“精力的”という言葉では、今の彼女の勢いは表現できないのではないか?根本宗子のことを形容しようとすると、そんなことすら思わせる。彼女のホームグラウンドである「月刊『根本宗子』」、その最新公演『今、出来る、精一杯。』が、12月13日(金)に東京・新国立劇場 中劇場で開幕する。近年はプロデュース公演でも活躍中の根本だが、「月刊『根本宗子』」は根本が主宰する劇団で、今年旗揚げ10周年を迎える。しかし、他劇団の10年に比べ、彼女のその期間はずいぶんと濃密だ。劇団公演やその派生ユニット、実験公演の作・演出をすべて根本が務め、その数はなんと40作近い。2019年を軽く振り返ってみただけでもプロデュース公演の作・演出を2本、10月には「別冊『根本宗子』」名義で福原充則の名戯曲『墓場、女子高生』を上演。その一方で毎月トークイベントも開催している。ある意味、“満を持しての”劇団公演と言えるかもしれない。この『今、出来る、精一杯。』はこれまでも2013年、15年と劇団の節目に上演されてきた、劇団の代表作といえる存在。こう聞くと「プロデュース公演で注目されてきたところだし、劇団公演は過去の自信作にしたんだな」と思うかもしれないが、そんな分かりやすい作戦は取らないのが彼女のすごさ。代表作を音楽劇としてリメイク、しかも音楽を手がけるのは、今作に俳優としても出演する清竜人!この人もシンガーソングライターとしてデビューしたと思ったら“一夫多妻制アイドル”を手がたりとトリッキーな活動で知られた存在だけに、当然過去作とは違った感触のものになるはず。もともと音楽を使用した舞台作品では定評のある根本だけに、そのあたりも期待できそうだ。今作に出てくるのはとあるスーパーのバックヤードと、男がヒモ状態の同棲カップル。登場人物たちは決して清廉潔白ではなく、弱い部分やダメな部分、ずるい部分や欲望、そんな負の側面を皆抱えている。エンタテインメントとしてそんなドロドロした部分を描き出しつつも、どこか生きていることを肯定されたような、そんな気分にさせてくれるのが根本作品。今観ておくべき作り手の作品で2019年を締めくくる、そんな年末もいいではないか。12月19日(木)まで。文:川口有紀
2019年12月10日つり橋効果って知ってますか?一緒にドキドキするだけなのに、なぜか彼もドキドキしちゃう不思議なこの効果について説明します。つり橋効果って?つり橋効果というのは、1974年にカナダの心理学者であるダットンとアロンが発表した学説です。つり橋のように不安定な場所にいると恐怖から、脳は興奮状態になってしまいます。その時に、恐怖からのドキドキと恋のドキドキを勘違いしてしまうことがあるのです。それまで意識していなかった人のことを、なぜだか急に意識する可能性があるのです。つり橋効果は、別名「恋のつり橋理論」と呼ばれることもあります。つり橋効果の使い方つり橋効果の使い方は、日常生活の中でも効果的に使えます。例えば、怖い映画を一緒に見に行ったり、ゲームを一緒にしたりすると緊張感から、相手をドキドキさせることができます。ですが、なかなか映画やゲームに誘えないという時には、一緒に体を動かすだけでも効果があります。ジョキングなどを彼と一緒にするだけでも効果が期待できます。ですが、この時に離れてしまうと効果は下がってしまいます。できるだけ彼のスピードに合わせた運動を心がけましよう。つり橋効果のコツつり橋効果は、一緒にドキドキするだけでは効果は期待できません。そこにはちょっとしたコツが必要です。それは、彼が苦手なことを知ることです。例えば、つり橋を渡ることが平気なら、つり橋効果は発揮されません。ドキドキしてくれないと効果が出ないのです。事前に彼の苦手なことを知っておくと、彼を緊張状態にさせることが可能になります。その時こそ、つり橋効果をもっと効果的に使えるようになるでしょう。つり橋効果の注意点つり橋効果の注意点は、彼が嫌がったらすぐにやめるということです。一緒にドキドキしたいからとホラー映画やアトラクションへ誘っても、彼が拒否をしたらそこで止めておきましょう。無理に誘うとマイナスなイメージになってしまい、つり橋効果は発揮されないかもしれません。つり橋効果を行う時には彼の反応を確認してから行いましょう。
2019年11月29日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「女性看護師さん」です。今年最後となる舞台『今、出来る、精一杯。』の稽古がはじまりました。この作品は自分の車椅子時代の話を書いたり、当時の実体験をそのまんま書いていたり、かなり自伝的な要素が強いお芝居で、過去2度上演しているんですが、久々にまたこの戯曲と向き合い、当時の気持ちを思い出してえぐられる毎日です。向き合っている作品によって生活ががらりと変わるとまではいかないのですが、「わー!いえーい!!」みたいな作品やっている時は、元気モリモリ!たくさん食べよう!となるし、「うおりゃー」と地の底から這い上がるような精神力で創る芝居の時は20代前半みたいな暮らしに戻ったりと、生活にも変化が多少あるため、今回は何となく家にこもって悶々と考える日々が続いています。ベッドからなるべく出たくないみたいな気持ちになるかなあとも思っていたんですけど、とにかく稽古が楽しくて、さらにそこに清竜人さんの音楽があり、大変贅沢な稽古時間を送らせてもらっています。ヘビー級の台本を扱っているが、幸せな気持ちだから、いい人について考えてみた。この間持病の検診に行った時の看護師さんが「レントゲン、気をつけて行って来てくださいね」と優しく言ってくれた。妄想スイッチオン!(尊敬スイッチです、今回)看護師さんという職業は本当に大変な仕事です。私が入院していた病院ではわがままを言って看護師さんを困らせるおばあちゃんや、看護師さんのおしりとか触る困ったおじいちゃんなどがいました。それでも笑顔でうまく対応していく看護師さんの能力や人間力、本当にすごいです。もちろん患者さんは病気と闘ってますから、当たり前でしょと思われるかもですが、それだけでは飲み込めないいろんなことが、看護師さんたちにはあるはずで。今回の看護師さんも、めちゃくちゃ病院混んでいるし、クレーマーも多いのに、すべての人に同じように接するマリアみたいな看護師さんで。私は些細なことでイライラしてる自分の小ささが悲しくなりました。はー、常に笑顔でいたいもんだ!ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』を12月に新国立劇場中劇場で上演。※『anan』2019年11月27日号より。(by anan編集部)
2019年11月21日女性アイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)と磯村勇斗がW主演し、根本宗子が作・演出するPARCOプロデュース2019『プレイハウス』が、8月25日に開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、ギャンパレの楽曲を全編に散りばめたミュージカル。劇中では『GANG PARADE』『sugar』『Jealousy Marionnette』『LAST』といった既存曲に加え、新曲の『Wake up Beat!』を含めた14曲が歌唱され、口数の少ない風俗嬢・ヤママチミキと歌舞伎町No.1のカリスマホスト・一ノ瀬聖夜(磯村)を中心とする群像劇が展開される。なお今回、ギャンパレは全員が活動名と同じ源氏名の風俗嬢に扮する。開幕を前にした会見には、ギャンパレ全メンバー、磯村、根本の12人が出席。初めてのミュージカル演出に、根本は「ギャンパレの音楽と芝居がうまくリンクする、今までのパルコ作品にない“お祭り感”満載のジュークボックスミュージカルがつくれたと思います」と胸を張る。ギャンパレを「10人全員が仲良くてバカみたいに体力がある」と紹介すると、メンバーから口々に「部活みたいだったよね!」「マラソンの成果かも」と声があがった。ヤママチは、東京ゲゲゲイのMARIEが手がけた振付に言及。いつもは自分たちでダンスを考案している点と比較して「普段のライブとは異なる姿に注目してください」と“遊び人(ギャンパレファンの総称)”にメッセージを送った。歌い踊るシーンが用意されている磯村は「初ミュージカルで芸劇プレイハウスの大きさに触れ、表現方法に悩みました」と正直な思いを打ち明けつつ、「夏フェスに行くような感覚で楽しんでください」と笑顔を見せる。歌舞伎町のニュー風俗“プレイハウス”で聖夜から指名されたミキは、定期的に自宅へ招かれる関係になりながらも、男女の一線を越えようとしない彼に不安を募らせる。そしてある出来事がきっかけで、抱えた思いが一気に膨れ上がって──。根本の戯曲によく見られる、キャラクターが感情を爆発させ嘆き崩れるシーンは本作にも登場。ギャンパレは力強い歌声とパフォーマンスで観客を圧倒するだけでなく、芝居においても根本の要求に応えていた。またミキが本音をぶつける、脳内の“リトル”を演じる猫背椿のコミカルな存在感にも注目したい。公演は9月1日(日)まで、東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演される。チケットぴあでは平日公演の当日引換券を発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月26日脚本家、演出家、女優などいくつもの顔を持つ“ねもしゅー”こと根本宗子が、PARCOプロデュースのもと、以前からファンだったという異色のアイドルグループ、“ギャンパレ”ことGANG PARADEの楽曲でミュージカルを創作する。ギャンパレの10人自身と今をときめく磯村勇斗が主演を務め、栗原類、鳥越裕貴、富川一人、ブルー&スカイ、猫背椿が共演。さらには振付を東京ゲゲゲイのMARIEが手がけるという、なんとも濃いメンツによる公演だ。小さな頃から引っ込み思案で、隠し事が癖になっているミキがついた職業、それは歌舞伎町の風俗嬢。一方、幼少期からチヤホヤされたことしかない聖也は、時を経て歌舞伎町一のカリスマホストとなっていた。みんなの遊び場、歌舞伎町=プレイハウスで真逆のふたりの人生が交錯する時、ミキは人生最大のウソをつく……。「夏フェスを超えるエンタテインメント」、「この夏、最高に気持ちイイ“快感ミュージカル”」を標榜する『プレイハウス』は、本日8月25日より東京芸術劇場・プレイハウスで上演される。文:町田麻子
