東芝は6日、2.5型のHDDとして業界で最大容量(東芝調べ)となる3TBモデル「MQ03ABB300」を発表した。5月からサンプル出荷を開始する。垂直磁気記録技術により、磁気ディスク(プラッタ)×1枚あたり750GBの記録密度を確保。高さ15mmの2.5型サイズのモデルに4枚のディスクを搭載し、3TBの大容量を達成した。2TBモデル「MQ01ABB200」と比べて記憶容量が50%向上しただけでなく、エネルギー消費効率も低くなっている。主な仕様は、インタフェースがSATA 3.0(6Gbps)、バッファサイズが16MB、回転数が5,400rpm、平均回転待ち時間が5.56ms、論理データブロック長(HOST)が512Byte、論理データブロック長(DISK)が4,096Byte。本体サイズはW69.85×D100×H15mm、重量は180g。
2015年01月07日東芝は6日、最大容量256GBのBGAパッケージに実装したPCI Express Single Package SSD「BG」シリーズを発表した。米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」に参考展示している。BGシリーズは、同社のMMC製品で実績のある技術を使い、256GBの容量をBGAパッケージで実現したもの。サイズは16mm×20mm×1.65mmと小型で、PCI Expressインタフェース搭載のSingle Package SSDとしては世界初の製品になるとしている(東芝調べ)。このSingle PackageタイプのSSDは、現在多くのPCで使われている2.5型タイプと比較して、重さを約98%減らし1g以下に抑えた。ストレージ面積は約95%以上の削減となり、モバイルPCの軽量化やバッテリー面積の拡大などに貢献できる。同時に、基板にBGAパッケージのSingle Package SSDを実装した世界最小の挿抜可能なモジュールタイプのSSDも、2015 International CESで参考展示。物理インタフェースにはPCI Expressを使用し、コマンドインタフェースにはSSDに最適化されたNVM Expressを採用している。参考出展されている128GBモデルの本体サイズはW16×D20×H1.4mm、256GBモデルはW16×D20×H1.65mm。インタフェース規格は共通で、物理がPCI Express Base Specification Revision 3.0、コマンドがNVM Express revision 1.1となっている。
2015年01月07日東芝は6日、世界初となる(東芝調べ)、NFC通信機能を搭載したSDHCメモリーカードを発表した。8GB/16GB/32GBの3タイプを用意し、2月から順次発売する。価格はオープン。本製品は、米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」にて出展されている。NFC機能を利用して、本SDHCメモリーカードをPC(メモリカードリーダー)やデジタルカメラに装着しなくても、NFC対応のAndroidスマートフォン+無料専用アプリ「Memory Card Preview」を使って、本SDHCメモリーカードに記録された内容を確認可能だ。Memory Card Previewアプリの対応OSは、Android 4.0~4.4となっている。NFC対応Androidスマートフォンを本SDHCメモリーカードにかざすと、スマートフォン上のアプリ画面に本SDHCメモリーカードの内容を表示。本SDHCメモリーカードの空き容量や、記録された写真を最大16枚のサムネイルで確認できる。SDHCメモリーカードとしての主な仕様は、インタフェースがUHS-I対応、UHDスピードクラスは「1」、SDスピードクラスは「10」だ。NFCは「NFC Forum Type 3 Tag」準拠。本体サイズはW24×D32×H2.1mm、重量は約2g。
2015年01月07日東芝は5日、Lightning接続に対応したTransferJetアダプタ「TJM35420LT」を発表した。2015年春に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は4,000円から5,000円程度。TransferJetは、最大375Mbpsの実効速度を実現する近距離無線通信規格。通信距離は0~3cm。理論上は128MBのファイルを約3秒で転送できる。このたび発表したTJM35420LTは、iPhone・iPad・iPodのLightning端子に接続して利用するTransferJet対応アダプタ。TJM35420LTをiOS端末に装着し、無料の専用アプリを用いることでTransferJetを使った通信が行える。サイズはW23.1×D24.1×H6.1mm。対応予定OSはiOS 7.1/8.1だ。なお、2015年1月6日から9日まで、米国ラスベガスで開催の「2015 International CES」で試作品が展示される。
2015年01月05日東芝は、iPhone/iPad/iPod対応のTransferJetアダプタ「TJM35420LT」を今春に発売する。価格はオープン。TransferJetは、機器同士を近接するだけで画像データなどを高速かつ低消費電力で通信できる近接無線転送技術。「TransferJetコンソーシアム」が規格策定、普及促進を進めている。また、実効スループットが最大375Mbpsと高速なことが特徴で、1分のハイビジョン動画コンテンツを約3秒で転送できるという。「TJM35420LT」はiPhone/iPad/iPodに外付けするTransferJetアダプタで、App Storeから専用のアプリを対応のiOSデバイスにインストールし、同アダプタを装着することで、iOSデバイスがTransferJetに対応、iOSデバイスで撮影した大容量の動画や画像を他のTransferJet対応機器にかざすだけで高速転送できる。「TJM35420LT」のサイズは、高さ約24.1mm×幅約23.10mm×厚さ約6.1mm。専用アプリの対応OSはiOS 7.1および8.1。なお、6日より米国ラスベガスで開催される家電見本市「2015 International CES」に展示される。
2015年01月05日東芝とIHIは12月25日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「海洋エネルギー技術研究開発 - 海洋エネルギー発電システム実証研究」の共同研究先に採択され、水中浮遊式海流発電システムの実証研究に着手すると発表した。水中浮遊式海流発電システムは、対向回転する双発式のタービンを装備した発電設備を海底から係留して海中に凧のように浮遊させる仕組み。共同研究では、IHIがタービン、浮体などの製造を行い、東芝が発電機や変圧器などの電気機器を製造する。両社は2017年度までに実海域における発電実証に取り組み、近い将来に海洋エネルギー発電技術を実現し、ゆくゆくは海洋エネルギー産業の新規創出と、エネルギーセキュリティの向上に貢献することを目指すとしている。
