現在公開中の映画『寄生獣』「ミギークリスマス」イベントが18日、東京・渋谷のPARCO スペイン坂広場で行われ、染谷将太、橋本愛、山崎貴監督、アントニオ猪木が出席した。11月29日に公開初日を迎え、週末興行ランキングで堂々初登場1位を獲得し、観客動員数も100万人越え目前の映画『寄生獣』。その御礼イベントに、クリスマスも間近ということで、ミギーとクリスマスを合わせた"ミギークリスマス"イベントが渋谷のPARCO スペイン坂広場で行われた。サンタクロースの帽子を被って登場した主演の染谷は「さっき愛ちゃんに帽子が似合わないと爆笑されました」と明かしつつ、「僕も劇場で見に行きましたが、たくさんのお客さんが入っていて皆さんエキサイトしてくれて嬉しかったです」と大ヒットに感謝の言葉。橋本も「個人的に長さが魅力的ですよ。2時間までなくて、気軽に楽しめるんじゃないかと思うし、その分アクションシーンは日本で一番面白いぐらいすごいから100万人じゃ足りないですよ」と一般客にアピール。また、残り僅かとなったクリスマスの予定について尋ねられ、染谷が「最近寒いですから温泉に浸かりたいです!」と回答したのに対し、橋本は「チキンぐらいは食べたいと思います。ケーキはほぼ毎日食べているので、クリスマスだからというのはありません。鶏肉を食べたいです」と話していた。また、この日はイベント途中からスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇。右手にミギーの手袋をしながら、おなじみの「1、2、3、ダー!」を染谷や橋本たちと行い、行き交う人々を驚かせた。初めてアントニオ猪木に会ったという橋本は「右手に寄生してくださって感激です。本当にこんなに近くでお見受けできて光栄です」と感激しきりだった。
2014年12月19日橋本愛が岩手県の里山でオールロケに挑み、自然の情景と旬の食材を使った料理を描いた『リトル・フォレスト』。このほど、2014年8月公開の『夏・秋』編に続く『冬・春』編の予告が完成し、厳しくも美しい冬を逞しく生きる橋本さんの姿が披露された。「月刊アフタヌーン」に連載された五十嵐大介のコミック「リトル・フォレスト」を原作とした本作。ヒロインは、一度は都会に出たものの自分の居場所を見つけられず、東北の小さな山村集落“小森”に戻ってきた、いち子(橋本愛)。夏と秋を経て、厳しい冬と新たな春の訪れを描く本作では、5年前の雪の日に突然失踪した母・福子(桐島かれん)といち子の関係や、いち子がひとりで暮らすようになったいきさつなど、物語のキーとなるエピソードが明かされる。原作同様、岩手県奥州市での約1年間に渡るロケにより、四季の移ろいで様々な表情を見せる自然と、美しい里山の風景がじっくりと時間をかけて映し取られており、穏やかな音楽が流れる予告映像の中でも、厳しい冬の雪景色と美しい花が咲き乱れる春のコントラストを楽しむことができる。そして何より『リトル・フォレスト』といえば、野村友里が主宰する「eatrip」のディレクションのもと、工夫を凝らして作られた橋本さん自身による料理のシーンも醍醐味のひとつ。『冬・春』では、アズキのマフィン、凍み豆腐、手作り干し柿と大根のなます、野菜たっぷりの岩手の郷土料理・ひっつみ、塩マスとノビルと白菜の蕾菜のパスタなど、その香りや音まで届いてきそうな料理が数々登場する。複雑な事情や人間関係を抱えつつも、ひたすら「生きるために食べ、食べるために作る」いち子の姿は、自分の人生を前に進めるために、自然からエネルギーを分け与えてもらっているかのよう。そんなひとりの女性が成長していく姿を、橋本さんが“生きる力”に満ちた凛とした佇まいで演じている。また、橋本さんとは『桐島、部活やめるってよ』「あまちゃん」で共演した松岡茉優が演じる、親友キッコとの微笑ましいやりとりにも、ぜひ注目してみて。『リトル・フォレスト冬・春』は2015年2月14日(土)全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2014年12月05日人間に寄生するパラサイトと人類の戦いを描く『寄生獣』の初日舞台あいさつが11月29日に都内で行われ、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が出席した。登壇者のなかで、唯一パラサイトに寄生されない“人間”役の橋本は「私も顔が割れてみたかった。ぜひ映像特典で」と山崎監督にアピールしていた。『寄生獣』舞台挨拶その他の写真人間の脳に寄生し、他の人間たちを捕食する“パラサイト”の脅威を描き、発行部数1300万部を突破する岩明均氏の人気コミックを2部作で完全実写化した。主人公の泉新一(染谷)と、新一の脳の乗っ取りに失敗し、彼の右腕に住み着くことになったパラサイトのミギーの奇妙な共生が、“人類VSパラサイト”の壮絶な戦いに波紋をもたらす。主演の染谷は「長い長い戦いだったので、こうして皆さんに作品を届けることができて嬉しい。5カ月間の撮影は、目に見えないミギーを相手に孤独な戦いだった」と感無量の面持ち。パラサイトを演じる深津と東出は、「やり過ぎるとつまらないので、さじ加減を監督と相談した。ただ歩くのも難しい」(深津)、「表情と台詞が伴っていないので、大変だった」(東出)と苦労を語った。主人公の母親を演じる余が「早く続きが観たいと思っている」と話すと、染谷らも来年4月公開の『寄生獣完結編』に期待感。