小泉今日子の5年ぶりの映画主演作『ふきげんな過去』の完成披露試写会が5月31日(火)に行われ、小泉さんをはじめ、共演の二階堂ふみ、高良健吾、板尾創路、前田司郎監督が舞台挨拶に登壇した。劇団「五反田団」主宰の気鋭の劇作家・前田司郎のオリジナル脚本による、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に続く映画第2作。毎日が退屈で不機嫌な果子の家に、かつて爆死したはずの伯母の未来子がひょっこりと現れ、奇妙な同居生活が始まる。しかも、未来子は果子にただならぬ事実を告白するのだが…。壇上に姿を現した小泉さんに客席からは「キョンキョン!」と歓声がわき起こる。小泉さんにとっては2013年の『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』以来の映画出演であり、主演は『毎日かあさん』以来となる。「台本をいただき、これは私にしかできない役かもしれない…という気持ちにちょっとなった」と明かし「監督は芝居の世界の人で、普通の映画監督とは全然違う発想がある。小っちゃな石を一緒に投げられると思いました。自信は…あります!」と充実の表情で語る。二階堂さんは、小泉さんとの共演を熱望してきたそうで、念願かなって現場で対峙し「ドキドキしました。優しくて、かっこよくて、生き様が現場で感じられました」と嬉しそうにふり返る。ちなみに、二階堂さんの父親役を演じたのが板尾さんだが、板尾さんは二階堂さんについて「(自身と)雰囲気が似てる。僕にもこんな子がおってもおかしくない。養女にでも来てくれたら」と語り「あとで電話番号聞きます」とニッコリ。二階堂さんは「目もとが似てるかも…と思うカットがありました。ぜひ養女に行けたら(笑)。お世話になります!」と返し、会場は笑いに包まれた。帽子の謎の男を演じた高良さんも、小泉さんとの共演を「ドキドキしました」と述懐。さらにこの日も「バスで『月9見てたよ』とおっしゃってくださり、メチャクチャ嬉しかったです!何も言えず『あ、あざーず…』とか言ってましたが(苦笑)、本当はすごく嬉しいです」と感激を口にする。小泉さんは、高良さん出演の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」について「メチャクチャ、ハマってました!」と明かした。前田監督は本作について、自身の家に近い北品川を舞台に「同じ時間に過去(=果子)と未来(=未来子)が同居していたら面白いと思った」と着想のきっかけを語る。また、前田監督に初めて映画作りを勧めた故・市川準監督の存在に触れ「一緒に映画を作ろうとして、もうすぐクランクインというところで市川監督は亡くなった」と説明。前作で監督デビューを果たすも「まだ市川監督に見てもらえるものができてない」と本作に取り掛かったと市川監督への強い思いを明かした。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日映画『ふきげんな過去』が2016年6月25日(土)に公開される。主演は小泉今日子×二階堂ふみ、監督は異才の劇作家と称される前田司郎。五反田団を主宰し、演劇・小説・ドラマ・映画など、ジャンルを飛び越え活躍するマルチプレイヤー前田司郎。本作は、三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞も受賞している彼によるオリジナル脚本の人間ドラマだ。自分が本当の母親だという叔母・未来子の出現によって、退屈していた女子高生の果子は、眩い生き生きとした世界を見てしまう。そんな二人のひと夏の物語を描く映画は、『毎日かあさん』以来5年ぶりの主演となる小泉今日子と、日本映画界の若きミューズ・二階堂ふみというタッグによって実現した。■ストーリー物語の舞台は北品川の食堂「蓮月庵」。果子(二階堂ふみ)は、毎日が死ぬほど退屈でつまらない。けれどそこから抜けだして他に行くこともできず無為な夏を過ごしていた。ある日、果子たち家族の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が、突然戻ってきて告げる。「あたし生きてたの」。戸籍も消滅している前科持ちの未来子。そして自分が本当の母親だというが・・・。【作品情報】『ふきげんな過去』公開日:2016年6月25日(土) テアトル新宿他全国ロードショー出演:小泉今日子、二階堂ふみ、高良健吾、山田望叶、兵藤公美、山田裕貴/、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、黒川芽以、梅沢昌代、板尾創路監督・脚本:前田司郎音楽:岡田徹©2016「ふきげんな過去」製作委員会
2016年05月29日この度BS プレミアムでは、7月より「受験のシンデレラ」を放送することを決定。主演にはNHKドラマ初主演の小泉孝太郎、共演には同じくNHKドラマ初出演の川口春奈が登場し、熱く、そして笑える、感動的な青春受験ドラマを描くことが分かった。五十嵐透(小泉孝太郎)は東大合格率No.1を誇る名門予備校のカリスマ講師だが、近ごろ急に酒びたりになり、生活が荒んでいた。遠藤真紀(川口春奈)は定時制に通う高校生で、昼夜複数のアルバイトをしながら生活費を稼ぐ毎日に疲れきっていた。そんな2人がある日偶然に出会う。定職につくため高校を卒業したい真紀が、「追試の勉強を教えて欲しい」と五十嵐に頼み込んできたのだ。予備校を辞め、教師のプライドも教える情熱も失った五十嵐はひらめいた。デキの悪い真紀を東大に合格させて、世間を見返してやる!実はこのとき、五十嵐は余命1年の宣告を受けていたのだ…。こうして元日本一のカリスマ講師・五十嵐と、落ちこぼれ生徒・真紀の一年後の東大合格に向けての猛烈な受験勉強が始まる――。原作は、寺島咲、豊原功補らを迎え、2008年に公開された同名映画。精神科医・和田秀樹の初監督作品で、「第5回モナコ国際映画祭」にて、作品賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞の4冠に輝いた話題作だ。今回主人公・五十嵐を演じるのは「アテンションプリーズ」 「ハケンの品格」「夜行観覧車」など数々の作品に出演する小泉さん。そして、へこたれない強い意志の女子高生・真紀役には、「GTO」『好きっていいなよ。』などに出演し、今後も『にがくてあまい』 『一週間フレンズ。』と主演作が続く川口さんが好演する。お互いの印象について小泉さんは「春奈ちゃんはとてもキラキラ輝いた、純粋な心を持っている魅力的な女優さん」と語り、一方の川口さんは「穏やかでとっても安心感を与えてくれます。ふたりのテンポのいい会話劇もシリアスなシーンもこれから一緒に出来ることがとても楽しみです」と期待を寄せていた。さらに「とにかく脚本が素晴らしい」と語る小泉さんは、「この作品と出会えた幸せを感じます!おそらく僕が経験したことのない作品のテイスト、ラストシーンになると思うので五十嵐を大切に演じていきます!」と意気込み。また川口さんも「苦悩しながら葛藤しながらも真っ直ぐで全力に成長していく真紀を大事に大事に演じていきたいと思います」とコメントした。そのほか、真紀への愛情をうまく表現できないダメ母親・千枝子役に富田靖子が出演し、山口紗弥加、山田裕貴、松尾諭、川原一馬、遠藤新菜、原田佳奈、児嶋一哉、袴田吉彦らバラエティ豊かなキャストが揃っている。「受験のシンデレラ」は7月10日(日)より毎週日曜日22時~BS プレミアムにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年05月20日俳優の小泉孝太郎が2日、6月6日にTBSの月曜名作劇場枠で放送される主演ドラマ『推理作家 朝比奈耕作シリーズ「花咲村の惨劇」』(21:00~22:54)の囲み取材に出席した。ミステリー作家・吉村達也さんによる『朝比奈耕作シリーズ』の初ドラマ化となる本作は、小泉演じる推理作家・朝比奈耕作がひょんなことから事件に関わることになり、作家としての観点から事件を解決していくミステリー。第1弾となる『花咲村の惨劇』では、一人の女性の死から始まる連続殺人事件、そして、雄大な自然に囲まれた花咲村が抱える秘密に迫る。小泉は、「おどろおどろしさがある。『金田一耕助シリーズ』のような世界観に近い作品でありながら、新しさを感じる」と作品の魅力を紹介。「朝比奈耕作は推理作家という立場なのでニュートラルに、誰と出会ってもなじむようなキャラクターがいいと思い、普通の青年を意識。主役というのも考えずにいる方が多かった」と役作りについて説明した。また、「原作があるものはものすごいプレッシャーを感じる」と打ち明けた小泉。撮影時に原作者・吉村さんの奥さんと会い、「主人も喜んでいると思います」と声をかけてもらったそうで、「とても喜んでくださって励まされました」と振り返った。その日の撮影は桜のシーン。「翌日が大雨だったので1日ずれてたら散っていた、これしかないタイミングだった」と言い、「あの日のロケのことは強烈に覚えています。目に見えない力も支えてくれた作品。それが映像から伝われば幸せ」と熱く語った。そして、「朝比奈としての自信ができた」と手ごたえも。今回の原作『花咲村の惨劇』のほかに、『鳥啼村の惨劇』『風吹村の惨劇』『月影村の惨劇』もあることから、「"花鳥風月"制覇したい」と今後の展開にも意欲を見せた。東田陽介プロデューサーは「『浅見光彦』『窓際太郎』と数々の代表作がある中の新たな一角に組み込めるような面白い新シリーズに」と立ち上げた思いを説明。主演は「小泉孝太郎さんしかない」と企画書の段階から確信していたそうで、「さわやかでイケメンな人はよくいるが、ほかの人にはない品がある。唯一無二のキャラクター」と語った。
