フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)が7日、自身のインスタグラムを更新。自民党の小泉進次郎衆院議員(38)との結婚と妊娠を報告した。滝川は「この度、私、滝川クリステルは、小泉進次郎さんと結婚することになりました」と報告し、「進次郎さんとは、数年ほど前に友人として知り合うご縁があり、良き友人として過ごしていました。しかし、昨年から徐々に友人としてではなく、人生において大事なパートナーという存在に自然と変わっていきました」と経緯を説明。また、「私が今までイメージしてきた『政治家の妻はこうあるべき』という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました」と打ち明け、「私はこれからも仕事を続けながら、滝川クリステル、小泉進次郎という個人を同志のような気持ちで高め合えるような夫婦関係を築いていきたいと思っています」とつづった。さらに、「今年42歳を迎える私ですが、幸いにも新しい命が舞い降りてきてくれました。おかげさまで無事に安定期に入り、年明けの新しい命との対面を二人でいまかいまかと心待ちにしている毎日です」と妊娠も報告。「これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが、願わくばこのご縁がたくさんの笑顔や絆に繋がり、私たちも周りの多くの方々の笑顔に支えられながら明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています」と決意を記した。■滝川クリステル コメント全文いつも応援してくださっている皆様へこの度、私、滝川クリステルは小泉進次郎さんと結婚することになりました。進次郎さんとは、数年ほど前に友人として知り合うご縁があり、良き友人として過ごしていました。しかし、昨年から徐々に友人としてではなく、人生において大事なパートナーという存在に自然と変わっていきました。そして、共に時間を過ごしていくうちに、恋人でもあり、同志、そして親友のような存在になっていきました。私自身も立場上、生活をする上でプライベートが制限された環境に身を置いていますが、私以上に制限された環境の中で、政治家小泉進次郎として息つく暇もなく日々の責任ある仕事に向き合う彼の姿に尊敬の念をもつ一方で、せめて一緒にいる空間、時間の中では心から解放されるように、パートナーとしてできることはないか、日々考えるようになりました。それは、肩の力を抜いた自然体の彼を見出していくことでした。そんな彼を見出していくたびに、フワッと優しく包み込んでくれるとても穏やかで優しく、無邪気でチャーミングな人柄をより感じる機会が増え、どんどん惹かれていく自分がいました。また、私が今までイメージしてきた「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました。私はこれからも仕事を続けながら、滝川クリステル、小泉進次郎という個人を同志のような気持ちで高め合えるような夫婦関係を築いていきたいと思っています。最後に、今年42歳を迎える私ですが、幸いにも新しい命が舞い降りてきてくれました。おかげさまで無事に安定期に入り、年明けの新しい命との対面を二人でいまかいまかと心待ちにしている毎日です。これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが、願わくばこのご縁がたくさんの笑顔や絆に繋がり、私たちも周りの多くの方々の笑顔に支えられながら明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています。突然のご報告となりましたが、変わらず温かくみなさまに見守っていただけましたら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いします。滝川クリステル
2019年08月07日パルコと初タッグを組み、根本宗子が作・演出を手がけるPARCOプロデュース2019『プレイハウス』。本作でアイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)とW主演を務める磯村勇斗に、稽古前の心境を聞いてみた。【チケット情報はこちら】新宿・歌舞伎町を舞台に、ギャンパレ演じる10人の風俗嬢を中心とする群像劇が繰り広げられる本作。磯村は物語の主軸となり、全体をつなぐ役割のカリスマホスト・一ノ瀬聖也を演じる。初主演、初めてのミュージカル出演を「楽しみであり挑戦の場」と捉えつつ、台本の到着を前に作品について思いをめぐらせている段階だという。出演が決まって根本と会った折に、自らの生い立ちをヒアリングされた磯村。公演フライヤーに記されている「人からちやほやされることしか経験せずに育った」聖也のキャラクターには、1列に並ぶ女子へひとりずつキスした幼稚園時代の“モテ期”エピソードが反映されているのでは、と類推する。当時からカリスマホストの片鱗が?……と筆者が尋ねると「昔とは違いますよ」と笑顔で謙遜。同時に「人を惹きつける力を演技でどう見せるか、実在するホストの方と友人になって密着してみたい」と役づくりに対して積極的な姿勢を見せた。一方で、聖夜(也)はクスリが手放せない“影”のあるキャラクターとして描かれる。磯村は「影があるからこそ輝ける聖夜(也)の二面性を、バックボーンを設定して使い分けるように演じていきたいですね」と現段階での構想を明らかにした。ギャンパレが自身の楽曲に乗せて風俗嬢の切実な思いを歌い上げるなら、芝居パートでメインを張る磯村はどのようなパフォーマンスを展開するのか。最後まで見届けよう。また磯村は本作を「これまでのミュージカルとは異なる、ライブに近い新感覚の作品になりそう」と予想。その要素となるギャンパレの野音ライブに足を運んだ時の感想を「カワイイというよりクールでエネルギッシュ。本当にパワフルでしびれました!」と熱く語り、MVを観て楽曲に親しむなど“遊び人(ギャンパレファンの総称)”として彼女たちを応援している日常を覗かせた。『プレイハウス』は、8月25日(日)から9月1日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。取材・文:岡山朋代
2019年07月08日アイドルグループ「GANG PARADE」(以下ギャンパレ)を主演に、彼女たちの楽曲でミュージカルを!劇団旗揚げ10周年を迎えた根本宗子が、そんな熱い企画でパルコ・プロデュースの舞台に初登場する。もともとギャンパレのファンで彼女たちを知り尽くした根本はどんな世界を生み出そうとしているのか。次世代の演劇界を担う作・演出家に聞いた。【チケット情報はこちら】「みんなの遊び場 」をキャッチフレーズにし、ファンを「遊び人」と呼んでいるギャンパレ。その精神を魅力に感じた根本は、そこから発想を膨らませて、今回の『プレイハウス』を作ろうとしている。始まりは、「ギャンパレで遊び場を表現しようと思ったときに、こんなにたくさんの人数がいるグループとお芝居が作れる機会もないので、バーレスクっぽいものがやってみたいなと思った」ことだったと語る根本。そこから、近未来の新宿歌舞伎町を舞台にした、“歌舞伎町プレイハウス”にいる10人の謎めいた風俗嬢の物語が立ち上がっていった。そこで描くのは、「普通の作家はここまで書かないだろうというところまで書くのが、自分の芝居の色だと思っている」という根本だから見せられる「それぞれの女の子の切実な思い」だ。しかもそれが、ギャンパレの楽曲のカッコよさを活かしながら歌って踊って描かれる。「私の芝居は基本的に、何を思っているかっていうことを全員がものすごくしゃべるんですけど、歌ったほうが伝わることも大いにあって、音楽は自分の演劇を広げてくれるなと思っているんです」。また、もともとある楽曲を使いながらも、「無理やりストーリーにした感がまったくないように(笑)、かなり考えていますし、そうならないような楽曲をギャンパレは歌っているので。ストーリーと自然につながっていくのをぜひ楽しみにしていただければ」と強調する。ギャンパレが作り出す世界でうごめく人物には、男性主演として、朝ドラ『ひよっこ』で一躍注目を集めた磯村勇斗が登場。磯村を取り囲むギャンパレの姿はまたカッコよさを増すだろう。「彼女たちはパフォーマーとしての意識が高いので一緒に作っていくことが楽しみですし。今回は彼女たちにエモーショナルなものを求めていて、そこは役者が本業じゃない彼女たちだからこそ、技術ではなく熱量で出せるものがあると期待しています」。根本とギャンパレの魅力がふんだんに盛り込まれるミュージカル。面白いことになりそうだ。公演は8月25日(日)から9月1日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2019年06月05日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「妄想させてくれないふたり」です。ファミレスで隣の席に座っていた、23歳のギャルと25歳のギャル男のカップル。12月20日に開幕した『愛犬ポリーの死、そして家族の話』。台本を手直しするため、久しぶりにファミレスで半日くらい過ごした。昼食と夕食を同じファミレスでとるくらい長時間滞在したので、気づいたら隣の席が5回転くらいしてた。最後に隣になったカップルの会話が本当に凄まじ過ぎた。ギャル「妹がデキ婚するかもしれないけど、しないかもしれない」から始まり、ギャル「あんたといても先が見えない」とデキ婚話から自分達のこの先まで話が広がっていった。彼氏のギャル男のほうは呑気に食べている。彼女の怒りは増すばかり。ギャル「あんたどんだけ食べるの?話聞いてんの?」「結婚」というかなり深刻な話題中もオムライスをばくばく食べ、その後パンケーキを食べ、唐揚げを食べ、スープを飲み、さらにアイスを食べると言い出すギャル男。妄想スイッチオン!一向に黙らないこの二人。妄想スイッチを入れたいセリフがたくさん出てくるのに全然スイッチを押させてくれない。しかもずっと聞いているのに、何故その話からその話に展開したのかが全く理解できない。さっきまで結婚について怒っていたギャルは、「サーティワンに行きたい」と言い出すし、それなのに、ギャル男はファミレスでアイスを頼んでいる。この二人の会話はどんな終わりを迎えるのだろう。最後まで聞いていると、ギャル「サーティワンでソルベ食べて、TSUTAYAで映画借りて、それ観て1時までに寝るよ。わかった?行くよ」という一言で二人はファミレスを出て行った。なんだろうこの掴めなさ…。そして、私はずっとこのカップル、彼氏をひもだと思っていた。しかし違ったのだ、ファミレスで4000円近く食べた会計は全て彼氏が彼女がトイレに行ってる間に支払い、それに対して彼女はしっかりと「ありがとね」とにっこり微笑みお礼を言っていた。ちゃんとしている二人だ。ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』が、下北沢・本多劇場で上演中。※『anan』2019年1月2・9日号より。(by anan編集部)
