俳優の藤原竜也と女優の有村架純が24日(木)、都内で行われた映画『僕だけがいない街』の大ヒット舞台挨拶に出席。劇中でカメラマン志望の役どころを演じた有村さんは、マスコミ向け写真撮影の時間になると、一眼レフカメラを片手に“有村カメラマン”に変身した。壇上での撮影練習を終えた有村さんは、報道陣用スペースに紛れ込んで藤原さんと平川雄一朗監督を“有村カメラマン”として撮影。「“僕街”ポーズでお願いします」と指示を出してシャッターを押したまではよかったが、写真を確認すると「あ、ボケちゃった…」とつぶやいていた。それでも有村さんは「撮る側の『こうしてください』『ああしてください』と言う気持ちが分かった」と貴重な体験にニッコリ。一方、被写体になった藤原さんは「まあまあ普通でしたよ」と辛口だった。数々の漫画賞で高評価を受けた、三部けいによる同名ミステリー・コミックの実写映画化。自身に降りかかる事件を解決しなければ、何度も同じ時間を繰り返すことになる「リバイバル」現象に巻き込まれた藤沼悟(藤原さん)が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めようとする。藤原さんは映画のヒットについて「ありがたい」としながら「原作ファンがいる作品だから、良くも悪くも色々な意見があると思う。それはすべて監督にぶつけていただいていいです」とニヤリ。有村さんは「自分と歳の近い方に観てもらえているのは親近感がある。若い方が観たくなる映画だし、若い世代に漫画とアニメのファンが多いことを実感しました」としみじみしていた。すると藤原さんは、その要因を「これはやはり“架純パワー”じゃないですか?そこに尽きると思う」と分析。藤原さんと平川監督から「ありがとう!」と感謝された有村さんは「違いますって」と慌てながらも「竜也さんファンが沢山足を運んでいるから」と切り返していた。『僕だけがいない街』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日三部けい原作の大人気ミステリーを、平川雄一朗監督が実写映画化した『僕だけがいない街』が完成、全国公開された。「このマンガがすごい!」へ3年連続ランクイン、「マンガ大賞」に3年連続ノミネートされ、そのファンも多い原作で、映像化をめぐっては権利争奪戦となったという最注目の一作だ。その本作で主人公とヒロインを演じる俳優が、意外にも(?)初共演となった藤原竜也と有村架純。ともに原作がある作品をヒットに導く人気・実力を兼ね備えた演技派が共演を経た感想、そして作品に込めた想いについて語った。己に降りかかる“事件”を止めないと、何度でも同じ時間を繰り返してしまう“リバイバル”という特殊な現象に巻き込まれる主人公・藤沼悟(藤原)が、18年前に起こった小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるため、奔走するミステリー。過去の事件がトラウマで心を閉ざしている悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨役を有村さんが演じる。大人気の原作、そしてキャラクターだけに、そのアプローチには細心の注意を払ったと藤原さんは述懐する。「マンガの場合は設定が飛躍していても成立するけれども、実写では成立しないことがあって、上手く着地しないと腑に落ちないことがあります。そこを埋めていく作業は中々大変ですね。今回僕の場合はリバイバルという現象に巻き込まれてしまうのですが、現場で撮影しながら、試行錯誤しました。役柄としては普通にしていればいいという解釈で、愛梨が手を差し伸べてくれるので、有村さんに引っ張ってもらって、得した感じでやっていましたね」。愛梨役の有村さんは、原作の設定では女子高生だった。役柄の本質を理解して演じる必要があったと、本人は言う。「キャラクターの根本は原作も映画も同じなので、一番大切なことは“悟さんにどれだけ好奇心を持てるか?”だと思いました。藤原さん演じる悟に、どれだけ興味を持てるかということを大切に演じていました。それと愛梨は人の心にすっと入り込める人だけれど、そうしようと思って演じると、ただただうっとうしい人になりそうだったので、その加減が難しかったです。微妙なさじ加減の違いで、全然イメージが変わってしまいそうだったので、その点は平川監督と常に話し合いをしながら進めました」。その点、「僕は、そこは深く考えすぎないようにしていて、瞬間的にぶった切って前に進むようにしています」と言う藤原さん。「特に原作モノなので瞬間的にどこかで遮断していかないと、先に進めない部分があります。周りの意見を全て受け入れようとすると、どうしても成立できなくなりますからね。人気原作ですから、ファンの方が沢山いらっしゃることを頭ではわかっていますが、全てをそのままやっていくことは僕は違うと思う。自分なりの解釈で演じることも重要だと思いながら撮影していますね」。そのふたり、意外にも(?)、初共演だ。有村さんは、「オン、オフの切り替えが、すばらしくて」と藤原さんの印象を明かす。「皆がその背中についていって、自然と引っ張ってくれる方です。場を和ましてくれて、一緒にいて楽しい方。ジェントルマンなんですよ(笑)」。一方、藤原さんは、有村さんのことを「耐える人」と評する。「有村さんには過酷なシーンがあるんです。雨に濡れたり、火事の中で煙を吸ったり、何度も階段上り下りして、すごいストレスが溜まっていたと思いますよ(笑)。でも、そこは女優さんなので愚痴ひとつ言わない。そういうことを一切表に出さす、ただただ耐える人。昨日も5時までドラマの撮影ですって!」と労をねぎらう。その努力が奏功して、試写会でも評判は上々。原作とはまた異なる、映画としての味わいを持った作品に仕上がった。藤原さんは言う。「監督が上手くまとめてくれて、原作にあるような小学校時代の温かみ、懐かしい感覚があります。自己投影じゃないけれど、そういう想いで完成した作品を受け止めました」。有村さんも、「何とも言えない気持ちになった」と完成作を自信を持って送り出す。「わたしたちは現代のパートだったので、小学生時代のシーンがどうなっているか楽しみでした。ふわっと包み込んでくれるような感覚にさせてくれたし、鈴木梨央さん、中川翼さんのすばらしいお芝居も印象的でした。きれいで、美しいものがたくさんある映画だなあって思ったので、多くの人に届いてほしい作品です」。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日三部けいの人気マンガを実写映画化した『僕だけがいない街』の初日舞台あいさつが3月19日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、藤原竜也、有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、石田ゆり子、平川雄一朗監督が出席した。『僕だけがいない街』初日舞台あいさつ/その他の写真身の周りで事件や事故が起こる気配を察知すると、自分の意思とは関係なくその数分前に戻り、悲劇を食い止めるまで何度でも繰り返す…。そんな“リバイバル”と呼ばれる特殊現象に見舞われる主人公が、過去に起こった連続誘拐殺人事件の真相を探る異色ミステリー。舞台あいさつでは、劇中で漫画家を演じた藤原が、映画のポスタービジュアルを即興で直筆することに。だが、出来ばえは微妙の一言で「うまいです。こんな絵、僕には描けません」(翼くん)、「とてもうまいと思います」(梨央ちゃん)と子役に気を使わせる結果となった。そんな藤原は、「架純ちゃんとの撮影が雨で3日ストップしたり、そのしわ寄せで、台風が直撃した日に石田さんとの共演シーンを撮ったり…。天気には泣かされました」と自身の“雨男ぶり”に苦笑い。あげく「実はお二人のどちらかが、雨女じゃないですか?」と有村と石田に責任を押し付け、笑いを誘っていた。主人公に寄り添うヒロインを演じた有村は、「すごく難しい役どころ。相手への好奇心はあるけど、うっとうしく見えないように意識した」と役作りを振り返った。また、石田は藤原演じる主人公の母親を演じ、「(年齢的に)腑に落ちない。役柄そのものはとても素敵で、演じられる幸せを感じた」と複雑な表情を浮かべていた。『僕だけがいない街』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年03月19日映画『僕だけがいない街』が3月19日(土)に公開を迎え、主演の藤原竜也をはじめ、有村架純、石田ゆり子、及川光博、鈴木梨央、中川翼、平川雄一朗監督が舞台挨拶に登壇。漫画家役の藤原さんは、観客の前で映画のポスタービジュアルの再現に挑戦したが…。三部けいの大人気漫画を映画化。“リバイバル”と呼ばれる過去への逆戻り現象に巻き込まれた主人公が、過去でのある殺人事件と現代において自分が濡れ衣を着せられた母親の刺殺事件の真実を追いかける。この日は、あいにくの天気となったが、会場には多くの観客が詰めかけた。石田さんは「竜也くんが雨男だから」と語り、藤原さんが慌てて「違うんですよ!」と弁明するも、本作は撮影段階からかなり、雨には悩まされてきたよう…。藤原さんは「架純ちゃんとのシーンで、雨のせいで3日も撮影が飛んで、後半でスケジュールがいっぱいいっぱいになりまして…」と苦笑。さらに「ゆり子さんとのシーンは東京に台風が上陸した日に撮ってます」と明かし「(雨男は)僕なのか…?」と首をかしげる。有村さんと石田さんは「私は違います!」とキッパリと否定したが、及川さんは「実は私も雨男です。コンサートはたいてい雨」と申し訳なさそうに語り、会場は笑いに包まれた。翼くんは、リバイバルして時間をさかのぼった主人公の悟(藤原さん)の少年時代の姿を演じているが、姿は子どもで中身は現代の大人の悟という難しい役どころ。担任教師役を演じた及川さんは「翼とはよく現場で芝居の話をしました」と明かし「翼はつらかったと思います。見た目は子ども、中身は大人って、コナンくんか!名探偵なのか!」とツッコミ。翼くんは「つらいときもありました。