シャープは東京メトロと共同で、同社が試作したシースルー・ディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日から半年程度の予定で実証実験を開始する。設置箇所は同駅4番線(和光市方面行きホーム)の先頭から2両目の透過型ホームドア、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示する。同ディスプレイは、カラーフィルターを使用せず、RGB各色の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示するもの。また、IGZO液晶ディスプレイ技術の採用により、画面の高速切り替えによる滑らかな動画表示と透過率の向上を実現した。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能という。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証するという。なお、国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置は、東京メトロによると国内初とのこと。同ディスプレイは、シャープと国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、2015年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されたという。
2015年09月15日小田急電鉄は8月28日、同社線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる事業用地(駅間地区)の開発計画の概要について決定したと発表した。また、2016年3月に実施予定のダイヤ改正から、特急ロマンスカーが小田急小田原線海老名駅および伊勢原駅に停車する。同社はこれまで、海老名駅周辺において、駅の改良工事や東口地区における大型商業施設「ビナウォーク」や複合商業施設「ビナフロント」の開発、賃貸・分譲マンション等の住宅供給などを行ってきた。開発計画では、「沿線中核駅」にふさわしいまちづくりとして、「憩う・くらす・育む~ViNA GARDENS~」を開発コンセプトに、約3万5000平方メートルの敷地を「住宅エリア」と「賑わい創出エリア」の2つのゾーンに分けて、街づくりを進めていく。「住宅エリア」では地域特性や将来的な人口構成の変化を見据えた住宅を供給し、また、「賑わい創出エリア」では周囲の既存施設との差別化を図った商業施設やオフィスに加え、地域の交流を育むカルチャー施設やフィットネスクラブ、郊外での新たな過ごし方を提案する施設などを計画している。2025年度の完成を目指している。また、2016年3月に実施予定のダイヤ改正から、小田急小田原線海老名駅および伊勢原駅を特急ロマンスカーの停車駅とすることも発表された。海老名駅は日中時間帯を中心に上下それぞれ1時間に1本程度、伊勢原駅は朝方下りおよび午後の上りに数本の停車を予定。
2015年08月31日JR東日本リテールネットが運営する商業施設、東京駅・京葉ストリート、エキュート品川 サウス、エキュート上野では9月7日から27日まで、東北の魅力を伝える「プラス東北フェア」を開催する。○日々の暮らしに東北を"プラス"してみませんか期間中、鉄道を楽しめる旅行や、東北6県のお米などが抽選で当たるスタンプラリーをはじめ、各県のキャラクターたちが各県の魅力を伝えるイベントを開催する。スタンプラリーは、期間中各施設で500円(税込)購入ごとにカードにスタンプを捺印。希望の賞品分のスタンプを集めて各施設に設置された投函ボックスに応募すると、抽選で東北の魅力が堪能できる賞品が当たる。投函期間は9月28日15時までとなる。賞品は、A賞(スタンプ10個)が3つのルートから選んで応募。「三陸周遊コースTOHOKU EMOTION ランチコース付き」、「あきた美人ラインの旅」、「とれいゆつばさと湯野浜温泉老舗旅館」が各1組2名に当選する。B賞(スタンプ5個)は「東北のお米食べくらべセット」が50名。C賞(スタンプ3個)は「3施設共通お買物券 1,000円分」が50名に当たる。"ご当地キャラクター"によるイベントも開催する。「京葉ストリート」では、13日に岩手県の「アマリン」と宮城県の「むすび丸」が、「エキュート品川 サウス」では、22日に山形県の「きてけろくん」と福島県の「キビママ」が登場する。「エキュート上野」では、19日に秋田県の「スギッチ」「ないりっくん」、青森県「決め手くん」と、同施設のマスコットパンダ「うえきゅん」も登場する。
2015年08月30日ブランドパートナーズは8月31日からシナモンロール専門店「Cinnabon(シナボン)」のテークアウトショップを、JR品川駅構内にある「エキュート品川」に期間限定オープンする。「シナボン」はアメリカ・シアトルで誕生し世界56カ国、約1,100店舗を展開するシナモンロール専門店。特別に栽培・精製されたシナモン「マカラシナモン」を使用し焼きあげた生地に「クリームチーズフロステイング」をかけて味わう「シナボンクラシック」が定番の人気商品になっているという。同店は、JR品川駅構内にある「エキュート品川1階 マーケットスクエア」に9月13日までの期間限定でオープンする。販売されるのは、専用ボックスに詰めたテークアウト専用パック4種。定番商品の「シナボンクラシック」や、ナッツとキャラメルをトッピングした「キャラメルピーカンボン」などの商品が入っている。家庭で温めて食べると「しっとりもちもち」とした食感を楽しめるとのこと。価格は「クラシック 2個」(税込840円)、「コンボ 2個(クラシック1個/ピーカンボン1個)」(税込880円)、「ミニボンクラシック6個」(税込1,650円)、「ミニトリプルコンボ 6個(ミニボンクラシック2個/ミニピーカンボン2個/ミニチョコボン2個)」(税込1,750円)となる。営業時間は10時~22時(日曜・祝日は20時30分まで)となっていて、時間帯や商品によっては品切れの場合もある。
