六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペースで12月28日から、森美術館で開催されている「村上隆の五百羅漢図展」と連動した「村上隆のお花カフェ」がオープンする。同店では店内の床や壁に村上隆の代表作である「お花」が咲き誇り、村上が六本木ヒルズのために制作したオリジナルキャラクター「ロクロク星人」のバルーンが空を舞う。また、特別コラボレーションメニューとして限定20食の「お花オムライス」(1,200円)のほか、チーズバーガーにお花の焼印が押された「お花バーガー」(1,250円)、限定20食の「お花ムース」(700円)、限定50食の「お花ロール」(700円)、「お花ラテ」(650円)が用意される。さらに同店では「お花クッション レインボー(1m)」(6万2,370円)や、「66 星人しゃちょう」、「66星人ピーちゃん」のぬいぐるみも販売される予定。六本木ヒルズでは、国内では14年ぶりとなる村上隆の個展「村上隆の五百羅漢図展」が現在開催中のほか、1月1日からはA/Dギャラリーで、大きなフラワーボールやソファ等が展示販売される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」も開催される。六本木ヒルズのWINTER SALE2016 のクリエイティブにも「お花」が起用されることが予定されており、六本木ヒルズはこの期間、街中が村上隆一色となる。【イベント情報】「村上隆のお花カフェ」会場:六本木ヒルズ カフェ/スペース住所:東京都港区六本木6-10-1会期:12月28日~1月31日時間:11:00~23:00
2015年12月04日六本木ヒルズは、村上隆氏の代表作「お花」が店内全体にあふれる「村上隆のお花カフェ」をオープンすることを発表した。期間は12月28日~2016年1月31日。営業時間は11:00~23:00。場所は、東京都・六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペース。また、A/Dギャラリーでは1月1日~2月14日の間、大きなフラワーボールやソファ等が展示販売される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」が開催される。「村上隆のお花カフェ」は、村上氏の代表作である「お花」が壁や床、テーブルなど店内にあふれる期間限定カフェ。森美術館で 2016年3月6日まで開催されている「村上隆の五百羅漢図展」と連動してオープンするものだ。提供メニューは、オムライスのまわりをビーツのソースとハムでアレンジし、お花を模った「お花オムライス」(1,200円/限定20食)をはじめ、ヒルズカフェで人気のチーズバーガーのバンズにお花の焼印を押した「お花バーガー」(1,250円)、甘酸っぱいベリームースをチョコレートと合わせてお花仕立てにしたデザート「お花ムース」(700円/限定20食)、ラズベリークリームで可愛らしいお花をあしらったロールケーキ「お花ロール」(700円/限定50食)、可愛らしいお花をモチーフにしたオリジナルのカフェラテ「お花ラテ」など、見て楽しく食べて美味しいばかりだという。さらに、直径1mものカラフルな「お花クッション レインボー」や、村上氏がデザインした六本木ヒルズの公式キャラクター「ロクロク星人」といったグッズの販売も予定されている(ロクロク星人の販売は1月20日以降)。また、六本木ヒルズ A/D ギャラリー(ウエストウォーク3階 六本木ヒルズアート &デザインストア内)で1月1日~2月14日に開催される「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」では、村上氏の作品の中でも象徴的な直径2mの大きなフラワーボール"Gigantic Plush Flower"をはじめ、花を一面にちりばめたソファが展示されるということだ。なお、村上隆は1962年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。アートの総合商社 カイカイキキ代表。2008年には「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出。ルイ・ヴィトン、VANS、シュウウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。2016年にはTVアニメシリーズ「6HP」(Six Hearts Princess)の公開を控えている。(c)Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2015年12月02日日系英国人作家のカズオ・イシグロによる「わたしを離さないで」がTBSで連続ドラマ化されることがこのほど決定。綾瀬はるかが主演を務め、三浦春馬、水川あさみが共演することが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきた恭子、友彦、美和。子どもらしい生活、子どもらしい教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらに ある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。2005年の発表直後から話題になり、英国で100万部を超えるベストセラーを記録した原作の初のテレビドラマ化に挑む本作。2010年にはキャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイが共演し映画化されたが、今回ドラマ化にあたって舞台をイギリスから日本に置き換え、物語が展開していく。主演を務めるのは、「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN―仁―」など、多くのTBSドラマ出演歴のある綾瀬さん。TBS連続ドラマの単独主演初となる本作では、かつては人望も厚く非常に優しい素直な少女だったが、大人になり、疲れとあきらめに満ちてしまっている保科恭子役を演じる。そんな恭子と共に、不器用に希望を追い求める土井友彦役を、『永遠の0』『進撃の巨人』と注目作への出演が続く三浦さんが務め、恭子や友彦と一緒に陽光学苑で過ごし、勝ち気で他人を支配下に置きたがり、誰よりも強く愛を求める酒井美和役を水川さんが演じる。ほかにも、学苑の子どもたちの現実を知るに従って悩みを深めていく教師・堀江龍子役に伊藤歩、しばしば学苑を訪問する正体不明の“マダム”役に真飛聖、学苑の理念の実現のために熱心に子どもたちを指導する教師・山崎次郎役に甲本雅裕、陽光学苑の校長で子どもたちを厳しく管理する神川恵美子役を麻生祐未と、実力派俳優陣の出演が脇を固めている。脚本を手がけたのは、2017年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を手がけることも決定している森下佳子。カズオ・イシグロによる原作をどのように描き直すかに注目が集まる。<以下、キャストコメント>■綾瀬はるか(保科恭子役)(原作を読んで)静かに穏やかに心に問いかけてくるのですが、受ける衝撃はとても強くて、それは物語の中で運命に翻弄されていく人たちの思いが響いてくるんだなと思いました。 私が演じる恭子はシリアスな役どころで、私自身もとても楽しみにしています。■三浦春馬(土井友彦役)原作を読み終えたとき、“生きることは常に欲求だ”と伝えられた気がしました。 そしてその欲求は、残酷で生々しく、とても美しいことだと僕は感じました。 そんな世界観を共演者、スタッフの皆さんと支え合いながら作っていきたいです。■水川あさみ(酒井美和役)台本を読んで、絶望に満ちた話でなかなか感情がザラつき心が重たくなりますが、残酷な中に描かれる希望 というものはより一層輝かしく美しく目に映ると思いました。良くも悪くもそれぞれの未来が尊く詰まった内容です。このドラマは、いまこの時代に当てはまる普遍的なストーリーだと思います。綺麗事ではなく命の尊さや、未来の為に今日を生きる意味、大切なテーマが詰まった、しっかりと皆さんの心に届くドラマにしたいと思います。■カズオ・イシグロこの物語が私の生まれた国で、新しくより広い範囲の視聴者に楽しんでいただけるということで深い満足感を覚えます。原作の背景は現代イギリスの悲観的な別世界を想定していますが、この物語を書いているときに私の作品の中でも最も『日本的』な話だとよく感じていました。ドラマという形式がどのような新しい要素を原作から引き出してくれるのか大変興味があります。このTBSのドラマは物語の中でこれまで光の当たっていなかった部分、奇妙で興味をそそるような角やくぼみ、時々はこれまで気づいていたけれども開けたことのなかったドアを開けて新しい部屋をまるまる見つけるような、原作の新しい部分を発見して、光を当ててくれると自信を持って言えます。「わたしを離さないで」は2016年1月TBSにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日日本国内において14年ぶりとなる村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展」が、10月31日から3月6日まで森美術館で開催される。