センチュリーは16日、ネジや工具を使わず簡単に着脱可能なiPhone 6保護バンパー「アルミマグネットバンパー for iPhone 6」を発表した。ゴールド / グレー / シルバーの3色を用意。価格はオープンで、店頭予想価格は3,218円前後。iPhone 6の外周部を保護するバンパー。マグネットを組み込んでおり、ネジやフック、工具などを使わず1秒~数秒程度で着脱可能。素材にはアルミを使用し、ダイヤカットによって高級感を出した。バンパーの内側には緩衝材を備え、iPhone 6への衝撃を抑えてくれる。コネクタやスイッチ周りは切り抜かれているので、バンパーを装着したままでも操作に影響は出ない。本体サイズはW72×D7.1×H143mm、重量は9g。
2015年07月16日DIY好きの方の多くが利用する100円ショップ。クラフトのコーナーの他にも意外と使える素材があります。今回は、台所で活躍するアルミテープがクラフトの素材になっちゃうというお話です。ここではIKEAのフォトフレームを、さらにオシャレに変身させてみました。○アルミテープは水や油にも強い100均の中でもひときわ充実しているのがキッチンコーナー。そこには、必ずといっていいほど、アルミのテープが売っています。本来は、台所の調理台とガスコンロの隙間などをふさぐ目的の素材です。油が飛ぶ場所に貼るテープですので、粘着力も強いのも特徴です。アルミテープの表面は、鏡のようにピッカピカと言うよりは、ちょっとくすんでいてぼんやり姿が映る程度でして、このぼんやり具合がフレームに貼った時にキレイ過ぎず、ちょうどいい光り方をしてくれます。○一度シワを付けるのがポイントセリアやダイソー、キャンドゥなどの100円ショップのほか、イケアやニトリ、無印良品などのインテリア・雑貨の量販店でも容易に入手できるフォトフレーム。比較的安価でシンプルなフォトフレームを、アルミテープを使ってデコレーションしてみましょう。なおアルミテープは薄くても金属です。フォトフレームのフレームも切断面が鋭いままになっていて危険ですので、作業時は軍手などの手袋を使用することをオススメします (筆者はDIYばかりしていて手の皮が厚いので素手で行いましたが……)。今回変身させるのは、IKEAで入手したフォトフレームです。シンプルなフォトフレームをアルミテープでデコレーションしますが、そのまま貼るのは、面白くありません。また、伸縮性がないので、しわを残さずにピッタリと貼り付けるのは大変難しいです。今回はこの性質を逆手にとり、シワをナチュラルなデザインの要素にしてしまおうというわけです。全体に貼ってもいいですし、ポイントとして一部に貼るのもオススメです。作業のポイントは、アルミテープを貼る際に、しっかりとフレームの側面や内側に巻き込むということ。テープの継ぎ目は、意図的につけたシワのおかげもあり、至近距離でマジマジと見なければわからないほどに仕上がるので、気にせずトライしてみてください。IKEAのフォトフレームを100均のアルミテープでもっとオシャレにしてみた執筆:Ulasam手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月11日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月10日、アルハイテックが朝日印刷より協力を得るかたちで、アルミ系廃棄物から水素を発生させ発電に利用するシステムの有効性検証に着手すると発表した。これは、アルハイテックが独自開発したたアルミ系廃棄物からアルミを分離し水素を発生させ、発電に利用するシステムの有効性を産業界で検証することを目的としたもので、これまで一貫したシステムとすることを目指して乾留炉と水素発生装置の開発が進められてきたが、今回、実用化のめどが立ったことから、朝日印刷が提供する工場敷地に規模を拡大した装置を新たに設置し、工場から出る紙・アルミ・プラスチックの複合材製品の端材を利用した実動工場におけるシステムの検証を開始するという。計算では、アルミ系廃棄物900tを処理した場合、原油換算で約450kL、電力量換算で約170万kWhの省エネが可能になるとしており、CO2排出削減量も年間約1,200tと、一般家庭2,680軒分の月間排出量に相当するという。なお、今後は、年内に装置を完成させ2016年から運用を開始する予定で、得られる成果をもとに検証を行い、製品としての完成度を高め、導入顧客となりうる印刷工場、パッケージ工場、金属工場などに対し、装置販売やリース、運用支援、特殊アルカリ溶液の販売、装置メンテナンスなどのソリューションの展開を図っていきたいとしている。
2015年07月10日センチュリーは28日、ワンタッチで着脱可能なカドフック構造を採用したiPhone 6 / iPhone 6 Plus用のアルミバンパー「アルミ カドフック バンパー」を発表した。iPhone 6の本体カラーに合わせ、グレー / ゴールド / シルバーの3色で展開する。5月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は2,138円。iPhone 6対応の「CIP6-CRAB」シリーズと、iPhone 6 Plus対応の「CIP6P-CRAB」シリーズの2種類を用意する。iPhoneの外周をガードする構造で、バンパーの角にあるフックを閉じるだけで、ネジなどを使うことなく装着可能。バンパーにはアルミダイヤカット加工を施してあり、曲面にフィットするスリムなデザイン。内側に緩衝材を備えているので、iPhoneへの衝撃を最小限に抑える。装着したままでもLightningケーブルの接続やスイッチ類の操作が可能。本体サイズはiPhone 6用がW70×D7.3×H140mm、重量は9g。iPhone 6 Plus用がW80×D7.5×H160mm、重量は9g。
