人多いんだから、東京だけじゃなくて全国でやるべき』(44歳女性/高校1年生のママ/愛知県)最も多かったのは、「東京都だけでなく全国で実施してほしい」というものでした。この制度を聞いて東京に住んでいる人を羨ましく思った地方在住の人は少なくないでしょう。世帯収入760万円の制限があるとはいえ、都内の私立高校生約17万人のうちの約3割にあたる5万1,000人が対象 になるため、基準は決して厳しくありません。とくに地方在住であれば世帯収入が760万円を下回る家庭が多いでしょうから、「うちでもやって!」と思うのは当然と言えます。いずれは公立高校のように全国的に無償化されるかもしれませんが、今のところはまだ分かりません。小池都知事だけでなく、国全体が「教育機会の平等化」を謳う日が来ればいいのですが……。●「お金がないなら公立へ行け」という厳しい声も『そもそもお金がないなら授業料が無償化されてる公立行けばいいじゃん。身の丈に合わない進学をしてるのが悪いのに、それの尻拭いに税金が使われるのは反対だな』(41歳男性/高校1年生のパパ/東京都)『教育機会の平等化とか行ってるけど、別に公立なら無償で授業受けられるじゃん。そもそも私立の学費払えないなら行かなきゃいいのに』(42歳女性/高校1年生のママ/東京都)「お金がないなら公立へ行くべきだ」という意見も少なからず見受けられました。これはかなり厳しい意見のように感じますが、世帯収入が760万円を超えていて普通に学費を払わなければならない層からしてみれば、「そんな制度を導入する前に、身の丈に合った進学をしろ」という気持ちになってしまうのは理解できなくもありません。また、3位には「公立の生徒に不公平感がある」という意見がランクインしており、お金がないという理由で私立進学を断念した人たちには不公平だという意見も多くありました。自腹で授業料を払わなければならない人、お金が原因で私立進学を諦めた人にとっては歓迎できない制度 のようです。●「大学生を支援すべき」「優秀な人向けの奨学金を拡充すべき」という声も『私立高校に通う人はもとからある程度お金を持っている人だから、お金がもっとかかる大学生を支援すべきだと思う』(31歳女性/小学1年生のママ/千葉県)『お金が払えない人を救うことは大切だけど、基準が年収だけなのはダメだと思う。優秀な人向けに特化させて返済不要の奨学金を給付するとかの方がマシかと』(37歳男性/中学2年生のパパ/東京都)私立高校生ではなく、大学生を支援するべきだという意見や、“優秀でお金のない人”に限定して支援すべきだという意見もありました。予算に上乗せされる75億円を、本当に私立高校生を支援することに使うべきなのかという議論は尽きることはなさそうです。----------いかがでしたか?都内在住の家庭にとってはうれしい制度ではありますが、立場や環境によっては不合理で不的確な制度に映ってしまうこともあるようです。実際にこの制度が実施されるかどうかはまだ決まっていません。今後の動向に注目しておきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】都の私立高校生に対する授業料の無償化制度をどう思いますか?()●文/パピマミ編集部●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年01月23日20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の"恋ダンス"の振り付けを担当した演出振付家・MIKIKO氏が26日、東京・赤坂BLITZで行われた「第4回 全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」全国大会にスペシャルゲストとして登壇した。『逃げ恥』のエンディングで主題歌「恋」に合わせてキャスト陣が披露した"恋ダンス"は、完コピする人が続出する大ブームに。MIKIKO氏は「実はすごく難しくて、プロのダンサー用に振りつけた振り」と説明した後、生徒と共に"恋ダンス"の一部を踊った。そして、「私は高校になってからダンスを始めたので、みんなみたいな年齢からダンスができていることは幸せなこと。また、赤坂BLITZは数々のスターを生み出したステージなので、ここに上がれるのはすごいラッキーなことです。悔いのないよう全力で踊ってくれたら」と呼びかけた。子供たちのダンスを見守ったMIKIKO氏は「子供たちが、想像していたよりも無垢で一生懸命で感動しました」と話し、「子供たちが"恋ダンス"を踊りながら出迎えてくれてうれしかったです」と感激。