東京・渋谷のBunkamura Galleryで、昨年に引き続き2回目となるアンティークの展覧会「Graceful Antiques 美しき西洋アンティークへの誘い」が、9月8日から9月14日まで開催される。アンティークは、元々暮らしの一部として扱われてきたもの。100年もの時を越え、人から人へと流れていく普遍的な魅力を持ち、時には希少価値のある高級なものへと変貌を遂げる。しかしながら、肌身離さず常に体の一部として活躍する時計やアクセサリー、何気ない日々の食事を彩る食器や心を和ませるアート作品などのアンティークは、私たちの生活に遜色なく馴染み、今現在の私たちの生活の中にも調和している。また、大量生産、大量消費社会といった環境問題や社会問題が意識として根付き始めている現在においては特に、アンティークの持つ「モノを大切にする」「次世代に受け継いでいく」といったメッセージは、重要なキーワードとなっている。本展では、「アンティークと暮らし」をテーマに掲げ、高級感漂うアンティークのエミール・ガレやドーム兄弟、ヴィンテージ時計はもちろんのこと、今すぐ家庭で使用出来るスプーンや手芸用品として利用出来るレースなどを多岐にわたりセレクト。買い付けを行っているバイヤーと直接話せることも本展の特徴だ。会期中には、各出店者がアンティークの魅力を凝縮したトークを展開する「ミニ講座」も実施される予定。詳細はBunkamura Galleryのオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「Graceful Antiques 美しき西洋アンティークへの誘い」会場:Bunkamura Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1階会期:9月8日~9月14日時間:10:00~19:30入場無料会期中無休「ミニ講座」会場:Bunkamura Gallery開催日:9月9日、12日、13日開催時間:各日14:00~(30分程度を予定)※12日のみ15:00~も開催内容:9日「フランス銀製品の魅力と刻印。アンティークボタンを簡単にピンブローチにする方法」12日「オールドバカラと現行品の魅力。ロイヤルコペンハーゲンのアンティーク陶磁器について」「Barbotine陶器について」13日「ヴィンテージウオッチの取り扱い方法など」※事前予約不要※内容変更の場合あり出店予定:(店名/商品ジャンル)アトリエ421/フランスアンティーク版画、ヴィンテージポスターアンティーク エバーランド/テーブルウェア、陶磁器、銀器オルキデ/ジュエリー、銀器、ボタン、ハーフドールオーフラワー・アンティーク/オールドバカラ、陶磁器CO-(コー)/アンティーク・ヴィンテージボタンスプートニクプラス/フランス・東欧中欧アンティーク雑貨・テディベア銀座アンティーク・アイ/ジュエリー、陶板・絵皿、ガレ・ドームソレイマン/レディースアンティーク・ヴィンテージウォッチブルーキュラソーフランス/レース、手芸用品、ポストカードランジュドメゾン/フランスアンティーク工芸品、陶磁器
2016年08月31日東京・六本木のスヌーピーミュージアムが、第2回目となる展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」を、2016年10月8日(土)から2017年4月9日(日)まで開催する。本展では「世界で最も有名なビーグル犬」として親しまれるスヌーピ—の魅力を、作者のチャールズ M. シュルツがスヌーピーを思いついた誕生秘話から、約50年間の間に外見のみならず内面的にも大きな変遷を遂げていく様子まで、日本初公開を含む原画約80点と映像で紹介する。ファッションプレスでは、中でもおすすめスポットや見どころを紹介。約 400 のスヌーピーの姿が描かれた、日本初公開を含む原画約80点プレーリドックの真似をするスヌーピーや、70年代の若者になりきった「ジョー・クール」、パイロットに扮した「フライング・エース」、「弁護士」など、多様に変身するスヌーピーの原画は日本初公開作品。貴重なスケッチと合わせて、チェックしたい。お面を付けて人を驚かすスヌーピーなど、ハロウィンらしいエピソードの原画も展示されている。約100体のぬいぐるみをつかった“シャンデリアアート”現代アーティストのキム ソンへが手掛けたシャンデリアやソファ「SOOO MANY SNOOPY!!!」は、大小様々なスヌーピーのぬいぐるみを使用した迫力のあるアート作品。ふわふわのソファや椅子には、よく見るとチャリーブラウンやウッドストックの姿も。映像展示前回はなかった映像展示。会場の入口付近の「ホール」には、キャラクターたちがTRICK OR TREATを楽しむハロウィンのエピソードが流れていたり、さらに進んだ「シアター」では、50年に及ぶ変化や進化を表したアニメーション作品を上映していたり。子犬から大人に成長するスヌーピーの貴重な姿が見られる。他にも、気まぐれな影絵のスヌーピーが会場に出現し、巨大なスクリーンには「ハッピーダンス」を披露するスヌーピーの姿が。飛び跳ねたり、蹴ったりして喜びを表現する姿がとっても愛らしい。ショップ&カフェではハロウィングッズやメニューが登場ショップ「BROWN’S STORE」はハロウィンの雰囲気に一変。漫画の一コマが描かれたTシャツやマグカップ、カリフォルニアのバッグブランド「BAGGU」とのコラボレーションによるエコバッグなどは今回初登場だ。まるでスヌーピーのような、ふわふわの手触りのバッグやポーチは毎日持ち歩きたくなりそう。ライナスが愛する水色の「安心毛布」に由来したカフェ「Cafe Blanket」では、チョコチップクッキーを使ったミルクセーキ「ハッピーダンス」やかぼちゃ、キャラメルソースを使用した「グレートパンプキン」を提供。さらに、かぼちゃペーストをのせて食べるパンケーキ「ウェルカム・グレート・パンプキン」など、今の季節だけのハロウィンメニューが登場する。他にも、クリスマスのオーナメントなどユニークなアイテムを展示するヴィンテージグッズのコーナーや、かぼちゃ畑をイメージした空間の犬小屋で眠るスヌーピーの巨大フィギュアなど、おすすめの撮影スポットが満載だ。【開催概要】展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」開催期間:2016年10月8日(土)〜2017年4月9日(日)時間:10:00〜20:00(入場は19:30まで)会場:スヌーピーミュージアム住所:東京都港区六本木 5-6-20アクセス:東京メトロ六本木駅より徒歩7分、麻布十番駅より徒歩10分入館料:・日時指定前売券 一般 1,800円、大学生 1,200円、中高生 800円、4歳〜小学生 400円・ 当日券 一般 2,000円、大学生 1,400円、中高生 1,000円、4歳〜小学生 600円※前売券は2016年8月22日(月)よりローソンチケットで販売。※当日券は前売券の販売状況に余裕がある場合にミュージアムで販売。※入館時間は、10:00、12:00、14:00、16:00、18:00の計5回。※上記は入館開始時間で、入れ替え制ではない。※滞在時間の制限はなし。※予約時間に遅刻した場合、当日に限り追加料金なしで入館可能。※未使用の前売券は、当日券の販売がある場合に限りプラス200円で利用可能。
2016年08月22日展覧会「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」が、2016年9月10日(土)から2017年3月3日(金)までポーラ美術館で開催される。かつて壁や防塁に囲まれていた城砦都市パリ。20世紀初頭には、都市の周縁に移民や貧困者が住み着き、次第に街が拡張されていった。本展では、その都市拡張のダイナミズムを映し出した画家や写真家にスポットライトを当て、それぞれの作家のもつ都市の境界線への視線を、約120点の作品によって検証する。第1章で紹介するのは19世紀から20世紀、パリの人口が劇的に増加し、都市の様相も変化し始めた時代。街の風景を鋭くとらえたアンリ・ルソー、そして彼を敬愛したパブロ・ピカソの作品を展観する。第2章では、「乳白色の下地」で独自のスタイルを確立したレオナール・フジタ(藤田嗣治)の絵画を揃える。超境者の1人である彼が、パリ郊外を表現した風景が並ぶ。そして、第3章では、19世紀の古き良き時代の姿を丹念に記録した近代写真の先駆者ウジェーヌ・アジェの写真を、ルソーやシュルレアリストのデ・キリコの作品と共に展示する。続く第4章で目にするのは、郊外の風景に向かい続けたのはモーリス・ユトリロの絵画。ひなびた漆喰壁をそのまま画布に移したような独特の作品からは、今までの画家とは一風変わった世界観が味わえる。最終第5章では、特にフジタが手仕事に勤しむ自画像や子供たちをテーマに描いた作品とともに、“パリの境界線”にまつわるテーマに沿って展示を繰り広げる。【開催概要】展覧会「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」開催期間:2016年9月10日(土)~2017年3月3日(金)開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)開催場所:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285TEL:0460-84-2111(代表)入館料:大人 1,800(1,500)円、シニア(65歳以上) 1,600(1,500)円、大学・高校生 1,300(1,100)円、中学・小学生 700(500)円※料金は税込み。※()内は15名以上の団体料金。※中学・小学生の入場は土曜日無料。※中学・小学生が授業の一環として観覧する場合は、引率教員等の入場料は無料。
