日本は残念ながらベスト16で敗退してしまいましたね。予選リーグは一試合も見ていなかったのですが、ベルギー戦は3時に起床して観戦しました。日本が2点リードした時にはマイスイートフレンチボーイフレンドのオスカルから「Woooh Japan!」とメールがきて私も「Unbelievable!」と返信したのですが、最終的にはGoogle翻訳を使って「C’est dommage.(残念です)」と送り、向こうからは「それは残酷だ」という微妙な日本語メールがきました。以前、彼から「よく寝ろ」というメールがきたこともあるので翻訳アプリというのは信頼できません。でも、こうしてメールができるきっかけになるW杯ってやはり素晴らしいものですね。4年前のブラジルW杯の時、とあるサッカー番組のゲストに呼ばれ、そこで「試合観戦時は母親、もしくは彼女目線で見てみる」と言ったところ、司会の勝村政信さんに「病院に行って下さい」と言われてしまったのですが、今回のW杯でもそれは変わらず。例えばフランス代表の若きエース、エムバペを見ながら「生まれた時はあんなに身体が弱かったのに、立派になって…」と母親っぽいことをつぶやいてみたりします。ちなみにエムバペが幼少期に身体が弱かったかどうかは知りません。でもやっぱり楽しいのは彼女目線。調子が悪い選手を見て「昨日、電話でケンカしちゃったせいかなあ…」と考えてみたり、ゴールをした後のパフォーマンスを「あ!私と約束したポーズだ!」と思い込んでみたり。うん、やっぱり病院に行った方が良いのかもしれない。でも自分の恋人がW杯で活躍するなんて、女として最高だろうなと思います。南アフリカW杯、優勝したスペインのGKのカシージャスが試合後にインタビューを受けました。インタビューをするのは恋人のサラ。「今の気持ちは?」「とても嬉しいです」そんな普通のやり取りを始めますが、カシージャスは仕事を続けようとするサラを遮り、彼女を抱き寄せキスをしました。この動画の再生回数のうち、1万回は私です。何度見ても胸キュン!とある占いサイトの2018下半期の星座別恋愛運ランキング、私のみずがめ座が最下位だろうが、そんなことにはめげません。もう少し続くW杯期間中、選手の彼女目線で幸せのイメージトレーニングをして、現実の幸せを掴みたいと思います!
2018年07月28日W杯が始まりましたね!夜な夜なイケメンチェックに勤しむために寝不足気味の西山繭子です。私の一番は、もちろんダビド・シルバです。彼といつ何時出会っても良いようにスペイン語学校に通い、当時彼がいたバレンシアへの旅を画策していたところ、シルバはマンチェスター・シティに移籍。ああ、じゃあそっちにってことでマンチェスターに短期留学をしました。我ながら、すばらしき行動力。まあ当然ながらマンチェスターで偶然シルバに会えることはなく、結局のところオスカルというフランス人青年と仲良くなって帰国したんですけどね。そのオスカルも大のサッカー好きということで、W杯が始まってからは頻繁にメールをしています。しかし私が「一人でW杯を見にフランスに行ってから、もう20年かあ」と言うと「僕は子どもだったから、あまりよく覚えていな…。ああ!でも、もちろんフランスが優勝したのは嬉しかったよ!」と気を遣うオスカル。20歳の私が自分で稼いだお金で異国の地を一人旅している時に、オスカルはその異国の幼稚園でフランスパンをしゃぶっていたわけですから、仕方がないですね。今回のロシアW杯では現役時代を知っている選手が監督になっていたりもします。デンマークGKのシュマイケルなんて「まだ現役なの!?」と思ったら、息子でした。ひえー。こうして歳をとっていくのだなあ。先日も25歳の男の子に「西山さんは、今までいつが一番楽しかったですか?」と訊かれ、こいつ何で今だって思ってないんだよと不服に感じつつも「今も昔もそれぞれ楽しいよ」と大人の返答をしました。そう、それなりに楽しいことがたくさんある。さすがに若い頃と比べて体力がなくなり、昨日もがっつり鍼治療を受けていましたが、W杯でイケメンにときめく恋心は衰えておりません。私にとって、このW杯イヤーというのは、いつも人生の転機になるようなことが起こる年なのです。2018年の上半期も終わろうとしていますが、下半期に期待!ヴィッセル神戸に移籍したイニエスタに近づき、シルバを紹介してもらうのもありだな、などと40歳になっても小学生並みにポジティブな妄想ができる私にはまだ未来があるのです。
2018年07月14日私は中高大10年間を女子校で過ごしました。仲良しの同級生たちとは12歳からの付き合いで、お互いのあんなことやこんなこと、何でも知っている関係。一番気の置けない仲間であります。それぞれ仕事を頑張っていたり、子どもがいたりで頻繁には会えませんが年に数回は集まっています。先日も今年初の会合がありました。今回のメンバーは総勢12名で、そのうち独身は6名。世間では40歳女性の独身の割合は19%だそうです。それに比べると、この会合の独身率50%という数値はもう致命的。しかも全員彼氏すらいない。あ、でも40歳独身で彼氏がいる方が珍しいのかもしれませんね。しかし今回驚いたのは、私以外のみんながマッチングアプリなるものを使っていることでした。ネットで誰かと知り合うということは、どんな呼称であろうと私にとっては『出会い系』であり、犯罪の温床というイメージしかないのです。それをみんなが普通に使って、しかも実際にデートまでしているというのだから、もう繭子びっくり。では実際に使ってみてどうかと尋ねたところ、45歳というわりには老けているなと思ったら本当は54歳だったとか、待ち合わせに指定された店をネットで調べたら『コスパ抜群!』と書いてあった上に割り勘だったとか、実はうつ病だという長文メールが送られてきたりとか、何だか良い話は一つも聞こえてこない。それでも、みんな次こそはという希望をもって、そのアプリで自分に合う相手を探しているそうです。それと同時に結婚相談所に登録したり、街コンに参加したりとみんなは結婚するための努力を怠っていない。それに比べて私は「恋したーい、結婚したーい」と言っているだけで何の努力もしていないではないか。ああ、これは本格的にまずいぞ。でも友だちが結婚相談所で「デブとハゲだったら、どっちがいいですか?」と訊かれ「どっちもイヤです」と言ったところ「そのお考えでは無理です。もう40歳ですから」と厳しく諭されたと知って、心底恐ろしくなりました。私の結婚相手って、もうデブかハゲの二択なの?みんなに「でも私の周りにデブでもハゲでもない独身男子もいるけどなあ」と言うと「その人たち、40代のばばあには興味ないから」と釘をさされしょんぼり。厳しい現実を突きつけられたアラフォーの会でありました。しかしその夜、パリにいるフランス人青年オスカル(26歳)から「Hey, My sweetie Mayuko」とメールが届き、やっぱりまだまだ甘い恋がしたいと思ってしまう40歳なのでありました。Written by 西山繭子
2018年06月10日山口達也(46)がMCを務めていた「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系)が5月15日に放送。レギュラーであるDAIGO(40)が山口の代わりに進行役を務めた。 水卜麻美アナ(31)から紹介を受けると、「頑張りまウィッシュ!!」と“ウィッシュポーズ”のDAIGO。「進行ということで、昨日の晩から台本いただいて、水卜ちゃんのところをうちの奥さんに読んでもらった」とし、妻・北川景子(31)と台本の読み合わせをしたと打ち明けた。 「いろいろあったらよろしくお願いします」と水卜アナにフォローをお願いしたDAIGOだが、言葉をイニシャルに変換する“DAI語”は健在。ゲスト出演した「ANZEN漫才」を「AC(愛されキャラ)」と評し、共演者の笑いを誘っていた。 そんな山口の代わりを務めたDAIGOに、ネットでは「癒される」との声が上がっている。 《水トちゃんとDAIGOさんのコンビは安定感があってほんわかするので来週以降もコンビでMCしてくださると嬉しいなー》《あらっボンビーでDAIGOさん代役やってくれてるのね……お世話かけまする……》《DAIGOさん、自然体で良かったですよ!笑顔に癒されて、楽しかったです》 次週は“お休み”となる同番組。以降の司会をDAIGOが務めるかは未定という。
