太平洋戦争末期、子どもたちのために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた『あの日のオルガン』。この度、本作でW主演を務めた戸田恵梨香と大原櫻子の場面写真がシネマカフェに到着した。今作で初共演となった主演の戸田さんと大原さん。東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を描く本作で戸田さんが演じるのは、責任感の強い保母たちのリーダー・板倉楓役。一方、大原さんは天真爛漫で音楽好きな保母・野々宮光枝役で出演している。空襲から逃れるため、そして豊かな感性が伸び盛りの子どもたちにはなんとか普通の日常生活を営んでほしい、という強い願いで立ち上げた疎開保育園では、戦争の陰が近づきつつも、オルガンを弾き、歌を歌い、山を駆け回り、沢山の笑顔で溢れかえっており、今回到着した場面写真でもその溢れる笑顔が覗ける。悪戦苦闘する疎開生活だが、若い保母たちの懸命な努力と明るく前向きな笑顔が、子どもたちを勇気づけているのだ。撮影では、保母役のキャストたちが子どもたちのお世話をしていたそうで、戸田さんは「振り回されることもあるけれどとにかく可愛くて、子どもたちと過ごすことで一瞬でも何も考えなくていい時間が生まれたり、笑顔に癒されながら、頑張っていました」とふり返り、大原さんも「ずっと子どもたちと関わっていると、保母という意識とお芝居に繋がりますし、自然と子どもたちを守りたくなる環境にいられました。子どもたちの笑顔を見ると、大変なことも全部吹き飛びます!」と、子どもたちに救われていた様子。また戸田さんは「保母さんたちが諦めそうになっているシーンを撮影しているとき、ひとりの男の子が『なんで戦争やってるの?アメリカから逃げたらいい!』って言っていて…。胸がギューっと締め付けられて、子どもってすごく強い存在なんだなあ、と思い知らされました」と心を揺さぶられたエピソードも告白した。撮影を通して、子どもたちと濃密な時間を過ごした保母演じるキャストたち。その子どもたちとの深い関わり合いで生まれた芝居を超えた関係性と表情は、本作の大きな魅力の一つとなるに違いない。『あの日のオルガン』は2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あの日のオルガン 2019年2月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2018「あの日のオルガン」製作委員会
2019年02月05日2月22日公開の映画『あの日のオルガン』のプレミア上映会イベントが4日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、ダブル主演の戸田恵梨香と大原櫻子をはじめ、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、平松恵美子監督が出席した。太平洋戦争末期を舞台にした本作は、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた物語。主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には戸田恵梨香、もう一人の主役である天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役には大原櫻子が熱演しており、ダブル主演の2人は本作で初共演を果たした。戸田が劇中で演じた板倉楓は、"怒りの乙女"とも呼ばれるなど保育園のリーダー的存在。「"怒りの乙女"と言われてますが、普段の自分は心の中で沸々と思って何かと戦って挑むことがないので、実際にお芝居する時は怒りを表現することは非常に難しい作業でしたね」と感想を。もうひとりの主人公である野々宮光枝を演じた大原は「私は童顔って言われるので、保母さんなんて大丈夫かなと思いましたが、光枝は子どもたちと同じ目線だったので撮影中もカメラが回っていない時も常に子どもたちと遊んでいました。大変なこともありましたが、とても楽しく演じられました」と振り返った。