東芝は、スマートフォンやタブレット向けに、光学サイズ1/2.4インチ、20メガピクセルの裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサ「T4KA7」を製品化し、量産出荷を開始したと発表した。同製品は、スマートフォンやタブレット向けで最高クラスの画素数20メガピクセルで、デジタルズーム撮影を行っても、解像度感のある画像を表示できる。また、画素サイズ1.12μmの画素を採用することにより、光学サイズ1/2.4インチで、高さ6mm以下の小型モジュールを実現することが可能。さらに、同製品では、量産対応中の同社製品で採用済みの高速化技術を展開し、フレームレートを20メガピクセルで22fpsと、同社従来製品比1.8倍に高速化した。20メガピクセルの画素数を持つCMOSイメージセンサの市場投入により、スマートフォンやタブレットの薄型化と搭載カメラの高画素化の両立に貢献できるという。
2015年03月09日東芝は、IoTに適したソリューション「ApP Lite」ファミリ「TZ5000シリーズ」の新製品として、「TZ5010XBG」、「TZ5011XBG」、「TZ5021XBG」、「TZ5023XBG」の4製品をラインアップに追加したことを発表した。TZ5010XBG、TZ5011XBGは3月下旬から、TZ5021XBG、TZ5023XBGは6月から量産出荷を開始する。同製品は、独自のハードウェアによる自動電力制御技術によって発熱量を低減し、業界トップクラスの高いメモリ制御効率を実現している。さらにTZ5011XBG、TZ5021XBG、TZ5023XBGにはセキュリティ機能を搭載し、品質の高いプラットフォームを提供する。TZ5010XBG、TZ5011XBGは、無線通信規格であるWi-Fi 802.11ac 2x2通信機能に対応し、処理能力の高いデュアルコアCPU、グラフィックエンジン、ビデオエンジンを内蔵している。そのため大容量のデータを扱うOTTチューナー等のIoT機器に適している。従来品「TZ5001MBG」からCPU、メモリ性能および温度環境の範囲を拡張し、産業系を含むより多くのアプリケーションに適用可能。TZ5021XBG、TZ5023XBGは、LP-DDR2/3メモリを搭載し、モバイル用途に特化した省電力モード、省スペースパッケージに適した製品となっている。また、TZ5023XBGには、低電力で信号処理を実行するDSPとして「Cadence Tensilica HiFi mini」を搭載。小型化や省電力が求められるウェアラブルデバイスなどのIoT機器に適した製品となっている。さらにすべての製品において、IoT機器への組み込みを容易にする汎用ボード型のリファレンスデザイン、AndroidやYocto Linux (Yocto Project)に対応したSoftware Development Kit (SDK)、設計ガイドライン等のマニュアルを提供。これにより、機器メーカーはLinuxやAndroidといった高機能OSを搭載したIoT機器の開発期間を短縮できる。
2015年03月09日東芝は5日、2015年春モデルPCのラインナップに13.3型ノートPC「dynabook R73/PWQ」を追加した。CPUにIntel Core i3を搭載している。価格はオープンで、発売は3月6日。dynabook R73/PWQの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4100M (2.5GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが1TB SATA ハイブリッドドライブ、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。サイズはW316.0×D227.0×H18.3~28.5mm、重量は約1.49kg。ソフトは「Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービス」などが付属する。
2015年03月05日東芝ソリューションは3月3日、企業の調達業務におけるサプライヤ情報の戦略的活用を支援するBPOサービスである「サプライチェーン見守りサービス for BCP」を発表した。提供開始は2015年4月から、最小価格はサプライヤ50社あたり30万円台。新サービスは、ユーザー企業の調達業務の一部であるサプライヤ情報の収集・整備・鮮度維持を代行し、災害時においてもユーザー企業の企業活動を継続させるための取引先への影響度調査を代行するもの。東芝グループでの調達システム運用経験とノウハウを活かしたBPOサービスであるとし、ユーザー企業に代わってサプライヤ情報の鮮度を維持し、災害時にはサプライチェーンの位置情報から影響のある1次サプライヤを洗い出し、即座に影響度を調査して、ユーザー企業のBCP対策立案を支援するという。主な内容には、初期サービスとして取引先情報の新規登録および既存システムからの移行を実施する「取引先情報登録サービス」、1次取引先の決算後に取引先情報(企業情報、拠点情報、営業情報、決算・資本情報など)を収集するとともに、2次以降の取引先も含めたサプライチェーン情報の登録をサプライヤへ依頼・フォローし取引先情報の鮮度維持を行う「取引先情報維持サービス」、グローバルに災害情報を把握し、初動調査として影響度調査を行う「BCP災害時影響度調査サービス」がある。平常時には、同サービスにより鮮度を維持した取引先情報やサプライチェーン情報を随時検索・参照・ダウンロード可能であり、調査結果を年1回のレポートとして受け取ることができる。災害時には、迅速な調査により被災状況を把握するとともに、365日体制でグローバルにサプライヤの災害状況を監視する。また、サプライチェーンの位置情報から影響のある1次サプライヤへ影響調査の依頼メールを送信し、Web画面により影響内容の入力を促す。なお同サービスは、同社が販売する戦略調達クラウドサービスである「ProcureMeister」を使用している。
