YOASOBIの新曲「怪物」が2021年1月6日(木)配信リリース。YOASOBIの新曲「怪物」アニメ『BEASTARS』OP曲にコンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。デビュー曲「夜に駆ける」はストリーミング総再生回数2億回を突破し、7月には「たぶん」、9月には「群青」と短いスパンで新曲を立て続けに発表。11月13日(金)に「たぶん」の原作小説を元にした実写映画が公開、そして2021年1月6日(水)にはYOASOBI初となるEP作品のリリースを予定するなど、ますます活動の勢いを増している。そんなYOASOBIが新曲「怪物」を発表。2021年1月より放送されるテレビアニメ『BEASTARS』第2期のオープニングテーマに決定した本楽曲は、『BEASTARS』原作者の板垣巴留による完全書き下ろしオリジナル小説『自分の胸に自分の耳を押し当てて』をもとに制作。疾走感とともにダークさを纏った、新たなYOASOBIの一面を魅せる楽曲に仕上がっているという。<YOASOBI・Ayaseコメント>BEASTARSという一つの物語、その世界観、そして原作となるオリジナル小説に綴られたレゴシの葛藤、悶々とした気持ち、その中から導き出した彼の決意を、この「怪物」という楽曲に詰め込みました。大好きな作品のアニメ第二期、新たな幕開けのタイミングでこうやって携わることができること、本当に嬉しく思います。アニメと合わせて、この楽曲のことも愛していただければ幸いです。<YOASOBI・ikuraコメント>アニメ「BEASTARS」のオープニングテーマを担当させて頂くことになり、大変嬉しい気持ちで一杯です!板垣巴留先生の書き下ろしてくださったオリジナル小説を基に、主人公レゴシの熱い思いと動物世界の混沌とした空気感を精一杯歌声に込めさせていただきました。YOASOBIとして新たな扉を開いた楽曲になっています。放送が楽しみです!<板垣巴留 コメント>BEASTARSを描くにあたり心掛けてきた、思春期の厳しさ、どうしようもなさと、心の進化をYOASOBIさんが素晴らしい音楽にのせてくれました。1曲にここまでBEASTARSのテーマを詰め込んでくれたことに感謝します。すごすぎ!【詳細】YOASOBI新曲「怪物」配信開始日:2021年1月6日(水)
2020年11月08日小説を音楽にするユニット・YOASOBIの新曲『怪物』が、2021年1月6日(水)より放送のTVアニメ『BEASTARS』第2期オープニングテーマに決定した。昨年11月に発表したデビュー曲『夜に駆ける』でブレイクを果たし、ストリーミングでは2億回再生を突破。Billboard Japan Hot 100やオリコン週間合算シングルランキングで1位を獲得し、各種配信チャートでも1位を席巻した。全世界のランキングであるSpotifyのバイラルトップ50(グローバル)でも6位となり、アメリカやカナダ、香港、インドネシア、マレーシア、インドなど各国のバイラルチャートにもランクイン。TikTokでも再生数の伸びが顕著で、関連動画再生数は5億回を突破。さらに来年1月には1st EP『THE BOOK』のリリースも控えている。新曲『怪物』は『BEASTARS』原作者の板垣巴留氏による完全書き下ろしオリジナル小説『自分の胸に自分の耳を押し当てて』をもとに制作された。疾走感とともにダークさを纏った本作は、映像の世界観を色濃く描きつつ、YOASOBIとしても新たな一面を魅せる楽曲と言えるだろう。そしてアニメの最新PVも公開され、映像内で音源が初解禁となった。ぜひチェックしてほしい。OASOBIと板垣巴留氏からのメッセージは以下。<原作・板垣巴留氏コメント>BEASTARSを描くにあたり心掛けてきた、思春期の厳しさ、どうしようもなさと、心の進化をYOASOBIさんが素晴らしい音楽にのせてくれました。1曲にここまでBEASTARSのテーマを詰め込んでくれたことに感謝します。すごすぎ!<YOASOBI・Ayaseコメント>BEASTARSという一つの物語、その世界観、そして原作となるオリジナル小説に綴られたレゴシの葛藤、悶々とした気持ち、その中から導き出した彼の決意を、この「怪物」という楽曲に詰め込みました。大好きな作品のアニメ第二期、新たな幕開けのタイミングでこうやって携わることができること、本当に嬉しく思います。アニメと合わせて、この楽曲のことも愛していただければ幸いです。<YOASOBI・ikuraコメント>アニメ「BEASTARS」のオープニングテーマを担当させて頂くことになり、大変嬉しい気持ちで一杯です!板垣巴留先生の書き下ろしてくださったオリジナル小説を基に、主人公レゴシの熱い思いと動物世界の混沌とした空気感を精一杯歌声に込めさせていただきました。YOASOBIとして新たな扉を開いた楽曲になっています。放送が楽しみです!TVアニメ『BEASTARS』(第2期)2021年1月6日(水)より、フジテレビ「+Ultra」ほかにて毎週水曜日24時55分から放送開始2021年1月5日(火)より、Netflixにて独占配信開始/2話~毎週木曜日配信(日本先行)PV: 公式サイト: 公式サイト: 公式Twitter: ■リリース情報YOASOBI『THE BOOK』2021年1月6日(水)リリース完全生産限定盤価格:4,500円+税仕様:CD+特製バインダー予約URL:
