「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ明日最終回を迎える、連続ドラマW「海に降る」(WOWOW)。JAMSTECの全面協力を得て、有人潜水調査船「しんかい6500(以下、6K)」の女性パイロットがトラウマやピンチを乗り越えて深海に挑む過程を圧倒的リアリティで描く。山本剛義監督が頭を悩ませたのは実際の6Kが安全性を誇り、ピンチに遭遇しないことだった。そんな安全の塊ともいえる6Kをドラマの舞台とするための苦労とは、そして制作チームがドラマで伝えたいこととは?○仮に、仮に、仮に、の果てに――ドラマ後半では6Kが大ピンチに陥るそうですが、想定しえない内容で困ったと、記者会見でJAMSTEC元パイロットの吉梅剛さんが言われてましたね山本:ドラマでは、6Kでどうしても主人公の有村架純さんや、お父さん役の時任三郎さんがピンチに陥って、そこからどうやって脱出するかを描きます。でも実際の6Kでは、ピンチにならないように何重にもセーフティが張られています。だから、本当はピンチにはならないんです。――本当はピンチにならないものを、どうしたんですか?山本:「『たとえば』ピンチになったら」とか「『仮に』こうなったとしたら」と、そもそもありえない設定について、吉梅さんや6K運航チームの櫻井利明 司令に問いかけました。ありえないこと、そもそも起こらないことではあるのですが、「『仮に、仮に、仮に…』そうなったとしたら、こういう対処のしようがあるんじゃないですか?」と聞いて。なかなか難しい質問だったにも関わらず、お2人は「こういうことが起こり得るかもしれないです」と、台本でのやりとりを作って下さったんです。――クライマックスシーンでは、本当の6K史上ではありえなかったピンチが訪れるわけですか?山本:そうですね。6K運航チームの長である櫻井司令ですら、押したことがないエマージェンシーボタンがドラマでは押されることになります。「このボタンを押すとどうなりますか?」と聞くと「押したことがないけど理論上はこことこのつなぎ目が離れて、こうなります」と教えてもらいました。○原作とドラマで変えた点 - 資源探査か、それとも有人調査か――そのシーンはぜひ注目したいです。ドラマの原作となった小説「海に降る」もとても面白いのですが、ドラマは原作とかなり違うところもありますね山本:今回、JAMSTECが100%、本当に全面的に協力して頂いたので、せっかくJAMSTECがそこまで協力して下さるなら、JAMSTECの中にドラマを作ろうと考えました。原作では有村架純さん演じる主人公・深雪のプライベートなところが丁寧に描かれていますが、プライベートな部分をあえてそぎ落としています。――資源探査と有人探査という、まさしく今話題になっている現実的なテーマを取り上げていますね山本:ドラマの浅野敦也プロデューサーが取材をする過程で、海洋資源探査が世間で騒がれているけれど、JAMSTECは資源を掘る機関ではなくて100年、200年後に結果が出るかもしれない研究もしている場所なんだ、そこにプライドがあるんだ、と伝わってきたそうです。もちろん資源探査につながる研究をすることもJAMSTECの重要な仕事の一部ではありますが、それだけではないところ、海洋資源と有人深海探査が共存したところにJAMSTECの存在意義があるんだというところをうまく描ければと思いました。――取材をするうちにJAMSTECや深海の魅力に引き込まれていったわけですね?山本:JAMSTECの方たちからは「JAMSTECが世の中に認知されて、海洋研究にみなさんが興味を持ってくれるなら何でもしますよ」と言っていただきました。本当に海の人って気持ちがいいんですよ。平朝彦 理事長とも話をさせてもらったのですけど、「理事長をやっているが、研究者魂も忘れてはいない」と。こういう研究者がトップにいるのは素敵だなと思いました。だから、ドラマで「深海の宇宙を見ました」イコール終わり、ではなくてJAMSTECという海を研究する機関がこの先もリアルにあることを、純粋に世の中に知ってほしいんです。櫻井司令と最後にお話しさせてもらった時に10年、20年後に「昔、『海に降る』というドラマを見たことがきっかけでJAMSTECを受けに来ました」と就職の面接で話す子が絶対に来ると。そうなればいいなと思っています。――ありえるかもしれませんね!山本:実はドラマでちょっと照れくさいセリフもいっぱいあるんです。「深海の宇宙がある」もそうですよね。だけど実際に研究者や運航チームの方の話を聞いていると、照れくさいとかそういうことじゃなくて、本当に純粋に深海の研究をしていたり、研究者たちを安全に深海に送り届けるのが自分たちの仕事だということに、何のよどみもないんです。――そんな彼らをもっと知ってほしいと。あえて深海と宇宙を結びつけたのはなぜですか?山本:浅野がJAMSTECの研究者である高井研さんを取材した時、一番感動した点なんです。地球の深海底の過酷な環境には生物がいますが、土星の衛星(エンセラダス)の氷の下には海があるんじゃないかと言われています。地球の深海で生物が生き延びられるなら、土星の衛星に生命がいてもおかしくない。深海生物の研究と宇宙で生命が存在しえるかという研究がリンクしている。それを聞いた浅野が「じゃあ、深海と宇宙はつながっているんですね!」と目をらんらんと輝かせた(笑)。ドラマでは高井研さんにもJAXAの川口淳一郎教授にも出演して頂いていますよ。○見てくれた人の心に、爪痕を残したい――今(取材時は9月の初頭)は編集段階ですよね? どんな気持ちで編集作業をなさっていますか?山本:せっかくWOWOWで連続ドラマをやらせてもらえる、JAMSTECも全面協力してくれる、有村架純ちゃんが主演してくれる。だからこそ、何か爪痕を残したいです。単純にお父さんが亡くなって犯人は誰だ、というストーリーではないし、朝ドラのような主人公の成長劇でもない。深海をベースにした海洋ロマン。地上波のドラマではなかなかできないと思うんです。WOWOWだからやらせてもらえる。だからこそ、作品を作っている人間として、爪痕を残したいと思っています。つまり、見る人の心に何かひっかかるものを作りたい。――WOWOWだからやらせてもらえるというのは、具体的にどういうことですか?山本:WOWOWに加入している視聴者の方々は、30代から50代の男性が圧倒的に多いんです。つまり、見て下さる方と自分が同じ年代で、自分が面白いと思っているものを、どんと突きつけられる。地上波の民放局で今ドラマを見ている視聴者の方は女性が中心です。僕たち40代の男性が、女性に向けてドラマを作らないといけない。僕は「夜行観覧車」(TBS)などのドラマを作ってきましたし、これからも作りますが、いいものを作ろうという気持ちと、テレビを見ている視聴者が必要としているものや視聴率に向かって作らないといけないという現実が、必ずしもリンクしなかったりなど、苦労があるんです。――なるほど。WOWOWでは硬派なドラマをどんとぶつけていけるわけですね山本:そうですね。政治的なことも織り交ぜながら。たとえば、ただ研究したいから国に予算が欲しいといっても純粋なだけじゃうまくいかない。ドラマでJAMSTECの石堂理事長が「お前たち忘れるな、研究はすべて国の税金で賄われているんだ」というセリフがあります。そういう、ぐうの音の出ない感じも描いてますね。――現実もしっかり台本に反映されている?山本:高峰という地質学研究者が「すぐに結果を出せ」と言われて「すぐとはいかほどのものですか」と。「地球誕生の歴史を一年としたら、千年や二千年だってほんの一瞬でしょう」と問い返すシーンがあります。税金を出す方はすぐ結果を出せというけれど、研究しているほうは200年後に結果が出るかもしれないことを今やることに意味があるわけです。――研究は積み重ねですからね。ところで私は次世代の有人潜水調査船「しんかい12000」の実現を願っている1人ですが、ドラマでもとりあげられていますね?山本:櫻井司令や運航チームの人たちに話を聞くと、やはり水深12000mに行ってみたいと熱く語られていたのが印象的です。ただ莫大な予算がかかる。この作品の中でも有人潜水調査船である必要があるのかないのか、答えが出ない。ドラマ制作にあたっては、無人機の方たちにも取材させて頂いているんですよ。「なんか今回、悪者みたいに描いてすみません」と言ったら、「いや、いいです、いいです」と。彼らも答えは出ないと仰ってました。人間が肉眼で見る必要があるのかないのか。見えるか見えないという点では、カメラのほうが鮮明に見える。研究者は実際に現象を見るのが第一歩と仰るけれど、それすらカメラを通してみればいい。でも答えが出るものがすべてじゃない。アポロ計画で初めて月に行く人間に「月に行く必要があるの?」と問いかけるのと同じで、人類が月に行くことのもっと大きな素晴らしさがあると思う。――監督も実際に「しんかい6500」に乗ってみて、息苦しさや、それを忘れさせる神々しさを体感されたわけですよね山本:そうですね。やはり人が乗っていくことに意味はあるんだと。ただ、それに何百億もの税金をかけて新たに作る必要があるのかということだと思います。答えはないですが、個人的には「しんかい12000」はぜひ実現してほしいです。ただしもっと快適な空間でね(笑)。(次回より、JAMSTEC海洋工学センターの磯崎芳男センター長による「しんかい12000」のインタビューをお送りします。掲載は11月下旬予定です)
2015年11月13日25周年を記念し11月21日(土)、28日(土)に初めて2週連続放送することが決定した「世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~傑作復活編・映画監督編~」。この度、人気投票で上位にランクインした作品を新キャストで復活させる「傑作復活編」のキャストが発表。本番組初主演の野村周平をはじめ有村架純、藤木直人がそれぞれ主演を務める。「あなたが好きな『奇妙』作品」アンケートで人気ナンバー1に輝いた「イマキヨさん」。彼女に振られ、就活もうまくいかない高田(野村周平)の部屋に、ある日見知らぬ黒い頭巾のおじさんが現れる。この怪しいおじさんは「イマキヨさん」(酒井敏也)と呼ばれ、寂しい人にとりつく座敷わらしのようなものだそう。あるルールさえ守れば幸福をもたらすと言われているらしいが、高田はルールをつい破ってしまう。すると、イマキヨさんに驚きの変化が…。本作で主演を務めるのは、月9ドラマ「恋仲」での好演で話題の野村さん。「『世にも奇妙な物語』にはいつか出させていただきたいと思っていたのでうれしい気持ちでした。自分が一番人気のものに出演させていただくのは、とても光栄です。前作を超えられるように頑張っていますし、最初の『イマキヨさん』とはまた別の“最新版の『イマキヨさん』”として見てもらえたら」と出演の喜びと意気込みを語った。また、イマキヨさんを、初回に続いて酒井敏也が続投する点も注目したい。2006年に初放送されたときは“男性親友2人の物語”だったものを、今回、女性の親友2人という設定に変更された「昨日公園」。東京の大学に進学した美和(有村架純)は、幼少からの親友・隆子(福田麻由子)といつしか疎遠になっていた。久々の故郷で、フルートを吹く隆子と再会した美和は、その夜隆子が事故死したことを聞いて驚がくする。