原作漫画は1,500万部を突破し、アニメそして2.5次元舞台も大人気の「弱虫ペダル」が舞台キャストを中心に据えBSスカパー!で実写ドラマ化されることになり、7月5日(火)、主演の小越勇輝らが出席して記者会見が行われた。渡辺航の人気漫画を原作に、自転車競技に青春をかける高校生たちの姿を切り取った本作。この日は主演の小越勇輝をはじめ木村達成、深澤大河、郷本直也、輝馬、平井浩基、安里勇哉、桜井美南、野口真緒、鈴木拡樹、宮崎秋人、青木空夢、植田圭輔、棚澤孝義監督の計14名が登壇した。舞台に続いて、主人公の小野田坂道役での出演となる小越さんは、舞台とドラマの違いについて「舞台では(自転車をこぐシーンが)ハンドルだけを持って表現してましたが、ドラマでは実際にロードレーサーに乗ります。みんなで乗るシーンは苦労もありましたけど、汗や熱を感じてもらえると思います」と語る。舞台版では登場しなかったマネージャー役の女性陣も登場するが「坂道と同じようにドギマギしてます(苦笑)!」とも。同じく、舞台版からの続投となる箱根学園の荒北役の鈴木さん、新開役の宮崎さん、真波役の植田さんも気合十分!鈴木さんは「こうしてまた思ってもない角度から荒北として走れる機会をいただき、楽しんで届けられたら」と語り、植田さんも「そうあることではないので、この出会いを大切にしたい。舞台ではあまり絡めなかった坂道とやっと出会えるので、感慨深いです」としみじみ。宮崎さんも「舞台のときから新開をこだわって作り上げ、走りぬいてきましたが、また演じられることができ、新しい一面が作れるのは嬉しいです。箱学のメンバーとしてまた走れるのが楽しみです」と喜びと期待を口にした。棚澤監督は、原作に忠実な形での実写化を心掛けているそうで「坂道と、坂道が出会う人たちとの友情を丁寧に描いていきたい」と語る。競技用の自転車“ロードレーサー”が実際に使用されるが「(木村さんが演じる)今泉のロードレーサーは世界で唯一のものでわざわざ作ってもらいました。坂道のママチャリも一から作ってます」と実写ならではの細部に至るまでの描写について明かした。この日は、全員役衣裳で登場し、総北高校、箱学のメンバーはそれぞれユニフォーム姿だったが、深澤さんは「ももの筋肉がパンパンです」とニヤリ。木村さんも「レーシングパンツがどんどんパンパンになってます」と撮影とトレーニングを通じての肉体の進化を明かしていた。BSスカパー! オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」は8月26日(金)21時より全7話で放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年07月05日原作コミックの累計発行部数は1,500万部を突破!アニメ化、舞台化に続き、連続ドラマ化も決定し、ますます注目を集める大人気自転車ロードレース漫画「弱虫ペダル」。この度、舞台「弱虫ベダル」にシリーズ最新作が登場。主役校・総北高校のライバル箱根学園をフィーチャーした「箱根学園篇」が今秋、上演されることが分かった。原作は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載の渡辺航・著の同名コミック。自転車ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの熱いドラマと、ロードレースならではの迫力とスピードに満ちた戦いで人気を博し、多くのファンを魅了している。2013年10月からはアニメ化第1期が、翌年10月には第2期が放送され、2015年8月には渡辺氏書き下ろしのオリジナルストーリーで『劇場版 弱虫ペダル』が公開。アニメ第3期が2017年1月より放送される。舞台版である本シリーズは、気鋭の演出家・西田シャトナーの類まれなる演出技法と実力派俳優陣の熱演が話題となり、2012年から上演。2016年3月に上演された第8弾「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」では、新キャラクター・キャストが多数参加し、まさに新世代の始動を思わせる作品としてファンから熱い支持を得ている。この度、「箱根学園篇」と題して主役校・総北高校のライバル箱根学園にフィーチャーする新作の上演決定。出演者第1弾として発表されたメンバーには、葦木場拓斗役を、舞台「刀剣乱舞」で燭台切光忠を演じた東啓介。泉田塔一郎役は、テレビドラマ「バッテリー」出演をはじめ、舞台「武士白虎 もののふ白き虎 ~幕末『誠』に憧れ、白虎と呼ばれた若者達~」「ミュージカル 魔界王子」などで活躍する河原田巧也。黒田雪成役に、舞台「曇天に笑う」青木弥二郎役、舞台「黒子のバスケ THE ENCOUTER」伊月俊役のほか、テレビドラマ版「弱虫ペダル」にも同役で出演が決定している秋元龍太朗。銅橋正清役に、映画・ドラマ・舞台と多方面でキャリアを積む兼崎健太郎ら、続投メンバーがズラリ。さらに、真波山岳役には、「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」で衣更真緒役を務める谷水力が新たにキャスティングされた。そのほかのキャスト続報は随時発表予定。新メンバーを迎え、さらにパワーアップした彼らに注目したい。舞台「弱虫ベダル」箱根学園篇は、9月30日(金)~東京・TOKYO DOME CITY HALLにて、10月7日(金)~大阪・オリックス劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日コミックス累計発行部数が1,500万部を突破している大人気自転車ロードレース漫画「弱虫ペダル」。アニメ化、舞台化に続きBSスカパー!にて連続ドラマ化が決定。この度、キャスト20名が発表され、舞台版で主人公を務めた小越勇輝を始め、舞台「弱虫ペダル」シリーズお馴染みの俳優陣や、2.5次元俳優たちが大集結した。千葉県立総北高校に入学した小野田坂道(小越勇輝)は、秋葉原を愛するオタク少年。高校では友達を作るために、アニメ・漫画研究部に入部をしようとする。しかし、同級生の今泉俊輔(木村達成)や鳴子章吉(深澤大河)と出会い、自転車で走ることに楽しさを見出した坂道は自転車競技部へと入部する。総北高校自転車競技部は3年のキャプテン・金城真護(郷本直也)を中心に、「暴走の肉弾頭」の異名を持つスプリンターの田所迅(友常勇気)や独特のダンシング走法で「頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)」の異名を持つ巻島裕介(馬場良馬)といった個性のある強力なメンバーが揃い、インターハイの頂点を目指している。自転車競技については素人であった坂道は、今泉や鳴子と一緒に走った経験、1年生ウェルカムレース、4日で1000Kmを走る耐久合宿を乗り越えながら、クライマーとしての素質を一気に開花させていく。主人公・小野田坂道が自転車競技と出会って、友達を獲得し、変化していく姿、そして、そんな坂道の加入によって、大きく変化していく金城を中心とした総北高校自転車競技部。はたして誰がインターハイメンバーに選ばれるのか。ついに今年のインターハイの出場メンバーが発表される――!これまで、主演に本郷奏多、宿敵に津川雅彦を迎えて福本伸行原作「アカギ~闇に降り立った天才~」(竹書房刊「近代麻雀コミックス」連載中)や、竜騎士07原作「ひぐらしのなく頃に」を実写化してきたBSスカパー!が、今回実写ドラマ化するのが渡辺航原作「弱虫ペダル」。2008年に「週刊少年チャンピオン」で連載が始まり、2016年6月現在で単行本45巻、累計発行部数は1,500万部を突破。2012年には舞台化され、3月の新作含む8本の作品が公演。アニメも好評で、劇場版はランキング1位を獲得するほどの大ヒットを記録した。そんな熱いファンを持つ本作の実写ドラマ化には、2.5次元俳優たちがずらりと集結!主人公・小野田坂道役には「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~」「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」でも同主役を務めた小越さんが続投。また、坂道の同級生・今泉俊輔役には「ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン」で青学の海堂薫役、舞台「ハイキュー!!」で影山飛雄を務めた木村達成。同じく坂道の同級生・鳴子章吉役には舞台「ダイヤのA」で小湊春市役を務めた深澤大河が演じる。さらにライバル校である箱根学園には、荒北靖友役に鈴木拡樹、東堂尽八役に北村諒、真波山岳役には植田圭輔、といった舞台「弱虫ペダル」でおなじみの出演者がキャスティング。そのほかの出演者も舞台「弱虫ペダル」シリーズ出演者を中心に、BSスカパー!ならではのこだわりキャストが実現した。8月の本放送を前に、7月BSスカパー!ではドラマ事前特番の放送も決定。収録現場潜入リポートやキャストインタビューなど、ドラマをさらに楽しむためのナビゲート番組となるようだ。BSスカパー! オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」は2016年8月~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日「テニスの王子様」や「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」などの舞台版で活躍する“2.5次元俳優”と呼ばれる若手俳優たちの、舞台では見られない素顔を、女性が“キュン”とするシチュエーションでお届けする番組「眉目集麗~ハンサムビュッフェ~」が、4月8日(金)より「FOD(フジテレビオンデマンド)」にて配信決定。植田圭輔、黒羽麻璃央、北村諒、橋本祥平らいまをトキメク俳優たちが登場することが分かった。「眉目集麗~ハンサムビュッフェ~」は、コミックやアニメ・ゲームを原作とし、その舞台化・ミュージカル化など、3次元の俳優が2次元のキャラクターを演じる“2.5次元”舞台で活躍している、いま流行りの“2.5次元俳優”たちにフィーチャーした新番組。“眉目秀麗”な俳優を“集め”、舞台上では見られない素顔や隠れた魅力を、女性が“キュン”とするシチュエーションで発信していく。今回は、2つのシチュエーションが用意され、各シチュエーションを2話に分けて放送する。1つ目のシチュエーションは、「料理男子を召し上がれ」と題し、“料理×イケメン”という胸キュン必至のシチュエーション!登場するのは、舞台「弱虫ペダル」真波山岳役をはじめ、舞台「ノラガミ」、舞台「曇天に笑う」など数々の人気舞台でメインキャストを務める植田圭輔と、ミュージカル「刀剣乱舞」三日月宗近役や、舞台「『黒子のバスケ』THE ENCOUTER」黄瀬涼太役の公演が控える黒羽麻璃央。プライベートでも仲の良い2人は、「おかん対決」として母親から伝授された料理を披露。植田さんは「オシャレ風サラダ」と実家の思い出「たこ焼き」を、黒羽さんは「ガッツリ肉丼」と両親の出身地である福島の郷土料理「ひきないり」を互いに振る舞うという。2つ目のシチュエーションは、「犬といっしょ」と題し、“動物×イケメン”という萌えキュン確実なシチュエーション。舞台「暁のヨナ」キジャ役や、舞台「刀剣乱舞」薬研藤四郎役と立て続けに話題作に出演する北村諒と、演劇「ハイキュー!!」で西谷夕役を演じる橋本祥平が犬カフェを訪れる。犬を飼っているという橋本さんが、猫好きの北村さんに犬の良さを伝えるため犬カフェへとやってくるが、11匹の犬たちのお出迎えに北村さんは序盤からメロメロ!犬とイケメンが戯れるシーンはもちろん、舞台を演じる上での裏話や、実際に飼っている犬の話、子どの頃の思い出など、貴重な2人のプライベートトークも注目だ。