2014年12月25日東芝は16日、ワコム開発のアクティブ静電結合方式を採用したWindowsタブレット「dynabook Tab S80」と「dynabook Tab S68」を、12月19日に発売すると発表した。ワコムの開発した新ペン入力システム「アクティブ静電結合方式」と、同社のペン先認識技術などとの融合で、0.2mm線での手書き入力を実現したWindows 8.1タブレット。2,048段階の筆圧感知にも対応する。ラインナップはWindows 8.1 with Bing 32bit搭載の8型タブレット「dynabook Tab S68/NG」、同じくWindows 8.1 with Bing 32bit搭載の10.1型タブレット「dynabook Tab S80/NG」、S80のBluetoothキーボード付属モデル「dynabook Tab S90/NG」の3種類。11月19日に発表されていたが、具体的な発売日は未定だった。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GBフラッシュメモリ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)など。ディスプレイ解像度は8型/10.1型ともに1,280×800ドット(タッチ対応)。デジタイザーペンは標準添付する。
2014年12月16日東芝は11日、11月19日に発表した同社製タブレット「dynabook Tab S80」と「dynabook Tab S68」の法人向けモデルを発表した。発売は12月下旬。基本仕様は11月発表モデルとほぼ同等ながら、両機でWindows 8.1 Pro Update 32bitを採用するほか、S80ではNTTドコモのLTE対応モデルも用意する。ワコムの開発した新ペン入力システム「アクティブ静電結合方式」と、同社のペン先認識技術などとの融合で、専用の電磁誘導ペン使用時に0.2mm以下の線での手書き入力を実現したWindowsタブレット。2,048段階の筆圧感知にも対応する。ほか、ホワイトボードのメモや紙の資料を撮影後に補正・整形・テキスト化するアプリケーション「TruCapture V2」、デュアルマイクの採用で話者判別機能を載せた「TruRecorder」、手書き用ノートアプリ「TruNote V2」などの独自ソフトウェアも特徴となる。法人向けのラインナップは、10.1型の「dynabook Tab S80/N」、8型の「dynabook Tab S68/N」の2シリーズで、それぞれにストレージ64GB/32GBモデルの2機種を用意。このほかの主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)など。ディスプレイ解像度は8型/10.1型ともに1,280×800ドット。デジタイザーペンは標準添付する。S80/Nでは、NTTドコモのLTEサービス「Xi」対応モデルも揃え、回線契約により受信最大100Mbps、送信最大37.5Mbpsの通信が利用できる。
2014年12月11日東芝ソリューションは12月10日、ビッグデータ活用アプリケーションを顧客と共に開発する拠点として、アジャイル開発センターを東京都内に開設すると発表した。同社は、1月より実施するPivotalとのPivotal Labsでの共同開発プロジェクトにおいて、自社システム等のアジャイル開発を通じ、その手法とクラウド・コンピューティングがビッグデータ利活用とビジネスへの適用に有効となることを確認したという。今回のアジャイル開発センター開設では、顧客と同社のエンジニアが共同で、Pivotalのアジャイル開発メソドロジーを利用したオープンスタンダードなクラウドアプリケーションの開発を実施し、ビッグデータ活用ビジネスの早期実現を目指す考えだ。
2014年12月11日東芝ライフスタイルは12月4日、大画面24型フルHD液晶で10ポイントマルチタッチ対応ディスプレイを搭載した業務用Android端末「Shared Board(シェアード・ボード)」の発売を開始すると発表した。新商品は、多彩なニーズに対応する大画面・高精細の24型フルHD(1,920x1,080ドット)液晶タッチパネルを搭載する業務用Android端末。A3サイズのコンテンツもほぼ原寸大で表示でき、直感的な操作を可能にするタッチパネルで複数の人による同時操作が可能な最大10ポイントのマルチタッチに対応している。縦置き、横置き、平置きが可能なレイアウトフリー設計と、すっきりとしたスタイリッシュなデザインを実現。同梱のスタンドでテーブルやデスク上に置くスタイルだけでなく、壁掛けや天吊り、水平平置きにも対応し、縦横表示を自動で切り替えるので、シーンに合わせて縦置きや横置き、平置きを選べる。そのため、インタラクティブサイネージや案内表示ディスプレイ、相対カウンターでの商品説明ボードなどの販促ツールとして、店頭・ショールームやオフィス、ホテル、教育現場などの幅広い利用シーンで活用できる。また、2つのアプリを同時に起動・表示できるダブルウィンドウ機能、PCのタッチパネルモニターやスマートフォンの大画面モニターとして活用可能にも対応している。
2014年12月05日東芝ライフスタイル(東芝LS)は12月4日、小売店などの店頭向けデジタルサイネージ「スマホでサイネージ」の提供を開始した。スマホでサイネージは、インターネット接続環境やパソコンがなくても、スマートフォンやタブレット上の専用アプリを使用し、表示させるコンテンツを簡単に制作できるもの。表示コンテンツは、セットとして提供する無線LAN機能搭載SDHCメモリカード「FlashAir」にて送信し、大画面42/47型液晶ディスプレイに表示することが可能だ。また、あらかじめUSBメモリーに保存した画像を表示する機能のみに対応した「お手軽サイネージディスプレイ」も用意。両製品とも標準セットとして、簡便な組み立てや設置が可能なイーゼルスタンドを付属するほか、万一の不具合発生時も安心できる1年間オンサイト保守サービスを提供する。同製品の専用アプリは、Android Ver4.4/4.2.2に対応し、Google Playからダウンロード後に使用可能。iPhone対応アプリは、2015年2月に提供される予定だ。提供は、「スマホでサイネージ」と「お手軽サイネージディスプレイ」共に、42型ディスプレイと47型ディスプレイにて用意され、価格はオープンとなる。販売は、東芝グループと販売パートナー各社営業窓口、オンライン直販サイト「Toshiba Direct」を通じて実施する。
