森山未來主演、北村匠海、勝地涼らが共演する『アンダードッグ』が第75回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞ほか、男優主演賞、撮影賞、録音賞と最多4冠を獲得した。このコロナ禍では今後しばらくは企画・製作されることも難しいであろうボクシング映画だ。ボクシング映画の魅力は、演じる俳優たちの“ボクサーとしての説得力”によってストーリーや試合シーンに没頭できるかどうか、“負けないで!”“必ず勝って!”と応援したくなる共感性がキャラクターにあるかどうかがカギを握る。そこで今回は、観ているうちに思わず身を乗り出してしまうほど、グッと心を掴まれるボクシング映画に迫った。森山未來×北村匠海×勝地涼がリングで拳を交える『アンダードッグ』タイトルの“アンダードッグ”とは、スターダムに駆け上がっていく選手たちが勝数を稼ぐために踏み台にする“かませ犬”のこと。元日本ライト級1位の実力者ながら、いまでは“かませ犬”としてリングに立つ末永晃(森山未來)は、妻子に愛想を尽かされ、夜はデリヘルの運転手をして凌ぐ日々。児童養護施設で晃と出会い、ボクシングに目覚めた若き天才ボクサー・大村龍太(北村匠海)は、過去に起こした事件が期待された将来に暗い影を落とす。また、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む、二世タレントの芸人ボクサーの宮木瞬(勝地涼)は自分の存在を証明するかのようにボクシングに挑む。この3人の男たちは、「もうやめてしまえ」と言われても“諦められない”のが共通点。人生から見放され、それぞれに闘う理由を持つ3人が、リングの上で交錯する――。とがある本作は、ロングラン中の【前編】【後編】では3人のドラマが中心となり、【全8話】からなるは3人と彼らをとりまく登場人物の群像劇となっている。ここに注目!ダンサーとしても国内外で活躍する森山さんは、持ち前の身体能力に加え、クランクインの1年以上前からトレーニングを開始。プロが行う食事療法も行い、受験資格ぎりぎりの34歳(申込時)でプロテストを受け、見事合格。そのストイックな準備と、惨敗のタイトルマッチ戦から宮木戦、大村戦と順撮りを行ったこともあり、“ボクサー・末永”としてさらに進化した肉体を目の当たりにできる。試合のシーンでは、相手のパンチが実際にボディやガードに直撃しているという。北村さんや勝地さんは体重を10kg減量し、本格トレーニングに挑んだ。劇場版公開初日の舞台挨拶で北村さんは、食事制限のほか「ボクシングで落とそうと思ってシャドーボクシングに励んでました。家に帰ってからもシャドーをしたり、縄跳びしたり走ったり」と語っている。また、勝地さん演じる激しい葛藤を内に抱えた芸人・宮木のセコンド役を務めたのは、実際にプロデビューし、トレーナーのライセンスも持っている「ロバート」の山本博。まだ終わってない!北野武監督が放つ青春映画『キッズ・リターン』高校の同級生マサルとシンジはいつもつるみ、学校をサボっては好き勝手ばかりする毎日。ヤクザに絡まれ、その組長に助けられたことも。そんなある日、以前カツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーにマサルはあっけなくKO。それをきっかけにマサルはボクシングジムに通い始め、シンジもなりゆきでジムに入門することに。ところが、初めての2人でのスパーリングで、シンジはマサルに鮮やかなカウンターを決め倒してしまう。格下と思っていたシンジに倒されたマサルはふてくされてジムをやめ、ヤクザの世界に足を踏み入れる。一方、そのセンスを認められ、やがてプロデビューしたシンジはボクシングの世界で快進撃を続けていたが…。ここに注目!安藤政信は北野武脚本・監督の本作(1996)でデビュー。何気なしに始めたボクシングにやりがいを見出し、瞬く間に成長していくが、つるむ大人を間違えたことで道を踏み誤っていく18歳のシンジを好演、その年の日本アカデミー賞をはじめ各映画賞の新人賞を総ナメにした。金子賢も主役を務めたのは本作が初、一時期は総合格闘家に転身していたことも。本作のラストで、シンジとマサルが交わす会話は25年の時を経ても語り継がれる名シーン。また、脇を固める俳優陣の中には亡き大杉漣や、若き日のやべきょうすけ(当時は矢部享祐)に宮藤官九郎などの姿も。10年後を舞台にした北野監督原案の『キッズ・リターン 再会の時』(2013)では平岡祐太と三浦貴大がそれぞれシンジとマサルを演じた。伝説のチャンプの名を継ぐマイケル・B・ジョーダン『クリード チャンプを継ぐ男』ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)とかつて歴史に残る激闘を繰り広げたライバルで、親友でもあった元ヘビー級王者アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、生まれる前に死んだ父を知らずに養護施設を転々としてきた。アポロの妻メアリー・アンに引き取られ教育を受けて育つが、ボクシングへの情熱は高まるばかり。ついにはフィラデルフィアのロッキーのもとを訪ね、トレーナーを依頼する。妻エイドリアンや愛する者たちを亡くし、ボクシングから退いていたロッキーだったが、アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、トレーナーを引き受けることに。“クリード”の名を伏せたアドニスと、かつての英雄ロッキーは試合に臨むが…。ここに注目!「父親と『ロッキー』映画を観て育った」というライアン・クーグラー監督がシルベスター・スタローンに企画を持ちかけて、始動した本作。フィラデルフィア美術館の“ロッキー・ステップ”と呼ばれる階段や“ロッキー像”なども印象的に登場させ、アドニスがYouTubeで父アポロの現役時代を見るシーンもキーポイントに。なお、クーグラー監督、そして主演のマイケル・B・ジョーダンといえば『ブラックパンサー』でもタッグを組んだコンビ。恋人ビアンカ役を好演したテッサ・トンプソンもマーベルヒーローだ。ロッキーとアドニスの師弟を超えた父子のような関係も、“伝説”を継承。“試合で負けても、勝負に勝った”というべきラストマッチは『アンダードッグ』のある一戦にも通じるものがある。『ロッキー4/炎の友情』でアポロを死に追いやった宿敵(ドルフ・ラングレン)が再登場する続編『クリード炎の宿敵』も必見。ジェイク・ジレンホールが再起を賭ける主人公に『サウスポー』養護施設で育ったビリー・ホープ(ジェイク・ジレンホール)は、同じ施設で共に育った妻モーリーン(レイチェル・マクアダムス)との二人三脚でチャンピオンの座に上り詰めた。彼の闘い方は、パンチを浴び続けた“怒り”をエネルギーに変えて一気にやり返す、という非常に危険なスタイル。やがて、そのビリーの気性がモーリーンの死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは自暴自棄になり、ライセンスを剥奪され、自宅も失い、裁判所命令によって愛娘レイラとも引き離されることに。再起をかけたビリーは、ストリートキッズたちを含むアマチュアボクサーのトレーナーを務めるティック(フォレスト・ウィテカー)に教えを請い、自らの“怒り”を封印し、過去の自分と向き合うことで再びリングに上がる…。ここに注目!主演のジェイク・ジレンホールが本作の前に撮影していたのは、目元が落ちくぼむほど減量して映像パパラッチを怪演した『ナイトクローラー』。その後、体重を増量させ撮影までの6か月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、無敗チャンピオンとして筋骨隆々の姿に大変身。さらに試合のレフリーや解説者なども、米「HBO」でボクシング中継に関わるスタッフが参加する徹底ぶり。また、母役のレイチェルに似た雰囲気を持つレイラ役のウーナ・ローレンスが、聡明かつ繊細な眼差しで父・ビリーに対する愛憎を表現。「怖かった…」と言いながらも父の試合を見届ける姿に目頭もハートも熱くなる。安藤サクラが身体と連動した精神面の変化も熱演『百円の恋』主人公は実家に引きこもり、自堕落な生活を送る斎藤一子(安藤サクラ)・32歳。ひょんなことから妹の二三子と大ゲンカになり、ヤケクソで家を出て一人暮らしを始め、夜な夜な買い食いしていた百円ショップで時給の高い深夜に働くことに。文句ばかりの本社社員や、セクハラする同僚などに囲まれる日々で、近所のボクシングジムを通りかかるたび、ストイックに練習する一人の中年ボクサー・狩野が気になっていた。ある日、狩野の引退試合を見た一子はボクシングに魅せられ、そのジムで一からボクシングを習い始める。湧き上がる怒りや悔しさを糧に、「百円程度の女」だった自分を変えるために、一子はプロテストにも挑戦するが…。ここに注目!朝ドラ「まんぷく」で明朗なヒロイン・福ちゃんを好演し、『万引き家族』ではカンヌの審査委員長ケイト・ブランシェットを感服させ、映画賞を数多く受賞した安藤さん。彼女のスゴさを改めて実感する本作は、映画冒頭とクライマックスの試合シーンではまるで別人のよう。自分自身の人生に“勝ちたい”と渇望し、身体とともに精神も変わっていく一子を体現するべく短期間での過酷な肉体改造に挑んだ(※なお、劇中には性的暴行のシーンがあるので注意が必要)。そのボクシング指導を務め、ジムの先輩役で出演もしているのが、俳優兼トレーナーの松浦慎一郎。作品に十分なリアリティと説得力をもたらしている。『アンダードッグ』でも主演・森山さんの役作りに大きな影響を与え、北村さん演じる若き天才ボクサー・龍太のセコンド役を演じている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キッズ・リターン 再会の時 2013年10月12日より全国にて公開© 2013『キッズ・リターン 再会の時』製作委員会百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開© 2014 東映ビデオクリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2021年02月03日吉高由里子&横浜流星W主演で最高純度のラブストーリーを紡ぐ三木孝浩監督最新作『きみの瞳が問いかけている』の新たなキャストが発表された。不慮の事故で視力と家族を同時に失ってしまった明香里(吉高さん)と、かつて将来を有望視されていたキックボクサーだったものの、過去の事件によって心を閉ざし日雇いバイトで食いつないでいる塁(横浜さん)がひょんな勘違いから出逢い、次第に惹かれていく純愛映画。そんな主演の2人に加え今回、やべきょうすけ、田山涼成、野間口徹、奥野瑛太、般若、森矢カンナ、坂ノ上茜、町田啓太、そして風吹ジュンの参加が明らかに。塁のキックボクシングコーチで兄貴分の原田陣役に、『クローズZERO』シリーズのやべさん。塁が所属していたジムの会長・大内役に、「ハンチョウ~神南署安積班~」「特命係長 只野仁」などに出演する田山さん。明香里に気があるカスタマーセンターの上司・尾崎隆文役に、「SP」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の野間口さん。半グレ集団「ウロボロス」メンバー、久慈充役に『SR サイタマノラッパー』の奥野さん。さらに、キックボクシングの賭博試合に賭ける極竜連合のヘッド、金井役に般若さん。明香里が毎週楽しみにしている連ドラ「LAST LOVE」のヒロイン・麻衣子役に森矢さん。明香里が店長を務めるインテリアショップの店員・津ノ森恵子役に坂ノ上さん。塁の幼なじみで半グレ集団「ウロボロス」のリーダー・佐久間恭介役に町田さん。塁が育った修道院のシスター・大浦美恵子を風吹さんが演じる。『きみの瞳が問いかけている』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年秋、全国にて公開予定©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年03月27日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める映画『きみの瞳が問いかけている』(2020年秋公開)の出演者が27日、明らかになった。同作は喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。先日発表したダブル主演の吉高由里子、横浜流星に加え、塁のキックボクシングコーチ・原田陣役のやべきょうすけ、塁が所属していたジムの会長・大内役の田山涼成、明香里の働くカスタマーセンターの上司・尾崎隆文役の野間口徹が出演。さらに佐久間率いる半グレ集団「ウロボロス」メンバー・久慈充役の奥野瑛太、キックボクシングの賭博試合に賭ける極竜連合のヘッド・金井役の般若、明香里が店長を務めるインテリアショップの店員・麻衣子役の森矢カンナ、明香里が店長を務めるインテリアショップの店員・津ノ森恵子役の坂ノ上茜が決定。そして半グレ集団「ウロボロス」のリーダーで、塁と修道院からの幼馴染の佐久間恭介役の町田啓太、塁が育った修道院のシスター・大浦美恵子役の風吹ジュンと、実力派俳優が揃った。