一方、山崎監督は「完結編のCGが全然出来あがっていないので、ドキドキしている」と焦りの表情を浮かべたが、「次はもっとすごいことになっています!」と宣言し、場内を沸かせた。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月29日11月29日公開の映画『寄生獣』の完成報告会見が30日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が出席した。第27回東京国際映画祭のクロージング上映作品でもある本作は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。ハリウッドが原作権を獲得したものの映画化されず、"手の出せない原作"としてお蔵入りとなっていたが、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎貴監督の手により待望の映画化となった。本作の映画化が念願だったという山崎監督は「VFXの仕事を始めた頃からいつか映画されたらスタッフとして参加したいと思っていた作品。監督できてとても喜びを感じています。大事に大事にこのメンバーと丁寧に時間を掛けて作りました」と感慨深げ。その監督から望まれて主人公の高校生、泉新一を演じた染谷は「ミギーと感動的なシーンの芝居をした時、感極まった監督に『ミギーが見えました!』って言ったら、『頭大丈夫か?』と言われましたよ。見えるぐらいのやり取りが出来たような気になったんです!」とエピソードを。「本当に長い長い道のりで、ミギーとともに歩んできました。自分もミギーと出会って、涙が出そうになりました。僕も楽しめましたので、たくさんの方に楽しんで欲しいです」とアピールした。この日登場した深津と橋本の女性陣も、染谷や東出と同様に山崎監督からの出演オファーを受けたという。顔面が割れるパラサイト女教師の田宮良子を演じた深津は「(顔面が割れることへの)抵抗は全くなかったです。むしろ『もっと割れろ!』と思いましたね。人間って欲があって嫌ですよね(笑)」と女優魂も。一方の橋本は「新一くんとの日常のシーンが多かったんですが、戦いのシーンを見た時に『こんなことやってるんだ!』と興奮しました。1人のお客さんとしての気分になったし、あれだけエンターテイメントに徹しているのに重いものが残っていて、凄いと思いました」と山崎監督の手腕を絶賛していた。映画『寄生獣』は、11月29日より全国公開。
2014年10月31日橋本愛と蒼波純がW主演を務める松居大悟監督の新作『ワンダフルワールドエンド』の先行上映が11月17日(月)に下北沢駅前劇場で行われる。本作は、松居監督がメガホンを執り、橋本と蒼波が出演したミュージシャン、大森靖子のミュージック・ビデオ『ミッドナイト清純異性交遊』と『君と映画』に、新たな撮り下ろし映像と大森の新曲を追加し、映画として再編集したもの。橋本、蒼波のほか映画監督の利重剛と町田マリーらが出演している。先行上映は11月17日(月)に下北沢駅前劇場で開催され、松居監督が登壇する。チケットは発売中。また下北沢駅前劇場では、松居監督が主宰を務める劇団ゴジゲンの新作公演『ごきげんさマイポレンド』が11月13日(木)から23日(日)まで上演される。(※先行上映の行われる17日は休演日)『ワンダフルワールドエンド』先行上映11月17日(月)会場:下北沢駅前劇場開場18:30/開映19:00登壇者(予定):松居大悟監督ほか料金:1800円(税込)チケット:発売中
2014年10月24日俳優の橋本さとしが10月15日韓国・ソウルのユニバーサルアートセンター 大劇場(1082席)にて、初めて韓国のミュージカルファンの前で歌を披露した。橋本は今年1月、韓国で大ヒットを記録した人気ミュージカル『シャーロック ホームズ~アンダーソン家の秘密~』の日本版初演で、タイトルロールを演じ、表現力豊かな演技と歌声で好評を博した。同公演は、2011年に韓国で初演、多くの演劇賞を受賞し、再演を重ね、今年3月にはシーズン2の『シャーロック ホームズ2~ブラッディゲーム~』も上演、さらに来月11月13日からは『アンダーソン家の秘密』の5度目の再演も決定している。今回、韓国での再演の開幕に向け、同シリーズに出演する俳優が総出演し、作品のナンバーを歌う『シャーロック ホームズ コンサート』を開催。橋本は韓国のカンパニーから特別ゲストとして招待を受けた。橋本は、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』など、グランドミュージカルの主演を多く務め、ストレートプレイや映像でも活躍しているが、韓国でのステージ出演は今回が初めて。同作品のドラマティックで美しい曲の数々を、シーズン1、2でシャーロックを演じたソン・ヨンジン、キム・ドヒョン始め、高い歌唱力を誇る韓国ミュージカルの人気俳優が一堂に会し共演するとあって、満員の会場は熱気に包まれた。コンサートでは、13人編成の生演奏と50人以上のコーラス&アンサンブルをバックにキャストが次々に登場しハイライトナンバーを披露。舞台上総勢約90名による迫力のステージが展開された。橋本は、コンサート中盤、韓国シャーロック役のソン・ヨンジン、キム・ドヒョン、アン・ジェモ(新キャスト)に呼び入れられる形でステージに登場。韓国シャーロックのトリプルキャストと橋本、日韓4人のシャーロックが顔を揃え軽妙なトークを披露した。