俳優の水谷果穂(26)が22日、公式サイトを更新し、かねてから交際していた一般男性との結婚を発表した。水谷は「この度、入籍いたしましたことをご報告させていただきます。お相手は学生時代の友人です。今日まで活動を続けてこられたのは、いつも温かく見守り、応援してくださる皆様のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れず、一つ一つの出会いとお仕事を大切にし、より一層精進してまいります」と記した。相手の男性は学生時代の友人で、4月に入籍。婚姻届は、都内の区役所に2人で提出した。結婚後も仕事は変わらずに続けていく。水谷は1997年11月3日生まれ、静岡県出身。2013年、学校法人大原学園のCMでデビューし、同年には『リアル脱出ゲーム密室美少女』でドラマ初出演を果たす。以降は、NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』『なつぞら』や、『ブラックペアン』(TBS)、『義母と娘のブルース』(TBS)、『凪のお暇』(TBS)などといった話題作に出演している。■コメント全文いつも応援してくださる皆様、関係者の皆様へこの度、入籍いたしましたことをご報告させていただきます。お相手は学生時代の友人です。今日まで活動を続けてこられたのは、いつも温かく見守り、応援してくださる皆様のおかげです。これからも感謝の気持ちを忘れず、一つ一つの出会いとお仕事を大切にし、より一層精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。水谷果穂
2024年04月22日『水谷千重子の宴ジョインコンサート』が、2024年6月から10月にかけて開催されることが決定した。昨年芸能生活50周年の節目を迎え、明治座・博多座の座長公演を成功に収めた水谷。『宴ジョインコンサート』は、2024年6月22日(土)・23日(日) に福岡・博多座、8月3日(土)・4日(日) に東京・明治座、8月31日(土)・9月1日(日) に大阪・新歌舞伎座、10月26日(土)・27日(日) に愛知・愛知県芸術劇場 大ホールで行われる予定で、単独コンサートツアーの開催は4年ぶりとなる。また、博多座公演の第1弾ゲストとして、ニデーン留学から緊急帰国して参加した昨年の『水谷千重子50周年記念公演』製作発表記者会見の壇上で、倉たけしと因縁の再会を果たし会場のマスコミを騒然とさせた御崎進と、今年で芸能生活76年を迎える大物演歌歌手・萬みきおの出演が発表された。なお博多座のゲスト第2弾と博多座以外の日替わりゲストは追ってアナウンスされる。御崎進萬みきお■水谷千重子 コメント皆様、如何お過ごしでしょうか?水谷千重子でございます。今年はいつもとは少し違った、宴のようなコンサートを開催しようかなと考えております!千重子ひとりだけではなく、千重子ファミリーのバカな奴らも集まってくれます(笑)!更に素敵なアーティストさんたちも参加してくださいますわよ!お芝居なしの歌に特化したコンサート!おしゃべりもしちゃいますが^_^きっとワクワクするステージになること間違いなし!是非皆様お越しになってジョインしましょっ!!待ってるわ!<公演情報>水谷千重子の宴ジョインコンサート2024年6月22日(土)・6月23日(日) 福岡・博多座ゲスト:御崎進(6月22日)、萬みきお(6月23日)2024年8月3日(土)・8月4日(日) 東京・明治座ゲスト:後日発表2024年8月31日(土)・9月1日(日) 大阪・新歌舞伎座ゲスト:後日発表2024年10月26日(土)・27日(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホールゲスト:後日発表公式サイト:
2024年03月26日歌手の相川七瀬が16日に自身のアメブロを更新。会うことが夢だった俳優の水谷豊との2ショットを公開した。この日、相川は「TRFさん30周年のときの楽屋で夢のようなお写真を撮らせて頂きました」とダンス&ボーカルユニット・TRFのデビュー30周年記念ライブが開催された日に楽屋で撮った水谷との2ショットを公開。「よく、会えるとしたら誰に会いたいですか?と聞かれていつも水谷さんと答えて、ついに夢叶う」と嬉しそうにつづった。続けて「興奮しすぎて、もう」と述べ「今回の相棒もしっかり見ておりました そして、再放送もきっちり夕方見てます」と報告。ハッシュタグで「#水谷豊」「#杉下右京」「#相棒」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月17日最低気温0℃を記録し、厳しい寒さとなった1月中旬の東京。都心の公園で大勢の撮影スタッフに囲まれている水谷豊(71)と寺脇康文(61)の姿が。現在放送中の『相棒season22』(テレビ朝日系)の撮影現場だ。“初代相棒”亀山薫を演じる寺脇は前のシーズンで14年ぶりに復帰し、話題となった。今作も引き続き出演している寺脇だが、水谷との絆は固いという。「水谷さんと寺脇さんは長年連れ添った夫婦のような安心感があります。2人は現場では多くを話しませんが、スタッフや他の役者さんに目を配って現場全体をフォローしていますね。お互いが背中を相手に預けている感じが伝わってきます」(制作関係者)今作は1月24日放送の第13話まで一度も世帯視聴率10%を切らずに好調を維持しており、現場の雰囲気もかなり良いようだ。「水谷さんは相変わらず現場に入る前と帰る時は必ず、出演者たちと恒例の“グータッチ”をしています。最近は以前より台本があがるのが早くなり、セリフを完璧に頭に入れてきて間違えることはほとんどないのだとか。そのおかげか他の役者さんを気にかける余裕もできて、『このセリフ、ここでは言いにくいよね? 自然じゃないからカットした方が芝居しやすいよね?』などと提案することもあるようで、共演者たちは『やりやすくて助かっている』と話しているそうです」(前出・制作関係者)本誌は、撮影現場で休憩中に水谷が若手の役者と談笑する様子も目撃した。「水谷さんの方から若手に積極的に声をかけたり、『僕はSNSをやらないので、人のSNSに載るのが嬉しくてね。だからどんどん載せてもらっていいですよ』と一緒に写真を撮ったりしているそうです。若手が現場にスムーズになじめるように気を配っているのでしょう」(前出・制作関係者)撮影を円滑に進めるため、水谷が気を遣っているのはスタッフや共演者だけではないそうだ。「撮影に使うお店の従業員や、ロケを見物している人たちにも『長生きしてくださいね!』とか『写真撮ってもいいですよ!』とか、サービス精神旺盛な対応をされているそうです。ここまで“神対応”な役者さんは他にはいないですね」(前出・制作関係者)現場での神対応が好評な水谷は、この作品に対して特別な思いを持っているという。昨年、TELASAオリジナル番組『放送400回突破記念!相棒(秘)ウラ側 突撃SP』のインタビューでは次のように語っている。「よく『相棒』っていつまでやるんですかって聞かれるんですよ。これね、本当に不思議なもので、いつ辞めるって言えるものじゃないんですね。僕の場合、体が丈夫なのでドクターストップはないと思うんです。だから、おそらく良いところで“ゴッドストップ”があるだろうと思うんです(笑)。そうなるときまで、みんなと『相棒』ワールドを作っていきたいですね。これからもみなさんにできる限り楽しんでいただける作品を目指していきたいと思います」最近はさらに『相棒』存続への意欲が高まっており、新しい動きもありそうだ。「朝ドラで活躍する娘の趣里さん(33)や、紅白に出演した妻の伊藤蘭さん(69)の活躍に刺激を受けているそうです。『ブギウギ』で趣里さんと共演した新納慎也さん(48)が『相棒』の元日スペシャルにゲスト出演した際には、『娘がお世話になりました』と挨拶していたとか。『相棒』は視聴率も好調ですし、水谷さんの体調さえ問題無ければしばらくは続くと思います。また、17年を最後に映画化していませんが、そろそろ話が出ていてもおかしくありません。8月末からは次のシーズンの撮影も始まるそうなので、もし映画を撮るとすればその前になるでしょう」(前出・制作関係者)水谷の神対応が続く限り、“ゴッドストップ”はまだ当分かからないだろう。
2024年01月26日「10年ほど前、『相棒』(テレビ朝日系)で(水谷)豊と共演する機会がありました。ボクのほうが5つ年上なんだけど、豊からは『柴ちゃん』って呼ばれていてね。数十年ぶりの共演でしたが、不思議と呼吸は合わせられるんです。テンポや間の取り方は昔と変わっていても、芝居の根底にあるものは“やっぱり豊だな”って」こう語るのは、『男たちの旅路』で水谷豊と共演した柴俊夫さん。同ドラマシリーズの脚本を手掛けたのは、11月29日に死去した山田太一さんだ。「ボクが出演したのは30歳のとき。まだ若くて、渡された脚本に自分なりの解釈や、間を作ったりしたくなったのだけど、山田さんの本はリズムがあって崩すことができない。それを理解できたのは、もう少し経験を積んでからでした」主演を務めたのは、昭和を代表する銀幕スターの鶴田浩二さんだ。撮影現場に来るとプロデューサーが出迎えて、ピリピリした雰囲気になったという。「パート4まであるなか、ボクはパート2からの参加。事前にスタッフから『鶴田先生に挨拶してください』と促されて、ご挨拶に伺いました。ボクは鶴さんから目を離さずに『柴俊夫です』と挨拶すると、一言『知らねーなー』って(笑)。でも、後になってから『お前はギョロッとした目で睨みつけてきたな。忘れないよ』と笑われました」柴さんや水谷豊、桃井かおりなどは台本を持ちながら稽古に臨んでいた。「でも鶴さんは、稽古の段階でセリフが頭に入っているから本を持たない。ボクらが怒られることはありませんでしたが、申し訳ない気持ちになってしまいました」そんなスターに気軽に声をかけることはできず、撮影現場では水谷や桃井と3人で集まることが多かった。「即興芝居なんかもやって、お互い鍛えていました(笑)。たとえばかおりが女優、ボクがプロデューサー役になって、記者役の豊が新作映画出演に関してかぎまわったりするわけです」同ドラマの撮影方法も革新的だったという。「それまでのドラマはスタジオでの撮影がメーンでしたが、当時としては小型化されたカメラを採用し、大きな機材は車いすに積んで、ロケを多くしたんです」なかでも印象に残っているのは「釧路まで」の回。「約30時間かけてフェリーで移動して、極寒の中、撮影。北海道では若手3人組に五十嵐淳子ちゃんを加えた4人で、タクシーに乗って苫小牧のすし店で打ち上げしました。鶴さんは飛行機で帰りましたが、ボクらは、また30時間かけてフェリーで帰京。過酷なロケも、今となってはいい思い出です」