2018年05月16日TOKIOの元メンバー山口達也氏が女子高校生を自宅に招き入れ強制わいせつ行為をした事件。警察が捜査を進め書類送検したのち、「起訴猶予処分」となりました。山口達也氏は、その後ジャニーズ事務所を契約解除となり、事実上芸能界からの離脱を余儀なくされることになりました。 ■起訴猶予処分だから無罪では? との声も「不起訴処分」はよく聞くけれど、「起訴猶予処分ってどういう処分なの…?」「起訴猶予になっているのだから無罪でしょ?」「示談が成立して無罪なのに酷すぎる」という声も聞こえてきます。「起訴猶予処分」は「無罪」なのか。また、「示談」が成立した場合も「無罪」なのでしょうか?星野・長塚・木川法律事務所の星野宏明弁護士にお話を伺いました。 ■起訴猶予は無罪?起訴猶予とは、文字通り、検察官が公訴提起を見送り、起訴を猶予する処分のことをいいます。『起訴(公訴提起)もできる事案だけれども、示談成立や反省の具合その他諸々の事情を考慮して、今回は起訴を猶予する』というものです。広義の意味では不起訴処分の1つで、申請をすれば不起訴処分告知書も発行されます。刑事手続においては、推定無罪の原則があり、判決で有罪が確定しない限りは無罪として扱われますから、法的には、起訴されていない上、有罪判決が下ったわけではなく、法的には無罪として扱われるというのは間違いではありません。これは、示談したから無罪として扱われるということではなく、示談を考慮されて起訴猶予となった結果、検察官の公訴提起に至らず、有罪判決がないので、法律上無罪として扱われる、という説明になろうかと思います。『起訴猶予=無罪』という説明も正確にいうと、起訴猶予で公訴提起されないので有罪判決もなく、無罪として扱われるということになります。なお、今回は事実関係は認めていますので、仮に起訴されていれば有罪判決になったであろうことは予想されます。」(星野弁護士) 今回の山口氏の件については、起訴されていれば有罪だった可能性が高いとのこと。罪になる行為をしたということは、起訴猶予処分や示談が成立していたとしても、事実です。さまざまな意見がありますが、やはりアイドルグループの一員に所属する者の振る舞いとしては不適切だったといわざるを得ないのではないでしょうか。 *取材協力弁護士:星野宏明(星野・長塚・木川法律事務所(旧星野法律事務所)。不貞による慰謝料請求、外国人の離婚事件、国際案件、中国法務、中小企業の法律相談、ペット訴訟等が専門。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)*画像はイメージです(pixta)山口達也の事件で注目の「起訴猶予処分」これってどういう意味?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。山口達也の事件で注目の「起訴猶予処分」これってどういう意味?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年05月10日先日、エド・シーランのコンサートに行ってきました。たった一人で、そしてギター1本で観客を総立ちにさせる天才、エド・シーラン。武道館でバンドをしたがえないコンサートを観たのって初めてです。いやはや、感動。私はコンサートに行くとだいたい感極まって泣いてしまいます。安定の情緒不安定。今回も『Shape of you』という曲で号泣してしまいまいした。なぜなら、この曲はマンチェスターのクラブでオスカル(知らない人はバックナンバー読んでちょ)と踊りまくった思い出の曲だからです。ただ、それを思い出して泣いたわけではなく、その大好きな思い出の曲を目の前でエド・シーランが歌っていることが幸せすぎて泣いたのです。歌にはそれだけの大きな力があります。そして記憶を鮮やかに呼び起こす力もあります。例えばCHEMISTRYの『PIECES OF A DREAM』を聴くと、三宿の交差点の手前で、運転していた彼がブチ切れて車から降り、助手席に置き去りにされた私が後ろから鳴り響くクラクションに焦りながら運転席に移動して、馬鹿デカいレンジローバーを死にそうになりながら運転して帰ったことを思い出します。その時、カーステレオにこのCDが入っていて、延々とリピートされていたのです。「ハンパ~な夢の、ひと欠片が~」とひたすら耳にしながら必死に運転した思い出。ただ喧嘩の理由はまったく憶えていません。はたまたZIGGYの『GLORIA』を聴くと、スイスの高速道路をドライブ中、オービスにひっかかりテンションがた落ちの彼に対して「ねえ!今撮られた写真、欲しい!スイス警察に言ってもらえないの?だって、旅行の記念になるじゃん!」と言って、さらにテンションを下げたことを思い出します。曲調とはうってかわって、車の外は雪景色でありました。いやー、歌の力って偉大だわ。今回のエド・シーランのコンサートで私の目の前に若いカップルがおりました。2人は『Thinking out loud』でぐっと肩を寄せ合いました。彼氏が彼女の耳元で何かを囁き、彼女は嬉しそうに彼の首筋に顔を埋めました。ああ、2人にとってこの曲が思い出になるんだなあ。結婚式とかでかけちゃったりするんだろうな。なんて素敵なんだろう。でも、ちょっと待って。若いからその前にきっと別れるよね。うん、そうだよ。そうそう幸せになんてなれないから。世の中、そんなに甘くないから。てか、そういうの家でやってくれない?2人がくっつくからエドが見えづらいんですけど?ああ!こんなことを考えているうちは恋の神様がやって来ない!気をつけなければ。私もいつか誰かとエド・シーランの『Perfect』を思い出ソングにしたいものであります。
2018年05月10日山口達也(46)が司会を務めていた「Rの法則」の放送を打ち切ると5月7日、NHKが発表した。 山口の書類送検が明らかとなった先月25日以降、放送を休止していた同番組。山口と被害女性が面識を持つキッカケの場でもあり、存続の是非が問われていた。 さらに騒動以降、ネットでは被害女性の特定や出演者への誹謗中傷が相次いだ。そういった行為を2日、番組側はやめるよう呼び掛けている。 また7日にも「ビビット」(TBS系)に出演した国分太一(43)が「改めてお願い」とし、「被害者の方への誹謗中傷や特定というものはやめていただきたいです。これは本当に強く思います。よろしくお願いします」と頭を下げる事態にまで発展。 NHK広報局は同番組の打ちきりについて「山口達也氏の事件を受け、総合的に判断した結果、番組の継続は困難との結論に至り、制作・放送を終了することを決めた」とコメントしている。 いっぽう、Twitterでは番組終了を惜しむ声が上がっている。 《娘はこの番組でスパゲッティをフォークにうまいこと巻くやり方を覚えたのです。紹介されたパラパラチャーハンを作れと言われて作ったりもしました》《若者文化の情報発信や交流に一役かってたと思うんだが、打ち切りは残念だ……》《Rの法則、テーマも興味深くて今の高校生の実情もわかるから面白かったのに残念でならない》 同放送枠では今後、海外ドラマ「100 オトナになったらできないこと」の再放送を予定。その後の編成は、決まり次第発表するという。
2018年05月08日5月7日、「ビビット」(TBS系)に出演したTOKIOの国分太一(43)。ジャニーズ事務所から契約解除となった山口達也(46)について言及し、山口の提出した退職届が受理された経緯についてこう説明した。 「山口自身が会社を辞めるという強い意志、そして僕たちの考えをまとめ、リーダーが代表して社長であるジャニーさんと協議した結果、こういう形になりました」 国分は6日に山口から電話で連絡を受けたという。そのときの様子を「今までの中で一番落ち着いていたようなトーンだった」と回想。電話では現在の思いやTOKIOのこれからについて話したと明かし、「『とにかくTOKIOを守ってくれ』というようなことを山口から聞きました」と語った。 事務所を辞めた山口の現状を「新たなスタートラインについた」と表現した国分。さらに「社会復帰についたときには、また新しいスタートラインに立つ」とし、「ジャニーズ事務所もそうですけど、僕個人としても山口を見ていく。そして彼が、普通の社会に戻る姿を望んでいます」と述べた。 いっぽうで、山口の「TOKIOを守ってくれ」という発言にネットでは否定的な声が上がっている。 《まるでTOKIOを守るために自己犠牲になったみたいな言い方》《TOKIOを守るためも何もぶち壊したの自分じゃん》《会見のときもそうだけど、もうすこし言葉を選んだほうが》 6日、NACK5は山口がパーソナリティを務めていた「TOKIO WALKER」の後続番組を松岡昌宏(41)が担当すると発表。番組名は変わらず、13日からスタートするという。 また7日には“4人としてのTOKIO”が、福島県産農産物のPR事業に改めて起用されたとも判明。同県は、山口の騒動を受けTOKIOの起用を「白紙」としていた。
