現在放送中、有村架純主演月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に出演中の高畑充希がヒロインを演じる平成28年度前期連続テレビ小説「とと姉ちゃん」。この度、本作の主題歌を宇多田ヒカルが担当することが決定!豪華俳優陣に負けない豪華アーティストが本作を盛り上げる。1932年。戦前の静岡県遠州。繊維のまちで育った主人公・小橋常子は、三人姉妹の長女として、亡き父の言葉を胸に家族を守るために日々奮闘する。だが生活が立ち行かなくなり、一家で上京することに。その後常子は女学校を卒業、小さな新聞社に入り編集作業を学ぶ。そして昭和20年、終戦。東京は焼け野が原になり、常子は戦争で犠牲になるしかなかった子どもたちや女性たちに思いをはせる。「女のひとたちが幸せな暮らしを送れなかったら、そんな世の中は駄目だ。私に唯一できること、妹たちと雑誌をつくって、事業を起こそう」と、常子は2人の妹たちと1冊の雑誌をつくることを決意する。今回、本作のために主題歌を提供するのは、シンガーソングライターの宇多田さん。1998年12月「Automatic/time will tell」でデビューしダブルミリオンを達成。1stアルバム「First Love」は国内外総計990万枚以上の出荷数で、いまなお破られていない日本記録を樹立。その後も数々のヒット曲を生み出し、現在は“人間活動中”として表立った活動は控えている。そんな中、2012年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』テーマソング曲「桜流し」を発表して以来の新曲を、本作のために書き下ろすという。NHKには、2006年にみんなのうた「ぼくはくま」を楽曲提供している宇多田さんだが、NHKドラマへの楽曲提供は初めてだ。本作の制作統括・落合将は、宇多田さん起用について「彼女の奇跡ともいえるのびやかな歌声を、半年間毎朝、視聴者の方々に届けることができたら。その歌声は、毎日命を削って懸命に生き抜いている沢山の人々のあしもとに、小さな灯をともしていってくれると思いました。そして、そうしたドラマを届けることが、今回我々が目指していることではないだろうか、とも」と理由を明かし、「復帰宣言すらしていない彼女にオファーするのは大変勇気がいりましたが、結果は、奇跡のようなタイミングでお引き受け頂き、喜びで胸が一杯です」と大きな喜びをコメントした。宇多田さんも、自身のTwitterで「仕事の話じゃい!4月4日から始まるNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌をやらせていただくことに。いま、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ」とファンに向けて発表。これを受けSNSでは「やったあぁあ!宇多田ヒカルが復帰した!」「宇多田ヒカル復帰が嬉しすぎる」「もしかしたら私にとって人生の糧になるような曲を出してくれるんじゃないかと淡い期待をしてしまってるわたし。物心ついたときからファンだからすごい冷静に嬉しいし静かにいろいろ期待してる」と大きな反響が見られた。楽曲名などは現在制作中のこと。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」は、2016年4月4日(月)より全156回にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日高良健吾さんといえば、これまで映画中心の活動が多く、地上波民放のドラマにはほとんど出演してこなかった。そんな彼が、“月9”に主演。心境の変化が?「変わりたかったんです。30代になれば必ず役が変わります。そのとき今の勢いや感覚だけでは表現できないし、このスタンスではきつい。そんなときに、月9の話が来て。一瞬戸惑いましたけど、月9、しかもラブストーリーをやれる機会はもう一生ないかもしれない。これは絶対にやるべきだと。『変わるんだ』という目標があって、変われると確信もしているし、苦手なことをやれていることが、最高に楽しいです」苦手だったことのひとつが、主演として重要な役割でもある番宣。今、それさえも楽しめている自分がいる。「スタジオの景色は新鮮だし、話のプロはほんとうに面白い!作品を撮りながら演技以外のいろんなことをするのが苦手だったのですが、今回は番宣を頑張ると決めたんです。それ以外は、カメラの前に立ってやることは変わりません」脚本は、『東京ラブストーリー』や『最高の離婚』などで知られる坂元裕二さん。「坂元さんの書く台詞は、日常的でもありますが、実はすごくドラマティック。それをどう日常的に見せるか、役者としてチャレンジできる脚本です。僕の演じる練(れん)は、見ず知らずのヒロインの音(おと)に、ある手紙を届けるために北海道まで行くんです。だから“この人なら本当に届けに行きそうだな”と、練を表現しなければいけない。そこが難しいですね」練も音も、彼らを取り巻く人物も、それぞれに故郷があり、思いを秘めて上京。熊本から東京に来た高良さん自身にも重なる部分だ。「境遇は違えども、上京したときの寂しさやワクワクは誰しもが経験していると思うんです。うまくいかないことも、諦めたものもある。でも音や練は、僕らが忘れてしまった感情を大事にしている。このドラマの登場人物は、今いる場所をなんとか自分の居場所にしようと必死なんです。みんな懸命で好きだな」共演者には、音を演じる有村架純さんや高畑充希さん、坂口健太郎さんと気鋭の若手俳優が並ぶ。「有村さんは、必死で現場にいる人。音にぴったりです。高畑さんは実力があって、坂口くんは初々しくてかわいい。みんな根性ありますよ。僕は彼らより年上なんです。先輩から学んだことを、言葉ではなく、現場での居住まいで伝えられたら」実はインタビューで自分自身について語るのは、「役には関係ないことだから」と苦手。「すごく…恥ずかしいんです。けど、自分のことを知りたがってくれることは、めちゃくちゃありがたいし嬉しい」とも。そこであえて、高良さん自身が、ドラマのメインテーマである愛について、どう感じているか聞いてみた。「人と人がリンクしたときに、人生がよりよくなったり輝いたりするのは、愛の力でしかない。自分より人のことを想い、行動したり生きたり。愛は、いちばん大事だと思う」◇こうら・けんご’87年生まれ、熊本県出身。’15年には『悼む人』『きみはいい子』で日刊スポーツ映画大賞主演男優賞を受賞。’16年公開作品に『ふきげんな過去』『うつくしいひと』『蜜のあわれ』。◇北海道で、義父母にがんじがらめにされている音(有村架純)と東京で夢とは違う現実を惰性的に生きている練(高良健吾)。東京を舞台にした、若者たちの切ない恋愛群像劇。1/18より、毎週月曜21:00~放送(フジテレビ系)。※『anan』2016年1月20日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・澤田石和寛文・小泉咲子
2016年01月17日タレントの栞菜智世(かんなちせ/22)が、俳優の藤原竜也が主演を務める映画『僕だけがいない街』(3月19日公開)の主題歌となる「Hear~信じあえた証~」を歌うことが決定し、同作の予告映像とポスタービジュアルが15日、公開された。栞菜は、同曲で歌手としてメジャーデビューを飾る。原作は、三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、子どもに戻り18年前に地元で起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。現在、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどで知られるA-1 Picturesが制作を担当し、フジテレビ系「ノイタミナ」枠でTVアニメ化もされている。今回の起用に際し、1年以上ボイストレーニングに励んだという、福島県出身の新人・栞菜智世。デビューについて「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります」としつつ、「同じくらい不安もあります」とも吐露。そんな中でも、「聞いてくれる方々も共感し、何か感じ取っていただける曲だと思います。家族、恋人、友人など、大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえれば」と楽曲への思いを語り、「いつか自分の夢がかなうように、一生懸命頑張ります!」とアピールする。予告映像では、そんな栞菜の歌う主題歌が公開。冒頭では、リバイバルに巻き込まれた悟が、困惑しながらも異変を見つけ出そうとする姿を捉えている。また、同じシーンが何度か繰り返されており、リバイバルが起こった時の悟の混乱も視覚的に伝えられる。しかし、悟が自宅に戻った場面から空気は一変。何者かに命を奪われた母を抱えながら、悟は「リバイバル起きろ!」と絶叫する。しかし、リバイバルで向かった先は18年前。幼少期のクラスメイトが虐待を受けていた事実に気付き、過去に周囲で起きた連続誘拐事件を未然に防ぐことで未来を変えようと奔走する。終盤では、現在と過去のシーンが交錯し、ついには現在の悟が消えてしまったかのような描写も見受けられる、切ない映像に仕上がっている。同時に公開されたポスタービジュアルでも、現在の姿が上部に、過去の姿が下部に映されたデザイン。「あの日をもう一度生きることができたなら、今度は手を離さない」のコピーや固く手をつなぐ悟とヒロイン・片桐愛梨(有村架純)の姿から、2人の信頼関係がうかがえる。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2016年01月15日人気コミックを藤原竜也と有村架純を迎えて映画化する『僕だけがいない街』。この度、本作の主題歌に、大型新人・栞菜智世が抜擢。これにあわせて、本作の予告編とポスターが解禁された。売れない漫画家の藤沼悟(藤原さん)は、アルバイトのピザ屋での配達中に何度も同じ時間が巻き戻る“リバイバル”という現象が起きる。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の愛梨(有村さん)。他人に対して距離を置く悟に対し、なぜか気後れせずに接してくる特別な存在だ。数日後、何者かに母親が殺され、愛梨も命を狙われる。警察から容疑者と疑われた悟が逮捕される寸前、またしても“リバイバル”が起きる。巻き戻った先は18年前。同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件の起こる直前だった。29歳の意識のまま、10歳の身体に“リバイバル”した悟は、雛月と母親を殺した犯人が同一人物だと確信。真犯人を追い詰めるために、現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく――。映像化権争奪戦にもなった本作の原作は、「このマンガがすごい!」で3年連続ランクイン、「マンガ大賞」に2年連続ランクイン、「これ読んで漫画RANKING」1位を獲得、著名人や文化人、書店員からも傑作との呼び声が高い「ヤングエース」にて連載中の三部けいの同名コミック。映画化に際し、本作の主題歌に抜擢されたのは、大型新人・栞菜智世。主題歌「Hear~信じあえた証」でメジャーデビューも果たす。今回解禁された予告編では、栞菜さんがせつなく歌い上げる主題歌が初披露。また、愛する人の為に現在と過去を行き来しながら懸命に2つの事件の謎を解こうとする藤原さん演じる悟の姿と、体を張って悟を守ろうとする有村さん演じる片桐の姿がドラマティックに映し出される。大抜擢された栞菜さんについて、『世界の中心で、愛をさけぶ』『アオハライド』『ストロボ・エッジ』など、大ヒット作を次々と手掛けてきたプロデューサーの春名慶は、「無垢でプレーンな印象で、何色にでも染まる柔軟さと聴く者それぞれの心情に寄り添うたおやかな感性があるという印象がありました。」と彼女の歌声について語り、また「映画のエンディングに込められた『あの人やこの人の愛や思いが、その記憶があったからこそ、いまの自分が存在する』というメッセージを歌の世界で作りあげていただきたいとオファーした。」と起用についても語った。楽曲のプロデュースを手掛けるのは、YUKI、JUJU、Superflyなど数々のヒット曲を創出し続けるプロデューサー集団「agehasprings」の代表・音楽プロデューサー玉井健二。彼は、「初めて知る痛みのような感触と、ずっと待ちこがれていたような響きが混在する掛け値なく唯一無二と呼べる歌声。」と彼女の歌声に太鼓判押す。また、デビューまでに1年以上のボイストレーニングを行ったという栞菜さんは、今回のデビューについて「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります。ただ、同じくらいの不安もあります。」と複雑な心境を語り、楽曲についても「聞いてくれる方々にも共感し、何か感じ取って頂ける曲だと思います。大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえたらと思います。」と込めた思いも語っていた。同時に解禁されたポスターは、「あの日をもう一度生きることができたなら、今度は手を離さない」というキャッチコピーの藤原と有村が固く手を繋いでいる姿が前面に押し出された1枚。そこから二人の信頼関係がうかがえるそんなポスターとなっている。注目の話題作に彩りを添える期待の新星・栞菜さん。今後の活躍にも期待がかかるその歌声を、まずは予告編から確かめてみて。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月15日フジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の第1話完成会見が13日(水)都内で行われ、主演の有村架純、高良健吾、共演の高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎が舞台挨拶した。名作ドラマ「東京ラブストーリー」の脚本家・坂元裕二による、東京を舞台にした現代のラブストーリー。様々な傷を抱えながら上京してきた音(有村さん)と練(高良さん)を中心に、彼らを取り巻く木穂子(高畑さん)、朝陽(西島さん)、小夏(森川さん)、晴太(坂口さん)の群像を描く。月9初主演ながら、薄幸な運命に翻弄されるヒロイン役の有村さんは「特に4話は苦しくて、苦しくてしょうがなかった。