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展覧会「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」が、2025年4月26日(土)から6月15日(日)まで、愛知・名古屋の松坂屋美術館にて開催される。東京・麻布台ヒルズ ギャラリーでも開催された巡回展だ。ポケモンが工芸作品に、約80点展示「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」は、ポケモンと工芸作品を組み合わせた作品が一堂に並び、2つの世界観が生み出す“かがく反応”を楽しむ展覧会。松坂屋美術館では、これまでの巡回展からアップデートし、追加作品を加えた約80点が展示される。金のたてがみを持つ“金工”のブースターたとえば、金属を加工して作る工芸品“金工”によって生み出された「ブースター」。銅を熱して急冷させる伝統的な着色法“緋銅”によって、体の色や黄金に輝くたてがみを表現した。“唐草文”が描かれたシェイミ陶芸の「シェイミ」も展開される。艶やかな質感と、丸みを帯びた独特のフォルムがポイントだ。また体部分には、くさタイプにちなんで、つる状の植物が絡み合って曲線を描く“唐草文”が描かれている。「つららおとし」のインスタレーションさらに、天空から氷柱を落として、対戦相手にダメージを与えるポケモンの技、「つららおとし」をガラスで表現したインスタレーションも登場。カットされたガラスはダイヤモンドのような形、八角形に見えるものなどさまざま。零こぼれ落ちる氷の破片はうっとりするほどの輝きを持っており、その美しさと攻撃性の両面に注目して制作されている。和服ピカチュウの限定ぬいぐるみ展覧会会場では、ここでしか手に入らない限定グッズが勢揃い。中でも注目は、ポケモンと工芸を組み合わせた限定ぬいぐるみ。可愛らしいピカチュウは、「工」の字を交互に繋ぎ合わせた日本の伝統柄“工字繋ぎ”の着物を纏っている。頭につけられた、簪のような髪飾りも魅力だ。美濃焼マグカップ&珈琲ドリップバッグもこのほか、“唐草文”とピカチュウ、モンスターボールが描かれた手のひらサイズの美濃焼マグカップや、展示作品がプリントされた珈琲ドリップバッグなど、自宅でも展覧会の世界観を楽しめるグッズをラインナップする。【詳細】展覧会「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」会期:2025年4月26日(土)〜2025年6月15日(日)時間:10:00〜18:00(入館は閉場30分前まで)場所:松坂屋美術館住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋 南館7階チケット:一般 1,700(1,500)円、高・大学生 1,100(900)円、小・中学生 600(400)円、未就学児 無料※( )は前売り価格。※土日祝日は日時指定。【問い合わせ先】松坂屋名古屋店 大代表TEL:050-1782-7000
2025年04月24日グッチ(GUCCI)が東京・銀座に展開するグッチ銀座 ギャラリーでは、展覧会「横尾忠則 未完の自画像 — 私への旅」を、2025年4月23日(水)から8月24日(日)まで開催する。“未完”をテーマに最新作など約30点現代の日本を代表する芸術家のひとり、横尾忠則。「横尾忠則 未完の自画像 — 私への旅」展は、「未完」をテーマに、初公開の自画像や家族の肖像といった最新作6点を含む、横尾作品約30点を紹介する展覧会だ。本展のテーマである「未完」とは、芸術の創造性は完成された瞬間よりも、むしろ未完成に宿るとする、横尾の考え方に基づいている。1960年代から約60年にわたって活動を続けてきた横尾は、表現媒体や作風を多様に変化させつつ、ひとつの「完成」に留まることなく「未完」の「旅」を続けてきたのであった。会場では、「旅」を彷彿とさせるテーマを軸に、横尾の絵画作品を紹介。また、屋上スペースでは、1970年の大阪万博で横尾が手がけた、「未完」のイメージを象徴的に表現する真っ赤な足場のインスタレーションを再現する。展覧会概要展覧会「横尾忠則 未完の自画像 — 私への旅」会期(予定):2025年4月23日(水)〜8月24日(日) 会期中無休会場:グッチ銀座 ギャラリー住所:東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座 7F開場時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)入場料:無料※予約優先制(詳細についてはグッチ公式サイトを参照)※屋上スペースの展示は、天候や時間によって観覧できない場合あり【問い合わせ先】グッチ クライアントサービスTEL:0120-99-2177
2025年04月24日テキスタイル研究所[Casa de pano]では、テキスタイルデザイナー 中澤楓による展覧会“KILIG”を、2025年5月2日(金)~4日(日)に開催いたします。若手テキスタイルデザイナー中澤楓による展覧会「KILIG」Casa de panoは、テキスタイルの展示に特化したギャラリーとして2023年に生まれた、天井高約4mの開放的なスペース。本展では、中澤が幼少期に感じたような心踊る感覚を大切に制作した、植物柄を中心とした新作テキスタイルを発表します。天井高を生かし、まるで植物園のにいるような空間となっています。またイラストレーション展示のほか、日々描き溜めたドローイングファイルもご覧いただけます。そして、海と山のまち鎌倉の小さな花のアトリエ「_ish.」とのコラボレーションによる生花やフラワーバッグ、プラントベースの焼菓子屋weekendのクッキーを詰め込んだうさぎと花をモチーフにしたクッキー缶など、母の日のギフトにぴったりなアイテムが並びます。企画展の連動イベントとして、花のアトリエ「_ish.」による花束を組むワークショップや、中澤楓による似顔絵会(1日1組限定)も実施いたします。色鮮やかで伸びやかな花のテキスタイルと生花に包まれる空間の中で、初夏の訪れをお楽しみいたただけたら嬉しいです。【中澤楓 TEXTILE EXHIBITION“KILIG”概要】開催日 : 2025年5月2日(金)~2025年5月4日(日)11:00~16:00(最終入場15:30)会場 : テキスタイル研究所[Casa de pano]JR横須賀線「鎌倉駅」より徒歩15分、鶴岡八幡宮より徒歩3分入場料 : 無料企画協力・運営: テキスタイル研究所[Casa de pano]問合せ先 : info@casadepano.com ・事前予約制を取らせていただいております。予約お申込み後、受付メールにて所在地をご連絡いたします。・ご来場予約 【テキスタイルデザイナー 中澤楓/Kaede Nakazawa】1999年、神奈川県生まれ。2022年に多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業後、同研究室にて副手として3年間従事。日常に溢れるちょっとした幸せや、ルンルンとした気分になれるようなテキスタイルデザイン、イラストレーションを大切にしながら、作家活動を続ける。Instagram: @nakazawa_kaedeWEB : 本展で発表する生地の制作秘話インタビューは、下記URLよりご覧いただけます。 ・展示2022年10月 NIFヤングテキスタイル(東京ビッグサイト)2023年9月 多摩美術大学助手展2023(多摩美術大学 アートテークギャラリー)2024年5月 SICF25(SPIRAL スパイラル)2024年9月 多摩美術大学助手展2024(多摩美術大学 アートテークギャラリー)2024年12月 本は港(日本大通り)2024年に捺染したテキスタイル作品「ひと夏」撮影:桑原仁太【“KILIG”連動イベント】(1) ワークショップ:your own flowers in bagオリジナルのコラボレーションフラワーバッグに合わせて、花束を組んでいただくワークショップです。ご用意した花材の中から、ご自身でお花をお選びいただき花束を作っていただけます。初めての方でもお気軽にご参加ください。講師 : flower lab _ish.参加費 : 6,600円(税込)所要時間: 約30分予約方法: 来場予約フォームよりお申し込みください。URL : *flower lab _ish.と中澤楓コラボレーションによるフラワーバッグは別売りとなります・Flower lab _ish. +アンダーライン鎌倉由比ヶ浜を拠点に活動するフラワーデザインチーム。ウェディングフラワーのコーディネートや店舗装飾を手がけております。お祝いやご自宅用のお花など、日常に寄り添ったお花のご提案もしております。Instagram: @_ish.shinoWEB : ワークショップ:your own flowers in bag(2) 新商品:花畑をかける!うさぎクッキー缶プラントベースの焼菓子屋weekend(鎌倉市極楽寺)のクッキーを詰め込んだうさぎクッキー缶を、本企画展に合わせて発売いたします。八女抹茶&バニラ生地のうさぎクッキーの周りには、アールグレイやメープルのお花クッキー、白ごまのスノーボールなどを詰め込んだ華やかなクッキー缶です。母の日の贈り物にはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめです。会期終了後は、cafe Luonto(鎌倉市長谷)にて販売いたします。販売価格:2,600円(税込)サイズ :92×132×H44mm温度帯 :常温*クッキーのラインナップは、変更する可能性がございます。ご了承ください。・焼き菓子屋 weekend緑溢れる鎌倉・極楽寺のatelierを拠点とし、グルテンフリー&プラントベースの焼菓子を製造している。店主の美しい故郷・山形県産のおいしい米粉をベースにできる限りorganicや環境負荷の少ない材料を選び、日々にそっと寄り添える焼菓子をお届けできたら。そんなきもちを込め、アトリエで研究を重ねている。Instagram: @weekend_kamakuraWEB : 新商品「花畑をかける!うさぎクッキー缶」(3) テキスタイルデザイナー 中澤楓による似顔絵会ポストカードサイズの紙にアクリルガッシュと色鉛筆で似顔絵を描きます。誕生花を描いたペーパーフレームに額装し、お渡しいたします。おひとり様 3,500円(税込)所要時間 45分(10時15分~)・複数人ご希望の場合は2人目以降+500円/人・専用ページよりご予約の上、ご参加ください。来場予約ページとは異なりますのでご注意ください。 テキスタイルデザイナー中澤楓による似顔絵会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月17日展覧会「追悼 上村淳之展 学生時代から晩年までI—鳥・鳥・鳥—」が、奈良の松伯美術館にて、2025年5月3日(土・祝)から7月13日(日)まで開催される。上村淳之、初期から晩年までの花鳥画を公開日本画家の上村松園(うえむら しょうえん)を祖母に、上村松篁(うえむら しょうこう)を父に持ち、花鳥画家として知られる上村淳之(うえむら あつし)。学生時代より、花鳥画を通して東洋独自の絵画空間を追求し続けた淳之は、松伯美術館の館長を務め、2024年に世を去っている。展覧会「追悼 上村淳之展 学生時代から晩年までI—鳥・鳥・鳥—」では、松伯美術館の所蔵作品を中心に、初期から晩年までの作品を紹介。同館では初展示となる《孔雀》をはじめ、《白鷹》、《月の水辺》、《丹頂》といった淳之の花鳥画を公開するほか、特別展示として松園や松篁の作品も展示する。展覧会概要展覧会「追悼 上村淳之展 学生時代から晩年までI—鳥・鳥・鳥—」会期:2025年5月3日(土・祝)〜7月13日(日)会場:松伯美術館住所:奈良県奈良市登美ヶ丘2-1-4開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日に休館)入館料:大人 820円、小・中学生 410円※20名以上は1割引※障がい者手帳の提示者本人および同伴者(1名まで)は2割引【問い合わせ先】松伯美術館TEL:0742-41-6666
2025年04月14日展覧会「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」が、福岡市美術館にて、2025年4月19日(土)から2025年6月8日(日)まで開催される。東京ステーションギャラリーでも開催された巡回展だ。サー・テレンス・コンランの手掛けたデザインが集結イギリスの生活文化に大きな変化をもたらし、セレクトショップ「ザ・コンランショップ」などを手がけたサー・テレンス・コンラン。テキスタイルや食器のパターン・デザイナーとして活動を始め、家具などのプロダクト開発、廃れていたロンドンの倉庫街を一新させた都市の再開発、書籍の出版、レストラン事業など、多岐にわたる領域のデザインに携わった。家具から発想源の愛用品まで、300点以上展覧会「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」は、デザインブームの火付け役にもなった、コンランの人物像に迫る、日本初の展覧会。展示されるのは、器や家具、オブジェクトといったプロダクトや書籍、テキスタイル、発想の源でもあった愛用品など、300点以上の作品&資料。福岡市美術館では、会場構成を空間に合わせて再構築し、コンランを読み解いていく。食器&テキスタイルなど初期プロダクトたとえば、食器やテキスタイルなどの初期プロダクト。イギリスのポップ・アートの先導者エドゥアルド・パオロッツィからテキスタイル・デザインを学んだコンランの初期プロダクトは、産業が活気付きつつある第二次世界大戦後のイギリスにて、大きく注目されている。コンランのデザインが詰まった空間また、ライフスタイルの提案をコンセプトに生活用品を扱う「ザ・コンランショップ」の中に入ったかのような空間も魅力。1970年代に誕生した「ザ・コンランショップ」は、1994年に日本初上陸を果たしたショップで、現在のセレクトショップの先駆けとして世界のデザイン市場に影響を与えている。コンランの世界観が存分に感じられる空間で、デザインの魅力に触れることができる。展覧会限定グッズもさらに、展覧会限定のグッズも展開する。中でも注目は、展覧会開催に合わせて制作された書籍「Who is Terence Conran?」。コンランの人生を年表形式でまとめ、展覧会に出展されていない資料や写真も盛り込んだ充実の内容となっている。このほか、「ザ・コンランショップ」で展開したグラフィックデザインや、コンランが残したスケッチをモチーフに書き下ろしたイラストを採用した、ポストカード、クリップ、付箋、養生テープなど、日々を彩るグッズをラインナップする。【詳細】展覧会「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」会期:2025年4月19日(土)〜2025年6月8日(日)時間:9:30〜17:30(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日※5月5日(月・祝)、5月6日(火・振)は開館。5月7日(水)は休館。会場:福岡市美術館住所:福岡市中央区大濠公園1-6入館料:一般 1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,000円(800円)、小・中学生 600円(400円)※( )内は前売料金。※大学生以下は展示室入り口にて学生証や生徒手帳を提示。※会期中、関連イベントを多数開催。詳細は展覧会特設HP、または公式インスタグラムを確認。【問い合わせ先】西日本新聞イベントサービスTEL:092-711-5491(平日9:30〜17:30)
