「松尾祐希」について知りたいことや今話題の「松尾祐希」についての記事をチェック! (1/7)
音楽プロデューサーの松尾潔氏が9日、自身のXでタレントの中居正広(52)の騒動に言及した。昨年末、女性とのトラブルがあり、高額な示談金で解決していたことが一部女性誌で伝えられていた中居は同日、公式サイトで「お詫び」と題した文書を発表。「トラブルがあったこと」と「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決している」ことをともに「事実」として声明を出し「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と今後の活動継続について触れていた。松尾氏はこれらを紹介した『日テレNEWS NNN』の記事をリポストしたうえで「いろいろ驚くが、一番はそりゃ活動休止のコメントじゃなかったこと……」と自身の見解を伝えている。
2025年01月10日俳優の泉澤祐希(31)が、7日までに自身のインスタグラムを更新。写真や動画とともに正月の思い出をシェアした。新年最初の投稿では「正月お決まりの3人です。#学館生」と、なじみのメンバーで初詣に出かけたことを報告。次の投稿では、おみくじを引く様子を動画とともに紹介した。最新の投稿では「#ドライブ #車好き」のハッシュタグとともに、ハンドルを握り運転する姿を披露。「みなさんゆっくり出来てますか?」と問いかけると、ファンからはさまざまな近況報告が寄せられた。
2025年01月07日30日放送のテレビ朝日系年末特番『アメトーーーーーーーーーーーク』(後6:00)では、「運動神経悪い芸人」を実施。元ザブングルの松尾陽介氏が、今年も出演を果たした。松尾氏はコンビ解散後「株式会社OMATSURI」を設立し、同社の代表取締役社長に。この日の放送で「引退企画までやってくれたのに、毎年呼んでくれます。芸人やめても抜けられない」と笑わせると、アンタッチャブルの山崎弘也が「象徴的な選手なんでね」と笑顔を浮かべていた。今回は、キャプテンの高橋茂雄(サバンナ)を中心に、後藤輝基(フットボールアワー)、川島明(麒麟)、塙宣之(ナイツ)、松尾氏など常連メンバーが再集結。『M-1グランプリ2024』で3位を獲得した真空ジェシカのガクも新メンバーとして参加し、新旧メンバーが共演する。
2024年12月30日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が10日、自身のインスタグラムを更新。【画像】宮本慎也 父として迎えた特別な日!笑顔いっぱいの愛娘の結婚披露宴「メリークリスマス25#xmas#merrychristmaschallenge100#mcc100」と綴り、1枚の写真をアップ。写真には直立不動でなんとも言い難い表情の同氏が。一体どのような気持ちなのか、気になる所だ。 この投稿をInstagramで見る 松尾駿(@matsuoshun)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「なんともいえぬ顔すぎるw」「ツリーちっさꉂ(笑)‼️」といったコメントが寄せられている。
2024年12月10日11月12日、お笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子祐希が公式Xで「幸せとは、炙りえんがわずしの事だ。」とコメントし、えんがわ寿司の写真を投稿。投稿には平子の食へのこだわりが詰まっている。【画像】アルコ&ピース平子”巨人すぎる芸人トリオ”写真を公開ルコ&ピースの平子祐希が、公式Xにて「幸せとは、炙りえんがわずしの事だ。」とコメントし、炙りえんがわ寿司の写真を投稿した。この投稿は平子の食に対する深い愛情を感じさせ、ファンからも「炙りえんがわ寿司は最高の幸せですね!」「また新しい幸せの定義が生まれました」といったコメントが寄せられている。幸せとは、炙りえんがわずしの事だ。 pic.twitter.com/qUbTCgUBDR — アルコ&ピース平子 (@hirako_yuki) November 11, 2024 平子祐希の「炙りえんがわずし」を称賛する投稿には、彼の食に対する真摯な愛情が込められている。ファンもそのこだわりに共感し、平子流の「幸せの形」に賛同する声が多数集まっている。
2024年11月12日石川祐希が所属しているイタリアセリアAペルージャが10月23日にXを更新した。【画像】木村沙織クロワッサンヘアにしてもらいました✨ .サントリーサンバーズのゼネラルマネージャーを務める栗原圭介とペルージャが来日ツアーを計画していることを報告。石川祐希も交えた笑顔の集合写真も投稿し、来年の来日に向けてよい雰囲気をアピールした。サントリーサンバーズには西田有志や山内晶大など日本代表選手が多く在籍しており、サントリーサンバーズVSペルージャが実現すれば日本代表対決が日本で観戦できることになる。☺️ Domenica era presente Kurihara Keisuke, direttore Generale del @sun_SUNBIRDS per assistere allo spettacolo in campo e per programmare una tournée in Giappone il prossim anno! Work in progress… ✈️ #goSir #BlockDevils #japan #perugia #volleyball pic.twitter.com/w4sbpWz25E — Sir Safety Perugia (@SIRVolleyPG) October 23, 2024 この投稿には「あつすぎる めっちゃ楽しみです!!! ありがとうございますGrazie」「栗原さんありがとう」とコメントが集まり、ファンの期待が高まる。
2024年10月25日天海祐希と広瀬アリスがCM初共演を果たした『キリン おいしい免疫ケア』の新TVCM「健康を守る発明品」編が、全国で放映中だ。10月7日から全国で放映している同CM。木枯らしが吹き落ち葉がひらひらと舞う冬の季節に、寒さ対策をした広瀬へ天の声(天海)が「みなさーん、冬の健康対策は?」と呼びかけるシーンからスタートする。自信ありげに「してますよ~!」と答える広瀬。そこへ突然、天海が登場して「でもね、去年の冬を元気に過ごせなかったと感じた家族が6割も!」と衝撃の事実を伝えると、広瀬は「そんなぁ~」と驚きながら、「健康は、難問だ」と痛感する。そんな広瀬に天海が「キリン おいしい免疫ケア」を手渡す。「キリン おいしい免疫ケア」を飲む広瀬に対し、天海が「プラズマ乳酸菌が免疫の司令塔に作用。免疫細胞が外敵に反応し、あなたの健康のために働きます!」と健康な人の免疫機能の維持をサポートするメカニズムをアニメーションを通じて分かりやすく説明。説明を受けた広瀬は「すご!」と感激し、天海が 「健康を守る発明品、おいしい免疫ケア!」と力強く締めくくる。円グラフから出てくる天海のユニークな演出や、久しぶりの共演となった天海と広瀬の掛け合いなど見どころが満載となっている。■天海祐希、広瀬アリスインタビューCM撮影の感想をお聞かせください。広瀬:すっごく楽しかったです。(天海との共演が)5年ぶりとか? でしょうか?天海:楽しかったですね。お久しぶりにお目にかかれて。(広瀬が)お姉さんになった~!ますますお綺麗になられて。広瀬:いえいえっ、ありがとうございます!(笑) またご一緒できて本当に嬉しいです。お2人が毎年やられている、冬の健康対策を教えてください。広瀬:普段着から身体を冷やさないようにしていて、防寒グッズをもって現場に入ったりはしているのですが、その対策に加えて、免疫機能の維持が必要だなというのを今回知ったので、免疫ケアを取り入れて体の内側から対策していかなきゃなって思いました。天海:私は自分では免疫ケアはベテランの域に入っているんじゃないかと自負しているんですけれども(笑)、まず十分な睡眠、そして栄養の偏りのない食事、それから適度な運動っていうのは続けています。加えて(「キリン おいしい免疫ケア」を)毎日必ず飲んでいます。『キリン おいしい免疫ケア』を飲んだ感想を教えてください。広瀬: 名前の通り! おいしい! これで免疫ケアできるの!? っていうくらい。継続って何事も一番大事だと思うんです。でも、おいしくないと、続けるうえで飲む時間のたった1分、数十秒が苦痛な時間になってしまうと思う、それが全くない。おいしいし、プラス免疫のケアにもなるので、1日1本は必ず取り入れたいなと思いました。「プラズマ乳酸菌」や「免疫ケア」に関するイメージはどう変わりましたか?天海:こうやって広告をさせて頂いているにつれ、「あっなんて頼もしい!」そして「なんて大切なものなんだろう」っていう事が分かってきて、毎日飲んでいると、実際に元気なのよ!広瀬:あー! それが一番大事ですよねー!天海:おいしいから! 飲み続けられるし、ぜび「キリン おいしい免疫ケア」で健康を守ることをしていただきたい。これね、発明品なんですよ。広瀬:あっ、そうなんですね!天海:そうなの! 健康を守ってくれる、発明品なんです。ぜひこれをみなさん知って頂きたいなと思っています。
