今回ご紹介する絵本は、『はらぺこあおむし』で有名な、エリック・カールさんの絵本“From Head to Toe”です。 ▲“From Head to Toe”/Eric Carle(著)エリック・カールさん独特のイラストと、ページをめくるごとに現れる動物の楽しい動き。子どもたちは動物たちの動作をまねながら、自然に英語絵本の世界にはまっていきます。各ページに、“Can you do it?” “I can do it!”のやり取りが含まれていますので、そのフレーズを覚えておくと、読み聞かせの時だけでなく、日常の育児時間の中にも“Can you do it?” “I can do it!”のやり取りを自然に含めていくことができます。動物たちの動作を表現する単語には、聞き慣れないものも多いかもしれませんが、読み聞かせの過程では何の問題もありません。次々と登場する動物と、彼らが得意とする楽しい動きをまねることで、読み聞かせの後も親子で楽しむことができる絵本です。■ワンポイントアドバイス ~歌やダンスと一緒に楽しもう~この絵本は、『できるかな?』という邦題で日本語訳も出版され、親しまれています。絵本としてだけでなく、メロディをつけたCDも発売されており、幼稚園や保育園での体操に使われることでも有名です。残念ながら、CDに入っている“From Head to Toe”の曲は日本語で訳された歌詞になっており、英語ではないのですが、カラオケ用に入っている曲を利用して英語の歌詞で歌ってみる、という方法も楽しめます。我が家では、曲をかけて、とにかく歌詞と同じ動作をしながら、サビの部分で“Can you do it?” “I can do it!”と合いの手を入れて楽しんでいます。ちょっとした運動にもなりますし、体を動かしながらリズムよく英語のフレーズも練習できるのでおすすめです。同じCDにはエリック・カールさんのほかの著書の歌も入っており、『はらぺこあおむし』の曲や“Today is Monday”という英語の歌詞で楽しめる曲も収録されています。絵本と一緒に購入するのがおすすめですよ。皆さんぜひ、読書の秋を楽しんでくださいね。
2014年11月01日忘れられない本があります。人生の節目ごとに開きたくなり、軽く読み返するつもりがふと気づくと、またもやそのおもしろさの深淵にはまり込んでしまう…そんな本たちが。須賀敦子は、1990年、61歳の時に「ミラノ 霧の風景」というエッセイ集で遅いデビューを飾ると同時にブレークし、1998年に亡くなってしまった随筆家・イタリア文学者です。生前出版されたエッセイ集はわずか数冊ながら、後年、全集が編まれるなど、珠玉の文章の魅力は褪せることがありません。そんな彼女のワンダーランドを覗いてみませんか?須賀敦子全集と須賀敦子の周辺で描かれた本たち芦屋の恵まれた家庭に生まれ、読書大好き少女だった彼女は、宝塚の小林聖心に入学。8歳で東京に引っ越してからも白金の聖心で学びます。そして、パリ留学後、さらにローマに留学。ローマからミラノに移り、イタリアの改革運動の拠点で文化発信サロンでもあったミラノのコルシア書店で、そこの中心人物ジュゼッペ(ベッピーノ)・リッカと出会い、32歳で結婚。夫の勧めもあり、谷崎潤一郎をはじめ、様々な日本文学のイタリア語訳を出版しますが、数年でペッピーノが病没。42歳の時に帰国してからは、大学で講師を務めたり、翻訳の仕事をしたりという生活へ。常に文章と対峙しつつも、ずっと「ものを書く人になる」と熱望していた須賀さん。磨き上げ洗練された文章の美しさ、みずみずしさ、お茶目さの中にもにじみ出る格調と品格は、そんな長い胎動の時をへているからなのかもしれません。少女時代、イタリアの風土や人々、読書や旅の記憶は、須賀敦子全集8巻(河出文庫)に満ちあふれ、熱い息吹きを伝えます。「生きることほど、人生の疲れを癒してくれるものはない」という、第6巻の帯に記された彼女の言葉には、ハッとさせれられます。生前の須賀さんと親交の厚かった、写真家・文筆家である大竹昭子さんの「須賀敦子のミラノ」(河出書房新社)も須賀敦子の軌跡を、写真とエッセイでたどる名著。大竹さんが撮影した臨場感ある写真と文章に酔いしれることができます。しかし、作家 松山巌さんが最近上梓した「須賀敦子の方へ」(新潮社)を読まなければ、須賀敦子を再読しなかったかもしれません。須賀さんの晩年をよく知る一人である彼が、彼女とゆかりのある場所を歩きます。それは、彼女との対話だそう…。名文に心が躍ります。これらの本たちで、須賀敦子と彼女の人となりに触れてみてはいかがでしょう? 生きていくことの辛さも喜びもすべて包み込む、須賀さんの懐の深さ、誠実さ、研ぎ澄まされた美意識、潤いに満ちた香りは、私たちに生涯寄り添って光を指し示してくれると思います。神奈川近代文学館で開催中の「須賀敦子の世界展」間近に海を臨む港の見える丘公園に佇む、お洒落な神奈川近代文学館へ「須賀敦子の世界展」を見に行ってきました。深呼吸したくなるような緑の多いロケーション。創立30周年を記念するこの企画は、彼女の生涯と文学を総合的に紹介する初めての展覧会です。親しい友人たちからは、須賀を逆さまにしてガスちゃんと呼ばれ、誰からも愛された聖心時代の愛くるしい笑顔、夫ペッピーノとの仲睦まじい2ショット、晩年の原宿のマンションの本棚…などの写真に見入り、ダンテの「神曲」の下訳、彼女が翻訳したナタリア・ギンズブルグの付箋がいっぱい貼られた原書に息を飲み、「ママ…」から始まる家族への手紙、愛用の着物、真珠のブローチなどの展示に見とれていると、須賀さんの穏やかで明るい肉声が響いてくるようでした。こちらへも、ぜひ訪れてみてはいかがですか?・ 須賀敦子全集 ・ 大竹昭子「須賀敦子のミラノ」 ・ 松山巌「須賀敦子の方へ」 ・ 「須賀敦子の世界展」
2014年10月30日誰もが毎日の生活を生きる中で、いろいろなものと“折り合い”をつけながら生きていることでしょう。仕事や、親や周りの人との人間関係、子どもの頃からの夢など。私のようなアラサー女子のように、毎日の生活に追われ、“折り合い”をつけることにすっかり慣れて、自分の本当の心にさえ気づかないほどの人もいるのでは。小説『ぶどうのなみだ』のヒロイン、エリカは“折り合い”をつける人生を飛び出し、世界中をキャンピングカーで旅し、各地でアンモナイトを探し続け、北海道のソラチにたどりつきます。そこで出会ったのは、絶対に“折り合いをつけない、つけられない”男、アオ。土を掘り、アンモナイトを探すエリカと、ピノ・ノワールを育て、ワイン作りにすべてをかけるアオ。アオの強情さに、当初はエリカも意地を張りますが、アオの過去を知ることで、その関係は変わり始めました。エリカも、アオも、そしてアオの弟のロクも、誰もが傷ついた過去を持っています。この小説では、その痛みを声高に叫ぶ人は出てきません。ただ静かに自分の傷と向き合っています。そんな様子を見守るのは北海道の美しい広大な自然。誰だって本当なら、自分がどれだけ傷ついたか叫びたいはず。そうすることなく、別の人の傷に目を向け、いたわろうとする姿は、人が持つ本来のやさしさです。傷ついたことがあるからこそ、エリカはアオのことを本気で心配し、本気で腹立たしく思い、本気でぶつかっていきます。そんなエリカのやさしさは悲しく感じられるほどに温かく、思わず涙が。そして、その気持ちはいつかアオにも伝わって…。お互いが大切な存在となったふたりのせつなさに、再び涙。美しい北海道の自然と、物語にずっと流れ続けるやわらかな空気に包まれるように、読んでいる間、せつないけれど温かく、涙しながらも心地よく、最後まであっという間に読んでしまいました。物語をとりまくひとりひとりの登場人物が皆それぞれにやさしく、いろいろな人がいるけれど、人って悪いものじゃないなと改めて思うことができたのが、何だかうれしかったです。そして、物語に登場する北海道の野菜を使った食べ物の描写のおいしそうなこと。エリカがキャンピングカーで調理するシーンを読めば、誰でもきっと参加したくなるはず。そして必ずやワイン(もちろん赤)も飲みたくなります。この小説は、大泉洋主演で話題となった「しあわせのパン」から2年を経て、この秋に公開される、再び北海道を舞台にした映画『ぶどうのなみだ』の監督である三島有紀子さんが書き下ろしたもの。単なる原作ではなく、映画とはまた異なる楽しみ方ができるから、小説も映画もぜひ楽しんで。秋の夜は何となく人恋しいもの。そんなさびしさを温かく包み込んでくれるような小説『ぶどうのなみだ』と赤ワインがあれば、ひとりでもステキな夜を過ごせるはず。読み終わった後は、“折り合い”をつけるばかりでなく、自分の心に素直になりたい、そんな気持ちも沸き起こるかも。・ぶどうのなみだ 公式サイト