2015年08月25日ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は21日、JR品川駅(東京都港区)構内にて、ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏監修の元、お小遣いや家計に関するカウンセリングを無料で受けられる「サラリーマンお小遣い診療所」を26日に開設すると発表した。○お小遣い診断ツールで個別診察を実施同診療所では、ファイナンシャルプランナーの横山氏が今回のために監修・制作した「サラリーマン適正お小遣い診断ツール」を使用し、診療所内のブースでカウンセラーによる個別診察を実施する。診察ブースでは、サラリーマンの金銭感覚やお金の使い方をヒヤリングし、適正お小遣い価格の判定とともに、個々のお金の使い方をタイプ別に診断する。診断結果は「診断書」として発行し、お小遣い額の見直しや値上げ交渉、今後のお金の管理に役立てることができる。さらに、横山氏本人に対して、直接悩みの相談や改善のアドバイスを受けられるブースも時間限定で設置する。会場はJR品川駅 中央改札内イベントスペース。開催日時は2015年8月26日11:00~21:00。なお、横山氏との個別相談は12:00~13:00、18:00~19:00のみとなる。
2015年08月21日集英社は8月24日~30日、東京メトロ丸ノ内線新宿駅・メトロプロムナード(東京都新宿区)にて、「テラフォーマーズ『生原稿展』」を実施する。○最新コミックス・実写映画を記念して開催同企画は、漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』で連載中の漫画作品『テラフォーマーズ』の最新コミックス14巻発売と、実写映画の製作・公開決定およびアニメ続編制作決定を記念して開催するもの。『テラフォーマーズ』は、『週刊ヤングジャンプ』連載中の、貴家悠(さすが・ゆう)原作、橘賢一(たちばな・けんいち)作画によるSFバトルコミック。火星の地表に放したゴキブリが想定外の進化を遂げた「テラフォーマー」となり、人間たちを逆に駆除し始める、というストーリーとなる。同企画では、原作の貴家悠氏と作画の橘賢一氏による完全描き下ろしの新作(15ページ)の生原稿を額装して展示。また、新宿駅最大の壁面広告スペースを生かし、縦約2m×横約21mに拡大印刷した漫画を掲載する。『テラフォーマーズ』第0話と題した新作は、本編が始まる前、「テラフォーマー」と人類が戦うことになった理由を"人類編"(8ページ)と"害虫編"(7ページ)に分け、それぞれの視点から描いた作品。この期間、この場所でしか読めない物語となるとのこと。さらに、作画の橘賢一氏のインタビュー/執筆動画も放映する。ファン必見の貴重な展示となる、と同社。なお、動画はYouTubeでも公開される。(C)貴家悠・橘賢一/集英社
2015年08月20日三井製糖は9月1日、東京駅一番街「TOKYO Me+(トウキョウミタス)」内「トウキョウ ラトリエ・ドゥ・シュクル」において、体内で糖質がゆっくり吸収される「スローカロリースイーツ」9種類を販売開始する。同商品は、東京・北小岩のケーキ店「ラトリエ・ドゥ・シュクル」のオーナーパティシエ・白岩操雄氏の協力のもと誕生した。同店では、保存料を一切使わないパウンドケーキや焼き菓子、ネコの肉球をかたどった「肉球マドレーヌ」などを提供している。白岩氏は「安心・安全でしかもおいしいお菓子」をコンセプトにお菓子作りを進めるなかで、蜂蜜中に含まれる天然の糖質「パラチノース」に興味を持ったという。パラチノースは、「体内でゆっくりと吸収する食べ物のエネルギー」を指す「スローカロリー」の代表的なもので、小腸での分解速度が砂糖に比べて約5倍遅く、ゆっくりと消化吸収される。スローカロリーは糖質がゆっくり吸収されるため、急激な血糖上昇を防ぐほか、過激な脂肪蓄積を抑えることができる。パラチノースは砂糖に似た甘味特性や、きれいな焼き色を付けられる加工特性もあり、さまざまな食品・菓子などの商品開発に適した甘味料として利用されている。今回、発売する「スローカロリースイーツ」の9種類にも、パラチノースを使用した。フレッシュバターで作った「肉球マドレーヌ」は320円、焼き菓子と相性の良い醗酵バターを使った「フィナンシェ」は220円、木の実をたっぷり飾られたダコワーズ「木の実のダコワーズ」は220円となっている。パウンドケーキは、「ケークオランジェ」(ホール2,700円)、「ケークフリュイ」(ホール2,800円)、「ケークショコラ」(ホール2,800円)、「ケークフィグ」(ホール2,800円)、「ほうれん草とたまり醤油のパウンドケーキ」(1,000円)を用意。オランジェ・ショコラ・フィグの3種のケーキの「パウンドケーキ3本セット」(2,950円)も販売する。※価格はすべて税込
2015年08月06日シナモンロール専門店「Cinnabon(シナボン)」を運営するブランドパートナーズは29日~8月4日、東京都足立区・東武鉄道北千住駅構内コンコースに、「シナボン」の期間限定テイクアウトショップを出店する。○北千住に「シナボン」が初出店「シナボン」は、アメリカ・シアトルで誕生し、世界56カ国約1,100店舗を展開するシナモンロール専門店。定番人気の商品は、特製のマカラシナモンをたっぷり包んだ生地を発酵させ、オーブンで焼き上げクリームチーズフロスティングで仕上げた「シナボンクラシック」。ほかにも、「シナボン」にカリカリのピーカンナッツとキャラメルフロスティングをトッピングした「キャラメルピーカンボン」など、秘伝のレシピで、毎日ベーカリーで焼き上げられる手づくりのシナモンロールを販売している。今回出店する期間限定テイクアウトショップでは、ベーカリーで焼き上げたシナモンロールの粗熱をとり、専用ボックスに詰めた「シナパック」のうち、人気の4種類とシナボンのロゴグッズを用意。家庭で温めることで「しっとりもちもち」とした食感を楽しめる「シナパック」は、通常は関東圏でしか手に入らない手土産としても好評だという。「シナパック(お持帰り専用パック)4種」は、「クラシック 2個」(840円)、「コンボ 2個(クラシック1個/ピーカンボン1個)」(880円)、「ミニボン 6個(ミニボンクラシック6個)」(1,650円)、「ミニトリプルコンボ 6個(ミニボンクラシック2個/ミニピーカンボン2個/ミニチョコボン2個)」(1,750円)となる。場所は、東武鉄道北千住駅構内 改札内(中央口2階)コンコース。営業期間は、7月29日~8月4日。営業時間は10時~21時。※価格はすべて税込
