音楽の殿堂カーネギーホールのアーカイブ1番人気を誇る、“伝説の歌姫”の実話を映画化した『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。このたび、主演のメリル・ストリープが「婦人公論」11月22日発売号(12月13日号)の表紙に登場。撮影は篠山紀信が務め、アカデミー賞女優として初めて同誌の表紙を飾ることになった。N.Y.社交界のトップ、マダム・フローレンス(メリル・ストリープ)の尽きない愛と財産は、夫のシンクレア(ヒュー・グラント)と音楽に捧げられていた。フローレンスはソプラノ歌手になる夢を追い続けるが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせるため、シンクレアは新たにピアノ伴奏者コズメ(サイモン・ヘルバーグ)を雇い入れ、マスコミを買収したり、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催したりと、忙しく献身的に立ち回っていた。しかしある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出したから大変。持病を抱えながらも音楽に生きる彼女の命がけの挑戦に、シンクレアも一緒に夢をみることを決める――。先日、来日した際にも、東京国際映画祭のレッドカーペットイベントでファンからの大歓声を受け、日本での人気の高さを見せつけたメリル。3度のアカデミー賞受賞、ノミネート最多19回を誇る彼女は、まさにハリウッドの生きる伝説だ。また、「婦人公論」は、内面・外面ともに美しく年を重ねる女性たちのために、豊かな人生のヒントを詰めこんだ、今年創刊100周年を迎える老舗雑誌。独自な切り口の特集企画を中心に、毎号、旬の芸能人や著名人のことば、話題の作家の小説、美容・ファッション・カルチャーなどの最新情報が取り上げられるが、その顔となる表紙は話題の人物が飾り、日本を代表するカメラマン・篠山紀信が撮影を手がけていることでも有名。今回、本作でマダム・フローレンスを熱演したメリルが表紙を飾ることになったが、アカデミー賞女優が表紙に登場するのは初めて。海外女優の登場自体も、約10年ぶりになるという。紙面では、最新作の本作についてや、ハリウッドの第一線で活躍し続けるメリルにとっての“女優”という仕事について、さらに家族の話にも触れている。また、女性の活躍についても語る中で、小池百合子・東京都知事についても言及していたという。アカデミー賞前哨戦としても知られる2017年ゴールデン・グローブ賞では、長年に渡り映画界に貢献してきた人物に贈られる特別功労賞(セシル・B・デミル賞)が授与されることも決まったメリル。「婦人公論」への登場とともに、“歌ウマ女優”が絶世のオンチを演じる新作に、期待していて。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日ミュージカル界のプリンス・井上芳雄と、第23回読売演劇大賞最優秀女優賞を獲得したばかりの小池栄子が、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)作・演出『陥没』で初めて顔を合わせる。『東京月光魔曲』(2009年)、『黴菌』(2010年)に続くこの昭和三部作の完結編を、ふたりはどう捉え、どう見せるのか。舞台『陥没』チケット情報完結編の舞台となるのは、東京オリンピックを控えた1962年。高度経済成長期で日本中浮かれる中、時代の溝にはまってしまった婚約中のカップルと、ふたりを取り巻く人々が描かれる。井上と小池が演じるのは、そのカップルだが、小池曰く、「何となく最初から不穏な空気が流れていて、あまりハッピーっぽくない感じのふたりなんです(笑)。そこがKERAさんらしくていいなと思いますね」。井上も、「昭和の東京オリンピックの話っていうと、“高速道路ができた!わーい!”みたいな印象を持たれると思うんですけど、むしろ、そうじゃないところにいる人々を描くみたいで。それが面白いなと思いました」と、KERAが描く昭和のユニークさを語る。初共演で微妙な距離のカップルを演じることになるが、お互い心配はないようだ。「とにかく怪物的なくらい演技力のある女優さんっていう印象があります。あと、すごく聡明。自分で言うのは何ですが、僕もよく頭がいいって言われますけど(笑)、本当に頭がいいっていうのはこういう人のことを言うんだなと思ったので、一緒に芝居が作っていけるのが楽しみですね」と井上が言えば、小池も「役に距離があるからって、現場でも距離を置いてしゃべらないなんていうことは、する必要がない人だなと思いました。年齢も井上さんがひとつ上の同世代ですしね。歩んできた道は全然違いますけど、どういう考えを持って、どうやって芝居を作っていくのか、近くで見ることで絶対に刺激になると思います」と期待を募らせる。KERA作品に出演するのは初めてだが、観客としてはこれまで何作も観てきた井上。「KERAさんはいろんなジャンルの作品を作られるので、今回は、シアターコクーンでやるKERAさんの作品という楽しみ方もできると思います。たとえば僕も含めた出演者の多彩さとか。そのせめぎ合いは僕も楽しみです」。シアターコクーン初登場となる小池は、「コクーンに立っても演劇ファンの方達が許してくれるような姿、芝居をお見せしたい」と意気込む。いくつもの初めてがある。だが、実力派のふたりはきっと、それを武器にしていくことだろう。公演は2017年2月4日(土)より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて開幕。チケットぴあでは11月19日(土)午前10時より先着先行プリセールの受付を開始する。取材・文:大内弓子
2016年11月18日「2016年ユーキャン新語・流行語大賞」(『現代用語の基礎知識』選)の候補30語が17日、公式サイト上で発表された。ベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音の不倫報道に端を発した「ゲス不倫」「センテンススプリング」。これらをはじめ、以後もスクープを連発したことで『週刊文春』の取材力と影響力、その余波を表した「文春砲」。年始の日本全土に衝撃が走った「SMAP解散」は、年末の解散に向けてマスコミ各社の報道が依然として過熱している。そのほか芸能関係では、一躍時の人となったピコ太郎の「PPAP」、お笑いコンビ・トレンディエンジェル斎藤司の決め台詞「斎藤さんだぞ」、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で波瑠が演じたあさの口癖「びっくりぽん」など。現在もヒットが続いている「君の名は。」と、そのブームを象徴する現象「聖地巡礼」。スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」のヒットは、「歩きスマホ」の社会問題をより顕在化させた。また、「アスリートファースト」「都民ファースト」「レガシー」「盛り土」など、小池百合子都知事や東京五輪に関連したワードも。「2016年ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンと年間大賞は、12月1日17時に発表される。■「2016年ユーキャン新語・流行語大賞」候補30語(五十音順)※ニュアンス違いから表記が変わる可能性ありアスリートファースト/新しい判断/歩きスマホ/EU離脱/AI/おそ松さん/神ってる/君の名は。/くまモン頑張れ絵/ゲス不倫/斎藤さんだぞ/ジカ熱/シン・ゴジラ/SMAP解散/聖地巡礼/センテンススプリング/タカマツペア/都民ファースト/トランプ現象/パナマ文書/びっくりぽん/文春砲/PPAP/保育園落ちた日本死ね/(僕の)アモーレ/ポケモンGO/マイナス金利/民泊/盛り土/レガシー
2016年11月17日波乱の結果となったアメリカ大統領選。勝利したドナルド・トランプ氏は大富豪としても知られていますが、これまで移民や女性に対する過激な発言をしてきたことから、全米各地で抗議のデモが行われています。暴言王とも言われるトランプ氏の発言は、 良くも悪くも世間の注目を集めやすいと言えるでしょう。同じく日本でも、過激な発言によって注目を集める人は少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「日本の暴言王といえば?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●日本の暴言王といえば?・1位:石原慎太郎……25%(64人)・2位:高嶋ちさ子……15%(38人)・3位:和田アキ子……9%(24人)・4位:上西小百合……8%(20人)・5位:太田光(爆笑問題)……7%(18人)・同率6位:テリー伊藤……6%(16人)・同率6位:長谷川豊……6%(16人)・8位:デヴィ夫人……6%(15人)・9位:坂上忍……5%(14人)・同率10位:堀江貴文(ホリエモン)……4%(11人)・同率10位:北野武……4%(11人)※11位以下は省略※有効回答者数:255人/集計期間:2016年11月10日〜2016年11月11日(パピマミ調べ)●第1位:石原慎太郎最も多くの票を獲得したのは『石原慎太郎』さんで、25%(64人)でした。『とにかくエラそうで嫌い。公の場で汚い言葉を平気で使うし、言いたい放題って感じですよね。誰か止められる人がいればいいんですけど』(30代女性/自営業)『暴言以外の言葉を聞いたことがないというぐらい暴言だらけ。本人は悪いなんてこれっぽっちも思ってなさそうなところが余計に腹立たしいです』(20代男性/営業)14年もの長きにわたり東京都知事として君臨した石原慎太郎さん。暴言、失言は数知れず、その高圧的な態度とあいまってたびたび言動が注目を集めています。84歳をむかえた今になってもその暴言は衰えるところをしらず、7月に行われた東京都知事選の際にも小池百合子さんに対し「大年増の厚化粧」 と罵倒。