運動した後のストレッチはつい忘れがち。そこで、今回は、 ピラティスインストラクターの小森先生に「運動後の身体のケア」についてお伺いしました。(以下、小森先生)有酸素運動で脂肪燃焼がうまくいった後の身体のケアも大切です。緊張した筋肉をそのままにしておくと、筋肉の収縮運動はスムーズに行われなくなり、血液の循環もよくありません。また、関節周辺の組織も柔軟性を失い、けがの原因や姿勢のアンバランスさにもつながります。その逆に、しなやかで柔軟な身体は見た目の若さも引き立ててくれます。運動後の身体のケアの一つとして、ストレッチはおすすめです。ストレッチには、大きくわけて2種類あります。ひとつは運動前に行う動的(ダイナミック)ストレッチ。動きが大きく反動をつかって行うものです。もうひとつは静的(スタティック)ストレッチで、一つの動きを反動をつけずに静止させたままで行うものです。運動後は、静的ストレッチを行いましょう。運動後のケア不足は筋肉痛や足が腫れるなど招くことがあります。乳酸という疲労物質が血液中でうまく除去されていない状態です。ここちよい伸びを感じられる静的ストレッチを行うことで、血行を促進することができ、疲労回復へとつながることができるのです。では、ウォーキングを例に、歩くことで使われた主な部位のストレッチのやり方のポイントをお伝えします。<ふくらはぎ>脚を前後に大きく開いて、前ひざをまげていきます。後ろの踵(かかと)は地面から離さず、両手は太ももの上に置きます。呼吸は、息を吸って、はきながら前に重心を移動しましょう。<ハムストリングス>脚を前後に歩幅くらいに開きます。前脚は軽くひざをゆるめ、後ろのひざを曲げながら座骨を伸ばしましょう。身体を股(こ)関節からくの字に曲げるようにし、呼吸は吸って、はきながら後ろに重心をもっていきます。<もも前>まっすぐ立ち、片足を曲げて踵(かかと)をお尻の方へと近づけます。息をすって、吐きながら後ろへ。この際、腰が返らないように気をつけましょう。またバランスが難しければ、片手を壁などについて安定した状態で行ってください。また、有酸素運動後にストレッチを行うことで、脂肪燃焼している状態を長く保持させることが可能です。脂肪は燃焼するとエクササイズをやめてすぐには燃えなくなるということはなく30分~1時間くらいは燃えたままでいられるからです。Cool-Downをしながら楽に燃焼させることができてお得です。最後に、静的ストレッチを行う上でのポイントをお伝えします。● ウォーキングやお風呂上がりなど身体が温まった状態で行うと筋肉も伸びやすい。● 反動をつけずにゆっくりと伸ばす。● 痛みを感じない範囲で気持ちがよいところで10~30秒保つ。● 息を止めずに自然な呼吸をする。● 柔軟性は個人差があるので他人と競わない。● どの部分を伸ばしているのが意識して行う。運動後はどうしても面倒くさい静的ストレッチですが、脂肪燃焼をキープできると思えば、できるはずです。ぜひ、お試しください。(小森 聡子)●著書プロフィールPilatesStudioKiraru 主宰。大学で生涯スポーツ科を専攻し、その後フィットネス業界へ進む。ピラティスIR,健康運動指導士として、健康的なカラダとココロを身につけるためのサポートをしている。【関連リンク】【コラム】心療内科医に聞く。否定されたときの心の持ちよう【コラム】赤でパワーオン、紫で若返り。色を食べて元気になる!【コラム】危険?楽で儲かる?治験バイトってなに?
2011年11月02日ケイト・ウィンスレットが、動物愛護団体「PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)」制作のフォアグラ反対運動を訴えるビデオに出演したことが明らかになった。ガチョウやカモの喉へ差し込んだ管から強制的にエサを与えるフォアグラ(肥大した肝臓)を作る過程には以前から批判の声があったが、PETAはフォアグラ製造工場でビデオによる隠し撮りを実行。狭いケージに閉じこめられたガチョウやカモがエサを詰め込まれている様子をカメラに収めている。菜食主義者であるケイトはこのビデオのナレーションを担当。「フォアグラは高級食材としてレストランや店舗で販売されていますが、フォアグラを作るために虐待され、殺されるガチョウやカモが払う犠牲に見合う金額を支払っている人はいません。鳥にとっては恐怖と苦痛に満ちた工程です。普通に生きられない鳥たちが知っているのは、1日に何度も喉に管を差し込まれることだけです。どうか、フォアグラを二度と食べないと誓うことで、ガチョウやカモを救う活動に参加してください」とフォアグラをボイコットするよう訴えている。このビデオはロンドンの「フォートナム&メイソン」を始め、フォアグラを扱う世界各地の高級デパートに送付される予定だ。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:しあわせの隠れ場所 2010年2月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:復縁は絶望的?サンドラ・ブロックの不倫夫がリハビリ施設に入所オスカー女優のジンクス?K・ウィンスレットに続き、サンドラ・ブロックも夫と別居アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利【アカデミー賞】ファッションチェック!〜シルバー編〜【アカデミー賞】サンドラ・ブロックに主演女優賞史上初ラジー賞と同時受賞
2010年04月20日COBS ONLINEが男女会員998名に対して、2009年8月11日から8月19日にかけて「日ごろ、運動についてのアンケート」を実施した。「日ごろ、運動をしているか」と聞いたところ、「はい」35.0%、「いいえ」65.0%となり(図1)、男女別に見ると「運動している」と回答した割合は男性43.7%、女性30.9%となり、男性の方が女性よりも運動している割合は多い結果となった(図2)。以下、「日ごろ、運動している」349名の回答を分析した。「どのくらいの頻度で行っているか」と聞くと、「週2、3回」が34.1%、次いで「週1回程度」が33.2%となった(図3)。実際に、「どんな運動をしているか」と聞くと、「ジョギング」、「スイミング」、「テニス」、「ゴルフ」などのスポーツを多くの人が挙げていた。また、「何の目的で運動を行っているか」と聞くと、「健康な体作り」が圧倒的に多く54.5%、次いで「ダイエット」27.6%という結果になった(図4)。最後に、「ジム・スポーツクラブに通っているか」と聞いたところ、「いいえ」が87.7%、「はい」12.3%となり、「通っていない」人の割合が圧倒的に高かった(図5)。また、「ジム・スポーツクラブに通っている」42人に「ジム・スポーツクラブに月々にかけている費用」を聞くと、「5,000~10,000円未満」46.3%と最も多く、次いで「10,000~15,000円未満」19.8%となった(図6)。「ジム・スポーツクラブに通うメリット」としては、「適度な運動で、日ごろ、運動不足を解消できる。(女性/O型/29才/年収:500万円以上)」、「定期的に体を動かす習慣がつき、更に様々な運動をする事ができる。(女性/AB型/26才/年収:500万円以上)」、「足の伸ばせる風呂があるのでストレスが解消でき、また世界が広がる。(男性/A型/29才/年収:500万円以上)」などの回答が挙がっていた。COBS ONLINE男女会員へのアンケート「日ごろ、運動についてのアンケート」より抜粋(期間:2009年8月11日~8月19日、集計人数:998名、うち日ごろ運動をしている人:349名)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月16日