実写版『銀魂』の笑撃も冷めやらぬうちにパート2の製作決定が発表され、さまざまな話題を振りまいてきた『銀魂2掟は破るためにこそある』がついに公開、3週連続首位だった『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を抑えて初登場第1位の大ヒットスタートを切った。小栗旬を筆頭に日本を代表する豪華俳優陣を集めながら、前作公開から約1年で続編公開という“掟破り”を敢行した本作は、昨今の大型邦画企画においても「2年連続で公開し、2年連続で初登場1位を獲得」という“常識破り”な記録を達成。公開3日間の興収は前作公開時を超えており、50億円超えが見えると同時に、早くも“パート3”を要望する声が上がっている。公開3日間は前作超え!全国の老若男女が劇場へ先日には、約15年に及ぶ「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)での連載が終了することが発表され、「銀魂ロス」が巻き起こる最中、福田雄一監督のもとに再び史上最強の超豪華キャストが結集した本作。全国 346館(470スクリーン)で公開されると、初日8月17日(金)は平日にも関わらず、興行収入2億7,991万100円、動員数21万5,903人と、昨年公開した前作の初日興行収入比159%という好スタート。その勢いを保ち続けたまま、8月18日(土)には2億6,060万6,100円、19日(日)は2億6,693万4,700円を記録し、週末興行ランキング初登場1位を獲得した。初日は早朝から劇場にファンたちが詰めかけ、20代~30代を中心に10代の友人グループや、母娘2代で来場する姿、夕方から夜にかけてはカップルも目立ち、幅広い世代が劇場へ足を運んでいる様子。男女比は4:6と、まさに“老若男女”が劇場に集結している。さらに注目すべきは、前作は都市部を中心にした興行だったが、今作では全国的に集客しており、都市と地方の構成比率は大ヒットした『るろうに剣心』シリーズとほぼ同等であること。数々の人気漫画が映画化される中で、前作『銀魂』の最終興行収入38.4億円、2017年実写邦画No.1という実績が注目され、公開前日に地上波初放送があったことも大きいだろう。鑑賞者たちの作品評価も高く、「ある意味、型破りな映画だった」「もうほんと!ほんと!最高だった!!!」「いろいろぶっこみ過ぎ!」といった声がSNSには続々。『銀魂』初体験という人からも「銀魂初めて観たけどめっちゃおもしろかった!」と好評のようで、早くも2回目、3回目のリピーターも見受けられている。国内最大規模の映画レビューサイト「coco」によれば、今作に関するツイート数は同日公開の『ペンギンハイウェイ』や、ヒット中の『劇場版コード・ブルー』『センセイ君主』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを凌いでおり、「coco」映画レビュアー満足度は82%、ポジティブ(好評価)指数97%と高い数値を出している。『銀魂』の魅力、それは“イケメンの無駄遣い”!?主人公・坂田銀時を演じる小栗さん自ら「大河ドラマみたいな現場」と語っていたように、菅田将暉(志村新八)、橋本環奈(神楽)に、柳楽優弥(土方十四郎&トッシー)、三浦春馬(伊東鴨太郎)、窪田正孝(河上万斉)、吉沢亮(沖田総悟)、勝地涼(徳川茂茂)、夏菜(猿飛あやめ)、戸塚純貴(山崎退)、長澤まさみ(志村妙)、岡田将生(桂小太郎)、ムロツヨシ(平賀源外)、キムラ緑子(お登勢)、佐藤二朗(?)、中村勘九郎(近藤勲)、堂本剛(高杉晋助)、堤真一(松平片栗虎)と、キャスト陣を列記しただけでも大作映画が何本か作れそうな錚々たる顔ぶれ。公式は“イケメンの無駄遣い”であることを認めており、彼らが全力で取り組む、冒頭の映画業界の裏側トーク(?)から各方面ギリギリの今作らしいパロディネタをぶっ込んだ笑撃シーンの連続に、「イケメンの無駄遣い具合最高」「なんでもありの、豪華な出演者見てるだけでも楽しい」「笑いすぎてあごが痛い…」「主役級の男前揃えて大ふざけ」といったコメントがずらり。また、「主役を張れる役者たちが真剣にキャラクターになりきるんだ、という覚悟も見どころ」という声に象徴されるように、人気のある原作のエピソード、そして各々のキャラクターへのリスペクトから生まれた真摯な役作りや演じる姿勢が観る者の心をとらえている。「沖田役の吉沢亮ハマり具合感動した」「柳楽優弥のふたつの役作りに背筋がぞぞっとなった」「窪田正孝の万斉が良かった。雰囲気や話し方がイメージ通りでアクションも良い」「今回、柳楽優弥とか三浦春馬とか良くてねぇ」「MVPは窪田正孝くんです万斉よすぎ」「伊東に泣いた!」「素晴らしすぎる(伊東)鴨太郎が観られた」と、新キャストを含む俳優陣のなりきりぶりや、緩急もたせたギャップ演技に魅了される人が相次いでいる。平成最後の夏の“お祭り映画”、続編の可能性も!?しかも、コメディパートでは大爆笑、ドラマパートでは胸アツになるという、巧みな緩急、剛柔のつけ方、どちらにも偏りすぎないバランスを実に上手く保っている点もポイントだ。「将軍接待篇で腹がよじれるほど笑って、真選組動乱篇での男達の生き様に痺れました」「動乱篇パートでは前半ギャグであんなに笑ったのが嘘のようにキャスト陣の熱演に感動の涙」「緩い展開とアクション、笑いと感動が絶妙な匙加減」「シリアスとコメディとファンタジーのバランスが絶妙」など、“真選組動乱篇”と“将軍接待篇”が融合した映画オリジナルのストーリーによって、“笑い”も“感動”も同時に味わったというコメントが多数上がっている。思えば、花火大会や夏祭りのようなイベント感覚で映画館に向かった人が続出し、日本中をお祭り騒ぎにした前作。今回も、「銀魂1観てないからと躊躇する人がいたら言いたい、銀魂2からでも滅茶苦茶楽しめます! 」「まるで応援上映のように笑い声や、可愛い~という観客の反応もまた楽しい」といった声もあるように、2作目であるだけに“推しキャラ”がいたり、感動ポイントがそれぞれ違っていたりと、友人同士やファミリーでもワイワイ楽しめる要素が広がっている。“お祭り映画”としても格段にパワーアップしているのだ。加えて、「福田監督無双だね。3はあるかな?」「まだまだ続けて欲しい」「続きそうな予感…!」と“パート3”“さらなる続編”を望む声や、「夏菜が出番少なすぎ」「完コピっぷりに感動!また別の話も観たい!」「次回作あるなら主要キャラの坂本辰馬や服部全蔵あたりを出してほしい。キャラが増えすぎるとまた無駄遣いが増えてしまうけど」といったリクエストもちらほら。「1よりも2が面白かったねって言ってくれたら…もしかしたら、3が出来るかもしれない!どんどん愛を育んでくれたらいいなと思います」との熱い言葉で、初日舞台挨拶を締めくくっていた座長の小栗さん。今後のヒット動向によっては、実現する可能性は大いにありそうだ。『銀魂2掟は破るためにこそある』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月22日ついに公開された『銀魂2掟は破るためにこそある』。小栗旬や菅田将暉、柳楽優弥、岡田将生、吉沢亮、堂本剛に、今回加わった三浦春馬、窪田正孝といったイケメン俳優たちがスクリーンで躍動する姿に、早くもSNS上では「日本版オーシャンズ8すら作れそうなメンバー」「ちゃんと“実写化”されてて満足」といった声が上がっている。とりわけ、「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」が見事に融合した本作で、「動乱篇」の重要人物である真選組の参謀・伊東鴨太郎を演じた三浦さんに対しては「ハマリ役」「とにかく良い」「ハイクオリティ」といったコメントが続々。ブロードウェイの大ヒットミュージカルの日本版「キンキーブーツ」で高い評価を得たこともあり、大きく成長した三浦さんが演じるからこその“伊東鴨太郎”に、魅力を感じている人が続出しているようだ。鴨太郎と対峙する土方十四郎を演じる柳楽優弥によれば、「春馬くんとは12歳ぐらいから、オーディションで一緒になる機会が多かった」らしい。「顔見知りでありつつ、あまり話す機会がなかったという微妙な関係性が、この作品の2人の距離感にピッタリでやりやすかった」(シネマカフェのインタビューより)というだけに、まさにライバル関係として申し分ない役回りとなった。原作やアニメでも人気の高い、複雑なキャラクターを見事に演じ切った三浦さん。今後も続々とオファーが相次いでいる彼のこれまでと、これからに注目した。芸歴はおよそ四半世紀!?1990年4月5日生まれ、茨城県出身。4歳で児童劇団に入った三浦さんは、1997年、NHK連続テレビ小説「あぐり」でデビュー、2000年のドラマ「真夏のメリークリスマス」で竹野内豊の少年時代などを演じてきた。2006年になって、サーフィンを題材にした『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演を果たし、ドラマ「14歳の母」では中学生同士ながら彼女(志田未来)を妊娠させてしまう少年役を演じ、まず注目を集める。映画『恋空』では主演の新垣結衣と、揃って第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。2008年は“登竜門”「ごくせん」第3シーズンに参加し、10月期には天才ハッカーの高校生として「ブラッディ・マンデイ」で連続ドラマ初主演を務める。「ガリレオΦエピソードゼロ」では湯川学(福山雅治)の学生時代を演じたこともあった。上野樹里と共演し、天才ランナーを演じた『奈緒子』では毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」、さらにエランドール賞新人賞を獲得、着実に実績をつくっていく。ドラマでは、翌2009年に「サムライ・ハイスクール」に主演。戸田恵梨香とW主演で挑んだ月9「大切なことはすべて君が教えてくれた」(’11)は当時20歳の三浦さんが生徒役ではなく、教師を演じる点でも話題となった。武井咲が2人の仲を引き裂こうとする女子生徒を演じたほか、生徒役で菅田将暉、中島健人、広瀬アリスらが出演していた。また、連続ドラマ「アンフェア」(’06)では女性刑事“雪平”(篠原涼子)のトラウマの一因となるパチンコ店員役で出演、篠原さんとは「ラスト・シンデレラ」(’13)で再共演し、“年下のイケメン彼氏”としてベッドシーンを演じたことも縁深い。ちなみに、8月31日公開の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、三浦さんは90年代パートの出演者ではあるが再び篠原さんと共演を果たしている。2013年には、「僕のいた時間」で難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された若き主人公を演じた。同作は「ラスト・シンデレラ」撮影中に三浦さん自らが発案した企画だそうで、脚本は“僕シリーズ”の橋部敦子が手掛け、前作とは180度違う役柄に挑んでいる。2010年代に入ると、大ヒット少女漫画の実写化で熊澤尚人監督がメガホンをとった『君に届け』(’10)、『共喰い』などで知られる青山真治監督の『東京公園』(‘11)と、気鋭監督の作品に相次いで出演。『東京公園』公開時のインタビューでは、カメラを通じて3人の女性たち(榮倉奈々・小西真奈美・井川遥)と向き合い、成長していく青年を演じたことに「(主人公の)光司って、わりと僕に似てます。特にゆっくりしているところが。いままでやってきた役の中で1番、僕に近いかもしれないですね」と明かしている。さらに、山崎貴監督の映画『永遠の0(ゼロ)』(’13)では故・夏八木勲をはじめとする大ベテランとの共演を経験し、日本アカデミー賞優秀助演男優賞に選出。大人気コミックの実写化『進撃の巨人 Attack On Titan』(’15)で主演を務め、ワイヤーアクションに挑戦したことも話題となった。舞台も、大河ドラマも経験し新境地へ!テレビ、映画と幅広く活躍する一方、三浦さんは舞台でもメキメキと頭角を現していく。事務所の先輩である岸谷五朗と寺脇康文が主宰する「地球ゴージャス」プロデュース公演Vol.10「星の大地に降る涙」(’09)、Vol.12「海盗セブン」(’12)に続いて「劇団☆新感線」のゲキ×シネ「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックlll」(’12~13)では華麗なダンスや歌も披露。テネシー・ウィリアムズ作による「地獄のオルフェウス」(’15)では大竹しのぶとも共演しており、着実に次なるステージへとステップアップ。2016年夏、日本初演が行われたブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」は小池徹平とW主演を務めあげ、連日満席という事態に。主人公となる靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス役を小池さんが、チャーリーに影響を与えるドラァグクイーンのローラ役を三浦さんが熱演。三浦さんと小池さんほか、主要キャストが続投して2019年に再演されることも決定している。また、大河ドラマには子役時代に「武蔵」(’03)、「功名が辻」(’06)と参加してきたが、「おんな城主 直虎」(’17)への出演も話題に。“男性”として家督を継いだ主人公の井伊直虎(柴咲コウ)の初恋の人にして許嫁、長年行方不明だった直親を演じた。史実では直親はイケメン武将だったといわれ、三浦さんにはぴったり!?第12話で早々に退場した際には惜しむ声が聞かれ、その後、深夜ドラマの「オトナ高校」に出演した際には「直親からのギャップがすごい」という声も上がっていた。なお、NHKでは「世界はほしいモノにあふれてる」にて歌手のJUJUとMCに挑戦中だ。『恋空』ガッキーとともに好演!知名度を上げる三浦さんを語る上で、まず欠かせない作品の1つといえる『恋空』(’07)。当時、ブームになっていたケータイ小説を映画化。元気で明るいイメージの強かった新垣結衣が、いじめやレイプ、妊娠、愛する人の病いなど、初恋をきっかけに波乱の人生に直面する女子高生・美嘉役を熱演、新たな一面を見せると同時に、三浦さんも金髪の不良・弘樹役で鮮烈な印象を放った。『クローズZERO II』小栗旬と映画初共演『銀魂2』の座長・小栗さんとは2008年のドラマ「貧乏男子 ボンビーメン」で初共演し、その後、三池崇史監督によるシリーズ第2弾『クローズZERO II』(’09)で再タッグ。鈴蘭高校のトップになった源治(小栗さん)と、前作で彼との一騎打ちに敗れた芹沢(山田孝之)が共闘、敵対する鳳仙学園の重要人物、美藤竜也をクールに演じていた。豪華キャストの中でも存在感を示し、終盤、小栗さんの前で軽やかな蹴りを披露する姿には要注目。『キャプテンハーロック』“兄貴”小栗さんと声の再共演小栗さんとは、さらに松本零士の人気漫画を3Dアニメーションで映画化した『キャプテンハーロック』(’13)で声優として共演を果たす。同作は第70回ヴェネチア国際映画祭に特別招待され、レッドカーペットも経験した。声優は初挑戦だったが、ある密命を持ってアルカディア号に乗艦する青年ヤマを声で熱演。人気実力派声優・森川智之が演じる実兄との確執、小栗さん演じるハーロックとの師弟のような、疑似兄弟のような関係性を見事に表現。「旬さんと生で芝居をするときに感じる緊張感や緊迫感が意識しなくともアフレコでも出ていて、ハーロックとヤマの関係にしっくりと当てはまっていた」と、当時のインタビューで語っている。いまや国際派!『真夜中の五分前』中国・台湾の人気俳優とタッグ行定勲監督が人気作家・本多孝好のベストセラー原作を映画化、最後まで謎が解けない恋愛ミステリー『真夜中の五分前』(’14)は、中国では4,000スクリーンという大規模公開となった。人気女優リウ・シーシーが一人二役で一卵性双生児を演じ、三浦さんと台湾の若手スター俳優のチャン・シャオチュアン(ジョセフ・チャン)が双子に翻弄される男たちを演じた。全編中国語で挑んだ本作で三浦さんは、日本での初日舞台挨拶の際、「全てが新鮮で、役者人生だけでなく、ひとりの人間として大きな経験をさせてもらいました」と語り、今後「オファーがいただけるならぜひやりたいです」と海外進出についてもかなり前向きに語っている。そうした意識もあってか、今年6月22日に開設したインスタグラムは日本語と英語、韓国語、中国語であいさつ。その後も、たびたび英語のコメントも併記している。「オトナ高校」あの三浦春馬が童貞ってマジ!?