しかし、芥川賞選考委員を務めたこともある大作家であり、メディアから追及されることはほとんどないという状況です。彼の暴走を止めることは誰にもできないと言えるでしょう。●第2位:高嶋ちさ子2位にランクインしたのは『高嶋ちさ子』さんで、15%(38人)でした。『見てるぶんにはおもしろいですけど、言ってることはホントに過激ですよね』(20代女性/大学生)『ゲーム機バキバキ事件は今でも覚えています。女性とは思えない言葉遣いが多いですね』(40代男性/営業)自他ともに認めるせっかちな性格 で、ヒステリックな言動が話題になることの多い高嶋ちさ子さん。ヴァイオリニストというおしとやかに感じられる肩書きが、その過激な言動を一層際立たせるのかもしれません。「曲がり角が来る前に曲がる」などの話をはじめとしたエピソードも数々あり、そのせっかちな性格が周囲にいらだちを感じることにつながり 、暴言を吐いてしまうのではないでしょうか。過激な発言が音楽活動に悪影響を与えないことを祈るばかりです。●第3位:和田アキ子3位にランクインしたのは『和田アキ子』さんで、9%(24人)でした。『なんであの人に誰も文句を言えないんですかね?言いたい放題で常識がないわがままな人っていう印象です』(30代男性/アパレル)『慕っている人が多いイメージですけど、実際にはまわりの人も困ってそう。手がつけられないし、言って良いことと悪いことの区別がついてないように思います』(20代女性/事務)芸能界のご意見番として、多くの芸能人から恐れられている和田アキ子さん。彼女に意見できる人がいないことから、言動がどんどん凶暴化している と思われます。特にネット上での評判が悪く、若い世代から批判を集めているようで、その自分勝手な態度が“常識がない人”として炎上することもしばしばです。果たして周囲の人間は、彼女の暴言をどのように感じているのでしょうか。----------いかがでしたか?大御所と言われ、周囲の人が反論できないような地位にいる人が上位を占める結果となりました。まわりがイエスマンばかりになってしまうと、自分の振る舞いが傍若無人なものであることに気づけなくなってくる のかもしれませんね。人の上に立つような立場になったときこそ、その人の本当の人間性が見えてくるのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜13位)】日本の暴言王といえば?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月15日ブロッコリーにキュウリにネギ、はたまたほうれん草まで、緑の野菜片手に足早に駆けつける女性たち。向かった先は駅前の選挙演説。緑をトレードマークに選挙を戦う女性候補者・小池百合子氏の東京都知事選は、かつてないほどの盛り上がりを見せました。野菜を持った女性たちの声援に囲まれる選挙なんて、私もこれまで見たことがありませんでした。都民だけでなく、日本中の関心を集めたことは、地方政治や行政に関心を持つ扉を開いたという大きな効果がありました。その選挙戦を勝ち抜いた小池氏は、東京都としては初めての女性知事となり、その後も途切れることなく、注目を集めています。小池氏の動くところにはマスコミだけでなく、一般人もゾロゾロ。その見事なまでの発信力に、小池氏と対峙していると思われる旧態依然とした政治のおじさま方も、タジタジといったところではないでしょうか。就任から100日以上が経ち、小池知事自らも、「今度は(問題の)あぶり出しから、答えを出していくという段階」と言うように、小池氏によって分かった数々の都政の問題を、どうまとめていくのか、解決していくのか、そちらに関心が集まっていくことになるでしょう。その「解決」が、都民も納得できるものかどうか、小池氏にとって、これからが政治家としての力量が問われることになります。実際、小池百合子都知事になって良くなったの?私はこの100日の小池氏の都知事ぶりは高く評価しています。その理由は大きく二つが挙げられると思っています。一つは、都政の問題がよく分かるようになったこと。これまで都政だけでなく、地方政治、もっというなら、政治そのものに興味のなかった人にまで、都庁を例とした地方行政や議会のしくみや関係などに興味を持つきっかけができたことは、本当に大きな功績です。都政の問題なので、都民以外の人にはあまり関係ないのではという不安をよそに、自分の住んでいるところはどうなのか、と関心を持つようになったなど、「小池ブーム」は全国に広がっていることを実感します。小池ブームの象徴は、「選挙戦での野菜片手に集まる女性」のように感じますが、私のインタビューに小池氏は「私は国会議員時代から、女性の支持の方が多いのよ」と答えていました。つまり、小池知事の誕生は、必ずしも、今まで政治に関心がなかった人たちの目覚めによるものではなく、男女問わず、「何かを変えたい」「悪しき慣習のようなものを変えてほしい」という強い思いによるものだということも、今も9割近い都民の支持を得ている理由であると言えるでしょう。「都民は気づかない」と思われていた私たちが変わる時豊洲新市場の問題、オリンピックの競技会場建設の問題が象徴的に、優先的に進められてきましたが、その真髄は、「どうせ都民には気づかれない」という傲慢(ごうまん)とも言える都庁の体質の中で物事が決められ、その決定の根拠は何かと聞かれれば答えに窮す、そんな馴れ合い体質でした。都民の税金を財源に事業を行う以上、説明のつかないことは行うべきではありません。そのためには、「徹底した情報公開」しか手段はないでしょう。「都民は気づかない」という風土を、私たち都民も変えていかなえればならないのです。私が小池知事を評価する二点目は、何事も「速い!」ということ。小池知事も、なにかにつけ「スピード感を持って」と発言しているように、さまざまな対応が本当に速いと実感します。豊洲やオリンピック関連の調査結果については、「中途半端」などという批判も出ていますが、両方とも、就任2ヶ月を前に、9月末には中間報告などを公表。「3ヶ月以内に」と言われても速い方だというのがこれまでの感覚ですから、これはものすごく速いスピードです。また、都民の要望の多かった待機児童対策として、都庁内保育園を、これまた9月末に開所しました。都知事選をきっかけに、都政や政治に関心を持った人の受け皿を作りたいと言っていたことも、10月30日の「希望の塾」の開塾で実現。まさに超ハイスピードの有言実行は、政治家としての信用にもつながっていくことでしょう。実は、私は20年近く前から、地方自治の改革に興味を持ち、かつて週刊誌で9ヶ月にわたり、全国の地方自治の改革ばかりを取材し連載していた経験を持ちます。そのころは、東京都は取材の価値なく、先進的な取り組みをしている地を取材し、東京に戻ってくると、改革など無縁の東京の空気が「ピタッと止まっている」と感じたものでした。今は、講演などの機会で週に1度は地方へ行きますが、逆に、地方が「ピタッと止まっている」と感じることが多くなったのは、もちろん、さまざまな要因があるとはいえ、この東京の変化に驚きを隠せません。地方自治の取材をしていた時も、その狙いは、「あの地でできるなら、この地でもできる」「そのために大事なのは、まっとうなリーダーを選ぶこと」「そしてそのリーダーを選ぶ権限は、私たちに有権者にある」ということでした。政治は、そして社会は、私たちの手で変えられる。いえ、私たちの手で変えなくてはならないのです。小池知事が「希望の塾」の塾頭としてのあいさつの中で、「皆さんがプレーヤーに」と言っていたことは、そのような意味があると思います。
2016年11月09日ハーレイ・クインやデッドプール、ドクター・ストレンジなどを抑え、全米で「最も期待されるアメコミキャラクターの実写デビューランキング」(※)のNo.1を獲得した『ワンダーウーマン』。今年で生誕75周年を迎えるDCコミックスのキャラクター、“ワンダーウーマン”は、先日もジェンダーの平等や女性・少女たちの社会的地位向上を呼びかける国連の名誉大使に任命されるなど、現在、“いい女”の代表として存在感を発揮している。2016年、日本では女性初の東京都知事が誕生し、また、アメリカでは明日にも女性初の大統領が誕生する可能性も高い。“ワンダーウーマン”という存在が75年もの間訴え続けてきた、 “自分の理想を男性に求めない、自立した女性”が体現される記念すべき年になるかもしれない。本日は“いい女(11月07日)”の日ということで、現代の“いい女”像について検証してみた。これまで数々の作品で、“いい女”として描かれることが多かったのは、『天空の城ラピュタ』のシータのような女性らしく、一見か弱く見えるも、しかし確固とした芯を持っていて、ここぞというときに強さを見せる姿は、“守ってあげたい”男性陣からの人気はもちろんのこと、女性からの好感度も高い憧れの“いい女”の代表といえる。しかし、近年描かれることが多く、支持を集めるのは、『アナと雪の女王』のアナとエルサや、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサなど、ふだんは揺るぎない自分らしさを持っているが、ふとした瞬間に見せる弱い部分を持っている『風の谷のナウシカ』のナウシカような女性。小池百合子都知事やヒラリー・クリントン候補も当てはまるような、現代の“いい女”は、自らの運命を男性に委ねることなく、自らの力で道を切り開いていく。ヒラリー・クリントンは、こう語っている「大きな夢を見る少女たちへ。あなたたちは何にでもなることができる。大統領にもなれるのよ」と。男性だけがスーパーヒーローとして活躍してきたコミックスの中、さっそうと登場したワンダーウーマン。男性ヒーローを尻目に、圧倒的なパワーでリーダーシップを取り、正義の心を広め、平和のために闘い続けてきた元祖“いい女”のワンダーウーマンが望んでいた時代が、ついにいま、到来したのかもしれない。