幕末から明治期前半にかけて活躍し、とりわけ迫力ある武者絵で知られる浮世絵師・月岡芳年。晩年の芳年が「月」にちなんだ物語を題材として描いた「月百姿」の連作100点を前後期に分けて全点紹介する展覧会が、東京・原宿の太田記念美術館で、4月3日(水)から5月 26日(日)まで開催される。人気浮世絵師・歌川国芳に入門した芳年(1839−1892)は、その優れた画力で早くから注目を浴びた絵師だ。武者絵、役者絵、美人画、風俗画と様々なジャンルで優れた作品を残したが、江戸から明治へと急激に変化する時代を生きた彼はまた、求めに応じて戦争画や事件画も多く手がけた。流血のある残酷なシーンや死骸を描いた「血みどろ絵(無惨絵)」の描き手としても有名だ。これまで様々な切り口で芳年を取り上げてきた太田記念美術館が今回焦点をあてるのは、芳年晩年の代表作となる「月百姿」。和漢の物語や和歌、音曲、謡曲などに登場する月にまつわる百の場面には、平安時代や戦国時代の武将たちや絶世の美女たち、あるいは幽霊や妖怪などの不可思議な存在など、様々なテーマが登場する。同展は、その百の物語の多彩な世界を、描かれている題材を切り口として、わかりやすく紹介するものだ。月岡芳年《月百姿源氏夕顔巻》(前期)大胆な視点から切り取った迫力ある構図が芳年ならではの作品も多くある一方で、美しい月夜の静謐感や、登場人物が見せる郷愁や悲哀、擬人化された動物の愛らしさなど、芳年の作風には様々な魅力があることを明らかにしてくれる作品も多い。浮世絵の需要が減る時代にあっても浮世絵を描き続け、「最後の浮世絵師」とも称された芳年が、最後にたどり着いた境地を堪能できる貴重な機会となることだろう。さて、日本的な感性では、「月」とあらば、やはり「雪」や「花」も思い浮かぶ。同展では、雪と花を主題とした連作の紹介もある。雪にまつわる故事を題材とした「撰雪六六談」は、芳年の門人である新井芳宗の作、また花を連想させる美人を描いた「三十六佳撰」は、同じく門人の水野年方の作。師弟の作品を見比べられるのも楽しみなところだ。新井芳宗《撰雪六六談忠信なる哉》個人蔵(後期)水野年方「三十六佳撰湯あかり寛政頃婦人」(前期)なお、4月29日(月・祝)までの前期と、5月3日(金・祝)までの後期で、作品全点が展示替えとなる。お目当ての作品のある方はご注意を。<開催概要>『月岡芳年 月百姿』会期:2024年4月3日(水)~5月26日(日)※前後期で全点展示替え会場:太田記念美術館時間:10:30~17:30(入館17:00まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)~5月2日(木)、5月7日(火)料金:一般1000円、大高700円公式サイト:
2024年03月18日株式会社ホテルニューあけぼの(代表取締役:樋口 大介)は、新潟県・月岡温泉 湯あそび宿 曙(あけぼの)のマイクロバブルバス露天風呂付客室を2023年春に2室リニューアルし、4月よりサービスの提供を開始いたしました。【露天風呂付客室】「こはく」マイクロバブルバス露天風呂新潟県・月岡温泉 湯あそび宿 曙(あけぼの)は、歴史的に「月岡温泉随一の霊泉の誉れ」と称され月岡温泉の中でも泉質が良い宿として、地元名士などの間で有名でした。2020年3月に月岡温泉では初(※)の「源泉」露天風呂付き風呂を3室リニューアルオープンさせ、新型コロナ禍の中、よりプライベートな空間をお求めになるお客様が増えたこともあり、高稼働率を続けて参りました。※当社調べこの度、コロナ禍が終息に向かう最中でもお客様のプライベート感を求めるニーズは増していくという判断での投資となりました。なお、投資については観光庁の高付加価値化補助金を一部活用しております。■リニューアルしたマイクロバブルバス露天風呂付客室について客室露天風呂にマイクロバブルバスを使用しております(温泉ではございません)。超微粒子のマイクロバブルがお肌に浸透し、温浴効果、洗浄効果、保湿効果、リラックス効果を高めると言われております。大浴場では月岡温泉の湯を楽しみ、お部屋ではマイクロバブルバスの露天風呂で日頃のお疲れを癒して下さい。また夜にはライトアップされた坪庭を眺め、お酒でも飲みながらマイクロバブルバスをお楽しみください。●【露天風呂付客室】「こはく」10畳+ダイニングスペース宿泊料金:1名様27,650円~(税、入湯税込・2名様1室利用時)特徴 :和室10畳+ソファーセット+マイクロバブルバス露天風呂の客室【露天風呂付客室】「こはく」10畳+ダイニングスペース●【露天風呂付客室】「めのう」8畳+ツインベット+ダイニング宿泊料金:1名様27,650円~(税、入湯税込・2名様1室利用時)特徴 :和室8畳+桐ツインベッドルーム+ダイニングスペース+マイクロバブルバス露天風呂の客室※ご人数により桐ツインベッドを撤去しお布団をご準備させていただく場合がございます。