今年で日本公演30周年を迎えるミュージカル『アニー』の制作発表が1月22日、都内某所にて行われた。応募者約9,000人の中から選ばれた2015年のアニー役の黒川桃花、前田優奈をはじめとする子役たちと、メインキャストの三田村邦彦、青木さやか、木村花代、崎本大海、甲斐まり恵らが登壇した。ミュージカル『アニー』チケット情報『アニー』は孤児院で暮らす11歳の女の子が、辛い境遇に置かれながらも前向きに生きていく物語。舞台は1933年の世界大恐慌直後のニューヨークで、誰もが希望を失っている中、彼女だけはいつも元気いっぱい。見る者すべてを明るく元気にさせてくれる作品だ。今年は日本公演30周年の年でもあり、現代に舞台を移した映画「ANNIE/アニー」も1月24日(土)より日本公開され、話題となっている。会見では、昨年に引き続き大富豪のウォーバックス役を演じる三田村は「30年も続いているこの作品はとにかくストーリーがとても素晴らしいです。子供が見るイメージがあると思いますが、歌も踊りもとても良くできているので、是非大人の方に見に来ていただきたいです」と会場内に熱く語りかけた。また、今回がミュージカルへの初出演となる青木は「毎年アニーを見ているので、ハニガン役をできることがとても嬉しいです。娘にはグレース役が良かったと言われました」と会場を沸かせた。また、役作りや歌唱に関して聞かれると「恐ろしいハニガンが演じられたらいいなと思っています。また、コーラス部に所属していて、中の上くらいの歌唱力なので、上の下くらいまではもっていきたい」と意気込んだ。制作発表には代表曲『トゥモロー』を子役たち全員で披露。今年は日本公演30周年を迎え、ハリウッド映画も公開、青山劇場から新国立劇場へと場所を変えた新しい『アニー』に期待が高まる。ミュージカル『アニー』は4月25日(土)から東京・新国立劇場中劇場にて5月17日(日)まで開催。チケットぴあでは現在1月29日(木)11:00まで先行抽選プレリザーブを受付中。
2015年01月27日モデルで女優の高橋メアリージュンが1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『闇金ウシジマくん Part2』(5月16日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、同名漫画を原作に、違法な金利の闇金業者・丑嶋馨(山田孝之)が、安易に借金を重ねる多重債務者たちを容赦なく追い込んでいく物語。劇場版第2弾の完成を迎え、この日は、主演の山田孝之をはじめとした主要キャスト12人(山田孝之、綾野剛、菅田将暉、木南晴夏、門脇麦、高橋メアリージュン、中尾明慶、窪田正孝、本仮屋ユイカ、柳楽優弥、崎本大海、やべきょうすけ)に加え、シリーズとおしてメガホンをとる山口雅俊監督の計13人が集まった。高橋が演じるのは、闇金融ライノー・ローンの女経営者・犀原茜で、主要12人の中では唯一オーディションが行われた役。丑嶋を過剰にライバル視し、どんな手を使ってでものし上がろうとヤクザに取り入り、えげつない商売にも手を染める。マキタスポーツ演じる部下・村井を罵倒しながら、借金の回収も手段を選ばない。原作には登場しないオリジナルキャラクターかつ、強烈な役柄であることからキャスティングが難航。クランクイン後も決めかねていた山口監督は、撮影現場に候補者を呼び、ひそかにオーディションを行っていた。モデルとして活動する傍ら、2012年にNHK連続テレビ小説『純と愛』でドラマデビューを飾り、『るろうに剣心』の第2・3作で駒形由美役に抜てきされるなど、ここ最近は演技の仕事も増えている高橋。本作のオーディションで呼ばれたのは、くしくもラストシーンの撮影日だった。川辺の公園で準備する間もなく台本を渡され、立ったままセリフを読まされた。高橋が舞台あいさつでそのことを話すと、共演者からは「えー!?」と驚きの声。「大声出してセリフを言ったんですけど、監督の反応がすごく薄くて。すぐ帰られたので、落ちたぁ! と思ったんですよ」と振り返ると、山口監督は「大丈夫だなと思って。撮影もあるし」と即決だったことを明かした。また、高橋は「茜として丑嶋を怖がりたくはなかったのであまり緊張はしなかったです」と覚悟を持って現場に臨んだようで、「撮影の時は丑嶋を殺すというか、どうやったら死ぬかなと考えて殺気を出すようにしていました」と役を作っていったのだという。山田は、そんな高橋を「最高でしたね」と絶賛。山田が、「(以前)頭の中で殺してたと言っていましたよね。殺していたんですよね?」と問いかけると、高橋は笑顔で「はい、殺していました」と答えていた。
2014年05月02日累計750万部突破の大人気コミックを実写化し、2014年1月期連続ドラマ期待度調査「深夜ドラマ部門」(オリコン調べ)第1位にして、現在ドラマ版Season2も放送中の「闇金ウシジマくん」。その新作オリジナルドラマが、定額制動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」(以下、dビデオ)にて3月13日(木)より独占配信されることが明らかとなった。今回「dビデオ」で配信されるオリジナルドラマは、「闇金ウシジマくん」の中でも特に人気のエピソード「スーパータクシーくん編」をこれまでのキャスト&スタッフが集結し制作したもの。変態タクシー運転手が自分の欲望の赴くままに借金を重ね、追い詰められたあげくに“最も醜い選択”を迫られる姿を描いており、原作ファンからの支持も厚く、全シリーズで演出を務める山口雅俊監督も「実写化の期待度も難易度も高いエピソードだからこそ、dビデオという新しいメディアで挑戦しました」と語る意欲作だ。“最凶の闇金”丑嶋馨役の山田孝之を始め、丑嶋からの信頼厚い“右腕”柄崎役のやべきょうすけ、“元ホストでイケメン社員”高田役の崎本大海などドラマや映画シリーズでおなじみの俳優陣が勢揃い。さらに、原作史上“最も変態でナルシストな債務者”のタクシー運転手で、本エピソードの主人公・諸星役には「ロバート」の秋山竜次を抜擢。撮影を経ての感想は?というと「寒い時期で裸になったりと、色々大変でしたが、自分の演じた諸星がダメダメすぎて演じていて、こうゆうやつにはならないようにと勉強しながらやってました。(山田さんは)普段は物凄く優しい目をしているのに、役に入ったときのウシジマくんの目が怖くて見れないほどだった」とダークでシニカルな笑いが渦巻くその世界観を存分に味わった様子。その同僚タクシー運転手役に若手俳優の千葉雄大、実力派俳優のきたろうたちが。他にも、神楽坂恵、岩佐真悠子、柳俊太郎ら、個性的な俳優陣を迎え、借金をめぐる剥き出しの欲望や狂気が複雑に絡み合う“人間の性”を2時間を超えるボリュームで描くとのこと。主題歌には結成25周年を迎える人気ロックバンド「the pillows」の「EMERALD CITY」が起用され、登場人物の心情がめまぐるしく展開する本作のストーリーを、より一層盛り上げる疾走感溢れた楽曲となっている。さらに、「dビデオ」では本オリジナルドラマに加え、ドラマや映画シリーズ全作品を配信している。思う存分“ウシジマ・ワールド”に浸かってみてはいかが?dビデオ powered by Bee TVスペシャル「闇金ウシジマくん」は3月13日(木)よりdビデオにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2014年02月28日入江甚儀、20歳。時折、年相応と言える笑顔をのぞかせるが、インタビューが進むにつれてその落ち着いた佇まいと口調から「本当にまだ20歳?」と疑いたくなってしまう。