2023年12月17日「“水谷さんを走らせない”というルールは引き続き守られていますが、今回新シーズンが始まることに伴い、新たなルールが追加されました」新シーズンが始まった水谷豊(71)主演ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。水谷が万全な体調で撮影に臨めるよう、現場ではさまざまな配慮がなされている。「今回のシーズンから、撮影が10時スタートになったのです。これまでは8時や9時の日もあるなどまちまちでした。ですが今回はスタッフの配慮で、基本的には10時スタートとなりました」(テレビ朝日関係者)その背景には、水谷の“朝のルーティン”がーー。「必ず朝ドラ『ブギウギ』を見てから撮影に入っているのです。娘の趣里さん(33)がヒロインを熱演する姿に元気をもらっているといいます」(制作関係者)水谷は最近、インタビューで趣里が『ブギウギ』のヒロインを務めることについてこう語っている。《僕も「子の七光り」と言われないように頑張らなきゃ(笑)》(『婦人公論』10月号)前出の制作関係者は言う。 「浮き沈みの激しい芸能界の厳しさをよく知っているだけに、当初は趣里さんの芸能界入りに、水谷さんは反対していました。しかし“娘には娘の人生がある”と、応援することに決めたそうです」趣里が新人だったころにはこんなエピソードが。「『相棒』の撮影現場に水谷さんが趣里さんを連れてきたことがありました。関係者に『これからよろしくお願いします』と趣里さんを紹介して頭を下げていましたよ」(前出・制作関係者)愛娘の活躍を見守ってきただけに、水谷の“ブギウギ熱”も高まるばかりで……。「水谷さんは昼食の休憩時にもロケバスや楽屋に戻らず、寺脇康文さん(61)と並んでお弁当を食べています。2人の話題は専ら『ブギウギ』について。寺脇さんは水谷さん一家とかねて親しいので、趣里さんの好演は寺脇さんにとっても喜ばしいことなのでしょう。寺脇さんが『ブギウギ』の感想を言うと、水谷さんはうれしそうに笑顔で『うん、うん』とうなずいて、娘にどうアドバイスしたらいいか、作戦を練っているといいます」(前出・制作関係者)趣里の演技について、“反省会”を繰り広げる水谷&寺脇のランチタイム。新シーズンの右京と亀山の阿吽の呼吸も『ブギウギ』のおかげかもーー。
2023年11月02日「リアップ」のCMキャラクター・水谷豊さんが、 大正製薬のYoutube動画に初挑戦! テレビでは見せない水谷さんの意外な一面にも注目 毛髪科学研究と製造現場へ潜入レポートWEB動画『水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏』篇より大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、OTC医薬品において日本で唯一の、発毛成分ミノキシジル※15%を含む8種の有効成分を配合した「リアップX5チャージ」を10月20日(金)に新発売致します。これに伴い、「リアップ」シリーズのCMキャラクターを務める俳優の水谷豊さんが、同製品の開発チームとその製造現場を訪ね、さまざまな試験や研究の様子、品質管理の工程を見学するWEB動画『水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏』篇を、同日から、当社サイト( )とYouTube( )で公開します。※1:OTC医薬品(一般用医薬品)として「壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。」の効能・効果を取得しているのはミノキシジルだけです。■新WEB動画について『水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏』篇は、「リアップ」シリーズのCMキャラクターを約11年にわたって務める俳優の水谷豊さんが、新製品「リアップX5チャージ」の開発と製造の現場を見学する様子を収めたWEB動画です。これまで一般公開したことのない当社の研究室と工場の中で、さまざまな研究開発や品質管理の取り組みについて、当社社員による説明と、水谷さんとの会話を通じてわかりやすくご紹介していきます。動画では、水谷さん自らがカメラを持つ場面もあり、説明を受ける時にはマイクを向けて話を聞くなど撮影に積極的に参加していただきました。興味津々で試験の様子を覗き込み質問をする知的好奇心が旺盛な姿や、製造工程での厳格な品質管理を目の当たりにして思わず「うわー!」と声を出して驚く様子など、テレビではなかなか見られない素の表情が伝わる動画となっています。今回の撮影では移動中なども含めて常にカメラを回し続け、見学のほぼすべてのシーンをとらえました。そのため、当社社員にフランクに声をかけて冗談を交えて場を和ませる姿など、周囲を明るくする水谷さんのお人柄も伝わる動画に仕上がっています。■新WEB動画『水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏』篇ストーリー新商品「リアップX5チャージ」の開発チームと、その製造現場を訪ねた水谷さん。自ら360度カメラやマイクを持ち、レポーターのようにふるまって撮影に参加します。最初に訪れた総合研究所で、案内役の社員から、有効成分を効率的に届けるための試験、次期製品に向けた研究などの説明を受けると「なるほど~」と声をもらし、地道に研究に取り組む様子に「日々研究ですね~」と感心します。新製品「リアップX5チャージ」をマネキンに塗布するデモンストレーションでは、マネキンが喋りだしたように「薄毛に悩んでるんですけど」「何とかしてもらえませんか」と声を当て、周囲を笑わせます。工場では、体調チェックを行い、防塵服に着替えて入室。タンクの機構や異物混入を防ぐために導入されたロボットの充填動作を見学すると、「すごいな~」と思わず声を漏らし、「精密にできてる」「圧倒されますね」と感想を語ります。製造の最終工程である包装室では、小さな傷も見逃さない管理体制や厳しい基準に、思わず感心の声をあげます。品質管理のために充填から包装までで約60もの確認工程があると知り、「手に持つまでに、これだけのことが行われているのは感動ですよ」と感想を述べます。最後に、改めて「素晴らしい経験をした」と話し、視聴者の皆さんに向けて「薄毛でお悩みでしたら、ぜひリアップをお試しになってみてください」とメッセージを送ります。■新WEB動画『水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏』篇(18分12秒)カット画像※カット画像の二次使用はご遠慮ください■動画概要タイトル: 大正製薬 リアップ 新WEB動画『水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏』篇(18分12秒)出演: 水谷豊、大正製薬社員撮影場所: 大正製薬株式会社 総合研究所配信開始日: 2023年10月20日(金)午前0時配信先: ■水谷 豊(みずたにゆたか)さん プロフィール1952年7月14日生まれ、北海道出身。68年にTVドラマ『バンパイヤ』で初主演。以降、『傷だらけの天使』『男たちの旅路』『熱中時代』『刑事貴族』『相棒』など数多くのドラマに出演。近年は映画『TAP THE LAST SHOW』で監督を、『轢き逃げ 最高の最悪な日』『太陽とボレロ』では、脚本・監督を務める。10月から『相棒season22』が放送中。■製品概要2023年10月20日発売【販売名】リアップX5チャージ第1類医薬品【効能・効果】壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。【用法・用量】成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布してください。※この医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。【ブランドサイト】 【10月20日AM0時解禁】大正製薬Web動画「水谷豊が初潜入! リアップの舞台裏」プレスリリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月20日演歌ひとすじの大御所・水谷千重子が、またもや芸能生活50周年! 2年ぶり2度目となる博多座で『水谷千重子50周年記念公演』を行なう。公演に先立ち、千重子と二葉ファミリーの御崎進が来福。“豪華で濃密な”公演の見どころを語った。「第一部のお芝居で笑って泣いて感動して、第二部の歌謡ショーでは豪華アーティストとのジョイン! 往年のヒット曲からオリジナルソングまでを楽しんで頂けます」と語るのは水谷。「本格的な殺陣が見もの」と言う第一部『大江戸混戦物語ニンジャーゾーン』には、常連役者YOU、バッファロー吾郎Aらに加え、的場浩司、山崎銀之丞らが初参戦。ずん、ハリセンボン、ガンバレル―ヤがトリプルキャストとして日替わりで出演する。「芸人の皆様の登場シーンではアドリブを笑いを引きだしつつ、シリアスな場面では、とにかく緊張感を持って臨んでいます」と座長の貫禄をみせる。第二部の『千重子オンステージ』には、スターダスト☆レビューの根本要、水森かおり、PUFFY、二葉ファミリーの八公太郎、六条たかや、倉たけしが参加。そしてこの日も留学先の二デーン共和国から駆けつけた(と言う)御崎進が、帰国後初のパフォーマンスを見せることも話題だ。「千重子先生の50周年記念公演という席に呼んで頂いたことに感謝します」と息を切らせながら挨拶した御崎。のっけから会見の司会者が実は元カノだった!?という設定で会場を笑いの渦に巻き込み、さらには会見で発言した言葉からインスピレーションを受け、次々と二人で名曲を誕生(フルコーラス披露)させたりと、既にここでも会見なのかショーなのか?の濃密な時間。「進ちゃんは、会場とお客様の空気を一瞬で変えるカリスマ的存在。進ちゃんのオリジナリティは誰にもまねられない」と語る水谷だが、その圧倒的存在感はまさに天晴。博多座でもどんな化学反応を見せてくれるのか楽しみだ。そしてなんと、千重子との長年にわたる確執と30年越しの和解も話題となった浜ローズと、芸能生活76年の大物演歌歌手・萬みきおの博多座参加も追加で決定!千重子と浜ローズとのオリジナルデュエットソング、そして千重子の新曲も博多座で初披露と話題満載だ。千重子自身「毎日何が飛び出すかわからない」と語る『水谷千重子50周年記念公演』。千重子と豪華スターたちとの濃厚なステージに連日目が離せない!公演は7月27日(木)~8月6日(日)博多座にて。チケットは発売中!
2023年07月25日大御所演歌歌手で、芸人・友近のお友達としても知られる水谷千重子が、東京・明治座では三度目、福岡・博多座では二度目となる『水谷千重子50周年記念公演』を上演。その幕開けを前に制作発表会を行い、水谷のほか、的場浩司、YOU、ガンバレルーヤのまひる・よしこ、倉たけしが登壇した。まず水谷が「明治座さん、博多座さんはものすごく理解のある小屋で、いつも千重子がやりたいわ、と思うことを実現してくださいます」と切り出し、「今回も素晴らしいキャスト、スタッフの方が集結してくださいました」と周囲に目を向ける。続いては、第1部のお芝居ステージ「大江戸混戦物語 ニンジャーゾーン」に出演する3組が挨拶。「子供のころから憧れていた水谷先生と、初めて同じ板の上に立たせていただけるということで身震いしております」と明かす的場には、すかさず水谷から「馬鹿言ってる!」のツッコミが。三度目の参加で、「千重子先生のことは実の姉のようにお慕い申し上げております」と語るYOUには、「YOUちゃんは本当にしっかり者なので、なんの心配もございません」と絶賛する。初参加のガンバレルーヤからは、50周年を記念した花束の贈呈が。さらにまひるから「『まひるちゃんは身体能力の子だから』という助言のおかげで、仕事の幅が広がりました」と感謝の気持ちが伝えられると、「例えばここで受け身とか…?」との水谷の無茶振りにも即反応。華麗な受け身を披露した。「私も出来ます!」と立ち上がったのは相方のよしこ。受け身のようなものを披露し、「今のはなに?」との水谷の質問に、「バク転です!」と答え爆笑をさらった。第2部の歌謡ステージ「千重子オンステージ」に出演する倉が紹介されると、「ほら俺からも」となにかを差し出しつつ、「金がないからさ、チンゲンサイにしたんだ」と花束型のチンゲンサイを贈呈。さらにガンバレルーヤに刺激されたのか、忍者のような動きも披露し、さらなる爆笑を誘った。と、ここでサプライズ!海外から緊急帰国した御崎進が登場し、「千重子一座の座員のひとりとして参加できることがとても嬉しいです!」とコメント。だが倉と御崎は昔から犬猿の仲で、会見中に何度も衝突、的場やよしこに止められるひと幕も。だが最後は水谷が、「あのふたりは心配だけれども、なんだかんだうまいことやると思いますし(笑)、最高のメンバーで、最高の舞台を作り上げたいと思っています!」としっかり締めくくった。取材・文:野上瑠美子
