2016年12月8日深夜に放送された『にけつッ!!』に芸人の狩野英孝さん(34)が出演し、2股報道のあった元恋人の川本真琴さん(42)と加藤紗里さん(26)についてコメントしました。千原ジュニアさんから当時の2人に対する気持ちについて聞かれた狩野さんは、 川本さん側を100%とし、「大好きだった」と答え、現在も連絡を取り合っていると告白。これを見た加藤さんはブログで、『さすがに見て泣いたよね。。。』と語っています。騒動後、その派手な外見や発言に対するバッシングを受けた加藤さんですが、狩野さんのこの発言にはショックを受けたようで、当時傷心していた自身の様子についても明らかにしています。思わぬところで元カレの本心を聞いてしまった加藤さんですが、敵が多いのか、彼女に同情する声はあまり多くないようです。●加藤紗里に同情する人はゼロ?加藤さんが、狩野さんの発言に意気消沈したということに対しネット上では、『久々にこの人の話題見た気がする。「私の出番だ!!」とか思ってそう』『傷ついたかもしれないけどそれで売名できたんだからいいじゃん』『全く同情できない。かまってちゃんなだけでしょ』『自業自得。周りからのバッシングはあったかもしれないけど、この人も十分言い返してたわけだし』『狩野よく言った!いまだに川本と連絡とってるのはビックリしたけど』『久々に自分が目立てるネタが出てきて、本心は喜んでるに決まってる』『わざわざ絡んでくるなよ!引っ込んでろ!』『こうやって話題に乗っからないと芸能生命が終わっちゃうからしょうがないよ』『年末の番組とかにも地味に出てきそうでイヤだ』『とりあえずこの顔見ると怖くなる』など、同情する声はほとんど見られませんでした。強気な発言も多い加藤さんだけに、世間からはいまだ批判の目で見られている様子。今後、自分のことを一番に思ってくれる男性を見つけることはできるでしょうか。【画像出典元リンク】・加藤紗里(かとうさり)(@katosari)(Instagram)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年12月12日女優の早見あかりが主演を務めるフジテレビ系ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』が、12月29日(24:35~25:35)に復活することが24日、明らかになった。このドラマは、早見演じる謎の美人女子高生・小泉さんが、ラーメンをひたるら食べまくるというもので、今回は、海外で大行列の逆輸入ラーメン、そして家系ラーメンを解剖。実在の名店である「厚木家」(神奈川県厚木市)、「べんてん」(東京都練馬区)が登場し、神奈川・新横浜ラーメン博物館でも取材を敢行する。今年の新春SP以来となる今作に、早見は「再び小泉さんを演じる機会がこんなに早く来るとは!!!」と驚き、「今回もたくさんのラーメンをおいしくいただきたいと思います!!!」と興奮。編成企画のフジテレビ・赤池洋文氏は「(早見の)美しくも豪快なラーメンの食べっぷり、食後に浮かべる恍惚(こうこつ)の表情、やりすぎなくらい満ちあふれているラーメンへの愛…。前作をはるかに上回る"小泉さん"の姿をお届けいたします!」と見どころを語っている。
2016年11月24日早見あかり演じるラーメン大好きな謎の美人女子高生“小泉さん”が、ラーメンをひたすら食べまくる前代未聞のドラマ「ラーメン大好き小泉さん」。この度、「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」と銘打ち、12月29日(木)に放送されることが分かった。鳴見なるによる同名コミックを原作とする本作は、昨年6月より「土ドラ」枠にて放送され、今年1月には新春スペシャルドラマが放送し、大反響を集めた。そんな本作が、またさらにパワーアップして年の瀬にカムバック。今回の年末スペシャルでは、全国のラーメンフリークを納得させる名店中の名店が登場。神奈川県厚木市にある、家系ラーメンの総本家である「吉村家」の数少ない直系の一つ「厚木家」や、一度は閉店したものの、今年待望の復活を遂げた東京都練馬区にある「べんてん」。そのほかにも、新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)でも撮影を敢行。近年、有名ラーメン店が精力的に海外進出を図ったこともあり、いまや世界中で本格的なラーメンを食べられるようになってきている。そんな舌の肥えた外国人たちが、日本に本場のラーメンを食べるために続々来日しているという現状があり、ラーメン博物館にはそのような外国人観光客が多数集まっている。そんな「ラーメンの国際化」の象徴とも言えるラーメン博物館で、いま大人気となっているドイツからの「逆輸入ラーメン」を紹介する。主演の早見さんは「2016年新春SPに始まり、まさかまさかの年末SP。再び小泉さんを演じる機会がこんなに早く来るとは!!びっくりしています」喜び、「今回もたくさんのラーメンをおいしくいただきたいと思います!!期待していてください」とコメントを寄せた。また早見さんのほかにも、美山加恋、古畑星夏といったお馴染みのキャスト、そして新春スペシャルに登場した田中美麗(SUPER☆GiRLS)らも登場する。「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」は12月29日(木)深夜24時35分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月24日Amazon プライム・ビデオで配信される新ドラマ「福家堂本舗 -KYOTO LOVE STORY-」の完成披露試写会が10月14日(金)に開催。主演の早見あかりをはじめ、市原隼人、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、宮野陽名、前田旺志郎が着物姿で舞台挨拶に臨んだ。人気漫画「福家堂本舗」を全12話で実写化。京都で450年続く老舗菓子屋「福家堂本舗」の美人三姉妹を中心に、和菓子職人や彼らの周囲の人々のドラマが展開する。早見さんは第1話、2話を一足早く見終えた観客に「キュンキュンしたかな?キュンキュンしちゃうよね(笑)?」とニッコリ。特に自身のお気に入りの胸キュンシーンとして、市原さん演じる和菓子職人で婚約者の健司とのやり取りをあげ「健ちゃんが去り際に『ほなな』と言ってポンポンっとするのがすごく好き!」と明かし、観客を前に市原さんに実演をおねだり!市原さんは照れつつも「ほなな」と早見さんの頭をポンポン!会場は笑いと歓声に包まれた。早見さんは、自身が演じた三姉妹の次女・あられについて「よく言うと天真爛漫、悪く言うとガサツ(笑)。素の早見あかりがこんなコなので、演じやすかったですし、素の私の表情を見てもらえたと思います」と語る。山下さんは、佐々木希演じる長女・雛の婚約者で銀行員の薫を演じるが「ミステリアスなところがあって、僕とは真逆で難しかったです」と述懐。雛と薫は“交際0日婚”カップルだが、山下さんは「自分としては…考えられない!」とも。「薫は家庭にコンプレックスを持っていたりして、鎧を着てますが、徐々に心の奥底の気持ちをぶつけるようになっていくので、色が変わっていくのが伝わっていけば」と語る。また、“胸キュン”と言えば宮野さん演じる三女・ハナとその初恋相手で前田さん演じる庵(いおり)の2人!現場での様子について宮野さんは「待っている間に、庵くんと小さい頃にやったゲームの話とかしてました」と初々しい口調で語ったが、ここで“姉”早見さんが我慢できないといった表情で「もっと聞かせて!」と乱入!?「2人がいるだけで胸キュン!かわいくて仕方ない!」と悶絶するが、前田さんは「僕らは普通に現場にいるだけで、胸キュンを狙ってるわけじゃ…」と困惑した様子で答え、会場は笑いに包まれた。「福家堂本舗 -KYOTO LOVE STORY-」はAmazon プライム・ビデオにて10月19日(水)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月14日女優・早見あかりが、都内で行われたAmazonオリジナルドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-』(10月19日配信開始)の完成披露試写会に、共演の市原隼人、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、宮野陽名、前田旺志郎、歌手のMACO、Ms.OOJAとともに登場した。女優・早見あかりが、都内で行われたAmazonオリジナルドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-』(10月19日配信開始)の完成披露試写会に、共演の市原隼人、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、宮野陽名、前田旺志郎、歌手のMACO、Ms.OOJAとともに登場した。同作は、遊知やよみによる同名コミックをドラマ化。京都老舗の和菓子屋「福家堂本舗」を舞台に、3姉妹の恋模様を描く。和菓子屋の次女・福吉あられを早見、あられと結婚の話が上がる菓子職人・宮迫健司を市原が演じた。Amazon プライム・ビデオで毎週水曜日に配信される。作中では、じれったい幼馴染同士の恋模様を繰り広げる早見と市原。早見が「私は健ちゃん(市原)の”ほなな”って言って、去る時にポンポンってやる姿がすごい好きで」と語ると、司会者からその場で”頭ポンポン”を披露して欲しいと指示が飛んだ。それを聞いた市原は「健ちゃん(山下)がポンポンしてくれたらやるけど……」と矛先を山下に向けた。山下が「無茶ぶりやな!!」と驚き、「打ち合わせとちゃうやんけ!」と市原を責めると、市原は「巻きこもうかと思って」と笑顔に。早見は「いい大人達がふざけ始めたぞ!」と実況していた。結局、市原が早見に、そして山下は「俺は旺志郎くんにするからな」と”頭ポンポン”を決行。市原が「ほなな」と言いながら早見の頭を優しく撫でるようにたたくと、会場の観客から悲鳴が上がり、早見は照れた様子で笑顔をむけた。早見は、作品について「我ながら良いものができた」と自信を見せ「頑張っただけじゃなくて、形としてふさわしいものができました」と胸を張る。「ちゃんと見てもらいたい、それだけです!」と力強くアピールした。