2019年01月08日劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年の根本宗子さん。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。――演劇を始められたきっかけは、松尾スズキさんの舞台をご覧になったことだそうですね。いまもファンだと公言されています。一般的に、松尾さんのような作品を作りたい、と考えそうな気がしますが、作風は全然違いますね。根本:演劇を始めた最初の理由は、完全に、松尾さんに会ってみたい、話してみたい、松尾さんの芝居に出てみたい、でした。でも、いまさら大人計画に入るのは難しいだろうし、入れたとして、下積みからやるのは性格的に合わない。それなら、別の近道を行こう、と。でも、中学生の時に大怪我をして以来、動きに制限もあるので、役者として使ってもらうのは難しい。消去法で“自分で書く”ってことになったんです。だから最初は、何か訴えたいものがあって書き始めたわけじゃないんです。演劇を始める時、自分の立ち位置みたいなものをすごく考えたんです。当時、しっかりとしたストーリーラインがわかりやすくある芝居を作っている人があまりいなくて、自分が出ていくには、そっちをやった方がいいんだろうなって思ったんです。「若いんだから、好きなものを書け」って言われることが多かったんですが、そういう若手はたくさんいる。敢えてその逆を行った方が、早く上手くいくって信じていました。演劇自体が好きだったので、どんな形でも、自分が演劇をやれていることが楽しかった、というのもあります。いまは、そこはクリアできているんで、自分の芝居に飽きないように、劇団公演ではできるだけ新しいチャレンジをしていこうとしています。――そうなんですね。根本:ただ、演劇を始めた時から、別の選択肢を考えたことはなかったです。怪我をした時点で、モーグルという一番やりたいことは絶たれましたから、さらに新しい道なんて余裕もなかったです。じつは、怪我をして二度と競技には戻れないとわかって、一発目に観たのが松尾さんの『ニンゲン御破産』だったんです。その時、物語は全然理解できなかったけれど、松尾さんが私の気持ちをわかってくれているって、勘違いしちゃったんですよね(笑)。舞台を観に行っているのに、まるでカウンセリングを受けに行くような感覚。それまでも演劇はたくさん観ていたけれど、そんな気持ちになったのは初めてで、演劇は観て楽しむだけじゃなく、人の人生に訴えかけることができるものなんだとも思いました。作品を作る時、つねに考えるのは、あの時の私が客席にいたらどう思うかということ。その感覚は、ずっとなくしたくないなと思っています。――いま演劇をやっているモチベーションは何ですか?根本:自分じゃない話を書くのが楽しくなっている、というのがひとつ。そしてもうひとつは、自分が作ったものに対して、お客さんのリアクションが返ってくるということでしょうか。うちの芝居の最大の面白さは、男女でリアクションが全然違うこと。あるシーンで男性のお客さんが笑っていると、女性のお客さんが「ここは笑うところじゃない」って怒ったり。いまだに私が予想もしない反応がお客さんから返ってくることがあって。――戯曲を書かれる時は、役者さんにアテ書きされるんですか?根本:私のなかで、見た目の説得力ってすごく大事なんですね。昔から、小劇場の舞台で、さほどキレイじゃない人が、すっごいキレイでモテる役を演じていたりするのが嫌で仕方なかったんです(笑)。それは、キレイじゃないといけないということではなく、例えば、周りから可愛いともてはやされているけれど、自分ではそこまで可愛いとは思えなくて、周りの言葉をストレートに受け止められない女性…という役だったら納得できるのに、ということです。――ご自身にもアテ書きですか?根本:小劇場で活躍する女優さんって、ちょっと個性が強いというか、普通の会社員はやってないよな、って思わせる人が多いんです。そのなかで私は、普通に会社員をやっていそうにも見える。一時期は、自分も奇抜な服を着て、個性的なキャラクターに見せていたんですけれどやめました。いまは、この普通の感覚を大事にしていこうと思っています。――来年には30歳を迎えます。この先、人生のステージが変わっていくかもしれませんが、演劇を一生続けると思いますか?根本:続けていくと思います。それは、自分が演劇に救われた経験があるから。あの時の自分が客席にいる限りは、やめないと思います。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月23日弊誌で「妄想スイッチ」を連載中の根本宗子さん。劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。演劇は、人の人生に訴えかけることができるものなんだ。友達だと言いながら、格付けしたり、マウンティングしたり。恋愛に対する執着から、とんでもない行動に出たり。女子の嫌な部分や痛々しい“あるある”を、ポップな演劇に仕立てる根本宗子さん。いまその作風が幅広い年齢層に支持され、自らの名前を冠した劇団、月刊「根本宗子」は、年々観客動員を増やしている。―― 19歳で劇団を立ち上げ、2年前には本多劇場に進出。近年はドラマや映画の脚本を手がけたり、活動の幅を広げていますね。根本:よく“いま話題の”とか、“ノリに乗っている”と紹介していただくんですが、私自身は極めて自己評価が低い人。ただ、以前は出演をオファーしてもなかなか叶わなかったのが、いまはやりたいと思った俳優さんとお仕事ができる状況にはなっています。あと、一昨年に事務所に入り、それまで完全にひとりでやっていたのが、いまは私が企画したことをどう実現させ、規模を大きくしていくかを一緒に考えてくれる人ができました。ただ、クリエイティブの部分を担うのはあくまで私で、そこは変わっていません。逆に、外部のプロデュース公演で作・演出をさせていただく機会が増えたので、自分のなかでは月刊「根本宗子」では劇団公演でしかやれないことを意識するようになっています。――実際に、創作する上でどんな違いがあるんでしょう?根本:自分のなかでは作品の組み立て方から違うんです。戯曲を書く時って、いつでもお客さん視点を入れて書くんです。それは私の強みでもあり、弱点でもあるんですけど…。例えば、昨年、KAT-TUNの上田竜也さんが主演の『新世界ロマンスオーケストラ』という舞台をやらせていただきましたが、その時に考えたのは、上田さんのファンの方々が何を観たいかでした。私がファンなら、舞台から1秒たりともハケてほしくない。それなら…というところから物語を作っていったんです。でも劇団公演に関しては、劇団についてくださっているお客さんに向けて書いています。主役の人ありきで書くのがプロデュース公演で、自分の視点で書くのが劇団公演、というのが大きな違いだと思います。――以前は、主人公を取り巻く恋愛を主軸にした物語が多かったですが、ここ最近は、家族や外の世界も描くなど、作品のテーマも広がっているように感じます。根本:単純に、以前は自分や自分の周りで起きたことを書いてきたんです。まったくそのままではなく、何かに置き換えることはしていますが。でも、昨年手がけた『皆、シンデレラがやりたい。』で書いたのは、若いアイドルにハマる40代の女性たち。自分もアイドル好きなので、反映されている部分はありますけれど、自分のことじゃない話を書いたのは大きな変化でした。いま、自分の視点から見た40代、50代の人を描くことに面白さを感じています。――次回作『愛犬ポリーの死、そして家族の話』も、そんな近年の根本さんの変化を感じられる作品になっているんでしょうか。根本:今回は、昔自分が思っていたことと、いまの自分が思っていることの両方を交ぜて書いています。若い青山美郷さんが演じるキャラクターには、昔の自分が考えていたようなことを、50代の村杉蝉之介さんには、いまの自分から見たその世代を描かなければいけない。お客さんからどんなリアクションが返ってくるか想像がつかない部分が多い公演なので、私自身、どうなるか楽しみなんです。――根本さんにとっては挑戦的な公演でもあるんですね。根本:今回、3組の夫婦が登場しますが、それぞれ夫婦の関係性も、空気感も違うんです。私は結婚したことがないので、自分ではわからないけれど、実際にあるさまざまな夫婦のケースを投影させました。いままでは、この人のこの時の感情はこうだろうというのが自分のなかに明確にある形で書いてきて、演じる役者に対しても、こう演じてください、とはっきり言えたんです。でも今回は、書いている私にもわからない…私の物差しでは測れない感情とか思考回路というものも描いている。役者さんに委ねる部分もあるだろうし、お互いに稽古場でコミュニケーションをとりながら作っていく部分が多くなるのかなと思っています。――役者に委ねられるようになったのは、なぜなんでしょう?根本:役者さんを信じてなかったわけじゃないけれど、全部を自分で決めていないと不安だったんです。それが年々変わって、少しずつ自由度が増してきています。とはいえ、アドリブをどんどん入れてください、ということではなく、役者さんが、私が考えていたものと違う芝居を提示してきた時、それもありと思えるようになったというか。私のキャパシティが広がったということなんでしょうね。今回、村杉さんに出演をお願いした理由もそれなんです。これまで村杉さんがやられてきた芝居とは全然違うタイプの作品ですし、この時に村杉さんならどう演じるかを、作品のなかに反映させていけたらなと思っているんです。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月20日舞台だけにとどまらずニッポン放送「オールナイトニッポンゼロ」のパーソナリティを務めるなど、若手劇作家として活躍する根本宗子。今年12月の本公演「愛犬ポリーの死、そして家族の話」で出演をオファーしたのが大人計画の村杉蝉之介だ。根本は本作を「ずっとやりたかった作品。新しく家族になる人と、元から家族だった人たちとの家族の話」と話す。ふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】物語は4姉妹の4女(青山美郷)が溺愛している愛犬ポリー(村杉)が死ぬところから始まる。その後、その4女が親交を深めていくのが村杉だ(犬と2役)。「今回は役の設定ありきでお声がけしたんです。仮に自分が24歳の青山さんの家族だったとして、村杉さんを突然連れてきたら、歳の差もありますし、何だろうな?って思うじゃないですか (笑)。でも、村杉さんって優しそうだし、女性の気持ちもわかってくれそう。物語上もふたりの関係は歳の差以外は理想的で、何も非の打ちどころがないように見せたいなと。でも、姉妹たちから理解されるわけがない。姉妹たちもまたみんな難ありの夫婦ばかりなのに」(根本)。若いながら根本は”対立”を描く名手だ。すでに火種を感じるが「女3人っていう構図が大好きなんです。今回の姉妹も4女を除くと3人。4女に票を入れなきゃいけないときに2:1とかになりますから、絶対にうまくいかないじゃないですか」とさらなる対立のやりとりを期待させる。そんな根本の作風について村杉は「笑いの入り方がすごく好き。いくらでも嫌な展開にもっていけるのに、どろどろしないですし、笑いがちゃんといい具合に入っていてすごいですよね」と評価する。今回のオファーについても「若いひとの作る新しいものに出てみたい気持ちがあったので普通にうれしかったです」と率直に話す。「今回は村杉さんは理想的な優しい男性の役。ある意味私の理想像を描いてる部分があります。ずっと大人計画やグループ魂での村杉さんを拝見してきましたけど、がっつり恋愛ものをやってる村杉さんを観たことがなくて」という根本の言葉に「そうかもしれないですね、いつも変な役が多いので(笑)。こういう普通の役も珍しいですし、今まで観たことがない大人計画とはちがう村杉蝉之介を引き出してもらえるのでは。楽しみだし怖いしいろいろありますが、新しい僕を観てほしい(笑)」と最年長ながら、あくまで謙虚に意気込む。また、ラストにある大きなカタルシスを生む仕掛けも根本作品の醍醐味。「やっぱりエンタメが好きなんです。お客さんには最終的にスカッとして帰ってもらいたい。しかも今回は年末ですし(笑)あー…スカッとするかな…まあそれは観ていただいて(笑)」(根本)とサービス精神旺盛な最後の大仕掛けも楽しみだ。公演は12月20日(木)より東京・本多劇場にて。千秋楽の12月31日(月)は終演後にカウントダウンイベントあり。チケットは発売中。
2018年11月27日開けて眼福、食べて満足!かわいくておいしいギフト。美味しさはもちろん見た目もオシャレな手みやげをご紹介。教えてくれたのは、美味しいものや美しいものに精通した方々3人です。想像以上にレモンなクッキー。SAC about cookies(サク アバウト クッキーズ)レモンクッキー8枚入り¥1,800[雑貨コーディネーター・オモムロニ。さんSelect]レモンの酸っぱさがキリッと際立つアイシングをかけた薄焼きクッキー。コリッとした歯ごたえもなんとも楽しい一品。「ひとくち食べた瞬間に広がるレモンの風味は、誰にあげても『おっいしー!』となって、8枚が一瞬でなくなってしまいます。パッケージのレモンのイラストを描いているのはオーナーの娘さんと聞いて、それもいいなと」。配りやすい個包装タイプ。ホームページから注文可能。東京都渋谷区富ヶ谷2-17-12-1FTEL:03・6804・792411:00~19:00日曜、第2・第3月曜休老若男女に喜ばれる、おいしいの詰め合わせ。eatrip(イートリップ)和心缶¥2,800(税込み)[フォトグラファー・木寺紀雄さんSelect]麦某路(ぼうろ)、小豆煎餅、メレンゲ、蜂蜜ナッツキャンディ、胡桃の醤油漬けの詰め合わせは、甘みと塩気のバランスが秀逸。「どれもおいしく、しかも健康的な感じがするのです。誰にあげても喜ばれると思います」。アリが10匹でありがとうの掛け紙に思わず笑みがこぼれる。注文は10個以上、10日前まで。不定期で1個から購入できるオンラインおよび店頭販売も。問い合わせはメール(info@babajiji.com)で。東京都渋谷区神宮前6-31-1018:00~23:00(土曜11:30~、日曜11:30~17:00)月曜休ごろり、黄金色の大きな栗納豆。元祖 栗納豆本家 くりや金の実栗納豆10個入り¥2,592(税込み)[菓子研究家・福田里香さんSelect]「栗の季節に食べたい、和風マロングラッセの銘菓です」。