第32回吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月のベストセラー小説を映画化した『ツナグ』の特別試写会が10月2日(火)、都内で開催され、主演を務める松坂桃李を始め、共演する樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲、平川雄一朗監督が出席した。この日は「想いを“ツナグ”小指チェーン」と銘打ち、松坂さんら登壇者5名と会場に駆けつけた996人の合計1,001人が“指きりげんまん”に挑み、見事ギネス世界記録を更新した。死者と生者を繋ぐ“使者”を務める青年・歩美(松坂さん)によってたった一度の再会を果たす人々のドラマが綴られる本作。主人公を軸に、親子に恋人、親友などそれぞれに思いを残したまま死に別れた人々の絆が壮大なスケールで描かれる。松坂さんにとっては、初の映画単独主演作品で、「今日ご覧になったみなさんは、ぜひ周りの人たちに映画を“繋いで”いただければ」と思いは格別の様子だ。そんな松坂さんを筆頭に、ギネス世界記録にチャレンジすることになった、この日の試写会。競技の正式名称は「ロンゲスト・ピンキー・スウェア・チェーン」といい、具体的には参加者全員の小指の“指きり”が少なくとも1分間、繋がり合った状態をキープできれば成功というのがルールだ。当日はギネスの本場である英国・ロンドンから、ギネス世界記録公式認定員である石川佳織さんが来日し、松坂さんたちのチャレンジを厳しい眼差しでチェック!1分間の挑戦が終わった後も、石川さんの審査を待つ必要があり、松坂さんも「何とも言えない緊張感ですね…」と表情も恐々。ついに石川さんの口から、チャレンジ成功が告げられると、会場からは一斉に歓声が上がった。「記念すべき歴史的な瞬間に立ち会えて幸せです。ご協力いただき、ありがとうございます!」と満面の笑みの松坂さん。チャレンジ開始前は「これって何か意味があるのかなあ…」と興味のないフリ(?)をしていた樹木さんも、いざ記録達成すると「ありがとうございます!」とバンザイをしながら安堵の表情を浮かべていた。また“チャレンジ”にちなみ、今後挑戦したことを聞かれた佐藤さんは「スカイダイビング」と即答。一方、恋人役で佐藤さんと共演した桐谷さんは「少し気が早いですが、正月のおせち料理を作りたい」と意欲満々。ところが、樹木さんが「おせちなんて買った方が早い!」と一刀両断し、桐谷さんは「じゃあ上手くいかなかったら、そうします…」と苦笑しきりだった。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年10月02日辻村深月の人気小説を映画化した『ツナグ』の完成報告会見が11日に、都内で行われ、松坂桃李、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫、平川雄一朗監督が出席した。その他の写真本作は、生者と死者を1度だけ再会させる仲介人という特殊な仕事“ツナグ”の見習いをする高校生の歩美(松坂)が、数々の依頼人と出会ううちに自身の行為に疑念を抱き、心の葛藤と向き合う姿を描いた作品。共演の樹木は、歩美へ仕事を引き継ぐ祖母・アイ子を演じる。「映画を観終わって、親に電話してたくさん話をしました。日常でなかなか言えなかった『ありがとう』を言えるようになりました」と語る松坂。本作で単独初主演を果たしたが、「主演と言うプレッシャーがなく現場に飛び込めたのは、みなさんの支えがあったおかげ」と共演陣への感謝を口にし、「僕にとって(本作の出演者との共演は)財産です。この先10年、20年と続けて、ふり返ったとき、『ツナグ』があったからと思えるくらい濃密な時間を過ごせました」と語った。松坂は、遠藤と八千草の親子パート、桐谷と佐藤隆太による恋人パート、そして橋本と大野の親友パートと各エピソード全てに出演しているが、特に親友のパートに関して「男としては怖いなと思いました。