やりきれない思いを抱えて立ち寄った公園で美和が見たのは、昨日と同じくフルートを吹く隆子の姿。美和は、隆子を死の運命から救おうと奔走するのだが…。2013年春の放送に続いて2回の主演となるのは、「ようこそ、わが家へ」「永遠のぼくら sea side blue」とドラマ出演が立て続く有村さん。悲しくも苦しい本作の物語について「『世にも奇妙な物語』ならではの最終的にはぞっとしてしまうところもありながら、感動的な二人の表情などが印象的な作品ができたと思います。私も親友がいるので共感しながら演じています」と語った。さらに名作として名高い「ズンドコベロンチョ」。「情報こそが命」を信条とする博識な男。彼は、この世に知らないことなどないと自負していた。そう信じていた。ところがある日、周囲の人間が「ズンドコベロンチョ」という聞いたことのない言葉を使っていることに気づく。プライドが邪魔して誰にも聞けない三上は、その意味を知ろうとムキになる。草刈正雄主演で最初に放送されたのが1991年、そこから月日は流れ、現在は何でもすぐインターネットで検索できる時代だが、そんな2015年ならではのストーリー展開になっているという本作。主人公で、時代を駆け抜けるIT界の寵児・三上を演じるのは藤木さん。「現代版ズンドコベロンチョの主役は、とにかくカッコよくて、何でも知っている、デジタル時代の最先端を独走している男です。そんな完璧な人間を演じられるのは、藤木直人さんしかいません」と本作の演出・プロデューサーが藤木さんの起用について明かした。「世にも奇妙な物語」は11月21日(土)、28日(土)にフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日俳優の藤原竜也が主演を務め、女優の有村架純と初共演する映画『僕だけがいない街』(2016年3月公開)のポスタービジュアルと特報映像が28日、公開された。本作は、「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」で2年連続ランクインし、映像化のオファーが50件以上殺到したという、2012年より漫画誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で連載されている三部けい氏の同名コミックが原作。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、18年前に起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。2016年1月からはフジテレビ系「ノイタミナ」枠でアニメ化も決定している。公開された特報は、「まただ…時間が巻き戻る」という困惑したような悟の独白から始まる。リバイバルについての解説ナレーションがなされた後すぐに、横断歩道でトラックに轢かれてしまう子どもを助けるため、時間が巻き戻り、バイクに乗った悟が子どもを救うも、対向車線の車に真正面から衝突。空高く吹き飛ばされ、重傷を負ってしまう。悟が入院した病室には、ヒロインの片桐愛梨(有村)の姿が。苦しむ悟に対して、愛梨は「あのままじゃ子どもが危ないって何でわかったの?」と問う。そこから、凶悪な連続誘拐事件をはじめさまざまな過去の事件に巻き込まれることが示唆され、ラストシーンで悟はついに小学生にまで戻ってしまう。初共演となる有村について、藤原は「印象的なセリフを的確に、大事に、耳に残るように相手に伝える作業がさらっとできる人」「架純ちゃんらしさ愛梨らしさを持って可愛らしく伝えてくれるから、すごい人」と形容。一方の有村は、「(藤原さん演じる)悟さんが愛梨って呼ぶ時、切ない中にも愛情があるように名前を呼んでくれて、キュンッとしてトキメキました」と興奮気味に話した。また、藤原は「とにかく天気に泣かされて、すべて逆でしたね。降ってほしい時に降らず、晴れてほしい時に雨が降り、本当に天気に泣かされました」「一点集中でスタッフさんの力はすごい」と撮影の裏側を明かし、笑顔で撮影チームの団結力をたたえた。あわせて発表されたポスタービジュアルは、藤原の珍しいメガネ姿も印象的だが、藤原と有村の間に走った亀裂は、届きそうで届かない互いの距離感を予感させる。くすんだ都市の光景をバックにした殺風景なビジュアルにも仕上がっている。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2015年10月28日『探検隊の栄光』が現在公開中の演技派俳優・藤原竜也とCM・ドラマ・映画に活躍中の有村架純が初共演を果たす『僕だけがいない街』。原作漫画に映像化オファーが殺到し、「天皇の料理番」を手掛けた平川雄一朗監督がメガホンを取ったことでも注目が集まる本作だが、このほど、スリリングな特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という不可思議な現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟を演じるのは、『デスノート』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』などで個性的な役柄を演じ、長年にわたり舞台でも高い評価を得ている藤原さん。ヒロイン・片桐愛梨役には、『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』に続き、WOWOW連続ドラマW「海に降る」で連ドラ初主演を務める、有村さんを迎えている。我が身に降りかかる “事件”を未然に防がなければ、食い止めることのできない【リバイバル】。幼少期に味わったつらい経験を忘れるため、心を閉ざしてしまった悟だが、今回解禁された映像では、そんな彼がリバイバルに巻き込まれ続け、ついには小学生にまで還ってしまうことに…。果たして彼は過去の謎を解き、自らに希望をもたらす大切な存在である愛梨を守ることができるのか!?珍しい藤原さんの“メガネ男子”姿や、胸キュンスマイルを見せる有村さんにも注目だ。それぞれ幅広いジャンルで活躍をみせる2人だが、意外にも今回の作品が初共演。藤原さんは「印象的なセリフを的確に、大事に、耳に残るように相手に伝える作業がさらっとできる人。その上、架純ちゃんらしさ、愛梨らしさを持って可愛らしく伝えてくれるから、すごい人だなと思いましたね」と絶賛。有村さんも、藤原さんとの共演を楽しみにしていたと明かし、「悟さんが愛梨って呼ぶとき、切ない中にも愛情があるように名前を呼んでくれて、キュンッとしてトキメキました」とコメント。「この映画には信じる力っていうものがたくさん詰まっていた」と撮影を感慨深げにふり返った。また、藤原さん曰く、本作の撮影では天気に恵まれなかったそうで、「降ってほしいときに降らず、晴れてほしいときに雨が降り、本当に天気に泣かされました。よく撮りましたよね、このスケジュールとこの天気で。一点集中でスタッフさんの力は本当にすごいなと思いました」と苦労を語る場面も。笑顔で撮影チームの団結力を讃え、思い出深い作品となったようだ。18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるというミステリーとしての顔を持ちつつ、悟とその母、そして愛梨をめぐる、優しさとせつなさに満ちあふれた人間ドラマでもある本作。ひと足先にこちらの特報映像で、先の読めないスリリングな展開の一片を味わってみて。映画『僕だけがいない街』は2016年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日清純派女優の有村架純が“金髪”“ミニスカ”ギャル役に挑んだことで大きな注目を集めた『ビリギャル』。この度、現在公開中の香港に有村さんが初訪問し、舞台挨拶に登壇。香港のファンへ感謝のメッセージを送った。120万部を突破したベストセラー書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、『いま、会いにゆきます』『ハナミズキ』など数々のヒット作を生み出している土井裕泰が実写映画化する本作。有村さん扮するさやかと苦楽を共にし、慶應義塾大学現役合格へと導く坪田先生役に伊藤淳史。そのほかキャストに吉田羊、田中哲司、安田顕、野村周平らが顔を揃えた。香港では10月22日(現地時間)より劇場公開がスタートいる本作。これに合わせ、主演の有村さんが香港を初訪問。香港国際空港の到着口に有村さんが現れると、空港に駆けつけた約200人を超える現地のファンから一斉に歓声が起こり、有村さんも驚きの様子。現地メディアのフラッシュを浴びながら、ファンに囲まれた有村さんは、終始笑顔でファンからの握手やサインに応じた。24日(現地時間)には『ビリギャル』にちなみ、現地の予備校「Modern Education’s Centre」を訪問。大学受験を目指す香港の学生たちに激励のメッセージを送った。その後、『ビリギャル』上映中の現地マスコミ向けのトークショーが行われ、「さやかは一生懸命になることによって、知らず知らずのうちに、みんなの心が動かされて味方になってくれているという、まわりにすごく恵まれている女の子です。自分がやりたい、なりたいと思うことに一生懸命になっていれば、まわりのみんなが知らない間に力になってくれるって、そう信じて頑張ってもらえたら嬉しいです」とこれから試験を受ける人たちを応援した。さらに25日(現地時間)の舞台挨拶では、映画上映後に有村さんが登場すると、観客は大興奮!有村さんは「大家好,我系有村架純」(こんにちは、有村架純です)と広東語で挨拶し、温かい拍手に包まれた。また、有村さんは「日本を飛び出して海外でもこの映画が愛されたらいいなと思います。日本ではいよいよ11月にBlu-ray&DVDがリリースされます。これからもっともっとたくさんの方にまだまだ観ていただきたいので、是非ご覧ください」と日本のファンへもメッセージを送った。『ビリギャル』Blu-ray&DVDは11月18日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会