2015年05月28日ドスパラは21日、アルミ素材を使用したデジカメ・ビデオカメラ用一脚「DN-12810」を同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込2,999円。同製品は、最短54cmから最長155cmまで伸縮可能なアルミ製の一脚。地面と接する石突の角度は調節でき、一脚を地面に付けた時に安定するようになっている。カメラネジはUNC1/4インチ(細ネジ)とUNC3/8インチ(太ネジ)に対応。付属の六角レンチでそれぞれのネジに差し替えができる。本体サイズは54(折りたたみ時)~155(最長時)cm、持ち手部分の直径は3.5cm、重さは約535g。パイプ段数は4段。
2015年05月21日アスクは20日、Thermaltakeのゲーミングブランド「Tt eSPORTS」より、アルミ製の筐体を採用したメカニカルキーボード「Poseidon Z Forged 日本語キーボード」を発表した。30日に発売し、店頭予想価格は税別17,800円前後。ヘアライン加工を施したアルミ筐体を採用したメカニカル式のプレミアムキーボード。ねじれに強い筐体設計により、打鍵時のフィーリングを重視したという。キースイッチにはライトなタッチを特徴とする「Tt eSPORTS」認定のメカニカルブルースイッチを採用する。50,000回の打鍵に耐えられる設計で、5年間の長期にわたって保証する。全キーの同時押しが可能なNキーロールオーバーに対応。ゲーム用のモードを実装し、Windowsキーの有効 / 無効の切り替えが可能なほか、通常キーにマクロを割り当てることもできる。上部にはボリューム調節などが行えるマルチメディアキーを7種、10個のマクロキーを搭載する。キー配列は日本語109キー、全キーにブルーLEDバックライトを装備し、6段階で明るさの調節が可能。PCとの接続インタフェースはUSB、本体にUSB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1のI/Oポートを備える。本体サイズはW503×D156.2×H43mm。重量は1,478kg。
2015年05月20日俳優・堤真一が16年ぶりの連ドラ主演を務める「リスクの神様」。この度、堤さん演じる主人公の右腕として「V6」森田剛が抜擢。森田さんは、「喰いタン2」(日本テレビ)以来およそ8年ぶりの民放連続ドラマ出演となる。主人公・西行寺智は、かつてアメリカのGE社や政府関連の危機管理に携わり、数々のトラブルを解決、業界内で“the God of risk”(リスクの神様)と呼ばれる伝説の危機管理専門家。その手腕を見込まれ、会社周辺、取引先などで起こる様々なトラブル、スキャンダルへの対処のため、日本最大の商社・サンライズ物産の「危機対策室長」として雇われる。一方、バリバリのキャリアウーマン・神狩かおり(戸田恵梨香)は東大卒の入社10年目で、電機部門を担当、同期で一番の出世頭。次世代型バッテリー「LIFE」を、世界的電機メーカーと共同開発し、新会社を立ち上げ出向、若くして商品開発担当役員に抜てきされ、若きリーダーとして、順風満帆な日々を送っていた。しかし「LIFE」を搭載した家電製品が相次いで発火するという事態が起き、リコール問題に巻き込まれてしまい、その後、「危機対策室」で西行寺と共に働くことに…。堤さんが演じるのは、主人公・西行寺智。西行寺と共に働くことになるヒロイン・神狩かおりに戸田恵梨香が演じる。そして今回、ハッキング、情報解析、張り込み、依頼人との交渉など、どんな困難な仕事でも淡々とこなし、確実な結果を残す職人肌の仕事人・結城実に、多くの舞台に出演し、2016年には映画『ヒメアノ~ル』で主演を務めることが決まっている森田剛。森田さんは、自身が主演した舞台・いのうえ歌舞伎☆號「IZO」で戸田さんと共演、堤さんとの共演は『ランチの女王』以来13年ぶりとなる。「今回の出演のお話をいただき、光栄に思っております。久しぶりの連続ドラマ出演と、久しぶりにご一緒する堤さん、戸田さんと、作品に取り組めること、楽しみにしております。役どころは、堤さん扮する西行寺の右腕として、サポートする役なので、芝居の面でもお役に立てるよう、堤さんのために頑張ります」と意気込みを語った。久しぶりの連続ドラマ出演となる森田さんが、今回が初共演となる堤さんとどのような掛け合いを見せてくれるのか?期待が高まる。「リスクの神様」は7月より毎週水曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月17日サンワサプライは24日、アルミ製きょう体のBluetooth 4.0対応ヘッドセット「MM-BTMH34」シリーズを発表した。ブラック / ゴールド / シルバーの3色を用意。価格は税込6,372円。アルミきょう体を採用する片耳タイプのヘッドセット。重量は7gと軽量で、耳に負担がかかりにくい。耳かけフックを付け替えることで左右どちらの耳にも取り付け可能だ。本体にリチウムポリマーバッテリを内蔵しており、約6時間の連続通話が可能。充電は約2時間で完了する。マルチポイント対応なので、2台のスマートフォンなどとの同時接続も可能だ。マイクにはノイズキャンセル機能を搭載する。対応プロファイルはA2DP / HFP / HSP。Sサイズ / Lサイズのイヤーピースが付属。本体サイズは直径9mm×高さ58mm、重量は7g。
2015年04月24日トレック・ジャパンは4月17日より、2014年に登場した4kg台の最軽量カーボンロード「Emonda(エモンダ)」を受け継ぐ新たなアルミモデル「Emonda ALR(エイエルアール)」を全国の正規販売店で販売する。軽量カーボンロードバイクのEmonda同様、Emonda ALRも「ロードバイク史上最軽量・最高性能のロードバイクラインナップの開発」を命題に研究が行われ、フレーム単体重量960g(フレームサイズ47cmで未塗装の実測値)を実現した。フレームチューブにはハイドロフォーミングが施され、各サイズに応じて適切な剛性をもたらしている。300シリーズAlphaアルミニウムは、各サイズ専用設計でハイドロフォーミングにより形成された、トレック最上級かつ最軽量のアルミフレームで、フォークはEmonda SLと全く同じカーボンコラムとカーボンレッグを採用。フォーク単体重量も345gに抑えた。また、新テクノロジーの「インビジブル・ウェルド・テクノロジー」はより少ない素材でより高強度の接着と美しい見た目をもたらす溶接技術で、軽量化も実現させている。カーボンロードバイク上位機種同様、スピードセンサーとケイデンスセンサーをチェーンステイに内蔵した「DuoTrapS」も搭載され、パーツはすべてシマノで統一した。Emonda ALR 6は税込25万9,000円で、カラーはマットブラック、完成車重量は7.82kg(サイズ56)。また、Emonda ALR 5は税込19万9,000円、カラーはブラック、ブルー、レッドの3色、完成車重量は8.19kg(サイズ54)となっている。なお、トレックは創業当時より生涯保証サービスを設定している。
