女優の前田敦子が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新ドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』(12日スタート、毎週木曜21:00~21:54)の制作発表会見に、振り袖姿で登場。自身の役について、AKB48時代の名スピーチになぞらえて紹介し、会場を笑わせた。このドラマは、主演の三浦友和が父、黒木瞳が母、前田が娘、工藤阿須加が息子という4人の平穏な家族が、ふとしたきっかけで崩壊していく姿を、橋本裕志のオリジナル脚本で描くもの。前田は、勤務する宝飾メーカーでセクハラに悩み、願い出て異動した先も過酷な部署だったというOL・富川栞役を演じる。栞は、父を持ち上げておこずかいをもらうなど、チャッカリした性格で、前田は「親に甘える部分がある今どきの子なんですけど、ぜひ嫌いにならないで応援していただきたいと思います(笑)」と紹介。自身がAKB48時代、選抜総選挙で1位に輝いたときに発した「私のことは嫌いでも、AKBは嫌いにならないでください!」という言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような言い回しに、自身も会場も笑いに包まれた。家族がテーマの今作。「自分にとっての家族とは」という質問を受け、前田はフリップに「一番」と書いて回答し、「すべてのことにおいて、一番大切ですし、一番味方でいてくれますし、特にお母さんは一番の友達みたいな存在でもあります」と説明した。「何でも一番最初にしゃべろうと思うのがお母さん。しゃべってないことはないと思います」と、仲の良さを明かす。また、今年の抱負を聞かれて、前田は「健康」と回答。隣の三浦に「ババくせえな(笑)」とツッコまれながらも、「去年このドラマのポスター撮影のときに39度の熱を出して、皆さんにご迷惑をおかけしてしまったので、絶対に今年は風邪ひかないぞって思っています」と力説し、そのために「よく寝てよく食べる」と対策法を話していた。この正月はオフで、ずっとテレビを見ていたという前田。「こんなにテレビを見たのはすごく久しぶり。面白い番組がいっぱいやっていました(笑)」と、すっかり英気を養ったようだ。
2017年01月04日元AKB48で女優の前田敦子とロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が1日、それぞれ自身のツイッターを更新し、一部で報じられた交際報道を否定した。前田は「全く、ないですよ!!」と否定。「そんな根も葉もない噂で出ちゃうと相手方にも、ファンのみなさんに申し訳ないです。全くありませんよ」と続け、「なんで!! びっくり!! !! !!」と驚いた。野田も「なんだろう。熱愛報道みたいなのが出てるみたいですがまったくの事実無根です」と否定。「正月早々。相手方にも申し訳ないので、伝えさせてもらいます。なんだかなぁ」とつぶやいた。
2017年01月01日今年も放送されるフジテレビの夏の風物詩「ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2016」に、元「AKB48」の前田敦子が初主演することが分かった。昨年放送された「世にも奇妙な物語 25 周年スペシャル・春~人気漫画家競演編~」では、自分が過去に罪をおかした場所にしばりつけられたように動けなくなってしまう「地縛者」で主演を演じた前田さん。奇妙なストーリー展開だけでなく、悲しい過去にしばられる女性を熱演した。そして今回、前田さんが主演するのは物語、「夏のしらせ」。萩原朋子(前田敦子)は父親の晴彦(鹿賀丈史)の反対を押し切って田舎から上京、希望だった仕事についたのだが、7年たったいまも思うようにはいっていない。上京以来父とも疎遠になってしまった。父親との関係を修復する前に父はほどなくして他界、きっと自分のことをいまも許していないはずだと思っていた。ある日朋子は、自分の父の存在をすぐそばに感じるように。父は自分を呪って出てきたに違いないと思っていたが…。というストーリー。本ドラマは、身の毛もよだつようなホラードラマ、というよりも父の愛がテーマの“泣ける”ホラー作品。恐怖の余り叫び声をあげるといった形とはひと味違うじわりとした怖さを表現している。今回は恐怖に耐える表情や、後悔の念に苦しめられる表情、悲しみをたたえた表情など、前田さんの様々な表情が見られることになりそう。また、本ドラマの鍵を握る父親を演じる鹿賀丈史の演技にも注目だ。幼い頃から「ほん怖」をいつも楽しみに見ていたという前田さんは、「私にとって夏休みの思い出として記憶に残っている作品です。怖いので、見る前にお風呂に入ってすぐに寝られる準備をしてから見ていました」とふり返り、「ご覧になってくださる皆さんにとっても、2016年の夏の思い出になったらいいなと思います」とメッセージを寄せた。そのほか「ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2016」では、武井咲主演の「病棟の看取り図」や「Sexy zone」中島健人主演の「押し入れが怖い」、柳葉敏郎主演の「誘う沼」など、豪華出演陣が勢揃いしている。「ほんとにあった怖い話 夏の特別編 2016」は8月20日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月12日グラビアアイドルの森下悠里が、24日に放送されたTBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕された元俳優の高知東生容疑者と共演したときの印象を語った。森下は、高知容疑者にとって最後の出演作となった昨年12月公開の映画『W~二つの顔を持つ女たち~』で共演。その時の印象について「現場のスタッフのみなさんに1人ずつ声をかけるようなフレンドリーな方」と話し、「キャバクラを舞台にした映画で、キャバ嬢のエキストラの子たち一人ひとりに監督よりも率先して演技指導をされていた」と明かした。爆笑問題の田中裕二が「すでに覚せい剤を使用していた可能性もある。テンションやたら高いとか変わった様子は?」と聞くと、「全然そういうのを感じなかった」と答え、「数時間しかお会いしてないんですけど、みなさんに気遣いをするフレンドリーな優しい方」と話した。さらに、「キャバクラのシーンで、ホステスの子たちのライターのつけ方とか、灰皿の替え方とかだれよりも詳しかった」と言い、「遊び慣れた方なのかな」と思ったという。
2016年07月24日猫好き有名人のひとり、前田敦子さん。そんな彼女の、ちょっぴりやきもちを焼いてしまうほど相思相愛の様子、覗かせてもらいました。ずっと犬派だった前田敦子さんが猫好きに変わったのは、一匹の猫との出会いがきっかけ。「ひとり暮らしを機に犬を飼おうと思って出かけたペットショップで、ラグドールの子猫にひと目惚れ。実家にはすでに犬が数匹いたのですが、連れ帰ったら母も猫の虜になってしまい、以来、たくさんの猫を迎えてきました」現在、実家に7匹(!)、前田さんの自宅にも3匹の猫がいる。3匹の中でもとくに思い入れがあるのが、今回登場してくれたポッツちゃん。優しい顔立ちと美しい毛並みの、ノーブルなお嬢様だ。「可愛いでしょう?小さい時から美人なんですよ」おっとりした性格だけれど、他の猫に寄りつかないクールな面も。家では前田さんを独占したがる弟格のシャム猫・ロジャーくんに遠慮し、たいていキッチンのカウンターの上でじっとしているそう。「でも、ふたりだけになるとめちゃくちゃ甘えてくるんです。お風呂の前で私をずっと待っていたり、私に寄り添って座って、『なでて』と手をとんとん、と触ってきたり。普段とのギャップがいじらしくて、抱きしめたくなります」彼女のさりげない愛情表現に、日々癒されている前田さん。「犬がきょうだいで、猫はもっと親密な、恋人みたいな関係かな」◇まえだ・あつこ女優、歌手として活躍。6月に1stアルバム『Selfish』をリリース。愛猫たちとの写真集(弊社刊)も予定している。ポッツアメリカンショートヘア、メス、3歳。胸の部分はアメショー特有のタビー柄がなく、真っ白。「珍しいし、すごくキレイ。そこもチャームポイントなんです」(前田さん)※『anan』2016年7月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・清水けい子(SIGNO)ヘア&メイク・高橋里帆(Three Peace)取材、文・新田草子