2020年03月27日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の公開初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、川村壱馬、前田公輝、吉野北人、神尾楓珠、山田裕貴、一ノ瀬ワタル、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人、やべきょうすけ、久保茂昭監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。今回希望ヶ丘団地の幼なじみを演じた川村、白洲、中務、小森、富田、矢野の6人。矢野は「控え室で裕太と隼の3人と、山田裕貴くんと小沢仁志さんとしゃべってたんですよ」と、エピソードを披露する。「まず裕太がマイクつけに行くって出てって、隼が『兄ちゃん(兄役の中務)、帰ってこないな』と出て行って。裕貴くんは出番で呼ばれて、僕は小沢さんと2人っきりになったんです。帰って来るのを待ってたのに一向に帰ってこない。1人じゃ何話していいかわからないから、助けを求めようと思って2人を呼びに行ったら、いないんですよ。そしたらロケバスで控えてて、控え場所変えられてた!」と2人に抗議した。これを受けて、小森は「まあその、言い方次第ですけど、空気から逃げたという形にはなるんですかね……」と弁解。「僕らも初めてだったので、すごい緊張感があって。けっこう待機時間が長かったんですね。裕太くんが出て行ったものですから、僕としては心細くなりすぎちゃって。『あれ、裕太くん戻ってこないなあ』なんて独り言をかましながら外に出て逃げるという。あのときは本当に申し訳なかったです」と流暢に謝罪する。この流れに、白州は冷静に「幼なじみの話を聞かれたのに、小沢さんの話してる」とつっこんでいた。また原作の高橋からは、宣伝応援プロデューサーであるやべきょうすけを通して幼なじみたちにメッセージも。「マドカ、いつか俺にも『ヒロシ、はい、あーん』ってしてね」という言葉が読み上げられると、作中で富田演じるマドカに思いを寄せていた中務は「それは譲れないですね。先生には申し訳ないですけど」と拒否。小森は「ここで出すん、それ!」と驚いていた。
2019年10月04日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の公開初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、川村壱馬、前田公輝、吉野北人、神尾楓珠、山田裕貴、一ノ瀬ワタル、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人、やべきょうすけ、久保茂昭監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。ドラマシリーズから出演している山田は、「4年前からやらせてもらっていて、『クローズ』『ワースト』とのコラボも嬉しかった。一ノ瀬ワタルさんと鈴木貴之くんはここで出会って本当に仲良くなった人たちでもあるので、出会いに感謝ですね」と心境を語る。一ノ瀬は「俺の中でやってきた4年間の鬼邪高校は山田くんと鈴木くんで。その話を昨日鈴木くんと電話でしてて、手紙を受け取ってきたので……」と、現在イギリスで活動する鈴木からの手紙を読み上げる。山田はその手紙を川村に託し、前田から「あげちゃって大丈夫? イギリスから帰ってくるんじゃないの?」とつっこまれていた。また、宣伝応援プロデューサーのやべきょうすけからは、「プロデューサーとしてのファイナルミッション」として、原作者の高橋が描いた、山田演じるキャラクター・村山の絵が贈られ、キャスト陣も「すげえ!」と大興奮。やべは「関ごめん! これお願いしに行く時、お前がここにいるって知らんかったんよ! 一ノ瀬くんはまた後日頼みますので」と一ノ瀬に謝りつつ、「(高橋は)山田くんのお芝居が大好きで、脚本を作るときにも、村山に負けないようなキャラクターを作っていきたいと思って、常に村山という存在を置いて本を書いたと聞いております」と説明する。山田は「僕も1人じゃ村山というキャラクターは際立たなかったので、みなさんのおかげです」と感謝。「『クローズ』『ワースト』を読んでいて、活躍する役者の先輩方がたくさん出ている映画も見て、そういう作品になればいいなと思ってた。壱馬とも『みんなが報われる作品になったらいいね』と話していたので、嬉しいです。最高ですね。言葉が見つからないです。ありがとうございます」とイラストを見つめていた。○鈴木貴之 手紙全文みなさんこんにちは、鈴木貴之です。「鬼邪高は定時のメンバーと全日のメンバーじゃなかったら、ここまで盛り上がってなかった」と言ってくださる方がいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。鬼邪高をシリーズ1の最初からずっと支えてくださっている皆さんの存在が、このハイローシリーズの中で、大きなうねりを作り上げたんだと思っています。そしてHIROさんをはじめ、土台からしっかり支えてくださったスタッフの皆さんのおかげです。僕たちはこの作品を通じて本当に色々な経験をさせていただきました。そして何よりかけがえのない仲間たちに出会うことができました。映画を見て、ファンの皆さんが思うことはそれぞれあると思いますが、僕の中では、村山・関・古屋の3人はこれからもずっと一緒です。鬼邪高生として、ハイローメンバーの一員として、これからまだまだ続くであろうHiGH&LOWシリーズの礎になれたことをとても嬉しく思っています。皆様、これからHiGH&LOWシリーズ全体、そして出演者それぞれの応援をよろしくお願いいたします。本当に、本当にありがとうございました。鬼邪高最強! 鈴木貴之
2019年10月04日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の公開初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、川村壱馬、前田公輝、吉野北人、神尾楓珠、山田裕貴、一ノ瀬ワタル、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人、やべきょうすけ、久保茂昭監督が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。「この1年間すごく長かったようで短かったようで実感がなくて、不思議な気持ちでいっぱいです」と振り返った川村。舞台挨拶では幼馴染の絆を描いた同作にちなみ、川村、神尾、前田、山田、白州の幼少期の写真が映し出され、会場からは歓声が上がる。前田が思わずマイクオフで「かわいいね!」と破顔した川村の幼少期について、本人は「あんま迷惑かけない子だったらしいです。4〜5歳のやつを出しました」と紹介。また空手の全国大会で優勝したときの写真を出したという前田は、「だいたい変顔の写真ばかりで。次男って身内にスルーされがちだから、変顔をしてた」と説明したものの、「めちゃめちゃ恥ずかしい!」と笑い出し、山田から「めっちゃ顔赤くなってる!!」と指摘されていた。「1人、全然変わってないやつがいる」「かわいい!」と言われていた神尾は、「かわいいって言われるのがいやで。女の子に間違われることがあって引っ込み思案になっていった」という。そんな神尾の幼少期についてコメントを求められた吉野は、現在の神尾を見て「そうですね、なんか……」と答えようとし、周囲は総ツッコミ。山田は「その北ちゃんがかわいいわ!」と笑顔を見せ、吉野は改めて「あんまり変わんないですけどね。かわいいですよ」と評価した。舞台挨拶には、宣伝応援プロデューサーであるやべきょうすけも登場。希望ヶ丘団地の幼なじみメンバーに、原作の高橋から預かってきたという手紙を取り出し、「ヘタにまっすぐなんかにならず、それぞれの道で、じぶんらしくひんまがってください。陰ながら応援していますいつかみんなで飲みたいなあ。マドカ、いつか俺にもヒロシ、はい、あーんってしてね」とメッセージを読み上げる。さらに山田には、直筆の「鬼邪高番長・村山」の原画を贈呈した。
2019年10月04日恋愛映画『きみの瞳が問いかけている』が、2020年10月23日(金)より全国ロードショー。吉高由里子×横浜流星W主演。韓国が涙した純愛ラブストーリーが原作原作は、観客動員数130万人を超えるヒットを記録した韓国の恋愛映画『ただ君だけ』。盲目の女性に、報われることのない無償の愛を捧げ続ける男を描いたチャールズ・チャップリンの名作『街の灯』をモチーフにした純愛ラブストーリーで、劇中では視力を失った女性と過去の過ちを抱えながら生きる元ボクサーを主人公に描いている。運命のいたずらによって翻弄されていく2人の物語は、当時多くの観客の涙を誘った。<ストーリー>目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな勘違いから出会った2人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした――かに見えた。ある日、明香里は、誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、自身も視力を失っていたのだ。以来、ずっと自分を責めてきたと言う明香里。だが、彼女の告白を聞いた塁は、彼だけが知るあまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた――。登場人物(キャスト)吉高由里子×横浜流星がW主演日本版として生まれ変わる『きみの瞳が問いかけている』では、吉高由里子×横浜流星を迎えて映画化。吉高由里子演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながらも、小さな楽しみを糧に明るく健気に懸命に生きようと奮闘するヒロイン・明香里(あかり)。「東京タラレバ娘」「わたし、定時で帰ります」など話題ドラマへの出演が絶えない吉高だが、恋愛を主軸とした映画作品に出演するのは『僕等がいた』以来8年ぶりの出来事となる。また横浜流星は、かつては将来を有望視されていたキックボクサーだったが、過去の事件によって夢を諦めた青年・塁(るい)役を演じる。『いなくなれ、群青』『チア男子!!』など、2019年主演映画が絶えない横浜は、その演技力はもちろん、世界選手権優勝の記録を持つ得意の空手を活かした高い身体能力も発揮できるにちがいない。主役を取り巻く登場人物2人を取り巻くキャラクターには、実力派俳優が参加。激動のドラマにさらに深みを加えていく、彼らの演技にも注目だ。原田陣役(やべきょうすけ)…塁のキックボクシングコーチ。今も昔も暖かく塁を受け入れる兄貴分。大内役(田山涼成)…塁が所属していたジムの会長。事件前は塁の才能に惚れ込んでいたが… 。尾崎隆文役(野間口徹 ) …明香里の働くカスタマーセンターの上司。明香里に気がある。久慈充役(奥野瑛太)…佐久間率いる半グレ集団「ウロボロス」メンバー。金井役(般若)…キックボクシングの賭博試合に賭ける極竜連合のヘッド。麻衣子役(森矢カンナ)…明香里が毎週楽しみにしている連ドラ「LAST LOVE」のヒロイン。津ノ森恵子役(坂ノ上茜 )…明香里が店長を務めるインテリアショップの店員。佐久間恭介役(町田啓太)…半グレ集団「ウロボロス」のリーダー。塁は修道院からの幼馴染。シスター大浦美恵子役(風吹ジュン)…塁が育った修道院のシスター 。監督に、三木孝浩なお監督を務めるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』など、話題の恋愛映画を掛けてきた三木孝浩。本作の制作に至っては、「今回はメイン二人の物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度に二人と確認し合いました。」と、撮影におけるこだわりを明かしてくれた。三木組へ初参加した横浜も、「一つのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです。現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました。」とコメントを寄せている。【詳細】映画『きみの瞳が問いかけている』公開時期:2020年10月23日(金)監督:三木孝浩キャスト:吉高由里子、横浜流星、やべきょうすけ、田山涼成、野間口徹、岡田義徳、町田啓太、風吹ジュン
