デザイナー・山本耀司の魅力と本質に迫る展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が、12月10日から17年3月12日まで東京・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。近頃、絵画とのコラボレーション作品を積極的に展開している山本耀司。今回開催される展覧会のタイトル「画と機」は、そんな山本の希望により、編集工学者の松岡正剛が考えた。「画」は絵画を、「機」は「はずみ」や「機会」、「機織(服)」を意味しており、この二文字は関係性を表し、絵画とファッション、二次元と三次元、男と女など、反発しながらも惹かれ合い、互いに逃れられないような、創造の根源に触れる危険な関係を暴き出す。同展では、40年以上のキャリアを経て今なお斬新なクリエーションを展開する山本の魅力と本質に迫る。会場には、同展のために山本が制作した絵画や彫刻などを展示。通常とは異なる異形ボディのマネキンが、思い思いの着方で服をまとって並ぶ空間は、ファッション展のイメージを持って来た人の期待をものの見事に裏切る。また、16SSメンズ&ウィメンズコレクションから数シーズンに渡り、ヨウジヤマモトとのコラボレーションピースを発表してきた若手画家の朝倉優佳の作品も展示。「画と機」の衝突、融合、失望、対立、刹那、交替、憧憬、永遠の現場を体感できる機会となっている。【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料
2016年10月30日シュウ ウエムラ(shu uemura)から村上隆をコラボレーターに迎えた16年ホリデーコレクション「コスミック ブロッサム(COSMIC BLOSSOM)」が登場。全25点あるアイテムのうち第1弾が11月1日に、第2弾が11月16日に発売される。第1弾で登場する「クリスマス パレット キット」(8,300円)は、夜空に咲き誇る無限の星にインスパイアされたアイ&チークパレットと、そのパレットと相性抜群のドローイングペンシル、人気の「A/O+P.M.クリア ユース ラディアント クレンジング オイル」のサンプルサイズをオリジナルミニショルダーバッグに詰めたクリスマスコフレ。同コフレは2種類用意され、アイ&チークパレットとドローイング ペンシルのみ異なるカラーのものが入れられる。アイ&チークパレットの「コスミクール」は、コスミックブルー、パープルグレー、ラベンダー、グレー、ミッドナイトネイビー、ディープゴールド、シルバーのアイシャドーとピンクのチークが入ったもの。ブラックカラーの「ドローイング ペンシル」が付けられた。一方、「コスミカワイイ」は、コスミックレッド、オレンジ、イエローゴールド、モーヴパープル、ミッドナイトパープル、パウダーブルー、ローズピンクのアイシャドーに、コーラルのチークを添えたもの。「ドローイング ペンシル」はパープルブラックが用意された。また、好みのベースメイクアイテムでカスタマイズできる毎年人気の「クリスマス ファンデーション キット」(8,400円から)も登場。“murakami flower”が散りばめられたフラットポーチに、ツヤと輝きが人気のリキッドルージュ「ラックシュプリア」のミニサイズと、人気の「A/O+P.M.クリア ユース ラディアント クレンジング オイル」のトライアルサイズを入れた。組み合わせる商品は、ファンデーション+フェイスカテゴリー製品(下地、ファンデーションケースなど)8,400円以上が対象となる。さらに、メイクアップベースのクリスマス限定パッケージ「ステージパフォーマーブロック:ブースター」(4,500円)からはヌーディーなナチュラルベージュと、ほんのり血色感のあるフレッシュピンクの限定色が登場。その他、ラグジュアリー感のあるフラワーがあしらわれた漆黒のコンパクトケース「ブルーム グロー コンパクト ケース」(1,000円)や、「ブランクロマ ブライトニング UV クッションファンデーション(レフィル)」専用のコンパクトケース「ブランクロマ ブロッサム イン クッション ファンデーション コンパクト ケース」(1,300円)などが登場する。11月16日には、夜空のように輝くアイメイクを叶える厳選3色のアイシャドー「ブロッサムノヴァ アイトリオ」(4,000円)や、アイシャドーなら2色、チークなら1色用の「カスタムケースII」に可愛らしいお花のプリントを施した「ブルーム ユア ウェイ カスタム ケース」(700円)、なめらかに伸び、シャープなラインから自然な仕上がりまで思いのまま描けるロングラスティングウォータープルーフタイプのペンシルアイライナー「ドローイング ペンシル」(2,400円)の限定デザインなどを発売される。その他、シアーに輝くピュアな口元に仕上げる「ルージュ アンリミテッド シアー シャイン」(3,200円)や、鮮やかな発色とリップケア効果を兼ね備えたリップ「ルージュ アンリミテッド」(3,200円)の限定パッケージ、蜂蜜やマカデミアナッツオイルを含んだ保護成分でプルプルな唇へ導く「ディプシー ハイドラビリティ リップ バーム」(2,000円)などを展開。「A/O+P.M.クリア ユース ラディアント クレンジング オイル」(450ml 9,600円、150ml 3,700円)もクリスマス限定パッケージで登場する。さらに、カーラー(2,000円)やブラシセット(6,500円)もクリスマス限定のパッケージで展開される他、ポップなフラワーモチーフを施したメイクアップボックス(2万円)も数量&店舗限定で発売される。また、同コレクションの発売を記念して10月28日19時30分から21時までは、表参道ヒルズ スペース オーにて“フラワーワンダーランド”をテーマにした1日限りのスペシャルイベントを開催。当日は各国のアトリエアーティストによるメイクアップやコレクションの展示する他、楽しいゲームコンテンツなども用意される。入場は無料。
2016年10月23日シュウ ウエムラ(shu uemura)は、村上隆を迎え、コラボレーションコレクション「コスミック ブロッサム(cosmic blossom)」をクリスマスシーズンに向けて展開する。第1弾は2016年11月1日(火)より発売され、続く第2弾は11月16日(水)より限定発売される。村上隆を象徴する作品「フラワー」。愛、希望、平和、そして世界の詩と魔法のパルスを表すモチーフとして、多くの人々に愛されている。今回は、この「フラワー」が夜空で咲き乱れる姿をイメージし、女性の美しさを引き立てるアイテムが提案される。第1弾「クリスマス パレット キット」「フラワー」をあしらった特別なパレットには、色とりどりのアイシャドウを詰め込んだ。さらに、パレットと相性のよい「ドローイング ペンシル」とクレンジング オイルのサンプルサイズが付属する。ブルートーンをメインにした「コスミクール」とオレンジベースの「コスミカワイイ」2種類が揃うので、‟なりたい顔”に合わせてセレクトして。第1弾「クリスマス ファンデーション キットメイクを楽しむ土台となるベースメイク。今年はカスタマイズできる限定キットが登場する。ファンデーションに加えて、下地、ファンデーション ケースなどフェイスカテゴリー製品から好みのものをセレクト。さらに限定ポーチ、リキッド ルージュ「ラック シュプリア」のミニサイズ、クレンジング オイルのトライアル サイズもセットになって展開される。第2弾「ルージュ アンリミテッド シアー シャイン」シアーに輝くルージュ アンリミテッド シアー シャイン」からは3つの限定色がラインナップ。パール入りのルージュ ブルームをはじめ、優しい色合いのピンキー ブルームとセクシーなレッドが仲間入りする第2弾「A/O+ P.M.クリア ユース ラディアント クレンジング オイル」人気のクレンジング オイルシリーズに、2016年新たに加わった「A/O+ P.M.クリア ユース ラディアント クレンジング オイル」が限定パッケージで登場。青パパイヤやモリンガ成分を配合し、大気中の微粒子までをすっきり落とし透明感のある肌へと導いてくれる。村上隆に会える!表参道ヒルズ発売記念イベント10月28日(金)に、東京・表参道ヒルズで発売記念イベントが開催。会場では、「フラワーワンダーランド」をテーマに、アトリエアーティストによるメイクアップショーや、新作コレクションの展示を行う。さらに、当日は村上隆もスペシャルゲストとして登場予定。来場者が楽しめるゲームなど、様々な企画が催される予定だ。