2015年07月28日東京メトロは23日、2015年8月1日より、東京メトロが管理する全駅でiPadを導入すると発表した。駅社員によるサービスの充実などを目的としている。東京メトロでは、2010年12月1日からサービスマネージャーがiPadを活用した利用客への案内サービスを行っていたが、駅社員についても利用者への案内向けに導入を検討していた。2014年5月1日からは一部の駅において、駅社員を対象に試験運用を実施、結果が良好だったため、今回採用が決定した。使用端末は「iPad Air 2」870台。東京メトロ全駅の駅事務室、定期券うりば、一部を除いた改札口に配備される。見込まれる導入効果は、インターネットやアプリ活用による案内サービスの品質向上、音声翻訳アプリ「VoiceTra4U」を使った多言語への対応、輸送障害時における駅事務所と改札口間の情報共有などだ。
2015年07月27日JR東日本グループの鉄道会館は31日まで、運営する東京駅改札内地下1階エキナカ商業施設「グランスタ」と、同1階「グランスタダイニング」にて「エキナカコラボフェア」開催している。○人気店同士のコラボレーションに注目期間中は、2つのショップのハイブリッドな魅力を楽しめる新商品が期間限定で登場する。コラボ商品は以下の通り。植竹隆正シェフがプロデュースするグランスタのリゾット専門店「リーゾカノビエッタ」では、明治28年創業の老舗「浅草今半」とコラボした「トマトすき焼き風リゾット」を提供。浅草今半の割り下で炊き上げた牛肉をリゾットに乗せた。価格は1,850円。1日10食限定で販売する。宝暦3年創業の老舗茶屋「京はやしや」は、手のひらサイズの手ぬぐいで包む 「まめぐいみやげ」の「まめぐい」とコラボ。グランスタの「まめぐい」で、「お包み茶摘み娘セット(もなかマドレーヌ抹茶orほうじ茶」(756円)と、「お包み蔓朝顔セット(ほろほろクッキー抹茶orほうじ茶)(972円)を販売している。泡をテーマにしたリカー&フードストア「ル コリエ 丸の内」と、大阪手塚山に本店を構えるチーズケーキ専門店「FORMA(フォルマ)」がコラボ。グランスタの「FORMA」にて「白ワインのチーズケーキ」を販売。東京駅限定販売のワイン「トーキョーステーションワイン」の白を使用した。価格は1,728円。ジンジャーのおいしさを提案する専門店、グランスタダイニングの「銀座のジンジャー」と、グランスタで展開する葛飾の煎餅店「富士見堂」がコラボ。両店舗で「銀座のジンジャーシロップでつくった醤油煎餅」を9月末(予定)まで販売する。価格は390円となる。※価格はすべて税込。
2015年07月26日東京ステーションシティ運営協議会はこのほど、「東京駅限定品 人気お土産ランキング」を発表した。同ランキングでは、東京駅で販売しているお土産のうち、同駅でしか買えない限定品を対象に、6月6日~19日の期間の売り上げをもとに集計。各商品の価格帯別に順位付けを行った。1,000円以上~2,500円未満でのランキングで1位となったのは、ザ・メープルマニア「メープルバタークッキー 18枚入」(1,620円)。同商品は、2014年8月12日には3万7,000枚分以上の販売となったという。同商品は、メープルシュガーとバターを練り込んだクッキーにバターチョコレートをサンドしている。2位には、表面のキャラメルリゼが特徴のザ・メープルマニア「メープルバームクーヘン」(2,160円)がランクイン。3位は、マシュマロエレガンス「銀のぶどうのチョコレートサンド 12枚入り」(1,080円)、4位はワッフル・ケーキの店 R.L「スティックワッフル 10本入」(1,388円)、5位はカファレル「ジャンドゥーヤチョコパイ 8個」(1,080円)となった。2,500円以上~5,000円以下でのランキングでは、東京フィナンシェ「海塩はちみつフィナンシェ 18入」(3,240円)が1位となった。同商品は、フランス・ブルターニュ産海塩「ゲランドのフルール・ド・セル」の塩味とはちみつの甘さが楽しめるフィナンシェで、甘さ控えめとのこと。2位は、焼き菓子7個を赤いボックスに詰め合わせたピエールマルコリーニ「パティスリー 7個入」(3,132円)。3位にはフォルマ「東京駅限定チーズケーキ 15個入」(3,240円)、4位には東京フィナンシェ「フィナンシェ・ゼリー詰合せ 16入」(3,240円)、5位には富士見堂「東京鈴せんべい 45枚入」(3,480円)がランクインした。※価格は全て税込
2015年07月22日東京ステーションシティ運営協議会は、8月4日~31日の28日間、東京駅をはじめとした東京ステーションシティ内、および周辺エリアの合計35店舗で、「東京クラフトビール散歩」を開催する。○期間限定ビアガーデンもオープン同イベントは、参加各店で個性豊かなクラフトビールを味わえるイベント。東京駅周辺エリアは日本有数のビジネス街であり、多彩な店が集まる商業集積地でもあることから、同エリアに勤めている人に、バラエティ豊かなクラフトビールを切り口として近隣店舗の新たな魅力を発見してもらうことで、アフターワークの充実やエリアの更なる賑わい創出につながることを目指すという。また、同イベント開催に合わせ、8月4日~8日の5日間、東京駅八重洲口グランルーフ2階デッキにて、樽生クラフトビールや「東京」にちなんだクラフトビール等、約10種類を集めた期間限定のビアガーデンをオープンする。営業時間は11時~22時。雨天中止。
