俳優の松坂桃李が主演する映画『不能犯』(2018年2月1日公開)のティザーポスター、及び特報が9日、公開された。同作は、2013年から宮月新・神崎裕也による同名漫画を実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯”としてターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶきただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。『貞子vs伽椰子』が話題になった白石晃士監督がメガホンをとる。正義感溢れる女刑事・多田を沢尻エリカが演じている他、宇相吹に翻弄される人々に新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星 水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍と豪華キャストが出演する。今回公開されたティザーポスターでは、純白ソファで足を組む宇相吹の、妖しさが際立つビジュアルが明らかに。特報では、「愚かだね、人間は」というドS発言でニヤリと笑う宇相吹が登場する。「視線一つで、すべての人間を死に導く男」というコピーと共に、宇相吹に翻弄され死に導かれる人々の姿や、宇相吹を追う女刑事・多田の葛藤も映し出された。(C)宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会
2017年08月09日9月いっぱいで終了するフジテレビ系報道番組「ユアタイム」の後番組に、椿原慶子アナウンサー(31)の起用が内定したことを一部スポーツ紙が報じた。 同番組は昨年4月のスタートから視聴率が低迷。そこで現在は「Mr.サンデー」、「みんなのニュース」などのレギュラーをつとめる椿原アナを起用して立て直しを図る方向だという。 番組が放送される午後11時台の報道番組といえば、かつては安藤優子キャスター(58)、滝川クリステルアナ(39)らがキャスターをつとめた看板報道番組の1つ。その枠に起用されたことで、椿原アナは同局の“報道のエース”の座をゲットした。 「入社年の同期は、すでに退社したカトパンこと加藤綾子アナ(32)。カトパンは入社時からもてはやされたが、椿原アナはカトパンにまったくライバル意識を持たずコツコツ報道番組をこなし実績を積み重ねて来た。もともと08年の入社時から当時の社長に『報道をやりたいです』と主張。その思いは現在までまったくブレていません」(フジテレビ関係者) 椿原アナは“報道のエース”を目指すにあたり、かなりの努力を重ね目標を達成したようだ。 「取材の空き時間は読書をしたり、安藤キャスターにあれこれ聞いて勉強していました。ほかに同じようなことをしている女子アナはなかなかいないので、なるべくして“報道のエース”になった」(他局の報道記者) 椿原アナが新番組でどんな独自色を出すかが注目される。
2017年08月08日松坂慶子と船越英一郎が、水谷豊主演、石井ふく子プロデュースによる「居酒屋もへじ」最新作となる8月28日(月)放送の「居酒屋もへじ~ありがとう父ちゃん~」に出演することが分かった。年老いた母親の介護のために山形の実家に帰っていた佐伯陽子(松坂慶子)が東京に戻ってきた。昨年その老母を看取り、気が付けば「居酒屋もへじ」のある上野にふたたび降り立っていた陽子を、米本平次(水谷豊)は喜んで店に招き入れる。事情を聞くと、陽子は住むところも仕事も決まっていないという。もへじに出入りしている薬剤師の川田まゆみ(岸本加世子)は自分のマンションで寝泊まりすればいいと陽子に言い、平次も自分の店で働くよう勧める。そんなとき、暴力事件に巻き込まれて罪を償っていた平次の幼なじみの高木健也(船越英一郎)から連絡が入る。半年前に刑期を終えて出所し、いまは身元引受人のもとで農業をしているという健也は、平次の長男・明(高田翔)の実の父親だった。平次から温かく迎えられた健也はその晩、明と2人だけの時間を過ごす。そこで明は、いままで謎に包まれていた母親のことを健也から聞き出す。一方、その明は料理人として修業することを計画していた。顔見知りの小料理屋の主人・楠田拓(えなりかずき)に相談して、京都の店を紹介してほしいと頼んでいた明だが、それを聞いた平次は反対だと言い出す…。本作は、東京・上野にある小さな居酒屋を舞台に、水谷さん演じる店主と家族以上の絆で結ばれた人々の日常を通して 、人の温かさや心の交流を描く物語。ドラマ特別企画として2011年9月に第1弾が放送され、今回で第6弾となる。本作のゲストは、数々の作品に出演する松坂さんと船越さん。1作目でもマドンナ役で出演した松坂さんは2度目の出演だ。船越さんは、水谷さん演じる主人公の米本平次が引き取って育ててきた長男・明の実父・高木健也役で登場する。また30年以上にわたる親交があるという水谷さんと船越さん。2人の息のあった熱演は注目だ。水谷さんは松坂さんについて、「6年ぶりの共演ですが、同い歳で、同じ月に生まれ、同じ星座、血液型も同じで、お互い児童劇団出身と共通点が多いんです」と明かし、「松坂さんは常に自然体で穏やかな方なので、いい意味で気を遣わず、 僕自身も気が楽でした(笑)平次はいつもマドンナに心を動かされるのですが、今回は設定上、心を動かされないように気をつけましたね(笑)」とコメント。また、昔からよく知っているという船越さんについては、「プライベートでの付き合いはありますが共演経験はあまりないので、『いつか、一緒にやりたいね』と会うたびに話していたのですが、石井プロデューサーがご縁を作ってくださり、本格的な共演が実現して本当にうれしいです」と喜びを語っている。「居酒屋もへじ~ありがとう父ちゃん~」は8月28日(月)20時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月01日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の北山宏光が27日、主演舞台『あんちゃん』の公開ゲネプロ及び囲み取材に、共演の荻野目慶子、ベンガルとともに登場した。同作は、劇団「ONEOR8」田村孝裕によるオリジナル作。ダビング専門店で働く青年・凌(北山)のもとに、幼少の頃家族を捨てた父親・国夫(ベンガル)が現れたことから、凌は家族への愛憎の中で葛藤する。北山にとっては初のストレートプレイでの主演舞台となる。久々の芝居に「ドキドキしましたね」と語る北山。作・演出の田村とは家族の話をしながら作品を作り上げ「父が途中から離れていくシーンにシンクロする部分があったりして、やりながら刺さってるというところはありました」としみじみと語る。さらに「計算とは別の部分で、絶対知らないだろうなってところも」と重なったことを明かし、どのシーンか問われると「そこは柔らかい部分なんで」と笑顔でかわした。北山は、母親役の荻野目、父親役のベンガルについて「本当のお父さん、お母さんに見える瞬間がある」と語る。荻野目は「みっくんって呼ばせていただいてるんですけど、みっくんが本当に礼儀正しくて。若い情熱とかすごいな、って思える。かわいいですよね」と、息子を見るように答えた。ベンガルも「進化のスピードがすごいんですよね」と北山に感心している様子。稽古休みの日も、コンサートツアーなどの仕事をしている北山に「音楽やってる方ってセンスがいい、勘がいい方が多い。しかも若いし、初ストレートプレイ主役ということですごいのってて」と驚いていた。またベンガルは北山の差し入れに「さすがジャニーズですからね。差し入れのランクが違う」と喜びを表す。せんべいやスーパーのお菓子ではなく「これ代官山だなとか、これは高田馬場で買ったとか」と店名を伏せながらも、差し入れの良さを力説した。荻野目はさらに「男前よね。それでいてかわいいし、小学生のシーンも似合う似合う。子供いないんですけど、男の子がいたらこんな風にかわいいんだろうなって」と、小学生時代の回想シーンも演じる北山を絶賛。現在31歳の北山だが、小学生の演技を褒められ「僕、ステージエイジは16歳と決まってるので」と胸を張って答えていた。
2017年06月27日「やればやるほど、悩みます」今キャンプ、実戦初登板を果たした直後の松坂大輔(36)のコメントだ。初回は三者凡退に抑えるも、続く回は3四球と大荒れ。四球で崩れるのは、ここ最近のパターンだが、いちばん心配したのはその表情だ。明らかに暗い。 これまでは結果がともわなくても、けっして弱気な言動を見せなかった。ただ、この2年の貢献はゼロに等しい。居ても立っても居られず、ソフトバンクがキャンプを張る宮崎へと飛んだ。 2月26日、松坂はランニング中心のメニューをこなし、笑顔さえ見える。暗い表情は思い過ごしだったのか。だが、練習後に2人だけで話すと、悩みは根深いものだと確信した。 ――ここ2年間、ほとんど投げてない不本意なシーズンが続いていますが? 「ご心配かけました(苦笑)。う~ん、高校時代の友人からも『どうしたんだ?』と聞かれたけど、答えられなかった。投げられない原因はわかっているけど、対処法が見つからない」 ――原因はなんだと? 「2011年6月に右肘、2015年8月に右肩と2度手術した。その痛みが昨年まで続き、騙し騙し投げていたんです」 ――酷評されているフォームは、そのためですか? 「そうなんです。痛みが最小限ですむ投げ方を追求したら、このフォームになってしまった。だから、好きでやっている投げ方ではないんです」 ――上下動が激しいから、コントロールが定まらない。たとえば、上原浩治投手のような、動きが少ないフォームを試してみては? 「それは考えましたし、実際、試してもみたんです。でも、理屈ではわかっているんだけどできなかった。染みついたものはなかなか戻せないんです」 ――西武時代のフォームに戻しては? 「そうですね。先ほども言ったけど、染みついたものがあるから、戻すに戻せないんです。もどかしいですよ」 全盛期の自分に戻れないことは、自分がいちばんわかっている。もはや悔しさを通り越し、諦めの境地に達しているのではないか。松坂とは20年近いつき合いになるが、今年ダメなら引退――。そう、覚悟すらしているように思えてならない。 写真&文・ジジ (週刊FLASH 2017年3月21日号)