厳選された大栗をふっくらと炊き上げ、蜜に漬け込んだシンプルなお菓子。桐箱の中には漫画『クリちゃん』の栞が同封されています。これは、1951年から朝日新聞夕刊で連載されていた、台詞のないサイレントマンガのキャラクター。「根本進のクリちゃんを久しぶりに見ました。お店の歴史が感じられるお菓子の栞が好きです」。電話注文で取り寄せ可能。京都府京都市西京区桂乾町4-11TEL:075・391・52029:00~19:00(日・祝日~18:00)無休創業1829年、変わらぬおいしさ。メゾンダンドワスペキュロス Cube Box(5枚入り)、スペキュロスバニラ Cube Box(5枚入り)各¥928(税込み)[菓子研究家・福田里香さんSelect]「スペキュロスは私の大好物。秋になるとめっきりスパイスたっぷりのクッキーが食べたくなるから、お裾分けにも。お手頃な値段と邪魔にならない大きさ、東京駅で買えるのもありがたい」。シナモンやクローブなどのスパイスが配合された、ベルギーの伝統菓子。表面にはロゴと同じ風車モチーフが。「大丸東京店」「メゾンダンドワECサイト」で購入可。大丸東京店東京都千代田区丸の内1-9-1-B1TEL:03・3212・8011(代)10:00~21:00(土・日・祝日~20:00)無休木寺紀雄さんフォトグラファー。雑誌、広告等、幅広く活躍中。インスタにアップされる#のりグルメも人気。Instagramは@noriokideraオモムロニ。さん雑貨コーディネーター。『&Premium』など、雑誌で連載を多数執筆。デイリーギフトをテーマにした本を今冬、文藝春秋から発売予定。福田里香さん菓子研究家。雲田はるこさんとの共著である、オールカラーの漫画&レシピ、『R先生のおやつ』(文藝春秋)が発売されたばかり。※『anan』2018年11月7日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・荻野玲子取材、文・日野晴未(by anan編集部)
2018年10月31日俳優の寺島進(54)が8月5日、都内で行われたトークイベントに登場。11月末で「オフィス北野」を退社し、12月から「ジャパン・ミュージック・エンターテインメント」に移籍すると公表したと各スポーツ紙が報じた。各紙によると、寺島はすでにビートたけし(71)に移籍を報告済み。「自分を引き上げてくれた育ての親で一生忘れてはならない恩師。親分ですよ」と感謝していたという。「たけしさんの独立騒動により、寺島さんはオフィス北野の看板俳優になりました。当初、寺島さんは森昌行社長への恩義から残留を表明。しかし社員が激減してマネジメントが滞ることもあったため、移籍先を探していたようです」(テレビ局関係者)看板俳優の離脱はオフィス北野にとってかなりの痛手となりそうだ。「『たけし軍団』のつまみ枝豆さんがオフィス北野の新社長就任を宣言していましたが、かなり微妙。もともと『たけし軍団』の面々はたけしさんの事務所に合流する方向で動いていましたからね。オフィス北野の経営は今後ますます厳しくなるので、事務所をたたんでしまう可能性もありそうです」(芸能記者)寺島の移籍は、オフィス北野の命運を左右することになりそうだ。
2018年08月06日春から初夏にかけてのこの季節は髪の毛の乾燥が気になる時期。とくに、妊娠・出産をきっかけに抜け毛・薄毛・パサつき・うねりなどの髪悩み続発で「正直おしゃれから気持ちが遠のいている(涙)」……なんてママたちも少なくないのでは?そこで、体質・体調・季節の変わり目に陥りがちな髪悩みをあらゆるアプローチでケアしてくれる、選りすぐりのヘアケア情報をお届けします。ダメージ補修&時短で“ふわ艶スタイリング”「dear mayuko」 ヘアオイル繭から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」配合頭からつま先までを“素肌”と考えて、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア、ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」。子どもと一緒に使えるバスミルクやベースメイク、メンズスキンケアアイテムのほか、ハンドタオルなどの雑貨など、ギフトにも最適なアイテムが揃う。パサつき、ごわつきなど、春から夏にかけて真っ先に悩まされる髪トラブルの原因は、空気の乾燥や紫外線、ヘアカラー、アイロンなどのダメージ、ホルモンバランスの変化など、外的要因と内的要因が重なり合っておきるケースが多いそう。そんなとき、いつものケアにプラスしたいワンアイテムが“ヘアオイル”。ヘアオイルとひとことで言っても、さまざまな商品があふれるなかでどれを選べばよいの? という方におすすめしたいのが、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア/ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」から、この春誕生したヘアオイルです。「dear mayuko ヘアオイル」 50mL 3,200円(税抜)“一生モノのキレイを作る” ため、常に心地よく美容効果を発揮してくれる繭由来の保湿成分「セリシン」を、高純度で精製した希少な「ピュアセリシン™」を配合したヘアオイル。 外からと内からのダメージ要因に対し、高い浸透力をもつ「ピュアセリシン™」がすばやくアプローチ。キューティクル接着や内部補修に加えて、うるおいやツヤを与え、気になるパサつきも抑えてくれます。繊維メーカー「セーレン株式会社」が世界初の技術により、繭から抽出精製した高純度なセリシン「ピュアセリシン™」を配合した「dear mayuko(ディアマユコ)」ヘアオイル 50mL 3,200円。写真奥は、頭皮をケアしながらハリのある髪に洗いあげる「スカルプ&ヘア シャンプー スムース/モイスト」300mL 3,800円 と「スカルプ&ヘアトリートメント」200g 4,800円。ついついラインでバスルームに飾っておきたくなる美パッケージ。 ※すべて税抜価格入浴後、タオルドライした髪全体にオイルをなじませ、ドライヤーで乾かすシンプルステップ。翌朝の髪のコンディションは整いやすくなり、ふわ艶スタイリングをスムーズにしてくれます。また、このワンステップケアで、キューティクル補修、枝毛予防、静電気予防、褪色予防など、髪外部のダメージ補修も兼ねてくれるので、使い続けるごとに傷みにくい髪に導いてくれる点も嬉しい。何ごとも時短マストなママたちにとって、手放せないアイテムとなりそうです。【お問い合わせ】Dear Mayuko 株式会社 Tel. 0120-115-177 お手頃価格の本格オーガニックヘアケア「THE PUBLIC ORGANIC」シャンプー&トリートメントバスタイムで髪も心もケアする “ホリスティック精油美容”“ホリスティック精油美容”がコンセプトの「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のシリーズ。シャンプー&ヘアトリートメントは本格オーガニック基準に沿った100%精油調香でありながら、500mL 1,544円(税抜)というリーズナブルな価格帯も魅力。昨夏発売のヘアパック(右上)と、続いて発売されたボディシャンプー(右下)もおすすめ。季節の変わり目、とくに春は環境の変化も多いことからホルモンバランスが崩れがちです。ストレス社会で奮闘する現代女性はもとより、妊娠・出産などでホルモン値のアップダウンを繰り返したママたちの多くは、産後の抜け毛や薄毛、うねりやパサつきなど、とくに内側からのダメージ要因で悩んでいる人が多いと言います。そんなママたちにおすすめしたいのが、「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のヘアケアプロダクト。精油の生理活性作用に着目した “ホリスティック精油美容” をコンセプトに開発されており、根本アイデアは “バスタイムを有効活用しながら、ホリスティック精油美容を毎日の暮らしに取り入れる”というもの。右:スーパーリフレッシュ シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円 左:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円オーガニックオリーブオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。たっぷりうるおいを与えながら、しっとりまとまりのある洗い上がりに。ヘアトリートメントは、オーガニックホホバオイルとシアバターの濃厚オイルでダメージ毛をしっとり保湿。※すべて税抜価格ほどよい湿度を保ったバスルームで、100%精油調香されたシャンプーやコンディショナーでヘアケアすることで、効率的に「嗅覚器」「皮膚」の2つの経路から精油の力を取り入れて心と体を包括的にケアするという画期的なアイテムです。左:スーパー リラックス シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円右:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円シャンプーは、オーガニックヒマワリオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。うるおいを与えながら、さらさらふんわりとした洗い上がりに。ヘアトリートメントは、アプリコットオイルの軽やかな保湿オイルがパサつく髪にうるおい補給。髪一本一本をなめらかな指通りにしながら、さらさらふんわりとした髪に。※すべて税抜価格ラインは「スーパーリフレッシュ」(うるおいを保ちながら保湿洗浄。オレンジ精油&ユーカリ精油で“自律神経のバランスをリフレッシュ状態に導く”)と、「スーパーリラックス」(パサつく髪に浸透保湿。ラベンダー精油&ゼラニウム精油で“自律神経”バランスをリラックス状態に導く)の2種で、計6アイテム。毎日の疲れを癒したいバスタイム中は、本格的な精油の香りでとことんリラックス&リフレッシュを。お手頃価格なので継続しやすいのも嬉しいポイントです。【お問い合わせ】カラーズ株式会社 Tel. 050-2018-2557 医学発想の新技術で髪質改善を提案「FLOWDIA」アウトバス トリートメントダメージ集中ケアでもベタつかず髪本来のサラサラ自然な質感「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」。本来の髪質と求める質感を4つのタイプに分類し、タイプ別に提案されるフローディア シャンプー / トリートメント(トリートメント(各50mL 800円 / 400mL 5,600円 / 350mL(詰替)3,100円)※すべて税抜価格 ※サロン専売品。取り扱いサロン店はHPを参照「何を試してもいまひとつ」。出産を機になかなか抜け出せない毛髪トラブルのスパイラル。その原因のひとつに、カラーリングや紫外線などの影響で毛髪内にできる大きな空洞「メラニンクラック」があることに着目し、「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」です。デミ コスメティクスでは、この新たなダメージ「メラニンクラック」をケアするため、7年の歳月をかけ、これまでにない毛髪ケアシステムを開発。 “ダメージ部分だけに反応” して補修成分を定着させる「バルネイドシステム」が、不自然なギラつきやベタつきのない “髪本来のサラサラとした自然な質感” を実現してくれます。「FLOWDIA(フローディア)」の全ライン(各4種のシャンプーとトリートメント、3種のアウトバストリートメント)のなかでも、とくにおすすめしたいのが、乾燥から髪を守り、求める質感を叶えた艶髪に導いてくれるアウトバス トリートメント「コート ミルク スムース」と「コート ミルク モイスト」です。左:サラサラ感、なめらかさを求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク スムース右:まとまり感、しっとりうるおい感を求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク モイスト(各95g 2,800円)※すべて税抜価格入浴後、タオルドライで水分をよく拭きとった髪に1~2プッシュ分を(髪の先端から全体にかけて)まんべんなく塗布。その後ドライヤーで乾かすだけの簡単ステップで「やわらかくなめらかな/しっとりとうるおいのある」仕上りを叶えてくれます。シャンプー、トリートメントを含むライン共通のフローラルブーケの香りも、心地よく五感を刺激。風になびく艶髪とともに香りが楽しめる点も魅力です。【お問い合わせ】デミ コスメティクス お客様相談室 Tel. 0120-68-7968 いかがでしたか? ハリ、コシ、うるおい、艶、を諦めちゃうなんてもったいない! と思えるほど、秀逸なヘアケアアイテムやサロンケアが続々登場するこの季節、ポジティブマインドで春のおしゃれ&お出かけを楽しんでくださいね。