2016年07月23日現在公開中の映画『クリーピー 偽りの隣人』のトークイベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒沢清監督、前田敦子が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭で大きな反響を呼んだ。そんな本作の劇場公開を記念して行われた同イベントに、本作の監督を務めた黒沢清監督と、黒沢監督作品の『Seventh Code』(2014年公開)で主演を務めた前田敦子が登壇。黒沢監督とは2年ぶりの再会だという前田は「監督とは話すことがたくさんあったので、皆さんの前でも楽しいお話ができればと思っています」と再会を楽しみにしていた様子で、すでに見たという本作について「香川さんが頭から離れないですね。追えば追うほどどんどん恐怖が増していって、その中に自分が入り込んで抜け出せない恐怖を初めて味わいました」と絶賛した。また、2年前に黒沢監督と組んだ『Seventh Code』の話題になり、その時の黒沢監督を前田は「優しいのに、すごく厳しい印象があるんですよね。怒鳴るとかんじゃなくて、真摯で素敵な演出なんですが、凄く見ていただいているのが分かるので、それに応えなきゃとか、ハードルが高いものに見えるです」と明かせば、黒沢監督も当時の前田を「すごかったですよ。朝から晩まで撮影があって、深夜1時に歌うシーンがあったんです。『どうするんだろう?』と思ったら、曲が流れたらアイドルになるんですよね。これがプロなんだと勉強させていただきました」と褒め称えていた。イベント日が七夕ということで、最後に願い事を発表。「私は食べることが好きなので、いくら食べても太らない身体になりますように」とプライベートに関する願望を披露した前田に対し、黒沢監督は「中国が絡んだ大きな企画(2013年に公開予定だった『一九〇五』)がうまく行かなくなって、そのヒロインが前田さん。その映画も含め、小規模でいいので年に1本のペースで撮り続けたいです」と真面目に話すと、前田は「私もじゃあ黒沢監督とその作品が夢で終わらないようにと変えます」とちゃっかり願い直し、黒沢監督にアピールしていた。
2016年07月08日元AKB48の前田敦子と大島優子が18日、それぞれツイッターを更新し、「第8回AKB48選抜総選挙」で史上初の連覇を達成したHKT48の指原莉乃を祝福した。「テレビの前で応援してます!!」と明かしていた前田は、「なんか今年は特に。心臓が飛び出そうだよ。」とコメント。その後、結果が発表されると、「まゆもさっしーもおめでとう!!!!!!」と1位の指原と2位の渡辺麻友を祝福し、さらに、「さしちゃん。かっこいいよ」とつぶやいた。大島優子も「にゃんにゃんらしい卒業発表」と小嶋陽菜の卒業をたたえた上で、「指原二連覇おめでとう!すごい!!」と指原の快挙を祝福。自身が所属する太田プロの総選挙の話題も出し、「明日の太田プロ総選挙は負けないぞー!」と闘志を燃やした。今年の総選挙では、指原が総選挙史上最多票数となる24万3,011票を獲得し、史上初の連覇を達成。女王奪還を目指していた渡辺は、速報1位を守れず、2位に終わった。また、"にゃんにゃん仮面"として出馬し、16位にランクインした小嶋陽菜は、グループ卒業を発表した。
2016年06月19日元AKB48で女優・前田敦子の新曲「Selfish」のミュージックビデオ(以下MV)が9日、公開された。同曲は、22日発売の1stアルバム『Selfish』の収録曲。前田が出演した映画『さよなら歌舞伎町』(15年)でメガホンを取った廣木隆一監督が演出を手掛け、東京と大阪の2日間にわたって撮影された。前田がMVで演じているのは、同曲の歌詞を象徴した「本能のままに生きる女性」。大阪・通天閣本通ではランジェリー姿で歌いながら歩き、キャバレーでは金髪ボブ姿で歌い、ラブホテルではベッドに横たわり、バスタブではフルーツを浮かべて入浴するなど、シチュエーションごとにさまざまな表情を見せている。現在放送中のTBS系主演ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週木曜24:10~)でもセクシーな演技が話題を呼んでいる前田。廣木監督との再タッグを喜び、「早朝の通天閣を裸足で歩いたり、キャバレーのステージ上で歌ったり、貴重な体験もさせていただきました。バスタブのシーンも浮かべたフルーツも実は3種類あって、すべてかわいく、女の子にも楽しく見てもらえるMVになったと思います」と自信作に仕上がったようだ。
2016年06月09日「anan」2006号6/1発売は前田敦子さんが表紙の「駆け込みダイエット」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。あっちゃんが見せた、ダイエット特集にあるまじき(!?)姿。今回表紙とグラビアに登場してくれたのは、ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』の妖艶な演技が話題の前田敦子さん。特集テーマが「ダイエット」ということもあり、撮影では体のラインが強調された衣装に身をつつんでもらい、その均整のとれたカラダ、つい触れたくなる柔肌を存分に見せつけてもらいました。その美body、そして愛らしい笑顔にスタッフ一同目を奪われずにはいられなかったのはいわずもがな、実は取材時、それ以上に目がクギづけになる場面が……。それは〝食べているあっちゃん〟! 「朝から食欲旺盛なAKB48前田敦子のスゴ過ぎる朝食」なんていうまとめサイトがあるくらい、その食欲は知られたものではありますが、その姿を目の前にするとスゴイ破壊力!!撮影終わりの昼食にとお重形式で用意したお惣菜やおにぎりを次から次へパクパクと嬉しそうに食べるわ食べるわ。あっちゃんも「やばい、箸が止まらない!」と自分を制御できないようすで、それはそれは見ていて本当に気持ちいい食べっぷりでした。その幸せそうに食べている姿がかわいいのなんのって!!そんな愛らしいまでの食べ姿、ぜひ写真でお見せしたかったのですが、なにせ今回はダイエット特集ということで、それはまた別の機会に(勝手な願望ですが)……。そして、そんな食いしん坊なあっちゃんがあのパーフェクトなまでのスタイルをキープするための秘訣は本誌インタビューでチェックを!!!(N)
