阿部寛主演、塚本高史、吉田羊、稲森いずみ、深川麻衣らの共演による「まだ結婚できない男」の第7話が11月19日オンエア。有希江が店長を務めるカフェの危機に救うため桑野が取った行動に「良い人すぎ」などの声が続々と集まっている。2006年放送の前作から13年、53歳になるも引き続き独身で偏屈、独善的、皮肉屋の桑野信介を阿部さんが、桑野のアシスタントから今では共同経営者となった村上英治に塚本さんが演じ、桑野の母・育代役の草笛光子、妹の中川圭子役の三浦理恵子、義弟の中川良雄役の尾美としのりらが前作から続投。桑野がネット中傷を相談したのがきっかけで知り合った弁護士の吉山まどかに吉田さん、桑野らが行きつけのカフェの雇われ店長・岡野有希江に稲森さん、桑野の隣人となる女優の戸波早紀に深川さんといった面々が今シーズンから参加する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。桜子(咲妃みゆ)が店舗デザインの仕事を持ってくる。人が住む家を作ることがポリシーだと最初は断っていた桑野だったが、映子(阿南敦子)の圧や依頼主の大島(岡部たかし)からの提案を聞き、意欲満々で仕事に乗り出す。一方、有希江は、店の譲渡契約の直前になって店を退去するよう命じられ、困っていた。まどかと裁判で戦おうとした矢先、跡地に作られる新店舗の内装を桑野が担当していることがわかる。同じころ桑野も有希江の店がこのままではなくなってしまうことに気付く。この事をも有希江に伝えようとするが機会を逃してしまう桑野だが、大島からギャラのキックバックを求められ調べてみると、大島はキックバックされた金を私的に流用している疑惑が上がって…というのが今回のおはなし。大島を呼び出し「BROWN CLOVER」が自分の行きつけの店だと明かす桑野。大島が「あんなカフェ」と言うと、すぐさま「あんなカフェが僕には大事なんですよ」と真剣な顔つきで仕事を断り、さらには社長に内部告発。有希江の危機を救った桑野に「今週は神回だった」「桑野さんめっちゃくちゃ良い人すぎ」などの声が上がる。また問題を解決したのが自分だということをまどかや有希江に隠すその姿にも「桑野さんが活躍してたのにまわりのみんなは知らない。桑野さんもそれを言わない。そこが、カッコいい。」「いい話だったな 凄くほっこりした」などといった感想も続々と寄せられている。(笠緒)
2019年11月19日名古屋市の河村たかし市長(70)が10月8日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が再開されることを受け会場である愛知芸術文化センター前で抗議の“座り込み”を実施した。そんななかネットでは、河村市長の行動に賛否が上がっている。同日、河村市長はTwitterで《愛知トリエンナーレ 再開反対 座り込み 午後2時 愛知県芸文センター》と座り込みの実施を告知。その理由について《申告内容かくされる 県は市とまったく話し合いなしですべて独断.実行委員会ひらかれず 陛下写真バーナー焼いて踏みつぶす いかん》とつづった。産経新聞によると約30人の支持者らと抗議活動を実施した河村市長は約7分間、会場に座り込み「県は公金の不正使用を認めるな」「知事は名古屋市民の声を聞け」などのシュプレヒコールをあげた。また、同展で展示されている大浦信行氏による昭和天皇の肖像を燃やすような動画を問題視し、「愛知県や名古屋市が(事実上)主催しているところで展示すれば、(その内容を)県や市が認めたことになる」とコメント。「表現の自由の名を借り、世論をハイジャックする暴力だ」と抗議したという。またハフポストのニュースエディター・中村かさね氏は同日、Twitterに河村市長の座り込みの様子を動画でアップしている。そこでは「日本国民に問う!陛下への侮辱を許すのか!」というプラカードを手にした河村市長や「左翼勢力に支配された展示会だ」と書かれた紙を掲げる女性の姿を確認することもできる。