2019年10月04日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の男性限定特別試写会が22日に都内で行われ、志尊淳、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、坂口涼太郎、やべきょうすけ、TKO(木本武宏、木下隆行)が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。「幹部以外全員スキンヘッド」という鳳仙学園。応援にかけつけたTKOは、スキンヘッド軍団を引き連れ、男性だけの客席に絡んでいく。実際に撮影で使われた鳳仙学園の制服を着ており、木本は葵、木下は小柳の衣装で「ストレッチが効く!」と素材感に驚いていた。木下は「アクションシーンで、『ハゲの団結力』って言うんですよ。本当にあるんですよ。バラエティでも小峠としゃべるときは楽しいですし、クロちゃんがかわいく見えますし、どぶろっくが優勝して泣きました」と、昨晩放送された『キングオブコント2019』で優勝したどぶろっくについてもコメント。木本が「大部屋とかでも丸坊主の芸人ばっかりキュッと固まってる。仲間意識が」と明かした。
2019年09月22日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の男性限定特別試写会が22日に都内で行われ、志尊淳、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、坂口涼太郎、やべきょうすけ、TKO(木本武宏、木下隆行)が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。高橋ヒロシとも交流が深く、映画『クローズZERO』シリーズでおなじみのやべが、宣伝応援プロデューサーとして登場。「全体から言ってすごい。同じ世代じゃなくてよかったなってすごく思ってます」と絶賛し、志尊が演じた鳳仙学園の頭・上田佐智雄について「冒頭の妹を助けに行くシーン。女性をどかす時は、必ず両手で支えるんですよ、彼は。気づかいのお芝居」と細部に着目する。志尊は「気持ちいいです。僕なりにディテールを作りこんで、すごく意識した点だったんですよ。アクションでもしっかりやろうと言っていたので、気づいていただけて大変気持ちよく眠れそうです」と喜んでいた。鳳仙学園キャストでは、塩野、小柳、荒井が特に様々な細かい芝居を考えていたようで、一旦"頭"の志尊に具申し、志尊が「偉い人のところに行って話す」ということを繰り返していたという。塩野は「けっこう強引に入れた感じもありましたよね。鳳仙全員で監督を取り囲んで」と振り返った。またこの日は、TKOの2人がスキンヘッド軍団を連れて応援に登場。木本は「おじさんなんで、どうかなと思って観たら、年とか関係なく、ちょっと忘れかけてた男の部分がぐわって出てきた」と作品の面白さを熱弁。「自分がその頃に戻ってもああいうグループにはいなかったんですけど、しびれました」と称賛する。物語の動く舞台となった、通称"絶望団地"こと、希望ヶ丘団地について「あんなとこよう見つけてきましたね」と尋ねると、志尊は「住んでる人もいる」と明かし、会場は驚きに包まれる。荒井も「2世帯住んでる。8時に出勤してた」と裏側を語った。最後には、男性だけの客席に立った鳳仙軍団。志尊の「鬼邪高潰すぞ!」という掛け声に合わせ、「シャー!!」と男性陣の雄叫びが響き渡った。
2019年09月22日1月28日、錦戸亮(34)主演ドラマ『トレース 科捜研の男』(フジテレビ系)の第4話が放送された。科捜研の法医研究員・真野礼二(錦戸)と新人研究員・沢口ノンナ(新木優子・25)が、捜査一課の虎丸良平(船越英一郎・58)と共に事件の“トレース”(痕跡)から真相を追求するドラマ。科捜研法医研究員の相楽(山崎樹範・44)の兄・浩司(やべきょうすけ・45)が遺体で発見される。第一発見者は、相楽。死因は、頸動脈を切られたことによる失血死。凶器は家にあった包丁だった。虎丸は被害者が殺害された後に家を荒らされたとし、強盗に見せかけた顔見知りの犯行と主張する。だが真野の鑑定によると、被害者以外のDNA型は見つからなかった。事情聴取で相楽は、兄は金銭トラブルで殺されたのではないかと話す。自分も300万円貸したままだという。「アイツは殺されても仕方のない嘘つき野郎」と相楽は言い放つが、金を借りた相手と金額をリストにしていた浩司。虎丸は、それをもとに犯人を絞り込もうとしていた。しかし、捜査をしても証拠が出ない。そんなとき、浩司が生命保険に入っていたことを知る。また何年も会っていないと話していた相楽だが、3日前に兄と会っていた。しかも相楽は多額の借金をしていたのだ。警察に重要参考人として任意同行を求められる相楽。いっぽう真野はまたもや依頼以外の鑑定を続けていた。そして毛髪の解析からなんと大麻が3か月前から使用されていたことを掴む。相楽に容疑をかけていた虎丸だったが、その結果から大麻絡みの事件に巻き込まれた可能性を示唆。大麻の元締めで2年前に逮捕されていた富岡を追う。相楽は浩司が大麻を使用していることを知っていた。身内に犯罪者が出ることを恐れた相楽は、発見現場で大麻を処分しようと家中を引っ掻き回したのだ。真野に怒りをあらわにする相楽。「お前はただ人の秘密を暴いて楽しんでいるだけだ」と罵る。実は、浩司は胃がんで余命3か月の状態だった。大麻を使用していたのは、痛みを抑えるためだった。余命を宣告された1年前から、近くの工場で痛みに耐えながら働き続けた。それがたった一人の大切な弟に最後にしてやれることだった。そして保険金を残そうとした浩司は保険期間の終了が今月に迫ったことを知り、他殺に見せかけ自殺したのだった。今回は科捜研の仕事の範疇を超えて好き勝手に行動する真野と、それを嫌う相楽との正面対決。真野の納得できる結果が判明するまで、ありとあらゆる手段で鑑定する必要性を論じたものだった。ノンナは、真野が死の真相を明らかにするために必死になっている背中を見てきた。「明らかになる事実が相楽にとってより辛い事実だけですから」という同僚を背に、「真相を追求することをやめてはいけないんじゃないでしょうか。真実のカケラを拾い集めることが科捜研の仕事だと思います」と告げる。そして彼女自ら依頼されていない鑑定を始めるところなどは、注目のシーンだった。真野の「鑑定結果こそ真実」という信念によって、今回の事件も解決した。相楽とその兄、真野、ノンナの心情がていねいに描かれ、そして胸を揺さぶられるセリフがせつないシーンを盛り上げた。やるせない結末だったが、視聴者の涙を誘ったのは間違いない。次回は、黒鷹山の山道付近で殺害遺体が発見される。そしてその遺体の周辺に18年前に誘拐され、そのまま行方不明になっている幼児の毛髪が……。この2つの事件の関係性はいかに。
2019年01月29日毎週金曜夜にフジテレビ系で放送中の「ダウンタウンなう」。10月26日(金)今夜の放送はお馴染み人気企画「本音でハシゴ酒」に俳優の市原隼人、女優の倉科カナが登場。一同が驚愕した市原さんの“やりすぎ伝説”とは!?ダウンタウンと坂上忍さんの3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気の「本音でハシゴ酒」。ドラマ「ROOKIES」で人気となると「おんな城主 直虎」などのドラマから『無限の住人』などの映画まで幅広い役柄を演じる俳優として常に一線で活躍中の市原さん。市原さんはダウンタウンの2人もその礼儀正しさを絶賛するほど、仕事もプライベートもストイック。役作りのためにハイエナの補食動画を研究したり、蜂に刺されても演技を続けたり、壁を殴りながらせりふを覚えたりと数々の“やり過ぎ伝説”を告白。さらに役者仲間からも共演シーンで“胸ぐらをつかまれたら息が止まった”というタレコミが。実際にMCの「ダウンタウン」浜田雅功相手に実演したところとんでもない展開に…!またプライベートで見知らぬ人のケンカの仲裁に入った市原さんが取った行動に一同あ然。飲み仲間の山崎夕貴アナウンサーも思わず「面倒くさいですよ」と叫んだやり過ぎ朝ご飯エピソードも必見だ。もうひとりのゲスト、「カインとアベル」「奪い愛、冬」などで活躍する倉科さんは冒頭から“酒豪”を告白。そのお酒に関するエピソードが語られるほか、以前浜田さんとロケで共演した際、浜田さんが倉科さんの弟宛てにメッセージをくれるなど優しくしてもらったという意外な接点も明かされる。そこから家での超ズボラな部屋着姿が暴露され意外な一面が明らかに。また家で絵を描いたり写経を書いたりしているという倉科さん。12歳の弟からも「暗すぎる」と言われる倉科さんの絵とは!?倉科さんの独特の“間”とキュートな笑顔にも注目。倉科さんが主演、市原さんも共演する映画『あいあい傘』は現在絶賛公開中。25年前に姿を消した父を探す主人公・さつきを倉科さんが演じ、さつきと運命的に出会い恋をするテキ屋の清太郎を市原さんが、さつきの父・六郎に立川談春、六郎を支えながらお茶屋「恋園庵」を営む玉枝に原田知世、そのほか、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、永井大、トミーズ雅らが出演。逢いたいのにずっと逢えずにいた父と娘の愛にあふれた5日間の物語を描く。「ダウンタウンなう」は10月26日(金)今夜21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年10月26日堤真一を主演に迎えて藤子・F・不二雄の「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化した「スーパーサラリーマン左江内氏」が、3月18日(土)今夜の放送でついに最終回。ゲストに菅田将暉を迎え左江内さん最後の活躍が描かれる。ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けた、堤さん演じる主人公の左江内さんがいやいやながらもスーパースーツを着て平和を守っていくことになる…という本作。