台本を読みながら泣いて、撮影を放棄しようとしたくらい」と感極まった事を明かしながら「素晴らしい作品にするんだ、というスタッフキャストの気持ちがドラマに詰まっていたらいい」と期待を込めた。一方、音と練の仲を邪魔する恋敵役の高畑さんは「人生初のお色気担当なのでどうしようもない感じで、クランクインから動揺と緊張があった。普段言わないようなセリフとかもあるし、実際にいたら仲良くしたくない事ばかりを言う、こじらせたような人」と難役に挑戦中。それぞれの役は坂元氏による当て書きだそうで「坂元さんの目に私がそのように映っているならショック」と残念そうだが「誰よりもヒロインを邪魔していきます」と熱演を誓った。また劇中の印象的なセリフについて、他の共演陣が真面目なセリフを取り上げる中、高畑さんは「手ブラ好きと?」を挙げて「皆、ちゃんと答えているのにどうしよう……」と赤面しつつも「手のブラジャーです。手でブラジャーをしているという意味です」と解説。すかさず西島さんが手を挙げて「個人的には好きです!」とフェチ宣言していた。フジテレビ系連続ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は、1月18日(月)21:00スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日●最大で780GBをプレゼントKDDIは12日、新機種・新サービス発表会を開催した。auの春モデルである「2016 Spring Selection」には、スマートフォン2機種、タブレット1機種、フィーチャーフォン1機種を追加する。また、25歳まで毎月5GBが付与される学割キャンペーンを提供していく。本稿では、都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○最近のスマホは“不自由”記者説明会にはKDDIの田中孝司代表取締役社長が登壇して、新サービスの概要を説明した。KDDIでは、25歳以下で新規契約(MNP含む)または機種変更時に「データ定額5/ 8/ 10/ 13」を契約した利用者を対象に、26歳の誕生月まで継続して毎月データ容量5GBを付与するキャンペーンを14日から開始する。「いまの学生さんは、動画の閲覧などに多くのパケットを費やしている」と田中社長。スマートフォンの月間平均データ利用量はau全体で3.6GBであるのに対し、13~25歳に限れば5.3GBと増加傾向が続いているという。例えば中学1年生が今回の学割を25歳まで利用した場合、トータルで780GBが付与されることになる。またデータ定額料も1年間、毎月1,000円が割引かれる仕様。こちらは25歳以下の本人とその家族が対象となる。これにより、例えば「データ定額5」を契約した場合、学割とauスマートバリューを組み合わせると毎月10GBが月額2,590円で利用できる計算となる(auスマートバリューの割引期間は最大で2年間)。このほか、auスマートパス、ビデオパス、うたパスが最大6カ月、全額割引されるキャンペーンも実施する。○浦島太郎も驚きの学割ここで、舞台上にはCMに出演している3名の特別ゲストが招かれた。浦島太郎を演じている桐谷健太さんは「ボク、5GBの追加は1回やと思ってたんですよ。毎月でしょ? びっくりしました。気前が良すぎる。学生さんの気持ちを分かっている」と絶賛。かぐや姫役の有村架純さんは「プライベートでは映画の予告篇などをよく見ている。仕事では、学生の子と共演する機会も多い。学生は、お笑い芸人の動画などをよく見ているみたい」、乙姫役の菜々緒さんは「月末になると速度が遅くなっちゃうので、これは嬉しいですね。スマホでドラマも安心して見れる」と笑顔を見せた。3人は「auと一緒に学生の皆さんを応援していきたい」「私たちも、これから面白いCMをたくさんお届けしていきます」などと話していた。このほか、今春からauショップで購入できる「データチャージカード」(1.5GB/3GB/5GB)、「au WALLETチャージカード」(1,000円/3,000円/5,000円)の提供を開始する。田中社長は「もうこれ以上親に迷惑をかけたくない、という学生さんが、自分のお小遣いで購入できるサービス」と説明した。●春モデルは全9機種○春モデルは全9機種で展開春モデルの「2016 Spring Selection」として追加されるのは、「AQUOS SERIE mini SHV33」(シャープ製)、「Qua phone」(京セラ製)、「Qua tab 02」(Huawei製)、Android搭載フィーチャーフォン「GRATINA 4G」(京セラ製)の4機種。なお「isai vivid LGV32」(LG Electronics製)、「Galaxy A8 SCV32」(Samsung製)、「DIGNO rafre」(京セラ製)、「Xperia Z5 SOV32」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)、「BASIO」(京セラ製)はすでに発表済み。これにより春モデルは全9機種のラインナップとなった。ちなみにXperia Z5は新色ピンクが、BASIOは新色レッドが追加されている。田中社長は「Qua phoneはauのオリジナルモデル。お値段がおトクな設定になっている」と紹介。またGRATINA 4Gはau VoLTEに対応した4G LTEケータイで、この両モデルはauシェアリンクに対応。Qua tab 02などと連携すれば、タブレットの大画面にミラーリングして使用できる。各モデルの詳細については、マイナビニュース別稿を参照してほしい。●1GBプランを来週発表?○auは学生さんに愛されたい! 他社が対抗するのは大変記者説明会の最後に質疑応答の時間が設けられ、田中社長とKDDI 商品・CS統括本部の小林昌宏氏が記者団の質問に回答した。総務省の主導で行われたタスクフォースの議論により、料金プランの値下げが世間の関心事のひとつとなった。そうしたなか、安価な料金プランではなく、データ容量を増やすキャンペーンを提供する理由について聞かれた田中社長は「学生など若い世代の利用者は、データ容量の増加を欲している」と回答。KDDIでは別途、低データ容量で安価なプランも提供の準備を進めているという。低データ容量で安価なプランについて、料金設定を聞かれた田中社長は「現在検討中。もう少しお時間をいただいて、別途、発表したい」と答えるにとどまった。学割プランについて、他社が追従してきた場合は対抗策を打つつもりか、との質問には「今回は相当ガツンといった。他社が追従するのは大変かなと思うが、そういうことがあれば、そのときに考える」と回答。「学生に大盤振る舞いしている印象がある。いま学割を強化する理由は」といった質問に田中社長は「今回は25歳までのお客様をキャンペーンの対象にした。新規だけでなく、機種変更しても適用されるなど、相当踏み込んでいる。auは学生さんに愛されたい。改めて調査すると、データへの要望が圧倒的に高いのが学生。それを踏まえて、プランをつくった。今後もどんどん新しいことをやっていきたい」と回答した。Qua phoneのような(ミドルレンジの)価格帯の端末を今後も出していく予定か、と問われると小林氏は「お求めやすい価格の端末をお求めのお客様が、それなりにいる。Qua phoneのような端末で、ベーシックラインを構築していきたい。Qua phoneのQuaは、クオリティからきている。とてもバランスの良い端末。是非、応援していただけたら」と回答した。○auの1GBプランは来週発表かこの後、田中社長は囲み取材にも応じた。キャッシュバックがなくなると高価なスマートフォンが買いにくくなる、官製不況が訪れるのではとの声もあるが、という質問に田中社長は「急激な変化が起きないようにバランスをとっていきたい。影響については現時点では分からない。ガイドラインで影響があるところ、ないところがある。現在検討を進めている」とのこと。ソフトバンクの1GBのプランは高いと思うか、と聞かれると「ガイドライン通りに出されたのかなと思う。我々も、もう少し検討してみたい」、また電力会社と連携したサービスについては「来週あたりに発表したい」と言及した。ミドルレンジの端末の売れ行きについては「ミドルレンジの端末より、ハイエンドの端末の方がよく売れる。今回、ひとつのテストケースとしてQua phone、Qua tabを出した。ミドルレンジでもビジネスが成り立つようにしていければ」と今後の展望と合わせてコメントした。学割が業績にもたらす影響については「もともと盛り込んでいたもの。影響はないと思う」、一連の施策によって利用者の不満は解消できそうか、といった質問には「お客様のご要望には、できる限り応えていきたい。ただ、1GBで良いという人と、15GB欲しいという人が、同じセグメントに同居しているのが現状。今回は25歳まで、ということで区切らせていただいた。1GBのプランについては近いうちに発表したい」と答えている。
2016年01月12日来週18日(月)より放送開始となる月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のドラマ開始記念のイベントが1月11日(月・祝)、新宿ステーションスクエアにてサプライズで行われた。本作に出演する有村架純と森川葵が突如登場し、新宿の街を賑わせた。北海道で暮らす杉原音(有村さん)と東京に上京してきた曽田練(高良健吾)、普通に暮らしていれば決して出会うことのなかった2人が、北海道で運命的に出会うところからドラマはスタートする。自分の夢や希望を封じ込めて生きてきた音と、そんな彼女がずっと大切にしてきた一通の手紙を偶然にも手にしてしまった練。そんな2人が北海道の田舎町で出会い、それぞれの抱えてきた思いに触れ合うことで、新しい一歩を踏み出し、やがて2人の間に恋が生まれる…。この日行われたイベントには、新宿を行きかう人々約2,000人が参加。新月9ドラマの開始を記念し行われた同イベントは、有村さん、高良さんをはじめ、高畑充希、西島隆弘、森川さん、坂口健太郎らドラマの主要キャスト6名の等身大ポスターパネルと共に、一緒に並んでいるかのように写真撮影ができるというもの。午前11時から写真パネル撮影イベントは開始されていたが、12時30分頃、突如有村さんと森川さんが自分の等身大のパネルの横に登場!本人登場を知らされていなかった会場は、二次元から突如三次元となって現れた二人に、「キャー!」「かわいい!」という叫び声の嵐に。同じ瞬間に「かわいい!」がこれほど叫ばれた地域はほかにないのではないかと思われるほどだったという。さらに列に並んでいた5組は、有村さん&森川さんと一緒に写真を撮ることができたそう。ステージに上がってきた女性二人組に対して有村さんが「今恋していますか?」と尋ねると「まだ今は恋をしていないので、このドラマを見ていい恋をしたいと思います」と元気に返答。有村さんも「きっとドラマを見ればいい恋をしたくなると思います」と回答していた。さらに森川さんも恋のアドバイスを何かしてあげてください、とアナウンサーに促されると「私も恋をしてないのでいいアドバイスができない!」と笑いを誘っていた。森川さんは、今日が成人式ということで20歳になってやってみたことを尋ねられると「昨年のお誕生日に飲んだお酒はおいしく感じなかったけれど、お正月にまた飲んでみたら『おいしいかも!』と思えました」とお酒のおいしさに目覚めつつあることを明かした。本ドラマが地方から東京へ出てきた若者たち6人が織りなすラブストーリーということで、一緒に写真を撮る女性二人組に出身地をたずねると富山からやってきたという。「新宿で有村さんや森川さんに会えるなんて本当にラッキーです」と興奮気味に語っていた。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は1月18日(月)21時~フジテレビ系にて放送開始(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2016年01月12日2015年元旦の初登場以来、新たなストーリーや新キャラの登場などが判明するたびに大きな話題を呼び、いまやすっかり大人気CMとなったau「三太郎シリーズ」。このほど、2016年元旦1月1日より全国放映されているその最新作「みんながみんな英雄」篇の詳細が到着!また、出産後初レコーディングとなった歌手のAIによる「オクラホマミキサー」をアレンジしたCM楽曲「みんながみんな英雄」が、1月5日(火)より配信開始されることが分かった。桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)ら、お馴染みの三太郎に加え、かぐや姫(有村架純)、乙姫(菜々緒)、鬼(菅田将暉)と、2016年の幕開けにふさわしく、これまでの登場キャストが総出演している今回の最新CM。2年目の第1弾は、古今東西の昔話をモチーフにしたストーリーが展開。誰もが知っているあの昔話、「おむすびころりん」「鶴の恩返し」「大きなカブ」「花咲か爺さん」「うさぎとカメ」「笠地蔵」から「金と銀のオノ」や「シンデレラ」までが、実はこの三太郎の身の周りで関わりあっていたという設定のもと、それぞれのお話の名場面が登場する。初日の出を見に行く桃太郎と浦島太郎と金太郎。だが、仲良くおむすびを食べていると、金太郎がおむすびを落としてしまい、ころころ坂道を転がっていくおむすびを3人が慌てて追いかけていく――。あるときは、鶴が機織りしている家のふすまを開けて、思わず息をのむ3人。また、あるときは、大きな白いカブを力を合わせて引っ張っている桃太郎、かぐや姫に鬼、猿、犬、キジ。ガラスの靴を乙姫に無理やり(!?)履かせようとしている浦島太郎と金太郎。木の上から花咲か爺さんのように灰をまく桃太郎と、それによって一斉に開花したサクラの花びらを見て喜ぶかぐや姫。さらには、池の畔で薪を割ろうと金太郎がオノを振りかぶった瞬間、オノがすっぽ抜けて後ろの池に落ちてしまい、鬼と2人で大ウケする姿も。そして、ウサギとカメの競争を応援する浦島太郎と鬼。池の中から突然、金のオノと銀のオノを持って現れた謎の男に腰を抜かす金太郎と鬼。月を眺めて故郷を思い涙を流すかぐや姫と、その肩をやさしく抱く姉の乙姫のツーショット。雪の日の夜、自分が被っていた笠をお地蔵さんにかぶせてやる浦島太郎。やがて、あの転がっていたおむすびが穴に入ってしまい、三太郎が穴の中を覗きこむと、そこから出てきたのは、おむすびを手にした鬼!そのおむすびを奪い合うようにして食べる桃太郎、浦島太郎、金太郎と鬼の姿が。