また、「ダンスの大事なところは、身体の動きをそろえるだけでなく、心をそろえること。『逃げ恥』の時も、キャストの方々が熱心に練習してくれ、キャスト・スタッフのみなさまの気持ちが一つになって、ああいうダンスができあがったのだと思います」と語り、「今回の経験が一体感やダンスの楽しさを知るきっかけとなり、将来プロのダンサーが出てくるかもしれないと思うと今から楽しみです」と期待を寄せた。この日は東京都の小池百合子知事も登壇し、「練習の成果をここでベストの状態で発揮してほしい。そして、忘れることのできない日にしましょう」と開会のあいさつ。「2020年に東京オリンピック・パラリンピック大会が開かれます。みなさんアスリートになって出ているかもしれないし、みんなでダンスを繰り広げているかもしれませんね」と話し、「私、東京都知事、小池百合子からも大きなエールを送って参ります。今日は頑張ってください!」と盛り上げた。同コンクールは、2012年度より全国の小・中学校で必修となったダンスの授業"現代的なリズムダンス"をテーマに、クラス単位で発表する大会。12月26日・27日の2日間かけて行われる全国大会では、地方大会と映像審査を勝ち抜いた全国の小・中学生がダンスを最終決戦を繰り広げている。審査委員長は、元SPEEDメンバーで参議院議員の今井絵理子氏、タレントの恵俊彰ら。TBSでは1月2日(6:00~6:30)、本大会の模様と全国大会出場を懸けた地方大会に密着取材した『第4回 全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール』を放送する(関東ローカルほか)。
2016年12月26日タレントのビートたけしが、25日(18:57~23:10)に放送されるテレビ朝日系特番『ビートたけしのTVタックル たけし&爆笑問題がメッタ斬り! 2016をザワつかせた30人!』で、小池百合子東京都知事と対談する。今回の特番では、今年1年に話題となった人物30人にスポット当て、たけし、大竹まこと、阿川佐和子のレギュラー陣に、爆笑問題、東国原英夫、テリー伊藤らが激論を展開。この中で、たけしが都庁を訪問し、東京五輪、築地市場移転問題、新党結成などを、小池知事に直接問いかける。トランプ次期米大統領の扮装でリムジンから降り立ったたけしは、屈強なSPに誘導されて都庁内へ。迎えた小池知事は「ナイス・トゥ・ミート・ユー」と英語であいさつし、しっかりとたけしのボケを受け止める。対談では、たけしが五輪問題について「もめることが大事なんだよね、あそこでもめたおかげでみんなが(問題があることに)気付いたのは確かだから」と言うと、小池知事が「たけしさん、やさしい~」と喜びの声を上げる場面も。同行した千原ジュニアは、この日の小池知事について「ガードが下がっている感じがしました」と分析した。訪問を終えたたけしは「大ナタを振るうのは大変だと思いますよ」と知事に同情。一方で、自身に対する政界進出への期待に触れ、「一度落選確実選挙演説という本を出して、すごいひんしゅくかったから(笑)」と否定した上で、「芸人が真面目なことを言い始めて、ワイドショーとかやるようになったら終わりだよね(笑)」と毒舌を放っていた。
2016年12月21日アイドルグループ・TOKIOの国分太一がこのほど、小池百合子東京都知事に直撃取材を敢行。12月23日のTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)でその模様が放送される。12月23日の『ビビット』は、緊急特別企画「小池都知事に国分太一が直撃!」(仮)と題し、ホリデースペシャルとして放送。認可保育園に入れない待機児童が増え続け、離職に追い込まれる母親が増えるなど、深刻な問題となっている「待機児童問題」について特集し、父親になった国分が小池都知事へのインタビューに臨んだ。国分は事前に、待機児童問題に直面する主婦にヒアリング。都庁の真横にある「とちょう保育園」も訪問し、待機児童解消のモデルケースにもなるといわれている同保育園の仕組みなどについて園児の親や園長に話を聞いた。そして、都庁で小池都知事と対面。待機児童について切り出した国分に対し、小池知事は「パパもママも、これから結婚しようと思っている方にも、子育てしやすい東京、日本にしよう」と目標を掲げた上で、「結婚か仕事か。仕事か子育てか。子育てするために会社を辞めなければならないそんな世界は寂しい」と話した。保育所を増やすのも課題だが、通勤にも課題があると言う。「社内に保育園を作ってほしいとよく言われるんです。国会にもあるけど、そこまで連れてくるのが大変。地方でマイカーで通っている人はベビーシートで一緒に来られるけど、満員電車ではベビーバギーを乗せるだけで怒られる。