一方で当人は「もう20歳」と感じているという。ドラマに映画、舞台と活躍の場を広げ、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」にも出演するなど確実に成長を遂げているように見えるが、自らの歩みについて「自分の中ではまだまだ遅いと思ってます」と毅然と語る。ブレイクの萌芽を抱えた20歳は成長を、変革を、ほとばしるエネルギーを発散する舞台を渇望している――。そんな彼にとって武者修行の場として最適と言えるかもしれない。先日より放送がスタートしたドラマ「闇金ウシジマくんSeason2」に入江さんはレギュラー出演を果たしている。10日で5割という暴利の闇金業者「カウカウファイナンス」を営むウシジマとそれでも彼に金を借りに来る切羽詰まった債務者たちの姿を描き、2010年に深夜ドラマとして異例の高視聴率を記録。映画化を経て、連ドラのシーズン2が製作された。入江さんは読者モデルとして名を上げることを志し、やがて悪事へと手を染めていく若者・中田を演じている。本シリーズでウシジマという当たり役をものにした主演の山田孝之を中心に、すでにシーズン1で完成している「ウシジマくん」の世界に飛び込んでいくプレッシャーと緊張感というのはどれほどのものか?「山田さんにやべ(きょうすけ)さん、崎本(大海)さんの3人が揃ってると怖いですよ」と苦笑を浮かべるが、俳優として物怖じすることはなかった。「確かに以前からのみなさんがいて、世界観が出来上がってはいるんですが、このドラマ自体、金を借りに行く側の人間が主体的に存在し、そこに金を貸す『カウカウファイナンス』の人間がいて…という関係性の中で成り立っている作品。だから世界観や空気感になじむことを考えるというより、まず自分の役をきちんと表現するというところからだなという思いが強かったです。それができれば、あとはウシジマくんがいるだけでこの世界の匂いをしっかりと感じさせてくれるので」。中田というのは決して人間として好意を持てる男ではない。「目先の利益に飛びつくタイプで飛びついたら食い散らかして、そこで何かを手にしたはいいけど、見渡すと恋人も友達もいなくなっている。考えが浅はかなんです」と入江さん。「演じる上ではヘラヘラしている感じは意識しましたね。何か疑問に思っても、それを受け止めきれずに流れてしまう。ちゃんと考える人間というのは一度、自分の中で飲みこんで、考えて『こうしよう』となるけど、それができないヤツは笑ったり、黙ってごまかしてしまうと思う。だからヘラヘラしながら、何かに突っかかりを感じても、すぐに『そうっすよね~』とスルーしちゃうような薄っぺらさというのが出せればと思いました」。散々な言いようではあるが、一方で中田を単なるダメな男とは思わない。嫉妬や羨望、野望、人間臭さ…。語弊を怖れず言えば「共感」や「似たもの」を感じているとも言う。「『似てない』と言ったら嘘になると思います。それは中田に限らず、他の役にも感じるし、自分の中に同じような部分があるからこそこのドラマを見て分かるところがあるし『こうはなりたくない』とも思えるんだと思う。中田は『有名になりたい』と思って芸能界にも片足を突っ込んでるけど、僕自身もいま、こういう仕事をさせてもらってて、服を買うのも好きだし上を目指したいって気持ちもすごく強い。そこにはリスクを背負わなくちゃいけない部分もあって、でも中田はそれをうまくコントロールできずに利益だけを求めて堕ちていく。どこかで一歩間違えれば自分も…というのは感じますよ」。そう、単に崖っぷちに立った人間の転落や債務に沈んでいく“負け組”のドラマを見せるだけではないのが本作の特徴。目を背けたくなるのは自分の中にも確実にある感情が描かれているからでもある。ではそこで一線を越えてしまう人間と踏みとどまる人間の違いはどこにあるのか?入江さんは「自分を信じ切れるかどうか」とうなずく。「自分を信じられないからお金の力を借りようとしてしまう。不安で『もっと必要なものがある』と足りないものを埋めようと金を借りてしまうんでしょうね。中田を演じて、改めて感じたのは成長しないヤツだなってこと。成長した気になってるけど、最初から最後まで外見はグレードアップしても中身は変わらない。空回りって言葉がピッタリなんです。何でそうなったのか?順番を間違えたんだと思います。オシャレが好きだから働いて、お金を貯めて好きな服を買って、そこで少しずつ評判を手にして内面も磨きがかかって…と成長していけばいいのに、いきなり金がないから借りる(笑)。苦労しないから身に着かなかったんですね」。入江さん自身は買い物するにも「迷って迷って…というタイプ(笑)」とのこと。親元を離れて一人暮らしを始めて「単純なことですが、遣えばお金はなくなっていくものなんだと実感しました。家にいた頃はお金がどこから出てくるのかさえも分かってなかった」と首を振る。ちなみに、これまでで一番大きな買い物は「思い切って買った革ジャケット」だという。「自分の中で『変わりたい』という思いがあって買いました。それを買ったことで人生の直線にひとつ大きな丸い点が付けられたような気はしています。もちろん、買ったから変わったと思うの浅はかですが、少なくとも“これを着るからには良い仕事しなきゃ”っていう責任やプレッシャーを背負うところはあります。何にせよ、買い物をするときは、この仕事にどう活かせるかってことは常に意識してますね」。自ら事務所のオーディションに応募して芸能界を志したのが中学2年生の時。見事合格するが、そのわずか3日後に連続ドラマのレギュラー出演が決定したというのは語り草である。その後も初舞台で主演を務め、次々とドラマに出演するなど、順調すぎるキャリアを歩んできた。もちろん、それは傍から見てのこと。当人はひとつずつの作品の中で時に葛藤し、もがき、実績を積み重ねてきた。デビューからドラマに映画、舞台とひと通りの作品をこなし、“ふた回り目”と言える周回に入った近年、確実に自分の中の変化や成長を感じている。「去年は特にいろんな監督に出会い、いろんな共演者の方々と仕事をさせていただき、いろんな意見を聞いていろいろ試して、芝居に対する考え方が大きく変わりましたね。特に『ロスト・イン・ヨンカーズ』(三谷幸喜演出)はすごく大きかったです。3か月ずっとあの舞台の世界に居させてもらえたというのは、なかなかない経験で、役者として大きな転換点になった気がしています。改めて感じるのは、お芝居って総合力であり、相手がいてこそ成り立つということ。ただ前に出ればいいってものではないし、時に自分がグイと出ることも必要だし、逆に引くことで自分が生きることもある。駆け引きの面白さを感じました」。経験が自身の血肉になると同時に、自分に足りないものも強く感じるようになった。「これまでは脚本を読んで、パッと自分の中に沸いたイマジネーションに芝居で近づいていくという作業が多かったんですが、それだけじゃ足りない場面が出てくるんです。もっともっと、普段から役作りをしていきたい。それからまだまだできないことがたくさんあって、殺陣もダンスも歌も全然できない。出来ることだけやっていると必ず行き詰まる時が来る。努力しないと演じられない役に挑戦したい。いつか、それができるようになった時にもう一度、原点に戻って“何もしない”役をやってみたいですね」。最後にもうひとつだけ。「年下のカレ」というこのインタビュー企画に合わせて恋愛観を尋ねると、ここでも動じることなく「互いに意見を言い合える仲でありたいですね。“言葉で言わなくても感じて”という部分は、付き合うと出てくると思うけど、そこに頼りたくないんです。伝えたいことはお互いに伝えて理解して、分かり合いたい」と確固たる答えが返ってきた。