俳優の宮世琉弥(みやせりゅうび)が、3月14日にスタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』(SDP 1,980円)を発売すると発表した。合わせて、表紙画像と収録カット4点が公開された。宮世は昨年、若手俳優の登竜門とも言われる資生堂「シーブリーズ」のCMや、TBS系ドラマ『恋する母たち』に仲里依紗の息子役で出演し、美男子ぶりが話題に。現在放送中のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『青のSP』(毎週火曜21:00~)ではミステリアスな生徒・佐々木悠馬役を演じており、“ネクストブレイク俳優”として今後の活躍が期待されている。同書タイトルの『RB』は“りゅうびズ・バイブル”という意味で、グラビアカットはもちろん、理想のデート企画、私服コーデや毎日のルーティーン、ロングインタビューによるヒストリー紹介など、全96ページで宮世琉弥がまるごとわかる、永久保存版のスタイルブックとなった。表紙に選ばれたのは、季節をテーマにしたグラビアページ“秋”の1枚。甘えるようにこちらを見つめる表情は、ふんわりとした優しい雰囲気のなかに色っぽさもにじみ出ている。そのほか、春は制服や体操着を着た17歳の現役高校生らしい姿が収められ、夏はアロハシャツ姿、冬は赤いマフラーなど、さまざまなシチュエーションを用意。今回公開された収録カットでは、撮影で意気投合したというポメラニアンの“たろう”くんとの仲良しショットも。宮世は同書について「こんなに素敵な自分の本を出せるなんて夢みたいです。本当に皆さんのおかげです!」と感謝をあらわにし、「この本は僕の色々なことが分かってしまいます! 完全に今の17歳の僕、宮世琉弥のトリセツです。僕のことを知らない方でも読んでもらえたら分かってしまうほどです」と説明。「是非、色んな宮世の顔を見てください。学校やお仕事に一緒に連れて行ってみんなで見てくれると嬉しいです」とアピールした。
2021年01月25日12月5日よりLINE NEWS VISIONにて公開される [Alexandros]×岩井俊二監督の初タッグ作品『夢で会えても』のメインビジュアル、場面写真、メイキング映像が公開された。今作『夢で会えても』は、 [Alexandros]がコロナ禍の制作した楽曲「rooftop」に込めた想いと岩井俊二監督の世界観、そして“縦型動画”ならではの映像表現が織りなす、ミステリアスで迷路のようなショートムービー。岩井俊二監督のもと、メンバーが初めて演技に挑んでいる。[Alexandros]×岩井俊二『夢であえても』場面写真『夢であえても』メイキング映像以下URLより『夢で会えても』LINE公式アカウントを友だち追加することでご覧いただけます。そして今作の題材にもなった楽曲「rooftop」が、来年1月20日にリリースされるベストアルバム『Where’s My History?』に収録されることも併せて発表された。作品詳細ショートムービー『夢で会えても』12月5日(土)より、LINE NEWS VISIONにて全8話が順次公開予定[Alexandros]が今年6月にデジタルリリースした初のコンセプトアルバム『Bedroom Joule』に収録された「rooftop」に着想を得、岩井俊二監督が脚本を書き下ろしたオリジナルのショートムービー。「ぜひ岩井監督と作品づくりを」という[Alexandros]川上洋平たっての希望から、今回のコラボレーションが実現した。「rooftop」に[Alexandros]が込めたのは、この時代において誰しもが抱えている漠然とした“不安”や“迷い”、そして、だからこそ浮かび上がる人と人との繋がり、空間を分かち合うことの尊さ。[Alexandros]の想いと、岩井俊二監督の世界観、そして“縦型動画”ならではの映像表現が織りなす、ミステリアスで、まるで“迷路のような”映像作品となった『夢で会えても』。コロナによって変わってしまった、私たちが生きるこの“特別な時代”を映したこの作品で、[Alexandros]はどこに辿り着くのかーー。<ストーリー>突然、歌詞の続きが書けなくなったバンドのボーカル「ヨウ」のもとに現れた謎の「女」。「女」の言葉により、「ヨウ」は自分のからだに起きた信じられない異変に気がつく。そして「女」は「ヨウ」に言った。『はやく、大切なモノを捨てないとーー』。「ヨウ」、「女」、そしてバンドメンバーの「シン」「ダイ」「ショー」の視点が複雑に絡み合い、夢と現実が折り重なったまるで迷路のような世界で、彼らが辿り着く先とはーー。<キャスト>ヨウ / 川上洋平ダイ / 磯部寛之シン / 白井眞輝ショー / 庄村聡泰女 / 穂志もえか2016年、約4000人の応募者の中から「講談社 ミスiD2016」グランプリを獲得。2018年には映画『少女邂逅』で初主演を果たす。2020年、石原さとみ主演の人気ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』では、病気への不安や葛藤を抱えながらも前を向く白血病患者役を演じ話題となった。岩井俊二監督作品には、2020年7月に公開された映画『8日で死んだ怪獣の12日の物語』に続き二度目の出演となった。「女」役 / 穂志もえか配達員 / 足立理刑事A / 城明男刑事B / 細井学刑事C / 大橋典之刑事D / 林雄大刑事E / 石川啓介ヨウ役 / 川上洋平ダイ役 / 磯部寛之シン役 / 白井眞輝ショー役 / 庄村聡泰リリース情報Best Album『Where’s My History?』『Where’s My History?』ジャケット2021年1月20日(水) リリース予約はこちら: 【通常盤】(2CD)税抜3000円【初回限定盤】(2CD+DVD) 税抜4,300円【初回限定盤】(2CD+Blu-ray) 税抜4,700円<収録曲>※順不同2枚組全33曲[A]盤・風になって(SUBARU XV TVCMソング)※新曲・ワタリドリ(映画『明烏』主題歌/アサヒビール『アサヒ ザ・ドリーム』CMソング / SUBARU XV TVCMソング)・月色ホライズン(アクエリアスCMソング)※CD初収録あまりにも素敵な夜だから(NHKドラマ10『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』主題歌)※CD初収録・Philosophy(NHK [Alexandros]18祭曲)※CD初収録・rooftop他、多数収録全17曲[C]盤・温度差 ※新録・For Freedom ※新MIX・Starrrrrrr・Run Away・You’re So Sweet & I Love You他、多数収録全16曲<初回限定盤特典>・特典映像「The Rest Is History」メンバー4人が、それぞれ自身のルーツから10周年を迎えた今、バンドへの想い、音楽への想いを赤裸々に語るロングインタビューで構成。[Alexandros]のHistoryを紐解く60分超の貴重なドキュメンタリー映像・BOX仕様ケース・歌詞ブックレット・セルフライナーノーツBest Album『Where’s My History?』ユニバーサルミュージック特設サイトライブ情報[Alexandros] 10th ANNIVERSARY LIVE at 国立代々木競技場 第一体育館"Where’s My Yoyogi?"▼日程2021年1月19日(火)・20日(水)▼会場国立代々木競技場 第一体育館▼開場 / 開演開場17:30 / 開演18:30▼チケット料金:税込8,800円(全席指定)※年齢制限:小学生以上チケット必要 / 未就学児入場不可※枚数制限:2枚まで【チケット先行受付】■[Alexandros] CREW先行(一次)10/13(火)12:00〜10/18(日)23:59■[Alexandros] CREW先行(二次)10/20(火)12:00〜10/25(日)23:59■mobile先行10/27(火)12:00〜11/01(日)23:59▼問い合わせライブマスターズ株式会社 03-6379-4744株式会社ディスクガレージ 050-5533-0888VIP PARTY 2018 at ZOZO MARINE STADIUM(YouTube期間限定公開)[Alexandros]オフィシャルHP
2020年12月04日作・演出家で俳優の岩井秀人が、初見の台本を俳優たちに読ませ、それをお客さんに披露してしまうという驚きの企画『いきなり本読み!』。過去5度の開催はいずれも好評で、ついに1500席を有する東京国際フォーラム・ホールCでの上演が決定した。そこで今回も進行と演出を務める岩井に話を聞いた。第1弾の上演時は、「演劇界から怒られると思ったんですよ」と笑う岩井。しかし公演を重ねるごとに、その不安は手応えへと変わっていったと言う。「何か月もかけて磨き上げた類の演劇ではないですが、台本と俳優が初めて出会うドキュメント性みたいなことで言うと、ものすごく貴重だと思うんです。配役も途中でどんどん変えていきますが、他の人がやることによって、そのキャラクターの説得力が増えていく、みたいなことが起きて。それはすごく演劇的な面白さのひとつだと思います」俳優陣の絶妙なチョイスも本企画の大きな魅力。松たか子と大倉孝二は、今回が初参加となる。「松さんは俳優としてのスイッチのオンオフの差が激しくて、ケタケタ笑いながらおやつを食べていた8秒後ぐらいに、とんでもなく業の深い人物になって号泣してるみたいな人(笑)。ただそのオンオフをあまり見せたくない人だと思っていたので、今回OKをいただけたのは意外でしたね。大倉さんは本当にすごい俳優さんで、初見だろうが何だろうが、とにかく今この役を成立させるんだってことに特化している生き物(笑)。僕の作品にも出て欲しいとずっと思っていたので、すごく嬉しいです」さらに神木隆之介と後藤剛範は、第1弾以来2度目の出演となる。「神木くんは、共同プロデューサーです。『キレイ』では兄弟役だったんですが、その時からこの企画についていろいろアイデアを出してくれて。僕と神木くんのやりたいことって、重なっている部分が結構あるんですよね。後藤さんは、これ読んでどうしてそうなるんだよ!?みたいなところから、結果的に2時間ぐらいかけてやたらうまくなる人(笑)。この企画に特化した才能の持ち主ですね」出演者は、台本を渡されるのも舞台上。つまり舞台に出た瞬間は、どんな名優であっても、岩井の言葉を借りれば「まだ俳優の仕事をしていない」状態だ。「それが1回目に読んだ時と2回目に読んだ時ではもう明確に深度が変わっていて、やがては役人物だけになっていってしまう。その過程を2時間で観られるっていうのは、『いきなり本読み!』以外にはないと思います!」取材・文:野上瑠美子