2025年04月13日エマリーエ(EMarie)のデザイナー・エマ理永の展覧会「エマ理永のドレス造形展 THE DRESS~それは命が宿る彫刻 究極の造形美を求めて~」が、東京・表参道のスパイラルガーデンにて、2025年6月12日(木)から23日(月)まで開催される。エマ理永によるドレスを一挙公開科学や数学の発想を取り入れつつ、美しい造形を探求してきたドレスデザイナー、エマ理永。「エマ理永のドレス造形展 THE DRESS~それは命が宿る彫刻 究極の造形美を求めて~」は、エマ理永の初となる展覧会だ。本展では、エマ理永が手がけてきたウエディングドレスなどを公開。理化学研究所とのコラボレーションのもと、人工知能(AI)を活用してデザインしたドレスを筆頭に、映画『花より男子ファイナル』やドラマ『やまとなでしこ』で着用されたウエディングドレスなど、華やかなドレスの数々を目にすることができる。展覧会概要展覧会「エマ理永のドレス造形展 THE DRESS~それは命が宿る彫刻 究極の造形美を求めて~」会期:2025年6月12日(木)~23日(月)会場:スパイラルガーデン住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 1F時間:11:00~20:00入場:無料
2025年04月12日展覧会「デザイン ミュージアム ジャパン(DESIGN MUSEUM JAPAN)展 2025~集めてつなごう 日本のデザイン~」が、2025年5月15日(木)から5月25日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館にて開催される。日常に潜む優れた“デザイン”を調査&展示日々の生活に溶け込み、豊かさや活力をもたらすデザイン。グラフィックやプロダクトだけでなく、地域の伝統技術、町並み、道具の仕組み、生活習慣にも優れたデザインが隠れている。展覧会「デザイン ミュージアム ジャパン(DESIGN MUSEUM JAPAN)展 2025~集めてつなごう 日本のデザイン~」では、そんな日常に潜むデザインにフォーカス。国立新美術館で3回目の開催となる2025年は、総勢8人のクリエーターが日本各地をリサーチし、各地で発見したデザインとその内容を展示する。魔法瓶を作ったガラス職人たちの情熱たとえば、長時間の保温と保冷が可能で、水筒やポット、コップなどで広く知られる「魔法瓶」の展示。起源は、江戸時代にさかのぼり、長崎の商人がオランダ人からガラスの製法を学んだことに始まる。その後、大阪に移った商人が大阪天満宮の前でガラスの製造を始めたことで、大阪・天満はガラスの一大産地として有名になった。このコーナーでは、インテリアデザイナーの五十嵐久枝が、国内外で「魔法瓶」の圧倒的シェアを誇るメーカーをリサーチ。様々な種類の「魔法瓶」と、その歴史や製作過程を紹介していく。明朝体と京都の関係現代美術作家の宮永愛子がリサーチした展示コーナーでは、「フォント」とその誕生の土地について紹介している。内容は、日常でよく見かけるヒラギノシリーズの中で最初に開発された「明朝体」に焦点を当てたもの。「明朝体」の誕生地であり、その基になった文字とも縁のある京都府で、歴史やデジタルではない手書きの制作過程に迫る。宮前義之が調査する「街路市」また、高知県で江戸時代から300年以上続く「コミュニケーション」のデザインにも注目。展示されるのは、エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)のデザイナー・宮前義之が高知市の路上で行われる、日本最大規模の「街路市」を調査した内容だ。物を通じて人と人が繋がる様子から、長く大切にされてきた理由を解き明かす。大漁旗&スナックのデザインもこのほか、映像工芸作家・菱川勢一による漁師たちを鼓舞する「大漁旗」のデザイン調査、グラフィックデザイナー・佐藤卓による「スナック」に潜むその店ならではのコミュニケーションが生まれるデザイン調査に加え、プロダクトデザイナー・深澤直人やグラフィックデザイナー・菊池敦己、建築家・塚本由晴によるリサーチ結果も紹介する。【詳細】展覧会「デザイン ミュージアム ジャパン(DESIGN MUSEUM JAPAN)展 2025~集めてつなごう 日本のデザイン~」開催日程:2025年5月15日(木)~5月25日(日)時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)※金曜日は20:00まで。※5月15日(木)は15:00開場。会場:国立新美術館 3階 展示室3B住所:東京都港区六本木7-22-2観覧料:無料【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:050-5541-8600
2025年04月11日ドレスに普遍性を与えるデザイナー エマ理永(リエ)(東京都渋谷区神宮前 代表:エマ理永)は、究極の造形美を求めた作品の創作の秘密に迫る展覧会「エマ理永のドレス造形展 THE DRESS~それは命が宿る彫刻 究極の造形美を求めて~」を初開催いたします。EMarie【エマ理永のドレス造形展 THE DRESS~それは命が宿る彫刻 究極の造形美を求めて~ 概要】会場:スパイラルガーデン(表参道) 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F会期:2025年6月12日(木)~6月23日(月)/6月11日(水) メディア向け内覧会時間:11:00~20:00入場:無料「なぜ、知的な女性に支持されるのか?」そのドレスは、科学と数学の領域や思考が結びつく発想の飛躍と、美しい造形美への飽くなき追求から生まれた。1人1人の女性達のために完璧なフィットをめざし、完全なる美へ誘導するために全身全霊を尽くす。左脳と右脳を操り普遍的な美しさ完成させる唯一無二のデザイナーのエマ理永の秘密をご覧ください。ドラマ「やまとなでしこ」着用ウエディングドレス映画「花より男子ファイナル」着用ウエディングドレス理化学研究所とのコラボによるAIドレス(1)フラクタルドレス 視覚認識学者とのコラボ理化学研究所とのコラボによるAIドレス(2)【エマ理永 プロフィール】エマ理永武蔵野美術大学短期大学卒業、高校から美術科でファインアートを学ぶ。ブランド名はエマリーエ。自然と人間、服と人間の関係性に注目し、大量生産ではない服の本質に迫る活動を続け、内外の科学、数学の研究者とコラボレーションによって服や造形を発表。2005年~2007年宇宙ウエア開発ユニットリーダー(JAXA宇宙航空研究開発機構)。元東京造形大学特任教授。脳科学、数理工学、時間生物学等の研究者との共創、睡眠学会、図学会、データサイエンスなどの国際大会、2019年理化学研究所AIPのAI、東大IRCNとパイオニアとしてコラボレーションでドレスを発表する。英科学誌『nature』、米数学誌『math-horizons』、米新聞『The NewYork Times』、英新聞『The Guardian』などに掲載される。2017年よりエリ松居からエマ理永に改名。エマ理永のドレス造形展Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月09日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」が、大阪中之島美術館にて、2025年7月15日(火)から9月17日(水)まで開催される。ルイ・ヴィトンの歴史、日本との関係を探る没入型エキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展は、1854年に創業されたルイ・ヴィトンの歴史や日本との関係に焦点を合わせた、没入型の展覧会だ。会場では、メゾンの卓越したサヴォアフェールや創造性を紹介する展示空間を展開する。なお、本展は、美術史家・キュレーターのフロランス・ミュラー(Florence Müller)の協力のもとに製作。デザインは、建築家レム・コールハースらによって設立された建築設計事務所「OMA」の重松象平が担当する。展覧会概要ルイ·ヴィトン「ビジョナリー·ジャーニー」展会期:2025年7月15日(火)〜9月17日(水)会場:大阪中之島美術館住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1※詳細については追って告知【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2025年03月29日建て替えのため、2025年2月をもって惜しまれつつ休館した帝国劇場を体験できる展覧会「帝国劇場展~THE WORLD OF IMPERIAL THEATRE~」が、本日3月28日(金) から4月27日(日) まで、銀座三越新館で開催される(3月28日はエムアイカード会員特別招待日で、一般公開は3月29日から)。開幕前日の3月27日、プレスイベントが開催され、展覧会のアンバサダーを務める井上芳雄と森公美子が出席。帝国劇場の思い出と共に、この日ひと足早く内覧した展示内容の印象やみどころを紹介した。まず、司会から帝国劇場初舞台の時の思い出を聞かれると、1984年の『屋根の上のヴァイオリン弾き』でアンサンブルとして出演した森は、2014年『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の主役・デロリス役で「0番」(センター)に立つまでの道のりを振り返り、「アンサンブルの経験もしているので、私は芝居をしていて、『あ、このアンサンブルは素晴らしいな』と思ったり、アンサンブルの重要性について、サポートするということがどういうことなのかということもよく知ることができました。41年間帝劇にはお世話になりました」としみじみと語った。森公美子一方、井上は2000年の『エリザベート』ルドルフ役が帝劇の初舞台だった。「ミュージカルをやりたくてずっと勉強していたのですが、いきなり3ヶ月のロングランで、シングルキャストだったので、務めることに精一杯。余裕もなかったんですけど、(周りが)すごい温かかったんですよね」と振り返る。「もう必死に稽古して、出させてもらったら『エリザベート』という作品がすごく人気のある作品ですし、どんどんファンの方もついてくださって。楽屋口は日に日に何というか出待ちの列が伸びて。劇場の裏側では本当に炊き出しというか、一緒にご飯を食べたりすごく温かかった。そのギャップがまた面白い劇場だなと思っていた気がします。何ヶ月も過ごすから、みんな仲良くなって家族みたいになって。大きな劇場というイメージだったけど、中はこんなにアットホームなんだ」と当時の感動を語ると、森も「私は『レミゼ』で2階に上がる時に、大道具さんが支えてくれるんですけども、いまだに『どうぞよろしくお願いします』と言ってる。誰も偉い人がいなくて、その、「よろしくお願いします」って言うのが普通になっているという。これこそファミリー」と同意した。帝国劇場初舞台時の思い出を語り合う井上芳雄と森公美子共にミュージカル俳優として、帝国劇場をはじめ数々の舞台に立ってきたふたりだが、意外にも作品での共演経験はないという。現・帝国劇場のクロージング公演として先月開催された、CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』で初共演した際の印象を聞かれると、井上は、稽古場での森のムードメーカーな一面と最後の最後まで諦めずに一発にかける真摯な一面を目の当たりにして驚いたという。「稽古場でご一緒したのも初めてだったので、まずびっくりしたのが、ずっと喋ってるんです。久しぶり、久しぶりと言いながら公美さんはずっと喋っていて。だから公美さんの周りいつも賑やかで明るい。皆さんに愛される俳優さんなんだなというのは納得しました」と話した。対して森は、井上を「本当に頭がいい」「おもてなしの心がすごい人」という。連日MCを務めた『THE BEST ~』での井上の司会ぶりを褒めた。「(出演者の)皆さんを紹介する場面でも、ひとつも間違いなくスムーズに、時間が押していても頑張る。ただ、ある日は叶わなかったですね」と、とある先輩俳優のトークを止めることができずに上演時間が長引いたエピソードも。また、「3回公演があって、ベテランの方は同じエピソードを毎回新鮮に話してくれる。そこに毎回いかに違った反応をするか、というので本当に鍛えられました」と言い、「だから本当に嘘が上手くなる」と会場を沸かせたが、森は「そうじゃない。やっぱり、おもてなしの心ですよ。だって、先輩にも気持ちをよくしていただきたいのでね。だから本当に素晴らしい」と、改めて井上の名司会ぶりを褒めた。