更年期と言われる年齢になってからというもの、だるい、憂うつ、頭痛、手の震え、不眠、発汗などなど、あまりにもいろいろな症状が予想もつかないときにやって来ます。そのたびに強い不安感を覚えている私ですが、更年期症状はホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を及ぼすことにより起こる現象であることを理解して、不安感なく対処できるようになりました。更年期の症状なのか、それとも大病なのか40代後半になったころから、急にドキドキして心拍数が上がったり、息苦しくなって深呼吸して呼吸を調整したり、暑くもないのに突然汗が出てきたり、手が震えたり、体がだるかったり、さまざまな症状が予測もなく襲ってくるようになりました。それらの症状のみであれば、一般的に言われている更年期の症状のようなので、年齢的なものだと自分自身に言い聞かせられるのですが、私の場合、大病ではないかと思われる症状も出てきたのです。それは急に手が震えて、脳の中で一瞬の軽い痛みとともに、さーっと血の気の引くような感覚がするというもの。この感覚を度々経験するようになり、もしかして自分は脳の病気でもあるのではないか、生死に関わるような脳疾患ではないかと心配で居ても立ってもいられず、病院に駆け込みました。しかし、脳ドックでMRI検査をしてもらった結果、特に脳の病気ではないことが判明。まるで生死の淵から生き返ったようにホッとしました。自律神経は心身を健康に保つ根幹的な神経脳の違和感以外にも、体調の変化を感じることがありました。あるときは呼吸するのが苦しくなり、心臓がドキドキして、死ぬかもしれないと思ったほど。そのときは救急車を呼ぶか迷いながら呼吸を繰り返して30分くらい静かにしていたら、症状が治まってきたのでした。他にも急に汗が出てきたり、体がかっかして熱くなり、周りの人に「暑いね」と言っても誰も同意をしてくれず、自分だけが熱くて汗までかいていたこともあります。そのような状況になるたびに、自分は深刻な病気を抱えているのではないかという強い不安を覚えました。更年期の症状は人により深刻度も症状も異なるそうなので、余計に不安でした。そんなとき、不眠で通院していた更年期外来の医師が不眠やその他の更年期障害にはすべて自律神経の乱れが影響をしているという話をしてくれました。全身を緊張させたり、弛緩させたりするのは自律神経の働きによるものであり、この自律神経がうまく調整できていれば、環境が変化しても体は安定した状態に保たれるとのことなのです。私は自律神経を整える働きがあるという漢方薬「抑肝散(ヨクカンサン)」を処方されました。自律神経の乱れる更年期をうまく過ごすには医師によると、例えば心拍数や呼吸数が増えるのは体中に血液や酸素を届けるため、発汗するのは体が熱くなり過ぎるのを防ぐため、緊張したり震えたりするのは覚醒状態を保つためであるとか。私が不安に感じていた症状は、逆に自分の体がある意味きちんと状況を把握して反応しているということであり、しっかりと自律神経が機能している証拠だと知り、少し安心しました。ただ、更年期はホルモンバランスが乱れているので、体を調整するために自律神経が活発に動くとつらいときもあります。そういう場合には我慢をしないで、無理せずに体を休めたり、更年期外来に通院したりしてフォローしていけば良いのだということがわかりました。そういったメカニズムがわかると、自分の体で何が起こっているのか理解できるので不安感もなくなり、冷静に対処できるようになりました。今は医師のアドバイスに従い、自律神経のバランスを整えるために食べ過ぎたり、不規則な時間に食べたりしないように。毎日なるべく歩くようにし、早寝早起きをして、規則正しい生活を心がけています。まとめ人によりさまざまな症状が出て、生命にかかわる大病ではないかと思ってしまうくらいつらいときもある更年期の症状ですが、私はそのメカニズムを知ることにより、強い不安感から解放され、前向きな気持ちになれました。まだまだつらい更年期症状に悩まされるときもありますが、少しでもラクに過ごせるように、1日3食をしっかり取り、適度に運動をし、良質な睡眠を取り、規則正しい生活をしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/塩り著者/輝歩 (51歳)勤続約30年となる会社員を務める傍ら、ファイナンシャルプランナーとストレッチインストラクターの副業をこなすシングルマザー。
2022年03月03日奈良県で女性専門漢方薬局「漢方の一陽館」を運営する有限会社正倉館(本社:奈良県橿原市、代表取締役:樫谷 陽子)は、更年期特有の不調に悩む女性を対象とした漢方サプリメント『楊美丸』を、2021年夏に発売しました。成分補給だけが目的の一般的なサプリとは異なり、漢方理論に加えて、ゆらぎ期の現代女性の体質を科学して開発した和漢サプリですので、健康な体づくりを基本とし、内臓機能や体内バランスを整えるための特別な配合となっています。今回こちらの『楊美丸』をより広く知っていただくために、モニター募集キャンペーンを2022年3月1日から実施する運びとなりました。更年期でお悩みの女性の方はぜひご応募ください。楊美丸 商品1製品名:『楊美丸』(ようびがん)特徴 :・更年期の「三大不定愁訴」に着目・13種以上の和漢有用成分を配合・大和当帰葉など原料の品質にこだわる・公式サイト ■『楊美丸』モニター募集要項モニター募集期間: 2022年3月1日~2022年4月30日モニター実施期間: 告知日から1か月程度モニター募集人数: 10人(応募者多数の場合は、抽選の上で決定します)モニター対象者 : 更年期の不調にお悩みの女性。モニター終了後のアンケート協力が条件となります。応募方法 : モニター募集期間内に、電話かメールでお申し込みください。TEL : 0742-51-6855(木日祝日のぞく)Mail : info@ichiyokan.com ■商品の開発経緯閉経前後の40歳~50歳代の約10年間における心身の著しい変化である「更年期」。この変化の時期をいかにすれば快適に過ごせるだろうか。当社では、あらゆる女性が直面するこの悩みと真剣に向かい合い、女性専門漢方薬局としての約20年の経験を元に、新たな和漢サプリメント『楊美丸』を開発しました。特に、更年期の「三大不定愁訴」である、(1)急な熱感や汗 (2)赤みや乾き (3)感情の起伏に着目し、それぞれの違和感に適した和漢素材を組み合わせることで、内面からの体質改善を促し、健康志向で美しさと若々しさに妥協しない女性の未来をしっかりサポートしたいと考えています。■『楊美丸』3つの特徴1. 13種以上の和漢エキスを配合『楊美丸』には古来から実績のある和漢の有用成分を13種類以上配合。大地と大海の「生命力」をぎゅぎゅっと凝縮。バランスを穏やかに整えます。<楊美丸特別配合>大和当帰茎葉末、すっぽん、ネムノキ樹皮抽出物、胡桃抽出物、アキョウペプチド末、棗エキス、亀板、イズイエキス、鳩麦エキス、芍薬花、カワラタケ末など2. 大和当帰(葉)についてセリ科の多年生である「トウキ」は体を温めて、巡りを改善してくれる生薬として、中国では古来から「女性の宝」として重宝されてきました。『楊美丸』に配合されているトウキは、奈良県宇陀市で生産された国産当帰「大和当帰」の茎葉粉末を使用。大和当帰は業界の中でも最高品質の評価を得ています。<大和当帰を振興する「宇陀市農林商工部商工産業課」様からのメッセージ>推古天皇の時代から薬狩りの地とされてきた宇陀市では、日本最初の薬狩りの郷として、薬草を活用した地域おこし「薬草プロジェクト」を進めています。歴史的背景を活かしたPRの他、地元の農家と連携して大和当帰の栽培を拡大してきました。大和当帰は効能が高く、血の道症(女性特有の諸症状)に効果があるとされています。漢方の一陽館様が手がけられた、宇陀市産大和当帰の魅力を活かした新商品は、薬草プロジェクトの発信や今後の栽培拡大にもつながります。ぜひこれからも大和当帰を利用した商品開発をお願いいたします。※奈良の情報サイトNarakko!記事より転載3. 昔ながらの丸薬製法和漢の有用成分を「生きたまま」閉じ込める、奈良時代から培われた丸薬の製法が生かされています。■代表者 樫谷 陽子より当商品は、更年期の中でもほてりの症状がつらい方―ホットフラッシュでお悩みの方に向けた、和漢サプリメントです。女性の「潤い」を補うことで、更年期におけるホルモンバランスのばらつきを埋めていく、減り方をなだらかにする、違和感を小さくすることを目指しています。女性の健康美を漢方的側面からサポートする「楊美丸」を、ぜひご活用ください。■「楊美丸」について名称 :大和当帰・鼈含有食品和漢成分:鼈末、胡桃抽出物、亀板、粳米、鳩麦エキス末、カワラタケ末、棗エキス末、イズイエキス、アキョウペプチド末、大和当帰茎葉末、ネムノキ樹皮抽出物、芍薬花原材料名:鼈末(国内製造)、寒梅粉(もち米、玉蜀黍澱粉)、甜菜繊維、胡桃抽出物、亀板、粳米、鳩麦エキス末、カワラタケ末、棗エキス末、イズイエキス、麦芽糖、玉蜀黍澱粉、難消化性デキストリン、アキョウペプチド末、大和当帰茎葉末、ネムノキ樹皮抽出物、芍薬花内容量 :16,95g(113mg×150粒)栄養成分:1日5粒(452mg)あたり エネルギー1.96kcal、たんぱく質0.106g、脂質0.012g、炭水化物0.357g、食塩相当量0.0023g<注意事項>本品は、自然原料を使用しているため、粒の色が若干変わることがありますが、品質には影響ありません。形にバラつきが若干ありますが、品質には影響ありません。原材料にアレルギーのある方はご注意ください。■商品ラインナップ<単回購入>楊美丸×1ヶ月分(150粒入り)1回のお届け 13,500円(税込)<定期継続購入>楊美丸×1ヶ月分(150粒入り)毎月のお届け 10,800円(税込)<お徳用袋購入>楊美丸(お徳用500粒入りラミジップ袋)通常商品換算45,000円分が32,400円(税込)定期継続購入に関しては、以下の点にご注意ください。※4ヶ月(商品受け取り4回)以内のご解約はできません。※ご希望のお日にちに毎月お届けいたします(原則、日にちの変更はできません)。※休止については、お電話にてお申し込みください。※お客様から停止のお申し出がない限り、自動継続となります。■お試しキャンペーン実施中「楊美丸」お試しパック1袋(5日分) 初回限定(おひとり様1回限り) 1,500円(税込)※2,250円(税込)相当のところ■ご注文方法について電話もしくは、オンラインショップからご注文が可能です。TEL:0120-10-2940(10:00~18:00) 木曜・日曜・祝日除くオンラインショップ ■実店舗でも販売中八木本店TEL :0744-25-8851所在地:〒634-0078 橿原市八木町1-11-7学園前店TEL :0742-51-6855所在地:〒631-0036 奈良市学園北1-14-8【会社概要】会社名 : 有限会社正倉館所在地 : 奈良県橿原市八木町1丁目11-7代表者 : 樫谷 陽子TEL : 0744-25-8851URL : 心とカラダサイト 子宝・不妊漢方サイト事業内容: 漢方薬局【お客様からのお問い合わせ先】漢方の一陽館薬局 通販ダイヤルTEL:0120-10-2940(10:00~18:00) 木曜・日曜・祝日除く 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月01日不定愁訴という言葉は聞いてはいたけれど、45歳になり、ホットフラッシュや耳鳴り、関節の痛み、目のしょぼしょぼ、便秘、寝つきの悪さなど、病院に行っても「異常なし」と言われる症状が常に出てくるようになりました。婦人科の先生には「不定愁訴ですね。もっとひどくなったら治療を考えましょう」と言われ、現在のところは処方なしで過ごしています。ただ、とにかくだるくて、何もする気が起きない……。そんな日々を少しもったいないなと思うようになり、生活の一部を変えてみました。気付いたら日が暮れ、ハっとする日々に後悔長女が地方の大学に進学し、家を出てからというもの、雑談相手がいなくなってしまいました。これは私にとって大ダメージ。夫とは、要件をメールでやり取りするようなドライな関係なので雑談なんぞできたものではないし、コロナ禍で人に会うにも勇気がいる……。ということで、パートの休みの日は、朝から晩までじっとしているのが普通になってしまいました。朝、目覚めてから太陽が昇るのを見て、そのまま夕方太陽が沈んでいくのを眺めるような日々が2カ月くらい経過。これまでの私は、休みの日はウインドーショッピングやネットショッピングで新しい物やかわいい物に心を躍らせたり、行ってみたい場所にはふらりと出かけたり、パートの帰りに同僚と愚痴を言い合ったりして、それなりに楽しく過ごせていました。それが引きこもり生活を続けるうちに、精神的に人に会えるような状態ではなくなりました 。出かけないとファッションにも興味がなくなり、あっとう間に太り、昨年着ていた服は入らなくなり、自己嫌悪が加速する一方。久しぶりに帰ってきた長女にも「老けたね」と言われる始末。これはどうにかしないと!と思い、生活を変えてみようと決意しました。宅食利用への罪悪感を捨ててみたそんなとき、実家の母が宅食を利用していることを知りました。元々はちゃんと料理をする人だった母も高齢になり無理ができなくなったのだそう。ためらいもなく「ラクよー」と言っているのを聞いて、まずは夕食作りを手抜きすることにしました。義母はフルタイムで働いていたのに、だしを昆布とかつおから取って料理をするなど家事は手を抜かない人でした。そのような食生活のなかで育った夫には、ちゃんと作らなければならないというプレッシャーを勝手に感じていたのですが、私の体調が悪そうなのはわかっていたようで、宅食を利用することをすんなり了承してくれました。とりあえずパートがある日のみ、宅食のお弁当を注文しました。休みの日まで料理を休むと申し訳ない気持ちになってしまうからです。お弁当が来る日は、スープくらいは手の込んだものを作ろうかなと、レシピを調べて作るようになりました。なかでも春雨を使ったスープはお気に入りに。