2020年11月10日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では、「2週連続 ルパン三世」と題して、新旧の名作『ルパン三世 カリオストロの城』と『ルパン三世 THE FIRST』を放送することが決定した。来年、テレビ放送50周年を迎える国民的キャラクター、ルパン三世。11月20日(金)は、宮崎駿監督の不朽の名作『ルパン三世 カリオストロの城』を放送。ルパン三世劇場映画2作目にして、宮崎監督の映画初監督作品となった本作は、ルパン作品には欠かせない疾走感あふれるカーチェイス、心弾むアクション、ルパンと美しき少女とのほのかなロマンス、お宝を巡るサスペンス、ルパンと仲間たち、銭形との深い絆…。あらゆる要素が詰まった名作中の名作!そして翌週の11月27日(金)は、初のフル3DCGで製作、昨年12月に公開された『ルパン三世 THE FIRST』を地上波初放送。本作は、『STAND BY ME ドラえもん』などを手がける山崎貴が脚本と監督を務めた作品で、謎を解いたものは莫大な富を手にすることができるとされ、あの“ルパン一世”が唯一盗み出すことに失敗した因縁のお宝ブレッソンダイアリーがターゲット。狙うルパンは、考古学を愛する少女レティシアと出会い、協力して謎を解くことに――。また本作では、栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一らレギュラー声優に加え、少女レティシアを女優・広瀬すずが担当したほか、吉田鋼太郎、藤原竜也といった豪華俳優陣の出演も話題に。山崎監督は、子どものころからルパンが大好きだったそうで、特に『カリオストロの城』は印象に強く残っているいう。本作は、実写ではなかなかできない「世界を股にかけた話」をCGアニメーションとして描くことを意識して脚本を執筆したそう。「いよいよ『ルパン三世THE FIRST』が金曜ロードSHOW!でオンエアされることになり、さらに沢山の方に見ていただけると思うとワクワクしています」と今回の放送について語った山崎監督は、「子供の頃に見て大感動したカリ城へのオマージュも沢山詰まっています。おなじみのルパンファミリーのスタイリッシュで楽しい、世界を舞台にした大活躍をたっぷり楽しんで下さい」とメッセージを寄せている。金曜ロードSHOW!『ルパン三世 カリオストロの城』は11月20日(金)21時~、『ルパン三世 THE FIRST』は11月27日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:ルパン三世 THE FIRST 2019年12月6日より全国東宝系にて公開©モンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会
2020年10月23日俳優として活躍している小日向文世(こひなた・ふみよ)さん。その抜群の演技力で、多くの人から支持されています。そんな小日向文世さんの若い頃と現在の写真を比べてみました!小日向文世の若い頃の姿に驚き!1977年に、『オンシアター自由劇場』に入団した小日向文世さん。1996年に同劇団が解散するまで数々の舞台に出演し、中核的存在として活躍しました。解散後は、映像の世界にも活動の幅を広げ、2001年にはドラマ『HERO』(フジテレビ系)に出演。同作で末次隆之事務官役を演じ、注目を集めます。同年の小日向文世さんの写真がこちらです。小日向文世 2001年以降は、ドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)や『天才柳沢教授の生活』(フジテレビ系)、『僕の生きる道』(フジテレビ系)、『オレンジデイズ』(TBS系)、『太陽と海の教室』(フジテレビ系)、『緊急取調室』シリーズ(テレビ朝日系)、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)、『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)、大河ドラマ『風林火山』(NHK)、『真田丸』(NHK)、連続テレビ小説『まれ』(NHK)など、数多くのドラマに出演。こちらの写真は、2002年放送のドラマ『天才柳沢教授の生活』の制作発表に出席した際の小日向文世さんです。ドラマ『天才柳沢教授の生活』制作発表 小日向文世 2002年また、小日向文世さんは、映画『スウィングガールズ』や『いま、会いにゆきます』、『銀のエンゼル』、『タッチ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『20世紀少年』シリーズ、『アウトレイジ ビヨンド』、『清須会議』、『ミックス。』、『マスカレード・ホテル』、『アルキメデスの大戦』など、多数の映画でも魅力的な演技を見せています。小日向文世の若い頃と変わらぬ現在の姿に「素敵!」「ダンディー」2020年10月現在、小日向文世さんはインスタグラムやツイッターの公式アカウントは持っていませんが、出演した作品の公式SNSにたびたび登場しています。 この投稿をInstagramで見る 7/12発売決定金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(@mdp_tbs2019)がシェアした投稿 - 2019年 2月月1日午後2時07分PST この投稿をInstagramで見る 7/12発売決定金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(@mdp_tbs2019)がシェアした投稿 - 2019年 1月月18日午後2時52分PST この投稿をInstagramで見る 【公式】映画『コンフィデンスマンJP』7/23公開!(@confidenceman_jp)がシェアした投稿 - 2018年 1月月22日午前5時11分PST 『コンフィデンスマンJP プリンセス編』公開まで・・・\あと5️⃣日/本日は #リチャード ❗️ #プリンセス編 では #波子 さんも登場するけど、いつものように大活躍できる❓❓❓ #コンフィデンスマンJP #小日向文世 pic.twitter.com/PW7VGaIGsE — 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) July 18, 2020 『コンフィデンスマンJP プリンセス編』公開まで・・・\あと3⃣5️⃣日/ #リチャード と #波子 のツーショットリチャードの嬉しそうな顔が全てを物語っていますね #コンフィデンスマンJP #小日向文世 #広末涼子 #時を戻そう pic.twitter.com/b1QFI6YbMz — 【公式】『コンフィデンスマンJP』 (@confidencemanJP) June 18, 2020 最近では、2020年6~9月にかけて放送されたドラマ『MIU404』(TBS系)や、同年10月放送開始の『危険なビーナス』(TBS系)に出演。それぞれの公式SNSでも、小日向文世さんの現在の姿を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る 『MIU404』DVD&Blu-ray 12/25発売決定!(@miu404_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 7月月17日午後8時00分PDT \ #危険なビーナス 人物紹介/ #小日向文世 さん演じる兼岩憲三は #妻夫木聡 さん演じる伯朗の叔父さん矢神家に苦手意識のある伯朗にとって兼岩家は貴重な心安らげる場所になります憲三と、 #坂井真紀 さん演じる順子はお酒が好きなご夫婦兼岩家のシーンはきっと楽しくなりそう…楽しみ… pic.twitter.com/wQx9Ylq53s — 18日第2話放送‼️『危険なビーナス』【公式】TBS日曜劇場 (@kikenna_venus) September 14, 2020 小日向文世さんの年齢は、2020年10月現在、66歳。現在も昔と変わらず素敵な姿を見せており、ファンから「ダンディー」「笑顔が好き!」といった絶賛の声が多く寄せられています。小日向文世さんのこれからの活躍も応援しています!小日向文世「妻と息子とは毎日キスとハグ」意外な性格を長澤まさみにバラされる?[文・構成/grape編集部]
2020年10月14日岩井俊二監督による初めての中国映画『チィファの手紙』。中国で絶大な人気を誇る岩井監督が写った、本作の日本語歌詞付き主題歌MVと中国版ポスターが解禁された。本作は、今年1月に公開された岩井監督の最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説「ラストレター」を岩井監督自ら映画化した、もうひとつの“ラストレター”。中国を代表する女優のジョウ・シュンを主演に、共同プロデューサーにアジア映画界の巨匠ピーター・チャンを迎え、岩井監督が監督、プロデュースに留まらず、脚本、編集、音楽も手掛けた意欲作となっている。そんな本作の主題歌「姿」は、岩井監督、ギタリストの市川和則とアコースティックユニット「ikire」を組むシンガーソングライターのChimaが作曲を、作詞を台湾の人気ロックバンド「ソーダグリーン」のボーカル、ウー・チンフォンが担当し、ジョウがボーカルを務めた。解禁されたMVでは、明るい光が差し込む、埃が積もった古びた講堂のステージで、チャンがギター、岩井監督がピアノを伴奏する中、ジョウが歌い上げる姿が。予告編にはない本編映像も挿入されており、本作のドラマティックでエモーショナルな世界観を堪能できるものとなっている。一方、中国版ポスターは全部で6枚あり、風の強いどんよりとした海で、黒い服に身を包んだジョウとチャンと岩井監督が写っている。そのうちの1枚、岩井監督が写ったものは、手にカチンコを持つ岩井監督の姿がコマ送りのようになっており、岩井監督の『四月物語』で主演の松たか子が写ったポスターとまったく同じ構図。さらに、ジョウが写ったものは、ヘッドフォンをつけて瞳を閉じたジョウの横顔が切り取られており、『リリィ・シュシュのすべて』を思い起こさせるほか、岩井監督を先頭に、ジョウ、チャンが一列になって歩く1枚は『PiCNiC』を彷彿とさせるなど、岩井監督の過去作へのオマージュが盛り込まれたものとなっている。『チィファの手紙』は9月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チィファの手紙 2020年9月11日より新宿バルトほか全国公開© 2018 BEIJING J.Q. SPRING PICTURES COMPANY LIMITED WE PICTURES LIMITED ROCKWELL EYES INC. ZHEJIANG DONGYANG XIAOYUZHOU MOVIE & MEDIA CO., LTD ALL Rights reserved.