2.5次元舞台俳優たちの、これまであまり語ることのなかった貴重なプライベートトークや、舞台でしか会うことができなかった彼らの素顔に出会える新番組に、ファン激増の予感だ。「眉目集麗~ハンサムビュッフェ」は、「FOD(フジテレビオンデマンド)」にて、4月8日(金)12時より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年04月08日「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」が3月4日(金)より東京・福岡・大阪・神奈川にて上演。千秋楽である3月27日(日)KAAT神奈川芸術劇場公演において全国劇場でライブビューイングを行うことが決定した。【チケット情報はこちら】累計発行部数は1,500万部を超え、2015年8月に上映した劇場版アニメも好評。TVアニメ第3期の制作が発表された、渡辺航が描く大人気漫画「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)を原作とした演劇作品、舞台『弱虫ペダル』。気鋭の演出家・西田シャトナーによる演出と小越勇輝ら俳優陣の熱演が話題となり、2012年からこれまで計7作が上演されているシリーズ作品だ。第8作目となる本作は、新チームとしてインターハイ連覇に向けて始動する総北チームを描いている。前年度の王者として新たなスタートを切った主人公の小野田坂道たちだが、卒業生の抜けた穴の大きさを痛感し不安を感じながらも、新たな部員を迎え、共に競え合える喜びと情熱を胸に、選手たちが再び走り出すストーリーだ。ライブビューイングのチケット一般発売は3月20日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月4日(金)11:00~3月9日(水)23:59まで。■「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」ライブビューイング3月27日(日) 17:00~上映開始料金:3,600円(税込)
2016年03月03日「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」が3月4日(金)より東京・福岡・大阪・神奈川にて上演。千秋楽である3月27日(日)KAAT神奈川芸術劇場公演において全国劇場でライブビューイングを行うことが決定した。【チケット情報はこちら】累計発行部数は1,500万部を超え、2015年8月に上映した劇場版アニメも好評。TVアニメ第3期の制作が発表された、渡辺航が描く大人気漫画「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)を原作とした演劇作品、舞台『弱虫ペダル』。気鋭の演出家・西田シャトナーによる演出と小越勇輝ら俳優陣の熱演が話題となり、2012年からこれまで計7作が上演されているシリーズ作品だ。第8作目となる本作は、新チームとしてインターハイ連覇に向けて始動する総北チームを描いている。前年度の王者として新たなスタートを切った主人公の小野田坂道たちだが、卒業生の抜けた穴の大きさを痛感し不安を感じながらも、新たな部員を迎え、共に競え合える喜びと情熱を胸に、選手たちが再び走り出すストーリーだ。ライブビューイングのチケット一般発売は3月20日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月4日(金)11:00~3月9日(水)23:59まで。■「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」ライブビューイング3月27日(日) 17:00~上映開始料金:3,600円(税込)
2016年03月03日TSUTAYAは3月25日、『弱虫ペダル』とコラボレーションしたTカード「Tカード(弱虫ペダルデザイン)」を「TSUTAYA」店頭で発行する。6月30日まで。一部の店舗では3月3日からカード発行事前受付を行う。『弱虫ペダル』(渡辺航原作)は、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で2008年から掲載がスタートし、累計発行部数1,500万部を超えるスポーツ漫画。今回、キャラクターデザインのTカードとしては初の原作絵でデザインとなっている。そのイラストも2012年『週刊少年チャンピオン』でお披露目され、2015年2月発売の『原画集 弱虫ペダル COLORS』掲載中でも人気の原作絵を採用したという。カード発行手数料は500円(税別)。TSUTAYAレンタル利用登録料は別途かかる場合がある。TSUTAYAオンラインショッピング発行期間は3月3日~2017年3月24日。カード発行手数料500円(税別)の他に、カード発送料として300円(税別)がかかる。また発行は、3月25日以降となる。「Tカード(弱虫ペダルデザイン)」を持っている会員向けの限定特典として、3月25日~2017年3月24日に貯めたポイントとの交換でオリジナルグッズなども用意するという。○限定グッズの販売もまた、「TSUTAYA BOOKS」主要各店では3月25日~5月31日、原作イラストを使用したTSUTAYA限定グッズなどの雑貨販売も行われる。先行販売商品は、「スタンディングアクリルキーホルダー」「開閉式ロングホルダー」「パール紙缶バッジ」「マイクロファイバーミニタオル」。売り切れ次第終了。さらに、該当店舗で取り扱いの『弱虫ペダル』関連グッズを2点以上購入するとオリジナル特典ステッカーを先着でプレゼントするとのこと。キャラクターデザインのTカードは現在、『ハイキュー!!』『ラブライブ!』『AKB48 GROUP』など約20種を展開(2016年3月3日現在)。3月15日からは『銀魂』とのコラボTカードの発行も予定している。
2016年03月03日昨年8月に公開された劇場版の大ヒットや、アニメ第3期制作決定など、根強い人気を誇る渡辺航・著の大人気漫画の舞台化シリーズ最新作「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」。この度、全キャストのキービジュアルとキャラクター写真が公開された。原作は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載中、コミック累計発行部数は1,500万部を突破する漫画家・渡辺の「弱虫ペダル」。自転車“サイクル”ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの熱いドラマと、ロードレースならではの迫力とスピードに満ちた戦いが人気を呼び、アニメ化も大ヒットを記録。昨年8月には渡辺氏書き下ろしのオリジナルストーリーで『劇場版 弱虫ペダル』が公開され、アニメ第3期の制作も決定している。本公演で第8弾を数える大人気舞台化シリーズ最新作となる本作。キャスト陣にはネクストブレイク必至の2.5次元俳優たちが名を連ね、主人公・小野田坂道役にはミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」にて主役の越前リョーマ役を務めた小越勇輝。今泉俊輔役には、超歌劇「幕末Rock」で高杉晋作役を演じた太田基裕。 そのほか、真波山岳役には舞台「ノラガミ」雪音役の植田圭輔、御堂筋翔役に『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で藤原竜也演じる志々雄真実の精鋭部隊“十本刀”のひとり・魚沼宇水を演じた村田充らが配役された。今回、全キャストのキャラクター写真が公開。原作のキャラクターの特徴を忠実に再現した完成度の高いビジュアルに仕上がっている。また、前回公開されたキービジュアルから、全キャストが登場する新たなキービジュアルが解禁。総勢17名の迫力満点な立ち姿に、物語の期待度が高まる。また、本舞台シリーズではお馴染みだが、一般的な舞台でいう黒子的な役割を担いつつ、彼ら自身も演者というパズルライダーも決定。一瀬悠、掛川僚太、伊藤玄紀、河野智平、村上渉らが発表された。「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」は3月4日(金)より東京・TOKYO DOME CITY HALLほか、福岡、大阪、神奈川にて順次上演。(text:cinemacafe.net)
2016年02月17日累計発行部数1,500万部を突破した人気コミック『弱虫ペダル』(秋田書店刊)を原作とした舞台『弱虫ペダル』より、新シリーズ「~総北新世代、始動~」のメインビジュアルと全キャラクター写真が公開された。平凡なオタク少年・小野田坂道が、高校で自転車競技部に入り、自転車ロードレースの才能を開花させていく超人気漫画『弱虫ペダル』。舞台版では気鋭の演出家・西田シャトナー氏の独創的な演出と、実力派俳優陣の熱演が話題となった。今回、舞台新シリーズとなる「~総北新世代、始動~」のメインビジュアルと全キャラクター写真を公開。さらに、一瀬悠、掛川僚太、伊藤玄紀、河野智平、村上渉の5名が本作の演出上の特徴ともいえるパズルライダーを務める。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会2014(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、 東宝、 セガ・ライブクリエイション
2016年02月15日ロッテは1月26日、「弱虫ペダル ウエハースチョコ」(税別128円)を全国の総合スーパー「イオン」店舗で発売した(一部店舗を除く)。同商品は、ウエハースチョコ1点にアニメ『弱虫ペダル』のプラスチックコレクターズカードが1枚付いている。カードは全20種類で、ノーマルカード17種類と同商品限定デザインのスペシャルカード3種類を用意した。ノーマルカードは人気キャラクター・人気チームの名言や名シーンを両面にデザインしたカードで、スペシャルカードは原作者である渡辺航先生描き下ろしイラストとロッテの商品「ガーナミルクチョコ」「ビックリマンチョコ」がコラボレーションしたオリジナルイラストとなっている。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルGR製作委員会