2014年10月09日ハロウィンの季節が来ると、必ず読みたくなるのがこの絵本、「What's in the Witch's Kitchen?」/Nick Sharratt(著)です。 © chihana - fotolia.com絵本を開く前からわくわくする表紙です。子どもたちはちょっと恐いものに興味を持ちますよね。魔女も、恐いけどとっても気になる存在。この絵本では、そんな魔女のキッチンに忍び込めます。各ページめくれる仕掛け絵本になっているのですが、この絵本のすごいところは、ただめくるだけでなく、上下または左右の両方にめくれ、めくった方向によりイラストが変わるところです。そして必ず、片方には子どもたちの大好きなものが、もう片方には嫌がるものが隠されています。たとえば、冷蔵庫を開けるページでは、左にめくると「おいしそうなチーズ」が出てきますが、右にめくると「黒いコウモリ」が現れます! 子どもたちは、嫌なほうを選ばないようにドキドキしながら、どっちにめくるか考えます。めくった後に、子どもと一緒に喜んだり、がっかりしたり、再挑戦してみたり、親子で楽しく読める絵本です。普段の生活でも、左右を選ぶ機会は多いと思いますので、そんな時はこの絵本を思い出して「Left or right?」と聞いてみてはいかがですか? ■英語で絵本読み聞かせのワンポイントアドバイス通常の読み聞かせのほかに、「What's in the Witch's Kitchen?」を使った、子どもと英語でやりとりできる楽しみ方をご紹介します。本のタイトルである「What's in the Witch's Kitchen?」を応用して、「What's in the ~?」を使ってみましょう。はじめに、好きなページを開きます。そして、親子で以下のようなやり取りをしてみましょう。ママ:「What's in the Witch's Kitchen?」(魔女のキッチンにあるのはなぁに?)子ども:「It's a fridge!」(冷蔵庫!)※下線部を選んだページごとに置き換えますママ:「What's in the fridge?」(冷蔵庫の中には何があるかな?)「Open it left or open it right?」(右に開ける? 左に開ける?)子ども:「Right!」(右!)子どもに左右や上下を選ばせて、好きなものが出てきたら「I like it!」(大好き!)や、「I did it!」(やった!)といった喜びの表現を、嫌いなものが出てきたら「Yuck!」(ゲーッ!/オエッ!/ウヘーッ!など、嫌悪を表す)などの嫌がる表現を使ってみましょう。絵本の世界を通じて、親子で楽しいハロウィンをお過ごしくださいね。Happy Halloween!!
2014年10月05日ハロウィンの季節、我が家で毎年登場するのがこの絵本、「Go Away, Big Green Monster!」/Ed Emberley(著)です。 ページを一枚一枚めくるごとにモンスターの顔ができあがっていくという仕掛け絵本。最初のページに現れる、“two big yellow eyes”から子ども達は絵本にくぎ付けになります。絵本の前半で、徐々にモンスターの顔が完成すると、後半はそのモンスター退治!「Go Away! (あっちへいけ!)」のかけ声とともに、今度はモンスターの各パーツを追い払います。日常でも使える「Go Away!」のフレーズを叫びながら、親子で一緒に読み聞かせを楽しめるはずです。具体的な方法を、次のページでご紹介しましょう。絵本の文中には難しい形容詞も出てきますが、イラストから意味が推測しやすいので、英語がわからなくても大丈夫。モンスターの顔を表現した“a big scary green face”のような<[数詞]+[形容詞] +[色]+[名詞]>という英語の語順のルールも、特に意識せず、読み聞かせの過程で自然と身についていくでしょう。読み聞かせると英語のルールが身につくとはいえ、そこはあくまでも読み聞かせ。英語を教える・覚えさせることに重きを置くのではなく、英語に自然に触れる・楽しむという視点を大切にして読み聞かせることをおすすめします。この絵本はまた、洋書独特の色使いや装丁も素敵なので、ハロウィンの時期にインテリアの一部として、本棚に表紙が見えるようにディスプレイするのもおすすめです。■英語で絵本読み聞かせのワンポイントアドバイス洋書絵本にはCD付きで販売されているものも多くあります。この「Go Away, Big Green Monster!」もCD付きバージョンが販売されています。CDには、ネイティブの発音で読み聞かせた音声のほか、メロディも収録されているので、さまざまな楽しみ方ができます。絵本をひと通り読み聞かせた後に、曲にのせて簡単な振り付けを考えて踊ってみても楽しいですよ。今年4歳になる私の息子も、昨年3歳のハロウィンの時点で、 「Go Away」の歌を振り付けありで教えたところ、言いやすいのか早速マスターしていました。しかも、今年もすでに、私が口ずさむ「Go Away」の歌に合わせて、とても元気に合いの手を打ってくれます。今回の絵本のメインとなっている「Go Away!」というフレーズそのものが、応用の効く言葉ですので、絵本をキッカケに、さまざまな場面での英語のアウトプットにつなげられると思います。子どもたちが好奇心を持って言葉を吸収し、しゃべったり歌ったりしている姿を見るのもまた楽しいものです。ハロウィンの時期、ご家庭で定番の1冊にしてみてください。
2014年10月03日早いものでもう9月も終わりですね。9月30日は「クルミの日」だということをご存じでしょうか。“ク(9)ルミ(3)は、まるい(0) ”という語呂合わせから制定されたとか。今回はそんなクルミの栄養素や、美味しい簡単メニューをご紹介します。クルミには、あの“オメガ3脂肪酸”が豊富!ビタミンB1や食物繊維、マグネシウムなどの栄養素がたっぷり詰まったクルミ。栄養豊富といわれるナッツ類の中でも、クルミに最も多く含まれているものが、オメガ3脂肪酸です。オメガ3脂肪酸とは、体内ではつくれない必須脂肪酸のこと。DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、ALA(α-リノレン酸)などのことで、コレステロール値や中性脂肪値を下げる働きがあるそうです。さらに心臓病、がん、脳卒中、糖尿病、高血圧、肥満などの予防に効果があるといわれているほか、クルミをバランス良く摂取することで、脂肪が燃焼しやすくなるそうです。ダイエットにも積極的に取り入れたいですね! 薄皮もそのまま食べるべし。その秘密とは? 次のページへ≫ 抗酸化作用のある “薄皮” も、そのまま食すクルミは少し苦みのある薄皮をとって食べる人が多いかもしれません。でもできれば薄皮はそのままで!なぜなら薄皮に多くのポリフェノールが含まれていて抗酸化作用が高いからです。ポリフェノールには肌のシミやシワを改善する効果が期待できるので、エイジングケアにも◎。しかもクルミは炒ると、そのポリフェノール値が2倍になるとのこと。是非、香ばしく炒ってから食べることを心がけましょう。旬のサンマ + クルミ も美味クルミといえば、パンやクッキーといったスイーツがポピュラーですが、 納豆と和えて豆腐にのせたり、ちらし寿司にトッピングしたり、小女子とあわせて佃煮にしたり…と、和風のレシピとしても、いろいろな楽しみ方ができますよね。クルミと味噌を合わせたクルミ味噌も、作りおきができ、いろいろな料理に使えて万能。野菜と和えるだけでも一味違う一品になります。今の時期なら、旬のサンマとあわせるのもおすすめですよ。 サンマのみそクルミ焼きのレシピはこちら→ 絶品! と噂のクルミごはんクルミを使ったメニューはいろいろありますが、美味しいと評判のレシピに挑戦してみました。東日本大震災後、自身も被災者でありながら、石巻にボランティアに来る人々のために料理を作り続けている、橋本信子さんのレシピ「クルミおこわ」です。このレシピが紹介されている本『石巻ボランティアハウスの橋本ごはん』の「クルミおこわ」の写真と同じようにおにぎり状にまるめて。モチモチのおこわに、クルミがごろごろ入っていて何ともいえない食感!クルミがアクセントになり、とても美味しかったです。クルミおこわは、材料を混ぜて普通に炊くだけ、という手軽さもポイント。ぜひみなさんも、こちらの本を参考に作ってみてはいかがでしょうか。クルミの食べすぎはNGですが、毎日5〜7個ずつくらい食べると健康に良いのだとか。そのままつまんだり、炒ってサラダのトッピングにしたり、様々なクルミ料理に挑戦したり。少しずつレパートリーを増やして、習慣的に食べるようにしたいですね! ・ E・レシピ 「クルミ」レシピ一覧