とても難しい役で、監督が何度も追い込んで撮ってくれて助けてもらいました」と明かした。撮影中やプロモーションでのエピソードを尋ねられると、有村さんは「竜也さんが似顔絵を描いてくれたんですが、あまりに独創的で…」と明かす。「うまいの?」という及川さんの質問に言葉を濁し「1本の線で描いてるんです」と説明。この日は、藤原“画伯”の画力を確かめるべく、ポスタービジュアルから藤原さんと有村さんの写真だけが抜かれたものが用意され、そこに藤原さんが2人の姿を描くという試みが行われた。藤原さんは描き終わると「これ、事故ですよ、事故。先に言っておきます。失礼しました」と語るが、いったいどんな絵を描いたのか…?公開されると客席は微妙な静けさで共演陣も絶句…。翼くん、梨央ちゃん、石田さんは、それぞれ藤原さんを見ずに「う、うまいと思います」と語ったが、及川さんが「芸能界に流され過ぎ!ダメでしょ、これは」とツッコミ。最後の写真撮影でも、この藤原さんの“作品”を入れての撮影が行われ、藤原さんは「これ、いりますか…?」と苦笑していた。『僕だけがいない街』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月19日三部けい原作のミステリーを実写映画化した『僕だけがいない街』の完成披露試写会が3月8日(火)に福岡にて開催され、主演の藤原竜也と監督の平川雄一朗が舞台挨拶に登壇した。「このマンガがすごい!」へ3年連続ランクインを果たし、「マンガ大賞」に3年連続ノミネートされ、映像化のオファーが殺到し権利争奪戦となった原作を、藤原さんと有村架純の初共演で映画化した本作。自身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。大切な人を守るため事件に巻き込まれていく藤沼悟を藤原さんが熱演し、過去の事件から心を閉ざした悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨役の有村さんを筆頭に、共演に鈴木梨央、中川翼ら実力派子役から、及川光博、杉本哲太、石田ゆり子ら超豪華個性派キャストが集結している。福岡での完成披露試写会の会場となった劇場には、今年度ナンバーワンの応募数となった4,200人の中から選ばれた400人が来場。舞台挨拶に登壇した藤原さんは「去年の夏ぐらいから秋にかけてこの作品を監督に完成させてもらいました。すごく原作のファンがいる作品で、実写版なのですが、面白く素敵な作品になっていると思いますので、皆さん楽しんで帰っていただければと思います」と挨拶した。もともとは原作を知らなかったという藤原さんは、作品を読んだ感想を「(知らなかったことを)本当に損をしてる気分になった」と語り、実写化については「大変なことだろうなと思ってたんですけれども、鈴木梨央ちゃんと中川翼くんが、監督の厳しい指導のもと(笑)、原作のファンの方たちを裏切らない、子役時代を輝かしくやってますので、期待して見ていただけたら」と、子役たちの活躍を明かしていた。さらに、藤原さんは「今回は実はですね、楽しくやらせてもらったんですけれども、架純ちゃんのほうが大変だったんじゃないのかなと。僕は…誤解を招いてはいけないんですけれども、楽しく、ラクに、やらせてもらいました(笑)」と笑いを誘う。平川監督は「見ていただければわかるんですが、本人自身にはいっぱい嘘があるかもしれませんが(笑)。藤原君のお芝居は嘘がないですから」と藤原さんの演技を大絶賛していた。また、注目してほしいシーンついて尋ねられると平川監督は「この作品はミステリーで、いろんな仕掛けが原作から色々あるんですけど、仕掛けをよ~く見てもらって、たくさんの人のたくさんの想いがいっぱい詰まってるんですね。だからひとつでも何か多くのものを見つけて帰ってもらえれば嬉しいなと思います」と作品への思いを語っていた。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日俳優・藤原竜也主演の映画『僕だけがいない街』(3月19日公開)で、重要なキャラクター・雛月加代を演じる子役・鈴木梨央を捉えたメイキング映像が3日、公開された。原作は、三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで時間が巻き戻り続ける"リバイバル"という現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、子どもに戻り18年前に地元で起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。鈴木が演じる加代は、悟の幼少時代のクラスメートで、母親とその恋人から虐待を受ける影のある少女という難しいキャラ。いつも1人で過ごしており、悟とはあまり接点もなかったが、事件の最初の被害者となることから、悟が守るべき仲間になる。NHK連続テレビ小説『あさが来た』で、演技力が高く評価された鈴木。主人公・あさ(波瑠)の幼少期を演じ、京言葉で「なんでどす?」と何度も口にしていたが、本作では加代役として、原作ファンからもなじみ深い「バカなの?」という口癖を連発。現在放送中のTVアニメ版でも、声優・悠木碧演じる加代の「バカなの?」がネット上で話題となっている。メイキング映像は、そんな「バカなの?」3連発から始まる。鈴木はこの役柄について「こういうちょっと暗いというか孤独な役は初めて」と告白し、「どう演じたらいいんだろうって思いました」と吐露。その象徴的なシーンが、平川雄一朗監督からの演技指導。平川監督は、「そんなもん? 雛月そんなもん? 大丈夫? 鈴木梨央次第だよ」と穏やかな口調ながらも厳しく問いかける。しかし鈴木は、空気が張り詰めた現場を「結構追い込まれましたね」と笑顔。「追い込まれるのが大好きなので、追い込まれるとスッキリした気分になるんです」と客観視し、「落ち込むこともあるけどうれしいです」と本心を打ち明けた。「本当の平川監督はすごい優しくて、監督ってなると切り替えがすごいと思いました」という言葉からも、"天才子役"と呼ばれる理由がうかがえる。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2016年03月04日NHK連続テレビ小説「あさが来た」で、波留が演じる主人公・白岡あさの幼少期とその娘・千代の幼少期の二役を演じ、TBS金曜ドラマ「わたしを離さないで」では綾瀬さん演じる恭子の幼少期を演じた鈴木梨央。このほど、満を持しての実写映画化に注目が集まる『僕だけがいない街』から、主人公・藤沼悟の幼少時代のクラスメイト・雛月加代を演じる鈴木さんのメイキング映像が解禁!本作の平川雄一朗監督に「そんなもん?」と追い込まれている様子が明らかとなった。何度も同じ時間を繰り返す「リバイバル」という特殊な現象が降りかかる主人公・藤沼悟を藤原竜也、そのバイト仲間の愛莉を有村架純が初共演で演じる本作。鈴木さんが演じる雛月加代は、いつも1人で過ごし、影があるという難しい役どころ。また、母親の恋人から虐待を受けており、連続誘拐殺人事件の被害者となるという設定で、主人公・悟が解こうとしている“謎”を解く手掛かりにもなっている。その演技力が高く評価された「あさが来た」では、好奇心旺盛なあさらしく、京ことばで「なんでどす?」と毎朝連発していたが、今回の映像で梨央ちゃんは、コミックでもお馴染みの「バカなの?」という雛月の口癖を連発!毎週木曜日のフジテレビ・ノイタミナ枠で放映中のアニメでも、放送後には「『バカなの?』癖になりそう」「本日の『バカなの?』いただきましたー」「本日の『バカなの』キタ━(゜∀゜)━」と、この口癖が話題となっており、映画でも「バカなの?」旋風が起こること必至。さらに、「こういうちょっと暗いというか、孤独な役は初めてなのでどう演じたらいいんだろうって思いました」と語る鈴木さん対し、平川監督は厳しく指導していたようで、メイキング映像では鈴木さんの演技に対し「そんなもん?雛月そんなもん?大丈夫?鈴木梨央次第だよ」と、畳み掛けるように言葉をかける監督の姿が収められている。そんな平川監督の指導を「結構追い込まれましたね」と笑顔でふり返り、「でも、追い込まれるのが大好きなので、追い込まれるとスッキリした気分になるんです。落ち込むこともあるけど嬉しいです。追い込まれるほうが大好きです」と、まさかの“ツワモノ”宣言をする鈴木さん。とはいえ、監督は怖いばかりでないようで、「本当の平川監督はすごい優しくて、監督ってなると切り替えがすごいと思いました」と尊敬の念を込めながらコメント。演技力が高いと評価されているだけでなく、演技に対する姿勢もまさに大人の女優顔負けで、本作での鈴木さんの演技にも期待が高まるところだ。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日映画『僕だけがいない街』の完成披露試写会が25日、都内で行われ、キャストの藤原竜也、有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、杉本哲太、石田ゆり子と平川雄一朗監督が出席した。3月19日から全国公開する本作は、三部けいの同名漫画を実写化したSFミステリー。時間が巻き戻る"リバイバル"現象に巻き込まれた主人公・悟(藤原)が、現在と過去を行き来しながら、18年前の連続誘拐殺人事件の真相に迫っていく――というストーリーで、テレビアニメ版(フジテレビ系)も1月から放送している。観客の大歓声を受けて登場した主演の藤原は、「"リバイバル"の撮影は、何度も同じシーンを繰り返するのでなかなか難しかったけど、完成した作品は納得できる作りになった」と胸を張ってアピール。また、「ある意味、子どもたちが主役の映画。全員が頑張って、この映画に温かさと優しさを入れてくれた」と過去パートに出演した子役たちに感謝すると、現代パートでヒロインを演じた有村も、「子どもたちのシーンが加わって、すごく綺麗で美しい作品になった」と感激の様子を見せた。本作で初共演となった藤原と有村。藤原が、「現場でずっと引っ張ってもらって頼もしかったです」と労うと、有村は、「そんな覚えはないんですけど、うれしいです。一緒に撮影できて良かった」と照れ笑い。一方で、藤原に緊張していたことも打ち明けつつ、「大先輩だけど壁を感じなくて、一緒にいて楽しかった。顔を見るだけで笑っちゃう。それくらい楽しい空気にさせてくれる」と暴露すると、藤原は、「真剣に語ってるのに、架純ちゃんが毎回笑ってて……」といぶかしげな表情を浮かべていた。また、イベントでは、"リバイバル"にちなみ、藤原と有村の幼少期の写真を公開。健康的に日焼けした写真を披露した有村は、「全然変わってなくて、今の自分を見てるみたい。外遊びが好きで、セミ獲りやボール遊びばかりしてました」と当時を懐古。続けて、藤原は、劇中で自身の幼少期を演じた中川とソックリな写真を披露。「似てるって言われてうれしい」と喜ぶ中川から、「目標としてる俳優さんは藤原竜也さん。とても格好良くて、声も渋くて心に残るお芝居をするところが大好きです!」とラブコールが送られ、「そう言うしかないじゃん!」とツッコミながら大照れしていた。