2020年09月11日岩井俊二監督の新作映画『チィファの手紙』が公開になる。本作は岩井監督が中国で手がけた新作映画で、今年1月に公開された『ラストレター』と同じ原作を基にしている。これまでもひとつの作品を小説や連続シリーズ、映画など様々な分野で描いてきた岩井監督は、ふたつの作品をどう捉えているのだろうか?本作の主人公チィファは亡くなった姉チィナンの同窓会に出かけ、姉に間違えられ、学生時代に憧れていたイン・チャンと再会する。連絡先を交換したチィファは、夫にスマートフォンを破壊されてしまったことから、チャンと“手紙”でやりとりを始める。本作は岩井監督が中国に渡り完成させた作品だが、以前から「40代でアメリカで、50代で中国で映画を撮るのを目標にしていた」と語る。「これまでのキャリアの中で日本、アメリカ、カナダ、フランスで映画をつくってきて、『チャンオクの手紙』(ぺ・ドゥナを主演に迎えた短編)で韓国に行ったんですけど、香港や台湾で撮影したことはあっても中国で映画をつくったことはなかった。それは自分の中のひとつの目標になっていたんです。撮影する環境を少しずつ広げていっているので、ひとつアイデアを考えると、それぞれのプロデューサーと話をして、意見を聞いたりしながら、結果として一緒やろうとなったのが今回はたまたま日本と中国だったということです」『チィファの手紙』はピーター・チャンがプロデュースを担当し、ジョウ・シュンら中国人俳優が集結しているが、撮影監督は近年の岩井作品を担当している神戸千木が担当するなど連合チームが結成された。「撮影監督は変えないです。シェアしている情報が一番重要で、同じツールの箱を持っているようなもの。僕にとってはそこがとても重要で、良い画を撮ってもらえるからカメラマンを決めるわけではないんです。こちらの思っている良い画をお互いが理解できるかが重要で、そこにいたるまでも非常に時間をかけて理解してもらってきているので、そこは変えにくいですよね。3DCGとか美術、キャスティング、プロダクションは中国のチームで、衣装は日本から連れていって……連合チームですね」中国で撮影された『チィファの手紙』と日本で撮影された『ラストレター』は同じ原作が基になっている。しかし岩井監督は「実際につくってみたら同じものをつくっているという意識にはならなかった」と振り返る。「撮影って毎日、“ふたつとないもの”を撮っていくものなので、同じ芝居であっても1回目と2回目では違う。だからこちらも気をゆるめられないわけで、それを積み重ねていくことがやっぱり楽しいんですよね。だから最後の最後まで新鮮な気持ちでふたつの作品を終えることができたと思います」これまでも岩井監督は自身の作品を小説に書き、映画化し、時にドラマ版と映画版を制作するなど、ひとつのアイデアや世界を丁寧に繰り返し描いてきた。また岩井作品のファンも映画が公開されてから時間が経っても作品を繰り返し鑑賞し、上映会には多くの観客が集う。「個人的に楽しみたいだけだと思うんです」と笑顔を見せる岩井監督は「僕にとって作品を完成させて納品することは、言い方はちょっと悪いですけど“臨終”で、お客さんにとっては“誕生”だと思う」と語る。「だから、自分としてはできる限り、生き続けられるように、いろんな形にしてみたりするんでしょうね。ひと昔前だと『潮騒』って原作が何回もリメイクされていた時期があって、70年代ぐらいまではひとつの作品をいろんな人がつくって楽しむ文化があったと思うんですよ。毎年12月になると必ずどこかが『忠臣蔵』をつくってるみたいな、同じものを繰り返す文化があったはずで、それがなくなったのはすごくもったいない。映画の話をするときによくネタバレって言いますけど、もちろん初めて観る人にとってはわずらわしいので言わないでほしいだろうけど、実際には小説の映画化が多いわけで、小説を読んで大好きになった人が小説の話をもう一度楽しみたくて映画館に行くケースは多い。コミックのアニメ化もそうですけど、まったく新しいものを観にいくわけではなくて、だいたいのお話を知っているところで観るケースも多いわけですよね」『スワロウテイル』や『花とアリス』をいまも繰り返し観ている観客が多くいるように、『ラストレター』と『チィファの手紙』もこれから長い時間をかけて観客に出会い、繰り返し鑑賞されることになるだろう。「僕は漫画ファンなんですけど、好きな漫画は繰り返し読むわけで、もちろんお話はわかっているんですけど、お話はあくまで導線であって、そこに落ちているいろんな感情の変化とか衝撃的なシーンを繰り返し味わいたいんですよ。だから、そういう意味でいえば、良いコミックってしっかり味わえるもので、何度でも堪能できる。だから、映画も負けてはいられないというか、2時間観たらおしまいではなくて、お客さんが何度でも観たいと思えるようなものを僕も目指したいし、そういうもので映画館があふれていてほしいと思います」『チィファの手紙』9月11日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2020年09月10日『チィファの手紙』『窮鼠はチーズの夢を見る』が、9月11日(金)から全国ロードショーされる。この度、YouTubeの岩井俊二映画祭チャンネルにて、新コンテンツ『この空の下』がスタートし、その第1弾として行定勲監督をゲストに迎えたスペシャル対談が9月8日(金)19時より4夜連続配信される。岩井監督の『チィファの手紙』、行定監督の『窮鼠はチーズの夢を見る』に先駆け、それぞれが作品に込めた想い、アフターコロナの時代の映画作りなどを大いに語り合う。さらに、岩井監督作『Love Letter』(助監督:行定勲)の撮影時のエピソードやプライベートなどが対談内容となる。9月8日(火)〜11日(金) 4夜連続 19時〜Youtube《岩井俊二映画祭チャンネル》にて配信月8日(火)19:00今年の行定作品と岩井作品/映画と配信/新しい映画のカタチ#029月9日(水)19:00ふたりはどんな夢を見るのか/撮影現場の記憶/それぞれの撮影現場とこれからの撮影現場#039月10日(木)19:00シナリオと現場の葛藤/コロナで変わる映画の見かた/コロナのない世界はファンタジー#049月11日(金)19:00コロナが変えた映画製作/変化する文化と映画/コロナ禍でもできることを『チィファの手紙』9月11日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー『窮鼠はチーズの夢を見る』9月11日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
2020年09月08日岩井俊二監督が自身の小説「ラストレター」を原作に、初めて中国でメガホンをとった映画『チィファの手紙』。この度、すれ違いの文通が始まるきっかけとなるシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが共演し今年1月に公開された岩井監督『ラストレター』と同じく、岩井監督が自身の小説を原作に中国で描いたもうひとつの“ラストレター”。今回到着した本編シーンは、ある日、犬の散歩から帰ってきた従姉妹同士のムームーとサーランが、ポストに届いたムームーの亡き母チィナン宛の手紙を発見した後の場面。2人はその手紙を読み出すが、まるで母がいまも生きていて文通をしているかのような内容に困惑する。「この人、霊界と文通してる?」「知らないのかな? 亡くなったこと」とサーランは不思議がり、何か分かるかもしれないから、自身の母親でチィナンの妹・チィファに聞いてみようと言うが、ムームーは「それじゃ面白くない、返事書いてみない?」と無邪気な提案するのだった…。『ラストレター』ではムームーに当たる役を広瀬さんが、サーランに当たる役を森七菜が演じ、注目の若手女優の演技が話題になったが、岩井監督は『チィファの手紙』での少女たちの演技も絶賛。ムームーを演じるダン・アンシーは本作での透明感のある魅力が話題を呼び、また、サーランを演じるチャン・ツィフォンは『唐山大地震ー想い続けた32年ー』(10)で「金鶏百花映画祭」新人賞を受賞した実力派。物語を彩る中国の若き才能にも注目だ。『チィファの手紙』は9月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チィファの手紙 2020年9月11日より新宿バルトほか全国公開© 2018 BEIJING J.Q. SPRING PICTURES COMPANY LIMITED WE PICTURES LIMITED ROCKWELL EYES INC. ZHEJIANG DONGYANG XIAOYUZHOU MOVIE & MEDIA CO., LTD ALL Rights reserved.
2020年09月06日岩井俊二監督が初めて中国でメガホンをとった『チィファの手紙』の公開日が9月11日(金)に決定。この度、本作の予告編と本ビジュアルがあわせて公開された。『チィファの手紙』は、1月に公開された岩井俊二監督最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説『ラストレター』を原作に岩井監督が中国で描くもうひとつの“ラストレター”といえる作品。中国でも人気を誇る岩井監督のもとに、中国四大女優のひとりである主演のジョウ・シュンをはじめ、中国の豪華キャストが集結。岩井監督はプロデュース、脚本、編集、音楽も兼ね、プロデューサーにはアジア映画業界の巨匠ピーター・チャンが名を連ねている。2018年に中国で公開されると、中国映画として当週の興行ランキング1位を獲得した。中国のアカデミー賞とされる第55回金馬奨では、最優秀主演女優賞・助演女優賞・脚本賞の3部門でノミネートを達成している。この度解禁された予告編は、姉チィナンが亡くなり、その死を告げる ため参加した同窓会で、ジョウ・シュン演じるチィファが中学時代の憧れの相手チャンと再会するシーンから始まる。そして「中学時代に憧れの人がいたんです。でもその人、私の姉が好きで」と語るチィファとともに、「手紙」を通して浮かび上がるそれぞれの初恋の記憶が、 現代と過去ふたつの世代を繋いで描かれていく。また、同時に公開された本ビジュアルでは、ティザービジュアルと同様に記された「初恋、めぐるー」というコピーと共に、チィファの俯いた横顔が映された一枚。あどけなさの残る若き日の姉チィナンの横顔をとらえたティザービジュアルとは対照的に、チィファはどこか 切なげな表情を見せている。『チィファの手紙』9月11日(金)公開
2020年07月17日岩井俊二監督× 斎藤工×武井壮×樋口真嗣がタッグを組み、YouTubeにて配信された『8日で死んだ怪獣の12日の物語』。この度、のんを追加キャストに迎えた劇場版が、7月31日(金)より全国のミニシアター支援のために公開されることが決定した。本作品は、SNSにて樋口監督ら5人の監督が発動した「カプセル怪獣計画」の番外編となり、全編ほぼリモートで撮影された。主人公のサトウタクミを演じるのは、「BG~身辺警護人~」に出演中で、ミニシアターパークの活動などを通して積極的にミニシアターを支援している斎藤工。監督やプロデュースまでもこなすそのバイタリティをリモート撮影という特殊な状況下でも発揮し、主演を務める。そして、今回追加での出演が発表されたのんが演じるのは、通販で宇宙人を買ったという丸戸のん。「この役を演じられるのはのんしかいない」という岩井監督からのラブコールに応え、岩井組に初参加。サトウタクミの先輩オカモトソウを演じるのは武井壮。そして、『少女邂逅』『街の上で』など話題作への出演が続く穂志もえかがYouTuber“もえかす”を演じ、これまでとは違った一面を見せる。個性豊かな岩井組初参加の面々に加え、原案の樋口真嗣も登場し、フィクションなのにドキュメンタリーのようなちょっと不思議で優しい世界へと導く本作。世界中がいまも直面している新型コロナウイルスとの戦い。2020年のいまを切り取る本作からポスタービジュアルが解禁。人気の少ないコロナ禍の東京を背景に、何か言いたげな人間の表情が印象的なモノトーンのポスター。渋谷の街には岩井監督自ら造形した様々な怪獣も配置されており、作品の不思議な世界観が反映されている。なお、本作は、これまで多様な映画文化を支えてきたミニシアターを応援すべく、本作は売上の一部をミニシアター支援に充てる特別興行を予定している。