2015年10月27日前作「鬼、登場」篇で松田翔太が扮する桃太郎に退治され、いまは友達となった菅田将暉の“チョー軽い”鬼ちゃんが再び登場するau“三太郎”シリーズの新TVCMが完成。さらに、有村架純が演じる桃太郎の妻・かぐや姫も、なんと“鬼嫁”として登場していることが分かった。実は友達だったことが判明した、鬼ちゃんと桃太郎こと桃ちゃん。今回は、金ちゃんこと金太郎(濱田岳)と浦ちゃんこと浦島太郎(桐谷健太)とともに桃ちゃんの自宅を訪れ、妻・かぐや姫に紹介されることに。なんと、鬼ちゃんは結婚しており、5人の子の父親(!)だということが分かり家族トークで盛り上がるが、桃ちゃんのある不用意な発言がかぐや姫の逆鱗に触れ、かぐや姫が鬼嫁に豹変してしまう、という衝撃のストーリー。「ういっす。どうもっす~」と、いつものチョー軽いノリでかぐや姫に挨拶。そんな鬼にもかぐや姫は「いつもお世話になってます~」と良妻らしく笑顔で返すと、鬼ちゃんは「かわいい奥さんじゃないっすか~」と、調子よくかぐや姫を褒めます。「そんなことないよ~」と謙遜する桃ちゃんの発言を横で聞いたかぐや姫は、「オイ!」と一喝。この豹変ぶりに浦ちゃん、金ちゃんも慌てふためき、鬼も驚いた様子で、一瞬、その場が凍りつく。焦った桃ちゃんが「えっと、鬼ちゃんちは、どう?」と話題を振ると、鬼は「うち、5人目生まれたんすよ」と予想外の近況を報告。「え、子どもいんの?」、「結婚してたんだ!!」と浦ちゃん、金ちゃんは驚くが、鬼は余裕の表情で「家族一人一人を養う的な?」とどこかで聞いたような言葉で返答。「え、どんな奥さん?」と浦ちゃんが尋ねると、鬼は「あ、鬼嫁です」と告白。これを聞いた桃ちゃんはうっかり「あ、一緒~」。すると、かぐや姫は、さっきよりもさらに強い口調で「オイ!!」。浦ちゃんと金ちゃんは怯え上がり、桃ちゃんはやってしまったと言わんばかりの表情。しかし、同じ鬼嫁を持つ鬼ちゃんにはこの様子が可笑しく、桃ちゃんを指差してほくそ笑むことに…。また、話題は変わり、金ちゃんに「てか育児とかしてんの?」と聞かれた鬼は、「自分、イクメンっすよ」と、またも予想外の告白。浦ちゃんに「いまっぽーい」と褒められると、したり顔でピースサイン。予想外のかぐや姫の鬼嫁への豹変っぷりを目の当たりにしても、鬼ちゃんのチョー軽いノリは相変わらずなのだった。今回のCM撮影では、ついに“三太郎”、かぐや姫、鬼をそれぞれ演じた松田さん、濱田さん、桐谷さん、有村さん、菅田さんという5人の人気俳優が初めて勢ぞろい。最初こそ、5人での初めての演技にそれぞれタイミングを計っていた様子だったが、それぞれがキャラクターや台詞にこだわり、徐々にアドリブの応酬に。特に、有村さんの“鬼嫁”への豹変っぷりは、普段のキュートさとのギャップで現場でも笑いが起こってしまうほど。さらに、鬼役の菅田さんと5人のカワイイ子鬼たちもキチンと並んでフレームに収まり、撮影はスムーズに進んでいたという。au「三太郎シリーズ」新CM「鬼と鬼嫁」篇は10月23日(金)よりOA。(text:cinemacafe.net)
2015年10月23日藤原竜也と有村架純に、及川光博、石田ゆり子という豪華キャストが明らかになり、大きな反響を呼んでいる映画『僕だけがいない街』。このほど、実写映画化発表時から話題になっていた物語の重要な役割を担う2人の子役に、NHK朝ドラ「あさが来た」での好演も記憶に新しい鈴木梨央と、『ヒロイン失格』に出演する新星・中川翼が決定。さらに、『HERO』の杉本哲太や実写版「火花」の林遣都と、福士誠治、森カンナという計6名の新キャストが明らかとなった。「マンガ大賞」と「このマンガがすごい!」にダブルで2年連続ランクインした、「ヤングエース」にて絶賛連載中の三部けい原作のミステリーを実写化する本作。コミックの累計発行部数は167万部(既刊6巻)を突破、また、2016年1月からはフジテレビ“ノイタミナ”ほかにてアニメ版の放送が開始されるとあって、「僕街ブーム」の到来がささやかれている。【リバイバル】という不思議な現象を体験する主人公・藤沼悟には藤原さん、片桐愛梨には有村さんと、映画界をリードする若手実力派の共演に加え、悟の母・藤沼佐知子役には石田さん、そして不敵な笑みを絶やさない悟の小学校の教師・八代学役には及川さんが脇を固めているが、映画化発表時から「これ子役が結構、重要じゃない?」「こ、こ、子ども時代は…誰が?!」「過去編での子役さんの方が重要ではないだろうか」とSNSでも話題となった2人の子役がついに決定した。鈴木さんといえば、大河ドラマ「八重の桜」や「あさが来た」で、共に主人公の幼少期を演じるなど、いまや国民的子役に成長。11月公開の『リトルプリンス星の王子さまと私』では、主役の女の子(吹き替え)を演じるなど大役の出演が続くが、本作では物語のカギを握る少女・雛月加代役に扮し、母子家庭で母親から虐待を受けるという凄惨な役に挑む。対する中川さんは、約300人の中からオーディションで藤原さん演じる悟の少年時代役を勝ち取った新星。身体は小学生だが、中身(頭脳や心)は大人の悟という難役を表現することになる。さらに、杉本さん、林さん、福士さん、森さんという面々が加わった盤石の布陣を、「天皇の料理番」でその手腕が高く評価された平川雄一朗監督がどう“料理”するのか、いまからも楽しみにしていて。<以下、キャストコメント>■鈴木梨央初めて台本を読んだとき、ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました。加代はむずかしい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたらと思います。■中川翼幼少期の大役に選ばれてとてもうれしかったです。ぼくは原作を読んでこの先どうなるのかとワクワクしました。大人の心を持った幼少期悟役を演じるのはとても難しいと思うけど大人の気持ちになったつもりで一生けん命がんばりたいと思います。■平川雄一朗監督「悟役の中川翼くんは、オーディションで会って藤原竜也さんに似ているなというのが第一印象です。加代役の鈴木梨央さんは、『八重の桜』や『WOMAN』などで拝見していて、ひたむきな芝居をする女優さんだという印象から、今回の加代という役が持つ芯の強い子を演じてもらいたいと思いました。梨央ちゃんの芝居は安定していましたが、翼くんは苦労したと思います。何度か涙を流すほどに追い込まれていました。そもそも29歳の大人が10歳の子供になるという想像を超えた役でしたから、かなりハードルは高かったです。ただ、撮影に入る時にはしっかり悟が他の子供たちをリードしていて、藤原竜也になりきるために私服も似せたりしていて、その成長ぶりには驚かされました。梨央ちゃんに関しても、原作である漫画を日頃研究していたと撮影後に聞いたのですが、漫画の世界から飛び出して来たように雛月加代という役に没頭していて素晴らしかったです」映画『僕だけがいない街』は2016年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日藤原竜也が“記憶がぶっ飛ぶ”ほどに命がけで挑んだという新境地開拓ムービー『探検隊の栄光』が、いよいよ10月16日(金)より公開となる。藤原さん率いる個性豊かな“探検隊”メンバーには、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、田中要次、川村陽介、岡安章介(ななめ45°)、さらに紅一点の佐野ひなこら豪華キャストが集結。主題歌は「ウルフルズ」が担当するなど、熱き者たちの競演に注目が集まっているが、その中で山本透監督が最も“熱い男”と語る主演の藤原さんの魅力に迫った。本作は、落ち目の俳優・杉崎正雄がテレビ番組のクルーとともに「杉崎探検隊」として、秘境の地を舞台に伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」探しの“撮影”に臨む姿を、たっぷりのユーモアで描くサバイバルアクション(!?)コメディ。当初は行き当たりばったりの収録に戸惑う杉崎隊長だったが、いつしか団結してモノ作りに挑む彼らの熱に巻込まれていく。だが、探検隊一行がさらにジャングルの奥地へと進んでいくと、そこには想像を超えた事態が待ち受けており…。そんな本作で主演を務める藤原さんといえば、蜷川幸雄の舞台「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを獲得し、デビュー。以降、舞台を活動の中心としながら数多くの映画・ドラマ、CMなどに出演している若き実力派だ。出世作となった『バトル・ロワイアル』シリーズから、『DEATH NOTE』シリーズ、『カイジ』シリーズ、『藁の楯』、さらに『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』、『映画ST 赤と白の捜査ファイル』と、コンスタントに話題作に出演し、2016年春には有村架純共演の『僕だけがいない街』も控えている。『藁の楯』の猟奇殺人犯や『るろ剣』の志々雄など、「人間のクズの役しかこなくなった」と自ら語るほど、様々な役をストイックにこなす若きベテラン・藤原さんが、本作ではまったく新たな役柄に挑戦する。彼が演じた“杉崎正雄隊長”とは、代表作のイメージが先行し、すっかり「熱い男」のイメージが定着してしまった落ち目の俳優。だが、そんな状況を打破するために挑んだ番組は、バカらしくて何が面白いかも分からない冒険番組「探検サバイバル」だった。「杉崎って役は、ある作品をやったがために熱い人間のイメージがついてしまったと自分では思っているんだけれど、実は根っからの熱い男。その内面の熱さが、探検隊と過ごす中で徐々に表に出てくるのがこの物語です。そんな役者魂の熱さは藤原さんだからこそ表現できるわけで…彼の熱さを(役と藤原さんを)重ねている部分が沢山あります(笑)」と山本監督は言う。「藤原竜也は熱い男」と評する監督は、“俳優・藤原竜也”と“杉崎正雄”を重ねて本作の脚本を書いたという。そんな熱い俳優・藤原さんだからこそできる、とあるシーンがクライマックスには用意されているのだ。「役者としての藤原さんの特徴は、スイッチが入ったら止まらない“エネルギー”。藤原さんにキャスティングが決まってから、特にクライマックスの長ゼリフは何回も書きなおしましたね。どんなにバカバカしくて中身のないセリフでも、藤原さん演じる杉崎が熱弁をふるえば、誰だって魅せられるんじゃないか、説得力があるんじゃないかと思ったんです。実際に日本語の通じない反政府軍がいるという設定。言葉じゃなくて彼の全身から“番組を最後まで撮りたい”という思いは届くんじゃないかと」と、監督。「その芝居をやっているときは、やはり格好良かったですね。あれだけの長ゼリフで相当なカット数を撮っているのに、集中力を切らず、同じテンションでやり切ってくれました」と明かし、藤原さんを絶賛する。“俳優・藤原竜也”という存在が見せる確かな説得力、監督を唸らせたそのクライマックスとは、果たしてどんなシーンなのか?“ノリだけ”のプロデューサーを筆頭に、進行が大ざっぱなディレクター、バラエティ番組をバカにしているAD、テキトーな現地通訳など番組スタッフに振り回されていた藤原さんが演じる杉崎が、次第に“熱さ”むき出しの熱血俳優へ覚醒していく様は、「杉崎正雄=藤原竜也?」と錯角してしまうほど!予告編でも見られた「キツイ!」という言葉の割には充実感いっぱいのようにも見える笑顔のように、また新たな藤原さんの魅力を引き出した、渾身の作品を見届けてみて。『探検隊の栄光』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探検隊の栄光 2015年10月16年より全国にて公開(C) 2015「探検隊の栄光」製作委員会(C) 荒木源/小学館