2016年02月26日映画『僕だけがいない街』の完成披露試写会が25日(木)都内で行われ、主演の藤原竜也、共演の有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、杉本哲太、石田ゆり子、平川雄一朗監督が登壇した。数々の漫画賞で高評価を受けた、三部けい氏による同名ミステリー・コミックの実写映画化。自身に降りかかる事件を解決しなければ、何度も同じ時間を繰り返すことになる「リバイバル」という現象に巻き込まれた藤沼悟(藤原さん)が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めようとする。藤原さんと初共演の有村さんは「大先輩なのでちゃんとしなきゃと構えていた部分もあったけれど、まったく壁を感じなかった。一緒にいて凄く楽しかった」とその人柄に感謝しつつも「顔を見るだけで笑っちゃう」と爆弾発言。会場が爆笑する中、有村さんは焦りつつ「そういう意味じゃなくて!」と弁解しようとするも、藤原さんは「僕は真面目に喋るけれど、架純ちゃんはなんだか笑っている。面白い事を言っているつもりはなくて、真面目に語り合っているのに、いちいち笑う」と怪訝そうに首をかしげていた。また壇上では、18年前の小学生時代に戻ってしまう映画の内容にちなみ、藤原さんと有村さんの過去の写真が公開された。藤原さんは有村さんの小学生時代の写真を見るなり「変わってない!綺麗で可愛い」と大絶賛。当の有村さんは、この時代に戻ってやり直したい事を聞かれると「髪型を変えたい」といい「ずっと毎日同じ髪型で、気にいっていたのかもしれないけれど、この時期の写真はすべてこの髪型」と照れ笑い。すると藤原さんはすかさず「この手は何でしょうねぇ」と写真のポーズに突っ込むと、有村さんは「このポーズも変えたい!当時はこれが最高の決めポーズだったんでしょうね」と頬を赤らめていた。映画『僕だけがいない街』は、3月19日(土)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月25日藤原竜也が主演を務める映画『僕だけがいない街』のメイキング映像が公開された。様々な役で孤独と悲痛な叫びを見せつけてきた藤原が、愛する人を思う“叫び”を作り上げていく映像だ。メイキング映像本作は、時間が何度も巻き戻る“再上映(リバイバル)”という現象に見舞われた主人公・悟が、小学生の過去と29歳の現在を行き来しながら、18年前に起きた誘拐事件の謎を解き明かしていく姿を描いたミステリー。『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務め、有村架純がヒロイン・愛梨役で共演する。このほど公開された映像は、何者かに刺し殺された藤原演じる悟の母・佐知子に悟が駆け寄るシーンだ。物語が進む中で重要になる“母への思い”をとらえた場面だが、藤原は平川監督と話し合いを重ね、突然の母の死に戸惑い、悲しむ悟の感情を丁寧に作り上げていく。そんな藤原の迫真の演技に、佐知子を演じた石田ゆり子は「泣きそうになった」と絶賛。映像の後半には、震えながら何度も「母さん!」と叫ぶ悟の姿が映し出されている。“絶叫が日本一似合う”と言われるほど、壮絶な運命を背負った役どころが多かった藤原。『カイジ』シリーズでは借金まみれの青年を、『藁の楯 わらのたて』では10億円の懸賞金をかけられた凶悪犯を、『るろうに剣心』シリーズでは全身包帯の最狂の剣士・志々雄真実を演じるなど、それぞれ悲痛な叫びを見せてきた。本作でも悟は母を失う悲しい運命を背負っているが、これまでとは異なる“愛する人を思う叫び”が印象的だ。本作は“このマンガがすごい!”に3年連続ランクインするなど、多くのファンを獲得している三部けいの同名漫画を原作にした作品。過去の自分と対峙しながら現在の自分を見つめ直し、大切な人の愛情に気づいていく悟の成長ドラマも描かれ、ただのミステリーに収まらない感動的な展開にも期待が高まる。『僕だけがいない街』3月19(土)全国ロードショー
2016年02月15日佐藤健主演「天皇の料理番」で東京ドラマアウォード2015「グランプリ」ほか最多4冠を獲得した鬼才・平川雄一朗監督の最新作にして、藤原竜也&有村架純の初共演で贈る大人気コミックの映画化『僕だけがいない街』。その公開日が、2016年3月19日(土)に決定。さらに、藤原さんと有村さんが真剣な表情を見せる緊迫のメインカットと場面写真が解禁となった。本作は、自分の身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という現象に巻き込まれた男・悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」双方に2年連続ランクイン、映像化のオファーが50件以上殺到したという三部けいによる原作を実写映画化した。忘れたはずの幼少期の辛い記憶と、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして自ら距離を取っていたクラスメートの優しさに触れることによって生まれる新たな友情とが、新しい記憶となって塗り替えられていく悟の「過去」。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ち溢れたドラマティックな感動作となっている。先日も、物語のカギを握る少女・雛月加代役に『リトルプリンス 星の王子さまと私』で主人公の女の子の日本語吹き替えを好演する鈴木梨央と、身体は11歳の小学生だが、中身は大人のままという藤原さん演じる悟の少年時代役に新星子役の中川翼が務めることも発表され、話題を呼んだばかり。今回解禁された写真は、藤原さん演じる悟が、有村さん演じるヒロイン・愛梨を守るため、手を取って走る場面で、物語を象徴する写真だという。だが、2人は果たしてどこへ向かっているのか、それとも何かから逃げているのか、などについては明らかにされていない。藤原さんはクランクアップ時のインタビューで、愛梨を守ろうと普通の青年・悟がヒーローのごとく、成長を遂げる姿について「兄貴の背中をみて育ってきたから、兄貴は頑張っているヒーローなんですよね。僕が小さいころから追っかけてきた存在なんです」と役作りにかかわる意外な一面を明かすと、有村さんについても「愛梨は、すごく大切な存在。愛梨も難しい役だけれども、架純ちゃんらしく、成立させて、そして勤め上げていた」と絶賛を贈る。そんな2人の役柄が垣間見える場面写真2点も併せて解禁されており、「天皇の料理番」「JIN-仁-」「ROOKIES」でその名を日本全国に轟かせた平川監督の最新作だけに、期待は高まるばかりだ。『僕だけがいない街』は2016年3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月24日『探検隊の栄光』が現在公開中の演技派俳優・藤原竜也とCM・ドラマ・映画に活躍中の有村架純が初共演を果たす『僕だけがいない街』。原作漫画に映像化オファーが殺到し、「天皇の料理番」を手掛けた平川雄一朗監督がメガホンを取ったことでも注目が集まる本作だが、このほど、スリリングな特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という不可思議な現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟を演じるのは、『デスノート』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』などで個性的な役柄を演じ、長年にわたり舞台でも高い評価を得ている藤原さん。ヒロイン・片桐愛梨役には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』に続き、WOWOW連続ドラマW「海に降る」で連ドラ初主演を務める、有村さんを迎えている。我が身に降りかかる “事件”を未然に防がなければ、食い止めることのできない【リバイバル】。幼少期に味わったつらい経験を忘れるため、心を閉ざしてしまった悟だが、今回解禁された映像では、そんな彼がリバイバルに巻き込まれ続け、ついには小学生にまで還ってしまうことに…。果たして彼は過去の謎を解き、自らに希望をもたらす大切な存在である愛梨を守ることができるのか!?珍しい藤原さんの“メガネ男子”姿や、胸キュンスマイルを見せる有村さんにも注目だ。それぞれ幅広いジャンルで活躍をみせる2人だが、意外にも今回の作品が初共演。藤原さんは「印象的なセリフを的確に、大事に、耳に残るように相手に伝える作業がさらっとできる人。その上、架純ちゃんらしさ、愛梨らしさを持って可愛らしく伝えてくれるから、すごい人だなと思いましたね」と絶賛。有村さんも、藤原さんとの共演を楽しみにしていたと明かし、「悟さんが愛梨って呼ぶとき、切ない中にも愛情があるように名前を呼んでくれて、キュンッとしてトキメキました」とコメント。「この映画には信じる力っていうものがたくさん詰まっていた」と撮影を感慨深げにふり返った。