展覧会のみどころについて、井上は「つい最近まで使わせていただいた帝劇が、もう今、歴史上のものになったみたいな、すごく本格的で度肝抜かれました」と絶賛。「稽古場で使っていたソファーとか、いや、これ、僕たちがよく見てるから、『ああ、あれ!』ってなりますけど、お客さまは見たことないだろうから、これ誰が懐かしんでくれるんだろうな?っていう……お客さまからしたら、ただのクタッとしたソファー」と戸惑いながらも、「ソファーには数々の俳優が座ってますし、稽古で座る時ってだいたい、落ち込んでる時ですからね」としっかりアピール。「実は1個1個に本当に僕たち経験があるみんなの思い入れがあって、それも含めて楽しんでいただけそう」。森は同じく帝国劇場9階の稽古場にあった箱馬が展示されていることについて、「箱馬といえば舞台裏に置いてあることが多いのに、展示されているのが面白いと話し、みどころは「貴賓室」。「本来は“尊い方”が使う部屋で一般公開はしていない。あまり座っていないのでソファーもへこんでません! ぜひ座って上映会を楽しんで」とアピールした。会見では、「今日は帝劇、明日は三越」という一代目帝国劇場が開場した大正時代に生まれたキャッチコピーがデザインされた「赤坂柿山」の「帝国劇場展」記念缶(「今日は帝劇、明日は三越」ポスターバージョン)、三越ライオンにかけてライオンスタイルの衣裳をまとったシアターベア(ぬいぐるみは別売り)、帝劇のチケット封筒柄にデザインされた「愛国製茶」の「帝国劇場展」記念缶(帝劇チケット封筒バージョン)などオリジナルグッズも紹介された。豪華衣裳も並ぶ展示内容と帝劇2階のカフェを忠実に再現した「Café IMPERIAL」を紹介7階の展示会場では、1911(明治44)年に開場した一代目帝国劇場開場時・開場式後の公演プログラムや、代表演目の衣裳などの展示に加え、劇場で実際に使用していた看板や座席で再現されたフォトスポット、普段は見ることのできない貴賓室や座長専用の楽屋「5-1」を体験することができる。また、9階の銀座テラス テラスルームには、実際に使用されていたイスとテーブルで帝国劇場内のカフェ「Café IMPERIAL」を再現。その一部を紹介する。【新館7階】展示内容<Entrance>エントランスにはお馴染みの看板も着到板<History>一代目帝国劇場の屋上に飾られていた翁の面一代目帝国劇場開場時・開場式後の公演プログラム『風と共に去りぬ』パンフレット帝国劇場の景観を閉じ込めたパネル展示も<Back Stage>劇場内にあり、通常立ち入ることができない貴賓室を再現貴賓室室内のモニターでは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』初演のジャン・バルジャン役である鹿賀丈史と、2024−2025公演のバルジャン役である吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔による座談会(3/28~4/12上映)と、初演キャストの滝田栄、岩崎宏美、島田歌穂と、音楽監督の山口琇也による座談会(4/13~4/27上映)が上映される。「座長が使用する5-1楽屋」再現楽屋前入口前には、会見で話題の出たソファーと箱馬もアンバサダーのふたりも参加し撮影会が行われた<舞台衣装展示>(Applause & Futureコーナー)ミュージカル『マイ・フェア・レディ』イライザ役・大地真央の衣裳ミュージカル『風と共に去りぬ』スカーレット役・米倉涼子の衣裳ミュージカル『ローマの休日』アン王女役・朝夏まなとの衣裳(左)と、ミュージカル『ラ・マンチャの男』セルバンテス/ドン・キホーテ役・二代目松本白鴎の衣裳(右)手前から)ミュージカル『マリー・アントワネット』マリー・アントワネット役・笹本玲奈、ミュージカル『モーツァルト!』ヴォルフガング役・古川雄大、ミュージカル『エリザベート』エリザベート役・花總まりの衣裳【9階】カフェ「Café IMPERIAL」外観実際に使用していたイスとテーブルアンバサダーふたりのおすすめ楽屋差し入れの販売も。「Mori Kumi」のオリジナル焼き印が入った「とんかつまい泉」の「ポケットサンド」と、千社札と熨斗付きの、井上芳雄おすすめ、カステラ専門店「福砂屋」の「フクサヤキューブギフトセット3個入り」<開催情報>『帝国劇場展~THE WORLD OF IMPERIAL THEATRE~』会期:2025年3月28日(金)~4月27日(日) 10:00~20:00(最終日17:00終了)※3月28日(金) は、エムアイカード プラス会員限定の特別招待日※入場は各日終了1時間前まで※全日程、日時指定制での有料展覧会会場:銀座三越 新館7階 催物会場●カフェ「Café IMPERIAL」会場:銀座三越新館9F 銀座テラス テラスルーム各日11:00~19:10(最終日17:10終了)座席料:1,100円(1テーブル(2席))※座席(イートイン)の利用は事前予約制(有料)※予約受付:利用希望日2日前の23:59まで。先着順◎入場区分:11:00- / 11:30- / 12:00- / 12:30- / 13:00- / 13:30- / 14:00- / 14:30- /15:00- / 15:30- / 16:00- / 16:30- / 17:00- / 17:30- / 18:00- / 18:30-※最終日は16:30最終入場※40分の完全入替制※テイクアウト・おみやげ販売コーナーは予約なしで利用可能本館7階 銀座シャンデリアスカイにフォトスポットあり。こちらには帝国劇場で上演されたミュージカル53作品のタイトルを「着到板」にして掲出されている。どなたでも利用可能公式サイト:
2025年03月28日ロエベ初の大型展覧会である「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が2025年3月29日から5月11日まで東京・原宿で開催します。ロエベの豊かな歴史、スペインの伝統、手仕事への献身を称えます。©FASHION HEADLINE「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」は、ファッションに対するロエベの前衛的なアプローチと、世代を超えて受け継がれるクラフトの文化を紹介します。本展覧会は、世界を旅する巡回展として2024年に上海で初めて開かれました。そして2025年3月、「ロエベ クラフテッド・ワールド」展を東京・原宿にて開催します。日本はロエベがヨーロッパ圏外に初めて出店した国であり、1973年に日本橋三越本店にて一号店をオープンしています。©FASHION HEADLINE本展覧会は21世紀におけるもっとも革新的な建築の数々を手がけた建築設計事務所であるOMAとのコラボレーションによりデザインされ、1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで創業してから世界有数のファッションブランドに成長するまでのロエベの進化を彩ってきた、アイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの数々をめぐる旅に誘います。アートとカルチャーに満ちた「ロエベ クラフテッド・ワールド」展は、179年にわたるロエベの創造性、革新性、そして卓越した技術の歴史をたどる展覧会です。19世紀にスペイン王室の公認を受け、20世紀には日本初の店舗をオープンし、LVMH傘下に参入。そしてクリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンが主導したルネッサンスに至るまで、ロエベの軌跡を紐解きます。©FASHION HEADLINE東京での開催を祝して、ロエベが日本国内外でおこなってきたコラボレーションや文化プロジェクトを紹介するための作品を特別に展示。LOEWE FOUNDATIONが支援する、京都で400年以上にわたり茶の湯釜造りを業としてきた大西家のドキュメンタリー映像のほか、LOEWE FOUNDATION Craft Prizeのファイナリストである四代田辺竹雲斎や渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネで作品を発表したARKO、松本破風、米澤二郎らの作品を見ることができます。その他の特別な演出として、夜になるとロエベのアイコニックなモチーフが輝くネオンのファサード、来場者に配布される数千枚のステッカーで彩るための階段、そして東京開催の「ロエベ クラフテッド・ワールド」展限定となるアイテムも並ぶギフトショップが用意されています。©FASHION HEADLINE本展覧会は1,300平方メートルにわたり展開され、展示作品の舞台裏を紹介するデジタルカタログとともに、随所に驚きがちりばめられています。ロエベのアトリエを再現した空間、空中で揺れる花園、そして子どもたちが触れて楽しめる膝の高さほどの“展示”などはそのごく一部。ファッションとクラフトの文化に対するロエベの先進的なアプローチを紹介するテーマ、「手から生まれたもの」「スペインへようこそ」「ロエベのアトリエ」「城の部屋」「クラフトによる連帯」「限界なきファッション」「意外な対話」の7つに分かれた部屋で構成されています。©FASHION HEADLINE「手から生まれたもの」©FASHION HEADLINE「手から生まれたもの」の部屋は、ロエベがレザー工房の職人集団として創立された1846年を出発点として、その進化の物語を紐解きます。初期のオーダーメイドのレザーアイテムや、アイコニックなアマソナ、フラメンコ、パズルバッグの最初のモデルなどのキーとなる製品や、建築模型、アーカイブ写真や広告、時代の精神を象徴するパブロ・ピカソやペドロ・アルモドバルの作品、さらにアンセア・ハミルトンとの近年のコラボレーション、リアーナやビヨンセ、そして2024年メットガラの衣装など、多彩な展示を通じてロエベの軌跡をたどります。©FASHION HEADLINE「スペインへようこそ」©FASHION HEADLINE「スペインへようこそ」の部屋では、ロエベの故郷であるスペインの多彩な風景やクラフトの伝統、そこから生まれたデザインを窓の向こうに眺め見ます。スペインを代表する芸術家パブロ・ピカソの陶芸作品を通じて、見過ごされがちな彼の創作におけるクラフトの重要性にも光を当てながら、一つひとつの窓にさまざまな光景を描写するこの展示。ガリシア地方に見られるテラコッタタイルの家、貝殻に触発されたラフィアのバッグとライア・アルケロスの栗のロースターが日光浴する南スペインのビーチ、ロエベの自由な精神を体現するパウラズイビザコレクションに登場する生き物が泳ぐ地中海、そしてサングラスやレザーチャーム、ポーチに姿を変えた花や植物、鳥たちが彩る幻想的な森の世界が広がります。©FASHION HEADLINE「ロエベのアトリエ」©FASHION HEADLINE「ロエベのアトリエ」の部屋では、ロエベのアイコニックなバッグが形になるまでの過程を紹介するため、アトリエの舞台裏へと潜入します。レザーのライブラリーから始まり、裁断、トリミング、塗装、組み立てといった工程を経てゆく中で、職人が手仕事で裁断するための道具や、世代を超えて長く愛されるバッグを生み出すために費やされる、何百時間にも及ぶ試作と検査の工程が明らかになります。迷路のように入り組んだアトリエ探索の途中では、キャビア刺繍、レザーマルケトリー、折り紙のような造形技法、さらには3Dプリントといった革新的な手法を深く掘り下げ、ロエベのクラフトマンシップの最前線を体感することができます。©FASHION HEADLINE「城の部屋」©FASHION HEADLINE「城の部屋」の中央には、高さ2メートルに巨大化した「ハウルの動く城 バッグ」が展示されています。元のバッグは、スタジオジブリの名作にインスパイアされたロエベの2023年のカプセルコレクションのためにデザインされたものです。この展示は、ロエベのアトリエがクラフトの術を駆使して、映画史に残る超現実的な建築をどのように再現するかを示すものでもあります。巨大な「ハウルの動く城 バッグ」は、ロエベのアイコニックなバッグの要素を組み合わせて構成されています。例えば、ハンモックのパネル、フラメンコクラッチの波打つディテール、ゴヤの内ポケットに加え、ミニチュアサイズのアマソナやブレスレットポーチまで組み込まれています。この幻想的な空間に足を踏み入れた瞬間、誰もがまるで魔法にかかったかのように魅了されることでしょう。©FASHION HEADLINE「クラフトによる連帯」©FASHION HEADLINE「クラフトによる連帯」の部屋は、手でものを作る喜びと、世界各地のクラフトを支援するロエベの取り組みに焦点を当てた展示です。その一例として、京都で400年に渡り茶の湯釜造りを業としてきた大西家の技術を保護し、次世代の育成を支援するためにLOEWE FOUNDATIONが提供している支援プログラムが紹介されます。この部屋では、毎年開催されるLOEWE FOUNDATION Craft Prizeの受賞作品や、それぞれの作品にまつわるストーリーを伝える映像が展示されます。また、2023年のチャイニーズモノクローム コレクションにインスピレーションを与えた明・清時代の美しい単色陶磁器、さらにミラノサローネで発表されたブランケット、バスケット、ウィーブズ、チェア、栗のロースターなどのプロジェクトも紹介されます。これらのプロジェクトでロエベは、エクアドルのタペストリーアーティスト、インドのリボン職人、南アフリカのバスケット職人、中国の竹細工職人と協力し、さらにアルヴァロ・バーリントンやケリス・ウィン・エヴァンスといった現代アーティストとのコラボレーションを展開してきました。また、2022年のミラノサローネ展示『循環する創意とクラフト、その先へ。』で披露された、修復されたバスケット作品なども紹介されます。©FASHION HEADLINE「限界なきファッション」©FASHION HEADLINE「限界なきファッション」の部屋は、ジョナサン・アンダーソンが2013年にロエベのクリエイティブ ディレクターに就任して以来のコレクションに見られる、精緻なクラフトマンシップ、彫刻的なフォルム、遊び心あふれるトロンプルイユ(だまし絵)効果、そして意外性のある素材を目の当たりにできる空間です。