2016年01月27日昨年8月に公開された劇場版の大ヒットや、アニメ第3期制作決定など、根強い人気を誇る渡辺航・著の大人気漫画「弱虫ペダル」。本作を原作にした演劇作品「舞台『弱虫ペダル』」シリーズの最新作、第8弾「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」の新キャラクター&新キャストが発表。これで全キャストが解禁となった。原作は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)にて連載中、コミック累計発行部数1,500万部を突破する、漫画家・渡辺氏による「弱虫ペダル」。自転車“サイクル”ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの熱いドラマと、ロードレースならではの迫力とスピードに満ちた戦いで一躍人気作品に!2013年10月からはアニメ化第1期が、翌年10月には第2期が放送され、昨年8月には渡辺氏書き下ろしのオリジナルストーリーで『劇場版 弱虫ペダル』が公開。その大ヒット記念舞台挨拶にてアニメ第3期の制作決定が発表された。大人気コンテンツの舞台化である本シリーズは、2012年から上演がスタート。気鋭の演出家・西田シャトナーの類まれな演出技法と、実力派俳優陣の熱演が話題となり、原作・アニメと並び多くのファンを獲得。昨年11月にはシリーズ第7弾の「IRREGULAR~2つの頂上~」が上演され、次回作上演に向けてファンの期待が高まってた。待望の第8弾「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」の新キャラクター・キャストにも、ファンの期待に応える人気の2.5次元俳優からネクストブレイク俳優らが集結。総北高校、“手嶋世代”と呼ばれる主人公の小野田坂道より1学年上の世代の手嶋純太役には、TVドラマ「ごくせん 第3シリーズ」「Q10」「花子とアン」などに多数出演し、2005年上演舞台「ミュージカル・テニスの王子様」海堂薫役をはじめ多くの舞台作品出演経歴を持つ鯨井康介。そのほか総北キャストには、青八木一役を八島諒、杉元照文役に山本一慶(舞台「ふしぎ遊戯」星宿)、鏑木一差役に椎名鯛造(「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~」九頭龍冬彦)、段竹竜包役に植田慎一郎(TVアニメ「惡の華」春日高男・声優)、杉元定時役に中村太郎(ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン、石田鉄)、古賀公貴役に輝馬(舞台「刀剣乱舞」江雪左文字)らがキャスティング。箱根学園の銅橋正清役には、「ミュージカル テニスの王子様」真田弦一郎役や、舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」トグサ役などの2.5次元系舞台以外にも、舞台「夢をかなえるゾウ」ほか様々な舞台作品に出演する兼崎健太郎。京都伏見の岸神小鞠役には、俳優・バレエダンサーとしても活躍する芸術派・天羽尚吾が配役された。いよいよ全キャストが発表され、どんな物語が舞台で繰り広げられるのかますます期待が高まる本公演。今後もキャラクタービジュアルなど続報を楽しみに待ちたい。「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」は3月4日(金)より東京・TOKYO DOME CITY HALLほか、福岡、大阪、神奈川にて順次上演。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日文化放送は、2015年12月31日(木)の午後9時00分より、特別番組『漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~』を放送する。番組は、漫画『弱虫ペダル』の作者である渡辺航氏をメインパーソナリティに迎え、今人気スポーツになりつつあるロードレースの魅力を、最近の自転車事情や、作品『弱虫ペダル』などから紐解いていく。番組プロデューサーは、『弱虫ペダル』の大ファンで、当番組進行役でもある八木菜緒アナウンサー自らが務める。漫画に始まり、TVアニメ化・舞台化・今夏には劇場アニメ映画化と、人気が加速する人気スポーツ漫画『弱虫ペダル』。この作品の影響で、日本ではそれまであまり知られていなかった自転車競技への関心や認知度が、若い層を中心に変化しているという。自転車の知識がなくても、読むと気づいたらハマり、自転車に乗りたくなるという自転車ブームの火付け役となった『弱虫ペダル』とはどんな作品なのか? そしてその生みの親である作者・渡辺航氏とはどんな人物なのか? 自ら自転車に乗り、レースにも多数参加するという本人が、今流行りのロードバイクを語り、『弱虫ペダル』の魅力に迫る1時間番組となる。『漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~』は、2015年12月31日(木)の午後9時00分~10時00分、文化放送AM1134・FM91.6、IBC岩手放送、秋田放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、和歌山放送、山陽放送、山口放送、長崎放送にて放送予定。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)
2015年12月15日2015年12月13日(日)、幕張メッセ国際展示ホール5にて『銀魂』『ダイヤのA』『弱虫ペダル』『プリパラ』『Wake Up, Girls!』『実は私は』などのアニメ作品が一同に介する合同イベント「アニメJAM2015」が開催された。第1部では『銀魂』『ダイヤのA』『弱虫ペダル』、第2部では『プリパラ』『Wake Up, Girls!』『実は私は』のキャスト陣によるバラエティコーナーや、主題歌を担当したアーティストによるライブコーナーが行われ、集まった多くのアニメファンを沸かせた。○RockStageでは男性キャスト陣による爆笑トークの連続ROOKiEZ is PUNK’Dの「リクライム」(TVアニメ『弱虫ペダル』オープニングテーマ)と「リアライズ」(『弱虫ペダル GRANDE ROAD』エンディングテーマ)で幕を開けたRock Stageは、ステージの題名通り熱いロックでスタート! ライブ中にはアニメ映像も流され、アニメの感動も蘇るライブとなった。各作品のキャストを迎えてのバラエティコーナー「アニメJAM Rock Stage オールスター感謝祭」では、『銀魂』から杉田智和(坂田銀時役)、阪口大助(志村新八役)、釘宮理恵(神楽役)、『ダイヤのA』からは逢坂良太(沢村栄純役)、浅沼晋太郎(倉持洋一役)、下野紘(川上憲史役)、松岡禎丞(金丸信二役)、『弱虫ペダル』から山下大輝(小野田坂道役)、鳥海浩輔(今泉俊輔役)、福島潤(鳴子章吉役)、伊藤健太郎(田所迅役)、代永翼(真波山岳役)、日野聡(新開隼人役)、阿部敦(泉田塔一郎役)に加えて、シークレットゲストとして『DD北斗の拳2イチゴ味+』から小西克幸(ケンシロウ役)、関智一(トキ役)もサプライズ登場。総勢16名の豪華キャストが、豪華賞品をかけてバラエティ豊かな対決に挑戦した。通常のフリップ問題に加えて、いちごを食べ比べて値段の高い順に並べかえたり、万歩計を体に付けてペダルを漕ぐ動きでのカウント回数を競ったり、刀を使ったパフォーマンスで会場の支持を集めたチームの勝利というものなど、終始笑いの絶えない勝負が続き、結果はポイントを多く獲得した『ダイヤのA』チームが勝利。豪華賞品を獲得すると喜びを露わにしていた。会場で販売されていたグッズ紹介を挟むと、ここで次なるシークレットゲストとして『DD北斗の拳2イチゴ味+』の主題歌を歌うアルスマグナが登場。「世紀末スクールウォーズ」を披露するサプライズライブも行われた。そんなサプライズに続き、作品毎に分かれたコーナーがスタート。ここではキャストによる朗読コーナーと、主題歌アーティストによるライブが行われた。トップバッターは『銀魂』。オープニングとして登場したCHiCO with HoneyWorksが「プライド革命」を披露すると、続いて杉田、阪口、釘宮がステージに登壇し朗読コーナーがスタート! 内容はキャラクターたちに向けたクリスマスプレゼントを考えるというもので、銀時と神楽のボケに新八の鋭いツッコミが入るという漫才のような展開に会場は笑いの連続となった。『ダイヤのA』では逢坂、浅沼、下野、松岡が登壇し、沢村が落としてしまったクリスマスケーキを元通りにすべく4人が奮闘するストーリーを展開。4人が協力して知恵を出し合う姿に、度々会場からは黄色い声援があがった。ラストの『弱虫ペダル』では、オープニングとしてMAGIC OF LiFEが「弱虫な炎」「栄光への一秒」という2曲を届けると、山下、鳥海、福山、伊藤、代永、日野、阿部がステージに登場する。朗読パートではボランティアに参加した総北と箱学のキャラクターたちがクリスマスプレゼントを届けるべくロードバイクを走らせるという内容。そしてエンディングにはLASTGASPの「Determination」「Link」という2曲が披露され、熱いライブでこのコーナーは締めくくられた。○全17曲のアニメOP・EDが披露されたPopStage続いて行われた「アニメJAM2015」後編のPop Stageでは、『Wake Up, Girls!』『プリパラ』『実は私は』の3作品によるライブコーナーで幕を開ける。トップバッターとして登場したWake Up, Girls!は「7 Girls War」を披露。7人の全力パフォーマンスに応えるように、観客も曲に合わせてジャンプしたり、緑色のペンライトを振って声援を送った。続いて『プリパラ』からi☆Risが「Make it」、Prizmmy☆が「Jumpin’! Dancin’!」をそれぞれ披露。i☆Risが息のあったコンビネーションダンスで会場を1つに纏めあげると、Prizmmy☆はキレのあるダンスと力強い歌声で会場のボルテージを一気に高める。そして『実は私は』からはオープニングテーマを歌うアルスマグナが「ひみつをちょーだい」を熱唱。乗りやすいメロディとコミカルなダンスでライブ前半戦を締めくくった。バラエティコーナーの「アニメJAM オールスター感謝祭」では、『Wake Up, Girls!』から吉岡茉祐(島田真夢役)、永野愛理(林田藍里役)、青山吉能(七瀬佳乃役)、山下七海(久海菜々美役)、奥野香耶(菊間夏夜役)、高木美佑(岡本未夕役)、『プリパラ』から茜屋日海夏(真中らぁら役)、久保田未夢(北条そふぃ役)、山北早紀(東堂シオン役)、澁谷梓希(ドロシー・ウエスト役)、若井友希(レオナ・ウエスト役)、『実は私は』から芹澤優(白神葉子役)、水瀬いのり(藍澤渚役)、上田麗奈(朱美みかん役)、内田彩(奈紫々戸獅穂役)、M・A・Oさん(紅本茜役)に加えて、シークレットゲストとして『シュヴァルツェスマーケン』のキャストである山本希望(アイリスディーナ・ベルンハルト役)、安野希世乃(グレーテル・イェッケルン役)が登場。また、田中美海は『シュヴァルツェスマーケン』にカティア・ヴァルトハイム役として出演しているということで、こちらのチームに加わることになった。そんなPop Stageの「アニメJAM オールスター感謝祭」では、チームの代表者のイメージに合う動物に擬人化したり、足つぼシートを歩いて決めセリフを披露したり、シュークリームを食べてどこのコンビニのものかを当てるといった対決が行われ、結果は大差をつけて『シュヴァルツェスマーケン』チームが勝利。そして最下位の『Wake Up, Girls!』は観客へ向けてクリスマスというシチュエーションで告白するという罰ゲームをすることに。それぞれキャラクターに合った告白に、会場は大きな声援に包まれました。会場販売グッズの紹介と参加作品の告知コーナーへと移ると、ここで『プリパラ』と『Wake Up, Girls!』の合同イベントの開催が発表! 開催日は2016年2月14日で、会場は舞浜アンフィシアターとなる。そしてここからはライブ後半戦。『のんのんびより りぴーと』からはオープニングテーマを歌うnano.RIPEが「こだまことだ」と「なないろびより」の2曲を披露。迫力の生演奏と、ボーカルのきみコさんの優しい歌声が会場を優しく包み込む。次に登場したのは『FAIRY TAIL』から小林竜之×鈴木このみが「NEVER-END TALE」、石田燿子が「FOREVER HERE」を披露。小林と鈴木が熱い歌声で会場を赤く染めると、石田燿子は美しい歌声で観客を魅了する。松野おそ松(CV.櫻井孝宏さん)の呼びこみで登場したのはA応P。もちろん『おそ松さん』からオープニングテーマの「はなまるぴっぴはよいこだけ」を披露する。話題の絶えない作品ということもあり、A応Pの歌とダンスは会場の盛り上がりをさらに大きなものとした。続いて『侵略! イカ娘』からULTRA-PRISMが「侵略ノススメ☆」を披露。スクリーンには『侵略! イカ娘』のアニメ映像も流され、月宮うさぎの可愛らしい歌声とハイテンションな電波サウンドで会場を侵略する。橋本みゆきさんは『咲-Saki-全国編』から「New SPARKS!」、『咲-Saki-』から「Glossy:MMM」の2曲を披露しました。特に2曲目の「Glossy:MMM」のライブは意外だったようで、観客からも一際大きな声援が起こった。そして再び『実は私は』から紅本茜を演じるM・A・Oの呼び込みで芹澤、水瀬、上田、内田の4人が登場。披露されたのはエンディングテーマの「TropicalSisters」で、4人の可愛らしいダンスと歌声が会場の男性陣を魅了する。続いて『Wake Up, Girls!』から「16歳のアガベー」と現在上映中の続・劇場版後篇『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』の主題歌「Beyond the Bottom」の2曲を披露。思わず作品の感動も蘇ってくるような完璧なパフォーマンスでイベントのラストスパートに勢いをつける。そしてラストを務めたのは『プリパラ』からi☆Risの6人。「ドリームパレード」「ブライトファンタジー」の2曲で会場のボルテージは最高潮に達し、6人のパワフルな歌声に呼応するように、観客も最後まで力強い声援を送り続けていた。RockStage・PopStageともに、最後は出演者がステージに全員集合。それぞれアーティストと各作品の代表者がコメントを話すと、最後は出演者の「アニメ」という掛け声に続いて「JAM」というコールアンドレスポンスで「アニメJAM2015」は大盛況のうちに幕を閉じた。