アイテム詳細2016 ホリデー コレクション「コスミック ブロッサム(cosmic blossom)」発売日:■第1弾 2016年11月1日(火)・クリスマス パレット キット 限定2種 各8,300円+税・クリスマス ファンデーション キット 8,400円+税~・ステージ パフォーマー ブロック:ブースター SPF50 PA+++ 限定2種 各4,500円+税・ブルーム グロー コンパクト ケース 限定1種 1,000円+税・ブランクロマ ブロッサム イン クッション ファンデーション コンパクト ケース 限定1種 1,300円+税■第2弾 11月16日(水)<限定発売>・ブロッサムノヴァ アイ トリオ 限定2種 各4,000円+税・ブルーム ユア ウェイ カスタム ケース 700円+税・ドローイング ペンシル 限定4色 各2,400円+税・ルージュ アンリミテッド シアーシャイン 限定3色 3,200円+税・ルージュ アンリミテッド 限定2色 3,200円+税・ディプシー ハイドラビリティ リップバーム 限定1種 2,000円+税・コスミック ブラック プレミアム カーラー 2,000円+税・コスミック ブロッサム プレミアム ブラシ セット 6,500円+税・ビューティー スペース ステーション メイクアップ ボックス 限定1種 20,000円+税・A/O+ P.M.クリア ユースラディアント クレンジング オイル 限定2種 3,700円+税/9,600円+税■shu uemura 2016 holiday collection発売記念イベント開催日時:2016年10月28日(金) 19:30~21:30会場:表参道ヒルズスペースオー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10入場料:無料【問い合わせ先】シュウ ウエムラTEL:03-6911-8560
2016年08月30日『溺れるナイフ』『ピース オブ ケイク』などでおなじみのジョージ朝倉さんが、青年週刊誌で連載している『ダンス・ダンス・ダンスール』2は、クラシックバレエに情熱を傾ける男子中学生が主人公。バレエがテーマの現代版スポ根物語とは、ちょっと意外な気もするが…。「私も意外です(笑)。好きな作家さんでも、バレエマンガは読み飛ばしてしまうくらい興味がなかったので。だけど娘が習っているバレエ教室に男の子が入ってきて、この子はどういうメンタリティでバレエを始めて、この先、思春期をどう乗り越えていくんだろうってところから興味を持つようになったんです」幼い頃バレエにひかれながらも、父を亡くした潤平は、男らしくあろうとあきらめた。そんな彼がバレエと再び出合い、ピタピタのタイツ姿で舞う独特の美意識や、「女の子の習いごと」というイメージに反発しながらも、取り込まれていく。「やりたいことを見つけた人は羨ましいなって、自分の青春時代を走馬灯のように振り返って気づいたんです。オレの分まで羽ばたけ、潤平!と思いながら描いてます(笑)」本作のためにバレエを習い始めた朝倉さんは、うまく踊れないストレスで一時的に激ヤセ(!)してしまったほど。迫力あるダンスシーンも、そんな努力の賜物といえる。『溺れるナイフ』で実証済みだが、思春期の危なっかしい心のうちを描く手腕は本作でも際立っているし、男性目線なところも新鮮だ。「私のなかの中2男子を出しているだけ。潤平はお調子者だからフワッと生きてこられたけど、自分で人生を選ばなければいけない時期に差し掛かった感じを表現したいんです」いじめやスクールカーストなど、バレエ以外の部分も読み応えあり。人生をかけるべきものと出合った愛すべきおバカ中学生がどう成長していくのか、先物買いのファンのような気持ちで応援したくなるはず。◇幼い頃に出合ったバレエへの未練を隠しながら、男らしく振る舞う村尾潤平の前に、転校生の美少女と、孤高の天才少年が現れる。著者初の青年週刊誌連載。小学館各552円。◇(C)ジョージ朝倉/小学館「ビッグコミックスピリッツ」連載中。◇じょーじ・あさくらマンガ家。代表作に『恋文日和』『ピースオブ ケイク』『溺れるナイフ』『テケテケ★ランデブー』など。『溺れるナイフ』の実写映画版が11月公開予定。※『anan』2016年7月13日号より。写真・森山祐子インタビュー、文・兵藤育子
2016年07月12日村上隆率いるカイカイキキは、秋田の共同醸造ユニットNEXT5とコラボレーションし、純米大吟醸「Takashi Murakami×NEXT5」を発売。江戸後期に確立された日本酒の製造方法「生酛(きもと)造り」よりさらに古い、江戸初期の仕込み法に挑戦した。「ゆきの美人」を手掛ける秋田醸造の小林忠彦や、「一白水成」を世に送り出す福禄寿酒造の渡邉康衛など、NEXT5の面々が知恵と技術を集結し、新しい日本酒を造り出した。オリジナルボトルには、村上隆を代表するキャラクター「お花」をあしらい、ボックスには色とりどりの「お花」を添えて華やかに。さらに、陶器でできたオリジナルボトルも並ぶ予定だ。【詳細】Takashi Murakami×NEXT5オリジナルボトル720ml 3,500円+税<5,000本限定>発売日:2016年6月18日(土)オリジナル陶器ボトル720ml 価格未定 <ED各150>発売日:2016年7月2日(土)取扱い店舗:各特約店、Bar Zingaro※Bar Zingaroでは7月2日(土)発売。
2016年06月25日村上隆の最新作となるポスターが世界に先駆けて、2月17日、伊勢丹新宿店本館5階=パーソナルルーム/プロモーションにて発売される。村上隆は、3月6日まで森美術館で「村上隆の五百羅漢図展」を開催中。日本国内では14年振りの大規模な個展とあり国内外で大きな注目を集め、開催から3ヶ月余りで来場者20万人を突破した。今回、限定発売される新作ポスターは全11種(※商品の受け渡しは半年後)。販売方法の詳細については、 伊勢丹新宿店オフィシャルサイト()に掲載中。またポスターの販売に合わせ、村上隆が率いるカイカイキキがプロデュースするカフェ「Bar Zingaro」のオリジナルグッズも先行販売される。ラインアップは、「オリジナルマスキングテープ」(全3種 各600円)、「MOLESKINE ノート」(3,500円)、「BIC ボールペン」(全2種 各350円)、「LIFE ノーブルメモ」(700円)の全4種で、現在開催中の展覧会でも手に入らない、貴重なコレクションとなっている。更に、2月17日から3月1日までの期間限定で、伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングデコールには「Bar Zingaro」がオープン。同カフェでは、“コーヒーとアートのある暮らし”をテーマに、バリスタの挽きたてコーヒー(1杯 667円)が提供される他、「Bar Zingaro×Kalita ロゴ入りコーヒードリッパー」(3,000円)や「Tim Wendelboe コーヒー豆」(3,241円)も販売される。
2016年02月16日世界で活躍する現代美術家、村上隆(1962~)が集めたコレクションの全貌を初公開!2016年1月30日から横浜美術館で『村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―』展がはじまります。天才アーティストって、どんな作品を集めるの?ちょっと気になりますよね。今回、お宝コレクションを披露してくれる村上隆は、東京藝術大学で日本画初の博士号を取得。現代美術と日本の伝統絵画、ハイカルチャーとポップカルチャー、東洋と西洋を交差させた作品で高く評価され、海外の名だたる美術館でも数多く個展を開いている人気アーティストです。そんな芸術家が集めたコレクションは、古美術から現代アート、ヨーロッパのアンティーク、家具や骨とう品など、実にさまざま。創作活動だけでなく、キュレーターやギャラリスト、プロデューサー、映画監督としても活躍している村上は、独自のセンスで国内外の美術品を収集し、一大コレクションを築きました。本展では、フリードリッヒ・クナスやアンゼルム・キーファーなどの現代アートや、曾我蕭白(そが しょうはく)、北大路魯山人の古美術など、多ジャンルの美術品を一挙に紹介。どれも美術館で見るような質の高い作品ばかりです。なかでもオススメは、村上と同じく日本を代表する現代美術家として知られる奈良美智の作品《ハートに火をつけて》。奈良作品でおなじみの、すねたような顔をした女の子の木彫で、独特のかわいさがあります。企業や財団が集めた美術コレクション展は時おり開催されていますが、芸術家が収集した美術品を見る機会はなかなかありません。本展では、展示作品とあわせてアーティスト・村上隆の壮大な芸術観をも楽しむことができます。人気アーティストの名品コレクションを見られるこのチャンス、どうぞお見逃しなく!イベントデータ:『村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―』会期:2016年1月30日(土)~ 4月3日(日)※休館日は木曜日※2016年2月11日(木・祝)は開館時間:10:00 ~ 18:00※入館は閉館の30分前まで会場:横浜美術館料金:一般 1,500円/大学生・高校生 900円/中学生 400円/小学生以下無料/65歳以上1,400円(要証明書)画像クレジット:村上隆とスーパーフラット・コレクション撮影:平尾健太郎※画像無断転載禁止