2018年04月23日(写真:アフロ) 「まさに政界のプリンスっていう感じ。安倍さんを通り越して、進次郎くんを見ちゃうわね」(50代主婦) 「一度、街頭演説で見たことがあるんです。あの鋭い目に、キッと見つめられているような気がして……。でも、話は面白い!あの目とトークはもやは罪!」(40代主婦) 今、主婦の心をわしづかみにしている国会議員といえば、小泉進次郎衆議院議員(36)。本誌読者にも、“進次郎にクギヅケ”という人が多いのではないだろうか。 「進次郎議員は、街頭演説でのトークスキルに定評があります。『あれ、カップルで来てるの!?』『ねえおばあちゃん、聞いてます?』といった“聴衆イジリ”でつかみは、彼のお家芸。その瞬間、どっと笑いが生まれ、聴衆はみんな彼の話に耳を傾けるんです」(政治部記者) 昨年10月の衆院選で、与党・自民党が圧勝したことは記憶に新しい。が、高い政党支持率に比べ、トップに君臨する安倍晋三総理大臣(63)の支持率は高いとは言えない。代わって、自民党の「顔」となったのが小泉進次郎衆議院議員だった。 「進次郎さんが衆議院議員に初当選したのは、’09年8月の総裁選でした。当時といえば、自民党が大敗し、野党になった歴史的な選挙。彼はくしくもそのような選挙でデビューを果たしたんです。私がお会いしたのはその翌年9月、自民党機関紙での対談でした。そのとき、『並の政治家ではない』と感じました。当時彼はまだ20代でしたが、とにかく礼儀正しく、話の内容もとてもしっかりしていたんです」 こう話すのは、『小泉進次郎と福田達夫』(文春新書)などの著書がある時事通信社特別解説委員の田﨑史郎さん(67)。田﨑さんは進次郎議員の初当選からおよそ10年、彼の働きを目の当たりにしてきた。 「進次郎議員はとにかくとっさの判断力に優れている。昨年10月の衆院選、千葉県松戸市で彼が演説するというとき、野党で新勢力となった立憲民主党代表の枝野幸男さんの演説とバッティングした。そのとき進次郎さんは、集まった聴衆を前に、『枝野さんの話を聞いたほうがいい』と、数分間、無言だったんです」(田﨑さん) 後に「なぜ話さなかったのですか?」と聞いた田﨑さんに対して、進次郎議員からはこんな言葉が返ってきた。 「『あそこは言葉ではないと。対応が問われると思ったので、演説しませんでした』と。演説に来て演説しない、そんな人を私は初めて見ましたが、それが“神対応”として、かなりの注目を集めました」(田﨑さん) だが、進次郎議員といえば、やはり街頭演説でのパフォーマンス。女性たちが黄色い歓声を上げてしまうほどの「演説力」はどこから得ているのだろうか。こう聞くと、田﨑さんは意外なキーワードを持ち出した。 「じつは、ひとつには『落語』があるんです。進次郎さんは、柳家さん喬師匠の高座に足しげく通っていたんです--」(田﨑さん) 柳家さん喬師匠(69)は、人間国宝である故・五代目柳家小さんさんの門下で、’17年には紫綬褒章も受章している人気落語家だ。人情噺を得意とするさん喬師匠と進次郎議員の関係は、進次郎議員のFacebookの投稿を見てもうかがえる。 《柳家さん喬師匠の落語「中村仲蔵」「雪の瀬川」を聴きました。最高でした…(中略)…終演後、さん喬師匠と一杯ご一緒し、記念撮影…(中略)…改めて落語の魅力、奥深さを再認識出来て、楽しく学びのある時間になりました。落語って素晴らしい!》(’17年8月21日の投稿) そこでさっそく、年末年始のビッシリ詰まった高座の合間、さん喬師匠に話を聞いた。 「小泉進次郎さんは、8年前に知人の方の紹介で寄席にお越しいただいて以来、落語をお気に入りいただきましてね。つい最近もお仲間と何人かでいらっしゃったり、ときにはおひとりでお見えになることもあるんですよ」(さん喬師匠) 69歳と、ベテランの域に入るさん喬師匠の語り口はおだやかで、実直そうな声には温かみも感じる。さん喬師匠は、進次郎議員との出会いをこう振り返る。 「最初にお食事をさせていただいたとき、こうお聞きになったんです。『師匠、落語とは、自分を語るんですか、それとも登場人物がお客さんに伝わるように語るべきなのでしょうか?』と。これには驚かされました。落語は自分を語らず、登場人物の“心”を伝えなければいけない。それを進次郎さんは見抜いていたんですね」(さん喬師匠) 進次郎議員の演説のキモは、最初の“つかみ”。それはまさに、落語でいう“枕”だ。彼の演説には、「落語の技」が随所に見られる、とさん喬師匠は説く。 「噺家に必要なのは、聴衆に細かく目配りすること。さらに、最初は時節柄の話などをして聴衆の心をひきつけながら、徐々に本題に入る。進次郎議員は、それを街頭演説という場で実践している。たとえばね、《今日は暑いですねえ、でも昨日よりはいいかもしれない》。ここまでが時節の話です。そして、《どうしたの、おかあさん、そんな重い荷物を持って。いいですよ、手前に置いちゃっても。私、見ていますから……》と、そうしてつなげることで、政策の話に耳を傾けさせているんです」(さん喬師匠) 紫綬褒章も受章した“大ベテラン”のさん喬師匠も、かなり“ベタ褒め”のご様子だが……。 「進次郎議員が弟子だったらどうだったかって?いや、脅威ですよ。『こいつ、俺よりうまくなる!』って(笑)」(さん喬師匠) 前出の田﨑さんは、今後の進次郎議員の注目すべき点をこう語る。 「どういうポストにつくか、ということだけが問題ではありません。彼がどんな仕事をするか、利害が錯綜する政治の世界をどううまくまとめ挙げていくか。それが彼の政治家としての“大成”の決め手になると思うんです」(田﨑さん) 進次郎議員がお気に入りの落語演目『中村仲蔵』は、しがない役者・中村仲蔵が劇舞踊の世界で大成する人情噺。彼の議員人生の“オチ”はいかに……。
2018年01月12日テレビ東京では、寺島進扮する“駐在さん”こと江波敦史が活躍する人気シリーズのスペシャルドラマ「駐在刑事スペシャル」を10月13日(金)に放送することを決定。今回はゲストに黒木瞳を迎え、人情味あふれる“駐在刑事”が傷ついた子どものために奮闘する物語を描くという。奥多摩・水根に駐在する警察官・江波敦史(寺島さん)は、かつて警視庁捜査一課の刑事として活躍していた。しかし担当事件の取調べ中、重要参考人の中瀬由紀子(杉本彩)が服毒自殺したことで左遷されることに。赴任してから4度目の夏。いまや地元では“駐在さん”と呼ばれ慕われている。ある夕方、江波は山岳ガイド・池原孝夫(鈴之助)に呼び出され、奥多摩山岳ガイドセンターへ。登山道具がなくなってしまったという。盗んだのは合宿に来ている少年山岳会の三田浩樹(小林喜日)だった。大人でも過酷な槍ヶ岳のクラシックルートを登りたくて持ち出したと江波に打ち明けるが、そこにはある理由が…。駐在所では、老舗旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)と、アウトドア用品メーカーのサンレイ副社長・羽川雄一(飯田基祐)が、江波の帰りを待っていた。宿泊客の権藤則夫(大浦龍宇一)が森から帰ってこないという。サンレイでは、水根で “サンレイの森”というレジャースポットを作る大規模計画が進行中で、権藤はその計画責任者。だが早速森へ向かった3人が発見したのは、権藤の撲殺体だった――。今回ゲストとして出演する黒木さんが演じるのは、警視庁捜査二課理事官の緒方綾乃。冬山遭難事件、奥多摩で起きた殺人事件、そして森林開発に絡む贈収賄事件――。複雑に絡み合う3つの事件を、駐在・警視庁捜査一課・捜査二課、それぞれの立場の人間が対立しながら解決へ突き進んでいく。主演の寺島さんは、「江波という駐在所の警察官は庶民派で、自然を愛していて、お年寄りやこどもや女性に優しい人間。二枚目気取りしてない所も自然体で魅力なんじゃないかと思います」と自身の役柄について語り、「奥多摩の大自然の美しさと黒木瞳さんの吸い込まれるような美しさ!!もうこれが見どころでしょう!一緒に会話してて吸い込まれてセリフを忘れちゃうこともあるくらい」と見どころをアピール。一方、「刑事を演じるのはすごく久しぶり」と言う黒木さんは、「『刑事貴族』に出演したとき以来、久しぶりに拳銃も持たせていただきました。寺島さんとは前に夫婦役を演じたことがあり、気心は知れてるのでお芝居も阿吽の呼吸・勝手知ったる…という感じでとても安心して現場に入ることができました」と撮影は順調だったよう。また「私が演じる緒方綾乃は何かを思って水根に来た、ミステリアスな部分や正義感みたいなものを引き受けたキャラクターだと感じています。自然豊かなところで活躍する駐在さんを『ぎゃふん』と言わせる綾乃を是非みてください!」とコメントしている。ドラマ特別企画「駐在刑事スペシャル」は10月13日(金)20時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月22日京都屈指の老舗カフェ! 「進々堂 京大北門前」京阪鴨東線出町柳駅近く、京大生で賑わうエリアに「進々堂 京大北門前」があります。フランスに留学していた創業者が、先生や学生が落ち着いて勉強できる空間を作りたいという思いを込めて昭和5年に開業しました。パリのカフェをイメージした建物は、当時の佇まいをそのままに京都の街並みにしっくりと馴染んでいます。店内はレトロモダンな雰囲気。人間国宝・黒田辰秋製作の重厚なテーブルと長椅子が存在感を放っています。初デートの待ち合わせは「進々堂 京大北門前」で!「進々堂 京大北門前」は、映画「夜は短し歩けよ乙女」の作中で使われました。映画の主人公が、初デートをする時の待ち合わせをする場所として登場し、映画ファンの巡礼地巡りでははずせないスポットでしょう。歴史ある京都の街並みに馴染む創業85年の純喫茶は、創業当時の姿を守り続けています。ガラス窓から優しく日の光が差し込む店内はゆったりと空間を広く使い、レジは戦後からずっと活躍している年代もの。現在のマスターは4代目ということからも、お店が愛され続けているということがわかります。映画の主人公になった気分で、「進々堂 京大北門前」でデートの待ち合わせをしてみてはいかがでしょうか。一番人気の「カレーパンセット」に舌鼓!元はパン店だった「進々堂京 大北門前」は、日本におけるフランスパンの発祥の地と言われています。フランスパンをはじめとするおいしいパンは、これだけを求めにくるお客さんも多いそうで、テイクアウトも可能。なかでも店内で提供されている「カレーパンセット」(830円)は、一番人気のメニューです。店内のショーケースには、フランスパンを筆頭に、昔ながらのレシピのあんパンやクロワッサンなどが並んでおり、京都散策のお供に買って帰るのもおすすめです。レトロでモダンな純喫茶でほっと一息。創業者の思いの詰まった落ち着ける店内で、おいしいコーヒーを片手にゆったりとした時間を過ごしせる「進々堂 京大北門前」をぜひ、訪れてみてください。スポット情報スポット名:進々堂 京大北門前住所:京都府京都市左京区北白川追分町88電話番号:075-701-4121
2017年05月08日表面ケアではなく根本ケア鈴木ハーブ研究所が発売中の「アンデコール高機能美容オイル」で、肌の土台を作る「根本ケア」を提案している。ハーブの力により肌をうるおいで満たし、肌の悩みを解消してくれる。化粧品を変えてみても解消されない肌の悩み。冬の乾燥によるトラブルや、加齢にともなう肌の衰え、化粧ノリが悪くなったなど、女性なら誰でも感じることのある肌トラブル。実はそれらは表面ケアだけに頼ってしまったことによる肌の土台が崩れてしまったことによるもの。そのため、肌自身で美しい肌を作るためには「根本ケア」で肌の土台を作ることが重要だ。「根本ケア」とは肌が自らうるおい、化粧品などによる外からの栄養がなくてもハリや弾力を作り出すことができるように導いていくものだ。年齢肌だからとあきらめていた人でもこの「アンデコール高機能美容オイル」で土台を作り美しい肌を育てていくことができる。簡単なのに肌改善「アンデコール高機能美容オイル」は洗顔後にすぐ化粧水の前に使用する。ハリや透明感などの肌が持つ本来の力を呼び覚ましてくれる効果的な成分が分子サイズで配合されているので角層にすみずみまで染みわたる。使い心地はさらっとしているが、なじませた後はしっとりとした肌に仕上がる。内容量は15mlで、価格は税込8,424円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※鈴木ハーブ研究所プレスリリース(ValuePress!)