2015年12月13日バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、TVアニメ『弱虫ペダル』と"Reebok CLASSIC(リーボック クラシック)"の「Furylite(フューリーライト)」がコラボレーションした「YourReebok×弱虫ペダル "Furylite"」の予約受付が、12月9日23時で終了となる。2016年2月の発送予定で、価格は各12,960円(税込)。『弱虫ペダル』は、平凡なオタク少年・小野田坂道が、高校で自転車競技部に入り、自転車ロードレースの才能を開花させていく人気漫画作品。2013年10月にTVアニメ化され、今年8月にはシリーズ初となるオリジナル長編映画『劇場版 弱虫ペダル』が公開された。「YourReebok×弱虫ペダル "Furylite"」は、劇中に登場する「総北高校」と「箱根学園」のユニホームカラーをモチーフにカスタマイズした「Furylite」2種類を展開。「総北高校モデル」には"SOHOKU"、「箱根学園モデル」には"HAKOGAKU"という学校名がかかと部分に刺しゅうされている。サイズは、レディース22.0~28.0cm、メンズ23.0~31.0cmを用意。さらに本商品の予約購入特典として、描き下ろし「特製クリアファイル(1種)」が全員にプレゼントされる。商品価格は各12,960円(税込)で、「
2015年12月08日メディア・インテグレーションMI事業部は、iPadとMac/PCに対応したペダルモデリングアプリケーション「Bias Pedal Desktop」「BIAS Pedal iPad」を発売した。価格はデスクトップ版(プラグイン)が1万3,800円、iPad版が無料(フル機能アンロック:2,400円)。同製品では、Positive Grid社の「BIAS Amp」デザイナーと同じ動作原理を採用しており、回路、トランジスター、外観などをカスタマイズすることで、オリジナルのファズ、ディストーション、オーバードライブ、ブースター・ペダルを作成可能。さらに「BIAS FX」とシームレスにインテグレートし、BIAS FX内のペダルボードでカスタムした自分だけのディストーションを使用することもできる。17タイプのパーツ・レベルでの歪み(ディストーション、オーバードライブ、ファズ、ブースター・ペダル)のエミュレーションをはじめ、録音したトラックのサウンドにマッチしたペダルを作成可能なTone Matching機能、ノイズ・ゲート、ルーム・シミュレーター、素早いアクションでプリセットの呼び出しが可能なクイック・スナップ・プリセット機能(8プリセット)も搭載する。なお、著名アーティストや世界のユーザーが作成したプリセットも、ToneCloudにて近日公開予定とのこと。
2015年11月20日トムス・エンタテインメントは、ロッテが、お菓子の通販サイト「ロッテオンラインショップ」にて10月29日(木)からアニメ「弱虫ペダル」痛ガム年賀状の予約受付を開始することを発表した。「痛ガム年賀状」とは、ロッテと人気コンテンツのコラボレーションによる「ガムでできた年賀状」。『痛ガム年賀状 アニメ「弱虫ペダル」』は、お正月らしい和装の東堂描き下ろしイラストや、申年にちなんで猿耳をつけたミニキャライラストなど、全12種類がラインナップ。さらに、裏面はもちろん、宛名面にも「弱虫ペダル」キャラが登場し、キャラが宛名を呼んでいるように見える「セリフ風ふきだし」デザインなど、「痛ガム年賀状」ならではのユニークなデザインで新年の挨拶を盛り上げる。『痛ガム年賀状 アニメ「弱虫ペダル」』は全12種(合計10,000枚限定販売)で、価格は1枚350円(税別)、3枚セットで1,050円(税別)、20枚セットで7,000円(税別)。10月29日よりロッテオンラインショップにて予約受付が開始し、12月上旬の発送予定となっている。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルGR製作委員会
2015年10月28日人気コミックスが原作の舞台「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~」が10月8日より愛知・東京・大阪・福岡にて上演。大千秋楽である11月8日(日)公演において全国劇場でライブビューイングを行うことが決定した。【チケット情報はこちら】同公演の原作『弱虫ペダル』は、2008年より『週刊少年チャンピオン』にて連載中。ロードレースという自転車競技を題材にし、コミックスの売り上げは1300万部を超える大人気作品だ。舞台は2012年2月に初演され、これまで6作を上演。今回の作品は、原作でも人気のキャラクター、巻島裕介と東堂尽八をメインにした物語。巻島裕介役を廣瀬智紀、東堂尽八役を北村諒が務める。ライブビューイングのチケット一般発売は11月1日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行抽選プレリザーブを実施。受付は10月11日(日)午前11時から19日(月)午後11時59分まで。■「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~」ライブビューイング11月8日(日)開演17:00料金:3,600円(税込)
2015年10月09日現在公開中のアニメ映画『劇場版 弱虫ペダル』の大ヒットを記念して6日、東京・TOHOシネマズ日本橋にて行われた舞台あいさつに声優の山下大輝と代永翼が登壇し、第3期となるTVアニメの制作が発表された。映画版に関するトークで盛り上がる中、山下と代永は劇場に多くの来場者が足を運んだことに感謝。第3期制作決定の映像が流されると、会場には大きな歓声と拍手が巻き起こった。主人公・小野田坂道を演じた山下は、「本当にうれしいです! 夢のようです! これまで全力で走ってきたけど、まだ走れると思うとワクワクが今から止まりません!」と大感激。「皆さまの応援に応えられるように頑張っていきたいと思います」と意気込み、「これからも回転数(ケイデンス)を上げていくので皆さんついてきてくださいね!」と呼びかけた。箱根学園の真波山岳役を務めた代永も「皆さんのおかげで、第3期が決定し僕らも今からすごく楽しみです」と口をそろえ、「また、原作で登場する新キャラクターが出てくるのかも楽しみですね」とコメント。「今のうちに劇場版を目に焼き付けてTVシリーズに備えていただけたらうれしいです」とアピールした。本作は、漫画誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載されている、コミックス累計発行部数が1,400万部を超えた、渡辺航氏原作による漫画が原作。サイクルロードレースに全てを懸ける高校生たちの戦いとドラマを描く。劇場版では、渡辺氏の書き下ろしの物語が展開されている。TVシリーズは2013年10月に第1期が、翌年同月に第2期がそれぞれ放送された。このたび発表された第3期では、劇場版のテーマである"魂の継承"をそのままに、加速していく物語が映されるという。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年10月07日栃木・宇都宮の森林公園やオリオンスクエアなどで10月16日~18日、日本で唯一のUCI(国際自転車競技連合)のワンデーロードレース「2015 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」など自転車レース・イベントが開催される。そのイベントで9月30日、「週刊少年チャンピオン」で連載中の「弱虫ペダル」が3年連続のコラボレーションをすることが発表された。同イベントでは「JAPAN CUP CRITERIUM」(17日)と「JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」(18日)をメインに、一般も参加できるフリーランから世界の第一線で活躍するカテゴリーオークラス(超級)の選手たちによるレースまで開催される。大会日程は16日にチームプレゼンテーション(会場: 宇都宮市オリオン通りオリオンスクエア)、17日にクリテリウム(会場: 宇都宮市大通り周回コース)、18日にロードレース(会場: 宇都宮市森林公園周回コース)を予定している。弱虫ペダルとのコラボレーション企画では原作者・渡辺航氏が来場し、チャリティーサコッシュ販売&サイン会や周回コースで行われる「クリテリウム」でのパレードラン、そしてトークショーなどで登場する。さらに、弱虫ペダルコラボウエア(半袖&長袖サイクルジャージ)も販売する。ほかにも、大会のメインスポンサーである自動車メーカー・スバルとタッグを組み、スバル社製LEVORG(レヴォーグ)の弱虫ペダルスペシャルラッピングカーが登場。総北・箱根学園のキャラクターでデザインされたラッピングカーが、クリテリウムパレードをはじめ大会期間中宇都宮市を走り抜ける。スペシャルカーはスバルブースでキャラクターパネルと一緒に展示される予となっている。また、大会に出場する地元チーム・宇都宮ブリッツェンと人気キャラクター鳴子章吉とのコラボレーションなども予定している。渡辺航氏のチャリティーサコッシュ販売&サイン会は抽選制で、各日抽選券を指定場所にて配布し、当選者のみ参加できる。価格は1,000円(税込)で、第1回は17日10:30~(下野NEWS CAFE/定員数300人、参加抽選券配布は8:00よりオリオンスクエアにて)、第2回は18日12:00~(宇都宮市森林公園特設ブース/定員数200人、参加抽選券配布は8:00より宮サイクルステーションと宇都宮市森林公園内サイクリングターミナルにて)となる。スペシャルトークショーは17日17:30頃より、オリオンスクエアで予定している(変更の場合あり)。弱虫ペダル×ジャパンカップコラボウエアは2013年に初登場した渡辺氏デザインによるジャパンカップコラボサイクルジャージで、2015年大会に合わせて従来の総北高校をイメージしたカラーに加え、箱根学園と京都伏見をイメージした2種が登場する。