府中ダービーである。『トップリーグ』最多優勝5回を誇る名門チーム同士の対決でもある。東芝ブレイブルーパス×サントリーサンゴリアス。オールドファンを沸かせてきた名勝負数え歌が3月13日(土)『ジャパンラグビー トップリーグ2021』第4節にラインナップされているのだ。東芝は前節やっと今季初勝利を挙げた。開幕戦ではトヨタ自動車ヴェルブリッツ相手に後半怒涛の追い上げを見せるのも33-34とわずかに届かず、第2節はクボタスピアーズに後半何もさせてもらえず7-39の完敗を喫した。まさかの連敗発進にトッド・ブラックアダーヘッドコーチ(HC)はフレッシュなメンバーを組み込んだ。第3節・三菱重工相模原ダイナボアーズ戦では前節から8名先発を入れ替え、ルーキーのロック(LO)伊藤鐘平が初めてスタメンに名を連ね、スクラムハーフ(SH)ジャック・ストラトンがスタンドオフ(SO)に回り、2年目のSH高橋昂平も初先発、新人フランカー(FL)佐々木剛も初めてメンバー入りするなど、23名の試合登録選手は25歳以下の若手が半数近くを占めた。高橋昂平(東芝ブレイブルーパス)(C)スエイシナオヨシ東日本大震災から10年、3月6日・釜石鵜住居復興スタジアムで東芝のフィフティーンは躍動した。この日は相手に「痛い」と嫌がられる東芝伝統の強烈なタックルが炸裂。LO小瀧尚弘、FLリーチ マイケル、ナンバーエイト(NO8)山本浩輝、センター(CTB)ジョニー・ファアウリがハードタックルを連発した。アタックでは12分に連続攻撃からCTBセタ・タマニバルがトライを決めると、20分には自陣トライライン手前から高橋が90m以上を走り切る独走トライ。小瀧がディフェンスラインのギャップを突いたかと思えば、ドライビングモールから佐々木が2本目のトライを奪い、ロングパスからWTB松延泰樹が2本抜け出すなど、取りも取ったり9トライ。これまでのうっ憤を晴らすかのようなトライラッシュを披露したのだった。試合後、ブラックアダーHCが「チームが素晴らしい準備をしてきたことをいいパフォーマンスで証明できてうれしい。我々がやろうとしたこと、準備してきたことを試合に出せるようになった。ディフェンスもセットピースのプラットフォームもうまくいった。改善しないといけなのは規律の部分。80分通して満足している」と満足げな表情を見せれば、ゲームキャプテンを務めたリーチも「東芝としては2連敗して今週の準備、自分たちにフォーカスしていい形でできた。反省点があるとすると、それはディシプリンの部分」と同意した。若手たちの活躍について質問が飛ぶと、指揮官は「高橋だけではなく、チームが成長していると感じている。選手はよくなっている、自信が徐々についている。この試合で新しい選手を起用したが、それはプランではなく、ベストなメンバーを選んだ結果。彼らにチャンスを与え、彼らがチャンスをつかんだ。チームの競争としていいことだ」と歓迎した。さらにリーチは「サントリー戦は本当にタフな試合になる。フィジカルでもいい準備をして臨みたい」と気を引き締めた。中野将伍(サントリーサンゴリアス)東芝とは対照的にサントリーは開幕3連勝を飾った。開幕戦では11トライを量産し、三菱重工相模原に75-7と大勝。ニュージーランド代表の司令塔のSOボーデン・バレットが1トライ8ゴールで21点を叩き出せば、ウイング(WTB)テビタ・リーは5トライをマーク。WTB中野将伍もデビュー戦で初トライを記録した。続く第2節はHonda HEATの魂のこもったタックル、粘り強いディフェンスに手を焼きながらも31-14ときっちり勝利。初スタメンを果たしたSH齋藤直人が自ら2トライを奪うなど、ボーナスポイントも手繰り寄せた。早稲田大ルーキーコンビは、それぞれ初先発した試合後に「(WTBは)初めてのポジションだったので、最初はうまくいかない部分もあったが、練習をする中で、自分の持ち味であるフィジカル、突破力を活かせるように周りとコミュニケーションを取っている。WTBでもCTBでも出場できるように準備し、自分の持ち味を発揮したい」(中野)、「(バレットとのコンビは)今後のために経験を積めている。1日1日、1試合1試合学ばせてもらっている。9番でもリザーブでもチームとして準備してきた。サントリーで自分を成長させたい」(齋藤)と前向きなコメントを発した。先週行われた第3節では宗像サニックスブルースを75-10と圧倒。世界トップクラスのCTBサム・ケレビが3戦連続となるトライを2本決めれば、FLツイ ヘンドリックも2トライ、1トライ10ゴールのバレットは25点を積み重ねた。サニックス戦後、ミルトン・ヘイグ監督は「内容に関しては満足している」としつつ、「これから取り組まなければいけない課題もある。80分間通して、自分たちのやりたいことを体現できていない。これからもっとできる部分はある」と課題を口にした。サニックスのコーリー・ブラウンHCが「ポジティブな部分で言えば、ケガ人が出なかったこと。今日の試合でケガ人が出なかったことはポジティブだと考えている」と脱帽するほどの圧勝ぶりにも実に淡々としたものだった。さらにヘイグ監督は「シーズンが始まってから毎週改善していかないといけない点はある。自分たちの現在地は次の東芝戦を終えれば、明確に見えるのではないか。チームとしてのポテンシャルは、これからまだまだいい方向に仕上げていけると感じている」と先を睨んだ。中村亮土主将に代わってCTBで先発した梶村祐介は激しいポジション争いについて、「CTBはいろいろな選手がいい持ち味を持っているので、違いを出さないといけないと思っている。僕はボールを持った時のプレーや外を生かすスキルの高さで差をつけていきたい。練習の強度が上がる日が週に1日ある。やはりみんな試合に出たいので、僕も紅白戦でトイメンがサム・ケレビだと、その強度が試合以上になる。試合ほど長い時間はやらないが、強度で言えば試合以上」と明かした。キックオフ48時間前に発表される両チームの試合登録メンバーは以下の通り。【東芝】1金寛泰、2橋本大吾、3知念雄、4梶川喬介、5小瀧尚弘、6リーチ マイケル、7マット・トッド、8山本浩輝、9小川高廣、10ジャック・ストラトン、11松延泰樹、12ジョニー・ファアウリ、13セタ・タマニバル、14ジョネ・ナイカブラ、15豊島翔平、16平田快笙、17三上正貴、18深村亮太、19サム・トムソン、20佐々木剛、21高橋昴平、22巴山凌輔、23宇薄岳央【サントリー】1森川由起乙、2堀越康介、3垣永真之介、4トム・サベッジ、5ハリー・ホッキングス、6ツイ ヘンドリック、7小澤直輝、8テビタ・タタフ、9流大、10ボーデン・バレット、11テビタ・リー、12中村亮土、13サム・ケレビ、14中野将伍、15尾崎晟也、16中村駿太、17石原慎太郎、18中野幹、19飯野晃司、20ショーン・マクマーン、21齋藤直人、22田村煕、23塚本健太『トップリーグ』以降、直接対決の通算対戦成績は東芝の12勝11敗とほぼ互角。直近のゲーム『トップリーグ2020』開幕戦でも東芝が26-19で勝利している。果たして、サントリーが開幕4連勝で対戦成績を五分に戻すのか、東芝が下馬評を覆して『プレーオフトーナメント』に希望を見せるのか。最後の『トップリーグ』での府中ダービーは3月13日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。文:碧山緒里摩(ぴあ)トップリーグ特設ページ東芝ブレイブルーパスサントリーサンゴリアスチケット情報
2021年03月12日「新しくオーブンレンジを購入したいけれど、種類や機能の選択肢が多すぎてどれを選べばよいのか分からない…」そんな悩みを解決する、オーブンレンジの上手な選び方やおすすめ機種をまとめました。使い方のコツや注意点も紹介します。オーブンレンジでできること電子レンジ機能とオーブン機能が備わった『オーブンレンジ』を用いると、特別な調理器具を使わずとも家庭でさまざまな調理方法が楽しめます。食品を温めるといったシンプルな使い方から、レストランにも劣らないような本格的な料理を家庭内で作ることまで可能です。オーブンレンジでは具体的にどんな調理方法が可能なのでしょうか?電子レンジとの違いについても見てみましょう。加熱から蒸し料理までたくさんオーブンレンジには、従来の『温める』『解凍する』『焼く』機能に加えて、メーカーや機種によって実にさまざまな機能が追加されています。例えば、魚や野菜の煮物などを『煮る』・シューマイなどを『蒸す』ことも多くの機種で可能です。オーブンレンジ1台で深鍋や蒸し器などの調理器具を使わずに手軽に調理できるので、洗い物も少なくて済みますよね。また近年では、油を使わずにフライを『揚げる』・パスタを少量の水で『茹でる』・ヨーグルトなどを『発酵させる』といった機能が付いた物もあり、料理のレシピの幅をさらに広げられるようになっています。電子レンジとの違いそもそもオーブンレンジは電子レンジとどこが違うのでしょうか?電子レンジは『温める』機能がメインです。スーパーなどで買ってきたお弁当・お惣菜を温めたり、冷凍食品を短時間で解凍したりできます。普段あまり家で料理をせず、市販の食品を温める・解凍するだけのことが多い人向けの製品といえます。価格が手頃であることも特徴の1つでしょう。対してオーブンレンジとは、『温める』機能と『焼く』機能の両方が備わっており、グラタンやケーキなどを家庭でも作ることが可能です。家でよく料理をする人・料理のバリエーションを楽しみたい人向けの商品であり、上記のような『蒸す』『揚げる』などの付加機能が多いと価格帯も高めになることが多いです。料理が楽しくなる選び方家電量販店やオンラインショップでは、メーカーも機種も機能もいろいろで本当にたくさんの製品がありますよね。数ある製品の中から、あなたのお家にぴったりの機種を選ぶときに役立つポイントをまとめました。庫内容量をチェックまずは家族の人数によって、庫内容量を選ぶことから始めましょう。オーブンレンジはメーカーや機種により外形寸法は違っていますが、庫内容量について大・中・小の3つのサイズに分けられます。2人家族であれば20~25L以下の小サイズ、3~4人家族は26~29L以下の中サイズ、4人以上の家族は30L以上の大サイズが目安です。今現在は夫婦2人でも、これから数年で子どもが増えたり両親と同居したりと家族構成が変わることもあり得ます。少し先の家族の変化までを見越して、適切なサイズの物を購入するとよいでしょう。