2017年03月10日現在日本テレビ系にて放送中の日曜ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」。この度、本作で主演を務める松坂桃李が、約3か月の撮影を終え無事オールアップ!直後の松坂さんのコメントが到着した。2015年11月に「金曜ロードSHOW!」枠での放送を経て、連続ドラマ化された本作。ドラマは、山口幸三郎の「探偵・日暮旅人」シリーズを原作に、聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感のうち4つの感覚を喪った男・日暮旅人(松坂桃李)が、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使し、物を、人を、そして愛を探すヒューマン・ミステリー。“映像の魔術師”こと堤幸彦がスペシャルドラマに引き続き演出を務め、松坂さんのほか、濱田岳、住田萌乃、多部未華子、木南晴夏らが出演している。クランクアップでは、視覚だけを頼りに演技するという難役をやり遂げた松坂さんに、堤監督から労いの花束が贈呈。すると松坂さんは、ホッとした様子で爽やかな笑顔を見せた。「何かこう、24時間マラソンを完走し終わった後みたいな感じですね(笑)」とクランクアップした感想を話し、「ここまで走り続けられたのは、堤監督はじめ現場の皆様のチームワークと助けがあったおかげで、とてつもなく感謝しています。皆さんと良い時間を過ごせたと思います。本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを語った。3月5日(日)放送の第7話では、旅人は20年前に自分をドラッグ「ロスト」の実験台にした灯果(ともさかりえ)に、両親を殺した犯人の正体を迫る。しかし、灯果もまた黒幕に操られていた一人だったと知り、やり場のない怒りを感じていた。その頃、旅人と雪路(濱田岳)が決裂したことに気を揉んだ灯衣(住田萌乃)は、保育士・陽子(多部未華子)に2人の橋渡しを頼む。旅人の元を訪ねた陽子は、そこで居合せた灯果が実は灯衣の母親だという事実を旅人と共に知るのだった…。20年前の事件の意外な黒幕とは一体誰なのか?最終話に向けて物語は加速していく!「視覚探偵 日暮旅人」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月01日松坂桃李が、『貞子VS伽椰子』の白石晃士監督のもと主演を果たす人気コミックの実写化『不能犯』。本作で松坂さんが演じる殺しを請け負う主人公・宇相吹正を追いつめる刑事役に、沢尻エリカが決定。初めての刑事役でアクションに挑んでいる。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。男の名は宇相吹正。彼こそがSNSでうわさの謎の男。“ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれる”という殺し屋だった。ターゲットは確実に死に至るが、その死因は病死や自殺に事故──そう、宇相吹の犯行は、すべて“不能犯”。警察の上層部もさじを投げる中、ただ1人、立ち上がったのが、女刑事・多田友子。しかも、何度か宇相吹と“対決”するうちに、多田だけは宇相吹に心を操られないことがわかっていく――。不能犯とは、“呪い”や“洗脳”によって殺人を実行するなど、目的は犯罪だが、常識的に考えて実証が不可能な行為のこと。そのため、たとえ相手が死んでも罪には問われない。本作の主人公・宇相吹正は、赤く光る妖しい瞳から放つ不気味な能力で、人の心を操る不能犯。ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」では、研ぎ澄まされた視覚のみを駆使して事件を解決する探偵を演じている松坂さんが、本作では、妖艶かつ不気味な不能犯・宇相吹に扮している。そして今回、宇相吹がコントロールできない唯一の存在となる女刑事・多田友子役に、沢尻さんが決定。原作では男性だが、宇相吹役が松坂さんに決まったことから、彼の妖艶な魅力を引き立たせるために、女性へと変更された。沢尻さんが初の刑事役に挑む多田友子とは、誰もが振り返る署内一の美女だが、うそと曲がったことが大嫌い、正義感にあふれ、口は悪いが、部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事。さらに、多田刑事は宇相吹の赤く光る眼と対峙しても、その術が効かない唯一の存在。彼女を演じる女優に最も必要なのは“眼力の強さ”ということで、芝居の熱さと吸い込まれそうな眼力を誇る沢尻さんにオファー。沢尻さんも「いつかアクションをやりたかった」と快諾し、かつてないヒロインが誕生した。沢尻さんは、原作との違いについて「キャラクターのイメージは男性そのままで、正義感や意思が強く、内に秘めた熱いものを持った男っぽい女刑事になっています」とコメント。さらに「松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹」と絶賛を贈っている。この美しき刑事VS謎の殺し屋の対決は、新感覚サスペンス・エンターテインメントの大きな見どころとなりそうだ。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日じっと見つめられると、憂いをたたえた瞳の奥に吸いこまれそうになる。若手俳優からスターダムへの道をかけあがり、押しも押されもせぬ人気俳優になった松坂桃李。最新出演作は、10周年を迎えた人気ボーカルグループ「GReeeeN」の名曲「キセキ」誕生までのストーリーを描いた映画『キセキ -あの日のソビト-』で、プロデューサーのジンを演じた。役の上で松坂さんが感じたという孤独について話を進めていくと、胸に宿した熱い信念に行きついた。思えば、2016年は『秘密 THE TOP SECRET』で特別捜査機関の熱血漢メンバーを、ドラマ「ゆとりですがなにか」では童貞かつ内気な生真面目教師を、と思えば、舞台「娼年」では一糸まとわぬ姿で愛を表現する男娼を演じ、キャリアを重ねると同時に役の幅を広げ続けている。そんな松坂さんの2017年劇場公開作1本目が、『キセキ -あの日のソビト-』のジン役だ。メタルバンド「ハイスピード」のボーカリスト、ジンを作り上げるため、タトゥーを施し、髪を緑色に染め上げ、ピアスで飾った。冒頭、挑発するような態度で、1曲丸々メタルを歌い上げる激しいライブハウスのシーンから、すでにジンが息づいていることを感じさせられる。完成披露イベントなどでは、松坂さんの歌唱シーンについて、弟・ヒデ役の菅田将暉が「エロい」とも表現していた。色気に関して、本人は「えっ、本当かよ(笑)、っていう気持ちです、ありがたいですけど」としきりに照れながらも、「ライブでは、これからライブするという空気が流れるんですよ。音を鳴らして練習すると、『さあいよいよだ』みたいな。芝居の本番とは、またちょっと違った緊張感のようなものが、気持ちを作る上で手助けになってくれました。あと、客席の熱気も勇気の後押しになるんです。『このままいけるぞ、イエーイ!』って」と充実感をにじませ、楽し気に話す。こうして、当初「GReeeeN」よりも先にメジャーデビューの切符を手にしていたのはジンだった。華々しい未来が確約されたと夢を見るも、レコード会社が求める路線とのギャップやメンバーとの確執に苦しみ、「ハイスピード」は解散に追い込まれる。そんな折、弟のヒデらが趣味で作ったデモテープを聞き、才能を見出したジンは彼らをメジャーへと導くべく、プロデュース業に徹することになる。つまり、この物語では「GReeeeN」の前身「グリーンボーイズ」の飛躍する様子が描かれる一方で、彼らの夢をかなえるために、ときに複雑な思いを持ちながらも応援し、影で奔走するジンの姿が映し出される。そんなジンの思いを、松坂さんはこう表現した。「自分が歌い手ではなく裏方に回ったのは、正解だと思うんです。そういった意味で、ある種、『グリーンボーイズ』がもうひとつのジンの新しい道を示してくれたところもあるのかな、と。『ハイスピード』を結成していたときは楽しかったはずなのに、デビューとなったときに、やっぱり自分たちの好き勝手にやっていることだけでは壁ができてしまって。うまくかみ合わなくなり、楽しかった感じが、いつの間にか違う色に変わっていってしまう。そんな中、『グリーンボーイズ』が誕生して、楽しい瞬間を目の当たりにしていると、懐かしさと悲しさと羨ましさが…。すごくキラキラしている感じを見ていると、本当にいろいろな感情が入り混じって、僕も何とも言えない気持ちになっていました」。だからか、撮影を終えたときの感想は「孤独だった」という言葉だった。「クランクアップのときにJINさんが来てくださって、『お疲れさまでした、やってどうだった?』って聞かれたので、『孤独でした。JINさんって孤独だったんですね』とポロッと感想を言ったんです。そうしたら、『本当にそんなことを言われたのは、俺を理解している親友の中でも2人だけだ。そこまで理解してくれて本当にありがとう』という感じのことをすごく言われました」。