また、藤原さん曰く、本作の撮影では天気に恵まれなかったそうで、「降ってほしいときに降らず、晴れてほしいときに雨が降り、本当に天気に泣かされました。よく撮りましたよね、このスケジュールとこの天気で。一点集中でスタッフさんの力は本当にすごいなと思いました」と苦労を語る場面も。笑顔で撮影チームの団結力を讃え、思い出深い作品となったようだ。18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるというミステリーとしての顔を持ちつつ、悟とその母、そして愛梨をめぐる、優しさとせつなさに満ちあふれた人間ドラマでもある本作。ひと足先にこちらの特報映像で、先の読めないスリリングな展開の一片を味わってみて。映画『僕だけがいない街』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日藤原竜也が主演を務める映画『僕だけがいない街』(2016年春公開)に子役の鈴木梨央や中川翼、俳優の林遣都らが出演していることが21日、明らかになった。本作は、「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」で2年連続ランクインし、映像化のオファーが50件以上殺到したという、2012年より漫画誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で連載されている三部けい氏の同名コミックが原作。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれたフリーター・悟(藤原)が、18年前に起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。2016年1月からはフジテレビ系「ノイタミナ」枠でアニメ化も決定している。発表された追加キャストは鈴木、中川、林のほか、杉本哲太、福士誠治、森カンナの6人。中でも子役の2人は劇中で重要な役どころを担っており、映画化発表時に原作ファンからもネット上で「子ども時代は誰が…!?」「過去編での子役さんの方が重要では」との声があがっていた。そんな大役に抜てきされた鈴木が演じるのは、物語の鍵を握る少女・雛月加代子。母子家庭で、母から虐待を受けるというハードな役に挑む。鈴木は「初めて台本を読んだ時、ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました」と強く引きこまれたことを明かし、「難しい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたら」と意気込んでいる。鈴木はNHK大河ドラマ『八重の桜』(2013年)や現在放送中の連続テレビ小説『あさが来た』(日曜を除く毎日8:00~8:15)で、いずれも主人公の幼少期を演じ、評価を得てきたが、もう一方の子役の中川は、約300人のオーディションから選ばれた新人。演じるのは悟の少年時代だが、これは、身体は小学生で頭脳や精神は大人という難役だ。藤原演じる悟役を子どもの身体で表現するという大役を受け持つ中川は、「選ばれてとてもうれしかったです」と歓喜。「原作を読んで、この先どうなるのかとワクワクしました」と振り返り、「幼少期悟役を演じるのはとても難しいと思うけど大人になったつもりで一生懸命頑張りたい」とアピールした。平川雄一朗監督は、「2人とも何度か他の子役の子たちとリハーサルをやっていました。梨央ちゃんの芝居は安定していましたが、翼くんは苦労したと思います。何度か涙を流すほどに追い込まれていました」と舞台裏を明かし、「そもそも29歳の大人が10歳の子どもになるという想像を超えた役だから、かなりハードルは高かった」とフォロー。その上で、「撮影に入る時にはしっかり(中川演じる)悟が他の子どもたちをリードしていて、藤原竜也になりきるために私服も似せたりしていて、その成長ぶりには驚かされました」と天才子役の片鱗を目の当たりにした興奮を伝えた。
2015年10月22日“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと2008年に創設され、今年で8回目を迎える「東京ドラマアウォード」。10月21日(水)、「東京ドラマアウォード2015」の受賞式が開催され、「TBSテレビ60周年特別企画日曜劇場天皇の料理番」が作品賞・主演男優賞を含む4部門制覇という快挙を成し遂げた。作品の質の高さだけではなく、海外発信を見据え“市場性”“商業性”も重視した同アワード。今回は昨年7月から今年6月までに放送されたドラマの中から、日本映画テレビプロデューサー協会および、新聞・テレビ誌各社のドラマ担当、テレビ各局のプロデューサーによって選考された。「天皇の料理番」は作品賞・連続ドラマ部門のグランプリに輝き、主人公・秋山篤蔵を演じた佐藤健が主演男優賞、篤蔵の妻・俊子を演じた黒木華が主演女優賞、篤蔵の兄・周太郎を演じた鈴木亮平が助演男優賞を受賞。本作品を手掛けたプロデューサー・石丸彰彦、演出・平川雄一朗、脚本・森下佳子は「JIN-仁-」のグランプリ受賞以来2度目の受賞となった。本作は直木賞作家・杉森久英の同名小説が原作の、大正~昭和の宮内省大膳頭を務めた実在の人物・秋山徳蔵氏の人生を描いたドラマ。佐藤さん演じる主人公・篤蔵が、がむしゃらにまっすぐ夢を追い続ける姿と、そんな篤蔵を優しく温かく支える登場人物たちの愛の物語が好評を博し、全12話の平均視聴率は14.9%と2015年4月期の民放連続ドラマの中でトップを記録(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)、「自分の半年を捨てても良い」と役作りで体重を20キロ落とした鈴木さんの衝撃のビジュアルも話題を呼んだ。佐藤さんは個人賞も受賞しており、感想を尋ねらると「個人賞に関しては作品に獲らせて頂いた賞だと思っています。作品賞でグランプリを受賞できて、共演者やスタッフの方たちと久々に再会できて、皆で素敵な場で立つことができて、すごく幸せです」と喜びのコメント。「人ひとりの一生を自分一人で演じさせて頂く経験は初めてでしたので、この役を演じるのは難しかったです。僕の中にないものを持っている役柄だったので、それをいかに表現するかということに苦労しました」と撮影をふり返ると共に、「物語の後半になればなるほど役に対する想いが、どんどん強くなっていきました。撮影の後半は黒木さんや亮平さんの顔を思い出すだけでこみ上げる想いがありました」と語った。TBSではこのほか、2014年8月15日に放送した「テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画遠い約束~星になったこどもたち~」が作品賞・単発ドラマ部門の優秀賞を受賞。さらに、2014年7月期に放送した日曜劇場「おやじの背中」をプロデュースした八木康夫もプロデュース賞を受賞した。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日藤原竜也と有村架純に、及川光博、石田ゆり子という豪華キャストが明らかになり、大きな反響を呼んでいる映画『僕だけがいない街』。このほど、実写映画化発表時から話題になっていた物語の重要な役割を担う2人の子役に、NHK朝ドラ「あさが来た」での好演も記憶に新しい鈴木梨央と、『ヒロイン失格』に出演する新星・中川翼が決定。さらに、『HERO』の杉本哲太や実写版「火花」の林遣都と、福士誠治、森カンナという計6名の新キャストが明らかとなった。「マンガ大賞」と「このマンガがすごい!」にダブルで2年連続ランクインした、「ヤングエース」にて絶賛連載中の三部けい原作のミステリーを実写化する本作。コミックの累計発行部数は167万部(既刊6巻)を突破、また、2016年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送が開始されるとあって、「僕街ブーム」の到来がささやかれている。【リバイバル】という不思議な現象を体験する主人公・藤沼悟には藤原さん、片桐愛梨には有村さんと、映画界をリードする若手実力派の共演に加え、悟の母・藤沼佐知子役には石田さん、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には及川さんが脇を固めているが、映画化発表時から「これ子役が結構、重要じゃない?」「こ、こ、子ども時代は…誰が?!」「過去編での子役さんの方が重要ではないだろうか」とSNSでも話題となった2人の子役がついに決定した。鈴木さんといえば、大河ドラマ「八重の桜」や「あさが来た」で、共に主人公の幼少期を演じるなど、いまや国民的子役に成長。11月公開の『リトルプリンス星の王子さまと私』では、主役の女の子(吹き替え)を演じるなど大役の出演が続くが、本作では物語のカギを握る少女・雛月加代役に扮し、母子家庭で母親から虐待を受けるという凄惨な役に挑む。対する中川さんは、約300人の中からオーディションで藤原さん演じる悟の少年時代役を勝ち取った新星。身体は小学生だが、中身(頭脳や心)は大人の悟という難役を表現することになる。さらに、杉本さん、林さん、福士さん、森さんという面々が加わった盤石の布陣を、「天皇の料理番」でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がどう“料理”するのか、いまからも楽しみにしていて。<以下、キャストコメント>■鈴木梨央初めて台本を読んだとき、ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました。加代はむずかしい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたらと思います。■中川翼幼少期の大役に選ばれてとてもうれしかったです。ぼくは原作を読んでこの先どうなるのかとワクワクしました。大人の心を持った幼少期悟役を演じるのはとても難しいと思うけど大人の気持ちになったつもりで一生けん命がんばりたいと思います。