Twitterでは、こうした河村市長の“座り込み抗議”を支持する声が上がっている。《河村市長による「言論の自由」の実践を支持します。天皇陛下の(一国民のであっても)写真を燃やし、踏みつける行為は、ヘイトであってアートでは無い。ヘイトをアートと呼び、言論の自由と叫び、知事が後押しする。ならば、座り込みで抗議することも言論の自由でしょう》《マスコミは慰安婦像だけを取り上げ、多くの人が問題にしているご真影に対する侮辱、特攻隊を笑いものにしている展示については触れず、真実が伝わらない。市長が何も行動をしなかったら、愛知県民の道義心や公共心が疑われます》いっぽうで“座り込み”に対し否定的な声も。座り込みによる抗議活動は、1960年代のアメリカでの公民権運動において、権力に立ち向かう方法の1つとしてキング牧師が広めたとされている。そうした性質から、河村市長についてこんな意見が上がっている。《河村市長の「座り込み」は、辺野古などで、権力側の暴力に耐え非暴力で座り続けた人達が守ってきた、「権力なきものたちの抵抗方法」を、権力のある側が横取りし、「俺らは被害者だ」と演出するための、何重もの「横取り」だ》《権力を持つ政治家が、言論による説得を放棄して座り込む姿は民主主義の敗北そのものに見えます》法学者の木村草太氏(39)はTwitterで河村市長の“座り込み”を報じる記事を引用し、《河村市長が、自らの思想を表現。アートだ……》と投稿。続けて《ただ、市長には「座り込みをして、特定の芸術表現を批判する権限」はないはず。とすれば、河村氏は、市長としてではなく、一人の表現者として座り込んでいるのだろう。記事のタイトルは「名古屋市民の河村さん抗議の座り込み」とすべきか》とつづっている。同日、愛知県の大村秀章知事(59)も河村市長の「座り込み」について《まさか、こんなことをするなんて。衝撃です》とツイート。さらに《制止を振り切って、県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず》《常軌を逸してます。厳重に抗議します》と、非難している。また、7分という座り込みをした時間について《7分座っていたのを座り込みとは言わんな。休憩だそれは》という声もあがっていた。
2019年10月10日演歌歌手の細川たかし(69)が9月9日、『ごごナマ』(NHK総合)に生出演。台風15号の影響で放送開始に間に合わないというハプニングがあったが、遅刻を感じさせない貫録の立ち振る舞いを見せネット上では称賛の声が上がっている。番組がはじまってから約20分後の午後1時41分頃、私服の黒いパーカー姿でスタジオに登場した細川。「いやあ、この台風は大変です。8時過ぎに出たんですけど、高速が全然、千葉の方は動かなくて、下の道を通ったんですがそれもダメで、車はひとまず置いて電車。初めて乗りましたね。満員でした」とスタジオに向かう道中の様子を解説。番組は大いに盛り上がった。また永田町駅に着いてからNHKに向かうタクシーの中で同番組を見ていたという細川。番組前半のトークコーナーを一人で対応した、弟子の歌手・杜このみ(30)について「持つべきは弟子だね。感動してました」と杜の活躍を労うことも忘れなかった。ネット上ではハプニングを感じさせない大物歌手の見事な立ち振る舞いを絶賛する声が……。《細川たかし師匠、素晴らしいな》《細川たかし頑張ったんだな…!胸熱》《細川たかしさんさすがー!衣装に着替えるより早く番組に合流する方を選んだこともかっこいい》その後、細川は私服のまま新曲「冬嵐」を披露。「このまま歌ったら歌詞を間違えるんじゃないかな」と語りつつも、そこは大御所の貫録で見事に歌い切った。MCの阿部渉アナウンサー(51)は「圧倒的な声量ですね」と絶賛。同じくMCの船越英一郎(59)も「全く喉を温められていないのに…」と細川のプロとしての歌いぶりに感動していた。その後ネット上では“細川たかし”がトレンドにランクイン。遅れての登場から新曲の披露まで貫録で乗り切った細川の大物ぶりを称賛する声が相次いでいた。《生放送に間に合わすために渋滞に巻き込まれた車から満員電車に乗り換えて私服で歌った細川たかしがカッコよすぎる》《細川たかしさん 衣装届かず私服でお歌を歌ってるけど、さすがのうまさ。電車の中で、発声練習してきたのー!?くらいの気合い入ってる!》