欲しい機能で選ぶ近年のオーブンレンジは、基本的な『温める』『解凍する』『焼く』機能に加えて多様な機能が搭載されている物が多くあります。つい目移りしてしまいますが、あなたがどんな使い方をするのか・どんな機能が欲しいのかを考えて機種を絞り込むとよいでしょう。「必要ない機能が付いていても使わなければいいだけ」と思うかもしれません。でも、付加機能が多いほど価格が高い傾向にあるのです。クッキーをよく作るのであれば、1回に多く焼けるので1段より2段式がよいですし、カロリーや油の使用量を落としたいのなら、ノンフライやスチーム機能があると便利です。必要に応じて購入を決めるとよいでしょう。コスパが気になるなら型落ちもおすすめ予算も大切です。「過熱水蒸気機能付きのオーブンレンジが欲しいけど、価格が高すぎて手が出ない…」そういう人も多いのではないでしょうか?現在の最新機種ではなく、少し前の型落ちモデルを購入すると価格を抑えることができますよ。オーブンレンジはだいたい1年サイクルで新しい機種が発売されています。欲しいメーカーの、1年前に発売された機種をチェックしてみてはどうでしょう。同じシリーズであれば機能的にもそれほど違いがないことが多いものです。また「どうしても最新機種のこの機能が欲しい!」という場合は、逆に次の機種が発売されて価格が下がるのを待ってから購入するという手もあります。おすすめしたいメーカーランキングオーブンレンジは、メーカーごとでそれぞれ独特の特長・工夫があります。あなたが使いたい機能や作りたい料理に合った製品を選ぶことをおすすめします。ここでは国内の大手メーカー『シャープ』『東芝』『Panasonic』について、それぞれの人気のブランドをピックアップして紹介します。加熱水蒸気が気になる シャープシャープの製品ラインアップの中では、過熱水蒸気調理ができる『ヘルシオシリーズ』が特に人気です。過熱水蒸気調理では、通常のスチーム機能よりも高温の水蒸気を用て同じ食材でもよりヘルシーに調理ができます。健康的な食生活への意識が高い人がシャープの製品を選ぶことが多いのかもしれません。から揚げは、油を使わずに調理するので油・カロリーカットに有効です。魚の塩焼きでは、水蒸気が塩分を水と一緒に流して塩分をカットできます。野菜も栄養素・おいしさを壊さずに調理が可能です。 メーカー公式サイト:シャープ パワフルな温度がうれしい 東芝高温・加熱の速さを生かした料理にこだわる人・いろいろな料理を作ってみたい人には、東芝がおすすめです。高温で焼く機能に力を入れている『石窯ドーム』シリーズがメインの製品ラインアップとなっています。機種によりますが、オーブン機能では最高温度が250~350℃、加熱水蒸気調理時も250~300℃といった高温での過熱が可能で、肉をおいしく焼いたりふっくらとしたパンを焼いたりできます。また、付属の5cm深皿を用いると、アクアパッツァ・カレー・パエリアなども作れますよ。 メーカー公式サイト:東芝 低温が使える PanasonicPanasonicでは『ビストロ(Bistro)』シリーズが主力商品といえるでしょう。300℃までの高温調理もできる反面、低温での料理も得意としており発酵料理や煮物料理にも適しています。70℃でじっくりと加熱し、コンフィ・カスタードプティングも食材のみずみずしさを保ちながらおいしく仕上げることができます。30~65℃で調理できる発酵機能を使うと、ヨーグルト・甘酒も手作り可能です。 メーカー公式サイト:Panasonic オーブンレンジを使いこなすには?オーブンレンジのいろいろな機能については、取扱説明書やメーカーのサイトなどを見ると詳しく知ることができますが、ここでは上手に使いこなすための基本的なコツについてまとめました。シンプルですぐに実行でき、なおかつ知っておくと意外と役に立つことばかりなので、ぜひ活用してみてほしいところです。焼き物料理は予熱をしっかりときちんとレシピの指示に従って焼き物料理を作ったけれど、中が生焼けのままだったといった経験はありませんか?その原因の1つとして考えられるのが『予熱不足』です。オーブン機能を使う際には、予熱で庫内を設定温度まで上げておく必要があります。予熱時間は、実際の調理時間の前に別途取っておくことが大切です。また、予熱後も設定温度を保つために、オーブンレンジのドアを開けたままにせず素早く食材を庫内に入れましょう。便利なアイテムオーブン機能を使うときに、あると便利なアイテムの1つに『クッキングシート』があります。耐熱加工がされており、天板や焼き型の上に敷いて使います。オーブンは高温で調理するため、天板・焼き型に食材がこびりつくと後片付けが大変です。そんなときにクッキングシートを使うと、食材が付きにくく掃除も楽になりますよ。油脂・水などにも強く液体を通さないので、蒸したり煮込んだりする料理では落しぶたとしても活躍します。ただし、一般的なクッキングシートの耐熱温度は250℃です。それ以上の高温での調理には、燃えたり変質したりすることもあるため注意しましょう。使う前は簡単に掃除をオーブンレンジの庫内をきれいに保つことは、加熱の効率維持や臭いの発生防止にも役立ちます。使う前には、簡単に掃除をしてから調理に取り掛かりましょう。スチーム機能を使うなどして、庫内を蒸気で満たしてから掃除するとこびりつきも取りやすくなりますよ。メラミンスポンジ、または食器用中性洗剤をふくませたスポンジなどで汚れをふき取った後、雑巾で乾拭きをします。使用上の注意点オーブンレンジは、電子レンジ機能も含めるとほぼ毎日使っている人が多いのではないでしょうか。ここでは安全に長く使用するための注意点を2つ紹介します。高温での調理をする機会が多い人はもちろん、食材をちょっと温めるときにも覚えておきたい点です。突沸現象に注意牛乳・コーヒー・スープなどの液体を加熱しすぎると、突然沸騰して中身が飛び散ることがあります。これが『突沸現象』で、やけどの原因となるので注意が必要です。突沸現象を防ぐためには、液体を加熱しすぎないことが大切です。加熱しすぎてしまった場合には、庫内で1~2分冷ましてから取り出すとよいでしょう。レンジ上に物を置かないオーブンレンジは通常は四角い箱型をしており上部が平らなので、上に食器などを置いたりふきんを被せたりしている人がいるかもしれません。しかし、オーブン機能を使うときはかなりの高温となるため危険です。レンジの上には何も置かないことが大切です。もし置いているならすぐに移動しましょう。また、「レンジ機能のときなら物を置いても大丈夫」というわけでもありません。レンジの上は、通常10~20cmのスペースを空けておく必要があります。吸気口・排気口をふさぐと故障の原因にもなるので注意しましょう。毎日の料理をもっと楽しく便利にオーブンレンジの買い替えや新規での購入は、家族としても数年に1度の大きなイベントの1つでしょう。レンジ機能も含めるとほぼ毎日使う製品でもあり、また支払う金額も大きいので慎重に選びたいものですね。「どの機能を使って、どんな料理を作ろうかな?」これからどう活用するかをイメージしながら、毎日のお料理がより楽しく便利になるような1台を見つけましょう。
2019年12月25日とことん清潔さにこだわった「マジックドラム」という特別な洗濯槽を開発し、採用したことで洗濯槽を常にきれいに保つことを可能にした東芝の洗濯機。毎日頻繁に洗濯槽は洗えない、洗うのも面倒になりがちな洗濯槽は主婦の悩みを大きく改善してくれること間違いなしでしょう。洗濯し終わった衣類に、茶色っぽいカスがついていることはありませんか?汚れに気がつき、慌てて洗濯槽の洗浄をすると、ものすごい量のゴミが浮いてきてビックリすることも。洗濯槽も定期的に掃除したいものですが、他の家事をしていると忙しくて、ついついお手入れが忘れがちになります。毎日顔を拭くタオルや、小さな子どもの服に洗濯槽のゴミが付いていたら使いたくありません。今回ご紹介する東芝の「マジックドラム」搭載洗濯機は、清潔性にこだわり、洗濯槽に汚れが付きにくい製品です。主婦にとって夢のようなこの洗濯機は、どのような思いから開発に至り、どんな特徴があるのか東芝ライフスタイルの洗濯機担当岡本さんにお聞きしました。■目次1.洗濯物に付着する「茶色いカス」の正体は…?2.汚れがつかない洗濯槽!東芝が開発した「マジックドラム」3.手間もコストも削減。洗濯槽を洗浄する頻度はどれくらいに?4.「Ag⁺抗菌水」で洗うから、いつも洗濯物が清潔!5.「自動おそうじ機能」で洗濯槽をもっとキレイに6.気になる消費者の声は?7.調節可能な温水の効果で繊維の奥まで清潔に8.「ドラム式」と「タテ型」洗濯機のタイプをご紹介まとめ1. 洗濯物に付着する「茶色いカス」の正体は…?衣類についている茶色いカス。実は、洗濯槽の裏側に発生した黒カビが剥がれ落ちたものです。不衛生なだけでなく、部屋干しのときに発生する嫌なニオイの元になります。カビが付いた衣類を着用していると、アレルギーやアトピー性皮膚炎などの原因になる可能性があります。——どうして洗濯槽にはカビが生えやすいのでしょうか?「ほとんどの洗濯機は、洗濯槽と外槽の二重構造になっています。隙間には湿気がたまりやすく、通気性も悪いので、カビが繁殖しやすい構造をしていると言えます。カビが大好きな湿度環境に加え、衣類についた食べカスや洗剤カスが繁殖をより進めてしまいます」(岡本さん)洗濯後に蓋を開けて乾燥させたり、定期的に洗濯槽クリーナーを使用したりと気をつけていても、汚れの付く裏側は見えないもの。直接汚れを確認することはできません。完全にカビを落とすには、専門業者に分解清掃を依頼することになります。これでは手間もお金もかかってしまい、主婦には困りものです。2. 汚れがつかない洗濯槽!東芝が開発した「マジックドラム」皮脂汚れやほこりが付いた衣類を洗うため、洗濯槽は汚れるもの。毎日使うため、しっかり乾ききる間もなく、定期的な掃除が必要という認識が世間では当たり前でした。そんなとき東芝から、「汚れがつかない洗濯槽」として、清潔性を重視した「マジックドラム」が誕生しました。——「汚れがつかない洗濯槽」はどんな声から生まれたのですか?「最近では時短・節水だけでなく、衣類や洗濯槽の清潔さを気にするお客様がとても多くなってきているということがアンケートによりわかりました」——なるほど、家族の健康のためにも清潔性は欠かせませんよね。では、どのようにして洗濯槽の清潔さを実現することに?