2015年12月16日村上隆の現代美術作品を中心としたコレクションを展示する大規模展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」が、16年1月30日から4月3日まで横浜美術館にて開催される。村上隆は、平面性や装飾性といった造形的な意味のみに限定されるものではなく、時代やジャンル、既存のヒエラルキーから解放された個々の作品の並列性、枠組みを越えた活動を示す「スーパーフラット」という理念のもとに芸術活動を行い、世界のアート界に新たな概念をもたらした現代美術家。また、アーティストとしての精力的な創作活動の一方で、キュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなどの活動も展開している。同展では、村上が独自の価値観で厳選し、収集した5,000点を超える村上隆のコレクションの中から、約400作品を展示。地域や流派といった既存のカテゴリーに分けて作品を展示するのではなく、感覚的、または機械的に並列することで、「スーパーフラット・コレクション」の意味について考えていく。中でも「村上隆の脳内世界」のセクションでは、グラフィティー絵画からアンティーク家具、陶製のビールジョッキ、ペタンクの玉などがカオティックに展示され、まるで村上隆の脳内を覗いたような不思議な体験をすることが出来る。「彫刻の庭」セクションのグランドギャラリーでは、大型彫刻やインスタレーションを展示。アンゼルム・キーファーや、奈良美智の作品も登場する。日本を始めとした東洋陶磁や近代陶芸、江戸期の書画や資料類が陳列される「日本・用・美」セクションでは、北大路魯山人や、曾我蕭白らの作品から村上隆の美の根源を探索する眼差しをたどる。「1950-2015」セクションでは、村上隆のコレクションの中でも主要とされる1950年代から現在までの国内外のアート作品を披露。アンディ・ウォーホルや、荒木経惟、篠山紀信、ホルスト・ヤンセン、ダミアン・ハースト、フリードリッヒ・クナス、畠山直哉らの作品がほぼ制作年に沿って淡々と展示される。その他、「スタディルーム&ファクトリー」セクションの参加型作品や映像インスタレーション作品は、価値の創造や成立、労働と対価などについて考察することが出来る。【イベント情報】「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1会期:16年1月30日~4月3日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:木曜日(※16年2月11日は開館)
2015年12月13日横浜美術館では、現代アーティスト・村上隆氏の現代美術を中心とするコレクションを大規模に紹介する初の展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」を開催する。会期は2016年1月30日~4月3日(木曜休館、ただし2016年2月11日は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般1,500円、大学・高校生900円、中学生400円、小学生以下無料(前売り券あり)。村上隆氏は、展覧会名にもある「スーパーフラット」という芸術活動/概念をかかげ、現代美術と日本の伝統絵画、ハイカルチャーとポップカルチャー、東洋と西洋を交差させた一連の作品で世界的に評価されている日本人現代アーティスト。アーティストとしての精力的な創作の一方で、キュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなど多岐にわたる活動も展開している。同展では、村上氏が近年収集している国内外の美術品約5,000点以上からなる美術コレクションを展示。その内容は現代美術を中心に日本をはじめとするアジアの骨董やヨーロッパのアンティーク、現代陶芸や民俗資料にまで及ぶという。既存の基準やヒエラルキーを超えて、村上氏の美意識と価値観で選ばれた作品・オブジェ群の一部約400点を、地域や流派といった既存のカテゴリーをとりはらい、感覚的あるいは機械的に並列することで、「スーパーフラット・コレクション」の意味について考察する内容が予定されている。○予定されている展示内容■彫刻の庭美術館エントランスの大空間、グランドギャラリーでは、大型彫刻やインスタレーションが林立。資本主義と芸術の拮抗、欲望と芸術の関係が不確定なものに金銭を出すという行為について問いかける。<展示作家>アンゼルム・キーファー/マウリツィオ・カテラン/ウォルフガング・ライプ/奈良美智ほか。■日本・用・美日本を中心とする東洋陶磁や近代陶芸の優品、江戸期の絵画や史料類を整然と陳列。生活の中の日本美、その淵源のひとつとしてのヨーロッパの雑器まで、美の根源を探索する村上隆の眼差しをたどる。<展示作家>曾我蕭白/白隠慧鶴/仙厓義梵/北大路魯山人/川喜多半泥子/縄文土器/李朝陶磁器/スリップウェアほか。■村上隆の脳内世界グラフィティ絵画からアンティーク家具、陶製のビールジョッキやペタンクの玉まで、ありとあらゆるものが展示された「玉石混交」かつ「ノーロジック」な体験空間。<展示内容>アンティーク家具/雑貨/絵画/オブジェほか。■スタディルーム&ファクトリー美術教育、歴史、価値の創造(あるいは捏造)、価値の成立(メカニズム)、労働と対価について、参加型の作品や映像インスタレーション作品を通して考察。<展示作家>デイヴィッド・シュリグリー/ミカ・ロッテンバーグ。■1950-2015コレクションの主要な柱である1950年代から現在までの国内外のアート作品を、ほぼ制作年に沿って機械的に展示。戦後から今日にいたるこの時間枠は、1962年生まれの村上隆の生きてきた時間でもある。これらの作品を通じ、村上隆の幼少時代の原体験や若き日に受けた影響だけでなく、既存の美術の流れとは異なる村上独自の美術史の文脈を考察する。<展示作家>ヘンリー・ダーガー/アンディ・ウォーホル/荒木経惟/篠山紀信/ホルスト・ヤンセン/李禹煥/川俣正/ダグ&マイク・スターン/ホルト・ケンテル/大竹伸朗/スティーヴン・パリーノ/アンゼルム・ライル/ガブリエル・オロスコ/グレイソン・ペリー/マルティン・ホナート/マーク・グロッチャン/ダミアン・ハースト/フリードリッヒ・クナス/ヒュー・スコット=ダグラス/菊畑茂久馬/谷口真人/吉村大星/畠山直哉/竹内公太/ワリード・ベシュティ/ジャン=リュック・ムーレーヌ/フランク・ベンソン/ゾーイ&ベルベットほか(2015年12月8日現在。出品作家・作品は変更の可能性がある)
2015年12月08日六本木ヒルズでは、森美術館で開催されている「村上隆の五百羅漢図展」と連動した特別企画として、12月28日(月)から2016年1月31日(日)の間、村上隆の代表作「お花」をモチーフにした「村上隆のお花カフェ」を期間限定オープンする。日本を代表する現代美術アーティスト村上隆。花の中央にスマイルが描かれている代表的キャラクター「お花」のほか、アニメのキャラクターの等身大フィギュアといった、オタク、サブカルチャー系の題材を用いた作品が有名。2010年にはフランス・パリ郊外のヴェルサイユ宮殿で個展を開き、2013年4月26日には、自身が監督を担当した映画作品『めめめのくらげ』が公開されるなど、幅広いフィールドで常に話題をさらっている。今回の六本木ヒルズで開かれる「村上隆のお花カフェ」は、店内の床、壁一面に村上隆の「お花」が咲き、六本木ヒルズのために村上氏が制作したオリジナルキャラクター「ロクロク星人」のバルーンが空に舞う演出も。またカフェのメニューでは、特別コラボレーション”お花”メニューが登場。お花をモチーフにしたラテアートが施されたカフェラテや、バンズにフラワーの焼印が施されたクラシックチーズバーガー、オムライスのまわりをビーツのソースとハムでアレンジし、お花を模ったオリジナルオムライス、ラズベリークリームで可愛らしいお花をあしらったロールケーキなど、ドリンクにフード、スイーツまで、食べてしまうのがもったいなくなる「お花」尽くしのラインナップとなっている。さらに、ロクロク星人やお花のグッズも多数販売される。A/D ギャラリーでも、1月1日(金)から2月14日(日)の間、大きなフラワーボールやソファなどが展示販売される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」が開催される。国内では14年ぶりの待望の個展「村上隆の五百羅漢図展」の開催とともに、“村上隆一色”の35日間となる。(text:Miwa Ogata)