斎藤さんは、「四月末、岩井監督の1通のお便りから密やかに始まったこのプロジェクトは、カプセル怪獣の如く日々変化と進化」を繰り返してきたと語り、「のんさん、武井壮さん、穂志もえかさん、更には"怪獣や星人"が参加して下さり、作品自体が第二形態へと大きく変貌を遂げました。他に類を見ないこの進化型怪獣(映画)の目的・ミッションは、人類の平和と、ミニシアターを中心とした映画館の救済です」と明言。岩井監督とも、斎藤さんとも初タッグとなるのんさんは「先輩俳優と後輩のやりとり、とても楽しかったです。怪獣の卵をネットで買って、未知の生き物に地球の未来を委ねる不思議な世界観。小さな白い怪獣が今にも動き出すんじゃないかと、ドキドキしました。どんな状況でも映画作りをする岩井監督の作品に参加できて感動しています。コロナ禍で気持ちがしぼみがちな中、私も大人しくしてるだけじゃダメだ、と勇気付けられました」と語る。また、ミニシアター支援についても「作品で応援できるということで、役者として一番嬉しい形だなと思います。みんなの大切な、映画の記憶が刻まれる場所が、残っていって欲しいと願います」と思いを口にした。そして、岩井監督もまた「コロナという、今世界中で猛威を振るっている世紀の災厄。誰もが対岸の火事ではいられないこの事態。我々エンターテインメントの世界も、真っ先に甚大な被害を被りました。僕は仕事を作る立場の側です。その責任の重さを今回ほど強く感じたことはなかった気がします。この作品を作ることそのものがコロナ禍にあって自分のできるせめてもの抵抗だった気がします。気の休まらない日々の中、この作品が誰かのせめてもの気休めになってくれたら。そんな想いです」と語っている。『8日で死んだ怪獣の12日の物語』は7月31日(金)より全国のミニシアターにて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月24日ルイ13世の誕生を祝う「タイム・コレクション」シリーズ第一弾「ジ・オリジン -1874」に続き、第二弾ではパリ造幣局とフランスの老舗クリスタルグラスメーカー「サン・ルイ」とのコラボレーションにより、万国博覧会でルイ13世が最高の賞を受賞した1900年のパリに敬意を表します。シリアルナンバーが刻まれた2,000本限定のクリエイティブなデキャンタが、パリで万国博覧会が開催されたこの歴史的な年を記念し、光の都 パリが誇る芸術とクラフツマンシップを祝福します。次世紀のスタイルとサヴォア・フェールを印象付けた1900年パリ万国博覧会1900年に開催されたパリ万国博覧会は、エンジニアリングの偉業、技術の功績、クリエイティブな才能が一堂に会し、100年先の世界を世に見せつけたグローバルな祭典となりました。ルイ13世の生みの親であるポール・エミール・レミー・マルタンはパリ万国博覧会の審査員として精力的に活動しており、彼の最高傑作であるルイ13世を出展したところ、最高の賞を受賞しました。そして210日の祭典期間中、パリ造幣局が鋳造した4万枚のメダルが出展者に授与されました。1900年のパリ、それはまさにベル・エポック(美しき時代)。街は美と楽観主義で満ちあふれ、都は最高に輝いていました。5千万もの人々がパリに降り立ち、技術や産業が持つ力を褒めたたえ、次の100年を形作る技術、イノベーション、建築、芸術によって生み出される驚異の未来の息吹を感じ取りました。芸術とクラフツマンシップへの情熱を共有するフランスの老舗3社による傑作ルイ13世、パリ造幣局、そしてサン・ルイには共通点が数多くあります。いずれもその時代の先を見据えてきたフランスの老舗企業であり、古くからのサヴォア・フェール(職人の叡智)を絶やさず守り続けていることです。今日、3社はこのユニークなリミテッド・エディションでコラボレートし、ともに時を刻み、永遠の価値を創造します。デキャンタは、1569年の「ジャルナックの戦い」跡地で見つかったフラスクにヒントを得たルイ13世誕生時の原型を元にしています。13個のスパイクが施され(波状の装飾、通常は10個)、ストッパーは上を向いたデキャンタの形をしています。18金のシャンパーニュゴールドで彩られたエレガントなネックとフルール・ド・リス(ユリの花)、そして中央にはメダルのデザインがあしらわれています。さらに、パリ造幣局のスペシャル・ワークショップで特別に鋳造され、デキャンタと同じシリアルナンバーが刻まれたオリジナルのメダルをご購入後にお届けします(「ルイ13世ソサエティ*」にて要登録)。永遠に残るコレクターズ・ピースであり、ルイ13世愛好家なら是非とも手にしたい一品です。また、コルク栓に搭載されたNFC(近距離無線通信)技術により、ルイ13世だけの特典にシームレスにアクセスできます。スマートフォンをコルク栓に近づけることで、「ルイ13世ソサエティ」に簡単に登録でき、限定コンテンツやお客様に合わせたサービスをお楽しみいただくことができます。シャンパーニュゴールドのメタリックなコフレにも、限定メダルのデザインが四隅に描かれています。パリ造幣局に残されていたイラストにヒントを得て1900年のパリの一面を切り取ったデザインで、次の100年を形作るであろう「芸術とクラフツマンシップ」、「アイコニックな建築物」、「光の都」、「パリジェンヌ」の4種が描かれています。ルイ13世 タイム・コレクション2:光の都 パリ-1900アルコール度数:40%容量:700ml希望小売価格:76万5,000円(税別)発売日:2020年7月1日(水)世界中の厳選された高級ワイン・スピリッツ取扱店や、ルイ13世ブティックでお求めいただけます。ルイ13世について:ひとつひとつのデキャンタが セラーマスターたちの生涯にわたる偉業の証。 1874年の誕生以来、歴代のセラーマスターがルイ13世のために、最も古く卓越したオー・ド・ヴィー(原酒)を選び抜いてきました。 現セラーマスターであるバティスト・ロワゾーもまた、 彼の想いを次世代に繋いでルイ13世となる、最良のオー・ド・ヴィーを、大切に見守っています。ルイ13世は、コニャック地方のプルミエ・クリュとして知られるグランド・シャンパーニュ地区の葡萄を100%使用し、1,200種類ものオー・ド・ヴィーをブレンドして創り上げられています。同様に伝統的なデキャンタも、いくつもの世代を超えて最高の技を持つ職人たちが息を吹き込み、高品質のクリスタルで創り続けてきました。その際立つアロマは、ミルラ、蜂蜜、ドライローズ、プラム、スイカズラ、シガーボックス、レザー、イチジク、パッションフルーツを感じさせます。パリ造幣局について:パリ造幣局は864年の創設以来、貴重なコインを鋳造するクラフツマンシップの伝統を絶やさず継承しています。独自のノウハウを持ち、1775年以降はコンティ河岸通りに鋳造所を構え、コイン、メダル、宝飾品、美術品などを製造しています。現在、併設されている貨幣博物館「11コンティ」には複数の通りから入館でき、パリ造幣局のコレクション、活動、そしてパリ中心部の名建築を堪能できます。サン・ルイについて:1586年創業。炎と職人の息によって生まれるサン・ルイのクリスタルは、他の追随を許さず、高純度と高い透明度を誇り、格調ときらめきを放っています。脈々と受け継がれてきた才能に加え、現代のトレンドにインスパイアされた類まれなるクリエイティブな発想のすべてが息づいています。それは430年のクリスタルの歴史です。サン・ルイでは日々、フランスで最高と考えられる熟練したグラス吹き職人やカット職人(「フランス国家最優秀職人章」を受賞)の手で、クリスタルのテーブルウエア、装飾品、照明器具が生み出されています。*「ルイ13世ソサエティ」について:「ルイ13世ソサエティ」はルイ13世のオーナーのためのプライベートメンバークラブです。www.louisxiii- society.com企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月27日国内で大ヒットを記録した岩井俊二監督最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説「ラストレター」を原作に中国で描く『チィファの手紙』から、特報とティザービジュアルが解禁となった。今回解禁された特報では、ジョウ・シュン演じる主人公チィファが「中学時代に憧れの人がいたんです。でもその人、私の姉が好きで…」と、中学時代の初恋に想いを馳せる姿から始まる。回想シーンとともに織り成された映像では、一通の手紙から始まったふたつの世代を超えて綴られるラブストーリーが描かれており、過去そして現在で映し出される手紙のやりとりから、時を超えて胸を締め付けるような淡く切ない記憶が呼び起こされる。日本版『ラストレター』でも印象的だった、学校の図書室や階段でのシーンも垣間見える。柔らかく透明感あふれる映像に合わせ奏でられる、美しく切なげなチェロの旋律から、珠玉の物語を予感させる特報となっている。併せて解禁されたティザービジュアルでは、「初恋、めぐる―」という印象的なコピーとダン・アンシー演じる若き日の姉チィナンの横顔が映され、そのみずみずしい魅力に惹きつけられる1枚となっている。映像とビジュアルからは、“岩井美学”と称される幻想的でノスタルジックな色彩美を感じさせられ、初の中国映画にして、岩井監督ならではの唯一無二の世界観に期待が寄せられる。『チィファの手紙』は今秋、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月21日公開中の『ラストレター』と同じく、岩井俊二監督が自身の小説を原作に、中国で描くもうひとつの“ラストレター”『チィファの手紙』が日本公開されることが決定した。亡くなった姉・チーナン宛に届いた同窓会の招待状。妹のチィファは、姉の死を知らせるために同窓会に参加するが、姉の同級生に姉本人と勘違いされた上に、初恋相手の先輩・チュアンと再会する。姉ではないことを言い出せぬまま姉のふりをして始めた文通が、あの頃の初恋の思い出を照らし出す――。本作は、岩井監督が初めて中国でメガホンをとった映画。2018年11月9日より中国で公開され、中国映画としてはその週の興行ランキング1位を獲得、北米、オーストラリアほか各国でも称賛を浴び、中国のアカデミー賞とされる「第55回金馬奨」で最優秀主演女優賞、助演女優賞、脚本賞の3部門にノミネートされた。岩井監督は、プロデュース・脚本・編集・音楽も兼ね、撮影監督は『ラストレター』でも撮影を務めた神戸千木、プロデューサーにはアジア映画業界の巨匠ピーター・チャンが務めた。岩井監督は「僕自身初めての中国映画であるということ。みずからの原案を複数の国で撮影するということ。なかなか挑戦的なプロジェクトで実現に相当な時間もかかりましたが、無事完走出来て、改めて振り返るとすべてが忘れ難い思い出です」と撮影をふり返っている。キャストには、姉を亡くしたチィファ役にアジア映画賞の女優賞を総なめにし、中国四大女優と称されるジョウ・シュン。初恋相手・チュアン役は、日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』にも出演したチン・ハオが演じている。『チィファの手紙』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2020年01月27日繊細で美しく、そしてユニーク。唯一無二の世界観で魅了する、稀代の映像作家・岩井俊二。黒木華主演作『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016年)から3年ぶりとなる最新作『ラストレター』が1月17日(金)から公開される。世界中に熱烈なファンを持つ岩井監督。その支持の度合いは、“好き”というよりも“崇拝”の方がしっくりくるかもしれない。岩井監督の手掛ける作品は、なぜそんなにも人の心を捉えるのだろうか?描くのは、境界線上にいる人物岩井作品では、しばしば“ノーマル”と“アブノーマル”の境界線上にいる人物が描かれる。普通とは相容れない自分に気づきながらも、完全にあちら側でたくましく生きる人種にもなりきれていない。だから大抵の場合に孤独だし、前にも後ろにも進めずにいる傍観者のような存在だ。アブノーマルは“ドロップアウト”とも言い換えが可能で、例えば『リップヴァンウィンクルの花嫁』で黒木華が演じた主人公の七海。結婚後すぐ家を追い出された七海は行き場を失い、綾野剛ふんする「なんでも屋」の安藤によってそれまで接点のなかった世界に足を踏み入れていく。この世の中に頼る者のいない心細さと、それでも“普通”の範疇にいられない異邦人感。孤独と葛藤の狭間で揺らぐ人物が、様々な経験をして少しずつ成長する姿を活写する岩井作品。