2014年12月05日東芝ライフスタイルは4日、24型フルHD液晶を採用したAndroid搭載ボード「Shared Board」(TT301)を発売した。価格はオープンで、ショールームやオフィスなどのビジネス向けに展開する。静電容量式10点マルチタッチ対応の24型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶パネルを搭載する、業務用のAndroid 4.2.1搭載端末。複数人による同時操作が可能なほか、縦置き、横置き両対応で、デジタルサイネージやWindows PCに接続しタッチ対応モニタとしての用途などを想定する。型番は不明だがプロセッサには1.0GHz駆動のデュアルコアを採用。ほか、1.5GBメモリ、16GBフラッシュメモリ、2W+2Wのスピーカーやステレオマイクなどを内蔵する。インタフェースはHDMI×2、USB×2、miniUSB×1など。大消費電力は44W。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR。本体サイズは横置き時でW564×D25×H336mm、重量は約3.9kg(いずれも本体のみ、スタンド含まず)。
2014年12月04日東芝メディカルシステムズは11月28日、MRI装置「Vantage Titan 3T」の新オプション「Saturn Gradient」を発表した。同オプションにより、オープンボアでは困難だった傾斜磁場の安定した高出力化を実現した。また、最新ソフトウェア「M-Power V2.5」の搭載により、画質(Quality)、時間効率(Speed)、検査適応(Flexibility)をさらに高め、質の高い検査を提供するとしている。具体的には、「Saturn Gradient」では、傾斜磁場出力の増加や大口径化に伴う、傾斜磁場コイルの"発熱"、"振動"、"送信効率"に着目。冷却機能を従来の2倍に増加させ、高負荷時の温度上昇を抑え中心周波数を一定に保つ。また、出力増加に伴い増大するローレンツ力を抑制する。さらに、高分解能撮像時でも安定した画像を得ることが可能となるだけでなく、撮像時の騒音も抑えた。加えて、新しいSAR低減技術を採用した。これにより、RF送信効率が高まりSARが大幅に低減するという。そして、M-Power V2.5では撮像時間の短縮化のみならず、検査時間の短縮化にも着目した。撮像時にシステム調整用に必要としていたReceiver Gainなどのプリスキャンを削減しただけでなく、再構成時間も最大で約1/10まで削減した。また、新しいSARコントロールにより、1回の撮像で得られる枚数が増加し、1回の検査で広範囲をカバーすることが可能となり、検査時間を短縮できる。頭部ルーチン典型例においては、46%の時間短縮を実現している。一方で、多くの撮像パラメータが存在することが、MRI検査が難しいと感じられる要因の1つとなっていた。M-PowerV2.5では、パラメータがシンプルかつ簡単に見えるように、重要度に応じて撮像パラメータの選択ボタンの大きさ変更とグルーピングを実施できるなど、より使いやすいインタフェースを実現した。そして、高度な撮像条件の組み合わせを実現するシーケンス制御のNSDEにより、フレキシブルなパラメータの変更が可能となり、装置性能を最大限に引き出すことができる。この他、2point DIXON法を用いた3D WFSや体内金属撮像時における位置ずれを補正するVATなど、さまざまな新しいアプリケーションも搭載され、フレキシブルな検査を実現している。
2014年12月03日東芝は12月1日、大学、病院臨床部門、製薬企業などの研究機関向けに、日本人ゲノム解析ツール「ジャポニカアレイ」を用いたゲノム解析サービスを開始すると発表した。従来、次世代シーケンサを用いて約30億塩基のゲノム構造を解析する場合、解析に1か月以上掛かっていたのに加え、スーパーコンピュータの使用や、データ解析を行う専門の研究者などのインフラが必要なため、1人当たり50万円以上の解析費用が必要で、大規模なサンプルの解析を行うには莫大な時間と費用がかかっていた。今回発表の「ジャポニカアレイ」を用いたゲノム解析サービスは、同社のライフサイエンス解析センターにて、研究機関から送付された血液、唾液、DNA検体などから個人のゲノム構造を解析するサービスである。日本人に特徴的な遺伝情報を短時間で解読可能な「ジャポニカアレイ」を活用することで、解析に約1週間、1人当たり1万9800円(税抜き)でゲノム解析を実現するという。これにより、疾病や習性などと遺伝子の因果関係を解明する研究機関向けに解析結果を提供することで、個別化予防、個別化医療の実現を加速させるとともに、この分野における日本の国際競争力向上に貢献していくとしている。この「ジャポニカアレイ」は、東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)が構築した「全ゲノムリファレンスパネル」を基に、COI東北拠点(東北大学革新的イノベーション研究機構)が社会実装した日本人ゲノム解析ツールであり、日本人に特徴的な塩基配列を持つ約67万5000か所の一塩基多型(SNP:スニップ)を1枚のチップに搭載しており、短時間で日本人のゲノム構造を解析できる。そして、その解析結果から約30億塩基の全ゲノム構造を疑似的に再構成(インピュテーション)可能な設計となっている。今後、東北大学、弘前大学、新潟大学が同サービスを利用する予定となっており、研究拠点や製薬会社での採用も目指すという。東芝では、COI東北拠点と継続して、異なる民族のそれぞれ特徴的な塩基を見出していくことで「エスニックアレイ」を開発するなど積極的に事業を展開していくとコメントしている。
2014年12月02日東芝は11月20日、企業向けのソリューションとして、独自開発のBIOSとサーバで、デスクトップ仮想化サービスに接続されたクライアント端末を管理することによって強固な情報漏洩対策を実現するデスクトップ仮想化サービス対応シンクライアント「TZCS」を商品化し、受注活動を開始した。一般のデスクトップ仮想化サービスは、サーバへの接続情報をクライアント内蔵のストレージに保存しているため、紛失や盗難時にクライアントから接続情報が漏洩するおそれがある。これに対し、同ソリューションはストレージを搭載せず、独自開発したBIOSを内蔵したクライアントと、デスクトップ仮想化サービスの接続情報を管理する認証サーバから構成される。BIOSに保存された各クライアント固有の製造番号を認証することで、サーバへの接続を制限するため、サーバへの接続情報が漏洩しても認証外のクライアントのなりすましによるサーバへの不正アクセスを防止する。加えて、通常、クライアントのストレージに保存されるサーバへの接続情報をBIOSに組み込むことによって、インターネットを介した不正アクセスも防ぎ、紛失時の情報漏洩のリスクをより低減しているという。さらに、認証サーバとBIOSが定期的に通信することでクライアントの利用状況を監視し、管理者が指定した通信可能エリア外にクライアントが持ち出され、サーバとの接続が切断されると、強制的にシャットダウンされる。同ソリューションは、独自開発のBIOSを搭載した企業向けノートPCをベースに開発しており、本体サイズ、画面サイズやCPUなど、顧客のニーズに沿ったクライアントを提供できる。