2016年05月02日小泉今日子と二階堂ふみがW主演で最強タッグを組んだ『ふきげんな過去』。この度、新たに注目若手俳優・山田裕貴がイケメンだけどちょっとおバカなバンドマン役として出演していることが明らかになった。また、併せて山田さんの場面写真も到着した。「あたし生きてたの」。大都会と下町が隣接する北品川の食堂で暮らす果子(二階堂ふみ)の前に、突然、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が戻ってきて、そう告げる。ある事件を起こして前科持ちになってしまった未来子の登場に慌てふためく家族と、自分の部屋に居候する図々しい彼女に苛立ちを隠せない多感な女子高生の果子。ただやり過ごすはずだった退屈な夏が、自分が本当の母親だという未来子の出現によって、特別な時間に変わる。いまにも世界を爆破してしまいそうな未来子に反発しながらも、2人はひと夏をともに過ごす――。「三島由紀夫賞」をはじめ、錚々たる賞を受賞し、劇団「五反田団」を主宰する異才の天才劇作家・前田司郎が、オリジナル脚本で人間ドラマに挑んだ本作。自分が本当の母親だという未来子の出現によって、退屈していた女子高生の果子は、眩い生き生きとした世界を見てしまう。そんな2人のひと夏の物語。主演には、強烈な魅力を放つ2人の女優、小泉さんと二階堂さんを迎え、高良健吾、板尾創路、大竹まこと、きたろうらも出演している。そして今回新たに出演が決定したのは、先日『オオカミ少女と黒王子』で菜々緒にナンパするチャラ男役の出演で話題となっていた山田さん。本作では、イケメンなのにちょっとおバカなバンドマン・ヒサシ役として出演し、二階堂さん演じる果子のことが大好きなのに全く相手にされず、冒頭から全編通して振り回され、“ふきげんな”果子をますますイラつかせてしまう“三枚目キャラ”に挑戦しているようだ。一見山田さんとは正反対と思われるそんな役どころだが、「僕自身はたぶん三枚目キャラです。この役どころのちょっとおバカな人間は等身大なのです(笑)」と謙遜気味に話した。以前、前田監督のワークショップに参加し、初めて山田さんに会った前田監督は「イケメン風の芝居をするのではと思ったのに、すごく面白いお芝居を見せてくれました。そのとき、是非僕の映画に出てほしいなと思いました」と彼の芝居の持ち味を高く評価。山田さんもまた「今回この映画でご一緒出来ることがとてもとても嬉しかったです」と喜びを示した。また、8月からは監督が作・演出を手掛ける舞台「宮本武蔵(完全版)」で初の主演を務めるなど、2人の相性は抜群のよう。さらに山田さんは、自身の父が主演の小泉さんのファンであることを明かし「自分のいつか共演したいと思っていた小泉今日子さんや高良健吾さん、二階堂ふみちゃんといった豪華なキャストの面々とお芝居ができたこと、本当に嬉しく思います」とコメント。また、「二階堂さんとの撮影が多かったのですが、打ち上げで『信頼できる俳優さんでした』と言って頂けて、僕の中では本当に嬉しいお言葉だったので覚えているのですが、たぶん二階堂さんは『そんなこと言いました?』って僕をいじると思います(笑)。そんなやり取りができるぐらい、楽しい撮影現場になっていたんではないかと思います」と仲の良さをアピールした。最近は様々な役どころに挑戦し、活躍の幅を広げる中、本作でも「また新たな一面を見せられる」と語る山田さん。前田監督が作り出すその世界で、彼の新たな魅力が開花していることは間違いないようだ。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月28日俳優・小泉孝太郎がこのほど、27日スタートのフジテレビ系バラエティ番組『モシモノふたり~タレントが"おためし同居生活"してみました~』(毎週水曜22:00~22:54)の初収録後の会見で、ホラン千秋へ強い共感を示し、会場を沸かせた。小泉にとって初の全国放送レギュラーの司会となるこの番組では毎回、芸能人の未婚男女1組が一つ屋根の下で同居し、その模様を捉えたVTRをスタジオで見ながらトークを展開。お笑いコンビ・バナナマンが共に司会を務め、初回は俳優・加藤諒とホランが2泊3日の同居生活を送る。会見で小泉は、バナナマンに「温かなコンビ愛が好きだった。一緒にMCを務められて幸せ」とラブコール。一方の設楽統も、小泉を「品がいい」とし、「全体を見る目やトークの入り方に天性のものを感じた」との称賛を返した。しかし、「同居相手にこれだけはやってほしくないことは?」との質問に、設楽が「鼻毛を抜くなど、女性のぶざまな姿は見たくない」と回答すると、小泉は「僕は許せます」と反論。VTRでホランが着用していた、意外なパジャマ姿について触れ「あのパジャマについても…!」と力を込めて擁護した。一方、設楽は「(同居で明らかになるタレントのプライベート次第では)今後、好きになる人が増えていくね」とニヤリ。小泉は一瞬、ハッとした表情を見せるも、ホランを「好きになっちゃったのかな…(笑)」と言葉を濁し、「ホランさんの生活のこだわりは、僕がそうであってほしい女性像そのもの」と打ち明けながら、VTRの見どころとした。さらに小泉は、親友の俳優・ムロツヨシについても言及。「僕は就寝時に明かりもテレビも消すタイプ」と前置きした上で、「ムロさんは深夜もダラダラと起きている」という。テレビをザッピングして、独り言をつぶやいて夜を過ごし、朝起きると「疲れた」と漏らすというムロの姿を伝えながら「そりゃそうです」と笑うも、そんなムロと似た日常を送る日村が「男同士、夜をダラダラ過ごすのが青春なんじゃないですか!?」と必死に食い下がり、会場は笑いの渦に包まれた。初回のゲストには、木下ほうか、ダレノガレ明美、アジアン・馬場園梓、平子理沙、松嶋尚美が出演。なお、翌週の第2回では、スピードワゴン・井戸田潤と滝沢カレンの同居生活の様子が放送される。
2016年04月20日今年3月2日に創業70周年を迎えたコーセーから、同社展開ブランドのイメージキャラクターを務める女優&アーティストを起用した、豪華すぎる新TV-CM「Tokyo Seven Days」篇が新登場。新垣結衣、上戸彩、北川景子、桐谷美玲、小泉今日子、すみれ、藤井夏恋&萩花姉妹(E-girls)、森高千里、ローラの総勢10名が美の競演を果たしていることで注目を集めている。CMでは、“東京の今”を舞台に、それぞれの個性を生かした演技を通じて、自分らしく輝いて生きる女性たちを応援するストーリー。くつろいで過ごす土曜日の夜から始まり、次の土曜日の午後まで、東京の7日間の9つのシーンに10人のキャストが次々と登場する。演出を務めたのは、長編デビュー作『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭「新人賞」とセザール賞「初監督作品賞」を受賞、続く『シクロ』でヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」を受賞したトラン・アン・ユン監督。近年では村上春樹の同名小説の映画化<a href="">『ノルウェイの森』</a>でもメガホンをとり、その撮影では日本に滞在し、日本の文化にも触れていた。美しい映像表現で知られるトラン監督は今回、日本を代表する女優・アーティストが一堂に会し、1人ひとりの美を表現する今回の企画に賛同、本CMを手がけることになった。監督はそれぞれの美しく装う姿だけでなく、内面の美しさまで引き出そうと試み、ストーリーや設定などのプラン作りから参加。その作業は、出演者1人1人がいま、人生のどんな時期にあり、どのような思いで日々を生きているか、イメージを膨らませるところからスタート。これまでの経歴や仕事に取り組む姿勢、趣味などプロフィールを調べ、そこから映画を作るように丁寧に、心の内と日常の姿を掘り下げ、ストーリーや人物設定、演出プランを練っていったとか。そして、でき上がったまさに映画のような本CMは、最旬女性たちの「東京の今を感じる舞台」。週末の夜、部屋でくつろぐ姿の新垣さん、日曜の昼、もの思いにふける上戸さん、日曜の夜、夜景の見えるバスルームに佇むローラさん、月曜の朝、恋する瞳で視線を投げかける桐谷さん、火曜の午後、外出前の身支度をする小泉さん。水曜日の午後、凛とした姿勢で歩くすみれさん、木曜日の午前、コンサートのアイデアを考える森高さん、金曜日の夜、ダンスレッスンの後、仲よく一緒に帰る萩花さんと夏恋さん、土曜の午後、エレガントな服装で外出をする北川さんと、10人の女性の東京の7日間を描き出している。2月下旬に行われた撮影は、9シーンのうち8シーンを、連続3日間で一気に撮影をするという過密なスケジュール。にもかかわらず、出演者たちはみな監督の指示のもと、和やかな雰囲気の中でそれぞれの個性が光る演技を披露していたという。コーセー70周年記念「Tokyo Seven Days」篇は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月03日アルターは、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』より、"小泉花陽"を1/7スケールのPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年10月の予定で、価格は13,800円(税別)となる。おとなしい性格ながら、アイドル研究へは人一倍情熱を注ぐ彼女をゲームのカード「潮干狩り編」の衣装で立体化。楽しそうにフラッグを振る姿が可愛らしい仕上がりで、ベルトや帽子の装飾も細密に再現されており、ふわりと広がるリボンの造形が躍動感を演出する。クリアパーツにパール塗装を施した袖や裾のフリルの質感表現にも注目。帽子は着脱可能となっているので、シチュエーションにあわせて楽しんでみよう。原型製作は稲垣洋氏が担当。(C) 2013 プロジェクトラブライブ!(C) KLabGames(C) bushiroad All Rights Reserved.