2019年09月09日現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐる名古屋市の河村たかし市長(70)の発言を、愛知県の大村秀章知事(59)が厳しく批判した。元従軍慰安婦を表現した「平和の少女像」や、昭和天皇の写真を用いた作品が物議を醸していた「表現の不自由展・その後」。河村市長は8月2日、この企画展を視察し「どう考えても日本人の心を踏みにじるもの」と述べ、展示の中止を要求すると発表していた。運営側には「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と書かれた脅迫FAXが届くなど抗議が殺到。開催から3日間で中止に追い込まれた。5日の記者会見で大村知事は、河村市長の主張を「憲法違反の疑いが極めて濃厚」と指摘。「公権力を行使される方が、“この内容は良い、悪い”と言うのは、憲法21条のいう検閲と取られてもしかたがない。裁判されたら直ちに負けると思う」と厳しく批判した。また「税金でやるなら、自ずと表現の範囲は限られる」といった論調に対しては、「全く真逆。公権力を持ったところこそ、表現の自由は保障されなければならない。税金でやるからこそ、憲法21条はきっちり守られなければならない」と反論した。Twitter上では《大村知事は反日》《知事辞めな》などと大村知事に反発する声もあるが、毅然とした発言に賛同の声が相次いでいる。《大村知事の考えが常識的な対応だと思います》《歴史修正主義者だらけの首長ばっか話題になるから、こういう人いるとほっとする》《愛知県の大村知事に賛同します。河村たかし名古屋市長、菅官房長官、松井一郎大阪市長による「アートへの政治介入」は明らかに憲法21条に違反している》大村知事によると、5日朝にも「ガソリンを散布します」などと書かれた脅迫メールが県に届いたといい、警察と対応を協議するという。
2019年08月05日「キングオブコント2018」(TBS系)で優勝したお笑いトリオのハナコ。メンバーの秋山寛貴(27)と岡部大(29)は築地市場内の大和寿司と細谷商店で働いていた。秋山の職場である細谷商店に優勝報告をすませた3人がめざすのは、岡部が働いていた大和寿司。道中、「水産仲卸売場棟」のコースに展示してある小型運搬車ターレーを見つけ大はしゃぎ。“豊洲市場コント”がいまにもはじまりそうだったが、時間がないので断念。岡部が働いていた「青果棟」にある大和寿司。ご挨拶と優勝報告に来たハナコが店内に入ると馴染みの店員さんから「お帰り!」「スター登場です!」と喝采を浴びる岡部。「スターはやめてください」と照れながらも満面の笑みを浮かべ嬉しそうだった。大和寿司の大将の入野さんは、ハナコが優勝した瞬間を自宅のテレビで見ていた。「本人は、『自信あります』と言っていましたが、まさか本当に優勝するとは…正直ビビりましたね。『もうバイトは入れないのかな?』と思いました。移転後も働けるように大ちゃん(岡部)の新しいユニホームも作ったのに(笑)」ホールの接客をやっていたという岡部。「働きぶりは真面目だった」と大将は話す。「出勤時間は午前6時でしたが遅刻は絶対ないし、こっちが声を掛けると大きな声でいい返事が返ってくるんですよ。」バイトをしていると思わぬ有名人とも出くわした。「元イングランド代表のベッカムが食べに来て握手してもらいました。有名人の方もよく来られますが、ベッカムが来たときは大騒ぎでしたね。ベッカムはめちゃくちゃ寿司食います!(笑)店にある全種類の寿司を食べてました。最後記念写真も撮ってもらいましたよ」築地時代からお客さんとしては来たことがなかったが、今回は豊洲の新店舗で客席に座る岡部。