「これまで弊社では、本体の『自動おそうじ機能』や『Ag⁺抗菌水』による清潔性への配慮を行ってきました。そして、そこからもう一段階上のキレイにこだわるため、そもそも洗濯槽に汚れがつかない仕組みがあれば、ユーザーにもっと喜んでいただけるのではないか、という発想がきっかけとなり、開発に至りました」まさに発想の転換。普段から定期的にお手入れをしていても、汚れ・カビがこびりつくのであれば、初めから汚れがつかないようにすれば良いというわけです。掃除の手間もかかりませんし、家事の軽減にもなるので、忙しい主婦には嬉しいかぎりです。——カタログにも大きく書かれている「マジックドラム」には、どんな特徴があるのですか?「マジックドラムの一番の特徴ともいえる『防汚コート』は、普段見えない部分である洗濯槽の外側にコーティングされています。その効果は、ちょっとした汚れが付きにくい、なんてものではありません。なんと、落ちにくい油分を含んだ汚れでさえも、スルリと簡単に落ちるのです」「画像の左側は一般的な洗濯槽。右側は防汚コーティングされた『マジックドラム』。疑似汚れを付着させてシャワーをかけた結果です。一般的な洗濯槽は、一度汚れがつくと次の汚れがその上に重なって、より汚れていきます。これに対してマジックドラムは、表面に汚れが付着しても、水をかけると防汚コート表面と汚れの間に水が入り込み、汚れを浮かせて落とします。これがキレイな状態を維持できる仕組みなのです」——コーティングということは、使っているうちに効果が薄れてしまいそうなイメージがあります。「いえいえ、そんなことはありません。マジックドラムの防汚コートは、親水性の高いガラス質塗装を高温で焼きつけているので、ステンレス槽表面からコーティングが剥がれることはありませんよ。また、交換・再塗装の必要がないので、長く清潔に使用できます」3. 手間もコストも削減。洗濯槽を洗浄する頻度はどれくらいに?——汚れがつきにくいコーティングをしていても、定期的に槽洗浄は必要ですよね?従来の洗濯槽の洗浄は月に1回、つまり年12回ほどの槽洗浄が必要ですが、「マジックドラム」搭載洗濯機の場合、槽洗浄の目安はどのくらいでしょうか?「マジックドラム搭載のドラム式洗濯乾燥機なら6か月に1回で、年に2回ほど。タテ型洗濯乾燥機は3か月に1回で、年4回の槽洗浄で大丈夫です」驚くほど洗浄回数が減りますね。毎月クリーナーを使用して槽洗浄するコストと時間を考えると、マジックドラムは経済的で手間も少なく済みます。清潔を求める人だけでなく、毎日が忙しい人にもピッタリです。——ここまで聞いたお話だけでも、清潔性にとてもこだわった洗濯機と言えますが、他にもキレイな洗濯槽を維持する機能はありますか?「まだありますよ。一度カビプロテクトを設定しておけば、洗濯終了後、衣類を取り出し、ドアを閉めてから「スタート」ボタンを押すと、槽乾燥運転をします。蓋を開けておくだけでは不十分な使用後の乾燥も、ボタン1つで、手軽にカビの発生を抑えられます。簡単なので、日ごろのお手入れとして槽乾燥を組み込めば、より汚れがつきにくくなります」4. 「Ag⁺抗菌水」で洗うから、いつも洗濯物が清潔!東芝では、洗濯槽だけでなく、使う水に関しても清潔性にこだわっています。衣類をより清潔に洗いあげるために、どのような工夫をしたのでしょうか。——岡本さん、マジックドラムのもう1つの特徴である「Ag⁺抗菌水」についても教えてください。「ドラム式洗濯乾燥機とタテ型洗濯乾燥機には、銀(Ag)イオンを含有する溶解性ガラスが入った抗菌ユニットを搭載しています。Ag⁺は殺菌・消臭・安全性に優れていて、地球にも優しいため、身の回りの様々な場面で使用されています。ドラム式洗濯乾燥機の場合、洗濯水を循環させてシャワーをふりかける構造になっています。その経路中にAg⁺抗菌ユニットがあり、洗濯水が通過することで、Ag⁺抗菌水となります。タテ型洗濯機の場合は、洗濯槽のパルセータが回り、洗濯水をかくはんする度にAg⁺抗菌ユニットを通るようになっています。抗菌ユニットで使われているAg⁺ガラスは約10年間、交換不要(*1)。清潔性が長く保たれるので安心です」(*1)年間洗濯数600回にて計算(東芝調べ)もちろん、風呂の残り湯を使った洗濯もできるそうです。残り湯を使うのはエコですが、水道水と比べて雑菌が多いのが心配。しかし、抗菌剤入りのふろ水給水ホースが付いている上にAg⁺抗菌水でお洗濯しているので、残り湯でも安心してどんどん使えます。(洗濯が除菌目的の場合は効果を得られない場合もあります。)5. 「自動おそうじ機能」で洗濯槽をもっとキレイにマジックドラムとAg⁺抗菌水で洗濯機内を清潔にし、その状態を常に保つため、東芝の洗濯機には「自動おそうじ機能」も搭載されています。——脱水時の水の勢いで自動的に洗濯槽を洗えるということですが、この発想はどこから生まれたのですか?「滝や川の流れは、地表を削るという働きを持っています。それと同じく、強い水の勢いを利用することで、洗濯機外槽の内側をキレイにできるのではないかと考えました」東芝の洗濯機は様々な工夫によって、とことん清潔な洗い上がりを追求していることがわかります。6. 気になる消費者の声は?——この製品を発売したことで、消費者からはどのような反応があったのでしょうか。「店頭では『汚れが付かない洗濯槽の洗濯機はどれですか』と、マジックドラムが目当てで来店するお客様が増えており、認知度が上がっていることをメーカー側でも実感しています。・気になっていた洗濯槽の汚れを気にしなくなるのは嬉しい・槽洗浄の回数が減ることで、槽洗浄クリーナーや水道代が節約できるのはエコだし経済的実際に、お客様アンケートでも、このようにリアルな声が多く寄せられました」洗濯機は頻繁に買い替えるものではありませんし、お店に並ぶ製品も数多くあります。そんな中、マジックドラム搭載の洗濯機をチェックしに来店する人が多くなっているのは、それだけ多くの方が清潔性を求めている証拠と言えます。7. 調節可能な温水の効果で繊維の奥まで清潔に——カタログを見ると、東芝ドラム式洗濯乾燥機は水や洗濯機全体の抗菌だけでなく、洗濯時の水の温度にもこだわっている、とあります。そこにはどのような効果があるのですか?「洗濯時に冷水ではなく温水を使用することで、洗剤の効果が引き出され、洗浄力が高まるのはご存知ですか?弊社はそこに着目し、清潔な洗い上がりだけでなく、汚れ落ちアップを目指しました。ドラム式は洗濯水の温度を15・30・40・50・60℃の5段階から選べる『温水ザブーン洗浄』機能を搭載。皮脂汚れには40℃、食油汚れには50℃を使用するなど、汚れに合った温度を選ぶことで、繊維の奥までしみ込んだ汚れをしっかり落とすことができます。また60℃の場合は除菌効果があるので、赤ちゃんの肌着やよだれかけなど、特に清潔さに気を遣う白物衣類にもおすすめです」——タテ型にもそのような機能はありますか?「はい。タテ型洗濯乾燥機には、温風で水と衣類を温めながらつけおき洗いをすることで、洗剤の効果を引き出す『温かザブーン洗浄』機能を搭載しています。水温を約10℃上げて洗うことができるので、水温の低い冬場でも洗剤の効果を引き出し、洗浄力を高めます。夏場も約20℃の水道水が約30℃までが上がるので、洗剤の酵素を活性化させて皮脂汚れを落として、黄ばみ予防にもなります。また、汚れ具合に合わせ、つけおき時間を最大8時間まで設定できるので、落ちにくい汚れもすっきり落とせます。さらに、小さなお子さんの食べこぼしなど、ひどい汚れを急いで落としたいときは、つけおきなしに設定すれば手早くスピーディーに洗うこともできて便利です」東芝洗濯乾燥機なら、オールシーズン衣類をキレイに保つことができますね。8. 「ドラム式」と「タテ型」洗濯機のタイプをご紹介——魅力的な機能を持つ「マジックドラム」搭載の洗濯機は、ドラム式・タテ型の2タイプ。それぞれ洗浄力は同等とのことですが、違いと特徴を教えてください。「大きな違いとしては、洗浄方式と乾燥方法が違います。簡単にご紹介しますので、デザインや設置場所など、それぞれのご家庭に合った洗濯機を選ぶときの参考にしてみてください。【ドラム式】ドラムの回転・反転により、たたいて押して汚れを落とす、『たたき洗い』方式。少ない水量で洗うので節水につながり、お財布にも優しい。乾いた温風で衣類を乾かす『ヒートポンプ除湿乾燥』を採用していて、湿気を含んだ空気をヒートポンプで除湿し、機外へ排水します。効率よく熱交換するので、ヒーター式よりも省エネ性が高いのがポイントです。【タテ型】洗濯槽の底で回転するパルセータで強力水流を起こし、シャワーで洗剤液を循環させながら衣類全体をもみ洗う、『かくはん洗い』方式です。乾燥方法はヒーターで加熱し、湿気を機外へ排気する『ヒーター方式』です。運転中に発生する熱を一部取り込み、再利用する『ホットサイクル乾燥』で、効率よく乾かすことができます」まとめとことん清潔性にこだわった「マジックドラム」搭載洗濯機。その名の通り、魔法のように発揮される抗菌効果をはじめ、糸くずフィルターや洗濯槽の中のパルセーター(タテ型のみ)といった、菌が気になる細かな部品にまで徹底的に抗菌加工がされています。最終的には自動おそうじによる菌の減少率も99%以上と、衣類の清潔さが気になる人には魅力的なポイントが盛りだくさんです。こまめに洗濯槽を掃除するのはどうしても面倒。できるだけ手間なく、カビの発生を防ぎたいと思っている人が多いのが現実です。家族の健康のためにも、東芝の「マジックドラム」搭載洗濯機があれば、毎日の洗濯を清潔・快適に保つことができますよ。回答者:東芝ライフスタイル株式会社洗濯機事業部国内商品企画担当岡本涼様回答日:2017年3月10日