同展の見どころとなるのが、世界の絵画史上最大級の作品である、全長100mに及ぶ超大作《五百羅漢図》。日本初公開となる同作は、東日本大震災でいち早く支援の手を差し伸べてくれたカタールへの感謝を込めて12年にドーハで発表されたものだ。日本中の美術大学から200人を超える学生を集め、短期間で一気に完成させるという難業に取り組んだ。この《五百羅漢図》は、中国の古代思想で東西南北を司る四神“青竜”、“白虎”、“朱雀”、“玄武”の名を冠した4面で構成されており、宗教と芸術、人間の死や限界などが表現されている。また、村上隆が《五百羅漢図》を制作する大きなきっかけとなった、江戸時代の絵師・長沢芦雪の《方寸五百羅漢図》と、狩野一信が約10年かけて描きあげた《五百羅漢図》も展示。村上隆の「五百羅漢図」と合わせて鑑賞することで、江戸時代の絵師と村上隆の対話を感じることが出来るものとなっている。その他、村上隆が約10年の歳月をかけて今なお制作し続けているという大型彫刻作品《宇宙の産声》や《欲望の炎-金》から、同展のために制作された代表的シリーズの最新作「727」や「Tan Tan Bo」まで、日本初公開作品の数々が展示される。なお、同展に合わせてアカデミーヒルズや森美術館オーディトリアムでは、「機動戦士ガンダム」などを手掛けてきたアニメーション監督の富野由悠季、日本美術ブームの立役者のひとりでもある美術史家の辻惟雄、芥川賞作家で福聚寺住職の玄侑宗久などによるトークショーを実施。11月4日には、森美術館オーディトリアムにて村上隆の初監督映画『めめめのくらげ』も上映される。上映後には、村上隆と、同作の出演者であり同展の音声ナビゲーターを務める斎藤工によるトークショーも開催される予定だ。【イベント情報】村上隆の五百羅漢図展会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階会期:15年10月31日~16年3月6日時間:10:00~22:00(火曜日は17:00まで、11月3日は22:00まで)料金:一般1,600円、学生(高校生・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円
2015年09月30日東京都・港区の六本木ヒルズ 森美術館では、現代美術作家・村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展」が開催される。会期は10月31日~2016年3月6日。開館時間は10:00~22:00(火曜日は17:00まで、ただし11月3日は22:00まで/入館は閉館時間の30分前まで)。関連プログラムとして、アニメーション監督の富野由悠季氏とのトークセッションなども予定されている。展覧会の入館料は、一般1,600円、学生(高校・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円(展望台 東京シティビュー、屋上スカイデッキへは別途料金が必要)。同展は、日本国内では2001年以来14年ぶりとなる現代美術作家・村上隆の大型個展。世界の絵画史上最大級の作品と推定される、全長100メートルにおよぶ超巨大絵画「五百羅漢図」が最大のみどころとなっている。また、同作品の制作に大きなきっかけを与えたという長沢芦雪筆の「方寸五百羅漢図」と狩野一信筆の「五百羅漢図」もあわせて展示されるということだ。ほかにも、村上隆が既に10年近い歳月をかけ、今なお制作に取り組んでいる「宇宙の産声」や「欲望の炎-金」などの大型彫刻作品や、同展のために手掛けた「727」や「TanTan Bo」といった代表的シリーズの最新作、円相図や金銀の唐獅子図など、日本初公開となる作品が展示されるという。また、同展の「音声ガイド」のナビゲーターには、TVドラマや映画、CMなどで活躍中の俳優・斎藤工氏が務めるという。ガイド件数は約20件、解説時間は約30分という音声ガイドの料金は550円。展覧会公式サイトおよび各種プレイガイドでは、開幕前日(10月30日)までの期間限定で、割安価格で購入できる「前売り音声ガイドセット券」が販売されている。料金は一般1,800円、学生(高校・大学生)1,400円、子供(4歳~中学生)900円。なお、展覧会関連パブリックプログラムとして、11月1日 15:00~17:00(開場は14:30)には、「機動戦士ガンダム」や「ガンダムGのレコンギスタ」などのガンダムシリーズ、「伝説巨神イデオン」などのアニメーション作品を手掛けてきたアニメーション監督・富野由悠季氏が、さまざまなキーワードをもとに村上隆と語り合うトークセッション「日本、物語、リアリズム」が開催される。会場はアカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)。定員は150名(要予約)。料金は一般1,000円(MAMCメンバー無料)。日英同時通訳付き。さらに、11月14日 19:00~22:00(開場は18:30)には、2013年に公開された村上隆の初監督映画「めめめのくらげ」が特別上映が行われたのち、同映画の出演者であり、展覧会の音声ガイドのナビゲーターを務める俳優・斎藤工氏が、村上隆と映画制作などについて語り合うトークセッションが予定されている。会場は森美術館オーディトリアム。定員は100名(要予約)。料金は無料(展覧会チケットが必要)。日本語のみ。そして、11月15日 14:00~16:00(開場は13:30)には、現在の日本美術ブームの立役者のひとりである美術史家・辻惟雄氏を対談相手に迎え、村上隆の作品世界や日本美術の魅力とその未来について語り合うトークセッション「痛快、日本美術談議」が開催される。会場はアカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)。定員は150名(要予約)。料金は一般1,000円(MAMCメンバー無料)。日英同時通訳/手話同時通訳付き。このほか、12月12日には村上隆の作品の彫刻制作をになう海洋堂、黒谷美術、ラッキーワイド各社の代表者が一堂に会し語り合うトークセッション「日本ものづくり再考」、2016年1月10日には美術評論家の椹木野衣氏が、現代アート界での村上隆作品の位置付けとその意味を独自の視点で語るトーク「大震災、五百羅漢図と村上隆」、そして2月20日には芥川賞作家で福聚寺住職の玄侑宗久氏が、日本文化と村上作品について語るトーク「Japanese Dual Standard」が予定されている。なお、関連パブリックプログラムについての詳細は、後日、森美術館ウェブサイトにて発表されるとのことだ。
2015年09月16日俳優の成宮寛貴と女優の水川あさみが、実写版ピーターパン『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)で日本語吹き替え版声優を務め、成宮が若き日の"フック船長"を、水川が戦うプリンセス"タイガー・リリー"の声を担当することが24日、明らかになった。同作は、『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る、今まで語られることのなかったピーターパンの秘められた過去の物語。少年ピーターが、夢と希望のネバーランドへと旅立つところから始まり、若き日のフック船長やタイガー・リリーら仲間たちとの出会いや、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを描く。成宮が声を演じるのは、ピーターと仲間だったという驚きの過去を持つ、若き日のフック船長。自由を求める陽気な若者で、ピーターが来る前から海賊・黒ひげが牛耳るネバーランドにとらわれており、そこから抜け出すことだけを考えて暮らしている。そして、ピーターが特別な存在とわかると、彼を利用して抜けだそうともくろむが、旅を共にし、ピーターの母親に会いたいという純粋な気持ちや仲間との絆に、次第に心が変化。本編では俳優のギャレッド・ヘドランドが演じている。成宮は「正直、自分自身と自分の知っているフック船長が違いすぎるので、イメージにあった声色や迫力が出せない気がして、務まらないのではと思いました」とオファーを受けた時の心境を告白。「フック船長といえばピーターパンの宿敵かと思いますが、皆が知っているその彼の"皆が知らない"新たな面を演じることができて、とてもうれしく思います。しかも今回は、格好良くてそれにピーターの仲間ということで、どんな展開になるか楽しみです!」と話している。一方、水川演じるタイガー・リリーは、カラフルでキュートなファッションに身を包む森のプリンセスかつ不屈の魂を誇る美しき戦士で、本編では女優ルーニー・マーラが演じている。ピーターの出生の秘密を握っている人物で、彼の正体に気づくと彼を守るべくして、ピーターと共に母親と再会するための旅に出発。かわいい容姿とは裏腹にぶっきらぼうな性格で、かなりの剣の腕前を持つ。声優初挑戦の水川は「声のお仕事は以前から興味があったのでうれしく思っています」と喜び、「彼女の強さ、りりしさ、はかなさ、愛らしさを声だけで表現することは未知ですが楽しみたいです」とコメント。