2015年04月20日エレコムは、固定に工具が要らないアルミ素材のiPhone 6/6 Plus向けバンパー「PM-A14ALBG1シリーズ」と、「PM-A14LALBG1シリーズ」を4月中旬より発売する。価格はオープン。「PM-A14ALBG1シリーズ」と「PM-A14LALBG1シリーズ」は、落下や接触による傷から端末を保護するiPhone 6/6 Plus向けアルミバンパー。衝撃を受けやすい側面だけをカバーする形状で、iPhoneのデザインイメージを損なうことなく、破損や傷から保護する。特に衝撃を受けやすいコーナー部分は厚みを持たせた形状になっている。電源ボタンと音量ボタン部分には、アルミ合金製のボタンカバーが使われているほか、ドライバーなどの工具を使わずに装着できる「ボルトレスデザイン」が採用されている。また、特殊なフレームデザインを採用したことで、同製品を装着したままでも、様々なデザインのイヤホンやLightningケーブルを接続できる。カラーバリエーションは、iPhone 6用の「PM-A14ALBG1シリーズ」が、ブラック、ゴールド、レッド、シルバーの4色、iPhone 6 Plus用の「PM-A14LALBG1シリーズ」がブラックとシルバーの2色。
2015年04月19日フォステクスは4月3日、ステレオイヤホン「TE-03」を発表した。発売は4月10日で、希望小売価格は8,000円(税別)。TE-03は、剛性の高いアルミ削り出し素材のハウジングを採用したダイナミック型イヤホン。ハウジングの表面には高精度の加工を施し、平滑性を実現している。本体カラーはブラックとレッドの2色を用意。ケーブルは絡みにくいフラットタイプで、本体カラーに合わせたブラック/レッドのツートンカラーを採用している。スマートフォンへの着信を受けられるマイク内蔵インライン・コントローラーを装備。ケーブルの長さは1.2mだ。ドライバーはφ8mm。周波数特性は20Hz~20kHzで、インピーダンスは16Ω。感度は91dB(1kHz/1mW)で、最大入力は5mWとなっている。イヤーチップはXS/S/M/Lの4サイズが付属。
2015年04月06日『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』の古谷実による人気コミック『ヒメアノ~ル』が森田剛主演で実写映画化されることが決定した。原作は、次々と快楽殺人を重ねていくサイコキラーを主人公に、彼の心の闇を描いた話で、本作が初主演作となる森田は「熱がしっかり伝わる人間臭い作品を目指したい」とコメントを寄せている。その他の情報本作で森田が演じるのは、人をターゲット=餌としか思わない連続殺人鬼・森田正一。彼の同級生で、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く平凡な男・岡田を濱田岳が演じ、森田正一にストーキングされるヒロイン・ユカを佐津川愛美が演じる。監督は『さんかく』『銀の匙』の吉田恵輔。森田は「決して共感はできない今回の役作りに関して、吉田監督とお話ししただけでは、なかなか理解するのが難しいと感じています。森田正一の過去や、なぜこういう人間になったのかを理解して、クランクインを迎えたいです」といい、「いわゆる悪い人は沢山存在しているかもしれないが、彼らの過去には何かしらの理由があるのでは?キャスト・スタッフのこめた熱が、しっかり伝わる人間臭い作品を目指したいと思います」と意気込みを語っている。吉田監督は「高校生の頃からバイブルだった古谷実さんの漫画を監督出来るなんて夢のようです」と話し、実写化にあたり「ドス黒さ溢れる、良い意味でバランスの悪い映画に仕上げたいです。森田さんには“普通なんだけど普通じゃない”という感じを表現して頂きたい。難しい注文ですが、森田さんなら答えてくれると思います」と語り、原作者・古谷氏は「大変ありがたいです。森田さん、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。撮影は3月末日にクランクインし、2016年に公開される。『ヒメアノ~ル』2016年 全国公開
2015年03月23日サンワダイレクトは、アルミ素材を採用した大型マウスパッド「200-MPD014S」を発売した。A4モデルとA3モデルに、それぞれブラックとシルバーの2色を用意。直販サイト限定で販売し、価格はA4モデルが4,580円、A3モデルが5,980円。光学式やレーザー式、青色LED式など、幅広いトラッキング方式のマウスに対応。表面には耐摩耗性を高めるアルマイト加工、およびトラッキング性能を向上させるナノコーティングを施している。厚さは2mmと薄型で、裏面には安定感に優れたゴム素材を使っている。本体サイズ/重量は、A4モデルW297×D210×H2mm/244g、A3モデルがW420×D297×H2mm/494g。