2016年08月05日14名のアーティストによる動物作品が集結する展覧会「生きとし生けるもの」が、7月24日から11月29日まで静岡県にあるヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。大切な家族や友として、生命を脅かす危険な敵として、人知を超えた聖なる神やその使いとして、いつでも人とともにあり続けた“動物”。同展では、淺井裕介、Eatable of Many Ordersの新居幸治、高木正勝、西島大介、ミロコマチコ、三沢厚彦ら多様な領域で表現活動を行う14名のアーティストが、“動物”と“生命”をテーマに制作した作品の数々を展示。絵画、彫刻、写真、映像、マンガ、詩などアーティストの想像力が生み出す作品が、美術館と庭園の空間を活かして展示される。多彩な作品を通して、人間社会の規範や固定観念を解きほぐし、現代の多様な動物と人間の関係を見つめ直す機会となっている。会期中には、シンポジウムやトークイベントなども開催。8月13日の18時からは、世界的に活躍する音楽家・映像作家の高木正勝が一夜限りのコンサートを実施。10月30日の12時30分から17時までは、展覧会参加作家の活動や作品に まつわる声に耳を傾け、様々な芸術の表現から現代の人と動物の関係を考えるシンポジウムが行われる予定だ。その他、子どもと大人も楽しめるワークショップも開催。幼児から小学生を対象とした動物のお面を作るワークショップや、白線素材を使って三島市内に動物と植物の地上絵を作るワークショップ、大人を対象とした木彫のワークショップなどが行われる。また、14年にヴァンジ彫刻庭園美術館での「イケムラレイコ PIOON」展に関連して行われた東日本復興支援チャリティプロジェクト「PIOON プロジェクト2016」も、地域と協力しながら展覧会会期中に開催される。【イベント情報】「生きとし生けるもの」会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1会期:7月24日~11月29日時間: 10:00~18:00(9・10月は17:00まで、11月は16:30まで、入館は閉館の30分まで)料金:7~10月は大人1,200円、高大生800円、小中学生500円、11月は大人1,000円、高大生500円、中学生以下無料休館日:水曜日(祝日の場合は翌日休)(c)Manabu Miyazaki
2016年07月25日ロックバンド「KISS」メンバー所蔵のメモラビリアを公開する世界初の展覧会「KISS EXPO TOKYO 2016~地獄の博覧会~」がラフォーレミュージアム原宿にて開催される。期間は、2016年10月13日(木)から10月31日(月)まで。本展は、KISSメンバー全面協力の公式プロジェクトとして発足。メンバー所蔵のメモラビリアなど貴重なアイテム約100点を揃え、今もなお第一線を走り続ける彼らの42年間に及ぶ活動の歴史辿る。展示内容は、1977年初来日時のピーター・クリスが着用したスタッフ・スカジャン、1979年のDYNASTY-のポール・スタンレー着用衣装、メンバーが使用した数々の楽器など。さらには、デビュー当時のメンバー手描きポスターに至るまで、ファン必見のアイテムが勢ぞろいする。また、展示だけでなく体感できるのも本展の見どころ。ボーカルであるジーン・シモンズの自宅ミュージアムや、本邦初となるポール・スタンレーの自宅アトリエを360度VR体験コーナーで公開。メンバーが使用した楽器に触れられるステージセットなど、ファンのみならず来訪者全員が楽しめるコンテンツとなっている。そのほか、1日先着20名限定で、アイコンとしても親しまれているKISSのメイク体験が行われる。M・A・Cの化粧品による本格メイクを体感してから、ハロウィンに向かってみるのもいいだろう。なお、会期初日10月13日(木)に行われる特別内覧会にはジーン・シモンズも登場。特別内覧会付き VIPチケット当選者のみが参加可能だ。彼自身が展示物の紹介をしてくれるだけでなく、記念撮影やサイン会も実施され、夢のような時間を過ごすことができる。【開催概要】「KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~」期間:2016年10月13日(木)~10月31日(月)会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 6階料金:・特別内覧会付き VIPチケット 100,000円※10月13日(木)のみの限定特別チケット※1人1枚につき、購入者の本人のみが1人のみ入場可。・プレミアムチケット 5,000円 ※KISS EXPO TOKYO 2016限定仕様オリジナルトートバック付き・一般チケット 1,600円・学生割引チケット 1,000円 ※中学・高校生が対象※価格はすべて税込。※特別内覧会付き VIPチケットとプレミアムチケットは、7月22日(金)18:00より27日(水)23:59までの応募者の中から抽選。※小学生以下、入場無料。大学生・専門学生は一般チケット扱い。【問い合わせ先】(株)ソニー・ミュージックコミュニケーションズ「KISS EXPO TOKYO 2016」運営係住所:新宿区市谷田町1-4
2016年07月24日展覧会「恋する現代アート」が、7月24日から11月23日まで、長野・軽井沢のセゾン現代美術館で開催される。恋愛は、人類最古の叙事詩と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』や、日本で平安時代に生まれた世界最古の小説『源氏物語』など、昔から存在する文学作品に登場する。そして、現代美術作品においても数多くの作家が恋愛をテーマに、また、恋愛からインスピレーションを得た作品を創作してきた。本展では恋愛の要素を中心に、「好きな人に切ないまでに深く想いを寄せること」だけでなく、「昔の場所や事物に思いをはせること」という広義の恋からも着想を得ながら、恋愛にまつわる作品や恋愛を彷彿とさせる作品が主観的に展示される。出展作家には、アンディ・ウォーホルと共にアメリカン・ポップ・アートの旗手として知られるロイ・リキテンスタインや、ニュー・ペインティングの代表的な作家で、近年は『バスキア』や『潜水服は蝶の夢を見る』など映画監督としての活動で知られるジュリアン・シュナーベルの他、A.R.ペンク、篠原有司男、エルズワース・ケリー、ロバート・ロンゴ、宇佐美圭司、箱嶋泰美、小林正人らが名を連ねる。軽井沢の森の中で作品に「恋」をして、一見難しそうな現代アートがいかに簡単で面白いかを感じてみては?【イベント情報】「恋する現代アート」会場:一般財団法人セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140会期:7月24日~11月23日時間:10:00~18:00(11月は17:00閉館)※最終入館は閉館30分前料金:一般1000円、大高生700円、中小生300円休館日:木曜日(9月22日、11月3日は開館)但し8月は無休