2016年10月14日Amazonオリジナルドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-』(10月中旬配信開始)に出演する早見あかり、市原隼人、佐々木希、宮野陽名が3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催中の「第23回 東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演。着物姿でランウェイを歩いた。本作は、京都の老舗和菓子店「福家堂本舗」に生まれ育った3姉妹が織りなす和風ラブストーリー。このたびTGCとのコラボが実現し、福家堂本舗の次女・あられ役の早見、和菓子職人・健司役の市原、長女・雛役の佐々木、三女・ハナ役の宮野が登場した。4人は作品にちなんで、あでやかな着物姿でランウェイに登場。笑顔をはじけさせながら歩き、ランウェイの先端で市原と早見が手でハートマークを作ると、歓声があがった。そして、佐々木も両手で小さなハートマークを作り、キュートな笑顔で観客の心をつかんでいた。早見は、「みなさんこんにちは!」と京都弁であいさつし、「ラブが詰まっていて胸キュンすること間違いなしです。ぜひ見ていただきたいです!」とドラマをPR。着物姿での撮影の感想を聞かれると、「京都でも撮影しているんですが、暑いです」と本音を漏らしつつ、「いろんな柄のお着物を着させていただいて、女の子はキュンキュンするというか、これ着たいなとか…いろんなものが散りばめられています」と魅力を伝えた。佐々木は、「みなさんのパワーとエネルギーをもらえてうれしい。楽しかった」と久しぶりのランウェイを満喫した様子。市原は、初共演の早見について「よく笑うし、たくさんしゃべるし、まわりの方にも真摯に向き合う姿が印象的。おちゃめな子で、笑ったと思ったら怒ったり、語ったり、変顔したり…」と話し、今回がドラマ初出演の宮野は「撮影が始まったときは実感がまったくなくて緊張もあんまりしなかったんですけど、今は実感が湧いてきて緊張しています」と語った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から春夏と秋冬モデルの年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。23回目となる今回は、"LOVE ME"をテーマに、人気モデルが集結するファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや、話題のゲストが登場するスペシャルステージなどを展開する。
2016年09月03日アイドルグループ、Juice=Juiceの植村あかりが25日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『AKARIⅡ』(発売中 3,000円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。今年はフジテレビ系のドラマ『武道館』に主演を果たし、11月7日には初の日本武道館公演も決定したJuice=Juice。そんな同グループの最年少メンバーでありながら、大人びたビジュアルで人気を博している植村あかりが、2枚目となる写真集を発売した。グァムで撮影された同写真集は、17歳となった植村の現在を切り取ったもの。ファン必見の水着姿もたっぷりと収録している。純白のワンピース姿で報道陣の取材に応じた植村は「グァムならではのオシャレな街並みや木々をバックにした写真が多く、本当にすごいところで撮ったなと改めて思いました。衣装的には部屋着っぽい衣装やスタジャン、セクシー系な部屋着だったり水着もありますよ」と写真集について紹介。お気に入りを「キャミソールを着たビーチでの写真」とあげて「メンバーの中でも評価が高いんです! いつもお世話になっているヘアメイクさんも良いって言ってくれました」とその理由を説明した。現在は全国ツアー真っ只中で、ツアー終了後、11月7日には初の日本武道館公演も控えているJuice=Juice。「今やっているツアーの経験を生かして武道館に相応しい状態で立ちたいと思います。武道館に向けてはりきって頑張ります」と気合十分。そんな植村は現在高校2年生とあって、話題の『ポケモンGO』にハマっているらしく、「今日も5匹捕まえました!ピカチュウはまだなんですよ…。ツアーで色んな所に回れるので、色んなポケモンを獲りたいです。そっちも成長したいですね。まだレベル4なので(笑)」と熱く語っていた。
2016年07月26日日本の“和のあかり”を一堂に集めた「アートイルミネーション『和のあかり×百段階段』展 〜日本の色彩、日本の祭り〜」が、2016年7月1日(金)から2016年8月28日(日)まで、東京・目黒雅叙園で開催される。2015年の開催時には、6万人を動員した夏の人気イルミネーション企画『和のあかり×百段階段』展 。東京都の指定有形文化財「百段階段」を舞台に、全国から「祭り」「アート」「職人」「伝統芸能」の4つのジャンルを中心に、30を超える出展者が一堂に集結。文化財をやさしく照らし出すイルミネーションで、日本ならではの色彩感覚や、あかりの持つ魅力を楽しめる。東北三大祭りである「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」の展示は必見。今回のねぶたは、通常の2倍のサイズとなっており、文化財の華やかな部屋一面に広がる、迫力のある赤鬼や青龍は見る者を圧倒させる。また「仙台七夕まつり」は春夏秋冬を巨大な七夕飾りで表現、伊達正宗をあしらった吹き流しもポイントだ。秋田県「秋田竿燈祭り」の高さ12mにも及ぶ提灯や、都内過去最大展示数となる300匹の金魚ちょうちんが並ぶ、山口県・柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」など、日本各地の祭りが文化財に集うのはこの『和のあかり展』だけ。さらに期間中は、全時間帯で「百段階段」の撮影も出来る。ここでは、妖怪絵師/日本画家・満尾洋之が描く数々の妖怪たちが立体的に展示されるほか、「浦島太郎のアクリル下駄」と名付けられたユニークな下駄や、暗闇に浮かび上がる“和の衣装”も登場。歌舞伎で使用される「連獅子」の衣装は赤と緑の色彩を楽しめる。また、島根県の伝統芸能「石見神楽」で使用されるインパクトのある衣装は、艶めく龍とともに現れ、まるで神話の世界に誘われそうな迫力となっている。【開催概要】「和のあかり×百段階段」展 2016開催期間:2016年7月1日(金)〜2016年8月28日(日)開催時間:・日曜日〜木曜日10:00〜18:00(最終入館17:30)・金曜日・土曜日10:00〜19:00(最終入館18:30)・夜の文化財ガイドツアー 18:15(受付)18:30〜19:30(見学) その後食事入場料:当日券 1,200円/前売券 1,000円(園内前売 800円)、学生600円会場:目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」住所:東京都目黒区下目黒1-8-1チケット販売窓口:【店頭】目黒雅叙園、ローソンチケット(L コード:35835)、セブンチケット(セブンコード:045-966)、JTB 各店、JTB レジャーチケット(商品コード:0243019/セブン・イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)【問い合わせ先】TEL:03-5434-3140(10:00〜18:00 イベント企画)