2015年10月16日パナソニックはこのほど、「骨盤に関する調査」の結果を発表した。調査は8月21日~24日、20歳~49歳までの男女1,000名(男女各500名)を対象にインターネットで行われた。○男性76.2%が「後ろ姿美人が好き」と回答骨盤のゆがみによる影響が最も顕著に出るという後ろ姿について、ずばり、「後ろ姿美人は好きですか?」と男性に質問したところ、76.2%が「YES」と回答。さらに「後ろ姿で一目惚れした経験がある」という男性は、26.8%という結果に。女性は正面から見た姿だけではなく、後ろ姿までケアできていたほうが「モテ」につながることが伺える結果となった。○骨盤ケアする女性は健康的!?続いて、男性に「骨盤ケアを行っている女性をどう思いますか?」と尋ねたところ、「良い」と回答した人が35.2%、「普通」と回答した人が23.0%、「何とも思わない」が41.8%となった。回答の理由を見てみると、「健康的(66.6%)」が圧倒的多数となり、次いで「女性的(21.2%)」「真面目そう(14.4%)」と続いた。骨盤をケアしている女性に対して「やりすぎ」や「おばさんくさい」と感じている人は少なく、むしろ好意的に捉えている男性が多いということがわかった。○理想の後ろ姿は「石原さとみ」最後に、女性を対象に「理想の後ろ姿のタレント」について聞いた結果、最も票を集めたのは「石原さとみ(43.4%)」だった。2位に20%もの差がついており、顔だけでなく、スタイルまで含めて同性からも支持されているよう。続く2位には「桐谷美玲(23.4%)」が、3位には今やテレビで見ない日はない「有村架純(23.2%)」がランクインとなった。上位に入った人は総じて、ただやせているだけではなく、メリハリのついた後ろ姿が印象的な女性ばかりとなった。一方、男性には「後ろ姿がセクシーだと思うタレント」を答えてもらったところ、こちらも「石原さとみ(44.2%)」が断トツの1位となり、続く2位には「桐谷美玲(24.4%)」、3位には「中村アン(17.0%)」がランクインした。石原さとみさんのようなスッとした美しい姿勢や、腰まわりを目指していけば、男女から指示される理想の後ろ姿になれると言えそうだ。
2015年10月14日現在WOWOWで放送中の連続ドラマ『海に降る』(毎週土曜 22:00~)の特別上映会とトークショーがこのほど、神奈川県横須賀市にあるJAMSTEC横須賀本部にて行われた。同ドラマは、海洋科学に関する研究機関・JAMSTEC(海洋研究開発機構)を舞台に、有人潜水調査船「しんかい6500」の日本人初となる女性パイロット・天谷深雪(有村架純)の活躍を描いた壮大なヒューマンドラマ。10日の初回放送を記念して行われた今回のトークショーには「しんかい6500」の運航チームを演じた筒井道隆、高橋和也、石田卓也、水澤紳吾の4人がパイロットの姿で登場。実際の「しんかい6500」の司令である櫻井利明氏と共にドラマの感想を語った。有村演じる深雪の亡き父の後輩であり、深雪の良き先輩でもある神尾宏役の筒井は「もともとメカ好きで『しんかい6500』のスペックや素材について教えてもらうことが出来ました。この役をいただいただけで光栄です。僕も含めて、共演者の遠藤憲一さんや時任三郎さんも背が高いので『しんかい6500』に3人同時に乗ったらすごく狭くなって、たぶんケンカになるでしょうね」と語った。さらに、本部で行われた撮影を振り返り「毎日通うことによって職員の気分が味わえました。実機もラッキーなことに動かすことが出来て、撮影の際にはイメージして演じることが出来ました。今ならすごく上手に操作できるはず」と、すっかり「しんかい6500」に魅せられた様子だった。櫻井氏は「ドラマの中のみなさんが本物のチームよりカッコいいし、普段私たちが作業している場所が出てくるので、ドラマとは思えないとてもリアルな作品です。『しんかい6500』の実際の映像も出てくるので、視聴者の方にはそんなところも楽しんでほしいですね」とドラマの見どころを語った。
2015年10月12日「金曜ロードSHOW!」放送30周年を記念して、2週連続でスタジオジブリ作品を放送する「秋のジブリ」。先週は、木村拓哉が声優を務めた『ハウルの動く城』が放送されネット上の話題を独占していたが、2週目となる今夜は、テレビ初放送となるスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』が地上波初登場!米林宏昌監督のコメントも到着した。海辺の村の誰も住んでいない“湿っ地屋敷”。幼いころに両親を亡くし、養母に育てられた12歳の少女・杏奈は、一緒に暮らす養母にさえ心を閉ざしている。ある日、学校で喘息の発作を起こしたことをきっかけに親戚の家にしばらく滞在することになるのだが、そこで、青い窓に閉じ込められた金髪の少女マーニーと出会う。小さな身体に大きな苦しみを抱えて生きる杏奈。その杏奈の前に現れる謎の少女マーニー。ひと夏の出会いの中で、二人が分かち合った秘密とは一体何だったのか…?本作は、北海道の海辺の町を舞台に、心に傷を負ったふたりの少女が、本当の“愛”と“自分”を見つけていく姿が、現代に生きる不器用な子どもたちの悩みと成長を思わせる感動のファンタジー作品。イギリスの作家ジョーン・ロビンソンによる同名児童文学を原作に、舞台を日本・北海道に移したことや、主人公にスタジオジブリ初の“Wヒロインヒロイン”を起用したことでも大きな注目を集めた。Wヒロインのひとり、杏奈を演じたのは、5人組グループ「bump.y」のメンバーで、『ストレイヤーズ・クロニクル』での熱演が記憶に新しい女優の高月彩良。もうひとりのヒロインとなるマーニーを、「あまちゃん」出演以降、『ストロボ・エッジ』、『ビリギャル』、月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」、「海に降る」と飛ぶ鳥を落とす勢いが続く有村架純が演じた。メガホンを握ったのは、『借りぐらしのアリエッティ』で監督に抜擢され、興収92.5億円、その年の邦画興行収入ランキングでNo.1の大ヒットを収めた米林監督。本作のテレビ初放送にあたり、「この映画を作るときに、これは『此岸と彼岸』の話になるだろうと思いました。潮の満ち引きによって向こう側へ渡れたり渡れなかったりする入江は、これを映像化したものです。不安や悲しみの波はいつだって寄せては返します。僕たちのそばにいつもマーニーがいてくれれば…そんなことを思いながら作りました」と、当時をふり返り語った。「金曜ロードSHOW!」『思い出のマーニー』は、10月9日(金)より21時から15分拡大ノーカット放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日冬が近づくと、雪やクリスマスの話題がチラホラ出てきますよね。寒い冬だからこそ、「心が温まる恋がしたい!」「胸がキュンキュンすることに出逢いたい!」と思っている女性は多いのでは?でも、なかなかそんな場面に遭遇することはありません。それなら、身近なところで少しリアル体験をしてみませんか?■1:川口春奈ちゃんのゲレンデマジックが可愛すぎる!雪というキーワードで、JR SKI SKIの「ぜんぶ雪のせいだ」CMが頭にパッと浮かびませんか?恋する川口春奈ちゃんの姿が話題になったので、連想する女性は多いはず!あのCM、恋が芽生え始めたことを自覚して、「ゲレンデマジック」と言いながら雪に倒れ込む春奈ちゃんの姿がものすごくキュートなんですよね。タイアップ曲のSEKAI NO OWARI『スノーマジックファンタジー』も、雪のシーンにピッタリでときめき感をアップさせていました。スキー場で今まで意識していなかった男友達が突然かっこよく見えることは、女子あるあるのひとつ。日本中の女性が「私もこんな恋がしたい!」と心の中で叫んだのではないでしょうか。そう、意外とCMを見ているだけで感情を揺さぶられること、結構ありますよね?そこで、JR SKI SKIに負けず劣らずの胸キュンCMを他にもご紹介しましょう。たった30秒のCMですが、どんなに心が乾いている時でも、ピュアな恋心がよみがえってきますよ!■2:広瀬すずちゃんのCMはテニスがしたくなる!まずは、『SEA BREEZE』のCM。人気急上昇中の中川大志くんと、このCMで初共演した広瀬すずちゃん。これは、爽やかな大志くんがテニスの指導をしてキュートなすずちゃんが指導を受ける姿をガールズ目線とボーイズ目線の2パターンで表現された、ちょっと斬新なCMでした。大志くんのようなイケメンにテニスを教えて貰ったら、恋に落ちない女子なんていませんよね。「Girl’s Side」では、レッスンが終わろうとしているときに「まだ終わりたくないから」と叫ぶすずちゃんの姿には、「わかる!」と共感するし、頭をポンッと触られたら女子なら舞い上がってしまいます。さらに、「Boy’s Side」の「付き合ってよ、練習じゃなくてさ……」なんて言われたらどうですか?もう、ズッキューンですよね。このCMのスゴイところは、キュンキュンするだけでなく、「テニスを始めてみようかな?」と簡単に思ってしまうところ。すずちゃんが羨ましすぎて、ついつい真似したくなるんですよね。■3:恋する有村架純ちゃんのCMは切なすぎる!あと、シチズンの腕時計『wicca(ウィッカ)』のCMも恋心を取り戻すのにピッタリ。切ない乙女心を有村架純ちゃんが等身大の姿で熱演している12本のショートムービーで、1本が7秒にまとめられているものの、そのひとつひとつのストーリー展開が絶妙なドキドキ感なのです!どれも純粋な恋心からくる行動ばかりで、見ていると思わずため息が出てしまうこと間違いなし。例えば、「友達が苦しい、なんて知らなかった」とつらい恋に枕を濡らしたり、「キスしていい?なんて、聞かなくていいのに」と小さな不満を心の中でつぶやいたり……。誰にでも経験したことがある繊細な女子の心理状態ですよね。それを、今をときめく架純ちゃんが見事に表現しているのです。“旬のカワイイ”がたくさん詰まった女性向け腕時計『wicca』をさりげなく身につけた架純ちゃんのピュアな恋愛ストーリーは、ほんわか「こんな恋がしたいな~」と思わせてくれます。*どれも、30秒以内のCMばかり。見ているだけで胸がキュンキュンしてトキメキを思い出すので、今、恋をしていないなら、CMで疑似恋愛体験してみては?すると、今年の冬は本当の恋に出会えるかもしれないですよ。(文/Jeana)【参考】※「JR SKISKI」キャンペーン始動!-東日本旅客鉄道株式会社※CMギャラリー-SEA BREEZE※wicca(ウィッカ)※ときめく7秒 / ダイジェスト版―有村架純さん主演wiccaオリジナルムービー-YouTube
2015年10月08日WOWOWの連続ドラマW『海に降る』の完成披露4K試写会が6日、都内で行われ、キャストの有村架純、井上芳雄、板谷由夏、時任三郎と山本剛義監督が出席した。10日にスタートする本作は、朱野帰子の同名小説を実写化したヒューマンドラマ。有人潜水調査船「しんかい6500」の女性パイロット・天谷深雪(有村)は、亡き父が話した"深海の宇宙"を追い求めて奮闘する――というストーリーで、ドラマは毎週土曜22時から放送する(第1話無料放送)。本作が連続ドラマ初主演となった有村は、「とにかくたくましくて、男気があって、格好良いなと素直に思わせてくれる役でした」と役どころを振り返ってにっこり。撮影は、舞台となるJAMSTEC(海洋研究開発機構)の全面協力を経て行われ、「毎日必死で、主演っぽいことは出来なかったけど、とにかく良い作品にしようという気持ちで走り切った。ハードで大変だったけど、本当に面白いドラマになったと胸を張って言いたい」と力強くアピールした。また、男性陣が多い撮影の中、"憧れの女優"板谷との共演を楽しみにしていたという有村は、「板谷さんがいるだけでホッとして、自然と演技も変わりました。私は大好きです!」と天真爛漫な笑顔で公開告白し、板谷は、「告白されちゃった……! ありがとう~」と大照れ。一方、亡き父を演じた時任は、回想シーンのみの出演だったため、"大人"になった有村を前に、「深雪~! 大きくなったなぁ。こんなに美しい女性に育つとは思ってなかったよ」と感激して観客の笑いを誘っていた。