豆乳やキムチもスープに使ううちに体が温まったのか、たまに調子が良い日も訪れるようになりました。「絶対に作らなければならない」という重石が取れたことで、気持ちが少しラクになったようでした。体験レッスンが気持ちの変化をもたらすことにそのような生活に変えてから、エネルギーが蓄えられたのか、たまには外出したい気持ちが戻ってきました。娘が1人暮らしを始めてからは、お世話する対象がいなくなり寂しい気持ちを持て余していたので、リビングにお花を飾るようにしていました。お花に水をあげたり、お手入れをすることで季節を感じたり、植物の生命力を感じて元気をもらっていました。時々、花瓶を変えてみたり、アレンジメントをするのが好きでしたが、たまたま見かけた華道体験教室のチラシに興味を惹かれ、行ってみることに。華道は敷居が高いイメージでしたが、先生も生徒さんもやさしく、自分もやさしい気持ちになれました。そこで出会った方々は見るからに人生の先輩であり、好きなことをして輝いているように見えました。私が悩んでいる更年期もきっと乗り越えているはずです。これまでママ友や職場の仲間など、同年代や年下の人と接することが多かったので、年を取ることに対してネガティブなイメージしか持てませんでした。人生の先輩方との出会いは自分の固定観念を捨てるきっかけにもなりました。お教室に通うかは検討中ですが、体験に行ってみてよかったと思います。まとめ更年期の不調が自分にも来るとは思っていなかったので、年を取ってしまったんだな、女として終わっていくのかなとネガティブな気持ちにとらわれ、自分で自分を苦しめていたように思います。そういう気分でいると体調不良にますます敏感になり、負のスパイラルが続く一方でした。体調不良といっても、寝込むほどでも勤務できないほどでもないので、人に言えないところもつらかったです。生活を少し変えることは主婦にとっては大ごとでも、意外と夫は気にしないんだという発見もありました。きっとこの先も波は訪れると思いますが、手の抜けるところは抜いて、自分の好きなことをして、輝くアラフィフ世代を目指したいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/sawawa著者/おきるちゃん(45歳)40代のど真ん中。加齢に抗う気持ちと、受け入れる気持ちでゆらぎ中。ヨガが趣味。
2022年02月27日月経前のイライラや、更年期、妊娠への備えなど、女性の悩みは尽きません。不調や不安を抱えたままにしておくと、仕事や日常生活に影響が出ることも…。そんな悩める女性たちの“ウェルネス”にフォーカスした体験型のイベントが、東京の新宿マルイ本館で開かれます!体験型イベント「Well-being Village」開催!3月1日から期間限定で開かれるPOPUPイベント「Well-being Village」では、女性のウェルネスにフォーカス。月経やPMS(月経前症候群)など女性特有の悩みをテクノロジーで解決する「フェムテック」や、健康や美容などの「ウェルネス」に関連するさまざまなサービスや商品が集結します。さらに、トークショーや、セミナーも開催。自分たちのカラダや健康のケアについて、新しい発見や体験ができるイベントです。「わたしを、愛そう」のメッセージが込められたイベントロゴ本イベントのテーマは、「わたしを、愛そう」。カラダの悩みは、ひとりで抱えているとつらいもの。でも、正しい知識や情報があれば、解決の糸口が見つかるかもしれません。女性たちが抱える悩みや心の負担を少しでも軽くしたい…そんなメッセージがこのテーマにこめられています。性の悩みや膣ケアなど…では、「Well-being Village」に出展するフェムテック系サービスから、2つピックアップしてみます。まずは、大人の女性に寄りそうオンライン相談サービス「TRULY」。TRULYは、女医や専門家による信頼性の高い情報とサービスを提供している企業で、女性の悩みに応えるオンライン相談などを行っています。実際に、TRULYのサイトを見てみると、月経や膣ケア、更年期、セックスの悩みなどについて、産婦人科医の宋美玄先生をはじめとする専門家の回答や、実際の体験談などが掲載されています。信頼できる情報をネットで探すのは意外に大変なもの。まず、このサイトの記事を読むだけでも、悩みのいくつかは解消されそうです。未来の自分に卵子を届ける…!もうひとつは、未来の自分に卵子を届ける卵子凍結サービス「Grace Bank」。妊娠する力は20代後半から衰えはじめ、30代半ばから急速に低下するといわれています。でも、卵子が若ければ、40代になっても20代と変わらぬ出産が可能となるそう。若いうちに卵子を凍結しておけば、将来もし不妊となったとき、体外受精で出産の確率を高めることができます。卵子凍結について、もっと知りたいと思っても、どの情報が正しいのか、いくらかかるのか、などいろいろ不安ですよね。そんな方は、ぜひ本イベントで「Grace Bank」のコーナーに足を運んでみてください。きっと、有益な情報を得られると思います。気軽にフェムテック体験!また、イベントではお茶の水女子大学在学中の小野日菜子さんによるトークショーやセミナーなども開催予定。月経との向き合い方や、フェムテック情報など、気になるテーマについて知ることができます。カラダや健康の悩みについて、ネットでも調べることはできますが、リアルなイベントで専門家の話を聞いたり、サービスを体験したりすれば、より正確な情報にたどりつけるはず。イベント会場になっている新宿マルイ本館8Fは、スタバもあるおしゃれな空間で、リラックスしながら情報に触れることができます。買い物ついでに立ち寄れる「Well-being Village」で、ぜひ気軽にフェムテック体験をしてみてください。文・田代わこ
2022年02月25日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第34話。貯金ゼロでも資産運用をするには、まず生活の支出に備えてお金を用意することを知ったのですが……。★前回:「やっぱムリ!?」貯金ゼロなダメダメ40代が資産運用を始めるためには #脱力系ゆる更年期日記 33ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。前回、生活防衛資金について勉強をしたので、今回私の場合は、その生活防衛資金が一体いくらになるのかを計算してみたいと思います。わが家は夫と小学生の娘2人の4人家族です。夫婦の財布は別々で、私が担当している支払いは、だいたい月に15万円くらいあれば何とかなるのではないかと思います。生活防衛資金は半年〜2年ということなのですが、よくわからないものの半年では、ちょっと心もとないので1年で計算してみようと思います。15万円×12ヵ月。まず15に10をかけて、150で〜、それに残りの15×2の30を足して〜、180か……。ん? ひ、180?180万円〜〜〜!?オモテタントチガウ……。数字が見たことないくらいデカ過ぎて、先が見えずに撃沈しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2022年02月24日私は20代のころから冷え性だなと思いながら過ごしてきました。そして、40歳となる今では手足が冷たくて寝られないという日もあります。冷え性は更年期症状の一つに含まれていることもあり、年齢的にも加齢が原因で悪化していることも考えられます。年齢が原因なら仕方がないと、冷え性を完全に治そうとはせず、うまく付き合おうと思うようになりました。そこで、今回は冷え性とじょうずに付き合いながら生活している私の体験談を紹介します。お風呂に入ったらすぐ就寝30代後半になるころから、手足が冷たくて眠れない日が増えてきました。当然、昼間の活動にも支障があります。そこで、寒い季節は入浴後すぐに布団に入ることを決めました。また、お風呂の入り方は冷え性に影響があるのではないかと思い、お風呂に入る際も体に負担なく冷え性を改善する入浴方法をネットで調べました。その内容をもとに、私自身が入浴時に気を付けているポイントは以下の3つです。1.入浴時は必ず湯船に浸かって全身を温める時間がないときや夏場はシャワーになりがちな私でしたが、加齢とともに手足の冷えが悪化していることを感じてからは、毎日15分ほどお湯に浸かるようにしています。2.お湯の温度は40度のややぬるめにする私は熱いお湯が好きなのですが、熱すぎるとお風呂から上がったときに急激に体温を下げようとしてかえって湯冷めしてしまい、体全体を温めるには逆効果だそうです。それを知ってからは通年40度に設定しています。3.長湯をしない30分以上の入浴は、手足が冷えて寝つきが悪くなることもあるそうです。お風呂で読書をすることもあった私ですが、今は15分ほどの全身浴で切り上げています。エッセンシャルオイルで冷え性予防私はエッセンシャルオイルを主に芳香浴目的で使用して香りを楽しんでいました。ある日、エッセンシャルオイルに詳しい友人に手足の冷えの話をしたところ、足の冷えに対して効果が期待できるエッセンシャルオイルがあるということを教えてくれました。すぐさまお風呂上がりに、冷えやすい手足に希釈したエッセンシャルオイルを軽く塗布してみました。オイルを付けて軽くマッサージすると、やさしい香りが心を癒やしてくれます。そうすると、早速オイルを塗布したその日から効果がありました。手足の冷えを感じる前に、とっても良い香りに包まれて、そのまま幸せな気分で眠りに就くことができました。また、帰宅時にあまりに足が冷えて痛いときには、エッセンシャルオイルを含ませたお湯で足湯をすることもあります。すぐに痛みが消えて、足先から全身へとぽかぽか温かくなる感覚を味わいました。時間がないときには、エッセンシャルオイル入りのお湯に浸して絞ったタオルを足の裏から包み込むように覆うと、血の気が一気に戻ったような感覚になります。適度な運動で体を温める私はさらに加齢による冷え性の悪化は、運動不足もあるのではないかと考え1日1回、朝のNHKのラジオ体操の時間に合わせてラジオ体操をしてみることにしました。本気でラジオ体操をすると、息が上がり、体がポカポカに。ジョギングや球技などの激しい運動ではなくても、簡単に体を温めることができると知りました。それに、朝おこなうので気分は爽快になり、頭もシャキッとするのも良いなと思っています。また、同じ年代の方々が集まるバレーサークルにも入会しました。自分のペースに合わせて、プレーしたり休んだりできるので、適度な運動になっています。さらに、普段の生活のなかでも運動を意識することが多くなりました。例えばエスカレーターやエレベーターではなく、調子が良いときは階段を利用。歯磨きをしているときは片足立ちを左右交互に繰り返すなど、普段の生活のなかでできるちょっとした運動を心がけています。体を動かすのがつらいと感じる日は思い切って休んでいます。無理をせずに続けることが大切だと思いますので、毎日自分と相談しながら何かしら体を動かすようにしています。まとめ更年期症状は冷え性のほかにもさまざまな症状があり、冷え性が更年期症状だと断定するのは難しいと思います。私は無理に治そうと思うのではなく、じょうずに冷え性と付き合っていきながら、冷え性にならない体作りを少しずつしていけたらと思っています。実際私が実践している入浴、エッセンシャルオイル、運動の3つの方法を楽しみながら実践していき、冷え性改善に努めていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/徳 衿唯(40歳)最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
2022年02月19日トイレのたびに憂うつになる、あのつらい痛み。痔とは長い付き合いという人も多いといいますが、更年期になると痛みが悪化するという話も。産婦人科医の駒形依子先生に、更年期と痔の悪化との関係について聞きました。女性で一番多いのが「切れ痔」なのはなぜ?痔には、いぼ痔や切れ痔などがありますが、女性には切れ痔が多いと駒形先生は言います。「女性で切れ痔が多いのは、便秘が多いからです。若いころから長らく便秘体質で、硬い便を息んで無理やり出すのが当たり前になっている人が多いですね。排便時に肛門の出口に近い部分の皮膚が切れ、鋭い痛みが生じるのが特徴です。傷は自然に治るので、切れた原因が解消されれば一過性で終わりますが、実際は繰り返す女性が多いですね」(駒形先生)。現代は、赤ちゃんのころから便秘体質だったという女性も多いそうです。更年期は痔が悪化しやすい?更年期に入ってから痔が悪化した、という声を聞きます。「更年期だから痔になるというのではなく、もともとあった痔が、更年期になると悪化するということは良くあることです。女性ホルモンは組織の潤いを保つ役割を果たしますが、更年期に入るとその分泌は急激に減ります。それにより組織は硬くなっていきます。組織が硬くなったところで、硬い便を無理やり出そうとすれば、破れるのは当然。さらに、冷え症であればなおさら組織が硬いので、痔は悪化していきます」(駒形先生)。少しでも改善するためには?駒形先生によれば、痔は一度なると繰り返して、治りにくいと言います。治らないとしても、改善する方法はないのでしょうか。「便秘の人に、よく理想の便として“バナナのような便を出そう”と指導しているのを見ますが、痔が悪化している場合は肛門周りの組織が硬いためバナナ様の便でも息んでしまい、さらに悪化する場合があります。痔が悪化していると感じたら、息まずに出せる“ゆる便”を目指すほうが良いと思います」(駒形先生)。便通を良くする生活を心掛けて「便秘の人がゆるめの便を出すのは、最初のころは難しいかもしれません。まずは整腸剤を使って便をゆるくするのでも良いと思います。慣れてきたら、便通を良くする食品を取り入れてみても。例えばプルーンは便通を良くする食品として知られています。更年期の女性にとってほしい鉄分も含まれているので、味が苦手でなければ試してみても良いでしょう」(駒形先生)。まとめエストロゲンは加齢とともに減り続け、痔が悪化するリスクは年々高まっていきます。まずするべきなのは、便秘を解消すること! 更年期こそ、本気で便秘を解消するタイミングといえるのではないでしょうか。