かぐや姫や乙姫も、楽しそうな笑顔が勢ぞろいする中、初日の出と富士山の映像が重なっていくという、実に新春にふさわしいCMとなっている。冒頭の日の出のシーンでは、撮影直前まで曇り空が続いていたというが、何とかギリギリで太陽が顔を出し、撮影は成功。「おむすびころりん」のおにぎりを追いかけるシーンでは、金太郎役の濱田さんがおにぎりを必死で追いかけるあまり、転倒!今年も体を張った(?)熱演を見せていた。また、「おおきなカブ」のカブをみんなで引っ張るシーンでは、巨大なカブをつくって畑に埋め、それを実際に引っ張ることに。現場では、鬼役の菅田さんに猿がとてもなついて一緒に遊ぶという微笑ましい姿も見られた。「うさぎとカメ」では、三太郎シリーズに初めて仔ウサギが登場。その可愛さには菅田さん、浦島太郎役の桐谷さんはもちろん、スタッフも大喜び。「花咲か爺さん」では、本物の桜の枯れ木を用意して、花びらは飾りこむという地道な作業がなされていたのだとか。そして、本シリーズが初共演となる有村さんと菜々緒さんの“美人姫”姉妹は、お互いを思いあう様子をまるで実際の姉妹のように情感たっぷりに演じていたという。さらに、今回のCM楽曲「みんながみんな英雄」も、ソウルフルかつ壮大なAIさんの歌声と「特別じゃない、英雄じゃない、みんなの上には空がある」で始まるオリジナルの歌詞が、本CMの明るくポジティブな世界観を彩っている。なお、本楽曲のフルバージョンは1月5日(火)よりauの音楽配信サービス「うたパス」および「LISMO Store」にて先行配信される。au 三太郎シリーズ新CM「みんながみんな英雄」篇は全国にて放映中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日●女子中高生に仕掛けた"包囲網"2015年も残すところあとわずか。今年、みなさんは思い出の1本となる映画に出会うことができただろうか。邦画作品の試写に行っては、当事者の話を聞きに行く日々を過ごしていた中、今年最も印象に残ったのが桐谷美玲主演の映画『ヒロイン失格』だった。9月に公開されてから51日目で観客動員数200万人、興行収入23億円を突破。少女マンガ実写化作品でトップの収益となり、間違いなく今年大ヒットした作品といえる(2015年12月29日時点で興収24.3億円/動員206万)。印象に残ったのは、"大ヒットしたから"ではない。配給・製作のワーナーやPR会社だけでなく、出演者も含めた宣伝が積極的かつ巧妙だと肌で感じていたからだ。実際にどのような仕掛けが施されていたのか?宣伝担当は、ワーナー・ブラザース映画マーケティング本部の森本麗花さん。詳しい話を聞いたところ、女優・桐谷美玲の存在をはじめ、ヒットはさまざまな要素が複雑に絡み合ってこそ成立するものだと知ることができた。――まずは、大ヒットおめでとうございます。ありがとうございます。――各作品の興行収入はどのような形でアナウンスされるのですか?作品に関わった者には毎日データが届いています。それを見ながら一喜一憂する日々です(笑)。――『ヒロイン失格』の初動はかなりよかったそうですね。毎日楽しかったです。公開が9月19日の土曜日で、シルバーウィーク(23日まで)の初日。ディズニーの『アントマン』や『進撃の巨人』の後編、劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』などの大作と同日公開だったので「3位以内」を目標と考えていました。もちろん、心の底では1位を願っていましたが(笑)。ところが、公開前の木曜日ごろに予約席の動きが好調との情報が入ってきたんです。この作品は女子中高生がメインターゲット。クレジットカードを持っていない方がほとんどなので予約席は期待していませんでしたが、まずはその"誤算"で社内が少し沸き立ちました(笑)。ただ、公開前に行われた製作委員会はすでに明るいムードだったと記憶しています。もう、やれることはやった。そんな空気の中で、みなさんヒットを予感しているような感じでした。――製作委員会では主にどのような話をされるのですか?作品に出資している会社が集まって、だいたい1カ月に1回ペースで行われています。各社がその作品のために何をやっているのかを報告して共有する場になり、よく「(C)」クレジットで「~製作委員会」とあるのがそれにあたります。――予約席が予想を上回った要因は?興味を持ってくださった方々が中高生以上の大学生まで広がったことや、親御さんに購入を頼まれた方も多かったんだと思います。ただ、欲張ってターゲット層を広げすぎると軸がぶれてしまうので、そこには気をつけていました。『ストロボ・エッジ』(福士蒼汰&有村架純のW主演/15年3月公開)や『アオハライド』(東出昌大&本田翼W主演/14年12月公開)など同系統作品でヒットしたものも、ターゲット層が絞られている点では共通していたと思います。ワーナーはこれまで、少女マンガ原作の実写映画は『パラダイス・キス』(北川景子&向井理のW主演/11年公開)のみだったので、『ヒロイン失格』はまさに挑戦。最近の邦画ではヒット作が数多く出ているジャンルではありますが、だからこそ失敗できないというプレッシャーもありました。――WEB宣伝を請け負ったPR会社・ガイエによると、映画化決定と主要キャストが発表されたのが今年1月26日。以来、これまで計47本のプレスリリースが配信されたそうです。"絶対に外せない作品"だからこそ、宣伝テーマも明確に決められていたのではないでしょうか。女子中高生の生活圏内にきちんとリーチすることをテーマとしていました。そこで肝となるのが「ツイッター」。女子中高生の日常生活で感じたことや出来事などが集約される「ツイッター」に絡んでいくと、絶対に映画の盛り上がりに繋がると確信していました。さらに日本テレビさんの「テレビ」、原作を連載していた『別册マーガレット』(集英社)の「雑誌」、こうしたオンラインでの「ネットニュース」、それ以外の媒体での「タイアップ」。こうした包囲網で、"どこに行っても『ヒロイン失格』がある"状況を作っていったのです。――公式ツイッターのフォロワー数は約10万500人(ピーク時は約11万人)。962ツイートのうち、232点の画像が投稿されています(各12月27日時点の数字)。他作品の公式ツイッターと比較しても、ツイートやフォロワー数、画像数が多いことが分かります。この作品に興味がある方は、出演者のファンである可能性が高い。そこで、ツイッターでしか見ることのできない写真を中心に投稿することを心掛けました。何よりもありがたかったのは、桐谷美玲さん、山崎賢人さん、坂口健太郎さんがとても協力的だったこと。宣伝方針としてツイッターが重要であることは各事務所さんにお伝えしまして、皆さん快く受け入れてくださいました。――桐谷さんは女優だけでなく、モデル、キャスターなど幅広い分野で活躍されている方です。宣伝に適している方なのではと感じていましたが、その点いかがですか。そうですね、何よりもすごく頭の良い方です。こうした宣伝の方針も、取材日の合間に少し伝えただけでも「わかりました!」とすぐに理解してくださいます。本当に完璧なんですよ! 舞台あいさつでもこちらが言いたいことを全て言ってくださって、多くのスタッフが感動していました。桐谷さんが心の底からやりたかった作品だからこそ、本当に情熱を持って取り組んでくださったんだと思います。●撮影現場で光る桐谷の神対応――最近では公開の1カ月ほど前から主要キャストがバラエティ番組に出ることが主流となり、今では"番宣"という業界用語も番組内で当たり前のように使われるようになりましたね。お三方とも、テレビでよくお見かけしました。スケジュールを調整して多くの番組に出演していただきました。『ヒロイン失格』は1組の男女を主役にした通常のラブストーリーではなく、1人の女子と2人の男子が三角関係となる物語。作品的にはそろって出演していただくことがベストでしたが、みなさんお忙しい方々なので、一人で、もしくは2人ペアで出ていただいたりもしました。特に桐谷さんは出演数も多く、そこでも"座長"の務めを果たされていました。――桐谷さんは、以前からラジオやブログなどで原作ファンであることを公言していました。一方、原作者の幸田もも子さんは桐谷さんをイメージして"はとり"を描いていた上に、最終巻では桐谷さん主演での実写映画化を暗示するような描写入れていました。桐谷さんにとっては念願かなっての作品。インタビューでも並々ならぬ気合を感じました。最初の試写で涙を流されていたので、すごくプレッシャーを感じていらっしゃったんだと感じました。その姿に胸を打たれたのですが、『ヒロイン失格』を桐谷さんの代表作となるように宣伝をがんばらなければならないとあらためて思いました。――桐谷さんが宣伝に積極的だったと証明しているのがブログです。公開決定の日にはじまり、作品にまつわる投稿は30を超えています。そこについてはこちらからお願いはしていないので、桐谷さんご本人の意志でやっていただいたことでした。公開決定の日には意気込みのコメント、そのほかにもオフショットなど工夫をこらした内容で。9月21日にはプライベートで劇場に足を運んだことも書いてあります。隣の席の方に感想を聞かれたそうで、読んでビックリしました(笑)。――先ほども触れましたが、PR会社・ガイエを通じてマスコミ各社に配信されたプレスリリースが全部で47本(WEBパブリシティ担当者「これまで担当した作品で、自己最高本数でした」)。制服、坊主、壁ドン、ハグなどここでもツイッターと同様に写真を重視した内容が目立ちました。映画の世界観をもとにリリースする内容や素材を話し合って、公開に向けて週に1本から2本と徐々にペースを上げていきました。PR会社さんにはまさにニュースノック状態(笑)。どんな些細なことでも拾っていって、世の中に何かしらのニュースが出るよう仕掛けていきました。――漫画が実写化されると時には反発の声も聞こえてきますが、本作においては少なかったような気がします。そうですね。桐谷さんが原作ファンで、幸田先生も"桐谷美鈴"を登場させていたこともあり、ファンの方々の中ではすでに実写化される心の準備ができていたんだと思います。――反発の声を払拭するために、いつもどのようなご苦労があるのでしょうか。実写化にマイナスイメージを抱いていらっしゃる方でも、ビジュアルやキャストのラインナップを見てプラスイメージに転じて下さる方が多いので、決して苦労ばかりでもありません。『るろうに剣心』などもまさにそうで、われわれの工夫や努力をファンの方々は汲み取ってくださいます。『デスノート』の頃は今ほどツイッターは流行っていませんでしたが、反発の声は少なかったような気がします。だからこそ見せ方には注意が必要で、中でも最初に出す写真は特に重要です。その写真のイメージがかけ離れすぎていた場合、一気に批判の声が高まってしまいます。今回でいえば、制服姿の公開はキャストを発表してから約1カ月半後。3人そろって発表用に撮影した写真でした。女子中高生がターゲット層だからこそ、制服姿をいかに「かわいい」と思ってもらえるか。そこは重要でした。――では、紙媒体ではどのような動きがあったのでしょうか。桐谷さんは20誌以上の表紙を飾っています。朝5時半入りで、終日取材をこなしてからその日の夜に『NEWS ZERO』の収録がある日もありました。どんなに負担がかかる日でも、「宣伝のためなら何でもやる」という雰囲気で、愚痴一つ聞くことはありませんでした。撮影現場で、私が合間のインタビューを仕切っていた時、スタッフから打ち切るように言われて途中で泣く泣く切り上げたことがありました。桐谷さんはそんな時でも、「取材、足りてますか?」と心配してくださって。広島のキャンペーンは今でも良い思い出です。移動の飛行機内で学生の団体がいて、それに気づいた桐谷さんが映画の告知をしようとした時があって(笑)。大騒ぎになるので、スタッフは必死で止めました。そんな姿を目の当たりにすると、周囲のスタッフも自然と刺激を受けるようになります。本当にすばらしい宣伝マンでした。――「共に同じ方向を向いていること」は、ヒット要因の1つと言えそうですね。そうですね。背負っているものが違うと、番宣でもそれがなんとなく伝わるような気がします。ただ出るだけではなくて、そこで何を伝えるかも重要で。数秒しか告知できない時もありますので、何を言うかは番組ごとに話し合って決めていましたが、そこでもみなさん協力的でした。――ちなみに祝勝会などは?大規模ではなく、宣伝部だけなどの少数では行いました(笑)。われわれとしては、公開もして、ヒットもしてくれたのでこれ以上何も心配する必要がない状態なので、この仕事をしていていちばんうれしいときです。――今まで担当された作品で、ヒットしていちばんうれしかったのは?やっぱり、私の中では『ヒロイン失格』です。会社の目標、対外的目標、自分の目標。そのすべてを超えることができたからだと思います。でも、そういう金額的な部分だけでなく……何よりもこの作品にかかわっていて楽しかったんです。作品自体がすばらしいのはもちろんのこと、出演者の方々が協力的だったおかげで、「私たち宣伝部だけで宣伝しているんじゃない」という気持ちにしていただけました。1つの作品に向けて一体になることができた、宣伝スタートから公開までのそんな約9カ月でした。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