2017年夏に日本上陸する映画『ワンダーウーマン』で、主人公ダイアナ・プリンスことワンダーウーマンを演じるのは、ミス・イスラエルにも選ばれた完璧な美貌を持ち、実際の兵役経験による“圧倒的”アクションセンスも持つスーパー美女モデルにしてハリウッド女優のガル・ガドットだ。ガルは本作について、「私はワンダーウーマンを演じられることをとても誇りに思っている。そして、ようやく、このような映画が誕生する時期が訪れたと思う。若い女性が憧れる存在がいるというのは重要なことよ。男の子にとってはスーパーマンやバットマンがいるのに、女の子には誰もいなかった。だから、ようやくワンダーウーマンが登場したというのはとても喜ばしいことね」と語っている。監督を務めるのは、『モンスター』(’03)でシャーリーズ・セロンをアカデミー賞主演女優賞へ導き、女性刑事を主人公にしたクライムドラマ「THE KILLING/キリング」などを手がけてきた実力派の女性監督パティ・ジェンキンス。彼女たちがスクリーンに映し出す、いまの時代の“いい女”を見逃すことはできない。『ワンダーウーマン』は2017年夏、全国にて公開。(※)米チケット販売サイト「Fandango」の調査より(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日10月25日(火)より東京・六本木を中心に開幕したアジア最大級の映画祭、第29回東京国際映画祭が、昨日11月3日に閉幕。EXシアター六本木にてクロージングセレモニーが行われ、小池百合子東京都知事が東京グランプリ作品『ブルーム・オブ・イエスタディ』のクリス・クラウス監督らにトロフィーを授与。また、「ARIGATO(ありがとう)賞」を受賞した『君の名は。』新海誠監督や、女優の高畑充希、俳優の妻夫木聡、『シン・ゴジラ』のゴジラをはじめとする各賞受賞者たちが揃って登壇した。第29回東京国際映画祭で、栄えある東京グランプリに輝いたのは、ホロコーストのイベントを企画する男を描いた『ブルーム・オブ・イエスタディ』。『4分間のピアニスト』でも知られるクリス・クラウス監督は、審査委員長を務めたジャン=ジャック・ベネックス監督と同じ舞台に立てることに感激しながら、「先ほど拙いフランス語で二十歳頃彼の映画をずっと観ていましたと伝えました。それなので夢が叶ったような気分です」とコメント。「この映画を撮ることは簡単ではなかった。でもこの受賞によってフランス、ドイツ、そして日本でも公開されることを期待しています。この映画に出演してくれた素晴らしい俳優とスタッフがいなければ、この映画はできませんでした」とスタッフに感謝を伝えた。なお、同作はWOWOW賞にも選出された。また、スウェーデン北部の山間部で暮らす民族を描いた『サーミ・ブラッド』は、審査員特別賞と最優秀女優賞(レーネ=セシリア・スパルロク)をW受賞。自身もサーミ民族の血を引くアマンダ・ケンネル監督は、「主演女優とその妹を誇りに思っています。この2人がいたからいまここに立てている。そして東京国際映画祭ではいろんな人と多く語り合うことが出来ました。映画祭という場はいろいろな国の社会を知ることが出来る場であると改めて思いました」と主演のレーネを称え、映画祭をふり返った。さらに、非業の死を遂げたトランスジェンダーの女性を友人たちが美しく葬ろうとするフィリピンの『ダイ・ビューティフル』が、最優秀男優賞(パオロ・バレステロス)と観客の投票により決定する観客賞に輝き、パオロが「実は最優秀女優賞を獲るのではないかと思っていました」と会場を沸かせるコメント。「監督は私を信じて、この役を任せて頂き、本当にありがとうございます。この作品を通して、たくさんの友情が生まれました」と語った。最優秀監督賞にはクロアチア=デンマーク合作『私に構わないで』ハナ・ユシッチ監督、最優秀芸術貢献賞にはメイ・フォン監督の『ミスター・ノー・プロブレム』が選ばれた。そして、昨年から新設された日本映画界への貢献が目覚ましい俳優や監督らを表彰する「ARIGATO賞」の受賞者として、新海監督、高畑さん、妻夫木さん、『シン・ゴジラ』プロデューサーの山内章弘氏とゴジラが登壇。『ウォーターボーイズ』が俳優の転機となったという妻夫木さんは、「日本映画の汗臭さ、泥臭さ、一体感をすごく感じた。映画は一人で作っているのではない、監督、スタッフ一丸となっていいものを作るんだという気持ちでいるから良いものができると感じている。そこから映画に惚れて、いままでやってきた。映画界からこのような賞を貰えるとは思っていなかったので、これを励みにまた一からがんばりたいです」と、力強く豊富をコメント。『アズミ・ハルコは行方不明』がコンペ部門に出品されていた高畑さんは「ミュージカルでデビューした後、映画に出るようになったので、映画界から賞をいただけて、しかもゴジラさんといっしょに壇上に立つ日が来るなんて夢にも思っていませんでした。これからも一生懸命がんばります。こちらこそ“ありがとう”ございました」と喜びと感謝を口にした。『君の名は。』の興収200億円超えも予想されている新海監督は、「受賞理由として“新星現る”とあったが、僕自身は10年前から映画を作っている。きっと今年発見してくださったということなんだと思います。それはとても幸せなことです。今後もいまの観客は何を観たいのか、物語が負うべき役割はなんなのかを考えながら、これからもアニメーション映画を作っていけたら幸せです。僕の名前で賞をいただいておりますが、すばらしいスタッフやキャストがいたおかげなので、『君の名は。』という作品にいただけたものだと思います」とコメント。『シン・ゴジラ』の山内さんは、「僕の会社の先輩ゴジラにこのようなすばらしい賞をありがとうございます。62年前に誕生して、日本では12年ぶりに復活しました。これはなかなか難しいこと。11月3日は初代ゴジラが公開された日。そんな日にこのような賞をいただけて不思議な縁を感じております」と、Twitter上で“シン・ゴジラ実況”も盛り上がった記念日の受賞を、感慨深げに語った。<第29回東京国際映画祭各賞受賞作品・受賞者>【コンペティション部門】東京グランプリ『ブルーム・オブ・イエスタディ』審査員特別賞『サーミ・ブラッド』最優秀監督賞ハナ・ユシッチ監督『私に構わないで』最優秀女優賞レーネ=セシリア・スパルロク『サーミ・ブラッド』最優秀男優賞パオロ・バレステロス『ダイ・ビューティフル』最優秀芸術貢献賞『ミスター・ノー・プロブレム』観客賞『ダイ・ビューティフル』【アジアの未来部門】作品賞:『バードショット』国際交流基金アジアセンター特別賞:アランクリター・シュリーワースタウ監督『ブルカの中の口紅』【日本映画スプラッシュ部門】作品賞:『プールサイドマン』【WOWOW賞】『ブルーム・オヴ・イエスタディ』【ARIGATO(ありがとう)賞】新海誠(映画監督)、高畑充希(女優)、妻夫木聡(俳優)、ゴジラ【SAMURAI(サムライ)賞】黒沢清(映画監督)、マーティン・スコセッシ(映画監督)【最優秀監督賞】ヴァレリオ・マスタンドレア(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日第29回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが3日、東京・EXシアター六本木で行われ、最高賞である東京グランプリにクリス・クラウス監督によるドイツ=オーストリア合作映画『ブルーム・オヴ・イエスタディ』が輝いた。東京グランプリの発表は、審査委員長を務めたジャン=ジャック・ベネックス監督が担当。「映画はそのときの悲劇の瞬間を描写しますが、年々にそのイメージが薄れ、思い出も消えてしまいます。卓越した映画作りとは、それを越えて過去の罪を正しい視点でまた伝えるというもの」とした上で、『ブルーム・オヴ・イエスタディ』と作品名を発表した。クリス・クラウス監督は、ベネックス監督からトロフィーを、そして、プレゼンターとして登場した小池百合子東京都知事から表彰状と麒麟像を受け取ると、それらを高々と掲げて喜びを爆発。「非現実的でシュールな気分です。特に、19、20歳のころにベネックス監督の映画を見ていたので、同じ舞台に立てて夢がかなったような気持ちです」と興奮気味に話した。同作は、ホロコーストというヘヴィーな題材を、ユーモアや恋愛を交えて描いた作品。クラウス監督は「この映画をつくることは簡単ではなかったので、本当に感動しています」と感慨深げに語り、「この賞によって、これからドイツやフランス、日本でも公開されることを期待します」と願った。なお、今年のコンペティション部門ノミネート作品は、98の国と地域の応募の中から選ばれた16作品。日本からは蒼井優主演の『アズミ・ハルコは行方不明』、杉野希妃が監督・主演を務める『雪女』の2作品がノミネートされていたが、受賞はならなかった。第29回東京国際映画祭 受賞作品・受賞者【コンペティション部門】東京グランプリ/東京都知事賞:『ブルーム・オヴ・イエスタディ』審査員特別賞:『サーミ・ブラッド』最優秀監督賞:ハナ・ユシッチ(『私に構わないで』)最優秀女優賞:レーネ=セシリア・スパルロク(『サーミ・ブラッド』)最優秀男優賞:パオロ・バレステロス(『ダイ・ビューティフル』)最優秀芸術貢献賞:『ミスター・ノー・プロブレム』観客賞:『ダイ・ビューティフル』WOWOW賞:『ブルーム・オヴ・イエスタディ』【アジアの未来】作品賞:『バードショット』国際交流基金アジアセンター 特別賞:アランクリター・シュリーワースタウ(『ブルガの中の口紅』)【日本映画スプラッシュ】作品賞:『プールサイドマン』【ARIGATO(ありがとう)賞】新海誠、高畑充希、妻夫木聡、ゴジラ【SAMURAI(サムライ)賞】黒沢清、マーティン・スコセッシ