2014年11月21日東芝は19日、Windows 8.1 with Bing搭載の10.1型タブレット「dynabook Tab S80/NG」(S80)を発表した。ワコムと共同開発した「アクティブ静電結合方式」を採用し、2,048段階の筆圧感知にも対応する、まさに"手書き"に特化した1台といえるだろう。本稿では、試作機とはなるが、新たなペン入力技術も含めた「dynabook Tab S80/NG」のファーストインプレッションを写真で紹介していく。まずは先に主な仕様をチェックしておこう。S80はCPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)の10.1型液晶タブレットだ。解像度は1,280×800ドットとなっている。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。バッテリ駆動時間はJEITA 2.0測定法で約7.5時間。使用していた時は輝度50%・Wi-Fi接続時で、約3時間半使用してバッテリ消費が約50%だったので、実測のバッテリ駆動時間も仕様の7.5時間に近い値になりそうだ。○フラットデザインの10.1型タブそれでは外観を見てみよう。10.1型でサイズはW258.8×D175.0×H9.1mm、重量は約565g。持ってみると重量は気にならないが、片手で持つには大きいサイズ感。ベゼルに段差がないフラットデザインを採用する。なお、カラーはサテンゴールドの1色展開だ。液晶解像度は1,280×800ドットのWXGAで、昨今広がりをみせるフルHD以上の高解像度と比べると流石にアイコンなどの細かい文字や、拡大した文字にはギザギザ感があるが、全体的には表示の荒さは感じられない。インタフェースはデータ通信・充電兼用のmicro USB 2.0×1、ヘッドホン出力、microSDカードスロットなど。標準サイズの端子がない部分は少々残念な点だ。ただ、オプションでmicroUSBポートと標準USBポートの2基を備えた「USBデバイス&チャージケーブル」が用意され、本体を充電しながら標準USBポートが使えるよう配慮されている。○手書きノートアプリ「TruNote V2」を試す本機には、手書き用のノートアプリ「TruNote V2」、ホワイトボードのメモや紙の資料を撮影後に補正・整形・テキスト化するアプリケーション「TruCapture V2」、デュアルマイクを採用した録音アプリ「TruRecorder」を搭載している。ここからは、本機で特に注目したい手書き機能を含め、メインとなるこの3種類のプリインストールアプリを簡単にチェックする。まずは手書きノートアプリ「TruNote V2」。本機ではワコム共同開発した「アクティブ静電結合方式」の搭載で、新方式のタッチコントローラとペンを採用し、高精度なペン先検出や筆跡追従などがうたわれている。○画像補正アプリ「TruCapture V2」を試す「TruCapture V2」は、内蔵の約800万画素カメラで撮影した画像データを自動で補正・整形するソフトウェア。従来機でも搭載していた機能だが、今回新たに雑誌などの活字を自動でテキスト変換する活字認識(OCR)機能が追加された。OCRデータはメールやOfficeアプリに貼り付けることも可能だ。○録音アプリ「TruRecorder」を試す新搭載の「TruRecorder」は、内蔵のデュアルマイクにより、録音した音声から最大10人までの話し手を識別できる、録音用アプリケーション。データ再生時には話し手ごとに色分けされて表示され、視覚的に話者が判別できるようになっている。特定の話し手の発言のみの再生や、再生スピードの変更も可能。
2014年11月19日東芝は19日、Windows 8.1 with Bing搭載の10.1型タブレット「dynabook Tab S80/NG」を発表した。発売は12月下旬から順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別6万円台半ば。7月発表の10.1型Windowsタブレット「dynabook Tab S50/23M」の上位モデル。新たに、ワコムと共同開発した「アクティブ静電結合方式」を採用し、専用の電磁誘導ペンで約0.2mm線という細かい文字の入力が可能となった。2,048段階の筆圧感知にも対応する。また、無線LANはS50のIEEE802.11b/g/nに加え、5GHz帯のIEEE802.11aにも準拠。背面のWebカメラも約500万画素から、約800万画素に強化された。搭載ソフトウェアも強化され、ホワイトボードのメモや紙の資料を撮影後に補正・整形・テキスト化するアプリケーション「TruCapture V2」、デュアルマイクを採用した「TruRecorder」、手書きを活かしたノートアプリ「TruNote V2」などを搭載。また、新たにノートPCのセカンドディスプレイとして利用できる「東芝スクリーンミラーリング for Windows PC/タブレット」も搭載する。センサーはGPS、電子コンパス、ジャイロ、加速度を搭載。通信機能は先述のIEEE802.11a/b/g/n無線LANのほか、Bluetooth 4.0も内蔵。インタフェースはmicro USB 2.0×1、ヘッドホン出力、microSDカードスロットなど。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型液晶(1,280×800ドット、タッチ対応)。本体サイズはW258.8×D175.0×H9.1mm、重量は約565g。バッテリ駆動時間は約7.0時間 (JEITA 2.0) / 約9.5時間 (JEITA 1.0)。Microsoft Office Home&Business 2013が付属する。合わせて、Bluetoothキーボード付属モデル「dynabook Tab S90/NG」も同時発表した。付属キーボードはキー数87キー、キーピッチ17.5mm、キーストローク1.5mmで、ジャスチャ操作対応のタッチパッドも備える。主な仕様はS80と同等。価格はオープンで、店頭想定価格は税別7万円台前半。このほか、8型の「dynabook S60/NG」も発表されている。