2016年07月23日展覧会「恋する現代アート」が、7月24日から11月23日まで、長野・軽井沢のセゾン現代美術館で開催される。恋愛は、人類最古の叙事詩と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』や、日本で平安時代に生まれた世界最古の小説『源氏物語』など、昔から存在する文学作品に登場する。そして、現代美術作品においても数多くの作家が恋愛をテーマに、また、恋愛からインスピレーションを得た作品を創作してきた。本展では恋愛の要素を中心に、「好きな人に切ないまでに深く想いを寄せること」だけでなく、「昔の場所や事物に思いをはせること」という広義の恋からも着想を得ながら、恋愛にまつわる作品や恋愛を彷彿とさせる作品が主観的に展示される。出展作家には、アンディ・ウォーホルと共にアメリカン・ポップ・アートの旗手として知られるロイ・リキテンスタインや、ニュー・ペインティングの代表的な作家で、近年は『バスキア』や『潜水服は蝶の夢を見る』など映画監督としての活動で知られるジュリアン・シュナーベルの他、A.R.ペンク、篠原有司男、エルズワース・ケリー、ロバート・ロンゴ、宇佐美圭司、箱嶋泰美、小林正人らが名を連ねる。軽井沢の森の中で作品に「恋」をして、一見難しそうな現代アートがいかに簡単で面白いかを感じてみては?【イベント情報】「恋する現代アート」会場:一般財団法人セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140会期:7月24日~11月23日時間:10:00~18:00(11月は17:00閉館)※最終入館は閉館30分前料金:一般1000円、大高生700円、中小生300円休館日:木曜日(但し8月は無休)
2016年07月20日プラントハンター西畠清順の展覧会「ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち」が、2016年8月4日(木)から9月25日(日)まで、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。2015年に好評を得た同名の展覧会に続く、第2回目の開催となる本展。世界中を飛び回り、年間240トン以上の植物を仕入れるプラントハンター西畠が、今回も展覧会のために様々な希少植物をセレクト。会場構成を担当するSIMPLICITY代表の緒方慎一郎が手がけた空間に、陶芸家・内田鋼一が作り出す器と西畠の植物とのコラボレーション作品が展示される。また、ポーラ銀座ビル1階のウインドウでも、西畠清順が主宰し植物を用いた様々なプロジェクトを展開する「そら植物園」の植物を展示。さらに、2階のHIGASHIYA GINZAでは内田鋼一の器に植えられた植物を期間限定・数量限定で販売する。【開催概要】ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち会期:2016年8月4日(木)〜9月25日(日) 53日間※会期中無休開館時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)入場料:無料会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階アクセス:東京メトロ 銀座一丁目駅7番出口すぐ
2016年07月15日未来の家を探求するプロジェクト「HOUSE VISION」による展覧会「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION」が、7月30日から8月28日まで、東京・お台場の青海駅(ゆりかもめ線)前、特設会場で開催される。>>レポート「隈研吾、藤本壮介、長谷川豪らが原寸大で具現化した“未来の家”。この夏注目のHOUSE VISION!」はこちらから!HOUSE VISIONは、日本人の暮らし方を具体的に提示するためにつくられた情報発信と研究のプラットフォーム。建築家、研究者、多様な企業、行政との対話を重ね、活動の成果を共有し発展させていくために、シンポジウムや研究会、展覧会を開催している。本展では、「CO-DIVIDUAL 分かれてつながる/離れてあつまる」をテーマに、15社の企業と13人(ユニット)の建築家、クリエイターが、技術と創造性を掛け合わせコラボレートした13のエキシビションハウスを展示。集団の中の個、個の集合の形が問い直されていく今、暮らしに合致した充足感を実現するための「家」が公開される。展覧会ディレクターは、HOUSE VISIONの発起人でもあるデザイナー、武蔵野美術大学教授の原研哉。企画コーディネートは、建築家の土谷貞雄。会場構成は、新国立競技場の設計にも携わる建築家、東京大学教授の隈研吾が手掛ける。会場では、都市と農村の二拠点居住を構想する無印良品と建築家アトリエ・ワンによる「棚田オフィス」をはじめ、三越伊勢丹と建築家の谷尻誠と吉田愛が、仕事で移動が常態となったような人々、すなわち“ニュー・ノマド”を対象とした「遊動の家」、賃貸住宅の再定義を掲げた大東建託と建築家の藤本壮介による「賃貸住宅タワー」、展示会場を構成する10.5cm角の杉材を数十倍に拡大したような凸版印刷と原デザイン研究所による「木目の家」などが展示される。会場内では、住まいや暮らしに関する書籍や、各エキシビションハウスに関連した書籍などを販売する代官山蔦屋書店や、同書店2階のラウンジ・Anjinのキッチンカーなどが登場する。なお、会期中には、トークイベントが毎日開催される。詳細は、随時、オフィシャルサイトやfacebook、twitterで発表されるという。【イベント情報】「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION」会場:お台場・青海駅前 特設会場住所:東京都江東区青海2-1会期:7月30日~8月28日時間:11:00~20:00(入場受付時間19:30まで)料金:(入場料金)一般1,800円、学生1,500円、一般3回券4,500、学生3回券3,500円(前売りチケット)一般1,500円、学生1,300円、一般3回券4,000、学生3回券3,000円
2016年07月10日展覧会「Regard Intense -日常と花に向けられた16人の視座と視界-」が、7月8日から18日まで東京・恵比寿のALにて開催される。同展では、永きにわたり写真の被写体となってきた、“日常”と“花”という写真家の資質と美意識が反映される格好の被写体とも言えるふたつのテーマをもとに、16人の写真家が撮影した写真作品を展示。タイトルにもなっている「Regard Intense(=しっかり視る)」という課題の下、ワークショップで偶然出会った16人の写真家が、「Regard Intense」という集合作品を創り上げた。観覧者は、キャリアも撮影スタイルも全く異なる写真家たちのピュアーな眼差しを通して、そこに写されている“この世に実在した或る出来事”に向き合い、自身の人生の時間で体験してきたリアルな感情と重ね合わせてシンクロさせることで、撮る者の想いを共有することができる。参加した写真家は、藤田安代、石下理栄、石坂博司、金川信江、丸山杏子、毛利厚子、森田友希、村上由香里、七海麻子、坂本しの、佐藤素子、関谷恵、新家加奈、田中紘子、竹谷恵子、渡辺実花ら16名。また、詳しいイベント情報は公式ページ()とイベントページ()にて公開する。【イベント情報】「Regard Intense -日常と花に向けられた16人の視座と視界-」会場:AL住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17会期:7月8日~18日時間:12:00~19:00(7月8日は16:00開場)
2016年07月05日展覧会「角川映画の40年」が東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。期間は、2016年7月26日(火)から10月30日(日)まで。“映画は、映画会社が作るもの”という常識を覆した「角川映画」。出版社の角川書店を母体に創始され、以来、40年にわたって日本映画の先陣を切る存在であり続けている。第1章から4章で構成される本展覧会は、その足どりを当時の華やかな宣伝資料など約180点を通じて振り返る。第1章では、『犬神家の一族』で表舞台に登場し、横溝正史の原作もベストセラーに押し上げた「角川映画」の始まりを紹介。森村誠一や高木彬光といったミステリー作家や松田優作ら新スターにも光を当てる。続く第2章では、『野性の証明』でデビューを飾った薬師丸ひろ子の人気と共にアイドル映画路線に活路を見出した、その軌跡を追う。『セーラー服と機関銃』を発表し、さらには『時をかける少女』の原田知世、渡辺典子などのアイドル女優を輩出するなど、多大な功績を残している。第3章では、アニメーション映画製作やその後の劇映画の流れを明らかにする。平井和正原作の『幻魔大戦』以降、一路線として確立したアニメーション分野。その後の『キャバレー』でみせたミュージカル映画への挑戦、壮大な戦国絵巻『天と地と』への取り組みにもフォーカスする。