2016年11月03日衆議院議員で、「浪速のエリカ様」の愛称でも知られる上西小百合議員(33)が、2016年10月30日にTwitter上で、小池百合子東京都知事(64)に対する書き込みを行いました。上西議員は、 7月に行われた都知事選に石原良純さんが出馬すれば当選していたとした上で、『蓮舫代表が逃げて実現した小池都知事。最悪。まあ今日の政治塾開講で小池さんのやりたい事は達成したんだろうけど。酷いな』とツイート。以前から小池都知事が立ち上げる政治塾に対し批判的なツイートを行っていましたが、今回の投稿ではさらに強い口調で批判を投げかけました。これまで、太田光代さんや片山さつき議員などとTwitter上で口論する様子を見せたことのある上西議員ですが、ネット上では上西議員のツイートに対し批判的な声が寄せられています。●Twitterでケンカを売る上西議員に世間はあきれ顔?小池都知事を批判するかのようなツイートをした上西議員に対しネット上では、『他人を批判するのがほんとに大好きだよねこの人』『定期的に炎上しないと忘れ去られるからって、周りの人を巻き込むのはひどい』『どの立場で言ってるんだって感じ。お前を相手にするのはネタになると思ってるマスコミだけだよ』『いったいどうしちゃったんだろうね。本性がバレてやけくそになってんのかな』『こんなのが議員になって、しかも税金で高額な給料もらってるんだから。ありえないよ』『話題性のあるところに積極的にからんでいくアグレッシブさは褒めてもいい』『こんなに説得力のない批判もめずらしい。批判というかただの悪口だけどね』『いやいやあなたの方が最悪ですから。中身のない人が何言っても意味ないですよ。かまってちゃんは見苦しい』『相手にした方が負け。消えたくない一心で噛み付いてるだけだから。今度の選挙で消えるのを待とう』『マジでクビにしろ!こんなことツイートするヒマあったらちゃんと政治の仕事しろ!』など、上西議員の言動に嫌悪感を抱く人が多く見られました。敵を作るような言動を繰り返す上西議員の目的はいったい何なのか。衆議院本会議を欠席して旅行に出かけたことが発覚し、維新の党を除名になったという過去がある上西議員ですが、再び国民の信頼を失う行動をしてしまったと言えそうです。【画像出典元リンク】・上西(うえにし)小百合(@uenishi_sayuri)(Twitter)/(文/パピマミ編集部)
2016年10月31日「築地という場所は、ある意味日本人が忘れかけている“昭和”が残っている。人間と人間の触れ合いの場所で、ひとがひとを見て魚を売る。昔、町の魚屋に魚を買いに行ったり、肉屋に買いに行ったりした時のような、触れ合いがいちばん残ってる場所かな」。力強い語りで、近いうちに失われてしまうかもしれない築地市場への愛を、鮨職人である中澤圭二さんは語る。2016年11月に80年の歴史に幕を下ろし、豊洲へと移転されることが予定していた築地市場だが、先日の小池百合子都知事による延期発表を受け、今後の動向にも大きな注目が集まっている。1年4か月にもわたる築地市場初の長期撮影を経て制作された『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』は、築地市場で働く約150人の人々のインタビューを収録したドキュメンタリー作品だ。劇中では、築地市場で働く人々をはじめ、ドキュメンタリー『二郎は鮨の夢を見る』にも出演する銀座「すきやばし次郎」の小野二郎・小野禎一などの鮨職人や、料理人、料理評論家、フードスタイリスト、“世界一のレストラン”と称されるコペンハーゲンの「noma」のシェフ、レネ・レゼピなど、食に関わる様々なプロフェッショナルが出演し、築地市場がいかに特別で、ほかにはない唯一の場所であるのかを語っている。その中のひとりとして、四谷「すし匠」の創業者である中澤さんも出演している。シネマカフェでは、現在ハワイにて鮨職人としての挑戦を続ける中澤さんに、帰国のタイミングでインタビューを実施。『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』が描き出す築地の魅力について語ってもらった。「豊洲移転を前に、どれだけ築地がすごい場所だったかということを、最後に映像として残せたということが素晴らしい。これだけ築地を写したのはこの映画がいままでで初めてだし、これからやろうと思ってもできないんですよ。なくなってしまうから」。築地市場という場所、そしてそこで働くひとびとの姿を、ここまで克明に捉えた映画が出来たことの喜びを語る中澤氏。それと同時に、なくなってしまうことがわかっているからこそ、これが最後になってしまうということへの寂しさが表情にあらわれる。観光名所としても知られる築地市場だが、私たち日本人にとっては、身近なようで漠然としたイメージしか持っていない人がほとんどなのかもしれない。映画の冒頭、やわらい光の中進んでいくカメラに導かれるように築地の中へと入り込むと、そこで働く人々のリアルな存在感とライブな雰囲気に、圧倒されてしまう思いがする。そこで交わされる言葉や、卸売が始まるときの緊張感は、新鮮な驚きとともに観るものの目に映る。映画の中でとても印象的なのは、仲卸をはじめとする築地市場の人々が度々口にする「信頼」という言葉だ。魚を釣る漁師、そして魚を売る仲卸の人々、さらにそこに魚を買い求める鮨職人をはじめとする料理人達、それぞれが職人としてのプライドを持ちながら、互いに信頼関係を築いていくことで、まるでバトンのように新鮮で良質な魚を繋いでいく。劇中で「一蓮托生」という表現もされるその信頼関係は、人と人とのつながりを大事にする築地市場が持つ大きな魅力だ。「お客さんが幸せになったときに全部のやってきたことが報われるんです。これは一人じゃできないんですよね。漁師さん、築地があって、我々があるんですよ。そういうみんなのキャッチボールの中で、お客さんが幸せにならなかったら、みんなの共同作業が報われないんですよね」。劇中に登場する、文化人類学者であり、「築地」の著者であるテオドル・ベスターは、築地で働く人々の姿を、“old-fashion”な労働倫理に溢れていると表現する。築地市場で働いたことがない観客にとっては、そこで働く人々の仕事は、まるで別世界のことのように思えるかもしれないが、築地市場の人たちの仕事に対するまっすぐな姿勢と、そこから発せられる真摯な言葉は、観るものはっとさせるほど普遍的な“働くことの美しさ”に溢れている。「極端に言ったら、私は寿司しか知らないんですよ。勉強嫌いだから寿司屋になったんです。築地にはそういう人いっぱいいますよ。だから、穴子だけは誰にも負けないように頑張ろう、エビだけは誰にも負けないよう頑張ろうって、そういう危機感が人をプロフェッショナルにするんです」。職人によって握られる一つの寿司に至るまでのドラマが描かれる本作だが、同時にファーストフード化する食に対する危機感も語られる。食に向き合い続けてきた中澤氏は、食の本当の意味が失われつつある東京への危惧を語る。「多分東京っていうところは戦場なんですよ。みんな戦っていて、余裕がない。だから、お腹はとりあえず満たすだけで、仕事をこなさないといけない。食というものを楽しんだり、そういう余裕が一番ないのが東京かもしれない。でも、お医者さんに行くより、食っていうのは体を治してくれるんです。おいしいものを食べて幸せを感じたときに、明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれるっていうのが食の良さで、満腹感にするだけじゃなくて、その幸福感が明日の原動力になる」。自身の著書「鮨屋の人間力」の中で、人前に晒され、生身のコミュニケーションを通した鮨職人の仕事を「さらし」と表現する中澤氏だが、映画を通して感じるのは、鮨職人に限らず、築地市場で働くすべての人が「さらし」の仕事をしているということだ。コンビニやスーパー、ファミレスに行けば、それなりの味の料理を簡単に口にすることができるようになってしまった私たちは、本作を通して、人間的な営みとしての食について改めて考えざるをえないだろう。「料理ができるまでの行程で、魚の価値や、丁寧に扱うこと、感謝すること、そういうことを築地は教えてくれる場所かな。やっぱり寒いときに手を真っ赤にしている魚屋さんの姿を見たら、背筋が伸びるじゃないですか。やっぱりそれが触れ合い、ライブ感ですよ。それがなかったらつまらない」。移転先の豊洲についてのニュースが現在も頻繁に取りざたされているが、中澤氏はそこでの“システム化”への懸念を口にする。「ちょっと豊洲は心配だね。一見清潔で、温度管理とか、冷蔵庫みたいに便利なんだろうけど、完全にシステム化がされてしまうのが怖い。多分、あと5年もしたら、築地で行われていたことが信じられないと言われてしまうような時代が来る。でも、この現代にそれを当たり前にやっていた築地がどれだけすごかったか。それが5年後10年後にもっともっとわかってくる、非常に価値のある貴重な映像だと思います」。『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』というタイトル通り、築地市場という“不思議の国”を体験することができる本作。「ここにいる人は妄想癖があるんです」と劇中で語られるように、築地市場で働く人々は、自らの仕事の先にいる、その魚を口にする誰かのことを思いながら働いている。そんな“Wonder”に溢れたこの場所は、日々の仕事に追われる私たちにとって、まさに“Wonderland”なのかもしれない。「日本人の粋っていうのかな。やせ我慢もあるし、築地市場らしく、築地の魚屋らしく、っていう顔をみんなしてるんですよ。貧弱ではないんです。それがあの空気に入ったらそういう風になるんですよ。それが築地の凄さです」。築地市場で働く人々の眩しい姿を、本作を通して感じてみてほしい。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日キャリー・マリガンが主演を務め、女性には投票権も親権さえも認められていなかった時代の女性参政権運動を描いた『未来を花束にして』(原題:『Suffragette』)。このほど、その予告編映像が解禁となった。1912年イギリス・ロンドン。24歳のモード・ワッツは、洗濯工場で働く同僚の夫と幼い息子と3人で暮らしていた。