そんな登場人物たちから目が離せないのは、彼らの姿に自分のカケラを見出すからかもしれない。ありえなさそうで、ありえる?リアルかつダークファンタジーに彩られた世界観また岩井作品が他の人間ドラマと一線を画すのは、そのユニークな世界観にある。現実にはありえなさそうでありえるかもしれない、リアルと虚構のボーダーラインを行き来する設定も多く、時としてダークファンタジー的なスリルと退廃に彩られる。例えば岩井監督の初劇場公開作品『undo』(1994年)は、“強迫性緊縛症”という神経症にかかった山口智子演じる妻が、何かを縛らないといられなくなることで夫婦の穏やかな生活が蝕まれていく異色の短編だ。また岩井作品の中でも人気の高い『スワロウテイル』(1996年)は、世界で一番強い“円”を求めてイェンタウンに集まってきた移民たちの物語。アートディレクター・種田陽平による無国籍な美術と、シンガーソングライター・Charaふんするグリコの官能的な歌が醸し出す独特の世界観はまさに唯一無二。そしてカナダを舞台に英語でつむいだ『ヴァンパイア』(2012年)は、高校教師サイモンが自殺希望の少女たちから血を手に入れようとする吸血鬼映画で、最後は純愛へとなだれこむというなんとも奇抜な恋愛ストーリー仕立てとなっている。こうして軽くあらすじに触れただけでも、監督がつむぐ物語が非凡かつバラエティに富んでいて、なおかつその世界に強烈な魅力があるのがお分かりいただけるだろう。ダークサイドを浄化するロマンティックかつピュアで清い“岩井美学”岩井作品についてロマンティックでクラシカルな印象を持つ人は多いかもしれない。確かに“クラシック音楽”を効果的に使用し、“手紙”をキーアイテムとするなど古典的要素も目立つ。加えて『花とアリス』(2004年)で描かれたように、子どもから大人への過渡期にいる少女たちは清らかで瑞々しく、彼女たちを照らす光や取り巻く自然の風景がうっとりするほど美しいなど、監督の映像には洗練された美しさというべき“岩井美学”が息づいている。その一方で、愛する者を亡くした“喪失感”や “絶望”そして“裏切り”など、人間の心の暗部に潜む負の感情や、格差やいじめなど本人だけではどうにもならない極限状況に伴う“人間の残酷さ”がモチーフとなることも。そのダークサイドの色調は作品に影を落とすが、終幕後に深い余韻を残しながらもある種の清々しさを感じさせてくれるのは、 “岩井美学”が醸し出すピュアな透明感のおかげなのではないだろうか。岩井作品のベスト盤最新作『ラストレター』岩井監督による最新作『ラストレター』は、最後の手紙に込められた“初恋の記憶”をつづった珠玉のラブストーリーだ。姉・美咲を亡くした主人公・裕里(松たか子)と、その初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)、そして美咲の娘・鮎美(広瀬すず)の三者の間で手紙が交差することで、淡い初恋の思い出が鮮やかに甦る。「手紙を書く」という所作に絵画的な美しさを感じ、「手紙を読む」佇まいが好きだという岩井監督。『ラストレター』製作へのきっかけとなったのは、2017年に発表された監督初となる韓国ショートフィルム『チャンオクの手紙』。手紙が重要な役割を果たすこの物語をさらに発展させることを思いついた監督は、同じく手紙が鍵となる『Love Letter』(1995年)を意識しつつ、まず原作本となった小説を書き上げたのだという。また本作では『Love Letter』では踏み込まなかった、人の心の闇にまで触れている。鏡史郎は売れない小説家で、美咲の死の真相をたどる過程で、彼は自分自身を顧みなければならない状況に追い込まれる。その闇は観る者の胸にも鋭く刺さるが、だからこそ鏡史郎の再生への歩みがしみじみと心に染みるのだ。今回の撮影は、監督の故郷である仙台でほぼ行われている。これは物語の底辺に監督のヒストリー的要素が息づいているため、必然的に仙台が舞台となったのだという。映画が映す学生時代は可能性に満ち、清らかな水辺の風景や緑映える盛夏の風景と相まってキラキラと輝いて見える。青春への強い憧憬を感じさせるその美しい映像の数々に目を奪われることだろう。また現代パートに登場する姉の娘・鮎美と妹の娘・颯香(森七菜)の瑞々しさも尊いばかり。少女たちが夏休みを経て成長していく姿にも注目して欲しい。これまで岩井作品が描いてきた様々なモチーフが盛り込まれた最新作『ラストレター』。本作をプロデュースした川村元気氏によると、目指したのは岩井作品のベスト盤なのだとか。今回、松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、神木隆之介、福山雅治ら超豪華キャストも集結。さらなる進化を遂げた岩井ワールドがつむぐ、最高にロマンティックな恋物語に酔いしれよう。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2020年01月17日松たか子主演『ラストレター』の主題歌となっている森七菜の「カエルノウタ」のMVがショートバージョンで公開された。2016年に出身地の大分県でスカウトされたのち、『心が叫びたがってるんだ。』「先に生まれただけの僕」などに出演、今年公開された『天気の子』でヒロインに大抜擢され注目されるようになった森さん。来年公開の『ラストレター』では、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役で出演もしている。今回公開された映画の主題歌であり森さんのデビューシングルとなる「カエルノウタ」は、1月15日(水)にリリース(先行配信中)。これに先駆け、『ラストレター』岩井俊二が監督したMVが到着。水の中のような、学校のような、そのどちらともとれる不思議な空間の中で歌唱をする森さんが映し出される本MV。なんとも幻想的な映像となっている。「すっごく楽しく撮影しました!」と撮影をふり返った森さんは、「幻想的な世界感のMVでカエルノウタにもっと深く踏み込んでください!!」とコメント。岩井監督は「ラストレターのエンディング曲でありながら、これはこれでひとつの短編映画のつもりで詞を書き、映像化しました」と思いを明かし、「森さんには三種類の物語を渡し、そのうちのひとつを本人が選び、歌ってくれました。MVのカエルは初めて自分でCGソフトを使って作ったキャラクターです」と語っている。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年12月18日「ぴあ」調査による2019年12月6日、7日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは『ルパン三世THE FIRST』が第1位になった。本作は山崎貴監督が監督と脚本を務めた、シリーズ初の3DCGアニメーション映画。ルパン一世が唯一盗み出すことに失敗した因縁のお宝“ブレッソンダイアリー”の奪取に挑むルパン三世と一味の活躍が描かれる。上映後の出口調査では「ルパン復活!って感じで楽しかったし、謎ときがおもしろかった」(40代)、「アクションがカッコイイ!CGはリアルで自分がルパンと同じ世界にいるような感じがした」(19歳)、「臨場感があるので、ルパンなんだけどちょっとルパンじゃないみたいで、観ているこっちがルパン大丈夫かな?ってソワソワヒヤヒヤした」(24歳)、「ストーリーは王道だったけれど、いつもとは少し違った展開があったり、各々が能力を発揮する姿が観られてよかった」(51歳)、「ピンチから抜け出すところは感動した。女の子が元気で努力しててカッコイイなあと思った。元気が出た!」(12歳)などの声があがり、小学生から60代までの幅広い層から高い満足度を集めた。また中には「子供が観たがっていたので一緒に来ました。すごく懐かしかったです。時代設定が70~80年代で自分の世代だったから、当時の事件とリンクして楽しかった」(52歳)、「CGは自然だし、ルパンがすぐそこにいて生きてるって感じでよかった!ルパンは徐々に変わってるから今のルパンという感じでまったく違和感がなかったし、続きがあるなら観たい!」(40代)と話す人もいた。1位『ルパン三世THE FIRST』91.5点2位『ゴーストマスター』90.7点3位『午前0時、キスしに来てよ』90.5点4位『ラスト・クリスマス』86.7点5位『“隠れビッチ”やってました。』85.4点6位『私のちいさなお葬式』85.3点7位『ジョン・デロリアン』81.5点(本ランキングは、12/6(金)、12/7(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年12月09日岩井俊二監督×主演・松たか子がタッグを組んだ映画『ラストレター』の公開を記念して、過去作を放送・配信する「岩井俊二映画祭」が開催決定。岩井監督編集の特別映像も到着した。今回の映画祭は、岩井俊二監督の過去作(監督・脚本・プロデュース・出演作品)を、日本映画専門チャンネル、WOWOWシネマ、KDDI(auスマートパスプレミアム・ビデオパス)、ひかりTV、日本映画NET、GYAO!にて順次オンエアするというもの。『ラストレター』でもその世界観が感じられるという中山美穂と豊川悦司が出演する『Love Letter』(’95)をはじめ、松さん初主演映画となった『四月物語』(’98)、岩井監督が原作から脚本・監督・音楽・撮影・編集・プロデュースと1人6役を務め、全編英語で綴られた『ヴァンパイア』(’11)。北川悦吏子が『ハルフウェイ』以来となる岩井監督とのタッグを組んだ、中山美穂×向井理主演『新しい靴を買わなくちゃ』(’12)。市原隼人、蒼井優、大沢たかお、高橋一生らが出演するカルト的人気を誇る青春映画『リリイ・シュシュのすべて』(’01)。そして黒木華主演、綾野剛、Coccoらも出演する『リップヴァンウィンクルの花嫁』(’16)などがラインアップされている。さらに、本企画のために岩井監督自身が過去作品で構成したマッシュアップ映像を制作。今回このショートバージョンの映像が公開された。「岩井俊二映画祭」は日本映画専門チャンネル、WOWOW、KDDI(auスマートパスプレミアム・ビデオパス)、ひかりTV、日本映画NET、GYAO!にて開催。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年12月03日彩の国シェイクスピア・シリーズ 第35弾『ヘンリー八世』が2020年春に上演される。トマス・クランマー役の金子大地に話を聞いた。「ヘンリー八世」チケット情報本作は、蜷川幸雄のもと1998年にスタートし、2017年12月からは吉田鋼太郎が演出を手掛ける彩の国シェイクスピア・シリーズの第35弾。歴史劇にしては珍しく戦争の描写がなく、ヘンリー八世をめぐる英国王家のスキャンダルと、その裏に交錯する欲望と謀略、熾烈な地位争いが描かれている。演出は吉田鋼太郎、主演は阿部寛が務める。今回が初舞台で、舞台は「いつか挑戦してみたいと思っていました」という金子。やりたかった理由は「いつも舞台を観た後に、自分にはできる気がしないと思うからです。映像のように“カット割”をせず、空間全体でお芝居している感じがすごいと思いますし、声の出し方も映像とは違う。スタートしたらノンストップですしね。お客様の前で演じることもすごいことだと思います。だからこそ、自分もできるようになりたいと思いました」と明かす。そんな待望のオファーが、ドラマ・映画『おっさんずラブ』でも共演した吉田からのもの。「鋼太郎さんは尊敬する大先輩で、そんな方からオファーしていただけたことが嬉しかったです。初舞台で不安もありますが、鋼太郎さんに『なにか準備したほうがいいことはありますか?』と聞いたら、『なにもない。とりあえず無防備で来て!』と言っていただいて。受け入れてくださっている感じがしました」と笑顔を見せ、「だからこそ、鋼太郎さんに僕を選んでよかったと思っていただけるくらいがんばりたいです」と表情を引き締めた。実は、金子が初めて観た舞台は蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品『ハムレット』(2014年/藤原竜也主演)。それ以来、シェイクスピア作品には「何かをさらけ出さないといけないイメージがある。小手先では無理だと思っています」という印象を持つ。だからこそ「初舞台とはいえ、シェイクスピアが好きで作品を観に来る方には関係ないことだと思います。