そして、最終第4章では、『失楽園』や『リング』など数々の話題作を紹介しながら現代への歩みを辿る。思い出深い作品と再会を果たすとともに、現代の日本映画を再考するきっかけとなることだろう。なお、角川シネマ新宿ほか全国では2016年7月30日(土)から9月2日(金)までの期間、「角川映画祭」も開催される。展覧会と共に、大スクリーンで映画の世界を堪能してみて。【開催概要】角川映画の40年会期:2016年7月26日(火)~10月30日(日)休館日:月曜日および9月5日(月)~9日(金)開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 210円(100円) 大学生・シニア 70円(40円)※高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMAT パスポート持参者、キャンパスメンバーズは無料(証明書提示)。※料金は常設の「NFC コレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含む。※()内は20名以上の団体料金。※フィルムセンターの上映企画の閲覧者は当日に限り、半券の提示で団体料金適用。【問い合わせ先】東京国立近代美術館TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年07月03日展覧会「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」が箱根・岡田美術館にて2016年9月5日(月)から12月18日(日)まで開催される。「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」は、江戸時代の中期に活躍した伊藤若冲と与謝蕪村の生誕300年を祝う特別展。鮮やかな色使い、緻密な描写を得意とした若冲。俳人ならではの詩情豊かな山水人物画を得意とした蕪村。本展では、約40作品の展示を行う。見どころは、東京都美術館で開催された若冲展において初公開された「孔雀鳳凰図」。昭和8年、重要美術品に認定されたのち行方が知れず、83年ぶりに発見されて話題となった。富貴の花とされる牡丹に囲まれて岩上に立つ白い孔雀と、翼を広げ旭日を見上げる鳳凰が描かれている。着色の艶やかな花鳥画や、墨の濃淡、にじみや擦れ、筆致の変化を生かし、ユーモアも盛り込んだ作風の水墨画など、当館が収蔵する若冲の作品すべてを一堂に展示。蕪村の作品は、いずれも中国の画題を扱ったみずみずしい画帖や掛け軸などの作品4点を揃える。当時の中国文化への憧憬を色濃く示し、俳句だけではない蕪村の魅力を伝える。また、2人が活躍した時代の京都画壇の画家たちである、円山応挙、池大雅、長沢蘆雪、曾我蕭白などの作品を写実・写意・奇想の3つのテーマで紹介する。当時は絵画史上「旧風刷新」の時代と称され、個性的な画家たちを輩出し、伝統や格式を超えた新しい画風の作品が生み出された。それぞれが独自の画風を確立し、今もなお近世絵画史に名を残す彼らの作品に触れてみてはいかがだろうか。なお、ミュージアムショップでは「若冲孔雀鳳凰図チョコレート」を10月1日(土)より発売。83年ぶりに再発見され話題となった伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」の世界観を、優美な色彩で表現している。フレーバーは、ミックスベリー×ピスタチオ、クリームチーズ×小豆など。和と洋の食材を使った新感覚の味わいだ。なお、価格は税込みで2,600円となっている。【開催概要】―生誕300年を祝う― 若冲と蕪村 江戸時代の画家たち会期:2016年9月5日(月)〜12月18日(日)※休館日なし。会場:岡田美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1開館時間:9:00〜17:00※入館は16:30まで。入館料:一般・大学生 2,800円、小中高生 1,800円
2016年06月30日建築家の安藤忠雄による展覧会「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」が、8月28日まで東京・銀座のAKIO NAGASAWA Galleryにて開催されている。同展では、「光の教会」「住吉の長屋」「直島プロジェクト」といった、安藤忠雄の手掛けた日本での建築の中でも代表的な7つのプロジェクトにフォーカス。会場では、これらの思考の痕跡を感じさせるドローイング作品や、自作を自身で撮影した写真作品などを展示する。また、1/20スケールの「光の教会」や1/10スケールの「住吉の長屋」など、鉄筋やコンクリートといった実際の建築物と同じ技法で制作された模型作品も展示されている。【イベント情報】「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」会場:AKIO NAGASAWA Gallery住所:東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6階会期:6月24日~8月28日時間:11:00~19:00休廊日:月・火曜日、8月8日~16日入場無料
2016年06月26日縄文Tシャツの展覧会「JOMO-T2016“縄文×T-Shirts”展」を、原宿のキャットストリートに面するバンクギャラリーにて開催。期間は2016年6月23日(木)から26日(日)まで。2010年に原宿ラフォーレミュージアムで開催した「JOMO-T展」のラインナップより、俳優の浅野忠信や井浦新、片桐仁をはじめとする52組のJOMO-Tをピックアップ。新作7組を追加した計59点の展示販売を行う。また、「リアル縄文土器展」と「ARTs of JOMON展」を同時開催。「リアル縄文土器展」では、新潟県津南町の火焔型土器をはじめとする縄文土器5点と石棒1点、福島県西会津町からさわれる土器片3点を展示する。そして、「ARTs of JOMON展」では、縄文の価値観に共感する現代アーティストが手がけた縄文アート作品を披露。縄文×ファッション×アートを融合させる、いまだかつてない展覧会だ。【開催概要】展覧会「JOMO-T2016“縄文×T-Shirts”展」会期:2016年6月23日(木)~26日(日)場所:BANK GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5入場料:無料■JOMO-T参加アーティスト浅野忠信、井浦新、伊藤桂司、猪風来×KAZ、IMAONE、VIX、EYE、大塚いちお、片桐仁、金理有、小林武人、小林千幌、坂巻善徳 a.k.a. sense、塩川いづみ、渋谷忠臣、Jun Inoue、白根ゆたんぽ、ソエジマヤスフミ+原健一郎、高橋昂也、多田玲子、土屋亮真、常田朝子、、林 登志也・安藤北斗/we+、PUNK DRUNKERS、Hogalee/mashcomix、majio、松の木タクヤ、箕輪麻紀子、宮澤ナツ他。
2016年06月24日今年、誕生40周年に当たるオサムグッズ。初の本格的な展覧会となる「オサムグッズの原田治展」が、7月1日から9月25日まで、東京・根津の弥生美術館で開催される。「オサムグッズ」は、イラストレーター原田治のイラストをあしらったファンシーグッズ。文具や陶器、布製品など多種多様なアイテムがあり、1980年代後半には年商20億円、年間販売個数500万個を誇った。とりわけ「スクールバッグ」は当時の女子高生が持っていた“80年代ガールズカルチャー”を象徴するアイテムだ。さらに、原田治のイラストは、1984年から約20年にわたり「ミスタードーナツ」のプレミアムとして起用され、全国的な知名度を獲得。老若男女に愛される存在になった。初公開の資料や原画も多数公開される本展では、約1,000点に及ぶ懐かしのオサムグッズを一挙展示。日本一のオサムグッズ・コレクターで、吉祥寺にある絵本プロダクション「トムズボックス」を主宰する土井章史の秘蔵コレクションも公開される。アメリカン・ポップアートへのオマージュも垣間見られる本展のポスターやチラシ、公式ロゴは、今回の展覧会のために原田治が自らデザインしたものだ。なお、会期中には、会場限定グッズの販売をはじめ、原田治を迎えたサイン会やトムズボックスの土井章史によるギャラリートークなどが開催される。スケジュールやイベントの詳細は、弥生美術館の公式サイトで確認出来る。【イベント情報】「オサムグッズの原田治展」会場:弥生美術館 1階~2階会場住所:東京都文京区弥生2-4-3会期:7月1日~9月25日時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)同時開催:弥生美術館3階会場「高畠華宵展」竹久夢二美術館「竹久夢二とモダン都市東京展 夢二のいた街、描いた街」料金:一般900円、大高生800円、中小生400円休館日:月曜日(7月18日、9月19、20日は開館)、7月19日