女性の生々しい関係にゾッとしました」と自身の理解を超えた女同士の関係への本音をのぞかせる。そんな松坂に対し樹木は、「孫がちゃんと成長するように」と横から口を挟み、松坂の手を取りつつ「男の嫉妬もすごいんですよ。これから世の中に出たらそのあたりも感じるようになる」と辛口のアドバイスをおくっていた。樹木はこの日も自由奔放な発言を連発。八千草と遠藤について「絶世の美女の八千草さんの息子が何で遠藤さんなのか?」とキャスティングに疑問を呈したかと思えば、監督の演出について「気を入れていたのは若い3人(桐谷、大野、橋本)の芝居の部分だけなんです。『もうOKでいいじゃないか?』というところでも粘っていた」と明かすなど言いたい放題。ここ最近、樹木の口からオセロ・中島の洗脳問題などの内幕が語られていることもあって、報道陣からは「樹木さんが芸能ニュースと我々(報道陣)をツナぐ存在」という言葉も出たが、樹木は「つながされてるんですよ!」と一蹴。「そろそろこのへんで」と自ら会見に幕を引くなど最後までマイペースぶりを発揮していた。『ツナグ』10月6日(土)より全国東宝系にて公開
2012年09月11日映画『ツナグ』の完成報告記者会見が9月11日(火)、東京国際フォーラムにて完成披露試写会に先立って行われ、主演の松坂桃李を始め、樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫に平川雄一朗監督が出席した。直木賞作家・辻村深月の人気小説を映画化した本作。死者と生きている者の橋渡しをする青年を軸に、親子に恋人、親友などそれぞれに思いを残したまま死に別れた人々の絆が描き出される。松坂さんは「この映画を観終わって、僕は親に電話してたくさん話をしました。なかなか、日常では言えなかった『ありがとう』という言葉が言えるようになりました」と明かす。松坂さんはこの日、ズラリと並んだ豪華キャスト陣全員と共演シーンのある唯一の存在だが、それぞれとの時間を「僕の財産です」と断言。「主演というプレッシャーもなく現場に飛び込めたのは、みなさんの支えのおかげです。みなさんとお芝居の時間を共有できて、僕がこの先も役者として10年、20年とやっていってふり返ったとき、『この作品があったから』と思えるだろうというくらい濃密な時間を過ごせました。誇りに思います」と、この作品が分岐点となるくらい大きな経験だったと語った。そんな松坂さんの祖母を演じた樹木さんは「すくすく育ってまして」と“孫”の成長に目を細めるが、松坂さんが映画の中の橋本さんと大野さんの親友同士のパートについて「男としてはちょっと怖い。女の生々しい関係にゾッとしました」と語るとすかさず反応!「孫がちゃんと成長するためにアドバイスさせてもらいます」と前置きし、「男の嫉妬もすごいんですよ。これから世の中に出たら分かると思います」と松坂さんの手に自分の手を重ねながら熱弁をふるった。橋本さんは親友役の大野さんと長く時間を過ごし「いとのことは“戦友”だと思ってます。共演していると競争心が湧くこともありますが、この作品に関してはいとと一緒に戦っている意識だった」とふり返った。その大野さんは、完成した映画を観て「自分が泣いているシーンを観て泣いてしまいました」と告白。「人の大切さが分かる映画で、そんな作品に出させていただけて嬉しいです」と言葉に力を込めた。桐谷さんはこの日、欠席となった佐藤隆太の恋人役を演じたが「最初のシーンが再会のシーンで『どうすればいいんだろう?』と不安でしたが、監督に粘っていただき、佐藤さんにも『頑張ろう』と声を掛けていただきました」と感謝の思いを口にした。遠藤さんと八千草さんは親子を演じたが、樹木さんからは「絶世に美女の八千草さんのご子息がどうして遠藤さん?」とキャスティングへの疑問が…。遠藤さんは撮影時にも樹木さんから同じことを言われたそうだが、苦笑を浮かべつつ「八千草さんは即徳の温かさでオレを包んでくださって、『お母さん』という気持ちにさせくれました」と述懐。