2020年11月05日俳優の板垣瑞生が、二十歳の誕生日を迎えた25日、『板垣瑞生カレンダー2021 -last moment in 10’s-』発売記念リモート会見を開催。現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)への出演について語った。『エール』でNHK局員・重森正を演じている板垣。「朝ドラに出てから、お店のおばちゃんとかに『朝ドラ出ていたよね!』って言ってもらえることも増えて、朝ドラってすごいんだなと思った」と朝ドラの反響を明かした。また、「窪田(正孝)さんとか北村有起哉さんとかすごい役者に会って、自分の未熟さを改めて痛感しました。本当にすごい人たちだなと。お芝居のライブ感だったり、それを朝ドラという大きなステージで全開でやってのけちゃう感じが……後輩として絶対に見習わなきゃって思えるような先輩に出会わせてくれた朝ドラに感謝」と、先輩俳優の演技に刺激を受けたという。そして、「朝ドラにまた出たいですし、出られるようにこれから頑張っていきたいなと思える目標の場所。次に出たときに、俺どんな面白いことができるんだろうって考えられる場所になったので、1回踏んだ甲子園だと思う。もう1回その土というか、もう1回優勝カップをとりに行きたいと思うような、それくらい素敵な場所」と甲子園に例え、「そこを目標に…じゃないですけど、本当に素敵な場所だったから、もう1回行きたいなと。頑張ります!」と再出演を誓った。本日25日発売の『板垣瑞生カレンダー2021 -last moment in 10’s-』のテーマは、“10代最後の瞬間”。14歳のときに映画デビューを果たし、その翌年に公開した映画『ソロモンの偽証』では日本映画批評家大賞・新人男優賞を受賞、『響-HIBIKI-』『ホットギミック』『初恋ロスタイム』『映像研には手を出すな!』『鬼ガール!!』などの話題映画や、NHK連続テレビ小説『エール』への出演など俳優としてのキャリアを着実に積み上げてきた板垣が、20代に突入する転換期に初となるソロカレンダーとして企画された。板垣は「うれしい。二十歳になれたのもうれしい」とカレンダー発売と二十歳の誕生日に笑顔。写真集のお気に入りは渋谷で撮影した1月の写真とのことで、「仕事で何回も通っている道で衣装で撮るのは…」としみじみ。また、ファンクラブ開設も発表した。(C)SDP
2020年10月25日オンライン朗読劇『FAKE MOTION -卓球の王将-』のリハーサルが17日に行われ、森崎ウィン、板垣瑞生、ジャン海渡、弓木大和が登場した。同作は「卓球戦国時代と化した20××年の東京」を舞台に、高校生たちが激しいピンポンバトルを繰り広げる物語。EBiDAN所属の人気若手俳優が集結し、2020年4月期にドラマ第1弾が放送され、舞台版、及びドラマ第2弾の製作も決定している。今回配信のオンライン舞台では、連ドラで描かれなかった「恵比寿長門学園」「薩川大学付属渋谷高校」「都立八王子南工業高校」のアナザーストーリーが描かれ、この日は18日~19日に公演を予定している「都立八王子南工業高校」のストーリー『命の灯』のリハーサルが行われた。物語は、ドラマ版の1年前に遡る。西東京のトップ10にのし上がっていた近藤勇美(森崎)、土方歳鬼(板垣)、市村哲(ジャン)ら都立八王子南工業高校だったが、部長の近藤が国立秀英高校の芹沢飛鳥(弓木)により引き抜かれ、試合で対峙することになってしまう。さらに土方の過去の話も絡む中で、彼らの絆が感じられる物語が展開される。新型コロナウイルス感染防止のため、リハーサルは全員がフェイスシールドをつけ、演出上でも接触しないという対策のもと行われた。出演者であるジャンも「うちのグループ(SUPER★DRAGON)は全部触らないようにしてる」と、気を使っている様子だ。ドラマ版から出演していた3人に加え、朗読劇で登場した芹沢というキャラクターを演じた弓木は、その場でも最年少。「金にモノを言わせる、イヤミなお坊ちゃん」という役柄ながら、ついかわいさが出てしまったのか、演出・ドラマ第2弾監督の滝本憲吾から「全然金にモノ言わせてないやん!」とつっこまれてしまい、思わず森崎も「かわいい~!」と笑顔を見せる。また実際の感覚を掴むため、滝本監督の財布を小道具がわりに渡された弓木に、森崎は「本当にお金出していいから!」とアドバイス。