声優を務めることは「とてもチャレンジ」と言い、「私の声は特徴的ですし、それを生かす部分、なくす部分、しっかり持って務めたいです」と意気込んでいる。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年08月25日独特の世界観で数多くの支持を得ているアーティストの清川あさみが、マレフィセントやアースラなどディズニー映画に登場する悪役の“ディズニーヴィランズ”を表現したアート作品を、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト上に初公開している。清川さんは、過去には東京ディズニーリゾートのさまざまなシーンを切り取った、繊細な刺繍やビーズで彩った作品を制作していて、糸や布を素材とした作品に刺繍を施すなどの独特の世界観で人気のアーティスト。今回は清川さんの“魔法”で、モデルの秋元梢、お笑いタレントのやしろ優、モデル・タレントのユージの3名が、巧妙なメイクと仮装で“ディズニーヴィランズ”風に大変身!その写真を清川さんが美しく彩って、クールでスタイリッシュなヴィランズの魅力が表現された魅力的な作品が仕上がった。<作品に携わった皆さんの感想>■清川あさみこれまであまり注目されることのなかった悪役キャラクターだけで作品を作成するというコンセプトに面白みを感じました。ばらばらのキャラクターを用いて3名のバランスを取るのが難しかったですが、ちょっと大人なディズニーを表現できた作品に仕上がりました。■秋元梢マレフィセントのように、かっこよく強い女性にみえるようにスタッフさんと相談しながら撮影しました。普通の服でも、ここまでキャラクターに近づけることに驚きました。今年のハロウィーンは皆さんにも、可愛いキャラクターの仮装だけじゃなく、ヴィランズのキャラクターの仮装にも挑戦してほしいです!■やしろ優アースラはセクシーでかっこいいイメージがあるので、その雰囲気が出せるか心配だったのですが、仕上がった写真を見たとき、いままでにないかっこいい自分を見つける事が出来ました!表情を作るのには何度も挑戦しました。特に私の印象に残っている、アースラがアリエルの声を奪うシーンを思い浮かべて頑張りました!ハロウィーンだからこそ、自分とは違ったキャラクターに挑戦してみるのもアリ!だと思います。■ユージジャファーになりきって表情を作るのが、楽しかったです。いい写真が撮れるとスタジオが笑いに包まれました。大変だったのは、ズバリ、ヒゲです!ちょっと表情を変えるとすぐに取れてしまい大変でした。今回の仮装で、自分がジャファーに似てるという事を気づかせてもらえました。今年のハロウィーンはジャファーでいきます!東京ディズニーシーでは、9月8日(火)~11月1日(日)の間、“ヴィランズ一色の、クールで妖しいハロウィーン”をテーマにスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催予定。昨年まで東京ディズニーランドでのみ実施していた“キャラクターのフル仮装※”を、今年は9月15日(火)~17日(木)の3日間限定で、東京ディズニーシーでも新たに実施する。楽しき悪の世界でいっぱいの東京ディズニーシーに出かけてみて!※東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでの「ディズニーキャラクターのフル仮装には制限があります、詳しくは東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト参照。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日村上春樹といえば、知らない人はまずいないと言ってよいほど有名な小説家である。人気も非常に高い。僕の友人の中には、普段は本をまったく読まないのに、村上春樹の新作が出た時には必ず読むようにしているという人が何人もいる。実は小説家だけでなく、翻訳家としても有名だ。J・D・サリンジャーやレイモンド・チャンドラー、スコット・フィッツジェラルドなどの名作を精力的に翻訳し、いずれも原文の雰囲気を損なわない名訳である。我が家の本棚には"The Catcher in the Rye"の村上春樹訳(邦題『キャッチャー・イン・ザ・ライ』)と野崎孝訳(邦題は『ライ麦畑でつかまえて』)が2冊並んでおり、暇ができるとよく読み比べて楽しんでいる(余談だが、野崎孝訳も名訳なので村上訳しか読んだことがない人はそちらもぜひどうぞ)。村上春樹が人気なのは、日本だけではない。むしろ、売上の面では今はもう海外のほうが多いらしい。フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞といった国際的な文学賞も多数受賞し、近年はノーベル賞受賞の最有力候補であるという声もある。村上春樹についての評論や研究本も多数出版され、台湾の淡江大学には「村上春樹研究センター」なるものまで設立されたらしい。果たして、世界に存命の個人作家の研究施設がいくつあるのだろうかと考えると、村上春樹のすごさがわかる。今回取り上げる『村上さんのところ』(村上春樹/新潮社/2015年7月/1,300円+税)は、そんな世界的小説家である村上春樹が、読者から寄せられた質問に次々と答えていくという形式の本である。元々はネット上に期間限定で公開されていたウェブサイトを書籍化したもので、サイト公開中に実際に質問を送ったことがあるという人もいるかもしれない。僕もサイトが掲載されていたころは質問こそ送らなかったが、作業の合間によくこのサイトを読んでいた。気づくと1時間ぐらい経過していて焦ったことが何度もある。その中毒性は、書籍化されても変わらない。○ネットを介して定期的に行われる読者との交流実は、本書のようなインターネット上でのやりとりを通じて村上春樹が読者の質問に答えるという試みは、過去に何度か行われている。1996年には「村上朝日堂」というホームページで、2002年には『海辺のカフカ』の公式サイトで、2005年には「村上モトクラシ」とう交流サイトで、今とほぼ同じ形式で村上春樹は読者の質問に答えている。これらのサイトでのやりとりはやはり同じように書籍化もされており、そういう意味では今回の『村上さんのところ』は新しい試みというよりは、おなじみの試みということになるだろう。村上春樹という大作家に質問をしたいという人は山ほどいるわけで、この手の試みをやるたびにいつもとんでもない数の質問が寄せられる。今回は17日間で3万7,465通ものメールが寄せられ、そのうち3,716通のメールについて村上春樹が返事を書いている。これだけの量のメールに目を通し、返事を書くために村上春樹は3カ月以上もの期間を費やしたそうだが、そんなに大変な思いをしてまでなぜ村上春樹はこういう形での読者との交流を行うのだろうか。本書のまえがきを読む限りでは、これが村上春樹流の「世界との結びつきを確認する方法」だからなのではないかと思う。村上春樹の読者は世界中にたくさんいるのだけど、「たくさんいる」と言っただけでは観念としては理解できても実感として理解することはできない。そこで実際にインターネットという世界中の人が結び付けられているツールを使い、生の質問を募集し、そしてそれを読むことで観念ではなく実感として読者の存在を認知できる。まえがきで村上春樹は「世の中にはバルク(嵩)が大事な意味を持つものごとがある」ということを書いていたが、それはきっとそういうことを意味しているのではないだろうか。もちろん、本当の理由は村上春樹本人にしかわからないのだが。○すぐには役に立たないけど、長いあいだにじわじわ役に立ってくる本書は村上春樹が淡々と質問に答えるという形式の本なので、そういう意味ではよくある人生相談本に似ていると言えなくもない。しかしやはり、僕はこの本をよくある人生相談本のひとつと考えることには抵抗がある。本書に掲載されている質問の多くは「人生相談」というより「村上さんに聞きたいこと」という意味合いが圧倒的に強く、やはり主眼は「読者と作家の交流」にあるからだ。質問についても、必ずしも正面から回答されるものばかりではなく、村上春樹流のユーモアでひらりとかわされることも少なくない。それでも、本書はきっと多くの人の人生にプラスに作用するはずである。体系的にまとめられた人生相談本とは違って、本書の質問と回答は見方によっては冗長に見えるが、それにはちょうど小説と同じよさがある。本書で村上春樹は小説について「すぐには役に立たないけど、長いあいだにじわじわ役に立ってくる」と言っているが、それはきっと本書自体についても言えるのではないだろうか。皆さんの人生に、本書がじわじわと効いてくることを祈っている。