2016年03月30日人気アニメ『ラブライブ!』に登場する小泉花陽が、マックスファクトリーのアクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され、2016年9月に発売されることが決定した。現在「GOODSMILE ONLINE SHOP」にて予約受付中で、価格は5,800円(税込)。小泉花陽は、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」の最年少メンバーで、声が小さくおとなしい性格だが、昔からアイドルへの憧れが強かった。実際のフィギュアでは、表情パーツに「笑顔」や「泣き顔」、「驚き顔」を用意しており、「通学かばん」や「携帯電話」、劇中にも登場した大きな「おにぎり」のほかメガネ姿にもできる「交換用前髪」が付属。「figma 高坂穂乃果」同様、豊富な手首とイメージカラーの「ペンライト」2本も同梱される。商品価格は5,800円(税込)で、「GOODSMILE ONLINE SHOP」の予約締め切りは2016年4月27日21時。商品の発売および発送は2016年9月を予定している。なお、「GOODSMILE ONLINE SHOP」予約特典として「ごはん顔」をプレゼント。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2016年03月29日岩松了の新作『家庭内失踪』が3月11日に開幕。岩松に岸田國士戯曲賞をもたらした傑作『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる、ある夫婦を取り巻くミステリアスな、だが妙に笑えもするホームドラマだ。近年の岩松作品に多数出演し、その世界観を体現してきた風間杜夫と小泉今日子が夫婦役を演じる。ほかに小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介、そして岩松自身の全6名のキャストにより、多層的な人間ドラマが緻密に作り出されている。舞台『家庭内失踪』チケット情報いきなり、寝室から幕を開けた。夫婦の蒲団が微妙な距離感で、二組並んでいる。先妻の死後、20歳も歳下の後妻・雪子(小泉)を迎えた野村(風間)。自身は定年退職する歳となり、妻相手にコトに及ぼうとするも上手くいかない。野村が身体的、心理的に抱える繋がれなさ、充たされなさが、登場人物各々が迷走するこの物語の通奏低音として響いている。野村と先妻との間の娘・かすみ(小野)は、夫の石塚との婚姻関係を続けながらも、父と義理の母(=雪子)が暮らす実家に出戻ってきている。夫のもとに帰るよう説得するため、石塚から命を受けた部下・多田(落合)、石塚のクラシック音楽仲間・青木(坂本)も野村家に現れる。もうひとり、野村の奇妙な友人の望月(岩松)。彼は、失踪したと妻に思わせて実は近所にアパートを借り、夫の帰りを待つ妻の姿を、ピザ屋や肉体労働者などの扮装などをしながら覗き見るという謎の生活を送っている。かすみは、美しい義母の中に、父に対する軽蔑の感情があることを感じ取っていた。父への親子愛か、はたまた雪子への同性としての嫉妬か、かすみの中に芽生えたかすかな感情が、一家をかき回していく端緒となる。岩松が書く人物らしく一見淡白にも見える登場人物たちは内面に様々な感情を抱え、目に見えない人物相関図は、物語が進むにつれてどんどん複雑に。そして個々の感情はふと、ドライアイスの煙のように怒涛の勢いで、冷たく漏れ出す。その瞬間に客席で味わえる心のざわめきが岩松作品を観る醍醐味だが、本作ではそれが幾度もやって来る。「フフ……」という微笑みが印象的な小泉は、“妻”“母”“女”全ての要素をミステリアスに、だが現実的に体現してみせた。ムーディーな小泉とは対照的なのが、言葉数も多く開けっぴろげな風間。そのあっけらかんとして見えるキャラクターに、冒頭で記した“老い”にも絡む複雑な感情を忍ばせる。名優ならではのサラリとした仕事ぶりに圧倒された。舞台はリビングと和室(兼寝室)のみで、本音と建前を行き交う登場人物の心理がごとく、左右に何度もスライド。そして最後の最後には、装置的な仕掛けが待つ。岩松の掌で、たゆたうようでいて実は緻密に踊らされる快感を、隅々まで堪能していただきたい。東京公演は3月23日(水)まで本多劇場にて。その後、大阪、愛知、岐阜、静岡、富山、広島、福岡、新潟、宮崎、福島を巡演。取材・文:武田吏都
2016年03月14日岩松了の新作『家庭内失踪』が3月11日に開幕。岩松に岸田國士戯曲賞をもたらした傑作『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる、ある夫婦を取り巻くミステリアスな、だが妙に笑えもするホームドラマだ。近年の岩松作品に多数出演し、その世界観を体現してきた風間杜夫と小泉今日子が夫婦役を演じる。ほかに小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介、そして岩松自身の全6名のキャストにより、多層的な人間ドラマが緻密に作り出されている。舞台『家庭内失踪』チケット情報いきなり、寝室から幕を開けた。夫婦の蒲団が微妙な距離感で、二組並んでいる。先妻の死後、20歳も歳下の後妻・雪子(小泉)を迎えた野村(風間)。自身は定年退職する歳となり、妻相手にコトに及ぼうとするも上手くいかない。野村が身体的、心理的に抱える繋がれなさ、充たされなさが、登場人物各々が迷走するこの物語の通奏低音として響いている。野村と先妻との間の娘・かすみ(小野)は、夫の石塚との婚姻関係を続けながらも、父と義理の母(=雪子)が暮らす実家に出戻ってきている。夫のもとに帰るよう説得するため、石塚から命を受けた部下・多田(落合)、石塚のクラシック音楽仲間・青木(坂本)も野村家に現れる。もうひとり、野村の奇妙な友人の望月(岩松)。彼は、失踪したと妻に思わせて実は近所にアパートを借り、夫の帰りを待つ妻の姿を、ピザ屋や肉体労働者などの扮装などをしながら覗き見るという謎の生活を送っている。かすみは、美しい義母の中に、父に対する軽蔑の感情があることを感じ取っていた。父への親子愛か、はたまた雪子への同性としての嫉妬か、かすみの中に芽生えたかすかな感情が、一家をかき回していく端緒となる。岩松が書く人物らしく一見淡白にも見える登場人物たちは内面に様々な感情を抱え、目に見えない人物相関図は、物語が進むにつれてどんどん複雑に。そして個々の感情はふと、ドライアイスの煙のように怒涛の勢いで、冷たく漏れ出す。その瞬間に客席で味わえる心のざわめきが岩松作品を観る醍醐味だが、本作ではそれが幾度もやって来る。「フフ……」という微笑みが印象的な小泉は、“妻”“母”“女”全ての要素をミステリアスに、だが現実的に体現してみせた。ムーディーな小泉とは対照的なのが、言葉数も多く開けっぴろげな風間。そのあっけらかんとして見えるキャラクターに、冒頭で記した“老い”にも絡む複雑な感情を忍ばせる。名優ならではのサラリとした仕事ぶりに圧倒された。舞台はリビングと和室(兼寝室)のみで、本音と建前を行き交う登場人物の心理がごとく、左右に何度もスライド。そして最後の最後には、装置的な仕掛けが待つ。岩松の掌で、たゆたうようでいて実は緻密に踊らされる快感を、隅々まで堪能していただきたい。東京公演は3月23日(水)まで本多劇場にて。その後、大阪、愛知、岐阜、静岡、富山、広島、福岡、新潟、宮崎、福島を巡演。取材・文:武田吏都
2016年03月14日小泉今日子と風間杜夫が倦怠期の夫婦を演じる舞台「家庭内失踪」が本多劇場(下北沢)にて開幕!3月11日(金)、関係者、報道陣を前にしての公開舞台稽古が行われた。岩松了の作・演出による本作で、風間さんは高校教師を定年退職した夫・野村を、小泉さんはその後妻で二十歳も年の離れた雪子を演じている。雪子はかつて、一度は野村に別居を申し出たが、叶わぬままダラダラと夫婦生活を続けている。そこへ、野村の亡くなった先妻の娘で、結婚して家を出ていたかすみ(小野ゆり子)が、夫との関係をこじらせて家へ戻ってくる!これだけであれば、意外とありそうなちょっとギクシャクした家族の物語だが…これで終わらないのが岩松版のホームドラマ!野村、雪子、かすみの3人の暮らす一軒家に奇妙な男たちが頻繁に出入りする。まず一人目は、かすみの夫・石塚の部下であり、石塚の命を受けかすみの帰宅の説得をする若者・多田(落合モトキ)。もう一人は、近所のアパートに住み、本来は家もあり、妻もいるのに、なぜか妻には自分が失踪したと見せかけ、近くで妻の様子を観察する謎めいた中年・望月(岩松了)。さらに、かすみの夫の石塚が所属するストリングカルテットの会の仲間だという青木(坂本慶介)。一家3人と奇妙な訪問者たちはそれぞれに使命や恋心、復讐心に猜疑心など腹に一物抱えており、そうした感情が入り混じっていく…。特に、小泉さん演じる雪子が巧みに他人の心理を操っていくさまは、ゾクリと恐ろしさを感じさせるが、同時に、不思議と強く美しく、時に妖艶な魅力を放つ。決して若々しいわけではなく、エプロン姿の所帯じみた姿さえも見せる一方で、寝間着の浴衣姿で佇みエロティックな一面を見せ、さらに赤い口紅&スカートでタバコに火をつけ、煙を吐き出すさまはクール!言葉とは裏腹の心の内が映し出され、操っていると思っている側が、実は操られていたり、そんな状況をさらに後ろから見つめている者もあり…と一筋縄ではいかないが、一家の行きつく先は…?凶器と独特のユーモア、愛情が混じり合った異色のドラマとなっている。「家庭内失踪」は本多劇場にて上演中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日関係は破綻しながらもダラダラと夫婦を続けている男女。舞台『家庭内失踪』でこれを演じるのは小泉今日子さんと風間杜夫さん。その組み合わせだけで面白そうな予感大。「初日の稽古の冒頭30分で、すでにふたりの間にマンネリ化した夫婦の空気が表現されていて、そのあまりの面白さに笑ってしまいました」と話すのは、夫婦の前に現れ、ふたりの関係性を揺るがしてゆく若い男・多田を演じる落合モトキさん。「淡々としたセリフのやり取りは、どこかの家庭で誰かが言ってそうな日常の景色なのに、続きが気になって読み進んでしまう。小説を読んでいるような脚本だなと思いました」今回の役をオーディションで手にした落合さん。