SMAPの木村拓哉が、19日放送のTOKYO FM『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(毎週金曜23:00~)で、解散について謝罪した。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは稲垣吾郎に次いで2人目。木村は冒頭、「みなさんこんばんは、木村拓哉です。今回はSMAPの件でみなさんにつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と心境を告白。「僕と同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、今…本当に言葉が見つかりません」と語った。そして、「すべてのSMAPファンのみんなに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません」と続け、「本当に…ごめん」と謝った。SMAPは14日未明、今年12月31日をもって解散することを電撃発表。『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』のこの日の収録分は解散発表前に収録されていたというが、急きょ冒頭にメッセージが差し込まれる形となった。
2016年08月19日SMAPの木村拓哉が、何も聞かされずに連れ出されるフジテレビ系単発バラエティ番組『SMAP×SAMP Presents 木村拓哉先輩、ついて来てもらっていいですか?』が、25日(22:00~23:09)に放送される。この番組は、桐谷健太と濱田岳の後輩2人が、それぞれ木村を強引に連れ出して遊びに行く様子に密着するもの。桐谷は、どうしてもキャンプに行きたいと誘うが、木村は「虫がなかなか手ごわい」と乗り気ではない。それでも、必死に連れ出して車で東京・奥多摩へ向かい、テントや、カレー作り、キャンプファイヤーをするために必要なものを買い込んでいく。そしてキャンプ場に到着。桐谷は、釣りがうまく行かず必死になるなど楽しみ、カレー作りも終えると「まだやりたいことがある」と切り出す。木村は「カレーで満足だけど」とつれないが、桐谷は「いや、ここからです! 歌いたいんです!」と懇願。歌のしおりまで準備しており、高校の頃に大好きだったという思い出のSMAPの曲を熱唱する。さらに、自身の曲「海の声」を、たき火を囲みながら、2人でハーモニーを奏でる。一方濱田とは、山梨・山中湖へ。普通の人はすぐに乗りこなせないという、水上を何メートルも上まで高く上がる「フライボード」に挑戦し、2人とも運動神経の良いところを見せる。ロケを終えた木村は「岳くんと健太は、これまで2人ともドラマで共演していて、共通の時間を持てている相手ではあるけど、いざスタートしてみると少し照れ臭さかったです」と感想。最初は2人きりで何を話そうかと不安だったそうだが、「やりたいことに連れ回されるうちにそれもなくなり、結果的にすごく楽しいロケになりました」と振り返る。また、桐谷からは「拓哉さん、サインもらっていいですか?」とお願いされて、快く応じたそう。濱田は「基本的に人に心の扉を開かない」そうだが、今回は「開けおてます」と言ってくれたそうで、木村も喜んでいた。
2016年07月21日紡木たくの伝説的少女漫画を能年玲奈、「三代目 J Soul Brothers」登坂広臣をメインキャストに迎え実写化した『ホットロード』が7月15日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。同名の原作コミックは1980年代に「別冊マーガレット」誌上にて絶大な人気を博し、集英社の少女漫画史上最速で100万部を突破。全4巻で700万部という驚異的な発行部数を誇った伝説的少女漫画。この世代を超えて読み継がれる不朽の名作を『アオハライド』や『僕等がいた』など青春コミックの映画化を多く手がけてきた三木孝浩監督がメガホンを取り、2013年放送の連続テレビ小説「あまちゃん」が大ヒットを記録し、その後も『海月姫』などに出演した能年さんと、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの超人気グループへと成長した「三代目 J Soul Brothers」の登坂さんを揃えて映像化した。能年さん、登坂さんのほか、木村佳乃、小澤征悦、鈴木亮平、太田莉菜、落合モトキ、竹富聖花らも出演。熱く切ない青春ストーリーに彩りを添える。ママ(木村さん)と2人きりで暮らす14歳の少女・宮市和希(能年さん)は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めていた。ある日、親友・絵里(竹富さん)に誘われるまま夜の湘南で出会ったのは、「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志(登坂さん)。「おまえんち、家庭環境わりーだろ?」――第1印象は最悪だった2人だが、やがて和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山もまた和希の純粋さに惹かれていく。しかし、トオル(鈴木さん)から「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…という物語。今夜は熱く切ない青春ストーリーに“胸キュン”してはいかが。金曜ロードSHOW!『ホットロード』は7月15日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開(C) 2014「ホットロード」製作委員会 (C) 紡木たく/集英社
2016年07月15日●猟奇的なシーンは「美しく」朝ドラ『あさが来た』で女性起業家の先駆けを、日本テレビ系『世界一難しい恋』でマイペースなやり手ホテルマンを演じてきた女優の波瑠が、きょう12日スタートの新ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』で殺人犯に異常な好奇心を持つという、これまでとはガラッと変わったキャラクターに挑む。『サイレーン』の菜々緒、『僕のヤバイ妻』の木村佳乃と、女優の"怪演"ぶりが話題の"火10"ドラマだけに、波瑠の演技も…!? 制作を手がける関西テレビの河西秀幸プロデューサーに話を聞いた――。――今回の原作は、内藤了さんの猟奇犯罪ミステリー『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズですが、これをドラマ化しようと考えた背景はなんですか?昨年の10月クールに『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』という作品を手がけて、その中で少し猟奇犯罪を扱ったのですが、菜々緒さんの怪演ぶりもあって、面白いなと思ったんです。刑事モノや事件モノのドラマはたくさんありますが、刺激が足りないのではないかと個人的に思っていて、"刺激的な事件モノ"ができたら面白いんじゃないかなと、うっすら考えていました。――猟奇犯罪を扱う作品だと、地上波テレビのプライムタイムでは描写に限界があると思います。台本にも、遺体のあるシーンで「※見せ方は要検討」と書いてありましたが、どのような工夫をされているのですか?描き方のテーマとして「美しくしよう」というのを考えています。エグくなるだけではなく、どこかに美しさが出せると良いなと監督と話しているんです。例えば、光の具合だったりとか、ミイラの遺体には赤いドレスを着せたりですとか、そういう意識を持つようにしていますね。――とは言うものの、今回のような題材で、NHK『あさが来た』や、日本テレビ『世界一難しい恋』のヒロインで清純な役が続いてきた波瑠さんを起用した狙いはなんですか?以前、僕は『逃亡弁護士』(2010年)というドラマで波瑠さんと一緒に仕事をさせていただいたことがあって、そのときは偽装妊娠をするという、闇を抱えた女の子を演じていたんです。その印象があった中で、朝ドラで芯のある強い女性を演じられているのを見て、女優さんとして幅があって面白くなってきたなと思ったんです。そこで、今回の比奈子は二面性のある役なので、波瑠さんが演じたらすごく面白くなるなと考えて、お願いしました。――『サイレーン』での菜々緒さんや、前クールの『僕のヤバイ妻』での木村佳乃さんは、"怪演"と言われて大変話題になりましたよね。今回の波瑠さんも"怪演"と呼ばれるような役になりますか?そこはあるかもしれないですね。普段の状況では普通の明るい女の子なんですけど、殺人に向かって行くときは、ある種の怖さとか、冷たさといったものが感じられると思います。殺人犯に対する探究心が強すぎるヒロインなんていないですからね(笑)。もちろん、事件モノとしても楽しめるように作っていますけど、比奈子が他のメンバーとの関わり合いの中で成長してくところもあるので、人間ドラマとしても見てもらいたいですね。●波瑠に「極力まばたきをしないで」――今までのドラマでしたら、そうした異常な面を持つ刑事は男性が演じることが多かったですよね。そうですね。強くて芯のある女性で、みんなを引っ張る女子ヒロインの刑事ドラマは今までも結構あったと思うんですけど、そうした役は30歳以上の中堅の女優さんが多かったと思います。一方で若い女の子の刑事モノは、キャピキャピで右も左も分からないけど、何か一瞬のひらめきや特殊能力で、一発解決するというものが多いと思うんですが、そういうものにはしたくないんです。正義感だけではなく、殺人犯への興味で動いているというのが、今作の大きな特徴で、脚本家も物語の組み立て方が「難しい」と言っていますが、トライしていきたいと思います。――この役を演じる波瑠さんに、何か特別意識してほしいことなどは伝えていますか?普段の明るいときは、振りきれて本当に明るく演じてほしいと監督も言っていますが、僕からは、本性が出るときに「極力まばたきをしないでください」と言いました。波瑠さんは目が大きくて特徴的なので、まばたきをしないと、すごい雰囲気が出るんですよ。それから本人が役に関して、演じているからこそ僕ら以上に分かる部分があるようで、監督に提案して、こちらが気付かされることも多いですね。――『逃亡弁護士』の頃から比べて、女優さんとしてすごく成長しているんですね。もう全然違いますね。今回は殺人犯に対して全くひるまないという役ですが、彼女の雰囲気やセリフで、むしろその極悪な殺人鬼たちが一瞬たじろぐくらいです。そこの波瑠さんの熱演ぶりは、すごくゾクゾクするところだと思いますね。――今回は、比奈子の先輩刑事役として、関ジャニ∞の横山裕さんも出演されますよね。かなりアクションシーンがあると伺っています。本人がボクシングをやっているので、パンチを繰り出す姿はカッコいいですね。こういうアクションシーンは、パンチを受ける側の役者さんもうまくないと強そうに見えないんですが、その方も上手なので、より横山さんのパンチがカッコよくなっています。●"火10"ファンにどんどん球を投げていきたい――『サイレーン』や『僕のヤバイ妻』など、最近の"火10" 枠ドラマはサスペンス作品のイメージが強くなってきていると思います。枠としてそういう部分を意識していることはあるのですか?ある一定の層は、こうした作品が好きな人がいると思いますので、やっぱり意識しますね。"火10"は変わった面白いことをやっているよねというイメージもあると思うので、そういう人たちにはどんどん球を投げていきたいなとは思います。