2015年10月07日有人潜水調査船「しんかい6500」の日本人初となる女性パイロットが神秘的な深海の世界に身を投じていくWOWOWの土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 海に降る」の完成披露4K試写会が6日(火)、都内で行われ、連続ドラマ初主演を果たした主演の有村架純をはじめ、井上芳雄、板谷由夏、時任三郎、山本剛義監督が登壇。その最先端の映像美を熱くPRした。有村さん演じる天谷深雪は、亡き父・厚志(時任)の遺志を受け継いで組織の中で奮闘、深海の謎に命をかける女性パイロットだ。連続ドラマ初主演について有村さんは、「自分としては毎日が必死で主演っぽいことは何もできなかったですが、とにかくいい作品にしようという気持ちだけを持って、最後まで走り抜けることができました」と感無量で語った。その深雪の父で、自身もパイロット兼研究者だったが、志半ばで病死してしまう天谷厚志役の時任さんは役柄の感想について聞かれ、「難しかったです。最初から死んでいるので(笑)」と回想シーンのみの出演の苦労を告白。「だから、できるだけ彼女の記憶に残っている象徴的な父親像を演じられればと思い、頑張りました」と演じる上での工夫を明かした。大人になった“深雪”とは「現場で一度挨拶をした」だけだったそうで、成長した“深雪”を目の当たりにした時任さんは、「深雪―!大きくなったなあ!こんなに美しい女性に育つとは思っていなかったよ……すいません(笑)!」と父・厚志モードで久々の再会に感激!有村さんも「一緒にお芝居できなかったことが残念です」とはにかんだ。イベント終盤には、日本ドラマでは初となるHDR(ハイダナイミックレンジ)という最先端の映像技術で撮影された映像の一部も上映。明るさの幅が拡大する技術によって鮮明な表現が可能になった最新の映像を観た有村さんは、「現場で自分の目で見た、そのままが映っている気がしました。くっきりとした映像になっていてびっくりですね」と驚いていた。山本監督は、「20年前にハイビジョンが登場した時、ハッ!と息を飲みましたが、まだこんな映像があるんだなと、その息を吐き出しました(笑)。それくらい衝撃的でした。今後間違いなくドラマの表現の幅が広がります。そして、現場で映像が収録できなければ意味がないので、現場での力も試されていくと思います」と新技術の登場に期待感を示した。すでに1話を観て「本当に面白いドラマになっていたので、胸を張っておすすめしたい」と感想を抱いたという有村さんは、「撮影はハードで大変でしたが、皆で作り上げました。この先起こっていく人間ドラマを観てほしいですが、物語の舞台となっているJAMSTEC(海洋研究開発機構)という機関のことも知ってほしいです。気に入っていただけたら、広めてください」と最後に熱くPRした。なお、舞台あいさつ後には日本のドラマで初めてHDRで制作された第1話が日本で初めてお披露目された。放送はフルハイビジョン放送の予定。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 海に降る」は、10月10日(土)放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年10月06日第一三共ヘルスケアは9月30日、東京都内にて「ルル 新CM発表会」を開催。会場には「ルル」の新イメージキャラクターに起用された女優の有村架純さんらが登場し、新CMの撮影秘話などを語った。「ルル」はさまざまなかぜの症状に効く家庭の常備薬。10月1日から全国にてオンエアされる新CM「ルルちゃん登場」篇(へん)には、歴代のイメージキャラクターである"ルル娘"に起用された有村さんが出演している。同CMで有村さんが演じるのは、町はずれの洋館に相棒の白猫と暮らす"北風ルルちゃん"だ。ルルちゃんは庭の落ち葉掃除をしている際、ベンチで居眠りを始めてかぜをひいてしまうが、最後はポケットからかぜ薬の「ルル」を取り出し、元気になって白猫と一緒におでかけをするストーリーとなっている。ルルちゃんのキャラクターについて「つかみどころのない不思議な女の子にしたいと思った」と語った有村さん。現場では猫との共演があり、終始いやされていたという。「猫ちゃんと一緒にベッドに寝転んでいたときに、『ちょこ』って横に寄り添ってくれたのがかわいかったですね」と撮影を思い出しながら笑顔をみせていた。司会者から「撮影中、猫ちゃんが思うように動いてくれなかった場面もあったのでは」と聞かれると、有村さんは「やっぱり猫なのでちょっと自由気ままなところも見られたという感じですね」と優しく返答。撮影現場の楽しい雰囲気を伝えていた。不思議な力を持った女の子という設定の"ルルちゃん"。発表会では、"ルルちゃん"にかけてマジックショーも開催された。ゲストとしてマジシャンのムッシュ・ピエールさんが登場し、手品を披露すると有村さんは「すごーい! 何でですか」とムッシュさんに真剣に質問。「マジックなので聞かないでください」とムッシュさんを困らせ、会場の報道陣を和ませていた。また、有村さんも同CMで使っていたほうきを用いたマジックに挑戦。「ルル」ブランドの商品が積み上げられた「ルルタワー」に向かって有村さんがほうきを振ると、タワーのライトが点灯し、「すごーいやったー! 」と喜びの表情をカメラに向けてくれた。同CMは続編も予定されているということで、有村さんは「ほうきにも乗れる予定なので今後どうなっていくのか楽しみです」と語っている。
2015年09月30日話題のモデルに次々変身ものまねメイクファンタジスタ・ざわちんが、またもや偉業にチャレンジ中。電子雑誌読み放題サービス「NEXT MAGAZINE」公式サポーターに就任したことを記念し、特設サイトにて7日間連続のものまねメイクを披露している。人気女性誌7誌の表紙タレントをモデルにすることがテーマとなっており、9月18日に公開した乃木坂46の白石麻衣をはじめ、AAAの與真司郎、水原希子、森星、有村架純、田丸麻紀と、23日までに6人のものまねメイクを完成させた。憧れメイク、有村架純にもチャレンジ特に有村架純風メイクは、自身でも初の試みだったという。ざわちんによれば、『アイシャドウで作る、ナチュラルな垂れ目感』『アイテープを使い、二重に幅を持たせる』『しっかりとした涙袋』の3つが大きなポイントとなるのだそう。前日には、きりっとはねたアイラインと切れ長の目が特徴の森星風メイクを公開しているざわちん。有村架純風メイクではふんわりと丸い目元を見事に作り出しており、そのメイクの下に同じ顔が隠れているとは思えないほど。それぞれのメイク方法は特設サイトにて詳しく解説されているので、なりたい顔をクリックして、じっくりものまねメイクの勉強ができる。【参考】・ZAWACHIN’S 7DAYS Presented by NEXT MAGAZINE
2015年09月25日現役女子高校生の新人女優・唐田えりかが、ソニー損保の新イメージキャラクターに抜擢。唐田さんが出演する新CM「早く知らせたい」篇と「授業参観」篇が放送開始となった。今回が初のCM出演となる唐田さんは、同じ事務所の先輩でもある女優の有村架純も太鼓判を押しているという、芸能活動はほぼ未経験の透明感あふれる現役女子高校生。ソニー損保の目指す「誠実さ、素直さ、カラッとした爽やかさ、明るさ」といった企業イメージに、唐田さんがマッチしたことから出演決定に至ったという。本日より放送開始される「早く知らせたい篇」では、唐田さんはクルマに乗るすべての人にソニー損保の自動車保険のことを知らせるため、街中を全力疾走。ショートパンツから伸びる健康的な長い脚で一生懸命走る唐田さんの姿に注目だ。さらに「授業参観篇」では、高校生役の唐田さんが黒板の前に立ち、授業参観に訪れた保護者にソニー損保の自動車保険のポイントを力説。現役女子高生の唐田さんならではの、等身大でフレッシュな演技が印象的なCMに仕上がっている。また、同時に公開となったスペシャルサイト「唐田えりかのスマイルカーライフ」では、CM「早く知らせたい」篇の撮影の様子を収めたメイキングムービーと、唐田さんが好きなものなどを実演で紹介するプロフィールムービーを公開。メイキングムービーには、CMオーディション時の映像も収録され、初めてのCMで緊張しつつも懸命に撮影に臨む唐田さんの表情が映し出されている。今回のCM出演に関して唐田さんは、「初めてのことばかりで緊張の連続でしたが、とても楽しかったです。これから素敵な女優さんになれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とコメント。今後の唐田さんの活躍にも注目していきたい。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日●三太郎も登場KDDIは25日、午前8時より「iPhone 6s/6s Plus」の販売を開始した。新宿にあるKDDIの旗艦店「au SHINJUKU」では発売開始を記念して、セレモニーが開催された。本稿ではセレモニーの模様をお届けする。○auのローズゴールドは「桃金色」iPhone 6sの印象について、同社の田中孝司社長は「個人的には3D Touchの感触が気に入った。UIの進化は完成形に近づいている」と語った。また、スペースグレイ/シルバー/ゴールド/ローズゴールドの4色で展開するカラーバリエーションについては「ローズゴールドが圧倒的に人気。女性のみならず、男性にも人気がある。ただ、ローズゴールドは品薄なので、早くお求めになった方が良い」と言及。auのCM“三太郎シリーズ”にかけ、「au ショップでは、ローズゴールドのことを“桃金色”と注文してください」と話した。KDDIでは、iPhone 6sの発売にあわせて「スーパーカケホ」「スーパーアップグレードキャンペーン」「スーパー快適ネットワーク」といったサービスを訴求していきたい考え。折しも、大手3キャリアは政府から携帯電話料金の値下げ要請を受けたばかりだが、これをネタに田中社長は「KDDIのスーパーカケホは、業界最安値。安倍首相にも喜んでもらえるのではないか」と話し、会場の笑いを誘った。●減収インパクトにどう対応するか○先頭の男性は2年連続で一番このあと、ステージにはiPhone 6sの予約者が10名ほど招かれた。列の先頭にいたのは社会人の男性。聞けば、昨年もau SHINJUKUに先頭で並び、au版iPhone 6を一番に手にしたという。「今日は有給休暇をとってきました。毎年恒例になっています。これから会社によって、新色のローズゴールドを自慢してきます」と嬉しそうに話していた。発売が開始される午前8時に合わせて、会場ではカウントダウンが開始。華々しく幕が上がると、奥からはCMキャラクターでもあるタレントの松田翔太さん、桐谷健太さん、有村架純さんが登場した。○秋商戦はiPhone商戦発売イベントのあと、田中社長は囲み取材に応じた。今後の業績予想について聞かれると、同氏は「(iPhone 6sが発売されることもあり)スーパーカケホの予約数は、足元で良い数字が出ている。秋商戦は、iPhone商戦と言って良い。年末に向けて、手応えを感じている」と回答した。「秋はiPhone、Androidは春商戦と捉えている」と田中社長。KDDIでは各セグメントに合わせた端末を出していくとし、これから冬春に向けてAndroidも出していくとのこと。こちらについても「楽しみにしてて欲しい」と笑顔を見せた。安価な料金プランを提供することで、業績面に減収インパクトがあるのではないか、との質問には「当然、あると認識している。ただ、スマホは高いというお客さんのために3GBのプランを用意した。フィーチャーフォンからスマホへの移行をうながすことができれば、減収インパクトも薄められるのではないか」との見方を示した。もともと田中社長の胸のうちには「値段が下がった方が良い」という思いがあったとのこと。「私は競争論者。大手3キャリアがシェアを占める寡占の市場なので、競争していくことは良いことだと思っている。KDDIではお客さんの声を聞きながら、多様なプランを出していきたい」と話していた。