深刻な少子化問題に歯止めをかけるため制定された「第2義務教育法案」に基づき、性体験のない30歳以上の男女たちが強制的に入学させられる“オトナ高校”を舞台にした、挑戦的なドラマ。「キンキーブーツ」をはじめとする舞台経験が花開いた形で、豊かな身体表現によるふり切れた演技や変顔が、深夜枠ながら地上波に乗ってしまった。三浦さんが演じた主人公・英人は、学力偏差値とプライドだけが高い男で、女心どころか他人の心の機微も理解できない、イケすかないエリート童貞。チェリーボーイ+エリートの“チェリート”というあだ名をつけられた彼が無事、性体験をして“卒業”できるのか否か、三浦さんは毎回ハジケた演技で期待に応えてくれた。多彩な仕事ぶりとは裏腹に、実は不器用…!?『銀魂2』に続いて公開となる出演作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では一転、90年代を代表するロン毛の大学生を演じる。主人公・奈美の高校時代(広瀬すず)の初恋の相手で、ロン毛を何度もかき上げる仕草には思わずドキドキ。久々の直球なイケメン役に、改めてときめかされることになりそう。今秋、放送&配信されるテレビ東京・TBS・WOWOWによる3局横断「Paravi」初のオリジナルドラマ「tourist ツーリスト」への出演も発表されている。水川あさみ、池田エライザ、尾野真千子が共演する1話完結オムニバスドラマで、三浦さんは全話に出演。可愛らしい笑顔とクールな表情の二面性で彼女たちを魅了するという。それぞれ第1話:タイ・バンコク(TBS)、第2話:台湾・台北(テレビ東京)、第3話:ベトナム・ホーチミン(WOWOW)でオールロケを行い、史上初の3局をまたいで放送。また、未公開シーンを含むオリジナル版が「Paravi」で独占配信される。旅先の地でのちょっぴりミステリアスなラブストーリーには注目が高まらずにいられない。また、今冬には大泉洋、高畑充希と初共演する『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、2019年には伊坂幸太郎の恋愛小説集を実写化した主演映画『アイネクライネナハトムジーク』などが待機。「キンキーブーツ」再演の前には、大島優子と共演する主演舞台「罪と罰」も控えている。こうして見てきたように、彼の仕事ぶりは実に多彩であり、挑戦に次ぐ挑戦の連続だ。一見、どんな役も器用に演じ分けてきたように見えるが、『銀魂2』の伊東鴨太郎役へのハマリ方から見ても、実はむしろ、その逆なのではないかと思わせる。彼はただ生真面目に、ときに頑なまでに、目の前の役に没入しているだけなのではないだろうか?今回演じた伊東鴨太郎は、まず声のトーンからして違う。特徴あるメガネを着用し、原作の再現に努めている。知略に長け、剣の腕も一流。真選組局長の近藤勲(中村勘九郎)が「伊東先生」と呼び慕うほどだが、そりが合わない土方(柳楽)を陥れ、近藤暗殺を企て、真選組史上最大の反乱を巻き起こす人物。しかし、孤独で誰よりも愛に飢え、それを求めるがゆえに生き方を誤った、あまりにも不器用すぎる男だった。その『銀魂2』では子役時代からのライバル、柳楽さんとがっつりと組むことができた。次は“座長”小栗さんとの本格共演(できれば舞台?)に、大いに期待したいところだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:恋空 2007年11月3日より全国東宝系にて公開© 2007映画「恋空」製作委員会クローズZERO II 2009年4月11日より全国東宝系にて公開© 2009高橋ヒロシ/「クローズZERO?」製作委員会東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会キャプテンハーロック 2013年9月7日より全国にて公開© LEIJIMATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners真夜中の五分前 2014年12月27日より全国にて公開© 2014“Five Minutes to Tomorrow” Film PartnersSUNNY 強い気持ち・強い愛 2018年8月31日より全国東宝系にて公開© 2018「SUNNY」製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月21日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(公開中)が20日、週末興行ランキング初登場1位を獲得したことがわかった。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。17日公開の同作は、3日間で興収8億超え、約60万人の動員を記録し、初登場1位を記録した。初日興行収入は前作比159%と、前作超えが期待されるスタートとなった。「2年連続で公開し、2年連続で初登場1位を獲得」した同作。初日は20代~30代を中心に幅広い世代が劇場へ足を運び、夕方から夜にかけてカップルの動員も目立っている。また10代友人グループや、母娘で来場する姿も見受けられ、男女比は4:6と老若男女幅広く動員。また前作は都市型の興行だったが、今作では全国的に観客が集まっており、都市と地方の構成比率は『るろうに剣心』シリーズとほぼ同じくらいだという。鑑賞者たちの作品への評価も高く、リピーターが続出。随所に隠されているパロディネタや時事ネタ、豪華キャスト陣の気合いのこもったコメディシーンに爆笑の声、さらにドラマパートにも「泣いた」という声が続々と集まった。○3日間の興行収入推移8/17(金) 動員数:215,903人/興行収入:279,910,100円8/18(土) 動員数:190,682人/興行収入:260,606,100円8/19(日) 動員数:194,210人/興行収入:267,002,200円※映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』特集はこちら!
2018年08月20日2017年に実写映画化され、実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。8月17日からは、続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開された。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描き人気を呼んでいるが、今回は京都・東映太秦撮影所に設置された「かぶき町」セットに潜入する。(※取材は2018年3月の様子)○「鳥士族」「ヨメガ珈琲」こだわりの看板の数々「太秦映画村」として、観光客も入ることのできる一角に設けられた「かぶき町」セット。ガチの時代劇のセットが並ぶ中で、急に現れる異次元には、偶然訪れた観光客や修学旅行生もびっくり! 「見て、"鳥士族"だって!」と驚いた様子だが、一体何のセットなのかは、わかっていたのだろうか……?今回の撮影で肝となった床屋、万事屋&スナックお登勢の外観、さらに「BI-YOU-IN」や「キャバクラ・すまいる」などもセット内に軒を連ねる。「かぶき町」らしく、パブやクラブなどの店も多く猥雑な雰囲気もあるところが魅力。中華料理屋「七星龍玉」、煎餅屋の「ミスターせんべい アラレ屋さん」など、気になる名前の店も盛りだくさんで、細かいネタがいくらでも出てくる。実はこれらの看板は、美術スタッフが手ずから作っている一品ものばかり。細かいところにも手を抜かず、楽しんで作っている様子がうかがえる。○「パート2」スケジュールを仮で押さえるこの『銀魂2』の製作について、松橋真三プロデューサーは「パート1を撮り始めて2日目くらいにもう面白かったので『これは大丈夫だろう』と思った」と振り返る。「当たらなかったらごめんなさい」と思いながら、仮でキャストのスケジュールを押さえていたという。ただ、ギャグパートをいっぱい撮っていた時に続編の話が出たため「続編はギャグをやりたい。将軍とひたすら遊びまくる2時間がいい!」と考えるようになった。その「将軍と遊びまくる」パートが、今回の大阪・京都撮影に詰め込まれている。実際はシリアスな「真選組動乱編」とのハイブリッドとなった『銀魂2』。松橋プロデューサーは、前作の『銀魂』について「総合エンタテインメントとして、いろんなジャンルで面白いことができた。『笑って泣いて熱くなる』というコピーを体現できたから、ヒットした」と確信。もともとギャグ映画として3月しか撮影期間を押さえていなかったが、急遽シリアスパートのための2月も押さえ、結果的にクライマックスから先に撮ることとなった。○みんなが幸せになる映画にアクションシーンを先に撮っただけあり、大阪の撮影でも開放感に溢れていた万事屋の3人。志村新八役の菅田将暉は「本当に訳わかんないくらい面白かったですね。ちゃんと原作通りの良い所は残しつつ、実写ならではのプラスされているところが沢山あって」と熱弁する。「今回新しく登場した人たちもピッタリで、キャスティングと衣装メイクも含め、こんなにもハマることに僕は最初ワクワクしました。うわ、さっちゃんだ! うわ、将軍だ! 片栗虎や! みたいな。お祭りでしたね」としみじみ語った。小栗は、長い撮影時間の合間にも様々な場所に出没し、出演者・スタッフにも声をかけている座長でありつつ、菅田から見ても「1とは比べ物にならないくらい自由(笑)」だったという。菅田は「本当に毎日座長と監督が、“これ極上のエンターテインメントだよね”ってゲラゲラ笑いあっていて、そんな撮影現場は初めてです。是非、期待して貰いたいです」と自信を見せた。一方、小栗も撮影中に「内容が本当に面白い内容なのでそれをちゃんと僕たちがやっていれば確実に前回よりも面白いものが出来上がると思っています」と語る。「前作の実写銀魂を楽しんで頂いたファンの皆様には、絶対に損をさせない作品になっていると思います。もちろん、観ていない方々も楽しめ、みんながめちゃくちゃ幸せな気持ちになる映画になると思います」と改めてメッセージを贈った。
2018年08月19日映画『銀魂2掟は破るためにこそある』の公開に続いて、dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」が、本日8月18日(土)より配信スタート。これに併せて、本作に出演する戸塚純貴のオフィシャルインタビューが到着した。つい先日公開スタートしたこの夏一番の注目作『銀魂2掟は破るためにこそある』。主演の小栗旬をはじめ、橋本環奈、菅田将暉ら、前作からの続投キャストに加え、窪田正孝、三浦春馬ら新キャストたちも参加。そんな豪華キャストたちが個性的なキャラクターを演じることで超話題の本作だが、中でも異彩を放つのが、『純平、考え直せ』『走れ!T校バスケット部』などが公開待機作にあり、今作では山崎退役で出演する戸塚純貴。映画出演決定に「気合いが入りました」昨年公開の前作『銀魂』と同時期に配信されたdTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」に登場し、出演発表時には急上昇ワード2位に“戸塚純貴”が浮上するなど大きな話題に。そんな彼が、今回は満を持して続編映画に登場!もちろん、今回のdTVオリジナルドラマにも出演している。実は「銀魂-ミツバ篇-」への出演は、撮影の12時間前に決まったという戸塚さん。一方で今回は事前に正式オファーがあったそう。「動乱篇をやるという話を聞いて、動乱篇といえば、山崎退がとても良い役で登場する話だったので、気持ちが高ぶりました。そして、動乱篇はコメディーじゃない要素も非常に多い話なので、福田さんに僕の真面目な部分を知ってもらえると思って気合いが入りましたね」と出演決定時をふり返る。“山崎退”を演じるうえでのこだわりは…?本シリーズで戸塚さんが演じている山崎退は、特殊警察・真選組の地味が取り柄の監察役。原作を読んでいたという戸塚さんは、「中でも山崎退が好きなので、彼の声色や仕草、皆とは違うリアクションを取る部分や1人でいるところなど、細かい特徴は原作から投影しようと思って演じています」と言い、また「山崎だったらこうするっていうのがすぐに浮かんでくるので、その部分は意識しました。監督からお芝居の演出指導はありましたけど、キャラクターの部分は任せていただきました」と実写版山崎退を作り上げていった過程を明かしている。柳楽優弥と仲良し! 撮影の様子は…現在公開中の本作のメイキング映像では、楽しそうな撮影の部分を覗くことができるが、今回のインタビューで戸塚さんも「福田組は本当に仲がよく、笑いが耐えない」と楽しい現場だったとふり返る。中でも撮影中、戸塚さんがよく話していたのは、土方十四郎役で今作では別人格“トッシー”としても登場する柳楽優弥だったそうで、「土方十四郎は山崎退の直属の上司で、一緒にいる時間が多かったので。あとは音楽の趣味が合うんです。洋楽のHip-Hop、ブラックミュージックが好きで」と撮影で距離をグッと縮めた様子。また、「休憩時間は、1つのイヤホンを片耳ずつつけて同じ音楽を聴いていたので、まわりのスタッフさんたちに笑われていました(笑)」とまるでカップルのようなエピソードも飛び出す。そして山崎退といえば“あんぱん”というのもファンの中では常識だが、現場ではあまり認知されていなかったようで、「差し入れで、ヤマザキのあんぱんを大量に送った時、普通のあんぱんいらないんだけどっていう空気感になってシーンとなりましたね(笑)。差し入れって普通は珍しいものとかテンションが上がるものなんですけど、山崎といえばということで良かれと思ってやったんですけど」と残念な結果に…。今作の見どころは「ハイブリットな部分」!今回の映画では、「真選組動乱篇」「将軍接待篇」を融合させたハイブリッド作品となり、ドラマでは「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「幾つになっても歯医者は嫌篇」と、ギャグ回3篇映像化。今作の見どころについて戸塚さんは、「新しく映画に出演する伊東鴨太郎役の三浦春馬さんと河上万斉役の窪田正孝さんの殺陣とお芝居とアクションと、前作を超えるCGは見どころですし、それに加えて面白い要素もかなりパワーアップしていると思います。今回の映画は2つの話をかけ合わせたハイブリットな部分があるので、そこはぜひ楽しみにして欲しいなと思いますし、改めて真選組の絆もすごく色濃く出ていて、感動する作品になっていると思います」とアクションあり、感動ありの作品になっているとコメント。また早くも「3やってほしいです(笑)そして、そのときはまたdTVでドラマをやっていただいて、山崎退の三部作でもよいですよ(笑)去年から山崎退観察レポートも書かせていただいてますし、僕が一番dTVには近い存在だと思うし、かなり親密な関係性ではあると思うんです。これはやるしかないでしょ、山崎あんぱん生活とか、ミントンとか、カバディとか」と“続編”に意欲をみせている。「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」はdTVにて配信中。※全3話、毎週土曜日更新『銀魂2掟は破るためにこそある』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月18日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(公開中)の初日舞台挨拶が17日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、吉沢亮、 勝地涼、戸塚純貴、佐藤二朗、堤真一、福田雄一監督、エリザベスが登場した。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様と遭遇する羽目に……同じ頃、「真選組」(中村勘九郎、柳楽、吉沢、戸塚)は伊東鴨太郎(三浦)の起こした内紛劇によって危機に迫られ、将軍をも巻き込む陰謀は江戸中で大騒動となる。同作でムービースターを目指したという柳楽は「我らが座長・小栗さんの人柄や器のでかさを改めて見ると、軽々しく言ってはいけないなと思ったんですけど、本当に目指してます」と強い意志を見せる。福田監督が会場に「柳楽くん、かっこよかったですか?」と尋ねると、拍手が沸き起こり、柳楽は「おお〜、やった」と喜んでいた。これには小栗も「今回主役ですもん、土方さん。超かっこよかったよ」と称賛。柳楽は「モテたいですね。まあちょっと地道に頑張ります」と抱負を語った。吉沢は演じた沖田総悟の名言として「いいメス豚がいるじゃねえか」と「ドS発言」をピックアップ。福田監督から「なぜ!? そこ!? もっとあるでしょ」とつっこまれつつ、実際に会場に向けて「いいメス豚がいるじゃねえか」のシーンを再現すると、歓声が上がり、手を上げて応える。その様子を見た菅田は「真撰組って、アホなのかな?」と疑問を投げかけていた。さらに、柳楽は舞台挨拶の途中で胸元のチーフをハチマキのように頭に巻き始める。真剣な姿を橋本は怪訝そうに見守り、真面目に同作の見どころを語っていた三浦も手伝おうとする。一人で巻き終えた柳楽は、同作で演じた土方の別人格・ヘタレオタクのトッシーを意識したと明かし、「フォーマルトッシー」と満足げ。福田監督からは「吉沢亮のモテっぷりに嫉妬したんでしょうね」と解説されていた。また菅田は「俺、お亮に服取られた!」と吉沢とのエピソードを披露。「寒い中で撮影してて、みんなでご飯行ったんですよ。京都に入る前日に買ったお気に入りのモヘアのカーディガンを着て行ってたんです。そしたら急にこいつが『それいいっすね』と言って、そのまま着て帰りやがって」と抗議する。吉沢が「ちゃんと『ちょうだい』って言ったんですよ。『いいよ』と言ったから、『やったあ』って、着て」と反論すると、菅田は「そりゃあね、こいつに言われたらあげるしかないじゃないですか。それをわかってて言うから腹が立つ」と心境を吐露。小栗も「ホテルに戻るまで10分くらい。その間菅田が『寒い寒い』って言ってるのに、一切貸してあげない」と苦笑すると、吉沢は「一緒に帰ってたんですけど、『すごい、寒そうだな〜』と思って」と他人事のように語り、菅田から「お前のせいだよ!」とつっこまれていた。