JINからもらった言葉が、松坂さんの胸にしみわたる。「僕自身も、この仕事はどれが正解かは分からないですし、ましてや実在して、現役で活躍されていて、ここまで奇跡的なことをやり遂げた方を体現するのは難しかったので、不安のほうが大きかったりもしたんです。ホッとしました」。メジャーやプロで活躍することは夢を叶えると同時に、信念を曲げることを選択させられる局面に立つこともある。劇中、ジンがメンバーのトシオ(奥野瑛太)に向かい、「ヒットさせなきゃ、やりたいこともできないだろう」と発する言葉が胸を打つ。同じような経験が俳優でもあるかと問うと、松坂さんは、「その台詞は、すごく刺さりました。リンクしますね。俳優も、ときには、好き勝手にできる仕事ではないですから。そういう意味で言えば、自分の中では本意ではないところで動かなければいけない瞬間もありますけど、きっとその先に…それらをやった上で、自分の伝えたかったこと、やりたかったことに行きつくと僕は思っているので。肝に銘じてあります」と、キッパリと言い切った。「きついなってこともあるけど、『自分がこれだけ大変な思いをしたんだよ、こんなにきつい思いをしたんだよ』とかは言う必要がない。特にこういう仕事をしている上では、表に出て形になったものがよければいいと思うんです」とも表現した松坂さんからは、作品や役に対する確固たる責任や信念が伝わる。内に秘めた自分だけが抱える気持ちを孤独と表現するならば、劇中で演じたひとりで思い悩むジンの姿にも重なる。インタビューの最後、松坂さんは「20代最後の2017年は、いろいろチャレンジしていきたいんです」と意気込んだ。まずは『キセキ -あの日のソビト-』で、その雄姿を拝もう。(text/photo:Kyoko Akayama)■関連作品:キセキ -あの日のソビト- 2017年1月28日より全国東宝系にて公開(C) 2017「キセキ -あの日のソビト-」製作委員会
2017年01月27日松坂桃李&菅田将暉のW主演で描く青春物語『キセキ ーあの日のソビトー』。この度、松坂さん演じるジンの歌唱シーンを収めた場面写真が初解禁された。誰もが知る「GReeeeN」の名曲「キセキ」。人々の心を掴んで離さないこの曲の誕生の裏には何があったのか。本作は、 名曲誕生にまつわる本当にあったキセキの物語。松坂さん演じるジンと菅田さん演じるヒデの2人の兄弟を中心に、家族と仲間との間で起こる様々な迷いと衝突の中で、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出した青春ストーリー。劇中でヒデ役の菅田さん、ナビ役の横浜流星、クニ役の成田凌、ソウ役の杉野遥亮4人が組む音楽ユニット「グリーンボーイズ」が、CDデビューを果たすことでも話題となっている本作だが、今回到着したのは、松坂さん演じるジンがメタルバンド「ハイスピード」のボーカルとしてライブで歌う場面写真。松坂さんは緑髪に口ひげ、タトゥーにピアスのスタイルで夢と現実の間で闘うミュージシャンを見事に体現しており、劇中での歌唱は松坂さんのキャリア史上初めてとなる。歌に苦手意識があり、いままでずっと避けてきたと言う松坂さんは、「初めはプロデューサーの役と聞いていたのですが、台本みたら最初のシーンから歌ってて…騙されました(笑)。CDは出しません」とコメント。しかし、弟・ヒデ役を演じた菅田さんはそんな松坂さんのシーンを見て、「マイクを持つ手がエロい!このシーンは注目です!」と太鼓判を押している。厳しい父の反対を押し切り家を飛び出したミュージシャンの兄・ジンは、メタルバンド「ハイスピード」としてメジャーデビューを果たすも、音楽性の違いで仲間と衝突、バンドは解散状態。一方、「グリーンボーイズ」はキラキラと輝き、どんどん前進。劇中ではそんな対比が残酷なまでに描かれており、映画監督の西川美和は「弟たちが初めて立ったステージを観ると、『そりゃこっちが受けるわ』と哀しいほどに納得をした。自分の信じることに対して懸命な者が時代を掴めるとは限らない。爽やかなパッケージだが、才能というものをめぐる残酷さを逃さずに描いている作品だった」と感想を述べている。しかし、それでもジンは音楽を辞めようとはせず、弟たちの才能に夢を託し、プロデューサーを買って出る。複雑な思いを背負ったジンを見事演じきった松坂さんは、「勇気づけられる作品で、いま自分がやっていること、またこれからやること、自分で選択したからこそ、それが正解だと後押しされる気持ちになった」と語る。また本作を鑑賞した是枝裕和監督は、「自分では諦めた夢を弟に託したジン。彼の哀しみ、喜び、そして覚悟を目だけで表現してみせる松坂桃李。色っぽかった」と称賛の声を寄せている。クランクインの約2か月前からボイストレーニングに励んだという松坂さん。ライブシーンの撮影は緊張したと話すも、それと同時にバンドメンバーの心強さも同じぐらい感じたと言う松坂さんは、「かっこよすぎる3人がバックで演奏してくれているので、彼らの音楽が鳴った瞬間に、心配はなくなりました」とふり返った。CDデビューや「Mステ」出演といま何かと話題の「グリーンボーイズ」はもちろん、松坂さんの渾身の熱唱も必見だ。『キセキ ーあの日のソビトー』は1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月18日フリーアナウンサーの小島慶子が、きょう9日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP 林先生が全問出題! インテリ芸能人 常識ランキング決定戦』に出演し、前回の女子アナ個人戦で優勝しながらも新ルールに動揺する。今回は、"真のインテリ芸能人"を決める個人戦で、1stステージは早押しで正解した順番にランキング・ポイントを獲得していく方式。小島はこのルールに動揺し、まさかの出鼻をくじかれてしまう。ほかにも、上位につける東大卒の八田亜矢子に、一橋大卒の漫画家・倉田真由美が「わかんない~って言いながら結局、正解するなんて勉強ができる子の典型!ほんといやだ!」と嫌味を言われたり、大久保佳代子が林修先生の厳しい採点に「もう、いいっ!!」と絶叫してしまうなど、女たちの激しいバトルが繰り広げられる。解答者は、大久保佳代子、川村優希、木村美紀、倉田真由美、小島慶子、紺野美沙子、椎木里佳、谷まりあ、友利新、はあちゅう、八田亜矢子、深澤真紀、町亞聖、丸岡いずみ、光浦靖子、三輪記子、山口恵以子、山村紅葉、山本舞衣子。
2017年01月09日2015年末、中国全土が沸いた大ヒットドラマ「太子妃 狂想曲<ラプソディ>」が日本上陸することが決定。女好きプレイボーイが過去にタイムスリップ、心はそのまま、その身体は皇太子妃になってしまい、イケメン皇子たちとまさかのラブストーリーを繰り広げるという本作から、予告編映像が到着した。プレイボーイの張鵬(チャン・ポン)はパーティーで美女を物色中、彼に恨みを持つ女たちから命を狙われる。プールに落ちた美女を救うため、果敢にプールへ飛び込む張鵬だったが、翌朝、目覚めると自分の体が女になっていることにがく然。なんと彼は古代にタイムスリップしただけでなく、チャン・ポンポンという皇太子妃になっていた!その夫である皇太子、斉晟(チー・ション)は、ポンポンが張家の令嬢であるため正室としてめとってはいたものの、実は遠縁で趙王に嫁がされてしまった江映月(ジャン・インユエ)のことを想っており、ポンポンに対しては冷たい態度をとっていた。一方、斉晟の弟・九王は、チー・ションとはライバル関係にあり、昔からポンポンのことを思っていた。現代に戻れないと悟ったチャン・ポンは、仕方なく皇太子妃として生きることにするも、やはり中身はプレイボーイ、普通の妃では考えられないような言動をとっていく。突然、人が変わったかのようなポンポンに、次第にチー・ションは興味を持ち始め…。染谷将太主演、阿部寛、松坂慶子らが出演するチェン・カイコー監督の日中合作映画『空海ーKU-KAIー』にも出演する張天愛(チャン・ティエンアイ)が主演を務める本作は、2015年の中国で大きな話題をさらったドラマ。インターネット放送では、放送開始2週間の再生回数が2億回を突破し、中国版Twitter「微博」での関連閲覧数は2.3億回以上。さらに、辛口評価サイトでも高得点を獲得し、ネットドラマの規制強化まで引き起こした社会現象作。コメディ要素満載のラブ史劇でありながら、外見は美しい皇太子妃でも中身はプレイボーイという斬新な設定とストーリー展開にどっぷりハマった視聴者が続出した。キャストは全員1990年代生まれというフレッシュな顔ぶれだが、本作放送後、出演者の知名度は一気にアップし、ブレイクすることに。また、DVDには、中国では未公開だったセクシーショットも収録されるという。「太子妃 狂想曲<ラプソディ> 」は2017年3月2日(木)よりレンタル開始、4月12日(水)よりセル コンプリートDVD-BOX(全19話)。発売元/販売元:ポニーキャニオン(C) 2015 LeYoung Media All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日フリーアナウンサーの小島慶子が9日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系単発バラエティ番組『どよめきマネー!!』(25日10:00~11:15)の収録後の取材会に出席。自らが一家の大黒柱という現状を受け、「大金持ちの旦那さんの専業主婦とかいいなぁ」と本音を吐露した。同番組は、芸能界の「お金」に関する事例から役立つ情報をクイズで学ぶという"マネーエンターテインメント"で、おぎやはぎ、IKKO、狩野英孝、りゅうちぇるとともに、小島も出演。井上公造らがはじき出した坂上忍・米倉涼子・ローラ・ピコ太郎・加藤綾子という売れっ子たちの推定年収ランキングを予想する問題や、親のすねをかじって依存し続ける"二世パラサイト芸能人"を当てる問題などが出題される。このクイズに関連し、「依存したい人」という質問が飛ぶと、りゅうちぇるは「ぺこりんです」と即答。「こういう仕事をさせていただいていると、自分が分からなくなる瞬間があるんです。自分を見失うときに、ぺこりんいるから自分に戻れる瞬間があるので、ぺこりんのおかげでお仕事ができてるなと思ってます」と、パーフェクトの回答を見せた。一方、小島はこの直前に「夫が働いていないので、私が大黒柱になって3年くらいなんですけど、時々疲れちゃって、大金持ちの旦那さんの専業主婦とかいいなぁ」と本音を吐露。ところが、りゅうちぇるの答えを聞き、慌てて「私も心の支えは夫です!」と訂正していた。また、狩野英孝は「上沼恵美子さん」と回答。「上沼さんが海外ロケに行くってなったら『英孝ちゃん呼んでー』って言ってくださったり、結婚してたときに『私の持ってる宝石、英孝ちゃんの奥さんに渡したいんや~』とも言ってくれて、すごいかわいがってくれるんです」とエピソードを明かし、「本当に"大阪の母"です」と感謝した。そして、おぎやはぎは、小木が「俺的には矢作」と言い、矢作が「小木に依存してるんですよね」と、互いを褒め合っていた。