2016年05月23日ももいろクローバーを辞めて丸5年、女優の道を邁進中の早見あかりさん。自身初となる舞台を前に、不安と期待入り混じる胸中を語ってくれました。***「このお仕事をしていると、初の悪役とか、初の何時枠ドラマとか、いろんな“初”を取り上げられます。でも、今回の“初舞台”に関しては、本当に本当の初。事務所に入ったばかりの中学生の頃みたいな気分」実感がこもる力強い口調。その早見あかりさんの記念すべき初舞台とは、白井晃さん演出の『夢の劇』だ。「舞台って自分とは無縁だと思っていたので、自分が出るとは考えたことがなかったんです。だから、なぜ今回、自分がやるって言っちゃったのかわからなくて。でも、気づけば、ももクロを辞めて丸5年で、今年21歳。ちょうど新しいことに踏み出す節目なんだなと思います」原作の戯曲は百年以上前のもので、書かれた当時は上演を目的としていなかったそう。神の娘・アグネスが地上に降り、さまざまなことを経験していく。時空の違う場面が繫ぎ合わされた不思議な手触りの作品だ。「難解と言われるホンですが、白井さんからすべてが夢だと思えば説明がつくと言っていただいて、スルッと理解できたんです。夢ってなんの脈絡もなく進んでいって、現実では知り合いじゃない友人同士が仲良くしていたりしますよね。どの場面でも、そこにいる人々はいかにも知り合いのように私が演じるアグネスに接するんですが、その理由を追求するよりも、自然にそこにいられたらいいのかな、と思っています」上演が決まった時、白井さんがアグネス役にと熱望したのが早見さん。「白井さんは、アグネスは幼い子供と同じで好奇心が強く、何でも思ったことは口にしてしまうようなところがある子じゃないかと思うと説明してくださったんです。その時、早見さんもそういうところがあると思うんだよね、とおっしゃられたんです。お会いしたのは、この作品が決まってからのはずなのに、何で私のこと知ってるんだろうって(笑)」大人っぽい見た目ゆえクールな印象を持たれがち。でも、「私をよく知る人からは、子供みたいだって言われる」そうで、「近寄りがたいのかと思ったら、じつは話しやすいっていうのは、いいほうのギャップだと思うので」とニッコリ。屈託のない話しっぷりにその片鱗が窺える。「怖くても、不安でも、楽しいと思っても、どっちにしろ初日にはお客様の前に立っているわけですし、最後は開き直ってやるしかないです」しかし、それでもやはり「怖い」。「基本的に自分は腹を括ったら強いタイプだと思っているんですけれど、いまだ括れていない。こんなことって、いままでにないんです。ただ先日、白井さんから、もしダメだったとしても『選んだのは白井さんなんだから、私は悪くないです』って言ってくれていいよ、と言っていただいてから随分楽になりました」アイドルを辞めて女優の道に専念して5年。いま大きな岐路に立つ。「稽古だけで1か月という期間ずっとひとつの作品のことを考え続けるって、これまでにはやったことのない経験です。飽き性の私がどうなっていくのか興味ありますよね」◇はやみ・あかり1995年生まれ、東京都出身。’11年までももいろクローバーで活躍。女優転身後のおもな出演作に、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』『ちかえもん』など。◇父である神インドラに送り出され、地上に降りたアグネス(早見)は、恋人を待ち続ける士官や楽屋番の女など、さまざまな人間たちと出会い、人間の世の無常を目にしてゆく。4 月12日(火)~30日(土)横浜・KATT神奈川芸術劇場<ホール内特設ステージ>原作/ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ構成・演出・出演/白井晃台本・出演/長塚圭史振付・出演/森山開次出演/早見あかり、田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、山崎一ほか一般8500円U−24チケット(24歳以下)4250円(12日、13日はプレビュー公演、一般7500円、U−24チケット3750円)すべて税込みチケットかながわTEL:0570・015・415(10:00~18:00)www.yumenogeki.jp※ 『anan』2016年4月13日号より。写真・内田紘倫インタビュー、文・望月リサ
2016年04月07日白井晃が演出、長塚圭史が台本、早見あかりが主演を務める『夢の劇-ドリーム・プレイ-』の公開稽古が行われた。同舞台は4月12日(火)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で開幕する。『夢の劇-ドリーム・プレイ-』チケット情報本作は、19世紀後半から20世紀初期に活躍し、日本では『令嬢ジュリー』『死の舞踏』などで知られるヨハン・アウグスト・ストリンドベリの作品。夜にみる夢の世界を戯曲化したとされ、唐突に場所が変わったり登場人物が入れ替わるなど、精神世界の迷宮のような混沌とした“夢”の世界が描かれている。物語は、神インドラの娘アグネスが人間界に降り立つところから始まる。人間たちと共に過ごす中で人間界の不条理を経験し、成長していくアグネスの姿を描く。そのアグネスを演じる早見は、本格的な舞台初出演。共演者には田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、森山開次、山崎一ら魅力的な面々が揃う。さらに、舞台『星の王子さま』やテレビ番組『からだであそぼ』などでもおなじみの森山開次が振り付けを担当。白井、長塚、森山は演者としても出演する。mama!milkの生駒祐子と清水恒輔、阿部海太郎、トウヤマタケオが演奏する音楽の中で始まった公開稽古。披露したのは、結婚生活を経験したインドラの娘(早見)が「こんなの嫌だ」と飛び出し、公平と平等と安息の港町に連れて行ってもらうはずが、病人だらけの町にたどり着いてしまうシーン。アグネスは誰もが悲しみを隠し意気消沈する世界を静かに見つめ、「お父様!人生は残酷!人間ってあわれだわ!」と叫ぶ。ダンスシーンでは、バレエ界でも活躍する高瀬瑶子のダンスや、圧倒的な存在感を放つポールダンスなど、森山ならではの独創的な世界に取り込まれる。また、森山らと共に早見もダンスを披露。軽やかに踊ってみせた。シーンの合間には小道具を触ったり、ダンスの確認をしたり、雑談をしたりとキャストはコミュニケーションを取りながらも、常に目線は舞台を向いていたのが印象的。江口がピアノの演奏を披露するシーンでは、アドリブで演奏を延ばされたのか、キャスト達が笑い合う場面も見られた。白井の言葉に耳を傾け、ときに笑顔を見せる早見。1月の制作発表で涙とともに吐露した不安は取り払われているようにも見え、本番への期待が高まる。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『夢の劇-ドリーム・プレイ-』は、4月12日(火)から30日(土)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて上演。その後、長野、兵庫を巡回。撮影・文:中川實穗
2016年04月04日昨年9月にTVアニメ化決定(今秋よりNHK総合テレビにて放送予定)と共に発表されていた、「ハチミツとクローバー」でおなじみの羽海野チカ原作「3月のライオン」が、主演に神木隆之介、監督に大友啓史を迎え、2017年、前編・後編の2部作で実写映画化されることが明らかとなった。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(神木隆之介)。彼は、幼いころに両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けていた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局と温かな下町の人たちとの交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。家族を失い、すべてを失った孤独な少年が、心の拠りどころにしてきた将棋以外の出会いを通じて、“愛・青春・家族”を取り戻していく本作。原作は、「ハチミツとクローバー」をはじめ多くの共感と絶大な支持を得ている人気漫画家・羽海野チカにより、2007年「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載開始された同名漫画。将棋がテーマでありながら大きな注目を集め、2011年に「第4回マンガ大賞2011」大賞と「第35回講談社漫画賞」一般部門、2014年に「第18回手塚治虫文化賞・マンガ大賞」、そして2015年に「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2015 (コミックランキング 1位)」を受賞するなど、数々の漫画賞を総なめ。男女問わず幅広い世代から高い人気を得ており、最も映像化が待ち望まれていた作品の1つだ。