2023年04月25日舞台出演は、今回の『帰ってきたマイ・ブラザー』がなんと23年ぶり、3回目という水谷豊さん。今ここにきて出演を決意したのには、一体どんな理由があるのだろう。「3年くらい前なんですが、ふと、自分はもう舞台というものをやらないんだろうかと思ったんです。役者として、テレビや映画、そして表現としての歌も経験してきたけれど、舞台は過去の2回ですからね。でもそこで考えているくらいなら、一度やってから決めようと思い至りました。それで僕の中で、もし舞台をやることがあるならばこの方の下で、と以前から思っていた北村(明子・プロデューサー)さんにこちらから連絡させていただきました。これまで(伊藤)蘭さんや娘(趣里さん)もお世話になっていて、手がけられた作品は拝見していますし、今回のキャストを見てもわかる通り、安心して任せられると思ったんです」水谷さんが演じるのは、かつてヴォーカルグループで活躍した4兄弟の長男。弟役には段田安則さん、高橋克実さん、堤真一さん、そして彼らのマネージャー役は、まさに相棒である寺脇康文さんと、いずれも舞台経験豊富で、硬軟どちらもお手のモノな俳優たちが名を連ねている。「みなさんの舞台は僕も拝見していますけれど、間違いない方ばかり。僕が長男の役ですが、長男らしいところを発揮するのは、名前を呼び捨てにするくらい(笑)。これほど頼もしい弟たちはいませんよ。稽古をしながら、自然と役が僕らを兄弟にしてくれている気がします」かつて大ヒット曲を出しながらも、表舞台から姿を消した4人。しかし、なぜか令和の現代に再び脚光を浴び、再結成することになる。「兄弟とはいえ性格は違うわけで、ぶつかるわけですよ。これが他人同士ならわだかまりが残りそうなものが、この兄弟にはそれがない。血の繋がりって、こういうことなのかなと思います。今回、役もそれぞれにあて書きされているのですが僕の役は、いつも『どうにかなる』と言って、先々を考えるよりまずはやってみるというタイプ。そこは自分とまったく同じですね(笑)」稽古の様子を語る水谷さんは終始笑顔で、現場を楽しんでいるよう。「小林(顕作)さんは、いろいろな方法を試しながら、一番いいやり方を探そうとしてくださる演出家です。共演のみなさんも、お芝居中も、つねに何かもっと面白いことができるんじゃないかと考え、それを探しながら稽古している感じがあって、すごくいい時間です」ドラマ『相棒』の右京さんを筆頭に、水谷さんは、どんな役にも人間的なチャーミングさやユーモラスな一面を加え魅せてくれる俳優だ。「僕からしたら、ユーモアのない人生って考えられないくらい、欠かせないものなんです。シリアスな作品の場合でも、ユーモアをどこに置くか意識します。逆にコメディ作品では、シリアスをどこに置くかを考えるんですけどね。この作品はコメディですので、いろんなことを忘れて笑っていただければと思います」シス・カンパニー公演『帰ってきたマイ・ブラザー』かつて大ヒット曲を放った兄弟グループ・ブラザー4。現在は違う道を歩む4人だったが、当時を知らない若者たちを中心にその存在に注目が集まり、その勢いで再結成が決まるが…。4月1日(土)~23日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/マギー演出/小林顕作出演/水谷豊、段田安則、高橋克実、堤真一、池谷のぶえ、峯村リエ、寺脇康文S席1万1000円A席8000円B席5000円シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(平日11:00~19:00)5~6月に名古屋、大阪、福岡、西宮、新潟、札幌、仙台、京都公演あり。みずたに・ゆたか1952年7月14日生まれ、北海道出身。人気ドラマ『相棒』のほか、数多くの当たり役を持つ一方、昨年公開の『太陽とボレロ』など映画監督としても活躍する。※『anan』2023年4月5日号より。写真・的場 亮スタイリスト・髙橋正史(OTL)ヘア&メイク・山北真佐美(WEST FURIE)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年04月02日「水谷さんは4月から始まる舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』の稽古中。共演者には『相棒』でタッグを組む寺脇康文さん(61)もいます」(制作関係者)主演ドラマ『相棒 season21』(テレビ朝日系)が3月15日に最終回を迎えた水谷豊(70)だが、最近、“息子”に別れを告げたという。「18年間水谷さんのマネージャーを務めたAさんが、3月19日付で水谷さんの個人事務所を退社したそうです」(テレビ局関係者)A氏の水谷への献身ぶりを前出の制作関係者は語る。「Aさんは水谷さんに関する交渉事やスケジュール管理、映像や写真のチェック、送迎まですべて一人で担当していました。『相棒』の現場でも常に水谷さんの様子をチェックし、気がついたことはいち早くプロデューサーに報告するなど、“水谷さんファースト”を徹底していました」水谷もA氏を信頼していた。「コロナ禍前には『相棒』のゴルフコンペが開催されていましたが、水谷さん、反町隆史さん(49)、『相棒』スタッフ、Aさんの4人で回ったこともあったそうです。水谷さんには趣里さん(32)という愛娘はいますが、男の子はいません。そのためか、水谷さんはAさんを息子のようにかわいがっていました」(前出・制作関係者)前出のテレビ局関係者は言う。「現在70歳の水谷さんは、体調を気遣いながらできる仕事を選んでいます。『相棒』は10月から新シーズンの放送が予定されていますが、寺脇さんが“最後の相棒”だと水谷さんも話しており、シリーズ終了に向かっています」水谷はA氏の将来を案じたようで……。「今後は体力的な心配から、水谷さんはこれ以上仕事量を増やすつもりはないといいます。しかし、まだ40代と若いAさんには“さまざまな経験を積める新しい環境に羽ばたいてほしい”と、水谷さんが背中を押したそうです。その後、Aさんは水谷さんとゆかりのある芸能事務所に移籍してマネージャー業を続けています」(前出・テレビ局関係者)“愛息”の旅立ちを後押ししたのは、70代を迎えた水谷の“終活”の一環なのだろう。
2023年03月30日「水谷さんは『14年前と変わらず、いい芝居だね』と言い、寺脇さんのことをほめていました。4代目まで経験したうえでの初代相棒は、水谷さんにとって『逆に新鮮な気持ち』だそうで、演技に熱が入るみたいです」(テレビ局関係者)大人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で、杉下右京役を務める主演の水谷豊(70)。シーズン21を数える今作では、復帰した初代相棒・亀山薫役の寺脇康文(60)とあうんの呼吸を見せ、視聴率は初回から1月18日放送の第13話まで、2桁台をキープしている。「撮影の進行について、水谷さんから寺脇さんに意見を聞くことなどもあり、信頼しているみたいですよ」(前出・テレビ局関係者)一方では、『相棒』終了説が流れている。「寺脇さんの復帰に際して、水谷さんは『週刊新潮』のインタビューで『最後の相棒』と明言していました。こうしたことから、SNS上では、寺脇さんが復帰したシーズン21で最後なのではと、ささやかれていました」(芸能関係者)『相棒』を制作・放送するテレビ朝日局内の見方はーー。「昨年7月に水谷さんは70歳になりました。節目を迎えた一つの線引きとして当初は、“今シーズンが最後になるのではないか”という考えも聞こえてきました。『相棒』は2クール放送されるため、撮影がハードですからね。テレ朝としては、できるだけ続けていきたい意向で、健康を最優先としつつ、続けるかどうかは水谷さん本人の意思次第といったところです」(前出・テレビ局関係者)そんななか『相棒』の続編について、ある決定がなされたと前出の芸能関係者は明かす。「『相棒』の今年10月から来年3月までの来クール、つまりシーズン22が決まったと聞いています。水谷さんと、テレ朝の上層部が今後について改めて話し合い、水谷さんの『この作品を突き詰めていきたい』という思いを伝えられ、シリーズをさらに継続していくことになったそうです。’04年のシーズン3で視聴率9.5%を記録して以降、『相棒』はずっと2桁台を維持し続けています。苦楽を共にしてきた寺脇さんとなら、視聴率が1桁に戻らない限り続けるつもりなのではないでしょうか」“『相棒』を終わらせない”という決断を下した水谷。’22年10月に配信された「Drama&Movie」のインタビューで、今後についてこう語っている。《人生よりは先にドラマが終わるはずですけど、まだいつ終わるかは分からないんです(笑)》水谷は“生涯相棒”を貫く覚悟なのかもしれない。
2023年01月24日「水谷さんの負担を軽減するために、『NGを出さないように』と共演者たちへ伝えられているそうです。水谷さんは70歳にして、7カ月続く撮影に臨んでいますからね。できる限りロケ時間は短くしたいわけです。ですから本番前は共演者たちの間に緊張感が漂っていますよ」(映像制作関係者)主演を水谷豊(70)が務め、寺脇康文(60)演じる初代相棒・亀山薫が復帰した『相棒season21』(テレビ朝日系)。初回視聴率が17.3%を記録し、11月2日に放送された第4話も13.7%と、好調を維持している。’00年にスタートし、視聴者から熱い支持を集め続ける『相棒』。22年前と現在である変化がーー。「ドラマ開始当初、水谷さんは47歳でした。まだまだ体も動き、全力疾走や相手を投げ飛ばすといったアクションシーンなどを運動神経抜群の水谷さんは、苦もなくこなしていましたね」(芸能関係者)1月10日に配信された「デイリー新潮」のインタビューで水谷は体育会系な一面をのぞかせている。《僕は中学のときに陸上をやっていたんですよ。全日本クラスの学校で。先輩が400メートルリレーの日本新記録を持っていた。僕も国立競技場で走っているんですよ》そんな水谷も年齢を重ね、今では“別の禁止令”も出されていると前出の映像制作関係者は明かす。「近年は、制作サイドが水谷さんの健康を最優先にして、脚本段階からアクションシーンをできるだけ“相棒”に任せる演出にしています。走るシーンもほとんど入れず、全力疾走などありえません。雨の日のロケや足場の悪い撮影現場では入念なリハーサルをし、周囲のスタッフは水谷さんが転ばないように細心の注意を払って見守っていますよ」水谷本人はこうした制作サイドの“配慮”をどう思っているのか。「ご自宅で筋トレやストレッチなどを欠かさない水谷さんご自身は、“まだまだいける!”とおっしゃっているといいます。70代に突入して体力が落ちてきた面はあるそうですが、今でも踏面が長い階段を2段飛ばしで上ったりしていますしね。木梨憲武さん(60)は水谷さんといるとき『俺のほうが体力ないんじゃないか』と、漏らしていたそうです」(テレビ局関係者)『相棒』の今シーズンが始まる直前、水谷は週刊誌のインタビューでこんな発言をしている。《最近は『相棒』でもアクションシーンが少なくなってきた。僕の体調を気遣ってのことでしょうが、台本に書かれていたら、やる気満々なのにね》(『週刊新潮』’22年9月15日号)70歳になった右京を守る“闇ルール”。水谷にはまだまだ不要かも!?