2019年08月25日パルコと初タッグを組み、根本宗子が作・演出を手がけるPARCOプロデュース2019『プレイハウス』。本作でアイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)とW主演を務める磯村勇斗に、稽古前の心境を聞いてみた。【チケット情報はこちら】新宿・歌舞伎町を舞台に、ギャンパレ演じる10人の風俗嬢を中心とする群像劇が繰り広げられる本作。磯村は物語の主軸となり、全体をつなぐ役割のカリスマホスト・一ノ瀬聖也を演じる。初主演、初めてのミュージカル出演を「楽しみであり挑戦の場」と捉えつつ、台本の到着を前に作品について思いをめぐらせている段階だという。出演が決まって根本と会った折に、自らの生い立ちをヒアリングされた磯村。公演フライヤーに記されている「人からちやほやされることしか経験せずに育った」聖也のキャラクターには、1列に並ぶ女子へひとりずつキスした幼稚園時代の“モテ期”エピソードが反映されているのでは、と類推する。当時からカリスマホストの片鱗が?……と筆者が尋ねると「昔とは違いますよ」と笑顔で謙遜。同時に「人を惹きつける力を演技でどう見せるか、実在するホストの方と友人になって密着してみたい」と役づくりに対して積極的な姿勢を見せた。一方で、聖夜(也)はクスリが手放せない“影”のあるキャラクターとして描かれる。磯村は「影があるからこそ輝ける聖夜(也)の二面性を、バックボーンを設定して使い分けるように演じていきたいですね」と現段階での構想を明らかにした。ギャンパレが自身の楽曲に乗せて風俗嬢の切実な思いを歌い上げるなら、芝居パートでメインを張る磯村はどのようなパフォーマンスを展開するのか。最後まで見届けよう。また磯村は本作を「これまでのミュージカルとは異なる、ライブに近い新感覚の作品になりそう」と予想。その要素となるギャンパレの野音ライブに足を運んだ時の感想を「カワイイというよりクールでエネルギッシュ。本当にパワフルでしびれました!」と熱く語り、MVを観て楽曲に親しむなど“遊び人(ギャンパレファンの総称)”として彼女たちを応援している日常を覗かせた。『プレイハウス』は、8月25日(日)から9月1日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。取材・文:岡山朋代
2019年07月08日アイドルグループ「GANG PARADE」(以下ギャンパレ)を主演に、彼女たちの楽曲でミュージカルを!劇団旗揚げ10周年を迎えた根本宗子が、そんな熱い企画でパルコ・プロデュースの舞台に初登場する。もともとギャンパレのファンで彼女たちを知り尽くした根本はどんな世界を生み出そうとしているのか。次世代の演劇界を担う作・演出家に聞いた。【チケット情報はこちら】「みんなの遊び場 」をキャッチフレーズにし、ファンを「遊び人」と呼んでいるギャンパレ。その精神を魅力に感じた根本は、そこから発想を膨らませて、今回の『プレイハウス』を作ろうとしている。始まりは、「ギャンパレで遊び場を表現しようと思ったときに、こんなにたくさんの人数がいるグループとお芝居が作れる機会もないので、バーレスクっぽいものがやってみたいなと思った」ことだったと語る根本。そこから、近未来の新宿歌舞伎町を舞台にした、“歌舞伎町プレイハウス”にいる10人の謎めいた風俗嬢の物語が立ち上がっていった。そこで描くのは、「普通の作家はここまで書かないだろうというところまで書くのが、自分の芝居の色だと思っている」という根本だから見せられる「それぞれの女の子の切実な思い」だ。しかもそれが、ギャンパレの楽曲のカッコよさを活かしながら歌って踊って描かれる。「私の芝居は基本的に、何を思っているかっていうことを全員がものすごくしゃべるんですけど、歌ったほうが伝わることも大いにあって、音楽は自分の演劇を広げてくれるなと思っているんです」。また、もともとある楽曲を使いながらも、「無理やりストーリーにした感がまったくないように(笑)、かなり考えていますし、そうならないような楽曲をギャンパレは歌っているので。ストーリーと自然につながっていくのをぜひ楽しみにしていただければ」と強調する。ギャンパレが作り出す世界でうごめく人物には、男性主演として、朝ドラ『ひよっこ』で一躍注目を集めた磯村勇斗が登場。磯村を取り囲むギャンパレの姿はまたカッコよさを増すだろう。「彼女たちはパフォーマーとしての意識が高いので一緒に作っていくことが楽しみですし。今回は彼女たちにエモーショナルなものを求めていて、そこは役者が本業じゃない彼女たちだからこそ、技術ではなく熱量で出せるものがあると期待しています」。根本とギャンパレの魅力がふんだんに盛り込まれるミュージカル。面白いことになりそうだ。公演は8月25日(日)から9月1日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2019年06月05日好きな人と出会っても、恋に発展せずに友達で終わってしまうことはありませんか。それには「スリーセット理論」が関係しているかもしれません。3回の出会いで印象が決まっちゃうって本当?「スリーセット理論」とは、人は会ってから3回までに相手の印象が決まり、それが固定されてしまうというものです。何度も会って、だんだんと相手のことが好きになるのではなく、3回目までに好きかどうかが決まってしまうということですから、1回から2回で彼に好印象を与えなければなりません。1回目では、人は外見で印象を決めてしまいます。外見とは、服装やヘアスタイル、仕草など視覚的なことはもちろん、話し方や声のトーン、声の大きさなどの聴覚的なこと、さらに話の内容や言葉遣いといったことまで含まれて印象づけられます。ですから1回目の出会いでは、こういった外見を重視し、清潔感や明るさに気をつけましょう。2回目で印象はほぼ決定!リベンジのチャンスもあり2回目では、1回目に感じた印象を再確認します。そして内面を重視するようになります。もし1回目の第一印象で失敗をしても、2回目で取り戻すことができます。たとえば1回目で、緊張のためにあまり話せず、暗い雰囲気を出してしまい、彼に「静かで暗い子だな」と思われたとします。しかし2回目で明るく振る舞い、積極的に話をすれば、1回目と2回目のギャップが生まれ、1回目のマイナスイメージが好転しやすくなるのです。そのためには、1回目でお互いが話したことや体験したこと、相手の好みなどを覚えておいて、それを引き出して相手に伝えるようにすると、「彼女は気遣いができる人だ」「優しい性格だ」などという好印象を与えることができます。たとえば、1回目に彼が読みたい本の話をしたとして、2回目にその本を彼にプレゼントしたら、彼はきっと感激してくれるでしょう。3回目は最終確認!その後の努力も忘れずに1回目と2回目の出会いで、印象はほぼ決まりました。3回も彼と会っていること自体、恋愛は成功に近づいていると思ってよいでしょう。3回目は最終確認なので、今まで与えた好印象をひっくり返すことのないよう十分に気をつけましょう。3回までで彼にうまく印象づけられたら、それを継続する努力を怠らないようにしましょう。
2019年01月29日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「妄想させてくれないふたり」です。ファミレスで隣の席に座っていた、23歳のギャルと25歳のギャル男のカップル。12月20日に開幕した『愛犬ポリーの死、そして家族の話』。台本を手直しするため、久しぶりにファミレスで半日くらい過ごした。昼食と夕食を同じファミレスでとるくらい長時間滞在したので、気づいたら隣の席が5回転くらいしてた。最後に隣になったカップルの会話が本当に凄まじ過ぎた。ギャル「妹がデキ婚するかもしれないけど、しないかもしれない」から始まり、ギャル「あんたといても先が見えない」とデキ婚話から自分達のこの先まで話が広がっていった。彼氏のギャル男のほうは呑気に食べている。彼女の怒りは増すばかり。ギャル「あんたどんだけ食べるの?話聞いてんの?」「結婚」というかなり深刻な話題中もオムライスをばくばく食べ、その後パンケーキを食べ、唐揚げを食べ、スープを飲み、さらにアイスを食べると言い出すギャル男。妄想スイッチオン!一向に黙らないこの二人。妄想スイッチを入れたいセリフがたくさん出てくるのに全然スイッチを押させてくれない。しかもずっと聞いているのに、何故その話からその話に展開したのかが全く理解できない。さっきまで結婚について怒っていたギャルは、「サーティワンに行きたい」と言い出すし、それなのに、ギャル男はファミレスでアイスを頼んでいる。この二人の会話はどんな終わりを迎えるのだろう。最後まで聞いていると、ギャル「サーティワンでソルベ食べて、TSUTAYAで映画借りて、それ観て1時までに寝るよ。わかった?行くよ」という一言で二人はファミレスを出て行った。なんだろうこの掴めなさ…。そして、私はずっとこのカップル、彼氏をひもだと思っていた。しかし違ったのだ、ファミレスで4000円近く食べた会計は全て彼氏が彼女がトイレに行ってる間に支払い、それに対して彼女はしっかりと「ありがとね」とにっこり微笑みお礼を言っていた。ちゃんとしている二人だ。ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』が、下北沢・本多劇場で上演中。※『anan』2019年1月2・9日号より。(by anan編集部)