2015年12月29日来年の3月で東日本大震災から5年を迎える今年の「第66回NHK紅白歌合戦」では、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を、プレゼンターに「嵐」櫻井翔、コーナゲストに「紅白」ゲスト審査員を務める仙台市出身のフィギュアスケーター・羽生結弦選、ピアノ演奏に「X JAPAN」のYOSHIKIを迎えて放送することが分かった。綾瀬はるかと「V6」井ノ原快彦が司会を務める「第66回NHK紅白歌合戦」。毎年、初出場アーティストに注目が集まるが、今年久しぶりに「紅白」の舞台にカムバックするアーティストにも豪華アーテイストが集結。中でも「X JAPAN」は、1997年の電撃解散時以来、18年ぶり6回目の出場を果たすとして話題に。さらにゲスト審査員も今年を代表する面々が揃い、有村架純&堺雅人ら俳優陣から、「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞した又吉直樹、フィギュアスケーター・羽生選手までが出演する。今回、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を披露するにあたり、嵐の櫻井さんがプレゼンターを担当。また、実際に16歳のときに東日本大震災に被災した羽生選手は、震災をいかに乗り越えフィギュアスケートと向き合ってきたのか、あれから5年を経たいま、故郷へ寄せる思いを語るという。ピアノ演奏は、先日、宮城県石巻市でワールドツアーのスタートを切った「X JAPAN」のYOSHIKIが務める。また、ちびまる子ちゃんが紅組司会を、ウィスパーが白組司会をつとめる「アニメ紅白」への出場アーティストが決定。「美少女戦士セーラームーン」の「ムーンライト伝説」を、セーラー戦士にコスプレした「AKB48」が歌唱。郷ひろみと「ゴールデンボンバー」は「ポケットモンスター」の「めざせポケモンマスター」を人気キャラクター“ピカチュウ”らとともに披露する。そのほか、「TOKIO」が「機動戦士ガンダム」の「翔べ!ガンダム」を。石川さゆりとmiwaがデュエットで「新世紀エヴァンゲリオン」の「残酷な天使のテーゼ」を。「ちびまる子ちゃん」の「おどるポンポコリン」は、「E-girls」と大原櫻子が初共演で披露する。「妖怪ウォッチ」の「ゲラゲラポーのうた」は、「キング・クリームソーダ」がNHKホールに妖怪たちをひきつれ登場し歌うという。そして名作「鉄腕アトム」の主題歌は、「V6」を中心に「アニメ紅白」出演者が一堂に会し盛り上げるようだ。アニメキャラクターと人気歌手による夢の共演がどんなステージを作り出すのか、いまから楽しみだ。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19時15分よりNHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日綾瀬はるかと「V6」井ノ原快彦が司会を務める2015年の「第66回NHK紅白歌合戦」。有村架純、堺雅人、長澤まさみら豪華ゲスト審査員や「アニメ紅白」開催で注目を集めるが、さらに番組を盛り上げる企画コーナーが決定。波瑠が主演を務める連続テレビ小説「あさが来た」の紅白特別編が放送されることが分かった。朝ドラ初の江戸時代・幕末を舞台にした連続テレビ小説「あさが来た」。激動の時代の大阪で、日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、「お金儲け」のためではなく「いまより少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のために生き抜いたヒロインの物語を描く。主演であるヒロイン・あさ役の波留さんをはじめ、玉木宏、宮崎あおいほか豪華出演キャストが出演。主題歌にはAKB48の「365日の紙飛行機」が起用された。今回放送される紅白特別編は、題して「加野屋の大みそか」!大みそかの加野屋におなじみの面々が集結し、2015年にそれぞれが最もお世話になった人へ、キッチリ年の瀬の挨拶をしようという物語だ。新次郎はや榮三郎は一体誰にご挨拶をするのか?一方あさは、新次郎らと共にある人へ1年の感謝を申し上げねばとドラマ終盤で加野屋を飛び出し、東京へ向かう。そして、あさや新次郎たち加野屋一行は生放送の紅白のステージへ!彼らはNHKホールへ誰に挨拶をしに来るのか?今回の特別編に出演する俳優陣は主要キャストが勢ぞろい、制作陣も「あさが来た」制作チームが務める。主演の波瑠さんは「あさが来た、加野屋の家族のみんなでご挨拶ができて嬉しいかぎりです!年越し前の特別な夜を、どうぞお楽しみに!」と喜びを表現。また、役名うめを演じている友近は「今年お世話になった方々にそれぞれがご挨拶させてもらっています。この感謝の気持ち届くとよろしいのだすけど…」とこちらもドラマファンの期待を煽るコメントを寄せた。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19時15分よりNHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに掲げる「第66回NHK紅白歌合戦」。先日、曲順が発表され豪華アーティストたちの共演に大きな注目が集まったが、この度、さらに「紅白」を華やかに盛り上げるゲスト審査員10名が発表された。紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦(V6)、総合司会を有働由美子アナウンサー、そして過去に5回の司会経験がある黒柳徹子が務める今年の「紅白歌合戦」。初出場となる「BUMP OF CHICKEN」、星野源、「レベッカ」、「乃木坂46」らが名を連ね、「X JAPAN」や近藤真彦、小林幸子などカムバック勢にも豪華アーティストがずらり!郷ひろみがトップバッターを華々しく飾り、大トリとして松田聖子がステージを締めくくる。そして今回発表された審査員には、今年大活躍した面々が大集結!映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』で主演を務め、月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」出演やドラマ「永遠のぼくら sea side blue」での主演など、数々の話題作でメインキャストを務め上げた女優・有村架純。今年はなんといっても連続テレビ小説「まれ」の好演や、大ヒット公開中『orange-オレンジー』やTBSドラマ「下町ロケット」で一躍知名度を上げた女優・土屋太鳳。そして『海街diary』での熱演が記憶に新しく、2016年は大河ドラマ「真田丸」ヒロインのきり役をはじめ『アイアムアヒーロー』『グッドモーニングショー』と出演作が立て続く女優・長澤まさみ。そして、2013年放送「半沢直樹」主演で大きく注目を浴び、来年の大河ドラマ「真田丸」では主役の真田信繁(幸村)を演じる俳優・堺雅人。その兄・信幸を演じる俳優・大泉洋も審査員として並ぶ。大泉さんは、『駆込み女と駆出し男』『バケモノの子』連続テレビ小説「まれ」と今年も映画にドラマに大活躍した。そのほか、デビュー作「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞、単行本は累計245万部を突破するベストセラーとなったお笑い芸人「ピース」の又吉直樹。今シーズンNHK杯で世界最高得点で優勝しながら、グランプリファイナルでは自身の持つ世界最高得点を更新し3連覇を果たした羽生結弦選手。2015年文学賞「本屋大賞」に著書「鹿の王」が選ばれた作家兼川村学園女子大学特任教授の上橋菜穂子。ウエイトリフティング選手・三宅宏実、タレント・所ジョージらが審査員を務める。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19:15より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日俳優の藤原竜也が主演を務め、女優の有村架純と初共演する映画『僕だけがいない街』(2016年3月19日公開)で重要な役どころを担う子役の鈴木梨央と中川翼の場面写真が25日、公開された。原作は、三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、子どもに戻り18年前に地元で起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。2016年1月からは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどで知られるA-1 Picturesの制作で、フジテレビ系「ノイタミナ」枠でのアニメ化も決定している。NHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロイン・あさの幼少期を演じたことでも話題の鈴木。雛月加代役は小学生時代の悟のクラスメイトで、1988年に連続誘拐殺人事件の被害者。母子家庭で母親から虐待を受けてきた少女というハードな役だ。一方、来年1月クールのTBS系ドラマ『わたしを離さないで』で三浦春馬の少年時代を演じることでも注目を集める中川は、1988年当時の小学生だった悟を演じる。こちらも頭脳は29歳のままで再び小学生時代を生きるという難役。実写映画化が告知された際には、この子ども時代の加代と悟を誰が演じるのかと話題を呼んでいた。発表された写真は、そんな"天才子役"の2ショット。はかなげな表情で夜空を見上げる表情が印象的でありながら、よく見れば頬骨あたりにアザのある加代。それを見つめる悟の優しいまなざしも捉えた複雑な1枚だ。しかしその姿から、"リバイバル"によって18年前の世界にさかのぼってしまうも、悲惨な事件が起こらぬよう、加代をはじめ大切な人々を守ろうと奮闘する悟の信念をも、うかがうことができる。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2015年12月25日映像化権争奪戦となった、話題のミステリーコミックの実写化『僕だけがいない街』。藤原竜也と有村架純が初共演を果たす事でも話題の本作だが、コミックス最新巻7巻の発売にあわせ、物語のカギを握る子ども時代の劇中写真が解禁となった。主人公・藤沼悟(藤原さん)は、ピザ屋でアルバイトをする売れない漫画家。ある時「リバイバル」という特殊な現象が降りかかる。それは、身近で“悪い事”の気配を察すると、その数分前に遡り、事件や事故の原因を取り除くまで何度でも時間が遡るという特殊な現象。配達中、何かを察した悟に「リバイバル」が訪れる。数分前に遡り「リバイバル」の原因を探し出し、大きな交通事故を回避する事は出来たが、悟自身が事故に巻き込まれ入院する事に…。偶然事故現場に居合わせた同じピザ屋で働く愛梨(有村さん)と、上京して来た母・佐知子(石田ゆり子)の看病で回復する悟。「交通事故が起きる直前」「誘拐事件が発生する直前」。“悪い事”を察すると、悟は幾度も数分前に遡り、その原因を取り除くまで「リバイバル」は続く。母が何者かに殺された。突如、悟に訪れる「リバイバル」。それまでの「リバイバル」は数分前だったが、18年前の世界へと遡る悟。そこは、小学5年生の頃、同級生・加代が被害者となった連続誘拐殺人事件が起きる数週間前だった。18年前の世界では、小学生連続誘拐殺人事件が起ころうとしている。頼れるのは同級生の仲間と、担任の八代先生(及川光博)、母・佐知子。現在の世界では、悟に母の殺人容疑がかかり、指名手配に。そして、何者かに命を狙われる愛梨。現在と過去を行き来する悟は、愛梨、母、そして殺人事件の被害者となった同級生を救う事が出来るのか――。原作は、「ヤングエース」にて連載中の三部けいによる同名人気コミック。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど傑作漫画との呼び声も高く、スガシカオ、中川翔子、糸井重里といった著名人からも高い評価を得ている。その評価は映像業界にも伝播し、約50件もの映像化のオファーが殺到し、映像化権の争奪戦が繰り広げられるほど。単行本の発行部数も伸び続け、現在累計発行部数は239万部を超えている。さらに、全国「3,000店の書店員と選んだ2015年 コレ読んで漫画RANKING BEST50」でも一位を獲得し、さらなる盛り上がりをみせている。そして、実写映画化を発表するや話題となったのが、難役となる子ども時代の加代と悟を誰が演じるのかということ。加代の子ども時代を演じるのは、連続テレビ小説「あさが来た」で主人公・あさの幼少期を演じるほか、ドラマ、CMなど多岐にわたって出演、最近では『リトルプリンス星の王子さまと私』で主役の女の子役の吹き替えが話題となった鈴木梨央。小学生時代の悟のクラスメイト・加代は、母子家庭で、母親から虐待を受け、1988年連続誘拐殺人事件の被害者という役どころだ。そして、姿は1988年時、頭脳は29歳のままで再び小学生時代の悟を生きるという難役を、「ORANGE」や『ヒロイン失格』、CMにも多数出演し、来年1月放送の「私を離さないで」の出演も控える中川翼が好演する。今回解禁された写真は、子ども時代の加代と悟の2ショットの場面とそれぞれの1ショット劇中写真。悟が加代をみつめ、加代がはかなげに夜空を見つめる2ショット画像は、頬にアザのある加代の姿がただならぬ家庭環境を伺わせる、衝撃的な一枚だ。幼いながらにも誓いに満ちた力強い眼差しが光る悟の姿を思わず応援したくなる場面写真となっている。多くの人々から絶賛を受けているコミックの待望の映像化となる本作。姿は小学5年生で中身は藤原さん演じる29歳の悟という難役を300人のオーディションから勝ち取った中川さんの演技にも注目したい。『僕だけがいない街』は2016年3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月25日主演に大泉洋、共演に有村架純や長澤まさみを迎えて贈る映画『アイアムアヒーロー』。この度「dTV」にて映画と連動で、長澤まさみを主演としたオリジナルドラマ「アイアムアヒーローはじまりの日」が配信されることが決定した。鈴木英雄(大泉さん)35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村さん)と元看護師・藪(長澤さん)と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。映画の原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の同名コミック。累計発行部数は500万部を超え、大人気作品となっている。また、今年10月にスペインで開催された第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門で観客賞と最優秀特殊効果賞を受賞するなど、早くも国内外で注目を集めている。そんな映画に続き、その世界を新たな視点で今回オリジナルドラマとして「dTV」にて映像化。未だ解き明かされていない“隠された謎(ZQN)の正体”に迫る内容となっている。そしてドラマの主演は、映画にて看護師・藪役を演じた長澤さん。役を演じるにあたって長澤さんは「漫画のファンでしたので、プレッシャーもありましたが、もうやるしかないなという気持ちで演じました」と語り、また「映画とはまた違ったテンションがあったのでとても面白いなと思いました。一つの作品が色んな角度から見られることはとても面白いなと思います」とドラマについてもコメントしている。ドラマは、原作でも根強い人気を誇るキャラクター・藪にフォーカスを当て、世界がパニックに陥る前夜、まだ誰も知らない“ZQN”の兆しに気づくまでの明かされていない看護師時代のエピソードを、原作者の花沢健吾監修のもと描いている。