2017年01月26日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が、舞台『新世界ロマンスオーケストラ』に主演することが24日、わかった。作・演出を根本宗子が務める。同作は、劇団『月刊「根本宗子」』主宰の根本が手がけたオリジナル作。間もなく30歳を迎えるインディーズバンドのボーカルを・拓翔(上田)に、メジャーデビューの話が舞い込んできたが、実は拓翔は複数の女性に何股も掛け、誰が自分にメリットがあるのか天秤にかけている……というコメディーとなる。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』、故・蜷川幸雄さんの『冬眠する熊に添い寝してごらん』、岩松了の『青い瞳』など実力派話題作に出演してきた上田は、今回が3年ぶりの舞台となる。上田は現在、日本テレビ系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』(毎週日曜夜22:30~)に出演しているが、同作に続いて「こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています」と喜びのコメントを寄せ、「KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います」と意気込んだ。また、根本は「男性が中心にいて、周りに女子が群がっているハーレムな感じで、でもラブシーンなし、な作品をいつか作ってみたい、そんなことが成立する男性はめったにいない! 今回がチャンス」と意欲は十分。共演には清水くるみ、早織、青山美郷、長井短といった女性陣の他、宮崎吐夢、西田尚美の豪華キャスト、作・演出の根本が名を連ねる。「グローブ座の温度をガンガン上げたいと思います」という根本は、「毎日劇場に足が向かってしまうような中毒性溢れる作品になるようなワクワクが止まりません」と心境を吐露し、「この舞台、本当にはわたしが一番客席で観たいです!」と期待を語った。東京公演は東京グローブ座で4月30日~5月21日。大阪公演はシアター・ドラマシティで5月26日~28日。■上田竜也コメントまずは2017年の初めにファンの皆様へ、こうして素晴らしい報告を出来ることを嬉しく思います。3年ぶりに主演をさせていただくのですが、その間に中村獅童さんをはじめ色々な方の背中を見て、座長の姿を勉強させていただきました。その経験をいかして、良い意味でステージで派手に暴れ、このカンパニーを引っ張っていきたいと思います。またドラマ『視覚探偵 日暮旅人』に続き、こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています。しっかりと1つ1つ全力で向き合い、拓翔というヤンチャなキャラクターを追求しようと思っています。何股も?! かけるという恐ろしくヤンチャな拓翔ですが、現実では決して出来ないことを芝居だからこそ体験できるという事にどういう感情になるのか? など、今からとてもワクワクしています。演出家の根本さんは、見た目は小柄で可愛らしい方なのですが、内にとてつもないパワーと熱意を持っていらっしゃるので、とにかく台本が待ち遠しいです。おそらく女性だらけの舞台という事で、こちらも新しい世界観の舞台になるのではと思います。ドラマに引き続き舞台ができるという事で、自分の演技という部分が1つ1つしっかりレベルアップする事により、KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います!
2017年01月24日~人間力をつける・・・全ての根本は“俯瞰”にあり〜“人間力”をつける上で一番必要なことは、世の様々な出来事を“俯瞰して見る”ことです。例えば、父親を見る時、お父さんとしての部分だけで見るのではなく、一人の人間として観るのです。乳幼児のころから、青少年時代、その家庭環境、家族関係、才能、容姿容貌、成績、トラウマ、知識教養、仕事の内容、能力、経済力、生まれてこれまでの時代背景、喜怒哀楽の出来事、そして先祖代々の経験等々、それら全体を見知った上で、一人の必死で生き続けてきた人間として観れば、単純な愛憎のみで接することなく、大きな敬愛や同情心や慈悲の心や感謝の心で接することが出来るようになるのです。それが人間力の一つです。※美輪明宏公式サイト「美輪明宏 麗人だより」より
2016年12月02日自身の劇団「月刊、根本宗子」が注目を集めている劇作家・演出家の根本宗子が、本格的なプロデュース公演に進出する。『皆、シンデレラがやりたい。』と題して描くのは、アイドルの追っかけで結びついた3人の40代の女たちの生態と、そこに若い女が出現することによって起きる修羅。根本作品には初参加で、40代の女性のひとりを演じる劇団☆新感線の高田聖子は、この根本ならではの悲喜劇をどう演じるのか。高田と根本が語り合った。舞台『皆、シンデレラがやりたい。』チケット情報ずっと噂に聞いていながらなかなか足を運べず、去年初めて『超、今、出来る、精一杯』で根本作品に触れたという高田。「噂通り面白かったです。福原充則さんがプロレスを観てる感覚に近いとおっしゃってたんですけど、妙に納得するものがあって。終わって暗転した途端、みんなわーって高く手を挙げて拍手してるとか、演劇ではあまり見ない光景が広がってました」とその面白さを表現する。確かに、日常の切実さを笑いとエンターテインメントに昇華する作風が根本の真骨頂。今回のプロデュース公演でも、高田のほか猫背椿、新谷真弓が揃い、キャリアも実力もある女優陣によって、その昇華の見事さをたっぷり楽しめそうである。根本も言う。「今回の企画は、劇団ではあまり書くことのない年上の女性の話を書いてみないかという提案をいただいたのが始まりでした。何を振っても大丈夫という方々と一緒に、もっと緻密に、大人の芝居が作れるんじゃないかと、私自身も楽しみにしているんです」。大人の女性を描くにあたりアイドルの追っかけを題材にしたのは、「等身大の年上の女性は私以上に書ける人がいるので、私から見て危ないなって思うくらい(笑)、面白い人を書きたかったから」という根本。「自分たちがアイドルを支えているんだと結束している3人の女性の思いも、その結束が崩れたときの関係もすごく面白そうだなと。あと、この豪華な、それも普段は口数が少なそうな女優さん3人が、ずっとしゃべってるのが見てみたくて(笑)。女性特有の、人の話には一切興味なく自分の話しかしないっていう状況を作りたいなと思っているんです」。それに応えて高田も、「決して人の話を聞かないタイプではない3人が、人の話にかぶせるように話すっていうのが楽しそうですし。かわいかったり怖かったり、女の面白さを演じられれば」と期待を高める。もしかしたら、自分の痛いところをも突かれるかもしれない。が、だからこそ、この演劇は、現実のキツさを笑い飛ばす力になるはずだ。公演は2月16日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて。チケットの一般発売は12月10日(土)午前10時より。チケットぴあでは現在、11月17日(木)午前11時までぴあ特別席(5列目まで)も対象の有料会員向けインターネット抽選先行「いち早プレリザーブ」を、11月21日(月)午前11時まで無料会員向けインターネット抽選先行「プレリザーブ」をそれぞれ受付中。取材・文:大内弓子
2016年11月16日兵庫県三田市という郊外エリアにありながら、地元の人々のみならず、遠方からの客足も途絶えない名店「パティシエ エス コヤマ」。オーナーパティシエ・小山進氏はロールケーキブームの火付け役となった「小山ロール」でその名を馳せた。しかし、小山の創造性はとどまるどころか、今もなお前進し続けている。小山が今、情熱を注いでいるのが「ショコラ」だ。2011年には、パリで毎年開催される「サロン・デュ・ショコラ」に初出品ながらフランスで最も権威あるショコラ愛好会「C.C.C.」のコンクールで最高位となる5タブレットと外国人部門最優秀ショコラティエ賞のW受賞の快挙を達成し話題となった。以後、最高位を5年連続獲得。最優秀賞も3度受賞するなど、名実共に日本を代表するショコラティエとなった。その沸き上がる創造性のルーツは何か?小山に話を聞いた。■大切なのは「切り取る力」「表現し伝える能力」「技術力」の3つエスコヤマのショコラトリー・Rozillaには、小山の創る宝石のように繊細で美しいショコラがずらりと並ぶ。世界各地から個人輸入しているカカオの特徴を存分に堪能できるもの、一見意外な素材の組み合わせが口の中で思わぬマリアージュを見せる2層で構成されたもの、さらに名前に目を向けると「NINJA」「Genesis~創世記~」「YABAI」など、すぐには味が想像できないようなアイテムも。「C.C.C.」のガイドブックで「味覚の錬金術師」と称されるショコラティエ・小山進の、作品へのインスピレーションはどこから来るのか。「インスピレーションは日常生活を送る中で自然に得ています。例えば、日課のジョギング中に感じた『いい花の香りやなぁ』というメモであったり、偶然手元に届いた日向夏であったり、京都の料理屋で食べたふきのとうだったり。『あのカカオと合わせたら面白そう』、そう思った瞬間に、頭の中ではもう味のイメージが完成している。あとはその配合を実験して表現していくだけなんです」創造性溢れる物創りを行うためには、日常生活から面白いことを「切り抜く力」、それを「表現し、伝える能力」、そしてそれを具現化する「技術力」が揃って、初めて実現すると言う。そしてこの3つの力はどんな職種の仕事をするうえでも不可欠な要素だと小山は語る。■カカオとの出会い2011年のC.C.C.での受賞が、小山が真剣にカカオに向き合い始める一つのきっかけとなった。産地が同じでも収穫時期や発酵、乾燥の仕方などでその味ががらりと変わるカカオ。その魅力の虜になるショコラティエも多い。「本気を出さないと」。翌年から小山はマダガスカル、ベトナム、インドネシアにコロンビアと様々なカカオの産地を巡り、実際にカカオを見て、産地の方々と触れ合い、カカオを深く勉強する旅に出ることとなる。「世界にはフレッシュのカカオフルーツの種を食べただけで、その着地点であるチョコレートの味が分かる、いわば“クーベルチュリエ”というべき人たちがいる。僕はいつかその領域に足を踏み入れたいと思っているんです。そこまで知らなくてもショコラは創れます。だけど、“究極”を知ってしまった時に湧き出す、そこに辿り着きたい!という感情と行動が、さらなるいいものを生み出すと思うんですよ」現在、エスコヤマには約90種ものクーベルチュール(原料となるチョコレート)があるという。ここ2年ほどの間に、惹かれた素材にカカオを合わせた「素材ありき」の創作から、個性豊かなカカオにぴったりの素材を合わせる「カカオありき」のショコラづくりへと変化してきたという。■アルアコ族のカカオを巡る物語2015年夏、小山はコロンビアのカカオ生産地を訪問した。2014年に続き、2度目となる。