2019年01月08日劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年の根本宗子さん。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。――演劇を始められたきっかけは、松尾スズキさんの舞台をご覧になったことだそうですね。いまもファンだと公言されています。一般的に、松尾さんのような作品を作りたい、と考えそうな気がしますが、作風は全然違いますね。根本:演劇を始めた最初の理由は、完全に、松尾さんに会ってみたい、話してみたい、松尾さんの芝居に出てみたい、でした。でも、いまさら大人計画に入るのは難しいだろうし、入れたとして、下積みからやるのは性格的に合わない。それなら、別の近道を行こう、と。でも、中学生の時に大怪我をして以来、動きに制限もあるので、役者として使ってもらうのは難しい。消去法で“自分で書く”ってことになったんです。だから最初は、何か訴えたいものがあって書き始めたわけじゃないんです。演劇を始める時、自分の立ち位置みたいなものをすごく考えたんです。当時、しっかりとしたストーリーラインがわかりやすくある芝居を作っている人があまりいなくて、自分が出ていくには、そっちをやった方がいいんだろうなって思ったんです。「若いんだから、好きなものを書け」って言われることが多かったんですが、そういう若手はたくさんいる。敢えてその逆を行った方が、早く上手くいくって信じていました。演劇自体が好きだったので、どんな形でも、自分が演劇をやれていることが楽しかった、というのもあります。いまは、そこはクリアできているんで、自分の芝居に飽きないように、劇団公演ではできるだけ新しいチャレンジをしていこうとしています。――そうなんですね。根本:ただ、演劇を始めた時から、別の選択肢を考えたことはなかったです。怪我をした時点で、モーグルという一番やりたいことは絶たれましたから、さらに新しい道なんて余裕もなかったです。じつは、怪我をして二度と競技には戻れないとわかって、一発目に観たのが松尾さんの『ニンゲン御破産』だったんです。その時、物語は全然理解できなかったけれど、松尾さんが私の気持ちをわかってくれているって、勘違いしちゃったんですよね(笑)。舞台を観に行っているのに、まるでカウンセリングを受けに行くような感覚。それまでも演劇はたくさん観ていたけれど、そんな気持ちになったのは初めてで、演劇は観て楽しむだけじゃなく、人の人生に訴えかけることができるものなんだとも思いました。作品を作る時、つねに考えるのは、あの時の私が客席にいたらどう思うかということ。その感覚は、ずっとなくしたくないなと思っています。――いま演劇をやっているモチベーションは何ですか?根本:自分じゃない話を書くのが楽しくなっている、というのがひとつ。そしてもうひとつは、自分が作ったものに対して、お客さんのリアクションが返ってくるということでしょうか。うちの芝居の最大の面白さは、男女でリアクションが全然違うこと。あるシーンで男性のお客さんが笑っていると、女性のお客さんが「ここは笑うところじゃない」って怒ったり。いまだに私が予想もしない反応がお客さんから返ってくることがあって。――戯曲を書かれる時は、役者さんにアテ書きされるんですか?根本:私のなかで、見た目の説得力ってすごく大事なんですね。昔から、小劇場の舞台で、さほどキレイじゃない人が、すっごいキレイでモテる役を演じていたりするのが嫌で仕方なかったんです(笑)。それは、キレイじゃないといけないということではなく、例えば、周りから可愛いともてはやされているけれど、自分ではそこまで可愛いとは思えなくて、周りの言葉をストレートに受け止められない女性…という役だったら納得できるのに、ということです。――ご自身にもアテ書きですか?根本:小劇場で活躍する女優さんって、ちょっと個性が強いというか、普通の会社員はやってないよな、って思わせる人が多いんです。そのなかで私は、普通に会社員をやっていそうにも見える。一時期は、自分も奇抜な服を着て、個性的なキャラクターに見せていたんですけれどやめました。いまは、この普通の感覚を大事にしていこうと思っています。――来年には30歳を迎えます。この先、人生のステージが変わっていくかもしれませんが、演劇を一生続けると思いますか?根本:続けていくと思います。それは、自分が演劇に救われた経験があるから。あの時の自分が客席にいる限りは、やめないと思います。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月23日弊誌で「妄想スイッチ」を連載中の根本宗子さん。劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。演劇は、人の人生に訴えかけることができるものなんだ。友達だと言いながら、格付けしたり、マウンティングしたり。恋愛に対する執着から、とんでもない行動に出たり。女子の嫌な部分や痛々しい“あるある”を、ポップな演劇に仕立てる根本宗子さん。いまその作風が幅広い年齢層に支持され、自らの名前を冠した劇団、月刊「根本宗子」は、年々観客動員を増やしている。―― 19歳で劇団を立ち上げ、2年前には本多劇場に進出。近年はドラマや映画の脚本を手がけたり、活動の幅を広げていますね。根本:よく“いま話題の”とか、“ノリに乗っている”と紹介していただくんですが、私自身は極めて自己評価が低い人。ただ、以前は出演をオファーしてもなかなか叶わなかったのが、いまはやりたいと思った俳優さんとお仕事ができる状況にはなっています。あと、一昨年に事務所に入り、それまで完全にひとりでやっていたのが、いまは私が企画したことをどう実現させ、規模を大きくしていくかを一緒に考えてくれる人ができました。ただ、クリエイティブの部分を担うのはあくまで私で、そこは変わっていません。逆に、外部のプロデュース公演で作・演出をさせていただく機会が増えたので、自分のなかでは月刊「根本宗子」では劇団公演でしかやれないことを意識するようになっています。――実際に、創作する上でどんな違いがあるんでしょう?根本:自分のなかでは作品の組み立て方から違うんです。戯曲を書く時って、いつでもお客さん視点を入れて書くんです。それは私の強みでもあり、弱点でもあるんですけど…。例えば、昨年、KAT-TUNの上田竜也さんが主演の『新世界ロマンスオーケストラ』という舞台をやらせていただきましたが、その時に考えたのは、上田さんのファンの方々が何を観たいかでした。私がファンなら、舞台から1秒たりともハケてほしくない。それなら…というところから物語を作っていったんです。でも劇団公演に関しては、劇団についてくださっているお客さんに向けて書いています。主役の人ありきで書くのがプロデュース公演で、自分の視点で書くのが劇団公演、というのが大きな違いだと思います。――以前は、主人公を取り巻く恋愛を主軸にした物語が多かったですが、ここ最近は、家族や外の世界も描くなど、作品のテーマも広がっているように感じます。根本:単純に、以前は自分や自分の周りで起きたことを書いてきたんです。まったくそのままではなく、何かに置き換えることはしていますが。でも、昨年手がけた『皆、シンデレラがやりたい。』で書いたのは、若いアイドルにハマる40代の女性たち。自分もアイドル好きなので、反映されている部分はありますけれど、自分のことじゃない話を書いたのは大きな変化でした。いま、自分の視点から見た40代、50代の人を描くことに面白さを感じています。――次回作『愛犬ポリーの死、そして家族の話』も、そんな近年の根本さんの変化を感じられる作品になっているんでしょうか。根本:今回は、昔自分が思っていたことと、いまの自分が思っていることの両方を交ぜて書いています。若い青山美郷さんが演じるキャラクターには、昔の自分が考えていたようなことを、50代の村杉蝉之介さんには、いまの自分から見たその世代を描かなければいけない。お客さんからどんなリアクションが返ってくるか想像がつかない部分が多い公演なので、私自身、どうなるか楽しみなんです。――根本さんにとっては挑戦的な公演でもあるんですね。根本:今回、3組の夫婦が登場しますが、それぞれ夫婦の関係性も、空気感も違うんです。私は結婚したことがないので、自分ではわからないけれど、実際にあるさまざまな夫婦のケースを投影させました。いままでは、この人のこの時の感情はこうだろうというのが自分のなかに明確にある形で書いてきて、演じる役者に対しても、こう演じてください、とはっきり言えたんです。でも今回は、書いている私にもわからない…私の物差しでは測れない感情とか思考回路というものも描いている。役者さんに委ねる部分もあるだろうし、お互いに稽古場でコミュニケーションをとりながら作っていく部分が多くなるのかなと思っています。――役者に委ねられるようになったのは、なぜなんでしょう?根本:役者さんを信じてなかったわけじゃないけれど、全部を自分で決めていないと不安だったんです。それが年々変わって、少しずつ自由度が増してきています。とはいえ、アドリブをどんどん入れてください、ということではなく、役者さんが、私が考えていたものと違う芝居を提示してきた時、それもありと思えるようになったというか。私のキャパシティが広がったということなんでしょうね。今回、村杉さんに出演をお願いした理由もそれなんです。これまで村杉さんがやられてきた芝居とは全然違うタイプの作品ですし、この時に村杉さんならどう演じるかを、作品のなかに反映させていけたらなと思っているんです。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月20日舞台だけにとどまらずニッポン放送「オールナイトニッポンゼロ」のパーソナリティを務めるなど、若手劇作家として活躍する根本宗子。今年12月の本公演「愛犬ポリーの死、そして家族の話」で出演をオファーしたのが大人計画の村杉蝉之介だ。根本は本作を「ずっとやりたかった作品。新しく家族になる人と、元から家族だった人たちとの家族の話」と話す。ふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】物語は4姉妹の4女(青山美郷)が溺愛している愛犬ポリー(村杉)が死ぬところから始まる。その後、その4女が親交を深めていくのが村杉だ(犬と2役)。「今回は役の設定ありきでお声がけしたんです。仮に自分が24歳の青山さんの家族だったとして、村杉さんを突然連れてきたら、歳の差もありますし、何だろうな?って思うじゃないですか (笑)。でも、村杉さんって優しそうだし、女性の気持ちもわかってくれそう。物語上もふたりの関係は歳の差以外は理想的で、何も非の打ちどころがないように見せたいなと。でも、姉妹たちから理解されるわけがない。姉妹たちもまたみんな難ありの夫婦ばかりなのに」(根本)。若いながら根本は”対立”を描く名手だ。すでに火種を感じるが「女3人っていう構図が大好きなんです。今回の姉妹も4女を除くと3人。4女に票を入れなきゃいけないときに2:1とかになりますから、絶対にうまくいかないじゃないですか」とさらなる対立のやりとりを期待させる。そんな根本の作風について村杉は「笑いの入り方がすごく好き。いくらでも嫌な展開にもっていけるのに、どろどろしないですし、笑いがちゃんといい具合に入っていてすごいですよね」と評価する。今回のオファーについても「若いひとの作る新しいものに出てみたい気持ちがあったので普通にうれしかったです」と率直に話す。「今回は村杉さんは理想的な優しい男性の役。ある意味私の理想像を描いてる部分があります。ずっと大人計画やグループ魂での村杉さんを拝見してきましたけど、がっつり恋愛ものをやってる村杉さんを観たことがなくて」という根本の言葉に「そうかもしれないですね、いつも変な役が多いので(笑)。こういう普通の役も珍しいですし、今まで観たことがない大人計画とはちがう村杉蝉之介を引き出してもらえるのでは。楽しみだし怖いしいろいろありますが、新しい僕を観てほしい(笑)」と最年長ながら、あくまで謙虚に意気込む。また、ラストにある大きなカタルシスを生む仕掛けも根本作品の醍醐味。「やっぱりエンタメが好きなんです。お客さんには最終的にスカッとして帰ってもらいたい。しかも今回は年末ですし(笑)あー…スカッとするかな…まあそれは観ていただいて(笑)」(根本)とサービス精神旺盛な最後の大仕掛けも楽しみだ。公演は12月20日(木)より東京・本多劇場にて。千秋楽の12月31日(月)は終演後にカウントダウンイベントあり。チケットは発売中。