共演には、霧島れいか、浅香航太、山崎紘菜らが脇を固めている。さらに、監督を務めるのは『放送禁止』や『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』など、これまでも独自の手法で数多くのホラー・サスペンス作品を手掛けてきた長江俊和。主演の長澤さんについて監督は「非常に真面目な方という印象を受けました。長澤さんからも、色々とアイデアを出して貰い、撮影に取り組んでもらいました。時にはアドリブも飛び出したりして、作品に臨場感を与えてくれました」と現場での様子を語った。また「撮影現場には常に医療指導の方に来てもらい、長澤さんに細かい台詞回しや医療品の扱い方、ナースコールの受け答え方などを指導してもらいました。また長澤さんは、撮影の合間や休憩時間も入院患者役の子役の男の子と遊んだりしているのが、印象的でした」とリアルな等身大の看護師にこだわったとコメント。監督の手により、手持ちカメラや定点カメラの映像をつないだフェイクドキュメンタリーの手法を使った斬新な映像表現で、観る者をドラマの世界に引き込む臨場感溢れるリアルな描写を実現させた本作。長澤さんが描くドラマが一体どんな展開を見せるのか、ぜひ映画と併せて観たい一本だ。「アイアムアヒーローはじまりの日」は2016年4月、dTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2015年12月25日イケメン研究所はこのほど、「合コンなどでの定番質問に対する好印象な回答」についてアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は11月26日~12月8日、10歳~39歳までの男女1,994名(男性994名、女性1,00名)を対象にインターネットリサーチで行われた。○好印象な"好きな有名人"に「石原さとみ」男性に「"好きな有名人は?"という質問をした際、好印象だなと感じる回答の有名人は?」と質問したところ、「石原さとみ」が全年代でTOP3以内にランクインとなった。そのほか、「新垣結衣」「綾瀬はるか」「有村架純」「北川景子」などが上位に。また、30代女性では「特にいないと回答する」と好印象という答えが3位にランクインした。○10代は「渋谷」、20・30代は「恵比寿」で合コンを次に、「好印象を受ける"東京の合コン開催場所"」について調べた結果、10代女性で「渋谷」が、20代・30代女性では「恵比寿」が首位に輝いた。10代女性からは、賑やかな若者の街という印象が強い「渋谷」や「新宿」が多くの支持を集める一方、20代・30代の女性は、「恵比寿」「代官山」「表参道」など、さまざまなトレンドを発信するオシャレで落ち着いた街での開催を期待していることが分かった。○女性は"手フェチ"、"髪フェチ"に好印象「好印象な"フェチ"」に関する調査では、女性は全年代で1位「手フェチ」、2位「髪の毛」という結果となり、日頃気を遣っている部分に注目してくれる男性に好印象を抱く傾向が明らかに。一方、男性は10代が「筋肉」、20代・30代は「お尻」という結果となった。
2015年12月22日顔のイメージを決める大きな要素、それは言わずもがな眉毛です。アイブロウを1mm変えるだけでも、全く違う印象に変身することができます。そんな重要ポイントの眉毛。実はここ最近、人気の女優さんやモデルさんの間で「170度眉毛」が大流行中なのです!しかも、170度を実践している人はみんな男ウケも抜群。そんな今どきフェイスを作りつつ、モテ度をUPさせる170度眉毛を徹底的に研究しちゃいました!■170度眉毛って……?分度器の170度あたりのラインに沿った眉毛のこと。眉山はあまり作らずに、一本眉としてほぼ並行線のスタイルです。ただし180度ではなく、170度なのでご注意を!少しだけ上がっているのが、柔らかい印象になりつつも美人に見せる今どき眉です。■170度眉毛の人気女優やモデルさん今をときめく人気芸能人は揃って170度眉毛!スッピンも美人そうだなと思わせる女優やモデルさんばかりなので、この眉毛はスッピンをも盛る効果があるのかも!?●本田翼さん170度眉毛と言えば、本田さん。愛くるしい見た目と主張し過ぎない可愛らしさが魅力の彼女。清純そうなイメージを与えるのは、眉毛の存在が大きいかも。出典:本田翼さん公式ブログより●比嘉愛未さん演技派美人女優として有名な比嘉さんも170度眉毛の一人。沖縄人らしいハッキリとした派手な顔立ちを清楚系にしているのは、他ならぬ眉毛のたまもの。骨格が美人に見える眉毛でもあります。出典:比嘉愛未さん公式Instagramより●有村架純さんかぐや姫としてCMに出演している有村さん。優しげな印象を与えつつも、美人オーラがプンプン!ハッキリした顔立ちなので強そうに見えがちなところを、眉毛で柔らかいイメージに仕上げています。出典:有村架純さん公式ブログより●神崎恵さん美容の神様である神崎さん。メイクの奥深さを知り尽くした美容家が実践している170度眉毛なら、その効果は折り紙つき!170度眉毛は美人なお姉さん的印象も作れちゃうのです。出典:神崎恵さん公式ブログより■170度眉毛の作り方ポイントは眉毛を生やして抜かない・剃らない・切らないこと。自分の眉毛の形を活かすのが、170度眉毛の基本です。【1】眉毛の毛流れをブラシで整え、眉尻をペンシルで描き足していきます。眉頭には色を入れないようにすると自然体な眉毛に仕上がりやすくなります。【2】ブラシで描いた部分をぼかし、パウダーをのせていきます。この時170度になっているか確認しながらメイクしましょう。真っ直ぐなものを眉下にあてながら確認すると分かりやすいです。【3】カラーをしている場合は、ヘアカラーに合わせて眉マスカラをON。最後はペンシルやパウダーを細筆で追加して整えたら、完成です。眉メイクに悩んでいるなら、女性らしさと優しさ、そして美人度が急上昇する170度眉毛にトライしてみて!今よりもっと自分の顔が好きになるかもしれませんよ。
2015年12月16日有村架純&高良健吾をはじめ高畑充希&西島隆弘&森川葵&坂口健太郎ら最旬俳優を迎え、東京を舞台に若者たちのリアルな恋を描く2016年1月スタートの月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。この度、本作の主題歌にスタジオジブリ作品の主題歌も務めた手嶌葵が決定。さらに追加キャストとしてベテラン&ネクストブレイク俳優の出演が明らかとなった。初回の舞台は2010年秋。北海道で暮らす音(有村架純)と、福島から上京して東京で暮らす練(高良健吾)という、普通に生活していたら決して交わることのなかった2人が、北海道で運命的に出会うところからドラマはスタートする。自分の夢や希望を封じ込めて生きてきた音と、そんな彼女がずっと大切にしてきた一通の手紙を偶然にも手にしてしまった練。そんな2人が北海道の田舎町で出会い、それぞれの抱えてきた思いに触れ合うことで、新しい一歩を踏み出し、やがて2人の間に恋が生まれる…。本作の主題歌に決定したのは手嶌さんの歌う「明日への手紙」。本作のプロデューサー・村瀬健が、東京という街の片隅で、自分の抱える困難に縛られながらも必死でもがき、前向きに生きようとしている若者たちの恋を描く本作には、「曲の前に、手嶌さんのあの声こそがこのドラマの世界に必要だ」と思い、今回のオファーが実現したという。本楽曲はアルバム「Ren’dez-vous」に収録された1曲だったが、主題歌起用に際しドラマオリジナルバージョンの制作が決定。本作の世界観を見事に表現する歌詞とせつなくなるような珠玉のメロディーを持つ名曲に、シンプルかつ感動的なアレンジを施し、“特別な歌声”をもった手嶌さんが改めて歌い直し装いも新たな名曲としてドラマを彩る。手嶌さんは「昨年リリースしたアルバムに収録されていた私自身にとっても大事な曲でしたので、今回ドラマの主題歌に選んでいただけたことで、また多くの方々に聴いていただける機会が増えることをうれしく思っています。ドラマを見て下さる方々に優しく寄り添えればいいなと思っています」と喜びを語った。また、主演の2人も「こんなにストレートに作品と合致する歌があるなんて…とすごくすごく驚きました。そしてなにより、作品の中で生きる人たちの気持ちが歌詞で表されていて本当に心が締め付けられるような思いでした。手嶌さんの歌声はきっとこのドラマをより切なく、より愛おしくしてくださると思います」(有村さん)、「聴いた瞬間本当に鳥肌がたちました。ドラマの最後に手嶌葵さんのすてきな声が流れてくるイメージが浮かんで、ぴったりだと思いました」(高良さん)とそれぞれに本楽曲への感想を寄せた。そして、新たな出演者には、既に発表されているフレッシュな若手出演者陣と好対照となる、個性豊かな豪華俳優陣が名を連ねる。高良さん演じる練や友人たちを優しく包み込み、たまり場となる家の主である静恵役には、八千草薫。さらに、有村さん演じる音の養父に柄本明、養母に大谷直子、練を男手一つで育ててきた祖父・曽田健二役に田中泯。そのほか松田美由紀、小日向文世、高橋一生、福士誠治、安田顕らが配役。加えて、メインキャストたちよりもさらにフレッシュなネクストブレイク必至な顔ぶれも出演。舞台、ミュージカルの世界で高い評価を得てきた浦井健治は「坂元裕二さんの脚本、そしてフジテレビの“月9”に出演させていただけること、うれしく思いますし、背筋が伸びる思いでいっぱいです」と意気込みをコメント。そして『俺物語!!』の永野芽郁、園子温監督作品などで注目を集める桜井ユキ、若き名優・森岡龍、モデルとしても活躍中の林田岬優、独特の個性を放ち話題を呼びそうな我善導らが登場する。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は2016年1月18日(月)21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日俳優・大泉洋を主演に迎え、『図書館戦争』『GANTZ』シリーズを手掛ける佐藤信介監督の最新作『アイアムアヒーロー』。この度、待望の本作の予告編が解禁された。原作は、2009年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載が開始されるやいなや、想像を凌駕する先の読めない展開で読者を圧倒し、17巻で累計500万部を超える大ベストセラーとなっている、花沢健吾の同名人気漫画。2010年~12年にはマンガ大賞に3年連続ノミネート、2012年には小学館漫画賞を受賞するなど、業界からもその面白さが評価されている。平凡で頼りない主人公・鈴木英雄が、逃亡の道中で出会った女子高生・比呂美と、元看護師・藪とともに、原因不明の感染によって理性を失った“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれる生命体に襲われながらも、不器用に戦い、生き延びていくパニックホラー。本作で主人公・英雄を演じるのは『探偵BARにいる』シリーズなどテレビ、映画はもちろん声優やナレーションなど多方面で活躍する大泉さん。今回、35歳になっても漫画家を夢見る冴えない漫画家アシスタントを好演する。そして逃亡中に出会う女子高生・比呂美役には『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』や「au」のCMのかぐや姫姿でも話題を呼ぶ有村架純、元看護師・藪役に『海街diary』や2016年には『グッドモーニングショー』の出演も控える長澤まさみが好演する。今回解禁された予告編は、「俺の名前は鈴木英雄」という大泉さんのナレーションと共に、英雄の生活が映し出される映像から始まる。ベッドから不自然に落ちるシーンは少しゾッとしてしまう。そして突如現れた街をパニックに陥れる原因不明の感染。タクシーで引きずり、襲いかかってくる感染者に、繰り広げられる銃撃戦。ラストの「俺が、君を守る」の宣言通り守りきることはできるのか?本作は、原作コミックの世界観をリアルに再現するため、韓国の閉鎖されたアウトレットモールで大規模なロケを敢行。絶望的な極限世界を死にもの狂いでサバイブする登場人物たちの姿を時にユーモラスに、時に衝撃的かつ新感覚な映像で描いている。その手加減無しの描写に早くも世界が反応し、先日スペインで行われた「第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭」では、クオリティと突き抜けた面白さが認められ、最優秀特殊効果賞と観客賞をW受賞している。『アイアムヒーロー』は2016年4月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月12日みなさんはご自身の名前の由来をご存知ですか?幸せになってほしいと願って名前をつける親心は、いつの時代も変わらないもの。ただ、実際に幸福になれる名前や、名の持つ意味から導かれる運命というのもあるのだそう。そこで天文占術研究家の小野十傳先生に、近年トレンドになっている名前の意味や性格の傾向などを教えていただきました。◆2015年の名づけランキング今年の10月末までに生まれた赤ちゃんを対象に、リクルーティングスタジオがアンケートを実施したところ、それぞれ1位の名前はこちらでした。男の子:陽(よう)女の子:愛(あい)男の子はほかに、「陽翔(はると)」「悠斗(ゆうと)」「大翔(ひろと)」、女の子は「心桜(こころ)」「恵(めぐみ)」「凛(りん)」といった名前が上位にランクイン。女の子は古風でおしとやか、柔らかいニュアンスを与える名前が多いようですね。一方、男の子もちょっと古風な中に明るく元気な印象を与えるものが多い印象。音感としても、マイルドで耳障りの良い名前が最近のトレンドなのかもしれません。◆福士蒼汰は生まれつきラッキー小野先生によると、「陽(よう)」などオ段で始まる男の子の名前は、幸運へと導かれやすいとか。福士蒼汰さんの「蒼汰(そうた)」、体操選手・内村航平さんの「航平(こうへい)」もそうですね。これらの名前は真面目さと古風な面を持っていて、いざという時に頼りになります。しかし自分の意思を曲げないので、それがたまに頑固さとして表れてしまうこともあるとか。内村航平さんの強じんな肉体と精神は、まさに名は体を表していると言えそうです。◆ア段の名の男子は敵を作りやすい?同じ「陽」という字を使っても「陽翔(はると)」などア段から始まる名前もありますね。こちらの名前は明るく伸び伸びとした傾向。ただし正義感を前面に押し出し、相手の意見に耳を傾けないこともあります。ストレートな言い方で、知らぬ間に敵を作っていることもあるかも?