2017年04月21日スリムで軽そうな製品が多い、東芝の掃除機。実は水洗いが可能など便利な機能が目白押しなんです。主婦のこれまでの掃除機に関する悩みを解決し、家事のストレスを大幅に改善してくれること間違いなしでしょう。そんな東芝の掃除機の人気の秘訣を担当者にお聞きしました。掃除機を選ぶとき、何を重要視しますか?性能・吸引力はもちろんですが、収納場所に困らないスマートなものをお探しの方もいるかと思います。さらに掃除をすることが多い主婦にとっては、軽くてスムーズに小回りが利けば、言うことなし。そんな希望を叶えてくれるのが、東芝が発売しているスリムで軽い掃除機です。「小さいけれど、使いやすい!」と評判の理由がどこにあるのか、気になる疑問を東芝のライフスタイルのクリーナー担当・荒川さんに聞いてみました。■目次1.数ある掃除機の中でもオススメは東芝のコレ!2.トルネオシリーズの強みは?従来の掃除機との違い3.女性や主婦にオススメ!充実した機能がたくさん4.スリムだけじゃない。使いやすさのこだわりはグリップにあり5.キャニスタータイプとコードレスタイプ、どちらがお好み?まとめ1. 数ある掃除機の中でもオススメは東芝のコレ!電気屋に行くと、ひと際目を引くのはスリムなボディーの掃除機。たくさんの掃除機が並んでいますが、その中からどんなもの選ぶべきか迷います。——様々な機種があるようですが、女性や主婦にオススメなのは、どんな機種でしょうか?「1つめは、2016年8月に発売された、キャニスタータイプのサイクロン式クリーナー『TORNEOV(トルネオヴイ)VC-MG910』。「そしてもう1つは、コードレスサイクロン式クリーナー『TORNEOVcordless(トルネオヴイコードレス)VC-CL1300』です」(荒川さん)どちらもデザインからスタイリッシュな製品。家の見えるところに置いてもスマートな印象を受けそうです。2. トルネオシリーズの強みは?従来の掃除機との違いスリムで軽量なトルネオシリーズの掃除機。従来のサイクロン式クリーナーはフィルターが目詰まりしやすく、吸引力も落ちてしまう上に、フィルターの掃除が面倒というのが欠点でした。最新機種であるこちらのサイクロン式クリーナーは、これまでの機種と何が違うのでしょうか。——紙パック式とサイクロン式掃除機の違い、そして最新のサイクロン式クリーナーならではのポイントはどういった点ですか?「紙パック式は、吸い込んだゴミを紙パックに溜めるため、紙パックが一杯になっていなくとも、徐々に吸引力は低下していきます。これに対してサイクロン式クリーナーは、吸い込んだゴミを遠心力で分離してから排気する仕組みです。紙パック式と比べると、吸引力が持続することがサイクロン式の特徴ですが、最終的には微細なゴミがフィルターに詰まってしまい、吸引力が落ちていきます。それを解消するのが、トルネオシリーズに搭載された当社独自の集塵機構『バーティカルトルネードシステム』です。排気フィルターが目詰まりしにくく、ダストカップにゴミが溜まっても、ゴミすてラインまでしっかり吸引力が持続します」トルネオシリーズの両機種に使われている、東芝独自の集塵機構「バーティカルトルネードシステム」は、2段構えで遠心分離を行うという仕組みです。まず、1つめのサイクロン。強い吸引力で吸い込んだゴミを、遠心分離方式で空気と大きなゴミに分解・圧縮します。ここで分解しきれなかった細かなチリや花粉などは、2つめのサイクロンである、ミクロトルネード分離部で除去されるので、排気がきれいになります。この仕組みのおかげで、目詰まりしやすかったサイクロン部のフィルターが必要なくなりました。サイクロン部にフィルターがないことで、吸引力がなんと99%以上持続します。ゴミがダストカップに溜まってきても、ゴミすてラインまで強い吸引力で掃除を続けることが可能となりました。——強い吸引力が持続すること以外に、メリットはありますか?「もちろんありますよ。この『バーティカルトルネードシステム』を搭載したからこそのメリットが生まれています。【ゴミ捨てが簡単】ダストカップの中に溜まったゴミは、強力な気流で圧縮されます。コードレスクリーナーVC-CL1300では約1/2、サイクロンクリーナーVC-MG910では約1/5までコンパクトになります。ゴミが圧縮されるため、捨てる時もホコリが舞い上がらず、簡単に捨てられます。【丸ごと水洗い】フィルターレスサイクロンなので、汚れが気になったときは本体を分解し、ダストカップのみでなくサイクロンの中まで水洗いできます。清潔ですし、面倒なフィルターの掃除を必要としないことが何よりのポイントです。キャニスタータイプはヘッドのブラシまで簡単に外せて、回転部のブラシ・お手入れカバーも水洗いできます。(写真はVC-MG910)【排気がキレイ】細かなチリや花粉まで2つのサイクロンで分離され、排気もキレイです。赤ちゃんや子どもがいるご家庭でも安心ですよ」面倒なゴミ捨てやメンテナンスも簡単になり、女性や主婦だけでなく幅広い層に嬉しいポイントがたくさんあることがわかりました。3. 女性や主婦にオススメ!充実した機能がたくさん——トルネオシリーズには他にも機能がたくさんありますすね。特にオススメのポイントを教えてください。「はい!女性や主婦の方にもってこいの機能が5点あります。【ゴミの存在をランプでお知らせする「ゴミ残しまセンサー」】『ゴミ残しまセンサー』は両機種に搭載されており、キレイになったら手元のランプが消えて教えてくれる機能です。高いところや狭い場所といった、目に見えないところの掃除も簡単になります。隙間や高いところの掃除でも、ゴミが残っているかも……という不安が、このセンサーで解消されます。さらに、ゴミがなくなると自動でパワーを低減してくれるので、省エネにも効果があります。【高性能なヘッドを搭載】キャニスタータイプVC-MG910には、見えないゴミまで取り除くイオンファイバーヘッドを搭載しています。ゴミを吸い取るだけでなく、床に付着している菌を99%除去できます。お掃除中に浮遊する細かいホコリもしっかりキャッチし、吸い込んでキレイにしてくれます。さらに、フローリングのざらつきを拭き取る、床ふき取り性能が従来よりも約20%アップ。コードレスタイプVC-CL1300には、トリプルファイバーヘッドといって、3種のファイバーブラシを搭載しています。強力回転させることで、じゅうたん・畳・フローリングのしつこいゴミや、微細なゴミまでしっかり取り除いてくれます。そのブラシも嬉しい抗菌加工となっていますよ。【場所を選ばず使えるアタッチメントが充実】キャニスタータイプでは、密着部分が抗菌加工された電動ふとんブラシが付属。電動ワイドヒーターがふとんの吸い付きを抑えながらダニの死骸やフンをたたき出し、シングルサイズの布団なら、約80秒で99%以上のアレルギー物質を除去できます。敷き布団などを掃除するときは姿勢が悪くなり、腰が痛くなることもありますが、延長管を付ければ立ったままのラクな姿勢で布団の手入れが可能です。そして、ロングブラシや2WAYブラシの他に、LED付きブラシも付いています。暗い隙間も幅広く照らされて、掃除がしやすくなります。コードレスタイプは、サッシの溝のゴミなどを掃きだせるエアブローノズルが付属されています。このように、玄関前に溜まった落ち葉などもエアーノズルの風で簡単にお掃除できます。他にも、電動式ではありませんが、ふとん用ブラシや付属品用ホース、すき間ノズル、丸ブラシが付いています。両機種とも色々なアタッチメントがついているので、『ゴミ残しまセンサー』と組み合わせて使えば、見えない隙間もすっきりお掃除できます。【省エネ機能】両機種とも、節電ストップ機能を搭載しています。ヘッドを浮かせると自動で運動を一時停止してくれて、約60秒後には運転を完全に停止。無駄な電力消費を抑えてくれます。これによって、キャニスタータイプでは消費電力が最大約52%も削減されます。コードレスタイプは、リチウムイオン電池で約2,000回も充電・使用可能なので、電池の寿命が切れてすぐに買い替え、なんて心配もありません。【スリムで軽い】キャニスタータイプは、手に荷重がかかる床ブラシ・延長管・ホースの合計質量は、なんと1.4kgと軽量。本体も3.2kgと軽量です。コードレスタイプは手に荷重がかかる床ブラシ・延長管の合計質量は1.9kgと、こちらも軽量。本体のみだと1.4kgとなっています。壁に立て掛けるタイプなので、場所も取りません。両機種とも一般的な掃除機と比べて軽いので、階段などの掃除もスムーズにこなせます。女性だけでなく、年配の方にも優しい設計となっていますよ」トルネオシリーズの両機種は、スリムで軽量、機能も優れていて魅力的。実物を見たときに感じたのは、スリムだけどしっかりしたボディーだなという印象です。しかし、手に持ってみると、軽くて驚きました。4. スリムだけじゃない。使いやすさのこだわりはグリップにあり——スリムな見た目が印象的ながら、機能も充実している2つの掃除機。使いやすさの理由はどこにあるのでしょうか?「お掃除の際に手で持つグリップは、両機種ともに『らくわざフリーグリップ』を採用しています。ラウンド形状で持ちやすい位置を選べて、軽い力で操作ができますよ。」「らくわざフリーグリップ」は、押し・引き・ひねりの操作が簡単で、手首の負担を軽減してくれます。多様な持ち方にも対応する握りやすさを追及しており、様々な人の声を反映して作られたグリップ形状なのです。そして、家具の下でも奥までしっかり掃除ができる「床ピタ設計」を搭載。このような一つ一つの使いやすさこそが、スムーズなお掃除を実現できる理由なのです。細かな点まで気を配って作られているので、女性や主婦にとっては嬉しいことこの上なしです。また、VC-MG910(キャニスタータイプ)は、軽く走行して転倒しにくい『スムーズタイヤ』と、ホースが回動して捩れにくい『ねじれんホース』、家具などに当たった際の傷つきを軽減する『サイドクッション』を搭載しています。5. キャニスタータイプとコードレスタイプ、どちらがお好み?——両機種ともとても性能が良く、どちらを選ぶか悩みます。選ぶポイントや、使い分けのコツはありますか?「掃除機は様々なタイプが販売されていますので、お使い頂く方のお掃除スタイルや、家の造りなどに合わせてお選び頂ければ、と思います。例えば、気になったところを小まめにお掃除するスタイルならコードレスタイプ。休日にまとめてしっかりお掃除するスタイルならばコード付タイプ。あるいは、2階建て家屋で階段を移動したり、階段のお掃除が必要だったりする場合はスティックタイプを。マンションなど1フロアの家屋にお住まいの場合は、キャニスタータイプを選ばれるといったことがあると思います」吸引力が強くて容量も大きいコードタイプは、使用時間に制限がありません。お家が広い方や、一度に多くの場所を掃除したい方には特に向いています。コンパクトで手軽なコードレスタイプは、子どもがいる家庭など、食べかすなどをすぐに片付けたいときでも、サッと掃除ができるので便利です。充電式となると連続使用時間が心配ですが、トルネオはセーブモードで最長約25分。キャニスタータイプをわざわざ持ち出すのが大変な場合は、コードレスタイプをサブの掃除機として使うのもオススメです。まとめ東芝が発売しているスリムな掃除機の魅力は、見た目だけではなく、使う人のことを十分に考えているところにあります。手にとって使えばわかる、持ちやすさとスムーズな動き。「吸引力だけじゃない使いやすさのトルネオ」という表現に違わぬ製品となっています。女性や主婦にとって使いやすく、お掃除の負担を軽くしてくれる東芝の掃除機。紹介した両機種ともに、タイプによる利点を十分に発揮できる機能となっているので、ライフスタイルやお家に合わせた掃除機が選べます。気になった方は是非手に取ってみてください。回答者:東芝ライフスタイル株式会社クリーン事業部商品企画担当荒川茂様回答日:2017年3月10日