「年上の女性も大丈夫?」と訊くと、最後の最後で子供のようにはにかんだ表情を見せてくれた。「経験がないので…でも、大丈夫です(笑)!」<プロフィール>入江甚儀1993年5月18日生まれ 東京都出身身長181cm血液型O型「Colorful」(’10)、「人狼ゲーム」(’13)、舞台「ロストインヨンカーズ」(三谷幸喜演出/’13)など、映画・ドラマ・CM・舞台など幅広く活躍中。現在放送中のドラマ「闇金ウシジマくん Season2」のほか、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(’14)にも出演中。「キカイダーREBOOT」(’14・5月公開)に主演決定。<作品>TVドラマ「闇金ウシジマくん Season2」MBS・TBSほか深夜にて放送中!(そのほか地域の放送局情報は公式サイトにて随時更新中)TBS:毎週木曜24:58~/MBS:毎週木曜 24:59~※放送日時は、変更となる場合がございます。<ストーリー>まっとうな金融機関からはもう借りられない「後がない」客に金を貸し、10日で5割という法外な金利をむしり取る闇金カウカウファイナンス。その社長を務めるウシジマのクールな眼差しが捉える群像劇を描いたコミックが真鍋昌平の『闇金ウシジマくん』だ。2010年に深夜ドラマ化されて異例の高視聴率を記録し、2012年公開の劇場版も大ヒット。そのウシジマくんとカウカウファイナンスが、ファン待望の新シリーズとなって深夜ドラマ枠に帰ってきた!ホストや風俗、アルコールやギャンブルといったものに依存する人たちや、有名になりたい、金持ちになりたい、性欲を満たしたい、働かずに暮らしたいといった欲望に取り憑かれた人々の人間模様を描き出す本作。視聴者はきっと、「こうならないように明日から頑張ろう……!」と、不思議とポジティブになれるはず。また、新シリーズにおけるキャスティングの目玉として、山田孝之の盟友・綾野剛がウシジマの幼なじみ役【戌亥】として登場。裏の世界にも通じている情報屋として、ウシジマの依頼を受けての活躍に乞うご期待。<出演者>山田孝之綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、武田航平、入江甚儀、絵美里原作・真鍋昌平『闇金ウシジマくん』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)企画・プロデュース山口雅俊脚本福間正浩演出山口雅俊白川士遠藤光貴コピーライト(C)2014真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん2」製作委員会・MBS(photo / text:Naoki Kurozu)
2014年02月06日山田孝之が主演を務める映画『闇金ウシジマくん Part2』(5月16日公開)の追加キャストが発表され、菅田将暉、柳楽優弥、大久保佳代子、バカリズムらの出演が3日、明らかになった。本作は、2010年10月からMBS・TBS系で放送されたドラマ『闇金ウシジマ』の映画化第2弾となる作品で、山田演じる闇金・カウカウファイナンス社長の丑嶋馨役を主人公とした物語。丑嶋の幼なじみで情報屋の戌亥(いぬい)役を綾野剛が演じ、カウカウファイナンス社員でナンバー2の柄崎役のやべきょうすけ、イケメンで元ホストの社員・高田役の崎本大海といった、これまでのシリーズでおなじみのキャストも引き続き出演する。今回、追加キャストとして発表されたのは計13人。カウカウファイナンスの金を狙うヤンキー・加賀マサル役を2014年第37回日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた菅田将暉、どん底からナンバー1ホストを目指す神咲麗役を3月スタートのNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演が決定している窪田正孝。日雇い労働者でストーカーの蝦沼役を映画『許されざる者』など近年話題作への出演が続く柳楽優弥、東京近郊の暴走族・愛沢連合のリーダー・愛沢浩司役を中尾明慶が演じる。女優陣では、愛沢の妻でホスト狂いの愛沢明美役には木南晴夏、ホストの麗をナンバー1にするため金と欲におぼれ転落していく藤枝彩香役を、映画『愛の渦』でヒロインに大抜てきされ、東京ガスのCMでも話題の門脇麦が。丑嶋の最強最悪のライバルで女闇金・犀原茜役を映画『るろうに剣心京都大火編 / 伝説の最後編』で駒形由美役を射止めた高橋メアリージュン、小悪魔的な愛人・ユキミ役を本仮屋ユイカが務める。そのほか、カウカウファイナンスのマイペースな債務者役にバカリズム、麗のホストクラブの太客役(金を多く使う常連客)に大久保佳代子とキムラ緑子、茜の忠実なドMの部下役に2013年ブレイク俳優ランキングトップ10に選出されたマキタスポーツ、丑嶋ににらみをきかせる知性派ヤクザ役に光石研といった個性あふれるキャストが集結した。今回の追加キャスト発表に合わせ、13人が登場する予告編映像も公開。「終わりなきクズへの制裁」というコピーからはじまり、「人はどこまで堕ちるのか」から13人が次々に登場する。
2014年02月03日12月22日(土)に横浜でサーキット型ライブイベント「音生ライブサーキット 2012 WINTER CHRISTMAS SPECIAL Supported by 日本工学院」の開催が決定した。これは横浜の街を舞台に、5つのライブハウスで総勢46組のアーティストがライブを行うイベント。参加者はリストバンドを交換し、それぞれのライブハウスでライブを楽しむ。F.A.D yokohama、club LIZARD、7th AVENUE、BAYSIS、BAY JUNGLEの5つのライブハウスに登場するラインナップは、ロック、パンク、ポップス、R&B、HIP HOPとジャンルが多岐にわたるので、普段趣味が違う友人とも一緒に参加できたり、新たな発見がありそうだ。歩いて回る途中では、中華街・関内地区の街歩きを楽しめる。横浜の昔ながらの街並みを感じるもよし、中華街での食べ歩きを楽しむもよし、それぞれの楽しみ方で一日中楽しめるイベントになりそうだ。チケットは11月10日(土)午前10時より一般発売開始。■音生ライブサーキット 2012 WINTER CHRISTMAS SPECIAL Supported by 日本工学院会場:F.A.D yokohama、club LIZARD、7th AVENUE、BAYSIS、BAY JUNGLE(神奈川県)出演アーティスト(50音順)アンモフライト / iMagic. / We Are From You / EDDY / ALL OFF / カケラバンク / KAGERO / カラーボトル / Kaleido Knight / Kayo / Goodbye holiday / CLIFF EDGE / KETTLES / 崎本大海 / THE Hitch Lowke / ザ・ラヂオカセッツ / Chicago Poodle / 静カニ潜ム日々 / Sissy / JONTE / STUD / slowfood / THREE LIGHTS DOWN KINGS / 7!! / DOBERMAN INC / paionia / BACK LIFT / Honey L Days / BARICANG / Hundred Percent Free / +plus / Prague / Brand New Vibe / BREATHE / Hemenway / HOLIDAYS OF SEVENTEEN / white white sisters / Mr.JiNGLES / MISTY / YMUT Kingdom / Yum!Yum!ORANGE / 米倉利紀 / Liaroid Cinema / LIFriends / ROACH / wacci / and more!!日時:12月22日(土)13:00/14:00料金:前売り 3,800円 / 当日 4,300円(ドリンク代別 500円)