壇上に上がった女優陣は、劇中で保母を演じており、撮影前には実際に保育園で1日実習体験をして撮影に臨んだという。戸田は「とにかく体力がいりますよ。ひたすら鬼ごっこをしてましたが、公園まで走ってたどり着き、走って鬼ごっこをし、終わってから走って保育園に戻るという(笑)。私は子供に見つからないように隠れてました(笑)。(保母さんは)こんなにも体力がいるんだということを学びましたね」と保母さんの大変さを実感した様子だった。イベントの最後には、劇中で保育園児を演じた子役たちも登壇。やっちゃん(大久保靖子)役の中島琴音ちゃんに対して戸田は「大女優になりたいです。どうしたら大女優になれますか? と聞かれたんですけど、私は大女優じゃないから分からないと答えました。どんな女優さんになりたいの? と聞いたら、戸田恵梨香さんと大原櫻子さんだと。すごく気を遣ってくれているなと(笑)。子供ってすごいと思ったのが印象に残っていますね」と撮影エピソードを。そんな子どもたちを戸田が撮影中に叱ったと暴露した大原は「怒った姿を現場で見たことがなかったので、一瞬止まってその時に楓さんだと思いましたね。でも格好良かったです!」と戸田を称賛していた。映画『あの日のオルガン』は、2月22日より全国公開。
2019年02月05日原作・演出を西田大輔、脚色を家城啓之(マンボウやしろ)が手掛け、板倉俊之(インパルス)らが出演する舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」が12月12日(水)に開幕する。その公開舞台稽古に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は2004年に初演され、これまで4度の再演を行ってきた人気作。今回は家城が脚色し、西田が演出する、新たなカタチで上演される。物語の舞台はラジオ局。10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザス(板倉)の生放送特番で、ジーザスが現れないというハプニングが起きる。そこで、ディレクター(染谷俊之)や構成作家(八木将康)、新米AD(中島早貴)らに加え、なぜか演歌歌手(大地洋輔)やSM嬢(肘井美佳)を巻き込んで番組を放送するが――というシチュエーションコメディー。この日は数シーンを披露。まずは冒頭、DJ・ジーザスが電話相談のリハーサルをしているシーンだ。これは「カリスマ」と呼ばれるジーザスだが、実は電話の受けこたえが適当だということがわかる場面。ジーザス役の板倉と電話の相手である新米AD役の中島のやり取りはつかみどころがなく、稽古場も爆笑に。適当すぎてかみ合わない会話のオンパレードだが、それがひたすら笑えるのは板倉の手腕も大きい。通し後は、西田からは「あのくだりがすごく面白かったから、もっとやろう」というリクエストも。最初から濃いシーンになりそうだ。次に披露されたのは、本番を目前にスタッフとゲストが打ち合わせをするシーン。染谷、八木、中島、安川純平、宮平安春、小野寺ずる、辻本耕志が登場したが、とにかくそれぞれキャラが濃い。宮平の占い師ぶりは激しく、小野寺は口を開くとDJジーザス愛が尋常じゃない、辻本はごみの分別で怒り狂い、安川は極端にオドオドしている。次のシーンでも、SM嬢役の肘井はムチを振り回し、染谷演じるディレクターはそのSM嬢となぜか張り合うなど、もはやカオスなのだが、ストーリーはしっかりと展開していくので観ていて迷子になることはない。また、演歌歌手・氷川金次郎役の大地がひとりで芝居する時間も。演歌の語り口調で延々と独り言を言っている、その内容はアドリブなのか、共演者たちも爆笑となっていた。さらに、そこに飛び込んでくる安川と大地の対決(?)も注目。大地が芸人ならではの懐で、安川の新しい面を引き出していた。キャストそれぞれの新たな一面が見えそうな本作。ぜひ劇場で大笑いしてほしい。公演は12月12日(水)から24日(月・祝)まで東京・紀伊国屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年12月07日戸田恵梨香と大原櫻子がW主演する、太平洋戦争末期の日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた『あの日のオルガン』。