2014年11月19日東芝は19日、Windows 8.1 with Bing 32bit搭載の8型タブレット「dynabook Tab S68/NG」を発表した。7月に発表された「dynabook Tab S38/23M」(S38)の上位機という位置付けで、S38から複数の機能強化がなされている。発売は12月下旬。価格はオープンで、店頭予想価格は税別5万円台前半。新たに、ワコムと共同開発した「アクティブ静電結合方式」を採用。専用の電磁誘導ペンを同梱し、ペン操作の挙動が改善。2,048段階の筆圧感知にも対応し、手書きでも細かい文字の入力が可能となっている。また、無線LANはS38のIEEE802.11b/g/nに加え、IEEE802.11aにも準拠。背面のWebカメラは約500万画素から、約800万画素に向上している。OSはS38と同等のWindows 8.1 with Bingを採用する。主なソフトウェアとしては、ホワイトボードのメモや紙の資料を撮影後に補正・整形・テキスト化するアプリケーション「TruCapture V2」、デュアルマイクを採用した「TruRecorder」、手書きを活かしたノートアプリ「TruNote V2」、ノートPCのセカンドディスプレイとして利用できる「東芝スクリーンミラーリング for Windows PC/タブレット」などを搭載する。センサーはGPS、電子コンパス、ジャイロ、加速度を搭載。通信機能は先述のIEEE802.11a/b/g/n無線LANのほか、Bluetooth 4.0も内蔵。インタフェースはmicro USB 2.0×1、ヘッドホン出力、microSDカードスロットなど。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GBフラッシュメモリ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが8.0型液晶(800×1,280ドット、タッチ対応)など。本体サイズはW132×D210.7×H9.6mm、重量は約395g。バッテリ駆動時間は約7.5時間 (JEITA 2.0) / 約10時間 (JEITA 1.0)。Microsoft Office Home&Business 2013が付属する。
2014年11月19日東北大学と東芝は11月14日、日本人ゲノム解析ツール「ジャポニカアレイ」を共同開発したと発表した。両社は2013年8月にヘルスケアビックデータ研究に関する連携・協力に関する協定を締結して以来、医工学連携の下で取り組んでいく様々なヘルスサイエンス分野の研究知見と、東芝が持つセンシング技術やヘルスケアクラウド技術を統合して、各個人の生体情報とライフスタイル情報に基づく、心身の健康管理を行う社会構築に向けた研究を進めてきた。「ジャポニカアレイ」は、日本人ゲノム情報を高精度かつ低コストで解析可能とする遺伝子解析ツール。東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)が同定した日本人に特徴的な約67.5万カ所のゲノム情報を1枚のチップに搭載してワンステップで解読することができる。今後、個人の疾病リスクやより個人の体質にあった有効な薬剤の選択、個々人のゲノム情報ならびにライフセンシングデータ装着型ガジェット等のビッグデータを統合化して活用するヘルスケアサービスなどに展開できるよう、研究が進められるという。
2014年11月14日東芝は11月10日、活動量計、スマートウォッチ、ブレスレット型やメガネ型などの各種ウェアラブル端末向けのアプリケーションプロセッサ「TZ1000」シリーズとして、新たに「TZ1021MBG」を製品化したと発表した。同製品は、省電力通信規格であるBluetooth Low Energy(BLE)通信機能、加速度センサおよびフラッシュメモリを内蔵した「TZ1001MBG」から通信機能および加速度センサを外し、プロセッサ部分とフラッシュメモリのみを残すことで、小型・薄型パッケージを実現したという。また、演算処理として、DSPと浮動小数点演算ユニットをもつARM Cortex-M4Fを搭載しており、内蔵センサや外部センサから取り込んだ複数情報の統合的な処理(センサフュージョン)も可能なほか、高精度のADCも搭載しているため、脈波や心電などの微弱な生体信号を計測することも可能だという。なお同社では、すでに「TZ1001MBG」に角速度センサを追加した「TZ1031MBG」と、角速度センサと地磁気センサを追加した「TZ1011MBG」の開発を進めており、今後も「TZ1000シリーズ」のラインアップ拡充を目指すとしている。
2014年11月13日東芝ライフスタイルは13日、サイクロン式クリーナー「TORNEO mini(トルネオ ミニ)」の新製品として「VC-C4」を発表した。ホース含む全体の重量が従来機種よりも約200g軽くなったモデルとなっている。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後だ。VC-C4は、新型の「軽量パワーモーター」を採用したことで本体重量が約100g軽くなったサイクロン式クリーナー。ホースの径を細くしたことで、ホース含む全体の重量は従来機種より約200g軽くなった。延長管には軽くて丈夫なグラスファイバー素材を使用している。ダストカップがいっぱいになっても吸引力が99%以上持続する「デュアルトルネードシステム」を搭載。凹凸を少なくしたボディは家具や障害物の間をすり抜けやすくなっている。そのほか、狭いすき間の掃除に適した「2WAYブラシ」、ホースの方向転換がしやすい「ねじれんホース」など、掃除に便利な機能を充実させた。サイズはW220×D295×H255mm、本体重量は2.2kg、ホースやヘッド含む重量は3.6kg。ダスト容量は0.25L。すき間ノズル、お手入れブラシが付属する。カラーはグランレッド。東芝ライフスタイルは同日、VC-C4と同じモーターを採用し、2WAYブラシやエコモードを省略した「VC-C4A」も発表した。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後。カラーはシルキーピンク。
2014年11月13日アイ・オー・データ機器は29日、東芝製NAND Flashダイを採用したUSB 3.0メモリ「EU3-ST」シリーズを発表した。4GB / 8GB / 16GBのモデルを用意。11月下旬より発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「アイオープラザ」での価格は4GBが1,134円、8GBが1,782円、16GBが3,456円。東芝製NAND Flashダイを搭載するUSB 3.0対応の法人向けUSBメモリ。ブルーとブラックの2色に、4GB / 8GB / 16GBのモデルを用意する。ファイル暗号化ソフト「QuickSecureAES」に対応しており、ドラッグ&ドロップ操作でファイルの暗号化/復号化などが行える。提供は無料。読み書き中に点灯するLEDを搭載し、本体にはストラップホールも装備。本体サイズは約W18.4×D58.2×H9.4mm、重量は約9g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / RT、Windows Server 2008 / 2008 R / 2012 / 2012 R、Mac OS X 10.7~10.9。