2014年09月30日今回、子どもに英語で読み聞かせするのにおすすめする絵本は、「Dear Zoo」/Rod Campbell(著)です。「どうぶつえんのおじさんへ」というタイトルの日本語訳も親しまれています。各ページがめくれる仕掛け絵本になっていて、1歳代からの子どもの好奇心をぐっとつかみます。・「Dear Zoo」/Rod Campbell(著) ストーリーは、主人公の少年が動物園のおじさん(園長さん?)にお手紙を送る形式で進んでいきます。ペットを飼いたくなった少年が、動物園のおじさんにおねだりするところから始まり、その後、さまざまな動物が少年のもとに送られてきます。でも、少年が飼うには大きすぎたり、恐すぎたりと、なかなかお気に入りの動物が見つかりません。果たして、少年が望む動物を動物園のおじさんはわかってくれるのでしょうか。各ページに現れる動物が何なのか、ちらっと見える姿が子どもの謎解き好奇心をくすぐります。イラストに描かれた、動物が梱包されているパッケージの注意書きに着目しても面白いですよ。読むフレーズは同じでも、声色を変えながら読んでいくと、子どもとわくわく楽しむことができます。クリスマスにおすすめの「Dear Santa」というシリーズ絵本も出ています。■ワンポイントアドバイス洋書絵本の楽しみ方のひとつとして、ストーリーとは別の部分を楽しむという読み方もあります。「Dear Zoo」の場合は、3つの楽しみ方があります。・各ページに登場する動物が何かを当てっこする・イラストの動物を輸送するパッケージに書かれた注意書きに注目する・too ~の後につづく形容詞に着目するたとえば、形容詞に着目した読み方をした場合、絵本の中に頻繁に出てくる「to ~ too ---(---すぎて~できない)」という構文に、読み聞かせを進めながら自然に親しめるという利点もあります。とはいえ、構文などにこだわり過ぎると、英語の絵本に苦手意識を持ってしまう可能性も。こまかいことはあまり気にせずに、洋書の持つ外国文化などに触れながら、居心地の良い読み聞かせ時間を設けてみてください。子ども自身が、読み聞かせ時間を楽しい物と認識することによって、より多くのことを吸収できるようになるはずです。一方的に読み聞かせて終了するのではなく、一通り読み終えたら、「どうだった?」「どこが一番好きだった?」など、感想を聞いてみるのもよいでしょう。
2014年09月22日今回子どもへの読み聞かせでおすすめしたいのは、「No, David!」/David Shannon(著)です。「だめよ、デイビッド」というタイトルで日本語訳も出ています。・「No, David!」/David Shannon(著) 「No, David!」は、独特のイラストに、手書き調の文面がマッチした、親しみやすい絵本です。特に、男の子のいるママには必ずおススメしています。主人公は、赤ちゃん時代はもちろん、幼稚園や小学生になっても、いたずらっ子ぶりを発揮しているデイビット。絵本の中で、お母さんがデイビッドに向けて発しているセリフが、そのまま日常の育児の中で使えますよ。デイビッドを怒ってばかりのお母さんですが、最後には親子愛を十分に感じることのできる構成がたまらない絵本です。単語量もそれほど多くないので、はじめての読み聞かせにも使えます。愛読書となる一冊です。■シリーズ絵本紹介「No, David!」には、ほかにもシリーズ絵本が発売されていますので、ご紹介します。・「Oh, David!」/David Shannon(著) 「Oh, David!」/David Shannon(著)は、diaper(オムツ)時代の赤ちゃんデイビッドが主人公のdiaper davidシリーズ。です。まだ赤ちゃんなので、ママも叱るというよりは驚く(あきれる?)出来事がうまく描写されています。初めての赤ちゃんを育てているママなら、誰しもが思う感情がちりばめられています。子どもの性別に関係なく共感できる絵本です!・「Oops!」/David Shannon(著) 「Oops!」は、diaper(オムツ)時代の赤ちゃんデイビッドのエピソードを収めたdiaper davidシリーズです。ママが思わず「Oops!」と言ってしまうデイビッドのやんちゃなエピソードが紹介されています。子どもの成長は本当に早いもの。そんな、貴重な赤ちゃん時代を楽しめる絵本でもあります。・「David goes to school!」/David Shannon(著) 「David goes to school!」は、小学生になったデイビッド少年のお話です。見た目はたしかに大きくなっているけれど、行動パターンにまったくと言っていいほど成長が見られないところが笑えます。家ではママに、学校では先生に、それぞれ仁王立ちされて怒られています。愛すべきいたずらっ子、デイビッドの行動に、「えー! そんなことしちゃうの?」と読み聞かせ中についツッコミたくなってしまう一冊です。このほか、デイビッドシリーズ以外他にも、同じ作者によるクリスマスを題材にした絵本なども出ています。ぜひ、シリーズで読み聞かせてみてください。
2014年09月20日英語の絵本紹介シリーズも5冊目になりました。今回は声に出して読むのにおススメの絵本“Brown bear, Brown bear, what do you see?” /Bill Martin (著), Eric Carle(イラスト)です。日本語でも「くまさん くまさん なにみてるの?」というタイトルで親しまれている絵本です。 ページをめくるたびに繰り返される“What do you see?”の問いかけを、リズムよく読むことができ、子どもたちもフレーズを何度か読み聞かせているうちに自然と覚えていきます。たくさんの生き物とたくさんの色が出てきますので、“What is this?”と何の動物か尋ねたり、“What color is this?”と色を聞いたりしてみるのもよいですね。イラストは「はらぺこあおむし」で有名なエリックカールさん。ヴィヴィットで斬新な色使いが子どもたちの五感を刺激します。こうした感性を磨けるのも、洋書絵本の魅力のひとつですね!■英語のシリーズ絵本紹介“Brown bear, Brown bear, what do you see?” には、ほかにもシリーズ絵本がいくつか出ていますのでご紹介します。“Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?”/Bill Martin (著), Eric Carle (イラスト)は、“Brown bear, Brown bear, what do you see?”のシリーズ第2弾。こちらはWhat do you see?ではなくWhat do you hear?です。 絵本の構成、リズム感はBrown bearと同じですが、こちらは動物のいろんな鳴き声や鳴き方を表す動詞がいろいろ出てくるので、読み聞かせている大人にとっても勉強になります。発音さえ抑えておけば、リズムよく読むことができます。オーディオブックなども併用すると読み方の参考になりますよ。シリーズ第3弾の“Panda Bear, Panda Bear, What Do You See?”/Bill Martin (著), Eric Carle (イラスト) には、パンダが登場します。 こちらもBrown bearと同じようにリズムよく声に出して読めます。特徴としては、登場する動物が絶滅危惧種であるため、子どもたちに環境問題の話をしたい時に関連して選ばれることが多いようです。シリーズ第4弾の“Baby Bear, Baby Bear, What Do You See? ”/Bill Martin (著), Eric Carle (イラスト)には、赤ちゃんグマが登場します。同じくBrown bearのリズム感で読めます。 こちらには、北アメリカで暮らす動物たちが登場します。各動物の特徴的な動作を表す動詞も使われており、ちょっと難しいところもあるかもしれませんが、イラストをヒントに子どもに問いかけてみても面白いですよ。ぜひ、シリーズで英語の絵本の読み聞かせてみてください。