2015年07月19日東京駅を始めとした東京ステーションシティ内と周辺エリアの計35店舗で8月4日から31日まで、日本や世界の個性豊かなクラフトビールが楽しめるイベント「東京クラフトビール散歩」が開催される。東京駅ほかJR首都圏各駅で配布するパンフレットを同イベントに持参して、参加35店舗で対象のクラフトビールを注文・購入すると、特典が提供される。また8月4から8日の5日間、東京駅八重洲口グランルーフ2階デッキに期間限定のビアガーデンがオープン。樽生クラフトビールや“東京”にちなんだクラフトビールなど約10種類が用意される。
2015年07月14日リクルート住まいカンパニーはこのほど、運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』の掲載データを集計し「東京23区 ペット相談可で家賃が安い駅ランキング」を発表した。同調査の対象となる駅は、入居募集物件の10%以上が「ペット相談可」である駅に限定した。物件は駅徒歩15分以内、10平方メートル以上の1R/1K/1DKの賃貸物件で、家賃相場は入居条件に「ペット相談可」を含み、2015年1月1日~3月31日にSUUMO賃貸に掲載されたものから算出した。最も家賃相場が安かったのは、葛飾区にある京成本線・青砥(あおと)駅で6.83万円だった。付近には葛飾区が「犬と散歩ができる公園」としている「青戸平和公園」がある。駅は中川と新中川の分岐点に近いため、川沿いをのんびり愛犬と散歩できる。2位も葛飾区の京成押上線・京成立石駅で、家賃相場は7.01万円だった。3位は足立区の日暮里・舎人ライナー・江北駅で、家賃相場は7.07万円。4位は練馬区の西武池袋線・練馬高野台駅で、家賃相場は7.18万円だった。練馬区はトップ15に5駅がランクインしている。トップ15のうち、「ペット相談可」の物件の占める割合が一番高かったのは、13位のJR埼京線・浮間舟渡(うきまふなど)駅だった。ペット相談可の物件がある割合は15駅平均14%のところ、浮間舟渡駅は23%と高くなっている。
2015年06月28日京成電鉄と東京都は6月23日、共同で進めている京成押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業において、8月21日の下り線の最終電車後、押上駅から八広駅間の下り線を高架に切り替える工事を行うと発表した。22日の始発電車から下り新線(高架橋)の利用を開始するとともに、京成曳舟駅が新下りホームにて営業を開始する。荒天などの場合は、8月22日に切り替え工事、23日から営業開始となる。今回の切り替え工事により、明治通りなどの6カ所の踏切がなくなるとともに、押上駅から八広駅までの事業区間全線の高架化が完了し、踏切による交通渋滞が解消される。京成曳舟駅は上り線と同様に、下り線にも3階がホーム、2階が改札口になる。下り線の高架切り替え後は、引き続き、駅舎の残工事および仮下り線の撤去工事を行い、平成28年度末に事業完了の見込み。
2015年06月24日鉄道会館はこのほど、貝料理専門店「SHELLFISH KITCHEN KAIYA(シェルフィッシュキッチンカイヤ)」をJR東京駅構内1階の飲食店エリア・キッチンストリートにオープンした。同店は、若い世代や東京駅周辺のオフィスワーカーも気軽に利用できるような"カジュアルに楽しめる新しい貝料理専門店"を目指しているという。「高級」「敷居が高い」といったイメージがありがちな貝料理にさまざまなアレンジを施し、リーズナブルな価格で提供する。ランチメニュー「貝めしボウル」(小950円、中1,150円、大1,350円)は、フライにした帆立と牡蠣にバターソテーにしたアサリとムール貝を盛り付けた。広島県産蒸牡蠣1個とスープが付いている。そのほか、ガーリックステーキやカツ煮など、生食以外にもさまざまなアレンジで調理した貝料理を展開する。ドリンクも、貝専門店ならではの品ぞろえにこだわったとのこと。「牡蠣のビール オイスタースタウト(330ml)」(1,058円)や、辛口の白ワインのような柑きつ系の風味が楽しめるという「牡蠣に合う白いビール(330ml)」(1,058円)などを用意する。また、同店では6月30日までの期間、オープン記念イベントとして広島産の殻付蒸し牡蠣食べ放題を1,490円で提供する。提供時間は14時~22時のうち30分。※価格は税込
2015年06月21日野村證券はこのたび、東京都港区の品川駅港南口に店舗を新設すると発表した。新店舗の品川支店は、品川駅港南口に直結する品川イーストワンタワー内に開設し、三田支店の組織と機能を移転・拡大して2015年9月14日に営業を開始するという。品川駅は日本有数の交通ターミナルであり、同駅周辺はビジネス街として特に発展性の高い地域だという。顧客から気軽に相談してもらえるよう店舗をこの地域に開設し、コンサルティング営業を推進していくことで、リテールビジネスをさらに拡大していきたいとしている。また、より多くの顧客に来店してもらえるよう、品川支店の営業時間は平日9:00~20:00とするとしている。なお、新店舗の開設にあわせて三田支店は9月11日で営業を終了する。同社は今後も、多様化する顧客のニーズに応えながら、地域の特性に合わせて店舗を展開し、質の高い金融コンサルティングサービスを提供していくとしている。
2015年06月17日SCRAPは6月21日まで、東京メトロ新宿駅構内「メトロプロムナード」にて、全長約30mのポスターを掲出している。今回のポスター掲出は、リアル脱出ゲームサマーキャンペーン「謎夏2015」の開催を記念して行われている。同ポスターには「リアル脱出ゲーム」の公演情報だけでなく200問以上の謎が書かれており、新宿駅でリアル脱出ゲームに向けた「謎修行」ができるようになっているとのこと。なお、「謎夏2015」では、プレゼントキャンペーンや、初めて「リアル脱出ゲーム」に参加する人に向けた「はじめての謎解き特典」などの施策を行っている。