2016年06月17日展覧会「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 展」が東京・松屋銀座で開催される。会期は、2016年8月3日(水)から8月22日(月)まで。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、1979年にTV放送された伝説的アニメ『機動戦士ガンダム』のアニメーションディレクターとキャラクターデザインを務めた安彦良和が、同作をコミカライズした漫画作品。親しみある繊細なタッチで、新たな解釈とともに描き出されており、全24巻で累計1000万部を超す大ヒットを記録した。また、アニメ『THE ORIGIN』は、2014年に発表されたガンダム35周年記念作品。安彦良和を総監督に迎え、2015年には第1話「青い瞳のキャスバル」を上映した。「シャア・セイラ編」は2016年秋に最終話がイベント上映され完結するが、2017年には「ルウム編」が始動し、『THE ORIGIN』の継続が決定。これら作品に通ずる3DCGを採用したメカニックなシーンは、“新しいガンダム”として話題を集めている。同展は、37年間進化し続けるガンダムアニメーションの制作プロセスと、ガンダムならではの手描きクオリティの魅力が紹介される本格的なアート展。安彦良和による漫画原画にはじまり、設定資料、アニメ原画、背景画、3DCGなど、アニメ『THE ORIGIN』の制作過程が、オリジナルの資料や映像で一挙に紹介される。また、オリジナルグッズも多数販売される。中には、開催記念のガンプラ「GUNDAM PRODUCT ART 限定(1種)」や「イベント限定(4種)」、 アパレル、雑貨、複製原画などが揃う。 【詳細】「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN」展会期:2016年8月3日(水)~8月22日(月)※会期中無休時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)© 創通・サンライズ
2016年06月13日展覧会「片岡鶴太郎 ×コシノヒロコ× 荻野綱久 -森羅万象-」が、KH ギャラリー銀座で開催される。会期は2016年6月17日(金)から7月18日(祝・月)まで。ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のデザイナー・コシノヒロコが、自身のアート作品を発表する場として2012年にオープンしたKH ギャラリー銀座。ファッション・絵画・ライフスタイルの分野まで幅広く活動し、多様な形で展開する彼女の作品世界を季節ごとに紹介している。そんな会場を舞台に、本展ではコシノヒロコの新作を含む5点、片岡鶴太郎の未発表絵画2点を発表。また、荻野綱久の約15点の作品は全国で初の披露となる。コシノヒロコは自然が持つ生命力をテーマに、生涯を通して制作活動に取り組む。四季折々の自然を、創造の源にした作品が並ぶ。俳優として活躍する一方で、画家として真摯に制作を続けている片岡鶴太郎。作品から感じられる自然への温かいまなざしと豊かな色彩は、多くの人々を惹きつける。片岡の息子である荻野綱久は、父の薦めで音楽から絵画へと表現の幅を広げてきた。そのシンボリックな幻想世界は、音楽と相互に関わりながら展開される。長年の経験を誇る片岡とコシノが彩る空間に、荻野の若い感性を加え、創り上げられた展覧会。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【開催概要】片岡鶴太郎 ×コシノヒロコ× 荻野綱久 -森羅万象-会期:2016年6月17日(金)〜7月18日(祝・月)※会期中無休。会場:KH ギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F開館時間:10:30〜19:00入場料:無料TEL:03-5159-6877
2016年06月11日展覧会「ゴッホとゴーギャン展」が、2016年10月8日(土)から12月18日(日)までの間、東京都美術館で開催。また、2017年1月3日(火)から3月20日(月・祝)のまでの期間は、愛知県美術館にて巡回する。世界中の人々に愛され続けている画家、フィンセント・ファン・ゴッホとポール・ゴーギャン。それぞれ別々で展覧会を開催することは珍しくないが、二人の画家の関係性に焦点を当てた展覧会は日本初だ。本展では、所蔵する美術館からの借用が特に難しいというゴッホとゴーギャンの貴重な作品に加え、彼らに影響を与えた、モネやミレーらの作品約10点を含む、約60点が展示される。展覧会は年代順に5章で構成。ゴッホとゴーギャンが画家を志した当初の代表作品から、二人が共同生活中に描いた絵画、その共同生活が破たんした後のピースへと、順を追って鑑賞することができる。最終章では、ゴッホ死去の翌年、タヒチへ渡ってからゴーギャンが描いた作品も登場。注目はゴッホとゴーギャンが“収穫”という同じ主題を描き、お互いに最高傑作と認め合った2つの絵画だ。二人の絵画を見比べることができる特別な機会となる。また、お互いのことを念頭に描いた、ゴッホ作《ゴーギャンの椅子》と、ゴーギャン作《肘掛け椅子のひまわり》にも注目したい。日常生活や風景を写実的に浮き上がらせたゴッホと、次第に想像の世界を描くようになるゴーギャンとの芸術観の違いや影響関係を、実際の絵画を通して見ることができる。【開催詳細】ゴッホとゴーギャン展■東京展会場:東京都美術館 企画棟 企画展示室住所:東京都台東区上野公園8-36会期:2016年10月8日(土)~12月18日(日)休室日:月曜日、10月11日(火) ※ただし、10月10日(月・祝)は開室開室時間:9:30~17:30※金曜日、11月2日(水)、3日(木・祝)、5日(土)は9:30~20:00※入室は閉室の30分前まで入館料:一般 1,600(1,300)円、大学生・専門学校生 1,300(1,100)円、高校生 800(600)円、65歳以上 1,000(800)円※かっこ内は前売り券、団体での料金。※団体は20名以上。※中学生以下は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳を持参、およびその付添いの1名まで無料。※いずれも証明できるものを持参。前売券販売期間:2016年7月1日(金)~10月7日(金)まで予定【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600■愛知展会場:愛知県美術館住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2会期:2017年1月3日(火)~3月20日(月・祝)休館日:月曜日、1月10日(火) ※1月9日(月・祝)、3月20日(月・祝)は開館。開館時間:10:00~18:00 ※金曜日は10:00~20:00※入館は閉館の30分前まで入館料:一般 1,500(1,300)円、高・大学生 1,200(1,000)円※かっこ内は前売り券、団体での料金。※前売りペアチケット 2,400円(一般のみ、2016年8月11日(木・祝)~9月30日(金)までの期間限定発売)※団体は20名以上。※中学生以下は無料。※「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」を持参、またその手帳に「第1種」または「1級」との記載者に付き添って観覧する1名まで当日料金が半額。※いずれも証明できるものを持参。前売券販売開始:2016年10月1日(土) ※販売期間は各販売所によって異なる。【問い合わせ先】TEL:052-201-3766