バイトの賄いでは海鮮丼を食べていたが、今日は大将がにぎってくれた寿司を特別な思いでほおばった。「う~ま~い。最高ですね!バリバリ売れて、どんどん食べに来て売り上げに貢献したいです。秋田にいる両親も連れてきたいし、事務所の先輩のサンシャイン池崎さんに普段ご飯をご馳走になってばかりなので、ここに連れてきてお寿司をご馳走したいです」写真の細巻は両端が鉄火巻で真ん中はイクラ。岡部さんのバイト時代の思い出のお寿司。「バイト中に大将が余った細巻をくれるんです。1個1個味わって食う時間はないので3つ一緒に食うんですけど、それが美味しいんですよ。ゆっくり食べてると他のバイトに食われちゃうんです。(笑)」賄いで出していた寿司を美味しそうにほおばる岡部を見て大将は「ここまでよく立派になったね。たいしたもんだよ。」と嬉しそうに目を細めていた。(取材:インタビューマン山下)【ハナコ PROFILE】キングオブコント2018の王者。2014年結成。左から秋山竜大、秋山寛貴、岡部大。
2018年11月29日ドラマ脚本家として数々の名作を世に送り出してきた坂元裕二の書き下ろし『またここか』が、10月8日(月・祝) まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演中だ。上演時間は休憩なしの2時間10分。坂元はこれまで『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』などで、珠玉の台詞と、人間関係の狭間から生まれる厳しくも優しい未来を描いてきた。【チケット情報はこちら】舞台は、東京サマーランド近くのガソリンスタンド。蝉の声が響く夏。ガソリンの匂いが漂う中、店長の若い男(吉村界人)と横柄な態度のバイトの女(小園茉奈)がまるで噛み合わない日常会話を繰り広げる。そんなところに、ひとりの女(木下あかり)を連れた中年男(岡部たかし)がやってくる。40歳をすぎた男は、20代の店長に向かって「わたくし、あなたの兄、兄の者でして」と挨拶をする。おそらく初対面だろう異母兄の出現に、弟は満面の笑顔で答える。「よく来てくださいました!」兄は、植物状態のふたりの父親が実は医療ミスのせいだと、病院を訴える画策をしていた。演じる岡部の小気味良い台詞が、物語を展開させていく。その横で女たちは身勝手に振る舞い、兄はイライラを募らせていく。それぞれが思惑通りに事を運ぼうと振る舞う中で、ひとりだけ笑顔を浮かべている、弟。周囲はいつしかその笑顔の正体が恐ろしい“何か”だと気づく。吉村は近年、映画『モリのいる場所』やドラマ『スモーキング』などで独特の佇まいを見せ、存在感を放ってきた。今回、初舞台とは思えない求心力で、劇場内の空気を震えさせていく。その吉村をうまく物語に乗せて転がしていく岡部。木下が垣間見せる女の業や、小園のふてぶてしい態度もあいまって、観客に考えるスキを与えない。吉村の、わかっているのかいないのか、考えているのか空虚なのかわからない狂気が、客席にジワジワと浸透していく……。演出は、坂元と長年の付き合いである俳優の豊原功補。2017年の芝居噺『名人長二』では企画・脚本・演出・主演の4役を務めたが、今回は初めて演出だけに専念した。丁寧に積み重ねられた演出に沿うように、照明が緩やかに変化し、夏を感じさせる。ちょっとした会話の運びや、飛び出す具体的なワードが、生々しく響く。登場人物のやりとりの狭間に狂気を孕む会話劇が進むうち、タイトル『またここか』の意味が浮かび上がる。人間の暗部を抉り出した先に、いつしかそれを包み込む坂元脚本が切なくも優しい。取材・文:河野桃子
