今回放送された『半沢直樹』(TBS系)で、ファンにとって最大の「モヤモヤ」だったのが、半沢の“禁断の家族関係”についてだ。実は半沢直樹(堺雅人・46)の長男・半沢隆博も続編では最後まで登場しなかったのだ。7年前の第1作では当時、隆博は幼稚園生。夫婦の会話のなかで話題に上ったり、就寝のシーンが描かれていたが、続編では隆博はTBSの公式相関図でも紹介されず、存在をうかがわせるシーンも一切なかった。隆博を演じたのは二宮慶多くん(14)。’13年に公開された是枝裕和監督の映画『そして父になる』などの名演が評判を呼んでいる。二宮の所属事務所に半沢不参加の理由を問うと、「制作についてお話しすることはできなくて……」と返答。TBSにも聞いたが「制作過程については、従来お答えしておりません」との回答だった。しかし、本誌は有力な情報を入手。隆博が出演しなかったのは新型コロナの影響だというのだ。「今回のクランクインは2月末。新型コロナの感染が少しずつ拡大していった先行きが不透明な時期で、当初は大人数のエキストラを使ったシーンの予定がありましたが、最終的にNGになりました。非常事態宣言下での撮影休止期間を経て、撮影再開する際、妻・花役の上戸彩さん(35)の事務所に『夫婦2人の会話のシーンだけの設定に変更します』と伝えられたそうです。コロナ対策として、撮影現場はなるべく人数を減らすよう通達されていたこともあり、制作側は最終的に隆博役の出演見送りを決めたようです」(芸能関係者)第3弾が実現した暁には登場することを期待したい!「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月07日俳優の堺雅人さんが主演を務める、大人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。2020年9月27日に放送された最終回では、平均世帯視聴率32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。最終回で、俳優の上戸彩さん演じる主人公・半沢の妻、花のセリフが「心に刺さる」とネットで反響を呼んでいます。※記事内にネタバレを含みます半沢花「生きていれば、なんとかなる」注目のシーンは、半沢がバンカーとして不正を暴こうと政治権力に立ち向かうもかなわず、一大プロジェクトの担当を外れるよういわれた後。窮地に立たされた半沢は、妻の花に「出向どころじゃすまないかもしれない、ごめん」と話します。すると、花は半沢にこう言葉をかけます。だったら、いっそのこと辞めちゃえば。銀行員だけが仕事じゃない。何があったかは知らないけどさ、直樹は今まで十分すぎるくらい頑張った。仕事なんかなくなったって、生きていればなんとかなる。生きていれば、なんとかね。日曜劇場『半沢直樹』ーより引用半沢に「今までよく頑張ったね、ありがとう」といい、優しく背中を押す花。最後には「仕事なんてどうにでもなる。とにかく生きていれば、なんとかなる」と言葉をかけます。芸能人の訃報が続く中、ネット上では花のセリフに対しこのようなコメントが寄せられました。・花ちゃんの言葉、心に刺さります。・本当にその通り。生きてさえいればなんとかなる。・命を絶つ前に、この言葉が届いてほしかった…。すべてを終わらせてしまいたいと思う気持ちは、そう簡単になくならないかもしれません。しかし、ふとしたひと言でその気持ちが和らぐこともあります。つらい思いを抱えている人へ、どうか花のセリフが届いてほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日9月27日、いよいよ最終回を迎えるドラマ「半沢直樹」(TBS系)。シリーズを通して高視聴率を記録するなか、思わぬところにスポットライトが当たっている。TBSの公式アカウント「YouTuboo」には最終回の予告映像がアップされている。「1000倍返しなるか!!そしてまさかの辞表!?最終決戦」と銘打たれた動画のなかで、堺雅人(46)扮する主人公の半沢直樹はこう絶叫している。「やられたらやり返す!1000倍返しだ!」第1シーズン放送時の13年、「ユーキャン新語・流行語大賞」にも選ばれた「倍返し」。これまで「10倍返し」「100倍返し」といったセリフが劇中に出てきていたが、ついに1000倍返しまで登場したのだ。そんななか、ネットでは「倍返しのインフレが起こってる」との声が上がっている。《半沢直樹、最初は倍返しだったのに今回で1000倍返しになって、ジンバブエドルもびっくりのインフレだな》《半沢の倍返しがドラゴンボールの戦闘力並にインフレしてる…》《半沢直樹の倍返しが、2期で一気に1000倍返しになったの、このままインフレを続けると、3期になったら500000倍返しになるので、とても頭が悪そうな数字になってしまう》《半沢直樹のn倍返し(nは自然数とする) nがインフレしすぎてて草》また20日放送の第9話で半沢は、柄本明(71)扮する箕部幹事長らに対して「3人まとめて1000倍返しだ!」とも宣言している。そのため、「そもそも1000倍返しとはどんなものなのか」と“謎”に悩む人たちが。ネットにはこんな声が上がっている。《3人まとめて1000倍返ししたら1人あたり333.3333…倍だからきっちり1000倍では返せないぞぉ》《1000÷3だと思ってたけど333だから1足りないなぁと悩んでたけど 累乗か!ってなって10×10×10=1000だから、1人10倍返しなのか!という所に落ち着いた》《半沢が「箕部・頭取・大和田」の3人に対して1000倍返しという理解の仕方と、「頭取と大和田が半沢側に戻り、3人がかりで箕部1人に1000倍返し」という理解の仕方、2種類あるのか》《未だに「3人まとめて1000倍返し」の意味がわかりません》放送前から話題を呼ぶ最終回。視聴率もインフレとなるのだろうか。
2020年09月27日2020年7月から放送されているドラマ『半沢直樹』(TBS系)。「やられたらやり返す、倍返しだ」などのキャッチフレーズで人気を集め、2013年の作品の続編として放送されています。同年9月20日には、第9話が放送。俳優の香川照之さん演じる大和田暁が、俳優の堺雅人さん演じる半沢直樹を無理やり押さえつけ、土下座をするよう強いる攻防戦にネット上では大きな反響が上がりました。香川照之「翌日、もちろん筋肉痛でした」第9話のラストシーンで、床にヒザと手をつく堺さん。香川さんはその上に、覆いかぶさるような体勢となり、土下座を強要させます。この場面は、多くの視聴者の関心を集め、放送後はTwitterのワードトレンドに入るほど。それだけ注目が集まったシーンについて、香川さんは撮影秘話を明かしました。第9話、長いラストシーンは無論、終日何度もくり返して撮影されました。土下座の場面も全部で7〜8回はやったでしょうか…。元々は『全力で半沢を押さえつける』という台本のト書きでしたが、結局は大和田が半沢に覆いかぶさる『親亀・子亀』状態に。堺さんも私も翌日、もちろん筋肉痛でしたww— 香川照之 / 市川中車 (@_teruyukikagawa) September 20, 2020 『全力で半沢を押さえつける』と書かれていた台本のト書きに従った香川さん。何回も撮影を重ねることで翌日には、堺さんとともに筋肉痛になってしまったといいます。また、香川さんは覆いかぶさる体勢を『親亀・子亀』と表現し、投稿には「親子亀ですね」「オンブバッタのようにも見える」などの声も寄せられていました。・組体操みたいだった。こうやってあのシーンができていったのですね。・最後、大和田さんが飛んでいったのを見ました!・筋肉痛になるまでお疲れ様でした!シリアスだけど笑ってしまった。撮影中の秘話に多くの人が興奮した様子。筋肉痛になるまでの努力があるからこそ、迫力のシーンができるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2020年09月21日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が11日、YouTube公式チャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」に出演。悪口を聞いたときの反応で、自身が「信頼できない」と感じるシーンを明かした。「How to本や悩み相談では絶対お目にかかれない答えだらけ【#2 百の三】」と題した動画内では、自身が考える「信頼できる人と信頼できない人の見分け方」を紹介。“信頼できる人”について、「誰かが誰かの悪口を言ってるときに、寂しそうな顔をしてる人」「冷静さを自分に与えてくれる、ブレーキをかけてくれる人」と語った又吉は、「『そんなこと言うなよ』でもなく、『うーん……』っていう顔をされると自制される」とその理由を説明。一方で、“信頼できない人”については、「誰かの悪口を誰かが言ったときに、『俺も前から思ってた』って後出しで言う人は信頼できない」とキッパリ。一般的には、「悪口を言ってるときに、一緒になって悪口を言ってくれるから信頼できるっていう人の方が多いかもしれない」としながら、「でも僕は、自分が悪口を言ったときに、それに乗っかって一緒に悪口を言われると、その瞬間の安心感はあるんですけど、2人で滅亡する可能性があるなって」と持論を展開していた。