2016年05月31日元AKB48で女優の前田敦子(24)が16日、自身のツイッターを更新し、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんへの思いをつづった。2014年に蜷川さん演出の舞台『太陽2068』で舞台に初挑戦した前田は、「2年前に私を新しい世界に優しく手招きして導いてくださった蜷川さんには、一言で言えないくらい本当に感謝しています」と追悼。そして、「教えて頂いた言葉がずっと巡っています。文章には書き表せられない心のなかにだけ止めて置きたい感情も沢山あります」とつづり、「教えて頂いた全てをずっと大切にしていきます」と誓った。
2016年05月17日女優の前田敦子が主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)で“一皮むけた”姿をみせている。“深夜の昼ドラ”なんて触れ込みで、奔放な恋愛を満喫する主人公・毒島ゆり子演じる前田さんが濃厚なラブシーンに体当たりで挑む、ということで放送前から注目を集めていた話題作の第1話。そういう“お色気”を期待して観た視聴者はやや肩透かしを食らう内容だったかも。もちろん、シャワーシーンをはじめ、セクシーな下着を太ももをあらわに身につけるシーンなんかはあわや見えてしまうのでは?とヒヤヒヤしたし、さらには二股男との逢瀬を待ち焦がれ、会った途端に“肉食”むき出しで唇にむさぼりつく姿などは、「AKB48」時代からのファンなら十分に度肝を抜かれただろうけれど。とはいえ、やはりそれだけが目当てだったとしたら、まあ元アイドルの新進女優ならこれが限界だろうなあ、といった感想に落ち着いただろう。でも、そんな“表向き”のエロティックなシーンだけで、今作を評価してしまうのはまだちょっと早すぎる。今作の前田さんは、たとえばヌードでベッドシーンを演じるなんてこと以上に、とにかくエロティックな「表情」をみせていることに注目したい。これまでの女優としての前田さんをざっくりふり返ってみると、とにかく“AKBのあっちゃん”というイメージからの脱却にもがいた道のりだったように思う。女優としての本格的なスタートはAKB卒業後の2013年5月に公開された映画『クロユリ団地』で狂った形相で病んでいく姿をさらけだし、同年11月公開の『もらとりあむタマ子』では「ニートのダメ女」に。食事をする姿もだらしなく、かつてのアイドルだった姿からはかけ離れた役柄を演じた。そういった“体当たり”が功を奏してか、演技では監督や共演者からは毎回一定の評価を得て、女優賞も数々受賞した。なのにそれらに反して世間ではあまり正当な評価を得られてはいない印象が強いのは、やはり評価云々の前に「前田敦子でしょ」といったレッテルが邪魔をしてしまうのだろうか。しかし、前田さんが持ち前の負けん気で女優業に真剣に取り組んでいることは業界内ではよく知られていて、染谷将太とセックスシーンを演じた映画『さよなら歌舞伎町』への挑戦は、“元アイドル”や“清純”といったイメージを払拭しようとあがいているのだなあという印象も受けた。そんな流れで、今回の「毒島」である。私生活では二股交際を楽しみ、仕事では新入り政治記者として大物政治家の番記者を務めることになり、これから一人前になることを目指す、というところまでが第1話では描かれた。前述にもあるように、「毒島」は前田さんのセクシーなシーンが注目を浴びていたが、「毒島」におけるエロティックさは二股男との情事後に裸でピロートークする、なんてシーンではなく、“表情”だ。「毒島」での前田さんは、その表情に尽きる。2015年5月公開の映画『イニシエーション・ラブ』では、“清純な”お嬢様を演じた前田さん。恋人と甘い恋愛を育みながらも、やがて男から疎まれ暴力を振られ、顔を歪めて泣きながら「止めて」と懇願するその姿は、どことなく“M(マゾ)”的で、筆者も「これは!」と、彼女の新たな境地を見た気がした。元トップアイドルグループの「不動のセンター」なんて華々しい経歴を持つ人気者を叩きたい人たちなんていくらでもいるだろうから、そうした人たちの満たされない欲望と、溜まり溜まった日頃の鬱憤のささやかなはけ口となる「ドM女優」こそ前田さんの適役だ!なんてことを勝手に。一方の「毒島」の役どころとしては「男を信じない」「男をとっかえひっかえ」と、奔放な女。ここで垣間見えるのが、“次の男”を見つけたときのなんとも“メス”的な顔であった。それは恋する少女のそれとは明らかに違う物欲しげな表情で、「わたし、おかしい…。なんか、おかしい」なんてため息混じりにつぶやく。そして、その毒島を無表情ながら獣の目で見つめるのが、新井浩文演じるライバル紙のエース記者だ。こちらはこちらで、変態的に、猟奇的なまなざしで毒島を見つめる。エロス対エロスがねっとりと絡みつく様がスローで描かれていく。相手が既婚者と分かっていながら、欲望にブレーキが効かないように惹かれてしまう…毒島のそんな表情はまさしく“昼ドラ”的で、これまでの作品で見せてきたエロスよりも官能的そのものだった。もちろん同ドラマがエロスな要素だけをフィーチャーしているわけではないが、今後この昼ドラ的なドロドロの愛憎劇が繰り広げられる中、前田さんがどこまで“脱皮”してみせるのか。第1話はまだまだ“前フリ”段階とのことで、これからさらにドロドロさが増してくるようだ。“AKBのあっちゃん”ファンは気が気じゃないかもしれないけれど、このドラマが終わった頃には“元AKB”という肩書を完全に払拭した前田さんが見られるかもしれない。そんな期待を込めて、やましい気持ちなど毛頭なく、次回を録画予約しました。「毒島ゆり子のせきらら日記」は毎週水曜深夜0時10分より放送中。(花)
2016年04月29日お笑い芸人のバカリズムが、前田敦子主演のTBS連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)に出演することが26日、明らかになった。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子は、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎える。バカリズムが演じるのは、ゆり子の運命を握る真田という男。真田はある日突然、ゆり子の前に現れ、衝撃的な言葉を告げる。ドラマ中盤、真田の登場により物語が一気に急展開を迎えることになる重要な役だ。すでにクランクイン済みで、今後の撮影では、ゆり子、小津(新井浩文)を巻き込んだドラマ最大の山場が用意されているという。バカリズムは「とてもおいしい役をいただき、光栄です」とコメント。「前田さんを中心に現場の雰囲気がとても和やかで初日から楽しく参加させていただきました」と話し、「居心地がとても良いので、もう何話か出たいなあと思いました。もし別の役で人員が足りない場合はご連絡ください」と冗談交じりにアピールしている。(C)TBS
2016年04月26日元AKB48で女優の前田敦子が主演を務めるTBS連続ドラマ『毒島(ぶすじま)ゆり子のせきらら日記』(毎週水曜24:10~)が、今夜スタートする。同ドラマは、常に複数の男と関係を持つことをいとわない"超恋愛体質女"の毒島ゆり子(前田)を主人公とする物語。大物政治家の番記者としてがむしゃらに働くゆり子が、プライベートでは奔放な恋愛を満喫し、一人の魅力的な男性と出会って恋に落ち、壮絶な最後を迎えるドロドロエンターテインメントで、深夜の"昼ドラ"と銘打ち、現代の若い女性たちが持つ"せきらら"な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描く。前田は本日ツイッターで、「毒島ゆり子のせきらら日記TBSにて今夜24時10分よりスタート!! みてねーー!!」とアピールし、「私もリアルタイムでみるよー」とコメント。また、番組公式ツイッターでは、「放送後にプレゼントクイズも実施しますので皆さんぜひリアルタイムでご覧ください」と、前田敦子のサイン入り番組特製ポスターが当たるプレゼントクイズの実施が伝えられた(クイズの詳細は番組公式ホームページ参照)。なお、16日に行われたニコニコ生放送での"先行上映会"では、「かわいい」「おもしろかった」「あっちゃんめっちゃよかった」とSNS上で称賛コメントが続々。シャワーシーンや下着をつけるシーン、濃厚キスなどに対し、「あっちゃんセクシー」「エロすぎ」「ヤバイ」と興奮の声も上がっていた。(C)TBS