2015年06月16日東京駅八重洲側の商業施設「東京駅一番街」地下1階の「東京ラーメンストリート」は18日に、リニューアルオープンする。○より一層バラエティ豊かに新規にオープンする店舗は2店。麺、スープ、具のすべてに野菜を使用した「ベジソバ」を提供する「ソラノイロ・NIPPON」と、食材の魅力を極限にまで引き出したというスープを使った「中華そば」を提供する「東京の中華そば ちよがみ」が登場する。「ソラノイロ・NIPPON」は、2011年に麹町で1号店をオープン。以来「ミシュランガイド東京2015」のビブグルマンに選出されるなど、数々の賞を受賞。代表するメニューの「ベジソバ」(900円)は、250gの野菜が摂れる。「江戸式中華そば」(800円)は、牛、豚、鶏、魚をバランスよく使ったスープの中華そばだという。「東京の中華そば ちよがみ」は、「斑鳩」の坂井氏が手掛ける初のセカンドブランド。代表メニューの「東京駅 醤油 中華そば」(980円)は、すすり心地の良い麺が楽しめる。「塩 中華そば(煮玉子のせ)」(800円・煮卵100円含む)は、魚介系食材のダシのみを抽出し、あっさりしながらも、海のコクと香り楽しめるとのこと。リニューアルオープンを記念して、現在営業中の店舗でも新メニューを期間限定で提供。「六厘舎」は、初の限定つけめんとして「担々つけめん」(930円)を7月17日まで提供。「塩専門 ひるがお」は、清涼感ある「土佐柚子の冷し麺」(900円)を、8月30日まで1日限定30食提供。販売は14時からとなる。「東京駅 斑鳩」は、鰹節の風味を効かせた「塩 本枯れ鰹 らー麺」(790円)を7月18日まで連日14時から19時に提供。「東京タンメン トナリ」は7月17日まで、定番の「ピリ辛タンメン」(900円)に「六厘舎」の焙煎黒七味を添えて提供する。「仙台牛タンねぎ塩ラーメン 㐂蔵」は、生の鯛の頭・骨・鯛節で出汁をとった「鯛潮らーめん」(1,100円)を7月19日まで1日限定50食で提供。「とんこつらーめん 俺式 -純-」は、濃厚な煮干し豚骨ラーメン「やりすぎ煮干しラーメン」(850円)を8月31日まで1日限定50食で提供する。※価格はすべて税込。※限定メニューの販売終了時期は予定となる。
2015年06月14日鉄道会館は、東京駅の待ち合わせスポットの定番“銀の鈴”が初めて設置されたのが6月10日であることにちなみ、6月1日~21日まで、東京駅地下1階の商業施設「GRANSTA(グランスタ)」 、および1階の「GRANSTA DINNING(グランスタダイニング)」において、「銀の鈴フェア」を実施している。初代・銀の鈴が設置されたのは、1968年6月10日。当時、東海道新幹線の運転開始や東京オリンピックの開催から昭和40年代にかけ、東京駅では急激に利用者が増加し、携帯電話もなかった時代に巨大な駅の中で待ち合わせに困る人が目立つようになったことから、待ち合わせの目印として、駅員による手作りで初代が作成・設置された。以降、翌1969年に設置された2代目の銀の鈴は、中から鈴の音が流れる仕掛けが施されていた。その後、1985年に設置された3代目は、1994年に地下 1階に移転され、2007年のグランスタの開業時に、現在の4代目が誕生した。フェア期間中は、「東京鈴もなか」(元町 香炉庵、価格は税込1,030円)をはじめ、「銀の鈴シュー」(京橋千疋屋、価格は税込540円)、「和三宝 鈴逢せ」(銀座 甘楽、価格は税込756円)、「鈴柄ミラー」(INDEN INDEN INDEN・YA ×JIZAING、価格は税込2,484円)、「銀の鈴ドッグ」(東京 DOG、価格は税込330円)など、銀の鈴をモチーフにしたスイーツや雑貨など、東京駅土産や思い出用にも最適な限定商品が多数販売される。ほか、銀の鈴をモチーフとしたグランスタの公式キャラクター“鈴野君”がパンフレットに初めて登場。鈴野君は、グランスタのPR担当として、おすすめの弁当や新作スイーツ、イベント等を紹介しており、公式Facebookでは、2015年5月現在で5300件を超える“いいね!”を獲得している。
2015年06月03日東京駅エキナカ「GRANSTA(グランスタ)」では、6月1日よりファッションメディアのファッションメディア「VOGUE GIRL」とのコラボレートした「食べて輝け! モード女子」企画を実施する。1つのお店だけではなく、色々なお店で自分だけのオリジナルデリプレートを作り、"食べてキレイ!" になるのが目的。VOGUE GIRLによる、シーン別おすすめデリプレートも紹介される。○今日は野菜でヒーリング 「ヘルシーグリーンプレート」週の半ばには、こんなたっぷり野菜プレートで体調をキープ。ヘルシーながら、どれも食べ応えしっかりなのがうれしい。「お豆のさっぱりサラダ」324円/100g(煮炊き屋本舗 まつおか)、「フレッシュ野菜たっぷりのポテトサラダ」294円/100g、「トマトのお出汁煮」389円/1個(煮炊き屋本舗 まつおか)、「アボカドと沖縄島豆腐の和さらだ 柚子胡椒風味」411円/100g(いとはん)○女子だってIZAKAYAしたい! 「モードな居酒屋プレート」ガールズだけだと腰が引けちゃう居酒屋さんも、おうちなら、こんな風に気楽におしゃれに楽しめちゃう! 「桜島どりのさっくり唐揚げ」368円/100g、「SHOUROキューブ プレーン味」324円/1パック(つきぢ松露)、「京都産九条ねぎと淡路産ちりめんの和さらだ」411円/100g(いとはん)、「和風ポテトサラダ」297円/100g(煮炊き屋本舗 まつおか)、「もろこしあげ」320円/1個(てとて)○今晩は、まだまだ頑張る! 「残業パワープレート」今日は、まだまだお仕事! そんな時こそ、しっかり食べてパワーアップ。ツルツルのお肌をつくる手羽先をメインに、タンパク質たっぷりの穴子いなり。さっぱりおひたしときんぴらサラダで、パワーもビューティもチャージ!「穴子いなり」237円/1個(豆狸)、「手羽先の甘辛揚げ」108円/1本(煮炊き屋本舗 まつおか)、「宮崎県産新ごぼうのきんぴら和さらだ」346円/100g(いとはん)、「小松菜のおひたし」346円/100g(煮炊き屋本舗 まつおか)※価格は全て税込み