2018年05月07日FMラジオ局のNACK5は6日、TOKIOの山口達也がパーソナリティーを務めていた『山口達也 TOKIO WALKER』の後番組として、TOKIOの松岡昌宏がパーソナリティーを務める『TOKIO WALKER』(毎週日曜7:00~8:00)を13日から放送開始すると、同局の公式サイトで発表した。サイトでは、「5月13日(日)から毎週日曜日AM7:00~AM8:00は『TOKIO WALKER】<パーソナリティー:松岡昌宏(TOKIO)>を放送致します」とアナウンスした。『山口達也 TOKIO WALKER』は、山口が強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、番組終了。事件発覚直後の4月29日は放送を中止し、5月2日に終了が発表された。
2018年05月06日強制わいせつ容疑で書類送検(のちに起訴猶予処分)無期限謹慎となった山口達也(46)。ジャニーズ事務所は5月6日、各報道機関宛てにファックスを送付。山口との契約解除を発表した。 山口本人から事務所に対して辞意の意思表明があったという。ジャニー喜多川社長(86)とTOKIOのリーダー・城島茂(47)が協議を行い、それを受理する結論に至った。 契約解除の理由について、FAX文書では「無期限謹慎という曖昧な形ではなく、本人の強い意思でもある辞意を受け入れ、山口が一人の人間として自分と向き合う形をとらせるべきだと決断いたしました」と説明している。 また山口の状況を「被害者へ誠心誠意、謝罪を重ねることはもちろん、事件の要因となったさまざまな問題を克服すべき状況にあります」と説明。 今後については「山口の籍は残りませんが、彼を長年育んできた立場として、彼が健やかな一人の人間としての精神と振舞いを取り戻し、被害者の方の許しを十分に得た上で、どのような形であれ未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任と考えます」と会社としてサポートする姿勢を表明した。 加えてTOKIOメンバーである城島、国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)による連名でのコメントも発表された。 「誰のために何をすべきか、それだけを考え続けた日々でした。僕らメンバー、一人一人の今の気持ちを表現するには言葉だけでは足りませんし、何より、これ以上言葉で語るべきものではないと思います。自分たちに変えられるものがあるとすれば、それは明日であり、目の前にあることからです。今一度TOKIOとして原点に戻り、それぞれが己と向き合い、誰のために、いったい何をするべきなのかをしっかりと考え、前を向いていきたいと思います」
2018年05月06日TOKIO・山口達也(46)の未成年女子への強制わいせつ容疑で書類送検されたことを受けて、山口以外のTOKIOのメンバー4人が5月2日、東京都内のホテルで会見を行った。 冒頭で、リーダーの城島茂(47)が「山口の犯した罪に対して、山口の犯した罪に対して、被害者の方々、家族の方々にメンバーとして心よりおわび申し上げます」と謝罪。4人全員で深々と約20秒間にわたり、頭を下げた。 城島は、4月30日にメンバー全員集まって話し合いを行ったと説明。山口が「TOKIOを辞めます」と伝え、辞表を城島に渡したことを明かした。 「山口が憔悴しきったのを見たときに、23年一緒にやってきた仲として『そうか辞めてくれ』と言えない私たちがいました」と険しい表情で語り、山口の辞表に対しては結論を出していないとした。 しかし、この発表が行われた直後、事務所公式サイトのプロフィールページからは山口の写真が消え、4人のみが表示されている。 ネット上では、 《辞表はまだリーダーが預かっているのに事務所の公式サイトではTOKIOは既に4人になってるのは何故?》《公式サイトでは山口達也さん消えてるけど結局、どっちなの?》 と困惑の声が上がっている。
2018年05月02日山口もえ(40)が5月1日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、爆笑問題・田中裕二(53)との夫婦生活について明かした。山口のテレビ出演は、出産後初となる。 昨年5月に次女を出産した山口は、田中の子煩悩ぶりを明かした。田中は次女の夢を見るようで、夢の内容から「うちの子はもしかしたら天才かもしれない。だから幼児教育はしない」と話したという。これには司会の黒柳徹子(84)も「夢なのに……?」と笑いながら思わずコメント。さらに山口は「次女が生まれたことによって家族がより深くまとまるようになって……」と喜びを語った。 前夜に家で携帯を失くしたところ、田中が「熱心に探してくれた」と語った山口。しかしここで、黒柳は事前に田中に取ったアンケートを発表。「毎日携帯を探すのを妻に直してほしい」という田中のコメントを黒柳が明かすと、山口は声をあげて大笑い。「そうなんですね」と相槌を打つも、笑いが止まらない様子だった。 そして山口は、田中へこうメッセージを送った。 「いつも支えてくれてありがとう。夫がいなかったら今の自分はいません」 ネットでは2人の夫婦愛に「幸せなのが伝わってくる」と、絶賛の声が上がっている。 《感じがいい夫婦で幸せなことが伝わってきます》《いい家族だね。幸せなのが伝わってくる。ステップファミリーのいい例》《今が一番幸せと思える二人は見ていて気持ちいいです。きっと互いに赤い糸で繋がっていたのでしょうね》
2018年05月01日ウーマンラッシュアワーの村本大輔(37)が、自身のTwitterアカウントを連日更新。未成年への強制わいせつにより書類送検された山口達也(46)について言及している。 村本は山口の書類送検が発覚した4月25日、こう投稿している。 ≪成功してる人の失敗で満たされる人がいる。彼らの幸せの基準の低さ。ゴミみたいな食事で満たされ、恋愛なら非現実で満たされる。山口さんより彼らの方が可哀想に見える≫ 続けて≪人の失敗に群がり人の不幸というフケやアカを食べるより、おいしいもの食べて美女と恋愛しろ。顔も心もブサイクども≫と攻撃的な内容を綴っている。 さらに村本は26日にも≪ジャニーズでスターになって高級タワーマンションで女子高生に手を出した山口達也さん≫と表現し、山口の悪口をネットで隠れて書いてるほうが≪惨めな生き方してるなと思う≫とコメント。≪その自覚はしときなさいよ。惨めなんだから≫と忠言している。 ネットでは村本の攻撃性について、否定的な声が上がっている。 ≪汚い言葉が余分で頭に入ってこない≫≪ゴミみたいな食事って例えは酷い。毎回思うけど例えが下手で下品≫≪幸せの基準を高い低いで図ってしまうと、自分の幸せも高い低いで図ってしまうことになりませんか?≫ また“ネットで批判する人たち”をネットで批判している村本について疑問視する声も。 ≪まぁでも村本さんも現実社会で話聞いてもらえない奴の避難所にいるわけだからなぁ≫≪見事なブーメラン≫≪敵に放った「火の粉」は必ず自分に2倍3倍になって帰ってくる≫ いっぽうで村本の意見について≪人の失敗に群がり、人の不幸を食べるのはいやだなあ……。≫≪“書を捨てよ町に出よ”的なことが言いたいのかな≫と理解を示す声も上がっていた。