2017年04月18日東芝は4月7日、インドの送変電・配電事業の拠点である東芝電力流通システム・インド社内に、鉄道車両向け電気品などの製造拠点となる新部門を設立したと発表した。同国の鉄道分野は世界上位の需要規模を有しており、政府による貨物輸送力強化に向けた専用鉄道の建設や主要都市でのメトロ敷設計画の増加など、鉄道車両需要が急増している。また、政府が進める「メイク・イン・インディア」活動を背景に、鉄道関連品の国産化を求める動きも存在する。東芝は今後、東芝電力流通システム・インドの敷地内に電力変換装置および車両制御情報システムの製造ラインを建設し、2017年4月から製造を開始する予定。これより、現地生産によるコスト競争力の確保および部品供給やメンテナンスなどインド市場の要求に適した体制を構築することで同国での受注拡大を目指すとしている。また、将来的には中近東やアフリカ市場など周辺国の需要対応も視野に、グローバル製造拠点としての機能も見込んでいるという。
2016年04月07日台湾Lite-On Technologyはこのほど、東芝製TLC NANDを採用したPlextorブランドのSSD「M7V」シリーズを発表した。フォームファクタは、2.5インチおよびM.2で、128GB /256GB / 512GBの3モデルをそろえる。発売は4月中を予定し、価格はいまのところ未定。最新の東芝製15nm TLC NANDフラッシュや、Marvell製コントローラチップを採用する。高品質のコンポートネントと独自ファームウェアウェアの組み合わせにより、高い耐久性と超寿命をうたう。P/Eサイクルは最大2,000回で、512GBモデルのTBW(総書き込みバイト量)は288TBを実現したという。転送速度は、シーケンシャルリードが560MB/s、シーケンシャルライトが530MB/s、ランダムリードが98,000IOPS、ランダムライトが84,000IOPS。また、DRAMを利用し、転送速度を向上させる「PlexTurbo」や、低使用率のファイルを圧縮し、使用可能な領域を増やす「PlexCompressor」、機密情報専用の領域を設定する「PlexVaultr」といった機能を備える。
2016年04月07日Toshiba America Electronic Components(TEAC:東芝アメリカ電子部品社)は1日(米国時間)、グループ会社であるOCZストレージソリューションを完全統合し、TEACのSSDビジネスユニットとして、 OCZブランドによるSSDビジネスの継続を発表した。OCZは、2014年1月に東芝へ買収され、東芝グループ傘下で、コンシューマ市場やエンタープライズ市場に向けて、SSDビジネスを行ってきた。今回TEACへ完全統合することにより、エンドユーザー向けSSD開発体制を一新し、東芝とOCZが持つNANDやIC、ファームウェア、ソフトウェア、製造、試験といったリソースを最大限活用できる体制を構築するという。ブランドとしての「OCZ」は、東芝のコンシューマSSDにおけるサブブランドとして、今後も継続する。日本および、太平洋地域における新体制については、詳細が固まり次第、改めて発表するという。また、統合に伴う販売経路との再契約などの理由で、コンシューマ向けSSD「Trion 150」の発売時期が当初の3月から遅れるとしている。
2016年04月04日東芝は30日、同社の白物家電事業を手掛ける東芝ライフスタイルの発行済株式80.1%(約537億円、273,990株)を、中国の家電メーカー大手「美的集団」子会社に譲渡する契約を締結した。譲渡後、東芝の所有株式割合は19.9%(68,070株)。この譲渡により、2016年6月30日をもって、東芝ライフスタイルおよびその子会社16社が東芝子会社から外れ、美的集団グループ子会社へと異動する。東芝は2016年3月17日に、白物家電事業を「美的集団」(以下、美的)に譲渡する基本合意書を締結していた。東芝は、単独での経営資源の投入や競争力強化施策の実行は困難とし、事業継続の観点から企業価値を高められるパートナーを迎えることが最適と判断したとする。合わせて、東芝と美的は30日、両社が事業譲渡の最終契約を結び、パートナーシップの強化に合意したとするリリースを共同で発表した。この契約では、美的が白物家電の東芝ブランドをグローバルで40年間使用すること、東芝ブランドで冷蔵庫や洗濯機、掃除機、その他小型家電など白物家電の開発、製造、販売が継続されること、対象事業に従事するTLSCグループ全従業員の雇用が継続されることなどが盛り込まれている。また、東芝が持つ5,000件以上の知的財産を美的が引き受け、東芝の家庭電器に関係するその他知的財産を使用する権利を得るとされる。東芝ライフスタイルが保有する映像事業は、株式譲渡日に東芝子会社の東芝メディア機器(青森県三沢市)に承継。東芝グループ内で事業を継続する。
2016年03月30日東芝は3月29日、製造業における次世代型ものづくりに対応する「次世代ものづくりソリューション」を2016年4月より提供すると発表した。同ソリューションは、Industrie4.0やインダストリアル・インターネットなどと提唱される次世代型ものづくりの実現に向けて提供されるもので、主に4つのソリューションで構成される。1つ目は、さまざまな製品・装置の容易なスマート化・ネットワーク接続を提供し、現場・エッジでリアルタイム処理を実現する製造業向けIoTソリューション「Meister IoT(マイスター アイオーティー)」で、産業機器や製造装置に後付けや外付けの形でセンサや通信機能を付加し、現場の状況や機器操作などを遠隔地で実現するもの。同社の画像認識・画像処理技術を活用することで、従来のクラウドコンピューティングでは難しかったリアルタイム性の高い低遅延処理にも適用可能だという。2つ目は、製品ライフサイクルの各プロセスをデジタルデータでシームレスにつなぎ、リアルタイムに蓄積するものづくり情報プラットフォーム「Meister DigitalTwin(マイスター デジタルツイン)」で、半導体から社会インフラ設備までの幅広いものづくりの経験から導き出された汎用的なデータモデルと統合ビッグデータソリューションを活用することで、製造から運転・保守までのライフサイクルでの多種多様なデータを関連付けすることを可能とするもの。リアルタイムで情報を蓄積できるため、現場で今起こっていることをデジタル上で再現することができ、統合的な管理可能とものづくりのバリューチェーンの全体最適化を図ることができるようになるという。3つ目は、グローバルな製造現場や運転・保守現場のモニタリングデータをリアルタイムかつ精緻に見える化する、つながる工場の見える化ソリューション「Meister Visualizer(マイスター ビジュアライザー)」で、独自のリアルタイムデータ処理技術と、ユーザーインタフェース技術を連携させることで、ビジネスデータのほか、現場のデータや継続的な解析データをリアルタイムに見える化。1つの工場単位のほか、ネットワークでつながる全世界の各工場での生産状況や品質情報の把握も可能であり、スピーディな意思決定を支援するという。そして4つ目は、独自の「事象パターン分析技術」を用いてさらなる品質・生産性向上を実現するものづくりビッグデータ分析・活用ソリューション「Meister Analysis(マイスター アナリシス)」で、製造プロセス内で発生する膨大なデータから、さまざまな事象の複雑な相関関係を分析することで、不良や故障の要因、新たなボトルネックなどを形式知化し、生産現場にフィードバックすることで、歩留りと生産性の継続的な向上を実現するものとなっている。なお、同社では今後も、ものづくりの次世代化に向けて、製造現場だけでなく製品ライフサイクル全般でのソリューションを提供していくとしており、従来から製造業の主要業務プロセスをサポートしてきた、グローバルものづくりソリューション「Meisterシリーズ」の機能強化なども進めていく計画としている。
2016年03月29日東芝セミコンダクター&ストレージは3月25日、無線LAN搭載SDカード「FlashAir」を活用した学習型アルコールガジェット「TISPY(ティスピー)」を発表し、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」にて支援を募り始めた。目標金額は1,500,000円。TISPYは、東芝の無線LAN搭載SDカード「FlashAir」とアルコールセンサーを組み合わせて開発された学習型ガジェット。お酒を飲む直前や飲んでいる途中(20~30分ごと)に息を吹きかけると、呼気内のアルコール濃度を測定できる。また、使っていくにつれ、酔い方の傾向を学習し、飲酒のペース配分や量など二日酔いにならないためのアドバイスを提供する。記録したデータは、SDカードかFlashAirに蓄積可能。FlashAirを使用した場合は、スマートフォンと無線で接続し、専用アプリでデータを確認できる。サイズはW70×D70×H18mm、重さが約100g。電源は単4形乾電池×2。資金援助には8,100円から参加可能で、目標金額に達するとTISPYとSDカード(4GB)のセットが手に入る。8,100円コースは限定100セットを用意。2016年3月25日17時現在、8,100円コースは残り94個となっている。なお、TISPYは飲酒後の運転可否の判断には使用できない。