橋本が客席へのメッセージとして、「このミュージカル『シャーロック ホームズ』が生まれた韓国の地に来られた事を、本当に光栄に思います。エンタテインメントを通じてこうして皆さんと一緒になれるということは、僕にとって本当に喜びです。日本へは、皆様の熱い”キモチ”と、本場の“キムチ”をお土産にしたいと思います!」と語ると、会場は爆笑と喝采に包まれた。そしてトークコーナーが終了し、橋本さとしが歌を披露。シャーロックが自らの推理と心情の狭間で葛藤するソロの大ナンバー「悲しい真実」の日本語バージョンを美しく伸びのある歌声で歌い切った。圧倒的な“日本版シャーロック”の熱演に、耳の肥えた韓国ミュージカルファンからは、大歓声と惜しみない拍手喝采が鳴り響いた。ステージ上では橋本から、日本では来年2015年4月に、日本版『シャーロック ホームズ2~ブラッディゲーム~』が上演されることも発表された。『ブラッディゲーム』では、“切り裂きジャック”を名乗る人物の出現に、ホームズとワトソンがさらなる難事件に挑む。前作に続き、橋本ホームズ&一路真輝ワトソンが登場。一風変わった男女コンビの名推理が再び見られる日も近い。
2014年10月16日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど、本作のヒロインにしてブレイク必至の新星女優・小松菜奈を始め、二階堂ふみや橋本愛ら若手キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着。ドギツい登場人物たちをご紹介する。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は4種。小松さん演じる、謎の失踪をとげた藤島の娘・加奈子。二階堂さん演じる、加奈子の中学時代の同級生・遠藤。橋本愛が演じる加奈子の高校の同級生・森下。そして、そんな女たちの裏側でただただ翻弄される、清水尋也が演じる加奈子の中学時代の同級生でいじめられっこのボク。怒声が飛び、歪んだ笑いが響き、恋をして、嘆く…そんな人間の持ちうるあらゆる感情が詰め込まれたような映像となっており、これだけでも鳥肌が立ちそうな“劇薬”っぷりを味わえるはずだ。◆謎の失踪をとげた藤島の娘・加奈子(小松菜奈)謎の失踪を遂げる優等生の娘・加奈子役には、新人・小松菜奈。オーディションで「その姿を観た瞬間、加奈子を確信した!」と、中島監督のハートを鷲掴んで大役へと大抜擢。イノセントな妖しさと危うさ、息をのむ可憐さを併せ持ち、圧倒的なきらめきを放つ。今回の映像では、爽やかな楽曲が流れ、大笑いして不思議な魅力に包み込まれた加奈子が映し出される。「ルールがないの、夢だから、何しても自由」と透き通るような声で恐ろしいことをサラリと言い、「天使?」の「?」の意味が劇場で明らかになる。◆加奈子の中学時代の同級生・遠藤(二階堂ふみ)加奈子の中学時代の同級生で、茶髪プリンのヤンキー・遠藤を演じたのは、二階堂ふみ。演技力に定評の二階堂が、今までの役とはまったく違う役柄で抜群の存在感を放っている。「何でみんな、加奈子に夢中になるの?」と言う彼女自身も加奈子に惹きつけられている。ヤバイ連中との付き合いのある遠藤とのつながりのある加奈子は一体何者なのか―?◆加奈子の高校の同級生・森下(橋本愛)高校の同級生・森下を演じたのは、中島監督の前作『告白』に続き出演した橋本愛。「あのぅ、加奈子のことホントに知ってます?」と加奈子の裏の顔を知っている森下は、「何も知らないくせに、えらそーに言ってんじゃねーよ!」と怒号を飛ばす。彼女は加奈子の何を知るのか?◆加奈子の中学時代の同級生。いじめられっこ・ボク(清水尋也)加奈子の中学時代の同級生で、加奈子に片思いをするいじめられっこのボク役を演じたのは、小松と同様にオーディションでこの座を勝ち取った清水尋也。今回の映像では、いじめの一部が映され、彼にとっての救いが加奈子であることが分かる。「傀儡」と書かれた文字は、「あやつり人形。他人の言いなりに動いて利用されている者」という意味。彼も加奈子に狂わされていく運命なのか―?加奈子には「天使?」、遠藤には「毒女」、森下には「鬼怒」、ボクには「傀儡」…と、それぞれにキャラクターを表す漢字2文字の名前が付けられているのにも注目して欲しい。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月02日五十嵐大介の同名人気コミックを昨年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクした橋本愛を主演に迎えて贈る『リトル・フォレスト』。このほど本作の主題歌を、yui率いる「FLOWER FLOWER」が担当することが分かった。東北の山間の小さな集落“小森”。いち子(橋本愛)は、一度都会に出たけれど、自分の居場所を見つけることができず、ここに帰ってきた。周りにスーパーやコンビニもない小森での暮らしは、自給自足に近い生活。夏はグミジャム、岩魚の塩焼き、秋にはくるみごはん、栗の渋皮煮、冬はアズキに焼き芋、春はキャベツや塩漬けワラビ…周りの野や山で採ってきた「季節のもの」を材料にして、毎日の食事をつくる。様々な恵みを与える一方で、厳しさも見せる東北の自然。季節の移ろいを感じ、時に立ち止りながら、自分と向き合う。一日一日を踏みしめるように過ごす毎日の中で、美味しいものをもりもり食べて、いち子は一歩踏み出す勇気を充電していく物語。