そんな左江内さんの“鬼嫁”円子を小泉今日子が、娘のはね子を島崎遥香、息子のもや夫を横山歩がそれぞれ演じるほか、毎度左江内さんの活躍を自分のモノにする小池刑事にムロツヨシ、小池刑事の“バディ”的おまわりさん・刈野に中村倫也、左江内さんの上司・簑島に高橋克実、左江内さんの部下役で賀来賢人、早見あかり、左江内さんの前にふいに現れる謎の男・米倉を佐藤二朗、左江内さんにスーパースーツを託す怪しい男に笹野高史といったキャスト。これまでも浜辺美波、本田翼、間宮祥太朗、永野芽郁といった若手俳優から鈴木浩介、平泉成、前回の風間杜夫、宅麻伸、石野真子、やべきょうすけ、高橋努といったベテラン勢まで多彩なゲストを迎えてきた本作だが、今夜の最終回には人気若手俳優の菅田将暉が出演。今回菅田さんが演じるのは、なんとあの“鬼嫁”円子を人質にするバスジャック犯だという。これまでも何度かヒーローを“返上”してきた左江内さんだが、ある事件をきっかけについにその責任の重さに耐えられなくなってしまい、スーパースーツを返却することに。だが会社に出社すると、自分の席には毎度様々な職種で左江内さんの前に現れてきた謎の男・米倉が座っていた。さらに営業三課の全員が左江内さんにむかって「どちらさまですか?うちの係長はずっとこの米倉ですよ」と言い始め、家庭内にも米倉の影が…。そんななか、温泉旅行に出かけるために円子が乗り合わせたバスがバスジャックに遭う。円子ら乗客に銃を突き付け車内に立てこもるバスジャック犯に、ヒーローではなくなった左江内さんはどう立ち向かうのか…というのが今夜のストーリー。1話放送後から「ひどすぎる」と話題になっていた円子の“鬼嫁”ぶりだが、最終回にしてこの夫婦のあり方と愛の形が垣間見える驚愕のラストが訪れるという。なお最終回終了後には「Hulu」でオリジナルストーリー「小池刑事の鬼の取調室」が配信されるので、こちらもお楽しみに。「スーパーサラリーマン左江内氏」最終回は3月18日(土)21時か~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月18日堤真一演じる平凡な中年サラリーマン・左江内さんが無理やりヒーロースーツを託され“スーパーマン”をやることになるヒーローコメディ「スーパーサラリーマン左江内氏」の第9話が3月11日(土)今夜放送となる。本作は堤さん演じる平凡な妻子あるサラリーマンで中間管理職(係長)の主人公・左江内(さえない)さんが、ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーツをむりやり譲り受けてしまい、その責任感からいやいやながらもスーパースーツを着て平和を守っていくことになるという物語。左江内の“鬼嫁”円子には小泉今日子、娘・はね子に島崎遥香、左江内の活躍を結果的に手柄にする刑事・小池にムロツヨシ、左江内の部下・池杉に賀来賢人、左江内にスーツを託す怪しい男に笹野高史、毎回登場する謎の男・米倉に佐藤二朗。そのほか早見あかり、中村倫也、高橋克実らが共演。これまで自分だけがヒーローをやっていると思っていた左江内だが、実家のある栃木に帰省した際、永野芽郁演じる“スーパーウーマン”OLの桃子と出会い、自分のほかにも各地に“スーパーマン”がいることを知る。意気投合する2人だったが、桃子もまた左江内と同様に責任を負うのが嫌な性格。使命でヒーローを続けることがいやになって飛び降りようとしていた桃子だが、左江内に説得され自信や誇りを取り戻す。その後彼氏もできて、元気になったことを左江内に報告しようと東京にやって来た桃子は、事故処理中にピンチに陥っていた左江内を見つけ2人で危機を解決する…というのが前回のおはなし。今回の第9話では人知れずスーパーヒーローをやりながら、普段はしがない係長として部下にも家族にも見下されてきた左江内に、仕事でのビッグチャンスが到来する。左江内の上司、簑島課長(高橋克実)が部長に昇進することになり、簑島の代わりに左江内が新課長になるのではないかと池杉(賀来賢人)らも騒いだため、左江内は有頂天になる。また簑島の妻から連絡を受けた左江内の妻・円子(小泉今日子)も簑島の後釜として左江内が課長になると大喜び。娘のはね子(島崎遥香)と息子のもや夫(横山歩)とともに課長昇進後の夢を膨らませる。そんななか、またSOSを受信した左江内は発信地へ飛ぶが、なんとそこは自らが勤務する藤子建設の社長(風間杜夫)の邸宅。社長宅で起きた事件が大波乱を巻き起こすことに…というのが9話のストーリー。風間さんのほか強盗役でやべきょうすけが出演。さらに宅麻伸、石野真子、高橋努といったゲストも登場する。最終回には人気若手俳優の菅田将暉の出演も決定。クライマックスに向けてさらに盛り上がる「スーパーサラリーマン左江内氏」第9話は3月11日(土)21時~放送。(笠緒)
2017年03月11日松坂桃李扮する、聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感のうち4つの感覚を喪った男・日暮旅人が、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使し、物を、人を、そして愛を探すヒューマン・ミステリー「視覚探偵 日暮旅人」。この度、3月19日(日)のテレビドラマ最終回放送終了後より、オリジナルストーリー「死体の行方」が「Hulu」にて配信されることが決定した。本ドラマは、シリーズ累計85万部突破の山口幸三郎による人気小説「探偵・日暮旅人」シリーズが原作。ドラマでは、ミステリーなのに思わず泣ける巧みなストーリー展開はもちろん、“映像の魔術師”堤幸彦監督が、最新のCG技術を駆使して表現するエッジの効いた映像も魅力のひとつとなっている。今回配信が決定した「Hulu」オリジナルストーリーは、地上波では見られない旅人の新たな活躍を描いたもの。ある日、灯衣(住田萌乃)の小学校入学式を明日に控えているにも関わらず、突如旅人が拉致されてしまう!旅人の目の前に現れたのは、3人の男たち。彼らは現金輸送車から金を奪った強盗犯だった。しかし、仲間の一人が裏切り金をどこかへ隠してしまったという。その金の在り処を探すよう、探し物探偵の旅人が連れて来られたのだ。だが、彼らには秘密が。金を隠したというその仲間を、偶発的に殺してしまったのだ。殺害現場に連れて来られた旅人。しかし、そこにあるはずの死体はなかった…。一体、死体はどこへ消えたのか?そして、そこから始まる予想すら出来ない驚愕の結末とは――。主演の松坂さんは、「本編からつながっての撮影だったので、僕の中ではHuluだから、という意識の棲み分けはありませんでした。でも、まさかHuluでオールアップするとは思いませんでした(笑)」と話し、「本編とは一味違う日暮旅人の世界観を楽しんで頂ければと思っています」とメッセージを寄せている。なお、キャストには松坂さんほか雪路雅彦役の濱田岳や百代灯衣役の住田萌乃、ゲストとして野間口徹、松尾諭、林泰文、やべきょうすけらが出演する。「死体の行方」は、3月19日(日)「視覚探偵 日暮旅人」最終回放送終了後よりHuluにて配信開始(全3話)。「視覚探偵 日暮旅人」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月08日主演に堤真一を迎えて藤子・F・不二雄の人気ヒーローコミックを実写ドラマ化した「スーパーサラリーマン左江内氏」の第8話が3月4日(土)今夜放送。今回は堤さん演じる左江内の前に美人OLの“ヒーロー仲間”が現れる。本作はある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けた堤さん演じる主人公・左江内が、それからというもの街の人の危機を察知してはスーパースーツを着て平和を守っていく…という物語。左江内の“鬼嫁”円子には小泉今日子、2人の娘・はね子に島崎遥香、左江内の活躍を結果的に手柄にする刑事・小池にムロツヨシ、左江内の部下・池杉に賀来賢人、左江内にスーツを託す怪しい男に笹野高史、毎回登場する謎の男・米倉に佐藤二朗。そのほか早見あかり、中村倫也、高橋克実らが共演。これまで1話ではね子の学校の立てこもり事件を解決したほか、2話ではもんじゃ焼き屋の立ち退きをめぐる騒動を、3話では人気アイドルのお悩みを解決。4話では藤子作品おなじみのコピーロボットでプレゼンの危機を乗り越え、5話では本田翼演じるOLを借金問題から救い、6話では爆弾魔から遊園地の人々を守る活躍をみせた左江内。前回の7話では酔った勢いで部下の池杉にスーパースーツを譲ってしまい、そのうえスーツを盗まれ銀行強盗に悪用されてしまった左江内だが、今夜の8話ではなんとこれまで孤独にヒーローとして平和を守ってきた左江内さんに“ヒーロー仲間”が誕生する。。父・茂雄(平泉成)の80歳の誕生日を実家で祝うことになった左江内は、一緒に帰省することを拒む円子を説得して栃木の実家へ向かう。左江内の両親に良妻賢母だと思われたい円子は、はね子ともや夫(横山歩)と結託、良い母ぶりをアピールする。そんな円子にただただ圧倒される左江内だったがそこにSOSの声が。その現場で左江内より一足先に犯人を捕まえたのは左江内と同じくスーパースーツを着て人々の危機を救っているOL・桃子(永野芽郁)だった。お互いヒーローが自分1人だけだと思っていた左江内と桃子は、同じ立場だからこそ分かる苦労やグチを語り意気投合。「これからも頑張りましょう!」と励まし合って別れるが…というストーリー。『俺物語!!』『ひるなかの流星』『ピーチガール』など話題作への出演が続く永野さんのスーパースーツ姿もお見逃しなく。次回放送の9話では風間杜夫、宅麻伸、石野真子、やべきょうすけ、高橋努らがゲスト出演するほか、最終回には菅田将暉のゲスト出演も決定。クライマックスに向けてますます盛り上がる「左江内氏」から目が離せない。「スーパーサラリーマン左江内氏」第8話は3月4日(土)21時~日本テレビで放送。(笠緒)
2017年03月04日主演に堤真一を迎え、藤子・F・不二雄の人気ヒーロー漫画「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化する「スーパーサラリーマン左江内氏」。この度、本作の第7~9話に登場するゲストが一挙発表された。現在放送中の「スーパーサラリーマン左江内氏」は、ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けた主人公・左江内が、そのスーパースーツを着て平和を守っていくという物語。主演の堤さんと小泉今日子が夫婦役で共演するほか、2人の娘・はね子役に島崎遥香、さらにムロツヨシ、賀来賢人、早見あかり、佐藤二朗、笹野高史、高橋克実ら豪華俳優陣が出演している。これまで本作には、アイドル役で浜辺美波、堤さん演じる左江内氏の後輩役で本田翼らがゲスト出演してきたが、今回2月25日(土)放送の第7話には「水球ヤンキース」「ニーチェ先生」などに出演し、先日ドラマ&映画化が決定した「お前はまだグンマを知らない」で主演を務めることが決定した間宮祥太朗、第8話には『俺物語!!』『ひるなかの流星』『ピーチガール』など話題作への出演が続く永野芽郁のゲスト出演が決定。いま人気急上昇中の2人だが、本作ではなんと“スーパースーツ”に身を包み登場するという。第1話から本作を見ていたと言う間宮さんは、「いちファンだったので、出演できて嬉しいです。『左江内氏』には、独特の空気があるので、急に入っていくのは難しいかと思いましたが、邪魔になっていなければいいですね(笑)」と話し、「自分用のスーパースーツ、嬉しかったです。これを着ると自然に腰に手をあててしまいますね。役得ですね!貴重な体験をしました」とコメント。また永野さんも本作を見ていたので出演できて嬉しいと話し、「スーパースーツは、私の役のために作ってくださったので、ピッタリで最高でした(笑)スーパーヒーローに憧れていたときがあったので、夢が叶った気分でワクワクしました!」と興奮気味に語った。さらにドラマも後半に入ると続々と豪華ゲストが登場。第7話では鈴木浩介、第8話には平泉成、立石涼子、第9話には風間杜夫、宅麻伸、石野真子、やべきょうすけ、高橋努の出演が決定。一体、それぞれのゲストがどんな役柄で登場するのか楽しみにしていて。