2016年04月20日前田敦子が数々のラブシーンに挑むことでも話題のドラマ「毒島ゆり子のせきらら 日記」が20日(水)今夜から放送開始となる。本作は「二股」や「不倫」などをテーマにした“深夜の昼ドラ”ともいえる作品。ドラマ「ど根性ガエル」や4月9日に公開された映画『モヒカン故郷に帰る』といった数々の作品でヒロインを務め、女優としての演技力を身につけてきた前田さんが今回挑むのは、二股がやめられない“超・恋愛体質”の新聞記者・毒島ゆり子。あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜擢だった。ゆり子は政治部への異動、そしてほかの彼氏に振られたことを美登里に報告。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだ。ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなかほかの記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが――。前田さんの周囲をかためるキャストには、ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者の小津翔太に放送中の大河ドラマ「真田丸」や『俳優 亀岡拓次』などで活躍中の新井浩文。ゆり子の長年の恋人・幅美登里には、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルでありばがら、NHK連続テレビ小説「まれ」など俳優業もこなす渡辺大知。ゆり子が担当する大物政治家・黒田田助には片岡鶴太郎。そのほか、グラビアでも活躍、ドラマ「怪盗 山猫」などに出演の中村静香や、ドラマ「デスノート」や「ダマシバナシ」に出演の前田公輝。山崎銀之丞や近藤芳正、橋爪淳なども出演する。今回前田さんが演じるのが過激な恋愛に溺れるヒロインということで、劇中には濃厚なキスシーンやベッドシーンも散りばめられており、地上波での放送に先駆けて行なわれたネット先行配信を見た視聴者からは驚きや今後に期待するという声が続出しているという。どんな第1話に仕上がったのか、前田さんのファンならずとも見逃せない作品になりそうだ。「毒島ゆり子のせきらら日記」は20日(水)24時10分~TBSで放送。(笠緒)
2016年04月20日女優の前田敦子(24)が7日、自身のツイッターを更新し、7日発売の週刊誌『女性セブン』(小学館)で報じられた内容を否定した。記事によると、前田が松たか子主演舞台『逆鱗』の東京公演千秋楽を観劇した際、キャスケット帽をかぶっていたことからスタッフに注意され(脱帽は観劇のマナー)、上映中に退席を余儀なくされたという。同誌は居合わせた客の証言などを交え、「舞台を追い出された」と報じている。このことについて前田は、ツイッターで「舞台を観るのが大好きなのに、その舞台を汚しているような嘘を書かれるのは悔しいです」と吐露。「悲しいです」とショックを隠しきれない様子で、ファンからは同情の声が寄せられている。その後は、テレビ東京系『未来シティ研究所』(毎週月曜22:54~23:00)のナレーション収録を終えたことを報告。気を取り直して、「凄くキラキラした番組です」「皆さん見て下さい」と絵文字付きで明るく呼びかけている。
2016年04月08日4月9日より全国公開される映画『モヒカン故郷に帰る』の東京プレミア上映会が29日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、松田龍平、前田敦子、柄本明、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督が出席した。舞台となる広島で先行上映されている本作は、2009年公開の映画『南極料理人』、2013年公開の映画『横道世之介』を手掛けた沖田修一監督が自らオリジナル脚本を担当。本作は、瀬戸内海に浮かぶ四島を舞台に、モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉(松田龍平)が、恋人の由佳(前田敦子)を連れて結婚報告のために故郷の広島に帰り、ドタバタ劇を繰り広げる。主演の松田は「家庭にありそうなエピソードがたくさん盛り込まれている家族のお話ですが、あっと驚くシーンが所々にあってとても笑えます。笑いながら劇場で見ていただければうれしいです」とアピールし、相手役の前田敦子について「もたいさんと前田さんのシーンがすごく好きなんですよ。由佳の、永吉に見せない顔は本当に嫁姑の空気感が出ていて楽しかったですね」と好印象の様子。一方の前田は「今回の永吉と龍平さんはかなり近いんじゃないかと思いました。素に近い龍平さんが映画で見えていたんじゃないかと。作品の中で自分の言ったことにヘラヘラ笑うところが可愛いなと思いました」と劇中同様に仲の良さをアピールしていた。永吉をはじめ、田村家の面々を描いた本作にちなみ、「田村家でまた何かをするとしたらどんなことをしたい?」という質問に「やっぱりこの時期だからお花見したいですね。新宿御苑とかで。バーベキューとかいいですね」と前田。それに対して松田は「レジャー施設とかいいな。色々付いているやつですね。卓球やボーリングや温泉が付いていて……もたいさんボーリング上手そうですよね」と勝手なイメージを膨らますも、当のもたいは「イメージないですから(笑)。ボーリングできないですよ(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『モヒカン故郷に帰る』は、3月26日より広島先行公開、4月9日より全国拡大公開。
2016年03月30日AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日女優の前田敦子が17日、都内で行われた「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」授賞式に出席した。ソフト&ハードのメーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)」が主催する同アワードは、同団体の目的でもあるブルーレイ普及活動の一環として行われるもの。ブルーレイディスクならではの高画質、高音質といったクオリティーを判断基準にして、2015年に発売された4,135作品の中から各賞が表彰され、栄えあるグランプリには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。そのプレゼンターに前田敦子が登壇。グランプリに選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について「ある監督さんが『興奮した』とおっしゃっていたので、私も映画館で見たんですが、『こんなに興奮したの初めて!』といまだに覚えています。映像や音楽、そして個性的なキャラクターしか出てこないし、シンプルなんですけど感動するし興奮するし、これは何度見ても楽しめる作品だと思います」と大絶賛。そして関係者に「本当におめでとうございます」と祝辞を述べてプレゼンターとしての役目を果たした。プライベートではブルーレイをかなり見るらしく「よりキレイな世界観を身近に体験できるので、借りる時も買う時もブルーレイを選ぶようにしています。音も良いですし目で見ても楽しいですしね」と語るなど、関係者を喜ばせていた。