以前から、今作を手がける劇作家で演出家の岩松了さんのファンだったそうで、作品に参加できている喜びが口調や表情に滲む。「『図鑑に載ってない虫』という映画が好きなんですが、なかでも岩松さんが演じた役が大好きだったんですよね。ご本人にはその話はしていないんですが、毎日、挨拶するたびに心の中で“ファンです”って言ってます(笑)。岩松さんの作品も好きなんですが、とくに『水の戯れ』という舞台には衝撃を受けました。ミシンをかけながらセリフを言う場面があるんですが、ミシンの音でセリフがあまり聞き取れないんです。でも、何を言っているかより、その場面から伝わるものがすごく多くて、こういう表現もあるんだなと驚きました。ありふれた風景が描かれるからこそ、演じる側に繊細さが必要な気がするんです。その微妙な部分を演じられたらいいですね」岩松作品というと、状況や人物のバックボーンがセリフで説明されずに展開していくことも多い。多田も謎多き人物だが、それも含めて「台本に書かれた通りに演じたい」そう。「僕が演じる役は、多田っていう名字しかない役。そこから僕が勝手に読み取るのではなく、謎は謎のままにやれたらと思うんですよ。こういう役だって決めてしまうと、そこで何かが止まっちゃう気がするんで」子役出身で長いキャリアを持つが、「芝居に慣れるのが怖い」と話す。「岩松さんの描く微妙な表現を稽古でいろいろ試しながら探っていけるのが舞台。それをこの豪華なメンバーでできるなんて幸せですね」◇おちあい・もとき1990年、東京都生まれ。’96年デビュー。ドラマ『4TEEN』、映画『桐島、部活やめるってよ』など数々の作品に出演。現在、ドラマ『裏切りの街』がdTV配信中。◇information夫婦関係は破綻しながらも同居を続ける野村(風間杜夫)と後妻の雪子(小泉今日子)の元に、結婚した先妻の娘(小野ゆり子)が戻って…。3月11日(金)~23日(水)下北沢・本多劇場作・演出・出演/岩松了出演/ 小泉今日子、風間杜夫、小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介全席指定6500円U-25チケット4500円(25歳以下対象、要証明書)共に税込みM&Oplays TEL:03・6427・9486(月~金曜11:00~18:00)大阪、名古屋、岐阜、静岡、富山、広島、福岡、新潟、宮城、福島公演あり。※『anan』2016年3月16日号より。写真・土佐麻理子、三浦憲治インタビュー、文・望月リサ
2016年03月10日小泉今日子さんと山口智子さん。どちらも50代でますます輝きを増す、日本を代表する女優さんです。お二人のもう一つの共通点は、子どもがいないこと。この件について、くしくもお二人のコメントが同時期にメディアで紹介されて話題になりましたね。子を持たないという選択に、勇気をもらった女性も多かったのではないでしょうか。アラサーのみなさんは、出産と子育ての問題をどのように捉えていますか?小泉今日子と山口智子「子を持たない」ことへの想いとは子どもがいないことは同じでも、お二人の想いには大きな違いを感じます。それぞれの言葉からご紹介しましょう。まずは小泉さんから。読売新聞の「日曜読書面」に掲載された伊吹有喜さん作『四十九日のレシピ』の書評の一節です。「四十歳を過ぎた私の人生の中で、やり残したことがあるとしたら自分の子どもを持つことだ。時間に限りのあることだから、ある年齢を過ぎた女性なら一度は真剣に考えたことがあると思う。家族の再生を描いた心優しいこの物語を読んで、私はそんな思いから少しだけ解放された」当時小泉さんは、少なからず自分の子どもを持たなかったことに後悔を感じていたようですね。一方、山口さんは雑誌『FRaU』3月号のインタビューで次のように語っています。「私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました。私は、『子どものいる人生』とは違う人生を歩みたいなと。だからこそ、血の繋がりはなくとも、伴侶という人生のパートナーを強く求めていました。私はずっと、子どもを産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました。~中略~私は、自分の選択に微塵の後悔もないです。夫としっかり向き合って、二人の関係を築いていく人生は、本当に幸せです」片や山口さんは、子どもを持たないという自分の選択に「微塵の後悔もない」とおっしゃっています。山口さんのように子どもを産まない、持たないと決めている女性は恐らく少ないでしょう。今はまだそのタイミングではなくてもいつかは産むのだろうと、ぼんやりと想像することはあるのではないでしょうか?もしかしたら小泉さんも、そうだったのかもしれません。だからこそ、「やり残したこと」と苦い気持ちを抱えていたのではないでしょうか。子どもいらないって即答できますか?仕事もプライベートも楽しくなり始める30代。そんなときに、子どもを持つことなんて考えられないという女性は多いと思います。それだけ、子を持つということは女性の人生を左右する大きな決断です。でももし一生子どもはいらないかと問われたら、山口さんのように即答できるでしょうか?もし即答できないなら子どもを持つことを真剣に考えるべきです。子どものいない人生を後悔しないか、たとえ後悔したとしても自分の人生を肯定できるのか、じっくり考えてみてはいかがでしょう。30代は選べるボーナス期間後悔のない人生を送ることは難しいものですが、だからこそ自分で選んだことには覚悟を持ちたいと思います。その決断が大きいものならば、なおさらです。女性にとって子どもを持つか持たないかは、間違いなく大きな決断の一つでしょう。選んだ道を後悔するかしないかは時が経たなければわからないことですが、「もっとちゃんと考えれば良かった」なんて後悔だけは避けたいですよね。多くのアラサーのみなさんは、まだ産むことも産まないことも選択できるチャンスがあります。でもこのボーナス期間は、そう長くは保証されていないのです。人生の豊かさ小泉さんの書評には、こうも記されています。「子どもがいようがいまいが、大切な人に惜しみない愛情を注げる人になりたいと思った。形のあるものじゃなく、誰かの心の中に、ほんのりと温かい小さな光のような思い出をいくつか残すことが出来たら、自分の生きた人生にようやく意味を感じられるような気がした」「自分の生きた人生の意味」は、きっと自分のためじゃなく大切な誰かのために生きた瞬間の中にあるものです。その誰かが自分の子どもでもそれ以外の人でも良いじゃないかと、静かに腹を括る姿に感銘を受けた人は多いことでしょう。子どもを持つか持たないかを考えるとき、自分の欲をベースにしないでください。例えば自由な時間が減るとか見た目が劣化するとか、好きなものが買えなくなるとか。いくら自分の時間とお金があって若く美しくても、大切な誰かがいない人生はやっぱり独りよがりで寂しいと感じます。小泉さんと山口さんに共通しているもう一つのことは、自分だけで人生を豊かにはできないと知っていることではないでしょうか。そして、大切な誰かが子どもなのかそれ以外の人なのかは、みなさん自身が決めることです。
2016年03月06日「EXILE TRIBE」ほか林遣都、窪田正孝、YOU、小泉今日子ら豪華キャスト陣の出演で話題を集めたドラマ「HiGH&LOW」。4月からシーズン2が放送され7月には劇場版公開と盛り上がりをみせる本プロジェクトから、20週連続で特別長編予告が解禁。第1弾となる、岩田剛典が演じるコブラが率いる「山王連合会」スペシャルトレーラーが公開された。数多の不良たちが集まる、危険な荒れ果てた街。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」各チームそれぞれの頭文字をとって、その地区は「SWORD」地区と呼ばれ、そこにいる不良たちは「G-SWORD」と呼ばれていた。SWORDが頭角を現す前、伝説のチーム「ムゲン」が一帯を支配していた。その支配に唯一屈することのなかった「雨宮兄弟」、両者は激しく衝突し、突如ムゲンは解散してしまう。ギリギリのところで保たれている均衡。だが、その地区にある男が帰ってくるところから事件がはじまる。過去から未来へ、未だかつてない戦いが幕を開ける――。日本テレビと「EXILE」「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた一大プロジェクト「HiGH&LOW」。ドラマ、コミック、オリジナル・アルバム制作、ストーリー連動ライブツアーなど…これまでに類を見ない規模でメディアミックスを展開。中でも7月の映画公開に向けては大きな盛り上がりを見せており、本日から毎週土曜日6時に20週連続で、新曲(一部既存曲)にドラマ&映画本編映像をのせたスペシャルトレーラーが解禁される。本日公開された「『山王連合会』スペシャルトレーラー」では、「DOBERMAN INFINITY」が歌う山王連合会のテーマ「Do Or Die」にのせて、ドラマシーズン1を彩ったド迫力のアクションシーンをプレイバックするとともに、「EXILE」「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」として絶大な人気を誇る岩田さん演じるコブラと、「劇団EXILE」の鈴木伸之演じるヤマト、町田啓太演じるノボルの3人のドラマの一端が堪能できる、重厚な内容に仕上がっている。この後も続々と各チームのテーマ曲、劇中歌に本編映像をのせたスペシャルトレーラーが解禁予定。次週3月12日(土)には、「EXILE」黒木啓司が率い、メンバーには「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔、喜屋武豊、歌広場淳、樽美酒研二らが属する「White Rascals」が登場。テーマ曲「PKCZ feat.EXILE SHOKICHI/WHITEOUT」にのせて新たな映像が公開される。昨年10月に放送されたドラマシーズン1のBlu-ray&DVDは4月20日(水)よりリリース。ドラマシーズン2は4月23日(土)より日本テレビ系にて24時55分より放送開始。