「こんな大きな息子を持つのは初めて」という八千草さんも「この子とどうやって暮らしてきたんだろう?と考えたときに、きっと言いたいことも言えずにぶっきらぼうに過ごしてきたんだろうなという気がして、息子という感じがしてきました」と優しい笑みを浮かべながら語っていた。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年09月11日直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『ツナグ』の大ヒット祈願イベントが13日に東京の神田明神で行われ、主演の松坂桃李と樹木希林、平川雄一朗監督が出席した。その他の写真死んだ人間と生きている者をつなぐ“使者”の役割を務める歩美(松坂)。彼を通じて後悔や疑問、様々な思いを残したまま死に別れた人々がたった一度の再会を果たすと同時に、歩美自身がこの務めを通じて成長していくさまを描き出す。死者と生者が再会するという物語にちなんでお盆のこの時期に開催されたヒット祈願。松坂らに加え、劇中で歩美がつなぐ“親友”、“家族”、“恋人”の3通りの計15組のペアが招待され、祈願に参加した。祈願を終えた松坂は「やっと映画が完成して嬉しい気持ちです。ヒットも大事ですが、見てくれる人の心に残ってくれる作品になればと思います」と笑顔で語った。樹木は「神田神保町の出身なので神田明神にはなじみがあります」と明かしつつ、「これでヒットしなかったら神田明神のご利益がないと言われてしまう」と懸念するが、平川監督は「ヒットする気がします」と晴れ晴れとした表情で語り自信をのぞかせた。本作で樹木と松坂は、祖母と孫の関係を演じているが、松坂は「安心と興奮を同時に与えてくださる方でした。最初はドキドキ緊張しましたが、いざ撮影に入ってみると何をやっても大丈夫という感じで、包み込んでくれるような温かい気持ちがこみ上げてきました」と樹木との初共演の感想を明かす。また、本作で単独初主演を飾ったことについて「主演ということよりも希林さんや仲代(達矢)さんら、大ベテランの方とやらせていただけるということの方が大きかった」と本音を漏らした。一方の樹木は「大ベテランの“大”というのはただ長くやってるだけ」と笑いつつ、松坂については「いまどきこういう人がいるんだ? というくらい素直でアクがない子」と評価。さらに「彼がスターになるかどうかは拝んでもダメ。本人にかかっているので後はよろしく」と飄々とした口調で語ったが、松坂は神妙な顔で「日々精進します!」とさらなる飛躍を誓った。『ツナグ』10月6日(土)より全国東宝系にて公開取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月13日映画『ツナグ』のヒット祈願イベントが8月13日(月)に神田明神(東京・神田)で行われ、主演の松坂桃李と樹木希林、平川雄一朗監督と一般から招待された15組のペアが出席。映画の完成を報告すると共に祈りを捧げた。辻村深月の人気小説を映画化した本作。死者と生者をつなぐ“使者”を務める青年・歩美(松坂さん)によってたった一度の再会を果たす人々のドラマが綴られる。物語に合わせて、死者たちがこの世に帰ってくるお盆のこの時期にヒット祈願が行われることになった。招待された人々の願いが書かれた巨大絵馬を映画さながらに“使者”として奉納した松坂さんは「恋人に親子、親友。どの人の思いもとても強く感じています」と神妙な顔つき。完成した映画について「ヒットも大事ですが観てくださる一人でも多くの方の心に残る作品になれば」と思いを明かした。NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」での好演などでお茶の間での知名度も急上昇中で、今年上半期で「最もブレイクした俳優」No.1に選ばれた松坂さん。本作は記念すべき初の単独主演映画になるが、「僕にとっては主演ということよりも、樹木さんや仲代達矢さんといった大ベテランの方とご一緒させていただいたことの方が…」と緊張した面持ちで心情を吐露。