岩手県奥州市でおよそ1年に渡る撮影を行い、春・夏・秋・冬の4部作として描いたものだ。今回主題歌をオファーしたのはプロデューサーであるROBOTの守屋圭一郎氏。実は守屋氏はyuiが主演と主題歌を担当した2006年公開の映画『タイヨウのうた』のプロデューサー。それ以来、クリエイターとしてyuiと信頼関係を築いてきた守屋氏は、東北の山村でたくましくも自然体で生きるという『リトル・フォレスト』のテーマが、新たな音楽活動を始めたyuiにリンクするということで、主題歌を依頼したのだ。今回、春夏秋冬それぞれに合わせ4曲を書きおろしたyuiは「実際に漫画を読んだり、制作途中段階の映像を見させていただいて、自然(四季)と共に生活していく中で、自分を見つめていく主人公の女性を見て、この作品が自分にとっても特別な作品になることを感じました。イメージもすぐに湧き、4部作という初の試みをメンバー一丸となってセッションしながら、楽しく作っていくことができました。ぜひ映像と一緒に聴いていただけたら嬉しいです」とコメント。2011年『パラダイス・キス』で主題歌を担当したyuiにとって3年ぶりの映画主題歌となる本作。「FLOWER FLOWER」の曲にのせて橋本さんがどのように春夏秋冬を過ごしていくのか楽しみだ。『リトル・フォレスト』夏・秋編は8月30日(土)、冬・春編は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月04日池松壮亮、橋本愛ら映画『大人ドロップ』キャスト陣が3月23日(日)、映画の撮影が行われた伊豆に凱旋。伊豆急行の「1日駅長」および「1日ミス伊豆急」に任命され、この日のための臨時の記念列車が運行した。樋口直哉の同名小説を原作に、高校3年生の夏、言い争いをしたまま学校を去ってしまった意中の女子にもう一度会うために旅に出た少年の青春と成長を描く。撮影は伊豆急行と伊豆・河津町の全面協力を得てオール伊豆ロケで行われた。池松さん、橋本さんに加え、小林涼子、前野朋哉、飯塚健監督も伊豆への凱旋を果たし、まずは伊豆高原駅で行われた任命式に出席した。池松さん、橋本さんらは紺色の伊豆急の制服に身を包んで登場。池松さんは「(電車が題材の)こういう映画ではないんですが…(笑)。1日、楽しみたいと思います」と駅長として決意表明。橋本さんは「あまちゃん」のユイ役で「ミス北三陸鉄道」を演じたが、今回は1日とはいえリアルに「ミス伊豆急」を務めることに。客席のあちこちから「かわいい!」と歓声が飛ぶ中、「こんなにたくさんの方が来てくださると思ってなかったので嬉しいです」と笑顔で語った。伊豆での撮影について、池松さんは「人に恵まれ、環境に恵まれ、何より伊豆の景色に助けられました」と述懐。前野さんと相部屋で合宿状態で過ごしていたそうだが、2人でホタルを見に行ったり、「本当にすごいです!こんなに(東京とは)違うんだ!と思った」と絶賛。地元の回転寿司にも行ったそうで、撮影の合間にも伊豆を楽しんだよう。橋本さんは「久しぶりの地方ロケで、来てみたらすごく好みの場所で、外の空気を吸いながらのお仕事の喜びを感じて臨んでいました」とニッコリ。特に「海に近いホテルでの撮影があったんですが、海がキレイで部屋からずっと眺めてて、『住みたいな』と思うくらいでした」と海の美しさにすっかり魅せられたようだった。4人は“業務”として伊豆高原駅での放送アナウンス、映画のアピールなどを行い、その後、臨時で運行される記念列車を乗車。夕方には映画にも登場する「河津バガテル公園」にて行われた舞台挨拶に登壇した。『大人ドロップ』は4月4日(金)より全国公開。なお、4月6日(日)には「映画館のない町に映画館を」との取り組みの下、下田市民文化会館にて、映画の全国公開後には異例となる凱旋イベント上映が行われる。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年03月24日第8回“このミステリーがすごい!”大賞を受賞した中山七里の同名小説を、橋本愛主演で映画化した『さよならドビュッシー』が26日(土)より公開される。本作は、主人公が不可解な事件に巻き込まれていく様を描いたミステリーだが、困難を乗り越えて夢をかなえようとする主人公の姿を描く感動作でもある。その他の画像本作の主人公は、ピアニストを目指す16歳の少女・遥(橋本)。彼女は従姉妹の片桐ルシアとピアニストを目指すがある日、火事に巻き込まれ、遥は祖父とルシアを失うと同時に自身も全身の大怪我をおってしまう。映画は、やけどの後遺症に苦しみながら新しいピアノ教師の岬洋介(清塚信也)と猛レッスンを続けると同時に、遥の周囲で起こる不可解な事件と祖父が彼女の遺した莫大な遺産を狙う者の正体に迫っていく。このほど公開された画像は、遥が火事でおった怪我を回復しようとリハビリに励む場面。ピアニストの命ともいえる“指”が動かなくなってしまった彼女は、新しい教師、岬と懸命に特訓をする。そこにあるのは誰にも打ち明けられない不安や孤独だが、彼女は共に夢をおった従姉妹ルシアとの約束“ドビュッシーの『月の光』を弾くこと”を胸に苦しい日々を乗り切ろうとする。本作はミステリーを主軸とした作品だが、近年、出演作の続く橋本は、孤独と苦境の中で決してあきらめないヒロインを繊細なタッチで演じている。ちなみに現実世界では、聴力を失ってしまったフジコ・ヘミングや、視覚障がいと共に生きる辻井伸行、リサイタル中に脳溢血で倒れ右手の自由を奪われるも左手で演奏を続ける舘野泉など、困難を乗り越えて世界的な評価を確かなものにしているピアニストたちが多く存在している。本作に登場する遥は、世界的な才能をもつ演奏家ではないが、困難に負けることなく、強い意志で音楽を自身に手繰り寄せようとする姿は、多くの観客の胸をうつのではないだろうか。『さよならドビュッシー』1月26日(土)全国ロードショー