■平川雄一朗監督「悟役の中川翼くんは、オーディションで会って藤原竜也さんに似ているなというのが第一印象です。加代役の鈴木梨央さんは、『八重の桜』や『WOMAN』などで拝見していて、ひたむきな芝居をする女優さんだという印象から、今回の加代という役が持つ芯の強い子を演じてもらいたいと思いました。梨央ちゃんの芝居は安定していましたが、翼くんは苦労したと思います。何度か涙を流すほどに追い込まれていました。そもそも29歳の大人が10歳の子供になるという想像を超えた役でしたから、かなりハードルは高かったです。ただ、撮影に入る時にはしっかり悟が他の子供たちをリードしていて、藤原竜也になりきるために私服も似せたりしていて、その成長ぶりには驚かされました。梨央ちゃんに関しても、原作である漫画を日頃研究していたと撮影後に聞いたのですが、漫画の世界から飛び出して来たように雛月加代という役に没頭していて素晴らしかったです」映画『僕だけがいない街』は2016年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日TBSテレビ日曜劇場にて放送され、瞬間最高視聴率18.2%を記録した佐藤健主演のドラマ「天皇の料理番」。この度、“ザテレビジョン第85回ドラマアカデミー賞”の受賞結果が現在発売中の雑誌「週刊ザテレビジョン」にて発表され、本作が最優秀作品賞、主演男優賞(佐藤健)を始めとした6部門に輝いたことが判明した。「JIN-仁-」「世界の中心で、愛をさけぶ」の制作陣が再集結し、大正・昭和時代に宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた直木賞作家・杉森久英の原作をTVドラマ化した本作。妻と家族と師と仲間に支えられ、夢を信じ、料理を愛しぬき、天皇の料理番まで上り詰めた男の生き様が涙と感動を呼ぶと同時に、役作りのために20キロの減量を行った鈴木亮平の役者魂も話題を呼んだ。そんな「天皇の料理番」が第85回ドラマアカデミー賞で6部門受賞という快挙を達成!最優秀作品賞、主演男優賞(佐藤健)、助演男優賞(鈴木亮平)、助演女優賞(黒木華)、脚本賞(森下佳子)、監督賞(平川雄一朗、岡本伸吾、中前勇児、山室大輔)の6冠受賞を果たした。今回の発表を受け、主演の佐藤さんは「この受賞の知らせを聞いたとき、本当に嬉しく思いました。今回は作品に獲らせていただいた賞だと思っています」と受賞の喜びを口にした。佐藤さんは続けて、「自分に賭けてくれたスタッフの方々、何より自分を信じて応援してくれるファンの方々、みなさんの存在が僕の原動力となりました。一流の料理人を演じるにあたり、半年間に及ぶ撮影の中でプレッシャーは常に感じていましたが、説得力を持たせるために料理練習など必死にやってきました。この経験を次につなげていかねばと思っています」と感謝の気持ちを語っている。「天皇の料理番」Blu-ray&DVDは11月27日(金)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日三部けいの大人気コミック『僕だけがいない街』が、藤原竜也主演で映画化され、来年春に公開されることが決定した。有村架純がヒロイン役を演じる。その他の情報『僕だけがいない街』は、“マンガ大賞”や“このマンガがすごい!”にランキングするなど、人気だけでなく評価も高い作品だ。売れない漫画家の主人公・藤沼悟が、自身の意図とは関係なく時空移動=タイムリープする現象を体験する中で、18年前の小学生の頃に起きた児童連続誘拐事件の真犯人と何者かに殺された母を救うため、過去と現在に起きた事件の謎を解こうと奔走するミステリー作品。同じ時間を繰り返す中で少しずつ判明していく真実、その中で精神的に追いつめられていく主人公、過去の事件に隠された謎、塗り替えられていく過去……緻密に構成された原作は多くの読者を魅了しているが、作者の三部けいは「『僕だけがいない街』コミックス発売後、初めて頂いた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、『僕だけがいない街』がどんな成長を遂げるの か、とても楽しみです!」とコメント。主演の藤原は「“時間を行き来する”特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています。また、大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」、悟のバイト先の同僚・片桐愛梨を演じる有村は「原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」と語っている。他にも石田ゆり子が悟の母を、及川光博が悟の小学校時代の担任教師・八代学を演じることが発表された。『想いのこし』『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務める本作は、2016年春にワーナー・ブラザース映画の配給で全国公開される。『僕だけがいない街』2016年春、全国ロードショー
2015年07月24日俳優の藤原竜也と女優の有村架純が、2016年春公開の映画『僕だけがいない街』で初共演することが24日、明らかになった。5月に公開された映画『ビリギャル』の大ヒットも記憶に新しい有村。主演を務める藤原との共演について、「初めてご一緒させていただくのですが、お芝居への熱量がすごく大きな方だなという印象です。私もそんな方の近くで刺激をもらいながらぶつかっていけたらと思います」と意気込む。一方の藤原も、「大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」と撮影を心待ちにしている。2人が出演する映画の原作は、「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」で2年連続ランクインし、映像化のオファーが50件以上殺到したという、漫画家・三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれたフリーター・悟が、18年前に起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かしていく物語。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく。藤原は主人公の悟を、有村は悟の心を開くきっかけを与えるヒロインの愛梨を演じる。これまで数々の極悪人を演じてきた藤原だが、本作では「時空移動=タイムリープ」を武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る。ほかにも、悟の母・佐知子を石田ゆり子が、悟の小学校時代の担任・八代を及川光博が演じる。メガホンを取るのは映画『想いのこし』(2014年)や、TVドラマ『天皇の料理番』、『JIN-仁-』を手がけた平川雄一朗監督。脚本を『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(2014年)の後藤法子氏が務める。
2015年07月24日「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」に2年連続ランクインし、映像化をめぐって争奪戦が起こった三部けい原作のミステリーコミック「僕だけがいない街」の実写映画化が決定。主演を『デスノート』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』などで超個性的な役柄を演じてきた藤原竜也が務め、ヒロインを『ビリギャル』の有村架純が務めることが明らかとなった。原作は、「ヤングエース」にて絶賛連載中の同名漫画。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど、傑作との呼び声高く、スガシカオ、中川翔子、宮地真緒から、糸井重里や「リアル鬼ごっこ」の原作者・山田悠介などまで著名人にもファンが続出。主人公は、売れない漫画家で、ごく普通のフリーター・藤沼悟。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊な現象“再上映”(リバイバル)に巻き込まれた彼が、18年前の小学生のころに起きた児童連続誘拐事件の真犯人を探し、その凶刃に倒れた母を救うため、大人のマインドを持ったまま11歳の少年となり、現在と過去に起こる事件の謎を解き明かしていく新感覚ミステリー。脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶がよみがえり、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして傷つくまいと距離を自ら取っていたクラスメートとの間に生まれた友情が新しい記憶となって、悟の「過去」が塗り替えられていくことから、ミステリーの枠にはとどまらない、優しさとせつなさに満ちた人間ドラマともなっている。その主人公・悟を演じるのは、死神のノートで殺人を繰り返す大量殺人犯、眼力で人を操るモンスター、10億円の懸賞金で命を狙われる男など、数々の超個性的な役を怪演してきた、日本が誇る若き名優・藤原竜也。本作では【タイムリープ】を武器に、連続誘拐事件の凶悪犯に迫る。一方、悟の心の深意に気づき、心を開くきっかけを与えるヒロイン・愛梨役には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』と大ヒット作が続き、WOWOWの新ドラマ「海に降る」で連ドラ初主演を務めるなど、いま乗りに乗っている有村架純。様々な作品に引っ張りだこの2人だが、共演は今回が初めて。有村さんとの共演について藤原さんが、「大活躍の有村架純さんとの初共演、非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、いまの自分にとって大きな刺激になると思います」とコメントすると、有村さんも「お芝居への熱量がすごく大きな方。