2018年04月28日TOKIOの国分太一(43)が4月27日、自身が司会を務める「ビビット」(TBS系)に出演。番組内で、同グループの山口達也(46)を叱責する場面があった。山口は強制わいせつ容疑で書類送検され、26日には謝罪会見を開いている。 今回の件を受け無期限謹慎となった山口だが、会見では「TOKIOにまだ席があるのであれば、戻りたい」と将来の復帰を希望する言葉を口にした。これに対して国分は「そのコメントに関しましては、23年間、一緒に走ってきたからこそ、そんな甘えた言葉は、山口からは、聞きたくなかったです」と思いを打ち明けた。続けて、こう語った。 「それよりも、被害に遭った人、そしてその家族が、普段の生活に戻れる、そこに関してもっともっと語って欲しかった。率直にそう思っています」 山口と会見後に面会したという国分。スケジュール上、他には城島茂(47)しか参加できなかったというが「そこで(山口に)『何やってんだ』と言いました」と詰め寄ったことを告白。しかし山口は憔悴しており「『このことについて何も言わなくてすまん』ということ、それから『自分より先に番組で俺のことを語らなくてはいけなくなって本当にごめん』ということは言われました」と山口の謝罪について話した。 今後について国分は、こう語った。 「今後に向けての話だったりはまだできる状態じゃないなと。それよりまずは被害者の方々が普段の生活に戻れるよう、それを望みながら一歩一歩ていねいに自分たちも考えていかなきゃいけないんだろうなと」 前日の同番組でも、泣き崩れながら謝罪していた国分。ネットでは心労を気遣う声が上がっている。 ≪太一くん責任感背負いすぎだよ 見てて心配だわ≫≪人一倍感性が高くてすごい感情の渦に巻き込まれちゃいそうな人だからすごく心配≫≪今くらい、少し休んでもいいと思うけど……≫ いっぽう、TOKIOが出演するCMについて各社は放送中止を決定。スズキは「ソリオ」のCMを中止し、ホームページからもメンバーの写真はすべて削除されている。ヤマト運輸やフマキラーも同様だ。それぞれ今後の起用について未定としている。 またTOKIOは熱心に福島県をサポートしており、同県の農産物のイメージキャラクターとしても起用されていた。しかし、ポスターは撤去。18年度の起用は白紙となっている。
2018年04月27日強制わいせつの容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也(46)が4月26日、東京都内のホテルで緊急会見を開いた。黒のスーツに身を包んだ山口は冒頭、1分近くにわたり頭を下げて謝罪した。 肝臓の数値に異変があり、1月中旬から入院していたという山口。退院当日である2月12日は、病院から仕事へ向かった。午後からは自宅に戻ったが、退院を理由に飲酒。親交のあった女子高校生であるA子さんに電話で呼びかけ、自宅マンションへと誘った。A子さんの友人もいたというが、すでに酩酊状態の山口はA子さんに無理やりキス。泥酔した山口が目覚めたときには、少女たちはもういなくなっていた。 その後、A子さんは被害届を提出。山口が状況を把握したのは3月末だという。 会見のなかで何度もA子さんに苦しみの日々を送らせたこと、これからも苦しめてしまうかもしれないということについて「申し訳ない」と繰り返した山口。ジャニーズ事務所の顧問弁護士がA子さんの両親からのコメントを読み上げると、山口の目からは涙がこぼれた。 その内容は「今回、娘が被った事は、親としては決して許せるものではありません」としつつ「この過ちで1人の人間の未来がすべて奪われてしまうことは、私たちも望んでいません」という両親からの願いだった。 「携帯を開いていない。テレビもつけれる状態じゃない」という山口。今回の件について、他のメンバーにはまだ直接何も伝えていないという。メンバーへの思いを訊ねられると「城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也……」と途切れ途切れに名前を読み上げ、声を絞り出した。 「ジュニアのころを入れると30年。同じ人生の半分、彼らと戦ってきて助けて助けられてTOKIOはここまできた。しかし私の身勝手な件で彼らがどれほどつらい思いをしているのかを考えると、どうしていいか分からない」 続けて、こう心境を吐露した。 「彼らがいて、私がいる。甘い考えかもしれないが、怒ってくれるのも彼らぐらいしかいない年にもなった。彼らを信じてもし待ってくれている場所、私の席がそこにあるのであればまたTOKIOしてやっていけたら」 またファンに向けて謝罪した。 「本当なら子供たちの手本になるような人間にならないといけなかったのですが、そのファン全ての人、支えてくれる関係者やスタッフの人々にも謝っても謝りきれません」 退院した当日に飲酒した「自分の甘さ」が今回の件を招いたと発言した山口は「とにかく早く公の場に出なければと言う思いでやってきた」と会見の理由について明かした。そして「被害者のご両親の言葉に本当に救われました。本当に申し訳ございません」と改めて謝罪し、深々と頭を下げ退場した。 今回の件について、TOKIOのリーダーである城島茂(47)はコメントを発表。「山口達也の犯した行為は例え示談が成立したとしても、大人として、そして離婚したと言えども二児の父親である以上、決して許されることではありません」と、山口を戒めた。 「グループをまとめるリーダーとして、男として情けない限りです。同じメンバーとして山口達也には今回のことを誠心誠意償うことを望みます」 ネットでも悲しみの声が上がっている。 《グループに対する思いが半端じゃないのが伝わるのに、酒にのまれたとはいえ何てことしちゃったのかとほんと残念でしかたない》 《残念といか切ないというか寂しいというか……》 《福島の食べ物を率先して食べたり、復興に尽くしてきた姿をずっと見てきた。建設は一生、破壊は一瞬。本当に残念だ》
2018年04月26日アイドルグループ・TOKIOの山口達也(46)が、強制わいせつ容疑で書類送検されたと報じられたことを受け、NACK5は25日、山口がパーソナリティーを務める『山口達也 TOKIO WLKER』の29日放送回を休止することを発表した。同局の公式サイトに「4月29日(日)の『山口達也 TOKIO WALKER』の放送はお休みします。午前7時からは『びーさんぼーいず~Be SUNDAY BOYS~』を放送します」とコメントを掲載した。なお、NHKも同日、山口が司会を務めるEテレ『Rの法則』(毎週月~木曜18:55~)の25日・26日の放送を中止し、別番組に変更することを発表した。来週以降は「検討中」とのこと。
2018年04月25日前回のコラムでも書きましたが、一つの恋みたいなものが終わりめっぽう暇になった私。1週間のうち少なくとも7日は家にいるようになりました。うん、毎日だな。先日はテレビでやっていた『昨日の夜は』という20年以上前の恋愛映画を観ました。『ゴースト』に引き続き、デミ・ムーア祭りです。元旦那のブルース・ウィルスもナカトミビルの中で喜んでいることでしょう。ネタが古くてわからない人はごめんなさい。この映画はワンナイト・ラブから始まった男女の物語です。今、これを書くためにワンナイト・ラブなんて言葉はもう使わないのか?とネット検索したところ、アメリカでは今じゃハーフナイト・ラブの時代だそうです。さすがアメリカ、トランプが大統領に選ばれる国。この映画、船が沈没したりバスが暴走したりといった大きな事件は起きません。すごく普通なのです。その普通さにおける男女のリアルさたるや!昔の映画ですが、男と女ってのはずっと同じことを繰り返しているのですね。一夜だけの関係で終わらせるつもりが、恋に落ちた2人。ラブラブもマックスモードに。すると、ここで出てくるのがやっぱり「一緒に暮らそう」なのです。私はこれまで同棲したことがありません。したいと思ったことはありますよ。でも「一緒に住みたいなあ」と言うと、みんな「え!?」みたいな反応になり、なんだかんだで断られるというパターン。私の友人にすぐに同棲をする人がいるのですが、彼いわく「だって、好きだったらずっと一緒にいたくなっちゃうじゃん」らしい。ってことは、みんな私のことをそんなに好きじゃなかったということなのだろうか…。深く考えるのはよそう。映画の中で同棲を始めた2人、まずはお互いの荷物の多さにうんざり。もうこのシーンを見ただけで、私には無理だなと思いました。私は物に執着がありません。だから物をたくさん持っている人と一緒に暮らしたら息苦しくなってしまう。案の定、映画の中で2人は喧嘩。でもセックスして仲直り。そりゃ同棲してたらしまくるよね。同棲の醍醐味ってそれしかないもんね。(たぶん間違ってる)この映画、公開当時は激しいベッドシーンで話題になったそうです。でも、それがまた喧嘩の原因になってしまう。もともとワンナイト・ラブから始まった2人なので、お互いが「自分の時みたいに、すぐ誰とでも寝るんだろ」と常に疑心暗鬼。ヤらせなかったらヤらせないで「俺(私)のこと好きじゃないの?」ってなるし、ヤらせたらヤらせたで「そうやって誰とでもするの?」ってなるし、もうどっちやねん!面倒くさいわ!Grapps読者の皆さんより少し、いやだいぶ年上の私からアドバイスをしますと、よく耳にする名言と一緒で『やった後悔より、やらなかった後悔』ですよ。何だか良いこと言っている風になってますけど、下世話な話だということをお忘れなく!