シエラネバダ山脈の麓で伝統的な自給自足生活を営むアルアコ族に、彼らが栽培したカカオを用いたクーベルチュール「アルアコ72%」で創作したボンボンショコラを届ける目的もあった。「2年連続で訪ねて来る変わったヤツやと思われたのか(笑)、このときはトップとなる祈祷師にお会いすることができた。そこで、16世紀のスペイン侵略によってアルアコ族が大切なカカオの森を捨ててシエラネバダの山深くに逃げなければならなかった、という悲しい物語を初めて聞いたんです。断絶されたカカオの文化が、その末裔たちの手により現代に復活し、そのカカオが僕に供給されている。これはすごいことやと思いませんか?僕はこのカカオを大切に使わないといけないと改めて思ったし、この物語を伝える使命があると感じて物語を書き始めました。」小山は『THE LOST TREASURE~失われたアルアコの秘宝~』と題した冒険ファンタジーを書き、さらにミュージシャンの佐藤竹善氏が10分超の大曲に仕上げクリスマスアルバムに収録。また、小山がその表現力に惚れ込んだ「キングコング」のにしのあきひろ氏がこの冒険物語に絵を製作し、3月には絵本として発刊される予定だという。「伝えなければ」という小山の強い想いによって、アルアコ族のカカオをめぐる物語は確実に人々に伝えられているのだ。■フレームに収まりきらないエネルギー「何でもはっきり言う性格は子供の頃から」と笑う小山。正しくないことに流されるのが嫌だという彼の幼少期はどんな子供だったのだろうか。「このままです(笑)。住んでいた京都では路地裏でよく遊び、夏休みの一ヶ月間は、兵庫県の母方の田舎で虫捕りや木登りをして遊んでいました。虫が大好きな僕は、その頃からクワガタやカブトムシのフォルムもとても魅惑的だと感じていたし、その模様がまるでエンボス加工のようだな、このツヤもかっこいいな、とかそういう視点で虫を見ていました。絵を描くことも好きでした。一枚の紙では足りずにはみ出してしまうので、母親は模造紙を何枚もつないで僕に絵を描かせてくれた。それでもまだ足りなくて、壁にまで描いてしまう。ただ、母は途中では止めずにいてくれて、最後に『消しとき!』と一言(笑)。母は、僕の『表現したい!』という強いパワーを見抜いていて、フレームに収めることよりも、のびのびと表現することを伸ばしてくれたのだと思います」そんな小山が大人になり、自分の店を構えたのは兵庫県三田市。どこまでも青い空。広大な敷地に広がる「パティシエ エス コヤマ」は我々が想像する「ケーキ屋さん」のフレームを超えている。洞窟のようなショコラトリーの空間に一歩入れば、波打つ左官壁が広がり、四季折々、色々な表情を見せる庭にはカブト虫やお菓子の妖精のオブジェ。近未来のお菓子工場を思わせるパティスリーは子供だけが入れるワンダーランドだ。「それが子供たちにとっての『ケーキ屋さん』の原風景になるとしたら、面白いでしょ」と小山はたまらなく楽しそうな顔になる。■「夢」ではなく「具体的な目標」をこれからの目標を訊ねると、「何かを残したい」と即答。実は、ここ数年、小山は幼稚園から大学まで、依頼された講演会は可能な限り引き受け、様々な子供たち・若者たちと話をする機会を積極的に作っている。「ケーキの話なんてしませんよ(笑)。子供たち自身が楽しいと感じたことを発表する授業です。生徒さんを指名して、前に出てきてもらって、「昨日、なんか楽しいことあった?」って聞くんです。発表すること、発信すること、それを皆に聞いてもらうこと。話すことが苦手な子も、きちんと誘導してあげればどんどん話してくれます。終わって聞いていた人が拍手してくれたらもっと気持ちよくなって、話すこと、伝えることが得意になります。伝える力はどんな職業にも共通して必要な能力です。それから、例えばチョコレートって、「体温で溶ける」という特性を使って、口の中でとんでもなく楽しいことが起こせる。『すごいな、こんなことまでできるんだ!』という刺激を子供たちが受けてくれたら、ジャンルを問わずもっとすごい化学変化を起こしてみよう!という子が現れるかもしれない。そんなことも考えています。また、僕は『好きなことを見つけて掘り下げる』こと、『夢ではなく、それに近づくための具体的な目標を持つこと』の大切さも伝えたいんです。「夢がある」というと、素敵に思えるけど、じゃあ何をすればいいのかというと、あまりに漠然としていてわからないですよね。具体的に「目標」をもって、今日何かを実際に達成する方がはるかに有意義です。だから、「夢ではなく目標を持て」とお話ししています。学校で目を輝かせて僕の話を聞いてくれる子たちは、たいてい学校の先生方からは「問題児」扱いされている。僕から見れば、「フレームからはみ出ているけれど、突出した何かをもっている子たち」です。カカオハンティングで出会う未知のカカオと同じ。一人ひとり、一粒一粒の魅力を生かして、導くことが大切だと思っています」フレームに収まりきらないエネルギーをはみ出させることで起こる、さまざまな化学変化。そのDNAはケーキやショコラの世界にとどまらず、必ずやこれからも多くの人に伝わっていくのだろう。【Profile】小山進 こやま・すすむ1964年京都生まれ。大阪の調理師専門学校を卒業後、神戸の洋菓子店に入社。本店パティシエ、商品開発部長など様々なポジションを経験したのち独立。2003年、兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を開店。「小山ロール」は店頭販売だけで1日1600本を売り上げ、ロールケーキブームの火付け役となった。日課はジョギング。ミュージシャン、グラフィックデザイナーから陶芸家までいろんな職業に憧れた好奇心はファッションにも向けられていて、最近はバルマンのパンツを愛用。オートクチュールのようなフィット感がお気に入りなのだとか。
2016年02月13日月刊「根本宗子」を主宰する根本宗子がミュージシャンとコラボレーションする企画の第2弾として、4人組のロックバンド「おとぎ話」との『ねもしゅーのおとぎ話ファンファーレサーカス』が上演される。「おとぎ話」の楽曲が生演奏されるなか、趣里、蒼波純というふたりの若き女優をダブル主演に迎えて綴られるのは、まさにファンタジックな世界。小劇場でエンターテインメントを見せてくれる根本宗子が、今作で目論むものは?ねもしゅーのおとぎ話ファンファーレサーカス チケット情報第2弾のコラボ演劇を創作にするにあたって、根本がまず考えたのは、「せっかく『おとぎ話』というバンド名のミュージシャンと一緒にやるのだから、ちょっと飛んだ話をやろう」ということだった。そこでオファーしたのがふたりの女優。「おとぎ話」のPVにも出演している趣里と、根本が脚本と一部監督も務めた配信ドラマ『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』で主演した蒼波純である。そして、趣里におとぎ話のなかのサーカス団一の踊り子役を、蒼波にそのおとぎ話の本の世界に入っていく役を与えた。「作品も役柄もここ2、3年で振り幅が広がっている趣里ちゃんにおとぎ話の世界を引っ張っていってもらい、14歳にして鋭い観察眼を持っている純ちゃんに、その世界と闘ってもらいたいなと思ったんです。基本的にいつも私が書きたいと思っているのは人が対立する話。正義と正義が闘っている様を、これまでは、家やバイト先を舞台に書いてきたんですけど、今回はそれがおとぎ話の世界でおこるだけで、台詞のやりとりに込めるものは同じなんです(笑)」。趣里は、根本の作品の魅力を「描かれていることは緻密でリアリティがあるのに、舞台としての見せ方の完成度が高い」ところにあると語り、「踊り子として振り切った芝居をしながらも、相手とちゃんと会話したい」と意気込む。これが初舞台となる蒼波も、「ファンタジーなのに、現実にでもあるような会話があるところが好きです。台詞も歌も大変だけど楽しい」と意欲的だ。これまでも、舞台にはエンターテインメント性が必要と、リアルの中にもファンタジーを描いてきた根本。「私の作品はよく“リアル女子を切り取る”っていうふうに書かれるんですけど、これを観ればその評はちょっと違うことがわかってもらえるかなと。小劇場を観たことのない人、苦手な人にこそ、観てもらいたいです」。リアル女子の現場から飛び出し、ファンタジー世界を舞台に描く今作。根本演劇の面白さがあふれるはずだ。公演は2月11日(木・祝)から14日(日)まで東京・新宿FACEにて上演。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2016年02月03日三省製薬株式会社福岡県の三省製薬株式会社は、トータルエイジングケアブランド『DERMED(デルメッド)』よりプレミアムシリーズを新発売。「シワ」「シミ」の根本原因に直接作用する「STミロバラン」「ピュールブランW」を配合している。2016年1月5日(火)より、同製品を気軽に楽しめるトライアルセットを1,200円(税込み)で販売中だ。50代からの肌のトラブル50代からの肌トラブルの代表格は、「コラーゲンの減少」や「ヒアルロン酸の減少」など。他にも、肌のターンオーバーは28日から大幅に伸び最大75日にもなってしまい、古い角質が排出されず、シミが肌に定着しやすくなってしまう。いずれも加齢が原因だ。これらの50代特有のトラブルを解決するため、デルメッド プレミアムシリーズは、トラブルの根本原因に直接作用する。「STミロバラン」と「ピュールブランW」「STミロバラン」は、コラーゲンを分解する「コラゲナーゼ」の活動を弱め、ヒアルロン酸を分解する「ヒアルロニダーゼ」の活動も弱める。また、「ピュールブランW」は、メラニン生産量を抑制、メラニン生成のスタートとなる合成そのものを阻止することもわかっている。3ステップで本格エイジングケア!デルメッド プレミアムシリーズのスキンケアは3ステップ。成分の浸透を高める化粧水とさらにその成分を奥まで浸透させる乳液状美容液、外部からの刺激や紫外線をブロックする化粧下地で完成だ。ターゲットを絞った本格エイジングケア、トライアルセットで試してみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・“エイジングの分岐点”50代からの二大お悩み「シワ」「シミ」を同時に本格ケア 『DERMED(デルメッド)』プレミアムシリーズを気軽に試せるトライアルセット2016年1月5日(火)発売