2015年03月04日東芝は、近接無線転送技術「TransferJet」規格に準拠したiPhone/iPad/iPod対応のアダプタ「TJ-LT00A」を7日に発売する。同アダプタを使うことで、他のTransferJet対応機器に、大容量の動画や画像を高速伝送することができる。価格はオープンで、税込みの店頭想定価格は4,000円から5,000円。TransferJetは、機器同士を近接するだけで画像データなどを高速かつ低消費電力で通信できる近接無線転送技術。「TransferJetコンソーシアム」が規格策定、普及促進を進めている。また、実効スループットが最大375Mbpsと高速なことが特徴で、1分のハイビジョン動画コンテンツを約3秒で転送できるという。「TJ-LT00A」はiPhone/iPad/iPodに外付けするTransferJetアダプタで、App Storeから専用のアプリを対応のiOSデバイスにインストールし、同アダプタを装着することで、iOSデバイスがTransferJetに対応、iOSデバイスで撮影した大容量の動画や画像を他のTransferJet対応機器にかざすだけで高速転送できる。「TJ-LT00A」のサイズは、高さ約24.1mm×幅約23.10mm×厚さ約6.1mm。専用アプリの対応OSはiOS 7.1および8.1。
2015年03月03日東芝は、Lightning接続に対応したTransferJetアダプタ「TJ-LT00A」を3月7日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は4,000円から5,000円前後だ。TJ-LT00Aは2015年1月に発表され、米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」では試作品が展示されていた。発表当初は2015年春の発売とされていたが、このたび正式に発売日が決定した。iPhone・iPad・iPodのLightning端子に接続して使用する。TJ-LT00AをiOS端末に装着し、無料の専用アプリを用いることでTransferJetを使った通信が可能だ。また、転送速度の向上や小型化などブラッシュアップを図ったAndroid用、Windows用もTJ-LT00Aと同日に発売する。TransferJetは、最大375Mbpsの実効速度を実現する近距離無線通信規格。通信距離は0~3cm。理論上は128MBのファイルを約3秒で転送できる。
2015年03月02日東芝は、Lightning端子を持つTransferJetアダプタ「TJ-LT00A」を3月7日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は4,000円から5,000円前後だ。2015年1月の発表当初では2015年春とされていた発売時期がこのたび正式に決定した。TJ-LT00AはiPhoneなどのiOS端末にLightning端子に接続して使用する。本機をiOS端末に装着し、無料の専用アプリを用いることでTransferJetを使った通信が可能だ。また、転送速度の向上や小型化などブラッシュアップを図ったAndroid用、Windows用もTJ-LT00Aと同日に発売する。TransferJetは最大375Mbpsの実効速度を実現する近距離無線通信規格だ。通信距離は0~3cm。理論上は128MBのファイルを約3秒で転送できる。
2015年03月02日NECは2月27日、東芝と2001年に設立した合弁会社のNEC東芝スペースシステム(NTスペース)について、東芝の保有するNTスペース株を全て取得すると発表した。これにより、NTスペースは4月1日より社名を「NECスペーステクノロジー」に変更し、引き続きNECの宇宙事業においてセンサや人工衛星・ロケット搭載機器の設計・組立・試験を担当していく。NECは2020年度の宇宙関連事業規模1000億円を目指しており、「日本の宇宙開発とともに培ってきた最先端の宇宙技術を基盤として、人と地球にやさしい情報社会の実現を目指します」とコメントしている。
2015年02月27日東芝は26日、女子プロゴルファーの豊永志帆選手と堀琴音選手の東芝所属契約記者発表会を行なった。同社ではエネルギー、ストレージ、ヘルスケアという3つの領域を経営の柱と考え、世界中の人々が「安心、安全、快適に」暮らせるヒューマン・スマート・コミュニティの実現を目指している。そのために、東芝ならではの技術や製品、サービスを掛け合わせることで、新たな価値をもたらす技術や価値を、生命・生活とテクノロジーをあわせた「lifenology」という造語で表しているという。今回、契約を締結した両選手についても、ゴルフ競技生活のサポートはもちろん、東芝の柱として展開するヘルスケア領域の側面からも支援。リストバンド型活動量計「アクティバンド(Actiband)」を用いた、活動・睡眠・食事のトータル管理をはじめとする健康サポートも行なっていく。同発表会に参加した、同社の取締役代表執行役社長の田中久雄氏は「ゴルフに対するひたむきな姿勢と人間性、健康的なイメージ、そして、その実力と将来性に期待したい」と両選手との契約締結の理由を話した。両選手は、今シーズンから「TOSHIBA」のロゴが入ったウェアやキャップ、キャディバッグなどを使用していく。○両選手とも、狙うは優勝豊永選手、堀選手のふたりはこの日、田中社長より契約記念ジャケットを贈呈された。ジャケットを身に着けたふたりは「いいプレーをして、しっかり東芝をアピールできるようがんばりたい」(豊永選手)、「グローバル企業である東芝に所属できてうれしい。早く、初優勝したいです」(堀選手)と、喜びと意気込みを語った。プロ4年目となる豊永選手は「最低でも2勝したい。限られた試合数だが、レギュラーツアーの優勝も狙いたい。オフシーズンは体幹を鍛えるトレーニングをしてきたので、きっちり調整できていると思う」と抱負を語った。一方、プロ転向したばかりの堀は、今シーズンがフル参戦1年目。「オフの間はタイで合宿して準備しました。