2018年11月27日これまでにない新しい形の京都発の音楽祭「京都岡崎音楽祭2018 OKAZAKI LOOPS」にて8年ぶりの京都公演を行うアーティスト・やくしまるえつこ率いる「相対性理論」にフォーカスしたサテライト会場が、6月6日から12日までジェイアール京都伊勢丹に登場する。今年で3回目を迎える「京都岡崎音楽祭2018 OKAZAKI LOOPS」は、ロームシアター京都を中心に劇場、美術館、図書館、公園などを有する京都の文化ゾーン“岡崎エリア”を回遊(ループ)しながら楽しむ音楽祭。今年は6月23日、24日の2日間に渡り開催される。同イベントに先駆けて、ジェイアール京都伊勢丹ではサテライト会場を開設。メインアーティストとして8年ぶりの京都公演「変数分離」を行う、やくしまるえつこ率いる「相対性理論」にフォーカスしたポップアップストア「変数分離市場」をオープンする。「相対性理論」は、数々のプロジェクトを一貫してインディペンデントで手掛け、世界最大のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・STARTS Prize」でもグランプリを受賞するなど、幅広い活躍を続けるアーティスト。本ポップアップストアでは、新作を含む貴重なライブグッズの数々やCD、レコードが販売される他、会場のモニターでは映像作品も流されるなど、その世界観を堪能出来る。また期間中、「伊勢丹STOREアプリ」をダウンロードし、特設会場にてアプリのトップ画面を提示すると、先着300名にイベントオリジナル「相対性理論 presents 変数分離」缶バッジがプレゼントされる。この他、音楽という共通軸のもと、ジェイアール京都伊勢丹7階にある美術館「えき」KYOTOでは、6月9日から7月1日までロック音楽に関連した展覧会「ROCK:POWER,SPIRIT&LOVE」を開催。篠山紀信、松任谷由実、布袋寅泰、小林武史など、約20名のクリエーター達がレコード・ジャケットや映像、楽器、衣裳、自身の作品などを展示し、ROCKとのつながりを紹介する。関連イベントとして、ジェイアール京都伊勢丹3階=ザ・ステージ#3では、6月6日から12日まで、リミ・フゥ(LIMI feu)の「LIMI feu LIMITED SHOP」を開催。リミ・フゥは、6月9日に京都劇場で開催されるファッションイベント「FASHION CANTATA FROM KYOTO」の洋装を担当。今回のイベントのテーマ、“ROCK”に連動したコレクションを紹介する。さらにジェイアール京都伊勢丹3階=特設会場には、6月13日から19日まで、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の生誕60年を記念して、オーガナイザーとしてノーナリーヴス(NONA REEVES)の西寺郷太監修のオフィシャルアパレルブランド、Michael Jackson by ROCK A THEATERが期間限定で登場する。【イベント情報】サテライト会場 ポップアップストア相対性理論 presents「変数分離市場」会期:6月6日~6月12日会場:ジェイアール京都伊勢丹2階=特設会場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町時間:10:00~20:00ROCK:POWER,SPIRIT&LOVE会期:6月9日~7月1日会場:ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町時間:10:00~20:00 (※入場は閉館30分前まで)料金:中学生以上 690円
2018年05月22日春から初夏にかけてのこの季節は髪の毛の乾燥が気になる時期。とくに、妊娠・出産をきっかけに抜け毛・薄毛・パサつき・うねりなどの髪悩み続発で「正直おしゃれから気持ちが遠のいている(涙)」……なんてママたちも少なくないのでは?そこで、体質・体調・季節の変わり目に陥りがちな髪悩みをあらゆるアプローチでケアしてくれる、選りすぐりのヘアケア情報をお届けします。ダメージ補修&時短で“ふわ艶スタイリング”「dear mayuko」 ヘアオイル繭から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」配合頭からつま先までを“素肌”と考えて、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア、ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」。子どもと一緒に使えるバスミルクやベースメイク、メンズスキンケアアイテムのほか、ハンドタオルなどの雑貨など、ギフトにも最適なアイテムが揃う。パサつき、ごわつきなど、春から夏にかけて真っ先に悩まされる髪トラブルの原因は、空気の乾燥や紫外線、ヘアカラー、アイロンなどのダメージ、ホルモンバランスの変化など、外的要因と内的要因が重なり合っておきるケースが多いそう。そんなとき、いつものケアにプラスしたいワンアイテムが“ヘアオイル”。ヘアオイルとひとことで言っても、さまざまな商品があふれるなかでどれを選べばよいの? という方におすすめしたいのが、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア/ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」から、この春誕生したヘアオイルです。「dear mayuko ヘアオイル」 50mL 3,200円(税抜)“一生モノのキレイを作る” ため、常に心地よく美容効果を発揮してくれる繭由来の保湿成分「セリシン」を、高純度で精製した希少な「ピュアセリシン™」を配合したヘアオイル。 外からと内からのダメージ要因に対し、高い浸透力をもつ「ピュアセリシン™」がすばやくアプローチ。キューティクル接着や内部補修に加えて、うるおいやツヤを与え、気になるパサつきも抑えてくれます。繊維メーカー「セーレン株式会社」が世界初の技術により、繭から抽出精製した高純度なセリシン「ピュアセリシン™」を配合した「dear mayuko(ディアマユコ)」ヘアオイル 50mL 3,200円。写真奥は、頭皮をケアしながらハリのある髪に洗いあげる「スカルプ&ヘア シャンプー スムース/モイスト」300mL 3,800円 と「スカルプ&ヘアトリートメント」200g 4,800円。ついついラインでバスルームに飾っておきたくなる美パッケージ。 ※すべて税抜価格入浴後、タオルドライした髪全体にオイルをなじませ、ドライヤーで乾かすシンプルステップ。翌朝の髪のコンディションは整いやすくなり、ふわ艶スタイリングをスムーズにしてくれます。また、このワンステップケアで、キューティクル補修、枝毛予防、静電気予防、褪色予防など、髪外部のダメージ補修も兼ねてくれるので、使い続けるごとに傷みにくい髪に導いてくれる点も嬉しい。何ごとも時短マストなママたちにとって、手放せないアイテムとなりそうです。【お問い合わせ】Dear Mayuko 株式会社 Tel. 0120-115-177 お手頃価格の本格オーガニックヘアケア「THE PUBLIC ORGANIC」シャンプー&トリートメントバスタイムで髪も心もケアする “ホリスティック精油美容”“ホリスティック精油美容”がコンセプトの「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のシリーズ。シャンプー&ヘアトリートメントは本格オーガニック基準に沿った100%精油調香でありながら、500mL 1,544円(税抜)というリーズナブルな価格帯も魅力。昨夏発売のヘアパック(右上)と、続いて発売されたボディシャンプー(右下)もおすすめ。季節の変わり目、とくに春は環境の変化も多いことからホルモンバランスが崩れがちです。ストレス社会で奮闘する現代女性はもとより、妊娠・出産などでホルモン値のアップダウンを繰り返したママたちの多くは、産後の抜け毛や薄毛、うねりやパサつきなど、とくに内側からのダメージ要因で悩んでいる人が多いと言います。そんなママたちにおすすめしたいのが、「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のヘアケアプロダクト。精油の生理活性作用に着目した “ホリスティック精油美容” をコンセプトに開発されており、根本アイデアは “バスタイムを有効活用しながら、ホリスティック精油美容を毎日の暮らしに取り入れる”というもの。右:スーパーリフレッシュ シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円 左:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円オーガニックオリーブオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。たっぷりうるおいを与えながら、しっとりまとまりのある洗い上がりに。ヘアトリートメントは、オーガニックホホバオイルとシアバターの濃厚オイルでダメージ毛をしっとり保湿。