2018年08月17日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(公開中)の初日舞台挨拶が17日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、吉沢亮、 勝地涼、戸塚純貴、佐藤二朗、堤真一、福田雄一監督、エリザベスが登場した。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。福田監督は「この前、別の試写でしゃべりすぎまして、小栗旬に叱られるというのがネットニュースになっちゃって、尋常じゃないくらい嫁に怒られた」と、dTVドラマ版の舞台あいさつでの様子を反省。さらに「『たくさんお客さん入ってくれるといいなあ』という話をしていたら、妻に『てめえみてえなクソ監督にこんな素晴らしいキャストさんと素晴らしいスタッフさんが集まってくれて、やっと映画できたんだろう。それに対する感謝だろう、馬鹿野郎!』って言われて、若干泣きました」と告白した。いつもと違う監督の様子に、菅田「なんか珍しいですねその感じ」、小栗も「どうしたどうした」と騒然。福田監督は「本当に、僕みたいなクソ監督に素晴らしいキャストが集まってくださって、素敵なスタッフさんが作ってくださって、映画が出来上がってるなあと思って、昨日の夜、人知れず泣きました。今もちょっと泣いてます」と涙をぬぐった。会場からも「頑張って〜!」と声援が飛び、福田監督は「ダメなんです。コメディを作る人間は顔で笑って心で泣いてが鉄則なんですけど、今回本当に初日を迎えられたのが嬉しすぎて。何よりも来てくれた皆さんに感謝でございます」と頭を下げる。小栗は「感動しなきゃいけないな、という感じなんですけど……しゃべってはいないけど、尺使いすぎ!」とつっこみ、菅田が「また怒られた!」と茶化していた。また、「一番"掟破り"だったのは?」という質問に、福田監督は「小栗さんでしょう」と太鼓判。「床屋のシーンの途中から急にテンションがおかしくなってるんですよ。新八(菅田)がゲロ吐いたあたりから、突然テンションがおかしくなって、そこから急に中尾彬が入ってます。一言も指示してないですからね」と説明する。「新八のテンションもおかしいですからね。限界突破ですよ」と語った。小栗が「いやでも、今回は本当に楽しかったですね」としみじみ言うと、福田監督は「あれで楽しくないって言われたらショックだわ」と苦笑。小栗が特殊メイクの施された将軍(勝地)の髪の毛を引っ張るシーンでは「あんなに引っ張っちゃダメって言われてたんですよ。気がついてたら引っ張りすぎちゃって。プツンってとこまで行ってやれと思って」とテンションのおかしさを振り返る。一方、特殊メイクを施されていた勝地は「俺は何が行われてるのか全然わからない。中は無表情だよ」と冷静に明かす。しかし菅田から「笑うと、ちょっと震えてめっちゃ怖かったの。痙攣みたいに震えてる!」と指摘されていた。主演の小栗は最後に、「本日はありがとうございました。こんな感じの映画ですが、皆さんの中で、『あそこが良かったな』『こんなところがもう一度見たかったな』と、どんどん愛を育んでくれたらいいなと思います」と思いを語る。「『1』よりも『2』が面白かったよと言ってくれたりすると、『3』ができたりするかもしれない」と今後の展開にも期待を持たせた。
2018年08月17日●吉沢亮・戸塚純貴の熱さがかわいかった2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた”天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。世を統べる将軍・徳川茂茂(勝地涼)をめぐる銀時たちのやりとりが笑いを生む一方で、真選組の内紛が江戸中を巻き込む騒動へと発展していく。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー企画「動乱の男達」を実施。最終回は、将軍・徳川茂茂を演じた勝地に話を聞いていく。今回のコメディパートを引っ張っていく存在でありながら、実は深い思いもうちに秘めた将軍について、勝地はどう捉えていたのか。○朝まで飲んだ思い出――前回の記事では、吉沢亮さんが「将軍と同じシーンで楽しかったし、面白いところを将軍が持って行った」とおっしゃってました。嬉しいですね。初共演でもありますし、真剣に笑いを作っていた、良い現場でした。吉沢くんの沖田もポーカーフェイスでわけわかんないことをいう役だから、一番大変だったんじゃないかな(笑)。夏菜さんに「言うじゃねえか」というところで何回も笑ってて、あれは辛いだろうなあと思いました。1回ツボに入ると大変ですから。――朝まで一緒に語り合った、というのも伺いました。自分の部屋に戸塚(純貴)と吉沢くんが来て、朝まで飲みました。よかったですよ、ギラギラしているというか。クールな感じの印象を持っていたけど、熱い思いがあって「こういう風になりたい」と言っている姿を見て、「ちょっと年取ったのかな」と思いました。自分にもそういう風にガンガン熱かった時期があったけど、いつからか、それぞれが頑張っていることはわかっているから、あえて仕事の話はしなくなっていたんです。でも戸塚と吉沢くんは仕事の話しかしないから、「いいな」と思いました。かわいかったです。――その時の勝地さん、見守る立場だったんですね。彼らは若いですから! 楽しかったです。●前作の『銀魂』に「呼ばれてない…」○二つ返事で引き受けた――プロデューサーは「将軍の役はオファーが難しかった。裸になるし、器の大きい人じゃないと」ということをおっしゃってました。そう思ってもらえたらありがたいですけど、僕は実は役のことをあまり知らない状態で受けたんです。福田さんからオファーがきて、『銀魂』だと思って、「やります」と、二つ返事で受けました。撮影ギリギリだったので「難航したんだろうな」と思いつつ(笑)。後々、ブリーフ姿のシーンなどを知って「なるほど」と思いましたが、僕は全然大丈夫です。前作の『銀魂』も面白かったですし、本気でふざけている映画で好きだなあと思っていました。――話が来た時点でどんな役でも受けるつもりだったんですか?連絡があったのが年末で、12月26日くらいだったと思います。「師走〜!!」と思いました。正月旅行の買い物をしていた時で「こんな時期に!? 新年に持ち越したくないんだろうな」と思い、福田さんにもお世話になってますし、出て欲しいと言っていただけるならぜひ、という気持ちでした。――では、それから将軍という役の深さを知って行ったのですか。ただ恥ずかしい格好をするということではなく、あくまでも将軍は「民のことをちゃんと考えていて、世の中を知りたい」と思っているんです。だから、ピュアな部分が愛される、好きなキャラクターです。今回も松平片栗虎(堤真一)から言われた通りにしか動いてないし、何が起こってるかわかってないと思います。そこがかわいいな、と思いながら演じました。ただ、自分が狙われる立場にいて周囲に申し訳ないと思っているところもあるし、素敵な将軍です。○「面白い」をやりすぎない――勝地さんは、コメディでキャラクターが強い役が多いのかなと思いましたが、何か意識されていることなどはありますか?コメディをやるときにいつも考えるのは、そのキャラクターがどういう人間なのかということです。コメディが難しいのは、自分が「面白い」ということをやりすぎると、結局面白いこととずれていってしまうと感じています。だから、あくまでも普段のお芝居をする時と変わらないよう、心がけています。要素として、ポップな部分を足してくこともあるけど、「面白いことをやるのではない」と思って演じています。――今回もそこは意識されていたんですか?そうですね、あくまでも将軍はピュアに「世にこういう場所があるのか」と思いながら行動するだけで。福田監督からも「ぶれずにいて欲しい」と言われました。――大河ドラマや時代劇でなく「将軍」を演じるのは珍しいですね。将軍役は今まで演じたことがないです。原作では後々のシリアスな展開もありますが、今回はそこを出す必要はなかったですが、映画『銀魂』がこの後も続いていって、いつか演じられたら嬉しいです。――福田監督のここがすごい、と思うのはどのようなところですか?福田さん自身が原作を愛してることが伝わってくるところが、すごいと思います。前作の『銀魂』の撮影準備中にちょうど福田さん演出の舞台に出演していたのですが、楽屋で「こういうことがやりたくて、こういう役があって」と、本当に楽しそうに話していたことを覚えています。今も、LINEでのやりとりに『銀魂』のスタンプを送ってきてくれるんです。監督のそういうところが、僕はすごく好きですし、だからこそ実写『銀魂』の世界を作り出せるのかなと思いました。――前作のときも、お話は聞いてたんですか?「やってほしい役がある」という構想はきいていたんですけど、旬くんが「『銀魂』の撮影に入る」と聞いて、「ふ〜ん、呼ばれてないけど……?」という思いはありました(笑)。少し残念な思いはありつつ、今回やっと参加できたので良かったです(笑)。●小栗旬に「悔しい」と思ったことも○「お前は救世主だわ!」と言われ――リレーとしては勝地さんが最後なんですけど、一番最初が小栗旬さんだったので、ぜひ小栗さんについての印象やメッセージなどいただければ。14〜5歳くらいからお世話になっているし、先輩でもあり友人でもあり、毎年年末も一緒に過ごしていますけど、ずっと背中を見せてくれるかっこいい人です。人気が出る前の旬くんも見ています。まだ狭い家に住んでいて、でも一緒にごはんに行くと全部おごってくれていたことも覚えていて。その時は「先輩、ありがとうございます」と思ってたけど、今になると「絶対大変だったはず」と改めて思います。彼の現場を見ているのは楽しいです。真面目ですし、前作で「福田さんの笑いをもう少し理解してやりたかった」とか、「こういうことしたかった、悔しかった」と言っていたのを聞いていたので、『銀魂2』に帰ってきた時にその壁をクリアしている姿を見て、やっぱりすごいなと思いました。周りに人が集まってくる人だし、どこまでも先を生き続けている人なんです。人気が出て甘んじるわけじゃなく、とにかく止まらない。昔は「悔しい」と思ったことがあるけど、今はもう、唯一無二の人だなと思っています。――小栗さんからも福田さんからも聞いてて、満を持しての参加ですね。将軍役をやることになった、と言ったら、旬くんから「マジか! お前は救世主だわ!」と言われて、「てことは、難航してたんじゃねーか。難航した上での俺じゃねーか」と思いました(笑)。でも今は、将軍・茂茂がすごく好きで、この役を演じられて良かったと思っています。■勝地涼1986年8月20日生まれ、東京都出身。2000年にドラマ『千晶、もう一度笑って』でデビュー。その後映画・ドラマ・舞台様々な作品に出演し、2005年には映画『亡国のイージス』で第29回日本アカデミー賞新人賞を受賞した。映画『少年メリケンサック』(09)、『コドモ警察』(13)、『バンクーバーの朝日』(14)、大河ドラマ『篤姫』(08)、『八重の桜』(13)、『SUMMER NUDE』(13)、『1942年のプレイボール』(17)、『BG~身辺警護人~』(18)などに出演。現在ドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日)が放送中。2019年には、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の放送を控えている。
2018年08月17日映画『銀魂2掟は破るためにこそある』の公開を記念して、昨年配信されたdTVオリジナルドラマ「銀魂-ミツバ篇-」が、8月25日(土)深夜にテレビ東京にてテレビ初放送されることが決定した。本作は、江戸の治安を預かる真選組の活躍を描いた、原作でも高い人気を誇る「銀魂」随一の感動エピソードの実写化。沖田の姉ミツバ(北乃きい)が貿易商の蔵場当馬との結婚を報告するために真選組屯所にやってきた。近々結婚するのでその報告らしい。姉の前では普段のSっぷりはすっかり影を潜め、素直な弟になってしまう沖田(吉沢亮)。弟が毎日きちんと生活して、仲間と仲良くやっているのか気にするミツバを安心させるために、沖田はたまたま通りかかった銀時(小栗旬)をあろうことか大親友と紹介。一方、江戸では不審船が出入りしているという情報があり、土方(柳楽優弥)はその件を捜索中。すると、その事件とミツバには意外な繋がりがあることが判明し…というストーリー。劇場版と同様、監督・福田雄一、主演・小栗旬はもちろん、真選組の局長・近藤勲に中村勘九郎、鬼の副長・土方十四郎には柳楽優弥、ドS隊長・沖田総悟に吉沢亮が出演。さらに、dTVドラマオリジナルキャストとして女優・北乃きいが、沖田総悟の姉でエピソードの鍵を握るミツバ役を演じた。なお昨年同様、続編『銀魂2掟は破るためにこそある』にあわせてdTVオリジナルドラマも第2弾が配信される。「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」と題した本作は、原作屈指の人気を誇る渾身の”ギャグ”エピソード3篇のドラマ化。映画、ドラマとぜひ併せて一気見してみて。銀魂2公開記念「銀魂-ミツバ篇-」は8月25日(土)深夜3時15分~テレビ東京にて放送。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」は8月18日(土)0時~dTVにて配信(全3話)。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開© 2017「銀魂」製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月16日『銀魂2掟は破るためにこそある』が公開されるのを記念して、8月16日(木)今夜テレビ東京系で、昨年公開され2017年度実写邦画No.1大ヒットを記録した前作『銀魂』を地上波初放送する。週刊少年ジャンプが誇る空知英秋による天下無敵の痛快エンターテイメント「銀魂」を実写映画化した本作。小栗旬が主人公の坂田銀時を、菅田将暉が志村新八、橋本環奈は神楽と人気キャラクターをそれぞれ演じた。また、土方十四郎には柳楽優弥、近藤勲には中村勘九郎、志村妙には長澤まさみ、桂小太郎には岡田将生、平賀源外にはムロツヨシ、高杉晋助には堂本剛、岡田似蔵には新井浩文、そのほか吉沢亮、早見あかり、佐藤二朗、菜々緒、安田顕ら錚々たるメンバーが集結。「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」『斉木楠雄のΨ難』『50回目のファーストキス』などの福田雄一監督がメガホンを取った。幕末の江戸、鎖国を解放したのは黒船――ではなく、エイリアンと宇宙船だった!宇宙から襲来した天人(あまんと)に支配され侍が衰退した江戸時代末期。いまだに侍魂を堅持する男・坂田銀時は、廃れた剣術道場の息子・志村新八や、戦闘種族である夜兎族の少女・神楽(橋本環奈)と共になんでも屋「万事屋(よろずや)」を営んでいた。