2016年02月18日前田敦子が2月17日(水)、優れたブルーレイ作品を表彰する第8回「DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」授賞式に特別ゲストとして出席。『マッドマックス 怒りのデスロード』のグランプリ受賞を喜び、魅力を熱く語った。映像コンテンツメーカー、映像機器メーカーで結成され、ブルーレイなど次世代デジタルメディアの普及を進める業界団体「DEG ジャパン」の主催による同アワード。『マッドマックス 怒りのデスロード』は【高画質賞 映画部門(洋画)】でも受賞しており、2冠を達成した。本作の発売・販売元のワーナー エンターテイメントジャパン株式会社の担当者は本作について「エンタメ業界の人にものすごくウケている」と明かしたが、前田さんも、本作を何人かの映画監督にお薦めされて映画館に足を運んだそうで「一緒に映画館に見に行った映画監督の方も『4回目』と言ってました(笑)」とうなずく。前田さん自身、ある映画専門誌上での2015年のベスト1として本作を選出しており、「AKB48」出身の若き女優の意外な選択は大きな話題となった。「こういう作品でこんなに興奮したのは初めて!映像、音楽、個性的なキャラクター…(物語は)シンプルだけど、感動するし興奮しました」と語り、質の高い画質、音響が本作に与えているものの大きさを強調。「何度見ても楽しい!ブルーレイでもすでに楽しませていただきました」と笑顔を見せた。また、一般ユーザーの投票で決まる「ユーザー大賞」にはももいろクローバーZのライヴ「ももいろクローバーZ 桃神祭 2015 エコパスタジアム大会 LIVE Blu-ray BOX【初回限定版】」が輝いた。ももクロのライブの同賞選出は2年連続の快挙!メンバーはサプライズでビデをメッセージを寄せ、喜びを口にしていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2016年02月17日グラビアアイドルの森下悠里、声優の日高のり子、石井真が24日、都内で行われたDVD『glee/グリー ファイナル・シーズン』の発売記念イベント「最後の"グリー"スマスイベント」に出席した。若者たちの青春群像を音楽の力とともに描いて世界中で人気を博しているドラマ『glee/グリー』。その最終シーズンとなる『glee/グリー ファイナル・シーズン』のDVDがこの程リリースされ、その発売記念イベントにエマ役の日高のり子、カート役の石井真とともに同ドラマの大ファンでもある森下悠里がチアリーダー姿で登場した。森下は「海外ドラマが大好きで人気の作品は見るようにしていますが、この『glee/グリー』は本当に衝撃を受けました。音楽とドラマの両方の楽しさがコラボした作品で、名曲の歌詞を学べる楽しさもあります。それと個性豊かなキャラクターにそれぞれの悩みがあり、成長していく姿が素晴らしいと思いました。私も30歳ですが、学生の気分に戻れますね」と大絶賛。特に好きなシーンを「カートはゲイをカミングアウトをする時にお父さんが包み込むシーン。私のお友だちにも悩んでいる男の子がいて、みんなこういう時があるんだと身近に感じましたね」と話した。この日は、24日のクリスマス・イブ。イベントは午前中に行われたが、その後も仕事だという森下は「仕事ができて嬉しいんですけど、寂しいですよ。結構遅い時間までお仕事だし明日もお仕事があるので帰って寝ます。プライベートはカラッカラです」と独り身を強調。また、年末ということで今年を振り返り、「今年は私の中でデビューしたことが多い年でした。実は芸能以外にお料理の先生のお仕事をしていて、アイシングクッキーとかデコカップケーキの先生の資格や食品衛生の資格をとりました。今後販売も視野に入れています。だから今はお料理に没頭していますね」と明かしていた。
2015年12月24日中村獅童、上田竜也、前田敦子らが出演する舞台『青い瞳』の製作発表が8月28日、都内にて行われた。ひと筋縄ではいかない人間の心理を繊細に描き、次世代に多くの影響を与えている劇作家、岩松了の新作。戦場から帰還した青年を主人公に、戦争の意味を観客に問いかける作品になる。舞台『青い瞳』チケット情報“帰還兵”をテーマにしたことについて、岩松は次のように語る。「戦争というものは、みんなが悪いことだとわかっていながらなぜ終わることがないんだろうというのが、自分の中で問題だった。そのことをずっと考えていくと、帰還兵というものが戦争の問題をかぶってしまう後遺症のような存在であり、非常に大きなドラマになりうるなと思った。例えば家庭では母親が絶対的な存在だったのに、戦場に行くとそれが絶対ではなくなるという価値観に変わっていく。戦争云々は契機であって、人が何らかの状況になった時に価値ががらっと変わってしまう、何か構築された世界が崩れて、それが本人の苦悩になっていく。それは普遍性のある問題ではないか」。作品のテーマとともに「ずっと前からこういう話をやりたいと思っていた」と話し、熱い意気込みを語った。その物語の中で、主人公の帰還兵ツトムを演じるのが中村獅童。岩松とは2008年の『羊と兵隊』以来のタッグとなる。「尊敬し、大好きな岩松さんとまたご一緒させていただくことが非常に嬉しい」と話し、「前回は岩松ワールドに飛び込んで、自分の知らない世界を勉強しようという気持ちが強かった。岩松さんは「岩松さんの書いたセリフを言えることが嬉しい」という気持ちにさせてくださる作家さん。今回もとても楽しみ」と出演を喜ぶ。出演に勝村政信、伊藤蘭ら岩松作品の常連が顔を揃える中、初参加するのが上田竜也と前田敦子。上田は「岩松さんの何気ないセリフがとても大好きなんです。さりげなく言った言葉がとても自分の心に刺さったりする」と岩松作品の印象を語る。また舞台出演2本目となる前田は「昨年初めてシアターコクーンで舞台デビューをさせていただいた。また同じ場所に帰ってこれて嬉しいです。岩松さんの作品は、とてもその世界観にひきこまれる。いつも観ていて「うらやましいな」と思っていた世界」と、参加を楽しみにしている様子。前田は獅童扮するツトムの妹ミチル役。獅童も「自分はひとりっ子なので、こんなにかわいい妹がいて嬉しい」と話していた。公演は11月1日(日)から26日(木)まで東京・シアターコクーン にて上演。チケットの一般発売は9月12日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではチケットの電話先行抽選を特別番号0570-02-9547にて、9月1日(火)11:00まで受付中。