いいものにしたいです」と意気込み、「お客様には『楽しみにしていてください』と言いたいです」と語った。「阿部寛さんと初めて共演できるのも嬉しいです。ずっとテレビでも映画でも拝見していたので。初めてご挨拶したときに、やさしく『一緒にがんばろう』と言ってくださって。がんばらなければ!と思いました」と金子が語る『ヘンリー八世』は、2月14日(金)から3月1日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホール、3月14日(土)、15日(日)に福岡・北九州芸術劇場 大ホール、3月19日(木)から22日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2019年12月02日新海誠監督の『天気の子』ヒロインの声優に抜擢され、今後、最も活躍が期待されるネクストブレイク女優・森七菜が、自身も出演する岩井俊二監督最新作『ラストレター』の主題歌「カエルノウタ」で歌手としてデビューすることが決定。その歌声を聴かせる特報も到着した。本作に、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役の二役で出演している森七菜。2016年に大分県でスカウトされ、今年7月に公開された映画『天気の子』のヒロイン・天野陽菜役に抜擢され注目を浴び、現在も『地獄少女』『最初の晩餐』が公開中。来春スタートのNHK連続テレビ小説「エール」にも出演が決定している最注目女優のひとりだ。本作の主題歌「カエルノウタ」は、作詞を岩井俊二、作曲を劇中音楽を務める小林武史が担当。森さんが主題歌を歌うことになった経緯について、企画・プロデュース担当の川村元気氏は下記のように語っている。「『スワロウテイル』におけるYEN TOWN BAND、『リリイ・シュシュのすべて』から生まれたリリイ・シュシュ、岩井俊二監督作品から、いつも素晴らしい音楽が生まれてきた。では『ラストレター』からはどんな音楽が生まれるのか。岩井俊二、小林武史と話し合いを続けた。たくさんのアーティストが主題歌の候補としてあがるなか、答えが目の前にあることに気づいた。『試しに』と歌ってもらった森七菜の歌声には、少年と少女の間をたゆたうような瑞々しさと、誰にも真似できない力強さがあった。その声に惹きつけられて、岩井俊二がおとぎ話のような歌詞を書き、小林武史が映画の世界観を投影したメロディをつけた。エンドロールにこの主題歌が流れたときに、ついに”岩井俊二監督作品”が完成したのだと感じた」。さらに、森さん本人は、「こんなに素敵な、私が大好きな作品で、さらに岩井俊二監督、小林武史さんに作っていただいた唄を歌うことが、非常に重大な事だと感じました。歌詞、メロディともに一瞬一瞬聴き逃せなく、全部余すことなく歌わないと、と心掛けました」とコメント。「歌うことは楽しいですが、まだまだ未熟なので、ひとつの映画を作るような、お芝居をするような感覚で歌いました」と女優らしさも覗かせる。また、小林氏は「今回、映画のエンドロールの使いどころも、透明感のある森さんの声にピッタリなので、トータルとしてうまく色々な要素がつながることになる」と明かし、「レコーディングを一回一回重ねるごとに成長してくるんです。最初から表現しようとする気持ちがあり、やっぱり女優さんなんだなと思いました」とコメント。岩井監督も「やはり根に女優というものがあるので、『上手く歌おう』というよりも、『表現しよう』というアプローチが、撮影現場で役者としてやっていたアプローチに共通するものがあるんだな」と語り、「すごく丁寧に、文学的に表現していて、とても感心しました」と絶賛を送っている。森さんにとっては、これが歌手デビュー作品。なお、シングル「カエルノウタ」のカップリングには小泉今日子の「あなたに会えてよかった」、荒井由実の「返事はいらない」のカバーが収録される。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。主題歌「カエルノウタ」および『ラストレター』オリジナルサウンドトラックは2020年1月15日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年11月21日“ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画祭”をコンセプトに、11月22日(金)から24日(日)まで広島市内3会場で開催される広島国際映画祭。被爆から復興を遂げた広島ならではの映画祭として作品上映やゲストのトークショーなどを実施。【チケット情報はこちら】11月22日(金)に先行上映される、映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の舞台挨拶に主人公・北條すずの声を演じた女優のんと、白木リン役を演じた岩井七世の登壇が決定。舞台となった広島で『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の新たな魅力を伝える。11月24日(日)にクロージング作品として上映される、映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱』には大林宣彦監督が登場。現在闘病生活を続けながらも、映画製作活動を通して力強いメッセージを伝えている監督。監督がどうしても伝えたいこととは…。最高傑作とも言われる本作に込められたメッセージを監督から伝えてもらう。チケットぴあにてチケット発売中。■広島国際映画祭201911月22日(金)~24日(日)NTTクレドホール/広島市映像文化ライブラリー/横川シネマ開幕式&「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」上映鑑賞券:指定席-2000円「海辺の映画館-キネマの玉手箱」上映鑑賞券:指定席-2000円「新聞記者」舞台挨拶付き上映鑑賞券:指定席-2000円 ※予定枚数終了上記3作品以外の上映鑑賞券:1日券-1500円※出演者のキャンセル・変更による払い戻し不可。※詳細はオフィシャルサイトにて。
2019年11月14日このたび「ハライチ」の岩井勇気さんの初めての連載エッセイがまとまり、『僕の人生には事件が起きない』という一冊に。「ネタとか書いてるからいけそうだなって雰囲気だけでオファーしてみたけど違ったな、とか編集さんに思われてるんじゃないですか」インタビューののっけから期待を裏切らない毒気。さすが岩井さん。だが、お笑いで独特の言語センスを披露してきた岩井さんの書いたモノなら読んでみたい、と思っていた人は多いはず。ありふれた人生も、角度を変えれば面白さが見えてくる。中身は主に身辺雑記。初めてのひとり暮らしで選んだメゾネットタイプのアパート回りのこと、コーヒーマシン購入までのエピソード、歯医者の予約を入れては忘れ続けた失敗談……。事件と呼ぶほどの出来事ではないのに、岩井さんのレンズで見ると、ちょっと風変わりな日常に早変わり。思わずニヤリとしてしまう。たとえば、組み立て式の棚についての回。自分で組み立てるのがちょっと面倒くさいな、までは誰もが思う。だが、岩井さんの筆にかかると、面倒さ加減は倍々に膨れあがり、そのボヤき文がまるで面白いラジオトークのように思えてくる。「だってみんな、何か組み立てたり配線つなげたりしていると、『ああっ!もう!』ってなるでしょう?そういうあるあるを書いたものは多いですね。当たり前すぎず、あるあるになってなくてぽかんとするようなものでもなく、『見落としてたけどあるね、それ』みたいなのを見つけるのが好きだし、得意です」ハライチのネタを見るかのような文章芸も披露している。趣味の麻雀で“上がったら死ぬ”と言われているほどのめずらしい手で勝ってしまったときのこと。岩井さんは帰り道から死ぬかもしれないという妄想に取り憑かれるのだが、〈窒息死〉はともかく、〈メゾネ死〉〈かぐわ死〉〈スースー死〉って何だ……。あんかけラーメンの汁を水筒に入れて外出したエピソードにも、意表を突かれる。交差点で水筒から飲んでいるのがお茶ではなくあんかけラーメンの汁という背徳感を綴り、「人の思い込みの裏をかくのは、ネタでも好きですね。ダイエットが続かないとかいう人に、『これ、すっごく体軽くなるし、すっとやせるし、オレの周りのミュージシャンとかみんなやってるんです』とヤバそうに引っ張ってきて、『玄米なんですけど』と落とすとか。そういうネタもわりとやります」融通の利かないファミレスのシステムや通販で届く段ボールとの格闘など、日常の不条理への抵抗も、岩井さん十八番のモチーフだ。「僕、あれこれその場で言いますけど、ケンカしているつもりはないんです。もやもやしたままだと疲れるから、解決しようと思っているだけで。感情として怒ってはいない。だから感情のままにしゃべるのではなく、理屈を組み立てて訴えようとする。ただ正義がこちらにあると思うと、どんなに強く出てもいいと思っているところはあるので、そこはまあ……(苦笑)」だが、それが正論だから、読んでいても胸がすく。「エッセイってフランス語のエセーからきていて、随想という意味らしいですね。明確なオチがなくてだらだらしてて。オレ、フランスが合っているのかも。フランス映画も“そして人生は続く”みたいなエンディングが多いし、この本のタイトルもフランス映画みたいだし、フランスでも売ってほしいなあ」ボケてるのかマジメなのか、とにかく楽しい岩井ワールド。ファンもそうでない人も、本書で触れてみて。『僕の人生には事件が起きない』各エッセイに添えられている挿絵は岩井さん作。「“上手い人がさらっと描いた風”に、めちゃくちゃ力入れて描きました」。新潮社1200円いわい・ゆうき1986年、埼玉県生まれ。幼稚園からの幼なじみ・澤部佑と2005年にお笑いコンビ「ハライチ」を結成。ボケとネタ作りを担当。好きなものはアニメと猫。『自慢したい人がいます~拝啓 ひねくれ3様~』(テレビ東京系)、『ハライチのターン!』(TBSラジオ)などで活躍。※『anan』2019年11月6日号より。写真・土佐麻理子(岩井さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年11月05日『この世界の片隅に』に新たなエピソードを盛り込み描き出す新作劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の【特別先行版】ワールドプレミア上映が、昨日11月4日に第32回東京国際映画祭特別招待部門にて行われ、のん、岩井七世、片渕須直監督、そしてコトリンゴが登壇した。国内外で70以上の賞を受賞したアニメーション映画『この世界の片隅に』。新作となる本作では、250カットを超える新たなエピソードを追加。ただの長尺版ではなく、新エピソードによってこれまで目にしていたシーンや人物像が、全く異なる印象で息づきはじめる。2016年の同映画祭で『この世界の片隅に』が上映されたが、今回の上映イベントで片渕監督は「3年ぶりに帰ってきた気分」と凱旋を喜び「実はまだ途中です。あと数分長くなります。もっと長いすずさんの人生をこの映画を通して感じていただければ」と劇場公開時のさらなるシーンの追加を予告。今作では、すず役ののんさん、リン役の岩井さん、周作役の細谷佳正ら、前作のキャストが再集結している。のんさんは「期間を置いてから同じ役に挑むのは初めての経験。緊張したけれど、前作や原作を読み直して、すずという役柄や新しいシーンに対してどう解釈するかを考えていくうちに、すずさんの皮膚感が蘇ってきました」と明かし、岩井さんは「自分で舞台である呉を訪れたり、前作を10回くらい映画館で観たり。作品のファンでもあるのでアフレコ収録は緊張しましたが、気張らず、監督の演出に耳を傾けていました」と作品愛を語った。そして、音楽担当のコトリンゴさんは新たな楽曲提供のほか、エンディング曲「たんぽぽ」もアレンジ。「再録にあたり『たんぽぽ』は聴いたイメージを変えないように意識しつつ、完結という名残惜しい重厚感を出したかった」と言いつつ、「これで本当に完結…なんですよね!?」と片渕監督に確認し笑わせる一幕も。また今回の新たなシーン追加で“リンと周作の秘密”が描かれることに。これにのんさんは「複雑な気持ちになりました」と話し、「すずさんにとって、リンさんの存在はとても大きいことがわかるシーンが沢山あります。突然嫁いだ呉でリンさんはすずさんに、『絵を描いてほしい』と言ってくれたはじめての人で、すずさんはもともと自分の中にあるものを認めてもらえたということを心の拠り所にしていました。なのでリンさんと周作さんの秘密は、すずさんにとってどこに感情を置けばいいのか、戸惑っている気がしました。リンさんが大切だからこその戸惑いですね」とすずの心境を代弁した。一方で「複雑な部分で難しいと思ったけれど、スタジオに入って監督に演出してもらって理解していきました」と言い、「自分自身も気づけることもあって、再び役に挑むことができました」と徐々に役をつかんでいったそうだ。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月20日(金)よりテアトル新宿・ユーロスペースほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:この世界の(さらにいくつもの)片隅に 2019年12月20日より全国にて公開© 2018こうの史代・双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会