弓木が滝本監督の財布から札をばらまくと周囲は爆笑し、監督は「出してもいいけど、もっとちゃんとじっくりお金を見せて! 千円札しか出してないし!」と演出を入れていた。芹沢が自己紹介をするシーンでは、監督の指示で演じる弓木がアドリブで"金持ちキャラ"のエピソードを足すことに。「マウンテンバイクを何台も買い占めた!」と叫ぶ弓木に、板垣は「マウンテンバイクなの!?」と爆笑し、監督からは「単なるチャリ好きやんけ!」とツッコミが飛ぶ。実際にどんなエピソードが飛び出すかは、本番のお楽しみ。もちろん、先輩たちもアドリブについては予告を受け、監督からの「本番ではここで何かの音を足すから、リアクションして。事前に何の音にするか、言っておいた方がいい?」という無茶振りに、板垣とジャンは「内緒で大丈夫です」と頼もしく答えていた。一方で、朗読劇ならではの難しさも感じているようで、特に熱のある掛け合いの多い森崎と板垣は「ここは間があった方がいい?」「俺が溜めすぎたかな」と細かい部分も調整しつつ、つい互いの顔を見てしまう。"オンライン朗読劇”という形式のため、基本は掛け合いでも正面を向いていなければいけないという演出に、気持ちの持っていき方も含め「結構難しいことやってる! みんなよくやってる」(森崎)、「なんでできたんですか!?」(板垣)と苦笑する2人だが、「超特急は最後の20ページをほぼ本番で仕上げた」と聞かされると、「すごいなあ!」と感嘆していた。ますます白熱する後半のシーンでは、後輩の弓木に先輩たちから演技のアドバイスも。板垣は「芹沢は、ここで勝てなかったら父親から認められないわけだから、熱量が上がるんだよ。自分がリアルにEBiDANで頑張っていかないといけない時や、ライブの時の気持ちを思い出して」と実際の状況に紐づけて感情を引き出すように声をかける。リハーサルの中で成長を見せる弓木に、監督からは「今良かったよ! 良くなってる」という言葉もあり、全員で協力しながら物語を作り上げていた。生配信は18日12時30分、14時30分、19日17時、19時30分からと計4回行われる。
2020年07月18日『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)で注目を集めた俳優・板垣李光人(18)が、ファースト写真集『Rihito 18』(6月17日より発売)の発売記念会見を開催した。収録された写真の一部が先行公開されるや、“美しすぎる少年”と話題を呼んだ今作。板垣を被写体に安藤政信(45)、市原隼人(33)、三浦貴大(34)の3人の俳優がそれぞれカメラマンとして撮影したことでも注目された。「すごくぜいたくなお三方に撮っていただきました。発売になってもちろん喜びはあるんですけど、90ページ以上にわたって自分の顔が世に出るなんて正直実感がないです」と心境を語る板垣。オンラインで行われた会見では、カメラマンを務めた3人からサプライズコメントが寄せられた。共演がきっかけでカメラマンを引き受けた安藤は、「彼の美しさ、時の儚さを残しておきたかった」とコメント。板垣はそんな安藤の印象について「少年のような心を持っていて、友達のようでもあって。大先輩ですけど、すごく近くにいる感じで愛にあふれていました。(屋久島の大自然のなかで行われた撮影は、)1本の映画を撮るようなイメージで、ロケーションや衣装に合わせて演じるような感じでした」と振り返る。板垣は事務所の先輩で今回初めて一緒に仕事をした市原に対し、映画の撮影現場まで足を運んでくれたと感激。「とても優しい方ですし、写真に対してすごく真摯に向き合う方。先輩として目標にしたいです」。そんな彼の日常の姿を写真で捉えた市原は、「飾らない、素顔の李光人に魅せられます。二度と戻らない17歳の自然体の姿を切り取った写真は生涯の財産になると思います」と手応えを語った。屋久島ロケに同行した三浦は、「李光人くんは人間として、俳優として、僕が今まで出会ったことのない感性を持っていて、それを写真で表現したいと思っていました」と写真集に参加した理由をコメント。板垣は、自身のお気に入りの写真に安藤に撮られているときの自然体ショットを挙げている。「撮り方がとても面白い。僕が意識していないときの表情を切り取ってくださって、すごく新鮮でした」最後に、17歳の1年間が詰まった初の写真集の見どころをアピールした。「昨年5月から11月まで約半年かけて撮影しました。髪形や表情の違いもわかります。家族アルバムでもお母さんとお父さんに撮ってもらうのではそれぞれ違うように、3人の写真家に撮っていただいた写真は表情が少しずつ違っています。楽しんでいいただけたらうれしいです」高校を卒業し、芸能活動一本となった板垣。家ではお菓子づくりにハマっているそうで。「母に教えてもらってチーズケーキとか作っています」と笑う。今年は、人気漫画の実写化で注目される映画『約束のネバーランド』(12月18日)に出演。美しすぎる少年から大人へと駆け上がる若手俳優から目が離せない!
