ファンクバンド「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の紡ぎ出す曲が音楽劇になる。『好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた』『あんなに反対していたお義父さんにビールつがれて』といった曲のタイトルからもわかるように、その世界はあまりにも独特。だが、だからこそ面白いと乗ったのが、古田新太だ。果たしてどんな舞台になるのか。音楽劇『いやおうなしに』について語ってくれた。今回の企画は、演出を手がける河原雅彦の、「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の曲を使った音楽劇を古田新太でやりたいという思いから始まった。打診された古田は即決。「アルバムとシングルCDをすべて持っているぐらい、おいらも『面影』が大好きなんです。いいなと思うのは、歌詞がひどいところ(笑)。だから今回の舞台も、ひどい話になるんだろうなと期待しているんです」。河原にしろ、脚本を担う福原充則にしろ、ひねりの効いた喜劇はお手のもの。現段階では、古田演じる下町の食堂の店主と、そこに集まる人々が描かれる予定だが、「たぶんみんなだらしない人たちなんでしょうね(笑)。ただ、『面影』の歌詞が不幸で重い分、バカらしい軽い話になればいいなとは思ってます」。共演には、妻役の小泉今日子、娘役の高畑充希などが揃った。男性ボーカルの「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の歌を女性が歌うことによる化学反応も、古田は楽しみにしているらしい。「あの不幸な女の歌をキョン吉(小泉)とか充希ちゃん(高畑)が歌う。それだけでも面白いですよね。キョン吉とは舞台では初共演なんですけど、『できない』ということを一切言わないプロフェッショナルですから。どんなひどいことでも抗わずにやってくれるはすだと(笑)、頼りにしています」。そう話す古田自身も、もちろんNOを言わない役者だ。「おいら、アドリブをやる人だと思われがちですけど、細かく演出してもらうほうが好きなんです。言われたことは何でもやります。ましてや、舞台はタブーの少ない場所ですからね。やりたい放題やっていいと思ってるんです」。その意味では、「Only Love Hurts(面影ラッキーホール)」の身もふたもないような世界を描く今作は、まさに、舞台でしか味わえないものが体感できるはず。「だから、この機会に、『面影』ファンや音楽好きの人も、ぜひ舞台を経験してほしいなと思いますね。今のところ、面白くなる要素しかないですから。安心して劇場に来てください(笑)」。音楽劇『いやおうなしに』は1月9日(金)神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場ホールより開幕。その後、埼玉、愛知、東京を周る。なお現在、神奈川、埼玉、愛知公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は神奈川、埼玉公演が10月13日(月・祝)午前11時まで。愛知公演が10月16日(木)午前11時まで。取材・文大内弓子
2014年10月10日東京・吉祥寺で猫と暮らす漫画家・麻子。愛猫との日々、人との関わり合い、孤独、自由を描くドラマ「グーグーだって猫である」。大島弓子が自身と猫たちを題材にするコミックエッセイを原作に、犬童一心監督がオリジナル・ストーリーでその世界を描く。2008年に小泉今日子主演で映画『グーグーだって猫である』を手がけた犬童監督が、再び同じ原作を映像化しようと思ったきっかけは何だったのだろう。「今年はTVドラマをやろう、という気持ちがあったんですよ。自分で企画して、できるだけやりたいように作る。その題材のひとつだったんです。宮沢りえさんが小島麻子をやれば、前の映画とは違う『グーグーだって猫である』を作れる、という勘が働いたんですね。4つのストーリーラインを決めた段階で、どういうドラマにしたいかも添えて宮沢さんに打診したんです。そしたら、やってくれると返事が来た。となると、やっぱりできるだけ自由に撮れるところでやりたかったんです。できるだけ自由に大島さんのドラマを作れる場所は、というとWOWOWだったんですね」。宮沢さんは、近年は映像作品よりも舞台中心に活躍してきた。「宮沢さんが40歳になって、やっぱり違う魅力がすごく出てきてたから、それで小島麻子をやりたいというのもありました。宮沢さんは、今まで一緒に仕事をした俳優の中で、ある意味、いちばん普通の人です。ものすごいスターじゃないですか。だけど、現場にいるときには本当に普通にスタッフに接して、一緒にいる人です。それはたぶん、小さな頃から仕事をしてきて、この10年間は舞台をずっとやっていて、自信があるんじゃないのかな。キャリア30年以上の超ベテランなので。キャラクターの理解の幅が広いんですよ、すごく。こじんまりとまとめない。漫画に対して真剣である麻子と、馬鹿なこと言って笑ってる麻子、そのどちらも当たり前としてやる。人ってそういうものなんだ、と把握しているから、堂々とそれができる。小さくまとめて輪郭をはっきりさせていけば、分かりやすい。でも、まるで別人かのような異なる面を平気で演じていくと、逆にそのキャラクターが大きく見えてくる。それをよく分かっている人ですね。いま撮っているシーンの前後に合わせるようには演じない。前後を考えないでやっても大丈夫、とも言えるんです。自分が繋ぎとめられる自信があるのかもしれない。だから最終的には全然違和感がない。とらわれないところがあるんですよ、宮沢さんには。どっか行っちゃう子どもみたいな感じがある。僕はそういう小島麻子にしたかったこともあるから、撮っててすごく楽しかったですね」。猫との日常、さまざまな人との出会いに加えて、このドラマで印象深いのは仕事に打ち込む麻子の姿だ。「麻子は漫画を描いて描いて、描くしかない。この人は漫画を描く以外には、やることもできることもない、という迫力を持った人なんです。馬鹿みたいなことを言って笑ってたりするけど、根底には『描くしかない』という思いがある。大島さんもそうですよ。だから、迫力があるんです。希望を持つために、世界を肯定するために、がんばって漫画は描いてるけど、目の前で理想が実現するとは思ってない人というか。一種の諦観があるけど、理想と希望をちゃんと持とうとして頑張っている。自分は絶対にやめないという決心があるというか。それしかやることがない、これなら絶対ずっとやれる、というものに向かっていく迫力がちゃんとあるんです」。それは宮沢さんの仕事に対する姿勢とも重なってくる。「なぜ舞台に出続けているのかを尋ねたら、『舞台の上で自由になるため』と彼女は答えたんです。その空間で自分が自由でいられるためには、とにかくいっぱいやってみなければ、と思ったと言うんです。僕自身、同じように感じたことがあります。好きなように撮影できるようになるためには、撮り続けるしかない。自由にならないと、できないことがあるんです。今回の撮影期間では、自分の好きなものと必要なものだけを自然にどんどん撮れたと思います」。「ドラマでは、より原作のエピソードを使いたいと思って撮りました。たとえば、ホームレスから猫をもらうエピソード。これが重要なんです。何故かというと、麻子という人の孤独をいちばん理解できるのがこのホームレスだから。彼女も彼の孤独を人一倍感じてしまうわけです。それをちゃんと組み込みたかった。原作のモチーフを、できるだけ全4話の中に組み込むようにしました。映画だと2時間で1つのストーリーを語らなければいけないけど、ドラマでは1話ずつに振り分けられたので、僕としては、すごく原作に近く撮ったつもりです。原作はエッセイ漫画ですから、そのテイストをドラマの中に入れていくという感じでしょうか。孤独がシンクロする話や、グーグーとの15年8か月という年月、そばにいてくれたことへの感謝をちゃんとやりたかったんです」。最後に改めて、ドラマ「グーグーだって猫である」とはどういう作品か、尋ねてみた。「TVドラマなんですけど、やっぱり画と音の魅力で楽しめる映像作品っていうのかな。そういうものを作りたかったんです。ストーリーの面白さも大切だけど、画と音を楽しめる映像作品としてのTVドラマを作りたかったので、そういうふうに楽しんでもらえたらいいなと思いますね。あとはやっぱり、今の宮沢りえさんがどれだけ魅力的なのかということを映像で見てほしいです」。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月03日猫好きともなれば、猫が主役の映画がつい気になってしまうもの。スクリーンの中でも、その愛らしさに癒やされてみたいものですよね。そこで今回は、猫が主役のオススメ映画をまとめてみました。■こねこ(1996年ロシア作品)猫好きなら必ず押さえておきたい、猫映画です。ある日トラ猫チグラーシャが窓から落ちて迷子になり、他の猫たちに助けられながらも大冒険をする物語。見る人を思わず癒やしてくれる作品です。■猫の恩返し(2002年日本作品)スタジオジブリによるアニメーション作品。女子高生の吉岡ハルがある日、トラックにひかれそうになった猫を助けたことで、不思議な猫の国に迷い込んでしまう物語です。同じくスタジオジブリの作品である『耳をすませば』(1995年日本作品)のスピンオフなので、こちらを先に観るとより楽しめるはず。■ネコナデ(2008年日本作品)一流企業の人事部長として働く鬼塚太郎(大杉漣)は、全社員から恐れられるほどの頑固一徹。そんなときウルウルとした瞳で訴える捨て猫を拾ってしまい、家族にも職場にもばれないように飼いはじめる生活を描いています。■グーグーだって猫である(2008年日本作品)長年連れ添った愛猫サバを失い、仕事が手につかなくなってしまった天才漫画家小島麻子(小泉今日子)が、アメリカンショートヘアのグーグーと出会い、新たな生活を始めていく物語です。■ネコを探して(2009年フランス作品)日本でも有名な駅長猫のたまをはじめ、世界中の人気猫が多数登場するドキュメンタリー映画です。人間との関係を猫視点から描き、非常に深い作品に仕上がっています。■ネコタクシー(2010年日本作品)人付き合いが苦手なタクシー運転手の間瀬垣勤(カンニング竹山)が、マイペースな三毛猫御子神さんと出会い、助手席に乗せてネコタクシーをはじめる物語です。何となく人生に行き詰まり、キッカケをほしい人にオススメの作品に仕上がっています。■キミとボク(2011年日本作品)オリジナルはFlashアニメーションで、これはその実写映画版になります。七夕の日に出会った漫画家を目指す青年(中村蒼)と、アメリカンショートヘアの銀王号の出会いから別れまでを描いています。これらの猫映画は、あなたのつかれた心をきっと癒やしてくれるはず。ちょっと現実逃避をしたくなったら、ぜひこれらの映画でほっこりした気分になってみてくださいね。(画像提供元:うだま)