【露天風呂付客室】「めのう」夜景■新潟県・月岡温泉 湯あそび宿 曙(あけぼの)について『新潟県・月岡温泉 湯あそび宿 曙(あけぼの)』は、全25室という小規模な旅館です。「湯あそび宿 曙」は月岡温泉随一の霊泉と歴史的に言われております。又、月岡温泉にありながらリーズナブルで新潟の山幸を楽しめる旅館として地元のお客様からも好評を得ております。■施設概要宿名 : 新潟県・月岡温泉 湯あそび宿 曙(あけぼの)所在地 : 新潟県新発田市月岡温泉552-4定休日 : 年中無休営業時間 : 15:00チェックイン・10:00チェックアウト価格帯 : 13,350円~(税、入湯税込) 1泊2食おひとり様の料金TEL : 0254-32-2111URL : 館内設備 : 大浴場、露天風呂、サウナ、レストラン、貸切風呂、エステ、売店アクセス : <電車>JR新潟駅乗換、白新線豊栄駅下車。タクシー15分又は有料バス25分※JR豊栄駅よりシャトルバスがでています。<車>関越道長岡JCTより北陸道新潟中央JCT経由日本海東北道へ~豊栄新潟東港IC~豊栄方面へ向かい20分。案内看板あり日帰り対応: 可(大人一人1,000円/税込)、各種日帰りプランあり 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月09日2020年に月岡芳年展を開催して好評を博したさいたま市のうらわ美術館で、3年ぶりとなる浮世絵展『奇想の絵師歌川国芳』が、4月22日(土)から6月18日(日)まで開催される。さいたま市の政令指定都市移行・区制施行20周年を記念し、総数約160点で国芳の魅力に迫る展覧会だ。歌川国芳(寛政9―文久元年/1797―1861年)は、幕末の浮世絵界で人気を分け合った歌川派三人のひとり。風景画で名声を得た広重と、役者や美人画で人気を博した豊国に対し、国芳はとりわけ勇壮な武者絵で名をあげた。後年は門弟を多数抱え、先の月岡芳年も国芳の高弟だった。中国の小説『水滸伝』を題材に、エキゾチックな異国の英雄たちをダイナミックかつカラフルに描いて人気を得た国芳は、持ち前の斬新かつ豊かなアイデアを次々に打ち出して、妖怪や怨霊・幽霊などと対決する英雄たちや、歴史や物語に登場する英雄たちをこれまた迫力満点に描き出した。勇壮な武者絵の一方で、国芳はダンディな役者絵や鉄火肌の女性たちをとらえた美人画、さらに西洋の透視図法や陰影方法も取り入れた洋風の風景画なども制作した。また、洒落やユーモアにあふれた戯画や、猫やキツネ、タヌキなどの動物を擬人化した愛らしいパロディ作品も得意としている。奇想天外なアイデアを発揮した独特の画風から、のちに「奇想の絵師」と呼ばれるようになった国芳は、当時の浮世絵界を活性化させただけでなく、後世にも多大な影響を及ぼし、近年はさらに再評価が進んでいる。同展は、その国芳の多彩で変化に富んだ画業を、貴重な肉筆画なども合わせて、多様なジャンルの作品群で紹介するものだ。関連展示として、隣接する展示室では、うらわ美術館のコレクションから、木版画による作品を紹介。企画展と連動させて収蔵品を活用する試みとなっている。<開催情報>『奇想の絵師 歌川国芳』会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)会場:うらわ美術館時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜(5月1日は開館)料金:一般620円、大高410円、中小200円※5月1日は入場無料公式サイト:
2023年04月19日設備の入れ替え及び建物のメンテナンスのため、4月10日(月) より2024年秋までの予定で長期休館に入る三菱一号館美術館。休館前最後の展覧会となる『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』が4月9日(日) まで開催されている。江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳のもとで学び、良きライバルとして当時人気を二分した落合芳幾(おちあいよしいく)と月岡芳年(つきおかよしとし)。同展では、国芳の門弟として腕を磨いたふたりの作品が、江戸から明治という激動の時代のなかでどのように変化していったのか、両者を対比させながら紹介。大阪で書店を営んだ浅井勇助氏が収集し、幕末明治の浮世絵を網羅する「浅井コレクション」をはじめとする貴重な個人コレクションを中心に構成されている。ともに江戸に生まれた芳幾と芳年は、10代のほぼ同時期に国芳に入門。