2018年04月24日前回のコラムを読んでくれた女友達からメールがありました。「××くんと離れちゃったの?こんなに優しくて美人の繭子さんを理解できないなんて、どこに目がついてるのかね⁉さっさと忘れましょう!」私はサバサバ系とは真逆の人間である根っからのジメジメ系なので、連絡を断ってからも未練がましく彼のSNSを毎日チェック。「ここ誰と行ったんだろう?」「これ誰に撮ってもらったんだろう?」うんうん、我ながら安定のジメジメ系。しかし彼女からのメールで、ここで立ち止まっている場合じゃないわなと目が覚めました。ああ、持つべきものは女友達。ちなみに彼女は独身アラフィフです。類は友を呼びまくる。しかしこの数ヵ月、彼いわく「付き合ってない」とのことでしたが、お互いの家が近いということもあり、何だかんだ週2、3回は会っていたので、いきなり暇になりました。もともと一人でいる時間が好きなので、寂しいといった感情はないのですが、とにかく暇。もちろん時間はいくらでも有効に使えます。しかし、ここしばらく風来坊な彼のためにいつでもスタンバイOKな都合のイイ女だったので、ちょっと自分だけのためにだらだらしようと怠けております。昨夜は仕事が終わって帰宅してから、ノンアルコールビールを飲みながら『ゴーストニューヨークの幻』を観ました。大ヒット映画ですが、ちゃんと観たのは初めてです。姉に「あの陶芸のシーン、男の方がまだ死んでない時なんだよ」と報告すると「え!そうなの!?」と驚いていました。私同様、映画を観ずに同じ勘違いをしている人が世界に1万人はいると思います。しかしまあ、当時のデミ・ムーアの可愛さたるや!完全に感化された私は、次のバレエのコンクールが終わったら、ゴースト時代のデミ・ムーア風ショート・カットにしようと思っています。そして陶芸を始めます。うん、一人になって夢は広がるばかり。ああ、もうここまできたら彼のSNSを見ても心が揺れたりしないはず!うん、絶対に大丈夫!陶芸始めるし!とか言いつつ実際のところ、ただ単に見たいだけ。だってジメジメ系ですから!(開き直る)新しく更新していた写真は、鏡の前に佇む彼の姿。どうやら新しい洋服を買ったらしい。ハッシュタグには『♯たった一つの世界観♯自分らしさ♯かぶらない』とありました。すごいな、読んでるこっちが赤面するわ。そしてお洒落に疎い私は聞いたこともないブランドだったのでネットで調べたみたところ、彼が購入したコートは20万円以上するシロモノで、EXILEのみなさんも愛用しているものでした。全然かぶってるじゃん!冷静に考えれば考えるほど、彼のどこが良かったのかわからなくなります。♯でもそれが♯恋ってやつ♯なのですねWritten by 西山繭子
2018年04月08日本日の東京の最高気温は18度のぽかぽか陽気。近所の梅も綺麗に咲いていて、春はもうすぐそこといった感じですが、西山繭子の恋模様は真冬どころか氷河期の真っ只中であります。なぜなら、この連載でも何度か登場した(第七十回目参照)町工場の優柔不断な社長みたいな人にとうとう愛想をつかされてしまったからです。彼と知り合ったのは半年ほど前でしょうか。私は好きになったら猪突猛進、一心不乱の狂喜乱舞なので「付き合おうよ!付き合おうよ!」とぐいぐいおしていたのですが、ここでも書いたように彼は「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見たい」と言って拒んでいました。考えたら、この時点でありえないですよね。私のことを本当に好きだったら『彼女』として独占したいと思うわけで。でも私は一度好きになったら、その人がどんなに性格が悪かろうと、浮気しようと、貧乏だろうと、嫌いになることができないので、しばらく辛い日々が続いておりました。まず彼は、私からの電話には絶対に出ませんでした。彼からの連絡を待つしかないので、会えるのは彼がふと気が向いた時。一度「ちゃんと予定を決めて会おうよ」と言うと「俺、予定とか決めるの好きじゃない人間なんだよね」とさらり。どんな人間よ、それ。私の誕生日には「その日は地元から友だちが来るから、前日にでも軽くメシ行こうよ」と言っていました。さすがに私の40歳の誕生日を「軽く」祝われたらたまらんなと思ったので、お断りしました。さすがにまずいと思ったのか「今度、お祝いしなきゃね」と言うので、私が「じゃあ、行ったことがないから、××に行ってみたい」と激安居酒屋の名前を挙げると「そんなところでいいの?」と彼は笑いました。でも結局、そんなところさえ連れて行ってくれませんでした。彼は38歳ですが、定職についていません。それなのに家の一部屋はクローゼット代わりにしていて、ブランド物の服や靴がずらり。100万円以上するエルメスのバッグを見た時には、何だか背筋が凍りつきました。人に買ってもらっていても、自分で買っていても、どちらにしてもドン引きだなと。ここまで読んで「彼のどこが良かったの?」と思う読者の方がほとんどでありましょう。私だって、そう思いますよ!しかもこんな男にフラれてるし!フラれた理由は「西山さんは性格が悪すぎる」だそうです。確かに、それは否定できない。彼といるとイライラすることが多くて、悪態をつきまくっていました。彼に対して優しくできなかったってことは、私も彼のことを本当に好きじゃなかったのかなとも思います。久しぶりの恋っぽい雰囲気にしがみついていただけなのかもしれませんね。Written by 西山繭子
2018年03月22日《木村拓哉と山口智子の共演には感動したな~ロンバケ世代にはたまらんです》《知る人ぞ知る!キムタクと山口智子の懐かしいツーショット!》 視聴者たちを歓喜させたのは、2月22日に放映されたドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)第6話のラストシーン。木村拓哉(45)が演じる島崎章の元妻役として、山口智子(53)が登場したのだ。 ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)といえば’96年に平均視聴率29.6%を記録し、ドラマ史の金字塔を打ち立てた作品。当時“月曜日はOLは街から消える”とも言われ、社会現象にもなった。 3月1日放送予定の第7話は、山口が演じる元妻を中心としたストーリーとなるという。 「ロケ現場で山口さんは、息子役の田中奏生くんと肩を寄せ合って談笑していました。そこに撮影を終えた木村さんが笑顔で駆け寄ってきたのですが、まるで本当の家族のように見え、実に微笑ましかったですね」(制作関係者) まるで家族のようだったという『BG』ロケ現場での木村と山口だが、22年前のロンバケ撮影現場では、まるで本当の恋人同士のようだったという。当時を知るテレビ局関係者は次のように語る。 「木村さんと山口さんは、現場で会うと必ずハグをしていましたし、山口さんが『セナ~!』と叫んで、後ろから木村さんに抱きつくこともよくありました。クランクアップのときには、山口さんが木村さんに『いつかまた共演したいね!』と笑顔で言っていたのが印象的でした」 22年越しについに果たされた“約束”。だが実は、木村自身もごく最近まで、この再共演のことを知らされていなかったという。前出の制作関係者は言う。 「第4話で、木村さんが離婚した妻に電話をかけるシーンがありました。その撮影が終わった後に、木村さんは『いったい俺は誰に電話をしているんだ!?』と苦笑いしていました。まだこの時点で元妻役は確定しておらず、プロデューサーは山口智子さんサイドと水面下で交渉中だったそうです。ようやくキャスティングが決まったときには、木村さんも『山口さん!?ホントに?』と驚いていたそうです」