冷たい目で見られるんですよね。日本は冷たい。どうやってラッシュアワーの中で子どもと一緒に会社に来られるかが問題」と語り、最後には、小池知事から国分に驚きの提案がなされたという。国分は「小池知事は、とにかく何でも答えられる方。相手によってわかりやすく話をしてくださるので、僕にもわかりやすく話していただきました」と振り返り、「『待機児童のことだけを考えていてもこの問題は解決しない。女性が働きやすい社会を作っていくことが待機児童問題の解決にもつながる』と言うのも納得しました」とコメント。また、「『自分がリーダーとしての意識を持つことが大切』という言葉も印象に残っています。『リーダーである私が』というのは力強い言葉ですし、小池さんのその言葉を信じたいです」と期待を寄せた。そして、「小池さんが言うように、待機児童だけのことを考えるのではなく、社会全体のいろんなことを考えていけば、子育ての難しさだったり、孤立する子育てという言葉の意味もわかるし、育児ノイローゼとかすべてつながっているのも理解できる」と話し、「ひとつが解決したからといって、子育て問題すべてが解決するわけではないということをあらためて認識しながら、今後もいろいろと考えていきたい」と決意。「1カ月に1回会える友だちになりたいですね、小池さんとは」と笑った。(C)TBS
2016年12月15日『さみしさサヨナラ会議』(宮崎哲弥と共著)という著書もある月読寺住職の小池龍之介さん。前回、“さみしい”という感情は脳内物質による錯覚が引き起こすもので、人間関係では満たすことができないと伺いました。後編となる今回は、そんな“さみしさ”とうまく付き合う具体的な方法や、「“おひとりさま”はかわいそう」という世間の偏見に負けないための心得を教わりました。さみしさを埋めようとすると“心の借金”が増えていくだけ――そもそも“さみしい”と感じてしまうのは、悪いことなのでしょうか?何を良い/悪いとするかにもよりますが、仏法的な観点からすると、苦しみが増えるのはよくないこと、苦しみが減るのは好ましいこと、とします。ですから、さみしいと感じると苦しみは増えるので、悪いことだと言えそうですね。ところが、これにはカラクリがあって、多くの人は自分のしていることが“悪いこと”だとわかると、自己嫌悪や罪悪感が湧いてきて、苦しみが増えてしまうんです。だから、「さみしくなっている自分はダメだ」と自分を責めたり、抜け出そうともがくことで、余計に苦しみが増えてしまっては本末転倒です。――では、どう対処すればいいのでしょうか?さみしさは、抜け出そうとするとうまくいかないんです。たとえば、さみしいと感じているとき、私たちは「さみしさの部屋」にいるとしましょう。そこで、“さみしさポイント”10Pを受け取ります。でも、その部屋の中にとどまってじっとしていれば、さみしさはやがて消えてなくなり、10Pは返済できるんですよ。ところが、となりに「友達に電話する部屋」があると、多くの人はつい安易に移動して「さみしさの部屋」を抜け出そうとします。でも、そうすると10Pは返済されずに借金として残る。しかも、電話が終わるとまたさみしくなって10Pが発生してしまい、さみしさの総量が増えてしまうんです。――さみしさを埋めるために、別のことをしてはいけないということですか?さみしさを何か別の手段で紛らわそうとする行為はすべて、「さみしさの部屋」から別の部屋へ移動しただけです。つまり、“さみしさポイント”という借金を返済するために、別のところから借金をしている状態なんです。特に、電話やメール、SNSといった人とのつながりや恋愛など、人間関係で孤独を紛らわそうとするのはおすすめしません。自分の欠損を満たしてくれる相手を求めると、特別扱いしてもらおうと傲慢な態度を取ったり、過剰に卑屈になって相手に従属しようとしたりと、ろくでもない行動を引き起こしてしまいます。だから、さみしいときは人に会うべきではないし、新しい出会いも求めてはいけないんです。さみしさも怒りも、必ず消えていくもの――では、具体的にはどうすればいいんですか?何もしないことが大事です。まず、さみしさを感じている自分を、「かわいそうだ」とか「ダメな人間だ」などと一切“評価”しないでください。さみしい自分を、ただ“認めて、受け入れる”だけでいいんです。ざわざわ、もやもやするような、なんらかの身体感覚に意識を向けて、さみしさに寄り添うイメージを持ってください。――さみしさに寄り添うとは…?心の中で、自分自身に声をかけてあげましょう。「さみしいんだね、わかるよ、大丈夫だよ」とか、「じっと待っていればそのうち消えるからね」とか、小さい子どもをなだめるような感じです。