2020年09月14日女優の山本美月が、11月4日に書籍『魔法少女 山本美月』(TAC出版)を発売し、10月16日から展覧会『魔法少女 山本美月』を開催する。アニメやマンガをこよなく愛していることで知られる山本。今回の書籍は、幼い頃から憧れていたという“魔法少女”をテーマに、“山本美月ワールド”を最大限に表現する。「高校生の時以来」という描き下ろしマンガは、画からストーリーに至るまで30ページにわたって自作。自ら演じた「魔法少女フォト」では、全体の原案、着用するドレス、手にする魔法ステッキなどの小物のほか、“ツインテールの角度”までこだわり抜いた。1万4,000字のインタビューは、「全貌が見えることはなかった山本美月の内面世界」を凝縮。そこからは、「これまで絶対に語られてこなかった、真の山本美月の姿」が浮かび上がる。展覧会は、同書の世界観に触れられるようにその内容を立体化。10月16日から11月3日まで東京・PARCO FACTORY(池袋PARCO本館7F)、11月13日から30日まで地元・福岡のPARCO FACTORY(福岡PARCO本館5F)で開催される。入場料は500円で、小学生以下は無料。山本は同書について、「女の子なら、幼い頃に一度はあこがれる“魔法少女”。空を飛びたい、変身してみたい、そんな子どもの頃の夢をそのまま形にしてみました。こだわりのツインテールで、魔法のステッキを抱えた“魔法少女 山本美月”は私の大好きなものをギュッと詰め込んだ、まさしく理想の集合体です」と説明。「私は二次創作じゃなくて、原作になりたい。唯一無二のキャラクターを生み出したくて、コミックでは絵やストーリーまですべてを自分で作り、写真では衣装から髪型、小物までこだわり抜きました。この本で、魔法少女にあこがれていたあの頃を思い出してもらえたらと思います。また、今好きなものを好きと大声で言えず悩んでいる人にとって、この本が少しでも勇気を出すきっかけになってくれたら嬉しいです」とコメントを寄せている。(C)2020 INCENT Co., Ltd., TAC PUBLISHING Group
2020年09月10日モデルで女優の山本美月が、幼い頃から憧れていたという“魔法少女”をテーマにした書籍「魔法少女 山本美月」の発売が決定。オリジナルコミックや魔法少女フォト、インタビューなどが収められている。プライベートでは、アニメやマンガをこよなく愛する山本さん。今回の書籍では、独特な感性で彩られた“山本美月ワールド”を最大限に表現。高校生以来だという、画や話まで全てが本人自作のストーリーマンガや、全体の原案や着用するドレス、手にする魔法ステッキなどの小物まで自らアイディアを出し、自ら演じた魔法少女のフォト。内面世界を深く探る約1万4000字のインタビュー、未公開イラストなどが本書に収録される。コミックでは、これまで語られてこなかった思いを知り、写真の魔法少女には憧れの心を抱き、インタビューでは自分と似ているところに気づくかも。山本さんは「こだわりのツインテールで、魔法のステッキを抱えた"魔法少女 山本美月"は私の大好きなものをギュッと詰め込んだ、まさしく理想の集合体です。私は二次創作じゃなくて、原作になりたい。唯一無二のキャラクターを生み出したくて、コミックでは絵やストーリーまですべてを自分で作り、写真では衣装から髪型、小物までこだわり抜きました。この本で、魔法少女にあこがれていたあの頃を思い出してもらえたらと思います」と語り、「また、今好きなものを好きと大声で言えず悩んでいる人にとって、この本が少しでも勇気を出すきっかけになってくれたら嬉しいです」とコメントしている。また、書籍発売に加え、東京と山本さんの地元である福岡で展覧会の開催も決定。書籍の内容を立体化する。会場では、通常版書籍の販売に先駆け、特別なアイテムがついた限定版(※数量限定)が販売される。書籍「魔法少女 山本美月」は11月4日(水)発売。展覧会「魔法少女 山本美月」は10月16日(金)~11月3日(火・祝)PARCO FACTORY(池袋 PARCO 本館 7F)にて、11月13日(金)~30日(月)PARCO FACTORY(福岡 PARCO 本館 5F)にて開催。(cinemacafe.net)
2020年09月10日グラビアアイドルの山本ゆうが、最新イメージDVD『U like』(発売中 4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2019年4月に1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラドルデビューを飾った山本ゆうは、ショートカットと95cmのHカップバストが魅力の22歳。その圧倒的なスタイルが話題を呼び、昨年のデビュー作からリリースラッシュが続くなど人気も急上昇だ。通算6枚目となる最新作は、上司とのイケない行為に興じるセクシーなOLに扮し、フェロモンたっぷりの誘惑ポーズを連発している。上からB95・W60・H90というスリーサイズの数値が示す通り、抜群のスタイルを誇る山本。本作ではシールブラや眼帯水着、さらには超過激なY字形ハイレグ水着など際どい衣装や水着を着用しており、どれもHカップのバストや自慢のプロポーションを楽しむことができる。シーン的には夜のベッドのシーンが見どころだ。着用した黒いセクシーな下着風水着は露出度も抜群でメイクも派手めと夜の雰囲気を漂わせており、山本の魅力が凝縮されている。
2020年08月29日『半沢直樹』(TBS系)で半沢の前に立ち塞がる国土交通大臣・白井亜希子役を熱演している江口のりこ(40)。兵庫県明石市で生まれた彼女は兄2人と双子の姉、そして妹と両親の7人家族の中で育った。「父親は金融業を営んでいました。県営住宅に住んでいましたが、手狭になり小学校入学前に加古川市に転居。小4時に姫路で新築の家を建てたとき、彼女は『ようやく自分の四畳半部屋が持てた!』とうれしそうに話していたそうです。中学校では姉妹で陸上部に所属し、姫路地区では800m走の部で3年間連続2位の記録を持っていました」(地元の知人)江口はかつてインタビューで、家族についてこう語っている。「大家族だったので、母からは『自分のことは自分でやりなさい』と言われていました。だから学校で雑巾を持ってくるように言われると自分で縫って持っていってた」(『週刊現代』’18年3月17日)そんな母の教育方針ゆえ、早くから自立心が芽生えて、18歳で上京した江口だが――。「実はそんな彼女を育てあげた母・街子さんも、数年前から上京してきているんです。江口さんの父親が亡くなった約15年前、将来に不安を感じた街子さんは、友人に連れられて地元の占い師のもとに行ったそうです。その日を境に彼女は手相や西洋占星術、タロット占いを猛勉強。勤めていた会社も辞め、後半生は占い師になると決めたといいます」と語るのは、占術関係者。「現在、街子さんは都内に自分の占いカフェを持つほどの人気です。都心にある占い師育成スクールでは講師も務めているんですよ」人気女優の娘と人気占い師の母。意外なつながりだが、双方とも母娘であると明かしてはいない。江口はかつてインタビューで、母親についてこう語っていた。「『この前のドラマ観たよ』と連絡をもらったことは一度もありません。そもそも東京に行くと言った時も『あっそう』という感じでした」(『婦人公論』’19年7月23日)8月20日、娘の最近の活躍ぶりをどう思うか、本誌は都心の占いスクールから出てきた母親に直撃したが、「違います、違います」と語るばかりで、記者と一切、目を合わせることはなかった。「江口さんは公に母親の話をすることはほとんどありませんが、不仲というわけではなく、家族同士で必要以上に干渉しないだけ。実際、今でも江口さんの誕生日にはお母さんがケーキを買ってきてお祝いすることも……」(舞台関係者)“自分の夢は自分でかなえる”、それが江口家の家族方針なのだろう。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月25日新型コロナウイルスの影響で、3カ月遅れの7月スタートとなったTBS系ドラマ「半沢直樹」。7年ぶりのシリーズ続編で、堺雅人(46)の熱演もあって高視聴率を連発している。世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は初回から第5話まで22.0%、22.1%、23.2%、22.9%、25.5%と推移。第5話からは新章に突入。出向先から東京中央銀行に復帰した半沢が、経営破たん寸前の航空会社「帝国航空」の再建プロジェクトに挑む。前シリーズの最終話は、42.2%。その記録にどこまで迫れるかが注目される。「最近のドラマは、見逃しても各局が提携する動画配信サイトで視聴できるようになっています。しかし『半沢直樹』は見逃し視聴をしていないので、リアルタイムでチャンネルを合わせている視聴者が多いようです。それも高視聴率を後押しする要因の1つとなっているのでしょう」(テレビ局関係者)ちなみに前シリーズでおなじみだったのが、半沢、及川光博(50)演じる渡真利、滝藤賢一(43)演じる近藤の3人が飲食店に集うシーン。これまでは銀行同期入社組の3人が集まって“敵”との戦いに向けて作戦を練ったり、情報交換を行なってきたりしてきていた。しかし今作では本部広報室次長となった近藤が、シンガポールに長期出張中という設定で不在。そこには、理由があるという。「滝藤さんのスケジュール的に、調整が難しくなってしまったそうです。というのも滝藤さんは大河ドラマ『麒麟がくる』で、室町幕府最後の将軍・足利義昭役として出演しているからです。大河はコロナの影響で撮影が中断。30日から放送が再開されますが、撮影は大幅に遅れています。そのせいで『半沢直樹』のスケジュールと重なってしまい、滝藤さんは現場を掛け持ちするのが難しい状態になっているのです」(テレビ誌記者)とはいえ、ネット上でも3人が集うシーンを期待する声は多い。今後、サプライズが実現するかも!?