半袖は各1万2,000円、ウィンドブレーカーは各1万3,000円、ビブショーツは1万3,000円で、総北VER.の半袖ジャージ及びビブショーツのみ、17日~18日にONYONEブース(ジャパンカップクリテリウム会場、宇都宮市森林公園)で販売する。そのほかイベントの詳細はホームペーを参照。なお、同イベントには、UCIワールドチームは5チーム(キャノンデール・ガーミン、BMCレーシングチーム、ランプレ・メリダ、チームスカイ、トレック ファクトリー レーシング)、UCIプロコンチネンタルチームは2チーム(NIPPOヴィーニファンティーニ、チーム・ノボ ノルディスク)、海外UCIコンチネンタルチームはアタックチームガスト、国内UCIコンチネンタルチームは6チーム(宇都宮ブリッツェン、ブリヂストンアンカーサイクリングチーム、チーム右京、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチーム、那須ブラーゼン)、そして、日本ナショナルチームとクリテリウムスペシャルチーム メンバーが出場する。トレック・ファクトリーレーシングからは別府史之選手も出場を予定している。(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年09月30日全国で約200店舗のアミューズメント施設を運営するナムコは、現在全国7カ所で展開中の「弱虫ペダル GRANDE ROAD in ナンジャタウン サテライト」から商材をさらに追加した「弱虫ペダル GRANDE ROAD キャラポップストア」を現在開催中のアトレ秋葉原パート 1(東京都千代田区)に続き、2015年10月1日(木)から順次、namco ラゾーナ川崎店、namco 梅田店、namco 博多バスターミナル店にて期間限定でオープンする。フォトスポットやここでしか手に入らない賞品がもらえる「抽選クジ」や「オリジナル グッズ」には秋葉原店でも大好評の描き下ろし商材を豊富に使用。また、「弱虫ペダル GRANDE ROAD in ナンジャタウン サテライト」コーナーも加え、初心者からコアファンまで「弱虫ペダル」の世界を楽しむことができる。○「弱虫ペダル GRANDE ROAD キャラポップストア」概要■抽選クジ(ガラポン)「弱虫ペダル GRANDE ROAD キャラポップストア」でしか手に入らない限定賞品が当たる 抽選クジ「高回転(ハイケイデンス)ガラポン R」を用意(420円/税込)。■フォトスポット描き下ろしイラストをメインとしたスタンディングパネルやフォトスポットを設置。「弱虫ペダル」のキャラクターの世界を演出する。■「弱虫ペダル GRANDE ROAD in ナンジャタウン サテライト」出張コーナー「弱虫ペダル GRANDE ROAD in ナンジャタウン サテライト」の一部アイテムをミニコーナーとして展開。猫耳ちびキャラのイラストアイテムを取り扱う。■グッズコーナーグッズショップでは一般流通商品のほか、「弱虫ペダル GRANDE ROAD キャラポップストア」でしか手に入らないオリジナルグッズが多数取り揃えられる(下記アイテムは取扱商品の一部)。そのほか詳細は、「弱虫ペダル GRANDE ROAD キャラポップストア」特設サイトをチェックしてほしい。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルGR製作委員会
2015年09月24日ナムコはアトレ秋葉原パート1(東京都千代田区)で展開している「弱虫ペダル GRAND ROAD キャラポップストア」に続き、10月1日より順次、namco ラゾーナ川崎店、namco 梅田店、namco 博多バスターミナル店でも期間限定でオープンする。「弱虫ペダル GRAND ROAD キャラポップストア」は、現在全国7カ所で展開している「弱虫ペダル GRAND ROAD in ナンジャタウン サテライト」をパワーアップした限定ショップ。店内には、書き下ろしイラストをメインとしたスタンディングパネルを設置したフォトスポットや、ここでしか手に入らない商品がもらえる「抽選クジ」(1回420円)を用意する。また、クッションカバー(全12種類/各3,000円)やA4クリアファイル(前3種類/2枚セット各600円)、タペストリー(全2種類/各3,000円)など、オリジナルグッズも豊富に取りそろえる。さらに、「弱虫ペダル GRAND ROAD in ナンジャタウン サテライト」コーナーには、猫耳ちびキャラのイラストアイテムなど、初心者からコアなファンまで弱虫ペダルの世界を楽しめる展示や商品を展開する。namco ラゾーナ川崎店では10月1日~11月3日、namco 梅田店では10月2日~10月31日、namco 博多バスターミナル店では10月2日~2日までの展開を予定している。各店共に入場は無料となっている。(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルGR製作委員会
2015年09月24日現在公開中の劇場アニメ『劇場版 弱虫ペダル』公開記念舞台あいさつが6日、東京・お台場シネマメディアージュにて行われた。『劇場版 弱虫ペダル』は、原作者・渡辺航氏書き下ろしの『弱虫ペダル』初となるオリジナル長編ストーリー。"火の国"熊本・阿蘇の山を舞台に、インターハイの成績優秀チームが集結して新たな熱き闘いが繰り広げられる。この日の舞台あいさつには、「箱根学園」のキャラクターを演じる代永翼(真波山岳役)、前野智昭(福富寿一役)、吉野裕行(荒北靖友役)、柿原徹也(東堂尽八役)、日野聡(新開隼人役)、阿部敦(泉田塔一郎役)、「熊本台一」のキャラクターを演じる宮野真守(吉本進役)、田尻浩章(田浦良昭役)が登壇した。本作を小野田坂道役の山下大輝と一緒に観賞したという代永は「感動しましたね。総北や箱学、熊本台一など劇場でみんなが登場するのは迫力がありました」と大満足の様子。また、前野や吉野は見どころとして「選手ごとのモノローグや台詞」や「スクリーンで観るレースの迫力」などを挙げていた。レースの舞台となる熊本の地元校・熊本台一のメンバーを演じるのは宮野と田尻。特に宮野は劇場版で初登場のキャラクターを演じており「アフレコ現場では皆さんの絆を感じられたのがうれしくて。(これまでも)すごくいい雰囲気で収録をやっていたんだなと感じました」と感慨深げ。その一方で、やはりエンターテイナーとしての血が騒ぐのか、あいさつやトークの端々で「もっこす! もっこす!」と熊本の特徴的な方言を入れて笑いを誘う場面も。ちなみに、「もっこす(肥後もっこす)」とは頑固で男性的な性質のことを指しており、熊本の県民性を表現している言葉。熊本弁については、熊本出身の田尻が現場で「本来はこうやって言います」など、修正を加えていたという。裏話として、宮野の台詞から「もっこす」が削除された際に、宮野が「僕『もっこす』が言いたいです!」と田尻に直談判し、復活したエピソードも明かされた。そんな田尻は、実はTVアニメ第1話から柔道部員やヒロくんなどさまざまな兼役で出演していただけに、今回の劇場版は感慨のひとしお。柿原は、田尻をはじめとしたさまざまな演者の支えで作品は成り立っており、「そのおかげで熱い芝居が出来る」と感謝を伝えていた。印象的なシーンの話題では、柿原から「巻ちゃんと……巻ちゃんが……巻ちゃんで……巻ちゃんに……もっこすもっこす」と気になる発言も。東堂と巻島の関係もそうだが、各キャタクターの関係性は『弱虫ペダル』の見どころのひとつで、阿部と日野は互いのキャラクターのやりとりが特に印象に残っている模様。また日野は、新開の決め台詞に自分が入れたかった言葉をアドリブで入れたという。舞台あいさつの後半では、Webラジオの名物コーナーの番外編「チャリネットハコガク」が実施され、今回のターゲットは宮野。ステージには劇中で宮野が演じる吉本が乗っているモデルとなった「CERVERO(サーベロ)」の自転車が登場して、その性能や魅力などが紹介された。「うわっ! すごい」「軽っ! 自転車って片手で持てるの?」などと驚きつつ、実際に自転車にまたがって感触を確かめた宮野は、ゴールの瞬間などさまざまなポーズをとって喝采を浴びる。そして、「20~30万なら買っちゃおうかな」と言っていた宮野に明かされた値段は、40万というなんとも微妙なライン。リアルな値段に戸惑う宮野は「このロード、買う?」と詰め寄られ……「このロード、買いますん!」と曖昧な言い方で濁していた。トークもコーナーも和気あいあいとした雰囲気で行われた今回の舞台あいさつ。作品や各キャラクターへの思いは強く、最後のあいさつでは劇場版の魅力をアピールするのと同時に「またこの箱学のメンバーで走りたい」と語っていた。
2015年09月07日●舞台は熊本の阿蘇、ロードレースにおいてロケーションは舞台装置の一つシリーズ初となるオリジナル長編映画『劇場版 弱虫ペダル』が、8月28日より全国で公開された。漫画誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載中の『弱虫ペダル』は、コミックス累計発行部数1,400万部を超える人気作。平凡なオタク少年・小野田坂道が、高校で自転車競技部に入り、自転車ロードレースの才能を開花させていくスポーツ漫画だ。2012年に舞台化され、2015年10月からは第7作目となる舞台「『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~」が公演予定。今最もチケットが取れない2.5次元舞台として知られている。アニメも2013年から放送が開始され、2015年3月に第2期が終了。そして今回公開された劇場版は、そのTVシリーズの続きとなるインターハイ終了後のエピソードが描かれる。ファン待望のオリジナル長編、そのシナリオを担当した原作者・渡辺航氏に話を伺った。――本作のメインは「熊本 火の国やまなみレース」となります。なぜ劇場版の舞台を熊本にしたのでしょうか?僕の地元が長崎で、いつも帰省するときは飛行機で広島や香川などで降りて、自転車で帰っているんです。そのときに必ず通るのが熊本の阿蘇。通るたびに、「雄大な景色で素敵だな」「ここを舞台にしたロードレースを描けたら楽しいだろうな」と思っていたこともあり、今回の舞台にしました。ロードレース自体がいろいろなところに行くスポーツでもあるので、せっかくの劇場版ですし坂道くんたちが遠くへ行くのもいいなと。――では、劇中で描かれているコースを実際に走られたことがあるんですね。はい。使用するロケーションなどは基本アニメスタッフさん側にお任せしているんですが、「ゴール地点はここがいいんじゃないか」、「あとはココとかアソコとか……」といろいろオススメしちゃいました(笑)。ロードレースにおいてロケーションは舞台装置の一つですし、大きなスクリーンで皆さんにもぜひそれを味わってもらえたらと思います。ただ、今回設定しているレースは熊本側から坂道を上るんですが、僕は大体逆側から上って、その坂道を下っているんです。下りはすごい速度が出るくらい傾斜がキツいので、実際に熊本側から上るのは大変だと思いました(笑)。――劇場版のストーリーは先生の書き下ろしですが、このエピソードはもともと先生の中にあったお話なのでしょうか?いえ、映画が決定してから考えました。僕が今連載で描いている流れは壊したくなかったので、インターハイが終わった後に熊本で行われる招待レースがあり、毎年箱根学園はその招待を断っていたんだけれど、総北が出場すると聞いて箱根学園も出場する……という設定にしました。すでに熊本台一という高校が登場しているので、レースのホスト校として据えられるというのもよかったですね。仮に北海道を舞台にすると、新しく北海道の高校を据えなくちゃいけない。全員新キャラになってしまうと観ている方も混乱すると思うし、それで集中して観てもらえなかったら悲しいですし。