2014年10月29日東芝ソリューションは10月22日、「次世代ものづくり」ソリューションのコンセプトを発表した。同社は、次世代のものづくりを実現するには、従来の製品中心のバリューチェーンだけでなく、製品を作る製造設備、あるいは生産技術、生産プロセス、受注から配送までなどのプロセス全体を包含した視野で考え、ICTでバリューチェーンを支えながら、バランスよく高度化する必要があるとしている。また、次世代の製造業を支えるICTソリューションには、パーソナライズ化への対応、あるいは、IoTやセンサー技術の発達の成果を採り入れ、製造ラインで生じるプロセス・品質データ、出荷・設置後の運転データなど、膨大なデジタルデータを取り扱う「リアルタイムビッグデータ処理」への対応が求められ、ICTソリューション自身の「拡張性」が求められる。さらに複数の装置、ライン、企業、システム等を相互に連携させるため、今まで以上に「接続性・相互連携」が求められ、続々と生じる変化に迅速に追従していくための「柔軟性」も必要となる。同社は、これらの考えに基づき、長年にわたって提供してきたICTソリューション群を、「次世代ものづくり」へ向けたソリューションとして提供していくための第一弾として、プロダクトチェーンを対象としたMeisterシリーズを機能強化し、2014年冬より順次リリースしていくという。東芝ソリューションは、「東芝の創業者である田中久重、藤岡市助から脈々と続く『ものづくり』のDNAを受け継ぎ、ICT基盤としてのクラウド基盤、DC、BPOセンター、また要素技術としてのNAND、SSD、ストレージ、そして、ビッグデータ基盤・データ解析技術などの東芝グループの持つ総合力で、製造業の次世代『ものづくり』ソリューションMeisterシリーズと有機的に結合していくことで、製造業のお客様の課題を解決していきます」とコメントしている。
2014年10月22日東芝ライフスタイルは16日、コードレスアイロン「美ラクルLa・Coo(ミラクル・ラクー)」の新製品として「TA-FVX920」を発表した。発売は11月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別20,000円前後だ。TA-FVX920は、加熱ヒーターの出力を1,420Wにすることで、電源を入れてから使えるまでの時間を従来機種比で約10%短縮した。かけ面は、どの方向にも動かしやすい独自形状の「美ラクルベース」を採用。先端部分はシャツのボタン周りなどの細部にアイロンをかけやすい細めの「楽がけライン」、後端はブラウスのフリルやスカートのプリーツの仕上げに便利な直線状の「ポイントプレス」となっている。かけ面には52個のスチーム孔がA字型の溝「スチームAライン」に配置され、スチーム孔からはそれぞれ最大毎分13mlのスチームが噴出される。かけ面のコーティングはステンレスの約3倍の硬度をもつボロンコート。ボロンは滑りやすく蓄熱性が高いうえに、耐摩耗性に優れ、傷が付きにくい性質を持つ。カセットタンクに除菌効果のあるプラチナボールを内蔵。除菌された水を衣類へ吹き付ける「プラチナ抗菌ミスト」で細菌の増殖を抑える。さらに、抗菌ガラスを搭載した「タンク水クリーンユニット」によって、カセット内の水ぬめり、スチーム孔の目詰りを防ぐ。本体サイズはW103×D228×H139mm、本体の重量は1.2kg。スチームは120度・160度・200度の3段階で設定可能だ。広域にスチームを噴射する「全周倍増ショット」、ハンガーにかけたままスチームをかけられる「全周吊るしてショット」機能を搭載。また、東芝ライフスタイルは同日、かけ面がニッケルコートの「TA-FVX820」、シルバーチタンダイヤモンドコートの「TA-FVX720」、コンパクトな「TA-FVX620」「TA-FVX520」「TA-FV420」も発表した。いずれも発売は11月1日。価格はオープンで、推定市場価格は「TA-FVX820」が16,000円前後、「TA-FVX720」が13,000円前後、「TA-FVX620」が10,000円前後、「TA-FVX520」が8,000円前後、「TA-FV420」が6,000円前後(いずれも税別)。
2014年10月16日東芝は14日、外付けハードディスク「CANVIO DESK」の新製品として、著作権保護技術「SeeQVault」に準拠した「HD-QB」シリーズを発表した。発売は10月24日。価格はオープンで、推定市場価格は3TBの「HD-QB30TK」が19,480円、2TBの「HD-QB20TK」が14,800円、1TBの「HD-QB10TK」が11,800円(いずれも税別)。「HD-QB」シリーズは、著作権保護技術「SeeQVault」に準拠する外付けUSB HDD。同日に発表されたSeeQVault対応の東芝製レコーダー「レグザサーバー DBR-T550/560」または「レグザブルーレイ DBR-Z510/Z520」のバックアップとして保存した録画番組であれば、録画に使用したテレビ・レコーダー以外でも録画番組を引き継いで再生する"引越し"ができるようになった。ただし、録画用として使用する場合は、録画番組の引越しができない。サイズはW42×D129×H167mm。縦置きと横置きの両方に対応する。インタフェースはUSB 2.0。電源は付属のACアダプタ、もしくはUSB接続。なお、パソコン用の外付けHDDとしては使用できない。