2014年10月01日スタートにバラつきのある2014年4月クール。日9ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の放送を持って、やっとゴールデンタイム全ての作品が出揃いました!みなさん、お気に入りの作品は見つかりましたか?中でも、女性視聴者から圧倒的な支持を受けているが、木曜10時の「続・最後から二番目の恋」です。前作終了時より寄せられていた「続編が見たい」「終わって欲しくない」との声を受け、待望の第2シリーズが現在放送中。今日は、なぜ本作がこれほどまでに注目されるのか…その理由について、具体的に3つのキーワードと共に考察していきましょう。■とにかく「台詞」に共感できると話題!――各話に“格言”のようなタイトル男性に比べ、日々“年齢”という壁に直面する瞬間が増えていく……女性の切ない心情を上手く表現したのがこのドラマ。初回から早速、「人が大人になるということは、それだけ多くの選択をしてきたということ」というナレーションや「年取るとなかなか心の傷は治らない。自らネタにしてしまえば良いのだ」などの台詞が、世の中の女性たち、主にAround30~40世代の胸を鷲掴みにしたと言えるでしょう。また、実はこの作品。最近ではやや珍しいのですが、各話にサブタイトルが付いているという点にも、兼ねてより番組ファンの注目が集まっています。その一つ一つが女性たちの心を強く打つ格言調になっており、前シリーズでは「寂しくない大人なんていない」「ひとりって切ないくらい自由」といった“共感”を誘うものから、「大人のキスは切なくて笑える」「大人の未来だって、輝いてる」と“希望”を持たせてくれるものまで、幅広い格言が、頑張る女性たちへの熱いエールとなりました。加えて今回の第1話には、「大人の青春って、始末に負えない」というタイトルが。第2話にも「恋はいくつになっても上達しない」との格言が登場しており、今後の展開をより期待させるポイントとして、ドラマを盛り上げてくれていますよ。■様々なタイプのキャラクターが登場――特に女性は「自分ならこの立場」と選択しやすい構成に!!公式ホームページの人物相関図に12名もの大人数が紹介されていることからも、様々なタイプのキャラクターが登場するということがよくわかる本作。うち8名が女性ということで、視聴者の皆さんは「自分自身がどのキャラクターに似ているか」と、自らを重ねて見ることも多いのではないでしょうか。中でも特に代表的な5人のキャラクターを並べてみると、小泉今日子さん演じる主人公・吉野千明はバリバリのキャリアウーマンタイプ。頭の回転が早いため、仕事面ではグイグイ出世していくも、恋愛にはどうにもその効率の良さを活かし切れず、ついつい控えめな性格になってしまうもどかしい大人女子です。一方、その真逆にいると言っても過言ではないのが、長倉家の長女で現在は専業主婦の典子(飯島直子)。所構わず思ったことをズバスバと口にするため、とんとん拍子で夫と子どもをゲットするも、干渉し合わない家庭に淋しさを覚えつつある47歳。対照的なこの2人が視聴者目線の軸となるのでは?加えてもし20代前半の女性が見るのであれば、鎌倉市役所に勤めるしっかり者の知美(佐津川愛美)でしょうか。ハキハキとした物言いは典子よりですが、続編では恋人・真平に対し思っていることをつい飲み込んでしまう千明的側面もチラリ。また、ちょっぴり変わったタイプとして今回から登場しているのが、長谷川京子さん演じる薫子ですね。とにかく物腰が柔らかく、ねっとりとしたしゃべり口調でマイペース。自ら「男性に媚びているとよく言われる」と言えちゃう魔性キャラと言えるでしょう。そして最後に、これはなかなか当てはまる人はいないかもしれませんが、万里子(内田有紀)の存在も忘れてはなりません(笑)。極度の人見知り、さらには独創的な発言の数々…ドラマならではの個性とも言えますが、彼女のように「やりたいことが見つかれば燃える」タイプ、実は結構いるのかも!?それぞれ仕事、そして恋愛に向き合う姿勢が異なるのがこのドラマの醍醐味なので、ぜひ注目してみてください。■リアリティあふれる生き方に加え…“憧れ”ポイントも多数上記ご紹介して参りましたように、まるで友達の相談を聞いているかのようなリアリティが最大の魅力である一方、「でも、もしこんなことが起こったらトキめいてしまうかも…?」と誰もが漠然と抱くであろう“憧れ”を上手にフューチャーしてくれているのも本作のポイントです。坂口憲二さん演じる“天使”こと真平が、“世の悩める女性たちを癒やすプチ彼氏”として存在する点がまさにその象徴ですよね(笑)!前作では、彼と千明との付かず離れずな関係に胸キュンした視聴者が多いのではないでしょうか。おそらくその天使っぷりは今も健在。正式な彼女ができた今シリーズだからこそ、改めてその点が物語全体を揺るがす事件へと発展するでは?また、今回から登場する、千明の一回り年下の元カレ・涼太(加瀬亮)にも大注目。「嫌いになる時間もないまま去っていってしまった」という切ない失恋経験を乗り越え、それでも顔を合わせればトキめいてしまう千明の乙女な一面を堪能していただきたいと思います。さらには、何かとぶつかり合う和平(中井貴一)との絶妙な距離感も、リアルだけど「なかなかココまでバランスって保てない!理想的」という声が多数。“男女の友情”って、大人になればなる程より言い訳のように聞こえてしまうのは私だけですか…?ありそうだけど、実際は理性で保っているなんて淡い恋心に火を点けてくれること間違いナシ。木曜10時はぜひ、様々な角度から全ての女性の背中を押してくれる話題のドラマ「続・最後から二番目の恋」にどっぷり浸る1時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。(text:cinemacafe.net)
2014年05月01日小泉今日子さん、安室奈美恵さん、桐谷美玲さん…テレビや雑誌で見かける芸能人って小顔の人が多いですよね。男性だったら向井理さんとか速水もこみちさんとか。あんなふうに小顔になりたい!キュッと引き締まったフェイスラインが欲しい!と思っている方も少なくないのでは?筆者も最近、顔のむくみが気になって仕方ないので、つぼ押しや表情筋を鍛える体操を試しています。それで小顔に近づけているのかどうかはよくわからないけれど、薄ぼんやりした顔が多少はすっきりするような気がします。でも、この女性の憧れの小顔、実は風水的にはあまりよくないのだそうです。東洋占術研究家で、顔風水(全ての人に備わっている“顔力”を目覚めさせ、魅力を引き出したり、相手の内面を見抜いたりする占い)の考案者である鈴木香月さんが監修したモバイルサイト「運くらべ◆鈴木香月」では、恋愛運を上げるためのコラムを連載中。その中から、小顔にまつわるトリビアをご紹介します。――――――――――【小顔にこだわりすぎると×】女性であれば誰でも「小顔」に見られたいという気持ちがあるもの。写真を撮るときに、なるべく後ろのほうに立ってみたりあごを引いてみたり…という方も多いのではないでしょうか。しかしこの「小顔」、顔風水的には、実は幸せにはつながらないのです。むしろ、ふっくらとしたバラ色の頬こそが幸運を引き寄せる鍵。頬は「火」の気を司り、東洋医学では心臓や血液といった循環器系につながるパーツなのです。恋においても、バラ色の頬は最強のパーツ。照れて頬を赤らめる女性は愛らしいものです。また、顔風水では「頬骨」も大切なパーツ。「活動力」や「意志の力」を示す頬骨が出ている、目立つ顔立ちはライバルに打ち勝つ「勝ち組」の相なのです。ふっくらとした頬で幸運を引き寄せている良い例としては、女芸人の柳原可奈子さんや森三中のみなさんですね。特に森三中のみなさんは、大島さん、村上さんは素敵なご結婚をされていて、黒沢さんは映画で主役をやられるなど公私ともに幸運を引き寄せていらっしゃいます。小顔を求めるのもよいですが、不健康に痩せてゆくよりも、思わず触れたくなる桃のような頬を目指す方が、女性としての幸せを手に入れやすいのだと言えます。(「運くらべ◆鈴木香月」コラムより)――――――――――森三中といえば、村上知子さんは今年3月に女の子を出産したばかり。妊活のため5月からの休業を発表した大島美幸さんは、入籍から12年経った今も、ご主人の鈴木おさむさんとラブラブなことで知られていますよね。黒沢かずこさんは、プライベートではなかなかおめでたい話が出ませんが、昨年末にザッパラスが行った、人気占い師100人による占い「2014年結婚運が高い女芸人ランキング」では、バービーさん(フォーリンラブ)、近藤くみこさん(ニッチェ)、イモトアヤコさんに続き、4位にランクイン!結婚運の上昇を機に、出会いさえあれば、大島さん、村上さんに続いてスピード婚する可能性も十分あるのではないでしょうか。。そういえば、上記の1位から3位までの3人も、みなさん小顔とは言い難い方ばかり。ということは幸せになりたいなら、やっぱり小顔にこだわりすぎないほうがいい!?小顔にさえなればもっとモテるのに!と思っている人は一度その考えを忘れて、ふっくらしたほっぺを目指してみてはいかがでしょうか。小顔願望が弱まった途端、幸せが手に入っちゃったりして!(文=Kawauso)
2014年04月19日少女漫画界の巨匠・大島弓子の自伝的コミックエッセイ『グーグーだって猫である』が宮沢りえ主演で連続ドラマ化され、WOWOWで今秋に放送されることが14日、明らかになった。『グーグーだって猫である』は、1人の女性が飼い猫と過ごす愛おしい日々を綴ったもので、コミックは累計80万部発行、2008年には小泉今日子主演で映画されヒットした。主人公の小島麻子役に宮沢、監督は映画版と同じく犬童一心。脚本は『婚前特急』などの高田亮によるオリジナルストーリーで、愛猫を失い失意の日々を送っていた少女漫画家・麻子(宮沢)が、井の頭公園で病気の子猫を連れたホームレスと出会うところから始まる。主演の宮沢りえは「普段あまり漫画は読まないのですが、大島先生の作品を読ませて頂いて、小説を読むように物語が進んでいく漫画というのは初めてだったので、とても新鮮でした。大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたいですね。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたらいいなと、思っています」とコメント。映画版に続いて監督を務める犬童監督も「毎日宮沢さんの演技を見て、驚き楽しみ感動しています。彼女の演技にはいつもしっかりアイデアがあり、誠実で、でもそれでいながらあけっぴろげで大胆です。見ていると心がいっぱい揺れてしまいますね。そして、美しい。生涯そう出会うことのない息をのむ美しさです」と、宮沢の演技を絶賛している。
