10月7日、千葉県・幕張メッセにて最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」が開幕した。東芝は「情報を身につける」がテーマのメガネ型ウエアラブル端末「東芝グラス」を参考出展。筆者も実際に体験してみた。○"メガネ"としての外観や装着感を追求した「東芝グラス」東芝グラスは、投影モジュールが着脱可能になっているメガネ型のウエアラブル端末。情報を「身につける」というコンセプトで開発が進められている。東芝グラスの第一印象は、「わりと普通のメガネだな」。電子機器とはいえ、ファッション性にもきちんと配慮されている。装着感にもこだわったそうで、重量はおよそ42gと軽い(ちなみに筆者が普段かけているメガネは約20gだ)。投影モジュールを取り外せば、普通のメガネのようにツルを折りたためる。装着すると、投影モジュールがプロジェクターの役割を果たして、特殊な構造の右レンズに情報を映し出す。料理中に次の手順や分量を表示したりと、サイクリング中に心拍数や天気予報を表示したり、手が放せない状況でも、ユーザーにとって必要な情報が目に飛び込んでくるようになっているのだ。使用時にはスマートフォンやパソコンとケーブルで接続する必要があるのだが、情報を「身につける」というからには、ぜひワイヤレスを実現してほしい。○ヘルスケアにも力を注ぐ東芝はヘルスケア事業にも注力している。それを象徴するのは、2014年7月の社内カンパニー「ヘルスケア社」新設だろう。このたびの「CEATEC JAPAN 2014」にも、ヘルスケアブースを設けていた。楽天と共同で女性向けの基礎体温管理サービス「楽天キレイ℃ナビ」を提供している。東芝の基礎体温計で測定したデータを、スマートフォンに転送。測定したデータをもとに、体温タイプ判定(基礎体温グラフから特徴を分析して6つに大別したもの)、ホルモンバランスチェックを行う。ユーザーの体調やタイプに合わせた「キレイUPアドバイス」機能によって、美容やダイエットへの助言をしてくれる。すでに発売しているリストバンド型活動量計「WERAM1100」も展示していた。「WERAM1100」は自動で活動・睡眠状態を判定してモードを切り替える。また、より医療に特化した生体情報センサ「Silmee」も出展された。「Silmee」は胸部にゲルで貼り付けて、心電位、脈波、加速度、皮膚温を自動で計測。BluetoothかUSBケーブルで、スマートフォンやタブレット、パソコンに転送して蓄積していく。蓄積したデータは、医療機関における患者の見守りなど健康管理に役立てられる。○東芝の野菜づくり東芝は野菜づくりのイノベーション「Clean Room Farming」を紹介するブースも展開していた。総合電機メーカーである東芝が野菜づくりというと、関連性がないように思う人もいるかもしれないが、東芝の技術力を結集して安心・安全な野菜を作ろうという取り組みなのだ。半導体製造に使われるクリーンルーム、UV殺菌された水、野菜の生育に最適な人工照明、エアコンによる徹底的な温度管理など、最先端の技術を野菜づくりに活かしている。クリーンな状態で育てられた野菜はほとんど無菌の状態で、なんと葉物野菜でも保存期間は2週間以上とのこと(担当者)。
2014年10月08日東芝は7日、千葉・幕張メッセで開催している「CEATEC JAPAN 2014」会場にて、スマートグラス「東芝グラス(Toshiba Glass)」を参考展示した。会場では専用の映像と組み合わせ、右目用レンズの下部に投影される小型画面で、サイクリング時に心拍数を表示したり、数時間後の天気を確認したりするデモンストレーションが楽しめた。「Toshiba Glass」の特徴は、「投影機構が視界を邪魔しない」「小型軽量で長時間着用できる」「着脱や折りたたみが可能」「『メガネ』の外観を維持」といったもの。ノーマルタイプの重量は約42g。実際に着用しても、過度な重心の偏りを感じることなく、通常のメガネと遜色ない感覚で使用できた。