年間を通して参戦するのは初めてなので、オンとオフの使い分けや試合中もトレーニングをして、体力を強化したいです」と10代での優勝を目標に試合に取り組んでいくことを明かした。ほか、スマートフォンとも連動するという同社のリストバンド型の活動量計「アクティバンド」を身に着けてきた豊永選手は「歩数などは今まで記録したことがなかったので、参考になる。色の種類があるのもウェアにも合わせやすくていいですよね」と女性ならではの視点でコメント。睡眠をしっかり取るように心がけているという堀選手は「睡眠時間を管理できるのがいいな、と思います。着けていてもフィットしていて、気にならない」と使用感の良さを話した。最後に、両選手は「私の持ち味は攻める、強気のゴルフ。上位、優勝を目指して頑張りたい。優勝してジャケットを着れるように」(豊永選手)、「初めてのツアー挑戦で、小さいころから夢だったツアー優勝できるように頑張ります!」(堀選手)と、それぞれ笑顔で強い意気込みを語っていた。
2015年02月27日東芝は26日、同社製Bluetooth制御ソフトウェア「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」およびシステム管理アプリケーションソフトウェア「TOSHIBA Service Station」にセキュリティに、深刻な脆弱性が存在することを発表した。同社は至急修正プログラムを適用するよう呼びかけている。JPCERTコーディネーションセンターと独立行政法人 情報処理推進機構が運営する脆弱性対策情報ポータル「JVN」によると、今回発覚したのは、引用符で囲まれていないWindows検索パスに起因する権限昇格の脆弱性。物理アクセスやローカル環境から、細工されたアプリケーションを介して権限を取得される可能性がある。この脆弱性を悪用すると、攻撃者がPCを不正制御できるため、不正プログラムのインストールやデータの変更・削除などが実行される恐れがある。対象プログラムは、「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」v9.10.27(T)およびそれ以前のバージョン、「TOSHIBA Service Station」v2.2.13およびそれ以前のバージョン。該当ソフトウェアは、東芝製PC「dynabook」シリーズにプリインストールされているほか、周辺機器メーカーから発売されている、BluetoothアダプタなどのBluetooth製品にも搭載されている場合がある。他社製Bluetooth対応機器の場合は、ソフトのバージョン末尾に(T)の表記がない。同社は、他社製Bluetooth機器における修正プログラムの入手方法は、購入元への問い合わせを推奨する。対象ソフトのバージョン番号の確認は、「コントロールパネル」から「プログラムのアンインストール」を開き、表示されたソフトウェアの中から「Bluetooth Stack for Windows by Toshiba」「TOSHIBA Service Station」を選択することで確認可能。修正プログラムは、同社公式サイトからダウンロードできる。
2015年02月27日東芝ライフスタイルは2月19日、ブルーレイディスクレコーダー「レグザサーバー」の新モデル「DBR-M590」を発表した。発売は2月27日。価格はオープンで、推定市場価格は200,000円前後(税別)。DBR-M590は、設定したチャンネルの番組をまるごと一時保存して視聴できる「タイムシフトマシン」を搭載したBDレコーダー。搭載する3波チューナー(地上デジタル・BS・110度CS)は、タイムシフトマシン専用に6基、通常録画との兼用に3基の計9基で、最大9チャンネル分の番組をまるごと一時保存することが可能だ。内蔵しているHDDの容量は6TBで、9チャンネルの放送番組を最大15日分、USB HDD(2TB)を2台増設した場合は最大27日分を録画できる。操作面では新高速システムを採用しており、番組表や過去番組表の表示速度、スクロール速度を向上させた。また、「タイムシフトリンク」機能により、液晶テレビ「REGZA」など他のタイムシフトマシン機と連携。タイムシフトマシン機能を使って録画した場合の過去番組表に、他のタイムシフトマシン機で録画した番組も、最大18チャンネル分まで統合して表示されるようになっている。統合された過去番組表からダイレクトに再生などの操作も行える。著作権保護技術「SeeQVault」対応の外付けHDDへのバックアップ・引っ越しが行える。SeeQVault対応の外付けHDDに録画番組をバックアップしておけば、レコーダーが故障した場合なども、買い換えたレコーダーに外付けHDDを接続して再生することができる。本体サイズはW430×D336×H80mm(突起部含む)で、重量は約6.4kg。動作時の消費電力は66Wで、年間消費電力量は37.5kWh/年となっている。なお、東芝は3月31日までにDBR-M590を購入した応募者全員に、タイムシフト録画用のHDD(2TB)を2台プレゼントするキャンペーンを実施する。
2015年02月19日神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、東芝ブースではフラッシュメモリを中心としたストレージ製品や、近距離の高速無線転送技術「TransferJet」、そしてSDメモリーカードの新規格「iSDIO」関連を多く参考展示していた。iSDIO(インテリジェントSDIO)は、2013年から制定されたSDメモリーカード製品の新規格だ。コマンドでコントロールするためホストの負担が軽いというメリットがあり、SDメモリーカードに無線LAN機能を内蔵させた「FlashAir」が最初の製品となっている。ブースの入口から近いところでは、現在560Mbpsの物理層を持つTransferJet機能をSDメモリーカードに組み込んだ製品の、展示とデモンストレーションを行っていた。TransferJetの無線通信は数センチの距離に限定されるためデータ漏えいの可能性が低く、一方で現在560Mbpsの物理転送速度(実効375Mbps)と高速。