2014年08月19日今回子どもへの読み聞かせでおすすめするのが、“Where’s Spot?”/ Eric Hill著です。本のタイトルにある“Spot”とは、主人公の犬の名前。名前の由来は体の斑点模様です。日本語訳のタイトルは「コロちゃんはどこ?」。図書館等にも置いてあり、コロちゃんシリーズとして有名です。 どこかにいってしまったSpot(コロちゃん)を、Spotのお母さん犬が探し続けるお話です。ページごとにフラップのついた、めくれる仕掛け絵本になっていて、子どもたちに読み聞かせながら、どこかに隠れているSpotを探します。たくさんの前置詞と、子どもたちが大好きな動物がたくさん登場するので、文字数は少なめですが初めての英語絵本にはおススメの1冊です。■子供への絵本の読み聞かせで、読書習慣をつける夏休み、小学生になると読書の宿題が出されることが多いと思います。しかし、読書が習慣づいていないため、なかなかこの宿題がこなせないという子どもは決して少なくないでしょう。私の長女は今年から小学生になり、初めての夏休みを迎えましたが、読書の宿題は特に問題なくこなしています。長女は普段から、英語の絵本だけでなく日本語の絵本も大好きでよく読んでいます。どうやら、長女に対して0才から少しずつ続けてきた英語絵本の読み聞かせが、読書の習慣をつけるきっかけになったようです。英語の絵本を読み聞かせることには、単に英語に親しむというだけでなく、読書の習慣もつけられるというメリットがあります。それ以外にも、読み聞かせで物語を理解することにより想像力も身につけられますし、外国の文化を学んだり、文字を読む力も同時に養えたりしているようです。そこで今回は、読書の習慣が身につく、読み聞かせのステップアップ術をご紹介します。 ■子供の読書習慣がつく、読み聞かせ術STEP1 読み聞かせる子どもが小さいうちは、ママや先生による読み聞かせの時期です。子どもの様子を見ながら、読み聞かせてあげましょう。一見反応がないような赤ちゃんでも、実は読み聞かせからたくさんのことを吸収していますので、心を込めて読んであげてください。自分で読める年齢になってからも、最初に読み聞かせてあげることでストーリーに集中でき、絵本の中でさまざまな疑似体験ができるようになります。STEP2 一緒に本を読む4~5歳になってきたら、ぜひ親子で一緒に声に出して読んでみてください。先にママが、続いてマネして子どもが、というのでもいいですし、文字が読めるようになったらページごとに交互に読むのもおススメです。声に出すことで子ども自身の豊かな表現力を育てます。STEP3 子どもが一人で本を読む自発的に読めるようになったら、子ども自身が英語を楽しめるだけでなく、優れた絵本から多くのことを得られるようになります。一度しかない人生において、良書を通してさまざまな疑似体験ができることはすばらしいことです。ぜひとも良書を見つけて、お子さんにすすめてあげてください。
2014年08月18日“Good Night Gorilla” Peggy Rathmann作、「おやすみゴリラくん」のタイトルで日本語でも親しまれている絵本です。夜の動物園、警備員のおじさんが戸締まりに園内を廻ります。おじさんの知らないところでゴリラくんのとる行動は?“Good night ○○” と、動物ごとにおやすみの声かけをしながらページをめくります。何度も何度も“Good night”を呼びかけることで言葉が定着していくことと、たくさんの動物達も覚えられます。どの子どもも大好きになる暗闇に浮かぶおめめのページは是非ページのめくり方、間合いなど工夫して読み聞かせて欲しい部分です!子ども達の笑顔がこぼれますよ。 Peggy Rathmannの温かみのあるイラストと、ストーリーとは別のところに仕掛けられた遊び心が発見できて子ども達に大人気。ついついヒントをだしたり、教えてあげたくなってしまいますが、子ども達が自分で見つけられるの期待して読み聞かせしています。風船、お月様、バナナ、窓の人影など楽しめる要素がいっぱいです。檻の色と鍵の色からもカラー遊びができます。実際に動物園に行ってみて、動物達にあいさつするのも楽しみになります。単語数自体は少なめですが、イラストからの想像力が高められる一冊。こちらもはじめての一冊におすすめです!■絵本選びのワンポイントアドバイス今回は、洋書絵本選びのポイントについてです。たくさん絵本があって選ぶことができない! という方におススメな方法を2つご紹介します。一つは人気作家から選ぶ方法。具体的には、「はらぺこあおむし」で有名な、エリック・カールさんや、前回の絵本紹介でお勧めしたジェズ・オールバラさん。ディビットシリーズで有名なデイビットシャノンさん。「スイミー」でおなじみのレオレオニさん。いずれも日本語に訳された絵本もたくさんありますから、読み聞かせの一冊として選びやすいと思います。もう一つは、「コルデコット賞」受賞作品から選ぶ方法です。「コルデコット賞」とはアメリカで1983年に創設された絵本のイラストレーターに授与される賞です。全米図書館協会が、1年に一度大賞(金メダル)、オナー賞(銀メダル)発表し、大賞受賞作はほぼ間違いなくベストセラーになります。是非参考にしてみてください。
2014年07月15日“Excuse Me!”Karen Katz作は、「こんなとき、なんて言うの?」の英語が詰まった絵本です。げっぷしちゃったとき、欲しい物があるとき、嫌いな物をすすめられたとき、兄弟喧嘩したとき…、子どもが遭遇するよくあるシチュエーションでいいたい一言を、カレンカッツさんのカラフルで親しみやすいイラストとともに英語で覚えられます。毎ページ、“What do you say?”と問いかけているので、ひとつの言い回しとしてリズムよく読んであげると良いですね。“What do you say?”のフレーズはそのまま日常生活でも使えるのでとっても便利! 問いかけの答えがフラップをめくった中に隠されている仕掛け絵本ですので、子ども達もワクワクしながらフラップをめくって答えを発します。楽しみの中で英語フレーズを身につけていくことができる絵本です。大きくなって自分で絵本を読めるようになってからも重宝しますよ。英語絵本読み聞かせには外せない一冊です。英語絵本読み聞かせワンポイントアドバイス「英語絵本の読み聞かせはいつから始めたら良いのですか?」英語絵本読み聞かせの会を定期的にやっていてよくいただく質問です。私の答えは、「何歳から、と決まった時期はありません」です。言って見れば、やりたくなったときが始め時。英語で絵本を読んであげようかしら、と思ったその日にスタートしたら良いのです。とはいえ、生後一ヶ月の間は読み聞かせというより、この世に生誕して赤ちゃんもママも大切な時期を過ごしていると思いますので、それが落ち着く生後2ヵ月目以降または妊娠期間中から胎教として開始が良いと思います。私の教室に来たお子さんの最小年齢は生後2ヶ月!もちろんママと一緒ですが、ママに読み聞かせのコツやおすすめ絵本、発音練習などを行ってもらい、ご家庭で楽しく読み聞かせをされているようです。実際にご家庭で絵本を読むのはお母様お父様です。絵本を読むときの雰囲気作り、大好きなお母様お父様とシェアする時間を大切にしていただきたいものです。さぁ、英語絵本読み聞かせ、今日から始めてみませんか?