ある日、モードは、サフラジェット(女性参政権運動の活動家)である友人の代わりに公聴会で証言をすることになる。それを機に彼女は、WSPU(女性社会政治同盟)のリーダー、エメリン・パンクハーストの演説を聞き、デモにも参加するように。しかし、夫から家を追い出され、息子に会うことまで禁止され、さらに工場長からクビを宣告される…。20世紀初め、ロンドンで先鋭化していた女性参政権運動の活動家、サフラジェットたちを描く、実話を基にした本作。主人公は、洗濯工場で働く若き母親モード。あるとき“別の生き方があるのでは?”と疑問が芽生え、愛する我が子には自分とは異なる人生を歩んでほしいと、行動を起こすべく運動に身を投じていく。そのモードを凛として演じたのは、『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガン。また、女性運動の指導者エメリン・パンクハーストには、オスカー女優メリル・ストリープ、モードの同志のイーディスにはヘレナ・ボナム=カーター。モードの夫には、ベン・ウィショーと豪華キャストが集結。監督はサラ・ガヴロンが務め、脚本は『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』のアビ・モーガンと、強力な女性チームが語り継ぐべき物語を完成させた。2016年、日本では6月に18歳以上が投票した参院選が初めて実施され、8月には女性初の小池百合子・東京都知事が就任。いまでは当たり前となった1票に、命をかけ、自分たちの意思で社会を変えていった女性たちの心揺さぶられる物語には、予告編のラスト、メリルから「すべての娘たちはこの歴史を知るべきでありすべての息子たちは胸に刻むべきだ」とコメントも寄せられている。『未来を花束にして』は2017年1月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが7日、金曜レギュラーを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に、約20分遅れで登場した。冒頭、MCの国分太一は、新メンバーの元参院議員の田嶋陽子氏を紹介。そして、「田嶋さんと金(慶珠)さんの間に加藤シゲがいるはずなんですけど、田嶋さんを見て興奮して鼻血を出している状態だという情報が入っています」と説明し、「後ほど元気よく出てくると思いますので」と伝えた。加藤は開始から約20分後に登場し、「遅刻したわけじゃないです。本当に鼻血出ました」と釈明。この日は冒頭で小池百合子東京都知事を採点する企画を実施したが、加藤も遅れて「僕は75点です」とボードを披露した。国分は「シゲ、もうその話は終わったんだよ。俺はね、今、お前に75点をつけたい」と突っ込み、スタジオは爆笑。加藤は「ごめんなさい。心配かけました」と謝った。また、国分と共にMCを務める真矢ミキは、「ありがとう。書いてくれたのね」と温かい言葉をかけていた。
2016年10月07日ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>が10月5日より開幕。初日にレッドカーペットイベントが行われ、先立って上演された日本版に出演した小池徹平、三浦春馬らが登壇した。【チケット情報はこちら】三浦は「本当楽しみにしてました!僕達が先陣を切って楽しみたいと思います!」とコメント。イベントにはふたりのほか、玉置成実をはじめとした日本版キャストや、日本版で演出協力・上演台本を担当した岸谷五朗、訳詞を担当した森雪之丞らが登壇。また、はるな愛、石田ニコル、八木アリサ、立花恵理、新日本プロレスの本間朋晃、道標明(田口隆祐)らも登場し、開幕に華を添えた。『キンキーブーツ』は、2005年に公開された映画をミュージカル化。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーが、ドラァグクイーンのローラと出会い、差別や偏見を捨てて、工場をドラァグクイーン専門のブーツ工場へと再生させていく物語。シンディ・ローパーによる書き下ろし楽曲も大きな話題となり、2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネート。作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞。今もなおブロードウェイで人気を集めている。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>は東京・東急シアターオーブにて10月30日(日)まで上演。その後、大阪・オリックス劇場で11月2日(水) から6日(日)まで上演。チケットは発売中。
2016年10月06日俳優の三浦春馬と小池徹平が、ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』来日版の初日レッドカーペットイベントに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリーが、ドラァグクイーン・ローラのアドバイスを受け、工場を立て直していく。三浦と小池は、8月から9月まで行われた日本人キャスト版をW主演で好演。連日当日券に人が並ぶほどの人気を博した。レッドカーペットに登場した2人はボードにサインを書き込み、三浦は「本当に楽しみにしてました! 僕たちが先陣を切って楽しんできたいと思います! 今日はよろしくお願いします」とガッツポーズを見せた。また、三浦&小池の次に現れたはるな愛は「もうキンキーブーツ大好き~! みなさん絶対に見逃せないよね~」と自身の持ちフレーズに合わせてアピール。他、岸谷五朗&森雪之丞、日米子供役チーム、玉置成実ら日本人版キャスト、石田ニコル&八木アリサ&立花恵理、新日本プロレス本間朋晃&道標明(田口隆祐)、新宿二丁目のドラァグクイーンチームが登場した。ブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演は東急シアターオーブで10月5日~30日、大阪公演はオリックス劇場で11月2日~6日。
2016年10月05日小池百合子東京都知事が、10月3日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』スペシャル(22:00~23:24)の人気コーナー「ビストロSMAP」に出演。SMAPの稲垣吾郎の父親とカラオケ仲間であることを明かした。自身についてのクイズにSMAPのメンバーが答える企画で、小池知事が「ストレス解消法は?」と出題すると、稲垣が「カラオケ」と回答。その答えは不正解だったが、ここで小池知事が「稲垣パパと池袋のカラオケ店が一緒なんですよ」と突然カミングアウトした。スタジオから「えー!」と驚きの声があがり、MCの中居正広も「何の話をしてるんですか? 実のパパ?」とびっくり。小池知事は「カントリーウエスタンのお店で一緒に歌ってるの。本当よ」と説明し、稲垣も「うちの父がよく行くお店で、うちのお父さんがちょこちょこ小池さんと一緒になって…」と話した。稲垣が「うちの父親迷惑かけてないですか?」と心配すると、小池知事は「大丈夫です」と答え、「とっても素敵なパパで歌がうまい」と称賛。稲垣は「うちのお父さん歌まで歌っちゃってるんですか!? 小池さんの前で!?」と驚いた。そして、「これからも父をよろしくお願いします」と稲垣が頭を下げると、小池知事も「こちらこそよろしくお願いします」と頭を下げた。中居は本当に驚いたようで、稲垣に「本番前に言えよ! びっくりしちゃうから。稲垣パパって出てくると思わないから」と突っ込んでいた。
2016年10月04日井上芳雄×ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が初タッグを組み、ヒロインには小池栄子を迎える舞台「陥没」。この度、本作のビジュアルが到着した。本作は、読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続くKERAが描く“昭和3部作”の完結編。2009年の第1弾「東京月光魔曲」は、経済的な発達が始まり、庶民の生活にもモダンと呼ばれる西洋趣味が入り込んで、独自の文化を生み出した昭和初期が舞台。その翌年発表された第2弾「黴菌」は、恐慌と戦争で価値観の転換を迫られる昭和中期を舞台に描いた。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフに作品を発表した昭和3部作。今回7年という時間を経て舞台とするのは、第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京だ。キャストには、ミュージカル界のプリンス・井上さんと、女優・小池さんの発表に続き、瀬戸康史、松岡茉優といったいま最も旬な若手俳優。そして、昭和3部作全作品に出演し、KERAの絶対的な信頼を得る山崎一、「黴菌」にも出演した高橋惠子、「黴菌」ほか、KERA作品には4作目の出演となる生瀬勝久らベテラン勢もキャスティングされている。今回到着したのは、クラシカルな装いのキャスト13名が写し出されたビジュアル。さらに、タイトルの“陥没”に寄りかかったり座ったりしているキャストたちが描かれ、下には当時を思い出させる東京タワーや車などが入ったビジュアルも公開された。またこのビジュアルには、KERAのコメントも入っており、「東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ。建設されたはよいが、オープンにこぎつけられそうにない、あるレクリエーション施設。高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になるでしょう」と本作について話し、「シリーズのラストを飾るに相応しい…と気持ちよくいい放てるような分かり易い派手さには欠ける舞台かもしれません。