そんななか、謎の妖刀を使った辻斬りが横行、銀時の旧友である攘夷志士・桂小太郎がその凶刀に倒れ行方不明に。その影では「人斬り似蔵」の異名を持つ浪人・岡田似蔵、そしてかつて銀時とともに攘夷志士として戦った高杉晋助が幕府転覆へ動き出していた。捕らわれた仲間を救うため、銀時はひとりで立ち上がり一世一代の大バトルに挑んでいく…というストーリー。原作でも人気の「カブト狩り」「紅桜篇」をベースにしたアクションと笑いが凝縮された最高のエンターテインメントをお楽しみに。なお最新作『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国公開。「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」と隠れ人気キャラ“将ちゃん”が登場、最も笑えると言われる「将軍接待篇」が融合したハイブリッド作となっており、こちらも必見だ。『銀魂』は8月16日(木)19時53分~テレビ東京系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開© 2017「銀魂」製作委員会銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月16日実写映画化が発表されて以来、常に大きな話題を提供してきた「銀魂」。人気コミックの実写化への批判を逆手にとったような企画やプロモーション展開が功を奏し、2017年に公開された映画は、興収38.4億円を記録するなど大ヒットを遂げた。そして満を持して第2弾『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開を迎える。ほぼすべてのキャストが前作から続投、さらに本作から参加した俳優たちもビッグネームが並ぶ。「大河ドラマ並みの顔ぶれだよね」と顔を見合わせた坂田銀時役の小栗旬、土方十四郎役の柳楽優弥が、パート2への思いを語った。パート2はあまり原作やアニメにとらわれずに臨めた数々のコミック原作を経験してきた小栗さんをしても、『銀魂』の実写化の際には、いろいろと思うことが多かったと述懐していたが、 公開後1年足らずでパート2製作が決定、多くのファンからの支持を受けた。小栗さんは、前作について、コミックを読んだときの銀時へのイメージを大切に「なるべく原作やアニメのことを意識しながらキャラクター作りをした」と役作りについて語っていたが、今回は「僕が演じた銀時を好きな人も嫌いな人もいると思いますが」と前置きしつつも、自分の思うままにやろうという思いが強かったという。一方の柳楽さんは、前作同様、真選組・鬼の副長、土方十四郎というクールなキャラクターを演じつつも、本作では呪いによって変貌してしまった二次元オタク・トッシーも同時に演じ分ける役割を任された。「二つのキャラクターをしっかり演じ分けられるふり幅」が現場に入る前のテーマだと語った柳楽さんは、「前作ではしっかりとアニメや原作コミックを見てからクランクインしたのですが、今回は極力、読み返したりすることなく、自分のなかのイメージを大切に、先入観を持つことなく臨みました」とパート2ならではのアプローチ方法を試みたという。三浦春馬をはじめ新メンバーも豪華キャスト!「まるで大河ドラマみたい」パート2は“真選組動乱篇”と“将軍接待篇”がミックスしたストーリーラインが敷かれているが、柳楽さん演じる土方は、真選組内で反目し合う、伊東鴨太郎と対峙するシーンが多い。本作で鴨太郎を演じるのは、俳優の三浦春馬さんだ。柳楽さんは「春馬くんとは12歳ぐらいから、オーディションで一緒になる機会が多かったんです。子役のオーディションは、みんな本気でバチバチなのですが、そんな状況のなか、高校も一緒だったんです。顔見知りでありつつ、あまり話す機会がなかったという微妙な関係性が、この作品の二人の距離感にピッタリでやりやすかった。しかも話すと気が合うというのも、役とリンクしていました」と笑顔で語る。三浦さんをはじめ、河上万斉役の窪田正孝さん、松平片栗虎役の堤真一さん、徳川茂茂役の勝地涼さんなど、新メンバーたちもかなりの豪華キャスト。柳楽さんが「主役級の人ばかりのすごい現場で学ぶことが多い」と感想を述べると、小栗さんも「大河ドラマみたいな現場だよね」としみじみ。そんな豪華キャストをまとめる座長の小栗さんは「たいしたことはしていませんけれどね」と謙遜しつつも「『銀魂』の現場は、それぞれが『自分が一番目立とう』という気持ちでいてくれることが良い相乗効果を生むと思っているんです。だから僕は、みんなが伸び伸びできるように、存在感を出さず、いろいろなところに顔を出してフラフラしています」と現場での居住まいについて語っていた。楽しさと緊張感が共存する福田組!メガホンをとった福田雄一監督とは、小栗さんも柳楽さんも何度もタッグを組んだことがある旧知の関係だ。以前、福田監督は、同じ俳優と作品を共にするのは「すごくプレッシャー」だと語っていたが、小栗さんも「試される場という感じがしています」と感想を述べる。続けて「やっぱり“面白い”を追及される方なので、ムロ(ツヨシ)くんや(佐藤)二朗さんでも、面白くないと『二朗さん、全然面白くないです』って言っていますからね。やっぱり緊張はします」と胸の内を明かした。一方の柳楽さんも「『福田監督の現場って楽しそうだね』と言われるのですが、もちろん楽しいと思うこともたくさんありますが、同じぐらい緊張感はあります」と、こちらも“緊張感”というキーワードをあげる。特に本作では、ふり幅の大きな役柄に挑んだだけに、そのプレッシャーは半端なかったという。個性を存分に発揮できる伸びやかな環境である一方、ピリッとした緊張感もある『銀魂』の現場。小栗さんは「面白いことをやらせてもらっているな」と感想を述べると「パート2までやらせてもらって、もっと続けられる可能性もある。『銀魂』で弾けた役をやらせてもらえているから、ほかの仕事で真面目なものを選びやすい」と本作との出会いに感謝すると、柳楽さんも「ほかの作品で真面目な役をすると『ふり幅があるね』と言ってもらえるのはいいですね」と『銀魂』効果を明かしていた。(text: Masakazu Isobe/photo: You Ishii)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月16日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)に出演する岡田将生の場面写真が16日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回公開されたのは、岡田演じる桂小太郎の場面写真。桂のペットで相棒、宇宙生物のエリザベスが手にするプラカードには“攘夷”との言葉が書かれており、紫色のパーカーを着た桂がリズムを刻んでいる。原作でも人気を呼んでいる桂の見せ場の一つ、“カツラップ”の画像だ。岡田が演じる桂は坂田銀時(小栗旬)と鬼兵隊の頭領・高杉晋助(堂本剛)と同じ師の元で学んだ幼馴染であり、共に攘夷戦争時代で戦った盟友。敗戦後は自ら攘夷党を結成し、“真選組”から逃げながら攘夷活動に励んでいる。前作では人斬りに襲われ危機に陥るなどシリアスな展開だったが、今作では桂の女装やカツラップ、また完成披露試写会イベントで"勇気”と称されていた、攻めのシーンなど、また違った一面を見せる。もちろん、「狂乱の貴公子」等の異名を持つ桂の華麗なアクションも用意されているという。※映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』特集はこちら!
2018年08月16日●菅田将暉は撮影現場でもツッコミ2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた”天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。伊藤鴨太郎(三浦春馬)により内紛劇に巻き込まれていく真選組の中で、一番隊隊長・沖田総悟を演じるのが吉沢亮だ。前回以上に真選組にフォーカスされた物語の中で、どのような役割を担っていくのか。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー企画「動乱の男達」を実施。今回は沖田役の吉沢に話を聞いていく。○基本的につっこんでる――今回リレーインタビューで、菅田将暉さんからは吉沢さんについて「かっこよすぎて、もはやボケになり得る」ということで、結構現場でも菅田さんがつっこんでいるというお話でした。菅田くんは、新八として原作や映画の中でもそうですけど、彼自身も完全にツッコミ担当で、基本的に他人のボケにつっこんでいる印象があります(笑)。――菅田さんは「みんなボケ散らかしているから、掃除しないと」ともおっしゃってましたが、現場でも新八なんですね。お兄さん的キャラでもあって、自分が面白いことを言うというより、人につっこんでくれるんです。小栗さんや監督との関係性もそうで、監督が言ったことに対して「なんやねん」と言える人です。ずっと頭を回転させているんだろうな、と思っています。●「受け入れられてる」という妄想で演じ切る○真選組の雰囲気もより良く――今回はパート2になりますが、真選組の雰囲気には変化がありましたか?前作で1回やっている分、雰囲気もより良くなっています。柳楽(優弥)さんとは京都のロケで、2人で飲みに行って、夢を語りあいました(笑)。『銀魂』は世界観が強固なので、キャラっぽいお芝居になりそうなところもあるのですが、柳楽さんは完全に土方でありつつも、柳楽さんぽさも出ている気がします。男くささもあって、かっこいいんですよね。みんな前作よりも一つの輪になってる感がより強まっていた気がして、すごく楽しかったです。――柳楽さん、お話すると実はふわっとしてる感じもありますよね。勝手な印象で、クセの強い役者さんかなと思ったんですけど、初めてお会いした時からすごく柔らかくて、大好きになりました。でもお芝居になるとガラッと変わるところがすごいです。万事屋とトッシーの姿はあまり見ていないんですけど、真選組の中で柳楽さんがトッシーになっている姿は、面白すぎて、笑いをこらえるのが大変でした。○見せ場へのプレッシャー――前作では、吉沢さんが「主役級の中で不安だった」とお話されていましたが、あれから1年経って注目度がさらに上がっていると思います。印象はいかがですか?印象は、変わらないです。新しい方たちもすごい人ばかりだし、「大丈夫ですか!?」って感じですけど、そんなことを言ってもしょうがないので。原作ファンの方にも、受け入れていただいているだろうという妄想で演じ切りました。――いや全然、妄想ではないと思います。今回の沖田は前回以上に見せ場が多いのかなと思いました。「真選組動乱篇」だし、沖田の列車の中の見せ場は、原作の沖田史上でも1番かっこいいんじゃないかと思って、ちゃんと見せられないと逆にヤバイというプレッシャーがありました。やっぱり「死んじまいなァ」は、原作の沖田ファンにもたまらないシーンだと思うので、ファンの方の気分を害さないように頑張ったつもりです。他にも「こんな大掛かりなセットがあるんだ?」というところも、見所だと思います。――『銀魂』映画は、ファンにとってはお祭りなのかな、と思うのですが、吉沢さんにとってはどのような作品ですか?僕にとっても、本当に「お祭り」です。豪華なエンターテインメントに「乗っかってください」というお祭りで。舞台挨拶すらも、最高のエンタテインメントという感じでした。●次回登場・勝地涼の前貼りにはある言葉が…○ギャグパートをもっていった勝地涼――リレーインタビュー、最後は将軍役・勝地涼さんの予定です。ぜひ勝地さんの印象や見どころを教えてください。1回、勝地さんと戸塚(純貴)さんと3人で、勝地さんの部屋で飲む会があったんです。5時くらいまで語りながら飲んでいたのですが、すごく兄貴肌で、後輩に慕われる方なんだろうなと思いました。演劇もいろいろ見に行かれていて、「この劇団が面白いよ」と教えていただきました。撮影では、すごかったですよ。勝地さんが全裸になって町を走り回るというシーンで、僕はその後ろをついて行きました。映画に映らないのに前貼りに「足軽」と書いてあって、すごく面白かったです(笑)。勝地さんの床屋の映像が面白すぎて、もうギャグパートは、勝地さんが持って行ったんじゃないですか!? トッシーもやばいと思いますけど、将軍のところもかなり面白いと思います。――前回も今回も裸のシーンに立ち会っていたんですね。前回はアイマスクをしてたので、実は面白いところを見ていなかったんですが(笑)。今回は見れました!■吉沢亮1994年2月1日生まれ、東京都出身。09年に行われた「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」で特別賞を受賞し、デビュー。『仮面ライダーフォーゼ』シリーズ(11-12)で朔田流星役を演じ注目を浴び、その後数々のテレビドラマ、映画に出演。17年には『銀魂』など5本の映画に出演するなど今最も勢いのある若手俳優である。主な出演作に、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『トモダチゲームシリーズ』(17)など。今年の公開作として本作のほかに『悪と仮面のルール』『リバーズ・エッジ』『ママレード・ボーイ』『あのコの、トリコ。』などがある。
2018年08月15日あらゆるエンタメ要素が詰め込まれた天下無敵の痛快アクション・エンターテインメント作品『銀魂2掟は破るためにこそある』が、いよいよ公開!豪華俳優陣が演じる様々な個性派キャラクターが登場する本作だが、シネマカフェでは主演の小栗旬が演じる坂田銀時の魅力に迫ってみた。2017年実写邦画No.1の成績を記録する超絶大ヒットを飛ばした前作『銀魂』から早一年――。異例の速さでの続編公開が決定し、それ以降様々な情報が発表されるたび、大きな賑わいをみせている本作。今回実写化されるエピソードは、「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合させた、まさかのハイブリッド作品だ。そんな本作の公開を目前に、今回一つ立ち戻って、世代を超え男女共に愛される「銀魂」の魅力そのものともいえる主人公・坂田銀時に注目!■坂田銀時って…?実写映画では小栗旬が演じている主人公・坂田銀時は、ボサボサ銀髪天然パーマで、腰には“洞爺湖”と刻まれた木刀に、だらりと着物を着流すぐうたら侍。将軍おひざ元の江戸・かぶき町で便利屋“万事屋銀ちゃん”を、ひょんなことから出会った廃刀令でさびれた剣術道場の跡取り息子・志村新八(菅田将暉)と、居候の宇宙最強の戦闘種族“夜兎(やと)族”・神楽(橋本環奈)と共に営んでいる。依頼があれば仕事をするが、基本ダラダラした生活を送っており、甘いものが大好きだが血糖値が高いため、医者に糖分の取りすぎを禁じられている。■銀ちゃんの過去は…伝説の侍!?そんないつもダラダラと鼻くそをほじる“ダメな大人”の代表のような銀時。しかし、実はその姿からは想像もつかない、伝説の侍“白夜叉”と恐れられた過去が…。攘夷志士として“大切なものを守るため”天人に支配された国を憂い自ら剣を振うも闘いに敗れ、いまは「死線ギリギリのハードな一時代」を経て、かりそめの安寧と平和の中で生きている。■やるときはやる男! それが坂田銀時だ!!刀を木刀に持ち替え、ダラダラと騒がしすぎるほど賑やかな日々を過ごしている銀時だが、“真のヒーロー”のオーラをここぞというときには全身で放ち、「しかたねぇな」と一肌脱いで熱き闘志を燃やす銀時の姿は、多くの銀魂ファンの胸をアツくしてきた。“「銀魂」=ギャグ?”とのイメージを抱かれがちであるが、ギャグはもちろん、多面的で組織に属さないアウトロー型の主人公・銀時のキャラクター性は、ただのギャグ作品ではないことを象徴している。ギャグパートでは数えきれないほどのダメ大人っぷりをフル回転させ、締めるところは鳥肌ものの気迫を放つ銀時。今年の夏も、そんな銀時がスクリーンで大暴れ!前作よりもっと笑って、もっと泣いて、もっと熱くなれる本作をぜひ劇場で体感してみて。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月15日小栗旬主演の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の公式ビジュアルブック『映画 銀魂2 掟は破るためにこそある SILVER MEMORIES ビジュアルブック』(8月17日発売 税抜1,750円 集英社)に、原作者である漫画家の空知英秋の書き下ろしメッセージが公開された。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。ビジュアルブック特典として収録されるため、メッセージは大部分にモザイクをかけた状態で公開。読める箇所には「今回で彼等の万事屋を見るのは二度目ですが新鮮どころか、まるで10年くらい毎年万事屋をやっているような風格というか、なんなら気怠さみたいのが漂っていてニヤニヤ見ておりました」と万事屋メンバーへ原作者から絶賛の言葉が贈られている。さらに小栗、菅田、橋本の演技や劇中での姿に対するコメントも。ビジュアルブックは、福田監督による撮影時のエピソード満載の日記的ビジュアルドキュメントとなっており、約300枚にも及ぶ秘蔵写真を収録する。さらに小栗旬・菅田将暉・橋本環奈×勝地涼、柳楽優弥×三浦春馬と、レギュラーキャストと新キャストによる銀魂2年生×銀魂1年生対談も掲載される。