2015年08月14日森美術館は、現代美術作家・村上隆の個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催する。会期は10月31日~2016年3月6日。開館時間は10:00~22:00(火曜日は17:00まで、ただし11月3日は22:00まで。入館は閉館時間の30分前まで)。会場は東京都・六本木の森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)。入館料は一般1,600円/学生(高校・大学生)1,100円/子供(4歳~中学生)600円(割引価格となる前売り券/早割ペア前売り券あり)。同展は、日本国内では2001年以来14年ぶりとなる現代美術作家・村上隆の大型個展。最大のみどころは、世界の絵画史上最大級の作品と推定される全長100メートルにおよぶ超巨大絵画「五百羅漢図」。同作品は、美術史家の辻惟雄との雑誌連載対話や江戸時代の安政大地震(1855年)の最中に危険と隣り合わせの環境で、一人で百幅もの「五百羅漢図」の制作に挑んだ狩野一信や、約3cm四方の超細密五百羅漢図を描いた長沢芦雪などに触発され、日本中の美術大学から大勢のスタッフを集めてこの巨大絵画を短期間で完成させたという。東日本大震災後にいち早く支援の手を差し延べてくれたカタールへの感謝を込めて、震災の翌年2012年にドーハで発表され、日本での公開は今回が初めてとなる。このほか、村上隆が既に10年近い歳月をかけて今なお制作に取り組んでいる「宇宙の産声」や「欲望の炎-金」などの大型彫刻作品や、同展のために手掛けた「727」や「TanTan Bo」といった代表的シリーズの最新作、円相図や金銀の唐獅子図など、すべての展示作品が日本初公開ということだ。また、入館料は当日券が一般1,600円/学生(高校・大学生)1,100円/子供(4歳~中学生)600円。また、前売り券(10月30日まで販売)は一般1,400円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳~中学生)500円。早割ペア前売り券(8月31日まで販売)は、一般2,500円(2枚1組)。さらに、9月1日からは音声ガイド(550円)がセットになった前売り券や村上隆とのコラボレーション商品もしくは展覧会オリジナルグッズがセットになった前売り券も販売されるということだ。これらのチケットは、展覧会公式サイト、セブン-イレブン(セブンチケット)、ローソンチケット(Lコード:36500)などで販売される。なお、村上隆は1962年、東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。アートの総合商社 カイカイキキ代表。2008年には「タイム」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出。ルイ・ヴィトン、VANS、シュウウエムラ、六本木ヒルズ等の企業ブランディングのプロジェクトや、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ゆず等、ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる。近年は映画、映像制作も手掛け、2013年には初の実写映画監督作品「めめめのくらげ」を公開。2016年にはTVアニメシリーズ「6HP」(Six Hearts Princess)の公開を控えている。(c)2012 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
2015年07月24日竹内結子、真木よう子、水川あさみ。魅力的な表情と抜群の演技力で着実にキャリアを重ね、数多くの映画やテレビドラマで活躍をする人気女優である彼女たちが、自分自身のターニングポイントで違う道を選んでいたら、果たしてどんな人生を送っていたのだろうか…?女優本人がパラレルワールドの世界で生きる本人を演じる、まったく新しいタイプのドラマ「かもしれない女優たち」が6月23日(火)に放送される。とあるスタジオ玄関に颯爽と入ってくる女優・真木よう子、水川あさみ、竹内結子。これまでの経歴や代表作品などを振り返りながらも、視聴者はもうひとつの世界へと導かれる――。「もし売れていなかったら」という設定のパラレルワールドで、巻き起こるさまざまな出来事。本作の中で真木さんはバーでアルバイトをしながら、エキストラ同然の端役を演じる日々、水川さんは同い年で共に女優を目指していた友人・奈緒が順風満帆に重要な役をつかんでいることに不安と嫉妬を感じる日々を送っているという設定。さらに竹内さんは出版社で雑誌編集の仕事につき忙しい日々を送る一方、会社帰りに彼氏とデートするなど充実した生活ぶり。そしてある日上司から、知り合いが描いたという漫画の書籍化の仕事を指示される――。ドラマの脚本を務めるのは、昨年手がけた連続ドラマ「素敵な選TAXI」(関西テレビ)で「第3回市川森一脚本賞」を受賞した芸人・バカリズム。ピン芸人としての完成度の高いネタだけでなく、脚本力も絶賛されたバカリズムが次に仕掛けるのは、バカリズムが各女優に「もし違う人生を歩んでいたら何をしていたと思うか?」と過去の人生経験やエピソードなどをインタビューし、そこに彼の創作を融合させるという画期的なドラマとなっている。そんな意表をつく設定のドラマの監督は、Perfumeやサカナクションなど、人気アーティストのミュージックビデオで手腕をふるっている新進気鋭の映像ディレクター・関和亮。「第14回文化メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞」を受賞し、国内外から評価を集めている、いま最も勢いのあるクリエーターが初めてテレビドラマの演出に挑む。今回の発表にあたり、「台本を読んで、バカリズムさんは普段こんなことを考えているのかと、油断ならない方だなと思いました(笑)。私自身の素のような、素じゃないような、どこからがお芝居なのかボーダーが見えなくて不思議な感覚です」(竹内さん)、「バカリズムさんらしい独特なセリフの言い回しが詰まった台本なので、それをいかに私が面白く演じていけるのかなという難しさを感じました。漫画家になりたかったという、私の小さいころの夢がこのドラマに生かされています。これからいろいろなシーンを撮影していくと面白くなりそうな予感がしています」(真木さん)、「私が私を演じるという、フィクションなんですけどちょっとドキュメンタリーのような要素もあり、自分という人物を行ったり来たりしているような、経験したことのない感覚です。この作品は今までにない新しいことに挑んでいるドラマです」(水川さん)と、3人とも“自分自身を演じる”というこれまでにない経験に戸惑いつつも、撮影を楽しんでいる様子。脚本のバカリズムさんは「3人の素敵な女優さんたちの“かもしれない”世界を勝手に妄想して書かせていただきました。“かもしれないなあ”と思いながら気軽に楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せた。どこか本人らしいなと思わせるセリフだけでなく、意外なギャップを見せる部分なども、本人役のキャラクターに投影されている本作。バカリズムさんが作り出す独自の世界観の中で、随所に散りばめられた小さな“仕掛け”にもぜひ注目を。「かもしれない女優たち」は6月23日(火)22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日新潮社は7月下旬に、人気ウェブサイト「村上さんのところ」を単行本化した「村上さんのところ(仮題)」を発売する。ウェブサイト「村上さんのところ」は、作家の村上春樹さんが読者の質問や相談に答える内容で、1月から期間限定でオープンしていた。寄せられたメールは3万7,465通で、内容は音楽や映画についての質問から、身につまされる悩みまで千差万別だったという。村上さんはメールすべてに目を通し、これまでに約3,300通の質問や相談に回答していた。オープンからわずか3カ月半で「1億PV」に迫るアクセス数を記録した同サイトだったが、4月30日をもって村上さんの回答の更新は終了。5月13日の午後にはサイトの公開もクローズとなる。そこでこれまでの質問や回答の中から、選りすぐりをピックアップした書籍「村上さんのところ」を発売する。同書には、書籍だけに掲載する描き下ろしを含め、イラストはサイトでも好評だったイラストレーター、フジモトマサルさんが担当する。価格は1,300円(税別)を予定している。また、原稿用紙数千枚に及ぶ村上さんの回答をすべて収録した"コンプリート版"となる電子書籍版(2,000円・税別)の販売も決定した。同書は村上さんにとって初めての電子書籍となる。「紙の本のかたちで出すと、たぶん電話帳二冊ぶんくらいの厚さ」(本人談)とのこと。同書は7月下旬~8月に配信予定。
2015年05月03日クラシエフーズは、現代美術家・村上隆とコラボレーションした「FRISK Neo」の新フレーバー「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、3月16日より数量限定で発売開始する。価格は369円(税抜)。同商品は、ルイ・ヴィトン、ファレル・ウィリアムス、カニエ・ウェストやゆず、六本木ヒルズ、シュウ ウエムラ等とのコラボレーションで知られる村上隆がパッケージデザインを担当した限定品。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなフレーバーとなっているという。また、パッケージのほかにも、タブレットの形状が「ドクロ」(フライトニングミント)、「お花」(ブルーミングチェリー)と凝ったつくりになっている。