2022年11月10日いつもイケメンに注目している、このコラムですが、今回はエレガントなたたずまいで魅了する、憧れの美女が登場! 水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』で満を持して映画初出演を務めた、檀れいさんにお話をうかがいました。「ワクワク感を抱きながら、現場に入っていました」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 111『太陽とボレロ』は、長年活動を続けてきた、アマチュア交響楽団のラストコンサートを通して、人生讃歌を描いたエンターテインメント作品です。舞台となるのは、豊かな自然に恵まれた、とある地方都市。楽団主宰者の花村理子は、ラストコンサートを計画するなかで、それぞれの事情を抱えた、楽団をめぐる人々とのつながりを深めていきます。脚本、監督、出演の三役を担い、作品をアグレッシヴに牽引したのは、水谷豊監督。鮮烈な映画監督デビュー作『TAP -THE LAST SHOW-』(2017年)、前作『轢き逃げ-最高の最悪な日-』(2019年)での、オリジナリティあふれる世界観で人生の希望を照らしてきた天性のエンタテイナーです。水谷監督のオファーを受けて、主人公・理子を演じたのは、檀れいさん。観客の共感を呼ぶ等身大のヒロインを明るくチャーミングに演じきっています。そして、歌手、ミュージカル俳優としての活躍も目覚ましい石丸幹二さん、監督が熱視線を送る、若手注目株の町田啓太さん、映画初出演ながら、ヴァイオリンの腕を見込まれて、大抜擢された森マリアさんが出演。さらに、田口浩正さん、藤吉久美子さん、田中要次さん、六平直政さん、河相我聞さん、原田龍二さん、檀ふみさん、山中崇史さん、松金よね子さん、小市慢太郎さんら、幅広く、にぎやかなキャスティングで、味わい深いハーモニーを奏でています。コロナ禍で撮影が1年延期になった間も、楽団メンバー役の俳優陣は、楽器を猛特訓。吹き替えなしで、プロのオーケストラと『ボレロ』を演奏した、クライマックス・シーンは圧巻です。世界を舞台に活躍する指揮者・西本智実氏率いる、イルミナートフィルハーモニーオーケストラの美しい旋律が、映画をいっそう輝かせています。ーー水谷監督とご一緒して、いかがでしたか?檀さんご一緒させていただき、とても充実した撮影の日々を過ごしました。いただいた脚本を読んで、自分が想像していたものを飛び超える演出に驚かされたり、刺激を受けたり、感動したりしながら、撮影をしていましたね。私だけではなく、ほかの共演者のみなさまも自分が与えられた役割というものを、楽しんで演じていたと思います。私自身、現場へ行くのが楽しくて。今日はどういうシーンになるのかなというワクワク感を抱きながら、現場に入っていました。ーー水谷監督と初めてお会いしたときの印象を教えてください。檀さん水谷さんとは、テレビドラマ『相棒』(2010年放送の回)でゲスト出演した際に、初めてお会いしました。そのとき、私が緊張しないようにいろいろとコミュニケーションを取ってくださいました。その後、時代劇ドラマ『無用庵隠居修行』(2017年~)でもご一緒しましたが、水谷さんはいつも朗らかな笑顔で、若いスタッフさんひとりひとりにまで気を配っていらっしゃいました。若い方は特に緊張されるでしょうから、水谷さんにそのように接していただけると、うれしいですよね。人としての優しさにあふれた、素敵な大先輩だと思っています。ーー水谷監督は、本作の起用の理由について、何かおっしゃっていましたか?檀さん水谷監督は、あて書きではなく、それぞれ架空の人物をキャラクターに見立てて脚本を書くそうです。本作のPRのため、ふたりでインタビューを受けた際に、水谷監督は、脚本を書いていると、あるシーンで私の顔が浮かんだとおっしゃっていました。とはいえ、私のイメージが浮かんだから、すぐにオファーをしようとは思わなかったそうです。水谷監督は、「こちらがオファーをしても、檀さんには断る権利がある」と(笑)。「断られるとむなしいので、プロデューサーにも誰にも言わずに心に留めていた」とおっしゃっていました。ーー水谷監督はどのシーンで檀さんのお顔を思い浮かべたのでしょう。檀さんが鬼の形相でホテルから出てくるシーンがありますが、まさかあのシーンではないですよね?(笑)。檀さんあのシーンは、水谷監督と私の間では“白鳥の湖事件”と呼んでいるんですが、その事件の翌朝、朝のお散歩をしている犬と目が合って、気持ちが和むというシーンを書いているときに私の顔が浮かんだそうです。ーー花村理子をどのように演じたいと思いましたか?檀さん花村理子は、ひとりでいろんなことを抱えている、自分のことよりも人のために頑張っている女性ですが、苦しいとかつらいとか、そういう表情は見せたくないと思いました。ふとしたときに、限界を感じて涙がにじむ、それくらいで気持ちを抑えて、まわりのために奔走する女性でありたいと思いました。そのほうが、母親が彼女に言うセリフ「自分のために生きなさい」につながると思いました。私も頑張りすぎてしまうところがあるので、そこは彼女と似ているかもしれません。ーートランペット奏者を演じた、町田啓太さんの印象はいかがでしょう?檀さん町田啓太くんとは、今回、初めてご一緒させていただきましたが、すごく軽やかにユーモアあふれるお芝居をされる方だなと思いました。いで立ちはシュッとされていて、かっこよくてさわやかな方ですが、ユーモアをにじませながら、さらっと演じることができる。素敵な役者さんだなと思いました。ーー檀さんは、撮影のない日も現場を訪れたそうですね。檀さんスタッフも共演者も水谷監督が作る『太陽とボレロ』が大好きで。現場は笑顔とワクワクと刺激にあふれていました。クランクアップが近づくにつれ、あちらこちらから、“終わりたくない、まだやっていたい”という声が聞こえましたね。演奏される方々は何日かにかけて、クライマックスの演奏シーンを撮っていました。私は客席側でしたので、1日で演奏シーンの撮影が終わりましたが、ぜひみんなの撮影を見守りたい、この現場を離れたくないという気持ちで、差し入れをいっぱい買って、現場にお邪魔しました。ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。檀さんこの映画は見どころが満載です。クスっと笑えるお芝居が随所にちりばめられ、クラシックが好きな人も映画が好きな人も、幅広い世代の方々が楽しめるエンターテインメント性の高い作品です。ぜひ多くの方に観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話インタビュー冒頭、遠目でもスターのオーラ全開の水谷監督が「よっ」という軽妙な挨拶とともに、間違って(!?)インタビュー現場に入るというサプライズが!水谷監督の明るさに触れ、檀れいさん、そして取材現場に居合わせた一同が笑顔になるひとときでした。Information映画『太陽とボレロ』6月3日(金)より全国公開出演:檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア/田口浩正、永岡佑、梅舟惟永、木越明、高瀬哲朗、藤吉久美子、田中要次/六平直政、山中崇史、河相我聞、原田龍二、檀ふみ/水谷豊監督・脚本:水谷豊©2022「太陽とボレロ」製作委員会衣装協力:衣裳(LANVIN COLLECTION)、アクセサリー(NATURALI JEWELRY)写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・髙橋正史(OTL)ヘアメイク・黒田啓蔵写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・髙橋正史(OTL) ヘアメイク・黒田啓蔵
2022年06月06日俳優として様々に活躍する水谷豊が監督を務めた映画の第3弾『太陽とボレロ』が6月3日に公開された。ある地方都市の市民交響楽団を舞台にし、主宰者の花村理子(檀れい)が楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られ、最後のコンサートのために奔走する姿を描く。個性豊かな楽団員が登場し、役者陣はみな吹き替えなしで演奏にも挑んだ。トランペット奏者・田ノ浦圭介を演じた町田啓太は、かねてより水谷監督と一緒に仕事をしたいと思っていたそうで、取材時にはツーショットチェキに水谷のサインを書いてもらうなど、まさかのファン心も爆発。今回は水谷監督と町田に同作についてインタビューした。○■キャスティングでは「迷いもなく」――水谷監督にお伺いします。今回、トランペット奏者の圭介が町田さんに決まったのはどういう理由だったのでしょうか?水谷:台本が出来上がってさて、この若いトランペット奏者を誰にしようかというキャスティングが始まった時に、資料の映像をいろいろ見せていただいて。同年代の方がずらっと並ぶ中で、迷いもなく啓太でした。町田:ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。水谷:もう、ピカイチでした。ちょっとユーモアのある役ですが、必ずできると確信しました。センスを持ち合わせているのを感じましたし、いざやってもらってみたら思った以上でした。非常にリズム感と感性がすごいです。町田:嬉しさしかないですし、もっと頑張れればと、気合いが入ります。僕は本当にいつか何かの形でご一緒できたらと思っていたので、こうして一緒にインタビューさせてもらうこと自体もとても嬉しいです。――演奏シーンも迫力があって印象的だったんですが、町田さんはトランペットに挑戦されていかがでしたか?町田:本当に試練でした。やっぱりちょっとやそっとじゃできることではないですし、そこに嘘が生じてしまうと観ている方のストレスになって、物語や音楽の素晴らしさが伝わらなくなってしまうので、自分も音楽を好きで愛しているというところに持っていかなければと、その分の練習をして、先生にもすごくお世話になりました。――音も自分で出されてたんですか?町田:現場で出したんですけど、申し訳なくなるぐらいの音だったかと……(笑)水谷:出せてましたよ!(笑)町田:本番では、ちょっと調子に乗ってしまいました(笑)――町田さんはダンスもされていて、リズム感などは生かせるところだったりしたんですか?町田:リズムに関しては「速取りの名人」と言われていたので(笑)。テンションが上がりすぎて、音よりも速く動いてしまうんです。今回はそれを必死に抑えながらやらせてもらいました。――水谷監督に対してはどのような印象でしたか?町田:いつかご一緒できたらと思っていましたし、ご本人の前で言うのは恐縮なんですけれども、本当に素敵な方だと思いました。俳優としてのインタビューなどを読ませていただいていた時から思っていましたし、実際にお会いしたらプロフェッショナルとユーモアがたっぷりで。この映画も品がある中にユーモアと優しさがあり、水谷さんを象徴している作品だと思いました。僕は、今のこの年齢でお会いできて本当に良かった。今後もずっと役者を続けたいと思っている中で、「こうなれたらいいな」という方に出会うことができました。○■理想の現場は「それぞれがリスペクトし合う」――水谷監督は俳優として確かなキャリアを築かれて来ましたが、映画監督としての醍醐味はどのようなところにありますか?水谷:映画監督って、やっぱり「作品の方向を決める」という責任があるんです。キャストもスタッフも、監督が言ったゴールへ向かうわけですから、向かう先が間違ってたら作品は失敗するわけですよね。ただ、いい方向が見えた時に、キャストやスタッフが一つになっていく様を見れるというのは、監督じゃないと味わえない醍醐味だなと思います。ですから、僕の笑い声が入ってNGになることもあります(笑)町田:水谷さんの笑い声が聞えてくると、安心します。「ああ、よかったんだ」って。水谷:それ、ほかの俳優さんにも言われたよ(笑)町田:できればもっと笑ってほしいと思ってしまうぐらいです。皆さん、絶対にそう思われてると思います。――今作では楽団をまとめる難しさも描かれていました。水谷監督も、映画の現場をまとめる際に気をつけられていることはありますか?水谷:スタッフもキャストもひとつの台本を読んで集まるんですね。感性の違う人たちが集まって、近い世界に向かおうとする。やはりどこかの分野で優れてる人たちが集まりますから、どういう世界なのかそれぞれに判断できて、面白いと思えばみんな熱量があがる。逆に「なんだかつまらないな」と思ったらエネルギーが向かなくなってくるでしょうね。だからみんなが面白いと感じる世界を示せるかに、かかってくると思っています。町田:今回、大先輩方もそう感じられていたと思います。最初からみんな「楽しい」と言っていて、作品の中でどんどん挑戦されている姿が刺激的でしたし、水谷さんが笑ってくださったり方向性を伝えてくださったりすることが本当に嬉しく、自信にもなりました。