2016年12月09日松坂桃李&菅田将暉によるダブル主演映画『キセキ ーあの日のソビトー』の完成披露舞台あいさつが12月6日(火)、丸の内TOEIにて行われ、松坂さんと菅田さんのほかキャスト陣が登壇した。劇中で歌を披露した松坂さんについて、菅田さんは「手がエロイいっす。歌うときのマイクを持つ手がエロイ!」と繰り返した。意外なところを突っ込まれた松坂さんは、長い指をもてあましながら、「そんなんじゃないから」と苦笑していた。『キセキ ーあの日のソビトー』は、2007年にメジャーデビューした顔出しをしない男性4人組のボーカルグループ「GReeeeN」の結成秘話や、名曲誕生までの歩み、さらには兄弟やその家族までも描いた物語。4人が選択した“歯医者と歌手”という異色のふたつの夢を、全力で追いかける様を描き出す。菅田さん演じるHIDEが組んだグループの才能を見出し、プロデューサーとして売り込む兄のJIN役を演じた松坂さんは、もともとメタルバンド「ハイスピード」のボーカルという設定。松坂さんは、「“歌とホラー作品はちょっと”と言っていて、“プロデューサー役なので大丈夫ですよ”と言われていたのに、台本を見たら1ページ目から歌っていて(笑)。本当にダマされたなって」と言いながらも、色っぽい美声を披露した。菅田さんの「手がエロイ」発言を受けると、兼重淳監督まで「エロイです」と太鼓判を押し、場内の女性ファンをざわつかせていた。作品タイトルにかけ「2016年に起こったキセキ」を尋ねられた登壇陣。菅田さんは、「今ここにいる事」と書いたフリップを掲げた。「16歳のときに東映に来て、『仮面ライダーW』のオーディションを受けて、受かったんです」と、業界デビューについてふり返った菅田さんは、「そのとき(仮面ライダーシリーズを)やっていたのが桃李くんで、その二人の初主演映画がここ(東映)で公開なのが激アツだなって」と熱っぽく話すと、周りも素敵な軌跡に「いい話」としみじみしていた。完成披露舞台あいさつには、そのほか、忽那汐里、横浜流星、成田凌、杉野遥亮が登壇した。(cinamacafe.net)
2016年12月06日主演の染谷将太を始め、日本人を含んだアジアのスターが共演する、日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』。この度、新たなキャストとして阿部寛の出演が明らかになった。日本の原作・中国のスタッフ、日中のキャスト、日中の映画会社が企画の原点から手を取り合い、日中合作映画の中でもエポックメイキングとなる製作体制で撮影が進行している本作。日本で行われた製作報告会見では、その会見をもって出演発表された松坂慶子、原作者・製作陣にあわせ、日中政府要人が出席し異例の製作エールを揃って表明するなど、すでに撮影段階より数々の話題と注目を集めている。現在も中国にて長期間の撮影が行われている本作だが、今回新たに阿部さんが重要な役どころである安倍仲麻呂役として参加していることが判明!近年では、主演のドラマ「下町ロケット」や映画『テルマエ・ロマエ』などで、中国でも人気を博す日本人俳優とされている阿部さん。監督もかねてより注目をしており、この機会にぜひという熱望を受けて、本作の出演へ至ったという。阿部さんが演じる“安倍仲麻呂”は、奈良時代717年に遣唐使として入唐し、第9代皇帝である玄宗に仕え、司経局校書、左拾遺、左補闕など重要な職につき、李白、王維、儲光羲など唐詩人らとも交流したとされる人物。その後、日本に帰国する船が難破し帰国が適わず、中国に戻り、ベトナム、ハノイで任につき、亡くなるまで約50年間も中国で暮らし、結局日本に帰ることは適わなかった。本作では、同じく遣唐使となった空海が白楽天とともに謎の事件の核心に迫る中、期せずして安倍仲麻呂の足跡を辿ることになるという重要な役どころとして登場する。阿部さんは10月中旬より現場に合流し、すでに数シーンの撮影を済ませているという。「スケールがすごく大きくて、俳優人生の中でもこんなスケールの作品に出演するのは初めて」と参加した感想を語る阿部さん。また、「セットの凄さ、エキストラの凄さ、監督がそれをまとめあげる凄さ。そして、凄くこだわって1日ワンカットしか撮れない日もありますが、そのような撮影をしているチェン・カイコー監督を尊敬しています」と驚きの連続だと話す。さらに、「今回中国に来て、私は安倍仲麻呂を演じさせていただいて、染谷くんは空海を演じていますが、1300年前の2人に敬意を称するとともに、幸せなことだと思い一生懸命頑張ります」と意気込んでいる。『空海―KU-KAI―』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月22日1978~1989年に放送されたTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』が、10月31日に4時間にわたって生放送される同局系特番『ハロウィン音楽祭2016』(19:00~22:54)の中で復活することが28日、わかった。『ザ・ベストテン』は、時代を彩る歌手が多く出演し、最高視聴率は41.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した人気番組。今回の放送では、放送当時の番組セットを再現し、「もしも2016年の今も『ザ・ベストテン』があったらどんなアーティストが出演するのか?」というテーマで展開する。また、当時の貴重映像も放送。当時、「追いかけます、おでかけならばどこまでも」を合言葉に、新幹線のホーム、羽田空港の滑走路、ファンの自宅の前…などからの生中継を行っていたが、それらの中継名場面をVTRで振り返る。さらに、70年代、80年代アイドルの象徴「山口百恵名曲集」や「松田聖子名曲集」もVTRで紹介する。『ザ・ベストテン』部分の司会を務めるのは、黒柳徹子と同局の安住紳一郎アナウンサー。そして、ゴールデンボンバー、JUJU、乃木坂46、平井堅、松坂慶子がゲストとして出演する。黒柳は「私にとって『ザ・ベストテン』は"遅れてきた青春"です。あんなにハラハラし、面白く、仕事が待ち遠しかった番組は他にありません。今でも、当時の出演者の方にお会いすると同窓会のような気持ちになります」と番組への思いを告白。「百恵さんや聖子さんなど、過去の名場面集はもちろんですが、今回ご出演いただく皆さんとお話ししたり、歌を聴くのがとても楽しみです」と期待している。(C)TBS
2016年10月29日総製作費150億円をかけた日中共同製作映画『空海 -KU-KAI-』の製作報告会見が10月28日(金)、開催中の東京国際映画祭において行われ、出演者の松坂慶子、原作者の夢枕獏らが出席した。夢枕獏さんの「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作に、染谷将太が主演として若き日の空海、中国映画界のスター・黄軒(ホアン・シュアン)が詩人の白楽天を演じ、『さらば、わが愛/覇王別姫』などで知られる世界的な名監督・チェン・カイコーがメガホンをとる本作。遣唐使で唐の国に送られた若き日の空海が、詩人の白楽天と共にある事件、そして“楊貴妃の謎”に挑むという物語となっている。会見には、製作を務める株式会社KADOKAWAの角川歴彦会長、配給の東宝株式会社・島谷能成社長、程永華駐日大使、萩生田光一内閣官房副長官も出席。この大作の映画界にとっての意義はもちろん、映画による日中両国の友好についても期待を寄せた。現在、中国湖北省の襄陽にて撮影は佳境に入っており、チェン・カイコー監督、染谷さん、黄軒さんは会見には欠席となったが、作品にかける思いを語ったビデオメッセージが上映された。ちなみに、この襄陽の街には、映画の舞台となる大唐時代の長安の街の巨大なロケセットが建設されており、撮影に参加した松坂さんも、現場を見学に訪れた夢枕氏もその規模と美しさに驚愕したという。角川会長は「そっくり“再現”するのではなく、監督の美意識によって作られていて、例えば石垣が反り返っているなど、当時、世界の美の最高峰を誇る街だったことを分かった上で、それを現代に映しています。最初、監督は大唐時代の物語は映画やドラマが何十回もやっており、もう嫌だと言ってたんですが、お城を自分のイメージで作れと聞いて、“再現”ではなく最高の美を自分で作れると確信し、がらりと態度が変わりました(笑)」と明かす。