私もそんな方の近くで刺激をもらいながらぶつかっていけたらと思います」と、お互いの役者魂を敏感に感じ合い、早くも最高の化学反応を予感させている。また、この2人に加え、悟の母・藤沼佐知子役にはその美貌だけでなく卓越した演技力も兼ね備える石田ゆり子、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には、どんな難役も個性たっぷりに演じ切る実力派俳優、及川光博。さらに、松坂桃李主演の『ツナグ』でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がメガホンを取る。単行本(既刊6巻)の発行部数は着実に伸びており、現在、累計発行部数139万部を突破。来年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送も決まっており、2016年は、「僕街ブーム」が日本に巻き起こりそうだ。以下、キャストコメント藤原竜也 コメントこの映画に出演させていただくことが決まり、初めて「僕だけがいない街」の原作漫画を読みました。読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません。「時間を行き来する」特殊な現象に巻き込まれた主人公・悟の複雑な心情をどう演じようか、いまから考え始めています。有村架純 コメント原作を初めて読んだ時、登場人物の家族や友達への思いにすごく胸を打たれました。タイムリープという非現実な現象がもたらす話ではありますが、不思議と遠い話ではないなと思えたのは、登場人物みんなの心情がすごく鮮明に見えたからだと思います。最初から最後まで主人公と共に心が動き、胸が熱くなる経験をしました。そんな原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います。そんな作品を映像化するにあたって、私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います。監督・平川雄一朗 コメント昭和と平成の時間軸を行き来する、数多くの謎が散りばめられたミステリー漫画が原作ですが、その底辺には人々の繋がりや絆が丁寧に描かれているので、そのヒューマニズムを映画では大事にしたいです。藤原さんには、ダメ人間ながら強い正義感を持つ青年が未来を書き換えていく希望を、有村さんには、夢を追いかける不思議な女性が主人公にもたらす愛を、それぞれが地に足のついた人間として魅力的に表現してもらいたいと期待しています。原作・三部けい コメント「僕だけがいない街」コミックス発売後、初めていただいた他メディア化のお話が、この映画化でした。ホントに実現するとは (笑)。関係各所の皆様に感謝しています。映画スタッフという新たな育ての親を得て、「僕だけがいない街」がどんな成長を遂げるのか、とても楽しみです!映画『僕だけがいない街』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月24日映画『想いのこし』(公開中)の初日舞台あいさつが、11月22日に丸の内東映で開催され、岡田将生、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が登壇した。『想いのこし』は、岡本貴也原作の「彼女との上手な別れ方」を、『ツナグ』(2012年)の平川雄一朗監督が映像化した感動作。金と女しか興味がない、史上最低のダメ男、ガジロウ(岡田将生)が、大金目当てに、この世を去った4人の人生最期の想いを届けようと奮闘する。岡田や広末は、本作でポールダンスにトライ。岡田のウエディングドレス姿でも話題を読んだ。11月22日の"いい夫婦の日"は、大切な人に想いを形で伝える日ということで、今までで一番うれしかった、大切な人からの贈り物についてクロストーク。主演の岡田は「いま、舞台(『皆既食 ~Total Eclipse~』) をやってるんですが、楽屋にかけるのれんを小栗旬さんからいただきました。身が引き締まりました」とエピソードを明かし、子役の巨勢は「広末さんからもらった釣りの本と湯たんぽです」と答えると、広末もお返しとして「私も、巨勢くんからプレゼントをもらいました。サメのぬいぐるみとキーホルダー。うれしかったです」と笑顔を見せた。最後に、岡田たちには秘密にされていたサプライズ演出が実施。MCが会場に声をかけると、「ありがとう!」という掛け声と共に、500人の観客が一斉にクラッカーを鳴らした。岡田は「こんなサプライズ初めてです。本当にうれしい。この映画を作って本当に良かったです」と驚きながらも大喜び。広末も思わず感涙し「頑張ったかいがありました」と、感謝の気持ちを伝えた。最後に岡田は「すごく素敵なメッセーにがこめられた映画だと思います」と言って、舞台あいさつを締めくくった。
2014年11月23日映画『想いのこし』が11月22日(土)に公開を迎え、主演の岡田将生、広末涼子らが舞台挨拶に臨んだ。広末さんが舞台挨拶の最後に用意された観客からのサプライズのプレゼントに感激のあまり声を詰まらせる一幕もあった。金にがめつい女好きの最低男・ガジロウ。交通事故に遭った彼は軽傷で済むが、同じ事故で亡くなったユウコとその仲間たちの幽霊が見えるようになり、しかも、彼女たちのこの世への未練をなくすためにやり残したことをひとつずつ実行するハメに…。広末さんは劇中で華麗なポールダンスを披露しているが、そこに至るまでには厳しいトレーニングの日々が…。満員の客席を前に「痣だらけで痛い思いをしてみんなで頑張ったこと、正月返上で練習した冬のことを思い出します」と初日を迎えた感慨を口にする。この日は、広末さんの息子・幸太郎を演じた巨勢竜也くんも登壇したが、幸太郎を演じるにあたって「とにかく巨勢竜也を忘れて、幸太郎になるという1点に集中した」と堂々の挨拶を見せ、隣にいた木南晴夏は「カッコいいこと言うねぇ!」とニッコリ。岡田さんも「お前、カッコいいなぁ。一番役者だよ!」と絶賛!当の岡田さんは映画について「とんでもない映画です」とザックリとした言葉でアピールし、平川雄一朗監督から「ちょっと舌足らず」と指摘され苦笑していた。この11月22日は“いい夫婦の日”に認定されており、大切な人に感謝の思いを形にして伝える日とされている。これにちなんで、これまで大切な人からもらったプレゼントは?という質問に、岡田さんは「いま、舞台をやってるんですが、楽屋に掛ける暖簾(のれん)を小栗旬さんにいただき、嬉しいし身が引き締まりました」と明かした。巨瀬くんは現場で広末さんからプレゼントされたという、大好きな釣りの本と湯たんぽを挙げ、広末さんも巨勢くんから送られたというキーホルダーとクッキーの存在を明かすなど親子の絆をしっかりとうかがわせた。さらに、観客からのサプライズプレゼントとして合図に合わせて「ありがとう!」という声と共に、事前に配られていたクラッカーが鳴らされると、一同驚いた様子。広末さんは、声を詰まらせながら「頑張った甲斐がありました」と喜びを口にしていた。『想いのこし』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:想いのこし 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「想いのこし」製作委員会
2014年11月23日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?未練を残さず、前に進む方法~『想いのこし』ドラマ『JIN-仁』、映画『ツナグ』のヒットメーカー平川雄一郎監督の最新作は、脚本家・岡本貴也の小説「彼女との上手な別れ方」を実写化したヒューマンファンタジー。同じ不慮の事故に巻き込まれ、亡くなったユウコ(広末涼子)達と、無傷で生き残った青年ガジロウ(岡田将生)。偶然か必然か、4人の死者と出会ってしまったガジロウは、お金と引き換えに、彼らがこの世でやり残したことを叶えるはめになる。もし、見えるはずのない亡き人が現れ、この世でやり残したことを代わりにしてほしいと言われたら?そもそも心理学では、幽霊という存在は、ショックや恐怖心などが原因で脳が見せてしまう幻影と説明されています。だけれど、科学ではどうしても解明できない不可思議なことがあるのも事実。今回、それはひとまず置いといて、「未練」について触れてみたいと思います。予期せぬ死を迎えた人は、突然、人生を中断させられてしまったのだから、もちろん「未練」や「後悔」があるわけです。映画の4人の幽霊は、未練というか「やり残し」を完了させたい想いでガジロウに相談するので、「後悔」とは少し違いますが。本質的に、人という生き物は、自分が決めたことに関して、スタートからゴールまでやりきらなければ「未練」が残るもの。それはたぶん、人生も恋愛も一緒です。「未練」といえば……“どうしても別れた人を忘れられず、次の恋に進むことができない。”知り合いの女性から、そんな相談をよく受けます。どうして「忘れられないのか?」多くは、哀しい記憶より甘い記憶を覚えていて、その感覚を恋しく思うから。だって、誰だって哀しい記憶を思い出して傷を深めるより、甘い記憶に浸って、心穏やかに過ごしたいでしょ?実際のところ、「あの時、ああすれば良かったのかも?」なんて想うこと自体間違ってるのかもしれない。もしあなたが別の選択をしていたら、その彼とずっと良い関係を続けられたでしょうか?些細なケンカやすれ違いがきっかけで終わったのなら、きっとまた別の日に、何かしら2人の間に問題が起こり、別れてしまったことでしょう。「未練」という感傷に浸る時間を費やすほど、彼は自分にとって将来的にもイイ男だったのか?過去にとらわれず、相手とそのまま付き合い続けた場合の未来を想像した時、自分が思い描く通りの幸せな生活を送っているかどうか。そうでないなら、相手のイヤなところをたくさん思い出して嫌いになってください。自分だけが悪かったなんて決して思わないこと。