2015年02月24日ワコムは2月10日、「CGアーティスト森田悠揮ZBrushテクニックセミナー」をデジタルハリウッド駿河台ホールにて開催した。セミナーにはCGアーティスト森田悠揮氏とPixologic社COOのハイミ氏、マーケティング担当のトマ氏が登壇。オークの山田有祐氏が司会を務めた。森田氏の実演に会場が沸いたセミナーの様子をレポートする。○デジタルライブスカルプティングを披露同セミナーは、3Dモデリング制作を行っている人から3Dモデリング制作に興味がある人までの幅広い層を対象に行われた。「ZBrush」はゲームや映像作品の3Dモデリング制作に使われているデジタルスカルプティングソフトウェア。今回のセミナーに登壇した森田氏は、「CG Student Awards 2013」にて、世界第3位を受賞。セミナーでは、ZBrushとペンタブレットを使ったデジタルライブスカルプティングを披露した。また、実演と平行してZBrushの開発元であるPixologic社のハイミ氏とトマ氏がソフトウェアを解説し、質疑応答も実施。会場には液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズのフラッグシップモデル「Cintiq 27HD」を中心とした液晶ペンタブレットを展示し、その場で体験できるようになっており、セミナー終演後には、実際に試してみる参加者の姿も見られた。○「爬虫類っぽい」クリーチャーを作成セミナー冒頭で進行の山田氏が尋ねたところ、来場者の中でZBrushを使っているのは4~5割程度。森田氏はセミナーが行われる1時間半~2時間の間にクリーチャーの頭部を作ると話し、実演が開始された。森田氏が作るのは「爬虫類っぽい」クリーチャーということで、トカゲを意識しながら作ると説明。普段はクリーチャーであれば何の動物をベースに作るかを考え、大量の資料を見て、動物の構図を頭にたたき込んでからさっと作るようにしているとのこと。最初の段階では印象だけを重視しているので、ディテールにはあまり凝らずに進めるのだという。目の周りが決まるとそれ以外の部分も決まるということで、目の周りから重点的に作っていた。会場からの「自分で絵を描くのか」という質問に対しては、デッサンを本格的に習ったことはないが、デッサンは観察力をつけるためにあるため、観察力さえあればできなくても大丈夫だとの回答をしていた。○ZBrush 4R7をPixologic社が紹介森田氏による作業の中盤には、Pixologic社によるZBrushの説明が行われた。ZBrushの特徴は、紙とペンがあれば何かが描けるのと同じように、ZBrushがあれば経験がなくても制作を始められるということだ。「粘土をこねるように作業を進められる」と例えていた。産業分野ではゲーム、映画、マーケットデザインのイラストレーション、製品製作前のコンセプト段階でのアート、テレビコマーシャルなどさまざまな場面で使われており、利用者に合わせて幅広く活用できるという。ハイミ氏とトマ氏は、今回の来日で2月8日に行われたワンダーフェスティバルに参加し、「日本では漫画文化が強い」と実感したとのこと。このほどリリースされた「ZBrush 4R7」についても、いち早く詳細を紹介。ZBrushの特徴のひとつに「ZBrushだけですべての作業が完結できること」があるが、4R7ではそれがさらに強化されたという。○最終的な質感をイメージして作業を進行Pixologic社が「ZBrush 4R7」の説明をしている間に、森田氏の実演も進行。大まかな形が完成。続くディテールでは、質感を考えて作業を進めるという。今回のクリーチャーについては、ぬるっとした首の皮にし、ヒダや顔のシワをつけていた。最終的な質感をイメージしていると作業が早く進むのだという。その様子を見ていたハイミ氏は、球からアウトラインを作っていったことに注目し、「作業をやっていく中で調整を重ねてドラゴン(クリーチャー)ができあがっていった」と話した。トマ氏は作業の早さがZBrushならではであると強調。山田氏は、「デジタルでは、良くも悪くもとことんディテールを突き詰められる」とデジタルならではの特徴を読み取って説明していた。○液晶ペンタブレットは「アナログで制作しているみたい」セミナーの後半では、山田氏が事前アンケートの結果を紹介。会場にいるZBrushユーザーではペンタブレットを使っている人が多いという内容だった。それについて、最近液晶ペンタブレットを買ったという森田氏は、「アナログで制作しているみたいで慣れるとすごく使いやすい。5時間で慣れてしまった」と話した。購入したのは「Cintiq 13HD」だという。メインのディスプレイとミラーリングして使っているという山田氏は、「Cintiq 13HDなら原型を作る感覚のまま、フィギュアを作る感じに近いので良い選択だった」と振り返っていた。そしていよいよ森田氏のクリーチャーが完成。ハイミ氏は「2時間以内で作った作品ではハイクオリティ」と評価していた。森田氏はもともとはモデラー志望ではなく、いろいろなものを作っていたのだという。しかし、クリーチャーを作るのが楽しく、生き物が好きだったことから、現在ではクリーチャーの仕事が9割を占めるようになったそうだ。また森田氏は、日頃から使えそうな質感や造形を頭にストックしておくことの大切さを強調。現存の動物から使える要素を探して、イマジネーションに取り入れておく。実際の作業においては、シルエットが決まれば完成形も見えるため、ディテールにとらわれずに形を突き詰めて、最終的に良い物をつくることを心がけるように意識していると話し、セミナーは幕を閉じた。
2015年02月17日abeeは23日、アルミ製パネルで覆われた省スペースMini-ITXケース「AS Enclosure RS07」を発表した。1月23日より発売する。ブラックとシルバーの2色を用意。同社の直販サイト「AbeeSTORE」での価格は通常モデルが34,980円、限定モデルが35,980円。出荷予定は1月27日となっている。リムーバブルシャーシ構造を採用するMini-ITXケース。アクセススイッチなどが視界に入らないように設計されており、ケース全体をヘアライン加工のアルミ合金(肉厚2mm)製エクステリアパネルで覆っている。パネルの端面はエッジング加工を施して滑らかさを出し、アルミ製スタンドで剛性を高めつつ振動も抑制した。また、限定モデルは化研アルマイトによる上品な光沢感を実現している。標準搭載ファンは、前面に120mm×1基、後面に120mm×1基。ファンには「NANO TEK FAN」を使用し静音性を高めている。搭載ベイ数は、内部3.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×1基。HDDホルダーは着脱が可能。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大280mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが約110mmまで。本体サイズはW249×D249×H429mm、重量は約7.4kg。対応フォームファクタはMini-ITX。