2015年03月13日クラシエフーズは16日、従来のフリスクよりも粒が大きく「美味しさ」と「味長持ち」が特徴の「FRISK Neo(フリスク ネオ)」より、村上隆氏とのコラボした「FRISK Neo フライトニングミント」「FRISK Neo ブルーミングチェリー」を、コンビニエンスストアにて数量限定で発売する。○世界的アーティスト、村上隆氏との限定コラボ同商品は、世界的に有名なアーティストの村上隆氏とのコラボレーションにより生まれた新フレーバー。ケースやタブレットのデザインにもこだわり、ビジュアル面でも楽しめる仕上がりとなっている。「FRISK Neo フライトニングミント」は唐辛子成分が入った新しい刺激のフレーバー、「FRISK Neo ブルーミングチェリー」はチェリー風味のライトなすっきりフレーバー。フレーバーに合わせ、「フライトニングミント」はドクロ、「ブルーミングチェリー」は花の形状となる。パッケージは村上氏のデザインにより、インパクトがあり色鮮やかに仕上げたメタルケースとなっている。容量はともに42gで、希望小売価格は各369円(税別)。
2015年03月12日ビートたけしと「関ジャニ∞」の村上信五がMC初共演を果たした、日本テレビ+ルーヴル美術館 特別番組『世界!極限アーティストBEST20』(3月9日21時放送)の収録がこのたび行われ、2人が収録後に報道陣の取材に応じた。今年で3度目となる日テレとルーヴルの特番。今回は装いも新たに、「アートを知り尽くした」たけしさん&「アートを知りたがる」村上さんのコンビを案内人に、世界最先端の芸術家“極限アーティスト”の魅力をカウントダウン形式で紹介していく。収録を終えた村上さんは「普段からテレビで見ているたけしさんが隣にいるので、不思議な感じがしましたが、オープニングから優しく迎えてくださり、途中からはドンと構えて『僕に任せてくださっているのかな』と思えることも」と安堵の表情。「最後まで楽しむことができて、ありがとうございます」と感謝を表した。一方、たけしさんは「器用な人は何をやっても器用だから。歌や踊りだけじゃなくて、感性が豊かで知識も豊富。よく勉強しているよ」と村上さんを絶賛。「大阪人らしい、いい間(ま)があるし、ゲストをいじったり盛り上げるタイミングも十分できている。いつか紅白(歌合戦)の司会もするんじゃないかな」と語ると、当の村上さんは記者に向かって「いまの聞いた!これだけは書いといてね」とすっかり有頂天だった。番組ではルーヴル美術館の秘密と題して、「複製ではないもうひとつのモナ・リザ」の存在や、再現ドラマを駆使し「マリー・アントワネットが愛した秘宝」の謎に迫るほか、円を描くだけで絵画を再現する新進気鋭のマレーシア人アーティストが「モナ・リザ」に挑戦したり、世界大会でグランプリに14回も輝く氷彫刻家・平田浩一さんが「サモトラケのニケ」を制作し、ルーヴル代表作とのコラボが実現した。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日俳優の村上虹郎、北村匠海、清水尋也が15日、東京・港区の豊川稲荷神社で、WOWOWの連続ドラマW『天使のナイフ』のヒット祈願を行った。薬丸岳の同名小説(講談社文庫刊)を実写化した本作は、少年法に守られた殺人犯と被害者の遺族、両者の視点から描く社会派ドラマ。13歳の少年たち(村上、北村、清水)に妻を殺されたカフェの店長・桧山(小出恵介)。事件から4年後、桧山は、少年たちの更生結果と現状を調べ始めるが、その直後から少年たちの命が次々と狙われる――というストーリーで、ドラマは、22日22時から毎週日曜放送(全5回)。不良少年からの"更生祈願"を終えた村上は、本作が初のドラマ出演となったが、「同年代と仕事をした事が無かったので、新鮮でうれしかった」と撮影を振り返り、「誰が1番悪いのか、1番先に更生するのかが見どころ。目を離さないで見て欲しい」と胸を張ってアピール。俳優の村上淳と歌手のUAの長男でもある村上は、「親父もWOWOWのドラマをやっていたので、やりたいと思ってた。決まった時は、『良いじゃん!』って言ってました」と親子の会話を明かしつつ、「尊敬する人はリヴァー・フェニックス。親父も尊敬してるけど、目標にはしてない」とハキハキ話していた。また、映画『渇き。』での演技が話題になった15歳の清水は、「学生だからこその感情はリアルに表現できたのかな。考えさせられる部分があるので、同年代の人に見て欲しい」と真摯に語り、主演の小出との共演で、「控室では優しくしてくれて明るい方。これから俳優として頑張らなきゃいけない僕としては、その背中を見て良い経験になった」と刺激を受けた様子。一方、音楽ユニット・DISH//(ディッシュ)のメンバーでもある北村は、不良少年を演じたことの感想を聞かれ、「音楽をやってる時は暴れまくってるけど、本当は真面目です!」と報道陣を笑わせていた。
2015年02月16日中谷美紀&水川あさみ主演によるフジテレビのドラマ「ゴーストライター」の試写会が、働く女性50人を招待し都内で開催。中谷さん、水川さんに共演の三浦翔平、菜々緒、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司らが、働く女性の悩みに答えた。天才女流作家だが才能の枯渇に怯えるリサ(中谷美紀)と、作家をめざし彼女の下でアシスタントを務めるが、やがてリサのゴーストライターとなる由樹(水川あさみ)という2人の女性のうごめく情念を描く本作。劇中、女性の生きがいや幸せの在り方、仕事と恋愛のバランスといったテーマが描かれていることもあり、この日は働く女性50名が招待された。中谷さんらは女性誌の読者代表のブロガーであり、キャリアウーマンとして第一線で働く女性たちの悩みに耳を傾ける。男性ばかりの職場で仕事をする中で、円滑に進めようと男性に合わせる“柔軟性”を否応なしに身に着けてしまっているが“女性らしさ”をどのように出していけばと悩んでいるという女性の言葉に、中谷さん自身も思い当たることがあるよう。「私は女性らしさは徹底的に意識しています」と深くうなずき言葉を続ける。「若い頃はどちらかというと、女性らしさをないがしろにして演技に打ち込んで来て、男性との差異を疎ましく、もどかしくも感じてました。でも経験を重ねる中でやはり(女性らしさも)大切と感じるようになり、自分の中でも模索中です。私自身、男性が多い現場で女性スタッフがいるとホッとすることもあります。女性がいる意味というのはないかしらあるのではないかと思ってます。『男性と対等に張り合いたい』という気持ちも私の中にくすぶってはいますが、女性らしさも大切にしたい。リサも悩んでいるんですよね」としみじみと語った。また、キャリアアップと結婚という選択肢を前に、前者を選んだ経験があるという女性の仕事とプライベートのバランスに関する問いかけには水川さんが回答。自身が演じる由樹は迷わずに恋よりも作家になるとう夢を選んでいることに触れつつ「すごくワガママではあるんですが、自分らしくもあると思う」と肯定。「いい面と悪い面と両方あるかもしれませんが、自分の人生ですし、その時の選択が全てだと思います」と前向きな言葉を送り勇気づけていた。3人目の女性は、中間管理職として保守的な上司を時に説得し、部下をなだめ…と様々な立場や意見を調整しなくてはならない難しさを吐露。これに対し菜々緒さんは「ご自分が上(の立場)に行くことでより良い状況にしていけるようになると思います」とエール。キムラさんはそういうポジションを任されるということは「見込まれていること」と語り、さらにかつて自身が出会ったある女優の先輩を例に「言うことは言うし、ちゃんと自分をもっているんですが、でも感じが良いので誰も困らないんです。私はそれに感動して、こうやって人に伝えないといけないと思ったんです」というエピソードを披露し、葛藤や苦悩を抱えつつも働き続ける女性たちにエールを送った。ドラマ「ゴーストライター」は1月13日(火)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月11日鈴木明子さんの引退、浅田真央選手の休養宣言によって、フィギュアスケート日本女子のエースとして今シーズンを迎えることになった村上佳菜子選手。かつてはチームジャパンの末っ子として数々の試合に出場していましたが、今シーズンからは村上選手が他のチームジャパンの選手を引っ張るという形になりました。今回は、後輩たちを導くリーダー役としての期待もかかる村上選手についてお話しましょう。○一人二役でのオペラ座の怪人今シーズンは、「オペラ座の怪人」の曲を使用する選手が多く見られますが、村上選手もその一人です。ショートプログラム(SP)では作品のヒロイン・クリスティーヌに、フリーでは主人公・ファントムになりきり、同じ物語の曲でも見事に演じ分けています。選手の多くはSPとフリーの曲を違うものしますが、村上選手はあえて同じ物語の曲を選んできました。長年やりたかった曲だからこそ、村上選手なりのこだわりなのかもしれません。○幼い頃から身についていた巧みな表現村上選手のお姉さんと私が同い年の友人であったことから、村上選手のことはノービスで活躍する前から知っていました。ノービスの頃は身体が小さかったのですが、手や上体をうまく使い、動きがとても大きく見えていたことを覚えています。シニアになった今でも、ステップなどに加点がついています。小さい頃に身体に染み込ませた表現の仕方が、今の村上選手の巧みな表現力につながっているのではないでしょうか。