2012年11月09日山田孝之主演の映画『闇金ウシジマくん』の公開を記念して、山田をはじめ林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、ムロツヨシら出演者が、“百獣の王”を目指すタレント武井壮をゲストに迎えた特別番組『超ヤベーぜ!TV ライジング エンジョイ!ウシジマくん編』の動画が公開された。特別番組『超ヤベーぜ!TV ライジング エンジョイ!ウシジマくん編』の動画この番組は、元十種競技日本チャンピオンで“地上最強の男”を目指して日々トレーニングを続ける武井が、映画に登場する最強の闇金ウシジマ社長や、強盗殺人を犯した噂もある最狂キャラ・肉蝮を“確実に倒せるシュミレーション”を披露し、山田たちに倒し方をレクチャーするというもの。武井の熱すぎるレクチャーを笑いながら観ていた山田たちも、番組が進むにつれ、眠っていた闘志に火がついたのかシュミレーションにすっかり引きこまれたようで、番組は最後まで笑いのたえない“熱い”内容になっている。山田は武井の熱いシュミレーション&プレゼンに「生きる活力をいただきました。彼のように生きることが出来たら戦争もなくなるのでは」と感心。武井は「街で知らない人に拳を振るうのではなく『闇金ウシジマくん』を観て、ウシジマ社長を倒すシミュレーションを立てて、ストレスを発散していただきたい」と映画をPRした。『闇金ウシジマくん』は、真鍋昌平の人気コミックを原作に、債務者へ非情な取り立てをする闇金会社カウカウ・ファイナンスの社長ウシジマ(山田)を訪れる債務者たちが、金と欲望を巡り“闇金の世界”に翻弄されていく姿を描いた人間ドラマ。『闇金ウシジマくん』公開中
2012年08月28日累計600万部を誇る真鍋昌平の同名コミックを、TVドラマに続いて映画化した『闇金ウシジマくん』の初日舞台あいさつが25日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の山田孝之をはじめ、共演する林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、ドラマに続きメガホンを執った山口雅俊監督が登壇した。山田は「土曜の午前中にこんな映画を観たら、楽しい週末は過ごせないと思います」と初回上映に駆けつけたファンに“警告”。「いいなと思ったら、周りの人に宣伝してほしいし、良かったら『剣心』も観てください」と同日公開のライバル作に塩を送った。その他の写真本作は、違法な金利で、非情な取り立てをする闇金会社カウカウ・ファイナンスの社長ウシジマを訪れる債務者たちが、金と欲望を巡り“闇金の世界”に翻弄されていく姿を描いた人間ドラマ。山田がTVドラマから主演を続投し、林が一大イベントを成功させて成り上がろうとするイベントサークルの代表を熱演。大島優子(AKB48)が母親の借金を肩代わりし、出会いカフェにハマるフリーター役でそれぞれ新境地を開いた。林は「自分とはかけ離れた世界に生きる男なので、振り切ってやらないといけないと思った」と役作りを振り返る。山田とは同じ事務所で「撮影前に社長に呼び出されて『山田のウシジマはすごいぞ。お前はどう戦うつもりか言ってみろ』とものすごくプレッシャーをかけられた」と知られざるエピソードも披露していた。なお、大島は同日開催されたAKB48の東京ドーム公演に出演中で、舞台あいさつには欠席し、ビデオメッセージを寄せた。「ぜひ舞台上でAKB48の曲で踊ってほしい」と山田らにリクエストしたが、山田は「やれと言われれば、何曲でもやりますけど、次の上映もありますから…」とやんわりダンスを拒否していた。山口監督は「ハードでダーク。予定調和には終わらない、心に残る映画を作ったつもり。『日本よ、これが映画だ』なんて言われ、確かに日本は元気がないが、ここにいる皆さんはいずれ世界に出ていく才能なので、追いかけながら支えたい」と山田らをたたえていた。『闇金ウシジマくん』公開中
2012年08月27日コミック累計600万部を誇る真鍋昌平の同名人気コミックを、連続TVドラマに続いて映画化した『闇金ウシジマくん』が8月25日(土)、公開初日を迎え、主演を務める山田孝之を始め、共演の林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、ドラマに続きメガホンを取った山口雅俊監督が東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。非合法の金貸し“闇金”として非情に債権者を追いつめていくウシジマ(山田さん)の姿は深夜帯のドラマで大きな話題に。劇場版ではイベントサークルで成り上がろうとする若者(林さん)、母親の借金を背負った娘(大島優子)などを通じて、金と欲に踊らされる現代社会を鋭く描き出す。「ハードでダーク。予定調和には終わらない映画」(山口監督談)だけあって、山田さんも「土曜日の午前にこんな映画を観てしまったら、楽しい週末は過ごせないはず」とファンを気遣う場面も。それでも「具体的な提示をしないのが、ウシジマの不気味さ。演じるときも機械的というか、変な“異物感”を意識した」と不敵な表情で語った。一方、林さんは本作でシリーズに初参戦。山田さんとは同じ事務所に所属しており、撮影に入る前には事務所の社長に呼び出されたのだとか…。「いきなり社長から『山田のウシジマはすげえぞ。お前はどう戦うつもりか言ってみろ!』ってプレッシャーをかけられた」と裏話を披露。ウシジマさえ騙し、欲望を追及する役どころは「自分とはかけ離れた世界で生きる男なので、振り切ってやらないと演じきれないと思った」とふり返った。もちろん、ドラマ版に引き続き崎本さん&やべさんが演じる“カウカウファイナンス”の社員も健在。林さんから「おふたりがとても優しかった」と明かされると、「こんな人前で優しいと言われると、照れくさい」(崎本さん)。現在39歳のやべさんは、劇中で25歳(ウシジマと同い年!)という設定で、「撮影中の連載で年齢が分かって、急にビックリした」と笑いを誘った。なお本作で汚れ役のヒロインを体当たりで演じた大島さんは、8月24日(金)~26日(日)まで東京ドームで開催される「AKB48」のコンサートに出演中で、残念ながら舞台挨拶には欠席。その代わりに、山田さんらにビデオメッセージを寄せ「ぜひAKBの曲を踊って」とスクリーン越しに“ムチャぶり”した。客席からも「踊って!」のリクエストが飛んだが、山田さんは「昨日、自分のFacebookで映画の宣伝をずっとしていて、2時間しか寝ていないので…」と拒否。“AKBを歌って踊る山田孝之”は幻に終わった。『闇金ウシジマくん』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会