2016年03月25日東芝は3月24日、東日本旅客鉄道(JR東日本)から自立型水素エネルギー供給システム「H2One」を受注したと発表した。「H2One」は、東芝独自の水素エネルギーマネジメントシステム「H2EMS」により、再生可能エネルギーと水素を活用して、電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システム。太陽光発電、蓄電池、水素製造装置、水素貯蔵タンク、純水素燃料電池により構成されている。今回受注した「H2One」はBCPモデルとして東芝が展開しているもの。屋上に設置された太陽光パネルから供給される電力で製造した水素を水素タンクに貯蔵し、災害時には、水素タンクの水素を使用して燃料電池で発電するという仕組みになっており、駅舎の一部の照明などに必要な電力を供給する予定となっている。また平常時にも電力を供給するほか、「H2EMS」によって水素の製造量、蓄電量、発電量などを制御していくという。同システムは川崎市にあるJR南武線武蔵溝ノ口駅に設置され、2017年春より稼動開始予定となっている。
2016年03月24日東芝は3月22日、東京電力(東電)から送電線や変電所などの送配電設備を監視制御する給電所および制御所に納入する次世代監視システムを受注したと発表した。東芝が受注したのは、地方送配電系統の運用と遠方制御に係わる設備監視を一貫して実施するシステム一式で、給電所10カ所および制御所56カ所を更新対象とする。同システムは、従来、各給電所・制御所に設置されていたサーバ群をサーバ拠点へ統合し、業務品質を維持しつつ、基幹系統から配電系統まで一貫した監視制御業務を実現するとする。また、これまで拠点ごとに取っていたバックアップを一元管理できるほか、保守費用の削減にも貢献するとしている。さらに、国際標準規格を採用し、組織間・システム間のデータ交換を可能にするなど外部との連係性も確保する。なお、同システムは2018年より順次納入する予定。
2016年03月22日ジャパネットたかたでの売れ筋商品を紹介する「ジャパネットランキング」では3月22日現在、洗濯機で東芝「AW-7D3M(N)」、カメラ・ビデオカメラでニコン「L340」、寝具でモリリン「JCH01S」、お掃除家電で東芝「VC-JS4000(R)」が1位となっている。以下の価格(税別)はすべて3月22日時点のもの。洗濯機の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:東芝 <AW-7D3M(N)> 下取り後価格59,800円2位:東芝 <AW-9V3M(N)> 下取り後価格79,800円3位:日立 <BW-D70WV(N)> 下取り後価格79,800円4位:東芝 <AW-10SD3M(N)> 下取り後価格69,800円5位:日立 <BW-D8WV(N)> 下取り後価格109,800円洗濯機の売れ筋1位となった東芝の「AW-7D3M(N)」は、防汚コートを施した洗濯槽「マジックドラム」を採用している縦型洗濯機。脱水時の水の勢いを利用し、洗濯槽内側の汚れを掃除する。また、低振動・低騒音設計となっている。カメラ・ビデオカメラの売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:ニコン <L340> 下取り後価格24,980円2位:JVCケンウッド <GZ-E750-R> 39,800円3位:ニコン <D5300LK18-55VR2BK> 下取り後価格79,800円4位:ニコン <P610BK> 31,800円5位:ニコン <D3300WZBK> 下取り後価格69,800円寝具の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:モリリン <JCH01S> 12,800円2位:モリリン <JPF084S> 下取り後価格49,800円3位:モリリン <JEF080S> 14,800円4位:モリリン <JRF082S> 下取り後価格29,800円5位:モリリン <JCH02D> 19,800円お掃除家電の売れ筋商品ランキングは以下の通り。1位:東芝 <VC-JS4000(R)> 下取り後価格29,800円2位:iRobot <R621060> 29,800円3位:ダイソン <DC48THSRMO> 下取り後価格44,800円4位:日立 <CV-S600J(R)> 下取り後価格34,800円5位:レイコップ・ジャパン <RT-300JWH> 24,800円なお、ジャパネットランキングはリアルタイムで更新されるため、掲載時と変動する場合がある。
2016年03月22日東芝ライフスタイルは、4K対応の液晶テレビ「REGZA Z20X」シリーズにおいて、バージョンアップ用のソフトウェアを3月22日から提供する。今回のバージョンアップでは、Ultra HD ブルーレイプレーヤーで再生するHDR映像の画質を向上。さらに、SeeQVault機能を拡張し、タイムシフトマシンに保存されている番組をSeeQVault形式でUSB HDDやSDカードに直接保存できるようになる。対応製品は、Z20Xシリーズの「65Z20X」「58Z20X」「50Z20X」。アップデート用ソフトウェアの提供日時は、サーバダウンロード形式が3月22日。放送波ダウンロード形式がBSデジタルで3月28日、地上デジタルで4月4日。
2016年03月16日東芝は3月15日、白物家電事業を中国・美的集団に売却すると新聞各紙が報じたことに対して、「当社から発表したものではない」とのコメントを発表した。3月15日の朝刊で新聞各紙は、東芝が白物家電事業を中国の大手家電メーカー・美的集団に売却する方向で調整に入ったと報道。これに対して東芝は「当社から発表したものではない」とのコメントを発表した。コメントでは、冷蔵庫や洗濯機などの家庭電器事業について、「他社との事業再編も視野に入れ構造改革を進めることとし、協議を行っているのは事実」としながらも、「現時点では個別企業と具体的に合意した事項はない」と述べている。
2016年03月15日東芝エルイートレーディングは3月10日、ダブルカセット搭載のCDラジカセ「TY-CDW88」の付属リモコンを無償交換すると発表した。照明器具などほかの家電のリモコンに反応し、TY-CDW88の電源が入ったり切れたりする不具合のため。無償交換の対象となるのは、2015年11月に発売されたCDラジカセ「TY-CDW88」に付属するリモコンのうち、製造番号が「1511」「1512」「1601」から始まるもの。製造番号は、本体底面の定格ラベルに記されている。なお、背面に丸いシールが貼られているものは改善版で、交換の必要がない。詳細は東芝エルイートレーディングのWebサイトを参照いただきたい。
2016年03月11日東芝は3月8日、同社が提供するモバイル版仮想試着サービスである「Coordinate Plus」に、新機能として自撮りアバター作成機能とSNSへのシェア機能を追加した。いずれもiOS版でのみ利用可能。新機能のうち自撮りアバター作成機能は、自分自身を撮影した自撮り画像でアバターを作成できるというもの。家族や友達のアバターを作成・保存し、そのアバターにアイテムを試着させることができるという。SNSシェア機能では、FacebookやLINE、Twitterなどで、試着した画像をシェアできる。また、アバター作成機能で作成したアバターに試着させた画像もシェアできるため、家族や友達のアバターに最新やお気に入りのコーディネートで試着させて、その画像をシェアできるとしている。同サービスは、試着や購買を現実空間とネット空間の双方から可能にし、相乗効果を生み出すことに繋がるとしており、近未来のリテール市場での利用が期待できるという。また、顧客行動分析やオムニチャネルCRMが実現できる循環型マーケティングを支援するプラットフォームといい、同社は今後も様々な利用方法を提案し、ビジネスを拡大していくとのことだ。
2016年03月08日凸版印刷と東芝テックは3月3日、凸版印刷の電子チラシ・サービスである「Shufoo! (シュフー)」と東芝テックの電子レシート・サービスである「スマートレシート」を連携させ、流通企業がShufoo!に配信したコンテンツによる来店効果を可視化できると共に、顧客の購買履歴に基づくコンテンツのセグメント配信でCRMを可能にするという「Shufoo! レシートデータ連携サービス」を開発したと発表した。サービスの提供開始は2017年度の予定。Shufoo!は、買い物前にチラシを主としたコンテンツを閲覧するサービスとして多くの生活者に支持されるメディアに成長したといい、多くの流通企業が店舗への来店を促進するメディアとして利用しているという。スマートレシートは、レシートのデジタル化によるコスト削減に加えて、買い物後の購買履歴に応じたOne to One販促や販促実施後の効果検証ができるサービスとのこと。同サービスでは、Shufoo!とスマートレシート双方の価値を組み合わせることで、流通企業は買い物前のチラシ閲覧行動と買い物後の購買データを連動させ、顧客に対して最適でお得な情報配信を実現し、さらなる来店と購買を促すことが可能になるとしている。両社は流通企業と共同で2016年度後半から実証実験を実施し、2017年度のサービス開始を目指す。
2016年03月04日東芝エルイートレーディングは3月1日、ハイレゾ音源の再生機能を持つCDラジオ「TY-AH1000」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別33,000円前後。TY-AH1000は、USBメモリーや、SD/SDHCカード、USB接続したPCから96kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できるCDラジオ。前面に、ハイレゾ音源の再生中に点灯する「ハイレゾLED」とレベルメーターを備えている。スピーカーは2ウェイ・バスレフ型で、高域100kHzに対応する2cm径ソフトドームツイーターと、磁束密度8,000ガウスのマグネットを採用した8cm径コーン型ウーファーを搭載している。ラジオ機能はワイドFMに対応。ラジオのタイマー予約は2件まで行える。このほか、CD音源をSDカードやUSBメモリに録音することもできる(MP3/192kbps)。Bluetooth 3.0とNFCに対応し、コーデックはSBCをサポート。前面にはヘッドホン出力とLINE入力を装備する。再生対応フォーマットは、SDカードスロットがMP3 / WMA / FLAC。USBポートからはWAVも再生できる。実用最大出力は15W×2+10W×2。再生周波数帯域は60Hz~40kHz。サイズはW400×H135×D200mm(突起部含まず)、重量は約3.2kg。同社は今回、1970~1980年代に東芝がピュアオーディオ製品に用いていたブランド名「Aurex」(オーレックス)の復活も発表。ハイレゾ対応という付加価値を持つTY-AH1000を、新生Aurexブランドの第1弾製品として位置づけている。