2014年04月14日各企業の顔として商品のイメージアップをはかると同時に、親しみやすいキャラクターで幅広い世代に愛されている「CM女王」。今年、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインの母親役を演じた小泉今日子さんは「初代CM女王」と言われ、80年代後半から90年代前半にかけて、彼女をCMに起用した商品は売り上げに大きく差が出たそうです。かつては藤原紀香さんや、「3M」と呼ばれた観月ありささん、牧瀬里穂さん、宮沢りえさんもCM女王として君臨。2013年、女王の座に輝いたのは女優の武井咲さんでしたが、2014年は?風水建築デザイナーとして知られる直居ユミリーさんをはじめとする、有名人気占い師たち100人が総力を挙げて占った、新・CM女王となる強運の持ち主達のランキングがこちら!【2014年CM女王予想TOP10】1位能年玲奈2位杏3位忽那汐里4位綾瀬はるか5位剛力彩芽6位上戸彩7位川口春奈8位堀北真希9位石原さとみ10位水原希子最も2014年のCM女王の座に近い運勢とされたのが、第1位の能年玲奈さん。もはや国民的な女優ですよね。2013年は『あまちゃん』で大ブレイク。まだまだCMでの露出は少ないですが、知名度を考えると初登場でトップの座を射止めることがあってもおかしくはありません。母親役の小泉今日子さんと親子二代で「最強CM女王」に!なんて可能性も!?スキャンダルの影もないので、イメージもとてもクリーン。企業の好感度が高そうです。不安材料があるとしたら、インドア派オタク気質くらい?☆占い師さんからのコメント・2014年になっても、まだまだ人気は上り坂。独特の存在感を買われて、ブランドキャラクターに選ばれる運気も。後半は生活用品など地味目のCMが増えるかも。思わぬ相手がライバルとなって立ちはだかりそう。「大人の女性」への脱皮を余儀なくされたりも。(天城映先生│365誕生日大占術)・感性がすぐれていてどんな役もこなせる人ですね。ただとても慎重ですから、きちんと仕事ができる人です。アットホームさが大事。2014年は恋愛にはまると危険です。自由な自分でいたいという気持ちが出てしまいます。ドラマのような恋愛をするかも?周囲から反対されそうな人を選びそうです。本来はおだやかで世話好きな人がタイプなんですが。仕事運もすごくいいときです。よそ見せずに目の前のことをがんばるときでは?(菅野鈴子先生│原宿の母)・大恋愛が待っている最高の1年です。恋に喜び恋に苦しむ大人の経験をすることでしょう。仕事を取るか恋を取るかで悩むことも。仕事では「あまちゃん」のイメージを生かしつつ、さらに魅力的な役柄を演じるチャンスもいっぱい。(小野十傳先生│運命断易)最右翼である能年さんに迫るのが、2位の杏さん。ハリウッドでも活躍している渡辺謙さんを父に持ち、本人も国内のみならず海外でもモデルをされているという才能あるサラブレッドですね。すでに多くのCMに出演していますし、運気の上昇が追い風となって女王の座に突き進む可能性、十分ですね。トップ3の他にも誰が女王となってもおかしくない顔ぶれが並んでいます。ソフトバンクのCMでおなじみの上戸彩さんは、2012年のCM女王。爽健美茶やKFCのCMでの笑顔が印象的な綾瀬はるかさんも、いつもCM女王争いの上位にランクインしていますよね。KDDIのCMでコミカルな演技を見せた剛力彩芽さんも、露出の多さではCM女王の貫禄がすでについていると言えそう。そんな上位常連組の中で、ダークホースとなりそうなのが7位に選ばれている川口春奈さんでしょう。1月4日放送のスペシャルドラマ『金田一少年の事件簿獄門塾殺人事件』で、1年ぶりにヒロインの美雪を演じる彼女が一点突破でCM女王になりそうな理由は、なんといっても第13代リハウスガールだったこと。三井のリハウスのCMと言えば、数多くのスターを生み出しているシリーズ。しかも初代は80年代末期から90年代前半にかけて華々しい活躍をして、一世を風靡することとなった宮沢りえさんです。また、CMの女王として名を馳せた一色紗英さんもリハウスガール出身。第10代にはCM女王ランキングで常連だった蒼井優さんもいます。つまり川口さんは縁起の良いCMに出たことで、スター街道への道を歩み始めているということ。ここに運気アップが加わることで大化けしても不思議ではありませんよ!(文=総合占術研究家橘のえる)100人の占い師が2014年の運勢を大予想!「2014年cocoloni超運ランキング」
2013年12月30日NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロイン・梅子を演じ、話題をさらった堀北真希が2年振りに主演する映画『麦子さんと』が12月に公開される。その本作が、今年、社会現象にもなった同じく連続テレビ小説「あまちゃん」と多くの共通点があることが分かった。田舎の小さな駅に降り立った麦子(堀北さん)は亡くなった母が、青春時代を過ごした田舎に納骨のためにやってきた。そこで、かつての母は町のアイドルだったことを知る。彩子にそっくりな麦子の登場に、色めき立つ町の人々。けれど、麦子にとって、彩子は家族を置いて出て行った最低の母親。だが、母が青春時代を過ごした田舎で、町の人を通して初めて知る母の青春、母の人生。麦子の心にある思いが広がっていく…。本作と「あまちゃん」との共通点は、まず麦子の兄・憲男を、「あまちゃん」でヒロイン・アキ(能年玲奈)の“萌え系”マネージャー、ミズタクこと水口琢磨を演じた、個性派俳優・松田龍平が務めていること。堀北さんとの兄妹役に、“ミズタク”と“梅ちゃん先生”という朝ドラつながりのコンビ共演が実現、と話題となっている。また、本作は、余貴美子演じる麦子の母・彩子が昔、地元のアイドルだったが、アイドルになることを目指して上京するも失敗に終わるという点も、「あまちゃん」で小泉今日子が演じたアキの母親、春子とピッタリ重なる。しかも物語は、母と娘の微妙な関係をさまざまな確執や深い愛情を通して描いており、声優になることを夢見る麦子と彩子の関係は、笑いと涙で綴られたアキと春子、春子とその母・夏(宮本信子)との関係を否応なく思い起こさせている。「あまちゃん」終了後、すっかり“あまロス”に陥ってしまったウォッチャーたちは、次は映画『麦子さんと』にハマることになるかも!?(松雪範子(cinema名義))■関連作品:麦子さんと 2013年12月21日より全国にて公開(C) 『麦子さんと』製作委員会
2013年10月31日さかいゆうが5月19日に東京・SHIBUYA-AXでピアノ弾き語りによる一夜限りのスペシャル・ライブ「さかいゆう Premium Acoustic Live ”ONLY YU” #2」を開催した。この日のライブは、タイトルどおりさかいゆうたった一人で行うプレミアムライブで、 ステージにはピアノと映像が流れるプロジェクター以外は何もない構成。満員の観客はこれからスタートする特別な夜へ、期待を込めた熱気に包まれていた。客席の照明が落とされ、映像が流れると、さかいが登場しすぐに1曲目『music』を 披露。 このライブと同じように、作詞、作曲、アレンジ、演奏などすべて完全に一人で手がけたミニアルバム『ONLY YU』の1曲目を飾るこの曲は、この日のライブのスタートを飾るにはうってつけの曲であるように感じた。つづいて「Are you ready?Are you ready??渋谷!!」の掛け声とともにデビューシングル『ストーリー』を披露、続いて 『Lalalai』では歌詞を間違えるというハプニングがありつつも、それすらも笑いでプレミアムな出来事に変えてしまうような、多幸感溢れる雰囲気が会場を包んでいた。MCでは「さかいゆうPremium Acoustic Live ”ONLY YU” #2にお越し頂き、ありが とうございます。今日はピアノと歌だけなので、それにあった曲を選んできました。 最後まで楽しんでいって下さい」と、最新シングルから『ONE WOMAN』、小泉今日子に楽曲提供した『100%』を披露。またMCを挟んでの後半戦ではスピッツの『涙がキラリ☆』やバート・バカラックのカバー『Alfie』で会場を沸かせた。続いては会場から名前を募集し、その名前に歌の中の歌詞を変えたこの日限りの 『きみなんだ』やインディーズ時代の楽曲『井の頭公園』など、さかい自身が「知られざる名曲」と語る楽曲が披露され、ファンにはたまらない瞬間となった。終盤では最新シングル『僕たちの不確かな前途』を弾き語りバージョンで披露、本編ラスト『君と僕の挽歌』では、今は亡き友人へ語りかけるように想いを歌にこめ た。彼の歌声とピアノの音色の美しさに改めて気づかされる。本編終了後、多くの 歓声に答えるように登場、披露したアンコールでは『Midnight U...』『train』では 会場とのコール&レスポンスでステージとオーディエンスが一つに繋がり、全16 曲、ステージは幕を閉じた。今後、さかいゆうは6月3日(月)に山崎まさよし×元ちとせ×さかいゆうで出雲大社で開催されるスペシャルライブ、そして7月27日(土)に横浜赤レンガパーク野外特設 ステージで開催されるオーガスタキャンプなど、夏のイベント出演も多数決まっているので、彼の動向が気になる方は公式サイトなどでご確認を。
2013年05月31日佐藤健と綾瀬はるかが出演する新作映画『リアル~完全なる首長竜の日~』の主題歌として書き下ろしされたMr.Childrenの新曲『REM』のミュージックビデオが、YouTubeの映画『リアル…』公式チャンネルで先行公開された。その他の画像映画は、第9回“このミステリーがすごい!”大賞を受賞した乾緑郎の小説を基にした作品で、“センシング”と呼ばれる昏睡患者と意思疎通ができる機能を使い、自殺未遂によって意識不明に陥った恋人を救うべく彼女の意識の中に入っていく主人公を描いたミステリアスなラブストーリー。佐藤と綾瀬のほか、中谷美紀、オダギリジョー、小泉今日子らが出演する。主題歌の楽曲タイトルは、身体は眠っているが脳は覚醒状態にあるという“REM睡眠”にちなんだもの。ボーカルの桜井和寿は「この作品と出会えたことで潜在意識に眠っていた不思議な感情が“新たな音”となり目を覚ましました。感謝すると共にこの映画が多くの人の心を揺さぶる、そのお手伝いを、少しでもできれば嬉しく思います」とコメントしている。公開されたミュージックビデオは、『光の射す方へ』や『優しい歌』などでMr.Childenとタッグを組んできた丹修一が監督を務めたもので、桜井が仮想と現実をさまようイメージが描かれている。『リアル~完全なる首長竜の日~』6月1日(土)より全国東宝系ロードショー