特に祖母役を演じた樹木さんについて「安心と興奮を同時に与えてくださる方でした。撮影が始まる前は緊張しましたが、いざ入ってみると、何をやっても大丈夫という安心感で包み込んでくださった」と語り、「この経験はこれからも生きてくると思います。ありがとうございました」と頭を下げた。樹木さんはそんな松坂さんについて「すごく素直でアクのない子で、いまどきこういう人がいるんだ?と感じた」と語り、「スターになるかならないかは拝んでもダメ。あとは本人にかかっているのでよろしく!」とそっけない口調で助言を送り笑いを誘った。もしも映画のように死んだ人間に会えるなら?という問いに松坂さんは「宮本武蔵に会いたい。いつか自分でやってみたい役なので」と回答。樹木さんは「こっちが会いたいと言っても向こうが承知するかどうかということもあるからね」と茶々を入れつつ、「私は文句を言う相手と謝らなくちゃいけない相手の2通りいるけど、両方会いたくない」と飄々と語った。最後に松坂さんは「身の回りの大切な人のありがたさ、日常の幸せや喜びを感じさせてくれる作品」と映画をアピール。樹木さんも「いまは死ぬことが“非日常”になって怖いことになっているけど、死は当たり前に誰もがたどる道。あまり怖がらずに、同時にいまを生きるという意味で観ていただけたら」と呼びかけた。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年08月13日鹿児島市 平川動物公園(鹿児島県鹿児島市平川町5669-1)のシマウマ舎では、7月3日と7日にシマウマの赤ちゃんが2頭(メス・オス)誕生し、元気に成長中だ。平川動物公園では、毎年たくさんの赤ちゃんが生まれる。7月も、3日にシマウマのナナ(11歳)がメスの赤ちゃんを、7日にコリン(3歳)がオスの赤ちゃんを出産した。同園では2頭の子の父親・リンタロウ(16歳)以来、約16年振りに生まれたシマウマの赤ちゃんとなる。現在は、母親と一緒に寝室とアフリカ園裏の運動場で暮らす。母親と寄り添いながら行動したり、時には駆け回ったりする姿が見られている。また、哺乳の回数、時間も日に日に増えており、母親の愛情のもと、すくすくと成長しているという。シマウマは、警戒心が強く、神経質な動物。同園では、一般公開は親子の状態をみながら検討していきたいと考えており、「それまで、温かく見守ってください」とコメントしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月04日平川動物公園(鹿児島県鹿児島市平川町5669-1)では、7月3日と7日にシマウマの赤ちゃんが2頭(メス・オス)と、6月11日に、ビントロングの赤ちゃんが3頭(性別不明)誕生したシマウマの赤ちゃんは、同園では1996年以来、約16年ぶりの誕生。母子ともに元気で、母親が熱心に子育てを行っている。一般公開は、赤ちゃんの状態や天候を見ながら、検討していきたいとしている。2頭の赤ちゃん誕生により、平川動物公園のシマウマは計6頭となった。一方のビントロングの赤ちゃんは、1997年以来約15年ぶりの誕生となった。ビントロングは、東南アジアの森林にすむジャコウネコ科の動物で、体長60~100cm、体重9~14kg。雑食性で小動物や果実を食べる。母子ともに元気で、現在は子育ての真っ最中。こちらも一般公開は、赤ちゃんの成長の具合を見ながら検討する。3頭の赤ちゃん誕生により、同園のビントロングは5頭に。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日『アントキノイノチ』、『今日、恋をはじめます』など話題作への出演が続く人気若手俳優・松坂桃李を主演に迎え、若手女流作家・辻村深月のベストセラー小説「ツナグ」(新潮社刊)が映画化されることが決定!日本を代表する名女優・樹木希林と初競演を果たすことが明らかとなった。