2012年08月26日まもなく公開となる映画『闇金ウシジマくん』に出演する山田孝之、林遣都、崎本大海、ムロツヨシ、やべきょうすけ、希崎ジェシカが20日に都内某所の焼肉屋に集結。撮影現場の様子などについて様々なエピソードを暴露し、その模様がニコニコ動画で生中継された。その他の写真真鍋昌平の人気漫画を一昨年の深夜ドラマに続く形で映画化。トゴ(10日で5割)という違法利息で金を貸し付ける丑嶋と彼の債務者たちの姿を通じ、金や欲望が幅を利かせる現代社会を鮮烈に描き出す。やべと希崎のコンビによる司会で始まったこの飲み会兼暴露大会。まずは緑茶ハイ(やべ)とウーロン茶(希崎)を頼んだ直後に本命の丑嶋社長こと山田とその部下の高田役・崎本が到着!ふたりは生ビールを注文し揃って乾杯して本格的にトークがスタートした。さらに山田が直接、携帯電話で呼び出す形で林も到着。林は「急に呼ばれて来たんで状況読めてないですが…」と戸惑いつつも生ビールを注文し、一同は改めて乾杯した。林が来た途端にニコニコ動画では“遣都(ケント)”にちなんで“デリカット”という投稿が連発される事態が発生した。劇中の丑嶋は野菜が食べられないという設定だが、山田は和風ドレッシングのサラダを注文。ドラマでの大量のカイワレを食べるシーンをふり返り「(口が)イタかった!二度とやらない」と苦笑い。さらに丑嶋の好物であるオムライスの食べ方などを解説したが、やべによると、食べ物の撮影に関して山口雅俊監督には「かなりこだわりがあった」という。酒と食事が進むにつれて話題も徐々にディープに。ドラマの製作、さらに劇場化に至る経緯を年表で振り返りつつ、裏話を交えながら盛り上がりを見せた。映画『闇金ウシジマくん』 公開直前企画ニコニコ生放送 「超ヤベーぜ!TVライジング」20日 22時30分まで生放送中『闇金ウシジマくん』8月25日(土)より、全国ロードショー
2012年08月20日山田孝之が主演する映画『闇金ウシジマくん』に、現在、収監中の“ホリエモン”こと堀江貴文氏からコメントが届いた。その他の写真『闇金ウシジマくん』は、債務者たちに非情な取り立てをする、闇金会社カウカウ・ファイナンスの社長ウシジマ(山田)を主人公に、金と欲望が渦巻く“闇金の世界”に翻弄されていく債務者たちの姿を描いた人間ドラマ。現在、有価証券報告書の虚偽記載など証券取引法違反の罪で長野刑務所に収監されている堀江氏は本作について「俺も出たかった…(セレブ役)」とコメント。2010年に放送されたドラマ『闇金ウシジマくん』のPR用スピンオフ企画映像『太客h.のエロリアーノな毎日』に出演した堀江氏は、どうやら映画版の出演も狙っていたようで、“お金”がらみで塀の中に行くことになった堀江氏の出演がかなわったのは何とも残念な話だ。また、本作の公開を記念して、20日(月)にニコニコ動画の生放送サービス『闇金ウシジマくんチャンネル』で、山田をはじめ、林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、希崎ジェシカら出演者が本音トークを繰り広げる番組『超ヤベーぜ!TVライジング~エンジョイ ウシジマくん編~』が放送されることも発表された。この番組は“主人公のウシジマ社長が野菜を食べない”という設定にちなんで、都内の某焼き肉店から生中継される予定。番組では、あえて台本が用意されていないそうで、出演者たちの本音や撮影中の貴重なエピソードが飛び出すことになりそうだ。『超ヤベーぜ!TVライジング~エンジョイ ウシジマくん編~』放送日時:8月20日(月)20時から22時30分出演者(予定):山田孝之、林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、希崎ジェシカ※その他、特別ゲスト調整中番組放送場所:ニコニコチャンネル『闇金ウシジマくんチャンネル』『闇金ウシジマくん』8月25日(土)全国ロードショー
2012年08月15日累計600万部を誇る真鍋昌平の同名コミックを、TVドラマに続いて山田孝之主演で映画化した『闇金ウシジマくん』の公開を記念し、3日、東京・新宿バルト9でTVシリーズの一挙見オールナイト上映会が行われた。くしくも8(や)月3(み)日の金(きん)曜日だった同日、上映を前に出演者のやべきょうすけ、崎本大海、希崎ジェシカ、山口雅俊監督が舞台あいさつに立ち、撮影時の裏話を明かした。その他の写真本作は、闇金会社の社長ウシジマ(山田孝之)が、金や欲望に踊らされる債務者たちを非情な取り立てで追いつめる姿を、笑いとエロス、そして過激なバイオレンスで描いた骨太ドラマ。この日、本作で舞台となる“カウカウ・ファイナンス”の社員を演じるやべと崎本が、来場者に特製ポケットティッシュを直接手渡しするファンサービスを行った。やべは“社長”山田とのエピソードを暴露。「社長らしく、よく僕らを食事に連れて行ってくれた。僕のほうが、年齢もキャリア的にも先輩ですけど甘えっぱなしで(笑)」。さらに「作品に対する思い入れが強い人。撮影中もよく体を鍛えていた」と知られざる素顔を明かした。そんな山田がドラマの撮影中、現場に差し入れたのはなんとエアガン!「疲れやストレスがたまったスタッフさんに、自由に使ってもらおうという“社長”のアイデア。実際みんなストレスがたまっていたらしく、すぐにそこら中BB弾だらけになった」と楽しそうに振り返っていた。一方、崎本は同じくカウカウ・ファイナンスの社員を演じる女優・片瀬奈々の現場での様子を「朝6時から深夜まで、1日に30シーン撮るタイトなスケジュール。しかも片瀬さんが午前2時に別の現場に行かなければいけないという状況になった時、片瀬さんが『明日が来なければいいのに』とメモに走り書きしていて…」と述懐。「僕も自分に負けないよう心掛けた」と語った。8月27日に公開される映画版『闇金ウシジマくん』には、おなじみのメンバーはもちろん、母親の借金返済のため、怪しげなバイトにハマるヒロイン役の大島優子(AKB48)、イベントを成功させ成り上がろうとする大学生を演じる林遣都ら豪華な新メンバーも顔をそろえる。TVシリーズに続き、映画版も手掛けた山口監督は「題材が題材なだけに、最初は(ドラマを)オンエアできるかも分からない状態だった。それでも幸いご好評をいただき、映画化にこぎつけることができた」と感無量の面持ちだった。『闇金ウシジマくん』8月25日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年08月06日累計600万部を誇る真鍋昌平の同名コミックを、TVドラマに続いて山田孝之主演で映画化した『闇金ウシジマくん』の完成披露試写会が11日、都内で行われ、山田をはじめ、大島優子、林遣都、崎本大海、やべきょうすけ、新井浩文、山口雅俊監督が舞台あいさつに立った。その他の写真本作は、債務者へ非情な取り立てをする闇金会社カウカウ・ファイナンスの社長ウシジマ(山田)を訪れる債務者たちが、金と欲望を巡り“闇金の世界”に翻弄されていく姿を描いた人間ドラマ。そんな“金の闇”を題材にしたストーリーにちなみ、舞台あいさつでは500円玉2244枚、10円玉551枚を使用した総額112万7510円の特製パネルがお目見え(重さはなんと18キロ!)。さらに特製の“100万円札”が天井から降り注ぐ“金まみれ”の演出で、キャストと客席を驚かせた。山田は「人間とお金の距離感というものは、難しいですね…。それは人それぞれ、収入と支出が違うからです。この映画を見て、ぜひ気をつけて生きてください。お大事に」とあいさつでもウシジマ節は全開だ。母親の借金を肩代わりし、出会いカフェにハマるフリーターの鈴木未來(大島)、一大イベントを成功させて成り上がろうとするイベントサークルの代表・小川純(林)らシリーズ初参加のキャストも大きな見どころ。大島は初の“汚れ役”で「個性派、演技派の俳優さんに囲まれて演技し、緊張の日々でした」と振り返り、林も「心身共に疲れました」。そんな二人に対し、山口監督は「考えうる最高のキャスティング」と太鼓判を押した。崎本大海、やべきょうすけら、ウシジマ率いるカウカウ・ファイナンスのメンバーはドラマシリーズから続投し「(青木ヶ原)樹海に行ったのが大きな経験」(崎本)、「役作りよりも若作りを頑張った」(やべ)。原作の人気キャラクターである肉蝮を演じた新井は、大島が所属するAKB48の大ファンだといい「共演シーンがなかったので、今日こうして並んでいるのが不思議」と笑顔を見せていた。『闇金ウシジマくん』8月25日(土)全国ロードショー