2013年05月22日「あまちゃん」で30歳若返ったアイドル声を披露歌手で女優の小泉今日子が、現在放送中のHNK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」において、挿入歌「潮騒のメモリー」を歌うことが12日、明らかになった。この挿入歌は、13日から開始の第7週「おらのママに歴史あり」のなかで披露されるという。小泉は「あまちゃん」のなかで、能年玲奈演じるヒロイン・天野アキの母親である春子役を演じており、母の意外な一面として、ドラマに歌う姿がとり入れられるようだ。高視聴率ドラマ、後半戦のカギを握る?小泉今日子といえば、現在47歳だが、年を感じさせないキュートさもある美しさは今もなお健在。ナチュラルな路線でありながら、その美姿のキープぶりは、タイプの違った“美魔女”といっても過言ではないだろう。そんな彼女が、かつて多くのファンを熱狂させた最強のアイドル、“キョンキョン”を思わせる歌声で、アイドルソングとして熱唱するというから、注目が集まるところだ。「潮騒のメモリー」は、ドラマの脚本も手がけている宮藤官九郎が作詞を担当。1986年公開の架空のアイドル映画「潮騒のメモリー」の主題歌という設定なのだとか。曲は「あまちゃん」後半のストーリーのカギを握るものでもあるという。小泉も、楽曲の世界観を大切に「17歳のマーメイド気分」で歌いきったと語っている。自身のヒット曲「渚のはいから人魚」を連想させる仕上がりとも伝わる。この彼女の姿と歌声はぜひチェックしたい。年齢を超えたアイドルっぽい魅力に「じぇじぇ!」と驚くこと間違いなし?!高視聴率を続けている「あまちゃん」にまたひとつ見どころが加わった。元の記事を読む
2013年05月14日+αの要素が美を引き立てる「美魔女」という言葉があるように、いくつになってもびっくりするくらい美しい女性はいますよね。その生き方も美しさの秘訣かもしれません。そこで、マイナビニュース会員402名の男性に、生き方も美しい、リスペクトする美熟女について、訊いてみました。年齢不詳な美女、上手に年をとった美女、みなさんはどんな美熟女が好きですか?>>女性編も見るQ.生き方も美しい、リスペクトする美熟女を教えてください(複数回答)1位黒木瞳11.7%2位天海祐希9.2%3位小泉今日子9.0%4位杉本彩6.7%5位夏木マリ6.0%■黒木瞳・「清楚な美しさを兼ね備えているから」(28歳/情報・IT/技術職)・「美しいだけでなく、演技やトークに深みがある」(26歳/不動産)・「女優という仕事をしながら、主婦としてもしっかりしているイメージ」(30歳/医療・福祉/専門職)■天海祐希・「やや男っぽいけど、ハッキリと物を言う点がシッカリしていてかっこいいから」(41歳/機械・精密機器/技術職)・「芯が強そうだし、弱音を吐かなそうなイメージがあるから」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「スマートな生き方がかっこいい」(38歳/農林・水産/営業職)■小泉今日子・「タバコを吸う姿がかっこいいので」(45歳/情報・IT/事務系専門職)・「自分の軸があってぶれなさそう」(31歳/自動車関連/事務系専門職)・「年をとってもかわいらしい」(33歳/小売店/販売職・サービス系)■杉本彩・「エロスという自分の生きざまをかっこ良く表現しているので」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「いまだにセクシーでアダルトな印象しかないので」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「苛烈な人生に負けることなく、芯が強く人や動物に優しくできる人」(31歳/小売店/販売職・サービス系)■夏木マリ・「人生を謳歌(おうか)しているところがリスペクトできる」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「とても自由に生きている気がする」(26歳/金融・証券/営業職)・「ドラマでかっこよく感じる」(28歳/機械・精密機器/技術職)■番外編:話しぶりからにじみ出る美しさ・岡本夏生「本音で話していると伝わるし、人生経験も豊富なのでとても親しみやすいからです」(33歳/医療・福祉/専門職)・岩井志麻子「貫禄と色気があるのがいい」(37歳/商社・卸/販売職・サービス系)・叶恭子「お金持ちでいられること、好きなことをできているのがすごい」(26歳/小売店/販売職・サービス系)総評栄えある1位に選ばれたのは、「黒木瞳」です。美しさと品格、女優業と主婦業など、美しさとほかのもののバランス感覚の良さが支持を集めているようでした。気張らず自然体なのに、当たり前のように美しい。憧れますね。2位は「天海祐希」です。「かっこいい」「芯が通っている」など、自立して生きている雰囲気が支持の理由のようでした。宝塚歌劇団で鍛えたキビキビした身のこなしが、天海さんの美しさをさらに引き立てているのでしょう。3位には「小泉今日子」がランクイン。「美しい」「あこがれる」というコメントと同時に、「かわいい」という声も寄せられました。「なんてったってアイドル」を歌ったキョンキョンは、いくつになってアイドルなのかも。「熟女」とひとことで言っても、実際には「たおやかな品格(黒木瞳)」「かっこよさ(天海祐希)」「かわいさ(小泉今日子)」「セクシーさ(杉本彩)」「自由さ(夏木マリ)」など、いろいろな熟女がいるようでした。まさに若さとは違うそれぞれの味なのかもしれないですね。(文・OFFICE-SANGA臼村さおり)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性402名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】来年のスターは誰!? そろそろブレイクしそうな若手女優ランキング【男性編】AKB48のメンバー何人まで名前言える?ランキング【男性編】黒髪が似合う女優ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年04月11日直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化した恋愛群像劇『つやのよる 愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会が8日、都内で行われ、主演を務める阿部寛をはじめ、共演する小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、忽那汐里、大竹しのぶ、メガホンを執る行定勲監督が舞台あいさつに立った。その他の写真恋愛に対して奔放な妻“艶(つや)”に翻弄されながら、愛を貫く主人公・松生春二(阿部)をはじめ、かつて夫や恋人が艶と関係をもった女性たちがそれぞれの“愛”を追い求める大人のラブストーリー。豪華キャスト陣が初めて顔を揃えたこの日、阿部は「皆さんが惜しげもなく、台本をしのぐ芝居をされている。そこまで見せていいのか…という驚きと爽快さを感じるほど」と女優たちの熱演に圧倒されていた。一方、女優陣も作品への思い入れは格別で「大人の恋愛アンサンブルで、日本にはあまりない作品」(小泉)、「男女のかわいさとおかしさが詰まったすてきな作品」(野波)、「普段とは違った役者さんの顔が見られるのは映画ならでは。特に阿部さんとママチャリに乗れたのがいい思い出」(風吹)、「(年齢的に)男女の愛については、計り知れない部分も多いが、大先輩が集う作品に携われるのはうれしいこと」(忽那)と熱のこもったアピール。また、主人公の前妻を演じる大竹は「離婚した夫を思い続けるという、自分とはかけ離れている」と自身の役柄を語り、笑いを誘っていた。そんな豪華キャストを前に、行定監督は「愛という形にできない曖昧なものを描く上で、ここにいるキャストの方々は絶対必要だった」と明言。女優陣への演出については「登場人物の心理や精神状態、表情はすべてお任せした」といい、「女性がもつ怖さと美しさを目の当たりにし、自分がいかに女性のことをわかっていないか、改めて勉強になった」と振り返っていた。『つやのよる 愛に関わった、女たちの物語』1月26日(土)全国ロードショー