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年02月17日閉経に向かうにつれ、女性ホルモンの分泌が少しずつ減る更年期。その一方で、男性ホルモンが増えるという話を聞いたことはありませんか。そもそも女性に男性ホルモンがあるのか、ある場合、更年期には増えてしまうのか、気になることについて産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む女性にも男性ホルモンはある?そもそも、女性には男性ホルモンはあるのでしょうか。「女性は男性の約10分の1の量ではあるものの、男性ホルモンがあります。更年期になり、女性ホルモンが急激に減ったあとでも、男性ホルモンの減少は緩やかなので、元気な体を維持できているのです。よく、更年期は男性ホルモンが増えると誤解されるのですが、女性ホルモンが急激に減ることで男性ホルモンが優位になり相対的に増えて見えるだけで、増えるわけではありません」(駒形先生)。とはいえ、男性ホルモンも加齢とともに減り、80代にはほぼ分泌しなくなるそうです。男性ホルモンとは?ところで、男性ホルモンとはどんな特徴があるのでしょうか。「男性ホルモンは『テストステロン』と呼ばれ、体調の調整、決断力、判断力、意欲、性欲などを司ります。筋肉や骨の発達を促進するので例えば肩幅を広くしたり、胸板を厚くしたり、太ももを太くしたりと、いわゆる“たくましい肉体”の素になります。ひげが生えたり毛深かったりするのも、テストステロンの働きです」(駒形先生)。次の章では、男性ホルモンが髪にもたらす影響についてお伝えします。男性ホルモンの影響は髪に出やすい更年期になると男性ホルモンが優位になるということですが、それでは急に毛深くなったり、性欲が増したりするのでしょうか?「男性ホルモンが増えるわけではなく、また、もともと男性に比べれば少ない量なので急に毛深くなるということはありません。しかし、個人差はありますが男性ホルモンが優位になることで髪の毛に変化が出る女性は多いようです。髪の毛は、男性ホルモンが司る部分と、女性ホルモンが担当の部分があります。例えば、男性ホルモンが強く関わっているのが、生え際や頭頂部。男性の抜け毛や薄毛はこの部分が多いですね。女性ホルモンがあることで保たれていた生え際や頭頂部の髪が、急激に減ることで守れなくなり、かつ、男性ホルモンが優位になったことで抜け毛や薄毛が起こることがあります」(駒形先生)。毛深くなるほどの男性ホルモンの量はないものの、抜け毛や薄毛と関わってくるということです。性欲は強くなる?一方、性欲はどうなのでしょうか。むしろ、更年期には減退する女性が多いように感じます。「男性ホルモンの性欲と女性ホルモンの性欲はもともと違っていて、前者は発散するタイプ、後者は受容するタイプのもの。受け入れたいという気持ちは減るものの、発散したいという気持ちは残っているのではないでしょうか。更年期の女性は性欲がないかといえばそんなことはなくて、結局は相手次第なのだと思います」(駒形先生)。まとめ発散したいという性欲は残っている……ということは、そういう意味ではオス化しているのかもしれません。しかし、既婚女性の場合、パートナーと発散したいという気持ちがどれだけあるかは、本当に個人差があるのではないでしょうか。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★関連記事:「驚き!」閉経後は総コレステロール値が2倍にも!?今すぐできる食生活改善とは【医師監修】★関連記事:更年期症状がつらいときは何科を受診するの? 受診の目安は?【更年期の基礎知識3】★関連記事:40代から肝機能低下の宣告。閉経後に増加する「脂肪肝」とは?【医師監修】著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年02月13日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第33話。自分が資産運用すべきタイプではないと知ったやましたさん。貯金ゼロでも始められることはないかを調べてみたようで……。★前回:「た、たしかに!」自分が資産運用すべきでない理由がど正論すぎて… #脱力系ゆる更年期日記 32ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。お金の勉強を始めて、結構すぐに自分が資産運用をするべき人ではないことが判明しました。先日は、近所のドラッグストアで買い物をしようとするとPayPayの残高が足りませんでした……。1万円チャージしようとすると「残高不足でチャージできません」的なメッセージが出てきたので、じゃあ5000円を……とチャージをしようとすると、また同じ残高不足のメッセージが出てきました。結局、娘たちがおやつに食べたいと言ってカゴに入れたバナナとお菓子を諦めて、必要だった納豆だけを購入しました。そんな大人として、母親として(金銭的に)終わっている私が、一体どうすれば憧れの資金運用とやらを始めることができるのでしょう?YouTube大先生によると、まず、「生活防衛資金」を貯めると良いとのことでした。生活防衛資金……。なんすかそれは???私がYouTubeで勉強した限りの知識では、生活防衛資金とは、半年〜2年程度の間、働かなくても生活ができるくらいのお金のことだそうです。つまり、資産運用をするには、運用する資産がかなりマイナスになったとしても、ノープロブレム! 全然大丈夫でっせというくらいのお金があったほうが絶対に良いよってことだそうです。※私がYouTubeを見て解釈した個人の意見です。ほほう〜なるほど。そりゃそうだ!今日もまた1つとても勉強になりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「違う、今じゃない!」古い団地のわが家にハイテクアイテムを導入したら… #アラフォーの気にし過ぎな毎日 4★関連記事:「え、ショック」他人からのうっかり発言で発奮するアラフィフたち #アラフィフ雑記帳 9★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2022年02月11日なんでこんなにイライラしているのか、自分でもわからない。「誰か、この気持ちわかってよ!」と思うけれど、この家に私の味方は1人もいない。こんな家族をつくるんじゃなかった……。40歳を前に起こった私の体の異変と長男の反抗期についてお話しします。★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む40歳を前にした体の異変と長男の反抗期38歳のころでしょうか、上の子が小6、下の子が小2のときです。ついこの間まで甘えていた上の子が無口になり、早めの反抗期に突入してしまいました。口を開けば「は?」とか「うぜぇ」とか……。上の子の反抗期はいわゆる暴言がメインでした。「そんなの気にしちゃいけない、親はドンと構えて見守ってあげて!」と先輩ママにも言われていましたが、頭ではわかっていても上の子の暴言を聞くたびにイライラして、受け流すことができない。「親に向かってなんてこと言うの!」とか、時には「出て行きなさい!」と正面からぶつかってしまうこともありました。そしてぶつかり合った夜には、「昔はこんなに怒りっぽい人間じゃなかったのに、私どうしちゃったんだろう……」と泣いていました。同じころ、私の体にも異変がありました。毎月のように突然頭痛に見舞われるようになったのです。その頭痛と一緒に胸の張りも出て、症状が治まると生理になったので、これはPMS(月経前症候群)なんだろうと考えていました。そして生理にも異変があり、1週間続かずに2、3日で終了してしまうことが何度かありました。そのころ夫はというと、会社がとにかく忙しくて毎日のように夜遅くまで働く日々が続いていました。誰も助けてくれない……この家には味方が1人もいない。私はそう考えるようになったのです。耐え切れない頭痛…そして泣き叫ぶ次男ある日、パートの最中に頭が痛いなと感じました。いつもなら頭痛薬を飲むのですが、その日はちょうど手持ちを切らしていたのでなんとか我慢してパートをやり切り、家に帰りました。家に着いてすぐに薬を飲みましたが、痛みは治るどころかどんどんひどくなるので、早く帰ってきた次男に看病してもらいながら横になっていました。しかし、静寂はつかの間……反抗期の長男が帰宅するとランドセルを玄関にバンッとぶつけ、階段をドスドス上がり、自室の扉を大げさにバタンッと閉めました。大きな音が出るたび私の頭はズキンと痛み、「お兄ちゃんに静かにしてって言ってきて」と次男にお願いしました。次男が上に行ってしばらくは静かになりましたが、数分後、叫びに近い次男の泣き声と「ぶん殴るぞ!」という暴言が聞こえてきます。私は止めに入ろうと立ち上がりましたが、その瞬間グラッと地面が揺れたのです。強烈な目まいでした。それと同時に頭痛も激しくなり、ものすごい吐き気に襲われました。耐え切れず急いでトイレに駆け込み、何度もゲーゲー吐き、それでも吐き気が止まらず胃液までも吐き出してトイレに突っ伏してしまいました。「ママ死なないで!」。異変を察した次男が駆け寄り、さらに大泣きします。長男は自室に閉じこもりきりで助けてくれません。わが家はカオスでした。夜間救急、泣きながら夫に訴えた夜たまたま早く帰ってきた夫がトイレで突っ伏している私を抱え、夜間救急に連れて行ってくれました。診断は片頭痛で、「原因はストレスによるものじゃないか。頭痛が続くようなら頭痛外来の受診をしてください。ただ、脳神経系の異常も考えられるので、今後脳外科の受診をおすすめします」と言われました。その日の夜、私は泣きながら夫に自分の思いを伝えました。長男のこと、私の体のこと。長男のことはわかってもらいましたが、私の体のことは男性の夫には理解できない様子でした。「病院で診てもらったほうが良い」。それが夫の言える精いっぱいの言葉でした。「なんでもっとわかってくれないの……」とモヤモヤして寝ましたが、次の日に生理が来て気持ちがスッとラクになったのを覚えています。しばらくして婦人科へ行き、今回の症状を医師に伝えると「PMSでしょう」と言われました。その日はPMS改善のためにプラセンタ注射と漢方薬を処方されて帰宅しました。それから、夫から長男にこのことを話してもらいました。まとめこのことで私の症状と長男の反抗期が改善したということはありません。翌月も受診して2カ月同じ治療をしましたが、まだあまり効果は感じていません。ですが、医師に相談したことで気持ちがスッキリし、それにより私なりの考えである解決策を見出しました。それはイライラしても生理が来ればスッキリすると思うこと、長男は私の症状がひどいときはあまり近づかないこと、ひどいときをなんとかやり過ごす、相手の状況の正しい理解と少しの思いやりを持つ。このことを頭に入れると、ちょっとだけ長男との関係が改善し、私たちは家庭崩壊という最悪なシナリオを免れました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)【粒来先生からのアドバイス】月経があるどのライフステージでもPMSはみられますが、特に40代前後は多い印象があります。この時期は仕事や家事、育児といった日々の働きに対して、体の無理が効かなくなる時期と考えられます。若いころに比べて、月経周期による女性ホルモンの波がシンプルに体にこたえる世代と思います。漢方療法などでPMSの症状を緩和できる可能性はあります。一方、頻回に嘔吐する頭痛、めまいなど症状が強い場合は、脳血管障害も鑑別にあがりますので、脳外科への受診も検討してください。イラスト/あさり著者/Rin(42歳)高1と小6の男子に包囲されてる女子力低下気味ママ。
2022年02月05日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第30話。前回、資産運用の勉強を始め出すも、自分が資産運用すべきタイプではないと判明したやましたさん。なぜすべきではないのか、その理由とは!?★前回:「が〜ん!」資産運用の勉強を始めた途端に重大な事実が判明… #脱力系ゆる更年期日記 31ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。資産運用の勉強を決意した私。そんな私が知った「私は資産運用をすべき人ではない」とういう衝撃の事実。今回は、しょっぱなからその理由をでで〜んと発表させていただきたいと思います。「なぜ私は資産運用をすべき人ではないのか?」その理由は「私には運用できる資産がないから」です。シンプルですよね。超シンプルすぎて笑ってしまいましたが、そうなんです!超超超超当たり前なんですが、資産運用っていうのは、そもそも資産がある人だけができる行為だったんです。その名も「資産運用」ですもんね。私のようにカードの支払いが滞り、年に何度かクレジットカードが使えなくなるような資産のない人には、ご縁のないものだったのです。よわい49歳。自分の知識のなさや、悲惨な経済事情を堂々と発表するのも、ただただお恥ずかしい限りですが、張り切って公言させていただいた私の資産運用の勉強計画は数週間で暗雲が漂ってしまいました。ただし!こんなときこそ、あのセリフの出番ではないでしょうか?某有名バスケマンガに出てきたAZ先生のめちゃくちゃ有名なあのセリフ……。「諦めたらそこで試合終了ですよ……?」数週間YouTubeを聞き流して「資産運用」だけが、今より豊かな生活を送るための方法ではないと知ることができました。「資産運用の勉強」もとい「お金の勉強」と称して、YouTube大先生の元、引き続きゆる〜く勉強を続けたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2022年01月27日株式会社ツムラは、2021年12月、20代~40代の男女1,800人を対象に「第2回なんとなく不調に関する実態調査」を実施。不調を抱えながらも医療機関への受診を躊躇する、現代女性たちの実情が明らかになりました。20代女性の4人に3人が不調を自覚調査の結果、心身の不調を感じる人は約6割、中でも20代女性で不調を自覚する人が増加しており、約4人に3人(74.3%)が不調を自覚していることが分かりました。また、女性の83.3%が心身の調子がなんとなく悪い「なんとなく不調」を実感していると回答しました。一方で、なんとなく不調があっても医師に相談したり病院へは行かないという人が7割以上という結果も出ています。テレワークも出社も自由に選択できるのがベストコロナ禍以降増えたテレワークの働き方について、テレワークで働いた経験がある769人を対象に調査したところ、出勤かテレワークのどちらかを好むかは、ほぼ同率という結果に。職場や立場によって、テレワークも出社も自由に選択できる働き方が望まれることが明らかになりました。さらに、体調不良の日の働き方については、以前のような出社や出勤をした場合、苦労しそうとの回答がテレワーク中の女性で56.8%と高く、体調不良を感じやすい人はテレワークを望む傾向があることも分かりました。婦人科医が指南「我慢しないで受診して!」これらの調査結果を踏まえて、霞が関ビル診療所婦人科の丸山綾先生は、「女性はもともと環境変化の影響を受けやすいので注意が必要」と指摘します。多くの女性はなんとなく不調を抱えながらも、自己判断で医師や病院への相談を躊躇ってしまう傾向があります。丸山先生は、睡眠・食生活・運動習慣など生活習慣や生活リズムを整えることが前提としつつも、自分だけではコントロールできない場合は、医療機関への相談が大切だと言います。医療機関を受診することで、隠れた病気がないかを確認することができるので、原因を見つけやすくなることもメリットだそう。なんとなく不調のような病名がつかない症状であっても、対症療法や漢方薬などで症状を改善できる可能性があるので、医療機関への相談を選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