2015年08月31日「“ナウい”ってどういう意味?」前田敦子が、松田翔太が発した、映画の舞台となっている1980年代の空気を表現する言葉について、キョトンとした表情で尋ねる。確かに1991年生まれの彼女にとって、「ナウい」などという死語は、生の会話で聞いたこともない言葉だったとしても不思議はない。「“イマドキの”ってことだよ」と前田さんに教えてあげている松田さんも1985年生まれで、決して当時の空気を実感として覚えているわけでもない。昭和は遠くになりにけり…といったところだが、そんなナウでヤングな2人が、80年代ファッションに身を包み、当時の流行に囲まれつつ撮り上げたのが『イニシエーション・ラブ』である。原作は乾くるみが発表し、すでに150万部を突破した人気小説。合コンで出会った鈴木とマユの恋模様がバブル全盛の当時の世相と共に描き出されるのだが、最後の最後で驚くべきミステリーへと変貌する…。主人公の鈴木を演じた松田さんに、まずは1980年代当時の20代前半の若者を演じてみての感想を尋ねた。「正直、以前は『(80年代は)ダサいな』と思ってました(笑)。最近になって、ファッションもリバイバルされたり、当時の音楽もいま聴いてみるといいなと思えたり、あの時代が持ってる雰囲気をオシャレなものだと感じられるようになりました。衣裳の肩パット入りのくびれがくっきりと出るスーツは面白がって着てました(笑)。こういう人が本当にいたのかと不思議な感覚にはなりましたけど、80年代が持ってるイケイケな“ナウい”感じというのは元気があっていいなと思いました。僕らは90年代後半から2000年代の頭が思春期でしたが、その頃と比べると、世の中全体がもっといきいきとした時代だったのかなとも感じましたね」。前田さんが演じたマユは、静岡で歯科助手として働く女性。肩パットスーツこそ着てはいないが、メイクに髪型、様々なところで80年代の香りが漂う。それこそ、80年代と言えば、現在とはまた違ったアイドル全盛期。前田さんも自身が生まれる前の時代の空気を楽しんだようで「全体的な雰囲気は私もすごく好きです。女の子のファッションとしては、いまの時代にも回ってきているくらいだし、抵抗なく楽しめましたね」と笑顔を見せる。文章上の仕掛けにより読者のミスリードを誘う“叙述トリック”を用いた原作ゆえに、出版当時から「映像化不可能」と言われ続けてきた原作小説を、見事にラブストーリーにしてミステリー映画に仕立てたのは、堤幸彦監督。松田さんにとっては初の堤組となったが、多くの刺激を受けたようだ。「撮影の仕方が僕にとってはすごく新鮮でした。監督のブースがあって、撮ったものをすぐに編集して音もつけて、次の日には前日に撮った映像を見ながら『次はこんな感じで』とロジカルに進めていく。その半面、感情重視・お芝居重視の撮り方をしてくださるのでバランスがいいんですね。スタッフも自分の役割を把握できるし、俳優部もすごくやりやすい。監督がボスとして現場を引っ張ってくれるんです」。『エイトレンジャー2』に続く堤組となった前田さんも「基本的に『楽しまなきゃ意味がないでしょ』という方なので、すごく盛り上げ上手で現場を引っ張ってくれるんです」と松田さんの言葉にうなずく。劇中、鈴木の東京への転勤が決まり、2人は遠距離恋愛をすることになる。そして東京で案の定というべきか、マユとは全くタイプの違う美弥子(木村文乃)と急接近し…。互いの役柄について尋ねると、前田さんからは意外にも、2人の女性の間で心揺れる鈴木について「しょうがないのかなと思いますね…」と意外な言葉が漏れる。「あの立場と状況ではそうなるのかなと。いい人であることには変わりないので、(鈴木が2人の間で揺れ動くことも)分かんなきゃいいかなって(笑)。性格が良くて、あとは環境の問題なのかなって思います」。一方、松田さんはマユについて、男性の視点でこんな分析を…。「家庭的なタイプと仕事ができるタイプとセクシーなタイプとで分けるなら、マユは家庭的なタイプだと思います。ただ、それだけだと……、特に仕事で東京に行った男からすると、静岡に戻ってきたときにどうしても物足りなく映ってしまうのかなと思いますね」。2人の共演はこれが初めて。特に恋人たちの会話を中心とした本作にあって、相手の言葉を受け止め、反応するという芝居の上でのコミュニケーション能力の高さが大きな武器となったよう。松田さんは前田さんを「とにかく勘がいい」と称賛する。「臨機応変にいろんなものに対応できるんです。カメラが向いている方に芝居を向けるといったテクニカルな部分でもそうですし。僕の芝居を受け取って盛り上げて、こっちに反してくれるのでそのキャッチボールが面白かったです」。一方の前田さんは、松田さんについて「カップルという設定だから仲良くしなきゃと思って…」と語り「そうだったの?(仲良くしてたのは)設定重視(苦笑)?」と松田さんを慌てさせつつ「すごくスマートな方で、一緒にお芝居をしててすごくスッキリする感じでした。こっちの芝居を吸い取ってくれる感じがありがたかったです」と笑顔でふり返った。作品の性質上、あまり物語について多くを語ることはできないが、いくつものヒント、のちのち考えると、あれも、これもという伏線があちこちに散りばめられている。その全てを見逃さずに見ることは難しいが、騙されないためにではなく、見逃してはいけないものとして、前田さんは楽しそうな笑みを浮かべ、力強くこう言い放つ。「ラストの表情!全てが――その時の感情の全てが出ています。心境の全てが分かると思います!」(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月22日松田翔太&前田敦子を主演に、累計発行部数150万部を突破した乾くるみによる衝撃のベストセラーの実写映画化した『イニシエーション・ラブ』。このたび、1980年代後半を舞台にした本編を彩る楽曲を集めたCDアルバムの発売が決定した。小説ならではの巧妙な仕掛けゆえ「究極の“映像化不可能”小説」と言われてきた原作を、「SPEC」や「トリック」で知られる堤幸彦監督の手により奇跡の映画化が実現した。舞台が1980年代というだけあって、森川由加里「SHOW ME」、太田裕美 「木綿のハンカチーフ」、浜田省吾「DANCE」など時代を彩る数々のヒット曲が散りばめられている本作。今回、劇中に使用されているこれらのヒット曲に加え、バブル時代の恋愛を彩った数々の名曲全36曲を収録した2枚組CDが堤監督監修のもと発売されることが決定した。「映画『イニシエーション・ラブ』はエンターテイメント&ミステリー映画として世に送り出しましたが、 私は単に『映画を作る仕事』として割り切れない “前のめり”な思い入れがありました。それは何を隠そう“音楽”の事です」と語る堤監督。「ぜひ自室でハイレゾ音源のカリブ海の波音を背景に、カセットテープにこのCDをダビングして、アロハシャツ、サングラス、ファーラーのパンツ、トップサイダーのデッキシューズをお召になり、カンパリソーダなどをいただきながら、ご自身の人生と重ね合わせてお楽しみください!」と“80年代”が詰まった自身も大満足のアルバムとなったよう。主演の松田さんと前田さんは80年代の楽曲を新鮮に捉えることもできる世代。松田さんは「劇中で使われた80年代の楽曲は、映画を盛り上げてくれ、また、芝居を助けてくれました」とふり返り、「中でも、『ルビーの指環』は今もよく聞いています。当時のヒット曲は、これからもクラシックのような名曲として、いつの時代も新鮮に、聞き継がれてゆくと思います」とコメントを寄せた。「歌詞の内容がまっすぐで、純真な恋愛が描かれている気がします」と話す前田さんは、「木綿のハンカチーフ」がカラオケでもよく歌うくらい大好きな曲だという。どこか懐かしく、なおかつとてもキャッチーなメロディの多い80年代の楽曲。あらゆる世代を魅了する80’S HITS BESTの決定版は必聴だ。「『イニシエーション・ラブ』-あの頃カーステから流れていた80’S BEST HITS-」は5月20日(水)発売。