――あらためて、サスペンス作品の魅力というのは、どう感じていますか?人間って、やっぱり新事実が分かっていくということを、すごく面白いと感じると思うんですよ。秘密が明らかになるっていうのは、見ていて気持ち良いんですよね。――同じ"火10"では、TBS系でも連続ドラマが放送されていますが、そちらの意識はいかがですか?めちゃくちゃ意識していますが、ジャンルが全然違うので、お客さんはうまくすみ分けができているのかなとは思います。とは言え負けていられないので、いい結果を出していきたいですね。裏同士に連続ドラマがあっても、『JIN-仁-』と『マルモのおきて』とか、両方視聴率が良いときもあるんですよ。だから、枠がかぶってるからどうこうということではないと考えているので、ドラマ全体が盛り上がればいいなと思いますね。――昨今、連続ドラマは厳しい状況が続いています。ドラマ全体を盛り上げていくというのは、それぞれの枠を超えた大きな課題ですね。とにかく、視聴者の皆さんの目がものすごく肥えてきているので、テレビドラマというのは何か1つ振り切れているものがないと、飽きられてしまうのではないかと思っているんです。"月9"も、若い人に向けて振り切れているじゃないですか。そういう思い切りの良さが必要なんじゃないかなと。以前のヒット作に似ていると思われるような"置きに行った"作品だと、視聴者の皆さんから弾かれますよね。――視聴率の数字以外にも、データニュース社が行っている「テレビウォッチャー」というアンケート調査で、"火10"ドラマが『お義父さんと呼ばせて』『僕のヤバイ妻』と、2作連続で、そのクールの満足度1位を獲得していますので、今作も期待がかかります。視聴率は良ければ賞賛されるけど、悪かったら「爆死」と言われたり、そこだけでものを言われることが多いので、そういった満足度調査とか、ネットの盛り上がりとか、視聴率以外にもいろいろな尺度があると、こちらとしてもやりがいがあります。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。あらためて、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の見どころをお願いします。ゾクゾクするスリリングな、新しい感じの事件モノ作品になっていると思います。今本当にフレッシュな波瑠さんのいろんな顔が見られて、それが面白くなっていると思うので、刑事ドラマとしても、彼女の人間ドラマとしても、ぜひ楽しんでください。もう皆さん、"不倫モノ"は十分だと思いますので!(笑)
2016年07月12日女優の黒木瞳が初めてメガホンをとった映画『嫌な女』初日舞台挨拶が6月25日(土)、丸の内ピカデリーにて行われ、出演する吉田羊、木村佳乃、中村蒼、古川雄大、ラサール石井が黒木監督とともに顔を揃えた。観客からの「おめでとう」の声に、黒木監督は感極まり、「私たちが皆さまを笑顔にさせたいと思ったのに、皆さまから笑顔をもらいました」と声をつまらせた。本作は、桂望実氏の同名ベストセラー小説を黒木監督が構想4年をかけて映像化したもの。敏腕弁護士と天才詐欺師という境遇も立場も違う対照的な女性が出会い、詐欺師が抱える問題を次々に弁護士が解決していくという、笑いと涙の人生リセット・エンターテインメント。主演の吉田さんや木村さんをもってして「厳しい監督」と評された黒木監督だったが、自身も、「撮影に入ってから帰ろうかなと思ったのも正直、1日あります」と明かし、「でも私の背中を押してくれたのはスタッフ、キラキラした演技を見せていただいた俳優、そして笑顔になってくださるだろう観客です」と、感謝の気持ちを言葉で示した。とはいえ、やはり初日は緊張したようで、「出演しているときといまの立場は全く違うので、いま、大変緊張しています。女優と変わらない気持ちになるように、朝、焼きそばを食べてきました(笑)」と、朝からがっつり食して万全の態勢で臨んだという。黒木監督の演出で驚いた点を訪ねられた吉田さんは、「女優が女優を撮るので演出にもちょいちょい瞳さんの芝居の要素が入ってきます。瞳さんは音にこだわる方で、ナレーション収録のときに『羊ちゃん、いまの音はド、レ、ド、ド、でお願い』と言われて(笑)」と、意図を理解するのに苦労したと言えば、黒木監督は必死にその場で解説を始めた。観客もポカンとする中、ラサール石井さんが「全然分かんない」と口火を切ると、中村さんも「楽譜を全然読めないので…」と、困惑顔。黒木監督はミュージカル俳優の古川に助け船を求めるも、「僕、ミュージカルをやってるんですけどちょっと分からない、すいません(笑)」とにべもない態度をとられ、「え~」と立ち尽くした黒木監督だった。『嫌な女』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年06月25日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、4月スタートの連続ドラマの全話平均満足度が出そろい、伊藤英明と木村佳乃が共演した関西テレビ・フジテレビ系『僕のヤバイ妻』がトップとなった。○4月スタート連続ドラマ全話平均満足度ランキングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『僕のヤバイ妻』は初回から3.76を記録し、その後も回を追うごとに上昇傾向で推移していた。視聴率は1ケタ台で推移していたが、木村の"怪演"ぶりも話題となり、最終回で10.2%と2ケタに乗せた。最終回の自由記述の感想を見ると、「最後の最後まで、期待を裏切ってよかった」(34歳男性)、「最後まで目が離せない展開で面白かった。続編希望」(55歳女性)と、続きを要望する声も見られた。2位は、同クール平均視聴率ダントツトップの嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)。自由記述では「来週から観れないのが残念。ダジャレもどんくさいんだけど何故か笑える」(66歳女性)と、物語に付随する仕掛けも好評で、こちらも「続編あるかもと思わせる最終回でよかった」(51歳女性)と、新シリーズへの期待の声が上がった。3位は、同じく嵐の大野智主演で、平均視聴率2位だった"セカムズ"こと『世界一難しい恋』(日本テレビ系)。「最近ドロドロした恋愛ものが多かったり、若い子恋愛ものが多いなかで、ほのぼのして見られたラブコメでした」(34歳女性)、「脚本家の才能を感じるドラマだったし、出演者もみなさん達者で素敵なドラマだった」(44歳女性)と、昨今世間を騒がせる不倫を扱った作品が偶然にも複数並んだ4月クールの中で、一服の清涼剤になったようだ。ここ最近、原作モノではないドラマが目立ってきているが、この上位3作品も全てオリジナル作品。黒岩勉、宇田学、金子茂樹と、有名脚本家が、その力量を発揮した格好となった。局別に見ると、TBSの3作品が、いずれも3.7以上の高満足度を記録。一方、フジテレビ制作の3作品はワースト3位を独占してしまい、視聴率的にも苦戦する結果となった。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年06月23日女優の木村佳乃がこのほど、関西テレビ・フジテレビ系バラエティ特番『潜入!ウワサの大家族SP』(28日22:00~23:24)の収録に参加し、ドラマで倒れながら血を吐くシーンに「他の女優さんに負けない自信があります!」と胸を張った。この番組は、今年3月までレギュラー放送されていたもので、今回3カ月ぶりに復活。木村と、フットボールアワー・後藤輝基のMCで、全国の珍しい大家族の驚きの生活ぶりを紹介していく。収録を終えた木村は、久々のMCに「むちゃくちゃになっちゃった!(笑)。3カ月やっていないとリセットされちゃいますね。カンペを読むところから焦って、ドキドキしたまま終わっちゃいました」とブランクを感じた様子。VTRに登場した大家族を見て、「どの家庭も、子どもたちの自立が早い気がしました。やっぱりたくさんの兄弟姉妹の中にいると、自分の居場所を見つけてアピールしないと紛れちゃいますもんね」と感想を語った。この3カ月間は、同局系ドラマで"ヤバイ妻"を演じていたが、「私としても満足したのは、倒れながら血を吐くシーン」と力説。「これは、他の女優さんに負けない自信があります! 勉強してますから、噴水のように吐きました(笑)」と成果を強調しながら、「監督からも、そういうシーンは私がやたらイキイキしていると言われましたね」と振り返った。今回の放送では、榊原郁恵が、超節約8人家族の暮らしに密着するほか、篠山輝信が日本三大秘境の宮崎県椎葉村の大家族の元へ。さらに、たんぽぽ・白鳥久美子が、7人の子供を育てるシングルマザーの生活を取材する。
2016年06月22日6月20日(月)放送「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」の「しゃべくり007」パートにて、ゲストに黒木瞳と、「Sexy Zone」菊池風麿、黒島結菜が登場する。本日、黒木さんは初監督作の『嫌な女』をひっさげて“監督”として登場。桂望実による同名小説を原作に、今年黒木さん主演でドラマ化されたが、今回黒木さん自身がメガホンを取り映画化。仕事も結婚生活も上手くいかず心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた女弁護士の徹子(吉田羊)のもとに、昔から大嫌いだった“詐欺師”従妹・夏子(木村佳乃)が現れる。その日から徹子は夏子に振り回される日々がはじまり…。番組内では本作とのエピソードのほか、黒木さんの知られざる特技が明かされる。そして、もう一組のゲストとして、7月から土曜9時に放送スタートのドラマ「時をかける少女」より黒島さんと「Sexy Zone」の菊池さんが登場。大ロングセラー小説「時をかける少女」は、これまで幾度となく実写映像化・アニメ化・舞台化が行われてきたが、今回新たにドラマ化される。これまでの“時かけ”映像作品には見られなかったキャラクターたちの心理描写が追加され、誰もが知るストーリーに新たな目線が加えられるという。番組では、MCの「くりぃむしちゅー」「ネプチューン」、「チュートリアル」に現役大学生である黒島さんと菊池さんが大学で勉強中のことや流行を教えたり、それぞれのプロフィールをおさらいしていく。「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」は6月20日(月)21時~日本テレビ系で放送(「しゃべくり007」は22時~)。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。ドラマ「時をかける少女」は7月9(土)より毎週土曜21時~日本テレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日『Hey!Say!JUMP』の中島裕翔さん(22)との熱愛で話題の、女優・吉田羊さん(年齢非公表)が2016年6月15日、都内で行われた主演映画『嫌な女』完成披露上映会に出席しました。同15日付の『日刊スポーツ』によれば、吉田さんは、ダブル主演を務めた木村佳乃さん(40)、初監督を務めた黒木瞳さん(55)らと撮影中のエピソードを語るなどして会場を沸かせました。一方、中島裕翔さんとの交際報道には一切触れることなくイベント終了。退場時には大音量のBGMが流され、報道陣からの質問をシャットアウトする意図があるのか、舞台袖についたてが設置されていました。●吉田羊はまさに“嫌な女”!? ネットでは「いい大人が逃げるな」「不倫じゃないし堂々として」と不信感あらわに熱愛が報じられた直後は“年下男性に選ばれるカッコイイ女性”といわれた吉田羊さんも、連日のスルー対応で風向きが変わりつつある様子。ネットでは、『この間も大音量でその場をしのいだよね』『サバサバ気取ってるなら質問に対してスルーか上手い返しすればいいのにめんどくさ』『いい大人が逃げるような真似してみっともないよね。年上女性らしくもっとドンと構えて「バレちゃいましたね〜あはは〜」ぐらいの対応してくれたら好感度上がったのに』『逃げ回ってるから余計に追いかけられるんだよ 不倫じゃないんだから堂々としてればいいのに』『堂々と笑って受け流すくらいの貫禄を見せてほしいな』『相手がジャニーズだから、答えられない部分もあるのでは?』『こういうの共演者にかなり迷惑だよね』『これだけ黙りだとほんと嫌な女だね(笑)』といったように、堂々と発言してくれないことへの“不信感”が感じられるコメントが増えていました。さまざまなしがらみはあるでしょうが、ここは吉田さんらしくさっぱりと明言してくれることを期待したいですね。【画像出典元】・吉田羊オフィシャルブログ「放牧日記」Powered by Ameba/●文/パピマミ編集部