この展示では、メンズ&ウィメンズのコレクションから厳選された54体のルックが、台座の上のマネキンに展示され、ロエベ アートコレクションから選ばれた芸術作品と対話するように配置されています。ジョナサン・アンダーソンのデザインに通じる大胆なシルエットを持つ作品として、ウィリアム・ターンブルのブロンズ彫刻《Idol 4》(1956年)、ヤン・ヘギュのテキスタイルモビール《The Intermediate – Dangling Hairy Hug》(2018年)、そしてジジフォ・ポスワによる釉薬を施した陶器作品《Mireille Kamwanya, Congo》(2022年)が展示されます。また、7台の縦型スクリーンにはランウェイの映像が映し出され、まるでモデルたちがショー会場を歩いているかのような没入感を演出し、この空間にさらなる躍動感を加えています。©FASHION HEADLINE「意外な対話」©FASHION HEADLINE「意外な対話」は、過去10年間にわたるロエベのコラボレーションの着想源となった、豊かな想像力の世界に没入できる5つの魅惑的な部屋で構成されています。この展示エリアでは、陶芸の巨匠ケン・プライスのニューメキシコのアトリエを再現した空間や、日本の陶芸ユニット、スナ・フジタによるおとぎ話のような情景がのぞき穴の中に隠された小部屋が登場します。©FASHION HEADLINEまた、ジョー・ブレイナードのコラージュが立体化された部屋や、スタジオジブリの夢のような世界へと誘う幻想的な空間も展開されます。最後に、イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動を代表する建築家、チャールズ・ヴォイジーのタイルやテキスタイルデザインを再解釈し、東京のクリエイティブスタジオ「edenworks」とのコラボレーションで制作された、空中で揺れる花園が来場者を包み込みます。©FASHION HEADLINE©FASHION HEADLINEロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界会場:東京都渋⾕区神宮前6-35-6 *JR山手線「原宿」駅徒歩2分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅直結会期:2025年3月29日(土) - 5月11日(日)時間:9:00 - 20:00(最終入場時間 19:00)入場無料(予約制)LINEによるチケット予約はこちら:ロエベクラフテッドワールド展お問い合わせ:ロエベ ジャパン クライアントサービス03-6215-6116www.loewe.com
2025年03月28日スタジオジブリ作品の魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が、東京・天王洲の寺田倉庫B&C HALL/E HALLにて開催されることが決定した。世界中で観られているスタジオジブリ作品。その背景には、作品を愛し、長い時間をかけて届けようとした人々が、それぞれの国や地域にいた。本展は、海外のパートナーたちがどのように作品を届けていったのかを辿りながら、映画の名場面を立体造型物で紹介。立体造型物展は、2003年に始まった本格的なスタジオジブリ展の原点であり、今回、進化を遂げて22年ぶりに東京に帰ってくる。注目は、『紅の豚』に登場する飛行艇サボイアS-21。“もしも本当にあったら”という想定で作られる迫力満点の飛行艇は、いまにも飛び立ちそう。また、宮崎駿監督がかつて三鷹の森ジブリ美術館の企画展示用に製作した短編アニメーション映画『空想の空とぶ機械達』を特別上映。大空に憧れた人々が、かつて空想した“空とぶ機械達”を描く。チケットは、3月22日(土)12時発売で日時指定予約制。三鷹の森ジブリ美術館とのセット券やホテルの宿泊プランと連動したチケットなども順次販売される。「ジブリの立体造型物展」は5月27日(火)~9月23日(火・祝)天王洲・寺田倉庫 B&C HALL/E HALLにて開催。(シネマカフェ編集部)
2025年03月21日展覧会「浮世絵現代」が、2025年4月22日(火)から6月15日(日)まで、東京国立博物館 表慶館にて開催される。現代をうつし出す浮世絵の展覧会江戸時代の文化の中で独自に発展した、木版画の一種、浮世絵。“浮世”という言葉には“当世風の”という意味があり、当時の日常生活を描いた浮世絵は、まさにその時代と社会を色鮮やかに映し出すメディアだった。葛飾北斎や喜多川歌麿(きたがわうたまろ)、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)といった浮世絵師によって生み出された木版画の伝統技術は、時代を超えて現代の職人まで受け継がれている。展覧会「浮世絵現代」は、そんな伝統的な木版画の表現に魅了されたアーティストと彫師・摺師の協働制作による、現代の浮世絵が集結。草間彌生や横尾忠則、李禹煥(リ・ウ ファン)など、総勢85人のアーティストたちの木版画を制作年代ごとに展示し、現代から未来につづく伝統を表現していく。ゲゲゲの鬼太郎が登場する「東海道五拾三次」見どころは、漫画家、彫師、摺師の分業によって制作された、お馴染みのキャラクターたちが登場する木版画。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった妖怪漫画で知られる水木しげるが、歌川広重の代表作「東海道五拾三次」を下敷きに描いた、様々な妖怪たちが登場する《妖怪道五十三次 京都》を目にすることができる。虹で描く《冨嶽三十六景 凱風快晴》また1970年から2000年代にかけて、伝統木版画の彫師・摺師たちと新たな浮世絵を制作することを試みた絵師の作品群も紹介する。“虹のアーティスト”として知られる靉嘔(あいおう)は、葛飾北斎の代表作《冨嶽三十六景 凱風快晴》を下敷きに、独自の作品を制作。虹色の富士山とその山頂からうねるように噴き出す虹の噴火を表現した《冨嶽噴火 凱風虹快晴》は、ダイナミックさが目をひく作品だ。塩田千春やロッカクアヤコの浮世絵作品もさらに“当世風の”という浮世絵の語源を見つめ直し、2010年代以降の現代で、世界中のアーティストたちが日本の彫師・摺師とともに制作した現代の浮世絵も展示される。糸を用いたインスタレーション作品で知られる塩田千春による《Connected to the Universe》や、瞳の大きな少女をモチーフにした色彩豊かな作品を生み出すロッカクアヤコによる《無題1》など、個性豊かな作品群が勢揃いする。【詳細】展覧会「浮世絵現代」開催日程:2025年4月22日(火)〜6月15日(日)休館日:月曜日、5月7日(水)※4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館。時間:9:30〜17:00会場:東京国立博物館 表慶館住所:東京都台東区上野公園13-9料金:一般 1,400(1,300)円、大学生 700(600)円、70歳以上 400(300)円※( )内は前売料金。※高校生以下、障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に学生証、障がい者手帳等を提示。※前売券は2月13日(木)~4月21日(月)までの間、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、各種プレイガイドにて販売。※特別展「蔦屋重三郎」(平成館 特別展 示室 4月22日(火)~6月15日(日))または「イマーシブシアター 新ジャポニズム」(本館特別5室 3月25日(火)~8月3日(日))の観覧券所持者は、本展会期中の観覧日当日に限り本展を無料で観覧可能。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2025年03月20日愛媛県西予市立美術館ギャラリーしろかわでは、第30回全国「かまぼこ板の絵」展覧会に向け、2025年4月20日(日)まで、かまぼこ板に描いた絵を募集しています。応募作品は、第30回全国「かまぼこ板の絵」展覧会(2025年7月21日(月・祝)~2026年1月12日(月・祝))で美術館内にすべて展示します。世界一小さなキャンパス「かまぼこ板」に絵を描いて、応募してください。<応募詳細ホームページ> 募集チラシ表面■募集要項【題・テーマ】自由です。かまぼこ板という身近な素材を使って「いつでも、だれでも、なんにでも描ける」楽しさを体験してください。画材は、油彩、水彩、クレパス、マーカー、墨など何でも可。板に直接お描きください。自由な発想で、今のあなたの想いを「かまぼこ板」にのせて届けてください。【材料】かまぼこ板。どこの産地のものでも可。1作品1枚~100枚、最大面積1.0m2(たとえば1.0m×1.0m、0.5m×2.0m)まで可。(かまぼこ板はよく洗浄し、乾燥させること)【応募資格】プロ、アマ問わず誰でも応募できます。ただし未発表の作品に限ります。※歴代大賞受賞者の方は、招待作家とさせていただきます。【応募方法】作品は一人何点でもかまいません。1作品ごとに板の裏に直接、次の8項目をマジックやボールペン等で明記してください。※ 返却ご希望の方は、返信用封筒(切手貼付)を同封。※ 展示会場内で来館者に作品の撮影を許可しない場合は「撮影不可」と明記してください。※ 展示のため、作品裏面に吊金具などで一部加工する場合があります。【作品郵送先】〒797-1717 愛媛県西予市城川町下相680西予市立美術館ギャラリーしろかわ【募集期間】2025年2月1日(土)~4月20日(日)(当日消印有効)【入賞発表】2025年6月上旬マスコミ及び西予市ホームページを通じて発表のうえ、入賞者へ通知します。【応募作品の帰属】応募作品は、一切の権利を西予市が有します。返却希望のない入賞以外の作品は、概ね10年間保管活用します。※ 入賞作品は返却しません。※ 一次審査通過以上の作品は、作品集に掲載します。【審査員】中村時広(愛媛県知事(名誉審査員))、伊東正次(日本画家(審査員長))、折笠勝之(洋画家)、神山恭昭(絵日記作家)、夏井いつき(俳人)、カラテカ矢部太郎(お笑い芸人・漫画家)【賞、賞金】大賞 30万円(1点)、優秀賞 5万円(10点)、ジュニア大賞 図書カード2万円分(1点)、中・高生大賞 図書カード4万円分(1点)、優良賞 1万円(40点)、奨励賞 南予名産宇和島かまぼこ詰合せ(50点)【特別賞】愛媛県知事賞(1点)、愛媛県教育長賞(1点)西予市長賞(1点)、後援団体賞(32点)審査員特別賞(5点)美術館内の展示様子 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月19日創作集団CLAMP(クランプ)の展覧会「CLAMP展 -SELECTION-」が、2025年7月3日(木)から7月28日(月)まで、北海道の大丸札幌店にて開催。福岡三越でも開催された巡回展となる。CLAMPの複製原画が大丸札幌店に集結CLAMPは、いがらし寒月、大川七瀬、猫井、もこなの4名からなる創作集団だ。漫画やアニメ、ゲームなどでも人気を博した「魔法騎士レイアース」をはじめ、「カードキャプターさくら」「xxxHOLiC」「ドラッグ&ドロップ」、キャラクターデザイン原案を手がけたアニメ「コードギアス」シリーズなど、そのクリエーションは多岐にわたる。「CLAMP展 -SELECTION-」は、そんなCLAMPの画業35周年を記念して国立新美術館で開催された「CLAMP展」の展示物を、より多くの人に届けたいという思いから生まれた展覧会。先に開催された福岡会場では、カラー約200点以上、モノクロ約350点以上の複製原画が展示された。なお、「CLAMP展 -SELECTION-」は、作品保全の観点から原画は基本的に複製原画にて公開。全国の各会場にあわせた展示内容で構成されている。展覧会概要「CLAMP展 -SELECTION-」会期:2025年7月3日(木)~7月28日(月)会場:大丸札幌店住所:北海道札幌市中央区北5条西4-7観覧時間:10:00~20:00チケット料金:[通常]一般 1,800(1,600)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円、4歳〜中学生 600(400)円[音声ガイド付き入場券]一般 2,600(2,400)円、大学生 2,000(1,800)円、高校生 1,600(1,400)円、4歳〜中学生 1,400(1,200)円※7月3日(木)~7月6日(日)の終日は、混雑緩和・安全対策等のため数量限定の「日時指定制」チケット。■チケット販売スケジュール・プレリクエスト1次先行抽選販売(日時指定券のみ)受付期間:2025年3月17日(月)15:00~25日(火)23:59当落/入金期間:3月28日(金)15:00~31日(月)23:00・プレリクエスト2次先行抽選販売(日時指定券のみ)受付期間:3月28日(金)15:00~4月6日(日)23:59当落/入金期間:4月9日(水)15:00~13日(日)23:00・プレリクエスト3次先行抽選販売(日時指定券のみ)受付期間:4月9日(水)15:00~16日(水)23:00当落/入金期間:4月19日(土)15:00~22日(火)23:00※ただし1次抽選で予定枚数に達した日時に関して、2次、3次抽選では申込みできない場合あり。■チケット購入方法前売券・当日券など入場チケットはローソンチケット(ローソン、ミニストップ店頭にて)にて販売。なお、日時指定チケットが前売りで完売した場合、当日券の販売はなし。当日券は会場でもチケットを購入可能だが、日時指定制の時間帯に関しては販売無し。日時指定券:Lコード 11112(ローソンチケットのみでの販売)フリー入場券:Lコード 11112※一般発売は4月26日(土)10:00~先着順で実施。各日時の枠が予定枚数に達し次第販売を終了。