このTransferJetを、iSDIOを利用してSDメモリーカードに組み込んだわけだ。デモの内容は、iPhoneに取りつけたTransferJetアダプタを経由して、TransferJet内蔵SDメモリーカードに保存された写真を、iPhoneへ高速無線転送するというもの。○Wi-Fi内蔵SDのFlashAirは第3世代へまた、すでに市販されているWi-Fi内蔵SDメモリーカード「FlashAir」は、第3世代となる製品を参考展示していた。第2世代のFlashAirはコマンドでのGPIO(General Purpose Input/Output : 汎用入出力)に対応し、いわゆる「Makers」(自分でモノを作る人と考えればよい)にアピールしている。第3世代では、パソコンからFlashAirをネットワークストレージとして扱えるほか、B2B向けにスクリプト言語(Lua Script)に対応するという。B2B分野では様々な要望があるため、個別対応ではなく、スクリプトで広くカバーということだ(旧世代からのアップグレードはおそらく無理という説明であった)。NFC搭載のSDHCメモリーカードも参考展示していたが、これは今月(2015年2月)にも発売される予定だ。SDHCメモリーカードをスマートフォンにかざすだけで、SDHCメモリーカードの中身を確認できるようになっている。UHS-II対応のSDメモリーカード製品もデモを行っており、高速転送を意識した連続撮影用の環境が用意されていた。UHS-IIはSDメモリーカードの高速転送規格で、312MB/秒というデータ転送速度を持つ。デモ環境では、UHS-IIの高速な転送能力によって、デジタルカメラの連写撮影が比較的長い時間持続するのが確認できる(撮影した写真をSDメモリーカードへ高速保存できるため、連写を続けられる)。
2015年02月15日東芝は14日、1月26日に発表した同社製PC「dynabook」2015年春モデルの一部モデルを発売した。14日より発売するのは、ノートPC「dynabook T」シリーズとなるdynabook T85/T75/T65/T55、デスクトップPC「dynabook D」シリーズとなるdynabook D81/D71/D61/D51の計8モデル。「dynabook T」シリーズは1,920×1,080ドットのフルHD液晶を搭載する15.6型のスタンダードノートPC。CPUが第5世代Intel Coreに強化し、グラフィックス性能やバッテリ駆動時間が向上している。店頭予想価格は140,000円台半ばから。「dynabook D」シリーズは21.5型の液晶一体型デスクトップPC。D81/D71/D51の3モデルはTV機能搭載、D61はTV非搭載となる。店頭予想価格は150,000円台半ばから。
2015年02月14日東芝は、NFC機能を搭載したSDHCメモリカードを21日より発売する。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末で本体をかざすと、保存されている写真などを閲覧できる。8GB/16GB/32GBの3モデルが用意されており、価格はオープン。税込みの店頭予想価格は、8GBが2,000円代半ば、16GBが3,000円代半ば、32GBが6,000円台後半から7,000円前後となっている。同製品は、NFC機能を搭載したSDHCメモリカード。NFCを搭載したSDHCメモリカードを商品化したのは世界で初めて(2015年1月6日現在、同社調べ)だという。無料の専用アプリ「Memory Card Preview」をダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末をかざすことで、保存されているデータなどを閲覧できる「プレビュー」機能を搭載している。保存されている写真は最大16枚までのサムネイルで表示されるほか、メモリカードの空き容量なども確認できる。主な仕様は次の通り。インターフェースは、SDインターフェース規格 UHS-I。NFCは、NFC Forum Type 3 Tagに準拠。周波数は13.56MHz。サイズ/重量は、高さ約32.0mm×幅約24.0mm×厚さ約2.1mm/約2g。対応するスマートフォンは、NFC対応のAndroid(4.0から4.4)スマートフォン。専用アプリ「Memory Card Preview」は、Google Playからダウンロードでき価格は無料。対応OSはAndroid 4.0以上。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月12日東芝は2月6日、ARM Cortex-M0コアを搭載したマイコン「TX00シリーズ」の新製品として、複合機やプリンタなどのアプリケーション向けマイコンに14mm角、0.5mmピッチのLQFP100パッケージを採用した「TMPM036FWFG」を発表した。複合機やプリンタなどのアプリケーションでは、主制御デバイスや周辺デバイスとの通信機能、ステッピングモータやDCモータを制御するためのパルス出力が可能なタイマ機能、およびこれらの機能の多チャネル化が求められている。同製品は、LQFP64パッケージを採用した従来製品の「TMPM037FWUG」に比べて、通信機能とタイマ機能のチャネル数を増やし、通信インタフェースが8チャネル、およびタイマ機能が14チャネルの16ビットタイマを採用している。同製品によるラインアップの拡充で、パッケージやチャネル数の異なる2つのマイコンを、システム規模や用途に応じて選択することが可能となる。さらに、同社の「TX03/TX04」シリーズと同じARM Cortex-Mコアを搭載したことにより開発ツールを共通化でき、システム開発のコスト低減と効率化が図れるとしている。なお、サンプル価格は400円。3月よりサンプル出荷を開始する。