夢枕さんは、最初に空海を題材にした小説を描こうと思ったのは40年も前だったと明かし、自ら長安(現在の西安市)を訪れ、取材した日々を懐かしそうに思い返し「その作品がこんなふうに(映画に)なるとは夢にも思わなかった」としみじみ。撮影現場の長安の街並みを見て「ドキドキしました」と語り「つくづく思ったのは、今回の映画は遣唐使そのものであるということ。遣唐使は日本が唐の国からいろんなものを吸収するために送った船ですが、今回は、相互通行の船だと思います。この映画が昔の遣唐使と同じ役割を果たすことを心から願っています」と期待を口にした。着物で出席した松坂さんは「長年の憧れだったチェン・カイコー監督の演出を受けられて夢のようです」と出演の喜びを語る。9月に中国に渡り、撮影に参加したが、松坂さんが演じるのは、日本から唐に渡った女性で、空海が追い求める謎の秘密を知る重要人物・白玲だが「監督から『日本の女性は控えめな美しさ持っていますね。白玲は伝統的な日本の美が備わっている女性です』と言われました」と明かす。主演の染谷さんとの共演については「お若いのに落ち着いていて、映画を愛し、志も深く、天才と言われた空海をの若き時代にぴったりだと思いました。撮影中も『スタートはこういう言葉が掛かります』などと細やかにアドバイスを下さり、頼りがいがありました」と絶賛。松坂さん自身、黄軒さんとのシーンで中国語のセリフがあるが「難しかったですが中国語は抑揚がキレイで、私も普段から抑揚のあるしゃべり方をしているようで『中国語に向いている』と言われました。現場でもなるべく中国語で話すようにしてて、(帰国時の)空港の税関で『謝謝』と言ってしまいまして(笑)」と明かしていた。『空海 -KU-KAI-』は2018年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日女優・松坂慶子が28日、都内で行われた映画『空海―KU-KAI―』(2018年公開)の製作報告会見に登壇した。会見には他に中華人民共和国駐日本国特命全権大使 程永華、内閣官房副長官 萩生田光一、KADOKAWA 取締役会長 角川歴彦、東宝 代表取締役 島谷能成、原作の夢枕獏が出席した。同作は作家・夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫/徳間文庫)を原作に、陳凱歌監督がメガホンを取る。構想5年、総制作費は150億円となり、これまでにない規模の日中共同製作映画として注目を受けていた。7世紀の唐を舞台に、遣唐使として送られた空海(染谷将太)が、詩人・白楽天(黄軒)とともに歴史の謎と対峙する。松坂は日本から唐に渡った女性・白玲を演じ、空海&白楽天が追い求める「楊貴妃の謎」を解く秘密を知る重要な人物となる。長年憧れていたという陳監督作品出演を「夢のよう」と語る松坂は、「オファーを頂いたのが4月1日で、エイプリルフールですし、夢なら醒めないでと思いました」と振り返った。また、主演の染谷については「お若いのに落ち着いていて、天才と言われた空海の若き時代に本当にぴったりだなと思いました」と絶賛。「撮影中も細やかにアドバイスしてくださったり、『”用意スタートは”この言葉でかかりますよ』とか、大変頼りがいがありました」と、異国での撮影で大女優をリードする染谷の姿を伝えた。撮影中の染谷はビデオメッセージで登場。すでに3カ月間中国で撮影を進めているが、陳監督が「6年間かけた」という広大なセットに「毎日ここで撮影しているだけでワクワクします」と興奮を表す。「早くみなさまのところへ届けたいです。大唐の街でお待ちしています」とメッセージを送った。
2016年10月28日内閣官房副長官 萩生田光一が28日、映画『空海―KU-KAI―』(2018年公開)の製作報告会見に登壇した。会見には中華人民共和国駐日本国特命全権大使 程永華、KADOKAWA 取締役会長 角川歴彦、東宝 代表取締役 島谷能成、原作の夢枕獏、女優・松坂慶子が出席した。萩生田官房副長官はヒット中の映画『シン・ゴジラ』に触れ、「昨今内閣官房副長官と言いますと、現在ロングランで上映が続いています『シン・ゴジラ』で長谷川博己さんが主演務めていまして、そのことであちらこちらからの取材が増えまして」と状況を説明。さらに「実際にはあんなにかっこいい仕事じゃなくて、『日本一責任の重い脇役』と申し上げているんですけども、会議で発言をするようなこともほとんどございません」と実情を語り、「ましてや総理や閣僚にものを言うことなんてありえないんですけども、映画をきっかけに図々しくやっていこうと思っておりまして、東宝の皆さんには感謝を申し上げたいと思います」と抱負を語った。そして「安倍内閣としては、映画というツールをアベノミクスの経済効果にもつなげていこうと、今回の『空海』を始め、全面的な支援をさせていただきたいと思っています」と今後の展望を示した。同作は作家・夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫/徳間文庫)を原作に、陳凱歌監督がメガホンを取る。構想5年、総制作費は150億円となり、これまでにない規模の日中共同製作映画として注目を受けていた。7世紀の唐を舞台に、遣唐使として送られた空海(染谷将太)が、詩人・白楽天(黄軒)とともに歴史の謎と対峙する。
2016年10月28日俳優の松坂桃李(28)が、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で死神・ベポの声優を務めていることが26日、発表された。一瞬ではあるが、すでに予告編でその姿を現していたベポ。暗闇の中からうっすらと金色の体が浮かび上がり、開いた左手の指は6本。三島創(東出昌大)率いるデスノート対策本部特別チームとICPOから送り込まれた世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)は1冊のノートを入手し、その持ち主であるベポは人間界に6冊のデスノートが存在することを告げる。その声を演じ終えた松坂は、「突然ですがデスノートの世界に参加してきました」と報告し、「原作が元々好きだったので、佐藤信介監督からお話をいただいた時は、嬉しかったです。束の間ながら、あの世界に入れたのはワクワクもしました」とコメント。「死神です。僕の声だと気づかない方もいらっしゃると思います。あまり先入観を抱かずに、楽しんで頂けたら本望です」と呼びかけている。松坂はこれまで、佐藤監督がメガホンをとった『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(14年)、『図書館戦争 THE LAST MISSION』(15年)に出演。今年4月に公開された『アイアムアヒーロー』ではZQN役を熱望していたが、佐藤監督は本気と知らずに「まさか」と冗談と思ってしまい、その"お返し"として今回の役をオファーしたという。
2016年10月26日伝説的コミック「デスノート」を原作に描く最新作『デスノート Light up the NEW world』。この度、本作にて登場する新たな死神の声優を、俳優の松坂桃李が担当していることが明らかになった。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された「デスノートを手に入れろ――」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんな中、三島(東出昌大)が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が加わり、無差別殺人事件の現場で1冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラの信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる──!伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として放たれる本作。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉らメインキャストのほか、死神・リューク役は中村獅童が前作から続投し、死神・アーマ役には「ルパン三世」の峰不二子役などを担当する大人気声優の沢城みゆきがすでに決定しているが、今回新たに死神・ベポの声優として松坂さんが出演していることが判明!今回松坂さんが演じるベポは、金色に6本の指、身長189cmの東出さんも見下ろす巨大な死神。とある事件から、東出さん演じる三島創率いるデスノート対策本部特別チームと、ICPOから送り込まれた世界的名探偵・竜崎は、1冊のデスノートを入手。ベポはそのデスノートの元持ち主で、人間界に6冊のノートがもたらされていることを明らかにする。本作でメガホンをとった佐藤信介監督作品には、これまで『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』『図書館戦争 THE LAST MISSION』に出演してきた松坂さん。今年4月に公開された『アイアムアヒーロー』で、松坂さんは劇中に登場する“ZQN”役を熱望しつつも、佐藤監督に「まさか松坂桃李が出てくれるはずがない!」と思われスルーされてしまったそう。松坂さんが本気だったということを伝え聞いた佐藤監督は、それならば今回こそとお返しの熱烈オファーし、今回の出演が実現した。原作が元々好きだったという松坂さんは「佐藤信介監督からお話をいただいたときは、嬉しかったです。束の間ながら、あの世界に入れたのはワクワクもしました」と喜びを露わに。