2025年03月17日イマーシブ展覧会「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」が、2025年6⽉28(土)から8⽉17日(日)まで、福岡・JR博多シティのJR九州ホールにて開催される。浮世絵の世界に没入「動き出す浮世絵展」「動き出す浮世絵展」は、これまで名古屋、イタリア・ミラノ、⿅児島、東京でも開催された、浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム。葛飾北斎や歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したデジタルアート作品を鑑賞できる。浮世絵を体感する9つの映像空間会場は、9つの映像空間で浮世絵の世界を表現。葛飾北斎の代表作《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》の迫力を体感する「藍」をはじめ、季節の移ろいを鮮やかに彩る花鳥風月の空間「彩」、謎の絵師・写楽が描いた「大首絵」の世界が広がる「錦」、江戸文化感じる景観をカラフルな色彩で表現した「雅」などが展開される。実際の浮世絵や江戸の文化も紹介また、これらのデジタル展⽰に加え、江⼾時代に刷られた著名な浮世絵や復刻版の浮世絵も展⽰。浮世絵の歴史や江⼾の⽂化、浮世絵師たちについても紹介していく。詳細「動き出す浮世絵展 FUKUOKA」会期:2025年6⽉28(土)~8⽉17日(日)会場:JR九州ホール住所:福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ9F時間:10:00~20:00(最終入場19:15)⼊場料:⼀般 2,200(2,000)円、高大専門 1,800(1,500)円、4歳〜中学⽣ 900(700)円、65歳以上 1,900(1,700)円、くうてんセット券 3,000(2,800)円、3歳以下⼊場無料※( )内は前売料金。※くうてんセット券は⼀般⼊場券+くうてん1,000円分⾷事券。※⼩学⽣以下は保護者同伴で⼊場必須。※当⽇会場で学⽣証や年齢の分かるものを提⽰する場合あり。※来場者都合によるチケット購⼊後の払い戻し、および券種の変更は不可。※本展は、JR 博多シティ提携駐⾞場、JRキューポのポイントの付与、割引対象外。※会期中は会場窓⼝でも当⽇⼊場券を販売。※会期中に会場窓⼝にて⼊場券を購⼊の際、JQカードまたは博多阪急エメラルドカードを提⽰すると、本⼈に限り⼊場料⾦から100円割引。※⼟・⽇曜⽇、祝⽇、会期末は混雑が予想されるため、平⽇または会期前半の来場を推奨。※混雑時は⼊場を待つ場合あり。<チケット情報>発売期間:2025年3月15⽇(土)10:00〜取扱:ローソンチケット (Lコード 83858)【問い合わせ先】動き出す浮世絵展 FUKUOKA イベント事務局TEL:070-5022-9570 (平⽇ 11:00〜17:00/会期中 10:00〜20:00)
2025年03月15日展覧会「松本零士展 創作の旅路」が、2025年6⽉20⽇(金)から9⽉7⽇(日)まで、東京シティビューにて開催。その後9⽉27⽇(⼟)から2026年1⽉12⽇(⽉・祝)まで、北九州市漫画ミュージアムを巡回する。漫画家・松本零⼠、没後初の⼤型展覧会松本零士は、1938年生まれ、福岡県久留⽶市出身の漫画家だ。わずか15歳でデビューを果たした松本は、のちに手掛ける「(漫画)宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」で一世を風靡。アニメ製作にも深く携わっており、なかでも「銀河鉄道999」と同時期に連載・アニメ化された「宇宙海賊キャプテンハーロック」は国内の人気にとどまらず、藝術⽂学勲章を受章するなどフランスでも高い評価を獲得した。300点以上の原画や貴重な資料の数々「松本零士展 創作の旅路」は、漫画とアニメ、ふたつのフィールドで独⾃の世界観を表現し続けた松本零⼠の、70年を超える創作活動にフォーカスした大規模展覧会。会場では、初期作品を含む 300点以上の原画や初公開となる資料、貴重な思い出の品々を紹介し、アートやテクニック、ストーリーテラーなど様々な視点をもって作品を紐解いていく。松本の“作家”としての哲学と、それが⽣まれた背景を重ね合わせ、創造者・アーティストの価値と魅⼒に迫る展覧会だ。展覧会概要「松本零士展 創作の旅路」■東京会場会期:2025年6月20日(金)〜9月7日(日)会場:東京シティビュー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階【問い合わせ先】東京シティビューTEL:03-6406-6652(受付時間 10:00〜20:00)■北九州会場会期:2025年9月27日(土)〜2026年1月12日(月・祝)会場:北九州市漫画ミュージアム企画展示室(あるある City5階)住所:福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5【問い合わせ先】漫画ミュージアムTEL︓093-512-5077(受付時間 11:00〜19:00)
2025年03月13日詩人まど・みちおの絵画作品を集めた展覧会「まど・みちおのうちゅう」が、2025年4月27日(日)から6月29日(日)まで、栃木の宇都宮美術館にて開催される。童謡「ぞうさん」を手掛けた詩人まど・みちお1909年、山口県に生まれたまど・みちおは、童謡「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」などの作詞者として知られる詩人。これらの童謡を世に送り出したのち人生の半ばを迎えたまどは、1961年から1964年にかけての4年間、人知れず絵の制作、専ら抽象画を描くことに没頭していた。驚くべき集中度で「ことばでは いいきれない」ものに没頭したこの時期を経て、1968年には初の詩集「てんぷらぴりぴり」を出版。第6回野間児童文芸賞を受賞し、以後は詩作を中心に活動を続けた。絵画作品にフォーカスした展覧会「まど・みちおのうちゅう」は、そんなまど・みちおの絵画作品を集めた展覧会。山口・周南市美術博物館の収蔵品より精選した絵画約60点のほか、創作ノートや原稿、編集者時代に手がけたカットなど約240点の資料を通して、まど・みちおの生涯をたどる。抽象画を描くことについて、「この世のどこにもない世界、この世にひとつきりの、自分の世界を描きたいと思ったのです」と言葉を残したまど・みちお。一言一句の言葉で表現する童謡や詩とは異なり、まどの中にあるイメージを素直に映したそれらの絵からは、満ち溢れる自由な創意を感じることができるだろう。展覧会概要「まど・みちおのうちゅうーうちゅうの あんなに とおい あそこに さわるー」会期:2025年4月27日(日)~6月29日(日)会場:宇都宮美術館住所:栃木県宇都宮市長岡町1077休館日:月曜日(5月5日(月)は開館)、祝休日の翌日 4月30(水)・5月7日(水)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)観覧料:一般 1200(960)円、高大生 1000(800)円、小中生 800(640)円※( )内は20名以上の団体料金。※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている者とその介護者1名は無料。※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。宮っ子の誓いカードまたは学生証を要提示。※毎月第3日曜日は「家庭の日」。高校生以下の者を含む家族で来館する場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料。【問い合わせ先】宇都宮美術館TEL:028-643-0100
2025年03月10日展覧会を行う有限会社富士ギフト(所在地:熊本市西区、代表:杉山栄敏)は、Nori Ushijimaの国内初展覧会『熊本とサン・セバスチャンを結ぶ魂魄の架け橋』を4月1日~4月27日まで熊本市・中央区の熊本県立美術館分館で行います。Nori Ushijima(牛島徳正画伯)■展覧会「熊本とサン・セバスチャンを結ぶ魂魄の架け橋」開催の背景牛島徳正(昭和31年生まれ)芸名Nori Ushijimaは、熊本市の真和高校卒業後、イタリア・ウンブリア州のペルージャ国立美術大学に入学し、卒業後にイタリア・ローマの文化環境庁に所属するローマ国立中央修復研究所(Instituto Superiore per la Conservazione ed il Restauro)にただ一人の日本人初・外国人として合格入学し博士号を取得しました。その後スペインに渡り教会やホテルの数多くのフレスコ画を描きました。ヨーロッパで数多くの展覧会を開きました。彼のコレクションはスペインマルク銀行、バスク地方のクッチャ財団法人、ゴヤ美術館、ラレス城素描美術館、べネドルミーネス城美術館、カッセレス美術館などが所蔵しています。彼は年老いた両親の面倒を見るために数年前に郷里熊本に帰って来ていました。そこで高校の同級生有志がNori Ushijimaの事を熊本、日本の方々に多く知ってもらいたいと展覧会を企画しました。実行委員会は同級生の会社「有限会社富士ギフト」内に設置しました。Nori Ushijimaが描く本格フレスコ画の下書きから仕上げまでのプロセス ■『展覧会[熊本とサン・セバスチャンを結ぶ魂魄の架け橋]』について上記の通りNori Ushijimaは高校を卒業後イタリア、スペインに渡り現在の家はスペインのバスク地方サン・セバスチャンにあります。そのサン・セバスチャンで多くの作品を製作して現在は熊本へ一時帰国し、熊本の情景や風物をこの展覧会に向け大作を製作しています。それがまさしく彼しかできないテーマとして掲げました。Nori Ushijimaの高校「熊本の鎮西学園真和高校」の同級生を中心に、熊本を始め日本の多くの方々にNori Ushijimaの事を知ってもらいたいとの思いで展覧会を企画しました。しかし展覧会を実施するためにはある程度の費用が掛かるのと、真和高校の在校生、卒業生、はじめ全ての真和高校関係者の手で成功させたいと思いでクラウドファンディングを実施いたしました。■開催概要イベント名:展覧会「熊本とサン・セバスチャンを結ぶ魂魄の架け橋」開催日時 :4月1日(火)~4月27日(日) 9:30~18:30(土日祝 17:00終了)会場 :熊本県立美術館分館 2階展示室2(〒860-0001 熊本市中央区千葉城町2番18号)アクセス :バス、市電で市役所前下車 徒歩3分参加費 :無料主催 :真和高校第10期Nori Ushijima展覧会実行委員会(有限会社富士ギフト内)<クラウドファンディングに関して>展覧会開催にはそれ相当の費用が掛かります。会場費はもちろん作品を運ぶ費用など。当然新作を作成するためにも費用が多大に掛かります。(Nori Ushijimaはフレスコ画など全て絵具やキャンバスも手作りです。量産の既製品は使いません。1664年以来から今もヨーロッパで受け継がれているオランダのScheveningen製の純度の高い最高級顔料を芸術家本人がその日に使い切る分だけを考えて作った絵具や、必要不可欠な土台となる木枠やキャンバスも丹精込めて手作りで細工されています。)クラウドファンディングの手法で資金を集めるに至りました。展覧会の実施のために支援していただいた方々には貴重なNori Ushijimaの作品や、作品の素晴らしい画を使ったグッズなどを返礼品としてご提供しております。■クラウドファンディング概要タイトル :スペインから帰国したフレスコ画の天才のことを知って欲しい!実施期間 :2025年2月17日~3月15日リターン品:ハンドタオル、トートバッグ、銅版画、木版画、水彩画など価格 :5,000円~1,000,000円目標金額 :1,000,000円以下のサイトから具体的な内容をご確認いただければ幸いです。CANPFIRE: ■会社概要商号 :有限会社富士ギフト代表者 :代表取締役 杉山栄敏所在地 :〒860-0073 熊本市西区島作6-6-12設立 :1970年6月事業内容:広告・販促・グッズの企画製造卸資本金 :300万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月04日ヘルシースイーツ専門店・青山デカーボ(Aoyama decarbo)から、展覧会「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」とのコラボレーションクッキー缶「エジプト缶」が登場。2025年3月8日(土)から9月7日(日)まで、クレヴィアベース東京にて数量限定発売される。展覧会「ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」とのコラボクッキー缶「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」は、エジプト史上“最も偉大な王”と称されるラムセス大王(ラムセス2世)にまつわる、史上最大級の展覧会。その会場にて展開されるクッキー缶は、展覧会の世界観を楽しめる、神秘的なデザインに仕上がっている。香水瓶やファラオの壁画のガラス絵を配したパッケージデザイン蓋面は、古代エジプトの時代から神事などに使用されてきた香水をイメージのガラス絵。古代エジプトで神聖な石として崇められた宝石・ラピスラズリで装飾した、華やかな見た目だ。四隅には、“太陽の王”ラムセス大王にちなんだ太陽のモチーフを配している。側面は、古代エジプトの壁画をイメージしている。ファラオの仮面、動物の頭を持ったエジプトの神、古代エジプトで崇拝された黒猫など、古代エジプトを思わせるガラス絵を配した。ミルク風味の米粉クッキー入り中に詰め合わせるのは、ラムセス大王の時代から人々の暮らしを支えてきたミルクから着想した、ミルク風味の米粉クッキー。デザインだけでなく中身にもこだわり抜いている。【詳細】「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」限定「エジプト缶」販売期間:2025年3月8日(土)~9月7日(日)会場:クレヴィアベース東京住所:東京都江東区豊洲6丁目4-25価格:5個入り 1,540円※特設ショップへの入場には展覧会チケットが必要。※取り置き・予約は不可。※数量限定販売のためなくなり次第終了。