○3回転-3回転でプログラムに勢いまた、今の村上選手の武器は、3回転-3回転のコンビネーションジャンプであると感じています。昨シーズンの全日本選手権のフリーで行った3回転トゥーループ-3回転トゥーループのジャンプには、GOEで2・10の加点がつきました。結果として、基礎点8・20点のジャンプが10・30点のジャンプになりました。このコンビネーションジャンプは、ジャンプの幅や高さが十分にあり、見ていて気持ちいいジャンプです。また、プログラム序盤で行うことが多いので、このジャンプをきっかけとしてプログラムに勢いが出ているなという印象もあります。今シーズンのグランプリシリーズでは細かいミスが続き、残念ながらファイナルに進出することはできませんでした。しかし、村上選手は「ここぞ」というところで、持っている最大限の力を発揮することができる選手です。12月26日より開幕する全日本選手権では、村上選手らしいダイナミックなプログラムが見られることを楽しみにしています。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2014年12月25日東京都・渋谷のパルコミュージアムにて、清川あさみがファッションの本質を問う新作個展「TOKYOモンスター」を開催している。開催期間は12月15日まで、開場時間は10:00~21:00(入場は閉場30分前まで/最終日は18:00まで)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下は無料。同展は、清川あさみの新作約60点と清川の作品から紡ぎ出された本谷有希子の言葉、デジタルインスタレーション展示などを通じて、90年代の東京のファッションカルチャーを振り返りつつ、ファッションの本質を考えるというもの。1990年代の東京・原宿の奇抜な若者のストリートファッションからインスピレーションを受け、当時のスナップ写真に手を加え、さまよえる若者たちの心情を表現している。また、来場者が参加できるデジタルインタラクティブ作品が展示されているほか、トークイベントも開催。12月5日は雑誌「Numero TOKYO」編集長の田中杏子、12月13日はモデルの栗原類をゲストに迎える。時間や参加方法などはパルコミュージアムのWebページを参照してほしい。
2014年12月03日東京都渋谷区のパルコミュージアムは29日~12月15日、「清川あさみ個展 TOKYO モンスター」を開催する。○ストリートカルチャーをオリジナルのモンスターに清川あさみは、写真に刺繍を施す独特な手法で注目され、美術作品の他、衣装、広告、映像、空間デザイン、プロダクトデザインなど幅広く活動。常に独自の世界観で作品を発表し続けているという。また、女性を美しく魅せる作品に定評があるとのこと。同展では、90年代のストリートカルチャー/ファッションカルチャーを色濃く反映した、奇抜なファッションに身を包んだ若者たちのストリートスナップを素材に、同氏が新しい表現を加え、オリジナルのモンスターとしてよみがえらせた新作「TOKYO モンスター」約60点を初公開する。会場は東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコパート1 パルコミュージアム。会期は29日~12月15日。時間は10時~21時(入場は閉場の30分前まで、最終日は18時閉場)。入場料は一般500円(税込)、学生400円(税込)、小学生以下無料。
2014年11月28日パルコでは、広告ビジュアルや装飾などすべてのクリスマス演出を、清川あさみが総合アートディレクターとして手がけたクリスマスギフトキャンペーン「となりの人のサンタクロースになろう」を、全国19店舗のパルコにて展開している。キャンペーン期間は12月25日まで。パルコの今年のクリスマスキャンペーンは「となりの人のサンタクロースになろう」がコンセプト。恋人や家族、 親しい友人とだけでなく、身近な人に感謝の気持ちを贈る、多くの方がパルコで「サンタクロース」になり、 感謝の気持ちを贈り合おうというものだ。総合アートディレクターには、写真に刺繍を施す独特な手法で注目され、美術作品のほか、衣装、広告、映像、空間デザイン、プロダクトデザインなど幅広く活躍アーティスト・清川あさみが担当し、恒例となっている渋谷パルコの店頭クリスマスツリーのほか、ポスター、CMの広告制作、全国19店舗のパルコのクリスマス演出を、統一感のある幻想的で大人ファンタジーな世界観で展開するという。館内に掲出されるキャンペーンのポスターは、「I AM SANTA,YOU ARE SANTA.」(あなたも私もサンタクロースになろう)をキャッチコピーに、お洒落なサンタに変身した女の子たちのビジュアルが採用されている。また、東京都・渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコ パート1・3F)では、1990年代の原宿で奇抜なストリートファッションに身を包み、街を歩いていた若者らのスナップ写真に清川あさみが独自の視点で手を加え、さまよえる若者達の心情を表現した新作約60点を発表する清川あさみ個展「TOKYOモンスター」を開催する。会期は11月29日~12月15日 10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで。12月15日は18:00閉場)。入場料は、一般500円/学生400円(小学生以下は無料)。
2014年11月06日『ツナグ』などの直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』の初日舞台あいさつが4日、に都内で開催され、水川あさみ、木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が登壇した。高校時代、クラスの中で太陽のように輝いていた高間響子(水川あさみ)と、彼女に寄り添っていた同じ名前のクラスメイト、鈴原今日子(木村文乃)。しかし、ある日をきっかけに2人の立場は逆転する。その10年後、彼女たちはクラス会で再会し、過去と対峙する。水川と木村は本作で初共演を果たした。水川は「いっしょに撮影したのは、ラストシーンだけだったんだけどね」と、笑顔で木村と顔を見合わせる。木村は、水川について「普段から明るい方だと思っていたけど、本当に太陽のような方でした」と好印象だった様子。水川も木村について「すごく真っ白で何色にも染まらない強さがある。でも女らしくて仮面な一面もある」と称えた。その後、冬の寒かった撮影について、水川たちから矢崎監督に恨み節が。木村が、ポスター撮りのシーンで急遽、動画撮影が始まった件で「ものすごく寒くて、セリフの量もけっこうあったけど、使われてなかったです」と訴えると、矢崎監督は「すみません」と苦笑い。水川も「寒くて口がガタガタ言って、NGを出したことを覚えています」と続け、森も「たぶん、いちばん私が寒かった。お墓参りのシーンでは、セリフをしゃべると口から白い息が出るから、氷を食べろと言われました」と抗議。矢崎監督は恐縮しきりで、会場からは笑いがもれた。最後に、水川は『太陽の坐る場所』について「人の心のどこかにあるざらっとした部分に触ってくるような映画です」と表現。矢崎監督は、『太陽の坐る場所』について「僕の中の最高傑作。素晴らしい俳優さんの今を撮れた最高のものだと思っています」と自信をもってアピールした。
2014年10月05日映画『太陽の坐る場所』が10月4日(土)に公開を迎え、水川あさみ、木村文乃、森カンナという女性キャスト3人と矢崎仁司監督が揃って都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。映画化もされた「ツナグ」などで知られるベストセラー作家・辻村深月の同名小説を映画化。高校時代は“女王”のような存在だったが、いまは地方局の女子アナとして充たされない日々を送る響子と、そんな彼女の影に隠れた高校時代を送るも、いまは女優として活躍する今日子という2人の“キョウコ”を中心に女たちのドラマが展開する。登壇するや、“女子会”のような雰囲気で楽しそうに話し、互いにツッコみ合う女優陣3人だが、撮影中に3人が顔を揃えるシーンはなく、メインキャストの水川さんと木村さんですら一緒のシーンはラストのみ。水川さんは「シーンの切り替わりですれ違ったり、あとは最初の本読みで顔を合わせただけ」と明かしつつ、2人の様々な思いが詰め込まれたラストについて「自然に、その場の空気や匂いの中であのシーンが出来たと思います」とふり返る。木村さんは共演シーンはわずかながらも、それ以外の時間でも水川さんの存在をしっかりと感じていたようで「普段から明るくて、本当に太陽みたいでした」と語り、“再会”のシーンでも「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と述懐する。森さんは、なかなか胸の中の思いを言葉に変換できないようで、そんな様子を水川さんらからイジられ、励まされつつ、作品について「観終わって『女って切ない生き物だな』と感じました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えたかもしれないし、(舞台となった)山梨って東京に近いようで遠くて、『(地元から)出た組』と『出なかった組』とあって…」と映画に登場するドロドロとした思いを抱えた女たちの思いを代弁する。