他のことで紛らわすのではなく、さみしさのエネルギーそのものと一緒にいてあげて、消えてなくなるまで待つようにしてください。――では、寝て忘れちゃうというのもアリですか?それも「寝て忘れる部屋」という別の部屋に移動して、借金を増やすことと同じになってしまいます。もし、起きていると何かしたくなってしまうなら、楽な状態でゴロゴロと寝転がって天井の木目を数えたり、公園で空を眺めたりして、さみしさが収まるのを静かに待ってあげましょう。意識のある状態で、さみしさが減っていくのを体感しきることが大事なんです。――なぜ、“さみしさポイント”の借金は増えてしまうのでしょうか?前回お話しした通り、“ドーパミン中毒”が原因です。さみしさを別の手段で満たすということは、刺激が入力されることでドーパミンが発生し、脳が快楽を得るということです。ところが、次はもっと強い刺激や快感でないと物足りなくなるため、どんどん耐性ができてしまいます。昔は手紙や電話くらいしか手段がなかったので刺激自体も弱かったし、ドーパミンが切れても、次の刺激を受け取るまでにそれなりの時間がかかりました。そのため、そこまで重いドーパミン中毒にはならずに済んでいたんです。ところが現代のSNSは、刺激が入力される頻度や速度、その強度もケタ違いに大きいですよね。不特定多数の人から一度に注目され、圧倒的な承認を得られますが、私たちの脳には刺激が強すぎるんですよ。一度に受け取るドーパミンが多すぎてすぐに飽和してしまい、耐性がついてどんどんさみしくなっていく。借金がものすごいスピードで増えていくということです。――でも、“さみしさ”には終わりがくる、とは思っていませんでした。この方法はさみしさに限らず、“怒り”に対しても有効です。「物に当たる部屋」や「怒鳴りちらす部屋」、「怒りを我慢する部屋」に移動してしまうと、“怒りポイント”は返済されないまま借金としてどんどん溜まっていきます。だから、必ず「怒りの部屋」にとどまって、「そうか、イライラしてるんだね、大変だね」と怒りの感情に寄り添ってあげれば、怒りポイントのゲージは減っていき、そのエネルギーも自然と収まっていきます。安心感が諸行無常であるように、さみしさも怒りもすべては無常で、必ず消えていってしまいますから。“たまたまひとりでも大丈夫”と思えばいい――無理して恋愛や結婚をしなくていい、と思っている人でも、周囲からの「ひとりなんてさみしい人だ」という価値観にさらされて、考えがグラついてしまうこともあると思うのですが…。いまや、ひとりで生きていくこともひとつのスタンダードですから、以前と比べれば「ひとりなんてかわいそう」という視線の圧力はだいぶ弱まっているとは思います。むしろ、圧力をかけてくる人たちに「他人の愛情に頼って依存する価値観でしか生きられないのね」と心の中で見返してやることもできるでしょう。ただ、味方や仲間がいるとか、“おひとりさま”というグループに所属していることに安心している、という意味では、孤独やさみしさを受け入れているとは言えないでしょうね。――でも、周りの目がどうしても気になります。それは、幼い頃に親の視線を自分の中に内面化するクセがついているからです。子どもは、親に同調することで愛情や承認を得て、庇護やお世話をしてもらう戦略を取ってきました。そのせいで大人になってからも、相手や世間の規範を内面化しないと、見捨てられ見放されてしまうんじゃないか、という恐怖が残っているんです。――自分の身を守るために、周りに同調してしまうんですね。そういった心の仕組みをわかっていれば、「ひとりってさみしくない?」と言われて心がグラついてしまいそうなときに、「ああ、私は今、この人に嫌われたくないという“さみしさ”を抱えているんだな」と自己分析できるようになるのではないでしょうか。まあ、こうなるとほとんど修行の域ですけどね。ただ、“おひとりさま”として生きていこうとしている人が、他人から言われて不安になってしまうようでしたら、その人はたぶん強がりで“おひとりさま”を選んでいる可能性があると思うんです。前の恋愛で痛い目を見たからもう嫌だとか、どうせ他の男もそうに違いないとか、何かしらの強い感情によって孤独を抑え込んでいるのだとすれば、あまりよくない状態だと思います。それは、「強がってやせ我慢する部屋」に移動しているだけですから。――心から“おひとりさま”であることを受け入れていないと、それも借金を増やしていることになるわけですね。私たち人間は、そもそも生まれたときから孤独でさみしい存在なんです。恋愛相手であれ、自分の親であれ子どもであれ、ある特定の人間関係に自分のさみしさを預けて解消してもらおうとすると、必ず痛い目に遭います。