2016年01月08日声優の宮野真守が、8月28日に公開されるアニメーション映画『劇場版 弱虫ペダル』に登場する新キャラクター・吉本進役を担当することが明らかになった。吉本進は、熊本台一高校チームのエース。けがのためインターハイに出場することはかなわなかったものの、阿蘇の山で鍛え抜かれた走りから、"火の国・炎のクライマー"と称される実力派。明朗かつアグレッシブな性格の持ち主として描かれるという。出演が決定した宮野は「今までにチャレンジしたことのないキャラクター、しかも『熊本出身』のキャラクターを担当させていただけるということで、正直ドキドキですが、かなり気合入っています!」と意気込み、「全身全霊をかけて演じていきますので、ぜひ楽しみに待っていてください!」と呼びかけている。映画の主要キャストには、アニメに引き続き、小野田坂道役を山下大輝、田所迅役を伊藤健太郎、巻島裕介役を森久保祥太郎、金城真護役を安元洋貴、鳴子章吉役を福島潤、今泉俊輔役を鳥海浩輔が担当する。原作コミックスの累計発行部数が1,300万部を突破している『弱虫ペダル』は、自転車のロードレースにすべてをかける高校生たちが繰り広げる熱いドラマと迫力とスピードに満ちた戦いが多くのファンを獲得。アニメは、2013年10月~2014年6月に第1期、2014年10月~2015年3月に第2期『弱虫ペダル GRANDE ROAD』が放送された。初の長編アニメーション映画となる『劇場版 弱虫ペダル』では、原作者の渡辺航氏がシナリオを新たに書き下ろし、TVアニメに引き続き、小野田坂道役を山下大輝、田所迅役を伊藤健太郎、巻島裕介役を森久保祥太郎、金城真護役を安元洋貴、鳴子章吉役を福島潤、今泉俊輔役を鳥海浩輔が担当する。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年05月28日昨年エイベックスからメジャー・デビューを果たしたシンガー・ソングライターの大森靖子と、演劇界の外部からも注目を浴びる劇作家/演出家の根本宗子。以前から互いの作品のファンだったという両者によるタッグが舞台『夏果て幸せの果て』で実現する。大森は音楽を担当するのみならず、俳優としても舞台にあがり、弾き語りも披露する予定だという。大森靖子×根本宗子『夏果て幸せの果て』チケット情報根本「タイトルの通り、大森さんの<夏果て>という曲に触発されて脚本を書きました。<夏果て>は監禁殺人事件が歌詞の題材なので、怖いとか暗いというイメージを持つ人が多いと思うんですけど、そこでどれだけ幸せなものを観せられるかを考えています。被害者が監禁されているという意識がないような物語にしたいですね」劇中では鳥肌実演じる怪しげな中年男性が、城川もね演じる女子高校生を監禁している、という設定だ。ふたりの奇妙でいびつな関係性が作品のひとつの肝となる。大森「<夏果て>は、実際にあった残酷な事件を歪ませて少し幸せにするっていう感覚で書いたんです。そもそも、辛い現実をちょっと浮かせてマシにするのが音楽の役割だと思っているので。<夏果て>も暗い曲だけど、現実にあった事件よりは明るいんですよ。その辺はもう、鳥肌(実)さんの幸せそうな感じを見て完璧だって思いましたね(笑)」舞台には現実の大森靖子と妄想の中の大森靖子が登場。それぞれを根本、大森が演じる。舞台は大森の部屋とコンビニエンスストア。東京芸術劇場に、虚実入り混じった空想世界が現出することとなりそうだ。これは、普段演劇を観ない層にとっても新鮮な体験をもたらす作品だろう。大森「私のファンって、“どうしよう?拍手、していいのかなあ?”みたいな状況には慣れっこなはずなので、その“どうしよう?”を楽しんで欲しいですね。で、素直に色んなことにびっくりしたり引いたり笑ったりしてくれたらいいと思います」根本「私は自分の劇団公演が終わった約2週間後に本番があるんです。そんな短期間で長編を2本続けてやるって聞いたことがないし、2本目を2週間の稽古でやるっていうのも珍しい。で、どちらもその時々で自分の中で浄化したいと思っていることを書いていて、ある意味、ドキュメンタリーみたいになっている。だから、2本続けて観た人には何か特別に感じてもらえるものがあると思います」公演は6月3日(水)から9日(火)まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演。チケット発売中。取材・文:土佐有明
2015年05月26日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日ベネッセホールディングスは13日、「進研ゼミ 記者説明会」を開催。進研ゼミの新しいデジタル教育サービス「進研ゼミ デジサプリ」について詳細を説明した。同社では、「学校の授業進度に関係なく、たくさんの問題演習や先どり学習に挑戦したい」という子供をターゲットとしたiPad専用の学習アプリ「進研ゼミ デジサプリ」を開発。進研ゼミ会員に向けて、3月25日より提供開始する。同アプリには、中学校3年分5教科のほか、小学校6年間で学習する「計算」および「漢字」の学習内容を収録。学年問わず問題に取り組むことができる。推奨対象は、主に小学校4年生以上から中学生(※高校受験に向けたナビゲーション機能は中学生のみ利用可能)。このたび“学年不問”の同サービスが誕生した背景には、教科書の内容や進度に沿った教材・サービスを提供する「進研ゼミ」のユーザーから、「内容の量を多くしてほしい」「より難しい問題をやってみたい」といったニーズがあったことが挙げられる。そのニーズを満たすべく、教科書や学年を超え、一人ひとりの実力を伸ばすことができるものとして同アプリが開発された。現在、推奨対象となる小学校4年生以上から中学生の6学年で、100万名弱の会員を持つ「進研ゼミ」では、同サプリの目標ダウンロード数について、「その5~10%。まずはそれを目標に取り組みたい」と、国内教育カンパニー商品戦略企画本部 本部長 兼 小学生教育サービス本部 本部長の堤雅之さん。「学習内容を進めてやりたい、戻ってやり直したいといった希望に対し、紙の教材では対応できなかった部分があるが、このアプリではそれが可能になる」と、自信を見せている。ちなみに、“小学生の内に1番身につけておいてほしいもの”との考えから提供する、計算力・漢字力を高めるためのアプリについては、「どんどん先に進める“ノングレード設計”ですが、確実な習得を主目的としているので、かなり厳しめの設計。例えば、漢字を書きながら覚える『漢字サプリ(仮)』は、書き順や字形の判定が細かく、とめ、はねまでしっかりチェック。きめ細かな添削のあと書き直しをして定着させます」とのこと。一方、全400級、8000問を収録する「計算サプリ」は、演習問題に正解できるまで次の学習に進めないようになっており、「確実に身につくまで、繰り返し繰り返し学習できます」とアピールする。なお、デジサプリの利用に際し追加費用は発生せず、従来の講座受講費内で利用可能だ。iOS8.0以上搭載のiPadに対応しており、App Storeよりダウンロードできる。
2015年02月17日バンダイの展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2015年5月発売予定の『S.H.Figuarts 魔進チェイサー』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は4,860円(税込)。「魔進チェイサー」は、人類を脅かす脅威「ロイミュード」の幹部であるハートとブレンに付き従う寡黙で謎の多い男・チェイスが、銃型の武器「ブレイクガンナー」で変身した姿。劇中では「仮面ライダードライブ」と互角以上の高い戦闘能力を発揮し、自らの宿命として執拗にドライブを抹殺しようと戦いを挑む。『仮面ライダードライブ』からは、ドライブに続く「S.H.Figuarts」化となる。『S.H.Figuarts 魔進チェイサー』では、複雑なスーツの造形、肩のマーキングなど隅々まで徹底的に造形。アシンメトリーでメカニカルな形状を「S.H.Figuarts」の高いクオリティで再現しており、同シリーズの優秀な造形と可動範囲を両立している。もちろん、専用武器「ブレイクガンナー」も付属し、劇中のシーンやポーズを思いのままに再現することができる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右3種とブレイクガンナー。なお、初回特典には「ミッドナイトシャドーセット」を用意。換用タイヤ、交換用ベルトパーツ、シフトカー(ミッドナイトシャドー)が同梱され、2015年4月発売予定の『S.H.Figuarts 仮面ライダードライブ タイプスピード』と連動している。詳細は「S.H.Figuarts 仮面ライダードライブ スペシャルページ」まで。さらに、この『S.H.Figuarts 魔進チェイサー』とともに愛機『S.H.Figuarts ライドチェイサー』も同時発売される。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年01月13日東京エレクトロン デバイス(TED)は1月6日、韓国TAEJIN Technology(泰進テクノロジー)と販売代理店契約を締結し、泰進テクノロジー製の高品質かつ長期安定供給が可能なパワマネージメントIC(PMIC)の取り扱いを開始したと発表した。泰進テクノロジーは2000年5月設立のファブレスの電源IC専業ベンダで、中国や韓国の大手家電メーカーのテレビやセットトップボックス向けに製品を長年、安定的に供給してきた実績などを有している。今回の提携によりTEDが取り扱う製品群としては、同社のWebサイトではDC/DCコンバータやリニアレギュレータ(LDO)といったパワーマネージメントIC、汎用オペアンプ、コンパレータなどが記載されているが、今後は既存のLDO・DC/DCコンバータのラインアップの充実に加え、泰進テクノロジーがAC/DCコンバータの開発を進めていることから、一次側・二次側両方の幅広い電源ICの提案が可能になる予定だとしている。TEDでは、泰進テクノロジーについて、韓国産業通商資源部から「技術革新企業」としての認定を受けており、韓国の設計開発拠点では政府所有の設備の使用が可能なため、開発投資額を通常に比べて抑えることで、高品質ながら高コストパフォーマンスの製品供給を実現しているとしており、すでに日本市場でも、大手電機メーカーのカーエンターテインメントへ採用されるなど、民生・インダストリアル・車載などの分野での実績を伸ばしているとしており、今回の提携を機に泰進テクノロジーの幅広い製品群を、TEDが長年培ってきた電源製品の知識とサポート力を組み合わせて提供していくことで、顧客の製品開発期間の短縮ならびに低コスト化に貢献していきたいとしている。