慶応2-3(1866-67)年には、幕末の不穏な世相を反映し歌舞伎や講談の残虐シーンを分担して描いた「英名二十八衆句」を共作し人気を博すが、明治維新を迎え、浮世絵が衰退していくなかで、芳幾は新聞錦絵などの新しいジャンルを開拓。芳年は浮世絵での表現にこだわり続けるなど、それぞれの道を模索していく。(左):月岡芳年《英名二十八衆句 勝間源五兵衛》1866年、(右):月岡芳年《英名二十八衆句 姐妃の於百》1866年、ともに西井コレクション(左):落合芳幾《英名二十八衆句 濱島正兵衛》1867年、(右):落合芳幾《英名二十八衆句 十木伝七》1866年ともに西井コレクション展示の序盤では、二人の師である国芳の作品や、国芳の作風を継承し、芳幾、芳年それぞれが描いた武者絵を中心に紹介されている。(左):歌川国芳《初代沢村訥升の春永 六代目岩井半四郎の蘭丸 四代目坂東三津五郎の武智光秀》1834年浅井コレクション武者絵に役者絵、美人画、風俗画にいたるまで幅広く描き、幕府の規制をかいくぐって風刺を続け、江戸庶民の人気を得ていた国芳。なかでも最も得意としていたのは武者絵で、芳幾は国芳が手掛けた武者絵の人気シリーズ「太平記英勇伝」(1848-53年)の作品を引継ぎ、1867年に同名シリーズを発表。両者を見比べると、芳幾がいかに師の作風に非常に忠実に描いているかということがわかるだろう。(左):歌川国芳《太平記英勇伝 根来小水茶》1848-53年浅井コレクション落合芳幾「太平記英勇伝」1867年浅井コレクション※前後期で頁替えあり。写真は前期展示のもの一方の芳年も、1883年から4年の歳月をかけて武者絵のシリーズ「芳年武者无類」を出版している。こちらは、無地の背景や人物の配置など独特な構図で描かれた芳年の武者絵の金字塔的シリーズで、芳年が国芳から継承した画風を革新的なものに変えていったということを見て取ることができる。(左):月岡芳年《芳年武者无類 日本武尊 川上梟師》1883年(右):月岡芳年《芳年武者无類 相模守北條最明寺入道時頼》1883年ともに浅井コレクション明治に入り、芳幾が活路を見出したのが「新聞錦絵」というジャンルだ。芳幾は、戯作者の條野採菊(じょうのさいぎく、鏑木清方の父)らとともに東京初の日刊紙「東京日日新聞」を発刊。新聞からゴシップ的な記事を選び、テキストに即して描いた錦絵「新聞錦絵」を刊行するとたちまち人気となり、多くの追随者を生むことになった。のちに刊行された「郵便報知新聞」の新聞錦絵では、芳年が起用されている。(左):落合芳幾《東京日々新聞 四十号》1874年毎日新聞社新屋文庫(左):月岡芳年《郵便報知新聞 第四百二十五号》1875年毎日新聞社新屋文庫芳幾が新聞錦絵で成功する一方で、芳年は西洋絵画にも学び、自らの表現を突き詰めていく。歴史画も数多くのこしている芳年だが、晩年には100図からなる大作シリーズ「月百姿」に取り組んだ。これは、歴史上の人物や物語の登場人物などを月にちなんだ風景のなかに描いたもので、文学的で静謐なその作品世界は、芳年が試行錯誤のうえにたどり着いた境地を示しているといえる。(左):月岡芳年《月百姿 朱雀門の月 博雅三位》1886年(右):月岡芳年《月百姿 竹生島月 経正》1886年ともに浅井コレクション江戸から明治へ、浮世絵衰退の時代に生き、それぞれのやり方で時代に抗った芳幾と芳年。同じ師に学んだふたりの対照的な生き様を、それぞれの作品を通して感じとってみてほしい。<開催情報>『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』2月25日(土)〜4月9日(日) 三菱一号館美術館にて開催詳細はこちら:
2023年03月27日三菱一号館美術館で『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』が開催中です。幕末から明治にかけて活躍した人気浮世絵師、落合芳幾(おちあいよしいく)と月岡芳年(つきおかよしとし)。「最後の浮世絵師」とも呼ばれた彼らのゾクゾクする作品をご紹介します!「最後の浮世絵師」たちのアートが集結!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景【女子的アートナビ】vol. 286本展では、歌川国芳(1797-1861)の門下で腕を磨いた浮世絵師、落合芳幾(1833-1904)と月岡芳年(1839-1892)の浮世絵を中心に、さまざまな作品を展示。幕末~明治の浮世絵を多く所蔵する「浅井コレクション」をはじめ、貴重な個人コレクションをもとに、彼らの画業が紹介されています。芳幾と芳年は、ともに江戸生まれ。ほぼ同じ時期にともに10代で、国芳に入門して教えを受けました。二人は、残酷な血みどろ絵を共作し人気を博しますが、30代で明治維新を迎え、それぞれの道を歩んでいきます。