2016年06月16日桂望実のベストセラー小説を原作に、女優・黒木瞳が初めて映画監督に挑戦した映画『嫌な女』。この度、全国公開を前に6月15日(水)、完成披露プレミア試写会が行われ、黒木監督と主演の吉田羊と木村佳乃が登壇し会場を沸かせた。石田徹子(吉田羊)は弁護士。仕事も結婚生活もうまくいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され…。この日行われた舞台挨拶に、ゴージャスにドレスアップした黒木監督と映画初主演となる吉田さんと木村さんが登壇が登場すると、会場からは大きな拍手と共に、感嘆の声が沸き起こった。初監督に挑戦した黒木さんは「今日は奇跡の日です! いろいろなことに『丸』がひとつずつ積み上げられて、今日を迎えることができました」とまず感謝の気持ちを述べた。そして質疑応答にて、撮影中に一番しんどかったことは?という黒木監督からの問いに吉田さんは「台本を読んで一番これが山場になるだろうなと思ったシーンが撮影初日のファーストシーンだったこと」と回答。対して黒木監督は「すみません(笑)女優は体力あるうちに大事なシーンを撮っておいたほうがよいと思いまして…」と話すも「でもあのシーンを乗り越えたからこそ1か月を乗り切れたような気がします。瞳さんの計画勝ちだなと思いました」と吉田さんが続けた。また、劇中では吉田さんと木村さんのバトルシーンがあるそうで、吉田さんは「佳乃ちゃんが私を叩くシーンがあるんですけど、本当に叩くのがうまいんですよ!叩き慣れてるなって(笑)」と感心したと話していたが、続けて木村さんは「本気で当ててと言われたので叩かせていただいたんです。でも、叩いた後のふり向いた羊ちゃんの顔が怖くて!(笑)」とふり返った。さらにそのバトルの中には、吉田さんが「あんたってほんと死神みたいな女ね」と言うシーンがあるそうで、「散々バトルして疲労困憊で息が上がりながらそのセリフを言ったら、 瞳さんが『森進一さんみたいだから抑えて!』と言われて(笑)」とダメ出しされたと明かす。何回も撮り直したシーンということもあって印象深い場面となっていたようだ。さらに黒木監督は今後について「羊ちゃん佳乃ちゃんと女優同士でキャッチボールしたらどんな感じになるんだろうと、すごく刺激的になるんだろうなと思います。 芝居を見せていただいたので、興味深々です」と女優同士での再タッグも希望していた。今回は撮影以来、久しぶりの再会となった3人。軽快なトークが繰り広げられ、 笑いの絶えない和やかな舞台挨拶となっていた。吉田さん演じる徹子と木村さん演じる夏子。境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげている本作。この2人のほかにも、中村蒼、佐々木希、田中麗奈、ラサール石井、袴田吉彦、寺田農ら豪華キャストたちが登場し脇を固めている。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月16日6月25日公開の映画『嫌な女』の完成披露プレミアムイベントが15日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、吉田羊、木村佳乃、黒木瞳監督が出席した。桂望実のベストセラー小説『嫌な女』を原作にした同映画は、監督業初めてとなる黒木瞳が原作に惚れ込み、自ら出版社に手紙を書き続けて映画化が実現したというもの。本作で映画初主演となる吉田羊、そして木村佳乃のダブル主演で、堅物弁護士(吉田)と天才詐欺師(木村)という境遇も立場も違う対照的な女性の人生を鮮やかに描き出す。公開に先駆けて完成披露イベントが行われたこの日は、イベントに相応しいドレスアップした衣装で3人が登壇。本作で映画初主演を果たした吉田は「今回初主演と言われてますけど、(主演として)未熟で瞳監督や佳乃ちゃんに引っ張られて何とかゴールしました」と安堵した様子で、黒木監督も「撮影中はおふたりの女優魂というか、根性というか、真摯な姿勢に背中を押してもらいました。この場を借りてお礼を申し上げたいです」とダブル主演の吉田と木村に感謝しきり。また、劇中で上手く言ったシーンを問われた吉田は「佳乃ちゃんとのバトルシーンで、佳乃ちゃんが私を叩くシーンがあるんですけど、叩くのがまあ上手い! あのシーンは上手くいったと思います」とあげると、木村は「フリでも良かったんですけど、羊ちゃんから『当てて』と言われたので、ものすごい力で打ちました。そしたら羊ちゃんの顔が怖くて怖い目で睨んでくるんです。本当に怖かったですね」と明かして笑わせた。そんな2人のバトルのシーンを、黒木監督は「あれは何度も何度もやっていただいたので、上手くいきました」と会心の出来だったとか。演じた吉田は「髪の毛が掛かったりして何度もやったんですが、あの瞬間は『瞳さんしつこいな』と思ってました(笑)」と本音を明かすも、「その粘り強さの連続が成果として現れていると思います」と初監督とは思えない黒木の力量を認めていた。映画『嫌な女』は、6月25日より全国公開。
2016年06月16日14日に最終回を迎えた関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』の視聴率は、関東地区で初の2ケタに乗せる10.2%となったが、関西地区でも自己最高の14.1%を獲得した。関東地区は8.3%でスタートしてから、一進一退を繰り返しながら徐々に数字を上げていたが、関西は初回から11.1%を記録。その後、5月10日放送の第4話では12.8%に上昇し、最終回では14.1%と有終の美を飾った。今作では最終回に向け、ダイジェスト放送や、SNSを使っての結末予想クイズも実施。さらに、同日行われた打ち上げ会場から、主演の伊藤英明、木村佳乃ら出演者のメッセージ動画をTwitterで発信し、放送前よりカウントダウンを行うなど、リアルタイム視聴の促進につなげた。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「凄まじい闘いの果てに夫婦でいることを選んだ幸平(伊藤)&真理亜(木村)。逆にココまでぶつかり合えたから、2人はかけがえのない存在になったのかもしれません。ぶつかることは絆を深めること、大変だけれど面白い! そう感じてもらえたら幸いです。最後までありがとうございました」とコメントを寄せている。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年06月15日毎週火曜22時台に放送された関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』と、TBS系『重版出来!』が14日、そろって最終回を迎え、視聴率は『ヤバ妻』が10.2%、『重版』は8.9%がとなった。『ヤバ妻』は8.3%でスタートしてから、一進一退を繰り返しながら徐々に数字を上げ、最後は2桁に乗せて自己最高を更新。全9話の平均は8.2%となり、全10話平均8.0%の『重版』を僅差で上回った。『ヤバ妻』は、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村佳乃演じる妻・真理亜の完璧な計画によって翻弄(ほんろう)されていく心理サスペンスで、木村の"怪演"ぶりが話題に。一方の『重版』は、黒木華演じる新人編集者・黒沢心が、個性的な編集部員や漫画家たちを巻き込み、奮闘する姿を描く物語で、いずれの作品も視聴者の高い満足度(データニュース社「テレビウォッチャー」調べ)を獲得していた。次の7月クールは、関テレ・フジ系が波瑠主演の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』、TBS系が武井咲・滝沢秀明の『せいせいするほど、愛してる』を放送する。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年06月15日伊藤英明と木村佳乃が3度目の共演にして初夫婦役に挑戦。キャスト陣の“狂気”に満ちた演技が「ヤバイ」と話題騒然のドラマ「僕のヤバイ妻」が6月14日(火)今夜放送の第9話で最終回を迎える。「ストロベリーナイト」や「ようこそ、わが家へ」などの脚本を手がけた黒岩勉が書き下ろした“大人の男と女の心理サスペンス”である本作。伊藤さんと木村さんのほか、相武紗季、佐藤隆太、浅香航大、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之、眞島秀和、佐々木蔵之介ら豪華なキャストが共演している。また主題歌を安室奈美恵が担当、“情熱的な女性”を歌った主題歌「Mint」もヒットした。望月幸平(伊藤さん)は家庭生活の息苦しさに耐えきれず妻の真理亜(木村さん)を殺そうと決意するも妻は何者かに誘拐される。想定外の誘拐事件に追い詰められる幸平は改心、妻に無事に帰ってきてほしいと願うが、誘拐騒動は夫への復讐を決意した真理亜の自作自演。ここから清楚で貞淑だったはずの妻の夫への復讐劇が始まる…という展開でスタートした物語もいよいよ最終回。杏南(相武さん)殺しをネタに脅迫状を送ってきたのが有希(キムラさん)だと気付き、真理亜は有希のもとを訪ねるが、真理亜に緒方殺しとレンタル夫婦であることを突きつけられ逆上した有希は真理亜を刺し、真理亜は瀕死の重傷を負うことに。杏南に死んだフリをさせたことが幸平にバレてしまったいま、幸平が自分を助けに来ることはもうないだろうと、あきらめの笑みを浮かべる真理亜。その頃幸平は自宅で「真理亜を誘拐した」という新たな脅迫状を見つけ、真理亜が再び狂言で自分をだまそうとしていると怒りに震える。しかし望月家に侵入した和樹(高橋さん)からナイフを突きつけられ、真理亜の命と引き換えに2億円を出せと脅される。幸平は半信半疑のまま和樹をガレージへと連れて行くが、なぜか車から金が消えている。一方、木暮(佐々木さん)の元には真理亜から荷物が届く。木暮は荷物に書かれていたメッセージに胸騒ぎを覚えある行動に出る…。