2018年02月28日あけましておめでとうございます!2018年こそ恋を成就させたい西山です。(毎年言っている気がする)昨年末のコラムで恋をしていると書きましたが、その恋は一応継続中であります。と言ってもほぼ片思いのようなもので、私が「付き合おうよ!ねえねえ!付き合おうよ!」とゴリゴリ押しても、向こうは相変わらず「不安要素がまだ多くて決断できない」と町工場の優柔不断な社長みたいなことを言ってくるのです。もう、決断できない間に倒産しちゃうわよ!と私としては思うのですが、彼いわく「今までもじっくり考えてから決めてきた」らしい。うーん、あまりにも自分と違いすぎて理解できない。私の恋愛は、出会った瞬間にアリ・ナシが分かれます。もう、これは本当に一瞬で。かといって容姿に恋をするわけじゃないので、一目惚れとは少し違う。こんなことを書くと痴女かと思われそうですが、アリ・ナシの境目って、その人とセックスできるかできないか、したいと思うかどうかなんですよね。それを会った瞬間に分別するって、もう己の動物っぷりにびっくりなんですが、狼に育てられた私としてはごくごく自然なこと。性的な魅力を感じるって男女間では大切なことだと思います。しかし私の場合、問題なのはそのアリ・ナシが絶対に覆らないこと。一度ナシと思ったら、命を助けられてもナシのままだし、逆にアリだと思ったらどんなに性格が悪くてもアリのまま。その旨を町工場の優柔不断な社長(片思い中の彼のことね)に話すと「そんなんだったから今までうまくいかなかったんでしょ?」と的を得たご意見。「だからちゃんと考えてから付き合わなきゃいけないんだ」と。うーん。でもそれって、自分を査定されている感じがして何だか面白くない。彼の家でブータレながらそんなことを話していた時、つけっぱなしのテレビに美味しそうなアイスクリームが映っているのが見えました。私が「あー、雪見だいふく食べたくなっちゃったー」とブータレたまま言うと、彼が「買ってくるよ」とすっとコンビニへ。買ってきてもらった雪見だいふくをもぐもぐしながら「優しい子だねえ」と褒めると、彼は顔色を変えることなく「だって、俺が買ってくるまで食べたい!食べたい!って言い続けるでしょ?」とな。やっだー、私の性格、ちゃんとわかってんじゃん!彼が買ってきてくれた雪見だいふくを食べながら、私は幸せな気分に浸っていたのですが、今振り返ってみると、またまた不安要素を増やしてしまったなあと思うのです。Written by 西山繭子
2018年01月25日気づけば年の瀬。歳をとるごとに、どんどん一年が短くなっているので、もしかしたら365日ないんじゃないのと疑っている西山です。今年も恋をしたんだかしてないんだか、よくわからないけれど、クリスマスも大晦日も一人ってことは間違いなく成就はしていないということです。そして気づけば、三十代のカウントダウンが始まりました。1月21日で、私は40歳になります。ひえー!子どもの頃に想像していた40歳と全然違う!寒くて布団から出たくなくて、無理な態勢でテレビのリモコンに手をのばして背中を痛める40歳になるなんて思ってもいなかった!そして40歳なんて、もう女としてはとっくに終了していて、恋なんてしないものだと思っていた!とっくに終了している説は真実かもしれませんが、そんなつまらない説には目をつぶり、私は40歳になっても恋をする気マンマンであります。だってこの連載が続く限り、私には『恋をする』という使命があるのです。いや、ウソ。連載のためではなくて、自分のため。だって恋をしている方が人生は張り合いが出るから。デートに向けて可愛い洋服を買ってみたり、もっと綺麗になれるようにメイクを変えてみたり、おっぱいが大きくなるようにクラランスの美容液でケアしたり、おっぱいが大きくなるように腕立て伏せをしたり、おっぱいが大きくなるように豆乳を飲んだり。(おっぱいへの執念がハンパない)毎日の努力は大変だけど、恋をした時の綺麗になりたいという想いは必ず実を結びます。だって数日前、久しぶりに会った3歳の甥っ子に「あれ?まーたん、おっぱい大きくなった?」と言われたので。ちなみに甥っ子はそのあと私に「パンはパンでも食べられないフライパンは?」というかなり難しいなぞなぞを出してきました。その甥っ子の「いとこが欲しい」というシビアな願いを叶えるためにも、これまで以上に恋をしていく所存であります。ちなみに今はですね、はい、していますよ、恋。ただ先日、その人と付き合う付き合わないの話になった時、「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見させて欲しい」と告げられました。んー、相変わらず雲行きの怪しい恋ばかりしているなあ。まあ、そんなことにめげる私じゃないけどね!Grapps読者のみなさん、2018年もたくさん恋をしていきましょう!Written by 西山繭子
2017年12月30日先日、この連載を読んでくださっている方にはおなじみのオスカルから久しぶりにメールがきました。オスカルを知らない方のためにさくっと説明しますと、彼は私がこの春にマンチェスターで通っていた語学学校のクラスメイトであります。25歳のハンサムなフランス人青年。メールには近況報告が書いてあったのですが、そこには「I found a job as a lawyer in the French Federation of ××」とありました。え?lawyer?14歳年下のオスカルは私から見るととっても頼りなくて、社会性も身についていなくて、正直、この子ちゃんと仕事に就けるのだろうかと心配していました。そのアンドレ…じゃなくてオスカルがlawyer!?確かに本の話をしていた時「あまり小説は読まないなあ。法律関係の本ばっかり」と言っていました。その時は、何カッコつけてんだよと流してしまいましたが、ちゃんとお勉強していたのね。ちなみに日本ではlawyer=弁護士と捉えられがちですが、イギリスでは法律に関わる仕事をしている人を総称してlawyerと呼ぶようなので、オスカルが法廷で「裁判長、シュルブプレ!」と言っているわけではありません。しかしまあ若者の失業率が高いフランスで良い仕事に就けたオスカルは優秀であります。何よりも素晴らしいのは、彼が仕事のためにパリに引っ越したこと!メールにも「パリで繭子のことを待っているよ」と書いてありました。久々の甘いメールに、おばさん胸きゅん。オスカルとはしばらく連絡をとっていませんでしたが、これを機にまたメールをするようになりました。そんなある日、いつもはメールのオスカルから突然テレビ電話の着信。何事かと思って出ると、液晶の向こうにはシャンゼリゼ通りのイルミネーションが輝いていました。「ハーイ、繭子!シャンゼリゼだよ!元気出た?」数日前に送ったメールで、私はオスカルに最近何をやってもうまくいかないと愚痴モード。そして「ニュースで見たけど、シャンゼリゼのイルミネーションが始まったんだね」と書いていました。そんな私にオスカルからのプレゼント。ああ、マンチェスターのハンバーガー屋に行っても、カレー屋に行っても、メニューが決められず一番上に書いてあるのを指さしていたオスカルが何だか大人になっちゃった。「一緒に見たいから、早くおいで!」というオスカルに頷きながらも、もう寒いのがイヤで次の外国はオーストラリアの予定だよとは言えない14歳年上のお姉さんなのでした。Written by 西山繭子