※すべて税抜価格ほどよい湿度を保ったバスルームで、100%精油調香されたシャンプーやコンディショナーでヘアケアすることで、効率的に「嗅覚器」「皮膚」の2つの経路から精油の力を取り入れて心と体を包括的にケアするという画期的なアイテムです。左:スーパー リラックス シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円右:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円シャンプーは、オーガニックヒマワリオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。うるおいを与えながら、さらさらふんわりとした洗い上がりに。ヘアトリートメントは、アプリコットオイルの軽やかな保湿オイルがパサつく髪にうるおい補給。髪一本一本をなめらかな指通りにしながら、さらさらふんわりとした髪に。※すべて税抜価格ラインは「スーパーリフレッシュ」(うるおいを保ちながら保湿洗浄。オレンジ精油&ユーカリ精油で“自律神経のバランスをリフレッシュ状態に導く”)と、「スーパーリラックス」(パサつく髪に浸透保湿。ラベンダー精油&ゼラニウム精油で“自律神経”バランスをリラックス状態に導く)の2種で、計6アイテム。毎日の疲れを癒したいバスタイム中は、本格的な精油の香りでとことんリラックス&リフレッシュを。お手頃価格なので継続しやすいのも嬉しいポイントです。【お問い合わせ】カラーズ株式会社 Tel. 050-2018-2557 医学発想の新技術で髪質改善を提案「FLOWDIA」アウトバス トリートメントダメージ集中ケアでもベタつかず髪本来のサラサラ自然な質感「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」。本来の髪質と求める質感を4つのタイプに分類し、タイプ別に提案されるフローディア シャンプー / トリートメント(トリートメント(各50mL 800円 / 400mL 5,600円 / 350mL(詰替)3,100円)※すべて税抜価格 ※サロン専売品。取り扱いサロン店はHPを参照「何を試してもいまひとつ」。出産を機になかなか抜け出せない毛髪トラブルのスパイラル。その原因のひとつに、カラーリングや紫外線などの影響で毛髪内にできる大きな空洞「メラニンクラック」があることに着目し、「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」です。デミ コスメティクスでは、この新たなダメージ「メラニンクラック」をケアするため、7年の歳月をかけ、これまでにない毛髪ケアシステムを開発。 “ダメージ部分だけに反応” して補修成分を定着させる「バルネイドシステム」が、不自然なギラつきやベタつきのない “髪本来のサラサラとした自然な質感” を実現してくれます。「FLOWDIA(フローディア)」の全ライン(各4種のシャンプーとトリートメント、3種のアウトバストリートメント)のなかでも、とくにおすすめしたいのが、乾燥から髪を守り、求める質感を叶えた艶髪に導いてくれるアウトバス トリートメント「コート ミルク スムース」と「コート ミルク モイスト」です。左:サラサラ感、なめらかさを求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク スムース右:まとまり感、しっとりうるおい感を求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク モイスト(各95g 2,800円)※すべて税抜価格入浴後、タオルドライで水分をよく拭きとった髪に1~2プッシュ分を(髪の先端から全体にかけて)まんべんなく塗布。その後ドライヤーで乾かすだけの簡単ステップで「やわらかくなめらかな/しっとりとうるおいのある」仕上りを叶えてくれます。シャンプー、トリートメントを含むライン共通のフローラルブーケの香りも、心地よく五感を刺激。風になびく艶髪とともに香りが楽しめる点も魅力です。【お問い合わせ】デミ コスメティクス お客様相談室 Tel. 0120-68-7968 いかがでしたか? ハリ、コシ、うるおい、艶、を諦めちゃうなんてもったいない! と思えるほど、秀逸なヘアケアアイテムやサロンケアが続々登場するこの季節、ポジティブマインドで春のおしゃれ&お出かけを楽しんでくださいね。
2018年04月23日名作『タイタニック』の主人公ジャックとローズが共に生き延びられたという理論を、オーストラリアの学生が発表した。ジェームズ・キャメロン監督による同作のエンディングでは、2人が乗船していたタイタニックが沈没した後、ケイト・ウィンスレット演じるローズが浮かんだドアの上に横たわって生き延びるのに対し、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックは水中に留まり、最終的には低体温症で死亡してしまう。1997年の公開以降、ローズの乗っていたドアにはジャックも乗るのに十分なスペースがあったのではないかという説やそれでも2人が乗ったら沈んでしまっていたのではないかという説など議論が繰り広げられてきた。そこで今回、豪アデレードにあるウェストミンスター・スクールの学生が、2人とも生き延びられたという説を証明する計算式を打ち出した。その説によれば、2人がライフジャケットをそのドアの下に取り付ければ良かったという。しかし、映画の終盤ではジャックはライフジャケットを身に着けていなかったという反論している人もいるようだ。(C)BANG Media International
2017年11月15日眉毛を描くのが苦手の人は、「両眉の毛の生え方が違う。」「高さが違う。」と、そもそもの眉が非対称であることに悩んでいるケースが多いです。では、元の眉が揃っていない場合は、どのようにしてバランスを取ったら良いのでしょうか。眉がもともと左右対称に生えている人なんてほぼいないまず、そもそもで両眉の高さや毛の生え方がまったく同じ人などこの世にほぼいません。一見同じように見える人でも多少のずれはあるものです。ですから、それを念頭において「生え方が違うから仕方ない」なんて言い訳をしてはいけないのです。眉は、メイクで最も形を変更しやすいパーツ!!元の生え方の違いなんて、これから紹介する方法で吹き飛ばしてしまいましょう!大事なのは、「いかにしてバランスをうまく取るか」です。両眉の上手なバランスの取り方①利き顔(前髪のない方)に合わせる手や足と同じく、顔にも利き顔があります。「利き顔側から写真を撮ったほうが可愛く写る。」なんて話を聞いたことがある方も多いはず。要は、左右の顔のうち、どちらかというと可愛い方の顔が利き顔です。なんとなく、自分の中で利き顔を理解している方は、可愛い方の顔が出るように、前髪を分けていますよね?この原理を利用し、前髪がなくて眉が良く見えるほうの眉を基準にし、反対側の眉をそちらに合わせるつもりで描いてみるのが1つ目の方法です。見えていない側の眉は、もしかしたらすっぴん時にはかなり毛が薄くなってしまう場合もあるでしょう。眉尻が大幅にいらなくなってしまうこともあるかもしれません。だけど、何より大切なのは、「常に見えている可愛い方の顔を元にする」ことです。なお、利き顔が良くわからない。という方は、目の大きいほうや口角の上がるほう、頬のシャープなほうをまずは選んでみて。顔だとわからない方は、つむじの向きで髪を分けやすい側を基準にするのも良いですよ。②利き手と反対側に合わせるこの方法は、もしかしたらもっともメジャーかもしれません。メイクをする時は当然利き手を使って行うもの。ですから、必然的に手がクロスしてしまう利き手と反対側の眉のほうがより描くのが難しいと感じるのです。ですから、まずは描きにくい方の眉を先に描いて、比較的狙い通りに描きやすい利き手側の眉を後から描いて、先に描いた側に合わせてあげることで、左右対象の眉に仕上げやすくなりますよ。一気に片方の眉を完成させるのではなく、少しの工程ずつ、この作業を繰り返すように交互に眉を描いていくようにすると、より簡単にバランスを取ることができるので試してみてはいかがでしょうか。③自眉が「イケてる」方に合わせる「両眉の毛の生え方が不揃い」そんな時はいっそ、自分の中で「イケてる」生え方をしているほうに合わせてしまうのもアリ。しっかり生えている・眉頭の立ち上がりが綺麗・上から生えている毛と下から生えている毛の合流地点が良い感じ・・・など「イケてる」と感じる要因は各々で差があるかと思いますが、メイクなんて最終的には自己満!自分の中で、気に入ってる側の眉毛をさらに気に入るように整えて、そして反対側はそれに合わせるようにしてお手入れをし、足りない部分は描き足してしまえば良いのです。どうですか?こう考えると簡単に思えてきませんか?④両眉を合わせる必要なし!左右の目に合わせるこちらは根本理論。「そもそもで、左右を合わせる」ことを忘れてしまう方法です。眉が左右非対称なように、目だって非対称のはずですよね?そこで、意識を両眉を合わせることではなく「目」に持っていくようにしてみてください。理想の眉の太さや高さ、長さは、目の横幅や黒目の位置、目の大きさによって変化をします。ですから、右眉は右目と、左眉は左眉と相談しながら描いてあげれば、眉自体が非対称でも結果として顔全体のバランスは整うのです。「両眉を左右対称に」という考えを捨ててしまうと、一気に心が軽くなりますよ。ちなみにですが、この方法を行うときは必ずアイメイクの後に眉を描くようにして、メイク後の目のサイズと形に眉を合わせことを忘れずに。人は、アイメイク時に無意識に左右の目を対象にしよう・より大きく見せようとするものなので、すっぴんの目に眉を合わせるとメイク後に、なんだかおかしなことになってしまうので注意して!眉メイクは顔を決める!されど、気楽に考えよう!眉って、「顔の印象を決める」とか「トレンドが最も良く現れる」とか、とにかくメイクのおける重要性を執拗に語られているパーツです。だからこそ、「眉毛が上手く描けない」と、メイクの悩みに眉メイクを挙げる人ってすっごく多いですよね。だけど、トレンドにマッチする眉が一番自分に似合うわけでも、左右対称を追い求めることが美しさに繋がるわけでもないのです。もっと気楽に考えて、メイクそのものを楽しんでみてはいかがでしょうか。大事なのは、眉毛単体でも左右の眉毛の対象さだけでもなく、「顔全体のバランス」。もっと言えば、自分のヘアスタイルやファッション・キャラクターも含むトータルのバランスなのですから!