2015年06月02日食用花であるエディブルフラワーを使ったスイーツ「フラワーババロア」の専門店「花のババロア havaro」が5月1日、東京駅一番街の「TOKYO ME+」にオープンした。エディブルフラワーとは、“食べられる花”のこと。現在日本では、パンジーやキンギョソウを始めとした約20種類が展開されている。また、パンジーにはホウレン草の約4倍のビタミンCが含まれているなど、エディブルフラワーは栄養価が高いものが多い。同ショップは、そんなエディブルフラワーの生産者を始めとした様々な業者や、いつまでも愛されるスイーツを作りたいと願うパティシエ達の思いをきっかけに設立された。色とりどりのエディブルフラワーと極上のババロアを組み合わせた、見た目にも鮮やかな新感覚スイーツを提供していく。今回オープンと同時に展開されたのは、エディブルフラワーを用いた3種類の新感覚スイーツ。色とりどりのエディブルフラワーと極上のババロアを組み合わせることにより、見た目にも鮮やかなスイーツの数々が並んでいる。その中でも、花束をイメージした「ブーケ」(1ホール/2,000円から2,800円 ※販売価格は花の種類や仕入価格によって変動)は、ホール5号サイズで作られたドーナツ型のスイーツ。味の種類は、花の味を最も味わえるバニラヨーグルトを始め、いちごのピューレと生クリームを用いたフレーズ、スイートチョコレートが濃厚なショコラなど。その他、オレンジ、クリームチーズ、抹茶を含めた6種類からセレクト出来る。また、花びらをイメージした「ペタル」(1セット/1,800円)は、贈り物に最適の一口サイズのキューブ型スイーツ。バニラヨーグルト、フレーズ、オレンジ、ショコラの4種類の味を2個ずつ詰めて8個入りで発売される。「フルール」(350円)はピースサイズの花型スイーツ。味の種類はバニラヨーグルト、フレーズ、オレンジ、ショコラ、クリームチーズとなっている。なお、「花のババロア havaro」では、東京駅にオープンした同ショップを皮切りに、今後3年以内に銀座や歌舞伎への出店、百貨店での販売なども予定。更に、5月27日~6月2日には銀座三越 地下二階スイーツパークにて期間限定ショップをオープンする。
2015年05月15日キデイランドは5月15日~6月1日の期間限定で、東京駅一番街・東京キャラクターストリート(東京都千代田区)にてスペシャルコーナー「ディズニー アベニュー」を展開する。「ディズニー アベニュー」では、「オトナカワイイ・マーケット」をコンセプトにキデイランドがプロデュースしたディズニーのキャラクター商品を提供する。現在、東京・原宿や大阪・梅田など全国9カ所で展開している。今回期間限定で展開される同コーナーでは、ディズニー プリンセスを中心とした商品を同コーナー限定商品も含め展開。期間中1,000円(税込)以上の買い物をした人には非売品の「シンデレラ缶バッチ」をプレゼントするという。なお、なくなり次第終了となる。オリジナル商品としては、「収納ポーチ」(2,000円・税別)や「マルチポーチ」(2,500円・税別)、「トートバッグ(ラプンツェル / シンデレラ)」「トートバッグ(アリエル / ベル)」(共に2,300円・税別)などを提供予定。(C)Disney
2015年05月12日JR東京駅のエキナカ施設「グランスタ」「グランスタダイニング」「セントラルストリート」は5月10日まで、「ゴールデンウィークフェア」を実施している。○期間限定のエキナカグルメを多数販売同フェアは、行楽や帰省のお供に適した限定弁当や、限定の東京土産を多数取りそろえるフェア。また、子ども向けのサイズながら味は本格的な弁当、新幹線がモチーフとなった弁当、サンドイッチや鯉のぼりがモチーフのスウィーツなど、子ども向けエキナカグルメも多数ラインアップしている。期間限定弁当の例として、グランスタ内・浅草今半「二つの銘柄牛弁当」は、創業明治28年の老舗の手による、神戸牛と仙台黒毛和牛を秘伝の割り下で味付けした期間限定弁当。西と東の銘柄牛の食べ比べを楽しめる。価格は1,945円。販売期間は5月10日まで。グランスタ内・築地寿司清まる清「炙り吹き寄せちらし」は、創業明治22年の老舗のちらし寿司。マグロ、イカ、ホタテ、カニ、穴子などをちりばめ、江戸前の伝統と技術を味わえる。価格は1,600円。販売期間は5月10日まで。グランスタ内・とんかつまい泉「ポケットサンド(北陸新幹線E7系焼印)」は、3月14日に開業したばかりの北陸新幹線の車両「E7系」の焼印が押された限定商品。価格は450円。販売期間は5月6日まで。グランスタ内・DOLCE FELICE「こいのぼりロール」は、ココアスポンジにチョコクリームとチョコクランチを巻き、いちごとチョコでこいのぼりの形に。こいのぼりBOXに入った限定のロールケーキ。価格は1,296円。販売期間は5月1日~6日。子ども向けグルメの例として、グランスタダイニング内・築地寿司清「ミニ吹き寄せチラシ」は、ミニサイズながらカニ、マグロ、イカ、ホタテ、イクラという本格的な素材を使った「ばらちらし」。価格は600円。販売期間は5月10日まで。グランスタ内・mango tree kitchen「お子さまミニごはんセット」は、タイ・バンコクに本店を構えるタイ料理レストランの手による、子どもでも食べやすいマイルドな豚ガパオ、からあげ、春巻のセット。価格は800円。販売期間は5月10日まで。バラエティー商品の例として、グランスタ内・DOLCE FELIC「マグカップ&キューブクッキーセット」は、東京駅の赤レンガをイメージしたキューブ形クッキー。バジルトマトとペッパーポテトの2種で、東京駅丸の内駅舎がデザインされたオリジナルマグカップとのギフトセット。価格は1,700円。終売期間は未定。グランスタ内・Fairycake Fair「スペシャルZOO BOX」は、パンダ、クマに限定のライオンとタヌキを加えた動物シリーズのカップケーキ詰め合わせボックス。価格は1,880円。販売期間は5月6日まで。※価格はすべて税込価格