――連載の流れを壊さないようにするのは難しかったのではありませんか?最初は悩みました。でも、インターハイメンバーが再び登場できる隙間は一カ所だけ――インターハイが終わった秋口しかなかったので、ある意味すぐ決まりました。原作を読んでいる方だとわかると思いますが、巻島が留学したあとの話に設定してしまうとなかなかキャラも出てこなくなるんです(笑)。きっと皆さんも総北のあの6人がもう一回走るところを楽しみにしてくれているだろうから、そこを外してしまうのは申し訳ないなと。●彼らはチームのために走っていて、積んできたもののために走っている――劇場版のシナリオ作りと、普段の漫画の作り方では違いはありましたか?僕は絵で考えながら描いていくタイプで、漫画の場合はネームで描きます。でも、映画のシナリオをその方法でやってしまうと、劇場版も「全部チェックさせて!」となってしまうので、劇場版のシナリオはテキストで作りました。もちろんテキストでシナリオを書いていても、頭の中で絵が動いているんですが、それを描いてしまうとアニメスタッフ側の動かし方を制限してしまうし、僕も描いた以上その通りにしてほしいと思ってしまう。それは踏み込み過ぎだし、そこに入り込んでしまうと漫画が疎かになって本末転倒になってしまうんじゃないかと。だから、僕は材料だけお渡しして、あとはアニメスタッフさんにお任せするという形をとりました。――材料というのは具体的にいうと?ストーリーの流れと、『弱虫ペダル』は会話劇が重要なので、キャラクターとキャラクターが「この状況後に何を喋るか」という部分を丁寧に書いて「間の部分は繋げてください」という形にしました。結末が決まっているので、物語としては大きく進展していく話ではないですし、「ここで終わらないといけない」という軸がベースにあるので、会話劇とシチュエーションと誰が託して誰が勝つというのが多分一番面白いはず。そこだけハッキリと渡しておけば何とかなるだろうと(笑)。だから、アニメスタッフ側で削ってくれればいいと思って、僕としては多めの量をお渡ししたんですが、「ちょうどいいです」と言われて(笑)。結構な情報量が入るなと驚きました。――劇場版の見どころを教えてください。ネタバレにかかわってしまうのでマイルドなところでいうと(笑)、新キャラクターの吉本進です。怪我でインターハイに出られなかったというバックグラウンドを持つ彼が、今回のレースでどう暴れるか……というところ。ホスト校の意地も魅力の一つです。――吉本はどういう発想で生まれたキャラなのでしょう。熊本台一はネタキャラポジション的なところがありますけれど、もちろん彼らの中にもインターハイでの目標があって、いろいろ練習を積んできたという背景がある。そんな彼らの中に「もし、辛い部分があるとしたら何だろう?」と考えたんです。怪我でレースに出られないというのは、実際のロードレースでもよくあることなんですが、漫画だとフルコンディションで出ないと面白くないので、僕の漫画の中では全員がフルコンディションで出ているという設定にはなっています。でも、そうじゃないチームが一つあった方がリアルだし、熊本台一にそういうキャラクターがいてもいいんじゃないかと。「ロードレースの真実」みたいなものを描けるかなと思って彼を作りました。――他のキャラを作る際も、「ロードレースの真実」を考えながら作っているのですか?作っています。例えば、実際のロードレースでは選手たちが補給食をパクパクと食べるんですが、そのシーン自体にあまり意味がないのでずっと描いてこなかったんです。そこで、とにかく食べるキャラの新開を作って、ロードレースの中で食べるという行為を表現する位置付けにしました。後は、ロードレースの選手ってみんなサングラスをしているんですが、漫画だと全員サングラスだと見分けがつかない(笑)。だから漫画的な表現として全員裸眼で登場させて、金城だけがサングラスをつけるという表現にしています。ほかにもロードレースを表現するポジションのキャラは何人かいますね。――舞台化やアニメ化もされ、女子からの人気も非常に高い『弱虫ペダル』ですが、最後に、これほどまでの「女子人気」をどのように捉えているかお聞かせください。週刊少年誌なので、僕としてはずっと少年に向けて描いているつもりです。ただ、サイン会をやっていると、回を重ねる毎に女性比率が増えていっているんですよ。単純に「すごいな~」と思っていましたが、途中から「増えすぎじゃない?」とも思ったり(笑)。ただ、秋田書店調べによるとコミックスの売上は男女比率が同じくらいらしいです。女性の方が声が大きいしアクションが早いので、女性人気がすごいというように見えるけれど、語らない男性ファンや少年たちも同じくらいいるんじゃないかと思います。少年向けだったら可愛い女の子をもっと描けばいいと思われるかもしれないけれど、描かないのにも理由があって。レース中に女の子が出てきて「がんばって!」と声をかけるだけで、がんばっているキャラクターたちが女の子のためにがんばっているように見えてしまうんです。女の子のためじゃなくて、彼らはチームのために走っていて、積んできたもののために走っている。ということで寒咲幹のコマが小さくなって、出番が少なくなってきているということになっているんですけれど……(苦笑)。■プロフィール渡辺航長崎県出身 代表作に『電車男 でも、俺旅立つよ。』(原作:中野独人)。現在漫画誌『月刊少年シリウス』(講談社)にて『まじもじるるも 放課後の魔法中学生』、漫画誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて『弱虫ペダル』を連載中。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年09月03日「ぴあ」調査による2015年8月28日、29日のぴあ映画初日満足度ランキングは、17歳の若さで結婚した夫婦と、難病の先天性早老症と判明した息子のかけがえのない日々を描いた感動作『世界で一番いとしい君へ』がトップに輝いた。2位に自転車レースに目覚めた高校生が白熱のバトルを繰り広げる姿を描いた『劇場版弱虫ペダル』、3位に超下品な中年オヤジのテディベア、テッドが相棒とともに大騒動を巻き起こす人気コメディの続編『テッド2』、ノルウェーの首都オスロでプロのバレエダンサーを目指す3人の少年を追ったドキュメンタリー『バレエボーイズ』が入った。その他の写真2位の『劇場版弱虫ペダル』は、自転車競技部に入部し見事インターハイで勝利を勝ち取った主人公・小野田坂道が、クライマーとして新たな戦いに挑む姿が描かれる。高校生たちの熱いバトルやロードレースならではの迫力が話題を呼び、テレビアニメや舞台などシリーズ通して多くのファンを獲得している人気作だが、出口調査では「観終わった後の爽快感がすごい」「全員が自転車に命を懸けているのがこっちまでガンガン伝わってくる」など、期待を上回る満足感を得た観客が多かったようだ。本作は、原作者・渡辺航がオリジナルストーリーを書き下ろした初の長編映画。レースシーン以外にも「印象に残るシーンがいくつもあった」という観客が多く、「それぞれのチームの良さがあり仲間の絆が印象的」「真剣勝負の中にも笑いがあっておもしろかった」「主人公が落ち込んだときの先輩の言葉に優しい気持ちになれた」がといったコメントも寄せられた。さらに「普段はスポーツ系の映画は観ないがこの作品だけは特別」「友人の薦めで内容を知らないまま観に来たが、男同士の友情を熱く描き出すところに惹かれた」など、本作ならではのエネルギーに魅了される観客が多く、“熱きバトル”や“絆”、さらに“笑い”や“感動”までも味わえる本作は、今後さらなるファンを獲得していきそうだ。(本ランキングは、8/28(金)、29(土)に※金曜公開あるかどうか確認※公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『劇場版弱虫ペダル』公開中
2015年08月31日トムス・エンタテインメントは、東宝、テレビ東京、秋田書店、テレビ東京メディアネットと共同で、渡辺航氏原作『弱虫ペダル』の劇場版長編アニメーション『劇場版 弱虫ペダル』を製作、2015年8月28日(金)より公開する。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店刊)で連載され、コミックス累計1,400万部超の人気を誇る、渡辺航氏による漫画を原作とする自転車(サイクル)ロードレースアニメーション『弱虫ペダル』。2013年10月より第1期シリーズ、2014年10月より第2期シリーズがテレビ放送され、自転車ロードレースにすべてを懸ける高校生たちが繰り広げる、熱いドラマとロードレースならではの迫力、スピードに満ちた戦いが多くのファンを獲得し、大きな話題を呼んでいる。本作は、『弱虫ペダル』初となるオリジナル長篇で、シナリオは原作者・渡辺航氏が本作のために書き下ろした新作ストーリー。TVシリーズの鍋島修監督が総監督、そして気鋭の長沼範裕が監督として本作を手掛ける。また、新キャラクター、熊本台一高校の3年生・吉本進役として声優・宮野真守も参加。スクリーンで展開する、より一層のスケール感にあふれた映像、ドラマ、戦いに注目したい。『劇場版 弱虫ペダル』は、2015年8月28日(金)より全国ロードショー。公開館などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年08月27日HEROしのいサーキット(栃木県宇都宮市)にて9月26日、「劇場版 弱虫ペダルサイクルロードレース collaborated with GSR CUP」が開催される。同イベントは、8月28日公開のアニメ映画「劇場版 弱虫ペダル」とカシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-FR10」の「弱虫ペダル」コラボモデルの発売を記念して実施するもの。大会では、1チーム6人以内の編成で参加できる「3時間耐久レース」をはじめ、周回レース「クリテリウム」や1チーム3~6人で挑む「チームスプリントレース」、レースビギナー向けの走行講習会などを予定している。レースに参加しない人も入場料1,000円で観戦ができ、レースオリジナル参加賞(ライダー向け・観戦者向け)も用意する。そのほか、関連企業のブース展開なども予定している。申し込み方法や詳細はホームページを参照。