2024年10月17日日本のファッションモデル、乃木坂46メンバーの与田祐希が14日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】与田祐希が新CM「ダース」のカットフォト公開!口に運ばれるキュートシーンは必見「リアルミーグリin名古屋ありがとうございました❄️」と綴り、複数枚の最新ショットを公開した。鏡面を前にした美しい与田祐希が1枚目。続いては花束の贈呈を受けたシーンの彼女が見られる。必見なのは彼女が抱擁を受けるフォトだが、見ている方も多幸感に包まれてしまうほど、至極感伝わるレアフォトである。 この投稿をInstagramで見る 与田祐希(@yodayuuki_oimo)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年10月14日石川祐希所属チームのペルージャが10月7日に公式インスタグラムを更新した。【画像】上原浩治が広島のレジェンド佐々岡真司のそろそろ時効話を紹介!パドバ対ペルージャの試合で石川祐希がMVPを獲得したことを報告。凛々しい顔で握手を交わしている様子を写真で公開し、16得点でチーム最多得点であったことを投稿した。多くのファンからいいね!が集まっており、これからの活躍への期待が高まる。 この投稿をInstagramで見る Sir Safety Perugia(@sirsafetyperugia)がシェアした投稿 この投稿には国内外から「ペルージャ勝利と石川さんのMVPでハッピーに過ごせます」「Hello there, Mr. MVP!!!!」「MVPおめでとう」と称賛のコメントが集まっている。
2024年10月08日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が23日、自身のインスタグラムを更新。【画像】チョコプラ長田「ゴールデンコンビ」で組むのは一体だれ⁉「小6の駿へtrfのDJ KOOさんがTシャツくれるよ。」と綴り、1枚の写真をアップ。写真には同氏があのDJ KOOから頂いたTシャツを着こなしポーズを決めている姿が。また「小学校高学年の時にCMでめちゃくちゃワクワクする曲流れてなんだこれ!ってなってそれがtrfで、ドラマの主題歌だった時はtrfの曲聞くためにドラマみて。最近はKOOさんと仕事一緒になった時色んな話させてもらって、H jungleはレゲエですよね?とか話してて、レゲエ好きってのを覚えててくれてて今日収録終わりに「松尾さんあとでTシャツ渡します」って言われてなんだろうと思ってたら「高円寺の古着屋で見つけたので!」って!マジ嬉しいっす!憧れの人がわざわざ買ってきてくれた!ありがとうございmasquerade!」と長文で感謝の言葉述べ、本文を締め括った。 この投稿をInstagramで見る 松尾駿(@matsuoshun)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「めちゃくちゃ、いい話ですね」「さすがDJ KOOさんだ☺️」といった多くのコメントが寄せられている。
2024年09月24日バレーボール選手の石川祐希が9月23日にXを更新した。【画像】「さすがの運動神経!」声優 八代拓が現役選手たちとバドミントン!「イタリアで初タイトルとMVP。 みんなありがとう」と綴り、写真をアップ。写真ではチーム優勝時の集合写真やMVP選出時のソロショットを公開した。「まだまだここから!!!」と今後の活躍に決意を表し、「Grazie a tutti」とイタリア語での感謝で締めくくった。イタリアで初タイトルとMVP。みんなありがとうまだまだここから!!!Grazie a tutti pic.twitter.com/uwlyg28eKL — 石川祐希 (@yuki14_official) September 23, 2024 この投稿には多くのファンからいいね!やお祝い、今後の活躍に期待する声が寄せられている。
2024年09月23日日本のファッションモデル、乃木坂46メンバーの与田祐希が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】与田祐希、bis秋号の表紙を飾り愛猫・大福とのエンジェルショットを公開「新CM放映中です和とのカットは難しくて、何度も失敗して試行錯誤しながら撮影しました」と綴り、複数枚の最新ショットを公開した。また「一瞬ですがご注目ください!」に続けて同CMの「#DARS#みんなの笑顔もミルクのしわざ」についても紹介。注目せざるを得ないほどキュートなシーンが満載なので、反響は彼女の想定以上に違いない。なお複数枚の画像を見ていくと、数秒のムービーも挟んでおり口元にダースを運び合うドキドキのシーンもあるため、ファン必見だ。 この投稿をInstagramで見る 与田祐希(@yodayuuki_oimo)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年09月19日女優の天海祐希が主演を務める、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)の予告編が5日に公開され、主題歌アーティストが明らかになった。○映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』主題歌は水曜日のカンパネラこの度、水曜日のカンパネラが主題歌アーティストに決定。水曜日のカンパネラは、2013 年からコムアイを主演歌唱とする3人組音楽ユニットとして始動、コムアイ(主演)、ケンモチヒデフミ(音楽)、Dir.F(その他)の 3人で活動開始し、2015年に「ヤフオク!」のテレビCMソング「ツイッギー」を含むアルバム「ジパング」をリリースし、音楽誌の年間ベストアルバムに選出されるなど大きな話題を呼んだ。そして2021年、コムアイに替わり二代目として主演/歌唱担当に詩羽(うたは)が加入し、新体制での活動をスタート。翌年2022年リリースの「エジソン」のMVが、SNSを中心に大きな話題となり再生回数は5,000万回、ストリーミング累積再生回数は1億回突破という大ヒットを記録している。2023年には2nd EP「RABBIT STAR ★」をリリース。テレビ・ラジオ・CMなどあらゆる媒体で引っ張りだことなる中、今年3月に新体制後初となる日本武道館での単独公演を開催。個性あふれる音楽スタイルと斬新なパフォーマンスが聞く人を魅了し、破竹の勢いで快進撃を続けている。主題歌「願いはぎょうさん」は、今作の世界観をイメージして書き下ろした新曲。思わずリズムに乗ってしまう、中毒性の高い主題歌が、今作をより一層盛り上げる。主題歌&新キャストの本編映像をたっぷり使用した予告映像も公開された。教室で初々しい姿を見せる新米教師・小太郎(大橋和也)の周りでは、何やら皆、悩みを抱えている様子。小太郎の大学の後輩・相田陽子(伊原六花)はファッション雑誌の編集者にも関わらずお洒落に疎く、小太郎の妹・まどか(平澤宏々路)は美大を目指しながらも絵に自信が持てなくなってしまう。願いが叶う駄菓子屋「銭天堂」に辿り着き、“ヤマ缶詰”、“もてもてもち”など、気になる駄菓子の登場にワクワクしたのも束の間、「たたりめ堂」店主・よどみ(上白石萌音)が邪気にまみれた笑みでお客を待ち構ええる。“楽して簡単に願いを叶えるやり方”には必ず報いがあるようで、よどみの良からぬ企みが引き起こす不穏な展開の映像とは相反するように、主題歌「願いはぎょうさん」が金の招き猫と共に軽快なリズムを奏でていく。山本未來や、渡邊圭祐など、新たなキャストも登場している。また、「あなたが選んだ駄菓子は、幸せを呼ぶのか、不幸を招くのか?」というコピーさながらに、本作が織りなす“光と闇”の二面性を現した本ポスターも完成。「銭天堂」店主の紅子(天海祐希)を中心に据え、明るく煌めく左側には、まぶしい笑顔の小太郎と陽子の姿が。2人の周りには、キラキラと輝く「銭天堂」の駄菓子が散りばめられ、その中には物語のカギとなる重要なものも。一方でダークな空気を醸し出す右側では、「たたりめ堂」店主・よどみが不敵な笑みを浮かべている。○水曜日のカンパネラ/詩羽 コメントこの度は、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の主題歌を水曜日のカンパネラが担当させていただきますが、このような素晴らしい作品とご一緒できるのを本当に嬉しく思っています。主題歌の「願いはぎょうさん」という楽曲は、作品のストーリーに寄り添いながら、映画を見終わった後に、みんながポジティブな気持ちになれたら…という願いを込めて、プロデューサーであるケンモチヒデフミが制作し、そして想いをこめて歌いました。この映画を観て、「願いはぎょうさん」を聴いて、少しでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです。○今安玲子プロデューサー コメント癖になるテンポと口ずさみたくなる歌詞で独特の世界観を紡ぐ水曜日のカンパネラさんと「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の世界の融合はどんな音楽になるのか期待で胸がいっぱいでした。「人に話せない 願い事や出来心 心の弱さをどこで打ち明けようか」、そして「正直に生きて行け」。ケンモチヒデフミさんが書き下ろしてくださった楽曲は、願いや悩みを持つ人の心に寄り添い、気がつくと、私たちの背中を押してくれるようなところまで連れて行ってくれる素敵な曲です。「願いはぎょうさん」、詩羽さんの力強い歌声とともに、みなさんも是非、エンドロールで口ずさんでいただけたら嬉しいです。【編集部MEMO】「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、作・廣嶋玲子、絵・jyajyaによる児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。2013年に小説刊行がはじまると、子供たちのあいだで瞬く間に人気を博し、2024年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年にはテレビアニメ・アニメ映画化、2022年には第三回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第1位を獲得した。また、アジア諸国を皮切りに翻訳出版されており、累計発行部数850万部を突破している。(C)2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会