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日フジテレビにて4月よりスタートする「モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~」のMCが小泉孝太郎と「バナナマン」に決定。小泉さんにとって、全国レギュラーバラエティー初のMCとなる。芸能人の未婚男女一組が一つ屋根の下で“おためし同居生活”をし、その模様をスタジオでMCたちが見守りながらトークを繰り広げていく本番組。芸能人たちのありのままの人間性、そして本人すら意識していなかった隠された魅力が、同居生活を通して視聴者に赤裸々に明かされる究極の同居バラエティーだ。今回初めて全国レギュラーバラエティ番組のMCとして抜擢された小泉さんは、これまで様々なドラマ、映画に出演し、去年は6本ものドラマに出演。今年も早速「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(テレビ東京系)で主演を務めるなど、俳優としてますます活躍の場を広げている。今回の出演決定に関して小泉さんは「僕自身は女性の方との同居経験が無いため、その分、ひとりの未婚男性として、女性の視聴者の方々を敵に回さない程度に、男性陣をかばいたいと、ひそかに意気込んでいます。僕自身含め、参考になるところ、目からウロコなところ、そして笑えるところが満載な番組になると思いますので、バナナマンさんと共に楽しんで、またバナナマンさんのトーク術も勉強させていただきながら、番組を盛り上げていきたいです」と気合い十分な様子。さらに、小泉さんと同じくMCを務める「バナナマン」の設楽統と日村勇紀のふたりは、『ペット』の主役声優への抜擢や、コンビとして8本もの地上波レギュラー番組を抱え、いまやテレビで見ない日がないほどの人気ぶりだ。そんなバナナマンの日村さんは、過去に数々の若手芸人と同居していたことがあり、布団から唐揚げが出てきたり、タンスからふやけて固まったカップ麺が出てくるなど、圧倒的な部屋の汚さが語り草に…。果たして日村さんが同居に関してどのようなコメントを述べるのかが気になるところだ。「モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~」は4月より毎週水曜午後10時~10時54分フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月04日異才の劇作家・前田史郎が、小泉今日子と二階堂ふみをW主演に迎え、オリジナル脚本で監督を務める『ふきげんな過去』。強烈な個性を放つ2人の女優の共演で注目を集める本作の、母娘の絶妙な掛け合いや取っ組み合いの大喧嘩シーンなど、見応え満点の予告映像が解禁された。北品川の食堂「蓮月庵」で暮らす果子(二階堂ふみ)は、退屈でつまらない毎日に辟易としつつ、かといってどこに行くこともできず、今年も夏を迎えていた。そんなある日、果子たち家族の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が、突然戻ってきて告げる。「あたし生きてたの」。前科持ちで、すでに戸籍も消滅している未来子。そのうえ「自分が果子の本当の母親だ」という衝撃的な告白をするが…。三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞を受賞し、劇団「五反田団」を主宰する、異才の天才劇作家・前田司郎が、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』から満を持してオリジナル脚本で人間ドラマに挑んだ本作。長年トップスターの座に君臨しながらも、独自の魅力でファンを魅了し続ける小泉さんと、唯一無二の存在感を放つ若手実力派女優、二階堂さんという初共演の2人を母娘役で迎えたキャスティングが大きな話題を呼んでいる。このたび解禁された予告映像では、驚きの伯母の帰還から始まった、可笑しな台詞回しと掛け合いとともに、どこか切ない空気感を味わうことができる。さらに映像終盤、2人は取っ組み合いのケンカまで披露!髪の毛を引っ張り、ひっぱたき…。思わずこちらも声をあげてしまいそうな小泉さんと二階堂さんの熱演に、つい引き込まれてしまうはず。また、こちらの映像で注目すべき人物は、この“ふきげん”な母娘だけではなく、何やらミステリアスな表情でささやく高良健吾や、声を荒げて激高する板尾創路、抜群の存在感を放つ子役・山田望叶など、個性的なキャラクターもこぞって登場。果子と未来子を中心にめぐるひと夏の物語に、彩りを添えている。まるで夏休みに宝島を探しに行くような、眩しく可笑しくも切ない、愛と孤独と成長の物語となる本作。まずは予告映像から、その世界を堪能してみて。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日異才の天才劇作家・前田司郎がオリジナル脚本で挑む最新作『ふきげんな過去』。小泉今日子と二階堂ふみが母娘役でW主演を務めることで話題を呼ぶ本作から場面写真が到着した。「あたし生きてたの」。大都会と下町が隣接する北品川の食堂で暮らす果子(二階堂ふみ)の前に、突然、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が戻ってきて、そう告げる。ある事件を起こして前科持ちになってしまった未来子の登場に慌てふためく家族と、自分の部屋に居候する図々しい彼女に苛立ちを隠せない多感な女子高生の果子。ただやり過ごすはずだった退屈な夏が、自分が本当の母親だという未来子の出現によって、特別な時間に変わる。いまにも世界を爆破してしまいそうな未来子に反発しながらも、2人はひと夏をともに過ごす――。三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞を受賞し、劇団「五反田団」を主宰する前田さんが、監督第1弾の『ジ、エクストリーム、スキヤキ』から満を持してオリジナル脚本で人間ドラマに挑んだ第2弾の本作。自分が本当の母親だという未来子の出現によって、退屈していた女子高生の果子は、眩い生き生きとした世界を見てしまう。そんな二2人のひと夏の物語が描かれる。今回W主演で初共演を果たしたのは、強烈な魅力を放つ主演の2人。『毎日かあさん』以来5年ぶりの主演を務める小泉さんと、『蜜のあわれ』『オオカミ少女と黒王子』など主演作が目白押しの日本映画界の若きミューズ二階堂さんだ。この2人の最強タッグに、そのほか高良健吾、板尾創路らが脇を固めている。そして今回、新たに3枚の場面写真が解禁。メインの舞台となる食堂の店内に、どこかマイペースな母親といつも不機嫌な娘の微妙な距離感や空気感が感じ取れるような未来子と果子が並んで座ったカットや、果子の部屋に居候する未来子と、小学生のいとこのカナの姿が写されたカットも登場。突然現れた未来子がもたらした家族の不協和音と、全体的に図々しい彼女に苛立ちを隠せない果子と、そんな家族の様子を冷たい目で見つめる小学生のカナ。年齢も正確も違う女性3人が、それぞれ違った方向を見つめ、物思いに耽っている1枚では、未来子の「みんな寂しいんじゃない?一人でも居ても家族と居ても」という言葉がささくれ立った果子の心に響いているよう。また、未来子と果子、カナが雨の河川敷で立つスリーショットは、神妙な面持ちをした彼女たちが見つめるその先には何があるのか?と気になる仕上がりに。まさにここから前田監督が作り出す“可笑しくも切ない、愛と孤独と成長の「ひと夏」の物語”が伝わるカット満載だ。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月19日山崎豊子の最高傑作を、WOWOW史上最大スケールの全20話で初のテレビドラマ化に挑む「沈まぬ太陽」。既にキャストとして上川隆也、渡部篤郎が発表されていた本作だが、このほど追加キャストとして夏川結衣 、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼が第1部に出演することが決定。放送日時も明らかとなった。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川さん)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部さん)は、死亡事故が起きるほど劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立する。空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎まれ、 海外の僻地へ左遷されてしまう。一方現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく。やがて、空の安全を軽視した国民航空は大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。日本に戻っていた恩地は遺族係となり、尊い命を奪われた遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合う。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正を調査させる。 恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった…。WOWOW開局25周年記念し、未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き巨大組織で生きる者たちの姿を描く本作。1話~8話の第1部、9話~20話の第2部に分け、WOWOW史上最大スケールで放送される。先日発表されたキャストには、国民航空の労働組合委員長・恩地元役の上川さんと、その同志で副委員長の行天四郎役を渡部さんの二人が配役。そして今回第1部に出演が決定したのは、恩地元の妻・りつ子役に夏川さん、恩地と行天と共に組合活動に参加する国民航空の客室乗務員役に檀さん、 国民航空労務課長・八馬忠次役に板尾さん、国民航空労働組合員・沢泉正夫役に小泉さん、アフリカの女王・耀子・ヒギンズ役に草刈さん、行天の妻・麗子役に若村さん、国民航空社長・桧山衛役に古谷さん、国民航空労務担当取締役・堂本信介役に國村さんといった、日本を代表する実力派俳優が顔を揃えた。