「東芝グラス」は、側面に取り付けた映像投影部から、右目用レンズに映像を投影する仕組み。レンズに特別な光学材料を採用し、前方からの光を透過しつつ、投影部からの映像はユーザー側に反射させている。あくまでメガネをベースとしたガジェットで、現時点では、有線ケーブルをつなげて使用する必要があり、独立して駆動させることはできない。また、レンズに度を入れることも現時点では不可という。事業としては、BtoB向けの展開をまず想定する。具体的な利用シーンは、トンネルやプラント、通信基地局などの新設工事/保守点検作業、医療や病院、倉庫や配達、警察や警備、消防、防衛、美術館や博物館など。日常生活での心拍計表示や天気予報の表示など、コンシューマ向け展開は、事業化としてはまだ未定という。
2014年10月07日東芝は10月6日、人間らしい容姿で腕や手が自然な動きをするコミュニケーションロボットを開発したと発表した。現在は、お辞儀や簡単な挨拶・手話などの動作を行うだけだが、2020年には同社のセンサ技術、音声合成技術、音声認識技術、ロボットメカ制御技術などの技術を組み合わせて、高齢者・認知症患者の話し相手、遠隔カウンセラー、手話ロボット、高齢者見守りロボットなど福祉・ヘルスケア分野での活用を計画している。同ロボットは、大阪大学などの協力のもと開発されており、43カ所の駆動装置が滑らかに動く多関節ロボットの動作アルゴリズムを新しく開発したという。また、芝浦工業大学、湘南工科大学のロボット駆動技術とモーションセンサーを採用することでより自然な動きを実現した。容姿・表情づくりの面ではエーラボと大阪大学の技術が採用された。来年度には受付窓口や展示会の案内係用のロボットとして実用化を目指すという。
2014年10月07日●「トルネオロボ」最大の特徴は?東芝が9月に発売したロボット掃除機の新商品「TORNEO ROBO(トルネオロボ)」。既に販売されている他社製品を徹底的に研究し、満を持して発売されたロボット掃除機を試用して、特徴や使い勝手などの印象をレビューしてみたい。○"いいとこ取り"した新製品先行機種を研究して開発されたと謳うだけに、確かにいろいろな製品を"いいとこ取り"し、取捨選択が図られた製品という印象だ。まず"いいとこ取り"の1つ目として挙げられるのは大きさ。多くの他社製品が高さ10cmを基準に設計されているのに対し、トルネオロボは高さ8.7cmとわずかに低い。厳密に高さを測ったことはなかったが、確かに他社製品では入り込めなかった家具の下にも入り込んで掃除をしてくれた。一方、トルネオロボの直径に関しては35cm。箱から出して初めて目にした時は大きく感じたのだが、スペックを確認したところ、ルンバ最上位の800シリーズのほうが直径35.3cmとほんのわずかに大きかった。おそらく高さが低いから直径が大きく見えてしまうだけのようである。ただし、充電台に関しては明らかに大きい。特にACアダプターと充電台を一体化して設置スペースが大幅に改善されたルンバの800シリーズに比べると、設置場所をかなり選ぶことになる。しかし、この大きな充電台にはちゃんと意味がある。というのも、この大きさはトルネオロボ最大の特徴ともいえる機能に起因しているのだ。それは、本体が部屋をまわって集めてきたゴミを、充電台に備えられた"もう1つ"の掃除機で吸い取ってしまうというもの。メーカーによると、1回の掃除ごとに本体内のゴミを自動で空にできるため、毎回ゴミを捨てなくても吸引力を低下させずに掃除ができるとのことだ。吸引力をどれだけ維持できるかは使い続けてみなければ実感できないが、他のロボット掃除機でゴミ捨てをしばらく怠ってしまうと、確かに掃除の際の吸い残しが多くなると感じる。もちろん、マメにお手入れする必要はあるが、ゴミ捨てを何回か忘れたり怠っても勝手に本体のダストボックスが空になってくれるというのはありがたい機能だ。掃除とゴミ捨てを自動で行ってくれるのも"いいとこ取り"な機能の一つだろう。