2022年01月27日イライラ、やる気が出ない、肩凝り、頭痛と更年期に来すさまざまな不調。でも、婦人科に行くまででもない……と悩んでいる女性は多いでしょう。そこで、見直したいのが毎日の食生活。まずは更年期のホルモンバランスについて知った上で、更年期に積極的にとりたい食材を管理栄養士と薬学博士の先生方に聞きました。更年期症状は女性ホルモンのゆらぎが原因閉経の前後5年間の10年間を更年期と呼びますが、この時期は肩凝りや頭痛などの身体症状から、イライラや気分の落ち込みなど精神的な症状までさまざまな不調が表れやすくなります。産婦人科医の松村圭子先生によれば、これらの不調の原因は女性ホルモンのゆらぎと関係があると言います。「女性は月経周期において、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが規則正しくリズムをもって、増減を繰り返しています。このリズムが崩れるとゆらぎにつながります。さらに更年期に入ると大きくゆらぎながら、エストロゲンが低下していきます」(松村先生)ゆらぎの放置が“ガクッと老け”にも女性ホルモンのゆらぎは美容面にも大きく影響すると言います。「卵巣からは、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)という3種類のエストロゲンが出ており、エストラジオールの活性が一番高く、エストロゲン量として調べるのはこのエストラジオールです。「エストラジオールは、肌の角質層の水分を保持して潤いを保ち、真皮層のコラーゲンやエラスチンの合成を促進してハリを保っています。特に閉経後は、このエストラジオール量がほぼゼロに近くなるため、肌のハリツヤに影響を及ぼしガクッと老けます」(松村先生)身体、精神、美容に影響する女性ホルモンのゆらぎは、生活習慣で改善することが可能だそうです。管理栄養士が推す、ホルモンバランスを整える食材は?見直したい生活習慣の中の一つが食生活。管理栄養士の渥美まゆ美先生に、ホルモンバランスを整える食材ととり方のコツを教えていただきました。おすすめ食材1:マグロ・カツオ「マグロやカツオにはビタミンB6が含まれています。ビタミンB6 は、エストロゲン代謝に働きかけるといわれていますのでホルモンバランスを整えてくれる助けとなります。水溶性ビタミンなので、鮮度のあるうちのほうが多く摂取できますし、加熱による損失も多いので、生で食べるのがおすすめです」(渥美先生:以下同)おすすめ食材2:アボカド「アボカドには、パントテン酸が含まれています。パントテン酸はストレス緩和作用のある副腎皮質ホルモンの合成・促進に関与するといわれていますので、更年期やプレ更年期のイライラするときなどにおすすめです。同様にパントテン酸を多く含む納豆やそばと組み合わせると栄養バランスも整いおすすめです」おすすめ食材 3:大豆全般「女性ホルモンといえば類似の働きをする大豆です。大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをしてくれるので、ホルモンバランスを整える助けになります。大豆として食べるとあまり吸収率は良くないので、限られた商品だけ偏って食べるのではなく、納豆、味噌、豆乳、油揚げ、などさまざまな大豆商品をこまめに食卓に取り入れることをおすすめします」おすすめ食材4:ナッツ類「ナッツ類に含まれるビタミンEは女性ホルモンの一つである黄体ホルモン(プロゲステロン)の材料となります。脳下垂体や卵巣に働きかけホルモン分泌コントロールします。また、血液循環改善の働きもあります。同様にビタミンEが多いかぼちゃやブロッコリーと組み合わせてサラダにしたり、おやつとして食べるのもおすすめです」薬学博士が推す、ホルモンバランスを整える食材は?次に、薬学博士の小川博先生にもホルモンバランスを整える食材を聞きました。なんと、先生がおすすめするのは、男性の精力剤として知られる「マカ」です。「マカには、減少した女性ホルモン分泌を助ける働きがあると考えています。更年期症状を有する女性を対象にマカエキスパウダーを摂取した実験¹では、閉経後女性においてエストラジオール値が増加する傾向が見られました。つまり、閉経に近づくころからマカを摂取し続けると、更年期症状を予防・改善できる可能性が高いということです。また、この研究から、のぼせ、頭痛、冷えなどの更年期によく見られ、女性ホルモンのゆらぎによって起こるこれらの症状が、マカによって改善が見込まれることがわかりました。さらに、同じ研究でマカが皮膚の新陳代謝を促し、修復・再生する働きがある成長ホルモン値を増加させる傾向があることもわかりました」(小川先生)でも、マカなどそのまま食べられないものはどうやってとれば良いのか、わからない人も多いでしょう。産婦人科医の松村圭子先生は、保健機能食品を活用するのも方法とアドバイスします。「近年、保健機能食品などで女性ホルモン様作用を示すものや、ホルモン調整をおこなうものが多数出てきました。病院へ行くほど体調不良でなければ、エビデンスが確かなものでしたら積極的に利用してみるのも良いかもしれません。ただし、続けることが大切なので、続けやすいものを選ぶと良いでしょう」(松村先生)。※1)第61回日本栄養・食糧学会大会 中谷 矩章ら 「更年期障害に対するマカエキスパウダーの効果」『更年期障害に対する MACAXSⓇの効果』 (二重盲検によるヒト臨床試験)まとめ更年期の不調も、やっぱり栄養バランスの良い食事が大切でした。一方で、女性がマカの商品はハードルが高い、と思っている方も多いかもしれませんが、最近では女性向けの製品も登場し、手軽にとれるようになっているそうです。松村 圭子(まつむら けいこ)先生成城松村クリニック院長。婦人科医。広島大学医学部卒業後、同大学産科婦人科教室入局。2010 年、成城松村クリニック開院。女性の不調に向き合い、診療の傍らテレビや雑誌などマスコミでも活躍。著書『これってホルモンのしわざだったのね』(池田書店)他多数。渥美 まゆ美(あつみ まゆみ)先生Smilemeal 代表 管理栄養士。出版、メディア出演、レシピ開発などともに、企業向けの健康セミナーの講師や健康経営サポートサービスや料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。著書『朝つめるだけ弁当188』『医者いらずの食材使いこなしレシピ』 など多数。小川 博(おがわ ひろし)先生前帝塚山学院大学人間科学部食物栄養学科教授 薬学博士。日本栄養・食糧学会参与。★関連記事:知っておきたい!更年期とLDLコレステロール上昇との意外な関係【医師監修】★関連記事:【更年期の生理】閉経が近づくと、生理はどう変わる?生理周期や量は?★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
2022年01月23日「字を書くときに親指が痛いな」。「朝起きたときに指がこわばっているな」。こんな症状になんとなく気付いたのは48歳のころでした。菜箸で肉を炒めるのも、ペットボトルのフタを開けるのも、痛い! だんだん家事に支障が出るようになり、ついには洗濯ばさみをつまめない状態に。整形外科を受診すると、それは更年期障害から来る症状の一つでした。親指が痛くて小さいものがつまめない若いころから婦人科系の悩みには無縁だった私。生理痛はほとんどなく、2回の出産も超安産。「多分、私は更年期障害には悩まされないタイプだわ」と高をくくっていました。また当時としては遅い出産だったため、子どもたちが小学校に入学した40代は、年下のお母さんたちに混ざって奮闘する毎日。子どもたちが野球を始めるころには仕事も相まって多忙を極め、自分が更年期といわれる年代に差しかかっているという自覚はまったくなかったのです。だから右手親指の付け根に痛みを自覚したときは、単に痛めたのだろうと思っていました。野球のユニフォームを毎日ゴシゴシ洗っているから、お当番で重たい荷物を運んだから、と。でも、痛みは治まるどころか悪化する一方。次第に利き手ではない左手の中指、薬指も関節が腫れて痛むようになったのです。ボールペンを握って字を書くのが痛い。少し残った歯磨き粉のチューブを絞るのが痛い。しょうがをすりおろすのがつらい。洗濯ばさみをつまめない……こうしてだんだんと、家事や生活に支障が出るようになってきたのです。女性ホルモンの低下が一因で指に3つも病気を発症さすがにこれはおかしいと、次に心配したのはリウマチ。早速、整形外科を受診してレントゲンと血液検査を受けたところ、医師から告げられた言葉はリウマチではなく“ 更年期障害” でした。えっ? 更年期障害で指が痛くなるの? 知らなかった! ついに私も更年期を認める日が来てしまった!右親指の付け根は、軟骨がすり減り亜脱臼していました。左手は、薬指の第二関節と中指の第一関節が腫れている状態。ついた病名は、右親指が「母指CM関節症」、左薬指が「ブシャール結節」、左中指が「へバーデン結節」でした。原因は、ホルモンバランスの乱れと老化と言われました。女性ホルモンの低下に関係があり、更年期の女性に起こりやすい症状とのこと。代表的な更年期女性の指の症状を、3つ発症していたそうです。更年期障害だけでもショックなのに老化って……。また右親指の亜脱臼に関しては、オーバーユースも一つの原因と言われました。家事で手をよく使う女性は、中高年になると軟骨がすり減り関節に痛みが出てくるそうです。私は野球のユニフォームをゴシゴシ洗ったり、重いジャグ(飲み物を入れる水差し)を運んだりする日々が12年続いたからなと、少し納得した気持ちにもなりました。次の章では、私がおこなっているケアについてお伝えします。固定して安静に。治らなければ手術も?医師からは、痛みがひどいときは包帯で固定して安静にするようにと言われました。痛みが良くならない場合は関節に注射を打ったり、手術をすることもあるそうです。でも、主婦が一日中包帯をして安静にしているわけにはいかないし、ましてや利き手を手術したらしばらく家事ができなくて困ります。リハビリも大変とのこと。現実的な方法ではないと思いました。私の場合、左手は腫れて痛いけれど生活に大きな支障はない。困っているのは右手です。改めて調べてみると「母指CM関節症」で悩んでいる方は多いようで、親指を保護するサポーターや固定する装具がたくさんあります。包帯より手軽なので、早速数種類を購入。しっかりと固定すると、つまむ動作が少しラクになります。長年続けているヨガの先生に相談したところ、年齢を重ねたら手指のお手入れを丁寧にする必要があるとのこと。たしかに握る動作は日常的におこなうけれど、指を反らすことがあまりありません。ヨガで体幹や脚は鍛えていたけれど、指に不調が来るとは。呼吸をしながら手のひらや指、腕をほぐすワークを教えてもらい、毎日丁寧にお手入れをしています。まとめ最初に痛みを感じてから5年。現在は左手指の炎症はひと段落し、腫れがだいぶ引きました。ただ右手親指は今もまだ痛いです。子どもたちの野球が終わり洗濯の負担がなくなったので、一番痛かったころに比べれば良くなりましたが、亜脱臼が自然に治ることはないのでしょう。今後痛みが強くなれば、注射も考えることになりそうです。日常では左手をなるべく使うようにしています。洗濯ばさみも左手でじょうずにつまめるようになりました。典型的な更年期症状のホットフラッシュなどはまったくないのに、手指に強い症状が出た私。どうやら更年期障害は手強い相手のようです。これからはサプリメントなども試して、乗り切っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/サトウユカ★関連記事:「痛みで指に力が入らない…」突然やってきた更年期障害の指の関節の痛みを克服!【体験談】★関連記事:「突然、小指が折り畳まれて激痛も!」小指が硬直して戻らなくなり受診したら…【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/みやび(53歳)大学生と高校生の男子2人の母。夫の自営業を手伝いながらマイペースにライター活動中。息子の野球に全集中した12年間が終わり、燃え尽きたあとにやってきたのは更年期と介護だった……。趣味のヨガで体を整え、すべてを乗り切る所存!