2014年07月02日梅雨の時期になってくると、日中に外出できず家の中での過ごし方を持て余してしまうことも多くなりますね。そんなときこそ、英語で絵本読み聞かせに挑戦してみませんか? こちらのコラムでは、毎回1冊ずつはじめての読み聞かせに最適な英語絵本の紹介をしていきます。今回紹介するのは、 はじめての1冊に最適なこの絵本。■“Hug ” Jez Alborough作主人公はBOBOちゃんというチンパンジー。BOBOちゃんが森の中を歩きながら、たくさんの動物親子の“Hug”に遭遇していきます。ここに登場する英単語は“Hug(ぎゅっ)”がほとんどですが、動物達の温かいイラストと表情からいろいろな種類のHugを感じ取れます。 英語の意味がわからなくても、子ども達の感情に視覚で訴えてくる絵本。読み聞かせをしながら、子どもの心にわき起こる感情にあわせて、“Hug”という言葉を発信してみましょう。少し大げさに、Hの音を息をたくさん吐いて「ハァーッグッ」と発声するのもきれいな発音のコツです。特に親子で読み聞かせをするときはHugといいながらギュッと抱きしめてあげてもいいですね。BOBOちゃんのシリーズは日本語訳の絵本も大人気です。“Hug”は『ぎゅっ』というタイトルで書店や図書館に並んでいます。BOBOちゃんというお名前も、日本語の絵本になるとジョジョちゃんに変わっています。名作ですので、はじめての1冊におすすめです。<ワンポイントアドバイス>今回は、英語の絵本を購入する時の注意点についてです。絵本を店頭で購入するときは実物を手に取って見定められるのでいいのですが、欲しい本が決まっているときはインターネットでの購入も大変便利です。サイトによっては、定価より安く購入することも可能です。その際の注意点として、同じタイトルの絵本でも洋書の場合「ボードブック」「ペーパーバック」「ハードカバー」と3タイプに分かれます。その違いを説明します。「ボードブック」:全てのページが厚紙でできています。破れにくく、サイズも子ども向けなので赤ちゃんや紙を破いてしまう年齢の乳児さんにおすすめです。「ペーパーバック」:全ページ薄い紙でできています。ボードブックに比べ安価です。「ハードカバー」:表紙裏表紙が厚紙、中身は薄い紙でできています。日本の多くの絵本はハードカバーですね。お子様の月齢や、用途に合わせて最適な物を選んでみてください。
2014年06月24日2014年、あっという間に3ヵ月が経過しました。皆さん、年明けに掲げた目標は着実に達成されつつありますか? 人生は“七転び八起き”、思い通りに進まないことも多くあるでしょう。それでも前に進むため、私たちは周りの人たちの生き方を参考にしながら笑い、時に泣いてまた再び前を向いていくのかもしれません。そこで今日は、人生についてをスッキリ完結に表現してくれる4コマ漫画の中から、人生を学ぶのにぴったりな3作品をご紹介! 毎晩欠かさず4コマ漫画を読んでいる筆者独自の観点から、私たちの心のスイッチを押してくれるベストな作品をセレクトして参ります。■『ラディカル・ホスピタル』/ひらのあゆ「こんな病院あったら入院したいかも?」とつい思ってしまう程、ほんわかあたたかな医師&看護士たちが登場し、心癒やされる本作。時にシリアスに考えさせてくれる健康・医療問題はもちろんのこと、 家族や人間関係、時に恋愛まで…人生の全てをニコニコかつラディカルに描いているのが見どころです。主人公の榊先生は、無精髭かつ恋愛にとことん疎い残念男子ですが、医者としての腕とハートは完璧! 毎回人間らしい壁にぶち当たりますが、周りのサポートと前向きな姿勢で乗り越えていく背中は、読む者の心にもパワーを与えてくれること間違いナシ!! ■『らいか・デイズ』/むんこ勉強も仕事もテキパキと完全にこなす、無敵のスーパー小学生・来華ちゃん。一度読んだら、あなたもきっと彼女の虜になるでしょう。小学校のとある1クラスを中心に、大人になるにつれて忘れてしまいがちな“素直な気持ち”を取り戻させてくれるこの4コマ漫画。家族のあり方や友人関係、ちょっぴりおませだけど真剣な恋のお話が存分に詰まっていますよ。毎話必ずと言って良い程、教訓のようなものが心に残るのもおすすめポイントのひとつです。■『みそララ』/宮原るり最後に、ひときわリアルなお仕事ストーリーをご紹介しておきましょう。突然の倒産をきっかけに、デザイン会社へと転職した麦田美苑(通称:麦みそ)は、憧れのライター仕事とは言え、初めてのことだらけの職場に毎日てんてこ舞い。いったいいつになったら一人前になれるんだろう…? と思い悩んでしまいます。そんな時、“大好きな仕事だからこそ、味わう苦味だってきっとあるんだ”と教えてくれたのは、周りにいた仲間たちでした。同じ思いをした経験のある方も多いはず…、美苑ちゃんの成長記を見ながら、是非一緒に頑張っていきましょう! いかがでしたか?あまり読んだことが無いという人は今すぐ、お近くの書店で背表紙をチェックです。
2014年03月23日会社での人間関係はもちろん、女友達や恋人との関係を通して、ストレスを感じることはありませんか。ストレスを感じると、それを解消しなければいけないと思いがちですが、実はそうではないのだとか。臨床心理士である、ほんだきみ子先生は、さまざまな企業のメンタルヘルス対策に関わっていくにつれて、最近になって心の病にかかる会社員の人が増えているのは、「悩みと適切に付き合う方法を知らないからでは」と考えるようになったそう。そこで、専門家の知識に基づいて、それでいて専門用語を使うのではなく、易しい言葉と優しい語り口でストレスとの向き合い方をたくさんの人に伝える本『人間関係でストレスを溜めない技術』を執筆することに。出版記念発表会の会場に足を運ぶと、アロマがたかれ、美味しいコーヒーとお菓子まで用意されていました。たくさんの人の心の悩みのために活動されているほんだ先生ならではの心遣いが漂うよう。『人間関係でストレスを溜めない技術』を執筆するに至ったきっかけに引き続き、にこやかに笑顔を浮かべたまま語りかけるように話しながら、ほんだ先生によるミニセミナーが始まりました。まずはストレスの正体を説明することから。ストレスとはつまり刺激のことなので、ストレスのない人生というのはないそう。コーヒーのいい香りも一種の刺激(ストレス)なので、ストレスはあって当然、誰にでもあるものなのだとか。問題なのは、マイナスの刺激(ストレス)が溜まること。そこで、ストレスへの対処の仕方が問題になってくるそうなのです。最近の働き盛りの人に目立つのは、悩みを保つ力の無さなのだとか。悩みがある状態は曖昧なものですが、その曖昧な状況を自分の中で許せるエネルギーや保持するための心理的なパワーが足りないばかりに、逆に悪循環に陥ることも。悩みはできるだけ急いで解決したいと思いがちですが、時間をおくなど、悩みを適切に対処する力を身につけることで、それ以降、人として豊かに生きることに大きくつながってくるというお話はとても新鮮に感じました。他にも、ほんだ先生が考えたという「メソッド・オブ・コイン」を実践し、よく知っていると思っていたものが別の側面を持っていることを体感したり、身体の緊張をほぐす脱力の方法を皆で行ったりすると、出版記念発表会が終わる頃には気分もすっきり。ストレスを少しでも解消しようと、女友達とのおしゃべりや飲み会、買い物などに興じる人も多いかもしれませんが、『人間関係でストレスを溜めない技術』を読んで、ストレスともっと上手く付き合えるようになる方法を学んでみるのもオススメです。そこでほんだ先生に、woman.exciteユーザーのような若い女性に向けて、ストレスとの上手い付き合い方を聞いたところ、現代の女性はいろいろな悩みを多く抱えていると思うので、カウンセリングなど専門家の力を借りることも積極的に考えてほしいというアドバイスが。身体のためにエステに行くように、心のためにカウンセリングに行くのは、自分磨きの一種と言えるのかもしれません。まずは、専門家であるほんだ先生の著書『人間関係でストレスを溜めない技術』を読んで、ストレスとの付き合い方を改めて考えてみては? 目から鱗が落ちるような考え方に出会えるかも。・アウラ心理教育センター 公式サイト