明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ 、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な 、デリケートな会話劇を作るつもり」と意気込んでいる(チラシコメントより)。シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017「陥没」は2017年2月4日(土)~26日(日)Bunkamuraシアターコクーン(東京)、3月3日(金)~6日(月)森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年10月03日東京の新たな顔となった小池百合子都知事が、10月3日(月)放送の「ビストロSMAP」に出演することがこのほど分かった。「SMAP×SMAP」内の看板コーナー「ビストロSMAP」は、「SMAP」のメンバーがレストランのオーナーとシェフに扮し、来店したゲストのオーダーに合わせて料理をふる舞う人気コーナー。あの小池都知事をゲストに迎えて贈る今回は、キャスター時代から都知事になるまでの歩みをVTRでふり返り、多忙すぎる都知事の1日のスケジュールやプライベートまでを明かしていく!さらに、いま日本中が知りたい“アノ問題”に中居正広オーナーがぶっ込み! 果たしてどんな回答が繰り出されるのか必見だ。また、稲垣吾郎と小池都知事の間に超意外な関係性があることも判明。 中居さんは思わず「支持率さがりますよ(笑)」とツッコミ。一体何があったというのか…。そして、「クイズ・小池百合子!」を開催。「最近イラっとしたことは?」「カラオケの十八番は?」「好きな男性のタイプは?」などなど、普段明かされない小池都知事の素顔が露に。そしてそして、小池都知事の十八番を「SMAP」と熱唱する場面も!?また「S.LIVE!」では、32枚目のシングルをリリースしたばかりのJUJUをゲストに迎え、10月26日(水)にリリースされるカバーアルバム「スナックJUJU ~夜のRequest~」にも収録されている、小林明子の名曲「恋におちて」を「SMAP」としっとりカバーする。「SMAP×SMAP」は10月3日(月)22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月03日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、2日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、小池百合子・東京都知事の印象を語った。この日、築地移転問題や東京五輪の話題が番組内で取り上げられ、「ダイバーシティ」「ワイズスペンディング」「ホイッスルブロワー」といった英語を多用する小池知事を松本は「ルー大柴みたい」と表現。松本にとっては、独特の英語変換で笑いを誘う"ルー語"に共通する部分があるようだ。さらに「気にならない? そこ日本語言うてよ!みたいな」と問いかけ、「そこわざと英語で言うかね、みたいな時ある」と指摘。ただ、一方では行動力を認め、「これ以上、追及すると小池さんが"盛り土"にされるのかな」と心配しつつ、「石田純一さんじゃなくてよかった」「『"盛り土"は文化だ!』とか言いますよ」と冗談を交えて出演者を笑わせていた。
2016年10月02日小池百合子東京都知事が、10月30日(22:00~23:24)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』のスペシャルに出演することが30日、発表された。看板コーナー「ビストロSMAP」に登場する。小池知事のオーダーは「ラーメン」。トークパートでは、テレビ番組のキャスター時代から都知事になるまでの歩みをVTRで紹介し、都知事の1日のスケジュールや、プライベート、そして、日本中の関心が集まる話題に、中居正広が迫っていく。ほかにも、中居が「支持率さがりますよ(笑)」と言うほどの、稲垣吾郎と都知事の意外な関係性が発覚。クイズ企画では「最近イラっとしたこと」「好きな男性のタイプ」「今までで一番印象的だったデート」などの問題が出題され、都知事のカラオケ十八番をSMAPとともに熱唱する。この日の放送では、ライブコーナーにJUJUをゲストに迎え、小林明子の名曲「恋におちて」を、SMAPとカバーする。
2016年09月30日(Photo by cisc1970 / Adapted.)2016年8月に公開された映画「ペット」に出てくるタトゥーが彫られたブタ。 (Photo by Wikia)映画中で彼は「自分の身体にはタトゥーを入れる場所がもうなくなったから捨てられた」と告白する。 「タトゥー入りのブタなんてまた面白いことを考えたなあ」なんて優雅に思ってはいられない。 というのも作り上げたファンタジーの世界にとどまる話ではなく、現実世界でも行われていることだからだ。 「タトゥーブタ」はファンタジーか、リアルか(Photo by Lwp Kommunikáció)驚くべきことに、タトゥーブタは映画のみならず、実際に私たちが住む世界にも存在している。 ブタの皮膚は人間の皮膚に似ていることから、タトゥーの練習に使われることがあるのだ。 さらにはアートという名の下に、ディズニーや某ファッションブランドのロゴをタトゥーされたブタが高額で取引きされることもあるという。 このアーティストの場合は、動物福祉に関する法規制が厳しいアメリカでの活動を断念した後に、法規制がアメリカよりは緩いとされる中国で活動を続けているという。 かつて生類憐みの令があった日本は、今も動物天国?(Photo by Wikipedia)動物福祉に関する法律が厳しい国では、アートといってもタトゥーブタは生まれない。 法整備は動物愛護にかかせぬものだ。 しかし日本においては、法整備に課題が残る。 2014年度には約10万1千頭もの犬猫が殺処分されており、動物天国とは言い難い状況の日本。 300年以上も前に「生類憐みの令」が発布されていた国とは思えない。 最近では、小池百合子都知事が犬猫殺処分ゼロを実現するために「税金を投入する方法もあるが、人間教育から始めるのがいちばんだ。動物を慈しむ気持ちを、子どもの頃から育てることに力を置いた方がいい」と発言したそうだ。 そもそも、2010年の内閣府の調査によれば「ペット飼育が好き」と答えたのは全体の72.5%にものぼっているのだから、決して動物に対して心のない人が多いとも思えない。 さらには、震災や飼い主の高齢化などの理由でどうしても飼えなくなってしまったペットや、街に溢れるペットショップでペットを安易に手に入れられる現状を踏まえれば、犬猫の里親団体に資金を投入したり、法整備を進めたりして動物たちの権利を向上させようとするのが現実的な政策なのではないか。 心の教育をいちばんだと言い切る姿勢は、一見正しく聞こえそうだが果たして効果的な政策といえるのだろうか。 それはしかし、待機児童を解消するためには空家を再利用すればいいという、潜在的保育士を無視した発言にも見られる歯がゆさとも似ているのではないか。 古くて新しい考え?犬を飼ったら払う税「犬税」(Photo by star5112)イギリスは動物愛護政策が進んだ国の一つとされる。 その歴史は古く、1824年には「動物虐待防止協会(現在の通称:RSPCA)」が発足し、1951年にはペットショップの経営を認可制とする「ペット動物法」が制定されている。 また、イギリスに行けばよく目にすることだが、犬が平気で(とは言ってももちろん飼い主同伴)地下鉄に乗ってくる。 ケージなどには入れられていないことが多い。 しかも、公園にはリードなしの犬が多く見られる。 しかし、そんなイギリスでも年間最大約4万2千頭が殺処分されている。 結局、動物の命はどこの国でも軽視されているのだろうか。 そこに待ったをかけるのがドイツだ。 ドイツはペットの殺処分が基本的にはゼロ。 大半がボランティアの寄付などにより成り立つ民間団体が運営する動物保護施設「ティアハイム」では、重度な病気や怪我を患っているペットを安楽死させる以外の殺処分は行わないそうだ。 動物たちの滞在期間は無期限で仲介率は90%以上だという。 また、檻の広さからリードの長さまで、犬を「慈しむ」ための法整備がきめ細やかになされている。 さらに、犬を飼えば、日本円にして約1万円〜2万円(100〜200ユーロ)の「犬税」が課される。 1頭目は約1万1千円(100ユーロ)、2頭目からは約2万3千円(200ユーロ)となり、2頭目は1頭目よりも高い「犬税」となる。 この税の背景には、無責任な飼い主を減らそうという思いがあるそうだ。 実は「犬税」は日本でもかつて採用されていた。 生類憐みの令の時代にはもちろんのこと、50年ほど前まで「犬税」が存在していたが、後者の「犬税」は徴収コストの問題から廃止されたそうだ。 心の教育が「いちばん」なのか(Photo by Big Ben in Japan)映画「ペット」には、タトゥーブタ以外にも人間に捨てられたペットたちが多数出演する。 かわいそうだと思う気持ちは、映画を見れば生まれそうなものだが、その心が殺処分をゼロにしてくれるのだろうか。 イギリスやドイツなど動物愛護先進国の例を見れば、法整備を含めたルールを整えていくことが、今の日本に必要なことなのかもしれない。 via. Timeline, Daily Mail Online, 江戸ガイド, 日刊スポーツ, Japan In-depth, GORON, いぬログ, 環境省, 国立国会図書館, 内閣府政府広報室この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“見過ごせますか?毎日犠牲になっている“700匹”の命。” ペット大国、日本。しかしペットブームの裏で、人知れず犠牲となっているたくさんの命がある。その数、年間16万匹。命を見殺しにしない国になるために、今わ... ーBe inspired!