数々の原作争奪戦を押し退け、実写映画化でメガホンを取るのは、『るろうに剣心』シリーズ、『プラチナデータ』など、骨太な人物描写やアクションで映画ファンに熱く支持される大友監督。「東京オリンピックに向けて変わりゆく東京の街並みと日本古来のマインドスポーツである将棋の世界を魅力的に描きながら、羽海野さんが慈しみ産み出したキャラクターたちが活き活きと躍動する作品に育てあげたいと思います」と語り、これまでとはひと味違う新たな大友作品を目指している様子。そして、主人公の桐山零を演じるのは、現在人気・実力ともに若手No.1俳優との呼び声高い神木さん。ここ数年は『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』『バクマン。』など多くの大ヒット作に出演しており、卓越した表現力で高い評価を得ている。実写映画化が発表された際には、数多くの原作ファンがネット上で繰り広げたキャスティング予想で、主人公・零役に神木さんを熱望する人が多数。満を持しての映画化には、神木さん自身も「元々大好きな原作なので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです。大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」と強い意気込みを見せている。この2人のタッグは、『るろ剣』以来、およそ2年ぶり。神木さんは「これから始まる撮影の中で、監督が生み出す世界観の中に入っていくのが、僕自身とても楽しみです」と監督に絶大な信頼を寄せており、また、監督も「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と神木さんとの撮影に期待を寄せている。また、原作者の羽海野さんは大友監督と神木の主演に、「男たちが闘う世界を 吸い込まれそうになるほど、濃密に映像に落とし込むことが出来る大友啓史監督に『3月のライオン』を撮っていただけること そして、棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を 神木隆之介さんに演じていただけることが 本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と喜びを表し、実写化に大きな期待を寄せている。個性豊かな登場人物がぶつかり合う群像劇を描き上げてきた大友監督のもと、主人公を演じる神木さんを取り巻く三姉妹などを誰が演じるのかも、非常に気になるところ。アニメ化に続く“3月のライオン現象”が、日本中で巻き起こることになりそうだ。『3月のライオン』【前編】【後編】2部作は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日東京・目黒の八雲茶寮で定期的に行われているサロン企画展において、4月11日から16日まで、GREEN FINGERS代表のプラントアーティスト川本諭による二人展「拈華(ねんげ)」が開催される。八雲茶寮は、シンプリシティ(SIMPLICITY)の代表を務める緒方慎一郎が、食、空間、器のすべてを手掛ける和食料理店。今回のサロン企画展「拈華」では、「八雲茶寮という『場』に草木花をどう設えるか」という緒方慎一郎の問いかけに対し、川本諭が伝統的な型にはまることなく独自の美意識で応えた作品の数々が展示される。なお、同展のタイトルでもある“拈華”は、花をひねるという意で、華は“草木花”の総称を指している。草木花を介して心から心へと伝えるものを感じてもらいたいという緒方慎一郎の思いから、以心伝心で法を体得する妙を示す禅語「拈華微笑」よりとって名付けられた。【イベント情報】「拈華(ねんげ)」会場:八雲茶寮住所:東京都目黒区八雲3-4-7会期:4月11日~16日時間:9:00~17:00※4月11日は、9:00~16:00まで一般公開。茶房・楳心果・昼懐石はお休みとし、全館見学可能。※4月12日~16日は、9:00~17:00まで見学可能。茶房・楳心果・昼懐石は通常通り営業。
2016年03月13日2016年3月9日、歌手の川本真琴さん(42)が自身のTwitterでタレントの加藤紗里さん(25)の“ウソ”を暴露したことが話題を呼んでいます。スポニチが報じた記事によると、加藤さんは3月11日放送予定の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し、狩野さんと川本さんのことについて言及。川本さんに対し、「譲りますよ」とTwitterで宣言したところ、狩野さんから「おまえ、何で譲りますよって入れてんの?」と言われた、などのエピソードを披露しました。この記事を呼んだ川本さんは激怒し、「私と狩野さんに対して失礼すぎる」「あの方の言っていること、最初から全部嘘」などとコメントし、加藤さんの発言がウソであることを暴露しました。この川本さんのツイートに対し、ファンからは、『反応したらダメですよ!こいつはいずれ消えますから』『誰もあの売名女の言うことは信用してないですよ』『ただのメンヘラですよ。シカトシカト』などと、“構わないのが得策”という反応が多く見られました。●加藤紗里は狩野英孝と付き合ってなかった!?さらに、「怖いバックが自分にはついてるから、自分とつきあってることにしろって狩野さんを脅してたし」と続けた川本さんの発言が波紋を呼んでいます。ネット上では、『え?あの二人付き合ってなかったってこと?』『それが本当なら立派な脅迫罪だよ。加藤は売名妖怪ではなく犯罪者だったのか』『脅された狩野かわいそう』などと驚きの声が上がっています。●一連の騒動に対し、川本と加藤を“両成敗”する人もこのツイートに対し、加藤さんは「付き合ってることにしろって肉食すぎでじょ紗里、笑やべっ!」と狩野さんへの脅迫を否定。意見が食い違う二人に対してSNS上では、『二人ともメンヘラだからどっちが本当か分からん』『どっちも嘘ついてるパターンだな』『どうでもいいけど早く消えろよこいつら』と両者を“両成敗”する声が相次いでいます。----------一旦落ち着いたかに見えた狩野英孝さんの三角関係問題。今回の騒動でまた一波乱起きるのでしょうか。【画像出典元】・加藤紗里(かとうさり) (@katosari)/(文/パピマミ編集部・上地)
2016年03月09日4月に上演される『夢の劇-ドリーム・プレイ-』の制作発表が行われ、早見あかり、田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、森山開次、山崎一、長塚圭史、白井晃が登壇した。舞台『夢の劇-ドリーム・プレイ-』チケット情報本作は、19世紀後半から20世紀初期に活躍したスウェーデンの作家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリの後期の作品。イプセンやアントン・チェーホフなどと共に「近代演劇の父」と呼ばれ、芥川龍之介をはじめとする同時代を生きた日本の作家たちにも強い影響を与えた人物だ。バラモン教の神インドラの娘アグネスが地表に降り立ち、人間たちと共に過ごす中で知る、人間界の不条理を描いた本作。夜にみる夢の世界を戯曲化したとされ、唐突に場所が変わったり、登場人物が入れ替わったりと、現実にはあり得ない転換が組み込まれている。日本での上演機会も極めて少ない作品だ。白井は、本作を選んだ理由を「私は100年前のこの作品に今どこかシンクロするものを感じておりまして。登場人物たちの心象や不安感というものがなにか(現代の)大きな産業や経済、社会の変化というものと同機しているような感じを抱いています。描かれている人物は決して幸福な人物ばかりではないのですが、その中で夢が覚めたときに一縷の光を見る、そんな希望のある作品として読めました」と語る。「森山開次さんの振り付けを含め、できるだけフィジカルな面を強調していきたい」(白井)という本作の台本は長塚が担当。長塚は、「人間のグロテスクな世界を旅していく中で、インドラの娘は田中圭さん演じる詩人を支えにします。世の中、絶望的な状況になったときに詩人とか劇作家とか俳優とか、真っ先に必要とされなくなるようなものだと思うんですが、彼女は彼に頼ろうとする。これは人間賛歌であり芸術賛歌だと思うんです」と解釈を述べた。主演でインドラの娘を演じる早見は、本格的な舞台は初出演。これまで舞台出演を「“怖い”という気持ちが前に出てきてしまって避けてきた」と語り、会見では涙が出るほどの緊張を見せた。そんな中で本作に挑戦する理由は「正直よくわからないです。でもわからないからこそ、なんか面白いなって自分でもワクワクしている部分もあります」と笑顔を見せた。そんな早見に長塚は「インドラの娘が、どこか荒唐無稽な汚れたような人間世界を白馬のように駈けていってくれたら」と希望を託す。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『夢の劇-ドリーム・プレイ-』は、4月12日(火)から30日(土)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて上演。その後、長野、兵庫にて上演する。取材・文:中川實穗