2024年09月05日女優の天海祐希が主演を務める、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)の新キャストが28日、明らかになった。同作は、同名児童小説の実写化作。幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでもかなえることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。そんな銭天堂の店主・紅子(天海)は、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た年齢不詳の怪しい女店主で、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている。このたび、上白石萌音の出演が決定。上白石は銭天堂の店主・紅子(天海)をライバル視する謎の駄菓子屋「たたりめ堂」の店主・よどみを演じる。よどみは、相手の心の隙につけこみ、良からぬことを企んで人々を惑わせるダークな役どころで、人々の悪意を集めて作った駄菓子を、自身の店「たたりめ堂」で売り、客から悪意を吸い取りエネルギーにしている少女。真っ赤な彼岸花が描かれた黒い着物に濃い青色のおかっぱ頭という奇抜なビジュアルのキャラクターを怪演し、上白石は今作で自身初の悪役に挑戦している。あわせて、キャラクタービジュアルも解禁。これまで解禁されたビジュアルとは一味違う、“よどみワールド”全開なダークなビジュアルになっており、揺らめく悪意に包まれた「たたりめ堂」の暖簾の前で、よどみが怪しげな駄菓子を差し出し、客の悪意を物欲しそうな邪気に満ちた表情でこちらを見つめる1枚に仕上がっている。さらに、たたりめ堂で紅子とよどみが睨みを利かせる場面写真も公開。「銭天堂」とは正反対な、薄暗く憂いのある店内で紅子とよどみが睨みを利かせ合い、よどみは何やら禍禍しい黒い玉を手にしている。そして思いつめた表情の坊主頭の小学生に不敵な笑みを浮かべながら駄菓子を勧めるよどみの姿を捉えた1枚も公開された。コメントは以下の通り。○上白石萌音たたりめ堂の店主、よどみを演じさせていただきます。お話をいただいた時はまさかと驚きましたが、原作とよどみへの愛がどんどん膨らみ、とてもわくわくしました。監督はじめスタッフ・キャストの皆さんにたくさんヒントをいただき、また、こだわり抜かれたヘアメイクとお衣裳に本当に力をもらいました。おかげさまで演じるのが楽しかったです! そして天海さんとご一緒することを密かにずっと目標にしていたので、とても嬉しかったです。困っているとそっと手を差し伸べてくださる、その視野の広さと思慮深さに感動してばかりで、ますます憧れが深まりました。どんな世代の方にも楽しんでいただける作品です!たたりめ堂でお待ちしています。○今安玲子プロデューサーよどみは人の悪意が大好きで紅子と敵対する役どころです。これまで見たことのない上白石萌音さんを見たい、そして天海さんが演じる紅子との掛け合いを是非見たい、そんな思いからオファーさせていただきました。上白石さんのイメージとはかけ離れた役どころでしたが、本読みの第一声から声色も仕草もダークなよどみそのもので引き込まれました。上白石さんの持ち前の可憐さと純真さが相まって愛すべきキャラクターとしてスクリーンに存在してくれています。青髪を揺らし草履をひっかけてぺたぺたと子供のように歩く姿、人の悪意が膨らむのを見て高笑いする姿、どれも見たことの無い上白石さんに魅了されること間違い無しです!(C)2024 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会【編集部MEMO】「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、作・廣嶋玲子、絵・jyajyaによる児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。2013年に小説刊行がはじまると、子供たちのあいだで瞬く間に人気を博し、2024年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年にはテレビアニメ・アニメ映画化、2022年には第三回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第1位を獲得した。また、アジア諸国を皮切りに翻訳出版されており、累計発行部数850万部を突破している。
2024年08月28日7月にTHEATER MILANO-Zaで上演された松尾スズキ作・演出によるCOCOON PRODUCTION 2024『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』が、10月5日(土) よりオンデマンド配信されることが決定した。『ふくすけ』は、1991年に悪人会議プロデュースとして初演され、98年には「日本総合悲劇協会」公演で再演。そして、2012年にBunkamuraシアターコクーンで再々演された松尾スズキの代表作のひとつ。薬剤被害によって障がいを持った少年“フクスケ”をめぐり、登場人物たちが必死にもがき生きる姿を毒々しくも力強く描いた壮大な人間ドラマを、今公演では、サブタイトルを“歌舞伎町黙示録”と題し、フクスケが入院する病院の警備員コオロギと盲目のその妻サカエの夫婦を軸に、台本をリニューアル。コオロギ役の阿部サダヲ、サカエ役の黒木華をはじめ、荒川良々、岸井ゆきの、皆川猿時、松本穂香、松尾スズキ、秋山菜津子など、豪華キャストが集結し、12年ぶり4度目の上演となった。配信プラットフォームは、「Bunkamura Streaming」に加え、「イープラス Streaming+」「Hulu」「U-NEXT」「WOWOWオンデマンドPPV(ペイ・パー・ビュー)」にて配信される。<配信情報>COCOON PRODUCTION 2024『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』作・演出:松尾スズキ出演:阿部サダヲ、黒木華、荒川良々、岸井ゆきの、皆川猿時、松本穂香、伊勢志摩、猫背椿、宍戸美和公、内田慈、町田水城、河井克夫、菅原永二、オクイシュージ、松尾スズキ、秋山菜津子、加賀谷一肇、石井千賀、石田彩夏、江原パジャマ、大野明香音、久具巨林、橘花梨、友野翔太、永石千尋、松本祐華、米良まさひろ、山森大輔ミュージシャン:山中信人(三味線)収録日:2024年7月24日収録会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)収録・編集:ビスケ【チケット】視聴チケット料金:4,500円(税込)配信期間:2024年10月5日(土) 12:00~2024年11月4日(月・休) 23:59販売期間:2024年11月4日(月・休) 20:00まで※販売期間や視聴可能期間は配信プラットフォームごとに異なります。※詳細は各社ホームページをご確認ください。■配信プラットフォーム・Bunkamura Streaming・イープラス Streaming+・Hulu(レンタル/購入)・U-NEXT ※販売は配信開始と同時(レンタル1週間)・WOWOWオンデマンドPPV(ペイ・パー・ビュー)公式サイト:
2024年08月27日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』が再始動することが16日、明らかになった。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。2023年6月16日に公開するはずだったが、同年5月18日に両親と共に倒れ搬送され、自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎役者の市川猿之助が出演していたことから、公開延期となっていた。この度、新たなキャストとして石丸幹二を迎え、再始動。昨年公開を予定していた6月16日に合わせて報告した。公開時期などの続報については、今後明らかになっていくという。○■天海祐希 コメント楽しみにしていてくださった皆様、大変お待たせしてしまいました。スタッフ・キャスト一同、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』を必ず皆様にお届けしたいと思ってきましたが、やっとこうして再始動を発表できる日を迎えることができました。この1年の間に歳はとってしまったけれども(笑)、色々なことをバネにして、さらにパワーアップしたキントリの最後を飾るにふさわしい“ベストの作品”をお届けすることを、ここに力強く宣言させていただきます!キントリチームでも、またみんなに会えるのが嬉しいよね、と話しています。そして、新たにこの映画に参加してくださる石丸幹二さんとキントリメンバーでぶつかり合えることにも胸を躍らせています。感謝を込めて劇場版『緊急取調室 THE FINAL』をお届けしますので、どうか公開まで待っていてください。面白くなってきたじゃない!