幸平は真理亜を助けるのか、監禁された真理亜の命は、木暮と真理亜の関係、“N31”の本当の意味、真理亜の真の目的が明らかになったとき、望月夫婦が選ぶ結末とは!?誰も予想できない衝撃の真実は必見だ。「僕のヤバイ妻」最終回は6月14日(火)22時~関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日きょう14日に最終回を迎える、俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)では、公式Twitterでドラマの結末を予想するクイズを実施している。応募締め切りは、今夜21時30分まで。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村演じる妻・真理亜の完璧な計画によって翻弄(ほんろう)されていく心理サスペンス。今夜放送の最終回は、真理亜が、逆上した隣人の鯨井有希(キムラ緑子)に刺され、瀕死の重傷に。有希のレンタル夫・和樹(高橋一生)は、幸平に「真理亜の命と引き換えに2億円を出せ」と脅迫するが、保管してあるはずの車から2億円が消えていた――。Twitterで実施しているクイズは、視聴者が投票形式で参加するというもの。出題は「2億円は誰の手に?」「幸平vs真理亜、最後に笑うのはどっち?」「ドラマの最後をかざる言葉とは?」の3問で、それぞれ4択から選べるようになっている。いずれの問題も、14日午前8時時点で1万票を超えているが、大方の予想では、「2億は誰の手にする」のは"望月幸平or真理亜"で、「最後に笑うの」は"真理亜"、「最後の言葉」は"あなたって本当にバカね"が、それぞれ得票を集めている。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「ヤバ妻ファンの予想を必ず裏切るラストをご用意しています。最後の1分まで気を抜かずに見てください!」と、衝撃的な幕切れになることを予告している。
2016年06月14日女優の木村佳乃がこのほど、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)のクランクアップを迎え、「私は大のホラー好きなので、血のりや注射器に目がランランとして楽しんじゃう傾向が(笑)」と撮影を振り返った。最終回はきょう14日に放送される。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村演じる妻・真理亜の完璧な計画によって翻弄(ほんろう)されていく心理サスペンス。"怪演"ぶりが話題となった木村は「インパクトの強い役で、お買い物先でもよく声をかけられました」と影響があったそうだが、「大変楽しく演じさせていただきました」と充実の様子で撮影を終えた。一方の伊藤は、10日深夜に1人のシーンでクランクアップ。「いろんなことがありましたが、振り返ってみると楽しいことだらけ」とこちらも満足の様子で、「監督とスタッフのおかげでやってこられたと思うし、プロデューサーの愛情がこの作品をいい方向に導いてくれました。心から感謝しています」とスタッフに心境を伝えた。すると、前日にクランクアップした、刑事役の佐藤隆太と浅香航大がサプライズで登場。伊藤は「え?なんでいるの!?」と驚きながら、「僕は昨日聞いてないから、隆太、ここであいさつしてよ(笑)」と、最後までドラマの作風とは正反対の和気あいあいの雰囲気を、座長の伊藤が作っていた。今夜放送の最終回は、真理亜が、逆上した隣人の鯨井有希(キムラ緑子)に刺され、瀕死の重傷に。有希のレンタル夫・和樹(高橋一生)は、幸平に「真理亜の命と引き換えに2億円を出せ」と脅迫するが、保管してあるはずの車から2億円が消えていた。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「ヤバ妻ファンの予想を必ず裏切るラストをご用意しています。最後の1分まで気を抜かずに見てください!」と呼びかけている。
2016年06月14日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が共演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の5月31日放送の第7話が、データニュース社による視聴状況調査「テレビウォッチャー」で、自己最高の接触数を獲得した。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、接触数、録画数、満足度を調査。『僕のヤバイ妻』の接触数は、第7話で136人を記録した。データニュース社によると、他の連続ドラマの接触数は、初回から徐々に数値を落としているものの、『ヤバ妻』は話数を重ねるごとに上昇している。一方で、録画数がこれまでの最低値である168人に下がっているのが注目点。連ドラでは異例の推移で、"録画でじっくり"ではなく、"いち早く続きが見たい"というリアルタイム視聴が進んでいるものと推測される。これを裏付けるかのように、ビデオリサーチ調査による世帯視聴率(関東地区)は、第7話が9.4%と自己最高となっている。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。この第7話では、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して毒入り料理を出し合う"殺しの晩餐会"を開くが、そこにやってきた幸平の不倫相手・杏南(相武紗季)が、料理を口にして倒れてしまったところで終了した。調査対象者の自由記述によると、「こんなに面白い食事シーンは初めて見た! 誰も彼も狂ってて、丁々発止の殺し合いをしている表情が絶妙!」(25歳男性)、「ラストはまさかの展開でビックリしました。どんどん話が目まぐるしく変わるのでドキドキします」(34歳女性)など、スリリングな展開で視聴者を大いに満足させたようだ。同回の満足度(5点満点)も、高満足度基準である3.7を超える4.07を記録している。きょう7日放送の第8話では、2人に「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状が。幸平はパニックに陥るが、真理亜は送り主を突き止めると言い、幸平に指示を出す。
2016年06月07日モデルのぺこと、りゅうちぇるがこのほど、大ファンだという関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の撮影現場を訪問し、出演する木村佳乃と興奮の初対面を果たした。このドラマは、主演の伊藤英明演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。今回2人は、りゅうちぇるがTwitterで「ぺこりんと『僕のヤバイ妻』今ものす~~ごいハマり中なの~~ゾクゾク丸、ぷぷぷぷぷ!!!」と投稿したことをきっかけに、同ドラマの宣伝隊長に就任。録画もして3回は視聴しているという大ファンで、ドラマの魅力をアピールすることになった。当初は、セットの訪問と、見どころを語るインタビューのみの予定だったが、2人がドラマのファンということを聞いた木村が急きょ登場。2人は興奮状態となり、手作りの応援うちわを手に「真理亜ラブ~!!」「毎週拝んでます」と叫び始めた。早速りゅうちぇるは「いつも恐いの~、ヤバイよね~!!」と感想を伝えると、木村は「気をつけて! 女はみんな真理亜だよ。ぺこちゃんもりゅうちぇる君が浮気したら真理亜になるよね?」と笑顔で忠告。ぺこはすかさず「なります、見習います!」と木村に全面的に同意した。また、りゅうちぇるは「憧れの人にお目にかかると、こんなにも興奮し過ぎてこんなにもしゃべれないなんて…僕、バラエティだともっと話すんです!」とまくし立てたが、木村に「すごいしゃべってるし!」と冷静に突っ込みを入れられていた。この対面後、ぺこは「ガチで20年で一番ハマったドラマ!」と絶賛し、「純粋で完璧な真理亜さんの悲しみが怒りに変わった瞬間や、どんどんどんどん狂っていく様子がたまらない」と興奮が止まらない様子。りゅうちぇるは「好きなキャラクターは真理亜もだけど幸平も! 幸平さんは、周りにいるガチでヤバイ男っていうか"うわ~クズだなぁ"って思うんです」と、賛辞の言葉を送った。この訪問の模様は、YouTubeで公開され、関西地区ではあす7日深夜3時25分から、PR番組として放送される。
2016年06月06日春ドラマもすでに終盤戦! 今からでも遅くはない? マイナビニュース会員961名に、2016年春ドラマのおすすめ作品を聞いた。Q.2016年4月期のドラマ、おすすめ作品を1つ教えて下さい1位:『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系 日曜21:00~) 10.9%2位:『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系 火曜22:00~) 9.1%2位:『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系 日曜22時30分~) 9.1%4位:『重版出来!』(TBS系 火曜22時~) 8.8%5位:『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系 金曜22時~) 7.0%6位:『トットてれび』(NHK 土曜20時15分~) 6.7%7位:『世界一難しい恋』(日本テレビ系 水曜22時~) 6.5%8位:『警視庁捜査一課9係 season11』(テレビ朝日系 水曜20時~) 5.8%9位:『ラヴソング』(フジテレビ系 月曜21時~) 5.3%10位:『火の粉』(フジテレビ系 土曜23時40分~) 3.5%○接戦の中、制したのは『99.9』■1位:『99.9-刑事専門弁護士-』・「学んでいる法律・政治と親和性があり、キャスト同士の駆け引きが面白い」(22歳男性/公益・特殊・独立行政法人/公共サービス関連)・「コメディ感ありの裁判ドラマなので楽しんでます。法廷で争う感じではなく調査至上主義な所が合ってるんだと思います」(28歳女性/食品/事務・企画・経営関連)・「登場人物のキャラがいいし、出演している俳優も皆よい。1話完結型ですっきりする結末なので、日曜の夜でも楽しく見られる」(44歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)・「これから検事長とその同期との関係が明らかになってくる。今後の動向が楽しみ」(44男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)■2位:『僕のヤバイ妻』・「木村佳乃のキレイさ、演技力。ストーリー展開もハラハラドキドキで毎週楽しみにしている」(25歳女性/その他/専業主婦)・「すごく面白くて、遅くに帰ってきても、録画してたこのドラマだけは絶対にみます。そのくらい毎回楽しみにしています」(23歳女性/食品/その他技術職)・「我が家の、状況と良く似てるから興味がわきました」(74歳女性/その他/専業主婦等)・「見始めたら意外と面白くて一話の最後まで一気に見たくなるところ。木村佳乃の戦略が完璧で予想外でツボ。