浮世絵が衰退をはじめた明治時代に、二人の絵師がどう生き残ったのか。本展では、人気浮世絵師たちの新たな活躍の場も紹介されています。血みどろ絵でブレイク!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景本展のプロローグで登場するのは、芳幾と芳年がブレイクするきっかけとなった共作の作品集《英名二十八衆句》。江戸後期の歌舞伎や講談で知られている殺戮シーンを集めた全28枚の作品で、会場ではそのうち8枚を展示しています。絵の上部には、戯作者による場面解説が記載され、芳幾と芳年がそれぞれ半数ずつ図版を手がけました。幕末の不穏な風潮も反映させ、血みどろの場面はかなりリアル。例えば、芳年の《英名二十八衆句高倉屋助七》は、歌舞伎『助六』の主人公「花川戸助六」を描いたもので、倒した駕籠に足を掛けて睨む姿の手足には生々しい血の跡が。血みどろ絵、無惨絵を代表する残酷な作品です。かっこいい!師匠、国芳の絵『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景続く第1章では、二人の師匠である国芳の作品を展示。彼らが入門したとき、国芳は50代前半で、武者絵や役者絵、美人画、風俗画などさまざまな作品を手がけていました。たびたび幕政批判を匂わす作品を描き、奉行所からにらまれていた国芳ですが、江戸の庶民たちからは大人気。また、面倒見もよかったため、弟子たちからも慕われていました。会場では、国芳の《甲越川中島大合戦》をはじめ、ダイナミックでかっこいい作品が並んでいます。ゾクゾクする肉筆画も!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景第3章では、芳幾と芳年らの貴重な肉筆画を紹介。浮世絵版画とはまた異なる趣があり、絵の巧さ、筆さばきなど技法のすばらしさもダイレクトに伝わります。例えば、芳幾の《幽霊図》は、格子の間から顔を出している幽霊の姿を描写。こけた頬やくぼんだ目など、おどろおどろしい雰囲気で、脚も描かれていません。薄暗い展示室で見ていると、ゾクゾクします。いっぽう、芳年の《幽霊図うぶめ》(3月14日~26日展示)は赤子を抱く母親の後ろ姿を描いたもの。うぶめとは、妊娠中に亡くなった女性の妖怪で、血だらけの赤ん坊を人に抱かせようとする……と伝えられています。しかし本作からは、怖さというより母親の切なさ、悲しさが伝わってきます。新聞錦絵で生き残る!『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』展示風景第5章では、新聞錦絵を紹介。明治になると、さまざまな新聞が刊行されはじめ、芳幾は東京初の日刊紙「東京日日新聞」の発刊に携わります。さらに、庶民の好奇心を刺激するセンセーショナルな事件を錦絵にして刊行し、人気を獲得。需要がなくなりつつあった浮世絵師ですが、新聞や雑誌という新しいメディアに挿絵を描き、活躍を続けました。ライバルの芳年は、「郵便報知新聞」の新聞錦絵に起用され、こちらもブレイク。ただ、彼は浮世絵制作にもこだわり、晩年も版画を出版するなど最後まで浮世絵師として活動を続けました。休館前にぜひ!なお、三菱一号館美術館は、本展のあと設備入替および建物メンテナンスのため休館いたします。再開館は2024年秋頃を予定。休館前に、ぜひ足を運んでみてくださいね!Information会期:~4月9日(日)※展示替えあり※休館日は、3月20日(月)会場:三菱一号館美術館開館時間:10時~18時(金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21時まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料:一般 ¥1,900、大学・高校生 ¥1,000、中学生以下無料
2023年03月23日2023年2月25日(土)より、三菱一号館美術館では、『芳幾・芳年-国芳門下の2大ライバル』が開催される。江戸後期の浮世絵師・歌川国芳の弟子で、幕末から明治にかけて人気を二分した、落合芳幾(1833ー1904)と月岡芳年(1839-1892)。30歳前後で明治維新を迎えた彼らが、浮世絵衰退期にどのように生き残ろうとしたのかを、明治末期の浮世絵を網羅する浅井勇助氏の「浅井コレクション」ほか、貴重な浮世絵コレクションから紹介する。落合芳幾は、師・国芳の死絵(歌舞伎役者や戯作者、絵師などが亡くなった時に、辞世の句や法名、没年などを記した似顔絵)を描いた、国芳門下の一番弟子。17-18歳の時に歌川派に入門し、幕末には安政の大地震を描いた錦絵で名声を得た。