2015年01月26日KODAWARIは、航空機で使用されるアルミ素材を採用したiPhone 6用バンパー「PATCHWORKS Alloy X for iPhone 6」の販売を開始した。価格は7,236円。同製品は、航空機で使用されるアルミ素材を採用したiPhone 6用のバンパーである。アルミブロックを加工後、ひとつひとつハンドメイドで生産にあたっているという。本体の厚さは2mmで、重量は16g。新構造を採用し、装着にネジを必要としない。iPhoneと本体が直接触れない仕様になっており、内側には衝撃吸収用のウレタンフォームが取り付けられている。また、iPhoneをテーブルなどに置いた際、カメラ部分が接地面に触れないようになっている。カラーはBlack、Silver、Space Grey、Champaigne Goldの4色を用意している。
2015年01月16日マンフロットは8日、三脚「190」シリーズのツイストロック版「190T」シリーズを発表した。カーボン製とアルミ製のモデルに、それぞれ脚部の段数が3段と4段のモデルを用意。1月16日から発売する。最初のモデルが1985年に発売された三脚「190」シリーズの最新モデルで、「XPRO3ウェイ雲台」との組み合わせで販売。価格(税別)は、カーボン製の脚部4段モデルが54,000円、脚部3段モデルが57,000円、アルミ製の脚部4段モデルが39,000円、脚部3段モデルが37,000円。新たに脚部のロックをツイストロックに変更。たたんだ時に一層コンパクトになり、軽量化も果たした。90度センターポールは、指一本で垂直から水平に移行可能だ。通常時はコンパクトに格納しておける。イージーリンク(3/5インチ)を標準で搭載し、LEDライトやリフレクターなどのアクセサリを接続可能。水準器は360度回転するので、より正確なポジショニングを把握できる。主な仕様は、全伸高が1,730mm、格納高が3段モデルが720mm、4段モデルが620mm、最大耐荷重が6kg、重量が2.8kg。
2015年01月08日ウルスは、アルミ素材を使用したiPhone 6用ケース「GRAVITY 【SWORDα】(グラヴィティ・ソード・アルファ)」の販売を開始した。価格は4,838円。同社のWebサイトなどで購入できる。同製品は、アルミ素材を使用したiPhone 6用ケースである。iPhone本体の色に馴染みやすいシルバーをベースにし、ヴィヴィッドな色をアクセントにしたデザインを特徴としている。本体を装着した状態で、SIMカードの取り外しを含むiPhoneの各種操作が可能。装着は、バンパー下部左右を2点でネジ留めすることで行える。留め具はマイナスネジを採用しているので、何回か開閉をした場合にもネジ山が潰れない。カラーは、ノーブル・レッド、インディゴ・ブルー、ダスク・パープル、フォレスト・グリーン、スチール・グレイ、オフ・ブラック、シャンパン・ゴールドの7色を用意している。
2014年12月02日ロジクールは12月5日から、iPad Air 2対応のアルミ製キーボードカバー「ロジクール ウルトラスリム マグネットクリップ キーボードカバー for iPad Air 2(iK1061)」を発売する。スペースグレーとシルバーの2色を用意。価格はオープンで、同社の直販サイト「ロジクール オンラインストア」での価格は11,000円(税別)。10月28日に発表済みのiPad Air 2専用キーボードカバーで、発売日が公開された。素材にアルミを使用することで、高級感を持たせつつ薄さと軽さを両立している。マルチアングルスタンドを装備し、iPad Air 2を自由な角度で設置可能。電源にはコイン形リチウム電池×2個を使用し、バッテリ駆動時間は最大2年。ホーム / アプリケーションの切り替え / 検索 / 言語切り替えなどのiOSのショートカットキーを搭載する。パンタグラフ式を採用し、キーレイアウトは76キー英語レイアウト、キーピッチは17mm、キーストロークは1.5mm、押下圧は58±10g。インタフェースはBluetooth。本体サイズはW240×D6.4×H173.5mm、重量は327g。
2014年11月20日森田アルミ工業は11月19日、デザインブランド「METAPHYS(メタフィス)」と共同開発したデスクパーティション「patis(パティス)」に、新たな3色(アッシュホワイト・ブルーグリーン・ダークブラウン)を追加して発売する。○組み立て不要で楽に設置できる同製品は、世界的な工業デザイナーとして知られる村田 智明氏が主催するデザインブランド「METAPHYS(メタフィス)」と共同開発した。オフィス環境でのメンタル向上を考えたスタンド型デスクパーティションで、一人ひとりに快適なパーソナルスペースをつくることができる。設置は粘着シートで固定するだけで、組み立ては不要。耐震用のジェルとしても使用されているシートを採用しているため、多少の揺れなどでも転倒する心配はないという。スライド機能で、必要な時だけパネルを手前に引き出すような使い方もできる。パネルには、硬質発泡材パネルにパイルコーティングを施しており、表面にはふせんなども貼ることができる。パネルのカラーは、これまで展開していたグレーに、新たな3色(アッシュホワイト・ブルーグリーン・ダークブラウン)が加わった。今までよりも多種多様なオフィス空間に対応でき、多彩な空間演出が可能となる。価格は、グレーが1万2,600円~(税別)、新色が1万3,800円~(税別)。なお、同商品は2012年アジアデザイン賞受賞・2013年レッド・ドット・デザイン賞受賞に続き、ドイツ連邦経済技術省が設立した世界的に権威あるドイツ・デザイン賞にノミネートされている。