2015年04月30日2015年4月9日、東京都・新宿駅西口広場に大型デジタルサイネージが設置された。同サイネージは今後、行政事業や公共交通情報、地図などの情報提供を行っていく。これに伴い、東京都道路整備保全公社は同日、除幕式典を開催し、新たに設けた大型デジタルサイネージの狙いを明らかにした。この大型デジタルサイネージは、シャープが納入したもの。70V型 4K対応液晶ディスプレイ「PN-H701」と32V型 4K対応液晶ディスプレイ「PN-K322B」を左右に1台ずつ設けたほか、60V型 液晶ディスプレイ「PN-V601A」を12台繋ぎあわせた約227インチ相当のマルチディスプレイを中心に設置した。また、新宿西口広場から都庁方面へと進む地下歩道(南側)の5カ所の柱の両面に、47V型 液晶ディスプレイ「PN-U473」(計10台)を設ける。これらの運営を行うのは、東京都道路整備保全公社。公益財団法人として、駐車場の運営などの事業で得た収益を都民・社会に還元するため、道路に関する啓蒙活動や防災性の向上事業などを展開してきた。同法人にて理事長を務める山口明氏によると、今回の取り組みは、行政情報や災害情報の発信量が増加したことや、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、海外からの観光客が増加する見込みとなることを受け、実施に至ったという。中央に設けられた大型マルチディスプレイでは、東京都からの行政情報や電車・バスなどの交通情報を表示。災害時には、避難場所の案内などが配信される。また、左右の32V型液晶ディスプレイはタッチ操作に対応し、公共施設のほか、ホテルや商店・百貨店などの検索が可能。検索結果は、その横に配置された70V型液晶ディスプレイにて拡大表示し、確認することができる。外国人の利用も見込み、英語・中国語(簡体/繁体)・韓国語に対応したとのことだ。なお、同デジタルサイネージでは、一般企業の広告コンテンツを配信しない予定。行政や公共交通に関する最新の情報を生活者に提供することで、安心・安全な街づくりと観光客の受け入れ体制の強化を図っていく。
2015年04月10日3月末に渋谷ヒカリエなど、渋谷駅周辺を中心に行われた経路案内の実証実験。これは国土交通省の東京国道事務所などが中心となって運営している渋谷駅周辺地域ICT活用検討協議会が行っているものだ。実は、昨年も実験が行われており、今年は2回目の試み。行政主導の実証実験は、あまり回数を重ねないイメージがあるが、2年目に突入して何が変わったのだろうか?○屋内測位は多くの事業者が参入昨年行われた実証実験では、Bluetooth Low Energyを利用したいわゆるBeacon機能で10m単位の位置を測位する技術と、カメラで目の前を見通し、要所要所で貼られているポスターに仕込まれているARマーカーを読み取り、誘導を行うAR技術を利用して、屋内の経路案内がうまくいくか検証を行った。ご存じの方もいると思うが、東京駅でも屋内測位の実証実験が行われており、ほかにもNTTやドコモ、NRI、NICT、ISIDとクウジット、凸版印刷など、サッと例に挙げるだけでもこれだけの屋内測位システムの記事が飛び出す。改めて説明する必要もあまりないと思うが、なぜ屋内測位にこれだけの事業者が目をつけているのか。屋外では多くの人が聞いたことのある「GPS(Global Positioning System)」の技術を利用し、衛星が発信する電波から自分の位置を特定して現在位置がわかる。当然、衛星が見通せる位置であれば、その精度は最高で数十cm単位の正確な位置を示せる。ただ、世界中の都市、とりわけ日本は、ビル群や地下街など、複雑に街が入り組んでおり、駅を中心として空を見通せる空間が少ない。そうした環境下でも正確に場所をつかめる技術、ということで、屋内測位技術が今、求められているわけだ。もちろん、これまでにも様々な取り組みが行われてきたが、スマートフォンの普及により、人々が多様なサービスをスマートフォンの中で享受できるようになった時代の流れも大きい。とりわけ、地図サービスやO2Oに絡めた来店クーポンなど、"リアルとネットの融合"に近い分野は、今一番ホットといってもいいIT領域の一つだろう。○ビーコン誘導に一本化前置きが長くなったが、昨年の実証実験から変わった点は以下の2つだ。ARマーカーの実験は取りやめ、BLEのBeaconに一本化アプリに組み込む地図をネットサービスから内製に切り替え精度改善。英語化も。協議会の要請を受けてアプリを開発したKDDIによると、昨年度の実証実験の結果からARマーカーを利用した実験を取りやめたという。理由は「ポスターを探す必要があるから」。KDDIのソリューション推進本部 ビジネスインテリジェンス部 4グループリーダーの岸洋 司氏は「まずポスターを探さないといけないのは、経路案内として矛盾していたので」と苦笑いしながら昨年を振り返る。その反省を踏まえ、Bluetooth一本に絞ったわけだが、Bluetoothでも課題があった。「測位の精度は、まだまだ開発途上の技術でもあるため、GPSのような精度を出せません。BLEは、10mの範囲といった半径で位置がわかると紹介されていますけど、電波は決まった距離で飛ぶとは限りません。ですので昨年、実際に実験してみて、近くのビーコンの電波を掴んでいても、離れたビーコンの電波を掴んでしまったら、急に位置情報が飛んでしまった。それこそデジタルの0か1という世界そのままに、場所がどんどん飛んでしまったのです。もちろん、うまく狙い通りにナビゲーションできたユーザーさんもいましたが、実際に使うためには難しい」(岸氏)そこで今回、KDDIが組み込んだ技術がPDR技術を組み込んだハイブリッド測位技術だ。スマートフォンに組み込まれている加速度センサーとジャイロスコープ、電子コンパスを利用して、歩行者の動きを推定する。歩行者がどの方向にどういう運動を行っているかがわかるため、ビーコンによるおおまかな位置情報とあわせることで、動きがわかるという仕組みだ。実際に試したところ、もちろん多少のズレはあるものの、概ねルートを外れることなくナビゲーションが完了した。もちろん、渋谷駅を幾度となく利用しているため、初めて利用するような観光客と感じ方が異なる可能性があることは否定できないが……。Bluetoothのビーコンは非常に小さい端末だが、設置できる場所が、意外にも複雑に事業者が入り組んでいる都市駅では問題になりうる。そういったところも、この渋谷駅における実証実験の狙いの一つだ。「事業者さんやお店によっては、『ビーコンが落ちてお客様に迷惑がかかる』と設置できない場所も存在します。