2016年01月22日2015年10月よりTVアニメが放送中の『緋弾のアリアAA』より、神崎・H・アリアの戦妹(アミカ)、「間宮あかり」がフィギュア化。2016年5月にコトブキヤから発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は9,720円(税込)。間宮あかりは『緋弾のアリアAA』の主人公。東京武偵高校1年A組所属で、専門科目は強襲科、成績は最下位のEランクだが、自然と仲間を引きつける明るい性格の持ち主。実際のフィギュアでは、ツインテールと大きなリボン、無邪気な笑顔とチラリと見えるかわいい八重歯など、まっすぐにがんばる彼女の魅力がぎっしりと詰まった出来栄えとなっている。また、制服のスカートの下から伸びる柔らかそうな太ももにはホルスターが装着され、手にもったマイクロUZIと共に、全体を引き締めるアクセントとなっている。原型製作は間崎祐介氏が担当し、全高は240mm。価格は9,720円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2016年5月を予定している。(C)2015 赤松中学・KADOKAWA刊/ProjectAA
2015年12月16日女優の早見あかりと羽田美智子が2日(月)、都内で行われたNHKBSプレミアムドラマ「東京ウエストサイド物語」の完成試写会に出席した。早見さんは、母親役の羽田さんから意外な一面を暴露されて赤面した。就職活動に悩む女子大生・高山峰子役の早見さんは「“高山家”の仲が本当に良くて、羽田さんが焼き立てのお団子を差し入れてくれた時は、1本を食べたらお腹が一杯になるという理由で、ひとくしの団子を一個ずつ回して食べるという、普通の家族でもしないような事をしていました」と仲睦まじい様子を回想。すると羽田さんからは「この子、“ママ~”って言いながら私の膝の上で寝ていましたからね」との暴露があり「よく膝の上に乗ってくるんです。“ちょっと大きいんだけど……”とは思いましたけど」とその甘えん坊ぶりが明かされてしまうと、早見さんは照れくさそうに赤面していた。ドラマは八王子を舞台にしたもので、同地でオールロケを行った。今年の夏の「八王子まつり」では、ゲリラ撮影も敢行。早見さんは「撮影のための整備も出来ないくらい人が沢山いるので、疾走シーンの撮影はほぼゲリラ。一般の方々に当たらないように駆け抜けているので、臨場感が出ている」と胸を張るものの「元々走りが遅いので、必死に走っているけれど、走り方がダサイ」と苦笑い。走っている最中には「お祭りの警備員の方に止められるという珍事もありました」とアクシデントを報告した。NHKBSプレミアムドラマ「東京ウエストサイド物語」は、12月2日(水)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日グリーン&雑貨ショップなどを展開するグリーン・フィンガーズ(Green Fingers)代表で、プラントアーティストの川本諭の初の大型エキシビジョン「川本諭展『HERE AND THERE』」が、11月19日から23日まで東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催される。ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やビームス(BEAMS)、ギャップ(GAP)などの有名ブランドの空間演出などを手掛けてきた川本諭による初の大型エキシビジョンとなる同展。植物を主役に、インテリアのスタイリングやドローイングとともに展示されるインスタレーション空間で、世界中の様々なブランドやデザイナーとのコラボレーションにより培ってきた独自の世界観が表現される。また期間中は、11月18日発売予定の最新書籍『Deco Room with Plants -here and there』を記念して、グリーン・フィンガーズによるポップアップショップもオープン。人気商品や書籍などが販売される。【イベント情報】「川本諭展『HERE AND THERE』」会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階会期:11月19日~23日入場無料
2015年09月26日目黒雅叙園(東京・目黒)が8月9日まで、園内の東京都指定有形文化財・百段階段にて、さまざまな“和のあかり”を集めた「和のあかり×百段階段」展を開催している。同企画展は、和紙のあかりなど日本人が昔から愛してきた優しいあかりの魅力を伝えるもの。会場の百段階段には7つの部屋があり、壁や天井に126枚の日本絵画が描かれており、「日本各地の祭りのあかり」「夏のあかり」「草木が照らすあかり」…といったさまざまな和のあかりが各部屋を彩っている。目玉は、青森ねぶた祭の“ねぶた”のあかり。釘1本打てない文化財である百段階段に巨大なねぶたを展示するという困難に挑んだのは、若手ねぶた師集団・ねぶた屋の4人。ねぶた史上初となる流派を超えた4人の合同作品は、「大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)」をモチーフにしたものだ。鬼と姫君、武士2人という構成で、作品を正面にして左から2番目の武士と目の前の盃は、同展のために特別に制作されたもの。それ以外は昨年のねぶた祭りで実際に使用されたものとなっている。祭ではなかなか間近で見ることができないねぶたをじっくり堪能できる。園内では、同展に出展される葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」をヒントに海と波しぶきをイメージしたカクテルなど特別メニューも提供。展覧会の招待券と浴衣セットプレゼント、着付け、さらに料亭でのランチもついたプランも用意されている。また閉館後の百段階段では、チェリスト・村中俊之と尺八演奏家・石垣秀基といったアーティストたちによるアコースティックライブも開催される。【イベント情報】「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12のあかり~会期:7月3日~8月9日会場:目黒雅叙園住所:東京都目黒区下目黒1-8-1時間:日曜~木曜は10時~18時(最終入館17時30分):金・土曜は10時~19時(最終入館18時30分)料金:当日券 1,200円、学生 600円休館日:なし
2015年07月09日小説の舞台や大河ドラマのロケ地にもなっている目黒雅叙園の「百段階段」。東京都指定有形文化財になっているこの場所で、7月3日から『和のあかり×百段階段展―日本の祭り、12のあかり』が開かれます。1935年に建てられた「百段階段」は、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。99段の階段廊下をもつことから「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には日本の美術工芸で飾られた7つの部屋が連なっています。本展では、日本各地の伝統的な「和のあかり」で優しく照らされた百段階段の空間を楽しむことができます。例えば、美人画の大家、鏑木清方の絵が飾られている部屋「清方の間」では、岐阜県で毎年開催されている「美濃和紙あかりアート展」の優秀作品が展示されています。風情ある和紙のあかりが美人画の空間を照らし、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、「祭りのあかり」も見どころのひとつです。東北三大祭りの「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」や山口県の祭りなど、日本中の祭りのあかりが百段階段に集まります。特に、青森のねぶたは、4つの流派がねぶた史上初めて合同作品を作るということで、現地青森でも見ることができない貴重なねぶたが展示されます。展覧会に合わせたイベントも楽しそうですよ。女子にオススメなのは、展覧会の招待券に浴衣セットと着付け、食事がついたお得なランチプラン。浴衣を着て「和のあかり」を見学したあと、料亭でおいしいランチをいただけるので、女子会にもぴったり。おしゃれスポット目黒で、粋な日本のイルミネーションを体験してみてはいかが?イベントデータ:『和のあかり×百段階段展』会期:2015年7月3日(金)~8月9日(日)時間:10:00~18:00(金・土曜日10:00 ~ 19:00)※入館は閉館の30分前まで会場:目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」料金:一般 1,200円/学生 600円/小学生以下無料