この度、戸田さんや大原さんら保母が子どもたちの笑顔を守るために奮闘する、本作の本予告映像が到着した。今回到着した映像では、保母たちのリーダー・板倉楓(戸田さん)と、野々宮光枝(大原さん)ら保母たちが、子どもたちと過ごす様子が描かれる。また映像には逞しくふるまう一方、「もう疲れたんです」とうなだれる楓、そしてミュージカル作品にも出演する大原さんの美しい歌声も…。しっかり者の楓と天真爛漫の光枝、対象的な2人の姿に思わす笑みがこぼれ、子どもたちのために奮闘する姿にグッとくる映像となっている。なお本作の主題歌は、『おおかみこどもの雨と雪』の主題歌でも注目を集め、医師としての顔も持つアン・サリーが歌う「満月の夕(2018ver.)」に決定。1995年の阪神・淡路大震災を題材に制作された「満月の夕」のカバー曲だ。アン・サリーは「有史以来、戦争や自然災害、老い、病、死など繰り返される苦しみは絶えることがありません。しかし、荒れ野の中でも力強く芽吹く草花があるように、口を衝いてどうしても歌わずにはいられないうたがありました。『満月の夕』は、多くの人々の再生への支えとなっていることを、歌うたびに実感しています」とコメントを寄せている。『あの日のオルガン』は2019年2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あの日のオルガン 2019年2月、新宿ピカデリーほか全国にて公開©映画『あの日のオルガン』製作委員会
2018年12月06日8月8日、「にけつッ!!」(読売テレビ)にお笑いコンビ・インパルスの板倉俊之(40)が出演。相方・堤下敦(40)が事件を起こしたときの心境について振り返った。昨年、堤下は2回の人身事故を起こして謹慎。仕事は激減し、現在は板倉一人での活動が続いている。特に最近は「悪態をつく」ことを求められる仕事が多く、台本のセリフに「板倉(悪態)」と書かれていることもあるという。「ホントは悪口なんて言いたくなんだ」「胸が張り裂けそうになる」という板倉に、MCの千原ジュニア(44)は「根がいいやつやから」と同情。「板倉はどこから間違えてこんな状況になったのか」と、同じくMCのケンドーコバヤシ(46)と3人で原因を追及することに。「NSCに入った、コントを作った。ウケた。『はねるのトびら』が始まった。扉が閉まった。間違ってないぞ……」さらに、コンビ結成時までさかのぼる。「よくツッコむ相方ができた。コンビ名が決まった。インパルスはいい名前だと思った。キングオブコントにも出た……そこまでは間違ってないぞ……ある日突然交通事故の知らせがきた!私に何ができた?でも大丈夫だ復帰した、大丈夫だった、笑いになった!一回目は笑いになった。頑張ろう、巻き返そうと思った……また事故だ!!なぜだ……なぜだ……あの時私に何ができた!?……わからない……」最後は板倉が震えながら頭を抱える展開に。視聴者からは「この回めっちゃ面白い」「板倉ホントにかわいそう」「実力あるんだから頑張って復活してほしい」など、同情の声が上がった。「実力は間違いなくある」と先輩芸人らにも太鼓判を押される板倉。「不幸キャラ」で、さらなる飛躍を遂げられるだろうか。
2018年08月10日お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が、25日に放送されたTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜22:00~)に出演し、自虐ネタを連発した。相方の堤下敦が追突事故起こして謹慎中の板倉は、負のオーラを漂わせて登場し、ダウンタウンの浜田雅功と松本人志は「暗い暗い」「哀愁なのかなんなのか」とツッコミ。板倉は「幸せそうでいいですね、みなさん」と話しかけ、松本が「幸せでしょ? 板倉も」と返すと、「幸せじゃないでしょ。僕の状況ご存じないですか?」と嘆いた。松本と浜田が「でもちゃんと屋号はある」「ちゃんとインパルス板倉ですからね」とフォローすると、板倉は「そうですね」と返し、松本が「それはずっと?」と聞くと、「そう思ってやってます」と返答。さらに、横を向いて「お前、いじってもらってるんだからちゃんと。あっ、いないんだ…」と自虐ネタを繰り出すと、浜田は爆笑し、松本は「誰が心から笑うねん」とリアクションに困った。プレゼンターとして登場した板倉は「怖い顔してたら隣に誰も座ってこない説」という説を持ち込み、その説明においても「みなさん僕と違って順風満杯な人生を歩んでいらっしゃいますから電車なんか乗らないと思いますけど」と自虐。プレゼン後には、松本に「今度は2人で来るの?」と聞かれ、「そうなるといいなと思っています」と返した。