2020年08月23日視聴率は毎回20%超えと絶好調のドラマ『半沢直樹』(TBS系)を盛り上げる歌舞伎役者の面々が、劇場で見られる!クラスターに見舞われた舞台の報道が続く中、採算度外視といえる超厳重なコロナ対策の下、5カ月ぶりの幕が開いたーー。東京・銀座の歌舞伎座で「八月花形歌舞伎」が開幕した。新型コロナウイルスの影響で3月から公演中止となっていた歌舞伎座。本来なら5、6、7月と市川海老蔵(42)の團十郎白猿襲名披露興行があり、歌舞伎フィーバーを迎えていた可能性も高い。だが、自粛の続くライブエンタテインメント全般の現状を思えば、幕が開くだけで、まずは御の字だ。プログラムはコロナ仕様。通常なら二部制ないし三部制のところ、今回は幕間なしの四部制だ。そのぶんチケット代も安いので、案外、初心者でも足を運びやすいかもしれない。第一部は『連獅子』。半沢直樹で話題の片岡愛之助(48)が登場し、中村壱太郎(30)とともに、勇壮な獅子の毛振りを見せてくれる。地方(じかた)と呼ばれる演奏者たちはみな黒いマスク着用。これが意外にも儀式性を高め、今しか味わえない高揚感がある。第二部は中村勘九郎(38)と坂東巳之助(30)による『棒しばり』。亡き二人の父である十八世勘三郎と十世三津五郎もコンビで得意とした演目だ。狂言由来のユーモラスなやりとりに、歌舞伎のたくましさが発揮されている。第三部『吉野山』には半沢直樹の怪演で名を馳せた市川猿之助(44)が登場。正体が実は狐という佐藤忠信役でキレのいい踊りを見せる。お相手の中村七之助(37)の美しさにも息を呑む。この第三部、関係者の微熱で8月5日の公演が中止となったが、PCR検査で陰性だとわかり、翌日には即再開。各部ごとに出演者スタッフを総入れ替えする対策をとっていたため他の部への影響もなく、かえって感染予防対策の厳重さを印象づけた。第四部は松本幸四郎(47)らによる『与話情浮名横櫛』。「源氏店」という、台詞のある一幕だが、ヒロインのお富(中村児太郎・26)が、藤八(片岡亀蔵・58)にソーシャルディスタンスを保ちながら化粧を施す演出が面白い。客席数をぐっと制限してもなお満員とは言いがたいが、舞台上と客席の一体感は別格だ。入場時の検温や消毒といった段取りも、日々細かくアップデートされているという。四百年に及ぶ歴史のなかで、何度も危機に見舞われてきた歌舞伎。逆境にある今こそ、この芸能の本質が味わえるときなのかもしれない。「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月22日《医師は長くて1年、突然急に悪くなることもあると言うからそれに期待するしかない確実に苦しくなってる早く早く、、して》ブログやSNSを通じて悲痛な叫びをあげ続けていた、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者(当時51)が、医師によって殺害された。7月23日に嘱託殺人容疑で逮捕されたのは、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)と、泌尿器科医の山本直樹容疑者(43)。2人は死を望んでいた被害女性とコンタクトを取り、昨年11月30日に訪問。薬物を投与して女性を殺害したのだ。両容疑者は8月13日に起訴された。今後は法廷で、犯行の詳細と彼らの死生観が検証されることになるが、これまで明らかになっている両容疑者の発言やネット上の書き込みなどによると、自らの行為を正しいものと思っていた可能性が高い。「しかし、どんなに正当化をしようと、今回の事件は医療とは言い難い行為です。金銭のやりとりがあり、主治医でないばかりか、SNS等でのやりとりのみで、患者やその家族との十分なコミュニケーションが取れていたとは思えません」そう語るのは、かつて終末期医療で殺人罪が確定し、2年間の医業停止処分を科された大倉山診療所の院長で、呼吸器内科医の須田セツ子さん(65)だ。須田さんは「私が偉そうに意見できる立場ではありませんが……」と前置きしながらも、殺人罪に問われ、終末期医療のあり方に一石を投じた「川崎協同病院事件」を振り返りつつ、その胸中を語ってくれた。須田さんは、大学卒業後、研修医時代も過ごした川崎協同病院の呼吸器科で勤務していた。公害による気管支ぜんそく患者の多い病院で、Aさんもその一人だった。「外来診療で主治医を務めていました。そのAさんが’99年11月2日に重い発作を起こし、意識不明の状態で搬送されたのです」懸命の救命処置を行ったが、Aさんは15分にわたる心肺停止状態で、脳に重大なダメージを受けている可能性が強く、容体が安定しても植物状態か、重大な障害が残ることが予想された。「意識不明とはいえ、痰がつまれば苦しそうな咳を出すし、頬にすっと涙が伝います。これ以上の延命をするのか、ご家族とも話し合う必要を感じました。Aさんの妻も『子ども夫婦は孫の育児に追われ、看護することが難しい。施設に入れるにも、経済的余裕はない』と、不安を抱えていました」搬送から2週間後の16日、妻が「抜管してほしい」と訴えてきた。自発呼吸ができていたため、人工呼吸器は外されていたが、気管にはチューブが差し込まれた状態。抜管すると気道をふさいだり、痰が吸引できず、近い将来、Aさんの死が訪れる可能性が高い。カルテにも、須田さんは《家族の抜管希望強し。大変辛いが夕方、家族が集まってから抜管することとする》と書き込んでいる。「そのときは、抜管で急変するとは考えておらず、ゆるやかに死に向かうと思っていました」ところが抜管後、Aさんは苦しそうに体を反らせ始めた。「病室にはご家族が10人くらい集まり、小さなお孫さんもいたので、苦しみを取るように鎮静剤を投与したんです。その後も、ゴーゴーという苦しげな呼吸が続いたので、同僚医師に相談して筋弛緩剤を少量ずつ点滴で投与。Aさんの呼吸が次第に弱まり、死亡を確認しました」その3年後、一連の行為をした須田さんが殺人容疑で逮捕された。「患者さんが苦しむことが予想できなかったことは申し訳ないですが、私の行ったのは医療であるという信念があります」11年もの歳月をかけ、最高裁まで争ったが、殺人罪が確定。しかし量刑は懲役1年6カ月、執行猶予3年と非常に軽かった。判決文にも《この問題は、国を挙げて議論・検討すべきものであって、司法だけで抜本的な解決が図れるような問題ではないのである》とあるように、最高裁にとっても苦渋の決断だったことがうかがえる。「今回のケースでは、ご本人に精神的な苦痛があったことは理解できます。ALSは体を動かすさまざまな筋肉が徐々に衰え、やがては寝たきりになり、食べること、呼吸することすらできなくなる神経難病です。脳梗塞や脊椎損傷とは違い、動かない場所の感覚がクリアなことが特徴です。患者だけでなく、家族や周囲の負担も大きいため、生きることに絶望する患者さんも少なくありません。しかし、今回のケースでは、肉体的には生きる力があった。にもかかわらず、薬物で殺害する行為は、自殺を望む人に手を貸して死に至らしめたということです」延命治療を施さずに緩やかに死を迎える「尊厳死」は日本でも受け入れられつつあるが、今回は薬剤投与という積極的な方法による死である「安楽死」とみられ、日本の法律では容認されない行為なのだ。「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月21日難病に苦しむ患者たちに、医療関係者に、大きな衝撃を与えた2人の医師によるALS女性への嘱託殺人事件。逮捕、起訴された2人をかばう声も少なくない。はたして過去に延命治療の中止によって殺人罪に問われたことのある女性医師は今回の事件をどうみたのか。本人に思いを聞いたーー。《医師は長くて1年、突然急に悪くなることもあると言うからそれに期待するしかない確実に苦しくなってる早く早く、、して》ブログやSNSを通じて悲痛な叫びをあげ続けていた、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者(当時51)が、医師によって殺害された。7月23日に嘱託殺人容疑で逮捕されたのは、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)と、泌尿器科医の山本直樹容疑者(43)。2人は死を望んでいた被害女性とコンタクトを取り、昨年11月30日に訪問。薬物を投与して女性を殺害したのだ。両容疑者は8月13日に起訴された。今後は法廷で、犯行の詳細と彼らの死生観が検証されることになるが、これまで明らかになっている両容疑者の発言やネット上の書き込みなどによると、自らの行為を正しいものと思っていた可能性が高い。「しかし、どんなに正当化をしようと、今回の事件は医療とは言い難い行為です。金銭のやりとりがあり、主治医でないばかりか、SNS等でのやりとりのみで、患者やその家族との十分なコミュニケーションが取れていたとは思えません」そう語るのは、かつて終末期医療で殺人罪が確定し、2年間の医業停止処分を科された大倉山診療所の院長で、呼吸器内科医の須田セツ子さん(65)だ。「ご本人に精神的な苦痛があったことは理解できます。ALSは体を動かすさまざまな筋肉が徐々に衰え、やがては寝たきりになり、食べること、呼吸することすらできなくなる神経難病です。