2019年11月05日松たか子主演、川村元気が企画・プロデュースを担い、岩井俊二が監督を務める映画『ラストレター』。この度、『Love Letter』(‘95)で繊細な演技力と圧倒的な存在感で人々を魅了した中山美穂と豊川悦司が、再び2人揃って岩井監督作品に出演することが明らかになった。これまで数々の名作を世に送り出してきた岩井監督。本作は、20年以上ものキャリアの中で巧みにその時代を切り取りながら様々な愛の形を表現し、いずれも熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリー。主演の松さんのほかにも、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介と豪華俳優陣が集結した本作だが、今回新キャストとして、各映画賞を総なめにし、世界でも絶賛された『Love Letter』に出演した中山さんと豊川さんの参加が決定。豊川さんが松さん演じる裕里の姉・未咲の元恋人・阿藤を、阿藤の同居人・サカエを中山さんが演じ、未咲の過去に絡む、本作において非常に重要なパートを担う。中山さんは『Love Letter』以降、岩井俊二プロデュース作品『新しい靴を買わなくちゃ』(’12)でタッグを組んで以来となるが、岩井作品へ出演するのは、中山さん、豊川さん共に24年ぶり、2人の共演も映画作品では24年ぶりとなる。「お元気ですか?」の名ゼリフがブームになった『Love Letter』公開から約四半世紀。今回の出演は、岩井監督からのオファーで実現。2人共に、岩井監督から声をかけてもらったことに喜び、二つ返事で出演を快諾したという。中山さんは「いつかまた豊川さんとの共演はもちろんのこと、岩井監督作品に出演できたらいいなと思っていたので、今回声をかけていただき、とても嬉しかったです」と今回の参加を喜び、「豊川さんとは、今回共演シーンは少ないのですが、それでも今までの二人の歴史があるので、短い共演シーンの中でも積み重ねてきた何かがスクリーンには映っているのではないかと思います」とコメント。また、豊川さんも「中山さんとまたこうして二人で出演できてとても嬉しい」と喜び、「中山さんは、冷凍保存されてきたみたいで(笑)、全然変わっていないです。もう少しご一緒にお芝居をしたかったです。それは、また次回に。20年後といわず来年くらいにでもご一緒したいですね」と中山さんとの再共演を願った。そして岩井監督は、2人との撮影をふり返り「撮影は夏の盛りの仙台でしたが、なにかそこが冬の小樽で外は雪が降ってるような気分になりました。『ラストレター』と『ラブレター』が地続きの同じ世界の物語に一瞬思えました」と語っている。ほかにも、裕里の父母役として鈴木慶一、木内みどりが出演する。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年10月30日お笑いコンビ・ハライチの澤部佑と岩井勇気が、10日深夜に放送されたラジオ番組『ハライチのターン!』(TBSラジオ/毎週木曜24:00~25:00)で、岩井のエッセイ集『僕の人生には事件が起きない』が『王様のブランチ』(TBS系/毎週土曜9:30~)でランキング1位になったことについて言及した。同番組のブックコーナー・文芸書ランキングで1位になった岩井のエッセイ集。この放送を見ていたという岩井だが、自分の著書が1位になると知らなかったそうで「文芸書ランキングに入っていると思わないから、まず。『あ、俺の本じゃん!』ってなった(笑)」と振り返った。また、相方の澤部佑もこの放送をたまたま見ており、「1位が岩井勇気って出てきたから、笑っちゃったよ、本当に」とも。岩井は「スタジオのニッチェさんが『岩井!?』って(笑)」と思い返し、一方の澤部も「ニッチェ姉さん仲良いでしょ? 喜んでくれてたね」と振り返っていた。さらに、澤部が「これから特集が組まれることもあるの? そしたら“ブラン娘”が来るじゃん。『岩井さん、読みました、いや~面白いです~』って」と言うと、岩井は「そしたら俺、“先生”として対応するから」と話していた。
2019年10月15日2016年11月12日に公開され、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞に輝き、大反響を呼んだ『この世界の片隅に』に、新たにエピソードを追加した新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。この度、主人公・すずと遊郭で働くリンを主軸にした、愛らしく切ない予告編が完成。さらに、すず役のん、リン役岩井七世のアフレコの模様とコメント映像が解禁となった。予告編では、すずが描いた“あいすくりいむ”や“ハッカ糖”、“わらび餅”などお菓子の絵について、リンと楽しそうに笑い合う場面や、満開の桜の木を背に語り合う場面など、2人のこころの交流が描かれている。さらに前作では描かれなかったものの、原作に登場する北條周作を巡るすずとリンの関係性も垣間見えるシーンが登場。ある日、周作の部屋で“最後のページの一部が切り取られたノート”を発見したすずは、ひらがなが読めないリンが「ええお客さんが書いてくれんさった」と、リンの名前と住所が書かれた“ノートの切れ端”を嬉しそうに見せてくれたことを思い出す。白い息を吐きながら、寒空の下を曇った表情で歩くすずの姿と、「周作さん、うちは何一つリンさんに敵わん気がするよ」と語るすずの声が重なり、周作を巡る3人の物語を喚起させる内容となっている。また、のんさんと岩井さんのアフレコ映像も初解禁。3年ぶりにすず役を演じた、のんさんは「時を経て、同じ役に挑むことは初めての経験だったので緊張しましたが、スタジオでは監督とリン役の岩井さんと一緒に収録することができたので、すぐにすずを思い出せた気がします。今までのすずさんと違った一面もあるので、面白かったです」と、前作との違いを語る。同じく3年ぶりにリンを演じた岩井さんは、「このような形でまた映画館で上映されるということで、本当に最良の形だと思いますし、台本と絵コンテが送られてきたときは、“やっとだ”という思いから涙が出ました」と感慨深いコメントを寄せている。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月20日(金)テアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の(さらにいくつもの)片隅に 2019年12月20日より全国にて公開© 2018こうの史代・双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会
2019年10月10日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、26日に都内で行われた初のエッセイ集『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)刊行記念イベントに出席。イベント前には囲み取材に応じた。岩井は「芸能人って、インスタグラムで『美味しい物を食べました』とか、すごい生活してると思うかもしれないけど、誇張して言っているだけと僕は思っています(笑)。言い方は悪いですけど、ウソついている部分も結構あるなと。本当に良く見せた部分をつまんで番組にしたりするので、味付けが濃いものばかりをチョイスしている」と分析。そして、「芸能人もそんなに華やかな生活をしているわけではなく、地味な部分もいっぱいある」とし、「自分って平凡な生活をしてるんだなと思っている人も、人と比べる必要はなく、自分が面白いとか楽しいと思ったりすることがあればいいんじゃないのかな」と語った。相方の澤部佑について、「(本を)見てないんじゃないですかね。見てほしいとは思わないです。読んでもらって感想をもらったとしても、そんな誰にも響かないし」と笑顔。「創作をしない人間なんで、澤部は。そういう人に評価をもらっても別にって。澤部に期待することは、この本に対してはないです」と笑いを誘った。早くも増刷が決まったというが、岩井は「新潮社は見くびっていたんじゃないかなって。最初は『上手いですね』と乗せてくれたんですが、本を発売をするにあたって、ちょっとビビってるな、過小評価してんなという気持ちはありますね」と話した。イベントでは、サンシャイン池崎をゲストに迎えた。"猫好き"という共通点もあるが、岩井は「猫かわいいよって僕が勧めた気がしてますし、池崎が猫を持っている代表的な写真は僕が撮ったんですけど、無断で使っているんですよ。だから訴えようと思います」と笑顔を見せていた。
2019年09月27日●エッセイ執筆も「澤部の方が文才ある」お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、9月26日に初エッセイ集『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)を発売する。この本は新潮社の雑誌、webサイトで連載していた内容がもととなっている。岩井はエッセイ執筆のオファーについて、「書けると思われがちだよなって(笑)」と心境を振り返る。同エッセイは日常がテーマとなっており、漫才や出演番組の裏側などについては取り上げられていない。その理由を聞くと、「あまり裏側を言うのは好きじゃないんですよね。なんかネタばらしみたいな感じがするじゃないですか」と明かした。また、岩井は近年、「腐り芸人」として取り上げられることも多いが、岩井自身は「自分では腐っていると1つも思っていない」と語った。○■担当者からの絶賛も「素直には受け取ってない」――エッセイ執筆のオファーを受けたときの心境はいかがでしたか。コンビのネタをつくる方で、ちょっと陰なキャラっぽい感じだから、書けると思われがちだよなって(笑)。澤部とは同級生なので、読者感想文とかも見たことあるんですけど、「俺って文章力ないな、澤部の方が文才あるな」って思ってましたから。――実際に書いてみてどうでしたか。誰が読むんだよという気持ちはありましたけどね。「こんなことがありましたよ」っていろんな人に言うべきこと、この話題だったらみんな興味あんだろということも別に起きてないので。――ただ、担当者の方からは「まだ始めたばかりなのにすごい面白いです」などと言われたそうですね。「反響良いです」「面白いです」と言ってくれてたんですけど、まあ、そりゃ言うだろうなと。こういうヤツって、乗せないと書かなくなりそうな感じするじゃないですか。俺が逆の立場でも言うでしょうし、別に素直には受け取ってないです(笑)。その人自身にメリットがなく、まったく言う必要ないのに「岩井のエッセイ面白かったです」と言っていたら、うれしいですけどね。ただ、岩井のエッセイをあえて評価することで、自分の評価を上げようというのが透けて見える人はちょっとな、というのはあります。○■あまり裏側を言うのは好きじゃない――執筆するなかで、ネタが思い浮かばなかったなどの苦労はありましたか。ネタが出てこないというのはなかったです。ネタというほどのことではなく、なんでもないことを一生懸命面白く書くことが多かったので、逆に事欠かないですね。なんでも面白く書けるようにしようという意識ではいました。――エッセイは日常をテーマにした内容となっています。漫才や出演番組の裏側などを取り上げなかったのはなぜですか。そもそも、あまり裏側を言うのは好きじゃないんですよね。なんかネタばらしみたいな感じがするじゃないですか。