2014年11月18日オンキヨーデジタルソリューションズは14日、全面アルミ合金仕上げの13.3型スリムノートPC「R5A-55」シリーズを発表した。公式通販ショップ「Onkyo Digital Solutions」にて、出荷開始日である11月27日出荷分の先行予約販売を開始している。Onkyo Digital Solutionsでの税別価格は109,800円。OSがWindows 8.1 Pro Update 64bit版の「R5A-55C5S8P」と、Windows 7 Professional 64bit版/32bit版セレクタブルの「R5A-55C5S7P」を用意。ワイヤレスディスプレイ機能として、前者はミラキャスト対応、後者はIntel WiDi対応となる。主な仕様は共通で、CPUがIntel Core i5-4210U(1.70GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB(8GB×1、最大8GB)、ストレージが256GB SATA SSD(MLCタイプ)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。13.3型の液晶ディスプレイは非光沢(ノングレア)タイプ、LEDバックライト、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。キーボードのキーピッチは19mm、ストロークは2mmとなっている。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(Intel AC7260)、Bluetooth 4.0+HS。主なインタフェースは、100万画素Webカメラ、SD/SDHCメモリーカードスロット、USB 2.0×1、USB 3.0×1、HDMI×1、ヘッドホン出力およびモノラルマイク入力(CITA準拠の4極ミニジャック)など。バッテリ駆動時間は、R5A-55C5S8PがJEITA 2.0で約6.1時間、JEITA 1.0で約13.4時間。R5A-55C5S7Pは、JEITA 2.0で約6.4時間、JEITA 1.0で約13.3時間となっている。本体サイズはW326×D217×H10.4~18.2mm、重量は約1.44kg。
2014年11月14日ストームは17日、Intel Core i7-5820Kをベースとし、きょう体にPhantek製のアルミ仕様ミニタワーPCケースを標準採用したデスクトップBTO PC「Storm Artemis」のハイエンドモデル「Storm Artemis Max」を発表した。同社直販サイトを通して販売し、標準構成時の直販価格で282,960円から。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.6GHz/Turbo最大4.4GHz/6コア12スレッド)、チップセットがIntel X99 Express(ASRock X99M Extreme4)、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB SATA6Gbps SSD(Samsung SSD 840 EVO)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB(Inno3D GeForce GTX980 iChill X4 AIR BOSS)、光学ドライブとOSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo EVOLV WT。電源は750W 80PLUS GOLD(SILVER STONE STRIDER GOLD S SST-ST75F-GS)。本体サイズはW230×D400×H450mm。
2014年11月06日ユニットコムは29日、「iiyama PC」ブランドの新製品として、オールアルミきょう体の15型ノートPC「15S7050」シリーズを発売した。グラフィックスにNVIDIA GeForce 840Mを搭載している。価格は税別84,980円~。15S7050-i3-NEBの基本構成は、CPUがIntel Core i3-4100M (2.5GHz)、チップセットがIntel HM86 Express、メモリが4GB、グラフィックスがNVIDIA GeFroce 840M 2GB DDR3、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。そのほか、Core i5-4210M搭載モデルの「15S7050-i5-NEB」、Core i7-4712MQ搭載の「15S7050-i7-NSB」などを用意している。
2014年10月29日TDKは10月23日、ネジ端子形アルミ電解コンデンサ「B43703*/4*/5*」3シリーズを発表した。「B43703*」シリーズは、定格電圧が350V DC~450V DC、静電容量が1500μF~2万2000μFである。サイズは直径51.6~90.0mm、高さ80.7~197.0mmと、従来比で最大20%の小型化を実現しつつ、同等のリプル電流耐量を備えている。「B43704*」シリーズは、従来比でリプル電流耐量を最大25%高めたのに加え、直径51.6mm~90.0mm、高さ80.7mm~221.0mmと、さらなる小型化も実現した。定格電圧は350V DC~550V DCで、静電容量は820μF~2万2000μFとなっている。「B43705*」シリーズは、直径51.6mm~90.0mm、高さ80.7mm~221.0mmと、コンデンサのサイズはそのままに、リプル電流耐量をさらに高め、従来比で最大40%の向上を実現した。定格電圧は350V DC~450V DCで、静電容量は1000μF~1万8000μFである。3シリーズとも、動作周囲温度は85℃、耐用寿命は1万2000時間となっており、ケース底板に固定用のスタッドボルトが付いたタイプ「B43723*/4*/5*」もラインアップされている。3シリーズは、産業機器用インバータへの搭載に最適であるとしている。