「言葉にしにくいものがあるけど、観終わったら分かっていただけると思います」とうなずいた。矢崎監督は「普段は映画を作る時に、映画史の中から『超えるべき作品』を見つけるんだけど、今回はそれが見つからなかった」と明かし、「僕の中で最高傑作と言えるかもしれない。繰り返し観るに耐えうる作品を作ったつもり」と落ち着いた口調のながらも強い自信を口にし、会場は温かい拍手に包まれた。『太陽の坐る場所』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年10月04日直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』が10月4日に公開を迎え、主演の水川あさみに木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が有楽町スバル座で行われた舞台あいさつに登壇した。『太陽の坐る場所』舞台挨拶その他の写真映画は、高校時代は女王のような存在だったが10年後のいまは地方局の女子アナとして充たされぬ日々を過ごす響子と、高校時代は地味だったが、いまは女優として成功を収めた今日子。“キョウコ”という同じ名を持つふたりの姿を通じて、女性特有の心理を繊細に紡ぎ出していく。実は、水川と木村と森の3人が劇中で顔を合わせる機会は一度もなく、この舞台あいさつでしか見られない貴重なスリーショットとなった。劇中では様々な思いを胸に秘めている3人だが、壇上に並ぶと和気あいあいとしており仲の良い3姉妹のよう。水川は、木村と唯一の共演シーンとなったクライマックスについて「自然に、その場の空気でああいうシーンが出来ました」と述懐。「何とも説明しづらいんですが、不思議と“キョウコ”でした。印象に残るシーンになりました」と語る。木村もそのシーンに触れ「違和感なく『高間響子だ』と思えました」と語る。普段の水川については「本当に太陽みたい!」とその明るいキャラクターを称賛する。水川も木村も、撮影時の厳しい寒さについて顔をしかめて振り返っていたが「ふたりとも『寒かった』と言ってますが、一番寒かったのは私!」と異議を唱えるのは、同級生を演じた森。「とにかく寒かった! セリフを話すと口から白い息が出るので氷を食べて体の中から冷さないといけなかった」と苦労を明かした。完成した映画について森は「女って切ない生き物だなと思いました。男の人から見たら、どうでもいいことに囚われているように見えるかもしれませんが…」と女性特有の感情のもどかしさを語り、木村も「小さい時や思春期の傷が大人になっても癒えない人はいる。周りに『そんなの何でもない』と言われても、そうじゃないということを丁寧に描いた作品」と登場人物たちの思いを代弁する。水川は「気持ちいい映画じゃないかもしれないけど、懐かしさや青臭さを感じていただければ」と呼びかけた。『太陽の坐る場所』公開中
2014年10月04日水川あさみと木村文乃が正反対の2人の“キョウコ”を演じる『太陽の坐る場所』が、舞台となった山梨の先行公開でヒットスタートを切り、10月4日(土)より全国でも公開となる。このほど、本作で、かつての高校時代の人気者から一転、現在では閉塞した日々を送るヒロイン・響子を演じた水川さんの、“転落”劇中ビジュアルが到着した。学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた高間響子。自分の立場も、好きな人も、友達すらも、欲しいものは何でも手に入ると信じていた完璧な高校時代。彼女の傍にはいつも、同じ名前を持つ同級生の鈴原今日子がいた。しかし、高校生活も終わりが近づいてきた日、ある出来事をきっかけに、その光と影が逆転。10年後、響子(水川さん)は過去の輝きを失い、地元局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごしていた。一方の今日子(木村さん)は、東京で誰もが憧れる人気女優として成功。そんな2人の元に、クラス会の知らせが届く――。2012年にヒットした『ツナグ』の原作者で、直木賞作家の辻村深月の同名ミステリー小説を、『ストロベリーショートケイクス』『スイートリトルライズ』の矢崎仁司監督が完全映画化した本作。ほぼ全編、山梨でロケを行い、山梨出身の「レミオロメン」の藤巻亮太が、ソロとして初の映画主題歌を書き下ろしている。そんな本作で、高校時代の女王の座から転落し、鬱々とした日々を送る響子役を演じているのが水川さん。劇中では、セーラー服姿でお天気レポートをし、ラジオのディスクジョッキーとして番組をそつなくこなしてはいるが、その表情はどこか浮かない。過去に囚われ、同級生たちからのシビアな言葉に暗く落ち込むシーンでは、全く違う雰囲気をまとい、“光と影”の2面性を見事に表現しているという。水川さんは、響子という役について「いろいろな側面がある女性。その時々の仮面をかぶって、取り繕っているようなイメージを受けました。だから、響子という女性のことをすぐに理解はできなかったんです」と明かし、常に複雑な心理状態を抱える響子は、なかなかの難役であったことを告白。しかし、「だからこそ挑戦したかったし、信頼を寄せている矢崎監督のもとで演じたい」との熱意で、この役に挑んだという。その水川さん演じる響子と、かつては地味だったものの、いまでは華やかな人気女優となった、木村さん演じる今日子を中心に進む、ひと筋縄ではいかないミステリー。なお、本作では、そんな2人の“キョウコ”にちなみ、有楽町スバル座限定で“キョウコ”さん割引を実施。免許証、学生証、保険証のいずれかを劇場窓口で提示すると、劇場料金が割引される。『太陽の坐る場所』は10月4日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開、山梨にて先行公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽の坐る場所 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「太陽の坐る場所」製作委員会
2014年10月03日アーティストの清川あさみは1979年9月15日生まれ。兵庫県淡路島出身。子供の頃から絵が好きだったという清水は、高校を卒業すると上京し、文化服装学院に入学。在学中にはモデルとして、『ジッパー(Zipper)』や『キューティ(CUTiE)』、『エイガアル(A-GIRL)』などのファッション誌で活躍していた。その後、卒業製作をきっかけに、布とミシンで絵を描くという独自の手法を考案。モデル事務所との契約を打ち切ると、アーティストとしての活動を本格的にスタートさせる。06年には写真を刺繍やCGで装飾した「美女採集」シリーズを発表。被写体となった女性のイメージにちなんだ動植物を組み合わせることで、女性自身を1枚のアート作品に仕上げている。以降はこれがライフワークの一つとなり、ライフスタイル誌『フラウ(FRaU)』で「美女採集neo」を連載。12年に「清川あさみ|美女採集」展を開催すると、表参道ヒルズの最多動員記録を塗り替えた。一方、美容雑誌『ヴォーチェ』では、「美女採集」の男性版ともいえる「男糸 DANSHI」シリーズを発表。その展覧会を13年に東京パルコで開催している。また、美術作品を発表する傍らで、衣装や映像、広告など幅広い分野でも活躍。CDジャケットやアーティストグッズのデザインを担当する他、ドラマや映画、CMのディレクションも手掛けている。06年からは絵本も発刊しており、12年に谷川俊太郎と共同で発表した「かみさまはいる いない?」は、ロンドンで開催された児童書の世界大会で日本代表に選ばれた。13年には『不思議の国のアリス』筆者のルイス・キャロル(Lewis Carroll)自らが子供向けに易しく書き直した『こども部屋のアリス』を題材にした「こども部屋のアリス」絵本原画展を開催。その他、BS日テレ系「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv」では番組MCを担当。数々のテレビやラジオにも出演している。12年には通信販売を行う「ニッセン」のアートディレクターに就任。同社の衣装やカタログのプロデュースを手掛けた。13年には渋谷パルコのクリスマスイベントに、アレキサンダー・マックイーンのワンピース姿で登場。14年にはスターバックスカード「バタフライ」のデザインを描き下ろしている。