また、「僕の声だと気づかない方もいらっしゃると思います。あまり先入観を抱かずに、楽しんで頂けたら本望です」とコメントを寄せた。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月26日一昨年のセックス特集で、女性モデルとの美しくも濃厚なヌードを披露してくれた松坂桃李さん。「あれがなかったら、こういうオファーは来なかったと思います(笑)」と話すのは舞台『娼年』のこと。石田衣良さんの小説が原作で、ボーイズクラブで働く主人公・領が松坂さんの役。「これまで触れてこなかったテイストの作品だけに、興味を惹かれたんです。ある程度先が読めるものじゃ、いつまでたっても自分の壁は越えられないと思うので。どうなるのか想像もつかないものに挑戦することで、また違った見え方が生まれるのを期待しているんですよ」それにしても、よくぞ決心したと思う。領は、娼夫としてさまざまな女性たちの相手を務めていく。体を介して彼女たちの欲望とともに心までも解放してゆく過程は、原作ではかなり赤裸々に描かれている。「観る方によっては最初はかなり衝撃を受けるかもしれません。ただ、石田さんの書くセリフや描写はキレイでイヤらしさを感じさせないんですね。脚本も、そういう原作の世界観そのままという印象で。性的なシーンは何度もありますが、演出の三浦大輔さんがおっしゃっていたのは、性描写に対して感覚が麻痺した先に何を見せられるかということ。この作品の登場人物は皆、愛情に溢れた人ばかりなんですよ。それぞれが自分のなかに弱さやコンプレックスを抱えているんだけれど、体と体で向き合った時に、すごく純粋なところに身を置いて影の感情の部分に明かりを照らすことができて、心を解(ほど)いていく。そういう瞬間を描こうとしているのかなと思います。ただ、その過程が重要なぶん、舞台の上でどこまでやるのか、どう見せるのか気にはなりますけど(笑)」言葉は、時に自分を飾り嘘もつく。しかし体は、人間の本能に直結しているぶんだけ正直だ。「言葉で表現できずに伝わらないことも、接することで感覚的にわかるということってあるんです。一昨年のアンアンの撮影は相手のモデルさんが外国の方でしたけど、言葉が通じないぶん、すごくお互いの感覚的な部分を大事にしていた気がします。そのうち、ふっと言葉じゃない何かが湧き上がって噛み合う瞬間というのが何度もありましたから」穏やかな口調で淡々と話してはいるが、「自分でも、本当にやるんだって思ってますよ」と本音もチラリ。「一人じゃ壁は登らないですけど、周りの人の手を借りながらだったら乗り越えられる気がするんですよ」◇まつざか・とおり1988年生まれ、神奈川県出身。8月に『秘密 THE TOP SECRET』、9月に『真田十勇士』、10月に『湯を沸かすほどの熱い愛』と、出演映画公開が相次ぐ。◇生きる目的を見いだせずにいた領(松坂桃李)はボーイズクラブのオーナー・静香(高岡早紀)と出会い、娼夫として働き始める。次第に仕事にやり甲斐を見つけていくが…。8月26日(金)~9月4日(日)池袋・東京芸術劇場プレイハウス原作/石田衣良脚本・演出/三浦大輔出演/松坂桃李、高岡早紀、佐津川愛美、村岡希美、安藤聖、樋井明日香、良田麻美、遠藤留奈、猪塚健太、米村亮太朗、古澤裕介、須藤理彩、江波杏子全席指定9800円(税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949www.shonen.jp/大阪、久留米公演あり。◇シャツ¥20,000(トローヴTEL:03・3476・0787)Tシャツ¥7,500(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿TEL:03・3470・6760)パンツ¥18,000(イルク・アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンターTEL:0120・298・133)※『anan』2016年8月17・24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・竹井 温(&‘s management)インタビュー、文・望月リサ
2016年08月17日松坂桃李と菅田将暉がW主演で贈る『キセキ ーあの日のソビトー』。この度、松坂さん演じるジンの姿が公開された。歯科医師とアーティストを両立し、顔出し一切なしの異色ボーカル・グループ「GReeeeN」。本作で描かれるのは、彼らの名曲「キセキ」誕生のバックボーンとなる、ある兄弟の物語。家族との衝突を経ながら、仲間と共に自分のやりたいこと、進むべき道を見つけ出し、前へと進んでいく姿を描き出す。「キセキ」を含む「GReeeeN」の楽曲の全てのプロデュースを手掛けるJINとリーダー・HIDE。「GReeeeN」の中核をなすこの2人の青春期の物語。今回初披露となったのは、リーダー・ヒデの兄でもあるジンに扮する松坂さんのグリーンの髪と口髭、ピアス、タトゥーをしたバンド時代の姿。父親との衝突を繰り返し、世の中への反発心さえ感じさせる表情が印象的。なんと髪の色は、松坂さん自らの提案で染められ、劇中ではメタルバンド「ハイスピード」のボーカルとして、松坂さん自身が歌うシーンもあるという。松坂さんは映画化にあたり実際にJINさんと対面。その際の印象について、「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん」と魅力を明かしており、「そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じます」と重圧を語っていた。本作には、JIN(ジン)を演じる松坂さん、JINの実の弟で「GReeeeN」のリーダー・HIDE(ヒデ)役菅田さんのダブル主演ほか、ヒデの恋人役・理香に忽那汐里、ジンとヒデの両親に小林薫と麻生祐未、そして誠一の患者役に平祐奈。さらに早織、奥野瑛太、野間口徹ら、実力派俳優陣が名を連ねている。『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年新春、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月29日GReeeeNの代表曲『キセキ』が誕生するまでの軌跡を描く映画『キセキ ーあの日のソビトー』が、松坂桃李と菅田将暉のW主演で製作されることが決定した。初の兄弟役を演じるふたりは「これはきっと面白い物語になる」(松坂)、「僕にとって異色の経験になる」(菅田)とコメントを寄せた。その他の情報GReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立を考え顔を伏せて活動している4人組みのボーカル・グループ。映画は実話を基に、楽曲のプロデュースを手がけるJIN(ジン)と、リーダーのHIDE(ヒデ)の兄弟が、家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿が描かれる。松坂は「最初この映画は名曲『キセキ』に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、おふたりから出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」と話し、自身が演じる兄・JINについて「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のよう」と明かす。菅田は「僕と(松坂)桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります」と言い、「この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」とコメント。劇中に登場する歌唱シーンについてふたりは「JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」(松坂)、「GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています」(菅田)と明かしている。監督は、『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳が担当する。『キセキ ーあの日のソビトー』2017年新春公開
2016年06月03日俳優の平岡祐太が、フジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)の6月2日の第7話からゲスト出演することが26日、明らかになった。このドラマは、主演の松下奈緒演じる、女子力ゼロの独身で実家暮らしの女性教師・立木早子が、運命の結婚相手を見つけようと奔走する姿を描くもの。平岡は、銀行の営業マン・香川優介役を演じる。香川は、早子が住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知り。香川はある日、早子と同僚のミカ(貫地谷しほり)がメークの練習をしているときに、いきなり香川が訪れるが、香川がミカの学生時代の先輩だったことが判明し、これを機に、2人は思い出に浸りながら、デートすることになる。平岡は貫地谷との共演について、「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と感想。そうした2人の関係が「今回の役には生きてくるのではないかと思っています」とも語っている。