2014年10月24日ドスパラは20日、アルミ製イヤホン「DN-11666」を発表した。本日より同社の運営する「上海問屋」にて販売を開始する。価格は999円。iPhone 6/iPhone 6 Plusの本体カラーに合わせたブラック・シルバー・ゴールドの3色に加え、iPodシリーズで限定色として使われることが多いレッドの4色をラインナップする。ドライバは9mmのダイナミックネオジウムドライバ、周波数特性は20Hz~20kHz、感度は98db、インピーダンスは16オーム、インタフェースは3.5mmステレオミニプラグ、ケーブル長は1.2m。サイズが3種類のシリコン誠意やチップが付属する。
2014年10月21日ストームは17日、Intel Core i7-4790K(開発コード名:Devil’s Canyon)をベースとし、きょう体にPhantek製のアルミ仕様ミニタワーPCケースを標準採用したデスクトップBTO PC「Storm Artemis」を発表した。同社直販サイトを通して即日販売を開始し、標準構成時の直販価格で114,480円から。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz/Turbo最大4.4GHz/4コア8スレッド)、チップセットがIntel H97 Express(ASUS H97M-PLUS)、メモリがDDR3-1600 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA6Gbps HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 1GB、光学ドライブとOSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo EVOLV BK。電源は750W 80PLUS BRONZE(HEC WIN+Power3 750W HEC-750TB-2WK)。本体サイズはW230×D400×H450mm。
2014年10月17日女優の北川景子が、松山ケンイチ主演の映画『の・ようなもののようなもの』(仮題)でヒロインを務めることが17日、明らかになった。同映画は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981年)の続編で、2011年12月に急逝した森田監督を慕う旧知のスタッフとキャストが結集して練り上げた企画。東京の下町を舞台に落語家のようなもの、二つ目(真打になる前のタマゴ)の青春を綴った『の・ようなもの』のその後を描いている。まだ二つ目にもなれていない落語家"の・ようなもの"である出船亭志ん田(松山ケンイチ)は、師匠・出船亭志ん米(尾藤イサオ)の自宅に寄宿して、日々修行に精進。ある日志ん田は、師匠の志ん米に頼まれ、以前この一門に在籍したいた志ん魚(伊藤克信)を探し出す羽目になる。『の・ようなもの』で助監督、『僕達急行A列車で行こう』などで監督補を務めた杉山泰一氏がメガホンを取り、森田監督の遺作となった『僕達急行A列車で行こう』(2012年)でも主役を演じた松山ケンイチが主演を務める。一方の北川が演じるのは、志ん米の一人娘・夕美。北川は『間宮兄妹』(2006年)でスクリーンデビューを飾って以降、森田作品への参加を熱望し続けてきた。松山と共に『サウスバウンド』(2007年)に出演。"チョイ役"でも出たいと『わたし出すわ』(2009年)に特別出演するなど、本作には渾身の思いで挑んだ。映画はすでにクランクアップし、年内の完成を予定。撮影を終え、北川は「杉山組だけど、森田組そのものというか、"また戻ってきた"という感じがしました」と振り返り、「映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います」と語る。「『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは森田さんのおかげだと思っています」と恩師にメッセージ。「亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました」と当時の心境を明かした。そして、「このチームと出会えたのは(「間宮兄弟」の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました」と役柄への思いを語り、「森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。(森田監督が)亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでいるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思っています」と意気込みを見せた。杉山監督は企画がスタートした時を振り返り、「相手役のヒロインには、下町育ちで言いたいことをズバッと言う師匠の娘には、『間宮兄弟』の夕美がピッタリだと北川景子さんをイメージして脚本作りをお願いしました」とコメント。「初日からまさしく、ちょっと大人になった、あの時のやんちゃな夕美を全力でかましてくれました。普段の彼女は一見クールでおとなしい印象ですが、一旦芝居に入ると、わき目も振らず猪突猛進でぶつかってくる情熱家で、むしろ現場では抑える芝居をお願いしていた事が多かった気がします」と撮影の様子を語った。