2018年07月27日E-girlsの楓が5日、東京プリンスホテルで行われた「CanCam×Tokyo Prince Hotel Night Pool」オープニングイベントに出席し、「プライベートで一度も水着を着たことがない」と告白した。E-girlsの楓女性ファッション誌『CanCam』が空間プロデュースするナイトプールが7月7日から9月17日まで開催。今年で3回目を迎え、昨年は来場者2万人を超え、「インスタ女子殺到」「日焼けしないプール」と話題になった。初のナイトプールに楓は、「写真で見るよりもっともっとかわいくて。テンションがめちゃめちゃ上がる。私も今年の夏に来たいと思いました」と興奮。「私、プライベートで一度も水着を着たことがなくて」と打ち明けて周囲を驚かせ、「中学生で最後です。学校のスクール水着」と振り返った。イベントには水着姿の女性読者100人が招待され、楓は「かわいい水着のかわいい女の子たちがいっぱいいるので、ちょっと刺激されて」と心境を説明。「私もかわいい水着でかわいいナイトプールデビューしたいと思いました」とうれしそうに話していた。この日は楓のほか、堀田茜、まい(chay)、石川恋、お笑いコンビ・流れ星が出席した。
2018年07月06日ダンス&ボーカルグループ・E-girlsの楓と佐藤晴美が29日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『楓写真集 ねぇ、聞いて!!』(発売中 1,500円税抜き 小学館刊)、『ハルミイロ』(発売中 1,500円税抜き 主婦の友社刊)の発売記念イベントを行った。E-girlsでは身長の高さから"ツインタワー"とも呼ばれ、同グループの活動以外にはモデルとしても活躍中の楓と佐藤晴美が、それぞれの写真集を同時発売。出版社は異なるが、2人が同時撮影したという異色のコラボ写真集で、佐藤の希望で訪れたというアメリカ・ロサンゼルスで同時に撮影が行われた。楓が「もしも楓がL.A.ガールだったら?」、佐藤が「ダンス」をテーマに、2人の魅力が詰まった内容となっている。佐藤が「普段は『CanCam』(楓)と『Ray』(佐藤)の専属モデルをさせてもらっていますが、こういう機会は史上初めてというか、今までにないケースだと思います。私たちも楓ちゃんと私でツインタワーとしてお互いの写真集に出たりして同時発売するというのは、CanCamとしてもRayとしても私たちとしても新しいことにチャレンジして一つの目標を叶えた瞬間と思って感動しました」と感慨深げ。一方の楓も「普段はE-girlsだったりHappinessやFlowerで活動している中、それぞれが個人の目標であった写真集を出せることはすごくうれしく思います。ツインタワーとしてファンの皆さんに応援していただいていますので、一緒に写真集を出してファンの方にも喜んでいただけると思います」と同時リリースに笑顔だった。各写真集では、楓が初めての水着姿、佐藤がランジェリー姿を披露するなど、セクシーショットも掲載。水着姿は中学の授業以来という楓は「最初は水着が嫌だなと思いましたが、記録に残る写真集なので、今までやったことがないことに挑戦したいと思って頑張りました」とやり切った様子。そんな楓の水着姿について佐藤が「楓ちゃんは笑顔が素敵でピュアな人。水着のシーンでも素で心から楽しんでいる姿が可愛かったしキュンキュンしちゃいました」とべた褒め。対する楓も佐藤のランジェリー姿を「普段はおっとりして元気キャラですが、今まで見たことがない大人の色気が出ていて、大人の女性だと思いました。ドキっとしながら見てましたね。楽屋とは全然違います(笑)」とセクシーな姿に驚きを隠さなかった。
2017年08月30日