2020年06月23日注目の実写映画『約束のネバーランド』への出演が決定している若手俳優・板垣李光人の1st写真集「Rihito 18」より、市原隼人撮影の収録カットが到着した。写真集「Rihito 18」は、安藤政信、市原隼人、三浦貴大の3人が写真家となって板垣さんを撮影。先日、安藤さんが撮影したアートシーンを切り取ったような妖艶さ感じられるカットが公開された。そして今回新たに到着した市原さん撮影のカットには、10代の少年らしい等身大の魅力が収められている。ちょっとセクシーな「おはよう」カットや、料理の途中でつまみ食いする無邪気なひとコマ、パジャマ姿でリンゴをかじるおしゃれな1枚、さらにベッドの上でぼんやりするオフの日のような写真と、プライベート感満載なリラックスした素顔をとらえた。市原さんと板垣さんは、事務所の先輩と後輩という間柄だが、この写真集撮影が初めての共演に。ほかにも写真集では、デート気分が味わえる街中でのストリートスナップやシャワーシーンも収録されている。今回の写真集は、通常版とLoppi・HMV限定カバー版の2展開で販売。写真集の内容は同じだが、通常版は安藤さんが表紙を撮影し、限定版は市原さんが表紙を撮影している。板垣李光人1st写真集「Rihito 18」は6月17日(水)発売。(cinemacafe.net)
2020年06月02日ネクストブレイク必至の若手俳優・板垣李光人の1st写真集「Rihito 18」より、俳優で写真家の安藤政信が撮影した収録カットが到着した。舞台「こどものおもちゃ」や「仮面ライダージオウ」、人気漫画「約束のネバーランド」の実写映画ではメインキャラクターのひとりにも抜擢されるなど、いま注目を集めている板垣さん。そんな彼の1st写真集は、安藤政信、市原隼人、三浦貴大の3人が、写真家となって彼を撮影するという奇跡の写真集プロジェクトになっている。そんな中で今回、「神酒クリニックで乾杯を」で共演した安藤さんが撮影したアート写真のような新カット4枚が到着。ユニセックスな衣装を身にまとい、まるでファンタジーの世界を切り取ったようなカットや、一方では泥で汚れたワイルドな姿を披露する1枚も。10代独特の儚い瞬間をとらえ、板垣さんのジェンダーレスな美しさの中にある不安定と危うさ、そして純粋さを感じさせる仕上がりとなっている。なお、通常版の表紙も安藤さんが撮影。Loppi・HMV限定版の表紙は市原さんが撮影したものが使用されている。板垣李光人1st写真集「Rihito 18」は6月17日(水)発売。(cinemacafe.net)
2020年05月12日「仮面ライダージオウ」や浜辺美波&城桧吏ら共演の映画『約束のネバーランド』で話題を呼ぶネクストブレイク必至の次世代俳優・板垣李光人(いたがき りひと)の1st写真集が発売決定。安藤政信、市原隼人、三浦貴大が写真家として撮影し、夢の競作が実現した。昨年、人気TVシリーズ「仮面ライダージオウ」で、未来からやってきた謎の集団「タイムジャッカー」の一員・ウールを演じ「美少年すぎる」と話題を呼んだ板垣李光人。特撮ファンの心を掴み、ドラマ放送後にはTwitterのトレンドランキングで「ウール」が1位を獲得するなど話題に。さらに、12月18日(金)公開予定の世界累計発行部数1,600万部突破の超人気コミック「約束のネバーランド」の実写映画でメインキャラクターの1人であるノーマン役に抜擢されるなど、次世代を担う俳優として注目を集めている。そんな彼を撮影したのは、実力派俳優として第一線で活躍する安藤政信、市原隼人、三浦貴大。実力派俳優3人が未知数の新人俳優を撮影するという、奇跡のビッグプロジェクトが誕生した。3人とも役者として活躍する傍ら、その個性的な感性を生かして写真家として活躍するマルチな才能を持つことでもよく知られており、特に安藤さんは雑誌「GQ」の写真家として「東京ガールズコレクション」に参加するなど精力的に活躍の場を広げている。安藤さんと三浦さんは、2019年放送のドラマ「神酒クリニックで乾杯を」(BSテレ東)で板垣さんと共演。俳優としても、そして写真家としての世界観も尊敬している安藤さんにぜひ、自分の1st写真集の撮影をお願いしたい! と板垣さんからオファーし、安藤さんが「ぜひ」と快諾。その後、近年、写真家として活動を開始した事務所の先輩にあたる市原さんも撮影に参加が決定、三浦さんが屋久島でのロケに参加とプロジェクトが広がり、今回の3人の俳優が撮影するというスペシャルな企画が成立した。実力派俳優の安藤政信、市原隼人、三浦貴大が写真家に!今回の写真集では、板垣李光人という1人の被写体を3人の俳優がそれぞれの視点から撮影。安藤さんは、草木や海、森など自然豊かなロケーションと作りこんだスタジオセット、ユニセックスな衣装によって幻想的な世界観を構築。一方、市原さんはカフェや路地裏など身近なロケーションとカジュアルな衣装で、10代の少年らしい等身大のあどけなさを表現した。三浦さんは鹿児島・屋久島ロケに安藤さんと共に参加。同じロケ場所ながら安藤さんとはまた違う少し大人びた表情の板垣さんをとらえた。普段は役者として撮られる側にいる3人が、カメラを通して表現した世界。スタイルが違う安藤さん、市原さん、三浦さんのそれぞれの自己表現に触れることができそうだ。