2025年03月02日展覧会「漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり」が、2025年5月2日(金)から5月25日(日)まで、石川・金沢21世紀美術館で開催される。こうの史代の画業を一望する大規模回顧展2017年9月に映画化されたコミック「この世界の片隅に」や「夕凪の街 桜の国」を手掛けた漫画家、こうの史代。4コマ漫画やほのぼのとしたショートストーリー、神話をテーマにした作品、戦争を題材にしたものまで、温かく愛らしいタッチで表現してきた。デビューから現在までの作品を網羅展覧会「漫画家生活30周年 こうの史代展」は、そんな彼女のデビューから現在までを網羅した初の大規模な回顧展。漫画原画に加え、挿絵原画、絵本原画、書き下ろし作品、作品のコンテや脚本、ブログ「こうのの日々」に登場するスケッチブック、制作風景を記録した初公開の映像などが展示され、こうの史代の画業を一望できる。500枚以上の漫画原画見どころは、「この世界の片隅に」や「ぴっぴら帳(ノート)」といった作品を含む、500枚以上の漫画原画だ。こうの史代の漫画原画は、原稿から着彩まですべて1人で描かれたもの。スクリーントーンもほとんど使わず、手描きで濃淡や繊細な線を表現している。そのため原画を通じて、彼女自身の息遣いや躍動感、新鮮な色彩を直に感じることができる。“読める”展示展示では、ストーリーを“読める”ように工夫されているのもポイント。連載作品は1話単位、短編は全ページを基本に、物語が分断されないよう原画を展示しているため、漫画の世界観を存分に体感できる。デビュー前の貴重な作品もさらに、高校生の頃に制作した漫画の原画も含めた、デビュー前の原画も見ることができる。「星月夜」や「ありがた屋のよいちべえ」など、すでにこうの史代らしいタッチで描かれた貴重な作品だ。おみくじなど限定グッズ会場の特設ショップでは、こうの史代自作のおみくじといった限定グッズや本を販売。ここだけのアイテムをぜひチェックしてみて。【詳細】展覧会「漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり」開催日程:2025年5月2日(金)〜5月25日(日)時間:10:00〜18:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は15:00閉場)会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB住所:石川県金沢市広坂1-2-1チケット料金:大人 1,200(900)円、高校・大学生 900(700)円、小・中学生 700(500)円※( )内は前売・団体料金。※未就学児は無料。※障害者手帳、療育手帳提示の場合、本人は前売り料金で入場可能。障害者の付き添いは1人まで無料。※プレミアムパスポート提示で大人当日料金から100円引きで入場可能。※65歳以上は、平日(祝日を除く月~金曜日)に大人当日料金から100円引きで入場可能。※5月5日(月・祝)は小学生以下の入場料が無料。ただし、保護者同伴での入場。チケット取扱:Boo-Wooチケット、ローソンチケット(Lコード:51353)、チケットぴあ(Pコード:687-161)、セブンチケット、イープラスなど前売券のみ取扱:中日サービスセンター、北陸中日新聞販売店、石川県立音楽堂チケットボックス、香林坊大和プレイガイド、アピタ松任ティオ、うつのみや各店、金沢中日文化センター前売券発売期間:2025年2月28日(金)~5月1日(木)【問い合わせ先】北陸中日新聞 事業部TEL:076-233-4642(平日 10:00~17:00)
2025年03月01日東京・練馬区立美術館は、2025年10月に創立40周年を迎える。40年にわたって、地域に根ざすと同時に、新たな視点をもった様々な展覧会を開催してきた同館が現在の建物で実施する最終の展示とイベントが、3月7日(金)から3月30日(日)まで開催される。同館がこれまで開催してきた展覧会は200本以上を超え、当初は1点のみだった収蔵品も7,500 点あまりへと成長した。そのなかから今回展示されるのは、練馬区ゆかりの作家・中村善策が区内の石神井公園の三宝寺池を描いた収集第1号の作品から、近年話題となった展覧会の出品作まで、約20点。2011年に、近代やまと絵の巨匠に焦点をあてた『生誕130年 松岡映丘展』がきっかけで収蔵された作品や、電線が描かれた絵画に光をあてるという2021年の意欲的な展覧会『電線絵画』の出品作などが並ぶ。この館の展覧会を楽しみに観てきた来場者にとっては、懐かしさも感じられることだろう。松岡映丘《さつきまつ浜村》1928年絹本着色六曲一隻練馬区立美術館蔵展示品はまた、今回の重要なイベントとなる連続トークともリンクしているという。9回を予定しているトークでは、美術館ゆかりのアーティストや新旧の学芸員など、館の歴史を紡いできた多様な関係者が集い、準備室時代の思い出から、初期の展覧会の裏話、コレクション形成の軸となった作家や作品、そして近年評判を呼んだ展覧会や教育普及の話題まで、同館の活動にまつわる様々なトークを展開していく。主に館の学芸員がゲストに話を聞く対話形式だが、最後の第9回目の「これまでの美術館、これからの美術館」では、同館の元館長、前館長、現館長の3名が、在職中に力を注いだことやこれからの美術館に期待したいことについて語る予定だ。小林清親《高輪牛込朧月景》1879年大判錦絵練馬区立美術館蔵トークは参加費無料。開催期間中は、トークイベントを開催していない日も展示を無料で観覧できる。<開催概要>『トーク・トーク 40 年のコレクションと展覧会』会期:2025年3月7日(金)~3月30日(日)会場:練馬区立美術館 2 階展示室時間:10:00~18:00(入館は17:30 まで)休館日:月曜料金:無料公式サイト:
2025年02月20日あべのハルカス美術館では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2025年は、1月18日(土)から開催中の「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」に続き、4月から「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」、7月から「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」を開催予定です。(既報のとおり。詳細は別紙参照)このたび上記の展覧会に続き、新たに下記、2展覧会の開催が決定しましたのでお知らせいたします。今後も、より魅力的な都市型美術館として多くのお客様にお越しいただけるよう運営してまいります。「手塚治虫 ブラック・ジャック展」会 期 :2025年9月27日(土)~12月14日(日)共 催 :読売テレビ、読売新聞社開 催 趣 旨 :本展は、500点以上の原稿に加え、連載当時の『週刊少年チャンピオン』や1970年代に発行された単行本、200以上のエピソードの直筆原稿が展示される『ブラック・ジャック』史上最大規模の展覧会です。手塚治虫の情熱と執念が感じられる当時の資料も展示。世界的に評価されている名作マンガ『ブラック・ジャック』のすべてを余すことなく体感できます。「密やかな美 小村雪岱のすべて」会 期 :2025年12月27日(土)~2026年3月1日(日)共 催 :毎日新聞社開 催 趣 旨 :大正から昭和初期にかけて、日本画や書籍の装幀、挿絵や映画の美術考証、舞台装置に至るまで、幅広く手がけた小村雪岱(1887~1940)。本展では、泉鏡花をはじめとする数多の文学者や松岡映丘などの日本画家、出版人や舞台人たちとの交流と協働に光をあて、「人」とのつながりから雪岱の全画業を再考します。彼らの仕事へのリスペクトから、雪岱の情趣溢れる端麗な作品世界がいかに築かれたかをみつめ、新たな雪岱像の構築をめざします。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月18日展覧会「MOT Plus サウンドウォーク・コレクティヴ&パティ・スミス|コレスポンデンス(CORRESPONDENCES)」が、2025年4月26日(土)から6月29日(日)まで、東京都現代美術館で開催される。パティ・スミス×サウンドウォーク・コレクティヴのアート作品本展は、1970年代アメリカのカルチャーシーンを代表するアーティスト、パティ・スミスと、音を使って場所や歴史、感覚を表現する現代音響芸術集団のサウンドウォーク・コレクティヴによる協働プロジェクトによるもの。これまで10年以上にわたって活動しており、べネツィア・ビエンナーレやパリのポンピドゥー・センターをはじめとする世界各地で、ライブパフォーマンス、展覧会、上映、詩の朗読会、ワークショップといった多岐にわたる形式で作品を発表してきた。8つの映像作品を上映そんなコラボレーションの新プロジェクトとして、「コレスポンデンス」を発表。展覧会「MOT Plus サウンドウォーク・コレクティヴ&パティ・スミス|コレスポンデンス」では、「コレスポンデンス」の8つの映像作品を中心とした展示を行う。“音の記憶”からパティ・スミスが生み出すサウンドトラック「コレスポンデンス」の映像作品は、さまざまな土地の“音の記憶”に着目。サウンドウォーク・コレクティヴを率いるステファン・クラスニアンスキーが歴史的な重要性をもつ土地を訪れ、フィールドレコーディングで“音の記憶”を録音。パティ・スミスがその録音から詩を書き下ろし、さらにそのサウンドトラックに合わせてサウンドウォーク・コレクティヴが映像を編集している。ステファン・クラスニアンスキーとパティ・スミスが交わしてきた“対話”から生まれた作品だ。これらの映像は、様々な出来事や人物が及ぼした影響の歴史を表現している。原発事故や森林火災、動物の大量絶滅といったテーマを掘り下げながら、芸術家や革命家を引き合いに出し、人間と自然の関係やアーティストの役割、人間の本質について考えさせられる内容だ。日本初上陸のライブパフォーマンスも「コレスポンデンス」のライブパフォーマンスが日本に初上陸。2025年4月29日(火・祝)に京都・左京のロームシアター京都で、5月3日(土・祝)に東京・渋谷の新国立劇場オペラパレスで開催される。内容は、パティ・スミスによる詩の朗読とサウンドウォーク・コレクティヴが制作したオーディオビジュアルによる没入型ライブパフォーマンスだ。ポルトガルの映像作家ペドロ・マイアが手がけた巨大スクリーン映像や、チェリストのルーシー・レイルトンをはじめとした豪華ミュージシャンによる演奏が、会場全体を包み込む。【詳細】展覧会「MOT Plus サウンドウォーク・コレクティヴ&パティ・スミス|コレスポンデンス」開催日程:2025年4月26日(土)〜6月29日(日)時間:10:00〜18:00※展示室入場は閉館の30分前まで。休館日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F住所:東京都江東区三好4-1-1観覧料:一般 1,800円、小学生以下 無料※小学生以下は保護者の同伴が必要。<ライブパフォーマンス 公演情報>◾️京都公演開催日程:2025年4月29日(火・祝)時間:12:00開場/13:00開演、16:30開場/17:30開演会場:ロームシアター京都 サウスホール住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13チケット料金(前売り):SS席指定 20,000円、S席指定 11,500円、A席指定 9,500円、B席指定 5,500円※未就学児童入場不可。※小学生以上はチケット必要。チケット販売:イープラス、ファミリーマート店頭販売日程:オフィシャル先行抽選 2月15日(土)10:00〜2月24日(月・祝)23:59、最終先行先着 3月8日(土)10:00〜◾️東京公演開催日程:2025年5月3日(土・祝)時間:17:00開場/18:00開演会場:新国立劇場 オペラパレス住所:東京都渋谷区本町1-1-1チケット料金(前売り):SS席指定 20,000円、S席指定 11,500円、A席指定 9,900円、B席指定 7,700円、C席指定 5,500円※未就学児童入場不可。※小学生以上はチケット必要。チケット販売:イープラス、ファミリーマート店頭販売日程:オフィシャル先行抽選 2月15日(土)10:00〜2月24日(月・祝)23:59、最終先行先着 3月8日(土)10:00〜
2025年02月17日展覧会「戦後80年 ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ『へいわ』」が、2025年3月1日(土)から6月1日(日)まで、長野県の安曇野ちひろ美術館にて開催される。絵本を通して“へいわ”を考える日本の終戦から80年にあたる、2025年。いわさきちひろをはじめとする戦争を経験した画家たちは、二度と同じ過ちを繰り返してはならない、子どもたちにしあわせであってほしいという切実な思いを絵本に込めた。そんな絵本の数々は、子どもだけでなく大人たちにも、平和や戦争について考えるきっかけを与えてくれる存在だ。戦後80年 ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ「へいわ」では、ちひろや世界の絵本画家たちが平和への思いを込めた絵本や、戦争を描いた絵本を紹介。約180点の作品を通し、“へいわ”について思いを巡らす展覧会となっている。「窓ぎわのトットちゃん」挿入画、“戦争”を描いたちひろの絵本会場では、ちひろ美術館の館長である黒柳徹子が、戦争とともに生きた子ども時代を綴った自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」とその続編に収録されたちひろの絵のほか、戦争を描いたちひろの作品も紹介。被爆した広島の子どもたちの手記に絵を添えた「わたしがちいさかったときに」や、ベトナム戦争下の子どもたちを描いた絵本「戦火のなかの子どもたち」などが公開される。世界の絵本画家が手掛けた作品もまた、ちひろ美術館コレクションから、世界の絵本画家たちの“平和への思い”を知ることができる作品も展示。例えば、絵本「はらぺこあおむし」などで知られるのエリック・カールは、自身が経験した戦争の記憶を直接描かずとも、子どもたちの豊かな心を守るために作品をつくり続けた画家だ。本展では、鮮やかな《くじゃく》の絵画を目にすることができる。このほかにも、中国の切り絵とパナマのモラ刺繍を組み合わせた、ウェン・シュウの「ナディとシャオラン」、けんかをして仲直りを受け入れるまでの少年の細やかな心理を描いた、伊藤秀男の「けんかのきもち」などを展示。多文化共生・異文化理解の素晴らしさを感じられたり、人とわかりあうためのヒントを得たりすることができるだろう。展覧会概要戦後80年 ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ「へいわ」会期:2025年3月1日(土)~6月1日(日)※会期は予告なく変更になる場合があり会場:安曇野ちひろ美術館住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24開館時間:10:00~17:00※4月26日(土)~5月6日(火)のGWは9:00~17:00休館日:水曜日(祝休日は開館、翌平日休館)※GW期間中は無休入館料:大人 1200円、18歳以下・高校生以下無料、団体(有料入館者 15名以上)、65 歳以上、学生、18歳以下の子どもに同伴する保護者(子ども1名につき2名まで)は 900円、障がい者手帳を提示した者とその介助者(1名)は無料/年間パスポート 3000円【問い合わせ先】安曇野ちひろ美術館TEL:0261-62-0772