しかし明治時代以降は浮世絵に見切りをつけ、『東京日日新聞』よりゴシップ的な記事を取り上げた新聞錦絵を始めて絶大な人気を博した。一方、芳幾より6歳年下の芳年は、12歳で国芳に入門。師の国芳が得意とした武者絵を多く描いたが、スランプに陥り神経を病んだ。恢復後は、芳幾に対抗して『郵便報知新聞』の新聞錦絵に携わるも、最後まで浮世絵にこだわり続け、晩年には『風俗三十二相』などの美人画や、『月百姿』などの静謐な作風で江戸回帰を志向。新しい歴史画の境地を開いたのも束の間、病の再発により54歳で亡くなった。同展では、武者絵、美人画、幽霊画、血みどろ絵、新聞錦絵など、ふたりが描いた様々なジャンルを比較しながら、それぞれの作品の全貌を紹介。とくに肉筆画も多く出品される同展では、肉筆画によるふたりの画技の比較も試みる。なお、2010年に開館した三菱一号館美術館は、設備入替および建物メンテナンスのため、2024年秋頃のリニューアルオープンを目指して、同展終了後に休館する。長期休館前最後の展覧会をお見逃しなく。<開催情報>『芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル』会期:2023年2月25日(土)〜4月9日(日) ※会期中展示替えあり会場:三菱一号館美術館休館日:3月6日(月)、13日(月)、20日(月)開館時間:10:00〜18:00、金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで(入館は閉館30分前まで)料金:一般1,900円、大高1,000円公式サイト:
2023年02月13日“世界初”となる歌川国芳(うたがわくによし)のミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」が岡山・倉敷に開館。浮世絵師・歌川国芳とは歌川国芳は、江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人。江戸日本橋の染物屋の家に生まれ、15歳の頃に初代歌川豊国の弟子になり修行をスタートした。長い下積み時代を経て、30歳を過ぎた頃に中国の伝奇時代小説「水滸伝」をモチーフにした「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズを発表。同作品で一躍脚光を浴び、“武者絵の国芳”と呼ばれるほどの人気絵師となった。その後は、武者絵にとどまらず、役者絵や美人画、風景画、ユーモアあふれる戯画など幅広いジャンルを手掛け、江戸期の浮世絵だけにとどまらず近代以降の日本画にも影響を与えた。“世界初”歌川国芳のミュージアムで約100作品を公開そんな歌川国芳の“世界初”となるミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」では、デビュー作から代表作まで約100作品を公開。出世作「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズはもちろん、巨大な骸骨を描いた代表作『相馬の古内裏(そうまのふるだいり)』も紹介する。月岡芳年や歌川芳艶の作品もさらに、国芳の弟子たちの作品も展示。“血みどろ絵師”と呼ばれた月岡芳年をはじめ、歌川芳艶や歌川芳員、河鍋暁斎が手掛けたダイナミックな浮世絵も楽しめる。なお、「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館」は、倉敷美観地区から浮世絵の魅力を世界に向けて発信するプロジェクト「UKIYO-E KURASHIKI」第1弾として、倉敷美観地区を一望できる旅館を再生してオープンした。【詳細】ミュージアム「UKIYO-E KURASHIKI/国芳館 」オープンオープン日:2021年3月31日(水)住所:岡山県倉敷市本町1-24開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:火曜日(祝日の場合は翌日に振替)観覧料:・一般 1,300円(1,000円)・大学生・高校生 1,000円(800円)・中学生・小学生 500円(300円)※()内は20人以上の団体料金TEL:090-8242-1443