2024年06月16日女優の天海祐希が、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)の主演を務めることが6日、わかった。同作は、同名児童小説の実写化作。幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでもかなえることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。そんな銭天堂の店主・紅子は、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た年齢不詳の怪しい女店主で、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている。今回、紅子役で主演を務めるのは天海祐希。教師、弁護士、刑事、医師、探偵、看護師と多種多様な役柄を演じてきた天海が、新たに特別な駄菓子屋の店主を演じる。また、今回天海は約3時間以上かけて特殊メイクを施し、紅子に変身している。監督は中田秀夫氏、脚本は吉田玲子氏が手掛ける。あわせてビジュアルと映像も解禁。ビジュアルは、「猛獣ビスケット」「型ぬき人魚グミ」「子守コウモリ」と、思わず興味をかきたてられる「ふしぎ駄菓子」が並んだ店で、飼い猫である墨丸を抱いて立つ紅子(天海)がほほえむ1枚に。映像では「銭天堂」へ続く路地へ迷い込んだ一人の男の子の姿から、子供たちの素朴だが切実な願いに合った、とっておきの「ふしぎ駄菓子」が登場。最後には「幸せになるか、不幸になるかはお客様次第……!?」と意味ありげににっこりほほえむ紅子が姿を現す。コメントは以下の通り。○■天海祐希紅子役をやらさせて頂きます、天海祐希です。紅子役をオファー頂いた時、「私で良いのだろうか」と、少々驚きましたが……とてもワクワクしてしまいました。原作は世界で人気があり、アニメーションにもなっている作品ですので、ファンの皆様の紅子像を壊さない様、演じる事を心掛けました。今回、撮影の度に特殊メイクや準備などに3時間近くかけ、紅子になっていったのですが、とても楽しかった! 中田監督の情熱やバイタリティに引っ張って頂き、とても熱のある素敵な現場でした。中田監督といつかご一緒させて頂けたらと願っていたので、凄く嬉しかったです。本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。ぜひ、楽しみにして頂きたいです。○■中田秀夫監督「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!○■原作者 廣嶋玲子氏・作2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。多くの人達が一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、ただただ感動しました。なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします。○■原作者 jyajya氏・絵実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています!(C)2024 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会【編集部MEMO】「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、作・廣嶋玲子、絵・jyajyaによる児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。2013年に小説刊行がはじまると、子供たちのあいだで瞬く間に人気を博し、2024年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年にはテレビアニメ・アニメ映画化、2022年には第三回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第1位を獲得した。また、アジア諸国を皮切りに翻訳出版されており、累計発行部数850万部を突破している。
2024年06月06日実写映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の主演を天海祐希が務めることが明らかに。ティザービジュアルとティザー映像も公開された。TVアニメ化、アニメ映画化、舞台化、ゲーム化、西武園ゆうえんちコラボなど、様々なメディアミックスが反響を呼んでいる児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いが叶うふしぎ駄菓子を買った人々の顛末が描かれる。アジア諸国を皮切りに翻訳出版され、いまや全世界中から愛され、累計発行部数850万部を突破人気の小説が、この冬、実写映画化。主演の天海さんが演じるのはもちろん、銭天堂の店主・紅子。何でも願いを叶えてくれる不思議な駄菓子を売る紅子は、結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅、古銭柄の赤紫色の着物が特徴。店に訪れる客の願いを察し、望みの駄菓子を勧めるキャラクターだ。3時間以上かけて特殊メイクを施し、完璧な紅子へ変身を遂げた。天海さんは「原作は世界で人気があり、アニメーションにもなっている作品ですので、ファンの皆様の紅子像を壊さない様、演じる事を心掛けました」と話し、「本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。ぜひ、楽しみにして頂きたいです」とメッセージを寄せている。昨年12月の東宝ラインアップ発表会で、映画化が発表となったものの、その全貌はベールに包まれたままだった本作。そんな中今回、興味をかきたてられるふしぎ駄菓子が並んだ店で、飼い猫・墨丸を抱いて立つ紅子が微笑むビジュアルが到着。また映像では、「銭天堂」へ続く路地へ迷い込んだ男の子の姿から、子どもたちの素朴だけど切実な願いに合った、とっておきのふしぎ駄菓子が登場。ラストには、意味深に微笑む紅子が観られる。なお、監督は 『リング』『スマホを落としただけなのに』シリーズの中田秀夫、脚本は、『若おかみは小学生!』『きみの色』の吉田玲子が務める。『映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」』は12月13日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月06日映画『トラペジウム』より、本作のエンディングテーマ「方位自身」を乃木坂46の与田祐希が歌ったデモver.が公開された。本作は、乃木坂46一期生・高山一実の小説家デビュー作で、自分の力で仲間を集めアイドルを目指す高校生・東ゆうの物語を描いた同名小説の映画化作品。主人公・東ゆうを新人の結川あさき、ゆうがアイドルになる為に仲間になっていく東西南北の美少女たちを羊宮妃那、上田麗奈、相川遥花といった若きキャストが演じる。公開されたのは、高山と仲良しの乃木坂46与田が歌う「方位自身」のデモver.。「方位自身」の作詞を進める中で与田に仮歌を歌ってもらったと語っていた高山。映画本編で、結川、羊宮、上田、相川の4名が歌う本楽曲を与田が優しく歌い上げている。■与田祐希 コメントレコーディング直後から口ずさみたくなるようなメロディーと、高山一実さんだからこそ書ける歌詞が本当に素敵で初めて聴いた時から好きになりました。自分自身の経験も思い出しながら、高山さんの大切な曲を私も大切に歌わせていただきました。私もこの曲のように、冒険したいなと思いました!『トラペジウム』エンディングテーマ「方位自身」Demo Version MV / Vocal:与田祐希(乃木坂46)<作品情報>『トラペジウム』公開中公式HP:「トラペジウム」製作委員会
2024年05月19日京都市西京区に鎮座する松尾大社(まつのおたいしゃ)は、渡来系氏族である秦(はた)氏が創建に関わった神社。平安京遷都以後は、都の守護神のひとつとして崇められると同時に、酒・醸造の神として全国の酒造会社の崇敬も集めてきた。その松尾大社の神宝を紹介する展覧会が、4月27日(土)から6月23日(日)まで、京都市の京都文化博物館で開催される。同展の見どころは、日本最古級の神像彫刻として国の重要文化財に指定されている御神像をはじめ、松尾大社の神宝の数々が初めて大規模に公開されること。初公開となる源頼朝や織田信長などの朱印状をはじめ、歴代の権力者が発した中世の古文書を一挙に公開すると同時に、同大社の歴史や酒造りについての史資料なども展観する。出品作品108件のうち、なんと約9割が初公開となる。源頼朝書状 6月17日 松尾大社蔵とりわけ注目されるのは、平安時代前期の作と考えられる三神像がそろって登場し、御神宝とともに紹介されることだろう。厳しいお顔の老年の男神像は、同社の祭神の1柱である大山咋神(おおやまくいのかみ)に、また壮年の男神像はその御子神に、そして女神像は祭神のもう1柱である市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)に、それぞれ比定されている。重要文化財《女神像》平安時代 9世紀 松尾大社蔵同展では、こうした神々の系譜や縁起を紐解き、長い歴史のなかでどのような神がどのように信仰されてきたのか、また神事がどのように営まれてきたのかなど、様々な面から松尾大社に対する人々の信仰のありかたをたどっていく。大山咋神が醸造の神でもあることから、お酒をはじめ、味噌や醤油など醸造に関わる人々から篤い信仰を受けてきた松尾大社はまた、武家からは武神として敬われ、歴代の将軍家や天下人からも篤い崇敬を受けてきたという。そうした信仰の広がりが、作品や史資料を通じて目の当たりにできるのも興味深いところだ。今回はまた、境内をデータ測量して制作した松尾大社の3D映像も初公開されるほか、小説家・浅葉なつによる注目のシリーズ小説『神様の御用人』とのコラボ企画も予定されており、色々なかたちで松尾大社の魅力にふれられる展覧会となっている。<開催概要>『松尾大社展みやこの西の守護神』会期:2024年4月27日(土)~6月23日(日)会場:京都文化博物館4・3階展示室時間:10:00~18:00、金曜は19:30まで(入場は閉室30分前まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般1,600円、大高1,000円、中小500円公式サイト:チケット情報:()