まずは「さみしいから」という理由で人とつながるのをやめてみましょう。「さみしい自分はかわいそう」などと評価せず、さみしいという感情にただじっと寄り添い、受け入れることができるようになると、ちょっと大袈裟な言い方ですが、人生が変わります。つまり、人間関係に過剰な期待をしなくなって、精神が自立した状態になります。――かなり強い心が必要になりそうですね。だからといって、一生ひとりぼっちになるわけではありません。むしろそういう状態のときに出会い、関わる人とのほうが、強烈に求め合うような刺激はない代わりに、ほどほどに満たされた、安定した人間関係を築けるようになるでしょう。さみしさとうまく付き合って自立できるようになれば、わざわざ「自分はこの先ずっとひとりで生きていく」と頑なに決めなくてもいいんです。“たまたまひとりでも大丈夫”なだけであって、運良くいい人が現れたら好きになればいいし、結婚してもいい。いなければ、それはそれで「ひとりでもいいや」と思える。そういう精神状態を保っていられるなら、相手がいてもいなくても、どちらでもハッピーなのですよ。Text/福田フクスケ■プロフィール小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ)1978年生まれ、山口県出身。東京大学教養学部卒。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。同年、寺院とカフェの機能を兼ね備えた「iede cafe」を展開(〜2007年まで)。現在は、鎌倉にある月読寺の住職として、宗派仏教を超えた立場で自身の修行と一般向けの座禅・瞑想指導を続けている。『考えない練習』(小学館文庫)、『超訳 ブッダの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』(幻冬舎新書)など著書多数。特集「さみしさは敵か」もあわせてご覧ください!・さみしさは“人とのつながり”では満たされない/月読寺・小池龍之介さん(前編)・美しいさみしさの奥にあるグロテスクな本音と向き合う
2016年12月05日「政治のことよく分からない!」とはっきりいうのは恥ずかしい。そんな人のための連載「ママは政治一年生」を執筆する政治ジャーナリストの細川珠生さんに、これだけは知っておきたい! 2016年の重要な政治ニュースランキングをインタビュー! 第5位~3位を発表した 前編 に続き、いよいよ後編の第2~1位発表です。第2位 世界の女性リーダーたち細川珠生――第2位は女性リーダーです。小池百合子東京都知事の誕生は今年の政治トピックとして忘れてはならないですね。初の女性都知事ということでも注目されましたが、それ以上に、これまでの政治の文化を変えるリーダーの誕生に、日本中が沸きました。その後、蓮舫氏が民進党の新代表に就任し、野党第一党の党首が女性というのも、旧社会党の土井たか子氏以来、30年ぶりのことでした。世界的にも、女性リーダーの躍進は目覚ましいものがあります。イギリスのテリーザ・メイ首相、台湾の蔡英文総統、動向が不安定ながらも、韓国の朴槿恵氏大統領など、日本と関係の深い国は次々に女性リーダーが誕生しています。アメリカも、ヒラリークリントン氏に女性初の大統領という期待がありましたが、残念ながら、それは実現されませんでした。――日本も女性が政治を動かす時代が来たってことですね!細川珠生――いえいえ、世界と比べるとまだまだ! 日本は、政治、経済、教育、健康分野を総合した男女平等度としては、144カ国中111位。女性首相を二人も誕生させているイギリスは20位、女性大統領の誕生はかなわなかったアメリカは45位ですが、この2カ国と比較しても、日本はかなりの低さ。漸く都知事に女性が誕生しましたが、女性初の総理大臣、あるいは企業における女性管理職の増加は、まだまだ難しそうな気がします。とはいえ、小池都知事には、これまでの男性政治家にはできなかったような都政を期待したいですね!第1位 参議院選挙細川珠生――第1位は参議院選挙です! 今年の政治のトピックとして最も重要なのは、参議院の通常選挙。選挙の結果により、日本国憲法の改正の発議が可能となる、改憲勢力が初めて3分の2を超えたということも、戦後の政治にはなかったこととして、特筆すべきことですね。また、この参議院選挙から、選挙権が「18歳以上」に引き下げら、初めて高校生が有権者となりました。主に高校で、「主権者教育」も始まって、新たに有権者となった10代は、本当に一生懸命政治を考え、将来を考え、選挙に参加したことが、投票率にも表れました。10代の投票率は45.45%と、20代、30代より高かったのです。これからは、親子で政治をしっかりと考えていく習慣がつけば、10代の投票の意義もより高いものになるでしょう。来年には、衆議院選挙が行われると言われています。来年もまた、若い世代の一票を期待したいと思います!第3~5位の 前編 はこちら! (イラスト・インタビュー ちゃず)