「スーパーサラリーマン左江内氏」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月17日山田孝之が演じる、アウトローの金融屋「カウカウファイナンス」の社長・ウシジマを主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落人生をハードかつコミカルなタッチで描く『闇金ウシジマくん』。シリーズの完結編として昨年公開され、大ヒットを記録した映画『闇金ウシジマくん Part3』と『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が、ついにブルーレイ&DVDで同時リリースされることが決定した。『Part3』では、派遣の仕事で食いつなぐ真司(本郷奏多)と、タレントのりな(白石麻衣)が登場。「誰でも稼げる」という塾を主宰するネット長者・天生翔(浜野謙太)の広告を見て半信半疑でセミナーに出席した真司は、人生の一発逆転を狙って億単位のマネーゲームに巻き込まれていく。一方、サラリーマンの加茂(藤森慎吾)は妻がいながらキャバクラに通う日々。加茂にとってのマネーゲームは、美人キャバ嬢・花蓮(筧美和子)を落とすことだった。ひとつ間違えばゲームオーバー。「それでも手に入れたいものがあるんだ!」と、すべてを賭けて危ない橋を渡るヤツら。 彼らの行く手に、トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸すアウトローの金融屋・丑島馨が立ちはだかる。そして『ザ・ファイナル』では、トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸し、返せない客をシビアに追い詰める丑島の前に、竹本(永山絢斗)という同級生がカネを借りるために現れる。丑嶋の盟友の情報屋・戌亥(綾野剛)や、カウカウの社員で丑嶋の右腕・柄崎(やべきょうすけ)と高田(崎本大海)、心優しい受付嬢・モネ(最上もが)、最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟(安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗)に加え、女闇金・犀原茜(高橋メアリージュン、玉城ティナ)と部下の村井(マキタスポーツ)も参戦。そこに丑嶋を破滅させようとする腕利き弁護士・都陰(八嶋智人)とその部下・あむ(真野恵里菜)、美容界のカリスマ・万里子(真飛聖)も絡んで息をつかせないドラマが幕をあける。丑嶋は本当に血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるのは和解か、決裂か?絶望か、希望か?真鍋昌平の国民的ベストセラーコミックスを、「なにわ金融道」や『カイジ 人生逆転ゲーム』などで知られる山口雅俊監督が主演に山田さんを迎えて描いた本作は、深夜ドラマ「シーズン1」からおよそ6年にわたり支持され、映画版も大ヒット。冷静沈着、冷酷非道なカリスマ社長・ウシジマは山田さんのハマリ役となった。今回、豪華版のブルーレイ&DVD BOXには特典が満載で、のべ40シーンにおよぶ未公開映像集を収録。『Part3』でのりな(白石さん)の過去にまつわるエピソードや、『ザ・ファイナル』の丑嶋(山田さん)とモネ(最上さん)によるカウカウファイナンスの何気ない朝の日常など、ウシジマくんの世界をより深く知りたいファンは必見だ。そのほか、予告編やメイキング映像はもちろん、「完成披露舞台挨拶」や「直前イベント@赤坂サカス」、そしてウシジマくんには欠かせない「やべーゼ!TV」など、映画公開前に実施した数々のイベントの模様も含まれる。さらに、キャスト・山口監督による座談会オーディオコメンタリーを緊急収録。『Part3』では山田さんに本郷さん、白石さん、やべさん、『ザ・ファイナル』では山田さんに最上さん、高橋さん、崎本さん、やべさんが集結し、山口監督とともに貴重な撮影秘話や裏話を披露。「泣く泣くカットした」という未公開映像集にまつわる監督の解説付きの豪華ブックレットも付属する。『闇金ウシジマくん Part3』は2月24日(金)より、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は3月10日(金)よりブルーレイ&DVDレンタル開始、『Part3&ザ・ファイナル』は3月24日(金)よりセル同時リリース。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日小栗旬、山田孝之、綾野剛ら数多くの人気俳優を生み出した映画『クローズZERO』シリーズの第3作として、東出昌大ほか次世代スター総出演で話題を呼んだ『クローズEXPLODE』が1月22日(日)にTBS系で地上波“初”放送される。高橋ヒロシによる人気コミック「クローズ」をベースにオリジナルストーリーで映画化、2007年に公開された『クローズZERO』と2009年公開の『クローズZERO II』は、小栗さん、山田さん、綾野さんをはじめ、桐谷健太、上地雄輔、大東俊介、やべきょうすけ、三浦春馬といった現在一線で活躍する俳優たちをスターダムにのし上げたヒットシリーズだ。シリーズ第3作となる本作では東出さん、早乙女太一、勝地涼、岩田剛典、永山絢斗、柳楽優弥といった、公開時次世代スターとして注目されていた男優陣が新たに参戦。前作『クローズZERO II』から1か月後を舞台に、滝谷源治、芹沢多摩雄らが卒業し新年度を迎えた鈴蘭高校で空席になった“頂点”の座を狙う新3年生たちの熱いバトルが繰り広げられる。滝谷源治、芹沢多摩雄らが卒業し、新年度を迎えた鈴蘭高校では空席となった“頂点”を狙い新3年生たちが次々と名乗りを挙げた。頂点に最も近い男強羅徹(柳楽さん)とそのライバルとされる高木哲次(KENZOさん)、お調子者を装う切れ者の小岐須健一(勝地さん)。しかし2人の男の登場によって、鈴蘭の勢力図は大きく変わることになる。頂点争いに興味を示さない転入生、3年の鏑木旋風雄(東出さん)と、本能のまま好戦的に暴れる新1年生・加賀美良平(早乙女さん)という対照的な2人が、やがて鈴蘭史上最大抗争の中心人物になっていく…。一方、鈴蘭の近隣校・黒咲工業高校を束ねる柴田浩樹(岩田さん)は、暴行事件で学校をドロップアウトした藤原一(永山さん)の存在に頭を悩ませていた。藤原はバイクチームのリーダーと共に周辺の不良高校生達を次々と襲撃していたが、その真のターゲットは鈴蘭だった。鈴蘭内部の一大抗争に外部勢力による侵攻、いままさにクローズ史上最大の戦乱が始まろうとしていた…というのが今作の物語。出演最新作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』がヒット中。夏には『関ヶ原』の公開も控えた東出さん。「劇団EXILE松組」の旗揚げ公演「刀舞鬼 -KABUKI-」への出演、『たたら侍』の公開が5月に控える早乙女さん。昨年は『HiGH&LOW』シリーズや『植物図鑑運命の恋、ひろいました』がヒット、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた岩田さん。今年公開の『銀魂』では土方十四郎役に挑む柳楽さん。いまをときめく超人気俳優たちの共演を、いま一度その目にしっかりと焼き付けて。豊田利晃監督が俳優陣に“ガチバトル”を求めた迫真のアクションもお見逃しなく。『クローズEXPLODE』は1月22日(日)26時5分~TBS系にて地上波初放送。(笠緒)■関連作品:クローズEXPLODE 2014年4月12日より全国東宝系にて公開©: 2014高橋ヒロシ/「クローズEXPLODE」製作委員会
2017年01月19日テレビ東京系ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(毎週金曜 24:12~)の第7話が、18日深夜に放送され、SNSを中心に話題を呼んだ。同作は山田孝之演じる勇者ヨシヒコが魔王を倒す冒険を描く人気シリーズの最新作。2011年に第1弾『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年に第2弾『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が製作されている。福田雄一が脚本・監督を務め、"低予算冒険活劇"として話題を呼んでいる。勇者ヨシヒコ一行が、魔王を倒すため、運命の玉を持つ7戦士を探す。第7話では、ヨシヒコ一行がたどり着いた”ミュジコの村”で物語が展開。村人たちが歌い踊る村で、パン屋に入ったヨシヒコは突如フランスパンを盗んで走り出し、牢屋に入れられてしまう。それは玉を奪われまいとする村人の仕掛けたトラップだった。毎回豪華ゲストが話題となっているが、第7話ゲストはミュージカル界で主役級の大物たちが登場した。ヨシヒコを追い詰める警察官役の浦井健治、ヨシヒコに慈悲をかけるマロエル司教役の今拓哉、ムラサキ(木南晴夏)を誘うオスケル役の壮一帆、ダンジョーを虜にする美女役の新妻聖子、ミュジコ村のリーダー・レオパルド役の大地真央が出演し、歌い踊った。舞台『フル・モンティ』でミュージカル経験のある山田、趣味が声楽という木南も歌声を披露した。最終的にはアンサンブルも交え、メレブ(ムロツヨシ)・ダンジョー(宅麻伸)も含めた全員で戦いながら1曲を歌い踊り、演じきった。TVではなかなか見られない、大物によるコラボとなった1曲。Twitterでは「山田孝之、美声すぎ」「ムラサキ歌うますぎか」とレギュラー出演者陣の意外な姿への驚きの声で溢れた。ゲストにも「ミュージカル界のとんでもなくすごい人たち」「感動すら覚えた」「パロディを超えた」と大絶賛。ヨシヒコミュージカル=ヨシミュという言葉も生まれた。また、7話ゲストとして他にやべきょうすけ、澤真希、水野哲志、宇都宮隆、木根尚登が登場した。(C)「勇者ヨシヒコと導かれし七人」製作委員会
2016年11月19日現在、大ヒット公開中の『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』のメイキング映像が解禁された。ウシジマと最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟が最終決戦を繰り広げるシーンの舞台裏とは?シネマカフェは同シーンの撮影現場に潜入していた。真鍋昌平氏の人気コミックを原作に、非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」社長・ウシジマ(山田さん)と、彼にすがり金と欲望に翻ろうされる人間の転落を描く本シリーズ。ついにファイナルを迎える最終章では、12年前…つまり、ウシジマの中学時代にさかのぼり、当時、地元の不良たちを暴力で支配し恐れられていた鰐戸三兄弟(安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗)との因縁が明らかに!かつてウシジマから大打撃を受けた鰐戸三兄弟が今度は、ウシジマへの襲撃を企てる。メイキング映像では、安藤さんら三兄弟が繰り出す一撃を、ウシジマがすんでのところでかわしつつ銃で威嚇するシークエンスの確認や、山田さんvs安藤さんの一騎打ちで山口監督を交えて綿密な打ち合わせを交わす様子、柄崎(やべきょうすけ)を助け出そうとするウシジマの頭に三男・三蔵が武器をフルスイングするシーンのリハーサルなどが紹介され、緊迫した撮影現場の様子を伝えている。このシーンが撮影されたのは昨年11月中旬、関東地方のとある廃倉庫。そこには三兄弟のアジトのセットが組まれており、壁には怪しげなネオンサインも。「(電圧が)200ボルトあるので、触らないように」と美術スタッフから注意が飛ぶ中、別の現場スタッフの「社長、入ります!」のかけ声とともに、山田さんが催涙スプレーとスタンガンを手に、現場入りする。決して広いとはいえないセット内だけに、格闘シーンでは両者間のささいなズレも大事故につながりかねない。