2015年08月13日ミュージカル『テニスの王子様』舞台『弱虫ペダル』『デスノート The Musical』『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』など、日本が誇る多くの漫画・アニメ・ゲームを原作とし、舞台化した「2.5次元ミュージカル」。2014年3月に発足した一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会は、世界を視野に一体どのような展開を考えているのだろうか。代表理事の松田誠氏にお話を伺った。○それぞれの会社の個性がある――現在、日本2.5次元ミュージカル協会の作品には、海外に目を向けた作品もたくさんありますよねそうですね。『デスノート The Musical』なんかは、英語で台本を作ったりしていて、韓国でもミュージカル化されて、JYJのジュンスさんが出演しています。でも、たぶんですけど、ジュンスさんも、単に日本のミュージカル作品だから出たいっていうのではなく、原作ファンだからっていうことが大きいのではないかと思うんですよね。――確かに、ジュンスさんは、幼少時から『デスノート』原作の熱烈なファンと公言しているようですね。『デスノート The Musical』の場合は、ほかの舞台と違って、海外でその国の人が演じるという海外進出を推し進めていますよね『デスノート The Musical』の場合は、やはり最初から欧米を狙っているんだと思います。『デスノート The Musical』のホリプロ、舞台『弱虫ペダル』のマーベラス、『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』のネルケプランニングと制作もそれぞれ違うし、作品性も違う。それぞれのアプローチ方法で、海外戦略については考えています。そうした考えや戦略を協会で共有し情報交換しながら、最終的にはオールジャパン体制で海外に臨もうと考えています。――でも、ネルケプランニングの代表取締役である松田さんが、なぜそこまで全体の音頭をとって盛り上げようとするんだろう? という目線もありそうですよねそれはよく言われます(笑)。「なんで、そんなことをわざわざやってるの?」って。でも、2.5次元ミュージカルっていうのは、日本の財産だと思うんです。独り占めしようなんてそんなしょぼいことをするよりも、ちゃんと道を作れたほうがいい。僕だって20年もたてばおじいちゃんになりますよ、それなら、細い道をうちの会社だけで作っていくよりも、大きな道をみんなで作っていくほうがいいじゃないかって思うんです。――そういうことを意識したきっかけってあるんでしょうか僕は、2.5次元ミュージカルは、日本発のオリジナルミュージカルとして十分世界で通用できるコンテンツだと思っています。でも、国レベルで考えた時に、そういった認識をされていない。韓国なんかは、K-POPや韓流をアジアに持っていくときに、オールコリアできていたというのに、このまま1社でやっていても、なかなか広がらないと思ったんです。ジャパン エキスポなんかでも、協会があれば、ちゃんとブースを出したり、スポークスマンを派遣したりできますよね。会社単体だと難しいことも、協会があればできることが増えるんです。○協会に属するのはコンテンツ保有社だけではない――いま、松田さんは、ネルケプランニングの代表取締役として、日本2.5次元ミュージカル協会の代表理事として、海外戦略をどう考えてらっしゃいますか?シンプルだけど、まずはアジア市場での展開をと考えています。今は中国でも、オリジナルの2.5次元舞台が出てきているみたいなんですね。国内でヒットしたゲームのミュージカル化なんですけど。そんな風に、いずれは日本発からアジア発のムーブメントになればいいなとも思うんです。協会全体としても、やはりまずはアジア市場ですね。テストマーケティングの意味も込めてライブビューイングを実施しています。また、実際の公演もミュージカル『テニスの王子様』が香港、台湾、韓国で、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」が上海、『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』がマカオ、マレーシア、シンガポール、『デスノート The Musical』に関しては、冒頭でも出ましたが、韓国人のキャストによって韓国で公演が行われています。ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」に関しては、海外からの問い合わせもかなり多くて、ブラジルやアメリカにもコミュニティができているんです。――国内で、海外からの観光客向けの試みなども始まっているのでしょうかオリンピックに向けて、海外からの興味が増えることが考えられますし、今は、実績作りの段階ですね。インバウンドのお客さまにも見てもらいたいと思い、渋谷区の観光協会と協力して、ハチ公前にある"青ガエル"を始めとした数カ所の観光案内所や、渋谷区内のホテルにチラシを置いてもらったりしています。このチラシを見て、実際に2.5次元ミュージカル専用劇場「アイア 2.5 シアタートーキョー」に来てくれるお客さまもいます。京都の駅ビルにある京都劇場にも、そういった外国からのお客さまも多いようです。やはり、日本に来たら、日本ならではのものが観たいと思うんです。海外でも人気の高い漫画やアニメ、ゲームを原作とした2.5次元ミュージカルについてご案内していただくと、とても興味を持ってくれるようです。――海外から見に来るときに、気になるのはチケットなのですが、その辺はどうなってるんでしょうかそこに関しても、海外からチケットが買えるサイトを協会で準備しました。今までは海外から公演を見に来るのに、わからないことや不便なこともあったかもしれませんが、協会ができたことで、環境がやっと整ってきています。――日本2.5次元ミュージカル協会では、情報の共有も進んでいるんでしょうかそうですね。どんな国でどういう漫画が読まれているかを調べたり、ライブビューイングの実績等のリサーチを共有していたりします。ぴあ総研さんにもご協力いただき、2.5次元ミュージカルの市場分析もしています。また、クリエイターの情報も共有しています。ファンに向けては、ミュージカル『テニスの王子様』舞台『弱虫ペダル』といった各演目ごとではなく、協会が紹介する演目についての情報を、なるべく早く届けられるよう"2.5フレンズ"という会員組織も運営しています。協会での情報共有は会員の皆さまにとっても、お客さまたちにとってもマイナスは全くないと考えています。――今は協会には何社が参加されているんですかすでに74社にご参加いただき、更に協会の活動を知って今もなお、入会の申し込みが続いています。――どういう会社が参加されているんでしょうかプロダクションや広告代理店ももちろんいらっしゃいますが、多種他業種の方たちにご参加いただいています。観光業、システム開発会社など様々です。――これからの2.5次元ミュージカル全体に対するビジョンというのは、どうお考えでしょうか協会としては、2.5次元ミュージカルというものを、世界的にスタンダードにすることですね。ブロードウェイのミュージカルには、それだけで見にいこうと思えるくらいの信頼がありますよね。それってスタンダードだからだと思うんです。2.5次元ミュージカルも、世界的なジャンルにするというのが目標です。それも、10年とか20年ではなく、5年でやりたいと思っています。でも、海外戦略ももちろん考えていますが、国内においてもブームで終わらせず、しっかりとしたジャンルに育てたいと思っています。そのひとつが渋谷の専用劇場「アイア 2.5 シアタートーキョー」の運用で、ここでは、海外からのお客さまにむけて「字幕メガネ」も導入しています。国内外に向け、2.5次元ミュージカルを日本発、世界標準ミュージカルとして発信し続けたいと思います。――ありがとうございました西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年08月07日ミュージカル『テニスの王子様』舞台『弱虫ペダル』『デスノート The Musical』『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』など、日本が誇る多くの漫画・アニメ・ゲームを原作とし、舞台化した「2.5次元ミュージカル」。2014年3月に発足した一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会は、世界を視野に一体どのような展開を考えているのだろうか。代表理事の松田誠氏にお話を伺った。○観客が求めていることを見極める――2.5次元ミュージカルというとミュージカル『テニスの王子様』が今となっては代表的だと思いますが、ミュージカル『テニスの王子様』以前というのは、どういう状況だったんでしょうかそれまでにも2.5次元ミュージカルと呼べる作品はけっこうあって、古くは宝塚歌劇団の『ベルサイユのばら』(1974年)がそうですし、僕のほうでも『HUNTER×HUNTER』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『姫ちゃんのリボン』などの舞台化に携わり、2.5次元ミュージカルのはしりのようなことをしていました。『テニスの王子様』は、漫画でもアニメでも人気があって、舞台化できたらいいなと思っているときに、演出家の上島雪夫さんのダンスを見て、この人とだったらいけるんじゃないかと思って、原作を持って会いにいったんです。そうしたら、「わかった、やりましょう」と言ってくださって。先生のセンスにかけていたので、そこで「うん」と言ってもらえなかったら、今のような2.5次元ミュージカルもなかったかもしれませんね。――2.5次元ミュージカルに世の女性たちが惹かれる理由はなんだと思われますか?そもそもミュージカル『テニスの王子様』の場合は、恋愛の話でもありませんよね。でも、その物語の中の関係性が美しくて汚れがない。女性は良い意味で夢やイメージや妄想の世界に投資が出来るのだと思うんです。男性の場合はもう少し俗的な意味合いが強い。だから握手会等に行くのではないかと。もちろん、舞台によってはもっとフレンドリーに接したいというものもあるかもしれませんが、やはり即物的なところは少ないんじゃないかなって。『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)を見ている人は、キャストと握手したいという思いよりも、ちょっと距離のあるところから、つまり舞台上にいる彼らを見ていたいと思っているような気がします。――その違いをちゃんと見て対応するのは思ってるよりも難しいことではないでしょうか僕の場合は姉がいるということもありますけど、「男くさい」気持ちのほうがわかりにくくて、女性の気持ちのほうが共感しやすいってことはあるんですよね(笑)。それに、2.5次元ミュージカルを見に来てくださる女性だって、お金に余裕がある人ばかりじゃないわけだから、演目を吟味したいですよね。そうなると、自分が欲しているものと合っているものにお金を使うと思うんです。人気のあるコンテンツだからとか、人気漫画が原作だからってなんでも見にいくかというとそうじゃない。なんなら好きだった作品だからこそ、その世界観が崩れるとアンチにもなることがあります。だから、いかにファンの欲求にフィットするかをちゃんと考えないといけないんですよね。――あと、これは自分の場合もそうなんですが、ドラマや映画の中で原作があるなしに関わらず、キャラクターをその役に似合った人が演じていると 、ファンになるということは多いですそれもありますね。例えば『イタズラなKiss~Love in TOKYO』に主演の古川雄輝くんが中国で人気と聞きましたけど、それも、物語の中の入江直樹というキャラクターに古川くんがあっているということで注目されたわけですよね。そういう話を聞くと、キャラクターと俳優を結びつけて見るということに、女性は長けていると思いますね。でも、物語に対して思い入れがあるからこそ、その思い入れを裏切ると見てくれなくなることもあります。やはり、舞台を作るときに、原作の世界と、全体の空間がフィットしていないといけないということは、いつも気にかけていますね。だから、『テニミュ』と、舞台『弱虫ペダル』のアプローチはやはり違うものなんです。例えば、『テニミュ』のアプローチを舞台『弱虫ペダル』にそのまま持っていくと、「なに歌ってるの?」って思われたりもするでしょうね。作品によって求められているものが違うんです。○プロデューサーの役割は――その求められていることが違うことを見極めるのは誰になるんでしょうかそれはやはりプロデューサーだと思います。最初のビジョンを考えてからじゃないと、スタッフィングできないですからね。設計図を描いてから、誰に託すかを決めるのはプロデューサーの仕事なんです。その後は設計図をもとに話し合っていきます。『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』は、『テニミュ』のように、キャラクターにハマるタイプの人気というよりは、その物語や普遍的な世界が好きという人が多いと思うんですね。