2015年12月07日六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペースで12月28日から、森美術館で開催されている「村上隆の五百羅漢図展」と連動した「村上隆のお花カフェ」がオープンする。同店では店内の床や壁に村上隆の代表作である「お花」が咲き誇り、村上が六本木ヒルズのために制作したオリジナルキャラクター「ロクロク星人」のバルーンが空を舞う。また、特別コラボレーションメニューとして限定20食の「お花オムライス」(1,200円)のほか、チーズバーガーにお花の焼印が押された「お花バーガー」(1,250円)、限定20食の「お花ムース」(700円)、限定50食の「お花ロール」(700円)、「お花ラテ」(650円)が用意される。さらに同店では「お花クッション レインボー(1m)」(6万2,370円)や、「66 星人しゃちょう」、「66星人ピーちゃん」のぬいぐるみも販売される予定。六本木ヒルズでは、国内では14年ぶりとなる村上隆の個展「村上隆の五百羅漢図展」が現在開催中のほか、1月1日からはA/Dギャラリーで、大きなフラワーボールやソファ等が展示販売される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」も開催される。六本木ヒルズのWINTER SALE2016 のクリエイティブにも「お花」が起用されることが予定されており、六本木ヒルズはこの期間、街中が村上隆一色となる。【イベント情報】「村上隆のお花カフェ」会場:六本木ヒルズ カフェ/スペース住所:東京都港区六本木6-10-1会期:12月28日~1月31日時間:11:00~23:00
2015年12月04日六本木ヒルズは、村上隆氏の代表作「お花」が店内全体にあふれる「村上隆のお花カフェ」をオープンすることを発表した。期間は12月28日~2016年1月31日。営業時間は11:00~23:00。場所は、東京都・六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペース。また、A/Dギャラリーでは1月1日~2月14日の間、大きなフラワーボールやソファ等が展示販売される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」が開催される。「村上隆のお花カフェ」は、村上氏の代表作である「お花」が壁や床、テーブルなど店内にあふれる期間限定カフェ。森美術館で 2016年3月6日まで開催されている「村上隆の五百羅漢図展」と連動してオープンするものだ。提供メニューは、オムライスのまわりをビーツのソースとハムでアレンジし、お花を模った「お花オムライス」(1,200円/限定20食)をはじめ、ヒルズカフェで人気のチーズバーガーのバンズにお花の焼印を押した「お花バーガー」(1,250円)、甘酸っぱいベリームースをチョコレートと合わせてお花仕立てにしたデザート「お花ムース」(700円/限定20食)、ラズベリークリームで可愛らしいお花をあしらったロールケーキ「お花ロール」(700円/限定50食)、可愛らしいお花をモチーフにしたオリジナルのカフェラテ「お花ラテ」など、見て楽しく食べて美味しいばかりだという。さらに、直径1mものカラフルな「お花クッション レインボー」や、村上氏がデザインした六本木ヒルズの公式キャラクター「ロクロク星人」といったグッズの販売も予定されている(ロクロク星人の販売は1月20日以降)。また、六本木ヒルズ A/D ギャラリー(ウエストウォーク3階 六本木ヒルズアート &デザインストア内)で1月1日~2月14日に開催される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」では、村上氏の作品の中でも象徴的な直径2mの大きなフラワーボール"Gigantic Plush Flower"をはじめ、花を一面にちりばめたソファが展示されるということだ。なお、村上隆は1962年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。アートの総合商社 カイカイキキ代表。2008年には「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出。ルイ・ヴィトン、VANS、シュウウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。2016年にはTVアニメシリーズ「6HP」(Six Hearts Princess)の公開を控えている。(c)Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2015年12月02日東京都・渋谷のBANK GALLERYは荒木経惟、田名網敬一、村上隆などのクリエイターによる赤塚作品のパロディーやオマージュ作品の展覧会「赤塚不二夫のビチュツ展」を開催する。会期は12月3日~12月16日。開催時間は11:00~20:00。入場料は1,000円(オリジナルバッヂ付き)。同展は、荒木経惟、田名網敬一、村上隆などクリエイター約20組による赤塚作品のパロディーやオマージュ作品を「ビチュツ作品」と名付け、一堂に展示するもの。赤塚不二夫の生誕80周年を記念して開催され、2015年9月に開催された「バカ田大学祭ライブ 電気グルーヴ&スチャダラパー篇」、2015年12月から東京大学で行われる「バカ田大学」の開講につづくメインイベントである同展は、赤塚不二夫生誕80年企画における「バカ田大学文化祭」の位置付けとなる。なお、展覧会の構成および展示デザインはブックデザイナーの祖父江慎が手がけるということだ。参加アーティストは、赤塚藤雄(漫画家)、赤塚りえ子(アーティスト)・朝倉世界一(漫画家)・荒木経惟(写真家)・安斎肇(イラストレーター/アートディレクター)・伊藤桂司(イラストレーター)・宇川直宏(アーティスト)・金氏徹平(アーティスト)・五木田智央(アーティスト)・白川東一(KOO-KI 映像ディレクター)・白根ゆたんぽ(イラストレーター)・スージー甘金(イラストレーター)・田名網敬一(アーティスト)・都築潤(イラストレーター)・パラモデル(アーティスト)・村上隆(アーティスト)・横山裕一(漫画家、アーティスト)ほか。また、赤塚藤雄(不二夫)が漫画家デビュー前、新潟の小熊塗装店に勤務していた時代(中学卒業から上京までの約2年間、16~17歳頃)に制作した絵画作品が特別に初出品される。そのほか、赤塚不二夫のキャラクターグッズや厳選されたコレクターアイテムの展示も行われるということだ。また、関連企画として、「これでいいのだ」に代表される「赤塚イズム」を再発見するべく、さまざまな分野の第一線で活躍する著名人の方々が、それぞれの表現方法で「バカとは」について解き明かし、東京大学の教壇で熱弁を振るう「バカ田大学」が東京都・文京区の東京大学山上会館にて開講される。講師は、河口洋一郎、みうらじゅん、安齋肇、宮沢章夫、坂田明、浅葉克己、喰始、三上寛、宇川直宏、泉麻人が予定されている。開講期間は12月1日~2016年3月31日。授業料は1コマ5,500円(受講者全員にオリジナルノート付き)。詳細は同イベントWebページにて案内されている。