2022年01月16日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第30話。ついに資産運用の勉強を始め出したやましたさん。自分に合った方法が決まったまでは良かったのですが……。★前回:「呼吸、食事、排便…」面倒くさがりな私が資産運用の勉強を決意! #脱力系ゆる更年期日記 30ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。資産運用の勉強法について、本を読むか、無料の投資講座に申し込むか、はたまたYouTubeで好きなチャンネルを探すか、悩んでいた私ですが、一番取り掛かりやすく無料で始められる「YouTube」から入ることに決めました!「仕事をしながら、音楽感覚でYouTubeを聞き流す♪」こんな感じです。「資産運用の勉強」というと、重々しくて堅苦しく聞こえてしまっていましたが、もうすでに仕事をしながらYouTubeを聞き流す習慣があった私には、実践しやすく何のストレスもありませんでした。まさに呼吸! 食事! 排便! YouTube!!私に合った良質な情報をちゃんと見極めるため、「初心者向け」「資産運用」をキーワードにいろんなチャンネルを見あさりました。その手の知識が皆無な私は、言わば、まだ何も書き込まれていない真っ白で真っさらなキャンバス。ひとつの間違った色に染まってしまっては元も子もない!こうしていろいろなチャンネルを聞き流し数日がたったころ、「重大な事実」を知ってしまいました。よくよく注意深く聴いてみると、いろいろなチャンネルでほとんどの人が口をそろえて同じことを言っていました。今から資産運用を始めて、友だちみたいな豊かな暮らしがしたいと鼻息を荒くしている私にはとても大事なその事実。それは……。「私は資産運用をすべき人ではない」ということです。が〜ん!がび〜ん!!がびちょ〜ん!!!あまりの衝撃にめまいが……。このめまいはショックを受けためまいなのか、それとも、ただの更年期の症状なのか……。などと、どっちでもいいことを考えつつ、今も少し落ち込み気味な私です。次回は、なぜ私は資産運用をすべき人ではないのかをお送りしたいと思います。★関連記事:「ひよってんじゃねぇ!」VIO脱毛前日の処理はヤンキー座りスタイルで #脱毛編 #熟女系 30★関連記事:「どんだけ力がないの…!」アラフィフマンガ家のちょっと恥ずかしい散歩事情 #アラフィフの日常 51★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2022年01月13日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第30話。今回は、前回に続いて資産運用の勉強を始めることにしたときのお話。何でどうやって勉強するのかを考えたやましたさんでしたが……。★前回:「取り残された感がハンパない!」久しぶりに会った友だちが潤っていて焦った私は… #脱力系ゆる更年期日記 29ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。前回、専門学校時代の金銭的にかなり潤った友だち7人に会い、自分の取り残された感を痛感し、彼らとの溝を埋めるべく「資産運用」の勉強を始める決意をした私。生まれた瞬間から超面倒くさがり屋な私にとって、新しい何かを始めるときに一番大切なのは「何で(何を使って)どうやって勉強をするのか」ということ。そう、それは、まるで息を吸うかのように、まるでごはんを食べるかのように、まるで排便をするかのように、毎日当たり前にしていることのような方法で勉強をすることが非常に重要になってきます。本で勉強するか……YouTubeでよく宣伝している無料の投資講座に申し込むか……はたまた、いつものようにYouTubeで好きなチャンネルを探すか……。呼吸、食事、排便…。呼吸、食事、排便…。悩ましいところです。★関連記事:「えっ、脇毛を生やしたまま!?」脱毛を決めたはいいが、まさかのアドバイス…#脱毛編 #熟女系 26★関連記事:「絶対年上だと思ったら…」初対面での打ち合わせで衝撃の事実が…! #アラフォー絵日記 8★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年12月23日ツボと反射区で全身にアプローチやせる効果やさまざまな不調に効果が期待できるツボ押しが紹介されている新刊『やせる&不調に効く 魔法のツボ』が発売された。出版社は扶桑社でAB判のムック本、価格は1210円である。株式会社カバーリング代表取締役で、吉田佳代ボディケアビューティクリニック代表、日本手技療法士認定協会公認手技療法士、整体師の吉田佳代氏が同書を監修。同氏には『朝に効くツボ 夜に効くツボ』や『「足裏のゆがみ」をとればやせられる! 』などの著作もある。食事制限も運動も道具も不要のツボ押し新型コロナウイルスの影響により、まだまだ油断できない状況が続いている。自宅にいる時間が増え、体型の変化を実感している人も多い。また、気分が晴れない日々が続き、ストレスを抱えがちである。吉田佳代氏は約15年間、のべ約6万人に施術を行い、彼女の元には医師、看護師などの医療関係者も通っているという。新刊では同氏が提言する押して揺らすだけで、脂肪が落ちるという5つの“やせツボ”を掲載。食事制限も道具も、運動も不要でやせることができるとしている。そのほか、腰や膝の痛み、肩や首のコリ、頭痛、腹痛、便秘、高血圧、高血糖、ストレス、こむら返り、寝違え、緊張といった不調に対応するツボと反射区も紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※魔法のツボ - 書籍詳細 - 扶桑社
2021年12月18日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第29話。久しぶりに会った友だちがみんな金銭的に潤っていて、取り残された感を抱いたやましたさん。そこで自分も何かを始めなくては……と思い至ったこととは。★前回:「恋のチャンスを逃すな!」BTSを猛勉強中、ふと自分の顔を見て驚愕! #脱力系ゆる更年期日記 28ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。先日、5年ぶりくらいにデザインの専門学校で一緒だった友だちと会いました。専門学校と言っても、私が29歳のときに働きながら夜通っていた学校で、同じクラスの生徒さんたちの年や環境はみんなバラバラでした。そのなかでも今でも仲良くしている人たちと、そこから派生した友だちの友だちみたいな人たちと7人で集まりました。ほとんどが5〜6歳年下の子ばかりですが、全員が40代ということで、年齢に応じて、とてもすてきな大人になっていました。会社から独立して潤っている人、副業で潤っている人、会社員をコツコツ続けて潤っている人ばかりで、収入が乏しく毎月のようにカードの支払いに苦しんでいる私の目には、キラキラと輝いて、とてもまぶしくかっこよく見えました。私といえば、収入は20年前の1/5、体力は10年前の1/10、頭の回転においては30年前の1/100程度、と何もかもが集まったみんなとは逆方向に進んでいるように思えました。取り残され感がハンパなく、私も何か、すてきな大人になれる何かを始めなければ!と強く思いました。もうすっかり寒くなった真っ暗な帰り道、ひとりで自転車をキコキコと漕ぎながら私が考え出した答えはこれでした。ずばり「資産運用」。副業も、会社員も無理な私は、大人といえば資産運用でしょう!(※個人の感想です)という安易な考えから、49歳の冬、資産運用の勉強を始めることにしました。★関連記事:「若くなくて悪かったな!」若い子にはしゃぐアラフォー男の会話に腹が立つ #アラフォー絵日記 6★関連記事:「執刀医って!?」最初からわかっていれば違っていたのに~ #43歳で腎がんになった話 17★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年12月09日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第28話。若さを取り戻すために恋をしたいと思っていたやましたさんに訪れた恋のチャンス。そのチャンスを生かすべく頑張っていたのですが……。★前回:「BTSで誰が好き?」49歳、もしかして恋をするチャンスかも!? #脱力系ゆる更年期日記 27ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。娘たちに大流行中のBTS。「マミーBTSの中で誰が一番好き?」という娘たちの質問に素早く答え、さらに、推しのすてきなところをシェアし合い、きゃっきゃきゃっきゃするために、そして老け込んでしまった49歳が再び恋をして若さを取り戻すために、BTSについて猛勉強を始めました。恋がしたい、恋がしたい、昔のように恋がしたい……。そう思い必死でBTSをググりまくっていたのですが、そのとき、ふと横の窓ガラスを見ると、疲れ切った老婆のような自分の顔がぼんやりと映っていました。ぎゃぁ〜〜〜〜!!!!!ピッチピチのまぶし過ぎる若者の顔、か〜ら〜の、カッスカスのぼやけた自分の顔……。コントラストがキツ過ぎて、なんとも言えない虚しい気持ちになりました。とはいえ、諦めたらそこで試合終了!引き続き、誰かに恋をして20代の私に再び出会えるようターゲット求めて日々邁進したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「えっ!?」角膜再生のためサングラス生活を続けた結果、医師から驚きの声が #アラフィフ雑記帳 4★関連記事:「2年間はなんだったんだ…」お別れの気持ちを込めてはいてみたら驚愕! #くそ地味系40代独身女子 35★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月26日40代は老眼以外で更年期の症状に悩まされることなく過ぎたので「私の更年期は軽い」と、たかをくくっていた私。ところが50歳になって突如ホットフラッシュが始まり、それに伴う発汗は日に日に増していき、今では瞬く間におでこから顔全体そして首周りがシャワーを浴びたようになってしまうほどひどい状態に。このまま悲惨な50代を過ごすのは嫌なので、自分なりに考えたホットフラッシュを乗り切るための対応策をおこなっています。ホットフラッシュを乗り切る対応策3つタオルハンカチと扇子、うちわを携帯常に冷たい飲み物を水筒に入れて持ち歩く保冷剤やタオル、冷たいスプレーを常備【1】タオルハンカチと扇子、うちわを携帯就寝中でも外出中でも構わず急に顔がのぼせて発汗するので、最初はどうすればいいのか対応に困惑していた私。ですが、今ではすっかり慣れ、決して慌てずに落ち着いて対処しています。ホットフラッシュは一度起きると待ったなしで「あれよあれよ」と汗が出てくるため、まず常に携帯しているタオルハンカチで慌てずさっと汗を拭き取り、何事もなかったかのように扇子で優雅にあおいでクールダウンするのを待ちます。外では人の目もありますが、本人が動じなければ周りも注目することがないと思うので、頭はカッとしていても心は冷静さを保ちながら呼吸を深くおこないながら、対処するように心がけています。自宅では扇子よりも一気にあおげるうちわを愛用していて、自分の動線ポイントにはオシャレなうちわを置き、ホットフラッシュが起きたらすぐに手が届くようにしています。【2】常に冷たい飲み物を水筒に入れて持ち歩く毎日、保冷効果が高いタンブラーや水筒に冷えた飲み物を入れて携帯し、ホットフラッシュが起きたらすぐに飲んで体の熱を下げるようにしています。以前はコーヒー・紅茶や日本茶・中国茶など大好きで常飲していましたが、40代半ばあたりからカフェインを摂取するとめまいが起きるようになってしまったため、今はノンカフェインの黒豆茶やハーブティーを飲んでいます。大豆は更年期に分泌が低下する女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをする「イソフラボン」が含まれるのは知っていたので、煮出した黒豆茶を冷やして入れています。ほかには爽快感の得られるミントティーやビタミンCが豊富なローズヒップティー、ルイボスティーを入れたりすることが多いです。ハーブについていろいろ調べたところ、セージは抗酸化物質のポリフェノールやビタミンKを多く含むとあったので、たまにセージティーも作っています。【3】保冷剤やタオル、冷たいスプレーを常備ハンカチで包んだり小さなポーチに入れたりした保冷剤や、水に濡らして絞ったタオルを冷凍庫に入れています。ホットフラッシュを感じるときにサッと取り出し、おでこやこめかみ、頬、後頭部、首の両側・後ろなどのほてった部分に当てると、ひんやりしてすごく気持ちが良いです。また蒸留されたローズやカモミール、ラベンダーなどのハーブウォーターを購入し、スプレーボトルに入れて冷蔵庫で保管し、突然顔周りが熱くなったときにシュッとスプレーすると、冷たい霧とハーブの清々しい香りでほてりも落ち着きリラックスできます。自宅で栽培しているミントやローズマリーを沸騰させた精製水で軽く煮出し、ハーブウォーターを楽しみながら作ることもあります。外出中は市販の冷感スプレーや冷感ウエットティッシュを持ち歩き、突然のほてりにも焦らずに対処しています。まとめ50代に入ってさまざまな体の不調が起き始め、時には憂うつな気分になることも。でも私だけが更年期で苦しんでいるわけではないし、不快な時間は落ち込んで過ごすより少しでも明るい気持ちで乗り切りたいので、なるべく気分を上げるような行動を取るようにしています。扇子やうちわは100均やデパートで気軽に買ったもののほか、多種多彩ですてきな商品を販売している老舗扇子・うちわ専門店のオンラインショップで気に入ったものを購入しています。凍らせるタオルを好きな色やデザインで選んだり、冷たい飲み物にはいろいろなハーブティーを試したりしています。心と体はつながっていると思うので、これからもできるだけ心地良く過ごせるような工夫をしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)★関連記事:運動嫌いでもOK!お金をかけずに手軽にできるホットフラッシュ対策とは【医師監修】★関連記事:「暑いのは私だけ?」「私が高血圧?」更年期だからと諦めず婦人科を受診してよかった!【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/よーさ(52歳)英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。