「ここのオチがどう」とか「すべってる」とかって、客が知る必要はないし、客が言うことでもないので(笑)。それを芸人側が言い過ぎたことで浸透しちゃって、そういう見方をするようになっちゃってるけど。なんか楽屋まで入ってきてる感じがするんですよね。客は別に笑いに来て、面白ければ笑えばいい話ですから。――岩井さんはラジオでも日常について話されることが多いですが、話すと書くとでは、どんな違いがありますか。ノリで押し切れるので、話す方が簡単ですね。字ズラにすると面白くないノリがいっぱいありますし、あらすじだけ聞いたら、マジでつまらないような話ですから。――ラジオだと、澤部さんというツッコミがいるのも、大きな違いなんでしょうか。そうですね。聴き手がいるというのもありますし、ラジオだと明らかにボケていてもいいという感じです。文章だと、独りよがりで閉鎖的な感じがしちゃうんですが。だから、読者を置いていかないように、とは意識していました。ラジオでは、要所要所で笑いを入れていかないと怖いんですが、文章はめちゃくちゃ長くない限りは、最後のオチまでたいがい読んでくれますから。○■みんな面白いことなんて起きてないですから――「僕の人生には事件が起きない」というタイトル通り、収録されているエピソードには、驚くような「事件」は起きていない印象です。オチがあるか分からない、なんでもない話を面白くできたほうが芸人なんじゃないの、とは感じます。基本的にはみんな面白いことなんて起きてないですからね。そんなに起きてないのに、大きい声で「起きてますよ!」って言っているような人の集まりなんで、芸能人って(笑)。――そうなんですね(笑)。結局、みんな日常生活なんて別に普通だし、なにも起きてないので。テレビとかに毒されて、「すごいいろんな出来事が起きているのに、俺の日常は普通だな」じゃなくて、みんな普通。だからこそ、別に見方を変えて楽しもうと思えば、楽しめるんじゃないかって思います。●日常を楽しむコツは「自分を切り離して考える」――あとがきでも「どんな日常でも楽しめる角度は確実にあるんじゃないか」と書かれていました。岩井さんなりの視点を変えるコツを教えてください。自分を切り離して考えるということですね。そう思ったら、怒られたりしんどくても、別にどうでもいいなって。他人が怒られていたらどうでもいいじゃないですか。そういった意味では、僕はストレスを感じない方だと思います。その場でイラッとはしますが、たいがいは忘れますし、ため込まないです。――岩井さんご自身、生活の中で自分を切り離して考えることが多いんですか。そうですね、たいがい「誰が言ってるんだよ」というようなことを言ってますから。でも、別にそこは切り離して考えているので。「いや、俺が言ってるからとかじゃなくて、違うもんは違うじゃん」って。――昔からそのように客観視される性格だったんですか。そうですね。たとえば小学生のとき、力が強かったこともあり、ケンカになると相手が泣いちゃうんです。でも俺に対して悪口をすごい言ってくるんで、「なんでコイツ、ボコボコにされるのに言うんだろう」と思ってましたし(笑)。それを収めるために先生が「岩井は大人の考え方ができるんだから、あまり目くじら立てるな」と言ってたんですけど、それに対しても「そう言っておけばいいと思ってるんだろな」と思ってましたしね。○■「自分では腐っていると1つも思っていない」――学生時代の岩井さんは、サッカー部だったりと、どちらかといえば"リア充"側の人間でした。芸人界だけなのか分からないんですけど、学生時代にいじめられていたヤツとか、本当に目立たなかった"陰キャ"だったヤツのリベンジみたいな感じってあるじゃないですか。それが気持ち悪いと思ってるんすよ(笑)。学生時代にモテなかったヤツが、芸人として売れだして、女遊びとかをめっちゃしているのを見ると「やってんな~」って思いますね。――岩井さんは近年、"腐り"や"ひねくれ"といった印象も強いですが、ご自身はこれについてどう感じていますか。自分では腐っていると1つも思っていないんですよ(笑)。正論を言うと、腐っているって捉えられる世の中がやべえなって思ってますけどね。なんか終わってんな、ウソが本当になっちゃってるなって(笑)。正論を言うと、「いや、そんなこと言うなよ。すみませんコイツ、不器用なヤツなんで」みたいな扱いをされるんですけど、「みんなは嘘ついているってことだな」って思うんですよ。――『ひねくれ3』では、小宮さんや山里さんと共演されています。小宮さんは学生時代に変ないじられ方をされていたところがあるので、自虐的なところがあります。山里さんは卑屈で、性格が悪いです。山里さんがたまに言う「リア充なヤツとか、自分に嫌なことをしたヤツにこういう制裁をするんだ」ということを聞いていると、「マジで性格悪いな」って思いますよ(笑)。僕は陰湿なことはしないで、正々堂々やりましょうというタイプですから。○■相方・澤部佑は“無”「オリジナルを見たことない」――本のラストには、相方・澤部さんのエピソードが書き下ろしで収録されていますが、執筆しようと考えた理由はなんですか。まあ、1つは「入れろ」って言われたからです(笑)。でも、別に事実をつづっているとかじゃなくて、論文みたいな感じですね。ここだけはフィクション、小説だと思ってくれて大丈夫です。――澤部さんについて、「無」という表現をしていましたね。澤部のオリジナルを見たことないなと感じたりするので。よく恥ずかしげもなくできるなってたまに思ったりしますね。「これ、あの人のやつじゃん」っていうのがちょくちょくあります。ただ、自分で発注ができないだけで、誰かから発注をされたら、それには100%応えられます。――著書を今回出版されたわけですが、今後ほかにやってみたい仕事はありますか。アニメ関係の仕事とか、結構やりたいことはやれています。でも、金稼ぎのために、嫌な仕事を引き受けることがなくなったら最高ですね。――執筆業は今後も続けていく予定ですか。なんか「これだ!」っていうのができるまで、今後もケリがつくまでやりたいです。それができるかどうか分からないですけど(笑)。
2019年09月25日映画『ラストレター』が、2020年1月17日(金)に公開。主演・松たか子×岩井俊二監督。岩井俊二監督の描く、世代を超えた淡いラブストーリー映画『ラストレター』は、『花とアリス』『Love Letter』『四月物語』の岩井俊二監督によるオリジナルストーリー。20年以上ものキャリアの中で、その時代を切り取りながら様々な愛の形を表現してきた岩井が、初めて地元・宮城を舞台にしたラブストーリーを描く。“小さな嘘と手紙の行き違い”をきっかけに、<過去と現在>、2つの世代を通して紡がれる淡く切ない恋の物語が始まる。松たか子主演、広瀬すず×福山雅治×神木隆之介が共演物語を彩るのは、日本を代表する豪華キャストたちだ。主人公・岸辺野裕里(松たか子)姉・未咲の死をきっかけに同窓会に参加。そこで再会した初恋相手・鏡史郎(福山雅治)に対して、“姉のふり”をして不思議な文通を通わすことになる。岸辺を演じる松たか子は、自身初主演の映画『四月物語』以来約21年ぶりに岩井監督とタッグ。遠野鮎美(広瀬すず)主人公・岸辺野裕里の姉・未咲の娘にあたる遠野鮎美。鮎美は、母・未咲宛ての同窓会の案内を裕里に渡して、これをきっかけに裕里は未咲の死を知らせに同窓会に行くことになる。演じる広瀬すずは、未咲の高校生時代も演じており1人2役。乙坂鏡史郎(福山雅治・神木隆之介)乙坂鏡史郎は、学生時代に学校のヒロインだった未咲を好きになる。同窓会で姉の死を伝えにきた裕理を未咲だと勘違いする。好きだった人だと思って、裕里と文通を始めることになる。裕里も、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。現在の鏡史郎を福山雅治、そして高校時代を神木隆之介がそれぞれ務める。森七菜や庵野秀明も出演そのほかキャストには、『天気の子』でヒロインを務めた森七菜をはじめ、『シン・エヴァンゲリオン』シリーズなど数々の名作を世に送り出してきた庵野秀明、歌手として活動する水越けいこ、小室等など、マルチな分野で活躍するユニークな顔ぶれが勢ぞろい。そして、松たか子演じる裕里と庵野秀明演じる・宗次郎の息子・岸辺野瑛斗役として、Dragon Ash降谷建志と女優・MEGUMIの長男・降谷凪が起用され、本作で俳優デビューを果たす。さらに95年の岩井監督映画『Love Letter』で共演した中山美穂と豊川悦司が、再び岩井作品に出演する。森七菜が、本作の主題歌で歌手デビューなお主題歌「カエルノウタ」を歌うのは、『ラブレター』に出演する新人女優の森七菜。森は、本作で歌手デビューを飾る。<あらすじ>裕里の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会することに。勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく―――【詳細】映画『ラストレター』公開日:2020年1月17日(金)監督・原作・脚本・編集:岩井俊二音楽:小林武史キャスト:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治配給:東宝
2019年09月07日映画『ルパン三世 THE FIRST』が2019年12月6日(金)にロードショー。「ルパン三世」史上初となるフル3DCGの長編アニメーションとなる。1967年に漫画の連載がスタートして以来、アニメ、実写、ゲーム、スピンオフと様々な表現がされてきたルパン三世。アルセーヌ・ルパン(ルパン一世)の孫であるルパン三世、早撃ちのガンマン・次元大介、斬鉄剣の使い手・石川五ェ門、抜群のプロポーションを持つミステリアスな美女・峰不二子、そしてインターポール所属でのルパンを追う銭形警部など個性豊かなキャラたちは50年がたった今でも多くの人々に愛されている。『ルパン三世 THE FIRST』あらすじ長編アニメ化に至っては23年ぶり、そして初の3DCGアニメーションに挑戦する本作。映画は、ルパンの祖先であるルパン一世ですら盗むことに失敗した因縁の宝“ブレッソン・ダイアリー”を巡る物語を描く。謎を解いたものは莫大な富を手にすることができるとされ、第二次世界大戦中にはナチスがその行方を追い求めたという“ブレッソン・ダイアリー”。その伝説級のお宝に隠された秘密とは一体ー?そしてルパン一味は見事に獲得することができるのかー?ルパン一味を取り囲む新キャラクター物語のキーを握ることになる、個性豊かなゲストキャラクターたちを紹介。広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也といった豪華キャスト勢にも注目だ。・レティシア(広瀬すず)…ブレッソン・ダイアリーを巡り、ルパンと出会う考古学に精通した女性。育ての親・ランベールの命を受けブレッソン・ダイアリーを盗みだし、隠された謎を明かそうとルパン一味と行動を共にすることに。・ランベール(吉田鋼太郎)…レティシアの育ての親である考古学者。ブレッソン・ダイアリーの謎を解き明かそうと暗躍する。ゲラルトに使われている。・ゲラルト(藤原竜也)…ブレッソン・ダイアリーに隠された謎を解き明かすため、不二子に盗ませる。戦前から続く秘密結社の再興を目指している。3DCGは原作者モンキー・パンチの悲願でもあった惜しくも2019年4月に永眠した原作者モンキー・パンチが残したコメントも到着。ルパン一味のキャラクター設定資料を嬉しそうに眺めていたという彼は、「ずっと待ち望んでいた3DCGのルパン三世です。キャラクターやストーリーを拝見したけど、新しい感覚がいっぱいつまったルパンになりそうで、どんな作品になるか想像するだけで、今からワクワクしています。」と喜びの声を残している。監督・脚本は山崎貴監督・脚本を務めるのは、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』『STAND BY ME ドラえもん』『永遠の0』をてがけた山崎貴。VFXで高く評価され、また、ドラゴンクエストの映画化にあたっても“フル3DCGに挑戦している。ルパン一味"を山崎がどう描くのかも注目だ。【作品詳細】映画『ルパン三世 THE FIRST』公開日:2019年12月6日(金)監督・脚本:山崎貴原作:モンキー・パンチ音楽:大野雄二出演:栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也製作:2019映画「ルパン三世」製作委員会配給:東宝
2019年07月14日