役者として貪欲になれる、素敵な空間の中で演じることができました。――映画監督のあり方も問われる昨今で、俳優・監督として思うことや、「こうありたい」という姿はありますか?水谷:撮影現場には基本的にスタッフが40人ほどいて、必要じゃない人はいないんです。全ての方が必要。よく言われる撮・照・録……撮影・照明・録音、さらには美術などもありますけど、それぞれの専門家が集まって、実際に形作ってくださる。実際にクリエイティブを担うのが彼らなので、僕が入れないところもあって、それぞれの仕事を見ているとすべて尊敬できます。僕がイメージを伝えると、それ以上のことをやってくださるわけです。作品ができる前に感動させてもらっています。自分ができないことをやってくれているわけだから、それぞれがリスペクトし合う現場が理想だと思っています。町田:おっしゃる通りだと思います。水谷さんの言葉を聞いて、「リスペクト心があれば、ハラスメントがなくなるかもしれない」と言われてるのは、間違いじゃないと思いました。水谷:絶対に自分ができないことをやってくれてるんだから、偉そうになりようがないよね。――ハラスメント防止の取り組みを「リスペクト・トレーニング」というくらいなので、水谷監督から「尊敬」という言葉が出てきて驚きました。水谷:僕は何よりも大切なのは、尊敬だと思ってるんです。友達も家族も、誰にでもそうだけど、実は自分の意識から信頼や尊敬にいたるわけじゃないですか。逆に疑おうとすればなんでも疑うようになってしまうし、相手の尊敬できるところを見つけるのが1番です。町田:それがあるべきというか、普通だという世界になってほしいし、楽しい世界であってほしいと改めて思いました。■町田啓太1990年7月4日群馬県出身。『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20年)では、第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞などを受賞。近年の主な出演作に『SUPER RICH』(21年)などがある。NHK総合にて『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』(毎週金曜23:15~)がレギュラー放送中。7月からスタートするフジテレビ系ドラマ『テッパチ!』では主演を務める。ヘアメイク/Kohey(HAKU)、スタイリスト/Eiji Ishikawa(TableRockStudio)■水谷豊1952年7月14日、北海道出身。代表作はドラマ『傷だらけの天使』(74年)、『熱中時代』(78年)、『相棒』シリーズ(00年~)など。映画では『青春の殺人者』(76年/キネマ旬報主演男優賞受賞)、『幸福』(81年)、『少年H』(13年)、『王妃の館』(15年)などがある。『TAP‐THE LAST SHOW‐』(17年)で初監督に挑み主演を務め、『轢き逃げ 最高の最悪な日』(19年)では監督と脚本を務めた。ヘアメイク/山北真佐美、スタイリスト/高橋正史
2022年06月05日クラシックのオーケストラを題材とした水谷豊監督・脚本映画『太陽とボレロ』が来週6月3日(金)より公開。この度、公開に先駆けて、クセの強すぎる楽団員たちがBBQをする場面の写真がシネマカフェに到着した。檀れい演じる主人公・花村理子が主宰するある地方都市のアマチュア交響楽団「弥生交響楽団」。経営は苦しく、その歴史に幕を閉じる決断を迫られてしまう。今回到着した場面写真は、その楽団メンバーがBBQをしているシーン。しかし、楽しそうな雰囲気とは異なり、なにやらただならぬ空気が流れている。田ノ浦圭介(町田啓太)を中心に、楽団員が集まって何かを見つめているカットを始め、圭介と中西(永岡佑)が怪訝な表情を浮かべるカット。そして、与田清(原田龍二)と片岡辰雄(河相我聞)が指を差し合い、口論しているような場面や、川の中で互いに怒鳴り合い掴みかかろうとしている与田と片岡を止めているシーンも公開。一体、彼らの間に何が起こったのか、本編が気になる写真となっている。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年05月30日水谷豊が監督を務める作品第3弾『太陽とボレロ』が6月3日(金)より公開となる。この度、本作より新たな場面写真が公開された。水谷は初監督作となる『TAP-THE LAST SHOW』(2017年)で、若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた監督第2作『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019年)では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を映像に落とし込んだ。第3弾となる本作は“クラシックのオーケストラ”が題材。アマチュア交響楽団“弥生交響楽団”にまつわる、音楽を愛する普通の人々とその人間模様を描く。公開されたのは、町田啓太が演じるトランペット奏者・田ノ浦圭介と森マリアが演じるヴァイオリン奏者・宮園あかりの仲睦まじい様子が切り取られた場面写真だ。ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年)、ドラマ『今際の国のアリス』(2020年)、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)、ドラマ『ダメな男じゃダメですか?』(2022年)など続々と話題作に出演し、若手注目株の最有力候補と名高い町田。彼が演じるアマチュア交響楽団のトランペット奏者・田ノ浦圭介は、石丸幹二演じる鶴間が経営する中古車販売店で働きながら交響楽団に所属。少し擦れたような発言をしながらも、音楽とひたむきに向き合う姿がなんとも憎めないチャーミングなキャラクターだ。一方の森は『ヤヌスの鏡』(2019年)やドラマ『24 JAPAN』(2020年)に出演し注目を集めたフレッシュな才能。彼女が演じるのは父を亡くし経済的な問題からプロになる夢を諦めやっとの思いで弥生交響楽団に入団、音楽に対して人一倍強い思いを持った宮園あかりである。圭介とあかりが向かい合うカフェのシーンは、満開のツツジが印象的。水谷豊監督によって色鮮やかに映し出される、幻想的なロケーションの数々も本作の見どころだ。またこのシーンは、弥生交響楽団のコンサートが間近に迫る中、プロのオーケストラを鑑賞し圧倒されてしまった圭介と、盛り上がるあかりの姿を描いたシーン。演奏を聞いた直後の圭介とあかりの表情の差が印象的に映し出されている。続いて、ホールで見つめ合う2人の姿や、解散を目前に控えた弥生交響楽団の今後について語り合う姿も。さらに、あかりが圭介に寄りかかっている姿を映し出したシーンも公開されている。『太陽とボレロ』6月3日(金)より公開
2022年05月24日水谷豊の監督作品第3弾『太陽とボレロ』が6月3日(金)より公開。その東京プレミアに、本作が映画初主演となった檀れいをはじめ、石丸幹二、町田啓太、森マリア、そして監督・脚本を務める水谷さんが登壇した。本イベントは、本作がオーケストラを題材にしていることにちなみ、縦2.4m×横7.2mの大型劇場パネルが設置された本物のコンサートホールさながらの会場で開催。檀さんらが次々に登壇すると、満員約500人の観客からの大きな拍手が送られた。まず、公開まで2週間を切った現在の気持ちを問われると、映画初主演の檀さんは「1人でも多くの方に見ていただきたいですし、可愛がっていただきたいです」と公開への期待をコメント。また、監督作品3作目となる水谷さんは「(コロナ禍での撮影延期を経て)今、作品が完成してここに立てていることが奇跡だと感じています」と本作にかけてきた想いを熱弁した。続いて、水谷組での撮影について檀さんは「(毎朝、水谷監督と全キャスト・スタッフで交わす)グータッチからいただくエネルギーは大きくて、今日も1日頑張るぞと思いました」とふり返る。町田さんも「こんな時間をすっと過ごせたらいいなと思うぐらい夢のような時間でした」と語り、水谷組の仲の良さを話すと、それを受けて水谷監督は「冗談だけど、どうしてそのことを現場で言ってくれなかったのか(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。さらに、吹き替えなしでの演奏シーンの撮影について、トランペット奏者・田ノ浦圭介役の町田さんは「小学校の鼓笛隊で少しだけ鳴らしたことがありまして、まさかまたトランペットと縁があるとは思いませんでした(笑)」と、はにかみながら答え、「1年以上、(家での練習では音が大きいため)布団をかぶったり、時にはマウスピースだけで練習していました」と苦労した練習の日々を語った。続く、ヴァイオリン奏者・宮園あかり役の森さんは「共通言語として“音楽”という話題があったので、他の現場よりも一体感が感じられました」と、音楽を通してキャスト一丸となっていった当初の様子を明かす。また、その練習の成果を目にした弥生交響楽団主宰者・花村理子役の檀さんは「花村理子としても檀れいとしてもうちの弥生交響楽団はほんとにすごいんだぞと叫びたいくらいみなさんカッコよかったです」と絶賛、理子を支える鶴間芳文役の石丸さんは「本当の意味でのブラボーの演奏を聞かせてもらって感激でした」と明かした。檀れい「この仕事が何よりも好きなこと」そして、弥生交響楽団のメンバーが音楽を愛するようにキャスト陣が「ずっと好きなもの」や「好きなこと」を問われると、檀さんは「やはりこの仕事です。表現すること、エンターテインメントの世界でお仕事することは何よりも好きなことです。どんなに大変でも苦しくてもそれ以上に好きという気持ちがあるのが1番いいと思います」と語る。水谷監督は「人って何だろうと思うことが原動力。いろんなことがあっても最後に必ずいいことがあると思って生活することが好きなことです」と回答し、長年エンターテインメント界を牽引してきた2人の答えに、ほかのキャストも真剣に耳を傾けていた。最後に、檀さんは「ユーモアあふれる作品なので存分に楽しんでいただけたらいいな」とコメント、水谷さんは「太陽とボレロがご覧になったどなたかにとって、1日幸せな気分で過ごせるようないい映画になってくれたらこんなに嬉しいことはありません」と公開に向けた意気込みを語っていた。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年05月24日水谷豊監督作第3弾、クラシックのオーケストラを題材にした映画『太陽とボレロ』のキックオフイベントが、本日5月10日(火)、ロケ地である長野県松本市で行われ、檀れいと水谷豊が登壇した。本作にちなみ、松本市の松商学園高校の吹奏楽部がイベントに参加し、オープニングアクトとして、本作劇中でも奏でられるモーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」を演奏、温かい空気でイベントの幕が上がった。今回、映画初主演を務めた檀さんは、撮影から約1年ぶりの松本訪問に「コロナで撮影が1年延期になったのですが、松本の方は協力的で温かくこの映画を見守ってくださいました。この『太陽とボレロ』が無事に撮影できたのも松本の皆さんあってこそだと思います」と感謝の気持ちを語る。水谷監督は「この作品に必要だったのは、自然が近くにあること。山、川、緑、そして風を感じられる街が良いということで撮影監督と相談し、すぐに松本に決まりました。本当に松本にして良かったと思いました」とふり返った。また、松商学園の生徒から「キャストの方は映画の中で本当に演奏しているのですか?」という質問が投げかけられ、本作の見どころの一つでもある吹き替えなしの演奏シーンについて水谷監督は「ちょっと疑われているような…(笑)」と呟きつつ、「本当に演奏しています。吹き替えを使わないと事前にキャストに伝えていたので、コロナで撮影が延びた1年、役者の方は皆さん必死に練習してくれました。本当に演奏しているのは映画を観ていただければ分かるはずです」と答えた。一方、檀さんは「役者の方は、プロの方に交じって演技もしながら演奏しているので、大変だったと思います。息遣いも体の使い方も、本当に演奏しているからこそ出るものだと思います。皆さん頑張っていましたが、私は演奏していません(笑)」と会場を沸かせた。そして、好きなことを続ける秘訣について聞かれると、「まず一番は、好きでい続けることじゃないかなと思います。私も宝塚歌劇団に在籍していたころ、最初は全然ダメダメだったけど、そんなときでも『三度の飯より芝居が好き』と思っていました。好きという気持ちを持っていれば努力もするし、大事なことだと思います」と檀さん。水谷監督は「好きだからといっていうといつも楽しいかというとそうではない。苦しいこともあると思います。