写真家ごとの変幻自在な表情に注目!今回解禁されたのは、安藤さん撮影の通常版表紙、市原さん撮影のLoppi・HMV限定カバー版表紙、写真集から三浦さん撮影のカット。安藤さん撮影の通常版表紙は、アート作品かと思わせるような雰囲気。ハイセンスな衣装にカリスマ性のある彫刻のような顔。板垣さんはジェンダーレスな顔立ちで異次元の美しさを見せる。市原さん撮影版表紙は、カジュアルな服装で少年らしいたたずまいが魅力。親近感がわく表情だ。写真集からは三浦さん撮影のものをセレクト。上下に表情の違うカットを1ページに収めたもので、物憂げな表情はどこかアンバランスで、実年齢以上の哀愁が漂う。全くほかの人物を映しているかのような、撮影者によって変幻自在となる板垣さんの表情が印象的。どこか色っぽさを感じる雰囲気から、年相応にシャイで可愛らしい一面、そして憂いを含んだ顔つきなど、個性の違う3人の写真家の要求に答えた板垣さんは、表現力豊かに様々な表情を見せている。板垣李光人の1st写真集「Rihito 18」(リヒトジュウハチ)は6月17日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2020年04月27日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、『週刊少年チャンピオン』で連載中の大人気マンガ『BEASTARS』(ビースターズ)をご紹介します。■『BEASTARS』板垣巴留著/1〜15巻が秋田書店より発売中舞台は二足歩行の草食獣と肉食獣が共存する、全寮制高校。心優しいハイイロオオカミ・レゴシを中心に展開されるファンタジー群像劇です。(C)板垣巴留[秋田書店]2017温かさのあるタッチで描かれる動物たちの学園生活にはほっこりさせられますが、ずっしりと重い現実も横たわります。象徴的なのが、生徒が食い殺されてしまう事件。肉食獣にはいまだに草食獣への狩猟本能が残っているし、それに対する偏見や差別も色濃くあります。レゴシも、事件直後には草食獣から過剰に警戒されてしまいます。シビアな現実はレゴシの淡い恋にも影響が。ドワーフウサギのハルに引かれるも、これは食欲なのか?と悶々と自問自答を繰り返す日々。いっぽうで、偏見を利用して強かに生きている動物もいれば、偏見があるなかでも思いやって絆を深めている動物もいる。男女差別をはじめ、人間界でも同じことは起こっているな、とファンタジーなのに現実の複雑さを思い知らされる、不思議な感覚でした。重さもあるけれど、随所にちりばめられた動物ならではの小ネタにニヤリとしたり、淡い恋模様に胸キュンしたり、動物たちの“人間くささ”に心打たれる良作です。
2019年11月18日マンガ賞を多数受賞し、国内外で大人気のマンガ『BEASTARS』が、満を持してアニメになります!監督を務めるのは、高畑勲さんの『平成狸合戦ぽんぽこ』で監督助手を、また『宝石の国』の演出を手掛けている松見真一さん。実は“少女マンガ”的要素たっぷりの、動物群像物語。「登場人物が動物ですが、基本はヒューマンドラマなんですよね。肉食動物と草食動物では、一般的には肉食のほうが強いとされていますが、この物語の中では、肉食のほうが肩身が狭く生きづらい。みんなが仲良く生きるために作られたルールでは、特に肉食動物は、本来あるべき本能的な姿では生きられないんですよ。そこにジレンマやズレが生じるわけですが、その生きづらさって、人間が社会で生きる上で感じる、個人としての考えと社会のルールの板挟み感みたいなものと同じなんじゃないかな、と思います」(松見さん)主人公はハイイロオオカミのレゴシ・17歳。彼より年上だが体はとても小さいドワーフウサギのハルとの恋模様を中心に、学園で起こる殺傷事件の謎を追う物語。動物を描くにあたり、スタッフ一同動物園にも足を運び、熱心に観察したのだそう。「群馬のサファリパークにみんなで行ったのを皮切りに、個人的にもあちこちの動物園に行きました。我が家にいる愛犬をいろんな角度から眺めて、レゴシの毛並みを描く参考にしたりもしました(笑)。でも、あまり本物との整合性ばかり気にしてしまうと、作品の持つ魅力を見落としてしまうので、そっちに引っ張られすぎないように注意をしつつ、キャラをデザインしていきました」と、キャラクターデザインの大津直さん。大津さんは『宝石の国』で作画監督を務めています。アンアン読者に見どころを…と伺うと、監督から意外な答えが!「原作のコマ割り、情緒の描き方、モノローグが多い構造、そして男の子2人(匹)の間に女の子がいて、その女子と関わり男子が変わっていく物語も、実は少女マンガそのもの。少年マンガの殻をかぶった少女マンガ(笑)。あるいは、ヴァンパイア物なんかのロマンス小説にも通じる。アンアンを読む方に響く作品だと思うんです。そういった原作の魅力を入れ込むべく、監督は僕のようなおじさんですが、脚本には20代の女性に参加してもらいました。映像も美しさを意識して作っているので、ぜひ見てほしいですね」(松見さん)板垣巴留(ぱる)先生から Specialコメント「最初にアニメ化の話が来たときは、正直全然想像ができなかったのですが、松見監督やキャラデザの大津さんがマンガを読み込んでくださり、私の考えが及ばないようなところに関しても質問をしてくださったりしたので、とても光栄で、本格的にプロジェクトが動いていくにつれ、期待値がどんどん上がっていきました。