2018年08月14日●柳楽優弥とは熱いバトルを繰り広げるシーンも2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた”天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。銀時のもとで万事屋として働く志村新八(菅田将暉)も、真選組の陰謀に巻き込まれていくとともに、将軍(勝地涼)や銀時・神楽(橋本環奈)に対して前作以上にツッコミの技を求められることとなる。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー企画「動乱の男達」を実施。今回は新八役の菅田に話を聞いていく。○原宿デートに来た柳楽優弥に驚き――今回、みなさんにリレーでお話を伺っていて、菅田さんには柳楽さんから「何回も共演していて安心できるし、また買い物に行きたい」とメッセージをいただいています。行きたいですね。先日、2人で原宿デートしたんですよ! 表参道ヒルズの向かいにあるルイ・ヴィトンの前で待ち合わせして(笑)。僕は後輩なので5分前に来て、周りの人に若干バレながら「柳楽くん、早く来てくれないかな」と思っていたら、遠くからカツカツ……って、柳楽くん、下駄で来てたんですよ!「うわー、柳楽くんだ!」と思って、そんな感じでデートしました(笑)。2人でなんて、初めてでした。何度か共演させていただいているし、年齢もそんなに離れていないんですけど、今回は時間があったので、より仲良くなるきっかけになりました。「洋服を買いたい」というのでプレゼンさせていただき、楽しかったですね。めちゃめちゃ買ってくださって、現場にも着て来てくださってて、良かった~と思いました。――映画『ディストラクション・ベイビーズ』ではあんなに破壊的だった2人が、今回は二次元と三次元のオタクとして、討論するという。本当に、役者さんって大変ですよね(笑)。『ディストラクション・ベイビーズ』であんな事件を起こしておいて、かたや『銀魂2』では二次元と三次元でバトルを繰り広げてるわけですから。お互いの奥に眠るパーソナルな部分が出る部分で、楽しかったです。あそこの柳楽くん、最高でしたよ。やっぱり、この映画にとって重要でかっこいい土方が、最初にトッシーとして全開になるシーンだから、いい意味で、気持ち悪くて面白かったです。ノースリーブのジージャンを着てバンダナを巻いて、洋服好きにとっても、トッシーの格好は面白いと思います! 素晴らしいと思う。やっぱり、衣装がすごいんです。漫画のデザインって、リアルクローズになると違和感あるけど、さすがでした。――今回、衣装もいろいろ変わったと伺っています。万事屋のみなさんは真選組の衣装を着ていましたが、いかがでしたか?違和感はありましたね。序盤が真選組の格好でしたが、みんなちょっとそわそわしていました。パッと本物の真選組を見たら、かっこいいんです。着慣れているし、素材や形もそれぞれのキャラクターで違っていて似合っているんですよ。例えば近藤局長(中村勘九郎)の衣装はかっこいいレザーで作られていたりして、「僕らは何か、なじまないね」と言っていました。またよく見ると、銀ちゃんや神楽は真選組の中でも、偉い人の隊服を着ていて。後ろの丈が長かったり、側章やボタンもいっぱいついていたりするんですが、新八は地味に短ランで、下級兵の隊服(笑)。ファンの方に注目していただきたいです。●新八のツッコミは危険な必殺技○小栗旬のすごいところは?――大阪ではスナック すまいるの撮影現場に伺いましたが、菅田さんが日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞をとったすぐ後だったので、ギャップがすごいと思いました。ギャップ、ありましたね。授賞式の日も『銀魂2』の撮影があったので「これから行ってきます」と言ったら、福田監督から「最優秀主演男優賞になったら、『銀魂』でいじれる」と言われました。いただいた時には「これ、『銀魂』でいじれるな」と、少しよぎってしまいました(笑)。この現場で「行って来い」と見送られたので、良い報告が出来て、良かったです。――大阪・京都ツアーは本当に楽しかったと伺ってますが、どんな思い出がありますか?撮影は結構バタバタで忙しかったのですが、合間を見つけて、できるだけみんなでおいしいものを食べに行きました。毎日一緒にいるので、隙あらば「あのラーメン屋がうまい」「串カツ屋がいい」と情報を交換して、行ってみたり。もともと仲が良いので、楽しかったです。みんなでラーメンに行ったら、人だかりになって入れなくなってしまうこともありました。撮影が終わってからも集合しています(笑)。カンカン(橋本環奈)と僕の誕生日が近いので、「銀ちゃんに銀座で誕生日プレゼントを買ってもらおう」という会を企画して、小栗ファミリーと買い物に(笑)。もう、仕事で会っている感じでもないですね。――万事屋の3人の絆は、前作よりもさらに深まったのでしょうか?絆というよりもはや、家族ですから! 小栗家長男・菅田将暉、長女・橋本環奈です(笑)。前作では小栗ファミリーが京都観光する時に子守担当になりました。――作品でもプライベートでも、小栗さんの座長感が現れているんですね。本当に、偉大な先輩です。マメですし、誰よりも真面目な人。破天荒なイメージもあると思うんですけど、一つ一つに向き合っているからこそ、納得できないことを解決しなければ、という丁寧さがすごいです。どうしたって、世間の流れとか、「こうやった方が良さそうだ」となってしまうこともあると思うんです。実際にそれは効率が良いかもしれないけど、クリエイティブな作業になった時に、「もっと時間かけた方がいいんじゃないか」ということは、沢山あります。そこに小栗さんは真正面から「こうしたほうが良くない?」と提起してくれる、すごい座長だと思います。○声の出し方が難しい新八――『銀魂』の中で、新八のツッコミは重要なところですが、撮影現場でも菅田さんがツッコミなんですか?みなさん、好き勝手ボケますからね! 本当に垂れ流しにしてるから、掃除しないと。でも俳優なんて基本的にボケたがりなんです。自分で何かを表現するって、基本的には"ボケ"なんだと思います。ツッコミだとしても、ツッコミというボケです。――『銀魂2』でも新八の見どころはやはりツッコミでしょうか?個人的に見て欲しい、聞いて欲しいポイントがありまして。前回は、意外と新八のツッコミシーンが少なかったんですが、難しかったのが「銀さんんんんんん」というツッコミ。「ん」が続いていて、どうやって発音したらいいんだ? と。あの「んんんんん」が難しくて、今回は練習しておいたので、いい感じにできたと思います。新八の高音の「んんんんん」ってめちゃくちゃ難しいので、また現場でもアニメの新八役の阪口大助さんのLINEスタンプを聞きながらイメトレしました。本当に新八って、声の出し方を間違えると、一発で喉がやられるので、危険なんですよ! 高音で細く明瞭に声を出すのはすごく難しい。――例えばサッカー漫画とかだったら、「このシュートを蹴ったら足がやられるかもしれない……」みたいな。そうですね、ちょっと必殺技っぽいかもしれないですね(笑)。○次回登場・吉沢亮は「かっこよすぎることがボケ」――次のリレーは沖田総悟役の吉沢亮さんですが、吉沢さんの印象やメッセージをいただければ。吉沢亮、本当にボケがひどいですよ!(笑) 10代の頃から知っているんですけど、もはや、顔がかっこよすぎる事が、ボケになっている。デビュー当時、脇役としてはかっこよすぎるから、眼鏡をかけさせられていたんです。そんな人います!? 「お前かっこよすぎるから、ちょっとくもらせて」というくらいかっこ良い。だから『銀魂』の現場でも吉沢亮のアップが終わったら、みんなが「うわ~かっこいいね」と言って、吉沢亮も近づいてきて「またモテちゃうな~、俺」とボケて、僕が「おい!」とつっこむ。さらに嫉妬する柳楽優弥が「俺もモテたい!」と、ボケの連鎖になる……という流れが、起こっていました(笑)。でも、もうそろそろ、逆にモテないんじゃないですか!?■菅田将暉1993年2月21日生まれ、大阪府出身。『仮面ライダーW』(09~10)でデビュー。13年の主演作『共喰い』で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝く。翌14年には『そこのみにて光輝く』などで、第24回日本映画批評家大賞助演男優賞他数々の映画賞を受賞し、17年度は寺山修司原作『あゝ、荒野』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた他、第42回報知映画賞、第91回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞など国内の賞を次々と受賞した。2018年はドラマ『トドメの接吻』『dele』、映画『となりの怪物くん』、『生きてるだけで、愛。』(11月9日公開)に出演、2019年に映画『アルキメデスの大戦』の公開を控える。
2018年08月13日●子役時代に知り合った三浦春馬と、今また対峙2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた”天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。柳楽優弥演じる土方十四郎は、江戸の治安を守る特殊警察・真選組で"鬼の副長"と呼ばれているが、ある日急にヘタレオタクの"トッシー"に変貌……という驚きの展開となっている。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー連載「動乱の男達」を実施。今回は、「真選組動乱篇」でも大きな役割を担っている、土方十四郎役の柳楽優弥に話を聞いていく。○好きと言い合える関係――今回リレーインタビューなんですが、伊東鴨太郎役の三浦春馬さんから「好きです」という告白の伝言を承っています。僕も……好きです(笑)。――(笑)。あとは、お互いに子役からずっとやってきて、共通するものを感じているという風におっしゃってました。そうですね。12歳くらいの時に知り合って、さらに28歳になってまた共演できるという人はあまりいませんし、好きと言い合える関係性でいられることが嬉しいです。――今回は土方と鴨太郎、対になるような役だったと思うのですが、少し似通ったところもあったのですか?子役の時のオーディションはみんな必死で、「どっちが受かるんだろう」と思いながら挑むんです。春馬くんは受かる確率が高かったので、そういう意味では、ライバル的な要素がないわけではありませんでした。●「土方十四郎」と「トッシー」の振り幅を見せたい○「負けたくない」という思いも生まれた――今回、三浦さんとがっつり向かい合った印象はいかがでしたか?久しぶりに共演できた事がとても嬉しく、楽しかったですが、その代わり「負けたくない」という感情もしっかりありました。それは、子供の時に出会っている人にしか、生まれないような感情かもしれないです。そう考えると、本当に特別な形で共演できて、嬉しかったです。――アツすぎますね……。激アツですよ! 本気ですからね。――前作からの続投となりますが、「『銀魂2』をやる」と聞いた時はどういう気持ちでしたか?参加できることが嬉しかったです。特に「動乱篇」をやると聞いた時には、鴨ちゃんとの関係性はもちろんのこと、トッシーと土方との振り幅を見せたいと強く思いました。面白い点の一つでもあるし、今回はそこをしっかり演じきりたいと思いました。――トッシーを演じるにあたって、オタク用語の勉強などはされたんですか?このために勉強というのはないですが、撮影が終わってから、秋葉原に行くようになりました(笑)。自分ではそういう部分はないと思っていたのですが、小さい頃、おじいちゃんにフィギュアを買ってもらっていたのを思い出して、秋葉原がすごく心地よくなっちゃって(笑)。土方が、マヨネーズを撒いているフィギュアを買いました。――……土方のフィギュアを買ったんですか!?本当はトッシーのフィギュアが欲しかったんですけど、見つからなくて……是非作って欲しいです。――トッシーにかなり影響されたんでしょうか?影響されたというよりも、「忘れてた、この感じ」と、思い出してしまいました。オタク気質だったんだ、と気づかされました(笑)。28歳にして新たな扉が開いたので、人生ずっと謳歌できますよ(笑)。――最高ですね! 今回は、特に土方がクローズアップされている印象もあるのですが、意気込みなどはありましたか?もちろん緊張もするのですが、いただいた役に対して自分のできることをしっかりやろうという思いが強かったです。いろいろなビジョンを持ちながら現場に行って、監督が言ってくださったことを極力実現できるように、ということを重ねました。今回は特に土方というクールなキャラクターと、トッシーというヘタレオタクの振り幅を見せることがポイントだったので。あとは今回、しっかりとジムで鍛えました。トッシーも、腕の筋肉は結構いい感じです(笑)。●次回登場・菅田将暉は誕生日プロデュースも○トッシーの格好でいたたまれない気持ちも…――真選組と万事屋、両方と行動を共にして雰囲気の違いなどはありましたか?真選組は前作からの絆があって、クールな印象なので、トッシーの格好をした僕がいるという違和感に一瞬いたたまれなくなりました(笑)。逆に万事屋と一緒の場面では、土方と違う形だったので、居やすかったです。――リレーの次は、新八役の菅田将暉さんで、柳楽さんとの共演経験も多いですよね。菅田くんとは、山田孝之さん主演の『闇金ウシジマくん』で初めて共演して、『ディストラクション・ベイビーズ』など共演する機会が多かったので、落ち着きます。僕の誕生日には、菅田くんがプランを考えてプロデュースしてくれたので、また一緒に買い物に行きたいです。■柳楽優弥1990年3月26日生まれ、東京都出身。2004年『誰も知らない』でデビュー、同作でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本人初・史上最年少で受賞する。以降、主演を務めた『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(05)や『包帯クラブ』(07)、『許されざる者』(13)等の話題作に出演。福田監督作品には、連続ドラマ初主演作の『アオイホノオ』(14)、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(16)に出演した。映画『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、ドラマ『ゆとりですがなにか』(16)、『お母さん、娘をやめていいですか?』(17)で注目を集め、2017年は大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも抜擢された。公開待機作に『響 -HIBIKI-』(9月14日公開)、『散り椿』(9月28日公開)、『夜明け』『ザ・ファブル』『泣くな赤鬼』(以上2019年公開)がある。○柳楽優弥 サイン入りチェキプレゼント柳楽優弥さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年8月10日から2018年8月16日23:59まで■内容:柳楽優弥 サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ株式会社 ニュースメディア事業部事業推進部長 news-personal_data@mynavi.jp※映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』特集はこちら!