できれば別れる前に、互いの気持ちを正直にぶつけ合い、思いっきり泣いて心のデトックスをしておくのもおすすめ。それが「未練」を断ち切る方法です。『想いのこし』に登場する高校生の女の子(幽霊)も、フラれるのを恐れず “今の想いをハッキリ、ちゃんと伝える”ことで、未練を断ち切りました。大人だって同じ。気持ちを我慢せず、大事なことはきちんと伝えるクセを付けることが重要なんですよ。あらすじ:金と女に目がないダフ屋のガジロウ(岡田将生)、29歳。甘いマスクで次から次へと女を口説き、軽口でチケットを売りさばく生粋の遊び人だ。そんな彼にある日おとずれた不慮の交通事故……。幸い無傷で済んだガジロウだったが、その事故で亡くなったポールダンサーのユウコ(広末涼子)と、彼女の仲間たちが現れる。小学生の一人息子・幸太郎(巨勢竜也)を残して逝ったユウコ、結婚式を目前に控えていたルカ(木南晴夏)、同級生に密かに想いを寄せていたケイ(松井愛莉)、そしてやり残した仕事を忘れられない元消防士のジョニー(鹿賀丈史)。それぞれがこの世に大きな未練を残し、大切な人に伝えたい“想い”を抱えていた。2014年11月22日(土)全国ロードショー監督:平川雄一朗出演:岡田将生、広末涼子、木南晴夏、鹿賀丈史『想いのこし』()(C) 2014「想いのこし」製作委員会伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年11月13日11月22日公開の映画『想いのこし』の完成披露イベントが10日、都内で行われ、岡田将生、広末涼子、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が出席した。岡本貴也の小説『彼女との上手な別れ方』(小学館文庫刊)を原作を、テレビドラマ『仁-JIN-』シリーズや映画『ツナグ』を手掛けた平川雄一朗監督が映像化した本作。主人公である史上最低なダメ男のガジロウを岡田将生が演じ、突然の交通事故でこの世を去ってしまった4人の人生最後の想いを届けるために動き出す感動の物語を描く。この日は主演の岡田をはじめ、広末涼子や松井愛莉、鹿賀丈史といった豪華キャストが勢揃い。印象に残ったシーンについて「ウエディングドレスを着たシーン」とあげた岡田は「あれはもう着たくないです。似合っていると言われるのも嫌だし、似合ってないと言われるのも嬉しくないです。すごく複雑な体験をさせてもらいました」と振り返り、広末は「私はもっと目に入れたくないものが飛びえてくると思いました。顔がはっきりしているから女装が似合ってましたね。違うところに目覚めたかな?」と感想を。さらに岡田が演じるガジロウのダメ男ぶりを広末が「リアルに『イラッ』として、すごくお芝居が上手だと思いました。岡田さんから毒気というかチャラい感じが出るのが想像つきませんでしたね」と絶賛、松井も「実際にガジロウが側にいたら苦手かもしれないです。あまり関わりたくないです(笑)」と話した。劇中での広末は、女手ひとつで一人息子の幸太郎(巨勢竜也)を育てるシングルマザーの笠原ユウコを演じる。「松井さんも幸太郎(巨勢)もお芝居が初めてじゃないにしても、全身全霊一生懸命に向き合っている姿を見て涙が出そうになりまいた」と役同様に母親のような視点で2人を見守っていたいい、「こんなにも笑えて泣けるジェットコースタームービーは久し振りに見ました。痛快に気持ちいい涙を流した作品に参加できて光栄です」と充実した表情を見せていた。映画『想いのこし』は、11月22日より全国公開。
2014年11月11日映画『想いのこし』の完成報告会見が11月10日(月)、完成披露試写会に先立ち開催され、主演の岡田将生を始め、広末涼子、松井愛莉、子役の巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が出席した。岡本貴也の「彼女との上手な別れ方」(小学館文庫刊)の映画化で、岡田さん、広末さんがポールダンスに挑戦したことでも話題の本作。お金にがめついダメ男のガジロウが、彼だけがその姿を見ることが出来る、事故でこの世を去った4人の人生最後にやりたいこと――“想いのこし”を叶えるために嫌々ながらも奮闘するさまを描き出す。岡田さんは自身が演じたガジロウを「最低なクズ野郎(笑)」と語り「あまりやったことない役で、僕にとっては挑戦でした」とふり返る。特に劇中、広末さんに対してゲスな振る舞いが多かったということで「(役の上では)広末さんに嫌われようとするんですが、本当に嫌われるんじゃないかと心配になるくらい、申し訳ない気持ちになった」と苦笑い。広末さんは岡田さんの言葉に「(岡田さんは)柔らかい繊細でピュアな印象だったんですが、イメージと対照的な役で、思いのほかリアルにイラッとしました(笑)」と絶賛(?)。「見ていて新鮮で、新境地になったのでは?岡田さんファンは必見です」と岡田さんに代わってアピールした。また、岡田さんは挑戦という意味ではポールダンスに加え、なんとウェディングドレス姿にもチャレンジしているが「二度としないだろうと思う」「あれはもう着たくない」と顔をしかめる。周囲からは「似合っていた」との声も多かったが「『似合っている』と言われても嬉しくないし、『似合ってない』と言われるのもイヤ!複雑な経験をさせてもらいました…」と女性なら誰もが憧れるはずのウェディングドレス体験を述懐した。これに対しても広末さんから「もっと目に入れたくないものが飛び出るかと思いきや、顔立ちがハッキリしているからなのか、意外に似合っていた(笑)」と称賛コメントが飛び出したが「違うところに目覚めたのかと…」という言葉に岡田さんは「ありませんから!目覚めてない!」と必死で抗弁し会場は笑いに包まれた。また広末さんは撮影で印象的だった出来事を尋ねられると、自身のことではなく松井さんと巨瀬くんの演技に対する姿勢を称賛。寒さの中で平川監督にたっぷり絞られるさまを目の当たりにし「全身全霊で芝居に向き合っているのを見て涙が出てきてしまいそうになりました」と若い2人に心打たれた様子だった。この日は、映画にちなんで「もし明日死ぬなら何をしたいか?」を登壇陣が発表したが、鹿賀さんは「上京してから45年ほどになりますが山手線に乗ったことがない」と明かし「山手線一周の旅」を希望。広末さんは「会いたい人みんなを呼びたい」と「みんなでPARTY」を計画する。岡田さんはずっとやってみたかったという「スカイダイビング」を最後の願いとし「できればダイビング中に死にたい」と明かした。『想いのこし』は、11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:想いのこし 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「想いのこし」製作委員会
2014年11月10日岡田将生と広末涼子が共演する映画『想いのこし』の公開に先駆け、キャストと監督による完成披露舞台あいさつが11月10日(月)に六本木で開催される。その他の画像本作は、岡田将生演じる金に目がないロクデナシのガジロウが主人公。不慮の交通事故に遭うも生き残ったガジロウは、同じ事故で亡くなった4人の願いを叶えるために奔走することになる。『ツナグ』『ROOKIES~卒業~』の平川雄一朗が監督を務め、劇作家、演出家など多才に活躍する岡本貴也の小説を、本人がシナリオ化した。完成披露舞台あいさつは、EX THEATER ROPPONGIで開催され、岡田のほか、広末、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史、巨勢竜也、平川監督、そして本作の主題歌『あなたを想う風』を手がけたHYが登壇する。チケットは、11月1日(土)午前10:00より一般発売が開始される。『想いのこし』完成披露舞台あいさつ11月10日(月)会場:EX THEATER ROPPONGI19:00の回上映前/舞台あいさつ登壇者(予定):岡田将生、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史、巨勢竜也、平川雄一朗監督、HY料金:2000円(税込)チケット発売:11月1日(土)10:00AMより
2014年10月31日『ツナグ』『ROOKIES-卒業-』「JIN-仁-」と次々にヒット作を世に送り出している平川雄一朗監督が、岡田将生を主演に迎えて贈る『想いのこし』。この度、いち早く本作を鑑賞したお客さんからの“想い”が詰まった映像が到着した。頭の中は“金と女”だけで、日々をいかに楽に過ごすかという事しか考えていない主人公・ガジロウ(岡田将生)が、ある日、交通事故がきっかけで、3人のポールダンサー(広末涼子・木南晴夏・松井愛莉)と老運転手(鹿賀丈史)のユウレイと出会い、4人が遺した多額のお金と引き換えに、4人が成仏できるよう彼女たちの“最後の願い”を叶える約束をする…。今回届いた映像は、HYが歌う主題歌「あなたを想う風」に乗せ、岡田さんと広末さんのやり取り、岡田さんが花嫁姿を披露するシーン、岡田さん扮するガジロウが願いを叶えるべく奮闘する姿とシンクロしながら、非常に心のあたたまる仕上がりとなっている。作品を観ながら涙を流す姿、観終わった直後の感動がふんだんに収録され、お客さんの感動の声=“想い”が集まった映像だ。実はもともと世間の目には触れる予定のなかったというこの映像。“宣伝キャラバン”と題し、平川監督自らが東京・大阪を1日で周り、劇場関係者の集まる場で作品の魅力をプレゼンする宣伝行脚を行うために作成されたものだったが、評判が評判を呼び公開へ繋がった。また、鑑賞直後の感想がホワイトボードに書かれたお客さんの写真が公式サイトに続々と集まっているなか、それが一つの大きなハート=“想い”となり、巨大バナーとなって11月1日(土)より劇場に登場することが決定した。まずはこちらから“今秋の泣ける1本”と反響を呼んでいる、本作の涙誘う映像をご覧あれ。