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月02日映画『イニシエーション・ラブ』の完成披露試写会が4月20日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、三浦貴大、前野朋哉、堤幸彦監督が上映後の舞台挨拶に立った。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみのベストセラー小説を映画化。80年代後半を生きる男女の切ない恋とスレ違いを描くラブストーリーであると同時に、最後の2行(映画ではラスト5分)がすべてを覆す衝撃的なエンディングが待ち構えている。本作で故郷・静岡で交際していたマユ(前田さん)、東京で出会う都会的な女性・美弥子(木村さん)の間で揺れ動く主人公・鈴木を演じた松田さんは、「当時は静岡まで片道5時間くらいかかったし、(通信手段も)電話くらいしかないので、新たな気持ちで上京した鈴木にとっては、(浮気も)仕方ないのかなって…」と男子の思いを代弁。前田さんが見学のため、自身は出演しない東京パートの撮影現場を訪れたそうで、松田さんは「いやあ、浮気中だったので…、ちょっとやりづらかったです」と苦笑いを浮かべた。また、木村さんが、自分に思いを寄せる三浦さんを冷たくあしらうシーンに話題が及ぶと、三浦さんは「実は冷たくされて、うれしかった」と思わず本音!?一方、前田さんは「えっ?冷たくされると、逆に追いかけたくなるの?」と男のツンデレ願望に興味津々だった。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年04月21日女子ならばやっぱり好きな人のためにキレイになりたいもの。その気持ちは、第一線で活躍する有名人も一緒なのかもしれません。あっちゃんこと前田敦子さんが出演するこちらのムービーからは、“恋するあっちゃん”の気持ちが伝わってくるようなのです。それは、ロート製薬の「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」の新テレビCM。3月21日からのオンエアに先駆けて、40秒と長めの、WEBスペシャルバージョンのムービーが公開中です。「もしも…すきとおる肌になれたなら~、素敵な恋ができそうです~」そんな風に歌うあっちゃんは、まさに恋する女の子そのもの。これは演技? それとも本気で誰かを想っているのでは…? と、想像力をたくましくしてしまうほどリアルな表情に、思わずドキッとしてしまいます。歌声に透明感があるだけでなく、その素肌も透き通るように美しく、とてもナチュラルです。「すき、すき、すきとおる~。私キレイになりたいな~」と歌うあっちゃんですが、本当に恋のチカラによってキレイになっているのかもしれませんね。あっちゃんの肌をキレイにしているもうひとつの理由は、「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」です。これは、消費者が化粧水に求める「うるおい」と「肌・キメを整える」の両方のニーズに応える化粧水として開発されました。ロート製薬が「化粧水に求めること」について調査したところ、1位は「うるおい」、2位は「肌・キメを整える」だったそう。けれども肌のキメを整えるスキンコンディショナーのような化粧水は、さっぱりした使用感のものが多い傾向にあるとか。そこで、両方のニーズに応える「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」が新登場。あっちゃんのようなきれいな素肌は女子の憧れですね。恋のチカラと「肌研 薬用極潤 スキンコンディショナー」でキレイになっていくあっちゃんを見習って、今すぐ自分の肌もピカピカに磨きたいものです。まずはWEBスペシャルバージョンのムービーで、あっちゃんの表情をご覧ください。その恋する女の子そのもののような表情を見れば、きっとあなたも恋をしたくなるはずです。・ロート製薬 公式サイト
2015年03月23日俳優・松田翔太、前田敦子、木村文乃をキャストに迎えて贈る『イニシエーション・ラブ』。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみによる原作を基に、「SPEC」や「トリック」で知られる堤幸彦監督が原作とは異なるエンディングを仕掛ける本作から、“ヒント”が詰まった予告編が公開された。物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に綴られる青春ラブストーリー。合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木(松田翔太)と、歯科助手・マユ(前田敦子)のぎこちない恋愛模様を描いた“静岡編”。就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう“東京編”。パブル最盛期の風俗を盛り込みながら、若い男女の切ない出会いと別れなど、誰もが一度は経験する切ない恋物語を描いた本作は、映画のラスト5分でそれまでの全てが覆る驚愕の展開を迎える…。主演の松田さんが演じるのは、従来のクールなイメージから一転、魅力的な二人の女性の間で揺れ動く恋に奥手な鈴木。ヒロインのマユ役に抜擢された前田さんは、「前田敦子史上最もキュート」との呼び声も高いキャラクターに扮し、自身にとって初めての本格的なラブシーンに挑んでいる。今回公開された予告編の前半に描かれるのは、鈴木とマユの出会いから始まり、恋模様が描かれていくが、月日が経ち東京へ転勤。その後木村さん扮する同僚・美弥子が登場し、心が揺れ始める…という王道のラブストーリーが描かれる。しかし後半にはモニター試写会の模様を緊急公開!ラスト5分になると驚愕、涙、喝采…と来場者のさまざまな表情が映し出される。本編同様、わずか90秒の映像の中に様々な仕掛けと“ヒント”が隠されているのだ。原作者・乾くるみの協力の下に生み出された本作の衝撃のエンディングは、これまでのラブストーリーの常識を覆す衝撃度となっているとのこと。まずはこちらの予告編からトリックを探ってみて。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日松田翔太、前田敦子、木村文乃をメインキャストに迎え、発行部数130万部を超える(※1月時点)乾くるみの人気小説を映画化する『イニシエーション・ラブ』。このほど、ポスタービジュアルが初解禁!さらに、三浦貴大、前野朋哉、木梨憲武、手塚理美、片岡鶴太郎ら豪華キャスト陣の参加も明らかとなった。物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に、「Side-A」と「Side-B」の2編で綴られる青春ラブストーリー。合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木と歯科助手・マユのぎこちない恋愛模様を描いた静岡編(Side-A)。就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう東京編(Side-B)。バブル最盛期の風俗を盛り込みながら、若い男女の切ない出会いと別れを描いた本作。だが、小説では最後の2行で、映画ではラスト5分で、甘く切ないラブストーリーから、驚愕のミステリーに変貌するという、独特のトリックゆえに「映像化不可能」と言われてきた。