2015年02月10日東芝情報機器は2月9日、企業向けMVNO(Mobile Virtual Network Operator)サービスに本格参入し、「TIEモバイル」の販売を開始すると発表した。サービスは、NTTコミュニケーションズと協業。NTTドコモの高速LTE回線を活用したモバイルデータ通信回線サービスで、企業向けに低価格で豊富な回線料金プランの提供を実現する。回線だけではなく、企業向けタブレットやPCといったハードウェア、セキュリティを強化するクラウドサービス「dynacloud」、ハードウェアの保守及び自社キッティングセンターでのキッティングまでワンストップで一括提供していく。
2015年02月10日東芝は2月5日、SK Hynixと次世代半導体露光技術であるナノインプリントリソグラフィ(NIL)の開発を加速させるため、2014年12月に基本合意した共同開発について、正式契約を締結したと発表した。NILは、メモリのさらなる微細化を進める上で欠かせない次世代半導体露光装置の候補の1つである。現在、一般的に使用されているフォトリソグラフィ技術は回路パターンを描いたフォトマスクと呼ばれる型の上からレーザ光を照射し、シリコンウェハに転写するのに対して、NILは回路パターンが掘り込まれた型をシリコンウェハに直接押し当てて転写するため、より微細な加工の実現が期待されている。東芝は、これまで半導体製造装置・材料メーカー各社と共同でNILの開発を進めてきた。独自の半導体製造プロセス技術と半導体製造装置・材料メーカー各社の持つ技術を融合させて、装置・プロセスの両面からNILの実用化を目指してきた。そして今回、東芝が進めるNILのプロセス開発をSK Hynixと共同で行うことにより、開発コストを削減するとともに、実用化に向けた技術開発を一層加速させていくという。東芝は、今後もNILやEUV露光技術など次世代露光技術の開発を積極的に進めるとともに、メモリ製品の微細化を着実に進展させることで、メモリ事業をさらに強化していくとコメントしている。なお、今年4月から、東芝の横浜事業所において、両社の技術者がNILプロセスの要素技術の共同開発を開始し、2017年の実用化を目指すとしている。
2015年02月06日東芝ライフスタイルは2月4日、同社の家庭用機器のうち「エアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が適用されるのは4月1日から。家庭用ルームエアコンは旧価格の1,620円から1,404円に、内容積170L以下の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の3,888円から3,672円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,968円から4,644円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,592円から2,484円に引き下げられる(価格はいずれも税込)。このたびのリサイクル料金引き下げは、処理の効率化などによってコストの削減が進んだため決定された。東芝ライフスタイルは今後もリサイクルコストを削減する努力を継続し、料金改定を随時行うとしている。
2015年02月04日東芝は1月28日、ARM Cortex-M4Fコアを搭載したマイコン「TX04シリーズ」の新製品として、DCブラシレスモータを2個同時に制御可能で、シリアルインタフェース規格であるCANを搭載した「TMPM475FDFG」と、CANが非搭載の「TMPM470FDFG」2品種を発表した。近年、家電や産業分野向けのモータアプリケーションでは省エネルギー化がますます進んでいる。それに伴い、モータを高効率に運転するためのベクトル制御においても、より高い処理性能が求められている。同製品は、高性能なARM Cortex-M4Fコアにより最大動作周波数120MHzを実現している。さらに、プログラマブルモータドライバ、12ビットA/Dコンバータ(ADC)およびベクトルエンジンを2ユニット搭載し、1つのマイコンで2個のDCブラシレスモータの同時制御と高効率運転を可能にする。また、「TMPM475FDFG」では産業分野でニーズの高いCANを搭載しており、家電から産業分野向けの幅広いアプリケーションシステムの実現に貢献するとしている。なお、パッケージは14mm角で0.5mmピッチのLQFP100。価格は「TMPM470FDFG」が700円、「TMPM475FDFG」が800円。2月上旬よりサンプル出荷を開始する。
2015年02月03日東芝は2月1日、「東芝レグザで世界初の4K放送とスカパー! を楽しもうキャンペーン」を開始した。期間中に対象テレビを購入して、スカパー! プレミアムサービスとプレミアムパックを契約した人は、プレミアムパックを2カ月間無料で楽しめる。2015年2月1日から3月31日までの期間中、東芝の液晶テレビ「レグザ Z10X」シリーズを購入し、259チャンネルを持つ「スカパー! プレミアムサービス」と、65チャンネルが見放題になる「プレミアムパック」を契約した人が対象となる。Z10Xシリーズは、4K対応のスカパー! プレミアムサービス用チューナーを内蔵しており、2015年3月1日よりスタートするスカパーJSATの4K専門チャンネルを受信可能だ。視聴だけでなく、外付けのUSB HDDに録画もできる。キャンペーンの対象となるユーザーは、プレミアムパックを無料で2カ月間視聴可能だ。無料視聴期間が終了した後は自動で加入継続となり、視聴料は月額4,093円(税込)となる。なお、スカパー! への加入には、初回のみ支払う加入料として3,024円、月額基本料として421円が必要だ(いずれも税込)。
2015年02月02日東芝は、コンテンツマーケティング施策の一環として、「SlideShare」にてブランディングを目的とした動画広告の公開を開始した。動画は、同社がホワイトペーパーやインフォグラフィックス等のコンテンツにてグローバルに見込み客獲得を目指す「スマートコミュニティ」をテーマに制作。表現しているロボットの手は「街や人をサポートする」役割を担い、風力や太陽光による発電や街を走行する電気バスなど、ロボットの手によって町並みが進化していく様子をファンタジーのように描いた。東芝は今後、自社Webサイトやブログ、LinkedIn、YouTube、Vimeoなどと同様に「SlideShare」の活用を積極的に行う考えだ。