2012年07月11日小学館漫画賞に輝いた人気漫画を2010年の連続TVドラマに続いて映画化した『闇金ウシジマくん』の完成披露試写会が7月11日(水)に都内で開催され、主演の山田孝之に劇場版のヒロインの大島優子(AKB48)、林遣都、新井浩文、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督が舞台挨拶に登壇した。非合法の金貸し“闇金”として非情に債権者を追いつめていく“ダークヒーロー”ウシジマ(山田さん)の姿は深夜帯のドラマで大きな話題に。劇場版では母親の借金を背負った娘やイベントサークルで成り上がろうとする若者などを通じて、金と欲に踊らされる現代社会を鋭く描き出す。監督はドラマから本作に携わってきたが、違法な金融業を描く作品だけあってTV局も及び腰だったそうで「『カイジ』や『ナニワ金融道』は問題ないのに、この作品はなかなか『やる』と言ってもらえなかった。苦労して立ち上げた」としみじみ。今回の劇場版について「こういう場で『最高のキャスティング』と嘘をつくプロデューサーや監督がいっぱいいますが(笑)、この作品に関しては本当に最高のキャスティング!」と毒を交えつつ万感の思いを明かした。山田さんも「深夜ドラマでお金もない中で手さぐりで作ってきました。たぶん『面白い』と思ってくれた人が多かったんでしょう。(映画も)暑い夏に撮影してやっと、公開が近づいてきました。よかった…」と飄々と語りつつも強い思いを感じさせた。大島さんは先ほどの監督の「最高のキャスティング」という言葉に、「演技派、個性派のみなさんに囲まれて緊張する日々でしたが、いまは至福のときです」と満面の笑みを浮かべていた。ちなみに、新井さんはライヴに何度も行くほど大島さんの大ファンだったそう。この日も「並んでるのが不思議」と語っていたが、もともと脚本上ではたった一度だけあった大島さんと新井さんの共演シーンを「監督が削った」(新井さん)と恨めしげな表情を見せた。劇中で大島さんは借金に溺れ不幸のどん底に落ちていく役を演じているが、この日は大島さんが100万円をトゴ(※10日で5割の金利)で貸す側となり、男性陣はそれぞれ担保を発表!監督からは「次回作の主演オファーと晩酌セット」という魅力的な提案が。崎本さんは「半分くらいなくなっても大丈夫ということなので」と生々しく「肝臓」を担保にしようとしたが、大島さんは「もらってどうすればいいの?」と困惑。監督からは「生レバー禁止ですからね」とツッコミが飛んだ。林さんは「人生で一番モテて楽しかった」という「中学校の記憶」をカタに借金を画策。新井さんはリアルに「身分証のコピーと実印」を提供し、しかも事務所の先輩の浅野忠信を保証人にする周到ぶりで笑いを誘っていた。最後に山田さんが掲げたボードには「命名権」の文字が…。話題の命名権(ネーミングライツ)を譲渡することで、例えば、山田さんが2人目の“大島優子”になって、大島さんの代わりにコンサートなどの仕事をこなすと熱弁。これには大島さんも大喜び。監督は「山田くんは(AKB48のヒット曲)『ヘビーローテーション』を歌って踊れる」と太鼓判を押しており、AKB劇場に登場する日も近いかも…?山田さんは借用書にサインをし「山田孝之改め、大島優子です!」とノリノリだった。『闇金ウシジマくん』は8月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会
2012年07月11日累計500万部を突破した真鍋昌平の同名コミックを、TVドラマに続いて山田孝之主演で映画化した『闇金ウシジマくん』が8月25日(土)から公開されるのを前に、予告編映像が届いた。『闇金ウシジマくん』予告編本作は、債務者へ非情な取り立てをする闇金会社カウカウ・ファイナンスの社長ウシジマ(山田)を訪れる債務者たちが、金と欲望を巡り“闇金の世界”に翻弄されていく姿を描いた人間ドラマ。今回解禁となった約1分半の予告編映像には、ウシジマ(山田)が、一大イベントを成功させて成り上がろうとするイベントサークルの代表・小川純(林遣都)の目に電気コードを突き刺そうとする壮絶なシーンや、母親の借金を肩代わりし、出会いカフェにハマるフリーターの鈴木未來(大島優子)が、母親から「3P してくんない?」と強要される過激なシーンなどが映し出されている。また、崎本大海、やべきょうすけら、ウシジマ率いるカウカウ・ファイナンスのメンバーがドラマシリーズから続投しているほか、市原隼人、新井浩文らも登場。豪華な顔ぶれにも注目が集まりそうだ。『闇金ウシジマくん』8月25日(土)全国ロードショー
2012年06月27日累計500万部を記録した真鍋昌平の人気コミックを、TVドラマに続いて山田孝之主演で映画化した『闇金ウシジマくん』に片瀬那奈が出演し、ドラマの途中で主人公のもとを去った大久保千秋を再び演じることが発表された。その他の写真『闇金ウシジマくん』は、10日で5割の利息で貸付をする闇金会社カウカウ・ファイナンスの社長ウシジマ(山田)と債務者たちの人間模様を捉えた物語。劇場版にはドラマ版に続いて山田や崎本大海、やべきょうすけらが出演し、さらにAKB48の大島優子と林遣都が登場。人生の目的を見失い出会いカフェにハマるフリーターの鈴木(大島)と、人生の一発逆転を画策するイベントサークルの代表、小川(林)が“闇金の世界”に翻弄されていく姿を描く。本作で片瀬が演じる大久保千秋は、ドラマ版のオリジナルキャラクター。元AV女優で、故郷の親を安心させるために正社員の職を探しているところ、闇金会社とは知らずにカウカウ・ファイナンスに入社した。ドラマ版では闇金の刺激的すぎる世界を目の当たりにして退職していたが、映画版で逮捕されたウシジマを救うために復活する。片瀬は「一見怖そうに見えるウシジマ社長は本当に怖いですが、その職業や荒っぽさを除けば芯のあるプロフェッショナルな人です。映画版では千秋はカウカウ・ファイナンス、そしてウシジマ社長の最大のピンチに助っ人として登場しております!個人的にぜひ注目して欲しいのは、最凶にして最狂の宿敵“肉蝮”とウシジマくんとのバトルシーンです。千秋も危険を顧みず激しいアクションに参加します!」とコメント。ドラマ版では新米社員だった大久保千秋がスクリーンでどんな“アクション”を見せるのか気になるところだ。『闇金ウシジマくん』8月25日(土)全国ロードショー