2014年10月15日東芝は14日、2014年秋冬のPC新製品として、「dynabook」および「dynabook REGZA PC」11機種23モデルを発表した。dynabook REGZA PCがTV録画データの宅外リモート視聴を可能としたほか、全モデルにMicrosoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。すべて価格はオープンで、10月17日から順次発売する。○dynabook REGZA PC D81、D71、D51dynabook REGZA PCの秋冬モデルは、いずれもTV録画機能と21.5型液晶を搭載した一体型デスクトップPC。最上位「D81」がタッチパネル採用でトリプルチューナー、「D71」がダブルチューナー、「D51」がシングルチューナーモデルとなっている。3モデルともTV録画データの宅外リモート視聴機能を新たに搭載した。店頭予想価格は、D81が230,000円前後、D71が205,000円前後、D51が150,000円前後(以下すべて税別)。○dynabook D61、D41「dynabook D61」および「dynabook D41」は、ともに21.5型液晶を搭載した一体型デスクトップPC。TVチューナーを省いたシンプルなモデルとなっている。店頭予想価格は、Core i7搭載のD61が190,000円前後、Celeron 2950M搭載のD41が140,000円前後。○dynabook T95「dynabook T95」は、4K解像度(3,840×2,160ドット)の15.6型液晶ディスプレイを搭載したノートPC。出荷時に色調整を施すほか、超解像技術「レゾリューションプラス」を搭載する。「Adobe Photoshop Lightroom 5」も付属する。店頭予想価格は税別235,000円前後。○dynabook T85「dynabook T85」は、タッチパネル付きの15.6型液晶ディスプレイを搭載したノートPC。ストレージに1TBのハイブリッドドライブを装備している。「Adobe Photoshop Elements 12」も付属する。店頭予想価格は税別195,000円前後。カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色を用意する。○dynabook T75、T65、T55「dynabook T75」「dynabook T65」「dynabook T55」は、いずれも15.6型液晶ディスプレイを搭載したスタンダードなノートPC。店頭予想価格はCore i7搭載のT75が185,000円前後、Core i5搭載のT65が163,000円前後、Core i3搭載のT55が140,000円前後。○dynabook N51dynabook N51はタッチ対応の11.6型液晶を搭載したモバイルノートPC。従来機に比べ、約1.6mmの薄型化と約200gの軽量化を実現した。カラーリングは新色のサテンゴールドだ。店頭予想価格は85,000円前後。
2014年10月14日東芝は10月14日、BDレコーダー「レグザサーバー」の新モデル「DBR-T560」「DBR-T550」、および「レグザブルーレイ」の新モデル「DBR-Z520」「DBR-Z510」を発表した。発売はDBR-T560とDBR-T550が11月中旬、DBR-Z520とDBR-Z510が10月24日。価格はオープンで、推定市場価格はDBR-T560が100,000円前後、DBR-T550が85,000円前後、DBR-Z520が70,000円前後、DBR-Z510が60,000円前後だ(いずれも税別)。いずれも、従来モデルから番組表などの表示速度をはじめとするレスポンス強化、「タイムシフトマシン」機能を搭載する液晶テレビ「REGZA(レグザ)」シリーズやタブレット、スマートフォンなど他機器との連携強化、著作権保護技術「SeeQVault」への対応が図られたモデル。DBR-T560とDBR-T550は地上/BS/110度CSデジタルチューナー×各3基を搭載し、ユーザーが指定した最大3チャンネルを自動で録画し続ける「タイムシフトマシン」機能を搭載。24時間録画し続ける場合、DBR-T560では最大で15日分の3チャンネル録画が可能(AVC最低画質モード、外付けHDDの増設なしの場合)。DBR-Z520とDBR-Z510は地上/BS/110度CSデジタルチューナー×各2基の搭載となり、2番組同時録画は可能だが、「タイムシフトマシン」機能は備えていない。操作性の向上については、番組表の表示速度が向上したほか、再生時の録画リストでの番組名の表示やスクロールが速度向上している。録画番組を「映画」「スポーツ」「アニメ」などジャンルごとに自動分類する機能も搭載した。なお、DBR-T560とDBR-T550では「タイムシフトリンク」機能により、液晶テレビ「REGZA」など他の「タイムシフトマシン」機能搭載機と連携。「タイムシフトマシン」機能を使って録画した場合の過去番組表に、他の「タイムシフトマシン」機能搭載機で録画した番組も統合して表示されるようになっている。連携機能面では、新たに「DTCP+」に対応し、自宅で録画した番組を外出先で楽しめる「おでかけいつでも視聴」機能を搭載。レグザサーバー、ないしレグザブルーレイをホームネットワークに接続しておけば、外出先でもスマートフォンやタブレット端末、東芝製PC「dynabook」「REGZA PC」からインターネット経由で録画番組を視聴できるようになった。本機能は、既発売の「レグザサーバー D-M470」「D-M430」でもファームウェアのアップデートにより利用可能となる予定だ(アップデートは年内を予定)。内蔵HDDはDBR-Z560が2TB、DBR-T550が1TB、DBR-Z510が1TB、DBR-Z510が500GBとなっており、いずれも外付けHDDの増設が可能。加えて、著作権保護技術「SeeQVault」対応の外付けHDDへのバックアップが可能となった。「SeeQVault」対応の外付けHDDに録画番組をバックアップしておけば、レコーダーが故障した場合なども、買い換えたレコーダーに外付けHDDを接続して再生することができる。そのほか、DBR-Z560とDBR-T550は「タイムシフトマシン」機能で録画した膨大な番組からユーザーの好みに応じて見たい番組を探せる「ざんまいプレイ」、録画した番組からCMなどを除いた本編だけをボタン1つで再生できる「おまかせプレイ」などを搭載。「おまかせプレイ」はDBR-Z510とDBR-Z510でも搭載されている。
2014年10月14日東芝は14日、2014年秋冬モデルのPC新製品として、TV録画機能を搭載した21.5型の液晶一体型デスクトップPC「dynabook REGZA PC」シリーズを発表した。PC業界において初めて、録画したTV番組の宅外リモート視聴を可能とした。10月24日より順次発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別150,000円前後~230,000円前後。○dynabook REGZA PC D81dynabook REGZA PC D81は、シリーズ最上位モデルにあたり、唯一タッチ操作に対応する。地上/BS/110度CSデジタルTVチューナーを3基搭載し、うち1基は電源ボタンを押してから約1秒で視聴可能になる「今すぐTV」用となっている。店頭予想価格は税別230,000円前後。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ (2.50GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600 (CPU内蔵)、ディスプレイが21.5型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。