2015年09月25日「au」から新機種「iPhone 6s/iPhone 6s Plus」が9月25日(金)に発売され、発売開始の8時に合わせて記念イベントが開催され、同社のCMに出演中の松田翔太、桐谷健太、有村架純が来場。有村さんが松田さんに「できちゃった…」と告白する最新CMも発表された。「iPhone 6s/iPhone 6s Plus」を手に入れるべく行列を作った人々共に、発売時刻の8時に合わせてカウントダウンが行われ、「ゼロ」を告げた瞬間に幕が下りて、CMでおなじみの桃太郎(桃ちゃん)、浦島太郎(浦ちゃん)、かぐや姫(かぐちゃん)の衣裳に身を包んだ松田さん、桐谷さん、有村さんが姿を見せ、発売開始を祝った。新CMでは、有村さん演じるかぐちゃんが、松田さん演じる桃ちゃんに「あのね…できちゃった…」と語り、「え?なにが?」と動揺する桃ちゃんに「私たちの愛の結晶」と告げる。かぐちゃんが妊娠・出産?と思いきや、庭の竹が光輝き、かぐちゃんがなたを振りかざし竹を豪快に割ると、中から愛ならぬ「i」の結晶である新型iPhoneが出てくる…というオチとなる。松田さんはこの有村さんの「できちゃった」発言を振り返り「相当、ドキッとしました…」と述懐。有村さんはリクエストに応えて会場でも「できちゃった」のセリフを再現し、会場をわかし、負けじと桐谷さんもCMのセリフ「先進感ハンパねぇ!」を大声で連発!会場は笑いに包まれた。「iPhone 6s/iPhone 6s Plus」では新色として「ローズ・ゴールド」が加わるが、「au」では田中孝司社長命令でこれをCMのキャラに合わせて“桃金”と命名しアピール。有村さんはこの新色を「年齢を問わず女性が持ちやすい色でかわいいです」と絶賛。女性のみならず男性の予約も多いそうだが、松田さんも「僕も桃金カラーにしたいです」と乗り気で、ここでも桐谷さんは「先進感ハンパねぇ!」と絶叫し、会場は再び笑いに包まれた。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日シチズン時計は10月8日から、10代後半~20代前半の女性向けとなる腕時計「wicca」から、太陽光充電や標準電波受信(自動時刻合わせ)に対応した新モデル(3機種)を発売する。税別価格は38,000円~40,000円。wiccaのイメージキャラクターを務める有村架純さんも大好きという「星☆」のモチーフを、文字板の奇数部分にさりげなく配置。文字板の全体にはチェック柄をデザインした。付属のツールを使って、バンドの長さを自分で調整できるようになっている。ラインナップは、文字板がピンクの「KL0-260-91」(税別40,000円)、ホワイトの「KL0-219-11」(税別39,000円)、ブラウンの「KL0-219-91」(38,000円)。共通の仕様は、ケースとバンドの素材がステンレススチール、ケース径が25.6mm、厚さが7.7mm、風防がクリスタルガラス、防水性能が5気圧。
2015年09月11日松田翔太、桐谷健太、濱田岳が共演するauの人気CM 「三太郎」シリーズから、最新作「もうひとつの鬼退治」篇が9月11日(金)より全国で放映される。今度は、濱田さん演じる“金ちゃん”こと金太郎が、なぜか鬼退治に向かうことが分かった。今回「友と、ともに。」をテーマに、桃太郎(松田さん)、浦島太郎(桐谷さん)、金太郎(濱田さん)の3人が、ついに鬼退治に出かける“友情”ストーリーを描くという新CM。森の中の一本道。マサカリをかついで1人出かけようとする金太郎。その背後には小熊がいる。もしかして、“お馬の稽古”をしたのはこの小さな熊?と疑問を感じる間もなく、「本当に行くの?」とかわいらしい声で問いかけてくる小熊。「うん」と返事をする金太郎は、「桃ちゃんには、いまは守んなきゃいけない人がいるから」と桃太郎には妻・かぐや姫(有村架純)がいることを心配し、「浦ちゃんは普通の漁師だし…。ああ見えて、けんかとか嫌いだから…」と、1人で鬼退治に行くというのだ。すると、目の前から「どこ行くんだよ」との声。金太郎が顔を上げると、桃太郎と浦島太郎が見つめている。「漁師なめんなよ」と、鬼退治の経験どころか、これといった武器や武勇伝もないにもかかわらず、なぜか自信がありそうな浦島太郎。「鬼退治なら俺でしょ」と桃太郎も言う。そして、「友達だろ」との言葉に感動し、涙目でうなずく金太郎。浦島太郎の「よっしゃ行こうー!!」のかけ声とともに、森の中の道を進む3人。こうして、3人はついに鬼退治へと出かけていく――。3人の熱い友情に、思わず目頭がアツくなりそうな本CM。8月上旬、心配されていた雨もなく、関東近郊で撮影はスタートした。荒れた山道にも関わらず、高下駄を慣れた様子で履きこなす濱田さん。松田さん、桐谷さんとの息もぴったりで、3人で肩を組んで語りながら歩くラストのシーンでは、予定していたカットの撮影が終わった後も、しばらくの間、3人で肩を組んだまま談笑するなど盛り上がり、終始、和やかな雰囲気で撮影は行われた。また、今回のCMに登場する小熊は、なんと本物。スタッフも初めてのことで緊張の瞬間だったが、想像以上に小さい熊に、現場からは「可愛い!」という声も。森での撮影が熊も嬉しかったのか、元気に動き回り、濱田さんとのタイミングもばっちり。そんな小熊と今回の主役“金ちゃん”とのかわいいやり取りにも、注目してみて。au「三太郎シリーズ」新CM「もうひとつの鬼退治」篇は9月11日(金)よりOA中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日すららネットは8月31日、「小中高生の『海外』に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は8月1日~20日の期間中に、小学1年生から高校3年生の男女を対象に実施され、480名の有効回答を得た。まず、これまでに海外旅行にいったことがあるかを聞いたところ、33.8%と3割以上が海外旅行経験ありという結果となった。小学生39.5%、中学生31.5%、高校生42.2%となり、同社は「高校生において割合が高いのは、修学旅行で海外に行く学校があることが影響しているのかもしれない」としている。また、海外旅行経験ありの回答者を対象に初めて海外旅行に行った年齢を調べてみると、平均6.3歳となった。さらに、海外旅行に行きたいかという問いには、85.8%が「行きたい」と回答。行きたい国トップは「アメリカ合衆国」(37.4%)、以降「フランス」(8.3%)、「イタリア」(7.9%)。続いて、海外旅行に一緒に行きたいと思うタレントについて質問すると、男性タレント1位は「福士蒼汰」さん(16.9%)、2位「DAIGO」さん(11.3%)、3位「大泉洋」さん(9.4%)、4位「相葉雅紀(嵐)」さん(9.0%)、5位「山田涼介(Hey! Sey! JUMP)」さん(7.3%)。女性タレント1位は「ローラ」さん(21.9%)、2位「広瀬すず」さん(14.8%)、3位「有村架純」さん(10.8%)、4位「北川景子」さん(9.4%)、5位「杏」さん(5.4%)となった。
2015年09月01日WOWOWで10月10日からスタートする有村架純主演の連続ドラマ『海に降る』の放送に先がけ、現在、神奈川・藤沢市にある新江ノ島水族館では特別企画展示が実施されている。展示されているのはドラマの撮影で実際に使用された「しんかい6500」のコクピット(耐圧殻)のセット、本物の「しんかい6500」の映像、ドラマダイジェスト映像、有村架純のパネルなど。ドラマは有人潜水調査船「しんかい6500(6K)」の運航チームに所属する天谷美雪(有村)を主人公に、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の全面協力のもと、リアルな深海世界や海洋科学技術の最先端を圧倒的なリアリティで描いた壮大なヒューマンドラマとなっている。今回の展示は作品の世界観に直接触れられるまたとない機会といえる。期間は11月下旬までを予定。
2015年08月31日新垣結衣が2年半ぶりに主演を務めることで話題の、日本テレビ10月期の土曜21時枠のドラマ「掟上今日子の備忘録」。この度、追加キャストが一挙発表となり、岡田将生、及川光博、有岡大貴(「Hey! Say! JUMP」)、内田理央らが出演することが分かった。史上最もキュートな美女探偵、掟上今日子…またの名を“忘却探偵”。寝てしまうと記憶が1日ごとにリセットされるため、守秘義務は絶対厳守!どんな事件も1日で解決する最速の探偵!彼女の体には忘れてはいけない大事なことが常にマジックで書かれている。「私は掟上今日子。探偵。記憶が1日でリセットされる」。そんな彼女に惚れてしまったのが、毎回何かの犯人に間違われては探偵のお世話になる「史上最も運が悪い男」隠館厄介。どんなに今日子と仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋模様。毎回起こる不思議な事件をたった1日で解決するという「謎解きの面白さ」と、覚えていたくても覚えていられないという「忘却の儚さ」。そしてどんなに近づいても「思い出」が残らない今日子と厄介の間に恋は芽生えるのか?「化物語」「めだかボックス」などのアニメ化作品を持つベストセラー作家・西尾維新の原作小説の初実写化となる本作。主演の新垣さんは、「空飛ぶ広報室」(TBS)以来、連続ドラマの主演は2年半ぶりであり、日本テレビの連続ドラマとしては本作が初主演だ。新垣さんが演じる主人公・掟上今日は、お金をこよなく愛する美女探偵、通称“忘却探偵”である。そんな忘却探偵・掟上今日子さんに捜査を依頼する「常に犯人に疑われてしまう史上最も運が悪い男」隠館厄介役に、『想いのこし』『ストレイヤーズ・クロニクル』の岡田さん。良い人なのに、幼いころからいつも何かしら事件に巻き込まれ疑われ、ある事件で「容疑者」と「探偵」として今日子に出会い次第に魅かれていく。どんなに仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋をする役どころだが、岡田さんは「ミステリーですが、恋愛要素もありいまからとても楽しみにしています」とその恋愛模様にも期待が持てるコメントを寄せた。また、ドラマオリジナルの出演者として、厄介が犯人と疑われるたびに救いをもとめて駆け込む「探偵斡旋所の謎多き所長」絆井法郎役を演じるのは、藤原竜也×有村架純で実写化される『僕だけがいない街』への出演が決定している及川さん。「役名は原作者の西尾先生につけていただきました。なにやらくせ者…。ワクワクします!楽しい現場になりそうです☆」と意気込みを明かす。同じくオリジナルキャラクターで、今日子の捜査をフォローし、時には厄介の恋を応援する若き従業員・也川塗役を演じるのは、22日(土)から放送「24時間テレビ」のメインパーソナリティーに抜擢された「Hey! Say! JUMP」のメンバー・有岡さん。もうひとりの従業員・幕間まくる役を、「仮面ライダードライブ」詩島霧子役の内田さんが演じる。一風変わったオリジナルキャストたちの名前は、役柄を踏まえて原作者の西尾維新氏が命名。原作ファンも見逃せない個性あるキャラクターたちに仕上げた。“忘却探偵”今日子さんが、今日も「忘れる前に謎を解く」、いまだかつてない“タイムリミットミステリー”ドラマとなる「掟上今日子の備忘録」。放送を楽しみに待ちたい。「掟上今日子の備忘録」は、10月土曜日21時より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日キリンビバレッジは9月15日、「小岩井 純水りんご」「小岩井 純水ぶどう」「小岩井 純水みかん」を全国でリニューアル発売する。価格は、470mlペットボトルで各140円、1.5Lペットボトルで各330円、280mlペットボトル(りんごのみ)で115円、185g缶(りんごとみかんのみ)で各80円(全て税別)。「小岩井 純水果汁」シリーズは、指定農園果実を純水で仕立てた果汁飲料。今回のリニューアルで、さらにすっきりとした飲みやすい味わいに仕上げたという。素材を生かすために、着色料、保存料は一切使用していないとのこと。