2016年06月10日伊藤若冲の展覧会「生誕300年記念 伊藤若冲 ―京に生きた画家―」が京都の細見美術館で開催される。期間は2016年6月25日(土)から9月4日(日)まで。伊藤若冲は、2016年で生誕300周年を迎える江戸時代の画家。京都に生まれた若冲は、40歳を機に絵画制作に没頭、その個性的な画風が、大きな注目を集めた。近年になって、彼の作品は国内外で再注目され、毎回混雑必須の展覧会となっている。本展では、細見美術館の若冲コレクションを始め、ゆかりの場所や作品、弟子らの作品も併せて展示。主な出展作品として、「鼠婚礼図」や「花鳥図押絵貼屏風」などが揃う。彼の魅力的な世界観をより実感できる機会となりそうだ。また、この展覧会に合わせて京都ホテルオークラでも、1階ロビーにて作品5点の複製画を展開。「雪中雄鶏図」「糸瓜群虫図」「伏見人形図」「群鶏図」「風竹図」の複製画展示のほか、細見美術館展覧会のチケット付き宿泊プランや、若冲ゆかりの地をめぐる日帰りのプランも用意している。【展覧会概要】■「生誕300年記念 伊藤若冲 ―京に生きた画家―」期間:2016年6月25日(土)〜9月4日(日)会場:細見美術館住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6−3入館料:一般 1,200円(1,100円)、学生 1,000円(900円) ※カッコ内は20名以上の団体料金。開館時間:10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)休館日:毎週月曜(祝日の場合、翌火曜)■京都ホテルオークラ展示展示期間:2016年6月3日(金)~6月29日(水)会場: 京都ホテルオークラ 1階ロビー中央(観覧無料)住所 :京都市中京区河原町御池展示予定作品:「雪中雄鶏図」、「糸瓜群虫図」、「伏見人形図」、「群鶏図」、「風竹図」(すべて複製)TEL:075-211-5111(代表)
2016年06月09日イラストレーターの山口はるみによる展覧会「Hyper! HARUMI GALS!!」が、7月8日から25日まで渋谷パルコパート1・3階のパルコミュージアムにて開催される。8月7日に一時休業をするパルコミュージアムでは、これに伴い、渋谷パルコと縁の深いアーティストたちによる3つの展覧会を行う「SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITIONS」という企画を実施。同展は、第1弾となる蜷川実花の写真展「IN MY ROOM」に続く第2弾として開催される。会場では、パルコのオープンと同時にその広告制作にイラストレーターとして参加した山口はるみの代表作はもちろん、強力なコラボレーターを迎え描き下ろした16年の最新“HARUMI GAL”を発表する。コラボレーターには、トーガ(TOGA)のデザイナーである古田泰子、エルメス(HERMES)やメゾン マルジェラ(Maison Margiela)、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)などとのコラボレーションで知られるフランスの写真家で映像作家のカミーユ・ヴィヴィエ、“シンガポールの国宝”と呼ばれるアートディレクターのテセウス・チャンの3人が起用され、展示空間を演出する。【イベント情報】山口はるみ展「Hyper! HARUMI GALS!!」会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1、3階)住所:渋谷区宇田川町15-1会期:7月8日~25日(7月25日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)時間:10:00~21:00料金:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2016年06月07日ポール・スミスと聞いて何を思い浮かべるだろうか?カラフルな色使いにウィットに富んだモチーフ…。ロンドンのカルチャーを映し出し、トラディショナルでありながら革新的。誰もが知るイギリス生まれのファッションデザイナー、ポール・スミスが、ポール・スミスたる所以を解き明かす展覧会が4日、京都国立近代美術館ではじまった。■ ポールのクリエーションをかきたてるものとは?初夏の京都、緑の木々に映える明るいピンクで「HELLO KYOTO」描かれたエントランスから展示はスタートする。今回ビジュアルでメインカラーになっているピンクは、日本の人たちに明るく前向きな気持ちを感じてもらえたらというポール自身の願いからだそう。展覧会の音声ガイドの声は、ポール・スミスを愛する俳優の松田翔太最初のブースでは、ポールのコレクションの中から数々の絵画や写真が壁一面に展示されている。このコレクションにはアンディ・ウォーホールのような著名なアーティストの作品もあれば、友人や家族、時にポールのファンから送られてきたものも。この展示を通じて、「何でもないものからも、価値を見いだしていくこと」というポール・スミスのクリエーションの根源に流れるメッセージが伝わってくるようだ。■ ポールのキャリアの「はじまりの場所」続いては、ポール自身も「この展覧会では、自分のすべてを正直にさらけ出した」と語るように、彼のキャリアがどのようにスタートしたのかを回顧するブースが用意されている。手を大きく伸ばせば反対の壁に触れてしまいそうな3m四方のホワイトキューブ。このサイズこそが、ポール・スミスが1970年にノッティンガムにオープンした1号館のサイズなのだ。来場者はこのキューブに入ることで、ここからポールの物語が広がっていったのだと、フィジカルに体感することが出来るだろう。そのキューブの奥には、ポール・スミスの最初のプレスルームが再現されている。といっても、このプレスルームはパリのホテルの一室。ベッドの上に黒い布を引き、シャツ6枚とニット2枚が置かれ、スーツ2着がクローゼットにかけられている。そう、いまや世界70ヶ国で販売されるポール・スミスも、たった10着のコレクションからはじまったのだ。ポール・スミスの初めてのショールームはパリのホテルの一室。用意されたのは10着の洋服だった■ ポールのクリエーションを支える人彼のルーツを語る上で欠かせない人物がいる。一人は11歳のポールに写真の楽しさを教えてくれたアマチュアカメラマンだった父。会場には、父からポールが譲り受けたカメラと共に、デビッド・ベイリーやマリオ・マスティーノなど著名なカメラマンが手掛けた広告キャンペーンビジュアルが並ぶ。そして、ポールに服づくりを教えてくれた妻のポーリーン。ポール自身「彼女がいなければ、何も実現できなかったでしょう」と語る。彼女が与えてくれたファッションにおける大切な要素を、過去のビジュアルやスケッチと共に披露している。ポールと妻ポーリーンとのエピソードが伝わる展示も続いて、ポールのクリエーションの源へと、視覚的に導いてくれるゾーンへと足を進めてみよう。
2016年06月05日フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)による展覧会「新花 -SHINKA-」が、6月9日から12日まで福岡県の太宰府天満宮他で開催される。太宰府天満宮、宝満宮竈門神社に加え、古来より“海神の総本社”として称えられ長い歴史と伝統を誇る志賀海神社をあわせた3会場を舞台に開催される同展。“伝統の地”で表現するコンテンポラリーなフラワーアート”をテーマに、ニコライ・バーグマンのオリジナルデザインによる漆や陶器、桐などの花器とそれに合わせ同展のために制作された100点余りの作品が展示される。期間中には展覧会限定フラワーボックスや「伝統開花」での展示作品を中心に撮り下ろした作品集『ニコライ バーグマン 太宰府天満宮(nicolai bergmann Dazaifu Tenmangu)』を販売。また、会場では特典付きの「新花 -SHINKA-」限定デザインのICカード型入場券も用意される。【イベント情報】「新花 -SHINKA-」会場:太宰府天満宮住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1会場:宝満宮竈門神社住所:福岡県太宰府市内山883会場:志賀海神社住所:福岡市東区志賀島877会期:6月9日~12日料金:屋外展示は無料、屋内展示は800円(12歳以下無料)