サイズはW516×D170×H365mm (最小傾斜時)、W516×D240×H330mm (最大傾斜時)、重量は約8.0kg。カラーはプレシャスブラックのみ。ソフトはAdobe Photoshoop 12、Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスなどが付属する。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0を装備。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力、92万画素Webカメラ、SDカードスロットなど。オンキヨー製のステレオスピーカーを搭載する。○dynabook REGZA PC D71、D51dynabook REGZA PC D71は、2基の地上/BS/110度CSデジタルTVチューナーを搭載したモデル。TVチューナー以外の仕様は「D81」とほぼ同等だが、Adobe Photoshoop 12が省かれる。店頭予想価格は税別205,000円前後。dynabook REGZA PC D51は、地上デジタル対応のみのシングルTVチューナーモデル。CPUがIntel Celeron 2950M、メモリが4GB、HDDが2TB、DVDスーパーマルチドライブの搭載となる。店頭予想価格は税別150,000円前後。D71、D51とも本体色はプレシャスホワイトとリュクスブラックの2種類を用意する。
2014年10月14日東芝は14日、2014年秋冬モデルのPC新製品として、15.6型のスタンダードノートPC「dynabook T75」「dynabook T65」「dynabook T55」の3製品を発表した。発売は17日より順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別140,000円台半ばから。いずれもWindows 8.1 Update 64bitを搭載し、日本独自エディションの最新Office「Office Home and Business Premium プラス Office 365サービス」が付属。プロセッサには、dynabook T75で低電圧版Core i7、dynabook T65でCore i5、dynabook T55でCore i3を搭載し、いずれも4K解像度のHDMI出力に対応する。夏モデルに続き、スピーカーは米オーディオブランド「Skullcandy」監修のオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載。バッテリは、満充電を繰り返してもバッテリ寿命が長持ちする「長寿命化充電制御方式」を採用する。○dynabook T75「dynabook T75」は、CPUにIntel Core i7-4510U (2GHz)を採用する上位機で、同社製ノートPC最上位モデル「dynabook T85」から、タッチ機能や「Adobe Photoshop Elements 12」のバンドルを省いたモデル。店頭予想価格は税別180,000円台半ば。上記を除く主な仕様は、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、ストレージが1TBハイブリッドドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型IPS液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、約92万画素のWebカメラなどを装備する。本体サイズはW380.0×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は約4.3時間 (JEITA 2.0)/約6.0時間 (JEITA 1.0)。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、サテンゴールド、モデナレッドの4色。○dynabook T65「dynabook T65」はCPUにIntel Core i5-4210U (1.70GHz)を搭載した中位モデルで、店頭予想価格は税別160,000円台前半。上位モデルT75との主な違いは、液晶が1,366×768ドット、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、バッテリ駆動時間が約4.9時間(JEITA 2.0)/約6.8時間(JEITA 1.0)となる点など。カラーはサテンゴールド、モデナレッドの2色。○dynabook T55「dynabook T55」はCPUにIntel Core i3-4025U(1.90GHz)を搭載する下位モデルで、店頭予想価格は税別140,000円前後。上位モデルT65との主な違いは、メモリが4GBとなる点。カラーはリュクスホワイト、サテンゴールド、モデナレッドの3色。
2014年10月14日東芝は14日、2014年秋冬モデルのPC新製品として、21.5型の液晶一体型デスクトップPC「dynabook D61」および「dynabook D41」を発表した。10月24日より順次発売し、価格はオープン。店頭予想価格はD61が税別190,000円前後、D41が同140,000円前後。dynabook D61の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ (2.50GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600 (CPU内蔵)、ディスプレイが21.5型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0を装備。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力、92万画素Webカメラ、SDカードスロットなど。オンキヨー製のステレオスピーカーを搭載する。サイズはW516×D170×H365mm (最小傾斜時)、W516×D240×H330mm (最大傾斜時)、重量は約7.0kg。ソフトはMicrosoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスなどが付属。本体色はプレシャスホワイトとリュクスブラックの2種類を用意する。dynabook D41は、CPUがIntel Celeron 2950M、メモリが4GB、HDDが1TB、DVDスーパーマルチドライブの搭載となる。ディスプレイはD61がIPSパネルであるのに対し、D41は非IPS。通信機能やインタフェースなどはD61と同等だ。
2014年10月14日