2015年08月12日女優の吉田羊が、9月19日に公開される劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』で声優に初挑戦することが明らかになった。フジテレビ系ドラマ『HERO』で"できる女性検事"を演じ、一躍注目を集めた吉田。最近では、有村架純が主演を務めた映画『ビリギャル』(2015年)や大塚製薬「ポカリスエット」のテレビCMなどの母親役での出演も増える彼女が、今回はアニメで主人公の母親を演じる。吉田が担当する成瀬泉は、子供時代にうっかり話してしまった"ある事"がきっかけで家族がバラバラになってしまい、以来しゃべることができなくなってしまった主人公・順を心の底では心配しながらも、ついつらく当たってしまう――という複雑な想いを持った役どころ。声優初挑戦となる吉田は、その意気込みと、役柄の印象について語っている。「アニメーションへのアフレコに正直憧れていたので、今回お話をいただいたときうれしかったです」と振り返る吉田は、「主人公が高校生であるにも関わらず、自分のこととして身近に共感することができました」と物語の印象を語る。そして「思春期特有の言葉にならないもどかしさですとか、言葉選びを間違って人を傷つけてしまったり、それによってまた自分が傷ついたり、そういう景色が、大人である私の中にもきっとあるからだったんだろうなと思いました。ですので、幅広い世代の方に楽しんでいただけるのではないかと思います」と、作品が主人公たちと同年代以外の観客の心にも響く内容になっていることに自信をのぞかせた。順の母親という役どころについては「主人公の順が言葉を失う大きなきっかけを作った人物ではあるなと思います」と本作の核心に言及。「その彼女が言葉を失ったこと、しゃべれないことを心配しながらも、距離が縮まないことがもどかしくって、実はこのお母さんもまた心に秘めた言葉をうまく出せずにいる一人なのかなと読みました」と泉の心情を読み解き、「順にかける言葉は大体きつい言葉が多いのですが、それは愛情の裏返しで、本当は順をとても愛していて、距離を縮めたいと思っている気持ちはぶれずにいたい」という姿勢で演じたという。また、今回初めて臨んだアフレコでは「すごく難しかったです!」と苦戦した模様。吉田は事前に絵だけのVTRを見て、「『あれ、これ壊れてるのかな?』と音量を最大にした」というエピソードを明かし、その後も「『そうか声が入っていないのか』と気づき、次には画面に役名が出てきて点滅していて、『これはなんだろう』と思って途中まで見ていたら、これが私のしゃべるタイミングなんだとわかりました。それぐらい勝手がわからない新しい世界でした」と戸惑いは続いたようだった。実写とアニメーションの演出の違いについては「リアクションと言われる演出が難しかったです。『ふり向き』とか『曖昧なあいさつ』などです」と説明。「普通に生きてたら、ふり向きで"はっ"とか言わないじゃないですか。でもそれをあえて音にすることで振り向いたということをわからせる。振り向く瞬間にその人がどういう思いでいるのかをわからせるという作業がすごく新鮮でした」とアニメならではの演技で発見もあったという。成瀬順、坂上拓実、仁藤菜月、田崎大樹たち高校生の青春群像劇を描く本作。自身の高校時代について吉田は「この4人の中には、間違いなく入ってなかったですね! 本当に地味な高校生でしたので(笑)」と意外な過去を告白。「一回だけ高校3年生のときに体育祭の応援団長をやったことがあるという、ちょっとだけ輝かしい歴史がありますが、それ以外は地味で……。成績も中の中でした。普通の平凡な女子高生でしたので、こういう風に委員を任せられたり誰かの先に立って仕事をしたりしなかったので、この4人を正直ちょっとうらやましいなと思って見ていました」とコメントしている。映画『心が叫びたがってるんだ。』は、長井龍雪監督、脚本の岡田麿里氏、キャラクターデザインの田中将賀氏が『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』に続いて再びタッグを組み、『あの花』と同じく秩父を舞台にして、心の傷、葛藤、切なさなど、人間本来の姿に真正面から向き合いながら、人と人との絆が描かれる。映画では、成瀬順役を声優の水瀬いのり、坂上拓実を内山昂輝、仁藤菜月を雨宮天、田崎大樹を細谷佳正が演じている。(C)KOKOSAKE PROJECT
2015年08月05日キリンビバレッジは11日、「小岩井 純水果汁」シリーズより、「小岩井 純水れもん」を発売する。○さわやかな味わいの指定農園レモン果汁で仕上げた果汁飲料「小岩井 純水果汁」シリーズは、純水仕立ての果汁飲料。同商品は、指定農園の果実をしっかりと濾過した純水とはちみつで仕立てた、すっきりとした味わいの果汁飲料。素材を生かすために、合成着色料、保存料は使用していない。ビタミンC入り。470ml・1.5Lペットボトルで、希望小売価格(税別)はそれぞれ140円、330円。
2015年08月02日WOWOWの連続ドラマW『海に降る』のクランクアップ報告会見が31日、神奈川・海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部で行われ、主演の有村架純、山本剛義監督が出席した。朱野帰子の同名小説を実写化した本作は、海洋科学の研究機関・JAMSTECを舞台にしたヒューマンドラマ。亡き父の遺志を受け継ぎ、有人潜水調査船「しんかい6500」のパイロット候補生になった天谷深雪(有村)。晴れて搭乗するチャンスを掴んだ深雪だったが、深海で起きた衝撃的な映像に恐怖を感じ――というストーリーで、ドラマは10月に放送予定。潜航服姿を披露した有村は、会見当日にマリアナ海溝から帰港したばかりの「しんかい6500」をバックに、パイロットたちと記念撮影。男社会の中で生きる“勝気な女性”という役柄だったため、「男社会の中にいるんだという決意を持って、メイクも髪も外見はあまり気にしないで演じました」と役作りを明かし、「出演者とスタッフ、想いを1つに撮影しました。深海の様子や着底する様子も見どころ。ロマンあふれる作品を楽しみにしていて」と胸を張ってアピールした。有村にとって連続ドラマ初主演作となった本作だが、「好きな映画が『アルマゲドン』なんですけど、世界の未来を背負ってるところがリンクした。燃えるような気持ちが湧き上がってきました」と並々ならぬ気合いで挑んだ様子だった。また、「しんかい6500」の船内について、「圧迫感、閉鎖感があって怖かった」と語った有村は、「自分の視野が広がりました。海の底に眠っている石や泥を観測することで地震予測をしたり、細かい作業が大きな発見につながることに魅力を感じた。世界のニュースにも目を向けるようになりました」と自身の変化も語っていた。
2015年08月01日WOWOWの連続ドラマW「海に降る」のクランクアップ報告会見が7月31日(金)、物語の舞台であり、撮影も行われた海洋科学に関する研究を行う「JAMSTEC(海洋研究開発機構)」横須賀本部にて行われ、主演の有村架純、山本剛義監督らが出席した。有人潜水調査船「しんかい6500」の誕生25周年を記念して製作され、JAMSTECの全面協力を得て撮影が進められた本作。「しんかい6500」初の女性パイロットの候補生である天谷深雪が、亡き父の遺志を継ぎ“深海の宇宙”の探索を夢見て訓練を重ね、成長していくさまを描く。有村さんは、本作で満を持して連続ドラマ初主演を果たすが「不安はありましたが、台本を読んで、素敵な作品に出合えた嬉しさの方が大きかった」と語る。さらに「私の好きな映画は『アルマゲドン』なんですが、すごくリンクするところがあり、日本や世界の未来を背負っている機関ということで似ているなと燃える気持ちがわき上がってきました!」とも。撮影では、実際に「しんかい6500」などの潜水調査船も使用されており、有村さんも船内でのシーンに臨んだが「(船内に)入ってみると、3人しか乗れない小さな空間で、深海に潜るまで、8時間も過ごさないといけないそうですが、圧迫感、閉塞感がありました。ドラマの中で深雪も恐怖を感じるんですが、実際に怖さがあったし、不思議な空間でした」とふり返った。有村さんは深雪の人物像を「男性社会の中できちんと立っていたい女性。『ナメられたくない!』という決意を持っている」と分析する。演じる中で「ずっとモヤモヤしていて、すっきりしない日が何日かあったんですが、ある人から『それは深雪として感じているモヤモヤなんじゃないの?』と言われて、きちんと深雪として生きられているから残っているモヤモヤなんだと気づき、見える世界が変わりました」と手応えを感じたよう。役作りについて「『女だ』と意識するのをやめました。人として対等に立っていたい女の子なので、私も自分が女だと意識せず、撮影中はメイクも全然してなくて、髪も整えることなくボサボサで、外見を気にせずにいました」と明かすなど、これまで見せてきた姿とは違う有村さんの姿が拝めそうだ。撮影を通じて「まだまだ知らないことがたくさんあるんだなと勉強させていただきながら撮影していました。視野が広がったと思います」とも。「ロマンあふれる作品になっていると思います!」と完成に向けて自信をうかがわせた。「連続ドラマW 海に降る」は10月10日(土)より放送開始(毎週土曜夜10:00/全6話[第1話無料放送])。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日●セリフを覚えることの苦手意識急激に人気が高まった時に使われる「ブレイク」という言葉は、定義が特に明確ではないために、軽はずみに使うと疑問視されることがままある"要注意ワード"とも言える。