2016年03月01日東芝は22日、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue(ウェアビュー) TG-1」の開発・発売の中止を発表した。当初の出荷予定は2月29日。Wearvueは、2016年1月13日に発表された、BtoB向けのメガネ型ウェアラブル端末。インフラの保守管理、工場や倉庫内での作業を想定し、業手順やチェックリストをレンズ越しに表示(シースルー)させることで、ハンズフリーでの作業を可能にする。今回、2015年12月21日に発表された、同社の経営施策「新生東芝アクションプラン」の一環で、開発・販売中止を決定した。新生東芝アクションプランの事業ポートフォリオでは、強化事業領域として、エネルギー事業・ストレージ事業に注力することが盛り込まれている。同社は、「同製品の先行予約をいただいたお客様、関心をお寄せいただいているお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
2016年02月22日●東芝の「TORNEO ROBO」が2代目にゴミ捨てが月イチで済むロボット掃除機「TORNEO ROBO」東芝ライフスタイルが2月に入って発売したロボット掃除機「TORNEO ROBO(トルネオロボ) VC-RVS2」(以下、VC-RVS2)。2014年9月に発売された「VC-RCX1」の後継であり、シリーズの第2世代にあたる。2015年はiRobotが自ら「史上最高峰」と謳う「ルンバ980」に続き、ダイソンも初のロボット掃除機「ダイソン 360 Eye ロボット掃除機」を発売。ますます熾烈な競争が繰り広げられるロボット掃除機市場において、東芝ライフスタイルも国内メーカーとして負けじと新製品を投入してきた。東芝ライフスタイルのTORNEO ROBOシリーズは、ロボットが集めてきたゴミを充電台に備えられた掃除機が吸い取るという独自機能がウリ。掃除のたびにロボット側のダストボックスが空になるため、毎回ゴミ捨てする必要がない。新製品のVC-RVS2もこの機能を踏襲。より高性能化するとともに、新たな機能も追加されている。ロボット掃除機として、どのようにバージョンアップしたのか、家庭で実際に使用してみた所感をまとめてみたい。○見た目は変わらないが……まずはロボット掃除機の外観を見てみよう。直径35cm、高さ8.7cmと大きさは前モデルと変わらず。他社製品と比べると、直径は標準的だが、高さは若干低めである。他社製品が高さ約10cmを基準にしているのに対して、VC-RVS2はそれよりも0.5~1cm低い場所まで潜り込めそうなスペックだ。VC-RVS2は、壁際や家具の足もとにたまったゴミを集めるためのサイドブラシを、前方の左右2カ所に備えている。サイドブラシは本体に直接ではなく、アームと呼ばれるパーツに取り付けられている。障害物に当たると内側へ引っ込むため、サイドブラシは家具の足もとギリギリまでアプローチできる仕組みだ。ブラシの長さも6.5cmと長くなった。前モデルとのちがいは外観にあまり出ていない。東芝ライフスタイルによると、モーターは毎分最大12,000回転から14,000回転へパワーアップし、吸引風量は1.5倍に向上した。走行では70以上の行動パターンがプログラムされている。壁や家具、ガラスといった障害物を検知する27カ所の超音波センサーと、ゴミ量を検知するセンサーを組み合わせて、その場の状況に応じた掃除パターンを選ぶ仕組みだ。VC-RVS2では前モデルに比べて移動速度が20%高速になり、掃除時間も短縮されている。●充電台がゴミを回収○ダストステーションの進化次に、充電台の役割を兼ねるダストステーションの進化について。12気筒のサイクロン機構「バーティカルトルネードシステムCLEAR」を新たに採用した。見た目も中身も、キャニスター型掃除機のサイクロン部分がそのまま搭載されたようなイメージだ。集めたゴミの約99%を排気から遠心分離して約1/5に圧縮するため、毎日使っても約1カ月はゴミ捨てが不要だという(1日にゴミ1gを吸引した場合。使用環境によって異なる)。ここまでは前モデルとほぼ同様だが、VC-RVS2で新たに搭載されたユニークな機能が「ダストポケット」だ。ダストステーション上部にあるダストポケットボタンを押すと、側面にある細長い吸引部からゴミを吸い取れる。棚などを掃除したフローリングワイパーやハンディモップをダストポケットに押し当てて、ホコリを吸い取るといった使い方を想定している。掃除用品のレンタルなどでおなじみのダスキンが提供している「スタイルクリーナー」と似たような機能を設けたかたちだ。●壁際ピッタリ○自宅で動かすさっそく自宅のリビングでVC-RVS2を動かしてみた。走行パターンはランダム型。部屋を縦横無尽に走り回り、何度も何度も往復し、時間をかけてていねいに掃除していくスタイルだ。自らの位置を把握しながら無駄なく動くタイプのロボット掃除機が増えてきていることを考えると、非効率と感じることも少なくはない。「いつ終わるんだろう?」と思ったこともあったが、真摯に掃除してくれているという感じで、それはそれで好感が持てた。同じ場所をちがう走行パターンで再び掃除してくれていたため、ゴミの取り残しも少ない印象だ。特に壁際や家具の足もとへのリーチには目を見張るものがある。壁際にピッタリと沿うようにゆっくり走行しながらゴミをていねいにかき出し、角では何度も左右に首を振りながら念入りに掃除をしているその真面目さにはちょっと感動。イスやテーブルの足もとにも、長いサイドブラシでしっかりとアプローチする。○電源コードが苦手?ここまでは「賢い!」と大絶賛だったのだが、この後に問題点もいくつか発覚した。最も気になったのは家電製品などのコードを引っかけやすい点。コード自体を巻き込みそうになった際には、回転ブラシが逆回転するので、そのままコードを吸い込んでエラーということはなかったが、サイドブラシにコードが絡んでしまって身動きがとれなくなってしまうことが何度かあった。その様子を観察してみると、サイドブラシのリーチ力に大きく貢献しているアーム部分がおそらく原因のようだ。アームが内側へ引っ込む際に生じるすき間などにどうしてもコードが引っかかりやすい。サイドブラシの取り付け位置が地面からわりと高い位置にあるのも原因として考えられる。VC-RVS2を動かす際は、コードをなるべくどけておくよう推奨されているが、空気清浄機など常設している電化製品も多い。そもそもVC-RVS2のダストステーションにだってコードはある。ユーザーが使用条件を整えるのもある程度必要だが、この点はやはりロボット掃除機自体で解決してほしい。コードだけでなく、すき間から抜け出せなくなるという問題も。本体幅35cmギリギリのすき間に入り込む際は、前方を押すようにして進むのでアームは内側へ引っ込む。そのため、スッとすき間へ入り込めるのだが、いざ出る際にアームがもとの位置に戻ってしまい、引っかかって抜け出せなくなる。身動きとれずにもがいているというケースがあった。人間からすると「ちょっと方向転換してバックすれば抜け出せるのに……」ともどかしく思うが、しばらく辛抱強く見守っていた。しかし、ひたすら力任せに動こうとしているだけだったので、ついにはリモコンから手動操作して助けだすことに。こうしたトラブルを防ぐためには、進入禁止エリアを仮想的に作り出す「バーチャルガイド」を置けばいい。現在は別売だが、標準で付属してくれたら助かる。入り込めない高さのすき間なら最初から諦めがつくが、エラーとなってしまうのは悲しい。不在時に部屋をキレイにしてくれるというところにロボット掃除機の魅力を感じている人も多いはず。掃除機としての性能の高さや多機能さだけでなく、"エラーを起こさずにしっかり動く"のがユーザーの満足度にもつながるだろう。今後の改良に期待したい。○あると助かる「マナーモード」少々不満点について書いてきたが、VC-RVS2には他にない気の利いた機能が多数ある。いずれも実用的で捨てがたいものばかり。たとえば運転音を小さくする「マナーモード」は、夜間にどうしても掃除してほしい場合に便利だ。手動で自由に動かせるリモコンも使い勝手がよく、万が一エラーになったときも役立つ。こうしたところはやはり日本の家電メーカーならではの強み。今後も追求していきながら、同時にロボット掃除機としての性能アップに期待したいところだ。
2016年02月20日東芝は20日、ポータブルHDD「CANVIO PREMIUM」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は1TBモデルが14,000円前後、2TBモデルが21,000円前後、3TBモデルが27,000円前後(いずれも税込)。"日本の美"をイメージし、アルミボディを採用したUSB 3.0対応ポータブルHDD。表面にブラスト加工とアルマイト処理を施し、素材感を活かしながら高級感を演出。エッジ部は手持ち時のホールド感の良さからダイヤカット加工を採用し、合わせて日本刀のように輝く印象を持たせたという。搭載するインタフェースはmicroUSB 3.0(Type-B、セパレート型)で、対応USBケーブルが付属するほか、USB Type-C変換アダプタの同梱により、Type-C搭載PCなどの外付HDDとして使用できる。また、バックアップソフト「ファイナル丸ごとバックアップ」が付属する。本体サイズは、1TB/2TBがW78×D109×H18.5mm、3TBモデルがW78×D109×13mm。対応OSはWindows 7 / 8.1 /10、OS X 10.7 / 10.8 / 10.9 / 10.10 / 10.11。対応テレビ / レコーダは、USBハードディスク録画対応のレグザ、レグザブルーレイ、レグザサーバー。