2021年05月03日日本初「ルビーチョコビール」が、クラフトビール醸造所・月岡ブルワリーより誕生。2021年2月7日(日)より500本限定販売する。日本初「ルビーチョコビール」誕生新潟県月岡温泉に位置するクラフトビール醸造・月岡ブルワリーから、ルビーチョコレートを使った日本初の「ルビーチョコビール」が誕生。ルビーチョコレートは、ダーク、ミルク、ホワイトチョコレートに次ぐ、第4のチョコレートとして、約80年ぶりに発見されたもの。フルーティーな香りとベリー系の酸味が特徴で、着色料不使用なのに華やかなピンク色をしているチョコレートだ。「ルビーチョコレートビール」は、ルビーチョコレートのイメージをそのまま生かし、ルビー色を再現。ラズベリー果汁を忍ばせ、ベリーの酸味が際立つ大人の味わいに仕上げている。【詳細】月岡ブルワリー「ルビーチョコビール」330ml 650円+税発売日:2021年2月7日(日)500本限定取り扱い店舗:・月岡ブルワリー併設のKitchen Geppo※樽生での提供はKitchen Geppoのみ。住所:新潟県新発田市月岡温泉552-111TEL:0254-28-9161・観光施設「寺町たまり駅」住所:新潟県新発田市諏訪町2丁目3番28号TEL:0254-22-1888・新喜久屋の店舗とオンラインショップ
2021年01月22日展覧会「もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世」が、2020年1月7日(火)から3月29日(日)まで、弥生美術館にて開催される。“もうひとつの歌川派”に着目「もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世」では、歌川国芳や月岡芳年から、右田年英、鰭崎英朋、神保朋世へと受け継がれていった系譜を辿る。歌川豊春から始まる浮世絵界最大の派閥「歌川派」の中に埋もれた、“もうひとつの歌川派”に着目する展覧会だ。会場には、浮世絵、原画、関連資料など合計約300点が集結。最も多くの門人を抱えていたと言われている歌川国芳の浮世絵や、激動の時代を生き抜いた月岡芳年の作品をはじめ、明治・大正・昭和の時代にそれぞれ活躍した年英・英朋・朋世の貴重な作品を多数展示する。生誕140年を迎える英朋の幻の日本画「焼あと」も初公開される。浮世絵の衰退期から挿絵興隆期の狭間を、群を抜く画家としての力量とともに駆け抜けた年英、「鏑木清方と双璧」と称され、挿絵黄金期を牽引した英朋、歌川派の系譜を引いた「最後の浮世絵師」の名にふさわしい、シャープで美しい挿絵を数多く描いた朋世と、それぞれの時代背景に思いを馳せながら観賞するのも面白い。【詳細】もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世~浮世絵から挿絵へ……歌川派を継承した誇り高き絵師たち会期:2020年1月7日(火)~3月29日(日)※作品保護のため、会期中一部展示替えあり。会場:弥生美術館住所:東京都文京区弥生2-4-3TEL:03-3812-0012休館日:月曜日(ただし、1月13日・2月24日(月祝)開館、1月14日・2月25日(火)休館)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)入館料:一般 900円/大・高生 800円/中・小生 400円※団体20名以上の場合、1人100円引き※併設の竹久夢二美術館も併せて観覧可能。※高畠華宵の常設ルームも観覧可能。
2019年12月23日“異世界”の住人たちや風景を描いた浮世絵を紹介する『異世界への誘い―妖怪・霊界・異国』が、浮世絵専門美術館の太田記念美術館にて本日8月2日よりスタート。8月28日(水)まで開かれる。浮世絵といえば、人気の歌舞伎役者や花魁、江戸や富士山などの名所など、この世に存在するものを題材とすることがもっぱらだが、時には現実世界とはまったく異なる“異世界”の様子が描かれることもあった。同展は、そんな浮世絵に描かれた“異世界”に注目。妖怪、霊界、異国という3つのキーワードから“異世界”を案内する。異形の姿に化けて人間を驚かせようとする古狸や、雷になって復讐に燃える妖怪武者、巨大な海坊主などの妖怪画が登場するほか、幽霊や怨霊、死後の世界を描いたもの、故人を追善供養する死絵(しにえ)、想像で描かれた外国の風景、蒸気船や鉄道、気球などの新しい文明を描いた浮世絵などが紹介される。歌川国芳や月岡芳年ら人気浮世絵師たちが描き出した、時におどろおどろしく、時にユーモラスな“異世界”。圧倒的な画力と斬新な構図、そして奇想天外なイマジネーションに魅了されるはずだ。歌川国芳「東海道五十三対 桑名 船のり徳蔵の伝」歌川芳房「清盛布引滝遊覧義平霊難波討図」歌川芳藤「髪切の奇談」月岡芳年「和漢百物語頓欲ノ婆々」歌川国芳「於岩ぼうこん」豊原国周「水滸伝地獄廻り」歌川国虎「羅得島湊紅毛船入津之図」歌川芳虎「亜墨利加国」