部屋の隅や家具の足元などのゴミをかき出す働きをするサイドブラシは本体前方に2個搭載している。他のロボット掃除機に比べると毛足が長めで、物体にぶつかっても柔らかくしなる。そのため、すき間にも入り込んでゴミをかき出してくれるのだ。また、サイドブラシは本体に直に取り付けられているのではなく、バンパー上の部品に取り付けられているという点も特徴的だ。壁などに当たると、ブラシごと内側に少し引っ込む仕組みになっているため、よりフィットして角の奥のゴミまでかき集められる。メインブラシは1本でゴミをかき集める。一般的なキャニスター型の掃除機ヘッドに多い柔らかい毛素材で、床を傷つけにくい。また、床に合わせて上下に動くので、凹凸のある床面でもすき間を作らず密着しやすい構造となっている。またもや"いいとこ取り"していると感じたのは、障害物を避けるための多数のセンサー類を搭載しているところ。本体前方に障害物を検知するための超音波センサーと赤外線センサーをそれぞれ設置。裏面には段差センサーを前方に3カ所、後方に2カ所搭載し、障害物や段差を回避する精度は確かに高いと感じた。実際、障害物の回避だけでなく、センサーで検知した障害物や壁、隅の情報に基づき、70以上の行動パターンから選択して掃除を行う"Smart Brain(スマートブレイン)"というシステムによって、適切な運転が行われる。●ゴミ捨てが月イチで済むのは本当にラク?実際に動作させて優秀だと感じたのは、障害物にぶつかると内側に引っ込むサイドブラシの仕組みだ。ごくわずかな動きではあるものの、この仕組みによってサイドブラシが壁際や家具の足元にフィットしてゴミをかき出すことができる。また、"マナーモード"設定も便利。夜間など騒音に配慮が必要な時でも動作音を控えめにして運転できる。標準の運転モードでの動作音は約54dBだが、マナーモードでは約52dBに抑えられる。リモコンでの遠隔操作も可能だが、手動モードでラジコンのように任意で本体を動かしたい時の操作性が非常に直感的で思い通りに動かせるのもストレスが少なかった。反面、弱点だと感じたのは段差を乗り越える能力。スペック上は2cmまでの段差に対応するとなっており、確かに他製品に比べても段差に強いと感じた。しかしそれが裏目に出てしまい、扇風機などのけっこうな段差のある家具にまで上って行って、エラーを起こして止まっていることが度々あった。また、ケーブルの巻き込みへの対応も若干弱いという印象だ。本体の側面にはカメラを内蔵し、無線LAN接続による通信機能も備えている。これにより外出先からでもスマートフォンなどで部屋の様子の確認などができるが、利用するには東芝の有料クラウドサービス「フェミニティ倶楽部」への入会と別売のアクセサリ「東芝ホームゲートウェイ」が必要。便利だが、ロボット掃除機単体やスマホ単体では使えないので、誰もが恩恵を受けられる機能ではない。全体的な評価としては、やはりメンテナンスの頻度の少なさがポイント。毎回のゴミ捨ての手間がかからないのは、忙しい人にとってありがたい。ダストボックスは、本体側も充電台側もどちらも水洗いもできる。またフィルター類も非常に目が細かく、手入れの時に微細な粉じんが付着しているのが確認でき、排気もクリーンなのだと実感する。1週間ほど毎日使用していたが、サイドブラシへの髪の毛の絡まりがなかった点にも驚いた。筆者宅では、トルネオロボが段差に強いゆえに、乗り越えて欲しくない家具や家電製品の上まで突進してしまい、途中でエラーを起こして停止しているケースがしばしばあり、タイマー設定で不在時に稼動する際にはネックだった。しかし、カーペットやラグ、部屋の敷居などで段差が懸念される住居では頼もしく働いてくれるはず。また、少しでも静かに清掃してほしい人にもオススメしたい一台だ。