思春期独特の揺れ動く心情を捉えた透明感のある作風で女性からの支持を集め、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」が直木賞候補となった実力派作家、辻村深月の人気小説を原作とする本作。死者との再会を望む人のために仲介役を司る“ツナグ”。この“ツナグ”を通して、他人の人生に深く関っていくひとりの青年の葛藤と成長を描いた感動ファンタジー作品。“ツナグ”とは、生きている人が会いたいと望む、既に亡くなってしまった人との面会を仲介する使者のこと。主人公の高校生・歩美を演じる松坂さんは、この原作のもつ独特の世界観に惹かれたと言い、「台本を読んで面白い設定だと思いました。“ツナグ”の仕事はすごく特殊な仕事なので、観客が歩美を通して『ツナグ』の世界観に入っていけるよう、普通の青年としての演技を心がけています。こういったお話は初めてで、演じるのが楽しいです」。本作で初の単独主演を果たすが「変に気負わずに、自然体で現場に存在していようと思っています。『リアルに、そこにいる人を撮りたい』と、監督もおっしゃっているので、歩美のフィルターを通して感じたことを常に意識してやっていこうと思います」と、その意気込みを語っている。そして、歩美の人生の先輩として、“ツナグ”の師匠として、時に厳しくも温かく見守る祖母・アイ子役を演じるのが、『悪人』や『わが母の記』など、日本映画界に欠かせない大女優、樹木希林。松坂さんとは初共演となるが、「松坂くんは顔がいい、身長はある、でもお金はない!それがいいところね。ハンサムな青年と仕事ができて、乞うご期待です!」と、イケメン俳優との共演に意気揚々といった様子。このほかにも、佐藤隆太、桐谷美玲、別所哲也、本上まなみ、八千草薫ら豪華実力派俳優たちが顔を揃えている。メガホンを取るのは、『陰日向に咲く』、『ROOKIES−卒業−』、「JIN−仁−」など映画・ドラマと数々の大ヒット作を手がけてきた平川雄一朗。今月中旬にクランクインしており、5月上旬のクランクアップを予定している。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開
2012年03月30日辻村深月の感動ベストセラー小説『ツナグ』が、松坂桃李主演、樹木希林共演で映画化され、今秋に公開されることが決定した。その他の写真本作は、生者と死者を1度だけ再会させる仲介人という特殊な仕事“ツナグ”の見習いをする高校生の歩美(松坂)が、数々の依頼人と出会ううちに自身の行為に疑念を抱き、心の葛藤と向き合う姿を描いた作品。共演の樹木は、歩美へ仕事を引き継ぐ祖母・アイ子を演じる。本作で初めて単独主演を果たした松坂は、「『リアルにそこにいる人を撮りたい』と監督もおっしゃっているので、変に気負わずに自然体で現場に存在していようと思っています」と意気込みを語り、初共演の樹木について「刺激だらけで、貴重でいい経験をさせていただいています。実際の現場はライブ感があり、毎日ワクワクしてます」と撮影を楽しんでいる様子。樹木も松坂との共演に「松坂くんは顔がいい、身長はある、でもお金はない! それがいいところね。ハンサムな青年と仕事が出来て、乞うご期待です!」と胸を弾ませているようで、ふたりのコンビネーションに期待が高まるところだ。また、本作を手がける『ROOKIES -卒業-』や『JIN―仁―』の平川雄一朗監督は、「企画中に東日本大震災が起こり、改めて本作のテーマについてより深く考えさせられました。作品を通して“人と人との絆の大切さ”を一人でも多くの方に共感してもらえるとうれしいです」とコメントを寄せている。撮影は5月上旬にクランクアップ予定で、松坂と樹木のほかに佐藤隆太、桐谷美玲、遠藤憲一、本上まなみ、八千草薫らが出演する。『ツナグ』10月6日(土)より全国東宝系にて公開