2013年01月23日第8回“このミステリーがすごい!”大賞を受賞した中山七里原作の同名小説を、橋本愛主演で映画化する『さよならドビュッシー』のポスター画像と予告編がこのほど公開された。『さよならドビュッシー』予告編本作は、ピアニストを志す16歳の主人公・遥が、コンクール優勝を目指して励む中で、不可解な事件に巻き込まれていく姿を描いたミステリー。現役ピアニストの清塚信也がピアノ教師役を演じ、『クロエ』の利重剛が監督を務めている。本作の基になった小説は、ミステリーでありながら観客の心に響くドラマを描いて人気を得たが、このほど公開された予告編も美しいピアノの旋律に乗せて、主人公・遥の幼少期が双子同然に育った従姉妹のルシアと仲良く遊ぶ場面から始まる。しかし、音楽が消え、画面を炎が包むと、遥は祖父とルシアを失い、自身も大きなやけどを負ってしまう。目を覚まし、身体に深い傷を負った彼女は、ピアノ教師の岬洋介と二人三脚で、かつてルシアと一緒に弾くと約束を交わしたドビュッシーの『月の光』を弾くべく猛レッスンに挑む。その一方で映像の中盤からはミステリーの要素も顔を出す。遥は焼死した祖父が遺した24億円もの遺産を相続し、様々な思惑を抱えた者たちが暮らす屋敷の中で不可解な事件に巻き込まれ、命を狙われる。すべてのドラマをつなぐヒントは、タイトルにもなっているドビュッシーの『月の光』。予告とともに公開されたポスター画像にも“秘めた思い「月の光」とともに溢れ出す…”というコピーがデザインされており、主人公の少女が遠い昔に交わした約束をかなえようと鍵盤に向かうドラマと、彼女の命を狙う者の正体を巡るサスペンス劇を読み解くカギは、劇中に登場する“音楽”にあるようだ。『さよならドビュッシー』2013年1月26日(土)全国ロードショー
2012年12月04日第8回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した中山七里原作の同名小説を『クロエ』以来、約10年ぶりにメガホンを取った利重剛監督が人気急上昇中の橋本愛を主演に迎え映画化した『さよならドビュッシー』。このたび、美しいメロディに彩られた本作の予告編とポスター・ビジュアルが解禁となった。双子同然で育てられた16歳の香月遥(橋本さん)と従姉妹の片桐ルシアには、ピアニストになるという共通の夢があった。ある晩、ルシアと祖父の玄太郎(ミッキー・カーチス)が暮らす家で火事に巻き込まれた遥は、全身やけどの大けがを負いながらも、ひとり生き残ってしまう。彼女に残された希望は、生前のルシアと約束したドビュッシーの「月の光」を弾くことだけだった。やけどの後遺症による厳しいリハビリにくじけそうになりながらも、新しいピアノ教師の岬洋介(清塚信也)に勇気づけられ二人三脚でピアノコンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。しかし祖父が遺した24億円もの遺産を巡り、遥の身のまわりで不可解な出来事が頻発する…。『貞子3D』の“美しすぎる貞子”役で注目を浴び、その後も『桐島、部活辞めるってよ』や『ツナグ』など話題作に次々と出演し、若手実力派俳優として今後の活躍が非常に期待されている橋本さんにとって、初の単独主演作となる本作。さらに、孤独な遥を献身的に支えるピアノ教師の岬洋介を演じるのは、“クラシック界の貴公子”こと本物のピアニスト・清塚信也だ。「のだめカンタービレ」や、映画『神童』での音楽指導や吹き替え演奏を担当したことで知られる貴公子が、満を持して本作で俳優デビューを飾っている。劇中ではピアノを華麗に弾いた後、セリフまでワンカットで一気に演じるという、本職ならではの演技も見せているよう。そのほかミッキー・カーチスや吉沢悠、柳憂怜、熊谷真実、戸田恵子、三ツ矢雄二など個性派俳優陣が脇を固めているのも見逃せない。同時解禁となったポスターにも「秘めた想いは『月の光』と溢れ出す…」とあるように、物語のキーとなるのが今年、生誕150周年を迎え、音楽界でも盛り上がりを見せる作曲家・ドビュッシーの楽曲「月の光」。予告編からもその一端が垣間見えるが、劇中クライマックスでは橋本さんがピアノ演奏を堂々と演じきったそう。この予告編で奏でられるメロディからだけでも、ドビュッシーの美しい旋律の虜になってしまうはず。『さよならドビュッシー』は2013年1月26日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:さよならドビュッシー 2013年1月26日より全国にて公開© 2013さよならドビュッシー製作委員会