2016年05月25日デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)が、展覧会『新花 −SHINKA−』を、2016年6月9日(木)~6月12日(日)に福岡・太宰府天満宮にて開催。本展は、2014年に約8000名の来場者数を記録し好評を得た『伝統開花』の第二弾。太宰府天満宮、宝満宮竈門神社、古来から「海神の総本社」として長い歴史と伝統を誇る志賀海神社の3つの会場を舞台に、過去最大スケールでの開催となる。会場には、本イベントの為にオリジナルで製作された漆や陶器、桐などによる花器など100点余りの作品を展示。ニコライ・バーグマン独特のコンテンポラリーなフラワーデザインが、伝統的なロケーションでどう表現されるのか注目が集まっている。新花 −SHINKA−【場所】◆太宰府天満宮(〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1)西鉄太宰府駅から徒歩約5分◆宝満宮竈門神社(〒818-0115 福岡県太宰府市内山883)西鉄太宰府駅からタクシー約7分◆志賀海神社(〒811-0323 福岡市東区志賀島877)JR香椎線西戸崎駅下車 西戸崎駅前より西鉄バス志賀島下車 徒歩10分【展覧会入場料】◆屋外展示:無料◆屋内展示(全会場共通):800円 ※12歳以下無料【屋内展示チケット販売】◆太宰府天満宮、宝満宮竈門神社、志賀海神社◆Nicolai Bergmann Flowers & Design各店舗問合せ先Nicolai Bergmann Flowers & Designニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン電話番号:03-5464-0716(平日10:00~18:00)E-mail:info@nicolaibergmann.com
2016年05月24日展覧会「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」が、東京・六本木の森美術館で開催される。会期は、2016年7月30日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで。概要歴史的な天文学資料や現代アーティストによる芸術作品、宇宙開発の最前線に至るまで、宇宙に関する古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点を一挙に公開する本展。「人は宇宙をどう見てきたか?」「宇宙という時空間」「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションに分け、未来向かっての新たな宇宙観や人間観を提示し、紐解いて行く。ファッションプレスでは、展覧会を取材。それぞれのセクションのみどころをレポートしていく。「人は宇宙をどう見てきたか?」SECTION 1では、東西の神話・宗教美術作品や貴重な天文学資料等を通して「人は宇宙をどう見てきたか?」に迫る。仏教的観点から宇宙を紐解いた「曼荼羅」や、誰もが一度は読んだことのある「竹取物語絵巻」、ガリレオ・ガリレイの天文学手稿などを展示。貴重な資料の数々から、人間が宇宙に抱いてきた“興味・関心”を垣間見ることができる。「宇宙という時空間」SECTION 2では、現代美術の作品等によって宇宙がどのように表現されてきたかを展示。多元宇宙理論などを表現したビョーン・ダーレムの大型インスタレーションや、コンピュータ画面のピクセルとなった超高感度の天体望遠鏡がとらえた深宇宙の星々を、マクロとミクロが交差するイメージとしてとらえたヴォルフガング・ティルマンスの写真作品等……、さまざまな宇宙観に触れることができる。「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」ダーウィンの『種の起源』や、隕石、化石が展示されるSECTION 3は「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」がテーマ。注目は、空山 基の《セクシーロボット》。エアロスミスのアルバム『Just Push Play』でアルバムジャケットにも使用され、イラストレーターとして世界的に高く評価されている空山基の立体作品を間近で見ることができる。「宇宙旅行と人間の未来」宇宙旅行時代の到来が迫った今、これからの人間と宇宙の関係や、人間の生き方はどう変わっていくのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介するのがSECTION 4。このエリアで必見の展示は、宇宙にいるかのような浮遊感を体験できるチームラボの新作《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく – Light in Space》。暗い道を通っていくと、四方と下方が全て映像に囲われた作品空間の中へ。そこでは光で描かれた烏が空間を飛び回り、映像が激しく目の前を巡る。見ている人は、平衡感覚を失い、まるで宇宙の中を浮いているような感覚になるだろう。コラボメニュー宇宙の日の9月12日に合わせて、2016年9月12日(月)より、森タワー52階のミュージアムカフェ「THE SUN」にて展覧会とのコラボレーションメニューを提供する。竹炭を加えて漆黒に仕立てた丼物メニュー「ブラックホールかきあげ丼」や、銀河をイメージしたパフェが登場。11月1日(火)からは、宇宙ステーションから見る宇宙の世界をスイーツプレートで表現した「惑星と時空間のスイーツプレート」の提供が開始する。【展覧会概要】宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ会期:2016年7月30日(土)〜2017年1月9日(月・祝)会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53F開館時間:10:00〜22:00、火10:00〜17:00※いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで※会期中無休入館料:一般1,600円、学生(高校・大学生)1,100円、子供(4歳〜中学生)600円※展望台東京シティビュー、屋上スカイデッキへは別途料金。■前売り券価格:一般1,400円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳〜中学生)500円販売期間:5月21日(土)〜7月29日(金)販売先:セブンチケット(セブン-イレブン)、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイドなど※表示料金に消費税込。■コラボメニュー提供開始日:2016年9月12日(月)場所:森タワー52階 ミュージアムカフェ「THE SUN」・ブラックホールかきあげ丼 1,280円(税込) 9月12日(月)~2017年1月9日(月)・惑星と時空間のパフェ 900円(税込) 9月12日(月)~10月31日(月)・惑星と時空間のスイーツプレート 1,200円(税込) 11月1日(火)~2017年1月9日(月)【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年05月22日伊勢丹新宿店では、アートユニットのフジヨシブラザーズ(Fujiyoshi Brother’s)の展覧会「Fujiyoshi Brother’s Exhibition - レッドリスト・アニマルズ -」を5月18日から24日まで同店本館5階アート&フレームで開催する。フジヨシブラザーズは、2000年に藤芳太一郎(兄)と藤芳幸太郎(弟)により結成された若手アートユニット。兄弟で1枚の絵を仕上げていく彼らの得意分野は、鮮烈な色彩で動物の絵を描くこと。同展では、「レッドアニマルズ」をテーマに絶滅の危機にある動物たちを描き、地球環境の大切さを訴える。また、22日には彼らによるライブペインティング(午後2時から午後2時30分)とサイン会(午後2時30分から午後4時)が行われ、創作過程を目の前で見ることができる。兄弟で時に協力し、時に自己主張しながら絶妙なバランスで描き上げていく彼らのスタイルは必見だ。尚、会場では、「アクアマリン ゼブラ(Aquamarine Zebra)」(アクリル、F8号/22万円)や、「ブライト バーミリオン レオパード(Bright Vermillion Leopard)」(アクリル、F10号/25万円)、「いろは歌-赤キリン」(アクリル、F20号/35万円)などの作品も販売される。