2015年07月07日本作が連ドラ初主演となる早見あかりがクールで無口な美人女子高生・小泉さんに扮し、実在する店を舞台にラーメンをガッツリ食べ、その食べっぷり&その後の恍惚の表情を克明に描く前代未聞の“情報ドラマ”「ラーメン大好き小泉さん」。この度、小泉さんのクラスメイトとして、女優の美山加恋、古畑星夏らの出演が決定した。フジテレビ土曜23時台にて、25分間という短い時間に内容をギュッと凝縮しエッジの立った作品を放送する“土ドラ”。第3弾となる本作は、美人女子高生とガッツリ系ラーメンというギャップが話題となり、単行本1巻・2巻の累計発行部数が30万部以上を記録した漫画家・鳴見なるによる人気漫画を原作に、実在のラーメン店を紹介するという新たな試みが加わり、ドラマとリアルなお店情報が混ざり合う新ジャンル“情報ドラマ”として放送される。今回、追加キャスティングされた美山さんは、「僕と彼女と彼女の生きる道」(小柳凛役)を始め、数々のドラマや映画そして舞台に出演している若手実力派女優。本作について「原作を読ませていただいたとき“なんだこの異様に食欲が湧く漫画は!”とショックを受けるくらい、本当にラーメンが食べたくなる不思議な漫画だなぁと思っていました。画面を通して、今度は私たちが“飯テロ”をする番ということで、すごく楽しみです」と意気込みを語った。また、クールで無口な美人女子高生の小泉さんに興味を持って付きまとい、結果一緒にラーメンを食べ歩くことになるクラスメイトという役どころについて「私が演じる大澤悠ちゃんはドラマの中では騒がしい子です(笑)。そのおかげでいろいろなお芝居が楽しめそうなので、精一杯がんばりたいと思います!!」と明かした。そして、「ラーメンはもともとすごく大好きで、こんなにも“ラーメン愛”に包まれた作品に出演できるのは、なにかの運命かなって思いました(笑)! 」と喜びのコメントを寄せたのは、同じくクラスメイトのモテ系美少女・中村美沙役を務める古畑さん。人気ティーン雑誌の専属モデルを務め、さらに女優としても活躍の場を広げている彼女は、自身の役について「私の演じる美沙ちゃんは、ザ!JK感満載のキャピキャピ女の子ですが、実は意外と繊細な子なので、そこをリアルに演じられたらと思います!いままでにないドラマだと思うので、ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです(((o(*゜▽゜*)o)))」と語った。そんな彼女たちが第1話で食すラーメン屋は、「ミシュラン東京2015」のビブグルマンにも選ばれた「金色不如帰」と、イギリスの高級紙「ガーディアン」で“世界のおいしい料理50選”にも選ばれ、メディア取材をほとんど受けたことがない「ラーメン二郎」。これら超有名店がどのような形で紹介されるのかも注目だ。若手女優たちが三者三様にラーメンを食らう姿と浮かべる恍惚の表情、そして実在の有名店のラーメンが織りなす物語に、さらなる期待がかかる。「ラーメン大好き小泉さん」は6月27日より毎週土曜日23時40分~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日20歳の誕生日を記念して発売された早見あかり初の写真集「Twenteen」の写真展が、東京・代官山の「GALLERY SPEAK FOR」にて開催されることがこのほど決定した。NHK 連続テレビ小説「マッサン」を始め、今年4月よりTBS「A-Studio」、ほかにもテレビ朝日「セカンド・ラブ」、映画『忘れないと誓ったぼくがいた』ではヒロイン役を務めるなど、各方面で活躍中の女優・早見さん。今年3月17日に迎えた20歳の誕生日を記念して、先日発売となった初の写真集「Twenteen」は、“大人でもない、子どもでもない。10代最後のかけがえのない瞬間”を詰め込んだ「今」の早見さんの素顔が満載の作品だ。夏は沖縄、冬は長野、それぞれ大自然の中で、少女のようなあどけなさ残るナチュラルな表情や、一変して大人の女性を感じさせるクールで凛とした表情など、20歳目前等身大の彼女のリアルな姿が映し出されている。今回開催が決定した写真展「木寺紀雄 しろとあかりといろ」は、「Twenteen」の撮影を手掛けたフォトグラファー木寺紀雄氏による写真集のカットはもちろん、沖縄と長野の撮影旅行中に撮影された多くの未公開のカットを含む大小サイズで約40点オリジナルプリントが展示される。木寺氏は、数多くの広告写真やCM、エディトリアルを手がけ、ファッション、旅、インテリアなどあらゆるジャンルで活躍中のフォトグラファー。これまでスウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンなどクリエイターとのコラボレーションやドキュメンタリー作品などの発表など行ってきた彼が、今回の様な女優とのコラボレーション、女性のポートレートのみの写真展を実施するとのは初の機会となる。また、写真展開催決定を記念して、6月6日(土)には木寺氏によるギャラリートークが決定。「Twenteen」の編集をつとめた上田智子氏を迎え、撮影秘話や作品完成に至るまでの製作秘話、また本展実施にあたっての思いやエピソードなど貴重な話が飛び出すことが期待される。写真集「Twenteen」は発売中。写真展「木寺紀雄しろとあかりといろ」は6月5日(金)~17日(水)、「GALLERY SPEAK FOR」にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日無印良品は26日、暮らしに明るさとくつろぎを提案する「無印良品のあかり」を発売する。○シンプルな形が特徴同社がこのたび発売するのは「丸」「半球」「台形」のシンプルなライト。ペンダントライト・フロアライト・スタンドライトの3種類を展開する。「丸」は半透明なアクリル製。電球を挿入する部分のキャップも同じアクリルにすることで、完全な丸のあかりとなっている。ペンダントライトとして天井からつりさげるコードもできる限り細くし、空間に光の丸が浮かび上がるようなイメージをデザイン。アクリルのシェードは、多灯づりにしたときに揺れてぶつかりあっても割れない設計だという。「半球」はランプシェードの典型といえるドーム型。内側の電球や配線器具を隠すフラットな半透明のカバーは、シェードの薄い縁と精巧に組み合わせることで、球体のかたまりを半分に立ち落とした彫刻のように見える。点灯時だけでなく、消灯時も魅力的なあかりのかたちがデザインされている。「台形」のシェードは半透明で光を透過し拡散するものと、不透過のタイプで白と黒を用意。シェードの下から見えてしまう電球や配線器具はやわらかくかわいらしいカバーで覆われている。一部店舗では、インテリアアドバイザーやコントラクトデザインアドバイザーによる、あかりを使った心地よいくらしの提案も実施。リビングや寝室、ダイニングの中で機能的に必要な照度、心地よさを感じる照明の配置など、すまいに合わせたアドバイスを受けることができる。
2015年03月26日早見あかりが3月17日(火)に二十歳の誕生日を迎え、同日に初の写真集「Twenteen」を発売。購入者を招待してのトークイベントにてサプライズでファンからの熱い祝福を受けると共に「ももいろクローバーZ」のメンバーから送られた祝福メッセージについても明かした。「Twenteen」は昨年の夏に沖縄、冬に長野で撮影された写真に加え、夏から成人式まで毎日1枚ずつ撮り続けた自撮り写真165枚、早見さん自身がこれまでの人生の軌跡を綴った文章、さらに最愛の母への手紙が収められている。早見さんが姿を現すと、会場は拍手と歓声に包まれる。早見さんの「二十歳の誕生日を迎えました!」という挨拶に会場のボルテージはさらにUP!イベントは沖縄と長野での撮影の様子を捉えた映像を見ながら進行。初の沖縄なのに、現地の人も驚くような数年に一度の大きな台風が直撃したり、雪が積もっているかと心配しながら着いた長野が大寒波に見舞われ、足りないどころか膝までの大雪だったことなどが明かされ「持ってるんです、私!」という言葉に会場は笑いに包まれる。人生におけるターニングポイントが2つあったという早見さん。ひとつ目は12歳でスカウトされ、芸能界入りしたこと。もしも芸能界に入ってなかったら?という問いに「基本、マジメ人間なので、小学校を卒業したら地元の中学校に行って勉強して、いい高校、大学に行って就職して、お嫁さん――そういうストーリーを小学生のときは思い描いてました。自分が大学に行かないことになるとは思わなかったし、こんな風にたくさんの人の前に立って20歳の誕生日を迎えるなんて思ってなかった(笑)」と語る。もちろん、芸能界入りして「よかった」と感じており「いまが一番、人生で楽しい」と充実した表情で語った。そして、2つ目のターニングポイントとなったのが「ももいろクローバー」への加入と2011年の脱退。早見さん脱退後、仲間たちは「ももいろクローバーZ」として、紅白歌合戦出場、日本武道館、国立競技場でのライヴを実現させ、凄まじいスピードで成功の階段を上り詰めて行った。改めて早見さんにとって「ももクロ」はどんな存在なのか?と問われると「仕事面では良きライバルであり、永遠の仲間でもある。『絶対にありえない』と思われていたスピードで5人は夢を叶えたし、そこに『追いつかないといけない!』