リハーサルを重ねる過程で、セリフや動きが変更されることもしばしばで、その都度、現場全体で情報共有が図られる。閉鎖的なセットでの撮影だからこそ、風通しのいいコミュニケーションが必要になるが、2010年放送のテレビドラマから6年の歳月を経て、チームワークは鉄壁の構えだ。そんな雰囲気に、シリーズ初参戦の安藤さんも全幅の信頼を寄せ「この位置にいるなら、すぐ攻撃を仕掛けたほうがいい」とアクション監督らに提案。すっかり「ウシジマ」ワールドの住人として、大暴れしていた。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月07日●山田孝之の言葉で終わりを実感2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュンと犀原茜」の第2回では、高橋と共にさらにその魅力の根源を探っていく。○債務者にナメられたくない――前回お会いしたのは6月下旬でした。「終わった気がしない」とおっしゃっていましたが、心境の変化はありますか。先日、『ザ・ファイナル』の初号試写に行ったのですが、観終わったら山田孝之さん、綾野剛さん、やべきょうすけさんがいて。同じタイミングでご覧になってたみたいで、みなさん、試写室の外に集まっていました。そこで、山田さんが「お疲れ様でした」「次はまた別の作品でご一緒できれば」と私にも話し掛けて下さって。――さすがに「終わり」を感じますね(笑)。まさにその通りで(笑)。そこで「本当に終わるんだ」と実感しました。急に寂しくなったというか、犀原茜の気持ちが本当に分かったというか。犀原は丑嶋に対しての怒りや憎しみが、生きるパワーになっていました。私にとっての山田さんも、役者として特別な存在というか。丑嶋はライバル的な存在だったので、プライベートでもあまり話さないようにしていました。実はそういう存在、私にとっては珍しいことで。演じる時と切り替える方もいますが、山田さんは徹底していて。私もそういう方がすごくやりやすかったので、私にとっては特別な存在でした。――どんな役柄でもその距離感は心掛けていらっしゃるんですか。もともと仲が良い方はあまり変わりませんが(笑)、今回のような距離感がある役だと自然に。演じやすくなるというものありますが、犀原であれば「債務者にナメられたくない」という思いと、「本当に怯えてほしい」という思いと(笑)。そして、優しい一面は悟られたくない。そういう印象が、ちょっとのことで変わってしまったらもったいないなと思うんです。――以前は役に入り込みすぎるとおっしゃっていましたね。今回はドラマ、映画と続き、演じる期間が長期でした。ほかの役を演じれば切り替わると思っていますが、やっぱり大声出すシーンでは「あっ。犀原が出てしまってる」と思うことも(笑)。例えば、『リアル鬼ごっこ』(15年)で1シーンだけやらせていただいた時も。犀原ファンの方から「一瞬、犀原茜が見えた!」と言ってくださったことがありました(笑)。○"犀原茜あるある"とは――そういえば、ドラマで犀原茜が登場すると……もう我慢できなくて笑ってしまうんです。『Part2』ではとても恐ろしかったのですが……。それ、うれしいです(笑)。――ドラマでは、債務者の口にアジフライを無理矢理押し込むシーンが印象的でした。アジフライは思ったよりも柔らかかったので、そこが唯一の救いというか。すごく硬い揚げ物だと、痛そうじゃないですか? 口のサイドとか。でも、柔らかかったので思いっきり突っ込むことができました。相手の方にはこんな気持ちを直接伝えることはありませんが、ケガをさせてしまうのはよくないので。「犀原茜」あるある。実は演じる側としてもそういう怖さがあります。このシーンでは、監督から「ここで思いっきりやってみて」みたいな感じに言われて、村井に急きょビンタすることにもなって。マキタさんも「いいよ」みたいな気軽なノリ。村井にビンタするのは初めてだったと思います。本当にガチでやりました(笑)。●周囲の意外な声「エロス感じる」「蹴られたい」――犀原さんってちょっと危険を伴うゲームが好きですよね。そうなんです。『Part3』でおもちゃのギロチンで大根を切ってチンピラを脅すシーンがあるんですが、あれ、本当に切れるんです。だから何度も何度も練習しました(笑)。そのまま腕を切ってしまったら、大変なことになりますから。―― 前回のインタビューでおっしゃっていたとおり、JPに思いっきり一味唐辛子をかけていましたね。あれは本物なんですか?本物です。だから、カットがかかるとJPはむせていました。――アドリブだったんですよね? なぜそんなことを。やっぱり、ドサッと辛いものを乗せて食べさせたいなと思って。そのままちょっとずつかけても時間がかかっちゃうので、蓋を取ってしまいました。ファミレスのシーンでは確か……折り紙を切ってましたね。たぶん台本には無かったかと。――折り紙で何を作っていたんですか。たぶん、何かを切りたかっただけです(笑)。――ドラマではハサミを愛用しているみたいでしたね。「時々持ち歩いている」という設定です。たまに持ち歩いていなかったりもするので、債務者の家にあるハサミを使わせていただくこともあります。○撮影終了後でも監督と意見交換――今回の取材を通して、犀原茜の魅力の根源が見つかればと。ずっと考えていたんですが、うまく説明できなくて。何がファンの心に刺さっていると思いますか。犀原を好きと言ってくださる方が多くて、私自身すごく不思議でした。よく言われるのが「汚い食べ方が萌える」とか。威圧感とか怖さにつながるようなことは意識していなくて、「すごく変わっている人」を演じているつもりなんです。笑ってもらえるのが、実は正解な気がします。あとは「エロスを感じる」とか……これも全く気にしていなかったこと。あとは「蹴られたい」とか(笑)。――共演者の方は犀原茜をどのように思っているのでしょうか。「面白いね」とはよく言われます。綾野さんは「キレッキレだね」と(笑)。ドラマに出演させていただいたこともあって、街で声をかけてくださることも増えたんですが、やっぱりみなさんどこか怯えていて(笑)。話しかけてくださる時に、「プライベート中に本当にすみません」とすっごく謝られるんです(笑)。別の役ではこんなことありませんでした。――山口雅俊監督が2016年9月1日に「夜にふとひらめき高橋メアリージュンに連絡。犀原茜のキャラクターについて再確認」とツイートしていました。この時期はすでに撮影を終えていたと思いますが、どのようなやりとりだったのでしょうか。すごく短い電話でしたが、裏ストーリー的な部分の確認でした。実はドラマにはもう1人監督がいて、山口監督の演出ではない回があったんです。この時にお話したのは、犀原茜がJPにハサミを投げて顔面スレスレで柱に突き刺さるシーン。山口監督から言われたのは「あれは実際に突き刺そうとしてないよね?」。刺すつもりがなくて、刺さってしまうのが犀原。グサッと刺さらずに落ちるような「無造作さ」が犀原の怖さ。「だからあれはたまたま突き刺さったことにしよう」と(笑)。――不思議な会話ですね(笑)。撮影を終えているのに、その認識は一致させておきたいものなんですか。そうですね。監督も「この話を誰かにしたかったけど、メアリーにしか分からんなと思って。だから、俺ら2人の中では一致させておこう」と。――監督と役者の関係で、そういうことはよくあるものなんですか。私は初めてです。海外の役者さんはそんな感じと聞いていたので、すごく良いことだと思います。質問があれば、すぐに監督と連絡をとれる状態。それができていて、楽しいです。●犀原茜と再会できることを願って……○"涙の味"でつながる――山口監督は物語において、ゲーテの「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない」を重視なさっています。高橋さんには「涙のご飯」の経験はありますか。泣きながらご飯食べたことはあります。つらいことがあった時に食べたり、つらいのを我慢していて食べたものがすごくおいしくて、それが感情に響いて泣いちゃったとか。おいしさに温かみを感じて泣いちゃったりとか。最近はあまりないですが……『るろうに剣心』(14年)の時とか。――だからこそ犀原の気持ちになることができた。そうですね。過去を振り返ってみると、「涙の味がするご飯」が自然と浮かんできます。『Part2』で実際に演じるまで犀原のことは全然分からなかったんですけど、「涙の味」と監督から聞いて、そこからすべてがつながったというか。「これで茜になれる」と思いました。○2人で創り上げた役柄――山口監督はどんな方ですか?変わっている方だと思います(笑)。天才は変人と紙一重と言いますが、そういうところはあると思います。ご近所なのでたまに道ですれ違うんですけど、「不思議な人が歩いて来たな」と思ったらだいたい監督です(笑)。――ますます気になります! 実は犀原茜のことでお話をうかがおうと密かに思っていまして。してほしいです!感覚的に似ているところがある……と言っていいのかわかりませんが、感覚的に教えてくださるのですごくつかみやすいです。――犀原茜は2人で創り上げたもの?そう言っていいのであれば。監督に助けていただいたところがすごく多いですけど。――そんな犀原の少女時代を、『ザ・ファイナル』では玉城ティナさんが演じています。すごく不思議な気持ちになりました。「茜はこういうところがあるんだ!」「新発見!」と驚いたり。女の子っぽい一面があったのも意外でした。茜で常に意識していたのは、立ち方や歩き方。女性的な雰囲気を意識的に排除していました。でも、玉城さんの茜からはすごく「女の子」が伝わってきました。人生で大切な人が亡くなって、きっとそこで変わってしまったんですね……。○さらば、犀原茜――撮影を終えての打ち上げは?昨年、撮影が終わった後にありました。山田さんが「お疲れ様です。ようやく話せるね」と。綾野さんは、2人が全く話さないから驚いていたそうです。――個人的には山田さんと恋愛もので共演してほしいです。想像もつきませんね! どんなふうになるんでしょう(笑)。――さて、そろそろお時間です。犀原茜、もう2度と演じることはありません。さびしい(笑)。『ザ・ファイナル』まで観て、シリーズがついに完結します。『Part3』だけを観て、『ザ・ファイナル』を観ないのはすごくもったいない! ぜひ『ザ・ファイナル』まで見届けてください。犀原茜の過去だけでなく、それぞれのキャラクターの背景も明らかになります。――本当に終わるんですかね。リターンズ(笑)?あるといいですね!■プロフィール>高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)、『キカイダー REBOOT』(14年)、『リアル鬼ごっこ』(15年)、『ヒロイン失格』(15年)、『みんな! エスパーだよ!』(15年)、『復讐したい』(16年)、『シマウマ』(16年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)などの映画に出演。