2013年01月09日映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会が1月8日(火)、夕方の会見に続いて都内劇場で行われ、主演の阿部寛、小泉今日子、風吹ジュン、野波麻帆、忽那汐里、大竹しのぶ、行定勲監督が登壇した。井上荒野の小説を原作に、恋に自由奔放な女性・艶の引力に引き込まれていき、自らの“愛”に向かい合うことになる一人の男と6人の女たちの姿を描く本作。小泉さんが演じた環希には“愛を闘う女”というコピーがつけられているが、小泉さんは「私も愛を闘ったことがある気がしますが、勝ったことがないので(笑)、映画の中ではスカッとした気分を味わうことができました」とニッコリ。大竹さんは、かつて艶に夫を取られたが夫や艶のことを憎めずにいまも思い続ける女性を演じたが「自分とはかけ離れた女性(笑)」と分析し笑いを誘った。「どういうことなのかと心境を辿ってみました。“想う”ってことだけで人は幸せになれるんだなと感じましたし、男と女っておかしくて哀しくて、愛を欲しがっているものなんだと分かりました」としみじみと語った。野波さんは「信頼する行定監督の下でガツンと脱いでます!大きいお尻がスクリーンいっぱいに映ると思います。新年早々すみませんが(苦笑)」と語る。初共演となった岸谷五朗と3回に及ぶ濡れ場を披露しているが、そのときの様子について「岸谷さんとはほぼ『初めまして』でそういうシーンで最初は恥ずかしかったんですが、ニップレスとか(体を隠すための)そういうものをしていると人間じゃない気がしてきたんです。深夜に及んだこともあって、岸谷さんが素っ裸で隣で寝ていたりもして(笑)、ドンと構えていてくださったので身を預ける感じでした」と明かした。風吹さんはそんな野波さんのヌードについて「立派でした!日本の女性は育ったな、頼もしいなと思いながら見てました」と惜しみない称賛を送っていた。“肉体”に関しては阿部さんもおよそ10キロの減量に挑戦。撮影の少し前までシェイクスピア作品の舞台で共演していた大竹さんは「会ったら別人のようになってて、『阿部ちゃんどこ?』って感じで、現場に入った瞬間に感動しました」とその変わりようを証言する。阿部さんは「大竹さんが『大丈夫?』と心配してくださったので、この役作りは成功したなと嬉しかったです」と述懐。舞台では婚約者、今回は離婚した夫と妻という関係性だったが、もし次に共演するなら?という問いに大竹さんは「今度は幸せな夫婦…いや、私が捨てる役で」と語り劇場は笑いに包まれた。メガホンを握った行定監督は「原作を読んで『ほかの人にやらせたくない』と思いました。これまでいくつか群像劇を作ってきましたが、新しい形の群像劇、そしてある意味で新しいラブストーリーができたと思います」と胸を張って作品を送り出した。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より公開。SPECIAL『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』(text:cinemacafe.net)■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開(C) 2013「つやのよる」製作委員会
2013年01月08日主演最新作『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の公開を控えた俳優の阿部寛が22日、東京・早稲田大学で行われた“特別講義イベント”にメガホンを執った行定勲監督とともに出席した。本作で愛に翻弄される男を演じた阿部は「狂気なくらいやらなきゃいけない」という意気込みから、撮影前には行定監督に対し「11キロ減量します」と宣言。「目標は、健康で筋張った筋肉を持った江頭2:50さん。(江頭は)動いて痩せている肉体なので、食べないで走ったりして落としました」と有言実行で役作りに臨んだと語った。その他の写真阿部と行定監督が初タッグを組み、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化したラブストーリー。恋愛に対して奔放な“艶(つや)”の存在によって自身の人生と恋愛を見つめなおす男と女性たちの姿を繊細な表現で描き出す。阿部寛が艶の夫役で主演を務め、小泉今日子、真木よう子、野波麻帆、風吹ジュン、大竹しのぶら豪華女優陣が共演する。阿部は印象に残った女優として、大竹の名前を挙げ、「嫌な顔をすると思っていたシーンで、力の抜けた“意外な”演技を見せてくれた。それが大竹さんの演技なんだと思った時に、すごさを理解した」と明かした。また、中央大学理工学部を卒業している阿部にとって、早稲田大学を訪ねるのはこれが初めて。最初は「きれいな女性が多い」とご機嫌だったが、「理工学部は、ほとんど男子校のようなものだったから、女子大に(サークルの)勧誘とかに行くと、ほとんど早大に取られてしまって(笑)。少しだけ悪意を抱いていました」とジョークを飛ばし、“宿敵”早大生たちの笑いを誘っていた。『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』2013年1月26日(土)全国ロードショー
2012年12月25日阿部寛を主演に迎えて贈る、大人の恋愛マエストロ・行定勲監督の最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』。このほど、女の本音と男の本性が浮き彫りにする本作の長尺のダイジェスト映像が到着した。男と女の関係性を濃厚に描いた文体で、女性から圧倒的な支持を受けている人気作家・井上荒野の小説を映画化。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく本作。今回届いた映像では、阿部さん扮する艶(つや)の夫・松生が、彼女と関係を持ってきた男たちに彼女が死の際に立っていることを告げる電話をかけて回るシーンを中心に、艶という女をめぐる22人の男と女たちの本音と本性を浮き彫りにしていく。本作に参加する小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣が、動揺し、誘惑し、問いかけ…そして自らが愛した男たちの本性を知っていく。この男女関係において最も残酷な瞬間を、美しい映像で淡々と切り取っていく行定監督の手腕にも驚かされるが、それにも増してこれまでに見たこともないような女優たちのふとした表情には、何か見てはいけないものを見てしまったような思いにハっとさせられることだろう。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年12月14日行定勲監督が8日、都内の書店で最新作『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の公開を前に、本作の主題歌「ま、いいや」を書き下ろした人気バンド“クレイジーケンバンド”の横山剣とともにトークショーを行った。行定監督は「主人公の心に潜って、気持ちを言っちゃったよというタイトル。愛し抜く男の歌詞で、剣さんらしさが出ている。まるで映画の後日談みたいだし、まさに“いいね”」と横山のキメ文句で楽曲を絶賛していた。その他の画像行定監督が直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化したラブストーリー。恋愛に対して奔放な“艶(つや)”の存在によって自身の人生と恋愛を見つめなおす男と女性たちの姿を繊細な表現で描き出す。阿部寛が艶の夫役で主演を務め、小泉今日子、真木よう子、野波麻帆、風吹ジュン、大竹しのぶら豪華女優陣が共演する。阿部とは初タッグとなる行定監督は「妻を愛し抜く姿はこっけいに見えると同時に、狂気を感じさせる。こんな表情するんだというカットがたくさんあるし、『テルマエ・ロマエ』の後で、これを観るとまったく違う」と阿部に対し惜しみない賛辞。横山も「途中までは情けないけど、最後はワイルドでタフな男なんじゃないかと思わせる。うまく言えないけどジェットな感じ」と“らしい”言い回しで主人公の魅力を語った。トークは次第に“大人の男の本音”へと流れ、「いい女の条件? コンプレックスを持った女性が大好き。歯並びを気にしている女性とかすごくいいですよ。だから(歯を)矯正して、堂々としゃべるようになるとガックリくる」(行定監督)、「女性に甘えたい願望、ありますね。それに得体のしれない女性の神秘性というものにも惹かれる」(横山)と映画同様、ディープな恋愛談義を繰り広げていた。『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』2013年1月26日(土)全国ロードショー
2012年12月10日映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の行定勲監督と主題歌を手がける「クレイジーケンバンド」の横山剣が12月8日(土)、東京・代官山の「蔦屋書店」にて行われたトークセッションに出席。“男の恋愛”について語り合った。井上荒野の小説「つやのよる」を阿部寛、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華キャストで実写化。自由奔放な妻・艶(つや)の最期に際し、夫の松生は彼女が過去に関係したと思われる男たちに連絡を取るが、そのことが彼らのそばで生きる女たちの人生に少しずつ影響を与えていくことに…。行定監督は「映画には幸運な主題歌と幸運じゃない主題歌があって、『何でこんな曲が?』というのもありますが、それは“政治”で決まったもの(笑)」といきなり不穏な発言。その上で言葉で説明するのが難しい“あいまいな”ラブストーリーである本作に関して、クレイジーケンバンドの主題歌起用の提案が意外にあっさりと通ったことを明かす。「剣さんの歌には男心を女に語らせたりする深いドメスティックな言葉がある。今回は映画に寄り添うというこれまでにない試みもやってもらった」と満足そうに語った。横山さんは映画のラスト近くで阿部さんが見せる表情を見て、「その瞬間にダーッとそれがトリガー(引き金)となって楽曲が押し出されてきて、歌詞も7割~8割できた」とふり返る。行定監督はこのシーンの撮影について「真夜中にクタクタの中で撮りました。阿部寛がこれまでにない顔をして『このためにオレは撮ってたんだ!』と思った」と述懐。横山さんが書き上げた楽曲「ま、いいや」についても、「普通は『ま、いいや』って歌詞は出てこない(笑)。松生(阿部さん)の気持ちに潜って書かれた愛し抜く男の歌詞。歌詞自体が映画の後日談のようで何故か爽快な気持ちになる」と絶賛した。ここから話題は男の恋、大人の愛をテーマに進行。横山さんは劇中に登場する女性キャラクターの中で、大竹さんが演じたかつて松生に捨てられた元妻の早千子が最も好みだと言明。自分を捨てた夫への思いをいまだに持ち続け、夫を奪った憎いはずの女・艶の病室に足を運ぶ早千子がとる驚きの行動について「男にはない、ちょっと理解できないような、理解できるような……涙が出てくるような不思議な体験でした」と語る。原作にはないこのシーンを取り入れた行定監督は「大竹さんの芝居が神秘的です」とうなずいた。また、横山さんは阿部さんが演じた松生について「最初は女に振り回されて情けない奴と思ってたけど、途中で価値観がひっくり返ってワイルドでタフな奴だと感じた」と共感を示す。これを受けて行定監督は「男は振り回されている方が、(付き合いが)長続きするものかもしれない。イニシアティブを取ったら飽きてしまうから」と分析。さらに「男はいろんな女性を愛したいもの。女性はずっと愛されたいでしょうが。男性の浮気に気づいてても黙っている女性がいますが、彼女がたまに(気づいているような)サインを送ると男は汗をかく(苦笑)。そういう“恐怖”を感じさせる女から男は逃れられずに長続きするんじゃないでしょうか?」とも。横山さんも「そんな気がしてきました」と同意していた。さらに“いい女”の要素について行定監督が「コンプレックスを持っている女が大好き」と告白。