というプレッシャーをかけてくれるし、プラスの意味で『頑張ろう』と思わせてくれる。家族以上に2年半もずっと一緒にいたメンバー」と変わらぬ愛情を口にする。すでに早見さんの元にはメンバーからの誕生日の祝福メッセージが届いていたようで「『おめでとう。やっと二十歳だね。顔に年齢が追いついてきたね』と(笑)。『それは大人っぽいってこと?』と聞いたら『どっちかって言うと“老けてる”かな』と」と苦笑しつつも「5人はこれからもずっと大切な存在です」と語った。そして、イベントの最後に一度、早見さんが奥に下がっている間に火のついたロウソクが立てられたバースデーケーキが運び込まれ、早見さんの再登場でファンがバースデーソングと「おめでとう!」のメッセージで祝福!早見さんは火を吹き消し「嬉しいです!ありがとう!」と笑顔を見せた。「Twenteen」は発売中。さらに4月3日(金)には初のドキュメンタリーDVD「早見あかり A Documentary About Akari Hayami』も発売される。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日NHKの連続テレビ小説「マッサン」などで注目を浴びる早見あかりが二十歳の誕生日を迎えた3月17日(火)、初の写真集「Twenteen」を発売。ファンを招待してのトークイベントを開催し、イベン開始前に報道陣の取材に応じた。早見さんは、2011年に「ももいろクローバー」(現・ももいろクローバーZ)を脱退後、女優業に専念。昨年は映画『百瀬、こっちを向いて。』に主演し、現在放送中のドラマ「マッサン」、「セカンド・ラブ」、さらにまもなく映画『忘れないと誓ったぼくがいた』が公開するなど、女優として存在感を増している。報道陣の前に現れた早見さんは、この日を迎えた心境を問われ「二十歳の誕生日、成人を迎えるという私にとっても大事な日に、気合いを入れて作った写真集をお届けできて嬉しいです」と語る。「できることがいっぱい増えると思うのでチャレンジしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。特に二十歳を迎えてやりたいこととして「お母さんと2人でお酒を飲みたいです。お母さんが大好きなので(笑)!」と語った。タイトルの「Twenteen」は「20代」と「10代」を掛けた早見さんによる造語だが「私の写真集にしかない言葉にしたかった」と説明。写真集を出すことも、20歳の誕生日を発売日にすることも「思いつき(笑)!」とのことだが「本当に写真も素敵で、10代最後に夏(沖縄)と冬(長野)に撮りに行けたし、普段はSNSに載せないようなセルフィー(自撮り写真)もある。生まれてからいままでのターニングポイントの原稿も書いたし、いろいろ頑張りました!気合いを入れて作ったし、満足のいくものができました」と自己採点は100点満点だと語った。改めてこの20年について「ホントにいろんなことがあった」と述懐。「原稿を書いている中で、書き綴って8年目になる日記があって、それを見て思い出しながら書いたけど、ホントにいろんなことがあったなと思いました。10代の最後の日に『楽しかったな』と思えたし、20代の最後も同じように思えるように頑張りたいです」と晴れ晴れとした表情を見せた。これからの20年については「結婚もしたいし、ママになってもいたい。女の子にカッコいいと思ってもらえる素敵レディになっていたい」と目標を口にする。結婚願望が出たところで好きなタイプの男性について問われると「物知りな人がタイプです!」とニッコリ。「何に対しても『なんで?』と聞くので、それに答えてくれるか、答えようとしてくれる人がいい」と語った。好調の女優業に関しては「いままでの役を振り返って、普通の女の子をあまりやったことがないので、“ザ・少女漫画”“胸キュン”という感じの役をやりたい」と語り、成人を迎えたが役の上では「制服着たいです、まだ(笑)!ギリギリあと5年はイケるかなと思ってます。学園ものをやりたいです」と語った。「Twenteen」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日国際照明総合展「ライティング・フェア2015」が、東京ビッグサイトで3月3日から6日まで開催された。今回のテーマは「Jump to the next(次のあかりの世界へジャンプ)」。LED照明はすでに普及期に入り、効率や演色性、配光角といった課題もクリアされつつある。では、"次のあかりの世界"とは何なのだろうか。展示内容から筆者が見つけた一つの答えは、ワイヤレスネットワークでの照明制御だ。○照明をネットワーク化することの意味照明のオンオフは、個々の機器に備わるスイッチや壁スイッチなどで行うことが多い。部屋の照明は1台のみ、という場合はこれで何も問題ないだろう。しかし、家庭用照明は多灯化の方向へ向かいつつある。1台だけではなく、複数のダウンライトやブラケットライト、ペンダントライトなどを組み合わせる場合、それぞれのスイッチやリモコン、あるいは単純な壁スイッチによるオンオフだけでは不便だ。例えば、LDKの間取りでキッチンの照明をオンにして、リビングはオフにしたいという場合に、スイッチ1つでキッチンの照明もリビングの照明も操作できるようにするのが、"ライコン"と呼ばれる機器だ。ライコンを使用すれば、個々の、あるいはグループ化された照明器具のオンオフに加えて、調光や調色なども行える。従来のライコンは壁に埋め込まれており、ユーザーがそこまで行って操作する必要があった。一括で操作できるとはいえ、ユーザーが移動するという点では壁スイッチと変わらない。そこで登場したのがワイヤレス操作を行えるライコンだ。○米国でスタンダードな「EcoSystem」下の写真はLUTRON社のライコン「GrafiK Eye Qs」だ。照明制御プロトコル「EcoSystem」に対応しており、同規格に対応した照明器具を64台まで一括してコントロールできる。タイマーによるスケジュール動作やセンサーによる動作も可能だ。EcoSystemは米国ではスタンダードになっている照明制御プロトコルだ。個々の照明器具にアドレスが振られており、屋内配線をグループごとに別にしなくても制御できる。専用のリモコンから操作できるほか、RS-232Cでの制御もでき、パソコンなどからの操作が可能だ。○省エネだけじゃない「ECHONET Lite」規格国内のメーカーからも、ワイヤレス操作が可能なライコンはリリースされている。それらは、ライコンの本体側で登録したシーンを、小型のリモコンで切り替えるというもので、操作性としてはLUTRON社のものと近い。しかし、国内の大手家電メーカーの多くは、HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)、なかでも通信規格「ECHONET Lite」でのコントロールに取り組んでいる。ECHONET Liteは、太陽光発電と組み合わせることが多かったり、個々の家電製品の使用電力を"見える化"してくれたり、と省エネのための仕組みと捉えられることもしばしば。しかし、ECHONET Liteは、同規格に対応した製品をリモート操作するためのプラットフォームとしても有効だ。各機器の状態確認や操作などはスマートフォンやタブレットから行える。設定したシーンに合わせて、複数の照明器具の調光や調色を同時に調整可能だ。写真のシステムは東芝ライテックのものだが、スマートフォンなどから照明を操作できるシステムは他社からもリリースされている。○ロームブースには無線ユニットを組み込んだランプもECHONET Liteとは異なり、単独で動作するシステムを提案するのがロームだ。ロームでは、無線を使用した照明器具の制御に取り組んでいる。ロームの照明器具は、個々の器具に組み込まれた無線ユニットによって、リモコンから操作できるようになっている。また、リモコンにはバッテリーレス無線発信技術「EnOcean」を採用。リモコンのスイッチを押す力で電力を発生させるため、電池を必要としない。ここまでみると、照明器具とリモコンという、よくある組み合わせだ。しかし、ロームはEnOceanに対応したゲートウェイ(照明を制御するコントローラー)を提供。これを利用することで、スマートフォンやタブレットなどからワイヤレスで照明を操作できる。従来のライコンとは異なり、屋内配線はそのままでOKだ。またロームのブースでは、無線ユニットを内蔵したランプも出展していた。下の写真は、GX53口金を使用したLEDユニットを光源とするスポットライトだ。ランプ側に無線ユニットを組み込むことによって、GX53口金を採用したさまざまな照明器具をワイヤレスでコントロールできるようになる。従来の電球と置き換えるだけなので、導入しやすいのも特徴だ。○一般家庭への普及はこれからだが、期待は大きい照明のワイヤレス制御については、さまざまなものが提案されているものの、国内での普及はまだまだこれからだ。EcoSystemを使用したシステムは、米国で実績を残しているため、対応する機器も多い。ECHONET Liteを使用した制御は、照明以外の家電製品も一括でコントロール可能というメリットを持っている。他の機器に搭載されたセンサーからの情報を利用して別の機器を制御するといったことも可能だ。ロームの無線によるコントロールは、今までの環境に何かを追加するだけ、あるいは置き換えるだけ、という導入のしやすさが大きなポイントだといえるだろう。