2012年05月18日夏季限定で神奈川県逗子海岸にオープンする、海の家ライブハウス「音霊OTODAMA SEA STUDIO 2012」の66日連続ライブの一部イベントが発表された。今回発表されたのは14公演。オープン2日目となる6月30日(土)にはmoumoon、植村花菜。7月14日(土)にはアコースティック編成のSPECIAL OTHERS、→Pia-no-jaC←の2マンライブが発表されており音霊でしか見られないスペシャルなライブになるという。その他には初めての2days開催となる角松敏生ワンマンライブ。お盆恒例となった稲川淳二の怪談ナイトなど。そして音霊初登場となるのが、世界中のクラブでコアタイムを盛り上げている楽曲『セックス・オン・ザ・ビーチ』でお馴染みのSPANKERSや、ものまねシンガーとしてブレイク中の荒牧陽子、衝撃的なデビューも記憶に新しいJASMINEなど多彩なラインナップが出揃った。都内から1時間とアクセスも良く、音楽だけに留まらないこのライブハウス。今年は6月29日(金)から9月2日(日)の66日間連続開催される。■発表されたイベント6月30日(土) moumoon/植村花菜7月1日(日) SPANKERS from Italy/DAISHI DANCE/森田昌典(STUDIO APARTMENT)/DJ usus (from RIP SLYME)/栗 原暁(Jazzin’park)/LIVE:DE DE MOUSE/Piano with Headphone (a2precords.com)7月8日(日) 石野卓球/TOWA TEI/SHINICHI OSAWA/MASATOSHI UEMURA(bonjour records)/ DJ KYOKO/JOMMY/Yo-C+Tomo7月13日(金) Goose house/ササキオサム/サンプラザ中野くん/光永亮太/Honey L Days/山森大輔7月14日(土) SPECIAL OTHERS(Acoustic Set)/→Pia-no-jaC←7月15日(日) LGYankees/girl next door/STEVIE HOANG from UK/ベッキー♪♯/mihimaru GT/YU-A ★DANCE SHOWCASEあり7月23日(月) アンダーグラフ/カラーボトル/TRIPLANE/ and more!!7月24日(火) 伊藤祥平/ひいらぎ/吉田山田/and more!!7月30日(月) 荒牧陽子/崎本大海/高橋直純/流田Project/遊吟opening act:佐々木祐滋8月2日(木) 角松敏生8月3日(金) 角松敏生8月4日(土) LGMonkees/KG/CLIFF EDGE/JASMINE/BREATHE/MAY’S opening act:FALCO&SHINO8月14日(火) 稲川淳二9月2日(日) キマグレン
2012年04月13日2010年秋、真鍋昌平による累計500万部の同名ベストセラーコミックを、人気俳優の山田孝之でドラマ化し過激な描写が話題を呼んだ「闇金ウシジマくん」。その注目の映画化で、新たに「AKB48」の大島優子、林遣都が出演することがこのほど明らかとなった。2004年より「ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載開始した同名コミックを原作に、“闇金”という禁断の題材をリアルに描く本作。金貸しを生業とする冷酷非道な男・丑嶋(ウシジマ)と、借金を重ね追い込まれていく債務者たちの恐怖を通して、現代に潜む闇をえぐりだす。ドラマ版からの続投で主人公のウシジマを演じるのは、もちろん山田孝之。今回新キャストとして発表された大島さんが演じるのは、母親の借金を肩代わりしたことで、ウシジマから取り立てを受け追いつめられていく鈴木未來。返済のために「ほんの少しだけなら…」とバイトに選んだ「出会いカフェ」で、彼女は金のために時間を切り売りする“欲望の世界”に足を踏み入れていくことに。ウシジマに追いつめられ、本作のキャラクターの中で一番闇金の恐怖を実感する役どころだが、昨年の夏、出演が決まり台本を読んだ大島さんは「人が目を背けてしまうような題材に真っ正面から挑む姿勢がカッコいい」と作品に深く共鳴し、撮影に入ったという。「未來は光と闇の間でどちらに行ってしまうのか。不安を感じるキャラクターでとても難しい役柄でしたが、素晴らしい役者さんたちに囲まれ何とか演じきることができました。人間がガムシャラかつ必死に生きようとする姿が描かれていて、人が生き抜くためのヒントが見つかる作品だと思うのでぜひ劇場で楽しんでみてください」とアピールする。さらにもう一人、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』での演技が記憶に新しい林さんは爽やかな好青年のイメージを覆し、一攫千金を狙う強欲な男・小川純役に挑戦する。携帯電話を3台持ち、アドレス3,000件の幅広い人脈を持つ小川純。人気沸騰中のダンスユニットを餌に成功を収めてきたイベントサークルの代表で、金と名声のためなら手段を選ばない狡猾な男である。だが過去最大規模のイベント成功を目論む大勝負に出た純は、資金集めの末に闇金に手を出してしまう…。そして、ドラマに引き続きウシジマが絶大な信頼を寄せる部下、高田役に崎本大海、柄崎役にやべきょうすけが扮し息ぴったりの世界観を見せるのに加えて、原作ファンから高い支持を受ける“肉蝮”役に数多くの映画で独特の存在感を放つ新井浩文、そのほか岡田義徳、ムロツヨシ、黒沢あすかなど実力派俳優たちが名を連ねる。ドラマでは描ききれなかった闇の世界をどう演じてくれるのか、楽しみである。映画『闇金ウシジマくん』は8月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会■関連記事:山田孝之が再びあのハマり役に!『闇金ウシジマ』がドラマに続き映画化
2012年02月21日主演作『草食系男子。』から一転、注目のイケメン俳優・崎本大海が初の不良役に挑んだ『ギャングスタ』の完成報告会見が2月3日(木)、都内で行われ、崎本さんをはじめ、久保田悠来、平田弥里、武井あい、根本大介、前川和也らキャスト陣が勢ぞろい。さらに原作者の新堂冬樹、メガホンをとった川野浩司監督が本作をアピールした。中学時代、不良グループのパシリだった銀二(崎本さん)は、男を上げようと明王工業高校に入学。そこは校内最強の称号“ギャングスタ”を目指し、不良たちが日夜ケンカに明け暮れる戦場だった。銀二は、ケンカは滅法強いが、女にしか興味がないチャラ男・力(久保田さん)と出会い、彼を“ギャングスタ”にすべく奔走することに…。会見では崎本さんが開口一番「最弱な男なんで、支障なく演じられた」。これに乗っかり、久保田さんも「イケメンでチャラ男ってことで、僕も支障なく演じました」と挨拶し早速、息の合ったところを披露した。平田さんは銀二から告白される教師役で「草食系が多い中、ガンガン来てくれるのは可愛らしく見える」。空手大会で優勝し、現在は道場も持っているという武井さんは、劇中で崎本さんと格闘シーンを披露。「きれいなお顔や体を傷つけてはいけない…と思いましたが、崎本さんが『本気でお願いします』って言ってくださったので、思いっきりやらせていただきました」とガチな撮影をふり返った。これには崎本さんも「最初は女性に手を上げるなんて、良心の呵責が…僕、フェミニストなんで」と複雑な心境だったようだ。原作の新堂さんは「いい意味で裏切られた。特に崎本くんは役柄にぴったりで、原作より良かった」と絶賛。すでに続編の執筆が決まっているといい「もっと銀二をパワーアップさせないと」と気合を込めた。川野監督は「世代的に『ビー・バップ・ハイスクール』をリスペクトしながら製作し、昭和テイストを意識した」とこだわりを語った。『ギャングスタ』は2月12日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて公開。■関連作品:ギャングスタ 2011年2月12日よりシネマート六本木ほか全国にて公開© 2011「ギャングスタ」製作委員会■関連記事:『ギャングスタ』崎本大海インタビュー人生初の殴り合いから得た発見