2012年12月04日第8回“このミステリーがすごい!”大賞を受賞した中山七里原作の同名小説を、橋本愛主演で映画化する『さよならドビュッシー』の特報動画が公開された。特報動画『さよならドビュッシー』は、ピアニストを志す16歳の主人公・遥が、コンクール優勝を目指して励む中で、不可解な事件に巻き込まれていく姿を描いたミステリー。『Another アナザー』『桐島、部活やめるってよ』など、出演作が相次いで公開されている注目の若手女優、橋本が主人公を、現役ピアニストの清塚信也がピアノ教師を演じ、俳優としても活躍する『クロエ』の利重剛が監督を務める。このほど公開された特報動画は、橋本演じる主人公と、清塚演じる教師が登場し、ピアニストである清塚が演奏する『リスト超絶技巧練習曲第四番 マゼッパ』と、本作のメインテーマ曲であるドビュッシーの『月の光』がバックに流れる中で、火事に遭い大怪我を負った主人公が逆境に負けず、ピアニストを目指す姿が描かれている。『さよならドビュッシー』2013年1月26日(土)全国ロードショー(C)2013さよならドビュッシー製作委員会
2012年11月06日「日本で一番泣ける劇団!」と熱狂的な支持を集め、惜しまれつつも今年末をもっての解散を発表した「東京セレソンデラックス」。彼らの名作舞台「くちづけ」が堤幸彦監督指揮の下、貫地谷しほりを主演に迎えて映画化されることが決定した。うーやんたちが暮らすグループホーム“ひまわり荘”。幼稚園児レベルの知能を持つ彼らは毎日仕事にも通いつつ楽しく暮らしている。そんなところへ漫画家の愛情いっぽんとその娘・マコがやってきた。マコもまた幼稚園児レベルの知能であり、いっぽんはマコと暮らすために“ひまわり荘”の住み込みスタッフとして働き始める。やがて、マコとうーやんの間に淡い恋心が生まれるが、いっぽんには誰にも言えないある秘密があった…。2010年、東京・シアターサンモールなど全4か所で公演され連日満員を記録した同名舞台を原作とする本作。『20世紀少年』シリーズや『劇場版SPEC~天~』など、幅広いジャンルで多数のヒット作を送り出している堤幸彦監督がメガホンを握り、貫地谷さんを始め、竹中直人、原作者でもある宅間孝行、田畑智子、橋本愛ら個性豊かな俳優陣を迎えての映画化となった。本作で主人公・マコと恋に落ちるうーやん役に加えて、脚本も務めた原作者の宅間さんは、元々小さな新聞記事からこの物語の発想を得たという。今回の映画化にあたり、オリジナルのキャラクターも交えて脚本を手がけたそうだが、これを読んだ主人公・マコ役の貫地谷さんは「衝撃的だった」と話し、「今回の話はフィクションですが、現実というものに胸が締めつけられました」とショックを隠せない様子。また、マコの父・いっぽん役の竹中さんは、『僕らのワンダフルデイズ』で貫地谷さんと共演経験があり、そのときも親子役を演じたが、「『僕らの~』では娘に嫌われている関係でした。さて、今回は…?」と好奇心を掻き立てるコメントを寄せる。宅間さんは今回、かなり研究して役に挑んだようで「なかなかない役どころで、しかもかなりエキセントリックな個性の持ち主ですが、実際にこんな人いるんです!と取材先の方々から太鼓判を押されました。驚きと笑顔でこの“うーやん”というキャラクターをご覧いただいて、観終わって愛してくれたら役者冥利に尽きます」と話す。そんな宅間さんの脚本の魅力について堤監督は「笑うこと、泣くこと、社会的メッセージ。どれからも逃げずに構成されている」と称賛を贈りつつ、「『くちづけ』には社会性がある。目を背けてはいけないことが作品の中にあると思う」と力強く語った。『くちづけ』は2013年春、全国にて公開。■関連作品:くちづけ 2013年春、全国にて公開
2012年09月03日映画『桐島、部活やめるってよ』の公開を記念して、映画に出演している橋本愛が7月29日(日)に行われた試写会で舞台挨拶に登壇。劇中、橋本さん演じるかすみが部活のバドミントンに打ち込んでいることから、この日は現役の中高生が招待され、それぞれの部活ユニフォーム姿で映画を鑑賞した。朝井リョウのデビュー小説を映画化。高校の人気者・桐島のバレー部退部のうわさを巡り、その友人や恋人、クラスメイトたちが奔走する姿を描く。橋本さんは、プライベートでも中学時代に仕事のかたわらバドミントン部の活動に打ち込んでいたという。その点でバドミントンのシーンはやりやすかったのでは?と思いきや、「1年以上のブランクがあって、全然運動してなかったので取り戻すのが大変でした。不完全燃焼で悔いが残ってます」と苦笑い。今回演じたかすみは、目立つ女子のグループにいるものの、何かと衝突を避けながら人間関係を築いていくタイプの女の子。実はそんな彼女も一番の親友にも言えないある秘密を抱えているのだが…。橋本さんは「共感できるところはたくさんありました。人間関係に怯えてビクビクしながら、亀裂が入るのを避けて、周りを深く見て人と接するところなど似てるところが多かったです」と述懐。それでも「共感、理解できるところを表現するのは難しかったですよ」とふり返る。完成した映画については「何て言うか…すごかったです」と“衝撃”を明かす。撮影現場で自身の演技をモニターでチェックすることができなかったそうで、「どういう映像になっているのか分からなかったんです。『まったく新しい青春映画を撮ってる』と聞いてて、『どこが?』と思ってました(笑)。出来上がりを観て、なるほどと呆然としました」と出演した当人ですら驚くような仕上がりになっていると自信をのぞかせていた。会場にはバドミントンだけでなく、ラグビー、さらには書道部や美術部といった文化系の部活も含め、様々な部に所属する中高生が集結。橋本さんは『こんなワケの分からないノリに付き合っていただいて、ありがとうございます!」と恐縮気味に語り笑いを誘っていた。