2013年09月30日貼って剥がせるメモとして、オフィスや家庭で日常的に使われている文房具“ふせん”。実はアイデア次第でいろいろな使い方ができる! そんな“ふせん”の様々な活用法を紹介したムック『カワイイ ふせん活用BOOK』が玄光社より発売された。著者はこれまで様々な“ふせん”作品を作り続け、発表しているデザイナーのkilligraphこと瀬川卓司さん。まずは「達人たちのふせん活用術」として、イラストレーター、デザイナー、ショップスタッフなど、もの作りに関わっている5人のクリエイターたちによる、オリジナルのふせん活用術を紹介。手づくりの消しゴムはんこと、ふせんを組み合わせて楽しんだり、コミュニケーションツールとして活用したり、またはパーティーで使えるアイテムを作ったり。ふせんを使った、可愛くて実用的なアイデアがいっぱい!また、killigraphによる、とっておきの「ふせん活用術」も徹底紹介! オフィスで賢く、楽しく活用する方法はもちろんのこと、インテリアの一部にできるようなオシャレなアイテムとしての活用法まで、バラエティ豊か。切り絵をほどこしたフルーツ型のカワイイふせんは立てて飾りながら、しかもちゃんと使えるのがポイント。またウォールステッカーやポップアップなど、“ふせん”の枠を超えて、インテリア感覚で楽しめる活用法まで伝授!ふせんといえば、『ポスト・イット(R)』ブランドが何といっても有名。本書ではその歴史から、製品の特徴、気になる商品のラインナップまで網羅されている。そのほか、ユニークな素材&デザイン性豊かな市販の“ふせん”も盛りだくさんに紹介されていて、眺めているだけでもかなり楽しめる。ふせんを扱うおすすめショップリストも掲載されていて便利!ありそうでなかった、一冊まるごと“ふせん”本。ページをめくるたび、こんな使い方があったんだ! と、驚く人も多いはず。ちなみに作り方はすべてイラスト付きでわかりやすく紹介されているほか、一部は型紙もついているので、すぐに実践できるのも嬉しいかぎり。子どもたちと一緒に楽しむのにもぴったりな、おすすめの一冊です! 玄光社MOOK『カワイイ ふせん活用BOOK』 著者:瀬川卓司(Killigraph)仕様:A4変型判・120ページ定価:1470円発行:玄光社 Killigraph HP
2013年05月18日「ヤマザキパン」初めての公式レシピブック『毎日がパンまつり』が株式会社主婦の友社より現在発売中。日本中の食卓でおなじみの「ヤマザキパン」を、より美味しく食べる、社員考案のメニューを徹底紹介した一冊になっている。たまごサンドのような大定番メニューから、身近な素材を使ったトーストやサンドイッチ、パンをスイーツとして楽しむメニューなど、ヤマザキパンおすすめのパンを使った、簡単ですぐに作れる131のレシピが収録。例えば、街のパン屋で人気のちりめんじゃこやひじき煮といった、和の素材や料理と組み合わせた総菜パン、手巻き寿司の要領で具材を巻く「手巻きサンド」、甘みに塩気を組み合わせた複雑な味を楽しむパンなど、日々パンの美味しさを追求するメーカーならではの、意外性があって美味しいパンレシピが多数掲載されている。ヤマザキパンの「トリビア」がつまったコラムも必見。レシピとしては紹介できなかった山崎製パン株式会社で働くスタッフの「とっておきのワザや食べ方」について紹介されている。「ふりかけをかける」「おかかトーストがおすすめ」「ふっくら焼きあげるには焼く前にパンを少し濡らす」などパンを愛する社員ならではの知恵やアイディアが詰まっている。またこの本は、ヤマザキパンのキャンペーン「ヤマザキ春のパンまつり2013」とコラボレーションしている。本書には特典として同キャンペーンの「3点付きシール台紙」が付いてくる。「ヤマザキ春のパンまつり大きなモーニングボウルプレゼント」の対象商品に張付されている点数シール3点分がすでに付いている書籍オリジナルの台紙だ。本書とヤマザキパンの対象製品を購入することで、さらに楽しみが拡がるようにようになっている。ヤマザキパンのパンを購入し、本書のレシピを試してみてはいかがだろうか?【書籍概要】[書名]毎日がパンまつり[監修]山崎製パン株式会社[発売日]2013年2月1日(金)[定価]1050円(税込み)[サイズ、ページ数]B5判 96ページ[特典]ヤマザキ春のパンまつり2013 大きなモーニングボウルプレゼント3点付き台紙[ISBN]978-4-07-286031-1[発行]主婦の友社☆全国の書店、ネット書店ほかで発売記事元引用: PR TIMES
2013年02月15日「飲み会続きで寝不足…仕事に集中できない」「暑くて夜中何度も起きてしまって、昼間ずっと眠い」「週末にたくさん寝たのに、月曜日からもう眠い」「お肌にいいと言われる時間に寝れなくて、肌ボロボロ」こんな経験、誰しもがあるのではないでしょうか。現代人は仕事や遊びに忙しく、寝不足がちだと言われている。1日24時間の限られた時間の中であれもこれもやろうとしたとき、時間が足りなければ真っ先に『睡眠時間』を削ろうとすることだろう。そんな頑張る現代人の睡眠事情に助け舟を出したのが、メディアでも積極的に睡眠コーチングを行っている医学博士の坪田聡氏の『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』(すばる舎リンケージ)だ。この本では「眠くなる前に1分の仮眠を取りなさい」と書かれている。「え?1分でどうやって?」と思う方も多いはず。本書では、その方法として「1分、目を閉じること」を薦めている。私たちの目は普段、多くの情報を取り入れるために、目を開けているだけで脳への負担が大きいのだという。そのため1分間でも目を閉じることで脳を休ませ、疲れを回復させることに繋げることができるという。本書では、その他にも「眠いときに集中できない理由」や「コーヒーを飲んでも眠くなる理由」といった日頃気になる眠気の話から、「寝る前にやってはいけないこと」や「5秒で寝れる快適な寝室の作り方」まで、今日から実践したくなる話が盛りだくさん。まずは、1分、目を閉じてみませんか?
2012年07月31日“こどもと一緒のスローな暮らし”をテーマに、おかあさんたちを応援する活動をしている「くらすこと」を主宰する藤田ゆみさんが、初の著書『子どもと一緒にスローに暮らす おかあさんの本』を出版する。 「くらすこと」の活動をするとともに、3人のお子さんの母でもある藤田さん。子どもと一緒に暮らすなかで少しずつ書きとめた、子どもたちとのエピソードや出合った言葉、感じたことなど、大切なことを思い出させてくれるようなメッセージがたくさん詰まっている。やさしいイラストは、イラストレーターの塩川いづみさんが担当。藤田さんのおすすめの本リストも、参考になりそう。藤田さんの等身大で書かれた文章は、とても温かい気持ちになれる。子育てしている人ならきっと共感でき、子どもとの時間を改めて大切に思えるはず。新米おかあさんへのプレゼントにもおすすめの一冊だ。『 子どもと一緒にスローに暮らすおかあさんの本 』著者:藤田ゆみ定価:1,260円(税込)発行:アノニマ・スタジオ 発売:KTC中央出版取材/赤木真弓
2012年07月28日インテリアとデザインのアイデアが詰まった本『北欧デコ・アイデアブック』が30日に発売。これは4月下旬に発売した『パリ デコ・アイデアブック』に続く、ジュウ・ドゥ・ポゥムの新シリーズ「デコ・アイデアブック」の第2弾。今回は北欧の3つの街、ストックホルム、コペンハーゲン、ヘルシンキに暮らすアーティストたちを訪ね、彼女たちが暮らす家のインテリアやデコのアイデアを、カラー、収納、テーブルウェア、壁面、照明、テキスタイル、リトル・アイデア、窓という8つのテーマにわけて紹介している。たとえば、「カラー」をテーマにした章で紹介されているコペンハーゲンのテキスタイルデザイナー、マイ・ピーアスディッターさんのお部屋。ご本人の作品のタペストリーや食器類など、白を貴重とした空間にちりばめられた、鮮やかなカラーが印象的で、とってもオシャレ。「テーブルウェア」がテーマの章には、北欧ならではのセンス溢れるデザインのアイテムがいっぱいで、各アーティストたちのテーブル・コーディネートも必見!また、「ウォール」をテーマにした章では、思い出のオブジェなどを自由な感覚で壁面に使ったディスプレイの数々を紹介。そして北欧といえば、の「テキスタイル」の章も充実! 大胆な色使いやプリントを上手に取り入れている様子は参考になるはず。さらに、「リトル・アイデア」という章では、本棚の中のドールハウス、観光地のポストカードをまるく抜いて作ったタペストリーなど、ユニークなアイデアが満載。『北欧デコ・アイデアブック』は、デザインや雑貨が好きな人にはたまらないヒントがたくさん詰まったバイブルのような一冊。この本をみていたら、今すぐ模様替えしたくなってしまうかも! 『北欧デコ・アイデアブック』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 取材/田辺香