脳梗塞や脊椎損傷とは違い、動かない場所の感覚がクリアなことが特徴です。患者だけでなく、家族や周囲の負担も大きいため、生きることに絶望する患者さんも少なくありません。しかし、今回のケースでは、肉体的には生きる力があった。にもかかわらず、薬物で殺害する行為は、自殺を望む人に手を貸して死に至らしめたということです」延命治療を施さずに緩やかに死を迎える「尊厳死」は日本でも受け入れられつつあるが、今回は薬剤投与という積極的な方法による死である「安楽死」とみられ、日本の法律では容認されない行為だ。須田さんは「私が偉そうに意見できる立場ではありませんが……」と前置きしながらも、殺人罪に問われ、終末期医療のあり方に一石を投じた「川崎協同病院事件」を振り返りつつ、その胸中を語ってくれた。須田さんは、大学卒業後、研修医時代も過ごした川崎協同病院の呼吸器科で勤務していた。公害による気管支ぜんそく患者の多い病院で、Aさんもその一人だった。「外来診療で主治医を務めていました。そのAさんが’99年11月2日に重い発作を起こし、意識不明の状態で搬送されたのです」懸命の救命処置を行ったが、Aさんは15分にわたる心肺停止状態で、脳に重大なダメージを受けている可能性が強く、容体が安定しても植物状態か、重大な障害が残ることが予想された。「意識不明とはいえ、痰がつまれば苦しそうな咳を出すし、頬にすっと涙が伝います。これ以上の延命をするのか、ご家族とも話し合う必要を感じました。Aさんの妻も『子ども夫婦は孫の育児に追われ、看護することが難しい。施設に入れるにも、経済的余裕はない』と、不安を抱えていました」搬送から2週間後の16日、妻が「抜管してほしい」と訴えてきた。自発呼吸ができていたため、人工呼吸器は外されていたが、気管にはチューブが差し込まれた状態。抜管すると気道をふさいだり、痰が吸引できず、近い将来、Aさんの死が訪れる可能性が高い。カルテにも、須田さんは《家族の抜管希望強し。大変辛いが夕方、家族が集まってから抜管することとする》と書き込んでいる。「そのときは、抜管で急変するとは考えておらず、ゆるやかに死に向かうと思っていました」ところが抜管後、Aさんは苦しそうに体を反らせ始めた。「病室にはご家族が10人くらい集まり、小さなお孫さんもいたので、苦しみを取るように鎮静剤を投与したんです。その後も、ゴーゴーという苦しげな呼吸が続いたので、同僚医師に相談して筋弛緩剤を少量ずつ点滴で投与。Aさんの呼吸が次第に弱まり、死亡を確認しました」その3年後、一連の行為をした須田さんが殺人容疑で逮捕された。「患者さんが苦しむことが予想できなかったことは申し訳ないですが、私の行ったのは医療であるという信念があります」11年もの歳月をかけ、最高裁まで争ったが、殺人罪が確定。しかし量刑は懲役1年6カ月、執行猶予3年と非常に軽かった。判決文にも《この問題は、国を挙げて議論・検討すべきものであって、司法だけで抜本的な解決が図れるような問題ではないのである》とあるように、最高裁にとっても苦渋の決断だったことがうかがえる。だが、この判決後に、尊厳死や安楽死が日本でしっかりと議論されてきたとは言い難い。「延命治療を選択しても、日本は医療費が安いため、経済的な負担は重くありません。加えて、患者も亡くなりませんから、延命治療という選択は家族や医療従事者への精神的な負担も軽い。とりあえず“延命”という選択が当たり前だったため、尊厳死などを、あまり深く考える機会がなかったという側面があるのだと思います」それでも、須田さんは終末期の在宅医療を行う患者や家族と向き合い続けたという自負がある。だからこそ訴える。「たとえば、延命効果のある胃ろうや人工透析、人工呼吸器などの取り外しに関しても、そろそろ本音で議論すべきです。現状、一度つないだ延命装置を外すのは、殺人に問われる恐れもあり、医療現場ではちゅうちょされる行為。その結果、積極的な医療に踏み出せない。ALS患者は、7割が人工呼吸器を拒否、つまりその後の死を選択しているのです」医療の進歩により“死なない社会”が加速するなか、どのように尊厳ある、自分らしい死に方を迎えればいいのだろうかーー。「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月21日《医師は長くて1年、突然急に悪くなることもあると言うからそれに期待するしかない確実に苦しくなってる早く早く、、して》ブログやSNSを通じて悲痛な叫びをあげ続けていた、難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者(当時51)が、医師によって殺害された。7月23日に嘱託殺人容疑で逮捕されたのは、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)と、泌尿器科医の山本直樹容疑者(43)。2人は死を望んでいた被害女性とコンタクトを取り、昨年11月30日に訪問。薬物を投与して女性を殺害したのだ。両容疑者は8月13日に起訴された。今後は法廷で、犯行の詳細と彼らの死生観が検証されることになるが、これまで明らかになっている両容疑者の発言やネット上の書き込みなどによると、自らの行為を正しいものと思っていた可能性が高い。「しかし、どんなに正当化をしようと、今回の事件は医療とは言い難い行為です。金銭のやりとりがあり、主治医でないばかりか、SNS等でのやりとりのみで、患者やその家族との十分なコミュニケーションが取れていたとは思えません」そう語るのは、かつて終末期医療で殺人罪が確定し、2年間の医業停止処分を科された大倉山診療所の院長で、呼吸器内科医の須田セツ子さん(65)だ。「ご本人に精神的な苦痛があったことは理解できます。ALSは体を動かすさまざまな筋肉が徐々に衰え、やがては寝たきりになり、食べること、呼吸することすらできなくなる神経難病です。脳梗塞や脊椎損傷とは違い、動かない場所の感覚がクリアなことが特徴です。患者だけでなく、家族や周囲の負担も大きいため、生きることに絶望する患者さんも少なくありません。しかし、今回のケースでは、肉体的には生きる力があった。にもかかわらず、薬物で殺害する行為は、自殺を望む人に手を貸して死に至らしめたということです」延命治療を施さずに緩やかに死を迎える「尊厳死」は日本でも受け入れられつつあるが、今回は薬剤投与という積極的な方法による死である「安楽死」とみられ、日本の法律では容認されない行為だ。須田さんは「私が偉そうに意見できる立場ではありませんが……」と前置きしながらも、殺人罪に問われ、終末期医療のあり方に一石を投じた「川崎協同病院事件」を振り返りつつ、その胸中を語ってくれた。須田さんは、大学卒業後、研修医時代も過ごした川崎協同病院の呼吸器科で勤務していた。公害による気管支ぜんそく患者の多い病院で、Aさんもその一人だった。「外来診療で主治医を務めていました。そのAさんが’99年11月2日に重い発作を起こし、意識不明の状態で搬送されたのです」懸命の救命処置を行ったが、Aさんは15分にわたる心肺停止状態で、脳に重大なダメージを受けている可能性が強く、容体が安定しても植物状態か、重大な障害が残ることが予想された。「意識不明とはいえ、痰がつまれば苦しそうな咳を出すし、頬にすっと涙が伝います。これ以上の延命をするのか、ご家族とも話し合う必要を感じました。Aさんの妻も『子ども夫婦は孫の育児に追われ、看護することが難しい。施設に入れるにも、経済的余裕はない』と、不安を抱えていました」搬送から2週間後の16日、妻が「抜管してほしい」と訴えてきた。自発呼吸ができていたため、人工呼吸器は外されていたが、気管にはチューブが差し込まれた状態。抜管すると気道をふさいだり、痰が吸引できず、近い将来、Aさんの死が訪れる可能性が高い。カルテにも、須田さんは《家族の抜管希望強し。大変辛いが夕方、家族が集まってから抜管することとする》と書き込んでいる。「そのときは、抜管で急変するとは考えておらず、ゆるやかに死に向かうと思っていました」ところが抜管後、Aさんは苦しそうに体を反らせ始めた。「病室にはご家族が10人くらい集まり、小さなお孫さんもいたので、苦しみを取るように鎮静剤を投与したんです。その後も、ゴーゴーという苦しげな呼吸が続いたので、同僚医師に相談して筋弛緩剤を少量ずつ点滴で投与。Aさんの呼吸が次第に弱まり、死亡を確認しました」その3年後、一連の行為をした須田さんが殺人容疑で逮捕された。「患者さんが苦しむことが予想できなかったことは申し訳ないですが、私の行ったのは医療であるという信念があります」11年もの歳月をかけ、最高裁まで争ったが、殺人罪が確定。しかし量刑は懲役1年6カ月、執行猶予3年と非常に軽かった。判決文にも《この問題は、国を挙げて議論・検討すべきものであって、司法だけで抜本的な解決が図れるような問題ではないのである》とあるように、最高裁にとっても苦渋の決断だったことがうかがえる。だが、この判決後に、尊厳死や安楽死が日本でしっかりと議論されてきたとは言い難い。「たとえば、延命効果のある胃ろうや人工透析、人工呼吸器などの取り外しに関しても、そろそろ本音で議論すべきです。現状、一度つないだ延命装置を外すのは、殺人に問われる恐れもあり、医療現場ではちゅうちょされる行為。