2014年09月15日映画『バイロケーション』の完成披露試写会が14日、都内で行われ、キャストの水川あさみ、滝藤賢一、酒井若菜、浅利陽介と安里麻里監督が出席した。法条遥の同名小説が原作の同作は、"もう1人の自分"であるバイロケーションに命を狙われるサスペンス・ホラー作品。覚えのない偽札使用の容疑をかけられた桐村忍(水川)は、刑事の加納(滝藤)からバイロケーションの存在について聞かされる。突如現れ凶暴化していくバイロケーションに、忍たちは追い詰められていく――というストーリーで、映画はエンディングが異なる2作品("表"は18日~、"裏"は2月1日~)が全国公開される。オリジナルとバイロケーションの2役を演じた主演の水川は、「1人の役を演じ分けるので、私が私と対峙する時も、1人でやらなきゃいけない。複雑だったけど、貴重な体験でした」と初体験に刺激を受けた様子。また、狂気じみた役を熱演している滝藤は、「普段は3人の親なのでとても穏やかなんです」と釈明しつつ、「(狂気を)見るのも演じるのも好きなので、とても楽しくやらせてもらいました」と満足げに語った。イベントでは、「痩せすぎ!」と水川に突っ込まれた滝藤が、「病気じゃない。役づくりだから心配しないで!」と返して笑いを誘い、巨大なマイクに「ツボにはまっちゃった」と笑いが止まらない酒井につられて水川も爆笑するなど、和気あいあい。最後は、集まった観客の多数決で"表"と"裏"のどちらかを上映するという企画も行われ、「観終わった後の気分が全然違う。個人的には"表"が大好き」(安里監督)、「終わってもモヤッとする"表"が好き」(水川)というアピールによって、試写会では"表"が上映された。
2014年01月15日村上隆がプロデュースした初のカフェ「バー・ジンガロ(Bar Zingaro)」が、中野ブロードウェイ2階にオープンした。バー・ジンガロのテーマは「コーヒー」「カクテル」「アート」の3本柱。店内にはオーナー・村上隆によるアート作品の他、彼がセレクトしたアートも展示されている。現在展示されているのは、22日より中野ブロードウェイ4階の「Oz Zingaro」で「三人展」を行う陶芸作家の上田勇児、大谷工作室、熊谷幸治の作品。内装はノルウェーの首都オスロに本店を構え、東京にも出店するカフェ業界でグローバルに知られる「フグレン(Fuglen)」が手掛けた。コーヒーやエスプレッソを中心としたカフェメニューの他に、カクテルやビール、ワインなど酒類がラインナップ。パンやケーキなどの軽食も用意されている。今後は、現在中野ブロードウェイ内に4店舗展開しているギャラリー「Kaikai Zingaro」「Hidari Zingaro」「pixiv Zingaro」「Oz Zingaro」をつなげるコミュニケーションの場、イベントスペースとして展開していく考え。
2013年11月16日渋谷パルコにて14日、アーティストの清川あさみ、ミュージシャンで俳優の金子ノブアキを迎えたクリスマスオブジェの点灯式が行われた。今年は、清川プロデュースのグラフィックやオブジェを施した巨大プレゼントボックス、「デコマックス(DECO MAX)」が出現。点灯時間は10時から24時までで、期間は12月25日まで。この日の清川は、赤地に黒の模様が施された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」のクリスマスらしいワンピースに、黒いブーティという装い。一方、金子は細身のダークカラーのスーツに、白シャツと赤ネクタイ、サングラスというファッション。2人が登場すると、会場は一気に華やいだ。約5年前から友達同士である2人は半年に一度は食事に行くそうで、清川は金子について「人として男前。プライベートも男前」と絶賛。さらに今回のクリスマスオブジェについて、「空から降ってきたイケメン(金子)が収まる“ボックス”をイメージした」と語った。また、この巨大ボックスには清川セレクトの「クリスマスソング」を視聴できる10個のイヤホンジャックを設置。自分のイヤホンを差し込むことで、金子が作詞・作曲したパルコキャンペーンソング「シグナルズ(Signals)」や、英バンド・フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)の「パーフェクト(Perfect)」など計5曲を聴くことができる。同じ曲が流れるジャックが二つずつあるので、「カップルや友達と一緒に、どうせなら全曲聴いてほしい」と清川。清川と金子がスイッチを押すと、巨大ボックスのポップでカラフルな電飾が点灯。同時に、ボックスの中から雪やドライアイス、シャボン玉が飛び出した。この日は、グリーンランド国際サンタクロース協会の公認サンタクロースであるパラダイス山元も登場し、プレゼントの配布も行われた。清川が総合ディレクターを務めるクリスマスキャンペーン「ラブ・マックス・クリスマス(LOVE MAX! XMAS!)」は、全国のパルコ19店舗で展開中。金子やモデルの「点子」を起用した店頭ビジュアルやテレビCMが話題を呼んでいる。
2013年11月15日東京・新国立劇場 中劇場にて今夏上演される舞台『激動-GEKIDO-』で、水川あさみが舞台初主演を務める。共演の別所哲也とともに、作品にかける思いを訊いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』チケット情報過去に共演経験もあり、取材開始直後から打ち解けたようすを見せる水川と別所。まず別所が「あさみちゃんは何の色にでもパッと飛び込んでいける、チャレンジ精神豊富な女優さん。しかも本当に明るい人なので、今回も現場のムードメーカーにとどまらず、主演として作品そのものを引っ張っていってくれると思います」と切り出すと、水川は「怖い~」と苦笑い。水川は別所について「何でも包み込んでくれる、懐の大きい方」と表し、「別所さんがいてくれてとても安心ですし、いろんなことを勉強させてもらいたいです」と、別所に全幅の信頼を寄せる。本作で描かれるのは、“男装の麗人”として一世を風靡しながら、最期にはスパイとして中国で処刑された川島芳子の生涯。その芳子を水川が、芳子の養父であり、芳子への複雑な愛に苦悩する川島浪速を別所が演じる。水川は「女性っぽさと男性っぽさ、その二面性みたいなものがとても面白い。謎の多い女性ではありますが、それがまた彼女の魅力にもなっていて…。芳子という女性の切なさ、芯の強さみたいなものを、観た方に伝えられたらなと思います」と抱負を明かす。また浪速という男について別所は、「芳子に対して、愛情と憎しみが入り混じっている。自分が育てたのに、出来が良過ぎると逆に嫉妬してしまうというか…。さらに浪速を始め、芳子を取り巻く人々がどういう時代を生き、なぜこんなにも“激動”だったのか。演じることを通して、体で感じていきたいです」と、作品に対する期待感を募らせた。今年30歳を迎える水川。8年前の初舞台について「あまり面白みを見出すことができなかった」と振り返るが、「新たなチャレンジをしたい!」という思いが、水川を再び舞台へと駆り立てた。「私にとって舞台はとても大きなチャレンジですし、ぜひそのチャレンジを見届けて欲しいです」と水川。その表情は大きな壁を前にしながらも、非常に楽しそうだ。そんな水川に「やっぱり生水川、これは事件です!」と語気を強めるのは別所。さらに「せっかくですから、やっぱりドキドキする舞台にしたいですよね。僕らもお客さんと一緒に、この物語の中で心拍数が上がるような…。そういうグッと胸が熱くなる、胸に迫る作品にしたいなと思います」と続けると、水川も大きく頷いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』は8月23日(金)から9月2日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2013年08月20日8月に東京・新国立劇場 中劇場で上演される舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』の製作発表が7月25日、都内で行われ、舞台初主演の水川あさみをはじめ、出演者10人とブロードウェイの演出家ダニエル・ゴールドスタインが会見に出席した。『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』チケット情報清朝の王女として生まれ、男装の麗人ともてはやされながら、後にスパイとして処刑される川島芳子の波乱の生涯を描く作品。本作が舞台初主演となる川島芳子役の水川は「芳子の歴史を追うというよりは、彼女の激動の人生を私なりに、その時その時の感情で演じられればいいなと思う。舞台は初めてのようなもので、わからないことがたくさんありますが、しっかり地に足をつけて頑張りたい」と挨拶。そんな水川扮する芳子の養父・川島浪速役の別所哲也は「父親でありながら、娘を女性として愛してしまう、ちょっとドキっとするような役です。水川さんを共演者みんなが舞台の上でメチャメチャにしてしまう。それでも水川さんは強い女性を演じてくれると思う」と期待を寄せる。演出のダニエル・ゴールドスタインは「演劇的な手法を多用しながら、セットはシンプルで美しい舞台にしたい」と意気込みを語った。会見の最後には、前日30歳になったばかりの水川に、バースデーケーキとバラの花束を贈るサプライズイベントも。「ありがとうございます」と何度も感謝の言葉を口にした後、「30歳になってからの初仕事。精一杯頑張ります」と決意を新たにしていた。会見にはほかに、細貝圭、佐々木喜英、神永圭佑、原嶋元久、田中茂弘、浜丘麻矢、愛名ミラ、奈良坂潤紀が出席した。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』は8月23日(金)から9月2日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。チケット発売中。
2013年07月26日