2016年09月23日史上初の女性都知事となった小池百合子氏ですが、選挙を勝ち抜くことができたのは都民からの熱い期待があってこそ。2020年に控えた東京オリンピックなど派手なイベントに目が向きがちですが、これ以外にも解決しなければならない問題は山積みです。初登庁では議長が出迎えを拒否するなど、一筋縄ではいかない様子も見せられましたが、逆風をはねのけて期待に応えてほしいところ。そこで、パピマミ読者のみなさまに「小池百合子都知事に一番期待することは何ですか?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●小池百合子都知事に一番期待することは何ですか?・1位:都政の“見える”化……28%(60人)・2位:待機児童問題の解消……24%(53人)・3位:東京オリンピックの成功……11%(24人)・4位:労働環境の改善(非正規雇用、長時間労働)……10%(22人)・5位:首都直下地震対策……10%(21人)・6位:満員電車ゼロの実現(二階建て通勤電車、時差通勤の導入)……7%(16人)・7位:何も期待していない……6%(14人)・8位:築地市場移転の円満解決……4%(8人)※有効回答者数:218人/集計期間:2016年9月7日〜2016年9月8日(パピマミ調べ)●第1位:都政の“見える”化最も期待されているのは『都政の“見える”化』で、28%(60人)でした。『はっきりとした結果を出すことは難しくても、裏であくどいことをやっていないということだけははっきりさせてほしい』(50代女性/専業主婦)『猪瀬、舛添と立て続けに“政治とカネ”の問題を起こしてるからね。これは最低限の仕事だと思う』(40代男性/営業)舛添要一前都知事が政治資金の問題で辞職し、政治に対する不信感が高まっている現在。小池都知事は、都政を点検し改善するために都政改革本部 を設置しましたが、あらゆる課題について、誰がどのようなことを決め、行っているかを“見える化”する必要があると強調しています。税金の使い道はもちろん、経費などの細かい部分についてもチェックし、問題があれば改善していくとのこと。仮に都民が痛みを伴う政策だったとしても、必要性があり透明性のある運用がなされれば納得を得られるはず で、政策を実現させるために最も大切なことと言えるでしょう。●第2位:待機児童問題の解消2位にランクインしたのは『待機児童問題の解消』で、24%(53人)でした。『ものすごい時間とお金のかかることだけど、将来の日本のためには必ず解消しなければならない問題。期待しています』(30代男性/編集者)『子育てするママの気持ちを分かってくれるんじゃないかと思って投票しました。小池さんなら必ずやってくれると信じています』(20代女性/事務)初の女性都知事ということで、子どもを持つママからの期待も大きい小池都知事。公約として“待機児童ゼロ” を掲げていたこともあり、早急な対応が必要とされることから期待する声が多いようです。都はすでに保育定員を1万2千人増やす計画を立てており、これはかなり高い目標と言えるでしょう。中には数字上で待機児童を少なく見せ、その代わりに保留児童の数が増える自治体 などもあり、根本的な解決へのハードルは高いと思われます。●第3位:東京オリンピックの成功3位にランクインしたのは『東京オリンピックの成功』で、11%(24人)でした。『世界中に東京をアピールするまたとない機会ですからね。大成功をおさめてくれると期待してますよ』(20代男性/大学生)『東京でオリンピックが見られるなんて、生きているうちにはたぶんこれが最後でしょ!これが成功するかしないかで、政治的な面でも日本の立場を左右しかねないんじゃないですかね』(30代女性/アパレル)リオ五輪の閉会式では、雨の降るなか着物姿で登場 。五輪旗を力強く振り、東京の存在を世界に強くアピールしました。しかし、東京オリンピックの開催費用は2〜3兆円に膨れ上がるのではとも言われており、成功へのハードルは低くはないはず。組織委員会の森喜朗会長をはじめとしたメンバーとの協力も必要不可欠で、小池都知事の手腕が問われる場面と言えます。成功に導けば、東京だけでなく日本中を明るくすることも可能 なだけに、ぜひともその力を存分に振るってほしいものです。----------いかがでしたか?ここに挙げられたものすべてをやり遂げるのは困難かもしれませんが、積極的に取り組んでほしいものばかりですよね。「何も期待していない」としたのはわずか6% と、小池都知事への期待の高さも伺えます。都議会から敵対するような姿勢が示されるなど一筋縄ではいかないことも感じさせますが、必ずや全力を尽くしてくれるはず。小池都知事が、都民の期待を現実のものとしてくれる日を待ちたいものです。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜8位)】小池百合子都知事に一番期待することは何ですか?()●文/パピマミ編集部
2016年09月12日あす13日のフジテレビ系情報バラエティ番組『バイキング』(毎週月~金曜11:55~13:45)に、民進党代表選の3候補が生出演することが12日、明らかになった。この選挙は、11日が全国遊説の最終日で大詰めを迎えているが、そんな中で、蓮舫代表代行、前原誠司元外相、玉木雄一郎国対副委員長の3候補が生出演することになる。当日、番組にはメインMCの坂上忍に加え、柳原可奈子、高橋真麻、ヒロミ、YOU、小籔千豊、サンドウィッチマンらが出演。同番組では東京都知事選の際も、有力候補だった小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏が生出演(7月19日)し、鳥越氏が小池氏の「病み上がり」発言を激しく非難するなど、論戦が繰り広げられている。
2016年09月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「東京都知事」です。***新しい東京都知事が、初の女性知事・小池百合子さんに決まりましたね。東京がどれほどの大都市なのか、数字の面から見てみましょう。2016年度の東京都の年間予算は、13兆6560億円。日本の国家予算総額が96兆7218億円ですから、比較しても相当な額というのがわかります。また、この東京の予算額は、スウェーデンの国家予算に匹敵する(!)規模です。GDP(国内総生産)では、東京都は2015年度見込みで92兆9000億円=約1兆1326億ドルです。世界のGDP順位を見ると、1位はアメリカ約18兆ドル。2位中国、3位日本が4兆ドル台。数字上では東京は12位に匹敵し、スペインやメキシコのGDPより勝っているのです。都市別に見ると、2014年の1位は東京。2位NY、3位ロサンゼルスと続きます。東京は経済的には、国レベルといってもいい大きさなんですね。日本の総理大臣は議会が選びますが、都知事は直接民主制によって、私たちが直接選べます。つまり、東京都知事は東京という一つの国の大統領のようなもの。また、東京には、日本の全人口の約1割が集中。大企業の本社や外国企業の5割は東京にあり、日本の税収のうちの約4割は東京から集められています。これだけの人とお金が動いている少なくないんです。たとえば、石原慎太郎さんが都知事だったとき、東京の空気の浄化のために、ディーゼル車の走行を規制しました。これにより、自動車メーカーは、世界一基準の厳しい排気ガス規制に対応できるクリーンな自動車を開発。日本の技術力を上げるきっかけになりました。石原都知事はほかにも、日本史を都立高校の必須科目にしたり、横田基地の返還要請をし、航空管制の一部を返してもらうなど独自の政策を実行していきました。近年は任期が短くて、実績を残す機会は減っていますが、都知事は日本全体にも少なからぬ影響を与える存在ということに変わりはありません。予算が膨らむ東京五輪問題や土壌汚染を抱える築地市場移転問題など、小池流改革手腕でバッサリ切り込んでいってほしいなと期待しています。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年9月7日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年09月06日ディーゼル(DIESEL)の日本上陸30周年を記念し、koike.(コイケ)のデザイナー・小池優子とのコラボレーションコレクションが登場する。伊勢丹新宿店本館では、2016年9月27日(火)から10月4日(火)まで、限定ストア「ITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL」がオープン。小池優子は、若手デザイナーを対象とした欧州最大級のファッションコンテスト「ITS」にて2015年、OTB アワードを受賞。2016年には、LVMH プライズ フォー ヤング ファッション デザイナーのファイナリストにもノミネートされ、注目を集める若手デザイナーの1人だ。今回のコレクションは、着物や藍染めに代表される素材や花柄、そして日本画に用いられる濃淡や鮮やかな色合いといった、日本の文化や芸術にインスピレーションを得た。デニムジャケットやコートなどのアウターから、スカート、ワンピース、ニットまで、様々なアイテムを展開。それぞれ和を感じさせる花柄が、刺繍やプリントでデザインされている。伊勢丹新宿店本館の限定ストアでは、受賞作品の展示や、今回のために小池が手がけたクチュールアイテムなどがラインナップ。また期間中は、同館のウィンドウでバルーンアーティスト、DAISY BALLOONによるインスタレーションが実施される。【詳細】DIESEL JAPAN 30TH BY YUKO KOIKE発売日:2016年9月9日(金) ※9/6(火)よりディーゼル 青山店にて先行販売取り扱い:全国のディーゼル店舗価格帯:・Tシャツ 8,800〜12,800円・ワンピース 38,000円〜43,000円・スカート 12,800円〜36,000円■期間限定ストアITS FOR ISETAN SUPPORTED BY DIESEL期間:2016年9月27日(火)〜10月4日(火)会場:伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1■ITSについて「ITS(イッツ=International Talent Support)」は毎年イタリア・トリエステで開催されるファッションコンテスト。新人デザイナーの登竜門として知られ、これまでに一流メゾンで活躍するデザイナーを数多く輩出。また歴代の審査員には多数のファッションデザイナーやジャーナリスト、有名セレクトストアのバイヤーが参加している。既成概念にとらわれず新しい発想で勇敢に挑戦する姿勢は<ディーゼル>の哲学であり、「ITS」と共通する精神を持つ。<ディーゼル>はコンテストに「OTB Award」を設け、若い才能を長年サポートしている。関連記事:欧州最大のファッションコンテスト「ITS」若きデザイナーたちの挑戦 【問い合わせ先】DIESEL JAPANTEL:0120-55-1978