2011年02月03日2010年は主演映画『草食系男子。』が公開、さらに連続ドラマ「闇金ウシジマくん」(TBS)をはじめTVでも活躍する崎本大海。舞台にバラエティ、さらにはCDデビューと活動の場を一気に広げた彼が、“肉食系女子”に迫られ、狼狽した『草食系男子。』とは180度タイプの異なる映画『ギャングスタ』がまもなく公開となる。“ギャングスタ”とは不良どもが集まる明王工業を制覇した者に与えられる称号。崎本さん演じる銀二は、白石力(久保田悠来)の腕っ節の強さにほれ込み、彼をギャングスタにすべく奔走する。人気作家・新堂冬樹による男たちのための男くさ〜いこの映画に崎本さんはどのように臨んだのか――?殴り合いを初体験「殴られた方が印象的」男を上げるべく明王工業に進学した銀二だが、彼自身は驚くほど喧嘩が弱い!主人公でありながら、かなり情けない姿も晒す。「まあ虚勢張ってるだけのヤンキーですからね。ほかのヤンキーたちもどこか昭和の香りがする。不良と書いて“バカ”と読む、みたいな(笑)。でもそこで、ただぶつかり合うだけではなく、弱い部分を見せることができたり、一番大切なものを共有できる友情関係を築いたりする。そういう部分も含めて面白いな、と思いましたね。個人的に、男くさい役…それこそ不良の役とかやりたいな、と思ってた頃でもあったんで。演じる上では、虚勢張っている銀二と、ヘタレでどうしようもない銀二、それからその虚勢がはがれてきて、自然体でいられるようになってくる銀二というのを演じ分けることを意識してたんですが、現場に入って久保田くんと一緒にいるうちに、自然に役が自分の中に入ってきた感じですね」。ちなみに、崎本さんは殴り合いの喧嘩をした経験は…?「一回もないです!まあ小学生のときに同級生と喧嘩になることはありましたけど、小学生じゃ殴り合うまではいかないでしょ?高校のときも真面目でしたから(笑)」。初めての殴り合いがこの映画。かなり激しい“初体験”となったが、崎本さん曰く「殴ったことより殴られたシーンの方が印象深い」とか。「まあ銀二が殴るシーンが多くないというのもあるんですが。でもやっぱり、殴られる瞬間の方がアドレナリンが出ますよ。殴る方は血が上りつつも『抑えなきゃ』という気持ちが強い。逆にやられる方はどんなにやられてもかまわないという気持ちなんで、思い切りやられることができるんです(笑)。実際、『俺、結構やられる役が好きなんだな』って思いましたもん。もっと派手にやられてやるぜ!って」。先ほどチラリと話に出てきたが、高校時代について尋ねるとこんな答えが返ってきた。「こないだ、仕事で高校に行って来たんですよ。広報誌の取材で。そしたら、僕の担任の先生もまだいらして、いろいろ話したんですが『良くも悪くもはっきりモノを言う生徒だった』って言われました。一番の思い出は…受験勉強かな?もうこの仕事はしてたんですが、大学に進学することを決めて…受験勉強したり、その間に出会ったいろんな人たちにいいことも悪いこともいっぱい教わって(笑)。その頃のことは忘れられないですね」。恋愛では亭主関白「だけど頼まれるのも嫌いじゃない」すでに子供の頃から俳優としての仕事をしていた崎本さんだが、この道で生きていくと決めたのは「大学三年生のとき」。そのときの決断についてこう語る。「特にこれという劇的なきっかけがあるわけではないんです。自分の人生だしやりたいことを後悔しないようにやりたいと思って。そのときは、それでも違うならいくらでもやり直せばいいんだって、思ってましたね。『俺はいつでもやり直せるぜ』と。いま思うと、無謀なやつですね(笑)。しかもこんな大変な世界でやって行こうって決意したわけですし。ただ、その後は仕事をする中で、共演者やスタッフさんに対する見方が変わったと思います。やっぱり学生やりながらの頃は、一面的にしか仕事が見えてなかったと思うんです。それまでの自分を恥じる部分もあったし、そこから成長できた部分もあると思う。最近は、時代劇を多くやられてきた方とご一緒させていただくことが多いんですが、そういうみなさんの積み重ねてきたものについてすごく考えさせられますね。40年時代劇をやってきたという方もいて、そういう方と接すると、自分もいつか『これ』と言える大切なものを持つことができるのかな?何か見えてくるのかな?とか」。話を映画に戻そう。数年前の『クローズ/ZERO』をはじめ、その後も続々とこうした、男たちが拳でぶつかり合うという実生活の中では逆にあまり見られなくなった高校生たちの姿を題材にした映画が作られてきた。今回のようなヤンキー学生と“草食系男子”両方を演じてきた崎本さんの分析は…。「女性が強くなってきて、相対的に男性が弱くなってきているのかな?現実でそういう風だから、映画の中で逆に強い男を求めるのかもしれないですね、女性も男性も。野性味を求めてるんですかね、エンターテイメントの中に」。では、そう語る崎本さんのスタンスは?ズバリ、恋愛関係での立ち位置は?「僕は…亭主関白ですよ。『ああしろ、こうしろ』って(笑)。いや、ホント結構言うタイプなんです。でも、相手に何か頼まれるのも嫌いじゃないです。引っ張ってもらうのも好きです。亭主関白だけど、『三歩後ろを付いて来い!』って言うほどSにもなりきれないからある程度、自分の世界を持っている人と、一緒に並んで歩くのが理想かな?って何の話ですか、これ(笑)!」特集:年下のカレ■関連作品:ギャングスタ 2011年2月12日よりシネマート六本木ほか全国にて公開© 2011「ギャングスタ」製作委員会
2011年01月11日TBS・MBS系新ドラマ『闇金ウシジマくん』の制作会見が9月29日(水)、東京・西新宿の京王プラザホテルで行われ、主演の山田孝之をはじめ片瀬那奈、やべきょうすけらが出席した。漫画家、真鍋昌平さんが漫画誌「ビックコミックスピリッツ」(小学館)に不定期連載中の同名漫画のドラマ化で、超暴利闇金融・カウカウファイナンスで金を借りに訪れる客やその関係者が借金で身を滅ぼしていくさまを描くヒューマンドラマ。4年ぶりの連ドラ主演となる山田さんは、闇金ビジネスの実力とカリスマ性を併せ持つカウカウの社長、丑嶋馨(うしじま かおる)役。「お金の価値を分かっていない人たちが金を借りてしまうんだと思う。僕はお金が最強兵器だと思っている。でも兵器のように分かりやすいものではないからマヒしてしまったり、収入や支出の差があったりお金との距離感も違うので、余計分かりづらい。お金の強さとかを分かってもらえれば」と借金について冷静に分析した。自身は「お金に執着がないので闇金で借りることはないと思う」とキッパリ。やべさんも「借りる気持ちは分かる。いまの世の中、我慢や耐えることより欲の方が深いのか、得られるものがあるとお小遣いをもらう感覚で得てしまうんだと思う。いま一時より先々の人生のことを考えよう、と思ってくれたら」と訴えた。撮影はすでに終了。オススメや見どころは?と司会者から聞かれた山田さんは「風俗店のシーンとかいいですよ、たまんないですよね?」とニンマリしながらやべさんに問いかけ。「俺、その現場行ってないんで…」とちょっぴり残念そうな表情のやべさんを尻目に、山田さんは「下着姿の女の子がいっぱいいて、普通見られないじゃないですか?でも仕事しているツラしてジーッと見ているんですよ」と手振りを交えて振り返り、共演者の笑いを誘っていた。プロデューサーは、フジテレビで単発ドラマ「ナニワ金融道」(1996〜2005年放送)を手掛けた山口雅俊氏。「『ナニワ』を作ったとき、町金の古き良き時代は終わっていて、闇金の最前線とお金を借りる底辺の間でギリギリの人間模様があると聞いて、それを描きたいと思った」と熱っぽく話した。ほかに崎本大海が出席した。ドラマ「闇金ウシジマくん」は10月12日(火)深夜24:55よりTBSにて放送スタート、同14日(木)深夜24:55よりMBSにて放送スタート。(photo/text:Yoko Saito)
2010年09月29日