2017年03月12日表面ケアではなく根本ケア鈴木ハーブ研究所が発売中の「アンデコール高機能美容オイル」で、肌の土台を作る「根本ケア」を提案している。ハーブの力により肌をうるおいで満たし、肌の悩みを解消してくれる。化粧品を変えてみても解消されない肌の悩み。冬の乾燥によるトラブルや、加齢にともなう肌の衰え、化粧ノリが悪くなったなど、女性なら誰でも感じることのある肌トラブル。実はそれらは表面ケアだけに頼ってしまったことによる肌の土台が崩れてしまったことによるもの。そのため、肌自身で美しい肌を作るためには「根本ケア」で肌の土台を作ることが重要だ。「根本ケア」とは肌が自らうるおい、化粧品などによる外からの栄養がなくてもハリや弾力を作り出すことができるように導いていくものだ。年齢肌だからとあきらめていた人でもこの「アンデコール高機能美容オイル」で土台を作り美しい肌を育てていくことができる。簡単なのに肌改善「アンデコール高機能美容オイル」は洗顔後にすぐ化粧水の前に使用する。ハリや透明感などの肌が持つ本来の力を呼び覚ましてくれる効果的な成分が分子サイズで配合されているので角層にすみずみまで染みわたる。使い心地はさらっとしているが、なじませた後はしっとりとした肌に仕上がる。内容量は15mlで、価格は税込8,424円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※鈴木ハーブ研究所プレスリリース(ValuePress!)
2017年01月26日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が、舞台『新世界ロマンスオーケストラ』に主演することが24日、わかった。作・演出を根本宗子が務める。同作は、劇団『月刊「根本宗子」』主宰の根本が手がけたオリジナル作。間もなく30歳を迎えるインディーズバンドのボーカルを・拓翔(上田)に、メジャーデビューの話が舞い込んできたが、実は拓翔は複数の女性に何股も掛け、誰が自分にメリットがあるのか天秤にかけている……というコメディーとなる。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』、故・蜷川幸雄さんの『冬眠する熊に添い寝してごらん』、岩松了の『青い瞳』など実力派話題作に出演してきた上田は、今回が3年ぶりの舞台となる。上田は現在、日本テレビ系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』(毎週日曜夜22:30~)に出演しているが、同作に続いて「こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています」と喜びのコメントを寄せ、「KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います」と意気込んだ。また、根本は「男性が中心にいて、周りに女子が群がっているハーレムな感じで、でもラブシーンなし、な作品をいつか作ってみたい、そんなことが成立する男性はめったにいない! 今回がチャンス」と意欲は十分。共演には清水くるみ、早織、青山美郷、長井短といった女性陣の他、宮崎吐夢、西田尚美の豪華キャスト、作・演出の根本が名を連ねる。「グローブ座の温度をガンガン上げたいと思います」という根本は、「毎日劇場に足が向かってしまうような中毒性溢れる作品になるようなワクワクが止まりません」と心境を吐露し、「この舞台、本当にはわたしが一番客席で観たいです!」と期待を語った。東京公演は東京グローブ座で4月30日~5月21日。大阪公演はシアター・ドラマシティで5月26日~28日。■上田竜也コメントまずは2017年の初めにファンの皆様へ、こうして素晴らしい報告を出来ることを嬉しく思います。3年ぶりに主演をさせていただくのですが、その間に中村獅童さんをはじめ色々な方の背中を見て、座長の姿を勉強させていただきました。その経験をいかして、良い意味でステージで派手に暴れ、このカンパニーを引っ張っていきたいと思います。またドラマ『視覚探偵 日暮旅人』に続き、こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています。しっかりと1つ1つ全力で向き合い、拓翔というヤンチャなキャラクターを追求しようと思っています。何股も?! かけるという恐ろしくヤンチャな拓翔ですが、現実では決して出来ないことを芝居だからこそ体験できるという事にどういう感情になるのか? など、今からとてもワクワクしています。演出家の根本さんは、見た目は小柄で可愛らしい方なのですが、内にとてつもないパワーと熱意を持っていらっしゃるので、とにかく台本が待ち遠しいです。おそらく女性だらけの舞台という事で、こちらも新しい世界観の舞台になるのではと思います。ドラマに引き続き舞台ができるという事で、自分の演技という部分が1つ1つしっかりレベルアップする事により、KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います!
2017年01月24日~人間力をつける・・・全ての根本は“俯瞰”にあり〜“人間力”をつける上で一番必要なことは、世の様々な出来事を“俯瞰して見る”ことです。例えば、父親を見る時、お父さんとしての部分だけで見るのではなく、一人の人間として観るのです。乳幼児のころから、青少年時代、その家庭環境、家族関係、才能、容姿容貌、成績、トラウマ、知識教養、仕事の内容、能力、経済力、生まれてこれまでの時代背景、喜怒哀楽の出来事、そして先祖代々の経験等々、それら全体を見知った上で、一人の必死で生き続けてきた人間として観れば、単純な愛憎のみで接することなく、大きな敬愛や同情心や慈悲の心や感謝の心で接することが出来るようになるのです。それが人間力の一つです。※美輪明宏公式サイト「美輪明宏 麗人だより」より
2016年12月02日自身の劇団「月刊、根本宗子」が注目を集めている劇作家・演出家の根本宗子が、本格的なプロデュース公演に進出する。『皆、シンデレラがやりたい。』と題して描くのは、アイドルの追っかけで結びついた3人の40代の女たちの生態と、そこに若い女が出現することによって起きる修羅。根本作品には初参加で、40代の女性のひとりを演じる劇団☆新感線の高田聖子は、この根本ならではの悲喜劇をどう演じるのか。高田と根本が語り合った。舞台『皆、シンデレラがやりたい。』チケット情報ずっと噂に聞いていながらなかなか足を運べず、去年初めて『超、今、出来る、精一杯』で根本作品に触れたという高田。「噂通り面白かったです。福原充則さんがプロレスを観てる感覚に近いとおっしゃってたんですけど、妙に納得するものがあって。終わって暗転した途端、みんなわーって高く手を挙げて拍手してるとか、演劇ではあまり見ない光景が広がってました」とその面白さを表現する。確かに、日常の切実さを笑いとエンターテインメントに昇華する作風が根本の真骨頂。今回のプロデュース公演でも、高田のほか猫背椿、新谷真弓が揃い、キャリアも実力もある女優陣によって、その昇華の見事さをたっぷり楽しめそうである。根本も言う。「今回の企画は、劇団ではあまり書くことのない年上の女性の話を書いてみないかという提案をいただいたのが始まりでした。何を振っても大丈夫という方々と一緒に、もっと緻密に、大人の芝居が作れるんじゃないかと、私自身も楽しみにしているんです」。大人の女性を描くにあたりアイドルの追っかけを題材にしたのは、「等身大の年上の女性は私以上に書ける人がいるので、私から見て危ないなって思うくらい(笑)、面白い人を書きたかったから」という根本。「自分たちがアイドルを支えているんだと結束している3人の女性の思いも、その結束が崩れたときの関係もすごく面白そうだなと。あと、この豪華な、それも普段は口数が少なそうな女優さん3人が、ずっとしゃべってるのが見てみたくて(笑)。女性特有の、人の話には一切興味なく自分の話しかしないっていう状況を作りたいなと思っているんです」。それに応えて高田も、「決して人の話を聞かないタイプではない3人が、人の話にかぶせるように話すっていうのが楽しそうですし。かわいかったり怖かったり、女の面白さを演じられれば」と期待を高める。もしかしたら、自分の痛いところをも突かれるかもしれない。が、だからこそ、この演劇は、現実のキツさを笑い飛ばす力になるはずだ。公演は2月16日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて。チケットの一般発売は12月10日(土)午前10時より。チケットぴあでは現在、11月17日(木)午前11時までぴあ特別席(5列目まで)も対象の有料会員向けインターネット抽選先行「いち早プレリザーブ」を、11月21日(月)午前11時まで無料会員向けインターネット抽選先行「プレリザーブ」をそれぞれ受付中。取材・文:大内弓子
2016年11月16日5月20日まで、相対性理論、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)、ファセッタズム(FACETASM)のコラボレーションによるポップアップショップが、東京・渋谷のFACETASM jingumae(東京都渋谷区神宮前2-31-9)にオープンしている。7月22日に行われる相対性理論の日本武道館公演「八角形」にて披露されるメンバーのやくしまるえつこの衣装製作でコラボレーションを果たしたリトゥンアフターワーズとファセッタズム。4月27日にリリースされた相対性理論のニューアルバム『天声ジングル』の発売を記念してオープンする同ポップアップショップでは、コラボレーションアイテムとしてTシャツやアクセサリーを販売する他、これまでにやくしまるえつことファセッタズムが製作したやくしまるえつこの衣装も展示される。