2014年10月06日東芝エルイートレーディングは10月3日、インナーイヤーヘッドホン「RZE-D50」「RZE-D40」を10月中旬から発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格はRZE-D50が5,000円前後、RZE-D40が4,000円前後(税別)。2モデルとも、振動板の実行面積の拡大することで、原音に近く力強いサウンド再生が実現されている。RZE-D50は13mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載する低音重視のモデル。磁力封じ込め技術により高磁力化されており、忠実な音の再現が可能だ。一方のRZE-D40は10.4mm径のダイナミックドライバーが搭載され、ハウジングの小型化により快適に装着できるように設計されたモデル。最大入力は2モデルとも100mW、インピーダンスは16Ω、音圧感度はRZE-D50が102dB、RZE-D40が96dB、再生周波数帯域はRZE-D50が10~20,000Hz、RZE-D40が20~18,000Hzとなっている。コードは長さ1.2mのポリウレタンケーブル、プラグはL型金メッキの3.5mmステレオミニ。いずれもS、M、Lと3サイズのイヤーピースが付属する。
2014年10月03日東芝は10月2日、スマートフォンやタブレット、ウェアラブル端末向けに、最先端の15nmプロセスを用いたNAND型フラッシュメモリチップを採用した、世界最小クラスの組み込み式NAND型フラッシュメモリ(eMMC)を発表した。同製品は、15nmプロセスを用いたNAND型フラッシュメモリチップとコントローラチップを一体化し、書き込みブロック管理、エラー訂正、ドライバーソフトウェアなどといった制御機能を搭載した組み込み式NAND型フラッシュメモリである。最先端プロセスを採用したNAND型フラッシュメモリチップを使用することにより、従来製品に比べてパッケージサイズ面積を約26%小型化した。また、NAND型フラッシュメモリチップの基本性能の向上やコントローラ処理の最適化などにより、読み出し・書き込み性能の向上を図っており、従来製品に比べて読み出し速度が最大約8%、書き込み速度が最大約20%高速化している。なお、11mm×10mmサイズのFBGAパッケージを8~64GBの製品に採用している。すでに、16GB品のサンプル出荷を開始しており、8/32/64/128GB品も順次開始していく予定。
2014年10月03日東芝は2日、15nmプロセスのNAND型フラッシュメモリチップを採用した、組み込み式NAND型フラッシュメモリを発表。同日より、16GBモデルのサンプル出荷を開始した。8GB / 32GB / 64GB / 128GBモデルについても順次サンプル出荷を始める。15nmプロセスで製造されたNAND型フラッシュメモリチップと、コントローラチップを一体化した組み込み式のNAND型フラッシュメモリ。従来製品に比べてパッケージ面積が約26%小型化しており、スマートフォンやタブレット端末などへの組み込みに最適としている。各容量とも、東芝の製品カテゴリとして、ハイエンドクラスの「Supreme」と、ミドルからローエンドクラスの「Premium」をラインナップ。量産時期は、8GBモデルと128GBモデル(Supreme)が2015年4月~6月、それ以外は2015年1月~3月となっている。基本性能の向上やコントローラ処理の最適化も行われており、リードで最大8%、ライトで最大2%速度が向上している。インタフェースはeMMC Version 5.0規格準拠のHS-MMC、バス幅はx1 / x4 / x8。本体サイズはW11~11.5×D10~13×H0.8~1.4mm。