2016年02月20日東芝は19日、NFC搭載のUHS-I対応SDカード「EXCERIA NFC搭載SDXCメモリカード」に、64GBモデル(SD-NFC64GB)を追加した。発売日は20日。価格はオープンで、店頭予想価格は税込10,000円前後。近距離無線通信規格NFCの搭載により、専用アプリ経由で、NFC搭載のAndroidスマートフォン内部データのサムネイルが確認できるSDカード。従来、8GB/16GB/32GBをラインナップしてきたシリーズに、今回64GBモデルが加わった。SDインタフェースはUHS-Iに対応し、リード時の最大転送速度は50MB/s。UHSスピードクラス1、SDスピードクラス10となる。本体サイズはW24×D32×H2.1mm、重量は約2g。
2016年02月19日東芝は19日、PC事業の再編に関する、吸収分割契約を締結したと発表した。吸収分割とは、元会社から分割した事業を、既存の別会社に承継させること。東芝は2015年12月21日に、2016年4月1日をめどにPC・タブレット事業を手掛ける社内カンパニー、パーソナル&クライアントソリューションを、同社の100%子会社である東芝情報機器に会社分割すると発表していた。PC・タブレット事業は東芝情報機器で継承する。今回、吸収分割契約を締結したことで、従来未定だった事項などが決定した。まず、吸収分割の効力発生日を、2016年4月1日に確定。東芝情報機器は、東芝に対し株式を発行せず、会社分割による東芝の資本金増減もない。東芝情報機器では、PC・タブレット事業および法人向けIoTソリューション商品の開発、製造、販売、そして同事業の資産や債権債務を引き継ぐ。一方、同事業に携わる東芝従業員の雇用契約は東芝情報機器に継承されず、個別同意を得た従業員が、東芝から東芝情報機器に転籍する形となる。規模は国内外で2,600名を想定。会社分割後、東芝情報機器の社名は「東芝クライアントソリューション株式会社」へ変更となる。所在地は現状と同じ東京都江東区豊洲。
2016年02月19日東芝は17日、15nmプロセスによるTLC NAND型フラッシュを採用したクライアント向けSSD「SG5シリーズ」の製品化とサンプル出荷の開始を発表した。フォームファクタは7mm厚の2.5インチサイズとM.2 2280(片面実装/両面実装)の3種類をそろえる。容量ラインナップは、2.5インチサイズが、128GB / 256GB / 512GB / 1TBの4モデル、片面実装のM.2 2280が128GB / 256GB / 512GBの3モデル、両面実装のM.2 2280が1TBのみ。いずれもインタフェースはSATA 6.0Gbpsで、転送速度はシーケンシャルリードが最大545MB/s、シーケンシャルライトが最大388MB/s。平均故障時間は1,500,000時間。独自の誤り訂正技術「QSBC(Quadruple Swing-By Code)」を搭載。複数のエラー訂正回路により、SSD内部で発生するさまざまなエラーに対処することで、効率的で精度の高い処理を実現するという。なお、同じ東芝製15nm TLC NANDフラッシュを採用した製品として、グループ企業であるOCZもメインストリーム向けSSD「Trion 150」シリーズを発表している。
2016年02月17日東芝は、PC生産から全面撤退するという一部報道に対し、「そういった事実はない」と否定した。これは16日、産経新聞などが報じた件に対するもの。この報道によると、東芝は中国にあるPC生産用の杭州工場を売却し、PCの生産から撤退。PC事業に関しては、設計と開発に専念するという。この報道に対し、東芝では「事業の収益改善に向け、他社との再編は選択肢には入っている」としながらも、「PC事業やPC生産からの撤退、杭州工場の売却の方向で調整している事実はない」と否定した。
2016年02月16日CFD販売はこのほど、同社ブランド扱いの東芝製SSD新モデルを発表した。120GB / 240GB / 480GB / 960GBの4モデルを用意し、19日に発売する。現時点で価格は未定。2.5 インチ/7mm厚の筐体を採用したスタンダードなSSDで、東芝製TLC NANDを採用。インタフェースとしてSATA 6Gbpsをサポートするほか、NCQ、TRIMといったコマンドに対応する。なお、コントローラは非公開となっている。CFD販売が測定した転送速度は、120GBモデル「CSSD-S6T120NMG1Q」のシーケンシャルリードが551.4MB/s、シーケンシャルライトが474.2MB/s。240GBモデル「CSSD-S6T240NMG1Q」のシーケンシャルリードが551.4MB/s、シーケンシャルライトが516.3MB/s。480GBモデル「CSSD-S6T480NMG1Q」のシーケンシャルリードが551.0MB/s、シーケンシャルライトが511.5MB/s。960GBモデル「CSSD-S6T960NMG1Q」のシーケンシャルリードが550.8MB/s、シーケンシャルライトが518.9MB/s(いずれも参考値)。保障期間は3年。付属品として2.5-3.5変換マウンタを同梱するほか、ディスク高速化ソフト「SSD Turbo Boost」が利用できる。
2016年02月16日東芝エルイートレーディングは2月10日、電池残量ゼロでも長期間保管できるFM/AMラジオ「TY-JKR5」を発表した。発売は2月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別8,000円前後。TY-JKR5は、充電池に電気二重層コンデンサ(キャパシタ)を採用した、ハンドルを回して充電できるAM・FMラジオ。ニッケル水素充電池を用いたラジオは、電池残量がゼロの状態で半年から1年放置すると使用できなくなることがあったが、電気二重層コンデンサのラジオは長期間放置した後もすぐに充電して使える。IP54相当の防水・防塵性能を搭載。内蔵充電池での駆動時間はAM受信で約35分となっている(内蔵スピーカー使用時)。単4形乾電池×2本でも駆動する。また、白色LEDライトや、スマートフォンなどへの充電が可能なUSB端子を装備。本体サイズはW110×D35×H65mmで、重量が約188g。充電プラグアダプター、マイクロUSBケーブル、ハンドストラップが付属する。
2016年02月10日東芝は2月9日、液晶テレビ「REGZA」の新モデルとして、「V30シリーズ」を発表した。発売は2月下旬で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、40V型の「40V30」が90,000円前後、32V型の「32V30」が65,000円前後。V30シリーズは、スピーカーを前面に配置し、明瞭で迫力ある音を再生する液晶テレビ。チューナーは地上/BS/110度CSデジタルを3基ずつ搭載し、番組を視聴しながら別の2番組を同時録画できる。映像エンジンは「NEWレグザエンジンCEVO」を採用。テクスチャー部分と文字の輪郭部分で異なる画像処理を行う「マスターリファイン」により、くっきりとした鮮明な映像を実現する。室内の明るさや再生するコンテンツに合わせて画質を自動調整する「おまかせオートピクチャー」に対応。画像処理の遅延時間は約0.05フレームで、ゲーム画面の表示にも向いている。インターネット機能では、ユーザーが選択した人物や番組ジャンルなどに関連した動画をリストアップする「みるコレ」を採用。Netflix、YouTube、DMM.com、TSUTAYA TV、U-NEXTなど動画サービスにも対応している。インタフェースは、HDMI×2、ビデオ入力×1(アナログ音声入力兼用)、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×1(録画用)、有線LAN×1。40V30の液晶パネルは1,920×1,080ドットのVA方式で、LEDバックライトを採用している。本体サイズはW904×H578×D165mm、重量は11.5kg(スタンド含む)。32V30の液晶パネルは1,366×768ドットのIPS方式(直下型LEDバックライト)。本体サイズはW735×H507×D158mmで、重量は5.5kg。
2016年02月09日OCZは5日(米国時間)、東芝製の15nm TLC NANDとコントローラを採用したメインストリーム向け2.5インチSSD「Trion 150」シリーズを発表した。120GB / 240GB / 480GB / 960GBの4モデルをそろえる。日本国内における発売時期や価格は未定。2015年8月に発売した「Trion 100」に続く、Trionシリーズの製品。最新世代となる15nm TLC NANDに加えて、ファームウェアとコントローラにも東芝製を採用する。筐体は2.5インチ/7mm厚で、メインストリームクラスのノートPCやデスクトップPCのストレージ換装に好適という。インタフェースはSATA 3。転送速度は、シーケンシャルリードが全モデルで最大550MB/s、シーケンシャルライトは480GBモデルと960GBモデルが最大530MB/s、240GBモデルが最大520MB/s、120GBモデルが最大450MB/s。4Kランダムリードは120GBモデルのみ79,000IOPSで、そのほかが90,000IOPS。4Kランダムライトは960GBモデルが64,000IOPS、480GBモデルが54,000IOPS、240GBモデルが43,000IOPS、120GBモデルが25,000IOPS。書き換え可能な総容量(TBW:Total Byte Written)は、120GBモデルが30TB、240GBモデルが60TB、480GBモデルが120TB、960GBモデルが240TB。3年間の使用を想定した耐久性の目安は、960GBモデルが219GB/日、480GBモデルが110GB/日、240GBモデルが55GB/日、120GBモデルが27GB/日。本体サイズはW69.85×D100×H7mm、重量は48g。また、SSDが故障した場合、申請から通常5日で代替品が送付される不良品交換制度「シールド・プラス交換サービス」の対象製品となる。
2016年02月05日