2021年11月21日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第27話。今回は、娘たちのひと言でふいに訪れた恋のチャンスについて。49歳、もう一度恋をする!?★前回:「最近、老化がヤバすぎる…」若さを取り戻すために必要だったのは #脱力系ゆる更年期日記 26ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。私には小学2年と4年の娘がいます。その娘たちの通う小学校では、ほかの小学校と同じように女子たちの間で「BTS」が流行っています。娘たちもそれぞれの推しを見つけて、やれ誰それが良いとか、いいや私は誰それ派やとか、きゃっきゃきゃっきゃと女子トークを繰り広げています。そんなある日、娘たちに聞かれました。「なぁマミー、マミーはBTSのなかで誰が一番好き?」身も心も疲れ切った私には、BTSから1人を選ぶ労力もありませんでしたが、そのとき、最近私が老け込んでいることについて尋ねたところ、夫から言われたひと言をふと思い出しました。「てか、お前……。恋してるぅ?」「てか、お前……。恋してるぅ?」「てか、お前……。恋してるぅ?」何度もこだまする夫からのひと言。(夫に)恋をしていないから老け込んでいるのではないかという指摘でした。私、今、もう一度、恋するチャンスなのかも……(夫ではない誰かを)。娘たちと一緒なら楽しく恋ができるかもしれない♡と心がざわついた夕暮れ時でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「すごい説得力!」体に良いと思いつつ習慣化しなかったことができたワケ #ときめけ!BBA塾 100★関連記事:「体重と体調、どっちが大事?」60kg越え、アラフォーのダイエット問題 #アラフォー絵日記 3★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月19日株式会社ダイセル(本社:大阪市北区)が運営する大人のウェルエイジング・ブランド「WELLMETHOD(R)(ウェルメソッド)」は、女性を対象とした更年期に関する意識調査を実施いたしました。調査結果からは、回答者の年代によって、更年期に現れる不調について認知度にばらつきがあることや、自分自身や周囲が更年期世代の女性に起こりうる不調について正しく理解することの重要性が明らかになりました。また、更年期の不調に備えた事前準備については、50代において、「サプリメントの使用」が最も多く確認されています。実際に体験した更年期症状については、50代・60代において、病院での治療に加え、サプリメントを活用することで良い影響を感じている意見も見られました。本調査結果の詳細は、下記URLにてご覧いただけます。 WELLMETHOD(R)では、大人の女性のウェルエイジングを応援するサプリメントや化粧品の企画開発・情報提供のほか、消費者に向けたアンケート等を定期的に実施・公開し、更年期世代の女性のライフスタイルを総合的に支援してまいります。■調査概要対象 :全国15歳以上の女性回答数:1,200名実施日:2021年6月11日~2021年6月23日方法 :インターネット調査■調査結果概要●どの年代でも生理についての悩みがある。●若い世代では更年期の不定愁訴※について認知度が低く、更年期に近づいて初めて認識する傾向がある。●女性ホルモンの分泌低下による不調の中でも、「手指の関節の変形」「膣の渇き」「下部尿路疾患」「骨盤底筋の低下」はどの年代でも知らない人が多い。●50代では更年期の不調に備え、サプリメントを使用する傾向がある。●現在治療中/過去に通院していたと回答した人の悩みの多くは「通院に要する時間」と「金銭面」である。●通院をした50代・60代の多くは更年期の症状の改善を実感している。●更年期治療を受けて精神的に楽になったという意見の一方で、サプリメントで安心感を持つ人もいる。※不定愁訴:明確な原因が無いのに生じる様々なからだの不調のこと<調査結果 抜粋>閉経後は、女性ホルモンの分泌がなくなることで起こる不調がいろいろあります。次にあげた様々な不定愁訴や不調について、あなたはご存知でしたか?閉経後の不定愁訴や不調の認知度更年期の不調に対する質問でいずれかの項目に対して、「知っていたので、不調に備えて事前の準備をしていた」方は、どのような準備をしていましたか?更年期の不調に備えて事前に行った準備 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月17日40歳直前に第2子を出産後、幼稚園に行くころになって疲れやすさを実感するようになった私。現在49歳ですが、この9年ほどの間にすっかり「外出したら、その後3時間昼寝しないと動けない」体になってしまいました。よく考えて予定を入れないと、帰宅後の家事に影響します。ホットフラッシュなどの症状はないものの年齢的には更年期ですし、すっかり外出するのがおっくうになってしまいました。42歳ごろから疲れやすさを自覚現在小学生2人の母親である私は49歳。下の子が幼稚園に入園した42歳あたりから、ぐっと疲れやすくなってしまったような気がします。30代までは、子どもがだだっと走り出しても、さっと先回りして子どもを止める体力や瞬発力がありました。ところが40歳を過ぎると、子どもが走り出しても私が追いつけなくなってしまったのです。下の子はもともとおとなしかったので、上の子ほど飛び出しの危険はなく「走らないで」と言えばわかってくれました。ただ、「さっと走れないなんて、私ももう年だな」、そんな諦めの気持ちになったのを覚えています。その後、本格的に「この疲労感は相当まずい……」と思える事態になったのが、45歳くらいのときでした。1時間の学校行事で疲労困憊ある日、学校からの依頼で、町探検をする子どもたちに保護者が付き添うという、1時間程度の町歩きの手伝いに参加しました。それまでも、子どもたちの様子を観察できるのが楽しくて参加していた行事でしたが、なぜかその日は帰宅してソファに倒れ込むと疲労感がどっと襲ってきて起き上がれなくなってしまったのです。横になったまま、体の向きを変えることすらできなくなってしまい、ソファに倒れ込んだ体勢のまま気付くと3時間は寝てしまっていたようです。しかもそれまでの自分と違って、「よく寝たからスッキリした!」ということでもなく、まだ泥のように眠ってしまうような疲れを引きずっている感じがありました。ここまで疲労困憊することはなかったのに……。ちょっと学校行事に参加しただけでここまで疲れるというのは想定外。かなりショックでした。次に、私なりの対応策をお伝えします。人と会うだけでも疲れるのかもその後も、PTAで学校のお祭りの手伝いに駆り出されたときです。校庭で1時間ほど子どもに風船を手渡しするという簡単な仕事だったのに、帰宅後またあの疲れがやってきました。また、そのままベッドで3時間熟睡してしまうのです。PTAの手伝いで疲れる、人と会って疲れる……。理由はいろいろですが、疲労からの約3時間の昼寝がなんだかマストになってきてしまいました。こうなると、家事や料理にもしわ寄せが出るので、本当に外せない用事でしか外出できなくなるという流れになります。いつしか「頑張らない」「スケジュールを詰め込まない」「疲れたら寝る」という対応に変えざるを得なくなりました。本当は好奇心に任せてあれもこれもとなんでもしたいのですが、そこはぐっと我慢して欲張りな自分をセーブ。若いときよりタスクがこなせなくなっている自分を受け入れ、諦めることは諦める。そして「疲れやすいのが今の自分なんだ」と認めることにしたのです。でもおかげで、疲れて倒れ込むように長時間昼寝してしまうかもという不安が少し解消された気がします。まとめ現在49歳。本当はしたいことがいろいろあります。けれど、したくても体が動かない、頑張るとすぐに疲れてしまう……。この状況は自分で願っても変えられるものではないので、こんな時期なんだと自分に言い聞かせて、とりあえず疲れたら寝ています。今は無理をしないで、できることを粛々としていこうと考えています。「更年期を抜けて60歳近くなると、また元気になって動けるようになってくるのよ」と、以前人生の先輩に言われたことが今の私の心の支えです。そのころには、子どもたちも手がかからなくなっていることでしょう。それまでは全体的にゆるゆると今の疲れやすい自分と付き合っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)イラスト/塩り★関連記事:「もう少し早く知っておけばと後悔ばかり…」更年期とLDLコレステロールの関係【体験談】★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/みやまこ(49歳)夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかる、母は毎日同じことを聞いてくる、夫は「かまってちゃん」でてんやわんやのワンオペ状態。最近めっきり疲れやすいし、作業効率も落ちてきているし、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。