2012年03月30日携帯電話配信ドラマとの連動映画『ラブコメ』(平川雄一朗監督)の製作報告会見が9月14日(火)、東京・渋谷区のKDDIデザイニングスタジオで行われ、主演の香里奈、共演の北乃きい、田中圭、渡部篤郎が出席した。美人で男勝りのヒロイン・真紀恵(香里奈さん)と17年ぶりに再会した初恋相手の真紀恵に惚れた草食系男子・美晴(田中さん)、2人を応援する花屋の店員兼キャバクラ嬢・涼子(北乃さん)とバツイチの声優タレント・西島(渡部さん)のカップル2組の恋の行方を描くラブストーリー。男勝りの設定に香里奈さんは「自分と同じ?どうなんだろうと思いました」と首を傾げつつ、デート場面をふり返ると「花火大会とか普段行けない場所、大人になってから行ったことのないところに行けたので新鮮な気持ちでした」とニッコリ。“お相手”の田中さんは「楽しかった!撮影ですけど僕的には『今日はデートだ!』という気持ちで行っていました」と疑似恋愛を満喫した様子。一方、それぞれ個性的な設定をこなした渡部さんと北乃さんは「大変でした」と口を揃えた。苦労した役作りについて、北乃さんは「いままで演じた役の中で、ずば抜けて底抜けに明るい役で空気が読めない。朝からテンションを高くしないといけなくて、好きな音楽を聴いたり、アイスが好きな役だったのでアイスを食べたりしました」と自分なりの工夫を告白。渡部さんは「何もしないです。少し(役者を)長くやっているので」と個性派としての経験値をうかがわせたが、「北乃さんに『一生懸命ですね』って言われました」と“後輩”の言葉がちょっぴりトラウマになっている様子だった。ドラマ版はストーリーテラーの涼子の視点で綴られるプロローグストーリー。全9話が、携帯電話auのエンタテインメントサービス「LISMOChannel」で配信中。『ラブコメ』は9月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ラブコメ 2010年9月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© KDDI■関連記事:香里奈主演、もどかしい恋模様に胸キュン!『ラブコメ』試写会に10組20名様ご招待香里奈が豪快な下町っ子の役で映画主演“草食系”田中圭ともどかしい恋に落ちる
2010年09月14日女優の香里奈が最新主演映画『ラブコメ』で、彼氏いない歴1年11か月の男勝りな花屋の店長で、田中圭が演じる“草食系”の男子と恋に落ちる女性を演じることが発表された。香里奈さんが演じるのは、下町の花屋の三代目・真紀恵。男顔負けの豪快でカラリとした女性だが、そんな一面が災いしてなのか?美人なのにもう2年近くも彼氏がいない状態が続いている。そんな彼女と17年ぶりに再会し、彼女に恋してしまうのが田中さん扮する“草食系”のアニメ脚本家・美晴。男勝りな真紀恵と純粋で不器用な美晴、2人のもどかしい恋模様が展開する。共演陣も豪華な顔ぶれが揃う。真紀恵の友人で、花屋のアルバイトとキャバ嬢という2つの顔を持つ涼子を演じるのは、話題作への出演が続く北乃きい。そんな涼子に好意を持つ、バツイチの売れっ子声優・西島を渡部篤郎が存在感たっぷりに演じる。メガホンを握るのは、数々のヒットドラマを手がけ、2009年の日本国内での興行収入1位を記録した『ROOKIES−卒業−』の監督を務めた平川雄一朗。タイトルそのままの“ラブコメ”映画となるが、プロデューサーの春名慶氏は「社会全体がネガティブないま、恋愛も“草食男子”や“婚活しなきゃ”的なネガティブムードが支配してる中、前向きな“恋するハッピー”を映画で伝えたい」と意気込む。ドラマ「だいすき!!」(TBS系)、「リアル・クローズ」(KTV・CX)などで主演を務め、来年公開の話題作『あしたのジョー』ではヒロインを演じる香里奈さんだが、チャキチャキの下町っ子役で新たな魅力を見せてくれそうだ。『ラブコメ』は9月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:ラブコメ 2010年9月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開
2010年07月16日