2015年11月18日『ピース オブ ケイク』などでも知られる漫画家・ジョージ朝倉氏の代表作『溺れるナイフ』が、2016年秋公開に向けて実写映画化されることが13日、発表された。原作は、漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で2004年に連載開始され、全17巻のコミックス累計発行部数が140万部を突破。2010年の『このマンガがすごい!』(宝島社)オンナ編で第17位を獲得し、ファッション雑誌『an・an』 (マガジンハウス)の「第2回マンガ対象」候補になるなど人気を博した。物語の主人公は、東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽。父の故郷"浮雲町"に引っ越すことになって落ち込んでいたが、土地一体を取り仕切る神主一族の子孫で跡取り・長谷川航一朗(コウ)と出会い、次第に引かれていく恋愛模様が描かれる。メガホンを取るのは、『5つ数えれば君の夢』(2014年)や『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年)などで少女の過剰な自意識を描き、話題を呼んだ山戸結希監督。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間」の謳歌(おうか)と挫折、そこからの再生を夏芽とコウを通して、激しくも美しく映す。原作のジョージ氏は「実写映画化できないようなマンガにしようと思って描いてきたので、なんともいろいろドキドキが止まりません! 山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!」と語っており、興奮をうかがわせる。一方の山戸監督は「『溺れるナイフ』という漫画が、ずっと大好きでした。田舎の片隅で、何度も何度も読み返し、全ての気持ちを味わわせていただきました」と告白。続けて、「尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、そして、10年間、『溺れるナイフ』を大好きで居続けた女の子たちに恥ずかしくない映画を撮れますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込んでいる。
2015年10月14日別冊フレンドで連載されたジョージ朝倉の人気作『溺れるナイフ』が実写映画化され、2016年秋に公開されることが決定した。『5つ数えれば君の夢』『おとぎ話みたい』などで注目を集める山戸結希が監督を務める。その他の情報『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。原作は別冊フレンドで2004年から2013年まで連載され、コミックの累計発行部数は140万部を記録している。監督を務める山戸は、大学在学時に製作した『あの娘が海辺で踊ってる』で注目され、東京女子流を主演に迎えた商業デビュー作『5つ数えれば君の夢』が高評価を集めた新鋭。映画『渇き。』のヒロインを演じた小松菜奈の内面に迫ったメイキング『わたしは私を探しています。』を演出するなど、多方面で活躍している。作者の朝倉は映画化について「実写映像化できない様な漫画にしようと思って描いていたので、なんとも色々ドキドキが止まりません!!!山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!!!よろしくおねがいします」とコメント。山戸監督は「溺れるナイフという漫画が、ずっと大好きでした。田舎の片すみで、何度も何度も読み返し、すべての気持ちを味わわせていただきました。尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったなと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、そして10年間、溺れるナイフを大好きで居続けた女の子たちに恥ずかしくない映画を撮れますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込みを語っている。『溺れるナイフ』2016年秋全国ロードショー
2015年10月13日多部未華子と綾野剛で映画化された『ピース オブ ケイク』の作者ジョージ朝倉が描く、累計140万部を突破した伝説的コミック「溺れるナイフ」(講談社)が実写映画化することが決定した。東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽は、ある日突然父の故郷に引っ越すことになる。東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、自分が欲する「何か」から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽。しかし、その土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取りである長谷川航一朗(コウ)に強烈に惹かれていく。意地悪で気まぐれでエキセントリックな彼に反発しつつも、彼の発光するような神々しさに心奪われる。コウもまた、田舎では類を見ない夏芽の美しさに自分と同種の力を感じ夏芽を受け入れる。夏芽はカリスマ少女モデルとして名前が売れ始め、二人は「世界征服できそうな」ほどの絶頂期を迎えるのだが――。原作は「別冊フレンド」(講談社)にて2004年10月から2013年12月に連載され、10代の少年少女特有の、剥き出しのナイフのような激しい心と心のぶつかり合いを描き、広く共感を呼んだジョージ朝倉の同名コミック。現在までに累計発行部数140万部(全17巻)を超え、2010年度「このマンガがすごい!」オンナ篇 (宝島社)第17位、「第2回anan漫画大賞」(マガジンハウス)の候補など人気と実力を兼ね備えている。本作の監督には、2012年のデビューから少女の過剰な自意識を描いた作品群でミニシアター界をざわつかせた新鋭監督の山戸結希が務める。山戸監督は、第24回(2014年度)日本映画プロフェッショナル大賞・新人監督賞を受賞。「新世代ファンタジスタ」「日本映画界の大型ハリケーン」と称される、いま最も注目すべき若手監督の1人だ。今回実写化に挑む山戸監督は「溺れるナイフという漫画が、ずっと大好きでした。尊敬するジョージ朝倉先生に、映画化して心から良かったなと思っていただけますよう、もちろん俳優さんのファンの方たちにも喜んでいただけますよう、精一杯力を尽くさせていただきます」と意気込みを語った。それを受け、原作者のジョージ朝倉は「実写映像化できない様な漫画にしようと思って描いていたので、なんとも色々ドキドキが止まりません。山戸監督を信じて、お家で正座で待ってます…!よろしくおねがいします」と喜びのコメントを寄せている。『溺れるナイフ』は2016年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月13日日本国内において14年ぶりとなる村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展」が、10月31日から3月6日まで森美術館で開催される。同展の見どころとなるのが、世界の絵画史上最大級の作品である、全長100mに及ぶ超大作《五百羅漢図》。日本初公開となる同作は、東日本大震災でいち早く支援の手を差し伸べてくれたカタールへの感謝を込めて12年にドーハで発表されたものだ。日本中の美術大学から200人を超える学生を集め、短期間で一気に完成させるという難業に取り組んだ。この《五百羅漢図》は、中国の古代思想で東西南北を司る四神“青竜”、“白虎”、“朱雀”、“玄武”の名を冠した4面で構成されており、宗教と芸術、人間の死や限界などが表現されている。また、村上隆が《五百羅漢図》を制作する大きなきっかけとなった、江戸時代の絵師・長沢芦雪の《方寸五百羅漢図》と、狩野一信が約10年かけて描きあげた《五百羅漢図》も展示。村上隆の「五百羅漢図」と合わせて鑑賞することで、江戸時代の絵師と村上隆の対話を感じることが出来るものとなっている。その他、村上隆が約10年の歳月をかけて今なお制作し続けているという大型彫刻作品《宇宙の産声》や《欲望の炎-金》から、同展のために制作された代表的シリーズの最新作「727」や「Tan Tan Bo」まで、日本初公開作品の数々が展示される。なお、同展に合わせてアカデミーヒルズや森美術館オーディトリアムでは、「機動戦士ガンダム」などを手掛けてきたアニメーション監督の富野由悠季、日本美術ブームの立役者のひとりでもある美術史家の辻惟雄、芥川賞作家で福聚寺住職の玄侑宗久などによるトークショーを実施。11月4日には、森美術館オーディトリアムにて村上隆の初監督映画『めめめのくらげ』も上映される。上映後には、村上隆と、同作の出演者であり同展の音声ナビゲーターを務める斎藤工によるトークショーも開催される予定だ。【イベント情報】村上隆の五百羅漢図展会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階会期:15年10月31日~16年3月6日時間:10:00~22:00(火曜日は17:00まで、11月3日は22:00まで)料金:一般1,600円、学生(高校生・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円