2016年12月02日「第45回 ベストドレッサー賞」の発表・授賞式が11月30日、都内で行われ、受賞した松下奈緒、菅田将暉、別所哲也、小池百合子東京都知事、岡崎忠彦ファミリア代表取締役社長、漫画家の荒木飛呂彦、レスリングの伊調馨選手が出席した。ファッションをキーワードに、ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的に政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなどの各分野で時代をリードした著名人に贈る同賞。1972年のスタートから第45回を数える今年は、芸能界から松下奈緒が芸能部門、菅田将暉が芸術部門、別所哲也がインターナショナル部門でそれぞれ受賞。ほか、小池百合子東京都知事が政治部門とウールマーク賞のダブル受賞に輝き、岡崎忠彦ファミリア代表取締役社長が経済部門、漫画家の荒木飛呂彦が学術・文化部門、レスリングの伊調馨選手がスポーツ部門にそれぞれ選ばれた。普段はデニムやTシャツといったカジュアルな服装を好んで着用しているという松下だが、この日は透け感のある黒のドレス姿で登壇。「物心ついた時からベストドレッサー賞は耳にしていたので、まさか自分が皆さんとご一緒に壇上に上がると思ってもいなかったので、うれしかったです」と受賞を喜び、「普段は都合がいいものや着心地がいいもの、楽に走るのではなくてちょっとオシャレに見えるものが凄く好きです」と日頃のファッションポイントも解説。また、「勝負服」とかけて「女性として勝負することは最近あった?」という質問には苦笑いを浮かべながらも「そんな日が来る時の心づもりはしているんですけど、なかなか。いつ来るのかな(笑)」と自虐的に語りながら、クリスマスの予定も「多分仕事だと思いますね。仕事終わりは多分忘年会になっちゃうんじゃないかなと思っています」と話した。芸術部門を受賞した菅田は、祖父が仕立て屋だったようで「僕は自宅出産で、その仕立て屋のお店の2階で生まれました」と明かしつつ、最近は自ら服を作っているといい、「表に出せるものではありませんが、洋服が好きなので構造を知ってみたかったんです。1枚の布が袖になった時は感動しました。僕にとっては大事な時間ですね」と祖父の血が騒いでいる様子。そんな菅田の目標は「自分が作った洋服で、いつかこういう華やかな場で着てみたいです。それも一つの目標ですね」と意欲を見せていた。
2016年12月01日女優・都知事、メダリスト・・・今年の受賞者も超豪華11月24日、ファッション誌『VOGUE JAPAN』が主催する「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」の授賞式が東京・赤坂で行われ、受賞者の渡辺直美や女優の木村佳乃らが豪華なドレス姿で登場した。「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」は、さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、読者をインスパイアする“VOGUEな女性たち”に贈られる賞。今年の受賞者はほかに、女優の安藤サクラ、競泳選手の金藤理絵、小池百合子東京都知事、バレエダンサーの高田茜、女優の高畑充希、作家の村田沙耶香が選出された。やっぱり目立っていたこの人受賞者たちがゴージャスなドレスで会場を魅了する中、ひときわ目立っていたのは渡辺直美の姿。秋の味覚「あけび」をイメージし、自身でデザインしたという紫色のミニ丈ドレスだ。結構周りの意見を無視して自分のやりたいことをやってきました。それが正しいのか正しくないのかも分からずに、突っ走ってきました。そんな中、この賞のお話をいただいた時、私のやっていることは間違っていなかった、こうやって見てくれている方もいらっしゃるのだなと、本当に嬉しく思いました。(プレスリリースより引用)と、堂々とした表情で受賞の喜びを語った。どの角度から見ても美しい木村のドレスは、ベアトップの黒いロングワンピース。美しいデコルテと首元に輝くジュエリーが、その美貌をいっそう引き立てる。アメリカに住んでいた14歳の頃から『VOGUE』の愛読者だったという木村はこの「VOGUE JAPAN Women of the Year」も毎年素敵だと思っておりましたが、まさか自分が受賞するなんて思っていなかったのでとても嬉しいです。(プレスリリースより引用)と感激の様子だった。(画像はプレスリリースより)【参考】※コンデナスト・ジャパンプレスリリース