その結果、積極的な医療に踏み出せない。ALS患者は、7割が人工呼吸器を拒否、つまりその後の死を選択しているのです」今回の事件で被害女性は、栄養剤を注入する胃ろうに関して、後悔の念をブログやSNSでつづっている。《胃ろう、、、つくらなきゃ良かった、、造らないという選択を選べるなら、使わないという選択はできないのか、、、??》こうした声は無視できない。「患者の容体急変で、考える時間がなく、『ともかく救ってください』と延命治療を始めるようなケースもあります。しかしその後“こんなはずではなかった”と後悔したとき、病状や年齢、経済状況などを含めた患者や家族の思いに医師が寄り添い、尊厳ある死を迎える方法を選択できる道筋が必要なのではないでしょうか」須田さん自身、ALS患者の医療について葛藤した過去がある。「私自身も呼吸困難で意識が混濁したALSの患者さんに人工呼吸器を入れて、本当にこれでよかったのか自問したことがあります。そのときは患者さんの容体が安定してから、ご本人に生きたいという意識があったことを知ってホッとした覚えがあります」しかし、仮にその患者が治療を望んでいなかった場合、後からそのことが判明しても、人工呼吸器の管を抜くことは罪に問われる可能性が高い。当事者や患者家族はどう感じているのだろうか。被害女性の父親は、京都新聞(7月28日配信)の取材に対し《犯人にくそったれ、と思う。悔しい。許せない。なんでこんな卑劣なやり方するんや》と感想を述べつつ《精いっぱい生きた。娘本人が納得して選んだこと》と複雑な心境を述べている。日本ALS協会は《当協会はこれまで「尊厳死」の法制化に賛成できない旨の声明を出したことがあります。また今回の事件で報じられている薬物による死を早める「安楽死」に関して、個人としての意見はあっても協会組織として認めておりません》と、ALS患者でもある嶋守恵之会長名義で声明を発表している。ALS患者の妻を持つ、同協会常務理事の岸川忠彦さんが、こう付け加える。「妻はゆっくりと進行するタイプで、発症から13年たっています。かつては『死にたい』と漏らすこともありましたが、その気持ちは時間の経過とともに変化しました。今後は、心のケアにもより力を入れなくてはなりません。また、人工呼吸器などは、装着した時点で臓器の一部になっていると、私自身は考えているので、それを取り外すことには疑問を感じます」医療の進歩により“死なない社会”が加速するなか、どのように尊厳ある、自分らしい死に方を迎えればいいのだろうか。被害女性の問いかけに、われわれは答えを出さなくてはならない。「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月21日2020年8月13日、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の山本圭壱さんが新型コロナウイルス感染症に感染したことを公表しました。『軍団山本』の生配信、「感染対策が不十分」と批判が殺到山本さんは同月8日、自身が率いる『軍団山本』のYouTubeチャンネルにて、数名で生配信を行っていました。互いに2mの距離を取ることもなく1つのテーブルを囲み、全員がマスクをしていない状態で約1時間ほど撮影。生配信中には、歌を歌ったり席替えをしたりするなども行われていました。しかしその後、配信に参加していたお笑いコンビ『ココリコ』の遠藤章造さん、お笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春さん、お笑いタレントのじゃぴょん桑折さんの感染が次々と発覚。「生配信時の感染対策が不十分だったのでは」と批判が相次いでいます。また、その動画は山本さんが所属する事務所『吉本興業』の判断により削除されました。山本さんら4人は、それぞれのTwitterアカウントなどで「感染予防が不十分だった」と謝罪しています。加藤浩次が苦言「動画を見たけど、感染対策していない」一連の騒動について、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)にて、相方に対し苦言を呈しています。実際に映像を見たけど、感染対策してないですよ。そこはやっぱりダメだと思う。仲のいいメンバーだからそれが普通になっていたのかもしれないけど、まったく距離もとっていない、マスクもしていない。感染対策がまったく見えなかった。スッキリーより引用また、当の動画を削除したことについても「ダメだと思う」とコメントしました。映像を見て、この場合はクラスターになるんだということを世の中にしっかり伝えるためにも、吉本興業はYouTubeの動画は削除しちゃいけなかったと思う。スッキリーより引用加藤さんの苦言に、ネットからは「その通り!」という声が上がっています。・本当に、ごもっともな意見!たくさんの人や番組が感染対策を徹底している中、山本さんたちの軽率な行動にがっかりした。・生配信でクラスターを起こしちゃだめでしょ。加藤さんも「なにやってんだよ」って、叱りたい気持ちだろうな。・確かに削除された動画は、どういう状態だとクラスターになるのか、分かりやすいサンプルになるはずだったよね。今からでも公開するべき。山本さんたちの「自分たちなら大丈夫」という気持ちが、今回の感染を引き起こしてしまったのかもしれません。いつ誰が感染するか分からないということを念頭に、引き続き感染対策を徹底したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月17日堺雅人主演の日曜劇場「半沢直樹」第5話が8月16日放送。今回はラストで見せた半沢の怒りの叫びに「カッコいい」「泣いた」などの声が続出。半沢の刑事並みの調査力や人心掌握力にも様々な反応が寄せられている。池井戸潤の原作シリーズから「ロスジェネの逆襲」を中心にドラマ化した4話までに続き、今回からは「銀翼のイカロス」を映像化。帝国航空の再建を巡る半沢ら東京中央銀行と政府側との攻防戦を描いていく。東京中央銀行で不正を暴いたことで子会社の東京セントラル証券に出向、親会社の銀行相手の買収合戦を経て、再び東京中央銀行に復帰した主人公・半沢直樹を堺さんが演じるほか、上戸彩、香川照之、及川光博、尾上松也、筒井道隆、江口のりこ、西田尚美、石黒賢、入江甚儀、井川遥、柄本明、北大路欣也らが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。キー局アナウンサーから政界に転身、国土交通大臣となり半沢らと対立する白井亜希子に江口のりこ。白井を国交大臣に抜擢した進政党の重鎮・箕部啓治に柄本明。帝国航空再建のため、白井大臣が設置したタスクフォースのリーダーとして半沢に相対する有名弁護士の乃原正太に筒井道隆。開発投資銀行の谷川幸代に西田尚美といったキャスト。東京中央銀行本店への復帰早々、帝国航空の再建を任される半沢。国を代表する大企業である帝国航空だが、近年は経営状態が芳しくないにもかかわらず、労働組合やOBの力が強いため改革が進まず、身動きが取れなくなっていた。そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井が会見で、弁護士の乃原をリーダーとした再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に一律7割の債権放棄を検討していると発表。このままでは東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放すことになる。半沢は何としても自力再建させるため帝国航空へと乗り込むが、半沢の再建案が社員に流出。開発投資銀行の谷川(西田尚美)から社内の不穏分子の存在を指摘された半沢は、再建案を流出させた犯人を探し出す…というストーリー。再建案を流出させたのは半沢と同じ東京中央銀行出身の永田だった。社員への説明会で永田が外部業者を利用して私腹を肥やしていた悪行を暴き、「帝国航空にとって最も不要なコストは、永田、お前だ!」と叫ぶ半沢。その姿に「カッコいい。めっちゃカッコいい。」「帝国航空を見くびらないでいただきたぁぁぁぁい!!!泣いた」など感動の声が続出。また瀬名(尾上さん)らの協力を得て永田の悪行を調べ上げていくその姿には「半沢はバンカー超えて刑事ww」、当初は半沢を敵視していたグレートキャプテンの木滝(鈴木壮麻)を味方につける様にも「人心掌握力が凄いんだよな直樹」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2020年08月16日俳優の瀬戸康史(32)と女優の山本美月(29)が7日、結婚したことを発表した。2人は連名でコメントを発表。「応援してくださっている皆様関係者の皆様私事で大変恐縮ですが、私共、瀬戸康史と山本美月はこの度結婚致しました事をご報告させて頂きます」と報告した。そして、「現在、このような状況で自分と向き合う時間が増え、その中でお互いに失いたくない、大切な存在なのだと確信しました。共通の趣味や似た感覚を持つ私達なりの、優しさで溢れた、穏やかな家庭を築いていきたいと思います」とつづった。また、「これまで以上に仕事も邁進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します」と呼びかけ、「最後に、新型コロナウイルスの感染拡大の終息、そして私達の故郷でもある、九州地方を含めた『令和2年7月豪雨』による被害の1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます」と記した。