2015年01月30日東芝と東芝ライフスタイルは1月29日、北米テレビ事業において自社開発・販売を終了し、3月から台湾コンパル社へ東芝ブランドを供与することを発表した。東芝は、厳しい価格競争やグローバルでのテレビ市場伸長率の停滞など、事業環境が悪化したことを受けて、このたびの北米テレビ事業見直しを決定した。北米以外の海外テレビ事業についても、東芝ブランドを第三者へ供与する方向で検討しており、4月を目標に内容の具体化を進めている。
2015年01月29日東芝ライフスタイルは1月27日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「TORNEO V cordless」の新製品として「VC-CL1200」と「VC-CL200」を発表した。発売は3月1日。価格はオープンで、推定市場価格はVC-CL1200が税別75,000円前後、VC-CL200が税別65,000円前後だ。VC-CL1200とVC-CL200は、本体と延長管、パワーヘッドに軽くて丈夫なグラスファイバー素材を採用したサイクロン式掃除機。従来機種より400g軽量化したうえ、充電池とモーターをハンドルの前後に分けて配置することで、手で持った際の重心の偏りを低減した。パワーヘッドは重量400gになり、掃除中の取り回しも軽い力で行える。ヘッドの回転ブラシには、フローリングや畳、じゅうたんなど異なる床材に対応できる毛ブラシ「トリプルファイバーブラシ」を採用した。毎分最大約11万回転するブラシレスモーターと、新開発の「ハイブリッド3Dターボファン」によって吸引力を向上させた。独自の遠心分離サイクロン「バーティカルトルネードシステム」が微細なゴミや花粉を99%以上分離し、吸引力が持続しやすい。微細なゴミを検知する「ゴミ残しまセンサー」を搭載。家具の下など目が届きにくい場所や、本棚の上など高い場所も、手もとのランプ表示でゴミの取り残しを確認しながら掃除できる。スティック時のサイズはW224×D213×H1,060mm、延長管やヘッドを含む重量は1.9kg。ダストボックス容量は0.2L。約5時間でフル充電され、自動モードでは約6分から20分、強モードでは約6分、セーブモードでは約20分から25分の連続運転が可能だ。VC-CL1200にはふとん用ブラシ、洋服布用ブラシ、付属品用ホース、付属品用収納バッグが付属する。カラーはVC-CL1200がグランレッド、グランホワイト、VC-CL200がダークメタリック、グリーン。
2015年01月27日東芝は26日、10.1型Windowsタブレット「dynabook Tab S50/PG」(S50)および8型Windowsタブレット「dynabook Tab S38/PG」の2015年春モデルを発表した。発売は1月29日より順次。価格はオープンで、税別の店頭予想価格はS50が50,000円前後、S38が40,000円台半ば。外観や基本性能は前モデルと同等だが、搭載ソフトウェアが2015年春モデル仕様になっている。○dynabook Tab S50「dynabook Tab S50」の主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリが2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型液晶(1,280×800ドット)。バッテリ駆動時間は約7.0時間 (JEITA 2.0)。サイズはW258.8×D175.0×H9.0mm、重量は約555g。主なインタフェースはmicroSDカードスロット、microUSB 2.0、microHDMI、約120万画素Webカメラ(フロント)/約500万画素Webカメラ(リア)、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0など。○dynabook Tab S38「dynabook Tab S38」の主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが8型液晶(800×1,280ドット)。バッテリ駆動時間は約7.5時間 (JEITA 2.0)。サイズはW132.0×D210.7×H9.5mm、重量は約385g。主なインタフェースは、microHDMIを省いてS50に準じる。
2015年01月26日東芝は26日、フルHD解像度の13.3型ノートPC「dynabook R」シリーズの2015年春モデルを発表した。新機種は「dynabook R83」「dynabook R73」の2モデル。発売は1月29日より順次。価格はオープン、店頭予想価格は税別160,000円台半ばから。「dynabook R73」2014年夏モデルの後継機。新たにブルーレイディスクドライブ搭載モデルを「dynabook R83」、DVDスーパーマルチドライブを「dynabook R73」として展開する。Officeは新たにOffice Home and Business Premium プラス Office 365 サービスを搭載した。○dynabook R83「dynabook R83」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ (2.50GHz)、メモリが8GB 、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600 (CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが1TB SATA ハイブリッドドライブ、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI (4K出力対応)、D-Sub、約92万画素のWebカメラ、SDカードスロットなどを装備する。本体サイズはW316.0×D227.0×H18.3~28.5mm。重量は約1.53kg。バッテリ駆動時間は約10.5時間(JEITA 2.0)。カラーはグラファイトブラック、プレシャスホワイトの2色。価格はオープン、税別の店頭予想価格は税別180,000円台半ば。○dynabook R73「dynabook R73」の主な仕様は、上記dynabook R83の仕様から、メモリ容量が4GB (4GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブとなる。価格はオープン、店頭予想価格は税別160,000円台半ば。