2016年11月30日「泣き顔を見せない」「ファンから写真を頼まれたら断らない」など、数々の都市伝説を持つ明石家さんま。今回はそんなさんまさんに自身初となるロングインタビューを敢行し、その真相を“NGなし”で答えてもらうという番組「誰も知らない明石家さんま 初のロングインタビューで解禁!」が、11月26日(土)今夜放送される。本番組は、昨年放送された特番の第2弾。さんまさん本人が「個性が死んじゃう!」と言われるほど、意外な一面が見られる内容となっているという。今回その中で「共演NGと噂される人物」として、24年ぶりの共演となる元アイドルの田村英里子や、東京都知事・小池百合子などが登場し、その真相に迫る。ハリウッドを拠点に活動し、人気ドラマ「HEROES」で一躍世界的に有名になった田村さんが、いまから24年前、さんまさん司会の番組に出演したときのこと。自身のCDを告知しようとしたところ、持っていたCDにさんまさんの手が当たりCDが落下。さらに、冗談でCDをワザと落としてみせ、傷ついた田村さんは本番中にもかかわらずステージの上で泣いてしまう。その後渡米し、以来24年間共演がなかった。そして今回、久々に日本に緊急帰国し、スタジオに登場。当時をふり返りさんまさんは、落としたCDを実は自腹で買い取った、という真実も明らかにされる。そのほか番組では、人生初のロングインタビューで、“さんまに聞きたい12に質問”に本気で回答!「なぜIMALUと共演しないのか?」「本気で再婚を考えた相手はいる?」「仲がいいのに、なぜ大竹しのぶと別れた?」など、今夜初めて明かされる真実も披露される。「誰も知らない明石家さんま 初のロングインタビューで解禁!」は11月26日(土)19時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月26日「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」の授賞式が11月24日、都内で行われ、高畑充希、渡辺直美、リオデジャネイロオリンピック女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵らが出席した。同賞はその年に様々な分野で活躍した女性の中から、スタイル・生き方・美において読者をインスパイアし、今後の活躍が期待される女性に贈られるもの。12回目の今年は女優の安藤サクラ、競泳選手の金藤理絵、女優の木村佳乃、都知事の小池百合子、バレリーナの高田茜、女優の高畑充希、作家の村田沙耶香、芸人の渡辺直美の8人が選ばれた。高畑さんは「ドキドキというかムズムズというか、照れくさい気持ちでいっぱいです。今年はすごくめまぐるしくて、周りはがーっと動いているのに、自分はとても静かで台風の真ん中にいるような感じという、不思議な1年でした。今、こんな華やかな場所に立たせていただいているのも自分のことじゃないみたいです。この賞に恥じない、かっこいい、いい女になりたいと思います」とにっこり。アケビをイメージした自作のドレスで登場したという渡辺さんは「ニューヨークに留学したりワールドツアーをやったり、周りの意見を無視して自分のやりたいことをやってきました。正しいのか正しくないのかわからずに突っ走ってきましたが、この賞を頂いたことで私のやってきたことが間違っていなかったと言ってもらえたようで本当に嬉しい。今後は1人の人間としていろいろな資格を取りたい。今、1番やりたいことは車の免許を取ること。来年も輝いてレクサスに乗りたい」と笑いを誘うとともに「アジアも含めていろいろな国でネタを見せたい」と意気込みを語った。「頑張ってきた証しである背中の日焼け、水着の跡が見えるドレスを選びました」という金藤さんは「普段はドレスを着ることもありませんし、イケメンにエスコートしてもらうこともないので恥ずかしいですし、雪の中でも冷や汗をかきましたが、本当に素敵な時間を過ごすことが出来ました。本当に頑張ってきてよかった。この1年はいろいろなものと戦ってきましたが、今後はこのトロフィーの似合う素敵な女性になりたい」と話した。また、今年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田さんは「小説家というのは地味な職業。コンビニと帰りの喫茶店で地味に書いてきた仕事がこんなにきらびやかな所に自分を連れてきたということは、すごく不思議なことですが、すごく励まされます。