でも、苦しいからといってそこで辞めてしまったら終わり。苦しいことを乗り越えて、乗り越えた先には必ず素晴らしい世界が待っているので、それを信じて好きなことをしてほしいです」と回答した。最後に檀さんは「生きていると色んな大変なこともありますが、明日への希望を信じて一生懸命に生きている人々の姿を是非劇場でご覧いただければと思います」と呼びかけ、水谷監督も「今日ここに立って改めて思ったのは、本当に松本にふさわしい映画ができたなということです。ありがとうございました」と締めくくった。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年05月10日水谷豊が監督を務める作品第3弾『太陽とボレロ』が6月3日(金)より公開となる。この度、本作より新たな場面写真が公開された。水谷は初監督作となる『TAP-THE LAST SHOW』(2017年)で、若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた監督第2作『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019年)では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を映像に落とし込んだ。第3弾となる本作は“クラシックのオーケストラ”が題材。アマチュア交響楽団“弥生交響楽団”にまつわる、音楽を愛する普通の人々とその人間模様を描く。公開となったのは、本作が初主演となる檀れい演じる花村理子はじめ、弥生交響楽団の面々の様々な姿が切り取られた場面写真。水谷豊が演じる藤堂謙の指揮のもと、演奏する弥生交響楽団の姿をはじめ、森マリア演じるあかりがヴァイオリンを弾いている姿、さらにはロケ地である長野県安曇野市の緑溢れる風景の中で楽器を奏でている圭介(町田啓太)、吉村(六平直政)、山野(梅舟惟永)などの姿も。キャスト陣が吹き替え無しで挑んだ演奏シーン、そして監督・水谷のこだわりも詰まった豊かな自然と音楽のハーモニー、そして全編通して映し出される映像美は必見となる。また、圭介とあかりが楽器を手に見つめあうシーンや噴水の前で会話するシーンも切り取られている。同期入団であり楽団の中でも仲の良いふたりからも目が離せない。さらには理子と鶴間(石丸幹二)を中心に楽団員たちが集まり神妙な面持ちで何かを見つめているシーンや、理子と鶴間、圭介、あかりが横一列に並び誰かを待つシーン、理子が泣いている牧田(田口浩正)を慰めているかのような意味深なシーンも公開。弥生交響楽団に降りかかる数々の問題の一部も垣間見える。またシリアスなシーンとは裏腹に、理子と鶴間が笑顔を浮かべるシーンや、理子が楽団員の前で泣き笑いしているシーンも。解散に向かう弥生交響楽団の様々な感情を連想させてくれる写真ばかりだ。『太陽とボレロ』6月3日(金)より公開
2022年05月02日クラシックのオーケストラを題材に、音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品として作り上げる、水谷豊監督作第3弾『太陽とボレロ』より、演奏シーンを収めた場面写真が到着した。本作は、解散が決定したアマチュア交響楽団を描く、涙あり、笑いあり、感動ありの物語。公開された場面写真には、本作の一番の見どころでもある演奏シーンが写し出されている。水谷さん演じる藤堂謙の指揮の元、演奏する弥生交響楽団の姿をはじめ、あかり(森マリア)がヴァイオリンを弾いている姿、長野県安曇野市の緑溢れる風景の中で楽器を奏でている圭介(町田啓太)、吉村(六平直政)、山野(梅舟惟永)らの姿も。キャスト陣が吹き替え無しで挑んだ演奏シーン、監督のこだわりも詰まった豊かな自然と音楽のハーモニー、全編通して映し出される映像美に注目だ。さらに、同期入団で仲の良い圭介とあかりが見つめあうシーンや、噴水前で会話する様子も公開。理子(檀れい)、鶴間(石丸幹二)を中心に、楽団員たちが神妙な面持ちで写るシーンや、理子が泣いている牧田(田口浩正)を慰めているかのような意味深なシーンも。弥生交響楽団に降りかかる数々の問題の一部が垣間見える。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年05月02日2022年4月25日、元プロ卓球選手の水谷隼さんが、Twitterを更新。自身に送られてくる誹謗中傷のメッセージを公開し、苦言を呈しました。水谷隼「有名税でいいわけない」これまでにも誹謗中傷に対して全面的に立ち向かう姿勢を見せ、「しかるべき措置を取る」など自身の思いを明らかにしてきた水谷さん。しかし、それでも誹謗中傷は後を絶つことはなかったようです。同日、水谷さんが公開したメッセージには「きもい」「仕事減ったな」といったものから、水谷さんの家族のことまで中傷する言葉がならんでいました。こういうのが有名税でいいわけない 忠告しとくけど後で泣き喚いても一切同情しないから✋ pic.twitter.com/QIIi0cAqOm — 水谷隼 Jun Mizutani (@Mizutani__Jun) April 25, 2022 「こういうのが有名税でいいわけない」と怒りをにじませる水谷さんに、同情の声も多く「こちらまで胸が痛む」「許せない」と多くのコメントが寄せられています。・こういう誹謗中傷は、許せないし、許さない!・泣けてきました。なぜ傷付けられなければいけないのでしょうか…。・裁判案件。著名人という立場上、注目を集めることと引き換えにした代償は多少なりとも生じてしまい、かつては『有名税』といわれた時代もありました。しかし、それはひと昔前の話。そもそも誹謗中傷は訴えられてもおかしくない行為であり、相手が誰であろうと、許されるものではありません。ストレス発散のつもりで送った誹謗中傷で、より大きな被害を受けるのはどちらなのか…。誹謗中傷は、自分自身の首を絞める行為であると、多くの人が理解すべきでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年04月26日『相棒 Season20』(テレビ朝日系)が最終回を大好評で終えたばかりの水谷豊(69)。7年にわたってコンビを組んでいた反町隆史(48)が“卒業”し、“相棒”の後任選びが注目を集めているが、水谷は7月に古希を迎える。「じつは、水谷さんは古希を記念して馬主登録をして、サラブレッドを買おう、と計画しているそうです」(テレビ局員)なぜ水谷は、古希からの“相棒”に競走馬を選ぼうとしているのか。意外だが、水谷は長年の競馬ファンで、“馬友”の影響を受けているというーー。「もともと、30代のころから競馬が好きだったそうですが、数十年来の親友である木梨憲武さん(60)の影響で、馬好きに拍車がかかったそうです。仕事中でもレース結果はチェックしています。JRA(日本中央競馬会)のレースのある土日が休みだと、自宅で観戦したり、憲武さんや友人と競馬場やウインズ(場外馬券売場)に行くこともあると聞いています。ジョッキーの武豊さんとも深い親交があります」(競馬関係者)水谷は武と競馬誌で対談したことがあり、《競馬には毎回、人生を教えられます》(『優駿』’18年6月号)と語るほど熱を上げているのだが、当初は馬主になることに、あまり乗り気ではなかったようだ。「水谷さんは、『俺はサラブレッドの選び方なんてわからないよ』と話していたのですが、木梨さんから『俺が選ぶから大丈夫、一緒にやろうよ!』と勧められていて、だんだん乗り気になっています。水谷さんは最近では、『いいタイミングがあれば……』と漏らしていて、7月に古希を迎えるとあって、『買っちゃおうか!』と木梨さんと盛り上がっているそうです」(前出・競馬関係者)馬主になるためには、高いハードルがあるとされている。「JRA登録馬の個人馬主になるには、過去2年の所得金額がいずれも1千700万円以上、保有資産が7千500万円以上あることなど、安定した高い経済力が求められます。また、サラブレッドを購入する費用は安くて数百万円台ですが、優れた血統に生まれた馬は数億円の値が付き、昨年度の1歳馬の競りでついた最高額は、3億3千万円でした。経済力のある水谷さんならば、最初の所有馬で一気に“億超え”の馬主になる可能性があるとささやかれています」(競馬ライター)気になる馬名はーー。「2人は『“アイボウ”しかないでしょ!』なんて笑っていたそうですよ」(前出・競馬関係者)仕事も趣味も、次なる“相棒”の存在から目が離せない。
2022年04月15日水谷豊の監督作品第3弾で、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品として作り上げた『太陽とボレロ』。この度、主演の檀れい、共演の石丸幹二、町田啓太、森マリアという個性豊かなキャスト陣のメイキング映像やコメントが収められた特別映像が解禁となった。解禁となったのは、本作の撮影風景を収めたメイキング映像に合わせて、主演の檀さんらがそれぞれ、作品や自身の役どころに込めた思いを語るインタビュー映像が詰め込まれた特別映像。弥生交響楽団の主宰者・花村理子を演じる檀さんは、自身の役どころを「花村理子という女性は、自分のことよりも周りのことをいつも考えて行動している女性」と語る。メイキング映像では、和やかな笑みを浮かべているかと思えば一転、真剣な表情を見せたり、さらにはハイヒールで道路をかけたり、くるくると表情を変えながら魅力的に演じている檀さんの姿が印象的に切り取られている。理子とともに弥生交響楽団を支えてきた、鶴間芳文を演じる石丸さんは「僕だったらどんな風に演じるのかなと思って、カッコよく演じたいと思っていました」とコメント。しかしメイキング映像では、そんな石丸さんの言葉とは裏腹に、両手を上げ満面の笑みで軽やかにジャンプする鶴間の姿が。水谷監督により、愛らしくポップに映し出された石丸さんの演技にも注目。さらに、弥生交響楽団のトランペット奏者・田ノ浦圭介を演じる町田さんは「(圭介は)チャーミングなところがたくさんあるので、それを表現できれば」と本作への意気込みを明かすと、続くメイキング映像ではそんな圭介の可愛らしさを存分に発揮。水谷監督の指導のもと茶目っ気たっぷりに演じると、スタッフからも絶賛の声が飛び交うなど、まさに圭介のようにチャーミングで愛嬌たっぷりな姿を見せている。そして、弥生交響楽団のヴァイオリン奏者・宮園あかりを演じたのは、本作が映画初出演となる森さん。「“ヴァイオリンこそ我が人生”という言葉を体現できるように、ひたすらヴァイオリンを練習しました」と語る森さんの演奏にも期待が高まる。さらにメイキング映像には、4人以外にも個性豊かな俳優陣が監督・水谷さんのもとに集い、和気あいあいと撮影に臨んでいる様子も収められている。檀さんが「どのシーンもどのカットも、スクリーンの隅々までキラキラ輝いている」と語るように、キャストそれぞれが笑顔で、そして真摯に作品に向き合う姿、そして水谷監督自身も楽し気に演出をする姿が垣間見えるメイキング映像となっている。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月3日より全国にて公開©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年04月08日2000年に放送を開始した、テレビドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズ。水谷豊さん演じる杉下右京の相棒を務める、冠城亘役の反町隆史さんは、2015年10月放送の『season14』第1話で初登場しました。約7年間、水谷さんの相棒を務めた反町さんは、2022年3月をもって『相棒』シリーズを卒業します。反町隆史のクランクアップ!水谷豊と力強いハグ2022年3月16日、『相棒』のTwitterアカウントが、水谷さんと反町さんのツーショットを投稿。反町さんがすべてのシーンを撮り終え、クランクアップを迎えたことをファンへ報告しました。ラストシーン撮影後、2人は力強いハグを交わしたようです。【 #相棒 クランクアップ✨】 #反町隆史 さん卒業「今日ほど水谷さんの顔を 見られなかった日はありません」7年という長きにわたり右京と共に数々の事件に挑んだ亘。彼のラストエピソードでありseason20の最終回SP前篇『冠城亘最後の事件』が今夜、幕を開ける。 #aibou #冠城亘ありがとう pic.twitter.com/CrJapHYHuc — 相棒 (@AibouNow) March 15, 2022 また、ラストシーン撮影後には、反町さんのクランクアップを祝うセレモニーが開催されました。セレモニーで、反町さんは『相棒』への想いをこのように語っています。その後、開催されたセレモニーで仲間からはなむけの言葉をもらった反町は「今日は“ついにこの日が来たな“という気持ちで朝を迎えました。最初の1年目は無我夢中でした。