「巨乳よりも貧乳の女性。整形するということは決して良いことではない。みんな同じ顔になっていってしまう。芸術は10%の人しか分からないものが後になって価値が出たりするもの」と語ると、横山さんが激しく同意し「何で女の人はそこが分からないのかな…?」と不思議そう。いい男に関しても同様に横山さんは「フェチを含めて自分にしか分からない、自分の目盛りを持っている男がカッコいいと思う。人がどう思おうと、10%がカーッとなるような特化しているものがいい」と持論を展開し、会場につめかけたファンを沸かせていた。クレイジーケンバンドによる主題歌「ま、いいや」は2013年1月23日(水)発売、映画『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年12月09日『テルマエ・ロマエ』の記録的な大ヒットに始まり、映画監督の是枝裕和氏とタッグを組んだ話題のドラマ「ゴーイング マイ ホーム」、詐欺師に扮した異色の映画『カラスの親指』など、相次ぐ主演作で大ヒットを飛ばす実力派俳優・阿部寛。先日、待望の第2子も誕生し、まさに公私共に絶好調な阿部さんから、このほど喜びのコメントが到着。さらに、この嬉しい知らせを祝福するかのように主演最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』の予告編がついに完成となった。阿部さんは今回の朗報に「ゴーイング マイ ホーム」を通して、「私ごとですが、今月の1日に第2子である女児が誕生しました。新しい家族が増えた喜びと共に、2児の父親としての責任感に身の引き締まる思いです」とコメントを発表している。阿部さんは出産にも立ち会い、母子共に健康であることを報告している。そして、そんな幸せいっぱいの“パパ”阿部さんの最新主演作となる『つやのよる』では、プライベートとは打って変わって、狂信的なまでに“愛のために生きる男”松生を、ボロボロになりながらを体当たりで演じている。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく大人たちの群像劇を描き出す――。そして今回届いた予告編では、松生を取り巻くように、“愛を闘う女”環希(小泉今日子)や“愛を待つ女”百々子(真木よう子)、さらに“愛を問いかける女”麻千子(忽那汐里)、“愛を包みこむ女”早千子(大竹しのぶ)などなど豪華女優陣が演じる女たちが艶に翻弄され、困惑し、叫ぶ姿が収められている。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年11月28日「アスタリフト号」に乗って「肌に流れる時間を旅する」富士フイルムは、エイジングケアを目的としたスキンケアシリーズ「ASTALIFT(アスタリフト)」より、ジェリー状美容液「アスタリフト ジェリーアクアリスタ」の新TVCMを、11月26日から全国にて放映する。新CMでは、「チャレンジする化粧品。」をキャッチコピーに、新「アスタリフト」が独自技術や科学的な根拠に立脚した「機能性化粧品」であることを、松田聖子さんと小泉今日子さんが近未来の乗り物「アスタリフト号」に乗って「肌に流れる時間を旅する」という印象的な設定で伝えるという。*画像はニュースリリースより独自保湿成分を配合した“進化した、肌がたべるジェリー”「アスタリフト ジェリーアクアリスタ」は、独自技術で世界最小クラスまで小さくした保湿成分「ヒト型ナノセラミド」を高濃度に配合、さらにナノ化したリコピンを加え、乾いた肌の角層のすみずみまで浸透し、今まで以上にハリとうるおいのある肌に導く、ジェリー状“先行”美容液。洗顔後の素肌に使うことでクリアな肌に高浸透「ヒト型ナノセラミド」を与える事で、より早く確実に肌の奥へと浸透し、その後に使うスキンケアラインの水分や油分、美容成分をしっかりとキャッチするという。元の記事を読む
2012年11月25日大ヒット作『テルマエ・ロマエ』の阿部寛と、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が初タッグを組んだ映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の公開を前に、ポスター画像が公開された。その他の写真直木賞作家・井上荒野氏の同名小説『つやのよる』が原作の本作は、艶(つや)という性に奔放に生きた謎の女性と、艶を取り巻く男女の愛、生き様が描かれており、主演の阿部寛と小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶ、といった豪華女優陣が、男女の関係性を深く濃厚に演じている話題作だ。いまも映画に引っ張りだこの阿部と、豪華女優陣がどのように絡むのか気になるところだが、阿部は死期が近づいた妻に振り回される夫の松生役を、小泉、忽那、大竹ら女優陣は、“つや”の存在によって引き起こされる問題に困惑しながらも、それぞれ自分自身を見つめていく、難役を演じているという。この度解禁になったポスターのアートディレクションを担当したのは、「AKB48×美女採集」などで話題を集めたアーティスト・清川あさみ氏で、映画のアートディレクションを担当するのは初の試み。今回のポスターは、清川氏の独自の手法であるポスターそのものに直接刺繍を施す方法を用いて“つや”っぽさを表現。製作期間は、準備期間を含めて約5か月とのことで、清川氏自身の作品の中では「製作期間が長かったかな」と言っており、完成したポスターを見た行定監督は、「愛憎が入り混じった曖昧な男と女の関係を、清川あさみは俯瞰してとらえた。美しいけどダークな感じがまさに『つやのよる』を表現していて面白い」と語っている。映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』2013年1月26日(土)全国ロードショー
2012年11月22日ラブストーリーのマエストロ・行定勲監督が、女流作家・井上荒野の人気小説を原作に映画化した最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』。主演の阿部寛を筆頭に小泉今日子や野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣の共演で話題を呼んでいる本作のポスター・ビジュアルが遂に解禁となった。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく本作。ボックスの中にそれぞれのキャスト陣が体を収めているのが印象的な、まるでアート作品のような本ポスターのアートディレクションを担当したのは、いま話題のアーティスト・清川あさみ。清川さんは、写真に刺繍を施すという独自な手法でアートディレクションから造形作品の制作までを手がけるアーティストだ。2004年には、ベストデビュタント賞受賞、2010年にはVOCA展入賞に加え、2010年に「AKB48」のメンバーを撮った「AKB48×美女採集」(講談社刊)を発売しマスコミの注目を浴び、 2011年には全館規模で個展を開く作家としては最年少で、水戸芸術館での全館規模の個展を開催するという快挙を果たしたいま気鋭アーティストのひとりだ。実は、清川さんが映画のアートディレクションを担当するのは今回が初の試み。ポスターの製作期間は約5か月という力作だ。刺繍に使う素材も映画の内容に沿って大人っぽくも品のある素材をセレクトして、清川さんの独自のポスターそのものに直接刺繍を施す手法を用いて艶っぽさを表現したそう。清川さんはポスターについて「さまざまな渦巻く恋愛模様の中、箱を用いた撮影方法で、個々、迷いながら孤独感をもちながら、それぞれ強く生きていく前向きな姿を表現してみました」とコメント。この完成したポスターを見た行定監督は「まるでチョコレートの箱に閉じ込められた主人公たち。心露わな表情で覗かれている彼らは、きっとビターな味に違いない。愛憎が入り混じった曖昧な男と女の関係を清川あさみは俯瞰して捉えた。美しいけどダークな感じがまさに『つやのよる』を表現していて面白いと思った」と賞賛を送り、その才能に舌を巻く。キャストそれぞれが枠に入ったように見えるポスターは、映画でも描かれている“人の数だけ愛のカタチがある”とのこと、刺繍の繊細さは映画の登場人物それぞれの機微を暗に示すようにも感じ取れるデザインに仕上がっている。清川さん自身も、作品の中では「製作期間が長かったかな」と語る渾身の本ポスターは、11月23日(金・祝)より劇場に掲示される予定だ。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2013「つやのよる」製作委員会
2012年11月22日直木賞作家・井上荒野の同名小説を原作に、『世界の中心で、愛を叫ぶ』、『パレード』など群像劇の名手・行定勲監督が阿部寛を主演に迎えて贈る『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』。この上質な大人たちの愛の物語の中で、ひとり強烈な個性を放ちながら、何故か女心をくすぐるキャラクターがいるというのだ。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく大人たちの群像劇を描き出す。小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶといった豪華女優陣の共演でも話題を集めている本作。女優陣も去ることながら、男優陣も阿部寛を始め、永山絢斗に奥田瑛二と贅沢。そんな豪華絢爛なキャスト陣が、それぞれの大人の事情を孕みながらの濃厚なドラマが展開するのだが、今回明らかとなった人物は一言で言うなら“ひきこもりの子供”。丸メガネの奥の目をしょぼつかせながらボソボソと話す、かなりの“じめっと系男子”の太田。センター分けの長髪に着流し&下駄と、その姿は劇中でも、リアルな社会においてもインパクト大!そんな一見、強烈で毛嫌いしてしまいそうなキャラクターだが、ベテラン俳優・岸谷五郎の手により愛すべき男に仕上がっているのが、また見事だ。劇中では、仕事を通じて知り合った野波麻帆演じる橋本湊に思いを寄せるが、モジモジするばかりでなかなか言い出せない。かと思えば、ある晩、賃貸契約の報告に訪れた湊に、驚愕の告白をしてみたり…と、意外なギャップを併せもった男でもある。しかし、その告白をきっかけに2人の関係は急速に発展し、湊と関係をもつほどになるのだが、この告白を含め、風貌や話し方まで、その独特の雰囲気に飲まれてしまうのか、何故か女心を激しくくすぐられてしまうようだ。さらに、元妻である艶が危篤であると連絡が入ったときに見せる、静かな表情の中に驚きや戸惑いが入り混じったシリアスな場面や、湊の職場の店先でちょこんと座り込み、湊が戻ってくるや無表情だった太田が笑顔を見せるコミカルなシーンなど、岸谷五朗が演じるからこその、不気味であり、謎でもあり、かわいらしくもある太田。女子目線では、不動産もちの資産家という部分もポイントが高いのかも?本作を観終えた頃には、あなたも“太田”という男に魅了されているはずだ。『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2012「つやのよる」製作委員会