これからも女性の苦しみについて真摯に書いていきたいと改めて思っています」と挨拶。安藤さんは「小さい頃から性別に関係なく生き物として生きることにこだわってきましたが、今年30歳になったのを機に女性としてどう変化して生きていけるのかを考えるようになりました。このタイミングで受賞したのは心強いですし背中を押された気持ちです」。木村さんは「ヴォーグとの出会いはアメリカに住んでいた14歳の頃。毎月アメリカンヴォーグを買って読んでいたので、受賞出来てとても嬉しい」と述べた。なお、小池さんと高田茜さんは欠席。ビデオ出演した小池さんは「激動の1年でしたが、小池でよかったと言ってもらえるようにしたい」とコメントした。国内外のファッションシーンで今後の活躍が期待される新世代女性に贈られる「Rising Star of the Year 2016」の授賞式も行われ、ニューヨークやミラノ、パリコレクションなどにも登場したモデルの福士リナさんが選ばれた。福士さんは「モデルになってから3年弱。あっという間で、振り返る間もないぐらいでした。まだまだこれから。これからもいろいろな仕事をしたいし、みんなへの感謝の気持ちを素敵な仕事をすることで返していきたいと思っています」と笑顔で喜びを語った。
2016年11月25日2016年や今後の活躍が期待される女性に贈る「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」の授賞式・記者会見が11月24日(木)、都内で開催され、受賞した高畑充希らが個性豊かなドレス姿で登場した。2016年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインで国民的人気女優となり、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で映画初主演も務め大躍進した高畑さんは、今年一番女性に生まれてよかったと思った瞬間を聞かれ、「『とと姉ちゃん』になったことですかね。女性じゃないと姉ちゃんじゃないんで(笑)」と大きな瞳を輝かせて微笑んだ。今年で12回目を迎えた「VOGUE JAPAN Women of the Year」は、ファッション誌「VOGUE」の日本版である「VOGUE JAPAN」が、さまざまな分野で圧倒的な活躍を見せ、スタイル・生き方・美において読者をインスパイアする女性を称える賞。2016年の受賞者は高畑さんのほか、安藤サクラ(女優)、金藤理絵(競泳選手)、木村佳乃(女優)、小池百合子(都知事)、高田茜(バレリーナ)、村田沙耶香(作家)、渡辺直美(芸人)が選出された。また、今後の活躍が期待される女性に贈る「Riding Star of the Year 2016」は、モデルの福士リナとなった。黒のボックス型ワンピースで登場した高畑さんは、「華やかでちょっとレトロな感じもありつつ鮮やかな色が好きなので、このワンピースを選びました」と、可憐な笑みを見せる。今年については、「すごく目まぐるしくて。自分が台風の目にいるような感じで周りがガーッて動いて、けど自分のいるところはすごく静かでふしぎな1年でした。この先もこの賞に恥じないように、格好いい女になれるように頑張っていきたいと思います」と、抱負も口にしながら、印象的な年だったことを告白した。際立つ個性と演技力で日本映画をけん引する安藤さんは、胸元がざっくり開いたセクシーかつフェアリーなドレス姿を披露。安藤さんは、「今年30歳になりました。いままでは生き物としてどう進化していけるかと考えていたのが、女性としてどう変化していけるのかなとすごく意識しはじめて。ちょっと不安だったり楽しみだったりする中でこの賞をいただけて、ものすごく心強いです」と、ますます素敵な女性に進化するようなコメントを残した。また、2016年を漢字1文字で表すならというリクエストには、それぞれ「受賞きっかけでいろいろな人に出会えたので“会”です」(村田さん)、「新しいことに挑戦したので“新”」(渡辺さん)、「元いた場所に帰った1年、家に帰るの“帰”です」(高畑さん)、「熊本の地震がありましたが、助け合い、支え合うことができる民族だと誇りに思っているので“支”」(木村さん)、「“改”。すごくバキッと改心したので」(安藤さん)、「強い自分を演じることを1年間心がけていたので、化けるの『化』」(金藤さん)と個性豊かな回答が出そろった。この日、会議のため欠席となった小池東京都知事は、「やっぱり都民ファーストを言っておりますので、花の都・東京で“都”はいかがでしょうか」と笑顔のビデオメッセージを送ってくれた。(cinamacafe.net)
2016年11月24日