2016年10月26日公開初日を迎えた映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の舞台あいさつが22日、東京・台場のお台場メディアージュで行われ、山田孝之、綾野剛、永山絢斗、安藤政信、間宮祥太朗、YOUNG DAIS、最上もが、高橋メアリージュン、玉城ティナ、太賀、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督が出席した。2010年10月か深夜ドラマとしてスタートした『闇金ウシジマくん』だが、本作でいよいよ最後を迎える。主演の山田は「皆さん本当に役にすごい入り込んで力強く演じてくれました。見てたら圧倒されていくと思います」と迫真迫る共演陣の演技に太鼓判。2012年放送の『Season2』から参加している綾野剛も「4年間参加させていただいて感謝しています。その中で監督はもちろん、主役として立ち続けた山田くんの姿は周りの役者が共鳴し、毎回毎回素晴らしいキャストが集まりました。一つの寂しさを覚えますが、一つの終わりではなく、新たな始まりだと思っています。主役の山田くんには感謝していますし、本当にお疲れ様でした」と山田の労をねぎらった。また、撮影中は役柄的に山田らカウカウファイナンスの面々と話すことができなかったという高橋メアリージュンだが、「一切口を利かないようにしていましたが、最後ということで口もきけるしご飯にも行けるので、ご飯に連れてって下さい!」とおねだりすると、山田は「行きましょう!」と潔く応じて高橋を喜ばせた。舞台あいさつの最後にはキャスト陣と山口監督が退場した中、1人だけ舞台上に残った山田は「本当にこれが最後です。ちゃんと終わらせることができたので、見てもらえば言葉は出ないと思います。6年間続けてきましたが、こうやって多くの方が見てくれる作品になって本当にうれしいです」とファンに感謝の言葉。続けて「もともとは原作の世界観を知ってもらいたいと思って映像化しましたが、まだ原作は続いているので原作の方もよろしくお願いします。またどこかでお会いしましょう。本当にありがとうございました」と最後に締めくくった。
2016年10月23日山田孝之主演の人気シリーズの最終章となる『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が10月22日(土)に公開を迎え、山田さんをはじめ、綾野剛、崎本大海、やべきょうすけら、シリーズを支えてきた面々が惜別の思い、ファンへの感謝を語った。違法な金利の“闇金”カウカウファイナンスを営む丑嶋を中心に、彼のもとを訪れる人生崖っぷちの債務者たちの姿を通じてお金とは? 欲望とは? と問いかける大人気シリーズ。2010年のドラマシリーズから、6年にわたり、スピンオフを含め計10作が発表されてきた。この日は、山田孝之、綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、高橋メアリージュン、最上もといった、おなじみの面々に加え、本作でシリーズ初参加となる永山絢斗、安藤政信、間宮祥太朗、YOUNG DAIS、玉城ティナ、太賀、そして企画、プロデュース、監督を務めてきた山口雅俊の計13名が揃って舞台挨拶に登壇した。フィナーレということで「これだけは言っておきたいこと」を問われた高橋さん。丑嶋と敵対する犀原役ということで、あえて、山田さんらとは言葉を交わさずにこれまで過ごしてきたが「カウカウのメンバーと監督に…お疲れ様でした!一切、口を利かないようにしてきましたが、これで口もきけるしご飯も行けるので、連れてってください!」と語り、山田さんも「行きましょう!」と快諾した。カウカウの社員・高田役の崎本さんは「6年間、作品を通じて自分なりに感じてきたことは、債務者たちの大切な人や家族がキーパーソンになっているということ。ファイナルでは丑嶋の家庭も描かれているし、いままで見れなかった丑嶋が見れました。いま、大切に思ってるひと、そしてみなさんのことを大切に思ってくれている人に、この映画からから感じたことを伝えてあげてください」と客席に向けて呼びかけた。丑嶋の右腕・柄崎役のやべさんは、登場するや客席に乱入し会場をわかせた。最後の挨拶では「感謝の気持ちでいっぱいの6年間です。本当にありがとうございました」と深々と客席に頭を下げた。丑嶋の幼なじみの情報屋・戌亥を演じた綾野さんは「ひとつの作品の歴史が終幕を迎えようとしていて、いろんな思いがあります。監督、カウカウファイナンスのみなさんを尊敬するし、敬意しかないです。そんなチームに4年間、仲間として入れていただき感謝しています。山田孝之が主役として、立ち続ける姿に、周りも共鳴し、毎回、素晴らしいゲストが集まってきたんだと思います。寂しさも感じますが、新たな始まりでもあると思っています。山田孝之に感謝と敬意を込めてありがとう。お疲れさま!」と“盟友”山田さんをねぎらった。そして、最後にマイクを握った山田さんは「見てくださるみなさんがいてこそ、続けてこれました。感謝しています。また、面白いことができないかと思っています」と語った。さらに、ほかの登壇陣が退場後も、ひとりだけステージに残り、最後の最後の挨拶。「まだ続けて」というファンの思いに対し「やりません!見事に終わらせることができました。これを見ていただければ、そういう言葉は出てこないと思います」ときっぱり。「またどこかでお会いしましょう!」とさわやかに締めくくった。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月22日主演最新作となる『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が10月22日(土)に公開される俳優の山田孝之が10月21日(金)今夜放送の「ダウンタウンなう SP」の「本音でハシゴ酒」にゲスト出演。東京・広尾を舞台に本音トークを繰り広げる。同番組の人気企画「本音でハシゴ酒」はダウンタウンの浜田雅功と松本人志、坂上忍の3人が豪華ゲストらと酒を酌み交わしながら本音で語り合うもの。今回は飲み仲間としてタレントの菊地亜美も参加する。普段、ほとんどバラエティー番組には出演しない山田さんだが「ダウンタウンと飲みたい」という希望で番組参戦が決定。『ダウンタウンなう』への出演経験もあり山田さんをよく知る俳優のムロツヨシからのコメントVTRをはじめ、山田さんがダウンタウンの2人に聞きたかったことを直撃する。山田さんのほかエッセイストでタレントの阿川佐和子もゲストで登場。雑誌で長年対談企画を行いいつも質問する側の阿川さんに、今回はダウンタウンの2人と坂上さんが驚きの対談相手や怒らせてしまった対談相手など、阿川さんがなかなか言いにくいことを直撃取材する。さらに雑誌の担当者が本当の阿川佐和子に関するエピソードを明かすほか、阿川さんの父で作家の阿川弘之の仰天エピソードなども。その他の恵俊彰、内山信二もゲストで登場。他の番組では決して聞くことのできない“本音トーク”が炸裂する「本音でハシゴ酒」をお楽しみに。山田さんがアウトローの金融屋・カウカウファイナンスの丑嶋馨を演じる「闇金ウシジマくん」シリーズ。その最終章『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より全国にて公開。真鍋昌平の人気コミックを原作に2010年にドラマ第1シーズンが放送されて以降、映画化もされ人気シリーズへと成長した「闇金ウシジマくん」。この夏にはドラマ「Season3」が放送され、9月22日(木・祝)に公開された映画『闇金ウシジマくん Part3』も大ヒット上映中。そんななか早くも公開される“最終章”は「カオルちゃん、あのウサギは元気?」と、竹本(永山絢斗)という同級生がカネを借りるために丑嶋の前に現れたことで、これまで決して語られることのなかった丑嶋の過去が明かされる。丑嶋は本当に血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるのは和解か、決裂か?絶望か、希望か?山田さん、綾野剛、やべきょうすけ、崎本大海らおなじみのメンバーのほか、永山さんをはじめ高橋メアリージュン、マキタスポーツ、八嶋智人、玉城ティナ、YOUNG DAIS、間宮祥太朗、真野恵里菜、最上もがらが出演。「ダウンタウンなう SP」は10月21日(金)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月21日10月22日公開の映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』のプレミアトークイベントが9日、都内で行われ、山田孝之、永山絢斗、安藤政信、間宮祥太朗、高橋メアリージュン、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督が出席した。2010年10月から深夜ドラマ(TBS系)としてスタートした『闇金ウシジマくん』フィナーレとなる本作。主人公・丑嶋馨(山田孝之)の過去が明らかになるほか、因縁のライバルたちとの戦いを描く。そんな本作の公開に先駆けてトークイベントが行われ、主演の山田孝之らレギュラー陣と本作から登場するキャスト陣、そして山口雅俊監督が登壇。主演の山田は「素晴らしい作品に仕上がったので、皆さんのリアクションが楽しみです。今月22日から公開されます。最後で良い終わり方をしているので、ぜひご覧になって下さい」とアピール。同イベントが最後のトークイベントとあって、同シリーズを振り返るコーナーもあり、山田は「映画のPart1は撮影が夏で耐えられなかったですね。上下ジャージで『汗かくな』って言われても無理でしたよ(笑)」と苦労を語った。一方、撮影中に山田と会話をしなかったという犀原茜役の高橋メアリージュンは「ファイナルが来ちゃうってことは、これから山田さんと普通に喋れるんだと思いました。本当に喋ってなかったので。(誘われたら)行くかもしれないですね(笑)」と話した。同イベントには最後の映画版から出演したキャスト陣も登場。山田と初共演となった安藤政信は「これが出会いなので、今度はガッツリと戦いたいと思いましたね」と話せば、山田も「いつか共演できたらなと思っていたので(共演できて)うれしかったです」と満足げな表情を見せていた。映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は、10月22日より全国公開。
2016年10月10日映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の公開を前に10月9日(日)、トークイベントが開催され、山田孝之、やべきょうすけ、崎本大海、高橋メアリージュン、永山絢斗、間宮祥太朗、安藤政信らが過去のシリーズの思い出や最終章の撮影について語り合った。違法な金利の“闇金”を経営するウシジマ、彼のもとを訪れる人生ギリギリがけっぷちの債権者たちの姿を通じて人間が金や欲によって変わっていくさまを描きだす。この日はまず、山田さん、やべさん、崎本さんの「カウカウファイナンス」のおなじみの3人と、ライバルの金融屋で、ウシジマと深い因縁を持つ犀原を演じた高橋さん、山口雅俊監督の5人が登壇。山田さんは、2010年10月に始まった最初の連ドラの撮影をふり返り「新木場での撮影だったけどホコリがすごくて…」と述懐。その2年後に劇場版『Part1』が公開となったが「真夏の撮影で耐えられなかった。上下ジャージで(冷静沈着なウシジマなので)汗をかかないとか無理!」と過酷な撮影現場をふり返った。崎本さんからは「(劇場版の)『Part1』から現場にお菓子が置かれるようになった」との証言も。山口監督は「コーヒーはあった!あったけど、ディズニー映画の死にかけたシマウマが飲んでる泥水みたいなコーヒーで…(苦笑)」との発言も飛び出すなど、ドラマ初期、いかに予算のない厳しい状況だったかがうかがえる。そんな状況が、ドラマ、映画と人気を獲得していく中で、少しずつ改善。若手俳優の中にも「山田さんと共演したい」と出演を熱望するものが多く現れた。この日は、過去のシリーズに出演した片瀬那奈、林遣都、柳楽優弥、門脇麦、窪田正孝、菅田将暉からメッセージが届けられ、会場を沸かせた。そしてトーク後半には『ザ・ファイナル』にゲスト出演した永山さん、間宮さん、安藤さんが登場!間宮さんは、メイクで一目で間宮さんとは認識できないほどの変身を遂げて出演しており「見た人が間宮祥太朗だと気づかないと幸いです」とニヤリ。安藤さんは、本気かウソかわからないとぼけた口調で「(シリーズの)ずっとファンで、出たいと思ってた」と語り「『キッズリターン』からの盟友である…やべきょうすけにメールしてて、念願がかないました。でもこれで終わるって聞いて悲しくて泣きそうです」と語るが、“盟友”と言うわりにやべさんの名前がすんなり出てこず、「泣きそう」という言葉を笑みを浮かべて口にするなどして周囲から総ツッコミを受ける。山田さんが「ひとつくらい、ホントのこと言ってもらっていいですか(笑)?」