2016年05月18日戦国時代に全国の各地に残された歴史資料や美術工芸品を一堂に展示する「戦国時代展 -A Century of Dreams-」。坂本龍馬の手紙や新資料を展示する「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」、ふたつの展覧会がそれぞれ東京都江戸東京博物館で開催されることが決定した。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は織田信長、上杉謙信など、戦国時代に台頭した戦国武将にまつわる歴史資料や、狩野派絵師の作品など美術工芸品を展示。約100年に及ぶ歴史を紹介する。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」では自由奔放な生き様や家族への愛情が伝わってくる龍馬の手紙を展示。そのほか、近年になって発見解明された書状や剣術免状、近江屋で暗殺された際に龍馬が敵刃を受けたとみなされる刀など、貴重な関連資料も展示される。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は11月23日(水・祝)から2017年1月29日(日)まで、東京都江戸東京博物館で開催。その後、京都、山形を周る。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」は京都、長崎で開催されたのち、2017年4月29日(土・祝)から6月18日(日)まで東京都江戸東京博物館で開催。■「戦国時代展 -A Century of Dreams-」【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2016年11月23日(水)~2017年1月29日(日)【京都会場】京都府京都文化博物館(京都府)2017年2月25日(土)~4月16日(日)【山形会場】米沢市上杉博物館(山形県)2017年4月29日(土)~6月18日(日)■「特別展覧会 没後150年 坂本龍馬」【京都会場】京都国立博物館(京都府)2016年10月15日(土)~11月27日(日)【長崎会場】長崎歴史文化博物館(長崎県)2016年12月17日(土)~2017年2月5日(日)【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2017年4月29日(土)~6月18日(日)【静岡会場】静岡市美術館(静岡県)2017年7月1日(土)~8月27日(日)
2016年05月17日展覧会「世界の刺繍」が、文化学園服飾博物館で2016年6月14日(火)から9月8日(木)まで開催される。古くから世界各地で行われていた刺繍は、地域や民族、階級によってその表現が異なる。家庭の女性が作る素朴なものから、専門職人の高度な技術による複雑なものまで多種多様だ。本展では四季の情緒を表現した日本、オートクチュールの技術が光るヨーロッパ、伝承されてきたアジア・アフリカの民族衣装など約35か国の刺繍130点を紹介する。仕事着や衣装としての刺繍を施してある服も展示。実際に触れられる刺繍布も設置されている。是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。【開催概要】世界の刺繍会期:2016年6月14日(火)〜9月8日(木)場所:文化学園服飾博物館住所:渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル開館時間:10:00〜16:30※6月24日(金)、7月15日(金)は19:00まで開館。※入館は閉館の30分前まで。休館日:日曜日、祝日、8月10日(水)〜17日(水)※ただし8月7日、21日は開館。入館料:一般 500円、大高生300円、小中生200円※20名以上の団体は100円引き、障がい者とその付添者1名は無料。
2016年05月16日マリメッコ(marimekko)などのデザインを手がける鈴木マサルは、展覧会「鈴木マサルのテキスタイル OTTAIPNU 2016 COLLECTION」を東京・代官山 T-SITEで開催する。期間は、2016年5月27日(金)から29日(日)までの3日間。2012年「鈴木マサル傘展」からスタートした本企画。‟持ち歩くテキスタイル”をキーワードに、馴染みの薄いテキスタイルデザインを身近に感じていただくことを目的としている。今回は、毎年発表している傘の新作に加えて、大判の図柄をプリントしたバッグやスカーフ、ジャガードを用いたキッチンタオル・バッグなどを展示・販売。 また、鈴木が手掛けるテキスタイルブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」初めての試みとなる、フィンランドの工場でプリントした、新作のテキスタイルも同時に展示する。鈴木がキャリアをスタートするにあたり、強く影響を受けてきた北欧、フィンランドの色、形、構図をのびのびと表現した作品に仕上がっている。【イベント詳細】鈴木マサルのテキスタイル OTTAIPNU 2016 COLLECTION開催期間:2016年5月27日(金)~29日(日)時間:10:00~21:00 ※最終日5/29(日)は20:00終了。会場:代官山 T-SITE Garden Gallery住所:東京都渋谷区猿楽町16-15入場料:無料・Umbrella & Parasol 12,000円・Jacquard Tote Bag 全8種 各4,400円・Stole 全8色 各12,000円Photo : Akihide Mishima
2016年05月12日ロックバンド・KISS(キッス)の展覧会「KISS EXPO TOKYO 2016〜地獄の博覧会〜」が、2016年10月13日(木)から31日(月)まで、東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催される。洋楽アーティストの枠を飛び越え、そのキャッチーなヒット曲や圧巻のライブパフォーマンスで知られるアメリカのロックバンド・KISS。2014年には「ロックの殿堂」入りを果たし、2015年にはアメリカで最も多くのゴールドディスクを獲得したアーティストとして、米レコード協会からも表彰された彼らのアルバムの総売り上げはなんと1億枚以上。今回開催される「KISS EXPO TOKYO 2016 〜地獄の博覧会〜」では、KISSメンバー全面協力のもと、メンバー所蔵のメモラビリアほか42年間に及ぶ活動の歴史を彩る貴重なアイテムなどを展示。衣装や楽器などファン必見の秘蔵アイテムの展示と共に、彼らが打ち立ててきた金字塔やその軌跡を辿る。また、KISSメンバーと鉄腕アトムのコラボレーションが今回初めて実現。KISSのアルバム「Love Gun」「Destroyer」のジャケットをモチーフに、イラストレーター・金子ナンペイが手がけたキャンバスアートを展示する。また、Tシャツやクリアファイルなどオリジナルグッズの販売も行われる。さらに会場には、彼らのアイコンとしても親しまれているKISSメイクの体験コーナーや、メンバーが使用した楽器に触れられるステージセットの設置など、ファンのみならず多くの人が愉しめる企画が用意されている。その他、ジーン・シモンズ宅に保管されている各年代のツアー・パンフレットから1970年代から90年代のものを展示。特に70年代のものは日本ではなかなかお目にかかれない貴重品だ。また、77年の初来日公演時にメンバーへ贈られたスカジャンで当時のドラマー、ピーター・クリスの所蔵品を展示する。さらに、ジーン・シモンズが使っていた斧ベース(初代ボディ)やポール・スタンレーがソルトレイクシティ・オリンピックの閉会式で使用したギター、ピーター・クリスが70年代に使用していたバス・ドラムほか、メンバー所有の楽器も多数登場する。【開催概要】「KISS EXPO TOKYO 2016 〜地獄の博覧会〜」会期:2016年10月13日(木)〜10月31日(月)時間:11:00〜21:00(予定)会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前 1-11-6 ラフォーレ原宿6階※会期中、一部の日程で時間が変更になる場合あり。※内容は2016年5月9日(月)時点での予定。一部内容が変更になる場合あり。※本展覧会の詳細は決まり次第、順次公式サイトにて発表される。
2016年05月12日東京・六本木の国立新美術館で3月16日から6月13日まで開催中の展覧会「MIYAKE ISSEY 展: 三宅一生の仕事」の関連アプリが2種類配信されている。今回配信されているのは、会期中、スマートフォンやタブレットで楽しめる展覧会のチラシを使ったアプリ2種。「立動アプリ」は、AR機能を利用したインタラクティブな共有情報発信ツール。アプリをチラシにかざすとチラシの中央に描かれた不思議な立体が動き出し、立体と一緒に写真撮影をすることができる。一方、「MIYAKE ISSEY展:音声ガイド」のアプリは、展示作品の中から厳選された20作品をゲストナビゲーターのピーター・バラカンが分かりやすく解説。“衣服は身体を包む一枚の布である”という発想から生まれた服のエピソードを聞くことができる。このアプリの収録時間は18分で、ダウンロード価格は税込500円。美術館入口カウンターで同アプリをダウンロードした画面を見せると、同展オリジナルステッカーもプレゼントされる。
2016年05月02日