伊藤英明のダメんずぶりも当たり役」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)■2位:『ゆとりですがなにか』・「自分の考えているモノサシと全く違う、ゆとり世代の価値観をドラマのなかで知ることができるから」(39歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「ゆとりでもいいじゃないと思ったから」(33歳男性/官公庁/公共サービス関連)・「自分がゆとり世代でありタイトルがユニークなので見てみたが、ゆとり世代を揶揄するような内容ではなく、後輩に振り回されるなど、奮闘する姿を描きつつ、クドカンらしいコミカルな作品に仕上がっているから」(27歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「ゆとり世代の苦悩がよく分かるけど、どの世代にもこんな奴いるかもとも思わせる内容が面白い」(47歳女性/食品/技能工・運輸・設備関連)■4位:『重版出来!』・「生き生きとした主人公と、個性的で存在感のある出演者。コンセプトが現代にマッチしており老若男女問わず楽しめる」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「編集部のキャラクター一人ひとりが魅力的。毎回後味がいいし元気になれるし、マンガ業界の裏側を少し知れるのも興味深い」(34歳女性/インターネット関連/事務・企画・経営関連)・「マンガ家目線ではなく、出版社業界なので目新しい感じがする。また、主人公のフレッシュさが、新社会人にも見習うところがあると思う」(24歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)■5位:『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』・「独身に対する馬鹿にした感じの話ではなく、おもしろい。キャストも豪華」(29歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「面白いけど、恋愛のテクニックを紹介しているのでためになるし、テンポもよくて見ていて楽しいから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「中谷美紀さんの"独身こじらせぶり"が秀逸だと思って観ています。今までの中谷さんのイメージが良い意味で変わりました」(41歳女性/教育/公共サービス関連)■6位~10位・6位:『トットてれび』…「新たな手法で展開してついついみてしまう」(40歳男性/通信販売・ネット販売/販売・サービス関連)・7位:『世界一難しい恋』…「大野くんの中学生のような演技が面白いし、展開もどうなるかドキドキするものになっていて面白い」(25歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)・8位:『警視庁捜査一課9係 season11』…「昼間に旧シリーズを放送していて、刑事ものとして、一般的なパターンを避けた配役・人間関係やストーリーがユニークで、大変面白かったので、期待しており、期待通りの出来だったから」(64歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)・9位:『ラヴソング』…「ヒロインのさくらちゃんや"隠れたヒロイン"の詩織ちゃんが好きだから」(19歳女性/その他/学生)・10位:『火の粉』…「ユースケ・サンタマリアさんの演技が殺人犯を演じきっていて、見ていて恐怖さえ感じれて面白いです」(23歳男性/その他/学生))■その他・『ワカコ酒Season2』…「酒好きなので、ツマミ等を参考に。女子の一人酒が面白い」(46歳男性/官公庁/公共サービス関連)・『不機嫌な果実』…「今年話題の"不倫"をテーマにしているので旬! なんといってもやりすぎなくらいドロドロして、非現実の世界を楽しめる。こんなにドキドキしながら見るのは、ホラー映画に似ている感覚」(31歳男性/インターネット関連/営業関連)・『鼠、江戸を疾る2』…「時代劇は今や貴重ですから」(60歳男性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)・『グッドパートナー 無敵の弁護士』…「テンポ良く、出演者の掛け合い、言い回し、見ていて時間の過ぎるのが早く感じる」(51歳男性/専門店(食品関連)/販売・サービス関連)・『お迎えデス。』…「死んじゃった系のドラマは多いものの、最近の若手を本当によく取りそろえた感のあるドラマ。若々しさがある。やはり土9日テレですね」(36歳男性/教育/専門サービス関連)○まとめ2016年春ドラマ、26作という選択肢の中で1位に輝いたのは、嵐・松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』! 視聴率もトップを走っており、老若男女から支持を集めていた。1話完結という点も、「気軽に見れる」と好評だったようだ。2位の『僕のヤバイ妻』は、圧倒的に女性からの支持。特に主婦の方たちから熱い視線を集めていた。同率2位の『ゆとりですがなにか』は、「自分もゆとり世代だから」気になるという20代の意見が多数派に。ただ、「ゆとり世代のことを知りたい」「いろんな世代に共通する」と上の世代からも注目を受けていた。また、4位『重版出来!』、5位『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』と、リアルな設定のドラマが続き、「仕事に共感できる」「婚活に共感できる」と自分に置き換えてみている読者も多かった。『重版出来!』は出版社が舞台となっているが、仕事の悩みは共通のもの。ドラマを見たあとは仕事を頑張れるという意見もあった。今クールのドラマの放送もあと1カ月、気になるドラマを追いかけるなら今がチャンス!調査時期: 2016年5月24日~2016年5月31日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 961名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年06月06日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、日本での興行収入が59億円を超えるメガヒットを記録した、『ジュラシック・パーク』シリーズ待望の最新作『ジュラシック・ワールド』が、映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」にて、6月5日(日)より見放題独占配信される。舞台は恐竜をテーマにした巨大テーマパーク。コスタリカ沖の島に建設された、本物の恐竜を身近に体験できるテーマパーク、ジュラシック・ワールド。このパークの責任者であるクレアの元へ2人の甥っ子、16歳のザックと11歳のグレイが訪れてくる。フリーパスを渡された2人は、周囲360度を見渡せるアトラクション“ジャイロスフィア”に乗ってパークを見学していた。しかし、そんなとき、秘密裏に遺伝子操作によって誕生させた、新種の大型恐竜インドミナス・レックスが脱走し、ジャングルの奥深くへ姿を消してしまう。遂にはほかの恐竜たちも逃げ出し、安全な場所を失ったパークに残された人々の運命は…。主演を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一躍知名度を上げたクリス・プラットと、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードが抜擢。パークに遊びに来た甥っ子2人にはタイ・シンプキンスとニック・ロビンソンが配役。日本語吹き替え声優陣には、玉木宏、木村佳乃、「オリエンタルラジオ」の中田敦彦と藤森慎吾、松岡茉優ら豪華キャストが集結。『ジュラシック・パーク』の迫力をはるかにしのぐ壮大なスケールで新たな世界を作り上げ、全世界興行収入2,000億円、国内興行収入は95億円を記録した。この度、本作が、Amazonプライム会員向けに提供している見放題・映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」にて、見放題独占配信されることが決定。また、現在、「Amazonプライム・ビデオ」では、Amazonスタジオ制作によるオリジナル・ドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」や、「Amazonプライム・ビデオ」の日本オリジナル作品「仮面ライダーアマゾンズ」の独占配信、「孤独のグルメ」の制作チームによる最新ドラマ「昼のセント酒」を独占先行配信しているほか、映画『ドラえもん』の全35作品や『クレヨンしんちゃん』のTVシリーズと劇場版の配信など、幅広い年齢層に向けた映像作品を配信中。『ジュラシック・ワールド』は、「Amazon プライム・ビデオ」にて6月5日(日)より配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2016年06月04日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)は、5月31日放送の第7話視聴率(関東地区)が9.4%となり、同10日放送の第4話で記録した自己最高の8.4%を上回った。第4話で8.4%を記録してから、バレーボール中継延長による放送時間の繰り下げなどの影響もあり、足踏みが続いていたが、31日の放送は前回の7.3%から一気に2.1ポイント上昇。裏のTBS『重版出来!』の7.8%を上回り、テレビ朝日『報道ステーション』に次ぎ、日本テレビ『幸せ!ボンビーガール』と並んで同時間帯2位となった。なお、制作の関西テレビの地元である関西地区では、同回は12.3%をマーク。同地区の自己最高は、5月10日放送の12.8%となっている。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。第7話は、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して毒入り料理を出し合う"殺しの晩餐会"を開くが、そこにやってきた幸平の不倫相手・杏南(相武紗季)が、思わず料理を口にして倒れてしまった。次回6月7日放送の第8話では、「2億円用意しろ。北里杏南を殺したことを知っている」という脅迫状が届き、幸平はパニックに陥るが、真理亜は送り主を突き止めると言い、幸平に指示を出す。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年06月01日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が夫婦役を演じている関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。きょう31日に放送される第7話では、スリリングな夕食シーンが描かれる。このドラマは、主演の伊藤演じる望月幸平が、束縛してくる妻・真理亜(木村)を殺そうとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。今回は、幸平から離婚届を突きつけられた真理亜が、協議の場と称して"夫婦だけの殺しの晩餐会"を開く。互いがひそかに料理に毒を盛り、殺意をもって食卓で向かい合うという、緊張感あふれるディナーの一時だ。収録時は、キッチンにさまざまな食材が並べられ、調理シーンの撮影がスタート。伊藤は調理の合間、妻の動きを警戒するように眉間にしわを寄せ、目線をすばやく動かすなど細かい演技を重ねた。一方、木村は、肩に大きなドレープがついた華やかな衣装を身にまとい、晩餐会にふさわしいメイクで臨んだ。"15年来の同志"と認め合う2人。この場面も互いの動き方や演技内容をあうんの呼吸で確認しあいながら、順調に撮影を進めたが、この夕食の場面だけで丸2日を要するこだわりのシーンとなった。関西テレビの豊福陽子プロデューサーは「あたかも凄絶(せいぜつ)な詰め将棋のような息もつかせぬ心理戦が繰り広げられます!」とアピール。その上で、「これまでも一筋縄ではいかなかった真理亜のことですから、きっと皆さんの知らない裏のもくろみも持っているに違いありません」と意味深に発言し、「晩餐会の顛末は、おそらく誰も予測できない」と自信を見せる。また、今後のストーリー展開の注目ポイントについては「全員がキーマンです!」と宣言。「夫婦がどんな結末を迎えるのか、最後の最後まで二転三転のスリリングなストーリーを用意していますので、ぜひ衝撃のラストまで見届けて」と呼びかけた。さらに、第7話では番組特製クリアファイルや商品券などが当たるクイズ企画も実施。ドラマ放送終了後から翌日6月1日の正午まで応募でき、内容や詳細は公式サイトで公開されている。