2016年09月04日毎日の通勤はストレスの種。満員電車や渋滞に、イライラしない人はいないでしょう。しかし、そんなストレスが、肥満や不健康の原因になるという研究結果が発表されました。また、通勤途中に小腹が空いて間食をすることが習慣になっている人は、知らず知らずのうちに多くのカロリーを摂取しているそう。今回は、王立公衆衛生協会が発表した、通勤と肥満に関するレポートをご紹介します。■通勤中の間食は1週間で767kcal!調査によると、イギリスでは33%の人が通勤中にスナックを食べ、29%の人が会社と自宅の間でファストフード店に立ち寄っていることがわかりました。しかし、そのような習慣のある人は、間食をしない人にくらべて1週間で767kcalを余分に摂取しているといいます。一般的な日本人の成人の1日の摂取カロリーは1,800kcal~2,200kcalといわれているので、1週間で1食分〜1.5食分くらいが蓄積されていく計算になります。日本では電車内での飲食はマナー違反ですが、駅内のカフェに寄って甘いコーヒーを飲んだり、パンやスイーツを食べたりすることはよくあるのではないでしょうか。しかしこれが習慣になると危険!カフェラテ1杯でも150kcal前後のカロリーがあるので、平日5日間で750kcalも摂取することになってしまいます。せっかく食事に気をつけていても、何気なく口にした間食で努力が水の泡になってしまうのです。■長時間の通勤ストレスは肥満の原因になるイギリスに住む人の平均的な通勤時間(往復)は、イングランドとウェールズでは56分、ロンドンでは79分となっています。アットホーム株式会社の調査によると、東京の場合は片道で平均58分なので、イギリスの2倍近くの時間を通勤に費やしていることになります。調査では、電車やバス、車での通勤はどれもストレスの増加や高血圧、肥満を招く恐れがあるといいます。長時間の通勤により、睡眠時間の減少や、運動不足、料理をする時間がなくなるなどの影響があるからです。そのためこのレポートでは、企業に対して雇用者が在宅勤務をできるような制度や、ラッシュアワーを避けて通勤できるような制度をもっと導入するべきだと提言しています。実際、調査対象となった1,500人のうち58%が「勤務時間が柔軟になれば、健康増進に役立つ」と感じているといいます。日本では追加料金を払うことで座席を確保できる電車を利用したり、朝5時台や6時台の電車で通勤したりすることでストレスを回避しようとしている人も多くいるでしょう。小池百合子都知事が公約のひとつにしている「満員電車ゼロ」の政策も、今後注目されるところです。*通勤時間には情報収集をしたり、読書をしたりと有効活用をすることもできますが、無自覚にストレスが溜まっていることも考えられます。「ダイエットをしているのになかなか痩せない」「いつも体調が悪い」と感じる人は、通勤時間を工夫してみるのもひとつの手かもしれません。(文/平野鞠) 【参考】※Commuting adds 800 calories a week to our diet turning the rat race into the fat race-Daily Mail Online※「通勤」の実態調査2014-アットホーム株式会社
2016年08月31日タレントのウエンツ瑛士(30)が、16日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、SMAPの解散発表について語った。この日の同番組では、海外メディアが報じたことや楽曲の売り上げが急上昇していることなどを「解散の余波」として紹介。丸川珠代五輪担当相の「とても残念」、小池百合子都知事の「SMAPのSはスポーツだというので、これからもいろいろな形で協力してくれるんじゃないかと思います」などのコメントも取り上げた。火曜コメンテーターを務めるウエンツは、感想を求められると「あらためてSMAPさんは偉大なんだと感じました」としみじみ。「今回、解散発表されましたけど、これは1つの通過点でこれからまた5人がより発展していくためのものだと思います」「あの5人だったら絶対に個々でファンの方を幸せにしてくれると思うので、それを信じて待ちたいですね」と前向きに捉えていることをうかがわせた。中居正広(43)を尊敬し、MCとして目標としていることをバラエティ番組などで公言しているウエンツ。昨年12月の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)で酒を飲みながら語り合う企画では、小池徹平(30)とのデュオ・WaTの解散報告と共に再結成の可能性も示唆した。未練をにじませるウエンツに中居は「じゃあ、続けろよ! 腹くくれてないならば」とアドバイスし、ウエンツはたじたじになりながらも「それは今分かることじゃないですし」と反論していた。
2016年08月16日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、7日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、小池百合子都知事(64)に対する都議会自民党の"冷遇"を批判した。小池知事は2日に初登庁。あいさつ回りを行ったが、"都議会のドン"といわれる内田茂都議(77)ら幹部の姿はなく、対応した川井重勇議長(68)は、報道陣から小池知事との記念撮影を求められるも、「あなたの要望に応える必要はない」と拒否した。一連の言動について、松本は「ああいうのを見て、『都連の人は大人げない』みたいに言うじゃないですか。僕はむしろ逆」とした上で、「大人げないというより、もっと子供っぽくなってほしい」と主張。「子どもの時って、『こんな大人になりたくない』と思ったはず。もっと子供の頃を思い出して、もっと誠実にでけへんやろうか」と嘆いた。また、内田都議については、「初当選の時とかすごく良い顔をしていたのに、すごく悪い顔に……」と残念がり、「なんであんな悪い顔になっていくんですかね」と疑問。一方、安倍晋三首相(61)が小池知事と対談した際に「きつい一本をとられました」とあいさつしたことに触れ、その対応の仕方を「うまい」と評価した。
2016年08月07日俳優・小池徹平と三浦春馬が21日、都内で行われた主演舞台『キンキーブーツ』の囲み取材に登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリー(小池)が、ドラァグクイーン・ローラ(三浦)のアドバイスを受け、工場を立て直していく。小池は第一声から「春馬の変わりっぷり、驚かれるんじゃないですかね」と三浦の姿を紹介。光を受けて輝く真っ赤なドレスに身を包み、作中で”一番低い”と言われる約12cmのヒールを履いて登場した三浦は「生でこの姿を見ていただきたいです。ぜひ」と自信を見せた。豪奢な衣装について三浦は、「日本中や海外から取り寄せた素材を集めて奮闘してくれました」とスタッフに感謝し、ターンして全体を見せると、取材陣からも「フゥ~」と歓声が上がった。「自分の体型を採寸して、より魅力的に見えるように考え抜いてくださった衣装の数々を、披露できるのが楽しみです」と意気込みを語った。毎日ヒールを履き続けたという三浦は、「ヒールに適した筋肉になりつつあったんじゃないかなと思います」と語り、「専属トレーナーの方に『ヒールを履いてるおしりになってきたね』と言われた」と明かす。小池も「女の人に思えてくるというか、変な錯覚に陥ってくるくらい。管理は相当大変だと思いますね」とうなずいていた。同舞台は8月6日まで東京・新国立劇場、8月13日から22日まで大阪・オリックス劇場で上演され、8月28日から9月4日まで東急シアターオーブでの東京凱旋公演を予定している。
2016年07月21日小説家・村上龍と、女優・小池栄子が16日、テレビ東京系経済番組『カンブリア宮殿』(毎週木曜 20:00~)10周年&500回記念会見に出席した。同番組は、企業のトップを中心としたゲストを毎回1名招き、番組MCの村上と小池が話を掘り下げていく経済番組。2006年4月よりスタートし、今年で10周年をむかえた。政治家のゲストも何回か登場したが、小池はゲストの小沢一郎氏から「ごはんに行こうと言われて丁重にお断りしました」と明かした。そして「今頃都知事に立候補してたかもしれないな、ごはんに行ってたら。小池百合子さんみたいに」と振り返った。村上は、番組に出演するゲストと対峙した印象を「今はこれだけ努力しないと成功が難しいのかという驚きと敬意を感じます」と語る。番組開始から10年の間に「明らかに悪くなってますからね、経済的には。全般的にですけど」と、日本の現状への憂いを表した。10年間番組を共にしてきたパートナーである小池に対して、村上は「彼女は年下だけど、テレビの経験豊富ですし、『ダメですよ』と言ってくれる。実は頼りにしているんですよ」と尊敬の念を明かした。小池も村上について「ゲストの話が難しすぎてわからない時に、振ると察してくれてすぐ助けてくれる」と語り、互いに補い合う関係を示した。一方で、小池は村上を「とってもかわいらしいおじさま」とも表現。「少年が大人になったような人だよ、という言葉で察して」と言うと、村上は「光栄です」と頷いていた。
2016年07月16日「不倫は文化」で有名な俳優の石田純一さん(62)が東京都知事選に立候補する可能性が出てきています。朝日新聞によると、石田さんは2016年7月7日の夜、羽田空港で東京都知事選に立候補する意向を報道陣から問われ、 『自分の中ではまだ決めていないが、意識はもちろんしている』と発言したとのこと。また、『(選挙では)自分たちの声が届かないという声を聞く。そういう思いがあれば(自分が)力に変えたい』とも述べており、政界への進出に強い関心を持っていることが分かります。同年3月に第2子を出産したばかりの妻・東尾理子さん(40)には政界進出を反対されており、最終的な意向は夫婦間の話し合いで決められるのではないかと目されています。メディアでは連日小池百合子元防衛相(63)の強行出馬が報じられていましたが、思わぬダークホースの出現にネット上では困惑の声が多く上がっています。出典:東尾理子オフィシャルブログ「Route-R」Powered by Ameba●石田純一が都知事に立候補!? ネットでは「不倫手当ができる」「靴下禁止令が出る」と大喜利大会に『石田純一マジかww都民にとって不倫は文化になるな』『靴下禁止令的な条例ができそうだな』『ヤバいこれ、靴下に税金かかるようになるでww』『靴下税の導入がはじまる……ゴクリ』『俺も靴下履かない派だから断固賛成』『石田純一が都知事になったら不倫手当が作られそう』『ついに一夫多妻制が導入されるのか……ファンキー加藤大喜びだな』『朝起きてテレビつけたら、「石田純一が都知事に〜」ってやってて聞き間違いかと思ったらマジだったww』『今世間では不倫ブームが到来してるからな。流れに乗ったんだろ』『これは東京に革命が起こる予感……!』などなど、ネット上では石田さんの都知事立候補に対して懸念の声が飛び交っています。誰も予想していなかった人物の都知事選出馬の可能性に多くの人が困惑していますが、今後の動向に注目したいですね。【画像出典元】・東尾理子オフィシャルブログ「Route-R」Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年07月08日