『桐島、部活やめるってよ』は8月11日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:アナザーAnother 2012年8月4日より全国東宝系にて公開© 2012 映画『Another アナザー』製作委員会桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年07月30日注目の新鋭作家・朝井リョウのベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』の公開に先立ち、日本映画界初!? となる“太っ腹”な招待企画が決定した。その他の写真本作は学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、校内の微妙な人間関係に変化が生まれていく様を追った青春群像劇。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『パーマネント野ばら』などの吉田大八監督が、本物の学校を覗き見しているようなリアルかつスリリングな演出で、少年少女たちの複雑な心模様を映し出す。神木隆之介、橋本愛らフレッシュな顔が揃ったキャスト陣にも注目の一作だ。今回決定した招待企画は、“全国一団体限定”でメンバー全員分の劇場鑑賞券をプレゼントするというもの。“沢山の人に映画を観て欲しい”という想いに端を発し、吉田大八監督と佐藤貴博プロデューサー発案でチケット代はふたりのポケットマネーから賄われることとなった。劇中にバレー部、映画部、バドミントン部、吹奏楽部といった数多くの部活が登場することにちなんだ企画だが、クラブ活動に限らず、サークル・同好会などによる応募も可能で、学生に限らず一般からの応募も受け付けるという。さらにはクラブの人数も不問。応募方法は団体名・団体が所在する都道府県名・活動内容とPRを記載のうえ、“メンバー全員の集合写真”を提出するだけと、いたって簡単なもの。吉田監督と佐藤プロデューサー自らが選考にあたる。名門高校の野球部ともなると部員が100人を超す場合もあることから、最大でひとり当たり10万円近い負担となる可能性もあり、選考結果にも注目が集まる。また、選ばれた団体の写真と団体プロフィールは公式サイトなどで発表される。応募期間は7月27日(金)から8月8日(水)まで。詳細は公式ホームページに掲載中だ。『桐島、部活やめるってよ』8月11日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国ロードショー文:渡部あきこ
2012年07月27日綾辻行人の人気小説を映画化した『アナザー Another』の完成報告会見が6月27日(水)に東京・六本木のニコファーレで行われ、山崎賢人、橋本愛、袴田吉彦、加藤あい、古澤健監督が出席した。地方都市・夜見山市の中学に転校してきた恒一は、同じクラスの眼帯をした不思議な少女・鳴(めい)に惹かれていくが、クラスメイトはおろか教師までも彼女などまるで“存在しない”かのように行動する。怪訝に思いつつも恒一は彼女に近づこうとするが、そのことがクラスメイトの死の連鎖を呼び込むことに…。ホラー作品ということでこれまでに体験した恐怖体験や怪奇現象を尋ねられ、一同は思案顔。橋本さんは「地方のロケでホテルに泊まったとき、一定の間隔で音が聞こえるのにどこから鳴っているのか分からず怖かったことがあります。音楽をかけて寝て、次の日は音の鳴る方と枕元に塩を盛って寝ました」と明かした。今回の撮影は三重県の伊賀上野で行われ、ラストシーンは合宿状態だったそうだが山崎さんは「和気あいあいとして楽しかったです」とニッコリ。特に怪奇現象などは起こらなかったそうで、橋本さんは「何もなくてつまらなかったです」とちょっぴり残念そう?大のホラー好きという袴田さんは、現場でも心霊体験などを山崎さんらにしていたと言い「20分くらいかかります」とニヤリ。逆に加藤さんはホラー映画が大の苦手。「地方のホテルに泊まるのも恐いし、ひどいときはお風呂にひとりで入ったりひとりで寝るのができずにマネージャーさんに付き合ってもらってます」と明かし、今回の廃校などでの撮影も「本当に怖かったです!」とふり返った。では恐怖体験ではなく「自分は“いないもの”としてほしい」と思うくらい恥ずかしかった経験は?と問われると、加藤さんはコンビニで買い物をしてる間にマネージャーに置き去りにされた経験を告白。「(買った)から揚げを片手に渋谷を全力疾走し、大声でマネージャーの名前を呼びました」と明かし笑いを誘った。袴田さんは、TVの企画で中学時代に付き合っていた彼女と再会した際のエピソードを披露。「自然消滅的な別れ方だったので、彼女に謝るということだったんですが、(番組に)呼んだら彼女に『付き合ってない』と言われて…。恥ずかしかったし、哀しかった」と苦笑い。これには共演陣からも「かわいそう…」と同情の声があがっていた。最後の写真撮影では、バーチャル映像で橋本さんの隣に眼帯を巻いた鳴と、さらに橋本さんが別作品の『貞子3D』で演じたホラー界の大御所・貞子も登場した。『アナザー Another』は8月4日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アナザーAnother 2012年8月4日より全国東宝系にて公開© 2012 映画『Another アナザー』製作委員会