『想いのこし』は、11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日映画『想いのこし』のスペシャルイベントが10月20日(月)、都内で開催され、主演の岡田将生に子役の巨勢竜也、平川雄一朗監督、劇中の岡田さんらのポールダンスを指導したポールダンス世界チャンピオンのREIKO、同じくダンサーのeMy、MOMO、主題歌を歌う「HY」が来場した。岡田さん、共演の広末涼子が劇中で激しいポールダンスを披露することで、制作時から話題を呼んでいた本作。金と女に目がないガジロウは事故に遭い、軽いケガを負うが、その事故で死んでしまったポールダンサーのユウコと彼女の仲間たちがなぜか彼にだけ見える形で現れる。ユウコらが提示する金に釣られ、ガジロウは彼女らのこの世への未練となっている想いのこした願いをひとつずつ叶えていくことになるが…。この日のイベントは、REIKOさん、eMyさん、MOMOさんの華麗で力強いポールダンスショーで幕を開けた。日本ではあまり知られていないが、ポールダンスはオリンピック競技の候補としてエキシビジョンマッチが行われる“スポーツ”の側面を持つかなり激しいダンスであり、彼女たちの華麗な舞に観客は圧倒された様子だった。その後、監督と共に登壇した岡田さんも「ホントにすごいですね!力強くてエロい!」と興奮気味。岡田さんも劇中で披露しているが「僕もエロくできたか心配になってきました…」と苦笑を浮かべる。だが実際には岡田さんは、普通は1年で覚える大技を、撮影スケジュールもあって猛練習の末に1か月半でマスターしなくてはならなかったそう。「練習できる時間が限られていて、広末さんと一緒にREIKO先生に教えてもらったんですが、最初は(ポールに)のぼることすらできなかったんですよね…」とふり返る。体を支えてポールに密着する内股は擦り切れてボロボロになったそうで「『もののけ姫』の(呪いを受けた)アシタカの腕みたいになってました(苦笑)。『やる』と言ったけど、軽かったなぁ…何でこんなことに…って思っちゃうくらいだった」と苦労をのぞかせた。そんな、岡田さんの過酷な撮影での“支え”となったのが、広末さん演じるユウコのひとり息子を演じた子役の巨勢くんの存在。岡田さんは「ホントにかわいいんですよ!子ども大好きです」と語るが、平川監督曰く「広末さん以上に巨勢くんのことを好きになっちゃって、広末さんに嫉妬してた。めんどくさい奴だった」とのこと。この日はその巨勢くんも来場したが、岡田さんはひと目見るなり相好を崩す。巨勢くんの大人びた口調に岡田さんはタジタジで「お前、大人だな。すごいな…」、「(自分と)同い年だろ?」とどっちが年上か分からないようなやりとりを見せて笑いを誘っていた。クランクアップ後に、岡田さんが巨勢くんを誘って後楽園ゆうえんちに遊びに行ったこともあったそうだが、巨勢くんが「岡田さんはリードしてくれて、頼れるお兄さんでした」と語るとさすがに岡田さんは「そりゃそうだろ!オレ25歳だぞ!」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。この日は、本作のために映画を観て主題歌「あなたを想う風」を書き下ろした「HY」も駆けつけ、舞台挨拶後には同曲を生で披露し、会場に詰めかけた観客は彼らの演奏と歌声にうっとりと酔いしれていた。『想いのこし』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日俳優の市原隼人が、9月20日から動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV(以下、dビデオ)」で配信をスタートするドラマ『ハング』(全4話)で、『ROOKIES』シリーズを手掛けた平川雄一朗監督と約5年ぶりにタッグを組んだことが11日、明らかになった。同作は、『ストロベリーナイト』や『ジウ』シリーズなどで知られる作家・誉田哲也の同名小説を原作に、次々に起こる不可解な事件、組織権力の陰謀、見えない敵に翻弄されながらも、巨大な闇に立ち向かう刑事たちの姿を描いた警察ドラマ。主人公の警視庁捜査一課の刑事・津原英太を市原隼人、同僚刑事役を金子ノブアキ、山本裕典、浅利陽介が演じるほか、蓮佛美沙子、石橋蓮司、時任三郎などの俳優陣が脇を固める。市原は、2008年にTBS系でドラマ化、2009年に映画化された『ROOKIES』で安仁屋を演じた。同シリーズを手掛けた平川監督とは5年ぶりとなり、市原は「内面的な細かい箇所まで教えて頂いて、作品にも演者にも愛を持って臨む方だと改めて思いました」とその魅力を再認識。「また是非ご一緒させて頂きたいです」と別の作品での再会に期待を寄せている。一方の平川監督は「今回は一人の大人が、目に見えない大きな渦に飲み込まれていくという難しい役で、お互い試行錯誤しながら主人公の人間像を築き、向き合う事が出来て良かったです」と前回とは違った発見があった様子。「今作は沢山の人間が死んでいくドラマで、出演者の人達には特に死に対して真摯な演技をお願いしました」とハードな撮影だったことをうかがわせた。同僚刑事を演じた山本も映画『ROOKIES -卒業-』に赤星役で出演していたことから、平川監督の現場に「すごく安心できました。撮影日数は、5、6日と短かったんですが、スタッフのみなさんとも一体感がありました」と信頼を寄せていた。同じく5年ぶりの再会となった市原については、「相変わらず男らしいままでしたね」。「控室とかでも、雑談をしながら部活動みたいな雰囲気でした。作品のストーリー自体は暗い感じなんですが、現場は反比例して明るかったですね(笑)」と楽しげに振り返っていた。主題歌は、歌手・三浦大知の「Bring It Down」。自ら脚本を読んで書き下ろした楽曲で、市原が「"サスペンス"、"アクション"、"正義"、そして"葛藤"、"緊張感"とたくさんの感情が入り混じっている素晴らしい作品」と語るドラマの世界観を表現している。
2014年09月12日俳優の岡田将生が、映画『彼女との上手な別れ方』(2014年初秋公開)で主演を務め、ヒロインを女優の広末涼子が演じることが11日、明らかになった。本作は、脚本家で舞台演出家・岡本貴也氏の同名小説を原作に、岡本氏が脚本、ドラマ『JIN -仁-』や映画『陰日向に咲く』など数々のヒット作を手がけてきた平川雄一朗監督がメガホンを取った。頭の中は「金」と「女」だらけの自己中心男・本多ガジロウ。交通事故で命を落とした3人のポールダンサーと1人の運転手から「最後の願い」を受けたガジロウは、4人が遺した多額のお金と引き換えに、成仏できるようにとそれぞれの願いをかなえる約束をする。奔走する中でガジロウの心には変化が見えはじめ、最後には予想外のクライマックスが待ち受ける。岡田が演じるガジロウは、劇中でセクシーなポールダンスをはじめ、ウエディングドレスで結婚式に行ったり、消防士としてヒーローになったり、男子高校生に熱い告白をしたりとさまざまな姿を見せている。主演の岡田は、「まさか自分がポールダンスをやるとは思っていませんでした」と多少の戸惑いはあったようだが、「今、絶賛先生方にワンツーマンで教えていただいています。基礎中の基礎からのスタートですが、全身筋肉痛になりながらもこの映画に必要不可欠なポールダンスを全うすべく頑張っています」と奮闘中。「自分とはかけ離れているガジロウというバカで素直ではなく、不器用な男を全力で演じてやろうと思っています!」と意欲を燃やしている。一方、フジテレビ系ドラマ『リーガルハイ』での岡田との共演も記憶に新しい広末は、小学生の息子を残し無念にも幽霊となってしまったシングルマザーのポールダンサー・笠原ユウコ役。こちらも岡田と同じく、肉体美を目指した体作りとセクシーなポールダンスの猛特訓中で、「ステージでは華やかさを、日常ではいとしさと切なさを表現できるといいです。すてきな脚本を演じきることができるよう、今は初めての経験にあざと筋肉痛との日々です」と女優然としたコメントを寄せている。映画は今月12日にクランクイン予定で、2014年1月中旬にクランクアップ予定。2014年4月の完成を目指している。
2013年12月12日松坂桃李が単独初主演を果たした『ツナグ』の初日舞台あいさつが6日、東京・TOHOシネマズ日劇にて行われ、松坂をはじめ、共演の樹木希林、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、平川雄一朗監督が登壇した。樹木とのプロモーション期間が撮影期間を上回ったという松坂は、「撮影期間も含めてこうして長い時間を過ごしたけれど、結局、何も掴めないまま。どこまですごい方なのか、まったく底が知れないまま終わってしまった」と、濃密な時間を振り返った。その他の写真原作は、いま最も注目されている女流直木賞作家・辻村深月の同名小説。死者との再会を望む人々の願いを叶える仲介役“ツナグ”を司る高校生・歩美(松坂)の葛藤と成長を、親子、恋人、親友の3つのエピソードを通して描く。本作の映画化を聞いて、「どうしてもこの歩美という役をやりたかった。誰にもやらせたくないなと思った」という松坂は、初日を迎え「こうして皆さんの前に立っていられることがうれしくて、幸せすぎて、もう何と言っていいか…。この作品に自分の名前を刻めたことがうれしくて仕方がない」と感激の面持ち。そして、観客から「映画を観て、泣いた場面はありますか?」との質問を受けると、「台本の時点でグッときていた。特に親子の再会のシーンはきましたね」と回答した上で、「あとは、自分の名前がエンドロールにあがってきた時。すごくグッときたなあ!」と、喜びを露に。「映画には3つの別れがあると聞いたことがあります。1つ目はクランクアップの時。2つ目は映画が完成した時。3つ目はお客さんに届いた時。そしていま僕は『ツナグ』の3つ目の別れの瞬間にいます。作品を手放すのは寂しいけれど、うれしい思いもある。感謝の気持ちを伝えたいです」とあいさつし、主演として見事に締めてみせた。そんな松坂のことを、実の孫を見守るように見つめていた樹木は、「最初のうちは『ああ…』と思うこともあったけれど、今日に至ってはもうマイクを離さない。この成長ぶり!もう安心したので、これでご無礼いたします」と、その成長に目を細め、太鼓判を押していた。『ツナグ』公開中
2012年10月09日