2021年11月15日私は、更年期とLDLコレステロールが関係あることを知りませんでした。もう少し早く知っていたら、何か対策があったのにと後悔するばかりです。今回は、更年期が終わったあとに起こった私の体の変化について書きたいと思います。LDLコレステロール? 何のこと?更年期もあまり気にならなくなった50歳を過ぎたころ、会社の健康診断の結果が届きました。結果を見るとLDLコレステロール値が基準値120mg/dlに対して約220mg/dlもあり、「要再検査」と書いてありました。え? 何のこと? 今までコレステロールで引っかかったことはないし、自分には関係のないことと勝手に思っていました。何かの間違いと思い、あまり気にしませんでした。その後、健康診断の結果をよく見ると、以前と比べて体重が増えているし血圧も高くなっています。若いころはいくら食べても太らなかったし体重が増えてもすぐ戻ったのに、最近は増えても戻らなくなり、「代謝が悪くなっている!」 と感じました。血圧も以前は低め安定だったのが、高血圧とまではいきませんがジワジワと高くなっています。このころ私は毎日残業で帰りが遅く、夕飯を作る気力もなくコンビニ弁当やスーパーのお総菜を食べていました。食事内容も野菜が少なくてお肉が多かったと思います。夫は私の仕事に理解があり、残業のときの晩ごはんは各自というのがわが家のルールでした。でも、そんな生活を続けて体に良い訳がありません。更年期とLDLコレステロールの関係医師からはLDLコレステロールの説明しか受けませんでしたが、もしかしてこれも更年期と関係あるのでは?と思った私は、更年期とLDLコレステロールの関係をネットで調べてみました。すると脂質代謝が閉経後に大きく変化することや、LDLコレステロールは女性が50歳を超えると急速に上昇するとありました。ほかにも脂肪燃焼の働きがある女性ホルモンのエストロゲンが減少することで脂肪が燃焼しにくい体になること、エストロゲンが減少すると皮下脂肪だけでなく内臓脂肪もつきやすくなることなどの情報もありました。さらに狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化に伴う疾患と関係があるのがLDLコレステロールのようでした。一番ショックだったのは、これは健康診断後に受診した病院の医師から説明を受けたときに言われたのですが「LDLコレステロールは夜作られる傾向があるので、夜の食事は遅くても夜8時までにとったほうが良い」ということでした。知らなかったとはいえ、私が残業したあと、夜遅くなってから食事をしていたことはLDLコレステロールを作っていたことになります。これじゃあ、健康診断の結果も悪くて当然です。更年期症状がなくなって思うこと結局、会社勤めの間は栄養バランスの良い食事をとることに気を付けることぐらいしかできませんでした。その後、夫の希望で私の生まれ故郷で暮らすことになり、55歳で会社を辞めました。現在、私は岩手で夫と猫2匹とのんびり暮らしています。規則正しい生活をして、健康のために近所のスポーツ財団が主催するノルディックウォーキングとコンディショニングの教室に通って、時々散歩もしています。市の健康診断でもやはりLDLコレステロール値が同じように高かったので、病院に行くと、まずは食事指導を受けてという指示でした。食事指導では毎食野菜をとることと、毎日少しずつでも散歩などの運動をするようにと言われ、1カ月様子を見ることになりました。そして、1カ月後のLDLコレステロール値が200mg/dlとまだ高かったため、最終的にLDLコレステロール値を下げる薬を飲むことになりました。今は薬を飲んでいるので基準値まで下がりましたが、いつか薬を飲まなくてもLDLコレステロール値が基準値になるようにするのが今の目標です。まとめいつの間にか私の更年期の症状はなくなりましたが、更年期についてもう少し詳しく調べておけばよかったなというのが今の気持ちです。あまり症状がひどくなかったので病院に行くこともなく、普通に過ごせたのはよかったのですが、その分、更年期を甘く見ていました。そして、更年期が終わればまた元に戻るような気さえしていました。更年期が女性の体に及ぼす影響の大きさや、更年期とLDLコレステロールが関係しているということをもっと早く知っていれば、その時点で何か対処法があったのでは?と思うと後悔ばかりですが、まだまだこれからです。これからは自分の体と向き合って、無理せずうまくLDLコレステロールと付き合っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★関連記事:「不安が押し寄せてきて止まらない!」これも更年期の症状なの!?【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/akebeko1(58歳)神奈川から生まれ育った岩手に引っ越して、現在は夫と猫2匹と楽しく田舎暮らしをしている。
2021年11月14日アラフィフとなり、更年期真っただ中の今、「これも更年期の症状なの?」という症状に日々悩まされています。運動もしていないのに動悸がしたり、突然めまいがしてふらついたり、イライラしたり……。なかでも特に困っているのが、急に不安に襲われること。もともと少し心配性なのですが、昨年くらいからは、不安になり始めるとどんどん不安が押し寄せてきて、眠れなくなることもしばしば。そんな私の体験談と、私なりの解決策を紹介します。不安になるのが不安?私は仕事上、イベントの司会をすることがあります。そんなとき、40代までももちろん緊張はしましたが、なんとか無事にこなしていました。でも、アラフィフを過ぎてからのここ数年は、「もし本番中に更年期症状のめまいを起こしたらどうしよう」「体調が悪くて倒れたら迷惑をかけてしまう」「本番中セリフを全部忘れてしまったらどうしたらいいんだろう」などなど、一度考え出すと次から次へと不安が押し寄せてきて、どんどん不安の渦に巻き込まれていきます。また、夫が長期出張に行くとき、今までだったら「ごはん作らなくていいからラッキー♪」くらいな感じでした。でも今は、「夫が留守の間にもし泥棒か来たら?」「災害が起こったら?」「病気になったら?」などなど、不安要素が次々と浮かび、軽いパニック状態に。しかもこれが夜寝るときに始まってしまうと、もうすっかり意識が覚醒してしまって眠れません。眠れないのは大変つらく、そうなると、眠れないまま朝になってしまうかもしれないことがさらなる不安を引き起こして……という悪循環に陥ってしまいます。深呼吸をして頭を空にして落ち着くように不安が押し寄せてプチパニックになるのは、たいていがめまいやふらつきなどの更年期の症状が出ていて体調がすぐれないとき。そういう不調なときに、大きなイベントや夫の長期出張など日常とは違ったできごとが重なると、ちょっとしたプレッシャーが引き金となって不安になってしまいます。それならまずは更年期の不調を緩和しようと、更年期向けの市販薬を飲んだり、できるだけ規則正しい生活を送ったりするようにしました。また、プレッシャーにのしかかられそうになったときは、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせるようにしました。深呼吸をして、呼吸だけに意識を集中して頭の中を空にします。前にテレビの情報番組で見た瞑想(マインドフルネス)の方法です。脳は常に動いているので、呼吸に合わせて頭を空にすることで脳がリラックスして、気持ちが安定してくるそうです。私も何度か挑戦しましたが、まだまだ瞑想の無の域には達していません。でも、パニックになる一歩手前で気持ちを落ち着かせることができるようになりました。内科で睡眠薬と精神安定剤を処方とはいえ、いろいろなプレッシャーや体調不良が重なってしまい、市販薬や瞑想だけで切り抜けられないことも。不安によって睡眠不足な上に食欲もなくなり、「心療内科で薬をもらったほうが良いのかな。でも少しハードルが高いな」と悩んでいました。そんなとき、友だちが「内科でも睡眠薬や精神安定剤を処方してくれるよ」と教えてくれました。友だちも、不眠やストレスで薬を処方してもらったことがあるそうです。私は早速、かかりつけの内科に行きました。先生に症状を話すと、睡眠薬と胃腸薬、そして軽い精神安定剤を処方してくれました。先生は「これをしばらく飲んで効かなければ、心療内科に行ったほうが良いかもしれない。でも、ちょっとしたストレスで気持ちがしんどいだけなら、これで大丈夫でしょう」とおっしゃいました。不思議なもので、先生とお話しして、薬を処方してもらっただけで、不安感がだいぶ薄れました。おかげで、結局睡眠薬と精神安定剤は1~2回飲んだだけ。薬を持っていることが「不安になっても薬があるから平気」という安心感につながり、悪循環から抜け出せた気がします。まとめ薬を処方してもらってから半年ほど過ぎましたが、今でもすっかり不安とサヨナラできたわけではありません。更年期の症状で急に気分が落ち込んだり体調が悪くなったりしたときに、不安が押し寄せてくることもあります。でも、私なりに不安との向き合い方、対処法を考えたことで、なんとかパニックにならずに踏ん張ることができています。これは私の場合であり、ずっと不安が続くなど、もっと深刻な状態だったら心療内科に相談したほうが良いかもしれません。でもかかりつけの内科でも、処方できる薬があることを知っていれば、それだけで安心できます。これからも安心の材料を少しずつ積み重ねていくことで、不安を遠ざけていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「健康に自信があった私が記憶障害!?」更年期の不調を甘く見てはいけなかった!【体験談】★関連記事:「まさか私が?」48歳、更年期症状を受け入れ、不調緩和のためにおこなったこと【体験談】★関連記事:「ビバ閉経!と思ったら…」新たにデリケートゾーンの悩みが!【体験談】著者/山川 結希子(50歳)大学生二人の母。閉経間近の更年期真っ只中! 心も体も不調を日々感じまくっていますが、人生100年を見据えて、ただいま生きがいを模索しています♪
2021年11月13日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第26話。最近、老け込んでいたことに悩んでいたやましたさん。老け込んでいたのは、あるものが足りなかったのではないかと思い当たり……。★前回:「何者!?」驚異の年齢を叩き出した人に若い秘訣を聞いてみた! #脱力系ゆる更年期日記 25ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。最近の私の顔は、毛穴は開きっぱなし、シミは隠れないほどに増えまくり、目の上がくぼみ、49歳よりもかなり老けて見えるような気がしています。パックをしたり、美容液を使ったりと私にできる範囲でいろいろなことをしているのですが、あの若かったころの肌に戻ることは一生ないんだなと落ち込んだりしてました。せめて夫に率直な感想を聞こうと「私、最近ホンマにヤバくない?」と聞いてみると、こんな返事が返ってきました。「それはアレやな……、万能の薬と言われるアレをしてない証拠ちゃう?」「今もちゃんと恋してるぅ〜?(もちろん俺に)」いや、ごめん。全然してない。そういえば、すっかり閉経したと思っていた知り合いが、嵐にハマり、生理が再開したという話を聞いたことを思い出しました。恋をしてないから私はこんなに老け込んでいたのか……。やましたともこ49歳、若さを取り戻すために恋をしなければ!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「は? 溶けてる?」洗濯中、液体洗剤が目にかかり失明の危機!? #アラフィフ雑記帳 2★関連記事:「MRIを撮った意味…」腫瘍らしきものが良性なのか悪性なのか #43歳で腎がんになった話 5★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月12日更年期と言えば、「40代半ばから50代半ばまでくらいの女性が、ホルモンバランスの崩れにより不調を訴える時期」というのが私の認識です。アラフィフ世代に突入してから、周りの友人たちにもどことなく不調を訴える人が増えてきました。また、母もちょうどアラフィフのころに原因不明の体調不良を訴えていたのを覚えています。しかし、私自身は健康に自信があったので、更年期と言われる年代に差しかかっても、何の不安もありませんでした。生理が重く、貧血まで。46歳で感じた体の不調40代前半まで病気なんて無縁。若いころからインフルエンザなどにも感染したことがなく、子どもたちに「お母さんが寝込んでいる姿を見た記憶がない」と言われるくらい健康な体の持ち主。そんな私が、「あれ? いつもと体が違うな」と体調の変化を感じ始めたのは、46歳を過ぎたころです。特に顕著だったのが、生理のとき。出血と鈍痛がひどくて、時には貧血まで起こすほど。何しろ気分が悪くて、起きていられないのです。そんな状態だったので、生理期間は必要最低限の家事しかできず、ずっと横になっていました。それでも私は、更年期だから「単に生理が重くなっただけ」と軽く受け止め、病院で診てもらおうなんて考えもしませんでした。「生理の期間はつらいけど、それ以外の期間は普通に過ごせる。だから大丈夫」と、数年の間放置。家族は心配していましたが、「私に限って何かあるはずがない。そのうち治るさ」と深刻に受け止めていませんでした。今思えば、なんて甘い考えだったのでしょう。15年ぶりの検診で子宮筋腫が見つかり手術30歳くらいまでは、健康診断すら受けたことがなかった私。面倒という気持ちもあり、出産後もほとんど受けていませんでした。しかし、あまりに調子の悪さが続くので、なんだか不安になってきました。そして、ついに女性検診に足を運んだのです。なんと15年ぶり!結果、子宮筋腫が見つかりました。子宮筋腫とは、子宮内にでき、女性ホルモンの作用によって大きくなる良性の腫瘍だそうです。医師には、「更年期の女性ならば、閉経すれば筋腫は次第に小さくなる。ただ、あなたの場合、その数が多く大きいものもあるので、それが原因で生理の出血量が多くなり、痛みを伴っているんだよ」と言われました。そして「やはり手術で取り除くほうが良いね」と……。手術は“子宮全摘出”。入院期間も20日間に及びました。今回は15年ぶりに検診に行ったおかげで、不調の本当の原因がわかり、結果として取り除くに至りました。でも「もっと早くに受診していれば、手術ではなく違う治療方法があったかもしれないのに!」と後悔せずにはいられません。検診はやはり大切! 「不調なのは更年期だから」とほったらかしにせずに、毎年、検診や健康診断を受けていればよかったなと思います。