2012年11月16日群像劇の名手・行定勲監督が、女流作家・井上荒野の人気小説を原作に映画化した最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』。主演の阿部寛を筆頭に小泉今日子や野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣の共演で話題を呼んでいる本作の主題歌が、このたび横山剣率いる「クレイジーケンバンド」の描き下ろし曲「ま、いいや」に決定した。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく本作。クレイジーケンバンドにとっては2004年の公開映画『約三十の嘘』以来、約8年ぶりの映画主題歌となるが、行定監督は常々、男の気持ちと男女の愛について歌わせたらクレイジーケンバンドの右にでるアーティストはいないと考えていたようで、「(横山)剣さんの艶のある歌声は、どうしようもない男と女の物語にぴったりだと思っていました。受けてくださると聞いたときは本当に嬉しかったです」と今回実現したコラボレーションに感動もひとしおといった様子。さらに「デモを聞いた瞬間から忘れられないフレーズで、2回目には歌える程、心を掴まれるインパクトのある曲でした」とその仕上がりに太鼓判を押している。実は今回、行定監督は作詞もボーカルの横山さんと共に執筆したそう。この件に関し、横山さんは「台本を読んだり、映画のプロトタイプを観たりした数日後、『ま、いいや』というフレーズとメロディーが一緒に出てきた。歌詞も考えるというよりは、感覚的に出てきたものだけれど、どうしても埋まらない部分が数か所あった。そこを行定監督にお願いしたところ、非常に艶のあるセクシーな響きのある楽曲に仕上がった」と大人の恋愛マエストロによる共作に満足気な様子を見せた。ひと足先に楽曲を聞いた主演の阿部さんは、「男の弱点と女の本音を、歌にした映画を彩るとてもセクシーな男の歌。作品にさらに軽妙なスパイスをふりかけてくれた剣さんに感謝しています」と喜びのコメントを寄せている。クレイジーケンバンドが現在ツアー真っ最中のため、残念ながら実現はしなかったものの、当初横山さんには主題歌のみでなく、伊豆大島の島の男かバーの店長として映画への出演依頼もあったそうだが、今回の主題歌制作で見事なコラボレーションを果たした行定監督と横山さん。果たして大人の恋愛マエストロたちは本作を彩る楽曲「ま、いいや」でどのような言葉を紡いだのだろうか?『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開© 2012「つやのよる」製作委員会
2012年11月14日製作段階から注目を集めている阿部寛の最新主演作『つやのよる』。直木賞作家・井上荒野の同名小説を映画化する本作は、『今度は愛妻家』などの行定勲監督と阿部との初タッグや、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、荻野目慶子ら豪華女優陣の共演など、これまでにも多くの話題を提供してきたが、今度は阿部と元妻子役の大竹しのぶ、忽那が出会う緊張感のあるシーンの模様が解禁になった。その他の写真映画は、不貞の妻・艶に苦悩し続けてきた阿部の演じる松生が、ガンで艶が危篤状態にあることを、彼女が過去に関係した男たちに伝えにいくストーリー。総勢22人の大人の男女が入り乱れる恋愛群像劇だ。さて今回解禁になったのは、艶のいる病室で、松生と大竹が演じる元妻・早千子がニアミスをするシーン。6月下旬に撮影されたこのシーンは、南房総の「少年自然の家」を、舞台となる伊豆大島の病院に見立てて撮影。艶の病室にいる早千子に驚いた松生が、2階から駆け下りてきて病院の外の喫煙所で煙草に火をつけるが、病院のロビーにいた忽那扮する娘の麻千子がそれに気づき、声をかけるも、松生は出てきた早千子を察知してまた逃げ去ってしまうという場面だ。その一連を建物の内側からの引き、寄り、外からと行定組特有の長回しで撮影していくが、その度に阿部がダッシュで駆け下りてきて、カットの度に肩で息をしている。だが、阿部は「行定監督とは10年以上前にCMで1回だけご一緒させていただいて、映画にも出してくれないかな? って思っていたんですけど、今回やっと夢が叶いました」と充実の笑顔。「それに大竹さんとも今回初めて映像で共演できたし」。すると大竹が「でも言葉も交わしてない(笑)。それにしても変わった話よね(笑)」と本音をポロリ。それに対して忽那は「監督は大切なシーンほどテイクを重ねるから大変(笑)」と行定組の洗礼をたっぷり浴びている様子。「それに母親を初めて女性として意識し、自分もそれに近づこうとする感覚を表現するのは難しい」と語った。一方、今回デジタルでの撮影に初挑戦した行定監督は「武器を得た感じ。予算を気にせずに回せるからね」とうれしそう。「日本にはなぜロバート・アルトマン(『ショート・カッツ』)のような登場人物のアンサンブルで見せる映画がないのかな? と前から思っていた。それに、俺がずっとやってきた連作短編をこの捻じれた構造の中で1本の映画にするのは新しいと思ったんです」。聞けば聞くほど濃密で一筋縄ではいかない内容の本作、来年1月26日の公開がいまから楽しみだ。『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』2013年1月26日(土)全国ロードショー取材・文・写真:イソガイ マサト
2012年10月10日群像劇の名手・行定勲監督が、女流作家・井上荒野の人気小説を原作に映画化した最新作『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』。主演の阿部寛と豪華な女優陣の共演で、2013年のお正月映画として早くも注目を集める本作の撮影現場から潜入に成功!阿部さんと大竹しのぶ、忽那汐里による緊迫のシーンに立ち会った。小泉今日子を始め野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶと、大物女優から人気若手女優までバラエティに富んだキャスティングが目を引く本作。数々の男たちと不貞を重ねるひとりの女性・艶(つや)とその夫・松生を始め、彼女を巡る愛憎、親子の絆、欺瞞、純愛など男女の5つのドラマが巧みに絡み合っていく。撮影が行われたのは、千葉県・舘山。監督自らが「大島より、大島らしいんだよ(笑)」と満足気に語るこだわりのロケ地だ。現在も使われている歴史館を病室に見立てるため改装したもので、壁に貼られたポスター一つにしてもスタッフが用意したもので、阿部さんが「こだわりの人」と称賛する行定監督らしい徹底した仕事ぶりだ。本作で大竹さんと忽那さんが演じるのは、艶に心奪われ、その純愛に全てを捧げる男・松生に捨てられた母娘。今回のシーンの現場は、その2人が大島にあるに病院に入院中の艶を訪ねに来るという場面。その病院で大竹さん演じる母・早千子と忽那さん演じる娘・麻千子が、献身的に艶の看病をする松生に再会する。始めは自分の娘だと気づかずにいた松生も、「幸せですか?」という麻千子の意味ありげな言葉に、罪悪感から逃げ出してしまう。この重要なシーン、行定監督は少ないセリフの中でそれぞれの葛藤を見せるため、セリフの言い回しからカメラのアングルまで微調整を繰り返し、何度もテイクを重ねていた。3人のキャストたちも、撮影と撮影の合間もこの静かな緊張感に言葉少なげだ。しかし、その誰もが行定組に参加できたことに喜んでいるようだ。「集中する現場なんだって思ったし、一歩も言い訳できないっていうか、すごくやり甲斐があるし、楽しいですよ。10年以上前に、CMでご一緒させて頂いたんですけど、ずっと何かやらせてもらえないかなって思ってたんです。今回、その夢が叶った。お声がかかってすごく嬉しかったです」(阿部さん)、「言葉よりも感覚的なものを追及される方なんだと感じました。監督が目指すものに近づけるために、ワンシーンの中で一つの課題をクリアしたかと思うと、また違う課題がどんどん出てくる感じです(笑)」(忽那さん)と、「こだわり」という言葉が行定組初参加の2人の口をつく。しかし、過去に『遠くの空に消えた』で監督の“こだわり”を体験している大竹さん曰く「今回はスムーズな方(笑)」なんだとか。最後に、それぞれが演じる役柄について聞いてみると、「(松生は)純粋に艶を愛している男。艶という女性は色んな男たちに行き会っていく。それをずっと後ろから一身に追いかけていって、とても可愛らしい人物に思えます」と語る一方で、役作りのためにボロボロに心も体もヤツれたその姿は痛々しくすらあり、その裏にある壮絶な役づくりを想像しないわけにはいかない。そして娘・麻千子&母・早千子役の2人は、「松生を前にした母の、“女”としての部分を見届けないといけない複雑さと、大人になろうとしてもなれない葛藤を抱いた役だと思います。松生には憎しみを抱いている」と忽那さんが真摯に語ったかと思えば、大竹さんは「(早千子は女として)理解できない!捨てた男を許すなんて、絶対頭おかしいよね」と笑い、流石は大女優の余裕を見せていた。センチメンタルに、しかし生々しく男と女を描くその現場には、行定作品の独特の雰囲気が流れていた。今回のパートを含め5つの男女のドラマが展開するこの『つやのよる』。彼らがたどり着く先は、いったいどこなのだろうか?『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』は2013年新春、全国にて公開。■関連作品:つやのよるある愛に関わった、女たちの物語 2013年1月26日より全国にて公開