2018年10月05日『美尻バンド全国行脚』の第2弾2018年8月23日に発売された、「美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き」に掲載されているトレーニングを実演するため、岡部友が全国のゴールドジムを回っている。『美尻バンド全国行脚』の第2弾として、10月は九州、近畿、四国、東海エリアで全8回のセミナーを実施する。10月20日(土)は新居浜愛媛店と別府杉乃井ホテル店に登場。10月21日(日)は唐津佐賀店、コマーシャルモール博多店、10月28日(日)は宝塚兵庫店、高槻大阪店、10月29日(月)は安城コロナワールド店、御殿場静岡店において、美尻セミナーを開催する。参加費は5,000円(税込み)。持ち物は室内シューズとトレーニングウェア。参加特典として、岡部友のサインが入った「美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き」が用意されている。自宅でできる美尻トレーニング「美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き」は、座っていることが多い現代人のお尻をしっかり目覚めさせてくれる一冊。同書に付いている特製ゴムバンドを使ったトレーニングは、お尻に多様な刺激を与え、継続することによって、お尻にギューッと効いてくる。販売価格は1,620円。Amazon.co.jpなどで購入することができる。(画像は岡部友 Instagramより)【参考】※岡部友 Instagram※Amazon.co.jp
2018年09月24日吉村界人主演舞台「またここか」が9月28日(金)から10月8日(月・祝) まで、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演される。ガソリンスタンドを舞台にした、異母兄弟を含む男女4人の危うい愛の会話劇だ。【チケット情報はこちら】2度目の演出となる豊原功補と、坂元裕二の脚本という、付き合い長く互いの魅力を知るタッグ。坂元はこれまでテレビドラマ『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』など数々のヒットドラマ作品を世に送り出しおり、今回は本舞台のための当て書き&書き下ろしとなる。脚本について豊原は「テレビドラマだと女性を主人公に描くことが多いですが、今回は男兄弟の話。かなり新しい気がする」と期待しているようだ。主演は、今回が初舞台の吉村界人。出演が決まった時には、緊張で逃げ出したかったそうだ。しかし同時にワクワクもしたと言う。「正念場。この舞台をクリアしないと役者としてやっていけない。自分をぶつけないといけない状況がきた」と力が入る。ガソリンスタンドで働く青年の役と知り、「ガソリンスタンドに行きバイトの相談をしました。「数時間になるのですが、見学だけでも」と頼みましたが、さすがにできなかった」と真顔で振り返る。これまで吉村は映画「モリのいる場所」や連続ドラマ「スモーキング」などで強い印象を残してきた。しかし役作りのために舞台の現場にまでリサーチしたことはなかったそうだ。初舞台に対する気合いの入りようが伺える。これを知った豊原は「嬉しいですね。俺も頑張ります」と笑顔を見せた。吉村が演じるのは、秘密を持ち、危うさのある青年・近杉。自らの妄想におびえるという役どころだが「やっちゃいけないことをやりたくなる衝動、わかります」と共感をつかんでいる。当て書きのため、稽古を重ねていくうちに役が変化し、吉村にしかできない舞台になるだろうことも楽しみだ。ほかの出演者は、舞台俳優として長年独特の存在感を放ってきた岡部たかし。映画『あゝ、荒野』で印象的なヒロインを演じた木下あかり。ナイロン100℃の小園茉奈。豊原は「負担はそれなりにあるだろうけれど、大丈夫でしょう」と信頼を見せる。取材の最後に豊原は、吉村について「異質感のある俳優で、一歩先へ行こうともがいている印象がいいなと思っていた。実際に会うと、役者に、芝居に、真剣に向き合ってる人だと言う印象。出っ張った感じが面白いですね」と期待が高まる様子だ。公演のチケットは発売中。取材・文:河野桃子