2015年09月30日東京都・港区の六本木ヒルズ 森美術館では、現代美術作家・村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展」が開催される。会期は10月31日~2016年3月6日。開館時間は10:00~22:00(火曜日は17:00まで、ただし11月3日は22:00まで/入館は閉館時間の30分前まで)。関連プログラムとして、アニメーション監督の富野由悠季氏とのトークセッションなども予定されている。展覧会の入館料は、一般1,600円、学生(高校・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円(展望台 東京シティビュー、屋上スカイデッキへは別途料金が必要)。同展は、日本国内では2001年以来14年ぶりとなる現代美術作家・村上隆の大型個展。世界の絵画史上最大級の作品と推定される、全長100メートルにおよぶ超巨大絵画「五百羅漢図」が最大のみどころとなっている。また、同作品の制作に大きなきっかけを与えたという長沢芦雪筆の「方寸五百羅漢図」と狩野一信筆の「五百羅漢図」もあわせて展示されるということだ。ほかにも、村上隆が既に10年近い歳月をかけ、今なお制作に取り組んでいる「宇宙の産声」や「欲望の炎-金」などの大型彫刻作品や、同展のために手掛けた「727」や「TanTan Bo」といった代表的シリーズの最新作、円相図や金銀の唐獅子図など、日本初公開となる作品が展示されるという。また、同展の「音声ガイド」のナビゲーターには、TVドラマや映画、CMなどで活躍中の俳優・斎藤工氏が務めるという。ガイド件数は約20件、解説時間は約30分という音声ガイドの料金は550円。展覧会公式サイトおよび各種プレイガイドでは、開幕前日(10月30日)までの期間限定で、割安価格で購入できる「前売り音声ガイドセット券」が販売されている。料金は一般1,800円、学生(高校・大学生)1,400円、子供(4歳~中学生)900円。なお、展覧会関連パブリックプログラムとして、11月1日 15:00~17:00(開場は14:30)には、「機動戦士ガンダム」や「ガンダムGのレコンギスタ」などのガンダムシリーズ、「伝説巨神イデオン」などのアニメーション作品を手掛けてきたアニメーション監督・富野由悠季氏が、さまざまなキーワードをもとに村上隆と語り合うトークセッション「日本、物語、リアリズム」が開催される。会場はアカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)。定員は150名(要予約)。料金は一般1,000円(MAMCメンバー無料)。日英同時通訳付き。さらに、11月14日 19:00~22:00(開場は18:30)には、2013年に公開された村上隆の初監督映画「めめめのくらげ」が特別上映が行われたのち、同映画の出演者であり、展覧会の音声ガイドのナビゲーターを務める俳優・斎藤工氏が、村上隆と映画制作などについて語り合うトークセッションが予定されている。会場は森美術館オーディトリアム。定員は100名(要予約)。料金は無料(展覧会チケットが必要)。日本語のみ。そして、11月15日 14:00~16:00(開場は13:30)には、現在の日本美術ブームの立役者のひとりである美術史家・辻惟雄氏を対談相手に迎え、村上隆の作品世界や日本美術の魅力とその未来について語り合うトークセッション「痛快、日本美術談議」が開催される。会場はアカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)。定員は150名(要予約)。料金は一般1,000円(MAMCメンバー無料)。日英同時通訳/手話同時通訳付き。このほか、12月12日には村上隆の作品の彫刻制作をになう海洋堂、黒谷美術、ラッキーワイド各社の代表者が一堂に会し語り合うトークセッション「日本ものづくり再考」、2016年1月10日には美術評論家の椹木野衣氏が、現代アート界での村上隆作品の位置付けとその意味を独自の視点で語るトーク「大震災、五百羅漢図と村上隆」、そして2月20日には芥川賞作家で福聚寺住職の玄侑宗久氏が、日本文化と村上作品について語るトーク「Japanese Dual Standard」が予定されている。なお、関連パブリックプログラムについての詳細は、後日、森美術館ウェブサイトにて発表されるとのことだ。
2015年09月16日森美術館は、現代美術作家・村上隆の個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催する。会期は10月31日~2016年3月6日。開館時間は10:00~22:00(火曜日は17:00まで、ただし11月3日は22:00まで。入館は閉館時間の30分前まで)。会場は東京都・六本木の森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)。入館料は一般1,600円/学生(高校・大学生)1,100円/子供(4歳~中学生)600円(割引価格となる前売り券/早割ペア前売り券あり)。同展は、日本国内では2001年以来14年ぶりとなる現代美術作家・村上隆の大型個展。最大のみどころは、世界の絵画史上最大級の作品と推定される全長100メートルにおよぶ超巨大絵画「五百羅漢図」。同作品は、美術史家の辻惟雄との雑誌連載対話や江戸時代の安政大地震(1855年)の最中に危険と隣り合わせの環境で、一人で百幅もの「五百羅漢図」の制作に挑んだ狩野一信や、約3cm四方の超細密五百羅漢図を描いた長沢芦雪などに触発され、日本中の美術大学から大勢のスタッフを集めてこの巨大絵画を短期間で完成させたという。東日本大震災後にいち早く支援の手を差し延べてくれたカタールへの感謝を込めて、震災の翌年2012年にドーハで発表され、日本での公開は今回が初めてとなる。このほか、村上隆が既に10年近い歳月をかけて今なお制作に取り組んでいる「宇宙の産声」や「欲望の炎-金」などの大型彫刻作品や、同展のために手掛けた「727」や「TanTan Bo」といった代表的シリーズの最新作、円相図や金銀の唐獅子図など、すべての展示作品が日本初公開ということだ。また、入館料は当日券が一般1,600円/学生(高校・大学生)1,100円/子供(4歳~中学生)600円。また、前売り券(10月30日まで販売)は一般1,400円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳~中学生)500円。早割ペア前売り券(8月31日まで販売)は、一般2,500円(2枚1組)。さらに、9月1日からは音声ガイド(550円)がセットになった前売り券や村上隆とのコラボレーション商品もしくは展覧会オリジナルグッズがセットになった前売り券も販売されるということだ。これらのチケットは、展覧会公式サイト、セブン-イレブン(セブンチケット)、ローソンチケット(Lコード:36500)などで販売される。なお、村上隆は1962年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。アートの総合商社 カイカイキキ代表。2008年には「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出。ルイ・ヴィトン、VANS、シュウウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。2016年にはTVアニメシリーズ「6HP」(Six Hearts Princess)の公開を控えている。(c)2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2015年07月24日フリスク ネオ(FRISK Neo)がアーティスト・村上隆のイラストが描かれたスペシャルパッケージに。クラシエフーズが、従来のフリスクよりも粒が大きいシリーズ、フリスク ネオの期間限定品として、アーティストの村上隆とのコラボレーションによる「FRISK Neo ミックスフルーツ」(42g 369円)を発売している。「FRISK Neo ミックスフルーツ」は、「フリスク ネオ」と村上隆とのコラボレーションの第2弾となるもの。今回は村上隆の象徴的なモチーフ、目の形の“めめめ”をテーマに製作された。メタルケースのパッケージデザインは爽やかな白をベースにしつつ、色鮮やかな目玉を思わせるイラストが描かれている。また、シトラスベースにフルーツ風味をミックスしたミックスフルーツ味のタブレットも、パッケージデザインに合わせて目玉の形状となっており、白と橙色の2色構造に仕上げられた。なお、3月に発売した第1弾のドクロ形状のタブレットに唐辛子成分が入った「フライトにングミント」や、お花モチーフに仕上げたチェリー風味のすっきりフレーバーの「ブルーミングチェリー」も販売チャネルを拡大し、6月より全国のスーパーマーケット、ドラッグストアなどで販売している。