2024年04月19日シアターコクーンの芸術監督である松尾スズキが、就任時から構想していた若手のための学び場COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』がいよいよ始動!新しい年度が始まった4月1日、オーディションを勝ち抜いた18歳から28歳の総勢24名が揃い、第1期生の開講式が行われた。地方から夢を抱いて上京してきた者、小劇場の劇団員、元市役所職員などなど、受講生のバックグラウンドはさまざま。中には三代続く家業の跡取りだった……という男性もいて、人生いろいろ、各々の思いを胸に、全員が初々しく晴れがましい表情を見せていた。これから1年間、シアターコクーンとゆかりの深い演劇人を講師とし、基礎と創作と発表を組み合わせたレッスンに励む。開講式では常任講師一人ひとりから歓迎の温かい言葉が送られ、受講生たちが真剣に聞き入る場面も見られた。講師のコメントは以下。■松尾スズキ(主任/演技基礎)僕がシアターコクーンの芸術監督に就任する条件のひとつとして、「スクールをやらせてほしい」という約束がありました。ただ初年にコロナ禍が始まり、ようやく収まってきたところで劇場自体が休館となり……結果こんなタイミングになりましたが、やっとスタートできます。一言お伝えしておきたいのは、決して劇場が休み中の穴埋め企画ではありません!何年も準備、構想していた企画に一流の講師の方が集まってくださり、1年間通して学べる機会は、とても刺激的で恵まれたことです。皆さんもったいないので、どうぞ休まないでください。■杉原邦生(演技基礎)僕は大学で演劇を始めました。そこには個性の強い演劇人の皆さんが揃っていて、一見全く統一感のない授業を受けて……当時はすごく頭がぐちゃぐちゃになったんです(笑)。でもそうした選択肢の幅が広い環境だったからこそ、自分がやりたいこと、表現したいことを見つけられた気がしています。ですから皆さんもぐちゃぐちゃになりながら、何かを見つける1年にしてください。年度末の卒業公演では演出も手掛けます。なんと松尾スズキさんの書き下ろし新作。僕自身が興奮しています。みんなで頑張りましょう。■オクイシュージ(演技基礎)僕は皆さんに、演劇で使える身体のキレを叩き込みたいと思っています。あと重要なのが、演劇における笑い。ここを正面から教える俳優養成所ってなかなかないんです。自分もかつては養成所に通っていましたが、50人程いた同期で、今も活躍しているのは平田敦子さんぐらい。そのくらい狭い門なんです。俳優は声がかからなかったら無職状態。どうぞ皆さん、たくさんの演出家、制作陣から信頼される、声がかかる俳優になってください。■ノゾエ征爾(演技基礎)僕は大学を卒業後にENBUゼミ第1期「松尾スズキクラス」を受け、松尾さんのもとで1年間学びました。その卒業公演の稽古で松尾さんがボソッと「君たちよりも俺は演劇を愛している」と仰った一言にズンときたんですね。そこから26年を経て、松尾さんが当時仰っていた「愛している」に僕は到達できているんだろうか?こうしてそばにいると、「まだ到底追いつけていないんじゃないか?」と考えたりもします。まだまだ僕も「これから次世代を担いたい」と思っていますので、一緒に頑張りましょう。■藤間貴雅(日本舞踊・所作指導)皆さんと同じ年頃、大学1年の時に下北沢ザ・スズナリで松尾さんの『ふくすけ』と出会い、それ以降大学の先輩たちの芝居が全部つまらなく感じるほどの衝撃を受けました。それから何十年も経て仕事でご一緒した際、松尾さんが「所作って大事だよね」と仰ってくださった嬉しさ!こうしてクラスに組み込んでくださったことを、古典芸能の人間として感謝しております。光を当てていただく貴重な機会をいただくわけですから、その効果を皆さんに実感いただけるアドバイスができればと思っております。■振付稼業air:man(ダンス指導)皆さんみたいに上手にお喋りできないので、一言だけ。こうして皆さんは、チャンスを掴みました。これを生かすも殺すも皆さん次第です。さまざまな講師の皆様がいらっしゃいますし、われわれ「振付稼業air:man」のメンバーもたくさんいます。レッスンのたびに講師が変わります。しかも、あらゆるジャンルの踊りを学んでもらいたいと考えています。どうぞ心して準備しておいてください。■蔵田みどり(発声・歌唱指導)料理の「さしすせそ」のように、皆さんには表現力を豊かにするための「ほかほか」という言葉を心に留めていただきたいです。「ほ=褒める(自分ができたことを褒める)」「か=書く(習ったこと、感じたことを日記のように日々記す)」「ほ=ほかす(こだわり、頑なさ、プライドを捨て、次のステップに進みやすくする)」「か=可愛がる(いい音を聞く、美味しいものを味わうなど五感を可愛がってエネルギーチャージし、直感を得やすくする)」……こうしたことを実践しながら、たくさんの楽しい経験をし、成長したと実感できる1年を過ごしましょう。なお上記の常任講師に加え、ゲスト講師として、井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演技メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣、アクション)といった、演劇界の第一線で活躍する豪華な面々も迎え、各ジャンルの特別ワークショップも開催予定。その他、受講生はコクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが与えられる。1年間の総決算である発表公演(有観客)は2025年3月。松尾が書き下ろす最新作を、杉原邦生が演出。松尾が若者の集団にどんな作品を書くのか、その内容にも注目だ。演劇界の未来を担う新たなスター誕生に、早くも期待が膨らんでいる。文:川添史子撮影:宮川舞子<企画概要>COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』【常任講師】松尾スズキ(主任/演技基礎)杉原邦生(演技基礎)、オクイシュージ(演技基礎)、ノゾエ征爾(演技基礎)藤間貴雅(日本舞踊・所作)、振付稼業air:man(ダンス)、蔵田みどり(発声・歌唱)【ゲスト講師】(五十音順)井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演劇メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣・アクション)【第1期生 活動期間】2024年4月1日~2025年3月31日【発表公演】(タイトル・詳細未定)脚本:松尾スズキ演出:杉原邦生出演:コクーン アクターズ スタジオ第1期生日程:2025年3月中下旬(予定)場所:Bunkamuraシアターコクーン公式サイト:
2024年04月11日●さまざまな問題で大きく揺れたエンタメ業界に危機感エンターテインメントや政治・社会問題などについて自身の考えを述べ、その発言がたびたび注目を集めている音楽プロデューサー・松尾潔氏。2023年、旧ジャニーズ事務所や宝塚歌劇団の問題などで大きく揺れたエンタメ業界に危機感を抱き、クリーンな世界に変えていくために今、膿を全部出しきるべきだと考えている。「大好きな音楽の仕事を続けていくためにも、クリーンな世界にしていきたい」。松尾氏に今の思いを聞いた。昨年、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、疑惑を放置するべきではないと、いち早く声を上げた松尾氏。今年1月には、日刊ゲンダイでの連載「メロウな木曜日」、RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』での発言に加え、今の自身の思いを書き下ろした著書『おれの歌を止めるなジャニーズ問題とエンターテインメントの未来』を出版。「1冊の本にして世の中に対して提言とか問題提起ができたら」と思いを明かす。昨年はエンタメ業界のさまざまな問題が明るみに。松尾氏は「エンターテインメントの未来を考えるにあたって、2023年はのちのち大きな節目と言われるんじゃないかという実感がありました」と語る。「ジャニーズ、宝塚、歌舞伎など、エンターテインメントの老舗が抱えていた非常に根の深い問題……セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといったハラスメントが顕在化し、表に出たときにはかなり根腐れを起こしていた。似たようなことがいろんなところで起こっているのではないかと想像するのは自然なことですよね」そして、「ジャニーズも宝塚も歌舞伎も別の話なのでそれぞれ検証しなきゃいけない」とするも、「問題の構図はどこか似ているところがある」と感じているという。「エンターテインメントは文化ですがビジネスでもある。利潤追求を優先するあまり、モラルやマナーをないがしろにしたのではないかなというのが、すべての問題に共通しているように思います。さらにもっと言うと、その根本にあるこの国の在り方……政治や経済にも目を向けて正すべきところは正していかないといけないと思います」○誰もが自由に意見を言える社会に変わらなければいけないまた、何か疑問を感じたときに誰もが意見を言える社会に変わらなければいけないと、その必要性を強調する。「おかしいと思っても口に出せない空気があるからこそ、何か問題があっても表に出なかったり、なかなか問題が解決できないのではないかなと。我々は今、そういう反省をしなければいけないと思っています」自身も、ゆるくではあるが同調圧力のようなものを感じることがあったという。「『いいエンタメとは、いいショービジネスとはこういうものである』『こういうときはこうするべき。空気を読めよ』というような同調圧力が、ギュッと締め付けるのではなくふわっとした感じで、そういった空気が蔓延している気がします」日本を代表するアーティストの楽曲を手掛けてきた松尾氏だからこそ、関わってきたアーティストへの影響も考えざるを得ない。「2015年の安保法制のときに、デモに参加したミュージシャンの方もいました。僕は日本のエンタメのど真ん中にいる人たちと仕事をしているので、例えば僕がそういったデモに参加したり、業界や社会に関して何かアクションを起こすと、その人たちに迷惑がかかるのではないかと。そういう思いをずっと抱えていました」だが、ジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出て、「これは声を上げなければいけない」という思いに。「この問題の本質は人権蹂躙であり、被害を受けているのが子供、もしくは、かつて子供だった大人たち。僕は特別正義感が強いわけでもないですが、これはあり得ないと思ったんです」そして、音楽を愛しているからこそ、クリーンな業界にしていきたいという思いがある。「おかしいと思うことを放置し、視界が曇ってしまうのが嫌なので、最初は手動のワイパーかもしれませんが、一生懸命、視界をクリアにしていきたいなと。ハラスメントのない労働環境であるべきだし、人権が尊重されるべき。せっかく楽しいと思える音楽の仕事ができているので、長く続けるためにも健全化させていきたいという思いです」だが一連の発言がきっかけとなって、スマイルカンパニーとの業務委託契約が終了となり、昨年7月に公式Xで「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と報告した松尾氏。契約終了は全くの想定外だったと振り返る。「ジャニーズ事務所とスマイルカンパニーの関係が近いとはいえ、まさかこの件で契約終了になるとは思ってなかったので本当にびっくりしました。むしろ賛同してくれると思っていて、山下達郎さん(スマイルカンパニー所属)も『よく言った』と言ってくれるかなと。おめでたいんでしょうね、僕は……」●僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答することも2023年をきっかけに声を上げやすい社会に変わっていくことに期待を寄せる松尾氏だが、そう簡単には変わらないということも痛感。「ジャニーズ問題に関して僕は、ジャーナリストという立場ではなく、エンタメ業界の内部から最初に声を上げた人になると思っていました。でも続けて発言される方があまりいなくて」と語る。続けて、「僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答するときもあります」と吐露する松尾氏。「松尾みたいに声を上げるといろんな不利益を被ると感じてしまって、僕が声を上げたばかりに逆にみんなの警戒心を高めることになってしまったのだとしたら、それは全く僕の意図するところではないので。みんなで声を上げようよと言いたいですが、なかなか……。