2017年12月08日大人のデートといえば、仕事終わりに食事というのが大抵のパターンであります。しかし先日、私はこれまでにないパターンのデートをしました。二人で行ったので、一応デートと書いてみましたが、甘い雰囲気などは一切なく、しいて言えば部活動に近かったように思います。なぜなら私たちが向かった先は住宅街にある古いバッティング・センターだったからです。当日、バイクで迎えに来てくれたY君は、家から出てきた私を見て「西山さん、ウケますね。何で家にバットあるんですか?」と爆笑。「いや、そこ笑うとこじゃないから」私の手には、小学4年生の時に母に買ってもらったミズノのバットが大切に握られていました。グリップには小学生の私の文字で『西山』と記されています。そんな子ども用のバットを手にしているのに、アラフォーおばさんはヤンキースの帽子をかぶってやる気まんまん。今でも草野球をやっているというY君ももちろんバット持参だったのですが、二人してバットを持ってバイクに乗ってるってもう完全に暴走族ですよね。この時点でデート指数がガタ落ちです。「先にメシ行きましょう」とまずY君が連れて行ってくれたのは古いちゃんぽん屋。バットを持った男女の入店に一瞬顔を曇らせた店主でしたが、私たちをカウンターの隅に案内してくれました。「ここ、うまいんですよ」と嬉しそうなY君の横でちゃんぽんをすする私。確かに美味しい!しかし量が多い!私が半分も食べ終わらぬうちにY君は完食。それを見た私は思わずうっとり。もちろんY君の食いっぷりにではなく、自分の女子っぽさに。どこまでも自分大好き、西山繭子であります。その旨をY君に話すと「いや、俺が食べるの早いだけなんで、うっとりしないでください」と全否定。なかなかやるわね。そして完食の結果パンパンに膨れた腹でバッティング・センターに到着。普通、男女で来た場合ってお互い順番に打ちつつ「や~ん、打てな~い」という甘い時間が流れるんだと思うのですが、私たちは同時に隣同士のブースへ。しかも私は右打ちでY君は左打ち。よってお互いに背を向けて黙々と打つという、まさに部活動の時間に突入したのでありました。「西山さん、ホームラン打ったら俺とつきあって下さい!」とか言われるのかなと少しドキドキしていたのですが、私の背後でY君は「ああ、呼び込みすぎた」とつぶやいたりして完全に練習モード。別れ際、家まで送ってくれたY君は「打席に入ってる西山さんのことをちらっと見た時、構えがどっしりしてて良かったです」と褒めてくれました。ああ、改めて書いてみても思うけど、これ、やっぱりデートじゃなかったんだろうなあ。Written by 西山繭子
2017年10月13日ここ最近、ただでさえ少ない持ち物をさらに減らす作業をしています。これって断捨離ではなく、むしろ終活に近いよなあなどと思いながら、必要ないものを迷いなく処分していきます。アラフォーになって物に対する執着がますますなくなりました。私の家は、ちょっとした自由が許されている刑務所(南米とかにありそう)の独房よりも物が少ないんじゃないかと思います。そんな中、先日一人暮らしの独身男性の家に伺う機会がありました。ずかずか入ってぐるりと彼の部屋を見渡した私は「ああ、やっぱり」と思いました。以前、彼の友人が「こいつ、家で観葉植物とか育ててるんだよ。寂しいやつだろ~」と言っているのを耳にした時にすでに予想はしていたのですが、実際に彼の部屋に足を踏み入れて「やっぱり」なのでした。観葉植物が家にある男ってのは、絶対にモノをごちゃごちゃ置いてるんですよ。モノに囲まれているのが平気な男なんですよ。これまでの統計上100%の確率。といっても統計をとっているのが3人ぐらいなので論文に書いて『ネイチャー』に掲載するのは難しそうです。彼の部屋の片隅に積み上げられた靴の箱は優に50足を超えていて、一番下の靴なんてもう何年も取り出していないんだろうなと思いました。私は思わず「物多すぎじゃない?」と苦言を呈すと、彼は「そう?」と首を傾げました。この瞬間に、この人とは絶対に一緒になれないなあと思いました。まあ向こうも思ってないんだろうけど。これまで同棲経験もない私からすると、こういうことがすごく気になります。だって家のキャパが10として荷物の多さが彼と私で8:2ってフェアじゃないじゃないですか。理想の比率は1:2。私よりもさらに物が少なくて、家の7はがらんとしているのが理想です。つまり冒頭に書いた、ちょっとした自由が許されている刑務所から出所した人でも無理ということ。ということは、厳しめの刑務所から出所した人の中で……いやいや待て待て。そこから選ぼうとするな、私。8月も終わり、季節は秋へと移り変わろうとしているというのに、相変わらず立ち止まってばかりの西山繭子なのであります。
2017年09月01日先日、友人から「会社のみんなと暑気払いでビアガーデン行くからおいでよ」とのお誘いをうけ参加してきました。とあるデザイン会社の暑気払い。私はもちろんそこの社員ではありませんが、忘年会だの送別会だのことあるごとに声をかけていただき、それがまた楽しいもんだから、ついのこのこと顔を出してしまいます。ただ毎年のように紹介される新入社員がどんどんと若くなっていて…、いや、私が歳をとっているのか。そのため、今ではみんなが完全に恋愛圏外。何とも寂しい限りです。その日も私が到着した時にはすでに若者が10人ほど集まっておりました。空いている席にいそいそと座ると、隣に座っていた年下くん(何度か会ったことあるけど名前を憶えていない)が「あれ?怪我しちゃったんですか?」と訊いてきました。私が「は?」と言うと年下くんは、絆創膏を巻いた私の薬指を指差しました。やだ、おばさんったら怪我したことすら忘れていたわよ…。「ああ、これね。何かぱっくり切れてたんだけど、いつ切れたかもわかんないんだよね」と、もうおばさんを通り越してボケ老人のような答えをする私。しかし、年下くんは「そうなんですか」とにこにこ笑顔でありました。後日この一件を女友達に話し「男の人にあんなに優しくされたのって何年ぶりだろうって思った」と言うとドン引きされました。女友達いわく「それ、優しさじゃなくて、見たこと言っただけだから」とな。「え?そうなの?だって、見たままだったら『怪我したんですか?』だよね。彼、『怪我しちゃったんですか?』って言ったんだよ。超優しいじゃん!」と反論したのですが、女友達から「あんた、どんだけ男に優しくされたことないのよ」と呆れられてしまいました。そういえば以前も、私が千代田線内に忘れた傘の行方を親身になって探してくれた日比谷駅の駅員さんに対して「こんなに優しくしてくれる人と一緒になったら幸せになれるんじゃなかろうか」と思ったことがあります。しかし友人一同に「それ、仕事だから!」と総ツッコミを受けました。うーん、難しい。いったい、いつになったら男性の優しさがわかるようになるのだろうか。
2017年08月18日少し前にミランダ・カーが元カレにもらった9億円相当の宝石をアメリカ政府に没収されたというニュースを見ました。何でも、その宝石を元カレは不正資金で購入していたらしい。9億円相当という金額にも驚きましたが、その元カレの写真にもっと驚きました。ミランダといえば先日スナップチャットCEOのイケメン大富豪と結婚したばかり。元旦那のオーランドといい、イケメンが好きなのねと思っていたのですが、逮捕された元カレはイケメンとはほど遠い風貌。ミランダ、お前もか!やっぱり金か!同時期にパパラッチされていたリアーナの新恋人もサウジアラビア人大富豪で、リアーナ、お前もか!なのでありました。確かに男性の経済力は大切です。でもミランダもリアーナもそれぞれ数十億円という年収があるのです。私のように食費節約のために鶏ムネ肉ばかり食べている人間とは違うのです。そう、値段も見ずに霜降り肉を買い物カゴに入れられる人たちなのです。それでもお金が好きな人は、さらに男性に経済力を求めるものなのだなと改めて感心させられました。今、私はアラフォーで、来年には「アラ」がとれて「フォー」になります。フォーーーー!!!(古い)これまでお金持ちの男性とは縁がありませんでした。いや、あったのかもしれないけどそこにいかなかっただけか。20代の私を口説いてくる男性の中には、上場企業の若手社長もいれば、Forbesに載っている投資家もいたし、銀座にビルをもっている御曹司もいました。自分が彼らに見向きもしなかったことを誇らしいことだとは思いません。むしろ愚行。その頃の私にはまだ未来があって「お金?そんなもの自分で稼ぐわい!」と思っていたのですが、今現在フォーを目前にしても鶏ムネ肉生活を続けていると、もうげんなり。タイムマシンに乗ってあの頃の私に言ってやりたい。「フォーになって霜降り肉を食べたかったら、金持ちの男を捕まえるんだ!お前に未来はない!」って。でも実のところ、あたくし、霜降り肉は好きじゃありません。このコラムを読んで興味を持った独身男性の方がいらっしゃいましたら、そこは赤身肉でお願いいたします。