2015年07月01日クラシエフーズは、現代美術家・村上隆とコラボレーションした「FRISK Neo」の新フレーバー「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、3月16日より数量限定で発売開始する。価格は369円(税抜)。同商品は、ルイ・ヴィトン、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウェストやゆず、六本木ヒルズ、シュウ ウエムラ等とのコラボレーションで知られる村上隆がパッケージデザインを担当した限定品。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなフレーバーとなっているという。また、パッケージのほかにも、タブレットの形状が「ドクロ」(フライトニングミント)、「お花」(ブルーミングチェリー)と凝ったつくりになっている。
2015年03月13日クラシエフーズは16日、従来のフリスクよりも粒が大きく「美味しさ」と「味長持ち」が特徴の「FRISK Neo(フリスク ネオ)」より、村上隆氏とのコラボした「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、コンビニエンスストアにて数量限定で発売する。○世界的アーティスト、村上隆氏との限定コラボ同商品は、世界的に有名なアーティストの村上隆氏とのコラボレーションにより生まれた新フレーバー。ケースやタブレットのデザインにもこだわり、ビジュアル面でも楽しめる仕上がりとなっている。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなすっきりフレーバー。フレーバーに合わせ、「フライトニングミント」はドクロ、「ブルーミングチェリー」は花の形状となる。パッケージは村上氏のデザインにより、インパクトがあり色鮮やかに仕上げたメタルケースとなっている。容量はともに42gで、希望小売価格は各369円(税別)。
2015年03月12日佐村河内守の“ゴーストライター騒動”で、そのゴーストライターとして暗躍し、大きな注目を集めた作曲家・新垣隆が、今春公開される映画『ソロモンの偽証』の応援大使に就任したことが発表された。さらに、トークアプリ「755」で中学生から質問を受けつける“大人の相談室”を開設することも明らかとなった。映画『ソロモンの偽証』は、ベストセラー作家・宮部みゆきが構想15年・執筆に9年もの歳月を費やしたという同名ミステリー巨編を、成島出監督をはじめとする『八日目の蝉』チームが再結集し、2部作で映画化したもの。物語は大雪に見舞われたクリスマスの朝ーー雪の校庭に転落死した男子生徒、柏木卓也が発見される。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメイト。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画…。そして犠牲者がひとり、またひとりと増えていく中、「もう大人たちには任せておけない」と、遺体の第一発見者である生徒のひとり、藤野涼子の発案で学校内裁判が開廷されることに…。本作では、真実を追い求め葛藤する中学生たちがメインとして描かれるが今回、新垣さんはそんな中学生たちを応援するための応援大使として公開初日まで活動することとなる。さらに、2月26日(木)より先述したトークアプリ「755」にて「ソロモンの偽証応援大使新垣隆」の名で登録。嘘にまつわる話や葛藤など、中学生からの質問を募集し、3月5日(木/18:30~19:30を予定)に本人自らが質問に答えていくとのこと。新垣さんは、今回の企画について「自分が中学生だった頃から30年の月日が経ち、髪の毛は随分薄くなってしまいましたが、心の気持ちはその頃と今とで何ら変わっていないという事に、今ふと気がつきました。皆さんと共に考えるという事は、自分の中に存在するかつての中学生の私と対話する、という事でもあります。ぜひ皆さんの思いを聞かせてください」とコメントを寄せている。嘘から逃げない男が、中学生たちの想いにどんな言葉で応えるのか…注目が集まりそうだ。『ソロモンの偽証前篇・事件』は3月7日(土)より、『ソロモンの偽証後篇・裁判』は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年02月26日六本木ヒルズ「森美術館」は、企画展「村上隆の五百羅漢図展」を開催する。期間は2015年10月31日から16年3月6日まで。スーパーフラット理論を提唱し、現代美術展「GEISAI」を開催するなど、日本を代表するアーティストの1人として知られる村上隆。今回はその近年における活動を紹介したもので、日本では数少ない村上作品を扱った展覧会となる。中でも、代表的な作品となるのが、東日本大震災をきっかけとして2012年に制作された絵画「五百羅漢図」だ。この作品は高さ3m、幅100mにも及ぶキャンバスに修行僧の姿を描いたもの。そこには、有限の生と無限の宇宙、自然が交錯しており、宗教を超えた祈りが込められている。芸術はわれわれの世界、人間のリアリズムにどれだけ肉薄できるのか。そんな村上の芸術観に迫る作品が、会場には数多く展示される。森美術館でも14年ぶりとなる村上の展覧会。アニメポップだけでない、村上のもう一つの顔を知る貴重な機会となりそうだ。【イベント情報】村上隆の五百羅漢図展会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階期間:2015年10月31日から16年3月6日
2014年11月20日村上隆がプロデュースした初のカフェ「バー・ジンガロ(Bar Zingaro)」が、中野ブロードウェイ2階にオープンした。バー・ジンガロのテーマは「コーヒー」「カクテル」「アート」の3本柱。店内にはオーナー・村上隆によるアート作品の他、彼がセレクトしたアートも展示されている。現在展示されているのは、22日より中野ブロードウェイ4階の「Oz Zingaro」で「三人展」を行う陶芸作家の上田勇児、大谷工作室、熊谷幸治の作品。内装はノルウェーの首都オスロに本店を構え、東京にも出店するカフェ業界でグローバルに知られる「フグレン(Fuglen)」が手掛けた。コーヒーやエスプレッソを中心としたカフェメニューの他に、カクテルやビール、ワインなど酒類がラインナップ。パンやケーキなどの軽食も用意されている。今後は、現在中野ブロードウェイ内に4店舗展開しているギャラリー「Kaikai Zingaro」「Hidari Zingaro」「pixiv Zingaro」「Oz Zingaro」をつなげるコミュニケーションの場、イベントスペースとして展開していく考え。