アニメを初めて見たときには、キレイな映像の中で、精巧に作られた動物のキャラたちが、私が考えマンガに書いた言葉を喋っていたので、思わず爆笑してしまいました。ただそれは照れ笑いというか…(笑)。いずれにしても、素晴らしい体験でした。Netflixで海外でも配信されるということなので、外国の方々にも楽しんでもらえたら嬉しいです!」『BEASTARS』10/9より、フジテレビ「+Ultra」枠で、毎週水曜24:55より放送。また一足早く10/8よりNetflixにて世界190か国へ配信開始。2話以降は毎週木曜日の配信。原作は、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載中。©板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会※『anan』2019年10月16日号より。写真・中島慶子(本)(by anan編集部)
2019年10月13日映画『初恋ロスタイム』の初日舞台挨拶が20日、都内で行われ、板垣瑞生(M!LK)、吉柳咲良、竹内涼真、河合勇人監督が登壇。竹内が、板垣と吉柳のキスシーンについて本人たちに質問し、会場を盛り上げた。仁科裕貴による同名小説を実写映画化した本作は、主人公の浪人生・相葉孝司(板垣)がある日、“あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇し、そこで出会った自分の他にもう1人動くことのできる少女・篠宮時音(吉柳)とともに、毎日1時間だけ起きる不思議な時間“ロスタイム”の切ない秘密に迫るラブストーリー。映画初主演の板垣は「今日この日を迎えられて本当にすごい幸せに思っています」と喜び、映像作品初出演の吉柳も「待ち望んでいた初日をみなさんと迎えることができて幸せです」と緊張しながらコメント。竹内は、初々しい2人を見て「2人のお初に一緒にいられて幸せな気持ちです」と目を細めた。思い入れのあるシーンの話になると、竹内が吉柳に「初映画で初キスシーン緊張した?」と尋ね、吉柳は「緊張しました」と照れ笑い。竹内が「恥ずかしいと思うけど、ここ聞かせて! お客さんも記者の人も聞きたいと思うから」とさらにキスシーン話を継続すると、吉柳は爆笑した。板垣は「そこは僕リードしたんで」と男らしさを見せ、竹内から「いっぱい歯磨きしたの?」と聞かれると、「歯磨き買いました」と告白。竹内は「俺はちなみに、初キスシーン、めっちゃ歯磨いたぜ!」と自身の初キスシーンについても告白した。フォトセッション後の最後のあいさつでも、板垣はキスシーンの話をし、「キスが出ているのがあるんですけど、こっちのほうが(撮影)早かったんです。(仕事での)ファーストキスなんです」と告白。竹内から「記事になっちゃうからもっといいことを!」とツッコまれると、「いったんリセットしてもっといいこと言います」と宣言するも、「咲良ちゃんのキスよかったです」とキス話を続け、会場は爆笑に包まれた。
2019年09月20日映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』(6月28日公開)の完成披露舞台挨拶が12日に都内で行われ、堀未央奈(乃木坂46)、清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗、桜田ひより、上村海成、吉岡里帆、山戸結希監督が登場した。同作は累計450万部超、相原実貴作の同名コミックを実写化。どこにでもいる平凡な女子高生・成田初(堀)は、優しい兄・凌(間宮祥太朗)、元気な妹・茜と両親と、ごく普通の家庭で暮らしていたが、ある日、同じマンションに住む橘亮輝(清水尋也)に弱みを握られ、亮輝の無茶な命令に振り回されることに。そんな時、数年前に突然引っ越していった幼馴染の人気モデル・小田切梓(板垣瑞生)と付き合うことになったが、実は梓にはある目的があった。さらに、初は兄・凌の秘密も知ってしまう。すでに「ホットギミック2を撮りたい」という山戸監督は、「尊敬しているキャストの方に出ていただいたので、永遠に撮っていたいくらい大好きな映画です」としみじみ。清水が「それでキャスト入れ替えされちゃったらどうする?」と板垣に尋ねると、板垣は「あのオレンジ(髪)は俺だけだから!」と胸を張る。しかし、山戸監督が「何回も染めてたら、毛根も……」と意味深に語ったために、「本当のやつ!?」と慌てる板垣。「監督、なんか言ってくださいよ!」と問いただすも、山戸監督は「すいません、毛根のことで頭がいっぱいで」と苦笑していた。また、「中学生の時のあまずっぱい話」を披露した板垣。「中学生って何もできないじゃないですか。好きな子と手もつなげなくて、本当に何もできなくて、でも1回だけ握手をした時があったんですよ。もう、超嬉しくて、っていう話」と照れたように語る。その様子に客席から「かわいい……!」と声が漏れると、「かわいいっしょ!」とドヤ顔で応じていた。