「春樹(はるき)」「岳(がく)」…芸能人で言うと国分太一さん、三浦春馬さんなどが当てはまりますね。◆手越祐也は意外とミステリアス?「悠斗(ゆうと)」のようにウ段から始まる名前は、現代的な感覚を身に付けているタイプ。他には「有起哉(ゆきや)」「史明(ふみあき)」などがあります。少しミステリアスな面があり、なかなか本性を見せてくれません。親しくなるとユーモアを発揮し、独自の感性が周りを刺激します。知れば知るほど味わい深い人になりそうです。例えば、NEWS手越祐也さんの名前はウ段で始まっていますね。全てさらけ出しているように見えて、実は本音の部分は隠しているのかも?◆まさみ、架純…ア段の名前はギャップモテ上手!?女の子の1位「愛(あい)」のようにア段から始まる女の子の名前は、みんなを束ねるリーダー的な人になるようです。気が強く、やや独善的になりやすいのですが、責任感が強いので信用されるはず。ただ、恋愛面では、初対面の男性と2人きりになると人よりも緊張する傾向あり。普段のハキハキした印象と2人きりになったときのギャップが、萌えポイントになるかもしれません。長澤まさみさん、有村架純さんなどア段から始まる女優はモテるイメージが。小悪魔な駆け引きもできちゃう名前なのかも!?◆オ段の名の女子は暴言に注意「心桜(こころ)」などオ段から始まる名前の持ち主は、根が正直で嘘が付けません。ダイレクトに自分の意見を言うために敵が多いのですが、素直さでは断トツ。人気の名前でいうと「小春(こはる)」「心愛(ここあ)」などがこちらに当たります。芸能人だと小雪さん、乙葉さんあたりが浮かびますね。この名前は周りから助けられて運が開けるので、「口は禍の元」には気をつけたいところです。◆戸田恵梨香がモテるのは仕方ない?「恵(めぐみ)」をはじめ、エ段から始まる名前は芯が強く、けれどソフトな人当たり。特に男性からの人気は高いので、人生は色恋に翻弄されるといっても過言ではないようです。松田聖子さん、奥菜恵さん、戸田恵梨香さん…確かに恋多き女が多い名前かも。嫉妬も多いため、女友達は少ない可能性あり。ツンとすましていないで、面白キャラで魅せるなどするといいかもしれませんね。いかがでしたか?この機会にみなさんも、自分の名前を改めて見直してみては。実は名前に反した生き方をしている影響で、運が半減している!なんて場合もあるかもしれません。ぜひ名前の背負っているものを理解し、日々の言動に取り入れて。そうすれば、あなたがよりあなたらしく生きる糸口が見つかる可能性大。きっと、幸せのほうから自然に近寄ってきてくれますよ!監修者紹介小野十傳(おのとでん)天文占術研究家。占い教室十傳スクール主宰。四柱推命・古典鬼谷易・奇門遁甲・手相人相・姓名判断・インド天文占術など、東洋占術を中心に、さまざまな占いを研究し、テレビや雑誌、Webなどで活躍。モバイルサイト風角◆姓名判断姓名判断~無料でわかる名前占い・あなたの裏性格【無料占い】
2015年12月12日俳優・大泉洋が主演を務める、花沢健吾氏の人気漫画実写化映画『アイアムアヒーロー』(2016年4月23日公開)の予告編が10日、Yahoo!映画で公開された。原作は、2009年に漫画誌『ビックコミックスピリッツ』(小学館)で連載開始後、17巻で500万部を突破した漫画。佐藤信介監督が、脚本・野木亜紀子氏とタッグを組み、VFXと特殊メイクを駆使する神谷誠氏が特撮を担当する。大泉が演じるのは、さえない非モテ主人公・英雄。パニック状態に陥った街で英雄と共に逃げるヒロインの女子高生・比呂美を有村架純、看護師としての知識をもとに大胆な行動に出る藪を長澤まさみが演じる。スペインで行われた第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭では、そのクオリティが認められ、最優秀特殊効果賞と観客賞をW受賞した。35歳になってもダラダラと過ごしていた英雄はある日、同棲中のてっこに愛想を尽かされ追い出されてしまう。謝罪のためてっこのもとを訪れたが、謎のウィルスに感染してZQN(感染者・ゾンビ)と化したてっこに襲い掛かれ、趣味で所持していた散弾銃を手に逃亡。道中で出会った比呂美と助け合いながら、ZQNとなった人々が溢れる街で逃げ続けるが、比呂美は歯のない赤ん坊ZQNに噛まれて、人間に危害を加えない「半ZQN・半人間」状態に。避難民が集まるショッピングモール屋上にたどりつき、そこで男勝りな看護師・藪と出会う。公開された予告編は、英雄のうだつの上がらない日常から始まる。漫画家デビューを夢見ながらアシスタントにとどまっており、てっこにも泣かれてしまう。「そんな最低の毎日が、ある日突然、終わりを告げる」。英雄のナレーションと共に場面は一変。ZQNの出現で崩壊していく街の描写が立て続けに流れ、英雄はもちろん、街の誰もがパニックに陥る。「生き残りたければやつらを倒せ」というナレーションのあとは、怒涛のアクションシーンの連続。絶叫しながら散弾銃を発砲する英雄は、ZQNと化した元人間たちと血まみれになりながら戦っていく。最後には「このヤバい世界で、この男は本物の英雄(ヒーロー)になれるのか!?」「1人では危険です」といった言葉も扇情的に投げかけている。(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
2015年12月10日アップルは9日、App Store(アプリ)、iTunes Store(映画、音楽、Podcast)、iBooks(ブック、マンガ)の「Best of 2015 今年のベスト」を公開した。今年のトップセラーや人気作品、コンテンツなどが掲載されている。○App StoreApp Storeのベストアプリに選ばれたのは「Enlight」(iPhone部門)、「Fantastical 2 for iPad」(iPad部門)。ベストゲームは「Lara Croft GO」(iPhone部門)、「Vainglory」(iPad部門)だった。「Enlight」は、写真の編集や加工に必要なあらゆる機能を搭載する画像編集アプリ。1枚の画像を編集するためにいくつものアプリを起動させていた人は、このアプリを使ってみると便利さに驚くのでは。「Fantastical 2 for iPad」は、音声入力に対応したスケジュールアプリ。iPhoneに親和性の高いデザインや直感的なUIも魅力。「Lara Croft GO」は、ターン制パズルアドベンチャーゲームアプリ。太古の遺跡を舞台とする神秘的な世界観に思わず惹きこまれてしまう。「Vainglory」は、オンラインバトルゲームアプリ。タッチに最適化された操作性や高い戦略性から世界大会も開催されるほどの人気アプリとなった。iPhone/iPadだけでなく、今年からはApple Watch部門、Apple TV部門も新設された。Apple Watch部門では、「Clipstro キセキ(軌跡)のビデオカメラ」、Apple TV部門では「クロッシーロード」が選ばれた。「Clipstro キセキ(軌跡)のビデオカメラ」は、体操やフィギュアスケートのテレビ解説でおなじみの残像動画を生成するアプリ。Apple Watchでは、録画、設定、変換、保存といったほぼすべての操作が行える。「クロッシーロード」は、カワイイ世界観とは裏腹にその高い中毒性が魅力のゲームアプリ。Apple TVでは複数プレイヤーによるマルチプレイも楽しめる。○iTunes Store(映画)iTunes Storeの映画部門では、ベスト大ヒット映画として「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、ベスト監督作品として「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、ベスト日本映画として「ビリギャル」、ベストファミリー映画として「インサイド・ヘッド」が選出された。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、圧巻のビジュアルと世界観、アドレナリンほとばしる爆裂スタント、魅力的なキャラクターたちが観る者に衝撃を与えた、革命的アクション作品。ド派手なアクションでストレスを解消したい人はぜひ一度観てほしい。「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は、今年映画賞を総なめにしたショービス界を舞台に現実と幻想が交差する異色ドラマ。縦横無尽なカメラと極めて映画的な手法を駆使したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の独創性が光る。「ビリギャル」は、実話を元にした王道サクセス・ストーリー。今年最も日本を泣かせた1本とも言える作品で、がむしゃらに夢へと突き進む有村架純のまっすぐ姿が爽やかな感動を呼んだ。「インサイド・ヘッド」は、多感な少女の頭の中で、彼女を救うため5つの"感情"たちが繰り広げる冒険を描く、カラフルかつファンタジックムービー。誰もが共感せずにはいられない、ピクサー史上最も意欲的な作品だ。○iTunes Store(音楽)iTunes Storeの音楽部門では、ベストアーティストとして「POSITIVE」(tofubeats)、ベストアルバムとして「PLANET SEVEN」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、ベストソングとして「Drag Me Down」(One Direction)、ベストニューアーティストとして「THE BAY」(Suchmos)が選出された。「POSITIVE」(tofubeats)は、約1年ぶりとなるtofubeatsの最新アルバム。tofubeatsは、この1年間、リミックスや他アーティストの作品に参加するなど、スピード感とクオリティを伴った多作ぶりが際立ち、ベストアーティストに選ばれた。本作では、多彩なゲストとのコラボレーションが揃っており、プロデューサー的側面も打ち出している。J-Popとクラブミュージックの次世代バランス感覚を追求しているtofubeatsらしい作品に仕上がった。「PLANET SEVEN」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)は、J-Popシーンを語る上で欠かす事の出来ないグループ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE のオリジナルアルバム。オープニングを飾る「Eeny, meeny, miny, moe!」を始め数々のヒット曲を交えた本作は多くの人々に支持された。またボーカルの今市隆二と登坂広臣の歌唱力、表現力と共に、緻密に作られたバックトラックにも注目したい。○iBookiBookでは、ベスト小説として「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎)、ベストマンガとして「雪花の虎」(東村アキコ)、ベストミステリーとして「流」(東山彰良)、ベストビジネスとして「新・100年予測 ヨーロッパ炎上」(ジョージ・フリードマン、夏目大)が選出された。「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎)は、平和を守るために公権力が暴走する社会を舞台に、正義とは何かを問う一作。伊坂幸太郎ならではの、張り巡らされた数々の伏線がやがてひとつに繋がるストーリー展開の見事さに圧倒される。「雪花の虎」(東村アキコ)は、「海月姫」「東京タラレバ娘」など現代女性のリアルな姿を描いた作品で人気の東村アキコ氏による作品。本作では、上杉謙信が実は女性だったという俗説をもとに、初めて挑む大河ドラマテイストな歴史マンガだ。ギャグ、エッセイなど多彩なジャンルで活躍する東村アキコ氏が短気で利かん坊な主人公の成長をどのように描いていくのか楽しみにさせる。***Bestに輝いたタイトルを振り返ると、アプリ部門はカメラ機能にフォーカスしたものや、新しいタイプのSNSアプリ、インタラクティブな教育コンテンツが選ばれ、iPadでの音楽制作を支援するツールもピックアップされた。iPhoneで言うと、3D Touchという機能が、iPadではiPad Pro用にApple Pencilという新しいデバイスが登場した年でもあるが、今後は、そういった新機能/新デバイスの特徴を活かしたアプリがフィーチュアされるに違いない。ゲーム部門は国内の大手デベロッパーによるハイクオリティなタイトルが貫禄という感じで選出されている一方で、「Brain Dots」や「Downwell」のようなインディペンデントなデベロッパーによるタイトルの健闘が目立つ。一発ネタで大当たりするという時代は確かに終わったかもしれないが、アイディア次第で大化けする可能性は開発に参加する全員に与えられていると言えよう。映画はトップ20の半分以上がアクション映画となったが、ファミリー向け作品もランクイン。また、『インターステラー』や『ゴーン・ガール』など、興行収入ではランク外になっている作品がトップ10入りしているのも「ならでは」の結果である。iBooksでは、映画化されたコミックが人気であり、戦後70年という背景があってか、戦争と平和をテーマにした小説が注目を集めた。Apple TV向け、Apple Watch向けのアプリはまだ数が少ないという印象があるが、異なる視点からだと、この分野にはビジネスチャンスがいくらでもあるとも見える。リリースも爆発的に増えていくことだろう。そして最後にMusic。今年はApple Musicのサービスが始まった年でもあるが、そのApple Musicがベストアーティストに選出したのは、tofubeats。その他にベストアルバム、ベストソングなどが発表された。秋には第一回目となるApple Music Festivalも開催され、盛況のうちに幕を閉じた。日本においては、続々と新しい定額音楽配信サービスが始まった年でもあるが、iTunesにとっては10周年というアニバーサリーイヤーだったことも忘れてはならない。来年どのようなアプリやコンテンツが登場するのかはわからないが、今年を上回る素敵で魅力的な作品に期待したい。