この本を『読みましたよ』と言ってくれる方は業界の内外問わず多いのですが、『僕もSNSで発言します』とおっしゃる方は少なくとも業界内からは出てこないですね。僕のペンの力が弱いのかな」さらに、「皆さん『生活もあるし』と言いますが、本質的な意味での豊かな生活を考えたら発言したほうがいいと思うんです。僕はこの数年、特にこの1年、すごく心豊かに過ごせているので」と力説。想定外の展開にはなったものの、言うべきことを言ったことで「心の豊かさを失わずに済んでいる」と語る。「僕はもともとメロウなR&Bが好きで、柔らかなラブソングをたくさん作ってきました。その柔らかさを守るためにも、言うべきところではハードエッジなことも言わなきゃいけないんだなと感じています」目指すは、純粋に音楽が好きな人たちが、権力などによって嫌な思いをすることなく、好きな音楽を届けられる世界。そして、音楽を生み出す人自身の人権意識も十分でなければ、その音楽も台無しになってしまうと松尾氏は言う。「もちろん、聖人君子であれとまで求めるつもりはありません。ただ、せっかく弱者への眼差しを音楽などで表現しても、その人自身がそういうことを大切にしていなかったら、表現は著しく説得力を欠いてしまう。どんなに生み出しているものが素晴らしくても、その人がそうでなければ響かないというシビアさはあると思います」○「ラブソングを作り続けたい」 音楽プロデューサーのやりがいも語る音楽業界、そしてエンタメの未来を思って行動を起こした松尾氏。「この半年ぐらい『松尾さん出馬するんですか?』とよく聞かれますが、全くそんなこと考えていませんよ」と笑う。「政治や社会について話すと、すぐそういう風に思う方がいますが、皆さん政治や社会というものを神棚に置きすぎだと思います。全部地続きの発言ですよ。エンタメのことも政治のことも同じ口で言っていいじゃないですか」ちなみに、子供の頃から好奇心旺盛だったそうで、「何でも分解したい子供で、父親の腕時計をバラバラにして大目玉を食らったことも(笑)。好奇心や探求心はあるほうだと思うので、いろんなことが気になるというのが根底にあるのかもしれません」と自己分析する。今後について尋ねると「ラブソングを作り続けたい」と願う。「ポップミュージックを大きく2つに分けるならば、ラブソングかライフミュージックだと思っていて、人生の素晴らしさや人の優しさを歌ったものがライフミュージックだとすると、さまざまな恋愛について歌ったものがラブソング。ですが、恋愛はポップミュージックの尺だと2人ないしは3人ぐらいの中での人間関係を濃密に描いたものであり、優れたラブソングはそれ自体がライフミュージックにもなると思っているので、僕はラブソングという多機能性を備えた形態を好んでいるのだと思います」そして、「自分で歌うことに強い興味はなく、優れた歌唱力を持っている歌手、魅力的な声の持ち主に、僕がデッサンした絵を色付けしてもらうという作業が大好きなんです。作ったものがいろんな人の手に渡って価値が高まっていくのもうれしいですし、物語の起点に立って展開を見守ることを楽しんできました」と音楽プロデューサーのやりがいを語る。さらに、「僕には子供がいますが、父親が変な仕事をしていると思われたくないという気持ちもあるんです」と思いを告白。「子供がエンターテインメントの世界を目指したいと言ったときに、『それだけはやめておけ』とは言いたくない。素晴らしいことを仕事に選んでいるのだと、胸を張っていられる世界にしたいと思っているので、そのためにできることをやっていきたいと思います」と力を込めた。■松尾潔1968年1月4日生まれ、福岡県福岡市出身の音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。早稲田大学卒業。SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後、プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERS、JUJU等を成功に導く。これまで提供した楽曲の累計セールス枚数は3000万枚を超す。日本レコード大賞「大賞」(EXILE「Ti Amo」)など受賞歴多数。
2024年03月31日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が13日、神奈川・KOSE新横浜スケートセンターで行われた映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(3月29日公開)の極寒レッドカーペットイベントに出席した。『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作となる本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。すべてを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”の襲来で、ニューヨークに史上最大の危機が訪れる。本作の世界観を再現するために、アイススケートリンクという異例の会場でイベントを開催。日本では初の試みとなるスケートリンク上のレッドカーペットが出現し、吹き替え声優を務めた上白石萌歌、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、本田真凜が出席した。長田はゴーストバスターズ仕様のつなぎ衣装を着用。松尾は『ゴーストバスターズ』シリーズの象徴である“ノーゴースト”マークのコスプレで登場した。松尾は2022年に行われた前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のイベントでも“ノーゴースト”マークのコスプレを披露しており、「まさかもう1回できると思わなかったです。うれしいです」と喜び、「今回は、ばってんのところが凍っています。特別仕様です」と本作バージョンになっていることをアピールした。長田は、ゴースト研究所で働くエリート研究員役を担当。松尾が演じたキャラクターは、劇場公開までシークレットということで、「何の役かはまだ言えないんです。見てからのお楽しみということで」と話していた。
2024年03月13日アイドルグループ・乃木坂46の阪口珠美、佐藤楓、松尾美佑が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第2号のグラビアに登場している。阪口は2001年11月10日生まれ、東京都出身。佐藤は1998年3月23日生まれ、愛知県出身。松尾は2004年1月3日生まれ、千葉県出身。阪口と佐藤は乃木坂46の3期生、松尾は4期生として活躍している。グラビアでは、初の組み合わせの3人が姉妹感溢れる仲良しな空気で登場。キュートな撮り下ろしでタンクトップ+ショートパンツなど、ラフな姿も見せた。
2023年12月15日12月13日、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿した。そこで、松尾駿(41)が大腸の病気である、大腸憩室炎になったと明かし、話題となっている。冒頭で「いや、ちょっと……。憩室炎っていう、聞いたことないやつになりまして」と切り出した松尾。「何か腹痛くってさ。下っ腹みたいなところが。で、『何だろう』と思って病院に行ったんだけど。近所の。『何かよくわかんないですね。尿管結石ではないです』みたいな。それで家帰って、まだ痛くて。ちょっと大きい病院行ってみようと思って、夜行ってみたら、憩室炎って……」と診断されるまでの経緯を明かした。憩室炎について松尾は「大腸に穴があるんだって。部屋みたいな。で、便とかが詰まったりして、細菌とかが入って、炎症を起こして『イタタタタ』っていう……」と説明。そして、痛み止めの点滴を打ったと語った。すると相方の長田庄平(43)は「40過ぎたらさ、本当に明確な病気が出てくるよね、やっぱり」とコメント。松尾は「本当に言われた。『これは40超えたら急に出てくるやつです』って。それになって。で、今何にも食えない」と嘆くと、長田は笑った。「40過ぎると明確に病気になる」と繰り返す長田に、松尾は「これを機にちゃんとしようと思っている」と宣言。しかし、長田は「って思うじゃん?でも、結局できないんだよ。俺も40を分岐で、やっぱり『ちゃんとしないとな』って思ったけど、結局堕落していっちゃうんだよ。だるいから。しんどいから」と念を押すと、松尾は「けど、俺は今回ちゃんとする」と返答。そして「お菓子とかをなるべく食べないようにする」というと、長田やスタッフから笑い声が漏れた。また松尾が「あと運動不足もあるって言われた。だから、なるべく動く」「本当に何かをちゃんとしないと」と話すと、2人は“食べすぎに注意する”という結論に至った。しかし、「美味しいものが増えるよ、年末」「無理です、この仕事している限りは」と長田が言うと、松尾は「この間、ウンチ漏らしそうになるくらい食っちゃったんだよなぁ」と明かした。動画のコメント欄では《お2人とも身体大事にして下さいね…》《お二人ともお忙しいし、身体にだけは気をつけて!》《チョコプラには元気に長生きしてもらわないと困るよ!!》との声が相次ぐことに。ファンは2人の“健康第一”を願っている。
2023年12月14日松尾スズキ初の個展、生誕60周年記念 art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」が開幕し、特別内覧会に宮藤官九郎、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙らが来場した。演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で多くの作品を世に送り出してきた松尾スズキが、生誕60年の節目に初の個展を開催する。若いころ絵を学んでいた松尾が、そもそもの原点に立ち返り、“アート”という分野だからこそ見えてくるアクロバティックな世界、ここでしか出会えない松尾の「マンガとアートの間の揺らぎ」を堪能できる。会場内の音声ガイドは、松尾スズキと吉田羊がナビゲートする。また、個展に合わせて豪華イベントも開催。12月11日(月)・12(火) には10年前、50歳で挑戦した伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』上映+スペシャルトークを開催。日替わりトークゲストには、宮藤官九郎、江口のりこが参加する。12月13日(水)~15日(金) の3日間は「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」と題して、松尾スズキと同い年の片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチを迎えて、お互いの歴史について語り、歌も披露する。ラスト15日(金) は、司会・皆川猿時、立会人・池津祥子、伊勢志摩と共に、劇団員が選ぶ今まで松尾の身にふりかかった10大事件を振り返る。<ご挨拶>■松尾スズキコロナ禍で描いた作品の個展を開催することになりました。正直死にそうです。大人計画でイベントをやると大概死にそうになるんですが、なぜ同じ轍を踏みたがるのか……大人計画はバカなんだなと思います。(笑)みなさんどうぞ楽しんでください。<コメント>■宮藤官九郎「あきらかに」最初に見た時に気持ち悪くて、こんな絵ばっかりかと思ったら、意外とこれが一番気持ち悪かったので選びました。(個展を見て)松尾さんの作るお芝居の原型というか、今日見た絵のような演技は実際にはできないから松尾さんは絵で表現するんだろうなと。