2012年05月22日今年一番の話題のスポット、東京スカイツリーが5月22日オープンし、講談社FRaU編集部と東武タワースカイツリー社がコラボした、東京スカイツリー®公認ガイドブック ソラカラちゃんギフトボックスが発売された。このギフトボックスは、公認ガイドブック、ポストカード2種、公式キャラクターのソラカラちゃんの立体フィギュアつきボールペンが入っている。ガイドブックは80ページにわたって、スカイツリーの基礎知識、ショップで買えるもの、食べられるものなどを見ることができる。東京限定発売になるが、おみやげやプレゼントにぴったりのギフトボックスだ。お問い合わせ:株式会社講談社商品名:東京スカイツリー®公認ガイドブック ソラカラちゃんギフトボックス仕様:赤/青の2種類発売日:2012年5月22日価格:\1,200販売:THE SKYTREE SHOP、及び都内の一部書店にて販売発行:(株)講談社 FRaU編集部
2012年05月22日今、食の安心・安全にとても関心が高まっている。小さな子どもがいる家庭なら、なおのこと。そもそも米や野菜、肉や魚、卵がどのように生産されているのか、私たちは知らないことが多い。本当に安全な食べものとは? 本当に美味しい食べものとは? それらのヒントを教えてくれる本「未来の食卓を変える7人」が発売された。「未来の食卓を変える7人」は、安全で美味しい農産物づくりに挑戦し続ける農家7人を取り上げたルポルタージュだ。無農薬・無化学肥料の有機農業、無農薬・無肥料の自然栽培など、いずれも慣行農業とは一線を画し、独自の農業や流通、商品開発、レストラン経営などに真摯に取り組む農家の姿を追っている。例えば奈良県で伝統野菜の復活に取り組み、それを地域コミュニティーの核とした若夫婦農家。農業の根幹となる種の問題、伝統野菜の魅力とそれが消滅していった原因、レストランオープンの話などが書かれている。「清澄の里 粟」(奈良県奈良市高桶町)三浦雅之さん、陽子さんまた酪農も取り上げている。登場するのは、牛乳ではなく「生乳」を日本で唯一出荷する牧場だ。生乳とはつまり殺菌処理をいっさい行わずに出荷できる商品のこと。牛へのストレスはできるだけ少なく、牛の幸せを何より優先する飼育方法について触れている。「想いやりファーム」(北海道川西郡中札内村)長谷川竹彦さんただスーパーマーケットで食品を買うだけでは、私たちは農業の現実を知ることができない。農薬や化学肥料がどれだけ撒かれ、どんな過酷な状況で家畜が飼われているのか、その現実を知ると、途端に恐ろしくなるかもしれない。これら当たり前に行われてきたことに疑問を抱き、新しいスタイルや価値観の下で農業を行う人が今、徐々にではあるけれど増えている。本書に登場する7人は、まさにその最先端を行く人たちだ。巻末にはインターネット宅配やレストランなどのお取り寄せ情報も収録。気になった農家の米や野菜を実際に食べることができる。本当に安全で美味しい食べものは、何より自分の舌で確かめるべし。 「未来の食卓を変える7人」 著者:桜鱒太郎発行:書肆侃侃房価格:1500円+税取材/杉江あこ
2012年05月09日主人公の聡子は32歳、六度目の結婚記念日に夫から離婚を切り出され、あっさり承諾する。自らの経済基盤を確立するため、聡子は男子大学生を相手にしたテレフォン・アドバイザーというビジネスをスタートさせる。作者の長薗安浩(ながぞの・やすひろ)氏は、媒体編集長を経て、雑誌を創刊した経歴を持ち、独創的な発想で各界の注目を浴びている。そんな彼が、離婚して企業する32歳の女性を主人公にした本作品。自ら転機を仕掛けた主人公 聡子。本編のストーリーは、聡子があたためていたプラン、「人は人と話さなければ生きていけない」をテーマにしたビジネスで起業する。「人と話す」、それは自分の気持ちを言葉にして伝えるということ。そして生きている醍醐味を味わう直接的なことかもしれない。本編の中ではいくつかドキリとするフレーズがあり、「セックスより会話」というセリフに深く頷いてしまう。文庫化された本作品は、このあと電子化の予定もある。お問い合わせ:小学館 出版局 tel.03-3230-5122小学館文庫「セシルのビジネス」長薗安浩著288ページ 小学館刊定価¥600 アマゾン 内容(「BOOK」データベースより)主人公・聡子は32歳、六度目の結婚記念日に夫から離婚を切り出され、あっさり承諾する。かねてから結婚に希望も安寧も求めていなかった聡子は、自らの経済基盤を確立するため、男子大学生を相手にした「テレフォンアドバイザー」というニュービジネスを始める。「セシル」と名乗り、1日2回「客」である男性に電話をかけ、世間話をしたり相談に乗ったりするというものだ。母親や友人も巻き込み、新しい仕事は順調に推移するかに見えたが、彼女の前に池内太郎という大学生が現われ、事態は急転する。新文芸誌『きらら』、携帯ニュースサイト『The News』に連載され好評を博した女性起業小説。
2012年05月07日インテリアとデザインのインスピレーションが詰まったフォトブック『パリ デコ・アイデアブック』が主婦の友社から、4月25日に発売された。第一弾となる『パリ デコ・アイデアブック』では、パリのアーティストたちのアパルトマンで出会った楽しいアイデアの数々を紹介した。毎日の暮らしの中でも、自分たちらしく楽しく表現をしているアーティストたち。彼女たちの部屋はそれぞれ個性的で、センスあふれる空間づくりやディスプレイのヒントがたくさん。インテリアや暮らしまわりの知りたい&試してみたいアイデアをぎゅっと集めて、コラージュのように見せている。おうちをデコして、毎日をちょっと楽しく!そんなインスピレーションにあふれたフォトブックは女子必見だ。お問い合わせ:ジュウ・ドゥ・ポゥム tel.03-5413-5541タイトル:パリ デコ・アイデアブック著者:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5変形(170×150mm)・本文128ページ・オールカラー発売日:2012年4月25日(火)価格:¥1,890発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社著者:パリをはじめ海外のアーティストたちの日本での活動を幅広くプロデュースするエージェントとしてスタート。著書に『パリでおいしいお茶時間』『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』(主婦の友社)など、アーティストのクリエイティビティあふれるライフスタイルを紹介するビジュアルブックを多数手がけている。またアーティストの作品を手にとってもらえるスペースとして、ギャラリーショップ「ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ」を青山と自由が丘にて運営。
2012年05月05日昭和のレトロな商店街でまったりと店番中の猫が表紙の「吾輩は看板猫である」東京下町編が2012年4月25日に発売された。前作『吾輩は看板猫である』(2011年3月発売)の昭和レトロな店でまったりと店番をする猫たちの姿に「笑っちゃう」「脱力する」「癒される」とねこ好きさんたちに反響があり今回は第二弾。写真提供:文藝春秋両国・上野浅草・深川・都電荒川線沿線・柴又・立石とディープでレトロな街に住むアイドルねこさんたちに会える本だ。写真提供:文藝春秋ザ・カワイイというねこではなく、おばあちゃん家にいるような看板ねこさんたちが集結。そののほほんとした様子についつい癒されてしまう。写真提供:文藝春秋そしてこのねこさんたちはすべて、看板猫なので、この本を手に持って、レトロな東京の街を散策するのも楽しそう。東京スカイツリーオープンまであとわずか。スカイツリーを見に行きがてら、ねこさんに会いに行くというのもいいかも。ちょっとディープなねこさん本は手にとって見る価値あり!お問い合わせ:文藝春秋 tel.03-3288-6152 公式サイト 著者:梅津有希子1976年北海道生まれ。楽器メーカーに勤務後、FMラジオ局、編集プロダクションを経て2006年よりフリーランスの編集者、ライターに。多数の女性誌やWEBメディアで、ペット、美容、健康、料理ほか幅広いジャンルを取材・執筆している。著書に『吾輩は看板猫である』(文藝春秋)、『Weare ブサかわねこ』(角川書店)など。「別冊マーガレット」の吹奏楽マンガ『青空エール』(作者/河原和音)の監修も務める。 看板猫募集中! ブログを見る