2014年10月02日東芝は24日、USB HDD録画対応TVやレコーダーなどでも使用できるUSB 3.0対応の外付けHDD「CANVIO DESK」シリーズの新製品として、容量が4TBと5TBの2モデルをラインナップに追加した。10月24日に発売し、価格はオープン、店頭予想価格は4TBが24,800円前後、5TBが29,800円前後。3.5インチHDDを内蔵する外付けHDD。USB 3.0に対応し高速データ転送が可能。冷却ファンを搭載しない静音設計を採用し、省電力機能として「ECOパワーオフ機能」を搭載。接続した機器の電源オフと連動し、電源の切り忘れを防止する。縦置きと横置きに対応し、本体サイズはW42×D129×H167mm。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6.6~10.9。東芝製の液晶TV、「レグザ」の「Z10X」シリーズと「J10X」シリーズに接続可能なほか、シャープ製「アクオス」、ソニー製「ブラビア」などでも使用できる。
2014年10月01日東芝は9月29日、エチオピア電力公社と、地熱発電分野における包括的な協業に合意し、覚書を締結したと発表した。エチオピア電力公社は、地熱資源の開発から発電所の建設に至るまでの事業を担っている同国の国営電力会社。今回の合意に基づき、両社は、エチオピアにおける地熱発電事業や人材育成を共同で進めていくことになる。エチオピアは、6000MW相当という豊富な地熱資源量を有する一方、既設の発電設備の90%以上が水力発電でまかなわれており、地熱発電は開発途上にある。建国50年に当たる2037年までに既存の2268MWの発電設備容量を3万7000MWまで急増させる計画をもち、そのなかでも地熱エネルギーの開発は大きな役割を担うことが期待される。東芝は「これまで培ってきたノウハウを活かし、主要機器の開発・供給 並びに運転・管理に関するガイドラインの作成や人材育成の協力などを通し、エチオピアにおける地熱発電事業に貢献していく」とコメントしており、今後も世界各地で地熱発電だけでなく、風力発電、水力発電、太陽光発電など多様な再生可能エネルギーの安定供給に取り組んでいくという。
2014年09月29日東芝は9月18日、モータ駆動、リレー駆動、LED駆動などの用途に用いられてきた同社のバイポーラトランジスタ型トランジスタ・アレイ「TD62xxxシリーズ」の後継品として、最新のDMOS FET型出力を持つBiCDトランジスタ・アレイ「TB62xxxAシリーズ」を開発していることを明らかにした。同シリーズは、BiCDプロセスとしては最新世代となる130nmプロセスを採用することで、従来のバイポーラ型トランジスタ製品比で、入力電流の低減やスイッチングの高速化を図ることができ、電力効率の改善が可能になるという。2014年9月より開発を開始し、最初に既存「TD62003A」の後継品「TB62003A」を2015年6月からサンプル・量産出荷する予定とするほか、「TB62xxxAシリーズ」製品として、それ以降6カ月に2製品ずつのペースでリリースし、最終的には12製品以上のラインアップを取りそろえる計画としている。
2014年09月19日東芝ライフスタイルは23日、スチームオーブンレンジ「石窯オーブン ER-M6」を発表した。発売は9月20日。価格はオープンで、市場想定価格は35,000円前後。背面を壁にぴったりと付けて設置することが可能となっている。ER-M6は、左右合計6cm、上方10cmの間隔をあけるだけで設置できる省スペースタイプのモデル。コンパクトながら庫内容量は23Lで、間口は幅39cm、高さ17.3cmの「ワイド&フラット」構造を採用している。ボタンを押すだけで調理できる「ワンタッチキー」に、油を使わないメニューの「ノンフライキー」を新しく搭載。ノンフライのオートメニューとして「鶏のから揚げ」「ミニとんかつ」「かき揚げ」を用意する。外形寸法はW480×D390×H325mm、庫内寸法はW376×D320×H173mm、重量は13kgとなっている。温度は100~250度の範囲で調整可能だ。カラーはグランホワイト。同社はER-M6のほか、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-MD8」、スチームオーブンレンジ「石窯ドーム ER-MD7」も発表した。両モデルとも庫内容量は26L。発売はER-MD8が8月20日で、ER-MD7が9月10日。価格はオープンで、市場想定価格はER-MD8が53,000円前後、ER-MD7が43,000円前後となっている。