2018年08月30日2017年4月2日、三軒茶屋・シアタートラムにて、『エジソン最後の発明』が開幕した。舞台『エジソン最後の発明』チケット情報物語の舞台は、東京の下町。その町には様々な部品をつくる小さな工場がいくつも並び、街角のどこからか、作業の音とともにラジオの音が流れてくる……。町工場「糀谷工業」の社長の真一郎(小野武彦)は、息子夫婦と共に町工場を経営している。既に妻を亡くし、娘の深春(瀬奈じゅん)は、ラジオ局でパーソナリティをしている。ある日深春は、ディレクター仲木戸(東山義久)と共に、実家の近所の町工場にロケ取材にやって来ることになった。取材先の油木製作所は、油木恒夫(八十田勇一)とその甥の博之(武谷公雄)が切り盛りをしている。恒夫は未婚で初老を迎え、博之はかつて医大を目指しながらも今は工場を継ぎ、少し暗い感じのする青年だった。収録現場には、真一郎や、深春の兄夫婦(岡部たかし、安田カナ)、深春の大ファンだという中学の後輩・麦子(まりゑ)等も集まってきていたが、深春は何だかぎこちない。実は深春と仲木戸は恋人で、互いに結婚を考えているのだが仲木戸はバツイチ。深春は父の反対を恐れまだ仲木戸を紹介できずにいる。できればまだふたりを会わせたくなかった。そんな折に実家近くでロケをすることになってしまった。しかし真一郎は仲木戸が娘の恋人だとも知らず、ラジオの中継のシステムに興味を示し、仲木戸を質問攻めにしているうちに、ふたりは量子論の話やトーマス・エジソンが最後に発明に没頭していたという“死者と話す通信機”の話で意気投合。真一郎はなんと自らその“死者と話す通信機”の発明に着手しているという。あまりの没頭ぶりに周りは心配をしているようだ。慌ただしく中継は始まったが、博之は、番組の内容と関係ない自分の長年のわだかまりを生放送中に喋りだした。それは父の親友であったはずの糀谷真一郎への疑念。過去に何があったのか、深春と仲木戸の恋の行方は、そして真一郎はなぜ死者と話す通信機を作ろうとしているのか。ふたつの家族を巻き込みながら、工場の街角で繰り広げられる”ささやかで壮大な”会話劇だ。公演に向け、作・演出の青木豪は、「今、僕が出せる全てを出し切った作品です。素敵なキャスト・スタッフに恵まれ、とても良い作品になっていると思います。一度だけでなく2度3度と見ると、なおも深みを増す作品になっています。是非ご覧下さい」と述べた。また、瀬奈じゅんは「今日、とうとう皆様の前にお披露目できる事が凄く楽しみです。生の舞台はお客様が客席に入られる事で完成するものなので、私もどんな完成形が出来上がるのか、ワクワクしています。皆様も楽しみにしていて下さい」と意気込みを述べた。公演は4月23日(日)まで。
2017年04月05日株式会社フェリシモは、缶詰とは思えないほどしっとりふっくらしたパンを、「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんのオリジナルパッケージで届ける「缶詰パン」(2缶×15カ月セット)の販売を開始した。“おいしい”缶詰パンは、阪神・淡路大震災の際「非常食のパンはおいしくない」という声に動かされたパン屋さんが、特殊製法を使い作り出したもの。非常食とは思えないおいしさは航空宇宙局(NASA)にも認められ、宇宙に持参されたという。同社では、この「缶詰パン」に「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさんのオリジナルラベルをつけて販売。「やなせたかしさんとコラボ非常食にもなるふわふわおいしいパンの会(15回予約コレクション)」と題し、現時点で1万セット以上販売されたヒット商品となっている。同商品は、月1セット「缶詰パン2缶(同種)」(1,650円)の15回分予約で、24,750円(税込み)にて販売されている。原則として途中解約は受け付けていない。月の価格1,650円(税込み)の1%(17円)は、「東日本大震災もっとずっときっと基金」として被災地の中長期的な復興支援に運用される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日