今回お披露目されたポスタービジュアルには一見、ラブストーリーを思わせる松田さんと前田さんのアップ写真が大きく使用されているのだが…その2人の顔の上には「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る。」という“大どんでん返し”を予感させる言葉がビジュアルを覆うようにデザインされている。また新たなキャスト陣については、その役柄も発表。三浦貴大と前野朋哉は松田さん太演じる主人公・鈴木の同僚を。堤監督と親交が深く、今回特別出演となった木梨憲武は鈴木の上司役に。さらに、本作の劇中でもオマージュされている1980年代の大ヒットドラマ「男女7人秋物語」以来の共演となる手塚理美と片岡鶴太郎の大御所2人は、木村さん演じる美弥子の両親として出演することとなる。今回解禁された新ビジュアルが使用された劇場ポスター&チラシは、2月14日(土)のバレンタインデーより全国の劇場に掲出される予定だ。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月09日染谷将太主演、前田敦子共演の『さよなら歌舞伎町』が公開中だ。新宿歌舞伎町を舞台に、不器用に生きる人々の1日を映し出す群像劇だ。染谷と前田が演じるのは倦怠期のカップル。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督、脚本の荒井晴彦コンビによるオリジナルの新作とあって、映画ファンからの期待も高い本作に、初共演の染谷と前田も「(出演を)断る理由がなかった」と声を揃えた。その他の画像染谷はラブホテルの店長・徹、前田はプロミュージシャンを目指す徹の彼女・沙耶に扮する。染谷は「絶対におもしろいはずだと思いました。廣木監督と荒井さんの作品ですからね。歌舞伎町が題材だというのも魅力的に思えました。お話しをいただいたときはまだ脚本ができていなかったんですけど、やりたいとすぐにお返事しましたね。出来上がった脚本は愛に溢れていました」と振り返る。前田も「呼んでいただいた時点で、出たいとしか思わなかったです」と同様の答え。さらに「廣木監督の作品にはいろんなタイプがありますが、ピンク映画出身だということは知らなかったんです。それを知ったとき、監督の出発点に近い作品に出られるなんてとさらに嬉しかったです」と続けた。共演の情報が公になった際、「あっちゃんの恋人役!?なんでお前なんだ!と言われました(染谷)」、「現役・元を問わず、AKBのメンバーが羨ましがっていました(前田)」と、周囲にとても羨ましがられたというふたり。共演を経て、「すごくフラットな方で、リラックスしてやらせていただきました」と染谷。前田も「染谷さんがそういうスタンスで、すごく嬉しかった。きっちり話し合いをしなくちゃいけなかったらどうしようと思っていたので(笑)」とここでも意見を一致させた。そして完成した作品に「同世代の女の子にも勧めていきたい(前田)」、「どこか愛おしいと感じさせる人々のお話し。最後には心が温まって清々しい気持ちで家路に着ける映画だと思います(染谷)」と胸を張った。『さよなら歌舞伎町』公開中※取材・文・写真:望月ふみ
2015年01月27日映画『さよなら歌舞伎町』が1月24日に公開を迎え、廣木隆一監督をはじめ、染谷将太、前田敦子、南果歩、松重豊、イ・ウンウ、樋井明日香、我妻三輪子、河井青葉、宮崎吐夢が舞台あいさつで一堂に会した。『さよなら歌舞伎町』舞台挨拶その他の写真歌舞伎町のラブホテルに集う人々の悲喜こもごもを切り取った群像劇。周囲には一流ホテルのホテルマンと偽っているラブホテル店長を演じた主演の染谷は、初回上映を観終わったばかりの観客を前に「楽しんでいただけたと思います」と自信のコメント。「僕は観終わって、最後に心が温かくなりました」と語る。実際に営業中の歌舞伎町のラブホテルで撮影が行われたが、撮影中の印象に残った出来事を尋ねると「従業員の控室から表に出ていくところで、バッと出ていったら本物のお客さんと出くわして、制服を着ているので『失礼いたしました』とおとなしく帰ってきました(笑)」と明かし笑いを誘った。前田は染谷の恋人役を演じたが、印象的なシーンとして新大久保駅前で自転車で染谷とふたり乗りをするシーンを挙げ「清々しくて楽しかったです」と笑顔で語る。染谷の方は、前田を後ろに乗せるとあって「転んだら全国のファンに殺される!と緊張してこいでました…(笑)」と振り返った。同じく自転車のふたり乗りシーンが印象的なのは松重が演じる逃亡犯と、南が演じる彼を支えるパートナーのカップルのエピソード。松重は「52歳になってラブストーリーのひとつを担わせていただきすごく嬉しいです。いままで、ひどいことばかりやって来たので…(苦笑)」と感無量の面持ち。こちらのカップルは女性の南が自転車をこぐ役目だったが、南は「松重さんは大きいので安定が悪い」とボヤきつつ「ぶっ飛ばしました(笑)!生きるか死ぬかの火事場のバカ力で」とニンマリ。松重は舞台公演中のため、途中退席となったが「逃亡犯なので(笑)」とそそくさと足早に劇場を後にし、会場は笑いに包まれた。この日、韓国、香港、台湾、イタリアでも本作の公開が決定したことが発表されたが、廣木監督は「新宿のラブホテルの話が世界に広がっていくのはどうなんだろう…」と首を傾げつつ、祝福の拍手に笑顔を見せた。『さよなら歌舞伎町』公開中
2015年01月24日WOWOWの連続ドラマ『翳りゆく夏』の完成披露試写会が15日、都内で行われ、出演者の渡部篤郎、時任三郎、橋爪功、前田敦子、板谷由夏と波多野貴文監督が舞台あいさつを行った。同ドラマは、江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋の同名小説が原作。20年前の誘拐事件の犯人の娘の大手新聞社への入社が決まり、それが週刊誌にスクープされる。同社の窓際社員である元敏腕記者の梶は社長の命令で、かつて追いかけた事件を20年ぶりに調べ直すが、その裏には驚くべき真相が隠されていた、というストーリー。2年ぶりのWOWOWドラマ出演となり、20年前の事件を追う主人公・梶を演じる渡部は「難しい役で、脚本も素晴らしかったので自分に務まるか不安でしたが、みなさんの力を借りてやりました」と語る。梶の良き理解者である人事部長の武藤を演じている時任は「いい仕事に参加させていただきました」と笑顔を見せ、渡部は「小さい頃から拝見していて、仕事でお会いする機会がなかなかなかったので。まだまだ先輩方に教わることがたくさんあります」と共演を喜んだ。前田は、20年前の事件の唯一の目撃者で、いまは風俗嬢として働く女性を演じているが、決して出演シーンが多いわけではない中で過去を含めて登場人物を表現せねばならず「難しい役をやらせていただきました。監督や渡部さんが引っ張ってくださいました」と語った。渡部は、初共演となった前田とのシーンについて「お芝居をしてすぐに役の持っている心のひだまで素敵に演じてくださって、ビックリしました。説明がなくても声や目の動きで表現されていて、私が付いていった感じで引っ張られました」と称賛した。また、新聞社の社長を演じる橋爪は、前田とのシーンがあるものと楽しみにしていたようだが、共演シーンはなく、「騙されたというか、降りようかと思いました(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。さらに橋爪は、渡部からの前田への称賛の声に「風俗嬢にピッタリってこと(笑)?」とツッコミ、これには前田も「なんでですか!」と苦笑を浮かべていた。連続ドラマW『翳りゆく夏』は1月18日(毎週日曜 22:00~ 全5話 第1話無料放送)より放送スタート。
2015年01月16日