2016年05月31日●高満足度評価に「うれしいでーす!!!」俳優の伊藤英明演じる夫への仕返しのために、女優の木村佳乃演じる妻が次々に繰り出していく壮絶な復讐(ふくしゅう)が話題の心理サスペンスドラマ『僕のヤバイ妻』(関西テレビ・フジテレビ系 毎週火曜22:00~22:54)。この復讐劇を裏で仕掛ける関西テレビの豊福陽子プロデューサーは、今回の作品に込めた思いも語ってくれた――。――今回のドラマでは、幸平(伊藤)と真理亜(木村)の「騙し合う夫婦」、宮迫博之さんと遊井亮子さんが演じる「離婚した夫婦」、高橋一生さんとキムラ緑子さんが演じる隣人の「レンタル夫とのニセモノ夫婦」と、さまざまな夫婦が登場しますね。この夫婦のいろんな形を描いていくというのも、テーマに据えているのですか?私は結婚していないんですが、そもそもこの話をやりたいと思ったきっかけは、芸能ニュースなどを見ていて、離婚というものに対して、周りの抵抗とか、どう受け止められるかということよりも、無理をしないで嫌ならやめれば良いというような、夫婦が簡単に離婚できる風潮が主流になってきたなと思っていたことなんです。夫婦に限らず、友達との間でも、SNSですぐ友達になって、嫌だったら削除すればいいっていう、なんだか簡単にオン・オフができてしまう時代になったなというのを思っていた時に、一方で、人間関係を持続するための努力が、全く謳(うた)われなくなったなと思っていて。でも、もしかしたら、そうしてカットオフする前に、どうして関係がおかしくなってしまったのか、どうして相手が理解できないことをするのかという疑問をぶつけてみることで、今までよりも深く関係を結ぶことができ、見えてくるものがあるかもしれないんじゃないかなと。だったら、1回トコトンぶつかり合う夫婦を描いてみたいと思ったんです。――確かに世の中で「つながる」ということが再三言われる一方で、実際にとっている行動は相反しているかもしれませんね。なので、この幸平と真理亜の夫婦が、最終的にどういう結末になるのかは分かりませんけど、これだけやり合ったり、ぶつかり合ったりするのを見てくれた方が、どうしてここまでやるんだろう?と思いながらも、夫婦って面白いなと、少しでも思ってもらえればいいなと思っています。望月夫婦、元夫婦、隣人のレンタル夫婦っていう、さまざまな夫婦の形がなんとなく散りばめられているのは、それをメインテーマにドンと据えるのではなくて、どこか心のなかに残るものがあるくらいになると良いなと思って、配置しています。――視聴者の満足度調査(データニュース社「テレビウォッチャー」調べ)で、第4話が今クールのドラマで最高値を記録しましたね。みんなめっちゃ喜んでくれました! やっぱりキャストさんもスタッフも、そういう指標があると励みになりますから、なによりうれしいです。――しかも、回を追うごとに右肩上がりで推移しています。「うれしいでーす!!!」って叫びたいくらいです(笑)。本当に自分たちが信じて面白いとおもってやってきたものが、視聴者の方も面白いと受け取ってくださっている。こんなにうれしいことはないです。よりたくさんの方に見てほしいというのもありますけど、まずは見てくださった方が、「今日も面白かったな」「今日もやられたな」と思ってくださるようなドラマを、最終回まで突っ走って行きたいと思います。――満足度が上がっているというのは、まさにそういうことですよね。今後も「こう来たか!」と驚かされる展開を期待していいですか?ハードル上がっちゃいますね(笑) でも頑張ります!――この調査での自由記述の感想を見ていると、高橋さんとキムラさんの鯨井夫婦の存在が気になっている視聴者が多いようです。あの2人が演じるからには、何も起きないわけがないですからね(笑)●真理亜のシナリオが計算外の事態に――裏にはTBS系で『重版出来!』が放送されています。やはり意識されていますか?意識というか、結果的に「火曜10時はなんか面白いドラマやってるよね」と、見ている方が印象を持ってくださるのが一番いいなと思っています。もちろん、こちらをオンタイムで見てほしい気持ちはありますけど、「なんか面白いドラマやってるよね、あそこね」っていう印象を持ってもらえれば、すごくうれしいなと思います。――豊福さんはこれまで『アンフェア』や『美しい隣人』など、サスペンス作品のプロデュースが多い印象があります。そうですね。サスペンスが好きなんですよね、私(笑)――サスペンスの魅力とは?謎があるのが好きなんですよね。分からないものが分かる、気づかなかったことに気づくという快感がすごくあるじゃないですか。何があってそれがそうなったのかという背景に、すごく人間らしい感情が出てくるというのが、すごい好きですね。――『素敵な選TAXI』もプロデュースされていますが、サスペンスではない作品も、その面白さは通じる部分がありますね。そうですね。自分にとって、分からなものが分かるというのは、とっても爽快な感情なんです。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。今後の見どころを教えてください。第7話(31日放送)は、サブタイトルが「殺しの晩餐会」というんですが、望月夫婦が離婚について話し合いをするため、夫婦最後の食事をします。そこで、真理亜は幸平の不倫相手の杏南(相武紗季)と結託して幸平を殺そうとし、一方の幸平は杏南と結託して真理亜を殺そうとします。「杏南どっち!?」みたいなことがありながらも、また壮絶な心理戦で、思いもよらない展開になります。――台本を読ませていただきましたが、本人たちは至って真剣なシーンのはずなのに、どこか滑稽な部分があって、思わず笑ってしまいました(笑)渦中の人間はごくごくまじめにやっているんですが、見ている方は「真剣にこんなことやりあってる!」と面白くなるんですよね。――前クールの月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でも、主要人物たちが修羅場になる"地獄の芋煮会"のシーンが話題になりました。あのシーンは面白かったですよね。それに匹敵するというか、だいぶ種類が違うけどインパクト大のシーンになると思います(笑)その先も例によって二転三転のどんでん返しが待っております。緒方(眞島秀和)殺しの真相も明らかになりますし、真理亜の描いていたシナリオが全く予期せぬことで計算外の事態に陥るという展開になります。そこには横路(宮迫博之)であり相馬(佐藤隆太)であり、鯨井夫婦(高橋一生・キムラ緑子)であり、いろんな人間が自分の思惑で動いたゆえに起こる事態なんですが、そんな中で最終的に幸平と真理亜という、ここまで騙しあってぶつかり合って、殺し合いまでしようとしていた夫婦が、最終的にどういう結末をたどるのか。どういう結論を自分たちが出すのかを見届けてもらえたらと思います。最後まで「そうきたか!」っていうどんでん返しがあると思いますので。■プロフィール豊福陽子(とよふく・ようこ)1994年関西テレビ放送入社、制作部に所属。バラエティ、情報番組を制作したのち、東京支社の制作部に異動。同局が制作する火曜22時の連続ドラマ『がんばっていきまっしょい』ではアシスタントプロデューサーを務め、『明日の喜多善男~世界一不幸な男の、奇跡の11日間~』で連続ドラマプロデューサーデビュー。『チーム・バチスタ』シリーズ、『美しい隣人』、『素敵な選TAXI』、映画『アンフェアthe answer』、『アンフェアthe end』などのヒット作に携わる。
2016年05月31日今年1月から始まった大河ドラマ『真田丸』。三谷幸喜氏が脚本を担当し、主演の堺雅人(真田源次郎信繁。のちに「幸村」となる)をはじめ、大泉洋(真田源三郎信之)、草刈正雄(真田安房守昌幸)、高畑淳子(薫)、木村佳乃(松)、といった豪華なキャスト陣が名を連ねていることもあって、2014年の制作発表時から話題になっています。視聴率も初回放送が19.9%、その後第20話までの平均視聴率は17.7%と、まずまずの滑り出しといったところではないでしょうか。『真田丸』とは、主役の真田源次郎信繁が豊臣と徳川との最終決戦の地「大坂の陣」の際に大阪城に築いた砦のこと。同時に、「戦国時代という名の大海に向かって漕ぎ出す真田ファミリーを乗せた船」という意味もこめられているのだとか。では、そんな話題沸騰中の『真田丸』は、いままでの大河ドラマとどこが違っているのでしょうか?21世紀以降の大河ドラマと比較して考えてみたいと思います。■1:第1話で幼少期のシーンがないこれまでの大河ドラマでは、番組のはじまりのほうで「時をさかのぼること○年~」などのナレーションとともに主人公の幼少期のシーンがでてくるのが一般的でした。しかし、真田丸の場合はその定番をくつがえし、堺雅人扮するオトナの真田源次郎信繁がいきなり登場して、そのまま物語は進んでいきます。史実では、信繁の出自はほぼ謎に包まれており、生まれた年ですらいくつか説があります。真田家の本拠地は長野県上田市ですが、歴史資料から調べてみると、信繁は甲府で生まれ育った可能性が高いようです。これはあくまで筆者の想像ですが、出自がわからないからこそ、あえて幼少期のことを描かなかったとも考えられます。■2:ナレーションがないまた、『真田丸』には目立ったナレーションがないことも特徴のひとつです。いままでの大河ドラマでは、オープニングテーマの前後だけでなく、シーンの要所要所にナレーションが入ることが普通でした。『真田丸』の場合は、オープニングテーマ曲のあとに前回までのあらすじについてのナレーションが入るのみ。あとは登場人物の会話でテンポよくストーリーが進むという仕掛けになっています。視聴者を飽きさせることなく、ときにふっと笑いたくなるようなコミカルな会話でどんどん話が展開してゆくやり方は、三谷幸喜作品ならではなのかもしれませんね。■3:なんといっても真田信繁が目立つ!これまで大河ドラマでも、戦国時代をテーマにした作品で真田信繁が登場するものはいくつかありました。たとえば、1983年の『徳川家康』、1987年の『独眼竜政宗』。2000年代に入ってからは2000年の『葵 徳川三代』、2009年の『天地人』、2011年の『江~姫たちの戦国~』。しかしいずれも、目立つような形ではキャスティングされていなかったといいます。ところが今回は、この真田信繁が主役。信繁については、「大坂の陣」で活躍したということ以外は史料がほとんど残っておらず、まさに信繁の人生の95%がいまだ解明されていないのだとか。わずかに明らかにされている史実に基づきながら、謎に包まれた95%の部分を三谷幸喜氏がいかに描いていくのか。これからも注目したいところですね。21世紀以降の大河ドラマの特徴として、あまり歴史的には注目されてこなかった敗者にスポットを当てているということがあげられます。真田信繁もまた、「大坂の陣」で華々しく散ってゆく敗者。いまの段階(第20話終了時点)では、豊臣秀吉に気に入られて豊臣家の家来となって活躍していますが、これからは秀吉が滅び、「関ヶ原の戦い」、「大坂の陣」へと移り変わりゆく戦乱の世の様子が描かれるはず。史実によれば、信繁は「大坂の陣」で3,500の兵を率いて13,000の兵の徳川を相手に攻防を繰り広げたとのこと。この合戦をどのように戦い抜いて、そして散ってゆくのか。今後のストーリー展開に注目ですね。(文/あさきみえ) 【参考】※大河ドラマ“定番”をすっ飛ばした『真田丸』に見える三谷幸喜氏の自信-ORICON STYLE※洋泉社編集部(2016)『大河ドラマ読本 21世紀のNHK大河ドラマを大特集!』洋泉社