とあきれ顔で言うと「山田孝之と共演したかった」と語り、これに山田さんも「僕もいつか共演したいと思ってたので嬉しかったです」と喜びを口にした。山田さんは改めて本作について「いい作品になってます。『ウシジマ』なのにいい映画になっちゃった(笑)」と独特の表現で自信を口にし公開を待つファンの期待をあおった。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月09日いま、安藤政信の躍進が止まらない。一時期は引退説や“南極にいる”説(?)が流れたものの、昨年の東出昌大主演『GONIN サーガ』以降、『貞子vs伽椰子』『花芯』など話題作に立て続けに出演。10月22日(土)より公開される山田孝之主演の大人気シリーズ最終章『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』では、ウシジマの因縁のライバル・鰐戸三兄弟の長男・一(はじめ)を演じている。今回、その場面写真がシネマカフェに到着した。違法な高金利で金を貸し、返せない客をシビアに追い詰めるアウトローの金融屋・カウカウファイナンスの社長・丑嶋馨(山田孝之)。あるとき、竹本(永山絢斗)という同級生がカネを借りるために丑嶋の前に現れたことで、決して語られることのなかった丑嶋の過去が明かされる。丑嶋の盟友の情報屋・戌亥(綾野剛)や、カウカウの社員で丑嶋の右腕・柄崎(やべきょうすけ)と高田(崎本大海)、心優しい受付嬢・モネ(最上もが)、最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟、女闇金・犀原茜(高橋メアリージュン、玉城ティナ)と部下の村井(マキタスポーツ)に、さらに丑嶋を破滅させようとする腕利き弁護士・都陰(八嶋智人)とその部下・あむ(真野恵里菜)、美容界のカリスマ・万里子(真飛聖)も絡み、息をつかせないドラマが幕をあける。丑嶋は本当に血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるものは――?2010年からスタートした「闇金ウシジマくん」シリーズが、ついにグランドフィナーレを迎える映画『ザ・ファイナル』。本作で描かれるエピソードは、原作の中でも人気の「ヤミ金くん編」。ウシジマの現在と中学時代が交錯しながら、ウシジマが“これまでにない顔”を見せていく。そのウシジマの中学時代、柄崎を含む地元の不良たちを暴力で支配していたのが、鰐戸三兄弟だ。彼らから大金を要求された柄崎に同行し、ウシジマは鰐戸三兄弟に戦いを挑むが、そのときの対決が三兄弟に大きな打撃を与える。12年前のその因縁を晴らすべく、鰐戸三兄弟はウシジマに襲撃を企てる。安藤さんが演じるのは、次男・二郎をYOUNG DAIS、三男・三蔵を間宮祥太朗が演じる鰐戸三兄弟の冷酷無比な長男・一(はじめ)の現在の姿。原作でも、特に人気の高い鰐戸三兄弟。特に長男の一役は、ウシジマと対峙する場面があるため、唯一無二の主演・山田さんを脅かし、互角以上に渡り合える俳優が山口雅俊監督からは求められていた。安藤さんは見事にその期待に応え、長男・一を“クール”に熱演。手応えを感じた安藤さんは、今回初共演となった山田さんとの撮影が終わると「また絶対に(一緒に芝居を)やろう」と固く握手を交わしたという。デビュー作『キッズ・リターン』から20年、若いころから変わらないその姿が“イケメン”“色気ダダもれ”と大きな注目を浴びている安藤さん。ウシジマ最大の宿敵・鰐戸一を演じる本作でも、その格好よさは健在。ウシジマへの復讐に燃える鋭い眼光は、多くの女性ファンのハートも射抜いてしまいそうだ。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より全国にて公開。『闇金ウシジマくん Prt3』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月05日TVドラマ「闇金ウシジマくん Season3」が最終回を迎え、映画『闇金ウシジマくん Part3』も公開されて話題騒然となっているなか、ついにウシジマの過去が明かされる最終章『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の予告編が解禁となった。トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸し、返せない客をシビアに追い詰めるアウトローの金融屋・カウカウファイナンスの丑嶋馨(山田孝之)。「カオルちゃん、あのウサギは元気?」と、竹本(永山絢斗)という同級生がカネを借りるために丑嶋の前に現れたことで、これまで決して語られることのなかった丑嶋の過去が明かされる。丑嶋は本当に、血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるのは和解か、決裂か?絶望か、希望か?真鍋昌平の“ヤバい”人気漫画を原作に、闇金融を営む“ダークヒーロー”・ウシジマと、金と欲で人生を狂わせていく人々の姿を描き出す本シリーズ。『ザ・ファイナル』では、原作の中でも人気のエピソード「ヤミ金くん編」を描き出す。届いた予告は、「おしまいから始めたら?カオルちゃん」というウシジマの幼馴染み・竹本の中学時代の意味深なセリフから始まっている。その後、カウカウファイナンスのメンバーで、幼馴染みの右腕・柄崎(やべきょうすけ)、ホストあがりの高田(崎本大海)、同じく幼馴染みの情報屋・戌亥(綾野剛)が紹介され、「結束は固いはずだった」と語る声は、ウシジマの宿敵で女闇金・犀原茜の中学時代を演じた玉城ティナだ。これまでのハイテンションな『闇金ウシジマくん』のイメージとは打って変わった情感あふれるSuperflyの主題歌「Good-bye」にのせ、ウシジマの過去を知る最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟(安藤政信&YOUNG DAIS&間宮祥太朗)も登場、ウシジマを破滅させようとする腕利き弁護士・都陰(八嶋智人)、その部下・あむ(真野恵里菜)、美容界のカリスマ万里子(真飛聖)、竹本とともに鰐戸三兄弟の下で働く労務者(太賀)まで、次々と姿を現す。さらに、『闇金ウシジマくん Part3』から参戦したカウカウファイナンスの受付嬢モネ(最上もが)、犀原茜(高橋メアリージュン)、その部下・村井(マキタスポーツ)など、ラストを飾るにふさわしい最強のメンツが集結。その合間に、ウシジマに命の危険が迫る場面も挿入され、最後は「バイバイ」という茜らしき声の主が締めくくっている。これは作品の終わりを意味するのか、それとも…?「いい映画になっています、『ウシジマ』なのに」と、主演の山田さんも自信をのぞかせる本作。ウシジマVS因縁のライバルたちとの最後の戦いを見届けて。『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より全国にて公開、『闇金ウシジマくん Prt3』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日俳優の山田孝之が9月22日(木・祝)、都内で行われた主演作『闇金ウシジマくん Part3』の初日舞台挨拶に登壇。総勢13名が出席するとあって、「おはようございます。今日は人数が多くて時間がないので、早口でしゃべろうと思います」と“超高速”挨拶を披露した。舞台挨拶には山田さんをはじめ、共演する綾野剛、本郷奏多、白石麻衣、筧美和子、最上もが、山田裕貴、浜野謙太、藤森慎吾、高橋メアリージュン、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督がズラリ勢ぞろい。映画にちなみ、「もし、無一文になったらどうする?」のお題が出されると、山田さんは「バイトします。何でもしますよ」と即答し、「家賃や光熱費…、携帯電話(の料金)とか、生きているだけでお金がかかるもの」としみじみ語った。ただ、フリップを使用したトークは盛り上がりがイマイチで、綾野さんは「そもそも、こういう感じ…、間違っている」と安易な企画に苦言。やべさんが「もうやめとけ。昨日の時点でみんな気づいていたこと」とフォローを入れ、山口監督は「だから、最初に全員に挨拶させたほうがいいって言ったのに」と苦笑いを浮かべていた。それでも最後に綾野さんは、「ちょっと真面目に話します」と表情を引き締め、「次でファイナルですが、毎回新しいキャストの皆さんが集めってくださり、ウシジマくんを支えてくださったからこそ、無事にファイナルを迎えられたと思います。孝之はこういうこと言わないので、僕が代わりにお礼を申し上げます」と6年間のシリーズを支えたキャストとファンに感謝を述べていた。真鍋昌平氏の人気コミックを原作に、非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」社長・ウシジマ(山田さん)と、彼にすがり金と欲望に翻ろうされる人間の転落を描く本シリーズは、2010年のテレビドラマを皮切りに、2012年の劇場版第1弾公開、2014年のシーズン2放送を経て、今年、シーズン3放送&劇場版2作の連続公開で幕を閉じる。『闇金ウシジマくん Part3』は公開中。『闇金ウシジマくん ファイナル』は10月22日(土)より公開される。(text:cinemacafe.net)
2016年09月22日山田孝之主演で送る「闇金ウシジマくん」シリーズ。“原作史上最も危険”と言われるエピソード「洗脳くん編」の実写化に挑んだTVドラマ「Season3」が9月20日(火)今夜の放送で最終回を迎える。2011年小学館漫画賞受賞、累計1,000万部突破の真鍋昌平の大人気コミックスを山田さん主演でドラマからスタートした本シリーズ。2010年に「Season1」が放送されて以降、2012年に映画化。2014年にはドラマ「Season2」が放送され『闇金ウシジマくん Part2』が公開。そしてこの7月からドラマ「Season3」の放送が始まった。ウシジマこと丑嶋馨役の山田さんのほか、ウシジマの幼なじみにして情報屋の戌亥(イヌイ)に綾野剛、カウカウファイナンスの社員・高田に崎本大海、柄崎にやべきょうすけとおなじみのメンバーに加え『闇金ウシジマくん Part2』から高橋メアリージュン、マキタスポーツらも続投。『ピース オブ ケイク』の光宗薫をはじめ、『日本で一番悪い奴ら』などで知られる中村倫也らを新キャストに迎え、光宗さん演じる女性向け雑誌の編集者が中村さん演じる神堂によってマインドコントロールされ、次第に家族までが崩壊していく様を中心に“ウリ”で稼ぐ結城親子や、ニートの小瀬らと、そこに絡むカウカウファイナンスの面々たちが描かれる。最終回ではウシジマに戌亥が占い師・勅使河原を調査結果を伝え、「やっかいなことに巻き込まれたかもよ」と真剣な表情でポツリとつぶやく。光宗さん演じる上原まゆみとその家族はアパートの一室に軟禁され、神堂は上原家の土地を手に入れようと父・重則を言葉と暴力で追い込み、新しい家長にカズヤ(板橋駿谷)を任命。カズヤの“躾”によって重則はついに息絶えてしまう。そこへみゆきのデリヘルの客でヤクザの柏木が突然来て、気が動転した母は柏木まで刺し殺してしまう。狼狽する一同だが、そこにまゆみの借金を回収に来たウシジマが現れる…というストーリーが展開する。ドラマは今回で終了となるが、この後映画『闇金ウシジマくん Part3』が9月22日(木・祝)から、続いて『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が10月22日(土)より全国公開されシリーズは幕を閉じることになる。『Part3』には本郷奏多、白石麻衣、最上もがらが出演、情報商材業界で成りあがろうとする若者らとウシジマたちの物語が展開。『ザ・ファイナル』では間宮祥太朗、YOUNG DAIS、真野恵里菜、玉城ティナも加わってウシジマらの最後の活躍が描かれる。ドラマ「闇金ウシジマくんSeason3」最終回は9月20日(火)今夜25時28分~TBSほかで放送。(笠緒)
2016年09月20日