松尾さんの頭の中で思い描いているお芝居の理想型がこれだとしたら俺らは無理だなと思いました。(笑)■阿部サダヲ「矢印小僧」本格的な個展でびっくりしました!ホワイエにある『ツダマンの世界』の時の屏風の絵がけっこう好きで、松尾さんの絵っておもしろいな、と思っていたんです。お気に入りの一枚は「矢印小僧」。赤い矢印のイヤリングと「矢印良品」(笑)センスが流石です。松尾さん、ぜひ原画売って下さい!!■皆川猿時「エイジ」まさか菅原永二だと思わなくてびっくりしました。(笑)外国の俳優みたいで、単純に絵がかっこよくて、松尾さんの詩も面白かったです。松尾さんのことを知っているからか、余計に松尾さんの頭の中がわからなくなってきました。底知れない人だな、自分の中で松尾スズキっていう人は「わからない」で認識されました。■荒川良々「赤ちゃん雲」ちっちゃくてイイなと思って選びました。松尾さんの個展は好きな絵がたくさんあって、すごい才能の塊でした。■宮崎吐夢「あめのりょう」個展を通して、どの絵も素晴らしかったですが、わたしが選んだのはロンドンブーツの亮さんが雨に打たれて土砂降りになっている「あめのりょう」という作品です。自分もいつ何があるかわかりません。土砂降りの雨に降られたりするようなことがあっても、いつか晴れる日をゆめみて生きていかなければなという気持ちになりました。■平岩紙「あきらかに」もし松尾さんに出会わずにこの個展に来ていたら「わたしの好きな芸術家を見つけた!」と思うだろうなと感じました。好きな作品がたくさん出てきたのですが、最終的に私が好きな作品は「あきらかに」です。タイトルと一緒に書かれている詩もすてきですし、作品を見ながら、唇が真っ青というのが自分が小学校の時にプール入っていたときを思い出しました(笑)。<開催情報>個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル12月8日(金)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金) は13:00〜20:00※12月9日(土)・10日(日) は11:00〜20:00【チケット料金】■前売入場券:1,900円音声ガイド付入場券:2,500円未就学児童:無料(日時指定予約必要)■当日入場券:2,000円■音声ガイド松尾スズキ自身がナビゲートいたします。会場料金:700円チケットはこちら:松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトーク12月11日(月)・12日(火) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:3,800円(全席指定)【トーク出演】松尾スズキ(両日共)司会:上田智子■トークゲスト12月11日(月):江口のりこ12月12日(火):宮藤官九郎【上映作品】「生きちゃってどうすんだ」(2012年 ザ・スズナリ)作・演出:松尾スズキ、天久聖一出演:松尾スズキ映像出演:宮藤官九郎、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、阿部サダヲ、宮崎吐夢、猫背椿、皆川猿時、村杉蝉之介、田村たがめ、荒川良々、近藤公園、平岩紙、少路勇介、新井亜樹声の出演:顔田顔彦、宮崎吐夢、星野源「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」12月13日(水)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:7,500円(全席指定)【12月13日(水)】『松尾✕はいり 彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』出演:松尾スズキ、片桐はいり司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月14日(木)】『松尾✕KERA 電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る』出演:松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月15日(金)】『「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿』出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩 ほか司会:皆川猿時演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)特設HP:
2023年12月08日舞台や映画、小説、コントなど、あらゆる分野で独自の世界観を生み出している松尾スズキさん。還暦を機に人生初の個展を開く。その名も「生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』」。わかりやすいものを描いたら負け(笑)。ポエムも添えました。「コロナ禍で時間が空いてしまった時に、部屋に飾る絵が欲しいなとキャンバスに描き始めたんです」小さい頃から絵が好きで漫画家を目指した時期もあり、美大のデザイン科に進学した。表現のスタートは絵なのだが、演劇の道に進んでから、仕事を離れ、純粋に作品を描いたのは久々の体験だった。「数年前からiPadで描くことを覚えて、連載しているメールマガジンにイラストを発表したりしていました。そして、自分は絵を描くのが好きだったと思い出したんです。ただ、アクリル絵の具で描きだしてからは、デジタルで描こうという気にならなくなってしまって」iPadと、紙やキャンバスに描くのでは肉体的な感覚が全く異なる。「紙の上にペンを走らせる時のカリカリカリというASMR的な気持ちよさ(笑)。はみ出さずに色を塗れた快感や、パレットと紙の上に載せた色が変わって見える驚き。アナログの『失敗できない』という緊張感は、舞台と似ているところがあるのかもしれません」還暦のイベントとして展示するのはどうか、とスタッフの発案で本展の開催が決まった。2年間ひたすら描き続け、大小合わせて約250点以上の作品が展示される。描く中で気づいたのは、背景よりもキャラクターを描きたいということだった。「『シン・ヒョットコ』のフォルムを見つけた時は興奮しました」花瓶のような輪郭の「シン・ヒョットコ」や、ぶ厚い唇の怪獣(?)「トゲくちびる」など、独自のキャラクターがたびたび登場する。「モンスターのモチーフは多いですね。勝手に頭の中で、松尾の中のアベンジャーズがポーズを決めている感じ(笑)。僕自身、俳優としても動いていたいタイプなので、絵の中でも普通には立たせたくないんです」横尾忠則さんや岡本太郎さんの作品に惹かれるという松尾さん。「描かずにいられなかったんだろうと思わせる、己が出ている作品が好きですね。わかりやすいものを描いたら負けだなと思って(笑)」ただ、意識しているのは「どこか可愛げのある絵」。ポップな色調の自画像や屏風のようなものなど、作品もバラエティに富んでいる。また、本展では作品ごとにポエムのような小さな文章を添えるらしい。「読み物としても楽しんでもらえたらと、図録にも全て収録します。めちゃくちゃ大変でしたが、自分はやっぱり言葉の人間でもあるのだなと思いました」豪華ゲストを迎えたトークセッションのほかに、映像や立体作品なども展示する。自ら台本を書き、吉田羊さんとのかけ合いで構成する本人による音声ガイドは必聴だ。タイミングが合えば、会場で松尾さん本人に会えるかも?人を楽しませることにこだわってきた松尾さんらしいart showになる予感。「花とおじさん」アクリル/キャンバスボード 横240mm×縦300mm「トゲくちびる・発射」アクリル/画用紙横242mm×縦350mmまつお・すずき1962年、福岡県生まれ。作家、演出家、俳優。’88年に大人計画を旗揚げ。2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、’23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。著書に『人生の謎について』『矢印』『ツダマンの世界』など。「生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』」絵と作品に添えた文章、音声ガイドの情報から想像を膨らませて、立体的に楽しんでほしい、と松尾さん。作家の脳内探索ができるような展示を目指している。作品の複製画(ジグレー)、銅版画(エッチング)をサイン入りで販売するほか、Tシャツやクリアファイル、豆皿などグッズ展開もある。スパイラルホール(スパイラル3F)東京都港区南青山5‐6‐2312月8日(金)~15日(金)11時~17時(8日は13時~20時、9・10日は11時~20時)。日時指定予約制。前売り1900円ほか。松尾スズキさん本人による音声ガイド付き入場券も。当日券あり。大人計画 TEL:03・3327・4312(平日11時~19時)※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年12月03日天海祐希とアダム・クーパーによる舞台『レイディマクベス』の東京公演の模様が、期間限定配信されることが決定した。『レイディマクベス』は、ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベスを大胆に解釈した作品。レイディ役の天海、マクベス役のクーパーのほか、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄が豪華競演を果たした。本作を書き下ろしたのは、英国若手の気鋭女性作家のひとりであるジュード・クリスチャン。そして演出には、渡辺謙主演『ピサロ』や、寛一郎の初舞台となった『カスパー』、新国立劇場の新作バレエ『マクベス』を発表したオリヴィエ賞受賞演出家・ウィル・タケットが参加。俳優陣とともに綿密に台本を紐解き、繊細かつ大胆な演出で新作を創り上げた。配信期間は、本日から2024年1月8日(祝・月) 23時59分までとなっている。<配信情報>『レイディマクベス』配信期間:11月27日(月) 16:00~2024年1月8日(祝・月) 23:59本編:2時間3分【チケット料金】価格:4,400円(税込)※視聴可能期間は、購入後Cloakでのお引き取り後、3日間となります。視聴券発売期間:~配信の終了日 21:00まで公式サイト