2025年02月15日劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の公開30周年を記念して、2026年東京にて『攻殻機動隊』初めてのシリーズ横断展覧会の開催が決定。併せて、過去最大規模となる本展覧会のティザービジュアルが公開された。本イベントは、士郎正宗による漫画原作『攻殻機動隊』をはじめ、1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2004年に公開され昨年公開20周年を迎えた劇場アニメーション『イノセンス』、2013年に黄瀬和哉が総監督を務めたOVA『攻殻機動隊ARISE』、2020年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』、2026年に放送を予定しているサイエンスSARUがアニメーション制作を担当する新作TVアニメ作品まで、全アニメシリーズを横断した『攻殻機動隊』の全てが詰まった展覧会となる。歴代の作品のアニメーション制作を担当してきたProduction I.G、2026年放送予定の新作アニメを担当するサイエンスSARUが全面協力する展覧会とあって、『攻殻機動隊』ファンはもちろん、まだ作品に触れていない人にも注目の内容展覧会となっている。今後の詳細は作品公式グローバルサイトおよび各公式SNSで発表される。<作品情報>『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』【ストーリー】西暦2029年—企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。情報化のネットワークが地球を幾重にも覆い尽くし、一方でコンピューター犯罪やサイバーテロが日常化した時代。公安9課、通称「攻殻機動隊」に所属する草薙素子は、国際的に指名手配された謎のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになる。人形使いとは、さまざまな人間の記憶や行動を、脳をハッキングすることで操るという特徴的な犯行スタイルのために付与されたコードネームだったが、その正体は一切不明のままであった。一連の事件の捜査の中で、少しずつ人形使いに近づいていくかにも思える草薙。しかし実は人形使いの方からも草薙へのアプローチを試みていた。そしてついに人形使いは草薙の前に姿を現すのだが……。記念すべき最初の『攻殻機動隊』アニメにして金字塔。西暦2029年の近未来を舞台に、原作・士郎正宗、監督・押井守で1995年に劇場公開された。本作は、当時、最先端の映像技術と深遠なSF的世界観で日本のアニメーションの魅力を世界に知らしめた。そして、2008年には大幅にCG表現を追加した『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』が公開された。『イノセンス』【ストーリー】舞台は、人々が電脳化され、声を出さずとも、コンピューター端末を打たなくとも、ネットワークを通じたデジタルコミュニケーションが可能になる一方、肉体の機械化も進み、人とサイボーグ、ロボットが共存する2032年の世界。魂が希薄になった時代。決してそう遠くない近未来を舞台に物語の幕が開く。主人公は、続発するテロ犯罪を取り締まる政府直属の機関・公安9課の刑事バトー。バトーは生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その身体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、ひとりの女性、素子(もとこ)の記憶だけ。ある日、少女型のロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。「人間のために作られたはずのロボットがなぜ、人間を襲ったのか」。さっそくバトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていく。劇場版の第2作。前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編という位置づけで、2032年の近未来が舞台。前作で“人形使い”と融合した草薙素子は、物語の終盤まで登場しない。少女型の愛玩用ガイノイドの暴走&自壊事件を中心に、押井監督ならではの精緻な描写と美麗なCG、壮麗な音楽などを駆使して、ヒトがヒトであることの本質を問う。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』【ストーリー】西暦2030年——あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても“孤人”が複合体としての“個”になるほどには情報化されていない時代……。情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」である。公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。通称「S.A.C.」と呼ばれる本作は、「攻殻」初のTVシリーズ。監督・神山健治により全26話が制作された。物語は押井監督の「攻殻」とはパラレルワールドになっており、素子が“人形使い”と融合しなかった場合の2030年が舞台。2005年には、本作の中心となる「笑い男事件」を軸に、全話を約2時間40分にまとめた総集編『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』が制作された。『攻殻機動隊 ARISEシリーズ』【ストーリー】A.D.2027。公安捜査の権謀術数に限界を覚える荒巻の前に現れた女、陸軍「501機関」所属・草薙素子三佐。最高度のフィジカルと電脳戦スキルを備える一方、向こうみずで世慣れぬ未熟さをあわせ持つ草薙は、荒巻と不即不離の関係をたもちつつ、次々と犯罪へと対処する。だがそれは、501機関との関係を問い直すことでもあった。困難な事件に立ち向かう中、個性的な人的資源と気脈を通じる草薙。荒巻といつしか共有していた目的である「犯罪に対し常に攻性の精鋭実力部隊」創設へ向け、草薙は彼らを糾合してゆくこととなる。これまでのキャストやスタッフを一新し、総監督・黄瀬和哉、脚本・沖方丁らによって、主人公・草薙素子の過去が描かれた作品。若くて前髪パッツンの素子が新鮮だ。全4話を各前後編、計8話に分けて再構成し、さらに新エピソード2話(「PYROPHORIC CULT」)を追加したTV版『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』が2015年に放送された。『攻殻機動隊 SAC_2045』【ストーリー】持続可能な戦争(サスティナブル・ウォー)がもたらす新たな支配種“ポスト・ヒューマン”、再び組織される草薙素子率いる公安9課、通称“攻殻機動隊”2045年。計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入したが、AIによる人類滅亡への危機を人々が日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない未来──。傭兵部隊として腕を奮っていた全身義体のサイボーグ・草薙素子たち元・公安9課のメンバーの前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる謎の存在が現れる。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される。TVアニメ「攻殻機動隊(仮)」2026年放送予定アニメーション制作はゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた映画『犬王』やTVアニメ『映像研には手を出すな!』、上海国際映画祭金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した映画『きみの色』など、国内外を問わず高い評価を得た作品を手掛けたサイエンスSARUが担当。放送は2026年を予定。原作:士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社 KCデラックス刊)アニメーション制作:サイエンスSARU『攻殻機動隊』公式グローバルサイト:士郎正宗/講談社(c)1995士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT(c)2004士郎正宗/講談社・IG,ITNDDTD(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊新劇場版」製作委員会(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
2025年02月05日映画『プロメア』公開5周年を記念した初の大規模展覧会『THE MAKING OF PROMARE 展』が、2月21日(金) の池袋を皮切りに、広島・名古屋のPARCOで開催される。松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、ケンドーコバヤシ、古田新太といったキャスト陣が声優を務めた本作は、監督・今石洋之、脚本・中島かずきのコンビによるオリジナル劇場アニメーション。異例のロングラン上映により動員数100万人を突破し、世界各国でも上映されている。本展では、作品の製作過程にスポットを当て、企画書、ラフスケッチ、イメージボード、絵コンテ、原画、3DCG映像など、手描きと3DCGが融合された本作ならではの資料を多数展示予定。また、会場でしか見ることのできない特別編集映像の放映など、作品とともに歩んできたファン必見の展示内容となっている。5周年記念イラストを使用したアクリルスタンドやTシャツのほか、原画イラストがデザインされたカード、設定画缶バッチなども会場で販売される予定だ。<イベント情報>『THE MAKING OF PROMARE 展』2月21日(金)~3月10日(月):池袋PARCO 本館7F PARCO FACTORY4月4日(金)~4月28日(月):広島PARCO 新館B1F EVENT SPACE5月17日(土)~6月1日(日):名古屋PARCO 西館6F PARCO GALLERY※営業時間は各館に準ずる※入場は閉場の30分前まで※最終日18時閉場チケット販売期間:2月8日(土) 12:00~()公式サイト:・中島かずき/XFLAG
2025年01月31日展覧会「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」が、2025年4月5日(土)から6月15日(日)まで、東京ステーションギャラリーにて開催される。フィンランドデザインの巨匠 タピオ・ヴィルカラタピオ・ヴィルカラは、カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァと並んでフィンランドデザインの三巨匠と称されるアーティストだ。1915年、フィンランド南部の港町ハンコに生まれたヴィルカラは、美術や工芸を学んだのち、広告デザイナーとして勤務。1946年にイッタラ(iittala)社のデザインコンペで優勝したことを機に同社のデザイナーに起用され、その後約40年にわたり第一線で活躍し続けた。約300点の作品集結、日本初の大規模個展展覧会「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」は、そんなタピオ・ヴィルカラの日本初となる大規模個展。ガラス製プロダクトをはじめ、木の彫刻やオブジェなど約300点が集結するほか、写真やドローイングなども展示される。繊細ながらもダイナミックなヴィルカラのクリエーションに迫る機会だ。溶けおちる氷に着想「ウルティマ・ツーレ」シリーズなかでも注目したいのは、ヴィルカラの代表作「ウルティマ・ツーレ」シリーズ。1960年代、フィンランドの最北地ラップランドの小屋で心身を休めながら仕事と向き合っていたヴィルカラは、溶けおちる氷の姿に着想を得て本作品群を制作した。会場では、「ウルティマ・ツーレ」シリーズのガラス約400個のインスタレーション展示を予定。さらに、全長9メートルにおよぶ同名の木彫レリーフをデジタル再現することによって、ヴィルカラが追い求めた世界の視覚化を試みる。このほか、ガラスや磁器のテーブルウェア、シルバーやステンレスのカトラリー、照明や家具、ゴールドのアクセサリーなども紹介。プロダクト・デザイナーとしてのタピオ・ヴィルカラの仕事を思う存分振り返ることができる。展覧会概要「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」会期:2025年4月5日(土)~6月15日(日)会場:東京ステーションギャラリー住所:東京都千代田区丸の内1-9-1時間:10:00~18:00※金曜日は20:00まで。※入館は閉館30分前まで。休館日:月曜日※ただし5月5日(月)・6月9日(月)は開館。入館料:一般 1,500(1,300)円、大高生 1,300(1,100)円、中学生以下無料※( )内は前売料金※障がい者手帳等持参の者は200円引き(介添者1名は無料)※オンラインにて前売券・当日券、館内1階入口にて当日券を販売。※前売券は3月1日(土)~4月4日(金)の期間で販売。【問い合わせ先】東京ステーションギャラリーTEL:03-3212-2485