2015年03月09日東京大学大学院総合文化研究科の土井靖生 助教らの研究グループはこのほど、赤外線天文衛星「あかり」の観測データから、全天の遠赤外線画像データを作成し、インターネット上で公開した。同成果は東京大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所、筑波大学、東北大学、英ラザフォード・アップルトン・ラボラトリー、英国立オープンユニバーシティの各研究者によるもの。これまで利用されてきた遠赤外線の全天画像は、1983年に打ち上げられた「IRAS」という衛星による観測データで、今回はそれを約20年ぶりに刷新するものとなる。「IRAS」のデータに比べ、画像の解像度が4~5倍に向上し、データの波長が160μmまで伸びたため(「IRAS」は最長100μm)、より詳細な解析が可能となる。この画像データは、星間物質の温度や分布を正確に測定したり、星間物質から星が作られ始める様子を詳しく調べること、星間物質の背後に埋もれた宇宙背景放射の強さの分布を正確に測定するなど、天文学のさまざまな分野への利用が期待される。
2015年01月16日照明、家具メーカーの小泉産業はこのほど、「第11回コイズミ『あかりの日』川柳コンテスト」の入賞作品を発表した。○レベルの高い作品が多数同コンテストは、2004年から毎年開催している企画。10月21日の「あかりの日」にちなんで、9月1日から30日までの期間、"日本を元気にするあかり"をテーマとした川柳を一般公募した。応募作品総数は3,311点。全日本川柳協会の協力のもと、社内の「あかりの日」川柳コンテスト推進委員会にて審査を行い、8点の入賞作品を選出した。金賞は1作品。「電球も 俺も生まれは 丸裸」作者は、八木五十三。銀賞は、「光射す 再生医療 わが希望」(和田智美)、「語り合う 灯りの下で 三世代」(ひろかめ)の2作品。銅賞は5作品。「ニッポンへ 活気を戻す 五輪の灯」(安原勝則)、「ペダル漕ぐ ぼくは小さな 発電所」(長峯雄平)、「平和です あかりの下の 笑い声」(得能義孝)、「宇宙から 見れば明りに ある命」(茶々丸)、「LED 君の寿命と 生き比べ」(くまじい)だった。
2014年10月28日滋賀県草津市の秋の風物詩イベント「第9回草津街あかり華あかり夢あかり」が11月2日(金)、3日(土・祝)、草津駅東側商店街通りで開催される。市民参加型の照明・灯りのイベントで、利き酒や組香の香遊びなどの体験型イベントやコンサートなども用意されている。開催時間は両日とも18時00分~21時00分。「草津街あかり華あかり夢あかり」では、JR草津駅から旧中山道を中心に立木神社から伊砂神社までの約1.5キロにわたり、街中をライトアップ。また、自然遺産・旧草津川での1万灯の明かりを灯す「あかり銀河」や史跡・草津宿本陣のライトアップなど、草津の街の魅力にスポットライトを当てる。昨年は3万人が訪れたイベントだ。メイン企画である「あかり銀河」は、全国的にも有名な天井川(砂などが堆積(たいせき)して、周辺の平面地よりも川底が高くなたった川)だった旧草津川河川敷を使っての、ダイナミックな演出が見もの。幅20メートル、全長約200メートルに、1つ1つボランティアの手で準備、点灯された灯り。「草津街あかり」の2日間だけ出現する光の川を堤防の上から見下ろすという、ほかのどの地域でも体験できない芸術作品となる。デザインを専門とする学生や、アーティスト・クリエイターをめざす人の新鮮な感覚がひと際光る注目企画が「あかりART展」だ。今年は、草津の歴史ある神社仏閣を舞台に、「灯かり」を使い、「慈愛の光による微笑のあかり空間の演出」をテーマとして、独自のインスタレーションを発表。空間そのものを1つの作品としてデザインし、来場者が作品全体に包まれてARTを体験できる展示イベントだ。今年は、小汐井神社で大阪教育大学チームの作品「ワタルヒ」と関西大学建築環境デザイン研究室トームの作品「おへそ」、養専寺で広島女学院大学大学院チームの作品「地上の星」、光明寺では工学院大学チームの作品「竹通物語」、そして、正定寺で京都工芸繊維大学チームの作品「草津まど灯り」が、それぞれ展示される予定となっている。さらに、旧草津川「あかり銀河」の一画では市民の作品を展示。「草津街あかり華あかり夢あかり」の中でも最も多くの人が訪れる会場で、保育園や幼稚園の園児や、小・中・高の生徒、個人や団体有志が、自由な発想で作る灯かり作品を鑑賞できる。また、江戸時代の姿を残す草津宿本陣を、光と影で演出。貴重な「本陣の夜の風情」を楽しめる。開催期間中(18時00分~21時00分)は入館無料となっている。これらの灯りのほかにも、神社・仏閣で行われるコンサートや、アートのワークショップなど見どころが盛りだくさんだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日鳥取県倉吉市で地元産業の因州和紙を使用したあかりイベント、「山陰KAMIあかり」が開催される。日時は11月10日(土)18:00~21:00まで。場所は「山陰の小京都」と言われる倉吉市内の赤瓦・白壁土蔵群一帯。「山陰KAMIあかり」は地域の伝統的産業である「因州和紙」を「あかり」の活用により引き立たせようというもの。さらに、イベントやワークショップを通じて地元住民の意識を醸成し、「白壁土蔵群」など、町並みの保全につなげる狙いもある。打吹玉川(うつぶきたまがわ)沿いに立ち並ぶ「白壁土蔵群」は江戸時代末期から昭和前期に至るまでの伝統的な町並みで、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定され、「美しい日本の歴史的風土100選」や、「かおり風景100選」にも選ばれている。「白壁土蔵群」の特徴は、赤い石州瓦を葺いた屋根に、白い漆喰壁、黒の焼き杉板をほどこした美しいコントラスト。打吹玉川にかかる石橋が落ち着いた雰囲気をかもしだす。「山陰KAMIあかり」はそのような古風で風情のある街を舞台に行われる。イベント内容は、因州和紙を使用したあかりの作品を全国公募し、その作品を町並みの中で展示、審査する「あかりアートコンテスト」。倉吉在住の造形作家によるあかりのモニュメントの展示「KAMI像(かみかたち)」。ほかにも和紙作家監修のもとで製作された因州和紙の25mにも及ぶトンネル「福のKAMIトンネル」や土蔵の白壁をスクリーンにして映像を映す「白壁スクリーンアート」がある。ステージイベントや屋台も出店する。イベントで使用される因州和紙の歴史は古く、正倉院の文書の中に因幡の国の和紙が使われていると推測されているほか、平安時代の延喜式の記録にも因幡の国から朝廷に紙が献上されたと記述がある。時代は下り江戸時代以降は藩の御用紙として使用されるとともに、庶民が利用する紙としても生産された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日鬼怒川・川治温泉郷で、あかりに照らされた自然をめでる「月あかり花回廊」が開催される。テーマは「月あかりの下で自然と人のやさしさに出会う」。地域の宝は「自然」という考えで、温泉地の観光客に自然や人とのふれあいを通じて思い出にしてもらおうというイベントだ。開催日時は川治温泉9月15日(土)~23日(日)、鬼怒川温泉9月22日(土)~10月1日(月)となる。あかりの点灯時間はおのおの18:00~21:00まで。会場は鬼怒川温泉は鬼怒川公園~野外ステージ、川治温泉は川治ふれあい公園周辺。鬼怒川温泉郷会場のみどころは、水面に映るあかりでいけ花を演出する「月の泉」、鬼怒川温泉に住み邪気を払い福を招くという「邪鬼」をライトアップした「鬼怒の森」、栃木県内の作家による、あかりの作品を展示する「作家の森」。また、竹にあかりを灯す竹取物語を題材にした展示、鬼怒川地区の小学生、幼稚園の園児たちによる「みんなのあかり」などもある。23日(日)18:00からはオカリナ奏者、宗次郎氏によるコンサートも行われる予定。入場料無料。宗次郎氏は、NHK特集「大黄河」の音楽を担当したほか、映画「良寛」、「おにぎり」、「THEWINDSOFGOD」などの音楽を担当したミュージシャン。演奏に使用するオカリナはご自身の手作りだということだ。さらに、「月あかりのコンサート」と題して琴や篠笛などの和楽器を中心とした演奏も行われる。川治温泉郷会場のみどころは「川治ふれあい公園」を中心に温泉街を手作りの丸行灯で演出する「秋の宵どころ」、男鹿川を幻想的にライトアップする「川のせせらぎ」など。男鹿川は遊歩道も整備されており、安心して散策することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日