約1か月にわたる過酷なアフリカ・中東ロケを行ったという本作。豪華キャストによる全20話というスケールで描く本作は、WOWOW史上かつてない作品になること間違いなしのようだ。<以下、キャストコメント>■夏川結衣山崎豊子さんの代表作に参加するということで、光栄であると同時に身が引き締まる思いです。 恩地元を真摯に演じられている上川さんと共に、その妻であるりつ子という一人の女性を丁寧に演じていきたいです。本作は仕事や家庭といった、普遍的なテーマを扱っていて、とても身近に感じられる作品だと思います。「沈まぬ太陽」は人生そのものです。今も昔も変わらない、人間の葛藤や生き様を描いていますので、ぜひ、 毎週ご覧ください。企業のお話ですが、わかりやすい脚本ですので、女性の方にも楽しんで頂けると思います。■檀れいWOWOW開局25周年記念として、制作される「沈まぬ太陽」に出演出来ることを、本当に光栄に思っています。 実は私も宝塚で初舞台を踏んで、今年で25年になります。今回、この作品に素敵なご縁を感じ、ワクワクしながら台本を読ませて頂きました。全20話で綴られるこの大作を、成功に導く為に、精一杯「三井美樹」を演じたいと思います。豪華なキャストとスケールの大きなストーリーで、一話も見逃せない程、内容の濃い素晴らしい作品になると思います。どうぞお楽しみに待っていてくださいね。■板尾創路WOWOWのドラマには過去数本出演させていただいてますが、今回25周年記念作品に声をかけてもらい本当に嬉しかったです。 WOWOW連ドラ史上No.1の作品になると確信してますので、楽しみに待っててください。■小泉孝太郎今回WOWOW開局25周年を記念して作られる作品に参加できることを大変嬉しく思います。素晴らしい原作に素晴らしい脚本で今からワクワクしております。皆様、どうぞご期待下さい。■草刈民代アフリカの雄大さは正に、「行ってみなければわからない」ものでした。大らかで、とても素朴で、熱心に仕事に取り組んでいる人々の姿から、私自身も大きなエネルギーをいただいたような気がします。まだまだ人種間の壁が厚かったこの時代に、アフリカで生きていた日本人を想像するのはとても難しいと思っていたのですが、実際に行ってみて、耀子さんはアフリカという土地柄や自然に魅了され、そこにも支えられていたのではないかと感じました。ほんの数日でしたが、色々なことを感じ、気づくことができました。この物語の時代から半世紀が過ぎています。時代に伴う進化、また消えて無くなってしまったもの、物質的、精神的…様々なものが混沌としている時代だからこそ、今このドラマを観ることで、色々な再発見があるのではないかと思っています。全編拝見するのが楽しみです。■若村麻由美山崎豊子先生原作のドラマは「白い巨塔」以来二作目となりますが、財前夫人同様、今回の行天夫人もドラマ版として描かれています。行天夫妻はシェイクスピアのマクベス夫妻にも通じる欲望と愚かさがあり、現実的な目線で夫を叱咤激励する妻は欲望に正直で人間味溢れる役と感じています。組織に生きる様々な立場の人間の価値観と欲は、家族や周囲の思惑も含み、社会という渦に飲み込まれていきます。ご期待ください。■古谷一行この頃、どの現場に行っても自分が最年長という仕事が多くなってきました。今回の桧山も社長ですから恐らくそうなるでしょう。つい何年前は自分より年長の素晴らしい先輩達が居てくれて安心感を与えてくれていた。淋しいと思う反面、頑張らなくてはとも思います。■國村隼この作品は、原作を読んでいた時に“堂本”という人物像に特に興味をそそられていました。そんなことからオファーを貰ってたいへん嬉しく思いました。山崎豊子さん原作の「沈まぬ太陽」。その壮大な作品世界が忠実に立体化された作品になっています。楽しんで下さい。WOWOW開局25周年記念連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始。(全20話・1話無料放送)(cinemacafe.net)
2016年02月13日2014年に宮沢りえが主演を務め、小泉今日子主演の映画版を監督した犬童一心監督が自らまたメガホンをとったWOWOWの連続ドラマW「グーグーだって猫である」の続編製作が決定。宮沢さんに長塚圭史、黒木華、田中泯ら、おなじみのキャストが揃い、あのほっこり温かい世界観を再び届けることになった。本作は、少女漫画界の巨星、大島弓子の自伝的コミックエッセイのドラマ化第2弾。大島さんの原作を基に、前作では描ききれなかった“グーグーとともに過ごした”15年8か月の出来事をオリジナルストーリーで再び紡ぎ出す。大島さんの“分身”であり、柔和な雰囲気ながらも芯の通った主人公・小島麻子を演じるのは、映画『紙の月』で第38回日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」など、その年の各映画賞を総ナメにした宮沢りえ。連続ドラマ出演は、前作以来となる。また、前作に引き続き、編集者の大森役にはNHKの朝ドラ「あさが来た」の“炭鉱夫”で強い印象を残し、劇作家や演出家としても知られる長塚圭史。さらに、麻子のアシスタント、ミナミ役には、映画『小さいおうち』『母と暮せば』と好演を見せ、大河ドラマ「真田丸」ほか4月スタートの「重版出来!」で連ドラ初主演を果たす黒木華。前作で麻子と猫・グーグーを引き合わせたホームレスには、前クールの朝ドラ「まれ」でのコミカルかつ人間味あふれる職人役も記憶に新しい田中泯と、主要キャストが再集結。脚本は『そこのみにて光輝く』『セーラー服と機関銃-卒業-』の高田亮、音楽を『横道世之介』『箱入り息子の恋』の高田漣、そしてシリーズ構成と監督を犬童監督が務め、スタッフも続投する。空前の“猫ブーム”の中、約1年ぶりに帰ってくるグーグーと彼を取り巻く人々には今度も目が離せない。連続ドラマW「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月、毎週土曜22時よりWOWOWにて放送予定(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2016年02月07日小泉今日子、二階堂ふみのW主演で注目を集める『ふきげんな過去』。女子高生の果子と、突然現れたその伯母のひと夏の物語を描く本作の公開日が、6月25日(土)に決定。併せてメインビジュアルが解禁され、音楽を「ムーンライダーズ」の岡田徹が手掛けることが明らかになった。「あたし生きてたの」。北品川の食堂「蓮月庵」で暮らす果子(二階堂ふみ)の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉今日子)が突然戻ってきて告げた。前科持ちで、戸籍も消滅している未来子の登場に、果子とその家族は驚き、慌てふためく。「自分が果子の本当の母親だ」など、エキセントリックな言動で周囲を翻弄する未来子。そんな伯母に反発しながらも共に過ごすうちに、果子の退屈で変わり映えしない日常は“特別な夏”へと変化を遂げていく…。このほど解禁となったメインビジュアルでは、本作の舞台となる食堂の店内に、小泉さん演じる未来子と、二階堂さん演じる果子が微妙な距離感を置いて並んでいる。頬杖をついた未来子とふくれっ面の“ふきげんな”果子の表情から、共に暮らし始めた2人の空気感まで伝わってくる、絶妙なビジュアルだ。また、「PSY・S」「パール兄弟」「プリンセス プリンセス」など、さまざまなトップ・アーティストのプロデュースを担当してきた「ムーンライダーズ」の岡田徹が、前田司郎監督の監督デビュー作『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に続き、主題歌と音楽を手掛けることも明らかとなった。主題歌の作詞と唄は、世界的ヒットとなった「ピチカート・ファイヴ」の「Twiggy Twiggy」の作詞&作曲などを手掛けてきた佐藤奈々子が担当するという。三島由紀夫賞、向田邦子賞受賞、岸田國士戯曲賞など錚々たる賞を受賞し、劇団「五反田団」を主宰する、異才の天才劇作家・前田司郎が、満を持して人間ドラマに挑む本作。小泉さん、二階堂さんに続いて高良健吾、板尾創路などの出演も発表されている。まるで夏休みに宝島を探しに行くような、眩しく可笑しくも切ない物語に、引き続き注目していて。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日ロックバンド・ムーンライダーズの岡田徹が、女優の小泉今日子と二階堂ふみが母娘役でダブル主演を務める映画『ふきげんな過去』(6月25日公開)の主題歌と音楽を担当することが2日、発表された。プリンセス・プリンセス、元ハルメンズのサエキけんぞう率いるパール兄弟、篠原ともえ、坂本美雨などさまざまなアーティストの楽曲のプロデュースを担当してきた岡田。本作でメガホンを取る前田司郎監督の前作『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(13年)に続き、主題歌と音楽を手掛ける。また、主題歌の歌詞と歌唱は、"渋谷系"アーティストの旗手として高い評価を受けたPizzicato Fiveの「Twiggy Twiggy」を作詞作曲してきた佐藤奈々子が担当する。本作の舞台は東京・北品川。食堂「蓮月庵」で女子高生・果子(二階堂)が退屈な日々を送る中、18年前に死んだはずの伯母・未来子(小泉)が現れ、「わたし生きてたの」と告白したことから物語が展開する。ある事件から前科持ちとなっている未来子に慌てる家族と、自分の部屋に居候されることでいら立つ果子。「自分が本当の母親だ」と言う未来子の登場で、果子の退屈な日々が特別な時間に変わっていく。さらにメインビジュアルも公開。メインの舞台となる食堂店内で、少し不遜な面持ちで座っている未来子と、その隣でいじけたような、少しむくれた顔の果子を捉えている。互いにある微妙な距離感と空気感。2人の間には「たかが夏の冒険」の言葉も躍っており、不器用ながらも特別な一夏を過ごすことへの期待と不安が、ややひねくれた形で表されている。(C)2016「ふきげんな過去」製作委員会