2020年08月07日池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」をドラマ化した堺雅人主演「半沢直樹」の第3話が8月2日放送。今回は片岡愛之助演じる黒崎の濃すぎるキャラとガッツポーズ、吉沢亮演じる高坂の絶叫に視聴者が注目した模様だ。社会現象になった前作から7年を経て復活した本作。東京中央銀行のバンカーから子会社の東京セントラル証券に出向、親会社との“対決”を決意する主人公・半沢直樹に堺さん。結婚を期にフラワーアレンジメントの仕事から専業主婦となった半沢の妻、花に上戸彩。前作での半沢のライバルで、窮地に陥るが銀行に居残った大和田暁に香川照之。半沢の案件を横取りするなど彼に恨みを抱き続ける、執念深い性格の伊佐山泰二に市川猿之助。東京中央銀行の半沢の同期で、陰で半沢を支える渡真利忍に及川光博。東京セントラル証券のプロパー社員で、半沢とともに東京中央銀行との“戦い”に挑む森山雅弘に賀来賢人。東京セントラル証券の新入社員、浜村瞳に今田美桜。森山の同級生でベンチャー企業「スパイラル」の社長をしている瀬名洋介に尾上松也。同社プログラマーの高坂圭に吉沢さん。「スパイラル」の買収に加担した「フォックス」社長の郷田行成に戸次重幸。電脳雑伎集団社長「平山一正」に土田英生、副社長の平山美幸に南野陽子。東京中央銀行の副頭取、三笠洋一郎に古田新太。東京中央銀行頭取の中野渡謙に北大路欣也。そしてかつて半沢と対立し、いまだ恨み続ける金融庁の主任検査官、黒崎駿一を片岡さんが続投する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では半沢は瀬名に「スパイラル」が「フォックス」を逆買収することを提案。「フォックス」の株価を急落させ逆買収を仕掛けるが、そのタイミングでセントラル証券に黒崎率いる証券取引等監視委員会が立ち入り検査にやってくる…。フォックスの買収計画書と経営状況報告書を探すため、半沢のパソコンからクラウドへアクセス、アクセスに成功すると「イヤッホー!」と満面の笑みでガッツポーズを決める…「黒崎は、マリオだった」「これもLINEスタンプにして欲しいw」などの声が。前作にも増して“濃い”黒崎のキャラに「黒崎検査官の濃さが増してる」「半沢追い詰めてるとき1番楽しそうで草」「中毒性強い。もっと観たいわ」などの感想も多数。そんな黒崎らと“ハッキング対決”吉沢さん演じる高坂。社長の瀬名にまで絶叫するほど、真剣勝負で半沢のデータを守ろうとするその姿に「荒ぶってる高坂圭、やばい。好きすぎて死んだ」「吉沢亮くんのスカッとぶりに心酔しまくってる」などの反応がSNSには続々と投稿されている。(笠緒)
2020年08月02日「銀行といえば学閥で固められているイメージがありますが、実は『半沢直樹』にも“隠れた派閥”が存在するのです」(芸能関係者)丁々発止で息の合った芝居が好評の『半沢直樹』(TBS系)。初回から2話続けて平均視聴率20%を超えるなど、好調な出だしの陰には、北大路欣也(77)を筆頭とした巨大学閥があるという。東京中央銀行の頭取を演じる北大路と取締役の香川照之(54)、そして証券営業部部長役の市川猿之助(44)。この3人は東京セントラル証券営業企画部部長役の堺雅人(46)と劇中で対峙しているが、なんとみな東京都にある私立暁星高校の出身なのだ。さらには出向先のプロパー社員を演じる賀来賢人(31)も……。出演者に同じ高校出身者が4人もいるのは、かなり珍しいといえるだろう。北大路らの出身校である暁星高校について、教育ジャーナリストのおおたとしまささんは次のように述べる。「カトリック系の私立男子校で、とてもレベルの高い中高一貫教育が受けられることで有名。東大や医学部への進学者も多数輩出しています。1888年に設立され、その歴史は130年以上。創立の経緯からフランス語が必修となっているのも特徴です。都内有数のお坊ちゃん校ともいわれますが、規律に厳しく服装やマナーもしっかりしています。歌舞伎俳優の出身者が多いですが、それも厳格な校風が影響しているのかもしれません」実際、賀来も『JUNON』’13年4月号で、《OBも含めて、筋の通った先輩たちがいっぱいいたから、(中略)筋の通った男でありたいなって思います》と語っている。おのおのが濃密な学生時代を過ごし、OB同士の絆も強いという暁星高校。劇中で北大路は堺に子会社への出向を命じ、周りを同門の香川と市川で固めている。賀来は現時点で部下として堺を支えているが――。また『半沢直樹』にはもう一つ、学閥が存在する。堺と、池田成志(57)、益岡徹(63)の出向組3人は早稲田大学出身。IT企業スパイラル財務担当役の加藤啓(45)も同じ大学だという。ここにも驚きの事実が……。「北大路さんの出身大学も早稲田大学なんです。つまり、『半沢直樹』には彼の後輩が7人も出演していることになります。作中では頭取を務めていますが、高校と大学の後輩を束ねる“裏ボス”ともいえるかもしれません」(前出・芸能関係者談)北大路を中心にした“つながり”が現場の団結力を強めているのかも!?「女性自身」2020年8月11日号 掲載
2020年07月29日世界的なファッションデザイナーの山本寛斎さんが急性骨髄性白血病のため亡くなったと7月27日に発表された。76歳だった。娘の山本未來(45)は自身のInstagramで寛斎さんの訃報を伝え、《私にとって、父はエネルギッシュで明るいことはもとより、穏やかで、寛大で、人懐っこく、コミュニケーションを大切にし、無償の愛を与えてくれた存在でした》と追悼した。71年、日本人として初めてロンドンでファッションショーを開催した寛斎さん。74年にパリ、そして79年にはニューヨークにも進出。93年以降はファッションの枠を超えた「KANSAI SUPER SHOW」を開催し、イベント演出も評判を呼んでいた。「学生時代、応援団長だった寛斎さんはファッションを通して誰かを応援したり元気づけたりすることをモットーとしていました。そして『前例のないことで人を猛烈に喜ばせる』ということを生きがいにしていました。その独創性あふれるファッションやイベント演出で世界を股にかけていたため『世界で暴れ回った男と呼んでほしい』と笑顔で語っていました」(スポーツ紙記者)日本の価値を再発見し新たな元気を生み出すという「日本元気プロジェクト」など、寛斎さんといえば“元気”というイメージが強かった。しかし、それは酸いも甘いもかみ分けたからこそのようだ。「寛斎さんは7歳のときに両親が離婚し、父親に引き取られました。しかしその後、児童養護施設に。以降も父親に振り回されてきたといいます。金銭的にも苦難があり、67年に『装苑賞』を受賞した後も日雇い労働を掛け持ち。さらにロンドンでのショーが話題となったものの、直後に行われたパリでのショーは酷評の嵐。ビジネスも不振となり、借金を抱えたこともあったそうです」(ファッション関係者)しかし山本さんは“自分らしく、やりたいことを追求する”ことで復活していった。「ビジネスの面で立て直したものの、満足できずにいた寛斎さん。悩んだ末に『もっと人を元気にしたい』という寛斎さんらしい本心に気づきました。そこで、ド派手で明るい“スーパーショー”を計画。当初は反対する人もいましたが、結果的には大評判。評価されたこと以上に、自分を信じて意志を貫いたことでさらに自信がついたそうです」(前出・ファッション関係者)そんな苦労の連続だった寛斎さんは、晩年には“元気のシンボル”と呼ばれることもあった。今年3月、Instagramで急性骨髄性白血病を公表した際にも満面の笑みを浮かべた自身の写真をアップ。当時、寛斎さんのもとには《ご静養なさって、元気にご活躍を楽しみにしています》《元気でずっといて下さい》といったエールが届いていた。「寛斎さんは、晩年でも野望を語っていました。好奇心が尽きず、昨年3月には北極へ。過酷な状況でも楽しんでいたそうです。その1年後に白血病と診断されましたが、最後までいきいきとした人生を送っていました」(前出・スポーツ紙記者)寛斎さんは天国でも明るい笑顔を見せているだろうーー。