2016年05月29日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に登場し、大先輩の明石家さんまにクレームをぶつける。関西テレビは28日(13:56~14:25)、フジテレビは29日(13:00~13:30)に放送される。宮迫は常々"明石家さんまの弊害"を感じているそうで、「今日は、さんまさんにクレーム言います!」と宣言。さんまは「クレーム言われるようなことしてないぞ」と反論するが、「生きてるだけでクレームです!!」といい、ファンに対する旺盛すぎるサービス精神や、さんまのファンから宮迫が受けている被害を訴える。特に宮迫は、新大阪駅で"さんま待ち"をしているファンたちに困っていると主張。大声で宮迫を呼ぶおばちゃんや、カチカチに凍った飲み物をくれるおじさんなどの、被害例を挙げていく。さらに、同局系ドラマ『僕のヤバイ妻』で共演する木村佳乃から預かってきたというクレームも発表。ここから、木村に加え、中村玉緒、浅田美代子といった女優たちの驚きの言動で、話が盛り上がっていく。
2016年05月27日●一か八か…攻めにいったタイトル俳優の伊藤英明と、女優の木村佳乃が夫婦役で共演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。主演の伊藤演じる幸平への仕返しのために、木村演じる真理亜が次々に繰り出していく壮絶な復讐(ふくしゅう)に、多くの視聴者がくぎ付けとなり、話題を集めている心理サスペンスだ。この復讐劇を裏で仕掛けるのが、関西テレビの豊福陽子プロデューサー。これまで『チーム・バチスタ』シリーズ、『美しい隣人』など、数々のサスペンス作品を手がけてきた同氏に、画面からは見えない"ヤバイ"裏話を聞いた――。――真理亜の計画の緻密さ、毎回のどんでん返しに引きこまれています。オリジナル作品ですが、シナリオを考えるのに、相当練られているのではないですか?脚本の黒岩勉さん(『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』など)がいろいろアイデアを出してくださって、そこにプロデューサー、ディレクターが入り、みんなでああでもないこうでもないと言いながら、毎回やってますね。でも、企画自体の構想期間はめっちゃ短いです(笑)――そうなんですか!?昨年の12月くらいに「これだ!」というものになりました。ただ、そこから初期設定を決めなければいけない第1話を作る時、どれくらいのテンポで進むドラマにするかというのは、結構紆余(うよ)曲折があって、最初に黒岩さんに書いていただいた1話と放送された1話は、全然違うテンポになりました。思い描いていた夫婦の雰囲気も、当初は夫が真綿で首を絞められる…というようなジワジワ迫ってくる、もう少し分かりやすいドロドロのサスペンスが頭にあったんですけど、黒岩さんと話している中で、日本のドラマではあまりやったことがないようなテンポ感で、ある種展開を楽しみながら見ていくタイプのものにするのが面白そうだなとなって、今のようなテンポ感になったんですね。その中で、全体的なトーンも、幸平という主人公が苦しんで追いつめられていくはずなんだけど、どこか滑稽に見えたり、間が抜けているところがあったりして、見ていてつらくなるようなサスペンスではない形になったんです。――視聴者側もちょうどいい息抜きになっています。そうですね。気楽に見られるところもあるエンタメ性が、独特の飄々とした感じを生み出していて、いわゆる連ドラのサスペンスとは少し違う、今の『ヤバ妻』のカラーを作っていると思いますね。――当初の仮タイトルに『僕の殺したい妻』という案もありましたが、そうした背景もあって『僕のヤバイ妻』に決まったんですね。『僕の殺したい妻』は、ちょっとネガティブなインパクトが強すぎるかなというのもあって、他にいいタイトルがないかと考えていた時に『僕の完璧な妻』という案もあったんですけど、今までにないことをやりたい、楽しんでもらいたいと思っていた流れの中で、「"ヤバイ"って今までドラマで使われてないタイトルだよね」という話になりまして。どうせやるなら、一か八か攻めにいこうというところから生まれたタイトルです。結果として、まさに今、木村佳乃さんがやってくれている真理亜は、"ヤバイ"としか表現できないキャラクターになっていて、ぴったりのタイトルになったなと思います。――怖すぎて危険な意味での"ヤバイ"に加え、いい女という肯定的な意味での"ヤバイ"も込められていると伺いました。それぞれの"ヤバイ"は、見る回によって変わるかもしれないし、徐々に変わっていくのかもしれない…実はどちらの要素も併せ持っているからこそ、ひと言で"ヤバイ"としか言い様がないんです。――先ほど、黒岩さん、プロデューサー、ディレクターの皆さんでシナリオを練っているというお話を伺いましたが、どんな雰囲気で考えているんですか? 真理亜の気持ちになって、幸平をいかに苦しめていくかを、ワクワクしながら楽しんでいるような感じとか…?最初はこちらで作り出しているんですけど、やっぱり役者さんが演じて動くのを目の当たりにした時に、なんとなく勝手にストーリーが動き出す感じが生まれてきました。次に幸平はこんなことしそうだなと思ったら、そしたら真理亜はこういう先の手を打つだろうなとか、皆さんが演じているのを見て、それを自ずと受け取って作っていく感じになっていますね。考えるのは大変ですが楽しいところでもあって、放送を見た視聴者の皆さんが「なるほど! そうきたか!」って思ってくださっていたら、これは本望ですね。●幸平&真理亜を形作る伊藤&木村のアイデア――伊藤さんと木村さんが、役にすごくハマっている印象です。それぞれの起用の決め手はどこだったのでしょうか?伊藤さんは『悪の教典』しかり『海猿』しかり『WOOD JOB!』しかり、どの作品を見ても全く別人に見えます。役者さんって、演じると普通はその方の個性がどこかに出てくるのに、伊藤さんは見事なまでに別人になれる数少ない俳優さんの1人だと思ってたんですね。で、今回、夫が追いつめられていくというストーリーなのですが、いかにも追いつめられそうな人だと面白くないし、ダメな奴なんだけど憎めないし、やっぱり主人公なのでみんなが見ていたくなるという魅力がないといけない。実は非常に難しいキャラクターだと思った時に、伊藤さん以外思いつかなかったんです。伊藤さんに「NO」と言われたらどうしようっていうくらい、他の方が思い浮かばなかった。キャスティングが決まる前から黒岩さんと、伊藤さんを頭に浮かべながらストーリーをずっと作っているという感じでしたので、「よくぞ受けてくださいました!」という気持ちです。――木村さんはいかがですか?伊藤さんが作品を面白いと言ってくださって、OKをいただいた後で、夫婦のバランスを考えた時に、ガタイも存在も大きい伊藤さんに負けない女性を…と浮かんだのが木村佳乃さんでした。木村さんもバラエティに出る姿と、ほかの映像作品で見せるシリアスな演技のギャップがすごいなと思っていたんですけれど、もともと木村さんにはすごく知性を感じていたんです。女らしい柔らかさと、しなやかさがあるのだけど、芯の強さも持っていて、さらに知性があるという、伊藤さんと対峙して負けない要素があるんです。そうしてオファーをしたら、木村さんも面白いと言って受けてくださいました。――木村さんは大河ドラマ『真田丸』にも出演していますが、子育て中なので、その1本だけと決めていたにもかかわらず、脚本の面白さと、信頼できる伊藤さんとの共演ということで、お受けされたそうですね。伊藤さんも、妻役が決まる前から、木村さんをイメージしていたとおっしゃっていました。そうなんです。お二人は15年来の友達でいて、信頼関係があると後で聞いて、これは素晴らしいなと思いました。撮影では伊藤さんも木村さんも、本当にたくさんのディテールまでアイデアを出してくださってるんです。そのおかげで、今の幸平と真理亜ができあがっているというのを、すごく実感していますね。――お二人が出された印象的なアイデアは、どんなシーンですか?伊藤さんの場合は、救出された真理亜が病院のベッドで寝ている時に、幸平が介抱し疲れて自分も寝てしまうシーンがあるんですが、そこで伊藤さんが「こういう感じもいいんじゃない?」と言って、最初はベッドに寄りかかってるけど、きっと寝ている間に転げ落ちて、床に大の字になって寝てしまうという案を出されました。最終的には採用されなかったんですが、「すごい幸平っぽい!」と思いましたね。サスペンスの中に、パッとリアリティを入れていく部分が、すごく面白いセンスだと思っていて、そういったアイデアをいくつも提案してくださるんです。――幸平の憎めない性格が出ていますね(笑)。木村さんの方は?5話で幸平が真理亜をスタンガンで気絶させ、最後に毛布をかけて家を出て行きましたが、6話で、その後に目が覚めた真理亜が、かけてくれた毛布に対して「スタンガンの一撃の代わりにくれた、毛布一枚の愛情か…」と心の中でつぶやくシーンがありました。そこで木村さんが「これって川柳にしたらどうかなと思うんですけど…」とおっしゃったんです。一瞬「えーっ!?」と驚いたんですけど、よくよく読んでみると確かに読み始めが、五・七・五になっているかのような入りなんですよ。真理亜が普通の人の予想を上回るところにいる感じが出ていて「めっちゃ面白いですね!」となって、脚本にも監督にも言って採用されました。――まさに"知性"の部分ですね。どんな一句ですか?「スタンガン お詫びの毛布に 心は癒えず」。これを一句詠んだ後に「全然字余り」って言ってフッと笑うんです(笑)■プロフィール豊福陽子(とよふく・ようこ)1994年関西テレビ放送入社、制作部に所属。バラエティ、情報番組を制作したのち、東京支社の制作部に異動。同局が制作する火曜22時の連続ドラマ『がんばっていきまっしょい』ではアシスタントプロデューサーを務め、『明日の喜多善男~世界一不幸な男の、奇跡の11日間~』で連続ドラマプロデューサーデビュー。『チーム・バチスタ』シリーズ、『美しい隣人』、『素敵な選TAXI』、映画『アンフェアthe answer』、『アンフェアthe end』などのヒット作に携わる。