2018年08月10日小栗旬、菅田将暉、橋本環奈をはじめとする超豪華キャストが、平成最後の夏に大集結する『銀魂2掟は破るためにこそある』。今回は本作に登場する、個性が強烈すぎるキャラたちをピックアップ。演じる俳優たちも、それぞれに“限界突破”の新境地を見せている!宇宙からやって来た天人(あまんと)が台頭する、まるで近未来のような江戸末期を舞台に、何でも屋“万事屋銀ちゃん”を営む主人公・坂田銀時(小栗旬)、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)らが様々な事件に遭遇していく「銀魂」ワールド。約1年ぶりに帰ってくる映画『銀魂2』は、原作でも人気の高いエピソード「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」が見事に融合。大ヒットした前作で大活躍したのにすっかり金欠の万事屋の3人が、家賃も払えなくなり、そろってアルバイトを始めることに。しかし、キャバクラ、床屋と、行く先々で時の将軍・徳川茂茂と遭遇する羽目になり、その一方では、将軍や国の治安を守るはずの特殊警察・真選組に内紛の危機が訪れる。柳楽優弥トッシー/土方、2つの人格に右往左往「真選組動乱篇」のキーパーソンの1人となるのが、トッシー。真選組「鬼の副長」と恐れられる土方十四郎に現れた、もう1つの人格だ。常にくわえ煙草でクールな土方が、ある日を境にアニメやフィギュアなどの“二次元”をこよなく愛するヘタレオタクに!しかも、その別人格であるトッシーが、徐々に土方を乗っ取ろうとする。土方といえば、真選組局長・近藤勲(中村勘九郎)の右腕であり、厳しい規律で隊士たちをまとめあげてきた存在。しかし、彼の意に反してたびたびトッシーが現れ、趣味に没頭してしまった結果、土方は真選組を追われることになってしまう。すべては、彼と並ぶほど頭が切れる参謀・伊東鴨太郎(三浦春馬)が仕組んだものだった!そんな中、デニムのベストに赤いハチマキ、ウエストポーチに萌えキャラの缶バッチという出で立ちで、万事屋の3人の前に現れるトッシー。犬猿の仲である銀時を「坂田氏~」と呼びつつも、ある願いを銀時に託す。このシーンを、「(福田組常連の)佐藤二朗さんとムロツヨシさんに負けないようにと、フル回転で挑みました(笑)」と語るのは、前作以上に見せ場はあるものの、トッシーへの衝撃的なキャラ変を見せる柳楽さん。台本にはないアドリブも次々と繰り出していったそうで、これには小栗さんや菅田さんも若干引き気味だったとか(分かる…)。そんな柳楽さんのトッシーが、橋本さん演じる神楽に思わず“してしまうこと”とは…?柳楽優弥まるで正反対の2つの人格を見事に演じ分けた柳楽さんといえば、14歳のとき、是枝裕和監督の『誰も知らない』(’04)でカンヌ国際映画祭・男優賞を受賞。福田雄一監督が手がけた深夜ドラマ「アオイホノオ」で地上波連続ドラマ初主演し、『許されざる者』『闇金ウシジマくん Part2』『合葬』『ディストラクション・ベイビーズ』や、NHK連続テレビ小説「まれ」、「ゆとりですがなにか」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」など、途切れることなく話題作に出演。前作『銀魂』に続いて、真選組一のモテキャラ(映画ではそんな様子は微塵もないけれど)土方十四郎を演じる。勝地涼銀時たちの行く先々であられもない姿に!?「将軍接待篇」に欠かせない人物である、若き江戸幕府第14代征夷大将軍・徳川茂茂。国の最高位にいるにも関わらず、警察庁のトップでキャバクラ遊びが大好きな夜の帝王・松平片栗虎(堤真一)からは“将ちゃん”と呼ばれている、隠れ人気キャラ。庶民の暮らしを知るためと、城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれてしまうのだ。銀時や新八、神楽が、新八の姉・妙(長澤まさみ)が働くキャバクラ“すまいる”でキャバ嬢として働くことになると、その初日に“上客”としてやってきたのが、なんと将軍さま!しかも、真選組内紛の陰で警護が手薄になった江戸では高杉晋助(堂本剛)率いる鬼兵隊が将軍暗殺計画を企てていた。その危機を察した銀時は、伝説の剣豪・河上万斉(窪田正孝)とのガチ対決に臨むことに。果たして、“将ちゃん”の運命は!?まさかの“将ちゃん”役に「漫画を読み、アニメを見た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました」とコメントしていた勝地さん。原作やアニメでお馴染みの「将軍家は代々もっさりブリーフ派」を体を張って証明してくれるうえ、さらには…。勝地涼ファンの期待を裏切らないあられもない姿や、「これって、大丈夫?」という表情を見せてくれる、芸達者な勝地さん。『亡国のイージス』(’05)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、小栗さんが監督を務めた『シュアリー・サムデイ』や福田監督の『コドモ警察』、柳楽さんとも共演した『クローズEXPLODE』など、出演作は多岐にわたる。連続テレビ小説「あまちゃん」での“前髪クネ男”はもはや代名詞だ。プライベートでは、ドラマ版「ど根性ガエル」や『食べる女』で共演した女優の前田敦子と結婚したばかり。ちなみに、将軍暗殺を目論む万斉役の窪田さんとは、ドラマ「ヒモメン」で恋のライバルとして共演中。みなさまあたたかいコメントありがとうございます。 先日前田敦子さんと入籍いたしました。 2人で明るく笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います。 これからもあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。勝地涼さん(@ryo.katsuji.official)がシェアした投稿 - 2018年 7月月31日午後10時09分PDT戸塚純貴“安定の山崎”はやっぱり安定だった!前作『銀魂』公開時にdTVで配信されたオリジナルドラマ「銀魂 -ミツバ篇-」に登場した真選組・監察方の山崎退。土方の人格がトッシーに浸食されつつあり、伊東の暗躍にも不安を感じる彼は行動を起こすのだが…。とにかく地味、忘れ去られがちなキャラで知られる山崎。本ポスター解禁の際にも、ビジュアルにはしっかり映り込んでいるのに、演じる俳優・戸塚純貴はキャスト解禁されていなかった、という経緯を持つ。これに対し、戸塚さんが「ついに解禁されました…って、公式ぃーーーー。なぜだぁぁぁぁぁぁぁぁ。撮ったよね。俺も撮ったよ、ピース、みんながやってる、ピース。笑ったよね。特写用ですって個人の写真だって撮ったよね」と、公式に向かって嘆きと抗議のコメントをブログにアップ、「今回、念願の本編なんですけどぉぉぉぉ、」と胸の内を綴っていた。すると、『銀魂2』公式SNSが「真選組の監察方である山崎退役:戸塚純貴さんの情報解禁が出来ていなかったことが本日ご本人サイドと皆さんのご指摘により発覚しました。ご迷惑おかけし、大変申し訳ございませんでした」と謝罪する異例の事態に。そんな彼は、本編においても忘れ去られていたというか、何というか…。愛すべき“安定の山崎”は健在の様子だ。戸塚純貴戸塚さんといえば、2010年に「第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の「理想の恋人賞」を受賞して芸能界入り。ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」で俳優デビューし、「仮面ライダーウィザード」『ライチ☆光クラブ』『虹色デイズ』などに出演。志尊淳、山下リオと共演する明治安田生命のCMや「痛快スカッとジャパン」の“サイテー彼氏”役でもお馴染みだ。「アオイホノオ」や「勇者ヨシヒコと導かれし七人」、舞台「スマートモテリーマン講座」などで福田作品に参加。福田監督が手がける吉野家のCMにも出演しており、いわば遅れてきた“秘蔵っ子”。現在「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室 Third Season」にレギュラー出演中で、スピンオフドラマ「コード・ブルー -もう一つの日常-」第5話にも登場、『走れ!T校バスケット部』も控えている。コメディのイメージが強いが、ジュノンボーイだけになかなかのイケメン。本作で、彼がついにブレイクするかもしれない。夏菜かつての朝ドラヒロインがそこまでする!?かつては幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する“始末屋”として裏稼業をこなす猿飛あやめ。愛称は、猿飛からとられた「さっちゃん」。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれることを楽しむドMキャラ。今回、このさっちゃんが、銀時を追いかけるうちにキャバクラ“すまいる”へ!彼らのピンチを救おうとするが…。キャスト発表時、「似合う」「ハマリ役」との声が上がっていた夏菜さん。「出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)」とコメントしていた。そして、「不安より、思いっきりやりたいという楽しみの方が大きかった」と語っていた通り、なかなか思いきりのいいところを見せており、朝ドラヒロイン出身とは思えぬほどの姿を披露する!夏菜20歳のときに映画『GANTZ』シリーズ(’11)で岸本恵役に抜擢されて注目を集め、2012年に連続テレビ小説「純と愛」でヒロインを務めあげた。『鋼の錬金術師』ではロス少尉を演じ、AbemaTV×ABCテレビ共同制作「ハケンのキャバ嬢・彩華」で5年ぶりにドラマ主演。佐々木希、中川翔子、徳永えりと出演したNHKドラマ10「デイジー・ラック」も好評で、最近は「ダウンタウンなう」などバラエティでの歯に衣着せぬ発言でも注目を集めている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月10日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の完成披露試写会が9日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督、エリザベスが登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。撮影中のエピソードを聞かれると、小栗は「シャクレ」シーンを振り返る。小栗は「監督に『ガシャ、ウィーン、という感じでしゃくれて欲しい』と言われて、それが完璧にうまくいったタイミングがあったんですが、横の菅田が笑って」と苦笑。横でつっこむはずだった菅田は「僕の頭の中で流れてる『ガシャ、ウィーン』と、小栗さんの『ガシャ、ウィーン』がぴったりだったんですよ」と、笑ってしまった理由を説明した。さらに福田監督は「シャクレといえば岡田さん」と明かし、岡田は「できなかったんですよね。本当すいません……」と弱々しく謝る。練習ではできるのに本番ではできなかった、という岡田は、悔しかったのか大阪ロケの帰りの新幹線でもシャクレを練習。「マスクの下ですごい練習してたの。しかも涙目」と明かし、現場でも監督に「本当に、シャクレ、できなくてすみません……」と謝っていたという。しかし福田監督は「『確かにできてなかったな』と思いながら完成した作品を見たら、できていない岡田将生が一番面白かった」と驚いていた。一方、同じシーンを撮影していた橋本も「シャクレ」シーンがあったが、あまりに上手だったため現場では岡田から「シャクレ師匠」と呼ばれていたという。原作では岡田演じる桂小太郎が、橋本演じる神楽を「リーダー」と呼んでいるが、撮影現場では師匠と弟子だったことを明かした。橋本は「いつからか岡田さんに弟子入りされてしまった」と苦笑しつつ、福田監督から「練習していたんでしょ?」と聞かれると、「はい、1カ月くらい」と冗談とも本気ともつかないトーンで告白。岡田は「そんなに練習してたの!?」と本気で驚き、「油断してたわ〜」と後悔していた。また、キャバクラのシーンでは女装姿を披露する岡田。「映画で久々に女装姿をみたら、俺も『なんか綺麗だな』って。みんなすごく『綺麗だよ、綺麗だよ』と褒めてくれたんですよ。見たら『あ、綺麗だな』」と、自信を持った様子。出演者陣も口々に褒め称えたが、福田監督から「ただ、でかいんだよな。それで隣がカンカン(橋本)」と身長差をつっこまれ、苦笑していた。
2018年08月09日空知英秋の人気コミックを映画化したシリーズ最新作『銀魂2掟は破るためにこそある』の完成披露試写会が8月9日(木)、都内で行われた。主演を務める小栗旬は、映画の感想を求められ「2時間14分はちょっと長いですね~」とまさかのダメ出しで会場を沸かせた。■総勢14名!超豪華キャスト&監督が一堂にズラリ勢ぞろいこの日は坂田銀時を演じる小栗さんをはじめ、菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、三浦春馬(伊東鴨太郎役)、窪田正孝(河上万斉役)、吉沢亮(沖田総悟役)、勝地涼(徳川茂茂役)、夏菜(猿飛あやめ役)、長澤まさみ(志村妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、佐藤二朗(店長役)、福田雄一監督がズラリ勢ぞろい!小栗さんの「長い」発言に、福田監督は「主役に『長い』なんて言われたの初めて」と驚きつつ、「実は小栗くん、初号を観て落ち込んだんだよね。あまりに真選組がカッコよすぎるって」と暴露。当の小栗さんも「すげー、いいんですよ!」とその活躍ぶりを絶賛していた。■柳楽×春馬×吉沢亮真選組そろい踏みがヤバッ!小栗さんをはじめ、「今回の吉沢亮はすごかったよ!」(菅田さん)、「本当にカッコ良かった!」(橋本さん)とやはり絶賛の声が絶えない真選組。客席も真選組を演じる柳楽さん、三浦さん、吉沢さんのそろい踏みに大興奮の様子で、3人のコメントには特に大きな歓声があがっていた。土方十四郎の別人格“トッシー”を演じる柳楽さんは、「土方がカッコいいんでね…。トッシーのほうが楽しかったし、(自分に近いので)演じやすかった」と親近感。吉沢さんは一番隊隊長の沖田総悟を演じ、「今回の吉沢亮ですか?めっちゃカッコ良かったです。頑張ってカッコつけたんで」とクールな自画自賛を披露した。影のある参謀・伊東鴨太郎を演じる三浦さんは、福田組初参加で「楽しかったっす!」と満面の笑みだった。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月09日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の完成披露試写会が9日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督、エリザベスが登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。「掟破り」のサブタイトル通り、紙を破って登場した出演者陣。全員が浴衣姿で登場する、祭りのような舞台挨拶となった。ついに完成した同作の感想を聞かれると、主演の小栗は「ちょっと長かったですねえ」と問題発言で、福田監督から「コラ!」と怒られる。「でもその長さを感じない、素晴らしい映画になっていたので」とフォローした。実は初号を見た後に「真選組がかっこよすぎる」といじけ気味だったという小栗は「だってさあ、すげえかっこいいんだもんこっちの!」と訴える。菅田も「僕らがいないところの、後半に感動しました。隣で見てたんですけど、『か〜こよかったねえ』って」と真選組を絶賛。橋本も「真選組がかっこよかったです。前作よりもすごい全ての部分でパワーアップしてるんじゃないかなと思います」とアピールした。真選組の土方を演じた柳楽は「やったあ。銀魂を通じて人気を上げていきたいと思います」と意気込んだ。初参加となった窪田は、「コメディ部分もやりたかったなあ」と希望。小栗とのアクションがあったが、「旬さんは一撃一撃が強かったんですけど、サングラスとヘッドフォン、邪魔……」と装備に苦労した様子で、撮影中は小栗が窪田を盛り上げるために「かっこいい」と言い続けたと言う。小栗は「途中から窪田君は『旬さん、もう、それいいっすよ……』って」とぐったりする窪田の様子を明かし、福田監督は「毎回毎回小栗君が『かっこいい』と言っているのに、『きついんすよね〜』と、窪田絶対譲らず」と撮影の様子を振り返っていた。14人もの人数の舞台あいさつに、最後を締めた小栗は「面白い映画です。みなさんが来てくれたら嬉しいなあと思います」ふわふわとした雰囲気に。菅田が「ちょっと何、疲れてるの?」と突っ込むと、小栗は「こっちからもあっちからもスッゲー話すからさあ」とぼやく。前作の舞台あいさつでも疲れてほぼ話さなかったために、福田監督から「ニュースになっちゃったんだよね。『小栗旬、山田優と不仲で疲れてる』」と暴露されると、「いいんだよ、そんな話は!」と苦笑し、「そんなことはなかった」と否定していた。