2014年10月17日多くの映画人、映画ファンに惜しまれながら2011年12月に急逝した森田芳光監督。そんな森田監督の死からもうすぐ3年が経とうとしている。そんな中、先日発表された1本の映画が、ファンの間で話題を呼んでいる。彼を慕う旧知のスタッフ・キャストが再集結し、主演に松山ケンイチを迎え、森田監督デビュー作『の・ようなもの』(’81)のその後を描くオリジナル作品『の・ようなもののようなもの』(仮題)。このほど本作のヒロイン役で、森田監督を恩師と慕う女優・北川景子が出演していることが発表され、北川さんからおよそ1000文字にもおよぶ長文コメントが到着した。本作の舞台は、現代の東京の下町。落語家一門の出船亭に入門した志ん田(しんでん/演:松山ケンイチ)は、師匠の志ん米(しんこめ/演:尾藤イサオ)に頼まれ、以前この一門に在籍していた志ん魚(しんとと/伊藤克信)を探し出す羽目になる。実はこの一門を財政的に支えてきたスポンサーの女会長は、クリクリした目玉が大好きという理由で志ん魚を贔屓にしており、志ん米師匠は彼女のご機嫌を取るため、志ん魚をもう一度高座に引っ張りだそうという考えだ。志ん魚を探し回る志ん田。師匠の弟弟子の志ん水(しんすい/演:でんでん)や、昔の門下生たちを訪ね、手がかりを集めようとするが、まったく上手くいかず――。森田監督作『間宮兄弟』(’06)でスクリーンデビューを飾って以降、松山ケンイチと共に出演した『サウスバウンド』(’07)、チョイ役でも出たいと『わたし出すわ』(’09)に特別出演と、森田監督に熱く尊敬の念を抱いていた北川さん。森田監督が亡くなった際、葬儀ならびに告別式の場で人目をはばからず号泣し、各メディアが大きく報じていたことも記憶に残っている人も多いだろう。そんな北川さんは本作では、志ん米師匠のひとり娘・夕美役を演じることとなる。今回の出演には並々ならぬ想いがあったようで、渾身の想いで撮影に臨んだとのこと。今回届いた長文コメントは、その片鱗を感じさせるものとなっている。<北川景子/コメント全文>「『間宮兄弟』という映画でスクリーンデビューさせて頂いていて、その時からほとんどのスタッフの皆さんが変わっていなくて、杉山組(※本作の監督・杉山泰一)だけど、森田組そのものというか、“また戻ってきた”という感じがしました。『間宮兄弟』の合格をもらった時に、『の・ようなもの』のビデオテープを渡されて、何度も見ていたので、そのオリジナルの作品のキャストの皆さんが集結する現場を見た時は、感動して鳥肌が立ちました。映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います。『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは、森田さんのおかげだと思っています。亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました。今回、声をかけて頂いたことはすごく嬉しいし光栄でした。錚々たる面々の女優さんが森田さんとご一緒されている中で、今回松山さんの相手役にと言って頂けたのは、ラッキーでしかないというか、自分で良かったのかなというのはちょっと思いますけど、でも嬉しかったです。このチームと出会えたのは(『間宮兄弟』の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました。すごく純真で、天真爛漫で、明るくてパワフルっていうのが夕美のいいところだと思うので、そういうところは年をとっても変わらないところかなと思ったので、『間宮兄弟』の時のまま、きちんと残しつつ演じようとしました。夕美という役はすごく自分にとっても思い入れの強い役でもあるんです。森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思ってます」。「私」ではなく、最後の「我々」という言葉は、まさに森田組の一員であることの証だろう。その決意と共に、どんな役を演じてみせるのか?続報に注目があつまりそうだ。『の・ようなもののようなもの』(仮題)は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」はデザイナーの森田恭通によるコラボレート作品を発表した。13年に公開のクリスタル花瓶に続くコラボ作品として発表されたのは、クリスタルガラス製の切子グラス。ルシアン ペラフィネのアイコンであるスカル柄があしらわれており、価格は5万5,000円。発売は10月下旬を予定している。
2014年10月03日嵐電(らんでん)の名称で親しまれている京都の京福電気鉄道・嵐山駅が、13日のリニューアルに先駆けてプレスに公開された。デザインは伊勢丹新宿店のリモデルなどを手がけた森田恭通。2002年に同氏が行った第1期の駅舎改修から11年が経過し、駅周辺への集客計画が順調に推移、今回は駅のコンコース自体に創造性を持たせ、“エキナカ”効果を狙ったデザインとなっている。今回のリニューアルでは駅構内と周辺エリアの一体化を実施。街と駅を仕切っていた改札口を撤去し、ホームと線路の周囲を“広場”として、ベンチなどを設置し、誰でも自由に回遊・滞在できる「電停のある小さな街」を実現した。2002年に改装した駅正面(西口)が「はんなりゾーン」として3,000本の竹と京都の銘店街で構成したのに対し、今回改装を実施したコンコース側は「ほっこりゾーン」として新たに駅東口を新設。「キモノフォレスト」と呼ばれる友禅をLEDで透過させたアクリルポールを約600本林立させ、日没以降には、入舎する車窓からも幻想的な風景が広がるエンターテイメント性を持たせた。また、コンコース内に嵐山温泉の足湯、駅前の天龍寺にちなんだ「龍の愛宕池」にはカスタムペインターの倉科昌高作の龍を設置、震災復興を願う「福島三春町の滝桜」も植栽された。北側コンコースに新た導入されたテナントには宇治茶の産地の和束町と京福電鉄のジョンイントベンチャーの日本茶カフェ&バーも出店されるなど「従来、あまり訴求できていなかった日没以降の嵐山エリアの魅力を打ち出せれば」と京福電鉄の鈴木浩幸・事業推進部部長。「日本の駅のパブリックゾーンの白い光の空間が僕自身苦手で、今回のリニューアルでも自分自身の得意とする“光”をデザインのテーマに置いた。外国の観光客が訪れて、京都らしいと感じる駅の必要性を以前から感じており、“ザ・キョウト”の嵯峨嵐山でのランドマークになれば」と森田恭通氏は話す。
2013年07月12日