2012年05月04日ゴールデンウィークや、夏休みのスケジュールは決まった? 忙しさからか、長い旅行もご無沙汰の働き女子にオススメ、見るとついつい行きたくなる「ブルックリン・ネイバーフッド NYローカル・ガイド」が4月20日に発売された。超高層ビルがたち並び、観光客が溢れかえるマンハッタン。そこから電車でわずか10分の場所に位置するブルックリンは、住宅や倉庫街が広がるマンハッタンのベッドタウンとして長らく機能してきた場所。しかし近年、地元コミュニティを見直そうという住民たちの意識によって、街は大きく変わりつつあるようだ。そんな“Neighborhood”(ご近所)を大切にする街、ブルックリンの新しい魅力を案内してくれる本なのだ。文章とは別に、現地の方が書いたそのエリアのマップが、あるのもおもしろい。カフェやレストラン、音楽、ファッション、アートと、通常の観光ガイドにはない切り口で書かれているから、通常の旅とは違う刺激がほしい方にぴったり。親しい友人とのフリーツアーや一人旅をすることで、いつもと違った自分や発想と出会えるかも。早速チェックして。お問い合わせ:株式会社スペースシャワーネットワーク tel.03-6234-1222 公式サイト 著者:赤木 真弓フリーランスのライター、編集者。旅好きの編集ユニット「auk(オーク)」としても雑誌の記事や本作りを行っている。藤田康平グラフィックデザイナー。2007~08年、ブルックリン・ウィリアムズバーグに住在。帰国後、デザイン事務所 Barber設立。書籍・雑誌のエディトリアルデザイン、ショップのグラフィックデザインなどを中心に活動。
2012年04月30日昨年「おしゃれの近道」を出版された宮田さん、蛯原さんのファッション書籍「おしゃれ実用書」の第二弾「もっとおしゃれの近道」が発売。成熟した大人の女性にとってためになること間違いなしの決定版ファッションテキスト。自分のスタイルについて考えるきっかけとして大活躍すること間違いなし。‘シーン別コーデでもっと輝く’などオフィス、デート、パーティなど女子の日常をイキイキさせる為のコツが満載。是非書店で!著者紹介:宮田理江/ファッションジャーナリスト。ファッションブランドの販売員、バイヤー、プレスの経験を経てジャーナリストへ転身。海外コレクションのリポートやトレンド分析、スタイリング指南などに定評がある。蛯原あきら/イラストレーター。雑貨の企画デザインを経て、2004年よりフリーに。見るものの心を惹きつける魅力的な女性のイラストで人気を博している。多くの女性誌や書籍などでも活躍中。「もっとおしゃれの近道」発売元:(株)学研パブリッシング定価:1,260円版型:A5版 112頁この情報のフォローページは コチラ 。
2012年04月10日ヨーロッパのライフスタイルを紹介するビジュアルブック「エディシォン・ドゥ・パリ」のガーデニングシリーズから、『パリ 素敵に暮らす庭づくり』&『憧れのイングリッシュガーデンの暮らし』の2冊が登場。2冊共通のテーマは、「庭づくり」。春のガーデニングシーズンにぴったりな、ヨーロッパの庭のある素敵な暮らしを紹介している。■『パリ 素敵に暮らす庭づくり』パリ流のセンスで作り出された19の庭と、そのガーデンライフを紹介。小さなベランダも、屋上も、中庭も、パリ流のセンスで居心地のいい楽園になる!そんなセンスいっぱいのナチュラルなガーデンスタイルのアイデアは必見。■『憧れのイングリッシュガーデンの暮らし』ロンドン子たちの個性あふれる20の庭と、フラワーカタログを紹介。植物を愛して、暮らしを愛する20人のグリーンフィンガーたち。エコでナチュラルなロンドンの手作りガーデンスタイルは今すぐ取り入れられるアイデアがたくさん。 『パリ 素敵に暮らす庭づくり』、 『憧れのイングリッシュガーデンの暮らし』 著者:エディシォン・ドゥ・パリ編発行日:2012年3月1日定価:各1,575円(税込)版型:H148×W210mm ページ数:112ページ(オールカラー)発行:エディシォン・ドゥ・パリ発売:ハースト婦人画報社 プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月27日株式会社主婦の友社は、2012年3月9日、『必ず来る!大震災を生き抜くための食事学 3.11東日本大震災 あのとき、ほんとうに食べたかったもの』定価1365円(税込み)を発売。3.11東日本大震災を仙台で身をもって体験した著者、宮城大学准教授、石川伸一氏が、食品研究者として、「イザという時」のために、どのように「心」を備え、具体的にどんな「食」を備蓄すればよいのかを説く。巻頭カラーでは、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の写真協力のもと、3.11地震発生からの宮城大学構内・仙台市内・市民が食べた震災時のごはんの数々・棚が空っぽのコンビニ・スーパーなどを紹介。あの大震災を「都市と食」という観点で捉えなおした一冊だ。発売を記念して、著者 宮城大学准教授、食産業学部准教授、石川伸一氏に本書執筆の経緯、またご専門の卵の研究についてのインタビューサイトもオープンしている。 著者プロフィール:石川 伸一宮城大学食産業学部フードビジネス学科 食品分子栄養学研究室 准教授。1973年福島県生まれ。東北大学大学院農学研究科修了。専門は分子レベルの栄養学。『必ず来る!大震災を生き抜くための食事学3.11東日本大震災 あのとき、ほんとうに食べたかったもの』定価:1365円(税込み)ISBN:978-4-07- 282754 -3サイズ:四六判 208ページ発売日:2012/3/9※発行は主婦の友インフォス情報社プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日ヨーロッパのアーティストたちのライフスタイルなどを紹介した本で人気のジュウ・ドゥ・ポゥムから、新刊『パリでおいしいお茶時間』が発売に。これは、おいしい飲みものとお菓子で迎えてくれる、パリで人気のサロン・ド・テやカフェを35店、紹介した本。パリ旅行のガイドブックとして役立つのはもちろんのこと、お気に入りの紅茶・コーヒーを飲みながら眺めているだけでも、パリの空気が伝わってくるようなステキな写真が満載!まず、美味しそうな焼き菓子が並ぶ表紙は、600種類以上ものフレーバーのお茶を誇る老舗『Mariage Frères (マリアージュ・フレール)』( )のテーブルから。本書ではパリに何店鋪があるうちのリヴゴーシュ店を紹介。このお店で楽しめる「シャリオ・コロニアル」というセットでは、このお皿にあるお菓子から2種類好きなものを選んでお茶することができるそう。また、日本でもお馴染みの『Ladurée(ラデュレ)』( )は、天窓からやわらかい光がさしこむ、コロニアル風インテリアのサロン。鮮やかな色も印象的なラデュレの看板メニュー、マカロンなどのお菓子のほか、月曜から土曜は朝8時半からオープンしており、12時まで朝ごはんのメニューも楽しめるとか。パリ旅行に出かける機会があれば是非!『KB Café Shop KB(カフェ・ショップ)』は、こだわりのコーヒーが自慢のお店。テラス席からサクレクール寺院が見える立地も最高で、至福のカフェタイムが過ごせそう。フランスを代表するショコラティエのブティック『Jean-Paul Hévin (ジャン=ポール・エヴァン)』( )も登場。店内ではさまざまなフレーバーのショコラショーにボンボンショコラ、マカロン、ケーキが存分に楽しめる。ランチタイムからオープンしているサントノレ通り店の2階にあるサロンでは、サラダやグラタンなどの食事も味わえるのも魅力!また、『Les Ombres (レ・ゾンブル)』( )はパリらしい眺めや空間を楽しめるお店のひとつ。セーヌ左岸にあるケ・ブランリー美術館の最上階にあるレストランで、エッフェル塔を一望できる贅沢な景色は圧巻! パティシエの手がける軽やかな味わいのお菓子も是非試してみたいもの。ここで紹介した以外にも、バラエティ豊かなお店の魅力が詰まっていて、美味しそうなお菓子やケーキにもうっとり。さらに、スタイリングやインテリアを眺める楽しさもいっぱい! 自宅でのティータイムやホームパーティなど、おもてなしのお手本にもなりそうな一冊です。『パリでおいしいお茶時間』 編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 取材/田辺香
2012年03月07日