2018年08月09日昨年、興収38億円を超える大ヒットを記録し、見事に邦画実写ナンバー1の成績を収めた『銀魂』のシリーズ最新作『銀魂2掟は破るためにこそある』が8月17日から公開される。大作がひしめく夏休みの映画館で、再び銀ちゃんが大暴れしてくれそうだ。そもそも、なぜ『銀魂』だけがヒットしたの?人気少年コミックの映画化、豪華なキャスティング、ド派手なプロモーション…などヒットの理由はいくらでも挙げられるが、“同じ条件”で製作されたライバル作品がことごとく撃沈した2017年をふり返ると、やはり実写版『銀魂』にしかない魅力と強みがあったのだと言わざるを得ない。まず、荒唐無稽な設定に漂う“ゆるさ”と、なかなかお金をかけられない邦画界のVFX事情を逆手に取った“チープさ”が、絶妙にマッチしたことで、独特で新鮮な『銀魂』ワールドを生み出したこと。これが大きな差別化となり、作品のクオリティは下げず、観客のハードルを下げることに結びついた。たとえ原作を知らなくても、「何だか楽しそうだし」と花火大会感覚で、気軽に映画館に足を運んだ人も多かったはず。「コケたらコケたで『銀魂』らしい」。そんな開き直りも痛快だった。まるで寅さん!坂田銀時からあふれ出る“人情み”こうした作品力は、ファン待望の新作『銀魂2掟は破るためにこそある』にも踏襲されている。加えて、前作の大きな見どころだったアクションはさらなる飛躍を遂げた。韓国のアクションチームを起用した“身体表現”の追求は今回、韓国と日本のチームが混合でアクション演出を手がけたことで、よりハイブリッドな高みを見せつける。キャスト陣の躍動感も前作比200%。現場の熱意に、キャラクターが自然と突き動かされる姿は胸アツだ。何より『銀魂』シリーズ、そして主人公である銀ちゃんこと坂田銀時からあふれ出る“人情み”には、見れば誰もがホロっとさせられる普遍性がある。まるで『男はつらいよ』の寅さんこと、車寅次郎なのだ。平成最後の夏を盛り上げること間違いなしの『銀魂2掟は破るためにこそある』。平成の寅さん=銀ちゃんの大暴れが、新たな元号になってもスクリーンで見られることに期待したい。そう強く思わせるシリーズ最新作だ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月09日●小栗さんは「旬くん」と呼びたくない2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた”天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。今回初参加となった三浦春馬は、真選組参謀として政治面で活躍する一方、剣の腕も一流という才人・伊東鴨太郎を演じる。局長の近藤勲(中村勘九郎)や局員からの信頼が厚い一方、副局長の土方十四郎(柳楽優弥)とはそりが合わず互いに犬猿の仲で、真選組史上最大の事件を巻き起こす……という、重要人物となる。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー企画「動乱の男達」を実施。今回は小栗からバトンの渡った三浦に話を聞いていく。○「やっとできる」という思い――今回リレーでインタビューを行っていまして、小栗さんからは三浦さんについて「弟みたいな存在」という風に伺っています。小栗さんは、自分の中でも大きな存在です。小栗さんの下だったら、どんな役もやるというスタンスでいるので、今回はとっても嬉しかったです! 福田さんからも会うたびに「いつかやりたいね」と気にかけていただいたので、「やっとできる」と思いましたし、小栗さんが真ん中にいる作品となれば絶対出演したいですからね。――いつから小栗さんが大きな存在となったんですか?10年前のドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』(08)から交流が始まり、プライベートでも相談を受けていただいています。自分が沈んだ時にも電話かけてくださるんです。でも、"兄貴"という感覚でもないんですよね。なんだろう? いつまでも先輩で、尊敬できる方です。だから僕は、「旬くん」と呼びたくないんですよ。尊敬しているからこそ、近すぎる存在にはなりたくないと想っています。●真選組は、男性だったらみんな憧れる!○早く「僕だよ」と言いたかった――小栗さんは「コメディパートに参加できなかった寂しさもあるんじゃないか」ともおっしゃってましたが、どうでしょうか?全然なかったです。ただ、スタッフさんから話を聞くと、別日に全然違う作品を撮っているんじゃないかと思いました(笑)。河上万斉役の窪田(正孝)くんもおそらくそんな感覚だったんじゃないかな、と思うんですけど、物語のシリアスな部分を任されているという思いで、しっかり現場にお芝居を置いてきました。――今回演じた伊東鴨太郎については、どういう風に捉えられていましたか?動乱篇で欠かせないキーパーソンだと思っていますし、嬉しいです。「笑ってほろっとできる」という『銀魂』の、「ほろっとできる」部分に欠かせなくて、今回真選組という組織の物語を届けるきっかけを担うキャラクターで、鴨太郎のことを大好きになりました。近藤局長(中村勘九郎)が、真選組を「洗っても洗っても取れない、染み付いた垢」と表すセリフがあります。そういう言葉から、真選組とは、局長が親しみや愛おしさを覚える存在だということを感じ取れて、男としてすごく羨ましくて、ますます憧れを抱きました。だから本当に演じていて面白かったし、目の前で勘九郎さんの台詞を聞けたことも財産になりました。――三浦さんご自身もやはり真選組に憧れますか?男性だったらみんな憧れるでしょう! かっこいいですよ、やっぱり。みんな好きでしょう! 僕も好きです!――すでにビジュアルだけでも出来上がっていて、三浦さんがキャラクターを作り上げているなと思ったんですが、こだわりや気を付けたことはありましたか?こだわりは、メガネです。もうフレームから、木製にするのか、プラスチックにするのかと議論しました。鉄製にすることが決まってからも、テクスチャーはどうしよう、とか。鴨太郎の冷たさを表現するには、鉄製のざらっとした質感を、マットに表現できる塗料がいいよねというところで落ち着いたんですけど、これはもう正解だったと思います。メガネに触れる機会も多いキャラクターなので、こだわりました。――これは早く見てもらいたいですね。早く、「僕だよ」と言いたかったです(笑)。撮影もすでに行っていましたが、本当に隠し通してくださっていましたよね。関わってくださった皆さんも、きっと『銀魂』が大好きだから、守ってくださっているんだと思います。愛情を感じます。●次回登場・柳楽優弥に伝言「好きです」○子役からの同志という感覚――リレーの次回は、土方十四郎役の柳楽優弥さん。柳楽さんについてはどのような印象を持たれていますか?子役から役者をやり続けている、同志という感覚です。種類は違うかもしれないけど、子役で感じていた、現場でどう立ち振る舞うべきかという悩みも、意外と似ていたんじゃないかな。見た目は違うけど、心根には同じようなものがあるなと、今回改めて思いました。改めて近しい部分があって。だから……好きですね。――どこか通じ合う、わかり合えるところがあるというのは、土方と伊東の関係性にもぴったりですね。そうかもしれません。「好きです」って、伝えておいてください(笑)。■三浦春馬1990年4月5日生まれ、茨城県出身。1997年、NHKの連続テレビ小説『あぐり』で子役デビュー。2006年公開の『キャッチ ア ウェーブ』で映画初主演し、『恋空』(07)で第31回日本アカデミー賞新人俳優賞、『永遠の0』(13)で第38回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した。そのほか、『クローズZEROII』(09)、『ごくせん THE MOVIE』(09)、『君に届け』(10)、『進撃の巨人』(15年)などに出演。ドラマでは『大切なことはすべて君が教えてくれた』(11)、『僕のいた時間』(14)、大河ドラマ 『おんな城主 直虎」(17)、『オトナ高校』(17)などに出演のほか、2016年にはブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』主演で第24回読売演劇大賞 優秀男優賞・杉村春子賞を受賞した。
2018年08月08日dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」から、先日の予告編に続き、新たに「ドラゴン〇ール」風の予告編と、場面写真が公開された。本作は、ギャグ回3篇「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「幾つになっても歯医者は嫌篇」を映像化。先日公開された予告編では、「ENDRECHERI」の主題歌も解禁され大きな話題に。そんな中今回新たに到着したのは、あの超有名アニメ「ドラゴン〇ール」になぞらえた、「銀魂」らしいパロディ感が満載の予告編!本予告に続き、マダオこと長谷川泰三役の立木文彦がナレーションを担当した本映像では、あの名セリフをパロった「オッス!おらマダオ!」からスタート。孫○空やク○○ンが登場するほか、既報通り「銀河鉄道999」のメーテルや鉄郎も出てきたりと、「銀魂」だからできる世界観を実写で再現!また併せて到着した場面写真では、エピソード「眠れないアル」から、銀ちゃん(小栗旬)と神楽(橋本環奈)のパジャマ姿を公開!さらに、沖田総悟(吉沢亮)、土方十四郎(柳楽優弥)のカット。ほかにも、実写ドラマ版オリジナルキャスト、メーテル役の山本美月、鉄郎役の矢本悠馬など、写真から本作の世界観が少し覗けるようだ。dTVオリジナルドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」は8月18日(土)0時~dTVにて配信(全3話)。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月08日dTVオリジナルドラマ『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん–』(8月18日0時配信)の場面写真及び特別予告編が8日、公開された。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取る。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は実写邦画No.1ヒットとなり、連動したdTVオリジナルドラマ『銀魂-ミツバ篇-』も制作された。今回も、8月17日に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』と連動し、dTVオリジナルドラマ版が配信される。今回は原作でも人気の高い3つのギャグ回「眠れないアル篇」「土方禁煙篇」「幾つになっても歯医者は嫌篇」を実写化する。今回公開された予告編は、国民的・世界的に愛されている、あのアニメ『ドラゴン〇ール』風のパロディ予告。聞いたことのあるようなイントロと、マダオこと長谷川泰三役の立木文彦による、某キャラクターに寄せた口調のナレーションに、心躍る映像となっている。映像の最初からクオリティの高い○龍が登場し、孫○空やク○○ン、果てはフリ○ザまでもがこぞって登場、『銀河鉄道999』のメーテル(山本美月)や鉄郎(矢本悠馬)も出てくるなど、『銀魂』ならではの世界観が表れた。ナレーションを担当した立木は、「後にも先にもこのような機会はない!」と語るほどの、気合を入れて収録。某人気キャラクターのように「オッス! おらマダオ!」から始まり、「ぜってー見てくれよな!」とまで、役になりきって言い切った。また場面写真では、「眠れないアル」の1シーンから万事屋の2人(小栗旬、橋本環奈)が珍しいパジャマ姿を披露。吉沢亮演じる沖田総悟が誰かに詰め寄っているシーンや、柳楽優弥演じる土方十四郎が、喫煙場所を探して何やら苛立っているいるシーン、歯医者の台に縛られる銀時役の小栗旬など気になるシーンが満載となっている。(C)空知英秋/集英社(C)2018映画「銀魂2」製作委員会 (C)2018エイベックス通信放送
2018年08月08日●ヒットを呼ぶ男・小栗旬?2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。前作では自身の過去に関わる物語でシリアスなシーンも多かった小栗が、今作では存分に弾けた姿を見せたという。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー企画「動乱の男達」を実施。初回は主演の小栗に話を聞いていく。○前作の序盤から「続編をやりたい」――プロデューサーによると、もう前作の撮影序盤から「続編をやりたい」という話になっていたそうですね。「できれば何本か作りたい」という話は聞いていたので、「実現したらいいですね」と話してはいました。昨年の『銀魂』がヒットして、『銀魂2』も作るぞという話になったので、「じゃあ、何をやりましょうか」というところから話を始めていきました。――反響の大きさは感じましたか? 2017年は『銀魂』と『君の膵臓をたべたい』(キミスイ)という邦画ヒット作両方に小栗さんが出演されていて、「ヒットを呼ぶ男」という感じなのかな、と思ったんですが。「みんなが喜んでくれて、良かったな」と思いました。去年は、『銀魂』と『キミスイ』、そして一昨年は『信長協奏曲』が話題になって、意外と、ヒット映画に出させてもらっているんですよ(笑)。――前作を踏まえて、今回銀時を演じる上でアプローチの違いはありましたか?前作では、できる限り原作のキャラクターに近づけようと思っていました。近づけた先に、原作ファンの方達に喜んでいただけるキャラクターになればいいなと思っていたんですが、そうして作った銀時を、喜んでいただけたのかな、という感覚はありました。だからこそ、『銀魂2』では逆に意識せずに、自分なりに思う銀時をがっつりやらせていただきました。――「自分なりに思う銀時」は、どうやって出来上がるものでしょうか…?どうかなあ……言葉にできるような作業ではなかった、という気もします。自分の中で出来上がっている、イメージを体現しようという試みだったのかもしれません。『銀魂』はアニメ版が好きな方もたくさんいるので、「アニメではこういう言い方をしてたな」と参考にしたり。一から演じる、ということとは、またちょっと違ったスタンスの臨み方だったりもしたのだと思います。●2チームのアクション、そしてギャグパートの振り幅○大変そうだった窪田正孝――窪田さん演じる万斉とは戦闘シーンもありましたが、アクションシーンを一緒に演じての印象はいかがでしたか?窪田くんは、大変そうでした。三味線を背負って、ヘッドフォンをつけて、しかもサングラスですから。身につけるものが多い中のアクションで、「かわいそうだな」と思いつつも、一緒に頑張っていただいて(笑)。やっぱりすごく体が動く方ですし、一緒にやらせてもらって、とても楽しかったです。本当に、身のこなしがきれいでかっこいい! 面白いアクションになっていると思います。今回はアクションチームが2チームいて、ひとつの作品で混在しているのが、「良いな」と思っています。