2015年12月10日映像化権争奪戦となった話題のコミック「僕だけがいない街」。藤原竜也や有村架純ら豪華キャストで映画化されることでも話題の本作だが、この度アニメ版に土屋太鳳と満島真之介が2人1役で声優に初挑戦することが決定した。主人公・藤沼悟は漫画家としてデビューするもいまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊現象“再上映(リバイバル)”に巻き込まれる。何か悪い事が起こる直前まで時が巻き起こる現象、再上映。それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。まるで誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように…。しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる――。原作は、2012年より「ヤングエース」(KADOKAWA)にて絶賛連載中の三部けいの同名コミック。「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」に昨年、今年と2年連続ランクインし、コミックス累計発行部数は167万部を突破、書店員や各界著名人から絶賛のコメントが多数寄せられ、一度読み出したら止められない、息もつかせぬ展開でファンの心を惹きつけた。今回放送に先駆け、主人公・悟役に2人1役で土屋さんと満島さんが初のアニメ声優することが決定。10歳の悟役を演じるのは、『図書館戦争』、「下町ロケット」(TBS)や『orange』の公開も控える土屋さん。そんな彼女は「原作を読み終わったとき、私は立ち直れませんでした。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います」と原作について語り、「嬉しいと同時にとても緊張しています。いまは二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と本作の意気込みも語っている。また29歳の悟を演じるのは、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演する満島さん。今回が土屋さんと同じく初のアニメ声優挑戦となる満島さんは「オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています」と喜びを表し、「原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。『あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう』という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」と作品についてもコメントしている。そんな2人について「銀の匙 Silver Spoon」第1期など若くしてヒット作を連発する監督・伊藤智彦は「藤沼悟という役は、ヒーローではなく、抜けたところのある役なんですね。そういう演技が出来る方を探して、お二人の名前に辿り着いたんです。土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。他の子供たちとのバランス的にもよかったと思います。満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と二人の起用について語っている。またそのほかキャストには、雛月加代役に悠木碧、赤崎千夏、大地葉、鬼頭明里、七瀬彩夏、高山みなみなど声優陣が脇を固めている。計算し尽くした緻密な演出、リアリティをもたらす美術、物語を彩る音楽、そのなかで動き出す息を吹き込まれたキャラクターたち。そんなアニメーションで新たな「僕街」を目撃してみて。「僕だけがいない街」は2016年1月7日(木)よりフジテレビ・ノイタミナにて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年12月03日サイバーエージェントは11月30日、「今年1番なりたい顔」に関するアンケート結果を発表した。調査は11月20日~27日、スマートフォン向けライブ型アバターコミュニティサービス「ピグパーティ」の15歳~20歳のユーザー1,662人を対象に実施された。「今年一番なりたいなと思った顔は誰ですか?」という質問に対して、女性は石原さとみさんが1位となった。理由の多くは「男性からも女性からも好かれる顔だから」「セクシーなのに健康的」「髪型もメイクもすべてが完璧」などの声が寄せられた。2位は有村架純さんで「ちょっと丸顔なのにものすごくかわいい」「ふわふわした印象だけど憧れる」、3位は広瀬すずさんで、「おばあちゃんになってもかわいい顔」「大人になっても変わらずかわいいと思う」など女性からの人気が集中した。4位ローラさん、5位本田翼さんがランクインした。○男性1位は福士蒼汰男性1位には福士蒼太さんが選ばれ、「さわやかすぎるが嫌なかんじはしない」「男から見てもかっこいい」「こういう優しそうな顔になりたい」などの声が集まった。2位は山崎賢人さんで、「ビックリするほどキレイな顔立ちだから」「役柄もいつもイケメンだからかっこいいの代名詞になってきた」、3位は向井理さんで「小顔だから」「33歳には見えないほど若くてかっこいい」との声があった。4位は綾野剛さん、5位は窪田正孝さんがランクインした。
2015年11月30日東京の街を舞台に有村架純&高良健吾を迎えて贈る2016年1月スタートの“月9”「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。この度、本作の追加キャストが発表され、NHK朝ドラ次回作のヒロインに決定している高畑充希、「AAA」の西島隆弘、そして映画・ドラマと出演が絶えない森川葵、坂口健太郎が参加することが分かった。初回の舞台は2010年秋。北海道で暮らす音(有村架純)と、福島から上京して東京で暮らす練(高良健吾)という、普通に生活していたら決して交わることのなかった2人が、北海道で運命的に出会うところからドラマはスタートする。自分の夢や希望を封じ込めて生きてきた音と、そんな彼女がずっと大切にしてきた一通の手紙を偶然にも手にしてしまった練。そんな2人が北海道の田舎町で出会い、それぞれの抱えてきた思いに触れ合うことで、新しい一歩を踏み出し、やがて2人の間に恋が生まれる…。本作は、「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」と数々の名作を世に送り出してきた脚本家・坂元裕二が繊細なタッチで描き出す青春群像ラブストーリー。それぞれにつらい過去を背負っているにも関わらず明るく前向きに生きようとする主人公の音と練の2人を中心に、彼らを取り巻く4人の男女の思いが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく。今回、決定したキャスト陣は、過去の自分を脱ぎ捨て、東京の街で華やかに生きる都会の女・日向木穂子に高畑充希。偉大すぎる父への愛憎を抱きながら父に戦いを挑み、負けを繰り返しながらも自分自身を見失わないためにもがき続ける男・井吹朝陽に、西島隆弘。ダサい田舎女から脱却し、都会の色に染まろうとして必死で背伸びし、都会の闇の部分に陥っていく市村小夏に、森川葵。類いまれなルックスを武器に東京の隙間を縫うようにして生きる自由奔放な中條晴太に坂口健太郎という最も注目を集める若手俳優たち。そんな彼らと共に2010年の秋に始まり、2016年の春に終わる物語を、10時間以上の長さをかけて「人を好きになる瞬間」、「その思いがかなわなかったときの痛み」、そして「そうして生まれた恋心の変化」といった、恋愛だからこそ生まれる心の変遷を丁寧に描く。<以下、キャストコメント>■高畑充希(日向木穂子役)制作陣やキャストの名前をひとりひとり聞くたびに、私の中の好奇心が爆発して、居ても立っても居られなくなりました。参加できて幸せです。(脚本家の)坂元さんの言葉のパワーがさく裂していて、何度でも読み返したい台本でした。私の演じる木穂ちゃんは、心の中がこんがらがっていて、もろくて、かわいそうな人です。キャラクターの魅力に置いていかれないように頑張ります!■西島隆弘(井吹朝陽役)月9に出演させていただく事は初めてで約2年、“芝居”から離れていた事で恐れ多い気持ちですが、とても楽しみです。ワクワクしてます。■森川葵(市村小夏役)(音と練の間に入る)そこが一番自分の力のいれどころだと思っています。ハラハラするドラマだと思うのでじっくり見ていただきたいです。■坂口健太郎(中條晴太役)初めての月曜9時、初めての坂元さんの脚本ということでうれしく、とても楽しみな気持ちになりました。ラブストーリーの面白さ、はかなさを、色んな世代の方に向けて発信したいです。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は2016年1月より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日佐藤健主演「天皇の料理番」で東京ドラマアウォード2015「グランプリ」ほか最多4冠を獲得した鬼才・平川雄一朗監督の最新作にして、藤原竜也&有村架純の初共演で贈る大人気コミックの映画化『僕だけがいない街』。その公開日が、2016年3月19日(土)に決定。さらに、藤原さんと有村さんが真剣な表情を見せる緊迫のメインカットと場面写真が解禁となった。本作は、自分の身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という現象に巻き込まれた男・悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。「マンガ大賞」「このマンガがすごい!」双方に2年連続ランクイン、映像化のオファーが50件以上殺到したという三部けいによる原作を実写映画化した。忘れたはずの幼少期の辛い記憶と、当時は気づくことのできなかった母親の自分への深い愛情、そして自ら距離を取っていたクラスメートの優しさに触れることによって生まれる新たな友情とが、新しい記憶となって塗り替えられていく悟の「過去」。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ち溢れたドラマティックな感動作となっている。先日も、物語のカギを握る少女・雛月加代役に『リトルプリンス 星の王子さまと私』で主人公の女の子の日本語吹き替えを好演する鈴木梨央と、身体は11歳の小学生だが、中身は大人のままという藤原さん演じる悟の少年時代役に新星子役の中川翼が務めることも発表され、話題を呼んだばかり。今回解禁された写真は、藤原さん演じる悟が、有村さん演じるヒロイン・愛梨を守るため、手を取って走る場面で、物語を象徴する写真だという。だが、2人は果たしてどこへ向かっているのか、それとも何かから逃げているのか、などについては明らかにされていない。藤原さんはクランクアップ時のインタビューで、愛梨を守ろうと普通の青年・悟がヒーローのごとく、成長を遂げる姿について「兄貴の背中をみて育ってきたから、兄貴は頑張っているヒーローなんですよね。僕が小さいころから追っかけてきた存在なんです」と役作りにかかわる意外な一面を明かすと、有村さんについても「愛梨は、すごく大切な存在。愛梨も難しい役だけれども、架純ちゃんらしく、成立させて、そして勤め上げていた」と絶賛を贈る。そんな2人の役柄が垣間見える場面写真2点も併せて解禁されており、「天皇の料理番」「JIN-仁-」「ROOKIES」でその名を日本全国に轟かせた平川監督の最新作だけに、期待は高まるばかりだ。『僕だけがいない街』は2016年3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月24日俳優の藤原竜也が主演を務め、女優の有村架純と初共演する映画『僕だけがいない街』の公開日が2016年3月19日に決定し、3枚の場面写真が24日、公開された。原作は、2012年より漫画誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で連載されている三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、子どもに戻り18年前に地元で起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。2016年1月からは、『すべてがFになる』(放送中)などを手掛けるA-1 Picturesの制作で、フジテレビ系「ノイタミナ」枠でのアニメ化も決定している。公開されたメインカットの場面写真は、悟が片桐愛梨(有村)を守るため、手をとって走っているシーン。愛梨は過去の事件から心を閉ざしている悟に希望をもたらすヒロインだが、これは2人の関係性や物語そのものをも象徴する場面でもあるという。ほかのシーンカットは、悟が漫画編集社のような場所で書類を突き返されている様子とピザ配達のバイクに乗った愛梨を捉えた2枚。それぞれの役柄の一端を垣間見ることができる。愛梨を守ろうとヒーローのごとく成長を遂げる悟について、藤原は「兄貴の背中を見て育ってきたから、兄貴は頑張っているヒーローなんです。僕が小さい頃から追っかけてきた存在なんです」とクランクアップ時に告白。役作りのため兄を参考にしたことをうかがわせた。続けて、「(有村が演じる)愛梨は、すごく大切な存在。愛梨も難しい役だけれども、架純ちゃんらしく、成立させて、そして務め上げていた」と有村の演技力をたたえていた。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2015年11月24日「地球最後の秘境・深海はどんな世界? - しんかい6500パイロットに聞いてみた」はコチラ明日最終回を迎える、連続ドラマW「海に降る」(WOWOW)。JAMSTECの全面協力を得て、有人潜水調査船「しんかい6500(以下、6K)」の女性パイロットがトラウマやピンチを乗り越えて深海に挑む過程を圧倒的リアリティで描く。山本剛義監督が頭を悩ませたのは実際の6Kが安全性を誇り、ピンチに遭遇しないことだった。そんな安全の塊ともいえる6Kをドラマの舞台とするための苦労とは、そして制作チームがドラマで伝えたいこととは?○仮に、仮に、仮に、の果てに――ドラマ後半では6Kが大ピンチに陥るそうですが、想定しえない内容で困ったと、記者会見でJAMSTEC元パイロットの吉梅剛さんが言われてましたね山本:ドラマでは、6Kでどうしても主人公の有村架純さんや、お父さん役の時任三郎さんがピンチに陥って、そこからどうやって脱出するかを描きます。でも実際の6Kでは、ピンチにならないように何重にもセーフティが張られています。だから、本当はピンチにはならないんです。