2019年06月12日SKE48の北川綾巴、荒井優希、日高優月が21日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーでムック本『SKE48の10乗』(発売中 1,512円税込 扶桑社刊)の発売記念イベントを行った。同書は、SKE48の10年間に及びこれまでの活動記録や撮り下ろしページを盛り込んだムック本。通常版の表紙には松井珠理奈が起用されたほか、その他。限定版には須田亜香里、北川綾巴、菅原茉椰、野村実代&井上瑠夏の表紙も用意されている。表紙に登場している北川は「これを見れば今のSKE48がわかると思います。全員の写真が載っているところがポイントですね」と紹介し、日高も「昔のメンバーの写真があったりと、SKE48の10年間がぎっしりと凝縮されています。私の名前が誌面になかったので私の写真がないと思いましたが、ちゃん載ってました! 自分の成長記録みたいな感じなので見入っちゃいましたね」と満足げ。日高と同じく自身の写真が載ってないと思ったという荒井も「ちゃんと載っていました!」とうれしそうだったが、「でも正直載せて欲しくない初期の写真もあって恥ずかしいですね」と照れ笑いを見せた。同書には水着姿のグラビアページも掲載されいている。北川は「色んな人がいる中で、(グラビアページを)開かれると恥ずかしいという気持ちもありますが、ファンの皆さんに見ていただけるなら脱いでもいいかな。語弊があるかもしれませんが、喜んでいただけるなら良いかなという感じです」と話した。さらに、今後の目標について「名古屋ドームに立つことが一番の目標です。今年は10周年なので今立たなければというのはありますけど、着々とみんなで歩んでいき、大成功という形にしたいので、それまで修行を重ねます」と目を輝かせていた。
2019年02月22日ボーカルダンスユニット・M!LKの板垣瑞生が、映画『初恋ロスタイム』(9月公開)に主演することが19日、明らかになった。ヒロインを第41回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ受賞の吉柳咲良が務め、竹内涼真が出演する。同作は仁科裕貴による同名小説を実写映画化。浪人生・相葉孝司(板垣)は、ある日「世界の人、モノ、車、あらゆるものが突然静止する」という不思議な現象に遭遇する。孝司は自分の他にもう1人動くことのできる少女・篠宮時音(吉柳)に出会い、2人は毎日12時15分に1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、楽しむようになっていく。しかし、その“ロスタイム”には、ある秘密が隠されていた。幼い頃母親を病で亡くした経験から「世の中には頑張っても無駄なことがある」ことを早くに知ってしまい、諦め癖のついた無気力な日々を送る浪人生・相葉考司を板垣が演じ、ロスタイム中に動く事が出来る少女・篠宮時音役には吉柳が抜擢。さらに竹内は人に遭遇する”ロスタイム“という現象を過去に経験し、この現象の真実を知る重要なカギを握る医師・浅見一生役を演じる。『ブラックペアン』以来の医師役となり、若手キャストが等身大で演じる“ラブ・ストーリー“を支える役所となる。ほか石橋杏奈、甲本雅裕ら実力派俳優が脇を固める。○板垣瑞生 コメント今の時代、好きなものに全力になったり、必死になることってダサいな、だから頑張っても……そんな風に思って頑張る勇気が出ない人がたくさんいると思います。でもこの映画を見て、少しでも今この現実に向き合おうなど……元気が出てもらえればと思います!! そして、新しい恋愛作品にもなってます! 時間が止まる中での恋愛ーこれだけ聞いてもさっぱりかもしれませんが、時間が止まる世界って結構夢だったので、映画を通してその世界を追体験してもらえると嬉しいです。○吉柳咲良 コメントお話をいただいた時、恋する女の子を演じるのは初めてだったのでとてもドキドキでしたが、初めて映画に出演させていただいて、新鮮な気持ちで楽しんで撮影に取り組めました。現実世界と時間が止まった世界の中で色々な感情が交差するとても素敵な作品です!! 是非ご覧ください!○竹内涼真 コメント短い日数ではありましたが、フレッシュな2人と刺激のある撮影をすることができました。今回の作品は、"もしも高校時代に時間が止まって、止まった世界で運命の人と出会ったとしたらどうなるんだろう?“と想像しながら見て頂くとすごく感情移入できるかなと思います。僕が演じる浅見は「ロスタイム現象」を過去に経験したことがある人物です。どんな風に主人公たちと関わっていくのか、そして等身大の彼らにも注目していただければと思います。ぜひ楽しみに公開までお待ちください。○河合勇人監督 コメント青春が嫌いだった。鬱屈した浪人時代を思い出すからだ。『初恋ロスタイム』を板垣瑞生さんと吉柳咲良さんふたりの若い俳優ともう一度青春をやり直すつもりで取り組んだ。正統派で爽やかすぎる笑顔で真っ直ぐに演じてくれた板垣さん。はちきれんばかりの若さと初々しさで全力でぶつかってきてくれた吉柳さん。ふたりをしっかりと支えて重しとなってくれた竹内涼真さん。おかげでようやく素直に青春っていいもんだなと心から若さを祝福できた。みなさん、ありがとうございます。(C) 2019「初恋ロスタイム」