2016年05月10日ファセッタズム(FACETASM)、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)と、バンド・相対性理論のコラボレーションによる期間限定ストア「NEW WORLD! POP UP SHOP」がファセッタズム神宮前店にオープン。期間は2016年4月27日(水)から5月20日(金)まで。「NEW WORLD! POP UP SHOP」は、4月27日(水)の相対性理論の新アルバム『天声ジングル』発売を記念してオープンする。店内ではコラボレーションアイテムの発売や、相対性理論のボーカルであるやくしまるえつことファセッタズムがこれまでに制作したライブ衣装の展示を行う。親交の深い3者のコラボレーションで作り上げる世界観に注目だ。【概要】NEW WORLD! POP UP SHOP会期:2016年4月27日(水)〜5月20日(金)場所:ファセッタズム神宮前店住所:東京都渋谷区神宮前2-31-9
2016年04月30日東京大学(東大)は3月9日、ミューイーガンマ(μ→eγ)崩壊を4年間にわたり世界最高の実験感度で探索した結果、多くの理論予想に反して同崩壊は発見されず、ニュートリノ振動の起源となる新物理と大統一理論に厳しい制限を課すことになったと発表した。同成果は、東京大学素粒子物理国際研究センター 森俊則 教授、大谷航 准教授、高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所 三原智 教授らの研究グループによるもので、独科学誌「The European Physical Journal C」に掲載される予定。これまで標準理論を超える新しい素粒子理論として、大統一理論の研究が行われてきた。大統一理論によると、宇宙開闢期には素粒子の相互作用は統一されており、それが破れることによりインフレーションを引き起こして現在の宇宙が誕生したと考えられている。1990年代後半には、標準理論で禁止されているミュー粒子のミューイーガンマ崩壊は、大統一理論によって引き起こされることが指摘されている。一方、1998年のスーパーカミオカンデ実験によって発見されたニュートリノ振動現象は、ニュートリノが質量を持つことを明らかにした。ニュートリノの質量はほかの素粒子に比べて極めて小さなものであり、これはニュートリノがほかの素粒子とは異なるメカニズムによって質量を得たことを示唆している。このメカニズムは「シーソー機構」と呼ばれており、同機構によると、宇宙誕生直後には極めて重いニュートリノの仲間が存在。その崩壊によってその後宇宙は反粒子が消えて粒子だけになった可能性があり、ミュー粒子のミューイーガンマ崩壊は、重いニュートリノの仲間の存在が引き起こしているものと指摘されている。このように大統一理論やシーソー機構はミューイーガンマ崩壊を予言しているが、その確率はおおよそ1兆に1回程度であり、そのように小さな確率で起こる素粒子の崩壊を測った実験はこれまでになく、既存の素粒子検出器を使った方法では不可能だとされていた。同研究グループは今回、ガンマ線をこれまでにない精度で測定できる2.7トン液体キセノン測定器と、素早く大量の崩壊粒子を処理するための特殊な超伝導スペクトロメータを考案・開発することで、ミューイーガンマ崩壊を発見し、大統一理論とシーソー機構の証拠をつかむことを試みた。また、今回の研究のために必要な毎秒1億個近いミュー粒子を生成できる加速器はスイスのポールシェラー研究所(PSI)にしかないが、東京大学を中心とする日本の研究グループの実験提案がPSIに認められ、その後スイス・イタリア・ロシア・米国の研究グループが加わり国際共同実験「MEG」として研究を進め、2008年のパイロット実験の後、2009年終わりから2013年半ばまで約4年間にわたり断続的にデータを取得した。同データを用いて、およそ2兆に1回のミューイーガンマ崩壊を発見できる世界最高感度で探索したが、今回、理論による予想にもかかわらず、この探索感度をもってしてもミューイーガンマ崩壊の発見には至らなかった。この結果は、これまで考えられていたシンプルな大統一理論とシーソー機構のシナリオとは矛盾するもので、宇宙の始まりを記述する標準理論を超える新理論の可能性に関して、これまでにない厳しい制限を加えることになった。同研究グループは、今回のMEG実験の経験を活かしてアップグレード実験MEG IIの準備を進めている。MEG II実験では、MEG実験設計当時にはなかった新しく開発した測定器技術をいくつか採用して、MEGの約10倍の実験感度を達成できる見込みで、およそ25兆に1つのミューイーガンマ崩壊まで捉えることを目指している。新しい測定器は現在建設中。順調に行けば2017年に実験を開始でき、最終感度に到達するのに最低3年間のデータ取得を行っていくという。
2016年03月09日玉川大学は2月25日、米国国防高等研究計画(DARPA)で開発された量子計測の原理を自動車用の量子レーダーカメラとして転用する理論を開発したと発表した。同成果は玉川大学量子情報科学研究所の研究グループによるもので、3月14日に英国ロンドンで開催される「Quantum Physics」の国際会議の招待講演で発表する。現在、自動運転に向けて障害物を捕捉するために必要となる超高感度ステレオカメラやイメージング・ライダーなどの開発が進められている。これらのセンサーは原則的にターゲットに照射する光の反射波が運んでくる1次情報を分析することで障害物を画像化するため、反射波に対する錯乱によって性能が急激に劣化するという課題がある。DARPAの量子計測原理は反射波の2次情報を利用した画像化が可能で、その原理を転用した量子レーダーカメラはレーザー波の伝搬時の環境に依存しないため、濃霧などの環境でもターゲットの形状を補足することができる。同研究グループは、約100m程度のセンサー領域をカバーするシステムが実現可能であることを理論的に確認しているほか、すでに日欧の自動車部品メーカーなどに情報を提供している。また、同技術は広い範囲に応用が可能なため、量子光源やシステムを開発するベンチャー企業の設立を計画中だとしている。
2016年02月26日『一流理論』(高嶋ちほ子著、PHP研究所)の著者は、編集者として3,000人以上の会社員を筆頭に、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1,000人以上の業界のトップに取材してきた実績を持つ人物。さまざまな人と会い、さまざまな仕事をするなかで「なぜ自分は一流になれないのか」と悩んだこともあったといいますが、その結果として行き着いたのが「一流の定義」。すなわち、・やりたくない仕事を適当にこなすのが、三流・やりたくない仕事を体を壊すまでがんばるのが、二流・やりたくない仕事を断って、好きな仕事に没頭するのが、一流という考え方です。しかし、もしそうなのだとすれば、どうしたら、やりたい仕事だけして食べていけるのでしょうか?つまり、その答えを明らかにしたのが本書だというわけです。きょうは、お金に対する考え方を明らかにした第5章「いい仕事をするための『一流のお金の哲学』」のなかから、興味深いひとつの理論を抜き出してみたいと思います。■中村芳子さん直伝「お金を増やす要素」お金を増やすためには、次の3つの要素が必要だと著者はいいます。・「労働」(働いて資金をつくる能力)・「節約」(無駄な支出を減らす能力)・「投資」(資金を殖やす能力)ちなみにこれは、『20代のいま、やっておくべきお金のこと』(ダイヤモンド社)などのベストセラーを持つ、人気ファイナンシャル・プランナーの中村芳子さんから教えていただいたものなのだとか。お金を増やすには、「働いてお金を手に入れ、無駄な出費を減らし、そのお金をなるべく投資に回す」こと。それが、お金を増やすために求められるべき基本的な流れだというのです。■お金は災害・政治・無知の3つで減る!加えて、ファイナンシャル・プランナーの学校に通ったことがあるという著者は、そこで興味深いことを聞いたのだといいます。それは、世の中には「お金を減らす3つの敵」があるということ。1つ目は「災害」。たしかに災害は大きな敵で、最近は地震だけでなく、大雨による水害も目立ちます。2つ目は「政治」。政権が変わると、その国の経済に大きな影響が出るもの。国外の投資家の評価が変われば、為替や株価に影響が出ます。法改正による規制緩和で株価が推移することもあります。また、生活に直接影響が出る税率も、政権によって頻繁に変わります。だからこそ、政治には目を向けておかなくてはならないということ。そして3つ目は「無知」。損をして悔しがっているならまだいいほうで、世の中には損をしていることにさえ気づかない人が多いのだといいます。■お金を増やすには自分で調べて動くべしさらにもうひとつ重要なのは、「自分で調べて行動すること」の大切さなのだそうです。たとえば著者は以前、日本航空の株を持っていて、同社の経営破綻の際には株券が紙くず同然になったため53万円損したことがあるのだといいます。問題はこのとき、株主優待券ほしさになにも調べずに購入したこと。財務諸表も見なかったどころか、そもそも味方を知らなかったのだといいます。経営危機が報道される少し前に、「日本航空は危ない。株はすぐに売ったほうがいい」と助言してくれる人があったにもかかわらず、「まさかあんな大企業がつぶれるはずがない。万が一のときは国が救済してくれるだろう」とタカをくくっていたというのです。公的資金の代わりに100%の減資という「株主責任」を問われることがあることも知らなかったため、大きな負担を背負うことになってしまったというわけです。■3つの頭で考える「キングギドラ理論」これは「投資」に関する無知ですが、それはともかくも、お金を増やしたいのであれば、「労働」「節約」それぞれの分野で無知であってはならないと著者は強調します。増やしたい以上は、それぞれの分野について自分で調べ、考え、行動しなくてはならないということ。そして「3つの頭で考える」ということから、3つの頭を持つ怪獣「キングギドラ」をイメージしているのだとか。そこでこれを「キングギドラ理論」呼び、無知だった自分を戒めているのだといいます。*この「キングギドラ理論」がそうであるように、本書では著者が経験から導き出した50もの理論が紹介されています。それらは、多くの方々の環境にも当てはまるものであるはず。一度、手にとってみてはいかがでしょうか?(文/書評家・印南敦史)【参考】※高嶋ちほ子(2015)『一流理論』PHP研究所