48歳で原因不明の記憶障害が!48歳で3時間の子宮筋腫全摘出手術を受けましたが、経過も良好で1カ月ほどですっかり元気になりました。しかし、その3年後、今度は突然、記憶喪失に! と言っても子宮筋腫の手術とはまったく関係なく、一過性の健忘症でした。幸いにも私の場合は記憶は24時間くらいで完全に戻りました。今の医学では、健忘症の原因ははっきりわかっていないそうですが、心身への過度のストレスやショックなども原因のひとつではないかということ。自覚はなくても、心や体はストレスやショックを感じていることもあるそうですが、私が健忘症になった原因はまったくわかりません。夫と会話中に突然発症しました。健忘症が発症している間は、自分が話したことも行動もまったく記憶がなく、異変を感じた夫が病院へ搬送。MRIの検査結果で「一過性の健忘症」と診断されたのです。まさか自分がそんなことに……家族も私も驚きました。医師からは「一過性の健忘症にも個人差があり、記憶を失くしている期間は24時間の人もいれば、数年に及ぶ人もいる」と聞きました。「24時間で戻って本当によかったぁ」と胸をなで下ろしました。特に、更年期の女性はホルモンバランスが崩れがち。私も知らず知らずのうちにストレスをため込んでいたのかもしれません。まとめ私の場合は40代前半まで健康には自信があったのに、更年期のホルモンバランスの崩れ、体調の乱れから、大病も招きやすくなったように思えます。やはり更年期というのは、女性の一生のなかで大きな節目のとき。更年期の不調を甘く見てはいけないと身をもって知りました。そして、「自分を大切にする時期、自分を甘やかす時期なのだ」と考えるようになりました。家族にもそれを理解してもらって、この時期にストレスを抱え込むことがないようにサポートしてもらうことも必要だと思います。今の私は「更年期だから~」を連発して、無理をせず、できないことはできないと断り、自分を甘やかして過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)★関連記事:「まさか私が?」48歳、更年期症状を受け入れ、不調緩和のためにおこなったこと【体験談】★関連記事:「もう閉経…?」止まっていた生理が再開した日に起こった意外なできごと【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/よしこ(55歳)更年期真っただ中で若干不調。毎年の人間ドックの結果が怖くなり、この症状にはこの食べ物がいいとテレビの健康番組が言えば試してみるアラ還世代。料理大好き、パン職人、ライターのお仕事も楽しんでいます。
2021年11月11日最近、イライラするし体調もイマイチ。これってプレ更年期?と不安に思うことも。38歳で1人目を出産し、現在40歳の専業主婦の私。徐々に現れる不調に悩みながら、育児と家事に奮闘する体験談と乗り越えるための工夫を紹介したいと思います。なんだか疲れやすい、だるい、イライラする私は38歳を過ぎたあたりから体力がガクッと落ちたような気がして、なんとなく体調がすぐれない日々を過ごしています。最初は妊娠してから運動もあまりしていないし、出産してから生活サイクルがガラッと変わったのが原因だと思って、軽く考えていました。しかし、40歳くらいから徐々に体調が悪くなり出したのです。まず寝ても疲れが取れず、朝起きても1日ソファーから動けなくなるほどの倦怠感にさいなまれました。子どもと遊ぶこともできず、食事を作ることもできないほどでした。さらにPMS(月経前症候群)が生理の10日前くらいから出始め、ささいなことでイライラしたり憂うつな気分になったりするようになりました。「これってもしかしてプレ更年期? それとも加齢が原因?」と私の悩む日々はこうして始まったのです。プレ更年期の不調の主な原因はストレス?調べたところによると、プレ更年期の主な不調は毎日の生活の中でため込んだストレスが関係するようです。それに加えて、年齢により卵巣からのホルモン分泌が不安定になるなか、脳が一生懸命に卵巣を刺激することで、女性ホルモンが多かったり少なかったりとゆらぐことが原因になるとのこと。ホルモンバランスが崩れ、更年期のような不快な症状が現れるみたいです。私は、産後慣れない育児に今まで感じたことのないストレスを抱えるようになりました。そこでまず、何にストレスを感じているか、どうしたいのかを紙に書き出すことにしました。そうすることで自分の気持ちと少し向き合えるような気がしたのです。そして、夫にも現状を理解してもらいたいと思い、その紙を見せることにしました。完璧を求めず家事は手抜き、アロマでリラックス鈍感な夫はまったく気付いていなかったらしく「多分これからも気付かないと思うから、その都度言ってよ」と、マイペースな返事が来ました。それでも、自分の気持ちを伝えられただけで心がスッキリしました。また性格的に、家事も育児も完璧でなければと思い込んでいたので、できない自分にイライラし自己嫌悪に陥ることがよくありました。「1日くらい掃除をしなくても大丈夫、ごはんを作れなくても出前や外食すればいいだけのこと」と思うことで肩の力が抜けました。家事を手抜きして、子どもと一緒に早めに寝るようにもしました。そのときに好きな香りのアロマオイルを焚くようにしました。プレ更年期の改善には、まずはストレスの軽減が大切だそうです。アロマを取り入れることで心も体もリラックスできれば良いなと思います。まとめまだ完全に悩みや不調がなくなったわけではありませんが、自分の心と体と向き合えるようになったことは大きな一歩だと思います。またPMSの症状が今後ひどくなるようであれば、専門医を受診しようと思えるようにもなりました。プレ更年期の改善には専門医や家族の力を借りて、まず不調を取り除くことが大切だと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)★関連記事:「頭皮が透けて見えるほど…」徐々に増えていく抜け毛!実は更年期障害の症状だった【体験談】★関連記事:「疲労感やイライラ。プレ更年期かもしれない…」43歳、更年期検査を受けてみた結果は【体験談】(後編)★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/エグママ(40歳)40歳になり、変わりゆく自分にとまどいを隠せない専業主婦。プレ更年期やPMSに悩みながら子育てや家事に奮闘する毎日を送っている。
2021年11月09日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第25話。今回も前回に続き、血管年齢のお話。目の前で驚異の年齢を叩き出した人がいて、やましたさんは思わず……。★前回:「再撃沈!」老化の事実を受け入れられず再チャレンジしたら… #脱力系ゆる更年期日記 24先日の血管年齢測定で67歳という数値を叩き出してから、寝ても冷めても血管年齢のことばかり考えている私。前回、2回目の測定をしに近所のドラッグストアに行ったとき、私の前に血管年齢を測定している高齢の男性がいました。あ、おじいちゃんも測定してる〜と何げに見ていると、肩越しに測定結果の画面が目に入ってきました。なんと、その方、血管年齢が驚異の27歳でした。わが目を疑い、何度か見直してみたのですが、やっぱり27歳でした。血管年齢を下げるべく、できることはすべてやりたい!と鼻息を荒くしていた私は、すかさずその方に話しかけ、若々しい血管を保つ秘訣を聞いてみました。その方は運動は特にしていなくて、気をつけて根菜を食べているとのことでした。ほかにも、玉ねぎとしょうがを毎日生で食べているそうです。ただ、血管に関係あるかどうかは不明です。奥さんも同じものを食べていて、血管年齢はそうでもないらしいので関係ないかもしれないのですが、その話を聞き、早速帰りにスーパーで根菜爆買いして帰りました。良くなれ、私の血管!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「癒やされる~」話題の韓国コスメが40代女子の肌に良い感じ! #ときめけ!BBA塾 99★関連記事:「体が弱っているから?」血尿で泌尿器科へ、人の温かさが身に染みる… #43歳で腎がんになった話 2★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月05日この夏、だるさ、疲労感、イライラ、食欲不振……の症状が続き、気付けばここ半年で生理周期も28日から24日に早まり気味。プレ更年期かもしれないという不安から、更年期検査を受けてきたお話を(前編)でしましたが、今回はその続きの(後編)をお伝えします。果たして結果は……。★前編:「疲労感、イライラ…プレ更年期!?」 43歳、更年期検査を受けてみた!(前編)【体験談】「問題なし」との結果もホルモンバランスは…更年期検査を受けて2週間後、再びクリニックへ。完全予約制なので待ち時間ゼロで、診察室へ通されると先生が満面の笑みを浮かべ…… 「女性ホルモンはまったく減ってませんね、まだまだ更年期ではないですよ」と。渡された「総合検査報告書」で先生が説明してくれた数値は次の3つでした。* LH(黄体形成ホルモン):排卵を促し、排卵後、黄体を刺激してプロゲステロン(黄体ホルモン/女性ホルモンの1つ。月経周期における子宮内膜の変化に関わっている)の分泌を促進する働きがある。* FSH(卵胞刺激ホルモン):卵子の元となる卵胞を刺激し、卵子を発育させる。また、エストロゲン(卵胞ホルモン/女性ホルモンの1つ。更年期以降で分泌が低下する。身体の健康維持に重要な働きをするため、低下すると骨粗しょう症や脂質異常症などのリスクが高まる)の分泌を促す働きがある。*エストラジオール:エストロゲンの1種。血液中のエストロゲンの主成分。そして私のこの3つの数値は…*LH:4.99mlU/ml(閉経後5.72~64.31)*FSH:4.54mlU/ml(閉経期157.79以下)*エストラジオール:151pg/ml(閉経後39以下)ということで数値的にまったく問題ない結果に。数値的に問題がないとわかっただけでも気持ちがスッキリ。「まだ更年期ではない」とわかったものの、疑問が残るのはここ数カ月の不調と生理周期が早くなっていること。この症状について先生は、ホルモンバランスが乱れているかもしれないので、ピルを飲むことでホルモンを調整することができるというアドバイスをくれました。43歳、初めてのピル先生からのアドバイスもあり、だるさ、イライラ、疲労感……をなんとかしたいということで、診察後すぐにピルを飲み始めています。飲み始めて1週間、体調の変化は特になく過ごしています。ピルを飲むときに心配される飲み忘れですが、朝食後、歯磨きのあとに飲むように洗面台に置いているので今のところなし。ピルは避妊薬のイメージが強かったのですが、子宮内膜症の症状の緩和やPMS(月経前症候群)の改善というメリットがあることが今回の通院でわかりました。まずは数カ月間、ピルを飲んでみて今後どのように対応していくか決めていきたいと思います。更年期に備えてかかりつけ医を持つちなみに2回目の診察代は1カ月分のピル代も含めて3,160円。これで体の不調が改善されるなら決して高くないかなと思います。 次回の診察はピル処方後の体調の変化の報告などで3週間後。これを機会にいずれやってくる更年期への備えとして、かかりつけ医として通院しようかと思います。まとめ更年期検査はホルモンの状態が数値で表されるので、自分の体の状態が今どの状態にいるのかわかります。「もしかして更年期かも……」と思ってモヤモヤしていた私は検査を受けて、数値に異常がなかったのでスッキリしました。体の不調はPMS(月経前症候群)だったこともはっきりしたので、ピルでホルモンバランスを整える方法で対処することに。今後やってくる更年期の備えとして、定期的に婦人科に通院しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】閉経の診断は1年間月経がないことと、血中のエストロゲン(E2)が20pg/dl以下でかつ卵胞刺激ホルモン(FSH)が40mlU/ml以上の条件を満たしたときと婦人科ガイドラインに書かれています。月経前だけに調子が不良なら、むしろPMS(月経前症候群)みたいですね。更年期症状は月経に関係なく現れてきます。PMSと更年期症状とのきちんとした鑑別が必要だと思います。★関連記事:「生理っていつ終わる?」生理痛と出血量の多さが不快…低用量ピルと黄体ホルモン剤で快適に閉経へ【体験談】★関連記事:「43歳、もしかして閉経が近い!?」予定どおりにいかない生理周期に疲労困憊【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/茂原 好子(43歳)8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。
2021年11月02日