2016年05月24日黒木瞳の初監督作『嫌な女』が5月23日(月)、「外国人特派員協会」(有楽町)にて上映され、その後、黒木さんを迎えての記者会見が行われた。真面目で堅物な弁護士の徹子と彼女のいとこで自由奔放に男性を手玉に取り、結婚詐欺まがいのトラブルを起こす夏子。以前から徹子は夏子が大嫌いだったが、彼女が持ち込むトラブルの処理であれこれと振り回されるハメになり…。桂望実の同名小説が原作だが、もともと、自身が女優として演じるために原作の映像化権を手に入れたという黒木さん。「脚本家の先生(※朝ドラ「とと姉ちゃん」を手掛けている西田征史)と話をするうちに、この作品の世界観を一番分かっているのは私だと思い、徐々に監督をしてみようと気持ちが変化していった」と監督をするに至った経緯を明かす。女優業と監督業、その違いについて「女優として作品に入るときは、その女性として生きる――私ではない別の女性になるんですが、監督の場合、私が全部出ちゃうんです。『あ、全部私だな』と思いました」と語る。生真面目な徹子を吉田羊、奔放な夏子を木村佳乃が演じているが、黒木さんは監督として「吉田さんの役はとてもストレスのかかる役。演出面でも負荷をかけてましたが、それを素直に柔軟に乗り越えてくれました。それで私もどんどんハードルを上げていきました。木村さんの役は、この作品におけるムードメーカー。テンションを上げていかないといけないのですが、木村さんのモチベーションを常にキープされているところには本当に感服しました!ポンッと上がる瞬発力は、並大抵のものではないと思います」と称賛を送った。外国人の記者からは、今後の監督業、および女優業との両立についても質問が飛んだが「すでに女優として撮影に入っております。この映画で8か月ほど撮影をしなかったのですが、(女優に)戻ったとき、『監督』という言葉に振り向く自分が怖かったです」とジョーク交じりに語る。ホラー映画『仄暗い水の底から』に出演していることから「ホラーを撮る気は?」という質問も飛んだが「女はホラーみたいなものですから(笑)。『嫌な女』もどこかでホラーかもしれませんよ」とニヤリ。監督業と女優業、どちらが合っているか?との問いには「ここで『監督』と答えたら、私の(女優としての)35年は何だったのか?と悲しくなる…(笑)」とユーモアたっぷりに答えつつ「監督は本当に地味な作業ですが、コツコツと地味にやっていくクリエイティブな作業は意外と好きなんだと再発見できました」と笑顔を見せていた。なお、現時点で本作の海外の映画祭への出品や海外での公開は発表されていないが、黒木さんは「私の口からはまだ何も言えません」とその可能性を匂わせた。『嫌な女』は6月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日カンテレ・フジテレビ系のドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 22:00~22:54)に出演中の俳優・高橋一生が、本作にかける意気込みや見どころを語った。主演の伊藤英明が演じる主人公・望月幸平を、木村佳乃が扮する美しくも恐ろしい妻・真理亜が翻弄するサスペンスドラマ。中盤からは、幸平・真理亜夫婦をめぐる人々の思惑が物語を意外な展開へと導く。5月24日に放送される第6話のキーパーソンとなるのは、高橋が演じる夫婦の隣人・鯨井和樹。これまでにも、真理亜の共犯者と目されていた緒方(眞島秀和)の謎の転落死の現場に現れるなど謎めいた動きを見せてきた和樹が、ある企みを抱き、幸平の愛人・杏奈(相武紗季)に接近する。高橋は「サスペンスとしても人間の悪しき部分がちゃんと作り混まれて描かれているので、毎回いただく脚本をおもしろいなと思いながら読んでいます」と作品の感想を。劇中では、和樹の年上の妻・有希を演じる演技派女優・キムラ緑子と、秘密めいた関係をにおわせる謎の夫婦を好演。高橋は「キムラ緑子さんはキュートで、ものすごく可愛いから好きです」とその魅力に惚れ込み、共演を楽しんでいるようだ。そんな高橋、キムラが熱演する夫婦の事件をめぐる怪しい行動はインターネット上でも話題に。今後のストーリーを動かす大きな存在になるのでは? と注目の的だ。高橋は「あの夫婦ならなにかしてくれるかも? と思っていただけたらありがたい」とその反応を喜んだが、「ただ、僕自身はインターネットの評判とか見ないんですよ」とも。「僕は影響されやすいし、評価にひるんでしまったらおしまいだと思うので。『これは悪いって評価だから別のことやってみよう』ではなく、なんとか踏ん張ってやりたいことを通し、演じるのが発信する側の仕事。特に俳優はそれをすごく意識しないといけないと思います」と役者としてのポリシーを明かした。「現実の世界は毎日更新されていくし、ウソのようなことも現実に起こります。だから『これはウソだろ』と視聴者に言わせたらおしまい。役をどうやって自分の腑に落としていくかが俳優の力量だと思います」と語る高橋。今作でも、どこか不気味な陰をまとう男・和樹の圧倒的な存在感でドラマの世界に見る者を引き込んでいる。高橋は「高橋が出るから何かあるだろう、と思っていただけたらうれしい」と語り、和樹がますます重要な存在となる今後のストーリー展開をにおわせた。
2016年05月24日女優の木村佳乃が、きょう24日に放送される関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の第6話で、自ら提案した川柳を披露する。同作は、伊藤演じる望月幸平が、木村佳乃演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。先週の第5話は、幸平が真理亜の恐ろしさに離婚届を突き付け、スタンガンで気絶させたところで終了した。これを受けたきょうの6話は、真理亜が目を覚ますと、幸平のによって毛布が1枚かけられていたシーンからスタート。当初の台本は、幸平の最後の優しさに「毛布1枚分の愛情か…」と苦笑いを浮かべるというものだったが、木村はプロデューサーに「これって川柳にしたらどうかなと思うんですけど…」と自ら提案した。驚いたスタッフだったが、あらためて台本を読むと、真理亜のセリフが五・七・五調のように見え、脚本の黒岩勉氏にも相談の上、木村のアイデアを採用。こうして「スタンガン お詫びの毛布に 心は癒えず」という川柳が披露されることになった。この6話では、こうした木村佳乃のアイデアが生かされた怪演ぶりはもちろん、キムラ緑子と高橋一生が演じる隣人・鯨井夫婦の謎の行動も見どころとなっている。
2016年05月24日不倫、二股、悪女…今、テレビ界はドロドロしたドラマが大人気。どんなドラマの、どのような魅力が視聴者の興味をそそるのでしょうか。『僕のヤバイ妻』のプロデューサー・豊福陽子さんと、『毒島ゆり子のせきらら日記』のプロデューサー・橋本 梓さんが対談。ドラマ制作の裏側をお聞きしました。***――まずはそれぞれに、今回のドラマを企画した意図をお伺いできますか?豊福:夫婦関係を持続させることって難しいと日ごろから感じていて。今回の作品では、不倫の末に妻の殺害まで考えた夫が、逆に妻に出し抜かれて復讐されるという夫婦のぶつかり合いを描けないかと思ったんです。橋本:私は、ドラマでいまの独身20代女性たちの赤裸々な部分に焦点を当ててみたいと思っていました。最近の若い世代は安定を求めていて、恋愛にも消極的に思われがちですが、周りを見るとそうでもない(笑)。男を振り回す女性もいるし、不倫も二股もあるし。――どちらもヒロインがアグレッシブです。豊福:いまは女性が自分の意思で人生を選択していく時代ですよね。観ている女性たちも、誰かに翻弄されて悩む姿より、自分の生き方を貫くヒロインに共感すると思うんです。橋本:確かに。前田敦子さん演じるゆり子は、仕事は男勝りにこなしているし、二股恋愛をしているのも過去のトラウマがあってのことで、けっして打算じゃない。彼女のなかではそこに筋が通っているんです。豊福:善人でも悪女でも、筋が通っているかどうかって大事ですよね。木村佳乃さんが演じている真理亜は、悪女だけれど、目的や行動に一本芯が通っていて、そこにまっすぐ突き進む姿は潔くて美しい。そういう意味で、木村さんのあのしなやかな強さがぴったりで。橋本:わかります。前田さんも、AKBのセンターを務めてきただけあって、どこか潔さや強さを感じさせる方。その一方で、主演映画『もらとりあむタマ子』で見せた、等身大のリアルも持っているのが魅力的なんです。――男性キャストについても伺えますか。豊福:伊藤英明さんって、作品によって色を変えられる俳優さんなんですよね。伊藤さんにお願いしたのは、ダメな奴だけど、どこか可愛げがある男性を演じてほしいということなんです。シリアスなサスペンスなのに、幸平は、焦ってコケそうになったりしちゃうの。そういう役を絶妙に演じてくださって。橋本:ゆり子のセリフに「魅力的な男って、どこか隙がある」っていうのがあるんですけれど、まさにそれですね(笑)。豊福:それです。なんでこんな男に妻も愛人も必死になるのかって思うんだけど、なんか憎めなくて母性本能をくすぐるんです。橋本:新井浩文さんに関しては、完全に、振る舞いが大人でセクシーな男ということでお願いしました。しかも、ドラマでそういう新井さんってレア感もありますし。豊福:いい俳優で、いい男ですよね。しかも近くにいそうな気配を漂わせる色気がある。橋本:だから意識して、女性が萌えるカットを入れてます。こんな男なら絶対に恋に落ちる、というような、キザでいい男の条件をすべて兼ね備えたキャラクターにしたくて。――個人的には、『僕の~』の緒方(眞島秀和)や『毒島~』の木田(諸見里大介)のような、つねに傍でヒロインを肯定してくれる男子の存在も気になるのですが。豊福:そんなふうには観てなかったけれど、確かにそうかも。真理亜はおそらく本音を話せる女友達がいなくて、緒方は、彼女が同性以上に本音を話せる相手なのかも。橋本:女性同士じゃ埋まらない部分を埋めてくれる存在。ただ、結局都合のいい男にはトキメかないから、ここぞという時には新井浩文さんのような男に持ってかれちゃうんです。豊福:(笑)。今回、大事にしたいのは、ディテールなんですよね。橋本:私も同じです。恋愛ってディテールの積み重ねでリアルが作られると思うので。豊福:そう。どんなに憎しみ合っている夫婦でも、積み重ねた年月が垣間見える瞬間があって、そこを丁寧に描いていきたいなと。橋本:共感していただけたらうれしいですね。◇『毒島ゆり子のせきらら日記』 1回観ると、仕事ができて色気もある完璧すぎる小津の魅力に取り憑かれること必至。毎週水曜24時10分~放送中(TBS系)。◇『僕のヤバイ妻』 無邪気な真理亜に毎回ゾクッとしながらも、どこか笑って観られる明るさが今作の魅力。毎週火曜22 時~放送中(カンテレ・フジテレビ系)。◇はしもと・あずさTBSプロデューサー。政治記者として『Nスタ』、ディレクターとして『NEWS23』『サンデーモーニング』など、数々の報道番組を経て、ドラマ班へ。今作がチーフプロデューサーを務める初作品となる。◇とよふく・ようこ関西テレビプロデューサー。数々のバラエティ番組を手がけた後、ドラマ班へ。これまでに『チームバチスタ』シリーズや『美しい隣人』『素敵な選TAXI』など数々のヒット作を手掛ける。※『anan』2016年5月25日号より。写真・菅原景子取材、文・望月リサ小泉咲子
2016年05月20日