2016年05月26日松下奈緒扮する“独身で実家暮らしの女性教師”が、運命の結婚相手を見つけるべく奔走するドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。この度、6月2日(木)放送の第7話から、平岡祐太がゲスト出演することが分かった。物語は、小学校教師・立木早子(松下奈緒)が、ひとりの人間として、ひとりの女性として「結婚とは」、「家族とは」、そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマ。早子の同僚教師の久我山ミカ(貫地谷しほり)、成増梅子(佐藤仁美)、千駄木廉太郎(八嶋智人)、ミカの友人でOLの羽村舞(舞羽美海)らが、“自分が本当に好きな人”を見つけるべく奔走していくストーリーだ。そして今回新たにゲストとして加わることとなった平岡さんが演じるのは、銀行員の香川優介。多摩銀行の営業マンで、早子の住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知りの関係。ある日、早子の家で早子とミカがメイクの練習をしているときに、いきなり香川が訪れる。なんと偶然にも、香川はミカの学生時代の先輩だったのだ。この運命の再会を機に、ミカと香川は、懐かしい思い出に浸りながら、2人でデートをすることに…。フジテレビ連続ドラマでは、「ディア・シスター」「テディ・ゴー!」とコンスタントに出演している平岡さん。ドラマ、映画と幅広く出演し、爽やかな印象でさまざまな役を演じてきたが、今回の役については「一生懸命に仕事をしているのだけど、30代の会社での板挟み感があり、次のステージに行きたいのになかなか行けない」「お笑いが好きなので、家ではよくバラエティーを見ていると思う」と独自の香川優介像を語った。また撮影では、「貫地谷さんと同じシーンで絡みがあったことがうれしい」と話した平岡さん。「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と続けた。さらに、異性との出会いや結婚に関して「出会いも突然訪れるのだと思っています。出会うタイミングもありますが、相手を好きだと思う気持ちには素直でいたいです。結婚は好きな人としたいです」とコメントした。香川の登場で一体どのような恋模様が展開されていくのか。果たして、香川はミカの運命の人になっていくのだろうか!?「早子先生、結婚するって本当ですか?」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月26日フリーアナウンサーの川田裕美、小島慶子、神田愛花、上田まりえが、23日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグ』(毎週月曜19:00~19:57)に出演し、高学歴らしからぬイージーミスを連発する。それぞれ元読売テレビ、TBS、NHK、日本テレビ出身の4人は、その名も「フリーアナウンサーチーム」として登場。英語で出題される人や物の名前を解答するクイズではまさかのミスを連発し、川田は「ちゃんと勉強してこんかい!」と関西弁でツッコミを入れる。しかし、そんな川田も、さまざまなモノの割合を答えるゲームで予期せぬ事態に陥り、先輩の小島から「この世間知らず!」と一喝。神田は「付き合っていない男性と手をつないだことがある女性は何%?」という問題で驚きの解答を披露し、恋愛遍歴が浮き彫りになる。フリーアナウンサーチームと対決するのは、デヴィ夫人、デーモン閣下、山村紅葉という"合計11万84歳"のベテランを擁する大御所チーム。白熱のバトルが繰り広げられる。
2016年05月20日ドラマ「ゆとりですがなにか」に出演中の松坂桃李が、ロッテアイス「クーリッシュ」の新CMキャラクターに起用され、最新CMでは「ゴクゴク」「キンキン」「シャキーン」という擬音語を体で表現。コミカルかつクールな表情とポージング、そしてトランポリンを使った大ジャンプを見せている。5月11日(水)よりオンエアされる本CMは、コミカルなリズムとは対照的に、クールな表情と動きをみせる松坂さんのポージングが見どころ。真っ青の背景の前で、「クーリッシュ」を手に持って立つ松坂さん。そこに、アップテンポなリズムに合わせて「マ・ツ・ザ・カ」と松坂さんを呼ぶ声が。その声につられて正面を向く松坂さんは、続く「ゴクゴク」「キンキン」を体で表現。クールな表情で(ときにお茶目に)キレキレのポーズを決めていく。さらに、「シャキーン」という声の後には大ジャンプ、全身を使って冷涼感を感じさせる擬音語を表現している。また、このCMでもう1つの注目のポイントが、コミカルなのにどこか冷涼感を感じさせる音楽。サウンドヒーリングプロデューサーである喜田圭一郎氏が監修して共同で作曲。“体感温度が下がる”音楽を取り入れているという。撮影現場では、真っ白のスーツで、元気よく「よろしくお願いします!」と挨拶をしながらスタジオ入りした松坂さん。まず、「ゴクゴク」や「キンキン」という擬音語を表現する7種類のポーズを撮影。松坂さんは、1つ1つのポーズの撮影ごとに振付師からレクチャーを受けるとすぐにマスター。これには振付師も、「簡単に見えて実は難しいポーズなのに、少し見せただけですぐに覚えて、ポーズをビシッと決めてくるから、本当にすごい!」と太鼓判を押した。特に、“えび反り”になるポーズでは、「もうちょっと後ろまで倒してください」という監督からの要望に、「も、もうちょっとですか?(笑)」と少し苦しそうに笑いながらもすぐに応じて、披露。しかし片足立ちになるポーズではバランスを崩してしまう場面も!すぐにモニターを確認して「これキープするの難しいなぁ(笑)」と言いながらも、撮影の合間に自ら片足立ちの練習を行うなど、プロ意識の高さを垣間見せていたという。次第に、ポーズを決める動きがスムーズになっていく松坂さん。最後にはなんと「キレが良すぎて、カメラが追えていなかったのでもう一度お願いします!」と予想外のNGが出てしまうほどだった。その後は、大きなトランポリンを使って大の字でジャンプをしながら「シャキーン」を全身で表現する撮影に。大きなトランポリンを見た松坂さんは、「ここまで大きいトランポリンは初めてですね!」と驚いた様子。実際にトランポリンの上でジャンプをすると、「お~!!高い! すごいですね!(笑)」と楽しそうに何度も飛び跳ね、ジャンプの練習を行っていた。跳んだときの空中での演技にも、「もっと手を上げてジャンプしたほうがいいですよね?」など積極的に監督とコミュニケーションをとり、モニターで商品を持つ角度などを確認しながら、細かい要望にすぐに応じていた松坂さん。撮影の合間もずっとトランポリンの上でジャンプをしていたため、トランポリンを降りて固い地面を歩いたとき、「うわっ! すごい…! 揺れない…!(笑)」と、まるで宇宙飛行士のように地上の感触を忘れてしまっていたようだ。撮影を無事終え、「足がパンパンです。(笑)でも楽しかったですね」と充実感を見せる松坂さん。「これがどんな感じに仕上がるのか楽しみですね」と感想を明かしてくれた。お気に入りは「肩を“ヒュッ”と上げるポーズ」という松坂さんの、変幻自在のポージングを、ぜひチェックしてみて。ロッテ「クーリッシュ」新CM「クーリズム」篇は5月11日(水)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日●私、意外としっかりしてるんです!(笑)松下奈緒が、結婚に向かって傷つきながら奮闘する姿を描くフジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)がスタートした。トレードマークだったロングヘアーを30cm切り、天真爛漫(らんまん)な三枚目という、これまでのイメージを覆す役柄で話題だが、新境地に挑むのは、その妹役を演じる川栄李奈も同じだ。AKB48時代に"おバカ"イメージが定着していた川栄だが、今作で演じるのは、しっかり者の人妻というキャラクター。今回のインタビューでは、この役柄の影響もあってか、すっかり"女優"としての顔を見せている――。――今回、しっかり者という役柄のオファーを聞いた時の心境はいかがでしたか?松下さんが演じるお姉ちゃんを支えるしっかりした妹という設定なのですが、私には実際にお姉ちゃんがいて、結構私の方がしっかりしているタイプなので、すごく似てるなと思いました。――実際のお姉さんはどんな方なのですか?お姉ちゃんは家のことをなんにもしなくて、本当に基本怠けてるんですよ(笑)。私は何年も前からひとり暮らしをして、自分のことは自分でやっているので、そういうところは早子さんとそっくりだなと思いました。――お姉さんはひとり暮らしですか?いえ、実家です。だから早子さんと全く一緒です!(笑)――全く同じ環境なんですね(笑)。そうすると演技にも入りやすいのでは。そうですね。松下さんも実際に実家暮らしで、妹さんの方がしっかりしてると言っていたので、お互いがすごく似ていて、やりやすいですね。――その松下さんの印象はいかがですか?今までお会いしたことがなくて、テレビで見る限りではものしずかなしっとりとしたイメージがあったので、松下さんが早子先生をやると聞いて、意外だなと思ったんです。でも、会ってみたら意外と"早子先生"で、女!って感じじゃなくて、本当にサバサバしている方でした。――橋本芙美プロデューサーが川栄さんの起用に際して「周りを精神面で支えてくれそうな強さと大人っぽさを常々感じていました」とコメントしていましたが、自覚されている部分はありますか?私、結構だらしなさそうに見られることが多いんですけど、意外としっかりしてるんです!(笑)――AKB48の時も先輩を支えたり、後輩から慕われることは多かったのですか?後輩がすごく好きで、よく一緒にふざけてたりしたんですけど、やるときはちゃんとやるっていうことを心がけていましたね。