そういった調整や統一ルールの策定も、今後国が共通の指針として出すべきかどうかなどの糧になる」(協議会関係者)ただ、観光立国として訪日外国人2000万人を目指す中で、観光客の足回り役となる鉄道事業者たちも、「どのようにわかりやすく道案内ができるのか」を真剣に考えている。そこで重要になるものが「地図」だ。「昨年はネットの地図を利用していましたが、今年は渋谷駅周辺の事業者さんから地図をいただいています。少し前に、Webサービスから駅構内図が流出したという話がありましたが、ネットで公開されている地図だけでは足りない情報も多い。正確な位置を指し示すには、事業者さんから地図をもらえることが大きいのです」(協議会関係者)協議会では、各事業者から得た地図を三次元データ化して位置情報をすり合わせた。単純に地図というと、二次元情報でいいと思われるかもしれないが、エスカレーターやエレベーターという人が縦軸や斜めに移動する可能性があり、ビーコンで位置情報を特定するには三次元データが重要な要素となるのだ。また、駅構内の詳細地図は、三次元データの作成だけではなく、もうひとつのメリットもある。お年寄りや車いす、ベビーカーなど、通常のルートでは通ることの出来ない可能性がある人々へのルート情報の提供だ。これは、公共機関ならではの配慮といえよう。この2年の実証実験で、今後どのような成果に繋がっていくのだろうか。「技術レベルで言えば、実用レベルまで近づいている。ただ、地図を寄せて使うとなると、その費用は誰が負担し、誰が管轄するのかが問題になる。もちろん、ビジネスにして、地域にどれだけ人を呼べるのかという課題もある。そうした調整を国としてどこまでやるのか、検討できるのが実証実験であり、1度でうまくいくものではない。試行錯誤の過程で見つけられることがあれば」(協議会を主管する国土交通省 東京国道事務所長 西尾氏)
2015年04月09日シャープは4月6日、4K表示に対応した70V型の大画面デジタルサイネージ用ディスプレイを、JR東京駅の中央通路に納入したと発表した。ディスプレイは、駅中央通路改札内コンコースの8柱に合計14台設置。これまで設置されていたディスプレイに比べ4倍の高解像度(3,840×2,160ドット)のため、4K画質で制作されたコンテンツをそのまま表示できる。また、従来のハイビジョン画質で制作されたコンテンツであっても高度な画像処理技術の活用で、さらに迫力ある広告表示が可能となる。
2015年04月07日日本交通文化協会は4月3日~4月9日、JR原宿駅(東京都渋谷区)のホーム前にて、パスワード強化を訴求するポスターを展示する。今回のポスターは、同協会が情報処理推進機構と共催する第44回「原宿ファッションジョイボード文化展」として、ネットサービスでの不正ログインの被害を防ぐ取り組みとして展示される。テーマは「パスワード ― もっと強くキミを守りたい ―」。「原宿ファッションジョイボード文化展」は、1979年12月から春と秋の年2回開催されている。JR原宿駅のホーム沿いに設置されている大型看板全面を1週間限定で貸し切り、1つの社会的・文化的メッセージのあるポスターを展示するものとなっている。今回は、スマートフォンやタブレットの急速な普及やサービスの拡大に伴って発生している不正ログイン・不正送金などの被害について、若い世代の人が多く訪れる原宿駅で開催される同展を通じ、若い世代の理解促進を目指すという。17面ある展示スペースのボードのうち、タイトルボードなど2面を除く15面で具体的なメッセージを発信する。メッセージは各1コマ(面)完結で、高校生の男女による計15シーンの恋愛ストーリー風のマンガで構成。各シーンにおいて、パスワードは「長く」「複雑に」「使い回さない」といったパスワードを強化するメッセージを伝える内容となっている。なお、文化展終了後~10月8日には、1面を除く16面が原宿駅の外側に向けて掲示されるとのこと。
2015年04月03日ヤマト運輸は3月27日から、新商品「宅急便コンパクト」と「ネコポス」のCMをオンエア開始した。これに伴い、3月30日から東京都・渋谷駅にて、巨大なクロネコのオブジェも掲出している。オブジェは、横幅4m以上、高さも2m以上というスペースを使った、巨大なクロネコの広告物。クリッとした瞳としっかりした鼻つきは遠目からも目を惹く。近づいて見てみると、平面的な「壁画」ではなく、目や鼻の部分は立体的な造りとなっているのがわかる。また、表面は"モフモフ"した素材でできており、実際に手で触れてその感触を楽しむことができる。一般的にこのような広告物は、丈夫さが重視されることが多いと言われているが、今回は猫の毛並みにもしっかりこだわったという。多くの人に触り心地のよいモフモフ感を感じてもらえるように、掲出ギリギリまでスタッフがブラッシングを行った。同オブジェは人通りが多いところに掲出されていることもあり、公開初日から多くの人々の目を惹いた。広告の前で足を止めじっと見入るほか、広告を写真に収めたり、触れて手触りを楽しむなど、反応は様々。中には「大きすぎる!」「かわいい」「モッフモフ」「すごいね!」といった歓声を上げる人もいたという。掲出は、4月6日の10時ごろまで。
2015年04月02日東京急行電鉄は4月1日、東急電鉄・池上線五反田駅高架下(東京都品川区)にてラーメン店「京都北白川 ラーメン魁力屋」が入居する商業施設を開業する。「京都北白川 ラーメン魁力屋」は、鶏ガラをベースにしたスープに独自ブレンドの特製醤油を合わせ、背脂と九条ネギで仕立てたスープと細麺が人気というラーメン店。今回オープンする「魁力屋 五反田店」で東京23区内では2店舗目となり、都心の駅前立地では初出店となるとのこと。営業時間は11時~24時となる。同店が入居する施設上部の高架橋は、池上線五反田駅が開業した1928年に完成したもので、鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚を持つ「トレッスル橋」を使用している。今回開業する商業施設は「トレッスル橋」をシンボルとし、同駅のトレッスル橋を取り囲むようにデッキを設置。これにより、屋外での飲食も可能とのこと。
2015年03月31日