2019年08月02日展覧会「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」が、2019年4月13日(土)から5月26日(日)まで広島県立美術館にて開催される。新しい画題と表現に挑み続けた歌川国芳柔軟な発想や豊かな表現力で、幕末浮世絵を活性化させた浮世絵師・歌川国芳。「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」では、そんな歌川国芳の武者絵をメインに、弟子の月岡芳年らの作品を含む150点もの作品と資料を5章に分けて展示。新しい画題と表現に挑み続けた彼らの姿を追う。最も得意とした出世作・武者絵第一章では、歌川国芳の出世作で、その後も得意とした武者絵を展示。逸話やヒーローたちをどのように表現し、弟子たちにいかに受け継いだかに迫る。歌川国芳が描く高い造形力を駆使したヒーローたちの姿からは、観る者をワクワクさせる躍動感が伝わってくる。人の動きを日頃から観察し培われた画力を、間近で感じてみて。「血みどろ絵」など、残虐な怪奇作品怪奇に挑む第二章は、怪奇を描いた作品や「血みどろ絵」と呼ばれる作品を紹介。怪奇を恐ろしく表すことで、得意とする武者絵をより勇ましく表現することができる。当時の人々の好奇心をくすぐる残虐な作風は、後に弟子たちにも受け継がれていった。女性の心に踏み込む美人画や世相を表した戯画など人物の作品を集めた第三章では、国芳、芳年による女性の心に踏み込んだ美人画や、役者の名演技や実力を伝えくれる迫真的な役者絵を紹介。第四章では、当時の世相をネタにした戯画や話題となった見世物作品を展示。また、戯画の芳藤、三枚続のパノラマ武者絵で秀作を残す芳艶といった国芳作品のDNAを受け継ぐ絵師たちの作品を、終章でまとめて展示する。【詳細】挑む浮世絵 国芳から芳年へ期間:2019年4月13日(土)~5月26日(日) ※会期中無休場所:広島県立美術館住所:広島市中区上幟町2-22料金:一般1,200(1,000円)、高・大学生1,000(800)円、小・中学生600(400)円※()内は前売り・20人以上の団体料金※学生券を購入希望・入場の際は学生証の提示が必要※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1人まで)の当日料金は半額前売券販売所:広島県立美術館、セブンチケット(セブンコード:072-007)、ローソンチケット(Lコード:62870)、チケットぴあ(Pコード:769-514)、イープラス、広島市・呉市内の主なプレイガイド、画廊・画材店など【問い合わせ先】広島県立美術館TEL:082-221-6246
2019年04月08日「[企画展]上村松園 -美人画の精華ー」が東京都・山種美術館で開催される。開催期間は2017年8月29日(火)から10月22日(日)まで。会期中、一部展示替えもある。今回開催されるのは生涯を通じて「清澄な女性」を描き続けた上村松園に焦点を当てた企画展。上村の友人であった山種美術館創設者の所蔵品から、上村松園作品を中心に巨匠たちの描いたバラエティ豊かな日本の美人画・浮世絵のコレクションを公開する。最大のみどころである上村松園作品は、《蛍》《つれづれ》《砧》といった代表作を含む18点を展示。上村の描く品のある美しい色使いの女性たちの絵画を存分に楽しむことができる。また、同時公開される浮世絵コレクションも必見だ。喜多川歌麿や月岡芳年の作品のほか、世界で数枚しか現存が確認されていない希少な鈴木春信《梅の枝折り》などが展示される。また、日本人画家による女性を描いた洋画の展示も。和の美しさに溢れた近代の女性たちの姿を鑑賞してみてはどうだろう。【詳細】「[企画展]上村松園 -美人画の精華ー」期間:2017年8月29日(火)~10月22日(日)※会期中、一部展示替えあり。前期 8月29日(火)〜9月24日(日)、後期 9月26日(火)〜10月22日(日)。場所:山種美術館住所:東京都渋谷区広尾3-12-36開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)入館料:一般1,000(800)円、大高生800(700)円、中学生以下無料※()内は団体・前売り料金※着物着用、使用済み入場券の展示で団体料金適用出展作品数:約90点(内上村松園作品18点)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(8:00~22:00)