2年目も夢中でした。3年目、少し慣れてきました。そして4年目、5年目と続く中、皆さんと一緒に長くあり続ける冠城亘でいたいなと思うようになり、僕の中で“歴代最多出演の相棒”をひとつの目標としてやってきました」と目に光るものを浮かべてあいさつ。「冠城亘として立っていることが精一杯だった日もありましたが、水谷さんとたくさんの犯人と向き合い、たくさんの過酷な撮影に取り組み、7年間、無事完走できたことを本当にうれしく思っています。ただ、今日ほど水谷さんの顔を見られなかった日はありません。来シーズンから新しい相棒、そして新しい世界が広がる作品を一視聴者として応援していきたいと思います」と相棒チームに感謝した。サンケイスポーツーより引用また、水谷さんは、反町さんへ7年間の感謝を、途中、声を詰まらせながら伝えたそうです。セレモニー中、反町を隣で見守っていた水谷は「毎年7カ月間、日々撮影に向かうのはとても過酷。いろいろな気持ちを乗り越えて7年間、相棒として横にいてくれたソリに感謝しています」と愛称で呼び、途中で声を詰まらせる場面も。卒業という決断を下した後輩に「人間は岐路に立たされることがあります。『相棒』に残るか、卒業するか…。僕はどちらの道を選んでも俳優として理解できるし、人としてその道を尊重できると思っていました。それはやはりこれだけ長く一緒にやって来たことへの信頼と友情があるからこそです。その思いをこめて、ソリ、本当にありがとう」と愛情たっぷりのエールを送った。最後に2人は再度がっちりと握手を交わしていた。サンケイスポーツーより引用反町さんが無事、クランクアップを迎えたことに「ありがとう」「泣いてしまう」などの声が上がっています。・とうとう最後…。早いよ!7年間、毎回楽しみにしていました。大好きです、本当にありがとう!・写真を見て、涙がこぼれました。お互いに信頼し合っていたことがすごく伝わってきます。・クランクアップおめでとう!卒業はさびしいけど、これも反町さんが選択したことなんだよね。これからも応援しています。・7年間あっという間でしたね。最後まで、ファンとして見届けます。最終回、きっと泣いてしまうだろうな。『相棒 Season20』は、2022年3月16日に、最終回スペシャル前篇『冠城亘最後の事件―仇敵』が放送。同月23日に最終回を迎えます。反町さんが演じる冠城亘を、最後まで見届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年03月16日「反町さんの最後のシーンを撮り終え、『オールアップです』と声がかかると、現場では大きな拍手が湧き起こったそうです。反町さんは水谷豊さんから『ソリ、ありがとう』と伝えられると、思わず男泣き……。涙ながらに水谷さんや、スタッフの方々へ感謝の言葉を述べていました」(映像制作関係者)3月上旬に行われた『相棒 Season20』の最終回のロケで、大号泣したのは反町隆史(48)。「反町さんは’15年から7シーズンにわたって水谷豊さん(69)演じる右京の相棒・冠城亘役を務めてきました。3月16日と23日に2週連続で放送される『冠城亘最後の事件―仇敵』前後編でついに卒業します」(前出・映像制作関係者)これまでの相棒たちは、辞職や異動、逮捕で卒業してきたが、反町はどのような結末を迎えるのだろうか。「最終回の内容が放送より前にネタバレされないように、スタッフへは箝口令が敷かれています。そんななか漏れ伝わってきた話によると、反町さんの意向に沿ったラストになったみたいですよ」(テレビ局関係者)『週刊朝日』1月7・14日合併号に掲載された反町と水谷の対談で、水谷は反町が思い描くシナリオを尊重することを示唆している。反町の卒業について聞かれて、水谷はこう答えた。《ソリが選んだ道であれば……間違った。「冠城くんが選んだ」です(笑)》《冠城くんが選んだ、冠城くんらしい道を行ってくれれば、もう言うことはないです》今回、自ら降板を申し出たという反町。卒業に秘められた思いをドラマ関係者は推察する。「水谷さんから全幅の信頼をおかれ、昨年11月には歴代最多出演を果たした『相棒』に。反町さんといえば冠城というイメージも定着しつつありました。そんななか反町さんは50歳を前にあえて『相棒』から離れて、別の仕事に注力し、役者としての自分の可能性をもう一度試してみたいと考えているようです。再スタートを意識づけるためにか、『相棒』終了直後の4月からWOWOWで主演ドラマがスタートします。なので水谷さんとの共演は、今回で“永遠のお別れ”といった意気込みで撮影に臨んでいたみたいですよ」『相棒』を終えても、2人の交流は続くという。「水谷さんが反町さんに『落ち着いたらお互いの家族を交えて食事をしよう』と誘ったそうです。また『ソリの作品は必ず見るよ』とも伝えられたみたいですよ。反町さんは感激していたと聞いています」(前出・ドラマ関係者)アラフィフとなった反町の新たな挑戦を水谷も応援しているはずだ――。
2022年03月16日水谷豊監督の最新映画『太陽とボレロ』(2022年6月公開)の出演者が28日、明らかになった。同作は水谷豊監督作の第3弾で、ある地方都市の市民交響楽団を舞台に、「音楽を愛する人々」と「音楽の素晴らしさ」を描いていく。主宰者である主人公の花村理子(檀れい)は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきたが、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる。今回明らかになったのは、アマチュア交響楽団の個性豊かなメンバーたちなど。田口浩正はクラシックを愛するがゆえに大迷走する交響楽団のオーボエ奏者・牧田九里郎、田中要次は珍しく温厚な性格で穏やかにみんなを見守るホルン奏者・遠藤正道、藤吉久美子は楽団最年長で明るく親しみやすい性格のフルート奏者・池田絹を演じる。また楽団解散を聞く前から仕事の都合で退団が決まっていた気楽なコントラバス奏者・吉村益雄役を六平直政、資金不足に悩む主人公・花村理子に忍び寄る怪しいアパレルバイヤー・畑中善行役を山中崇史、ある問題を抱える理子の母親・花村頼子役を檀ふみ、老舗呉服屋の御曹司での空気の読めなさから楽団では浮いている副指揮者の片岡辰雄を河相我聞、片岡と特に反りが合わない楽団員がチェロ奏者・与田清を原田龍二が演じる。楽団存続の危機で楽団メンバーの心はバラバラになるが、クセが強い面々が物語を思いがけない方向へ誘う。オーケストラメンバーは、演奏シーンに応えるために、楽器を猛特訓したという。監督・脚本を務める水谷豊は主人公・理子の音大時代の恩師であり、弥生交響楽団の指揮者・藤堂謙として出演。藤堂はトラブルに見舞われながらも、楽団を優しく見守り、物語の鍵を握る役どころとなる。○田口浩正 コメント憧れである水谷豊さんからの出演オファーは、本当に嬉しかったです。牧田が演奏する“オーボエ”は、私自身まったく馴染みがなく、日によって出る音が違うので、指の動きを常にイメージして練習しました。そして迎えた現場で、特にラストの演奏シーンは手が震えました。演奏以外の撮影現場でも、監督の中にイメージがしっかりあり、イメージ通りにいかない時は監督が演じて下さるので楽しく演じることができました。この作品は、水谷監督が全てのキャラクターにドラマを与え、愛してやまない演出をされていたので、全てのエピソードが愛おしく、可愛い。監督の愛情が詰まった映画になっていると感じました。○田中要次 コメント水谷豊さんと監督作品で初めてご一緒でき、感激しました。水谷監督はとてもユーモアと気遣いに満ち溢れた方で、現場はとても楽しく過ごさせて頂きました。初めて吹くホルンは、左指の3本しか動かさないので簡単かと思いきや、息の加減で音程を操らなくてはならないので非常に難しかったです。とにかく息遣いでプロにはバレてしまいますから、合っていなくても怖じけずに鳴らすことを心掛けましたが、いざホルンパートの撮影でカメラが近くに来たら、指先が震えてしまいました。何と言っても、イルミナートの皆さんと一緒に演奏シーンを共に出来たのは一生に一度の宝物です。そして、完成した演奏後のシーンには、我ながらやはり感動しています。○藤吉久美子 コメント水谷豊監督の作品に出演できること、とっても喜ばしかったです。自分自身、フルートを演奏できるようになりたいと思っていたので、この作品とのご縁を感じました。今回、私が演じたフルート奏者の池田絹は、弥生交響楽団の中で、皆から頼りにされ、若い人達からも慕われている明るい女性。衣装も明るい色を選んでどこにいても太陽のような明るさを目指しました。現場での水谷監督は、1カット1カット、細やかに演者の個性を活かした演技を考え、しかも演じて見せて下さるので、とても分かりやすく迷いなく演じられました。演奏シーンは、1カットごとの達成感は今まで感じたことがないくらいの感動でした。これはすごい映画ができるぞ!!と予感しました。この作品に出演できて女優を続けてきて本当に良かったと感じております。○六平直政 コメントオファーを頂いた時は、率直に嬉しかったです!台本を読んでコントラバスの練習が大変だなぁと思いました。コントラバスは元々経験も無く、弦楽器で一番大きな楽器で重いし、扱いづらい上に、ギターと違って指で押さえる場所が決まってないので、先生に教わりながら少しづづ覚えました。吹き替え無しだったので、頑張りました。撮影に入り、キャスト同士が本当の楽団メンバーのように感じましたし、水谷監督はその人間の気持ちを大切にされる監督だなと思いました。出来上がったオーケストラのシーンは、ノンフィクションのようにとても緊張感があり、素晴らしかったです。とくに、最後のシーンは、音の洪水のようにホール中に響いて、パワフルになっています!○山中崇史 コメント台本を読み終わって最初に思ったのは、果たして僕に畑中という役が上手くこなせるだろうかという心配と、それと同じくらい畑中という役にワクワクしました。理子を誘う畑中は、それなりの男でなきゃいけないと思ったからです。撮影現場は、いつもながら笑いの絶えないジェントルな現場でした。俳優とスタッフ、お互いがリスペクトし合っている現場です。そこで笑いを生み出しているのは監督です。完成後の映画を見て、個性的でユーモラスな登場人物やコンサートの熱気、北アルプスを望む美しい風景など、あの町へ行って彼らの演奏を聞いてみたいと思いました。僕は水谷組の三作品に全部出演しているので、この記録を伸ばせるよう今後も頑張ります。○檀ふみ コメント水谷組とは前作『轢き逃げ』で、大変気持ちよくお仕事ができましたので、再度のオファーに感激いたしました。今回は、地方のオーケストラのお話。クラシック音楽は私の大好きな分野ですし、とても近しく感じられました。私の役柄は、理子の母親。根底には「愛」があることを忘れないようにしようと思い演じました。撮影現場は、前回と同じく、的確、明快、チームワークも良い、気持ちのよい現場でした。そして、水谷監督はすでに名監督でいらっしゃいます。頭の中に、きちんと絵ができあがっていて、いつも指示がはっきりしていて、迷いがない。役者として、理想的な現場がそこにはできます。すべての登場人物になりきる才能もお持ちなので、演技指導力も抜群です!安心してすべてをお任せできました。○河相我聞 コメントお話を頂いた時は、「え?本当の本当に僕ですか?」と、マネージャーさんに何度も聞くぐらいビックリしましたが、とにかくとにかく嬉しかったです。演じる片岡は、僕が今まで演じたことのないタイプの役で、いわゆるボンボンで空気を読まず嫌味なところもあるけれど憎めないキャラクターです。現場で水谷監督のアイデアや、細かな設定を頂きながら役を少しずつ掴んでいった感じでした。水谷監督が演出をつける時、要所要所で「ここはこんな感じで」と実際にやってみせてくださるのですが、説得力もアイデアも発想も当然ながら凄いわけです。水谷さんの俳優としての役のアプローチの仕方も学ばせて貰えました。「楽しむ」ということを大切に演出していらっしゃる印象でしたので私も存分に楽しませていただきました。○原田龍二 コメント水谷監督の過去作品を観ていたので、是非出演したいと思っていました。水谷さんから「龍二にやってもらいたい役がある」とオファーをいただいて、遂に水谷組に出れるんだ!と嬉しさが込み上げました。役の設定のことなどワクワクしながらお話した事を思い出します。私が演じた与田はチェロ奏者。僕は楽譜が読めないので、動画を何度も見て、手・指の動き・音を叩き込みました。チェロに関する全てが難しかったです。撮影当日は楽屋で顔を合わせながら練習していましたので、うまく演じたいという思いを皆さんと共有できた事で、『楽団としての思いはひとつ』になっていたと思います。そんなオーケストラ演奏シーンと美しい自然を切り取ったシーンは是非、劇場で見ていただきたいです。○水谷豊 コメント設定がアマチュア交響楽団なので、楽団員役の役者さんには撮影前に、一人ひとりの仕事や家族構成を伝えて、役のイメージを膨らませてもらいました。