2015年01月08日フランス・パリにて開催された世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ・パリ」。兵庫県の菓子店「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ・小山進氏は、そこで最高位の評価「ゴールドタブレット+☆」と、外国人ショコラティエとして最も栄誉ある賞といわれる「外国人部門最優秀賞」をフランスで最も権威のあるショコラ愛好会「Club des Croqueurs de Chocolat(クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ、以下C.C.C.)」からW受賞した。同展に出品したショコラアソート「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2014」(1,400円)をはじめとして、同氏の作る最上級品質のチョコレートが店舗やオンラインショップで順次発売されている。その奥深い味わいを紹介しよう。○W受賞の珠玉の4粒「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2014」は、「2colombie(ドゥ・コロンビー)」「桜の葉&フランボワーズ」「こがし醤油」「抹茶&パッションのプラリネ」の4つのチョコレートの詰め合わせだ。12月1日から販売を開始しており、「C.C.C.」からは「潜在意識にある美食の欲求に訴えるもの。味覚の錬金術師と言える」と絶賛された。「2colombie」は、小山氏が生産地まで直接出向いて入手した2種類のカカオ「シエラネバダ」と「トゥマコ」を使ったチョコレートだ。口に入れると感じるなめらかな甘味の中に、かすかな渋味や酸味が代わる代わる現れ、2種類のカカオの個性を楽しめる。「桜の葉&フランボワーズ」には、ガナッシュに使用する生クリームで桜の葉をアンフュゼして香りが移し取られている。口に入れた瞬間にふわっと広がる桜の香りをフランボワーズガナッシュの酸味が追いかけ、優しく新鮮な味わいだ。「こがし醤油」では、ガナッシュに使う生クリームと、キャラメル化する寸前まで熱した醤油とをあわせることでチョコレートにその香りを閉じ込めた。醤油のうま味と香ばしさがチョコレートの甘味と溶け合い、ゆず皮や一味唐辛子を配合した「粉しょうゆ」もプラスしてスパイシーなアクセントを加える。なお、「粉しょうゆ」には、京都の老舗料亭「下鴨茶寮」の「料亭の粉しょうゆ」を使用している。「抹茶&パッションのプラリネ」は、抹茶にパッションフルーツを組み合わせた斬新な一品。抹茶の豊かな香りとほのかな苦味にパッションフルーツの酸味が絡み、意外な組み合わせながら驚くほど違和感なく調和している。加えてヘーゼルナッツのプラリネがナッツの香ばしさとコクのある甘味を添え、全体を奇跡的なバランスにまとめ上げている。○斬新な組み合わせのチョコも続いては、1月下旬に発売予定の「SUSUMU KOYAMA’S CREATION INTERNATIONAL CHOCOLATE AWARDS 2014 【NEW YORK→LONDON】BONBON CHOCOLAT ASSORT」(1,400円)を。こちらは、チョコレートの国際大会「INTERNATIONAL CHOCOLATE AWARDS 2014」アメリカ大会で金賞を受賞したボンボンショコラの詰め合わせとなる。今回は全4種の中から「Genesis(いちじくの葉&枝スモーク)」「コブミカンの葉」「インドネシアンカフェ&ラズベリー」の3種を試食した。「Genesis(いちじくの葉&枝スモーク)」は、一口食べるだけでスモーキーな香りがいっぱいに広がる。芳(かぐわ)しい薫製の風味の奥にイチジクがしっかりと香る余韻豊かな味わい。「コブミカンの葉」も意外性満載。タイ料理などの香り付けに使われるコブミカンの葉。そのエスニックな芳香は鮮烈だが、チョコレートの風味を損なわず爽やかに香る。「インドネシアンカフェ&ライチラズベリー」では、南国を連想させるライチの香りとラズベリーの酸味が新鮮。後からほのかにコーヒーの苦味を感じる、大人っぽい味わいのチョコレートだ。焦がし醤油や抹茶など、日本人ならではの感性を生かしたチョコレート作りを貫く小山進氏。最高の栄誉をもって世界が認めた最新コレクションで、その豊かな世界を感じてみてはいかがだろうか。他にも「エスコヤマ」では、2012年~2014年の「サロン デュ ショコラ パリ」で発表したコレクションを集めた「THE BEST SUSUMU KOYAMA PREMIUM CREATIONS 2012-2014」(4,800円)や、「INTERNATIONAL CHOCOLATE AWARDS 2014」に出品した板チョコやスプレッドなどさまざまな商品を販売する。販売は店舗とオンラインストア「es koyama On Line Shop」にて。※価格は全て税込
2014年12月09日映画『25 NIJYUーGO』の先行上映舞台あいさつが先月31日、都内で行われ、キャストの哀川翔、寺島進、高岡早紀、小沢仁志、小沢和義、井上正大と鹿島勤監督が出席した。東映Vシネマ25周年記念作品の本作は、"Vシネの帝王"こと哀川翔主演のVシネマ。不良刑事コンビ、横領事件の容疑者、広域暴力団、ホステス、チャイナマフィア、殺し屋ら25人の悪党たちが、訳ありの現金25億円を巡るバトルを繰り広げる――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の哀川は、Vシネマ25周年記念作品に、「25年経ったけどあっという間。Vシネマは、昔やっていたテーマが今でもできるから続いてるんだと思う」としみじみ語り、「自分たちがやってきた道筋を感じていただければ。メッセージが詰まってるから油断して泣かないように」と熱い想いをアピール。一方、劇中で哀川とコンビを組む寺島は、「来年3月に第2子の男の子が誕生します。25年経ってから、うちの息子が見て『お父さん、格好良い!』と思ってくれれば」とサプライズ発表するも、哀川に「もう死んでんじゃねーの?」と突っ込まれ、「死なないよ! まだまだやるよ!」と苦笑いしていた。また、舞台あいさつで寺島は、「最後のドンパチやっているところに、ゴジラがやってきてスタローンも出てくる」とアピールする小沢に、「そんな予算ねーよ!」と突っ込み、25歳だという井上にも、「Vシネマに俺がデビューした時にオギャーって産まれたの?ふざけんなよな」とこぼすなど、丁々発止のやりとりに会場は大爆笑。その様子に、にこやかな笑みを浮かべていた高岡は、「みんな怖いんですよね~。良い意味で面白く楽しかった」と初めてのVシネマ撮影を振り返り、「みなさんユニークでひょうきん。小沢(仁志)さんとか、見た目は怖いけど、中身は優しいおじさん」と暴露。続けて、鹿島監督も「基本的に顔は怖いけど、言うことは聞いてくれる人たち」と称していた。
2014年11月01日映画『イン・ザ・ヒーロー』の完成披露試写会が8月11日(月)に開催!主演の唐沢寿明を始め、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、日向丈、加藤雅也、和久井映見、杉咲花、武正晴監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。アクション映画や特撮ヒーロー作品において、日陰の存在ながら欠かすことのできないスーツアクターとして作品を支える者たちの奮闘、熱いドラマを描き出す。唐沢さん自身、若い頃に「仮面ライダー」などの特撮ヒーロー作品でスーツアクターを演じた経験があっただけに、スーツアクター25年の主人公を強い思い入れを持って演じたよう。劇中で見せる激しいアクションに関しても「昔、やってたことなので、それができるかどうかでしたが、稽古中はケガもしましたよ。一生懸命頑張っても初老なんでね」と苦笑交じりにふり返る。同じく、スーツアクター仲間の男を演じた寺島さんは、会場を見渡し、福士さんファンの若い女性客が多いのを目にして「お前ら『蒼汰、蒼汰』って」と怒号まじりに毒づき、これに唐沢さんが「警察を呼んで(苦笑)!」と対応して会場は笑いに包まれる。ちなみに、唐沢さんと寺島さん、そして加藤さんは全員、1963年生まれの同い年!寺島さんがその事実を明かすと、客席は「えーっ!!」と驚きに包まれた。そんな“同級生”唐沢さんについて、寺島さんは「50代のヒーローが生まれた。素晴らしかったです」と大絶賛。もう一人の“同級生”加藤さんは劇中は唐沢さんを駆りたてるハリウッド映画プロデューサーを演じたが、唐沢さんの体を張ったアクションを目の当たりにし「向こう(=スーツアクター役)の役に選ばれなかったことに、最初は『オレももうダメになったのかな?』という思いもありましたが、『いや、あれは実際にやったら大変だぞ…』という思いで見ていました。最後のシーンは本当にすごいシーンになってます」と惜しみない称賛を送った。唐沢さんは「いまどきCGとかですごい映像があるのに、アナログで一生懸命、立ち回りをやってる。ワイヤーだってあるのに、使わずに昔のように本当に飛び降りてる。懐かしくもありつつ『またやるのか!』という思いもありました。でも(スーツアクターなので)顔が映ってないのよ(苦笑)。でもそれがこの映画のテーマ。やり続けること、一生懸命やることって実は感動的だと教えてくれる。いい年して、25年やり続けているところが心を打つと思う」と熱く語る。福士さんは、劇中のようにもしもハリウッドからアクション映画のオファーが来たら?という問いに「ぜひやりたい。アクションも好きなので」と意欲を口にするが、事務所の先輩でもある唐沢さんは「だったら、吹き替えはオレがやりますよ!」とかわいい後輩のために、顔の見えないところで一肌脱ぐことを約束し、会場を沸かせた。『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月12日進研ゼミ小学講座のWebサイト「今ドキ小学生まとめ」は10日、今年「二分の一成人式」を迎える小学4年生に「大人になること」について調査した結果を公開した。20歳のちょうど半分にあたる小学4年生を節目の年ととらえ、小学校や自治体の取り組みとして、4年生を対象にしたイベント「二分の一成人式」を実施する事例が近年増えているという。このような現状を受け、2012年11月2日~8日にインターネット調査を実施。ベネッセコーポレーションの女性向けウェブサイト「ウィメンズパーク」に登録の保護者の、小学4年生の子ども103名(男子53名、女子50名)を対象に、保護者を通した聞きとりで回答を得た。大人になりたいと回答した小学4年生は74%だった。なりたい理由を自由回答で聞いたところ、「大人になれば自由に好きなことができるから」(男子)、「大人になったら仕事をして好きなものが買えるし、お友達とショッピングをたのしめるから」(女子)、「早く大人になって自分のやりたいことをしたい」(男子)など、やれることの幅が広がることを楽しみにする回答が目立った。「大人になったらやりたいことはどれですか?」という質問に対しては、「仕事」「一人暮らし」「結婚」「お酒を飲む」「タバコを吸う」「車を買う(運転する)」「父親/母親になる」など16の選択肢から複数回答可で選んでもらった。「仕事」は男子1位(50.9%)、女子2位(50.0%)と、男女ともに「やりたい」と感じている子どもが多いことがわかった。男子の2位は「車を買う(運転する)」(47.2%)、3位は「貯金をする」(28.3%)。女子の1位は「結婚」(54.0%)、3位は「母親になる」(34.0%)となった。その他、詳細なアンケート結果は「今ドキ小学生まとめ」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月15日