2017年08月04日とある夜、お風呂上がりにテレビをつけると、映画『トップガン』がやっていました。サントラはいまだにヘビロテだし、これまでに10回以上は観ているはず。でもやっぱりまた観ちゃう。これを初めて観た時は、こんなかっこいい世界があるのか!と子どもながらに衝撃を受けました。そして今観ても、当時のトム・クルーズのハンサムさには思わずニヤついてしまうのです。西友で買った綿100%のパジャマに身を包みながら胸をキュンキュンさせていると、携帯にチロリ~ンとメッセージ受信の音。きっと授業が終わったオスカルだなと思い液晶を見ると、案の定「ヘイ、僕のプリンセス!何してるの?」とスイートなメッセージ。マンチェスターから帰国して数ヵ月、もちろん一度も会っていないので、もはや出会い系で知り合ったネット上の恋人のような関係性。それでも現実ではときめきの欠片もない私に、この疑似恋愛のようなスイートなメッセージは心に潤いを与えてくれます。なので調子にのってこちらも「ヘイ、ダーリン!私はトップガンを観ているよ!」と返信。すると少し間を置いて「What is Top Gun?」というメッセージが送られてきました。私の世代では、トップガンって言ったらトップガンなのに…。「映画だよ。ググってみ」と送ると「あはは!また僕が生まれる前の映画だね!」と笑うオスカル。ああ、「また」だって!そうなのです。マンチェスターでもみんなで映画を観に行こうという話になりました。その時、オスカルは『ムーンライト』が観たいと言ったのですが、私の英語力では理解できないと思ったので、私は『美女と野獣(実写版)』を観ると言いました。「アニメで何度も観ているから、これなら私の英語力でもわかりそう」と言うと、一緒にいた18歳のフランス人女子が「アニメ?観たことないけど、どんなの?」とググったところ、フランスでの公開は1992年。その場にいた私以外は誰も生まれていないという厳しい現実に直面したのでありました。私だって映画の話をしながら「やっだ~、私、まだ生まれてな~い」と言ってみたいですが、私が生まれる前の映画というと、すでに名作古典というカテゴリーなので、例えば『ローマの休日』とか『羅生門』を「生まれてな~い」なんて言ったら、ただのバカ女になってしまいます。老いにあらがってはいけませんね。しかし先日、トム・クルーズの最新作『ザ・マミー』を観たら、55歳にしてばりばりアクションをこなし、いまだハンサム感が衰えないおトム様がそこにいました。あれ?そういえば、トム・クルーズって今は独身だな。やっだー、仲間じゃん!トム、一緒に頑張ろうぜ!
2017年07月21日先月、久しぶりにイタリアに行って来ました!イタリアといえば、パスタにペンネにサイゼリヤでありますが、ここはやはり恋愛のコラムということでイタリア男について語ろうではありませんか!日本におけるイタリア男の確固たるイメージを作ったのは、もちろんパンツエッタ・ジローラモさんであります。マンチェスター滞在時にフラットメイトのイタリア女子に「この人、日本で一番有名なイタリア人だよ」と写真を見せると「普通のおじさんじゃん」とばっさり。日本じゃ伊達男としてファッション雑誌の表紙を飾っているのですけどね。でも確かに、イタリアに行くと笑ってしまうぐらいの伊達男がゴロゴロいます。特にミラノ!この街は以前から大気汚染が問題となっていますが、これ、本当は排気ガスによる大気汚染じゃなくて彼らから放出される男性ホルモンで空気が濁っているんじゃないかしら。それぐらい出ちゃっているんですよ、彼らの身体から男性ホルモンがムンムンと。今回は仕事での滞在だったので、体調管理も兼ねて朝はウォーキングをしていたのですが、1時間ほど歩いている間に優に100万回はウィンクされました。タクシーの運転手さんも、植木屋さんも、カフェのおじさんも、はたまた警備中の警官でさえ、キラーンとウィンクをして「チャ~オ」なんですから、素晴らしいことこの上ない。もちろんしつこく付き纏われたらイヤですけど、こんな風に挨拶をされて不快になる女性なんていないと思うんです。例え相手がハゲたおじさんでも私は嬉しいです。同じマユコでも「この、ハゲ~っ!」なんて叫びません。一番驚いたのは、ホテルでエレベーターに乗る時のことでした。目の前でチンと開いたエレベーターにはイタリア人家族が乗っていました。お父さん、お母さん、よちよち歩きの妹ちゃん。「ボンジョルノ」と笑顔で挨拶を交わしつつ彼らが降りるのを待っていると、最後に出てきたお兄ちゃんが私のために扉を押さえてくれたのです。お兄ちゃんは歳の頃10歳。私が「グラッツェ」と言って乗り込むと、お兄ちゃんは「プレゴ!」とウィンクをして去っていきました。イタリアの教育、どうなんってんだよ!どうやったら、そんな男の子に育つんだよ!甥っ子3人を持つ私としては、彼らにはとにもかくにも女の子に優しい男性になって欲しいです。というわけでイタリア式教育方法を姉に推進したところ「じゃあ、とりあえずサイゼリヤに連れて行って」とのことでした。ミラノ風ドリアを食べて優しくなるなら安いものだ。サイゼリヤはイタリア男への近道です!
2017年07月07日病院の待合室で『その服で、元カレと会える?』という女性誌の見出しが目に入り、思わず手がのびました。アラフォー向けのオシャレな雑誌『STORY』はカジュアルからドレッシーなものまで、これだったら元カレに会っても大丈夫というファッションを何ページにもわたって掲載していました。モデルさんが綺麗だから全て様になっているのですが、多くのアラフォーは体系的におばちゃん化が激しいので、現実は厳しいだろうなと思います。しかし結婚式なり同窓会なり、元カレに会うことが事前にわかっていれば準備のしようがあるというものですが、街でばったりパターンは非常に困ります。私もその地獄を経験済み。場所は生田スタジオからほど近いデニーズでありました。ドラマ撮影の合間に事務所のスタッフと一緒に食事をしていると、そこにづらづらとガタイの良いジャージ集団が入ってきました。ぎゃ!1年前に別れた元カレ発見!その彼との別れは、あとにもさきにも人生において一番の大失恋でした。ごはんも喉を通らなくなり、41kgまで体重が落ちちゃったんですよね。その時はもう二度と恋なんてできないと思っていましたが、半年後には新しい彼氏ができて食欲ももりもり回復。この時もハンバーグ&エビフライ的なものを食べていました。服装はといえば、どうせ撮影の時は衣装に着替えるからという理由で、よれよれのTシャツにデニム。しかも残念なことに、その彼からもらったスニーカーを履いていたのです。私の存在に気づいた元カレは席までやって来ました。「元気?」という言葉に頷きながらも、まともに彼の顔を見られませんでした。こういう時って、外出時はいつ何時も綺麗にすべし!と胸に誓うのですが、言わずもがなあっという間に忘れてしまいます。この日だって、そんな特集を読んでいる私の服装はといえば『ゴーストバスターズ』のTシャツにデニムにクロックス。しかもすっぴん。その上、二日酔いに効く点滴を受けに来たという体たらく。もしここで元カレに会っていたら、他人になりすますしかなかったでしょう。いや、ダメだ。「西山繭子さーん」と呼ばれてしまう。やはり日々の心がけって大切なのですね。
2017年06月23日