2015年01月26日東芝は26日、同社製フラッグシップノートPC「dynabook KIRA V」シリーズ2015年春モデルを発表した。ラインナップはdynabook KIRA V83/V73/V63の3種類。発売は1月29日より順次。価格はオープン、店頭予想価格は税別160,000円台半ばから。新たにBroadwellこと第5世代Intel Core i5を搭載する。上位モデル「dynabook KIRA V83」では256GB SSDを採用。また、重量をV83で約20、V73/V63で約30g軽量化させながら、バッテリ駆動時間は延伸させた。機能面では、クリックパッドの操作性を向上させる「Precision Touchpad」、カラーマネージメントソフトウェア「Chroma Tune for TOSHIBA」を搭載した。また、従来「dynabook T」シリーズに搭載していたタスクスイッチャー機能をKIRAシリーズでも新採用。Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスも付属する。○dynabook KIRA V83「dynabook KIRA V83」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U(2.20GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(2,560×1,440ドット、タッチパネル)、ストレージが256GB SATA SSD、OSがWindows 8.1 Update 64bit。光学ドライブは非搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI、約92万画素Webカメラ、SDカードスロットなどを装備。ステレオスピーカーはharman/kardon製。本体サイズはW316.0×D207.0×H9.5~19.8mm、重量は約1.32kg。バッテリ駆動時間は約13.0時間(JEITA 2.0)。価格はオープン、店頭予想価格は税別190,000円台半ば。○dynabook KIRA V73「dynabook KIRA V73」の主な仕様は、上位のdynabook KIRA V83から、ディスプレイが1,920×1,080ドットのタッチ非対応のフルHD液晶に変更される。本体サイズはW316.0×D207.0×H7.6~17.9mm、重量は約1.10kg。バッテリ駆動時間は約16.0時間(JEITA 2.0)。価格はオープン、店頭予想価格は税別180,000円前後。○dynabook KIRA V63「dynabook KIRA V63」の主な仕様は、1つ上のdynabook KIRA V73から、ストレージが128GB SSDに変更となる。価格はオープン、店頭予想価格は税別160,000円台半ば。
2015年01月26日東芝は26日、WQHD(2,560×1,440ドット)解像度のデタッチャブル式13.3型ノートPC「dynabook KIRA L93」の2015年春モデルを発表した。発売は1月29日より順次。価格はオープン、店頭予想価格は税別240,000円前後から。カラーはゴールドの1色。「dynabook KIRA L93」は、着脱式のキーボードと360度回転のヒンジにより、7つのスタイルに変形する13.3型ノートPC。着脱機構はヒンジ部ではなくキーボード上部に設けられ、キーボードを外しても液晶部をスタンド付きタブレットのように使用できることが特徴。2015年春モデルでは、新たにBroadwellこと第5世代Intel Coreプロセッサを採用。「Adobe Photoshop Lightroom 5」を前モデルから継続して搭載するほか、新たに同社製の手書きノートアプリ「Truシリーズ」、Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(2,560×1,440ドット、タッチパネル)、ストレージが128GB SATA SSD、OSがWindows 8.1 Update 64bit。光学ドライブは非搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×2、HDMI、約500万画素のリアカメラと約92万画素のフロントカメラ、microSDカードスロットなどを装備。ステレオスピーカーはharman/kardon製。サイズはW319.9×D227.0×H16.9mm、重量は約1.75kg。デジタイザーペンやキーボード保護カバーが同梱される。