――『めちゃイケ』の学力テストの影響もあって、まだ世間に"おバカキャラ"のイメージがある中で、今回「しっかり者」というキャラクターを演じることに、プレッシャーはなかったですか?ん~特になんともなかったですね(笑)。でも、私って顔が薄い方で、松下さんは濃いじゃないですか。だから姉妹なのにだいぶ似てないぞって思ってしまいました(笑)。実際に会うと、心の面では本当にお姉ちゃんみたいに接してますね。●初めての人妻役も「自分はまだガキ」――初めての"人妻"役ということで、左手の薬指に結婚指輪をはめてらっしゃいますね。自分の想像やテレビなどから既婚者役を参考にしていると聞きましたが、具体的にどのようなところを参考にしていますか?あんまり何かを見てガッツリ参考にするということではなくて、ドラマが好きなので、いろんな作品を見て雰囲気を吸収するような感じですね。今回は脚本でも、旦那の話をよくしているので、自然と人妻の役に入っていけます。――結婚がテーマの今回のドラマに参加して、ご自身の結婚へのイメージはどうですか?セリフでも言ってますが、大変だなぁという感じです(笑)。でも、このドラマのお母さん(松坂慶子)とお父さん(尾藤イサオ)を見ていると、とってもほんわかしている家族なので、楽しそうだなとも思います。――川栄さんは今21歳ですよね。何歳で結婚したいという願望はありますか?30までにはしたいです。――その心は?子供が好きなので、それくらいまでに結婚して、早く子供を作りたいです。――実際に人妻役を演じてみて、結婚への意欲はわきましたか?私、自分の中で心が17歳くらいで止まってるんですよ。だから、年下の方が気が合いますし、公園とかで遊んだりもするので、自分まだガキだなって思ってます(笑)――となると、第1話でお父さんとお母さんが記念写真を撮っている時、早子が"三十路の涙"を流して、それを見た妹の風子が「まだ20代の私には流せない涙だな~」とからかう場面がありましたが、実際の川栄さんにも、まだグッと来るものはないですか?ないです(笑)。本当にセリフのままで、何の涙!?って感じです。そのうち三十路になったら分かるようになるのかもしれませんが…。――舞台『AZUMI 幕末編』で、演出の岡村俊一さんから「演劇では日本一」と称賛されるなど、川栄さんの演技力を評価する声が多く上がっていますが、そうした評価を受けていかがですか?いえいえ全然です。まだまだです。――今作でAKB48卒業後初めての民放連続ドラマレギュラー、そしてNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にも出演され、順調に女優業を歩んでいるように見えます。いろんな撮影をさせてもらって、すごく楽しくって、うれしいですね。大変というよりも楽しい方が大きいです。――何が楽しいですか?お芝居をするのがもともと好きだったので、それができているのが楽しいですね。撮影の雰囲気とか、いろんな方とおしゃべりするのも楽しいです!――女優さんを目指してAKB48を卒業されたわけですが、女優を志す何かきっかけはあったのですか?全然何にもなく、普通にAKBに入ってからお芝居の仕事をさせてもらって、楽しいなと思うようになったんです。――AKB時代のアイドルをしながらのお芝居と、女優業一本となった現在。環境はだいぶ変わりましたよね。全然違いますね! 今はすごく集中できます。AKBの時は、ドラマに出てもそれが終わったら次の日にコンサートのリハがあったりとかすごい大変だったんですけど、今はドラマの撮影だけなので、気持ちに余裕もありますね。――時間的な余裕もできましたか?そうですね。ありますね。――この4月クールの連続ドラマでは、元AKB48の前田敦子さんが主演を務めたり、現役メンバーの島崎遥香さんもレギュラー出演していたりと、活躍されていますよね。女優として活躍されている元/現メンバーと、お芝居についてお話されたりするのですか?そういうのはないですね、全く。でも、ぱるる(島崎遥香)さんとは「今度出るんだ」みたいな話はしました。――同志の演技を見て、感化されることはありますか?見ている時はメンバーとは思わずに見ているんです。だから純粋に面白いなと思って見てますね。――目標にしている女優さんはいらっしゃいますか?ずっと満島ひかりさんが好きで、ずっと目標にしています。――どういった部分で目標にされているのですか?いろんな役をやっていて、どれも全部ハマってるし、『ど根性ガエル』では声の出演もやってて、いろんなことができる方だなと思ってます。共演させてもらった時も、普段はすごく明るいのに、お芝居になるとガラッと変わって存在感もあって、すてきだなと思います。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、視聴者の皆さんへドラマの見どころをお願いします。結婚されている方も、していない方も、見て楽しめると思いますし、すごく楽しい、面白いシーンもたくさんあります。笑って泣けるストーリーになっていると思うので、楽しんで見てほしいなと思います。私と松下さんのシーンも、姉妹ってこういう感じなんだなっていうのが伝わってくると思うので、ぜひご覧ください。■プロフィール川栄李奈(かわえい・りな)1995年2月12日生まれ。2015年8月にAKB48を卒業後、エイベックス・ヴァンガード(株)へ移籍。女優業をメインに活動の幅を広げ、2016年4月からはNHK朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』、フジテレビ『早子先生、結婚するって本当ですか?』にレギュラー出演を果たす。現在21歳。
2016年04月28日フジテレビ系連続ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」の制作会見が4月5日(火)都内で行われ、主演の松下奈緒、共演の貫地谷しほり、八嶋智人、松坂慶子が出席した。同作は、女子力ゼロの独身小学校教師・立木早子(松下さん)が、運命の相手を見つけるべく婚活に奮闘していく姿を描くヒューマンドラマ。役作りのために30センチ以上髪の毛を切った松下さんは「あまり気づかれないけれど、15年ぶりに髪の毛を切りました。イメチェンというか、自分の中で変わりたいと思ったのとドラマの時期が重なった」と説明し「ショートカットに憧れがあったけれど、切る勇気がなくて、切りたいと思ったときに役が来て、決意した。でもいざ切ろうと思ったときは3日前まで悩みました。15年分の重みを置いてもいいものなのかと。でも切ったら首元がスース―してよかった」と変化を喜んだ。また松下さんは「自分も結婚をテーマにしたドラマに出演するようになったんだとシミジミするし、裸で踊ったり、どこか3枚目寄りなところがあって、初めての役柄」と明かすと、八嶋さんは「思ったよりも松下奈緒いってんなぁ、とビックリした。回を重ねていくとポロリもあるはず」と更なる大胆演技を期待。これに松下さんは「そういう所で体を張って頑張っています」と応えていた。さらに松下さんは、生徒役から好きな男性のタイプを聞かれると「(大人に)絶対に言わされていますよね」と怪しみつつも「よく食べる人が好き。美味しそうにご飯を食べる人が好き。よく笑う人も」と理想を挙げた。これに貫地谷さんが「怒らない人がいい」、松坂さんが「温かくて面白い人がいい」と続くと、八嶋さんは「皆そういうことを言うけれど、世の中まあまあカッコイイ人と結婚しますよ!」とバッサリ斬っていた。フジテレビ系連続ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」は、4月14日(木)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日俳優の松阪桃李が3日、都内書店で行われた、写真集『妄想・松坂桃李』(発売中 2,200円税込 ワニブックス刊)の発売記念握手会に登場した。同書は、松坂が2011年から雑誌『プラスアクトミニ』、『プラスアクト』で連載している内容をまとめたもので、松坂が妄想した映画企画のフェイクフライヤーが集まった写真集。1作1作に実在の俳優を当てはめた「妄想キャスティング」、松坂のロングインタビューも掲載されている。握手会には、10,000通の応募が集まり、大阪300人、東京300人の計600人が、抽選により参加した。姉・妹に囲まれ、男子が1人であったため、昔から「妄想」という一人遊びが好きだったという松坂。最近は「朝起きて、(明石家)さんまさんになっていたら」という妄想をしていることを明かした。また、妄想に絡めて「恋愛・結婚の妄想は?」という質問には、「仕事がやっぱり大事だと思うので、30を過ぎてから」と前置きつつ、「まだ27歳なので、36歳くらいになったら、そういう妄想も出てくるんじゃなかろうかと」と回答した。さらに"お友達"と会う時間は取れますか? と、恋愛を匂わせる質問をされると「妄想質問が飛んできた」と苦笑。「この仕事ってたまに、妄想が一人歩きすることもあるんだな」と、タジタジになりながらもかわした。また、実際の芸能界のお友達としては、濱田岳、岡田将生、柳楽優弥の名前を挙げた。今回の写真集で松坂自身が気に入っているページについて、金髪に赤い口紅のロッカーという設定で作った「ブラザー、インTHEロック」と、アフロ姿で撮影に挑んだ「金太、もうすぐ時間ですけど。」の2点をピックアップ。もし本当に映画化、ドラマ化となった場合を妄想し「プロデューサーが『いやでも、桃李くんじゃないと思うんだよね』となる場合もあると思うので、その時は(主役が)僕じゃなくてもいいんで、最後のクレジットで『企画:松坂桃李』としてもらえれば」と、企画方面に対しても意欲を見せた。
2016年04月03日