僕と万斉の方をやってくれているのは、前回のアクション担当のチャンくん(チャン・ジェウク)率いる韓国のチームでした。一方真選組の方はGocooの田淵(景也)さん。一つの作品のなかで違った作り手のことが観れるというのは、豊かなことだと思います。――その違いはどんな風にアクションに現れてるんですか?チャンくんは日本刀の所作からも離れた、舞みたいなアクションなんですよね。対して、田渕さんはがっつり日本刀の使い方をしながら、アクロバットを入れてくる。ちょっと肌触りが違うところが面白いと思います。――大阪で、「スナック すまいる」撮影現場取材に伺ったのですが、正直、今の話を聞いて本当に同じ映画だったのかな? と思いました。それが、『銀魂』という作品が愛されている最大の要素ですよね。すごく振り幅があるし、バカなことしてたら突然真面目になっちゃう部分もある。でも「銀魂だから」ということでなんでもOKになっているのがすごいと思います。それを、みんな全力で真面目に作ってます。万事屋3人は、ギャグパートをとことんやらせてもらったと思っているので、その辺を「バカだなあ」と思ってもらえれば嬉しいです。――前作と今作の撮影の間に、舞台『髑髏城の七人』に主演されて、演じられていた捨之介は少し銀さんとも通じるところがあるのかと思ったのですが、意識はされていましたか?確かに捨之介と銀時って、ヒーロー像として似ている部分はあります。だからこそ、「似せたくないな」と思って、少し意識しながら、演じていたかもしれないです。でもどちらかというとミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』で福田さんとがっつりやった影響が大きくて、『銀魂2』の時の方が、互いのコミュニケーションが取れる状況になっていたのだと思います。『銀魂』の現場って、みんなそれぞれが福田さんへの"ネタ見せ"みたいなところがあるんですよ。それも楽しくて、今回も福田さんにハマるかもしれないネタを一生懸命考えていたので、『銀魂2』の方が、しっくりきていたのかもしれません。――福田イズムにどんどん染まる感じが。あんまり、染まりたくないんですよね。俺、もっと真面目な俳優なんで!!(笑) でもやっぱり素敵な方だと思います。これだけ人が集まっているのも、監督の魅力です。●次回登場・三浦春馬は「いつも気になっている」○誠実さを感じた鴨太郎役――今回リレーインタビューとなっていまして、次は三浦春馬さんなんです。三浦さんが鴨太郎役に、と聞いた時はどういう気持ちでしたか?伊東鴨太郎という完全なヒールは、この作品においてはある意味、損な立ち位置なのかもしれないとも思うんです。『銀魂』で福田組で、コメディをやりたいという人も多いし、前作では新井(浩文)くんもシリアスな役に悩んでいましたから(笑)。それを春馬がやってくれると聞いた時に、彼の誠実さを感じると思いました。――三浦さんはどういう存在ですか?弟みたいな存在なので、いつも彼のことは気になっています。とてつもない努力家だから、のめり込みすぎている姿を見るのですが、そこが魅力でもあって、とにかく真面目なんです。でも最近、少し余裕が出てきたのかな、と思います。今回は現場でほとんど共演シーンがないのですが、春馬と窪田くんが、一切笑いをせずに真面目な演技を見せてくれていることで、ギャグパートも輝かせてもらっているので、感謝しています(笑)。■小栗旬1982年12月26日生まれ、東京都出身。98年、ドラマ『GTO』で連続ドラマレギュラーデビュー。03年、蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』に初出演し、以降は蜷川作品の常連となる。『花より男子』シリーズ(05~07)、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(07)で一気にブレイク。『クローズZERO』シリーズ(07/09)の大ヒットで人気を不動のものとする。エランドール賞新人賞や第17回日本映画批評家大賞主演男優賞などを多数受賞。『シュアリー・サムデイ』(10)では俳優として史上最年少となる映画監督デビューもしている。福田監督作には『勇者ヨシヒコと魔王の城』(11)のゲスト出演や、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(13)の脚本協力に加えて、ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』(17)でもタッグを組んだ。
2018年08月06日小栗旬主演映画『銀魂2掟は破るためにこそある』から、この度、『銀魂』初体験の方へ贈る、見どころたっぷり詰まった特別映像が到着した。原作は、空知英秋による累計発行部数5,500万部以上、「週刊少年ジャンプ」(集英社)が誇る天下無敵の痛快エンターテインメント「銀魂」。福田雄一監督のもと、小栗さんを主演に映画化された前作は、実写邦画No.1の大ヒットを記録した。“お・き・て・や・ぶ・り”で見どころ紹介!先日のメイキング映像など、これまで様々な情報が徐々に解禁され、昨年にも増して日本中からその動向が追われる中、前作の大ヒット記録を超えるべく、『銀魂』未体験の人たちに向けた新たな特別映像が解禁。「お」お金のないぐうたら侍の・銀ちゃんが「き」奇妙キテレツな仲間たちと「て」てんやわんやで働いて「や」闇でうごめく陰謀にまきこまれ「ぶ」ぶーぶー言いながらも戦って「り」理屈ぬきで笑って泣いてアツくなる!タイトルにかけて“お・き・て・や・ぶ・り”と、あいうえお作文で名場面と共に、本作が愛され続ける魅力が紹介されている。続いてさらに、一見さんのために本作をもっと掘り下げ!■舞台はパラレルワールドの江戸末期物語の舞台は、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人の台頭と廃刀令によって、かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどる時代、パラレルワールドの江戸末期。天人がもたらした文明の利器によって町にはビルが立ち並び、空には宇宙船が飛び交う時代劇とSFがごちゃ混ぜになった世界だ。そんな本作の主人公は、ボサボサ銀髪天然パーマの“ぐうたら侍”、小栗さん演じる坂田銀時。銀時は、ひょんなことから出会った廃刀令でさびれた剣術道場の跡取り息子・志村新八(菅田将暉)と、居候の宇宙最強の戦闘種族“夜兎(やと)族”・神楽(橋本環奈)と共に、将軍お膝元の江戸・かぶき町で便利屋“万事屋銀ちゃん”を営んでいる。■“金欠”銀ちゃん、想像の範疇を超えた大事件に遭遇!?今回実写化されるのは、原作漫画・アニメ共に絶大な人気を誇るエピソード「真選組動乱篇」「将軍接待篇」を融合させたハイブリッド作品。金欠で家賃も払えない状況に陥った万事屋。銀時ら3人揃ってバイトへ出向くが、何故かどこに行っても天下の将軍と遭遇してしまい、回避しようとすればするほどピンチを拡大させてしまう。そんな中、彼らの腐れ縁で特殊警察・真選組に異変が…。真選組鬼の副長・土方十四郎(柳楽優弥)に突如、第2の人格=アキバ系オタク“トッシー”が出現!さらには、真選組は内紛劇により、存亡をかけた危機に次第に迫られていく。やがて、それは将軍をも巻き込む陰謀につながり、江戸中をも巻き込むまさかの大騒動に発展してしまうというストーリー。■ココがポイント!『銀魂』最大の魅力と言ってもいいのが、銀時のキャラクター性。いつもダラダラ、鼻くそをほじるような男だが、大切なものを守るため、天人に支配された国を憂い、自ら剣を振るって最前線で戦い敗れた過去を持つ。いまは刀を木刀に変え、のらりくらりと平和な日々を過ごしているが、“真のヒーロー”のオーラを、ここぞというときには全身で放ち、仲間のために一肌脱いで、熱き闘志を燃やす!また、著作権ギリギリの攻めすぎな時事ネタやパロディネタ、思わずどんな人でも笑ってしまう珍事件。ギャグパートから、180度逆走するシリアスパート、そして怒涛のアクションと、誰もが魅了されずにはいられないエンターテイメント要素がてんこ盛り。初めて本作を観る人も、笑いあり、涙あり、アクションありの世界観の虜になること間違いなしだ。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月04日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の特別映像が4日、公開された。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。公開されたのは、『銀魂』未体験の人々に向けた特別映像。“お・き・て・や・ぶ・り”と、タイトルの“掟は破るためにこそある”にかけ、「お金のないぐうたら侍の銀ちゃんが」「奇妙キテレツな仲間たちと」「てんやわんやで働いて」「闇でうごめく陰謀にまきこまれ」「ぶーぶー言いながらも戦って」「理屈ぬきで笑って泣いてアツくなる」というあいうえお作文を作成。名場面と共に『銀魂』の魅力をアピールする。今回の『銀魂2』は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。金欠で家賃も払えない万事屋3人はついにバイトを決意するが行く先々のバイト先でなんと天下の将軍様と遭遇する羽目に……同じ頃、江戸の治安を守る「真選組」の内紛劇が、将軍をも巻き込む陰謀につながっていく。小栗を筆頭に、万事屋の菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、そして、真選組の中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、さらには長澤まさみ(志村妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、佐藤二朗(役柄不明)、堂本剛(高杉晋助役)という豪華出演者が前作から続投。また新たに、三浦春馬(伊東鴨太郎役)、窪田正孝(河上万斉役)、勝地涼(徳川茂茂役)、夏菜(猿飛あやめ)、キムラ緑子(お登勢役)、堤真一(松平片栗虎役)という人気、実力共に兼ね備えた俳優陣が出演する。
2018年08月04日映画『オーシャンズ8』(8月10日公開)と『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)、今夏の日米の注目作がコラボレーションしたビジュアルが3日、公開された。個性あふれるメンバーが集結するハリウッド最強チームの“オーシャンズ8”と、『銀魂2』の万事屋と真選組メンバーの夢のコラボが実現。公開されたコラボジュアルには、豪華な16人が収まる。上段は、ハリウッド最強の犯罪ドリームチーム“オーシャンズ8”たち。伝説的な大泥棒ダニー・オーシャンの妹で、チームの“リーダー”デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)をはじめ、どんなピンチにも動じない冷静沈着な“頼れる右腕”ルー(ケイト・ブランシェット)、一匹狼気質の“天才ハッカー”ナインボール(リアーナ)、そして“オーシャンズ8”たちのターゲットとなるハリウッドの大女優ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)など、個性あふれるドリームチームが勢ぞろいした。対して、日本の夏を守るために集結した万事屋と真選組の混合チーム『銀魂2』メンバーも豪華。主人公・坂田銀時役を演じる小栗旬をはじめ、志村新八役の菅田将暉、神楽役の橋本環奈など、日本が誇る豪華な顔ぶれだ。映画『銀魂』といえば、破天荒なぶっ飛びギャグのイメージがあるが、このビジュアルに映る彼らの表情は真剣そのもの。“オーシャンズ8”に脅威を感じ、絶対に日本の夏を守り抜いてみせると気迫に満ちた表情になっているように見える。それに比べオーシャンズの面々は、リーダーのデビーを筆頭に皆不敵な笑みを浮かべるが、そこには何か大きな勝算があるに違いない!?日米の最強チームのド派手な展開を予感させるビジュアルとなったが、デビー・オーシャンを演じたサンドラ・ブロックは「怪盗の映画って、どんな作品も楽しいもの。犯人たちが何を盗むのか、どうやって逃げきるのか、そしてその過程でどんな騒動が待ち受けるのか。この映画の見どころは、すばらしく個性的で大胆。ユーモアのある8人の女性たちのストーリーに、観客の皆さんを巻き込んでいくこと。そして、誰も予想できない展開を楽しんでほしいです」と語り、同作にスリリングなドラマが待っていることを明かしている。(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC(C)空知英秋/集英社 (C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年08月03日『オーシャンズ』シリーズの最新作『オーシャンズ8』と小栗旬主演の『銀魂2掟は破るためにこそある』。この夏公開の2つの注目作が、夢のコラボを果たした豪華なビジュアルが解禁された。到着したビジュアルでは、計16名(と1匹?)の豪華キャストたちが集結!上段には、『オーシャンズ8』からハリウッド最強の犯罪ドリームチーム“オーシャンズ8”たちがずらり。伝説的な大泥棒ダニー・オーシャンの妹でチームの“リーダー”デビ―・オーシャン(サンドラ・ブロック)をはじめ、“頼れる右腕”ルー(ケイト・ブランシェット)、一匹狼気質の“天才ハッカー”ナインボール(リアーナ)、彼女たちのターゲットとなるハリウッドの大女優ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)などと超豪華。日本の夏を“盗む”『オーシャンズ8』に対し、日本の夏を“守る”ために集結したのは『銀魂2』のメンバー。主人公・銀時役の小栗さんをはじめ、新八役・菅田将暉、神楽役・橋本環奈、近藤勲役・中村勘九郎など、万事屋と真選組の混合チームが登場。表情は真剣そのものな『銀魂2』のメンバーと、デビ―を筆頭に皆不敵な笑みを浮かべる『オーシャンズ8』メンバー。大作同士の熱い攻防戦を予感させるビジュアルが完成した。サンドラ・ブロックは「怪盗の映画って、どんな作品も楽しいもの。犯人たちが何を盗むのか、どうやって逃げきるのか、そしてその過程でどんな騒動が待ち受けるのか。この映画の見どころは、すばらしく個性的で大胆。ユーモアのある8人の女性たちのストーリーに、観客の皆さんを巻き込んでいくこと。そして、誰も予想できない展開を楽しんでほしいです」とコメントしており、ハラハラドキドキのスリリングなドラマが待っていることを明かしている。“ド派手”な展開がくり広げられるのは2作品に共通する点。平成最後の夏を盛り上げてくれるであろうこの2作品を、ぜひ併せて観賞してみては?『オーシャンズ8』世界中で大ヒットした『オーシャンズ』シリーズの最新作。主人公は、『オーシャンズ11』のリーダー、ダニー・オーシャンの妹、サンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャン。ターゲットは1億5000万ドルの宝石、舞台は全世界配信中のファッションの祭典で、シリーズ史上最も大胆かつゴージャスな犯罪計画を実行する。サンドラのほかにも、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナら豪華キャストが参加することでも話題だ。『銀魂2掟は破るためにこそある』最終興行収入38.4億円、2017年実写邦画No.1の成績を記録する大ヒットを飛ばした小栗旬主演映画『銀魂』の続編。今作は「銀魂」史上最もアツい「真選組動乱篇」、そして隠れ人気キャラで、最も笑える“将ちゃん”こと江戸幕府第14代征夷大将軍が登場する「将軍接待篇」を融合させた、まさかのハイブリッド作品となっている。また本作には、小栗さん、菅田将暉、橋本環奈ら前作からの続投キャストのほか、三浦春馬、窪田正孝ら新キャストも多数登場する。『オーシャンズ8』は8月10日(金)より全国にて公開。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月03日