2012年10月10日若手映画監督の登竜門として、世界に誇る名匠を多数輩出してきた自主制作映画のコンペティション「PFFぴあフィルムフェスティバル」。1977年のスタートから今年で34回目を迎える同映画祭が、9月18日(火)より11日間にわたり開催される。未来の匠を生み出す、目玉のコンペティション部門「PFFアワード」では今年、522もの作品が集まり、その中から16作品が入選。平均年齢も23.6歳と、新世代監督たちの熱戦が繰り広げられるが、それに加えてここでしか観られない作品も数々登場する。既に入選作品のうち4作品がカナダ・バンクーバー国際映画祭や韓国の釜山国際映画祭での上映が決定しており、その信頼度が世界からも注目されている「PFFアワード」。今年のトロント国際映画祭を沸かせた内田けんじ監督らも、ここから巣立ったひとりであることは有名である。毎年、多種多様の作品が寄せられる本アワードだが、今年は震災や原発を扱った作品やいじめ問題など、入選作では時事的なテーマを扱う作品が多く見られるが、さらに過去最多となる5名の女性監督が入選しているのも特筆すべき点。女性ならではの視点で描く、思春期の悩みやジェンダーを題材にした作品に注目が集まる。この目玉となるコンペに加えて、今年注目すべきなのが招待作品部門の作品の数々。「テレビドラマに挑戦!WOWOWドラマをみる」と題した企画では、今年話題となったWOWOW製作のドラマが一挙上映され、先日ヴェネチア国際映画祭でも上映された黒沢清監督×小泉今日子主演のドラマ「贖罪」の国際映画祭バージョンが上映される。世界各国の映画関係者らの強い希望のもと、4時間半にも及ぶ長尺の映画として蘇った本作はヴェネチアでスタンディング・オベーションを起こしたが、この映画祭バージョンが国内で観られるのはPFFだけ。ぜひチェックを!また、名作を通してタイムワープのひとときを過ごしてみたいという方には、イギリスを代表する監督&脚本コンビ、マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガー、撮影のジャック・カーディフによる名作を集めた「映画の“ルック”を浴びてみる!」コーナーがオススメ。『老兵は死なず』(’43)や『天国への階段』(’46)、『赤い靴』(’48)など、技術が進化した今日から遡ること半世紀以上前のこだわりの映画が観る者のクリエイティブ精神を刺激する。さらに、2010年のPFFアワード審査員特別賞を受賞した『世界グッドモーニング!!』がフランスで公開を控えるなど、世界から注目を集める新鋭・廣原暁監督の新作であり、自身の転換点だという『HOMESICK』が初披露されたり、村上淳、渋川清彦らが集結した『Playback』など公開予定の日本映画最新作の上映、昨年逝去した名匠・森田芳光監督が生んだ幻の8ミリ作品のデジタルバージョンでの上映など、ここだけでしか楽しめない企画が目白押し!各国の映画祭も最高潮の盛り上がりを見せる“芸術の秋”、ぜひあなたも日本が誇る新たな才能を先取りしながらこの季節を堪能してみては?「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」は9月18日(火)から28日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催。「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」会期:9月18日(火)~28日(金) ※月曜休館場所:東京国立近代美術館フィルムセンター公式サイト:■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年09月13日9月16日(日)・17日(月・祝)の2日間、千葉・袖ケ浦海浜公園で行われる氣志團主催の野外フェス氣志團万博2012「房総ロックンロール・オリンピック」に浜崎あゆみの出演が決定した。【公演情報はこちら】結成15周年を記念して彼らの地元千葉県を舞台にした野外フェス、氣志團万博2012。これまでにも小泉今日子やももいろクローバーZなど、世代やジャンルを超えたアーティストの出演が発表されてきた。それら出演者に加え今回、最終出演者として浜崎あゆみの出演が発表された。浜崎はa-nation以外のフェスに出た事がなかったが、氣志團・綾小路翔からの熱烈なラブコールに応える形で出演を快諾。2日目の9月17日(月・祝)に出演する事になった。かねてより予告されていたビッグサプライズゲスト、浜崎あゆみの出演で、全出演者が出揃った氣志團万博2012。今回タイムテーブルも合わせて発表されたので、参戦予定の方は公式サイトでご確認を。チケットは発売中。■氣志團万博2012「房総ロックンロール・オリンピック」日程:9月16日(日)・17日(月・祝) 9:00/11:30会場:袖ケ浦海浜公園(千葉県)料金:1日券-10,000円
2012年09月11日8月29日(現地時間)より開幕中の第69回ヴェネチア国際映画祭で8月30日(現地時間)、日本人監督として公式上映第1号となる黒沢清のドラマ「贖罪」が特別招待部門にて上映された。この日の上映のためにドラマ全5話分を再編集した4時間半にも及ぶ力作を引っさげ黒沢監督も単身現地入りし、ヨーロッパ中から集まった映画人に向けて思いの丈を語った。ベストセラー小説「告白」の原作者として知られる湊かなえの同名小説を原作に、主演・小泉今日子、各エピソードに蒼井優を始め池脇千鶴、小池栄子、安藤サクラという豪華女優陣を迎え、今年1月にWOWOW連続ドラマ枠で放送された本作。とある田舎町で起きた美少女殺人事件の被害者の母親が、事件当時、娘と一緒に遊んでいた4人の少女たちに“償い”を課していく。『トウキョウソナタ』や『アカルイミライ』など、幾度となく監督作を引っさげ海外の映画祭の数々に参加してきた黒沢監督だが、インターナショナル版として再編集されたものとは言え、ドラマ作品を携えての参加はこれが初めて。「撮影をした当時は、テレビや映画を意識して撮ってはいなかったので正直、このように映画として世に出ることになったことはとても嬉しく思っています。本作を正式出品作として、この長尺にも関わらず選んでくれたヴェネチア国際映画祭は寛大で冒険的な映画祭だと、改めて懐の広さに感激しています」と感謝の思いが口を突いて出た。また、本作の製作に至った経緯を「湊かなえさんの作品はとても女性的で、主な読者も女性なんだと推測しますが、男性の私にとってはあまりなじみもない原作と思いながらも、とても楽しんで作ることができました」と語る黒沢監督。「特に前作の『トウキョウソナタ』でご一緒していた小泉さんと香川さんの再競演など、その2人が演じてくれているそのエピソードにも思い入れがあり、この映画は私自身の過去作品の“その先”を探り出すような思いで作ることができました」。最後に、外国人記者から「個人と社会を対立させるということが軸になっている小説を基に作られていると理解しているが、なぜ日本の社会ではこの映画のように個人の存在が社会と対立するような事件が起こるのか?」という映画祭ならではの質問が飛んだ。これに対して監督は「日本に住んでいる自分でも分からない。日本の社会構造には、新聞や報道で見えてくるものとは異なるものが隠れていると思う」と率直な言葉で見解を述べた。上映後、会場内にいた黒沢監督に向けて盛大なスタンディング・オベーションが贈られ、海外の映画祭経験が豊富な黒沢監督も今回の上映には大きく胸を揺さぶられていた様子だった。第69回ヴェネチア国際映画祭は9月8日(現地時間)までイタリア・ヴェネチアにて開催。■関連作品:リアル~完全なる首長竜の日~ 2013年初夏、全国東宝系にて公開
2012年08月31日デビュー作『告白』で人気を得た湊かなえの原作を、小泉今日子主演でドラマ化したミステリー作『贖罪』が24日(金)にDVDリリースされるにあたり、19日に都内で全5話一挙上映会&トークショーを実施。黒沢清監督と、第1話に出演した森山未來が登壇した。その他の写真『贖罪』は、15年前に小学生の娘を殺害された母親(小泉)と、当時事件を目撃したことが原因で、“償い”の思いを抱えながら大人になった4人の女性が、連鎖する悲劇を引き寄せていく姿を描いた物語。5話構成になっており、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴ら豪華女優陣が出演している。29日(水)から開催される第69回ヴェネチア国際映画祭(アウト・オブ・コンペティション部門)、第37回トロント国際映画祭(コンテンポラリーワールドシネマ部門)ほかでの上映が決定しており、世界的に注目されている本作。これに対して黒沢監督は、「本当にうれしい。幸福な出会いがあった作品だったと思います。はじめてのTVドラマでしたので、やはり映画とは違うと覚悟を決めて取り組んだのですが、本当にスタッフとキャストに恵まれて、映画と遜色のない自分らしい作品が作れたと思っています」と喜びを語った。一方、森山が出演するのは『贖罪 第1話 フランス人形』で、“ある秘密”を抱えるという難しい役どころ。森山は黒沢監督の演出に対して、「主人公が変わった性癖を持っているので色々とイメージを持って現場に入ったのですが、それを上手く監督にいなされながら演じた気がしています。自分の感覚が抜けた時、自分のイメージと微妙にズレた時に、そのシーンでOKが出る感じでした」とコメント。それに対して黒沢監督は、「森山さんの印象としては、僕が攻めるとヌメっとかわしていくので、そこを僕がまた攻めると。ただ、演技に関しては、特に私は何もしていません。あの雰囲気は、(第1話で共演した)蒼井優さんとのふたりのコンビネーションによって生まれたものだと思いますので、非常に面白かったですね」と絶賛していた。そんなふたりには撮影中に共通の思い出があるようで、「台詞のないシーンがあったのですが、森山さんのほうから何か台詞があったほうが良いのではと意見があった。それで、その夜に、あるアイデアを考え付きまして“ある台詞”を台本に入れ込んでみたんです」と黒沢監督が述べると森山は、「次の日、その台詞を演じてみたら、すごくしっくりきて、スゴイなと。でも、その台詞については助監督の方と意見の相違というか、ケンカになりまして。最終的には監督の判断に任せようと、そこでは納得したのですが(笑)」と会場の笑いを誘う場面も見られた。『贖罪』レンタル:8月24日(金)前篇・中篇・後篇(全5話)レンタル開始セル:8月24日(金)DVDコレクターズBOX【初回生産限定】発売開始DVDコレクターズBOX【初回生産限定】8990円(税込)発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
2012年08月20日