2014年07月23日東芝ライフスタイルは19日、炊飯器「真空圧力IH保温釜」シリーズの「RC-10VPH」「RC-18VPH」を発表した。発売は7月中旬。価格はオープンで、市場想定価格はRC-10VPHが税別100,000円前後、RC-18VPHが税別105,000円前後。RC-10VPHとRC-18VPHは、新しい内釜「備長炭本丸鉄釜」を採用している。側面が丸く、上部にすぼまった形をしており、均一に釜内を高温にする形状。内釜の表面には遠赤外線効果を持つ備長炭入りのコーティングが施され、発熱部分には発熱効率の良い鉄を用いることで、大火力の熱をすばやく起こす。じっくり強火で炊き上げる「かまど名人」コースには、加熱前に短時間でお米に吸水させる「真空うまみ引き出し」機能を搭載。真空ポンプの減圧効果でお米から空気を抜き、通常よりも短い時間で吸水できる。また、「かまど名人」コースでは「もちもち」「やわらか」「しゃっきり」と、好みに応じてお米を炊き分けられる。そのほかの炊飯モードには「ふっくら古米コース」や約26分で炊飯が完了する「そくうまコース」「ecoモード」があり、炊飯以外の調理コースには「パン発酵」「パン・ケーキ」「温泉卵」などもある。RC-10VPHのサイズはW270×D360×H229mmで、重量が約6.5kg。最大炊飯容量は1.0Lとなっている。RC-18VPHのサイズはW297×D387×H267mmで、重量は約8.0kg。最大炊飯容量は1.8L。両モデルとも白米、玄米、発芽玄米、雑穀米に対応している。消費電力は1,420Wで、白米最大保温時間は「真空美白保温」で40時間、「ecoモード保温」で12時間となっている。カラーはパールホワイトとグランレッドの2色。下位モデルとして、7月中旬に鍛造かまど本丸釜を採用した「真空圧力IH保温釜」シリーズの「RC-10VXH」「RC-18VXH」、6月中旬に鍛造かまど銅釜を採用した「RC-10VSH」「RC-18VSH」と「RC-10VRH」「RC-18VRH」を発売する。価格はオープン。市場想定価格はRC-10VXHが65,000円前後、RC-18VXHが68,000円前後、RC-10VSHが43,000円前後、RC-18VSHが46,000円前後、RC-10VRHが30,000円前後、RC-18VRHが33,000円前後となっている。
2014年05月19日東芝は23日、世界初(2014年4月23日現在、東芝調べ)となる15nmプロセスのNANDフラッシュメモリを開発し、量産開始することを発表した。三重県の四日市工場にて4月末から順次、現行の19nm第二世代から切り替えていく。今回のNANDフラッシュメモリは、2bit/セルの128Gbit(16GB)製品となる。現行世代の製品と比較して、書き込み速度はほぼ同等だが、高速インタフェース仕様を採用することによって、データ転送速度が1.3倍に向上したという(533Mbit/秒)。さらに東芝では、15nmプロセスを用いた3bit/セルのNANDフラッシュメモリについても、2014年の第1四半期中の量産開始を計画している。同時に開発している高性能NANDコントローラを組み合わせることで、スマートフォンやタブレットPCなどへの搭載、そしてSSDの開発によるノートPCなどへの搭載を展開する考え。