2016年02月02日岩松了作・演出、小泉今日子主演の舞台『家庭内失踪』が来年3月から4月にかけて、東京・本多劇場ほか全国各地にて上演される。倦怠期の歳の差夫婦の日常を描いた新作は、岩松の岸田國士戯曲賞受賞作『蒲団と達磨』(1989年)の後日潭ともいえる舞台とか。舞台『家庭内失踪』チケット情報「『蒲団~』は先妻の娘が結婚した日の、夫と若い後妻の話でした。今回はその先妻の娘が出戻ってくる。後妻は夫との性生活に耐え難いものを感じていたが、定年退職をむかえた夫が不能になった頃から妻の心にある思いが沸き上がり……という話を書きたいなと。なんか僕、夫婦の話を永遠に書いている気がします」。そう苦笑いする岩松の横で、小泉も期待の笑みを浮かべる。2000年の舞台『隠れる女』からいくつかの共同作業を重ねてきたふたりに、新作への思いを聞いた。「夫婦って、どこか嘘や矛盾が固まったものという気がして、汲めども尽くせぬものがあるんでしょう(笑)。今回は、小泉さんと風間杜夫さんが演じるメインの夫婦の話と、出戻ってくる娘夫婦の話。それに、妻には失踪したと思わせて、実は家の近所に住んで夫の帰りを待つ妻を見続けている…という謎の男を僕が演じるんですが、そういった人間たちがうごめいている、錯綜していく様子を描きたいと思っています」(岩松)小泉の役柄については「これまではキョンキョンに生活感のある役を書いてこなかったので、『あなた、お茶』みたいな妻の役も面白そうだなと」と岩松。小泉も「そう、今まではちょっと“夢の女”みたいな役が多かったですもんね」と頷く。「しかも後妻という微妙なシチュエーションがいいでしょ?」(岩松)「ちょっとヤラしい感じですよね。フフフ、楽しみ!」(小泉)。愉快な企みを共有するふたり、そんな雰囲気の楽しい掛け合いが続いた。「小泉さんは、女優として“できあがっていない良さ”があって、そこがいい。僕の芝居は軸がしっかりしている人は困るというか、浮遊していないとダメなんです」(岩松)「岩松さんの書く女の人自体が、ちょっと謎めいていて変わっていますよね。でも普通に生きている人は皆、そうだと思うんです。たとえば、相手と言葉を交わしていても、口から出ていることとまったく別の感情がお互いの頭の中で生まれている状況は、実生活であると思うんですね。舞台上で演じる時にそういった感覚になることはめったにないけど、岩松さんの芝居では起こり得るんです。すごく不思議で、面白い」(小泉)岩松は「とにかくヘンな話になると思いますよ」と強調しながらも「よくよく考えればヘンじゃない。日常生活とはヘンなものだから」。夫婦という形態の男女、それぞれの秘めた思惑が時に笑いを呼び、時に緊迫した空気を生む。独特の岩松ワールドの新展開に注目したい。公演は3月11日(金)から23日(水)まで東京・本多劇場にて。その後、大阪ほか全国を巡演。チケットぴあでは先行抽選を実施中。東京公演は12月13日(日)午後11時59分まで、大阪公演は12月14日(月)午前11時まで受付。取材・文上野紀子
2015年12月11日小泉今日子と二階堂ふみが母娘役を演じる『ふきげんな過去』。この度、追加キャストに高良健吾と板尾創路が出演することが明らかとなった。「あたし生きてたの」。大都会と下町が隣接する北品川の食堂で暮らす果子の前に、突然、18年前に死んだはずの伯母・未来子が戻ってきて、そう告げる。ある事件を起こして前科持ちになってしまった未来子の登場に慌てふためく家族と、自分の部屋に居候する図々しい彼女に苛立ちを隠せない多感な女子高生の果子。ただやり過ごすはずだった退屈な夏が、自分が本当の母親だという未来子の出現によって、特別な時間に変わる。いまにも世界を爆破してしまいそうな未来子に反発しながらも、2人はひと夏をともに過ごす――。本作は、劇作家、小説家、シナリオライターそして映画監督とジャンルを超えて多才に活躍する、いま最も注目されている稀代のマルチプレイヤー・前田司郎監督が監督第一弾の『ジ、エクストリーム、スキヤキ』から満を持して挑む完全オリジナル脚本の監督第二弾作品。主演を演じるのは、映画やテレビ、舞台などジャンルを超え活躍する小泉さんと『オオカミ少女と黒王子』の公開も控える若手実力派の二階堂さん。そして今回新たに発表されたキャストは、小泉さん扮する未来子を連れ去りにくる謎の男・康則役に高良さん、二階堂さん扮する果子の甲斐性のない父親・タイチ役に板尾さんが抜擢された。『悼む人』、『きみはいい子』などに出演し、『蜜のあわれ』や『うつくしいひと』など話題作への出演が絶えない高良さんは、「とにかく不思議な居方でした。演る前までとにかく迷って、演るときにはなにも疑わずとにかく真面目にやりました。それがこの映画のズレになってればいいなと思います。とにかく前田さんの現場の中に、思い込みMAXで真剣にいれたのはとても楽しかった。この映画の中にあるズレ。それはもしかしたら日常の真ん中にあるのかもしれません」と語った。また「救命病棟24時第4シリーズ」、『地獄でなぜ悪い』など芸人でありながら俳優業もこなす板尾さんは「ずっと見ていられる心地いい感じで、もっともっと先を見たい映画。全体的に緊張感がありながらも、ニヤニヤさせてくれ、醸し出している雰囲気ややりとりから滲み出ている感じが、どんどん物語の奥の見えていない部分が気になる、釘付けになる作品です」と本作を絶賛。監督も「板尾さんは昔からファンだった。余計な芝居をしないのに、存在感のある人物をやれると思った。タイチは此岸と彼岸の間にいる不思議な人物だ」とコメントを寄せている。さらに、連続テレビ小説「花子とアン」で吉高由合子の幼少期を演じ、その演技力で話題を呼んだ山田望叶が小泉さんと二階堂さんの親戚の子ども役で出演し、シティボーイズの大竹まこと、きたろう、斉木しげるが三人揃って癖のある街の住人らを演じている。ここではない世界を求めては孤独になってしまう人たちの滑稽さと、家族だからこその辛辣な愛情表現を描き、クスクス笑えてほろ苦い涙が錯綜する、切なくも可笑しい人生の縮図のよう本作。向田邦子賞受賞など錚々たる賞を受賞してきた前田の真骨頂といえるその台詞、本作でもその巧みな台詞回しにも注目を集めそう。『ふきげんな過去』は2016年夏、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月10日小泉成器は12月10日、キッチンに設置する家庭用ハンドドライヤー「KAT-0551W」と「KAT-0550W」を発表した。発売はKAT-0551Wが12月10日、上位機種のKAT-0550Wが2016年1月中旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格(税別)はKAT-0551Wが19,800円前後、KAT-0550Wが22,800円前後。商業施設やオフィスの洗面所に設置されているハンドドライヤーを家庭向けに開発した製品。「調理中に毎回同じタオルで拭くのは衛生的に心配」「使い捨てのペーパーなどを手を洗うたびに使うのはもったいない」といった声を反映した製品だとする。キッチンのシンク横に本体を設置すると、手をかざすだけでセンサーが反応して送風する。この風により、手についた水滴をシンク内に落とす仕組みだ。送風の強弱は切り替えられるほか、温風も吹き出せる。コンセントを接続して、吸盤で固定した台座の上に本体を置くため、設置工事などは必要ない。送風機能のほかに、キッチンタイマー機能も持つ。サイズは2機種ともにW165×D305×H275mm、重量はKAT-0551Wが約4.1kgで、KAT-0550Wが約4.2kg。コード長はいずれも約2.3m。上位機種となるKAT-0550Wは、本体を左右に90度、合計180度回転させることが可能。さらに、本体前面にステンレスデザインを採用している。
2015年12月10日新垣結衣主演で贈るドラマ「掟上今日子の備忘録」。12日の放送でいよいよ最終回となる本作だが、先日全撮影が終了し、主演の新垣さんと岡田将生がクランクアップしたことが分かった。史上最もキュートな美女探偵、掟上今日子(新垣さん)、またの名を“忘却探偵”。寝てしまうと記憶が一日ごとにリセットされてしまうため、守秘義務が絶対厳守。どんな事件も一日で解決する最速の探偵。彼女の体には、忘れてはいけない大事なことが常にマジックで書かれている。そんな彼女に惚れてしまったのが、毎回何かの犯人に間違われては探偵のお世話になってしまう“史上最も運が悪い男”隠館厄抄介(岡田さん)。どんなに仲良くなっても次の日には忘れられてしまう切ない恋模様…。今月5日放送の第9話では、厄介が思い切って今日子を映画に誘い以外にもOKを貰う。しかしそのタイミングで今日子に探偵の依頼が入り、諦めかけるが、今日子はすぐに仕事を終わらせてくると言う。とうとうデートの約束をし大喜びをする。という今までにはなかった展開で盛り上がりを見せた最終回直前の回。先日、某撮影スタジオで全撮影が終了し、クランクアップを迎えた新垣さんと岡田さん。寝ると記憶がリセットされる“忘却探偵”の今日子演じる新垣さんは、「第9話でこれまでの掟上今日子とは若干違う展開になったのですが、最終回では、きっとみなさんに納得してもらえるような結末になってると思いますので、ぜひお楽しみにしていてください」とコメントを残し、またいつも犯人に間違えられる厄介演じる岡田さんは「厄介として、今日子さんに恋ができて本当に良かったです。最終回まで駆け抜けてきて、最後までスタッフ、キャストの息があって撮影に臨めて、集中できたことは、いい3か月間だったと思っています」と喜びのコメントを寄せていた。「掟上今日子の備忘録」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月10日今年6月に放送し、主演に早見あかりを迎え話題となった「ラーメン大好き小泉さん」。ラーメン大好きな美人女子高生が、ひたすらラーメンを食べまくる前代未聞の本作が、さらにパワーアップし「ラーメン大好き小泉さん2016新春SP」と題して放送されることが決定。さらに、本作で小泉さんのライバル役に成田凌が出演することが明らかとなった。原作は、「まんがライフSTORIA」で連載中の鳴見なるの同名コミック。美少女JKとガッツリ系ラーメンというギャップが話題を呼び、単行本1~3巻の累計発行部数50万部以上を記録する人気漫画だ。本作は、早見さん演じる制服の美少女“小泉さん”と、その友人女子高生たちが、1杯のラーメンを通じて恋愛、友情、教訓、哲学など様々な人生訓を学んでいく青春コメディー・ドラマ。