――本当はピンチにならないものを、どうしたんですか?山本:「『たとえば』ピンチになったら」とか「『仮に』こうなったとしたら」と、そもそもありえない設定について、吉梅さんや6K運航チームの櫻井利明 司令に問いかけました。ありえないこと、そもそも起こらないことではあるのですが、「『仮に、仮に、仮に…』そうなったとしたら、こういう対処のしようがあるんじゃないですか?」と聞いて。なかなか難しい質問だったにも関わらず、お2人は「こういうことが起こり得るかもしれないです」と、台本でのやりとりを作って下さったんです。――クライマックスシーンでは、本当の6K史上ではありえなかったピンチが訪れるわけですか?山本:そうですね。6K運航チームの長である櫻井司令ですら、押したことがないエマージェンシーボタンがドラマでは押されることになります。「このボタンを押すとどうなりますか?」と聞くと「押したことがないけど理論上はこことこのつなぎ目が離れて、こうなります」と教えてもらいました。○原作とドラマで変えた点 - 資源探査か、それとも有人調査か――そのシーンはぜひ注目したいです。ドラマの原作となった小説「海に降る」もとても面白いのですが、ドラマは原作とかなり違うところもありますね山本:今回、JAMSTECが100%、本当に全面的に協力して頂いたので、せっかくJAMSTECがそこまで協力して下さるなら、JAMSTECの中にドラマを作ろうと考えました。原作では有村架純さん演じる主人公・深雪のプライベートなところが丁寧に描かれていますが、プライベートな部分をあえてそぎ落としています。――資源探査と有人探査という、まさしく今話題になっている現実的なテーマを取り上げていますね山本:ドラマの浅野敦也プロデューサーが取材をする過程で、海洋資源探査が世間で騒がれているけれど、JAMSTECは資源を掘る機関ではなくて100年、200年後に結果が出るかもしれない研究もしている場所なんだ、そこにプライドがあるんだ、と伝わってきたそうです。もちろん資源探査につながる研究をすることもJAMSTECの重要な仕事の一部ではありますが、それだけではないところ、海洋資源と有人深海探査が共存したところにJAMSTECの存在意義があるんだというところをうまく描ければと思いました。――取材をするうちにJAMSTECや深海の魅力に引き込まれていったわけですね?山本:JAMSTECの方たちからは「JAMSTECが世の中に認知されて、海洋研究にみなさんが興味を持ってくれるなら何でもしますよ」と言っていただきました。本当に海の人って気持ちがいいんですよ。平朝彦 理事長とも話をさせてもらったのですけど、「理事長をやっているが、研究者魂も忘れてはいない」と。こういう研究者がトップにいるのは素敵だなと思いました。だから、ドラマで「深海の宇宙を見ました」イコール終わり、ではなくてJAMSTECという海を研究する機関がこの先もリアルにあることを、純粋に世の中に知ってほしいんです。櫻井司令と最後にお話しさせてもらった時に10年、20年後に「昔、『海に降る』というドラマを見たことがきっかけでJAMSTECを受けに来ました」と就職の面接で話す子が絶対に来ると。そうなればいいなと思っています。――ありえるかもしれませんね!山本:実はドラマでちょっと照れくさいセリフもいっぱいあるんです。「深海の宇宙がある」もそうですよね。だけど実際に研究者や運航チームの方の話を聞いていると、照れくさいとかそういうことじゃなくて、本当に純粋に深海の研究をしていたり、研究者たちを安全に深海に送り届けるのが自分たちの仕事だということに、何のよどみもないんです。――そんな彼らをもっと知ってほしいと。あえて深海と宇宙を結びつけたのはなぜですか?山本:浅野がJAMSTECの研究者である高井研さんを取材した時、一番感動した点なんです。地球の深海底の過酷な環境には生物がいますが、土星の衛星(エンセラダス)の氷の下には海があるんじゃないかと言われています。地球の深海で生物が生き延びられるなら、土星の衛星に生命がいてもおかしくない。深海生物の研究と宇宙で生命が存在しえるかという研究がリンクしている。それを聞いた浅野が「じゃあ、深海と宇宙はつながっているんですね!」と目をらんらんと輝かせた(笑)。ドラマでは高井研さんにもJAXAの川口淳一郎教授にも出演して頂いていますよ。○見てくれた人の心に、爪痕を残したい――今(取材時は9月の初頭)は編集段階ですよね? どんな気持ちで編集作業をなさっていますか?山本:せっかくWOWOWで連続ドラマをやらせてもらえる、JAMSTECも全面協力してくれる、有村架純ちゃんが主演してくれる。だからこそ、何か爪痕を残したいです。単純にお父さんが亡くなって犯人は誰だ、というストーリーではないし、朝ドラのような主人公の成長劇でもない。深海をベースにした海洋ロマン。地上波のドラマではなかなかできないと思うんです。WOWOWだからやらせてもらえる。だからこそ、作品を作っている人間として、爪痕を残したいと思っています。つまり、見る人の心に何かひっかかるものを作りたい。――WOWOWだからやらせてもらえるというのは、具体的にどういうことですか?山本:WOWOWに加入している視聴者の方々は、30代から50代の男性が圧倒的に多いんです。つまり、見て下さる方と自分が同じ年代で、自分が面白いと思っているものを、どんと突きつけられる。地上波の民放局で今ドラマを見ている視聴者の方は女性が中心です。僕たち40代の男性が、女性に向けてドラマを作らないといけない。僕は「夜行観覧車」(TBS)などのドラマを作ってきましたし、これからも作りますが、いいものを作ろうという気持ちと、テレビを見ている視聴者が必要としているものや視聴率に向かって作らないといけないという現実が、必ずしもリンクしなかったりなど、苦労があるんです。――なるほど。WOWOWでは硬派なドラマをどんとぶつけていけるわけですね山本:そうですね。政治的なことも織り交ぜながら。たとえば、ただ研究したいから国に予算が欲しいといっても純粋なだけじゃうまくいかない。ドラマでJAMSTECの石堂理事長が「お前たち忘れるな、研究はすべて国の税金で賄われているんだ」というセリフがあります。そういう、ぐうの音の出ない感じも描いてますね。――現実もしっかり台本に反映されている?山本:高峰という地質学研究者が「すぐに結果を出せ」と言われて「すぐとはいかほどのものですか」と。「地球誕生の歴史を一年としたら、千年や二千年だってほんの一瞬でしょう」と問い返すシーンがあります。税金を出す方はすぐ結果を出せというけれど、研究しているほうは200年後に結果が出るかもしれないことを今やることに意味があるわけです。――研究は積み重ねですからね。ところで私は次世代の有人潜水調査船「しんかい12000」の実現を願っている1人ですが、ドラマでもとりあげられていますね?山本:櫻井司令や運航チームの人たちに話を聞くと、やはり水深12000mに行ってみたいと熱く語られていたのが印象的です。ただ莫大な予算がかかる。この作品の中でも有人潜水調査船である必要があるのかないのか、答えが出ない。ドラマ制作にあたっては、無人機の方たちにも取材させて頂いているんですよ。「なんか今回、悪者みたいに描いてすみません」と言ったら、「いや、いいです、いいです」と。彼らも答えは出ないと仰ってました。人間が肉眼で見る必要があるのかないのか。見えるか見えないという点では、カメラのほうが鮮明に見える。研究者は実際に現象を見るのが第一歩と仰るけれど、それすらカメラを通してみればいい。でも答えが出るものがすべてじゃない。アポロ計画で初めて月に行く人間に「月に行く必要があるの?」と問いかけるのと同じで、人類が月に行くことのもっと大きな素晴らしさがあると思う。――監督も実際に「しんかい6500」に乗ってみて、息苦しさや、それを忘れさせる神々しさを体感されたわけですよね山本:そうですね。やはり人が乗っていくことに意味はあるんだと。ただ、それに何百億もの税金をかけて新たに作る必要があるのかということだと思います。答えはないですが、個人的には「しんかい12000」はぜひ実現してほしいです。ただしもっと快適な空間でね(笑)。(次回より、JAMSTEC海洋工学センターの磯崎芳男センター長による「しんかい12000」のインタビューをお送りします。掲載は11月下旬予定です)
2015年11月13日25周年を記念し11月21日(土)、28日(土)に初めて2週連続放送することが決定した「世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~傑作復活編・映画監督編~」。この度、人気投票で上位にランクインした作品を新キャストで復活させる「傑作復活編」のキャストが発表。本番組初主演の野村周平をはじめ有村架純、藤木直人がそれぞれ主演を務める。「あなたが好きな『奇妙』作品」アンケートで人気ナンバー1に輝いた「イマキヨさん」。彼女に振られ、就活もうまくいかない高田(野村周平)の部屋に、ある日見知らぬ黒い頭巾のおじさんが現れる。この怪しいおじさんは「イマキヨさん」(酒井敏也)と呼ばれ、寂しい人にとりつく座敷わらしのようなものだそう。あるルールさえ守れば幸福をもたらすと言われているらしいが、高田はルールをつい破ってしまう。すると、イマキヨさんに驚きの変化が…。本作で主演を務めるのは、月9ドラマ「恋仲」での好演で話題の野村さん。「『世にも奇妙な物語』にはいつか出させていただきたいと思っていたのでうれしい気持ちでした。自分が一番人気のものに出演させていただくのは、とても光栄です。前作を超えられるように頑張っていますし、最初の『イマキヨさん』とはまた別の“最新版の『イマキヨさん』”として見てもらえたら」と出演の喜びと意気込みを語った。また、イマキヨさんを、初回に続いて酒井敏也が続投する点も注目したい。2006年に初放送されたときは“男性親友2人の物語”だったものを、今回、女性の親友2人という設定に変更された「昨日公園」。東京の大学に進学した美和(有村架純)は、幼少からの親友・隆子(福田麻由子)といつしか疎遠になっていた。久々の故郷で、フルートを吹く隆子と再会した美和は、その夜隆子が事故死したことを聞いて驚がくする。やりきれない思いを抱えて立ち寄った公園で美和が見たのは、昨日と同じくフルートを吹く隆子の姿。美和は、隆子を死の運命から救おうと奔走するのだが…。2013年春の放送に続いて2回の主演となるのは、「ようこそ、わが家へ」「永遠のぼくら sea side blue」とドラマ出演が立て続く有村さん。悲しくも苦しい本作の物語について「『世にも奇妙な物語』ならではの最終的にはぞっとしてしまうところもありながら、感動的な二人の表情などが印象的な作品ができたと思います。私も親友がいるので共感しながら演じています」と語った。さらに名作として名高い「ズンドコベロンチョ」。「情報こそが命」を信条とする博識な男。彼は、この世に知らないことなどないと自負していた。そう信じていた。ところがある日、周囲の人間が「ズンドコベロンチョ」という聞いたことのない言葉を使っていることに気づく。プライドが邪魔して誰にも聞けない三上は、その意味を知ろうとムキになる。草刈正雄主演で最初に放送されたのが1991年、そこから月日は流れ、現在は何でもすぐインターネットで検索できる時代だが、そんな2015年ならではのストーリー展開になっているという本作。主人公で、時代を駆け抜けるIT界の寵児・三上を演じるのは藤木さん。「現代版ズンドコベロンチョの主役は、とにかくカッコよくて、何でも知っている、デジタル時代の最先端を独走している男です。そんな完璧な人間を演じられるのは、藤木直人さんしかいません」と本作の演出・プロデューサーが藤木さんの起用について明かした。「世にも奇妙な物語」は11月21日(土)、28日(土)にフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日俳優の藤原竜也が主演を務め、女優の有村架純と初共演する映画『僕だけがいない街』(2016年3月公開)のポスタービジュアルと特報映像が28日、公開された。本作は、「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」で2年連続ランクインし、映像化のオファーが50件以上殺到したという、2012年より漫画誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で連載されている三部けい氏の同名コミックが原作。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、18年前に起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。2016年1月からはフジテレビ系「ノイタミナ」枠でアニメ化も決定している。公開された特報は、「まただ…時間が巻き戻る」という困惑したような悟の独白から始まる。リバイバルについての解説ナレーションがなされた後すぐに、横断歩道でトラックに轢かれてしまう子どもを助けるため、時間が巻き戻り、バイクに乗った悟が子どもを救うも、対向車線の車に真正面から衝突。空高く吹き飛ばされ、重傷を負ってしまう。悟が入院した病室には、ヒロインの片桐愛梨(有村)の姿が。苦しむ悟に対して、愛梨は「あのままじゃ子どもが危ないって何でわかったの?」と問う。そこから、凶悪な連続誘拐事件をはじめさまざまな過去の事件に巻き込まれることが示唆され、ラストシーンで悟はついに小学生にまで戻ってしまう。初共演となる有村について、藤原は「印象的なセリフを的確に、大事に、耳に残るように相手に伝える作業がさらっとできる人」「架純ちゃんらしさ愛梨らしさを持って可愛らしく伝えてくれるから、すごい人」と形容。一方の有村は、「(藤原さん演じる)悟さんが愛梨って呼ぶ時、切ない中にも愛情があるように名前を呼んでくれて、キュンッとしてトキメキました」と興奮気味に話した。また、藤原は「とにかく天気に泣かされて、すべて逆でしたね。降ってほしい時に降らず、晴れてほしい時に雨が降り、本当に天気に泣かされました」「一点集中でスタッフさんの力はすごい」と撮影の裏側を明かし、笑顔で撮影チームの団結力をたたえた。あわせて発表されたポスタービジュアルは、藤原の珍しいメガネ姿も印象的だが、藤原と有村の間に走った亀裂は、届きそうで届かない互いの距離感を予感させる。くすんだ都市の光景をバックにした殺風景なビジュアルにも仕上がっている。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2015年10月28日