清野菜名という女優に会ったのは約1年前だが、「仕事量」を基準に当時と今を比較して考えるとすれば、ブレイクした若手女優の1人として挙げられるのではないか。現に、今回のインタビューはタイトな撮影スケジュールの合間を縫って行われ、1度の再調整を経てやっと取材に漕ぎ着けた経緯がある。ところが、朝から複数社の取材を受ける中、われわれのインタビュー後の撮影では昨年にも増して元気いっぱいに走り回ってくれた。大抜てきの園子温監督作『TOKYO TRIBE』が公開されたのが昨年8月。そこから『少女は異世界で戦った』、『虎影』などの出演映画が公開され、今後は『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などの待機作も。ドラマも『素敵な選TAXI』、『ウロボロス~この愛こそ、正義。』のほか、『LOVE理論』ではヒロイン役など次々と出演オファーが舞い込んだ。そして、有村架純、山崎賢人、東出昌大、窪田正孝といった今を時めく同世代の俳優と肩を並べて、『永遠のぼくら sea side blue』に出演したのも記憶に新しい。この勢いに乗って清野が初の主演映画『東京無国籍少女』(7月25日公開)に挑む。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』(2008年)などで知られる押井守監督がメガホンを取った作品で、とある女子美術高等専門学校を舞台に展開されるスリラー作品。清野は事故で心身に傷を抱えた天才アーティスト・藍を演じ、ラスト15分では銃剣などを駆使した激しいアクションが巻き起こる。本作のキャッチコピー「なぜ、いまここにいる」を今の彼女にぶつけてみたところ、「ブレイクの陰」にあった意外な事実を知ることができた。○初日まで不安だった押井守監督の現場――最近はとてもお忙しそうですね。以前、体を動かさないとストレスが溜まるとおっしゃっていましたが、大丈夫ですか?休日とアクロバットの練習の日があまり重ならなくて。そういえば、2~3カ月ぐらいは行っていません。最近は友だちにダンスを教えてもらったりしています。まだ初心者なんですけどね(笑)。――インスタグラムではカラオケを熱唱している動画がアップされていましたが、すごい弾けぶりですね。そういうところでストレスを発散しています(笑)。でも発見もあって、やっぱり友だちと会うのは大切なことというのに気づくことができました。以前は、ほとんど遊びたいという欲がなくて、誘われてもなるべく行かないようにしていたくらいで。――単独では初主演と聞いて少し意外な気もしました。本人としては待ちに待ったという感じですか。自分としてはまったく意識していません。むしろ、まだこんなに経験が浅い私でいいのかという心配の方が…。でも、アクションがあると聞いて、自分にしかできないものにしようと決意しました。台本にはそこまで細かく書いていなくて、プロットがおおまかに書いてあるだけ。監督からは、それが「完成」と言われていて、「あとは現場の照明や空気感を見ながら1時間25分の映画にしたい」と言われました。私はアドリブが苦手なので、家で台本を読んで気持ちを作っていくことが多いのですが、現場でアドリブとか求められたらどうしようという不安をまず感じました。そういう撮影の仕方は初めてだったので、 どうなっていくのか想像がつかなかったです。でも、その不安も初日まで。藍の気持ちで分からないところがあればその場で聞いて、監督は納得するまで教えてくださいました。それでも分からない時はまた聞く、その繰り返し。監督とそうやって積極的にコミュニケーションを取るのも初めてだったので、一緒に映画を作っている実感がわきました。――以前、アクションは"見た目"を意識しているとおっしゃっていましたが、今回のアクションシーンにおいて、その点いかがですか。練習は全部で3日しかできませんでした。初日はアクション監督が私がどれくらいできるのかを判定する日で基礎練習。2日目はほふく前進や銃の扱い方などの練習。最終日が立ち回りの練習でした。『TOKYO TRIBE』のようなアクションは今まで自分がやってきたものに近いので覚えやすいですが、今回は初めて習っている感じで大変でした(笑)。『TOKYO TRIBE』は自分の素手での打撃で的も大きい。今回は首の動脈や足の腱など小さな的に向けての動きなので、実戦的なアクションがとても多かったです。銃剣も初めて手にして、監督からは「全く体になじんでない」と言われたので、悔しくて家まで銃を持って帰ってずっと練習していました。○運命を変えた園子温監督――本作のキャッチコピーの一文で「なぜ、いまここにいる」は、藍の気持ちを表すと同時に、現実世界のわれわれも常々考えていることです。ご自身に置き換えて思うことはありますか。『TOKYO TRIBE』がなかったら…この仕事を辞めていたかもしれません。その時期(2013年夏ごろ)は仕事がなさすぎて、精神的にも追い込まれていました。卒業してもいつまでも高校生気分で、夏になったら「夏休み」という感覚で。仕事がないんだったら、1カ月ぐらい実家(愛知県稲沢市)に帰ろうかなと思っていました。1度は落ちたオーディションに受かったことで、そこから何かが変わりました。何よりも仕事に対する自分の気持ちが一番変わったと思います。――出演作が増えると、撮影時期が重なる作品も出てくると思います。それまでには味わったことがない経験だったのでは。セリフを1文字も間違えないように"縛り"みたいなものを自分で作ってしまった時期があって、セリフを覚えることへの苦手意識がどんどん強くなりました。『東京無国籍少女』はセリフがあまりなかったので、そういう心配はありませんでしたが、同時期に重なっていた仕事がとんでもないセリフの量で。それを1日で覚えないといけない時には、かなり追い込まれました。●凱旋舞台あいさつで号泣――今年3月3日のブログに「この壁を乗り超えるのは1年くらいかかりそう」と書いてあったのはそのことでしょうか?それもあります。あとは『ウロボロス』も私にとっては高い壁でした。多くのベテラン役者さんに囲まれての現場も初めてでしたし、その中でセリフの量も多くて警察の専門用語もたくさんありました。キャラクターもほかとは違って、唯一コミカルでテンションが高くて。覚えていたはずなのに緊張してしまって、現場で全部飛んでしまったりすることもありました。しかも、クランクインの日が上野樹里さんと2人のシーンで。緊張してしまって、覚えていたセリフがどんどん抜けていって…。でも、テンションは上げないといけない。気持ちはどんどん焦っていきます。――どんな役にもそういう精神的なプレッシャーはあるものですか。そうですね。特に『ウロボロス』は長年あたためていた作品だったみたいで、構想期間を含めると6年。企画がスタートしたのが私がまだ中学生のころで、女優になるなんて夢にも思ってない時からはじまった作品ということになります。その作品の中の1人を演じさせてもらえるのはとてもうれしいことでしたが、スタッフさんが積み上げてきたものを崩したくないという不安…そして、期待に応えたいという意欲。毎日いろんなことに全力でぶつかる日々でした。――今年6月24日に放送されたドラマ『永遠のぼくら sea side blue』では、今を時めく同世代(有村架純、山崎賢人、浅香航大、矢本悠馬、成海璃子、東出昌大、窪田正孝など)との共演でした。現場に入る時はどのような心境でしたか。いつもの現場とは違った緊張感がありました。やっぱり同世代で、最初はみんな様子をうかがっている感じもあって。でも、物語としては後半にかけて仲良くなっていく話なので、同じようにどんどん距離も縮まってみんなでご飯食べに行ったりもしました。今でもすごく仲良くさせてもらっています。スピードワゴンの小沢さんを引き連れて(笑)。生の"セカオザ"さんすごいですよ。私、しいたけが好きなのでそのことを話したら、「じゃあ、しいたけも君のこと大好きだね」って言ってくださいました(笑)。※スピードワゴン・小沢一敬は水族館職員役で出演○故郷が教えてくれたこと――ところで、ファンの方との撮影にも応じていらっしゃるようですが、時々、ファンの方の喜ぶ声をリツイートなさっていますね。私もうれしかったですし、その方が喜んでくださるのかなと。最近は1日に1回は話し掛けられるようになりました。『ピチレモン』のモデルをやっている時は男性より女性のファンの方が多かったのですが、最近は若い男性の方も増えてファンの層が広がりを実感しています。とてもありがたいことです。――そういったファンの広がりの中で、昨年8月に地元の愛知・稲沢で行われた『TOKYO TRIBE』の凱旋舞台あいさつは感慨深かったのでは? 開催されたユナイテッドシネマは、昔から通っていた映画館だと聞いています。ステージに出た瞬間に泣きました! 客席に知っている顔がたくさん見えて。友だちがいたのもビックリしましたが、中学校の先生もいたんですよ! それが何よりも驚いて…。しかも、私が昔から行っていた映画館。すごいですよね。今でもこうして振り返ると…あぁ、鳥肌が立ってしまいます(笑)。――ブログには「また稲沢に帰ってくる」と書かれていました。控室のホワイトボードに「おかえり」と書いてあって。応援してくれている気持ちとか迎え入れてくれる気持ちがすごく伝わってくる言葉でした。稲沢はすごく好きですが、そこにさらに愛を感じて。稲沢の代表になった気持ちでがんばって、また戻りたいなと思います。――中学から『ピチレモン』の専属モデルとして活動し、芸能系の高校に入学するために上京。その時はどのような気持ちで稲沢を離れたのでしょうか。当時はそこまで深く考えての上京じゃなかったと思います。反抗期の影響でとりあえず親から離れてみたい気持ちとか…。きっと、そういう軽い気持ちです。上京したての頃は女子寮での生活でしたが、夜になると寂しくなって後悔する日もありました。高校入学してアクションをはじめた時、最初はボクシングを集中してやっていました。だから腕もすごくパンパンになってしまって、母からも周りからも「何になりたいの?」「アクションやめた方がいいんじゃない?」「モデルできなくなるよ」と言われることも多かった。でも、自分にとってすごく大好きなことで、その時の生きがいがそれしかなかったので、今思うと本当に続けていてよかったなと思います。そして『TOKYO TRIBE』に出ることができて、稲沢に帰ることもできた。続けることはとても大切なことなんだとあらためて知ることができました。■プロフィール清野菜名1994年10月14日生まれ。愛知県出身。身長160cm。特技はアクション、バク転、殺陣、球技、ギター、ドラム、陸上競技。2007年にファッション雑誌『ピチレモン』(学習研究社)でモデルデビュー。2011年まで専属モデルを務め、同年現在の事務所に移籍。園子温監督作の『TOKYO TRIBE』(14年)で注目を集める。『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』(14年)、『少女は異世界で戦った』(14年)、『虎影』(15年)の映画のほか、『素敵な選TAXI』(14年)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。~』(15年)、『LOVE理論』(15年)、『永遠のぼくら sea side blue』(15年)などドラマにも多数出演している。
2015年07月26日