2025年01月24日ロエベ初の大型展覧会である「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」を2025年春に東京で開催します。ロエベの豊かな歴史、スペインの伝統、手仕事への献身を称えます。Courtesy of LOEWE創造性と革新の179年。「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」は、ロエベのファッションに対する前衛的なアプローチと世代を超えて受け継がれるクラフトの文化を紹介します。本展覧会は、世界を旅する巡回展として2024年に上海で初めて開かれました。そして2025年3月、「ロエベ クラフテッド・ワールド」展を、東京・原宿にて開催します。日本はロエベがヨーロッパ圏外に初めて出店した国であり、1973年にその一号店がオープンしています。以来ロエベと日本は豊かな文化的対話を続けてきました。Courtesy of LOEWE本展覧会は21世紀における革新的な建築の数々を手がけた建築設計事務所であるOMAとのコラボレーションによりデザインされ、1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで創業してから世界有数のファッションブランドに成長するまでのロエベの進化を彩ってきた、アイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの数々をめぐる旅に誘います。Courtesy of LOEWEアートとカルチャーに満たされた本展は、手で物をつくりだす喜びについての物語です。来場者はスペインの風景と音を感じ、パリのランウェイの最前列を体験し、壮大でインタラクティブな部屋の数々では、スタジオジブリや京都の陶芸ユニットのスナ・フジタをはじめ、近年のロエベのコレクションにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入することができます。Courtesy of LOEWEまた東京での開催を祝して、ロエベが日本国内外でおこなってきたコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する作品を特別に展示し、会場デザインを再解釈しています。LOEWE FOUNDATION(ロエベ財団)が支援しており、京都で400年以上にわたり茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像のほか、Craft Prizeのファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品が展示されます。「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」は3月29日から5月11日まで開催されます。Courtesy of LOEWE#LOEWE#LOEWECraftedWorldTokyo#ロエベクラフテッドワールド展イベント詳細ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界場所:東京都渋谷区神宮前6-35-6 *JR山手線「原宿」駅徒歩2分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅直結会期:2025年3月29日(土) - 5月11日(日)時間:9:00 - 20:00(最終入場時間 19:00)※入場無料(予約制)お問い合わせ:ロエベ ジャパン クライアントサービス電話:03-6215-6116
2025年01月21日ロエベ(LOEWE)初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が2025年3月29日(土)から5月11日(日)まで、東京・原宿にて開催される。事前予約制で、入場料は無料だ。ロエベの歴史やクラフトの文化を紐解く世界巡回展「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」は、ロエベのファッションに対する前衛的なアプローチと、世代を超えて受け継がれるクラフトの文化を紹介する展覧会。2024年の上海での開催を皮切りに、世界を巡回している。「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」では、1846年にレザー職人が集う工房としてロエベが創業してから世界的なファッションブランドになるまでの、179年にわたる進化の歴史を様々なプロダクトやアート作品を通して辿っていく。会場では、ロエベの拠点であるスペインの風景と音を感じながら、ランウェイで披露されたアイコニックなロエベのデザインや、コラボレーションアイテムの数々を直に目にすることができる。なお、会場のデザインは、ロエベと建築設計事務所の「OMA」が担当。階段の手すりがロエベのレザーで覆われていたり、2階から1階へと下る踊り場では好きなステッカーを選んで壁面をデコレーションできるようになっていたりと、細部にまでロエベの遊び心を効かせている。「ロエベのアトリエ」で職人技を体感、クラフトの細部に至るまで紹介見所となるのは、ロエベのアトリエに入り込んだかのような空間。「パズル」や「フラメンコ」、「ゲート」バッグなどおなじみのアイコンバッグがどのようにできていくのかの製造工程を、アトリエを再現したかのような展示と映像によって紹介する。革の色見本や、革を裁断する様子、アナグラムを刻印する時の様子など革から製品へと仕上げていく過程を見せる他、レザーの編み加工やバッグの型紙、インターシャなど、ロエベの誇るクラフトの細部に至るまで展示。さらに、ロエベ 2024年秋冬ウィメンズコレクションにて披露されたメロンのクラッチバッグに緻密なビーズ刺繍が施されていく様子や、耐久度の検査に使う機械と検査結果、職人たちが使用しているレザーのツールボックスも展示。普段は見ることのできないロエベのクリエーションの世界を体感することができる。スタジオジブリやスナ・フジタの世界に没入インタラクティブな部屋では、ロエベにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入できる空間を用意。たとえば、『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』のカプセルコレクションを展開したスタジオジブリの世界を表現したスペースには、『ハウルの動く城』の劇中の場面を表現したケープや、ブラックのフェザーに覆われたハウルのウェア、トトロのニットなどを展示。空間いっぱいに配置されたスクリーンには映画の映像が投影されており、トトロを思わせるふんわりとした毛並みのオブジェも設置されている。また、ハウルの“城”をレザーで象った巨大なオブジェにも注目だ。カプセルコレクションにて展開された「ハウルの動く城 バッグ」をダイナミックに拡大したもので、ロエベを象徴するドーナツチェーンや「ハンモック」バッグのパーツ、「パズル」バッグなど、アイコニックな要素を随所に見て取ることができる。これまで3度にわたってコラボレートしてきた陶芸ユニット「スナ・フジタ」の織りなす世界観を楽しめるスペースも登場。壁面にいくつもの穴が施されており、のぞき込むと愛らしい動物たちをモチーフにしたロエベのレザーグッズやスナ・フジタの陶芸作品を目にすることができる。この他、2021年にコラボレーションしたチャールズ・ヴォイジー、2021年秋冬メンズコレクション・ウィメンズコレクションに着想をもたらしたジョー・ブレイナード、2020年にカプセルコレクションを発表したケン・プライスと、これまでにロエベがコラボレートしたアーティストやデザイナーの世界観をそれぞれ表現した空間も登場する。ジョナサン・アンダーソンの手掛けたルック54体が集結ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ ディレクターとして初めて手掛けた2015年春夏コレクションから、現在に至るまでのメンズ&ウィメンズコレクションから54体のルックを集めた空間も圧巻。彫刻的なフォルムが目を引くピースや、プレイフルなトロンプルイユデザイン、繊細な装飾を施したアートピースのようなルックなどがずらりと並ぶ。ミラーの破片を並べたロエベ 2016年春夏ウィメンズコレクションのドレスや、タブレット端末のスクリーンが身頃を埋め尽くすロエベ 2023年春夏メンズコレクションのスクリーン コート、柔らかなフローラルパターンのドレスをクリノリンで立体的に仕上げたロエベ 2025年春夏ウィメンズコレクションのドレスなど、多彩なクリエイティビティを感じられるコレクションピースが勢揃い。眺めているだけで心躍るような空間となっている。ロエベ初のレディ トゥ ウェアやビヨンセの衣装が登場ロエベの歴史を辿ることのできる空間には、ロエベの創業当時に職人たちが革小物を作る際に使用していた工具や、1920年代に登場した刺繍のバッグ、1950年代にハリウッドスターの衣装を手がけるようになったロエベのグランビア店に訪れた俳優たちのサインが連なる来客名簿など、貴重な資料が目白押し。建築模型や、アーカイブ写真・広告、時代の精神を象徴するパブロ・ピカソやペドロ・アルモドバルの作品もあわせて展示する。さらに、1965年に披露されたロエベ初のレディ トゥ ウェアや、1972年に発表されたロエベ初のフレグランスも目にすることができる。また、2013年にクリエイティブ ディレクターに就任し、2025年3月に退任を発表したジョナサン・アンダーソンの象徴的なアイテムとして、「パズル」バッグや「パウラズイビザ」のカプセルコレクションにて展開された独特なフォルムのサングラスも展示。そのほか、アンセア・ハミルトンのハンドペイントが施された、カーフスキンの《Giant Pumpkin No. 6》も紹介している。加えて、ビヨンセが2023年のルネッサンス・ワールド・ツアーで着用したロエベのカスタムウェアや、リアーナの衣装、2024年メットガラを彩った衣装も登場。なお、ビヨンセの衣装は、ロエベ2022秋冬ウィメンズコレクションがデザインのインスピレーション源となっている。日本の作家とのコラボを紹介する特別展示も東京での開催を祝してロエベと日本の作家とのコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する特別展示も登場。職人技を感じられるアートピースを集めた会場内にて、「ロエベ財団 クラフトプライズ」のファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎といった作家たちの作品を展示する。胡桃の木の樹皮を使ったオブジェや、漆を用いた有機的な造形のオブジェなどを目にすることができる。加えて、京都で400年以上にわたり茶の湯釜を作り続けてきた、大西家のドキュメンタリー映像を上映。16代 大西清右衛門が手掛けた「四方覆垂釜」と合わせて、鑑賞することができる。また、2023年のチャイニーズモノクローム コレクションにインスピレーションを与えた明・清時代の鮮やかな単色陶磁器や、ミラノサローネで発表されたブランケット、バスケット、ウィーブズ、チェア、栗のロースターなどのアートプロジェクトを展示する。ギフトショップで展覧会限定グッズを販売会場に隣接したギフトショップでは、ロエベのレザーグッズやロエベ パルファムのフレグランス、ボディケアコスメ、アートブック等を販売する他、「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」限定グッズを販売。注目は、ミニ・スモール・ミディアム・ラージの4サイズで展開される「ハンモック」限定バッグだ。柔らかなピンク、もしくはブラウンカラーをまとって登場する。なお、コンパクトなミニサイズは通常展開の無いサイズとなる。また、チャーミングなレザーチャームも限定発売。柔らかなフェルトの「ハンモック」を装飾したレザーチャームや、桜の花をかたどったレザーチャームが揃う。加えて、展示にも登場したレザー製のツールバッグを大小2サイズで販売する他、展覧会ビジュアルをフィーチャーしたTシャツやギフトカード、ノートを展開。ハンドタオルは3種類の絵柄を揃え、パームツリーを描いた陽気な風景のモチーフやブルーの鳥、犬の刺繍デザインを用意する。【詳細】展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」開催期間:2025年3月29日(土)~5月11日(日)時間:9:00~20:00(最終入場時間 19:00)住所:東京都渋⾕区神宮前6-35-6※入場無料(予約制)<チケット予約>◾️3月29日(土)〜4月18日(金)入場チケット予約開始日時:2025年3月17日(月)18:00〜◾️4月19日(土)〜5月11日(日)入場チケット予約開始日時:4月11日(金)18:00〜※下記URLより要予約:<限定アイテム例>・ハンモックバッグ ミニ 320.100円 / コンパクト 421,300円 / スモール 437,800円・ツールボックス スモール 247,500円 / ミディアム 330,000円・ハンモック チャーム 79,200円【問い合わせ先】ロエベ ジャパン クライアントサービスTEL:03-6215-6116
2025年01月19日