2020年07月27日ファッションデザイナーの山本寛斎さんが、2020年7月21日に、亡くなっていたことが分かりました。76歳でした。娘で女優の山本未來さんが、自身のInstagramで父・山本寛斎さんの写真とともに報告しています。 View this post on Instagram A post shared by Mirai Yamamoto 山本未來 (@miraiyamamoto_official) on Jul 26, 2020 at 8:35pm PDT父、山本寛齋は去る7月21日、 私を含め家族が看取る中、安らかに76歳にてこの世を旅立ちました。私にとって、父はエネルギッシュで明るいことはもとより、穏やかで、寛大で、人懐っこく、コミュニケーションを大切にし、無償の愛を与えてくれた存在でした。また人生を通して「時に折れることがあろうと、常に前向きに、果敢に挑戦し続けることが明るい未来に繋がる」ということを教えてくれました。生前中の父・山本寛齋と関わってくださった関係者の皆さま、医療関係者の皆さま、応援してくださった皆さまへ心より感謝を申し上げます。今後も女優業を継続する傍ら、2020年、年初より加わりました山本寛齋率いる「KANSAI SUPER STUDIO」にて父・寛齋の「元気」をスタッフと共に継承していきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。2020年7月27日山本未來miraiyamamoto_officialーより引用ファッションデザイナーとして活躍するかたわら、イベントプロデューサーとしても活動してた山本寛斎さん。同月31日には、『日本元気プロジェクト』と題して、初のオンラインイベントを開催予定だったこともあり、突然の訃報に悲しみの声が寄せられています。【ネットの声】・エネルギッシュで個性的なアーティストでした。ご冥福をお祈りします。・元気なおじいさんのイメージだっただけに、ショック…。・現在も山本寛斎さんデザインのスーツを着ています。山本寛斎さんは、1971年当時、日本人として初めてロンドンでファッションショーを行ったことで知られています。翌年には、ロック歌手のデヴィッド・ボウイさんが行った全米ツアーの衣装デザインを担当し、一躍時の人に。日本ファッション業界に大きな功績を残した山本寛斎さんの死に、「またひとつの時代が終わった」との声も上がりました。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年07月27日女優の山本舞香(やまもと・まいか)さんが、2020年7月15日にインスタグラムを更新。お嬢さま感満載の写真を公開し、ファンを魅了しています。山本舞香の花柄ワンピース姿に「エモい…」山本舞香さんは花柄のワンピースを着用し、ソファーの上に座った姿や犬とたわむれる様子など、たくさんの写真を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 山本舞香 (@yamamotomaika_official) on Jul 14, 2020 at 9:48pm PDT View this post on Instagram A post shared by 山本舞香 (@yamamotomaika_official) on Jul 14, 2020 at 10:47pm PDT View this post on Instagram A post shared by 山本舞香 (@yamamotomaika_official) on Jul 14, 2020 at 9:41pm PDT View this post on Instagram A post shared by 山本舞香 (@yamamotomaika_official) on Jul 14, 2020 at 9:38pm PDT黒髪に花柄ワンピースというキュートな出で立ちの山本舞香さんは、まるで本物のお嬢さまのようです。写真のレトロ感と普段よりナチュラルさを感じるメイクに、ファンからは「美少女がいる」「こんな舞香ちゃんも素敵」といった称賛の声が寄せられました。・レトロさを感じる写真ですね!素敵です!!・花柄と舞香ちゃんの組み合わせは最強にかわいい…。・なんかエモい…。お嬢さまって感じがする。・どこの美少女だよと思った。かわいい。メイクや撮影する場面によって、がらりと雰囲気を変える山本舞香さん。これからも、新しい魅力を見せてくれるのではないでしょうか。山本舞香の素顔をマツコが「ほぼヤンキー」と暴露兄について語ったことが衝撃的だった…[文・構成/grape編集部]
2020年07月15日俳優・山本裕典の主演舞台『THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-』で新型コロナウイルスのクラスターが発生。山本らキャストやスタッフ、観客の感染が発表され、12日にはキャストの榊原徹士の感染が明らかになった。榊原について、吉本興業が公式サイトで「当社グループ会社(株)Showtitle所属の榊原徹士が、7月12日(日)に新型コロナウイルスに感染していることを確認いたしましたので報告申し上げます」と発表。「榊原徹士は、7月3日(金)に舞台『THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-』に出演、保健所より濃厚接触者との認定を受け、PCR検査を受診した結果、陽性判定となりました。現在、保健所の指導に従い、隔離生活・治療を行っております」と報告し、「また、7月10日(金)に濃厚接触者認定後、榊原徹士に接触した者はおりません」と伝えた。同舞台は、6月30日から7月5日まで東京・新宿シアターモリエールで上演された。
2020年07月13日女優・山本舞香(やまもと・まいか)さんのインスタグラムで、17歳の頃の本人の写真が公開され、話題になっています。山本舞香のあどけない表情に「かわいい」の声殺到この日、「ちょっとずつ、過去の出演作品のオフショットを出していけたら」と予告し、その第1弾として17歳の山本舞香さんの写真を投稿しています。 View this post on Instagram A post shared by 山本舞香スタッフ公式インスタ [official] (@yamamotomaika_staff) on May 6, 2020 at 1:06am PDTこれは2015年に放送されたドラマ『南くんの恋人~my little lover』(フジテレビ系)に出演していた時のもの。お茶目な表情をカメラに向ける山本舞香さんは、今よりもずっと幼い印象です。投稿の最後には「載せてほしい作品があれば、ぜひコメントで教えてください」と呼びかけが。すると、絶賛の声とともに多くのファンがリクエストを寄せています。・かわいすぎる!『幽かな彼女』のオフショットみたいです!!・『南くんの恋人』を見てました!大好きです。・これからのオフショット、楽しみだ。『暗殺教室』をお願いします!投稿から2日後の2020年5月8日に、スタッフはさっそく第2弾を投稿。女優・永野芽郁(ながの・めい)さんと共演していた2017年公開の映画『ひるなかの流星』のオフショットを投稿しています。 View this post on Instagram 前回の投稿、とても反響があって驚いています。 皆さんありがとうございます☺︎ * 今回は過去のオフショット第二弾です! リクエストが多かった、 映画「ひるなかの流星」から すずめとゆゆかです! 2017年公開映画なので、19歳くらいです。 作中の2人の関係性がまたいいんですよね。 ゆゆかの鋭いツッコミ、笑えます #山本舞香 #ひるなかの流星 #永野芽郁 さん #すずめとゆゆか #すずゆゆ? #めいまい? #ひるなか第二弾もお楽しみに A post shared by 山本舞香スタッフ公式インスタ [official] (@yamamotomaika_staff) on May 8, 2020 at 5:39am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。19歳になった山本舞香さんは、第1弾よりもグッと大人っぽい雰囲気に。「芽郁ちゃんとのツーショット、待ってました!」とファンを歓喜させています。第3弾にも期待ですね!山本舞香の素顔をマツコが「ほぼヤンキー」と暴露兄について語ったことが衝撃的だった…[文・構成/grape編集部]
2020年05月11日「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが、社会現象にまでなった伝説のドラマ『半沢直樹』。いよいよ続編が放送される。再び半沢の“倍返し”が炸裂する?待望の続編がいよいよ始まる!物語は堺雅人さん演じる東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突きつける相手に立ち向かう痛快劇。前作では、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするものの、子会社への出向を命じられるというまさかの展開だった…。今作はその出向先、東京セントラル証券へ赴任するところからスタートする。またもや巻き起こる事件と半沢潰しの包囲網。それらに打ち勝つべく、同志たちと共に戦う半沢。再びあの決めゼリフは聞けるのか?前作同様に今作も、豪華なキャストも見どころの一つ。重要な役どころの面々は前回に引き続き出演。今作から登場の新キャストにも、実力派&個性派が揃う。番組ホームページ、公式ツイッターでチェックしておこう。さらに12日放送の「特別総集編 後編」で前作をおさらいしておけば、いっそう半沢ワールドにハマるはず。こちらもお見逃しなく!日曜劇場『半沢直樹』毎週日曜21:00~21:54 、TBS 系にて放送。初回は25分拡大スペシャル。※初回は放映延期が決定『半沢直樹 特別総集編 後編』は、4/12(日)21:00~22:48に放送。第1話は4月19日21:00~放送!※『anan』2020年4月15日号より。(by anan編集部)