2012年06月27日人気アニメシリーズを映画化した『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』がついに完成。主人公・小夜(さや)を演じる水樹奈々と、本作で声優に初挑戦した橋本愛が取材に応じ、命を吹き込んだキャラクターへの思いやアプローチについて語った。ヒロイン小夜と“古きもの”と呼ばれる異形が血みどろのバトルを繰り広げる本作だが、「血は得意じゃないです。夜は怖くてアフレコのチェックができない」(水樹)、「血だらけのシーンは苦手ですね。力が抜けちゃう」(橋本)と“本音”を明かす場面もあった。その他の写真2011年、人気漫画家集団“CLAMP”とのコラボレーションによって全12話が製作され、「小夜の記憶は、すべてねつ造されたものだった」という衝撃的な結末が白熱の議論を巻き起こしたテレビアニメ『BLOOD-C』の放送終了から9ヶ月。劇場版は、事件の首謀者だった秘密組織“塔”の当主・七原文人が支配する東京を舞台に、愛する者をすべて奪われた小夜の復讐劇がスクリーンで展開する。テレビアニメから一転、小夜は「心に分厚いロックをかけている」(水樹)孤高のヒロインとして描かれる。「まるで別人格ですね。(テレビアニメの舞台となった)浮島地区での事件をきっかけに、二度と大切な人を巻き込みたくないと思っている。冷たい印象を抱かれるかもしれませんが、それが小夜の優しさなんです」と水樹。「それでも何事にもまっすぐ真正面から体当たりする点は、小夜の変わらない魅力だし、私自身もそんな人間味あふれる小夜に惹かれる」といい、「特に劇場版では、毅然と立ち上がる意志の強さを表現したかった。野獣化しています!」と力強く語る。一方、橋本は厳しい管理下に置かれた東京で、自由を求める若者グループに身を寄せる女子高生・真奈を演じた。初の声優というプレッシャーに加えて、劇場版のオリジナルキャラクターとあって「ファンの皆さんに受け入れてもらえるか不安もあった」という。声優という“芝居”を通して「もっと感情をオーバーに表現していいんだっていう発見がありました。今まで淡々とした役が多かったんですが、今回の経験は実写にも活かせそうです」と演技に対する意識にも変化が生まれたようだ。タイトルには“Last”の文字が踊るが、劇場版を見る限り『BLOOD-C』シリーズにはさらなる可能性を感じずにはいられない。「私自身、小夜をもっと演じたいという思いがありますね。この先、どんな運命が待ち受けているのか気になるし、人ならざる小夜に誰が『人間を守る』という誓いを交わさせたのか…。その謎も残っていますからね」(水樹)。声優という新たなフィールドで奮闘した橋本も「たくさんの要素が詰まった作品で、とても心を揺さぶられた」と手応え十分だった。『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年06月05日6月2日(土)から公開される劇場版オリジナルアニメ『BLOOD-C The Last Dark』の完成を記念して、水樹奈々、橋本愛、塩谷直義監督が登壇する世界最速プレミア上映会の開催が、本日発表された。【世界最速!『BLOOD-C The Last Dark』プレミア上映会>公演情報】『BLOOD-C』は、その世界観とハイクオリティな映像で国内外から高い評価と注目を集めている人気シリーズ「BLOOD」の最新作。過去には、2000年に公開されたアニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を皮切りに、“セーラー服の少女が刀を使って翼手を斬る”というコンセプトはそのままに設定を一新したTVアニメ『BLOOD+』(2005年放送)、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンがサヤ役を務めた香港・フランスの合作実写映画『LAST BLOOD』(2000年公開)が制作されている。そして、2011年7月から9月にかけてTV放送されたのが『BLOOD-C』。その続編となる劇場版『BLOOD-C The Last Dark』がついに完成。いにしえより続く、主人公・小夜と異形なる<古きもの>たちとの闘争。<古きもの>を操る七原への復讐。その果てに、小夜が見るものとは…? 久遠を生きる少女・小夜の戦いを描くアクションエンターテインメント作品だ。今回、劇場公開に先駆けて、5月21日(月)<世界最速!『BLOOD-C The Last Dark』プレミア上映会>を、なかのZERO 大ホールで開催することが決定。本編の上映に加え、TVシリーズに引き続き主人公・小夜役を演じた水樹奈々、橋本愛、塩谷直義監督の登壇が予定されている。<世界最速!『BLOOD-C The Last Dark』プレミア上映会>のチケットは、5月12日(土) 10:00一般発売。尚、チケットぴあでは、4月30日(月・祝) 昼12:00より 5月6日(日)23:59まで、先行抽選[プレリザーブ]を実施。■世界最速!『BLOOD-C The Last Dark』プレミア上映会[開催日時] 5月21日(月)18:30 開演[会場] なかのZERO 大ホール[登壇者(予定)] 水樹奈々、橋本愛、塩谷直義監督【一般発売】5月12日(土) 10:00★チケットぴあでは、先行抽選[プレリザーブ]を実施。【受付期間】4月30日(月・祝) 昼12:00 ~ 5月6日(日) 23:59
2012年04月27日