2014年04月23日5段階の温度切替のドライヤーとヘアーアイロン東芝ホームアプライアンスは、「温度切替5段階」と「3つの風量切替」により、髪への熱ダメージを軽減させて短時間でしっかり乾かすことができる温度と風量が選べるヘアードライヤー「uLos(ウルオス)HDH900X」と、「スチーム」と「200℃の温度」で髪をすばやくストレートにできるヘアーアイロン「uLos(ウルオス)HDA900SX」を、2月16日より発売する。*画像はニュースリリースより熱ダメージを軽減させて短時間で乾かすドライヤー「HDH900X」は、50℃、60℃、100℃、110℃、120℃の5段階の温度切替と、大風量のTURBOモード、DRYモード、SETモードの3つの風量切替で、熱ダメージを軽減させて短時間で乾かすことができるヘアードライヤー。さらに、「ピコイオン」の働きにより、ブラッシングの際の、髪の帯電量を約40%抑え、髪表面のキューティクルもダメージを低減し、髪にうるおいを与える。カラーは、<PN:ペールピンクゴールド>、<W:パールホワイト>、<L:ペールブルー>、<G:ペールグリーン>の4色。セットしたいスタイルに応じて温度を選べるヘアーアイロン「HDA900SX」は、「スチーム」と「5段階の温度切替」(140℃、155℃、170℃、185℃、200℃)により、適度に髪にうるおいを与えながら、髪をすばやくストレートにできるヘアーアイロン。200℃の高温の「ストレート」、170℃の中温の「ナチュラルストレート」、140℃の低温で、傷みやすい毛先をゆっくり内側に向けてかける「ニュアンスカール」など、髪へのダメージを抑えられよう、セットしたい髪のスタイルに応じて温度を選べる。直接髪が当たるプレート(「シルキーコーティングプレート」)は、フッ素コーティング加工で髪の滑りがなめらかで、また、髪を毛先までとらえ、熱を均等に伝え、むらなく梳かしながらスタイリングできる目の細かいコーム付きで、毛先まで髪をしっかりキャッチ。「ピコイオン」の働きにより、髪の静電気を抑え、まとまりやすくするという。カラーは、<P:コーラルピンク>、<PN:ピンクゴールド>、<W:パールホワイト>の3色。元の記事を読む
2013年02月13日讃岐うどんチェーンの「はなまるうどん」を展開する”はなまる”は、1月7日、東芝府中事業所(東京都府中市東芝町)の社員食堂内に「はなまるうどん 東芝府中事業所店」をオープン。同店は、グループ企業である吉野家との共同出店となる。東芝府中事業所は、重電事業や鉄道事業をはじめとする、社会インフラ事業に関する研究開発・生産業務等を行っている、東芝グループの主要な拠点の1つ。構内関係会社、協力会社含め、約10,000名が業務に従事している。同社では「社員食堂」を、讃岐うどんのさらなる需要掘り起こしの場と捉え、2012年10月には「はなまるうどん佐川流通センター店」を開業。今回の出店はそれに続くもので、讃岐うどんの日常食化につながる取り組みと位置付けているという。なお、営業時間は平日の12時から13時(土曜・日曜・祝日は休業)。提供するメニューは通常店舗と一部異なり、一般の客は利用できないとのこと。詳細は、同店ホームページからみることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月08日バーデン=バーデン&フライブルクのスペシャルアンサンブルとヴァイオリニストの神尾真由子さん出演東芝は12月22日、東日本大震災の復興支援の一環として、「震災復興支援東芝チャリティーコンサート~人と、地球の、明日のために~」を宮城県仙台市において、2012年2月11日に開催、東北在住の人を抽選で300組600名と宮城県の吹奏楽部に在籍する高校生を中心に、合わせて約900名を無料招待することを発表した。コンサートには、バーデン=バーデン&フライブルクのスペシャルアンサンブルとヴァイオリニストの神尾真由子さんが出演予定。「東芝グランドコンサート2012」出演者が復興へのエール東芝は、毎年、世界の著名な指揮者・オーケストラを招聘し、豪華なソリストとの共演を実現する「東芝グランドコンサート」を実施しており、2012年は、南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン&フライブルクを迎え、2月12日(愛知県芸術劇場コンサートホール)より全国各地でコンサートが行われ、神尾真由子さんはソリストの一人として出演する。チャリティーコンサートは、ツアー前日の11日に東北に赴き行われ、「被災者へのエールと復興の願いを込め」、モーツァルト他を演奏予定という。深い感動に包まれるひとときとなるだろう。募集方法など、詳細はニュースリリースリリースを参照のこと。元の記事を読む