撮影現場では、僕がこういうキャラクターにしたいなと思う気持ちと、実際の役者さんが持っている魅力を両方合わせていく作業でした。楽団メンバーの皆さんをはじめ、主人公・理子の母親役を快諾してくれた檀さんや、軽妙な演技で、作品に良いアクセントをつけてくれた山中さん、個性豊かな方たちに集まっていただき、楽しく撮影することができました。そして、オーケストラの演奏シーンはごまかさずに撮りたかったので、吹き替えは一切考えていませんでした。撮影が1年延期になった間も、楽団員役の皆さんが、練習に励んでくれたおかげで、素晴らしいコンサートシーンが生まれました。僕の演じた藤堂は指揮者なのですが、指揮者の役は今まで舞台で一度だけ演じたことがあり、今回は映像なので、どこまで出来るだろうとトライしました。(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年02月28日水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』の新たな出演者が発表。水谷さんが物語のキーパーソンとして出演していることも分かった。今回新たに出演が分かったのは、8名の実力派俳優陣。「特捜9」の田口浩正が、やがて予想だにしない展開を巻き起こす交響楽団のオーボエ奏者・牧田九里郎。田中要次が穏やかにみんなを見守るホルン奏者・遠藤正道。藤吉久美子が楽団最年長のフルート奏者・池田絹。六平直政が楽団解散を聞く前から退団が決まっていた気楽なコントラバス奏者・吉村益雄。山中崇史が資金不足に悩む理子(檀れい)に忍び寄る怪しいアパレルバイヤー・畑中善行。檀ふみがある問題を抱える理子の母・頼子。河相我聞が空気の読めない老舗呉服屋の御曹司で副指揮者の片岡辰雄。原田龍二が楽団のリーダー的存在、チェロ奏者・与田清を演じる。藤吉さんは「この作品に出演できて女優を続けてきて本当に良かったと感じております」と話し、六平さんは「出来上がったオーケストラのシーンは、ノンフィクションのようにとても緊張感があり、素晴らしかったです。とくに、最後のシーンは、音の洪水のようにホール中に響いて、パワフルになっています!」と見どころを語る。さらに「撮影現場は、いつもながら笑いの絶えないジェントルな現場でした」(山中さん)、「前回と同じく、的確、明快、チームワークも良い、気持ちのよい現場でした」(檀ふみさん)、「水谷監督が演出をつける時、要所要所で『ここはこんな感じで』と実際にやってみせてくださるのですが、説得力もアイデアも発想も当然ながら凄いわけです。水谷さんの俳優としての役のアプローチの仕方も学ばせて貰えました」(河相さん)、「撮影当日は楽屋で顔を合わせながら練習していましたので、うまく演じたいという思いを皆さんと共有できた事で、『楽団としての思いはひとつ』になっていたと思います」(原田さん)とそれぞれ撮影での様子を明かしている。楽団存続の危機で、楽団メンバーの心はバラバラ。クセの強い面々が物語を思いがけない方向へ誘う。また、出演にあたりオーケストラメンバーは、演奏シーン満載に応えるために、楽器を猛特訓して撮影に挑んだ。田口さんは「“オーボエ”は、私自身まったく馴染みがなく、日によって出る音が違うので、指の動きを常にイメージして練習しました。そして迎えた現場で、特にラストの演奏シーンは手が震えました」とふり返り、田中さんも「初めて吹くホルンは、左指の3本しか動かさないので簡単かと思いきや、息の加減で音程を操らなくてはならないので非常に難しかったです」と演奏について苦労した様子。さらに水谷監督が、理子の音大時代の恩師であり、弥生交響楽団の指揮者・藤堂謙として出演。藤堂は、トラブルに見舞われながらも楽団を優しく見守り、物語の鍵を握る役どころだ。水谷監督は「オーケストラの演奏シーンはごまかさずに撮りたかったので、吹き替えは一切考えていませんでした。撮影が1年延期になった間も、楽団員役の皆さんが、練習に励んでくれたおかげで、素晴らしいコンサートシーンが生まれました。僕の演じた藤堂は指揮者なのですが、指揮者の役は今まで舞台で一度だけ演じたことがあり、今回は映像なので、どこまで出来るだろうとトライしました」とコメントしている。『太陽とボレロ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽とボレロ 2022年6月、全国にて公開予定©2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年02月28日水谷豊監督の最新映画『太陽とボレロ』(2022年6月公開)の出演者が15日、明らかになった。同作は水谷豊監督作の第3弾で、ある地方都市の市民交響楽団を舞台に、「音楽を愛する人々」と「音楽の素晴らしさ」を描いていく。世界的指揮者・西本智実が自身初となる映画音楽監督で、イルミナートフィルハーモニーオーケストラが演奏で参加する。主人公・花村理子(檀れい)とともにアマチュア交響楽団を支える中古車販売センター社長の鶴間芳文は石丸幹二が演じる。鶴間は理子と共に楽団を立ち上げ、様々な苦難を背負う理子の唯一の理解者という役どころ。経営者としても主宰者としても包容力を発揮する役柄で、理子には時折チャーミングな一面も見せる。鶴間の会社で働きながら交響楽団でトランペットを演奏する田ノ浦圭介役としては町田啓太が出演。圭介は心の奥底では音楽や楽団を愛しているもののストレートに言葉にできず、擦れたように見えてしまうトランペット奏者で「夢に出るほど練習した」というトランペット演奏も必見となっている。理子の洋装店で働きながら交響楽団のヴァイオリン奏者を務める宮園あかり役に抜擢されたのは、本作が映画初出演となる若手実力派女優の森マリア。あかりは「ヴァイオリンこそ我が人生!」と話すほど音楽を愛する人物で、経済的な問題からプロになる夢を諦めるやっとの思いで入団した交響楽団が解散するという現実に向き合いながら、希望を持ち続け明るく前を向いて、楽団を支える。森は自身が8年間続けていたヴァイオリンをもう一度徹底的に練習し、映画初出演にして、交響楽団の第一ヴァイオリン奏者という大役を果たした。○石丸幹二 コメントこれまで映画やドラマでご一緒させていただいた大先輩の水谷さんが、映画の監督をなさる。それも近々! と伺った瞬間、心の中で「出たい!」と願ってました。それが叶った時は嬉しかったですね。水谷さんの現場は温かいんです。しかも色々と学べる。実際、監督として立たれた水谷さんは、イソップ物語に出てくる太陽のような人だった。陽光を浴びる俳優たちが、すっと心を開いて、その光に応えたくなるような感じなんです。僕の場合、最初に脚本を拝読した時、鶴間は二枚目かと思ったので、檀さん演じる理子を格好良く支えたいな、と思ったのですが、見事に別方向に導かれました。監督は、僕の芝居に寄り添った形で、想像をはるかに超えるシチュエーションに引っ張ってくださったんです。面白かったですね。そうして出来上がった鶴間を、観客の皆さんには微笑ましく思っていただけると嬉しいです。個性派の俳優陣が演じる登場人物たちは、皆、クソ真面目に苦難に立ち向かっていきます。が、そのさまは、どこかおかしくて、愛おしい。最後の彼らの笑顔が、きっと皆さんの笑顔につながると信じています。是非劇場でご覧ください。○町田啓太 コメント今回、水谷組に参加できると聞いてすごく嬉しかったです。現場に入り、毎回監督に演出のアイディアをいただくのですが、なんで俺は気づかなかったんだろうと悶々とし、自分なりに咀嚼して出せるかが毎回の課題でしたが、実はそれが楽しかったです。圭介というキャラクターは交響楽団のトランペット奏者です。自分自身、トランペットは小学生の頃少しだけ触れたことはあったのですが、とにかく音を出すのが難しく、苦戦しました。ですが、合奏のシーンではプロの方々と音楽を奏でることが出来、今後の人生でもうないだろうなと思ったので貴重な経験をさせてもらいました。撮影は今まで味わったことない感覚で終わってほしくない時間でした。その雰囲気などが映像を通して伝わると思うので、皆さんに見ていただきたいです。また本編ではチャーミングな人たちも、楽器を持つと雰囲気がガラッと変わるので、是非そこにも注目してみてください。○森マリア コメントこの作品に出演が決まったとマネージャーさんから聞いたときはただただびっくりしました。私が演じる、宮園あかりは明るくはっきりとした性格で、ヴァイオリンのプロの道を諦めなければならない状況でも、弾くことを諦めずアマチュア交響楽団で演奏している一生懸命な女性です。そんなあかりを体現できるよう、ひたすらヴァイオリンの練習をしました。元々楽器を習っていたのですが、5年ぶりの演奏だったのでとにかく必死でした。ですが、弾いていくうちにどんどん楽しくなっていき、私の一部だと思えるようになりました。初めての映画出演で、上手くいかず悩んだことも多かったのですが、監督がかけてくれる言葉の一つ一つが魔法みたいで、演技を楽しむ気持ちをも持つことが出来ました。圧巻のオーケストラシーンはもちろん、楽団員一人一人のそれぞれの想いなど沢山のシーンを是非劇場でご覧ください!○水谷豊監督 コメント・石丸幹二 出演にあたってこの物語のメインである、アマチュア交響楽団を立ち上げたのは理子と鶴間です。石丸さん自身、楽器をやっていて音楽を愛している方なので、その石丸さんが鶴間を演じて下さったことで交響楽団の存在がよりリアルなものになりました。鶴間の大人の優しさに何度となく癒されながら、サックスを吹くシーンは必見です。・町田啓太 出演にあたって町田くんは若手の中でも勢いがあり、感性の素晴らしさに注目していました。太陽とボレロでは若手トランペット奏者の役ですが、シーンを撮るたびにかっこよさとユーモアを兼ね備えた圭介というキャラクターが出来上がっていきました。魅力溢れる町田くんのセンスが作品の中で光っています。・森マリア 出演にあたってあかりの役は吹き替えなしにヴァイオリンが弾けること、弥生交響楽団の中で太陽のような存在であることがイメージでした。かつてヴァイオリンをやっていたとはいえ、マリアちゃんは短期間の猛特訓で見事なヴァイオリニストになってくれました。彼女のフレッシュさと愛くるしさもまた、この作品の見どころのひとつになりました。(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
2022年02月15日東京都内のとある街角にスーツ姿でたたずむ男性が……。俳優の水谷豊(69)だ。1月下旬の昼過ぎ、ドラマ『相棒season 20』(テレビ朝日系)の撮影を行っていた。’00年の放送開始ながら視聴者から変わらぬ支持を集める『相棒』。1月26日の放送回は視聴率12.8%を記録し、スタートから13話連続で2桁台をキープしている。そんな同作は昨年11月に、’15年から4代目相棒を演じる反町隆史(48)が今シーズン限りで卒業することが発表された。「昨年11月24日の放送回で、出演本数が125回を数え、歴代最長の相棒となった反町さん。水谷さんから高く評価されていながら、自ら降板を申し出たそうです」(映像制作関係者)冒頭の水谷はどこか物憂げな表情。実はこの日、反町不在で“単身ロケ”を行っていたのだ。「水谷さんと反町さんがそろった相棒の撮影は、阿吽の呼吸で進んでいますよ。水谷さんは反町さんと最後の日々を楽しむように柔和な表情が目立っていますね。3月上旬のクランクアップを予定しています」(前出・映像制作関係者)長年の相棒との別れが決まり、水谷は半年後に70歳を迎える。そんな『相棒』の今後についてテレビ局関係者は語る。「すでに今年10月から、『相棒season 21』が内定しているそうです。ただ、新相棒はまだ決まっていないと聞いています」水谷の相棒役を務めるには厳しい条件があるようだ。「『相棒』は1シーズンで2クール放送されるため撮影は7カ月におよびます。そのためスケジュールを長期間確保する必要があります。そして知名度も重要で、主演経験のある若手や、バイプレーヤーの30~40代がベストだそうです。さらにあくまで『相棒』は水谷さんの作品ということを理解していて、演技や人柄が、水谷さんにハマる俳優であることも大切です」(前出・テレビ局関係者)慎重に選考が進む5代目相棒。本誌は5人の最終候補者リストをキャッチした。「1人目は中村倫也さん(35)です。水谷さんも『演技がいい』と褒めていたそうです。山崎育三郎さん(36)や尾上松也さん(37)、松坂桃李さん(33)の名前も挙がっています。テレビ朝日局内で最有力とささやかれているのは、福士蒼汰さん(28)。反町さんと同じ事務所で、実績も年齢も“基準”にほぼ合致します。近年は舞台で演技力を磨いており、アクションも得意とのことです。現在、極秘裏に選考が進められていると聞いています」(前出・テレビ局関係者)はたして“最高の相棒”反町を超える相棒を見つけることができるのか――。
2022年02月01日