だから、僕は『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』を手掛けるときに、ファンの納得するビジュアルにとことんこだわって、再現率をどこまであげるかに力を注いだんです。「ここまで本気でやってくれるんだったら見に行ってやろうじゃないか」って、そう思ってもらわないといけないなと思ったんです。その上で、例えば『NARUTO-ナルト-』に出てくる大蛇丸(オロチまる)というキャラクターの怖さを舞台上でどう表現するかと考えた時、何か、漫画とは違うやり方を探さないといけない。そこで、歌を使うことにしたんですけど、原作の世界を表現するときに、どういうことをすれば一番効果的なのか、それは作品によってぜんぜん違いますね。――舞台を作る上で、やっぱり稽古や本番を経て変わっていくもんですよね。その辺はどうとらえられていますか?もちろん客席でお客さまの反応は見てますね。これは良いところでもあるし、悪いところかもしれないのですが、演劇って最後の最後までねばれるんですよね。だからと言って、最後が一番良いってわけではなくて、初日には初日だからこその緊張感もあるし、日によって楽しみ方も違います。まったく同じものはないというのは、ライブならではの面白さですよね。――そんな舞台でかなり重要なのがキャスティングじゃないかと思うんですが、こだわっていることって何ですか?実は容姿を似せることはそんなに大変じゃないんですよ。髪型やメイク、衣装である程度なんとかなります。もちろん、体格とかは変えられないんですけどね。でも、もっと重要なのは、役者がそのキャラクターと同じ"種"を持っているかなんですよね。例えば、リーダー格のキャラや正義感のあるキャラを、そういう"種"のない人では演じられないんです。――キャスティングのためのオーディションはどのようにやっているんでしょうか書類審査が終わってからの面接が全部で3~4回くらいありますね。僕の場合は、絞り込まれてから面接をするのですが。一応は役ごとにオーディションはしてるんですけど、面接を重ねるうちに、「こっちのほうがいいんじゃないか」ってことは多いんです。それで、別の役のセリフを読んでもらって、オーディションを受けたのとは別の役になることも多いんです。それに、「この役のセリフ、一回も読んでないのに、この役に決まったんだけど……」なんて役者さんたちが言っているということもあります。見ているのはセリフを読んだときの感じではなく、その人の中にある"種"なんですね。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年08月05日コンビニエンスストアや書店などを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじMINI 弱虫ペダル GRANDE ROAD~NIGHTTIME~』が9月19日より書店、アニメイト、ホビーショップ、映画館、ゲームセンターなどで順次販売される(取り扱いのない店舗あり)。価格は1回350円(税込)。今回の「一番くじ」は、アニメ『弱虫ペダル』を題材にしたメタルチャーム1等級全38種(19種+19種)+ラストワン賞をラインナップしている。メタルチャームには「総北高校」と「箱根学園」を中心とした、総勢19名のキャラクターが登場。商品が入っているBOXはふたつあり、それぞれ夕方の表情と夜の表情をデザインしたメタルチャームが入っている。8月発売予定の『一番くじMINI 弱虫ペダル GRANDE ROAD~DAYTIME~』と合わせることで、キャラクターの1日を追いかけることができる。お店で最後のくじ券を引くとその場でもらえるラストワン賞には、夕方と夜の表情をした、リーゼントヘアーの「荒北」の『メタルチャームセット』(2個セット)が登場。また、「一番くじ」商品パッケージ袋の中にはメタルチャームのほか、「IDチケット」も入っており、チケットに記載されているバンプレIDから応募することでモバイルくじにチャレンジできる。モバイルくじは、A賞には「新開」「荒北」「真波」が休憩中のひと時を描きおろした『BREAKTIMEポスターver.2』(全1種)、B賞にはきゅんキャラいらすとれーしょんずでデザインした『オリジナル画像』(全8種)を用意しており、どちらかが必ず当たる。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルGR製作委員会
2015年08月03日「2.5次元ミュージカル」という言葉をきいたことがあるだろうか? ミュージカル『テニスの王子様』、舞台『弱虫ペダル』、『デスノート The Musical』、『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』……日本が誇る多くの漫画・アニメ・ゲームを原作とし、舞台化したこの分野は、今大きな注目を浴びている。2014年3月に発足した一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会は、世界を視野に様々な企業が力を出し合い、発展し続けている。日本の文化を世界に発信するためにどのような施策があるのか、協会を発足したメリットはどこにあるのか、またどんな人が活躍できるのか。日本2.5次元ミュージカル協会代表理事 松田誠氏に話を伺った。○「舞台はビジネスになりにくい」というイメージを払拭したい――松田さんは、俳優もされていたそうですよね。今のような仕事に関わるようになったのはどういう経緯だったのでしょうか25歳まで俳優をやっていて、26歳で辞めて会社を設立しました。俳優を辞めようと思ったのは、あるCMのオーディションを受けにいったときに、控室に30人くらいの人がいたことがきっかけです。見渡すと、自分よりかっこいい人、背の高い人、芝居のうまい人、個性のある人がいっぱいいるように思えた。そのときに「俺は、30人の中で一番になれなかったら、東京でも、日本でも勝てるはずがない。これはダメなんじゃないか」ってふと。当時からすでに制作なんかもやっていたので、役者ではなく、裏から演劇を活性化したほうがいいんじゃないかなって思ったんです。当時はバブル時代で、ビジネスショーや見本市などで芝居をプロデュースしてたりもしたので、そのお金を元手に、本を読んで、登記セットを購入して、法務局の方にいろいろレクチャーしてもらって、舞台制作会社を立ち上げました。――役者をやっていたことが、今の仕事の役に立っていたりしますか?俳優をやっていたので、役者のメンタルがわかりますね。でも、どちらかいうと、俳優時代からしゃべることや人前に立つことが嫌いではなかったというメリットのほうが大きいですね。経営者って、会社の顔であり営業でもありますからね。どこに行っても臆することがなかったので、それはよかったです。――2.5次元ミュージカルの転機になった作品は何だと思われますか?以前は2.5次元という言葉もありませんでした。ファンの方から自然発生したもので、意識したのは3年くらい前からでしょうか。やはりミュージカル『テニスの王子様』がヒットして、たくさん人の話題にのぼったり、こうして取材を受けたり、フィールドが広がってきましたね。以前は、演劇というだけで、「大変ですね」「お金にならないでしょう」と思われがちで、ビジネスになるものだと認識してもらえてなかったんです。成功例がないと、良い人材は集まりません。だから、会社の顔として自分もなるべく前に出るようにしています。例えば昔の演劇人が現在に生まれていたら、果たして演劇を選んでいたでしょうか。もしかしたら、演劇人の何人かは、ゲームクリエイターの道を選んでいたのかもしれないなと。だから、いろいろな分野で活躍している才能が、今の演劇界にも入ってきたら、もっといい作品ができるんじゃないかと。そういうメッセージを出すべく自分がスポークスマンになろうと思っています。――2.5次元ミュージカルの動向を見ていると、そういうマイナーなイメージは払しょくしているようにも思いますそんなことはないですね。まだまだ見ていない人もいっぱいいると思います。100人いて1人でも見ているかどうか……。まだまだ市民権は得ていないと思います。――現在、『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)の動員数はかなり増えているんじゃないですか?『テニミュ』を見ている人は、ライブなども入れて昨年一年間で全国延べ30万人います。それでもやはり、まだまだだと思います。○演劇プロデューサーを名乗るわけ――松田さんがスポークスマンを務めていることや、協会を設立したことで、2.5次元ミュージカルを支える人材というのは現れ始めていますか?僕は、こだわりを持って演劇プロデューサーという肩書きを使い続けているんですよ。この仕事って、これまではプロダクションにいて辞令を受けた人がやってることが多かったと思うんですね。でも、演劇プロデューサーっていう職種があるということが知られれば、そういうところ以外からも、若い人材が入ってくるのではないかと思うんです。最近は、舞台のチラシを見ても、プロデューサー表記がちゃんとされていることが多くなりました。確かに、ものすごく小さな舞台でゼネラルプロデューサーって書いてあると、もうちょっと頑張ってから「ゼネラル」は使ったほうがいいんじゃないかって思ったりすることもあるけど(笑)。でも、みんな背負ってるんだなと思うんです。――今はそういうことを学ぶ場なんかも増えてきているんでしょうかそうですね、専門学校や短大なんかでも、演劇のプロデューサーコースというものはあります。でも、そこで学ばないとできないものでもないですから、やりながら覚えていくということもあると思います。例えば、プロダクションで演劇に関わっていた人が独立して演劇プロデューサーになる場合もありますし。それに、そういうことを学べる場としても日本2.5次元ミュージカル協会は機能しています。――具体的には、どういうことができるんでしょうか例えば、日本2.5次元ミュージカル協会の協会員となっている会社には、旅行会社とかメーカーとかもあるんですね。そういう会社の人が、プロデュースすることがあったっていいですよね。演劇プロデューサーって免許があるわけじゃないので、版権とって会場予約して、役者にオファーしてってやっていけば、できるんですよ。テレビ局のプロデューサーになるには、テレビ局に入社しないと難しいかもしれないけれど、演劇のプロデューサーになるには、もちろん舞台を作るための知識は必要ですが、どんな企業や団体の方でも出来なくはないと思うんです。高校生や大学生も、舞台の公演をやっているんですから。それに、今は、原作もドラマ化、映画化に加えて舞台化を考えている時代ですから、話を聞いてくれるんじゃないかと思います。――欧米だと演劇プロデューサーというともっと確立した仕事だったりするんでしょうかそうですね、名門大学を出て、エリート証券マンになるか、演劇プロデューサーになるかで悩む、みたいな状況もあるんです。ブロードウェイの舞台、ロングランで何十年も続く企画であればビジネスとして大きいし、ファンドを集めたりする部分でも証券マンと似たところもある。当たれば海外に権利を輸出することもできるし、中には億万長者になる人だっています。そういう仕事であると認識されているから、人材も集まるんですね。日本にはまだまだそういうイメージはないからこそ、僕自身が演劇プロデューサーとして、こうしたことを伝えていきたいと思うし、確立させたいと思っています。※次回は8月5日(水)更新予定です。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年08月03日