2017年07月23日7月5日(火)~8月28日(日)の期間、東京都江戸東京博物館にて「大妖怪展土偶から妖怪ウォッチまで」が開催される。本展は、縄文時代の土偶から、平安・鎌倉時代の地獄絵、室町時代の絵巻、江戸時代の浮世絵、現代の「妖怪ウォッチ」に至るまで、約4000年に渡り日本人が描き続けてきた妖怪を美術史学の視点から紹介する、まさに妖怪展の決定版といえる展覧会だ。国宝「辟邪絵 神虫」をはじめ、重要文化財「百鬼夜行絵巻」(真珠庵蔵)や、なかなかお目にかかれない重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」などの一級の美術品、諸国に現れたという珍幻獣をまとめた図鑑「姫国山海録」、腹の虫をキャラクター化した「針聞書」、初公開となる金性寺(福島県南相馬市)の幽霊画、そして葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年などが描いた浮世絵の妖怪など、妖怪画の全貌が一堂に会す。会場では巨大妖怪の映像などが動き出すなど特別な展示演出がされる。また、本展出品作品を組み合わせて、江戸テイストに仕上げたオリジナルグッズや、可愛い妖怪を刺繍にしたオリジナルグッズなど会場限定で販売されるので、併せてチェックしたい。この夏、未だかつてない規模で展開される妖怪展で、妖怪ムードにどっぷり浸かる博物館鑑賞を楽しんでみてはいかがだろう。見たことのないジバニャンたちにも会えるかも?<「大妖怪展土偶から妖怪ウォッチまで」開催概要>会期:2016年7月5日(火)~8月28日(日)会場:東京都江戸東京博物館1階特別展示室(東京都墨田区横網1-4-1)開館時間:午前9時30分~午後5時30分(7月9日・16日・23日の土曜は午後7時30分まで、7月29日の金曜から、金曜と土曜は午後9時00分まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:毎週月曜日※ただし、7月18日、8月8日・15日は開館、7月19日は休館(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日プラダ(PRADA)やロックバンド「リンキン・パーク(Linkin Park)」などのアートワークを手掛けるアーティスト、ジェームス・ジーン(James Jean)の日本初のオリジナル画集『ジェームス・ジーン画集 パレイドリア』(4,200円)が発売された。ロサンゼルス在住のジェームス・ジーンは、現代美術家の村上隆や『パシフィック・リム』などで知られる映画監督ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)などが注目するアーティスト。日本の伝統的な木版画や葛飾北斎、月岡芳年などの浮世絵師から影響を受けた作風が特徴で、初期の頃よりアメリカのコミック出版社・DCコミックスより出版されている人気作品『FABLES』や、ダークホースコミックスの『The Umbrella Academy』などのアメリカンコミックのカバーアートで数々の賞を受賞している。今回発売される日本初のオリジナル画集では、過去作品のベストセレクションを始め、リンキン・パークのアート集などを収録。折りたたまれている表紙カバーを開くと、836mm×555mmの大判ポスターが現れるという工夫も施されている。なお、今回のタイトルにある“パレイドリア”は、精神医学の用語で、壁のシミが人の顔に見えるような、物の形が実在しない別のもののように知覚される不安定な状態を意味しており、繊細さと幽玄さを感じさせるジェームス・ジーンのアート作品を表現している。【書籍情報】『パレイドリア』著者:ジェームス・ジーン出版社:パイ インターナショナル288ページ/305mm×225mm発売:2015年9月11日価格:4,200円
2015年09月13日東京都・原宿の太田記念美術館は、浮世絵の中で今まで注目を浴びることのなかった、戦争画を紹介する展覧会「浮世絵の戦争画 -国芳・芳年・清親」を開催する。開館時間は10:30~17:30。入館料は一般700円、大高生500円、中学生以下無料。同展は、太平洋戦争が終結してから70年の節目に、これまで注目を浴びることのなかった浮世絵の戦争画について紹介するもの。泰平の世を描いた享楽的な絵という印象を持たれることも多い浮世絵だが、江戸から明治にかけて、「戦争」を題材とした浮世絵が連綿と描かれ続けていたという。源平時代や戦国時代といった歴史上の合戦を題材としたものから、幕末の戊辰戦争、明治時代の西南、日清、日露戦争など、同時代に勃発した戦争を題材としたものまであり、同展ではこれらの戦争がどのような目的で描かれ、また、どのような形で表現されているかについて検証される。また、歌川国芳、月岡芳年、小林清親といった浮世絵師たちは、戦争を題材とした作品をいくつか描いているものの、これまで戦争画そのものに注目が集まることがなかったためほとんど紹介される機会が無かったが、戦争画を通して、有名浮世絵師たちの知られざる一面も紹介されるということだ。また、関連企画として、学芸員が同展の見どころを解説するスライド・トークが開催される。開催日時は7月3日、7月9日、7月18日の各回14:00から40分程度。参加費無料(要入場券)。
2015年06月26日