2016年02月09日月刊「根本宗子」を主宰する根本宗子がミュージシャンとコラボレーションする企画の第2弾として、4人組のロックバンド「おとぎ話」との『ねもしゅーのおとぎ話ファンファーレサーカス』が上演される。「おとぎ話」の楽曲が生演奏されるなか、趣里、蒼波純というふたりの若き女優をダブル主演に迎えて綴られるのは、まさにファンタジックな世界。小劇場でエンターテインメントを見せてくれる根本宗子が、今作で目論むものは?ねもしゅーのおとぎ話ファンファーレサーカス チケット情報第2弾のコラボ演劇を創作にするにあたって、根本がまず考えたのは、「せっかく『おとぎ話』というバンド名のミュージシャンと一緒にやるのだから、ちょっと飛んだ話をやろう」ということだった。そこでオファーしたのがふたりの女優。「おとぎ話」のPVにも出演している趣里と、根本が脚本と一部監督も務めた配信ドラマ『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』で主演した蒼波純である。そして、趣里におとぎ話のなかのサーカス団一の踊り子役を、蒼波にそのおとぎ話の本の世界に入っていく役を与えた。「作品も役柄もここ2、3年で振り幅が広がっている趣里ちゃんにおとぎ話の世界を引っ張っていってもらい、14歳にして鋭い観察眼を持っている純ちゃんに、その世界と闘ってもらいたいなと思ったんです。基本的にいつも私が書きたいと思っているのは人が対立する話。正義と正義が闘っている様を、これまでは、家やバイト先を舞台に書いてきたんですけど、今回はそれがおとぎ話の世界でおこるだけで、台詞のやりとりに込めるものは同じなんです(笑)」。趣里は、根本の作品の魅力を「描かれていることは緻密でリアリティがあるのに、舞台としての見せ方の完成度が高い」ところにあると語り、「踊り子として振り切った芝居をしながらも、相手とちゃんと会話したい」と意気込む。これが初舞台となる蒼波も、「ファンタジーなのに、現実にでもあるような会話があるところが好きです。台詞も歌も大変だけど楽しい」と意欲的だ。これまでも、舞台にはエンターテインメント性が必要と、リアルの中にもファンタジーを描いてきた根本。「私の作品はよく“リアル女子を切り取る”っていうふうに書かれるんですけど、これを観ればその評はちょっと違うことがわかってもらえるかなと。小劇場を観たことのない人、苦手な人にこそ、観てもらいたいです」。リアル女子の現場から飛び出し、ファンタジー世界を舞台に描く今作。根本演劇の面白さがあふれるはずだ。公演は2月11日(木・祝)から14日(日)まで東京・新宿FACEにて上演。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2016年02月03日三省製薬株式会社福岡県の三省製薬株式会社は、トータルエイジングケアブランド『DERMED(デルメッド)』よりプレミアムシリーズを新発売。「シワ」「シミ」の根本原因に直接作用する「STミロバラン」「ピュールブランW」を配合している。2016年1月5日(火)より、同製品を気軽に楽しめるトライアルセットを1,200円(税込み)で販売中だ。50代からの肌のトラブル50代からの肌トラブルの代表格は、「コラーゲンの減少」や「ヒアルロン酸の減少」など。他にも、肌のターンオーバーは28日から大幅に伸び最大75日にもなってしまい、古い角質が排出されず、シミが肌に定着しやすくなってしまう。いずれも加齢が原因だ。これらの50代特有のトラブルを解決するため、デルメッド プレミアムシリーズは、トラブルの根本原因に直接作用する。「STミロバラン」と「ピュールブランW」「STミロバラン」は、コラーゲンを分解する「コラゲナーゼ」の活動を弱め、ヒアルロン酸を分解する「ヒアルロニダーゼ」の活動も弱める。また、「ピュールブランW」は、メラニン生産量を抑制、メラニン生成のスタートとなる合成そのものを阻止することもわかっている。3ステップで本格エイジングケア!デルメッド プレミアムシリーズのスキンケアは3ステップ。成分の浸透を高める化粧水とさらにその成分を奥まで浸透させる乳液状美容液、外部からの刺激や紫外線をブロックする化粧下地で完成だ。ターゲットを絞った本格エイジングケア、トライアルセットで試してみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・“エイジングの分岐点”50代からの二大お悩み「シワ」「シミ」を同時に本格ケア 『DERMED(デルメッド)』プレミアムシリーズを気軽に試せるトライアルセット2016年1月5日(火)発売
2016年01月08日広島大学は8月27日、理論的に予言されていた液体ビスマス中の原子が等間隔に整列した構造(パイエルス歪)の実証に成功したと発表した。同成果は、同大の乾雅祝 教授、梶原行夫 助教、宗尻修治 准教授、熊本大学の細川伸也 教授、慶應義塾大学の千葉文野 専任講師、高輝度光科学研究センター(JASRI)の尾原幸治 研究員、筒井智嗣 主幹研究員、理化学研究所(理研)のアルフレッド・バロン准主任研究員らによるもの。詳細は米国科学誌「Physical Review B」(オンライン版)に掲載された。ビスマスは安定な元素の中で最も原子番号が大きく、各原子が3本の短い結合と3本の長い結合で結ばれた歪んだ立方構造をとる半金属として知られており、その構造はパイエルス歪が形成されることで実現されている。融点が271℃、沸点が1551℃と約1300℃の温度範囲にわたり液体状態を示すことでも知られており、近年の科学演算の性能向上により、液体中の原子や分子が、協調的に集団運動することによって生まれる縦波音波(粗密波)や横波音波である「音響モード」が10nm-1以上の運動量の大きい領域まで残存し、励起エネルギーが運動量に依存しない一定値になる特異な領域が現れることが予言されるようになっていた。今回、研究グループは、SPring-8を用い、運動量の小さな領域で広い範囲の励起エネルギーを測定したところ、液体ビスマスの音響モードを表す非弾性散乱ピークの振る舞いが理論による予言と一致することが証明されたとするほか、ナノオーダーの領域で見た場合、パイエルス歪を伴う結晶の原子配列が形成されていることが示唆されたとする。この結果について研究グループは、液体中には、原子間にはたらく力を忠実に反映した規律のある構造がナノメートル程度の範囲にわたって形成されていることが示されたことから、原子間に働く力を制御することでナノ構造をデザインできることが実験的に明らかとなったと説明しており、今後、液体母合金からの新物質創成やナノテクノロジーなどの分野に、大きなインパクトを与えることが期待されるとしている。
2015年08月28日日本SGIは7月1日、日本原子力研究開発機構(JAEA)より理論演算性能が約2.4PFlopsとなる次期スーパーコンピュータ(スパコン)システムを受注したと発表した。同システムは、SGIのブレード型クラスタサーバ「SGI ICE X」を中核とする大規模並列計算システムで、インテルのXeonプロセッサ E5-2680 v3を搭載した計算ブレードが2510ノード搭載され、総計6万240コアと156.87TBのメモリ、4x FDR InfiniBandなどとの組み合わせにより、理論演算性能は約2.4PFlopsとなるとする。また、ストレージシステムには総物理容量が約5PBの「SGI InfiniteStorage 17500」が採用される予定で、科学技術分野での評価が高いオープンソースの「Lustre File System」を用いて、大量の計算データを円滑に読み書きするための高速で安定した並列ファイルシステムを構築するという。さらに、ISVアプリ処理部、可視化処理部、ログイン処理部の各システムには、それぞれ「SGI Rackable Standard-Depth Server」が導入されるとしている。なお、この新システムは2015年11月より稼働を開始する予定だという。
2015年07月01日日本SGIは6月22日、東京大学物性研究所(ISSP)の次期スーパーコンピュータ(スパコン)システムを受注したと発表した。同システムは、理論演算性能が合計約2.65PFlopsと同社が国内で納入したシステムとしては最大級のものとなる。具体的には、多数のノードで並列処理するクラスタシステムと単一ノードで高速処理を実現する共有メモリシステムの2系統のシステムが更新され、クラスタシステムには、インテル XeonプロセッサとNVIDIA Tesla GPUアクセラレータをハイブリッド構成した「SGI ICE XA」が総計1,872ノード、44,928コア、239.616TBのメモリを搭載した並列計算システムとなる。また、1,872ノードの内、288ノードにGPUアクセラレータを576枚搭載することで、総理論演算性能値2.62PFlopsを達成している。一方の共有メモリシステムは、インテル Xeonプロセッサを搭載した19台の「SGI UV システム」(合計760コア/19TBメモリ)が導入され、1ノードあたり1TBの共有メモリを搭載した理論演算性能値31.6TFlopsのシステムとなる。なお、同システムは全国の物性科学研究者の共同利用施設として2015年7月1日より稼働開始する予定で、ISSPでは、並列度の高い計算を用いた先端的研究の推進、大規模並列ソフトウェア・アルゴリズムの開発とその普及を推進していく方針としている。
2015年06月22日