2023年11月27日実写映画『ゴールデンカムイ』に高畑充希、泉澤祐希が出演することが決定。最新予告映像も公開された。高畑さんが演じるのは、主人公の元陸軍兵・杉元(山崎賢人)の幼なじみ・梅子。『ヲタクに恋は難しい』では、息の合った掛け合いでヲタクカップルを演じた2人が、今作では運命に翻弄される幼なじみとして共演。泉澤さんが演じるのは、杉元と梅子の幼なじみで、杉元と共に二〇三高地の戦場へ出向く寅次。山崎さんとは初共演ながら、杉元と寅次の固い友情を感じさせるシーンでの熱演は圧巻だ。製作陣は2人の起用について、「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚さなどの振れ幅を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら観る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」と話し、さらに「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも1発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」と撮影をふり返っている。合わせて公開された映像では、土方の「これから北海道は戦場になる」という言葉と共に、苛烈な埋蔵金争奪サバイバルバトルの火蓋が切って落とされる。二〇三高地での激戦、杉元と尾形の雪の中での激闘と、『キングダム』のアクション監督・下村勇二が再タッグを組み、山崎さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンで魅了する。また、原作でも印象的なセリフの数々、「弱い奴は食われる」(アシリパ)、「お前の寿命のロウソクは私がいつでも吹き消せる」(鶴見)、「俺は、不死身の杉元だ!」(杉元)にも注目だ。さらに、杉元、アイヌの少女アシリパ、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉、元新選組・鬼の副長・土方歳三、第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹らに加え、ヒグマや、アシリパと強い絆で結ばれたエゾオオカミのレタラもお目見えする大迫力のポスタービジュアルも完成した。高畑充希コメント元々原作を読んでいたので、あの「ゴールデンカムイ」の世界が実写化されるなんて!と、とにかく驚きが大きかったです。 梅ちゃんこと梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、と、 オファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました。 山崎賢人くんとは以前映画でご一緒していたのですが、素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴らしい座長でした。 現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!泉澤祐希コメント「ゴールデンカムイ」は元々原作を読んでいたので、出演できると聞いた時はとても嬉しく、キャストを聞いてからは、このキャラクターをこの人がやるのか!と、ワクワクが止まりませんでした。山崎賢人君とは今回初共演となりますが、杉元佐一と幼なじみである寅次役ということで、すぐに打ち解けることができたと思います。共に戦う戦争シーンはとても迫力があり、見応えあるシーンになっているのではないかと思います。是非お楽しみに!『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※レタラの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年10月17日作家、演出家、俳優、映画監督など、数々の作品でその異才ぶりを存分に発揮してきた松尾スズキ。そんな松尾が、“画家”として初の個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を開催する。かつては漫画家をめざし、イラストレーターとしての顔も持つ松尾が、還暦を迎えて本気で挑むアートの世界。その気になる内容とは? 松尾に話を訊いた。一瞬で「わっ、カオス!」と感じるような物量を「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル――初の個展開催を前にした正直なお気持ちは?正直な気持ちを言うと、(会場の)スパイラルホールのあの空間を埋めるにはまだ作品数が足りず、どんどんどんどん追い込まれていっている状態です(笑)。――(取材時点で)個展初日まで2か月半ほどですが、まだ制作中ということですか?まだまだ描きますね。小さいものを含めるとすでに100点くらいにはなっていますが、やっぱりクオリティが……(苦笑)。プロの画家に比べて若干自信がないので、物量で勝負しようと思っています。もともと自分の作風は“カオス”ってものをどう表現するか、みたいなところにあると思っていて、お客さんが会場に入った瞬間、「わっ、カオス!」と感じるような物量が欲しいなと。つまり全体を通して見るものだと思っているので、一枚一枚じっくりは見て欲しくないです(笑)。――スパイラルホールと言えば、2018年に開催した『30祭(SANJUSSAI)』の会場でもあります。あれは松尾さんと大人計画の30年を振り返る企画展でした。あの時も物量で勝負しましたけど(笑)、今回は単独行動ですからね。本当に戦々恐々っていうのが正直な気持ち。でもひとりの世界でやっていることなので、比較的ストレスは少ないですし、なにより絵を描くこと自体は好きなんです。――もともと漫画家をめざされていた松尾さんですが、改めてキャンバスに絵を描き始めたのはコロナ禍がきっかけだそうですね。濃厚接触者になってしまい、部屋からも出られないような日々が続いたんです。その時に、「自分のリビングはなんて殺風景なんだ」と思って。絵のひとつも飾りたいけれど、その絵を選びに行くことも出来ない。じゃあ自分で描こうと、昔買ってあったキャンバスを引きずり出してきて。そこには別の絵が描いてあったんですが、上から塗りつぶしちゃいました。リビングに飾るにはあまりにも稚拙な絵だったので(笑)。やっぱり自分のリビングに飾ると思うと、自然とハードルは上がりますよね。それで2枚、3枚と描くうちに、まとめて個展をやるのはどうだ? みたいな話になったんです。松尾さんがコロナ禍に最初に描いたという作品――絵の題材はどんなものが多いですか?描きたいのは一貫して“キャラクター”です。背景とか風景にはまったく興味がなくて、自分が書いた物語にまだ登場していないキャラクター、というイメージで描いています。日ごろ俳優を相手にしながら、どういうキャラクターを演じてもらったら面白くなるかってことばかり考えていますからね。もともと漫画家をめざしていたこともあり、僕の書く物語や演劇というのも、キャラクター重視なのだと思います。――1枚描くのにどれくらい時間がかかるものですか?それは作品の複雑さによるとしか言えませんが、最初のころに比べると、だいぶ時間をかけられなくなってきちゃいました。でもこの間、「横尾忠則 寒山百得」展を見に行ったら、横尾さん、2年で102枚描いたそうなんです。しかも100号。87歳でですよ。あれを見ると、僕がこんなことで音を上げている場合じゃないなと思います(苦笑)。濾(こ)しても濾しても残ってしまう部分に、“アート”はある――これまで描いてこられた漫画やイラストと、今回のような“アート”との違いはどんなところにあると思われますか?違いというか、自分が考えるアート的なものと、今まで自分が描いてきた漫画なり、イラストなり、エンターテインメント色の強いもの。その中間くらいにフワッとあるようなものにしたくて、今回『芸術ぽぽぽい』というタイトルをつけました。芸術“っぽい”だけだとちょっと寂しいので、もうふたつ「ぽ」をつけて(笑)。まぁ自分が今まで書いてきた芝居なり、小説なりというのも、完全にエンターテインメントになりきっていない部分があると思うんです。濾(こ)しても濾してもなんか残ってしまう部分に、“アート”っていうのはあるんじゃないかと。だから自分の芝居って、いわゆる明治座とかで観るような芝居に比べたら、分からない分アート系なんじゃないかと思ったりもするんです。それこそギャグはいっぱい入っていますけど。だから小説もギャグを抜いていたら芥川賞もとれたんじゃないか、ギャグが自分の行く手を邪魔しているんじゃないか。そんな自家中毒的な部分もあります(笑)。――ただギャグを抜いてしまったら、松尾さん作品ではなくなってしまいます。そうなんですよね。取ればいいものを足さずにはいられない部分が、アートなのかなって。自分の絵にしたって、やっぱりどこか笑わせようとしていますよね。ただ横尾さんの絵を見ても、結構ふざけているなと思うところはあって、そこがやっぱり素晴らしいと思います。――そういうところに人は惹きつけられるのかもしれませんね。ええ。特に僕の場合、かわいいものも嫌いではないですが、なんかちょっとグロテスクな部分も欲しくて。きっと自分がそういうふうに世の中を見ているんでしょうね。だから技術的にはちょっと足りない部分もあるかもしれませんが、「どういう眼差しで物事を見ているか」というところでは勝負出来るんじゃないかと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代に入って――会場の音声ガイドも松尾さん自ら担当されます。それは見る人を戸惑わせようと思っていて……。――音声ガイドで、見る人を戸惑わせる……?(笑)だって解説するようなことないですもん。見る人の邪魔をすることしか考えていないですし、なんの手助けにもならないと思います(笑)。――それはそれで楽しみですが……。他にも個展をより楽しめるイベントが盛りだくさんですね。初の個展という特別感に、“還暦”というのをつけ足してもいいかなと思って。トークセッションのゲストのおふたり(片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチ※以下KERA)は、ともに還暦。同じ年代を生きている人たちなので、これまでやってきたことを振り返ったり、これからどうしたい?みたいなことを話せたらいいなと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代だと思うので。昔みたいに作品を乱発することも出来ないし、自ずとやりたいことに限りが出てくる。つまり年を重ねるって、方向性がどんどん定まっていくってことなんじゃないかと思います。――KERAさんは同じ作・演出家でもあり、まさに同志のような存在でもあるのでしょうか?それはありますよね。ふたりとも“異端”って物腰で演劇界に入ってきたわけですから。――そんなKERAさんも、2018年には紫綬褒章まで授章されて……。紫綬褒章(笑)。僕がもらえていないってことは、まだ僕は異端なのかもしれません(笑)。――「告白、ハンパしちゃってごめん!」では、皆川猿時さんを司会、池津祥子さん、伊勢志摩さんを立会人に、「劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿」を発表されます。それも戦々恐々なんですよ。本当に空気を読まない人たちなんで(苦笑)。たぶんずーっと僕がフォローする側に回るんじゃないかと思います。若いころのこととかあまり僕は覚えていないんですが、あの人たちはものすごく覚えていて。……とにかく怖いです。――幅広く活躍されている松尾さんですが、還暦で迎えるこの個展を機に、「画家」という肩書が加わることになりそうですね。肩書が増えれば増えるほど、人間として薄まっていくような感じがしますけどね(笑)。でも僕の場合、このまま薄めていく方向でいいんじゃないかと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:You Ishii<公演情報>生誕60周年art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』2023年12月8日(金)〜12月15日(金)会場:東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金)は13:00〜20:00、12月9日(土)・10日(日)は11:00〜20:00※『松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜』同時開催。詳細は公式サイトにてご確認ください。チケット情報公式サイト
2023年10月06日