2013年11月16日ミクシィは15日、同日に開催された取締役会において、現執行役員経営企画室長の朝倉祐介氏(30歳)が新たに代表取締役社長に就任する人事を決定した。現代表取締役社長の笠原健治氏(37歳)は辞任し、取締役会長に就任する。同社は、スマートフォンへの急激なシフト、オンラインでのコミュニケーション手段の多様化といった変化に適応するために、経営トップの大幅な若返りを図ったと説明。今回の人事は、2013年6月25日に開かれる定時株主総会および取締役会を経て、正式に決定する。朝倉氏は、スタートアップ企業の経営者を経て、ミクシィに参画後、2012年7月に執行役員経営企画室長に就任。事業開発および経営戦略の策定を担当するとともに、「ユーザーファースト」の推進やユニット制の導入などを主導してきた。笠原氏は1999年の会社設立以来、mixiをはじめとする複数のサービスを創設。今後は新規事業の開発に専念するとともに、取締役会長として意思決定に携わっていくという。朝倉氏は「学生時代、大学の先輩でもある笠原が、世の中のコミュニケーションのあり方を変えるサービスを立ち上げているという事実に心底興奮しました。笠原は私にとって、同時代の最先端を走るヒーローであり、強い憧れを感じた人物です」とのコメントを発表。続けて「これほどまでに強く憧れた企業であり、また1ベンチャー経営者として途方もなく大きな存在であったミクシィのバトンを受け継ぐということに、強い責任を感じると同時に、今まで以上に社業発展に尽力する覚悟でおります。笠原のアントレプレナーシップを継承・強化し、より良い事業、強固な企業グループを作ることに全力を尽くして参ります」としている。一方、笠原氏は新社長の朝倉氏に向けて「朝倉は、大手コンサルティングファームとネットベンチャーの社長という2つの経験の持ち主で、常に冷静でありながらそして時には情熱的に、物事をバランスよく判断いたします。起業家精神が旺盛で、ロジカルとエモーショナル両面を併せ持つ人物です。また、30歳と非常に若いのも魅力的です。私は、そんな彼に代表を託したいと考えています」とコメント。自身の今後については「取締役会長として、新経営体制を最大限サポートしつつ、mixi、Find Job !以上にインパクトを持つ新しいサービスを生み出していきたいと思います」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月15日福岡県の朝倉広域観光協会は5月11日、朝倉市の観光大使として1年間活動してくれる女性の募集を目的に、「第31代女王卑弥呼コンテスト」を開催する。同コンテストは、5月11日、12日に行われる「第8回花の邪馬台国まつり」にて実施。応募資格は、朝倉市民祭をはじめ、諸行事に1年間参加して、積極的に朝倉市の魅力をPRできる、満18歳以上の女性(ただし高校生は除く)となる。応募方法は、申込書および写真2枚(全身、顔のカラー写真)を同封の上、郵送または実行委員会事務局へ持参。または、申込書をダウンロードし、写真とともにメールで応募する。応募期限は、3月22日まで(当日消印有効)。なお、女王卑弥呼(2名)に選ばれた人には各15万円、予選通過者(当日コンテストへの参加者)には各1万円、女王卑弥呼に選ばれた人の推薦者には各1万円が贈られるとのこと。詳細は、朝倉広域観光協会オフィシャルサイト「あさくら路観光案内」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月23日「スーパーフラット」(’00)、「ルイ・ヴィトン×村上隆」(’03)、「ムラカミ・ヴェルサイユ」(’10)などの作品を発表し、世界を驚かせてきたアーティスト・村上隆による初監督作品『めめめのくらげ』。このたび世界中がいまかいまかと公開を待ちわびる本作の待望の予告編とポスター・ビジュアルが遂に解禁となった。主人公の小学生・正志は、引っ越してきた新しい家に、見慣れない段ボールを見つける。中から出てきたのは、くらげの様な不思議な生き物!どこか愛くるしいその生き物を“くらげ坊”と名付け、次第に仲良くなっていく。リュックにくらげ坊を連れて転校先の学校に行くと、ほかの生徒も、くらげ坊と同じく大人には見えない不思議な生物=“ふれんど”を連れていて…。今回、解禁となったポスターには「あの村上隆が映画監督はじめました」と堂々とした“監督宣言”アピール!周りには村上隆の代表的デザインの“目”のアイコンが浮かぶ中、中央に本作のストーリーのメイン的な存在のキャラクター“くらげ坊”がひょっこりと頭を出している。同時に公開となった予告編でも、くらげ坊が空に高く舞い上がり、街を全速力で飛ぶ姿が確認できるが、そのキュートな表情はかなりの存在感だ。この予告編でも流れている、主題歌「Last Night,Good Night」を歌っているのは日本のみならず海外でも話題を巻き起こし続けているヴァーチャルアイドル・初音ミク。村上さんが直々にオファーをしたという、「livetune」というソロプロジェクトでも活動している、いま最も注目を集めるクリエイターの一人・kzが手がけた楽曲を伸びやかに歌い上げている。TOHOシネマズ六本木ヒルズ10周年作品となる本作。アーティスト・村上隆の初監督作は日本で、そして世界でどのように受け入れられるのだろうか?公開を楽しみに待ちたい。『めめめのくらげ』は2013年4月26日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:めめめのくらげ 2013年4月26日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2012年12月18日福岡県朝倉市、キリンビール福岡工場の「キリン花園」で秋の到来を感じさせる1,000万本ものコスモスが咲き始めた。「キリン花園」は無料開放されている。キリンビール福岡工場では環境保全活動の一環として工場の緑化推進が行われており、四季折々の花を見ることができる。「キリン花園」は約7ヘクタールの面積がある広大な花畑だ。これからの時期はコスモスが見ごろとなるが、10月11日現在5分咲きの状態。例年は10月中旬に見ごろを迎え、10月31日に散り終えとなる。コスモスの開花にあわせて、10月6日(土)~31日(水)まで、「キリン花園コスモスフェスタ2012」が開催されている。工場内にある「キリンビアパーク福岡」では工場見学(要予約)を実施している。所要時間は70分で、見学後には出来たてのビールや清涼飲料などの試飲ができる。イベント詳細はキリンビールホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日劇場版“クレヨンしんちゃん”20周年記念作品『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』に、ココリコ(遠藤章造・田中直樹)、土田晃之、藤井隆の4人がゲスト声優として出演することになり、アフレコ終了後、インタビューに応じた。その他の写真遠藤ら4人は『クレヨンしんちゃん』のTV放送が始まった1992年にデビューし、今年で芸歴20年を迎えた同期芸人。実生活ではそれぞれ、子どもを授かり“パパ芸人”としても知られる彼らが、今回、その育児経験を買われて、しんちゃんの妹・ひまわりのお世話をするヒマワリ星の“イケメンDEイクメン軍団”役に抜てきされた。遠藤は「滑舌があまり良くないし、もう40歳なんで老眼がきちゃって、台本が見えづらかった」と思わず苦笑い。「僕と田中君はアゴがしゃくれているので、どうしても空気が抜けてしまって…。僕はサ行が苦手」(土田)、「僕はラ行が、斜めに逃げてしまう」(田中)とこちらも四苦八苦の様子。一方、藤井は収録にテンションが上がり過ぎたといい「新感覚のアフレコを提案したかった」と自信満々!?それでも、ぐずるひまわりを必死にあやそうと悪戦苦闘するシーンには、4人とも実体験が活かされたと口を揃える。実際の“イクメン”ぶりを聞いてみると、遠藤は開口一番「諸事情で(笑)娘とは一緒に住んでいないんですよ。でも週に1~2度はうちに泊まりにくるし、お弁当を作ることもある」と自虐的なコメントで、他の3人から「何かあったの?」と白々しい指摘。相方の田中は「子どもに対しては、友だちという感覚がある」。ただ、持ち前の動物愛が強すぎて「まだ、言葉を話し始めた頃、イヌを見て『ワンワン』って言っていたのを『違う、あれはジャック・ラッセル・テリア!』と注意してしまったことがある」と反省する場面も。藤井は「できるだけ一緒に遊ぶようにしています。でもお母さん(タレントの乙葉)にはかなわないですね」。4人の子どもを持つ“子だくさん芸人”の土田は「子育てってついつい難しく考えがちですが、いわば“生活”なので特別なことじゃない」と説得力ある持論を披露。「もううちは一番上が中学生で、サッカーやろうって誘っても全然乗ってこない。まあ僕が本気を出しちゃうからなんですけど(笑)。子が親を見て育つのはもちろん、親が子を見て成長するんです」と育児論を熱弁すると、遠藤、田中、藤井の3人も大きくうなずいていた。本作は、しんちゃんこと永遠の5歳児・野原しんのすけが、ささいなケンカをきっかけに「オラ、妹なんていらないゾ!」と口走ったことから、ひまわりが宇宙にある“ヒマワリ星”のプリンセスとして迎えられ…。野原一家が家族の絆と全宇宙の存亡をかけた大騒動に巻き込まれる姿が描かれる。『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』4月14日(土)から全国ロードショー(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2012取材・文・写真:内田 涼
2012年04月13日