2011年12月24日東芝の冷凍冷蔵庫「VEGETA」シリーズ『GR-E55FX』が今月上旬に発売され人気を集めている。『GR-E55FX』は、野菜の鮮度を約2.3倍長持ちさせる「うるおい補給野菜室」を搭載。たとえば、買った翌日にはぐったりしていたほうれん草が、3日目まで新鮮!扉の開閉が多かったり、野菜の収納量が少ないと、野菜室の湿度が失われて、乾燥に弱い葉物野菜は傷みが早くなりがち。「うるおい補給野菜室」は、野菜室の湿度が下がったことを検知すると、湿度約100%のうるおい冷気を補給して、つねに高湿度を保ってくれる。「うるおい補給野菜室」のイメージさらに、冷凍室に採用された、「新・野菜そのまま冷凍プレート」もポイントだ。白菜やエノキダケなど、カットした生野菜を下ゆでの手間なしで冷凍できる。野菜の細胞を壊さずに、ゆっくりと冷凍していくので、風味と栄養を逃さない。水分を抜きながら、時間をかけて冷凍する「ドライモード」を使えば、調理のときに味がしみ込みやすくなり、シチューや煮物を作るときの時短にもなる!野菜を食べ切れずにダメにしてしまい、仕方なしに捨てたことのある人は多いはず。また、小さい子どもを連れて、週に何度もスーパーに買いものに行くのはとても大変。「うるおい補給野菜室」と「新・野菜そのまま冷凍プレート」があれば、まとめ買いした野菜を新鮮なまま買い置きできるし、使いきらなかった野菜は簡単に冷凍保存にまわせる。野菜のムダを減らして節約、さらに時間にも余裕ができるので、子育て中のママには大助かりだ。「VEGETA GR-E55FX」オープン価格(実勢価格約30万円)本体サイズ:幅685×高さ1818×奥行き732㎜、102㎏定格内容積548Lお問い合わせ先:東芝生活家電ご相談室センターTEL: 0120-1048-76 ライター/斎木香奈美
2011年11月29日東芝ホームアプライアンスは10月1日より、自走するお掃除ロボット「Sumarbo(スマーボ) VC-RB100」を発売する。「スマーボ」は、一度通ったルートを記憶しながら、部屋をくまなく掃除してくれる自走式クリーナー。本棚や机、壁といった障害物をぶつからないように避けたり、段差を認識して落ちる前に折り返したりと、かなり賢いロボット。約2畳分を約2分で掃除できるスピーディーさもポイントで、満充電なら約90分稼働でき、掃除が終われば自分で専用の充電台へと戻ってくれるので、後片付けの手間もなし!タイマー機能もあり、運転を開始する時刻を分単位で設定できる。「スマーボ」に掃除をまかせれば、おでかけから帰ってきたときには、部屋がピカピカになっている! なんてことが可能になるのだ。「仕事や家事が忙しくて、お掃除の時間がなかなか取れない」という、働くママの強い味方になってくれそう。掃除モードは変更でき、稼働のスタート位置を中心に1.5mの範囲を集中して掃除してくれる「スポット」モードがママにはオススメ。たとえば、子どもがテーブルの下にお菓子をこぼしてしまったときなどにこのモードを使えば、ロボット任せでクリーンになる。また、リモコンを使って好みの方向に動かすこともできるので、子どもと一緒に操作して、掃除の時間を楽しんじゃうのもあり! すいすいと動く姿に、子どもも掃除に夢中になること間違いなしだ。「Sumarbo(スマーボ) VC-RB100-L」10月1日発売 オープン価格(実勢価格約9万円)本体サイズ:幅355×高さ93×奥行き355㎜ 約3.7kg 集じん容量:0.6Lお問い合わせ先:東芝生活家電ご相談センターTEL: 0120-1048-76 取材/斎木香奈美
2011年09月30日