2015年01月26日東芝は26日、Broadwellこと第5世代Intel Coreを搭載した15.6型ノートPC「dynabook T」シリーズ2015年春モデルを発表した。発売は2月中旬より順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別140,000円台半ばから。1,920×1,080ドットのフルHD液晶を搭載する15.6型のスタンダードノートPC。2014年秋冬モデルから基本性能を引き継ぎつつ、新たにCPUをBroadwell(開発コード名)こと第5世代Intel Coreに強化し、グラフィックス性能やバッテリ駆動時間が向上した。スピーカーは米オーディオブランド「Skullcandy」監修のオンキヨー製ステレオスピーカーを引き続き搭載。Officeは、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。○dynabook T85「dynabook T85」はdynabook Tシリーズの上位モデルで、静電容量式のタッチパネルを搭載。ストレージにはNAND型フラッシュメモリを内蔵したハイブリッドHDDを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U (2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、ストレージが1TBハイブリッドドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、約92万画素のWebカメラなどを装備する。本体サイズはW380.0×D259.0×H24.5mm、重量は約2.4kg。バッテリ駆動時間は約5.0時間 (JEITA 2.0)。「Adobe Photoshop Elements 12」などがバンドルされる。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は200,000円前後(税別、以下同)。○dynabook T75「dynabook T75」はdynabook Tシリーズの中位モデル。上位の「dynabook T85」から、タッチ機能を省いたほかは、ほぼ同等の仕様となる。本体サイズはW380.0×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッド、サテンゴールドの4色。価格はオープンで、店頭予想価格は180,000円台半ば。○dynabook T65「dynabook T65」は、dynabook T75の1つ下のモデルで、プロセッサには新たに第5世代のIntel Core i5-5200U(2.20GHz)を採用する。上記を除く主な仕様は、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型IPS液晶 (1,366×768ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、約92万画素のWebカメラなどを装備する。「Adobe Photoshop Elements 12」は非搭載。本体サイズはW380.0×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は約5.7時間(JEITA 2.0)。カラーはモデナレッド、サテンゴールドの2色。価格はオープンで、店頭予想価格は160,000円前後。○dynabook T55「dynabook T55」は、dynabook Tシリーズの最下位モデルで、CPUに第5世代Intel Core i3-5005U(2.00GHz)を採用する。主な仕様はdynabook T65に準じるが、メモリが4GBに変更される。カラーはリュクスホワイト、サテンゴールド、モデナレッドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は140,000円台半ば。
2015年01月26日東芝ソリューションとネオジャパンは1月22日、ネオジャパンが開発・販売するグループにウェア「desknet’s NEO」に、官公庁・自治体向けの専用機能を強化した「desknet’s NEO.Gov(デスクネッツネオドットガブ)」を共同開発したと発表した。東芝ソリューションが独占販売する。「desknet’s NEO.Gov」は、「desknet’s NEO」の汎用的な機能群に加え、官公庁・自治体のユーザーから要望の多かった機能を新規に開発して標準で搭載。また、職員様が違和感なく使えるよう機能名称等を変更している。「desknet’s NEO.Gov」では、常に利用する業務メニューをわかりやすく表示し、目立つように配置することができるポートレット(ポータル画面用のインタフェース)を用意。また、首長、部局長などの特定職のスケジュールをわかりやすく表示する。さらに全庁向け掲示情報を、ログインしなくても閲覧できる全庁掲示板を提供。文書管理システムの電子施行(メール施行)から自動的に掲示させることもできる。そのほか、庁内、庁外、LGWAN(総合行政ネットワーク)経由で受信した電子メールをわかりやすく表示させることが可能。機能名称等の変更では、例えば「社外」→「庁外」、「来訪者」→「来庁者」のように、日頃から業務で使っている表現にしている。
2015年01月22日東芝は1月19日、DNAの増幅・検出・判定までを全自動で行うDNA検査装置「Genelyzer Ⅱ」を同日より発売すると発表した。また、食中毒原因菌14種を2時間以内に同時判定する「衛生管理用検査キット」を4月から販売開始することも明かした。同社のDNA検査システムは「DNA検査装置」と検査用DNAチップカードを含む「検査キット」で構成される。今回発売された「Genelyzer Ⅱ」は、検体から抽出した核酸サンプルを検査DNAチップカードに添加し装置にセットするだけで、何のDNAかを判定する装置。これまで手作業で行っていた試薬調整や別装置で行っていた増幅操作などを自動化したことにより、2時間以内の判定を可能とする。「衛生管理用検査キット」は、2時間以内にサルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌などの食中毒原因菌14種(22遺伝子)の同時判定が可能な製品。検査用DNAチップカード内に必要試薬類をパッケージ化することで、検査ごとの試薬準備・配合などの手間を少なくするとともに、ヒューマンエラーや結果のバラつきを抑止する。従来の培養法では、菌種ごとに個別の作業や試薬調整が必要で、食中毒原因菌を検出するためには4~5日程度の時間を要していた。価格はDNA検査装置「Genelyzer Ⅱ」が800万円(税別)、「衛生管理用検査キット」が9500円(税別)。今後、同検査装置で使用する多種多様なキットを販売していく予定としている。
2015年01月19日