実在する人気ラーメン店を舞台にほっこり感動したり、クスっと笑ったりできるオリジナルのストーリー展開、そして髪をまとめた早見さんががっつりラーメンを口いっぱい頬張る恍惚の表情そのものが、一度見たらやめられない最強の飯ドラマとして評判を呼んだ。そして今回、来春に1時間の放送が決定した本作は、小泉さんのライバルとしてイケメンのラーメン・マニアが登場し、どちらがおいしいラーメンを知っているかの“ラーメン・バトル”が勃発。謎の転校生だった彼女が、無類のラーメン好きであることが校内でも知れ渡り、同級生のイケメン、ラーメン王子と呼ばれるラーメン好きの鳴門光圀が小泉さんの前に登場する。 ラーメンに対するお互いの考え方の違いから言い争いとなり、結果「どちらのラーメン愛がより深いのか」を競うラーメン・バトルの幕が開ける、というストーリー。そんな小泉さんのライバル鳴門役には、「MEN’S NON-NO」専属モデルを務め、フジテレビNEXTsmartのオリジナルドラマ「FLASHBACK」で突如主演での俳優デビューを果たし、次世代を担う俳優が顔をそろえた連続ドラマ「She」でメインキャストを演じるなど、いまブレイクが期待される俳優・成田さんが演じる。そんな成田さんは「まさか僕があの『ラーメン大好き小泉さん』に出演させていただけるなんて想像もしてませんでした。うれしかったです」と出演決定時の心境を語り、共演の早見さんについては「同世代で、共演してみたいと思っていた女優さんなのですごく楽しみです」と語っている。また、そんなライバルについて早見さんは「新たな展開、まだ台本もいただいてないので気になるばかりです!ラーメン王子には負けません!(笑)」と意気込みを語り、「何かしらの形でまた集まりたいと思っていたので、こうして1時間スペシャルで皆さんの元にまたおいしいラーメンを届けられることがうれしいです!」と喜びのコメントも寄せている。さらに、新キャラクターとして委員長こと高橋潤役に、11人組人気アイドルグループ「SUPERGiRLS」のメンバー・田中美麗もラーメン苦手の同級生として登場する。「ようこそ、わが家へ」でみずみずしい演技が記憶に新しい彼女は、「とても驚きました。前回の放送を見ていて、そこで初めてラーメン二郎の食べ方を知り、とても感動してすぐさま二郎へ食べに行ってしまったくらい、このドラマにはすごく影響されました。そんな影響力のあるドラマに出演させていただけるので、いまからとても楽しみです!」。もちろん連ドラに続き、美山加恋が演じる美少女好き女子高生・大澤悠と、古畑星夏が演じるモテ系美少女・中村美沙も登場する。小泉さんは究極のラーメン王子に勝つことができるのか?壮絶なラーメン・バトルを見届けて。「ラーメン大好き小泉さん2016新春SP」は2016年1月4日(月)23時30分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月28日新垣結衣が一度寝てしまうと記憶がリセットされてしまう“忘却探偵”に扮し、謎多き事件を次々解決していく土曜ドラマ「掟上今日子の備忘録」。このほど、実力派女優・石田ひかりをゲストに迎える11月28日(土)放送の第8話では、これまで岡田将生が演じる“史上最も運が悪い男”・厄介のナレーションで進行していた物語が一転、初めて新垣さん演じる今日子の目線で物語が展開していくことが分かった。寝ると記憶がリセットされてしまう“忘却探偵”の掟上今日子(新垣さん)が、運悪くいつも犯人に間違えられる厄介(岡田さん)から持ち込まれる事件を、ほぼ1日で解決に導くという本作。これまで、やってもいない犯罪の濡れ衣を何度も着せられてきた厄介だが、前回、人気推理作家・須永昼兵衛の死の真相を調査する案件で厄介への信頼を深めた今日子は、右の太ももに「厄介さん 信頼できる」とのメモを書き残して眠りについていた。だが、翌日、目を覚ました今日子は右の太ももを見るが、彼女は“厄介さん”が誰なのか、覚えていなかった。 そんな中、アパレルショップで殺人事件が発生したという依頼が舞い込む。依頼人は、その店に居合わせた警視庁捜査一課長の妻(石田さん)。事件は、その店の開店3周年セールの最中に起こり、被害者は常連客の女性・屋根井で、死因はハンガーによる撲殺。事件当時、店内は多くの客でにぎわっており、被害者が試着室に入る姿が目撃されていたものの、それから20分後に試着室の中で遺体となって発見された。しかし、犯人が試着室に入る姿は誰も見ておらず、試着室内の異変に気付いた人もいなかった。今日子は、この事件が“人の目による密室”で行われた殺人と断言する。ただ、その殺人が行われたと思われる20分の間に唯一起こった騒ぎが、積み重ねてあった靴の箱がひっくり返され、靴がぶちまけられたことだけ。その騒ぎを起こしたのが、事件の第一発見者でもある、ほかならぬ厄介だった。彼に改めて自己紹介された今日子は、自分が右太ももに書いた “厄介さん”であると気付くが、記憶をなくした今日子にとってはこれが初対面。今日子には、彼が信頼できる人物とはとても思えなかった――。奇妙な密室殺人の謎を解きながら、厄介が昨日の自分にとってどんな存在だったのかを探っていく今日子。これまでは、事件を依頼する側の厄介が事の詳細や今日子の様子を語ってきたが、今回は今日子の目線から物語が進行。美しき“忘却探偵”が、朝起きたときにどんな行動をするのか、毎日をどんなふうに過ごしているのかがついに明らかになる。彼女がなぜ記憶をなくしながらも探偵をしているのか、本作の核心にも近づく回となりそうだ。「掟上今日子の備忘録」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月28日映画やCMなど引っ張りだこの女優・新垣結衣が2年半ぶりに連続ドラマ主演を務め、岡田将生と共演するドラマ「掟上今日子の備忘録」。寝ると記憶がリセットされる今日子を演じる新垣さんだが、この度、岡田さん演じる厄介と恋の進展(?)があることが分かった。本作は、寝ると記憶がリセットされる「忘却探偵」の掟上今日子(新垣さん)が、いつも犯人に間違えられる厄介(岡田さん)から持ち込まれる事件をほぼ1日で解決に導くというストーリー。21日(土)に放送される第7話では、厄介は編集者の重信から、またしても頼みごとをされる。先日亡くなった人気推理作家・須永昼兵衛に睡眠薬による自殺の可能性が出てきたという。重信が勤める出版社・作創社では、自殺であれば遺作をセンセーショナルに売り出そうとする動きも出てきた。しかし作創社の社長は、須永が自殺したとは思えず、須永の死について調べるよう重信に極秘命令を出した。重信は、須永の大ファンで彼の遺作も探し当てた今日子に調査を依頼したいという。手がかりは、須永の遺作。もし須永が自殺ならば、自殺をほのめかすヒントが遺作に隠されていると考えられた。厄介から依頼を聞いた今日子も、須永の自殺に否定的だった。須永の作品には、これまで一度も自殺した人物が出てきたことがないからだ。今日子は真相に迫るため、須永の遺作だけではなく全著作を読むと言い出す。須永は遺作のほかに99冊の著作を残していた。しかし、今日子は一度眠ると、せっかく読んだ本の内容を忘れてしまう。今日子は、すべての本を読み終わるまで眠らないように見張っていてほしいと厄介に頼む。今日子は、自分の部屋に閉じこもって須永の本を読み始める。厄介は、今日子のために食事の世話をしたり、眠気覚ましにゲームをしたり…一睡もしないままに数日を過ごしていたうち、2人の心も体も限界を迎えついに今日子はシャワー室で倒れてしまう――。次第に今日子に魅かれていく厄介だが、どんなに仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋模様も見どころの本作。第7話では今日子を眠らせないようにゲームなどをしながら、ずっと一緒にいられることに幸せを感じる厄介。今回公開されたビジュアルでも分かる通り、ジェンガをしたり、ストレッチをする新垣さんと岡田さんからは素の表情が垣間見れる。厄介の気持ちは今日子に伝わるのか…2人の距離が縮まる第7話に注目だ。「掟上今日子の備忘録」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日小泉今日子と二階堂ふみが新作映画『ふきげんな過去』でW主演を務めることが明らかになった。劇団・五反田団を主宰する前田司郎が監督・脚本を手がける本作は、北品川を舞台に、死んだはずの母親と娘のひと夏の物語を描く人間ドラマで、ふたりは母娘役で初共演を果たす。その他の画像『ふきげんな過去』は、「あたし生きてたの」と18年ぶりに突然、家族の前に現れた死んだはずの母親・未来子と、本当の母親は自分だと告げられ反発する女子高生・果子が過ごすひと夏の出来事を描くヒューマンドラマ。小泉と二階堂は本作について「未来子は心の中にエキセントリックなところがある不思議な役でした。数ミリ宙に浮いているような不思議な世界観のなか、宝島をめざす夏休みの冒険のような物語で、私はファンタジー映画かもしれないと思っています」(小泉)。「遠い耳鳴りのような感覚になるキャラクターと、歪みと心地よさが混合する不思議な現場でした。母と自分とワニと過ごした夏の映画、よろしくお願いします」(二階堂)とコメント。お互いの印象について小泉は「演じているときのプロフェッショナルなところと、21歳の素のままの女の子が共存していてとても嬉しかったです」といい、二階堂は「小泉さんは“素敵”という言葉が何よりも似合う方だと、現場でご一緒させて頂いて感じていました。美してくて儚くて強いお母さんと過ごした一時を、カコはこの先も追いかけ続けていくのかな、と思いながら」と語っている。『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に続く完全オリジナル脚本の監督第2作目となる本作。前田監督は「この映画は爆弾の映画じゃないけど、過去と未来、正気と狂気、此岸と彼岸、そして生と死や全ての交わらないものを、ぐちゃぐちゃに混ぜるためには爆弾が必要な気がすると、そんなことを考えながら作った映画です」とコメントを寄せている。撮影は8月に終わっており、11月下旬に完成予定。2016年夏に公開される。『ふきげんな過去』2016年夏、テアトル新宿ほか全国ロードショー
2015年11月19日