2019年02月19日読者の心をときめかせる男性を生み出してきた漫画家・板垣巴留さん。女性の心を掴んで離さない、“愛しい男”の描き方について伺いました。私が描いているマンガ「BEASTARS」は、『週刊少年チャンピオン』の連載。少年マンガ誌なので、あまり“女の理想”を押し付けるキャラ作りはしないように、意識しています。女が思う、“理想の色気”や“かっこいい決め台詞”を盛り込みすぎると、たぶん少年誌の中では良くない意味で浮いてしまう。その気持ちが根本にあるので、彼らの魅力は、フルで描く時の半分くらいの濃度で描いている気がします。なるべく無頓着、無意識に彼らの行動を描きつつ、ほんの少しだけそこに、私の理想やフェチを乗せていくのが、キャラクターの作り方です。でも“これ見よがしにいい男に描かない”という方法が、意外と女性読者さんの妄想やキュンをくすぐる、いい“隙間”になったのかな、とも思います。この作品においては、動物の特徴と本人の性格をうまく結び付けることができたキャラクターが、結果的に魅力的になっている気がします。例えば主人公であるレゴシは、ハイイロオオカミ。私がオオカミに感じるのは、圧倒的な強さと孤独感、そしてイヌ科ゆえの愛らしさ。その特徴を性格に落とし込んだ結果、優しい心を持ちながらも、肉食獣である本能、そして大きな体を持て余しているようなレゴシが生まれました。彼はシャイなので、嬉しい時でも感情を顔に出さないようにするのですが、尻尾が勝手にブンブン動いてしまう。すごく愛らしい感情表現ですが、そういう動物的な習性がだだ漏れるのを描くのはとても楽しいし、結果、それが彼の魅力に繋がっていれば嬉しい。もう一人の中心人物のルイは草食動物のアカシカ。草食動物の魅力とは、その弱い立場ゆえの儚さ。体は細く、顔は少しフェミニンで美しい。彼の刹那的な性格としなやかな強さは、常に捕食される側であることに起因しているのかもしれません。誰かに惹かれるきっかけの一つに、“他の人には決して見せない、特別な顔を見た時”というのがあると思います。お互いが男女として向き合っている時が、まさにその顔なのかなと。気弱な部分、甘え、逆に力強さも垣間見られる、最も素が出る瞬間です。そこはたぶん、誰もがキュンとする瞬間です。この作品は恋愛がメインテーマではないのですが、やはりキャラに深みを持たせるためには、そういった時間を描くことは効果的だと思う。少年マンガなので最初は受け入れてもらえるか心配だったのですが、今は描いてよかったなって思っています。キャラの中で、男子人気が高いのは圧倒的にレゴシ。彼のタフガイな感じに、男子たちは“兄貴!”という思いを抱くみたいですね。一方で彼は、心が柔軟なところも魅力的。例えばケンカをした場合、レゴシは相手の心に寄り添って、なんとか仲直りする手段を見つけようとする気がします。一見気弱に見えますが、その諦めない感じは、すごく男らしい。私自身、強い感じの男性が好きなので、レゴシが愛されるのは嬉しいです。でも女の子の読者さんたちには、ルイやピナのほうが人気かも…。儚く繊細な男性のほうが、今の女の子たちには魅力的に映るのかな。パンダのゴウヒンは、若い女の子が一度付き合ってみたいと思うような、年上のデキるおじさん、というイメージで描いたのですが、女子に響いているのかはわかりません(笑)。私は女なので、本当のところでは男の気持ちはわからないし、マンガのストーリーも、キャラの性格も、当然すべて妄想です。でもたぶん、その“わからない”ところが結構大事で、自分には理解できないからこそ、ないものねだりというか、“こうだったらいいのに”という理想を膨らませることができるし、深みがある妄想が作り出せるのかな、と思うんです。わからない相手だから惹かれるし、「このキャラ、次に何をするんだろう」って気になって、目が行っちゃうんですよね。女が男を描く意味って、そういうところにあるんじゃないかと思います。いたがき・ぱる肉食獣と草食獣が通う学園が舞台のマンガ『BEASTARS』(秋田書店)で、マンガ大賞2018にて大賞を受賞。©板垣巴留(秋田書店)2017※『anan』2018年11月14日号より。(by anan編集部)
2018年11月08日2015年1月から放送されたTVアニメ『神様はじめました◎』。その第1話の予告編で、奈々生と一緒に出雲に行けず、すねてお酒を飲みながらお風呂に浸かっている巴衛をイメージした巴衛の【バスでふぉ】ラバーストラップがグルーヴガレージよりリリースされる。グルーヴガレージの【バスでふぉ】は、お風呂に入ったデフォルメキャラがデフォルトというコンセプトでデザインされたシリーズ。フィギュアやラバーストラップなどがこの【バスでふぉ】ブランドで展開されているが、今回は初めての「和風風呂」でのデザインとなる。さらに、お湯部分はクリアのラバーを使用するなど、グルーヴガレージらしいちょっとした工夫が加えられているほか、今回の「巴衛の【バスでふぉ】ラバーストラップ」は、この商品のために描き下ろしされた新規公式デフォルメイラストが使用されている点も注目だ。■巴衛の【バスでふぉ】ラバーストラップ【サイズ】約52.5mm(W)×66mm(H)【素材】PVC【価格】800円(税別)【発売】6月下旬予定(現在予約受付中)(C)鈴木ジュリエッタ/白泉社・神様はじめました製作委員会2015
2015年04月13日