2020年04月11日「青山は愛情深くて、すごい強い人だなと思います。1回や2回なにかがあったくらいじゃ、その人を見放すことができないってところは私と似てますね」又吉直樹の恋愛小説を映像化した映画『劇場』(4月17日公開)。客足が伸びずに悩む劇作家・永田(山崎賢人)の友人で、元劇団員の青山を伊藤沙莉が演じた。「永田はプライドが高くて、ここまで不器用かってくらい人と接するのが苦手な人物で。そんな人でも青山は事あるたびに気にかけて、それた道から戻してあげようとするんです。私自身も、永田と同じで、俳優の世界で立ち止まれないっていうプライドはありますね」(伊藤・以下同)いちばんお気に入りのシーンは青山と永田が“業界飲み”に参加する場面だそう。「とにかく業界臭がすごいんです!エキストラで本物の業界人の人も出演していて、これがリアルだと思って見てほしいです。楽しんでいる人と、そうでない人の差が表情に出ているところに注目してください(笑)」これまでコメディからシリアスまで幅広い役柄を演じてきた伊藤だが、役がプライベートに影響することはないという。「毎回カットってなったら『イエーイ』ってテンションになってます(笑)。役にはあまり左右されないですね。ただ、ふだんから自分はこう!というのがないんですよ。基本的に情緒不安定で……よく大人子供って言われてます(笑)」今作では面倒見のいい役を演じたが、プライベートでも唯一“青山”のようになる人物が。「お兄ちゃんに対しては、“青山すぎ”ってほど青山ですね!この前も遅刻したんで長文メールで叱ってやりましたよ(笑)。今、遅刻癖を正している最中なので見限んないでやってください」兄は昨年の『M-1グランプリ』で決勝に進出したお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介。現在も2人暮らしを続けている。「ボロボロの家に住んでいたお兄ちゃんがほっとけなくて……1人暮らしをするタイミングで同居することにしたんです。同じ業界にいるので話も合いますし。あと、全然頼りにならないけどセキュリティですね。オリジナルアルソックって感じで家にいます(笑)」昨年から声優にも挑戦。今後も新しい経験をしていきたいという。「基本的にドMなので壁にぶち当たりたいんですよ。それが壊せなくても向き合っている時間が楽しいんです」「女性自身」2020年4月14日号 掲載
2020年04月06日堺雅人が主人公の半沢直樹を演じる「半沢直樹」の特別総集編が4月5日(日)と12日(日)に2週連続で放送されることが決定した。4月には前作と同じく池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作にしたドラマが放送決定しており、堺さんをはじめ上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之らの続投が発表されている。そんな中今回、この続編放送に先駆けて、前作の特別総集編をゴールデンタイムで、前後編の2週連続・地上波初放送する。「半沢直樹」特別総集編は前編:4月5日(日)21時~、後編:4月12日(日)21時~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月16日映画『ファンシー』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、廣田正興監督が出席した。廣田正興監督の長編デビュー作となる本作は、廣田監督が約20年間の構想期間を経て、山本直樹原作の短編『ファンシー』にオリジナル要素を大幅に付け加え、現実とファンタジーの狭間で揺れ動く男女3人の関係性をスリリングに描いたもの。元彫師の郵便屋(永瀬正敏)、ペンギン(窪田正孝)、月夜の星(小西桜子)の3人が、それぞれの愛を探し求める。前日が公開初日ということで、この日は公開記念舞台あいさつが行われ、本作で長編デビューとなった廣田監督と20年来の知り合いだという永瀬は「監督が商業デビューするならこの作品でと仰っしゃり、その際は出てくださいと言われたので軽く『いいよ』と言ってしまいました(笑)。約束を守れてよかったですし、監督が諦めない気持ちをずっと持ち続けていて素晴らしいと思いました。今回はお声を掛けていただいて即決でしたね」と廣田監督の夢が叶って満足そうだった。窪田は「原作にもありますけど、とにかく冷やしました。冷やしすぎて現場で高熱になり、撮影を一瞬止めてしまいました(笑)」と苦笑い。窪田と初めてガッツリ芝居をしたという永瀬は「人類を超えていますからね。鳥類を世界で演じられるのは2人か3人しかいないんじゃないんですか。自分のペンギン像を持っていて、ペンギンんにしか見えませんでしたよ」と絶賛すると、窪田も「永瀬さんとの共演は背筋がピリッとしました。すごい緊張もあったんですが、それを感じさせないように現場で努めてくださいました」と永瀬の心遣いに感謝しきりだった。廣田監督と同様に商業映画デビュー作となる小西は「映画で見ていた方々だったので緊張しました。こんな日が来るとは思わなかったですね」と喜び、「窪田さんは本当に優しくしていただいて、最初からフランクに話しかけてくださったので緊張がほぐれました。永瀬さんも優しくて、初めての映画がお2人がお相手で心から良かったと思います」と感謝の言葉。小西について永瀬が「原作から飛び出たような感じでピッタリだと思いました。最初が僕っていうのはすみませんね。もうちょっとイケメンの若い方が良かったかな(笑)」と自虐的に語り、窪田も「本当に真っ直ぐさでは誰にも負けないんじゃないかな。何者でもない透明な桜子ちゃんの心がそのまま役に浸透していて、それを真正面で受けた時に汚れたと思いましたね。汚れている俺がダメだと思ったし、真っ直ぐな桜子ちゃんに救われました」と賞賛していた。
2020年02月09日永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子らが出演する、山本直樹の異色の短編漫画の実写化『ファンシー』。この度、本作の撮影現場の様子を写し出したメイキング写真が到着した。今作が長編デビューとなる廣田正興監督が、約20年間の構想期間を経て、原作にオリジナル要素を大幅に付け加え実写化する本作。永瀬さん演じる元彫師の郵便配達員と、詩人のペンギン(窪田さん)、少女のように夢見がちな月夜の星(小西さん)、現実とファンタジーの狭間を揺らめく3人の関係性をスリリングに描く。本作の撮影は長野県千曲市と東京近郊、半々で行われ、クランクインは小雨も散らつく千曲市の鷹巣(永瀬さん)が住む家屋兼彫鷹(=彫り師の仕事場)の前のシーンからスタートしたそう。そして、監督がこだわった温泉街である千曲市の上山田温泉街を中心に、普携寺やカラコロの湯、戸倉駅、上山田庁舎、上山田ホテルなど、様々な場所で撮影された。そんな撮影現場の様子を写した今回の写真では、キャストたちと監督の真剣な表情や笑顔も少し垣間見える。『ファンシー』は2月7日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファンシー 2020年2月7日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開Ⓒ2019「ファンシー」製作委員会
2020年02月05日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が27日、都内で行われた映画『ジョーカー』トークイベントに登場。前回のイベントを急きょ欠席したことについて謝罪した。イベントは、29日に同作のBlu-ray&DVDの発売・レンタル開始、デジタルレンタルの配信開始を記念して企画されたもの。当初は15日の実施予定だったが、開始時間になっても又吉が現れず、急きょ中止が発表された。又吉の入り時間が遅れていたため、主催者側が所属事務所側に問い合わせたところ、体調不良が明らかに。過労による高熱で、連絡もできない状態だったという。17日、自身のツイッターで「ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪し、「体調を崩しておりましたが、無事、快復にむかっております」と報告していた又吉。この日の冒頭、司会者から「又吉さんからメディアのみなさまにごあいさつがございます」と告げられると、又吉は「体調不良により、急きょ欠席させていただきました。皆さまには本当に多大なご迷惑をお掛けしてしまいまして、申し訳ございませんでした」と改めて詫びた。さらに、「今思い出すだけでも、ちょっと怖くなってしまうんですけど」と胸の内を明かし、「今日は改めて宜しくお願い致します」と頭を下げると、司会者は「今日は元気な顔が見れてよかったです」と和やかムードに。又吉は、「元気には見えないと思うんですけど、体調は回復しておりますので」と笑いを誘いつつ、前回に引き続きイベントに参加した映画評論家・松崎健夫氏にも「本当にすみませんでした」と平謝りだった。
2020年01月27日